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24 :百年戦争:2016/09/22(木) 13 31 13 1906年。掘悌吉海軍少尉は通報艦姉川丸の士官室にて同期たちの変貌を知らされる。 「高野と嶋田の気が狂った?」 「おう。最近二人で隙を見てはコソコソ密会して『この世界はオカシイ』とか『このままでは殺される』とかおかしな内緒話をしてるそうだ」 同じく海兵同期の塩沢幸一海軍少尉にそう告げられ、堀は驚きを隠せなかった。 二人とも去年の海戦で怪我をしたと聞いていたが、頭の打ち所が悪かったのかもしれない。 「おまけに時々『山本』だの『宰相閣下』だのと呼び合うらしい」 「なんだそれは」 それは何かの隠喩なのだろうか? それとも彼らはすでに相手も分からぬ狂人の夢の住人になってしまっているのか。 「それじゃ二人とも退役か……」 夢の世界の住人に栄光ある帝国海軍士官の職を任せられようはずもない。 悲しくはあるが同じ釜の飯を食った同期の桜。せめて退役後には人並みに回復してもらいたいものだと堀が二人の未来を案じていると、塩沢は自分で首を傾げながら更におかしなことを言い出した。 「それなんだがな、二人とも挙動が怪しくなったと思ったら急に仕事が出来るようになったらしい」 「? 普通気が狂ったら仕事も何も滅茶苦茶になるもんじゃないのか?」 「だけど二人は航路計算とか甲板作業とかやたら手馴れた動きでこなすし、経費計算の類は主計科顔負けにやってのけるそうだ。おまけに二人して誰に見せる訳でもない計画書やら申請書やら大量に作ってるらしい」 「怪しげな言動と秘密の書類?」 確か同じような事をしているキャラクターが去年のハワイ海戦の前に回し読みしていた同人誌の中に出てきた。 神様が作った傑作の一つ、堀悌吉の頭脳は短時間の思考ですぐさま同期の変貌の原因を突きとめる。 「それってただの厨二病じゃないか?」 「……言われてみればそうだな」 どうやら同期の発狂と言う悲しい事態ではなさそうだと堀と塩沢は安堵し、次に合ったら遅い発症をした同期たちの言動を生暖かく見守ってやろうと語り合うのだった。 25 :百年戦争:2016/09/22(木) 13 31 46 夢幻会の憂鬱 金融資本を利用してフランスが欧州に行使する影響力へ対抗する為に、イギリスは日本を引き込んだ欧州大陸向けの大幅な資本投資を行い自国の影響力の確保に奔走していた。 日英の政治的投資を受けるドイツ・イタリアはこれらの海外資本を利用しながら民族資本の育成を図り、近代化によって国力を増大させたプロイセンとサルデーニャによるドイツ・イタリア各領域の統一運動へと発展。 当然ながら日英主導による一連の流れは自国資本による勢力圏の拡大と影響力の維持を目指す フランスとの摩擦を引き起こしていく。 なおこの欧州投資においてやたらと出版教育関係に投資したがった日本の一部勢力のせいで、『女騎士はどこが本場なのか』とか『どこのお嬢様学校が一番清楚か』というひどくどうでも良い論争が各国の間で盛んになっていたりする。 1864年。独伊の領域が分断されたままの方が都合の良いフランスはガリバルディによるローマ進軍を口実に、それまでローマのみに駐留していた兵力を教皇領全域へと拡大。 1866年の普墺戦争ではプロイセンの速攻により介入するタイミングを得られなかったが北ドイツ連邦の成立を承認せず、イタリア軍の教皇領への侵攻と併合を阻止してドイツ・イタリア統一への反対姿勢を明確にした。 教皇領を守り抜いた事でナポレオン3世は教皇ピウス9世から絶賛され、教皇庁の守護者としてカトリック圏で個人的な名声を高める事に成功するが、教皇領内のイタリア住民はフランス勢力を引き入れるピウス9世へと完全に失望し、フランスと独伊の対立が決定的な物になる。 1869年。バチカン公会議において話題に上ったイタリア批判と教皇領救援の要請に応じる形でナポレオン3世はイタリア王国へと宣戦を布告。第二次ナポレオン戦争が開始される。 しかしながらこの戦争の勃発はイタリア非難を繰り広げたピウス9世にとっても予想外の代物だった。 いかに教皇至上主義のピウス9世といえども十字軍じみた戦争の発生など望むはずもなく、教皇が口にしたイタリア批判も教皇領救援もフランスによるイタリア王国への政治的軍事的圧力の拡大を望む以上の物ではなかったからだ。 勿論フランス皇帝ナポレオン3世は教皇の望みを全て理解した上でイタリアへと宣戦を布告していた。 教皇を尊重するが従属はしない。 ガリカニスムのフランス人らしく、ナポレオン3世は教皇ピウス9世の舌禍とも言えるイタリア批判を利用して、教皇領救援という美名の元にイタリア半島の分裂を固定化させて完全にフランス帝国の影響下へと組み込もうと目論んでいた。 全ては偉大なる伯父・ナポレオン1世の栄光を再び手に入れる為に。 そんな傲慢な決定を下せるほど当時のナポレオン3世の権勢は高まっていた。 26 :百年戦争:2016/09/22(木) 13 32 24 南北戦争の講和により南部アメリカ連合国の存続が決定すると、フランスは北部合衆国のスポンサーでありながら日英と協力して1868年にメキシコ帝国を成立させる事に成功する(夢幻会が半ば脅すようにマクシミリアンを説得し「黒い布告」を阻止した)。 南部連合国の後背の安全を保障して北米の分断を安定化させると共に、メキシコを含めた北米での権益を互いに分け合い日英との対立の一部緩和に動いて国益を確保。 さらにはメキシコ経由でスペインが使っていた太平洋経由でのアジア貿易へ参入が可能になると、イギリスの寡占状態にあった日本との交易拡大はナポレオン3世による日本の『開国』としてフランス国内に受け取られ、日英と政治経済的に対立しつつ妥協と協力を行う硬軟組み合わせたフランス外交の成功は皇帝としての権威を確固たるものにする。 まさしく、ナポレオン3世は人生の絶頂期に到達していた。 ――そしてそれ故に、フランス皇帝はボナパルトの家名に従ってその栄光から転げ落ちていく。 教皇領とフランス本国の二か所から始まったフランスのイタリア侵攻は、日英支援の装備と半島統一・郷土防衛の志で武装したイタリア軍兵士に迎撃されて短時間のうちに各所で頓挫。 そしてフランスの強引な開戦手法をビスマルクが『ナポレオンの侵略』と非難し、ナポレオンの名前に危機感を抱かされたドイツ諸邦の支持を取り付けてフランスへと宣戦布告する。 ドライゼ銃の改良を筆頭に日英によって近代化されたプロイセン軍は、フランス側の予測を上回る動員速度と進行速度でフランス国境を席巻。旧オランダ領へと侵入する。 1870年にはプロイセンに呼応して反撃を始めたイタリアが教皇領を占領し、フランス国内への侵攻を開始。 二正面作戦の危機に立たされたフランスは機動戦による確固撃破を計画。 かつて自分達を苦しめた洪水線を使用してオランダに侵入したプロイセン軍を拘束し、主力を南下させてイタリア軍を撃破しようと計画した。 しかしこのフランス防衛計画は南北戦争における総力戦の戦訓まで盛り込んで効率化されたプロイセンの進軍速度の前に無効化され、ナポレオン3世が率いるフランス帝国軍はセダンの戦いにおいてプロイセン軍に敗北する。 戦力の過半を喪失しながらも辛うじてセダンから脱出したナポレオン3世はパリに帰還して体制の立て直しを目指すが、首都を占拠した共和派によってパリへの入城を阻止されてしまう。 相次ぐ戦闘での敗北と旧オランダ領における洪水線の乱用が民衆の支持を低下させ、無血クーデターを引き起こして政権を樹立した共和派によってナポレオン3世の帝位は剥奪される。 結局のところ初代ナポレオンと同じく戦争の敗北が皇帝の全てを奪い去ったのだ。 「フランスがボナパルトを裏切るのか!」 ただのルイ・ナポレオンへと戻された男の絶望が、フランス第二帝政の終焉であった。 27 :百年戦争:2016/09/22(木) 13 33 22 パリ近郊でルイ・ナポレオンを捕虜にしたプロイセンは共和政に移行したフランスとの間に戦争を継続。 北進してきたイタリア軍と共にフランス軍主力を撃破するとパリを包囲下に置き、1871年には未だ戦争が終結しないままヴェルサイユ宮殿においてドイツ帝国の成立が宣言される。 独伊に首都を包囲された共和政フランスは屈辱的な休戦条約を受諾。 オランダの独立を阻止する代償に、独伊に莫大な賠償金を支払った上でアルザス・ロレーヌとニース・サヴォイアをそれぞれ割譲した。 帝位復活を阻止されたルイ・ナポレオンは妻の縁故を頼ってスペインへと亡命し、その後ロシアへと落ち延びていく。 合衆国は1865年の南北停戦直後から北米統一を目指した行動を開始。 フランス資本を活用した国内開発により国力を増大させ、日英に対抗できる環境の整備を目指していた。 しかしフランスが欧州で敗北すると、武力による北米の統一を目指していた合衆国の目論見は一時的に頓挫する。 独伊への賠償金の支払いで合衆国へのフランス資本流入が鈍化するのと反比例し、『奴隷制国家を支援するイギリス』という悪評を払拭したいイギリスが圧力をかけて南部の奴隷制度を段階的に撤廃させていき、最終的に奴隷制を廃止した南部を経済発展させていく。 日英による北米への関与と南部支援を阻止したい合衆国は太平洋の向こう側に目を向け、シベリアや中央アジアで日英と対立するロシア帝国、そして日本との間で貿易摩擦を起こし始めた中華大陸を発見する。 日本の東南アジアを制覇以降、中華大陸の清王朝上層部は建国の経緯もあって日本と円満な関係を築いていたが、倭寇討伐の名の元に荒らし回られた沿岸部の清国民衆や、日本の干渉により清王朝の属国と言うよりも地方政権に近い存在になってしまった李氏朝鮮と日本との距離は酷く疎遠なものになっていた。 欧州の進出も無い穏やかな中世の微睡とも言えるその状況は、日本が産業革命を成し遂げ大量の工業製品が日本の国内市場に飽和するようになると徐々に悪化していった。 元より日清貿易はアジア欧州の物品を清国に輸出する日本の圧倒的貿易黒字だったのだが、産業化を成し遂げて日本国内から溢れ出た日本製品が清国に流入し始めるとその規模は清国にとって破滅的な財政負担へと膨れ上がり、当然のように清国は対日貿易に制限を掛け始めて日本の反発を招く。 南北戦争から明治維新への流れを織田幕府崩壊による日本の弱体化と誤認した清国は対日姿勢を硬化。 ここに合衆国は付け込み、太平洋進出を狙うロシアを誘って日清間に生じた亀裂に入り込んで日清の経済摩擦を政治的軍事的対立へと発展させる。 28 :百年戦争:2016/09/22(木) 13 34 01 1894年。対立を深める宗主国の空気が感染した李氏朝鮮で日本人商人への襲撃事件が発生。瞬く間に清国全土で日本製品の排斥を口実にした略奪暴動が多発する。 厳正な対処を求める日本側の要求を李氏朝鮮と清国の双方が黙殺すると、大日本帝国は自国民保護を宣言して各地の暴動の制圧を開始。 これを日本の侵略と断じた清国は大日本帝国に対して宣戦を布告する。 米露の兵器で武装した清国軍は『東夷懲罰』『倭寇討伐』を口にしながら各地に上陸した日本軍に戦闘を仕掛け、完膚なきまでに叩き潰されて敗走を重ねる。 東南アジアを飲み込んで近代化し明治維新によって強固に編成された大日本帝国軍は、多少の近代装備で武装したからと言って中世的軍隊でしかない清国軍が戦える相手ではなかったのだ。 しかしそれで何の問題も無かった。 スポンサーであるロシアと合衆国にとっては清国の勝利など最初から予定されていなかったからだ。 大日本帝国の圧倒的な勝利と占領地の拡大に日本国内やイギリスから清国の解体と植民地化が提案され、日本軍が北京を包囲しようとしていた1895年。 日清停戦に向けた根回しと工作に駆けまわっていた夢幻会の顔色を蒼白にする情報が舞い込んでくる。 アメリカ合衆国がアメリカ連合国カルフォルニア州に侵攻。 南部支援の橋頭堡としてカリフォルニアに駐留していた日本軍の間に戦闘が発生し、第二次南北戦争と第三次太平洋戦争が勃発。 ロシア・フランス連名による日清戦争の即時停戦勧告。 シベリア方面・メキシコ帝国における仏露戦力の動員開始。 合衆国が30年近い歳月と祖国分断の恨みを込めて作り上げた日本包囲網の完成であった。 日清戦争の完勝寸前で東西の二正面戦争に巻き込まれた大日本帝国は激怒しながらも南部への本格的な増援を諦めざるを得ず、イギリスと協力して南部からの撤退戦を開始する。 仏露の停戦勧告を受け入れてさらなる戦争を回避しつつ、それでも意地を見せつけるようにカリフォルニアへと再上陸を行って取り残された日本軍を収容。 1896年に南部の首都リッチモンドが陥落すると南北停戦が合意されアメリカ連合国はアメリカ合衆国へと合流し、第二次南北戦争は合衆国による祖国統一戦争として終結した。 第三次太平洋戦争は南部の利権を失った日本の戦略的敗北で幕を閉じ、停戦後に結ばれた日米通商条約によって合衆国は完全勝利を宣言する。 29 :百年戦争:2016/09/22(木) 13 36 00 投下終了です wiki転載OKです メインネタの日米百年戦争よりフランス絡みの方が長くなってしまいました
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928 :Monolith兵:2014/06/05(木) 01 25 00 ネタSS「憂鬱日本欧州大戦 -ちょび髭のいない世界-」 1938年12月、ドイツのヒットラー総統が飛行機事故で死亡したと言うニュースは世界中を駆け巡った。 あるフランス人はドイツ人が、それもドイツの総統が死んだ事を喜び、イギリス人は平和をかき乱そうとする危険人物がいなくなった事を喜んだ。アメリカ人はそんな事よりも張作霖と共に中国国民党を倒すことに熱心であり、同時にメキシコの戦後処理を進める事に忙しく、構っている余裕は無かった。 そんな中、ヒットラーが死んだ事に界中で一番動揺している者たちがいた。何を隠そう、我らが夢幻会の面々である。 「まさかヒットラーが死ぬなんて…。」 夢幻会の会合にてメンバーの一人がそう零し、ため息をはいた。それは会合のメンバー全員が共有する思いだった。 「それで、これは本当に事故なのですか?」 辻政信は疲れを隠そうともせず、中央情報局局長の土肥原に顔を向けた。 「少なくともイギリス、フランス、アメリカが暗殺したという事は無いでしょう。ポーランドや他の東欧諸国も無理です。」 「となるとソビエトですか?」 辻はあごに手をやりながら考え込んだ。 「ソビエトによる暗殺も考えましたが、総統専用機の運用状況からして難しいのではと思っています。しかし、単なる事故にしては余りにも時期がよすぎます。」 情報局も今回の事が事件なのか事故なのかは判断が付きかねていた。事故状況には不自然な所は無かったし、本来は列車で帰る予定だったのを、ヒットラーが飛行機で帰るとわがままを言い出し、無理して飛ばした結果事故が起きたとも見えるからだ。 「それはおいて置くとしようか。問題はこれからの世界情勢だが…。」 近衛文麿が話題を変えようといいだしたが、余りにも急変したヨーロッパ、とりわけドイツの状況にどうなるか皆目見当が付かない状態であった。 ドイツはヒットラーが死亡した後、モルヒネデブ事ヘルマン・ゲーリングが総統に就任したが、他の閣僚や主要なメンバーに疎まれ権力闘争が起きてしまった。その結果1月と立たずにナチス党の統制は取れなくなり、分裂と脱退を繰り返しナチスドイツは崩壊してしまった。ナチスによる独裁が終わったドイツでは野党勢力が次々と息を吹き返していた。 929 :Monolith兵:2014/06/05(木) 01 25 49 そんな中、野党は切り札として1人の政治家を担ぎ上げた。元ケルン市長で、反ナチスの強い政治家コンラート・アデェナウァーだ。史実で西ドイツの初代首相になった人物であり、夢幻会の面々からすると納得の人事だった。野党が一致して働きかけた結果、国防軍や警察がアデェナウァーの警護に協力したために、彼は無事選挙の日を向かえ、結果見事総統に当選した。本来与党であるナチスから次の首相、大統領が選出されるのが普通なのだが、総統の座をめぐって権力闘争に忙しかったり、時勢を見てナチスを離れた者や野党に鞍替えしたものなどが多数出た結果アデェナウァーが当選したのだった。 「アデェナウァー政権は非ナチスを政策に掲げており、ナチス関連の団体は次々と解体されています。武装SSも武装解除され、国防軍や国境警備隊に再配備される模様です。全体的に見た限り、ドイツの再軍備はこれからも続いていく模様ですが、再び欧州で戦争が起きるかは不透明です。」 田中の報告を聞いた近衛は顔を掌で覆った。 「もはや…史実の知識は全く役に立たないと言うわけか…。」 近衛は余りの現実に乾いた笑いをあげた。他にも何人かため息を吐いている者もいる。これまで夢幻会が日本をこれだけ発展させてこられたのは、歴史や技術などの史実知識と夢幻会の組織力によるところが大きかった。そのうち歴史関連の史実知識が全く役に立たないことが今回の件でわかったのだ。 「第2次世界大戦が起きる事を前提に軍備を整えてきましたが…、止めますか?」 辻の言葉に陸海軍の関係者は悲鳴をあげた。 「止めてください!それで2次大戦が起きたらどうするんですか!」 「そうです!ドイツはともかくソ連はポーランドを攻める気満々なんですよ!最悪の場合ソビエトと満州で戦争する可能性があるんです!!しかもアメリカがどっちに付くか解らない状態で!?」 嶋田も東条も必死に辻に軍事費削減を止めてくれと訴えた。 「辻君、それはさすがに…。」 伏見宮も大きな冷や汗をかきながら辻を諌めようとする。発表している途中で軍拡を止めてしまえば経済にどんな悪影響を与えるか解らなかったし、実際に戦争になった時考えたくも無いような事が起きる可能性があるのだ。 「冗談ですよ。で、先ほど東条さんも仰ったように赤熊はやる気満々なようですからね。ドイツがポーランドを攻めないと言うのなら、我々が遥々ヨーロッパまで行く必要性は無くなるでしょう。しかし、…そうですかドイツが連合国側に付く場合も…。」 辻のその言葉に一同はぎょっとした。 「ま、まさかぁ。…ですが、連合国は無理でも連合国と協調する可能性はあるな。」 杉山は欧州の地図を思い浮かべながら条件付きながら辻の意見に賛同した。何と言っても、ポーランドがソ連の物となれば、ドイツにとっては隣国になるのだ。そしてソ連は西進しようと思えばドイツとぶつからざる得なくなる。一方南進すればギリシャやトルコ、その先には中東がある。そこはもうイギリスの領土だ。 それを防ぐために、英仏はドイツとソ連をぶつけようと画策する可能性もある。 「それを考えると、事が始まればすぐに動けるようにしなければならない。アメリカはさすがにソ連と同盟する可能性は低いだろうが、欧州が疲弊すればそれも考えられる。それを防ぐためには欧州が必要以上に疲弊するのはまずい。」 「となると、当初の考えどおりに遣欧軍を派遣しなければならないわけか…。それに満州の防衛も強化しなくては…。」 伏見宮の言葉に嶋田が相槌を打つ。陸海軍関係者も頷いた。 「ドイツが出汁に使えない以上、イギリスを遣欧軍の拠点にできそうもない。よって、他に探す必要がある。満州は、流石にソ連が攻めてくるとなったらアメリカも黙ってはいないだろう。カムチャッカは流石に防衛を強化しなければならないだろうがな。」 もはや日英同盟を基軸としてアメリカの圧力をかわすという戦略は使えなくなった。ドイツが非ナチスとなってもソ連は戦争を起こす気なために、最悪の場合欧州共々共倒れの結果アメリカに食べられました、と言う結末も決してありえない訳ではないのだ。そうなると、日本は超超大国となったアメリカに抵抗できない。それを防ぐためには、是非欧州には踏ん張ってもらわなくてはならないのだ。 だが一方で満州はアメリカにとってフロンティアである以上、ある程度彼らの力を当てにすることが出来た。流石のソ連もアメリカと事を構えるのはまずいと考えるだろう。史実を考えれば、二正面作戦は取ってこないだろうから欧州よりは比較的安全である可能性が高かった。 930 :Monolith兵:2014/06/05(木) 01 26 42 「ソ連極東軍の弱体化はかなりのものだと陸軍では考えている。ソ連は欧州の戦争を優先して極東軍から引き抜くだろうから、当面の間は満州は安全だろう。また、カムチャッカは山がちで、防衛しやすい。そう易々と攻略など出来んよ。 だが、欧州での拠点は他に適当なところは無いぞ?イギリスもフランスもドイツのちょび髭が死んで戦争が遠のいたと喜んでいるし、北欧はポーランドに攻め込んだ後だ。」 夢幻会一同は杉山の指摘にうーんと考え込んだ。史実を考えれば事が起きるまでは日本に英仏から派遣要請は来ないだろうし、それ以外に同盟関係にある国は欧州には無い。唯一救いになる事があるとすれば、満州でソ連相手にガチ戦争をする可能性が低いと言うことだろうか。 「…ドイツは使えないか?」 ふと嶋田は呟いた。それを聞いた辻が呆れた様に返事をした。 「つい先日まで仮想敵国だったんですよ?いえ、いくら穏健な国になったと言っても、今も仮想敵国ですが。それに結構経済を滅茶苦茶にしましたから恨まれてますよ?」 「それは辻さんが原因じゃないですか!それは置いておくとして、ドイツに投資するんですよ。日本企業を進出させてそれを守るために海軍、いえ海保でも良いですね。または海軍の復活を支援するのも良いかもしれません。とにかく、ドイツと繋がりを強くしするんです。」 「嶋田さん、流石にそれは…。」 「いや、やってみる価値はあるかも知れん。何と言っても、今まで国際的孤立を強めてきたドイツだ。ここで国際社会に復帰する事を手伝うことで恩を売って、何らかの協定を結べばしめた物だ。そうで無くても、ドイツの対日感情を浴しておけば、将来欧州の戦争に参加する際に何かと役に立つだろう。」 伏見宮は辻の言葉を遮って、嶋田の案に賛同した。陸軍のメンバーも賛同した。ソ連が欧州で戦争を引き起こした場合、その矢面に立つのはドイツなのだ。欧州最大の工業国との間にしこりがあれば、戦争の際にいらぬいざこざが起きるかもしれない。また、史実のドイツ製戦車の高性能さを知る彼らは、もしかするとドイツ製戦車に乗れるかもと思っていたりしていた。それはともかく、ドイツから補給を受けることが出来るようになれば、欧州での兵站はかなり楽になるのは確実だ。 「それでは、これからは北欧への支援強化、ドイツとの関係強化を主軸として取り組んでいくと言うことで異議はありませんか?」 「「「「異議なし!」」」」 こうして、日本帝国は第2次世界大戦を生き残るために新たな計画をスタートさせるのであった。 おわり 次話憂鬱日本欧州大戦 -ちょび髭のいない世界②-
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A級戦犯(エイきゅうせんぱん)は、ポツダム宣言に基づき、極東国際軍事裁判所条例第五条(イ)項により定義された戦争犯罪人で、極東国際軍事裁判(東京裁判)で有罪判決を受けた者をさす。起訴された者を含む場合もある。 逮捕までの経緯 1945年7月26日、ポツダム会談での合意に基づいて米英中により、大日本帝国に対して発した第二次世界大戦に関する13条から成る降伏勧告の宣言(ポツダム宣言)が行われた。第10項の中に「我らの俘虜(捕虜)を虐待した者を含む一切の戦争犯罪人に対しては厳重な処罰が加えられるであろう」とある。 同年8月8日、米英仏ソが「欧州枢軸諸国の重要戦争犯罪人の訴追及び処罰に関する協定」(ロンドン協定・戦犯協定)を締結。ここで「平和に対する罪」と「人道に対する罪」という新しい戦争犯罪の概念が登場。 同年8月10日、日本がポツダム宣言を受諾。15日、終戦。 同年8月29日、アメリカ政府は連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー(米陸軍元元帥)に暫定的な「日本降伏後初期の対日政策」を無線で指令。その指令書の一項に「連合国の捕虜その他の国民を虐待したことにより告発された者を含めて、戦争犯罪人として最高司令官または適当な連合国機関によって告発されたものは逮捕され、裁判され、もし有罪の判決があったときは処罰される。」とあった。翌30日、マッカーサーは厚木の海軍飛行場に降り立ち、「石井四郎(関東軍防疫給水部731部隊隊長)はどこだ」と語った。その夜、マッカーサーは、CIC(対敵諜報部)部長エリオット・ソープ准将に東條英機陸軍大将の逮捕と戦争犯罪人容疑者のリスト作成を命じた。アメリカ政府は占領政策を円滑に進めるために天皇の存在は欠かせないと判断していたため昭和天皇の訴追はなされなかった。 同年9月2日、東京湾に碇泊した米戦艦ミズーリで連合国と日本の降伏調印式が行われた。同月9日、ソープは東條内閣の閣僚を中心に戦犯容疑者のリストをマッカーサーに提出。直ちに米国務省に報告し、翌10日、国務省から了解の返電を受ける。 逮捕 連合国軍最高司令官から終戦連絡中央事務局を通じて日本政府に通達され、本人には米第8憲兵司令部への出頭命令という形で伝達され、100名を優に超える逮捕者を出した。尚、出頭命令を受ける前に杉山元は9月12日に自殺している(第二次戦犯指名リストには掲載されていた)。またフィリピンでの行為はマニラ軍事法廷で裁かれたため、フィリピンで捕虜にならず帰国していた者は日本で逮捕後、マニラへ送還された。 第一次戦犯指名 1945年9月11日に逮捕命令(39名) 主に東條内閣閣僚が逮捕される。 東條英機(9月11日に自殺未遂)、東郷茂徳、嶋田繁太郎、賀屋興宣、鈴木貞一、土肥原賢二 岸信介、岩村通世、小泉親彦(9月13日に自殺)、橋田邦彦(9月14日に自殺)、井野碩哉、本間雅晴(マニラの軍事法廷で死刑判決)、黒田重徳(マニラの軍事法廷で終身刑判決)、村田省蔵、寺島健、長浜彰(マニラの軍事法廷で死刑判決)ら 1945年10月22日に逮捕命令(1名) 安倍源基 第二次戦犯指名 1945年11月19日に逮捕命令(11名) 荒木貞夫、小磯国昭、松岡洋右、松井石根、南次郎、白鳥敏夫 本庄繁(11月20日に自殺)、鹿子木員信、久原房之助、葛生能久、真崎甚三郎 第三次戦犯指名 1945年12月2日に逮捕命令(59名) 畑俊六、平沼騏一郎、広田弘毅、星野直樹、大川周明、佐藤賢了 鮎川義介、天羽英二、安藤紀三郎、青木一男、有馬頼寧、藤原銀次郎、古野伊之助、郷古潔、後藤文夫、秦彦三郎、本多熊太郎、井田磐楠、池田成彬、池崎忠孝、石田乙五郎、石原広一郎、上砂勝七、河辺正三、菊池武夫、木下栄市、小林順一郎、小林躋造、児玉誉士夫、松阪広政、水野錬太郎、牟田口廉也、長友次男、中島知久平、中村明人、梨本守正(梨本宮守正)、西尾寿造、納見敏郎、岡部長景、大倉邦彦、大野広一、太田耕造、太田正孝、桜井兵五郎、笹川良一、下村宏、進藤一馬、塩野季彦、四王天延孝、正力松太郎、多田駿、高橋三吉、高地茂都、谷正之、徳富猪一郎(徳富蘇峰)、豊田副武、津田信吾、後宮淳、横山雄偉 第四次戦犯指名 1945年12月6日に逮捕命令(9名) 国際検察局(IPS)が追加逮捕 木戸幸一、大島浩 近衛文麿(12月16日に自殺)、酒井忠正、大河内正敏、緒方竹虎、大達茂雄、伍堂卓雄、須磨弥吉郎 1946年3月16日に逮捕命令(1名) 永野修身 1946年4月7日に逮捕命令(1名) 岡敬純 1946年4月29日に逮捕命令(2名) 梅津美治郎、重光葵 その他 板垣征四郎、木村兵太郎、武藤章は外地で逮捕。橋本欣五郎は国内で単独で逮捕。またテイ・モン(日本占領中の駐日ビルマ大使)、ホセ・P・ラウエル(日本占領中のフィリピン大統領)、ハインリッヒ・スタイマー(駐日ドイツ大使)、クレッチマー(ドイツ大使館付武官陸軍中将)ら外国人も多数逮捕されている。 定義と問題点 A級戦犯は、ロンドン協定により開設された極東国際軍事裁判所条例の第五条(イ)項の定義により決定された。 「平和ニ対スル罪 即チ、宣戦布告ヲ布告セル又ハ布告セザル侵略戦争、若ハ国際法、条約、協定又ハ誓約ニ違反セル戦争ノ計画、準備、開始、又ハ遂行、若ハ右諸行為ノ何レカヲ達成スル為メノ共通ノ計画又ハ共同謀議ヘノ参加」 これに基づいて極東国際軍事裁判によって有罪判決を受け、戦争犯罪人とされた人々を指すことが一般的である(極東国際軍事裁判の被告人のうち、松井石根は同裁判の判決においてA級に該当する犯罪容疑では全て「無罪」とされており、A級戦犯ではないとする説もある)。 なお、A級のAとは、同条例の英文 Charter of the International Military Tribunal for the Far East において同条(イ)が (a) となる事に由来する分類上の名称であり、その文字自体に罪の軽重を示す意味は含まれないが、当該裁判では侵略戦争の開始は一番重い戦争犯罪と解釈されているため、下された刑も重かった。また当条例に於けるこの区分は最上位の戦争指導に相当するのも事実である。 オーストラリアの代表検事マンスフィールドは、昭和天皇の訴追を強硬に主張。しかしアメリカ政府の政治的判断に従うジョセフ・B・キーナン首席検察官が局長を務める国際検察局は天皇の訴追には断固反対し、免責が決定された。東京裁判の途中まで中華民国は天皇の訴追を強く要求していたが、中国国内で中国共産党軍の勢力が拡大するにつれて、アメリカの支持を取り付けるためその要求を取り下げた。 平和に対する罪・人道に対する罪の適用は事後法であり法の不遡及原則に反していることから、インドのラダ・ビノード・パール判事はこの条例の定義を適用せず被告人全員の無罪を主張した。オーストラリアのウェッブ裁判長は、被告全員を死刑にすることに反対。その理由として最大の責任者である天皇が訴追されなかったため量刑が著しく不当であるというものである。フィリピンのハラニーリャ判事は形の宣告は寛大に過ぎ、これでは犯罪防止にも見せしめにもならないと強く非難した。BC級戦犯は、約1000名が死刑判決を受けている。 人体実験で3000人以上の中国人らを殺した石井四郎(関東軍防疫給水部731部隊隊長)、その右腕の内藤良一ら731部隊関係者はその研究資料をアメリカに引き渡すという交換条件により免責されている。 サンフランシスコ平和条約で、日本は東京裁判などの軍事裁判の結果を受け入れることが規定されており法的には日本は国家として判決を受け入れているが、国内においては、それを不服として異論を持つ者もいる。また靖国神社のA級戦犯の合祀の是非やそれに対し首相ら閣僚が参拝することの是非が問われている。1985年に中曽根康弘首相(元海軍主計中尉)が靖国神社を公式参拝した後、「靖国神社の国家護持」を唱える瀬島龍三千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会会長(元関東軍参謀陸軍中佐)に合祀取り下げを働きかけたことにより、分祀論が始まった。 極東国際軍事裁判に起訴された被告 関東軍関係 板垣征四郎 - 南次郎 - 梅津美治郎 特務機関 土肥原賢二 陸軍中央 荒木貞夫 - 佐藤賢了 - 鈴木貞一 - 木村兵太郎 - 橋本欣五郎 - 畑俊六 - 武藤章 - 松井石根 海軍中央 嶋田繁太郎 - 岡敬純 - 永野修身 総理大臣 東條英機(陸軍) - 広田弘毅(外交官) - 小磯国昭(陸軍) - 平沼騏一郎(司法官僚) 大蔵大臣 賀屋興宣 内大臣 木戸幸一 外務大臣 東郷茂徳 - 重光葵 - 松岡洋右 企画院総裁 星野直樹 駐ドイツ武官 大島浩 駐伊大使 白鳥敏夫 思想家 大川周明 上記の28名が1946年4月29日に起訴された。28人名のうち、大川周明は梅毒による精神障害が認められ、訴追免除となり、永野修身と松岡洋右は判決前に病死しているため、1948年11月12日に被告として判決をうけた者は25名となっている。死刑は1948年12月23日に執行された。 各被告の日米弁護人・補佐弁護人 被告 日本人弁護人 アメリカ人弁護人 補佐弁護人 荒木貞夫 菅原裕 ローレンス・マクマナス 蓮岡高明、徳岡二郎 土肥原賢二 塚崎直義→太田金次郎 フランクリン・ウォーレン 加藤隆久、木村重治 橋本欣五郎 林逸郎 E・R・ハリス 金瀬薫二、岩間幸平、菅井俊子 畑俊六 神崎正義 A・G・ラザラス中尉 国分友治、今成泰太郎 平沼騏一郎 宇佐美六郎 サムエル・J・クライマン大尉 澤邦夫、毛利与一 広田弘毅 花井忠 デイビッド・F・スミス→ジョージ・山岡 安東義良、森島伍郎 星野直樹 藤井五一郎 ジョージ・C・ウィリアムス 右田政夫、松田令輔 板垣征四郎 山田半蔵 フロイド・J・マタイス 佐々川知治、阪埜淳吉 賀屋興宣 高野弦雄 マイケル・レヴィン 田中康道、藤原謙治、山際正道 木戸幸一 穂積重威 ウィリアム・ローガン 木戸孝彦 木村兵太郎 塩原時三郎 ジョセフ・C・ハワード 是恒達見、安部明 小磯国昭 三文字正平 アルフレッド・W・ブルックス 高木一也、三町恒久、小林恭一、松坂時彦 松井石根 鵜沢総明→伊藤清 フロイド・J・マタイス 上代琢禅、大室亮一 松岡洋右 小林俊三 フランクリン・ウォーレン (不明) 南次郎 竹内金太郎→岡本敏男 ウィリアム・J・マコーマック→アルフレッド・W・ブルックス 松沢龍雄、近藤儀一 武藤章 岡本尚一 ロージャー・F・コール 佐伯千仞、原清治、松崎蘶 永野修身 奥山八郎 ジョン・G・ブラナン 安田重雄 岡敬純 宗宮信次 フランクリン・ウォーレン 小野清一郎、稲川龍雄 大川周明 大原信一 アルフレッド・W・ブルックス 金内良輔、福岡文子 佐藤賢了 清瀬一郎→草野豹一郎 ジェームズ・N・フリーマン 藪馬伊三郎、藤沢親雄 重光葵 高柳賢三 ジョージ・A・ファーネス大尉 金谷静雄、三浦和一 嶋田繁太郎 高橋義次 エドワード・P・マクダモット 瀧川政次郎、祝島男、鈴木勇 白鳥敏夫 鵜沢総明→成富信夫 チャールズ・B・コードル 佐久間信、広田洋二 鈴木貞一 長谷川元吉→高柳賢三 マイケル・レヴィン 戒能通孝、加藤一平 東郷茂徳 穂積重威→西春彦 チャールズ・T・ヤング→ジョージ・山岡 加藤伝次郎、新納克己 東条英機 清瀬一郎、塩原時三郎 ビーバレー・M・コールマン大佐→ジョージ・F・ブルーエット 松下正寿 梅津美治郎 三宅正一郎→宮田光雄 ベン・ブルース・ブレイクニー少佐 小野喜作、池田純久、梅津美一 判決 絞首刑(死刑) 板垣征四郎 - 軍人、陸相(第1次近衛内閣・平沼内閣)、満州国軍政部最高顧問、関東軍参謀長。(中国侵略・米国に対する平和の罪) 木村兵太郎 - 軍人、ビルマ方面軍司令官、陸軍次官(東條内閣)(英国に対する戦争開始の罪) 土肥原賢二 - 軍人、奉天特務機関長、第12方面軍司令官(中国侵略の罪) 東條英機 - 軍人、第40代内閣総理大臣(ハワイの軍港・真珠湾を不法攻撃、米国軍隊と一般人を殺害した罪) 武藤章 - 軍人、第14方面軍参謀長(フィリピン)(一部捕虜虐待の罪) 松井石根「a項 - 平和に対する罪」では無罪 - 軍人、中支那方面軍司令官(南京攻略時)(捕虜及び一般人に対する国際法違反(南京大虐殺)) 広田弘毅 - 文民、第32代内閣総理大臣(太平洋戦争に至る日本の侵略政策作成) 終身刑 荒木貞夫 梅津美治郎 ref name=no2 獄中死 大島浩 岡敬純 賀屋興宣 木戸幸一 小磯国昭 ref name=no2 獄中死 佐藤賢了 嶋田繁太郎 白鳥敏夫 ref name=no2 獄中死 鈴木貞一 南次郎 橋本欣五郎 畑俊六 平沼騏一郎 星野直樹 有期禁錮 重光葵 (7年) 東郷茂徳 (20年 ref name=no2 獄中死) 判決前に病死 永野修身 (1947年1月5日没 ref name=no2 獄中死) 松岡洋右 (1946年6月27日没 ref name=no2 獄中死) 訴追免除 大川周明 (梅毒による精神障害が認められ訴追免除) 脚注 Template 脚注ヘルプ? 処刑後について 処刑された7人の遺体は横浜の久保山火葬場で火葬され、遺骨は米軍により東京湾に捨てられた。しかし、12月25日に小磯国昭の弁護人だった三文字正平が共同骨捨て場から遺灰(7人分が混ざった)を密かに回収し、近くの興禅寺に預けた。1949年5月に伊豆山中の興亜観音[1]に密かに葬られた。その後、1960年8月16日に愛知県幡豆郡幡豆町三ヶ根山の山頂付近に移された。三ヶ根山には「殉国七士廟」が設けられ、その中の殉国七士の墓に遺骨が分骨されて安置されて今に至る。 昭和殉難者 1978年、靖国神社が死刑及び獄中死の14名を「昭和時代の殉難者」として合祀した。 靖国に戦死者以外が合祀されることは例外的であった。また、広田弘毅など非軍人を合祀したことでも例外的な措置であった。 死亡の理由は「法務死」となっている。 板垣征四郎 梅津美治郎 木村兵太郎 小磯国昭 白鳥敏夫 土肥原賢二 東郷茂徳 東條英機 永野修身 平沼騏一郎 広田弘毅 松井石根 松岡洋右 武藤章 裁判を免れたA級戦犯被指定者 不起訴により釈放 青木一男 安倍源基 阿部信行 天羽英二 安藤紀三郎 石原広一郎 岩村通世 岸信介 葛生能世 児玉誉士夫 後藤文夫 笹川良一 正力松太郎 須磨弥吉郎 高橋三吉 多田駿 谷正之 寺島健 梨本宮守正王 西尾寿造 本多熊太郎 真崎甚三郎 里見甫 病気により釈放 赤木桁平 (注)A級戦犯に指名されながら、釈放された者は、少なくとも70名強存在するが、網羅的な資料が存在せず、その人数は確定できない。 不起訴により自宅拘禁解除 徳富蘇峰 自殺 小泉親彦 近衛文麿 橋田邦彦 本庄繁 名誉の回復 1952年4月28日サンフランシスコ平和条約発効 第11条(戦争犯罪) 日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の判決を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。これらの拘禁されている者を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、各事件について刑を課した1又は2以上の政府の決定及び日本国の勧告に基くの外、行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基くの外、行使することができない。 1952年6月9日参議院本会議にて「戦犯在所者の釈放等に関する決議」 1952年12月9日衆議院本会議にて「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議」 1953年8月3日衆議院本会議にて「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」 1955年7月19日衆議院本会議にて「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」 戦犯の国内での扱いに関して、それまで極東国際軍事裁判などで戦犯とされた者は国内法上の受刑者と同等に扱われており、遺族年金や恩給の対象とされていなかったが、1952年(昭和27年)5月1日、木村篤太郎法務総裁から戦犯の国内法上の解釈についての変更が通達され、戦犯拘禁中の死者はすべて「公務死」として、戦犯逮捕者は「抑留又は逮捕された者」として取り扱われる事となった。これにより1952年(昭和27年)4月施行された「戦傷病者戦没者遺族等援護法」も一部改正され、戦犯としての拘留逮捕者について「被拘禁者」として扱い、当該拘禁中に死亡した場合はその遺族に扶助料を支給する事になった。 1952年6月9日「戦犯在所者の釈放等に関する決議」、1952年12月9日「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議」、1953年8月3日「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が可決された。そして「恩給改正法」では受刑者本人の恩給支給期間に拘禁期間を通算すると規定され、1955年には「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」がされた。そして国際的にも、サンフランシスコ講和条約第11条の手続きにもとづき関係11ヶ国の同意を得て、A級戦犯は1956年に釈放された。 A級戦犯として有罪判決を受け禁固七年とされた重光葵元外相は釈放後、鳩山内閣の副総理・外務大臣となり勲一等を授与された。1954年に外務大臣に就任した重光は、日ソ国交回復と国連加盟も成し遂げている。また、終身刑とされた賀屋興宣元蔵相は池田内閣の法務大臣を務めた。またA級戦犯元被指定者の岸信介は内閣総理大臣になった。これらにより「日本政府は公式に戦犯の名誉回復を表明してはいないが、以上の事実より実質上は名誉回復されている」とも言われ、また、「戦犯は国際法によって裁かれたもので、国内法上の犯罪者には該当しないため、名誉回復の必要性自体が存在しない(名誉が損なわれていないので、回復する必要がない)」という意見もある。 前述の通り、日本政府はサンフランシスコ講和条約第11条で東京裁判の判決を受諾しているが、これについて「裁判自体と判決は分離して考えるべきで、日本政府が受諾したのは判決の結果(刑の執行)だけであるから、裁判全体、すなわち、法廷における事実認定や判決理由についてまで受諾した訳ではない」という意見もあり、また「赦免を以って名誉回復とするか否かは議論の別れるところだが、他方で、法治国家に於ては法の定める刑の執行が完了した時点で罪人から前科者へと立場が変わるので、刑の執行が既に済んだ者をその後も罪人扱いすること自体が法治国家にそぐわない野蛮な行為である」とする意見がある一方、「東京裁判(極東国際軍事裁判)の判決をくつがえす新たな国際法廷は開かれていない。国際社会において「A級戦犯」は今も戦争犯罪人として認識されている。また、日本政府も同様の立場を取っている。故に、戦争犯罪者であるか否かだけを問題とするのなら、彼らの名誉回復は為されていないことになる。」とする意見もある。 第3次小泉内閣下における民主党の野田佳彦国会対策委員長の質問主意書に対して2005年10月25日に提出した答弁書において、政府は第二次大戦後極東国際軍事裁判所やその他の連合国戦争犯罪法廷が科した各級の罪により戦争犯罪人とされた(A級戦犯を含む)軍人、軍属らが死刑や禁固刑などを受けたことについて、「我が国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない」とした。また、戦犯の名誉回復については、「名誉」及び「回復」の内容が必ずしも明らかではないとして、判断を避けた。首相の靖国神社参拝に関しては、公式参拝であっても、「宗教上の目的によるものでないことが外観上も明らかである場合には、憲法20条3項の禁じる国の宗教的活動にあたらない」との見解を示した。 その他 比喩として、企業倒産やスポーツチームの成績低迷に重大な責任があると思われる人物を「A級戦犯」と呼ぶことがあり、スポーツ新聞の見出しなどに良く見られる。 関連項目 極東国際軍事裁判 ラダ・ビノード・パール 靖国神社問題 B・C級戦犯 戦争犯罪 日本の戦争犯罪 アメリカの戦争犯罪 外部リンク 国際軍事裁判所規約 電脳日本の歴史研究会 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2007年10月14日 (日) 01 44。
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本ページは、地域毎の地図とその地域の概説に併載する形で各国家へのリンクを配置するページである。 概要 本世界の舞台となる惑星ノグアには6つの大陸と4つのリージョンが存在する。リージョンとはマクロ視点での文化圏による区分であり、地理的区分と必ずしも合致しない。 アウレージ世界 "Ahu Reathe"とは、古グランダ語で「空白の地」を意味する。その命名はかつてこの地を支配した古代文明ユーレリアレージというテーゼと表裏一体であると言ってよい。皇帝(ユーレリア)の地(レージ)に対立する外部の地という概念がアウレージという地名の原義であるからだ。以下追記推奨 アウレージ国家一覧 グランダ帝国 ワーシイワ連邦王国 シャノワール連邦共和国 エレイソネス・ハルテャーフ民主共和国 ナルヴァウレジア連邦 コユール連合王国 ヴィアラチア連邦共和国 カリラーナ共和国 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。海峡共和国 レム・フーミ共和国 クラージナ共和国 トリア連邦共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) エルナ・シャノワール共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) ポローシャ山岳共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) ハルケギア連邦共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) ゼクレイネ共同体共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) ディアムナ世界 "Dhiamna"には「世界の中心であって全てのものが存在する場所」という意味の概念である。それは単なる地理区分ではなく、他文化圏から隔絶された別個の「世界」(ファシア文化の言う"Gnei")とされている。この地域に所属する国家は少ないが、その名に違わずその全てが豊かな大国である。ディアムナ世界は独自に発展した別個の文明圏の集合であり、この点において他の地域とは異なる。しかし各文明はいずれも長い間に渡って隣人であり続け、相互に影響を及ぼし続けている。 ディアムナ国家一覧 フレルミエ共和国連邦 ファタ・モルガナ帝国 リベント公国 フールナ連邦共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) ベレーネ共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) レミシュ共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) ヴィレナ共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) サヴィーシュ共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) ニチェグネ北方共同体共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) シュルスカ共同体共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) オルニーサ共同体共和国(フレルミエ共和国連邦構成国) オリエンス世界 オリエンス国家一覧 ワーレリア世界 ワーレリア国家一覧 アウメア世界 アウメア国家一覧 ミュルネニヤ・ゼルディアヴェニ ハウヤメ大衆国 スゴマドローニア首長国連邦 タラニア静寂委員会 ルフィスマ連邦共和国 マズストュミア共和国 レミア民国 ソビメア連合国 ショウツキ共和国 ヴュルス・ベルン国 ユラフ共和国 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。小アウメア連合
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(投稿者:九玉) 概要 「相手が何であれ、我が国へのあらゆる脅威を排除する事は女王陛下のご意思なのよ」 クロッセル連合陸軍偵察部隊「ファイアフライ」のリーダー。 「モノラッド」と呼ばれる専用バイクの操縦のプロで、前リーダーのペルシノを差し置いてリーダーになった経緯があり その事で彼女に何時も「お嬢ちゃん」と呼ばれ、事ある毎に衝突を繰り返している。 ハッキリとした性格で、気に入った相手には全身全霊で愛してあげる程の愛情を持つ一方で 気に入らない相手には常に歯に衣着せない態度で当たり、中には彼女のモノラッドのタイヤの染みと消えた者もいる。 またメードにしては珍しく極度のレイシストであり、亜人や有色人種を毛嫌いしている。 出身:グリーデル王国 所属:クロッセル連合陸軍偵察部隊「グラスホッパー」 装備:特殊バイク「モノラッド」、ステン短機関銃 身長:173cm 年齢:外見年齢17歳(実働4年) 担当官:ノークル・アッシャー ノークル・アッシャー: カティーナの担当官で、グラスホッパー隊の司令も務める。 彼女のお気に入りで、プライベートではよく主従が入れ替わっているが人が良いのであまり気にしてない。 風邪気味で医師の姉から変な柄のマスクをよく送られてくる。我流で忍術が使えるのは秘密。 モノラッド: カティーナの脚であり武器でもある特殊万能バイク。グリーデル王国に本社を置くオートバイ企業 「ヴェスペモータース」の製品で、タイヤの中に乗り込む、いわゆる一輪バイク。乗りこなすのが非常に難しくある種のセンスがいる。 数タイプのバリエーションがあり、カティーナのモノラッドは303.口径のガンポッドが取り付けられた突撃タイプで オプションでさらにロケットランチャーが付いてくるお徳用。 グラスホッパー: クロッセル連合国陸軍に所属する偵察部隊。モノラッド・ライダーと空戦メードを中心に構成された威力偵察部隊で対G戦に 於いてはその機動性を生かして斥候やかく乱を務める。さらに昨今の軍事正常化委員会やV4師団といった反抗勢力の台頭に 影響され不穏な動きを見せる部隊に対して抜き打ち検査を行う役目も担当しており、躊躇無く友軍を食い荒らすように攻撃するその姿から 「グラスホッパー」の名前で呼ばれるようになった。 関連項目 ペルシノ…グラスホッパーの前リーダー、年功序列なんて今日び通用しないのよ。 コズハ…ペルシノの腰巾着、何を考えてるのかわからない態度がイヤな奴だ。 亜人…獣臭い。私はイヌネコは嫌いなんだ、あまり近寄ると踏み潰すぞ。 有色人種…何故このような者達が私達と同じ人種としてカテゴライズされてるのか腑に落ちないわ…。 黒旗…火器兵器の使用制限だか何だかを掲げてらっしゃる連中、あまりココらへんまで湧かないで欲しいものね。 V4師団…Gと戦うという、最低限の義務をも放棄した妄想狂の集団。そういえば一度トチ狂ったお友達が勧誘しに来たかしら。
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (エールストライクルージュ.png) 殺されたから殺して、殺したから殺されて…それでホントに最後は平和になるのかよォ!ええっ!? オーブ軍所属のモビルスーツ。ストライクがイージスとの戦闘で大破した際、修理時に製造された大量の予備パーツから組み上げられたコピー機である。カガリ・ユラ・アスハが搭乗し、終戦まで活躍した。続編の機動戦士ガンダムSEED DESTINYにも登場する。 スペック 分類 汎用試作型モビルスーツ 生産形態 コピー機/ワンオフ機 型式番号 MBF-02+AQM/E-X01 全高 17.72m 重量 85.10t 動力 バッテリー 装甲材質 フェイズシフト装甲 開発組織 モルゲンレーテ社 所属組織 オーブ軍 所属部隊 三隻同盟(SEED) 母艦 クサナギ(SEED)→アークエンジェル(DESTINY) パイロット カガリ・ユラ・アスハ、キラ・ヤマト 初登場作品 機動戦士ガンダムSEED PHASE-46「たましいの場所」(2003年8月30日放送) パイロットプロフィール カガリ・ユラ・アスハ オーブ首長連合国の代表。18歳。前代表ウズミの遺志を継いで、祖国と世界を平和に導こうとする。しかし、その若さや経験不足、セイラン親子の暗躍もあって国がまとまらず、自身の力のなさを痛感する事になる。前大戦の折から恋仲であったアスランがオーブを離れる際、指輪を贈られている。だがその後、「国を1つにまとめるため」という理由から、やむなくユウナとの結婚を決意し、想いを断ち切ってしまう。しかし、結婚式の最中に、双子の兄弟キラのフリーダムガンダムに連れ去られた事で結婚は御破算となった。その後、実権を奪ったセイラン家が地球連合と同盟を結んで軍を動かし始めたため、それを阻止しようと働きかけるも失敗。だが、オーブ軍人達の決死の覚悟を目の当たりにした事で、祖国を守るという決意を新たにした。さらにオーブに危機が訪れた際には、ウズミの遺したモビルスーツ、アカツキを駆って祖国の危機を救った。オーブの代表に返り咲いてからは国をまとめ揚げ、「デスティニープラン」を提唱するデュランダルに立ち向かう。その決意を証明するためか、アスランから貰った指輪は外し、彼をメイリンに託していた。 生年月日C.E.55年5月18日、身長164cm、体重48kg、血液型A型 CV 進藤尚美 武装 イーゲルシュテルン 頭部に2門装備された近接防御機関砲。 アーマーシュナイダー 両腰部に格納された折りたたみ式のナイフ。 高エネルギービームライフル 携行式のビーム砲。 ビームサーベル エールストライカーにマウントされた追加装備。
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商業都市アルスレム 街の概要 街の中心は深い堀に囲まれ、橋によって外と繋がっている特異な街。 ユン・ガソル経済の命綱と言われる商業都市らしく、 隣国アンナローツェの交易都市とも初期数値的にはさほど差はないが、パッと見のイメージ差は歴然である。 正史ルートの場合、隣の工業都市バルシュハイネを陥としてはいけないため、ここが蚕食限度の1つとなる。 攻略情報 どこから攻めてもほぼ戦術は変わらず、基本通り、敵を誘引しつつ別働隊で拠点を破壊したい所。 主戦地になる橋と互いの拠点との距離が短いため、ある程度自軍拠点を囮にするのもやむなしだろう。 防衛は力勝負になりそうな拠点だが、同時に城塞都市ゴガレンを奪っていると、 そちらの方が優先度が高いらしく、防衛部隊が少しいればあまり攻めてこない。 また、ここより鋼塊の門の方がセンタクスからも部隊を派遣し易く地形も防衛しやすいので、 あまり焦って陥としに来ない方が良いだろう。 ある意味反則だが、陥とす直前に橋を全て破壊すれば侵攻側が帰還拠点を落とせなくなるので、橋が修復されるまでは弱兵1部隊でも楽に守れる。 街データ No 拠点名 分類 資金収入 資金支出 兵糧収入 兵糧支出 人口 最大人口 環境 付近生物 初期所属国 備考 032 商業都市アルスレム 都市 378 337 380 362 12673 33000 10 ユン・ガソル連合国 収穫物 鉱石 作物 動物 木材 土 汚染石材 50% ミント 70% 羊 60% 汚染木材 100% 汚染粘土 100% バジル 70% 羊毛 50% 木材 50% 錬成粘土 0% 強化木材 0% 初期配置物 公共 自然 仕掛 施設 生産 住居 その他 土橋 3 木A 1 無し - セーナル商会 Lv1 2 農園 Lv2 1 ユン・ガソル居C 2 武将詰所 1 木O 4 伐採場 Lv1 1 ユン・ガソル居E 1 木P 1 ユン・ガソル居F 1 針葉樹A 1 ユン・ガソル居H 1 林F 1 開発計画 最大拠点Lv:3 必要人口 10000 必要マス 40 ALL可能マス 65 仕掛け可能マス 0 2×2の設置限界 13 範囲外の環境値 18 作物のミントは収穫地域が多く、バジルはフォートガード神聖宮で大量に収穫できる。 羊毛がレア品目なので、商業都市でなくなってしまうが畜産場優先でも良い。 畜産場を敷き詰めれば、他の地域で羊毛を気にする必要はなくなるだろう。 設置数も割と多いので、兵器研究所・魔術研究所を建てる候補にもなる。 名前 コメント
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thumb|250px|大本営海軍部による発表([[1941年12月8日)]] thumb|250px|大本営陸軍部による発表([[1942年1月3日)]] 大本営発表(だいほんえいはっぴょう)とは、太平洋戦争(大東亜戦争)において、日本の大本営の陸軍部及び海軍部が行った、戦況などに関する公式発表のことである。 当初はほぼ現実通りの発表を行っていたが、以下に記載する通りミッドウェー海戦の頃から損害の過少発表が目立ち始め、不適切な言い換えがまかり通るようになり、最終的には勝敗が逆転した発表すら行ったことから、現在では「内容を全く信用できない虚飾的・詐欺的な公式発表」の代名詞になっている。 概要 第一回 第一回の大本営発表は、1941年12月8日午前6時に行われたものであり、内容は開戦の第一報で、NHKラジオより報道された。以下はチャイム流されたのは楽曲ではなく臨時ニュースのチャイムだったの後にアナウンサーが読み上げたその発表文である現在人々が眼にする、大平秀雄が発表文を読み上げる映像は、後日「再現映像」として収録されたものである。。 臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。 /br 大本営陸海軍部、12月8日午前6時発表。帝国陸海軍は今八日未明 西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり 発表の回数及びその形式 大本営発表は846回行われている出典:保阪正康『大本営発表は生きている』 はじめに、p.5より。 発表の形式としては、報道の形でアナウンサーが読み上げるものと、陸海軍の報道部長が読み上げるものとの2種類があった残されている大本営発表の放送録音は、アナウンサーによるものと、陸海軍報道部長によるものの両方が残存している。両者には、言い回しの部分で微妙な差異がある。例えば、第一回の発表(開戦の第一報)における「アメリカ・イギリス軍」という表現と「米英軍」という表現の差である)。。ラジオ発表では、放送前後などに楽曲が演奏された。戦勝を報じる時には「陸軍分列行進曲」(陸軍部発表:陸戦)、「軍艦行進曲」(海軍部発表:海戦)、「敵は幾万」(陸海軍部共同発表)が、敗走等の悲壮な戦果を報じる時には「海ゆかば」であった。 内容の虚飾性・詐欺性 戦況が好調に推移していた段階では、内容もおおよそ現実に即していたが戦況が好調に推移していた段階ですら、真珠湾攻撃に参加し捕虜となった海軍特殊潜航艇搭乗員の事実を隠している。軍神の項を参照されたい。、ミッドウェー海戦においては、海軍部隊の大損害の事実を過小に発表相澤淳「大本営発表とミッドウェー海戦」 防衛庁防衛研究所『戦史研究年報』第7号 2004年3月 p122~p128、ガダルカナル島からの撤退を「転進」と表現するなどし、レンネル島沖海戦の頃からは、現実からはすっかり乖離した虚報となっていった。果ては占領地守備隊の全滅を「玉砕」と美化して表現した。 なお、大本営が戦況を正確に把握しておらず、現場指揮官の報告した景気の良い戦果をそのまま発表したために現実と乖離した報道となった場合も多く、しばしば日本軍の現地司令官がそれを額面どおりに信じて悲惨な結果を招いている特に大戦後期の攻勢作戦報道に顕著である。堀栄三『大本営参謀の情報戦記 情報なき国家の悲劇』を参照。特に台湾沖航空戦ではこれが一因となり、フィリピン決戦前に海軍全体で約1,200機の作戦機が作戦前に稼動状態にあったうちの300機以上とその搭乗員をたった一週間弱で喪失するという大打撃を受けた上、在フィリピンの海軍の稼動航空機が150機から約40機に激減する等、決戦前に戦力に大打撃を受けてしまった。これにより、フィリピンの制空権確保という作戦行動が事実上不可能になってしまったため、続く同年十月に生起した捷号作戦において軍令部は特別攻撃隊の編成及び使用を決意し、フィリピンの航空作戦部隊であった第一航空艦隊司令長官大西瀧治郎中将が同年10月21日、特別攻撃隊の出撃命令を下すことになった。。 終焉 大本営発表としての放送は、戦闘行動が続いていた1945年8月14日、第840回を数えた段階で、実質的に終わった。その後は大本営及帝国政府発表との名称で、第841回(8月21日午後1時)、第842回(8月21日午後5時)、第843回(8月22日午後3時30分)、第844回(8月23日午後5時30分)、第845回(8月24日午後5時30分)、第846回(8月26日午前11時)まで、計6回行われた。内容は日本陸海軍の行動でなく、アメリカを中心とする連合軍の日本占領にかかわる事項を伝えることに終始した。最後の発表(第846回)全文は以下のものであった。 本八月二十六日以降実施予定の連合国軍隊第一次進駐日程中連合国艦隊相模湾入港以外は夫々四十八時間延期せられたり 現代日本における「大本営発表」 転じて、今日でも情報を操作し、政府や有力な組織・団体や有名人を一方的に利するために、政府広報・白書、組織、団体、マスコミなどによって行われる「公式発表」等を揶揄して「大本営発表」と呼ぶ場合がある。 総じて、『情報源の確かでないもの、意図的に操作されたもの、もしくは虚偽の確率が極めて高い情報』という意味で現代では使われており、『全く信用できない情報』と同義語として使用されている。または、発表する側が事前に「質問は一切受け付けません」として一方的に発表者側に立った意見や情報を述べることを指すこともある特に芸能関係や不祥事発覚後のスポーツ選手へのインタビューなどに多い。 脚注・出典 参考文献 富永謙吾『大本営発表の真相史』(自由国民社、1970年) 平櫛 孝『大本営報道部 言論統制と戦意昂揚の実際』(光人社NF文庫、2006年) ISBN 4-7698-2485-8 保阪正康『大本営発表は生きている』(光文社新書、2004年) ISBN 4-334-03242-7 関連項目 虚偽報道 記者クラブ プロパガンダ 外部リンク 大本營發表 (青森空襲を記録する会より) 太平洋戦争開戦ラジオ放送 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年5月29日 (木) 12 38。
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フロン・バルディ 1 名前 フロン・バルディ 2 年齢 不明だが千年以上生きている。 3 性別 男。 4 種族 魔道兵器 5 外見 赤い長い髪と目を持ち色白。 年齢は千歳過ぎだが外見年齢は十代後半。 長身。 服装は白を基調としている。 6 性格 普段は優男だが実は病んでいる。 7 過去 1000年前、北の大国と南の連合国が戦争をしていた。 多くの兵士と兵器で連合は北の要所を次々と攻略し、遂に首都まで迫った。 其処で彼は投入された。 一瞬にして辺りを焼き尽くし敵味方関係なく殺して行く。 そんな彼は「紅い悪魔」と呼ばれた。 そして、全てを滅ぼした後で彼は気付く。 「自分は何をしてるんだ」 と。 其処から堕ちて行くのはそう時間が掛からなかった。 8 職業 魔導士 9 口調 基本的に無言。 10 一人称、二人称 一人称…私 二人称…貴様 11 好きなもの 魔道書 12 嫌いなもの 実験 手錠 13 好きな人 自分を恐れないのであれば誰でも。 14 パートナー いない。 15 属性 臨機応変に変わる 16 苦手な属性 無い 17 戦闘スタイル 魔法を使い対象を破壊し尽す。 18 精神力 何事にも動じない。 19 戦闘熟練度 通常★★★☆☆ 錯乱★★★★★ 20 技や魔法 【招雷】 対象に雷を落す。 【招焔】 対象を燃やし尽くす。 【刃魔】 魔力を凝縮して作り出した刃を複数飛ばす。 大抵の物なら斬ってしまう。 【十字魔槍】 魔力を凝縮した槍が十字に相手に突き刺さり動きを止める。 一度突き刺さると抜けにくく殆ど逃げられない。 21 特殊能力・特殊技能 【無尽蔵な魔力】 兵器に改良された際に得た能力。決して魔力が尽きない。 【無尽蔵な命】 何をされても死なない。 首を斬ろうが頭蓋を砕こうが。 22 必殺技 【招魔雷】 魔力で増幅した雷を一つの対象に複数落す。 【招桜焔】 空を桜の花びらの様に焔が舞う。最早その数を確認する事は出来ずに少しでもその焔に触れると一瞬でその部分が焼け焦げて崩れる。 【刃妖魔】 刃魔の強化版で刃渡りとスピードが上がって威力が数段増している。また自分で此れを剣の様に転換して使う事も出来る。 【破魔十槍】 十本の槍が対象を一瞬で貫き毒と変わった魔力が対象の体を犯していく。 【影魔】 自分の影が実体を持ち増殖し一斉に襲う。 最大で1000まで増える。 23 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級] 体力 C 魔力 SS 腕力 C 知力 A 素早さ A 命中 A 24 武器やアイテム 25 その他 人間に戻り自分を殺す術を探している。
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レセスティア連邦軍はレセスティア連邦が保有する軍隊である。 レセスティア連邦宇宙軍、レセスティア連邦海兵隊、レセスティア惑星軍の3軍からなる。 歴史 前史 レセスティア連邦軍の起源は大災厄以前の国家連合統合軍にある。国家連合統合軍は1912年頃から過激化した植民惑星解放連合(通称:パルタス軍)による反乱に対抗するため、イグニシア連合国を中心に、スティアの各国が軍隊を供出する形で結成された。 パルタス軍が制圧され、国家連合が事実上の反乱収束宣言(AS宣言)を出した後も国家連合統合軍は治安維持の名目で存続し、最終的には国家連合がスティア上の全国家を吸収し、スティア統合政府として成立するための軍事的裏付けとして機能した。 スティア統合政府成立後の29年間、統合軍の主な任務はソーリス星系内で発生する小規模な紛争を鎮圧することだった。 Sint.1500年に発生した大災厄では防遏を行い、存続を円滑にし、統一を再び成し遂げた。 スティア連邦時代 ソーリス星系の開発が再開され、スティア連邦軍の主任務が惑星間航路警備に移ったことで組織は宇宙軍と惑星軍に分割統合された。FTL技術が開発され、ヴェスヴィネ星系への植民が行われると宇宙軍の役割は更に拡大した。ヴェスヴィネ星系で分離主義者の活動が活発化すると、海兵隊が宇宙軍から切り離され独立した軍種として設立された。海兵隊は分離主義者の鎮圧を行ったが、その試みは失敗に終わり、最終的にはヴェスヴィネ星系が独立政府として連邦に反旗を翻すに至った。 組織 軍種 レセスティア連邦軍は次の4つの軍種からなる。 レセスティア連邦宇宙軍 レセスティア連邦海兵隊 レセスティア連邦第5軍 レセスティア連邦惑星軍惑星陸軍 惑星海軍 惑星空軍 統合軍 レセスティア連邦ソーリス軍 レセスティア連邦ヴェスヴィネ軍 レセスティア連邦イェスタ軍 レセスティア連邦ザーバラリカ軍 レセスティア連邦エスティア軍 レセスティア連邦空間作戦軍レセスティア連邦空間作戦軍は惑星軌道上及び大気圏内での艦艇と空間機の指揮管制を担当する。 レセスティア連邦特殊作戦軍 レセスティア連邦通信情報軍 レセスティア連邦輸送軍 戦歴 関連項目 レセスティア連邦関連記事一覧 国家 国家 レセスティア連邦レセスティア連邦/構成国スティア連邦スティア統治連合 歴史・政治 歴史 レセスティア連邦/歴史レセスティア連邦/歴史年表 政治 レセスティア連邦/政治レセスティア連邦/国家元首の一覧レセスティア連邦/政党レセスティア連邦/外交 軍事 軍事 レセスティア連邦/連邦軍レセスティア連邦/統合軍 兵器 レセスティア連邦宇宙軍/艦艇 技術・産業 技術 レセスティア連邦/技術 産業 レセスティア連邦/企業 地理 領土 レセスティア連邦/地理 居住星 ソーリス星系 惑星スティア惑星ラント惑星カンネー ヴェスヴィネ星系 惑星ヴォルド惑星サパルネ イェスタ星系 惑星メルデッサ ザーバラリカ星系 惑星リデル 暦 ○○国/祝日 言語 言語 アルティシ語○○人の命名 文化・宗教 宗教 ○○国/宗教 文化 レセスティア連邦/食文化○○国/流行○○国/服飾 国民 ○○国/国民○○国/国民性 人物 政治家 政治家○○ 人物一覧 レセスティア/人物一覧 福祉 教育 レセスティア連邦/教育 その他 レセスティア連邦/用語一覧概念(食品)新世代発電教トゥール兄貴