約 120,312 件
https://w.atwiki.jp/ej3sgcu5vx/pages/488.html
__ , ─  ̄ ̄  ̄ ̄ ─ 、 _ - ' ´ , - 、, '  ̄ ヽ、, - ` 、 , '´ _ ' ` 、_ ヽ ,/ , ´ , - --- 、, ヘ, -- 、_ ` 、 \ / , ´ ., . ´. . . . . . . . . . . . . . . ` . 、 `ヽ \ ./ l . '. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ` 、 ) ` 、. / ,´ , ' . . . . . . . /j. . /i. . .! . . . . . . . . ` 、ヽ . く 、/. . . . ., --‐-、 /. / |. . 八, - ‐‐- 、 . . . . ヽ' /. \ , / ! . . ,. ´. / // // ´ \. . . . ヽ . . . . . ヽ/ \' !/.!. . / . / ´ ̄` / ´ ̄`\. . i . .! . . |`ヽ l ! ! / /!._`=≡≡=_ _=≡≡=´_\|. . |. !ヽ|、| ` 、 !' . ´. . .! |. . /. | , |. |. ' .! . . ヽ. 、_ ` _ , j. . /. / く. | |.. ! リヽ. . ` .、 {/.  ̄ ̄ ̄ .ヽ}. //// ). | |. ヽ ,'` !` 、 ! ! ´' ' ヽ '. │. | . ,' ヽ . . ヽ 丶 , ' , ´. . . .' `.、 | | . ! !. . . .` _ ` 、 , ' , '. . . . . ! i. |. |. . . 、 ./. . . . . . ` t -- ィ ´. . . . . . . .ヽ '. . |. |. . . / ヽ. . . . . . . 」 |_. . . . . . . . . ,' `、. | |. . . ,' !) (─´ ̄ ` 、 , ´  ̄`─) (-! !. |. |. . . ! !) (. , - -介- - 、 .) ( ヽ /. . | |. . . .`, ' ) ( ,' // ! \ ヽ ) ( `, '、. . |. |. . . . ,' `、) ( . ` ‐´ ./ !. `-´ ) ( ,' ヽ. . |━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━翠星石:LV420 L【草/フェアリー】 LHP:139/139 L攻撃力補正:+14+2 《専用》 L【育ち育め常磐の森よ】:場に出たT相手を「ヤドリギのたね」にし、フェールド効果による回復分ダメージを与える これは「ヤドリギのたね」が発動している間持続する ※草タイプには効かない プロフィール トキワの森の野生森で植物に水をあげる仕事をしているようだ 昔から余計なことをしてはメガスピアーにお尻を刺されていたらしい ホワイトグリントと月読で野生専用も攻撃もできないまま撃破されてしまった 戻る
https://w.atwiki.jp/n4908bv/pages/1119.html
【防具アイテム:革鎧】野生馬の革鎧+ 品質C+ レア度3 Def+10 重量8 耐久値170 野生馬の皮製の鎧。皮は柔らかいまま加工して動きやすさを優先させている。 [カスタム] 左肩に雪猿の皮を用いている。 全面に邪蟻の甲を用いており、防御点と耐久性の向上を得た。 初出:61話
https://w.atwiki.jp/agurikora/pages/44.html
昔語り カード説明 小劇場のアクションを行うとき、アクションマスにある食料を1個残せば「野菜」を1個得る。 @@@ カードレビュー @@@ カードの評価は人によって様々です。 このページは「私」ならこのカードをこう使う!こう評価する!というものです。 レビューをしてくださる方は、最下行に追加してください。 その際、他の方のコメントなどを消さないよう気をつけて下さい。 【氏 名】 【評価点】(5段階) 【コ メ ン ト】 ユーリ 3点 1ターン目から野菜が入手可能という好カード。小劇場系の職業カードをもう1枚くらいプレイできる状態ならば評価は「4点」でも良い。まかり間違っても、食料難のため、得た野菜を生食い(食料1と交換)しないように。 大将軍 3点 野菜を得られる職業群のなかでは弱い方だが3点の仕事はすると思う、1ステージで野菜が手に入ると言うことは他人が真似できないプレイングが出来ると言うこと、これアグリで結構重要だと思ってて動きをずらせるものの1つだと思ってます、小劇場食料3の状態で初めて庭職人と同じ価値と考えると、少し切なくはある。だけどここで野菜をもっておけば終盤ついでに植えて気がつくと4点に増えてたりするので侮れない。 みさき 3点 2点か3点で悩むところ。将軍様が指摘するように、庭職人との力関係が微妙だが、ゆーり君が指摘するように他の小劇場職業と組み合わせると面白いことになるね。まぁそれは日雇いマスにも言える事なんですけどね。「奇術師+昔語り」と、「季節労働者+庭職人」を比較すると・・・
https://w.atwiki.jp/nenohitohatiue/pages/1271.html
<三≧艾≧ー.______ _______ |l l| ___ く >くVVVVVVVム.. \ `丶、/`l l| |l l´\ー '´ /==Y寸VVVVVVVV小 ." '' ‐ ..,. ''"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`/ _ l | l l |.ノノl | ̄`ー―― /彡从VVVVVVVVVVVム.....,.. ''" , '"/_| \_| | 、 /^ , , | |/ | 、!´" 、 V// 寸VVVVVVVVVVハ , '" ー\ V`l l^i.〈〉.i^l ∧ー' / ` 、 ゙' 、 Y 寸VVVVVVVVV _,,. ''" , ' ,' /ゝ!、_〉.'|.l 、,/.l.| '´ノヽー〈 ノ| 、 .` .、 ..(| `二ミ .. ー=圦TTT小V/. .. ,,, _ _,,.‐''" , ' ,' 〈゙ノ' 〈`ヽ、∨//〉 `i 〉'´,/l ' ` ._ ≧{ ( Y | Y  ̄ )匕)/' \ " " " , {`l〕 `\_/´ 冫⌒// ` , .-=ニ ∧  ̄ . |_  ̄´ 人 ≧<. ..,,'' ,.' , 「〉/ii `i ∨ i´ `}´|/ ノ! 、 八 . / \´ー==ニ才` /', V ≧Y ._,.. ''" '; _ ' {l ;i/' /'`V´冫、 l l| // ;、 .∧ / //。>=ー=< } .} ∨ ∧,..-'''" ; , ' 〔,i| 〉、_/^i ,!、 '〉 〈`ヽ_// ;' .Vム. / / 7 》X《 \。/ . | V. / ) ; , ' [^] l`、Xi 〈'、X/i {)_´]/、 ;' .V / ./ / //// / | V / / .\. .; ;' [冂〕 ヾ ; / 丶 !,/ ゙ー' '、 ,' .八ム/ '>' //// /ヽ |. V ./ ./ム .\ ...;' 〈 |l 「|] [|」' '、;' 乂 ./ / 《 ///// ', | V .ム \ ,. {|!' `i|| ,||i´. ./ / .ム/ / V///' 寸 V ム.、 \ , ` 〈ヘノ 〈^`冫/ / .ム' ∧ / ーV V ム.` .、 \ , ...}_{ }_;/./ / ././ / .ミ/ ....≦二二V __. V ム ...` .、 \ , .〈 ,〉 〉 ../ , .Vヘ=====彡7 / .... ≦二二 V/  ̄`寸ミ ム ` \ , ..`' {_ノ / ´ ./ { / / /´ __ V \ .ム .` .、 , | / / , ´ / / / | Oニ=ー ー匕Oニ V \ ム ` .、 , ; ., / ,. ´ ./ イ ムハ.| ム Yミ才 〉 ` ´ ´ .V | ム人| ー=ニニニニ匕 / ム |ニ=- / ―――――― ―――――― .V | ム\ | Oニ三三ニ=ー 人/ ム. | / , 、 .∨| ム.\八 卞、  ̄ ̄ ̄´ 彡 .ム | / .,. ´ ,. , ., , 、` .、 ..'.| ム ∧ 辷 ニニ  ̄ ム |' ,. ´ / ,′ ! , .\ .` .、≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠ カード名 . ..: 開幕の星語り 勇気 [武威]≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ レアリティ...: Ex≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ カードスキル : 【副領域除外】反響 手札対価3【無】任意枚数・自主領域・Ex除く自場全認識忘却。[幕開きの道化]顕現、この技能の忘却枚数以下対価まで1枚以上手札・山札から【限定武装】を限定武装化、[CP-1]付与/自魂魄破壊時自壊≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ステータス. . : 対価 Ex [反響]≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ フレーバー .: 開くは満天、之なるは勇猛なる娘の戦道≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠開幕の星語り/勇気/C/Cost Ex/【副領域除外】反響 手札対価3【無】任意枚数・自主領域・Ex除く自場全認識忘却。[幕開きの道化]顕現、この技能の忘却枚数以下対価まで1枚以上手札・山札から【限定武装】を限定武装化、[CP-1]付与/自魂魄破壊時自壊/[武威]/[反響][]Ex + 口上 ―― では語ろう、語るとしよう。荒野に弁舌を振るう愚か者。或る少年に託した、―― その英雄譚を。エクストラ・インキピット 盤 外 顕 正 。開幕の、星語りby太白の道化 キルヲ言葉が不要の戦場であろうとも。明日遺し、明日に残らぬ者を、―― 語る星々、消える事なく。さぁさぁ、皆様ご拝聴。―― 明日を遺した、英雄譚を。エクストラ・リアライズ 盤外顕現 ! [開幕の星語り]!by太白の道化 キルヲ + Q A Q、[開幕の星語り]の技能によって武装化される限定武装に枚数制限はありますか?A、枚数制限は本スレ参照。※ 忘却枚数以下の対価の限定武装を持つ札を選択可能と。 忘却枚数は太白の道化、手札の[拡がる世界]で対価2までは確定。 今後対価1の限定武装札が出た場合、[曙の剛弓]+対価1限定武装札も可能になります。Q、開幕の星語りによって[CP-1]が付与されるのは幕開きの道化自身にですか?限定武装の武装化効果に追加される形ですか?A、道化に対してです。Q、[太白の道化]から[開幕の星語り]を顕現しました。この際に自[契約]が[幕開きの道化]以外の場合でも[幕開きの道化]が顕現されますか?A、されます。Q、[開幕の星語り]により[幕開きの道化]を顕現している状態で[銘友の弾丸]を顕現した場合 術理戦開始時の自[契約]銘と異なる認識であっても対価3以下かつ山札にあれば顕現できますか?A、 いいえ、星語りはあくまでも幕開きの道化を顕現するだけであり、 自分の契約した使い魔を変更するものではありません。 《関連札》 幕開きの道化 太白の道化
https://w.atwiki.jp/pachimon/pages/59.html
23-1決起するゴブリン族 出現モンスター ★3 ★3 穴ゴブリンキングx1 森ゴブリンキングx1 ステージ情報 消費スタミナ 10 バトル数 1 金塊 0 ランクEXP 51 モンスターEXP 4650 23-2怒りの乳牛族 出現モンスター ★3 ★3 乳牛娘ウッシィーナx1 ビッグオックスx1 ステージ情報 消費スタミナ 11 バトル数 1 金塊 ? ランクEXP 51 モンスターEXP ? 23-3牙をむく鋭狼たち 出現モンスター ★3 ★3 鋭狼漢クールファング×1 怪菌王オオサマダケ×1 ステージ情報 消費スタミナ 11 バトル数 1 金塊 ? ランクEXP 51 モンスターEXP 4575 23-4反撃の桃豚族 出現モンスター ★3 ★3 突弾豚ビッグポーガーx1 桃豚娘ポインクピンクx1 ステージ情報 消費スタミナ 11 バトル数 1 金塊 ? ランクEXP 54 モンスターEXP 4875 23-5野生は爆発だ! 出現モンスター ★3 ★3 暴熊漢グリズリベアーx1 鱗帝マスターリザード×1 ステージ情報 消費スタミナ 11 バトル数 1 金塊 ? ランクEXP 60 モンスターEXP 5025
https://w.atwiki.jp/cthulhuworksmemo/pages/360.html
作品情報 作品形式 小説 作者 倉阪鬼一郎 出版社 出版芸術社 初版発行日 1998/7?/? 五人の男が怖い話の朗読会「妖かし語り」を執り行う。 怖い話と幕間の彼らの会話で構成される。 クトゥルー神話要素のある収録作品 Ⅲ 魚影 洋書専門の古本屋を経営する小塚の元に、ネッド・フライヤーという名の米人の日記が送られてくる。 日記には志摩半島のI村での体験が記されていた。 I村の住人は魚類を彷彿とさせる顔をしている。 座徳老人が、南洋で行方不明となった増田王兵衛が奇怪な魚を連れて帰ってくると語る。 村には提金教団の総本部が存在。提金教は海神を崇める志摩半島発生の宗教。 フライヤーは米国の作家「愛の技巧」に村での体験を記した手紙を送っている。
https://w.atwiki.jp/84gzatu/pages/152.html
第一章 三幻神の歴史 第二章 神、降臨! 第三章 〔オベリスクの巨神兵〕語り 第四章 〔ラーの翼神竜〕語り 第五章 〔オシリスの天空竜〕語り 第六章 まとめ 第1章 三幻神の歴史 三幻神といえば、原作遊☆戯☆王バトルシティ編から登場した強力カード3枚である。 バトルシティトーナメントにおいて、いかに早く三幻神を召喚するかが焦点になっていたほど。 知名度的には〔青眼の白龍〕や〔ブラック・マジシャン〕に一歩劣るが、このマンガを代表するカードといえる。 さて、三幻神は2度カード化されており、1回目はゲームボーイカラーのソフトの特典カードとして登場した。 …ニンテンドーDSが登場し、GBAすら旧型化した今。 時が立つの速い…。 そのときに発売されたカードは、公式デュエルでは使用できないとされたコレクション用カード。 当時は、ローカルルールを作って友達内で使用する、という光景がたびたび見られた。 が、2009年。 とうとう公式大会で使える三幻神がVジャンプの付録として登場。 相方の三邪神もVジャンプの付録として登場しているので、この発売方法は妥当と言えるかもしれない。 第2章 神、降臨! ここでは3体の共通した使い方とかをダダっと書いていく。 三幻神を守るなら、〔デストラクション・ジャマー〕がイチオシ。 対象を取らないモンスター除去の多くは破壊扱いなので、〔オベリスク〕はこれ1枚でほぼ安全。 類似効果の〔我が身を盾に〕に比べ、ライフを使わないので〔ラー〕との相性が良いのもポイント。 …〔神の宣告〕なんか、三幻神の専用カードでも良いようなネーミングのクセにライフを使うのが怖いとか。 〔ラー〕を出してからなら実質的にノーコストになるけどさァ…。 さて、三幻神はやはり通常召喚するのが理想。 が、通常召喚するにしても〔死皇帝の陵墓〕が使えず、神属性のダブルコストモンスターが存在しないのが痛い。 手軽なモンスターなら〔幻銃士〕、〔デスハムスター〕とか〔墓守の偵察者〕辺りか? デッキの専用化が必要だが、〔雲魔物-タービュランス〕や〔創造の代行者 ヴィーナス〕でやっても面白いかもしれない。 他には罠モンスター系がオススメだ。 リリース要員にもなり、〔デストラクション・ジャマー〕では防げない〔強制転移〕をブロックできるのが魅力。 普通なら〔メタル・リフレクト・スライム〕を名指しするのだが、神の守備力が高すぎて〔地砕き〕の盾にできないので微妙。 第3章 〔オベリスクの巨神兵〕語り さて、最も早く発売となった〔オベリスクの巨神兵〕。 〔ラー〕と違って特殊召喚できるのが強みだが、そもそも特殊召喚してもそんなに強くないのが実情だ。 というのも、フィールド上のモンスターを片付けるだけなら、〔ライトニング・ボルテックス〕でも使った方が現実的。 これなら召喚の権利も使わず、リリース要らずで安定性もオリガミ付きの手軽さだ。 さらに言えば、『カードの効果の対象にならない』が地味に痛い。 攻撃力4000なら〔巨大化〕が使えれば1キル範囲に入ったし、自壊も〔亜空間物質転送装置〕や〔月の書〕で中和できた。 が、それもできない。 中和させる為に〔皆既日蝕の書〕辺りが必要になる。 これが一言、『相手のカードの効果の対象にならない』、だったらもっと夢が膨らんだんだけどねぇ…。 さて、弱音ばっかり吐いても仕方ない。 応用方法を探そう。 真っ当に通常召喚し、効果を使うためにはフィールドに5体のモンスターを揃えなければならない。 …専用化しても5体並べるのは結構難しいし、使うとすれば特殊召喚が光る。 『ソウルエナジーMAX!』とか言いたい欲求を抑え、除去耐性付きの攻撃力4000で普通に殴ろう。 月並みだが〔リビングデッドの呼び声〕とか〔名推理〕辺りで出せれば、使い捨てとはいえ相手に充分なダメージを与えられる。 特殊召喚したこのカードともう1体モンスターをリリースしてゴッドハンドインパクト、という流れも悪くない。 ちなみに、〔神獣王バルバロス〕の存在を思い出したら負けだ。 第4章 〔ラーの翼神竜〕語り 関係ないが、発売順が気に食わない。 原作での登場順や、原作での強さ順なんかで言えば、〔オベリスク〕→〔オシリス〕→〔ラー〕じゃねぇの? それが何ですか2番目に発売って。 なんで中途半端な位置なんスか? …とこれを書いてるうちに思いついたんだが、これってアレか。 GXの学生寮順か。 『ブルー(オベリスク)』が最初で、『イエロー(ラー)』が2番、『レッド(オシリス)』がラスト。 真相は不明。 正解及び意見は募集。 メールフォームか掲示板でお願いします。 さて、性能的にはチグハグさが目立つ。 1つ目の効果と2つ目の効果を他カードのアシスト無しで使えない、というのは本気で目を疑った。 攻撃力アップと壁モンスター除去と、組み合わせて使えれば強い能力なのだが…。 しかも、三幻神の共通効果だと思ってた対象効果耐性はない。 その上、原作で1番特殊召喚されてた神のクセに特殊召喚ができない。 原作での『3体版ガーゼット』というべき、リリースモンスターの攻撃力を引き継ぐ効果も無し…泣くぞぉっ! さて、使うならば、ライフ回復の手段があるデッキになるのは必定。 オススメは〔白魔導士ピケル〕や〔素早いモモンガ〕辺りか。 〔ラー〕を出すためにモンスターを並べるカードが必要があるので、それらと相性が良いのだ。 次元帝っぽくして〔魂吸収〕とか、種族的には天使族とサイキック族系がライフ回復効果が多い。 第5章 〔オシリスの天空竜〕語り さて、これ書いてる時点(18 15 2010/01/21)では、まだ発売していない〔オシリス〕。 ただまあ、おおよその予想はつくので予想してみる。下みたいな効果じゃないかな、と。 オシリスの天空竜 神属性 幻神族 レベル10 ATK? DEF? このカードを通常召喚する場合、自分フィールド上のモンスター3体をリリースして召喚しなければならない。 このカードの召喚は無効化されない。 このカードが召喚に成功した時、魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。 このカードは魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にできない。 このカードは特殊召喚した場合エンドフェイズ時に墓地へ送られる。 このカードの攻撃力と守備力は、コントローラーの手札の枚数×1000ポイントとなる。 また、このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、 召喚・特殊召喚されたモンスターが攻撃表示だった場合、攻撃力を2000ポイントダウンする。 また守備表示だった場合、守備力を2000ポイントダウンする。 この効果によって、攻撃力または守備力が0になった場合、そのカードを破壊する。 赤字の部分が推測が多く入る部分で、黒字部分はほぼ確定的なテキスト。 見てもらうと分かるんですが、すごくテキストが長い。 84gが少し調べてみた限り、現在、一番長そうなのが〔毒蛇神ヴェノミナーガ〕の342文字。 ↑の俺版〔オシリス〕が347文字で〔ヴェノミナーガ〕越え。 対象にならない効果を抜いても317文字でかなりギリギリ。 さらに、このテキストは、召雷弾…つまり、2000ダウン効果のせいでさらに伸びる可能性が。 原則的に、裏側守備表示モンスターというのはステータス変動を受けないことになっている。 例えば、〔可変機獣 ガンナードラゴン〕を妥協召喚して裏側守備表示でセットした場合、裏側である限り攻撃力2800として扱う。 永続効果によって変動を受ける場合は、ダメージステップなどで表になった瞬間に適応される。 つまり、守備力2000以上のモンスターがセットされた場合、そのカードのステータスを下げるテキストが現在は存在しないということ。 やるためには、〔聖なる輝き〕のテキストを移植して表側にする効果を付けるような必要があるのだが…それやると文字数が面白いことになる。 …そのため、恐らく〔オシリスの天空竜〕が実際に発売されるとしても、召雷弾は裏守備に反応しない場合が予想される。 それか、召雷弾自体の効果が無くなる…とかね。 さて、仮に発売した場合、どのような運用が予想されるだろうか? 召雷弾はどうなるのか予想が付かないので、攻撃力アップ能力を考察してみよう。 まず、原作のように〔無限の手札〕を使うというのはナンセンスだ。 これ1枚使うだけで手札が減るわけだから。 何もしなくても手札6枚は持てるんだし、攻撃力7000以上ならそのターン内で決着を付けられる可能性が格段に高いからだ。 召喚までに多くの手札を消費するだろうし、攻撃力3000~5000程度を維持できれば上出来。 手札の枚数を増やすだけなら、〔おジャマジック〕がイチオシ。 〔マジカルシルクハット〕の効果で2枚サーチしてセット、破壊という流れができれば6枚増える。 他はHERO系やガジェット、暗黒界なんかも手札が減りにくく、お勧めできる。 当たり前だが、トラゴエディアの存在を思い出したら負けだ。 第6章 まとめ 大方の予想通り、三幻神はそんなに強くない。 だが、種族・属性として正式に認知された事で、今後通常販売されるカードとして強化されるかもしれない。 ホルアクティとか神の進化辺りが正式に発売するんじゃないかな、と予想してみます。 遊戯王コラムに戻る
https://w.atwiki.jp/nyaanyaas/pages/26.html
https://w.atwiki.jp/suproy3/pages/68.html
俺たちの野生 ◆NHOSd4SLX6 「こ、の……言うことを、聞きやがれぇぇぇぇ!」 狭いコクピットの中で、操縦桿やボタンやダイアル、その他諸々の計器をガチャガチャと弄繰り回す音が響く。 まるで与えられたおもちゃの遊び方がわからない赤子のように、翻弄され続けてかれこれ一時間。 執念と意地でこれを捩じ伏せようとしている赤毛の少年の名前は、アポロという。 「ちっくしょう、話と違うじゃねぇか! 簡単に動かせるんじゃなかったのかよ!」 彼がここに連れてこられる以前に乗っていた機体、アクエリオンとも違うそれの操縦方法は、実に難解だった。 いくらヴィンデル・マウザーが『諸君らのセンスならばすぐに順応できる』と太鼓判を押そうとも、個人差がある。 根っからの野生児であり、エレメントスクールでの活動も模範的とは言えないアポロにとっては、機体制御だけでも至難の業だった。 アポロが駆るその『黒い機体』は、空中に滞空したままじたんだを踏み続ける。 その間、敵が近くに現れなかったことは幸運というほかない。 アクエリオンならば他の二人のパイロットがサポートをしてくれただろうが、ここではそれも望めない。 孤軍奮闘。アポロにとっては苦境というほどのものでもないが、さすがにこのままではいられなかった。 「いい加減に……しやがれぇぇぇぇぇぇ!!」 操縦桿をへし折らんばかりの力で、強引に機体制御にかかるアポロ。 もちろん、そんなことをしたところで科学の総力を結集したマシンが従えられるはずもない。 そう、それが単なる科学の総力を結集しただけのマシンであるならば。 「おっ……へへっ、やっと大人しくなりやがったな」 アポロに与えられたこの、黒い機体。 パイロットの『野生の力』に反応する特機は、ただのマシンではない。 ――AGT-1イーグルファイター。 ――AGT-2ランドクーガー。 ――AGT-3ランドライガー。 ――AGT-4ビッグモス。 四機の獣戦機が合体して完成する巨大ロボット。 ――コード「THX1138」。 ――キーワード「DANCOUGA」。 ――断空我(ダンクーガ)。 それこそが、野生児アポロに与えられた機体の名だった。 「ったく、アクエリオン以上のじゃじゃ馬だぜ。本当に使えんだろうな、コイツ?」 乱暴な手つきで操縦桿を前に後ろに横に、アポロは操縦のコツを掴んでいく。 ブーストを点火し、ダンクーガが前進。後進。上昇。下降。蹴り。振り。宙返り。 遊び方を覚えたばかりのおもちゃは、加減を知らない赤子の手によって、壊れんばかりに躍動する。 「お? おお? おおお!? ようし、だいぶコツが掴めて……」 ダンクーガが思い通りに動くようになってきたのを実感し、アポロの表情は笑顔になる。 そのとき、コクピットのレーダーが一つの機影を捉えた。 飛行するダンクーガの足下に、高速で迫るなにかがある。 それに気づくと、アポロの笑顔はさらに満面なものとなった。 「飛んで火にいるなんとかかんとかってやつだな! さっそくいただくぜ!」 バーニアを吹かせ、ダンクーガのすぐ足下にまで迫ってきたそれは、こちらを確認するなり――銃口を構えてきた。 ◇ ◇ ◇ 「あれは……ダンクーガ!」 雪原地帯を行く、機影の正体――それは獣戦機隊所属の藤原忍が駆る、ZZ(ダブルゼータ)ガンダムだった。 獣戦機隊とは、ダンクーガ本来の乗り手である四人のことを指し、この戦いには忍一人が招集を受けている。 その忍が、ようやく支給されたタブルゼータの操縦に慣れてきたというところで、愛機ダンクーガに遭遇した。 「この野郎……どこのどいつだか知らねぇが、俺たちのダンクーガを勝手に乗り回しやがって……!」 ここには沙羅も亮も雅人もいない。ならば上空の獣戦機を操っているのは、獣戦機隊隊員ではありえない。 盗人猛々しいとはこのことだ。忍はダンクーガを取り戻すべく、ダブルゼータを加速させた。 さて、ここで藤原忍という人物について一つ補足しておこう。 獣戦機隊の藤原忍といえば、口よりも先に手が出ることで有名な――問題児の中の問題児である。 「ダブルビーム・ライフルで撃ち落としてやる!」 忍の操るダブルゼータは、ダンクーガのパイロットに警告を放つよりも先に、ダブルビーム・ライフルの銃口を天に向けた。 それも威嚇などではない。本人が言うとおり、撃ち落とすつもりで狙いをつけている。 発射された二重の光線が、上空のダンクーガに命中する。しかしダンクーガは怯む程度で、撃墜には至らなかった。 「な、なんだぁ!?」 地上からの射撃に意表をつかれたダンクーガのパイロットが、声を荒げる。 互いに通信回線を開き、ダブルゼータ搭乗の忍と、ダンクーガのパイロットである少年らしき人物が、ここで初めて会話の機会を得る。 「てめぇ、いきなりなにしやがる!」 「うるせぇ! 人様のもんに勝手に手ぇつけやがって、覚悟はできてんだろうなぁ!?」 「あぁ? なに言ってやがんだ。俺がいつてめぇのもんに手ぇつけたって……」 「しらばっくれようったってそうはいかねぇ! とっととダンクーガを返しやがれ!」 「ダンクーガ……? こいつのことか?」 「そのダンクーガは俺たち獣戦機隊のもんだ! どこの馬の骨か知らねぇが――」 「獣戦機隊だぁ? 知るかよ、こいつは俺んだぜ。そもそも――はは~ん。さてはてめぇ、あの野郎の話を聞いてなかったな?」 あの野郎、とはヴィンデル・マウザーのことを指しているのだろう。 ヴィンデル・マウザー。忍にダブルゼータを与え、七十人の人間に生死をかけた戦いを強要した人物である。 「言ってただろうが! 最後の一人になるまで戦えってな!」 戦い。 それは強烈な闘争本能を持つ忍にとって、好物とも言うべき刺激であった。 相手が誰であろうと問題ではない。殴りかかってくるのなら殴り返すだけ。藤原忍とはそういう男だった。 「他の小言は難しくてわけわかんなかったがよ、要は全員ぶっ倒せばいいんだろうが! それがわからねぇだなんて……」 だからといって、唯々諾々とヴィンデルの言葉に従うかといえば否だった。 上官の命令に反発することなど日常茶飯事な忍である。戦え、という一方的な指示に、喜んで従ってやる気はない。 脳裏ではヴィンデルの顔が、あの最低最悪の男――シャピロ・キーツのものと被ってさえいた。 あの手の男の言いなりになるなんてまっぴらごめんだ。 そんな反発心がゆえに、忍はこの戦いにも乗り気ではなかった、のだが。 「てめぇ、さてはバカだな!?」 「……誰がバカだとこの野郎がぁぁぁ!」 その闘争本能――獣戦機の搭乗者に相応しき『野生』は、制御の効くものではなかった。 「もう容赦はしねぇ! とっととダンクーガから降りやがれ!」 ダブルビーム・ライフルによる連続射撃を敢行。いや、それは連射というよりは乱射だった。 特機であるダンクーガの装甲は、ダブルゼータのようなモビルスーツの比ではない。 一発や二発直撃を食らおうとも大破はないが、この弾幕は敵パイロットにとっても鬱陶しいものであるようだった。 「ギャーギャーやかましいんだよ! そんなに言うんなら……今すぐ降りてやらぁ!」 地上から放たれるビームの嵐を抜け、ダンクーガが下降する。 緩やかに――などとは間違っても言えない。轟然とした勢いで、下降する。 それはもはや、下降というよりも落下、落下というよりも蹴りだった。 「うぅぅぅぅ、らぁぁぁぁぁあっ!」 ダンクーガの巨体が、両脚を突き出した状態でダブルゼータの真上に迫る。 忍は慌てて射撃を中断、後方への回避行動に転じた。 数秒前までダブルゼータが立っていた地点を、114トンの重圧が蹂躙する。 「名づけて……稲妻キック!」 大地が揺れ、空気が振動し、轟音が耳を劈いた。 敵パイロットはその衝撃を屁とも思っていないのか、余裕ぶった口調で技名を叫んでいる。 「ぐっ……なんて乱暴な操縦しやがる!」 ようやく地上に降りてきたダンクーガを前にして、忍は舌を打った。 ちょっとやそっとのラフプレイで壊れてしまうダンクーガではないが、この扱い方は持ち主として目に余る。 あんな真似をする馬鹿パイロットは早急に引きずり下ろさなければ。と抗戦の意思をより強いものにした。 「ハイパー・ビーム・サーベルだ! やぁぁぁってやるぜっ!!」 敵が間近に降りてきた――となれば、接近戦だ。 忍はダブルゼータに装備されていた近接戦闘用兵器、ハイパー・ビーム・サーベルを展開。 両手で持つ光線の刃が、ダンクーガに向いた。 「へぇ~、おもしれぇ武器を使うじゃねぇか。だったらこっちは……これだ!」 ダブルゼータがハイパー・ビーム・サーベルを構える様を見て、ダンクーガも攻め手を変える。 胴体部分から剣の柄が射出され、ダンクーガがそれを掴むと、ビーム状の刃が形成された。 あれもダブルゼータのハイパー・ビーム・サーベル同様、刀剣を模した光学兵器だ。 「こいつが断空剣か! やぁぁぁってみるぜっ!」 「猿真似はよしやがれ! やぁぁぁってやるぜ!」 互いに気質が似ているのか、各パイロットの咆哮の後、揃って駆け出すダブルゼータとダンクーガ。 ダンクーガは上段から断空剣を振り下ろし、ダブルゼータは下段からハイパー・ビーム・サーベルを振り上げた。 光の刃と刃が、交錯。 多量の火花と閃光、音を伴なって、鍔迫り合いが始まり――すぐに解けた。 初めての接触は互いに弾かれ、数歩後退という形で終わる。 しかし、両者ともすぐに体勢を立て直す。 「剣ってやつぁ得意じゃねぇんだけどよ。使ってみると結構おもしれぇな!」 「余裕ぶっこいってんじゃねーぞ、ド素人が!」 機動性で勝るダブルゼータが、ハイパー・ビーム・サーベルを刺突の形で繰り出した。 ダンクーガはやや遅れて、断空剣でこれを受け流す。 ダブルゼータが蹈鞴を踏み、ダンクーガがその隙に乗じて反撃を仕掛けようとするが、向こうの切り返しも速かった。 「ぬるいんだよっ!」 串刺しにせんと落とされる断空剣の切っ先を、ハイパー・ビーム・サーベルをぶつけることで方向転換。 断空剣は雪に覆われた地表を突き刺し、ダブルゼータはその間に、ダンクーガから距離を取る。 改めて一閃を放とうとした頃には、ダンクーガも断空剣を構え直しているという隙のなさ。 ダブルゼータに乗り愛機に挑む忍は、ダンクーガ本来のパイロットとして息を呑まずにはいられなかった。 「ダンクーガの性能を引き出してる……? おいおまえ、なかなかやるじゃねぇか!」 「へっ、てめぇもな! 小さい割りに随分と頑張るじゃねぇか。けどよ……」 22.11メートルのモビルスーツと、34.6メートルの獣戦機が睨み合う。 均衡は獣戦機、ダンクーガの側が崩した。 断空剣を前に突き出した状態で、ブースターを点火。 加速力をそのまま攻撃力に変換し――突進という正気とは思えない攻めに打って出た。 「それもそろそろ、終わ――」 「――終わんのは、てめぇだッ!」 相手の度肝を抜く攻撃、だったことだろう。忍以外のパイロットが相手であったなら。 ダブルゼータは、猛然と突っ込んでくるダンクーガを前に一歩も退かず、むしろ前に出る。 瞬時にハイパー・ビーム・サーベルを収納。 小柄な身を活かし、断空剣の真下を通り過ぎて、ダンクーガの懐に躍り出た。 「なっ――」 ダンクーガのパイロットが驚きの声を上げる。 忍は笑い、そしてダブルゼータを跳躍させた。 ダブルゼータの膝が、ダンクーガの胴を穿つ。 「そこから……」 機体のサイズ差を活かしてのゼロ距離攻撃。 ダンクーガの手から、断空剣が零れた。 連撃のチャンスに、ダブルゼータは拳を硬く握り締めた。 次にお見舞いするのは、獣戦機隊の仲間である司馬亮お得意の鉄拳だ。 「出て、きやがれぇぇぇぇぇ!!」 ダブルゼータの左拳が、損傷した胴体部を貫かんとして――その鉄拳は、ダンクーガの右拳に激突した。 「なっ!?」 拳と拳の激突。それは傍目から見れば、極めて単純な構図だった。 ダブルゼータの左拳とダンクーガの右拳がぶつかり合い、硬直。 衝撃は双方のパイロットに伝わり、苦痛を与える。 (ダンクーガがこんな動きをしやがるだと……まさか、こいつ!?) しかしこの中で一番の痛手を受けたのは、忍でもダンクーガのパイロットでもなく、ダブルゼータだった。 そもそも、忍の機体運用がデタラメすぎたのだ。 ZZガンダムというモビルスーツに、ダンクーガのような装甲に頼った殴り合いができるはずもない。 全高も重量も一回り上をいくダンクーガと正面からぶつかれば、 「クソッ、左腕がイカレちまった!」 その左拳は、粉々に破壊されてしまうに決まっている。 ダブルゼータの左腕は軽い爆発の後、火花を撒き散らしてコントロールから離れていった。 「アクエリオンみてぇにはいかねぇが……俺の武器っていやぁ、やっぱこれだろうが!」 突進に突進で挑むという忍の奇策に、見事対応してみせたダンクーガのパイロット。 予想以上の戦闘センス、そして野生に、忍は驚嘆して――さらに震撼した。 モニターの全面を、あまりにも巨大な拳の影が埋め尽くしていたから。 「無限……拳(パァァァァァァァンチ)!!」 正真正銘本家本元、ダンクーガの鉄拳がダブルゼータを捉え、 (これが、こいつの野生――!) 裏手に位置していた雪山まで、弾き飛ばした。 ◇ ◇ ◇ 「…………うっ」 嘔吐。吐血。目眩。脳震盪。激痛。激痛。激痛――。 鉄拳の衝撃がダイレクトに伝わり、一瞬の間に数回の地獄を味わう。 視界が赤く霞む。どうやら頭部から出血しているようだった。 「ちっ……く、しょう……」 忍は目元を拭い、改めてモニターを確認する。いや、正確にはしようとした。 ダブルゼータのモニターは一時的なものかそれとも回復不能なものか、ブラックアウトしてしまっていて、なんの光景も映し出してはいない。 通信回線は生きているようで、薄れゆく意識の中、敵パイロットの飄々とした声が聞こえてきた。 「なかなか楽しかったぜ! 俺の名前はアポロ! 悔しかったらまた挑戦してきな!」 アポロ。 忍は意識を手放すその瞬間までに、何十回とその名を頭に刻み込んだ。 「アポロ……覚えた……へへっ、覚えたぜぇ……アポロ!」 忍は笑いながら呟く傍ら、新たな音を耳にする。 轟く騒音は、ダンクーガの離脱を意味していた。 「この借りは絶対に返す。それまで壊すんじゃねーぞ。俺たちの、ダンクーガ……っ」 呪詛のように呟いて、忍は襲いくる気だるさと眠気に降伏した。 ダンクーガとの距離が遠くなっていくことを、歯がゆく思いながら。 ◇ ◇ ◇ 「よっしゃ、まずは一人!」 離脱するダンクーガのコクピットで、少年アポロは歓喜の咆哮を上げていた。 戦えと言われたから戦った。そして勝った。彼にとっては、さっきの戦いはそれだけのこと。 ルールは至ってシンプルだった。考えることが苦手な野生児アポロにとって、単純(シンプル)という要素は麻薬にすらなりうる。 「ヴィンデルとかいったか、あのオッサン?」 アポロにダンクーガを与え、戦いを指示した男のことを思い出す。 胡散臭い野郎だ、というのがアポロの第一印象であり、いけ好かない、という感情も確かに内在している。 アポロの反骨精神ならばすぐに噛み付いたとしてもおかしくはなかったが、そこはヴィンデルの演説の仕方が上手かった。 「最後のほうは難しくて意味わかんなかったが、それでも不動のオッサンやシリウスの小言に比べりゃ、だいぶわかりやすいぜ」 戦え。 要はそれだけなのだ。 そんなことは人であろうが獣であろうが関係ない。生物であるならば、戦いは常に日常の中にある。 先程の小さい機体に乗っていた男がいきなり襲いかかってきたように、他の六十八人もそのつもりでいるに違いない。 ある者は家に帰るため、またある者はただ戦いを楽しみたいがため、そしてある者はヴィンデルの言う『褒賞』をあてにして。 「はんっ。あの野郎が堕天翅共をぶっ倒して、そんでもってバロンも救い出してくれるってのかよ。イマイチ信じらんねーな」 もっとも、アポロはヴィンデルの甘言などなに一つ信じてはいなかった。 説明がシンプルでわかりやすいのはいいが、人としては好かない。それが決して覆ることはないだろうヴィンデルへの評。 ならば当然、アポロの野生――牙は、ヴィンデルの下にまで届くことだろう。 「犬っころみてぇに首輪を嵌められるってのも気に入らねぇ。ぜんぶ倒した後は……やっぱあの野郎もぶっ倒す!」 あまりにも野性的で自分勝手な、獣の思考。 アポロの蛮行を叱りつける飼い主が不在の今、狂犬を繋ぎ止めるすべはなかった。 【アポロ 搭乗機体:ダンクーガ(超獣機神ダンクーガ) パイロット状況:良好 機体状況:胴体部に軽度の損傷 現在位置:D-5 第一行動方針:ダンクーガの性能にご機嫌。誰だろうがぶっ倒す! 最終行動方針:ぜんぶ倒して、最終的にはヴィンデルって野郎もぶっ倒す! 備考:地図、名簿共に確認していません。そもそも気づいてもいません】 【藤原忍 搭乗機体:ZZガンダム(機動戦士ガンダムZZ) パイロット状況:気絶、頭部から出血(額に裂傷) 機体状況:中破、左腕部機能停止、メインカメラ損傷 現在位置:D-6北部 雪山 第一行動方針:眠い……寝る……。 第二行動方針:アポロにリベンジを果たす。 第三行動方針:邪魔するヤツは容赦しねぇ。やってやるぜ! 最終行動方針:アポロとかいう野郎……ダンクーガは絶対に取り戻す!】 【一日目 7 20】 BACK NEXT 027 そういう時は、身を隠すんだ! 投下順 029 機動戦艦ナデシコZ -The prince of tuxedo- 035 勝者への道 時系列順 048 その男達、バカにつき 登場キャラ NEXT アポロ 065 家族 藤原忍 039 野性を縛る理性はいらない
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/24663.html
野生(やせい) 概要 TOPなりきりダンジョンに登場した性格。 登場作品 + 目次 TOPなりきりダンジョン ネタ 関連リンク関連項目 被リンクページ TOPなりきりダンジョン クルールの性格。 ▲ ネタ 関連リンク 関連項目 被リンクページ + 被リンクページ システム:TOPなりきりダンジョン {▲