約 120,324 件
https://w.atwiki.jp/rowacross/pages/330.html
ニコキョン「じゃあ次は俺だが……」 らきこなた「ああキミはいいよ、どうせ自分の実体験話すんでしょ?」 らきヒナギク「でも変質者に襲われるなんてただの怪談話より身近で怖いじゃないの」 ニコルル「ああ、まったくだな」 神原「いや、男が男に襲われるというのもなかなか……」 戦場ヶ原「自重なさい」 692「初期の頃は桐山ポジションだったのが今やウザキャラに……」 ニコKAITO「消えろクズ」 オールキョン「俺は運良く神様に出会えてバトルロワイアルから脱出できたんだ。だけどその次の瞬間――」 ニコかがみ「あ、その話ならもう聞き飽きたわ」 七期キョン「俺は運良く神様になってバトルロワイアルから脱出できたんだ」 HAL「ふざけてんじゃないわよ、キョン如きが」 トップハム・ハット卿「私は二回も脱出したぞ!」 カオスヴェイグ「流石、トップハム・ハット卿だ!」 車掌・運転手「私たちもです!」 ユーゼス「置いてきぼりにされたのも私だ」 みくる「友人が神(笑)になったり暗黒化したりガチホモになったり……」 漫画こなた「その話、別に珍しくないからいいや」 02「ロワを書いたら、いきなり秋葉原にワープしたり、ズガンされたり、復活したり ぶっちぎったり、ペルソナ使いになったり、魔眼使いになったり、食べられたり……」 紫「どうしたら、そうなるのよ?」 ニートン「誰も私の正しい名前を呼んでくれない……おかげで自分が誰なのか分からなくなる時があるんだ……」 ありゃりゃ木「あ~、気持ちは分かりますよ」
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/1526.html
原曲・元ちとせ 作詞・HUSSY_R、作曲・田鹿祐一、編曲・常田真太郎 TVアニメ「BLOOD+」ED曲。 【登録タグ 2005年の楽曲 BLOOD+ J-POP 元ちとせ】 カバーした声優 沼倉愛美
https://w.atwiki.jp/god14/pages/341.html
はつばいびょうよみがたり 一言で言えばDies iraeで行われたカウントダウンボイスのKKK版である。 発売7日前から開始され、発売当日までの計8本を各主人公と各ヒロインが一人ずつ行うことになった。 登場人物の口ぶりからすると、時期的には神咒神威神楽の本編終了後ということになっているようだ。 概ね各キャラ普通に発売に関する感慨などを話していくのだが、相変わらずこういう場所ではメタなこと言いまくり、そして結構壊れている。特に前日はある意味伝説。 7日前・凶月刑士郎 咲耶に無理やり連れてこられてやらされる。 「こっちはこっちで勝手にやるからお前らもそうしろよ」と案外優しい。流石兄様。 6日前・凶月咲耶 日毎の担当でマイクを回していることが判明する。そして一応外来語禁制を貫いていたにも関わらず、さらっと「マイク」の単語が出ている。 「何故私たちがこんなもの(マイク)を持っているのかは、本編をやれば分かるかもしれません」とのことであり、実際にゲームを最後までプレイすると大体どういうことだったのか理解できる。 本人的には刑士郎と宗次郎をここに引っ張ってくる保護者的なポジションになっていた。 5日前・壬生宗次郎 簡潔に「あと5日」とだけ言って終わろうとするが、咲耶にNGを出されてしまう。 「自分は恥を晒すことが多かったが、一貫してカッコよかった人たちもいる」と特に紫織を立てて締めた。変わったなあ。 4日前・玖錠紫織 自分が宗次郎に鼻血を吹かせた数をアピール。夜行については「一番急激に変わった奴」「あれは正直びっくりしたわー」とのこと。 内容としては本編の紹介を交えつつジョークを言うなど、一番まとも。 3日前・摩多羅夜行 最初こそ紫織に「冗談は乳だけにしておけ」「一寸覇吐を300体ほど送り込むぞ」とアレな発言を飛ばすが、内容としては普通の発言をする。 本編でもあまり見られない、夜行が仲間を褒めるという貴重な一面を見ることができる。 2日前・御門龍水 前の日に夜行にちょいキツめなこと言われたのでベソをかいている。 気分ネガティブに乗っかって口を滑らせ、「ネタばれしてる」と紫織たちにツッコまれる。 宗次郎曰く「今すっごいヤバい領域のこと言ってましたよ」。 次の日の覇吐にバトンタッチする際、ついにヌキヌキポンについてツッコんでしまう。 「お前はそれしか言うこと無いのか!」と発言するが、実際はもっとひどい。お前が一番ひどいがな 前日・坂上覇吐 問題児にして今回の花形。多分性欲界紳士道の初お目見え。 他の面子が平均だいたい1分30秒ちょいという時間に比べ、倍の3分という明らかに長い時間をセクハラマシンガンで喋り続ける。 「咲耶さんは美白かわいい!紫織さんはおっぱいプルンプルン(巻き舌)!龍水さんは幼女ハァハァ!爾子さんは犬耳萌えー!」 しかもピー音付きとは言え「つまりチン〇だよ」などとほざく正田主人公は後にも先にもコイツくらいなものだろう。 最後は一足早めに駆けつけた竜胆に処刑される。遺言は「買ってください」。なぜかコイツのみ本編の宣伝をしていた。 当日・久雅竜胆 覇吐を始末してトリを飾る。将・・・というか覇吐の保護者として流石の貫禄。 ラストはみんなそろって、タイトルコール。「――太・極――」 「神咒神威神楽ッ!!」 覇吐ヒデェww -- 名無しさん (2012-02-08 18 27 21) 龍水、何かヤバいこと言いかけてたっけ? -- 名無しさん (2012-02-08 19 03 23) これのせいで、KKK本編でOP曲のアレンジBGMが流れるとついカウントダウンボイスが流れるような気がしてしまうのは俺だけじゃないはずだ・・・ -- 名無しさん (2012-02-08 19 05 35) 龍水のカウントダウンボイス聞きなおしてみたけど、「夜行様、私が悪いのですか・・・?悪いんでしょうね・・・。これでも精一杯頑張ったつもりなのですが・・・」しか言ってないんだな。なんかネタバレになってるのかこれ -- 名無しさん (2012-02-08 19 09 18) 龍水の■■■と関係あるんじゃないかな?夜行ってそれのせいで生まれたもんだし -- 名無しさん (2012-02-08 20 20 08) 龍水のは夜行のといっしょに聴かなきゃわかんないよ -- 名無しさん (2012-02-08 21 32 47) 死姦大極のことじゃね? なんだかんだでうやむやだったけどやっぱ夜行がそれで龍水を遠ざけてるみたいな -- 名無しさん (2012-05-17 21 15 09) 死姦太極か、みんな想像してほしい。じぶんの死体にみんなが思っている俺の嫁がまたがりエロいことをしている。皆はどう思う? -- 名無しさん (2012-07-02 01 54 18) ↑復活無しでも十分うれしい -- 名無しさん (2012-07-02 08 19 59) こないだ初めて聴いたけど覇吐の買ってください発言は少しでも主人公らしい事をしようとしたのではないかな… 最初のセクハラトークは悪ふざけだけど -- 名無しさん (2012-08-23 02 48 14) 平和になった世の中で、神様たちが自分達の昔話の宣伝していると思うとシュールだよなw -- 名無しさん (2012-10-13 23 02 25) ↑そういやそうなるのかww -- 名無しさん (2012-10-15 02 29 37) まさかの竜胆さんも発売日当日に一撃必殺に持って行かれるとは、思ってもいなかっただろうにww -- 名無しさん (2013-02-28 12 58 26) —太・極—神咒神威神楽!→「「「「「「「お前黙れよ」」」」」」」 -- 名無しさん (2016-12-31 16 50 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/607.html
私はタブンネの生態についてを研究している 正直な話私はタブンネという生き物は好きではない だがタブンネは一部の上流階級には人気なので飯の種としては大好きだ ここ最近私は一匹のタブンネを観察していた そのタブンネの名前は「ミミィ」 元々は飼いタブンネだったのだが先日捨てられたのだ 今回の研究テーマは「飼いタブンネは野生タブンネと共生出来るのか」だ 今、ミミィはタブンネ達のテリトリーでオレンの実を食べている その食べ方から育ちの良さがわかる するとそこに野生のタブンネが現れた 野生タブンネはミミィに対して威嚇しているが、当の本人は「ミィ~ミ」と言いながらぺこりと頭を下げた 挨拶しているのだろうか しかし縄張りに侵入されたタブンネはミミィにつかみかかると人でいうと前髪にあたる部分の毛を引きちぎった 「ミギィィィィィ!」 ミミィの絶叫が木霊した どうやらここのタブンネ達は排他的なようだ もしくは飼いタブンネを羨ましく思っているのかもしれない ブチッブチブチ 「ミッミッミミミミ~♪」 体格の大きなタブンネがミミィの上に跨がって歌いながら毛をむしり取っている あれよあれよという間にミミィはハゲンネになっていた そこにタブンネ達が群がる 毛の無くなったタブ肉をタブンネ達がクチャクチャと咀嚼している 同じタブンネでもミミィとは違って大変下品だ 欠損した肉体はミミィの特性と癒やしの波動でみるみる治っていく 野生タブンネ達には優良な食料、 ミミィにとっては生き地獄だろう そしてミミィはテリトリーの奥に引きずられて行った 追跡する事は容易だがもう観察したかったシーンは見せてもらったのでここで切り上げさせてもらう 研究報告 飼いタブンネは野生タブンネとの共存は可能である 飼いタブンネには特別なポジションが与えられ野生タブンネ達に重宝される事が判明した タブンネは大変利口な生き物であるようだ
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/4625.html
星語りの竜機ボルグラッシュ C 光/水/火文明 (8) クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする) 作者:赤烏 フレーバーテキスト DMW-19 「アルケミア編II パライジスの巫子」不思議な☆を持つ生命体について有力なのは、今は科学者となったエキセントロード〈ワルケール・ヘヴンス〉が提唱する、エヴォラ・レーナの「星語りの民」の説であった。 関連 《ボルグラッシュ・ブラック・ドラゴン》 収録 DMW-19 「アルケミア編II パライジスの巫子」54/55 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/13321.html
魔法少女ここねはかく語りき 登場人物 コメント タイプ1:エスパー タイプ2:はがね 七六による漫画作品。 登場人物 ニンフィア:瑠々色ここね 性格:いじっぱり グレイシア:星可憐 猫耳のフードがそれっぽい 性格:まじめ アーケオス:丹馬守知恵 ヘタレ=特性:よわき コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 登場人物 アゲハント:瑠々色ここね 性格:いじっぱり ネオラント:星可憐 猫耳のフードがそれっぽい 性格:まじめ -- (名無しさん) 2022-10-21 21 38 08
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/46.html
野生の掟 前編 23KB いじめ 自業自得 群れ ゲス 自然界 独自設定 気軽に読める話をめざして ・いつも通り過去作品の登場人物が出ますが読んでなくても大丈夫です。 「ふん!まったくとんでもないどいなかね!まったくさいごまできがきかないどれいだったわ!」 とある大きな山の森にて、一匹のゆっくりありすがぶつぶつと不服そうに文句を言っている。 ありすが今いるこの森はとても大きく、人間と簡単な協定を結んだ群れが存在しているぐらいなので、 この場にゆっくりであるありすがいること自体は、なんら特別なことではない。 が、しかしこのありすをよく観察してみると、どうもその場に相応しくないような印象を受ける。 その違和感の正体はありすの見かけにあった。このありす、山や森で生活している野生のゆっくりにしてはやたら小奇麗なのだ。 髪の毛はサラサラで、おめめはパッチリ、歯もキラキラと光輝いている。 栄養状態が良いのか肌はもちもちであり、形も適度な楕円形をしており見栄えもなかなか悪くない。 唯一の欠点は、ありすの特徴でもあるお飾りの赤いカチューシャに、何かを無理やり引き剥がしたような小さな傷が付いていることだ。 が、それも些細な事。同属であるゆっくり同士の目には、このありすはさぞ美ゆっくりに映ることだろう。 しかし何故こんなゆっくりがこの森にいるのだろうか? 「ふん!まあいいわ!あんなゆっくりできないどれいのところは、もういいかげんうんざりしていたしね! それにくらべれば、こんないなかでも、ひゃくばいはましなはず!これでおもうぞんぶんゆっくりできるってものだわ!」 そう言い放つありす。 どうやらこのありすは、この森で生まれ育ったわけではないらしい。 なるほど。それならば、このありすのやたら小奇麗な見かけにも納得がいくというものだ。 そもそもゆっくりが独力でこれだけの健康状態と見栄えを維持することなど至難の技だ。不可能と言ってもいい。 となれば、このありすが言っている奴隷というのも同じゆっくりのことではなく、人間のことだと気づく。 そう、答えは至極簡単な事。このありすは元飼いゆっくりで、捨てられてこの場にいるのだった。 飼いゆっくりだったころ、ありすは毎日まったくゆっくりできていなかった。 何故なら自分の世話係のはずの奴隷が、ちっとも自分の言う事を聞かないからだ。 ありすは奴隷にいつも問いかけていた。なぜこんなゆっくりできないことをするのかと。 それに対する奴隷の答えはいつも意味不明で、まったくゆっくりできないものであった。 ありすは不満だった。いつも奴隷が決められた時間に、決められた量しかごはんがを持ってこないことに。 何故好きなだけむしゃむしゃしてはいけないのか?そう問いかけると、奴隷は、 「それはありすの体型を維持するためだよ。食べ過ぎて身動きできないほど太ったらゆっくりできないだろ?」 と、まったく意味不明なことを言う。 まったく理解できない!好きなものを好きなだけ食べてゆっくりできなくなるはずもないだろうに! だからさっさとあまあま持ってこい! ありすは腹立たしかった。ここはありすのおうちで、そこの奴隷を住まわせてやっているというのに、 奴隷はおうちの一角を柵のようなもので囲って、そこからありすが一匹で出られないようにしていたのだ。 何故ありすをこんな狭い場所に閉じ込めておくのか?そう問いかけると、奴隷は、 「そりゃそうしておかないと、ありすは家中メチャクチャにしちゃうからね。その柵の中なら自由にしてもいいよ」 と、まったく意味不明なことを言う。 はあ?ふざけるのもいい加減にしろ!そもそもこのおうちはありすのおうちなのだ! 自分のおうちを自分の好きなように、こーでぃねいとしてなにが悪いというのだ! だからさっさとこの狭い場所から出せ! ありすは不服だった。自分ほどの美ゆっくりならば、当然毎日それに見合うだけの美ゆっくりが、代わる代わるスッキリ奉仕しに訪れるべきなのだ しかしそんな気配は一向に無い。それならばしかたがないと、たまに奴隷と散歩に行くときに見かける町の他の美ゆっくりたちとスッキリしてやろうと思い近づく。 しかしそうすると、必ず奴隷に邪魔されるのだ。 何故すっきりしてはいけないのか?そう問いかけると、奴隷は、 「当たり前だろ!そんなむやみやたらスッキリして、子どもが出来ても面倒みきれないよ。 それに、散歩中にほかの飼いゆに手を出そうとするなんて、事前に止められたからいいものの、 もし相手に無理やりスッキリなんてことになったら飼い主になんて詫びればいいか……」 と、まったく意味不明なことを言う。 無理やり?いったいこの奴隷には目がついているのか? ありすほどの美ゆっくりとスッキリできて誰が嫌がるものか!あれはただ単にツンデレなだけだというのに! 他の美ゆっくりに、とかいはない愛を与えることは自分の使命なのだ! だからさっさとすっきりするための美ゆっくりを連れて来い! 度重なる意見の衝突、対立、争い。そしてついに最後の一線を越える日がくる。 何故こいつは奴隷の分際でありすにこうも楯突くのか! 何故ありすの命令に従い、ただ言うとおりにするという簡単な仕事さえできないのか! もういやだ!もうこんな狭い場所でゆっくりできない生活をおくるのはもうゴメンだ! 外で暮らしたい!こんなところ出て行ってやる! そして大量の食料を好きな時に好きなだけ思う存分むしゃむしゃし、広大なおうちを自由にこーでぃねいとし、 美ゆっくりたちと思う存分スッキリするのだ! 出せ!ここから出しやがれこの奴隷が!せいっさいするぞ! 奴隷はふう、とため息をつくと、こんなことを言った。 「チッ、ゆっくりってのは、多少我侭なところがあるって本には書いてあったけど、まさかここまでとは思わなかったよ。 一度飼った以上責任があるから今まで置いていたけど、自分から出て行きたいってのなら話は別だよな。 お望み通りここから出てってもらうことにするよまったく。せいぜい外でゆっくするんだな」 それだけ言うと、奴隷はありすの口に何かを無理やり押し込んだ。 それを口に含んだ途端、ありすの意識は途絶えた。 「ふう。やっぱり興味本位でゆっくりなんかに手を出すんじゃなかったかな。 おっと、そうだ、これは外しておかないと」 男は、ありすのカチューシャについてるバッチを無理やり引き剥がした。 「流石に殺したりこの近くに捨てるのは寝覚めが悪いな。 …そうだな、少し面倒だけど、森にでも捨てに行くか…」 そう言い、男はありすを抱えると、そのまま車に乗り込み森を目指して出発した。 この飼い主はゆっくりについてはまったくの初心者だった。 しかし、きちんと、飼いゆっくり初心者用のテキストの通りに飼育しており、 別段甘やかしすぎたり、厳しすぎたりなどはせず、その飼育の方法はそれ程誤ったものではなかった。 ただ、まあ彼はいろいろと運が悪かったのだ。 その後飼い主は、友人の勧めで今度はちぇんを飼う事になったらしい。 そしてその嘘の様な聞き分けの良さに驚くことになるのだがそれはまた別の話。 とにかくこうしてありすは捨てゆっくりとなった。 といってもありす視点からすれば、自分は捨てられたのではなく、自ら不自由な奴隷の下を去ったという感覚なのだが、 それは見方の違いというやつで、現状が変わるわけではない。 捨てられた場所が都会ではなく、田舎の森の中だったことは、飼い主の最後の情けだったのかもしれない。 とにかくありすはこの広大な森にて、第二のゆん生を生きることとなった。 「ふう!とにかく、ずっとここにいてもしかたないわね!とりあえず、むれというのをさがしてみようかしら!」 一匹森の中で呟くありす。 以前聞いた奴隷の話によると、どうやら田舎の野生ゆっくりたちは、群れというものを作って集団で生活しているらしい。 きっと一匹では満足に生活することすらできない無能ばかりなので、みなで助け合って何とかやっていっているに違いない。なんとも効率の悪いことだ。 もしそんな中に、このとかいはない自分が現れたどうなるだろうか? きっとみなその威光に無条件でひれ伏してしまうに違いない。 あるいは群れの長というやつに、是非なってくれと頼まれるかもしれない。 そんな面倒なことは正直ごめんだったが、群れのゆっくり全員が土下座して頼むならまあ、考えてやらないでもなかった。 そのときは精々奴隷として使ってやろう。とかいはな自分に、いなかものが奴隷としてでも仕えることができるなんて、 これ以上の幸福はないだろう。まったくこの森に住んでいる連中はついている。 と、そんな妄想をしながらありすが森を進んでいると、目の前にきょろきょろと周囲を見回しているれいむに遭遇した。 「れいむ!ゆっくりしていってね!」 早速声を掛けるありす。 「ゆゆ?ありす!ゆっくりしていってね!」 突然声を掛けられたれいむは、やや驚いたものの、すぐに挨拶に応じる。 が、すぐに首をかしげて疑問を口にする。 「ゆん?みたことのないありすだね!いったいどこからきたの?」 れいむの疑問にありすは、待ってましたとばかりに胸を張ってこう答えた。 「ゆふふふふ!きいておどろきなさい!ありすはとかいからやってきたのよ! こんないなかのやまとはわけがちがう、しょうしんしょうめいのとかいよ! どう!すごいでしょ!わかったらあいりすのこと、すうはいしてもいいのよ!」 そう堂々と言い放つありす。 ありすの考えでは、自分がとかいからやってきたと知ったら、あのれいむはきっと腰を抜かして、 自らとかいはのありすの奴隷にしてくださいと懇願するはずであった。 少なくとありすはそう信じて疑ってなかった。 が、れいむは 「ふーん、そうなんだ!すごいんだね!……それじゃあねありす!れいむはいそがしいからもういくよ!」 そう微妙なリアクションをして、そのままくるりと背を向け跳ねて行ってしまおうとするれいむ。 「ちょちょちょちょっとまちなさいよ!」 予想外の事態に、慌ててれいむを呼び止めるありす。 何なんだこのれいむは!このとかいはなありすを目の前に残しておいて、どこかに行こうとするなんて信じられない! このいなかものがぁ! 「ゆん?どうしたのありす!」 まだ何かあるのかと疑問げな様子のれいむ。 「あ、あなたいま、だれをめのまえにしてるかわかってるの!とかいよ!とかいはなのよ! もっとほかにいうことがあるでしょうがああああああああああああああああああ!」 「ゆう?」 ありすの激しい物言いに対して、頭にクエッションマークを浮かべて首を傾げるれいむ。 だめだ!きっとこのれいむは、あまりにもいなかものすぎて、とかいの意味すらわからないような底抜けのバカなのだ。 恐らく、とかいがどれだけ素晴らしいかという想像力すらも持ち合わせていないのだろう。 だめだ!だめだ!こんなれいむじゃ話にならない!もっとまともなゆっくりに会わなくては! 「しかたがないわね!いいわ!れいむ、ありすをむれというところまであんないしないさい!」 高圧的に命令するありす。 「ゆーん……うん、いいよ!れいむもそろそろかえろうとおもってたところだしね! それじゃあれいむについてきてね!」 れいむは少し考えた後、うなずくと、ありすについてくるよう促し、さっさと移動しはじめた。 「まっ、まちなさいよ!は…はやっ…い」 ポヨンポヨンと軽快に跳ねるれいむの後を必死になって追いかけるありす。 こうしてありすは、ゆっくりの群れへ向かうこととなった。 「ゆっ!ここがれいむたちのむれのちゅうしんぶだよ!ゆっくりしていってね!ありす!」 そう満面の笑みで言うれいむ。それに対して、 「はー、はー、ぜい、ぜい、ふう、ふう」 ひたすらに荒い呼吸をくり返すありす。 生まれてはじめての全力疾走に疲れ、息も絶え絶えのありすは、れいむに返事をする余裕すらないようだ。 「ゆう!それじゃ、れいむはもういくね!あ、むれにいれてほしいなら、まずおさにあうといいよ! それじゃあね、ありす!ゆっくりしていってね!」 それだけ言うと、今度こそいずこかへ去っていってしまうれいむ。 「はあ、はあ、なんだってのよあのいなかものは……」 れいむが去った後、一息ついたありすは群れの様子を見回してみる。 大きな山だけあって、群れの規模もそれなり大きいようだ。 大小さまざまな種族のゆっくりたちが、そこかしこに散らばって、思い思いにゆっくりしたり、何かの作業をしていたりしている。 都会ではまず見られない光景だった。 「へ、へえ!いなかもなかなかやるじゃないの!」 今まで主に室内での飼いゆだったありすは、これだけの数のゆっくりを一度に見たことがなかったため、その迫力に少々圧倒されていた。 これだけの数がいれば、きっと中には自分のとかいてきな素晴らしさを理解できる固体もいるだろう。 よくよく見れば、群れの中には自分ほどではないが、そこそこの美ゆっくりも混じってはいる。 うん!なかなか悪くないじゃないか! はじめに会ったれいむみたいな、いなかものばかりだったらどうしようかと思ったが、これならまあ何とか許容できそうだ。 「ちょっと!そこのまりさ!」 ありすは近くを通りかかったまりさに声を掛ける。 「ゆん?なんなのぜ?」 「むれのおさのところにあんないしてほしんだけど!」 相変わらずの命令口調でまりさに言うありす。 「ゆゆ!みたことないありすなのぜ!さてはしんいりなのかぜ!おさのおうちは、このさきをずっといったところにある、どうくつにいるのぜ! むれにはいりたいのなら、しっかりあいさつしておくといいのぜ! それじゃありす、まりさはいそがしいからもういくのぜ!」 それだけ一方的に言うと、まりさはどこかへと跳ねていってしまった。 「あ!ちょっと!……もう!なんだっていうの!ゆっくりしてないわねえ!」 自分は、長のところまで案内しろと言ったのに、まりさは道を教えるだけで、さっさとどこかへ行ってしまった。 さっきのれいむといい、どうもこのいなかの連中はゆっくりしてない。 やはりとかいてきなゆっくりの精神をいなかに求めるのは無理があったのだろうか? いやいやと、ありすは思い直す。奴らはきっとただ無知なだけなのだ。 とすれば、素晴らしいとかいはなゆっくりを奴らに教えられるのは自分しかいないじゃないか。 そう!これは使命なのだ!このいなかものどもに、とかいの素晴らしさを広めなくてはならないのだ! 「そうときまれば、さっそくおさにあいにいくとしましょう!そしてさっさとこのむれのおさのちいをゆずってもらわないとね!」 長など面倒だと思っていたが、こういう事情があるならばそれもやむを得えまい。 このいなかの群れを都会的にするという使命を胸に秘め、まりさに教わった道を一直線に突き進むありす。 ちなみにありすの、群れのみんなのためにとかいはなゆっくりを広めるというこの考えは、 表面だけみればいかにも群れを思っての行動のように思えるが、 結局は、都会を認めさせる=自分の価値や凄さを認めさせるという利己的な行動だと言える。 無論ありすはそんなこと少しも意識してはいなかったが。 「あなたがこのむれのおさかしら!」 長のおうちへ向かう道の途中での開けた場所で、一匹のぱちゅりーが数匹のゆっくりと一緒になにやら話をしていた。 ありすは、このぱちゅりーに、自分ほどではないが、都会的な気配を感じたのだ。 きっとこのぱちゅりーが群れの長に違いない。そう感じたありすは早速話しかけることにしたというわけだ。 「むきゅ!その通りよ!あなたは?この辺じゃ見ない顔だけど…」 「ゆっふっふ、ありすはありすよ!とかいからやってきたの! このいなかもののむれに、とかいはのすばらしさをしらしめるためにね!」 ドドンと胸を張って答えるありす。 それに対して長ぱちゅりーは訝しげな表情で、 「都会からきた?あなたもしかして、元飼いゆだったのかしら?」 と、そう尋ねる。 「ゆ?かいゆ?…ああ、そういえばとかいにはそんなやつらもいたわね! じぶんからにんげんのどれいになるような、とんでもないいなかものたちのことでしょ! ふん!ありすはちがうわ!ありすはにんげんをどれいにしていたの!あんなれんちゅうといっしょにしないでしょうだい!」 そう憤慨した表情で語るありす。 その様子を見ていたぱちゅりーは、何か呆れたものでも見るかのような目つきでさらにこう尋ねた。 「その人間さんを奴隷にして、快適な生活をしていたありすが、なんだってこんな田舎の群れにいるのかしら? ずっとそこに住んでいればよかったじゃない」 ぱちゅりーの最もな疑問に対して、ありすはなんだ、そんなことかという風に答える。 「あのどれいが、あまりにもやくたたずだからよ!まいにちごはんは、きめられたじかんにきめられたりょうしかもってこないし、 ありすを、へやのいっかくのしきりにとじこめるし、あまつさえ、すっきりすることさえきんしときたわ! だからでていってやったのよ!きっといまごろありすがいないから、ゆっくりできなくなってないてるわね!」 「…………ああ、そう。だいたい事情はわかったわ」 今までの流れで、何かを悟ったかのように呟く長ぱちゅりー。 「それでありすは、ぱちぇにいったい何の用かしら?」 「ゆゆ?いままでのはなしのながれで、わからなかったのかしら?まったくこれだからいなかものは! ありすはとかいはなの!だからありすをこのむれのおさにしなさい!そうすれば、みんなとかいてきなゆっくりをきょうじゅできるようになるわよ!」 ありすは、早速自分を長にするようにと要求しはじめる。 とかいはな自分が長をやることにより、この群れの全体がとかいはになり、みなゆっくりできるというのがありすの理屈だ。 「むきゅう、いきなりやって来て、急に長にしろっていわれてもねえ? だいたい都会に住んでたからって、かならずしもとかいはとは限らないんじゃない?」 「な、な、なんですってええええええええええええええええ!」 自分がとかいではないと言われて顔を真っ赤にしてプルプルと震えるありす。 というか、とかいはうんぬん以前に、ありすの主張は突っ込みどころ満載である。 でもそんなことで言い合いしても埒が明かないと思った長ぱちゅりーは、恐らくありすが一番反応するであろう点を意図的に指摘したのだ。 「んほおおおおおおおおおおおおおお!しつれいしちゃうわああああああああああああああああああ! こんなとかいはなありすをつかまえて、とかいはとはかぎらないなんてええええええええええ! いいわ!おしえてあげる!ありすがとかいはなしょうこを!」 それだけ言うと、ありすは一息ついてから、スゥと大きく息を吸い込み、 「ありすはねぇ!きんばっじなのよ!!!」 と、これ以上ないくらいのドヤ顔で言った。 「ゆゆ!きんばっじさん!」 「ゆーめずらしいね!」 「はじめてみたよ!」 「わかるよー!きんばっじはゆっくりできるんだねー!」 金バッジと聞いて、今まで周囲にいたゆっくりたちもざわめきだす。 さすがにこんなド田舎の群れでも、金バッジ効果は絶大のようだ。 「ゆふふふふ!」 周りのゆっくりのざわめきに有頂天になりながら、ありすはほくそ笑む。 そう!ありすは金バッジゆっくり! 本当にゆっくりした、特別なゆっくりのみ、つけることが許される金バッジをつけていたのだ! これこそが、ありすが真のとかいはであると信じて疑わないことの所以!絶対の自信の源! 本来ならば、こんないなかものどもでは、一生口を聞くことすら出来ない天上の存在! それが群れの長をやってやると言っているのだ!断る理由などないはず! そもそもこの群れのゆっくりどもは…………。 「で?その金バッジは?」 己の妄想に舞い上がっている最中のありすに、長ぱちゅりーが一言冷静なツッコミを入れる。 「そっ、それは…」 途端に現実へと引き戻されるありす。 そうだった、金バッジは寝ている隙にあの奴隷に奪われてしまったのだった。 くっ、なんてことだ、最後の最後まであの奴隷はありすの邪魔をするというのか。 「バッジがないのなら、信じろっていうほうが無理ね!」 長ぱちゅりーがそう冷たく言い放つ。 「ちっ、ちがうの!ほんとうにありすはきんばっじなの! ほ、ほら!わからない?このからだぜんたいからあふれる、とかいはな、きんばっじのおーらが!」 「むきゅ!生憎とぱちぇは、いなかもでねぇ、そんなの全然わからないわ!」 「そ、そんな……」 がっくりとうなだれるありす。 そんなありすに長ぱちゅりーは、 「まあ、でも落ち込むことはないわありす!貴女が本当にとかいはで、金バッジのゆっくりなら、 そのゆっくりとした様を、この群れで実践してみんなに見せてあげればいいのよ! その上で、みなが貴女のことを、とってもゆっくりできる金バッジのゆっくりだと認めれば、 ぱちぇの長の地位を譲ってあげてもいいわ!」 と、こんな提案をした。 「ゆゆ!ほんと!それはとかいはなていあんね!ぜひおねがいするわ!」 ぱちゅりーの話に、一も二もなくとびつくありす。 自分のとかいはなゆっくりした生活を見せ付けることで、ありすを長へと認めさせる。 それは、この群れをとかいはにしようと考えているありすにとっては、願ってもない話しだったのだ。 「むきゅ!それじゃきまりね!今からありすは、この群れの一員よ!」 そう宣言する長ぱちゅりー。 それを聞いたありすは、満足そうにうなずくと、 「それじゃあさっそくありすのおうちにあんないしてもらえるかしら?」 「むきゅ?」 「とうぜんでしょ!ありすはむれのいちいんなのよ!さっさととかいはなおうちにあんないしなさい!」 当然のことのようにおうちをよこせと要求しはじめた。 通常群れの所属することと、衣食住を保証されることは同一ではない。 なので、群れ入ったからといっておうちを要求することは筋違いである。 普通ならそれくらい自分で探すなりつくるなりしろ、と言われるところであろう。 が、ぱちゅりーは、 「ああ、そうね。そういえば、空いている巣穴があったわね!早速案内しましょうか!ゆふふふ!」 と、あっさりとありすの要求を受け入れたのだった。 その際に、ニヤリと口の端を持ち上げて、一瞬だけ邪悪な笑みを形作る長ぱちゅりー。 が、それはほんの僅かの間のことだったので、ありすはおろか、周りにいた他のゆっくりの誰もが、そのことに気づくことはなかった。 「な、なんなのおおおおおおおおおおおお!このせまいおうちわあああああああああああああ!」 案内されたおうちを目の前にして、叫ぶありす。 ありすが長ぱちゅりーによって案内されたおうちは、洞窟タイプのもので、 その広さは、ごく普通のゆっくり一家が全員入って、まあまあゆっくりできる程度のスペースが確保されており、 さらに、奥には食料を貯蔵できるスペースがあるつくりのものであった。 この群れでは一番標準的なおうちだ。 ありす一匹で住む分には何の問題もないはずである。 が、しかしありすは不満な様子だ。 「こんなせまいばしょで、ゆっくりできるわけないでしょおおおおおおおおおおおおおおおお! きはたしかなのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 そう長ぱちゅりーに噛み付くありす。 狭い!狭すぎる! 以前の奴隷と住んでいたおうちの、囲まれていた部分のさらに半分の半分よりも狭いんじゃないだろうか? いったい何を考えているんだこのいなかものは! 「あら?お気に召さなかったかしら?生憎今はそこしか空きがなくてね。 でもこの群れでは、どこのおうちもこんなもんよ。 それに別に無理して、このおうちに住む必要はぜんぜんないのよ!自分でもっと広くて、とかいてきなおうちを作ればいいじゃない! とかいはな貴女なら、それくら簡単なことじゃなくて? これからは、自由におうちをコーディネイトするといいわ!」 長ぱちゅりーは淡々とありすに語る。 「ゆぐぐぐぐ!もういいわよ!そんなことより、ごはんはいつになったらもってくるの! ありすはいいかげんおなかぺこぺこよ!」 そう浅ましくも食料を要求するありす。 「あら、おうちの次は食料?流石にそこまではサービスできないわね。 野生で生きていくつもりなら、自分の食料くらいは自分で確保しないと。 群れの広場にいけば、どこでどれだけの食料が取れるかの情報交換をしているから、利用するといいわ! ま、もっとも、とかいはな貴女なら、そんなこと不要でしょうけどね! これからは、好きなものを、好きなだけ、好きなときにむしゃむしゃすればいいわ!」 「ゆ?……え?」 ありすは長ぱちゅりーが何を言っているのか理解できなかった。 自分の食料は自分で確保?何を言ってるんだ?食料は奴隷が持ってくるものじゃないのか? いや、待てよ、そもそも奴隷はいつもどこから食料を持ってきているんだ? わからない。わからないが、なんだか腹の底から未知の不安がせり上がってくるようなそんなゆっくりできない感じが……。 「あ、そうそう!肝心なことをいい忘れていたわ! この群れは人間さんと、協定むすんでいるの!だから絶対に守らなくちゃならない掟があるの! まず、山を降りたところにある人間さんの村には絶対近づかないこと! つぎに、むやみにおちびちゃんをつくらないこと!とはいえ別に、つがいになるのはかまわないわ! これからは、誰に邪魔されることなく、好きなだけほかのゆっくりと、とかいはな愛とやらを語ればいいわ! ま、もっとも、相手にも選ぶ権利があるけどね!ゆふふふふ!」 意地悪く笑う長ぱちゅりー。 何故笑ったのかありすには理解できない。 だがその笑みには、何となく悪意のようなものがあることは理解できた。 「掟はほかにも、群れのゆっくりに迷惑をかけないとかいろいろあるけど、詳しいことは、群れのみんなにでも訊いてちょうだい! 掟を破ると、せいっさいされたり、群れを追放処分になったりするから気をつけてね! それじゃあねありす!貴女がこの群れで、とかいてきなゆっくりの生活とやらがおくれるかどうか、期待してるわ!」 自分の言いたいことだけ言うと、さっさと長ぱちゅりーはその場を退散していってしまった。 「あ、ちょ、ちょっと」 その場に一匹ポツンと残されるありす。 何だ?何なんだいったい?何かがおかしいぞ? ひょっとして自分はなにかとんでもない思い違いをしていたのではないか? そんな恐怖にも似た不安がありすをじわじわと苛む。 それは、いままで決して崩れることがないと思っていた頑丈な足元が、突然何の前触れも無く崩壊していくような感覚…。 いや!いやいや!そんなことあるはずがない! そうだ!自分はとかいはじゃないか!それは以前つけていた金バッジが証明してくれている! 何も悩むことはない、全ては思い通りにいくはずだ! 今は、いろいろなことが一度に起きたから、ただ単に疲れているだけなんだ! もう今日はさっさと寝てしまうとしよう。 明日になれば、きっと全て上手く回りだすに違いない! そう思い、ありすは自分のおうちをきょろきょろと見回し、 「………………?」 そしてあることに気づいた。 「どうしてふかふかのべっどさんがないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 ない!とってもとかいはな、ふかふかとしたベッドさんがない!あれがないと、ゆっくりと気持ちよく眠ることもできないじゃないか。 こんなゴツゴツとした地面で眠れというのか!ゆっくりできないなんてもんじゃない! いやそれどころじゃないぞ、ゆっくりとした、だんりょくのくっしょんさんも!とかいはないんてりあなかぐさんも!そのほかにも、 奴隷のおうちにあったものがなんにもない!これじゃとかいはなこーでぃねいとだってできやしない! 「こんな!こんなのゆっくりできないいいいいいいいいいいい!」 ようやくありすは少しずつ気づき始めてきていた。 人間の元を去り、野生で生きるということがどういうことかということに。 後編へ続く
https://w.atwiki.jp/touhoumtg/pages/2377.html
野生の離島/Wild Deserted Island 野生の離島/Wild Deserted Island 土地 あなたが島でも森でもない土地を2枚以上コントロールしている限り、野生の離島はタップ状態で戦場に出る。 (T):あなたのマナ・プールに(U)か(G)を加える。 参考 神霊廟-レア
https://w.atwiki.jp/kasyuuallen/pages/21.html
3章:夢語り 重いまぶたをゆっくり開き、ぼやけた視界の中にいる人影を”ぼー”とした頭でも認識できた。なぜなら、それは・・・ 「もやし?」 「んっ、あ、神田起きたんですね!!」 段々と状況を把握してきた神田は、更に頭の感触で”ばっ”と起き上がった。 「俺が寝ている間、膝枕してたのかお前」 「そうですが、何かあったんですか?」 アレンの言葉で、アレンに(初めて)膝枕された神田は、少し嬉しくなった。 「今、コムイさん達はパーティーの後片付けしてますから、コムイさんをもう少し待っててください。だから、もう少し寝ていて下さい。」 アレンにそう言われ、渋々神田は、アレンの太股に頭をうずめた。 「このまま、女の子なんでしょうか?僕・・・」 「さあな・・・」 「ええ~!ひどいです神田!!」 苦笑しているアレンを見て、神田は「グイッ」とアレンの腕を引っ張り、唇を合わせる。 「・・・っ!」 強引だけど優しいキスをする神田に、アレンは更に恋心を寄せていく。唇が離れ、見つめ合う二人の沈黙を破ったのは、神田だった。 「俺は、お前が危険な時は、助けてやるし安心しろ!」 神田の言葉に感動したアレンは、クスクス笑う。 「神田のお姫様でいられるよう努力します。」 暖かい光が、二人を優しく照らす・・・甘い時間は、これからも・・・ ~END~
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/461.html
私はタブンネの生態についてを研究している 正直な話私はタブンネという生き物は好きではない だがタブンネは一部の上流階級には人気なので飯の種としては大好きだ ここ最近私は一匹のタブンネを観察していた そのタブンネの名前は「ミミィ」 元々は飼いタブンネだったのだが先日捨てられたのだ 今回の研究テーマは「飼いタブンネは野生タブンネと共生出来るのか」だ 今、ミミィはタブンネ達のテリトリーでオレンの実を食べている その食べ方から育ちの良さがわかる するとそこに野生のタブンネが現れた 野生タブンネはミミィに対して威嚇しているが、当の本人は「ミィ~ミ」と言いながらぺこりと頭を下げた 挨拶しているのだろうか しかし縄張りに侵入されたタブンネはミミィにつかみかかると人でいうと前髪にあたる部分の毛を引きちぎった 「ミギィィィィィ!」 ミミィの絶叫が木霊した どうやらここのタブンネ達は排他的なようだ もしくは飼いタブンネを羨ましく思っているのかもしれない ブチッブチブチ 「ミッミッミミミミ~♪」 体格の大きなタブンネがミミィの上に跨がって歌いながら毛をむしり取っている あれよあれよという間にミミィはハゲンネになっていた そこにタブンネ達が群がる 毛の無くなったタブ肉をタブンネ達がクチャクチャと咀嚼している 同じタブンネでもミミィとは違って大変下品だ 欠損した肉体はミミィの特性と癒やしの波動でみるみる治っていく 野生タブンネ達には優良な食料、 ミミィにとっては生き地獄だろう そしてミミィはテリトリーの奥に引きずられて行った 追跡する事は容易だがもう観察したかったシーンは見せてもらったのでここで切り上げさせてもらう 研究報告 飼いタブンネは野生タブンネとの共存は可能である 飼いタブンネには特別なポジションが与えられ野生タブンネ達に重宝される事が判明した タブンネは大変利口な生き物であるようだ 名前 コメント すべてのコメントを見る