約 76,836 件
https://w.atwiki.jp/imassousaku/pages/36.html
「真美離してよ!兄ちゃんは亜美と遊ぶんだから!」 「亜美こそ離せー!真美、ずっと前から約束してたんだからぁ!」 「だーっ、お前ら二人ともとりあえず離せ、何より仕事にならんだろーが」 「お疲れさ……なに?一体」 いつもにぎやか765プロ。本日の午後は、双子のけたたましい声から幕開きとあいなった。 打ち合わせを終えて帰社した律子が見たものは、なにやら必死の形相でプロデューサーを 取り合う亜美と真美の姿である。 「あ、律ちゃん」 「ああ律子、ちょっと手伝ってくれないか、こいつら強情でな」 「律ちゃん助けてよ、真美が兄ちゃんをラチカンキンしようとしてるんだ」 「あ!亜美こそ兄ちゃんのことリャクシュユーカイしてるじゃんか」 「はいはいあんたたち、テレビで聞いた言葉を気軽に使わないの!」 まずは二人をたしなめる。意味もわからず派手な言葉を使うのは子供の得意技であるが、 芸能人には舌禍というものがある。 「そういう悪い言葉、嫌いな人も多いんだからね。『いやな事言う双海亜美なんか嫌いだ』 とか言われたら困るでしょ?」 亜美真美の倫理担当は油断がならない。そうしておいて彼女はプロデューサーに向き直り、 事情を訊ねた。 「なにやらかしたんですか、今度は」 「そんなに色々やってるワケじゃないだろー?」 「先月の私の収録、スタジオの部屋番号間違えてメモってたの誰でしたっけ?」 「……面目ない」 彼は亜美と真美だけでなく、律子のプロデュースも担当している。忙しいのは理解している ものの、これまでも彼のケアレスミスには苦労させられたことがある。致命的なものもないし まあ笑える範囲であるが、もうちょっとしっかりしてくれたらと時々思うのだ。 「さ、話を聞きましょうか」 「あのね、亜美がね」 「真美が、真美が最初にね」 「あんたらは黙る!話を聞く順番は私が決めます」 「だってえ」 「心配しないでよ、どっちにも偏らないようにするから。十中八九プロデューサーが悪い んでしょ?」 「おっおい律子?」 「抗弁はあとでどうぞ。プロデューサー、まず何が起きたのか教えてくださいよ」 事と次第はこんな風。まず真美がプロデューサーと『一日デート』の約束をしたところ から始まる。 「亜美も真美もここのところすごく頑張ってたろう?二人で交替とはいえ、アイドルランクも 上がってくると大して体を休めることはできない。半月前の新曲録り、真美の番だったんだが ディレクターのせいで押しに押したじゃないか」 新曲のPV撮影の話だ。律子も付き添っていたので知っている。真美も加えて合意の上での 事ではあるが、いくつかのシーンで納得が行かず、クランクアップがだいぶ遅くなってしまった。 あやうく児童福祉法違反である。 「私が亜美だけ先に帰して、戻ってきてもまだ撮影してましたもんね」 「全部終わって真美を送るとき、がんばったからご褒美ってことで約束したんだ。次にオフと 休日が重なる日、つまり明後日の日曜に二人で遊ぼうって。もちろん亜美にもちゃんと説明 して、わかってもらってた」 「本当なの?亜美」 「うん。それはホント。だけど」 「ストップ。いまプロデューサーが説明してくれます。ですよね?」 「亜美とは、先週のテストの話だ。二人とも仕事漬けで大変だってのはわかってるが、学業を おろそかにはできない」 「義務教育じゃないですか、当然ですよ」 「水曜なんだが、二人でこっそり俺に相談に来てな。亜美が社会でひどい点取っちまって、 再テストになったんだと」 「テストはママに見せなきゃなんないし、かたいっぽだけじゃ変でしょ。だから真美が兄ちゃんに 相談して、亜美が再テストでちゃんとした点数とってから、二人でママに見せようって思ったんだよ」 真美の補足を聞きながら、仏頂面の亜美を見つめる。 「なっさけないわね亜美、ちゃんと勉強してたの?」 「うぅ~」 「亜美は亜美で頑張ってたさ、な。で、再テストはしっかりやらなきゃってことで、本テストの 真美の点数以上取れたら――」 「二人っきりで遊ぼうな、って?」 質問というより確認のため、プロデューサーの話を引き継いで聞いた。プロデューサーは それが失敗だったんだという風にうなだれる。 「テストは今日だって聞いてたから、採点は週明けだと思ってたんだよ。そしたら再テストの 全員、目の前で採点して答案を返してもらったそうで」 「……まあ、再試験なら人数も少ないでしょうしね。じゃあ亜美、いい点取れたんだ?」 「うん、100点満点だよ!」 「おー、やったじゃない」 「で、その結果スケジュールがダブルブッキングに」 委細承知。悪気がないのはわかるが、プロデューサーはもう少し慎重に行動すべきだった のだ。亜美と真美のモチベーション維持には有効な手段であったろうが、余計な問題まで 背負い込んだ彼に思わず渋い声が出る。 「プロデューサーぁ……」 「そんな顔するなよ、俺だって色々説得したぞ。亜美の約束のほうが後だから次回にしようと したんだが」 「次に兄ちゃんがまる一日遊べるの、来月の終わりじゃんか!亜美待ってらんないよ」 「でも亜美、あんたの場合赤点とったのがまず発端でしょ」 「だって、約束は約束だもん。真美だって『いいよ、亜美ファイト!』って言ってたもん」 「だけど真美の約束延ばして亜美とデートなんてダメーっ!」 「だから両側から手を引っ張るな!伸びたらどうする」 「シャラーップ!」 「ひ」 「うっ」 「うわ」 さっきの状況に戻ってしまった。仕方なく声を荒らげて、こちらに注意を向ける。 「あんたたち、確かに約束はあるんでしょうけど『自分が、自分が』ってばっかり言ってたら なんにもならないでしょ?二人ともプロデューサーのこと、大事なんじゃないの?」 「大事だよ、チョー大事!兄ちゃんには亜美のミセイジュクなツボミを一番に味わってもらう んだもん!」 「真美だって!真美も兄ちゃんにヒミツのハナゾノをジューリンしてもらうんだー!」 「どこから聞いてきたのよそんな言葉ーっ!」 出所不明なデンジャラスワードをまたも発見してしまった。どうやら意味は理解していない ようだが、外部の者の前などでは絶対言わないようにしておかなければなるまい。 律子は頭を切り替えて、亜美に顔を向けた。服にはかまわず事務室のフロアに膝をつき、 相手と目線を合わせる。 「亜美、ちょっと聞かせて」 「な、なに?」 「亜美の大事な兄ちゃんは、約束を破る人かな?遊ぶ約束を後回しにしたら、そのまま ほったらかしにしちゃうかな?」 「ううん、そんなことないと思う」 「じゃあ、亜美がワガママ言って兄ちゃんと真美の両方を困らせるのって、亜美の大事な 兄ちゃんは嬉しいかな?」 「う……だ、だって」 「どう?」 「……嬉しくは……ない、よね、きっと」 不安げな顔で答えるのに笑顔でうなずき、続いて隣の同じ顔を捉えた。 「真美」 「……はい」 「真美の大事な兄ちゃんは、真美が聞き分けなくして兄ちゃんの仕事の邪魔したら、『真美 よくやった』って思うかな?」 「……怒る、と思う。ううん、ひょっとしたら怒らないかもだけど、でも、今こうやってお仕事 できないでいると、兄ちゃんはザンギョー増えるんだよね」 「増えるわね、きっと」 「兄ちゃん、ますます疲れちゃうよね」 「そうね、疲れて疲れて、倒れちゃうかも」 「それはダメだよ!」 話の行きつく先に思い当たり、真美の顔色が変わる。 「亜美は?」 「亜美だって、ヤだ!」 「そうだよね。大事だ、大切だっていうことは、相手に無理させないってことでしょ。お互いに 欲しい欲しいって取り合うんじゃなく、真ん中に挟まれたプロデューサーを思いやってあげられ ないのなら、実は大事になんか思ってなかったんだってことになるのよ」 「……」 「じゃあ亜美、真美、改めて聞くけど、あんたたちはどうしたらいいんだろう?」 亜美も真美も、同時に黙り込む。考え込んでいるというより二人は、すでに出ている結論を 先延ばしにしているだけなのだ。下を向き、唇を噛み、ふと顔を上げて双子の片割れを横目で 見やる。目が合って慌てて視線をそらし、またうつむく。 「……わかった。あさってのデート、亜美にゆずる!」 しばらくして、真美がこう言った。同じように口を開きかけていた亜美はぎょっとしたように真美を 見つめる。 「え、だ、ダメだよ!だって真美が先に約束したんでしょ?亜美があとから割り込んだんだから、 あさっては真美が行きなよ!」 「いいんだよ、亜美。亜美がテストすっごい頑張ったの、真美知ってるもん。満点とるなんて すごいじゃん。今日それゲットしたんだから、すぐご褒美もらっていいって思うよ。真美はもっと 前から待ち慣れてるから、待つのが少しくらい延びたって一緒だよ」 「なに言ってるのさ、真美ずっと楽しみにしてたじゃんか。兄ちゃんだってもともと先の話って 思ってたんだから、亜美が待つよ!」 「いいってば、亜美が行きなよ」 「何回も言わせないでよ、真美が行きなってば」 「どうしてわかんないのさこの石頭!」 「なんだとこのわからずやー!」 「こらこら待ちなさーい!」 途中までは黙って聞いていたが、たまらず律子は二人を引き離した。互いに身を引き合って 綺麗に終わるかと思えばこれだ。 「あんたたちってのはどうしてこう極端から極端に走るのよ!さっきまで自分が先だって言ってた と思えば、今度は相手が先じゃなきゃダメだ?他にもいろいろやり方あるでしょうに」 「だってー」 見事なユニゾンでの抗議に、律子は怒っているのがばかばかしくなった。要するにこの子らは、 ひとつの心を二人で分けて生まれてきたのだ。一人がAと考えたら、もう一人も同じにしか考え られないのだ。二人が一緒でなければ駄目なのだ。 されば、である。 「……わかった。プロデューサー、ちょっとスケジュール見せてください」 「え?ん、ああ」 年も初めだというのにすでにくたくたの手帳を借り、この数日のスケジュールを確認する。 現在彼が担当しているのは亜美真美と律子だけで、今の話の間に彼女にはひとつのアイデアが 浮かんでいた。 「んー、今日は真美の当番でこれから番組収録、明日の土曜は亜美はレッスンスタジオで 振り付け、プロデューサーは私のドラマ撮影の立ち合いと、次回の脚本の件で私と打ち合わせ、 日曜が完全オフ、と。変更はなかったわね、よし」 「律子?」 手帳を閉じ、プロデューサーも含めた三人におごそかに告げる。 「真美、あんたは日曜日、プロデューサーとデートしてきなさい。ただし、門限17時まで!」 「えっ?」 「それから亜美。トレーナーに連絡して明日のレッスンを17時からに変更してもらっておくから、 それまでプロデューサーとのフリータイム。朝から好きなトコ連れ回しちゃいなさい」 「ええっ?兄ちゃんは律ちゃんのお仕事あるんでしょ?」 「いま撮ってるシーンは私の出番がほとんどないから、プロデューサーなんかいなくたってどうにか なるわよ。で、プロデューサー。私の打ち合わせは真美を帰した後、日曜の17時からお願いします」 「は?いや、俺は構わんが……お前が割を食っていいのか?」 「そうだよ、律ちゃんのお休みが減っちゃうじゃんか」 「大丈夫なの。いいから落ち付きなさい」 一喝して三人を見回し、あらためて深呼吸する。 「あんたたちが楽しく仕事できないってのは、私にとっても楽しくないのよ。亜美も真美も同じように プロデューサーと遊びたいんでしょ?なら、できる限り遊べばいいのよ。仕事もあるから好き勝手 っていう訳にはいかないけど、お互い譲らないって言うんなら、真美」 真美を指差し、続ける。 「もともとあんたがデートできるはずだった日曜日は、半日私が貰います。亜美も同じく、来月まで 待つはずだったデートをすぐ楽しんでちょうだい。そのかわり、あんたも半日だけね」 人差し指を亜美に向けた後、手を返して自分の鼻先に振る。 「そして私は、オフの日曜日を半日仕事に振り替える、と。それぞれ半日ずつ損することになるけど 私は明日の撮影後に時間の余裕ができるし、亜美と真美は来月のオフをプロデューサーと好きに 過ごせばいいわ、ただし、仲良くね」 「うぁ。そっか、そうだね」 「えー、なんか律ちゃんすごいー」 「ふふん、これぞ三方半日損、ってわけ。さあ、わかったらあんたたちは出かける準備!これから 番組でしょ」 律子がぱんぱんと手をたたくと、二人は顔を見合わせて大きくうなずき合った。 「うん、わかった!兄ちゃん、真美たち荷物取ってくるね!」 「待って、亜美も行くよ!それから兄ちゃん、さっきごめんね?明日とあさって、亜美と真美とデート よろしくねーっ」 転がるように駆け出して、二つの影はあっという間に事務所のドアを通り抜けていった。 「……ふう、大岡裁きかよ」 事務室に二人きりとなって、プロデューサーはようやく息をつく。 「それも母子裁定と三方一両損の二本立てとは。律子すまないな、俺の口から『俺を思いやれ』とは 言えないし、実際のところ助かった」 「ふふ、プロデューサーは私と真美の相手でオフが潰れるんですよ。話に出てこないだけで一番 損するのはプロデューサーなんですから、謝ることないです」 「お前たちのためなら俺のプライベートなんざどうでもいいさ。みんなが楽しく仕事して、俺は お前たちが輝くのを見守れる」 「キザ」 「まあな」 軽く笑い、プロデューサーは席を立った。貸した手帳を律子から受け取り、あたりの書類を一掴み カバンに放り込む。 「さて、では俺も行ってくる。今日はほんとにありがとう。今度埋め合わせさせてくれ」 「その言葉、待ってました」 突如、律子の笑顔が変化した。事務机に投げ出していたバッグから自分の手帳を取り出す。 「実は、行きたいところリストアップしてあったんです。ビーフシチューの老舗『銀の櫓』、カキと シーフードガンボが最高だって言う『ブルーオイスター』、佛跳牆の名店『明福飯店』、タンシチューで 有名な『SOUPSTOCK-EMPORIUM』、それから……」 「うわわっ?待て待て待て」 立て板に水で出てくる高級レストラン。芸能界にいれば自然と詳しくなるそれらの店名は、いずれも 冬場には嬉しいスープとシチューの穴場揃いである。ただしもちろん、お値段もハイグレードな。 「お前には感謝してるよ、しかしそんなトコ行ったら俺の財布が大変なことに」 「大丈夫ですよ、一気にハシゴとまでは言いませんから心配は無用です。とりあえず明日と明後日、 夜はプロデューサーの体が空いてますから、これで二軒行けますよね」 確かに、亜美のレッスンはトレーナーが行なう。土曜日の夕方、プロデューサーは亜美と別れた後は 事務所に戻り、仕事帰りの律子と鉢合わせとなることだろう。日曜は言うに及ばずである。 「ああもう、仕方ねえか。しかしおかしいな、三方一両損ときたらサゲは確か『多かぁ(大岡)食わねえ、 たった一膳(越前)』、と控え目な話で決まっていると思ったが」 プロデューサーが負け惜しみをつぶやく。律子はふふんと笑った。 「甘いですね、プロデューサー。小学生とはいえ乙女心をもてあそんだ罪は重いのですよ」 まったく、この人は乙女を……都合三人もやきもきさせたのを解っているのだろうか。 「なんてこった、お奉行様にはかなわないな。して俺の罰はいかに」 この気安さを見るに、解っていないのだろう。 ならば遠慮は要らぬとばかり、秋月リッチャンノカミ答えて曰く。 「もちろん獄門もの。ですから、シチュー引き廻しってわけですよ」 これにて一件落着。
https://w.atwiki.jp/dunpoo/pages/901.html
●ロシア09 から 最新の情報は、●ロシア へ 141027 ウクライナ、親欧米派が圧勝へ 議会選、大統領が勝利宣言 [東京] 140910 「ロシア軍の7割撤退」 停戦合意でウクライナ大統領 [朝日] 140531 ロシア軍、国境から撤退進める 対話へ現実的な対応模索 [朝日] 140318 ロ大統領、クリミア編入を宣言 米欧との対立決定的に [東京] 140317 クリミア、ロシア編入承認 住民投票で95%賛成、欧米拒否 [東京] 140306 米「誰もだまされない」と非難 ロシア「自国民保護」に [朝日] 140305 ロ大統領、軍事介入回避を表明 クリミア併合も否定 [東京] 140223 ウクライナ政権が崩壊 大統領権限、暫定的に議会議長へ [東京] 111225 ロシアで抗議集会再び モスクワの参加者、前回超える [朝日] 110125 モスクワの空港で爆弾テロ 35人死亡、126人けが [朝日] 0329 モスクワ地下鉄爆破、テロと断定 2駅で死者38人 [朝日] 141027 ウクライナ、親欧米派が圧勝へ 議会選、大統領が勝利宣言 [東京] 【キエフ共同】26日投票のウクライナ最高会議(議会、定数450)繰り上げ選挙は即日開票され、民間機関による合同出口調査によると、ポロシェンコ大統領の「ポロシェンコ連合」など欧州統合路線を掲げる4政党が過半数の支持を得て圧勝する見通しとなった。大統領は声明で「欧州への道」が支持されたと述べ、勝利宣言した。 親欧米派の各党は27日にも連立政権の樹立について協議を開始する。ヤツェニュク首相の続投が有力とみられる。大統領は議会に多数派の基盤を得て、東部の親ロシア派武装勢力との紛争収拾や経済改革など一連の主要課題に取り組む態勢を整える。 140910 「ロシア軍の7割撤退」 停戦合意でウクライナ大統領 [朝日] ウクライナのポロシェンコ大統領は10日、東部の親ロシア派を支援するためウクライナ領内に侵入したとされるロシア軍について、その7割が国境外に撤退したと述べた。拡大閣僚会議で明らかにした。 ウクライナ・メディアが伝えた。ポロシェンコ氏は同国の情報機関が把握した情報だとし、「和平実現に確かな希望を与えるものだ」と評価したという。 ベラルーシの首都ミンスクで5日に署名された12項目の合意文書では「違法な武装勢力の撤退」が定められたが、ウクライナ政府は「『違法な武装勢力』にはウクライナ領土内に入ったロシア軍が含まれる」との立場だ。ロシア政府は軍の侵入そのものを否定している。 また、ポロシェンコ氏は5日の停戦合意で東部に「一時的な自治権」を認める法律を制定するとされたことにふれ、来週にも関連法案を議会に提出するとした。「(親ロシア派に支配された)地域が平和な形でウクライナの主権下に戻るための法律だ」とも述べ、ロシアが主張してきた連邦制度導入や東部の離脱は「ありえない」と強調した。(ウィーン=喜田尚) 140531 ロシア軍、国境から撤退進める 対話へ現実的な対応模索 [朝日] ロシアが、ウクライナ東部との国境付近に集結させた軍の撤退を進めている。ウクライナ大統領選でポロシェンコ元外相(48)が当選を決めたことを受け、対話姿勢を見せ始めたといえそうだ。クリミア半島の併合問題などを巡り、激しく対立してきた両国関係は、今後どうなるのか。 ロシアのプーチン大統領は29日現在、ウクライナ大統領選の結果について沈黙を守っている。ウシャコフ大統領補佐官は、態度表明は最終的な開票結果が確定した後になるという見方を示した。ただ、プーチン氏は選挙前に「選挙結果を尊重する」と話しており、ポロシェンコ氏の当選を認めるとみられる。 ウクライナ国境近くのロシア軍の撤退も、ウクライナに侵攻したり、分裂を促したりしないというメッセージとみられる。AP通信は30日、約4万人いたロシア軍が数千人を残して撤退したとの米国防総省高官の見方を伝えた。米国のヘーゲル国防長官も同日、「前向きな動きだ」とした。 プーチン氏は、ウクライナ東部の「親ロシア派」武装勢力と距離を置いているとの見方もある。政治評論家のマカルキン氏は「(独立を宣言した)ウクライナのドネツクやルガンスクにあるのは赤字企業や古い炭鉱。(ウクライナより高い)ロシアの年金を当て込む退職者も多い。併合したらロシアは国際的に孤立するだけでなく、経済的な重荷を背負う」と指摘する。 プーチン政権と対立して脱税などの罪で10年間獄中で過ごしたロシアの元石油王ホドルコフスキー氏は、英BBCへのインタビューで、プーチン氏がウクライナ東部の親ロシア派を制御できなくなっているという見方を示した。 当面、ロシアが重視するのが、ウクライナが滞納しているロシア産天然ガス代金の問題。6月に50億ドル(約5千億円)を超えるとされ、30日にはベルリンで両国と欧州連合(EU)のエネルギー担当相らによる3回目の会合があった。プーチン氏はこの会合を前に「すでにポーランドの1年分以上にあたるガスを無償で送っている。いつまでも続けられない」と述べた。30日は結論が出ず、協議を続けることになった。 問題解決には国際社会のウクライナ支援が不可欠。そうした話し合いを軌道に乗せるためにも、プーチン氏は現実的な対応を模索しているようだ。(モスクワ=駒木明義) 140318 ロ大統領、クリミア編入を宣言 米欧との対立決定的に [東京] 18日、モスクワのクレムリンでクリミアのロシア編入を定める条約に調印後、握手するプーチン大統領(左から3人目)とクリミア、セバストポリの首脳(ロイター=共同) 写真 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は18日午後3時(日本時間午後8時)からクレムリンに上下両院の議員を招集して演説、住民投票でロシアへの編入が支持されたウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリの帰属について「強力で安定した主権の下に存在しなければならない。それはロシアだけだ」と述べ、ロシアに編入すると宣言した。 大統領は演説後、独立を宣言した「クリミア共和国」のアクショーノフ首相らと共に、同共和国とセバストポリをロシアに編入する条約に調印した。 住民投票を認めず、対ロシア制裁を強化した米国や欧州連合(EU)との対立は決定的になりそうだ。 140317 クリミア、ロシア編入承認 住民投票で95%賛成、欧米拒否 [東京] 16日、ウクライナ南部クリミア半島のシンフェロポリでロシア編入賛成が多数を占めた住民投票結果を喜ぶ人たち(AP=共同) 写真 【シンフェロポリ共同】ウクライナ南部クリミア半島で16日実施されたロシア編入の是非を問う住民投票で、選挙管理委員会は17日未明(日本時間同日朝)、開票率75%段階の暫定集計として、95・7%が編入を支持したと発表した。住民投票によるロシア編入の承認は確実となった。暫定投票率は82・71%。 米国と欧州連合は住民投票を認めないと表明しており、17日にもロシアに対する制裁強化を決定する見通しだ。 米ホワイトハウスによると、オバマ大統領はプーチン・ロシア大統領と16日に電話会談し、住民投票は「ロシア軍事介入の威圧下で行われた。決して認められない」と非難した。 140306 米「誰もだまされない」と非難 ロシア「自国民保護」に [朝日] オバマ米大統領は4日、ロシア政府が自国民保護を理由にウクライナへの軍事介入の議会承認を受けたことについて「誰もだまされない」と語り、プーチン大統領を非難した。また、米国の支援を受けるウクライナ新政権のヤツェニュク首相は同日、ロシアと閣僚級の協議を始めたことを明かした。 オバマ氏は、ロシア軍とみられる部隊が展開するウクライナ南部クリミア半島で、ロシア系住民が迫害されている証拠はないとし、「ロシアが国際法を侵しているとの確信がある」と強調。ロシアがクリミア半島に利害があっても「ほかの国で武力を行使する権利はない」とプーチン大統領の対応を批判した。 また、ウクライナを訪問したケリー米国務長官は4日、首都キエフで新政権幹部らと相次いで会談。新政権を全面的に支えるという米国の方針を伝え、10億ドル(約1千億円)の財政支援策などを表明した。 ケリー氏は、ウクライナの前政権への抵抗運動の拠点となり、政権側との衝突で多くの犠牲者が出た独立広場で花を供えた。記者団に「米国がウクライナの主権と領土の一体性を守る立場を再確認する。我々はロシアの侵略行為を非難する」と述べた。 ウクライナのヤツェニュク首相はケリー氏との会談後の声明で、ロシア側高官と接触を始めたことを明らかにし、「今のところ(協議は)思わしくないが、第一歩を踏んだ」とした。AFP通信などが伝えた。 北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は4日、加盟国とロシア政府の代表との間で5日にウクライナ情勢を話し合う方針を明らかにした。ロシアのウクライナへの介入を非難しつつも、対話により地域の緊張を和らげる試みを続ける方針だ。(キエフ=駒木明義、ワシントン=奥寺淳) 140305 ロ大統領、軍事介入回避を表明 クリミア併合も否定 [東京] 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は4日、モスクワ郊外の大統領公邸で記者会見し、ウクライナ南部クリミア自治共和国で軍を使う「必要はなくなった」と述べ、ロシア系住民の保護を目的とした軍事介入を回避する考えを示した。ウクライナの政変を批判する一方、ロシア系住民が多数を占める自治共和国を「併合する計画はない」と否定した。 欧米諸国に制裁を科された場合の経済的損失に加え、6月にロシア南部ソチで主催する主要国(G8)首脳会議への影響を考慮し、妥協に転じた。 140223 ウクライナ政権が崩壊 大統領権限、暫定的に議会議長へ [東京] 【キエフ共同】ウクライナ最高会議(議会)は23日、ヤヌコビッチ大統領の権限を、野党側から選出されたトゥルチノフ議会議長に暫定的に移すことを決めた。議長は議会の各党に対し、25日までに暫定政府の樹立で合意するよう要請した。野党主導の議会はヤヌコビッチ政権の閣僚を次々に解任。与党、地域党からは数十人の離党者が出て連立を組んでも過半数を維持できない状態に陥り、ヤヌコビッチ政権は崩壊した。 地域党の議会会派は23日、首都でデモ隊数十人が治安部隊との衝突で死亡したのは大統領らの責任だと非難する声明を発表。大統領は自身が事実上率いた与党から見限られた。 111225 ロシアで抗議集会再び モスクワの参加者、前回超える [朝日] ロシア下院選での不正疑惑を発端に、政権への不満を表明する2度目の大規模な集会が24日、モスクワ中心部で開かれた。「プーチン首相は退陣を」とのシュプレヒコールも起きた。都市部の中流層を中心に、市民は抗議の声をあげ続けている。 1991年のソ連崩壊後で最大規模といわれた10日の抗議集会に続いて野党勢力が主催し、当局が許可した。参加者は警察発表では最大3万人と、前回の2万5千人を超えた。主催者側は12万人としている。 与党「統一ロシア」の選挙戦を率いたメドベージェフ大統領は選挙改革に着手し始めたが、不十分だと見る市民が多いようだ。来春の大統領選で復帰を狙うプーチン首相の選挙戦への影響は確実だとみられる。 110125 モスクワの空港で爆弾テロ 35人死亡、126人けが [朝日] 【モスクワ=星井麻紀】モスクワ南部郊外にあるロシア最大の空港、ドモジェドボ空港の国際線ターミナルで24日午後4時半(日本時間同午後10時半)ごろ、爆発があった。ロシア捜査委員会によると少なくとも35人が死亡、126人が負傷した。同委員会はテロと断定し、捜査を開始した。 インタファクス通信などによると、爆発は大勢で混雑していた到着ロビーの出迎えの人垣の中で発生。自爆テロと見られ、爆発物の威力はTNT火薬換算で約7キロという。イタル・タス通信によると、爆発は2度あったとの証言もある。 AFP通信によると、空港のインフォメーションセンターに居た男性は「人が燃えながら走っていた。何かとんでもないことが起きていた」と地元ラジオ局に語った。また、別の乗客は「ストレッチャーで運ばれている、けがをして血を流している人をみた」と話した。 治安当局は、テロ犯はロシア南部北カフカスの地下組織に所属している可能性を指摘。現場付近にいた不審な男性3人の行方を追っているという。ロシアのメドベージェフ大統領は24日、「自爆テロ組織を追跡し、処分する」との決意を表明。同大統領はまた、自身のツイッターで「主要なハブ空港ではセキュリティーを強化する」と宣言した。 モスクワではロシアからの分離独立を求める北カフカスの武装勢力によるとみられるテロが散発。昨年3月、地下鉄パルク・クリトゥールイ駅とルビャンカ駅で起きた連続自爆テロでは、北カフカスを拠点とする武装勢力が犯行声明を出している。 同空港はモスクワの南約35キロにある国際空港で、昨年は2230万人が利用した。在ロシア日本大使館によると、事件に邦人が巻き込まれたとの情報はないという。 0329 モスクワ地下鉄爆破、テロと断定 2駅で死者38人 [朝日] 【モスクワ=星井麻紀】モスクワ中心部の地下鉄で29日に起きた爆発は、計2カ所の駅で連続して発生、ロシア緊急事態省などによると、38人が死亡、70人以上が負傷した。検察当局はテロ事件として捜査を開始した。モスクワの地下鉄でテロが起きたのは41人の犠牲者が出た2004年2月以来。ボルトニコフ連邦保安局(FSB)長官は、メドベージェフ大統領に「北カフカス地域につながりのある女性の自爆テロ」と報告した。 爆発は週明けのラッシュアワーを直撃し、交通が遮断されるなど大混乱した。在モスクワ日本大使館によると、同日昼過ぎ現在で、日本人が事件に巻き込まれたという連絡はないという。 緊急事態省などによると、最初の爆発は午前8時前、赤の広場や官庁街に近いルビャンカ駅で起きた。停車中の車両の前から2両目の車内で爆発し、少なくとも付近にいた24人が死亡、約20人が負傷した。その約30分後、同駅から4駅離れた同じ路線のパルク・クリトゥールイ駅でも、同様に前から3両目の車両で爆発。少なくとも12人が死亡、約15人が負傷した。 ロシア検察は、TNT爆薬換算でルビャンカでは4キロ、パルク・クリトゥールイでは1.5キロから2キロのプラスチック爆弾が使用された可能性があると発表した。駅に設置されたビデオカメラに、不審な女性2人の姿が映っていたという。さらに、この2人に付きそう女性も2人いたとの情報もあり、捜査している。 ルビャンカ駅の前には、FSB本部の建物がある。FSBはソ連国家保安委員会(KGB)が前身で武装独立勢力によるテロが続くロシア南部北カフカス地域で掃討作戦を続けており、今月、イングーシ共和国で武装勢力の指導者らを殺害したと発表していた。 メドベージェフ大統領は29日、「テロリストに対する作戦は最後まで揺るぎなく続く」と話し、治安機関に徹底的な捜査を指示した。 爆発時、現場付近は両駅とも多数の通勤客で混雑していた。爆発でモスクワ市中心部は通行止めになり、地下鉄も数時間にわたって停止した。携帯電話網も一時的に不通となった。地下鉄はモスクワ市民の重要な足で、各駅の周辺は職場に向かう人たちがバスなど別の交通手段を求めてあふれかえった。
https://w.atwiki.jp/osanana/pages/173.html
09月 2005年 AUGUST べっかんこう 割と好評な幼なじみ 同い年 王道型 目覚まし 約束 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 321 :名無したちの午後 [sage] :2005/08/20(土) 16 13 29 ID PSCDxBU1 菜月かわいいよ菜月 322 :名無したちの午後 [sage] :2005/08/20(土) 21 28 02 ID jb7Tp/3r かわいいんだけど… 窓が隣り合わせの幼なじみって 空箱の綾音を重いだすっちゅーか… 他ルートで主人公の背中押してくれるのかなとか思うと… つД`)・゚・。・゚゚・* .。..。. *・゚ 323 :名無したちの午後 [sage] :2005/08/20(土) 21 35 10 ID XQnfoOeX かわいいんだけど… 窓が隣り合わせの幼なじみって あなたと幼馴染だって言うだけでも嫌なのに・・・('A`) 326 :名無したちの午後 [sage] :2005/08/21(日) 08 27 53 ID DEmqHtxL オーガストってふざけた会社だよな… 俺を萌え殺す気かよ!なんだあの菜月が主人公にお弁当食べさせてるCGは! 人に見られながら「あーん」イベント…ハァハァ 329 :名無したちの午後 [sage] :2005/08/22(月) 01 58 36 ID 9osjZbSV 菜月まだ~? 330 :名無したちの午後 [sage] :2005/08/22(月) 11 15 57 ID eRt7mNft 菜月のおべんとCGは俺もいいとオモタ。 今回は妹かな~と思ってたけど、あれ見て菜月の俺内ポジション一気に上がった。 後ろの2人もいい味出してるね。 366 :名無したちの午後 [sage] :2005/08/25(木) 09 38 39 ID 0ihp2O32 明け瑠璃体験版が着弾したのでやってみた やっぱ菜月最高だ! 愛すべきギャグキャラにもなってるし、それがくどくないので可愛いったらありゃしない 体験版は短いから本編では違う風に思うかもしれないけど、もしかしたら最初から主人公が好きってタイプじゃないのかもしれない… 一緒にいてふとした瞬間に恋心があったのに気づくタイプなのかも… でもやっぱ期待大なのは確かだな。早く9月22日にならないかなぁ… 610 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/22(木) 21 01 55 ID XEH627+l0 そろそろ菜月の話を…… 611 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/22(木) 21 58 49 ID NEb1RXyK0 じゃあ俺が… 鷹見沢 菜月 王同隣約ポ 隣はさらに窓越し会話付き、ポンコツというか何かと言動で自爆型かな?(その時の照れ具合が可愛いんだが) ここから先は語るのにネタバレ入るか…でもさすがに発売日だからその辺気をつけて… 明け瑠璃のギャグキャラ担当。兄に対するツッコミは見てて楽しいと思う 恋人同士になる前後では、見てて微笑ましいほどの感情を見せてくれる 話の展開からすれ違いなども描かれるけど、その辺はきちんとお互い想いあって解決に至るので見てて痛々しい感じはしなかった 実際にはそれなりの時間(1ルート4~5時間?)やってたはずだけど物足りねー もっといちゃいちゃが見たいんだよ!もっと菜月がからかわれてるところが見たいんだよ! と叫びたくなるくらい集中してしまいました シナリオも意外と(失礼)いい感じだったし(いや、王道っちゃ王道なんだが、その分変な展開にはならなかったし) 個人的には今年一番気に入った幼馴染だったな。素直に可愛いという敬称がよく似合う あと、これからやる人に一つだけネタバレ… 1周目は姫ルート固定ですから…最初は会えないけど頑張れ、超頑張れ 614 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/22(木) 23 14 40 ID ZgG8m5fz0 菜 月 祭 り 開 始 615 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/23(金) 08 08 11 ID rgbOzyfW0 1周目は姫ルート固定 今日買いに行って今晩中に1週目クリアしても菜月は明日の夜になるじゃねーかヽ(`Д´)ノ 俺は幼馴染だけやれば気が済むのに面倒なシステムにしやがって! 616 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/23(金) 09 54 01 ID w/0B7EZb0 姫も再会型だから 617 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/23(金) 11 09 10 ID vGsYbp2eO あれを幼馴染と呼ぶかは人によるだろうけどね… 618 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/23(金) 18 14 06 ID Zsu4VSmK0 615 何も情報知らずに菜月目指してBADエンドレスとかになるよりはマシと前向きに生きようぜ …昔ショコラで1周目香奈子目指しまくってた俺ガイル 619 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/24(土) 00 20 03 ID goTQ1OF60 菜月は性格良し、顔良し、スタイル良しでキャラも良ければキスシーンのCGだの窓越し会話CGだの最高なんだが… なんか他キャラに比べて冷遇されてないか?CG枚数もHシーン回想数も他ヒロインに負けてるぞ… おまけシナリオも短いし(笑ったけど) おのれ8月…こうなったら1作品でファンディスクでも作ってくれ。でないと欲求不満でどうにかなっちまいそうだ 620 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/24(土) 00 57 08 ID pl89eEteO 菜月の可愛さは尋常じゃない… 正直シナリオの短さなど…あれ?涙が… 621 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/24(土) 07 01 03 ID gmpGUO8d0 姫様ルート7月21日のあの台詞がなんとも泣かせる 622 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/24(土) 19 58 46 ID PAK724W90 あんまり盛り上がらないね… 623 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/24(土) 20 04 41 ID o3gOm8dn0 平均以上だとは思うが短いかな さくらむすびがなかったら十分満足していただろう 624 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 00 59 07 ID 4ga0mCnj0 619 つか、姫以外のキャラが総じて冷遇されている気が… 八月は即刻、菜月ファンボックスを作って補完するべし。 625 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 03 07 34 ID YQ2Wr52x0 あけるりプレイする前に英雄伝説6をクリアしたんだが、 幼馴染みスキーだから余計に凹んだorz 菜月で癒されてこよう・・・。あ、でも姫ルートクリアしようと攻略できないんだよな。 626 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 08 03 08 ID NoG8hg/mO 明け瑠璃は幼馴染み目的の人には、お薦めできないと思う。 627 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 11 17 19 ID fCbB0X9o0 本命扱いされてたのに厳しいな。 628 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 13 12 06 ID vVrNoNR/0 おいおい、明け瑠璃でも駄目って言ったら9月は買うものねーじゃん・・・ こなみん以降の採点厳しくないか?? 思春期は幼馴染よりも妹に萌えそうだけどな・・・orz 629 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 13 47 00 ID m1pmRLSg0 いや、厳しいんじゃなくて、小奈美と紅葉がレベル高すぎたんだよ。 630 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 15 19 41 ID t8RDpsRP0 キャラ設定は負けてないんだがな… バカップルぶりをもっと描けなかった8月が悪い それでも平均以上は余裕であるから俺はプレイするのをオススメするけどね 631 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 16 40 24 ID WKh5f+6C0 630 同感同感。 あれでさくらむすび級にバカップルイベントがあったら、神だった。 菜月は赤くなっているとこなんてかわい過ぎるし、 ミラノイベントなんか幼馴染らしくていい。 萌えまくりだったので、俺は結構気に入った。 それはさておき、さっきやったおまけの「メアリの恋」。 こういうノリのイベント満載のFD作ってくれーーー!! 632 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 16 45 02 ID YB8iysNv0 631 「アメリの恋」と読んで仏映画パクるとはやるな8月と思った俺。 633 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 17 02 02 ID fCbB0X9o0 仏映画と読んで宗教物かと思った俺。 634 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 18 24 03 ID NoG8hg/mO 630 とは言っても、明け瑠璃は姫ゲーだからなぁ。 635 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 18 46 59 ID mO2zuxSY0 奈月はキャラも絵もシチュも申し分ないんだけどな。 いかんせん他が強力すぎる。 636 :∧||∧ [sage] :2005/09/25(日) 18 48 49 ID mO2zuxSY0 ×奈月 ○菜月 638 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 22 36 41 ID Et7/C50W0 菜月は幼馴染なのに裸エプもウェディングドレスもなかったから ファンディスクに期待するしかないな 639 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/25(日) 23 39 47 ID Cg7tvrRo0 ん~、菜月FDは俺も欲しいけど、そこまでピックアップされるキャラ かどうかは、本スレ見る限り微妙だよなぁ。 普通に姫様か、人気キャラの妹になりそう。('A`) 640 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 00 15 29 ID gQVgFyMYO 本スレと作品別スレずっと見てきた限りでは、スレ人気は姫と同じかそれ以上なのにな… いや、義妹はぶっちぎりだけどさ… 641 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 00 29 31 ID A1nmjzDE0 これを機に八月信者が少しおとなしくなってくれないかなぁ 648 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 08 14 04 ID neWMVUMX0 3連休だったのに菜月クリア出来なかった('A`) 姫様ルートやってると眠気がきてしまってなかなか進まない。 ようやく終盤にきたって感じかな。思ったよりは姫様も(;´Д`)ハァハァ ところどころで魅せる菜月にはかなり(;´Д`)ハァハァハァハァ 今晩こそは菜月を攻略するぞ~ 649 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 10 30 36 ID Ne9J6Vw90 639-640 休み中にプレイしてたが、麻衣想像以上に良すぎ。ここまでとはな。 菜月のためにオナ禁してたのに、2週目で麻衣やって搾り取られたorz プリホリが妹、はにはにが幼馴染みが来て、今回は妹に持って行かれた感じだ。 650 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 10 49 40 ID arBecbLg0 幼馴染だったら2人っきりの秘密イベントとかが欲しいよな。 小さいときの約束とかがキーワードになるな。 菜月のイベントがもう少し掘り下げられていれば・・・ 651 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 16 51 02 ID WMLIvL+n0 菜月たん、明日になったら攻略するよ~。 何というか、どのヒロインもプリホリやはにはにの時よりキャラの描き方に 深みがあるような感じがして、当然菜月たんにも期待大。 652 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 18 29 42 ID oOYe9MPo0 ほなみんよりも菜月の方が好きだな。 653 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 19 19 00 ID ANBCIZu60 キャラとしては今年の幼馴染の中で一番好きだ 菜月がメインヒロインだったらなぁ… 656 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 19 40 46 ID HqCADBqv0 652 俺はどっちかっていうとほなみんが好きだな。 菜月は、朝起こしたりしないのもあって、べったり感が足りなかった。 657 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/26(月) 20 56 08 ID GOFMh2IR0 656 多分それはシナリオ量が少ないから… 667 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/27(火) 08 15 24 ID NwlKe6JW0 菜月クリアしたよ~ヽ(´ー`)ノ 思ったよりシナリオは短かったけど十分に萌えられた。 俺は保奈美や小奈美みたいなタイプよりも、明るい元気なタイプで恋愛の話になると照れる 感じの王道幼馴染がツボなので菜月は最高だった。 海外旅行→看病→告白の流れは悶え死にましたよ(;´Д`)ハァハァ あと窓イベントを上手く使えた幼馴染としてはかなり貴重です。意外と少ないからね。 668 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/27(火) 18 57 26 ID ERznTdmi0 菜月クリアしたけど、想像してたより話が重くて微妙。 菜月自体は可愛いんだが・・・。 ENDも遠距離恋愛オチでスっきりする落ちじゃなかったな。 長い目で見れば幸せなんだろうけど、やはり幼馴染には保奈美みたいに 普通にくっつく方が良い。 682 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/28(水) 12 13 03 ID 3yDCLGjD0 それは困る。 ところで、菜月のENDを迎えて、微鬱になったから(遠距離ENDだったので)、 アンバサしたら癒された。 やはり、幼馴染ENDはこうでなくちゃ。 683 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/28(水) 16 13 22 ID P9Z1321q0 俺は遠距離でもいいな。 ベッタリも好きだけど、しつこすぎるのはあんまり好きじゃない。 688 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/28(水) 22 45 57 ID JsBSkIwX0 にしても菜月ENDよかった・・・いかんせん偉大な先輩幼馴染がいるだけに正直あまり期待していなかったのだが・・・ 菜月かわいいよ菜月 689 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/28(水) 22 58 02 ID nkwx+MOz0 菜月が一番恋人になるまでの過程がうまく描かれてる気はする… それ以外のいちゃいちゃっぷりがもっとあれば神だったんだけどな… 690 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/28(水) 23 47 18 ID hNTCdho10 菜月も朝起こしにくるイベントあるじゃん。勝手に窓から進入してきてくれるやつ。 布団に隠れた時にはこりゃ朝フェラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! って思ったんだけど空振りだった。でもちゅーはして行ってくれたので良し! 菜月可愛いよ菜月 691 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/29(木) 12 37 56 ID Ho5+Pkym0 俺も流石に殿堂入り最強幼馴染のほなみんには敵わないと思うが、 菜月結構良かった。両方鈍感なのがなんか可愛い恋だな、と。 ただ、好きだと自覚したのがいつか聞いた時の話中に、 「5年前じゃなくてよかったね」というのがあるが、 そこで激しく麻衣に思いを馳せてしまった俺は多分幼馴染スキー失格だ… 692 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/29(木) 15 01 19 ID +mqT82Td0 菜月シナリオ短いといってもシリアスシーンが短いだけのことジャン。 各えちシーンの間にいちゃいちゃ萌えイベントがある点で、明け瑠璃は好き。 はにはにだと一回えちすると立て続けに3回くるからね。 というわけで菜月可愛い。 693 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/29(木) 17 29 14 ID 0ft7XQDI0 692 菜月シナリオが短いと言われる理由 ・実際に他キャラ(リース除く)より若干短い ・もっといちゃいちゃバカップルを見ていたいという住人の気持ちが爆発して、いくらあっても足りなく感じる 以上っす 694 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/29(木) 21 28 54 ID kveSFQeC0 最近みんな贅沢になってしまったな 695 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/29(木) 22 01 09 ID rwDsiqfRO 美味いものをたくさん食うと飢餓状態だったころを忘れるんだよ 今年前半のハングリーさを思い出せ いや、俺は幸せでいたいけどな 696 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/29(木) 22 58 39 ID GB530nwz0 9月っていっぱい幼馴染が出る月のはずだったのに 終わってみれば菜月だけか……。 697 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/29(木) 23 07 55 ID +mqT82Td0 696 はぴねす勢が撤退してしまいましたので。 698 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/30(金) 03 03 21 ID V8XcJL/r0 あけるり一週目。 「そっか、達哉がフィーナをね・・・・・・」 く!ち、ちがうんだっ!ちがうんだぁ!! ホントはっ!ほんとわぁぁぁぁっ!!!くわああああ 699 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/30(金) 11 23 44 ID Dc5c3Dh+O 698 1周目は姫固定だからな。オレが2周目で菜月を狙ったのは、言うまでもない。 700 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/30(金) 11 38 11 ID 8hsXjaXx0 姫ルートで何回それ関係見させられたことか…orz 701 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/30(金) 11 43 26 ID B+Zszrw7O ご丁寧にその展開姫ルートだけあるんだよな… 702 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/30(金) 15 25 59 ID 4iTLhS9S0 姫√スキップ→菜月攻略→データ消して姫→再び菜月→その他攻略 俺最強 703 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/30(金) 18 50 27 ID wjxsr0RA0 698 幼馴染は他のルートであれくらい反応がある方がいいな。 ないとなんだか寂しい。 704 :名無したちの午後 [sage] :2005/09/30(金) 21 51 26 ID nMaWUWvn0 703 「過ぎた優しさは人を傷つける」 過剰な優しさは逆にウザイ印象をつける意味 まさにその事 705 :名無したちの午後 [sage] :2005/10/01(土) 04 04 28 ID YXPk43Sx0 けよりなだけど初回強制ルート中でカーボンに恋愛相談する主人公 「それをわたしにきく」だったかな。主人公鈍すぎ… まだ、仁さんのほうがわかっているよ。 とりあえず一刻も早く終わらせてカーボンルートを楽しみたいです。 あと、初回ルート固定なら選択肢要らないだろう。 706 :名無したちの午後 [sage] :2005/10/01(土) 17 27 58 ID EE8SoFoi0 698 というか菜月ルートでも、二人がくっついた後、フィーナが意見を言う時に 「わずかだが陰りが見えた」という描写が…怖いよ、姫。 710 :名無したちの午後 [sage] :2005/10/01(土) 23 06 24 ID RjazrQSm0 菜月シナリオの最大の問題点は尺が短いとかエロ数が少ないとかじゃなくて、 噛ませ犬の翠のほうが魅力的にみえてしまう点だと思う。 711 :名無したちの午後 [sage] :2005/10/01(土) 23 20 42 ID mp3L9lFrO いや、全然見えないけど? 712 :名無したちの午後 [sage] :2005/10/02(日) 01 35 34 ID UpRRLpcd0 710 嫌なキャラでもないけど、それほど魅力的かのう。 713 :名無したちの午後 [sage] :2005/10/02(日) 02 02 48 ID Ayk0g7NU0 翠はどうでもいいから早く菜月とイチャイチャさせろと思ってた。 714 :名無したちの午後 [sage] :2005/10/02(日) 02 20 48 ID mQgPt8tf0 幼馴染とか抜きに8月のゲームのサブキャラがヒロインよりも魅力的と感じたことはない いや、いい子なのは分かるんだけどね 715 :名無したちの午後 [sage] :2005/10/02(日) 08 26 27 ID K1GGEDhj0 本編ではあの後フェイドアウトしてしまったのが痛いな、翠は。 830 :名無したちの午後 [sage] :2006/06/11(日) 00 17 37 ID drHRIGS+O 菜月@明け瑠璃の小説買ってきた。 原作やってないんだが、何この主人公。もしかして幼い頃の約束、ことごとく忘れてる? 831 :名無したちの午後 [sage] :2006/06/11(日) 00 23 46 ID z9A8jlCD0 菜月には罪は無いんだけど、正直あけるりは幼馴染ゲーとしては辛かったなぁ、シナリオが。 EDも嫌いな部類。俺の中では遠距離、転校などの類はBADENDと変わらん。 やはり、幼馴染としては、ずっと仲良く暮らしましたENDが理想。結婚シーンね。 つまり、前作のほなみん最萌えって事だよ、君。 220 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/31(火) 00 52 55 ID mNOyewks0 約束ど忘れされて凹むか泣くかしてフルボッコにされるやつか なんかありそうで全然思い浮かばない・・・ 221 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/31(火) 00 56 21 ID +gr4bLeh0 プレイしたのがだいぶ前なんで詳細は覚えてないけど、よあけなの菜月とか。 222 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/31(火) 01 10 31 ID OrZY+NCA0 それヒロインは約束があったから獣医になろうと思ったって語っただけで忘れてようが関係なかったのに 主人公が「思い出せねーよ!」って一人でぶち切れてただけだろw その場で聞けばすむのに聞こうともしなかったぞ 223 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/31(火) 01 14 08 ID +gr4bLeh0 あれ、そんなんだったっけ?約束があったから獣医になろうと思ってたのに主人公に それを忘れられてショック受けるみたいなシーンがあったような気がしたんだが…。うろ覚えなので 間違ってたか。 225 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/31(火) 20 58 43 ID ipSoL2b20 その記憶であっている 幼いころ捨犬を助けようと、雨の中を二人で走り回ったあげく、 捨犬は死に主人公は高熱を出して、寝込んでしまう。 二度と主人公にそんな事はさせないと、獣医になる事を誓って あえて遠距離恋愛をも受け入れようとしているのに、主人公が 完全に忘れていることにショックを受けて、デートも途中でメチャ クチャになってしまう。 226 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/31(火) 21 10 41 ID 38YUYoHV0 よくそんな記憶忘れられるなw 263 :名無したちの午後 [sage] :2011/11/05(土) 23 50 37.72 ID ZiJ6AM0m0 オーガスト作品は処女作除いてプレイしていて中でもはにはに&けよりなが好きだけど 後者は前者の反動からかフィーナにこれでもかという程、力を入れていたなw 日常でも麻衣が強いから菜月が日常・シリアスの両方で割を食らっていた。 264 :名無したちの午後 [sage] :2011/11/06(日) 00 40 07.63 ID JrcCLbN+0 グランドフィナーレの姫とエロキャラの妹の 二台巨頭の前にはメイドと幼馴染が霞むのがけよりな 個人的にはレビューとか一切見ないで 263にはバイナリに挑んで欲しいが トゥルー?のネタを唐突と見るかそうきたかと見るかで評価は変わるが 265 :名無したちの午後 [sage] :2011/11/06(日) 00 43 24.25 ID Y9pnpYJL0 けよりなの漫画は良かった まさかの幼なじみメインだったし 266 :名無したちの午後 [sage] :2011/11/06(日) 01 07 24.95 ID qJbsuP/00 漫画は全2巻でまとめるなら、確かにあれで正しかった なかなか思い切った判断だと思う 人気投票のコメントで、「麻衣と接戦だったけどフィーナ1位でほっとした」ってコメントがあったな あれだけお姫様ゲーとしてフィーナ中心に置いたのに、人気で他に抜かれたら製作者的には複雑だよな 菜月は 264 の言うように2人に出番吸われたのと、主人公よりも鷹見沢家の面々と話すのが多い印象だった 268 :名無したちの午後 [sage] :2011/11/06(日) 01 10 10.71 ID G16WxdPh0 シナリオ的にもド定番のネタだったしな>菜月ルート 良くも悪くも普通すぎた。 270 :名無したちの午後 [sage] :2011/11/06(日) 01 33 54.97 ID 5w24gS0J0 264 うろ覚えながら大分前にバイナリのレビューは見たしファンBOXでもやってるw 当時は今ほど属性やジャンルが偏っていなかったのもあるけど。 271 :名無したちの午後 [sage] :2011/11/06(日) 01 47 44.94 ID JrcCLbN+0 それは残念 初見で見ると一気に株が上がる良い例だったんだけどね
https://w.atwiki.jp/marurowa/pages/240.html
同じ夜明けを見ている ◆SqzC8ZECfY 東の空から差し込む夜明けの輝き。 反対に西の空にはまだ星が残る光と闇の空漠の下、街灯の人工的な光に照らされた道路を一人の男が走っていた。 カツ、カツと足音がアスファルトを叩く音。 だがそれは一定しないリズム。 地味なコートを羽織り、ふらつく足取りで、時折体勢を崩しながら、それでも前へと身体を運ぶ。 衛宮切嗣は汗と血が入り混じる苦悶の表情を浮かべていた。 襲撃者からの逃走を図る際、己の奥の手である固有時間加速を使った。 その反動が切嗣の肉体に莫大な付加をかけていたのだ。 切嗣は自らの時間を三倍速まで引き上げることで、普段の三倍の速度で動き、逃走に成功した。 ならばその反動とは一体何なのか。 それは至極、単純な話。 三倍の速度で動くために、心臓の鼓動や全身の血流を、同じく三倍の速度で動かせばどうなるか。 不整脈でまともには身動きがとれず、一気に三倍の血が循環すれば毛細血管は耐え切れず破裂し、全身に内出血を起こす。 使った時点で、全力で戦うことはほぼ不可能だ。 それどころか一刻も早く身体を休めなければならないほどのダメージである。 だが足を止めれば追いつかれる。そして襲撃者に追いつかれれば自身の命は風前の灯に等しい。 だから無理を押して、さらに切嗣は走る。 ぜえぜえと荒い息の音だけが、道路上の静かな空間に響く。 どれくらい走ったのか。短いようで永遠に感じる時間だった。 太陽が地平線から顔を出していた。 真夜中の風景に慣れていた切嗣の瞳には、夜明け間際の微かな光に照らされたショッピングモールの姿がやけにまぶしく写る。 やはり切嗣の予想通りだった。 消防署から南下してこのモールにたどり着くには、地図の下辺から上辺に地形が繋がっていなくてはならない。 だがそれを考えるのは後だ。 後ろを振り返る。 襲撃者は数百メートル後方で悠然とこちらに歩を進めてきている。 本気で追ってくる気がないのか、それともどういうつもりかは切嗣は知ろうとも思わない。 ただその慢心に付け込んで、状況をすこしでも有利にする方法と手段を模索するだけだ。 切嗣は迷わずモールへと飛び込んだ。 広い駐車場を横断して、さまざまな店舗が連なる自動ドアの向こうへとその身を躍らせる。 もう一度振り返った。 まだ襲撃者は追いついていない。 まだあの傷の男の姿は敷地の中には見えない。 このモールなら隠れる場所には事欠かない。 隠れてやり過ごし、そしてまずは体力の回復に勤めなければならない。 とりあえず、あの男が追いついてくるまであまり時間があるわけではない。 切嗣は目に入った様々な店舗のうちの一つ――――とあるレストランへと飛び込んだ。 ◇ ◇ ◇ コートの男がショッピングモールへとたどり着いてから十分ほどの時間が過ぎていた。 顔の端から端まで真一文字の大きな傷を刻んだ偉丈夫が、その巨大な施設の入り口に立ったところで、感心したように呟く。 傷の男、その名はサー・クロコダイル。 「しかし……たいしたもんだな」 遠目から見た限りでは、ただ巨大なだけに過ぎない建築物かと判断したが、そうではない。 ドアはガラス。透けて見える内部は華やかな装飾が施され、閑静な周囲の景色から切り離されたようなきらびやかさで彩られていた。 内部へと歩を進める。 すると磨き上げられた硬質の床が先へと伸びており、その両脇に連なる小奇麗な構えの様々な施設が彼を迎えた。 そこらの軒下に店を広げた露天商ではない。高級商店街を屋内に詰め込んだようなその景色は、クロコダイルの世界にはないものだった。 コートの男を追っていることも僅かの間忘れて、物珍しそうに周囲を見回しながら歩く。 カツ、カツと硬質の足音が一定のリズムで響く。 その歩みが突然、止まった。 フン、わずかに鼻を鳴らして、ある施設を凝視している。 その視線の先にはレストランの入り口があった。 ガラス戸の向こう側には店内の様子が見えている。 白いクロスに覆われた清潔なテーブルに落ち着いた色合いの椅子。 明るすぎない程度に調節されたライトがそれらを照らしている。 そして床のカーペットにぼんやりと写る――――影。 「…………」 クロコダイルの目が無機質な狩猟者のそれに変化した。 ゆっくりとレストランのドアに手をかけ、開けていく。 馬鹿が――と口元が思わず歪んだ。 よりによってガラス張りで中の様子が丸見えの店に飛び込み、あまつさえ隠れたつもりで自分の影すら隠せないとは。 レストランの入り口からすぐの場所にあるレジの向こうにはキッチンへの入り口が在る。 その入り口の床には、人の形をした影がうっすらと浮かんでいた。 つまりそこに奴はいる。入り口のすぐ横の壁に身を隠したつもりでいる。 だがクロコダイルにとっては、その位置さえ分かっていれば、そんなチンケな壁は盾になどならない。 「――砂漠の宝刀ッッ!!」 容赦も慈悲もなく、間髪入れずに必殺の一撃を放った。 砂には細かく砕かれたガラス質や鉄分が含まれている。 砂とは元々が鉱物であり、それを凝縮した刃はつまり一般的な剣のそれと変わらない。 むしろクロコダイル自身の鍛錬によって剃刀以上に細く鋭く、まさに砂粒のようにミリ単位以下まで研ぎ澄まされた一撃は、名刀と呼ばれる剣の切れ味すら遥かに上回る。 ただの壁などたやすく両断し、その向こう側で震えて隠れるネズミの首にいたっては話にもならないだろう。 ――斬ッッ! 切り裂く音。 ――どさっ。 何かが落ちた音。 ――ころころ。 そして、何かが、転がる、音。 ◇ ◇ ◇ 明け方の空気は冷える。 夏休み真っ最中の学園都市からいきなり拉致された御坂美琴は、もちろん夏服だ。 校章の入ったベストをワイシャツの上から身につけているとはいえ、短いスカートに半袖だけではちと辛い。 「うー……ほんとどこなのよ、ここは」 夏でもなく冬でもない。 その中間の何ともいえない微妙な気温である。 おまけに先程のひと悶着で少し汗をかいてしまって、それがさらに身体を冷やす。 土埃に塗れた全身をパンパンとはたいてから、なだらかな斜面に広がる草むらに身を預けてしばらく休んでいたが、いつまでもこうしているわけにもいかない。 そろそろ行動を起こすことにする。 とりあえず外気でこれ以上身体を冷やすのは御免こうむりたいところだ。 斜面の下に視線を向けると、そこには一本の大きな道路があった。 無数の街灯に照らされて、薄暗い景色の中から浮かび上がるように存在をアピールしている。 道路の周りにはぽつんぽつんと民家。そしてもう一つ、道路の街灯に匹敵する光量に彩られた巨大なショッピングモールがやや遠くに見えている。 ここから降りていけばひとまず休む場所には困らない。 そう判断して御坂美琴は斜面を駆け下りようとした。 「……!」 周囲は無人。そして静寂。 ゆえに動くものが存在すれば、それはことのほか目立つ。 少なくとも200メートル以上離れているとはいえ、その姿を彼女の視界が捕らえるのは容易いことだった。 即座に草むらに伏せて身を隠す。 美琴が見つけたのは、ふらついた足取りで、それでも懸命にモールに逃げ込んでいくコートの男。 そしてその数百メートル後方。 悠然と道路の真ん中を進み、コートの男を追うもう一人の男。 コートの男は追われているのだろうか。 殺し合いをしろといわれてここに放り込まれたからには、この状況で推理できることは――、 「あの後ろの男にコートの人が襲われたってことか……」 御坂美琴は超能力者である。 都市ぐるみでそのような能力開発を行う『学園都市』において、トップクラスの能力者たちが集う名門、常盤台中学に所属。 そのようなエキスパートたちの中でも彼女は一目置かれる存在だ。 二つ名は超電磁砲 レールガン ――――その力は単独で軍隊に匹敵すると言われるレベル5、つまり最強の超能力者の一人であるという称号。 だが彼女には元からそのような強力な能力があったわけではない。 もともとの力量はレベル0。つまり彼女は自らの努力によってここまでのぼりつめたということだ。 むしろだからこそ自らの力に対する自負も強い。 自分が正しいと思ったことを貫き通す。まっすぐに。 その実力も相まって常に人の輪の中心にいるが、そういったスタンスをとればそれなりに敵も多い。 だがそれも意に介さない。自分を信じているのだ。 そうやってできなかったことなどないから。 頑張れば報われる。正しいことをすれば世界はきっとよくなる。皆幸せになれる。 信じていた。 そう、今までは。 草むらに身を伏せた美琴は、その体勢のまま動かず、地面の青草を握り締めた。 その手には震えがあった。 そうしているうちにもう一人の男もコートの男を追ってモールへと歩を進めていく。 「くっ……」 御坂美琴は勝気な性格だが基本的には優しい人間だ。 子供の頃は病気の人を助けるためと言われて、自分の遺伝子情報を素直に医者に提供した。 それは今も変わっていない。 いつもどおりなら正義の味方よろしく、あの男の前に立ちはだかって電撃をお見舞いしていただろう。 それができなかった。 隠れて離れたところから見ているだけ。 その手には震え。 本人は指摘されれば否定するだろう。 だがそれは紛れもない、恐れと言う感情だった。 ◇ ◇ ◇ 「は……はっ……」 懸命に呼吸を落ち着かせる。 このモールは広大だから、隠れることさえできれば確率的に見つかる可能性は限りなく低い。 敷地面積は数百メートル四方、店舗数だけで数十を数えるだろう。 大丈夫だ。 しばらくはゆっくり休めるはずだ。 「くそっ……」 切嗣は歯噛みするのを抑えきれない。 あの傷の男、そこらの魔術師どころの話ではない。 人間を越えた存在、サーヴァントクラス。 名簿にあったライダーやアーチャーといい、あんな化け物がゴロゴロいるとでもいうのか。 勝てない――と切嗣は己を冷静に客観視した上で考える。 自分ですらそうなのだから圭一などは生贄となるべくしてここに連れてこられたようなものだ。 人間の範疇では、どう足掻いたところで勝ち残るなど不可能に等しい確率。 腕の令呪を見やる。魔力の反応は健在。 呼べばセイバーは応えてくれるだろうか。 「――令呪をもって我が傀儡に命ず」 小さく、呟くように鍵となる言霊を紡ぐ。 「――ここへ来い……セイバーッ……!」 令呪の一画が消えた。 正しく機能すれば次元の壁すら越えてサーヴァントはマスターの元へ駆けつけるはずだった。 それが令呪の力だ。 全ての願いを叶える超常の願望機たる聖杯がもたらす奇跡の一つ。 だがそれが――――何も起こらなかった。 「なぜだ……!?」 驚愕に切嗣の目が大きく見開かれた。 ここへ自分たちを連れ去ったギラーミンが令呪の働きを妨害したとでもいうのか。 もしセイバーを召喚できるとしたら、彼女は絶対に殺し合いなど認めないだろう。 圭一のような一般人が巻き込まれていればなおのこと。 殺し合いを停めるために動くであろうセイバーの召喚をギラーミンが邪魔するとしたら? ならば――――それが可能だとしたら、奴は聖杯以上の力を持っているのか。 にわかには信じられないが、それならばライダーやアーチャーが自分たちと同じ立場で殺し合いをさせられているのも納得がいく。 だが、おかしい。 それほどの力を持っていながら、何故今さら、奴はノビタとかいう少年への復讐などに固執するのか。 名声? ――そんなものは復讐などせずともいくらでも手に入るだろう。 もし聖杯の力すら意のままに妨害できるなら、それは国一つ、惑星一つをその手に治めることすら可能な力を持つということ。 それに比べてギラーミンは、あまりに目的が小さすぎる。 数多の怪物どもを含めた大勢の人間を容易く拉致し、脱出不可能な閉鎖空間を形成し、最後の一人になるまで殺し合わせる。 これほどまで大掛かりな仕掛けを用いた悪辣なゲームの最終目的が――たったひとりの少年への復讐だというのか。 馬鹿げている。 ギラーミンの小ささだけが、あまりにこの殺し合いのとんでもないスケールから浮いている。 だが、正直にいって現在の切嗣にはそこまで考えているような余裕はない。 前門には令呪の力すら封じるギラーミン。後門には人外の怪物ども。 虎と狼の挟み撃ちなどというレベルを遥かに超えている。 衛宮切嗣は絶対に生きて返り、聖杯の力を手に入れ、争いのない世界をもたらさなければならないというのに――――!! 「――――あ?」 その瞬間に思考が中断。 切嗣の視界に強烈な光が差し込んだ。 ◇ ◇ ◇ 首が転がっていた。 砂刃が放たれ、それによって鋭利な切断面を見せる壁の向こう側から、ころころとカーペットの上で転がる首。 それを見てその刃を放ったクロコダイルが忌々しげに呟いた。 「ちっ」 それは間抜けな顔をした、犬のぬいぐるみの首だった。 綿をはみ出させた哀れな目がじっとクロコダイルを見つめている。 「小細工をしやがって忌々しいネズミが……」 興が冷めた。 この広大な施設をムキになって探すのも馬鹿馬鹿しい。 それよりもかつてグランドラインに名を轟かせた大海賊には、このレストランに現在進行形で強烈に興味を惹かれるものがあった。 麦わら一味によってその謀を完膚なきまでに潰されたクロコダイルは、国家転覆を企てた超重犯罪者として七武海としての権利を全て剥奪された。 その後、世界でもっとも厳重な警備を誇る大監獄の奥深くに収容されていたのだ。 それゆえに――、 「酒なんざァ本当に久々だからな……」 その手にはワインの瓶とグラスが一つずつ。 レストランのキッチンに冷やしてあったものを見つけたのだった。 真っ白なクロスが張られたテーブルにそれを置いて、どっかりと椅子に座る。 キン――と、指先を砂刃に変えて瓶の首を一閃。 コルクごと瓶の上部を切り離し、グラスに赤い液体を注いだ。 顔に似合わぬ優雅な仕草で、手に取ったグラスを顔に近づける。 それから軽く振って香りを楽しむと、一気に飲み干した。 日常的にラム酒で酒盛りする海賊にはワインなど水のようなものだ。 「……うまい」 それでも久々の酒の味は格別だった。 毒は入っていないようだった。 そんなことをギラーミンがするくらいなら、そもそも互いに殺し合わせるなどという面倒なことはしない。 あのネズミにもそこまで細工する余裕と時間があったとも思えない。 もう一杯を楽しむべく、再びクロコダイルはグラスにワインを注ぐ。 本当に久しぶりだ。 そう考えると、自分を酒も飲めない境遇に追いやった麦わらのルフィのことが頭に浮かぶ。 「……信じれば裏切られる」 かつてクロコダイルはルフィにそう語った。 それは昔の自分がそうだったからではないのか。 『裏切る』、ではなく――『裏切られる』。 その顔を真一文字に横断する傷は、失われた左腕は、彼がかつて辛酸を舐めてきた証ではないのか。 だが彼は自らそれを絶対に語ろうとはしないだろう。 全てを心の内に封じ込めて、誰を頼りにすることなく、自らの研ぎ澄まされた力のみで、どこまでもただ征くのみ。 クロコダイルは無言。 グラスをあおる。 ワインを注ぐ。 それを繰り返すうち、いつのまにかワインの瓶は空になっていた。 大きく息をついて椅子の背もたれに寄りかかると、ぎしりときしむ音が静かな店の中に染み渡る。 「ほう――――」 そのとき、光が射した。 店の通り側から逆方向の壁は、こちらも一面ガラス張りで外の景色を眺めることができる。 この光は夜明けの光だった。 「そういや日の光を見るのも久々か……」 眩しそうに目を細め、大監獄の奥深くで闇だけを見つめてきた男が嗤う。 だが太陽の光をもってしても、その瞳の奥に宿る闇を消し去ることはできなかった。 ◇ ◇ ◇ 御坂美琴には二万人の妹がいる。 正確には自分と全く同じ遺伝子を持つクローンが二万人いる。 幼い頃、不治の病に対抗するために君の遺伝子が鍵になるかもしれないと言われ、それを信じるままに自分の遺伝子情報を提供した。 だがそれはどこでどう捻じ曲がったのか。 人間のクローンを量産するという非人道的な結果を生み、それが何に使われているかを知ったとき、美琴は絶望した。 超電磁砲こと御坂美琴の劣化複製品――レディオノイズ。 その扱いは一言で言えば実験動物。 研究者たちが求める真実のために、実験のために、家畜以下の扱いを受けて、ただ殺されるためだけに存在する。 そしてそのクローンたちもそれを正確に受け止め、肯定していた。 動物が好きで、他人を気遣うことができる、ちょっと感情表現がズレてるけど、れっきとした女の子。 美琴と同じ姿形をした、だけど紛れもなく美琴と違う個性を持った一人の人間たちが、自らを実験動物と――そう呼んだ。 その研究によってもたらされる結果は、真実を追究する大人たちにとっては、法や倫理よりも、何をおいても大事なものだったらしい。 学園都市の巨大な権力はその実験を黙認していた。 二万人のレディオノイズ――妹達 シスターズ を二万通りの実戦で殺戮することで、最強のレベル5能力者である一方通行は進化する。 御坂美琴の世界における最高性能のコンピューターはそう結論を出した。 レベル6は人ならざる領域と言われている。 それは能力開発の研究者たちが求めてやまない神の領域だ。 だがそこに至るためならば何をしても許されるというのか。 実験のために生きたまま解剖され、テストのためと言う名目で命の尊厳を踏みにじられ続け、数が足りなければ量産すればいいと。 製造費、単価18万円の肉の塊は研究者が求める真実のための踏み台に過ぎないというのか。 御坂美琴はそれが許せなかった。 妹達がそんな運命を享受する羽目になったのは自分のせいだ。だから自分が何としても止めてみせる。 御坂美琴は決意した。 実験を中止させるために、自らの能力をフル稼働して、研究施設を潰して潰して潰しまくった。 だがそれは結局のところ徒労に終わる。 研究施設は何度潰そうとも別のルートから実験を再開した。 実験の要である一方通行を倒そうとも考えたが、同じレベル5でありながら力量の差は歴然としていたのだ。 御坂美琴では、あの一方通行に対して万が一の勝ち目もない。 最高性能のコンピューターが出した結論だった。 そして美琴自身もそれを認めざるを得なかった。 どうしようもない、と。 割り切れれば楽になれた。 クローンがいくら死のうが自分には関係ない。 だが彼女はそれができない。 御坂美琴はどうしようもなく優しく、善人で――――だから背負い込む必要もない罪悪感すら背負い込んで、自分自身の無力を呪い続ける。 そして彼女が見つけた最後の手段は自らが一方通行に挑み、あっけなく殺されることだった。 クローンの大元たる自分自身が何の抵抗もできず、無様に死亡する。 そうすればそのクローンたる妹達をいくら殺したところで進化の餌にはなりえないのではないかと、研究者たちがそう思い直してくれればと考えた。 だが、それを止めにきたのはレベル0の無能力者。 にも関わらず美琴がどうしても勝てない、幻想殺し イマジンブレイカー の上条当麻だった。 心配してわざわざ夜の街中を探し回ってきてくれた彼は、美琴の話を聞いて「止めろ」といってくれた。 嬉しかった。 御坂美琴は、本当はずっと誰かに助けて欲しかったのだ。 だがその気持ちに甘えることは許されない。 このままでは妹達がただ殺されていくだけだ。 だから立ち塞がる当麻を撃った。 自分は間違っていないと、そう思って、撃った。 だけど――――撃ってから気付いた。 美琴はそんな自分がたまらなく嫌になった。 今の自分が、今の御坂美琴が、御坂美琴は大嫌いだった。 ◇ ◇ ◇ 結局、御坂美琴は斜面の草むらから動けないでいた。 あの男がモールに入っていくのを指を加えて見ていたのだ。 「何やってんだろ、私……」 力はある。 武器もある。 デイパックにしまわれた銃弾をレールガンとして撃ちだせば、並大抵の相手は敵にならない。 だが――ここに連れ去られる以前の経験と、先ほどのカズマと名乗る男との戦いが、美琴から自信を奪っていた。 一方通行に勝てない。 上条当麻にも勝てない。 妹達を助けることもできない。 カズマとの戦いからも尻尾を巻いて逃げ出した。 そんな自分に何ができる? 「たすけて……」 それはずっと言えなかった言葉。 だけど心の奥にずっと潜んでいた言葉。 ボロボロに擦り切れて、脅え、傷ついたたった一人の少女が漏らした呟きは、誰の耳にも届かない。 「う……」 夜明けの光が美琴の顔を照らす。 その目には今にもこぼれそうな涙。 ◇ ◇ ◇ 価値観が違う。 生き方も違う。 信念も全く違う。 魔術師殺し 衛宮切嗣。 王下七武海 サー・クロコダイル。 超電磁砲 御坂美琴。 そんな三人の男女が、この一瞬、この場所で、いまこの時だけは、 ――――同じ夜明けを見ていた。 【A-5 モール内部のレストラン/1日目 早朝】 【サー・クロコダイル@ワンピース】 【状態】:ダメージ無し 【装備】:なし 【道具】:基本支給品一式、拳銃(28口径)0/6@現実、拳銃の予備弾36発、ウシウシの実・野牛(モデル・バイソン)@ワンピース 【思考・状況】 1 皆殺し(主催も殺す) 2 麦わらの一味はやや優先度高く殺害する ※切嗣、圭一の名前は知りません 【A-5 モール内部(レストラン以外のどこか)/一日目 早朝】 【衛宮切嗣@Fate/Zero】 [状態] 全身にダメージ(中)、疲労(中)、令呪残り二画 [装備] コンテンダー・カスタム29/30@Fate/Zero 、防災用ヘルメット [道具] コンテンダーの弾薬箱(スプリングフィールド弾30発入り) 支給品はすべて確認済)、基本支給品一式 ロープ×2、消火器、防火服、カッターナイフ [思考・状況] 基本:なんとしてでも元の世界に帰る 1 どうすればいいんだ……。 2 クロコダイルから逃げる。 3 圭一が心配。 【備考】 会場がループしていると確信。 クロコダイルの名前は知りません。 スナスナの実の大まかな能力を知りました。 【A-4 緩やかな斜面の茂み/一日目・早朝】 【御坂美琴@とある魔術の禁書目録】 【状態】:疲労(大) 【装備】:なし 【道具】:基本支給品 起源弾@Fate/Zero(残り28発)、不明支給品0~2 【思考・状況】 基本行動方針:脱出狙い。上条を探す。 1:どうしよう……。 ※くんくん人形@ローゼンメイデン は真っ二つになりました。 ※切嗣がモール内のどこにいるかは次の書き手さんにお任せします。 【起源弾@Fate/Zero】 切嗣が使用する魔弾。全部で66発が作られた。 彼の体内より摘出された左右の第十二肋骨をすり潰した粉を霊的工程を以って凝縮、コンテンダーに込められる.30-06スプリングフィールド弾の芯材として封入した物。 概念武装としての側面も持つ。効果は「切断」と「結合」という切嗣の奇異な起源を撃たれた対象に具現化するというもの. 対象が生物である場合は命中した箇所は、傷が開く事も出血する事もなくただ古傷(内面的には神経・毛細血管は元通りには再生していない)のようになる。 が、魔術師に対して使用する場合は事情が異なってくる。 何も知らずにこの魔弾に対し魔術を以って干渉してしまった魔術師は、切嗣の「起源」による影響を自身の魔術回路にまで受けてしまう。 結果魔術回路を循環していた魔力は本来の経路を無視して暴走し(つまり魔術回路が「ショート」する)、肉体を破壊する。 ダメージは回路を巡っていた魔力の大きさに比例し、その程度によっては絶命に至る。 仮にそれほどのダメージから運良く一命をとりとめようと、神経及び魔術回路は完全に破壊されてしまう。 故に肉体がまともに機能しなくなるばかりか、魔術師としても確実に再起不能となる。 原作3巻まで無駄撃ち無しで38人の魔術師を葬ってきたため、残りは28発である。 時系列順で読む Back 非情な覚悟と揺れるココロと Next BLACK FRACTION 投下順で読む Back 非情な覚悟と揺れるココロと Next BLACK FRACTION Back Next 『理由』 御坂美琴 方針 闘争と逃走と 衛宮切嗣 方針 闘争と逃走と サー・クロコダイル limitations
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/2470.html
このページはこちらに移転しました 徹夜明けの朝9時頃の妄言 作詞/一(にのまえ) 身体がふわふわと浮くような 眠気と戦いながら 今寝たら気持ちいいだろうな 今寝たら 永遠に眠りについてしまったら もう煩わしい日常に振り回されなくて済むんだろうな 全部壊して夢の中へ ドロドロと身体溶かし夢の世界へ 何も感じたくない 何となく生きて何となく寝て気が付いたら起きて また飯食っての繰り返しだ ドロドロの夢の世界の住人になりたい俺 (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/4762.html
灯油さん2 前のお話→灯油さん 171 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/29(金) 23 34 28 ID FAttMho1 kwskされたんで分かりやすいようにまとめ直していたら2人になっていた。 1/3 泥ママ(以下A)、泥ママ夫、泥姑と何故か町会長の4人で今晩は。 町会長が来たのは中立の者が必要ではないかとのこと。 今から追い返せば色々と有ること無いこと言われてしまうのは 間違いないので仕方なく同席 レコーダーに録音すること宣言し、話し合いスタート A夫まずは兄夫婦に謝罪するが、何故か上機嫌のAが世間話を始めようとする お前何しに来たんだよ的な感じがレコーダーから伝わってくる 兄がAの話を遮り何故そんな嫌がらせをするのかと問うと沈黙 母の言い分では黙っている間、縋るように兄を見つめていたそうです。 いやいやw見つめる相手違うからwww 自分の都合の悪いことは沈黙で通し、A夫が答えるように怒っても沈黙 レコーダーにはA夫の謝罪の言葉ばかりが録音され、 夫が頭を下げているのに反省の色無しなAの態度に 兄「話にならない。A夫には悪いが訴えさせてもらう」 するとここから10分近くずっとAのターン 意味不明なことを喋り終わると今度は号泣 もー何がしたいのか誰1人解らずカオスな状態 172 :名無しの心子知らず:2010/01/29(金) 23 35 08 ID vKnFxOrd 【窃盗】真のエミリーは義実家でなく人形【万引】 ttp //anchorage.2ch.net/test/read.cgi/baby/1264633251/ 174 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/29(金) 23 36 28 ID FAttMho1 2/3 泣きながらAが話した内容 正直、聞いていて気持ち悪くなった 義姉への嫌がらせは兄と私を泥ママから奪い、私達3人の関係を 壊した報いだそうです 兄実家に可愛がってもらっている義姉が羨ましい 義姉の子に玩具を買ったり服を買ったりするのが羨ましい だから報いを?与えるために義姉と私の物を盗んだり隠したりした そしてAは現在進行形で兄に恋をしているらしい だから義姉と姪が憎い 義姉から盗んだアクセサリーですが、全て兄からのプレゼント、 兄とペアになっているものだけ盗んだ 姪のグッズを盗んだのは姪が義姉に似ているから嫌がらせ 私の物を隠したのは3人の結束が崩れたのに何もしないから←!? 敵である義姉に媚びやがって!!←本当にこう言っていた でも好きな人の妹だから靴を両方隠すのは困るだろうし可哀想←え!?なにそれ? だから右だけにしてあげた←いや片方だけ残された方が困るよ これからは私に尽くすなら隠していた物は返してあげてもいい 確認してみると2つで1つになっている物の右だけ無いwww Aよ、いつの間に侵入したんだ? ってか隠すとか言っている時点で悪意があってアウト 175 :名無しの心子知らず:2010/01/29(金) 23 37 55 ID ANSiIdWO マジキチ・・・ てか旦那がいる前で言えるセリフじゃねーw 176 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/29(金) 23 38 06 ID FAttMho1 172 こっちに書き込んだ方が良いですか? 177 :名無しの心子知らず:2010/01/29(金) 23 38 58 ID hpbdnIaS 176 そのリンクこのスレだからwww 180 :名無しの心子知らず:2010/01/29(金) 23 39 16 ID oMwUXsc9 このままでいいんじゃない 流れ的にも続いてるし 182 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/29(金) 23 43 31 ID FAttMho1 了解しました。 3/3 その言い分に兄とA夫が怒りまくる A夫は訴えてくれて構わないと告げるとAが土下座し始めて反省の言葉を述べる。 義姉が今更?って凄く冷たい声で話しかけていて恐かった。 そしてここで町会長が参戦 ここまでしたんだからAを許してやりなさい的な発言 兄とA夫がこれは犯罪行為でしかるべき所でAは反省すべきと反論 これまで黙っていたA姑が号泣して許してやってくれと土下座 町会長も土下座 A夫からは兄夫婦の好きなようにしてくれて構わないと言われる。 兄としては訴えたい心境だけど、そうすると間違いなく 周りからの攻撃されるだろう。 転勤するにしても仕事を変えるもすぐには出来そうもない。 その間に家族に何かあれば・・・とのことでA夫妻と念書を交わすことに A夫婦が兄夫婦と兄実家に接近禁止と今回のことに対する 悪い話を周りの人に吹聴しない。 勿論、町会長も。 兄的にはこれが限界だったらしい。 帰宅途中にも近所の人達に話しかけられたりして、正直ヤバイと思ったとのこと。 んで念書交わして今日は終わりにしたけど、 多分、まだ終わらない予感がするらしい。 私もそんな気が凄くしております。 当分は1人にならないよう義姉と行動を共にすることになりました。 兄にしてみれば長年の謎が今になってやっと分かったが 後味悪過ぎらしく落ち込んでるし A夫は話し合い終わってもしばらく呆然としていて動けなかった。 Aはそんな夫見捨ててさっさと帰るし・・・ はぁなんか明日が恐い 184 :名無しの心子知らず:2010/01/29(金) 23 48 33 ID g+xe1UFq 終わりかな?乙です。とりあえず自衛に努めてください。 後日談があって気が向いたら報告ヨロ 185 :名無しの心子知らず:2010/01/29(金) 23 49 29 ID DphZlpXy うわぁ…心の底から乙。 こんなことってホントにあるんだー 3人の関係を壊した報いって何だよ。 お兄さん夫婦も大迷惑だけど、A旦那も気の毒に。 186 :名無しの心子知らず:2010/01/29(金) 23 50 43 ID yPEn4jWz お疲れ様です。 町会長いらないね。しかも念書書いたとはいえ田舎だからなぁ… 明日のためにゆっくり休んでください (´・ω・`)つホットココア 188 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/29(金) 23 52 12 ID FAttMho1 というなんともスレチな話し合いでした。 今回の騒動の切っ掛けとなった灯油はA夫妻に買い取ってもらう事に。 義姉「悪いけど、恐くて使いたくない」 尤もな意見に後日灯油代金を教えて、きっちり払っていただくとのこと。 私の私物もA夫が同じものを買って返すか、買えない物は それ相応の代金を支払う事に。 A夫、今晩でかなり老けた印象を受けたな。 191 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/29(金) 23 56 10 ID FAttMho1 私怨ありがとうございます。 当分の間は自衛を徹底的に行うこと、1人にならないこととなります。 185 ある意味で今回の被害者はA夫かも知れないです。 186 ホットココアありがとうございます。 兄も恐らくあれはチラシ程度の認識しかしていない。と言っていたので・・・ 192 :名無しの心子知らず:2010/01/29(金) 23 56 33 ID OiwbDw5/ A夫は地元の人間だっけ? 195 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/29(金) 23 59 24 ID FAttMho1 義姉は幼い頃に両親をなくしているので、逃げる場所は無い状態です。 最悪、某所に逃げるように相談済み。 192 はい地元民です。 兄と同じく他県の大学に行ったのでそこで田舎の悪習から解放されたらしい。 197 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 03 10 ID Db+l6fBc 町会長、しゃべりそうだなあ… 198 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 07 57 ID kzejHPq/ 防犯ブザーだけでも持ったほうがいいよ。 キチ怖えぇ 199 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 08 33 ID rjNraeOe これって、新参の嫁の皆さんが 『新参の嫁だからって嫌がらせする場所には住めません』 とか言って全員実家に帰ったら、町会長や地域の皆さんはどうするのかね? 200 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 11 34 ID YGaL1ELp 182乙です。 兄にしてみれば長年の謎が今になってやっと分かった 長年・・いろいろあったんだね。。。。 202 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 14 11 ID YGaL1ELp 201 田舎って、みんな家族みたいなところがあるからね。 良い意味でも悪い意味でも絆が強いんだよ。 たぶん泥ママがいろいろ盗みができたのも田舎特有の、 鍵を掛けない常識ってやつじゃないの? 鍵を掛けると、周囲から心を開かない変人扱いされるっていうし 203 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 17 03 ID eQcHGEyR 町会長、何しに来たんだよと思ったけど泥ママを許してやれなんてほざく ぐらいだから、完全に向こう側だな。 どうせ後から色々と尾ひれをつけて喋るんだろう。 事の次第を録音しておいて良かったね。 泥ママ派の連中はそれでも変わらないだろうけど、別に雑魚が何言っても関係ないよ。 最も気をつけるべきは今後の泥ママ。 全てバレてしまったことだし、開き直って何するか分からないのが不気味だね。 205 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 17 50 ID wD3HgcMT 町会長うぜええええ!!!! てかA姑てA旦那の母だよね?Aの母じゃないよね? 妻に目の前で他の男が好きだ、その男の妻子が憎いって言われて 傷ついてる息子目の前にしてなんでキチ嫁庇うのかわからん… ひとまず乙でした Aは病院行った方がいいと思う あと灯油さんは義姉と姪と一緒に離れた方が良さそうだね…怖すぎる 206 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/30(土) 00 18 05 ID 287nzdPw 198 防犯ブザーは明日買いに行ってきます。 199 多分、不倫旅行だと噂されて終わり。 過去に母の近所の人が耐えきれなくて1人で行動して 酷い目に遭わされたらしいから。 200 えぇ・・・悪い虫が付かないようにしてくれていたんだってwww お陰で兄は大学に行くまで女の子としゃべったことがなかったよ。 ってか友達からのメールで知ったんだけどもう噂広がってるwwww 208 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 21 15 ID fX7Mb3Jy うわ~この手の人たちは(ごめんね自分も田舎者)加害者でも身内びいきが ひどいからAはあんまり態度かわらないかも おそらく週明けには話がダダ漏れで灯油さん家族はないことないこと 言われる可能性が おじいさんか、おばあさんの伝手があれば地元の権力者に話し通しておくといいかも 212 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/30(土) 00 25 25 ID 287nzdPw 202 鍵は掛けているけど、窓の鍵でも開いていたのだろうか? とりあえず家に居る間も鍵をがっちりかけておきます。 205 はいA夫の母親です。 なんでもここに住めなくなってしまうのは嫌だとのこと。 多少のことは我慢するらしいですよ。 あーもー凄く長い尾ひれがついてるよ 泣きたい 213 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/30(土) 00 27 28 ID 287nzdPw 地元の有権者 Aの取り巻きの祖父なんで使えませんorz 214 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 27 38 ID 5ArXSB0g お兄さん自身が仕事の関係で引っ越しできなくても 兄嫁さんは避難させたほうがいいよ。 一応避難先があるなら、明日にでも。 田舎の人たちの意地の悪さは半端ないから 兄嫁さんの神経が持たないと思う。 215 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 28 04 ID x9jwtrDO そうだね。弁護士とか出てきても効かなそう。 念書の意味もわかってなさそうだもの。 これにサインすればチャラって思ってるよ。 町議か県議、できれば昔からの地主が効果ありそう。 219 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/30(土) 00 30 05 ID 287nzdPw 214 義姉と姪だけ先に避難するのが決まりました。 今まで住んできていた地元なのに 始めてきた場所みたいに違って見えて怖ろしい・・・ 223 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 33 12 ID eQcHGEyR あ、避難を決めたんだね。その方がいいよ。 今後の安全と精神的な安定もあるし。 226 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/30(土) 00 34 33 ID 287nzdPw メールしてきた友人は事情も知っているので味方です。 私も逃げることになりました。 で 227 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 34 43 ID Q2385udt あ、レコーダーはメディアに焼いておいた方がいいと思います。 228 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 36 13 ID 1+ODLp+r 避難が決まって良かった。 報告者さん家族の無事を祈っています。 231 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 00 42 47 ID z3k0L12V 226 どうした!!!!!大丈夫か????!!!! 291 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/30(土) 21 14 35 ID 287nzdPw 昨夜はお世話になりました。 書き逃げみたいになってしまい申し訳ありませんでした。 Aの襲撃はありませんでしたが、 噂メールが地元DQNにも届いたらしく家を見に来た彼らのバイク音に驚き 送信ボタンを押してしまいましたorz 再度書き込みをしようと思いましたが、迎えが来たので書き込む時間もなく 避難しておりました。 本格的に逃げる準備をすることになりました。 色々と本当に有難う御座いました。 そしてなんだか荒れるような原因なってしまい、申し訳ありませんでした。 292 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 21 19 27 ID XJL48S8Y 291灯油さん 乙です。 何かあった訳じゃなくて良かった。安心した。 いずれ落ち着いたら可能でしたら状況教えてくれると嬉しいです。 293 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 21 21 28 ID ViXhMxWy 乙! 無事でよかった。 避難できるみたいで安心した。 もうこれ以上被害がないといいね。 お疲れ様でした。 295 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 21 29 22 ID mQ/0/0rA 灯油さん、心配したよー。無事でよかった。 しかし噂が地元DQNにまで…って。 もう一度念書を取り直して、 「噂が広がっている。落ち着いて暮らすことも出来ない状態になっているので、 訂正して謝罪をして回らないのなら、慰謝料を支払っていただくことも考える。」 とかの内容で、役に立たない 町 会 長 にも念書を書いてもらったら? 301 :灯油 ◆Bbf6FyzwZw:2010/01/30(土) 22 34 31 ID 287nzdPw もう書き込まないようにしようと思いましたが、 色々とお言葉を頂いたので・・・ DQNはただの興味本位だけで私達は実害は無かったです。 むしろ来てくれたお陰で家の近くを情報収集するためにうろうろしていた 近所の人が逃げていったwww 詳しいことは書けませんが、 作戦は練ってあり証拠も確保してあるのでこれから色々と行動します。 パソも持って行くので、これで本当に消えることになります。 無事に解決したならばその後に報告させていただきます。 ありがとうございました。 302 :名無しの心子知らず:2010/01/30(土) 22 38 34 ID mQ/0/0rA がんばれ。 無事に解決して、その後で報告される日を心待ちにしています。 灯油さん家族に幸せあれ。=A家族に制裁あれ。 続きはこちら→灯油さん3 次のお話→托卵型泥ママ(76)
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/430.html
白井黒子は動かない <設定>原作7巻の「美琴が何故かブツブツ言いながら何時間も付き合ってくれた」日の午前中のお話です。逆に8巻との繋がりが悪くなりますが、その辺はご容赦を。□□□「護身術のテスト、ですの?」白井黒子は、髪をくしけずりながら、机の上でふにゃっている御坂美琴に問いかける。夏休みが終わり、始業式を過ぎた最初の土曜日。朝食を取り、部屋で分厚い護身術のテキスト…イラストが多いので分厚いだけだが、それを御坂美琴が早速にらめっこしている状況である。週明けに実技テストがあるのだが、覚える気がまるで起きない様子だ。興味があったり必要であったりする事ならば、大学クラスの難問であろうと挑戦する美琴であるが、興味がなければあっさり切り捨てる。この辺りがLV5の資質とも言えるだろう。「そう。あーもうユウウツ‥」美琴は無敵の電撃技を持っているせいか、護身術に身が入らない。「とはいえお姉様、実際にその電撃が通じない殿方が存在するわけですから…」「あの馬鹿みたいのが他にいてたまるもんですか!」「なるほど、お姉様はその殿方には無抵抗で抗わない、と」「な、何の話してんのよアンタ!」朝からぎゃあぎゃあと、御坂美琴は元気いっぱいだ。「というわけで黒子、今から実技練習にいくわよ」「へ?今からですの?」「そう。アンタ護身術のスペシャリストなんだから、実際に教えてよ。テキストより何倍も早いわ」「お姉様ったら…確かに空いてはいますけど、午前中ぐらい優雅に過ごしませんこと?」「午後から間違いなく暑くなるでしょ。涼しいうちに!さあ行くわよ!」しょうがないですわね、と黒子は席を立つ。何にせよ美琴と一緒に行動するのは、至高のひとときだ。制服以外での外出は、届出も面倒なため、2人はランニングと短パンの上に制服を着る事にした。美琴には慣れた格好だが、黒子は不満な様子だ。「わたくしの美意識ではとてもとても、耐えられないですの…」「アンタ、ケンカ売ってんの?」橋の下なら日影もあるし、広いから気兼ねなくできる、と土手に向かって歩いている。コンビニの前で、美琴は「ちょっと飲み物買ってくるね」とコンビニに入ろうとする。「あらお姉様。特製ドリンクならありますわよ」「誰が飲むかっ!」ずかずかとドリンクコーナーに向かう美琴。(涼しいですわね~)と、黒子はコンビニの冷気にあたりつつ、ふと人の気配を感じ、横を見ると。上条当麻が顔を背けるように週刊誌を立ち読みしていた。明らかに気付いている。どう見ても、「君子危うきに近寄らず」を実行している風情である。黒子が上条に会うのは、始業式の日の、地下街テロリスト事件で会って以来だ。謎の土人形が元だと思われる瓦礫の傍で、真剣な顔でその瓦礫を見つめる上条当麻。その横で、御坂美琴は、その少年を見ていた。…いや、見惚れていた。――お姉様があのような眼差しをされるなんて。割って入り、テレポートで連れ去ったが…近いうちに、この少年と真正面から向き合う時が来るような、そんな予感がする。今日は、その前哨戦と参りましょうかしら。「あらあら、これはこれは。カミジョーさん、おひさしぶりですの」「おう。ひさしぶり、って、まだあの騒ぎから数日しか経ってねーだろ…」「朝から立ち読みとは、優雅な生活でいらっしゃいますのね」「ほっとけ!…御坂も来そうだし、帰」「来て悪かったわね」当然ながら、美琴も合流してきた。手にドリンクを持って。御坂美琴がドリンクを手に取って、振り向いたとき…ツンツン頭が眼に入った。もうその瞬間から心臓の鼓動が早くなる。(もう!なに浮き足立ってんのよ私!)回りこむようにして近づくと、予想通り黒子と話していた。「来て悪かったわね」美琴は、口をへの字にして、動揺を押し隠しつつ話しかける。「ところでカミジョーさん。おヒマでしたら私たちに付き合っていただけません?」(く、黒子!?)「ほほう、女子中学生からデートのお誘いですか」「いいお話でしょう?」「だが断る」「何で即答ですの!美人女子中学生たちからのお誘いですのよ!?」「深窓の令嬢なら喜んでいくけどな!お前らは真逆だろーが!」「…本来なら金属矢をブチ込むところですけども、お願いする立場ですから我慢致しますわ…」「そうまでして、何に付き合わせる気だ」「護身術の練習、ですわ。やはり現実は殿方から身を守るモノですから、是非ご協力願えませんか、と」「…おおかた、俺を関節技でボコボコにする気だろ?」「(ギクッ)なんですのその被害妄想。いいじゃありませんの、女子中学生の体を触れるんですのよ?」「んなもんメリットになるかっ!俺に残るのは中学生にベタベタ触ってた変態という評判しか残らんわ!」黒子は少し意外に思っていた。何だかんだ言って、下心もあってOKするのではないかと思っていたのだ。上条は全く興味ないようだ。(軽い男だと思ってましたが、意外に硬派…ふーむ)その時、黙っていた美琴が口を出した。「まあ無理にとは言わないけどさ…逆にそっちが、例えば前みたいに宿題に困ってるとかあれば、その交換」「御坂」「ん?」「困ってる」「はい?」「…宿題に困ってます。今日ほとんどを片付けないと、やばい」諸々の事情があって、夏休みの宿題を完遂できなかった上条は、オリジナルの『宿題の宿題』を小萌先生から渡されていた。今日は、帰ったらそれをやる予定だったのだ。それを聞いた美琴はにんまりと笑う。「んじゃあ決まりね。午前中は私たちの護身術に付き合う。午後はアンタの宿題に私が付き合う」「ぐ…」上条が唸りながら悩んでいる。黒子としても、午後の話は余計だ。「…わかった。ただし!その護身術とやらで…その、不可抗力な事が起こっても、金属矢・電撃はナシだぞ?」「…例えばどのような事ですの?」「取り押さえるときの関節技とか、体密着するだろーが。俺だって抵抗するし、どこに触っちまうかわかんねーよ」「その辺は勿論何も言いませんわ。胸を揉みしだくとかは一発で制裁させていただきますけど」「…どこにそんなボリュームあんだよ(ぼそっ)」「何かおっしゃいまして?」「いや別に」「カミジョーさんは、そのカッコ、汚れても構いませんの?」河原、といっても橋の下に着いた御坂美琴と白井黒子は、制服を脱いで陸上用ランニングと短パンになっている。上条当麻はTシャツにチノパンとラフな格好だ。「破けるのは困るけど、洗濯すりゃ済む話なら、まあ大丈夫」上条はキョロキョロしながら、「護身術なら、こんなとこまで来なくてもできねーか?広くなくてもできるだろ」「…お姉様のプライドを考えてあげて下さいな。試験前日にあがいている姿は見せられませんですの」「ち、違うわよ!どうせやるなら、広い場所の方がいいじゃない!」「ま、何でもいーけどさ。どーすんだ?」上条は相変わらずのスルースキルを発動させ、美琴は言い訳している自分がバカらしくなってくる。「え、えっと試験自体は課題は決まってて、ただ本番がどれを指定されるかが分からない、の」「んじゃ一通りやるしかねーか」「そうなりますわね。じゃあお姉様、テキストお借りしますわ」「ではフェーズ1。『手を掴まれたとき』ですの。ではカミジョーさん、わたくしの手を」上条は黒子の右手の甲を掴む。次の瞬間!「ぐああっ!」上条が目をおさえてうずくまる。「…ジャッジメントでは、このように空いている手の甲で、相手の目を叩きますの。 でも、テキストでは違いますのね。ではカミジョーさん、手をもう一度…」「ザケんなテメエ!ったく…」上条はもう一度黒子の手を取る。黒子は、上条の親指側に自分の手を押し込むようにねじって、あっさり振りほどいた。「お、スゲエ。しっかり掴んでたぞ今。」「ではお姉様。どうぞ」上条は美琴の手を握る。(…やっぱりですわね……) 美琴は顔を真っ赤にしている。美琴は赤くなりながらも、これはあっさりクリアした。「続いてフェーズ2。『両手を掴まれたとき』ですの。ではカミジョーさん、わたくしの両手を、そうそう」その瞬間、黒子は上条の金的に向かって右足を蹴り上げた!「うぎゃあああああ、あ、あ?」「ジャッジメントではこうやって蹴り上げるよう教育されておりますが、まあ今回は寸止めにしておきましたわ」「御坂!コイツ何とかしてくれ!俺いつか死ぬ!」「く、黒子、アンタ…」「他愛ないジョークですの。ではテキスト通りに」上条はげっそりしながら、もう一度黒子の両手を掴む。すると黒子は軽く腕を引き、それに対抗しようと上条が腕を引き戻した瞬間!そのまま黒子は上条に引かれるままに体当たりし、頭が上条の顔にあたるようにぶつかった。たまらず上条は転がり、あっさり黒子は脱出した。「あっぶねえ!後頭部打ちそうだったじゃねーか!」「テキスト通りですの。では…」美琴は上条の前に立ち、両手を差し出す。上条はその両手を掴む。(両手握られちゃってる…)美琴はこれだけで舞い上がっている。上条はいつ美琴が動くかとじっと見つめている。「お・ね・え・さ・ま?」 ハッ!(え、えーと、腕を引いて、相手が引き戻したら、体当たりしつつ、頭で顔を攻撃、だっけ…)美琴は息を吸い込むと、軽く腕を引き、上条の動きに合わせて体当たりした!…頭を上条の顔にぶつけるのを忘れていた。故に。ただ押されて尻餅をついた上条の膝の上に、美琴はちょこんと横座りしながら、抱きしめられていた。美琴は、ゆっくりと左を向く。わずか5センチほどの距離に引きつった上条の顔がある。上条は、ランニング姿の美琴の腕ごと肩口から、支えるように抱きしめていたのだが、さすがにこの距離での抱擁と、柔らかい感触に、完全に硬直していた。お互い、パニック状態で身動き取れずに居る所へ、怒り心頭モードの黒子が飛んできた。「な・に・を・やってるんですの!!!」黒子は美琴に触れるやいなや、テレポートで5メートル離れた箇所に飛ぶ。美琴はその座った状態で、どさっと地面に落ちた。「あたっ!」「あたっ、じゃないですわよお姉様!なに殿方といちゃついておりますの!?」上条はまだ腕を前に出して固まっていた。――1時間半が過ぎた。フェーズ9を終え、最後のフェーズ10を行って終了という所だが…珍しく、白井黒子は、御坂美琴にあきれ返っていた。「お姉様…」「…云わないで、お願い…」美琴は、ずどーんと落ち込んでいる。ことごとく、失敗していた。それもこれも、上条当麻が原因である。なにしろ触れられた瞬間、頭が真っ白になり、覚えたことが全く出てこない。『羽交い締めにされた時』では、上条に抱きすくめられただけで全活動が停止。『肩に手を回された時』では、手をひねり上げるつもりが、上条とダンスを踊り。次こそは、と思えば思う程空回り、滅多に見せない涙目で毎度挑むのだが…上条は、黒子の完璧な護身術の『ムチ』によってボロボロではあったが、その後の美琴の『アメ』、すなわち…結果として、抱きつかれたり押し倒されたりしているうちに、恋とは異なるが、美琴に対して愛しい気分になっていた。子どもが一生懸命頑張っているのを応援するのに近いが、美琴がそれを知ったら相当複雑な顔をしそうである。「…御坂って、もっと器用だと思ってたがなー」上条は黒子にヒソヒソと話しかける。「さすがにその感想を聞くと、お姉様が気の毒になってきますわね」「?」「まあ、失敗は逆にそこさえ気をつければ、試験レベルはクリアできるでしょう。では、最後と参りますの」美琴もフラフラしながら近づいてきた。「それ、やるの…?」「は?……うっ」「これはダメだろ」課題最後には。『車内などで臀部を触られた時』、とあった。白井黒子は上条当麻に背を向けている。「…本気で、やんのか?」「気乗りはしませんが、ここまでやってきて最後だけ省略って、負けた気がしません?」「誰と戦ってるんだオマエは」御坂美琴は、少し顔を赤らめて見つめている。上条は黒子のお尻に手を伸ばす…完全に変態である。「なあ、次の瞬間に痴漢現行犯で手錠掛けられる、っつーオチはねーよな?」「…少なくとも、手錠掛けるなら、お姉様に抱きついた時点でやっておりますの」「さいですか…じゃあ、いくぞ」まあ触れた瞬間に極められるんだろうな、と思いつつ、黒子のお尻に右手を当てる。………白井黒子は動かない。「…おい?」「それは当ててるだけですわ。触っていただかないと」「…はい?」「撫でまわしていただかないと、気分が出ませんわ」「ちょっと待ちなさいよ黒子!それって私にも…!」「お姉様はすぐに対処すればよろしいですわ。というよりそれはわたくしが許しませんの」「オマエ無茶苦茶言ってるぞ…」「まあ、正直申しまして、わたくし痴漢された経験がございませんので、一度どのようなものか、と」「…俺、オマエのこと前に変態さんですか?と言ったことあるが、…本当だったんだな」「この程度で変態などと。…撫でるのに夢中になっておられると、極められた時逃げられませんですことよ?」(撫でる、か。さすがにシャレなんねーけど…まあ数秒の話だよな…)さわ…さわさわ…………白井黒子は動かない。「あの…白井…?」「…。」上条も妙な気分になりつつあった。黒子はTバックのせいもあり、感触が、…なのである。(手、手を止めたいのに、止まらねえ…)美琴は気付いた。上条と黒子の間に謎のピンク空気が漂い始めている。(! 黒子!?)白井黒子の頬が赤らみ始めている…?それを確認した瞬間、微かな嫉妬心と共に、スタンガンクラスの電撃を2人に向かって撃ち込んだ!「はあぁぁぁぁ…」「ぬああああああ!」上条の右手は黒子に触れていたため、イマジンブレーカーは発動せず、2人は崩れ落ちた。頬をペチペチと叩く感触があり、上条は目を覚ました。美琴が心配そうにのぞき込んでいる。「え、えーと、大丈夫?」「あ、ああ…そうか。…すまん、変な空気を止めてくれたんだな。」「なによデレデレして!みっともないったら!」「何か引きずり込まれるような…な。で、白井は?」起き上がりながら、上条はキョロキョロしつつ姿を探す。「…気分がすぐれない、って帰っちゃった。 わ、私は午後からのアンタとの約束もあるし!」「そうか。お前の尻の課題はどーするんだ?」「やんないわよ!っつーか尻の課題て言うな!…試験に出たら、まあやってみるしかないわね」上条と美琴がそうして午後に向けての打合せも兼ねて、話し込んでいる、その頃。白井黒子は、自分の感情に戸惑いながら帰途についていた。(お遊びでしたのに。…触れられている間に、湧き上がってきた、あれは…)――数週間後、白井黒子はその男に生命を救われる。それはまた、別の話。おしまい。
https://w.atwiki.jp/chine_miku/pages/179.html
- 年が明けたというのに まともに活動できなくてゴメンなさいね… 今後何をやりたいかってのは漠然と考えているのですが。 アルバムをここまで先延ばしにしてしまったので 今年は去年みたく活動休止期間を設けずに冬場も新作出そうかなと予定していたり。 今月中は忙しくても、なんとかネタ用意して暇なときに何か皆に見せたい。 でも休日だけではなかなか製作を進められない… そうだ! 久しぶりに生放送でもやるか! ということで、今週末15(土)16(日)あたりにやっちゃいます。 時間とか決まったら金曜日の夜にはお知らせしますので! 家族のいない時間帯がどっかあればいいですが。 戻る コメント 最後のがバレンタインだっけ?楽しみだなぁ -- 名無しさん (2011-01-11 21 56 44) やった!楽しみにしてます(^O^) -- まみ (2011-01-11 22 48 35) 16は昼間が塾のテストだあああwww土曜にしてくれると嬉しいですう -- 名無しさん (2011-01-12 01 50 38) まじかwwww突然すぎwwww -- ジミーX (2011-01-12 07 26 05) 楽しみです -- 名無しさん (2011-01-12 12 26 52) 深夜だったら見れない… -- N/フォーマルハウト (2011-01-12 13 18 19) できたら昼ぐらいからお願いします -- 名無しさん (2011-01-12 17 40 57) 土曜の昼希望 -- 名無しさん (2011-01-12 18 05 22) マジですか! よかったらどっちともやってほしいな(( -- 稀兎 (2011-01-12 18 14 57) マジすか!できれば土曜日でファイナルアンサー -- イアル (2011-01-12 18 28 28) さっきトイレの中でまたやってほしいなぁ・・・と思ってたら現実に!!!楽しみにしています。 -- れおっきー (2011-01-12 19 13 38) 生放送?しなくていいよ。顔は出さないし、まともなトークも出来てないし、音小さくて放送にならないし。そもそもいつもの活動が空気読めてない。お前は替え歌のリリースだけやってればいいんだよ。 -- 名無しさん (2011-01-12 19 24 32) イエーイ!!! 顔は出すのだろうか? -- NEET (2011-01-12 23 59 18) ヘヤニコモリーの定理を再リリース -- いいいいい (2011-01-13 07 52 52) してください -- 名無しさん (2011-01-13 07 53 14) 楽しみにしてます。車でいつも聞いてますw -- 名無しさん (2011-01-13 13 43 31) できれば、土曜の朝お願いします -- 名無しさん (2011-01-13 20 29 30) ↑×6 自重しろ -- 名無しさん (2011-01-13 22 23 48) たとえ見れなかったとしてもタイムシフトさえあれば…… ↑×7バイバイ -- xs姫sx (2011-01-14 04 47 11) ↑×8 そう思ってんならこのサイトにくんな -- 名無しさん (2011-01-14 13 18 27) よっしゃ!生放送見るよ~ ↑×9 空気読めてないのはお前だよ(笑) -- 納豆 (2011-01-14 16 57 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/890.html
第二章 cruel girl’s beauty ――age 16 俺を待っていたであろう日常は、四月の第三月曜日をもって、妙な角度から崩れ始めた。 その日は、憂鬱な日だった。 朝目覚めると、すでに予定の時刻を過ぎ、遅刻は確定していたので、わざとゆっくりと学校へ向かうことにした。週明けの倦怠感がそうさせたのかもしれない。風は吹いていないものの、強い雨の降る日だった。ビニール傘をさし、粒の大きい雨を遮った。昨晩からの雨なのか、地面はすでに薄暗いトーンを保っており、小さな水溜りからはねる水が俺のズボンの裾を濡らした。急な上り坂は水を下にある街へと流し、留まるのを拒んだ。 学校に着いたのは一時間目が終わった休憩時間だった。雨で蒸しかえる教室はクラスメイトで満たされ、久しぶりの雨音は教室を静穏で覆った。俺の席――窓際の後ろから一つ前だ――の後ろを見た。ハルヒは窓ガラスの外側を眺め、左手をぴたりとガラスにくっつけていた。進級したことで、階が一つ下がり、窓からの景色は変わった。外ではグラウンドが水浸しになり、小さな川を作っていた。 一年前のあの日。 俺がハルヒと会ってそう経っていなかった頃、ハルヒの表情は怒りで満たされていた。無矛盾な世界への怒りなのか、自分自身への怒りなのかは分からない。だが、SOS団の活動を通して、ハルヒは少しずつ感情を取り戻していった。取り戻すというのは、ハルヒが持っていたであろう――抑えていたであろう――感情を開放していったというのが正しいだろう。 俺がハルヒと会ってからずっと引っかかっていたのは、ハルヒがなぜ普通の人間を嫌うのだろう、ということだ。一般人を代表したような俺は谷口や国木田とそう変わるところはあるまい。国木田より頭は悪いし、谷口みたいにバカ丸出しでもない。健全な高校生を演じていた俺になぜあいつは目をつけたのか。確かに俺は七夕に一度会っている。だが、俺の名前は知らないし、他人の空似程度にしか思っていないだろうよ。ではなぜ? おそらくそれはハルヒにしか知りえないことであった。しかし、一つの推測を述べたい。ハルヒは普通の人間を嫌っているのではなく、人と仲良くなることを避けているように見えるということだ。 今、ハルヒは陰鬱な表情であやふやな視線を泳がせていた。 椅子に座ると、ハルヒに倣い、窓の外を眺めることにした。雨は激しさを増し、窓ガラスに伝わる水滴が水へと変わった。特別変わったことはない。世界の普通さに慣れ、そしてSOS団にも慣れた。日常と非日常を繰り返す毎日が日常になってしまった。かつて望んでいた非日常が日常へと変わってしまっていた。あまりにも奇妙なことがありすぎてそれに慣れてしまったわけだ。 そんな憂鬱な世界とハルヒ、そして俺を崩していったのは谷口の一言だった。 そうそれは、本当に妙な角度からの一撃だった。 谷口は近づいてくるなり、いつものデカイ声を倍にして唾を飛ばしながらこう言った。 「おい、長門有希が転校したってよ」 「へ?」 俺は間抜けな声を漏らした。 「本当だよ。さっき六組のやつが言ってたぞ」 谷口は語気を強めていった。 ガタンという音ともに後ろに座っていたハルヒが立ち上がった。 「谷口! 本当なのそれ? 嘘だったらただじゃおかないわよ!」 ハルヒは谷口のネクタイをもの凄い勢いで引っ張りながた怒鳴った。 「そんなに怒るなって。言ったことは本当だよ」 「ちょっと、キョン!」 なんだ。 「隣のクラスに確認に行くわよ!」 ハルヒはネクタイが引きちぎれそうな勢いで俺を連行した。 長門が転校したって? どうして? 俺にはそんな事一つも言ってなかったぞ。ハルヒもこの様子じゃ何も知らされてないみたいだな。 ハルヒは隣のクラスに入るやいなや壇上に上がり、 「有希が転校したって本当なの?」 ハルヒはクラス全員に向かって大声で尋ねた。 「本当ですよ。朝、ホームルームで先生が言ってましたし」 近くにいた大人しそうな女生徒がおずおずと言った。 「そう」 ハルヒは礼も言わず教室を飛び出した。ネクタイを引っ張られたまま俺も飛び出した。こりゃ傍から見たら犬と飼い主だろうな。かっこ悪いぞ俺。 教室から出るなり、俺と向かい合うと、 「職員室に行くわよ!」 「とりあえずネクタイから手を離してくれ。大丈夫逃げたりしないから。長門のことだしな」 ハルヒはネクタイを思い切り下に引っ張って、手を離した。そして、職員室のあるほうへ一人で走っていった。締まる簡素なネクタイに苦しめられながら、俺は必死にハルヒを追いかけた。 俺とハルヒは教室に戻り、ドカッと自席に座った。 結果は同じだった。俺が遅れて職員室に入ると、ハルヒは教師を馬鹿でかい声で問い詰めていた。教師は住宅街を歩いていたら突然犬に吠えられたような驚きと疑問を顔に浮かべながら、ハルヒをいなそうと必死だった。ハルヒハ教師が長門の転校の理由が分からないと見るや、「役に立たないわね! 無駄に年食ってるんじゃないわよ!」それを捨て台詞に職員室を出て行った。職員室の入り口から事の成り行きを見守っていた俺を無視してハルヒは階段を登っていくので、俺は仕方なくハルヒを追いかけることにした。 俺はおそらく長門がどこに行ったかなんて分からないだろうと踏んでいた。しかし朝倉の時とは違い、行き先も不明だった。確かに行き先を教えたらハルヒはそこまで会いに行くだろうからこれでいいんだろうな。俺だってカナダにいると分かれば、泳いででも行くつもりだったさ。 打つ手はない。おそらく長門のことだろうから、情報操作をしているはずだ。しかし、なぜ? 「なあ、ハルヒ。なんで長門は転校したんだと思う?」 俺が振り返り尋ねてみるとと、ハルヒはバンっと机を叩き、 「分かるわけないでしょ! なんで有希は言わないのよ!あたしたちってその程度の仲だったの?」 「そんなことはないだろ。何かしらの理由があるんだろ」「キョンもよく落ち着いてられるわね! 何かしらの理由って何よ!」 ハルヒはヒステリックな声を張り上げた。 「それは俺にも分からん。放課後、朝比奈さんや古泉にも聞いてみよう。なにか分かるかもしれない」 ハルヒは何も答えなかった。そのまま崩れるように椅子に座り込んだ。そして、聞き取れないほど小さな声で「もう失うのはいやなの」と呟いた。そしてハルヒは机に突っ伏したまま放課後まで起きることはなかった。 授業はいつにもまして、手がつかなかった。もんもんと長門のことを考え、窓の外を見ていた。上の空というのをこれほど実感したことはない。昼食を一人で済ませ、あてもなく学校をうろついた。そうでもしないと落ち着いていられなかったし、どこかに長門が隠れているかもしれなかった。無意識に歩いたのに、行き着く場所は一つだった。 部室棟、通称旧館の文芸部部室。 ドアをそっと開け、部室を眺めた。パイプ椅子に腰掛け、分厚いハードカバーをめくり、陶器のように佇む長門有希を期待したが、いるはずがなかった。パーツを失った部室は空回りをしているように見えた。これ以上見ていることはできず、教室へと逃げ帰った。 放課後、部室には長門を除く全員が揃っていた。 今日の古泉は笑ってはいなかった。沈痛な面持ちで、心ここにあらずといった様子だ。なぜこんなありきたりの表現かといえば、意識的な表情に感じられたからだ。葬式の時に笑って手を合わせてはいけないのと同じだ。ハルヒは団長椅子に浅く座り、教室の時と同じように机に突っ伏していた。朝比奈さんは健気にもメイド服に着替え、お茶の準備をしていた。しかし部室内に流れる異様な空気に気づいたのか、朝比奈さんは困惑しているようだ。 「あのぉ、キョン君。みなさんどうなされたんですかぁ?」 朝比奈さんは耐え切れずに俺に小声で尋ねてきた。 古泉は『機関』とやらから情報が流れているだろうが、朝比奈さんは上級生であり、なにも聞かされていないのは明らかだ。俺は静まりかえった部室で、朝比奈さんの質問に答えることにした。 「長門が転校したんですよ。理由もいわずにね」 「ひぇ?」 朝比奈さんは驚きとも悲鳴とも取れない声をあげた。 「な、長門さんがですか?いっ、いったいどうして?」 「それは分かりません」 俺はいい加減に答えた。もう、朝比奈さんのかわいらしさを堪能している余裕はなかった。メイド服を着た朝比奈さんでも無理なら、何がこの動揺を抑えることができるか。俺はひどく追い詰められていた。すぐにでも自分の部屋のベッドに身をうずめ、長門のことを考えたかった。 それからどれだけ時間が経ったのだろうか、突然ハルヒは立ち上がり、俺達を見つめた。 「じっとしてても何も始まらないわ。明日は学校を休んで、有希を探すわよ。まだ、何か手がかりがあるかもしれない。時間はいつもと同じ九時だから」 いつものような勢いは感じられない、淡々とした語り口だった。 「そうだな。マンションとかに行ってみるのもいいかもしれない」 ハルヒはそれだけを言うと、部室から早足で出て行ってしまった。 「古泉」 「なんでしょう」 「お前はなにも知らないんだな?」 「もちろんです。前に約束したように、長門さんには危害を加えることはありません。というより、不可能でしょう」 古泉はいつものハンサムスマイルを見せた。 「じゃあどうして長門は転校、いや長門のことだからおそらくこの世界から消えてしまっているんだろうな。理由は分かるか?」 「分かりません。ただ、長門さんの転校は上が決定したことでしょう。それに長門さんは従った、推測ですが、おそらく正しいでしょう」 「それは分かってる。あいつが命令を聞くのは情報なんとかだけだろうさ。問題はハルヒっていう観察対象がいるのになんで消えちまったかってことだ」 「すいません。分かりません」 古泉は困ったような顔をして、肩をすくめた。 やれやれ、古泉が駄目なら誰に聞けばいい。俺は、なぜ長門が消えなくてはならなかったのか、その理由を知りたかった。理由があっても納得できるかは分からないが、正当な理由以外はハルヒと結託して、この世界を変えたっていい。 「あの、キョン君」 朝比奈さんがおずおずと話しかけてきた。 「ひぇ! そんなに嫌そうな顔しないでくださいぃー」 そんな顔をしてたのか。 「すみません。ちょっと考え事をしてたもんですから」 「いえ、いいんですけど……」 「で、なんですか?」 明らかに俺は苛立っていた。 「いえ、その……」 「何も無いなら帰りますよ?」 「だから、その……」 「帰ります」 「あ、キョン君」 朝比奈さんが呼び止める。だが、俺は朝比奈さんにかまってる余裕は無かった。古泉ともこれ以上話しても無駄だろう。俺は朝比奈さんを無視して帰るという、男としてあるまじきことをした。鞄を肩にかけ、部室を後にした。 帰りには雨はやんでいた。それにかわって、蒸発した水によって街は蒸しかえっていた。 家に着くと、妹がキャンディーを口にくわえながら出迎えてくれたが、無視して階段を上がった。一刻も早くベッドに身をうずめたかった。 部屋に入ると、鞄を投げ、ベッドに飛び込んだ。そして身体を丸め、もがいた。 「どうして長門は消えちまったんだ? せめて俺に一言ぐらい前もって言ってくれたっていいじゃないか」 そう自分に問いかけても虚しくなるだけだったし、俺は長門がなぜ転校したのか、考えることは断念した。しかし何も考えないでいると、長門との思い出がフラッシュバックしてきて、それを断ち切ろうと、また頭を抱えてもがいた。まだ、長門は消えたとは決まってはいない。明日には見つかるかもしれない。ひょっこりと現れたりするかもな。 長門だって風邪を引くんだぜ。長門達と敵対する存在にまた妨害されているだけかもしれない。長門だって週明けの倦怠感がいやになることだってあるだろうさ。そう、俺だって月曜日の朝は憂鬱になるさ。長門だって落ち込んで、ブルーな日だってある。 その日、俺はそのまま、満たされない気分のまま眠りについた。 次の日。 予定より一時間も早く起きると、昨晩から部屋にひきこもりっきりで何も食べていないことを、軽くなりすぎた胃の不快感が告げていた。リビングに行くと妹がすでにソファーでテレビを見ていて、いつもこんなに早く起きているんだなと感心した。 「あ、キョン君おはよぉー。今日は早いんだねぇ」 「まあな。ちょっと用事があって」 母親がトーストと目玉焼きという朝食の定番を持ってきたところで俺は今日学校を休んで出かけることを告げた。男には一生に一度やらなければならない時が来るとどこかで聞くありふれた理由を切々と説明すると、案外素直に了承してくれた。 「ふふっ。そういうことにしておくわ」 どこか含みを持たせた笑みで俺を見る。 「それなら早くご飯食べちゃいなさい」 「ああ」 言われなくても食べるさ。俺は昨日から何も食べてないんだからな。 俺は疑惑の判定で世界チャンピオンになったボクサーよりあっけなく食事を済ませ、自室に行って手早く服を着替えた。ちょうどリビングから出てきた妹と鉢合わせになり、妹は不思議そうな顔で 「いってらっしゃーい」 と言って、俺を見送った。俺は妹の頭を撫でてから玄関を出た。ママチャリをとばし、集合場所の駅前へ向かった。予定より一時間も早かった。 駅前に到着すると、SOS団の面々は揃っていた。 ハルヒの「遅い!罰金!」の定型句はなかった。遅刻はしてないしな。というか、お前ら何時間前に来てんだ。俺はこれでも一時間も早いんだぞ。 「今日はお早いんですね」 いやみか。 「いえ、そういうわけではありませんよ。あなたのことだから長門さんのことを考えていて眠れなくなり、睡眠不足で来るだろうなと思っていただけです」 てことは、それを見越して早く来たってわけか。 「それもありますね。それはそうと涼宮さんを見てください。彼女の精神はとても不安定です」 そんなの見なくても分かるし、あいつはいつも精神不安定だろうよ。 「そして、彼女は今日一番早くこの場所に来ていました。僕が来たのが今から十分前ですから、それより前に来ていたことになりますね。僕の言いたいことがわかりますか?」 分からん。でも、俺は古泉が何を言いたいのか分かっていた。古泉は俺を非難している。 「長門さんがいなくなって悲しいのはあなただけじゃないってことです。昨日あなたは朝比奈さんを無視して帰りましたね? 彼女、あの後一人で泣いていたんですよ? 『わたしキョン君をおこらせちゃったかなぁ? ごめんなさい』って」 「……」 「涼宮さんはきっとあなたと同じで夜も眠れずにここに誰よりも早く来たのでしょう。でも、僕がここに来たとき彼女は不安な顔一つ見せずに『遅いわよ、古泉君』って笑顔で言いました。さすがの僕でも胸が苦しくなりましたね」 「……」 「僕も同じです。僕だってSOS団のメンバーと色々と時間を共有してきましたし、突然長門さんがいなくなるのは悲しいんですよ」 「……」 俺は何も言えずに、ただ呆然と古泉の顔を見つめていた。「キョン達何してんの? ほら喫茶店行くわよ! 班決めしないと」 タイミングよくハルヒが俺達の間に割り込んでくれた。「ああ、行くよ」 俺達はいつもの喫茶店に行った。俺はコーヒーを、ハルヒはアイスティーを頼んだ。 「じゃあ、班分けしちゃいましょうか」 ハルヒは爪楊枝を取り出し、俺達に差し出す。 「んー、キョンとか面白くなさそう」 班分けは俺とハルヒの組、そして古泉と朝比奈さんの組に決まった。アイスティーを飲むハルヒの顔はいつになく真剣だ。古泉が言っていた通り、ハルヒは俺達の中で一番真剣なのかもな。もちろん俺だって真剣さ。あれだけ俺を助けてくれて、信頼までしてくれていた長門を見捨てるわけにはいかないからな。 「じゃあ、行きましょ。時間もないし。それとキョン! 今日遅れたでしょ?」 ハルヒは俺をじとっと睨みつけると、 「罰金。分かってるんでしょうね?」 言わないと思ったら今頃かよ。しかも今日は遅刻してねえよ。と思いながら、呆れながら、不承不承ながらもきっちりと払う俺を褒め称えてくれるやつはおらのんか。神様が見てる? そんなの嘘っぱちだ。 一度駅前に戻り、俺達は二手に別れた。今回は範囲の指定はなかった。別れ際にハルヒは、 「真剣に探すのよ! でないと全裸で市中引き回しの刑だから!」 朝比奈さんに向かって言った。それから俺のほうを向き、 「さあ、いくわよ。キョン。絶対見つけてやるんだから!」 ハルヒはいつになく真面目な顔で言った。 「分かってるよ。今回は俺も本気だ」 俺はハルヒの真面目な様子を見て、若干気にかかることがあった。それは、長門がいなくなることをハルヒは望んでいたのかということだ。そうじゃないのに長門が消えたとなれば、神様であるハルヒはいったい? 俺達はまず、長門の住むマンションに向かうことにした。ハルヒは怒っているのか不安なのか、初めてみる表情でややうつむきながら大股で歩いた。俺も自然と早歩きになっていた。一秒でも早くマンションに着いて、何か手がかりを得たかったからな。 「ねえ、キョン?」 「なんだ、突然」 「あたしあの後、有希がどうして転校しちゃったのか考えてみたのよ」 「何か分かったのか?」 ハルヒに分かるはずはないだろうが、一応聞いてみる。 「まずね、教師も行き先を知らないような転校なんてあると思う?」 「普通に考えてないだろうな」 「そうなのよ。それに有希は転校するなんて素振りを一度も見せたことはないし」 「そうだな」 「続きは後で。有希の家に行ったら何か分かるかもしれないしね」 ハルヒ、すまんがおそらく長門のことだから何も分かんないだろうよ。まあ、俺はそれでも行ってみる価値はあると思うぞ。 長門のマンションは駅から近く、気まずくなる前に到着した。中から出てくる住民を待ち、閉じかけの自動ドアを通り抜け、長門の住む階へ向かった。もちろん、ドアは開かず、鍵がかかっており、仕方が無いので管理室へ向かった。管理人のおっちゃんによると、まだ708号室からの届出は出ておらず、未だに長門名義の家になっているとのことだった。おっちゃんとの会話を終了させ、708号室の鍵を借り、また七階へと向かった。部屋に入ると、そこは変わらずに無機質なものだったが、本やら缶詰カレーやら、その他いろいろなものが残されており、本当に長門は消えたのかと感じさせた。結局何の手がかりも見つからず、その場を後にし、マンションから出た。その間、終始ハルヒは俺に対して無言を通し、俺も同様だった。 俺達はこれ以上に行くあてもなく、意味も無く歩き続けた。ハルヒの大股歩きについていくのは堪えたが、それ以上に立ち止まっているのは苦痛だった。歩いていると長門のことを考えないで済むからな。住宅地をぐるぐると徘徊していると、 「駅前の公園に行きましょ」 ハルヒがそう言ったので、それに従うことにした。 光陽園駅前公園のことだ。延々と長門の電波話を聞かされたあの日の集合場所である。 公園に着くと、誰もいない公園でベンチに並んで座った。 俺の左側にハルヒが座った。なにか思い詰めた表情で、斜め下を見つめていた。覇気のないハルヒはあまりにも不自然だった。 「やっぱりおかしいわ」 ハルヒは話を切り出した。 「何がだ。昨日考えてたってことか?」 「それもある。でも、有希が転校したって何か辻褄が合わないのよね」 「それは、お前の中でのことだろう」 「そうだけど。キョンは有希が転校した理由は分かるの?」 「いや、さっぱりだ。長門はこういう時、探しても見つからない気がする」 「なんなのよ! あんた有希のこと大事にしてたんじゃないの?」 「急に怒鳴るな。確かに長門は大事だが、それは団員いうか一人の友達としてだ。ハルヒが思ってるほど大事に思ってねーよ」 「そう、なの? あんたもっと有希のこと好きなのかと思ってた」 「そういうことにしといてくれ。それより、お前の辻褄が合わないってやつを教えてくれないか?」 「そうね」 ハルヒは少し間を空けてから話し出す。 「まず、さっき有希の部屋に行った時なんであんなに物が残ってるのか不思議に思ったの。普通、転校っていったらも家を移動することでしょ? なのにあの部屋はまだ全てが残ったまま。それに管理人に鍵を預けているわけでもない。こう考えると有希って本当に転校したのか怪しくなってくるわよね」 「確かにそうだな」 「でね、思ったの有希は何か事件に巻き込まれたんじゃないかって」 「巻き込まれたとしても転校はできないんじゃないか?」 「うーん、そうなんだけど。有希って一人暮らしなのよ。それに親もどこにいるか分からない。誰でも偽装できると思うけど。あたしは団員のプライベートについては聞かないほうがいいと思って今まで聞いてこなかったから、有希については詳しくは知らないけど」 「長門については俺も詳しくは知らないな」 もちろん、それは嘘だ。 「事件に巻き込まれてないといいんだけど」 「そうだな」 俺は素直に頷いた。 そのまま俺達は三十分ほどそのまま座り続けた。隣に座るハルヒは甘美な匂いがした。横から眺める真っすぐとした黒髪と、整った目鼻立ちは見慣れているはずの俺を緊張させた。 誰もいない公園は、自らの存在価値を失い、泣いているようにも見えた。俺達がいることで存在の瀬戸際を保っていた。そして、俺達がいなくなることでまた価値を失うのだ。そんななんの変哲も無い哲学を考えていると、ハルヒはまた話しかけてきた。 「ねえ、キョン」 「なんだ」 「あたし、一つ謝らなくちゃいけないことがあるのよ」 「誰にだ」 「あたし自身に、それに探してくれてるSOS団のみんなにも」 「そうか。お前が謝るなんて珍しいな」 「珍しくなんかないわよ! あたしだって悪い時はあやまるわ。ただあたしはあんまり後ろを見ないだけよ。あたし過去って嫌いなの。過去っていいところだけを鮮明に覚えてるから、見てるとずっと過去に浸っていたくなるでしょ。そんなのあたしの性格に合わないわ。だって、未来にはもっと楽しいものがあるかもしれないじゃない」 そうだ。俺はこんなハルヒの未来志向が好きだった。そして、憧れていた。ハルヒは俺には無いものを持っている。が、話がずれてるだろ。話はハルヒが謝ることじゃないのか? 「で、お前の主張は分かったが謝らなければならないこととは何なんだ?」 「うん。あたしね、有希が転校したって聞いたとき、それは驚いたわ。なんで?ってね。でも、一瞬あたしは楽になった気がしたの。そして、そう感じた自分に失望した」 「なんで楽になったんだ?」 「それは言えない。あたしにも分からないの」 俺とハルヒは公園を後にして、駅前に戻った。 すでに、朝比奈さんと古泉はいて、二人でなにかを話し合っていた。 「こちらは何も収穫なしです」 古泉は残念そうに言った。 「そう。あたしとキョンは有希の家に行ってみたんだけど、 誰もいなくて、手がかりなしね。ホント、どこいっちゃったのかしら」 「残念です。それとすみませんが、バイトが入ってしまったので 午後からの捜索には参加できそうにありません」 ハルヒは少し考えた後、 「それじゃあ、仕方ないわね。 どうせもう探すところなんてないから、これで解散でいいわね?」 俺と朝比奈さんにむかって言った。 「しょうがないよな。一度帰って、各自で探す方法を考えてみるか」 「そうですね。わたしもそれがいいと思います」 朝比奈さんは頷いた。 「それじゃあ、解散ね。明日の放課後話し合いましょう」 ハルヒはそれだけ言うと、駅に向かって歩き出した。 「それでは僕はこのあとバイトがあるので」 「バイトって、閉鎖空間か?」 「そうです。この件で涼宮さんの精神状態は悪化していますからね」 「そうか」 俺は朝比奈さんが手を振って帰るのを見送ると、 「頑張れよ」と古泉に言って、帰宅した。 家に着くと、すぐにベッドに横になり、また長門のことを考えた。 なにか手がかりはないのか、必死に求めた。 今まで、長門はどんな時でもヒントを出してくれていた。 根拠は無かったが、今回もあるはずだということを確信していた。 そして、俺は今までの長門との思い出をめくった。 そして気づく。 ははっ、なんだ簡単じゃないか。 昨日は気が動転していて気づかなかった。 俺と長門をつなぐもの。 そう、あの本だ。そしてそれは栞という形をとって俺に伝える。 そう思う前に、俺は駆け出していた。 学校をサボったことを忘れ自転車で、全速力で学校に向かった。 息が切れた。 全速力といっても自転車の最高速度はせいぜい四十キロ。 速く、もっと速く。 ペダルは空転し、それ以上を拒んだ。 学校に着くやいなや、部室棟に向かった。 階段を駆け上がり、勢いよく部室のドアを開けた。 すぐに『あの本』を探した。 ――――あった。 素早くページをめくり、栞を探した。 はらりと足元に落ちた、長方形の紙。 それを慌てて拾い上げ、読んだ。 『午後七時。光陽園駅前公園にて待つ』 あの時と同じ、ワープロで印字されたような綺麗な手書きの文字が書いてあった。 俺は栞をポケットに入れると部室を後にした。 そしてそのまま、今日ハルヒと座った、あのベンチへと向かった。 長門を待たせたくなかったからだ。 公園につくと、俺はベンチに座り、辺りを見回した。 公園の時計は三時をさしていたが、それでも遅すぎる気がした。 そのあと俺はじっと長門が来るのを待った。 夜風が肌に凍みた。 こういうときの時間は永遠にすら感じるものだ。 長門はどうしてるのだろうか。 昨日の衝撃が、肉体と精神を限界へと向かわせていた。 長門にもう一度会いたい。 せめて、さよならぐらい。 そして、また会おうなって言ってやりたいんだ。 「来たか」 日が沈み、辺りが暗くなった頃、制服姿で長門は現れた。 時計を見ると、七時一分をさしていた。 無機質な表情のまま、俺の前で立ち尽くしていた。 そして一言だけ。 「こっち」 長門は無言のまま歩き出し、マンションに向かっているようだ。 足音のしない、忍者のような歩き方は変わっていない。 歩き出した長門の横を歩いた。 夜風に揺れるショートカットが鮮明に映った。 マンションに着くと、手押ししていた自転車を適当に止め、 今日三度目のガラス戸を抜け、エレベーターに乗り込んだ。 エレベーターの中で俺は長門を見つめていたが、 無表情のまま立っている以外のことを発見することできなかった。 708号室のドアを開けると、 「入って」 長門は俺をじっと見つめ、言った。 「ああ」 玄関で靴を脱ぎ、リビングへと歩いた。 年中置いてあるこたつを指差すと、 「待ってて」 「いや、お茶ならいいぞ。話を聞かせてもらおうか」 「そう」 長門がこたつの前に座ると、俺も向かい合って座った。 「それじゃあ、聞かせてもらおうか。なぜ転校することになったのかをな」 長門は俺を真っすぐに見つめた。 「情報統合思念体はわたしの処分を決定した」 「そうか。思ったとおりだ」 「ただし、今回の決定は私自身の過失に起因するものではない。 涼宮ハルヒの情報を生成する能力が収束に向かっていることが主な原因。 現在の涼宮ハルヒの能力は、 かつて弓状列島の一地域から噴出した情報爆発の十分の一にも満たない。 大規模な情報改竄は不可能になり、情報統合思念体の無時間での自律進化の可能性は失われた」 ハルヒの能力が収束? 「これからのことは最近になって明らかにされたこと。 わたしのような端末には与えられていなかった情報」 長門は一呼吸おいて続けた。 「わたしはわたしの存在理由を涼宮ハルヒを観察して、 入手した情報を情報統合思念体に送ることだと考えていた。 しかし、それだけではなかった。 そもそもそれだけでは矛盾が生じるのは明らかだった。 情報生命体である彼らは宇宙中の情報を無時間で入手することができるからだ」 長門はまた間を空けた。 「彼らは情報生命体である以上、時間という概念を持つことはない。 それゆえに、人間でいう死の概念、そして記憶というものを持たない。 わたしが十二月に異常動作を起こしたのもこれに起因する。 記憶は彼らの中に本来的に存在しないため、 情報として置き換えるのには曖昧さが残った。そのため、バグが溜まっていった。 十二月に実行された世界改変は、 インターフェースのなかでわたしが最も長い時間を生きているために発生した事故」 「それゆえに、わたしの処分は決定的なものとなった」 「で、結局なんで処分は決定されたんだ?」 「涼宮ハルヒの能力の収束に伴い、地球上で活動する、 インターフェースの絶対数を減らす必要がある。 それに加え、記憶によるバグは危険を伴う。 だから、最も時間を経たわたしから順に処分を開始する。当然の処置」 「だとして、いなくなることはないじゃないか」 「……仕方がない」 「仕方がなくなんかない!」 俺は憤慨していた。すでにこの二日で限界を迎えていた。 「長門、お前はどう思ってるんだ?」 「わたしはこの世界に残りたいと感じている」 「なら!」 「わたしには決定権がない」 「なんでお前の意思は尊重されないんだ!」 「……仕方がない」 「ハルヒに俺が『俺はジョン・スミスだ』だということを明かすと 情報なんたらやに伝えてくれ!」 「涼宮ハルヒにはもう時間を改変するほど力は残されていない」 「くそっ。どうすればお前を助けられる? 俺にできることはないのか?」 「ない」 「……仕方がない」と長門は呟いた。 「……どうすればいいんだ」 「……仕方がない」 俺は立ち上がると、長門に近づき、抱きしめてしまった。 それがいいことなのかは分からない。 ただ、強く抱きしめた。 細い身体は今にもサラサラと砂になりそうだった。 長門は抱きしめ返すことはなかった。 ただ、正座したまま動かなかった。 無機質な有機アンドロイド、長門有希。 寡黙な文学少女、長門有希。 そして俺たちはそのまま。 しばらくすると長門は俺の胸を押し、離れようとした。 「あ、すまん。つい勢いで」 俺は長門から離れ、謝った。 「帰って」 「へ?」 俺は間抜けな声を出した。 「帰って。もう時間」 長門は俺を強く見つめた。これ以上はできないぐらいに。 「帰らないと言ったら?」 「あなたのわたしに関する記憶を消すことになる」 「そうか」 俺はしぶしぶ同意し、リビングを出ることにした。 それ以外ないだろ。長門の記憶が消えてもいいのか? 去り際、長門は言った。 「あなたがわたしのことで本気になってくれたことを嬉しく思っている」 「でも、もう時間がない」 そして最後に、 「ありがとう」 長門ははっきりと言った。 俺は何も言わず、玄関を飛び出た。 エレベーターを待てず、階段で降りた。 マンションの前に放置してあった自転車に乗り、走り出した。 輝かない空を見上げ、自転車を全速力でとばした。 「くそっ。どうして俺は何もしてやれないんだ」 そして俺は逃げ出したのだ。仕方がなかったでは済まされない。 だが、自分を責めることはできず、長門を責められるわけでもなかった。 俺は圧倒的な暴力の瀬戸際に立たされていた。 忘れていたのだ、自分が何もできない普通の人間だということを。 揺らぐ意識の中で、長門のことを思った。 せめて、 長門がバグだというその記憶が、 幸せで満たされていることを、ただ、祈った。 chapter.2 おわり。 chapter.3
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/59576.html
【検索用 よあけまえのせれなーて 登録タグ 2023年 UTAU xenon よ 曲 曲や 燻音ムスク】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:xenon 作曲:xenon 編曲:xenon 唄:燻音ムスク 曲紹介 燻音ムスクくん1周年おめでとうございます〜!!! 曲名:『夜明け前のセレナーデ』(よあけまえのせれなーで) 燻音ムスク1周年を記念して制作された。 歌詞 (動画より書き起こし) 秋風燻る日には 2人でまた写真を撮ろう どうやったって届かない空に 2人の想い馳せて 今だけは目を閉じて 私に気づかないフリをして 過ぎ行く刹那に恋をしてしまったんだ 曖昧な言葉だけ 僕らの中を過ぎて 空っぽの心を どうやって満たそうか 躊躇った言葉を今 また濁してしまうなら いっそのこと全部忘れたいな 許してはくれないか 日に日に増えていく公開と やり場のない感情が 僕らを別つ 気がしてしまったんだ 貴方を愛してしまった 僕のせいだけど 最後までずっと側にいさせてよ 秋風燻る日には 2人でまた写真を撮ろう どうやったって届かない空に 2人の想い馳せて 今だけは目を閉じて 私に気づかないフリをして 過ぎ行く刹那に恋をしてしまったんだ 貴方のその笑顔が 時に苦しく見えちゃって 黙ったまま手を繋ぐ 君の心に触れた 私ばっかり身を引いて 未だ受け止めきれなくて いつかは来る君とのさよならを したくはなかったんだ これからどうしたらいいかなんて 私には分からないよ ただ只管に 抱きしめてほしいだけ 涙で歪んだ満月も それはそれで美しい 我儘でいいよ 私も同じだから 月が綺麗な日は 2人はまた同じ空の下 もうちょっとだけ2人で居よっか 夜の帳が開けるまで 目線は逸らさないで 貴方だけを見つめていたいの 溢れた涙をそっと拭ってほしいの 朝焼け色に染まる 静かに佇む僕らの影 こうやって過ごした日々はいつか 儚く消えるけれど 今はただ目を閉じて 私にそっとキスをして 過ぎゆく刹那をずっと愛してたんだ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。