約 24,296 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_yakusoku/pages/18.html
長門有希のおしゃべりたいまー おまけとして長門有希のおしゃべりたいまーがある 長門が決まった時刻に時刻を告げてくれる他にも正月などには時節ネタを語ってくれたりするらしい 目覚ましに使えるかどうかは(声量的に)微妙 時節ネタの例 12/25→【メリークリスマス】 1/1→【あけましておめでとう。今年が、あなたにとって良い年になりますように。】 これといって何も無いとき (早朝)→【○時○分、早起きは、三文の徳】 (午後2~4時)→【○時○分、三時のおやつを、忘れずに】 (午後5~7時)→【○時○分、おつかれさま】 (夜)→【○時○分、明日も、がんばって】 深夜→【○時○分、よい子は、寝る時間】 ちなみに誕生日を設定しておくとその日に「Happy birthday to you. 」「あなたの去年の誕生日から1年が過ぎたすなわち今日はあなたの誕生日、おめでとう」等、誕生日を祝ってくれる。数種類ある模様。
https://w.atwiki.jp/hiroki2008/pages/14.html
長門有希の日記Ⅰ 学校から帰った。涼宮ハルヒおよびSOS団の動向に特に異常は認められなかった。今日も安泰。 マンションに入る。エレベータには誰も乗っていない。 わたしの部屋の様子がいつもと違う。 赤外線で見る。わずかながらドアから放熱している。 壁の向こうの熱光学反応を見る。台所付近に通常は存在しない粒子が漂っているのを確認。 用心深くドアを開ける。先ほどの粒子がわたしを包む。 誰も潜んでいる様子はないが、可視光と赤外線を切り替えながら廊下を進む。 台所を中心に室温が三度上昇している。 空気振動から察するに排気ダクトは機能しているようだ。 台所の壁を透視する。誰もいない。 意を決して中に入る。 「・・・」 IHクッキングヒーターに鍋が置かれてあった。まだ熱い。フタを取る。中身は・・・カレー。 これは・・・いったい誰が作成したのか。貝杓子を取って味をみる。 「ひとつひとつの具の切り方があまい」 わたしは分析を続けた。 「肉の炒め具合も香辛料の量もあまい。だからわたしに気づかれる」 気配を感じて振り向くと後ろで朝倉涼子が絶句していた。「・・・」 喜緑江美里が応える「な・・長門さん、そのカレー朝倉さんが作ったのよ」 朝倉涼子は目頭を押さえて走り出した。「あんまりだわっ」 うかつ。 「長門さん、あんな言い方よくありませんわ。追いかけて謝ってらっしゃい」 喜緑江美里が言う。言われなくてもそうする。 マンションを出た。 GPSで朝倉涼子の現在地を確認。衛星がひとつ軌道位置からずれている。NASAに連絡しなくては。 朝倉涼子は駅前の公園にいた。まるで探してくれと言わんばかり。 朝倉涼子は公園のベンチに座ってうつむいていた。近寄っても顔をあげようとしない。 「・・・すまない」わたしは謝った。 「いいわよ。どうせわたしの作るカレーなんてその程度のものよ」 「・・・すまない」わたしはもう一度謝った。 「わたしはここ数日カレーのレシピの研究に多大な時間を割いていた。 その結果他人の作る料理を分析するという悪い習慣を身に付けてしまった。 先ほどの言動は、不本意」 「そんなことはどうでもいいわ。わたしだって料理してみたいのよ。 誰かに食べてもらって、おいしいって言われたいのよ」 「・・・」要点が分からないので待つ。 「あなたは知らないでしょうけど、急進派ではね、いつもトップでないとだめなのよ。 ミスをしないかといつも見張られていて、誰かに足を引っ張られないかとビクビクしてる。 だからわたしは他人を思いやる気持ちをなかなか持てなかった。 地球に来て、それが大切なんだと知った」 わたしは朝倉涼子の隣に座った。 「わたしはね、誰かが喜ぶ顔が見たいだけなのよ。それがどう? 教室ではいつも優等生でいなくちゃならない。 涼宮ハルヒは目を合わそうともしない。SOS団には妙な結束が出来て中に入りこめない」 朝倉涼子は、人間で言うところの、いわゆる長女なのだ。 皆から尊敬されうらやましがられる存在でなければならない。 間違いを犯してはいけない。そんな暗黙の空気が彼女の生活圏を包んでいる。 「泣いても・・・いい」 わたしは朝倉涼子の肩を抱いた。 「ありがとう」 でも朝倉涼子は泣かなかった。強がりはオリジナルの個性のようだ。 「あなたの作ったカレーが食べたい」わたしは言った。 朝倉涼子はまだ離れない。気温が下がってきた。わたしは少しだけ体温を上げた。 END
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3397.html
涼宮ハルヒは俺のことをどう思っているのだろうか? 古泉は俺がハルヒに選ばれたとか言っていたが、俺は宇宙人でも未来人でも超能力者でもないどこにでもいるただの男子高校生にすぎない。そんな俺が選ばれた?…なぜだ? どうしてハルヒが俺を選ぶというのだ? 「……………」 真っ白な天井を眺めていても答えは出て来ない。 「……寝るか」 俺は考えるのをやめて電気を消した。 夏の暑さもひと段落し、この忌々しい坂道もようやく汗をかかずに昇り切れるようになった頃、ハルヒのことで毎日のように頭を悩ませている俺に新たな頭痛の原因となる出 来事が起きた。 いつものように教室に入りいつものようにハルヒに話しかける。 あいかわらずハルヒは俺の後ろの席にいる。というか、なぜ何度席替えをしてもハルヒが俺の後ろの席にいるんだ? 「よう。窓の外に宇宙人でもいたか?」 「んなわけないでしょ、バカ!」 バカと言われるのももう慣れた。 それにしても今日は機嫌が悪いようだ。 「っほんと毎日暇で死にそうよ。そろそろ怪奇現象のひとつやふたつ起こってもいいころなのに。キョン、SOS団のメンバーなら面白そうな事見つけて来なさいよ。あんたは頑 張りが足りないのよ頑張りが」 どう頑張れというのだ?そもそも頑張ればハルヒの望むものを見つけてこれるのか?まあ頑張る気なんてないのだが…。俺は適当に相槌を打って前を向いた。 この頃になると放課後には体が勝手に部室に向かうようになっていた。 今日は用事があって帰らなければならんのだがハルヒが許すだろうか…。許さなくとも帰ろうと決意し部室へ向かう。部室入口の古くなった扉を開けると部室の備品と化した 長門が読書をしながら座っているだけ。毎日の授業の疲れを朝比奈さんのメイド姿で癒すことが習慣になっていた俺には残念なことだった。 「朝比奈さんは?」 「来ない」 理由を聞こうとも思ったがやめておこう。 ハルヒはまだ来ていないようだし、古泉も機関がどうのこうの言っていたし、俺は用事がある、今日の活動は無しだろう。長門にそう告げて帰ろうとしたら 「待って…」 「話しておきたいことがある」 「今じゃないとだめか?はやく帰らないとならんのだが」 「すぐ済む」 「…そうか。なら早めにたのむ」 俺は鞄を手に持ったままパイプ椅子に座った。 長門は読んでいた本のページを開いたまま顔だけをこちらに向けてじっと俺の目を見ている。 話があるんじゃないのか、長門。 「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースとして作られたわたしに本来備わっていない感情に似た感覚がうまれた。このことを情報統合思念体は対有機 生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースの進化ととらえている」 「長門有希という個体はあなたに情報統合思念体が持たない新しい未知の感覚を感じている」 いきなり理解に苦しみそうな話が出てきたようだ。もっとわかりやすく話してくれ。 「説明できる感覚ではない。が、あなたにわかりやすく言語化すると『好き』」 …ん?今何と言った?俺の聞き間違いでなければ『好き』と言ったように聞こえたが……まさかな。 「長門、よく聞き取れなかった。もう一度言ってくれ」 「好き」 どうやら聞き間違いではなかったようだ。こんなに無表情な顔で好きなんて言える人間がいるのか?いや、前言撤回。こいつは人間ではなかった。 「本気で…言ってるんだよな」 肯定 「ドッキリじゃないよな?ほら、ハルヒに言わされてるとか」 否定 「………そうか」 いつも何を考えているのか分からない奴だとは思っていたが、よもやこんなことを言われるなんて夢にも思わなかった。 「好きと言われても…おまえはその情報ナントカとかゆう奴につくられたいわば宇宙人なんだろ」 「肉体的には地球上の人間とそう変わらない」 手首だけでグローブを弾き飛ばす程の剛速球を投げたり、無数の鉄の槍に貫かれても死なない体のどこが変わらんのか。 「ハルヒの観察はどうするんだ?おまえの目的はそれだろ」 「今までどおり。影響はない」 それ以上何を話せばいいのかわからず俺は沈黙していると 「だから………だからどうしてほしいということはない。ただ知っていてほしかっただけ」 知っていてほしかっただけ、か。長門らしいというかなんというか…。 「………」 「………」 沈黙がこれほど苦痛に感じることが他にはあるだろうか。本当ならこんなとき答えを返せばいいのだろうが…なんせ相手は長門だ。 「………」 「………」 「時間」 「ん?あぁ、そうか、すまん」 俺は長門の言葉で用事に遅れそうなことに気づき、結局そのまま帰ってしまった。 ……情けない。 頼まれた用事を済ましている間も長門の言葉が頭から離れない。こういうときは告白をどう断ろうか考えたり、これからのラブラブな生活を思い浮かべて気色悪いニヤニヤ顔 になったりするのだろうが今の俺はそのどちらにもあてはまらない。 長門が何を望んでいて、俺はどうすればいいのか。何度も頭の中を駆け巡る疑問に俺は答えを出せずにいた。 それは家に帰ってからも同じで俺は何もない真っ白な天井を眺めていた。 「キョンく~んどうしたの?」 「ぬぉっ!急に目の前に現れるんじゃない!」 「え~?ちゃんとノックしたよー。何か考え事?」 「お前には関係ない。用がないなら出て行け」 「はさみ借りてもいい?」 「かまわんが借りたものはちゃんと返すんだぞ」 「テヘッ☆」 ………デジャブ。 今日もつまらん授業を終えて放課後になる。 とうぜん俺はいつものように部室へ向かう。…いつもより足が重い。 ガチャ 部室入口の扉を開ければやはり長門が読書をしている。長門はこちらを気にする様子もなく読書を続けている。 「あっ、今お茶入れますね」 朝比奈さんは俺に気づくとパタパタとお茶くみセットの方に走って行った。今日も朝比奈さんは眩いばかりのメイド姿を披露している。朝比奈さん、あなたを見るだけで俺は 無限の癒しを感じることができます。あなたの笑顔は俺のどんな悩みごとも吹き飛ばしてくれます。 「はい、どうぞ。熱いから気を付けてくださいね」 朝比奈さんのお茶で現実世界に帰ってくると昨日の長門の言葉を思い出した。さすがに朝比奈さんの前で昨日のことを長門に聞くわけにもいかず、(いや、たとえ長門と二人 きりだったとしても俺は何を聞けばいいか分からなかっただろう)朝比奈さんといつものように話をしていた。 ガチャリ 「おや、涼宮さんはまだのようですね」 古泉は一通り部室内を見渡すと前髪をちょいと指で弾いて俺の向かい側のいすに座った。 と同時に部室入口の扉が勢いよく開いた。 バン! 「みんなちゃんとそろってる~!」 ハルヒが満面の笑みで入ってきた。こいつのこの笑顔には見覚えがある。なにか余計なものを見つけてきたときの笑顔だ。 「市内で不審人物の目撃が多発!多発よ多発!これは何かあるに違いないわ」 ただの不審人物だろ?何を騒ぐことがある? 「キョン、あんたわかってないわね。不審人物が何もないわけないでしょ!」 「次の土曜日!つまり明日!朝八時に北口駅前に集合ね!遅れないように。遅れたら死刑だから!」 まて、八時だと!いつもより早いじゃないか。 「あたりまえでしょ!探索する範囲が広いんだから」 こりゃ死刑確定だな、なんて思いながらハルヒの明日についての説明を聞いた。 今回もいつものファミレスで市内探索前の会議を開いている。もちろん俺のおごりで。どうして俺のおごりなのかは説明しなくてもわかると思う。 「今日の探索についてはこんなとこ。じゃあふたつに別れるわよ」 そう言うとハルヒは備え付けのつまようじの先端を赤く塗り、頭だけが見えるように五本のつまようじを差し出した。俺たちはそのつまようじを一本ずつ取っていく。 俺の取ったつまようじは先端が赤く塗られていた。 さて、今回行動を共にするのは… ハルヒのつまようじの先端は赤く塗られてはいない。どうやらこいつにあちこち引きずり回される心配はなくなったようだ。 朝比奈さんのつまようじの先端も赤く塗られてはいない。朝比奈さんと楽しいひと時を過ごすのはおあずけか、実に残念だ。 古泉のつまようじも二人と同じ。男二人で仲良く市内探索なんて気持ち悪いのはごめんだ。 …ん?ハルヒも朝比奈さんも古泉も違うとなると… 「じゃああたしたちは北側ね。キョンと有希は南側をお願い。キョン!ちゃんとやるのよ!なまけたら承知しないんだから!」 俺と長門はハルヒたちと駅前で別れてとりあえず歩き出したものの、市内探索をする気なんて毛頭なく、目的もないままさ迷い歩いているだけであった。 いつもは何とも思わない長門の沈黙ぶりが苦しく感じる。ここは何か話題を振るべきか? 「なな、ながと、おまえいつもせいふくだよなー」 「………」 「ながとのしふくすがたもみてみたいなーなんて…ははは」 「………」 「………」 「………」 「とりあえず図書館にでも行くか?」 「…(コクリ)」 初めての市内探索の時に長門と行った図書館に今回も行くことにした。 図書館に入るや否や、長門はふらふらと本棚の方に向かって行った。 俺は館内を見渡し、空いているソファーの席を見つけてそこに座り込んだ。 お気に入りの本を見つけたのか、さっきまで本棚の周辺をふらふらしていた長門は一冊の本を手に俺の隣にちょこんと座った。それは長門らしからぬ行動に思えた。 前回この図書館に来た時は俺のことなんかおかまいなしに本棚の前から動こうとしなかったのに、今は自分から俺の横に来て本を読んでいる。 初めて会った時の長門と現在の長門は明らかに違う。古泉が言い出したことだが俺もその意見には賛成だ。長門のちょっとした仕草や態度が微細に変化している。勘違いなん かではない。顔もメガネっ娘の頃が谷口の言うAマイナーなら今はAプラスかAAぐらいはあげてもいいと思うのは俺だけか?長門は世間一般の目から見ればいわゆる美少女 ってやつなわけで、普通の奴ならその美少女からの告白を断るなんてことはしないだろう。しかし、俺は長門がただの美少女じゃぁないことを知ってしまっている。証拠も存 分に見せつけられた。長門だけじゃない。幸か不幸か、あの日涼宮ハルヒなんていう地雷を踏んでしまったがために、活動目的もはっきりしないSOS団なんてものに入れら れ、毎日ハルヒにこき使われ、普通じゃない奴らと活動し、おまけに宇宙人に愛の告白を受けるはめになった。 頭の中で今までのSOS団活動記録を読み返していると携帯電話がふるえているのに気がついた。―――古泉から? 「今どの辺ですか?そろそろ戻ってきた方がよろしいかと思いますよ。遅れるとまた何があるか…、今の涼宮さんは機嫌がよろしくないようですし」 古泉が気を利かせて電話してきたようだ。無駄に気の利くところが腹が立つ。しかしまあ、遅れてハルヒにまたおごりなんて言われるのもごめんなのでそろそろ戻るとしよう 。 長門の読んでいた本は借りてやり、図書館をあとにした。 駅に向かって歩き、もうすぐ駅前のショッピングモールが見えるあたりに来た時 「そこに居るのはキョンくんじゃないかいっ!おやおやデートかな?隅に置けないね~」 「こっ、これはハルヒ主催の市内探索でして、たまたま…その…あえsrdtふじこkp@;」 「はっはっはっ、わかってるよっ!おおっとそうだっ、これみくるに渡しといてくれないかいっ!みくるのやつ忘れて行ったみたいでさぁ~」 「ノート…ですか?」 「もちろんっ中は見ちゃダメにょろよ!」 「はあ…わかりました」 「じゃあよろしくたのむよっ!にょろ~ん」 相変わらず元気のいい人だ…。 駅に戻ると今回の探索結果に満足のいかないハルヒがなにやら言っていたが、解散することとなった。帰り際に朝比奈さんに鶴屋さんからの預かりものを渡した。朝比奈さん は中を見なかったか何度も聞いてきて、俺はそのたびに見ていないと答えた。実際、本当に見ていないし、見てはいけないものだとわかっていた。なぜならそれは朝比奈さん の日記であったからだ。………ほんとは見たかった。 今日はいつもより寒い。くもりだってこともあるのだろうが、昨日との気温の差で調子が悪くなりそうだ。 こんな日でも授業はあるし、SOS団の活動がなくなるわけでもない。いつものように部室に行き、朝比奈さんの入れてくれたお茶を飲み、古泉とボードゲームをして、ハル ヒのわがままにつきあい、いつものように一日が終わっていく。…予定だったのに今日は古泉に誘われて緑地公園を散歩している。 「~、というわけですよ」 「そうか。で、そんな話のために俺を公園散策に誘ったのか?」 「そうですね、本題に入りましょうか。ふふっ」 なにが ふふっ だ、気色悪い。 「いや~驚きましたよ、よもや長門さんがあなたに愛の告白をしていようとは」 「長門さんでも人を好きになることがあるのですね」 「!!」 どうしておまえが知っている。おまえの機関は長門まで監視しているのか? 「いえいえ、長門さんの監視はしていません。『できない』と言ったほうが正しいでしょうか。そもそも情報コントロールにおいて我々機関は長門さんの足元にもおよびませ ん」 「だったらどうして知っているんだ」 「長門さんから相談されたんです。あなたの行動がデータにあったのと違う。何か間違いがあったのか、と。長門さんにも女の子らしいところがあるのですね」 「で、おまえはなんて答えたんだ?」 「ふふっ。『あなたの予想と違うのならその通りにしてしまえばいい。情報操作で相手の気持ちまでコントロールしてしまえばいかがですか』とね」 ナ、ナンダッテー!!!!まさか長門のことが頭から離れないのはそういうことなのか!!!! 「冗談ですよ。そのような助言はしていませんよ。したところで長門さんが実行するとも思えませんし。」 ふふっと笑う顔が余計にムカつく 「ただ、僕からひとつだけ言っておきたいことがあります。あなたの行動が涼宮さんの感情にどう影響するか、それを忘れないでください」 長門とのことがあったからって急に俺のお昼の時間が変わるわけもなく、いつものようにこうして谷口と国木田といっしょに弁当を食べているわけだが。どうして谷口の話は こう面白くないのだろうか。 「ありゃ完全にデキてるな」 「へぇ~」 「どう思うキョン?」 どうも思わん。 「なんだその反応。つれねー奴だなぁ」 「…そういや昨日、長門を見かけたんだが」 「ぶふぉっ!」 「どうしたキョン?」 「いや、なんでもない。続けてくれ」 「それが朝比奈さんもいっしょでよ、朝比奈さんは楽しそうに笑ってたんだが長門のやついつもの無表情でさぁ」 「へぇ~」 「で、何してたと思う?キョン」 さあな 「なんだよキョン、とうとう涼宮に考えるのも禁止されたか?」 「じゃあ何してたんだよ」 「しらん」 さて、恒例行事となったこの市内探索が今日も始まろうとしている。ただいつもと違うのは長門が私服だということだ。俺が前回あんなことを言ったからか? 「ほら、キョン!くじを引きなさい!っほんとに、ぼーっとしてる暇なんてないのよ!」 どうせ何の結果も得られずに終わるんだから適当にやればいいだろ。 「何言ってるの!!そんなだから何も見つけられないんでしょ!」 はいはい、引けばいいんだろ引けば。 くじ引きの結果俺は朝比奈さんと二人きりで散歩することとなった。このときばかりは市内探索を毎週やってもいいかという気持ちになる。 「大丈夫でしょうか、ゆっくりお散歩なんかしていて。涼宮さんに怒られないでしょうか?」 あんな奴にバレるわけがありませんよ。それにバレたとしても適当な言い訳つけときゃいいんですよ。 「ところで、長門のあの私服、朝比奈さんが選んだんじゃないですか?」 「へっ、あっ、わかります?あの、へん…じゃなかったでしょうか」 いえいえ、とてもよかったですよ。むしろ朝比奈さんに着てほしいくらい。 「よかった…」 「ところで、朝比奈さん長門のこと苦手だったんじゃないんですか?」 「はい…最初は不安だったんですけど、いつもの長門さんじゃないみたいで。いろんなお店をまわっているうちに大丈夫になってきて。ほら、服を選ぶのってすごく楽しいじ ゃないですか。それに、長門さんの私服、とってもかわいいんですよ」 このときから、いや、本当はもっと前から、俺は長門に違和感を感じていた。 またいつものように一週間が始まり、放課後になると俺は部室に行く。 今日は長門以外まだ来ていないようだ。自分でお茶でも入れようかと思ったが、朝比奈さんの入れたお茶の方が何倍もおいしいからここは我慢しておこう。 長門の方を見るといつものようにSFだか哲学だかわけのわからん分厚い本を………読んでない!? よく見ると日に日に増えていく部室の本が減っているような気がする。 「長門、夏休み前に頼んだアレ、もうできたか?」 「………まだ」 「…そうか」 いままで溜まっていた長門への違和感が爆発した瞬間だった。 「ところで長門、俺が頼んだアレってなんだ?おまえに頼みごとをした覚えなんてないんだが」 「………」 「おまえ……誰だ?」 「うふっ…バレちゃったか」 世界がグニャっと歪んだ。今まで部室にいたはずなのにいつの間にかコンクリートの壁だけになっている。 まて!この部屋には見覚えがあるぞ! 次の瞬間、長門が足もとが光りだしその光が見る見るうちに長門を飲み込んでいった。 「どうして…どうしてお前がここにいるんだよ!!」 そこに立っていたのはいるはずのない人物………朝倉涼子だった。 「ああ、勘違いしないで、私はあなたの知ってる朝倉涼子じゃないわ。みての通り私には自分の姿を他人の姿に再構築する力がある。今はあなたに分かりやすいように朝倉涼 子の姿をしているだけ」 なぜだ…なんのために 「ふふ、『強進派は私だけじゃない』って朝倉涼子が言ったはずよ」 「あなたを涼宮ハルヒから遠ざけて、涼宮ハルヒの反応を見ようと思ったけど…失敗ね」 またハルヒか。でも何のために長門に……それに本物の長門はどこだ? 「長門さんなら異空間に閉じ込めているわ。朝倉涼子のときみたいに邪魔されると困るもの。それにあなたや涼宮ハルヒと行動を共にしている長門さんになれば行動もしやす いし。とにかく、邪魔ものの長門有希を消し、その長門有希になりかわるのが一番合理的だったってわけ」 どおりで最近の長門の行動がおかしかったわけだ!俺たちが長門だと思っていたやつは偽物だったんだからな! 「でもそれももう終わり。あなたに気づかれた時点で作戦は失敗。空間閉鎖の力も弱まって長門さんも出てきたみたいだし」 いつからそこにいたのか…気がつくと後ろに長門が立っていた。 「情報連結解除、開始」 長門がそう言うと、あの日見たのと全く同じように朝倉涼子の…いや、朝倉涼子の姿をした奴の身体が消えていった。と同時に周りの様子も元の部室に戻っていた。 とすん、と軽い音がして、俺はそっちへ首をねじ曲げ、長門が倒れているのを発見して慌てて駆け寄った。 「おい!長門、しっかりしろ」 「処理能力を閉鎖空間からの脱出と情報操作で使いすぎた。動くまでに少し時間が必要」 「そうか、ならしばらくこうしてるか」 「WAWAWAわっすれーもの」 ガサツに戸をあけて誰かが入ってきた。 「うおっ!!すまん、ごゆっくり!!」 またおまえか… 毎度のことだが俺の身にどんなことが起ころうともハルヒはいつもと変わらない。なにが起きていたのか知らないのだから当然なのだが。 古泉にはあの後一部始終を話した。話を聞いたあとに何やらしゃべっていたようだがそんなもん覚えていない。 朝比奈さんにはしばらく話す機会がなく、市内探索に制服で来た長門を見て悲しそうな表情を浮かべていた。 長門はいつもと変わらず部室で分厚い本を読んでいる。 いつも長門に助けられてばかりだからな、たまには長門のお願いでも聞いてやろうか。 そんなことを考えながら今日も俺は部室へと向かう。 ちなみに、谷口にあの日のことを問い詰められたのは言うまでもない。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1215.html
Report.12 長門有希の憂鬱 その1 ~長門有希の消失~ 「うりゃあぁぁぁ! 今日もみくるちゃんは可愛いなっ! 胸もまたおっきくなったん違(ちゃ)う!?」 【うりゃあぁぁぁ! 今日もみくるちゃんは可愛いなっ! 胸もまたおっきくなったんじゃない!?】 「わひいぃぃ!?」 涼宮ハルヒが朝比奈みくるの胸を揉む。みくるはいつもなら嫌がるが、今日は余り嫌がっていない。 「はふぅ……涼宮さん、ほんまに胸揉むん好きですね……しかも妙に上手いし……」 【はふぅ……涼宮さん、ほんとに胸揉むの好きですね……しかも妙に上手いし……】 頬を上気させて、荒い息をしながらみくるは言った。 「いや~、みくるちゃんの胸はほんまに揉み応えがあって癖になるわ。」 【いや~、みくるちゃんの胸はほんとに揉み応えがあって癖になるわ。】 ようやくみくるを解放したハルヒは、一仕事終えたかのような表情で言った。 「うふ。じゃあ、こういうのはどうですか?」 そう言うとみくるは、ハルヒの頭を抱きかかえた。 「むー、むー……この程よい窒息感、イイ……」 ややくぐもった声で、ハルヒが答える。 「更にはこんなこととか。」 みくるはハルヒの後ろに回ると、彼女の頭に胸を乗せた。 「おおお、この重量感! 信じられへん……」 【おおお、この重量感! 信じられない……】 「ふふふ。涼宮さんて、ほんま胸好きですね。大きければ何でも良いんですか?」 【ふふふ。涼宮さんて、ほんと胸好きですね。大きければ何でも良いんですか?】 「いやいやいや、決してそういうわけ違(ちゃ)うんよ。大事なのは形と実用性! そして何より……『その人の胸』ってのが重要やねん!」 【いやいやいや、決してそういうわけじゃないのよ。大事なのは形と実用性! そして何より……『その人の胸』ってのが重要なの!】 「ふぁ……それって、『あたし』の胸やから、ってことですか!?」 【ふぁ……それって、『あたし』の胸だから、ってことですか!?】 ハルヒはみくるに向き直って言った。 「ファイナルアンサー?」 「ふぇ!? フ、ファイナルアンサー……」 ハルヒは眉をしかめながら、長い溜めに入った。 「……正解!」 ハルヒはみくるの胸を、前からパン生地をこねるように弄んだ。 「それじゃご褒美! うりゃうりゃうりゃうりゃ……」 「あっ、あっ、あっ、あっ……」 「……けだもの。」 その時、平坦で冷静な声が二人に浴びせ掛けられる。わたしはとっくに部室に入っていた。いちゃついていた二人の動きが止まる。顔が引き攣っている。わたしはそれ以上何も言わず、いつもの席に着くと、本を読み始めた。今日は『新明解国語辞典』。この辞書は、解説がユニーク。 『…………』 三人分の三点リーダが部室を支配する。 「こほん!」 ハルヒはぎこちなくみくるの胸から手を離すと、わざとらしく咳払いを一つした。 「あー、みくるちゃん! お茶お替りお願いっ!」 「は、はい!? ただいま!」 みくるは、服の乱れを直すのもそこそこに、慌ててお茶の用意をする。 「は、はい涼宮さん!」 「あ、ありがと!」 お茶を机に置くみくる。ハルヒの声は微妙に、みくるの声は明らかに、上ずっている。 「は、はい長門さん!」 わたしのそばにお茶が用意される。普段ならわたしは、少しだけ視線を上げて謝意を表明するが、この時は何もしなかった。したくなかったから。 先ほど、わたしは思わず声を掛けた。普段なら、何も言わず観測に徹していたはずなのに。なぜか、声を掛けずにはいられなかった。 人間の感情に例えると、それは『面白くない』というものだった。 わたしの好きな人同士が、乳繰り合っている光景。それが面白くなかった。なぜ? 答えは簡単に出た。理由は一つ。そこにわたしがいないから。わたしは『嫉妬』していた。 やがて『彼』と古泉一樹が部室に姿を現し、いつものように活動が始まった。しかし、完全に普段通りとはいかなかった。 ハルヒとみくるは、しきりに視線を交わしては、慌てて視線をそらしている。その度にわたしからは、『彼』の表現を借りれば『透明オーラ』が立ち上るような気がした。微妙に張り詰めた空気を察知して、男子二人も気が気ではない様子だった。 何となく気まずい空気に包まれながらの活動も終了し、皆は帰途につく。 わたしは、部室の整理をすると言って部室に残っていた。確かめたいことがあったから。 『団長』と書かれた三角錐が置かれた、ハルヒの席。そのそばに、丸めた紙くずが落ちていた。わたしは活動中から何となく気になっていたその紙くずを開いてみる。そしてわたしは硬直した。 『キョン……あたしの有希を取らないでよ!!』 人間に例えると、『頭が真っ白になった』という状態。わたしの情報処理機能が停止していた。 「有希……?」 その時ハルヒが入ってきた。声を掛けてくるまで気付かなかったとは。以前のわたしなら考えられない出来事。 「何見てんの……!? そ、それは!?」 わたしは未だに動けないでいる。 「な、何を……何を見てんの!!」 叫んで猛然とわたしに向かってくる彼女。ものすごい勢いでわたしから紙を奪い取る。 「何よ何よ何よ何よ!! 何(なん)で見てんの!!」 「あ……」 わたしは声すらもまともに出せない。 「わ、わたしは……不要なら捨てようと思って……大事なものでないか確認しようと……」 「うるさいっ!!」 彼女に突き飛ばされる。わたしはまともに本棚に叩き付けられた。何冊か本が落ちてくる。 「何(なん)で人の、プライバシーを覗いとぉ!」 【何(なん)で人の、プライバシーを覗いてんのよ!】 「違う……わたしはただ……」 その時、額に何か液体が垂れてきた。血。見る見る青ざめていく彼女の顔。『やってしまった』という表情。 「……信じて。」 「あ、あたしは悪くないんやからね! 有希が人の書いたものを勝手に見てたのが悪いんやから!!」 【あ、あたしは悪くないんだからね! 有希が人の書いたものを勝手に見てたのが悪いんだから!!】 彼女はそっぽを向いて……わたしが血を流している姿を見ないようにしながら言った。 「き、気分が悪いから帰る! ……あ、あんたも、保健室行っときや!」 【き、気分が悪いから帰る! ……あ、あんたも、保健室行っときなさいよ!】 そう言い捨てると彼女は、バツが悪そうに足早に立ち去った。彼女を怒らせてしまった。不手際。だが……なぜあの時わたしは、まともに行動できなかったのだろう。 彼女があれほど激昂したのは、この紙片が原因であることは間違いない。彼女が立ち去ってから、改めてその紙片を観察する。 そして、その紙片が落ちていた辺りに、他にも幾つか同じように丸めて捨ててある紙片を見付けた。今度は彼女がこの部室に近付いていないことを確認してから、他の紙片も確認する。 それには、『キョン』――『彼』や、わたし、みくる、一樹への、屈折した思いの丈が書き殴られていた。 思い当たることがある。 最近彼女は、Webサイトを閲覧しながら、時々紙に何かを書き付けていた。最初は、何か気に入った情報をメモしているように思われたが、それにしては様子がおかしかった。それを書いているときの彼女は、非常に不機嫌だった。その時に書いていたのが、これらの紙片だろう。こうすることで、彼女は自分のイライラを静めていたということか。 人間には、心の中に、他人には知られたくない、『触れられたくない』と考える情報が存在する。他人へ寄せる好意、悪意等も、そのような情報である場合が多い。ハルヒもそうなのだろう。そんな彼女の……最も他人に触れられたくない領域を、わたしは侵してしまったことになる。 「……うかつ。」 この不手際、どう埋め合わせをするか。重大な懸案事項を抱えてしまった。しかし、事はこれだけでは済まなかった。もっと重大な事態が発生したから。 その夜、小規模ながら、情報フレアが観測された。発生源は涼宮ハルヒ。今回は以前と違って、ごく限定的な範囲に圧縮した情報の奔流が見られた。以前は、ほぼ無秩序に世界を書き換えてしまう形での、文字通り『爆発』であった。 しかし今回は違う。限定的・選択的に情報を書き換えるという、高度に制御された情報操作。力の主は、力の使い方を無意識的にでも、『肌で感じている』のかもしれない。 わたしが部屋で一人、夜を過ごしている時のことだった。わたしは、彼女を怒らせてしまった不手際をどう埋め合わせするか検討していた。 そんな時、突如、わたしの肉体、ヒューマノイド・インターフェイスとしての有機情報連結体が、その形状を保てなくなった。瞬く間に、煌めく砂のような粒子になって崩れていくわたしの身体。それはいつかの、朝倉涼子の姿と同じだった。 わたしは、為す術もなく、空気に溶けていくわたしの身体を見ているしかなかった。……朝倉涼子は、どんな気持ちで、この光景を、自分の身体が崩れていく様子を見ていたのだろうか。 今回引き起こされた現象は、わたし――『長門有希』の消失。 『長門有希』は、消失した。個体としての特異性を失い、無個性な情報生命体として、涼宮ハルヒとその周辺に『漂って』いた。彼女達に働きかける手段を持たない、ただ観測するだけの存在。 情報統合思念体は、個体・長門有希の復元を試みたが、それは徒労に終わった。大きな力――涼宮ハルヒの意思が介在した。 『有希に会いたくない。』 その思いが、長門有希の再生を許可しなかった。 情報統合思念体は、長門有希が消失した現状を維持しながら、観測を継続することにした。長門有希の不在については、人間の意識に無理なく理解される形に情報が操作された。観測そのものは、他の端末や肉体を失った長門有希を通してでも可能。 しかし、涼宮ハルヒの中で、長門有希という個体に関する情報は、既に大きな領域を占有していた。よって、このまま長門有希を廃棄する事はできない。どのような影響があるか予測不可能。したがって、代替インターフェイスを配置する必要があると認められた。 この時点で、涼宮ハルヒはある人物を思い出していた。それは、『朝倉涼子』。 朝倉涼子は、元々は長門有希のバックアップとして、涼宮ハルヒと同じクラスに配置されたインターフェイス。しかし、異常動作による独断専行により、重要観測対象である通称『キョン』を殺害しようとした。そしてそれを阻むために行動した長門有希により、有機情報連結を解除されていた。 朝倉涼子の、インターフェイスとしての性能は、長門有希と遜色ない。そして、涼宮ハルヒの近くに配置しても問題が少ないという、数少ないインターフェイスでもある。 長門有希の再構成は未だ不可能。情報統合思念体は決定した。 長門有希の『バックアップ』、朝倉涼子を再構成し、長門有希の任務を代行させる。つまり、『バックアップ』としての役割を果たさせる。 ――再構成、パーソナルネーム朝倉涼子 ――辞令、長門有希任務代行 朝倉涼子 朝倉涼子が帰ってきた。涼宮ハルヒを観測する任務を帯びて。 「謹慎がようやく解けたと思ったら、ただの仮出所か……」 朝倉涼子の任務は、あくまで『長門有希任務代行』。長門有希が元に戻れば、涼子の任務は終了する。 「所詮わたしはバックアップかあ。長門さんが元に戻ったら、すぐにわたしは消えてしまうのよね。」 涼子は、情報統合思念体の自分に対する扱いに、やや不満を抱いていた。 「そういえば、前も再構成されて、結局同じことをして、また消されたっけ……扱い悪いなあ。」 復元された場所は、今はもぬけの殻となった、708号室。長門有希の部屋の中。 涼子は鏡を見る。自分が明らかに不満そうな表情を浮かべていることを視認する。彼女は両頬を軽く手で叩いた。 「ま、一端末があれこれ言っても仕方ないか。仕事仕事!」 すぐに表情を笑顔にする。彼女は優秀だった。 「涼宮さんに、長門さんにまた会いたいって思わせる必要があるわ。やっぱり、学校行くのが一番有効かな。」 久しぶりに元・1年5組の人たちにも会いたいしね、と涼子は準備に取り掛かる。情報操作。 「時間の流れを無視した記憶改変は危険、というのが、長門さんの暴走で得られた教訓。」 操作の範囲が広がる分、記憶の整合性に注意しつつ十分な時間範囲に改変を行うことは、極めて煩雑。しかも、そこまで行っても、涼宮ハルヒと彼女に近い人間には、違和感に気付かれる恐れがある。 涼子は最小限の改変で済むよう、注意深く改変箇所を選定した。 「……操作完了。やっぱりこうするのが一番合理的かな。……キョンくんは、わたしのことは信用してくれないだろうけど……」 『自業自得』と呼ぶには、彼女にも酌むべきところはある。彼女は任務に忠実だった。しかし事情は、殺害されかけたキョンにとっても同じであることを、彼女は理解していた。それはこれまでの観測による、人間心理の考察によるところも大きい。 彼女は優秀だった。 朝倉涼子は私服で北高に登校した。彼女は、転校先のカナダから一時帰国したことになっている。既に北高に籍はないので、授業には参加しない。本来なら校内への立ち入りも難しい。しかし、元・北高生で、急な転校であったこともあって、特例として校内への立ち入りと、一部授業の見学を許可された。 彼女は涼宮ハルヒとキョンがいるクラスの授業を中心に見学した。そのクラスは、元・1年5組の生徒が多かったこともあって、朝のHRから登場し、挨拶を行った。 「えー、今日はみんなに紹介する人がおる。このクラスは元・1年5組の者が多いから、覚えてる人もおるかもしれん。」 【えー、今日はみんなに紹介する人がいる。このクラスは元・1年5組の者が多いから、覚えてる人もいるかもしれん。】 そう言うと担任の岡部教諭は、廊下にいる人物に、教室への入室を促した。教室に彼女が入ってくる。 「おはようございます。初めての人は、はじめまして。覚えている人は、お久しぶり。去年、1年5組にいた、朝倉涼子です。父の仕事の都合で、カナダに転校しました。親族での用事なんかがあって、今は日本に一時帰国してます。それで、せっかくなので、北高に来させてもらいました。短い間ですが、よろしくお願いします。」 教室にどよめきが起こった。ハルヒは目を輝かせ、対照的にキョンは真っ青な顔をした。涼子は、彼らへの対応を最優先させる必要があった。 なお余談であるが、『見学』ではあるものの、設定上『英語』という言語を使用するカナダという国へ転校したことになっているので、英語の授業では、例文の朗読係として重宝された。 「うん、さすがは生の英語に触れてる人間の発音やな。完璧や。というか、正直、教師を超えてるな……」 【うん、さすがは生の英語に触れてる人間の発音だな。完璧だ。というか、正直、教師を超えてるな……】 「いえいえ、まだ一年ほどですから、そんなには……」 挨拶を行ったHR後、早速元・1年5組の女子に囲まれ、質問攻めに遭う涼子。その輪の中にいながら、彼女の接近を認めると、涼子は視線を彼女に向ける。 「久しぶりやね、朝倉。」 【久しぶりね、朝倉。】 「お久しぶり、涼宮さん。」 周りを囲んでいた女子達も、彼女達の会話に注目している。 「急に転校して、あの時はびっくりしたで。あの日すぐにあんたのマンション行ってみたんやけど、もう荷物とか何もなかったわ。えらい引っ越しの手際がええなー思(おも)てた。」 【急に転校して、あの時はびっくりしたわ。あの日すぐにあんたのマンションに行ってみたんだけど、もう荷物とか何もなかったわ。やけに引っ越しの手際が良いなーって思ってた。】 涼子は答える。 「詳しいことはよぉ知らへんけど、会社の方で何もかも手配済みやったらしくて、わたしが学校行ってる間に、片付けは終わってたみたい。わたしもびっくりやったわ。おかげでろくに挨拶もできひんで。みんなごめんな?」 【詳しいことはよく知らないけど、会社の方で何もかも手配済みだったらしくて、わたしが学校行ってる間に、片付けは終わってたみたい。わたしもびっくりだったわ。おかげでろくに挨拶もできなくて。みんなごめんね?】 涼子は周囲の女子達を見回しながら謝罪する。予鈴が鳴ると、涼子は職員室へ向かった。 校長室で校長への挨拶等をしたり、職員室の応接室で教師達と談笑したりするうちに、昼休みとなる。そろそろ昼食を、と思うと同時に、応接室の扉が勢い良く開いた。 「朝倉ー! 一緒にごはん食べよー!!」 涼宮ハルヒはやっぱり涼宮ハルヒだった。後ろには、ネクタイを掴まれて引きずり回されたであろうキョンの姿もあった。 彼女達は外のベンチに陣取った。キョンは弁当、ハルヒと涼子は学食から持ち出してきた。 「ここの学食の料理を食べるのも久しぶりやわあ。」 【ここの学食の料理を食べるのも久しぶりだわ。】 涼子はしみじみと感想を述べる。ハルヒが答えた。 「残念ながら、全然味は美味しくなってへんけどね。」 【残念ながら、全然味は美味しくなってないけどね。】 涼子は、にこにこしながら言った。 「それにしても、涼宮さん。しばらく見いひん間に、結構変わったね。」 【それにしても、涼宮さん。しばらく見ない間に、結構変わったわね。】 「何が?」 きょとんとした顔で、ハルヒは答える。 「クラスの人とも打ち解けてるみたいやし、何より、表情が変わったわ。」 【クラスの人とも打ち解けてるみたいだし、何より、表情が変わったわ。】 「そうかな? よぉ分からへんけど。」 【そうかな? よく分かんないけど。】 「変わった変わった。前はすごかったんやで? まるで『寄らば斬る』っていう雰囲気やってんから。『SOS団』、やったかな? 涼宮さんが作った部活。その活動が楽しいんかな?」 【変わった変わった。前はすごかったのよ? まるで『寄らば斬る』っていう雰囲気だったんだから。『SOS団』、だったかな? 涼宮さんが作った部活。その活動が楽しいのかな?】 「まあ、楽しくない言(ゆ)うたら嘘になるかな。」 【まあ、楽しくないって言ったら嘘になるかな。】 ハルヒは、学食から運んできた日替わり定食の唐揚げを食べながら答えた。 「ところで、キョンの様子が朝からずーっとおかしいねん。あんたの顔を見てから、急に顔色が真っ青になって、何聞いても上の空で。」 【ところで、キョンの様子が朝からずーっとおかしいのよ。あんたの顔を見てから、急に顔色が真っ青になって、何聞いても上の空で。】 それは間違いなく、涼子が原因。過去二回も、『彼』は涼子に殺害されかけている。そんな相手が目の前に現れたら、平静ではいられないだろう。 「何(なん)か心当たりある?」 「うーん、しばらくぶりに帰国した早々言われても……」 涼子は、困った顔をして答えた。もちろん理由については大いに心当たりがあるが、それを口にするわけにはいかない。 「あんたが転校する前に、キョンと何かあったとか?」 「えー、それはないと思うな。」 涼子はそう答えながらも、複雑な表情をしていることに、ハルヒは気付いていた。だが、その理由をこの場で問いただすことは何となく憚られたので、その点については触れないでおいた。 キョンは終始、憔悴しきった顔で無言を貫いていた。『彼』にはきちんと説明しなければならない。涼子はそう痛感した。『彼』の協力を得られなければ、任務は達成できない。 だが彼女が単独で、『彼』に接触して冷静に話を聞いてもらうことは、不可能に近い。『彼』にとって『朝倉涼子』は、完全に精神的外傷となっていた。 それに、ハルヒの周辺にいるのは、『彼』だけではない。朝比奈みくる、古泉一樹。未来人と超能力者の勢力からそれぞれ派遣された人員。彼らにも協力を要請する必要がある。 そのためには、まず派閥が違うとは言え、同類である宇宙人の勢力で話をつけておく必要がある。涼子は、別の派閥に属する対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイスに通信を試みる。 『派閥が違うのは重々承知の上で、お願いするわ。喜緑江美里。協力を要請します。』 『このままでは、うちの派閥にとっても、ひいては情報統合思念体にとってもまずいことになりそうなので、わたしもできる限り協力しますよ。』 『感謝します。』 宇宙人勢力の協力は取り付けた。次は人間勢の協力が必要。 だが、三人同時にハルヒから離すことは危険。ただでさえ彼女は今、『朝倉涼子』の登場で興奮状態にある。そして『長門有希』は今、そばにはいない。どんな反応をするか、正確に特定できない。 (これまでの観測データによると……古泉くんの協力が得られれば、根回しが自然にできる……ふむ。) まずは古泉一樹と朝比奈みくる。二大勢力の協力を取り付けよう。そう考えながら涼子は、素うどんを食べ終えた。午後は忙しくなる。適当に授業の見学名目でハルヒを観測しつつ、江美里と打ち合わせを行わなければならない。 ←Report.11|目次|Report.13→
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3679.html
――朝。 珍しく、いつもの時報が襲来する前から俺は覚醒していた。 ……というか、昨日は一睡もしてなかったからな。できるわけがない だが、その後は いつものように家を出て、 いつものように通学路で谷口と悪態を交わし、 いつものように眠たい授業を受けていたわけで、 何一つ日常に大きな変化は無かった。 ああ、倦怠ライフラブ。 そしてもちろん放課後は、はたから見ればなんだかよくわからないハチャメチャ部活動の部室へと足を向けるのだ。 あの暑苦しさは今日も健在で、何の恨みがあるのかは知らんが俺を攻撃し続けている。 そんなこんなを考えながら、俺は部室の扉を開く。 「長門」 俺は多少安堵した。 こいつはつい半日ぐらい前に俺と一緒にいた、いつもの長門だ。 もう雰囲気で分かってしまう自分を賞賛したい。まあ根本的に眼鏡の違いがあるんだが、 「よっ!」 「……なに」 いや、なにって言われてもなあ……はは。って、痛っ!! 「みんなー!!揃ってる―!?」 ……ノックはこいつに教え込むよりも、チンパンジーに教えるほうが楽そうだ。 「って、今日もあんたと有希しか来てないの? 昨日あんなに面白そうなこと提案したのに!」 昨日? その言葉に俺は引っかかった。もしかして、こいつや古泉の記憶はそのままなのか? 「き、昨日何があったんだっけ?」 「はあ!? あんた何言ってんのよ、もうその年でボケたの!? サッカーの話よサッカーの話!! みくるちゃんは来ないし、あんたも古泉くんも有希も即帰っちゃったからなんにも話しできなかったけどね!」 …長門はともかく古泉も帰ったのか? 「……あのパソコンの話は?」 「ああ! そうよパソコンパソコン! あたしが昨日使おうと思ったのに、立ち上げる前にみんな帰っちゃうんだもん!」 良かったよ。昨日の長門のバグ的情報操作は、存外うまくいったようだ。 直後。悔しいが、多少美少年的な色香の混じった聞き覚えのある声が部室に響く。 「おや、すみません! お取り込み中でしたか。」 何も取り込んでないからお前もすぐ入れ。 ……ってなんでお前は朝比奈さんをエスコートして一緒に来てるんだ! その手をはなしやがれ! 「よしよし! これで全員集まったわね! それじゃ、サッカー大会のミーティングを始めるわよ!」 やっぱりサッカー大会にでるはめになるのか…… 「とーぜんよ! 団長自身がこんなに楽しみなイベントを持ってきたんだから、あたしが皇族なったぐらいに敬意をはらって感謝してほしいぐらいよ!」 ハルヒは次々と独断でポジションを決めていく。 もっとも、いつぞやの野球大会のようにアミダで決められてもこまるけどね。 「あんたは何がやりたいの? どうしてもっていうなら、空いてるFWのところにねじ込んでやってもいいけど!」 いつかのデジャブのような気が、ちょっとだけした。 「長門はどうするんだ? まだポジション決まってないだろ。」 「……有希は……そうねぇ。みくるちゃんと一緒にDFでもやればいいと思うわ!」 長門の視線は本から離れ、ハルヒと俺の方向に向かっていた。 「お前、長門の運動神経をまだ見誤ってるな。意外にも、こいつはサッカーの鬼なんだぜ? お前と2トップを形成すれば、凄いことになる。」 ハルヒの見慣れたアヒル口。 「……でも、もしそうだとしても、万一にも有希がけがしたらアンタどうするのよ! 責任とれんの?」 んなこと言ったらなあ…… そう俺が返答しようとするのを遮るかのように、意外な声が響く。 「わたし……やってもいい」 場にいたほかのメンバーは目を丸くしていたが、正直俺も意外だったね。 「……え、えと有希がやりたい、っていうなら、あたしは別にいいけどっ!」 「じゃあ決まりだな。」 「…………んじゃあんたはどこにつくのよ。」 俺か? 俺はDFでもやらせてもらうよ。 ”忘れられない”ハットトリックを敵味方の目に焼き付ける――スーパーエースストライカー長門有希の活躍を見守りながらな。 長門有希の忘却 完
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1248.html
Report.12 長門有希の憂鬱 その1 ~長門有希の消失~ 「うりゃあぁぁぁ! 今日もみくるちゃんは可愛いなっ! 胸もまたおっきくなったん違(ちゃ)う!?」 【うりゃあぁぁぁ! 今日もみくるちゃんは可愛いなっ! 胸もまたおっきくなったんじゃない!?】 「わひいぃぃ!?」 涼宮ハルヒが朝比奈みくるの胸を揉む。みくるはいつもなら嫌がるが、今日は余り嫌がっていない。 「はふぅ……涼宮さん、ほんまに胸揉むん好きですね……しかも妙に上手いし……」 【はふぅ……涼宮さん、ほんとに胸揉むの好きですね……しかも妙に上手いし……】 頬を上気させて、荒い息をしながらみくるは言った。 「いや~、みくるちゃんの胸はほんまに揉み応えがあって癖になるわ。」 【いや~、みくるちゃんの胸はほんとに揉み応えがあって癖になるわ。】 ようやくみくるを解放したハルヒは、一仕事終えたかのような表情で言った。 「うふ。じゃあ、こういうのはどうですか?」 そう言うとみくるは、ハルヒの頭を抱きかかえた。 「むー、むー……この程よい窒息感、イイ……」 ややくぐもった声で、ハルヒが答える。 「更にはこんなこととか。」 みくるはハルヒの後ろに回ると、彼女の頭に胸を乗せた。 「おおお、この重量感! 信じられへん……」 【おおお、この重量感! 信じられない……】 「ふふふ。涼宮さんて、ほんま胸好きですね。大きければ何でも良いんですか?」 【ふふふ。涼宮さんて、ほんと胸好きですね。大きければ何でも良いんですか?】 「いやいやいや、決してそういうわけ違(ちゃ)うんよ。大事なのは形と実用性! そして何より……『その人の胸』ってのが重要やねん!」 【いやいやいや、決してそういうわけじゃないのよ。大事なのは形と実用性! そして何より……『その人の胸』ってのが重要なの!】 「ふぁ……それって、『あたし』の胸やから、ってことですか!?」 【ふぁ……それって、『あたし』の胸だから、ってことですか!?】 ハルヒはみくるに向き直って言った。 「ファイナルアンサー?」 「ふぇ!? フ、ファイナルアンサー……」 ハルヒは眉をしかめながら、長い溜めに入った。 「……正解!」 ハルヒはみくるの胸を、前からパン生地をこねるように弄んだ。 「それじゃご褒美! うりゃうりゃうりゃうりゃ……」 「あっ、あっ、あっ、あっ……」 「……けだもの。」 その時、平坦で冷静な声が二人に浴びせ掛けられる。わたしはとっくに部室に入っていた。いちゃついていた二人の動きが止まる。顔が引き攣っている。わたしはそれ以上何も言わず、いつもの席に着くと、本を読み始めた。今日は『新明解国語辞典』。この辞書は、解説がユニーク。 『…………』 三人分の三点リーダが部室を支配する。 「こほん!」 ハルヒはぎこちなくみくるの胸から手を離すと、わざとらしく咳払いを一つした。 「あー、みくるちゃん! お茶お替りお願いっ!」 「は、はい!? ただいま!」 みくるは、服の乱れを直すのもそこそこに、慌ててお茶の用意をする。 「は、はい涼宮さん!」 「あ、ありがと!」 お茶を机に置くみくる。ハルヒの声は微妙に、みくるの声は明らかに、上ずっている。 「は、はい長門さん!」 わたしのそばにお茶が用意される。普段ならわたしは、少しだけ視線を上げて謝意を表明するが、この時は何もしなかった。したくなかったから。 先ほど、わたしは思わず声を掛けた。普段なら、何も言わず観測に徹していたはずなのに。なぜか、声を掛けずにはいられなかった。 人間の感情に例えると、それは『面白くない』というものだった。 わたしの好きな人同士が、乳繰り合っている光景。それが面白くなかった。なぜ? 答えは簡単に出た。理由は一つ。そこにわたしがいないから。わたしは『嫉妬』していた。 やがて『彼』と古泉一樹が部室に姿を現し、いつものように活動が始まった。しかし、完全に普段通りとはいかなかった。 ハルヒとみくるは、しきりに視線を交わしては、慌てて視線をそらしている。その度にわたしからは、『彼』の表現を借りれば『透明オーラ』が立ち上るような気がした。微妙に張り詰めた空気を察知して、男子二人も気が気ではない様子だった。 何となく気まずい空気に包まれながらの活動も終了し、皆は帰途につく。 わたしは、部室の整理をすると言って部室に残っていた。確かめたいことがあったから。 『団長』と書かれた三角錐が置かれた、ハルヒの席。そのそばに、丸めた紙くずが落ちていた。わたしは活動中から何となく気になっていたその紙くずを開いてみる。そしてわたしは硬直した。 『キョン……あたしの有希を取らないでよ!!』 人間に例えると、『頭が真っ白になった』という状態。わたしの情報処理機能が停止していた。 「有希……?」 その時ハルヒが入ってきた。声を掛けてくるまで気付かなかったとは。以前のわたしなら考えられない出来事。 「何見てんの……!? そ、それは!?」 わたしは未だに動けないでいる。 「な、何を……何を見てんの!!」 叫んで猛然とわたしに向かってくる彼女。ものすごい勢いでわたしから紙を奪い取る。 「何よ何よ何よ何よ!! 何(なん)で見てんの!!」 「あ……」 わたしは声すらもまともに出せない。 「わ、わたしは……不要なら捨てようと思って……大事なものでないか確認しようと……」 「うるさいっ!!」 彼女に突き飛ばされる。わたしはまともに本棚に叩き付けられた。何冊か本が落ちてくる。 「何(なん)で人の、プライバシーを覗いとぉ!」 【何(なん)で人の、プライバシーを覗いてんのよ!】 「違う……わたしはただ……」 その時、額に何か液体が垂れてきた。血。見る見る青ざめていく彼女の顔。『やってしまった』という表情。 「……信じて。」 「あ、あたしは悪くないんやからね! 有希が人の書いたものを勝手に見てたのが悪いんやから!!」 【あ、あたしは悪くないんだからね! 有希が人の書いたものを勝手に見てたのが悪いんだから!!】 彼女はそっぽを向いて……わたしが血を流している姿を見ないようにしながら言った。 「き、気分が悪いから帰る! ……あ、あんたも、保健室行っときや!」 【き、気分が悪いから帰る! ……あ、あんたも、保健室行っときなさいよ!】 そう言い捨てると彼女は、バツが悪そうに足早に立ち去った。彼女を怒らせてしまった。不手際。だが……なぜあの時わたしは、まともに行動できなかったのだろう。 彼女があれほど激昂したのは、この紙片が原因であることは間違いない。彼女が立ち去ってから、改めてその紙片を観察する。 そして、その紙片が落ちていた辺りに、他にも幾つか同じように丸めて捨ててある紙片を見付けた。今度は彼女がこの部室に近付いていないことを確認してから、他の紙片も確認する。 それには、『キョン』――『彼』や、わたし、みくる、一樹への、屈折した思いの丈が書き殴られていた。 思い当たることがある。 最近彼女は、Webサイトを閲覧しながら、時々紙に何かを書き付けていた。最初は、何か気に入った情報をメモしているように思われたが、それにしては様子がおかしかった。それを書いているときの彼女は、非常に不機嫌だった。その時に書いていたのが、これらの紙片だろう。こうすることで、彼女は自分のイライラを静めていたということか。 人間には、心の中に、他人には知られたくない、『触れられたくない』と考える情報が存在する。他人へ寄せる好意、悪意等も、そのような情報である場合が多い。ハルヒもそうなのだろう。そんな彼女の……最も他人に触れられたくない領域を、わたしは侵してしまったことになる。 「……うかつ。」 この不手際、どう埋め合わせをするか。重大な懸案事項を抱えてしまった。しかし、事はこれだけでは済まなかった。もっと重大な事態が発生したから。 その夜、小規模ながら、情報フレアが観測された。発生源は涼宮ハルヒ。今回は以前と違って、ごく限定的な範囲に圧縮した情報の奔流が見られた。以前は、ほぼ無秩序に世界を書き換えてしまう形での、文字通り『爆発』であった。 しかし今回は違う。限定的・選択的に情報を書き換えるという、高度に制御された情報操作。力の主は、力の使い方を無意識的にでも、『肌で感じている』のかもしれない。 わたしが部屋で一人、夜を過ごしている時のことだった。わたしは、彼女を怒らせてしまった不手際をどう埋め合わせするか検討していた。 そんな時、突如、わたしの肉体、ヒューマノイド・インターフェイスとしての有機情報連結体が、その形状を保てなくなった。瞬く間に、煌めく砂のような粒子になって崩れていくわたしの身体。それはいつかの、朝倉涼子の姿と同じだった。 わたしは、為す術もなく、空気に溶けていくわたしの身体を見ているしかなかった。……朝倉涼子は、どんな気持ちで、この光景を、自分の身体が崩れていく様子を見ていたのだろうか。 今回引き起こされた現象は、わたし――『長門有希』の消失。 『長門有希』は、消失した。個体としての特異性を失い、無個性な情報生命体として、涼宮ハルヒとその周辺に『漂って』いた。彼女達に働きかける手段を持たない、ただ観測するだけの存在。 情報統合思念体は、個体・長門有希の復元を試みたが、それは徒労に終わった。大きな力――涼宮ハルヒの意思が介在した。 『有希に会いたくない。』 その思いが、長門有希の再生を許可しなかった。 情報統合思念体は、長門有希が消失した現状を維持しながら、観測を継続することにした。長門有希の不在については、人間の意識に無理なく理解される形に情報が操作された。観測そのものは、他の端末や肉体を失った長門有希を通してでも可能。 しかし、涼宮ハルヒの中で、長門有希という個体に関する情報は、既に大きな領域を占有していた。よって、このまま長門有希を廃棄する事はできない。どのような影響があるか予測不可能。したがって、代替インターフェイスを配置する必要があると認められた。 この時点で、涼宮ハルヒはある人物を思い出していた。それは、『朝倉涼子』。 朝倉涼子は、元々は長門有希のバックアップとして、涼宮ハルヒと同じクラスに配置されたインターフェイス。しかし、異常動作による独断専行により、重要観測対象である通称『キョン』を殺害しようとした。そしてそれを阻むために行動した長門有希により、有機情報連結を解除されていた。 朝倉涼子の、インターフェイスとしての性能は、長門有希と遜色ない。そして、涼宮ハルヒの近くに配置しても問題が少ないという、数少ないインターフェイスでもある。 長門有希の再構成は未だ不可能。情報統合思念体は決定した。 長門有希の『バックアップ』、朝倉涼子を再構成し、長門有希の任務を代行させる。つまり、『バックアップ』としての役割を果たさせる。 ――再構成、パーソナルネーム朝倉涼子 ――辞令、長門有希任務代行 朝倉涼子 朝倉涼子が帰ってきた。涼宮ハルヒを観測する任務を帯びて。 「謹慎がようやく解けたと思ったら、ただの仮出所か……」 朝倉涼子の任務は、あくまで『長門有希任務代行』。長門有希が元に戻れば、涼子の任務は終了する。 「所詮わたしはバックアップかあ。長門さんが元に戻ったら、すぐにわたしは消えてしまうのよね。」 涼子は、情報統合思念体の自分に対する扱いに、やや不満を抱いていた。 「そういえば、前も再構成されて、結局同じことをして、また消されたっけ……扱い悪いなあ。」 復元された場所は、今はもぬけの殻となった、708号室。長門有希の部屋の中。 涼子は鏡を見る。自分が明らかに不満そうな表情を浮かべていることを視認する。彼女は両頬を軽く手で叩いた。 「ま、一端末があれこれ言っても仕方ないか。仕事仕事!」 すぐに表情を笑顔にする。彼女は優秀だった。 「涼宮さんに、長門さんにまた会いたいって思わせる必要があるわ。やっぱり、学校行くのが一番有効かな。」 久しぶりに元・1年5組の人たちにも会いたいしね、と涼子は準備に取り掛かる。情報操作。 「時間の流れを無視した記憶改変は危険、というのが、長門さんの暴走で得られた教訓。」 操作の範囲が広がる分、記憶の整合性に注意しつつ十分な時間範囲に改変を行うことは、極めて煩雑。しかも、そこまで行っても、涼宮ハルヒと彼女に近い人間には、違和感に気付かれる恐れがある。 涼子は最小限の改変で済むよう、注意深く改変箇所を選定した。 「……操作完了。やっぱりこうするのが一番合理的かな。……キョンくんは、わたしのことは信用してくれないだろうけど……」 『自業自得』と呼ぶには、彼女にも酌むべきところはある。彼女は任務に忠実だった。しかし事情は、殺害されかけたキョンにとっても同じであることを、彼女は理解していた。それはこれまでの観測による、人間心理の考察によるところも大きい。 彼女は優秀だった。 朝倉涼子は私服で北高に登校した。彼女は、転校先のカナダから一時帰国したことになっている。既に北高に籍はないので、授業には参加しない。本来なら校内への立ち入りも難しい。しかし、元・北高生で、急な転校であったこともあって、特例として校内への立ち入りと、一部授業の見学を許可された。 彼女は涼宮ハルヒとキョンがいるクラスの授業を中心に見学した。そのクラスは、元・1年5組の生徒が多かったこともあって、朝のHRから登場し、挨拶を行った。 「えー、今日はみんなに紹介する人がおる。このクラスは元・1年5組の者が多いから、覚えてる人もおるかもしれん。」 【えー、今日はみんなに紹介する人がいる。このクラスは元・1年5組の者が多いから、覚えてる人もいるかもしれん。】 そう言うと担任の岡部教諭は、廊下にいる人物に、教室への入室を促した。教室に彼女が入ってくる。 「おはようございます。初めての人は、はじめまして。覚えている人は、お久しぶり。去年、1年5組にいた、朝倉涼子です。父の仕事の都合で、カナダに転校しました。親族での用事なんかがあって、今は日本に一時帰国してます。それで、せっかくなので、北高に来させてもらいました。短い間ですが、よろしくお願いします。」 教室にどよめきが起こった。ハルヒは目を輝かせ、対照的にキョンは真っ青な顔をした。涼子は、彼らへの対応を最優先させる必要があった。 なお余談であるが、『見学』ではあるものの、設定上『英語』という言語を使用するカナダという国へ転校したことになっているので、英語の授業では、例文の朗読係として重宝された。 「うん、さすがは生の英語に触れてる人間の発音やな。完璧や。というか、正直、教師を超えてるな……」 【うん、さすがは生の英語に触れてる人間の発音だな。完璧だ。というか、正直、教師を超えてるな……】 「いえいえ、まだ一年ほどですから、そんなには……」 挨拶を行ったHR後、早速元・1年5組の女子に囲まれ、質問攻めに遭う涼子。その輪の中にいながら、彼女の接近を認めると、涼子は視線を彼女に向ける。 「久しぶりやね、朝倉。」 【久しぶりね、朝倉。】 「お久しぶり、涼宮さん。」 周りを囲んでいた女子達も、彼女達の会話に注目している。 「急に転校して、あの時はびっくりしたで。あの日すぐにあんたのマンション行ってみたんやけど、もう荷物とか何もなかったわ。えらい引っ越しの手際がええなー思(おも)てた。」 【急に転校して、あの時はびっくりしたわ。あの日すぐにあんたのマンションに行ってみたんだけど、もう荷物とか何もなかったわ。やけに引っ越しの手際が良いなーって思ってた。】 涼子は答える。 「詳しいことはよぉ知らへんけど、会社の方で何もかも手配済みやったらしくて、わたしが学校行ってる間に、片付けは終わってたみたい。わたしもびっくりやったわ。おかげでろくに挨拶もできひんで。みんなごめんな?」 【詳しいことはよく知らないけど、会社の方で何もかも手配済みだったらしくて、わたしが学校行ってる間に、片付けは終わってたみたい。わたしもびっくりだったわ。おかげでろくに挨拶もできなくて。みんなごめんね?】 涼子は周囲の女子達を見回しながら謝罪する。予鈴が鳴ると、涼子は職員室へ向かった。 校長室で校長への挨拶等をしたり、職員室の応接室で教師達と談笑したりするうちに、昼休みとなる。そろそろ昼食を、と思うと同時に、応接室の扉が勢い良く開いた。 「朝倉ー! 一緒にごはん食べよー!!」 涼宮ハルヒはやっぱり涼宮ハルヒだった。後ろには、ネクタイを掴まれて引きずり回されたであろうキョンの姿もあった。 彼女達は外のベンチに陣取った。キョンは弁当、ハルヒと涼子は学食から持ち出してきた。 「ここの学食の料理を食べるのも久しぶりやわあ。」 【ここの学食の料理を食べるのも久しぶりだわ。】 涼子はしみじみと感想を述べる。ハルヒが答えた。 「残念ながら、全然味は美味しくなってへんけどね。」 【残念ながら、全然味は美味しくなってないけどね。】 涼子は、にこにこしながら言った。 「それにしても、涼宮さん。しばらく見いひん間に、結構変わったね。」 【それにしても、涼宮さん。しばらく見ない間に、結構変わったわね。】 「何が?」 きょとんとした顔で、ハルヒは答える。 「クラスの人とも打ち解けてるみたいやし、何より、表情が変わったわ。」 【クラスの人とも打ち解けてるみたいだし、何より、表情が変わったわ。】 「そうかな? よぉ分からへんけど。」 【そうかな? よく分かんないけど。】 「変わった変わった。前はすごかったんやで? まるで『寄らば斬る』っていう雰囲気やってんから。『SOS団』、やったかな? 涼宮さんが作った部活。その活動が楽しいんかな?」 【変わった変わった。前はすごかったのよ? まるで『寄らば斬る』っていう雰囲気だったんだから。『SOS団』、だったかな? 涼宮さんが作った部活。その活動が楽しいのかな?】 「まあ、楽しくない言(ゆ)うたら嘘になるかな。」 【まあ、楽しくないって言ったら嘘になるかな。】 ハルヒは、学食から運んできた日替わり定食の唐揚げを食べながら答えた。 「ところで、キョンの様子が朝からずーっとおかしいねん。あんたの顔を見てから、急に顔色が真っ青になって、何聞いても上の空で。」 【ところで、キョンの様子が朝からずーっとおかしいのよ。あんたの顔を見てから、急に顔色が真っ青になって、何聞いても上の空で。】 それは間違いなく、涼子が原因。過去二回も、『彼』は涼子に殺害されかけている。そんな相手が目の前に現れたら、平静ではいられないだろう。 「何(なん)か心当たりある?」 「うーん、しばらくぶりに帰国した早々言われても……」 涼子は、困った顔をして答えた。もちろん理由については大いに心当たりがあるが、それを口にするわけにはいかない。 「あんたが転校する前に、キョンと何かあったとか?」 「えー、それはないと思うな。」 涼子はそう答えながらも、複雑な表情をしていることに、ハルヒは気付いていた。だが、その理由をこの場で問いただすことは何となく憚られたので、その点については触れないでおいた。 キョンは終始、憔悴しきった顔で無言を貫いていた。『彼』にはきちんと説明しなければならない。涼子はそう痛感した。『彼』の協力を得られなければ、任務は達成できない。 だが彼女が単独で、『彼』に接触して冷静に話を聞いてもらうことは、不可能に近い。『彼』にとって『朝倉涼子』は、完全に精神的外傷となっていた。 それに、ハルヒの周辺にいるのは、『彼』だけではない。朝比奈みくる、古泉一樹。未来人と超能力者の勢力からそれぞれ派遣された人員。彼らにも協力を要請する必要がある。 そのためには、まず派閥が違うとは言え、同類である宇宙人の勢力で話をつけておく必要がある。涼子は、別の派閥に属する対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイスに通信を試みる。 『派閥が違うのは重々承知の上で、お願いするわ。喜緑江美里。協力を要請します。』 『このままでは、うちの派閥にとっても、ひいては情報統合思念体にとってもまずいことになりそうなので、わたしもできる限り協力しますよ。』 『感謝します。』 宇宙人勢力の協力は取り付けた。次は人間勢の協力が必要。 だが、三人同時にハルヒから離すことは危険。ただでさえ彼女は今、『朝倉涼子』の登場で興奮状態にある。そして『長門有希』は今、そばにはいない。どんな反応をするか、正確に特定できない。 (これまでの観測データによると……古泉くんの協力が得られれば、根回しが自然にできる……ふむ。) まずは古泉一樹と朝比奈みくる。二大勢力の協力を取り付けよう。そう考えながら涼子は、素うどんを食べ終えた。午後は忙しくなる。適当に授業の見学名目でハルヒを観測しつつ、江美里と打ち合わせを行わなければならない。 ←Report.11|目次|Report.13→
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/367.html
私は先日まで子猫を虐待していた。 夏だというのに肌寒い雨の日に私はその子猫と出会った。 親に見放されるような汚らわしいその子は両目が目ヤニで塞がりフラフラしてた。 「おいで」 虐待の限りを尽くすべく捕獲し連れ帰ることにする。 「江美理。猫拾った」「じゃん」という効果音とともに子猫を江美理の鼻先につきつける。 「わぁ~可愛い~!どこで拾って来たのこの子?」 可愛くなんかないよこんな汚い猫。 「帰り道」 「へぇ~あ、くしゃみした。寒いんだよお風呂入れてあげよ?」 「うん。あの……」 「なに?」 「涼子には黙っててね」 「そか。涼子ちゃんうるさいもんね。内緒で飼おうね」 私はコクリと肯首した。 「ありがと」 私は早速江美理が沸かしてくれた江戸っ子が入ったら悲鳴を上げるであろう38度のぬるま湯に小汚い子猫をぶち込み、ボロボロでクタクタになったタオルで手早く擦る。 ……水に怖がる子猫に何度も腕を引っかかれた。痛い… 「あなたなんかに長湯などさせない。たわけもの」 頭に来たのでペチッと子猫の頭を指で叩いてやった。 鷲掴みでぬるま湯から取り出しクタクタタオルで簀巻きにして精製水で濡らしただけの脱脂綿で目のあたりを摩擦してやった。 「炎症起こしてる……生意気。貴様には薄めまくった低刺激目薬で充分だ」 脱脂綿にその薄めた目薬をつけて摩擦 ふふ…さぞ痒いだろうからわざと柔らかく擦ってやった、ザマァミロ 「有希ぃ、なにさっきからブツブツ言ってんの?」 「あっ!今はダメ!」涼子が無遠慮に浴室のドアを開けて中を覗く。涼子のこういうガサツなところは治して欲しいと思う。 「ああっ!なにその猫!?ダメじゃない家のマンションはペット禁止なんだから!」 見付かっちゃった…江美理が申し訳なさそうに涼子の後ろで手でごめんのジェスチャーをしている。 「黙ってないでなんか言いなさいよ!」 言葉に詰まる… 「…………………だから」 「え、なに?」 「雨降ってたし可哀想だったから、つい…」 「……あたしは面倒みないからね」 涼子は少し困ったような顔をした後にこう言ってくれた。ありがとう… 涼子の了承を得た今、休む暇も与えず熱風攻撃を与えている。もどかしい程の弱い風を満遍なく吹き付けてやって乾燥させてやった。次にどうしたらいいか迷った私は虐待マニアの江美理に助言を求めた 「子猫って自分でおしっことか出来ないから手伝ってあげなきゃだよ?」 なるほど恥辱プレイか。 子猫を無理矢理仰向けにさせる。ふん…雄か… ならばまだ発達していない粗末な性器をお湯で濡らした脱脂綿で刺激してやろう。 おかしい…何も反応しない。 私がまごまごとしていると涼子が私から子猫を取り上げた。 「下手くそね!こうやるのよ!」 そう言うと涼子は乱暴に子猫の性器を刺激しだした。 「興奮して失禁した…?」 馬鹿な猫だ、見られながら放尿するとは。 「馬鹿、そんなんじゃないわよ」 涼子はもっと恥ずかしい思いをさせるべくまた性器を拭いている。 さて…次はどうするか、とりあえず粗末なタオルを何段もダンボールに敷き放置しよう。 「江美理、牛乳ある?」 「う~ん、あるけど子猫は体が弱いから猫用の牛乳じゃないとすぐお腹壊しちゃうわよ?」 「買ってくる」 人間様が飲む牛乳なんて飲ませてやるもんか。 私が取り急ぎ買いに行った猫用の不気味な白い粉を江美理にお湯で溶いてもらいわざとぬるくなるまで冷やす。 そして屈辱の赤ちゃんプレイ。哺入瓶の偽物乳頭を喰らえ。 「こんな不味そうな物を嬉しそうに飲むなんて…馬鹿な猫」 「なにさっきから変なスイッチ入れてるのよあんたは」 痛い、頭を叩かないで… ちなみに虐待マニアの江美理が「私にもやらせて」と言ってきたが断固拒否した。 さて、また恥辱の放尿プレイだ。恥ずかしい姿を晒すがいい。 むむ?こいつ…目なんか細めやがって… 腹が立ったから段ボールの中に放り込んでやる。熱責めしながら放置プレイだ。ゆっくり失神すればいい… そんなこんなで一週間、丸々としたお腹で足に縋ってくる子猫に最後の虐待。 私を女王と崇め奉る子猫を虐待好きな奴にゆずってあげた。 段ボールから縋るように見ても無駄だ、バカ猫… あなたなんかマンションなんかじゃないボロ家で私より虐待が得意なその人に虐待され続けるのがお似合い……ザマァミロ…連れてかれちゃえ…… 「馬鹿ね…泣くくらいなら最初から拾わなきゃいいのに…」 「涼子だって泣いてる」 「な、泣いてないわよ!これは欠伸でよ欠伸っ!」 「じゃあ私も」 〆 ~エピローグ~ あれから数日、子猫をゆずった人から手紙が届いた。 拝啓長門有希さん。 お元気ですか?長門さんからゆずってもらった子猫は元気なのね。元気過ぎて困ってるのね。 ルソーとも仲良しになって一安心なのね。 名前は長門さんの名前を一文字もらって「有芽(アメ)」にしたのね。たまには遊びに来て欲しいのね。 ついでにこの前頼まれた写真を同封しとくのね。 PS.猫の舌はザラザラしててご近所さんにも大評判なのね 「…………?」 「見事に虐待されてるわね…」 「これどういう意味?」 「えっ!?ゆ、有希ちゃんが気にすることじゃないから…」 「そ、そうそう有希が気にすることじゃないわよ!」 「…………?」 〆
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2624.html
長門有希のSF用語講座 第一回 長門「長門有希のSF用語講座のはじまり、はじまり~」 キョン「もうちょっと、マシなオープニングを考えてくれないか長門」 長門「うかつ。少し間違えた」 キョン「…いや少しどころじゃないだろ、いまのは。それはおいといて、 今回はアカシックレコードについて説明します。長門、説明頼む」 長門「わかった。始める」 長門「アカシックレコードとは、過去、現在、未来の情報を表す、いわば年表みたいなもの。この情報は人それぞれ決まっていて、アカシックレコードを解析すれば、その人物の過去、現在、未来、がわかる。 アカシックレコードは未来方向からの情報には不確定要素が高いので、必ずしも正確とは限らない。ただ、簡潔に言うと運命そのもの。 あなたと涼宮ハルヒが結婚することは規定事項。そのことについては、今の所は不変である」 キョン「……なるほど。そういえば、アカシックレコードを漢字表記にすると“超次記号”になるのは何故なんだ?」 長門「それは、人間の遺伝子情報、つまりDNA分子にその情報が存在している。 今の現代技術レベルでは、その情報を解読するには、不可能に近い。 だから、次元を超えた記号、“超次記号”と表記されるようになったと言われている」 キョン「なるほど。そういう事だったのか」 長門「…その後補足事項として、アカシックレコードは物質の実存の定義が存在する。 この事を応用すると物質の実存の定義のアカシックレコードを干渉すると物質を消滅させる事も不可能ではない」 キョン「おっと時間がなくなってきました。では皆さんまた来週!」 長門「…また見てね☆」 第二回 オープニング「雪、無音、窓辺にて。」 音の無い世界に 舞い降りた I was snow..... 長門「長門有希のSF用語講座、第二回目のはじまり、はじまり~☆」 キョン「お、長門。今日はご機嫌だな。後ろに『☆』がついてるぜ。 しかも、オープニングまでついてるじゃないか!」 長門「今日は記念すべき二回目なので、オープニングを設定した。そして特別ゲストをお呼びした」 キョン「まだ二回目しか放送してないのにいきなり過ぎないか?……」 長門「では、ゲストを紹介する。…朝比奈みくるさんです」 キョン「無視かよ…って特別ゲストって朝比奈さんだったのか……」 朝比奈「キョンくん久しぶりです。最近ぜんぜんあっていないから、寂しかったですぅ」 キョン「一週間前にみんなで会ったじゃないですか」 朝比奈「あれっ、そうだっけ」 キョン「まあ、それはおいといて。長門、今日はどんなSF用語を解説するんだ?」 長門「今日は時間振動、いわゆる、時空震などの未来用語についてお送りする」 キョン「…だから朝比奈さんを呼んだのか。なるほど、わかりやすい」 朝比奈「じゃあ、早速わたしが解説していきます」 キョン・長門「よろしくおねがいしますー」 朝比奈「まずは基本的なことから、解説しまーす♪。 三年前…じゃなかった四年前、涼宮さんは能力を活性化させ、あることをしました。 そう、それが時間振動、つまり、時空震なのです。その時空震が元で私たち未来人は 四年前以上の過去に遡ることが出来なくなりました。その原因は涼宮さんが発生させた時空震と同時に発生した時間断層なのです。 なぜ、時間断層があると、遡れなくなるのかは……禁則事項ですっ♪ えっと、解説を続けると、時空震は時空を改変した時も発生します。 例の12月長門さん暴走事件で、±1年の範囲で時空が書きか…、 …あの長門さん、どうしたんです…はっ、ごめんなさい、ごめんなさい。 あのことを思い出させてすいません!」 長門「………別にいい、気にしていない。続けて」 朝比奈「でも、長門さんいいんですか?」 長門「いい、かまわない」 キョン「朝比奈さん、続けていいですよ。長門もそう言っていることだし」 朝比奈「じゃあ、続けますね。 例の12月長門さん暴走事件で、±1年の範囲で時空が書き換えられました。 その時にも、時空震が発生しました。さらに長門さんはこの時空情報を元の時空間に書き換えました。この時にも時空震が発生しました。 つまり、未来からきた長門さんは元の時間軸に上書きしたのです。 TPDDを持つ人間はこの時空震を感じることができます。 ついでに、言うと、TPDDの略称は“タイムプレーンデストロイドデバイス”です。 どうも、以上です」 長門・キョン「どうもありがとうございましたー!」 キョン「ちなみに補足するが、時空断層はハルヒの件で前代未聞の現象らしいです」 長門「時間がなくなってきましたので、ではこの辺で」 キョン・長門・朝比奈「ではまた次回、お会いしましょう。さよなら~~」 エンディング「SELECT?」 yes enter.... 小さな小さな部屋で~ キョン「え、エンディングまで設定されているのか!?長門、このことは聞いてないぞ!」 長門「次回のゲストは・・・いない」 キョン「それは、残念だな。ではこれで本当にさよなら~~」 第三回 オープニング「雪、無音、窓辺にて。」 音も無い世界に 舞い降りた I was snow..... キョン・長門「はい!今日も始まりました。長門有希の~SF用語講座~!☆」 キョン「さて、長門。今日は何を説明するんだ?」 長門「時空の書き換え方法を今回は説明をする」 キョン「ではそういうことなので長門、よろしく!」 長門「そう。では説明する。 時空間情報を解析し、書き換える時間範囲をまず決める。 そして、涼宮ハルヒの持つ世界改変能力を奪い、改変する」 キョン「なんか、えらく単純だな。そんなに簡単なのか時空改変は」 長門「本来は四次元の範囲で計算するが、わたしは三次元で計算したため、上書きという方法で世界改変自体をリセットすることができる」 キョン「なるほど、そういうことだったのか」 長門「あなたが起動させた緊急脱出プログラムは四年前の七夕の日にタイムスリップさせる装置である。 そこで朝比奈みくる(大)に会わせたのも規定事項であり、また、既定事項でもある。 わたしの情報操作能力の限界はここまで。情報統合思念体本体はわずか数秒の時間で、この太陽系の情報を操作できる」 キョン「お前の親玉は凄いやつだな。まさに神に等しいと言っても過言ではないくらいに」 長門「それは、あながち間違いでもない。しかし情報統合思念体にもできないことはある」 キョン「へぇ、それはどんなことなんだ?」 長門「情報を何も無いところから、生み出すところ。情報統合思念体は涼宮ハルヒの能力に関心を持っているのは、そのため。あとは、時間操作。時間を凍結、つまり、止めることは可能だが、時間を過去未来に操作する事は不可能とされている。 統合思念体は時間を超越しているから、あまり意味がない」 キョン「情報統合思念体にもできないことはあるんだな。空間操作とかは、できるのか?」 長門「空間操作は可能。たとえば、台風を空間操作でエネルギーに変換したり、光のベクトルを操作して、 透明人間になることも可能。ほかには環境情報の改竄。しかし、これは後遺症が発生する確率が高いため、緊急時以外は使えない」 キョン「そういえば、あの時、言ってたよな。局地的な環境情報の改竄は惑星の環境や生態系に後遺症が発生するって。どうして、後遺症が発生するんだ?」 長門「それは、この世界に熱力学という学問があり、そのように世界が成り立っている。質量保存の法則が存在するように。どこか、他の地域の環境を改竄してもエネルギー保存の法則が存在するので、熱エネルギーを消滅させることが、出来ない。 よって、どこかで辻褄を合わせる必要がある。つまり、どこかで熱エネルギーを奪うと、また、違う場所で、熱エネルギーが発生する。と、いう事である」 キョン「エネルギー保存の法則と質量保存の法則は似たような法則なのか。 化学の授業で習った記憶はあるが、忘れているようだ」 長門「そう、似ている。エネルギー保存の法則は化学の熱化学方程式で習う。質量保存の法則は二酸化炭素の生成の実験で、習うはず。 高濃度の酸素中に火を点けた線香を入れると激しく反応し、二酸化炭素が発生する。反応する前の質量と反応後の質量が同じなのは、この法則があるためである」 キョン「…なるほど。そういうことか。おっと化学のことになってしまったので、話を元にもどして。結局、情報統合思念体はいったいなんなのか、長門にまとめてもらおう。よろしくたのむ」 長門「情報統合思念体は情報系の海から発生し、 肉体を持たない超高度な情報生命体。 情報だけで構成されており、高次の知識を持つ。 また、情報として存在するのでいかなる光学的手段を用いても、観測することは出来ない。 太陽系が形成される遥か前から存在し、発生段階から完全な形で存在していた。 情報をより合わせて意識を生み出し、情報を取込むことによって進化を遂げ、巨大化しつつ発展してきた。 そして情報操作能力は宇宙が熱死を迎えるまで無限に上昇するかと思われた。だが違った。 宇宙にも限りがあるように進化にも限界があった。その状況を打開する可能性は涼宮ハルヒの持つ、情報改変能力。 そして、今、現在にいたる。涼宮ハルヒの能力は完全に解析することはできなかった。 古泉一樹は涼宮ハルヒの発生させる、閉鎖空間と呼ばれる、次元断層の狭間に位置する空間に侵入する事ができる」 古泉「……次回説明しようと思ったのですが、長門さんに先に説明されてしまいました。残念です」 キョン「…って、古泉!!なぜここに!?」 古泉「では時間がなくなってしまったので、次回お会いしましょう。では、また」 キョン「人の話を聞け!!って時間のないのか…」 長門・キョン・古泉「では、みなさん! 次回会いましょう。さよなら~」 エンディング「SELECT?」 yes enter.... 小さな小さな部屋で~ 長門有希のSF用語講座_第三回収録後の後日談 キョン「あ~、やっと収録が終わったぜ。疲れた~。長門は疲れないのか?」 長門「有機生命体である以上、疲労やストレスもある。情報生命体であった頃は 肉体がないので、疲労やストレスもなかった。有機生命体になった今は、 疲労やストレスを経験し、色々と工夫をし、それらを減らすよう努力した」 古泉「やはり、長門さんでも疲れるんですか」 キョン「…って古泉! さっきなんで乱入してきたんだよ。びっくりしたぞ」 古泉「別にいいじゃないですか、そんな事」 キョン「…わかったぞ。お前は羨ましかったんだろ?お見通しだぜ」 長門「お見通し」 古泉「やれやれ、バレテしまいましたか」 キョン「そうだな…次回のゲストにしよう。ハルヒの発生させる閉鎖空間の解説と《神人》の 戦力などの解説役にしよう。長門はその補佐だ。長門、それでいいか?」 長門「別にかまわない。むしろ歓迎する」 キョン「よかったな、古泉。長門も歓迎するってよ」 古泉「ありがとうございます。では、来週また来ますよ、では」 キョン「えっと、次の予定は…SOS団ラジオ支部の見学か…」 長門「わたしは、SOS団ラジオ支部の収録にいく…一緒に来る?」 キョン「そうだな。久々にハルヒにも会えるし」 そして、俺たちは次の収録&見学にむかった… つづく?
https://w.atwiki.jp/hiroki2008/pages/33.html
長門有希の憂鬱Ⅰ未公開シーン集 AADataに残している使われなかったシーンをまとめた 時期が冬になったものだいぶ後になってからで 未来に帰ったはずのみくるを再登場させたりと大幅な変更が入った 古泉消失 みくるとの再会 長門の部屋 宝くじの記憶抹消 エピローグ
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/1182.html
23スレ目 修正 79 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 12 29 43 ID /NGobWPZ 76 思念体なしで使える根拠が無いのが問題だったはずだが 80 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 12 35 48 ID kAEPiSq9 79 情報操作能力は長門固有のものとして考察。と言うよりこの能力が借り物だとか 情報統合思念体と接続していないと使えないとかいう描写がそもそもないので。 こう書いてあるから、いいんじゃねーの? 81 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 13 08 34 ID /NGobWPZ 雪山?かどこかで接続が切れた時に弱体化したから 接続が切れたら全能力が落ち込むか否かみたいな議論が解決してなかったような 長門議論は割とスルー気味だったから自信はないが それに朝倉が出来たから長門も出来るとか論外なんだけど 随分都合よくテンプレ作ってる感じがする 82 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 13 14 39 ID kAEPiSq9 ハルヒは一度も読んだことないが 朝倉は長門のバックアップなのでその能力はおそらく長門の劣化コピー。 よって長門もこれらの技が使用可能かと。 これなら普通ありじゃない? 84 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 13 29 37 ID ++Pwrz1g バックアップである事は確実で能力が共通である事は推測? 85 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 13 32 31 ID /NGobWPZ まず劣化コピーっていう根拠が薄い。解ってるのは朝倉の能力を長門が上回ることだけ それに他の端末が出来ることが上位の端末にも出来るっていう根拠もない AができることならBも出来るってのを認めさせようとしたら 種族、流派的に必ず同一の能力、特性(ウロコが堅いとか火を吹けるとか)があると明言されていないと無理 86 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 13 33 21 ID M3T7wjiN 戦法で不可視遮音フィールド展開しながら世界改変てなってるけど フィールド張りながらやってないよな。朝倉を止めにいくのもフィールドといてたと思うけど。 87 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 15 24 08 ID VLakj2VC 73 攻撃の射程は教室ひとつ分は硬いので少なくとも30メートル以上。 物体の材質変更は少なくとも教室1つ分なので20m以上。 高校の教室は三十メートルも無い、八メートル前後程度だ ~アメフトグランドから観客席の距離なので50~200m以上 アメフトのフィールドは 長辺120ヤード(約109.73メートル)、短辺53ヤード1フィート(約48.78メートル)の長方形 200メートルはないだろ 結局初手は動作ロックと時間凍結のどちらからするんだ 氷柱は天井がないとできないし、槍や杭も周囲に机や椅子がないとできないだろ 幽霊などには「呪文」→情報生命体の活動凍結 幽霊に効くかわからない 不可視遮音フィールドの説明がない 88 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 16 32 07 ID H0A47Va7 毎回同じこと言われてるぞ。本当に直す気あるのかと言いたくなるんだが。強引に出したいだけにしか見えん 89 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 16 47 13 ID NwWymwEt 87 幽霊には不思議パワーなら効くんじゃないのか? 90 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 16 54 08 ID NwWymwEt 87 あと、教室は斜めの幅なら10mは超えるみたいだな。30mは無いがw 基本的に縦9.1mX横7.19mで65.429平方mになっているらしい。 氷柱は天井無しなら出来ないだろうけど、 槍や杭は長門の後ろに机や椅子が転がってる状況で参戦すれば良いんじゃないか? 他は、確かに。 91 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 17 03 36 ID C/6z6Do7 73 崩壊因子をどうやって仕込んだかも解らないのに仕込んだ時の結果を書かれても困る。あと朝倉のは以下略 74 不可視遮音フィールド、無呼吸行動は防御力欄に入れるもんじゃないと思う 75 前六行とそれ以降、書き方統一して欲しい。あと明らかに無意味なの削った方が良くないか? 「特定の人間のコピー~」なんて何に使うんだよ。相違付加可能って説明も。 92 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 17 07 06 ID A9rIy3Cb 時間凍結はどこでもやれるかどうか不明だから却下だったはずだが 93 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 17 18 22 ID M3T7wjiN 89 情報操作って不思議に分類されるか? これって高度に発達した科学って奴なんじゃないか。 90 教室の中での位置関係が判らない。 斜めに陣取って端と端なら10m越えるけどさ。 不定な場合に最大値はとれないだろう。 そういや素早さにワープと反応以外に行動の早さもいる希ガス。 94 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 17 41 33 ID /Xa0bAOc 93 科学でも空間攻撃とかは幽霊でも効く扱いだったよね? 科学なら効かないという問題でもないだろうし、 実体が無い相手に通用した実績があれば十分だと思うけど。 95 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 18 05 37 ID BPz9Qnmv ヘイズの悪夢再び。 96 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 18 08 57 ID /NGobWPZ 空間攻撃も切断以外は扱いが微妙だったような 97 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 18 10 17 ID esok0mwh 78 ドラゴンアタックがギリギリ長いが飛び道具だしまず関係ないだろう。 他は関係ナシでいいな。多分そのあたりだろう。 ハルヒを読んでない身なので詳しくつっこめない。 とりあえず前から言われてる 87を直して欲しい。 もし槍や杭を使うために 90にするならその時のスペックだけだから多分全能使えなくなるんじゃ。 後は時間凍結とかの特殊能力が対戦相手に使用できる根拠。 個人的には動作ロックの対象を書いて欲しいな。そこまでしか止められないから。 さて、ちょっと長いのを投下する。 22スレ目 593 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 37 03 ID vPVKvTTy 長門修正版投下。統合思念体を付加してみた。 【攻撃力】 長門有希の攻撃力 素の戦闘力だと男子高校生一人を数m蹴り飛ばすだけの脚力がある。 また後述する情報操作能力により以下のような攻撃が可能。 教室の天井を目にも止まらぬ速さで氷柱状に変形させて攻撃。氷柱の数はまるで林が出来たかのように見える数。 「呪文」を唱えることなく天井をちらりと見るだけで発動可能で、残像が残るほどの高速移動でなければよけきれない。 情報連結解除:相手をきらきら光る砂のようなものに分解。分解完了まで数秒かかる。 崩壊因子をあらかじめ仕込めば同様の能力を持った相手に干渉されても教室丸ごと分解可能。 発動時には相手に触れる必要がある。 なお長門の仲間の朝倉涼子にも同じような能力があり、こちらがやったのは以下のとおり。 情報操作能力は長門>朝倉なので長門はこれらの技も使えるものと思われる。 空気を凝縮して常人には視認不可能な速度で攻撃。一瞬チャージした後は次々に連射可能。当たれば一発で黒板を粉砕する威力。 机を杭に変形させて突き刺す攻撃。常人に気づかれないほどの短時間でダース単位の数を生成・発射可能。人体を軽々貫通する威力。 腕を2倍以上に伸ばして突き刺す攻撃。人体はおろかコンクリの壁も貫通可能。 情報統合思念体の攻撃力 攻撃描写なしのため不明だが、そもそもサポートキャラ扱いなので必要なし。 【防御力】 長門有希の防御力 ナイフを素手でつかんでも平気。人の頭をぶち抜くレーザーを手のひらに受けても当たった部分が焦げるだけ。 先述の朝倉の空気凝縮攻撃&杭攻撃を情報連結解除で次々に分解して無効化。 これを腹や胸にダース単位で食らって血まみれになっても行動可能な上、数秒で自己再生も可能。 不可視遮音フィールドを展開。展開は瞬時に可能。 50mプールを泳ぎきる程度の時間ならばならまったく無呼吸で普通に行動可能。 情報統合思念体の防御力 情報生命体なので物理的に存在しているわけではない。よって物理攻撃は無効と思われる。 またいかなる光学的観測でも視認することはできない。 防御力そのものは大きさ相応かと。 594 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 39 36 ID vPVKvTTy ってミスった。最初のとこが欠けてるしorz 【作品名】涼宮ハルヒシリーズ 【名前】長門有希 with 情報統合思念体 【属性】情報統合思念体主流派のTFEI端末with宇宙規模の情報生命体 【大きさ】154cm で、防御力以下はこっち 【素早さ】 長門有希の素早さ 「よもや瞬間移動としたとしか思えない動き(長門本人の解説でもおそらくワープ) 」が使用可能。 200mトラックを使ったリレーで使ったところを見ると最大移動可能距離は50~100m。 反応速度は本物のレーザー発射に反応して身代わりになったりしていたので光速対応レベル。 情報統合思念体の素早さ そもそも時を超越した存在なので素早さと言う概念が通用するかどうか。 【特殊能力】 長門有希の特殊能力 情報制御:物体の情報そのものを書き換えることで分子の結合を変えたり物体の動きを制御する。 発動時には超高速で「呪文」を唱える。(詠唱時間はかなり短く、人の耳には言語としては聞き取れない。) 分子の結合をいじると言ってもガラス窓がコンクリートになるなど原子の種類ごと変えている可能性あり。 これを応用すると以下のようなことが可能。 相手の動きを完全ロック。相手に触れることなく「呪文」なしで瞬時に発動。 滞空中の相手の落下タイミングをいじることで後遺症の残らない脳震盪を起こし、相手の持って異能力を消去。 時間凍結:流体結合情報を凍結させる。この間戦闘力はそのままだが他時空への移動はできない。 作中では客間1室に人間2人を入れた状態で3年間時間を停めた。 思索活動だけで全地球上のイヌの脳全てをメモリ領域として使用する規模の情報生命体の活動を凍結。 自重をほぼ完全に0にする。反重力か何かの可能性あり。 なお情報操作が可能な距離は最長でアメフトグランドから観客席の距離なので50~200mぐらいか。 595 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 43 21 ID vPVKvTTy ナノマシン注入:相手に噛み付いてナノマシンを注入。噛み付き自体は甘噛みのようなもの。 ナノマシンの効果は「目から出るレーザーの無効化」 「次元振動周期を移送変換し重力波に置き換える作用をもつ力場を対表面に発生(=単分子振動カッターを無効化)」 「対情報操作用遮蔽スクリーンと防護フィールドを対表面に発生(=世界改変に巻き込まれない)」 の3つが確認されている。なおこれらのナノマシンの効果は自身に適用する場合噛み付く必要なし。 世界改変:涼宮ハルヒ(無自覚全能存在)から奪った能力の意識的行使。作中で行ったこととしては、 大勢の記憶や記録の改竄。 過去に死亡した存在の復活。 宇宙規模の存在である自分の上位存在(情報統合思念体)の消去。 など、少なくとも任意全能クラス。 発動時間は長くても十秒程度。遠くの時間からでも観測される大きな時空震(詳細不明)が発生する。 その他位相がずれただけの異空間の検知・進入、上位の存在の作成した異空間からの脱出など。 情報統合思念体の特殊能力 情報統合思念体は宇宙中の英知そのものなので下手に常人がアクセスすると、 たとえ端末を介したその一端に触れただけでも、数時間茫然自失してしまう。 世界改変:端末に力を貸し与えた上で行う。先述した世界改変で変えられた世界を元どおりにした。 この際に自分自身も創造しているため改変能力は全能クラス。 ただし改変にかかった時間が不明なので考慮外。 596 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 44 35 ID vPVKvTTy 【その他】並外れた演算処理能力、8/17~31間の15498回ループ(全記憶を保持)に耐えられる精神。 【長所】素早さと動作ロック、時間凍結、世界改変。 【短所】描写不足による射程距離の小ささと火力不足。 【戦法】基本はは動作ロックor時間凍結→氷柱や槍、杭で攻撃or情報連結解除。 これで倒せそうにない相手(デカい奴とか防御堅牢な奴)はワープで距離をとって不可視遮音フィールドを展開→世界改変で相手を消滅。 幽霊などには「呪文」→情報生命体の活動凍結 【備考】長門有希と情報統合思念体が切り離された場合、情報操作は一切使えないものとする。 なお接続を切るには全能存在が長門本人を時の流れの違う異空間に閉じ込め負荷をかけるぐらいのことはしなければならず、 位相のずれただけの異空間や別時空などでは普通に接続を維持可能。 597 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 45 28 ID 2btFNV7b 592 相手の耐久力は分かるの? 分からないなら、人間相手だと初手は常人が戦闘不能くらいになる攻撃しかできなさそうだけど 593 参戦キャラの条件 「姿形が解る」又は「実態がほぼ完全に判明している」を絶対条件とする 598 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 46 51 ID T2DTNLXe ちょwwwおまw 前回、出した時から何も進展してないだろ。谷川厨自重しろよ。 599 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 53 52 ID hE9sEKke ハルヒキャラをそんなに強くしたいのかw 600 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 54 23 ID ogRKLZJL 594-596 情報操作の射程を一緒くたにするのはどうだろう? 魔法なんかも種類が違えば射程は別個に描写とるし。 あと特殊能力の接触無しでのロックって朝倉がやったことだろう。 601 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 13 56 25 ID 3Ptlf2Ny 情報統合思念体は詳細に不明点が多いから無しになったんじゃ? 長門有希のテンプレの途中に、情報統合思念体のテンプレを散りばめるなんて読みにくい 長門と情報統合思念体をそれぞれ別にまとめて出したらどうよ 【その他】の欄なんか別に作らなくても、【防御力】【特殊能力】【備考】のどこかに入れればいいじゃん 602 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 14 30 07 ID T2DTNLXe 600みたいな指摘が何度目だ?何で直らない。直す必要がないなら、その事を説明すべきだろ。 ちゃんとレス読んでるのか?過去ログも読め。 603 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 15 07 48 ID 3Ptlf2Ny 【属性】情報統合思念体主流派のTFEI端末 TFEI端末じゃ長門が何なのか、本読んだことない人は理解できんだろ 不可視遮音フィールドの詳細 ナノマシン注入 :~なおこれらのナノマシンの効果は自身に適用する場合噛み付く必要なし この文章の流れだと、まるで長門に発射されたレーザーや分子振動カッターも無効に出来るようにも読めてまぎらわしい 氷柱は天井が無いから出せない(参戦地形を屋内とかにすればできるかな) 槍、杭は、机とか椅子が周囲にないから出来ない 基本はは動作ロックor時間凍結→氷柱や槍、杭で攻撃or情報連結解除。 結局、動作ロックと時間凍結のどっちから攻撃開始するんだ?次も氷柱と情報連結解除のどっち 「or」を入れたら戦法として書く意味が無い 朝倉の能力は全て使えるとしているが 種族や武器とかの共通能力があって、それを上位キャラが使える、というはありと思うけど 世界一の魔法使いだから、別の下位の魔法使い達の魔法が全て使えて 下位の魔法使い達がしていた戦闘方法(戦法)を全て使える、とかは無しと思うんだが 604 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 16 05 01 ID Kabq0Rza 前とたいして変わらんし、指摘されてるとこも直せないなら、直すな。余計わかりにくくなる。 21スレ目 74 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 16 08 45 ID 50v4HUbi 73 時間凍結は戦闘で使ったわけでないから 微妙みたいなこと前から言われてるぞ 75 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 16 14 31 ID ISw97BDY 72-73 能力が共通である説明がないから、朝倉が出来る事でも出来ない扱いにしないと駄目だ。 76 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 17 31 02 ID vpPzWLMI 74 時間凍結も情報操作でやったことだから「呪文」オンリーで発動可能だろ。 というかそんなこと言ってたら長門はほぼ戦闘不能になるぞ・・・。 75 もともと朝倉は長門のバックアップだから情報操作のスペックも似たようなものじゃないか? パトロンの情報統合思念体が二人のスペックを大きく変えて創造する意味もないだろうし。 77 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 17 41 22 ID lvfSm0c4 76 違う違う。それはそうなんだけど、テンプレにそれ組み込まなきゃだめって話。 簡単でもいいから、情報統合思念体と端末(長門たち)だけでも世界観として載せたほうがいい。 絶対原作知らない考察人は疑問レス付けるんで、手間減らしとして頼む 78 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 18 37 45 ID ISw97BDY 同種族でも能力共通の説明がなければ駄目なルールだし それがされてないから長門自身のやったことで作るべきだ 79 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 18 44 03 ID 50v4HUbi 78 同意。ほかのやつもさんざん細かく言われてきたんだし 267 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 22 10 11 ID m3bIeovA 長門有希の統合思念体がルール1-1にひっかかるはどうなったの? 268 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 22 16 18 ID YnbWpl8k フランクは超高速ぐらいからか。 長門は分かんね、何かまた物言いが付いて議論されそうだし。 269 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 22 17 15 ID 6eG7Q5Bm 長門は 74-79の突っ込みが修正されてからかな? 270 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 22 19 46 ID MxYXk/jR 長門は作り直そうかと思う、朝倉の描写抜きで。 統合思念体のバックアップを受けている明確な描写はない。 行動に際して許可申請してたりするけど。 271 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 22 23 57 ID m3bIeovA 433 名前:イラストに騙された名無しさん :2006/07/22(土) 14 38 23 ID YN7OaUs4 実は428と同じような意図で書いたのだが言葉が悪かった。 ともかく長門についてなんだけど 統合思念体から切り離されて弱体化っていうのが雪山でのことしか見つからんのよな。 このときに戦闘してないから何がなにやらさっぱり不明。 しかも、詳細不明ながら統合思念体に匹敵する相手に負荷をかけられて純粋に切り離された状態とは言い難い。 長門 with 統合思念体 とかいう考えもあったけど思念体がテンプレ作れるほど情報がないのでダメポ。 434 名前:イラストに騙された名無しさん :2006/07/22(土) 16 04 20 ID q91UKmH+ withにしても統合思念体をどうこうできないみたいだから無理だろ。 でも1-1っていっても、長門と思念体って他人か? 思念体の一部って認識なんだが。 でもそうすると一行目に戻って結局ダメかw 修正行きかな こんな感じで何か言われてるけど 274 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 23 04 56 ID MxYXk/jR 雪山でのことは、切り放されたからか 負荷をかけられたからか不明なんだ。 こう言う場合、このスレではどう判断すべきだ? ちなみに高熱でもうろうとした状態になって倒れたが 閉じた空間を突破する仕掛けは作れた。戦闘行為は一切してない。 285 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 02 14 54 ID eiusXHCd 長門 『統合思念体の加護下にある状態』で出せば良いんじゃね? これ、そういう一つの状態と見て良いだろう。 別に統合思念体の方から勝手に何かしてくれるわけでもないし。 288 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 14 04 12 ID g3JOPV8t 285 力を借りている可能性があれば駄目なんじゃ?思念体の力を強制的に使える根拠があれば平気だろうけど。 307 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 14 47 55 ID oHoCdvuk とりあえず長門は朝倉の攻撃が使えるかどうかってことでこじれてるってことでいいのか? あの二人の使う情報操作能力は同じものにしか見えんが・・・。 それと思念体の扱いなんだが、長門の能力は思念体経由って訳でもないだろ。 思念体との接続が切られた状態でも思念体と同等レベルの存在と情報戦やってるし 同期機能封印のときも「自分の」能力の封印みたいなことを言ってたし。 308 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 14 51 10 ID ZO+vAvDM じゃあ、思念体との接続が切られた状態でやったことのみテンプレに書けば? 309 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 14 52 25 ID zClazOse ロードスの魔神王なんて別の魔術師と同系統の魔法を使えるはずで 魔力もより大きいとされていて、設定的にも上位の魔法が使えるはずだが やったことしかできない 20スレ目 292 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/20(日) 15 20 48 ID 18EzAnlp 世界改変は? 発動時間や対象の問題は解決したと思ったけど。 293 名前:289[sage] 投稿日:2006/08/20(日) 15 59 08 ID acRhdXom 世界改変はハルヒから奪った能力だしいまいち効果不明だから省いた。 そのほうが長門そのものスペックが出せていいと思ったんだが。 294 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/20(日) 17 03 16 ID 18EzAnlp ハルヒを普通の人間にする。 ハルヒと古泉を別の学校に通わせる。 近隣の女子高を共学にし、学校の1クラス分を丸々そちらに移した。 関係者の記憶を改竄。 以前倒した自分と同類の朝倉涼子を復活させた。 自分より上位の存在の情報統合思念体を消し去った。 自らの記憶を改竄。 効果はこんなところか。 やったことに共通性はないし、規模的にも宇宙(銀河だっけ?)レベルの情報統合思念体を どうにかしているから、任意全能かそれに近い能力はあると思う。 能力を奪うのも一方的な収奪はルール的に問題なかったはず。 317 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/20(日) 21 24 29 ID jwvzuhfj とりあえず長門の世界改変用追加テンプレを参考までに作ってみた。 294を一般化しただけなんだが。とにかく 294にThx。 世界改変:奪った涼宮ハルヒ(無自覚全能存在)の能力を行使する。作中で行ったこととしては、 ・涼宮ハルヒを普通の人間にする。 ・大勢の記憶の改竄。 ・過去に死亡した存在の復活。 ・銀河規模である自分の上位存在の消去。 など、少なくとも銀河任意全能クラスである。 発動時間は長くても十秒程度。遠くの時間からでも観測される大きな時空震(詳細不明)が発生する。 こんなもんか。発動時間が長めなのは作中であんなに改変したからだろうが、作業あたりの時間がわからんし。 火力が補えるってことで、ロックまたは時間凍結のコンボから使えるか。 間違いなんかがあったら適当に改稿してください。俺は追加の如何は今のテンプレ作者に任せるが。 318 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/20(日) 21 30 15 ID J3Koc+cD 時間凍結は戦闘で使用したわけでないから 微妙みたいに言われてた思うが。使ったタイミングも分かりづらいし 498 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/23(水) 10 45 49 ID GfjO+r82 491 それの正体って、宇宙生命体の群体じゃなかった? もったいないがアウトな気も線でもない 289 亀レスだが 長門は追加情報を待ったほうがいい、特に速さについては10キャラ考察分に匹敵する「光速定義」が待ち構えてる ・・・・と思ったがルール修正用の案が立ち消えしたり、チョコチョコ話されて忘れられるのも 効率が悪いと思われるのでキャラではないが点プレでも作るか? 【名前】適当にどうぞ、修正案01でも改正案ver1.21でも 【内容】重要、できるだけわかりやすく(いくつかに箇条書きしたほうがわかりやすいかも) 【長所】修正により解決される問題を挙げる、現在あがっている問題は 「作者がレーザー=光速を考えていない場合」問題が大きいためこれの修正は入れたほうが望ましい その他、わかり易い、考察が楽等の利点も 【短所】修正により発生するデメリットをあげる (何キャラかは考察しなおさなければならない、特定の世界が有利(不利)になりすぎる等) 数キャラの再考察ぐらいなら問題はないが、できるだけ抑えた方が良い 799 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/27(日) 22 43 07 ID s1jbYqnS 498 超遅レスだが 【長所】修正により解決される問題を挙げる、 現在あがっている問題は「作者がレーザー=光速を考えていない場合」 問題が大きいためこれの修正は入れたほうが望ましい 作者がどう考えているかっていう憶測は最強スレには一切関係ない。 (銃弾の速度知らないだろうとか落雷の速度知らないだろうとか言う推測も一切無関係) 作中から読み取れる描写や設定からレーザー回避なら光速回避になる。 806 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/27(日) 23 47 07 ID E9Fuc8S5 まとめサイトの長門光速議論読んだけど、 「涼宮ハルヒの暴走」の方でみくるビームについて 「恐るべき殺人光線は光速でもって空間を横切り~」 って解説が入ってるのには触れられてないのね。 807 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/27(日) 23 57 03 ID s1jbYqnS 光速って明言されてるなら話は早いな。 808 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/28(月) 00 00 32 ID 2XqvIJzD 今までの議論は何だったのよ 809 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/28(月) 00 06 48 ID REypaTAE 俺はハルヒ知らんから参加してなかったが 今まで議論してたのがなんかアホらしいな