約 760,373 件
https://w.atwiki.jp/dgrpss/pages/527.html
ボクはいつの間にか、暗い眠りに落ちていた。 夢の中で、白と黒の「もや」が揺らめく。これは── 正体不明の「もや」を捕まえようとして思わず伸ばした手が空を斬り、バランスを崩した感覚に目を覚ます。 次の瞬間、ボクは硬い木の板に額を打ちつけていた。 「痛っ……」 どうやらボクは机に突っ伏して眠っていたらしい。痛みのおかげでどんどん頭は冴えてきたが…… まだ少しぼんやりした意識をはっきりさせる為に、ボク自身の事を少し整理しておこう。 ボクの名前は、苗木誠だ。どこにでもいそうな、平凡な男子高校生。 今日は──そう、希望ヶ峰学園の入学式の日だ。 各分野での一流の才能を持った高校生だけが入学を許される超エリート校に、 抽選で選ばれた“超高校級の幸運”として招かれたボクは、今朝、学園の校門をくぐって、それから── ────それからの記憶がすっぽりと抜け落ちている。 一体何があったのか、どうしても思い出せない。いや、それよりまず……ここはどこなんだ? 今、ボクがいるのは同じデザインの机と椅子のセットが沢山、しかも同じ向きに規則正しく並んだ部屋だ。 そしてボクから見て正面の壁には、まるで学校の教室みたいに黒板が備え付けられている。 ……教室みたい、じゃないな……。どう見ても学校の教室だ。 ──ここが、希望ヶ峰学園なのか? だけど、本来窓があるべき方向の壁は分厚い鉄板で覆われていて、天井には監視カメラが取り付けられている。 これだけでも十分異様な雰囲気だが、何より気味が悪いのはこの静けさだ。 ボクが目を覚ましてからゆうに5分は経っているはずなのに、これまで何の物音も聞こえない。 漠然とした強い不安にかられ、ボクはごくりと喉を鳴らして唾を飲み込む。 とにかく、この部屋から出よう。自分の置かれた状況をしっかり把握しないと、居ても立ってもいられない……。 『教室』の扉に鍵がかけられていなかった事にホッとしながら外に出ると、そこは広い廊下になっていた。 少し照明が落としてある事以外はここも教室と似たような──要するに異様な雰囲気だ。 一見、ありふれた学校の廊下にも見えるが、やはり壁の鉄板とあちこちに仕掛けられた監視カメラが目に付く。 ……この廊下を、どの方向に歩いていけばボクの求める答えがあるんだろうか? 途方に暮れながら当ても無く辺りを見回す。 ──と、その時。コトリと微かな物音がして、ボクは身を震わせた。 振り返ると、その音はボクが出てきた教室の隣の部屋から聞こえたようだ。 扉のすぐ上には『1-B』と書かれたプレートが掲げられている。 よく見ればボクがいた教室の方には『1-A』のプレートが掲げられている事にも気がついた。 やはり、「教室」と呼んで差支えは無さそうだ。 ボクは物音の正体を確かめる為に、恐る恐る1-Bの教室の方に向かった。 1-Bの教室の扉を開けて目に飛び込んできた光景に、ボクは息を飲んだ。 そこも1-Aの教室と全く同じと言っても良さそうな構造なのだが、 ボクの座っていたのとほぼ同じ位置にある席に一際目を引く「もの」が立っていた。 「それ」は、とても綺麗な人形に見えた。 外見は真っ白い肌をした、黒髪の可愛い女の子。 何より特徴的なのはその身を包む衣装で、フリルやレースなどの可憐な装飾を凝らしたゴシック調の── ──なんてくどくどと並べる事はない。一言で言えばゴスロリ服というやつだ。 さっきの物音は、この人形の……? ボクは無意識に「それ」に触れてみようとして、何気なく足を踏み出す。 すると──虚空を見つめているかのようだった彼女の赤い瞳が、くるりとこちらを向いた。 そして「にっこり」としか言いようの無い、無邪気な笑み。ボクの心臓は一瞬、驚きのあまり縮み上がる。 ……に、人形じゃなくて本物の人間だったのか! 「お初にお目にかかりますわね。わたくしの名前はセレスティア・ルーデンベルクです」 ボクの動揺をよそに、ゴスロリ服の女の子はごく自然な口調で言った。 続いて、優雅な仕草でスカートの端を持ち上げ、うやうやしくお辞儀をしてみせる。 君は誰? ここはどこ? 今、ここで何をしてたの? 他に誰か見なかった? ──様々な質問が瞬時に頭に浮かんできたが、一度に聞いても初対面の相手を困らせてしまうだけだろう。 とりあえず相手が名乗った以上、自分も名乗っておかないと。 「えっと、はじめまして。ボクの名前は──」 「苗木誠君でしょう。知っていますわ」 先に言われてしまった。……でも、どうしてボクの名前を? ボクが聞き返すと、ゴスロリ服の少女は口元に上品な笑みを浮かべて答える。 「今期の新入生のうち、他の皆さんにはすでにお会いしましたので、 残るは“超高校級の幸運”である、苗木君……あなたしかいないというだけの事です」 「他の皆さんに……? って事はセレスティア……ルーデ……さんも……」 「セレスティア・ルーデンベルクです。“セレス”と呼んでくださって結構ですわ」 セレスティア・ルーデンベルク──彼女の事は、ボクも聞いたことがあった。 希望ヶ峰学園の生徒は(ボクのような例外を除いて)全員が“超高校級”の才能を持った天才高校生だ。 だから、入学前から各分野の第一線で活躍している人ばかりで、メディアで取り上げられる事も少なくない。 ──何でも、彼女は負け知らずの“超高校級のギャンブラー”で…… ゴスロリ服を愛するという事以外、全てウソのベールに包まれているんだとか……。 「これから、よろしくお願いしますわ」 そう言って再び、にっこりと笑うセレスさん。 ──良かった。ちょっと変わってるけど、いい人そうだ。 こちらこそよろしく、と返して今の状況について尋ねてみる事にした。 「ところで、ボク……気がついたら隣の部屋で寝てたんだけど、入学式はどうなったのかな?」 ボクの言葉に、セレスさんは急に真顔になって答える。 「……やはり、あなたもですか。実はわたくしや他の方も同じなのです。目を覚ました場所こそバラバラですが、 気がつくとこの建物の中にいて……どうやら入学式どころか、訳のわからないイベントに強制参加させられているようですわ」 同じ……? それに、訳のわからないイベントって……? 呆気に取られているボクに、彼女は続ける。 「ひとまず、この建物の中を歩き回ってみるといいでしょう。他の皆さんも思い思いの場所にいらっしゃいますわ。 そのうち、あなたにもこのイベントの主催者から説明があるでしょうから……」 他に当てがある訳もなく、ボクはセレスさんに言われるままに建物の中を探索してみる事にした。 彼女によれば、この建物は『校舎棟』と『寄宿舎』の二つのエリアに分かれているらしい。 ボクが目を覚ました『教室』があるこちらは、当然『校舎棟』だ。 そして──ボクは自分と同じ希望ヶ峰学園の新入生達に出会った。 校舎棟で出会ったのは………… 占い界(?)の超新星──“超高校級の占い師”、葉隠康比呂。 数々の画期的なプログラムを開発した──“超高校級のプログラマー”、不二咲千尋。 日本最大最凶の暴走族の総長──“超高校級の暴走族”、大和田紋土。 有名進学校の風紀委員──“超高校級の風紀委員”、石丸清多夏。 女子高校生から絶大な支持を集めるカリスマ──“超高校級のギャル”、江ノ島盾子。 学祭で同人誌一万部を売り上げた伝説を持つ──“超高校級の同人作家”、山田一二三。 皆、一度はテレビやネットで取り上げられた事がある有名人だ。 そんな彼らにも軽く自己紹介をして話を聞いてみたが──セレスさんに聞いた以上の情報は出てこない。 ボクは混乱をさらに深めつつ、続いて寄宿舎の方へ行ってみる事にした。 薄暗い廊下を歩いていくうちに、あちこちにカギがかかった部屋を見つけた。 それらの部屋はカギがかかっているだけでなく、ドアに黄色いテープを何重にも貼って閉鎖されている。 テープには黒い文字で『準備中』と書かれていたが……警察の規制テープそっくりで、いかにも不吉だ。 『絶望ホテル』と彫られた大理石の看板の先が、寄宿舎エリアだった。 寄宿舎と一口に言うが、食堂や倉庫、大浴場などの施設も付属しているらしい。 そこでボクが出会ったのは………… 地上最強の女子高生──“超高校級の格闘家”、大神さくら。 次々と高校記録を更新する万能のアスリート──“超高校級のスイマー”、朝日奈葵。 国民的アイドルグループのセンターマイク──“超高校級のアイドル”、舞園さやか。 全国大会常連校のエースで4番──“超高校級の野球選手”、桑田怜恩。 恋愛小説を得意とするベストセラー作家──“超高校級の文学少女”、腐川冬子。 世界的巨大財閥の御曹司──“超高校級の御曹司”、十神白夜。 やはり皆、ボクでも知っている有名人だ。逆に皆は一般人に過ぎないボクの事なんか知らない訳だけど……。 そしてもう一人………… 廊下の壁に、ホテルのように同じデザインのドアが集まって並んでいる。 これらが全て個人が生活する為の部屋だとすれば、まさに『寄宿舎』だろう。 ただし、どのドアも校舎棟で見たのと同じ『準備中』のテープで塞がれている……。 一人廊下に立って何か考えている様子だった十神クンと話し、別れた先に彼女はいた。 十メートルほど先の部屋の前でロングヘアの女の子が屈み込んでいる。 最初は体調が悪くてうずくまり、ドアに寄りかかっているのかと思ったら── 近づいてみると、ドアに耳をくっつけて、真剣な表情で何かに集中しているようだ。 「……あの……はじめまして」 恐る恐る話しかけたボクに、彼女は口元に人差し指を当てて小さく「しっ」と応じる。 それでもボクが何か言おうと口を開きかけると、今度は親指を立ててドアの方を指し示した。 ……もしかして、中の音を聞いてるのか? ボクもこの奇妙な女の子に習ってドアに耳をくっつけてみる。すると── 『ドドドドド……!』『ガリガリガリ……!』『ギコギコギコギコ……!』 様々な音が微かにドアの向こうから聞こえてきた。 な、なんだこれ……? 工事現場みたいな音がする……! 部屋の中では派手な工事が行なわれていそうだが、音があまり漏れてこないのは防音加工が施してあるからだろうか。 しばらくボク達はそうして音を聞いていたが、やがてピタリと止んで何も聞こえなくなった。 数秒ほどしてから、女の子は小さく息を吐いて、音も無く立ち上がる。 「……はじめまして。霧切響子よ」 彼女は何事もなかったかのように、あっさりと名乗った。 表情は無表情で、ごく自然に腕を組んだポーズがモデルのようにサマになっているが…… それきり口を噤んで、まるで取り付く島がない……。 謎の威圧感に気圧されつつも、ボクは何とか霧切さんから会話を引き出そうと試みた。 「……えっと、ボクの名前は」 言いかけると、霧切さんは黒い皮手袋をはめた右手の平を突き出してそれを遮る。 「……苗木誠君ね。“超高校級の幸運”の」 気づけば、彼女は左手に黒い表紙のついた手帳を持ち、開いていた。 霧切さんはこちらをチラリと一瞥しただけで、視線をその手帳の方に注いでいる。 「……あの、それ」 「希望ヶ峰学園の『電子生徒手帳』らしいわ。ここに、今回集められた新入生のリストがあるの。 ……あなたは、まだ貰っていないのね」 セレスさんや霧切さんに自己紹介を先取りされるのはその手帳のせいだったのか……。 何かモヤモヤとした気持ちになってボクはため息をついた。 ……そう言えば──ボクはふと気がついた。 「君は、何の“超高校級”なの?」 今まで会った他の十三人の事は聞いた事があったが、『霧切響子』という名前は初耳だ。 好奇心もあり、会話のきかっけになればと思って言ったわけだが──彼女はそ知らぬ顔で黙ったままだ。 ……ち、沈黙が辛い! 「え、えっと!……じゃあ霧切さんは、今ここで何をしてたのかな?」 「…………」 「…………」 ……随分無口な人なんだな……。 ボクが諦めてその場を離れようとした時、ようやく霧切さんが口を開いた。 「“準備中”……そう書いてあるけど、一体何を準備しているのかしら? 私達をここに閉じ込めた人物が、これから何をしようとしているのか……知る必要があるわ」 静かな口調の中に、聞き逃せない言葉が混じっていた。 『閉じ込めた』だって? 閉じ込めたって、一体── 聞き返そうとして口を開きかけた時、突然、学校でお馴染みのチャイムの音が鳴った。 『あ、あ、あ~~。新入生の、苗木誠君。至急、体育館まで来て下さい。……大至急、マジでお願いします』 何だか少し間の抜けた不思議な声が、スピーカーを通して不気味に静まり返った寄宿舎に響く。 ボクはしばらく唖然としていたが……我に返って霧切さんの方に目を向けた。 すると彼女は肩をすくめて、ボクが以前通った校舎棟の方を指差す。 「……校舎棟に入って、一番奥が体育館よ」 ボクは猛烈に嫌な予感に襲われながら、小さく頷きを返してその場を離れた。 寄宿舎から校舎棟に戻り、ひたすら廊下を歩いて一番奥へ。 緊張で手の平に汗を滲ませながら、両開きの大きな扉を開いて中に入った。 そこは今まで見たどの部屋よりも、ずっとずっと広い部屋だった。 板張りの床に、高い天井。正面奥にはステージがあり、壇上に希望ヶ峰の校章が入った教卓が置かれている。 ……ここが体育館、だよな……だけど────誰もいない……? 不審に思いながらステージの近くまで足を進めると、突然、さっきの不思議な声が辺りに響いた。 『やあやあ、よく来たね、苗木誠クン! ……ゴメンねえ、呼び出しが遅れちゃって。 本当は皆一緒に集めたかったんだけど、なにせ突貫工事で準備が間に合わなかったからさー。 目を覚ました順に、ここに来てもらったってワケだよ。最後のキミを呼び出して、ようやく先生も一安心だね!』 今度はスピーカーごしじゃない。間違いなく声の主はこの部屋の中にいる。 不気味な施設に正体不明の人物……ボクは強い不安に襲われ、反射的に叫んでいた。 「だ、誰だ!? どこにいる!?」 『ああ、そこからじゃ見えないか。ちょっと待ってね。…………よっと!』 掛け声と共に、教卓の向こうの陰から何かが飛び出した。『それ』は、そのまま教卓の上に腰掛ける。 ……な、何だこれ!? ────姿を現したそいつは、縦半分で白黒に分かれたクマだった。 「な、何だよ、お前!?」 ボクの言葉に、謎のクマは当然の事のように言い返す。 「何だよとは失礼だなあ。ぼくはこの希望ヶ峰学園の学園長、“モノクマ”だよ。偉いんだよ」 が、学園長だって……? こいつが? 目の前の冗談めいた光景にまるで理解が追いつかない。 混乱し続けるボクの事などお構いなしに、モノクマは話し続けた。 「えー、新入生全員に何度も同じ話を繰り返すのは面倒なので、手短に済ませたいと思います。 今回、オマエラには“この学園の中だけ”で、“一生の共同生活”を送ってもらう事になった訳ですが──」 ……一生を、この学園の中だけで?? さっき霧切さんに聞いた、『私達をここに閉じ込めた』という言葉が脳裏に蘇る。 「どうしても、外に出たいという人の為に『卒業』というルールが存在します。 『卒業』とは、学園の秩序を破った者に、出て行ってもらう事なのですが」 ここでモノクマは一旦、言葉を切り、黒い顔半分だけでニヤリと笑った。 「では、学園の秩序を破るとはどういう事なのか? それは人が人を殺す事です。どんな方法でも構いません。 『誰かを殺した生徒だけがここから出られる』……とってもシンプルですね!」 ……一瞬、自分の耳を疑った。急激に動悸が高まり、頭痛がしてくる。 ボクはあまりの展開にこらえきれずに、怒号をあげた。 「な……何、言ってるんだよっ! そんな事できるわけ──」 「できない? いいのかなあ、そんな事で。キミができなくても、きっと他の人がヤっちゃうよ? むしろ、もうヤっちゃってたりしてね。他の生徒諸君にはもう説明してあるし……うぷぷぷ」 何がそんなに面白いのか、モノクマは気味の悪い笑い声を上げ始める。 それから唖然としたボクを放ってしばらく笑い続け、ピタリと止めた。 「まあそんな訳で、最初の説明はこれで終了です。質問は一切受け付けませんので悪しからず……。 では、君も晴れて希望ヶ峰学園の生徒という事で“これ”を渡しておきましょう!」 モノクマはどういうつもりか自分のお腹のあたりをゴソゴソと手で探り、 すぐに間違いに気づいたかのように、慌てて手を自分の背中の方に回した。 「じゃーん! 『電子生徒手帳』ー!」 再び身体の前に出した手には霧切さんの持っていた物と同じ、黒い表紙の手帳が握られれている。 「とっても便利で大切な物だから、失くしたり壊したり、むやみに人に貸したりしないように。……ほいっ」 軽い掛け声と共にその手帳をボクの方に投げてよこすモノクマ。 ……いや、大切な物じゃないのかよ! ボクは大きく体勢を崩しながら、慌ててそれを受け止めた。モノクマはそれを見て満足そうに何度も頷く。 「実はキミがここに着く少し前に、ようやく寄宿舎の個室の工事が終わったので、ドアを開放してあります。 まずは自分の名札がついた部屋に行ってみてよ。……そうすれば……君も少しはやる気になるだろうからね……うぷぷぷぅ」 またも不気味な笑い声を残し、モノクマは再び教壇の後ろに飛び込んで姿を消した。 ……ボクの部屋……? そこに、何があるんだ……? 寄宿舎エリアに向かう為に、体育館を出て校舎棟の廊下を歩く。 途中、1-Bの教室の前に、セレスさんが立っているのが見えた。 「モノクマに会ったのですね……?」 ボクが頷くと、彼女は微かに笑みを浮かべる。 「……あなたは、どう思われますか? あの話……」 「たちの悪い冗談だと……思いたい……けど」 「冗談にしては、手が込みすぎていますわね。実際、何人かの方が出口を探してみたそうですが、結果は芳しくありません」 ボク自身も、さっきあちこち歩き回った時にそれとなく見ていたが、出口らしい所は見当たらなかった。 セレスさんの言う通り、冗談にしては手が込みすぎている。それに── 「さっき、モノクマに言われたんだ。『寄宿舎の自分の部屋に行ったら、やる気になるだろう』って。 もしかすると、そこにあるのかもしれない。ボク達があの話を受け入れなきゃならなくなるような物が……」 ボクの言葉に、セレスさんは口元に手を当て、目を丸くした。 「まあ。……モノクマが、そんな事を? 寄宿舎の部屋と言うと、『準備中』のドアがたくさん並んでいたエリアですわね。 準備が終わって、部屋が解放されたという事ですか。……苗木君の部屋……」 小さく呟いて、じっとボクの目を見つめるセレスさん。大きな赤い瞳がどうするのか、と問いかけている。 「とりあえず、行ってみるよ。ちょっと怖いけど……」 「……わたくしも、ご一緒させて頂きましょうか。ここでじっとしていても落ち着きませんし。 ……もし、何かあったらわたくしを守って下さいね?」 ボクが少し戸惑いながらも頷くと、セレスさんは初めて会った時のように、にっこりと笑った。 寄宿舎エリアに入ったボクたちは、まっすぐに例の個室が並んだ廊下に向かった。 なるほど、確かに各部屋のドアについていた『準備中』のテープが剥がされ、 代わりに各人の名前とイラストがついた白いプレートが(磁石か何かで?)貼り付けられている。 きょろきょろと左右のドアを見ながら歩き続け、ようやく廊下の端に『ナエギ』のプレートがついたドアを見つけた。 ここが……ボクの部屋──? ボクが緊張しながらドアノブを握ると、セレスさんはボクの背に隠れるようにして一歩引いた場所に立った。 ……扉は少し重い。手に力を込めて、ゆっくり開いていくと、そこには── 「な、何だよ、これ……」 思わず口にしてしまうような光景がそこにはあった。 中は天井に監視カメラ、壁にモニターが付いている事以外は特徴のない内装だが、床や壁──そこら中に切り傷がついている。 おまけに壁際の棚に置かれていたらしい筒状の花瓶が床に転がっていて、丸テーブルが一台、ひっくり返されていた。 部屋が──誰かに荒らされてる? 部屋の入り口から数歩進んだまま、呆然と立ち竦むボクの背中に、セレスさんの声が投げかけられた。 「苗木君……何がありましたの?」 はっとしたボクは、まず辺りに視線を走らせて、さしあたり危険はなさそうだと判断する。 それから廊下で待つセレスさんの方へ振り返り、そこからでも中が見えるように道を譲った。 セレスさんは中を見て小さく驚きの声をあげたが、口元に手を当てて黙ってしまう。 「それで…………どうですか、苗木君。『やる気』になりましたか?」 しばらくの沈黙の後、再び口を開いたセレスさんの問いに、ボクは首を横に振って答えた。 「いや……むしろ、やる気がなくなったよ」 ……ボクに対する、嫌がらせだろうか。これで『やる気』が出たらどうかしてる……。 「それとも、モノクマが言っていたのはもっと別の事なのでしょうか? いかがです、もっとよく調べてみては……」 セレスさんの言う通り、ボクは気を取り直して再び辺りを見回した。 と言っても、さほど広い部屋でもなく、他に目に付くものは── 入り口とは別の位置についたドア。ここが生活の場なら、トイレか浴室に通じているのだろう。 一度肩透かしを食らっている分、緊張はさほどでもない。ボクは何気なくノブに手をかけ、そっとドアを開いた。 ──そして、次の瞬間にはそれを後悔した。 トイレが付属したシャワールーム。一人の男が壁にもたれた格好で崩れ落ちている。 彼の体と周りの床には、毒々しいほどの鮮やかな色────! ボクは衝撃のあまり声も無く、一歩、二歩と後ずさった。 そんなボクを見て不審に思ったのか、セレスさんの声が廊下の方から近づいてくる。 「どうしましたの? そこに、何が──」 「来ちゃダメだッ!! …………これは………見ない方がいい」 とっさに口から飛び出した自分自身の声の大きさに驚きながらも、なんとか歩いてくるセレスさんを押し止める。 こんな事って……どう見ても、これはもう……死── その時、部屋のモニターの電源が入り、そこからチャイムの音がした。 『死体が発見されました! 一定の自由時間の後、“学級裁判”を開きまーす!』 チャイムに続いて聞こえたのはモノクマの声。 ……学級……裁判? 謎の言葉を口の中で繰り返していると、今度はボクのすぐ後ろから声がした。 「説明しましょう! 学級裁判とは──」 驚いて振り返ると、そこにはモノクマ本人(?)が立っている。 い、いつの間に……!? 訳がわからずセレスさんの方を見るが、彼女も眉をひそめて首を横に振るだけだった。 「えー、『誰かを殺した生徒だけがここから出られる』というルールは説明しましたが、 それだけではダメです。自分が犯人だと他の生徒に知られてはいけません。 その条件をクリアしているかどうかを査定するのが、“学級裁判”なのです!」 こちらの動揺などお構いなしに、モノクマの説明は続く。 要するに──誰かが殺された場合、一定時間後に全員で集まって犯人……クロが誰かを議論する。 そこで投票によって正しいクロを指摘できればクロが“オシオキ”され、残りは学園に留まる。 正しいクロを指摘できなかった場合は、クロが学園の外に出て、他の全員が“オシオキ”される──という事らしい。 そして“オシオキ”というのは、つまり……処刑という意味だ……。 「さて、そんなこんなでオマエラはこれから事件の捜査をする訳だけど、その前にこれを渡しておくね。 ──じゃじゃーん! 『ザ・モノクマファイル』ー!」 モノクマの手から、ボクとセレスさんに「01」と書かれた大判のファイルが配られる。 「そこに、死体の状況や死因なんかをまとめておいたからね。捜査の参考にして下さい。 ……じゃあ、生き延びたかったらせいぜい頑張ってね。ぼくは忙しいから、もう行くよ!」 止める暇すら無く、モノクマはすごい勢いでセレスさんの横を走り抜けて出て行った。 帰りは普通に出て行くのか……。 ……とにかく、今はもう目の前の現実を受入れるしかないようだ。 ボクは暗澹たる気持ちで受け取ったばかりのモノクマファイルを開いた。 『被害者は“超高校級の占い師”、葉隠康比呂』 『発見現場は寄宿舎エリア個室のシャワールーム』 『右肩に打撲の痕があるが、致命傷は鋭利な刃物による腹部の刺し傷』 ──そう、被害者は占い師の葉隠クンだ。 少し前に自己紹介を交わした時の、人懐っこい笑顔が目に浮かぶ。その彼が── 恐る恐るシャワールームに目をやると、やはり変わらず、同じ姿勢で事切れている……。 彼を発見した時は、とても余裕がなくて気がつかなかったが、お腹に刺さったままの【凶器は包丁】のようだ。 「なるほど……そこで葉隠君が殺されていたのですね?」 セレスさんの方を見ると、彼女も真剣な表情でファイルを覗き込んでいる。 「うん……。お腹に、その……包丁が刺さってる」 出来れば女の子に残酷な犯行の結果を伝えたくはないが、自分達の命がかかっている以上、そうもいかない。 「包丁ですか。……という事は、凶器は食堂の厨房から?」 さすがに、凶器を手に取って確かめる勇気は無い。 ボク達は個室と同じ寄宿舎内にある食堂に向かう事にした。 部屋を出る時、新入生のうち数人がぞろぞろと集まってくるのに出会った。 先頭を歩いているのは霧切さんで、彼女は迷う事なく部屋の中に踏み込んでいく。 他の皆は中に入るのを躊躇っているようで、少し離れた場所でヒソヒソと話すのが聞こえた。 「どうする?」 「でも……」 「……何で苗木の部屋で?」 「そんなの決まってるわよ……」 やってきたメンバーの一人の腐川さんがボクの顔を盗み見る。 ……もしかして、ボクが疑われてる? 弁解しようかとも思ったが、逆の立場なら当然かもしれない。諦めて食堂の方に足を向ける。 食堂の中では朝日奈さんが一人でお茶を飲んでいた。 他の人達は死体発見の知らせを聞いて現場に行ったか、ボク達と同じように手がかりを探しているのだろう。 セレスさんが朝日奈さんに何故動かないのか尋ねると、彼女は「何をすればいいか、わからないから」と答えた。 ……それも自然な反応かもしれない。女の子二人が話してる間に、ボク一人で厨房に入った。 数々の調理器具や食材が置かれた厨房内。壁に包丁セットがホルダーと一緒に備え付けられている。 見ればサイズ違いの包丁が並んだ中、不自然に一本分だけスペースが空いていた。 ……やっぱり、ここから……。 ほぼ間違いはないだろうが、一応は確認しておこう。ボクは厨房を出て食堂に戻った。 「ねえ、朝日奈さん。厨房の包丁が一本、無くなってるんだけど……知らないかな?」 ボクの問いに、朝日奈さんは首を少し傾げながら答える。 「ああ、それ……私も変だと思ったんだよね。私、ずっとここでお茶を飲んでたんだけど、 最初にお茶を入れた時には確かに全部揃ってたのに、後で入ったら無くなってたんだ。 私がお茶を飲んでる間に料理した人なんていないはずだし……」 「つまり、【包丁は朝日奈さんが食堂にいる間に持ち出された】……という事ですわね」 これは重要な証言だ。セレスさんの言葉を、しっかりと頭に刻み付けておく。 ひとまず、凶器の情報はこれでいいだろう。他に調べられる所は── 朝日奈さんも加えて三人で話しているところで、再び例のチャイムが鳴った。 『えー、ぼくもいい加減待ち疲れたので、さっさと“学級裁判”を始めます。 生徒の皆さんは、速やかに校舎棟の赤い扉の部屋に集合しちゃってくださーい!』 もう聞き慣れたモノクマの声。……どうやら、時間切れみたいだ。ボク達は捜査を切り上げ、指定された場所に向かった。 校舎棟の赤い扉を開けると、そこは広いエレベーターホールになっていた。 次々と仲間が集まってくるが……皆、暗い顔で口を閉ざしたままで重苦しい雰囲気だ。 その中で──セレスさんだけがボクの顔を見て微笑みかける。 ほっとしていいはずなのに、何故かその時は挑戦的な笑顔に見えた。 エレベーターで下に降りていった先にあったのは、天井が高い円形の部屋だった。 ドラマで見たことがある裁判所に似た内装だが、部屋の中央で人数分の証言台が向かい合わせに並んでいる。 葉隠クンの場所には本人の代わりに遺影のようなパネルが掲げられているのが悪趣味だ。 「まず一つはっきりさせておきましょう。……被害者を殺害した犯人はこの中にいます! ……うぷぷ……一回言ってみたかったんだ、コレ。まあ、そんな訳で、事件のまとめから議論を開始してください!」 モノクマの宣言によって始まる。命がけの“学級裁判”が── 石丸「断言しようッ! 殺害されたのは葉隠康比呂だッ!」 舞園「さすがに、それくらいはわかります……」 十神「事件があったのは苗木の部屋。犯人はそこに葉隠を呼び出し、いきなり襲い掛かった。 被害者は部屋を逃げ回ったが抵抗空しく、シャワールームに追い詰められて殺された……というところか」 大和田「犯人が<ナイフで>ぶっ刺しやがったんだな……! クソがッ、えげつねぇ事しやがる……!」 苗木「いや、【凶器は包丁】だよ。遺体に刺さったままだったし、後で厨房を調べたら包丁が一本、無くなっていたんだ」 大神「うむ……その包丁が凶器なのだな」 桑田「……つーかさ、凶器が何かなんてどうでもいいじゃん。事件は苗木の部屋で起こったんだろ? ……だったら、苗木が犯人で決まりだろうが!」 腐川「そ、そうよ。他人の部屋に他人を呼び出して……こ、殺すなんて、おかしいわ。犯人は苗木よ!」 苗木「ちょ、ちょっと待ってよ。ボクじゃない! ……ボクは、包丁なんて持ち出してないんだ」 セレス「ちゃんと証人がいますものね。……ねえ、朝日奈さん」 朝日奈「えっ……あっ、わ、私!?」 苗木「【包丁は朝日奈さんが食堂にいる間に持ち出された】んだ。朝日奈さん。その時の事、話してくれないかな」 朝日奈「う、うん……。私、ずっと食堂でさくらちゃんとお茶を飲んでたんだけど、 厨房で包丁を見てからそれが無くなるまでの間……苗木は多分……ううん、絶対に来なかったよ!」 不二咲「朝日奈さんは大神さんと一緒だったんだね。……じゃあ、この二人も苗木君も包丁を持ち出してない……?」 桑田「だ、だったら、他に誰が食堂に来たんだよ!? そいつが包丁を持ってった犯人なんだろ!?」 大神「……被害者の葉隠だ。奴は水を飲みに来たと言っていたが、恐らくその時に……」 石丸「な、なんだって!? ならば被害者は自害したという事じゃないかッ!!」 江ノ島「それっておかしくない? 現場の部屋ってかなり荒れてたんでしょ?」 舞園「護身用に……と思ったのかもしれませんね。モノクマにあんな話を聞かされた後ですから……」 十神「だが犯人に包丁を奪われた、か。……なら、苗木が凶器を持ち出していなくても“シロ”とは言えんな」 苗木「そ、それは……ち、違うんだ。ボクは」 山田「そうやって議論を間違った方向に導こうとしているのかッ!? ぐぬぬ~……!」 霧切「落ち着いて。……ここにいる全員の命がかかってるのよ。議論は慎重に進めましょう。 実は、苗木君が犯人だとしたら不自然な点が一つあるの。あの部屋……調べたら髪の毛一本落ちてなかったわ」 大和田「……それのどこが不自然なんだ? ヤッた後に掃除して証拠を消したんだろ」 セレス「苗木君が犯人ならば、自分の部屋で犯行に及んだ時点で掃除など無意味……という事ですわね」 霧切「ええ。寄宿舎の個室は事件の直前に解放されたばかりだったわ。 綺麗な床に、明らかに被害者とも苗木君とも違う長さや色の髪の毛が落ちていたら命取りになってしまう」 山田「な、なるほど。……それで犯人は手早く“コロコロッと”掃除をしたんですな……」 “コロコロッと”──? 聞き逃せない発言だ。ボクは議論に集中していた思考を切り替える。 「ちょっと待って、山田クン。“コロコロッと”って……どういう意味?」 ボクのふいの質問に、巨体の同人作家は狼狽しながら答えた。 「い、いや、粘着テープクリーナーですぞ。部屋に備え付けてあったでしょう。か~なり強力なヤツが!」 彼は言い終わって全員の顔を見渡すが、皆釈然としない表情を浮かべている。 「……そんなのあったか?」 「さあ……」 「大体部屋はまだ汚れてないし」 「掃除なんかしない……」 ざわめきが波紋のように広がり、十神クンが一同を代表して口を開いた。 「どうしてお前は掃除に粘着テープが使われたと思ったんだ? しかも何故それが“強力”だと知っている?」 「そ、それは……ですな、さっき自分の部屋を掃除したからで……」 あたふたと腕を振り回しながら答える山田クンだが、発言の不自然さは拭えない。 「でもさ、山田が犯人だったら、どうやって葉隠を苗木の部屋に連れてったの? 葉隠は包丁持ち出すくらいには警戒してたんでしょ? 自分の部屋に来て、って呼び出すならともかくさ……」 さっき霧切さんが『慎重に』と言った影響もあるだろう、江ノ島さんはまだ半信半疑という表情だ。 「そ、そうですぞ! 例の部屋で最も自然に犯行が行なえるのは部屋の主! 拙者は無実です!」 山田クンの発言で、再び場に動揺が広がる。 ……まずい。このままだと議論が堂々巡りになってしまう。最悪、またボクが犯人に……。 何とか現状を打破しようと、ボクは必死で考えた。 他の誰かが、ボクの部屋に自然に葉隠クンを呼び出した方法──。 「“犯人は部屋の主”……ですか」 一同のざわめきの中、何故かセレスさんの一言だけがはっきりと聞こえた。その言葉が、ボクに閃きを呼び寄せる。 ────そうか、わかったぞ! 「もしかして、事件があった現場……本当は山田クンの部屋だったんじゃない?」 一瞬、皆が口を閉ざして、それからまた様々な言葉が飛び交い始める。 「ど、どういう事?」 「そんな馬鹿な!」 「いや、考えてみれば」 「可能性は…」 ざわめく場が少し静まってから、霧切さんが口を開いた。 「……面白いわね。確かに、事件の直前にプレートが貼られて部屋に入れるようになった……。 まず、真っ先に自分の部屋に被害者を呼び出して殺害。犯行後、他の人に気づかれる前に プレートだけを別の部屋とすり替えてしまえば、それだけで部屋の入れ替えが出来てしまう……」 霧切さんに同調して、セレスさんも大きく頷く。 「事は素早く行なわなければいけなかったでしょうが、他人に罪を着せられるメリットは無視出来ませんわね」 ボクは自分の頭の中で事件の流れを再現する。 まず、犯人が解放されたばかりの自分の部屋に被害者を呼び出す。 被害者の葉隠クンは“超高校級の占い師”だから、「内密に自分の事を占って欲しい」とでも頼んだのだろう。 葉隠クンは念のために厨房で包丁を調達し、犯人の部屋に向かった。 そして彼が部屋の中に入った所で犯人がいきなり襲い掛かる。 被害者には致命傷とは別に肩に打撲があったらしいから、 最初に犯人が用意していた凶器は床に転がっていた筒状の花瓶だろうか。 葉隠クンは花瓶の先制攻撃をかわしたものの、肩を打たれて手に持っていた包丁を落としてしまった。 犯人に落とした包丁を奪われた葉隠クンは部屋の中を逃げ回ったが、ついにシャワールームに追い詰められて──! ──犯行後、犯人は部屋を粘着テープクリーナーで掃除。 最後に自分の部屋と、(より疑われにくくする為に遠くの?)ボクの部屋のプレートを入れ替えて、その場を離れた……。 ……その犯人は────“超高校級の同人作家”、山田クンだ! 「証拠は……あるのですかな? 拙者が部屋を入れ替えたという証拠は……」 山田クンが呻くような声をあげた。 「ふん……。さっきの失言で十分のような気がするがな。……おい、モノクマ。あそこは本当は誰の部屋なんだ? 直接言えないのなら、本来の苗木の部屋にしかない備品を挙げるだけでも構わんぞ?」 十神クンの問いかけに、モノクマはにやにや笑いながら答える。 「本来の苗木クンの部屋に? おいおい、そんな都合のいい物が…………あるんだよね、これが! うぷぷ、ぼくは中立の立場だから黙ってたけどさ、実は苗木クンの部屋、“シャワールームのドアの立て付けが悪い”んだ! 開けてみればすぐにわかるよ。……でもさ、笑っちゃうよね。“超高校級の幸運” なのに、一人だけドアが壊れてるとか!」 「なななな、なんですとぉ!?」 山田クンが、真っ青になって大きく仰け反った。この反応だと、入れ替えた部屋のドアは開けていないようだ。 「では……試しに山田君のプレートがついた部屋のドアを開けてみましょうか。 それで無実が証明できるのなら、安いものですわよね?」 セレスさんの凍てつくような声が犯人の心を打ち砕いた。 山田クンはその場に崩れ落ち、ぶつぶつと何かを小声で呟いている……。 「うぷぷ……。どうやら結論が出たみたいですね。それでは、議論はここで終了です! そしてお待ちかねの投票ターイム! 皆さん、お手元のボタンを押して“クロ”を指名して下さーい!」 モノクマの号令によって、皆が証言台に取り付けられたボタンを押した。……もちろん、ボクも── 「……ハイ、投票の結果が出ました。なんと満場一致で山田クン! さあ、正解は── ──もちろん、山田クンです! ……ちょっと簡単過ぎたかな? まあ素人だからこんなもんだよね、うぷぷぷぅ」 その後の事は、思い出したくもない。……“クロ”は鎖で別の場所に引き立てられ、悪夢のような“オシオキ”を受けた。 モノクマの哄笑に追い立てられるようにして、ボク達は赤い扉の部屋を後にした。 皆口を閉ざしたまま、足取り重く自分に与えられた個室へと向かう。ボクも、今度は本当の自分の部屋に。 ボクがドアノブに手をかけた時、セレスさんが足早に近づいてきた。 「苗木君。……あなた、なかなかやりますわね」 さすがに疲労の色が混じってはいるが、彼女の微笑は相変わらず優しく上品だ。 「いや、皆のお陰で何とか乗り切れただけだよ。セレスさんにも助けられたし」 ボクがそう言うと、セレスさんは小さく首を横に振った。 「いいえ。あなたには確かに、何か他の方には無い物を持っています。 “超高校級の幸運”──そう聞いて、どんな方かと思って興味深く、そばで見させて頂きましたが、 思った以上に“見込みがありそう”ですわ。あなたなら、あるいは……」 褒められるのは嬉しいが、どうにも要領を得ない。 「どうか、わたくしの期待を裏切らないで下さいね。……では、ごきげんよう」 ボクが何か答える前に、セレスさんは優雅な足取りでその場を去っていった。 ……何だったんだろう。 彼女の事は気になるが、それを考えるにはあまりに疲れ過ぎている。 ボクは部屋に入るなりベッドに倒れ込んでそのまま眠った。 ──ボクはまた、夢を見た。いつか見た、白と黒の「もや」の夢だ。 ほんの少しだけ前より「もや」の輪郭がはっきりしていて、人の形に近づいたようにも思える。 ──これは、モノクマ? それとも、別の──
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/1277.html
382 名前:NPCさん :2005/08/30(火) 14 35 48 ID daEPW4ku 聞いた話でなんだが一応報告。 フリー卓のブレカナ卓に、南極条約違反級のキモがいたようだ。 聞いた範囲だと以下のとおりのキャラであるらしい。 注:これはブレカナです その名を“セレスティア十六夜”。 なんでもこのキャラは、このPLの自作小説の主人公である。 GMが推奨枠を提示した所、自分のキャラのイメージが崩れると従わなかった。 この十六夜は、あまりのかわいさに周りの男はすべてこいつに惚れてしまう。 十六夜は漫画家をしていて、同人のネタにされるほどかわいい。 いつも十六夜は自分を物にしたい男達に追いかけられている。 PLはキモなのに延々萌えキャラ口調(~ですう。とか、~なのー。といった感じ )でしゃべり続ける 周りにはいっさい絡まず延々自己陶酔を繰り返す。 最後は戦いを主張するPLキャラを説得にいったらしいが、ここでも延々自分の罪がどうのと自己陶酔。 で、相手に「自分の罪は自分で裁こうね」と一蹴された。 だいたい聞いた内容はこんなとこ。 いまだに誰も報告してないところをみると思い出すのいやなのだろう。 401 名前:NPCさん :2005/08/30(火) 16 42 23 ID ??? それ、ブレカナじゃないですよ。 まったく違うゲームですよ。 382> 男? 女? どっち? 407 名前:NPCさん :2005/08/30(火) 17 30 05 ID ??? それ腐女子でなくて、デブヲタの男じゃないのか? 婦女子は格好いい男性キャラ(美形や金持ち)をやりたがる。 あとは少年とか男の子か。 414 名前:382 :2005/08/30(火) 18 17 23 ID ??? 401 失礼。 男だそうです。 キモオタ系でまるで人の話を聞かない奴だとか。 “我は人狼なりや”ではないそうです。 432 名前:NPCさん :2005/08/30(火) 20 04 49 ID ??? また捏造報告か・・・ はいはいわろすわろす 470 名前:NPCさん :2005/08/31(水) 10 57 46 ID ??? 上にあったセレスティア・イザヨイに遭遇した人間です。 ちょっと内容が違うので訂正を。 漫画家で同人作家、ってのは言ってなかったと思います。 あと、推奨枠とは別のキャラをやりたいと言ったのは他のPCでした。 が、他は概ねその通りで…。 漫画家、ってのはPLが鞄から萌え雑誌を取り出して美少女絵を 模写し始めたことから間違って伝わったのかも。 あと、全ての男に惚れられる、ではなく 男 女 問 わ ず 襲 わ れ る だそうです。 PLは殿方でした。 他のPCの目は死んでいくし、そのPCと関わりたがらないしで 結構疲れました。 471 名前:NPCさん :2005/08/31(水) 11 22 59 ID ??? 鞄の中をチェックしてみろ。 きっと萌え雑誌と一緒にマリファナかなんか入ってる 472 名前:470 :2005/08/31(水) 11 38 28 ID ??? 思い出したので追加。 説得を試みて一蹴されたイザヨイちゃん、次のシーンに移った瞬間、 (シーンPLも読み上げてないのに)説得相手のPCに「自分の過去の罪に関する闇ポエム」を 囁きはじめ、GMにあっさりシーン仕切り直しさせられてました。 471 鞄のなかにマリファナならどれだけ救いがあるか…。 脳内から変なの分泌してたらクスリやめようがないですよ。 474 名前:382 :2005/08/31(水) 11 57 46 ID ??? 470 すんません。 又聞きだったからなんかと混同してたみたいッス。 聞いたときのインパクトが凄すぎたモンで。 432 そう思われるのも仕方ないかと。 スレ80
https://w.atwiki.jp/dangan_eroparo/pages/58.html
「苗木、く…うぁっ…ま、待って!待ってくださ…んっ!」 『これ、アナルワームって言うんだ。たこの足みたいにグネグネしてるでしょ?』 「ふっ、う、ん!…ぐっ…!」 『あ、そんなこと言っても目が見えないんじゃ伝わらないか。それともお尻の穴で感じてる?』 ずるずると容赦なく入り込んでくる異物感を、舞園は必死に耐えた。 耐えることしか、出来なかった。 苗木の声に支配され、力を入れて踏ん張ることも出来ない。 「苗木君…っ、う…やめ、て…くださ…っ!」 『やめないよ。舞園さん、気持ちいいんでしょ?』 「そんな、こと…っ、あ゛ぁっ!!」 無抵抗な肛門に、弾力のあるゴムの紐が押し込まれていくのを、他人事のように感じているだけ。 ふと気を緩めると、コブが入口を出入りするたびに頭がおかしくなりそうだ。 「ふっ、も、もう、入らない、です…っ、う、んっ…」 小刻みに口から息が漏れ、まともに喋ることもままならない。 『大丈夫、まだ入るよ。もう半分だから、頑張ってね』 「やだ、っふ、あ…やめ、て…!苗木君、お願いです…!」 舞園の中では、既に自分の相手はセレスではなく愛しの苗木誠であり、そしてその効果は見るに明らかだった。 口ではどれほど抵抗の意を示しても、体は火照って汗ばみ、女の部分は刺激を求めてひくひくと震えている。 苗木にされていると思うと、体は抗えない。 苗木にされていると思うと、期待してしまう。 「お願い、もうやめて…!」 お願い、もっとして。 『こんなんで気持ちよくなっちゃうなんて…エッチだね、舞園さん』 「違う、違い、ます…うぐ、っあぁ…!」 何を言おうとも、何を思おうとも、それが彼の意に介するはずなどなくて。 舞園の喘ぐ声など、まるで耳に入っていないかのように。 動物の命をもてあそぶ残酷な幼児のように、苗木の声は舞園を凌辱し続けた。 「か、はっ…は、はぁ、ふぅう…っ」 『すごいね、全部入ったよ、舞園さん』 彼がそうはしゃぐ頃には、腹で息をするのが苦しいほどに圧迫されていた。 少しでも肛門に力を入れてしまうと、息苦しさは倍増する。 体中から力を抜いた無防備な状態で、舞園はベッドに伏していた。 『ねえ、胸さわっていいかな…?』 「う…ふぅ、っ…ふ、う…っく…はぁ、はぁ…」 答える余裕は、残されていなかった。考える余裕すらも、今の舞園にはないかもしれない。 セレスの用意した胸専用のローターのせいで、さっきまで埋もれていた彼女の乳首は外気にさらされている。 目隠しの向こうでは、心底愉快そうにセレスが嘲笑っていた。 苗木の声を真似ただけで、こうも露骨に反応が変わる…それは、セレスの目論見通りだった。 朝日奈の時と同様、セレスは今回も催眠暗示を用いていた。 人には、それぞれ最適な催眠内容というものがある。 スポーツ選手として体を動かす機会の多かった朝日奈には、「身体の自由を奪う催眠」をかけたように。 苗木に憧れる舞園には、「苗木によって凌辱される催眠」が効果的なのである。 なぜならこの「苗木によって凌辱される」という設定は、過去に舞園が頭の中で再現したであろう映像だからだ。 きっと妄想の中で、苗木の手によって犯される自分を思い、もしかしたら自慰に耽ったこともあるかもしれない。 だからこそ舞園の脳内は今、より忠実な「苗木によって犯されている自分」を作り上げ、認識してしまっている。 アナルワームの全てのコブが彼女の中に入りきった後、セレスはあえてそれを弄らずに、再び胸に手を伸ばした。 直腸がワームの形に馴染むまで、そこには手をかけない。 アナルの管轄は朝日奈に任せ、セレスは再び敏感すぎる舞園の胸を弄ぶことに決めた。 「胸っ、やぁ…!許してぇ…もう胸で…っく、ふ…イきたく、ないです…」 舞園の懇願をも嘲笑い、セレスの――舞園にとっては苗木の手が、指が、焦らすように彼女の肌を這いまわる。 尻を撫でまわしたかと思うと、腰から脇腹を伝い、背中へ、脇へ。 触れるか触れないかのフェザータッチが、それでも確実に胸に近づいてくる。 舞園は、その快感と恐怖に、身を震え上がらせた。 「ふッ…あ――!!」 ただでさえ敏感になった肌が、苗木の指に触れられている。 催眠は時間を追って、深く深く舞園を浸食している。 目隠しによって覆われた彼女の眼には、既に鮮明な姿となって、自分の体を弄ぶ苗木の像が浮かんでいる。 「苗木、君ッ…あ、ん……っ!!」 口が名前を紡ぐたびに、苗木の幻は穏やかに頬笑み、舞園の背徳を煽る。 舞園は、自分自身の妄想に犯されている状態にあった。 「は、や…ぁ、あ、…ひぅっ…!」 ようやく胸に辿りついたかと思えば、その指はけっして乳首を責めずに、舞園の豊かな乳房を撫でるばかり。 果実のように、張りを保ちながらも垂れ下がるたわわな胸を、セレスは玩具のように弄ぶ。 肌を撫で、軽く握って形を歪ませ、双房を別の方向へ引っ張り、かと思えば急に手を離す。 直接触れられているわけでもないのに、もう止めてほしいのに、 舞園の乳首はそれだけで、意思と反して膨らみ、柔らかな弾力を帯びる。 「んっ、ひ、う……ふぁっんっ…!」 時々乳首がシーツと擦れて、それだけでも甘い声が漏れてしまう。 刺激に弱い上に、この状況も相まって、彼女の乳首は今はクリトリス並の性感帯となってしまっている。 そしてそんな反応を、目ざといセレスが見逃すはずもない。 『あははっ、舞園さんってば、胸をシーツに擦られて気持ちいの?』 乳房の根元を掴まれ、シーツを洗濯板のようにして、ごしごしと胸の尖端をこすりつけられる。 「ひぁっ、あ、あぁっ…!!」 再び訪れる、純粋な快楽。膣が締まり、それと連動して肛門も締まり、ワームがゴムの弾力を訴えてくる。 苦しさと性感の狭間に舞い戻され、舞園はうめき声をあげた。 『シーツに乳首こすりつけて興奮して感じちゃうとか… まるで小学生が初めてオナニーを発見したみたいなシチュエーションだよね。 アイドルの舞園さんにも、そういう時期はあったのかな?』 苗木の問いは届いているのかいないのか、舞園は少しでもシーツと距離を取ろうと、背筋をピンと反らせた。 ジンジンと、摩擦による熱と快楽が胸の尖端から脳を焼き切ってくる。 このままでは、頭がおかしくなってしまう。 しかしそんな抵抗も、もはや無意味。 苗木の手は胸を絞る様にして、シーツに向かって乳房を押し出し、その先端を擦りつけてくる。 すぐに舞園の体から力が抜け、ピクピクと小刻みに震えながらシーツに再び伏すこととなった。 「らめ、乳首、らめぇえぇ…ふゃあぁ…」 擦られて、ものの数分。 様々な刺激の波濤が押し寄せ、もう呂律も回らない。 幾度目かの乳首での絶頂に、否応なしに押し上げられつつあった。 胸全体に走る、痺れと熱を帯びた快楽が、どんどん下腹部に溜まり、溢れだしてくる。 「いやぁ、っ、んっ!…い、イっちゃう…苗木君の、前で…イっちゃうぅ…!」 先の二回の、電気がほとばしるような鮮烈な絶頂とは対照的に、 「んぁ、ふあ、あぁああああぁぁぁあああぁぁぁ――っ!!」 まるで泥沼に倒れ込むように、ねっとりとした絶頂に、舞園は達した。 「――-っ!!…っ、っあ、っ!……あぁあ……あぅ…」 強烈な余韻が、まとわりつく泥のように、絶頂に達した後の彼女の体をむしばむ。 イった後も、貪欲に刺激を欲しているのか、花を散らした秘部がヒクついている。 舞園自身も泥のようにベッドに臥し、目を閉じればそのまま気を失うように眠りについてしまうだろう。 もちろん、セレスティア・ルーデンベルグを相手に、そんな甘えた考えが通じるはずもなく。 「…ひっ!!?」 泥から引きずり出されるようにして、再び舞園が勢いよく背を反らせる。 肛門の中に入り込み、ジュクジュクとローションを纏っていたアナルワームが、 いきなり外側に引っ張られたのだ。 絶頂から覚めきれない舞園の膣が、その強烈な刺激を知覚して収縮するたびに、連動してアナルも締まる。 そしてそれが、無自覚にも舞園自身の体を苦しめてしまう。 釣り餌に食いつく魚のように、く、く、と断続的にアナルワームが引っ張られ、 そのたびに収縮した肛門が、緊張を緩める反動で、アナルワームを肛門に引きずり戻そうとする。 入り口で繰り広げられる押し問答に、舞園は掠れたような喘ぎ声を出した。 『もうすっかり、アナルがワームの形に馴染んじゃってるね。もう入れてること自体は苦しくないでしょ? 今ちょっと引っ張ったら、肛門が一緒に引きずられて、その反射でワームを内に戻そうとしてるのは分かるかな? そのたびに入口が擦れて、もう気持ちよくなっちゃってるよね? …じゃあこれ、肛門が引きずり戻す暇もないように、途中で止めずに引っ張りだし続けたら…どうなると思う?』 カッと、熱いものが舞園の背中を駆け巡り、そして同時に、急速に血の気が引いて、寒気を感じた。 朝日奈に指をねじ込まれ、それをねちっこく抜かれた時の、なんとも言えない快感が、頭の中に甦る。 「ダメ…!…ダメ、ですっ……頭、おかしくなって…死んじゃいます…」 歯を噛み鳴らすほどに震えながら、舞園が訴える。 苗木の声は、陽気にクスクスと笑うだけだった。 目隠しとヘッドホンの外で、舞園の痴態に当てられた二人が、頬を上気させている。 セレスは胸から手を離し、舞園の腰と、アナルワームに手を添え、朝日奈に耳打ちした。 「私が合図したら…舞園さんのおま○こを、力いっぱい吸ってあげてください」 「へ?」 あまりの興奮からか、犬の真似事をしていたことなど、朝日奈もセレスも忘れてしまっている。 「で、でもそんなことしたら…」 「私が合図を出すのは、彼女が絶頂を迎えた時です…アナルだけでイけたら前も弄ってあげる、そういう約束ですわ」 「舞園ちゃん、死んじゃうよ…!」 「そんなに簡単には死にません。まあ、あなたが拒むのでしたら…5、4、3、2、1…『ゼロ』」 「――ひぐっ!!」 忘れていた唐突な絶頂が、心の準備すらしていなかった朝日奈を打ちのめした。 「あ、あはッ…あ、あぁああ…」 舞園以上に、カタカタと奥歯を噛み鳴らして、朝日奈は震える。 短時間で強制的に味わう絶頂に快楽などなく、鈍痛にも似た衝撃が下腹部を殴りつけるだけ。 「嫌だというのなら、強制はしませんわ。3、2…」 「わ、わかった、やる!やります…っ!」 「…ありがとうございます。持つべきものは、従順なペットに限りますわ」 妖艶に笑って見せたセレスの真意は、朝日奈にはわからなかった。 ずるり 「――ぃぎっ!!」 生々しい音を響かせて、アナルワームが内側ごと、外に引きずり出される。 「っ、あぁ、あぁぁぁあぁぁぁっ!!!」 たまらずに舞園は、獣のような叫び声をあげた。 強制的に排泄させられているような、内側の皮膚が引っ張られているような。 痛みや苦しみとは、似ているようで違う快楽。 あまりの感覚に肛門が勝手に締まり、それを更に増長させてしまう。 『ほら、力抜いてないとキツいよ?』 「そ、そんなっ、こと…っぐ、ふっ、ぅあああああっ…!!!」 下手にアナルを締めてしまうせいで、コブが反動をつけて、勢いよく外側に引きずり出される。 「いやっ、いやぁあああぁあはぁあああっっ――!!!」 二つ目のコブが、ぬぷ、と滑稽な音を立てて飛び出したところで、あまりにもあっけなく、舞園は達した。 そしてそれは、彼女にとっては最悪な展開だった。 なにせ、まだ『二個目』だったのだから。 「あ、ひぐぅあっ!!?ふ、うぁあああぁあああっ!!」 アイドルだった舞園さやかは、もうどこにもいなかった。 ベッドの上で獣のように吠えるのは、逃れられない未知の快楽によがり狂う、ただの少女。 舞園が絶頂しても、それでワームが終わるわけではない。 以前として同じペースで、それは引きずり出され続ける。 そして、 『アナルでイけた?おめでと。それじゃ約束通り、弄ってあげるね』 何を、とは聞かずとも理解できた。 いや、今自分の頭がそれを理解しているかどうかも定かではない。 快楽を感じて、吠えるように喘いでいる自分は、どこか遠くの存在のように思えた。 別の視点から、そう、まるで幽体離脱でもしているかのように、舞園は冷静に自分を見ていた。 全てわかっていた。 苗木の真似をしているセレスのことも、今にも泣き出しそうな顔で彼女たちを見ている朝日奈のことも。 けれど耳に届くのは苗木の声で、だから彼女にとってはそれが現実で。 もしかしたら最初から、自分が堕ちるのに、苗木の声など関係なかったのかもしれない。 もうとっくに自分は堕ちていて、けれどアイドルという肩書がなんとか自分が壊れるのを堰き止めていた。 ともすれば、苗木の声はただのスイッチ代わりだったのだろう。 どこから自分は堕ちていたんだろう。 アイドルを目指した時からだろうか。 メンバーと体を合わせた時からだろうか。 この学園に入学してからだろうか。 「いやぁあはああぁあああっ!!苗木君、ああぁああぁあっ!!」 クリトリスを舌の上で転がされ、膣にディルドーをねじ込まれ、ワームを内壁ごと引きずり出され。 意識が途切れるその寸前まで、舞園は吠え続けた。 アイドル。夢。仲間。学校。苗木君。好きな人。 もうどうでもいいや。私は最初から堕ちていたんだ。 「ん゛ぁあああっあああ!!!気持ちいい、気持ちいいですぅううっぅあああっっ――!!!」 ブツン。 「はぁ、はぁ…っ、はぁ……」 運動をしているわけではないのに、どんどんと呼吸が荒くなっていく。 自分が何をしでかしたか、頭のどこかでは理解していても、それを止める術はなかった。 「あら、壊れてしまいましたわね」 自分は、目の前のこの悪魔に屈したのだ。そして、あまつさえ舞園を巻き込んだ。 「さて、どれを使って起こしましょうか…」 セレスが道具箱を漁る。 朝日奈は、ベッドの上でまだ震えている舞園に目をやった。 締まりを失くした肛門は、ずっと広がったままで、奥の内壁まで丸見えだった。 腰は痙攣している。汗や涎や愛液が体中を濡らし、蛍光灯の光を反射している。 ヘッドフォンと連接した目隠しを外してやると、ぐる、と上向きになった瞳が表れた。 「…何を勝手にいじっているのですか?そんなことを許可した覚えはありませんが」 自分が何をしでかしたか、理解はしていた。 彼女を巻き込んだのは、自分だ。 だから、もうこれ以上はダメだ。 これ以上、この悪魔の毒牙に、彼女を脅かさせてはいけない。 「…もう、やめてよ」 「は?」 「もういじめないでよ…」 舞園の手錠と足枷を外し、セレスとの間に割って入ると、朝日奈はそう告げた。 そして、意を決してセレスを睨みつける。 温度を感じさせない冷たい瞳がこちらを見ていて、気圧されそうになる。 「ペットの分際で何を――」 「私はペットじゃない!舞園ちゃんも、おもちゃなんかじゃないよ!!」 「『ゼロ』」 「ん、あ゛っ…!!」 冷たい瞳に、絶頂を告げられる。 ぎゅ、と膣が収縮し、体中を慣れた快感が駆け巡り、朝日奈は前のめりに崩れた。 悔しさで、涙が出そうだった。 セレスに逆らえないことの悔しさ、気持ちいいと感じてしまっていることへの悔しさ。 唇を噛みしめると、血の味が滲んだ。 セレスは絶頂を与えたものの、何食わぬ顔で…というよりは、少し困ったような表情を朝日奈に見せた。 「…まあ、今のあなたには信じてもらえないと思いますが…舞園さんは、おもちゃ扱いしているわけではありません。 あなたをペットと称すのも、別に何も蔑んでいるわけではありません。 いつか言ったでしょう?あなたを見ていると、つい虐めたくなってしまう…でも、嫌っているわけじゃない。 …私が真に敵と見定めたのは、あの忌々しい女ただ一人ですわ。あなたたちには、あの女を落とすための――」 セレスは喋り続けていたが、朝日奈はまともに聞こうとは思わなかった。 狂っている。目の前のこの女は、狂っているんだ。 もうこれ以上、犠牲者を増やしちゃダメだ。 「とにかくもう、舞園ちゃんに酷いこと、しないで!私はどうなってもいいから…!」 「…あなたは何か、勘違いをしているようですわね」 するり、とセレスの体が、ベッドの上の朝日奈にすり寄ってくる。 脳は全力で警告音をあげていたが、絶頂を迎えたばかりの体が逃げ出せるはずもなかった。 いやらしい手つきで、胸や足をまさぐられ、悲鳴を上げそうになるのを何とかこらえ、セレスを睨みつける。 「あなたに舞園さんの代わりが務まるわけでも無し…私が舞園さんにしているのは酷いことでも無し。 夢の中だけでも、愛しい彼と交わらせてあげたのです。現に彼女は、最後は『笑っていた』じゃありませんか。 …それに、その夢ももうすぐ現実に…」 「まさか…苗木まで巻き込むつもり!?」 「だとしても、あなたに何か関係があるのですか?」 「関係あるとかないとか…そういう問題じゃないでしょ!?」 「…小うるさい犬だこと」 温度のない目に覗きこまれ、朝日奈は怖じ気づきそうになる。 けれどダメだ。せめて気持ちだけでも、この女に屈服してはいけない。 「…では、そうですね。またあの賭けでもやってみましょうか? 私があなたを好きなように責めるので、あなたはそれに耐えてください。 途中であなたが『参った、降参、もうやめて』の類の言葉を発すれば、あなたの負け。 あなたがこの勝負に勝てば、苗木君や…他の人を、巻き込まないと誓いましょう」 それは、最初から負けるために与えられた、朝日奈へのチャンス。 勝ちの条件が記されない、ただセレスが朝日奈を弄ぶためだけのもの。 それでも朝日奈は、そのチャンスに縋らないわけにはいかなかった。 沈黙を肯定と受け取ったのか、セレスの細い腕が伸びてくる。 朝日奈の運動能力なら、それを避けることも、叩き落とすことも出来ただろう。 けれど、意味がない。受け入れなければ、勝負にはならない。そして、腕からは逃げられても、言葉からは逃げられない。 セレスは狩人。自分は獲物。 セレスはその気になれば、いつでも自分を落とすことができる。 それをすぐしないのは、強者の余裕。 蛇のように、くねくねと腕が、手が、指が、朝日奈の体を這いまわる。 虫に這い寄られるような怖気すらも、脳は強制的に快楽として感じ取ってしまう。 「さあ…それではまず小手調べに、『100からカウントダウン』、行きましょうか」 「――――」 至って、容易かった。 ベッドの上に横たわる二人を、頬を上気させてセレスは見ている。 舞園は、セレスが手を下す前からすでに壊れていた。 レズの気もあり、おそらくかなりのマゾヒズム、そして苗木の催眠にも屈した。 自分の色に染めてやった今、次に目を覚ませばセレスの従順な傀儡と化しているだろう。 そして、先ほどまで妙な正義感を振り回していた朝日奈も、身体を震わせながら泣きじゃくっている。 二回も『100からカウントダウン』に耐えたのは、正直驚いた。それほどの決意だったのだろう。 けれど、寸止めに弱い彼女は、その後の『1でカウント停止』には耐えきれなかった。 しばらく触れずに放置しておけば、存外すぐに降伏してしまったのだ。 まあ、とにかく。 駒は準備できた。 これで、布石は完璧だ。 「――ふ、ふふふ」 ヘッドライトの身が付いた部屋で、セレスは独りごちる。 「あとは苗木君を引き抜けば…まあ、彼を騙すのは容易いでしょう。馬鹿みたいにお人好しなのだから…」 あの女をねじ伏せる、人質という名の傀儡。 一人は、肉欲に支配され、セレスの言葉には逆らえない体力馬鹿。 一人は、レズの気もある、苗木に対して盲目となった壊れたアイドル。 一人は、彼女たちの心をつかんで離さない、純朴な少年。 これで、そろった。 彼女を、あの澄ました仮面を顔から剥がし、泣き叫ばせるための道具。 「――待っていなさい、霧切響子…ふふ、うふふふふふ、うふふはははははっ…!!」 魔女のような高笑いが、部屋の外に漏れることはなかった。
https://w.atwiki.jp/bbgunfront/pages/156.html
期間 15/03/27 ~ 15/04/06(**:**) イベント概要 メタモチップを集めて課題をクリアしたり、ランキングに参加したりする。 限凸チケットを集めて、限凸トレーナーと交換したりする。 今回の追撃に仕様変更がなければ・・・2週目以降は消費APが増える。 後半戦(プランB)では金索敵と偵察機がメダルで交換可能(各4個まで)になる。 SNS投稿で1日1回AP全回復。後半戦(プランB)はさらに偵察機が付く。 報酬 入手方法 内容 備考 ランキング上位 ヴィクトワール 強襲16UR/四煉乱舞 2週目クリア セレスティア 狙撃14SR/サイレントバスター チケット250枚 UR確定ディスク 1回のみ。新報酬 チケット250枚 UR凸トレ 1回のみ チケット90枚 SR凸トレ 4回のみ/交換ごとに必要数+90枚? チケット75枚 SR凸トレ 1回のみ。前回より値下げ エリアマップ 取得アイテムの種類・個数は固定、位置はランダムの模様。 例:エリア1が (←???・次ステージ→)になる場合と (←次ステージ・???→)になる場合がある。 偵察機関連 使用したエリアから数えて5エリア分の、選択肢の中身が大体わかるようになるアイテム。 1週目の序盤は、次ステージのみ表示されているが、そこからさらに「???」が「ニュル」や「アイテム」と表示されるようになる。 よって、アイテムの取り逃し防止と、不要なアイテム見逃しによるAP節約が可能になる。 使用目的 エリア 入手可能アイテム アイテム アイテム アイテム 2週目以降 2週目以降 2週目以降 メタモチップ メタモチップ 3色索敵 3色索敵 ?B:?BOX 銅盤:ブロンズディスク 銀盤:シルバーディスク セD:セレスティアディスク(ノーマル) 招:招待ディスク (色):索敵要員 (強、狙、重、支)T:トレーナー nxxxx:xxxxニュル、 エxxxx:エールxxxx ECxxx:xxxECOポイント Mxxxx:xxxxメタモ、 凸:限凸チケット 偵察機:ファルコン偵察機 削除ツール 金:金索敵 例:n5555←5555ニュル、M9999←9999メタモ、エ1111←1111エール -:選択肢なし 1 凸 - - 2 AP50 - - 3 青 - - 4 赤 - - 5 緑 - - 6 ?B - - 7 偵察機 - - 8 青 招 - 9 セD 凸 - 10 AP全 M1500 - 11 凸 - - 12 EC10 n3000 - 13 銀盤 n1500 - 14 ?B M500 - 15 緑 青 - 16 エ300 AP50 - 17 n1500 赤 - 18 削除ツール 強T - 19 ?B 凸 - 20 緑 n3000 M500 21 凸 セD - 22 赤 M1500 - 23 青 M1500 - 24 銀盤 ?B 緑 25 赤 金 セD 26 赤 凸 - 27 セD 緑 青 28 緑 凸 ?B 29 凸 M500 EC10 30 n1500 狙T セD 31 赤 - - 32 n3000 - - 33 M500 支T - 34 凸 緑 - 35 赤 青 - 36 M500 - - 37 緑 青 - 38 エ100 ?B 39 M500 赤 - 40 n1500 ECO10 AP50 41 青 - - 42 ?B M500 - 43 凸 AP50 - 44 凸 ECO30 - 45 M1500 AP全 招 46 AP50 - - 47 凸 銀盤 - 48 M500 ?B - 49 M1500 緑 - 50 削除ツール 重T 青 51 セD - - 52 n3000 AP50 - 53 銀盤 ECO30 - 54 ?B n1500 強T 55 エ300 M500 赤 56 銀盤 - - 57 ?B 赤 - 58 緑 セD - 59 凸 n1500 青 60 エ100 赤 青 61 緑 - - 62 BP50 赤 - 63 青 凸 - 64 n3000 セD 赤 65 緑 ?B 凸 66 偵察機 - - 67 M1500 凸 - 68 赤 M500 - 69 M500 ?B 緑 70 緑 青 M500 71 n3000 - - 72 ?B エ100 - 73 銀盤 削除ツール - 74 凸 M500 n1500 75 n3000 銀盤 青 76 M500 赤 - 77 青 緑 - 78 M500 セD - 79 青 ?B BP50 80 緑 n3000 M500 81 M500 凸 - 82 青 n3000 - 83 M500 ?B - 84 赤 緑 M500 85 赤 緑 凸 86 M1500 M500 - 87 ECO10 緑 - 88 M500 n1500 祖T 89 青 M1500 ?B 90 n1500 セD 赤 91 凸 招 - 92 赤 凸 - 93 ?B 緑 n1500 94 凸 M500 青 95 赤 金 エ100 96 凸 青 M1500 97 重T 銀盤 赤 98 n3000 M500 AP50 99 支T n1500 M1500 100 青 緑 ?B 70 メタモ500、索敵青、索敵緑 - 名無しさん 2015-03-29 13 16 50 72 エール100、?BOX - 名無しさん 2015-03-29 13 31 46 92 凸 - 名無しさん 2015-03-29 13 40 31 74 1500ニュル、メタモ500、凸チケ - 名無しさん 2015-03-29 13 41 54 75 索敵青、銀盤、3000ニュル - 名無しさん 2015-03-29 13 44 44 76 メタモ500、索敵赤 - 名無しさん 2015-03-29 13 50 35 97 強化T、索赤、銀D - 名無しさん 2015-03-29 13 51 08 98 AP50、m500、ニュル - 名無しさん 2015-03-29 13 53 10 78 メタモ500、セD - 名無しさん 2015-03-29 13 55 14 79 ?BOX、BP50、索敵青 - 名無しさん 2015-03-29 13 58 50 名前
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/25938.html
セレスティア・レイ(せれすてぃあ・れい) 概要 セレスティア・レイとは、輝ける光の柱を敵の周囲で巡らせる秘技のこと。 初出はレイズのシゼル。 技名は「天空の〜」を意味する「celestial」とシゼルの故郷セレスティアとのダブルミーニングと思われる。 登場作品 + 目次 レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ レイズ 習得者 シゼル 輝ける光の柱を敵の周囲で巡らせる秘技 分類 秘技 属性 光 HIT数 8 消費CC 18 性質 魔 基礎威力 1490→1937 詠唱時間 4.70s 発動条件 4連携目以降でラウンド・レイを使用 強化1 ダメージが10%上昇 強化2 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化3 ダメージが10%上昇 強化4 MG増加量が10%上昇 強化5 ダメージが10%上昇 強化6 術連携タイミングを0.5秒早める シゼルの第二鏡装秘技。本作で初習得。 敵の前後に空から光の柱を出現させ、ターゲットを中心に円を描くように一回転させる。 ラウンド・レイの純粋な強化版といったところで、光や円周が一回り拡大されているほか、あちらが半回転なのに対しこちらは一回転するので単純に拘束力が倍になっている。 範囲こそ控えめだが威力はシゼルの秘技の中でも最強。 自操作で単体相手ならこれ、闇属性弱点や集団戦なら別の秘技と使い分けていくのがおすすめ。 台詞 シゼル 極光の洗練を受けるがいい! セレスティア・レイ!! ネレイドVer 極光の洗練を受けて消えろ! セレスティア・レイ!! ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 ラウンド・レイ セレスティアルレイ ▲ ネタ ▲
https://w.atwiki.jp/qmatg/pages/138.html
場面 セリフ 初回パートナー選択サンプル や、やあおはようございます…まずは一安心だね悔しいけど次頑張ろう? 初回パートナー決定 じゃあ、行こうか。 カードなしプレー あ、体験入学の人…だよね?僕はセレスト、一緒に行くことになってるんだ。どっ、どうかよろしく! カードエントリー(朝) おはようございます…→あの…今日も、よろしく…→今日もいい日だといいね カードエントリー(昼) こんにちは→えと…調子は、どう?→準備はいい…かな? カードエントリー(夕・夜) こんばんは→夜は頭がさえる…気がするんだ。→じゃあ、行こうか。 カードエントリー(深夜) こんばんは→えーと…静かな夜だね。→あの、眠くないのかなあ。 モードセレクトで時間経過 協力プレイもいいかもね検定試験、やってみる? マイルームパートナー選択 僕のこと、呼んだ? 予選通過合格点発表(低め) 気を抜かないほうがいい…と思う 予選通過合格点発表(高め) うん…。自分を信じていこう。 ライバル出現 逃げるわけにはいかない…よねあ、ライバルの人だ 高階級者出現 わぁぁ!当たって砕けろぉぉぉ…!えぇっ!あの人すごく強いんじゃ!? 予選・準決勝自順位上昇 うん! 予選・準決勝自順位下降 あぁ~… 予選終了(合格点以上) とりあえずクリアだね 予選終了(合格点未満) 通れ通れ通れ 予選通過 まずは一安心だね 予選全員通過 すごい!でも…準決勝が大変だ 準決勝通過 あと少しだね 予選・準決勝敗退 悔しいけど次頑張ろう? 決勝開始 いよいよ本番! 優勝 優勝?すごーい!すごいなー、僕も頑張らないと 決勝1位以外 こ、この調子なら次こそは! クマフィー獲得 クマフィーゲット! アシストポイント獲得 ナイスアシスト!グッジョブ! 踏破失敗 残念…みんな頑張ったよね。 踏破成功 すごい!踏破達成だね! 検定ランクアップ わぁー 検定Sランク獲得 S! 検定SSランク獲得 ダブルS! 検定SSSランク獲得 トリプルS! チームバトル勝利 やったぁ! チームバトル敗北 残念…みんな頑張ったよね。 邪神封印戦技発動 シュープリーム…! 邪神封印戦勝利 勝っちゃった!勝っちゃった! 邪神封印戦敗北 いったん出直そう コンティニュー うん、行こう ゲーム終了 うん…それじゃ…また…
https://w.atwiki.jp/sakatsukuds2010/pages/645.html
CDアルビセレステ86 主な出場カップ戦:コパピベデオロ グレイテストクラブカップ80 s ワールドレジェンズカップ チーム編成 右の編集でデータを入力したあと、下の「新しい行として追加」にチェックを入れることで行が増えます 名前 国籍 コスト ポジ 備考 編集 ビード アルゼンチン 7 GK ネリ・プンピード 編集 ジェリー アルゼンチン 8 DF EX オスカール・ルジェリ 編集 ブラムン アルゼンチン 7 DF ホセ・ルイス・ブラウン 編集 エインセ アルゼンチン 7 DF EXレア 編集 サバレタ アルゼンチン 6 DF 編集 D・マルドラド アルゼンチン 9 MF レジェンド ディエゴ・マラドーナ 編集 バフィスタ アルゼンチン 8 MF バティスタ 編集 ヒュズティ アルゼンチン 7 MF EX リカルド・ジュスティ 編集 ケンダル アルゼンチン 8 FW EXレア マリオ・ケンペス 編集 バティスタ アルゼンチン 8 FW EXレア ガブリエル・バティストゥータ 編集 エンリカ アルゼンチン 7 FW EX エクトール・エンリケ 編集 アンドゥハル アルゼンチン 6 GK 編集 フシュークォ アルゼンチン 7 DF ホセ・ルイス・クシューフォ 編集 オラティルコエチャ アルゼンチン 7 DF EX フリオ・オラルティコエチェア 編集 コロッチーニ アルゼンチン 5 DF EX 編集 ブルーチェ アルゼンチン 8 MF EX ホルへ・ブルチャガ 編集 クリスティアン・レデスマ アルゼンチン 8 MF 編集 ホナス・グティエレス アルゼンチン 6 MF - 編集 ガルダーノ アルゼンチン 7 FW ホルヘ・バルダーノ 編集 抽出テーブル:テーブル-CDアルビセレステ86
https://w.atwiki.jp/dangan_eroparo/pages/42.html
朝比奈がいつものように早めに食堂へ向かうと、セレスから先日の不埒千万の詫びとして、CDを貸してもらった。 本人が言うには、楽曲ではなく、リラックス効果のある音声データということで、 運動後の就寝前などに聞くと、より効果があるらしい。 「あたしこういう、磁気とかイオンとか、そういうリラックス効果?みたいなの、結構好きなんだよねー」 「それはよかったですわ…ふふふふ」 渡した時のセレスは、少し狂気じみた笑い方をしていたようにもみえたけれど…気のせいだろう。 お詫びなどと言われても、正直気持ちよかったことは事実なんだし、 大神を交えた約束で、自分が実は淫乱な女だということはばらさないでいてくれるようだし、 謝られることなど特にないとは思うけれど、貸してくれるのなら素直に受け取ろうと、朝日奈は単純にも考えていた。 まだ悪意を知らない、純真な少女。 セレスの毒牙に蝕まれても、彼女にはセレスを疑うことなど念頭になかった。 プールとトレーニングルームで一通り体を動かして、くたくたになりながらシャワーを浴びて、 プロテインとドーナツを飲み干し、CDプレイヤーを片手に、朝日奈はベッドにもぐりこむ。 『この音声データは、催眠の暗示によってより集中し、身体をリラックスさせることを目的として――』 CDの電源を入れると、自動で音声データが流れ出した。 再生時間には、およそ60分と表示されている。 少し物騒な言葉は聞こえはしたけれど、まあ大丈夫だろう。 どこかで聞いたことのある声に思えたけれど、それも気のせいだ。 朝日奈はイヤホンを耳にはめ、ベッドに横になり、途中で眠ってもいいように明りを消した。 『まずは呼吸法です。頭に大自然の情景をイメージしながら、大きく息を吸って…』 言われた通りに深呼吸を行うと、催眠術と聞いて幾分か興奮した好奇心が、少しだけ和らいでいった。 呼吸を行うたびに、少しずつ少しずつ。スポーツ選手の性か、この辺は条件反射かもしれない。 『次に、メトロノームを用いての集中を行います』 カツ、カツ、と、左右のイヤホンから交互に、小気味良いテンポを刻む音が聞こえる。 振り子のように、右、左。 『音が聞こえた方に、軽く首を傾けてください』 言われる前から、朝日奈はそれを行っていた。右から聞こえれば右に、左から聞こえれば左に。 そうすることが自然のように思えて、そうすることがすごく気持ちいい。 『さあ、ゆっくりと…まぶたが落ちてきます』 彼女はまだ、その違和感を感じ取れずにいた。 『堕ちる…スーッと、堕ちる…まぶたが落ちると、意識も落ちる…』 「ん…」 正常な心持ちなら、その言葉の響きの危険性に気づけたかもしれない。 しかし、催眠という言葉への好奇心と、そしてスポーツ選手のなせる集中力が、簡単に彼女を催眠の世界に引き込んだ。 両の瞳を閉じた途端、彼女は眠りよりも遥かに深層の世界へと落ちていった。 そこは、無意識の世界。理性では抗えない、本能の世界。 朝日奈という人間の根幹の部分に、その声は、けっして抗えない暗示を刻みつける。 『両足のつま先を意識してください。深呼吸のたびに、そこから力が抜けます。 …つぎは、足首…膝…腰…上半身へ行って、両手の指…』 無意識の世界は、水泳の最中のように心地よいもので、 論理的な思考を行えないまま、彼女は聞こえてくる言葉に、素直に身も心も委ねる。 言葉の通りに、四肢から力が抜け落ちていく。 体中の力が抜けたまま、彼女は無防備な頭で催眠の言葉を待った。 『今からあなたにかける暗示は、私が再び解除するまで、あなたを支配します。 けれど、支配されることは、気持ちいい…。何も考えなくていいことは、とても気持ちいい。 だから、私の言葉があなたを支配するのは、普通のこと。当然の常識。わかったら、「はい」と返事をしてください』 「…はい」 『あなたにかける暗示は、数字の暗示です…。あなたは「ゼロ」という数字が大好き。 「ゼロ」はあなたにとって、一番いやらしい、エッチな数字です… カウントダウンが始まると、あなたは「ゼロ」が待ち遠しくて、いてもたってもいられなくなります。 「ゼロ」を聞いた瞬間、あなたは絶頂を迎える。「ゼロ」と言われなければ、どれほど気持ちよくても絶頂は来ない。 わかりましたね?』 「…はい」 『では次に、私が手をたたくと、この無意識下の世界は終わります。 あなたは目が覚めると、ここでの出来ごとを忘れるけれど、暗示にはずっとかかったまま。 自分で身体を動かすことも出来なければ、「ゼロ」という言葉で絶頂を迎える。では…』 パチン 「ん…」 ぼんやりと視界が元に戻る。 一瞬寝てしまったのか、と、朝日奈はけだるい頭で考えた。 うたた寝に就く寸前のように、体を動かすのが億劫だった。 心地いい眠りにつけていたのに、何の拍子で起きてしまったのか。 『おはようございます』 音声データがそう言うのを聞いて、自分がセレスのCDを聞いていたことを思い出した。 けれど、「おはようございます」?なぜ自分が寝ていたことが分かるのだろう。 少しだけ混乱する。 『気持ちよく眠れましたか?まだ、頭がぼーっとしているかもしれませんね。 体中の力が抜けて、今も眠ってしまいたいような心地よさに包まれていますね?』 「…はい」 無意識に、返事をしてしまった。 でも、その通りだ。 本当に体中の力が抜けて、まるで動かせない。このまま眠ってしまいたい。 『ふふ…では、もっと気持ちよくなりましょう』 聞き覚えのある、含み笑い。 嫌な予感がする。 『あなたには今から、私の声の通りにオナニーを始めてもらいます』 「!?」 朝日奈は飛び起きようとして――自分が本当に、身体の自由を奪われていることを知った。 『先に言っておきますが、もうあなたの身体は私のモノ。自分の意思で動かすことはできません。 けれど、私の言葉には従順に反応します。右手をゆっくりあげて…』 言葉の通り、右手が宙に浮いた。 まるで何かに吊りあげられているかのように、勝手に。 途端に、得も言われぬ恐ろしさが、彼女の脳を支配した。 「な、何コレ…怖いっ…」 イヤホンを外そうと頭を振り乱すことすらできない。 『それではゆっくり、衣服を脱いで、生まれたままの姿になってください』 両手が下着を脱がしにかかる。 「いやっ、やだぁあ!!」 反抗できるのは、声だけだった。 いつかのように服は全て剥ぎ取られ、身体の自由を奪われる。 あの時は、快感に身を委ねたくても委ねられなかったのに、今は委ねたくもない快感に身を委ねなければならない。 『裸になったら、ゆっくりと深呼吸してください。吸って…』 言われた通りに、肺が呼吸を始めるのを感じて、朝日奈は真に恐怖した。 呼吸の自由も奪われている。それはつまり、自分の生死をこの音声に握られているということに他ならない。 息を止めろと言われれば、今の自分は息を止めてしまうのだ。 「ひっ、ぃ、ひいぃ…ふぅううぅ…」 奥歯をカタカタ震わせながら、ぎこちない深呼吸を繰り返す。 助けを求める悲鳴――もとよりそんなもの誰にも届かないのだが――すらも、呼吸に邪魔されてしまう。 そんな朝日奈を見透かしたかのように、音声は言った。 『リラックスして…肩の力を抜いてください。大丈夫、何も怖くない… 衣服を脱いだ、一糸纏わぬ今のあなたは、とても自由。何もあなたを束縛することはできません。 周りの人間関係や、世間の常識、そしてあなた自身の常識からも、あなたは自由なのです。 今だけは、私の言葉があなたの常識、私の意思があなたの意思…わかったら、返事をしてくださいね』 「…はい」 口を衝いて出た返事は、恐怖からか、それとも催眠の暗示からか。 『呼吸を続けながら…右手を意識してください。指、手首、肘から肩まで…左の手も、同様です。 それらはもう、あなたの腕じゃありません。感覚はあるけれど、あなたの意思では動かせない。 なぜなら、その腕は私の支配下にあるから。私の言うとおりに動かさなければならない…いいですか?』 「はい…」 『胸に手を当ててください。…呼吸のたびに、ゆっくりと上下しているのがわかりますね」 始まった。 朝日奈の手は、身体を這うようにして胸まで登ってくる。感覚はあるのに、それは自分の意思じゃない。 鼓動はどんどん速くなるのに、呼吸は一様にして静かだ。 服を脱がされた時から、期待していたのかもしれない。 セレスに自覚させられた。自分が、淫乱なメスだと。 こんな、一歩間違えば命だって危うい状況なのに、もう興奮してきてしまっている。 『さあ…乳首を触ってあげましょう』 音声データは、同じ調子で話しかけてくる。 『もう待ちきれなくて、硬くなってきていますね。優しく指で摘まんであげてください。興奮しますか?』 「はい…っ」 『ゆっくりと、摘まんだ指を上下に動かして、擦ってあげてください。ゆっくり、焦らずに…』 音声に動かされる身体は、朝日奈の意思とリンクし始めていた。 自分の意思のように、両手が胸を愛撫する。 激しくはなく、あくまで優しい愛撫が、逆に朝日奈の興奮を高めていく。 「はっ…あっ…」 『もっと激しく弄りたいですか?でもまだダメ…今は下準備の段階です。 あとで思う存分に弄らせてあげるから、それまでは我慢…わかりましたね?』 「はぅ…はい…」 あとで思う存分、弄ることができる。 その言葉を聞いて、どこか安心してしまった自分が憎い。 ダメだ、先ほどまでは身の危険を意識して恐怖していたのに。 ココを弄られると、頭が蕩け出してしまう。 『左手は胸を弄ったまま、右手をゆっくりと下へ向かわせてください。 胸の尖端から、なぞるようにして…脇腹、おへそ、下腹部…今ちょうど子宮のあたりかな? ふふ、期待しちゃいますか?でもまだ、あそこは弄ってはいけません…』 「ふぅ、うぅう~…」 右手がパタパタとせわしなく、下腹部で悶えている。 セレスに責められるまで気づかなかったことだが、朝日奈は自分が焦らしに弱いと知っていた。 『早く弄りたいですか?おまんこぐちゃぐちゃにして、気持ちよくなりたいですか?』 「くっ、ふ…ん、やぁう…」 『では、ちょっとした暗示をかけましょう。簡単な暗示です… 自分自身を変態だと、そう認めるだけ…それで、あなたの右手はおまんこを好きなだけ虐めてくれます。 ちょっと恥ずかしいかな?でも…ふふ、あなたにとっては簡単な暗示かもしれませんね。 おっぱい虐めただけで、こんなに気持ち良くなってる、エッチなあなたにとっては…』 「あぅ…認める、認めます…!」 朝日奈は声を荒げた。 セレスに調教されて以来、羞恥心は彼女を興奮させるための助燃剤にすぎなくなっていた。 一度タガが外れてしまえば、狂ったように自分を責めあげてしまう。 「私は、朝日奈葵は、おっぱいだけで気持ち良くなっちゃうくらい、エッチで変態です…ふやぁああっ!!」 潤と濡れたそこに、何の前触れもなく指が滑り込んできた。 『それでは…ココから先は、私の音声は必要ありませんね。一度、あなたの両手を、あなたの支配下へ返します。もう、自由ですよ。 いつもしているように、オナニーを始めてください。一番気持ちがいいところは、あなたが知っているはず。 胸、乳首?クリトリス?それとも中の方がいいのでしょうか?自分で自分を、虐めてあげてください。ふふふ…』 自由といっても名ばかりで、そこにあるのは、意志を介さない両手による体の蹂躙。 自分の好きなように動かせるわけではなく、自分の好きなところを際限なく弄られるだけ。 「はぁあっ、ひゃぁああぁ!…あっ、や、ソコ…っ、んっふっあぁあぁぁああっ!!」 それは本当に不思議な感覚で、自分の手だという感覚はあるのに、言うことを聞かない。 さんざん焦らされた朝日奈の、先ほどまでの恐怖はどこかに潜んでしまっていた。 かわりに頭を支配したのは、どうしようもない興奮。 いつもと同じように弄っているのに、他人に弄られているような背徳感。 「あっ…ふぁ、ん…」 『どんどん濡れてくる…とても気持ちいいですね…返事は?』 「は、い…」 思わず言葉に従ってしまう。 音声データの言葉すらも自分の意思であるような、自問自答をしているような、そんな錯覚を受ける。 言葉に出して快感を認めることで、朝比奈の被虐心はいっそう膨れ上がった。 「んっ…ふぅ…っ、まだ…?…あぅ…」 いつもなら既に絶頂してしまうほど弄っても、なかなかそれは訪れず、 朝日奈の体には、徐々に快感がため込まれていく。 『気持ちいいでしょう?でも、あなたの体に暗示をかけているから、私が合図するまでイくことはできません。 どんどん深く、堕ちていく…思う存分、好きな所を弄ってくださいね』 「はぅ、はんっ!…あ、やぁ…」 『返事は?』 声に合わせるかのように、指が膣内をえぐった。 「は、はいぃ!」 既に、催眠に呑まれている。 朝日奈の頭には、抗うという考えすら浮かばなくなっていた。 『人間の体は、ある程度までしか快感を蓄積できません。脳が危険を察知して、強制ストップをかけるからです。それが絶頂… 絶頂という天上があるから、そこに達することで身体は満足感を得るし、それ以上の快感は蓄積できないのです。 じゃあ…催眠術で、この天上を頭の中から消してしまえば…どうなるんでしょうね、ふふふ』 足は快感を恐れて閉じようとするのに、その隙間を、指が巧みにすり抜ける。 露わになった胸は隠すことすらかなわず、もう片方の手と、自分の舌の餌食になってしまっている。 自分でも知らなかった性感体すら責めあげられ、朝日奈は身体をよがらせることも叶わずに悲鳴を上げた。 『おまんこ、気持ちいいですね…。もうとっくにイけるくらいの快感なのに、身体はイけないから、もっともっと快感を欲していますね』 「んっ、ぅ!あ、あぁ、イけない…イきそうなのに…っ」 『そろそろ、イきたいですか?』 音声データがそう言うと、大きく心臓が脈を打った。 『女の子の部分をさんざん虐められて、もう我慢できないですよね?思いっきりイきたいですよね?』 「んっ、はい…」 『ふふふ…では、今からあなたが絶頂を迎える暗示をかけます。私がカウントダウンを始めると、 あなたは溜めこんだ快感の波に襲われて、最後の数字に達した瞬間に、最高の絶頂を迎えることができます。 …逆に言えば、最後の数字を言わなければ、いつまでも絶頂はお預けのまま…わかりましたね?』 「はい、はいぃいっ…わかったから、は、早く…」 『カウントをいつ始めるかは、教えません…。いつ訪れるか分からない絶頂に悶えながら、快感を溜めてください。 オナニー、気持ちいいですか…?ずっと夢中に弄って…まるで、本当に変態のようですよ』 「やっ、やだ…そういうこと言わないで…」 言わないで、と言いつつも、朝日奈の体中を、心地の良い羞恥心が駆け巡る。 一人でする自慰よりも、何倍もの快感を感じていた。 捕食者としての、攻められる気持ちよさ。 マゾヒズムが開花しつつあった朝日奈にとって、自慰を促す催眠誘導は、これ以上にない最高の嗜虐者だった。 『変態と言われることも、もはや快感なのですね…本当に、いやらしくて、エッチな、変・態・さん』 「うぁっ、ふぁあぁあ…」 変態といわれるたびに、子宮が収縮する。 それは、自分が本当に変態だという、まぎれもない証拠だった。 「じ、焦らさないで、ぇ…早く、早くぅう…」 『じゃあ、まずは「一回目」…そうですね、カウントは100から始めましょうか』 「ひゃ、く…?」 朝日奈の顔に絶望が浮かぶ。 『99、98、97…』 既に、爆発してしまいそうなほど、快感が身体を圧迫しているのに。 そんなに焦らされては、頭がおかしくなってしまう。 それでも自分には、数字を待つことしかできない。 普段の彼女なら数回は達しているほどの快感なのに、寸止めされているかのように達することはできない。 『93、92、91…』 「ふぐ、ぅう~~~…んっ、ふ、あぁあぁ…」 『…ふふ、冗談ですよ』 いたずらっぽく、音声データが笑いかけた。 そして、最初のそれは、唐突に訪れた。 『5、4、3、2、1…0』 「えっ…?」 朝日奈が思わず、その「えっ…?」を口にした、まさにその直後。 彼女の体の中に溜まりに溜まった、本来ならとっくに天上を突き破っているはずの快感が、途端に爆発した。 まずは、大きく腰が跳ねあがる。 足ががくがくと震え、秘部から脳天に快感が突き抜ける。 驚愕の一色に塗り固められた朝日奈の表情は、徐々に苦悶と愉悦の入り混じったものへと変わっていった。 「えっ……あ…カ………っ……!!」 喘ぎ声も忘れてしまったかのように、朝日奈は口をパクパクとさせるだけだった。 首を絞められたかのように、喉から出るのは風邪のような呼吸音だけ。 ぐるり、と、白目をむく。 自分の絶頂を知覚したのは、その後から。 「ひっ、ぎ……っ…!…っ!!」 シャアアアア と、押し留めることすらかなわず、小水を撒き散らす。 それが尿道を駆け抜ける感覚で、もう一度イってしまいそうだった。 支配された右手を引きぬくことも出来ず、指が膣に締め付けられるのを感じる。 セレスに責め立てられた時とは、別の絶頂感。 自分の手で達しているという違いが、朝日奈の官能をいっそう高めた。 「あっ、あぁ、あぁあっあぁあぁああ…」 ようやく、喘ぎ声が追いついた。 余りの感覚を脳が処理しきれない。 『気持ちいいですか?』 音声データが、白々しく尋ねた。 「ひっ、ひぃっ…」 『気持ちいいですよね。い~~っぱい我慢した後にきめたアクメ…あ、でもこの場合は、我慢とはちょっと違うかな? 寸止めじゃなくて、ホントはイってるはずなのに絶頂できなかったんですものね』 朝日奈は返事をすることも出来ず、肩を震わせて息をしていた。 我慢したわけじゃなく、「絶頂」という天上を取り払われた。 達することができないから、身体は絶頂を求めてもっともっと快感をため込む。 過冷却のような状態で与えられた絶頂。余剰した快感が、絶頂に上乗せされる。 「あっ…ぐ…?」 朝日奈はまだ、自分の身に何が起きたのか、理解できなかった。 部分的な情報しか、頭が把握できないでいた。 震える身体。あり得ないほど巨大な絶頂を迎えた自分。 そんな朝日奈をあざ笑うかのように、 『さ、質の次は量、ですね』 音声データは再生を続ける。 『休んでいる暇はありません。再び、右手を動かしてください』 ぐちゅり 絶頂によって緊張を失った秘部が、さらに奥へと指をくわえこんだ。 「ひゃ…ふあぁっ!!」 本当に、自分でも出したことのない女の悲鳴が、喉の奥から飛び出てきた。 既に腰は悲鳴を上げ、ぶるぶると痙攣を続けている。 無理もない。かつてない絶頂を迎えて敏感になっている秘部を、容赦なく責められているのだから。 朝日奈は軽いパニック状態になって叫んだ。 「待っ、あぁぅっ!!や、やめ…イってる、もうイってるからぁ…っ!!」 『いつもよりもずっとずっと、敏感になってますね。普通なら脳が危険信号を出して、身体が痙攣して、触るのを止めるレベル。 でも、あなたの腕は私の言うことしか聞かないから、止めることはありません。普通じゃ絶対に味わえないオナニー…新鮮でしょう?』 「やだっ、やだぁああっ!!怖いよぉおぉっ、あぁあぁあっ!!」 快楽の恐怖。 頭が溶けてしまいそうなほど、強烈。 指は相変わらず、彼女の中を責めたてる。 今度は、左手がクリトリスの包皮をめくり、むき出しのそれを責めあげ、 右手は膣内で、もっとも敏感な部位を執拗に擦りあげてくる。 本来なら気絶しているほどの快感。いや、気絶できたなら、まだ救われたかもしれない。 気が遠くなるたびに、話しかけてくる音声データによって、意識を引きもどされてしまう。 『はーい、二回目行きますよ。今度はゆ~っくり』 「止めて…ふゃあっ!!……止めてぇっ…!」 『じゅーう…きゅーう…はーち…』 カウントダウンが始まると、やはり心臓が高鳴る。 嫌なのに、二度とイきたくはないのに、無理矢理絶頂を「期待させられる」。 『なーな…ろーく…ごーお…よーん…』 「あぁ…あぁああぁ…や、らぁ…」 ゾクゾクと、ゆっくり腰を巡り這う快楽。延々と寸止めされているような錯覚に陥る。 一瞬でイかされてしまった先刻とは違い、今度は自分が、徐々に絶頂に上り詰めていくのを、直に感じねばならなかった。 数字がゼロに近づくにつれ、その快感は次第に絶頂に近づいて行く。 『さーん…にーーーーい……いぃぃいいいいいいいいち…』 引き延ばされる数字。「一」は、絶頂するかしないかの本当の瀬戸際。 「ひっ、ぃぎっ…っ!!!」 その最ももどかしい一瞬を、何秒分にも引きのばされた朝日奈は、また呼吸すら奪われて、喘ぐことも叶わない。 最後の数字を紡ぐために、音声データがわざとらしく息を吸う。 もうイきたくなんてないのに、身体は無理矢理な絶頂を受け入れる体勢に入っていた。 『ぜーーーーーーー「あっ、ひゃ、ぃぎぃいっ!!!ふに゛ゃあぁあああぁあぁあ…!!」ーーーーーーーーろっ!』 「ぜ」から「ろ」まで、絶頂は続く。 引き延ばされたその絶頂の中で、朝日奈の上げた悲鳴は、もはや猫などの獣が喘ぐようだった。 女性の絶頂は、数秒から十数秒にも及ぶ。 しかし元々感じやすくイきやすい朝日奈の身体は、負担をかけないように、絶頂の天上は低く設定されていた。 感じたら、すぐイく身体。早く、軽い絶頂。 十数秒にも及ぶ、重い絶頂を味わうのは、当然これが初めてであった。 そんな彼女を追い詰めるかのように、音声データは続ける。 『54321ゼロ!ゼロ!ゼロっ!!』 「ひぎぃっ!!?あがっ!!はぐぅううっ!!!!」 まだ絶頂の余韻の残る身体が、再び絶頂を迎える。 今度は一気に、三回分の絶頂。 前の絶頂が収まりきる前に、さらに上の絶頂に押し上げられる。 天井など、既に突き破っていた。 「は…あぁ、あ…」 『はい、絶頂三回分。油断していましたか?余韻に浸っている暇はないですよ』 「も…う、許してぇ゛…死ぬぅ…こ、れ…以上は、死んじゃうよぉお…」 涙も鼻水も涎も、蛇口をひねったように流れ続ける。「ガチ泣き」というやつだろう。 恐怖から歯をカタカタと噛み鳴らし、やや過呼吸気味に、少女は懇願する。 そしてもちろん、音声データはデータ。彼女の声など、届くはずはない。 『それじゃあトドメ、いきますよ…』 「やだ、やだぁあああっ!!あたま、おかしくなっちゃうよぉおおっ…!!」 『さーん』 「やめて…おねがい…」 『にーーい』 「ひっぃ、ひやぁあああああぁああっ!いやだあぁああぁっ…!!」 『いーーーち』 「あ…っ……あぁ…助、けて、っ…誰か…サクラ、ちゃん…っ…」 『ゼーーーーーーーロっ!ゼーロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロ…………っ、ゼロぉ~♪』 「いっ、ぎ、に゛ゃあぁああぁあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁああぁあ!!!!!!!!」 朝日奈の意識は、そこで途切れた。 余りにも大きな感覚を知覚して、ショートする前に、自動でブレーカーが落ちたのだ。 ただ、身体だけが、その絶頂の一つ一つに大きく反応し、電気を通されたかのように跳ねまわっていた。 既に目に光はなく、焦点は定まらず、どこか虚ろを見て、時々「ぁ…ぅ…」と、死にかけの猫のように、小さく鳴くだけだった。 そのまま気を失うように眠りにつき、 彼女が目を覚ましたのは、翌日、日が昇り、そして再び沈んでからだった。 「ん…」 まだ身体に力が入らない。汗や涎や恥ずかしい液で、体中がベトベトのままだ。 まどろむ頭を振り起こして、自分の状況を整理しようとしていた、そのとき。 「おはようございます…とはいっても、もうこんばんわの時間ですけれど。よく眠れましたか?」 部屋の隅から聞き慣れた声がして、朝日奈はビクッと身をすくませた。 昨日の自分を嬲りあげた、あの音声データと寸分違わぬ声。 徐々に記憶が舞い戻る。 そうだ、自分はこの声に、徹底的に弄ばれたのだ。 その音声データを渡してきた相手こそが、この声の主。 「いかがでしたか?私の作った、リラックス催眠オナニー誘導CD…」 「セレス…ちゃん…」 ギリ、と、朝日奈はセレスを睨みあげた。 「そんな怖い顔、しないでくださいません?一度は身体を重ねた仲ではありませんか」 彼女が、どんな意図でこのCDを渡したのか。 その答え如何によって、朝日奈はセレスを、ここに来て初めてだが、危険な相手と認識する。 「あんな変なCD渡してきて、どういうつもり…?」 「ふふふ…あなたの乱れっぷり…なかなか見ごたえがありましたわ」 「っ…見てたの?」 朝日奈の声は、震えている。怒りからか、恐怖からか。 「あ、あんなの聞かされたらしょうがないじゃん!アレさえなければ、私…私、あんなこと絶対しないもん!」 「さて、アレとはなんのことでしょう。私が見たのは、一人でオナニーに没頭する、変態な朝日奈さんの姿だけですわ」 「ふざけないでよっ!私、怒ってるんだから、ね…?」 す、と、セレスがピンク色の箱――山田から没収したカメラだが――を突きつけた。 「っ!!」 朝日奈は息をのむ。 写されていたのは、ドロドロになりながらも自慰に耽り、よがり狂う自分のエロチックな姿。 耳に繋がるイヤホンはともかく、この写真だけ見せたら確かに、朝日奈が一人激しく自分を慰めているようにしか見えない。 「な、何でそんなの撮ってるの!?消してよ、消してってば!!」 朝日奈がベッドから乗り出し、カメラとセレスに手を伸ばした瞬間。 「『ゼロ』」 その手は届くことなく、朝日奈の体ごと、地面へと堕ちていった。 「あっ…んっぐ…っ!?」 「これだけよくかかっていれば、脅しとしての写真など、必要なかったかもしれませんわね」 セレスはそう言って、急な絶頂に見舞われ、何が何だか分からないまま地面に臥している朝日奈に手を伸ばした。 あごを指で支え、無理矢理に自分の顔と目を合わせる。 「な、にを…?」 朝日奈は、紅潮した蕩け顔のまま、セレスを睨む。 「まだ状況が飲み込めませんか?もう一度イけば、少しは理解できますか?『ゼロ』」 「あぐっ、ひゃぁあぁっ!!?」 しばらく休んだ分、快感がより鋭敏なものとなっている。 地面に臥したまま、朝日奈は背筋をのけぞらせた。 「あなたはもう、私の奴隷なのです。私の言葉一つで、絶頂に達してしまう、淫らな性玩具…」 「そ、そんな…っう…」 「ふふ、ふふふ…これでこの学園の生活も、退屈せずに済みそうですわ。ああ、そうそう、念のため… 万が一私の命令に逆らったら、あの写真を…そうですわね、苗木君あたりにでも見せてしまいましょうか」 「っ!!?」 「ではまず、ドロドロの身体を『ゼロ』きちんと洗い流してしまいましょう。 大丈夫、身体に『ゼロ』力が入らないでしょうから、私が『ゼロ』手ずから洗って差し上げますわ。 お楽しみは、それからですわ…ふふ、うふふふふふふふふ…」 既に言葉を失くし、『ゼロ』のたびに跳ね上がる玩具を見て、セレスは悪魔のように恍惚と、その場で笑い転げた。 シャワールームで汗を流す間も、じっくり、ねっぷりと体中を弄りまわされながら、 朝日奈は、この学園に入学し、この悪魔と知り合いになった、自分の運命を呪った。 これ以上にない、恍惚の表情で。
https://w.atwiki.jp/dgrpss/pages/78.html
現行スレ 【ダンガンロンパ】セレス様とビリヤード 13戦目 SS 1戦目 【Aランク】セレス様とオセロ 1戦目【ナイト】 レス ID タイトル 備考 31-32 Exe9hwKz セレス様のお料理教室 396-398 /O898+YF ラストギャンブル 413-418 xIuv86iY あのYの悲劇 446-448 Db9NHgq6 セレステ(ryの詰問 472-473 oPWC+nJ3 CHAPTER03の真実 山田×セレス 477 56Bh/4VR 舞園さんとセレスちゃん 舞園+セレス 504 RujAO5+J セレス 対 舞園 595-598 NQZ7Efz9 セレス 対 舞園 (文化祭) 657 JCyXPeN1 セレス母 679-681 l3f4Elko バレンタイン 755-760 BvzebBFh それがFになる 苗木×セレス風味 832-838 4O/oXIV1 ABC暗号事件 苗木×セレス 2戦目 【餃子】セレス様とオセロ 2戦目【栃木】 レス ID タイトル 備考 20・24 Bh+3CG9A,eqE8MbNT 幼少時の話 苗木×セレス幼少時 240 WcY02kNV 優しい嘘 418-426 aPEc6I2v かぼちゃシチューの謎 全員 438 AwW2FFv9 敏感なセレス様 472 SgYaQUJJ アイス 486 D/SrN3oq トランプ対決 552 2Js+eROp 勝手にAランク認定 591-598 rNyERZOY 安広タエコの消失 667 20e7qakl 酔ったセレス 794 8TbDccep 嫉妬と独占欲 834 j+oHiZSL ダイエット 875 QHsUO5+h 昔やってたCMネタ 887 ORsBz/FY 餃子の日 915 AAksL/6h メイド服 990,995 +kAbGb0H カラオケボックス 3戦目 【ダンガンロンパ】セレス様と将棋 3戦目【ゴスロリ】 レス ID タイトル 備考 32 +kAbGb0H 日焼け止め塗 194 uKPrfouK セレス助手、苗木×セレス 627-634 2RryvYZq 人形は夜、歩く 推理小説風 705-711 YRNVKFQh π(パイ)は壊れたね お正月ネタ推理小説風 954-962 dRac4EG9 黒チョコの三角 バレンタイン推理小説風 4戦目 【ダンガンロンパ】セレス様とチェス 4戦目【ゴスロリ】 レス ID タイトル 備考 439-449 ylwzIGte 楽園の犯罪 推理小説風 719 9DPm088l ロマンチック多恵子 七夕 832-837,839-844 EwBf56Hs,s0TP+70u セレスルート【体験版】 体験版(+体験版漫画+1章)パロディの推理小説風 5戦目 【ダンガンロンパ】セレス様と麻雀 5戦目【ギャンブラー】 レス ID タイトル 備考 251 bMQCLipg 1日だけ巨乳になる薬を飲んだら 281 NteeirO8 絶望病 449-456 Ivcuz7iv 558-564,566-572 MdSLbvOc セレスルート【2章】 セレスルート【体験版】の続き 922-929,931 IBZXED7P 女王は船を浮かべる 推理小説風 6戦目 【ダンガンロンパ】セレス様と花札 6戦目【ギャンブラー】 レス ID タイトル 備考 315-320 +H7deW59 白黒緑赤 バレンタインネタ 687-692,694-698 6XKcF9SG 乱舞の島 女王は船を浮かべるの続き・2ネタ有り 708 YCIiHaXa セレス+ソニア 732 cInR+jGr 可愛い発言 842-846 eGiNpc6d 心の拠り所 苗木×セレス 7戦目 【ダンガンロンパ】セレス様と囲碁 7戦目【ギャンブラー】 レス ID タイトル 備考 264-272 Kaidhdus 白罠 乱舞の島の続き・2ネタ有り 8戦目 【ダンガンロンパ】セレス様とダーツ 8戦目【ゴスロリ】 レス ID タイトル 備考 141-151 Crl4BIiX 孤島ダイヤ 白罠の続き・2ネタ有り 673-683 auknUj3m 折れない剣 孤島ダイヤの続き・2ネタ有り 9戦目 【ダンガンロンパ】セレス様と双六 9戦目【ゴスロリ】 レス ID タイトル 備考 370-379 9afvjABP ジャックを待ちながら 折れない剣の続き・2ネタ有り・苗木×セレス 10戦目 【ダンガンロンパ】セレス様とポーカー 10戦目 レス ID タイトル 備考 363-374 guBSgcF5 暗闇の館の冒険 ジャックを待ちながらの続き・2ネタ有り・苗木×セレス 575 DbYDCpXq 七夕 614] 4s89dWkX クラスの男に喫茶店の質問 881 QKCdmvq セレス絶対勝てる方法? 893 g0cOcuEQ セレスが罪木に紅茶を頼んだら 893 hyNif9jr セレスが左右田に紅茶を頼んだら 11戦目 【ダンガンロンパ】セレス様とウノ 11戦目 レス ID タイトル 備考 107 8VRRfVym チェスで勝負 507-510,513-516 rpaol83C 遅刻先生 推理風SS・2,ゼロネタ有り 521,526,527 XIYb2ws7,7baKGAp1,TOM8+6Wr サンタさんへのお願い クリスマス 12戦目 【ダンガンロンパ】セレス様とバカラ 12戦目 レス ID タイトル 備考 153-156 01nCjt3x パラドックス実験 ポーカー勝負 844-851 s/THczaB キャット・アウト 推理風SS 13戦目 【ダンガンロンパ】セレス様とビリヤード 13戦目 レス ID タイトル 備考 502-510 VJmiCWT/ 見えない扉は危険 推理風SS
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/1536.html
図鑑のトップページへ戻る No. 通常入手系 レアガチャ限定系 コラボ系 期間限定D系 レーダー その他 タグ検索 覚醒 スキル No.001-No.051-No.101-No.151-No.201-No.251-No.301-No.351-No.401-No.451- No.501-No.551-No.601-No.651-No.701-No.751-No.801-No.851-No.901-No.951- No.1001-No.1051-No.1101-No.1151-No.1201-No.1251-No.1301-No.1351-No.1401-No.1451- No.1501-No.1551-No.1601-No.1651-No.1701-No.1751-No.1801-No.1851-No.1901-No.1951- No.2001-No.2051-No.2101-No.2151-No.2201-No.2251-No.2301-No.2351-No.2401-No.2451- No.2501-No.2551-No.2601-No.2651-No.2701-No.2751-No.2801-No.2851-No.2901-No.2951- No.3001-No.3051-No.3101-No.3151-No.3201-No.3251-No.3301-No.3351-No.3401-No.3451- No.3501-No.3551-No.3601-No.3651-No.3701-No.3751-No.3801-No.3851-No.3901-No.3951- No.4001-No.4051-No.4101-No.4151-No.4201-No.4251-No.4301-No.4351-No.4401-No.4451- No.4501-No.4551-No.4601-No.4651-No.4701-No.4751-No.4801-No.4851-No.4901-No.4951- No.5001-No.5051-No.5101-No.5151-No.5201-No.5251-No.5301-No.5351-No.5401-No.5451- No.5501-No.5551-No.5601-No.5651-No.5701-No.5751-No.5801-No.5851-No.5901-No.5951- 御三家カラードラゴン○○りんカーバンクルゴブリンオーガ・修験鬼ファイター・ナイトデビルキメラ忍び精霊ゴーレム魔剣士女の子(回復娘)玩具龍攻撃態勢(英雄)スキルLvアップ用モンスター幻獣枠メタドラペンドラムギドラノエルドラゴン進化用たまドラ潜在たまドラ○○ピィぷれドラ○○タン元スペダン龍魔石龍ナンバードラゴン常設Dボス降臨ボス晩成型ドラゴン精霊族フルーツドラゴン童話龍剣士旧特典モンスター分類不能希石レア希石:火レア希石:水レア希石:木レア希石:光レア希石:闇 ゴッドフェス限定・元ゴッドフェス限定 一覧 オーディンメタトロンソニアカーリー時女神龍契士獣魔和龍喚士鋼星神フェンリル龍神魔爵アテン日本由来クトゥルフ系ネイコットン争女神大魔女フェス限化降臨モンスター龍刀士クロノマギアメノア シリーズ神 西洋神新西洋神西洋神第3弾和神新和神インド神新インド神北欧神話エジプト神話新エジプト神天使新天使悪魔四獣の神英雄神三国の神新三国の神戦国の神新戦国の神戦国の神第3弾星機の神新星機神明王の神ケルトの神メソポタミアの神 その他 ドラゴンライダー忍者色違いヴァルキリーパズドラZマジシャン鎧騎士魔導書勇士新勇士幻獣ライダー機導龍機導獣パズバトコラボ大賢龍宝石姫伝説の英雄元フェス限定 コラボガチャあり CDコラボ神羅万象チョココラボエヴァコラボアイルーコラボバットマンコラボHUNTER×HUNTERコラボハローキティコラボパズバトコラボドラゴンボールコラボ聖闘士星矢コラボビックリマンコラボDCコミックスコラボぷぎゅコレコラボ北斗の拳コラボB-side Labelコラボファイナルファンタジーコラボデュエル・マスターズコラボ進撃の巨人コラボサンデーオールスターズコラボクローズコラボBLEACHコラボるろうに剣心コラボキン肉マンコラボマガジンオールスターズコラボモンスターハンターコラボ鋼の錬金術師コラボKOFコラボ幽☆遊☆白書コラボペルソナコラボマジック:ザ・ギャザリングコラボパワプロコラボガンホーコラボガチャ銀魂コラボソードアート・オンラインコラボ仮面ライダーコラボ妖怪ウォッチWコラボFate/stay night[HF]コラボストリートファイターV AEコラボシャーマンキングコラボサンリオキャラクターズコラボチャンピオンオールスターズコラボサムライスピリッツコラボ コラボガチャなし ROコラボ太鼓の達人コラボECOコラボぐんまコラボケリ姫コラボガンホーコラボカピバラさんコラボCoCコラボグルーヴコースターコラボラグオデAコラボドラゴンズドグマコラボ高岡市コラボサーティワンコラボアングリーバードコラボパズドラZコラボ三国テンカトリガーコラボパズドラクロスコラボ逆転裁判6コラボPepperコラボマクドナルドコラボ 季節もの+α お正月バレンタインパズドラ学園ジューンブライド夏休みハロウィンクリスマスフェス限ヒロイン龍契士 龍喚士龍楽士神器龍物語 降臨イベント 一覧 15MP級20MP級25MP級50MP級99MP級 スペダン龍 元スペダン龍 華龍蟲龍丼龍猫龍機甲龍犬龍古代龍鉄星龍契約龍転界龍護神龍宝珠龍戦武龍伴神龍 その他 プレゼント モンスターメダル ヌエ・双角トロール古老色違いガチャキャラ色違い降臨キャラその他 トレジャー レーダードラゴンレーダー龍喚士精霊王オルファリオンパーツその他 ステッカーコレクション書籍特典イラストコンテストモンスター購入専用パズドラレーダー連動モンスター交換所専用 リーダースキル:【7×6マス】リーダースキル:【追い打ち】リーダースキル:【コンボ加算】リーダースキル:【覚醒無効状態】 モンスター名で検索 して、 「図鑑/×××」の部分をクリック すると個別ページに飛べます。 タグ検索 ※リンク先は【覚醒スキル】を持つモンスターの一覧です HP強化攻撃強化回復強化火ダメージ軽減水ダメージ軽減木ダメージ軽減光ダメージ軽減闇ダメージ軽減自動回復バインド耐性暗闇耐性お邪魔耐性毒耐性火ドロップ強化水ドロップ強化木ドロップ強化光ドロップ強化闇ドロップ強化回復ドロップ強化操作時間延長バインド回復スキルブースト火属性強化水属性強化木属性強化光属性強化闇属性強化2体攻撃スキル封印耐性マルチブースト神キラーマシンキラー悪魔キラードラゴンキラー回復キラー攻撃キラー体力キラーコンボ強化ガードブレイク追加攻撃チームHP強化チーム回復強化ダメージ無効貫通覚醒アシスト超追加攻撃スキルチャージバインド耐性+操作時間延長+雲耐性操作不可耐性スキルブースト+HP80%以上強化HP50%以下強化L字消し軽減L字消し攻撃超コンボ強化コンボドロップスキルボイスダンジョンボーナス ■攻撃系 ダメージダメージ+吸収ダメージ+自傷割合ダメージ固定ダメージ ■回復系 体力回復バインド回復覚醒無効状態回復 ■デバフ系 ターン遅延防御減少毒属性変化 ■盤面変化系 目覚めドロップロックドロップロック解除 ■強化系 ドロップ強化全体攻撃コンボ加算 ■ギミック無効化系 ダメージ吸収無効化属性吸収無効化ダメージ無効貫通消せないドロップ回復 ■パラメータ強化系 属性エンハンスタイプエンハンス回復力エンハンス覚醒数エンハンス ■防御系 ダメージ軽減 ■操作補助系 操作時間延長時間停止 ■ドロップ変化系 シングル変換ダブル変換列変換ランダム変換全ドロップ変換ドロップリフレッシュ特定型ドロップ生成 ■変換先ドロップ 火ドロップ水ドロップ木ドロップ光ドロップ闇ドロップ回復ドロップお邪魔ドロップ毒ドロップ ■その他 4ターン以下のスキル反撃ランダム効果ヘイストリーダーチェンジ落ちコン無効ルート表示 ↑カテゴリを選んでください モンスター図鑑 No.393 豊穣神・イービルセレス 豊穣神・イービルセレス No.393 レア度 7 レベル 1 最大Lv99 スキル 完治の光 進化素材 コスト 30 HP 1110 2574 ターン(最短) 20(10) タイプ 神/悪魔 攻撃力 675 1161 Lスキル 呪花の神壁 主属性 木 回復力 285 741 進化元 豊穣神・セレス 編集 副属性 闇 EXP 400万 4,000,000 進化先 豊穣神・セレス(退化) 覚醒 バインド回復 / 自動回復 / バインド耐性 / バインド耐性 / 神キラー / マシンキラー 生息地・入手方法 進化のみ(進化素材:ダブミスリット、ダブアメリット×3、虹の番人) 進化・合成情報 進化:セレス 豊穣神・セレス 究極進化(豊穣神・ホーリーセレス / 豊穣神・イービルセレス / 覚醒セレス) 豊穣神・ホーリーセレス 超究極進化(ホーリーセレスのアーマーX龍喚士・アナ) 覚醒セレス 転生進化(転生セレス) 同スキルモンスター【編集】セレス・豊穣神・セレス・豊穣神・ホーリーセレス・豊穣神・イービルセレス アマテラス・アマテラスオオカミ・光臨舞神・アマテラスオオカミ・焔天舞神・アマテラスオオカミ アマテラスオオカミたまドラ ヤタガラス ミニあまてらすおおかみ 覚醒スキル スキル・Lスキル スキル: 完治の光 HPを全回復し、さらにバインド状態を全回復する Lスキル: 呪花の神壁 悪魔タイプの攻撃力が1.5倍。木と闇属性の敵から受けるダメージをかなり減らす。(55%減) 備考 小ネタ 他ギリシャ神との関係 クロノスとレアの子で、ゼウス、ネプチューン(ポセイドン)、ハーデス、ヘラとは兄弟。ペルセポネの母でもある。セレスはローマ神話での名で、ギリシャ神話ではデメテルと同一視されている。 王位を奪われるという予言を聞いた父に他の兄弟姉妹と同様産まれてすぐ飲み込まれてしまうが、母と祖母(ガイア)によって難を逃れた弟のゼウスに救出される。 ペルセポネがハーデスにさらわれ、さらにゼウスがこれに加担していたことを知ると、農耕の女神としての仕事を放棄し、放浪の旅に出たため、その間世界は飢餓と荒廃に見舞われた。その後、ゼウスに説得されるが、ペルセポネの帰還を交換条件に神としての仕事に戻ると言ったため、ペルセポネは地上に帰って来たが、冥界でザクロを口にしていたため、掟に従い1年のうち一定期間を冥界で過ごすことになった。それ以来、ペルセポネが地上にいる間は木々が芽吹き、冥界にいる間はセレスが世界を打ち捨ててしまうために作物が実らなくなる。これが季節の起源と言われている。 パズドラでは、光セレスはペルセポネが地上にいる時、闇セレスはペルセポネが冥界にいる時の姿を反映していると思われる(覚醒はどの状態かは不明) 来歴 2012年10月5日、ver4.2アップデートにて実装。( 公式告知 ) 2013年4月20日、悪魔タイプ追加。( 公式告知 ) 2013年10月25日、Ver6.1アップデートにてLスキルを「呪花の防壁」(木・闇属性ダメージ半減)から「 呪花の神壁 」(木・闇属性ダメージを 55%減 )に修正。( 公式告知 ) 2013年12月18日、Ver6.3アップデートにてスキルに新たな効果(バインド状態を全回復)追加。( 公式告知 ) 2014年1月31日、3つ目の覚醒スキルをバインド回復→ バインド耐性 に修正。4つ目の覚醒スキル「 バインド耐性 」追加。( 公式告知 ) 2014年10月15日、Ver.7.2.1アップデートにより、Lスキルを「木と闇属性の敵から受けるダメージをかなり減らす」→「 悪魔タイプの攻撃力が1.5倍。 木と闇属性の敵から受けるダメージをかなり減らす。」に調整。 ( 公式告知 ) 2016年2月25日、覚醒に神キラーとマシンキラーを追加。( 公式告知 ) コメント スキルマにしてみたけどプラス振る気がイマイチ起きない…。覚醒の方Hにしたからなぁ。 -- 2015-01-10 20 51 56 チャレ7に行く時、呂布ソニに入れて行った。トトソティスで大活躍! -- 2015-01-16 10 31 07 ブブソニみたいな攻めも守りもできるけどバインドに弱いパーティーに良いのかな? -- 2015-03-14 17 11 40 ハトホルパの木闇枠兼バインド解除で使ったら快適だった。ピィはイービルセレスに使おう! -- 2015-03-31 13 16 26 役割がかぶるイーミルとはステはそんなに変わらないけど、スキルはやっぱりこっちの圧勝かな。後見た目もw -- 2015-04-18 03 47 59 覚醒面でもこっちかな。アーミルは親分のズオーと組ませることを想定してか、回復要員にはあまり意味のない指付いてるし。 -- 2015-04-20 02 38 43 ぶっちゃけ覚醒セレスより使えるよね… まぁ耐久パの話だけど。 -- 2015-12-05 09 53 51 キラー付与で覚醒にせず取っておいた自分を褒めたくなってきた。セレスとハーデスは覚醒前の方が強いと思う -- 2016-02-22 22 30 58 完治の光持ちはスキル継承候補生 -- 2016-03-17 23 49 51 コイツと覚醒セレスの両スキルマを持つ俺に隙は無かった -- 2016-06-13 01 16 55 コメント すべてのコメントを見る