約 120,312 件
https://w.atwiki.jp/mangagatari/pages/36.html
「恋愛ディストーション」あと語り 今回取り上げた『恋愛ディストーション』という作品は、 大学生の恋愛模様をちょっぴりコメディタッチ、ちょっぴりシリアスにほんわかと描いていく作品でした。 カップルの日常に起こる何気ない出来事の数々。 傍から見るとそれはなんでもない出来事なのに、恋する2人にとっては大事件だったりするんですね。 「彼女は一人暮らしなのに注意しても戸締まりをちゃんとしてくれない!」 「彼女が携帯電話を買ったと思ったら番号を教えるのを渋った!?」 「彼女にバレンタインデーに手作りチョコをねだったら拒否された!?」 ちょっとした気持ちの行き違いで右往左往するキャラクター達はとても微笑ましく、 思いっきり感情移入してドキドキしたり、イチャコラする2人の幸せをおすそ分けしてもらったり。 読んでいて幸せになれる作品でした。 そして、今作には恋愛モノには付き物な「浮気」がほぼ出てこなかったことも大きなポイントでした。 ドロドロの恋愛模様も時にはいいですが、 今作はあえてそこは通らずにラブラブなカップルを描ききる事で読後の幸福感を補完していました。 「すれ違いはあるけど、基本2人は相思相愛」というお約束があるからこそ、 小さな出来事で右往左往する2人の姿を安心して見守れるんですね。 ちょっと性格悪いかもしれないけど、それが楽しい! そんな作品でした。 さらに、この作品の欠かせない魅力としては「フェチ」が上げられるでしょう。 メガネ・におい・ぽっちゃり・うなじ・浴衣・犬気質・・・などなど。 日常の何気ない場面で「グッ」とキてしまうフェチが随所に散りばめられ、 「これわかるかなぁ~?わかってもらえないかなぁ~?」と思いながらも、 「犬上先生、俺はわかる。わかりますよ!」 と思わず頷く絶妙なシチュエーションが数多く用意されていました。 ちょっと細かくて、ちょっとマニアックめなところが更にいいですね! この「ちょっと」のさじ加減が今作の肝だと思いました。 まさしく絶妙。 ちなみにわたしは、今作に登場するメインキャラの一人「緑川 棗(みどりかわ なつめ)」というキャラが好きでした。 今回は作者の犬上すくね先生ご本人からたくさんのコメントを寄せていただきました。 様々な掲載誌を渡り歩き、苦節15年にして完結を果たす。というドラマチックな経歴を持つ今作。 15年来のファンの方々も沢山参加していただき、 「本語り」のタイムラインを大いに賑わせていただきました。 今回は特にファンの方々の語りの熱量がすごかったです。 作者さんとファンとの交流の場を演出できたという事が、わたしの中でとても嬉しい体験になりました。 犬上すくね先生、そして、会を盛り上げてくれた参加者の皆さん、本当にありがとうございました。 2013/10/31 by utarou
https://w.atwiki.jp/codeofjoker/pages/410.html
Ver. PR カードNo. PR-010 種類 トリガー レアリティ PR 名称 野生の衝動 属性 無 CP 0 アビリティ あなたの【獣】ユニットがフィールドに出た時、それの基本BPを+3000する。 あなたの【獣】ユニット以外のユニットがフィールドに出た時、【獣】ユニットを1枚ランダムで手札に加える。 【獣】のサーチトリガー。 トリガーの発動に使われた種族によって効果が分かれる。 獣デッキではBP強化とデッキ圧縮を兼任できる。 特に効果耐性を持つサン・エレファントやグレイスウルフィンに使用すれば、 除去されにくい大型のユニットを作れる。 初出:イベントバトル アルカナの覚醒稼働記念イベント(Ver.1.1/2013年12月12日) フレーバーテキスト 満月の夜、月からの強大なエネルギーにあてられて獣は理性を失う。止まらない暴走は、それが死ぬまで続くだろう。 関連項目 カード種族サポートトリガーサイクル デッキ獣デッキ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22247.html
登録日:2011/03/27(日) 20 02 26 更新日:2024/09/22 Sun 12 54 41NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 4/4 MtG フレーバーテキスト ←ではなくて効果の説明 優秀 安い 強い 放火 火の心 燃え 燃え続ける 猛火カウンター 神話レア 良カード 赤 黒曜石 黒歴史 黒曜石の火心は、Magic the Gatheringのゼンディカーで登場した神話レアのクリーチャーである。 黒曜石の火心/Obsidian Fireheart (1)(赤)(赤)(赤) クリーチャー - エレメンタル (1)(赤)(赤):猛火カウンターが置かれていない土地1つを対象とし、その上に猛火カウンターを1個置く。その土地の上に猛火カウンターが置かれている限り、それは「あなたのアップキープの開始時に、この土地はあなたに1点のダメージを与える。」を持つ。(この土地は、黒曜石の火心が戦場を離れた後も燃え続ける。) 4/4 色拘束が強く、赤いデッキ以外ではほぼ使え無いが、4マナ4/4という赤にしては珍しく、極めて優秀なクリーチャースペックを誇る。 能力はバーン効果。 カウンターを相手の土地に乗せる事で、相手のアップキープ時にダメージを与える。 相手にしてみれば、自分の土地から発生するダメージの為、非常に対処し難い。 与えるダメージは一つにつき1点と微々たるものだが、毎ターンカウンターを一つ増やしていくだけで、大体5ターンくらいで相手を殺せる。 地味に一つの土地に一個しかカウンターが乗らない為、あくまでも土地一個は1点のダメージとなる為、自分で土地を破壊するのも躊躇われる。 特筆すべきは (この土地は、黒曜石の火心が戦場を離れた後も燃え続ける。) このテキスト。 フレーバーテキストではありません。 土地が燃えます 言おうとしている事は分かる。 『猛火カウンターの乗っている土地は黒曜石の火心が、戦場から離れても「あなたのアップキープの開始時に、この土地はあなたに1点のダメージを与える。」を失わない。』 って事だろ イメージ優先で書かれたと思われるが、もうちょっと書き方ってもんがあると思う。 森が燃えたらヤバいだろ。 アカデミーが燃えたらただの火事だ。 平地が燃えたらそれは「野火」って別カードだ。 ヴァラクート?これ以上噴火させてどうする? 海に沈んだ都市に至ってはそもそもどうやったら燃やせるんだ。 しかし、この能力は優秀である事は間違いない。 クリーチャーやアーティファクトなどの場に存在するダメージソースは場から離れたら、効果が無くなるのが普通である。 しかし、コイツは無くならない。 ある意味では『紋章』に近いシステムである。 故に、黒や青などのコントロール系デッキと戦っている時に、一度でも能力を起動出来ればそれだけで相手にとっては致命傷になりかねない。 現在の環境を支配しているジェイスコントロールデッキ達にも強い。 コントロール側にしてみれば赤には火力呪文を筆頭にカウンターしたいカードがあり、 「所詮は赤の4/4クリーチャーだろ、カウンターが勿体ないぜ!ジェイスでバウンスしてしまえばお終いだぜ!。HAHAHA!」 と侮って通してしまい、一度でも能力を起動されると途端につらくなる。 何度か能力を起動されてしまえば発狂モノである。 事実、筆者は発狂した。 自分の土地が燃えるのである。たまったものじゃない。 刻一刻とダメージを与えられ、明確に死(敗北)が近づいてくるのである。 他でも無い自分の土地によって! テキストがカオスだからといって弱い訳では無い。 赤は戦いの中盤は、マナが余りがちになる。 相手ターン中にやる事はせいぜい稲妻を飛ばすくらいのもの。 ましてカウンターを構える訳では無いので、赤はスライ的な発想が大事である。 このカードは余ったマナを永続的なダメージに変える事が出来る優秀な能力である。 メイン投入しても腐らない能力、コントロールにも強く、4マナ4/4というビートにも強いという、汎用性が高く使いやすい優秀なカードである。 しかし、このカードはさほど使用されない。 理由は、 色拘束が重い 赤の4マナ帯には槌のコスや峠の英雄、などの優秀なカードがある。 ボードアドバンテージに直結しない。 ウィニーなどに無力 土地が燃える?ヴァラクートじゃないの? などがあげられる。 ちなみにこのカード。神話レアにも関わらず安い。 シングル販売が200円切っているところもあるほど安い。 ジェイス一枚で50枚くらい買える。 が、値段と強さが直結しないのがMtGの面白いところである。 一応、コイツの効果によって乗った猛火カウンターでしかダメージは発生しないので注意。 (この項目は、wiki篭もりがアニヲタを離れた後も追記・編集し続ける。) △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ……というのが、発売当時からあまり編集されていないこのカードの記事である。 ただこの時期にスタンダードをプレイしていた人間としてはこのカードは別段強くないし優秀でもない。 というのもこの時期のスタンダードは相当な大魔境だった。 除去が乱れ飛んでいた アラーラ~ミラディンの傷跡時代は除去の梁山泊と言えるレベルであり、クリーチャーというのはよほど優秀な仕事をしないと弱い時代。 ほぼ同期の《悪斬の天使》はミラディンの傷跡時代になると「出してすぐに仕事をしない」という評価に落ちぶれていたが、 それだって出した次のターンに仕事を始める(一応ライフ回復を持つ壁としての仕事は出したターンにもできる)のである。 ところでこのカードは4マナで出して次のターンに3マナを支払ってようやく土地に火をつけられて、その火が燃え始めるのがさらに次のターン。 つまり2ターン後に仕事を始めるというクッソ重いカードであり、1~2ターン生き延びてもらわないとそもそも役割を果たせない。 他にも「能力目当てで採用するカードなのに能力を起動する前にバウンスされるとまったく仕事をできない=バウンスにかなり弱い」など、当時のクリーチャーとしては致命的な弱点が多い。 合うデッキがまったくなかった この時期の赤単といえば《稲妻》の再録でミラージュ時代の再来と言えるレベルで赤単の軽量カードが優秀だった。 このカードは出すのに4マナ、能力を使うのに3マナ、その次のターンからようやく1点ダメージを与えるようになる。ぶっちゃけ高速道路に三輪車で来るようなレベルの愚行。 アラーラの断片~ゼンディカー時代といえば、3色土地があるので3色以上のグッドスタッフデッキが多く、特に「続唱ジャンド」は恐ろしいほどにアドバンテージを稼いでくる。 このカードは出したところでまったくアドバンテージを稼がないどころか、「3マナ支払ってようやく仕事が始まる」「色拘束がやたら強くて出すのも難しい」。多色デッキでこのカードを運用したがるのは、シェーキーズに寿司を求めるレベルの愚行である。 つまりこのカードはデッキの方向性が合うデッキがまったくないのだ。 一応《地層の鎌》というカードを用いた中速赤単に採用されることはあったが、それだって必須枠といえるほどではないし、このデッキを覚えている人間が非常に少ないことからもお察しである。 プロテクション(赤)がいても能力で攻撃を通せる?ご冗談、そんなことしてたら《悪斬の天使》みたいなもっとヤバいの出すまでの時間稼がれるだけだ。あの時期の赤がプロテク相手にできることは文字通り祈ることだけだ(*1)(*2)。 確かにこのカードは「継続的なダメージ源を提供する」という独特な役割はあるが、色拘束に見合わないのである。 ほかに強いカードがいくらでもあった 赤単で使うことを考えても、たとえば当時のジャンド・ナヤ対策に《消しえる火》というカードがある。4マナでプレイヤーに6点与えられるという強烈なカードだ。 《チャンドラ・ナラー》は5マナと重いが、+1能力を使えば相手のライフに圧をかけながら奥義の存在で相手に対処を迫れるし、-X能力を使えば除去としても使える。 同じく5マナの《包囲攻撃の司令官》は出したターンにゴブリンを3体並べるのでその時点でもうある程度仕事を終えてしまう。 さらにエルドラージ覚醒で登場した《カルガの竜王》は元手が軽いし、余ったマナを注ぎ込んでいけばどんどん強くなっていく。 こういったカードと比較するとどうしても様々な点が見劣りしてしまい、カードを採用する理由がほとんどない。 他の色のことを考えると、4マナ域に限っても《遍歴の騎士、エルズペス》《野生語りのガラク》《血編み髪のエルフ》《精神を刻む者、ジェイス》など優秀な連中がそろい踏みしており、 それらに負けないような仕事をすることが求められる。ミラディンの傷跡以降のことは言うまでもないだろう。 「コントロール相手に強い」というのが幻想だった 上述の説明には「青や黒相手に一度でも起動できれば致命傷」と書いてあるが、これが完全に幻想である。 確かに額面上はコントロール相手に強いのだが、この時期はMTGの歴史上でも稀にみるレベルで青が弱かった(*3)。 そのためコントロールデッキは「タップアウトコントロール」という、強力なカードを次々と展開したり相手のカードを徹底的に除去して「インスタントをあまり構えない」タイプのデッキが多かった。 そしてそういったデッキは、出しただけでライフを回復できる隠れ家サイクルや《カビーラの交差路》を出されるとそれだけで燃やした分を数回分帳消しにされてしまう。 このカードがよしんばうまく回って土地が毎ターン3つ燃え続けるようになったとしても、《悪斬の天使》のようにそれ以上のライフを回復してくるカードがあったらまったく意味がない。 つまりプレイヤーが頭の中で想像するほどうまくハマる仮想敵がいなかったのである。 他のカードとのシナジーがまるで見込めなかった これが一番大事なんだけど、こんな弱点が多いくせに他のカードと一切シナジーしないのである。 たとえばLvアップクリーチャーや《墨蛾の生息地》《ファイレクシアの十字軍》《黒の太陽の頂点》などは「増殖」とシナジーを持つ。こういったシナジー重点のカードは使っていても楽しいし、爆発力も随一だ。 しかしこのカードにはそういったものが一切ないので、なおのこと「単体で仕事をすること」が求められた。土地の上の猛火カウンターをいくつ増やしても、与えられるダメージは1点だしね。 つまりこのカード、別にさっぱり強くないのである。 確かに複数回起動できれば強いのだが、それを許してもらえるようなゆったりした時代ではなかった。 上述の評価を読んだとき、特に「発狂した」という文章を読んだときにスタンダード時代の赤を握っていた編集者が思ったことは 「そりゃ侮って複数回起動させたら発狂するわ、この理屈なら《ニッサ・レヴェイン》だって立派に強いよ」 である。 200円というのも一般的には当時の神話レアの最安値(*4)であり、ぶっちゃけ同時期に収録された《巣穴の煽動者》の方がレガシー実績がある分優秀とすら言えた。 一応擁護すると、能力自体は弱いわけではない。 この時期のスタンダードの赤にはドローなんて存在しなかった。そのためマナフラッドを起こした時のマナの注ぎ先があると安心だったのだが、《黒曜石の火心》はその役割を見事に果たしてくれる。 また、無色かつ「自分のターンの開始時」のダメージ源なので防ぎようがないというのもある。うまいこと火をつけられれば、確かに対戦相手は発狂とまではいかずとも苦戦は必至だろう。 最近ではトーナメント実績のある《目覚めた猛火、チャンドラ》の+2能力で相手に与える紋章がこれと同じような機能を持っている。あの能力に苦戦したプレイヤーも多いのではないだろうか。この能力も弱いわけではない。 だが問題は、たとえば《悪斬の天使》を出されたら赤は発狂する間もなく悶死するし、《コーの火歩き》を出されたらその時点で赤は発狂する。相性差がそれくらいえげつない時代だったのである。 《目覚めた猛火、チャンドラ》の紋章が強いと言ったって、あちらは一切マナを食わず、さらにチャンドラ自身を固くしながら使える「詰め」の能力である。もちろん他の仕事もできるし環境にも合致している。 こちらはマナをやたら食う。しかも色拘束も非常にきつい。環境にまったく合っていなかった。ぶっちゃけチャンドラが強いからこっちも強いはずという意見は、タイヤとドーナツを同一視するようなレベルの愚行なのだ。 ついでに言うと「燃え続ける。」という注釈文も、当時にしたって別にまったく珍しい効果ではない。 確かにこのカードの機能をうまく示した名文ではあるが、《エイヴンの擬態術士》《水銀の泉》のように本体が離れても機能し続けるカードはすでに複数存在していた。特にエイヴンの方はスタンダードで同時期に使われ、トーナメント実績もあるカードだ。 このカードの注釈文のせいで、注釈文のないこれらのカードは「本体が離れたら機能を失うのでは?だって機能を失う《成金、グヮファ・ハジード》に注釈はないし、火心にはよく目立つ注釈文があるじゃないか」という疑問のやり玉に挙げられるなど、 むしろこの注釈文のせいで他のカードの機能が疑問視されることになってしまったのだ。 これは当時ちゃんとプレイしていないと分からないことだろう。テキストがカオスというより、テキストの外でカオスをもたらしたという方が正しい。 トーナメントの採用実績がないというより、「燃え続ける」という物珍しい注釈文以外は見るべきところのないごくごくありふれたカード。 これがなかったら《大巨人のスフィンクス》とか《ヘルカイトの突撃者》みたいに、テキストどころか名前すら覚えられずに忘れられていくだけのカードだったはずだ。 そしてこの「燃え続ける」という注釈文にしても、「ルール文章(厳密には注釈文)をフレーバー・テキスト扱いするな」とか「別に継続するってこと書いてるだけじゃん?これが面白いの?」とか思う人もいるわけで、 筆者も当時の友人(MTGをプレイしていなかった)に話したところ「なんかめんどくさい文章のゲームなんだね」と逆に顔をしかめられた。 《黒曜石の火心》で検索しても今や安売りされている通販サイトくらいしかヒットしないし、当時からしても存在を忘れられる類だ。 つまり別に強くないし、それ以外の点だって諸手を挙げて面白がられたカードというわけではない。 その後にこの手の「フレーバー・テキスト風の注釈文」を持つカードがほぼない(*5)ことを考えても、この試みは失敗に終わったと言えるだろう。 しかしライトなアニヲタ彼らが残したカジュアルな記録もまた、標として残しておくべきことかもしれない(*6)。 こういう風にライトなプレイヤーがあることないことで楽しむのもまたTCGの、そしてアニヲタwikiの楽しみ方なのだから。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] フレーバーテキストにしても問題ない響き>土地は燃え続ける -- 名無しさん (2014-04-25 01 08 58) トップメタじゃないし4枚積むカードでもない(4マナはこの手のデッキじゃ重い)けど優秀であることには変わりない -- 名無しさん (2016-06-29 09 41 19) 個人的には注釈文が無い方がかっこよかったと思う -- 名無しさん (2016-07-16 11 25 04) 基本セット2020の目覚めた猛火、チャンドラの紋章はかなりイメージ近い感じ -- 名無しさん (2019-12-07 22 14 32) なんか急に素に戻るような変な流れになるの草 -- 名無しさん (2024-09-22 12 54 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mangagatari/pages/27.html
『日出処の天子』あと語り 今回取り上げた「日出処の天子」という作品は、飛鳥時代の日本を舞台にした物語。 蘇我毛人(蘇我蝦夷)と厩戸王子(後の聖徳太子)を中心に、豪族と朝廷との権力闘争の中で起こる 男と男の、そして、男と女の恋の物語りを展開していた。 時代考証などに関してのツッコミどころはいろいろとある作品のようだったが、 個人的にはその辺りはあくまで「舞台設定」であって、あまり重要な役割ではないと感じた。 この作品の中心になっているのは、「親の愛を受けずに育った厩戸皇子の孤独」である。とわたしは考える。 作品の中で、厩戸王子は暗示にかける事で政敵を陥れたり、戦の時に戦いの神を呼んだり、 雨乞いを成功させたり、普通の人には見えない魑魅魍魎を見る事が出来たり、と人間離れした能力を持った存在として登場する。 厩戸王子は生まれつきその不思議な力があるが故に母親である 「穴穂部間人媛(あなほべのはしひとひめ)」からの愛を受けることが出来ずに育ってきた。 間人姫は厩戸王子の弟である「来目王子」ばかり可愛がり、厩戸王子は一緒に食卓を囲むこともできない毎日をすごしている。 厩戸王子は弟が憎んでいるわけではないのだが、自分へは向かない母の愛に対して言葉に出来ないやりきれなさに苛まれ続ける。 厩戸王子は、外面上は母の愛は諦めたものというような振る舞いをする。 しかし、その心の中の奥底で母からの愛を欲する気持ちは消えることがなく、 その反動からか、厩戸王子は権力闘争の中で実に非道な手段をとり続ける。 そんな中で厩戸王子は蘇我毛人という男と出会う。 毛人は厩戸王子の超能力を知っても尚、優しい言葉をかけてくれる。 権力欲に乏しい毛人は、厩戸王子に対してその「美貌」や「明晰な頭脳」などに惹かれ、 謎めいた力によって幼い頃から孤独であった事などを知り、事あるごとに厩戸王子を気にかける様になる。 厩戸王子にとって毛人は、朝廷内での殺伐とした権力闘争の中で張り詰めた心を和ませてくれる存在であったのだろう。 その様にして2人は惹かれ合ってゆく。 しかし、厩戸王子は毛人への愛を叶えるためにまたも自分の超能力を使って暗躍を始めてしまう。 結果としてそのことが毛人の心を遠ざける原因になってしまうというのに… 厩戸は自分の超能力によって他者からの愛を遠ざけ、孤独から抜け出すことが出来ずに、 毛人との完全な決別の後、母親に似た知恵遅れの少女を嫁に迎え入れ世話をする様になる。という所で物語は終りを迎える。 この作品が連載されていた80年代、 その頃にちょうど青春期を迎えていたある女性に話を聞くことができた。 その世代の少女たちは、読む本がなかったのだと彼女は言う。 その当時は国産の児童文学という物がほとんどなく、幼少の頃は海外産の翻訳版絵本ばかりと読んで育ち、 その後、成長しても国産の児童文学がないので、少女たちはマンガへと流れたのだという。 少女たちは「花の24年組」と呼ばれる少女漫画家たちの作品をこぞって読んだのだと言う。 当時は小中学生のみならず高校生や大学生、男性にまで受け入れられ、 文芸評論家も高く評価するほどの勢いのある作品群がその「花の24年組」によって作られていたのだという。 今作の作者「山岸凉子」も「花の24年組」のひとりである。 わたしは、この作品が「飛鳥時代」と舞台にしていること、 そして、「愛されない事によってその反動から他人を傷つけてしまう少年」を主人公に選んでいる事に因果関係がある様に感じた。 飛鳥時代に日本の価値観(国策)の変革に大きく関わった仏教の思想と、 当時「花の24年組」が作品内でしきりに描いていた「アダルトチルドレン」というテーマが、つながりを持っている様に私には感じられた。 「生きることは苦しいことだ」「煩悩を捨てて悟りを開きなさい」という仏教の教えが、 愛されずに育った厩戸王子(アダルトチルドレン)の心を慰めようとしている様にわたしには感じられたのだ。 作中で、厩戸は 「神は祟る。そうなった時に救ってくれる存在が必要だ。それが仏だ」と言い、 その後、仏を目の前にして「仏は見ているだけで助けてくれはしない」と言っている。 悟りは自分の中から生まれるもので、仏が見えたからと言って悟りを開いたということにはならないのかもしれない。 今作に出てくるキャラクター達は、 それぞれのキャラクターがそれぞれの煩悩を抱えている。 それを捨てることが出来ずに悩み、苦しみ、心の中に無念を抱えたまま、混沌のうちに物語は終わってしまう。 それでも、作中のキャラクター達は自分の守りたいもの、叶えたい夢、野心のために活き活きと活躍していた。 作品の中で仏教の教えが直接的に描かれる事は少なかったが、 作品全体を通して人の生きる苦しみを描き、 人間が持つ普遍的な性質を突き、仏教的な教訓を感じさせる物語になっている様にわたしには読めた。 物語最後の厩戸王子は、とても穏やかな表情をしている。 知的障害の少女の無邪気ないたずらに腹を立てることなく、 優しく抱き寄せながら、自分の思いついた国策である「遣隋使」について語って聞かせる。 これから厩戸王子は己の力を日本という国のために使い、 日本を隋と肩を並べるような国にしようと政治的手腕を振るい出すのだろう。 愛して貰えなかった母の面影を持った少女を愛しながら… この時の厩戸には「悟り」の本当の意味がわかっていたのかもしれない。 力とは、自分を守るために使うのではなく、誰かを守るために使われるべきであるという事が。 誰かをほんの少しでも救おうという心が生まれた時、 人間は悟りへと近付けるのかもしれない。 そんなメッセージをわたしはこの作品から感じた。 2013/5/2 utarou
https://w.atwiki.jp/megido72_item/pages/155.html
入手方法 合成 必要素材 必要総素材 費用 獣人のベルト×1無邪気のリボン×3カマイタチの尻尾×1 20G 要求するメギド一覧 メギド 進化の段階 個数 備考 オセ ☆2.5→3 1個 直接要求 合成できる素材 素材名 必要素材 費用 説明 ステータス強化 制限レベル 売却値 野生の脛当て オセへの贈り物制作にはメギドの素材が必要 防御力+2素早さ+10 84G
https://w.atwiki.jp/dmorika/pages/2892.html
《野生の選択》 野生の選択 C 自然文明 (3) 呪文 S・トリガー 自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から1枚を選んで自分のマナゾーンに置き、残りを墓地に置く。 フレーバー:自然とは、時に優しく、時に厳しく、そして常に平等なものだ。 作成者:ぐりぐら 収録セット DMO-34 「王墓編 第2弾 亡国の開拓(グレイブ・フロンティア)」 参考 [[]]
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1461.html
ベビンネを3匹飼っている。 経験値狩りに遭ったらしい母親の死体の傍でチィチィ泣いていたので、まとめて拾ったのだ。 時々つついたり転がしたりはしたが、それなりに可愛がっていたつもりでいた。 ある日、高性能のポケリンガルが発売されたと聞き、面白半分で買ってみた。 ベビンネ達が俺の事をどう思っているのか、聞いてみようと思ったのだ。 帰ってみると、俺の姿を見た途端、3匹のベビンネは寄り添ってケージの隅のほうに逃れた。 今日はつねったり触覚を引っ張ったりして、ちょっとやり過ぎたか。怯えるのも止むを得まい。 購入したヘッドセット式のポケリンガルを装着し、スイッチを入れると合成音声が聞こえてきた。 「おねがい、いじめないで、もうゆるして、おそとにだして」 対象のポケモンの年齢も判別できるのか、ちゃんと子供の声になっている。なかなかの優れ物だ。 だが、外に出たいという言葉には少々ショックだった。 今日はちょっと虫の居所が悪かったのは確かだが、日頃可愛がっていたのはすっかり忘れ、 出て行きたいとまで言われるとは思ってもみなかった。 「なるほど、外に出たいのか」 俺がポケリンガルのマイク越しに話しかけると、自分達の理解できる言葉でしゃべった事に驚いたようだが、 話が通じるとわかって、必死で訴えかけてきた。 「おねがい、おそとにでたいよう!」「もう、いたいのやだ!」「だして!だして!」 ベビンネ達は口々に懇願してきた。しばし考えた後、俺は返事をする。 「いいだろう、自由にしてやる。だがお前ら、巣を作ったり餌を獲ったりできるのか? それに外には俺よりもはるかに怖い肉食ポケモンもいるんだぞ、お前らなんか一口で食われるぞ」 「えさくらい、かんたんだよ!」「できるよ!できるもん!」「こわくないもん、だからだしてぇ!」 俺は苦笑した。とにかくここから出られれば何とかなると思っているらしい。 だったらお手並み拝見といこうじゃないか。お前らが独力で生きていけるかどうかな。 「わかったわかった。さあ、どこにでも行きな。後で戻ってきたいって言っても知らんぞ」 俺は部屋のドアを開け、ケージの柵も持ち上げてやる。ベビンネ達の顔が、ぱあっと輝く。 「チィチィチィチィ!!」 俺の気が変わらない内にと、ベビンネ達は転がるように部屋の外へと駆け出した。 だがそこで立ちすくむ。この部屋は2階だ。地上に降りるには、当然階段を下りなくてはいけない。 しかしベビンネ達の体躯からすれば、階段の一段一段が身長の倍近くある非常な高さであり、 その全容は断崖絶壁に等しい。 階段越しに地上をそっと覗き込み、ベビンネ達の足はガクガク震えている。 「こわいよ、こわいよ」「でもおりなきゃ」「たかいよ、いやだよ」 おろおろしているベビンネ達に、俺はニヤニヤしながら声をかけた。 「どうした、怖いんなら戻ってきてもいいんだぞ」 からかう声に多少迷ったようだが、俺のところに戻るよりはましだと腹を括ったらしい。 「チ、チィィ!」 おっかなびっくり、そろりそろりと階段にぶら下がりながら降りようとするが、 いくら足をばたつかせようとも、2段目にすら足が届くわけがなく、宙ぶらりんでもがくだけだ。 3匹そろって宙ぶらりんになって足をパタパタさせる姿に、俺は思わず吹き出した。 「おいおい、もっと頑張れよ。そんなんじゃ地上に着く前に日が暮れちまうぞ」 そんな俺の声に焦りを感じたのが、1匹が手を放して2段目に着地しようとした。 「チィッ!!」 だがその体は、階段の2段目でバウンドするとそのまま地上まで転がって行った。 「チビャァーッ!!」 その声にビクッとしたはずみに、残りの2匹も手を滑らせ、同様に階段落ちしてゆく。 「チヒィィィ!!」「チィィーーーッ!!」 3匹ともころころ転がって地上にべちゃっと叩き付けられ、ピクピク痙攣しているが、 さすがにタフさと生命力が売り物のタブンネらしく、息はあるようだ。 その一部始終を見守りつつ、俺は笑いを堪えるのを苦労していた。先が思いやられるな。 「チィィ…」 痛む体をさすりつつ、3匹のベビンネはよちよち歩き始めた。俺もその後を追う。 それに気づいたらしく、ベビンネ達は振り向いて俺を睨む。 「ついてこないでよ!」「またいじわるするきでしょ!」「くるな、あっちいけ!」 解放された途端に強気になっている。現金なものだ。しかしその程度では腹は立たない。 「心配するな、何もしないよ。お前らがどういう巣を作るのか興味があってな」 「うるさい、あっちいけ!」「おしえないよ!」「しっしっ!」 悪態を突かれても、俺はニヤニヤしつつ、少し距離をとりながらベビンネ達の後を付いていった。 しばらく歩いて、ベビンネ達は近くの公園にたどりついた。手頃な草むらと、近くに小さな小川がある。どうやらここが気に入ったようだ。 「ここがいいよ、おうちつくろうよ」「おうちおうち!」「はやくつくろ!」 ベビンネ達は雑草をむしって、巣らしきものを作り始めた。なかなか微笑ましい。 しばらくすると、ごちゃごちゃと雑草を寄せ集めただけの、巣と呼べるかどうかも怪しい代物ができあがった。 それでもベビンネ達にとっては立派な『我が家』が完成したつもりなのだろう。歓声が上がった。 「やったー!できたー!」「おうちおうち!」「ぼくたちのおうちだー!」 会心の出来らしい巣の中でキャッキャとはしゃぐベビンネ達だったが、たちまち厳しい現実がやってきた。 一陣の強い風が吹き、巣を形成していた雑草の大半が、あっという間に吹き飛ばされてしまったのだ。 「チィチィチィ!?」 大慌てで、吹き飛んだ雑草を拾おうと追いかけるベビンネ達。俺はそれを眺めつつ、苦笑しながら公園を後にした。 こんなのは序の口だ。この後、どんな試練が訪れることやら。 月曜日。 出勤する途中に、元飼い主としての親心と、野次馬根性もあって、ベビンネ達の様子を見に行った。 3匹のベビンネは身を寄せ合ってチィチィと心細そうに鳴いていたので、 カバンからポケリンガルを取り出し、装着して何を話しているのか聞いてみる。 「おなかすいたよ」「えさってどうやってとるの?」「わかんないよう」 案の定だ。俺は基本的に、飯だけはちゃんと与えていた。 俺に拾われる前は、おそらくママンネの母乳しか飲んでいないはず。こいつらが自力で餌を獲る術など知るはずがないのだ。 「どうした、餌くらい簡単に獲れるとか言ってなかったか?」 俺の声に3匹はビクッとしながら振り向いた。声の主が俺だと知って嫌そうな顔をする。 「こないでよ!」「めっ!きたら、めっ!」「おなかすいてないもん!」 小さいなりに意地はあるらしく、俺に対して精一杯虚勢を張ってみせる。可愛いものだ。 「やれやれ、嫌われたもんだな。じゃあこれはいらないな」 俺はポケットからオボンの実を出してみせた。時々、これを絞ったジュースを与えていたものだ。 ベビンネ達はゴクリと唾を飲み込んだ。どうしようかと迷っていたが、せっかく手にした自由の方が大事と見えて 「い、いらないよ!」「おなかすいてないもんね!」「おなかいっぱいいっぱい!」 などと、無理をして俺の誘いを突っぱねた。なかなかの根性だ。 「そうか、残念だな」 ポケットにオボンの実をしまい、踵を返して立ち去ろうとすると、 「チィ…!」 と背後で声がした。やはり空腹には勝てず、俺を呼び止めようとしたのだろう。 だが聞こえないふりをしてそのまま歩き、ベビンネ達から見えない木の陰に隠れて、様子を伺ってみた。 「いっちゃった…」「いいよ、あんなやつからもらわなくても!」「ぼくたちでごはんさがそうよ!」 空腹で力の入らないベビンネ達は、ふらふらとおぼつかない足取りで巣を這い出ると、餌を探しに行った。 だがおそらく何も見つかるまい。ベビンネの足では遠くまで探しにはいけないだろうし、 この公園近辺には食べられる木の実などなかったはずだ。さて、どうするのかな。 火曜日。 今朝も公園に立ち寄った。巣は空だったので辺りを見ると、小川で水を飲んでいる姿を見つけた。 ポケリンガルを取り出し、ベビンネ達に見つからないよう忍び寄って耳を澄ませてみる。 「おなかすいたよう」「がまんしなきゃ、がまん」「きょうこそはなにかみつけようね」 予想通り、昨日は何も食料が見つからなかったらしく、水で飢えをしのいでいるようだ。 だが水だけで幼いベビンネがそう長く持つ訳がない。早く食糧問題を解決しないと死んじまうぞ。 生憎、俺は救いの手を差し伸べる気などないからな。俺の家から出て行くことを選んだのはお前らなのだ。 最後まで自分の力で生き抜いてもらおうか。 会社の帰りにまた覗いてみる。3匹ともだいぶ参っているようで、巣の中でぐったりしていた。 でも俺が近づくと気づいたらしく、弱いところを見せまいとまた空元気を振り絞った。 「なにしにきたの、かえれ!」「ぼくたちおなかいっぱいでひるねしてたの!」「あー、おなかいっぱい」 「はいはい、わかったわかった」 俺は笑いながら公園を後にした。まだ意地を張れるのは大したものだが、命を縮めるだけなのにな。 水曜日。 今朝はだいぶ様子が違った。いつも3匹そろって行動していたのに1匹姿が見えない。 さらに巣の中の1匹は左腕がなくなっており、片割れがその無残な傷跡をペロペロ舐めている。 チィチィと泣いているその有様を見て、何が起こったのか想像がついた。手厳しい野生の洗礼が来たのだ。 「おい、1匹いないな。それにその腕はどうした?」 「たべられちゃった…そらからきたこわいやつに」「ぼくのうで、とられちゃった。いたいよ、いたいよう」 やっぱりか。この辺りは時々ムクホークが出没するらしいから、そいつにやられたに違いない。 1匹は食われ、こいつは左腕をもぎ取られたというわけだ。命があっただけ有難いというものだろう。 「たすけて」「もうかえりたい」 ベビンネ達は目に涙を一杯に溜め、すがりつくような視線を俺に投げかけている。 あれだけ突っ張っていた威勢の良さはもう欠片も見えない。飢えと、死の恐怖でついに心が折れたのだ。 しかし俺は無言でその場を離れた。「チィィ…!」という悲痛な声が背後から聞こえてくる。 今更帰りたいだと?冗談を言うな、今はここがお前らの帰る家だろう。 俺はお前らを見捨てるのではない、自然の成り行きに任せるだけだ。 木曜日。 さらに1匹減っていた。『腕無し』がいない。失血死したか、またもムクホークの餌食になったのか。 巣の中には1匹だけ横たわっていて「チィ…」と弱々しく鳴いている。 耳と触覚が垂れ下がり、顔つきに生気がない。もうグロッキーのようだ。 「一人ぼっちになっちまったな、あいつも食われたのか?」 「かわにおちて、ながされちゃった。たすけたかったのに、ちからでないよ…」 その光景が目に浮かんだ。相変わらず餌が獲れず、やっとの思いで水辺までたどりつき、 せめて水で腹を膨らせようとしたが、衰弱した上に左腕を失っているのでバランスが崩れて川に落ちたのだ。 手を伸ばしてもお互いその手に力が入らず、もはや泳ぐことすらままならず流されていく『腕無し』を、 こいつは滂沱の涙を流しながら見送ったことだろう。 「たすけて、ごめんなさい、だから、たすけて…」 消え入りそうな声でベビンネは訴えた。もう限界のようだ。 だが俺は今日も冷笑を浮かべ、踵を返して会社に向かった。もう声が出ないのか、後ろからは何も聞こえなかった。 金曜日。 朝起きた時、ちょっとだけ厳粛な気分になった。おそらく今日はあいつにお別れすることになる予感がしたからだ。 だいぶ冷え込んでいるので、もう凍死しているかもしれない。 だが巣を覗くと、ベビンネは辛うじて生きていた。口の周辺から吐かれる白い息が弱々しい。 体を丸めてプルプル震えており、触ってみると全身は氷のように冷えきっていた。 「どうだ、わかったか。これが野生の世界の厳しさだ。お前らはもう少し我慢すべきだったんだよ」 「…チィ…」 「俺は言ったよな、餌は取れるのか、巣は作れるのか、怖いポケモンがいるぞ、ってな。 その忠告も無視して、後先も考えずに飛び出した結果がこれだ。」 「…チィ…」 「引き返すこともできたはずだ。だがお前らはそれを拒絶した。当然の結果だ。」 「…………」 「ちょっとからかいすぎたのは悪かった。でもそれで今まで可愛がったことまで全て帳消しにされたんだからな。 俺も悲しかったんだぞ」 返事はなかった。口からは白い息がもはや出ていない。 家を出てからわずか5日、束の間の自由と引き換えにこいつらが得たのは、それを上回る苦痛と恐怖と悲しみだけだった。 俺はしばらくその死に顔を眺めた後、立ち上がっていつも通り会社に向かった。 墓など作ってはやらない。お前の死体はムクホークに啄ばまれるか、腐って土に返るかだろうが、知ったことではない。 それがお前の選んだ運命であり、野生の掟なのだから。 (終わり) ーーーー 餌もらえて飼い主に可愛がられてるのに、外に出たいとか生意気な糞ベビだな。母親殺されてるのに、外に出たいとか馬鹿すぎる -- (名無しさん) 2013-11-24 12 00 19 この3匹はもし無事に成長しても、碌な奴にならないだろうな -- (名無しさん) 2016-06-21 02 48 16 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/majicaa/pages/3466.html
/ニニニニ/=ニ/ニニ/二/ニニ/二/二二/ニニ/ ________ /ニニニニ/=ニ/ニニ/二/ニニ/二/二二/ニニ/ /⌒\_/ /二二/ ̄ ̄ \=ニ/二/ニニ/二/二二/ニニ/ニ . {(___/⌒\___/ /⌒∧ /二/ニニ/二/二二/ニニ/ニニ \/⌒ /{ /⌒∧..=/ニニ/二/二二/ニニ/ニニ /U}{/{/} / /{ ノ\. /⌒∧ニ/ ̄{ /二二/ニニ/ニ/ニ ⌒V/{/}/ { ( (ニ\____}/=ニ_{ =ニニ/ニニ/-/ニニ ∨/こ/// / / 人 \_}/ /⌒\{_ノニ/ニニ/ニニ/-/ニニニ /// /// { { \ \ \{V ∨ニ/ニニ/ニニ/-/ニニニ /⌒ {/ { { {/ \ \_{∧_ . }=ニニ二/ニニ/-/ニニニニ ////{/人 { \{ ( ̄ ̄ ̄\\_,{/∧\ __) }/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\__(){)_ ///八 \{ \} ( \\〈{ ∧_}{テ }\_ /)人ノ ^^^^^^{_ノ /\____\\ ∧}-{ ∧/ / ⌒\____/)ノ............} / _ -={二 / }ニニ厂\\ / ∧人__,ノ _{/\_____ \ー┐.........{/ __ }= { _人ニニ\_ノ\__ノ{)ニニ (_}{___八 \{/............ノ / /=ニ∧/....................................∨.......∧ニ=ニノ.........(__ \{/ ̄ ̄ ̄ ̄\ \{___}___/⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒∨⌒ ∧_ノ............./ - - -==={_{_\)..........厂 _ - = / ̄ ̄ ̄ ̄ ⊂/ ̄ ̄〕_ _ _ = - 人__{___ノ ̄ ̄=-- __/ニニニニニニ =-  ̄ ̄ - _ -- /ニニ\ニニニニニ  ̄ = = -  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄/⌒\=ニニ}ニニニニニ Feral Instinct / 野生の衝動 (1)(緑) インスタント クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。 次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/n4908bv/pages/789.html
【防具アイテム:ブーツ】野生馬のブーツ+ 品質C レア度3 AP+2 Def+2 重量1 耐久値90 野生馬の皮製のブーツ。皮は柔らかいまま加工して動きやすさを優先させている。 靴底は滑り難く運動にも向く。 [カスタム] 打突部分に邪蟻の甲を用いており、爪先、足甲、踵による攻撃に補正がつく。 【防具アイテム:ブーツ】野生馬のブーツ+ 品質C+ レア度3 AP+1 Def+3 重量1 耐久値110 野生馬の皮製のブーツ。皮は柔らかいまま加工して動きやすさを優先させている。 靴底は滑り難く運動にも向く。 [カスタム] 防御性を高める事を目的にして邪蟻の甲を全体に使用している。 初出:25話
https://w.atwiki.jp/etorarowa/pages/39.html
―― その日、こんな夢をみた。 ―― 大地の力、風の力、水の力、あらゆる力がいっせいに集まってくる。 ―― どんどんふくれあがる獣の肉。止められない。 ―― そこにすべての欲望が内包されていく。熱くなる。鼓動を感じる。 ―― どくどくどくどくどくどくどくどく。 ―― そうして、自分たちと同じ姿をした動物たちがあまねく大地に根差していった。 そうしてしばらく夢をみた後、彼は目覚めた。 彼は決してこの催しを理解していない。しかし一つのことだけを理解していた。 ―― 女と交わり、生命をこの世に生み出すこと。 彼がここで理解しているのは、これだけだけだった。 しかし、彼にはまた別の目的が存在した。 ―― 「太陽のしっぽ」を掴むこと。 それは彼のいる部族たちの悲願だった。 その悲願を叶えるために、彼とその先人たちは旅をし続けてきたのだ。 そしてその目的を果たすために彼は、まずこの大地を駆け巡ることにした。 幸い、先ほど見つけた謎のものをどうにかして開けたところ、食料と思われるものや武器が見つかったのでそういった心配はいらなかった。 ならばあとは動くだけだった。 そうして彼は走りだした。いつものように、"野生とは何なのか"を知らしめるように全力で駆け抜けていった……。 【原始人(男)@太陽のしっぽ】 [状態]:健康、ヤル気マンマン [装備]:トゲモリブリンバット@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド [道具]:基本支給品、ランダム支給品×2 [思考・状況]基本行動方針:マンモスの牙を集めて塔を作り、「太陽のしっぽ」を掴む。 1:マンモスやほかの動物を探し、狩る。そのついでにつがいを探す。 [備考] 繁殖力と脚力(※全体的な身体能力)が重点的に鍛えられており、 また簡単な道具を扱えるほどの知力があります。 ルールを理解しておらず、『とにかく繁殖すればいい』と理解しています。 【トゲモリブリンバット@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】 角の生えたイノシシのような亜人『モリブリン』が使っている両手武器。 通常のこん棒と違い、殴りつける面に動物の骨がくくりつけられており 相手に与えるダメージが格段に高まっている。