約 70,657 件
https://w.atwiki.jp/setsuna_kiseki/pages/217.html
消耗物資について 赤 HPを回復するポーションの略称、他にも赤ポや単にPOTと呼ぶ場合もある Gvでは持てる個数は少ないが一個の回復量が多い Gvでは物資がなくなれば何もできないのでそのあたりをよく考える必要がある アップデートで改良型が出て活躍の機会が増えた 青 CPを回復するポーションの略称、他にも青ポなどと呼ばれることがある 基本赤と同様だがCPは瞬間回復なので愛用してる人は多い 花との割合を考えるべきである アップデートで改良型が出て活躍の機会が増えた 花 HP,CP共に少量回復でき1インベントリで255も持てる優れもの 単価は安いが数を買わなければいけないので値が張る 大体1束40万ほどである 金がある程度あるものは皆使うGv必須品である フルヒ 最大HP分が回復量となる赤だと思ってもらえばよい 余分にHPが回復する場合は薬師の効果であり 決してHPが完全回復するまで回復するという効果ではない 赤よりも所持数が低いがGvでは必須品 改良型により30個ずつもてるようになり大幅にインベントリ節約になった フルチャ CPを最大まで瞬時に回復できる青 普通使わないがCPが極端に減った場合に使う WIZ,BIS,武道などは1セットは持っておいたほうがいい 改良型の登場によりとりあえず30個持ってればなくなることはない 万病 全てのステータス異常を回復できる 抵抗がそろっていないものや足止めに良く止められる職には必須品 店で売られていないので露店で買うか神秘のかけらと交換するしかない 元気回復剤 略称は特にない ステータス低下のみ回復できる 万病の2倍の50個持てるので足止めからの復帰のために使う しかし店で売られておらず露天でもあまり出回っていないので 使う機会は少ない 巻物 BISに頼らず復活できる巻物、復活とも言ったりする 高級は復活時HP100% ノーマルは5%で復活する 高級が出てからノーマルはあまり使われなくなった 心臓 CPを指定秒数最大に保つアイテム その間スキルを連発できる 補正は15~30秒だが 呪われし竜の心臓(30秒)が出たことで 通常の心臓はあまり使われなくなった 羽、灰 味方を復活させるアイテム 羽は5%灰は100%で復活 基本灰が主流である 火の鳥のしっぽはGvではデスペナが基本回復するので 使われることは少ない
https://w.atwiki.jp/yonta2/pages/300.html
公共工事の受注状況です。 ●Ev87 受注案件 担当者 担当 状況 採用可否 賞金/参加賞 オペレータが操作する無人戦闘機 支那実 技族 提出済み 不採用 娯楽2万 ●第4次公共事業 受注案件 担当者 担当 状況 採用可否 賞金/参加賞 秘書官アイドレスのデザイン 支那実 技族 提出済み 不採用 娯楽3万 秘書官アイドレスのデザイン 雷羅 来 文族 提出済み 不採用 娯楽3万 試作機のデザイン 雷羅 来 文族 提出済み 不採用 娯楽3万 ●第5次公共事業 → 受注なし ●ビギナーズ王国試作機公募 受注案件 担当者 担当 状況 採用可否 賞金/参加賞 試作機のデザイン 音在誠自 文族 提出済み 不採用 生物資源3万t ●宰相府帝国軍兵器開発コンペ 受注案件 担当者 担当 状況 採用可否 賞金/参加賞 大型I=D 音在誠自 文族 提出済み 不採用 生物資源3万t 宇宙空母の開発 音在誠自 文族 提出済み 不採用 生物資源3万t 独自I=Dの設計 音在誠自 文族 提出済み 不採用 生物資源3万t
https://w.atwiki.jp/ygo001/pages/22.html
《物資調達員》 効果モンスター 星4/地属性/戦士族/攻1300/守 800 リバース:「融合」によって自分の墓地へ送られた融合素材モンスター2体を手札に加える。 リバースするだけで2枚もの手札を増やすことができる爆アドカード。 ところがwikiによると、現在は上位互換とも言えるカードが多く存在しているらしい。 果たして本当にそうだろうか? そこでは再度融合をするなら《ミラクル・フュージョン》等の墓地融合カードを利用した方が効率が良いという若干的外れなことが書かれている。 《物資調達員》の強みはサルベージするという点なのだ。 しかしサルベージ効果に関しては《融合回収》1枚が挙げられているだけである。 恐らくこれらは古い記述なのであろう…絶版カードということもありこのカードが話題にされることはほぼない。 だが今やこのカードは超強力カードへと変貌を遂げた。いや、これから益々強くなることであろう。 ちなみにテキストにある「融合」とは《融合》魔法カードのことではなく「融合召喚全般」を指す。 現在では《融合》魔法カード以外にも、《パワー・ボンド》や《ティマイオスの眼》など融合召喚を行うカードが多数あるが、もちろんこれらも利用できる。 というわけで本題へ入るが、皆さんもうお気づきだろう。このカードのテキストを見た時点でピンと来ただろうが、あの《影依融合》とすこぶる相性が良いのだ。 《影依融合》は相手フィールドにエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターがいる場合、その融合素材をデッキから用意することが可能というカード。 《物資調達員》と《影依融合》を使えばデッキのモンスター2枚を手札に加えているのとほぼ同じことができてしまうのである。 しかもエルシャドールの融合素材は「シャドール」の他に属性が指定されているだけ。現在ではあらゆる光属性と闇属性がその対象となる。 このカードを使えば、サーチカードが少ないカードも容易く手札に加えることができるのだ。 例えば、あの《究極時械神セフィロン》も《物資調達員》と《影依融合》のコンボですぐに手札に加えられる。 《究極時械神セフィロン》は【シャドール】でよく見かけるカードであり、その爆発力は凄まじく1ショットキルまで持っていく程である。だがサーチ手段はなく、3積みするようなカードでもない。 そのようなカードも《物資調達員》を使えば簡単に用意できてしまうのだ。 リバース効果なので回収まで若干のラグが生じるが、《ADチェンジャー》を予め墓地に送っておけばその問題も解決できる。 《ADチェンジャー》は光属性な上、リバース効果を用いる【シャドール】と相性が良いため《物資調達員》とのコンボに限らず柔軟な対応が可能である。 もし、今後全ての属性に対応したエルシャドールモンスターが登場すれば、デッキ内のあらゆるモンスターをこのカードで回収できる。 地属性エルシャドールならば当然このカードを融合素材として使用することもできるようになる。 今後さらなる発展が期待できる《物資調達員》。 探すのは大変だろうが、ショップのストレージに眠っている間に集めてしまおう。 絶版カード故、もしこのカードの存在が明るみに出ればその価格はとんでもないことになるであろう… 9スレ目 28:名無しプレイヤー@手札いっぱい。投稿日:2014/06/06(金) 19 29 02.78 ID usynmKbe0 感想 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/outway/pages/102.html
(財務詳細はこちら、保有兵器一覧はこちら) No イベント名 詳細 エントリー リザルト 資金 資源 食料 燃料 生物資源 犬士 I=D 乗り物 備考 - ターン10 終了時の財政状況 - - - +24 +47 +96 +38 +34 +10 +25 +21 - - ターン11 - - - - - - - - - - - - No イベント名 詳細 エントリー リザルト 資金 資源 食料 燃料 生物資源 犬士 I=D 乗り物 備考 111 ”動乱のさなか” 聯合フェイズ ● ● - -10 - - - - - - - - 111 ”動乱のさなか” 生産/支払いフェイズ ● - - +15 +40 - - +15 - +5 - - 107 EV111”動乱のさなか”部隊編成フェイズ ● ● - - -8 -18 -12 - - - - - No チェック項目 - - - 資金 資源 食料 燃料 生物資源 犬士 I=D 乗り物 備考 - 現在の財政状況 - - - +29 +79 +78 +26 +49 +10 +30 +21 - 国庫へ
https://w.atwiki.jp/d_va/pages/320.html
日付 詳細 資金 資源 食料 燃料 生物資源 犬士 I=D 備考 前期繰越 239 42 64 33 130 19 フェイクトモエリバー2:4フェザーワルツ:1ケント:2ダンボール:2Aフェザー:2ダックス:1ブルドック:1ベルクール:1アートポスト:1エアバイク・ピケ:7陽光:7無銘:1 最終更新07/10 07/09 聯合フェイズ -10 越前藩国と聯合 07/10 生産/支払いフェイズ -167 -5 +52 -7 -10 エンジェリックフェザーワルツ:+1 エアバイク ピケ+4 陽光:+4 T12生産処理世界貴族(矢上爽一朗):資金+1食糧生産:食料+45北国人7人:生物資源-7,食料+7兵器生産:資源-5Aフェザー:+1 エアバイク ピケ+4 陽光:+4 罰金128億税金40億 07/27 EV124 -10 【収穫祭という名の食博覧会INながみ藩国】参加。 日付 詳細 資金 資源 食料 燃料 生物資源 犬士 I=D 備考 合計 62 37 106 33 123 9 フェイクトモエリバー2:4フェザーワルツ:1ケント:2ダンボール:2Aフェザー:3ダックス:1ブルドック:1ベルクール:1アートポスト:1エアバイク・ピケ:11陽光:11無銘:1 最終更新07/30 日付 詳細 資金 資源 食料 燃料 生物資源 犬士 I=D 備考 前期繰越 239 42 64 33 130 19 フェイクトモエリバー2:4フェザーワルツ:1ケント:2ダンボール:2Aフェザー:2ダックス:1ブルドック:1ベルクール:1アートポスト:1エアバイク・ピケ:7陽光:7無銘:1 最終更新07/10 07/09 聯合フェイズ -10 越前藩国と聯合 07/10 生産/支払いフェイズ -167 -5 +52 -7 -10 エンジェリックフェザーワルツ:+1 エアバイク ピケ+4 陽光:+4 T12生産処理世界貴族(矢上爽一朗):資金+1食糧生産:食料+45北国人7人:生物資源-7,食料+7兵器生産:資源-5Aフェザー:+1 エアバイク ピケ+4 陽光:+4 罰金128億税金40億 07/27 EV124 -10 【収穫祭という名の食博覧会INながみ藩国】参加。 日付 詳細 資金 資源 食料 燃料 生物資源 犬士 I=D 備考 合計 62 37 106 33 123 9 フェイクトモエリバー2:4フェザーワルツ:1ケント:2ダンボール:2Aフェザー:3ダックス:1ブルドック:1ベルクール:1アートポスト:1エアバイク・ピケ:11陽光:11無銘:1 最終更新07/30 上へ 戻る
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8241.html
750:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 50 00 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 大ゲート世界 日本と交流のある異世界の住人について 大ゲート世界の日本と関りのある異世界について簡単な設定である。 〇日本国内のゲートで繋がっている世界について 第一世界 世界で初めて出現したゲート兼日本国内に始めて開通したゲートでもある。 割かし普通の西洋系ファンタジー世界…なのだがゲート系作品のテンプレイメージに反して割と現地の国々には話が通じる。 日本と始めて接触したイースラウ帝国は帝国だが普通に話通じるし、王国は歴史があるけど高慢ちきでもないし、魔王国とかあるけど単純に魔族の国で、聖教国という宗教国家もあるがむしろ積極的に人類以外も信者に勧誘している。 実はファンタジーはファンタジーでもロボットに乗って魔獣と戦っている系のファンタジー。 ナイツマとかダンバインみたいな感じ。 魔法と錬金術と魔獣素材による有人ゴーレムというものが開発され、普及している。 大きさや形、機能などは国によってまちまち。 専らこの有人ゴーレムを使って共通の敵である魔獣相手に現地人類は戦っているのである。 性能的には一般ゴーレムがWW2大戦期の戦車くらいの性能がある。 親衛とか近衛とかの精鋭用カスタム機だと戦後第一世代MBTくらいの性能。 英雄とか勇者とかの一子相伝のワンオフ機だと空飛ぶ戦闘ヘリくらいの性能になる。 当然それで相手をする魔獣も結構強いのであるが、現地の国々で割と対応できているのと、現代軍代を持っている日本からすればそこまで大きな脅威ではなかったりする。 203X年の日本がロボット技術で盛り上がっているのは多分一番最初にここと繋がったせい。 ファンタジー系の素材や技術や知識やら見どころは沢山あるが、現在の日本で一番重要視されているのが重力石という魔導希少金属で、これを触媒にすると限定的ながら慣性制御を可能となる。 ワンオフの空飛ぶゴーレムは大体この重力石が使われている。 因みに消耗品。一つで国が傾くくらいの価値があるため現地国家も早々に使いたがらない。 現状どのような地層や地域になら存在しているかよくわかっておらず、現地国家が所有している分も半ば偶然発見したものばかりのため203X年現在においても手探りでの探索が続いている。 第二世界 日本国内で二つ目に見つかったゲート。繋がっている先は大災害により文明が崩壊したポストアポカリプス系世界。 核戦争がなかったFalloutかMETOROシリーズといった具合。 あくまで災害によって文明が崩壊したため規模が大きく縮小しているが、割とあちこちに都市国家規模の小国家が再興している。 現在の日本は現地の友好国家を支援しながらも崩壊前の遺品を調査中。 パワードスーツやレールガンなどが発見されており、持ち帰ったこれらにより日本の技術力は大きく成長した。 野心の強い国家や一部の野盗や新興宗教やらが戦前の遺産を探り当てて運用していることも多く、パワードスーツ着込んだモヒカンが襲ってくることも割とあるなど意外と気が抜けない世界でもある。 第三世界 錬金術が発達したファンタジーとリアルが混ざったような世界。 アトリエシリーズや鋼の錬金術師を混ぜたような感じ。 こちらも錬金術を用いた人型兵器が普及している世界。 第一世界と違って魔獣みたいな強い野生動物は存在していないか、駆逐されてしまった後のようで、もっぱら人類同士の争いに使用されている。 第一世界の有人ゴーレムと比べ、工業品的には上だが、あくまで対人類戦闘がメインのため戦闘力では劣っている。 日本はゲート付近の国々と平和的な交流に成功しており、こちらの世界特有の錬金技術も積極的に取り込んでいる。 751:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 50 35 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 第四世界 エレクトロパンクこと電気技術が変的に発達した世界。 非常に科学技術が発達している世界である。 世情は地球と似たり寄ったりな情勢で紛争地域もあれば冷戦やっている国もあるが、大国同士の世界規模の戦争といったものは起きなくなって久しい。 電気技術メインのため地球に似通った技術体系を持つのだが、現地の資源が割と地球と異なっているため、現地世界にない資源を求められた結果案外対等の交易レートとなっている。 実はロボット兵器使ってガンガン戦っている世界。 ここにきて日本のゲートはロボ物が多いとの認識に至った。 地球からの一番の売れ筋商品はサブカルチャー関係だったりする。 第五世界 人類ではなくエルフや獣人といったいわゆる亜人が君臨しているファンタジー系の世界。 人間と呼べる種族がいない。 とは言え文明レベルは中世からルネサンスあたり。 これだけ聞くとよくあるファンタジータイプの異世界だが住んでる住人たちがちょっと個性的。 獣人種に関してはいわゆる獣耳尻尾がついているだけの人間…ではなく顔まできっちり獣で全身に毛も生えてるタイプの7~8割獣タイプの獣人である。 ケモナーの天国。訪れた地球人どころか現地の他種族からすらモフモフを狙われることが後を絶たない。 人気の交易品は地球製の動物用シャンプー。 エルフに関しては男女ともに2m越え平均身長で筋肉もりもりマッチョマンと化している。 彼等曰く森の中で暮らしていれば普通は筋肉がつくだろうとのこと。 そういわれればそうなのだが、魔物を丸太で撲殺し、バリスタみたいなゴツイ弓を軽々扱い、人気の職業が拳闘士なエルフというのは…こう…イメージが… 彼等の間で人気の交易品が地球産のプロテインとサラダチキンである。 この他にも海沿いに住むサーファードワーフ、パリピ天使族、会計士ゴブリン、純情なサキュバス、牧場農家ヴァンパイア、温厚なオークと地球世界でのイメージと懸け離れた種族が多いのが特徴。 地球側の勝手なイメージと言えばそうなのだが、何とも言えない感覚である。 第六世界 人類が滅び魚介類が星の支配者となった世界。 旧人類はどうやら地球人類に酷似した生物だったことが判明している。 主だった種族は二足歩行の魚こと魚人、もしくは人魚と呼ばれている種族。 残念ながら女性も普通に二足歩行の魚である。 触手さんことクラゲの魚人が地球では有名。全体的にsan値がピンチな見た目の住人が多いが、皆さん至って穏和で紳士的である。 文明レベルは結構高く、現代地球と左程遜色ない。 元ネタはスプラトゥーンとクトゥルフ神話。 752:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 51 13 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 第七世界 二足歩行のドラゴンが住んでいる世界。 リザードマンやら竜人族やらではなく、二足歩行のドラゴンが服を着て、食器を使って、普通に建物に暮らしているのである。 イメージモデルはデジモンのグレイモンやアグモンあたり。 非常に理知的で穏和。日本との初交渉の時もすぐさま平和条約や通商条約が締結された。 その見た目と性格から地球での人気も高い。 文明レベルは中世くらい。元が頑丈で個々の能力が高いため技術の発展が遅れがちらしい。 彼等はいたって普通の人々である。見た目こそ二足歩行のドラゴンだが笑い、泣き、怒り、悲しむ。地球人類と左程変わらないメンタルの持ち主。 ちょっと変わったところと言えば一般的な成人男性なら12.7mmでも弾ける鱗を持ち、時速500~600㎞くらいで空を飛べ、普通自動車くらいなら簡単に持ち上げられるほどの膂力で、ブレスという形で各種魔法を扱え、平均寿命が200~300年くらいある程度である。 因みに交渉が始まった際の日本は真っ先に平和条約を結んだ。 第八世界 魔法と科学が融合した魔導科学という技術が発達した世界。 元々魔法系国家と科学系国家で戦争していた歴史があるそうな。 文明レベルは地球と左程変わらない程度であり、メンタリティの面も地球人類と左程変わらない。 こちらも互いの世界にないものを交換し合う交易をおこなっている。 やはり一番人気はサブカルチャー作品。 地球とは異なった技術や歴史を持つが、技術体系以外は割と地球に近しい世界のため、これといった特徴が少ない。 強いていえば魔導学園とか、魔剣士養成学校やら魔導工学科高校やら魔工鎧育成高やらあって何だか別の物語が始まりそうな感じがあるくらいである。 第九世界 現代系世界。文明レベルとは現代地球と変わりない。独特の魔法系技術と文明を支える科学系技術の両方が存在している。 妖怪や魔人、魔物といった人類以外の生命体が存在しており、それらと退魔士や陰陽師といった職業が日夜戦いを繰り広げたり共存したりしているのが特徴。 因みに退魔士がフリーの民間職で陰陽師が公務員職である。 日本とも普通に国交を交わしている。 人気の交易品はパワードスーツや地球世界で運用されている魔法技術など。 人外との戦いが日常化しているためなのか、この手の戦闘向き技術の習得に余念がない模様。 第十世界 日本国内で最後に発見されたゲートが通じている先の世界。 科学系技術が中心の現代系世界であるが、能力者と呼ばれる人々が存在して、ヒーローと呼ばれる治安維持職が普及している世界となっている。 いわゆる政府、民間側がヒーロー、犯罪者がヴィランと呼ばれており、日夜どこかしらで死闘を繰り広げている。 能力の内容や強弱は大分ばらつきがあり人それぞれの模様。 いわゆる超能力から亜人やミュータントのような身体変化まで幅広く全てが能力者と呼ばれている。 普通に現代的な世界だったため、ゲートが開いた後には穏当に各種条約を結ぶことに成功。 今では交換留学や旅行など民間レベルでの交流まで行われている。 異世界側の日本大使館や関連施設には度々愉快目的のヴィランが襲ってきたりしているが、現地ヒーローの協力で撃退したり、襲ってきたヴィランを秘密裏に捕獲しては日本本土に連れ帰り実験したりと問題なく平和な交流が続いている。 ヒロアカやアメコミのようなヒーロー系作品をモデルとしている世界である。 753:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 52 01 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 〇日本国外のゲートで繋がっている異世界について フィリピンのゲート フィリピンゲートと呼ばれている同国国内唯一のゲート。 繋がっている先では猿人類と鳥類が進化した種族が互いの派遣をかけて争っている。 猿と鳥の惑星といった具合。文明レベルはルネサンス越えた近世くらいの時期。 ゲートを通して色々交渉をしていた日本やフィリピンも勿論両者の争いに巻き込まれた。 武力衝突を含むすったもんだの末に現地に日本こと大東亜共栄圏主導の保護領を設立。 現在は長年の争いに飽き飽きした鳥人や猿人たちが集まり、穏健派の牙城みたいになっている。 パラオのゲート パラオ近海に出現したゲート。 繋がった先はWW2前後ほどの技術レベルを持つ科学技術系文明世界。 地球と違う部分としては人類以外にも獣人種や半陽種、竜人種といった亜人種が存在している点。 人類国家同士や亜人国家などが争いあっている帝国主義全盛期といった具合。 ゲートが出現してしまったパラオも否応なく国家間の争いに巻き込まれてしまい、小国故にどうしようもなかったため日本にヘルプを頼んだ。 現在はゲートに近しい場所の国家を支援しながら近海地域を掌握。 海上都市を築き、ゲート付近を要塞化しながら独自の勢力として世界情勢を見守っている。 皇国の守護者や蒼海訣戰などがモデルの世界。 韓国のゲート 中国のゾンビ禍に巻き込まれて滅んだ国。その滅んだ跡地を改めて日本が制圧した際に発見したゲート。 中国国内に出現したゲートと同じようなゾンビアポカリプス系世界に繋がっている。 中国の二の舞いは御免だと、非常に厳重な警備体制を敷き、研究所の類も異世界側に建設した徹底ぶりで現地のゾンビウィルスを解析、研究している。 現地世界の生き残り勢力とも協力しながら徐々にゾンビを駆逐しており、この世界で生み出された対ゾンビ戦術や兵器などが地球世界へ逆輸入され中国封鎖区域内の作戦で使用されている。 特殊な変異個体などはいないが、単純に速くて頑丈なゾンビが出てくる。 この世界のゾンビウィルスに対応するワクチンは開発済みなのだが、地球の中国地域で分布しているゾンビウィルスとは物が違うため、そちらの治療薬としては余り流用できず、日本本国で頑張って開発された。 ワールドウォーZがモデル。 オーストラリアのゲート 中国とはまた違った形で異世界パンデミックが起きた国。 国内のゲート把握が遅れた結果異世界からやってきた大型生物が現地に住みつき、その生物にくっついてきた異世界の植物が現地に大きく適合。 地球の水があったのが異常な成長を遂げていき、数年足らずで豪州の地の半分を緑で覆ってしまった。 こうなってはゲートの把握も不可能となり、ゲートを通り異世界の生物や、それに運ばれた植物が好き勝手に国内に入ってくる羽目となった。 最終的には日本にヘルプを頼み、対応を一任した。 日本は豪州で猛威をフル異世界植物を解析。同植物群の成長を阻害する人工植物の開発し、これらを外縁地域に植えることにより、これ以上の異世界ジャングルの進出を防ぐことに成功した。 しかし封じ込めに成功した時には既に豪州国内の6割は森林と化しており、異世界から流入してきた生き物たちも現地に適応して元気に繁殖している始末となった。 以降豪州には日本軍が駐留しており、現地の豪州軍と共に異世界ジャングルや生物の封じ込めと駆除を続けている。 なおこの日本のこの成功からオーストラリア政府は報酬として自国内のゲートの運用権利を日本へ譲渡しているのだが、そもそも豪州国内に開いたゲートが異世界ジャングルに覆われて詳しい地点がわからなくなったため、現在改めて一から調査を進める羽目になっている。 ゲート先のモデルはモンスターハンタータイプの世界であるが、現状日本もオーストラリアも異常繁殖した豪州の内の異世界ジャングルの手当てにあたっているためゲート先の異世界に踏み入れられていない。 754:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 52 48 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp シンガポールのゲート いわゆるよくある中世系ファンタジータイプの世界に繋がっている。 どこかの自衛隊が頑張る作品の如く、ゲート出現から間もなくして異世界側の軍勢が攻めこんで来るなどメジャーなイベントが発生していた。 異世界軍は撃退し、ゲート先の異世界へ逆侵攻を仕掛け前線基地まで建設していたが、その後周辺国からの圧力やら、雪崩れ込んできた中国難民やら、そこに混ざっていたゾンビやらでシンガポール政府の混乱が長引き、異世界情勢は左程進まずに棚上げされてしまった。 その後ゾンビ禍が落ち着いた後で改めて日本へ救援を求め、ゲート先に部隊を派遣してもらったことにより、ようやく攻め込んできた異世界国家を降伏させることに成功した。 現在は日本を始めとする大東亜共栄圏統合軍によりゲートの防衛が行われており、シンガポール政府を窓口としながら、ゲート先の異世界と交易をおこなっている。 タイのゲート タイのゲートの近くには中華系っぽい帝国が統治する地域が広がっている異世界であった。 武力衝突こそ起こらなかったが、異世界の中華モドキ帝国は高慢な態度を隠さず、政情も不安定であり、度々地方で農民の反乱が起こっているなど「どうみても中国王朝が崩れるパターンと同じです。ありがとうございますだこの野郎!」とタイ政府が困惑する情勢であった。 その後遠からずして大規模な反乱やクーデターが続出して中華モドキ帝国は崩壊。三国志か五胡十六国自体かと言わんばかりの戦国時代となり、タイ政府は異世界交流どころか終始ゲート周辺の防衛にかかり切りとなってしまう。 203X年現在は大凡三つの大国に別れ、情勢も落ち着き始めているが、それぞれの国々が互いをけん制し合った結果の安定であり、いつ何時再び衝突が起こるかわからない状態が続く。 このため現在のタイゲート周辺は大東亜共栄圏統合軍の部隊が駐留しており、ゲート先の防衛体制を固めている。 イメージモデルは中華系ファンタジーのごった煮。 なまじファンタジー成分が強いため文明レベルに反して戦闘能力が高い人々がいる。 あと単純に現地人口が多い。 インドネシアのゲート 珍しく国内に複数のゲートが存在しており、それぞれファンタジー系やアポカリプス系世界と繋がっている。 しかし問題は地球側の方で、海を渡ってきた中国難民と紛れ込んでいたゾンビによりインドネシア国内は大きく混乱。 そこにゲートを通って逃げこんできた異世界側の難民や襲い掛かってきた軍勢やモンスターも加わって非常に混沌とした情勢になってしまった。 結局のところ日本が軍を出して悉くを鎮圧してようやく平穏が戻ったのだが、その時には現地には異世界人と異世界生物と中国人と現地人が混在するカオスフルな情勢に落ち着いた。 日本とインドネシア政府の努力により現在では安定した情勢を取り戻しており、改めて異世界側への進出も進めているが、現地の人々に混ざる異世界の住民たちや海を泳ぐ穏和な大型モンスターや中国難民が押し込められた海上都市などインドネシアの情景はゲート出現前とはガラッと変わることとなっている。 因みに現在インドネシア国内には政府が掌握している二つのゲートが存在しており、それぞれボルネオ島の陸地とジャワ海海上に存在している。 両ゲートの警備はインドネシア軍と駐留している大東亜圏統合軍により行われており、ゲートを通して異世界人や異世界生物の流入も現在では落ち着いている。 最も未だインドネシア政府などが把握していない小規模なゲートが各地にあるため、それらの探索や掌握が進められている。 755:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 53 31 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp ベトナムのゲート ベトナムゲートで繋がった先は非常に個性的な世界であった。 見渡す限りの雲の海と空に浮かぶ幾つかの島々によって構成されている空の世界である。 現地の人々は独自に発展させた飛行機械や飛行船を用いて行き来しており、分厚い雲の下はあの世に繋がっていると信じられている。 地球とは勝手の違う様子にベトナム政府も戸惑っており、現在でも調査は左程進んでいない。 代わりと言っては何だが現地勢との交易は順調。空賊以外との武力衝突も今のところ起こっておらず至極平穏である。 モデルはグランブルーファンタジーやワンピースの空島など。 ネパールのゲート ネパールに開いたゲートの先は島から見渡す限り一面海の世界であった。 調査の結果気候変動により大地の殆どは海に没し、現在では惑星の9割が海となった世界であることが判明。 ゲートが開いたのは数少ない陸地として残った島の一つであったのだ。 色々探した結果巡り合った生き残りの末裔である現地の人々は現在では船の上で生まれ育つ生活様式となっていた。 これに関して大いに困惑したのがネパール政府そのもの。何せネパールは内陸国。海軍なんてものはない。 結果どうもこうもできず、ろくに交易すら進まなかった結果を見て日本にヘルプを頼んだ。 教義の結果ゲートの共同管理という形で日本の支援をもらえることとなり、現在ではネパール海軍が設立され、ゲート先の近海にて海上拠点を設営。 現地勢との安定した交易を続けることに成功した。 なおネパール海軍は本土側に戦力や拠点をほとんど持っていない。内陸国だから仕方ないネ。 モデルはアニメ翠星のガルガンティアや映画ウォーターワールドなど。 モルディブのゲート モルディブが繋がった先の世界は地底世界であった。どうにか現地人を探して接触したところ遥か昔から地底で生まれ育ったとのことで、この世界に地上が存在しているのかは調査を進めた現在でも未だ不明である。 地底世界は空がないだけでかなり広く、川もあれば巨大な湖も存在しており、複数の種族や王国も存在している。 ぱっと見は中世くらいであるが独自の魔法技術や錬金術といったものが発展しており、全体の文明レベル自体は近世レベルといった具合。 特に採掘、建築関係の技術が非常によく発達しており、現在地球でも侮れないレベルであった。 これは地底という特有の世界情勢に合わせて技術や知識が発達したためと思われる。 現地住民の種族は様々であり、お約束のドワーフから二足歩行の蟻である蟻人や同じく二足歩行のモグラである土竜人など地下関連の種族が存在している。 無論地底世界に適した形で進化した凶悪な生物も多数存在している。 地底世界という特性から非常に鉱物資源が豊富であり、これら鉱物が主な交易品となっている。 地球に存在していない鉱物もあれば、地球で確認できる鉱物も存在しており、現在のモルディブは大東亜共栄圏内でも随一の鉱物資源保有国家となっている。 正に有力ゲートを引き当て一発逆転した小国の一例と言える。 756:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 54 04 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp カンボジアのゲート 繋がった先の世界は一面氷の世界。気候変動により氷河期が訪れてしまった世界である。 一応細々とながら各地に生存者のコミュニティが存在しており、それらとの接触には成功している。 氷河気候の世界で生きていくためにビルサイズの特大ヒーターや労働力としてのオートマタなど独自の技術が磨かれている。 とは言え現在発見できた生存者コミュニティも少なく、更にこの世界独自の技術も温暖で熱帯的な気候であるカンボジアでは持て余し気味であり、何より雪と氷ばかりの世界にカンボジアの人々そのものが慣れず中々調査も進んでいない。 資源的には掘り返せば色々ありそうなのだが、分厚い氷や雪原だらけの中を採掘する技術をカンボジア企業や政府が保有していないため、資源採掘や調査に関しては専ら日本の手助けを借りている。 この氷河期世界とゲートが開通して良かった点と言えば、現在のカンボジアでは割と気軽に天然氷や雪が手に入るようになったくらいだろうか。 国民はそのことでそこそこ喜んでいるようだ。 元ネタはゲームFrostpunkなどを始めとした氷河期系ポストアポカリプス作品。 インドのゲート 異世界勢力と全面戦争を続ける異世界戦線として有名な地域の一つ。 インド国内には主に二つのゲートが存在しており、その両方とも異世界側の大国と戦争中である。 片方が宗教狂いの狂信者国家。もう片方は人種差別バリバリの魔族国家である。 どちらも割と一方的な理由で宣戦布告を受けて、以降ずっと戦争を続けている。 両勢力とも技術レベルが地球側の冷戦時代相当を有しており、更にファンタジー系特有の独自の魔法技術を用いているため総合的な戦闘力は現代インドでも苦戦を強いられるレベル。 また上記の理由以外でも敵対両勢力ともアメリカ大陸程の大陸を有した大国であり、純粋な国力や人口で優れているという点と、ゲートという限られた搬入口から補給を行わなければいけないという点、同時に二つの異世界国との戦いに東南アジアへの対応や中国封鎖線に協力しなければいけないため戦力の分散せざるお得ないという点といった複数の要因が合わさり押しきれずに泥沼の戦闘が続く理由となっている。 一応この大国らに抗う現地の国々も存在しているので、それらを協力しながらインド軍は戦っていたがそれらが決定打となることはなかった。 このため大東亜共栄圏にインドが加盟したのも、この厄介な二つの戦線を片付けたかったというのが本音である。 現在では日本からの援軍や大東亜共栄圏統合軍の駐留によって優勢な戦況となっている。 近々日本から精鋭部隊が追加で派遣される予定となっており、日本はいい加減この戦線を片付けようとしているとの噂がある。 インドもインドネシア同様に把握できていない未確認のゲートが国内に存在していそうな感じはあるのだが、専ら最初期に繋がった二つのゲートとその先の国々との戦争に忙殺されており、国内ゲートの完全な確認が遅れている。 757:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 54 47 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 〇軽い用語説明 大東亜共栄圏統合軍 同勢力における常設の統合部隊。専門の司令部が置かれ、各国から抽出され編成された統合部隊を運用している。 名目上は大東亜共栄圏加盟国を守るための常設部隊なのだが、司令部人員や各種支援などは殆ど日本が提出しており、このため実質日本の主導下に置かれているに等しい。 一応は加盟国を守るために運用する常設統合部隊というお題目そのままで日本が運用し続けているので今のところはこれといった問題は発生していない。 最も将来的にはどうなるかはわからない。 このため改めてこの常設統合軍をどうするべきかという議論が加盟国間で定期的に語られており、今のところは正式な独立組織を立ち上げ、そこに指揮系統を譲渡するという案が出されている。 最もそれでも影響力的に日本の傀儡になる可能性が高いのだが、取りあえずきちんとした形さえ整えられればそれでいいと加盟国間で思われている。 出来る限り負担は盟主国である日本に担ってもらいたいというのが彼らの本音なのだ。 203X年における地球の軍事力 凄く強い…というのは共通認識なので少し詳しく話す。 荷電粒子砲やレールガンを搭載した現代戦艦。無人機航空機を大量に搭載した空母艦隊。 大空から地上を監視する大型飛行艦艇。陸の上を走る陸上戦艦といった大型兵器を多数そろえている。 無論それ以外の兵器も怠っていない。 歩兵はパワードスーツ着用が一般化しており、全長4mほどの大型パワードアーマー部隊も完備。 戦車は第三世代MBT時代よりも一回り大型化した代わりにレールガンを主砲とした第四世代MBTで揃えられ、それらを支える大量の無人兵器やロボット歩兵も取り揃えられている。 魔法技術を専門に扱う魔導士部隊も別途で存在しており、中には異世界生物を扱った現代の騎馬隊まで存在している。 これらは異世界からもたらされた資源や技術、知識による技術革新によって大きく発達した結果である。 そんな地球世界がどの異世界よりも自分がナンバーワンだと胸を張れる技術がある。 防疫技術または医療技術である。 これは至極単純で当たり前な理由で異世界には地球では存在しなかった病気が数多く存在しているからだ。 中には中国でのゾンビ禍のように地球でパンデミックが起きた病気も存在する。 これらに対応するために地球世界の国々は最も力を入れているのが、各異世界の細菌や病気の研究解明であり、それらに対する予防法や治療法の確立である。 逆を言えば地球世界は非常に多くの病原菌サンプルを保有しており、最悪はそれらの生物兵器転用も可能。 例としてゾンビウィルスだけでもZウィルス(狂犬病突然変異)、Zウィルス(寄生虫が原因)、Zウィルス(呪術的なもの)と多種多様である。 このため、これらサンプルを流用して開発した生物兵器をばら撒くだけで大概の異世界相手には完封可能だと思われる。 最も細菌、ウィルス兵器の類なんていつ突然変異起こして手に負えなくなるかわかったもんじゃないので、地球側でこれらを全面的に運用しようとしている国は皆無である。 というより中国でゾンビ禍が起こり世界情勢が一変した経験から、この手の異世界ウィルスを用いた生物兵器の運用は御法度扱いで、使っているのが判明すれば世界からタコ殴りに合う事間違いなしなのだ。 ゲートの掌握 上で紹介されたゲートは大凡現地の国々が掌握、管理出来ている代物である。 それ以外にも未だ未確認のゲートが国内に存在している可能性は残り続けており、 特に混乱の酷かったインドネシア、戦争状態が続きそれどころじゃないインド、異世界パニックにより国土の過半が良くわからない大森林となってしまったオーストラリアなどには未だ国内に未確認のゲートが存在しているのではないかと調査が続いている。 治安維持業者 軍や警察とも違う民間主体の治安維持を目的とした業者や組織のこと。 地域の自警団から訓練を積んだPMSや警備会社。果てには賞金稼ぎなども含まれる。 世界的にゲート開通前よりも治安が悪化したからこそ普及した仕事であり、当初は対処法の確立されていなかったゾンビ禍に対応するために生まれた仕事であった。 警察の装備 現在では軍に負けず劣らずの重装備がメジャーとなっている。 元々は中国発祥のゾンビ禍に対応するための重装備化から始まっており、交番や地域の警察署にも重装備を置き、いざという時のゾンビパンデミックを初動で抑え込むための処置であった。 現在では身体能力に優れる異世界人の事件や魔法技術により才能に目覚めたチンピラの暴動など以前の警察のままでは対処できない事例が増えたため、これらに対応するためにも警察の重武装化が更に進んだ。 758:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 55 29 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 〇現在地球におけるポピュラーな脅威 ゾンビ 主に中国付近を中心に存在している脅威。文字通り動く死者である。 現在は大凡治療手段が確立しており、大凡国家統制下(いわゆる戸籍持ちの国民)、もしくは友好関係にある住民たち(原住民など)、従順な住民たち(戸籍がないが国に逆らうほどではないスラムの住民や難民など)にはワクチン接種が進められているため中国崩壊時と比べて大きな脅威ではなくなった。 逆に言えば今現在進行形で新しくゾンビになった人物は国の影響下から離された存在と言える。 全盛期よりも中国国境からやってくるゾンビは減ったが、それでも定期的に数がポップしているため封鎖線内での人類も相応に数を増やしている模様。 またゲートを通り偶然地球にやってきてしまった異世界人が罹患し、ゾンビになる事例もあるため中々撲滅するに至らずにいる。 中国以外のゲートでも度々ゾンビが存在している異世界と繋がることがあるため、ゾンビ対策研究が世界中で進められている。 大凡ウィルス種、寄生虫種、オカルト種の三種類に分類されており、それぞれ突然変異したウィルスによるゾンビ、寄生虫の類によるゾンビ、呪術や亡霊などによるゾンビといった感じに分けられている。 モンスター 把握されていないゲート、もしくは把握が遅れたゲートなどから偶然地球に迷い込んできた生物の総称。 大概は意外と逞しい地球原産生物に駆除され定着しないのだが、一部の図太い、逞しい異世界生物は見事地球環境に適応して数を増やしたりする。 逆に天敵がいないのか、地球の空気と水が性に合ったのか異常な繁殖を見せる種も存在する。 数年のうちにオーストラリア国土の半分以上を飲み込んだ異世界産植物やインドネシア領土内に住みついた異世界モンスター群などが有名。 大東亜共栄圏を始めとする国家が残っている地域では余り問題にはなっていないが、アフリカなど大半の国家が崩壊し世紀末となっている地域では好き勝手にやってきては定着し繁殖している物も多い。 テロリスト ゲート開通前から存在している脅威。 現在では主にゲート開通後の混乱に乗じで暴れているだけのチンピラ、ゲート先の異世界からやってきて暴れているだけのモヒカン、異世界のことが大っ嫌いなために異世界関連相手にテロを繰り返すイスラム系テロリストなどがメジャー。 前者二つは左程大きな脅威ではないのだが、パワードスーツや魔法技術が普及した現在では割と洒落にならない被害を出す例も少なくない。 イスラム系テロリストに関しては感化されただけのチンピラもどきと中東からわざわざやってきては各国の異世界人や関連施設を襲う訓練を受けた精鋭テロリストに二分されている。 前者は警察や民間治安維持業者でも対応できる範囲なのが大半だが、後者は軍事訓練を受けている者も少なくなく、度々軍が出動する羽目になることも多い。 759:トゥ!ヘァ!:2022/10/04(火) 18 56 34 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 投下終了 この前投稿した大ゲート世界の設定集みたいなものです。
https://w.atwiki.jp/ayano01/pages/208.html
夜の帷が白く染め上げられていく。 川面を白い靄が走り、梢から羽ばたいた鳥達が軽やかな歌声で新たな一日の始まりを告げる。 そんな中、朝靄をかき分けるようにして川を移動するメサイア達の中に、美奈代がいた。 二宮は「メサイアが一騎ようやく通れる」と言っていたが、実際の所は2騎が並んで通れる広さがあるところがほとんど。 情報部はいい加減だから困る!と怒りっぱなしの二宮と美奈代が前衛を担当し、後衛に長野がついていた。 眠い。 美奈代は心底ゆっくり寝たいと思いながら、重い瞼と格闘していた。 「センサーの反応なし」 牧野中尉が事あるごとに話かけてくれるが、有り難いような迷惑なような、美奈代には何とも言えない。 メサイアのコクピットはシートすら満足にない設計だ。 シートの代わりになるのは腰部固定装置だけ。 ソファー顔負けと賞賛されるMCL(メサイア・コントローラー・ルーム)内部のMC(メサイアコントローラー)用のフローティングシートとは訳が違う。 コクピットで寝ろというのは、立って寝ろと命じられたのと変わらないのだ。 おかげで睡眠不足も甚だしい。 ―――これで戦ったら絶対死ぬ。 美奈代には、その自信があった。 「宗像より二宮教官」 通信機に宗像の声が入る。 一体、どうしたらそんな平然としていられるのか教えて欲しかった。 きっと、MC(メサイアコントローラー)と一緒に寝たとかいうとんでもない理由が帰ってくるだろう。 「チームは私と早瀬でよいのですね?」 「いい」 二宮が言った。 「柏と山崎、都築は長野大尉と組め」 ―――あれ? 美奈代はそこで気づいた。 私は? 「泉は私とだ」 「―――へ?」 美奈代は思わず素っ頓狂な声をあげた。 「私と教官……ですか?」 「イヤか?」 「め、滅相もない」 「とりあえず、隊列はこのまま―――全騎、注意しろ。センサー類がまともに作動していない」 その言葉に、美奈代はセンサー系統を表示する戦術モニターを見た。 いくつものセンサー類がブラックアウトしているのにようやく気づいた。 「敵のジャミングかもしれない。気を付けろ」 「泉准尉」 牧野中尉が言った。 「極めて濃い霧です。ジャミングもあって前方の様子がわかりません。注意してください」 「了解」 美奈代は目をこすると言った。 「斬艦刀、準備願います」 それから3分ほどで谷間の半ばまで来た。 谷川の流れが、大きく、くの字に曲がる所。 谷から転げ落ちたんだろう。 出っ張った大岩が邪魔でメサイア1騎がようやく通れる幅しかない。 ザン ザン ザン 歩く度に、メサイアの脚部が水を切る音が響く。 ザン …… ザ……ン ザ…………ン 「……あら?」 不意に騎体の移動が停まったのは、牧野中尉がこっそりレーションの封を切った時だ。 センサー類は異常を捉えていない。 「どうしました?」 「……しっ」 モニター越しの美奈代は人差し指を口元に当てた。 「……」 美奈代が視線をさまよわせ、頭部保護のヘッドユニットにセットされているイヤホンを耳に押し当てる。 ―――音だ。 牧野中尉は、美奈代が何をしているのか、それでわかった。 メサイアの耳が拾ってくる音は、自騎から発せられる音と、後続の騎の音がせいぜい。 他の音は谷間を走る川の激しい流れの音でかき消されてしまう。 牧野中尉も、耳を澄ませてみたが、何も判らない。 ただ、騎体がそっと斬艦刀を背部に格納し、光剣に切り替えたのだけはさすがにわかる。 武装 光剣 モード キル 出力 アイドリング 備考 最大出力即時待機 抜刀こそしないものの、スイッチ一つですぐに光の刃が伸びて相手を倒すことが出来る体勢がとられている。 一体、美奈代が何をしようとしているのか、牧野中尉にはわからない。 救いを求めるように、精霊体の“さくら”を見るが、“さくら”自身もわからないという顔で首を横に振った。 スクリーンの向こうは、濃い霧ばかりの世界。 川岸の岩以外、何も見えない。 「……あの?」 どうしました? 牧野中尉がそう問いかけた直後だ。 グンッ! 弾かれたように騎体が動いた。 「―――えっ?」 左腕が何かを掴み、無理矢理重い物を引っ張ったような感覚が走る。 そして、右腕が動いた。 騎体が、濃霧の中から何かを引っ張り出した。 そんな感じだ。 何を引っ張り出したのか、牧野中尉はすぐにわかった。 霧の中から現れたのは、自分の騎に腕を掴まれた“帝刃(ていば)”だった。 胸部から背中にかけてを光剣に貫かれた“帝刃(ていば)”の眼から光が消えた。 光剣が引き抜かれ、“帝刃(ていば)”が力無く崩れ落ちようとする。 美奈代騎が動いたのは、その時だ。 撃破した“帝刃(ていば)”を担ぎ、一気に谷を曲がった。 ズガンッ! ―――バッシャァァァンッ! “帝刃(ていば)”同士がぶつかり合う音がして、一騎の“帝刃(ていば)”が川面に転がった。 美奈代騎は躊躇せずにその“帝刃(ていば)”を踏みつけると、光剣を頭部に突き刺した。 光剣の熱が容赦なく“帝刃(ていば)”の頭部装甲と、その中身を溶解させる。 光剣が貫通した感触を感じた美奈代は、即座に光剣を消した。 辺りは濃霧。 光を消すと数メートル先がわからなくなる。 光剣に貫通された“帝刃(ていば)”のMCL(メサイア・コントローラー・ルーム)に開いた破孔から川の水が流れ込んでいく音でさえ、川の流れにかき消されてしまう。 「……」 美奈代は、じっとスクリーンの向こう側を食い入るように見た後、呟くように言った。 「敵は2騎……後続なし。二宮教官」 「……」 通信モニター上の二宮は、ポカンとした顔をしていた。 「二宮教官」 美奈代にもう一度、名前を呼ばれ、ようやく自分が呼ばれていることに気づいた二宮は、やや裏返った声をあげた。 「あ、ああ!私!?」 「このまま、移動を継続しますか?」 「え?……そ、そうね」 二宮はとってつけたような声で言った。 「このまま移動しましょう……谷を抜けたら、分散して移動。それでいいわね?」 「了解です」 “帝刃(ていば)”を踏みつけ、美奈代騎が移動を開始した。 ●ボルネオ島 米軍呼称“ルート66”A地点 ガンッ! 鈍い金属音が響く。 グレイファントムのメースが“赤兎(せきと)”の胸部装甲に命中した音だ。 “赤兎(せきと)”の動きが鈍る。 メースの打撃がコクピットにまで達した証拠だ。 「よしっ!」 ミッキーがコクピットで歓声を上げた。 「とどめっ!」 振り下ろしたメースが“赤兎(せきと)”の頭部装甲を粉砕し、“赤兎(せきと)”は大地に倒れた。 「セラ、次は!?」 「2時方向、グレッグ騎が押されています」 「よし」 ミッキーの右前方で斧同士でしのぎを削っている騎がいた。 「グレッグ!そのままでいいっ!」 「すまんっ!」 ミッキーのメースが“赤兎(せきと)”の脇腹に命中し、“赤兎(せきと)”の姿勢がくの字に歪む。 グレッグ騎の斧がその顔面を捉えたのは、その直後だった。 「ふぇぇっ……焦ったぜ」 「貸しにしておく」 「了解だ―――指揮官(コマンダー)」 グレッグ騎が不意に動き、斧をミッキー騎めがけて―――いや、正確にはその背後めがけて投げつけた。 ミッキー騎の真後ろで斧を胸部装甲にまともにくらい、斧を振り下ろそうとした姿勢のまま、“赤兎(せきと)”が後ろへ倒れた。 「ミッキー、利子はついてないだろうな?」 ●ボルネオ島 中華帝国軍司令部 「“赤兎(せきと)”隊、被害甚大」 「後退命令を出せ」 朱少将は言った。 「可動機はすべてだ」 朱少将はシートにもたれかかり、深いため息をついた。 「……世代の違いとはいえ」 倍する戦力を持ちながら、“赤兎(せきと)”隊は一方的に倒されたとしか言い様がない。 グレイファントム達を相手に撃破の戦果が挙がっていてないのに、大破騎が投入戦力の3割に達している。 司令官として、これ以上の損害は看過出来ない。 戦いはまだ続くのだ。 徒に貴重な戦力を浪費すべきではない。 「本土からの返答は?」 「飛行艦隊が重い腰を上げてくれました」 参謀は言った。 「この島の鉱物資源を、飛行艦で安全に運びたいというのが本心でしょうが」 「戦場に空荷で来る馬鹿もおるまい」 朱少将は参謀からコーヒーを受け取った。 「負傷兵は集めておけ。本国へ後送する。それと」 コーヒーの香りに満足げな笑みを浮かべた朱少将は、参謀に訊ねた。 「メサイアが確認されたというのは、どこだ?」 「はっ」 参謀は島の地図を指さした。 「島東南部。偵察隊が発見しています。近くでは島北東部でも」 「回せるメサイア部隊は?」 「夕刻までお待ち下さい」 参謀は言った。 「本国から教導隊が到着します」 「教導隊?」 怪訝そうな朱少将に、参謀は自信げに答えた。 「“帝剣(ていけん)”の運用部隊です」 ●ボルネオ島北東部ジャングル 時折、中華兵に見つかるように動くだけでいい。 中華兵が時折思いついたように小銃を発砲するが、メサイア相手では豆鉄砲にすぎない。装甲を傷つけることさえ出来ない。 その前に当たらない。 美奈代は島の北東部でそんなことをしていた。 モグラ叩き。 その任務をそう評したのは、精霊体の“さくら”だ。 「ねぇマスター」 騎体をジャングルの中に潜ませた時、“さくら”が訊ねた。 「この後、どうするの?」 「この後って?」 「この島、いつ出ていくの?」 「今、二宮教官が洋上に出て“鈴谷(すずや)”と通信を試みているが……」 美奈代が戦況モニターに目をやると、二宮騎が戻ってきた。 ジャングルの上空すれすれを飛んで音もなくジャングルの中へと潜り込むという、恐ろしいほど高い操縦技術の手本を見たような気がした。 「つながったぞ」 二宮の声はどことなしに嬉しげだ。 「日没と同時に、ここに来る」 その言葉に、美奈代は時計を見た。 日没までの時間は3時間30分 「ここへ?」 「オトリだ」 二宮は言った。 「我々が通過したルートを通って別動の米軍のTAC(タクティカル・エア・カーゴ)部隊が兵士達の救出に向かう。“鈴谷(すずや)”はその間のマト担当だ」 「……被害……担当艦」 ゴクッ 美奈代は自分の口から出てきた言葉に思わず唾を飲み込んだ。 戦闘において一方的に被害を受け持つことで友軍を有利にする、それが被害担当艦だ。 艦が沈むことで、戦闘に勝利する人柱に近い立場だ。 「よく平野艦長が認めましたね」 それが、信じられない。 乗組員千人の命を預かる身が、あまりに軽率にしか見えない。 「あいつが認めたんじゃない」 二宮は言った。 「認めさせられた―――いや、それさえ違う」 「……」 「“命じられただけ”というのが正しいな」 「そんな!」 美奈代は目を見開いた。 「命じられたら、部下と一緒に死ぬとでも言うんですか!」 「泉」 二宮はため息混じりに言った。 「軍隊だけではない。組織の中間管理職とはそういうものだ。自分が望む望まないお構いなしに仕事を押しつけられる。部下と共に死ぬし、時に部下を殺す」 「……私」 美奈代は言った。 「そんなんなら、一生ヒラで結構です。組織になんか加わりたくないです」 「フン……お前はヒラでは済まないよ」 「え?」 「お前は絶対、私を越えるからな」 通信モニター越しに自分を見つめてくる二宮の声は、不思議と自信に満ちあふれた誇らしさが滲み出ているように見えた。 それは思い上がりかも知れない。 そう思った美奈代は、コンソールを見る振りをして視線を外した。 ―――二宮教官が、私のような問題児を評価してくれているはずがない。 そう思う。 ―――だけど それでも、 ―――もし、そう思ってくれているなら、何という嬉しいことだろう。 そう思えてしまうのだ。 「“鈴谷(すずや)”の上陸地点はここなんですか?」 美奈代は不思議なほどはやる心を抑えながらそう訊ねた。 「ああ。このジャングルの上空を移動することで敵を引きつける。先に海上で別れた米軍のTAC(タクティカル・エア・カーゴ)が正反対の方角で動くことになる」 「なら皆を集合させますか?」 「ポイントCでのランデブーが3時間後だ。30分もあれば十分だろう。そこでいい。というか、下手な通信は逆に危険だ」 「そ……そうですね」 「我々の任務はこの北東部に敵を誘い出すこと。そのためにやることがある」 「米軍が相手にしている敵を背後から叩く?」 「その通りだ」 二宮は楽しげに頷いた。 「ここに誘い出し、後は頃合いを見て撤退。今夜は、“鈴谷(すずや)”でゆっくりシャワーが浴びられるぞ」 二宮の楽しげな声に、美奈代も顔がほころんだ。 「楽しみです」
https://w.atwiki.jp/irarchive/pages/51.html
サイト ホームページ(石油資源) IRサイト(石油資源) CSRサイト(石油資源) 各種ツール 事業報告書(石油資源) アニュアルレポート(石油資源) CSRレポート(石油資源) 総会通知(石油資源) 有価証券報告書(石油資源) 決算短信(石油資源) 中期経営計画(石油資源) その他資料(石油資源) 戻る
https://w.atwiki.jp/major-0/pages/40.html
任務部隊物資集積所 ここは任務部隊の活動に必要な物資を保管する部署だ 何の物資なのかコメントにきちんと判り易く入力すること(借ります禁止) また任務部隊専用なので外部の利用はお断りしている 事故防止の為利用規約に沿った利用を心がけてくれ イタズラをした者は 例によって南極送り だ それでは集積所を開放する 下の入り口から入所してくれ つ【 入り口 】(この先は別の管理人氏の管轄です) ※レンタルロダですのでデータは定期的にリセットされます 重要なファイルは各自でバックアップしてください 過去ログは 戦史保管室 へお願いします 本日の荷物取扱数: - 昨日の荷物取扱数: - 懺悔の部屋 ここではろだ管理人とコンタクトがとれるぞ 要望、要請、依頼等はメール、あるいは念で送ること レンタルろだのメンテ作業&改装工事により09/5/3以前のデータがリセットされました。 -- ろだ管 (2009-05-04 19 30 31)
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/865.html
古代の地球の支配者――――デーモン族。 生物、非生物問わず合体することにより、様々な超能力を得た、異形の徒。 氷河期の到来により、彼らは氷の中に封印された筈だった。 だが………西暦1972年、夏。それは人類にとって、最後の夏となった。 デーモン族の復活。人類から地球の覇権を奪い返すための侵攻。 これまで、同族との戦争しか経験して来なかった人類は、瞬く間に混乱に陥った。 デーモン族は狡猾だった。 現代兵器にも勝る超能力を使って真正面から攻めるだけでなく、人間と合体することでその知識を得、 人間社会を内側から崩そうとしていた。 しかし、彼らはその作戦の過程で、自分達にとって、もっとも恐ろしい敵を生みだしてしまった。 デーモンと合体しながら、その強い意志によって自我を失わなかった者達。 人間を心を持ちながら、悪魔の力を得た者達。 ―――――デビルマンの誕生である。 「俺も、デビルマン軍団の一員としてデーモンと戦っていた」 俺はベッドに腰掛けていた。 変身を解き、超能力で再構成した患者衣を身に纏っている。 美緒とミーナは、神妙な顔つきで、別の世界の出来事を語る俺を見詰めていた。 「最後の戦い……みんな、ハルマゲドンと呼んでたな。その途中で、敵の攻撃を受けて……気付いたら、この世界にいた」 言い終えて、俺は舌に疲れを感じた。こんなに喋ったのは、思えば久しぶりのことだ。 同じデビルマンとは、声帯を震わせるよりも静かで広範囲なテレパシーで意思疎通ができた。 人間が相手でも同じことができるし、映像付きの方が美緒もミーナも理解しやすいに違いない。 それでも、俺がわざわざ口を使ったのは、二人の心が耐えられないと思ったからだ。 彼女達が死のうが壊れようが、俺にとって困ることは何一つとしてないが。 聞かされた内容を反芻し終えたか、ミーナが溜息をついた。 「そんな話を、信じろとでも?」 「いいや。その必要はない」 俺は即答した。 自分で言っていて胡散臭いと感じたくらいだ。信じてもらえるとは、初めから思ってはいない。 「何者かと聞かれたから答えた、それだけだ。あんたが信じようが信じまいが、知ったことじゃあない」 疑わしげな眼差しのミーナとは対照的に、美緒は眼帯で隠されていない方の瞳を輝かせていた。 「人間であることさえ捨てて、人のため悪魔と戦う、か。うむ、なかなかの益荒男ぶりだな!」 ………人のため。 ………人間であることさえ捨てて。 俺の胸に、疼痛が走る。 「ちょっと間違えてるな、坂本」 俺が冷笑を浮かべると、美緒は訝しげに目を細めた。 「いや、大間違いだな。人のため? 冗談じゃない」 情愛など、とうの昔に枯れ果てた。その無意味さを、嫌というほど思い知らされた。 悪魔であり、人間でもある。それは、どちらとも交われないということだ。 どちらの敵でも、あるということだ。 「俺達は、俺達が生きるために戦ったんだ。敵になるなら、デーモンだろうと人間だろうと殺したさ」 二人の中で、俺は「得体の知れない化け物」から、「人殺しの得体の知れない化け物」に進化したらしい。 美緒もミーナも、無意識にか一歩ずつ後ろに下がった。本当は、あと百メートルは離れたいに違いない。 「……平然と言うのね」 ミーナが嫌悪の滴る声で言った。軍人のくせに、殺人は不慣れらしい。 俺は鼻で笑った。思った以上に、ここは平和な世界のようだ。 少なくとも、俺が二十年間生きて来た、あの阿修羅地獄よりは。 「俺の話を信じる気になったのか? そう怒るな、何もあんたらをどうしようってんじゃないんだ」 俺は、人の心を持ってはいるが、デーモンと同じく戦いを好むデビルマンである。 といって、むやみやたらに殺戮を行うわけではない。例え、相手が人間であってもだ。 そこが、デーモンとデビルマンを隔てる、もしかすれば唯一の壁なのかもしれない。 「一応、一晩世話になったからな。何もせずに消えるのが恩返しと思ってもらおう」 本音を言えば、全快になるまで何十年ぶりかになるベッドの上で休んでいたかった。 だが、何時牙を剥いて襲いかかって来るかも知れない相手と同じ空間にいるのは、精神衛生上、よろしくない。 それは、きっと向こうも同じだろう。 高い戦闘能力を持つ、人間に友好的でない存在の傍に置いておきたいとは思うまい。 何も起きない内に離れる。それが、どちらも傷つかない唯一の方法なのだ。 ミーナは、最前までの感情を追い出すかのように首を軽く横に振ると、唸るようにして声を出した。 「その事で、貴方に提案が――――」 ばたん、と扉が騒々しく開かれた。 何事かと三人の視線が向かう先には、先程、医務室を飛び出して行った栗色の髪の少女が立っていた。 手には、小さな土鍋のような器。白い湯気が立っているのを見ると、中身はスープか何かだろう。 少女は俺の顔を見ると、ぱっと明るい笑顔を浮かべた。 「お腹空いてますよね? お粥、持ってきましたよ!」 何をそんなに急いでいるのか、少女は小走りになってこちらに寄って来た。 純粋に、出来たての温かい粥を俺に与えたいのか。 それとも、一刻も早く俺を仕込まれた毒で殺したいのか。 後者は、乱世を生き抜く上で必要不可欠な警戒心の発露である。 少女に器を差し出されれば、俺は先に少女に味見させるつもりだった。 並みの毒なら撥ね返す体ではあるが、何しろ世界が違う。 俺の知らない猛毒を盛られでもして、戦わずに死ぬ。それは、デビルマンにとって屈辱以外の何物でもない。 俺は、デーモンと相対する時と変わらぬ心構えで、少女が傍に来るのを待った。 …………しかし。 「あっ」 間の抜けた声。 一体、何に躓いたのか、少女の体が前に倒れた。 ごちん、と床に顎を打ち付けてしまい、少女はいたたと患部を撫で擦った。 転んだ拍子に少女の手から放り出された土鍋は、緩やかな放物線を描き、美緒とミーナの頭上を飛び越え……… 俺の顔面を直撃した。十分に煮られた粥が、俺の全身にぶちまけられる。 一瞬の間を置いて、土鍋が床に落ちた。かなり丈夫なようで、罅さえ入らなかった。 「…………」 俺のプライドは、少なからず傷つけられた。 人間の姿とはいえ、飛んで来た土鍋程度を避けられなかったのだ。 何かあっても、となまじ身構えていたために、傷は余計に深かった。 粥は熱く、俺の体の表面で湯気を吐き出していた。それが、一秒後には冷気に変わった。 俺が軽く身を揺すると、凍り付いた粥が剥離し、ぱらぱらと床やシーツの上に落ちる。 ミーナと美緒、そして立ち上がった少女は、その光景を緊張した面持ちで見ていた。 二人は俺の正体を知っている。残りの一人は、凍りつかんばかりに冷たい俺の怒気を感じたか。 俺が何もしないと言ったのを撤回し、三人をかき氷の材料にする前に、ミーナが少女に声をかける。 「宮藤さん、悪いけど、席を外してもらえるかしら」 「は、はい! あの、すみませんでした!」 少女は慌てて医務室を出ていった。これは懸命な判断だった。 あと数秒、彼女がこの空間にいたのなら、俺は氷柱の一本でも投げつけていたかもしれない。 「なんだったんだ、あいつは」 「宮藤芳佳さん。貴方の火傷を治したのは、彼女よ」 「……あれがか? 医者には見えないが」 「宮藤さんは回復の魔法が使えるの。そうじゃなかったら、貴方は今頃、全身包帯巻きよ」 魔法、と来たか。 俺は特に驚きはしなかった。自身、似たような力を使えるのだ。 (一応、恩人ということになるのか。あの女は) デーモンは、個体によって多少の差はあるものの、総じて強力な再生能力を持っている。 例え腕がもがれようと、断面をくっつければすぐに細胞同士が結合し、そうでなくともその内生える。 火傷とて、例外ではない。 とはいえ、傷がほとんど癒えているのは事実であり、ということは、あの宮藤芳佳には借りがあるということだ。 忌まわしいことに。 「ところで、何か言いかけてたな。提案とは何だ」 「え? あ、ええと」 急に話を本題に引き戻され、ミーナは一瞬戸惑った。 しかしすぐに息を整え、最前までの狼狽が嘘のように、真正面から俺を見据える。 隊長と呼ばれているのは、伊達ではないようだ。 「短刀直入に言うわ。私達に、協力して欲しいの」 俺は目を剥いた。 提案とは、例えば俺が二度とこの場所には近付かないというような、消極的なものだと思っていた。 それが、何に対してかは知らないが、まさか協力しろ、とは。 しかも、俺がどういう生き物なのかを知っておいて。 「今、この世界はネウロイの侵略を受けているわ」 「あの黒い飛行機のことか。何だ、あいつらは」 俺の質問には、美緒が答えた。 「正体も目的も、まったく不明だ。既に幾つもの国が滅ぼされ、欧州本土も、ほとんど連中の手に落ちている」 俺は疑わしげに眉間に皺を寄せた。 この世界にやってきてすぐ、ネウロイとやらと一戦交えたが、それほど手強い敵ではなかった。 そもそも、迎撃として送られたのが、二十代にも満たないであろう数人の少女達である。 世界がどうの、という深刻な状況とはとても思えない。 「ネウロイには、通常の攻撃は通用しないわ。生まれつき、魔力を持ったウィッチなら、銃弾や剣でも十分なダメージを与えることができるのだけれど」 「………なるほど。押されてるのは、人手不足だからか」 戦車や戦闘機のように、資源があればいくらでも、というわけにはいくまい。 それでも一方的な蹂躙を許しているわけではないのなら、ウィッチとやらの数は千や万ではないだろうが、きっと億はない。 対するネウロイは、地中の鉱物資源や廃材などから同胞を量産することができるのだという。 こちらの人類の未来も、そう明るくはないようだ。 「話は大体分かった。悪魔の手も借りたい状況というわけだ」 俺はウィッチ同様、ネウロイを滅ぼす能力を持っている。 そのメリットを、得体の知れない怪物を内側に招き入れるデメリットよりも優先させたということは、 ウィッチと比して、俺は強いのだろう。 ミーナの瞳に、期待の色が浮かぶ。 「力を貸してもらえる?」 「嫌だ」 一瞬、ミーナと美緒の息が止まった。 人類、滅亡の危機と聞かされて、断るとは思わなかったようだ。 俺は呆れた。 呆れて笑った。先ほど俺が語った、一体何を聞いていたのか。 「悪いが、俺はデビルマンだ。人類がどうなろうと、知ったことか」 「だが、元は人間だったんだろう」 「今は違うな」 「お前に、情というものはないのか?」 「あるにはあるが、あんた達を殺さないだけで精一杯だ」 「…………悪魔め」 「もう聞き飽きた」 押し黙った美緒と入れ替わりに、ミーナが口を開いた。 「何も、ただというわけじゃないわ。少なくとも、衣食住は保証して……」 「そんなものはどうとでもなる。選択肢はいろいろあるんだ。例えば、奪うとか」 「人類を敵に回すつもり?」 「ネウロイ対人類対俺か。退屈はしなさそうだ」 結局の所、彼女達は、俺を味方に引き込める有力な手札を持っていないのだ。 物で釣ることもできず、手っ取り早く暴力を使ったところで返り打ちである。 ナイフを入れれば切り分けられそうなほど、空気が固く張り詰めていた。 美緒は、俺を鋭く睨みながら背負った刀の柄に手を掛けているが、無意味な行動であるとは分かっているだろう。 ミーナは、鉄の臭いからしてどこぞに拳銃を隠しているらしいが、それで仕留められる相手だとは思っていまい。 二人が何をしようと、俺は鼻唄を歌いながらこの建物から出ることができる。 本来ならば。 「まあ、いじめるのはこのくらいにしておこう」 俺がそう言うと、ミーナと美緒は揃って目を丸くした。 「……は?」 「嫌には違いないが、傷を治してもらった借りがある。力、貸してやってもいいぞ」 放っておけば勝手に治っていた傷だが、借りは借り。 返さなければ、心にしこりが残る。しこりは、気持ち悪いものだ。 無論、じっくりと一所に腰を据えて、この世界の情報を集めるという目論みもあった。 最初に嫌だと首を横に振ったのは、ただの悪戯心である。 俺はベッドを降りた。石の床が、裸足に冷たい。 茫然とする二人の間を擦り抜け、奥の扉に向かう。 そこで、俺ははたと思い出し、 「ところで、俺の服はどこにやった?」