約 4,894,969 件
https://w.atwiki.jp/produce/pages/16.html
日韓両国に共通するのは、一言で言えば「原子化」と「グローバル化」ということだと思います。「原子化」というのは市民たちがさまざまな伝統的紐帯を失って、ばらばらになってしまうことです。人々が「自立」して、「自己実現」をめざして「自己決定」をくだし、その成否についてはすべて「自己責任」を負う。そういう生き方のことです。誰にも依存しない。誰からも依存されない。誰にも迷惑をかけない。誰からも迷惑をかけられない。自分の失敗の責任は誰にも転嫁しない。その代わり自分が獲得したものは誰ともわかちあわない。相互扶助・相互支援の仕組みは要らない。親族も地域社会も要らない。自分に必要なものがあれば貨幣を出して市場で商品 として買えばいい。そういう考え方です。家事労働も、医療も、教育も、介護も、慰安も、快楽も、すべては商品として市場に並んでいる。誰でも金さえ出せば買えるのだから、ひとりひとりはただ「で きるだけ多くの貨幣をできるだけ効率よく稼ぐこと」だけに集中すればよい。十分な貨幣を稼げない人間は、人間として必要な最低限のサービスを受けられず、 ついには路上生活に転落して窮死するしかないが、それは「自己責任」である。それが「原子化した市民」の生き方です。 一方、「グローバル化」というのは、商品、資本、人間、情報が国境を越えて超高速で移動することです。「世界のフラット化」という言い方をすることもあります。国民国家はそれぞれが固有の言語、固有の通貨、固有の度量衡、固有の法制度、固有の文化を持っていますが、グローバル化というのは、そういうものは「はっきり言って、邪魔」という立場のことです。国境のボーダーコントロールを廃し、国語をやめて英語を公用語にし、通貨も度量衡も経済法制も世界同一にし、消費者の価値観や欲望やライフスタイルも世界同一にし、労働者の規格も賃金も世界同一にする。それがグローバル化ということです。つまりは「国民国家を解体して、世界市場に組み込む」ということなのですが、その目標に向かって日本も韓国もまっしぐらに進んでいます。 でも、どうして「そんなこと」をしなければならないのか、それについてのきちんとした説明を僕は聞いたことがない。政治家も官僚もビジネスマンも学 者もメディアも「国の仕組みをすべてグローバル化に最適化しないと、われわれは『おしまい』だ」と浮き足立っているだけです。何がどう「おしまい」になる のか、それについての説明はありません。 僕がこの本の中で論じているのは、主に個人レベルで起きている「原子化」の現象についてです。 原子化趨勢に抗って、共同体の一員としてどう互いに支え合い支援し合うのか、教育を通じてどう次世代を育てるのか、労働を通じてどう自分自身を成熟させて ゆくのか。そういったことが繰り返し語られます。そういう問題を論じているうちに、これらがすべて「グローバル化趨勢」が個人レベルで出来した歴史的な問 題なのだということがわかってきました。市民の原子化は社会のグローバル化の論理的帰結なのです。 日韓両国民は今「原子化」がもたらした深い孤立に苦しんでいます。 親族とのつながりが絶え、隣人たちと地縁で結ばれることもなく、人間として生きてゆくための基本的なサービスをすべて商品として市場で購入しなければなら ない。タイトな生き方です。人間は誰でも病むし、傷つくし、老いるし、生産性を失うことがあります。ひとりで生きていれば、そういうことがある度に社会の 最下層に転落するリスクを負うことになる。 そのリスクを回避するためには、集団成員が相互に支え合い、支援し合う仕組みを作る他ありません。集団に帰属してさえいれば誰でも(お金がなくても、能力 がなくても、幼くても、老いていても、病んでいても)人間としての自尊感情を高く持って、愉快に暮らしていける仕組みが必要です。 とりあえず僕はそう思っています。 でも、「グローバル化に最適化すること」に夢中になっている人たちはそのような提案を一顧だにしません。それはまさに「自己決定・自己責任」の対極にある考え方だからです。経済成長や収益増大や株価上昇と何の関係もない話だからです。 いや、相互・相互支援の共同体が整備されてしまうと、経済活動は停滞する怖れがあります。 家事労働や介護や教育など、それまで原子化していた市民がしかたなく市場でお金を出して買っていたものが共同体に属していると「あ、私がやっておいてあげ るよ」という隣人から無償サービスとして提供される可能性があるからです。「代わりに今度、なにか頼むから」で済んでしまう。これは市場経済にとっては大 きなダメージになります。不動産や家財だってそうです。孤立した市民はひとりずつばらばらに暮らしますから、住む家も家財道具も一式全部自分で揃えなけれ ばなりません。でも、共同体に属していれば、シェアハウスできるし、家財道具も共有できるし、車だって何人かで一台所有しておけば、重い荷物を運ぶときと か、足の悪い人をどこかに連れてゆくときにだけ「今日は私に使わせてね」で済む。 共同体で暮らすようになるとものを買わなくなる。これは考えれば当然のことです。 でも、資本主義にとってはたいへん迷惑な話です。だから、資本主義経済は全力をあげて相互支援的な共同体の形成を阻止しようとする。 当然のことです。良い悪いではなくて、資本主義というのは「そういうもの」だからです。 でも、人間は資本主義経済のために生きているわけじゃない。人間が愉快に暮らすために経済システムは存在するわけで、本末転倒されては困る。 ですから、資本主義経済の要請に逆らっても、相互扶助の仕組みを作ることが、現代社会における最優先の「人間的」課題だろうと僕は思っています。経済成長やGDPの増大やビジネスモデルの開発やマーケットシェアの拡大よりも、相互扶助の仕組み作りの方が優先すべきです。 世の中には金儲けよりも大切なことがある。それは支援を求めている人を支援することだ。というのが一言で言ってしまえば僕がこの本で主張していることのすべてです。 支援を求めている人にはいろいろなかたちがあります。物質的に困窮している人もいるし、成熟したいのだけれどメンターがいない人もいるし、仕事を探 しているけれど見つからない人もいるし、病み、傷つき、癒しを求めている人もいるし、危機に瀕していて救助を求めている人もいる。それらの「困っている人 たち」それぞれに適切な支援がなされる仕組みを作りましょう。 なんだか当たり前すぎて、小学生でも言えそうな話ですけれど、この「小学生でも言えそうな話」を実現するために政治家も官僚もメディアも指一本動かす気がないということに僕は愕然としています。 日本では今生活保護の打ち切りや社会福祉の切り下げが進行しています。働きのない人間が税金に「ただ乗り」することは許さないということを平然と言い放つ 政治家がいます。「在特会」という名の日本のナショナリスト組織は在日コリアンへのヘイトスピーチや暴力行為で知られていますが、彼らが主に攻撃している のは政治運動や政治思想ではなく、在日コリアンには「生活保護受給者が多い」という「金の話」なのです。「支援を求めている人」は自己責任でそのような事 態に陥ったのであるから「支援を求める権利」を持たないという奇怪なロジックがメディアでは大声で、大まじめに語られている。 この知的・倫理的頽廃を前にして、「もう行政に頼らず、自分でなんとかしなければいけない」と思い始めた人たちが日本には最近出てきました。さまざまなサイズの相互支援のための共同体の試みが日本各地で今急速に拡がっています。 それは従来あったような血縁共同体の復活ではなく、また労働組合や互助組合のようなものでもありません。自力で新しい相互支援の仕組みを構想しなければな らないということはみんなもわかっている。けれども、できあいの「サクセスモデル」を模倣するということができない(まだ成功事例がないんですから)。だ から、どれも手探り、手作りです。 それらの試みに共通しているのは、とりあえず手元に「贈与できるだけの資財の余裕」がある人たちがそれを提供して、人々が集まれる場所を作るということです。 多くはそこに「塾」という看板を掲げて、学びの場としてスタートしています。 僕自身は2011年の秋に凱風館という道場を建てました。 武道の道場として毎日稽古に使っていますが、それ以外に毎週「寺子屋ゼミ」という学びの場を設け、さまざまな講演、レクチャー、映画会、古典芸能の上演(能楽、落語、浪曲など)の他、門人やゼミ生たちの自主的な利用に開放しています。 最も便利なことは200人近くの人々が出入りしていますから、「要らないもの」と「欲しいもの」がしばしば一致するということです。家具でも家電製品でも 本でもパソコンでも自転車でもベビー服でも、「欲しいものがある」と告知しておけば、だいたいすぐに手に入る。もちろん無料です。食べ物もそうです。季節 ごとにタマネギが送られてくる、桃が来る、蟹が来る。家で食べきれないものはみんな凱風館に持ち込みます。「ご自由にお持ち帰りください」と記して廊下に 置いておけば、一日できれいになくなります。それだけではありません。凱風館で友だちができる、仕事仲間をリクルートする、結婚相手がみつかる。そういう 例ももういくつもあります。この2年半で門人同士5組が結婚しました(うち4組は仲人を僕たち夫婦が勤めました)。彼らはみんな凱風館の近くに新居を構え ましたので、僕はいわば「十人の息子と娘」に囲まれて暮らしているような気分です。ほんとうの親族たちよりも、この「息子・娘」たちと一緒に過ごす時間の 方がずっと長いのですから、これはもう一種の「拡大家族」と呼んでよいかも知れません。 僕がこのような具体的な共同体実践を決意に至ったのは、もしかするとこの本が扱っている「原子化」トレンドの分析の結果だったのかも知れません。この本の中の文章を書いているときは、まだ「道場を建てる」ということはぼんやりとした夢想でしかなかったのですから。 韓国でもおそらく今これと同じような共同体実践の試みが進められているだろうと思います。そういった韓国での共同体実践とわが凱風館が国境を越えて連携できる機会を今度はぼんやりと夢見ることにします。 韓国のみなさんもがんばってください。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/13562.html
憂「まだ5月だよお姉ちゃん」 唯「私は暑いの苦手なんだよ~~ギー太弾いてたらすぐ汗かいちゃって」ダラダラ 憂「まあそう言うと思って氷もう作ってあるんだけどね」 唯「おーさすがういー!」ガバッ 憂「冷蔵庫のポケットにあるから、ジュースにでも入れて飲んでね」 唯「ほほーい」ガチャ 唯「あ、あったあった。3つぐらいいれちゃおーっと。うわっ、つめたっ!」 唯「さてジュース・・・よりも」 ちょっとおもしろいこと思いついちゃった。 唯「ういーっ」ペタッ 憂「ひゃっ、つめたっ!ちょっとお姉ちゃんの手、なんでそんなに冷たいの・・・って、氷で冷やしたの?」 唯「えへへ~。ひんやりひんやり♪」 憂「ん~~、冷たい・・・ジュース飲むんじゃなかったの?」 唯「憂も暑いだろうと思ってね」 憂「気持ちは嬉しいけど、急に冷やされるとびっくりするから」 唯「ごめんごめん。んじゃジュース飲んでこよっと」 なーんちって。今のなんて序の口序の口。 憂は予想以上にかわいい反応をしてくれます。次は・・・ 唯「憂、髪の毛にゴミ付いてるから取ってあげるね」 憂「あ、ありがとう。ちょうど今手話せないし、お願い」 さっきみたいなことがあったのに私に簡単に背中を預けるなんて、甘過ぎだね憂。 そんなんじゃ社会に出てから痛い目みちゃうだろうし、ここは一つお姉ちゃんが荒療治をしてあげましょう。 憂はいつものポニーテールだからうなじは丸見え。あとはこの氷を・・・ 唯「えいっ!」ぴとっ 憂「ひゃあっ!」ビクッ 突然の冷たい感触に憂の体は大きく震えました。混乱している憂を尻目に氷を少しずつ憂の首にスリスリ押し付けます。 唯「ひゃあっ!だって。かわいいなあ~」スリスリ 憂「ちょっ、冷たいよ!お姉ちゃん止めて!」ジタバタ 唯「遠慮しちゃ駄目だよ。憂も暑いでしょ?」スリスリ 憂「そういう問題じゃ・・・冷たいぃ!んああぁ!」ジタバタ 私は憂を自分の体でキッチンに押しつけ、左手を前から回して固定しているのでさすがの憂もなす術がありません。 憂「ちょ、お姉ちゃん!冷たいよ、氷離して!」 憂の体温に負けて氷が溶け始めました。憂の首を水が流れていく光景がなんともせくしーです。 氷の滑りがよくなってきたところで、そろそろ前に回り込もうかな。やっぱり顔が見たいしね。 唯「ほれほれ~前の方も冷やしてあげよう」 憂「んはあぁ!離してっていったの、ずらしてとは言ってないよ!」 憂の言葉をよそに氷をうなじから前の方にずらしながら、憂の体を固定しつつ私も憂の前に回り込みます。 この動き、結構むずかしい・・・回り込むのに1分もかかっちゃった。 しかし憂ももはや抵抗する力がないのか私を引きはがすことが出来ないようです。 とうとう憂の正面に立ちました。憂の表情は私の予想通りとってもかわいく、それでいてかなりエロちっくです。 唯「ん~~憂かわいいよ憂」グルグル 憂ののど元で氷を円をかくように回します。 憂「んんっ!駄目、お姉ちゃん!冷たい、冷たいぃぃっっ!!」 憂「んん・・・はあ・・・はぁ」 憂が本格的に辛そうなのでここで終了。溶けかけの氷は私がいただきましょう。 憂「はあ、はあ・・・もう!お姉ちゃん何するの!」 唯「ごめんごめん。でも憂のかわいい声が聞きたくなっちゃって」ぱくっ 憂「そんなこといって・・・///って、私に擦り付けた氷食べちゃ駄目でしょ!」 唯「ん~ういのあひおいひいあ~~(ん~憂の味おいしいな~~)」れろれろ 憂「早く出して!私まだお風呂入ってないし、ばい菌ついてるかもしれないよ!」 唯「まはいういうふあへ~(まさに憂ルスだね~)」 憂「くだらないこと言わないの!」 憂「ほら、口開けて!」 唯「いいひゃんへふいー(いいじゃん別にー)」 出せと言われると意地でも出したくなくなります。 憂「むぅ。こうなったら・・・」ぐいぐい 唯「んんっ!」 憂も結構意地っ張りです。強引に口を開けようとしてきます。 とりあえず右ほっぺに氷を隠しときましょう 憂「えい!」ぷに 唯「ンゴッ!」 ほっぺに隠した氷を外から押し出そうとするなんて・・・やることがはしたないよ憂! こうなったら維持でもこの氷は溶かしきる! 憂「お姉ちゃん!遊ばないの!」ぷにっぷにっ 唯「ういらっへあほんえうくへに~(憂だって遊んでるくせに~)」れろっれろっ 憂「くぅ、氷がちっちゃくなってきてる・・・こうなったら!」コショコショ 唯「んははは!うい、やめへ~」 駄目だ、憂のこしょこしょは的確です。あまりの笑いに口が塞がりません。 憂「さあ、早く氷を・・・」 やばい、このままじゃ吹き出しちゃう・・・って憂、顔近いよ! そう思った刹那、憂の指が私の最大の弱点、脇の下を直撃しました。 唯「ぶはははははっ!!」べちゃべちゃっ! 憂「・・・・・」 やってしまった・・・私の唾液まみれの氷(というよりほとんど水)をあろうことか憂の顔にぶっかけちゃった・・・ 憂はさっき自分の肌に擦り付けられた氷のばい菌の心配をしていましたが、今度はそんなものの比じゃないぐらいのばい菌のはず。はやく洗ってあげないと! 憂「~~っていうことが昨日あったの」 純「憂のお姉ちゃんってホントおもしろいよね~」 梓「おもしろいとかじゃないでしょ!唯先輩ってば・・・・」 純「でも氷に悶える憂は見たかったな~」 梓「なにいってるの!憂も変な遊びに付き合ってないで氷擦られたとこで怒らないと。相変わらず唯先輩に甘いんだから」 憂「うん・・・今度から気をつけるよ」 純「まあでも憂みたいなしっかりしてる子の弱々しい声って、ちょっと聞いてみたくなるよね」 梓「あのねー、そんな理由で虐められたら憂がかわいそうでしょ」 憂「い、虐めってことはないよ。軽いイタズラのつもりだと思うけど」 梓「まあ、唯先輩も本気で嫌がらせするような人じゃないけど、昨日の一件はどうかと思うよ」 純「抱きつかれるだけの梓なんて幸せなもんですなー」 梓「し、幸せなんかじゃないもん!」 憂「え?梓ちゃん、幸せじゃないの?」 梓「いや・・・そりゃ抱きつかれるぐらいなら嬉しいけどさ。今の憂みたいな目に合わされたらたまんないよ」 純「梓の反応もみてみたいけどな~。『冷たいにゃん!』とか言っちゃうんでしょ。プッ」 梓「純・・・」 憂「まあまあ梓ちゃん・・・純ちゃんもあんまりからかわないの」 ―――― 唯「~~っていうことが昨日あってさー」 律「なにやってんだよお前・・・」 澪「憂ちゃんも大変だな」 紬「そう?なんだかんだで憂ちゃんは幸せそうだけど」 律「いや、唯と一緒にいて幸せなのは分かるけどさ、氷擦られたあげくに唾液かけられたらたまんないだろ」 唯「私なりの愛情表現のつもりなんだけどねー」 澪「うそつけ!憂ちゃんの反応みて楽しんでただけだろ!」 唯「す、鋭い・・・」 律「まあ憂ちゃんみたいな真面目な子はいじりたくなるのも分かるけどさー、もうちょっとマシなやり方はないわけ?」 唯「だって憂に怖いもの見せても澪ちゃんみたいに怖がらないんだもん」 澪「なんで私基準なんだよ!」 和「おもしろい話をしてるわね」 紬「あら、和ちゃん」 澪「なあ和、唯のセクハラどうにかならないか?ちょっと憂ちゃんがかわいそうだと思うんだけど・・・」 和「そう?なんだかんだで憂は嫌がってないと思うけど。というか、私はイタズラされてる憂が少し羨ましいわ」 唯「さすが和ちゃん、分かっていらっしゃる!でも和ちゃんにイタズラはねえ・・・お返しで何されるかわかったもんじゃないよ」 和「あんたね、私にどんなイメージ持ってるのよ」 澪(でも確かに和っていじりにくい印象あるよな。実際誰にもいじられないし) 律「そこへいくと憂ちゃんは唯相手だと反撃できないだろうしなー」 唯「甘いよりっちゃん!憂は怒るとホントに怖いんだから!」 律「あのかわいい『めっ!』を怖がるようなやつの言うことがあてになるかよ」 紬「話戻すけど、今度はどうして氷をくっつける作戦なんて思いついたの?」 唯「キンキンの氷触ったらすぐ思いついたよ。これくっつけられたらおもしろい反応するだろうなって。そしてちょうど料理中で無防備な憂がいて、 しかもうなじが丸見えだった。うなじっていうのがミソだよね、一番急に触られたらびっくりするし」 澪「なにがミソだよ!」 律「あーでもうなじっていいよな。あたしさ、梓とか憂ちゃんとか、後ろ髪上げてる子の後ろ姿は絶対うなじ見ちゃうし」 紬「ないわー」 澪「お前、私が髪結んでる時もそんな目で見てるんじゃないだろうな!?」 唯「りっちゃんの性癖きもーい」 和「完全にオヤジだわ」 律「くそっ、言わなきゃよかった!」 唯(りっちゃんってうなじフェチなんだ。そんな理由でうなじ狙ったわけじゃないんだけど) 和(憂の魅力はやっぱおっぱいでしょおっぱい) 澪「まあ、律の性癖は置いといて。唯、ちゃんと憂ちゃんに謝ったんだろうな?」 唯「うん・・・憂に氷水かけちゃった瞬間一気に罪悪感が押し寄せてきたよ。そのあと憂の顔拭いて、必死に謝ったの」 律「唯に真剣に謝られちゃ、憂ちゃんもそれ以上怒れないんだろうなあ」 紬「憂ちゃんなら唯ちゃんが真剣かどうかも分かるでしょうしね」 和「でもね、気をつけなさいよ唯。憂は底なしの優しさを持つ子だけど、やられたまま引き下がるような子でもないわよ」 唯「うん。今日一日は油断ならないからね」 そう・・・ 憂は私にとてもよくしてくれるし、何しても怒らないような子ではあるけど、 昨日私がしたみたいに、悪意なしのイタズラで反撃されるかもしれない。 だから今日は憂に大しては隙を作らないように行動しているのです。 その日の晩! 唯「んじゃ憂、おやすみ~」 憂「おやすみ、お姉ちゃん」 結局今日は憂の逆襲を警戒したまま1日を過ごしました。 憂とはいつも通り会話出来たし、昨日の事件の話題もありませんでしたが、 優しくても頭の切れる憂のこと、私の隙を伺っているのかもしれません。 明日は土曜日なのでぐっすり寝たいのですが、最後の最後まで油断は禁物。 憂が寝るのは遅くても0時から1時の間、それまでは起きていましょう。 憂は朝早く起きるので、夜は遅くまで起きていられないのです。 うぅ、眠たい・・・。あ、もう1時だ! 廊下に出て憂の部屋の様子を見ましたが、完全に寝ているようです。 私も和ちゃんも考え過ぎだったようです。 今思えば、私の隙を狙うために夜更かしなんて馬鹿馬鹿しいこと憂はしないかー。 とにかく、もう眠い・・・ さ、寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおーっ! 次の日の朝! 唯「ん・・・なんかお布団が硬い・・・って、ここお風呂場!?」 憂「おはよう、お姉ちゃん!」 唯「憂、なんで私こんなところに?寝相!?」 憂「そんなまさか。私が運んできたんだよ」 唯「な・・・・どうして?」 憂「お姉ちゃん起こしに行ったらね、汗かいて寝苦しそうなお姉ちゃん見て興奮しちゃって」 しまった・・・朝を忘れてた。憂には絶対早起きで勝てないんだった! それにしても憂はどうしてこんなところに私を連れてきたんだろう・・・ん?憂が手に持ってるの、シャワー? 憂「ねえ、暑かったでしょ?布団蹴り飛ばして汗びっしょりで寝てたんだから。涼しくしてあげるね♪」 しゃわーーーーーーーーーーーーーー 唯「きゃあっ!、つ、冷たい!冷たいよ憂!許してえ!」ジタバタ 憂「遠慮しないでお姉ちゃん。暑かったんでしょ?」 憂は寝そべっている私の上に乗っかってガッチリホールドしてきました。 憂は自分が濡れるのもおかまいなしのようです。まったく身動きがとれません。 唯「いやあ!駄目だよ憂、風邪引いちゃうよ!寒いいいっ!」 憂「そうだね。冷水はここまで」 唯「ふにゃ~~~。憂、お返しにしてもやり過ぎだよっ!もうパジャマびしょびしょ・・・」 憂「このぐらいやらないとまた何されるか分からないもん。ところでお姉ちゃん。相変わらず寝る時はノーブラなんだね」 唯「ほへ?そうだけど・・・って、いやあっ!」 パジャマが濡れて乳首が透けてみえちゃってる・・・実の妹とはいえこれを見られるのは恥ずかしい! 憂「うふふ。氷も持ってきてよかった。確かに風邪ひいちゃうといけないから、これで最後にするね」 唯「最後・・・・まさか!」 氷を握った憂の手がまっすぐ伸びてきます。私の乳首に向かって。 唯「憂、それはさすがにハードだよ!もはやエロだよ!」 憂「服越しの乳首なんて全然セーフだよ。さ、はじめよっか」ピタッ 唯「はううっ!つ、冷たいっ!」 私が憂の首で氷をぐるぐるしたように、憂は私の乳首を中心に氷をぐるぐるしてきました。 しかし憂の動きは、私のそれと違ってなんだか厭らしい気がします。 唯「んんん!駄目、乳首使えなくなっちゃう!んんっ!」 憂「大丈夫だよお姉ちゃん。乳首は氷一つで冷やすぐらいで駄目になったりしないよ」 憂の口調はいつも通りですが顔が明らかに欲情しています。 氷が溶けるまでの時間が・・・長いっ! 唯「ああ!なんか変な気分に・・・」 憂「あ、もう氷溶けちゃった。よく耐えたね、お姉ちゃん!」 唯「う、うい・・・恐ろしい子・・・」 憂「さて、もうお風呂は湧かしてあるから、早くはいって温まって・・・クシュン!」 唯「憂?もしかして水かかったから風邪引いたんじゃ・・・」 憂「大丈夫だよ、お姉ちゃんの方がビショビショなんだから早く・・・クシュンクシュン!」 唯「だーめ。憂、一緒にお風呂入ろ?」 憂「ええっ!なんでそんな」 唯「私も寒いし、憂も冷えちゃったでしょ?さ、入ろ入ろ~」じゃっぱ~ん 憂「お姉ちゃん・・・こんなことした私のこと心配してくれてるの?」 唯「そもそもの原因は私だしね。それに憂が風邪引くところなんてみたくないもん」 憂「お、お姉ちゃん・・・・」じゃっば~ん 唯「あったかあったか~」 憂「////」 唯「憂?なんでそんなに照れてるの?」 憂「・・・だって今日は、タオルも巻いてないし///」 さっきまで乳首スリスリしてた子の発言とは思えません。これは賢者タイムですね。 でもね憂、私は逆に・・・ 唯「ていっ!」 憂「きゃっ!お、お姉ちゃん、どうしてち、乳首なんかプッシュするの・・・?」 唯「憂。さっきのはお返しにしてもやりすぎだったでしょ?その差分を今から埋めてあげよう」 憂「ちょ、お姉ちゃん・・・今度はなにをするの・・・?」 唯「自分でも分かんないよーっ!」バッ! 唯「えへへ~ういー♪」 憂「ちょ、お姉ちゃん!なにするの、駄目だよ!」 唯「私の乳首いじっといてよく言うよ!ほれほれ」くちゅくちゅ 憂「あんっ、ああっ!こうなったら・・・」じゅるじゅる 唯「んんん!憂、おとなしく私にやられなさい!」くちゅくちゅ 憂「負けないよお姉ちゃん!」じゅるじゅる ~~~~~~~~~~~~ 私のちょっとしたイタズラから始まった私たちの二日にわたる対決は、 お風呂での激しい攻防の後二人とも同時に果てるという結末を迎えました。 それから少し、恥ずかしくてお互い目が合わせられませんでしたが、 お風呂上がりのアイスを一緒に食べてからはいつもの私と憂に戻りました。 私と憂はまれに見る仲良し姉妹だと自負していますが、 こんなに仲の良い姉妹でもこんな事件が発生してしまうことがあるのです。 みなさんも、仲の良い兄弟や姉妹には気をつけましょうね。 おしまい! 戻る
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/7042.html
173 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 14 59 51.71 ID ??? 話をぶったぎって、小物報告 システムはアリアンロッド2E 初期よりも高い成長点を与えられて、キャンペーン用のキャラ作成 自分はシャーマンという妨害を得意とするクラスを選んでPCを作りました このクラスはダイス目を操作するスキルや 他のクラスでは与えられない特殊なバッドステータスを与えるスキルを取ることができるのですが キャンペーンの最初の3話目から、ボスが常に シャーマンが与えられる3種類のバッドステータスへの《抵抗性》を持つようになりました あと、雑魚敵も《抵抗性:衰弱》を半分くらいが持っていたり こちらもちょっとバランス取り難いPCにしてしまったという気もしていましたし 今後ずっとそういう敵が出てくるのだと活躍できそうになかったので、リビルドさせてもらえないか提案したのですが 「バッドステータスを主力にした時点で覚悟してたんでしょ。最適化にリビルドを使うなんて認められない」と、却下されました その後も延々と「どんな状況にも対応できないと嫌ってどれだけ甘えたいんだよ」とか 「設計したキャラが強いと思い込んで、不利な状況を想定できない奴はこれだから」とか 延々と嫌味を言われ続けられました 何とかキャンペーンを抜ける口実が見つからないかなと思いつつ、ずるずると続けてます←イマココ 174 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 06 41.23 ID ??? ①事前に同キャンペーン参加の友人に愚痴こぼして外堀を埋める ②『アレからよく考えたが、お前の言う通りだ。俺はお前に甘えず、GMも頼まない』 こんな感じでよかろうよ? 175 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 13 09.19 ID ??? 口実も何も今報告したことを素直に言うと良い もしくは「まさかピンポイントで不利な状況を常に設定してくるとは思ってもみなかった」「そして嫌味を言われ続けてもつまらんし、、何より遊びでストレス貯めるのは馬鹿らしいから抜けて他で楽しく遊ばせてもらう: って言えば良いと思うぞ? ああ、一応そのGMに言う前に他のPLにはこれまでのGMの発言に自分がどう思っているかと、もし自分が同じように常に対策取られ続けたらどれだけストレスたまるかって事を言っておいて、なぜ抜けるかを理解してもらっておくようにな 他の参加者さんに対しては迷惑かけちゃうことになるからさ 176 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 16 08.64 ID ??? このスレで良く見るタイプのGMだけどこんなの本当にいるの? 177 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 17 10.49 ID ??? たまにいる。そして大体自分が下手なGMなことを自覚してない 178 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 19 13.30 ID ??? バステ無効ついてるだけでもバステ型にはキツイのに、 わざわざ、抵抗性ってのがひどいな とりあえず他の人たちが言ってるように、卓のPLを味方につけろ 179 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 22 59.47 ID ??? GMは(PCを超えて)PL苦しめてなんぼと思い込んでる系だろうな やり方が露骨に狙い撃ちすぎてダメダメ 180 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 24 47.56 ID ??? ARAはリプレイ読み専なんで詳しいことわからんけど リプレイ見ている限りではボスにバステ効かないのが基本じゃないの? それであえてバステ特化に行ったのなら自業自得という気もするがなあ 181 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 27 52.66 ID ??? ARAは旧版では、シナリオ集からリプレイから軒並みボスにバットステータス無効がついてたからな。ほぼ義務みたいなレベルで 引き摺ってたら意図せず習得させてたりする 182 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 28 15.56 ID ??? レジェンドではバステ無効ってそんなに出てなかった……よね? 183 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 33 15.22 ID ??? 180 旧版でボスがBS無効なのはそうじゃないとボスが詰むから そして2EではBSがおとなしくなったし《BS無効》でBS打ち消すとHP減るようになった それなのに《抵抗性:○○》で完封してるのが問題、ついでに言うと雑魚にもついてるからなにも仕事できない 自分が魔法使いなのに敵はほとんど魔法無効がついてる、しかもキャラの作り直しができない状態 185 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 33 54.79 ID ??? 横から補足 バステ無効=HPを消費してあらゆるバステを打ち消すカウンタースキル(HPを削れるので無駄にはならない) 抵抗性:○○=○○のバステが通じないパッシブスキル(敵専用。えげつないので3種までしか取得させられない) バステ無効ならまだマシだったろうね 186 名前:173[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 36 53.97 ID ??? ボスには効かないだろうけど、《バッドステータス無効》で消されるならHP削れるしいいかな、くらいの感覚で組みました さすがに《抵抗性》で完封されるのは完全に想定外 アドバイスにあったみたいに、まずは他のPLに相談してみることにします 187 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 37 12.50 ID ??? 旧版は金で買える安いバステ付与アイテム2つあれば、ほぼ相手を完封できるからな バステ無効がないと逆にボス戦が、HPを削るだけの作業にされる 188 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 39 16.81 ID ??? 報告者を狙い撃ちした上でバッドステータスを主力の時点で覚悟してたんでしょ(キリッ 旧版ならともかく2eだろ、報告者がGMに嫌われてるとしか思えんな 189 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 40 01.56 ID ??? バッステシャーマンPC相手に抵抗性完封はないなあ キャンペーン中に何度か、くらいならともかく、毎回は単にGMがヘタなだけだ 190 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 49 59.84 ID ??? これでGMは「面白い、してやったり。オレサマクレバー」 って想ってる事が多いんだよな そこをPCの圧力でリビルドさせたら、 特定のバステ食ってる間は使えないって使用条件でえげつないエネミースキル覚えさせて 「元から出す予定だったしキャンペーンに絡む敵だからそのままだしたけど、リビルドしたからきついなー、誰のせいだろ」 とかニヤニヤ言うんだ と、いらん記憶が掘り起こされたって愚痴 191 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 15 51 47.02 ID ??? 妖魔夜行でオーラ感知(レベル2/相手の大雑把な感情と妖怪かどうかが判明する)を穫ったら、NPC妖怪全員がオーラ隠蔽を持っているようになりました( _ )。 昔(赤青緑黒箱)のD&Dでヘイストを多様したら、即座に打ち消して来ました(解除系魔法は自分の手番で使うしか無いのに、それすら無視)( _ )。 173 GMの態度を見る限り既に他のPLに手を廻している可能性が高く、何を言っても無駄なような気がします。 我慢してプレイしても「あれは役立たずなプレイヤー、全てあいつ(報告者)が悪い」と周囲に言われて終わりでしょう。 諦めて他の環境を探し、そのGMと縁を切って「地獄環境ネタ」にしたほうが楽です。 192 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 16 02 03.83 ID ??? 191 コンティニュアスでヘイストを常時かかってる状態にしてたら 「お前のPCの寿命半分な」だけで通してくれたうちのGMとはえらい違いだ・・・ 173 「BSが常に効くとは思っていませんが毎回対策され続けるのは面白くありません」 と素直に【他のPLの前で】言うことだな その後も常に対策してきて他PLが何も言わないなら諦めて抜けた方が良い 一緒に抗議してくれるPLがいたらそいつら誘って鳥取つくれ 193 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 16 03 53.55 ID ??? ちなみにシャーマンのバステは決まればなかなか強くて面白い。 これを完封するのは本気でPLが嫌いか、こういう戦術が大嫌いなGMなんだろな。 194 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 16 05 33.67 ID ??? 一人役立たずって他のプレイヤーも嫌だと思うがね パーティー戦力的にも他に負担が来る 195 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 16 24 41.98 ID ??? そのGMに世界樹かメガテンでもやらせて、バフデバフバステの面白さでも理解させてやれ… と言いたいけど、たぶん逆効果だろうなあ。 196 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 16 40 30.66 ID ??? ザコというか対多数戦闘には強いけどタイマンには向かないキャラ作ったら ほぼ毎回大型の単体で固めてこられた時には活躍させる気ねえだろと思った事はある まあ、やる事がないわけではないから別にいいんだけど 200 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 17 40 12.74 ID ??? 173 その抵抗性持ちボスが出てくるのが何回続いたんだろう DX3でクソ装甲値持ったボスが出てきて、まともにダメージ与えられるのが 装甲値無視エフェクトを持つキャラ1人だけって糞シナリオに当たったこと思いだした シンドロームの組み合わせ上、装甲値無視取れないキャラもいるんだから勘弁してよって ゲーム終わってから話したけど理解してもらえたのかどうか曖昧な返事しか貰えなかったな 205 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 18 11 13.38 ID ??? 184 弱くはない、むしろ強い わりとえげつないスキルが並んでる 癖がある強クラスだな 206 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 18 13 56.07 ID ??? シャーマンのせいで他の人が活躍できなかったので、という理由も考えてみたが なら抵抗性じゃなくバステ無効でいいしなあ 嫌われてるとしか思えないな 334 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 17 07 12.62 ID ??? 173 あまりにうちの鳥取と状況がかぶっているんだが…… うちの鳥取とは限らんが、そろそろGMにマスタリングが酷いんじゃないかと言うつもりだった 301 売れるだろうという理由で、内容も知らない作品の二次創作をする同人作家みたいな奴だなあ DXだからどうとかじゃなくて、そういうスタンスで面白いシナリオが書けるわけない 367 名前:334[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 19 26 33.96 ID ??? マジでうちの鳥取だった 話に上がっていたGMはいままでPL専で そのときはGMの俺にシナリオが気に入らないとか愚痴るだけだったから他への害はなかったんだが GMやるようになって、いろいろまずい面が露呈してきた感じ 器用キャラを立てる方法が 「そんなスキルを持っていたのか。この状況では役に立つね」というプラスの方向じゃなくて 特化キャラに対して「あーあ、そんなビルドしているからpgr」みたいなマイナス方向なのがなー シャーマンのPCは、メインクラスがメイジで魔法攻撃とか飛行の魔法とかも使える それもあって露骨に嫌がらせされているなとは思ったけど、まだゲームにはなっていた とりあえず同期にも相談して、次の集まりのときにじっくり話すつもり 困スレに書き込んでいる俺が一番の困かもしれん…… 369 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 19 30 06.70 ID ??? 他にも見てる奴いるんじゃね?w スレ312
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/12126.html
このページはこちらに移転しました 結婚しないよ 作詞/ラッコのおじさん 僕の髪が肩までのびて 君と同じになったら 一目散に床屋へ行って 髪を切るよ 高いギターを君にあげよう だから僕が見えたら 名前を呼んで走ってくるのは やめてくれよ もうすぐ君が婚姻届を 僕の部屋の机の上に置くよ そしたら僕は窓をあけて エクボを見せる君を 窓の外に落としてしまおう 結婚しないよ 雨が上がってしまう前に 君を部屋から追い出す 雨に濡れた君は風邪を引く そのまましねよ 一人で買った緑のシャツを どうして君も同じものを持ってるのだろう? 結婚しないよ だから早く その紙を持って 出ていけよ
https://w.atwiki.jp/poemkko/pages/20.html
忘れないで 忘れないで この世界中 どんなに探したって どこにもいないよ? 自分と同じ人が 世界に三人いるって言うケド キミという存在は キミしかいないんだ この星にキミはヒトリ 比べるなんてできないよ キミの存在はボクにとって かけがえのないもの ダレニモ キミの代わりはできないんだ 忘れないで キミのことを想ってる人も キミの隣にいる人も ちゃーんといるよ? ボクにとって キミの命は 何よりも 重いんだから 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/umesuke777/pages/18.html
骨ドラは、ネクロマンシーのスキルマスタリー魔法「Command Undead」を骨ドラに使用することにより、一定確率で仲間にできる。 「Command Undead」の射程は、それほど長くないが、テイマーがモンスをテイムする距離ほど至近距離でもない。なので難易度はさほどでもない。 レッツチャレンジ!! ①まず「Necromancy」の「スキルマスタリー」を入手し、マスタリーが使えるようにしておくこと。手引書のレベルは3推奨・・・のはずなんだが、2でも効果の違いは無い気もする。 ②イルシェナー献身ゲートから北へ10秒ほど走ると到着できる「The Rat Cave」の最奥にヤツはいる。 移動アイテム「ヘビの顎骨」があるなら、「The Rat Cave」を指定して飛ぶと一瞬で到着できる。 ③骨ドラを見つけたら、マスタリー魔法「Command Undead」を唱え、骨ドラをターゲットする。成功率は50%くらい?成功するまで何度でも。 骨ドラと一緒に骨ドレイクがいるので間違えないように。奴は弱い。 ④首尾良く仲間にできたら、骨ドラを連れて献身のゲートまで移動。ムーンゲートでサーバ移動し、スポーンブロックを解除。すると、再び骨ドラが湧く。 ⑤もう一匹捕まえて完了。 ▽良個体ゲットを目指すなら? 骨ドラのステータスが見られるアニマルロア110以上のキャラを用意して鑑定、いい個体が出るまで黙々と倒し続ける。 ラットマンケイブはEJアカウントのキャラも行けるので、私はサポート用のEJキャラを活用しています。↓動画参照。 https //www.nicovideo.jp/watch/sm35617387 ▽パラゴンが出ちゃったら? やっつけないと次が湧かないので、倒すしかない。 奴はネクロ魔法が使えるので、ブラッドオースを食らって、反射ダメージで瞬殺される危険性があります。 ハイドやインビジで、なるべくタゲを切ってから攻撃しましょう。 私の場合は、ハイドスキル100のEI入りメイジに、ドラゴン特攻スペルブック(魔法ダメージ3倍)を持たせて倒しています。 なお、アンデッド特攻や爬虫類特攻スペルブックは上位特攻のため、2倍ダメージ止まりなので注意。 ネクロスキル持ちなら、コープスキンを入れて炎抵抗を下げて、フレームストライクを撃つと、より早く料理できるでしょう。 ▽骨ドラが地形にハマっちゃったら? 骨ドラは、戦闘状態じゃない時は結構フラフラ飛び回るので、地形にハマってしまう事がある。そこが、もし視線が通らない場所だと、仲間にする事も、倒して次を湧かせる事もできず困る。そんな場合の対策をひとつ。 ただし、この方法はあくまで自分の経験上、有効と感じている対策なので、間違ってたらあしからず。 対策:消えて見てる 『モンスがいる所で隠れていると、自分の周りだけモンスがいなくなった』という経験、あなたも無いだろうか? どうやら、たとえ姿が見えなくても、プレイヤーがいる場所では、いない場所よりモンスの活動が活性化するようなのだ。多分、システム負荷軽減のため、誰も見てない場所の動作はお休みしてるんだと思う。要は、人が乗った時だけ早く動くエスカレーターみたいなもの(?)。 上記の現象は、プレイヤー周りのモンスが活性化して動き回った結果、感知範囲外に出てお休みに入り、戻ってこない事が原因のように思われる。 もし骨ドラが魔法も届かない地形にハマったら、そばでハイド&インビジして待っていると良い。骨ドラの動きが活性化され、その場を離れた場合より早く脱出してくれるはずだ。たぶんね。 名前
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/809.html
パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない (ロマンノワール) 題名:パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない 原題:Billy-Ze-Kick (1974) 作者:ジャン・ヴォートラン Jean Vautrin 訳者:高野 優 発行:草思社<ロマン・ノワール>シリーズ 1995.08.01 初版 価格:\2000 昨年『グルーム』ではじけた感のあるジャン・ヴォートラン邦訳第一作目がこの作品。四ヶ月後には『鏡の中のブラッディ・マリー』も同じ草思社の<ロマン・ノワール>シリーズとして発売されるのだが、その後、昨年の文春文庫<パルプ・ノワール>シリーズで『グルーム』が世に出るまでは、大きく取り上げられたとは言えなかった。当時はまだ暗黒小説の地位が今以上に低迷していたのかもしれず、ぼくが知らないだけかもしれないが、ヴォートランの名が話題になってはいないと思う。少なくとも1995年~1996年の『このミス』をひっくり返してみても、ニ作のタイトルはどこにも見当たらない。 そうした不遇の時代を貫いて生き延びてゆく作品がいくらでもあることをぼくは知っているし、現にこれらのニ作は現時点で絶版になっているわけではない。ミステリチャンネルのホームページでは『グルーム』は見事昨年のトップにランクされているし、事実娯楽性も十分に兼ね備えており、奇妙でねじくれていながらも大衆のもとにある小説作りがなされているのがヴォートランの世界であるように思う。『さらば友よ』『ジェフ』の映画監督ジャン・エルマンの顔を持つヴォートランならではの、路上の視点から描かれた世界と言えるかもしれない。 本作は『グルーム』とも繋がる郊外の団地を舞台にしたシリーズ四部作の一角を担う。残念ながらシリーズ第一作の『赤い投票』は未訳。団地の非行少年たちを描いた作品という。訳者は『グルーム』の解説でヴォートランの作品をどんどん紹介してゆきたいというようなことを書いているから、この作家の名前が売れてゆけば、最近のトンプスンのように邦訳も加速してゆくかもしれない。 『赤い投票』に続く団地シリーズ第二作がこの作品。驚くのは『グルーム』の主役ハイムにそっくりの青年とその母が登場すること。母親はハイムの行状に腕をよじっておろおろするばかり。まるで『グルーム』の世界がそのまま団地の中心に引っ越してきたようなイメージ。刑事たちはスタイリッシュというところから遠く離れたところに住む奇妙で滑稽な連中ばかりだし、登場人物はグルーム以上に多種多様であり、明確な連続犯罪が全編を駆け抜けるタイプのきちんとしたミステリのかたちで描かれており、『グルーム』に比べるとずいぶんシンプルでわかりやすく、なおかつ活劇シーンさえ豊富である。 『グルーム』がハイムの脳内の世界に半分占拠されたような小説であったのに比して、こちらはさほど妄想の世界には重心が移動していないために、登場人物たちの豊富さにそのまま委ねられたような視点の入れ代わりが激しい。団地の重任たちが奏でる不協和音で織りなされた混沌の狂騒曲といったところである。混乱にはどんでん返しもフーダニットも盛り込まれているところが、かえって意外に思えるほどだった。 ヒロインとも言うべき七歳の女の子ジュリー=ベルトがひたすら愛らしい。いつも人殺しを夢見る残酷な少女であり、パパである刑事シャポーには犯罪者ビリー・ズ・キックが捕まらないことを確信している。この小説の陽気でたくましい闘いの一面を司るのは紛れもなくこの少女と六歳の男の子エドゥアール、そしてハイムの生まれ変わりとも言うべき精神分裂病のイッポの三人組である。さらに彼らの想像の中から現実世界にはみ出てきた連続殺人者ビリー・ズ・キックなのである。まるでゾロのように。ビリー・ザ・キッドのように。 この作品の背景は1974年。パリでは右翼と左翼のデモがぶつかり、暴力と政治が混じり合う。世間からはじき出されたような者たちの住む団地では、それぞれがそれぞれの抵抗の詩を歌っている。子どもたちや、余命いくばくもない老人ですら。この物語を支えるのはそうした時代のシステムに対する犯行の論理である。暗澹たる世相が生んだ生活史の中にこそ路上の視点からノワールが誕生してゆくことを、すでにこの時点で作品は約束しているのではないだろうか。 (2003.04.04)
https://w.atwiki.jp/monisyoudoku/pages/106.html
消毒されないレラン 314 名前:名無しオンライン 投稿日:2007/07/25(水) 19 32 41.87 l0TpupmH 「バナミル34gって高いモニー!!!、ぼったくりモニー!!!!」 ぼーっとしていたところに奇声が響いて思わずきょろついてしまった。 発言主は、ヴァルキリー装備のモニ子だった。 「信じられないモニ、バナミルは29gが市場価格モニ!!!!」 何ヶ月前の話や、このボケ。 それ以上に、ウチはてめーがその鎧を着る前から34gで売ってるわ。 大体、1出撃で100本持ってたところで、500gしか差がねーだろうが。 皮鎧で20本買って行くような客ならともかく、てめーに言われる筋合いはねー!! と、叫びたいところをぐっと、ガマン・・・ガマン・・・ 「アゲパンが売ってないモニ、やっぱり、アゲパンが一番なのに、わかってないモニ」 どこの営業妨害か判らないが、ガマンガマン・・・ 「それに1顔だし、ダサいモニwwwwww」 プチーンと切れそうになるが、ガマン、ガマン・・・・・・ 「やっぱり、モニ子は2顔モニw」 うるせー、顔なんか、整形でいくらでも変えれるこのご時世に くだらない事でぐちゃぐちゃ言うな・・・ガマン・・・ガマン・・・ 「それに、レラン服なんてださいモニw」 レラン服の良さが判らないヤツには、判らなくて良い、結構。 初めて見た時の、あの、コグ姉さんの凛々しさを汚されるくらいなら そう言われてた方がましだ。 散々悪態をつき、気が済んだのか、モニ子は居なくなった。 なんだか、どっと疲れた・・・ 営業妨害もいい所だ・・・気分転換も兼ねて、野菜でも採ってくるかな。 317 名前:名無しオンライン 投稿日:2007/07/25(水) 19 37 42.68 l0TpupmH 露店を片付けていると、声をかけられた。 「いよぉ~、赤レランのぷりてぃーモニ子さ~ん、ミルクティある?」 「心にも無い、お世辞は良いよ・・・コグ姉マニア」 振り返ると、馴染みのニュタ男さんが笑っていた。 「おつかれさーん、ひどい営業妨害だったな」 聞かれてたのか・・・ちょっと恥ずかしい・・・根性負けして店を片付ける所を見られるとは。 「あー、うん、まぁ、気にして無いよ、ウチ、収穫に行く所だったねん」 「お、タイミング良かったみたいだな。500個あるかな?」 「ちょっと待ってて、今、出すから」 「そーそー、プリティーってのは、心にも無い事で無いぞ。コグ姉さんが子供の頃は、きっと、こんな感じで、もっと耳が長くて、可愛かったんだろーなー、思ってるから、プリティーには代わり無い」 「腕は細いと思うけどね~」 「モニ子とコグ姉さんとの決定的な違いだな、それは」 ウムウム頷いてるニュタ男に、ミルクティを売る。 おまけに焼きトウモロコシをつける。 「まいどおーきに」 「お、サンキュー、さっきのヤツ、トレント狩りで良く揉めてるヤツだから、気にするな」 「・・・うん・・・」 気にするな、と、言われても、ぐったりする。 「てか、レラン服着て、料理以外の売ってるやつ多すぎ、料理売ってるヤツは無闇に華美だしさぁ」 「あはは・・・料理儲からないからしゃーないねん、ウチも刺身を店に卸した方が儲かるし」 「輸入ミルクが無くなって、バナミル売りとか料理系露店減ったし、まじ、助かってるんだから、露店がんばれよ」 「・・・ん・・・」 くそー、涙が出てくる、こんな顔見せられない。 ぐ、っと涙をガマンして、ニカっと笑う。 そうだ、水没されようと、営業妨害されようと、負けるわけにはいかない、こうやって買ってくれるお客様がいるんだから。 319 名前:名無しオンライン 投稿日:2007/07/25(水) 19 40 08.12 l0TpupmH 「焼き芋、焼き芋、おならがぷ~~♪」 鼻歌を歌いながら、ジャガイモ掘り。森でもこの辺りは静かなものだ。 売れなかったら、自分で遊べば良いのさ~。 思わずクワ2本分もすでに掘ってしまった・・・あと1本分掘るかなぁ♪ やっぱ、収穫楽しい、料理も好きだ、ウン。 『ひどいモニ!!!それは、アタチの獲物モニ!!!』 誰が叫んでいるかと思えば、さっきのアホモニ子だった。 ルート争いも、戦闘の花さ~、自分でやられたらイヤだから仕掛けないけど。 『誰モニ!!アタチをMPKしたの!!』 トレインも戦闘の花さ・・・轢かれて強くなるってもんだ。 『アタチをリザして欲しいモニ、お願いモニ☆ミ』 五月蝿いヤツだけど、モニコンが蘇生するのかな? モニコンは見境無いからなぁ・・・ 『可哀相なアタチを蘇生してモニ、お願いモニ☆ミ』 しばらくして、ゾーン情報から消えた。 モニコンから蘇生してもらったのかな~、またウザクなるな~。 クワ3本が壊れたんで、ついでにトウモロコシ刈りもするか。 ふと見ると、さっきのアホモニ子が幽霊状態で走ってきた。 後ろから大量のスプリガンがついて来ている。 アホモニ子の幽霊がこっちに突っ込んできた。 そのまま、スプリガンが追いかけて行った。 「な、なんでモニ!?」 そのままスプリガンにたこ殴りにされていた。 さ、トウモロコシ収穫するかな。 「よぉ、収穫はかどってるか?」 ニュタ男さんが声をかけてきた。 「うん、ばっちり~、そっちは?」 「ばっちり、絶好調だぜ>w<」 この人『も』モニと見ると容赦ないよなー・・・ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ooorowa/pages/176.html
折れない剣 ◆QpsnHG41Mg 「なあ、アイスもっとくれよ」 「ふざけるな、もう十本やっただろ。何本食う気だ」 「そーだそーだ、私なんて一本しか貰ってないのに!」 「ケチケチすんなよ、魔法少女の情報教えてやったろ」 「ハンッ、俺だってグリードの情報をくれてやった」 「私だってXのこととか色々情報教えたじゃない!」 ○○○ 「……お前らはアイスの事しか考えてないのか」 二人から浴びせられる物欲まみれの視線に、アンクは苛立ち半分で応えた。 情報交換が捗るのは結構な事だが、話の主軸に添えられているのは終始アイスだ。 やれ魔法少女の仕組みを教えてやったからアイスをよこせだの、やれネウロやXの情報を教えてやったからアイスをよこせだのと。 そんな呑気な事を言っている場合ではない筈なのに、こいつらにはまるで緊迫感がない。 こんなことで今後激化するであろう戦いを生き抜いていけるのか些か疑問である。 「ったく、ここもいつまで安全か分かったもんじゃないってのに」 そう悪態を吐くのはチームの頭脳、アンク。 二人は理解しているのか知らないが、今はそれ程余裕のある状況ではない。 此処へ来た当初にも考えた事だが、この場所は地図にも記された施設だ。 ということは、近くを通り掛かった参加者が此処へ立ち寄らない道理はない。 いちおう、地上から現在地の地下フロアに至るまでに存在する基地のドアは全て内側からロックしておいたが、だからといって安全とは限らない。 むしろ、実質的にここは袋小路でもあるのだ。 こんな場所であの黒騎士のような強敵に攻め入られれば容易く全滅するおそれすらある。 必要最低限の手当てと情報交換を終えたのならば、とっとと移動してしまいたいところだった。 「オイ、もうそろそろ行くぞ」 「え? 行くって、どこに?」 突然立ち上がったアンクを引き止めたのは、弥子だった。 「見滝原だ。杏子と同じ魔法少女連中はそこに向かうだろ」 「ああ、ほむらやさやかも多分、見滝原に向かうだろうさ」 「……そういうことだ」 くいと立てた親指で補足してくれた杏子を指差しながら弥子を見下ろすアンク。 「ちょっと待ってよ、私としてはネウロとも合流したいんだけど」 「お前の話を聞く限りじゃそのネウロって奴が大人しく探偵事務所に戻るとは思えないんだよ」 アンクの言葉に、弥子はぐうの音も出まいと頷いた。 ネウロは戦力としては十二分に頼りになるらしいが、滅茶苦茶な男であると聞く。 謎を食う為とは言うが、その行動原理は弥子すらも理解出来てはいない。 弥子が理解出来ない話を、会った事もないアンクが理解出来る訳もない。 そんな不確定要素に頼って行動するくらいなら、戦力になる事がほぼ確定している杏子の仲間に頼った方が幾らかマシだ。 尤も、杏子いわく素直に仲間と呼べる存在ではないらしいが。 「ま、まぁ……一箇所にあまり留まり過ぎない方がいいっていうのは分かるから、私も移動には賛成するよ」 「つっても、もう随分と長時間の休憩をとっちまってるけどな」 「お前らがもっとスムーズに情報交換してればこうはならなかったんだよ!」 何処か呑気に備え付けのデジタル時計を眺める杏子に、アンクは吐き捨てるように怒鳴った。 時刻を見るに、この場所での休憩は既に一時間以上に達しようとしている。 何も急いでいる訳ではないが、どうにも時間を無駄にしすぎた感が否めない。 どうしてこうなったと、片側に寄せた金の髪の毛を手でくしゃくしゃにしながら、アンクは面白くなさそうに舌打ちした。 「――オイ、ちょっと待て」 そこで、不審に気付いたアンクはぴたりと動きを止めた。 物音が聞こえる。地下に存在するこの基地からみて――上のフロアでだ。 破壊音だろうか。轟音と共に、何かが壊される音が基地の内部へと響いていた。 「……マズイ、此処が誰かに気付かれたぞ」 「何ならあたしが様子を見に行こうか?」 杏子の提案。 しかし、即答は出来ない。 戦力的にも杏子が迎撃に向かうのがもっとも適当だというのは分かる。 だが、訪れた相手がもしもあの黒騎士のような強者だったら? その時は、杏子という貴重な戦力をみすみす失う事になるのだ。 アンクとしては、それは避けたかった。 「相手があの黒騎士みたいなバケモンだったらどうすんだ」 「あんまナメんなよ、あたしだって基地から引き離すくらいは出来るさ。 お前ら二人はその隙にとっとと逃げりゃいい、目的地は見滝原だろ?」 「……お前はどうする?」 嫌な予感がしたアンクは、その提案を訝る。 よもや映司や剣崎のように、自分を犠牲にするつもりではあるまいな。 ハッキリ言って、頼んでもいないのに恩着せがましく死なれるのはこの上なく心地が悪いのでやめて欲しい。 「適当なとこで離脱するさ。そっから見滝原に向かう、それでいいだろ?」 暫し杏子の瞳を覗き込み眇めるアンク。 杏子の瞳に宿った強い意思の光に気付けぬアンクではない。 映司と似た眼光の杏子はおそらく言ったところで聞かないのだろう。 「……チッ、なら六時に見滝原中学校で待ち合わせだ、いいな?」 「ああ、構わねーよ」 それはおりしも、杏子がアンクから貰った最後のアイスキャンディーの最後の一本を食べ終わった頃だった。 これで随分と体力も補充出来た、などと戯言を言いながら、杏子はドアへ向かって行く。 このまま見送ろうとするアンクらへとふいに振り返った杏子は、不敵に笑って言った。 「オイオイ、そんな心配そうな顔すんなよ、まだ敵って決まった訳じゃないんだからさ。 それに、もし敵だったとしてもあたしは負けねーよ。負けられねー理由が出来ちまったからさぁ」 「……馬鹿が、誰も心配なんてしてない」 思わず目線を逸らし無愛想に吐き捨てるアンク。 「ああそーかよ」 そう言うと、何がおかしいのか杏子は薄く笑った。 状況に似合わない、何処か余裕すら感じ取れる不敵な笑み。 それが気に入らないアンクは、何度目になるか分からない舌打ちをした。 ○○○ アンクと共に剣崎一真に救われたあの時から、杏子はずっと考えていた。 剣崎の勇姿はかつての自分そのもので、そしてさやかが目指す姿でもある。 それすなわち、どんな時でも愛と勇気が最後に勝つと信じて戦う正義の味方の姿。 さやかと関わって、剣崎の最期を見て、杏子は最初に懐いた決意を思い出していた。 「――ったく、らしくねーよなぁ。今更いい子ちゃんぶるなんてさ」 孤高を貫き、目的の為ならば誰であろうと蹴落としてきた自分が今や正義の味方気取り。 都合が良すぎるとは自分でも思う。自分が見殺しにしてきた人々はもう帰って来ないのに。 だが、暫しの休憩を経て、頭の中の整理を終えた杏子にはもう迷いはなかった。 この休憩の間、杏子がやけに落ち着いていたのは、自分の過去を振り返っていたからだ。 今の杏子ならば、もっと素直に戦える気がする。 最初の志を思い出した今なら、マミと共に戦っていたあの頃のように―― 剣崎が命を賭して伝えてくれた想いが、杏子を強く突き動かす。 もう一度、最初の願いを胸に懐き、正義の為に戦おう。 そして、今度は自分がさやかを救ってみせる。 今もまだ迷い続けているのだろうさやかを、今度は自分が―― 「おっと、考え事はここまでか」 そこで考え事は一時中断、脚を止める杏子。 何層目かのドアを開け放った時、杏子の前に佇立しているのは一人の少年だった。 少年の背後のドアは鋭利な刃で切り裂かれ、そこから無理矢理にこじ開けられている。 手にした大剣による切れ味もさることながら、それをこじ開ける怪力も尋常ではない。 黒髪の少年が纏ったマントは汚れ裂けている。 それはまさしく戦闘の傷跡。不穏な空気を肌で感じる。 「……随分と派手なご登場だな、目的はあたしらを殺すことかい?」 「いや、人が居るとは思わなかったんだ、驚かせたなら謝るぜ。 俺の名は織斑一夏ってんだ、あんたは? 殺し合いに乗ってるのか?」 「あたしの名前は佐倉杏子。殺し合いには乗ってない」 やや気の抜けた少年――織斑一夏の言葉に、杏子の警戒心が僅かに薄れる。 こんな身なりをしていながら、こいつは殺し合いに乗っていないのか? いや、奴の気配はどう考えたってまともじゃない。油断は禁物だ。 「オイ、誰も居なけりゃドアをブッ潰してもいいとでも思ってんのか? だとしたら、あたしが言うのも何だが育ちが悪過ぎるんじゃねーか」 「ああ、悪い悪い。ちょっとこの剣の切れ味も確かめてみたかったんだ」 一夏はそう言って黄金と紫紺の剣を杏子に見せる。 豪壮な造りのその剣を、杏子は知っていた。 「テメー……その剣を何処で手に入れた!?」 「ん、これか? 拾ったんだけど。この剣を使ってた奴を知ってるのか?」 「ああ、よく知ってるよ……どうしようもない馬鹿男だったからね、その剣の持ち主は」 勝手な正義を押し付けて、命と引き換えに杏子らを救ってくれた剣崎一真。 奴はどうしようもない馬鹿だったが、そんな剣崎を侮辱する気にはならない。 願わくば、その剣を手にして戦う者もまた正義の為に戦っていて欲しいとすら思う。 あの金の大剣は、愛と勇気を踏み躙る悪が持っていていい代物ではないのだから。 「なぁ、その男のこと、もっとよく教えてくれよ」 「教えることなんて何もねーよ……あいつは、剣崎のヤローは、もう死んじまったんだ」 「……そっか、剣崎っていうのか」 一夏は軽く剣を掲げて、その刀身を眇め見る。 それから剣と杏子を交互に見比べ、言った。 「この剣のことは何となくわかった。で、あんたはこれから何をしようとしてたんだ?」 「それはこっちの台詞だろーが、いきなりやってきたのはテメーだ」 「ははっ、それもそうか」 一夏はさもおかしそうに笑うと、見透かしたように言った。 「大方、剣崎って奴の命と引き換えに救われたってところかな、あんた?」 「あァ? だったら何だってんだ」 「興味を持ったのさ」 「――ッ!!」 瞬間、空気が変わった。 戦場で慣れた杏子の肌を刺す鋭い殺気。 反射的な行動か、杏子はすぐさま魔法少女の姿へと瞬転した。 同時に虚空から現れた長槍を掴み取った杏子に、一夏は剣を突き付ける。 「へえ、あんたもただの人間じゃないのか、ここはやっぱり面白い奴だらけだ」 「テメー……やっぱり乗ってやがんのか、このふざけた殺し合いにッ!」 「よく誤解されるけど、俺は別に殺し合いに興味がある訳じゃないんだ。 けど、これ程の剣を持つ男が命を賭けてまで救った人間に多少の興味はある」 刹那、一夏の身体がひらりと舞った。 「だから、あんたの正体――なかみ――を見せてくれ」 嬉々として叫ぶ一夏は、一気に加速し杏子に迫る。 どうやら奴はやる気満々らしい。 売られた喧嘩は買うのが佐倉杏子だ。 握り締めていた長槍を振り回し分割させ、狭い通路内に蜘蛛の巣状に鎖の網を張る。 杏子が得意とする戦法の一つだ。 こうなっては直進はありえない。即座に着地した一夏を、刹那の内に杏子の槍が鞭のように絡め取った。 「ここじゃ狭すぎるだろ、表へ出な!」 不敵に嘯いた杏子は、魔法の力で跳躍力を強化し地上目掛けて飛び上がった。 一夏が破壊したドアを瞬く間に通過し、地上へ躍り出た杏子は槍で大きく弧を描き、 絡め取った一夏の身体を基地の入口から出来る限り遠くへと放り投げた。 あとは戦いながら奴を基地から引き離すだけだ。それでアンクらはここから脱出出来る。 目的の一つはクリアされたも同然だった。 「さぁて。じゃ、その剣を返して貰おうかねぇ?」 「悪いけど、まだその気はないかな」 「ああそうかい……だったら奪い返してやるよ! 覚悟しな一夏! テメーはここでブッ潰す!」 分割したそれらを再び一本の槍へと変型させた杏子は、敵の名を叫び飛び上がった。 ○○○ ロストアンクの目的地は同陣営であるイカロスが飛び去って行った方向。 彼女が向かったのは恐らく、この広大なフィールドの中心部の方角だろう。 商店街を後にしたロストアンクは、ひとまずメダルの補充を目論んでイカロスとの合流を目指していたのだが。 「まさか、こんなところで会えるなんて」 湧き上がる高揚を抑えられず独りごちる。 ビルの物陰から標的に視線を送りながら、ガイアメモリのスイッチを押し込む。 ――これから始まるのは、今の彼に考え得る最高に面白い茶番だ。 奴が一体どんな顔をするのかが今から楽しみで、ロストアンクはにやりと口角を歪めるのだった。 ○○○ 長槍と大剣によって繰り広げられる戦闘の最中、 杏子は織斑一夏との最善の戦い方を模索していた。 大剣を携えて勝負を挑んで来るのだから、一夏が得意とするのは恐らく近接戦闘。 近~中距離の戦闘を得意とする杏子がわざわざ相手の土俵で戦いをしてやる必要はない。 分割させた槍の舞で、身を退いたまま一夏を近付けぬように撹乱する杏子。 「……にしてもアイツ、相当なやり手だね」 一夏の耳には届かぬ程度の声音で、杏子は呟いた。 高速で縦横無尽に空を突っ切る杏子の刃と、黄金の剣が幾度となく打ち合う。 鋭角的な杏子の攻撃の軌道を全て読んで打ち払っているのだから大したものだ。 何処まで奴の防御が続くのか、攻撃を仕掛ける度にその鋭さを増す杏子の攻撃。 徐々に一夏の動きに余裕がなくなってくる。 このまま押せば勝てると、そう思ったが。 「ククッ」 一夏の口元が歪んだのを、杏子は見逃さなかった。 杏子の攻撃を的確に回避し打ち払いながら、風に舞うマントの内側から、一丁の拳銃を取り出す一夏。 右手は大剣、左手は拳銃。異なる武器の二刀流。 が、本物の殺し合いの最中でそんな器用な真似が出来てたまるものか。そう思い構わず攻撃の手を強める杏子。 鞭のようにしなって急迫する槍の穂先を一夏の剣が打ち払うったその刹那、一夏の拳銃が唸りを上げた。 一発、二発、三発、四発、五発。 剣を振り回しながら、奴は同時に五発もの銃弾を放ったのだ。 放たれた弾丸は、どれも的確に槍を繋ぐ鎖の合間を縫って杏子に迫る。 「チィッ……!」 あの攻防の真っただ中で、的を絞ることなど不可能と、そう思っていたのだ。 中途半端な照準ならば、回避するまでもなく鎖によって阻まれる計算だったのだ。 しかし一夏の弾丸は、的確に杏子を狙って走る。 そして杏子に回避か防御かの二択を強要する。 考えている時間はない。一夏の発砲の瞬間に、杏子もまた槍の軌道を変えた。 弾丸が着弾するまでの一秒にも満たない間に、防御の姿勢を作った鎖が弾丸を弾いた。 杏子を守るようにうねる鎖の舞が、五発の弾丸全てを打ち落とす。 が、しかし。それら全てが、奴の思い通りだった。 「この時を待ってたんだ」 攻撃の姿勢を崩した鎖の合間を縫って、今度は一夏が飛び込んでくる。 今から攻撃に転じる? 駄目だ、もう間に合わない。 一夏はもう杏子の間合いに飛び込み、大剣を振り上げている。 「だったら――!」 出来れば近接戦はしたくなかったが、今はそんなことも言ってられまい。 鞭のように宙をしなっていたそれらを即座に一本の長槍に変形させ、大剣目掛けて振り上げる。 杏子の長槍と、一夏の大剣が激突して。 “――駄目だ、押し負けるッ!” そう判断するや否や、杏子の槍が容易く弾かれた。 肩に感じる痺れ。跳ね上げられた杏子の槍に、大剣からの追撃が迫る。 クロスレンジにおける身体の痺れは、どう考えたって致命的だ。 杏子に反応の隙を許すことなく、大剣は槍をただの棒きれの如く切り裂いた。 槍の穂先がくるくると宙を舞って、杏子の遥か後方の地面に突き刺さる。 「これで終わりだ」 一夏からの死刑宣告。 されど、魔法少女はこの程度で終わらない。 あの"感覚"はもう戻って来ている。今なら使える確信がある。 無意識のうちに封じていた、杏子の祈りの具現――幻惑魔法を! 敵の刃が杏子を断とうとしたその瞬間、杏子はそれを発動させた。 “ロッソ・ファンタズマ――ってなッ” 相変わらずダサい名前だと思う。 それはかつて巴マミとの修行の末に編み出した杏子の幻影魔法だった。 黄金の大剣に裂かれる寸前、杏子の身体が二つに分かれて左右へ跳び上がる。 「分身……!? へぇ、そんな事も出来るのかッ!!」 嬉々として叫ぶ一夏だが、これ以上遊んでやるつもりもない。 瞬時に再生成した槍を構え、左右から一夏を挟撃する。 「さっきまで出来なかったさ。けどな、アンタらが思い出させてくれたんだぜ」 杏子は此処へ来た当初、一切の幻惑魔法を失っていた。 それを、最初の想いを思い出させてくれたのは、悔しいがこいつら悪だ。 魔力を帯びた二方向からの刺突攻撃を、後方へ跳び退る事で回避する一夏。 ――しかし、それで回避出来たと思っているなら甘い。 この技を見せたからには、ここで確実にコイツの息の根を止めてみせる心算だ。 「分身が二人だって誰が決めたッ!」 「なっ……!?」 一夏が飛び退った後方の方角から、三人目、四人目の杏子が躍り出た。 二人の杏子が一夏の着地点を仕留めようと槍を鞭のようにしならせる。 空中で華麗に舞い、杏子の二連の槍攻撃を回避した一夏は、その大剣で襲い来る槍の穂先を弾くが。 「そんなんで追い付けると思うなよ!」 先程の二人の杏子が。更に左右から、五人目、六人目の杏子が飛び出した。 上空で槍を大きく旋回させながら、眼下の一夏へと急迫する杏子。 これには流石の一夏の顔にも焦りの色が見えた。 「終わらせてやるよ、これで!」 分身の数を増やせば増やす程、首輪内のセルメダルが減少してゆくのが分かる。 長期戦には向かない。短期決戦で決める必要があった。 次の瞬間、一夏に殺到したのは総勢六人の杏子による一斉攻撃。 ある者は鞭さながらの槍の舞いを披露し、ある者は両手で携えた槍で突撃する。 “避けれるモンなら避けてみろ!” 杏子には絶対の自信があったのだが――しかし、一夏も只者ではない。 縦横無尽に駆け巡るいくつもの槍を大剣で打ち払い、回避を繰り返し、 同時に懐から一丁の短機関銃を取り出して、先程まで持っていた銃と持ち換えた。 左から迫る杏子に機関銃を、右から迫る杏子に大剣をそれぞれ構え、一夏の反撃が始まった。 キャレコ短機関銃に込められた九ミリのパラベラム弾が一斉に火を放って、両手で槍を構えていた一人目の杏子を蜂の巣にする。 それとほぼ同時、右から迫った杏子の槍と大剣とを打ち合わせながら、一夏は確実な剣裁きで一瞬のうちに杏子の攻撃をいなし、その身を斬り伏せた。 一夏に仕留められた杏子の幻影が二つ、霧となって消える。 「……マジかよアイツっ!」 これには流石に驚いた。 多重の影分身を同時に全て制御しようとすれば、当然一人一人の戦闘精度は落ちる。 しかし、だからといって二方向からの挟撃を同時に潰されるとは思っていなかった。 小さく毒吐く杏子だったが、構わず次の分身体を精製。 手を休めることなく、一夏へと波状攻撃を仕掛けるのだった。 ○○○ 「ここまで来れば、もう大丈夫よね」 ZECT基地から少しばかり北へと進んだところで、弥子が胸を撫で下ろしながら呟いた。 一緒に歩くアンクは変わらず無愛想でやや気まずいが、危機は脱した筈だ。 杏子は今もきっと、ZECT基地から少し離れた市街地で「イチカ」と戦っているのだろう。 その人物に心当たりはないが、杏子の叫び声はZECT基地の内部へも響いていた。 杏子はぶっきらぼうだが、悪い人間ではないと思う。 その杏子が敵と見なし戦いを挑んだのだから、イチカという人物が敵であることに間違いはないのだろう。 立ち止まり考えを巡らす弥子を後目に、アンクは名簿を眺め、こいつか、と一言呟いた。 アンクの細い指がなぞる参加者の名は――織斑一夏。 イチカ、という名前でヒットする参加者はそいつしか考えられまい。 「織斑一夏……要注意人物だね」 「ああ、最後にいい情報を教えてくれたな、アイツ」 「ちょっと! 最後だなんて縁起でもないこと言わないでよね!」 思わず怒鳴りつける弥子だった。 あの自信に満ち溢れた尊大な魔法少女が、そう簡単にやられる訳がない。 それこそあの怪物強盗XIのような強者が相手ならばわからないが、あれ程のバケモノがうじゃうじゃ居るわけもあるまいに。 相手が普通の人間ならば、魔法少女としての戦闘能力を持った杏子に負けはない。 希望的観測でしかないが、それでも弥子はそう強く信じていた。 「杏子さんは必ず勝つって、私信じてるから」 「ハンッ……そうだといいがな」 無愛想に息を吐いて、アンクは名簿を再びデイパックに突っ込んだ。 弥子は、何を考えているのかイマイチ掴めないアンクが些か苦手だった。 良い人なのだろうという事は何となくわかるのだが……。 そんな取り留めもない事を考えていると、アンクの脚がぴたりと止まった。 「わぶっ……」 後方を歩いていた弥子が、アンクの背中に顔面を強かに打ち付ける。 「ちょっと、いきなり止まんないでよ!」 「黙ってろ!」 アンクの怒声に、弥子の身体がびくりと強張る。 元々無愛想な奴ではあったが、これ程鬼気迫る怒声を聞いたのは初めてだ。 一体何がアンクをそうさせたのか――その答えは、前方から歩を進める一人の青年にあった。 「よぉ、アンク」 「……映司ィッ!」 映司と呼ばれた青年は、きっとした眼差しでアンクを睨んでいた。 弥子も話には聞いていた。確か、仮面ライダーオーズに変身するという若者だったか。 どういう訳か火野映司については詳しく教えてくれず、有耶無耶にされていたのだが―― その火野映司が、腰に巻いたベルトに紫色のメダルを挿入しながら言った。 「悪いけど、お前はここで砕かせて貰う」 「いちおう聞くが……お前、本気か?」 「ああ。お前も分かってただろ」 「……そうだな」 そう言って、くつくつと笑うアンク。 その感情を窺わせない笑みが、弥子にとってはひどく不気味に感じられた。 映司が腰から取り出した円盤で、ベルトのバックルを勢いよくなぞった。 ――プテラ! トリケラ! ティラノ!―― ベルトから飛び出した紫色の紋章が、そのまま映司の身体に重なった。 瞬く間に映司の身体が変化し、ネウロのそれとはまた違った異形へと変貌する。 ――プットッティラッノザーウルース!―― 白いスーツに紫の外骨格。恐竜の姿をそのまま人にしたような異形。 その姿を見た瞬間、背筋が凍りつくような思いに駈られた。 言わば、本能的な恐怖とでも言うべきか。 多くの犯罪者に感じる恐怖とは違う、もっと根本的なもの。 こいつとは戦ってはいけない、弥子の第六感がそう叫んでいる。 「ねぇ、逃げようアンク! なんか分かんないけど、あいつ危ないよ!」 「逃げれるモンならなぁ?」 そう言って、アンクはデイパックから取り出した銃をオーズへ突き付けた。 「オイ映司ィ……! お前オレのコアメダル持ってんだろ、気配で分かんだよ!」 「ああ、持ってるよ。けどお前には渡さない。グリードのお前には」 「チッ……お前にオーズを渡したのは間違いだったな」 憎々しげにそう吐き捨てるアンク。 対するオーズは紫色の翼を羽ばたかせ、アンクへと迫る――。 【一日目-夕方】 【D-3/市街地(中心部より少し北)】 【アンク@仮面ライダーOOO】 【所属】赤 【状態】健康、迷い、焦り 【首輪】125枚(増加中):0枚 【コア】タカ:1、コンドル:1、カマキリ:1 【装備】シュラウドマグナム+ボムメモリ@仮面ライダーW 【道具】基本支給品一式、ケータッチ@仮面ライダーディケイド、大量のアイスキャンディー 【思考・状況】 基本:アンク(ロスト)を排除する。その後は……? 0.映司……――――。 1.出来るなら赤のコアメダルを取り返して離脱してしまいたい。 2.アンク(ロスト)を排除するためにも今は戦力を集めることに集中する。 3.アイス以外の交渉材料を探す。 4.織斑一夏は危険人物。 【備考】 ※カザリ消滅後~映司との決闘からの参戦 【桂木弥子@魔人探偵脳噛ネウロ】 【所属】青 【状態】健康、精神的疲労(中)、迷い、焦り 【首輪】100枚(増加中):0枚 【装備】桂木弥子の携帯電話(あかねちゃん付き)@魔人探偵脳噛ネウロ 【道具】基本支給品一式、魔界の瘴気の詰った瓶@魔人探偵脳噛ネウロ、衛宮切嗣の試薬@Fate/Zero 【思考・状況】 基本:殺し合いには乗らない。 1.プトティラが怖い。逃げたい。 2.ネウロに会いたい。 3.杏子が心配。 4.織斑一夏は危険人物。 【備考】 ※第47話 神【かみ】終了直後からの参戦です ロストアンクの知り得る限り、今のアンクには碌な戦闘手段はない。 それ故、今の奴を仕留めるのに、ガイアメモリを使う必要など何処にもない。 しかし、悪行への愉悦に目覚めつつある彼にとっては、ただ倒すだけではつまらない。 プトティラの姿をコピーしての襲撃は、彼なりの余裕故の茶番劇のつもりだった。 ずっと一緒に戦って来たオーズによって仕留められるのは、一体どんな気持ちだろう。 そんな事を考えるだけで、ロストアンクの気持ちは昂ってゆく。 ――が、その興奮によって、ロストアンクは大切な事を失念していた。 このゲームでは、「強大な力」にはそれだけの代償が伴うのだ。 例えダミーとは言え、今の彼が使う力はあの恐るべきプトティラコンボ。 オーズの最強コンボの維持に必要なメダルは、今まで変身して来たどの姿にも勝る。 ダミードーパントへの変身、能力を発動してのプトティラへの多重変身、さらにその力を用いての戦闘。 おまけに先の戦闘で負ったダメージも残っているときている。 状況は「圧倒的にロストアンクが有利である」とは言い切れないのであった。 それらのファクターが一体どれほどロストアンクのメダルと体力を消費するのか―― 悦楽の為に戦う今の彼の脳内を、その懸念がどれ程占めているのかは誰にもわからない。 【アンク(ロスト)@仮面ライダーOOO】 【所属】赤・リーダー 【状態】ダミープトティラに変身中、ダメージ(中)、悪行に対する愉悦への目覚め(?) 【首輪】45枚(増加・消費中):0枚 【コア】タカ:1、クジャク:2、コンドル:1/コンドル:1(一定時間使用不能) 【装備】なし 【道具】基本支給品一式、ダミーメモリ@仮面ライダーW、T2ゾーンメモリ@仮面ライダーW、不明支給品1~3(確認済み) 【思考・状況】 基本:赤陣営の勝利。“欠けたボク”を取り戻す。 1.欠けたボクを追い込んで楽しみ最終的には吸収する。 2.イカロスを追いかけ、一先ずメダルを回復させる。 3.暗躍を続けるために、正体(人間態)をバラさないよう気をつける。 4.赤陣営が有利になるような展開に運んでいくのも忘れない。 5.イカロスの活躍に期待。 【備考】 ※アンク吸収直前からの参戦。 ※ダミーの“偽装”による再現には、限界があります。 また自分、及びその場にいない人物の記憶から再現する事はできません。 ※ガイアメモリを複数使用しました。どのような後遺症があるかは、後の書き手にお任せします。 「こいつはちっと……洒落になんねーなぁ……」 自らの長槍を杖代わりに地面に突き立て、畏怖の声を漏らす杏子。 今し方、最後の分身が一夏が振り払った大剣によって霧散したところだ。 あの男は、杏子のロッソ・ファンタズマを前に粘り勝ちを獲得してみせたのだ。 まさしく、生半可な力も、戦略すらも通用しないバケモノ。 明らかに人知を越えている織斑一夏に杏子は問う。 「なぁ、一つ教えてくれよ」 「なにかな?」 「あんたホントに人間か?」 「さぁ? 俺にも分からないんだ」 「ああ、そうかい」 今の問答に実りがあっただろうか――答えは否だ。 むしろ、それは奴と戦う前に問うておくべき質問だった。 戦闘前、完全に油断をし切っていたのは杏子の方だ。 よもやあの優男が、これ程のバケモノであるなどと誰が想像出来ようか。 気持ちだけで、誰にでも勝てるような気になっていた。 “それがあんなバケモノとはねぇ……” まず恐るべきはその怪力と、それを活かした戦闘能力。 そしてそれにも勝る脅威は、奴のその不死性だ。 杏子の攻撃は、幾度か奴の身体を裂き抉った筈だった。 されど、並外れた回復力故か、奴はまるで動きを止めはしない。 「並の人間じゃ――いや、例え魔法少女並の人外だったとしても、だ。 動ける訳がねぇんだよ。あれだけの攻撃を受けりゃ普通は死ぬ」 「だろうね、俺もただで済んでる訳じゃない。メダルはかなり消費してるっぽいよ」 「メダルで回復だァ? チッ……あたしらと似たような身体してやがんのか」 「さぁ、それはどうかな。さっきも言ったけど、俺には俺の身体がわからないんだ。 人間か魔人か、それともあんたと同じような人種なのか、それすらわからない。 だからヒントを探してるんだ、俺のルーツに辿り着くための、ね」 「悪ぃ、あたしじゃ力になれねーや。なる気もねーけどさァ」 精一杯の胆力で軽口を叩いてみせるが――既に自覚している。 戦いに負けたのは、紛れもなく杏子の方だ。 まだこの身体は動くが、もうこれ以上の戦いに使えるメダルはない。 今から逃げようにも、あのバケモノが素直に逃がしてくれるとも思えない。 ――杏子は戦い方を誤ったのだ。 杏子はあの優男の見てくれに騙されて、最初から全力で潰しに掛かる事をしなかった。 一目見た瞬間から、本気で殺し切る心算で仕掛けていたなら、或いは結果は違っていただろう。 “まぁ、今更言っても遅ぇよな” だが、それをうじうじと悔やむような殊勝な性格を佐倉杏子はしていない。 今の結果に繋がる要因を作ったのは自分で、何もかもが自業自得。 過去を悔やんでいる暇があるなら、今出来る事をやり切るのみ。 最後の魔力を刃に宿し、赤く燃える槍を一夏へと突き付け嘯く。 「んじゃぁ、そろそろ決着といくかい、一夏?」 「そうしてくれると助かるよ、実は俺ももうそんなに余裕がないんだ」 「ハンッ、そんじゃ決まりだねぇ――!」 真っ直ぐに杏子目掛けて、一夏が跳ぶ。 せめてあのバケモノに一太刀を浴びせてやろう。 これは杏子の、最後に残ったちっぽけなプライドを賭けた戦いだ。 “悪いな、剣崎。せっかく救って貰った命を、こんな事に使っちまって” 謝罪の念を胸中に懐く。 あの時救われた命をこんな事に使うと知れば、剣崎はどう思うだろう。 杏子は剣崎一真という人間を知らないが、それでも彼が熱い正義感を秘め、 誰かの為に命を賭けるような馬鹿男だったということは苦しいほどに理解している。 その形見の大剣を奪い返すこともなく、救われた命を無駄に散らす杏子に彼はきっと苦い顔をするとだろうということも、何となく想像は出来る。 “けどね、これがあたしなんだ!” 否定も言い訳もする気はない。 そんな生きざまを貫くことしか出来ないのが、佐倉杏子という人間なのだ。 剣崎一真がそうであったように、佐倉杏子も最期まで自分で在り続けよう。 願わくば、この一撃が、後に続く正義の味方の助けにならん事を。 「ッらぁぁあぁぁあああああああッ!!!」 残る力の全てを振り絞って、槍を分割させ、振り下ろす。 精一杯の魔力を滾らせた杏子の槍が、鞭のようにしなって迫り来る一夏を迎え討つ。 対する一夏は――まるで杏子の攻撃を読んでいたかのように減速、そして得物を投擲。 尋常ならざる怪力で投げ出された黄金の大剣が、杏子目掛けて風切り音を立てながら加速する。 「だったらッ!!」 構うことはない。 あの大剣を叩き落し、その隙に一瞬で一夏へと肉薄し強烈な一撃を叩き込んでやるのみ。 正義の為に使われるべき剣を、悪しき呪縛から解放するためにも。 “頼む、力を貸してくれ、剣崎――!” 乾坤一擲。 こんな時こそ、信じ貫くは愛と勇気が必ず勝つストーリー。 杏子の渾身の魔力を得た槍は剣崎の大剣を打ち払わんと迫り、 そして――大剣の刀身に触れると同時に、 消 失 し た 。 ――メダル切れだ。 それを理解する間に、飛来した黄金の刃は杏子の顔面を突き刺し頭部を貫通。 キングラウザーに頭を貫かれた杏子が最期に見たのは、 「剣、ざ……っ」 正義を為すべき黄金の刃が、自分の視野のど真ん中に突き立っている光景。 他に何を見ることもなく、感じることもなく。 骨が脳が、頭そのものが一瞬のうちに破壊されるその感覚を、最早痛覚として認識することすらなかったのは僥倖か。 二本の足は地に着いたまま、頭だけが大剣の重量によって後方へと大きく傾く。 キングラウザーの重量は、杏子の体重よりもずっと重たい。 大きく身体を仰け反らせたまま頭から地へと落ちた杏子は、キングラウザーの刃先がアスファルトに突き刺さる音を聞かずにすんだ。 既に杏子に意識はなかったのだ。 ○○○ 怪物強盗XIは、仰臥する杏子の頭部からキングラウザーを引き抜いた。 明らかに致死量を越えた血糊でべっとりと汚れた大剣を眺めて、 いちおう後で洗っておこうかな、などと取り留めもない感想を懐く。 Xにとって、最早この黄金の大剣にそれ程の興味はなかった。 キングラウザーの持ち主に何か共感出来るものがあったなら話はまた違ったろう。 しかしXは、これの持ち主である剣崎一真という人間に対して何の共感も感じはしない。 これに強い想いが宿っていることは何となく分かっていたが、杏子の証言から、 それが何の益体もない甘っちょろい妄信である事も理解出来てしまったのだから。 つまり、この剣は、Xの正体を探る上では何のヒントにもなり得ないのだ。 尤も、それでも十分過ぎる程に強力無比なこの剣を手放す気はないが。 「それより俺が興味あるのは」 佐倉杏子の遺体――否。遺体と呼ぶにはまだ早い、その身体の方だ。 頭部は「完全に」破壊されているというのに、彼女はまだ生きている。 彼女の心臓が鳴らす有り得る筈のない鼓動が、Xの鼓動をも高鳴らせる。 この少女はネウロのような魔人ではないのだろうが、しかし人間でもない。 こんな未知の存在にこそ、Xのルーツに辿り着くヒントはあるのではないか。 先の戦いに於いても、途中からはこの少女の中身を見る事で頭が一杯だった。 此処へ来て、ようやく特殊な人種の身体の中身を観察する機会を得たのだ。 「あれ、服が変わってる」 しかし、身体をバラす前に異変に気付くX。 今の杏子が纏う服は、先程まで身に纏っていた赤いワンピース状のドレスではない。 それは、何処にでもいる中学生のそれと何ら代わりのないカジュアルな服装。 暫し考え、次に自分のみすぼらしい外見とそれとを見比べたXは、 「とりあえず脱がそう」 杏子の服を、更にはその下着を脱がしにかかった。 無抵抗な杏子の身体はすぐに一糸纏わぬ裸体を晒すが、Xは特別な感慨を懐きはしない。 ただ、どうして着替えてもいない服が変わったのかを見極めたかっただけだ。 しかしいざ脱がして持ち物を確認しても、杏子の衣類には何のからくりもない。 変わったことといえば、ポケットに赤く輝く宝石が入っているだけだ。 何らかの魔法の宝石、だろうか? 少なくとも、見た事もない美しさである事に間違いはないのだが。 「ま、いいか」 結局その謎は不明のままだが、しかしどうせ「代わる」のだからこれはこれで構わない。 杏子の身体を観察しその姿を奪ったあとで、この服は自分が身に纏おう。 次に杏子の身体に手を捻じ込んだXは、その内臓を漁るが――これも特に変わった点はない。 不可解な点といえば、身体は明らかに死んでいる筈なのに内臓が生き続けている、ということくらいか。 そのまま杏子の身体を原形を留めぬ程に分解してみるが、やはりその身体は普通の人と同じだった。 悄然としながらも、Xは杏子の身体を「箱」に詰めた。 ○○○ 程無くして、そこに立っているのはまさしく佐倉杏子その人だった。 赤い長髪をポニーテールに結って、中学生相応のカジュアルな服装に身を包んでいる。 その上から、戦いで薄汚れたマント一枚を羽織って、佐倉杏子はぶつぶつと呟いていた。 「……んー、ま、口調はこんな感じかねぇ。一夏の時よりはよっぽどやり易いぜ」 佐倉杏子は――否、佐倉杏子の姿と服を借りた怪盗Xは、それらしく喋ってみせる。 ついさっきまで戦っていた佐倉杏子は確かこんな喋り方をしていた筈だ。 口調のほかに知り得た情報は、佐倉杏子というその名と、魔法少女という単語。 おそらくは、杏子のような力を持った者を魔法少女というのだろう。 彼女の「あたしら」という発言からも、複数存在することが窺える。 あとは、此処で剣崎一真に救われたという過去くらいか。 ここまで知れれば、何の情報もなかった一夏よりはよっぽど楽だ。 「あの姿もそろそろ限界があるし、まぁここらが潮時だったってこったね」 一夏の姿は、既に何人もの参加者に見られている。 流石にそろそろ動き辛くなってくる頃合いだろう。 それに、此処へ来てからというもの些か殺し過ぎたかなという気もする。 何も殺し合いに興味がある訳ではないのに、これではまるで優勝狙いではないか。 思いもよらぬ強敵との戦いでメダルも無駄に消費し過ぎた今、あまり無策に暴れ過ぎるのも賢いとは思えない。 ここらでそろそろ本来の目的を念頭に置いて行動すべきだろうか。 そう思い地図を取り出し眺めたXは、 「……おっ、鴻上生体研究所ってとこに行きゃあ何かわかるかも」 それらしい施設を発見し、何の迷いもなく次の目的地を定めた。 まずは元の目的に立ち返り、自分の正体に繋がるヒントを探しに行こう。 もしもその過程でヒントになり得そうな参加者が現れた場合は例外だが――。 新しい姿を得て気分を一転したXは、杏子の箱をその場に置き去りにして立ち去っていった。 NEXT 折れない剣(後編)
https://w.atwiki.jp/poke-seitai/pages/58.html
●相談 今日の朝からラッキーがぐったりしています… それにいつも産んでくれるタマゴが見当たりません。卵詰まりでしょうか。 急に寒くなってきたので毛布をあげていたのですが… ●回答 ラッキーは専門外なんですがもしかしたら体温調整が出来ないのかもしれません。 とりあえずモーモーミルクを暖めて飲ませてみて下さい。 原因については私には分かりません。専門家に聞いてみればよろしいのでは。