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ヒッピオス アレスの別名。 軍馬の神としての呼称。
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魔殻馬 種族:幻獣 登場作品:封緘のグラセスタ 解説 魔の影響を受けし、野生の軍馬。 雑感・考察 名前
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力在る者すべて(前編) ◆j893VYBPfU 緋と闇は交差する。 死の刃は交差する。 戦鬼達は交差する。 暗黒皇帝と呼ばれた赤い悪魔と、 漆黒の騎士と呼ばれた黒い死神。 ともに住まう大陸全土に巨大な厄災を撒き散らし、 屍山血河を築き上げた事で歴史に名を残した希代の梟雄達は、 何度となく擦れ違い様にその槍と斧を交えた。 両者の一撃が共に必殺の一撃。 一度その刃が身体を捉えれば魂まで吹き飛ばされる、 生命を根こそぎ刈り取る必滅の刃。 その処刑の刃を両者はすんでの所で躱し、 あるいは手にする得物で華麗に受け流す。 幾度もその斧が馬首を掠め、あるいはその豪奢な衣装に裂け目を入れる。 幾度もその槍が漆黒の装甲を掠め、いたる所が切り裂かれ、めくれ上がる。 その鋼と鋼が衝突する事で周囲に響き渡らせる耳障りな騒音は、 互いの得物が限界を訴える生命無き者達の苦痛の訴えのようにも、 眼前の獲物の血を吸える歓喜の咆哮にも聞こえた。 その異常極まる擦過音を聞くだけで、常人なら魂を砕かれてしまう事であろう。 だがしかし、その騒乱の中心人物達はその騒乱の中で心萎えるどころか、 その背に冷汗一つかくことさえなかった。 恐怖を抱かぬ理由には、己の技量における全幅の信頼も確かに存在する。 だが、それ以上に。 両者はともに、戦いに狂う悪鬼であり修羅なのだ。 常人ならぬ、人ならぬ戦鬼が、己が死など恐れようはずがない。 だが、その二人の心を占めるものは大きく違っていた。 心より歓喜し、この相剋を愉しみ抜くは黒い死神。 心より憎悪し、憤怒の形相を浮かべるは赤い悪魔。 互いに心身を極限にまで削り合いながら、 その両者の心の距離は決して縮まることはなく、 むしろ地平線の彼方にまで遠く掛け離れていた。 ◇ ◇ ――この男、一体何者なのだ? ハーディンは一命を賭して愛する者を愚弄された憤怒に身を灼きながらも、 目の前の不遜も極まる黒騎士に対して、沸きあがる疑念を抑え切れずにいた。 あの黒騎士は竿の長さを持つ諸刃の大斧を身体の後ろに構える。 マントを翻して背を前に向け、体幹でその得物を隠し歩幅を大きくとる。 そう、この構えなら良く知っている。 正確には、これは斧でなく剣で用いる構えなのだが。 それを無理やり斧でなぞっている感がある。 目の前の黒騎士の得物は剣を超える長さの戦斧だが、 その巨躯とマントは得物を覆い隠すには十分であった。 これはいわゆる“脇構え”に近く、極めて攻撃的かつ防御を考慮に入れぬ構え。 ――脇構え。 この構えには大きな利点と欠点がある。 まず利点としては、得物が完全に身体の幹に隠れてしまう為、 「その攻撃が敵手から見て得物の長さが分からなくなり、間合いを読み辛い」 「その攻撃が繰り出す直前まで、いつどこを狙ってやってくるか分かり辛い」 この二点に集約している。 そう。言わば抜刀術と同じなのである。 ただし、抜刀術はその構造上片手で剣を抜き打たねばならないため、 どうしても両手で剣を振るう事と比較すれば威力は目減りしてしまう。 そして片手で扱う以上、厚い装甲に覆われた部分や身体の硬い部位を両断する事は難しい。 さらに一度防がれてしまえば、片手で扱うが故に力負けしてしまう可能性も高い。 対して、脇構えはその身体で得物の長さを隠している点こそ同じだが、 最初から鞘から引き抜かれている分ロスタイムがさらに少なく、 両手で振るえる以上、その威力においても抜刀術を凌駕する。 たとえ防がれようとも、膂力に差があれば逆にそのまま押し切ることも可能。 それを完璧に防ごうとなれば、使い手に拮抗するだけの技量を持ち合わせた上で 最初から防御に身を固め、意識を集中する位しかないのだ。 だが、この構えには大きな欠点も存在する。 まずその構えの性質上、守勢に回れないという点にある。 己の後ろに得物が来る以上、相手と自分の間に遮るものが一切なく、 敵の攻撃をその得物で防ぐ事が困難となるのである。 相手の攻撃をどうしても躱そうとなれば、身を捻って避けるしかない。 先程の漆黒の騎士が回避をし損ねて不様に転がり回ったように、 敵に先手を許せば大きく隙を与え続ける事にもなりかねない。 まず、それが一点目の欠点。 その上、その構えからなる攻撃が全て弧を描かざるをえない以上、 直線的な刺突と比べればどうしても出遅れてしまうという点にある。 これは、構えの構造上避けられようがない。 これが二点目の欠点である。 それらの欠点を克服したいのであれば、相手のいかなる攻撃よりも速く、 己の攻撃をその身体に打ちこめるだけの技量がなければならない。 この構え、元より防御など考慮にないのだから。 つまり、己の攻撃に絶対の自信がある猛者か、自らの破滅さえ顧みぬ 命知らずの愚者でもなければ、この構えは決して取れないのだ。 果たして、漆黒の騎士はその両方の条件を兼ね備えていた。 そしてこの黒騎士は、かつて“草原の狼”とさえ呼ばれた比類なき騎手を 相手に巨大な戦斧を用い、攻撃偏重のこの構えで拮抗しているのである。 その実力は、もはや並大抵のものではない。 しかもこの構え、この局面においてはさらに優位となる点が一つある。 この黒騎士の戦斧による斬撃は必ずハーディンから見て“左側”からやってくるのだ。 右利きの騎兵にとって、“左側”とはすなわち“死角”である。 しかもこの黒騎士、必ず攻撃は“左側”に回り込んでくるのだ。 全ては騎兵の弱点を知った上での行動としか思えない。 大抵の場合、騎兵は右利きなら右で得物を握り、左で手綱か馬首を握る事になる。 その為、その足下から迫り来る攻撃を手に持つ得物にて防ごうとする場合、 前に来る馬首が邪魔となるためさらに見え辛くなる。 また、馬首から回り込んで左側に得物を繰り出すことなど出来ぬため、 どうしても攻撃や防御手段の限定を余儀なくされてしまう。 故に本来は左腕に騎士用の盾を固定して手綱を握り、その死角を補うのだが、 残念ながら今のハーディンはその盾を持ち合わせてはいない。 ならば必要に応じて左腕で得物を持ち変えれば良い、というわけでもない。 逆腕一本で敵の全力にて打ち込まれる高速の斬撃を凌ぎ切れる筈がないのだから。 攻撃を防ぐ盾がない以上、こちらも敵に合わせて両手で得物を持ち凌ぐしかない。 だが、そうなると当然手綱をまともに握れなくなり、落馬の危険性も増す。 無論、騎馬を普通に操るだけならハーディンの技量なら両足だけでも事足りる。 だが、これでは騎兵が持つ最大の強みである突撃蹂躙(ランスチャージ)が行い辛い。 突撃による剛槍を逃れれば蹄鉄でその背を蹂躙する、二段構えからなる騎兵最大の戦法が。 満足に手綱も握れぬ状態で最大速度で疾駆して歩兵相手に突撃しようものなら、 相手を轢き潰したはいいが自分までもがその馬背から投げ飛ばされる恐れが充分にある。 最大加速がそのままに、地面に叩きつけられるのだ。 そうなれば、打ち所と地面の硬度次第では生命にも関わるだろう。 その危険性を承知の上で、あえて距離を開け突撃を試みようと欲すれば、 件の黒騎士は「それを待ちわびていた」と言わんばかりに、 更に重心を低く持ち構え直えてくるのである。 己の死の恐怖も悲壮感も、微塵も感じさせず。 むしろ、そこには必勝の気迫さえ感じられる。 しかも、その殺気は常に軍馬と騎手の“両方”に向けられてくるのだ。 その滲み出る殺気に、怯えこそせぬものの軍馬までもが警戒の念を抱く。 不可解である。実に不可解である。 これは本来、虚勢と見なすべき所である。 だが、決してそうとは言い切れぬ形容し難い禍々しい何かを、 この黒騎士は感じさせるのだ。 軍馬の突撃にひるまず、その両者を斬るほどの刃など通常は存在しえない。 馬を斬るための武器は、首や胴を両断し、即死させるだけの膂力など只人には持ち合わせぬのだ。 そして、馬の突撃時に刃を出せば、手を出した腕が衝撃に耐えきれずへし折れてしまう。 さらにその一撃で息の根を止めなければ、斬られたままに突撃をする軍馬に蹂躙される恐れもある。 だからこそ、騎兵相手には機動力を奪い、混戦時に馬の脚を斬る事が上策とされるのだ。 一般に斬馬刀と呼ばれる大剣も、馬の脚狙いを前提に作られているがゆえに。 だが、万一。 だが、万一それだけの事が出来る刃を、 あの黒騎士がまだ隠し持っているならば? 動きは明らかにこちらに比肩し、騎兵の弱点を知り抜いた上での行動を取る。 そのような計算高い存在が、ここに来て“露見すればそれで最期”の無意味な虚勢など張るものだろうか? それもまた考えにくい。何か特別な仕込みがある可能性を警戒した方がいいだろう。 その形容し難い不気味さが、「長柄武器による騎馬突撃」への二の足を踏ませた。 そして、こちらが今出せる半端な速度の疾駆では、容易く躱されてしまうのだ。 あたかも暴走する猛牛(ロデオ)をいなす、闘技場の闘牛士(マタドール)のように。 こちらの強みを、騎兵の強みをほぼ封じられた形となっているのだ。 ここから連想される単語はただ一つ。 ――生粋の重装歩兵。 しかも、こちらと実力を等価、あるいはそれ以上とする程の。 だが、そこにまたもう一つの疑念が生じる。 黒騎士カミュはこの私と同じく騎兵だったはず? それが得意の得物ではなく、なおかつ彼の軍馬がこちらの手の中にある以上、 その真価は発揮しづらく倒すのは実に容易い。そのはずが。 あの小癪な黒騎士は己と相手の装備との差や構えの得失を最大限に活かし、 あるいは殺す最上の手段を取ってこちらに迫り来るのだ。 それは戦術眼とそれを行使し得る実力の二つがあって、初めて為せる技。 生粋の騎兵では不可能とまでは言わぬものの、 極めて厳しいものと言わざるを得ないだろう。 ――カミュではない? 疑念は膨れ上がるばかりである。 そう、確かにその実力だけならあの黒騎士カミュと等価…、 あるいはそれ以上の存在かもしれぬだろう。 だが、それ以上に不可解な点がある。 あの黒騎士の振るう刃には、英雄なら必ず持ち得る、 人々を魅せてやまない気品とも華ともいうべき “雅”というものが皆無なのである。 闇の波動とも、瘴気ともいえぬ全身を覆う 殺気を隠すことなくぶつける黒騎士のそれは、 人を斬ることを最大の目的としながらもその美しさで魅せる 名匠による“騎士剣(ナイトソード)”ではなく、 人をただ殺すことだけを追求し、忌まわしき結果のみを残す “断頭斧(ギロチンアクス)”を連想させた。 ありていに言えば、それは吟遊詩人が謳いたくなるような“絵にならぬ”のである。 それにはハーディンが激しく嫉妬し、追い求め、そして最後まで得られなかった優雅さは微塵もない。 むしろ、“暗黒皇帝”と呼ばれるこちらが戦慄の感情を抱くほどの禍々しさに満ち溢れていた。 ハーディンは闇のオーブによって増幅された負の感情により正常な思考を失いながらも、 その増幅された嫉妬のために現状を再認識しつつあった。 ――確かに、あの男はカミュではないかもしれぬ。 ――だが、それが何だと言うのだ? あの男はニーナを愚弄した。 あの男はニーナをその暴言にて辱めた。 あの男はニーナを得体の知れぬ赤毛の女にも劣ると、 傲然と言い放った。 それは許せぬ。 それは赦せぬ。 それは断じて看過出来ぬ。 あの男がカミュであろうとも、そうでなかろうとも。 たとえ神と世界が許そうとも、この私が許さぬ。 ニーナこそは、我が身命を賭して守り抜いた一輪の華であり、 我がその名の下で戦った主であり、半生の全てでもあったのだから。 その度し難い黒騎士の非礼と不敬に対し、このアカネイア皇帝が自ら処を下す。 判決、串刺しの刑――。 連座するは、赤毛の女。 ニーナがたとえこの私に心を向けなくとも、 ニーナがたとえカミュに心を奪われようとも、 ニーナがたとえ目の前の黒騎士を恋い焦がれていようとも、 それはすべからく極刑に処すべき大罪である。 騎士の風上にも置けぬ下郎を、生かす道理なし。 ハーディンは再び、人ならざる憤怒の咆哮を上げると、 漆黒の騎士に向けて突撃を再開した。 ◇ ◇ ――かなり、やる。 漆黒の騎士の思考は常軌を逸するものではあれど、 ハーディンとは対極に静謐であった。 初撃で馬の脚狙いと見せかけて 防ぎに来る武器落としを狙っていたが、 それはしかと両腕で支えた得物で防御された。 両腕で得物を持つ以上足場が不安定となるはずが、 得物を弾き飛ばされることも落馬することもなく、 目の前の騎手は見事に受け切ってみせる。 静止していれば斬撃の威力では得物の差でこちらが上である以上 こちらの弱点となる刺突を用いるのは当然の成り行き。 現に何度も行く手を阻まれ、回避にその身体を横に逸らせて躱せれば、 その回避に崩れた体勢を狙いさらに怒涛の追撃が迫る。 最後までこちらにその手を出させぬが上策とばかりに、 頭上から降り注ぐ槍による刺突と軍馬による踏み付けの嵐は執拗を極めた。 そしてどうにか槍と蹄鉄の豪雨を掻い潜り、隙を見て軍馬を狙えば、 騎手が命じるでもなく危機を察知して前脚で地を蹴り斬撃を躱し、 騎手に意識が集中して不用意に近づけば、 その蹄鉄で蹴り砕かんと前脚を叩きつけに来る。 まさに人馬一体。予想以上の手錬である。 こちら側に少しでも不利な介入があれば、即座に敗れ去るだろう。 それだけの、言わば極上の獲物。 先程の横槍を入れた存在が、極めつけの愚者であった事に心より感謝する。 己の装備の得失さえ弁えず、所構わず殺気をまき散らした存在でなければ、 あるいはその妨害に影響され、既に命を散らしていたのかもしれない。 相手は騎乗。男にダメージを与えるには、 まず馬から引き摺り落とす必要がある。 そして、それ以上に注意すべき点がある。 相手は“二人”、そしてこちらは“一人”なのである。 軍馬と騎兵の連携がうまくいかなければ付け入る隙はあったのだが、 目の前の敵手はまさに人馬一体。 軍馬はただ命令を待つだけの存在ではなかった。 主が獲物を狩るにあたり、絶好の環境を用意する難敵。 長引けば長引くほど、それは体力の差にも繋がるだろう。 たとえこちらが人間とはかけ離れた身体能力を持とうとも。 二対一である以上、最初からこちらが不利なのだ。 このままでは少しずつ嬲られ、いずれは打ち倒されるだろう。 膂力はこちらがやや上、速度は騎兵の向こうが大きく優る。 技量はほぼ等価。機動性は歩兵故こちらが上。 そして体力に付いては、向こうがはるかに凌駕する。 向こうの総合力を数字化すれば11から12、こちらは10。 漆黒の騎士は敵手と相手との実力差を、至極冷静に評価していた。 ――このままでは、確かに敗北する。 ――だが、勝機はある。苦しい相手ではあるが、戦術次第でこの状況は覆えせる。 そう。その前に戦場の常識すら覆す剣、いわば奥義とも言える術技――。 それさえ使う機会さえあれば、状況を覆し、まとめて一刀のもとに斬り捨てる事は可能だ。 使い方はすでにその心身が覚えており、斧においても試し斬りを済ませてある。 その奥義を振るうにあたり、何の支障もありはしない。 何時如何なる状況においても、腕一本あれば窮する事無く繰り出す事は可能であろう。 ただ、それはこちらが力を溜めるだけの、僅かな時間を手に入れる必要がある。 そして、その機は訪れる事を首長く待つものではなく、上手く引き摺り出す必要がある。 だが、こちらの奥の手は使う前から警戒されている。 それは、戦士としての本能が為せる業だろうか? 素晴らしいまでの勘の良さだといえる。 あの奥義が使えぬとならば、もし警戒されているのならば、 あるいは――。 漆黒の騎士は、もう一つの戦略を練り上げる。 いずれにせよ、相手をこちらが望む環境を作り出す必要がある。 幸いにも、目の前の騎手もまたこちらを攻めあぐね、 眼に見えて苛立ちを充満させている。 相手が完全に平静を失えばこちらの勝利。 相手が完全に平静を取り戻せばこちらの敗北。 布石は最初に打ってある。あとは完全に理性を奪えばいい。 相手の思考を奪い、あるいは誘導させ、 相手にこちらの欲する行動を取らせる必要がある。 こちらが万全の力を発揮できる環境を、 己一つで作り上げねばならない。 ――ならば。 勝機を奪い取るは、今ここを置いて他になし。 漆黒の騎士は迎え撃つ。己が勝利する為に。 ◇ ◇ さらに数合を交え、ハーディンは再び距離を取る。 静止したままで戦い続けては、小回りの利く重装歩兵のほうが有利であるが故に。 その隙に漆黒の騎士は甲冑を着ているとは思えぬほどの軽やかな身のこなしで 後方に跳躍し、大通りの中央を位置取る。 逃げ場はない。遮る存在もない。 民家の陰の路地裏に逃げる事も、一切の遮蔽物を使う事も出来ない。 漆黒の騎士はそこで再び脇構えの姿勢に戻り、目先で挑発する。 さあ、その軍馬による突撃蹂躙(ランスチャージ)を行えとばかりに。 ハーディンは警戒する。 確かに厄介な相手ではあるが、ここままでもこちらの優位は揺るぎ無い。 そして今の局面。相手にはやはり何かがある。 だが、わざわざ相手の手に乗る必要性はない。 あくまでもこの戦闘…。いや、この処刑の主導権はこのハーディンにあり、 あの黒騎士にはないのだ。それを知らしめる必要性がある。 ハーディンは無視を決め込み、これまで通りにもう一度刃を交わさんとする。 だが――。 『――諸君、これから第一回目の放送を始める』 ――だが、第三者の、決して無視できぬ存在の割り入る声により、 攻撃の手を一時休めざるをえなくなる。 時刻は、今が逢魔が刻。 神殿騎士ヴォルマルフによる、件の放送の声であるが故に。 こちらがどれほどの力を誇ろうとも、あの声だけは聞き逃してはならない。 件の首輪なる、忌々しい枷がこちに架せられたが故に。 対面する黒騎士も、この時ばかりは静止してただ声を待つ。 無論、戦闘態勢は解かぬままであったが。 そして、放送が始まる。 あくまでも事務的で淡々としたヴォルマルフの口調。 その内容からは、いかなる意志も読み取ることはできない。 だが、次の通達については、抑えきれぬ歓喜の感情が その声に明らかに含まれていた。 『続いて、ゲーム開始からこれまでの死者の発表をする。 ――アメル、オイゲン、シーダ、シノン、ティーエ、ナバール、ビジュ、ベルフラウ、マルス………』 漆黒の騎士はベルフラウの名に「ほぅ。」と短い関心の声を上げ、 ハーディンはその後に続く名に驚愕の声を張り上げる。 「……なん、だと?マルスが、あの小僧が既に殺されたとでも、そう言うのかッ!!」 ハーディンは天を睨み、咆哮する。 ―――マルス。マルス、マルス、マルス…。 マルスマルスマルスマルスマルスマルスマルス マルスマルスマルスマルスマルスマルスマルス マルスマルスマルスマルスマルスマルスマルス マルスマルスマルスマルスマルスマルス!!! たった一つの耳朶を打つその名前が、何度ともなくハーディンの脳裡を反芻する。 後の内容は聞こえなかった。いや、聞く意味さえもそこにはなかった。 ハーディンが嫉妬して、羨望してやまなかった相手が。 その手で直々に、最大の苦痛と絶望を与え処刑する前に…、 早々とどこの馬の骨ともしれぬ輩の手にかかり、 とうの昔に息絶えていたというのだ。 これほどの愚弄が、挫折感があろうものか? 「何故だッ!何故貴様はそんなつまらん所で命を落とすッ! 誰だ!一体誰がマルスを殺したというのだッ!!」 許せん…、断じて許せん! 我が最大の恐怖と苦痛を以て殺す前に、その生命を捨て逃げ去ったマルスが許せん! 我が無力と絶望を思い知らせる前に、そのマルスの生命を奪った何者かが許せん!! 「――殺すッ!全て殺すッ!!このハーディンが殺し尽くしてくれるわッ!」 全てを殺し尽くせば、いずれはマルスを殺した相手にも辿り着く。 ハーディンは怨敵を殺めた何者かを思い、怨嗟の声を張り上げる。 まだ見ぬ相手への憎悪を、闇のオーブにてさらに増幅された “それ”はもはや悪鬼と呼ぶに相応しい程の形相を浮かべていた。 だが、それには目の前の敵が邪魔だ。 あの黒騎士を手早く排除しなければならない。 あの黒騎士を――。 もはや常軌を逸したとしか思えない、どす黒い感情を所構わずまき散らすハーディンと、 静謐にある漆黒の騎士の視線が交差する。やがて、漆黒の騎士が口を開く。 「――ほう。貴殿はマルス殿を倒した相手を早急に探し出し、その手に掛けたいというのか?」 漆黒の騎士は、どこかしら愉しむような、嘲笑うような声色で問いかける。 「ならば、この村に長居は無用。今は早々に退くべきではないのか?」 撤退を提案する黒騎士。態度はあくまでもその不敵さを崩さない。 だが、そこにはこころなしか弱腰さが感じられた。 ――臆したか?それとも今までの態度もやはり虚勢によるか? ハーディンはここに来て消極的な言葉を発する漆黒の騎士に、侮蔑を露骨にする。 「アカネイアの“暗黒皇帝”が、罪人を眼前に退くなど有り得ると思うか?」 ――それに貴様は一つ忘れていることがある。 ニーナをその舌で愚弄した貴様ごときに。 ニーナをその口で辱めた貴様ごときに。 「なにより、貴様ごとき卑劣な間男の意見に、 このハーディンが耳を貸すことがあり得ると思うか? むしろ、ますますその逆がしたくなるというものだ。 貴様は逃さん。今、ここで死ね。 獲物の追跡は、その後にでも行う事にしよう。だが、案ずるな。 貴様と共にいた赤毛の女も、すぐ貴様の元に送ってやる!」 「……フッ。どうやら覚悟は出来ているようだな。 貴殿のこれまでの振る舞いから臆病を心配したが、 その手持ちの槍の使い方程度は弁えていたらしい。」 漆黒の騎士はさらに腰を深く落とす。 これまでのように、擦れ違いざまに左側に回り込り、 斬撃を加えるといった積もりは毛頭にないらしい。 ――この一合にて、決着を付けよう。それがこの幕だ。 口には出さずとも、その黒騎士の態度が雄弁に決着を促していた。 「いいだろう。貴様の挑発には乗ってやる。 今となっては、貴様ごときにくれてやる時間さえも惜しい!」 ハーディンはさらに距離を開け、体勢を整える。 左手で手綱を、そして右腕にグラディウスを支え構える。 騎兵が持つ最大の強みである突撃蹂躙の姿勢を取る。 裂帛の気合いを乗馬に乗せて、今ここに怒涛の突撃蹂躙を開始する。 黒騎士カミュの愛馬は、目の前の黒騎士を蹴散らさんがために駆ける。 迫り来る風を掻き分け、あるいは薙ぎ倒し、それは一つの暴走車と化す。 騎兵の突撃による槍の威力は、そのまま乗馬の加速度に比例する。 騎兵自身の力に加えて、乗馬の力がそのまま加算された魔槍。 その速度、その剛力はいかなる反撃を試みようが、押し返すことは不可能であろう。 目の前の存在は、何の脅威にもなりはしない。 そして万一その槍を受け流し、あるいは回避した所で。 そこには軍馬の蹄鉄による蹂躙が待ち受ける。 防御は不可能。そして回避も不可能。 残るは死、あるのみ。 標的まであと30歩、26歩、22歩――。 騎兵は駆ける。歩兵は迎え撃つ。 ハーディンは不意に唇を歪める。 そう、このままでも十分に眼前の黒騎士を蹴散らす事は可能だ。 だが、先程の事もある。念には念を入れさせて貰おう。 貴様の挑発には乗ったが、貴様の撃ち合いに応じた覚えなどない。 この処刑、主導権は貴様になどない。このハーディンにあるのだ! 標的まであと18歩、14歩、10歩――。 軍馬は疾走を続ける。ハーディンはグラディウスを持ち替え、頭上に構える。 そう。その槍で突くのではなく、投擲するつもりなのだ。その頭蓋に向けて。 グラディウスは、元より投擲にも適した万能の槍。 その威力は岩をも砕く。それがさらに軍馬による加速の力が上乗せされるのだ。 『その手持ちの槍の使い方程度は弁えていたらしい。』か――。 意図せずとはいえ、敵に塩を送るとはな。愚か者めッ!! 万一、眼前の黒騎士にこちらを斬るほどの“切り札”があった所で。 それを迫り来る槍を防ぐ為にまず使わねばならない。 あえて槍を受け、肉を切らせて骨を断つなど不可能。 この槍は防がねばその肉体を砕き、捻り潰すだけの破壊力を持つのだから。 そして投擲をその“切り札”で防いだ所で、軍馬の蹄鉄による蹂躙の嵐が待ち受ける。 槍を防ぎ体勢が崩れ無防備となった中で、もはや突撃を躱すことなど不可能。 いかなる切り札を持ち得ようとも、攻撃と防御はどちらか一度しか行えない。 そして、攻撃はこちらが先なのである。相討つことも有り得ない。 二段構えの、言わば必勝の戦法。 もし、あの漆黒の甲冑がまだ鎧としての防御力があるなら、 たとえ蹄鉄の蹂躙を受けようとも生き残る可能性だけはある。 だが、先ほどの立ち合いで知ったが、あの鎧は一切の防御力を持ち合わせてはいない。 ならば最大加速の付いた軍馬の蹂躙に生き残る術なし。 なぜそのような張りぼてを身に纏っているのか、 理解には苦しむがこちらには関係はない。 こちらはただ投げ穿ち、あるいは踏み拉けばよい。 それでこの黒騎士は処刑される。そこで終わりだ。 こちらが構えを変えた意図を察し、黒騎士に焦りが出たのか。 それともその怒涛の突撃の前に判断を誤ったのか? その斧を振るうにはあまりにも早すぎる機で攻撃動作が開始される。 だがその一撃は、軍馬を掠めることはおろか、 これから投擲される槍を撃ち落とすにした所で早すぎる。 それはただの空振りに終わり、全ては無為と帰すだろう。 …フン、つまらぬ。 先程までの態度は、やはり虚勢ではあったか。 それとも、突撃に肝を潰し目測を誤ったか? いずれにせよ、取るに足らぬ小物だという事か。 ――貴様はここで、死ね。貴様が何者であろうとも、ニーナを愚弄した報いを受けるのだ。 腰を浮かせ、投擲動作を開始する。 その槍は空気を切り裂く異常な唸り声を挙げ眼前の黒騎士は反応すらも許されず 兜を割り頭蓋から派手に脳漿と鮮血を撒き散らしつつも構わずさらに軍馬による 追い討ちを仕掛けその死体はボロ雑巾のように原型を留めず辺りにかつて黒騎士 だったものの装甲の破片と肉片を血臭を盛大に周囲に撒き散らしその死体から 首を切り離して勝鬨の声を上げることには……、決してならなかった。 おそらくそれはハーディンが想像した未来予想図ではあったが、現実は大きく違っていた。 ――暗転、飛翔、驚愕。 だしぬけに視界が回る。身体が浮く。 軍馬から勢い良く、重量あるものが射出される。 ただし、その軍馬から投げ出されたものは、グラディウスだけではなく、 それを握ったままのハーディン本人をも含まれていた。 まるでそれは投石機から打ち出されたかのような見事な放物線を描き―。 高速で空中に投げ出されたハーディンの視界の片隅に映ったものは、 得物を持たぬ漆黒の騎士と、その目の前で倒れ伏す軍馬。 ――激突、擦過、悶絶。 受け身すら取る事が出来ず、勢いが付いたまま顔面から地面に衝突する。 顔が砂利によって大きく擦り剥かれ、顔面の皮が削り取られる。 全ての衝撃が顔面から首、そして右肩に与えられ、 周囲に生物の本能に訴えかける、実に不快な死の音色を響かせる。 闇のオーブによって高められた精神力によってすら抑えきれない、 悶え苦しまんばかりの激痛。手負いの獣は、おぞましい苦痛の咆哮を上げる。 首から痛覚が、右肩からの違和感が、その肉体的損傷が深刻なものであると訴える。 常人であれば、頚骨が折れ既に死亡していたのは間違いない。 だが、これまでに鍛え抜いた全身の筋肉があればこそ、 落馬の衝撃を致死に至らぬ程度に和らげていた。 顔の皮の右半分が捲れ鮮血を流し、首が曲がりかけ、右肩は下がり、その有様はさながらに敗残兵。 ただし、闘争心は未だ萎えることなく、殺意を更に燃え上がらせたその形相はまごう事無く悪鬼。 赤い悪魔は不屈の闘志と、傷つけられた憎悪に背中を押され、今再び立ち上がる。 091 星に願いを 投下順 092 力在る者すべて(後編) 091 星に願いを 時系列順 092 力在る者すべて(後編) 057 死闘 漆黒の騎士 092 力在る者すべて(後編) 057 死闘 ハーディン 092 力在る者すべて(後編)
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■ラウンドシールド 小型の木製盾。腕に固定して使用する。 買値:400G 売値:200G 分類:副装備/盾 装備修整 行動値補正 [VIT] + 1 0 ■タワーシールド 固くて重い長方形の大盾。 買値:500G 売値:250G 分類:副装備/盾 装備修整 行動値補正 [VIT] + 2 -1 ■ローブ 軽くゆるやかな薄手の外衣。 買値:200G 売値:100G 分類:防具/衣類 装備修整 行動値補正 [VIT] + 0 +1 ■ハーフアーマー 厚手の布を用いた上半身を守る軽鎧。 買値:600G 売値:300G 分類:防具/軽鎧 装備修整 行動値補正 [VIT] + 2 -1 ■プレートアーマー 鉄板を重ねた重量級の金属鎧。 買値:900G 売値:450G 分類:防具/鎧 装備修整 行動値補正 [VIT] + 4 -3 ■黒眼鏡 かけると賢そうに見える伊達メガネ。 買値:100G 売値:50G 分類:その他/アクセサリー あなたが観察判定を行うに際し、その達成値に+1点の修整を与える。 ■灰火のロザリオ 灰火教団の手製ロザリオ。 買値:200G 売値:100G 分類:その他/アクセサリー あなたがいずれかの状態異常になるに際し、それを回復し抵抗を得てもよい。 そうしたなら、この装備を破壊する。 ■軍馬 騎士団でも採用されている一般的な軍馬。 買値:500G 売値:250G 分類:その他/騎馬 これを所持する場合、《馬術》レベル1が必要である。 これを所持している限り、あなたは遊撃1を持つ。
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前Ver Ver.1.1.0D情報 次Ver Ver.1.1.0F情報 稼働日 2022年10月12日 公式による告知 Ver.1.1.0Eバージョンアップ告知 計略修正 新戦器登場! 特技修正 流派修正 軍議パラメータの調整 戦器購入に戦器追加 ターミナルに商品追加金剛石商店に商品追加! 大戦屋に商品追加! 不具合の修正蒼045 N 徐琨の計略「一族の援軍」に関する不具合の修正 計略修正 武将名 計略名 内容 変更前 変更後 蒼 坂本龍馬 風雲之志 ↑ 効果時間 12.5c 効果時間 14.2c 孫堅 天啓の幻 ↑ 効果時間 6.7c計略範囲 横幅 6部隊分 効果時間 7.1c計略範囲 横幅 6.4部隊分 陸奥陽之助 外交の才覚 ↓ 計略範囲 直径 2.8部隊分効果時間例知力1に使用した場合 12.1c知力9に使用した場合 6.3c知力10に使用した場合 4.2c 計略範囲 直径 2.4部隊分効果時間例知力1に使用した場合 11.7c知力9に使用した場合 5.8c知力10に使用した場合 3.8c お鍋の方 癒しの陣 ↑ 1.3秒ごとに3.5% 1.3秒ごとに4% 丹羽長秀 米五郎左の戦 ↑ 効果時間 9.2c 効果時間 9.6c 志村新八 ツッコミ ↑ 斬撃時弾き距離 +3部隊分 斬撃時弾き距離 +4部隊分 緋 伊藤俊輔 積水成淵 ↓ 武力上昇間隔 1.7秒ごとに+1知力上昇間隔 1.7秒ごとに+1 武力上昇間隔 2秒ごとに+1知力上昇間隔 2秒ごとに+1 井上聞多 分限者の暗躍 ↑ 計略範囲 直径 5.2部隊分 計略範囲 直径 6部隊分 夏侯惇 隻眼の睨み ↑ 計略範囲 直径 4.6部隊分 計略範囲 直径 5部隊分 おうの 芸妓の恋慕 ↑ 敵武力上昇値 +7味方武力上昇値 +7 敵武力上昇値 +8味方武力上昇値 +8 吉川元春 百戦不敗 ↓ 効果時間 9.2c 効果時間 8.8c 曹仁 難攻不落 ↓ 効果時間 4.2c武力ダメージ軽減倍率 0.6倍 効果時間 3.8c武力ダメージ軽減倍率 0.7倍 毛利元就 三本の矢 ↓ 効果時間 8.8c 効果時間 8.3c 新庄局 護り手を呼ぶ声 ↑ 効果時間 10c計略範囲 直径 6.4部隊分 効果時間 11.3c計略範囲 直径 6.8部隊分 神楽 夜兎の力 ↑ 効果時間 7.5c 効果時間 7.9c 高杉晋助 旧態の破壊者 ↑ 基本時間 7.5c攻城ダメージ倍率 1.6倍 基本時間 7.9c攻城ダメージ倍率 1.7倍 碧 沖田総司 三段突き ↑ 武力上昇値 +6 武力上昇値 +7 清河八郎 維新の魁 ↑ 効果時間 7.5c 効果時間 8.3c 藤堂平助 死地の奮闘 ↑ 武力上昇値(敵0部隊時) +1武力上昇値(敵1部隊時) +1武力上昇値(敵2部隊時) +2武力上昇値(敵3部隊時) +3武力上昇値(敵4部隊時) +4武力上昇値(敵5部隊時) +5武力上昇値(敵6部隊時) +6武力上昇値(敵7部隊時) +7武力上昇値(敵8部隊時) +8 武力上昇値(敵0部隊時) +2武力上昇値(敵1部隊時) +2武力上昇値(敵2部隊時) +3武力上昇値(敵3部隊時) +4武力上昇値(敵4部隊時) +5武力上昇値(敵5部隊時) +6武力上昇値(敵6部隊時) +7武力上昇値(敵7部隊時) +8武力上昇値(敵8部隊時) +9 徳川家康 葵紋の采配 ↑ 効果時間 8.1c 効果時間 8.5c 新見錦 新見殺法 ↑ 効果時間 7.5c武力上昇値 +5斬撃範囲 直径 2.4部隊分拡大 効果時間 8.3c武力上昇値 +6斬撃範囲 直径 3.2部隊分拡大 築山殿 弱体化の眼差し ↑ 計略範囲 縦幅 4.4部隊分計略範囲 横幅 1.8部隊分 計略範囲 縦幅 4.6部隊分計略範囲 横幅 2.2部隊分 北条氏政 五色の采配 ↓ 武力ダメージ軽減倍率 0.8倍 武力ダメージ軽減倍率 0.85倍 本多正信 参謀の毒爪 ↓ 効果時間例知力1に使用した場合 10.5c知力8に使用した場合 8.3c知力10に使用した場合 7.2c 効果時間例知力1に使用した場合 8.9c知力8に使用した場合 6.7c知力10に使用した場合 5.5c 劉封 仁君の継承者 ↓ 効果時間 6.3c 効果時間 5.4c 玄 岩成友通 弱体化の計 ↓ 計略範囲 直径 4.8部隊分効果時間例知力1に使用した場合 8.7c知力3に使用した場合 7.5c知力10に使用した場合 5.3c 計略範囲 直径 4部隊分効果時間例知力1に使用した場合 7.8c知力3に使用した場合 6.7c知力10に使用した場合 4.5c 上杉謙信 毘沙門天の陣 ↑ 効果時間 8.3c 効果時間 8.8c 柿崎景家 先鋒の強襲 ↑ 武力上昇値 +11知力上昇値 +11 武力上昇値 +12知力上昇値 +12 河上彦斎 暗殺剣 ↑ 斬撃範囲 直径 0.6部隊分縮小 斬撃範囲 直径 0.4部隊分縮小 雑賀孫市 乱れ八咫烏 ↓ 効果時間 10c 効果時間 9.6c 直江景綱 方陣 ↑ 効果時間 8.8c 効果時間 9.6c 馬超 獅子槍刃 ↑ 速度上昇値 +50% 速度上昇値 +70% 龐徳 涼州の勇士 ↓ 武力上昇値 +4 武力上昇値 +3 安田長秀 安田・特攻! ↑ 攻城力倍率 1.3倍城ダメージ固定値 0% 攻城力倍率 1.3倍城ダメージ固定値 2% 坂田金時 金太郎無双 ↑ 武力上昇値 +1 武力上昇値 +2 源頼信 先行の睨み - 計略発動時落款 知力低下 計略発動時落款 妨害 直江兼続 戦場の傾奇者 ↑ 速度上昇値 +70% 速度上昇値 +100% 汎用計略 佐々成政等 貫通射撃 ↑ 武力上昇値 +3 武力上昇値 +4 新戦器登場! 「戦器獲得」「戦器ガチャ」に、新たな戦器が18種登場。 ※「戦器購入」で購入不可能。 種別 名称 戦器効果 追加効果 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 対象 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 条件 対象 N軍馬 軍馬 速度+40% - - - 味方全部隊 - - - - - - N術書 兵法書 速度減衰0.65倍 - - - 敵全部隊 - - - - - - R軍馬 鏡栗毛 ? ? 速度+30% - 味方全部隊 ? ? 速度+20% - 蒼の武将を4.5コスト以上登録 味方全部隊 R軍馬 白鵠 ? ? 速度+30% - 味方全部隊 ? ? 速度+20% - 緋の武将を4.5コスト以上登録 味方全部隊 R軍馬 飛電 ? ? 速度+30% - 味方全部隊 ? ? 速度+20% - 碧の武将を4.5コスト以上登録 味方全部隊 R軍馬 汗血馬 ? ? 速度+30% - 味方全部隊 ? ? 速度+20% - 玄の武将を4.5コスト以上登録 味方全部隊 R術書 五輪書 ? ? 速度減衰0.7倍 - 敵全部隊 ? ? 速度減衰0.85倍 - 蒼の武将を4.5コスト以上登録 敵全部隊 R術書 闘戦経 ? ? 速度減衰0.7倍 - 敵全部隊 ? ? 速度減衰0.85倍 - 緋の武将を4.5コスト以上登録 敵全部隊 R術書 陰徳太平記 ? ? 速度減衰0.7倍 - 敵全部隊 ? ? 速度減衰0.85倍 - 碧の武将を4.5コスト以上登録 敵全部隊 R術書 太平要術 ? ? 速度減衰0.7倍 - 敵全部隊 ? ? 速度減衰0.85倍 - 玄の武将を4.5コスト以上登録 敵全部隊 SR名物 百貫茄子 ? ? ? 復活-15秒 味方全部隊 - - - 戦場の味方を一瞬で城に戻す カード登録枚数が5枚以下 戦場の味方 SR武器 七支刀 ? ? ? 武力+3 味方全部隊 ? ? ? 武力+2速度減退0.4倍 なし 味方全部隊 SR軍馬 青海波 ? ? ? 速度+50% 味方全部隊 ? ? ? 士気+0.75 なし 自軍 SR軍馬 赤兎馬 ? ? ? 速度+30% 味方全部隊 ? ? ? 武力+5速度+70% なし 最も武力の高い味方 SR軍馬 松風 ? ? ? 速度+50% 味方全部隊 ? ? ? 兵力+25% 残りカウントが40カウント以下 味方全部隊 SR術書 五代之軍記 ? ? ? 速度減衰0.6倍 敵全部隊 ? ? ? 士気+0.75 なし 自軍 SR術書 孫子 ? ? ? 武力-2 敵全部隊 - - - 士気+0.75 なし 自軍 SR術書 三国志 ? ? ? 速度減衰0.6倍 敵全部隊 ? ? ? 復活-12秒 カード登録枚数が5枚以上 味方全部隊 特技修正 特技名 内容 変更前 変更後 狙撃 ↓ 狙撃状態に移行するまでの時間 1.5秒狙撃時追加ダメージ 1HITにつき1% 狙撃状態に移行するまでの時間 2秒狙撃時追加ダメージ 1HITにつき0.5% 流派修正 流派名 型 内容 変更前 変更後 兵種 壱之型 ↓ 攻城ダメージ例騎兵 武力5 突撃1回につき1%槍兵 武力5 槍撃1回につき0.22%弓兵 武力5 弓攻撃1回につき0.35%剣豪 武力5 斬撃1回につき0.9%鉄砲隊 武力5 射撃1HITにつき0.32% 攻城ダメージ例騎兵 武力5 突撃1回につき0.81%槍兵 武力5 槍撃1回につき0.21%弓兵 武力5 弓攻撃1回につき0.33%剣豪 武力5 斬撃1回につき0.82%鉄砲隊 武力5 射撃1HITにつき0.29% 軍議パラメータの調整 項目 変更内容 武功の調整 全てのリーグにおける武功の増減値を調整 マッチングリーグの調整 正二位~従三位で敗北した際の降格ゲージの増加量を抑える調整 戦器購入に戦器追加 「戦器カスタマイズ」内「戦器購入」に戦器を追加。 種類 戦器名 必要大判 SR宝物 玉璽 3000 SR鎧兜 楯無 3000 SR武器 三日月宗近 3000 SR軍配 軍配団扇 3000 SR軍配 軍扇 3000 ターミナルに商品追加 金剛石商店に商品追加! 種類 商品名 必要金剛石 肖像 ぷち岡田以蔵 1500 肖像 ぷち桂小五郎 1500 肖像 ぷち張飛 1500 肖像 ぷち河上彦斎 1500 兵士 女剣士・青 1500 兵士 女剣士・赤 1500 兵士 女剣士・緑 1500 兵士 女剣士・黒 1500 布地 山道・青 500 布地 山道・赤 500 布地 山道・緑 500 布地 山道・黒 500 大戦屋に商品追加! 種類 商品名 必要クレジット 肖像 鎧武者 2 布飾り 鎧武者・青 3 布飾り 鎧武者・赤 3 布飾り 鎧武者・黄 3 布飾り 鎧武者・白 3 システムボイス 好事家 6 不具合の修正 蒼045 N 徐琨の計略「一族の援軍」に関する不具合の修正 蒼045 N 徐琨の計略「一族の援軍」の効果時間表記が誤っている不具合の修正 武将名 計略名 修正前の計略効果時間表記 修正後の計略効果時間表記 徐琨 一族の援軍 なし 一瞬 公式の告知はコチラ→蒼045 N 徐琨の計略「一族の援軍」の効果時間の表記についてのお知らせ
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生産 軍馬・鉄砲・兵器(破城槌・攻城櫓・大筒)を生産する。 生産には、技術と内政施設が必要。破城槌は工房のみで生産できる。
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[部分編集] 長宗我部家の野望・革新 使用ゲーム 信長の野望・革新 無印 シナリオ・担当勢力 シナリオ1 長宗我部家 シナリオの設定 上級・寿命なし、討死普通、イベントあり プレイ上の縛り あり(解説参照) 登録武将 なし 紙芝居・ストーリー 紙芝居あり 投稿時期 2007年12月3日~連載中 投稿者名 naonao 関連タグ 【長宗我部の野望】 リスト 『長宗我部家の野望・革新』 全領具足 簡単な解説 S1長宗我部家は割と強い部類に入り、また登録武将もいないので一見ごく普通のプレイ動画…なのだが、 募兵禁止 軍馬、鉄砲の調達禁止 兵器等の製造禁止 領土2カ国になると軍馬、鉄砲の売買禁止(第2話での追加ルール) というかなり厳しい制限を設けている。 軍備に関しては 敵部隊の壊滅や敵拠点の制圧を行った際の負傷兵吸収により兵力を増加させる 足軽技術(後に弓技術)の研究を積極的に行い兵の質を高める この2つの方針を掲げ、天下統一を目指す。 方針は確かに理に適ってはいるが、いずれ巨大化し技術開発も進んだ強国と戦うときが問題である。 特にPKが入っていないので武田や上杉の騎馬隊の強さが際立っているはず。 システムの穴を突くのか、巧みな戦術で返り討ちにするのか、はたまた押しつぶされてしまうのか。それとも敵国が巨大化する前に全て潰してしまうのか? 今後が楽しみな動画である。 他にはノーリセットを徹底しており、色々とうp主の予想外な展開が起きたりする。 特に22話での出来事はプレイ動画至上初ではないかと思われるほどの驚愕展開。 ノーリセット主義は今後も続くと思われ、そういう意味でも武田上杉との戦いが恐ろしい。 なお、この動画は登録武将が登場しないシリーズとしては珍しく紙芝居シーンが存在する。 うp主が長宗我部家を選択したのは足軽技術に長け、馬や鉄砲を用意しなくても戦えるからではないかと考えられるが、 紙芝居やうp主コメントを見ているとただ単に長宗我部が好きだから選んだ(もっと言えば、長宗我部家を選んだから軍馬と鉄砲の調達を封印した)のではないかという予想もできなくはない。 ところでこの紙芝居、展開は(概ね)硬派なのだがちょくちょく誤字が現れ見る者を和ませる。 そのため「硬派紙芝居」と共に「誤字に定評のあるうp主」というタグが貼られることが多い。 紙芝居以外にもプレイ中にテロップでの行動解説が詳しく、初心者にもわかりやすくなっている。 また、うp主がテロップのない時間を嫌うことからプレイ中に武将や歴史の豆知識の紹介があり、見るものを退屈させない。 しかし、このテロップにも誤字が多く存在し、うp主の誤字っ子ぶりをよくあらわしている。 誤字に定評があるうp主。史実武将しか居ない割に案外キャラ付けができていたりする。密かに黒い元就がイチオシ。 -- 名無しさん (2007-12-29 10 01 18) 史実どおりのやり取り(初陣シーンとか)も入れてるのがポイント高し。紙芝居=キャラ崩壊が定番なのに、史実イベントを補間は珍しく、また好感触 -- 名無しさん (2008-04-18 15 29 35) うp主復活おめ! -- 名無しさん (2008-10-21 22 36 24) 名前 コメント
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■まとめ とにかく全都市商業だけやればいい。米は安い時にまとめて購入しておく。 開発はよほど開発値が低くない限りはやるだけ損。治水は割と災害が起きるのでまあ余裕があれば。技術は連弩や発石車の製造に必要なので、上げる都市をいくつか絞ってそこで上げるようにする。 異民族対策は外交の贈呈で敵対心を下げておくことが大事。撃退するなら関係ないが、毎回撃退していると兵士がどれだけあっても足りないので無視する方が効率がいい。その場合、被害は敵対心によって変化するので進物で敵対心を下げておけばほとんど被害を受けずに済む。 ■内政とその他コマンドの同時進行ペナルティ 内政とその他コマンドを同時に行うと、ペナルティを受ける。能力値2/3の効果しか発揮できない。 ただこれは製造・訓練・密偵・捜索といった長期コマンドのみで、登用や施しといった短期コマンドではペナルティはない。 ■開発・商業・技術・治水の上昇値 詳しい計算式は不明。 政治100+50 政治50+50 政治50 商業値 上昇値 商業値 上昇値 商業値 上昇値 27 12 27 7 27 3 39 8 34 5 30 3 47 7 39 5 33 3 54 6 44 4 36 2 60 5 48 4 38 2 65 5 52 4 40 2 70 5 56 3 42 2 75 4 59 3 44 2 79 4 62 3 46 2 83 4 65 3 48 2 87 4 68 3 50 2 91 4 71 3 52 2 95 4 74 3 54 2 99 3 77 3 56 1 102 3 80 2 105 3 82 2 108 3 84 2 111 3 86 2 114 3 88 2 117 3 90 2 120 3 92 2 123 3 94 2 126 3 96 2 129 3 98 2 132 3 100 2 135 3 102 2 138 3 104 2 141 3 106 2 144 2 108 2 146 2 110 2 148 2 112 2 150 2 114 2 152 2 116 2 154 2 118 2 156 2 120 2 158 2 122 2 160 2 124 2 162 2 126 2 164 2 128 2 166 2 130 2 168 2 132 2 170 2 134 2 172 2 136 2 174 2 138 2 176 2 140 2 178 2 142 2 180 2 144 2 182 2 146 2 184 1 148 1 相性による上昇値の差はおそらくない。 諸葛亮(政治96・相性75)+劉備(政治85・相性75) 諸葛亮(政治96・相性75)+諸葛恪(政治83・相性122) 諸葛亮(政治96・相性75)+司馬孚(政治82・相性26) で開発値60~102まで上昇させたが、全く差は出なかった。 また、「相性が悪いと働かない」という話があったので相性75の劉備と相性150の徐栄で内政を行ったが、問題なく作業してくれた。 ■内政にかかる費用 相性が悪いとかかる資金が増える。 政治が低いとかかる資金が増える。 内政値が高いとかかる資金が増える。 ただ割合としては政治に影響される額が一番大きいようなので、相性を考えるよりは政治を気にした方がいい。 ■兵糧収入 難易度・都市規模・開発・治水が影響する。 開発+(開発÷2×都市規模)×(治水÷5+10) これに×難易度補正となる。 都市規模小……2 中……3 大……4 難易度普通……1.2 難易度上級……0.8 ■金収入 難易度・都市規模・商業・太守の魅力・民忠誠度が影響する。 ((30+太守の魅力÷2)+民忠誠度×7÷10)×(60+商業×7÷10)+(30+商業×7÷20)×都市規模÷7 これに×難易度補正となる。 都市規模小……2 中……3 大……4 難易度普通……1.2 難易度上級……0.8 ■相場 米売 9~16 米買 1~9 弩 20~30 強弩 30~40 軍馬 11~30 ■進物 進物の価値は金換算だと 兵糧 5 弩 14 強弩 24 軍馬 20 程度になっている。 なぜか弩は進物としての価値が低い。安く済ませるなら兵糧か軍馬が良い。 効率を考えるなら兵糧か軍馬がいい。兵糧は安い時に買っておいてムダにならないので一番手軽。中盤以降は弩をあまり使わなくなるので、余っているなら進物で使うのもアリ。
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Fw190A 戦闘機 移動力 10 索敵範囲 3 燃料 54 索敵海中 1 生産資金 2400 搭載 不可 防御力 対空 60 対地 15 対艦 30 搭載武器 武器名称 対司 対空 対装 対非 対艦 対潜 射程 優先 1 2 3 4 20mm機関砲 10 90 20 40 0 0 1 16 8 4 4 - 250kg爆弾 20 0 50 80 20 0 1 1 0 1 0 - NOT - - - - - - - - - - - - タンク - - - - - - - - 0 0 1 - ドイツ軍待望の新型機。 ブラウ作戦かアメリカ本土侵攻作戦で登場。 クルト・タンク博士の「航空機とは、サラブレッドではなく軍馬であるべき」という 思想のもと、実用性に重きを置いた高性能機。 サラブレッドことBf109は液冷エンジンのスマートなボディに高性能だったが、 着陸時に事故が多発したりなど扱いにくい機体でもあった。 そして軍馬たるFw190は、遥かに頑丈で扱いやすく信頼性のある機体となり、 空冷エンジンながらBf109を上回る速度をも出した。 更に頑丈なボディは拡張性に富み、様々な拡張型が作られた。 史実通り、すべてにおいてBf109を上回る性能をもつ。 Me262用に確保する以外のBf109系の戦闘機は、全て本機登場次第で差し替え ても問題ない。 それくらい優秀で進化先も有望。 進化は戦闘攻撃機系のFw190Gか戦闘機系のFw190D9に進化が分かれる。 どちらも強く互換性もあるので、適宜切り替え可能なのも便利。
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航空基地で歩哨犬を扱うのはどの科の人ですか? 自衛隊には動物は居ますか?(警察犬みたいに) まだ暗視装置の発達していなかったベトナム戦争中に、戦闘用に訓練された軍用犬の部隊が、夜襲において多大な戦果をおさめたというものなんですが。 「生物兵器」って実際はウィルスとか昆虫とか細かいのばかりだけど、もっとサイズのでかいタイプは開発されないだろうか? 地雷犬というのがいたと聞いたが? クジラやイルカなど、海洋生物の軍事利用について教えてください。 明治以降、軍馬の位置づけはどのように変遷していったか教えていただけませんか。 明治の頃の日本の軍馬はどんなもんだったんでしょう? 軍馬などは音に対する調教とかやっているのでしょうか? 軍馬って今でもあるの? 軍馬は人間を容易に蹂躪して進めるものなのでしょうか。 自衛隊や諸外国の軍隊にも軍用犬はいるのでしょうか? 中世ヨーロッパや日本の戦国時代の戦争のことですが騎馬隊って戦闘中どうやって馬を守ったかわかりますか? ニワトリで毒ガス探知機の代わりになるのでしょうか? イルカ等を使った兵器は、何処の国で研究されていたんでしょう? イラク戦争で機雷探知にハワイで訓練していたイルカが使われていると聞きました。 馬、犬、鳩、イルカ以外に軍用に供された動物はいますか?(人間は除く) 太平洋戦争中、イギリスの情報機関が「日本人は狐を神として信仰している」という話を聞きつけた。 イギリス海軍は羊を性処理の道具にしていたとよく聞きますが、それはいつ頃の話なのでしょうか? WW2時のドイツ歩兵師団歩兵中隊に属していた4匹引き馬車と1~2匹馬車の積載量は車にするとどのぐらいに相当するのでしょうか? 市販の3重フィルターとか、特殊繊維とかを売りにしてるマスクで生物兵器に使われる細菌を遮断することはできませんか? 日露戦争まで日本軍の軍馬は去勢されてなかったそうですが、なぜですか? 警察犬と軍用犬は、どのように任務が異なるんですか? 軍用細菌とか、軍用カビとか、軍用ネズミってのはいないんですか? 軍用犬って、今はあまりいないんですか? 日本軍の場合、騎兵の馬の世話は誰が行っていたのでしょうか ゾウさんって昔アルプス越えしてなかったか? 馬匹輸送に最も適しているのは駄馬ですよね?でも戦中には、駄馬よりはアングロアラブばかりを生産していたような印象があるのですが、どうしてでしょうか? 大日本帝国陸軍に軍用犬がいたらしいのですが犬種はなんだったんでしょうか? 攻撃力が高い土佐犬や紀州犬は軍用犬は使えますか? 日本陸軍の歩兵師団には多い場合で6000頭程度の馬がいたとのことですが、他国の歩兵師団には何頭ぐらいの馬がいたんでしょうか? 米陸軍の編制から馬が消えたのはいつ? 兵員輸送車が通れない森林や山間部をにおいて、騎兵を使った機動部隊は有効ですか? 江戸幕府が国家として大規模な馬格の改良に取り組まなかったのでその分西洋に遅れた? 航空基地で歩哨犬を扱うのはどの科の人ですか? 基地業務群管理隊です ちなみに、陸上と海上は警備犬、航空は歩哨犬と呼んでいます。 (自衛隊板初質スレ17 909-910) 自衛隊には動物は居ますか?(警察犬みたいに) 空自には警備犬がいる。海自もいるらしい。 あとは、病院の研究室には実験動物がいる。 いつの間にか居着いてしまった野良猫とか野良犬もいる。 (自衛隊板初質スレ92 陸秀夫 ◆Bf5xepPT82) まだ暗視装置の発達していなかったベトナム戦争中に、戦闘用に訓練された軍用犬の部隊が、夜襲において多大な戦果をおさめたというものなんですが。 ネタですか?どうも犬より銃もった兵士のほうが強いんじゃないかと思うんですが? ベトナム戦争での犬は、太平洋戦争同様、隠れている敵兵のにおいをかぎつけるのに使われました。無効でもなかったようです。 特殊部隊的な使用方法、対特殊部隊的な使用方法以外、現在ではイルカ魚雷も含めて話になってません。誘導装置の方が安くて信頼できます。 (11 55) ネタでしょ。 フランスとベトコンの戦争なら兎も角、米軍介入時には赤外線も相当実用化の目処が立っていたのでは? (そもそも、第二次大戦末期には暗視装置はありましたし) 動物兵器の有効性としては、旧陸軍の場合、捜索、伝令、警戒、格闘、 前線への弾薬補給などの任務を有していましたし、警察犬も格闘は出来ますからそれなりに有効ではないでしょうか。 (11 名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2) ベトナム戦争にはK-9部隊がかなりの規模で投入されていました。 DiscoveryChannelか何かで見たのですが、数百の単位だったと思います。 基地や施設の警備のみでなく、歩兵部隊の斥候をK-9とハンドラーが務める といったことをしていました。 撃たれて重症を負った兵士を後方へ引きずっていったり、ハンドラーの身代わりで 撃たれたりというエピソードも数多くあるようです。 検疫と陸軍の都合により全てをベトナムに残すという決定がなされ、ハンドラー達が 涙を流していたシーンにはこっちもホロリときてしまいました。 ベトナム戦争かどうかは忘れましたが勲章をもらったK-9もいます(^^; (11 @潜) 「生物兵器」って実際はウィルスとか昆虫とか細かいのばかりだけど、もっとサイズのでかいタイプは開発されないだろうか? サーカス芸レベルで使い物にならないか、使い物になるレベルで運用したら高くついてかなわんのかだと思います。 複雑なものほど扱いにくい。人間レベルまで複雑になると、それなりに扱えますが、 それには生産後10年、20年のインストール期間と経費が必要なわけで。 (15 735) 軍用猫=軍艦が鼠退治用に飼うことがある。(乗組員の慰安用兼用) 軍用羊=昔軍艦で「処理用兼非常食」として飼っていたことがあった。 何の「処理」ようなのかは…その、察しろ。 軍用ロバ=馬と同じく輸送用によく使われた。 ドイツの山岳部隊で輸送手段として使ってたのは有名。 軍用鳥=伝書鳩。 あと、「伝書鳩撃墜兵器」として鷹庄を動員し、伝書鳩を狩らせる、というのもあった。 (503 84) 地雷犬というのがいたと聞いたが? 地雷犬は1941年のモスクワ前面、42年のスターリングラードの 手前で投入されただけで、成果は大したことありません。 訓練しても使えるようになるのは、50に一匹とか非常に少ないという話です。 (21 一等自営業 ◆kawD31MU) 地雷探知犬は第1次大戦中からいるよ (俺初質スレ50501 176) 地雷除去作業の困難さは、その発見の難しさではなく、 1つ1つが比較的安価である為に大量に使用される「物量」問題にあるのです。 百発百中で1つを見付けて除去しても、まだまだまだまだ山のように残っているのです。 また、地雷そのものを発見したとしても、更にそれを安全に除去する必要があります。 残存地雷原が問題となっている地域の多くは開発途上国にあり、 人海戦術で以て大量の人(ご提案の方法であれば犬も)的資源を、 安全に地雷を除去出来るような装備を与えて投じる財政的な余裕がありません。 必要なのは「簡単な発見方法」ではないのです。 「地雷を撒くより安く簡単に早く大量に始末する方法」なのです… (俺初質スレ50501 178) クジラやイルカなど、海洋生物の軍事利用について教えてください。 アメリカ海軍「シーラブ計画」、水中居住実験のときは、 ダイバーよりはるかに敏速に海底と水上を行き来でき、絶対に潜水病にかからない、 ”タッフィ”と名付けられた”伝令兵イルカ”が大活躍しています。 このような微笑ましいものもあれば、同じアメリカ海軍がベトナム戦争中、 ベトコンの破壊工作フロッグメンを阻止する目的で、 刺殺訓練を施したイルカを水中パトロールにあたらせた他、 爆薬を抱いて潜水艦に体当たりする「カミカゼ・イルカ」も研究されましたが、 さすがにこちらは、イルカが運搬できる程度の爆薬では潜水艦の耐圧構造を、 破壊できないと分かり、計画中止されております。 (21 102) 冗談抜きで、米国で研究されていました。 掃海用、特殊作戦(海中神風)に使用する予定だったそうです。 但し、動物愛護の観点だかなんだかで、中止になったとか。 (33 眠い人 ◆ikaJHtf2) 米軍やソビエト軍ではイルカやアシカといった海獣を訓練して機雷探査等に 使う研究を本気でしていた。 米軍は実用化にこぎつけている。 (503 85) イヌを自爆テロに使えそうだと考えるやつがいそうだ イラク戦争だと 路上に放置された犬などの死骸に爆弾を潜ませておくというやり方ならあるそうです。 人と犬とは同列視できないのは無論ですが、とっつかまった米兵の 遺骸にもやはり爆弾が仕掛けられていたということです (503 136) 明治以降、軍馬の位置づけはどのように変遷していったか教えていただけませんか。 明治以来、第一に輸送手段としての用途があげられます。 そして、第二に挙げられるのが輸送手段としての用途です。 第三にやはり輸送手段として重要視していた事を挙げないと逝けないでしょう。 昔から駄馬と輓馬が殆どだったって事です。 (27 79) 明治の頃の日本の軍馬はどんなもんだったんでしょう? 1893年頃に於ける日本騎兵。 その頃は、未だ品種改良が進んでおらず、馬の体高は143cmほど。 その馬の性能は、300mを時速18kmで走るというもので、ドイツ騎兵の体高160cm超の 馬の性能が500mを時速28kmで走るというものなので、可成り貧弱。 …因みに競走馬の場合は、時速60km程度は出るそうな。 そんな貧弱な馬に、日露戦争時には、馬に対して馬体の3分の1の重さを負担させており、 結果的に馬の故障が起こりやすく、思うように動けなかったりした。 馬が負担出来て動けるのは大体馬体の4分の1なので、過負荷を掛けていた計算。 (しょうもない知識を披露するスレ17 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 軍馬などは音に対する調教とかやっているのでしょうか? やってます。 もちろん、映画撮影の馬も火薬の炸裂音で暴れたりしないように調教されてます。 (52 161) 訓練の成果です。 軍馬は、訓練を経て初めて戦場でも行動できるようになります。 あと、個体差もあるという話も聞いたことがあります。 (52 大渦よりの来訪者 ◆KVBzr3neko) しています。 馬は非常に臆病な生き物で、地面に落ちている1円玉に怯えて暴走するような生き物です 発砲音に馴れていなければ、確実に騎手を振り落とすような暴走をするでしょう。 (52 163) 軍馬って今でもあるの? あと必要性 先進国ではパレード用以外には、運用されていない 第3世界あたりでは、使用されているかも。 必要性>あまり無い (52 693) 車両がとても通れない場所でも荷物を載せて通れる。 (52 697) 軍馬は人間を容易に蹂躪して進めるものなのでしょうか。 素人目には敵兵につっかかって転倒などしそうに見えてしまいます。 欧米の例でいえば、おっしゃるとおり、未熟な騎兵はよく転倒し、 死傷する例も相当あったようです。 むしろ、騎兵の死傷要因の何割かを自爆の転倒が占めていたようで。 ただ、欧米の騎兵の目的は殺傷というより、突撃力による迂回、突破、敵の混乱にあり、 連発銃普及後はその価値は著しく低下しました。 ちなみに日本の騎馬兵は単に「馬に乗った歩兵」的なもので、 騎兵の集団使用はほとんど行われていません。映画などで見る 騎馬隊の突撃シーンは実際にはありませんでした。 (52 840) 自衛隊や諸外国の軍隊にも軍用犬はいるのでしょうか? 旧軍にはいました。 自衛隊にはいるかどうかは存じません。 主に首輪に命令書を付けて運ぶ伝令、嗅覚を利用した偵察、警戒、捜索、 敵兵との格闘などにも用いられました。 ソ連などでは、地雷原啓開に使われていたような(ちとうろ覚えですが)。 (64 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 在日米軍にいる。 (俺初質スレ20501 384) ※加筆あり 海自と空自がそれぞれ警戒・歩哨名目で犬を正式装備として使ってる 陸自にはいない。 駐屯地に住み着いた野良犬を世話してたら自発的に警備するようになったのはいたが (俺初質スレ20501 385) いるよ。自衛隊の警備犬は救助犬としての訓練も受けていて東日本大震災にも出動してる。 「自衛隊」「金剛丸」でぐぐってみ ちなみに、警備犬の維持管理のための年間予算は大体2曹の年収に相当することから 「警備犬の階級は2曹。3曹士長は警備犬に敬礼しろ」なんてジョークのネタになってる。 (俺初質スレ20501 386) 中世ヨーロッパや日本の戦国時代の戦争のことですが騎馬隊って戦闘中どうやって馬を守ったかわかりますか? 馬鎧があります、これで矢はある程度防げます 銃に対してはギャロップで突撃すれば、相手が火縄銃の場合一、二度しか射撃されないので 運を天にまかせて突撃します。 {(64 254) ついでに言えば、日本の場合、欧州やモンゴル、中東等での戦いのような 騎兵の突撃は発生しておりません。 騎馬武者は戦場では殆んど下馬して戦っていました。 (64 256) ニワトリで毒ガス探知機の代わりになるのでしょうか? 鳥は分あたりの呼吸回数が多く、かつ体が小さいので僅かなガスにでも反応を示します。 このことは鉱山や、記憶に新しいオウム事件でカナリアが持ち込まれた実例があります。 ニワトリはカナリアより大きいので、熱がたまりにくいと思われます(まあ、死ぬときゃ死にますが)。 あと、ニワトリは深夜には鳴きません。素直に寝てます。 (67 177) イルカ等を使った兵器は、何処の国で研究されていたんでしょう? 海豚を使うのは米海軍が試験しています。 後、鱶も使ったと記憶しています。 実用化一歩手前でベトナム戦争に使用しようとしましたが、反発が強く中止しました。 なお、現在海獣を使って、艦艇の哨戒活動をしているようです。 (67 眠い人 ◆gQikaJHtf2) イルカ兵器、イランがまだやってるみたいです。 イルカ兵器については、 http //www.angelfire.com/nj4/navydolphins/ とその下のリンクに詳しく出ていますので、ごらんください。 (67 516) イラク戦争で機雷探知にハワイで訓練していたイルカが使われていると聞きました。 しかし、いきなり環境が激変する中東の海につれて来て大丈夫なんでしょうか。 そのへんもイルカに訓練を行って対応させてるんでしょうか。 可能性としては、 1,大丈夫なように移動訓練を何回もしている 2,実戦なので病気になったりおかしくなったりするイルカが出てくるのは覚悟の上で、中東に派遣した のどちらかだと思います。おそらく1と2の両方なのではないかと思うのですが… (77 198) 自然に帰って戻ってこないことが心配されているとかテレビでは言っていたね>>イルカ (77 200) 馬、犬、鳩、イルカ以外に軍用に供された動物はいますか?(人間は除く) アシカ (84 132) 戦時中、鈍足を活かした牛車で航空機輸送をやってました。 (84 134) ラクダ (84 142) 太平洋戦争中、イギリスの情報機関が「日本人は狐を神として信仰している」という話を聞きつけた。 そこで彼らは野生の狐を捕獲し、蛍光塗料を塗った上で潜水艦で土佐沖まで運び、海に放した。 海岸に泳ぎ着いた蛍光塗料つきの狐が山野を駆け巡れば、日本人はパニックに陥ると考えたらしい。 残念ながら狐はすべて海の中で死んだので、効果のほどはわからない。 この話は何がしかの事実にも続くもの? それを計画したのは米国OSS(CIAの前身)です. 日本学の「大家」セルジュ・エリセーエフ博士の発案だそうで,ニューヨーク 動物園から狐を6匹調達し,夜光塗料を塗って戦場に放つ実験まで実際に やったそうですから,「大家」と言っても程度は知れます. まあ,アフガン問題における中村医師のような人間は,いつの世にもいたって ことですな. そんなこんなで,こんな宣伝工作が役に立たないことに,やがてOSSは気付き, 日本人の心が分かるであろう日本人・日系人スタッフを強制収容所から リクルートして雇い入れるのですが,この中にはアメリカ共産党の党員が多く おりまして,野坂参三もOSSで働いていたりします. (88 消印所沢@FAQツクール ◆z3kTlzXTZk) イギリス海軍は羊を性処理の道具にしていたとよく聞きますが、それはいつ頃の話なのでしょうか? また現在でも行われているのでしょうか? それってモンゴル帝国の話じゃなかったっけ?>性欲処理羊 とりあえず、羊はハメたときの感触が人間に近いのだとか。 あと、用が済んだら食べちゃえるかららしい(笑 当然、雌じゃないとダメだけど・・・まぁでも人によっては雄じゃないとダメ、 ということもあったかもしれない(苦笑 とりあえず現代ではそういうことはしていない、と思う。 (93 951) いや、第一次世界大戦頃までは使われてたみたい。 イギリスの軍艦が日本の軍艦に羊をプレゼントした。 そのプレゼントされた羊を日本側は美味しく頂いたのですが、 その御礼をイギリス人に云ったら、イギリス人は、 「お前ら羊を食べたのか!?」 とびっくりした、って話がありますからね(w (93 ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E) 紅茶のミルク用に羊を飼うことがあったらしいですね。 当然、雌なんで他のご奉仕もさせられた、ということらしい。 (93 955) 羊から移った病気が梅毒だと言われてますな。 そして、猿から移ったといわれるのがエイズ 人間は罪深いですね。 (99 78) WW2時のドイツ歩兵師団歩兵中隊に属していた4匹引き馬車と1~2匹馬車の積載量は車にするとどのぐらいに相当するのでしょうか? 洋書の"DEUTSCHE INFANTERIEKARREN,HERRESFELDWAGON UND HERRESSCHLITTEN 1900-1945" によると、たとえば、1887年から終戦までドイツ軍歩兵部隊でポピュラーに使われた2頭だて馬車 Packwagen c/87の積載量は0.85t。 同じく、1頭だての小型馬車Feldwagen Hf.3の積載量は0.462t。 (122 281) 市販の3重フィルターとか、特殊繊維とかを売りにしてるマスクで生物兵器に使われる細菌を遮断することはできませんか? http //www.mmm.co.jp/hc/mask/question.html これによれば防護可能。 ただきちんと読めばわかるが、顔にマスクがフィットしておらず、隙間が空いてたら当然ながらだめ。 あとN95マスクを使用した人に直接話を聞いたけど、カナーリ息苦しい代物のようです。 長時間の使用は苦痛以外の何者でもないとか。 またN95マスクも、モノにもよりますが、連続8時間以上の使用の推奨されていない(性能が維持できない)そうです。 あと市販品のウイルスを何%遮断、なんてのは鵜呑みにしない様に。 公的機関の検定を受けているわけでもなく、自社の試験に通っただけでパッケージに書いているだけのものがざらにある。 厚生労働省によれば、マスクは一部を除き、特に一般市販品は雑貨扱いなので、きちんとした試験なんかしてないので。 (506 707) 日露戦争まで日本軍の軍馬は去勢されてなかったそうですが、なぜですか? 日本では歴史的に家畜を去勢しなかったのは知ってますが,幕末や明治最初に西洋から軍事技術を導入した際に一緒に導入されてしかりと思うのですが 馬の民間での所有者が、精が落ちるとして、去勢することは嫌がったからです。 軍馬は、戦時中に民間から徴用される場合が多かったです。 そのため、人間の徴兵用書類、兵籍簿と同じように、馬籍簿が作成されていました。 日本人は、家畜の去勢に対する意欲が少なかったです。 そのため、去勢済みの軍馬は少数でした。 日露戦争でロシア軍が使った戦術に、牝馬を使うのがありました。 牝馬を日本軍の前に出します。 去勢されていない牡馬が多かった日本軍では、牝馬を見て、大騒ぎしました。 参考図書。 富国強馬―ウマからみた近代日本 (講談社選書メチエ) (単行本(ソフトカバー)) 武市 銀治郎 (著) (522 394,霞ヶ浦の住人 ◆WdKJPq1xgk) 警察犬と軍用犬は、どのように任務が異なるんですか? よく採用される犬種に違いはありますか? 最初は軍用犬にも必要に迫られて各種の犬が使われていました。 その後、軍用犬としては、米国に於ては主にシェパードがドイツから輸入されて、主流となり、 日本では、シェパード、ドーベルマン、エアデール・テリアの3種が用いられていました。 (527 61,眠い人 ◆gQikaJHtf2) 生物の軍事利用といえば、冷戦中の英国にて、 step1-WW3の際に、ワルシャワ条約軍の西進を食い止めるため、核地雷をライン河沿いに敷設しよう。 step2-冬場、埋められている間に寒気で電子部品が不調になって不発になるかもしれない。 step3-何かで暖める必要がある。 step4-核地雷の中にエサと水と鶏を入れておけば、ヒーター代わりになっていいんじゃね? 「ブルーピーコック」と名付けられたこの計画が一般に公表されたのは2004年4月1日だったため、 エイプリルフールネタだと思われたそうな。 (503 145) 参考までに。 動物兵器 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%85%B5%E5%99%A8 対戦車犬(地雷犬)を参照。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%88%A6%E8%BB%8A%E7%8A%AC 軍用細菌とか、軍用カビとか、軍用ネズミってのはいないんですか? 軍用細菌、軍用カビ、これらは生物兵器と呼ばれていて、第2次世界大戦や冷戦時代には各国で極秘裏に開発されていました。第2次世界大戦には空気を読めずに使用した国もありましたね。 今現在は『生物兵器禁止条約』があり保有は堅く禁止されています。 ちなみに大量破壊兵器=NBC兵器 Nuclear, Biological and Chemical Weapon のうちの Biological Weapon に分類されており、 正規軍が使用する可能性はまずありません。 ネズミは拷問用には多く使われたそうですよ。 探してみたらこんなものも。地雷探知ねずみ ttp //gigazine.net/index.php?/news/comments/20090406_mine_detecting_rat/ (575 513) 軍用犬って、今はあまりいないんですか? 警備はもはや、犬のお呼びはなく、電子機器で十分なの? 1.電子機器ではまだ不可能な、臭いによる「事後の追跡」ができる 2.所持品から危険物を嗅ぎ分けられる さらに言うなら 3.不審人物を、必要なら無傷で取り押さえられる など、電子機器にはできない様々な任務を軍用犬はこなせます。 ちなみに軍用地周辺でワンと吠えられたらたちまち警備員がすっ飛んできて銃突き付けられますのでご注意をw 今米軍岩国基地に出入りしてるのですがごくまれにひっかかる人がいるんですねー。 溶接棒の臭いが火薬によく似ているので経験の浅い犬が間違えるとか、 家族への土産についうっかり花火を車に積んだままにしてたとか。 さすがに普通の業者で麻薬類が検知されることはまずないけど、火薬系は時たまやられます。 (593 ゆうか ◆u8WC078ef5ch) 日本軍の場合、騎兵の馬の世話は誰が行っていたのでしょうか 基本は自分自身です。 将校ですと、更に馬丁が付く場合がありますが、その場合は古参兵。 輓馬なんかだと、初年兵の役割と言うこともありますが。 ちなみに、軍隊に於ける馬の寿命は結構長いので、徴兵されて一度除隊し、 再徴兵された兵士が、自分が世話をしていた馬を見つけて駆け寄って、涙を 流すと言う光景はよくあったそうな。 後、蹄の手入れとかは、獣医部の蹄鉄工が担当。 去勢、病気の治療などは、獣医部獣医将校が担当します。 (328 眠い人 ◆gQikaJHtf2) ゾウさんって昔アルプス越えしてなかったか? ハンニバルのアルプス越えの時には、 山岳系のハンニバルに不信感を持っていたガリア人の襲撃や 狭隘で峻険な山道からの転落などによって、象はほとんど全滅してる。 ハンニバルがイタリア半島に入ってからの圧倒的な戦果を支えたのは、 ヌミディアや平地ガリアで雇い入れた、熟練度の高い騎兵。 (326 821) 馬匹輸送に最も適しているのは駄馬ですよね?でも戦中には、駄馬よりはアングロアラブばかりを生産していたような印象があるのですが、どうしてでしょうか? 軍馬=騎兵用もしくは儀礼用の乗用馬の主流が、日本の戦中の場合、アングロアラブだったからね。 サラブレッドもいたけどね。ただまあ、これら軍馬に適した軽種馬ってのはごく少数派なのよ。 でも、民間には山ほど、いわゆる駄馬が生産されていた。 戦後だって昭和20年代には農用馬だけでも100万頭がいたという。 今は日本全体で馬という種が10万頭、うち農用馬は20000頭足らずなんだけどね。 当時は行政が把握していない馬も含めれば、馬という使役動物がどんだけいたのか想像もつかないくらい。 これらのほとんどが貴重な軽種=アングロアラブやサラブレッドであるはずがなく、 在来馬、輸入されてきたポニーなどの小型馬、ベロシュロンなど重種馬がよりどりみどり。 でも現実には多様な品種の馬が、当時で生産されており、さまざまな使役に用いられていた。 輸送用としては、育成段階で、用途に応じた種類の馬を必要量を購入して、調教を付ければ良かったわけ。 大陸でも調達できたのかなってのはちょっと分からんけどね。 で、なんでアングロアラブばかり生産していたような印象になるか。 騎兵は時代遅れになってしまっていたけど、軍馬保護の法律も作られていて、 軽種馬は生産と強化育成を奨励された。 軍馬の鍛錬・育成という名目で、競馬も継続していた(賭博行為としては禁じられたけど)。 そういうことがあるから、どうしても軽種馬、その主流であったアングロアラブに目が行きがちになっちゃうと思うんだ。 (612 36) 大日本帝国陸軍に軍用犬がいたらしいのですが犬種はなんだったんでしょうか? 軍犬の犬種と運用方法、実際に軍犬が活動した戦地などご存知な方いたらお教えください 基本的に、日本犬は軍用としての性能を有するか否かを確認する実績がなかった為、 海外から既に軍用犬として実績のある犬種が輸入されています。 陸軍にて軍用犬として採用された犬種は、シェパード種、ドーベルマン・ピンシェル種、 エアデール・テリア種の3種類です。 シェパード種は、ドイツが産地で、警戒心旺盛、他人に慣れず、一方で主人に対しては 頗る忠実従順であり、忍耐強く、記憶力大であることから、採用されました。 この種の用途は主に、伝令、警戒、捜索になります。 ドーベルマン・ピンシェル種は同じくドイツ産で、敏捷、活発、怜悧、忠実であることから、 シェパード種と同じ任務を持っていました。 エアデール・テリア種については英国産で、温順で臭覚が発達し、怜悧であることから、 伝令や警戒に用いられています。 こうした軍用犬の利用については、主に基地や陣地、鉄道などの警備に使用されていますし、 倉庫などの番犬としても活躍をしています。 その活躍は主に中国戦線で色々紹介されていますが、人口に膾炙するほど有名なのは、 満州事変に於ける板倉少佐の愛犬、金剛、那智、メリーの働きぶりや、上海事変に参加した 第11師団の軍用犬英智号が有名で、前者は戦前の国定教科書にも紹介されています。 (617 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 攻撃力が高い土佐犬や紀州犬は軍用犬は使えますか? 日本陸軍では使いませんでした。 「昭和7年、新設された帝国軍用犬協会は登録対象犬種をシェパード、ドーベルマン、エアデールのみとし、 それ以外の犬種に対して軍用犬籍簿(KZ)は発行しないと規定。 当然のように、KZ登録犬から購買される軍犬もこの3犬種となります。」 「【土佐犬】 大正8年に歩兵学校が土佐犬をテストするも失格。 昭和15年には、歩兵学校の雑犬軍用化研究で土佐犬ムツ号を採用。 ムツは警視庁の野犬狩りで捕まった野良犬でした。」 下記、帝國ノ犬達を参照ください。 http //ameblo.jp/wa500/entry-10309895169.html (654 霞ヶ浦の住人 ◆ORAm06ellg) 日本陸軍の歩兵師団には多い場合で6000頭程度の馬がいたとのことですが、他国の歩兵師団には何頭ぐらいの馬がいたんでしょうか? 米国、英国も大体同じくらいです。 ちなみに、1941年当時でも、米国は2万頭の馬を徴用していたりします。 (293 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 米陸軍の編制から馬が消えたのはいつ? 第10歩兵師団(山岳)はイタリア戦線にて騾馬6000頭を編制内にもって いました。これは騎兵とは異なり、補給のためですが参考までに。 アフガンのムジャヒディンへの援助でも使われましたが 正規の編制内にあるかどうかは疑問でした。騾馬とロバのいずれが 使われたかについては不明ですし。教範をみると特殊作戦関係には 荷役獣を扱ったものがありますが。 (118 210-211) 兵員輸送車が通れない森林や山間部をにおいて、騎兵を使った機動部隊は有効ですか? アフガンでは実際馬使ったぞ 少なくとも無用ではないようだ (俺初質スレ50505 227) 森や山なら騎兵より歩兵の方が機動力が高いこともある。 現に中国大陸の山岳やマレー半島のジャングルでは帝国陸軍の歩兵部隊は 素晴らしい作戦レベルでの機動力を発揮している。 (俺初質スレ50505 228) 軍馬はそこらの道ばたの草を喰わせておけば済むというわけでもないし、 かなりの量の水も必要なので、スカウト的な限られた用法ならともかく、 まとまった戦力としての運用はどのみち車輌による兵站が必須になるので無理だろ。 (俺初質スレ50505 230) 車両とかが用意できないなら今でも有効 アフガンゲリラはつかっとるし、 今でもグリンベレーじゃその手の民族と仕事する想定で乗馬技術は習ったりする。 (俺初質スレ50505 232) 南アのセロウズ・スカウトは1970年代でも馬を使っていましたね。 対ゲリラ戦で。 (俺初質スレ50505 233) 江戸幕府が国家として大規模な馬格の改良に取り組まなかったのでその分西洋に遅れた? 体格のいいのをのを選んで軍馬として消耗して、遺伝子を 残せなかったという話もあるな。軍馬で比較すれば、軍記物に 記載のある体高からすれば鎌倉時代の名馬とされるものは かなりデカイのが、戦国になると大分小振りに。 (俺初質スレ50505 897) 戦前、馬格を大きくしようと改良馬出産法で日本在来馬に洋馬掛け合せたが 体は大きいがえさはたくさん食うわ、坂道になるとすぐ疲れて動かなくなるわと 農民にとってくそ馬ができた 軍馬と農耕用の名馬はぜんぜん違うし、軍馬の必要性がなく農耕馬なら小さいほうがいい (俺初質スレ50505 898) 軍馬に不適とされたちっこいのを掛け合わせて 使い勝手のいい農耕馬として江戸時代に 生み出されたのが野間馬だわな。 (俺初質スレ50505 899)