約 139,387 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5217.html
前ページ次ページ黄金の使い魔 「2つ月があるのだな・・・」 夜空を見上げてアイオリアは呟いた 「当り前じゃない!あんたまさか3つも4つも月がある田舎から来たの!?」 「いや、私が居た所は月が1つしか無かった」 「そんな所聞いた事も無いわ!とんだド田舎ね!」 「ははは、そうなのかもしれないな」 黄金聖闘士として地上の世界を守っていただけでなく 冥界にすら行った事のあるアイオリアですら知らない世界 聞けばここは魔法学院だと言う。魔法によって成り立つ世界 地上にはアテナの聖闘士、冥界にはハーデスの冥闘士が居たように この世界にもここを守る神とその闘士が居るのだろうか、居るとすれば魔闘士と言ったところだろうか そんな事を考えながらアイオリアは笑った 「さっき獅子座って言ってたわよね?二つ名持ってるなんて、マントも付けてるしあんたまさかメイジ!?」 「いや、私はメイジ等ではない」 「ふーん、まぁいいわ!今度ゆっくり聞かせてもらうから!」 (結局ただの平民なのね・・・お父様になんて報告すればいいのかしら…) コントラクト・サーヴァントを済ませた二人はルイズの部屋に来ていた。 学生寮とは言え貴族の子弟達が通う学院の寮である それもトリステインの名門中の名門ラ・ヴァリエール家・三女の部屋 至る所に高価そうな調度品が置いてある 「それはさておき、使い魔と言ったが、具体的にはどうすればいいんだ?」 「そうね!使い魔としての仕事を説明してあげるわ!」 仁王立ちになり人差し指をアイオリアに対し突き立てるルイズ 身長差のせいで傍からみると威厳もくそも無い情けない構図なのが哀愁を誘う 「まずは使い魔は主人の眼となり、耳となる能力が与えられるわ!」 少女の偉そうな物言いに全く気にする様子もなくアイオリアは答えた 「何も見えないが、そちらからは見えるのか?」 「見えないわね・・・ま、あんたみたいな平民を召喚した前例なんて無いんだし、多少の違いはあるかもしれないわね!!」 ルイズは私の失敗ではない!と言わんばかりである。 「後は、使い魔は主人の望む物を持ってくるのよ。たとえば秘薬とか。」 「物によっては出来ぬ事も無いだろうが、この世界の事は知らない故あまり当てにして貰わない方がいいだろうな」 あそう、とルイズが相槌 「あと最後に使い魔は主人を守ること!これが一番重要よ!」 「そこは安心してもらって構わない」 「ま、大層な鎧つけてるんだしちょっとはできるわよね?まぁメイジには敵わないだろうけど」 真っ直ぐにルイズの瞳を見てアイオリアは言った。 「このアイオリア、命をかけて主人を守ることを誓おう」 「あ、ああ、あたりまえじゃない!もう疲れたし寝るわ!!」 そういうアイオリアに照れ隠しにそう言ってルイズはベッドに腰かける 「そうか、ところで私はどこで寝ればいいんだ?」 ルイズはニヤリとほほ笑むと立場の差を思い知らせてやると言わんばかりに言い放った 「あんたは使い魔なんだから床よ!」 「そうか、了解した。」 アイオリアは短くそう返答すると床に腰掛けた。 余りにあっさりとしたその対応にルイズは拍子抜けし、つまらなそうに問いかけた。 「あんた寝るときまでその鎧着て邪魔じゃないの?」 「この鎧は聖衣と言ってその防御力や攻撃力は比類ない物だが、重さは全く無いのだ」 「ふーん。なんかの魔法でもかかってるのねきっと」 この説明を聞いた限りではハルケギニアではさして珍しい物でも無い為 更につまらなそうに呟き、ルイズは夢の世界に旅立っていった。 前ページ次ページ黄金の使い魔
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/316.html
黄金の精神 ◆VvWRRU0SzU 「こちらはJアーク、キラ・ヤマト。もしこの声が聞こえていたら、応答願います。こちらはキラ・ヤマト、戦う気はありません」 補給を済ませ、休息を取っていたアイビスの耳に届いたのは少年の声だった。 食べかけのパンを放り出し、慌てて物陰に伏せさせていたネリー・ブレンのもとへ戻る。 発信源を探すまでもなかった。声の主は巨大な戦艦で、なんら警戒もせずに街の中央に陣取っている。 あの位置からならクルツの機体が引き起こした爆発の痕跡を見てとれるだろう。 声の主はここで大規模な戦闘があったと推測し、生存者がいないか呼びかけているのだ。 呼びかけに応じるかどうか、逡巡する。 見たところあの機体、いや戦艦は100mはあろうかという威容で、大してこちらのネリー・ブレンはせいぜい10mといったところ。 機動性はさすがに勝っているだろうが、そこかしこに見える砲門やミサイル発射管は凄まじい火力を容易に連想させる。 こちらは一度でも直撃を食らえばそこで終りだが、あの巨艦はたとえ全力でチャクラ光を放ってもそう簡単に落ちはしないだろう。 戦力差から接触すべきではないか、という結論に落ち着きかけたところで、再び声が響く。 「もし誰かいるのなら、聞いて下さい。僕は主催者に反抗する仲間を求めています。 たしかに脱出するより勝ち残る方が生きて帰れる確率は高いのかもしれません。でも、それではダメなんです。 たとえ優勝できたとしても、その人が無事に解放される確証なんてないし、もしかしたら用済みだって殺されるかもしれない」 声にはどんどん熱がこもってきた。誰かに聞かせているというよりは、自分の中の想いを言葉にして確かめているという印象だ。 「僕には戦うことを……生きることを否定することはできません。大事な人が殺されたのなら、殺した誰かを憎む、ことは……当然のことです。 でも、この世界ではそれが全てではないはずです。襲われたから、撃ってきたから撃ち返した、そんな人もいるでしょう」 アイビスの脳裏に今はもういない人の顔がよぎっていく。 自分を守って死んだジョシュア、シャア、クルツ、ラキ。そして彼らを殺したギンガナムに抱いた目も眩むほどの殺意。 「僕も、友達を……大事な人を、失いました。一度はその人たちを生き返らせたいと思ったこともあります。 でもきっと、彼らはそれを望まない。誰かの命を対価に生き返ることを、そのために僕が誰かを殺すことを、絶対に許しはしないでしょう」 彼らはどうだろうか? もしアイビスが戦い、勝ち残ることで生き返ることができるのなら、望むのだろうか? ……考えかけて、しかしそう考えること自体が、命を賭けて自分を守ってくれた彼らに対する侮辱になると、思った。 「だから僕はこの戦いの原因を討ちます。無謀なことだけど、それがきっと、みんなの……もういない人たちへの、弔いになると思うから」 まず生きることを考えていたアイビスに、その声は道を示してくれたような気がした。 勝ち残るよりも、主催者を倒して、生きて帰る。それこそが彼らに報いるただ一つの――― ふとモニターを見れば、戦艦が回頭していく。応答はないと判断し、ここを離れるようだ。 「もしこの声を聞いていて、でも信用できないと思う人がいるなら。僕は次の放送の時にE-3地点にいます。 そこに多くの人を集めて、話し合うつもりです。少しでも戦いたくないと……優勝以外の道があると思うのなら、来て下さい。 僕は、僕のできる限りの力で、戦いたくないという人を守ります。だから、」 「待って!」 気がついたら叫んでいた。まだ喋っている途中だった戦艦の主は、突然響いた自分以外の声に驚いたか言葉を切った。 ネリー・ブレンを浮上させる。ほどなく、戦艦もこちらに気づいて転回した。 「あなたは……?」 「この機体はネリー・ブレン……私はアイビス。アイビス・ダグラス。戦うつもりはないよ」 砲門が向いていても、きっとあの声は撃たない。アイビスはそう確信していた。 いかに機体に自信があろうと、戦いに積極的ならああも無防備に隙を晒すことはないはずだ。 「あたしは……あたしも、ここから生きて帰りたい。勝ち残る以外の方法で。でも、一人じゃどうすればいいか、わからなくて、ええと、なんていうか……」 威勢良く声を上げてしまったが、まだ何を言えばいいか頭の中で纏まっておらずしどろもどろになった。何か言わねば、と焦って口にしたのは。 「つまりその、そう、あたしもあの化け物を倒すのを手伝いたい! ……ってことなんだけど……」 端的だが、言ってしまえばこれがまさに自分のすべきことだという気がしてきた。 どのみちそろそろ動かねばならないと思っていたし、少なくとも好戦的ではないであろう少年は情報交換などの接触の相手としては申し分ない。 「……」 「……あの、何か言ってほしいんだけど」 「あ、すみません! ええと、僕と一緒に戦ってくれるんですか?」 「うん、さっきの演説聞いちゃったしね。よろしく……キラ」 「あ……よろしく、お願いします。アイビスさん」 「呼び捨てでいいよ。そんなに歳離れてなさそうだし」 こうして、共に大事な人を失いながらも歩みを止めない少年と少女は出会った。 □ やってみて良かった、キラは心底そう思った。あれだけの爆発の痕跡からして、正直なところ生存者はいないと思っていた。 キラとしてはこの後接触するであろうナデシコとの対話に向けての予行演習のような気分で喋っていた。 そこにまさか応答が、それも自分の目的に賛同する者が現れるとは。 ロジャーと別れた後(いつの間にかいなくなっていたソシエは、まあロジャーと一緒なら大丈夫だろうと考えることをやめた)、補給の必要のないJアークでは補給ポイントに寄る意味もなく、ならば市街地で人を集めようとこのD-3地点に赴いた。 薙ぎ倒されたビル、穿たれたクレーターなどそこはなにか凄まじい戦闘があったと感じさせる様相を呈していて、しかし見えるところに健在な機体は認められなかった。 トモロにはあまり意味がないと諭されたが、それでもキラは呼びかけずにはいられなかった。 故郷ヘリオポリスが壊滅した時のように、取り残された誰かがいるかもしれないと思ったから。 アイビスという少女と接触後、ネリー・ブレンという機体を甲板に係留し、ブリッジにアイビスを通した。 まずお互いに改めて自己紹介をし、情報を交換していく。 『トモロ0117だ。よろしく頼む』 「わっ!? 何、誰?」 「トモロはこのJアークの制御AIなんだ。僕の仲間だよ」 といった一幕もあり、支給された食糧で慎ましくも穏やかな時間が流れた後。 『キラ、この空域に接近する機体がある。これはF91だ』 「F91……ジョナサンさんが! 無事だったんだ」 もはや懐かしい気分すらする、キラの最初の仲間。 偵察に出ると言ったきり戻ってこなかったが、こちらがダイの討伐に動いたことも合流できなかった原因の一つでもある。とりあえずは謝ろう、と思い、通信を行う。 「こちらはJアーク、キラ・ヤマト。F91、応答して下さい」 「……こちらはガンダムF91、アムロ・レイ。キラ・ヤマト、その白い戦艦がJアークか?」 場所を示す意味も込めて呼びかけるが、帰ってきた声はキラの知らない、だがアイビスの知る声だった。 「……え?」 「アムロ……!? アムロ! あたし、アイビス! 無事だったんだ!」 「アイビス、君も無事だったか。君がその戦艦と一緒にいるということは、信用できる仲間ということか」 アイビスはいきなり呆けたような顔になったキラを押しのけ、通信管に向けて叫んだ。 やがて現れたF91はJアークの前で停止した。その姿はキラがジョナサンと別れた時と違い、激しい戦闘を潜り抜けたことを示すように傷つき、薄汚れていた。 「Jアーク、着艦許可を求む。俺は戦う気はないし、そこにいるアイビスの仲間だ」 「キラ、アムロは信用できるよ。それにすごく強いんだって。これできっとなんとかなるよ!」 「……アムロ、さん。すみませんが僕はまだ、あなたを信用できません」 喜ぶアイビスにキラの返した声はしかし張りつめたものだった。 「ど、どうしたの? アムロは敵じゃないって」 「ごめん、アイビスは少し黙ってて。……トモロ、ジェネレーティングアーマー、いつでも動かせるようにしておいて」 『了解だ、キラ』 俄かに緊張しだしたブリッジで、アイビスはキラを制止しようと操縦席に座る彼の横に立った。 だが強い緊張に強張る横顔を見て口を開けない。まるで敵と戦っているような顔だった。 「……確かに俺と君は面識がない。だが、アイビスから聞いてくれればわかる。俺は戦いに乗っては」 「じゃあその機体はなんですか。それは元は僕に支給されたもので、今は別行動している仲間が乗っていった機体です。 それに、別れたときはそんなに傷ついていなかった。疑う理由としては十分じゃないですか」 アムロに最後まで言わせず、キラは畳みかけた。ジョナサンはたしかに全面的に信用するにはどこか抵抗のある男だったが、だからといって殺して機体を奪ったのなら信用などできるはずもない。 アイビスの様子を見やれば、衝撃を受けたような顔だった。 仲間が人殺しかもしれないと言っているのだから当たり前かな、とキラは胸に痛むものを感じ、しかし追及の手は緩めない。 「あなたがアイビスと別れたとき、乗っていたのは戦闘機だったと聞いています。僕の仲間を殺して奪った、その可能性がないと言い切れるんですか?」 「で、でもアムロはそんなこと……!」 「……アイビス、俺が話す。君は口を挟まないでくれ。 さてキラ、その証明はできない。だが俺からも一つ聞こう。 もし俺が君の言うとおり君の仲間を殺してこの機体を奪ったとして、君はどうするつもりだ? 俺を仇として討つのか?」 返ってきたのは釈明や謝罪ではなく問いかけだった。 数時間前のロジャーとの対峙を思い出す。 あのとき自分は話し合うために人を集めてほしいと言ったが、仇かもしれない相手が眼前にいるこの状況、返す言葉は。 「いいえ。僕はどんな状況であなたがそのF91に乗ったのか知らない。 もしかしたら僕の仲間があなたに襲いかかって返り討ちにされたのかもしれないし、乗り捨てられていたF91をあなたが見つけた、あるいは本当に殺して奪ったのかもしれない。 だから、まずあなたの話を聞いて判断します。その上で、あなたが戦うと、争いの環を広げると言うのなら……」 「……どうする?」 「討ちます。戦いたくはありませんが、少なくとも僕の見ている前では、勝手な理由で誰かの命を奪うことは絶対に許しません」 思えばそう、平和を歌うラクスも戦うことのすべてを否定することはなかった。 想いだけでは成せないことがある。力がなければ、戦わなければ守れないものがある。 だからこそアスランはザフトに入って戦う力を得たのだろうし、自分も望んでストライクに乗ったのだから。 戦うことを躊躇わないのなら、あと必要な物は戦うに値する理由だ。ダイ、ナデシコと戦ったときはそれを誤った。もう二度と同じ轍を踏むわけにはいかない。 「アイビスの言うことを全て信じるわけにはいきませんが、だからといってすべて切り捨てることもできません。 だから、あなたの話を聞いて、それから判断します。あなたと戦うべきかどうかを。それが、僕の譲れない立場です」 言うべきことを言った。キラは警戒を解かず、アムロの返答を待つ。 「了解した、キラ。君の立場は俺に近いもののようだ。ならば俺も示そう、俺の立場を」 モニターの中のF91が動いた。攻撃かと思ったがそうではない。あれは――ー 『F91、コックピットを解放した。あのパイロット、正気か?』 トモロの声にもっともだと思った。警戒されている相手の前で、コックピットを開き生身を晒す。 自分も救助したラクスを引き渡すとき同じことをアスランの前でしたが、あれはアスランなら絶対に裏切らないという幼馴染だからこその信頼があったからだ。 少なくともキラは自分に今、この場で同じことができるとは思わなかった。 「君の仲間はジョナサン・グレーンという男だろう? この機体は彼の仲間から譲られたものだ。今は別行動だが、俺も間接的に彼の仲間と思ってくれていい」 コックピットから出て、ハッチに立つ相手。あの位置ではシートに戻るより確実にこちらの攻撃が早い。 言葉ではない。アムロという男の放つ『覚悟』そのものにキラは呑まれた。 「もう一度言う、俺は戦いに乗っていない。そして、ともに主催者に抗う者を探している。 キラ、君も俺達とともに戦ってほしい。君の気高い『覚悟』、信じるには十分だ。 君の力、想い。それは俺やそこのアイビスとなんら変わらないはずだ。俺を信じてくれないか?」 アムロはこちらを……ブリッジの操縦席にいる自分を認識しているかのように、目線を動かさない。 キラにも理解できていた。この人は戦いに乗っていないと。自分よりよほど強く、そして大人であると。 横に立つアイビスは何か言いたげにもじもじとしている。そういえば黙っててくれと無下に言ってしまったな、と少し後悔した。 「キラ、その……」 「ごめん、アイビス。僕にもわかったから。……トモロ、戦闘態勢を解除して。アムロさん、誘導します。着艦して下さい」 『了解。ジョナサン・グレーンよりよほどマシなやつが来てくれたな』 トモロの皮肉に苦笑する。確かにキラの中にも、どこか邪気のあるジョナサンよりもアムロの方が信頼できるという気持ちが芽生えつつあった。 「信じてくれたか。感謝する、キラ」 「いいえ、僕の方こそ疑ってしまって……」 「もう! ハラハラさせないでよ! あたしだけ除け者みたいだったし!」 「ご、ごめん……」 「いや、アイビス。この状況ではキラくらい慎重になった方がいい。結果的にお互いの立場もわかったしな」 「横で聞いてるだけのあたしは気が気じゃなかったよ! 両方から黙ってろって言われたし!」 「む……それはすまなかった」 「ごめん……」 F91が着艦する。不安やら怒りやらでよくわからない気持ちを吐き出し続ける少女をなだめ、ともに『ガンダム』と浅からぬ縁のある少年と男が出会った。 □ ここにきてようやく追い風が吹いてきた、アムロはそう思った。 戦艦Jアークのブリッジにて邂逅したアイビス、キラ。 懸案だった少女と、自らと同じ志を持つ少年。心強い仲間だ。力は集いつつある。 自己紹介と言うべきものは先程終わっている。一通り情報交換を済ませ、アムロはようやく人心地ついた。 思えばここに来てから気の休まったときはないように感じた。 何故か核ミサイルに乗ったシャアとの出会い、バリアを持つ赤い機体との戦い、アイビスとの出会い。 殺戮者の駆るライオン型のメカとの戦い。それを振り切ったかと思えば唐突に感じた核の光、宿敵の喪失。 廃墟の町で狙撃者と戦い、ニュータイプを知る少年ガロードと出会い。 このF91に乗り換えてすぐ戦った男、ガウルン。思えば奴を仕留め損なったのはまずい。いずれ決着をつけねば。 ……考えてみて。しかしよく生き残れたものだと逆に呆れる。どの戦いも、一手指し損なうだけで刻の涙を見る事態になっただろう。 だがやっと、勝ちの芽が出てきた。 己の力を最大限に出し切れるF91という機体。 新たな仲間キラ、彼の機体Jアークは強力なのが見てわかる。 アイビスもまた、迷いを吹っ切ったようだ。機体は変わっているが、彼女を守るという意志は前の機体と変わらないように思えた。 これで基地でブンドルと合流できれば、脱出は現実的なものとなる。できればカミーユとも合流したいが、今のところ手がかりはない。 彼がそう易々と死ぬとも思わないが、急ぐに越したことはないだろう。 「さて……大体話すべきことは話したな。俺は機体の整備をさせてもらうよ」 口いっぱいに菓子パンを頬張るアイビスと、それを笑いながら見ているキラに声をかけた。 「補給が済んだとはいえ、F91には随分無茶をさせた。ここらで一度しっかり手を入れておきたい。 ああ、その後Jアークの設備を借りてもいいか、トモロ。やっておきたいこともある」 やっておきたいこととはもちろん首輪の解析のことだが、これは口には出さなかった。 盗聴を警戒してのことでもあるが、何故持っているのかと聞かれると説明するのは心苦しいからだ。 「あ、じゃあ僕も手伝います。ガンダムの整備は元々やってたし、慣れてますから」 既にキラも自分やガロードと同じくガンダム乗りだったことは聞いている。 とはいえニュータイプを知らないことから、アムロともガロードとも違う世界のガンダムだという話になったが。 「いや、こう見えても俺は技術者でね。それに整備をやっていたといっても、パイロットがするのはハード面のことだろう? 深刻なのがOS周りなんだ。こればかりは専門でないと分からんさ」 「あ、それならやっぱり力になれると思います。プログラミングは得意ですから」 『それは私も保証しよう。コーディネイターなる種の特性かはわからないが、キラのプログラミング能力は一般人のレベルを超えている。 GGGに勤務していても遜色ないレベルだ』 とトモロが補足する。GGGなるものはよくわからないが、高性能であるのは疑いようもないAIが言うのだから間違いはないのだろう。 「ふむ……ならキラ、手伝ってくれ。F91にはどうも俺の世界の未来の技術が使われているようでな、正直なところ俺も完全に使いこなせるとは言えないんだ」 実際そんなに激しく変化しているわけではなかったが、ここからは聞かれるとまずい。話しつつもその手は取り出した紙に字を連ねていく。 『実は一つ首輪を入手している。死亡していた人物から拝借したものだが、君に解析を頼んでもいいか、キラ?』 紙を見せるとともに懐から首輪を取り出す。今だ血がこびりつくそれを出すのは抵抗があったが。 息を呑むアイビスとキラ、だが取り乱したりはしなかった。その程度には信用されているのだろう。 「わかりました。ただ、やっぱりアムロさんの世界のものですから、僕一人では……」 意図は理解してくれたようだ。首輪を受け取り、しっかりと頷くキラ。 「あ、あたしは何したらいいかな? プログラミングとかできないんだけど……!」 アイビスもただならぬ空気は察したのか、真剣な顔だ。とはいえ彼女には解析技能がない以上、取り立ててしてもらうこともない。 「そうだな……俺とキラが整備をしている間、警戒が疎かになるのも困る。ここで周辺の監視を頼む」 「うん、ついでにアイビスの機体も整備しておくからここはお願いするよ。 ……そうだ、それでももし退屈ならトモロ、Jアークの操縦方法をレクチャーしてあげてよ。 僕も戦艦の操縦なんて得意なわけじゃないから、他にできる人がいた方がいいし」 「わかった。よろしく、トモロ」 『了解した』 ブリッジを出て、キラと他愛もない話をしながら格納庫へと向かう。 本当に、風が吹いてきたようだ。戦力以上に解析のできるキラが仲間に入ったのは大きい。 ブンドルと合流するまで時間はある。少しでも首輪を解析するのは、主催者の手の内を知る大きな一歩となるだろう。 ――ーそうだ、ここから俺達は反撃する。いつまでも俺達がフラスコの中でおとなしくしていると思うなよ……! 心中で吠える。 シャアを殺した者、ガウルン、主催者。敵は多いが、それ以上に心強い仲間がいる。 きっと、俺達は勝利する。楽観かもしれないと思いつつ、アムロはその気持ちを抑えられなかった。 【アイビス・ダグラス 搭乗機体:ネリー・ブレン(ブレンパワード) パイロット状況:精神は持ち成した模様、手の甲に引掻き傷(たいしたことはない)、満腹 機体状況:ソードエクステンション装備。ブレンバー損壊。 EN100% 無数の微細な傷、装甲を損耗 現在位置:D-3 北部 第一行動方針:周辺の監視 第二行動方針:Jアークの操縦を覚える 最終行動方針:精一杯生き抜く 備考:長距離のバイタルジャンプは機体のEN残量が十分(全体量の約半分以上)な時しか使用できず、最高でも隣のエリアまでしか飛べません】 【キラ・ヤマト 搭乗機体:Jアーク(勇者王ガオガイガー) パイロット状態:健康、ジョナサンを心配(若干の申し訳ない気持ち) 機体状態:ジェイダーへの変形は可能? 各部に損傷多数、EN・弾薬共に100% 反応弾を所持。 現在位置:D-3 北部 第一行動方針:F91、ネリー・ブレンの整備及び首輪の解析 第二行動方針:出来るだけ多くの人を次の放送までにE-3に集める 第三行動方針:ナデシコ組と和解する 最終行動方針:ノイ=レジセイアの撃破、そして脱出】 備考:Jアークは補給ポイントでの補給不可、毎時当たり若干回復。】 【アムロ・レイ 搭乗機体:ガンダムF91( 機動戦士ガンダムF91) パイロット状況:健康、若干の疲労 機体状態:EN100% ビームランチャー消失 背面装甲部にダメージ 頭部バルカン砲・メガマシンキャノン残弾100% 現在位置:D-3 北部 第一行動方針:F91、ネリー・ブレンの整備及びJアークの設備を使い首輪の解析 第二行動方針:基地に向かい首輪の解析 第三行動方針:基地にてブンドルと合流 第四行動方針:協力者の探索(カミーユ優先) 第五行動方針:首輪解除のための施設、道具の発見 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している ガウルンを危険人物として認識 首輪(エイジ)を一個所持】 【二日目 9 00】 BACK NEXT 判り合える心も 判り合えない心も 投下順 風と雷 追い詰められる、心 時系列順 判り合える心も 判り合えない心も BACK NEXT 疾風、そして白き流星のごとく アムロ 獣の時間 二つの依頼 キラ 獣の時間 Shape of my heart ―人が命懸けるモノ― アイビス 獣の時間
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/2248.html
分類 石 Grade 120 売却価格 32 入手方法 限定 2019年02月 納品イベ ファラオと謎のピラミッド VH 用途 黄金のピラミッド 2019/02/28実装 https //omf-game.alphapolis.co.jp/articles/view/4700
https://w.atwiki.jp/alukaar2etrpg/pages/20.html
黄金の手 リーダー リオ・アストリア(PLシンヤ) メンバー カニン(PL キズナ) チェルヴァ・ティア(PL 鹿波澪) スミレ(PL まほまほ) ミーティア(PL 虚無) リリアン・バーデンバーデン(PL ヘベレケ) 方針 目利きギルドです! 目利き+必要なものって形で取っていきます。 基本的に取るものは所属者で話し合って決める方針。 目利きほしい!っていう方に是非!
https://w.atwiki.jp/mboxlist2/pages/28.html
金の聖夜霜雪に朽ちて ショート版をフルサイズに改変したもの http //bowlroll.net/up/dl12287
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/49.html
金の聖夜霜雪に朽ちて こかねのせいやそうせつにくちて【登録タグ:VOCALOID デッドボールP 初音ミク 曲 曲こ 曲こか】 曲情報 作詞:デッドボールP 作曲:デッドボールP 編曲:デッドボールP 唄:初音ミク ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/10295.html
金のフォーク(きんのふぉーく) 概要 リバースに登場したお守り系の装飾品。 登場作品 + 目次 リバース 関連リンク ネタ リバース 御符の一種。料理のHP回復量が2倍になる。 キョグエンのオークションで入手できる。 分類 護符 備考 非売品 効果 料理のHP回復量が2倍になる 買値 - 売値 765 入手方法 イ キョグエン・オークション(15000~) ▲ 関連リンク ▲ ネタ ▲
https://w.atwiki.jp/diavo016/pages/28.html
概要 「第五部 黄金の風」に該当する敵の詳細を記載しています。 他の部に該当する敵や仲間・中立のキャラクターに関しては下記リンクを参照ください。 キャラクター一覧(敵図鑑) 仲間・中立 敵(1部、2部、3部、4部、6部、7部、その他) 第五部 黄金の風 名前 体 攻 防 経験 所持 タイプ 出現 行動・特徴 備考 イルーゾォ 70 20 19 900 普通 人間ギャング裏切り者暗殺チーム ディアボロの試練鉄獄パッショーネ 通常攻撃隣接時、鏡の中に引きずり込んでくる鏡の中に引きずり込んできたイルーゾォの視界内にディアボロがいると、視界外へ逃げるように移動するディアボロが鏡の中に引きずり込まれるまで通常攻撃しない 鏡の中では、ディアボロの移動及びキャラ・アイテム・罠・地形・マップ・現在フロア・レベル・HPバーのグラフィックが左右反転し、装備DISCを発動できない鏡の中に引きずり込んできたイルーゾォを倒すと、鏡の中を脱出できる鏡の中に引きずり込んできたイルーゾォをホルマジオのビンに入れて出すと、そのイルーゾォの視界内にディアボロがいても視界外へ逃げるように移動しない鏡の中に引きずり込んできたイルーゾォをホルマジオのビンに入れて出すと、そのイルーゾォを倒しても鏡の中を脱出できない エアロスミス 30 15 13 200 普通 スタンドギャング裏切り者 レクイエムの大迷宮ディアボロの試練屋敷幽霊スタンドハウスパッショーネ 直線型射撃水上移動ディアボロが部屋にいると、フロアのどこにいても近くにワープ移動する エアロスミスと同じ部屋にポルポのライターが置いてあると不規則移動になり攻撃しなくなるメタリカのDISC発動で透明が付与されていると、攻撃はしないがディアボロを追跡してくる ギアッチョ 50 50 40 3600 高い 人間ギャング裏切り者暗殺チーム ディアボロの試練鉄獄パッショーネ 倍速行動水上移動通常攻撃隣接時、凍結を付与してくる射撃・投擲を無効化し、ジェントリーウィープスで反撃する イエローテンパランスのDISCを発動、マジシャンズレッドのDISCを能力に装備、ホワイトアルバムのDISCを能力に装備、ホルス神のDISCを装備すると、凍結の付与を防げるヘブンズドアーのDISCの射撃は有効敵の射撃は反射しないアヌビス神のDISCの能力が含まれる装備DISCを装備すると、射撃・投擲を無効化されない(タワー・オブ・グレーのDISCは無効化されない)睡眠が付与されていると、射撃・投擲を無効化しない グリーン・ディ 80 15 5 165 普通 スタンドギャング レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊スタンドハウスパッショーネチョコラータが召喚する 通常攻撃同じ部屋にいると、階段を降りられない オアシスのDISCやスティッキーフィンガーズのDISCを能力に装備、吸血鬼体質(屍生人体質)が付与されていると、同じ部屋にいても階段を降りられる サーレー 50 39 38 3200 普通 人間ギャング ディアボロの試練鉄獄パッショーネ 通常攻撃隣接時、固定を付与してくるディアボロに固定が付与されている時、通常攻撃しない同じ部屋に固定が付与されているディアボロがいる時、ディアボロの2マス先に移動する同じ部屋の2マス先に固定が付与されているディアボロがいる時、確定で固定30ダメージ射撃(0.16-12 The Run~)通路にいて固定が付与されているディアボロと隣接時、確定で固定30ダメージ射撃(0.16-12 The Run~)射撃・投擲のダメージを1しか受けない 同じ部屋に固定が付与されているディアボロがいる時、コピー人形が出現中・ディアボロに透明が付与されていてもディアボロの2マス先に移動する同じ部屋の2マス先に固定が付与されているディアボロがいる時、コピー人形が出現中・ディアボロに透明が付与されていても確定で固定30ダメージ射撃(0.16-12 The Run~)通路にいて固定が付与されているディアボロと隣接時、コピー人形が出現中でも確率で固定30ダメージ射撃(0.16-12 The Run~)通路に固定が付与されているディアボロ・部屋にサーレーがいる時、部屋の出入口付近を毎ターン移動して固定30ダメージ射撃を行わない(0.16-12 The Run~)固定30ダメージ射撃のSE・ダメージ量・被弾時のメッセージがミスタの固定30ダメージ射撃と酷似しているが、被弾時のメッセージ「○○の弾丸を喰らった!」の○○が「ミスタ」の場合はサーレーの射撃、「ピストルズ」の場合はミスタの射撃と判別できる(0.16-12 The Run~)アヌビス神のDISCの能力が含まれる装備DISCを装備している際の投擲はサーレーがいる位置で止まるダメージが発生しない状態異常を付与する射撃・投擲は効くセックスピストルズのDISCの射撃を受ける度にメッセージが出て、計5回受けると死亡する ジョルノ 25 14 14 135 普通 人間ギャング裏切り者ジョースター新入り レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネ 通常攻撃隣接時、所持アイテム(装備中のDISC、カエルを除く)いずれか1つをカエルにする ホワイトアルバムのDISCを能力に装備、『アイテムをカエルにされないぞ』の能力が含まれる装備DISCを能力に装備すると、所持アイテムのカエル化を防げる S・C・レクイエム 9999 0 30 3500 高い スタンド 不明 不明 セーブして再度起動すると、「敵図鑑」に登録されている(0.16-12 The Run)出現場所や行動パターンが確認されていないため、不明(0.16-12 The Run) ズッケェロ 37 10 15 180 普通 人間ギャング レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄パッショーネ 通常攻撃隣接時、ペラペラを付与してくる ペラペラを付与されると、8ターンの間行動できないペラペラ状態になると、敵の通常攻撃のダメージが全て1になる(射撃・特殊攻撃は変化なし)罠に乗っている状態でペラペラを付与されると、足元の罠が毎ターン作動する セッコ 40 21 20 580 普通 人間ギャング レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネチョコラータが召喚する 通常攻撃不規則移動壁の中を移動できる フロア全体に視界を持つ壁の中にいるとほとんどの攻撃が当たらない壁の中にいてもアヌビス神の装備能力での投擲は当たる隣接した壁の中にいると、特定の装備DISCの発動の効果を受けるトラクターのタイヤを投げると混乱する チョコラータ 62 10 19 360 普通 人間ギャング レクイエムの大迷宮ディアボロの試練屋敷幽霊パッショーネ 攻撃しないディアボロと付かず離れず距離を取る範囲射程3マスにディアボロがいると、ディアボロの周囲1マスにグリーン・ディかセッコを1体召喚する範囲内にディアボロがいると、ディアボロの周囲にいる全てのセッコの攻撃力を上昇させる行動しないことがある体力が1~20になるとチョコラータの上半身に変化する グリーン・ディを召喚するターンにディアボロの周囲1マスに召喚できるマスが無いと、「しかしスタンドを出せなかった…」と表示が出て何もしないセッコは通常移動できるマスに召喚するセッコを召喚するターンにディアボロの周囲1マスに召喚できるマスが無いと、「しかしセッコは来なかった…」と表示が出て何もしないディアボロの連続攻撃中に体力が1~20になるとその時点でチョコラータの上半身に変化し、まだ連続攻撃が続いている場合はその後に攻撃が繰り出される チョコラータの上半身 10 10 10 10 普通 人間ギャング 体力が1~20になったチョコラータが変化する 攻撃しない倍速移動ディアボロと隣接しないよう壁に沿って通路へ移動する倒すと落とすアイテムは、必ずやばいクスリ 鈍足状態が付与されると、鈍足のエフェクトは付くが倍速移動のまま トリッシュ 40 24 24 1000 普通 人間裏切り者 ディアボロの試練 通常攻撃ディアボロの通常攻撃を無効化して吹き飛ばすことがある 通常攻撃を無効化して吹き飛ばす能力は、状態異常・時止め・時飛ばし中でも発動する 涙目のルカ 21 8 7 60 普通 人間ギャング レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネ 通常攻撃たまに強烈な一撃 ナランチャ 50 20 14(0.16-12 The Run~)10(~0.16-10) 900(0.16-12 The Run~)1000(~0.16-10) 普通 人間ギャング裏切り者 ディアボロの試練ホルマジオのビンに初期から入っていることがある 直線型射撃直線9マスにいると、通路内でも直線型射撃を行うダメージを受けると攻撃力が上昇する同じ画面内にいて非隣接時、無差別機銃掃射を行う(1回まで)(無差別機銃掃射:フロア全体の中から「該当のキャラクター(*1)最大10体」と「ディアボロ」が対象、約50ダメージ)ディアボロに透明が付与されていると射撃攻撃せず接近し続け、隣接時には直接攻撃する 無差別機銃掃射はスター・プラチナのDISCを発動しても防げない ノトーリアスBIG 140 19 1 320 普通 スタンドギャング レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネカルネの死体が壊れると容量の数だけ出現 通常攻撃ディアボロの通常攻撃を受けた際に確率で、肉片を付与してくる(肉片:毎ターンHPが5減少、10ターン経過で解除)投擲を無効化し、レベルが1上昇するディアボロが倍速状態だと、同じ速度で動くディアボロが鈍足状態だと、ディアボロを見失って攻撃しなくなる イエローテンパランスのDISCの能力が含まれる装備DISCを防御に装備すると、肉片の付与を防げるアヌビス神のDISCの能力が含まれる装備DISCを装備して投擲すると、無効化せずにレベルが上昇しない フーゴ 42 19 15 320 普通 人間ギャング裏切り者 レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネ 通常攻撃ディアボロの周囲2~9マスで同じ部屋にいる時、部屋内の自身以外のキャラに固定20ダメージの殺人ウィルス攻撃体力が1~9で隣接時、決断を済ませて固定50ダメージのウイルス攻撃 マン・イン・ザ・ミラーのDISCを装備中、殺人ウィルス攻撃のダメージが半減するマン・イン・ザ・ミラーのDISCを装備してもウイルス攻撃のダメージは半減できない ブチャラティ 60 22 21 900 普通 人間ギャング裏切り者 レクイエムの大迷宮黄金の風(レクイエムの大迷宮)ディアボロの試練屋敷幽霊パッショーネヤク中の少年が倒れると出現するペッシ、成長したペッシが釣り上げることがある 通常攻撃2マス攻撃 2マス攻撃は必中で間に他の敵がいても繰り出す ブチャラティ 150 35 15 3100 普通 死体ギャング裏切り者 裏鉄獄 通常攻撃2マス攻撃壁の中を移動できるディアボロと同じ部屋にいてその部屋にアイテムがある場合、アイテムに乗るように移動するアイテムに乗ると、そのアイテムを消滅させる 0.16-12 The Runより追加白を基調とした衣服を着ている、セッコ戦の死体ブチャラティ青を基調とした衣服を着ているブチャラティと同名のため、本サイトでは「ブチャラティ(死体)」と呼称して区別する2マス攻撃は必中で間に他の敵がいても繰り出すスースー睡眠が付与されている時にアイテムに乗っていると、そのアイテムを消滅させる?(要検証)行動の優先順位は要検証 ブラック・サバス 53 14 15 300 高い スタンドギャング レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊スタンドハウスパッショーネポルポのライターを使用する 通常攻撃同じ部屋にいて非隣接時、その部屋のどこかにワープ移動する隣接時、攻撃・防御・能力のいずれか1つの枠を対象にして矢を突き刺してくる(対象に空きTrackが存在する装備DISCを装備している場合、その空きTrackに能力を1つ付与する)(能力が付与できない場合、代わりにディアボロのHPを半減する)倒すと落とすアイテムは、必ず聖なる弓矢かポルポのライター 付与してくる能力はマイナス能力であることが多い、詳しくは「特別な能力」ページを参照空きTrackが存在しない装備DISCを装備している枠が選ばれる、装備DISCを装備していない枠が選ばれる、付与予定の能力が付与先の装備DISCに既に含まれている場合、能力が付与されずHP半減化が発動するHP1の時にHP半減効果が発動しても死亡しない プロシュート兄貴 45 20 17 520 普通 人間ギャング裏切り者暗殺チーム レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネ 通常攻撃隣接時、接触老化攻撃で最大精神力を1or最大HPを3~5下げてくる同じ部屋で非隣接時、老化攻撃で現在精神力を1下げてくる グレイトフル・デッドのDISCの能力が含まれる装備DISCを装備、ホワイトアルバムのDISCを能力に装備、ホルス神のDISCを装備すると、老化を防げる最大精神力が0の時、接触老化攻撃しない精神力が0の時、老化攻撃しない ベイビィフェイス 50 18 16 245 必ず落とす スタンドギャング裏切り者暗殺チーム レクイエムの大迷宮黄金の風(レクイエムの大迷宮)ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネメローネの特殊行動で女性キャラが変化する 通常攻撃ターン経過で自然出現しないフロアに到着した時点でアイテムか店の商品に化けて出現する物に化けている間はアイテム扱いのため、マップのマーカーは水色で表示されて攻撃や移動を行わない床に置かれている化けた物にディアボロが通常移動で乗ろうとすると正体を現す同じ部屋にいる時にチリペッパーのDISCを発動すると正体を現す 『敵が化けてるアイテムがわかるぞ』の能力が含まれる装備DISCを能力に装備すると、化けた物を見分けられる正体を現したターンに行動する場所入れ替え・ワープ・吹き飛ばされた先に化けた物がある場合は、「足元」から「拾う」を選択するとその物を拾える化けた物は使用・売却できる化けた物は爆弾化が付与されない化けた物を聖人の左腕に入れると正体を現さなくなる店の商品に化けているフロアは以下レクイエムの大迷宮:20F以降試練、鉄獄、一巡後の世界:19F以降 ポルナレフさん 21 25 10 200 高い 人間 鉄獄裏鉄獄老化を付与されたポルナレフが変化する 鈍足行動不規則移動2回連続攻撃 老化は「グレイトフル・デッドのDISC発動」「ボールブレイカー&スキャンのDISC能力装備時の投擲」で付与できるポルナレフと異なり、聖なる弓矢を投擲してもレクイエムの片鱗は発動しない ホルマジオ 40 15 18 300 普通 人間ギャング裏切り者暗殺チーム レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネ 通常攻撃隣接時、小人と攻撃力減少を付与してフロア内部屋のどこかへワープ移動する小人を付与してきたホルマジオの視界内にディアボロがいると、視界外へ逃げるように移動するホルマジオのビンを投擲すると、中に入らずホルマジオのビンが割れる 小人を付与してきたホルマジオを倒すか、階段を降りると、小人と攻撃力減少を解除できる攻撃力減少はポルナレフのDISC等の攻撃力上昇で相殺したり、波紋のツボを押すと解除できるGGG・オブ・ホームのDISCを能力に装備すると、小人の付与とワープ移動を防げる ミスタ 55 30 28 2200 高い 人間ギャング裏切り者 ディアボロの試練 ディアボロと付かず離れず距離を取るディアボロと同じフロアにいると、固定30ダメージ射撃 メローネ 28 11 11 121 低い 人間ギャング裏切り者暗殺チーム レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄 通常攻撃同じ部屋に女性キャラがいてベイビィフェイスに変化させた回数が3回以下の時、その女性キャラに隣接するように移動するディアボロの周囲4マスにいる女性キャラに隣接すると、その女性キャラをベイビィフェイスに変化する(3回まで) ホルマジオのビンに入れてから出しても、ベイビィフェイスに変化する回数はリセットされない女性キャラが状態異常で行動できない場合やメローネの位置を探知できない場合でもベイビィフェイスに変化する(変化の際に女性キャラの攻撃モーションの演出も入る)女性キャラをベイビィフェイスに変化した際、その女性キャラのレベル・体力・状態異常(睡眠、凍結、固定を除く)は変化後のベイビィフェイスに引き継がれるベイビィフェイスに変化させるターンに移動等で女性キャラと非隣接になると、「君…健康状態は…………良好ですか?」と表示が出て何もしない ヤク中のゴロツキ 4 3 1 3 高い 人間 ホテルの外レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊 通常攻撃不規則移動オレッちのコートを所持してディアボロの存在を確認すると、通常移動に変化する部屋内にオレッちのコートがあると、その部屋で一番最後に出現したオレッちのコートに乗るように移動する上記2つの条件を同時に満たしている場合、通常移動への変化を優先する倒すと落とすアイテムは、必ずオレッちのコート 幽霊ポルナレフ 4 3 1 3 高い 幽霊 不明 不明 セーブして再度起動すると、「敵図鑑」に登録されている(0.16-12 The Run)出現場所や行動パターンが確認されていないため、不明(0.16-12 The Run) リゾット 43 10 18 600 普通 人間ギャング裏切り者暗殺チーム レクイエムの大迷宮ディアボロの試練鉄獄屋敷幽霊パッショーネ 不規則移動透明で見えない状態で出現範囲射程3マスの刃物攻撃(非射撃・固定ダメージ):針(ダメージ10)ハサミ(ダメージ13)カミソリ(ダメージ16) T・O・T・B ワンのDISCの能力が含まれる装備DISCを防御に装備すると、ディアボロの視界内にいるリゾットのマーカーがマップに表示されるメタリカのDISCの装備能力や磁力体質になる等で姿が見えるようになる姿が見えるようになっても、向き変更(方向転換)コマンドによるキャラ選択の対象にならないメタリカ、エピタフ、T・O・T・B ワンのDISCの装備能力により、刃物攻撃を約30%の確率で防げる(効果は重複する)ディアボロとの直線上にカエルがあると、刃物攻撃でカエルの死体に変化させる(ヤドクガエルは対象外) レクイエムジョルノ 300 25 23 1500 必ず落とす 人間ギャング裏切り者ジョースター新入り 黄金の風(レクイエムの大迷宮) 通常攻撃サソリを投擲する(直線型射撃)ディアボロとの間に他の敵がいるとサソリを投擲しないダメージを受けると付与された状態異常全てをそのターン中に解除する倒すとG・E・レクイエムのDISC+3を必ず落とす レクイエムの大迷宮のダンジョンボスで、倒すとフロアのどこかに階段が出現するスーパーフライのDISC発動により出現した鉄塔に隣接すると、鉄塔をカエル5個に変えて解除するサーフィス人形を解除する爆発ダメージを10しか受けない即死系の攻撃(クリーム、ホワイトスネイク、ホルマジオのビン、DIOの罠巻き添え等)が効かないディアボロとの間に他の敵がいるとサソリを投擲しないが、投げようとするターン中に他の敵が間に入るとサソリを投擲する
https://w.atwiki.jp/jojobr3rd/pages/326.html
「邪魔しないでッ」 撥ねつけるような言葉に続いて、乾いた音が部屋に響いた。 リサリサの傍に屈んでいたジョルノが後ずさる。彼の右の手の甲には赤いみみずばれの様な跡がついていた。 女性が彼を振り払おうとした際、反射的にはたいてしまったのだろう。 少年は立ちあがると黙ってはたかれた場所を撫でた。奇妙な痺れた感覚が、そこには残っていた。 「復讐……ッ! 私には、今ここで倒れてはならない理由があるッ!」 エリザベスの精神力は凄まじいものだった。 今の今まで虫の息だったはずだ。頭蓋骨を割られ、片腕はもげ、滝のように血を流したはずだというのに。 それでも彼女は動こうとした。限界を迎えた肉体に鞭打ち、エリザベスはよろけながらも歩みを止めなかった。 一歩、また一歩。順調に踏み出しかけた彼女が、次の瞬間、大きく傾いた。 派手な音をたて、カフェの椅子がなぎ倒される。エリザベスが倒れた。慌てて男たちは彼女の元に駆け寄り、そして言葉を失う。 彼女はそれでも進もうという意志を見せていた。 四つん這いであろうが、足が動かまいが……ただ進むのみ。這ってでも前進する。 そのあまりの迫力を目の前にして、ジョルノは何も言えなかった。 少年の伸ばしかけた腕が引っ込む。 脳裏にちらつく先の光景。喉元へ突きつけられた、尖った黒い切っ先。 それは本能的なためらいだった。 彼女に手を貸すことが正しいだとか、助け起こすべきだとか、怪我人に無理をさせてはいけないだとか。 そんなものを超越した場所にある、踏み入れてはいけない、未知のものへの恐れ。 かわりに手を差し出たのは琢馬だった。 無言で傍らに膝をつくと、彼は抱きかかえる様にエリザベスをその場に立たせた。 血だらけの服装だったが、黒の服に目立つ埃をはたき落とし、零れ落ちたタバコとライターを拾いあげてやる。 何の感情も見せず、淡々としたものだった。当たり前のように琢馬はそうして、そうすることに躊躇いもしなかった。 立ちあがったエリザベスはすぐに歩き出す。 手を貸してもらった琢馬を見やることも、感謝の言葉を述べるようなこともしなかった。そうする余裕も必要もないと思っているかのようだ。 進んでは崩れ落ちかけ、また歩いては立ち止まる。荒い呼吸とうまく動かない足に苛立っている。 それでも、彼女は進むことを辞めなかった。 そんな彼女を、琢馬は黙ってじっとみつめていた。 「……邪魔をしないでと言ったはずよッ!」 数分が経ち、何度目になるかわからない転倒。女性の体がくしゃりと折れ、カフェの床に横たわった。 何も言わず助けようとした青年に向かい、彼女はそう叫んだ。 琢馬は退かなかった。それでも彼はエリザベスが立ち上がるのを助けようと、その場にしゃがみ込む。 そうして琢馬は手を貸して……次の瞬間、エリザベスが立ちあがるのと同時に、彼自身の体がよろめいた。 琢馬がバランスを失い、倒れる。今度は青年が机と椅子をなぎ倒し、彼はその場で尻もちをついた。 別にエリザベスにそうするつもりがあったわけではない。強く振り払ったつもりもないし、傷つけるつもりなんて一切なかった。 人二人分の体重は琢馬が想像した以上に負担だっただけのこと。それは単純なアクシデントだった。 「琢馬……!」 「大丈夫ですか?」 ウェザーとジョルノが心配そうに駆け寄った。エリザベスは一歩踏み出して、その心配そうな声に立ち止まり、振り返る。 大きな怪我はなかった。幸か不幸か、額の皮膚の薄い部分が切れ、血がほんの少しだけ流れているだけだ。 たいしたことないと琢馬は手を挙げ、ポケットからハンカチを取り出すと傷口をそれで抑えた。 フローリングの床に座る青年。立ちつくす二人の男。少し離れて立つ女性。 なんとなく、気まずい沈黙が辺りを漂った。 十数秒そのまま時が流れ、そして青年は立ち上がる。 琢馬の動きに迷いはなかった。座っている間にそうしようと決めていたかのように、彼は迷いなく女性の元へと近づいていった。 男たちには止める理由もなく、暇もなく。三人が黙って見つめる中、琢馬はエリザベスの傍で立ち止まると口を開いた。 「俺は―――」 琢馬はエリザベスに真っすぐ視線を向けて言う。 二人の距離は三メートルほど。琢馬は女性の顔をじっと見つめ、エリザベスも彼を見返した。 「別にアンタの復讐を止めようと思っていないし、アンタがどこに行って、何をしようたって構わないと思ってる。 アンタがどんな人間かも知らなければ、何が起きたかもわからない。口をはさむ権利なんかないとはわかっているつもりだ。 ただ気になっただけだ。お節介とはわかってるがアンタがあまりに無計画そうなんで、つい横から口を挟みたくなった」 「…………」 「アンタ、あてはあるのか? 空軍司令、ディオの部下。そう言ったな。 そいつの容姿は? 勤務場所は? それが変わってるかもしれないとは考えないのか? 今アンタはここがどこで、どんな状況かわかってて、それを口にしてるのか? 本気で、混じり気なしに復讐を誓ってるのか? もしそうだとしたら、まず最初に現状を把握しようと何故思わない。自分がどれだけ軽率で、浅はかだってことに気がつかない。 そんなんで本当に、復讐が果たされると……アンタはそう、思ってるのか?」 復讐という言葉を口にした途端、部屋の空気がピシリと震えた。 怒りに顔を歪ませるエリザベス。反射的に口を開きかけ、そして琢馬の真っ暗な目に睨まれ、言葉に詰まる。 彼の瞳は深く、淀んでいた。墨を流し込んだような真黒な瞳。まるで吸い込まれていくかのように底無しの瞳だ。 それでも彼女は何よとばかりに、強い口調で言い返す。 「貴方には関係のないことよッ」 琢馬も即座に言葉を返した。 「いいや、あるね。アンタはもう俺を突き飛ばしたり、邪険に扱ったりしないはずだ」 そして続ける。 「なぜなら俺はアンタの復讐に手を貸そうと思っているからだ」 先ほどとはまた違った緊張感と沈黙がカフェの中を満たした。 ジョルノが眉をひそめる。ウェザー・リポートが何か言いたげに口を開きかけ……、琢馬は片手をあげてそれを黙らせた。 彼は引き続いて、エリザベスに話しかける。 「エリザベス……って言ったな。俺があんたの復讐を手伝ってやる。 俺があんたの手となり足となり脳となり……必ずや、復讐を成し遂げさせてやる」 どうせ一人じゃ満足にも動けないんだろ。 彼女が目覚めてからずっと引きずっていた足を指さし、青年は言葉を締めくくった。 あまりに当然かのように言うので、しばらくの間、誰も口を開くことができなかった。 それぞれがそれぞれで考えることが多すぎて、そして疑うことが多すぎて。 誰が何を信じて、話がどこを目指そうとしているのか。きっと琢馬以外、誰もわからなかったに違いない。 「ウェザー・リポート、すまないがジョルノ・ジョバァ―ナと二人きりで話がしたい」 静寂を破って、琢馬がそう言った。 そしてウェザーが反論する暇もなく、またそうするだろうと見越して、彼は畳みかける様に言葉を重ねた。 琢馬にしては珍しい、早口の口調だった。 「『オレにはお前を助けながら歩き回る積もりも余裕もない。 お前が自分の能力を絶対に明かさないというなら、お前に背中を見せる気もない』……だろ? ならば俺はここを出ていく。でていくならば、お前らが言うスタンドとやらの能力を明かす必要もない。 違うか?」 ウェザーは眼を細め、青年の顔を見た。警戒心に疑心。彼には琢馬が何を考えているのかわからなかった。 わからなかったが……今仮にいくら説明を求めたところで、琢馬は何も言わないつもりだろう。 それがわかる程度には、ウェザーは琢馬と言う男を理解していた。 チラリと視線を外せば、傍らに立つ少年と眼があう。それを受け、ジョルノは落ち着いた口調でこう言った。 「ウェザー・リポート、僕は大丈夫です。それよりもエリザベスのことを……お願いします」 即答とはいかずにウェザーはしばらく考えに沈み……、そして小さくうなずいた。 ◆ 「なるほど」 「勿論、中には例外もありますが原則的には今の説明に従います。何か説明が欠けていたものはありますか」 「いや、大丈夫だ。完全に理解した」 そうですか。ジョルノはそう返し、一息ついた。 ずっと喋り通しで流石の彼もいささか疲れていた。傍らに置いたカバンからペットボトルを取り出し、一口口にする。 琢馬は眉間にしわを寄せた表情で、宙を見つめていた。いきなりのことに戸惑っているのだろうか。何か考えごとをしているようにも見える。 それも当然のことだろう。伝えるべき情報は山のようにあったのだから。 ウェザー・リポートとエリザベスが隣の部屋で待機する中、琢馬がジョルノに尋ねたのはスタンド能力に関してだった。 スタンドとは一体何なのか。スタンドとは一体どういったもので、それに対してどうすればいいのか。 琢馬は一度としてジョルノの説明を遮るようなことをしなかった。 彼の説明を一言も逃すまいと、いつも以上にその暗く尖った視線を少年に貼り付け、話に耳を澄ませていた。 話は十分とてかからなかった。 「一つだけ聞いていいですか?」 それ以上話すことはなかった。二人は気軽におしゃべりを楽しむような人物でもないし、それほど慣れ合った仲でもない。 どちらからともなく椅子から立ち上がる二人。琢馬は隣の部屋と続くドアへと向かっていた。 そんな彼を止めたのは、ジョルノの問いかけだった。後ろから青年を呼びとめるジョルノ・ジョバァーナ。 「何故僕だったのでしょうか……? 何故貴方はウェザー・リポートでなく、僕にこんな説明をさせたのですか?」 振り返った琢馬は訝しげに少年を見た。問いかけるような視線にジョルノは再び口を開く。 「もしかしたら僕は友好的な振りをしていただけかもしれない。 実は僕は殺し合いに乗った参加者で、二人きりになった貴方に襲いかかるつもりだったのかもしれない」 「……そうしたかったのか?」 まさか。琢馬の皮肉のような返事に、意図せずとも強い口調でそう言い返してしまう。 素直に質問に答えなかった自分の態度を反省したわけでもないが、琢馬が次に口を開いた時、些かその口調は柔らかくなっていた。 「確かにウェザー・リポートは信用できる。 四時間近くずっと一緒にいて、途中共闘らしき行為もした。 もしもアイツが俺を殺そうと思っていたなら百回は好機があっただろうし、アイツのことだ……ほんとにその気になったならとっくに行動していただろ。 そしてもしアイツがそうしていたならば……俺は為すすべもなくやられていた。間違いなく、な。 「…………」 「そう言う意味では、ジョルノ・ジョバァーナ、お前の指摘は正しい。 ここでお前と二人きりになるリスクと俺が得る情報のメリットを天秤にかければ、確かにその通りだ。 わざわざお前である必要は、まったくない。スタンドとやらもウェザーに聞けばいいだけの話だ」 「なら…………」 「……別に大した理由じゃないさ。単純にアンタと話して見たかっただけ、それだけだ」 少年は肩をすくめ、そうですか、とだけ返した。それ以外返す言葉を思いつかなかった。 「アンタは……」 ジョルノはドアノブにかけた手をはたと止め、琢馬を見る。琢馬の話はまだ終わっていなかった。 迷った末に、言葉が口から零れ落ちてしまった。思わず話しだしてしまって、そうした以上、話さずにはいられない。 そんな感じで琢馬は話を続けていた。 「真黒な太陽、みたいだな」 彼の眼を見つめる。至近距離で見ると琢馬の真っ暗な眼は更に黒く、底知れないもののように思えた。 「最初は眩しいと思ったんだ。けど違った。目を背けたくなったのは眩しいからじゃなくて、底が知れないからだ。見てると吸い込まれそうなんだ。 じっと好機を伺っているんじゃないか? 誰にも言わなかった……言えなかった野望を、長い間、胸に秘めていたんじゃないか? 能力があるくせに、大きな野望や目的を持っている。だからあえてその能力をひけらかさないでいるし、ひけらかす必要もないと思っている。 他人にどう思われてもいいという図太さと、他人を当てにせずとも生きていけるという自信もある。 一人でいることに慣れているし、別段それが可笑しいとも思っていない。なんせ野望のためなんだ、その野望のためならば孤独だって恐れていない。 重要なのは大胆な行動力と冷静な観察力。時がきたならアンタは計画的に冷静にことを運ぶだろう。 そう、アンタはまるで、まるで…………」 そこまで話して、彼は続きをのみこんだ。 喋りすぎたと気がついた青年は、きまりの悪さに下を向き、ごまかす。 そして、ぼそっと呟くように言葉を吐き、そうして彼は話を終わらせた。 ジョルノの視線が痛いほど彼に突き刺さっているのはわかったが、直接目を見る気にはどうしてもなれなかった。 「忘れてくれ。人間観察の自慢をしたくなっただけだ」 振り絞るように、そう言った。 ◆ 「復讐、か」 「可能性は高いと思います。結局全部話してくれたわけでもないし、僕の推測でしかありません。 が……少なくとも、僕にはそう思えました」 ボールペンが机をコツコツと叩く音だけが長い間部屋を支配していた。 エアコンのサーモスタットがカタンと音をたてる。互いの息遣いさえ聞こえてきそうなほどに、とても静かだった。 ウェザー・リポートは頷いてボールペンをポケットにしまい、指の先で瞼をこすった。 ひどく眠たげな表情だったが、口調はしっかりとしていた。 「……ここに来るまでに、俺たちは一人の男と戦った。相手もスタンド使いだった」 「琢馬も同じような事を言っていました」 彼は話が聞こえているのか、話を聞いていないのか。 曖昧な表情のままでウェザーは頷く。 そして天井を見上げ、同じ口調で話を続けた。 「男は……、いや……老人と呼んだほうがいいかもしれないな。 老人は戦争が原因で妹を亡くした。別に彼のせいだったわけじゃない。極論を言えば戦争が彼女を殺したんだ。 だが老人はそう思わなかった。彼は妹の死を全て背負いこみ、それ故にそれ以降、彼の人生は空虚で空っぽなものだったと言っていた。 「…………」 「これは俺の勝手な憶測だが、彼は妹が死んだ瞬間に死んだのだと思う。肉体的にという意味でなく、彼自身の精神が、その瞬間に死んだんだ」 ウェザー・リポート、貴方は。そう口にして、ジョルノはそこで言葉を止める。 彼が信用できる人物だとはわかっていた。直感にも近い感覚だったがそれが少年にはわかっていたし、安心感のような好意も抱いていた。 だからこそ、その問いを尋ねてよいものかどうか、判断がつかなかった。 奇妙な空白の中、ウェザーが控え目にジョルノを見つめていた。続きを促すような視線だった。 「……怖いんですか、記憶を取り戻すことが」 ウェザーは答えなかった。視線を繋げたまま少しの間考え、そして口をひらく。 「自信がないんだ」 どこか頼り気ない、か細さを感じさせる声だ。 その言葉を最後に彼の姿が唐突に消えてしまうのではないだろうかと心配になるぐらいだった。 儚げな横顔を浮かべ、男はポツリとそうこぼす。 「老人は……琢馬は、そしてエリザベスは、もしかしたら……“俺”なのかもしれない。俺は彼らと同じなのかもしれない。そう思ったんだ。 俺も記憶があったころはああだったのかもしれない。復讐に燃え、怒りに身体を震わせ、何かもがどうでもいいとそんな風に思っていたのかもしれない。 「…………」 「あるい俺は同じじゃないことに脅えているのかもしれない。 記憶を取り戻した途端に、何も成し遂げていない、当たり前の日常を満喫していた自分自身に呆然としてしまうかもしれない」 「老人の人生を空虚といった貴方が、日常を虚しいものだと言うんですか……?」 ウェザーは返事を返さず、黙って窓の外へと視線を逸らした。 つられてジョルノも外を覗き見る。これと言って目を引く様なものもなく、何かが特別変わったわけでもなかった。 二人は黙ったままいくらか時が経ち……長い沈黙の後、ウェザーがポツリとつぶやいた。 誰にあてたでもなく、返事かどうかもわからないぐらいの小さな声で、彼はその言葉を口にした。 わからない。わかってることは、取り戻すかもわからない記憶をどう扱っていいかわからないってことだけだ、と。 今度の沈黙はそれほど長く続かなかった。 振り向くと同時にウェザー・リポートはジョルノ、と少年の名前を呼び、視線を合わせる。 途端、思わずため息が零れ落ちかけた。 初めてあった時からどこか“彼女”と同じ雰囲気をしているとは気づいていた。 どこが似ているかはわからなかったが、なんとなく感覚的に似ていると思っていたのだ。 改めて目を合わせ、合点がつく。 少年の希望に満ちた眼が、徐倫と同じなんだ。 どんな絶望にだって負けやしない。何度絶望しても諦めない。そう思わせてくれる力強い眼をジョルノは、そして徐倫は持っていた。 その眼で見透かすように、自分を見つめてきた。 だからだろう、こんなにもウェザーは自然に話してしまう。彼の前で、自分の気持ちを、正直に吐露してしまう。 ウェザー・リポートはゆっくりと、言う。 「君はどう思う? 復讐という行為は吐き気を催す邪悪なのか? 仇を討つために生きるということは、罰せられるべき悪徳なのか? 琢馬は、エリザベスは……許されてはいけない、罪を背負うべき人間なのか……?」 ブーン……と低い機関音を響かせ、部屋の隅に置かれた冷蔵庫が再び動きだした。 ジョルノは、何も言わなかった。 “両親”を恨んだことがない。そうはっきり言い切れるかと問われれば、ジョルノは迷ってしまうだろう。 暗闇に震えていたころの記憶が思い浮かぶ。養父の醜く歪んだ顔。無関心な母。そして、財布の中の写真に写る一人の男性。 父が母を捨てなかったならば。母が自分をちゃんと一人の人間として見つめてくれたならば。養父がまともな人間であったならば。 だれにも打ち明けたことのない、複雑な感情は自分の中で確かに渦巻いている。 傷跡は消えたわけではない。何重にも積み重なった記憶が蓋となり、うまく誤魔化せるようになっただけのことだ。 年を取るということは或いはそういうことなのかもしれない。 忘れるわけでもなく、癒えたわけでもない傷から目を背ける賢さ。治るという行為そのものを諦めてしまう行為。 考えに沈んでいた少年はそっと瞳を開いた。それでも彼の眼から気高い黄金の輝きが消えることはない。 僕にもわかりませんよ、そう彼は返した。ウェザーもそうかと呟いた。 彼の横顔はどこかがっかりしているようにも、ほっとしているようにもジョルノには見えた。 その寂しげな横顔を見て、ジョルノは一人の男のことを思い出す。 ブチャラティ、貴方なら何と答えましたか。胸中の彼にそう問いかけた。 少年と男は人気の失せたカフェで、それぞれの想いを胸にいただいたまま朝を迎えていた。 軽い朝食でもどうですか。そうウェザーに声をかけると、彼は薄い頬笑みで答えてくれた。つられて少年も笑う。 少しだけ空気が和らぐ。ミスタとの約束の時刻を過ぎていることには気がついていたが、ジョルノはカフェを離れようとは思わなかった。 【B-2 ダービーズ・カフェ店内 / 1日目 午前】 【ジョルノ・ジョバァーナ】 [スタンド] 『ゴールド・エクスペリエンス』 [時間軸] JC63巻ラスト、第五部終了直後 [状態] 健康 [装備] 閃光弾×1 [道具] 基本支給品一式 (食料1、水ボトル半分消費) [思考・状況] 基本的思考:主催者を打倒し『夢』を叶える。 1.ミスタたちとの合流。もう少しダービーズ・カフェで待つ。 2.放送、及び名簿などからの情報を整理したい。 [参考] ※時間軸の違いに気付きましたが、まだ誰にも話していません。 ※ミキタカの知り合いについて名前、容姿、スタンド能力を聞きました。 【ウェザー・リポート】 [スタンド] 『ウェザー・リポート』 [時間軸] ヴェルサスに記憶DISCを挿入される直前。 [状態] 健康、ナイーブ [装備] スージQの傘、エイジャの赤石 [道具] 基本支給品×2(食料1、水ボトル半分消費)、不明支給品1~2(確認済み/ブラックモア) [思考・状況] 基本行動方針:主催者と仲間を殺したものは許さない。 1.ジョルノと共に行動。とりあえずはカフェで待機。 ◆ 母を重ねていたわけではない。 「あッ」 間の抜けたエリザベスの声に続き、彼女の体が傾く。先と同じようなへまはしない。 躊躇わず腕を伸ばし、琢馬は彼女の体ごと抱きかかえる。 腕に感じる彼女の柔らかさ。そして心配したくなるほどの身軽な体。 琢馬は驚いた。一体この細い体のどこにそれだけのパワーが。そう思えてしまうほどに、彼女は華奢で、その体は軽かった。 「……気をつけないと」 エリザベスが一人で立てるのを確認した後、青年はボソリと言った。 非難しているわけでもないのに、自分の口調がきつくなっているように思えて琢馬はらしくもなく動揺した。 表情の揺れを誤魔化すように、エリザベスの手から飛び出た介助用の杖を取りに行く。 押し付ける様に彼女の手にその杖を握らせると、二人はまた歩き出す。一歩、また一歩。 悲劇的とも言えそうなほど、のんびりとしたスピードだった。 だが琢馬は気にしなかった。それどころか腕を差し出し、こっちのほうが安定する、と言い彼女に掴ませた。 二人三脚のような、歪な影が街を進んでいた。二人の間に会話はなく、沈黙の街が二人を見つめていた。 躊躇いはなかった。罪の意識すら感じなかった。琢馬はすでに心に決めていたのだ。 それでも感じる微かな胸の痛み。それは自分の中に残った僅かな良心か、兄としての責任感か、或いは子供としての最後の甘えか。 頭を振って姿勢をただす。だからこそだ。ならばこそ、やらなければいけないんだ。 全部投げ捨てる、たったいま決めたことじゃないか。今度こそ決断したはずじゃないか。 『これからは、自分のためだけに――― 幸せに―――あなた自身の未来へ――― イキナサイ』 今さら歩みを止めるわけにはいかなかった。全てを忘れて新しい道を進むことはできやしない。 “忘れる”事は復讐を忘れることだ。復讐を忘れるとは全てを失うのと一緒だ。 ひとりの男を絶望に突き落とすために、自分は生きてきた。 琢馬にとって復讐とは生まれた時からずっと傍にあり続けたもの。復讐とともに生まれと言っても過言でない。 自分にはそれしかなかったのだから。それしかしらず、それだけのためにこれまで生きてきたのだ。 『頼む――――ッ! 琢馬――――ッ!! 千帆を――――ッ!! 頼む――――ッ!!』 積み上げてきた記憶の数々は、もはやガラクタ以下の紙屑同然。 何の意味も持たないゴミの山。例え綺麗に整頓され、本棚に収まっていようとも。それはもはや必要ないもの。 どれだけびっしり文字で埋まっていようと、真っ白と一緒。もう無駄なものとなってしまったんだ。 復讐は達成された。或いは達成されてないのかもしれない。そして、これから達成しようにも、それはできなくなった。 琢馬の気持ちも、理想も、計画も。全て踏みにじり、現実は彼を追いたてた。 後に残されたのは蓮見琢馬と言う空っぽの人間。 ちょうど一個だけ余ってしまったパズルピースのようだ。まるで復讐の想いが形となり、『結果』だけが残ってしまった、双葉千帆かのように。 そう、蓮見琢馬は似ている。蓮見琢馬は、“双葉千帆”に“似ている”。 母は満足して逝った。復讐を果たすべき父はもういない。 二つの願いを託され、どちらに動こうともその願いは彼をがんじがらめに縛りつける。 自由に生きたいともがけば母の影が。元の生活を求め、平穏を辿れば父の怨念が。 「だからこそ、俺は……」 ―――これは「呪い」を解く物語だ。そして、蓮見琢馬が歩き出す物語。 太陽が昇りかける朝、『蓮見琢馬』は人を殺した。 精一杯の力を振り絞って、つい先まで隣を歩いていた女性の首を絞めあげた。 「か……はッ、あ」 細腕の下で震える喉。掌に感じる死の感触を、きっと自分は死んでも忘れない。 カランと音をたて介助用の杖が宙を舞った。弱弱しく抵抗する女性。更に力を込め、まるで首の骨を折らんばかりにねじあげる。 何故だか母を刺し貫いた時の感触が思い浮かんだ。記憶の波から漏れだした想いが腕を震わせ、視界をにじませた。 そうしてゆっくりと、女性のもがく力は弱くなり、皮膚越しに彼女が冷たくなっていくことを琢馬は感じ取った。 アスファルトの上に横たわる彼女を見降ろした。何も考えられなかった。達成感も沸かなかったし、高揚感もなかった。 わかっているのは踏み出した一歩の軽さ。途方もなく、終わりの見えない道を、自分が歩き出したという感覚だけだった。 太陽は全く同じ強さで照り続けている。見慣れない街並み立っていると、現実感を失い、自分の体がまるで消え去ってしまいそうに思えた。 窓に反射した日光が思いのほか強く、少年は顔をしかめた。白い肌を焦がす、ジリジリという音が聞こえてくるかのようだ。 琢馬は最後に彼女に、さようなら、と一言言おうとして、その言葉を途中で飲み込む。 何も見てはいない女性の瞳を覗きこみ、そしてその中に写った自分の顔を見る。能面みたいに無表情だった。 もうこの場ですべきことは何も残っていなかった。 エリザベスのデイパックを拾い上げ、彼女に渡した杖を手に持つ。握り手はまだ温かい。 千帆を探そう。まるで子供のころの思い出を唐突に思いだしたかのように、そう思った。 それは兄として? 恋人として? “道具”を利用する人間として? わからない。だが彼女に会わないといけない。自分の始まりは彼女と共にあった。ならば終わりも、新たな始まりも彼女と共にあらなければいけない。 ―――これは「呪い」を解く物語。そして、蓮見琢馬が歩き出す物語。 蓮見琢馬の姿は街並みの影に、ゆっくりと消えていった。 【リサリサ 死亡】 【残り 72人】 【C-3 中央/ 1日目 午前】 【蓮見琢馬】 [スタンド] 『記憶を本に記録するスタンド能力』 [時間軸] 千帆の書いた小説を図書館で読んでいた途中。 [状態] 健康 [装備] 双葉家の包丁、承太郎のタバコ(17/20)&ライター、SPWの杖 [道具] 基本支給品×2(食料1、水ボトル半分消費)、不明支給品2~3(リサリサ1/照彦1or2:確認済み) [思考・状況] 基本行動方針:他人に頼ることなく生き残る。千帆に会って、『決着』をつける。 0.??? 1.双葉千帆を探す。 2.千帆に対する感情は複雑だが、誰かに殺されることは望まない。 どのように決着付けるかは、千帆に会ってから考える。 [参考] ※参戦時期の関係上、琢馬のスタンドには未だ名前がありません。 ※琢馬はホール内で岸辺露伴、トニオ・トラサルディー、虹村形兆、ウィルソン・フィリップスの顔を確認しました。 ※また、その他の名前を知らない周囲の人物の顔も全て記憶しているため、出会ったら思い出すと思われます。 ※また杜王町に滞在したことがある者や著名人ならば、直接接触したことが無くとも琢馬が知っている可能性はあります。 ※蓮見琢馬の支給品は スピードワゴンの杖@二部 だけでした。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 108 メメント リサリサ GAME OVER 108 メメント ジョルノ・ジョバァーナ 135 Catch The Rainbow...... 108 メメント ウェザー・リポート 135 Catch The Rainbow...... 108 メメント 蓮見琢馬 144 相性
https://w.atwiki.jp/battle-diary/pages/37.html
低課金での攻略法をまとめたいと思います。 ここでいう低課金とはVIP3~VIP13くらいを想定しています。なるべく、課金せずに効率的に強くなるポイントをまとめたいと思います。 無課金のVIP0でも十分に楽しめますが、BOSS攻略などの最終的な攻略は、かなり厳しいでしょう。 VIP3でかなり攻略面で変わるので、VIP3程度の課金はお勧めします。 職業選び 低課金なら魔術師がお勧めです。 魔術師は攻撃力が高く、スキル性能にも優れているので序盤の攻略がスムーズに進みます。 ハンターは、強化すれば最強ですが、強くなるまでには時間と課金力が必要です。 戦士は、結局全てが中途半端といった感じで、あまりお勧めしません。 VIP3になる。 VIP3には、ダイヤカードと¥100と¥300の購入でなることができます。 ダイヤカードの日数は加算されるので、2回ダイヤカード購入もアリ。(3回でVIP4) 高速戦闘購入回数 1→5 BOSS挑戦権購入回数 0→3 上級クエスト挑戦権購入回数 0→3 多人数クエスト挑戦権購入回数 2→3 BOSS掃討 悪魔侵入自動加入 ギルドBOSS戦闘自動加入解禁 ちなみに、VIP4で傭兵の強化回数が3→4に変わります。 フェイダ育成が最優先 低課金ならダイヤ消費は効率的に行いましょう。 BOSSの攻略にはフェイダのコブラトラップがかなり優秀です。 序盤のダイヤの使い道は進化書の合成に使った方が良いでしょう。 BOSS挑戦は時短で挑戦 BOSS挑戦は一旦ログオフすることで、戦闘時間を短縮することができます。 機種によっては、画面切替などでも可能です。 プレイヤー強化のポイント 序盤はBOSS攻略に重要な能力から強化していきましょう。 錬成神器は、基礎防御貫通やHP増加。戦士、ハンターなら会心ダメージ。 名声神器は、攻撃力が最重点。職業によって物防貫通(戦士・ハンター)や魔防貫通(魔術師)、次に基礎防御増加が重要です。 また、装備獲得アップなどの効果の低いものは後回しにしましょう。 スキル強化のポイント 獲得したルーン2やルーン3は、ルーン1が使えなくなるまでは溜めておきましょう。 Lv80までは無駄なダイヤ消費を控える 高速戦闘は同じダイヤ消費でも、高レベルの方が収益が高いので、無駄なダイヤ消費は極力抑え、Lv80くらいから行いましょう。 高級鍛錬も結局装備が変わるなら、無駄なダイヤ消費になります。 ただ、スタートダッシュで突っ走りたい人は別です(笑) 高速戦闘はイベント時を活用 経験値2倍などは土日に開催することが多いので、そこを狙った方がダイヤ消費は抑えられます。 課金するポイント 今のところ、ボーナスイベント時の¥13000で62320ダイヤが、一番割りが高いです。 ダイヤを課金するなら、この時にしましょう。 イベント時に2~3倍セールはあったとしても、ここまではやりすぎだと思いますけど。 これ以外で買わない方が絶対良いです。 ダイヤ消費のポイント 強さに一番影響するのは、1.強化石。2.錬金値。3.名声。の3要素です。 強化石に関しては、タイムセールの1399ダイヤで強化石1000が効率的です。 BOSS挑戦の2回目以降をするなら、溜めておいてタイムセールでダイヤを消費するのが良いでしょう。 上級クエストのメールは錬金値2倍まで溜める 錬金値を溜めることは結構重要です。 メールの保存上限はないいたいなので、錬金値2倍まで開かずに溜めておきましょう。 また、バッグに関しても無理のない範囲でS級装備を溜めておいた方が良いです。 神器はD級装備に継承してから吸収 これをするのとしないのとでは、錬成神器の溜まり方が2倍ほど変わります。 溜めると面倒ですが、コツコツやっていきましょう。 カギの出る宝箱はアイラの祝福時に開ける アイラの祝福時には、宝箱から宝石袋や高級宝石袋が獲得できます。 カギの出る遠征宝箱(橙)、英雄宝箱は、アイラの祝福時に開けた方が得をします。 BOSS挑戦権はイベント時に使用 イベント時にBOSS撃破報酬が変わることがあるので、BOSS挑戦権はイベント時に使用しましょう。 今のところ、遠征物資募集イベントや休日の秘宝イベント時が最適です。 過去には、休日の秘宝イベント時に、英雄宝箱が必ず獲得できるタイムサービス的なイベントがありました。 進化書は累計コスト時などにまとめて作る 進化書合成で使うダイヤ消費は必ず消費するダイヤになるので、イベント時を利用するようにしましょう。