約 76,850 件
https://w.atwiki.jp/antiqrm/pages/106.html
anchor(戻る) *アラロス発売延期について(PC版) -[[公式で発売延期の発表 アラロス発売延期#延期発表]] -[[公式で予約するも発売延期についてのメールが来ない? アラロス発売延期#メール]] -[[アラロス発売延期の真相 アラロス発売延期#真相]] anchor(延期発表) ---- ***公式で発売延期の発表 #openclose(show=【当時の公式HP上での延期発表の記事引用】){ アンチスレ8 674より #blockquote(){06月29日20:18 発売間際になっての延期となり、本当に申し訳ございません。 感想やWEB拍手などで発売を心待ちにしてくださった方々に、 深くお詫び申し上げます。 楽しみにしてくださったユーザー様に、 本当になんとお詫びしていいものか文面ではとても表せません。 バグがみつかった時点で、ゲームが進まないような致命的な類のものではなかったのでパッチ対応にするか随分と葛藤いたしました。 発売日に出せないことをとても情けなく、申し訳なく思っております。 いくらお詫びを書いても足りないくらいなのですが、 ともかく延期が決まった以上、完全な状態で8月11日に出させていただきます。 スタッフ一同、心よりお詫び申し上げます。}} ・1度目の延期発表は春→初夏に変更しました、の一言 アンチスレ8 674 ・7月7日発売予定→6月25日予約締切り、延期を6月29日にHP上で発表、延期お知らせメールは7月7日受信。 ・8月11日に発売延期。 ・カウントダウンボイスの途中だったが中止になり、後日まとめてダウンロード。 ・マスターアップはしたがバグが多くて発売後にパッチ対応にしようと考えたがやめて延期という発表 乙女@クインロゼ総合【魔法使い/アラビアン/アリス】 2 #openclose(show=・延期について){ #blockquote(){342 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/29(木) 20 20 55 ID ??? 公式にて発表アリ。 発売日が7/7→8/11に延期だそうで・・・ } #blockquote(){356 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/29(木) 20 58 43 ID ??? てゆか延期のお詫びが潔くないよなあ。 制作日誌の感じからして、もっと早くに分かってた問題だろうに。 } #blockquote(){357 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/29(木) 21 00 48 ID ??? マスターアップはしてたのか。制作上の遅れかと思った。 } #blockquote(){358 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/29(木) 21 11 10 ID ??? ≫357 正直にまだ出来上がってませんでしたー(* - ) なんて書く所はないと思うぞ。 しっかしバグで1ヶ月の延期って普通ないような…。 まぁ早く発売して寺みたいになるのも勘弁だけど。 } #blockquote(){379 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 00 12 11 ID ??? だが凄い重さの修正ファイルとか出ても困るな } #blockquote(){380 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 00 14 54 ID ??? むしろ修正期間を短く、なんて無理? } #blockquote(){392 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 02 55 26 ID ??? ≫ゲームが止まるような類のものではありません ボイス関連のものと予想。 あわてて組み込んだ結果、テキストと実際に喋ってるボイスが違ってたりしてね。 } #blockquote(){393 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 03 10 46 ID ??? ≫392 それはコンシェーマーであったw だけど雑誌で出ている過程と違ってしまったと言うから 一部フラグを立てるのがめちゃくちゃ難易度が高くなったとか 結構、複数人数で絡まれるイベント多そうだから好感度調整とか自分は予想。 前回は出現率低すぎて妖精が出なくてイベントが…とかあったし。 } #blockquote(){398 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 07 53 41 ID ??? パッチ配布に1ヶ月ちょいの延期って長すぎないか・・・。 } #blockquote(){399 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 08 55 03 ID ??? いやパッチじゃすっきり解決できない (セーブデータの互換性が無くなるとか)から、 パッチ対応じゃなくするため延期するって書いてるよ。 いずれにしても、8月かぁ… その時期はゲーム全般、出来るかどうか分からんのだよなぁ… でも予約してるから来ちゃうんだよなぁハハハハハ… } #blockquote(){401 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 09 38 35 ID ??? 8/11発売ってことは流通業者に商品納品するのが8/7か8日でしょ。 更にその1週間か10日前にマスターアップすればいいわけだから、 実質まるまる1ヶ月制作期間を延ばしたんだよね。 これじゃ本当にマスターアップしてたのか疑うよなあ。 マニュアルやパッケージも完成してるわりには延期長過ぎ。 }}#right(){[[【▲戻る】 アラロス発売延期#戻る]]} anchor(メール) ---- ***公式で予約するも発売延期についてのメールが来ない? #openclose(show=【QuinRose側の延期についてのメール一部引用】){ 乙女@クインロゼ総合【魔法使い/アラビアン/アリス】 2 535 #blockquote(){このメールは、発売延期決定(6月29日)から何度か送らせていただいております。 公式HPに掲載と同時期(同6月29日)から流させていただいておりますが、 BCC途中のメールアドレスから送られていなかったことが分かり、 最高6回重複した内容のメールさせていただくことになってしまいました。 }} ・06/6/29に公式HPで延期発表。 ・06/6/29からメールを送ってたがBCCの間違いで送信出来ていなかったと言い訳、6回送りました。 ・06/7/7に一斉に受信報告が来るまでスレには一切受信報告はなし。 #openclose(show=※ハートの国のアリスのバナーキャンペーンの際にも同じような出来事が発生(07/2/23)){ 【[[アリスのバナーキャンペーン]]】 #blockquote(){★バナーキャンペーン御礼配布につきまして、サイトで配布完了との旨を報告いたしましたが、 BCC送信(一括送信)にて、アドレス添付の際にセミコロンでの区切り漏れがあった関係で、 送信されていないお客様が多くいらっしゃる形となってしまいました。 この度はご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。 再度、全ての皆様に配布を行っている形となっております。 また、以前一度送らせて頂いている方にも重複してメールが送信される可能性がございますので、 その旨もご了承頂ければ幸いです。対応の不備につきまして、心よりお詫び申し上げます。 }} 乙女@クインロゼ総合【魔法使い/アラビアン/アリス】 2 #openclose(show=・(06/06/30)延期知らせの連絡がない件について){ #blockquote(){411 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 17 18 44 ID ??? 何で公式で予約したのに、延期のお知らせの連絡ないんだ? } #blockquote(){412 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 17 24 19 ID ??? 公式でもわざわざメールで延期の連絡はしないよ 普通はサイトのトップに告知するだけ } #blockquote(){414 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 17 35 51 ID ??? ≫412 ええ? 振込オンリの予約ならともかく、 予約者のメルアド知ってるんだから連絡するのが筋だろう。 社会人や学生がみんな公式サイト見張ってるわけじゃない。 } #blockquote(){424 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 23 58 34 ID ??? 自分は公式以外の店で通販予約してたんだけど、夕方頃に発売延期のお知らせメールがきてたよ 一般店ですら即日知らせてくるのに…この会社ってホントに対応悪すぎ しかもそこの店は本来10日以上発売延期になった品は予約キャンセルしてくれるのに、今回に限り出来ないのでご了承下さいって言われたんだけど… もしかしてこれも公式の意向か? }} #openclose(show=・(06/07/03)発売延期発表から5日後){ #blockquote(){452 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/03(月) 01 26 50 ID ??? 延期発表以来音沙汰ないね。予想できてたことだが。 キャンセルするつもりはないが、ここの流れと 延期のメールを寄越さない等の対応見てると馬鹿らしくなる。 } #blockquote(){453 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/03(月) 01 54 10 ID ??? ここで丁寧な説明メールでもおくれば一気に高感度上がるのにね。 失敗してもその後の対応でぜんぜん変わると思う。 } #blockquote(){454 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/03(月) 02 08 37 ID ??? とりあえず、週明けに対応あるんじゃないかと予想。 }} #openclose(show=・(06/07/06)発売延期発表から8日から9日後にかけて){ #blockquote(){512 名前:381[sage] 投稿日:2006/07/06(木) 23 11 15 ID ??? それにしても更新マダー? 延期発表以来ナノミクロン単位で何も更新してないってどうよ? それよか予約者に延期のお詫びメールもこないし } #blockquote(){526 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 18 30 49 ID ??? 今日まで仕事仕事仕事いれて明日から連休とった私がきましたよ。 あまりに忙しかったもんだからネットする暇もなく・・・ 延期を知ったのは今日。 せめて延期のメールくらいくれよ・・・ …どうしてくれんだorz } #blockquote(){527 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 18 31 47 ID ??? やっぱりまだ公式の延期お詫びメールきてねぇのな。 信じられん会社だと改めて思った。 } #blockquote(){528 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 18 47 04 ID ??? 公式で予約した人で延期のお知らせメール届いた人っている? メーカーの方は公式告知と同じくらいにメールが届いたらしいけど 公式で届いたってのはまだ見ないね。ついでに自分もまだ届かん。 } #blockquote(){529 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 19 11 39 ID ??? 自分も届いてないですよ。 つーか送るという発想が無いのでは… } #blockquote(){530 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 19 17 29 ID ??? 公式で予約する人=公式をチェックしている人=延期お知らせメールしなくてもおk }} #openclose(show=・(06/07/07)発売延期発表から9日後の22時頃、ここではじめてスレに受信報告){ #blockquote(){535 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 22 02 09 ID ??? ようやく延期メールキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!! ≫このメールは、発売延期決定(6月29日)から何度か送らせていただいております。 ≫公式HPに掲載と同時期(同6月29日)から流させていただいておりますが、 ≫BCC途中のメールアドレスから送られていなかったことが分かり、 ≫最高6回重複した内容のメールさせていただくことになってしまいました。 ↑これ絶対嘘だろ… } #blockquote(){536 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 22 04 35 ID ??? お詫びメール来た 最高6回もメール送ったとかなんとか‥ 未着の人もすみません、みたいな内容だったけど 最初見たとき、は?と思ったビミョなメール 元発売日ぎりぎりな日付だしなー } #blockquote(){538 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 22 08 15 ID ??? 結局6回もメールを流した割にはこのスレの住民には誰一人届かなかったんだね メール来ない報告はあっても来た報告はなかったよね… } #blockquote(){540 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 22 17 34 ID ??? うーわぁ、見苦しいなぁ… 素直に『苦情きたから仕方なくお知らせメールしてます』って言えばいいのに 謝罪メールなのにこんな明らかな嘘書いたら益々好感度下っちゃうのに…コウたま頭弱いね } #blockquote(){542 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 22 30 13 ID ??? 私のとこにも今来た。 あの内容だと、ちゃんと届いた人もいたってこと? ここにはそんな申告なかった気がするけど。 } #blockquote(){553 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/07(金) 22 51 16 ID ??? もし本当にBBCが扱えなくて遅れたにしても 届かなかったものは届かなかったのだからまず先にとにかく謝罪 でないと逆にお客様怒らせてしまう確率が高い 謝って落ち着いたところで事情の説明と追加のお詫び ……これが一般的だと思うのだが 自分も公式組 ゲームの世界観とか好きだからこういうのはちょっとな… } #blockquote(){583 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/08(土) 07 32 34 ID ??? ≫553全文同意。 今までは 「いきなりの事でで公式も忙しいんだろうな、まぁマターリ待つか。」なんて思ってたけど、 いい訳じみたメール冒頭文にゲンナリですよ。 社員さんへ とりあえず 入 金 確 認 メ ー ル ま だ ? こんな対応されたんじゃ、流石にイライラしてくるんですけど。 } #blockquote(){584 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/07/08(土) 07 57 34 ID ??? ( д ) ゚ ゚ 入金確認メールもまだなのか… }}#right(){[[【▲戻る】 アラロス発売延期#戻る]]} anchor(真相) ---- ***アラロス発売延期の真相 ・プログラマー(正しくはスクリプター)の失踪。 #openclose(show=【某SNSよりシナリオライター(兼社長)の日記から一部引用】){ 【2007年01月14日11 17】 #blockquote(){うちのゲームの発売カウントダウンが始まってしまった。 一ヶ月前なんて明らかに早すぎなんですけど。 今回は発売延期もなさそうな感じに順調。 ……いや、落とし穴はどこに潜んでいるか分からない。 前だって途中まで順調だったじゃないか…。 前回、直前になってプログラマーが消えてしまうという驚愕の事態にあってから教訓を得ました。 でも、得たとしても次に生かされそうにない教訓だな…。 ああいう不測の事態って避けるのは不可能…。 いくら計画立てても防ぐの無理だよ…。ゲーム制作には魔物がすんでいるぜ…。 }}#right(){[[【▲戻る】 アラロス発売延期#戻る]]} ----
https://w.atwiki.jp/sundayrowa/pages/230.html
明け方の演奏会 ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ 小金井薫、才賀エレオノール、ロベルト・ハイドンの三人は、未だビジネスホテルの一室にいた。 小金井とエレオノールが自身の境遇や探し人の特徴を話しているうちに、放送の時間が迫っていたのだ。 ゆえにそのまま動かず、放送を聞き逃さぬよう耳を研ぎ澄ましていた。 その放送は先ほど終わったのだが、誰一人として口を開こうとしない。 それほどまでに、先ほどの放送で告げられた内容が衝撃的だったのだ。 殺し合い開始から僅か六時間で十六名が命を落とし、しかもそのうち二名は小金井が合流しようとしていた仲間であった。 ベッドに腰掛けたまま俯いている小金井に、才賀エレオノールは話しかけようとするもなに一つとして口からは出てこなかった。 どう声をかけるべきなのか判断できず、ただ沈痛な面持ちで見つめるしかできない。 小金井と異なり、放送で告げられた死者のなかに、エレオノールが探していた相手はいなかった。 それでも、だからといって喜ぶことはとてもできなかった。 かつてのエレオノールならばともかく、現在のエレオノールはつい顔も知らぬ十六名にもそれぞれ家族や友人がいたであろうと想像してしまうのだ。 それに、合流したかった相手というワケではないが、知った名が一つ呼ばれていた。 ――才賀アンジェリーナ。 最古の『人形破壊者(しろがね)』の一人であり、同じく最古のしろがねたるルシール・ベルヌイユの娘。 かつて不意にしろがねの集団から行方をくらまし、日本の地で『生命の水(アクア・ウイタエ)』を飲みしろがねとなった男性と結婚をしていたのだという。 感情の起伏が乏しいしろがねでありながら愛に生きた彼女の伝説は、女性のしろがねの間でしばしば語られている。 そのためエレオノールの耳にも入ってきたことがあったのだが、当時はこれといって思うことはなかった。 恋愛というものがよく分からず、ゆえにしろがねとしての使命を捨ててまで婚姻を交わす意味が理解できなかった。 だが、現在はどうだろうか。 才賀勝と出会い、彼を守り続けてきた。 加藤鳴海と出会い、彼の姿を心に刻みつけた。 仲町サーカスに入団し、団員たちとともに過ごしてきた。 そんな、現在のエレオノールならば―― はたして、その伝説にどのような感情を抱くのだろうか。 いくら考えてみても、答えは出てこない。 いまとなっては『才賀』という姓にも気にかかるところがあったが、そちらに思いを巡らすことはできなかった。 ただ、なぜか、自分のなかでなにかが少し騒いだ気がして、エレオノールは自身の左胸を押さえた。 ――エレオノールのなかにアンジェリーナの記憶が眠っていることは、彼女自身とて知らぬ事実なのだ。 黙りこくっている小金井とエレオノールの横で、ロベルト・ハイドンもまた静かに考え込む。 殺し合い開始から、まだたったの六時間しか経過していない。 そんな短期間のうちに、すでに十六名が息絶えている。 たかだか数人が殺し合いに乗っているだけとは、到底考えられない。 シルベストリのような人ならぬ存在もいるだろうが、いままで出会った参加者から考えるに人間のほうが多いと推測できる。 ということであれば、やはり―― (自分自身だけのために他人を踏みにじる参加者が、少なからずいる……ということだ) 迫害された過去が、ロベルトの脳内にフラッシュバックする。 人より強いというだけで、人と違っているというだけで―― よってたかって石を投げてきた。 信頼を裏切り、罪を擦り付けてきた。 化物と呼び、受け入れることを拒否してきた。 「……ッ」 意図せず、ロベルトの歯が軋む。 蘇った過去の記憶を振り払おうと、首を勢いよく回す。 もう、あのときのように人より少し強いだけではないのだ。 町の三分の一程度で済ませずとも、町ごと一発で消滅させることもできる。 それは明白であったが、ロベルトはそのような行動に移ることをしなかった。 (…………まだ、分からない) 佐野清一郎や鈴子・ジェラード、そして植木耕助の姿を思い返す。 自分自身のためでなく他者のために、彼らは格上のロベルトに立ち向かってきた。 その事実があったからこそ、人間が本当に滅ぼすべき種であるのか見定めるつもりだったはずだ。 だというのに、早々に答えを出すワケにはいかないだろう。 そう結論を出し、ロベルトは傍らの二人に意識を向ける。 守る対象がたとえ自分より強くても、相手を守るのだという。 彼らの言葉が真実であるのか、それが気にかかった。 もしもそういう人間が本当にいるのならば、聞こえのいいでまかせなどでなく真実であるのならば―― かつてのロベルト・ハイドンは、人々に見捨てられはしなかったのだから。 エレオノールとロベルトの視線の先で、小金井がゆっくりと顔を上げた。 「あー……まいったな。そんなに見つめられちゃうとさァ」 「す、すみません、薫!」 「いや、まあ、別にめーわくとかじゃねーんだけどね。ドキドキしちゃうって話」 慌てるエレオノールに、小金井はおどけたように返す。 それから大きく伸びをして、ベッドから飛び降りた。 傍らに置いてあったエレザールの鎌を忘れず手に取って、折り畳んだままの状態で柄の部分をくるくると回す。 「なんていうか、さっき呼ばれた二人は……まあどっちもかなりやるのはやるんだけど、案外あっさり死にそうっちゃ死にそうでねえ。 いやまあ殺しても死ななそうっちゃそうだし、実際いままでそうだったんだけど、一方ですぱっと死ぬところも浮かぶっていうか。 誰かしら庇って死んでったとか、そういうオチなんじゃねーのかな、どーせ。 こういうこと言うとブン殴られそうだけど、あの二人結構そういうとこ似てるからなあ。別々のとこで、同じようにそんな死に方してそうだよ。ははっ」 まあ、もうブン殴られることもないんだけどね。 小金井は軽い口調でそう言って見せたが、誰も反応することはできなかった。 返答がないことに小金井は一人短く笑うと、さらに続ける。 「誰が他人のために死ぬかとか、自分一人で生き延びてやるとか、普段はそういうこと言いそうなんだけどね。 でもたぶん、実際そういう事態に陥ったら、一番冷静に自分一人を切り捨てる選択をしちゃうタイプだと思うんだよ。 熱いようでいて意外に冷静だったり、クールなようでいて超激熱だったり、そんな二人だし。 まったくふざけんなって話だし、いつもなら笑い飛ばしそうな話だけど、落ち着いて考えてみたらスッゲーよく浮かぶ」 小金井は、曲芸のように手元で回していた鎌を止める。 そのまま流れるような動作で、一瞬のうちに本来のサイズに展開する。 「ナメんなよ、ちくしょう! 柳ちゃん助けに行く前の、こんなつまんねーとこで死んでんじゃねえや!」 語気を荒げながら、小金井は先ほどまで腰かけていたベッドに鎌を振り下ろす。 引き裂かれた掛け布団から白い羽毛が飛び出し、部屋中に舞い上がる。 刃を返した鎌で、眼前に飛んできた羽毛の一つをきれいに二分する。 その動作をしばらく続けて、小金井は鎌を下ろした。 いくらそんなものを切ったところで、怒りが収まることはなかった。 動けば動くほど、余計に鬱屈としたものが溜まっていくだけだ。 「……もういねーんだから、遠慮してやんねー。 どうせなら、いっそ柳ちゃん俺が貰っちゃおうかな。あの世でいくら悔しがったって知らねーよ。 せいぜいそっちで俺が来るの待ってりゃいいけど、簡単に行ってなんかやるもんか。五百歳まで生きてギネス記録更新してやるかんな」 再び鎌を折り畳んで、小金井はエレオノールとロベルトのほうに向き直る。 「ごめん、ついカッとなって」 申し訳なさそうに、小金井は頭を下げる。 呆然としている二人をよそに、もう一度大きく伸びをした。 「放送終わったのにダラダラしてるワケにもいかないし、そろそろ出ようか。 いち早くこんな殺し合い終わらせて、柳ちゃん助けなくちゃなんないしねー。 何せ、二人の分まで働かなきゃなんねーんだ。めーわくな話だよ、ほんっとーに」 白い歯を見せて言う小金井に、エレオノールは頬を緩めた。 「そうですね。私も、お坊っちゃまに会わねばなりません ロベルト、これからも付き合ってくれますか?」 「あ、ああ……」 いきなり会話を振られたため、ロベルトは曖昧な返事になってしまう。 彼には、二人がいきなり微笑みを浮かべた理由が分からなかった。 にもかかわらずどこか安堵してしまっている自分自身もまた、ロベルトには理解できなかった。 下ろしていた荷物を手に、三人が部屋から出ようとしたとき。 前触れなく、ロビーのほうからガラスの割れる音が鳴り響いた。 ◇ ◇ ◇ 眼前に広がる惨状に、ジョージ・ラローシュは大げさに肩を竦めた。 呆れかえった素振りを隠そうともせず、その惨状を生み出した張本人であるコウ・カルナギの肩を掴む。 「やれやれ。まったく、君はいったいなにをやっているんだ? もしかしたらこちらが勘違いをしているのかもしれないから一応聞かせてもらうが、君はあくまで分類上は人間なのだろう? ヒト科ならざるその他の種に属する猛獣じゃあるまいしわざわざ体当たりで破らずとも、君の破壊したそれは自動ドアと言ってだな」 善意から出たジョージの忠告が、最後まで告げられることはなかった。 言い切るよりも早く、カルナギの大きな拳が顔面に叩き付けられたのだ。 ロビーに設置されているソファーを三つほど巻き込んで、ようやく吹っ飛んでいくジョージの勢いが止まる。 「何ごとですか!?」 慌てて飛び出してきたエレオノールに、ロベルトと小金井が続いてくる。 明らかに警戒している三人を前に、カルナギは口角を吊り上げた。 「はッは! おいジョージ、テメェの言った通りここには誰かが潜んでやがったな!」 やたらとでかいカルナギの声とは対照的に、返ってきた声はひどく微かで消え入りそうなものであった。 「……そのよう、だな…………」 奇妙な方向に曲がった腕で壁を支えにし、奇妙な方向に曲がった足でどうにかこうにか立ち上がる。 どう見ても死にそうなジョージの姿に、三人は未だ警戒を緩めない。 「険しい顔をしてどうかしたのか、君たち。 見れば分かるように、私とカルナギ……サマーとつければ満足だったか?」 「もう、余計なもんつけんでカルナギでいい」 面倒くせェからと続けながら、カルナギはジョージにローキックを浴びせた。 その衝撃でもう一段階曲がった足で、ジョージは時間をかけて立ち上がる。 「そうか、呼びやすくて助かる。 君たち、見ての通り、私とカルナギはこのプログラムを打破するべく同盟を組んでいる。 おそらく君たちもそうなのだろう。なので、そんなに警戒することはない」 「「「…………」」」 小金井、エレオノール、ロベルト、それぞれ無言である。 一方的に殴るカルナギと、一方的に殴られているジョージ。 傍目には、とても彼らが殺し合いを打破するために同盟を組んでいるとは思えない。 というか、どの辺りが見ての通りなのか。 「おいおい君たち、どうかしたのか? ……ああ、そうか。なるほど。つまり、そういうことなのだな? たしかに悪かった。名も告げずに同志などと言っても、このような状況で信用されるはずがない」 一人で勝手に納得したジョージは、怪訝な視線を意に介さずに名乗り始める。 「私の名はジョージ・ラローシュ、彼はコウ・カルナギだ。 よければ、君たちの名前も明かしてもらえると嬉しいのだが」 そして、ロビーに静寂が広がった。 困惑する三人を前に、ジョージは困惑するばかりである。 面倒ごとはジョージに任せることにしていたカルナギであったが、この辺りでようやく気づいた。 あ、やっぱり、こいつ、偉そうなこと言ってたけど、全然こういうの向いてねえんか――と。 そう認識するやいなや拳をかざしたカルナギであったが、振り下ろしはしなかった。 その前に、エレオノールがジョージに話しかけたのだ。 情報を聞き出すこともできないのならば即殴るが、聞き出せるのならばそのうちくらいは殴らないでおいてやろうと判断した。 「もしかして、あなたしろがねですか?」 ジョージの傷が少しずつ治癒していくので、エレオノールはようやく気づいたのだ。 その発言に驚き、ジョージは声の主を見据える。 あまりに殴られすぎたせいで視界がぶれていたが、目を凝らせば誰なのかは明らかだった。 「そういう君は……才賀エレオノール、か……?」 名前を知られていた事実に、エレオノールが目を丸くする。 その疑問をそのまま口にすると、ジョージは少し考え込んでから答える。 「我らが倒すべきフェイスレスが狙っている女性だからな。当然、知っている」 フェイスレスが人類全体に仕掛けた最後の舞台『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)』。 その騒ぎに乗じて、エレオノールはフェイスレスにさらわれていたはずだ。 これはフウ・クロード・ボワローからの情報なので、間違いはない。 ならば、この事実を隠す必要もないだろう。 そう判断してのことだったのだが、返ってきた反応にジョージは困惑するハメになる。 「……はあ。ですが、フェイスレス司令とは私たちしろがねの同士なのでは……?」 「は?」 この女、誘拐なぞされておいてなにを言っているのか。 そう思いかけながらも、一つの可能性に行きつく。 あの男には、様々な名前があるのだ。フェイスレスと名乗っていない可能性もあるではないか。 「他の名前を使っていたのかもしれない。 とにかく、自動人形(オートマータ)とともにお前をさらった男のことだ」 「さらった……? あの、それはいったいいつのことでしょう?」 エレオノールが首を傾げると、ジョージも首を傾げた。 「いつもなにも、この殺し合いに巻き込まれる直前だろう。 しろがねの記憶力を持ちながら、そんな最近のことを忘れたとは言わせないぞ」 「はて……人違いではありませんか?」 「人違いもなにも、お前の名は才賀エレオノールなのだろう?」 「はい」 「むう……?」 互いに、銀色の目をパチクリとさせる。 どうにも噛み合わない。 「直前という言い方が悪かったか。 デウス・エクス・マキナ……とヤツが呼んだ、全世界にゾナハ病を振り撒いた騒動の直後だ」 「全世界にゾナハ病!? まさか、そんなことが!?」 「し、知らないのか……?」 「存じ上げておりません! もしそんなことになれば、お坊ちゃまは……!」 あまりに首を傾げすぎて、ジョージの首はついに直角になっている。 そのままの姿勢で思考を巡らせ、ついにある可能性に至る。 至っていながら、いやまさかそんなはずがないだろうと否定しかけるも、一応聞いておこうと尋ねてみる。 「いまは■■■■年■■月■■日だろう?」 「いえ、■■■■年■■月■■日のはずですが……」 「……は?」 ジョージの首の角度が、さらに凄まじくなる。 即肯定されてこの話はもうおしまいのはずが、思わぬ方向に進んでいる。 戸惑っているうちに、ロベルトと小金井が怪訝そうな表情のまま割り込んでくる。 「正直、二人がなにを言っているのか分からないが……今日は■■■■年■■月■■日のはずだ」 「いやいや、■■■■年■■月■■日でしょ。なにいってんのさ」 さらに困惑するジョージに、カルナギが苛立ったような声を浴びせる。 「なに言ってんだ、テメェら。■■■■年■■月■■日だろうが。 こっちはここから脱出するために手ェ組んでやってんだ。ふざけてんなら、ブチ殺すぜ」 かねてより、カルナギは情報交換のような面倒ごとは任せると言っていた。 そんな彼が割って入ったということは、それだけ分かり切った話であったのだろう。 そう容易に窺えるできるからこそ、ジョージにはこう言うしかなかった。 「…………は?」 浮かんだ仮説が当たっているようだからと言って、必ずしも素直に喜べるとは限らないものらしい。 ◇ ◇ ◇ いくら確かめてみても、五人の認識は激しく食い違っていた。 もしやとは思ったが、使っている暦が違っているワケでもないらしい。 誰かが嘘を吐いているのかもしれないが、『誰か一人』が嘘を吐いているだけでは到底説明がつかない。 何せ、五人全員の認識が食い違っているのだから。 とりあえず、全員が嘘を吐いていないものとして考えてみる。 まず―― 小金井薫がもっとも過去の人物である。 ほとんど同時期からコウ・カルナギ。 その数年後から、才賀エレオノール。 数ヶ月後から、ジョージ・ラローシュ。 そして、ロベルト・ハイドンがもっとも未来から来たことになる。 話してみたところ、小金井は『時の流れを超える』技術の存在を知っていた。 ――『時空流離』。 時空の流れに、過去や未来に通じる穴を開けるという忍術である。 使用者に不死の呪いがかかるとのことだが、ともかくそういう技術自体は存在するのだという。 ならば、主催者がその手の技術を用いたのだとする。 信じ難いが、現状が現状ゆえひとまず受け入れてみる。 だとしても――やはり、辻褄が合わない。 コウ・カルナギの言う、キース・ブラックの率いた組織『エグリゴリ』と『オリジナルARMS』の戦い。 その仮定において、ニューヨークに巨大な魔獣が出現し、ニューヨーク市街には甚大な被害が出たとのことだ。 しかしカルナギより未来から来たはずの三人は、その事実を知らない。 ニューヨークといえば、あらゆる意味で世界の中心である都市だ。 そこにそれほどの被害が出たならば、大きく報道されてしかるべきだろう。 だが――知らない。 いかに世俗に疎いしろがねといえど、あまりに不自然だ。 また、ジョージの知るデウス・エクス・マキナ。 つまるところ、全世界にゾナハ病が蔓延した事件。 ロベルトは、これにまったく心当たりがないのだという。 もしもジョージがプログラムに呼び出された以後、全世界にバラまかれたゾナハ蟲が根こそぎ駆除されたのだとしよう。 だとしても、当時すでに小学校高学年であるはずのロベルトが、騒動自体を知らぬということはありえない。 これは、はたしてどういうことなのか―― ◇ ◇ ◇ 静寂が立ち込めるなか、ロベルトの脳内にある可能性が浮かぶ。 それを口にするべきか少し迷ったが、意を決して沈黙を破ることにした。 「……『僕たちの記憶が、主催者に作られたもの』だとすれば」 全員が目を見開き、空気がざわつく。 当然だろう。 それが真実であるのならば、自身の持つすべての記憶が偽物ということになるのだから。 しばし黙考したのち、ジョージがロベルトの仮説を否定する。 「たしかに辻褄は合うが、それはありえないな。 フェイスレスほどの天才でさえ、記憶や人格のダウンロードには多大な時間を要した。 しかもすでに存在していた記憶ではなく、一から作り出すのならばなおさらだ。 私は、先ほど話したしろがねとしての自動人形との戦いの記憶以外にも、さまざまな細かい記憶を持ち合わせている。 それらすべてを八十人分も作りだし、さらにその記憶通りの性能を誇る人体を作り、そこに移すなど…… 技術的には不可能ではないかもしれないが、そのような手間ばかりかかることをしてなんになる。 しかもそれだけ参加者に手間をかけたというのに、すでに十六人も死んでしまっている。あまりに無意味すぎる。意図が読めん」 「それは……たしかに、そうだな」 ようやく浮かんだ仮説が否定されたというのに、どこか安堵したような空気が流れた。 「やはり、これしか浮かばんな」 しばらくまた思考に沈んでいたジョージが、デイパックに手を突っ込む。 取り出したのは、ソフトボール大の石の塊だ。 色は黒く、仄かにであるが輝いている。 歪な形もあって、精製前の宝石を思わせる。 「ジョージ、それはいったいなんなのですか」 怪訝そうに尋ねてきたエレオノールに、ジョージは淡々と答えた。 「『賢者の石』だ」 一瞬、エレオノールにはジョージの発した言葉の意味が理解できなかった。 目を丸くしたまま賢者の石をまじまじと眺めて、もう一度問いかける。 「ですが、我々の知る賢者の石とは……」 「ああ、似ても似つかないな」 彼らしろがねの知る賢者の石とは、バラ色の柔らかな鉱物だ。 現在ジョージの手にしている石の塊とは、外見からして異なっている。 さらに違いを証明するべく、ジョージはリュックサックから取り出した水を注ぐ。 注がれた水が光り輝き、生命の水に変化する――なんてことは一向に起こらない。 ただ、水は石を濡らし、石を持つジョージの手を濡らし、床へと落ちていくだけだ。 「やはり、紛い物なのでは」 「違うな。最初に道具を確認した際には私もそう思ったが、しかし違う」 エレオノールの言葉を遮って、ジョージはさらに続ける。 「これは、紛れもなく賢者の石なのだろう。 ただし、我らしろがねのいたのとは『異なる世界』の、だがな」 言って、ジョージは賢者の石の説明書を取り出す。 そこには『加工次第で黄金や精神感応金属を生み出す』と書かれていた。 しろがねたちの知る賢者の石とは異なるが、この記述が本物ならばそれはそれでかなりの逸品であろう。 それこそ、賢者の石などと呼ばれていても決しておかしくない。 「この説明は事実であり、この石も本物であり、つまり……そういうことなのだろう」 一人で頷いているジョージに、カルナギが声を張り上げる。 「テメェ、勝手に納得してねーで分かるように言いやがれッ!」 それに対し、ジョージは目を丸くした。 意図が伝わっていないらしい事実に驚きながらも、分かりやすく言葉を選ぶ。 「キース・ブラックが『時間を越えて』参加者を集めてきた、という説明はしただろう?」 「ああ。まぁ、あんまり合点がいったワケじゃねーけどな」 「それは私も同じだ。 とはいえそうとしか考えられんし、小金井によればそうする技術自体は存在するというのだから、とりあえずそう考えるべきだろう」 「ああ、面倒だからそういうことだと思っとく、って言ったろうが」 「それでだな。 ようは、ブラックが時間だけではなく、『世界も越えて』いたということだ」 「ああ……あァ!?」 一瞬納得しかけて、すぐにカルナギは首を捻る。 いまいち分かってないようだったが、それを汲んでくれるジョージではない。 「まず『我らしろがねの世界』。 君の『エグリゴリがある世界』。 小金井の『魔道具や忍術のある世界』。 そして『我らの知らぬ賢者の石がある世界』。 それらは、すべて異なる世界ということなのだろう。 他にも、いくつかの世界から参加者をつれてきたのかもしれないな」 数分ほど考え込んだカルナギが、浮かんだ疑問を口にする。 「それよォ、さっきの偽物の記憶うんぬん説より飛んでねえか?」 「なにを言うか。 あの説は技術的に可能であっても、ブラック自身に行う意味がない。 だがこちらの説は、いま手元にある情報をすべて踏まえた上での可能性ではないか」 「そういうもんかねえ……」 「そういうもんだ。 なにも確実とは言っていない。これならば辻褄が合う、程度のことだ」 ともあれ言っていること自体は分かったので、カルナギは拳をジョージに叩き付けた。 やたら偉そうな口を効いてくれた憂さ晴らしである。 「そういやよォ、さっきの世界? だか四つしかあげてなかったけど、こいつの世界はどうなんだよ」 ロベルトを指差しながら、カルナギが問う。 めり込んだ身体を抜き出そうとするのをいったんやめ、ジョージが健気に返答する。 「分からないな。 私たちや君の世界の住人ではなさそうだが、他の二つと違う五つ目の世界かは不明だ」 「へえ、そうかよそうかよ」 適当に返しながら、カルナギは指の関節を鳴らす。 十指すべてを鳴らしたのち、猛獣のような笑みを浮かべた。 「さっきから見てて思ったんだけどよォ……テメェ、なにか隠してんだろッ」 短く告げると、カルナギは大きく跳び上がった。 壁にめり込んでいるジョージが止めに入ることも、小金井やエレオノールが割って入ることもできず。 カルナギの飛び蹴りが、ロベルトへと放たれた。 「……はッ、なんだそりゃあ!? 自分のことなんにも話さねえクセに、大層なもん持ってんじゃねえかッ!」 蹴りが当たる寸前で、ロベルトは一ツ星神器『鉄』を発現させていた。 右腕から生えた巨大な砲台で、カルナギの蹴りを防いだのである。 ただ、攻撃を防いだだけではない。 防いだ結果、後ろに仰け反ることもなく、同じ姿勢を保っているのだ。 かなりの実力者であることは、もはや言うまでもない。 「けどよォ……」 言いながら、カルナギはバックステップで距離を取る。 間に小金井とエレオノールが割って入るが、見据えるのは奥にいるロベルトだけだ。 声色を低くしすると、苛立ちを籠めて怒鳴った。 「テメェ、そんなもんじゃねえだろッ! この俺、『牙(ファング)』コウ・カルナギをナメてんのかッ!!」 ロベルトがまだ力を伏せているのは、カルナギの嗅覚をもってすれば明白だ。 たとえ力を見せずとも、強者の気配は隠し切れてはいない。 「落ちつけ、カルナギ。 なにを根拠にそんなことを……」 「うるせえッ! 黙ってろ、この銀目野郎ッ! 俺は、こいつが気に喰わねえんだッ!!」 カルナギが苛立っているのは、力をセーブしていることだけではない。 いきなり飛び蹴りをかまされておいて、防いだだけで済ませたのも気に入らなかった。 さらに、これだけ挑発しても一向に仕掛けてこない。 苛立ちは募っていくばかりだ。 「なんなんだ、テメェはッ! 強ェのは分かってるっつってんだろうがッ! 全部出しゃいいだろうがッ!!」 それでも、ロベルトは口を開こうとしない。 口籠ったまま、ただ視線を小金井とエレオノールに一瞬飛ばした。 その僅かな動作で、カルナギはすべてを理解した。 「……はッ、そーゆーことかよ。くッだらねえ」 未だ『鉄』を発現させたままのロベルトに背を向け、カルナギはジョージのほうに向かっていく。 やたら深く埋まったらしく出るのに苦心しているジョージを掴み、強引に抜き取ってやる。 「俺は、本気でブン殴ってもついてくるヤツ見つけたぜ。いいだろ」 振り返ることなく勝ち誇った口調で言い放つと、カルナギはジョージを引きずって去って行った。 「いや、私としては殴らないでくれるならそのほうがありがたいのだが」 などと呟いたのち、ジョージはホテルに残った三人に声を張り上げた。 「君たち、情報の提供感謝する! 私たちはひとまず施設を回ることにしているので、動物園にでも向かうとする! 再会したときには、またよろしく頼むぞ」 そして、ふと思い出したように。 「そういえば、夜中にそこから真西の方角で花火が上がっていたぞ。 もはやだいぶ前のことなので、アレを上げた本人や集まってきた参加者がまだいるかは分からないがな。 それでも、当てがないのならば考えてみてはどうだ?」 言い終わったと同時に、ジョージはカルナギにブン殴られる。 すぐ近くで叫ばれ、やかましかったのである。 それでも全部言い終えるまで待っていた辺り、それなりにジョージの意思を反映してやっているのかもしれない。 小金井とロベルトは、どちらも微動だにしなかった。 ただ歯を噛み締め、床を眺めているだけだ。 理由は分からないが、なにか落ち込んでいるらしいとは、エレオノールにもさすがによく分かった。 (……そういえば) エレオノールの脳内に、自身に支給された道具のことが蘇る。 懸糸傀儡どころか武器ですらなく、この場においては必要ないと考えていた。 とはいえ蔵王に収納できるのならば、かさばらないので場所は取らない。 そのため手放さなかったのだが、それは正解であったらしい。 そう考え、エレオノールはリュックサックからその支給品を取り出した。 単なるなんの変哲もない、アコースティックギターを。 (よし。問題ありませんね) 軽く弦を弾いて、音の具合を確認する。 チューニングが乱れていることはないらしい。 「かわいいぼうや、愛するぼうや――」 なぜ二人が落ち込んでいるのかは、エレオノールには分からない。 もし他の誰かならば、人の感情を汲み取って言葉をかけることもできるのだろう。 だがまだ人間らしい感情を得たばかりのエレオノールに、それは難しい。 それでも、エレオノールにできることはあったのだ。 歌を聞けば、人は嫌なことを忘れられる。 そのような話を、どこかで聞いたことがある。 その気持ちはいまいち理解できないが、しかしエレオノールはサーカスの芸人である。 ならば、なにをするべきなのかは明白だ。 芸人は、人を笑わせるためにいるのだから。 「――いつかは恵みをくださいますよう……」 歌が終わっても、ギターを弾く手を抜いたりはしない。 終奏まで気を配り続けて、最後にじゃらんと一際大きく弦を弾く。 そうしてエレオノールが顔を上げてみると、視界に入ったのはもう俯いていない小金井とロベルトの姿だった。 軽く微笑むと微笑みが返ってきて、エレオノールにはそのことがとても喜ばしかった。 「あのさ、みんな」 どこか言いにくそうに、小金井が切り出す。 「たぶん、さっき言ってた花火って、烈火兄ちゃんがあげたヤツだと思うんだよね。 ちょっとそっち見てみたいんだけど、一緒に来てくれるかな?」 「もちろんです。ロベルトは……」 花菱烈火が放送で呼ばれた以上、安全な場所とは言い難い。 それを分かった上でエレオノールは即答し、ロベルトを見やる。 すると、彼もまた静かに首を縦に動かした。 【E-4 ビジネスホテル周辺/一日目 朝】 【ロベルト・ハイドン】 [時間軸]:9巻85話『アノン』にてアノンの父親に悩みを打ち明ける寸前。 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、支給品1~3(確認済、人形はない) [基本方針]:人間を見極める。ひとまずしろがねと小金井と同行。花火が打ち上がったという方角へ向かう。 【才賀エレオノール】 [時間軸]:28巻『幕間Ⅰ~「帰れない」』にて才賀勝と再開する直前。 [状態]:健康、焦り [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、自転車@出典不明、アコースティックギター@からくりサーカス、残り支給品0~1(確認済、人形はない) [基本方針]:とにもかくにもお坊ちゃまを捜索し、発見次第守る。ナルミにも会いたい。花火が打ち上がったという方角へ向かう。 ※名簿は『才賀勝』までしか確認していません。 【小金井薫】 [時間軸]:24巻236話『-要塞都市-SODOM』にてSODOMに突入する寸前。 [状態]:首に切り傷(処置済み) [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、エレザールの鎌@うしおととら、風神@烈火の炎 [基本方針]:仲間たちと合流し、プログラムを破壊する。花火が打ち上がったという方角へ向かう。 【コウ・カルナギ】 [時間軸]:第五部開始時 [状態]:軽い疲労、両掌に軽い怪我 [装備]:なし [道具]:なし [基本方針]:サーチアンドデストロイ。ARMS、鬼丸を特に優先。刃も見つけ次第ブン殴る。ジョージに面倒な事は全部やらせる。 【ジョージ・ラローシュ】 [時間軸]:本編死亡後 [状態]:殴られすぎて通常行動は可能な程度にガタが来ている、疲労(小) [装備]:無し [道具]:ジードのタバコ@金色のガッシュ、ピアニカ@金色のガッシュ、基本支給品一式 [基本方針]:脱出して子供たちにピアノを聞かせる。乗る気はない。コウと共に脱出を画策する。動物園に行く。 【支給品紹介】 【賢者の石@スプリガン】 ジョージ・ラローシュに支給された。 現代科学では合成出来ない鉱物。 加工次第で、黄金や精神感応金属を生み出せる。 からくりサーカスに登場するものとは別物。 【アコースティックギター@からくりサーカス】 才賀エレオノールに支給された。 これといってなんにもない、フツーのアコギ。 41巻の頭のほうに出てきた。 投下順で読む 前へ:たった一つの卑怯なやり方 戻る 次へ:禁句 時系列順で読む 前へ:たった一つの卑怯なやり方 戻る 次へ:禁句 キャラを追って読む 055:境遇――孤独だった三人 才賀エレオノール 114:置き手紙 ロベルト・ハイドン 小金井薫 068:ジョージ・ラローシュの交渉 コウ・カルナギ 115:檻のなかの獣 ジョージ・ラローシュ ▲
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/1106.html
発売日 2005年9月22日 ブランド AUGUST タグ 2005年9月ゲーム 2005年ゲーム オーガスト キャスト 手塚まき(フィーナ・ファム・アーシュライト),成瀬未亜(ミア・クレメンティス),安玖深音(朝霧麻衣),海原エレナ(鷹見沢菜月),本山美奈(穂積さやか),三咲里奈(リースリット・ノエル,フィアッカ・マルグリット),羽桜涼子(カレン・クラヴィウス),雅姫乃(遠山翠),辻宮春彦(鷹見沢仁),巌蝉秋(鷹見沢左門),山中荘一(ライオネス国王) 重谷麻也,一一 スタッフ 企画:オーガスト シナリオ:榊原拓,内田ヒロユキ,安西秀明,岡田留奈 原画:べっかんこう CG統括:里見藤久 ADVエンジン:Ethornell プログラム:Darios Sawm(BURIKO) CG着彩:たけぽにあん(ケロQ),ひなたひかげ(ケロQ),NAKAM(ケロQ),まちゃ(株式会社シュピール),桜月(株式会社シュピール),kousui(戯画),K.O(戯画),茶々丸(戯画),せんや(戯画),保土ヶ谷日吉(有限会社フライングシャイン),Sakurai(有限会社フライングシャイン),城字,彩藤神楽,白州コウジ 背景美術:阿舎利ん_16,北川由貴,紀山聡,紅茸長輔,ゆうろ,有限会社シルバー スクリプト:榊原拓,安西秀明,内田ヒロユキ,JB四谷,おちめき ムービー制作:北川由貴 カットイラスト:脳みそホエホエ BGM:Active Planets 音響監督:榎本覚 収録エンジニア:ノナカトモヤ 編集:マーベリック,K.イノウエ,くま 塔デザイン協力/3Dグラフィック:ポリゴン番長(Nitroplus) シナリオ協力:AGプロモーション 初回版アレンジBGM:Active Planets 原画制作補助:カワギシケイタロウ コミック版「夜明け前より瑠璃色な」(「電撃大王」誌連載):脳みそホエホエ スペシャルサンクス:JB四谷,おちめき 制作統括・総指揮:るね 制作・著作:ソフトウェア制作 オーガスト イメージテーマ 「Lapis Lazuli」 歌:泉伶 作詞:榊原ゆい 作曲/編曲:tom・k、kors k 制作:Active Planets オープニングテーマ 「Eternal Destiny」 歌:榊原ゆい 作詞:榊原ゆい 作曲/編曲:DJ SHIMAMURA 制作:Active Planets 挿入歌 「WAX WANE ~永遠に~」 歌:フィーナ・ファム・アーシュライト(CV.手塚まき) 作詞:澄田まお 作曲/編曲:WACHA 制作:Active Planets
https://w.atwiki.jp/tokyo-otaban/pages/22.html
JS6-ジャスロック- JUSTICE6 【面子】 ・Vo たにし ・Gt kira ・Gt ゴム ・Dr ぷーさん ・Ba えふ 蛇足だけど上から 男 男 男 男 女だよ! そして上から順に 残念 イケメン イケメン イケメン 制服 だよ! 【何がジャスティス】 子どもはゴレンジャイに憧れ、青年は世の中に正義が無いと嘆く。 哲学者は正義が何かと頭を抱え、政治家は自らを正当化するエッセンスに用いる。 私たちを魅了してやまず、私たちが求め続けるこの正義とは一体何だろうか… イエス・ジャスティス…変態を見つけたら通報をするんだぜ。 ってやるおさんが夢枕に立ってこちらを見下しながら仰ってたよ!AA省略ペネエ! 工事をしつつも公開中のHomepageだよ! http //vipjustice6.web.fc2.com/index.html 【ライブだよ!】 ■三軒茶屋でやっちゃったよ!ありがとうございました!! 余談 誠に申し訳ないのですが東京wiki管理人さんがご覧になられましたら ページ名を夜明けの賢者タイム(仮)からJUSTICE 6に変更して頂けると有り難いです…
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/1083.html
アダルト専門のASP 還元率なども高く儲かることは儲かるが、現状、あまりにも有名すぎてライバルが多いのも事実。バクチを打つような感覚か、儲かればいいなと気楽にやってみると良いかもしれない。 以下引用 DTIアフィリエイトプログラムとは? ~ホームページに広告を載せるだけで、広告収入を稼ぐことができます~ DTIアフィリエイトプログラムは、報酬額の高さと高還元率で、あなたの広告収入を確実に増やします。提携サイトは約40社、還元率は最大70%とメリット満載のプログラムです。あなたのホームページに提携サイトの広告を自由な形で掲載することができ、リンク掲載やカスタマイズも思いのまま。サイドビジネスの枠を超えた高額報酬獲得者も多く、2004年9月には掲載媒体が3万5千媒体を超えました。ホームページをお持ちの方は、どなたでも始めることができるビジネスです。 DTIアフィリエイトの7つの特徴 DTIアフィリエイトはトップクラスの報酬体系を提供しており、掲載媒体も4万以上にまで拡大いたしました。当アフィリエイトが支持される原動力はこの7つの特徴に要約されます。 1、簡単にアフィリエイトを開始して稼ぐ ホームページをお持ちの方ならどなたでも参加可能 登録の際に審査等は一切ございません。 ホームページをお持ちの方でしたらどなたでも参加が可能です。登録はアフィリエイト登録フォームから簡単に行うことができ、自動的にあなたのアカウントが作成されます。参加したその日から宣伝を始めることができ、ヒット数や報酬額のカウントも同時に開始されます。 初期投資や登録費は一切不要 アフィリエイトプログラムとは、ご自身のホームページ経由で提携サイトに売上が発生した場合に、報酬を還元するという成功報酬型のビジネスです。したがって、成約が発生した場合にこちらが報酬をお支払いするものであり、あなたがお支払いするものは一切ございません。初期投資やビジネスの運営費などの課金もありませんし、登録費、会員費などの隠れた費用は一切かかりませんので安心してビジネスを開始できます。 週末起業や副業としては格好のビジネスモデル DTI アフィリエイトでは、売上にノルマはありませんので気楽にビジネスを開始できます。また成果報酬のシステムであるため頑張ればその分だけ正確に報酬というかたちで成果が現れます。日常の仕事では評価が乏しかったり待遇が見合わないという場面がありますが、DTIアフィリエイトプログラムでは、確実に報酬として目に見える評価を受取ることが可能です。最近では週末起業や副業の格好のビジネスモデルとしてサラリーマンや主婦の方々が多く参加するようになりました。それも簡単に収益の見込めるネットビジネスが開始できることがメリットだからです。 2、報酬還元の3倍メリット 売上の最高75%の高還元率 DTIアフィリエイトでは、平均の還元率が純売上額の40%~50%、特に従量課金制サイトでは最高75%という高還元率でアフィリエイトプログラムを提供しております。 メンバー制サイトの更新分にも同じように売上の一部を報酬として還元いたします。あらゆる売上から報酬を還元する非常に公平なシステムをとっており、メンバーが退会しない限り永久に報酬が発生します。したがって長期的なビジネスが可能となり、売上は雪だるま式に毎月伸びていきます。 ポイント購入型のサイトではユーザーがポイントを購入したり追加する毎にその報酬が還元されます。メンバー制とは違い一日で何度も報酬が発生するというメリットがあります。 3、目に見える売上レポート 提携サイトで売上が発生した瞬間に報酬額などの情報が売上レポートページに表示されます。提携サイトで決済をおこなったユーザーのユーザーネームまで確認していただけますので、「不透明感」を完全に取り払った正確で確実なアフィリエイトシステムです。常 時、リアルタイムの報酬額やヒット数を確認することが可能です。 また、この売上レポートページは売上を確認する目的だけに使用することなく、宣伝活動の効果検証にも大変利用価値の高いレポートとなります。今後の販促戦略を推進していく上で、どの広告が成約率が高いか、クリック率が高いかなどあなた独自のマーケティング活動の効果検証・軌道修正に大きくお役立ていただけます。 月別売上レポートページ 売上を新規報酬、継続報酬毎に日ごと(月間)表示 総ヒット数、ユニーク訪問者数(実際の訪問者数)、入会率(成約率)を表示 各提携サイト毎の新規報酬、継続報酬、ヒット数、ユニーク訪問者数の表示 最大過去24ヶ月前までのレコードを参照可 日別売上レポートページ 月別売上ページのデイリー版(売上情報を日ごとに表示) 新規売上、継続課金、紹介者売上、ごとに購買者のユーザーネームを表示 提携サイトID番号、広告ID番号より各広告ごとのヒット数、成約数、成約率の表示 決済日、決済時間(秒単位で計測)、継続購入者の新規売上日、の表示 最大過去24ヶ月前までのレコードを参照可 サイト別レポートページ 提携サイト毎の売上を日別(月間)に表示 売上レポートページと同じフォーマットで掲載サイト毎の売上データを表示 各提携サイト毎の新規報酬、継続報酬、ヒット数、ユニーク訪問者数の表示 最大過去24ヶ月までのレコードを参照可 広告ID別レポートページ(全サイト用・各サイト用) 広告素材のパフォーマンスを計測、月ごと、日ごとに表示 サイト別、バナーID別に総ヒット数、ユニーク訪問者数、成約数を表示 最大過去24ヶ月前までのレコードを参照可 4、常に売れるコンテンツ 常に売れるコンテンツを宣伝することは大きなメリットになりませんか? ブロードバンド時代のキラーコンテンツとは? 2000 年あたりを境にしてインターネットはブロードバンドという高速インターネットの時代に入りました。しかしインターネット初心者には"回線速度が速い"といっても、実際のメリットは分かりにくいものです。具体的に『ブロードバンドではこんなものが見れますよ』と感じてもらえるようなコンテンツは探せないのが実情でした。 実際に米国でもブロードバンド・インフラが普及し始めた時期に、コンテンツ関連のベンチャー企業が数百社も立ち上がりました。しかしその後、「大手が片手間にやっているのを除き全部つぶれてしまいました。つまり有料化に耐えうる映像コンテンツはニュースでも音楽でもなかったのです。 このような映像コンテンツ不在と呼ばれるネット不況をよそ目に、収益を拡大し幅広いユーザー層に支持されてきた業界がひとつだけあります。それはインターネット、ひいてはブロードバンドで何が売れるか、という問いに対する答えでもあります。 キラーコンテンツは 「ライブチャット?」と「動画」 オンラインモールの巨塔"楽天"のShowtimeなど、ブロードバンドを利用して高収益をあげるコンテンツがあるように、インターネットの黎明期から収益率が最も高い業界と知られてきたのが成人向けエンターテインメント業界です。従来より色眼鏡越しでみられた同業界ですが、現在では大手ポータルサイトも参入する莫大な市場として急成長しています。顧客信用第一主義によって成長を支えられているアマゾンジャパンが"成人向けDVDの販売"に乗り出したのも時代の確かなニーズによるものだといえます。 現在、ブロードバンド対応の映像コンテンツでは「動画」が当然主流です。また、双方向のコミュニケーション手段として注目される「ライブチャット?」は、今後急速に拡大する基盤を築きつつあります。全世界のインターネット・トラフィックの半数以上が成人向けコンテンツにアクセス集中しており、インターネットと同コンテンツの親和性は非常に親密なものといえるでしょう。 DTIアフィリエイトでは、このように時代の確かな要求に応え、収益率の高いコンテンツプロバイダーを選別して提携しております。みなさまには、インターネット、ブロードバンド時代のキラーコンテンツと呼ばれる売れるサイトをいくつでも選択し、宣伝することが可能です。 幅広い顧客層・幅広い消費者層へリーチ DTI アフィリエイトの強みのひとつが消費者層の幅の広さといえます。当アフィリエイトが提供する提携サイトの見込み客は性別、年代、に関わらずほぼすべてのインターネットユーザーをカバーしています。また、季節や、曜日、時間帯、天候などの2次的経済要因にも左右されず安定して売上が上がるという点も大きなメリットになります。 エンターテインメント業界、特に成人向けコンテンツの消費者層は非常に幅広いインターネット活動を示しています。ネット上の訪問者数の7割以上が成人向け映像コンテンツを閲覧しているといわれていることは、18歳以上の男性であれば誰しもそのマーケットの見込み客になることを証明するものです。 また、女性の在宅ビジネスなどに興味のあるインターネットユーザーも今後大きなマーケットになることが期待されます。DTIアフィリエイトの提携サイトでは、女性市場も視野にいれたコンテンツを提供いたしております。 5、宣伝可能な豊富なジャンル・サイト数 DTI アフィリエイトが提供する提携サイト(広告主)の数は約40サイト。各業種でトップクラスのサイトを厳選して提携いたしております。サイトやコンテンツの内容も多彩にわたり、強力な吸引力で売上を倍増します。DTIアフィリエイトを通じて、みなさまは全ての提携サイトとご自由に宣伝提携を結ぶことができます。 以下では、代表的な提携サイトとその報酬額をご紹介しています。 【ライブチャット?】 ブロードバンド時代の旗手 ブロードバンド時代の新しいコンテンツとして定着しつつあるのが「ライブチャット?」。ライブチャット?の老舗サイト、業界最大規模の大手サイトなど、宣伝しやすい「ライブチャット?」サイトが広告主としてDTIアフィリエイトプログラムに加盟しております。 カリビアンコムガール 新規加盟ライブチャット?。人気急上昇中の高報酬サイト 売上の75%を還元、最大$181.69の報酬:追加ポイント毎最大$14.54 EXショット 女性会員数2000名の老舗ライブチャット? 売上の70%を還元、最大$178.50の報酬:追加ポイント毎最大$17.85 DXライブ 週刊誌などでもおなじみの最大手ライブチャット? 一件につきポイント報酬に加え$20のボーナス還元 【動画】 不況しらずのキラーコンテンツ 不況時にも強力な売上を叩き出す「動画」サイト。好きな時に好きなムービーをダウンロード、ストリーミング・オン・デマンドすることできるのが大きな魅力。需要が落ちることを知りません。特に深夜間、週末などあなたが休んでいる時間帯に大きな収益をもたらしてくれるサイト群です。 カリビアンコム 最大手ストリーミングサイト。業界トップクラスの評価は不動 報酬一件$21.04、最大$55.25(50%の還元率で新規・継続購入とも還元) エロックスジャパンZ 映像コンテンツモールとしては業界最大規模 報酬一件$42.10、最大$110.07 (50%の還元率で新規・継続購入とも還元) 一本道 高画質・大画面のムービーダウンロードサイト 報酬一件$20、最大$52 (定額報酬で新規・継続購入とも還元) 【その他】 約40の提携サイトの宣伝が可能 その他、ここでは紹介できないほど多数のストリーミング、ダウンロードサイトがアフィリエイトに加盟しております。また、その他の宣伝可能なジャンルや業種は以下のとおりです。 * [[DTI]][[アフィリエイト]]紹介プログラム * 出会い系サイト * アルバイト情報サイト * アニメ・コミックサイト * 物販サイト * 他言語(英語・韓国語)サイト 6、信用第一の情報開示 売上レポートページではユーザーネームを公開 売上が発生した瞬間に、購入者のユーザーネームを売上確認ページ上でご確認いただけます。例えば、あなたが提携サイト上で決済をおこなったとして、あなたが登録したユーザーネームがそのままDTIアフィリエイトの売上ページに同期し、表示されるシステムになっております。継続売上、追加売上が発生した場合にも同様に表示されます。 ユーザーネームまでを公開する開示姿勢は、弊社のトラッキングおよびシステムに不正がなく、確実に売上をトラッキングしあなたに報酬をお渡しするわたしたちの姿勢の表れです。このようなプログラムは他に類がなく、従来のアフィリエイトプログラムの最大の問題であった「不透明感」を完全に取り払った信用第一のアフィリエイトプログラムを証明するものです。 チャージバック(返済)されたお客様のユーザーネーム等、情報開示 購入者による料金の返済が行われた場合にも、売上レポートページでその詳細を確認していただけます。何というユーザーネームの方が何時何分何秒にいくらのチャージバックを行ったのかが表示されます。アフィリエイターのみなさまが正確な売上情報を把握することを目的として、チャージバック情報までご確認いただけるシステムを設けております。 情報を共有する公式掲示板 メンバーページにはお問い合わせ掲示板を設置いたしております。掲示板を設置することで信頼性の高い安心のサポート環境をご提供しております。掲示板上でわたしたちに向けたご質問には迅速にお答えするように努力しております。(なお、同掲示板はアフィリエイトビギナーから、ビジネスとして成功を収めるスーパーアフィリエイトまでの真剣なアフィリエイトビジネスへの取り組み方が理解できます。) その他のサポート体制 あらゆるお問い合わせには24時間以内*に回答を差し上げるよう努めております。自サイトを分析して欲しい、自サイトにあった提携サイトを紹介して欲しい、自サイトにあった広告素材を推薦して欲しい、などの細かなお問い合わせにも丁寧にお答えいたしており、それぞれに合ったコンサルティング業務も個別にご提供いたしております。 週末をはさむ場合の返信メールは週明けになりますことをご了承ください。 7、選べる自由な広告素材 広告素材は、多目的使用に適応したな種類と量の多さが決め手 DTI アフィリエイトが提供する広告素材は種類、数ともに非常に充実しております。さまざまな素材を利用して幅広い販促戦略を構成することができます。広告素材をうまく応用してアフィリエイトサイトを作成することも可能です。もちろん、広告素材からの売上は、全てあなたに還元されます。 バナー広告 一般に多く目にする画像広告です。 日替わり更新広告 広告を貼るだけで、DTIアフィリエイト側で自動更新いたします。広告が変わることでサイトに動きがつきます。 テーブル広告 テーブル(表)自体を広告とします。セルには画像だけでなくテキストも入れることができます。 フラッシュ広告 フラッシュムービーを使った動きのある広告です。 サムネイル広告 写真のみの画像広告です。 ポップアップ広告 新しいウインドウで表示させる広告です。ウインドウは自動的に開きます。 フレーム広告 iframeタグなどで外部のページを読み込みます。 オンラインフレーム広告 ライブチャット?の広告に使用されます。現在オンラインしている女の子の画像をリアルタイムに配信します。 取り込み広告 提携サイトのコンテンツをそのまま取り込み宣伝用画像やテーブルに置き換えて広告として使います。 サンプルページ広告 1ページ全体を宣伝広告として使用します。 テキスト広告 テキストだけの広告で、キャッチコピーにリンクを貼ります。 カスタマイズ可能な広告素材 基本的にリンクコードにはアフィリエイトのID番号を入れていただきます。IDが入っているリンクタグをご利用いただけるようでしたら、あらゆる広告を独自でカスタマイズ(応用)していただくことが可能です。つまり、ご自分でバナー広告を作成してもかまいませんし、文章内のテキストにリンクを貼っていただいても構いません。豊富な広告素材を組み合わせてひとつのサイトを作ることも可能ですし、応用次第では未知数の売上があがる可能性が開けています。 リンクコードやリンク先ページもカスタマイズが簡単 提携サイトへのリンクにはあなたのアフィリエイトIDさえ入っていれば、全ての売上があなたに還元されることになります。リンクコードはこちらでは全く指定しておりません。簡単なリンクコードの規則がありますので、それを理解していただければ、あらゆるページから全てのリンクを売上に変換させることが可能になります。また、リンク先を提携サイトのお好きなページに指定することが可能なdirectリンク方式も採用しておりますので、あなたが宣伝したいページに直接リンクを貼ることも可能になりました。もちろんこれらのリンクコードは難解なソースコードを使用することなく、ご自分でも簡単に生成することができるいたって簡単なものです。 【関連】 ASP
https://w.atwiki.jp/ironknights/pages/105.html
夜明けの剣 初期攻撃力 1200 属性 火 氷 雷 毒 最大攻撃力 2080 オプション --- --- --- --- --- --- 麻痺 7 クリティカル 5 --- --- --- --- --- --- 近接耐性 5 クリティカル被害 72 --- --- --- --- --- --- 中毒耐性 7 編集 --- --- --- --- --- --- 麻痺耐性 9 --- --- --- --- --- --- --- ---
https://w.atwiki.jp/fvb_sakura/pages/375.html
名前:・エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミ(ACE) 要点:・お腹が大きい・幸せそうな・エプロン 周辺環境:・逃げようとしている亭主 評価:全能力10 特殊: *エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミはヤガミの全能力を+8する。 *エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミは戦闘に参加できない。 *エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミは個人ACEにならない。 *エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミは親切であり、人的に成長している。 →次のアイドレス:・俺は無実だ(イベント)・武器の密輸(イベント)・ジュニア誕生(イベント)・エステルのヤガミ(ACE) ■系統:東国人>サイボーグ>宇宙軍>宇宙港>エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミ ■エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミの帰還「私はしゃべるのが嫌いだ。もう戦いにはでない」 Ev96 宇宙での戦い でのエステルのつぶやき 宇宙での赤アラダ達との決戦が終わった。結果は快勝。 建国以来の悲願である宇宙への帰還、その障害が取り払われFVB国民達は沸きに沸いた。 国をあげて勝利を祝い、何より先ず今回の勝利の立役者でもあるエステルに感謝を捧げるべく国民総出で出迎えようとしたところ、 エステルがいなくなっていた。 FVBにとって今後の宇宙軍再編プランにもエステルの存在は必要不可欠だ。 寝耳に水の事態に慌てて国民総出で探し出すもどこにも見つからない。 「どうしよう…何で何も言わずに突然…」 「もしかしてウチに愛想をつかしちゃったとか…戦いたくないとか言ってたし」 藩国内でのエステルの様子を思い出してみる。 ああ、そういや殆どツンツンしてばっかだ。ヤガミがどうとか海賊がどうとかとも言ってた。考えれば思い当たる節が無くもない。あれか、そもそも宝くじで当てたのがいかんかったのかー、などと身も蓋もないことを考えては一同途方に暮れていた所に、 「すみません、大事な時に。 エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミ、ただ今戻りました」 エステルは帰って来た。これまでに見せた事がない様な柔らかな笑顔と新しい命(?)を携えて。 「「ど、どんだけーーーー!!!」」 FVB藩国民全員がぶっ倒れた。発射準備中の宇宙船もちょっと傾いた。 /*/ 「♪~♪~」 「…どういうこと?」 「さあ?ところで何で誰も直接聞かないの?」 「いやなんとなく」 「それっぽい奴を片っ端から拷問にかければいいんじゃないか」 戦争準備中にもかかわらず、エステルの様子を伺いに来た一同は物陰でひそひそ話をしている。 あの後、事態を理解できず混乱した藩国王と藩国民とエステル好きの藩国民とついでにエステルが揃って小一時間ほどぐるぐるしたあと、どうにか落ち着いて (エステル好きの藩国民を除く)、とりあえず身重そうなエステルを気遣って部屋に案内した所、可愛らしいエプロンをつけて鼻歌交じりに料理を始め出した、 という状況である。 「何あの新妻っぷり」 「新妻っていうか幼な妻だよね」 「幼すぎてちょっと危険な気も…」 「法を犯している奴なら処刑しても問題無いな」 時折、大きくなったお腹に触れては微笑むエステル。 その表情には勇猛さのカケラも無く、むしろ幸福の絶頂にいる女の顔をしている。 「あれってやっぱり…」 「すると相手は…」 「だとすると色々…」 「憎しみで人が殺せたらいいのに…」 「さっきからやけに物騒な人がいます!」 以前のツンツンぶりの欠片もないエステルを尻目にあーでもないこーでもないと議論する面々。もはや宇宙どころではない。 このままでは士気がぐるぐるだ。いい加減何とかせんといかんと思った藩王さくらつかさは緊急議会を召集した。藩国の混乱と動揺を抑える為の迅速な措置だ。 どう見ても井戸端会議だとか国を挙げての奥様戦隊だとか口にした奴は軌道降下兵の耐久テスト員に回されることになった。 /*/ 同日 FVB作戦本部室 「各部署、報告を」 「総務部、王城内に緘口令を敷きました。流言の拡散は無いかと」 「広報部、一般市民には実家に帰ってて食べ過ぎたと説明してあります」 「保安部、口の軽そうな奴を取り合えずふんじばっておきました」 「よし。せっかくの大ニュース、独り占めにしておかない手はないもんね」 「医務部、不調を訴える者、異常行動に走る者、鬱になる者が数名出ましたのでまとめて眠らせておきました」 「うん。まあなんというかお大事に」 「ああ、あと、宇宙ステーションから身投げした奴が一人いるそうです」 「・・・・・・それでどうなった?」 「対空機関砲に自動迎撃されてから後は消息不明です」 「よし、ほっとこう。次」 余談ではあるが、数日後発見された彼の容態等のデータがFVB宇宙軍の次期主力となる軌道降下兵の発案のきっかけとなったのは言うまでもない。 (FVB非公式軍事文書 瓢箪から駒の兵器開発歴史 眠明書房刊 より) 「外交部、検問を通常の3倍にしてあります」 「うむ。特にあの国に知られると色々大変そうだからね」 「ああ、あの国か」 「ですね」 と、突然藩王が立ち上がると懐の短刀を窓に投げつけた。 「くせものー!」 カーテンに突き刺さる短刀。割れる窓ガラス。遠ざかる足音。 「侵入者!?」 「で、であえー!であえー!」 「いやもう十分であってますよオウサマ」 「一回言ってみたかったんだ。しかしまさか…」 カランと乾いた金属音を立てて何かが転がり落ちる。 「ペロ…こ、これは鍋!」 全員の顔がさっと青ざめる。恐るべし、某国の某妖精達。 「が、外交部!使者を送れ!下手を打つと戦争になるぞ!」 「まあいいや。それはそれで面白そうだし。で、肝心のエステル本人は?」 「主婦部、料理を手伝いながら聞き出すきっかけを探しています」 「むーん。あんまりせっつくのもなあ。で、どう思う?実際の所」 「まあ、何だかんだでヤガミとよろしくやってるんでしょう」 「あれ?でもヤガミってたしか義体だよね?」 「そう言えば…え?じゃあ相手は?」 「でもヤガミって姓がついてて…うーん」 「情報部は何と?」 「えー、情報部エステル課によりますと」 「そんな部署あったのか…」 「えー、今の所旦那は小カトーが有力と」 「根拠は?」 「次のエステルの要点・周辺環境に逃げようとする小カトーがあるから」 「身も蓋もない答えだね…」 「でもなんで小カトー?確かエノラといい感じになってたような…それにヤガミは?」 「あ、追記があります。なお、小笠原ゲームでビクトリータキガワに時間犯罪の跡あり。 よってタキガワ一族とその周辺人物の状況が改変されている可能性が高い。 エステルはそこに巻き込まれたのでは。…とのことです」 「…うー、難しい」 「さらに追記。素人の考察なんで鵜呑みにしないでね(ハート)」 「…うん。まあ、細かい事は置いておこうか」 「ところでその旦那さんはなんで一緒じゃないんでしょうか?」 「そう言えば…どうせなら夫婦で来ればよかったのに…」 「よーし!もうもろもろ直接本人に聞いてみよう!」 /*/ というわけでエステルに再建中の宇宙軍を見せて廻りつつ色々探りを入れることになった。 頭上の脅威も去り、いよいよ宇宙進出に向けて俄然活発になる宇宙港。威勢のいい掛け声があちこちからあがっている。 「あの人たちは?」 「ウチの水夫達です。あ、一般的に言うと船乗りのことです。」 「・・・・・・相変わらず変わった格好ですね」 「もともとはホントの海出てた人たちだからね。でも船に乗るのは一緒だから」 「確かに皆さん錬度も高そうですね。何より士気が高いのがいい」 「これもエステル殿が先の戦いで我々を勝利に導いてくれたおかげですよ」 「いえ。私は任務をこなしただけです」 「それでエステル…旦那さんのことなんだけ…」 「しかし士気だけでは艦は動かない。士官のほうはどうなっているのですか?」 「(う…相変わらず船のことになると真面目だ)」 「え、えーっと、目下幹部学校を設立して教育にあたっています」 「そのことで相談なんだけど…エステルに是非教官になってほしいなー、なんて・・・・・・」 「了解しました。お引き受けします」 「えっ?いいの!?前は渋ってたのに」 「はい。またこの国にお世話になるのですから当然の義務です」 「(以前のエステルならここで「士官のいない戦艦など石のタヌキだ」とか小言の一つも言っていたのに・・・・・・ついにデレ期到来か!?)」 「ま、まあその身体だしね。危険な前線に出るよりはいいと思うよ!」 「配慮ありがとうございます」 「そうそう身体と言えばその旦那は・・・・・・」 「それで、肝心の艦はどこにあるのですか?」 「(ちくしょー…)」 「(こうなったらしばらくは聞ける雰囲気じゃないよ・・・・・・)」 相変わらずの艦にかける情熱に安心するやら落胆するやらしていると、いつの間にか周囲に整備員達が集まって整列していた。 「お見せしたい物があります」 /*/ そこは宇宙港の中でも最も奥の区画。 藩国内でもまだ知る者は少ないそのドッグ内に、一隻の船が鎮座していた。 「これは…」 「以前に発見されここFVBの次期宇宙軍の旗艦とするべく調整中の発掘兵器。 冒険艦”蒼天号”です」 「冒険艦…これだけの艦がこの国にあるとは…動力は?」 「リューンドライブが12機搭載されています。この世界では使用されていない技術ですがどうにか扱えています」 「そのおかげで大気中、宇宙空間だけでなく、どの世界でも航行可能です」 「武装は?」 「戦闘艦ではないため少ないですが、その分居住設備は充実しています」 「なるほど」 目を輝かせて蒼天号を見つめながら説明を聞くエステル。 「あ、あのエステル。詳しい話は後にして、それより旦…」 「調整中ですがシステムを立ち上げてみましょうか」 「是非お願いします!」 「駄目だ…もう船しか見えてない…」 「あきらめたほうがいいんじゃ…」 事前に用意してあったのか蒼天号に接続された外部コンソールを操作するとすぐにエンジンに火が入る。独特の駆動音とともに青く淡い光が浮かび上がり蒼天号の磨かれた滑らかなボディを包み込む。 「・・・・・・」 その姿は”天空の涙”とも号されるように兵器とは思えぬ繊細な美しさを誇っていた。 その場の誰もがこの船が優雅に澄み渡る大空を、果てない星の海を往く光景を思い浮かべながら言葉を発することも忘れてひたすら魅入られていた。目に涙を浮かべる者もいる。 エステルがコンソールに表示された文字を読み上げる。「”私は、空の蒼より生まれしもの。天空を渡り、世界に希望を運ぶ鳥とならん”」 「・・・・・・出航式にはぜひ、エステル殿に舵をとってもらいたいものです」 「希望を運ぶ・・・・・・いい言葉です。そして…とても、いい艦です」 「その言葉が我々FVB藩国民一同にとって何よりの励みになります」 整備員たちはエステルの言葉を聞いて揃って破顔した。 エステルの帰還、それにより新しく動き出したFVB宇宙軍は一層の団結を得て、悲願に向けて邁進することになるだろう。 と、 「うがー!!もうらちがあかん!」 「ちょ、どうしたんですかオウサマ!せっかくいい感じに締めようとしてたのに!」 「それがどうした!もう我慢ならん!エステル、旦那は誰!?どうしてるの!?」 「そ、そんな直球な…」 途端に何か苦虫を噛み潰したような顔をして黙り込むエステル。 「あ、あれ?エステル、もしかして聞いちゃいけない事だった?」 「オウサマ!どうすんですか!」 ぎゃあぎゃあと騒ぎ立てるオウサマらを前にしばらく沈黙していたエステルは やがてぼそりと呟いた。 「・・・・・・逃げました」 /*/一瞬すわスピード離婚か!?と思ったがどうやらそういう事ではなく、その人物はエステルの側にじっとしていない性質らしい。 「多分この国にも様子を見に来てはいると思うのですが・・・・・・」 「なかなかつかまらないと。ふむ」 「とは言え何者か分からないのでは探しようもないのでは」 「そうですね。では・・・・・・あ」 「ん?どうしたの?って…まさか!?」 エステルの視線の方に一斉に振り返ってみると、そこには窓の外で物音を立てて今まさに何者かが脱兎のごとく逃げ出そうとしている姿があった。 「エステル!今の!」 「お、追って下さい!」 「よし来た!FVB全土に緊急通達、第一級警戒網を敷け!蟻の子一匹逃すな!」 「逃げようとしている怪しい奴を見かけたらとりあえず捕縛しろ!」 「エステルの前に引きずり出して生まれてきたことを後悔させてやる!」 「いや、あの…何もそこまでしなくても・・・・・・」 かくして一気に国を挙げての大捕物が始まった。 もともとしょっちゅう仕事をほっぽって逃げ出すオウサマ対策として常時から即座に探索、追跡網が組める体制が敷かれていたのだった。 (そのせいで何もしていないオウサマが網に捕らえられたりしたのはご愛嬌である) 更に宇宙開発センター、宇宙ステーションのレーダー設備までフル稼働する徹底ぶりである。 「ふはははは!我が国の総力を結集したこの捜査網。逃げられるものなら逃げてみよ!」 どうでもいいことにぐるぐるしだすオウサマ以下藩国民一同。大丈夫かこの国。 しかしその本気度にもかかわらずそれらしい人物は見つからない。 「これだけ探しても見つからないとは…一体どこに?」 「となると考えられるのは・・・・・・地下ぐらいですね」 「地下施設か…あそこは複雑に入り組んでいる上、まだ開発されていない天然洞窟 などまで含めた全ての把握は困難です」 「くそう…逃げられたか。もう打つ手は無いのか・・・・・・」 一同が絶望しかけていたその時、タイミング良く一人の兵士が駆け込んで来た。 「ほ、報告します!地下で怪しい奴を見つけたとの情報が!」 「何!とうとう網にかかったか!よし、すぐに連れて来い!」 期待やら不安やらでドキドキしながら連行されてくる人物を待ち構える一同。 そしてとうとう姿を現したその人物とは・・・・・・ 「ヨォ、エステル。久しぶりペイロ」 「これタコだーーっ!」「イカだーーっ!」「えーっと、こ、これ何だーーっ!」 一同のつっこみが国中にこだました。 ※結局エステルの旦那は姿を現さず、その正体は未だに謎のままである。 それでも当のエステルは案外幸せそうなのでそれはそれで良しとした。 (担当:尾崎勇貴) ■エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミの帰還 2 FVBに滞在するエステル・エイン艦氏族・アストラーダ嬢がしばしの留守をして、「エステル・ヴァラ・夜明けの艦氏族・夜明けの船・ヤガミ」になって帰ってきた。 ヴァラとは既婚者を意味するネーバルウィッチの言葉。どうやらエステルはヤガミと結婚したらしい。 さくらつかさ「結婚したら、性格丸くなって一緒に遊んでくれるかも」 きみこ「夫を得て満ち足りて、精神的に安定してたりねー」 さくらつかさ「ねーw」 きみこ「きっと色々パワーアップして帰ってくるよね」 りま「小笠原で結婚祝賀会をしてはどうでしょう?」 きみこ「いいね! でもそれなら新郎も呼ばなきゃね!」 涙をこらえるエステルファンには気の毒だが、ともくも大方の者は、ワクワクしながら集まって、エステルの帰還を待っていた。 そしてドアが開き、エステルが現れた。 「お帰りなさいー!って、え!?」 「ええええええええーーー!!!!????」 エステルの、お腹が、大きい。 「嫁どころか妊婦ーーーー!?」 一同、阿鼻叫喚。蜂の巣をつついた様な騒ぎになった。 「性格じゃないとこが丸くなって帰ってきたー!」 「エステルは操艦のエキスパートだから操艦してもらおうと思ってたのに! 妊婦を戦艦になんて乗せられないよ!」 「ネーバルウィッチってクローンで増えるんじゃなかったの!? 子供作れるの!?」 「ていうか、ヤガミの子が!?」 「もしやできちゃった婚!?」 エステルファンは血涙を流し慟哭し、ヤガミ妖精は卒倒しかけた。それぞれに覚悟はしていたが、さすがにこれは想定外の衝撃だったようだ。 「みんな、静かに!」 藩王さくらつかさが一喝して場を収めた。彼女もかくれヤガミ妖精とのウワサだが、さすがの落ち着きである。笑顔を少々引きつらせる位ですんでいる。 「他にまず言うことがあるでしょう! エステル、お帰りなさい。そして結婚と赤ちゃん、おめでとう。」 『だってさーーーー!』 という叫びを全員が心に浮かべつつ、皆口々にお祝いする。 エステルは幸せそうな笑顔を見せた。 「皆さん、ありがとう。ただいま帰りました。これからも子供共々、よろしくお願いしますね。」 エプロン姿は初々しい若妻のようだが、そのほほえみにはどこか既に母の強さというか、貫禄すら感じられる。 「母は強しって感じねー。そっち方向に強くなるとは…。」 「生まれる子、ヤガミ似の男の子かな! 八神少年みたいな♪」 「ビクトリー君といいお友だちになれるかもね」 「エステル似の女の子もいいねー。幼女エステル…ぐふふ…」 「こらそこ!ただれた妄想はやめなさい!」 「あー、戦艦搭乗はもちろん、小笠原も連れてけないんじゃない?妊婦に長旅はまずいんじゃ」 「いや、あのお腹の大きさならもう安定期には入ってるはずだから。…って、もしかしたら臨月近いかも?一体予定日はいつ?」 「ネーバルウィッチのお産ってどうすればいいの? サーラ先生に見せなきゃ!」 再び辺りがざわつきだした次の瞬間、エステルから聞き慣れたキツイ声が飛んだ。 「あなた! 逃げないように。ちゃんとそこで待機していてくださいね」 エステルの入ってきたドアの陰に、ビクゥ!と慌てる人影がチラッと見えた。黄色い服が見えたのは気のせいだろうか。 驚愕する一同。 「逃げるって!? エステル、ダンナとどういう関係!」 「あの逃げようとしてる亭主ってヤガミか! 女房孕ませといて逃げようとはどういう了見だ! そんなヘタレは認めん!」 「いやまあ何か事情があるかもしれないし。」 「ヤガミじゃないかもしれないし。とゆーかどんなヘタレならいいの?」 「えーとー…自己完結したヘタレ? …ごめんなさいよくわかりません」 騒ぎは収まる気配も見えなかったが、藩王がとりあえず、 「帰ったばかりなんだから休んでて。体を大事に」 とエステルを自室に促し退出させた。 見送る一同が多少なりとも落ち着きを取り戻すには、結構な時間がかかった。何しろ衝撃やら影響やらは、大きすぎるほど大きかった。が、それはそれとして。 とにかくエステルは幸せそうなのだ。それならば、問題はない。 彼女が幸せだということ。それが一番大切なことだった。 そして女性陣は新しい楽しみに目を輝かせた。 「後でぜーったい話を聞きに行こうね!」 「ねー! プロポーズの言葉とかさぁ、いっぱいね!」 エステルもおそらく、恥じらいながらも喜んで語ってくれるだろう。 彼女の戦勝報告を。 (天戸技族・地戸文族 きみこ) ■主婦部活躍 『エステル懐妊!』 この衝撃のニュースに、非常に盛り上がった者達がいる。 FVB主婦層である。特に、幼い子供を持つ母親達だ。 「ネーバルウィッチのエステルが、妊娠出産の事なんて知るわけ無いわよね!」 「ちゃんと教えて、お世話してあげなくっちゃ!」 ということである。 「それにしても、父親は誰?」 誰 もが抱く疑問だが、そういった話題で盛り上がるのは、正に主婦の井戸端会議の独壇場である。早速、幸せそうではあるがどうみても慣れていなさ そうな手つきで料理しているエステルを手伝いつつ、事情を聞き出そうかとしたが、情報部エステル課から待機と速攻で厳命が下った。さすが情報部、真っ先に釘を 刺すべき人々を心得ている。 ところがそんな中、“さる確かな情報筋”から、「エステルの“亭主”はヤガミではないらしい」との情報が舞い込んだ。本来は極秘情報のはずだが、主婦の情報網を侮ってはいけない。 「ええええーー? ちょ、じゃあ誰なの!」 「どうも小カトーかもって話もあるようで」 「うそーーー! そんな話聞いたこと無いよ!」 「“ヤガミ”と名乗ってるのにヤガミ嫁じゃないかもしれないとは…。こうなると、“お腹が大きい”ってのも妊娠とは限らなかったりして・・・・・・」 「服の下からクッションが出てきたりとか?・・・・・・いや。彼女はそんなふうに人を欺く人物じゃあないだろう。それは無いよ」 「じゃあ、妊娠じゃないなら、あのお腹は単なる肥満・・・・・・」 「ストーップ! 無し!そーゆーのは無しの方向で!」 「だ、だよね! こんな推測、誰も幸せにならないもんね! うん、無し無し!(ドキドキドキ)」 まあそんなこんなで抑えきれない好奇心はありつつも、 「とにかく父親が誰でもエステルが出産するのは確か(多分)なんだから」 と、話題は案外すっきり「エステル出産」に関することに戻った。考えたってわからない事より、目の前の大イベントの方がそりゃ盛り上がるってものである。そして延々と井戸端会議が繰り広げられた。 「産婦人科、いいとこ知ってるわよ! 部屋が可愛くて食事が美味しいの!」 「ばかね、そんなのお城の御典医がかかりつけになるにきまってるじゃないの」 「マタニティヨーガを勧めようかしら。骨盤狭そうだしねえ。」 「呼吸法も練習しなくちゃねー」 「母子手帳の交付手続きはしたのかな?」 「しまった、こんな事なら今年はうちの田んぼは餅米植えとくんだった!」 「え、どうして餅米?」 「決まってるでしょ、お餅食べるとよく乳がでるのよ。昔から言われてるわよ」 「うふふ~、父親が小カトーだとすると、きっと髪はピンクよね☆ かわいい~。だったら黄色いベビードレスをプレゼントしようかしら! きっと似合うわ~」 「いやベビードレスは純白がいいわよ。それよりお祝いなら90センチくらいのサイズのベビー服にした方がいいわ」 「なんで?すぐに着られないじゃない」 「赤ちゃんはね、生後一年で身長が50センチから80センチくらいまで大きくなって、2才で90センチくらいになるの。赤ちゃんによって成長速度は違うか ら、あまり小さいサイズだと季節が合わなくなることがあるのよ。それにあっという間に着れなくなるし。90になったら1年くらいはもつから、長く着てもら える わ」 「なるほどね~」 「どんな名前がいいかなー。女の子なら、サクラはどうかな。この国で一番美しい花の名前。」 「男の子なら、ソウはどう? 蒼天号の蒼。」 「えーそれはヤガミの・・・・・・ま、いっか」 「蒼天号に紙おむつと粉ミルクとおしりふきを搬入しておかなくっちゃ!」 「紙おむつなら、○リーズが通気性よくておむつかぶれしにくいわよ。夜は吸収量の多い○ーニー。大きくなって肌が丈夫になったら、安い○ミー○コがオススメ。」 「えーでも妊産婦と赤ちゃんを宇宙艦に乗せるなんて」 「一生を艦で送るネーバルウィッチだから、それもアリじゃないの?」 「私も今年出産だから、この子、エステルの子と同学年だわ! 保育園も一緒だわね!」 「PTAで長いつきあいになるね~」 「ウチの子は同じ通学班になるわ」 「お受験のことだったら相談に乗るわよぉ! 」 彼女らの先走りはとどまるところを知らない。 しかしある一言で、はたとおしゃべりが止まった。 「でも・・・・・・エステル、子供が入園・入学する頃まで、この国にいてくれるのかしら」 皆が顔を見合わせた。そうだった。エステルは今はこのFVBにいてくれるけど、本来、大地の上で生活する人ではない。それに彼女は「夜明けの船氏族」なのだ。 「そうね・・・・・・彼女が帰るべき場所は、他にあるのよね」 「でも、でも、エステルも蒼天号気に入ってくれたみたいだし。『エステル・蒼天号氏族・蒼天号』になってくれないかしら! 『FVB氏族』でもいいけど!」 「私達も今は地上で暮らしているけど、FVBの本懐は宇宙への帰還。宇宙こそ我らが本来生きる場所。そこに、エステルにも一緒に行ってもらえるといいわね」 「まあそれも、すべてエステルの気持ち次第だから。彼女が帰るのは、彼女の一番大切な人がいるところでしょう。でも少しでも「ここにいたい」と思ってもらえるといいね。彼女の子と、彼女の心の故郷の一つになれるように。」 いつまで一緒にいられるかわからないなら、なおのこと今を楽しく、できるだけの子とをしよう。 女達は再び、熱心に井戸端会議を始めた。 (天戸技族・地戸文族 きみこ) ★イラスト:オカミチ,夜狗 樹,曲直瀬りま,きみこ ■国立図書館蔵書『戦慄!あっちゃんのお料理教室』
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/7474.html
ハーレムビートは夜明けまで 登場人物 コメント 高嶋上総による漫画、およびこれを原作とするCDドラマ作品。 角川書店発行の『月刊Asuka』に連載。単行本全5巻、ドラマCD3枚が発売されている。 登場人物 ミカルゲ:国立美景 名前ネタ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る ↓反映させました。 -- (管理人) 2013-01-12 23 22 28 主人公が魔界の王子なので、エスパータイプが良いと思います。 -- (名無しさん) 2013-01-12 08 51 43
https://w.atwiki.jp/four2ch/pages/23.html
新日本に関するネタ ノアに続いて新日にも糞ぶっかけ 蝶野正洋in WWE 嬉しい人事 史上最悪の興行 ノートンはどんくさい 健介騒動 俺のプロレス復興案 長州力なんて終わったレスラー ノアに続いて新日にも糞ぶっかけ 139 :お前名無しだろ :2005/04/18(月) 00 28 28 ID HFGSTmCK 削除される前に貼っとく この記事へのコメント 安心しろ、お前はイタリアには呼ばれないから。 Posted by あらら… at 2005年04月17日 22 16 こんなところで ゴングに対してちらちらするのは あんまりよくないとおもうけど そんなにイタリア行きたいなら 行かせてくださいって言えばいいのに Posted by 会社員 at 2005年04月17日 22 57 吉川君が両方2階からの写真にするから動きの悪いリングサイドは必要ないって言ってたよ。まだ聞いてないの? WWEもスケジュールタイトでオフショットもできないって、だから、ゴングは、アンタを呼ぶつもりは、 これっぽっちもないってさ…しかしアンタまだ自分の立場わかってないのね。ほんとまれに見る馬鹿だね。 編集部に電話してみなよ。 Posted by ホンとに馬鹿だねアンタ at 2005年04月17日 23 23 書き忘れたけどイタリアに行くカメラマン決まったみたいよもちろん日本からだって、 あと、蝶野が新日本の旅費を使って新聞・雑誌にWWEに行った写真を掲載してもらうためにせっかく行ったのにアンタは、 それもまったく考えないで写真は自分から配っときますって蝶野に言ったよな。蝶野のかかった経費アンタが、 払うことになるみたいよ・・しかし団体の事をまったく考えないで蝶野に嘘までついて写真とってゴングだけに出して アンタは、新日本の営業妨害して楽しいの?ゴングがどれだけアンタのことで団体から苦情言われてるか知らないんだね。 そんな人が、新日本のイタリア遠征に生かしてもらえるのでしょうか?呆れるよ何にもわかってない。 よく知ってるでしょ身内のも敵はいるのですよ Posted by そうそう2 at 2005年04月17日 23 44 142 :お前名無しだろ :2005/04/18(月) 00 46 08 ID dBf2Yn2n 208 名前:ジミー鈴木 ◆yzp4RnhZjE [jimmysuzukiusa@aol.com] 投稿日:05/05/30 02 14 ID KuSObUtA 6月1日から草間社長と蝶野選手がイタリア遠征いくみたいだけど、俺はペケらしい。 んなら、新日限定でシュートな発信を世界に向けて行なおうかなと。トーチとか1WRESTLINGとか Wrestling Observerとかにこの2ちゃんからネタを拾って実態を載せるのも面白いな。 143 :お前名無しだろ :2005/04/18(月) 00 57 26 ID 2JAU/yPM 139 書き忘れたけどイタリアに行くカメラマン決まったみたいよもちろん日本からだって、 あと、蝶野が新日本の旅費を使って新聞・雑誌にWWEに行った写真を掲載してもらう ためにせっかく行ったのにアンタは、 それもまったく考えないで写真は自分から配っと きますって蝶野に言ったよな。蝶野のかかった経費アンタが、払うことになるみたいよ・・・ しかし団体の事をまったく考えないで蝶野に嘘までついて写真とってゴングだけに出して アンタは、新日本の営業妨害して楽しいの?ゴングがどれだけアンタのことで団体から 苦情言われてるか知らないんだね。 これって新日本プロレスが、蝶野がWWEを視察するというというアングルを 計画していたのを、ジミーがしょっぱい出し抜きスクープを企てて、蝶野を束縛 した事によってそのアングルを台無しにしたってことだろ? ジミーが余計な事をしなければ蝶野がレッスルマニアの会場にいた写真が 日刊や東スポなどのスポーツ新聞や週プロあたりに大きく取り上げられてたろうけど、 ジミーのせいで週刊ゴングの後ろの方にひっそり2ページだけ。しかも観光客扱いで。 蝶野の商品価値を考えたら怒らないほうがおかしいな。 145 :お前名無しだろ :2005/04/18(月) 01 12 02 ID nn26UuLn 「ジミー抜きにはWWEのバックステージに入れない蝶野」と取れちゃう罠。 147 :お前名無しだろ :2005/04/18(月) 01 29 11 ID AtTYC3nB 145 ジミーが狙ってるのは、まさにその線だろ。 「俺に任せとけよ」みたいな自意識に酔ってる。 そうやってレスラーの地位とか価値を失墜させると 結局は雑誌なんかが売れなくなって、自分の首を絞めてしまう。 そんな単純なことが、豚の頭では理解できない。 150 :お前名無しだろ :2005/04/18(月) 02 27 37 ID IkVL6vry ジミー、日本ではかなりの大事になってるよ、蝶野の件。 週明けにも新日本からゴングに正式に抗議が行くことが決まった。 取材拒否まではいかないようだが、海外通信員の管理を厳しくすることと 個人的取材拒否を通達するとのこと。つまりあんたのことだ。 今後、新日本所属選手及びそれに準じる選手・関係者の取材及び接触は 一切できなるとのこと。NOAHに続いてのことなんで 今度は竹内さんもGKも庇うことはせずに全面的に飲むことになりそうだ。 そうなると新日本のイタリア遠征もあんなに行きたい行きたいと 子供のようにダダをかねていたのも無駄になったね。 ゴング的には他の人間が行けばいいだけのことだから全く問題ないのだが。 結論としてはジミー、あんた身の程をわきまえないことをあまりにもやりすぎたわ。 もっと自分という人間の器と能力を自覚していればこんなことにならずに 済んだのでは?他人事ながらそう思ってしまう。 今となってはどんなに後悔しても遅いが。 せめて精神錯乱状態にはならないように。 この後ブログでゴングを恐喝 「そういえばイタリア行きの航空券、ジリジリと安いクラスが売れ始めている。どうするのかな?」 どうするってアンタ・・・ 238 :お前名無しだろ :2005/04/19(火) 10 18 35 ID 7BuX4r+x 冷静に考えても蝶野の米国視察は不思議だったな 会社のプロモの為に行ったのに、国内プロレス関係で宣伝力が一番ある東京スポーツ誌では 帰国後に空港での写真にちょろ記事程度。 新日本が欲しかったのはバックステージで蝶野とHHH等との2ショットが 東スポの裏面でもいいからカラー一面記事での掲載だった筈だ。 そうじゃなくちゃわざわざ蝶野クラスをWMの視察へ出向かせないよな? それをガマのスタンドプレーのお陰で宣伝価値の低い専門誌で 他誌より一週遅れでジミな扱いか。 東京スポーツ裏一面だったら、さぞかし良い宣伝になったろうに…… あのケンゾウですらWWEに関わっただけで宣伝費抜きで 一面とれたのにな。全くガマだこりゃ 草間社長が怒りのクレームを入れたのも納得。 GKが防壁じゃなかったら国内でも取材規制受けてもおかしくない話 やってしまいましたな。ガマの旦那さんよ 241 :お前名無しだろ :2005/04/19(火) 10 41 54 ID FxK2HT9o 238 ゴング編集部内での結論は 「糞豚が全て悪い」「もっと早めに手を切っておくべきだった」 ということになってます。 新日イタリア公演にもWWE日本公演にも必要ないってさ。 当分の間は干すつもりらしいよ。そうでもしないとあの性格は 治らないだろうってことで。 まあ、今の会社の状態をみたら当然の選択だけどね。 243 :お前名無しだろ :2005/04/19(火) 11 11 39 ID x6JNBFTM 241 蝶野問題以前に、ゴング内ではホーガン、ビンス、スタローンの 3ショットをジミーだけが撮れなかったことが大問題になったらしい。 ファイトにも週プロにも載っているのに、ゴングだけ載ってないのは スクープ至上主義のGKにとって屈辱以外の何物でもなかった。 普段から「アメリカは俺のシマ」などと偉そうなことを言っておきながら イザとなるとこの失態に、ゴングが責任追及しそうな雰囲気を察知したか、 ジミーはその穴埋めというか名誉挽回を狙って蝶野を独占することで もう頭の中がいっぱいになっちゃった。それで各方面に迷惑をかける スタンドプレーに走ったというわけ。実際、ブログにもあったように 独占に成功した時のはしゃぎっぷりは苦笑するほどに凄まじかったけど これにはゴングも呆れるとともに、これでまた問題にならないかと 不安に思った。そしてその不安が見事に的中してしまったと。 すでに新日本から抗議は行ってて日本スポーツ出版社の役員会で ジミーの処遇をどうするか会議にかけられた模様。 ジミーも知ってる通り、現在の日本スポーツ出版社の社長は プロレス畑以外のところから来た人だからGKや竹内さんのように 仲間意識で庇うという発想はないのでシビアに切られるだろうというのが 社内での一致した見方。まあ、ゴング編集部員は全員そうなってほしいと 思っている。 244 :お前名無しだろ :2005/04/19(火) 11 22 38 ID x6JNBFTM もちろん、ジミーがブログで書いているゴングに対する“脅し”は 役員もしっかり見ていて大激怒している。 ジミー、あんたの書いていることはもはやプロレス村だけで 処理できるようなものではないってことですよ。 念のために言っておくけどファイトの井上編集長も東スポも 今回の件については「ジミーが悪い」で一致しているので とばっちりを食いたくないからたとえゴングを切られて 使ってくれと頼まれても断固拒否するそうだ。 ファイトには橋爪記者、東スポにはカズ高橋カメラマンがいるから 何もジミーに仕事を振らなくてもWWEの記事は載る。 使う気持ちはまったくのゼロ。 これでジミーの業界でやっていく道は事実上閉ざされた。 前にも書いてあるが、ゴングの籍を抜かれたら 来年からリングサイド撮影のパスの更新はありえない。 テメエのブログにアップするためだけの写真に WWEがパス出すはずがないだろw もうジミーのプロレスマスコミ生活はジ・エンドで確定です。 全ては身から出た錆。誰のせいでもない。 どこをどう言い訳しようと全部自分のせい。 頭の中で自分を悲劇の主役にするのは勝手だが 世の中の誰ひとりとしてそれに同意する者などいない。 もう一度書く。 全 て 自 分 が 悪 い 。自 分 の せ い 。 ジ ミ ー 鈴 木 の 責 任 。 245 :お前名無しだろ :2005/04/19(火) 11 27 34 ID 7Ba+Sp8c すげえw お前ゴングの編集者か? 蝶野正洋in WWE 2005年04月26日 蝶野正洋in WWEだけど 私が独占した「蝶野in WWE」にグダグダ言っている馬鹿どもがいる。 いまはまだ言えないんだって。馬鹿どもが。 今後どうなっていくのか…WWEが日本とどんな関係になっていくのか、 またキーマンといわれる親日家の男が、予想外の動きをすること… すべてはあの写真から進展… 言えねえな。 緑を選ばず黒を選ぶとかね。 ひとつ言えるのは、あれが歴史的瞬間であること。 ま、半年もしないで公になるけどな。 嬉しい人事 May 21, 2005 新日本の次期社長 新聞報道によれば、どうやら新日本プロレスの 草間社長が解任となりそうだ。 理由は選手たちの心を掴めなかったことにあるような気がする。 本人は寝耳に水のような反応をしたらしいが…。 猪木さんの話では「世界がはっきり見えて、 外国選手とも直接交渉できる人」ということで、 日刊スポーツは最有力者としてサイモン猪木氏の名前を出している。 あくまでもこれは私の予感で、当たり外れの責任は取れないが 上記のような猪木発言から私が予想するならば 本命は蝶野正洋。対抗がサイモン猪木氏といったところ。 いずれにしろ私にしたら嬉しい人事になりそうだ。 Posted by jimmysuzuki at 13 51 │TrackBack(0) │プロレス 史上最悪の興行 January, 2005 史上最悪の興行 同じ会社に所属して、同じ道場で練習しているもの同士が メインイベントで闘うっていったって、雰囲気が出てこないんだよ。 アンダー30なんて中途半端なベルトを賭けたってまったく意味がない。 タイトル以外の部分で 勝ったら何を得て、負けたら何を失うか、 これがないのもつまらない。 「負けたら1ヶ月間インディで修行しなおし」とかいいかもね。 大阪プロとかDDTとか10箇所ぐらい周ったらいい。 それもスター扱いまったくなしで。 IWAジャパンに出て女装して試合ってのもいいね。 とにかく最初にそうしたものを明確にしないと、 内輪同士の戦いはつまらない。 それからアルティメット・ロワイヤルってなんなんだって…。 えべっさんとかに加わってもらえばまだ面白かったんじゃないかな。 Posted by jimmysuzuki at 10 41 │Comments(6) │TrackBack(0) │プロレス ノートンはどんくさい 422 名前: Jimmy the one and only Suzuki ◆yzp4RnhZjE 投稿日: 02/10/11 07 48 ID ??? 反対意見で申し訳ないが、俺自身はノートンは好きじゃなかった。個人的に。 好き嫌いは個人の自由で尊重すべきだと思いますが、 俺がノートンを評価しなかった理由は「どんくさい」「垢抜けない」という部分。 彼がアメリカでトップに なれなかった理由はここにある。 健介騒動 385 名前: お前名無しだろ 投稿日: 02/10/10 07 58 ID ??? 健介のことなんか書けよ 386 名前: Jimmy the one and only Suzuki 投稿日: 02/10/10 08 21 ID ??? 俺が知ってる健介って、すんげーいい奴だよ。 例えば猪木さんたちとロスで山登りした時、ウエートオーバーで大苦戦していた俺が、 一行に遅れを取った。先頭にいた健介は俺を気遣って一番後ろまで引き返してきて、 一緒にゆっくり歩いてくれた。俺は健介の悪い事は書けないよね…いや、本当。 批判を期待してる人…正直スマン。 387 名前: お前名無しだろ 投稿日: 02/10/10 08 24 ID ??? いい奴かもしれんが、今回の件に何かコメントないの? 390 名前: お前名無しだろ 投稿日: 02/10/10 08 29 ID ??? 386 結局GKと同じで仲がいいレスラーの太鼓持ちかよ。 ジャーナリスト失格ですな。 391 名前: お前名無しだろ 投稿日: 02/10/10 08 37 ID ??? 横レスごめんね。 今ちょっと前までのレス読んだけど‥ジミーって人、嘘ついてるねぇ‥(笑 あえてどのレスとは言わないけどさぁ~(微笑 391氏がどのスレを刺しているのかは不明だが、2ちゃんデビュー時、名無しで健介を塩介と書いていたり、色々ある 392 名前: Jimmy the one and only Suzuki 投稿日: 02/10/10 08 39 ID ??? 390 この件はGKは関係なし。俺は俺自身で価値判断する。人のことは関係ねー。 390氏のいってきた意味を曲解するジミー。馬鹿なのかも知れない。 俺のプロレス復興案 177 名前: お前名無しだろ 投稿日: 02/09/11 15 38 ID ??? 新日勢は現在、ローラーをどう扱えばよいのか、持て余している感じがします。 セクハラ路線(ブラ外し、お尻ペンペンなど)で行くか、あるいは、 天龍vs神取戦のような顔面ボコボコ試合を敢行すればいいのに、 なんて思うのですが、どうでしょう? 181 名前: Jimmy the one and only Suzuki ◆p4RnhZjE 投稿日: 02/09/11 18 44 ID ??? おっしゃる通りで、確かに難しいと思います。 俺の考えとしては新日本もWWE流ソープオペラを導入すべきだと思います。 例えば蝶野がジョニーを嫌っているふりをしといて、 ゴングあたりの協力を得て「2人がモーテルから出てくるところ」を スキャンダル。蝶野のカミサンが怒って蝶野は家を出る。 今度はマルティナ夫人が健介と上野不忍の池でボートに乗っている… ラブラブの二人を今度はファイトがスクープ…そこから新展開…。 なんてことやったら新日本は大ブレークして総合格闘技やK1に対して逆転できる。 と思うんだけどね。 長州力なんて終わったレスラー 225 名前: お前名無しだろ 投稿日: 02/06/01 11 23 ID ??? ジミーさん、これを見てどう思いますか? 長州「猪木許せん!退団はヤツのせい」 http //www.nikkansports.com/news/battle/p-bt-tp0-020601-06.html 226 名前: The one and only JIMMY SUZUKI 投稿日: 02/06/01 11 40 ID ??? どう思うといっても、別に感動も失望も驚きもなかった。 ただ、俺は選手としての長州力の商品価値は終ったと思う。
https://w.atwiki.jp/touhoumtg/pages/2090.html
紫雲の夜明け/Purple Dawn 紫雲の夜明け/Purple Dawn(2)(G)(W) ソーサリー あなたの墓地にある2枚のクリーチャー・カードかエンチャント・カードの組み合わせを対象とし、それらをあなたの手札に戻す。 参考 懐古録-アンコモン