約 1,723 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/14440.html
【登録タグ 作N 作り手】 【ニコニコ動画】 特徴 普段はlunaと共に「L-tone」というユニットで活躍している。 リンク ガラクタ尽くめ(作者ホームページ) by L-tone ピアプロ Twitter Youtube 曲 7月7日の金木犀 acid_blue BG背景コンシューマー call me!! circulation drop_OUT fuzzy decrescendo Haze-maze I know Do you know Knock-Lock-out little star plan morning shift N×? outside enemies p-rise rainy day rainy color Ride on Time/L-tone SELECT/L-tone texture trick art yurari ≪CONTINUE?≫ 宛先のない人形 アンダーステージ 悪戯に願いを おとなとおもちゃ オレンジリミッター 欠けた硝子と甘い夜 カスタマイザー論倫理 神様に終止符を 借り物の最高傑作 空想レイテンシー くたばれ悲劇の14歳 雲の向こう側 幸福とは 才能の有無を忘れてしまう程に 最果ての舞踏会 サガシモノ 残像/L-tone 色彩モノクローム 白く濁った夢とモノクロノイズ シンクロニシティ 心象風景 心蝕する水彩 常識と感情の箱庭 その攻勢の顛末 空を見上げる ソーシャルパラノイア タイムマシンと青いビー玉 チェイン・トリガー 低空飛行 テンプレートを持て成す デジタルサディステックフラストレーション ドラッグラックショーケース ノウ/L-tone 灰色ジョーカー 拝啓シーケンサー 背信の狂詩曲 パンデミックの掃除 ヒューマンパレット 秒針シグナル フィーネ/L-tone ふたりの箱庭 フライトループ フロールサイン ヘルアンティーク 返事の無い手紙 ペイントドール 摩天楼 窓の外 魔法の言葉/note 胸の中に メイシック 盲目少女 夕闇ダイス 夢と和音と心電図 夢の形 ライナ ライナーノート ラストオーダー/L-tone リベラリズムを実行中 劣勢ミュージック ロジックギア ワンサイドゲーム CD EMOADDICT/CD FUZZY DECRESCENDO/CD KARENT presents 鏡音リン・レン 10th Anniversary -LODESTAR- LAST CHAPTER/CD liner_liner No_hand sound A SOCIAL PARANOIA かがみね★ふぇすた 2013 starring 鏡音リン・レン 動画 コメント 評価されるべきっ!! -- リン廃あげ (2012-05-06 21 01 02) 気分は最早エアーズロック! -- 名無しさん (2015-05-23 22 23 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nicorap_lyric/pages/678.html
[ hook1 ] 遠い遠い町の七不思議 思い思い足した僕らの跡 遠い遠い町の片隅に居残り そこにある片道切符の未来 [ verse1 / 花子 ] 「あの雲はきっと鯨だ。」 広がる青天井。浮かぶ積乱雲を指差した。 突発的探究心が紡いだ少年の唄。 ワンダーホエール。 いつだって鯨雲は僕らを手招いた。 wonderfuldays、放課後の街、 条件反射の衝動、主役はここにいる。 ランドセルを放って駆ける、全身で綴る冒険漫画。 あの日、世界はどこまで行っても無限だった。 在りし日のたまり場。脇道の駄菓子屋。 秘密基地。ジャングルジムの天辺。 三丁目の夕日が覆うまで、半透明・素粒子のように 隠れた教科書にはない感情を集めた。 「神様にはなれない。」 「きっと僕は主人公じゃない。」 無尽蔵からは遠い限られた世界。 知ってしまった今でも、忘れないよ。 [ hook2 ] 8月32日がずっと続いても (あの日からきっと) 風にのって風にのって 僕ら漂ってるだけ 夜はすやすや 雲になって 隠れてしまいたいよ (あの日からきっと) 同じ夢を見てる あのタイムマシン [ verse2 / 武富士アコム ] 炎天下 目に入る 救急車 uhh.. 真っ赤なお顔 あの子がクラッシュ 空っぽのランドセル 分岐点をどうして遮るの? まぁ楽しい事しかしたくないよ 廃校舎 屋上 りんごのうた 掴めそうな 星空 火灯した 計画が未遂で終わった 当日 僕はおばけみたいなカーテンに身を隠して 消失 そう 指を重ねる 10円玉に いっそ 今ならどっか連れ去ってよ (ゆらり) まだペダルを漕ぐ足 明日が終わりでも燃える 負け犬の ワンだ 吠える 急に降る雨 びしょ濡れでバス停 金木犀 エグられ なんとなく死んで 避けるように ただただ 心臓まだ動くから 絡まったまんまのあの頃 ほらフラッシュ [ hook1 ] 遠い遠い町の七不思議 思い思い足した僕らの跡 遠い遠い町の片隅に居残り そこにある片道切符の未来 [ hook2 ] 8月32日がずっと続いても (あの日からきっと) 風にのって風にのって 僕ら漂ってるだけ 夜はすやすや 雲になって 隠れてしまいたいよ (あの日からきっと) 同じ夢を見てる あのタイムマシン Lyric by 電波少女 Track by 9zo0
https://w.atwiki.jp/wiki3_sister/pages/1851.html
アイテム名 くれる人/テキスト 効果 値 編集 ハトの羽 正義 1 編集 鳥人の羽 正義 2 編集 Mの刻印 正義 14 編集 黒き誇りの眼帯 正義 20 編集 諸刃 凶暴性 -4 編集 日本刀 凶暴性 1 編集 シェイクスピアナイフ 凶暴性 2 編集 憎しみの刀 凶暴性 3 編集 赤い剣 凶暴性 4 編集 軟金属 放射能 -4 編集 プルトニウム 林核弾頭必須アイテム 放射能 1 編集 メッキウラン 放射能 2 編集 赤い金属 放射能 3 編集 寂しさのカケラ 哀しみ 1 編集 仮面のカケラ 哀しみ 2 編集 絹の布 哀しみ 2 編集 嘘のカケラ 哀しみ 3 編集 まがい石 占星学 -1 編集 石 占星学 1 編集 シェイクスピアの石 占星学 2 編集 赤い月の石 占星学 3 編集 メフィストの涙 占星学 5 編集 ヒルダの星図 占星学 20 編集 神の導き 悪 -3 編集 八の地禁呪 悪 99 編集 ヒルダの真実金 いくじ -4 編集 偽造硬貨 いくじ -2 編集 1円玉 いくじ 1 編集 バーパラスの血液 優しさ -1 編集 あったかい布 優しさ 1 編集 拒絶の言い渡し 優しさ 1 編集 カカシの涙 優しさ 2 編集 赤い布 優しさ 3 編集 悲劇の最終神 優しさ 4 編集 エリの願い 優しさ 30 編集 知能草 妖精力 -1 編集 スミレ草 妖精力 1 編集 蛍草 妖精力 1 編集 金木犀 妖精力 2 編集 転生の花 妖精力 3 編集 ミルテの花 妖精力 20 編集 Mの紙 友情 2 編集 予言の書かれた紙 友情 2 編集 羊の紙 友情 3 編集 かかしのわら ざせつ 1 編集 Mの弱さ ざせつ 99 編集 聖水 なかよ 1 編集 不純物0の水 なかよ 3 編集 ノースリリアの導き なかよ 20 編集 天才の戒め1 強さがみなぎる ** 編集 天才の戒め2 神秘的な力 ** 編集 天才の戒め3 神秘的な力 ** 編集 哀しみの伝承 神秘的な力 ** 編集 感情ろ過紙 友情が芽生える ** 編集 暴走回路 タイマー発生 ** 編集 エリスの石 小さな悲しみが… ** 編集 毒薬 生命力 -20 編集 救急薬 生命力 10 編集 シシ薬 生命力 10 編集 サンタクララ薬 生命力 20 編集 赤い経験の砂 経験値 10 編集 竹原回路 経験値 10 編集 Mからの手紙 読み物 無 編集 Mの若き日 読み物 無 編集 ガニメデ記第1巻 読み物 無 編集 ガニメデ記第2巻 読み物 無 編集 ガニメデ記第3巻 読み物 無 編集 ガニメデ最終巻 読み物 無 編集 シルヴィアの遺言 読み物 無 編集 世界科学雑誌102号 読み物 無 編集 世界科学雑誌創刊号 読み物 無 編集 遠い思い出 読み物 無 編集 2人の悲歌 読み物 無 編集 八の地教聖書 読み物 無 編集 八の地教聖書外伝 読み物 無 編集 メフィストの希望 読み物 無 編集
https://w.atwiki.jp/monarrpgshinsekai/pages/13.html
自作RPGのリンク集 今後はふりーむ等のフリゲサイトでの公開になります。 タイトル 説明 公開年 DL先 他世界 ~OtherWorld~ 他世界のリメイク版 2021年 げむくり 新世界 ~New World~ 新世界のリメイク版 2024年 げむくり(体験版) ディーノ伝説 ドラゴンクエスト風短編 2014年 公開停止 Recover Light 合作 2015年 公開停止 川を渡って冒険へ カエルの為に鐘は鳴る風ADV 2018年 げむくり 競腕 武道大会で優勝を目指すゲーム 2020年 げむくり 小説家の旅紀行 小説家がネタ探しをするゲーム 2022年 げむくり AA落語劇場 死神 落語の死神を題材にした短編 2023年 げむくり フラッシュAAクイズ フラッシュ暗算風クイズゲーム 2023年 VIPRPG紅白2023 ※他世界、新世界、故世界の旧版は公開停止 今後作りたい作品 備忘録も兼ねています。 タイトル 説明 ジャンル 故世界 ロードネス戦記の裏の物語 RPG ロードネス戦記 他世界から1000年前の話 SRPG 生命の絵 小説家の旅紀行の少し前 アクションRPG 北方開拓史(仮) ロードネス戦記の別視点 サバイバルRPG 西方見聞録(仮) ロードネス戦記の別視点 ADV 新世界2(仮) 新世界の後日談 RPG 雨の日に 大学生のモララーと幽霊ぎゃしゃの恋愛 見るゲ 廃墟探検隊 ヤンキー学生が廃墟探索をする ホラーADV サンセットとダンジョン(仮) サンセット達がダンジョンに潜る 不思議のダンジョン つきこもりAA版(仮) オフ会で集まったメンバーが怖い話をする ノベルゲーム End of Eternal エターなるがテーマのゲーム SFRPG 流石な異世界紀行 色々な世界を渡り歩くゲーム RPG 平行線の町 滅亡を前にした物語。オムニバス形式 ADV 金木犀の香り のーとタカラギコの恋愛 和風ADV Ill 医者のーが感染症の治療方法を探すゲーム ADV RPG カスタムAA(仮) AA要素を全面に押し出した作品 RPG AA落語劇場 鰍沢 鰍沢をテーマにした作品 ノベルADV AA落語劇場 甚五郎(仮) 甚五郎物の演目をテーマにした作品 ノベルADV AA落語劇場 牡丹灯籠 牡丹灯籠をテーマにした作品 ノベルADV AA落語劇場 真景累ヶ淵 真景累ヶ淵をテーマにした作品 ノベルADV AA落語劇場 らくだ らくだをテーマにした作品 ノベルADV
https://w.atwiki.jp/83452/pages/15994.html
5人での帰り道 いつもと同じような笑顔のようなものを3人には見せながら 澪はなんだかいつもと違うような感じで私の左隣を歩いていた 「どうしたんだよ」ってさ、 いつものおちゃらけた感じの私で澪に声をかけられたらよかったんだけど 3人とわかれて2人になってから 伏し目がちに歩く澪を見ていたら、どうしても言葉が繋げなくて 黙って帰ったんだ、2人で。かかとから伸びる2人分の影においかけっこされながらさ 澪ともわかれて、1人で自分の家についた後も 澪の表情が頭から離れなくって なんだか身体の内側とか、ひざの中のほうがムズムズしてきていても立ってもいられなくて とりあえず日課にしているようにスティックを構えて スネア代わりに叩いている雑誌をももの上においた 「雑誌はスネアと違って跳ね返りが少ないからいい練習になるらしいぞ」って そういう風に私に教えてくれたのは、澪だった いや、中学生の頃だから、まだ「澪ちゃん」か・・・ 教えてもらってさっそくためしてみた 1日目ではよくわからなかったけど 何日か続けていくと、 叩いている衝撃で紙がしだいに柔らかくなっていくのがわかった 目にみえて効果がでているように見えるのは私の性格に合っていた 澪がそういうのまで見越して教えてくれたのかはわからないけど 三日坊主にもならずに私はせっせとそれから雑誌をスネア代わりに叩いた まだスネアを中古ですら買えていなかったけど、 そういう基礎練習は澪に教えてもらって段々レパートリーが増えていった 「りっちゃん、この雑誌のここにリズムの取り方かいてあったから見てみたらいいよ」 「り、りっちゃ・・・、りつ、♪の長さ、それ間違ってないか?」 「りつ、見てみてくれよ!!これ!!かっこいいよなぁ~~!この人みたいに私も弾けるようになるかな?な?」 そのまま雑誌をスティックで叩くと雑誌の表紙が次第にボロボロになってくから いつからか、澪のアドバイス通りビニールテープを貼るようになった こうするともっとスティックで叩いたときに跳ね返りが少なくなって 手首が強化されるような気がするようでしないようで、 ・・・でもこの練習をしたあとに叩いたときのスネアの反動といったらすごいんだよな、これが みおちゃん みお 澪 私たちは、身体的な成長とともにいつのまにかどんどん人間的に距離が近くなって 精神的な距離も、名前の呼び方の変化と比例して縮まっていたように思ってた 少なくとも、私は 自分の部屋で1人でいるのに寂しいと思うようになったのはいつからだろう 私の場合、その質問は 「暗闇がいつから怖いものだって知ってた?」 っていう途方もないような疑問となんら大差ないように思う 澪と仲良くなるにつれて、遠慮がちな澪をよくこの部屋に強引に連れてきた 5年くらいはずっと、借りてきた猫みたいにこの部屋のそこらへんに座ってたのに いつからだろうか、あれは もう思い出せないくらいに、この部屋は澪の居場所として当たり前になっていたんだろうな 私がなにもいってないのにベッドの上に寝転んだり、 私に軽く声かけただけで漫画をあさったり、人が読んでる最中の雑誌を閉じて棚に直したり そうやって何年もかけてここは澪の居場所になって 私にとってもここに澪がいることで、ようやく私の居場所が完成したものって思うようになっていてさ ずっとおんなじものを共有して、おそろいの思い出を2人でそれぞれの心に映しあって 私の姿は私の記憶の中には映っていないけど、 でも、澪の記憶の中にいつだって私がきっと映っていてさ 同じように、澪の記憶に澪の姿はないけど きっと私の姿ばかりが同じ景色の中で映っているんだ そういうものなんだ、澪といるってことは 田井中律と、秋山澪がいるっていうことはそういうものなんだ 2人でいて初めて風景と思い出が完成する 足りない部分を補ってる 人はそれを依存っていうかもしれないけど ばかいえ、澪のどこが私に依存してるっていうんだ よくみてみろよ、澪のどこが私を追い求めてるっていうんだ いいことを教えてやるよ、こういうの、「私が澪に依存してる」っていうんだぜ どうしようもないだろ?自分でもわかってるよ、そういうの でも 澪がさみしい顔してるだけで、私もとってもかなしい気持ちになるんだ 澪がかなしそうな顔してるだけで、「そんな顔すんなよ」って言いたくなるんだ 本当はそういう風にむやみやたらに人を励ますのってよくないかもしれないけどさ やめられないんだ、澪のかなしい顔は見たくないんだもん、この私が 私のエゴばっか 見つつ、見られつつのシーソーゲームだなんていうけどさ、 私はいっつも見てるだけだよ その横顔を、私を見て安心したように微笑む澪の笑顔を そういうの、 他の人といるときはふつーにその人の表情が変わるのを楽しいと思えるのに 澪の場合だけは、内心私はヒヤヒヤしてるしドキドキもしてる どこかでいつも顔色をうかがっている こういうの、なんていうか知ってる? 私は知ってるよ、こういう気持ちってさ ―――恋っていうんだろ? 練習が終わってからも自分の部屋なのに居心地の悪さというか、 身体の内側と、ひざの中のほうがムズムズはまだとれていなくて こういうときは身体を動かすのが一番なのかなって思ったから うっすら心配してくれる母親の声をおしきって 私は自転車で夜の町に繰り出したんだ 自転車のシャカシャカした音を聞きながら やっぱり考えてしまうのは澪のこと 今はまだ一緒にいられるけど 高校を卒業して、大学に入ったら きっと、澪にも彼氏とかそういうものが出来るんだろう そういう風に恋愛をして、知り合った男に身も心も捧げてしまうんだろう それが悪いことだなんていわない っていうか、全くそれは悪いことなんかじゃない むしろ一般的で、とても普通のことだ・・・そう、とても常識的で、実に当たり前で 周りのみんながそうするように澪もきっとそういう風に女として男と向き合っていくんだろうな ぶっ壊れてしまえばいいのに、こんな私、全部、 そう、全部だ 私のものにならないなら、いっそ澪だって壊れてしまえばいい そこまで考えてハッとした 信号はちょうど赤になって、 すぐ近くを自動車がものすごい勢いで通り過ぎていった ブレーキを握る手にグッと力をいれる 深く深呼吸を何回もして、肺に新しい空気をむりやりに詰め込んだ そういう自分勝手な考えを自分が考え付いてしまっただなんて いくら無意識の意識の流れの行き止まりの八方塞だったからって 認めたくなかった いつから私は、自分の思い通りに物事がいかないからって 周りのことを、自分のことを、 そして澪のことすら簡単にないがしろにしてしまえるようになったんだろう カチューシャをはずして、形ついた前髪をくしゃくしゃにした 私以外のものになりたかった せめて、今この時間だけは 自転車をこいで、ただ1人、なにものでもないものになりたかった くだらないこの町の夜の風景に、溶け込みたかった そうしたら、出来そうな気がしたんだ こんなにひ弱な私にだって、澪のためにしてあげられること 1つでもいいから見つけて、毎日笑わせて、いつか、 いまは顔も知りえない、でもいつか必ず出会うであろう澪の男に、澪を渡すこと どうせ、どちらに転んでも私と澪は一緒には居られないんだし ―――ふと、思ったことが私の脳に電撃のようなものを走らせた そうだな、それはいい考えだ いつもは考え付かなかったけど、今とてもいいことを考えた、 そうだ、そうしてみよう、一種の願掛けだ 私の気持ちが本物かどうか 私は本当に澪のことが好きなのかどうか 澪のことを本気で思っているなら、なんでもしてあげられるのかどうか そんなことを思っていると信号が青に変わって 私は再び自転車をこぎ始める あるい程度がむしゃらにこいでいると、目の前に坂があらわれた そこまで急な坂なわけじゃないけど、立ちこぎをしないと登るのは難しいくらいの坂 私はまだ一度もその坂を立ちこぎですら登り切ったことがなかった 道路に沿って植わってる金木犀の匂いがたちこめる 口の中につばが貯まっていく感じがする ムードなんてあったもんじゃない 私は女だ、それを疑ったことなんて今まで一度もない もちろん、澪だって女だ、2人とももうどうしようもないほど女だ ばっかみたいな反抗期も思春期も通り過ぎた秋の風の中に消えた どうせ、どちらに転んでも私と澪は一緒には居られないんだ だったら、この坂を登り切ったら、澪に告白しよう そして、フラれよう 「友達のままでいような」とか言って、澪は笑うんだろうか それとも、私のために「ごめんな」とか言いながら泣いてくれるんだろうか ・・・失敗したら、この金木犀の匂いをかぐたびに口の中につばが貯まるどころじゃないな 妙な高揚感に笑いがこみ上げてくる 今までのことを走馬灯のように思い出しながら 誰にも応援されないまま私は敗北の決まっている出来レースのスタートを切った 帰りの道は 足がフラフラで、ペダルをこぐのもあやうかったけど かろうじて自転車には乗ってますって感じのペースでノロノロと亀のような私が 前髪を揺らしていた さーて、このままのテンションで電話でもしちゃいますか、愛しの澪ちゃんに と思ってポケットからケータイを取り出すやいなや ケータイの着信音が私以外誰もいない道に鳴り響く その音のやかましさと「え??な、なんでこの時間に??」っていう驚きで一杯になりながら 震える手でなんとか私は通話ボタンを押した なぁ澪、たとえばこんな夢、いっしょにわらわないか? その夢の中でさ、 ある人は一生懸命自転車をこぐんだ、ばかみたいに本当に一生懸命に 途中でお気に入りのカチューシャを落としたことにも気づかないでさ 視界にぶらつく前髪がうぜーな、とか思いながらそれでも 自分で決めたお願い事をどうしてもかなえたくってさ 心の中ではぐちゃぐちゃと言い訳めいたことをぬかしてるけど 本当は誰にも渡したくなんてないから、必死で自転車をこぐんだ ばかみたいだろ?いや、実際、ばかなんだけどさ でも、そいつは本当に真剣なんだ 真剣すぎて自分でもなにやってるんだろうって途中で思って ある人のことを思いながら、坂の途中で泣き出すんだよ 自転車を必死にそれでもこぐのをやめないで 見苦しいから、やめりゃいいのにな、もう意地でさ、やめれないんだよな ああいうのって だってさ、一回も登りきったことのなかった坂の途中まできたんだ やめられるわけがないんだ 途中で諦められるわけがないんだよ 坂をのぼりきったときにさ、これまたひどいんだ 一生懸命からだは空気を欲してるからめっちゃくちゃ呼吸を繰り返すんだけど もう、ぜんぶ金木犀の香りで埋め尽くされた感じになんのね 空気ってか、金木犀の匂いを吸ってるって気分だったね、あれは! もう出したくもないのに、口の中がつばで溢れかえっちゃって・・・おかしいだろ? ・・・って、え??み、澪・・・? もしかして・・・泣いてる・・・の・・・か!? ・・・・ ・・・ ・・ ・ わかったよ、澪 いまから行くから、まっててな あと・・・、その・・・私も好きだ 震える指で通話ボタンを押して、耳からケータイを離す 自分でも耳が赤いのが嫌というほど理解できた 心臓がさっき坂を登ったときと同じように鼓動を打つけど 鼓動を打つ理由はまったくさっきと違っていた 嬉しさと顔のほてりと同時に、妙には冴えていく 夢のようにふわふわしていたものが 私の身体の形に添って私に寄り添ってくるように思えた こんなことってあるもんなんだな ありきたりな言葉でしかまだこの気持ちは言葉に出来ないけど、 とりあえず、今はぼけーっとこんな道の真ん中に突っ立ってないで 澪に会いに行こう なぁ澪、たとえばこんな夢、やっぱりいっしょにわらわないか いまもし澪が泣いていたって、この夢の話を聞いたらきっと笑うと思うんだ 私の好きな声で笑ってくれると思うんだ それだけで、きっと私も笑顔になれるから ブレーキの音がしたのか、澪がすぐに窓から顔をだす 照れくさくてどんな顔をしていいのかわからなかった私に澪は言った 「りつ、だいすきだ」 泣きながら、でも幸せそうにそう言ってくれる澪の顔に なんだか私は無性に泣けてしまった おわり 戻る
https://w.atwiki.jp/yuiui/pages/38.html
397 入れ替わりと秋の午後[1/2] [sage] 2009/10/10(土) 13 03 36 ID sDmRLmrf 夏の暑さも身を潜め、甘い金木犀の香りが郷愁を誘う季節。 太陽は既に子午線を通過しており、秋陽が快い暖かさを齎す土曜日の午後。 困ったことに、その心地よさが妹の堕落っぷりに輪をかけていた。 憂「唯ー、もうお昼過ぎてるよー? そろそろ起きないと」 唯「……んー」 憂「んー、じゃなくて……」 はぁ、と一つため息をついてから布団に手をかける。 かくなる上は強硬手段しかない。 布団を奪い取ってしまえばさすがに起きるだろうから。 憂「……」 しかし――。 唯「……」 この顔である。 この幸せそうに惰眠を貪る愛らしい顔を見て尚、布団を奪い取ろうとする輩がいるのなら、 それはもはや人外である。この私が直々にしばき倒さなければならない。 憂「甘いなぁ、私も……」 唯の頬にそっと手を伸ばして、優しく撫でる。 その感触に気付いたのか、唯は私の手を両手で掴んでぎゅっと引っ張る。 憂「うわっ!?」 398 入れ替わりと秋の午後[2/2] [sage] 2009/10/10(土) 13 04 23 ID sDmRLmrf 唯「んぅー、お姉ちゃん……好きー」 憂「……」 ここまでされたら仕方ない。 夢うつつで放たれた、『好き』の二文字を脳内で何度もリピート再生しながら、 喜悦に満ちた顔で私は妹の布団へと潜り込む。 自分の腕を枕代わりにして、未だ気持ちよさげに眠る妹の顔をガン見する。 すると妹は、私の背中にそっと両手をまわして抱き寄せようとする。 姉を抱き枕扱いである。 憂「唯、起きてるでしょ?」 唯「……えへ、ばれた?」 憂「全くもう……」 唯「お願いお姉ちゃん、もうちょっとだけこのままで……」 ――胸を打つその言葉に、私は精一杯の優しい笑顔を作って妹に答えた。 ―おまけ― 唯「やっぱり、変な感じだね」 憂「ふふ、でも私は楽しかったよ、お姉ちゃん?」 一日だけの、姉妹逆転生活。 その行為に意味など無かった。 いつもの姉の気まぐれである。 ……というか、あんまり変わらない気がしたのは私だけだろうか?
https://w.atwiki.jp/wiki6_yae/pages/1481.html
#blognavi 土曜日なので保育園送迎はありません。 のんびり目覚めたら8時でした、昨晩は休日前夜ということで皆で午前0時過ぎまで起きていたので私以外はまだ寝床の中です。 お日様も出て快晴で暖かです、予定していた庭の樹木剪定と掃除に掛かりました。 庭木の剪定は経験ありませんが、長年放置されていたので自己流でやっても現状よりはましだろうという判断ではじめました。 大きな枝を切るときは木全体のバランスを考えながら慎重に進めました。 梅や松、槙、金木犀、沈丁花、つつじなどが植えられている当初は立派な庭だったことが推察できます。 まず樹木が植えられている部分の下草刈から始めます。 娘は洗濯しながら布団を干しています。 11時ごろ全員が揃い、朝、昼兼用の食事です、食パン、ホットドッグとコーヒー、子供たちはミロを飲んでいます。 にぎやかで楽しい食事時間です。 午後からは庭木の剪定に掛かりました。 乏しいセンスと感で、剪定鋏と刈り込み鋏がパチパチと音を立てて作業は進みます。 夕方4時ごろには全ての木が剪定終了です。 ぼさぼさ頭が床屋さんに行って来たみたいにスッキリとなりました。 プロの庭師が見たら当然笑うと思いますが自分では納得の出来栄えです。 暗くなったので片付けは明日以降になります。 明日は昼間5年ぶりに千葉さんしん同好会のお稽古に参加します。 夜は千葉沖縄県人会の忘年会に参加します。 予定してなかった二つの行事に参加することができとても楽しみです。 千葉の家もまだ片付けが残っているので明日午前中は片付け作業の予定です。午後6時半ごろ娘の家を出て7時半ごろ息子の待つ千葉の家に到着、二人で近所の回転すし店で食事をしました。 回転すしの中では比較的高級感のある店で値段がいい分とても美味しかったです。 二人とも満足満腹です。 息子のパソコンでも日記が書けることがわかり早速借用して書いています。 今日はこのまま此処で泊まります。 カテゴリ [日記] - trackback- 2007年12月01日 20 34 53 #blognavi
https://w.atwiki.jp/hevenburnsred/pages/140.html
登録日:2022/04/30 Sat 16 25 31 更新日:2024/08/04 Sun 13 19 30NEW! ▽タグ一覧 やなぎやぎ ヘブバン ヘブンバーンズレッド 第三章 基本情報 Vocal:やなぎなぎ 作詞作曲:麻枝准 編曲:MANYO Guitar:渡邉"nabeken"賢一 Bass:石井康幸 Violin:須原杏 + 余談 「折れない翼」のアレンジ曲とみられる。 より正確には「折れない翼」の別のアレンジ曲のアレンジなのかもしれないが、どのアレンジ曲も大本を辿れば「折れない翼」になるため、このように表記する。「折れない翼」はkeyの旧HP上に投稿されていた曲で、ボーカルアレンジされて「Love Song」(ボーカル:riya)に収録された。 「折れない翼」のアレンジ曲は他に、「永遠」「永遠 -Remix ver.-」(ボーカル:霜月はるか)、「幻想風景」、「冬の陽だまり-チセ/アルケ-」などがある。(*1) 歌詞 覚えてる熱い気持ちを 泣いたのも叫んだのも自分 誰のためにきみのために 好きなものもあったんだ (さらさらと) さよならさよなら (さららと) 落ちてくなにもかも消えてく 遠くなる (雪のように消えた) (そう さらさらと) 会いたい会いたい (さららと) いつか行く この感情が残る限り (音もなく消えた) まぶたを開くと眩しい 光に覆われ夢と消えた 眠るのもいい遊ぶのもいい 好きなものはないけど (さらさらと) さよならさよなら (さららと) どこまでも続くように 愛したそんな日々 (触れたくても落ちた) (そう さらさらと) 会いたい会いたい (さららと) 会いたいってなんだろ それすら遠くなる (永遠へ落ちた) 梅雨も軒をくぐって駆け抜けた 金木犀の匂いのする頃 (ぼくも走って Ah) 行くから待ってて それまで楽しみに おもちゃも持ってゆく (さらさらと) 会いたい会いたい (さららと) いつかゆくなにもかも消えてももう一度 (音もなく消えた) (そう さらさらと) さよなら言わない (さららと) どこまでも続くような 蒼を讃えた空 (音もなく消えた) (そう さらさらと) 会いたい会いたい (さららと) 会いたいってなんだろ それすら遠くなる (永遠へ消えた)
https://w.atwiki.jp/gun_fighters/pages/34.html
「ウチにあったが運の尽きや、ほな、さいなら♥」 名前 スティンガー スペル Stinger 性別 女 年齢 17 身長/体重 166cm/54kg 血液型 AB 誕生日 1998年3月15日 性格 普段は快活な女の子を装ってるが冷酷無慈悲な性格。しかし子供には甘く殺すことを躊躇ってしまう 容姿 黒髪の巻き髪お嬢様カットハイライトのない黒目白い肌に赤い唇黙っていればちょっとドSそうな深窓のお嬢様な見た目膝丈ワンピースと黒のストッキングがデフォルトスタイル目印は首元の赤いチョーカーと狐のお面Dカップの巨乳 利き手 右 注意事項 このアカウントは一次創作なりきりであり、実在の人物、団体とは関係がありません。 戦闘/R行為可能 これより下は必読ではありません 好き嫌い・趣味 好き :金木犀の花、空、日本文化 嫌い :汚い路地裏、ドラッグ 趣味 :風呂に入りながら音楽を聞くこと トラウマ:閉所恐怖症 略歴 チャイニーズアメリカン。オハイオ州クリーブランド出身。父親はコカイン取引の売人、母親は娼婦。幼い頃から美しい容姿をしており、5歳の頃には母親に客取りをさせられていた。幼い頃はその善悪もわからず、ただ母親が嬉しそうに笑うからという理由でスティンガーも嫌ではあったが客取りをしていた。13歳の時、幼さに女が混じり始めた頃、父親から関係を強要され、それをみた母親が激高し父親は母親から逃げるように愛人と共に蒸発。父親がいなくなり生活が困窮し、母親はストレスでドラッグと酒に溺れ始め、愛していた夫と関係をもったスティンガーに汚物を見るような目を向け始め、スティンガーへの虐待が始まる。虐待の中で幼い頃、母親が喜ぶと思って行っていた客取りが異常な行為であること、母親が自分ではなく自分が稼いだお金を愛していたことを知る。閉所恐怖症なのはこの頃の虐待の名残。スティンガーはある日虐待の末死にかけ、咄嗟に母親を殺してしまう。そこにドラッグのお金の取り立てが訪れ、スティンガーの殺しを見て自分達のアジトに連れ帰る。そこでスティンガーに徹底的に殺しの技を教え込み、スティンガーを殺し屋として育て上げる。現在はそのドラッグ仲介人の元で殺し屋として働いている 使用銃器 m84、XDM-40
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/3952.html
【登録タグ 作C 作り手】 【ニコニコ動画】Chiquewaの曲 特徴 エレクトロニカ、R B、ジャズ系の楽曲を中心に発表しており、本業でもジャズ・ギタリストとして活躍している。 オリジナルアルバム『Voice Electronique』のiTunes配信で一躍注目を浴びた。 「みれん坂」「雨恋慕」「金木犀」「結晶」の4作は、春夏秋冬をテーマに作られた連作である。 これまでピアプロ限定で活動してきたが、2009年8月20日に「Come To Me」(ルカ版)を投稿し、ついにニコニコ動画にも進出を果たした。 リンク 旧作者ブログ 作者ブログ PIAPRO YouTube 曲 A.C.A.P. Anything For You Blue Bird/Chiquewa Coda Come To Me Dance Da Night Away ESP Hide And Seek/Chiquewa Hysteria Link/Chiquewa Magic/Chiquewa Monster/Chiquewa Odyssey Rendez-vous dans un reve Rowdy Girl seven seas Shooting Star/ぱんちくりん SuperDrive Too Late For The Sky いいかな オクターヴ カレイドスコープ/Chiquewa クウソウカガク 結界 結晶 恋しくて 恋は焦らして コロンブス 咲くやこの花 深淵/Chiquewa 深紅の薔薇にくちづけを すーぱんだのテーマ 草原郷 たそがれの色は恋の色 チョコレート・リバイバル デートしようよ 泣き顔 虹色トワイライト バラ色の日々 一人の夜明け 秘密/Chiquewa ぽっプ マロン みれん坂 CD ESP/CD fluffy fluffy ~fuwaP cover arrange album~ GOOD 2 GO!! I Love Music KarenT Songs MEGURINE LUKA la la la la Magic/CD Odyssey/CD PANCHIQUERIN the VOCAJAZZ vol.1 the VOCAJAZZ vol.3 Voice Electronique かんきり 恋しくて - Brazilian Jazz-cafe Mix 深淵/CD すだれ 草原郷 EP パンダ大作戦 星に願いを/サヨナラ ボーカロイド アニソンカバー COLLECTION -Boys side- わさび 動画 コメント Chiquewaさんだいすきです(゜∇゜*)特にマロンが良すぎる -- 名無しさん (2012-06-10 10 57 01) 名前 コメント