約 111,210 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3530.html
260 :ひゅうが:2016/07/21(木) 21 19 48 ――神廠(神崎島航空工廠)超大型飛行艇「蒼空」 全長 65.2m 全幅 80.55m 全高 15.2m(胴体7.5m) 発動機 神廠NK-12ターボプロップエンジン×8(10000shp×8) 最大速度 620km/h 航続距離 2万2000キロ(低速巡航78時間滞空) 最大搭載量 120トン(正規)(爆装時 7000キロ)(超低空飛行であれば200トンも可能) 【解説】――神崎島航空工廠が再現した川西K-200大艇の拡大改良型。 空中給油母機や、航空戦の空中指揮機(AWACS)、そしてなにより太平洋上のいかなる場所にも艦娘4個艦隊をひきつれて作戦できるくらいの搭載・空挺能力を1機で確保するのを目標に再現が行われた。 当初はレシプロエンジンか、計画通りにガスタービンエンジンとして計画されたものの、規模に比して出力が低かったため大出力のターボプロップエンジン(Tu-95用)とし、空虚重量200トンに達する巨体を高速で駆動させることとした。 その目的別に、製造機ごとに微妙に設計が異なっており、また1機の製造には通常の単発航空機100機分もの大量のジュラルミンが必要となった。 また、技術的制約(終戦時にはドイツで原型がテスト中のエンジンが改良されたもの)からどうしても主機の製造には手間がかかり、神崎島といえども運用には大きな負担が伴ったという。 さらには、二式大艇改を運用できる「秋津洲」の就役やほかならぬ空中給油の実現によってこのような巨人飛行艇を運用する機会は減り、結果として神崎島鎮守府でも合計7機が製造されただけだった。 (ちなみになじみ深いボーキに直すと合計1400くらいかかっている) しかしその巨体ゆえの搭載量と3日間にも及ぶ滞空時間は極めて魅力的であり、2機が有り余る大電力をいかしてAWACSや艦隊の空中指揮機として活用され、2機が空中給油機としての任務に就いた。 残る2機(予備1機)が本来の空中輸送任務を担当しており、神崎提督を載せて日本本土へ飛来したのも本機である。 その目的から察することができるように、機内には高練度艦娘たちが20名あまり(当時)乗り込んでおり、いざとなれば神崎提督を叛乱勢力から奪還して帰投することも可能な状態であったという。 なお、本機の写真を見たアメリカの大富豪ヘンリー・カイザーや飛行機王として知られるハワード・ヒューズらは広大なアメリカの海岸線を防衛するための超大型輸送飛行艇の開発を計画しているという。
https://w.atwiki.jp/netofok/pages/116.html
"大英帝国の母"と呼ばれた女王の波乱の人生を綴る超大型歴史ドラマ『女王ヴィクトリア 愛に生きる DVD 』が、NHK総合にて7月下旬より日本初放送となる。 『シャーロック・ホームズの冒険』『名探偵ポワロ』『セルフリッジ 英国百貨店』などの人気ドラマを手掛けてきた英ITVが贈る本作の主人公は、大英帝国が栄華を極めた時代、63年にわたって君臨したヴィクトリア女王。あの名探偵シャーロック・ホームズもヴィクトリア女王に敬意を表して自室の壁に彼女の頭文字「V」を銃弾で刻んだという描写が原作小説の中に出てくるが、『女王ヴィクトリア 愛に生きる』はそんな国民に広く愛された女王の人生を壮大なスケールで描く。また、ヴィクトリアの人生を語るとともに、王室を舞台に繰り広げられる愛憎劇、側近や閣僚との確執や侍従のスキャンダル、ヨーロッパ王室間の政略結婚などにもスポットを当てている。 女王ヴィクトリア 愛に生きる あらすじ 1837年、大英帝国が栄華を極めた時代。即位したヴィクトリアは、わずか18歳だった。ザ・クラウン DVD 父を早くに亡くし、ドイツ人の母の影響で閉鎖的な環境で育ったヴィクトリアは、突然の即位に戸惑いながらも、女王らしく振る舞おうとする。 だが、周囲にはなかなか認められず、孤独な思いを深めていく。 やがてヴィクトリアは、運命の男性、アルバートと出会い、恋に落ちる。2人は周囲の大反対を押し切って結婚。しだいに国民の信頼を得る。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/7389.html
大きい者たちだけの大会 解説 ロボ、怪獣が多めのシングルトーナメント 選考基準は人間よりも大きく強さが凶以上でない事 AIレベルはすべて真ん中、チート級な技は無し 出場選手 + ... 巨大ロボット勢力 キャラクター 製作者 AI製作者 調整 シャア専用ズゴック GM氏 ビグ・ザム taurusac195氏 サザビー origsyu氏panpukin氏 KON氏 グランゾン hyuga氏 ツヴァイザーゲイン muko氏 ウイングガンダムゼロ 暗黒内藤氏 ガンダムデスサイズ kamekaze氏 ガンダムエピオン ボルトガンダム(ブラックジョーカー) Pullo氏 ジャック・イン・ダイヤ クイーン・ザ・スペード キョウジ・カッシュ SSSS氏 クィン・マンサ taurusac195氏 ターンX Quatche氏 ワーロック kong氏 B・ソードマン スーパー8 レプトス F・キラービー ヘリオン ガルディン フォーディ G・サイクロン ブロディアinジン・サオトメ GM氏 ナインボール=セラフ 石上歩氏 脳内住民氏 エヴァンジェ Merufimu氏 ファンタズマ 石上歩 IBIS Merufimu氏 エヴァンゲリオン零号機 TonyADV氏 攻撃力100→150 守備力100→150 エヴァンゲリオン初号機 エヴァ弐号機 エヴァ量産型 F-4ファントム kozei氏 真ゲッター1 Nobuyuki氏 メタルギアREX bartlett氏 センチネル kong氏 ゴールドライタン googoo64氏 ホウオウ YamabeYuji氏 スーパーメカゴジラ Jirougaki氏 GN-Pioneer-R maruhen氏 巨大生物勢 ウルトラマン kuma氏 パワードバルタン星人 m78氏 ダークバルタン星人 特異点氏 EXレッドキング googoo64氏 攻撃力120→10 一撃必殺技禁止 タイラント(ウルトラマン) muu氏 攻撃力100→50 守備力100→50 EXゼットン 特異点氏 ゼットン二代目 muu氏 ガギEX zetard氏 muu氏Snowwolf氏改変 攻撃力100→50 ゴジラ SUGILA氏 バガン Kozeni氏 デストロイアEX 特異点氏 攻撃力100→50 ヘドラ Kozeni氏 BK氏 技「獣も人も皆殺し」禁止 キングギドラ SUGILA氏 muu氏 メガロ Kozeni氏 ラドン muu氏 マザーUFO Kozeni氏 スペースゴジラ 特異点氏 バギラEX バリ音スクス氏 Snowwolf氏 攻撃力100→50 一撃必殺禁止 バルガノドンEX 攻撃力100→50 デブラス 飯場半氏 muu氏 攻撃力100→50 恐竜戦車 muu氏 攻撃力100→50 守備力100→50 ジャイアント秋葉(G秋葉) 社長氏 ギロン googoo64氏 攻撃力100→50 守備力200→100 ガメラ ギャオス 仮面魔獣氏 レギオン 特異点氏 イリス 大怪獣クドラ googoo64氏 大怪獣ラフィラス 大怪獣バラン zektard氏 キングコング muu氏 ゲージMAX時攻撃力1.5倍禁止 ハルク kong氏 巨顎海獣ライジュウ lt.smith氏 氷結界の龍トリシューラ 仮面魔獣氏 ワルプルギスの夜 marktwo氏 宇宙魔神ギャラクタス Excursion/N64Mario/kalangueb氏 第3使徒サキエル TonyADV氏 第5使徒ラミエル 第14使徒ゼルエル シンジさん anamochi氏 計80体 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/craftaliafederation/pages/72.html
* ▲建造時点 ▲第一次近代化改修後 備考 分類 強襲揚陸艦(LHA) 前級 200型/フォックス・マクラウド級強襲揚陸艦(強襲揚陸艦) 次級 L021型/ヴァ・ルーダニア級ヘリコプター揚陸艦 詳細↓ クラフタリア初の国産強襲揚陸艦。全長520メートル、満載排水量40万トン以上という海軍最大の巨艦としても知られる。 戦車6輌を搭載可能な大型LCU(汎用揚陸艇)最大4隻と、航空機80機以上を同時に運用する能力を持つ陸海空統合作戦の要であり、艦名からも推察できるようにクラフタリア海軍を象徴する艦級。 聖紫電王国のマリオ級の準同型艦であるフォックス・マクラウド級を導入して以後、これに続く純国産強襲揚陸艦の技術研究は進められていたものの、極めて高い要求性能から船体サイズは肥大化の一途を辿り、建造コストも想定をはるかに超えたため、年単位での就役遅延と同型艦の配備数半減(8隻→4隻)を招いている。 だが、完成した本級は高い性能と巨体ゆえの威容を誇り、ヨグ=ソトース級戦艦や210型航空母艦に代わる海軍の象徴となっている。 同型艦は4隻。3.4番艦は大規模な仕様変更が行われているため、別の艦級とみなすこともある。 全艦が近代改修を実施しており、甲板を1段分階建て増ししたことでさらなる搭載能力の強化を達成、歩行戦車運用能力も獲得している。 なおこの際に1-2番艦と3-4番艦の仕様上の差異はほとんどなくなった。 建造時 第一次近代化改修後 全長 520m 542m 全幅 121m 満載排水量 450000t 500000t以上 機関 EMU I8700K ガスタービン ×4 PE N4000D ネザー機関 ×4 180000HP(ガスタービン)320000HP(ネザー機関) 最大速力 25ノット 乗員数 2000名前後 搭載人員数 4000名前後 満載排水量 450000t 武装 CCM-12 1600弾頭自由装薬連装砲 ×1(3.4番艦は別) VLS-7D LSAM 240CB コマンドブロック式対空VLS(射程延伸型) ×2(全方位対応) VLS-7D SUM 324CB コマンドブロック式対潜VLS(射程延伸型) ×1 CBC-2E コマブロ速射砲 ×2 艦載機 AAF-55C 戦闘攻撃機 ×32-40 CE-10 早期警戒機 ×4 SMH-20 CMH-7 多用途ヘリコプター ×40 CSH-5 SH-20D CSH-7 哨戒ヘリコプター ×8 搭載艇 LCU-106型大型汎用揚陸艇 ×4 搭載車両 AMU-201水陸両用歩行戦車MBT-23/27/31主力戦車AAV-24水陸両用装甲車など多数 C4Iシステム ARWS-M5C コマブロC4Iシステム RS-FCS ver9 mod4B レーダー SLR-185D 長距離捜索レーダー AMR-5X journey対mobレーダー 同型艦 艦番号 艦名 分類 状況 LHA-251 クラフタリア 現役 LHA-252 パタゴニア 現役 LHA-253 フォークランド 現役 LHA-254 マルビナス 現役 合計 4隻運用中
https://w.atwiki.jp/2119843/pages/55.html
「ガルダ型巨大輸送機 開発は0072年から開始され、1番機ガルダは0082年に就航、現在までにアウドムラ、スードリなど5機が建造されている。」p82
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/329.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 第626話〝ネプチューン3兄弟〟に登場したシルエットから、ジョイボーイは超大型巨人だと考えます。 このシルエットはイメージではなく、実は背後の海王類の大きさと対比されていると考えます。 まずシルエットの頭頂部に小さな突起があります。 この突起が「マリージョアで冷凍保存されている麦わら帽子」だと考えます。 つまりそれくらいジョイボーイの体が大きいということです。 最近の描写でも、ニカになったルフィが巨大化しても麦わら帽子は巨大化せず、ルフィの背中に小さな麦わら帽子がチョコンと乗っている絵が描かれています。 第555話〝オーズと笠〟のリトルオーズJr.がエースからもらったワノ国風の笠も、ジョイボーイの伏線ですね。 555=五五五=ニカニカニカですし。 これはジョイボーイが小さな麦わら帽子をかぶって?いるという伏線でしょう。 そして背後の海王類との対比で、ジョイボーイの身長は海王類の頭よりも長いことが分かります。 海王類と一緒に描かれているので、海王類の魚人とかクジラの魚人という可能性もあります。 (最大のシロナガスクジラでも23~24mですから、ジョイボーイのシルエットはクジラよりもずっと大きいのですが) 私は「ジョイボーイは河童かおかっぱ頭」と予測していますが、この巨大さをどう考えるかが考察のポイントでしょうね。 笠が河童の頭の皿を守るためのもので、役に立たないほど小さい麦わら帽子をさらにチョコンと載せて、いつも皿が乾いて苦しんでいるおかしなキャラクターというのも面白いとは思います。
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/1350.html
163: 名無しさん(ザコ) :2013/07/29(月) 13 17 30 ID QhPt994k0 劇場版00のラスボスにして対話対象。そのサイズは直径3000kmと、文字通り桁外れである。 運動性こそ30と低いものの武装側の命中補正が+65~+95と破格であり、メインで使う武装には連L40もあって 見た目以上に当ててくる上に、全武装に能力低下の状態異常が付いているため、迂闊に被弾するとそのまま 一気に撃墜もあり得る。 耐久力も高く、HP10万、装甲2000、ダメージ3000までの実属性を1/2で阻止、ビーム攻撃を4000軽減と、もはや やりたい放題。劇中でもソレスタルビーイング号の主砲やらライザーソードを簡単に弾いていたため、納得の 性能ではあるのだが。 更にはうっかり攻撃を仕掛けると自動反撃で侵食してきてひらめきや忍耐を消してくるため、地道に削るのも 実は悪手。攻撃→自動反撃→敵ターン攻撃→連L40を避け切れずに被弾→状態異常で装甲や運動性低下、と言う 流れで、ジリ貧になるのが目に見えている。 とは言え、原作再現をするのなら対話による解決が目的となるため、直接戦闘で撃破する必要はまずない。 最後の敵との決着が戦闘ではなく対話で付く辺り、実に00らしいラスボスと言えるだろう。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3847.html
656 :俄か煎餅:2016/05/11(水) 11 18 26 ちょっと思い付いたネタを書き殴り 考証ガバガバなのでネタとして 海軍工廠ピュージェット・サウンドのドタバタ 超大型石油タンカーを建造せよ 第二次世界大戦終結後、旧アメリカ合衆国ワシントン州は正式に独立国として、そして日本の勢力圏下である事が認められた。この知らせに、ワシントン共和国の住民達は安堵した。 何しろ、合衆国の崩壊が決定的になって以降、ワシントン州はまさに時代の激流に呑まれて右往左往するしかなかったのだ。合衆国からの独立を宣言すれば、すぐさま合衆国陸軍に制圧される恐れがあり、合衆国に留まれば、今度は西から押し寄せる大日本帝国海軍に全てを焼き払われる恐れがあった。蹂躙されたくはないし、かといって、焼け野原も嫌だ。大戦末期、ワシントン州は迫りくる戦災に大騒ぎだったのである。 結局、大日本帝国が押し寄せる前に合衆国が崩壊し、そのどさくさに紛れてなんとか独立出来たワシントン共和国だったのだが、その後も気が休まる日は無かった。 やれ、カリフォルニアやオレゴンと共に西海岸全てで一国に纏まるべきだとか、日本の傀儡になるぐらいならカナダに編入して貰おうとか、旧合衆国の混乱に巻き込まれないためにもさっさと大日本帝国に庇護を求めるべきだとか。とにかく国会(元州議会である)は大荒れした。 とはいえ、カリフォルニア程に国力や人口があるわけでも無く、そして他国にあれこれ口を出せるような州軍もおらず。結局周囲の国際情勢に流されっぱなしだったワシントン共和国は、移ろう状況の狭間でただ立ち尽くし、そしてそのまま何処にも併合される事無く、戦渦に巻き込まれる事も無く、日本勢力圏の下に収まった。 さて、これで殆どの国民は胸を撫で下ろしたのだが、この状況で酷く困ったのが、ワシントン共和国首都、シアトルの対岸にある海軍工廠ピュージェット・サウンドである。元々合衆国海軍の拠点の一つとして整備されたこの工廠は、当然戦艦や空母を含む巨大な艦船を整備する能力をもつものの、その整備する対象が居なくなってしまったのだ。 合衆国時代ならいざ知らず、たった一州、旧ワシントン州のみになってしまった今、強大な海軍を保持する余裕などあるわけがない。まず、国土防衛のための陸軍。そしてそれを援護する空軍。それだけで国の軍事予算はほぼ全額である。日の沈まぬ太平洋帝国という強大な後ろ盾を持ったワシントンは、太平洋防衛用の艦隊など正直必要無く、沿岸防衛用の小型船による沿岸警備隊を維持するのが精一杯だった。言うまでも無いが、金食い虫兼人喰い虫の戦艦や空母など、維持できるわけが無かった。 さて、この状況をどうするかと頭を悩ませた工廠は、取り合えず思い付いた案だけでも実行に移すことにした。 まず、旧合衆国海軍の一部がカリフォルニアに合流したため、その整備をしようと売り込みを掛けてみた。が、メキシコでの一件も有り、国防の重要性を認識しているカリフォルニアは、既にカリフォルニア自身の港の整備と補修に着手し始めていた。そもそもカリフォルニアはサンディエゴという大きな海軍基地のある港町を持っているのに、わざわざワシントンを頼る必要などあんまり無かったのだ。 一応、メキシコの再暴走に備えてなのか、カリフォルニアはまずは戦闘艦艇の整備が最優先らしく、後回しにされたらしいタグボートや沿岸漁船のような小さい船の受注だけは受ける事が出来た。が、それは民間の造船所でも十分な上、どう考えても数ヶ月の繋ぎにしかならない。今を喰い繋いでもその次にまた仕事探しをせねばならないのは目に見えていた。 ワシントンのすぐ南、オレゴンは、ワシントンと似たり寄ったりの状況で、ろくな海軍なんて持っていない。漁船ぐらいは発注してくれるだろうが、大手のお得意様にはなりそうもない。 北のカナダは、言うまでも無いが、自前の海軍基地を持っている。いくらお隣さんとはいえ、わざわざ自分の軍艦を他国に整備して貰う必要など無い。一応検討しますとは言われたが、事実上論外だった。 ならば、新たに太平洋の覇者となった帝国海軍の整備をしようと売り込みをかけるも、その返事もあまり芳しくなかった。大日本帝国海軍は既にハワイのパールハーバーを一大根拠地と定めているらしい。おまけに、日本に直接併合されたアラスカにも海軍基地ならあるわけで、そこの整備も始めている模様。自前の基地がそっちにあるのなら、わざわざワシントンに頼む必要はない。大陸西海岸沿いで何かトラブった時の緊急避難港扱いなのが関の山だった。 657 :俄か煎餅:2016/05/11(水) 11 19 05 その2 こうして最大のお得意様である海軍を失った海軍工廠は、途方に暮れた。折角立派な施設はあるのに、それを使おうとする客が居ない。そして客が居なければ、職員の給料を払えない。どうしたものかと。 が、工廠のお偉いさん方が顔を突き合わせて会議室で唸ったところで、客が湧いて出るわけでもない。その内に、誰かが言った。軍が商売相手にならないなら、仕方が無いから民間を相手に商売しようと。 だが、そう思い付いただけで何とかなるなら苦労はしない。民間船を作る造船所なら、他にも幾らでもある。武器装備の艤装もそつなくやってのけるという海軍工廠の強みは活かせない。それに、わざわざお得意様ではないここに頼もうとする者も少ない。そして仮に客を奪えたとしても、すぐに激しい価格競争に曝されるのは目に見えている。何とか、この海軍工廠だからこそ作れる船というものを見出さないといけない。 始めは、船団の護衛の負担を軽く出来る、武装持ちの船という案もあった。ただの貨物船に武装をポン付けする補助巡洋艦や仮装巡洋艦ではなく、一万トンクラスの貨物船に最初から固定武装を積んだ貨物船というわけだ。だが、すぐに却下された。 小口径砲なら、必要に応じてポン付けするだけで十分だ。中口径砲なら、小さい武装はポン付けでも対応出来るし、あんまり立派な砲――連装砲とか――を積むと、それの操作が大変だ。軍人を乗せる必要がある。そして大口径砲となると、砲塔にする必要があり、それでは肝心な貨物船の能力が激減する。これでは売れない。 第一、商船が申し訳程度に武装したところで、帝国海軍が見せたような遠距離での圧倒的な命中率を期待出来るわけも無い。これからの技術進歩も考えると、下手に固定武装を積んだところで何の役にも立たないだろう。そして役に立つように高価なレーダーやらソナーやらの装備を付けると、凄まじく値が上がる。これではやはり売れない。そんな意見にばっさり切り捨てられた。反論も出来なかった。 じゃあどうするのよ、とまた議論が振り出しに戻った時、また誰かが言った。じゃあ、民間造船所じゃ造った事が無いような巨大な船でも作れば良い。戦艦空母より巨大な貨物船。またはタンカー。これならどうよ、と。 元々海軍工廠なだけあって、巨大な戦艦や空母の整備なら慣れている。材料さえあれば造れる。そして、それぐらい巨大な船を扱う事に慣れた造船所は、そうは存在しない。確かにこれは強みである。 当時の民間大型船と言えば、戦時急造でお馴染みのT2タンカーが一般的である。全長159メートル、幅21メートル、積貨重量16613トン。これより更に巨大で、戦艦を超えるようなスーパータンカーなら、他の造船所では(造船所自体の物理的な制約もあって)そうそう真似できないだろうという事だ。 とはいえ、最初はこの超大型貨物船という案は、失笑で済まされた。 そんな物を造れますと発表したところで、喰い付く人間がいるかどうか怪しい。確かに技術的には可能だろうが、実際に造った実績も無い。第一、デカい船は操船だって難しいのだ。船員にも嫌われる。巨大である必要がある戦艦空母はさておき、民間船でそんな物の需要は本当にあるのかと。 その日の会議は、結局何も決まらずに終わった。終わったはずだった。 658 :俄か煎餅:2016/05/11(水) 11 20 00 その3 ところがそれから数週間後、工廠に一本の電話があった。民間造船所に転身したため、受け付けの電話番号を全世界に公表した元海軍工廠のその事務所に。 相手は英語を話していたが、かなり訛りが強かった。電話を取った男は、その訛りですぐに分かった。あ、コイツ日本人だと。 アメリカを完膚無きまでに叩き潰して崩壊させた国家の人間が一体何の用だ。内心そう思いながらも話を聞いた受け付けは、仰天した。電話の彼方の日本人の下手糞な英語を意訳すると、そちらで戦艦や空母を超える巨大タンカーを建造すると聞いた。是非買いたい。というもの。 流石に受け付けの人間だけでは即答出来るわけが無く、一旦返事を保留。すぐに上司に報告した。その上司も、そんな話は寝耳に水で、そのまた上司に報告した。こうしてこの話はすぐにトップへと届けられ、そして工廠のお偉いさん方は半ばパニックになった。 正直あの案は冗談半分で出したものであり、案の定会議の場では即座に笑い飛ばされたはずの珍妙な案である。なのに、その話が何処かから漏れている上にそれに喰い付くものが現れた。しかも、それが日本人だと。 一体何処から漏れたのだこの話は。という話題は一先ず放置して、工廠のお偉いさん方は慌ててまずどれぐらいの船なら造れるのかを纏めた。何しろ、会議で笑い飛ばしたのだから、当然細かな話など詰めていない。だが、大型船を望む大口客からの電話である。何としてでも受注したい。そのためには、すいません具体的な事は何も決まっていませんでは話にならない。 工廠は、まず造船所の限界から纏めておく事にした。全長282.5メートル、幅40メートル。これが今の工廠で造れる船の限界だ。東海岸の造船所なら全長300メートルを突破出来たのだが、ここはそこまで大きくないのだ。今から拡張する暇など無い。この数値を示すしかないだろう。 一先ず、どんな大きさの船が御所望か話を聞かねば始まらない。 工廠は、日本が昼間で営業中の時間帯を狙い、折り返しの電話をかけた。するとすぐに、こちらに人を寄越すと言われた。とはいえ、約束したのは数日後ではあったが。 こちらと直接会って話をする気らしい。相手方はこりゃ本気だな。冗談でもなんでもなさそうだ。そう改めて実感した工廠は、大慌てで造船技師達に召集を掛け、この造船所上限一杯の石油タンカーを作れと言われた場合に備えた。 その結果、ざっとこんな試算が出た。全長282メートル、幅40メートル、甲板からの深さは25メートル。艦橋を含めると高さは40メートル程度にはなる。船種はタンカー。載貨重量トン数は14万トンオーバー。紛う事無き、戦艦や空母より大きいタンカーである。 精々1万5千トン程度のタンカーを見慣れた者たちからすれば、正直、何これと言いたくなるような船である。流石にこれより巨大な物を要請される事はあるまい。 そう思って、工廠のお偉いさん方は揃って交渉に臨んだ。何しろ、現在唯一にしてとんでもない大口の客である。工廠長自ら商談に出席するだけの価値があった。 ところが、出席した工廠長以下の面子は、相手の求める船のデカさに揃って愕然とした。 あの日本人が求める船だ。恐らく今後重要となっていくような船がどんなものか既に想像していて、それに近い船が欲しいに違いない。今後どんな船が必要になるのだろう。そう思い、情報収集も兼ねて、仮に何の制限も無いとすればどんな船が御所望か。そう問うた時の答えが、彼等の想像の更に上だったからだ。 全長330メートル、幅60メートル、深さ30メートル、喫水21メートル。載貨重量トン数、なんと32万トン。この数値を聞いた時、コイツ頭可笑しいんじゃないかと思ったメンバーは、一人や二人だけでは無かった。言うまでも無いが、これが後にマラッカマックスと言われる船のサイズと近い事など、工廠の面子が知るわけがない。 659 :俄か煎餅:2016/05/11(水) 11 20 45 その4 この最高にクレイジーな要望を聞いて、工廠長達は最早乾いた笑いしか出なかった。仮に東海岸の造船所が無事でも、そんな船は造れない。だのにそんな船が欲しいのか。と。 仕方なく、海軍工廠で造れる最大のサイズが全長282メートル、幅40メートルで、大体こんな船になるという試算を伝えると、工廠にやってきた日本人はふぅむ、と考え込んだ。そして、十数秒考え込んだ後に、再度口を開いた。では、その上限一杯の船を造ってくれと頼んだ場合、引き受けてくれるのかと。 正直使う気の無かった試算が本当に現実味を帯びてきたという事態に冷や汗すら流しながら、工廠長はイエスと答えた。 他に大きな仕事が無いのだ。前例の無い造船だが、ちゃんと金さえ払ってくれるのならそれこそ工廠の全職員を掻き集めてでもやってやる。そうでもしなければ部下達の給料も払えなくなるのだ。彼等を路頭に迷わせたくはなかった。 結局、その後に何度も男と共に会議を開いて船の細かな設計まで煮詰め、商談は纏まった。最終的には、別の民間造船所から増援で造船技師を呼んだり、話を聞き付けてやって来たワシントン政府の役人まで巻き込んだ一大騒動となってしまったが、その努力は実を結んだ。連日ほぼ徹夜でタンカーの設計図を描かされた造船技師達にはかなりの負担をかけたが、工廠長まで出向いた商談は成功したのだ。 支払いも日本円。紙くずと化したドルでも、まだまだ価値が不安定なワシントンの新通貨でもなく、非常に強力な太平洋の基軸通貨払いである。ワシントン共和国にとってこれは貴重な外貨だった。 これが契機となり、海軍工廠ピュージェットサウンドは造船所の拡張を模索。中東からの石油買い付けに、マラッカ海峡ギリギリ一杯の大型タンカーが当たり前になる時代に合わせ、マラッカマックスタンカーを量産できるようになる。 後に、大日本帝国と並んで石油タンカーの一大供給地として知られるワシントン共和国ピュージェットサウンド造船工廠の歴史の転換点は、この時に訪れたのだった。 船名 ガワール(この船の主な石油買い付け先、サウジアラビアのガワール油田に因む) 全長282メートル 全幅40メートル 深さ25メートル 最大喫水16メートル 高さ40メートル 載貨重量トン数145,000トン 大型蒸気タービン 二軸推進 巡航速力14ノット 最高速力16ノット 海軍工廠ピュージェットサウンドが始めて造った大型タンカー。載貨重量トン数が15万に迫り、満載排水量で考えても間違いなく当時のワシントン造船記録の中で歴代一位だった。 なお、このデカさ故にT2タンカーの設計図は参考にするにとどめ、船の設計は事実上一からやり直した。 民間船である事、粗製乱造の戦時量産船ではない事から、生産性はそこそこに耐久性の方に気を付けており、建造にはそれなりの時間が掛かっている。 なお、ワシントンの人間は預かり知らぬ事だが、この船の建造が決まった時には既に、日本国内では港や造船所の急速な拡張とタンカーの大型化は進んでおり、この船が働き始める頃には他にも大型タンカーが就役していた。 バウスラスター、バルバス・バウ等、後に世界標準となるようなものは勿論採用している。船体は長さの割に細く、軍艦で言えば巡洋戦艦に近い。 固定武装こそ無いものの、海賊対策、そして戦時に徴用された場合に備え、前後甲板に意図的に何も無い、機銃の設置出来るポイントがある。単装20mmや25mm機関砲程度なら設置出来る予定。 以上です
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/1835.html
大型PC(おおがたぴーしー) 設置型アイテム 情報戦行為に+5の修正を得る。元から情報戦が出来る職業では+8の修正を得る。 所有している人物がいる、情報戦が可能な部隊のメンバー全員に効果がある。 大型PCの効果は、超大型PC・高機能ハンドヘルド・電子妖精・電子の女王と重複して受けられる。 大型PCは藩国のどこかに設置したまま、部隊は現場からリモートで利用している模様。 大型PCは、第5世界でも使用可能。 関連質疑はこちら。質疑その1 L:大型PC = { t:名称 = 大型PC(アイテム) t:要点 = 腕につける,PC,格好いい t:周辺環境 = 手 t:評価 = なし t:特殊 = { *大型PCのアイテムカテゴリ = ,,,設置型アイテム。 *大型PCの情報戦闘補正 = ,歩兵,条件発動,情報戦闘、評価+5。 *大型PCの情報系職業補正 = ,歩兵,条件発動,(位置づけ(情報系)の職業による)情報戦闘、評価+3。 } t:→次のアイドレス = 超大型PC(アイテム) } 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 フィーブル藩国 09/10/23:取得11/04/07:久織えにるより譲渡 戯言屋 10/05/20:久織えにるへ譲渡 1 10/05/20:戯言屋より譲渡 久織えにる 11/04/07:戯言屋へ譲渡 0 越前藩国 09/11/05:取得 黒埼紘 1 涼州藩国 09/02/06:取得 よっきー 09/02/07:設置 1 参考資料 アイドレスWiki:大型PC アイドレス質疑掲示板 No.6589 アイドレス質疑掲示板 No.5748 アイドレス質疑掲示板 No.5579 http //cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article id=5579]] 上へ 戻る 編集履歴:矢上麗華@天領 (2010/06/06) 龍樹・翡鹿・ボーランドウッド@土場藩国 (2011/04/27) イラスト:アポロ・M・シバムラ@玄霧藩国 (2009/03/22)
https://w.atwiki.jp/2119843/pages/54.html
「ガルダ型巨大輸送機 開発は0072年から開始され、1番機ガルダは0082年に就航、現在までにアウドムラ、スードリなど5機が建造されている。」p82