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登録日:2012/03/16 Fri 15 41 30 更新日:2024/06/23 Sun 19 40 36NEW! 所要時間:約 50 分で読めます ▽タグ一覧 2階建て車 2階建て車両 JR東海 えのしま おぼっちゃまくん きょう、ロマンスカーで。 さがみ はこね ふじさん ウルトラQ グリーン車 スーパーはこね スーパーシート ダブルデッカー ハイデッカー バーミリオンオレンジ ベイリゾート ホームウェイ メトロえのしま メトロはこね メトロホームウェイ メトロモーニングウェイ モーニングウェイ ロマンス ロマンスをもう一度 北千住 千代田線 唐木田 大島優子 小田原 小田急ピポーの電車 小田急ロマンスカー 小田急多摩線 小田急小田原線 小田急江ノ島線 小田急線 小田急電鉄 展望席 御殿場 御殿場線 所要時間30分以上の項目 新幹線の親 村下孝蔵 東京メトロ 東京メトロ千代田線 江の島 片瀬江ノ島 特急ロマンスカー 箱根湯本 藤沢 走る喫茶室 連接構造 鉄道 鉄道車両 きょう、ロマンスカーで。 小田急(おだきゅう)ロマンスカーとは、小田急電鉄の特急列車およびその使用車両の名称である。 ●目次 概要 種別小田急線内種別 他社線直通列車 臨時種別 過去の主な種別 多層建て列車 車両現行車両 過去の車両 他社に移籍したロマンスカー 座席展望席 サルーン スーパーシート(グリーン席) セミコンパートメント 自由席 予約システム 車内サービス ロマンスカー停車駅小田急線内の種別 他路線直通種別 臨時の種別 停車駅一覧 ロマンスカー関連施設ロマンスカーミュージアム ロマンスカーカフェ ロマンスカーシートボックス ロマンスカーが登場する作品楽曲 映像作品 その他 豆知識乗車位置 通勤車両による代走 4両編成 概要 小田急電鉄の看板列車であり、東武鉄道の日光・鬼怒川線特急、近畿・中部圏をネットワークする近鉄特急と並んで有料の私鉄特急列車としては屈指の知名度と人気を誇る。 私鉄特急の中でも流線型をいち早く導入したり、連接台車(*1)を採用したり、日本国有鉄道(国鉄)へ貸し出されて狭軌における世界最高速度を記録し新幹線の開発に多大な影響を与えたり、地下鉄に乗り入れたりと、常に時代の最先端の技術を導入しており、運用も観光からビジネスまで幅広い運用が設定されている。 1967年(御殿場線直通列車は1985年)以降は定期券でも乗車できるようになっており、通勤・通学で少しの贅沢をする利用者も多い。 技術面での評価も高く、グッドデザイン商品などのさまざまな賞を受賞している。 特に「鉄道友の会」が毎年優れた車両に送る「ブルーリボン賞」はEXEを除く歴代の全形式が受賞しており、受賞回数8回は近畿日本鉄道の9回に次いで2位の記録を持つ。 このブルーリボン賞が創設されるきっかけになったのも小田急ロマンスカーがきっかけである。 そもそも「ロマンスカー」は本来、2人がけの座席である「ロマンスシート」を備えた車両であり、1920年代以降はそれぞれの会社が「我が社のロマンスカー」とアピールしてきたが、1950年代以降は列車呼称や車両形態が多様化し、各社が独自のネーミングを用いるようになっていった。 しかし、小田急だけは唯一「ロマンスカー」という名前を使い続けたため、一般にも広く定着するようになり、最終的には商標登録(第3321840号)するまでに至った。 一部の列車には、運転席を2階に上げることで車両の最前列まで座席を設置する「展望席」を設けており、最高の眺望性を楽しむことができる。事前予約なしでは座席の確保が難しいほどで、ロマンスカーといえば展望車はもはや代名詞でもある。 種別 2023年現在は小田急小田原線・江ノ島線、箱根登山鉄道線のほか、東京メトロ千代田線、JR御殿場線への直通列車も運行される。かつては多摩線、東京メトロ有楽町線でも運行されていた。 列車番号については、下りは奇数・上りは偶数の番号になっている。併結運転を行う「(メトロ)はこね」と「さがみ」「(メトロ)えのしま」については、原則として併結先の種別と番号を共有している(一部例外あり)。 ただし、2012年3月17日のダイヤ改正まで併結していた「ホームウェイ」では個別の番号だった。 小田急線内種別 はこね 1950年から登場した伝統ある種別で、新宿~箱根湯本間を走る主力列車。停車駅はおおむねパターン化されている。かつては途中駅発着の列車が存在したが、現在は全列車が新宿~箱根湯本間を通して運行している。 一部列車は新宿~相模大野間で「えのしま」と併結する列車がある。 スーパーはこね 1996年3月23日から登場。上記の「はこね」のうち、小田原線内を無停車で走行するロマンスカー最速の種別。かつては上り列車も存在したが現在は下りのみの設定で、土休日9 00・10 00発の2本のみ運行。 2018年3月17日のダイヤ改正からは、土休日の5号~9号は小田原線内を59分で走破しており、SE開発当時の悲願だった「新宿~小田原間60分以内」という小田急の60年越しの夢が実現した。 2020年3月14日のダイヤ改正以降、土休日の5号は10両編成のEXEに変更され、久しぶりにEXE10による「スーパーはこね」が復活したが、代わりにVSEの小田原線内59分走破が消滅した。 しかし、2022年3月12日のダイヤ改正からは土休日2本の運行に削減され、平日は全て廃止になった。 さがみ 「はこね」を補う特急で、小田原線内完結の列車。停車駅は「はこね」より比較的多い傾向にあるが、小田原線内完結であれば全てこの名称が与えられるため、上りの途中駅始発や下りの途中駅止まりなど、区間運転を行う列車も多い。 前述の通り、10両編成のEXE・MSEで運行される「はこね」は、新宿方の後ろ4両は小田原止まりになっており、実質「はこね」と「さがみ」を併結しているとも言えるが、あくまで全列車「はこね」として運行される。 1963年から登場した古参の種別ではあるが、1999年7月17日のダイヤ改正から2004年12月11日のダイヤ改正までは廃止されており、代わりに「サポート」という種別があった。 「はこね」と同じく、一部列車は新宿~相模大野間で「えのしま」と併結する。 えのしま 新宿から相模大野駅を経由し、江ノ島線に直通する特急。新宿に到着したロマンスカーの車両を利用した「納涼ビール電車」という臨時列車が起源である。 1964年3月21日より土休日のみの種別として初登場し、翌年3月1日から毎日運転されるようになる。 しかし本数はあまり多くなく、平日は下り1本・上り3本のみの運転。一方で土休日は観光需要により大幅に本数が増加し、2時間に1本ペースで運転される。 2018年3月17日のダイヤ改正で「はこね」「さがみ」との併結列車は一部を除いてほとんどが廃止されたが、2022年3月12日のダイヤ改正以降は再び増加している。 ホームウェイ 1997年7月17日から登場。17時以降に新宿を発車する下りロマンスカーは、行き先に関係なく全て「ホームウェイ」という名称になる。 日中時間帯の「はこね」「さがみ」(以下「小田原線系統」)と「えのしま」にあたる列車が存在する。 愛称は公募によって決定。ちなみに第1位は「ホームタウン」だったが、JR東日本はその名称を特急で使用していたことから「ホームウェイ」になった経緯がある。 終電に近づくごとに行き先がどんどん短くなっていくのが特徴で、小田原線系統については最初の数本のみ箱根湯本まで乗り入れているが、以降はほとんどが小田原止まりになっており、さらに遅くなると秦野・本厚木までしか行かなくなる。「えのしま」系統についても、最初の数本は片瀬江ノ島まで乗り入れるが、残りは全て藤沢止まりである。 かつては多摩線に乗り入れる数少ない種別でもあったが、2016年3月26日のダイヤ改正で廃止された。また、平日の最終列車は61号相模大野行きになっていたが(*2)、2020年3月14日のダイヤ改正で廃止された。 2022年3月12日のダイヤ改正からは17時より運行開始になり、小田原線系統の全列車が海老名に停車する。 ちなみに、以前は日中時間帯の「はこね・えのしま」などと同じように、相模大野まで小田原線系統と「えのしま」系統を併結する列車が存在していたが、2012年3月17日のダイヤ改正で廃止された。 モーニングウェイ 2018年3月17日のダイヤ改正より運行開始。「ホームウェイ」の対になる列車で、午前9時30分までに新宿に到着する上りの全列車がこの名前を名乗る。 こちらもホームウェイと同様に公募が行われ、「朝の通勤に、座って快適な時間を過ごしていただけることが想起できること」「現在夕夜間に運転している特急ロマンスカー「ホームウェイ号」と対になり、分かりやすいこと」「応募名称数第1位で、お客さまから多くのご支持があったこと」という理由により選定された。 「さがみ」系統と「えのしま」系統が存在する。 他社線直通列車 全列車がMSEによる運行である。 ふじさん 新宿から新松田付近の連絡線を経て松田駅に入り、御殿場線に直通して御殿場駅まで走る。1~6号の3往復が運行されており、2022年3月12日のダイヤ改正までは土休日のみ4往復+不定期運行の臨時列車1往復(駿河小山通過)の計5往復が設定されていた。 ロマンスカーの中では唯一、全列車がMSEによる6両編成で運転される。「あさぎり」時代は土休日のみ新宿~相模大野間で「えのしま」と併結する列車があったが、「ふじさん」に変更してからは全て単独運転である。 片乗り入れという形ではあるが、関東の大手私鉄がJR東海の路線に乗り入れる唯一の事例。 ●メトロ特急 2008年3月15日のダイヤ改正より登場した、日本初となる地下鉄乗り入れ特急である。 代々木上原駅から東京メトロ千代田線に直通して北千住駅まで向かう列車で、いずれも「メトロ○○」という名前で案内されており、行先や運行時間帯は小田急線内の同名の種別に準じている。 千代田線内ではホームドアの関係上、1・4・5・7・8・9号車のみドアが開く。 北千住到着後すぐに列車がない場合は、北綾瀬駅を経由して綾瀬検車区に入庫、あるいは綾瀬駅の留置線で待機するか折り返し喜多見検車区まで回送する。 メトロはこね 運行区間は北千住~箱根湯本。平日1往復、土休日3往復が設定されている。EXEによる「はこね」と同じく、箱根登山線には前6両のみが直通する。 土休日の1.5往復(90号・91号・93号)は北千住~相模大野間を「メトロえのしま」と併結して運行しており、こちらは相模大野に停車する代わりに町田と本厚木は通過する。 メトロえのしま 2018年3月17日のダイヤ改正より登場。土休日のみの運転で、下り2本・上り1本運行される。運行区間は北千住~片瀬江ノ島。「えのしま」と違って成城学園前にも停車するが、新百合ヶ丘と大和は通過する。 後者については、2020年9月5日・6日に市内で開催された女子スポーツ試合開催に合わせ、下り列車が初めて臨時停車した。 全列車が相模大野以東を「メトロはこね」と併結して運行。江ノ島線内は「はこね」「さがみ」と併結する「えのしま」と同じく4両編成で運転する。 メトロホームウェイ 「ホームウェイ」と同じく17時以降に北千住・大手町を発車する下りロマンスカーは、全て「メトロホームウェイ」になる。運行区間は北千住・大手町(平日のみ)→本厚木。列車番号は41号~49号。 全列車が本厚木行きで、「メトロはこね」「メトロえのしま」系統は存在しない。 平日5本・土休日2本運転され、平日の4本のみ大手町から発車する。 「えのしま」系統の「ホームウェイ」と同じく、平日のみ新百合ヶ丘には3番ホームに到着し、各駅停車唐木田行きと接続する。 大手町始発の列車については、千代田線の配線の関係上、湯島駅の留置線で折り返してから戻ってくる。 2022年3月12日のダイヤ改正より、「ホームウェイ」ともども17時から運行開始になり、さらに全列車が成城学園前に停車する。 メトロモーニングウェイ 2018年3月17日のダイヤ改正より運行開始。「メトロホームウェイ」の対になる列車で、午前9時30分までに大手町に到着する上り全列車がこの名前を名乗る。運行区間は本厚木→北千住。列車番号は平日が40号・42号、土休日が30号。 「メトロさがみ」から改称しつつ、停車駅に海老名を追加して平日に1本増発する形で登場し、全列車が本厚木始発北千住行きである。 平日2本・土休日1本運転され、土休日のみ新百合ヶ丘と成城学園前にも停車する。 臨時種別 初詣号→ニューイヤーエクスプレス 通称「ニューイヤー号」「NYE」(New Year Express)。 大みそかの12月31日深夜から、年が変わった元日の早朝にかけて運行される臨時列車。1969年1月1日未明に新宿~新原町田(現 町田)間で臨時特急「初詣号」が1往復運行されたのが始まりであり(途中停車駅は参宮橋・向ヶ丘遊園)、以降も毎年運行されるようになる。 2001年1月1日には、新宿→町田・伊勢原・片瀬江ノ島間で運行されており、途中停車駅は参宮橋(一部)・代々木上原・向ヶ丘遊園・町田・大和・藤沢だった。 また、1990年度からは「初詣 初日の出号」も設定されており、1000形を使用して千代田線と直通していたが、2008年度をもって運行を終了した(*3)。 その後、2001年12月31日からは現在の名称に変更された。 2009年度以降は北千住→片瀬江ノ島間の下りのみ、千代田線直通の「メトロニューイヤー」も運転されている。途中停車駅は大手町→霞ケ関→表参道→成城学園前→新百合ヶ丘→町田→大和→藤沢で、メトロ特急と同じく千代田線内では降車できない。 近年では12月31日に運行されるのは上りのみで、大半は1月1日の深夜から早朝に運行されている。 大半が新宿・北千住→片瀬江ノ島間の運行で、小田原行きは1本のみである。 下り列車については、片瀬江ノ島行きの途中停車駅は2003年1月1日以降、新百合ヶ丘・町田・大和・藤沢になっており、通常の「えのしま」とは違って町田に停車し相模大野を通過するのが特徴。2002年1月1日の運行では向ヶ丘遊園に停車する列車もあったが、翌年以降は設定がない。 また、登場時は唐木田発片瀬江ノ島行きという、新百合ヶ丘でスイッチバックを行って多摩線から江ノ島線に向かう珍しい列車が設定されていたが、2004年1月1日を最後に運転が行われていない。途中停車駅は小田急多摩センター・小田急永山・新百合ヶ丘・大和・藤沢だった。 小田原行きの途中停車駅は2005年1月1日以降、新百合ヶ丘・町田・伊勢原・秦野になっており、2008年までは伊勢原が終点だった。その後、成城学園前・相模大野・海老名・本厚木が順次追加されていったが、町田は現在通過になっている。 上り列車については、かつては12月31日の深夜に運転される列車と、1月1日の早朝に運転される列車で運行系統が異なっていた。 前者は、明治神宮最寄り駅である参宮橋に臨時停車する列車が運行されていた。運行区間は実施年により異なっており、小田原・本厚木・町田のいずれかを始発とし、参宮橋に臨時停車をして新宿へ向かう形になっていた。2002年1月1日には元日に本厚木発で運転されたが、翌年より設定がない。 現在は、2018年12月31日の運行からは新宿23 29~31着の「はこね72号」が参宮橋に臨時停車する形になっている。 後者は片瀬江ノ島を始発とし、途中藤沢・大和・町田に停車する列車である。現在の途中停車駅は通常の「えのしま」と同じく、藤沢・大和・相模大野・新百合ヶ丘になっている。 車内販売は深夜ということもあって基本的に実施されないが、唯一の例外として1987年度の運転においてはデビューしたばかりのHiSEで「走る喫茶室」のサービスが実施されていた。 2020年度は世界情勢を考慮してか、当初はNYEも「メトロニューイヤー」も下り1本ずつの運行になる予定だったが、予想以上の感染者数急増により、12月18日に急きょ運休になってしまった。 翌2021年度には2年ぶりにNYEのみ復活し、引退の決まったVSEが使用された。 過去の主な種別 あしがら 1950年から登場。1966年に一度は消滅したものの、翌1967年10月1日より復活し、新原町田(現 町田)に停車しつつ朝と夜の時間帯に運行され、定期券での乗車も可能となった。 登場以来長年に渡って親しまれてきたものの、1999年7月17日に廃止。 その後、2018年5月3日~5日の3日間限定で臨時列車「あしがら61号」が設定され19年ぶりに復活。車両は登場したばかりのGSEが使用された。 準特急 1953年4月1日のダイヤ改正より、料金不要ながら座席定員列車である「サービス急行」を格上げする形で登場。当時は特急用車両が不足していたため、文字通り特急ロマンスカーを補完する目的で土休日に運用された。 1959年4月21日の改正で「準特急」に改められ、100円の座席定員制の指定券を発行するようになった。 当時の特急ロマンスカーと同様に新宿~小田原間は無停車だった。車両は2扉のセミクロスシート車(2300形・2320形)が使用され、準特急の運行がない平日には一般列車にも充当されていた。 1963年にNSEが登場し、特急列車の増発が可能になったことで廃止された。 サポート 1999年7月17日より、廃止された「あしがら」と「さがみ」に代わる種別として登場。しかし、2004年12月11日のダイヤ改正をもって廃止され、「さがみ」が復活した。 ベイリゾート 東京ディズニーランド・シーへの利用者をターゲットとして、2008年3月15日のダイヤ改正で登場。千代田線を経由して有楽町線に直通し、新木場駅まで運行されていた列車で、年間30日程度設定されていた臨時特急。豊洲駅にも停車し、臨海副都心エリアへの利用者にも配慮されている。 運行の性質上、本厚木発着として朝上りと夜下りの1往復が設定されており、運行日は当該時間帯の「メトロさがみ」と「メトロホームウェイ」がそれぞれ運休になっていた。 霞ケ関駅と有楽町線の桜田門駅の間にある連絡線を利用し、途中スイッチバックもあるなど趣味的に面白い列車だった。 しかし、臨時列車で宣伝も消極的だったことから利用者数は今ひとつで、2011年10月をもって運行を休止し(*4)、2012年3月17日のダイヤ改正を最後に設定が消滅した。 表向きの理由としては有楽町線にホームドアが設置されたことになっているが、新木場駅で京葉線やりんかい線に乗り換えなければならなかったことから中途半端に不便で、スイッチバックの兼ね合いもあって所要時間も長く運行面でも煩雑な存在だった。 ホームドアは現在千代田線・小田急両線でも稼働していることから技術的な問題はないが、上述の問題から今後復活する可能性は極めて低いだろう。 ホームウェイ・メトロホームウェイ(多摩線) 「ホームウェイ」は、2000年12月2日のダイヤ改正より登場。毎日1本、新宿発の「ホームウェイ」が新百合ヶ丘から多摩線に乗り入れており、2002年3月23日のダイヤ改正で1日2本、2003年3月29日のダイヤ改正で平日は3本に増発された。 「メトロホームウェイ」は、2008年3月15日より平日のみ、新宿発の1本を北千住駅発に置き換える形で登場した。 しかし、2012年3月17日のダイヤ改正からは平日のみの運行になり、2016年3月26日のダイヤ改正をもって運行終了。 現在は新百合ヶ丘に停車する平日の「(メトロ)ホームウェイ」は多摩線の3番ホーム発着になっており、各駅停車唐木田行きと対面乗り換えが可能である。 メトロさがみ 2008年3月15日のダイヤ改正より登場。毎日朝方の上り1本のみ設定され、本厚木→北千住間を運行。2018年3月17日のダイヤ改正より「メトロモーニングウェイ」に変わったため、「メトロさがみ」としては廃止された。 途中停車駅は町田→(新百合ヶ丘→成城学園前)→表参道→霞ケ関→大手町。「メトロモーニングウェイ」と停車駅のパターンは同じだったが、こちらは海老名には停車しなかった。 あさぎり 「ふじさん」の前身。 1955年10月1日のダイヤ改正で運行が始まった気動車による特別準急「銀嶺」「芙蓉」を起源としており、1968年7月1日の御殿場線電化によるSSE導入とともに名称が「あさぎり」に変わり、同年10月1日のダイヤ改正からは国鉄の準急が急行に統合される形で廃止になったため、小田急線内でも「連絡急行」扱いになるが特急列車並みの扱いはそのままだった。 1964年以降は沼津までの延伸要望もあったが、当時の御殿場線には御殿場~裾野間の約15㎞に渡って列車交換設備がなく、財政問題もあって国鉄時代には進展しなかった。 国鉄分割民営化後の1988年には小田急がJR東海に対してSSEの置き換えについて申し入れた。さらに、1989年10月には御殿場線の利用者が増加したことで富士岡駅と岩波駅に列車交換設備が新設されたこと、沿線からも運転区間延長の要望が強くなっていたことから「あさぎり」の運行を抜本的に見直す協議が開始され、その後1991年3月16日のダイヤ改正から小田急とJR東海による相互直通運転になり、運行区間が沼津まで延長された。 当時のバブル景気を背景に利用者数は好調で満席になることも多かった。沿線からは静岡までの延伸要望もあったが、JRは「新宿~静岡間では3時間程度の所要時間になってしまい、新幹線よりも時間がかかりすぎる」ということで否定的だった。 しかし、バブル崩壊による景気の低迷とともに駿東地域でのリゾート開発が頓挫したことや、東伊豆や中伊豆と違って西伊豆には鉄道路線がなく、交通インフラの整備の低さや観光地としての西伊豆自体の知名度もそれほど高くならなかったことなどの状況もあり、特に御殿場~沼津間の利用が低調になっていった。 そのため、2012年3月17日のダイヤ改正をもって相互直通運転は終了し、RSEと371系が引退。運行区間も連絡急行時代と同じく御殿場に短縮され、車両もMSEに変わり再び片乗り入れの形になった。さらに定期列車は3往復になり、土休日には臨時列車1往復が設定され、停車駅と運行時間帯も変更された。 2018年3月17日のダイヤ改正をもって「ふじさん」に改称されて消滅。 その後、MSE運行開始10周年を記念して同年12月2日に団体臨時列車「メトロあさぎり」号が運行され、1日限りの復活を果たした。 この列車は綾瀬始発で、千代田線・小田急線・御殿場線の3路線をまたいで運行された。 ちなみに、今でこそ松田で乗務員交代を行っているものの、乗り入れ当初は小田急の乗務員の中でも国鉄の考査に合格した人が御殿場まで乗務するという、今では考えられないことをやっていた。これは、当時の御殿場線の列車は全て蒸気機関車牽引の客車で、御殿場線に気動車の乗務員はいなかったためである。 その後、相互直通運転開始とともに松田で乗務員交代が行われるようになり、現在に至る。 多層建て列車 一部の「(メトロ)はこね」「さがみ」と「(メトロ)えのしま」は、車両によって異なる行先になっている多層建て列車である。いずれも、「(メトロ)はこね」「さがみ」が小田原方6両、「(メトロ)えのしま」が新宿方4両になっており、相模大野で分割・併合を行う。 4両側は実質「さがみ」であるEXE・MSEの「はこね」「ホームウェイ」においても同様で、分割案内板Aを境に、小田原から前6両は「はこね」号箱根湯本行き、後ろ4両は小田原止まりであるとの放送が入る。 2020年3月14日のダイヤ改正以降は運用の都合上か、他種別同士の併結ではないのに相模大野で分割・併合を行う「はこね」「えのしま」が登場しており、後ろ4両は同駅発着になる。 2018年3月17日のダイヤ改正以前は「あさぎり」と「えのしま」の併結列車も存在しており、「はこね」「さがみ」と同様に「あさぎり」が6両側を、「えのしま」が4両側を担当していた。 車両 色はあくまでイメージである。 現行車両 ●30000形「EXE・EXEα」(Excellent Express) クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 1996年3月23日に運行開始。1996年グッドデザイン商品選定車両。 ビジネス・日常利用者増への対応および輸送力増強と老朽化したNSEを置き換えるために登場したロマンスカーで、現行車両では最古参。 この時点ではまだ複々線化工事がそれほど進展しておらず、これ以上の増発やスピードアップが困難だったため、新型車両は「量より質」ということで定員数を増やす方針にシフトしていった。 定員数の増加や柔軟な運用を行うべく、20m級ボギー車の6両編成+4両編成で登場。10編成だけでなく6両編成・4両編成単独での運転も可能で、6号車と7号車は自動ほろ装置を備えた貫通型になっており、通り抜けが可能。 これまでの観光向けから一転、ビジネス向けの車両になっている。 製造数は70両とNSEに次ぐ多さで、座席数は578名とMSEと並んでロマンスカーNo.1を誇る(*5)。 パンタグラフがシングルアームになった初のロマンスカーでもある。 塗装・機能 オレンジや赤をベースに白・グレーなどで塗り分けられたデザインがメインだったこれまでの車両とは違い、ロマンスカーでは初めて1色だけの塗装になっており、全体をハーモニックパールブロンズ■で彩った以外はアッパーレッド■のワンポイントが入っているのみである。 また、SEからRSEまで続いてきた補助警報音が廃止されており、そもそも名前に唯一「SE」(Super Express)を名乗らないなど、文字通り今までの車両とはかなり異彩を放つ存在である。LSEからRSEまでの3代に渡って使われてきたヤマユリのロゴマークもなくなったが、代わりに初めて愛称のロゴマークが描かれた車両になり、VSE以降も受け継がれている。 ロマンスカーでは初めて側面の行先表示器に列車番号を表示しており、3色LEDで表示される。ドアも今までの折戸式から引戸式になっている。 なお、ハーモニックパールブロンズは金と銀の中間のような色合いの金属光沢でかなり派手なように見えるが、いざ使用してみると特に曇り空の日には風景に溶け込んでしまうなど、むしろ地味な色だったと判明した。 内装・車内設備 シートピッチは1000mm。各シートのひじ掛けにはリクライニングのボタンと収納式のテーブルが備えられており、シートを向かい合わせにした時も各自使用できるようになっている。当初は6両編成側と4両編成側でモケットが異なり、それぞれ緑色と青色だったが、1999年の増備車ではグレーと茶色のものに統一され、既存車も同様に変更されたが、1・2次車にあったアームレストは設置されておらず、リクライニングの角度も浅くなっている。ヘッドカバーには小さいながらもロゴマークが入っている。窓枠は2席に1枚ずつ割り当てられている。 座席の座り心地は良好で、座面・背もたれともに柔らかく、重厚感あるデザインになっている。 照明は間接照明を採用し、さらに荷物棚下には蛍光灯の直接照明が設置されている。 客室とデッキの仕切りドアの幅は700mmで、「EXE」のロゴマークが描かれている。5号車と8号車はバリアフリー対応車両で、車いす対応座席が設けられているが、この近くのドアは両開き・幅900mmになっており、ロゴマークは描かれていない。 トイレ・洗面台は2・5・8号車に設置。2・8号車は男女共用和式トイレと男子小用トイレ・ベビーベッドつき女子トイレ、5号車は男女共用和式トイレとベビーベッドつき車いす対応トイレになっている。 3・9号車には売店とロマンスカー初の自動販売機を設置。ただし車内放送では自動販売機に関する言及はなく、下記のリニューアル後も変わっていない。6・7号車のデッキにはAEDが設けられている。 かつては3・4・9号車に公衆電話が設置されていたが、現在は撤去されている。 唯一のブルーリボン賞を逃した車両 1996年3月23日に2編成が運用を開始して以降、他形式よりも定員数が多いEXEは輸送力増強に貢献しており、検査時はHiSE車で代走する「スーパーはこね」にも運用され、初日は箱根湯本駅で到着式も行なわれた。 1999年までに残り5編成も増備され、これによってNSEは「ゆめ70」を除いて引退することになった。 ビジネス向けとしては申し分ない本形式だったが、これまでの伝統だった展望席が廃止されていたり、分割・併合を前提とした車両なのに途中駅無停車でそれらを行わない「スーパーはこね」に一時期使われたりするなど(*6)、その外観や矛盾した運用からファンからの評価は今ひとつで、ロマンスカーで唯一ブルーリボン賞を逃してしまっているほか(*7)、当形式を見た子どもから「こんなのロマンスカーじゃない」と言われたという逸話もあるほどである。 しかしながら運用的に扱いやすく、座席数も多いため現在のロマンスカーの主力となっており、内装についての評価は高く、VSEやMSEを差し置いてロマンスカーの中で最もいいという声もちらほら。 実際に1996年には「グッドデザイン商品」、2007年には日本デザイン振興会より「ロングライフデザイン賞」に選ばれている。 (出典 Wikipedia) リニューアル 2017年からは、塗装・内装を一新したリニューアル車「EXEα」が登場。 デザインは近年の小田急グループ車両と同じく岡部氏が担当し、同年3月1日の新宿16 30発「はこね41号」より運行を開始した。 その後も第2編成・第4編成・第6編成の順にリニューアルされている。 車体色をムーンライトシルバー■とディープグレイメタリック■のツートンとし、側面にロマンスカーの伝統であるバーミリオンオレンジ■とVSEと同色のシルキーホワイト□のラインを添え、愛称のロゴマークも一新されており、VSEなどと同様に形式名も描かれている。 なお、車体前面に設置されていた行先表示器は撤去されており、側面のものについてはMSEと同じくフルカラーLEDで種別・列車番号と行先が交互に表示される。 内装についても大きく改良され、明るいものとなった。 座席背面にはフックと網ポケット脇に傘入れが設置されており、座席肩部には点字表示も兼ねた握り手が新設された。 観光客への対応として、2号車・5号車・9号車の一部座席が大型の荷物置き場に改造されたほか、3・9号車のデッキにも同様のスペースが設けられている。 客室とデッキの仕切りドアは白を基調としており、変わらず車いす対応の5・8号車は両開き・それ以外は片開きになっているが、いずれもロゴマークは描かれていない。また、ドアチャイムとドアランプも新設された。 5・8号車は男女共用トイレがVSE・MSEと同様の「ゆったりトイレ」になっており、車いすでも入ることが可能である。2号車については、ベビーベッド・ベビーチェアを完備した女子トイレと男女共用トイレの構成になっている。 売店は撤去されて車販準備室になっており、3・9号車デッキの荷物置き場隣には多目的室が設けられている。自動販売機は荷物置き場の隣に移動した。 AEDの配置号車も変更され、6・7号車から3・9号車になったほか、客室とデッキには防犯カメラの設置も行われており、第2編成以降は窓側の全座席にコンセントも備えつけられている。 運用上はEXEと共通になっており、どちらになるかは乗ってみるまで分からない。 本厚木駅のホームドア設置の関係で、2022年11月15日以降は全ての停車駅で4・7号車がドアカットされる。 ●60000形「MSE」(Multi Super Express) クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 2008年3月15日に登場。日本初の地下鉄特急の実現をめざして、小田急が東京メトロの協力を得て開発した青いロマンスカー。 EXEと同様に20m級のボギー車両かつ6+4両編成のため、さまざまな運用に就くことができる。 RSEの引退後は「あさぎり→ふじさん」の運用にも就き、東京メトロ千代田線や御殿場線といった他社路線に乗り入れる唯一の車両になっており、文字通りマルチな活躍を見せている。 前述の通り、千代田線内での乗降口は1・4・5・7・8・9号車のみである。 6両編成5本と4両編成3本、計42両が在籍している。 塗装・機能 地下鉄内でも明るく見えるようにフェルメールブルー■の塗装が施されており、ロマンスカーの伝統色であるバーミリオンオレンジ■とホワイト□の帯も健在。VSEに引き続き愛称と形式名のロゴも添えられており、ミュージックホーンも搭載されているが、御殿場線内ではJR東海の規定により使用されることはない。 ロマンスカー伝統の流線型を残しつつ、非常時のための貫通扉を設置している。同じく地下鉄に乗り入れる4000形とは共通点も多い。 側面の行先表示器はフルカラーLEDで種別・列車番号と行先が交互に表示されるようになっているが、御殿場線直通運用時には「特急」の文字も表示される。ロマンスカーでは初めて愛称・行先の文字を自由に設定できる機能が追加された。 内装・車内設備 シートピッチは983mm。EXEの1000mmよりは狭くなっているものの、背もたれが薄いので足元は逆に広くなっている。 2.3mの天井は丸型で、照明・カーペット・ヘッドカバーなどを見てもVSEを彷彿とさせるデザインに仕上がっているが、モケットはEXEのような茶色になっている。窓枠はEXEと同じく2席に1枚ずつ。 テーブルはEXEと同じようにひじ掛けに収納されており、シートを向かい合わせにした時も各自使用でき、出したまま回転することも可能。 車端部には1枚板のテーブルが設けられ、ひじ掛けのテーブルとセットで使える。 座席背面には傘立てとフックを設置。肩部には「MSE」のロゴが入った握り手が備えられている。 仕切り扉の上にはフルカラーLEDで表示される車内案内表示器があり、2段式で日本語・英語と中国語・韓国語の組み合わせで流れる。 車内設備の配置は基本的にEXEに準拠しており、トイレ・洗面台は2・5・8号車、カウンターブース・自動販売機・AEDは3・9号車、車いす対応座席は5・8号車に設置(この近くのドアは両開きで幅が850mm)。 トイレは共通して男子小用トイレとベビーベッド・ベビーチェアを完備した女子トイレを備えており、大用は全て洋式トイレである。 5号車・8号車の男女共用トイレは、VSEと同様にベビーベッドとオストメイトに対応した「ゆったりトイレ」になっており、車いすにも対応している。 客室とデッキの仕切り扉は車体色と同じくフェルメールブルーになっており、2009年の増備車ではデッキに防犯カメラも設置された。 運用 2007年9月に第1編成が入線。10月には「ファミリー鉄道展」でお披露目され、営業運行開始前に展示され大きな話題を呼んだ。 2008年3月15日より運行を開始。この時点では6両編成が2本と4両編成が1本のみで平日では予備の車両がなかったことから、「メトロさがみ70号」で北千住駅に到着後は綾瀬駅で折り返し、喜多見検車区まで回送していた。土休日は6両編成と4両編成を各1編成ずつ使用。 その後は多くの臨時列車もこなし、2008年には第10回ブルネル賞「車両部門・奨励賞」に輝き、さらにVSEに続いて日本産業デザイン振興会の「グッドデザイン賞」も受賞。 そして2009年9月13日には、前述した車両運用・デザイン・居住性など多くの点が評価され、有効投票総数2668票中797票を得る形で第52回ブルーリボン賞を受賞。新宿駅で記念式典が行われた後、RSEの「はこね」運用を一部代走する形で記念列車が運転され、初の「はこね」運用および10両編成の新宿乗り入れを果たした。 当初の予定では、土休日に新宿~箱根湯本間の「はこね」運用に就くに使用する予定だったものの、実際には臨時列車や他形式の代走を除いて以外新宿発着の運用はなかったが、2012年3月17日のダイヤ改正より「あさぎり」全列車をはじめとする新宿発着列車の定期運用に加わった。 2009年には6両編成が1本、2011年と2015年11月には6両編成・4両編成がそれぞれ1本ずつ戦列に加わり、6両5本・4両3本になってMSEの配備は完了した。 ●70000形 「GSE」(Graceful Super Express) クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 LSEの置き換えのため、2018年3月17日のダイヤ改正より登場。 VSE以来約10年ぶりの展望席付き車両である。第62回ブルーリボン賞受賞車両。 「箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」をコンセプトに、観光向けの「非日常性」と、ビジネス向けの「日常性」を兼ね備えた車両になっている。2編成14両が在籍。 デザインはVSE・MSE・EXEαに引き続き、岡部憲明氏が担当。 塗装・機能 バラを思わせるローズバーミリオン■の塗装が特徴で、屋根はルージュボルドー■、床下台枠覆部はEXEαと同じくムーンライトシルバー■で彩られている。ロマンスカーおなじみのバーミリオンオレンジ■の帯も描かれており、VSE・MSEと同様に愛称と形式名のロゴも描かれ、ミュージックホーンも搭載されている。 VSEと同様に展望席を備えているが、将来のホームドア設置を考慮してか、連接台車ではなく20m級ボギー車7両編成になっており、展望席とボギー構造というロマンスカーでは史上初の組み合わせになった。 ボギー台車になったことと、サルーンやカフェカウンターといった設備を廃止したことで定員数の増加が図られており、VSEよりも42席多い400席になった。 内装・車内設備 座席は展望席1列目を除き475mmの幅になっており、これはロマンスカー最大の大きさである。前面窓には大型の1枚ガラスを、車体側面には高さ1mの連続窓を採用しており、歴代の展望付き車両よりも窓が大きいため眺望性が高い。窓枠はEXEやMSEと同じく2席に1枚ずつ。 なお、VSEとは違って展望席は回転することができない。 シートピッチはMSEと同じく983mmだが、海外からの大荷物を抱えた乗客を考慮し、座席下と前席の間には国内線の旅客機用の荷物を置ける十分な広さが設けられており、4号車を除くデッキ付近にも荷物置き場が設置されている。そのため、展望車には荷棚が設置されておらず、他の車両以上に眺望性が高いのが特徴。 モケットはモザイク調になっており、座席背面にはドリンクホルダー・マガジンラックを備えたボードと、傘立て・3つのフックが設けられている。ヘッドカバーには「GSE」の文字が入っており、肩部の手すりにも工夫がなされている。 テーブルは従来通りひじ掛けに収納されており、MSEの反省を生かしてか十分な大きさを有している。そして、ロマンスカーでは初めて全座席にコンセントを完備した車両になり、ひじ掛け下に設置される。 また、窓側には小さなテーブルも設置されている。 トイレを除く車内設備は4号車に集約されており、車いす対応座席・AED・自動販売機などが設けられている。多目的室が設けられているほか、デッキには防犯カメラも設置されている。 トイレと洗面台は2・6号車にも設置している。共通して男子小用トイレとベビーベッド・ベビーチェアを備えた女子トイレを有し、4号車の男女共用トイレはVSEやMSEと同じく「ゆったりトイレ」になっている。 VSEと同じく「ロマンスをもう一度」のチャイムが流れるが、あちらよりも若干音が高い。また、これとは別に、始発駅発車前や終着駅到着前には「tea for two」と「moon light serenade」のBGMが流れる。 GSEでは車内限定無料サービスとして「Romancecar Link」があり、これに接続すると中間車両からでも現在走行中の前面・後面展望の映像をスマホから見ることができる。 運用 第1編成は2018年3月17日のダイヤ改正より運行開始。初運行の「スーパーはこね5号」はわずか2秒で特急券が売り切れた。 5月3日から5日には、19年ぶりに復活した臨時列車「あしがら61号」として新宿→箱根湯本間を運行した。LSEが引退した7月11日以降は第2編成も戦列に加わっている。 10月3日には「グッドデザイン・ベスト100」、10月31日には「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞。 そして2019年5月23日には、有効得票数の62.8%をマークする形で第62回ブルーリボン賞を受賞。26日・27日の「小田急ファミリー鉄道展」ではSEと並べて展示された。 現在は「展望付き車両」として専用運用になっているが、2019年3月16日のダイヤ改正の時刻表では、土休日のみ車型に「展G」と表記され、固定運用の扱いになっていた。 ちなみに、2019年1月3日の箱根駅伝では1位の選手が箱根湯本駅を通過する時にちょうど駅にいたが、これはダイヤ担当者の粋な計らいで、選手の通過時間に近い列車にGSEが充当されたためである。 過去の車両 本項ではSE登場以前に特急に使用されていた車両についても解説する。 ●1600形 特急ロマンスカーの前身である「週末温泉特急」に1948年に導入された。 有料・座席指定であったが3扉ロングシートの通勤車である。 廃車後は全国の地方私鉄に譲渡されており、関東鉄道に譲渡された車両は後述するキハ5000形とコンビを組んで運用された。 ●1910形→2000形(初代) 1949年から「特急ロマンスカー」の名を冠して走り始めた最初の専用車両で、ロマンスカーの代名詞のひとつ、「走る喫茶室」のサービスを開始したのもこの形式が最初。 ロマンスカー以外の運用も念頭に置いていたため、2扉セミクロスシートだった。1952年に通勤車両に改造され、1976年に引退。 こちらも全国の地方私鉄に譲渡された。 ●1700形 1951年に登場。初の2扉オールクロスシートの特急専用車両で、特急ロマンスカー人気を高めた車両として名高い。 SEの導入に伴い特急運用から離脱し3ドアロングシートの通勤車に改造され、1974年に引退。 当時の小田急通勤車としては珍しく、地方私鉄への譲渡が一切行われなかった。 ちなみに、ロマンスカーで初めて「ヤマユリ」のシンボルマークを取りつけた車両である。その後、通勤車両に改造された際に外されたが、1980年にはLSEの自動ドアに貼りつけられる形で復活し、後輩のHiSE・RSEにも受け継がれた。 ●2300形 SE開発と並行し、導入までのつなぎとして1955年に登場した車両。小田急の特急車としては初のカルダン駆動式で、車内は小田急初のリクライニングシートを備えている。 1959年に2扉セミクロスシートの準特急用車両に改造された。 準特急の廃止後は3ドアロングシートの通勤車両に改造され、1982年に引退。その後は富士急行に譲渡され、同社5700形として1997年2月まで使用された。 ●2320形 特急ロマンスカーを補完する準特急用車両として1958年に登場。準特急用に格下げされた2300形と同じく両開きの客用扉を2か所に持つセミクロスシート車。 土休日の準特急を中心に、平日には一般列車としても使用されていた 1963年のNSE増備によって準特急が廃止になったことで通勤車両へと改造され、制御方式が同じ2200形・2220形・2300形と共通で運用された。 1983年の引退後は一緒に富士急行に譲渡され、同社5700形として1997年2月まで使用された。 ●キハ5000形・5100形 1955年に登場した御殿場線直通用の気動車。 基本設計は当時御殿場線で使用されていた国鉄キハ50形に準じているが、車体形状は通勤車の2100形に近い。 1956年にはシートピッチを拡大した5100形が登場し、後に5000形も同様の改造を実施した。 塗装は当初他の小田急車と同じ青と黄色のツートンだったが、1959年にクリーム色に朱色帯という当時の国鉄気動車準急色に近いものに変更された。 御殿場線の電化に伴い直通車両がSSEに交代することとなり、1968年6月30日をもって運行を終了。 全車両が関東鉄道に売却され、ロングシート・3扉化などの改造を経て同年12月より常総線で運行を開始し、1988年9月まで使用された。廃車後も常総線新塗装の検討モデルとして使用された。 なお、関東鉄道では前述したクハ1650形と併結して運用されるという小田急時代には決して見られなかった編成で使用された。 ●3000形(初代)「SE」・「SSE」 クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 1957年7月6日より運行開始。ロマンスカーの元祖車両であり、連接台車・流線型を取り入れた初の列車である。 また、格下げを考慮せず特急専用で設計された初の車両である。 学生時代にスペインのタルゴの存在を知って以来連接車に関心を抱いていた山本利三郎主導のもと、戦争で疲弊した輸送施設の復旧と改善のために「新宿と小田原を60分で結ぶ」ことを目標に、国鉄との共同開発の末、「画期的な軽量高性能新特急車」として誕生した。 「Super Express」(略して”SE”)という愛称が設定され、以降ロマンスカーはEXEを除いてそれぞれの特徴を表した言葉の頭文字を先頭につけた「○SE」という名称で呼ばれることが恒例になる。 8両編成4本、計32両が導入された。 「電車といえば四角い箱」という認識が当たり前だった当時においては非常に画期的な車両であり、多くの人々の注目を集めた。初代ブルーリボン賞受賞車両……というより、ブルーリボン賞は元々当形式を表彰するために始まったといっても差し支えない。 国鉄へ貸し出されて当時の狭軌世界最高速度145km/hを記録し、新幹線の開発に多大な影響を与えたため、「新幹線の親」ともいわれる、鉄道史に残る名車。 現物をご覧になった方はお気づきかと思われるが、上記の通り軽量・高速化を前提に設計されたため、一般的な鉄道車両に比べて車高が低く極めて小さいのが特徴。当初こそ画期的な形状や性能を誇っていたが、次第に国鉄や私鉄各社も負けじとさまざまな特急列車をデビューさせていったこともあり、小田急としては軽量化に徹しすぎたSEではやや物足りなく感じていったという。 ちなみに、映画『007』の原作者であるイアン・フレミング氏も来日した際に本形式に乗車した経験があり、「まるで火星上を走る列車を思わせた」と大絶賛している。 塗装・機能 塗装はバーミリオンオレンジ■をベースに、グレー■とホワイト□の帯で塗り分けられたものになっており、テントウムシのような明るい警戒色である。このデザインは続くNSE・LSEにも引き継がれたほか、特にバーミリオンオレンジは「ロマンスカーの伝統カラー」としてVSE以降の全形式で側面の帯に使用されている。 ちなみに、ロマンスカーの補助警報音もこれが最初で、「小田急ピポーの電車」というCMソングも作られるほど、ロマンスカーのイメージとして定着した。 EXEでいったん途絶えたものの、VSEからは同じメロディのミュージックホーン(警笛と兼用)を搭載するようになり、続くMSE・GSEでも実装されている。 内装・車内設備 座席は回転式クロスシートで(車端部はスペースの都合上回転不可能)、リクライニング機能はない。シートピッチは1000mm。モケットは青色で、一時期1編成が茶色のチェック模様になっていたが後に戻され、1984年の車体修理以降はLSEに準じたオレンジとイエローのツートンになっている。窓側には折りたたみ式のテーブルが設置される。 当時はそういうスタイルが主流だったのか、デッキが一切設置されておらず、客室に直接ドアが備えられており、むしろ通勤型車両に近い構造である。仕切り扉も設置されていない。 3・6号車には喫茶カウンター、2・7号車には男女共用和式トイレと洗面台が設けられており、いずれも通路を挟んだ反対側は座席が置かれている。 1962年以降は冷房改造工事により各号車とも定員が4名ずつ減少し、316人になった。 運用開始と国鉄試験 1957年5月20日に第1編成、6月上旬に第3編成が入線。試運転では最高速度127km/hを記録したものの、曲線の多い小田急線ではこれが限界だったため、小田急と開発にも携わった鉄道技術研究所は当初より国鉄での高速試験を希望していた。 同年7月6日に運行を開始して以降、連日満席になる好成績をおさめ、箱根湯本駅前には「祝 超特急車運転開始」という歓迎アーチも立てられた。 当時、後の新幹線になる高速電車の開発を練っていた国鉄は、山本氏から試験で収集されたデータを小田急と国鉄の双方で利用する条件でSEの国鉄線上での高速試験を打診され、「絶対に145km/h以上出さない」ことを条件に受諾した。 こうして、私鉄の車両が国鉄線上で高速試験を行うという、日本の鉄道史上で初めての事例になった。 試験には8月8日に入線し、すぐには営業運転されていなかった第2編成が充当された。9月19日に小田原から自力で東海道線に入り、翌日より試験を開始。初日は日中時間帯に藤沢~平塚間、9月21日以降は深夜に大船~平塚間を走行した。 最初は95km/hで走行し、5km/hずつ速くしていった。9月24日深夜には小田急線での記録を上回る130km/hをマークし、9月26日午前3時34分30秒、当時の狭軌鉄道世界最高速度である143km/hを打ち立て、「東京と大阪を結ぶ特急電車計画の見通しがついた」と新聞各紙で報道された。 その後、SEの設計上の最高速度である145km/hを出すべく9月27日からは長い直線区間とゆるい下り勾配がある函南~沼津間で日中時間帯に試験を開始。午前11時ごろから2往復してウォーミングアップを行い、午後に函南駅を発車。三島駅を100km/hで通過した後も加速を続け、午後1時57分に145km/hに到達。この瞬間、昨日の記録を更新する形で狭軌鉄道世界最高速度が達成された(*8)。 なお、150km/hまで速度を上げることも想定されていたが、実現することなく終わっている。 この波及はすさまじく、国鉄では新幹線開発が本格化し、小田急でもロマンスカーの利用者数が急増した。 また、鉄道友の会はこれを契機に「ブルーリボン賞」を創設し、SEに対して無投票で第1回ブルーリボン賞を授与した。 9月28日に速度試験は終了し、SEは小田急線に戻ったため、1700形は一般車に改造された。1959年2月12日には第4編成が入線し、2月28日から運行を開始(*9)。これにより、ロマンスカーは全てSEでの運用が可能になったため、2300形は準特急に格下げされた。 (出典 Wikipedia) SSEへ 御殿場線が電化されたことで直通運転を行うための電車が必要になり、新型車両を製造する案やNSEで置き換える案もあったものの、当時の国鉄では組合闘争が激しく、「NSEが乗り入れてくれば反対する」という噂もあったため、SEを転用して対応することになった。しかし、そのままでは「えのしま」「さがみ」に加えて御殿場線直通列車まで使用するのは輸送力不足なことから、1編成あたりの両数を減らしてその分編成数を増やす方法が採られた。 その結果、8両編成から5両編成に短縮改造され、1968年7月1日から特別準急(後に連絡急行)「あさぎり」として乗り入れを開始。5両編成になった当形式を「SSE」(Short Super Express)と呼ぶこともある。多客時や団体輸送時は2編成を連結した「重連運転」も行われたが、最初から連結しての運用を想定していたわけではなく、連結時は1号車から5号車が2両ずつ存在してしまうため、「A号車」「B号車」として区別した。 改造により、先頭車両の形状の変更・連結器の設置・冷房装置の強化などが行われ、塗装デザインもNSEに準じたものに変わった。トイレ・洗面台は2号車、喫茶カウンターは3号車に変更された。 既存の4編成は旧1・2・3・7・8号車からなる5両編成に短縮、新規の2編成は既存の5・5・6・4・4号車で組成し、中間車両を先頭車両に改造して対応した。 余った旧第1編成・旧第3編成3号車の2両の車体は廃棄された。 しかし、元々耐用年数10年で設計されており、1987年で車齢30年になるなどかなり老朽化が進んでいた。LSE登場後はこれに置き換える案もあったものの、当時の国鉄側の情勢や現場の反応などを考慮し、車体修理工事を実施して運用していた。 NSEの検査中はSSEが代走することもあったが、後継車両のLSEが登場したことでそれはなくなり、もっぱら「あさぎり」専属の車両になった。 1983年に第1編成が廃車され大井川鉄道へ譲渡され、1987年からの車体修理工事に含まれなかった第2編成(旧第2編成の1・2・3・7・8号車)は、運用に入らず経堂検車区で留置され、1987年3月27日をもって廃車された。 この編成は国鉄を走行して世界最高速度を記録した車両だったため、廃車後もしばらく海老名検車区で保存されていたが、車両増備による留置線不足などを理由に、1989年5月に大野工場で解体されてしまった。 運用終了・保存 後継車両であるRSE・371系の登場が決定したことでようやく引退の目途が立ち、1991年3月15日の定期運用終了が発表された。1991年に入ってからは「さよなら運転」のロゴが入った愛称板も用意された。 最終日の「あさぎり8号」は重連運用となり、新宿駅には多くの人々が押し寄せた。これをもってSSEは全ての運用を終了した。 その後もしばらくは波動用として残されていたものの、翌年3月8日の「さよなら3000形走行会」で最初で最後となる唐木田駅へ入線。これをもって全車両が廃車された。 その日は奇しくも「のぞみ」初代車両である300系新幹線の試乗会が開始された日であり、新旧の節目と報じられた。 生みの親である山本氏は「特急車は10年もすれば陳腐化する」「丈夫に長く使える車両と考えるから鉄道車両の進歩が遅れる」という理由から耐用年数10年で設計していたが、実際には彼の意志に反して約35年にも渡って使われたのである。 当初は保存の計画はなかったが、日本鉄道史および産業考古学上重要な存在ということもあり、役員会で1編成の永久保存が決定。第3編成(旧第3編成の1・2・3・7・8号車)が選ばれ、新宿方2両を登場当時のデザインに復元した上で海老名検車区の専用格納庫に収蔵された。内装はSSE時代のままになっており、モケットはNSEとほぼ同様のデザインである。 通常は非公開だが、毎年行われるファミリー鉄道展で展示されることがあり、2007年10月開催時には保存以来初となる屋外展示が行われた。 また、1992年11月10日には大野工場の構内にSEのモニュメントも設置された。 しかし、2018年4月27日にスペース確保の観点で中間車両2両(2・3号車)の解体が告知されてしまう。そして、最後の5両での屋外展示になった翌年5月26日・27日のファミリー鉄道展ではブルーリボン賞を受賞したばかりのGSEと夢の共演を果たし、終了後は大野総合車両所へ回送され、8月に解体されてしまった。 その後、残った3両(1・7・8号車)はロマンスカーミュージアムに展示されており、ドア付近しか入れないもののそこから座席や連接部を見学することが可能。 また、2023年8月には一般社団法人日本機械学会の「機械遺産」に認定されている。 ●3100形「NSE」(New Super Express) クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 SEをフル稼働してもなお不足する観光需要と、迫る東京オリンピックに対する輸送力増強のため、1963年3月16日に登場した2代目ロマンスカーで、初めて展望席を設けた車両である。第7回ブルーリボン賞受賞車両。 「安全」「経済」「デラックス」「魅力」「快適」「高速」という6つのコンセプトがあり、『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』の記述によると、当初はこれらの項目の頭文字(Safety, Economy, Deluxe, Attractive, Comfortable, Speed)から「SEDACS Car」という愛称にする案もあったとのこと。 最大の特徴は何と言っても展望席で、運転席を2階に上げることで車両の先端まで座席を置くことが可能になり、乗客に眺望性を楽しんでもらえるようになっている(*10)。 同じく運転席を2階に移動することで展望席を確保した、展望付き車両の先輩である名鉄の「パノラマカー」とよく比較されているが、あちらの方が先に登場したため、少なからず参考にした部分も多いと思われる。 徹底的に軽量化を追求したSEで問題視されていた全体の貧弱さも解消され、車幅は2900ミリに拡大、鋼板もやや分厚いものが使用されている。 ロマンスカーでは初の11両編成で、以後HiSEまで受け継がれている。しかし、1両あたりの長さが短いため、編成長は144.47mと通勤型車両換算で7両ちょいの長さしかない。 導入数7編成77両は歴代ロマンスカーで最多を誇る。 当初は10両編成で開発する計画だったが、軸重軽減のため11両編成に変更された経緯がある。 活躍範囲が首都圏であったことや近未来を思わせるスタイリッシュな外見であったことなどから各種メディアに登場することも多く、年配の方はロマンスカーといえば当形式をイメージする人が多いだろう。 塗装・機能 塗装はSEと同じく、バーミリオンオレンジ■をベースにグレー■とホワイト□の帯で塗り分けられたものだが、デザインは若干異なる。補助警報音もSEと同様だが、当形式以降はエンドレステープからトランジスタ発振器に変更された。 種別幕は正面に設置され、列車ごとに五角形のアクリル板を交換する仕組みだった。 内装・車内設備 座席はSEと同様にリクライニング機能のない回転式クロスシートで、シートピッチは970mmになっている。窓側には折りたたみ式のテーブルが備えつけられている。 室内の配色については、編成長の増加による単調さを避けるため、4~8号車とそれ以外の号車で天井やカーテンなどが異なるようになっている。 ちなみにモケットは、1・2・3号車は金茶色、9・10・11号車は赤紫色、それ以外の車両は灰青色である。 初採用の展望席は10席で、南側に4席・北側に6席が配置されている。 3・9号車には喫茶カウンターが設置され、SEよりも面積が拡大している。トイレ・洗面台は4・8号車にあり、男女共用和式トイレ・男子小用トイレになっている。 SEと同じく客用ドアは手動になっており、やはりデッキがなく客室に直接備えつけられているが、あちらと違いトイレの両側にのみ仕切り扉が設置されている。 1977年から1980年にかけて改造が施され、号車によって異なっていた車内のデザインが編成全体で統一されるようになり、モケットはワインレッド1色になり、天井やカーテンの色も統一された。また、通路にカーペットも敷かれている。 LSEの登場により運用に余裕ができたことから、1984年~1988年にかけて日本車輛製造で更新工事が行われた。この工事では種別幕が電動字幕式になり前面に変化が生じたほか、喫茶カウンターの面積拡大により3・9号車の定員数が4名ずつ減って456人になった。また、モケットもLSEと同様のオレンジとイエローのデザインになったが、1987年以降はダークレッドになっている。 運用 1963年1月から2月にかけて2編成が入線。運転開始2日前の3月14日には、試運転ながら130km/hの速度を記録し、当時の最高速度を記録した。 1963年にはさらに2編成が戦列に加わり、SEともども4編成体制になった。そのため、11月のダイヤ改正からは30分間隔での運行が可能になり、同時に新宿~小田原間の所要時間は62分にまでスピードアップした。 1964年には、総票数1485票中684票をマークする形で第7回ブルーリボン賞を受賞。 その後、1966年から1967年3月までさらに3編成が増備され、箱根特急は検査時以外を除いてNSEだけでの運用が可能になった。 ちなみに、当時目標として設定されていた「新宿~小田原間60分」が実現した場合を想定し、1編成が折り返し時間を含めて1往復するのに180分かかり、30分間隔で運行した場合は6編成あれば足りることから、車両点検時の予備車を考慮して7編成が製造された経緯がある。 ただし、通勤輸送の需要予測の誤りや新宿駅改良工事などの影響で、以降は最速でも69分にスピードダウンしてしまうことになった。 運用終了・保存 その後、1996年にEXEが登場したことで廃車が始まり次々と淘汰が進められていく。 1999年7月17日のダイヤ改正をもって引退することが発表されると、この頃にはすっかり使われなくなっていた補助警報音が再び鳴らされるようになったほか、車体には「The last running Odakyu RomanceCar 3100形」というロゴも表記され、メモリアルロマンスカードをはじめとして、形式名にちなんで3100個限定の腕時計やプラレールなどが発売された。 運用終了直前の7月11日には、事前招待制の「さよなら走行会」が相模大野~唐木田間で運転された。 そして迎えた定期運用最終日、最後の運行になる「あしがら80号」は特別に箱根湯本発に変更され、出発式では箱根町長から感謝状を贈呈された。この運行をもってNSEは36年の歴史に幕を閉じ、翌日付で第5編成・第7編成も廃車された。 その後、6両に短縮された第7編成が喜多見検車区で保存されていたが(*11)、複々線完成に際して通勤時間帯に増発する列車の収容や緊急時における車両の収容場所の確保のために中間車両が一部解体されて3両になり、ロマンスカーミュージアムに展示されている(SEと同じくドア付近のみ立ち入り可能)。 また、開成駅前には第5編成の11号車が保存されており、「ロンちゃん」という愛称を持つ。毎月第2・第4日曜日には車内の公開も行われており、夏季シーズンには土日やお盆でも公開される。 (出典 Wikipedia) 1997年からは小田急開業70周年を記念して、話題性と新しいサービスの提供を狙うべく、第4編成を団体列車用に改造した「ゆめ70」が登場。ロマンスカーでは初となる青色を含めた、ホワイトをベースにダークブルーとレッドのトリコロールになっており、ダークブルーとレッドについては、編成の中心である6号車を境にデザインが逆になっている。また、車体全体に大量の棒人間が描かれている。 内装は宇宙空間をコンセプトとし、室内の腰板と幕板はダークブルーのメタリックとし、座席のモケットはダークブルーに黄と青を散りばめたデザインとした。また、両先頭車両は展望席以外を撤去してラウンジスペースになっており、波打つようにソファーが設置され、展望席についても出入台寄りの座席を1脚撤去して荷物置き場を設置した。 主に団体・臨時列車を中心に運用されたほか、1999年7月までは定期運用にも就いており、時刻表にも「ゆめ70」使用のマークが記載された。 元々定期検査終了までの期間限定仕様だったため、検査期限が近付いた2000年4月23日に新宿~小田原間を1往復した「さよなら運転」をもって引退し、その後廃車・解体された。 車両自体が他社に譲渡されたことはないものの、冷房装置が高松琴平電気鉄道へ、座席が一畑電車へそれぞれ譲渡され、車両に搭載されたことがある。 また、東京都新宿区の新宿歴史博物館には、座席・扉・運転席が保存されている。 ●7000形「LSE」(Luxury Super Express) クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 老朽化するSEの後継車両として、1980年12月27日に登場した3代目ロマンスカー。NSEから展望席と連接台車を継承しつつ、さまざまな面で改良がなされ、より洗練されたデザインになった。 第24回ブルーリボン賞受賞車両。 展望席を設けた車両としてはNSE以来2代目、連接台車を採用した車両としてはSE以来3代目である。 NSEに引き続き11両編成で、4編成44両が導入された。 塗装・機能 先頭車両の形状がNSEよりもシャープになっており、ライトや種別幕を車体に埋め込む構造になっている。種別幕は当初から電動字幕式で、正面に設置される。 塗装デザインも先輩2形式にならって、バーミリオンオレンジ■をベースにホワイト□とグレー■で塗り分けられたもので、多少の違いこそあれど大きく変わる部分は少ない。 補助警報音も健在。 計画の段階ではSEの後継車両という位置づけで、NSEを6両編成にしてそれまで同形式で使用されていた列車に新型を投入する案や、20m級のボギー車4両編成にするという案、展望席をサロンルームにする案や座席を外に向けたりする案など、実に多様な意見が飛び交ったという。実際に将来の御殿場線入線にも同一機器で対応できる設計になっており、「あさぎり」への転用も示唆されていたが、結局最後までSSEが使われたため御殿場線入線は幻に終わった。 内装・車内設備 2300形以来久しぶりにリクライニングシートが設置され、NSEと同じくシートピッチ970mmで配置。モケットはオレンジとベージュのツートンカラー。 引き続き窓側には折りたたみテーブルを備える。 折り返しの車内整備を簡素化するため、鉄道車両では初めてにスイッチ操作による回転式リクライニングシートの自動転換機構を装備した。 展望席はNSEの10名から4名増えて14人になっており、南側に8席・北側に6席設けられている。 ロマンスカーでは初めて自動ドアが採用され、デッキも設置されたほか、1・2号車と10・11号車の間を除いた全ての車両間に仕切り扉も設置された。1700形の特急時代に描かれていた「ヤマユリ」のブランドマークが復活し、扉に貼りつけられている。 3・9号車には喫茶カウンター、4・9号車にはトイレ・洗面台が設けられ、NSEと同じく男女共用和式トイレと男子小用トイレである。1985年以降は9号車に公衆電話も設置されている。 運転開始 第1編成は1980年12月27日より営業運転を開始。その2日前には新宿駅で完成記念式典が行われ、ひと足早く臨時列車が運行されている。 1981年9月13日には、総票数9822票中2233票をマークして第24回ブルーリボン賞を受賞。新宿駅の地下ホームで記念式典が行われ、受賞記念列車が運行された。 同年度中に第2編成も運用を開始し、1982年11月には第3編成、1983年12月に第4編成が入線し増備は完了した。 1982年の11月から12月には国鉄からの依頼で貸し出され、東海道線で試験走行が行われた。 これは、新型特急用車両の計画を進めていた国鉄は開発にあたり、ボギー車と連接車の比較を行おうとしていたが、当時の国鉄には試験に使用できそうな連接車がなかったためである。 LSEが選ばれた理由については、ボギー車側の183系と重心の高さや輪重などの数値が似通っていたからだという。 貸し出された第2編成は各種調整を行った後、1982年12月10日から15日にかけて大船~熱海間で最高速度130km/hでの走行試験が行われた。 SE以来の「国鉄の線路で試験を行った私鉄の車両」であり、沿線には多くの鉄道ファンが訪れた。 この試験により連接車の特性が定量的に把握されたが、結論としては「ボギー車と連接車で乗り心地の差は見られず、同程度の性能」ということになった。ただし、「台車構造の差が測定結果に強く認められたため、十分に違いを把握したとはいえない」とも述べており、曲線の通過性能については「今後さらに検討を要する」とした。車両ごとの振動の差が少ない点には「連接構造による車両間の拘束が強いため」と認めている。 そのため、国鉄は連接車両の導入を見送り、JR化後も少数が生産されるにとどまっている。 (出典 Wikipedia) HiSEカラーへ 1996年から1998年までにリニューアル工事が実施され、塗装がバーミリオンオレンジ基調から、HiSEと同様の濃淡ワインレッド■■とパールホワイト□で塗り分けられたものに変更され、前述のヤマユリのマークも車体側面に追加された。 また、座席モケットの変更や車いす対応座席の設置なども行われている。 その後、2007年7月6日からは小田急開業80周年およびSE登場50周年を記念し、4編成中1編成が登場当時のバーミリオンオレンジ基調に復元された。翌年3月31日までの期間限定だったものの、好評によりそれ以降も継続されている。 ただし、先頭部分の窓枠が黒色に変更されていたり、パンタグラフがシングルアーム式になったり、側面に小田急のブランドマークが掲出(2008年3月以降)されたりしている点に違いが見受けられる。また、両先頭車両の座席が1席ずつ撤去され、定員数が2名減っている。2010年1月4日をもって第2編成は引退した。 そして、2012年2月19日をもってHiSEカラーによる運行は終了し、第1編成も引退した。 運用終了・保存 後輩のHiSE・RSEが引退してからもなお活躍し続けたLSEだったが、GSEの登場により引退が決定。6月までに第3編成も引退し、6月23日からは3・4・8・9号車の各側面に「ラストラン記念ロゴマーク」が掲出され、5月29日には定期運用終了日が発表された。 迎えた最終日の7月10日、LSEで使用される各列車(はこね23・22・41・34号、ホームウェイ83号)に乗車した人全員に記念乗車証明書がプレゼントされた。そして、新宿駅15 40発「はこね41号」と箱根湯本駅17 25発「はこね34号」の出発時には出発式が行われ、新宿19 15発の「ホームウェイ83号」(*12)をもって、LSEは定期運用を終了した。 その後は臨時列車の運行に就き、2018年10月13日の「特急ロマンスカー・LSE(7000形)さよならツアー」を最後に引退した。 運行期間はSEをも上回る38年間で、これはロマンスカー最長の記録である。 ラストランの終了後、最後まで走り続けた第4編成は全車両が解体された。残った第3編成は両先頭車両が保存されていたが、このうち1号車が2019年2月に解体され、残った11号車はロマンスカーミュージアムに展示されている(唯一車内には入れず、外から見学することしかできない)。 また、解体された第3編成1号車の運転席がシミュレーターとして活用されている。 ●10000形「HiSE」(High Super Express) クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 小田急開業60周年を記念して、1987年12月23日に登場した4代目ロマンスカー。第31回ブルーリボン賞受賞車両。 NSE・LSEから続く展望席と連接構造を受け継ぐとともに、この時期はレジャーの多様化から新しい要素が求められており、当時JR・私鉄各社で登場しつつあった高床構造(ハイデッカー)をロマンスカーで初めて取り入れ、展望席以外の乗客にも高所からの眺望性を楽しんでもらえるようにした車両である。形式名は10000形で、ロマンスカーでは初めて5桁の番号になった。 11両編成で4編成44両が導入された。 愛称先頭の“Hi”は、「High decker」「High grad」「High level」などから連想される、上級という意味の「High」という言葉を表したもので、ロマンスカーとしては珍しく特定の単語の頭文字からとられたわけではない。 塗装・機能 NSEやLSEとは違い、運転席を前面に移動させて展望席との傾斜が一体化するようになっており、角度も上がってさらにシャープな感じになっている。 種別幕は展望席の出入口上部脇に設置され、LSEと同様に電動字幕式である。 そして最大の特徴は何と言ってもハイデッキ構造で、乗車口に階段を設けることで他の車両よりも座席を高い位置に配置することができ、見事な眺望性を誇る。展望席の部分はこれまで通り平屋構造である。 バーミリオンオレンジをベースにホワイトとグレーで塗り分けられたカラーリングだった先代たちとは違い、パールホワイト□と濃淡のワインレッド■■2色を基調としたロマンスカー初のツートンカラーになっており、リニューアル工事後はLSEで復活したヤマユリのマークが側面にデザインされた。 内装・車内設備 シートピッチはLSEと同様の970mmだが、座席は単なる回転式クロスシートなのでリクライニングできない。ただし、角度自体はLSEをリクライニングさせた時と同じで、背もたれ高さが50cm高くなっている。足元にはフットレストバーが設置される。 例によって窓側席には折りたたみテーブルが設置されており、その下にはなぜか栓抜きも備えられている。1989年の増備車以降は座席背面にもテーブルが設置された。 座席モケットは江の島・芦ノ湖をイメージした青系と、太陽をイメージした赤系になっているが、両端の6両(1・2・3・9・10・11号車)と中間5両(4・5・6・7・8号車)で異なっている。 この配色は編成によって異なっており、日本車輛製造製の第1編成・第3編成は両端6両が赤系・中間5両が青系で、川崎重工業製の第2編成・第4編成は両端6両が青系・中間5両が赤系と反転している。 展望席はLSEに引き続き14名でシアター状に段差がつけられている。モケットは赤系と青系が1席ずつ交互に配置されており、前述の通り編成によって組み合わせが反転している。 ちなみに、2・3列目は回転することが可能。 LSEと同様に、1・2号車と10・11号車の間を除いた全ての車両間に仕切り扉も設置されており、ヤマユリのブランドマークが描かれている。 3・9号車には喫茶カウンターが設置されている。日本の鉄道車両としては初めてオーダーエントリーシステムが導入されており、注文から提供までの迅速化が図られている。また、コーヒーマシンが設置された初の車両になった。 また、4・8号車にはLSEと同様に男女共用和式トイレ・男子小用トイレと洗面台が設けられた。 運用 第1編成は1987年12月23日の「はこね7号」よりデビュー。 1988年1月14日には第2編成も運用を開始し、登場後しばらくの間は「はこね」でのみ運用された。1989年にはさらに2編成も増備され、「あさぎり」を除く全列車が11両連接車で運行されるようになった。 9月11日には、総票数5352票中1570票を獲得して第31回ブルーリボン賞を受賞。新宿→小田急多摩センター間で記念列車が運行された。 2001年4月からは1年間、「日本におけるイタリア2001」を記念して、1編成が各車両にイタリアの国旗のカラーである緑・白・赤のストライプ帯を追加した「イタリアンエクスプレス」として運用された。 登場してしばらくはロマンスカーのイメージリーダーを飾っていたが、後輩のRSE・EXEの登場後はそちらに座を譲った。しかし、いずれもロマンスカーの代名詞でもある展望席を持たなかったことで利用者数が伸び悩んだため、登場から15年目になる2002年に再びイメージリーダーに返り咲いた。 ところが、交通バリアフリー法の施行により鉄道車両のバリアフリーが義務化され、本形式はハイデッカー構造が仇になってしまう。これに伴い2005年に置き換えのためにVSEが登場した、第2・第4編成が廃車となった。 また、当時建設が進められていた複々線では地下線化も同時に進められていたが、274tという重量を持つ当形式では地下の急勾配の走行に支障が出るという問題も生じるようになった。 そして2011年6月16日をもって第3編成が引退し、残った第1編成も2012年3月17日のダイヤ改正をもって引退することが発表された。その後、同時に引退する初代5000形やRSEとともに運行終了記念特設サイトが開設され、2012年2月1日から車体にラストランステッカーも掲出された。 そして迎えた定期運用最終日、最後の下り列車である「はこね35号」の出発式が新宿駅で行われ、箱根湯本で折り返して戻ってきた「はこね36号」の到着時に到着式が行われた。これをもって、HiSEは引退となった。 当初は第1編成の両先頭車両と中間車両1両(9号車)が保存されていたが、2017年7月頃に複々線完成を見越した車庫の収容スペースの確保を理由に1号車と9号車が解体され、残った11号車1両がロマンスカーミュージアムに保存されており、車内全体の見学が可能。 ●20000形「RSE」(Resort Super Express) クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 老朽化したSEの置き換えおよび「あさぎり」相互直通運転計画の一環として、1991年3月16日に登場したロマンスカー。第35回ブルーリボン賞受賞車両。 JR東海が開発した371系とは姉妹車にあたり、同形式とは編成・定員・構造などでほぼ共通設計になったため、それまでの伝統だった展望席や連接構造は廃止され、2300形以来のボギー車両になったほか、代わって2階建て車両やグリーン席が設置されるなど、今までの車両とは全く異なる構造が話題になった。 2編成14両が導入された。 塗装・機能 ロマンスカー初の7両編成。3号車と4号車はこちらも初となる2階建て車両になっており、さらに2階席はこれまた初となるグリーン車になっている。グリーン席は小田急線内(箱根登山線含む)運用では「スーパーシート」と呼称されており(*13)、特急券だけでなくグリーン券も必要になっており、ロマンスカーでは初めて普通席とグリーン席の2クラス制料金になっていた。 それ以外の号車には、HiSEで好評を博したハイデッカー構造が引き続き搭載されている。 ドアの上にはLED式行先表示器が設置され、基本的に種別のみ表示されるが、「あさぎり」運用時のみ行先も表示される。 最後の折戸式ドアの車両で、EXE以降は引戸式になった。 カラーリングは、スーペリアホワイト□とオーシャンブルー■のツートンをベースに、側面にはオーキッドレッド■の帯が添えられている。LSE・HiSEと同じく、自動ドアと車体側面(1996年以降)にはヤマユリのマークも描かれている。 内装・車内設備 車両によって内装のコンセプトが決められており、1・2号車と3号車1階席は「海」、3号車2階席と4号車は「山・樹木」、5~7号車は「都会」がそれぞれテーマになっている。 全車両に共通して、ダブルデッカー1階以外は間接照明を採用している。座席背面にはテーブルが備えられ、車端部にはLED式の車内案内表示器と折りたたみテーブル(普通車のみ)が設けられている。また、モケットはいずれもグレー基調だが、車両ごとに若干デザインが異なり、床にはカーペットが敷かれる。リクライニングはボタン式で、足元にはフットレストがあり、HiSEのようなパイプ式から四角形で幅のあるサイズになっている。 1・2号車と3号車1階席は「海」がテーマで、ブルーを基調としている。カーペットは波をデザインしたものになっている。 シートピッチはSE以来の1000mm。 3号車の1階席については2+1配置になっており、眺望性が悪い分シートピッチはスーパーシートと同様に1100mmで配置される。 3号車2階席と4号車のテーマは「山・樹木」で、カーペットはローズを基調としている。 371系にはない特徴として、4号車1階席は4人がけのセミコンパートメントが3区画設置されている。富士山麓を思わせるグリーン系のモケットが特徴。切符には「セミコン」のマークが入っていた。 5・6・7号車は「都会」がテーマになっており、暖色系のカーペットが敷かれている。座席については1・2号車と同様。 車内設備については、2・6号車にトイレ・洗面台、3・4号車の平屋部分に車販基地を兼ねた喫茶コーナーを設置している。 トイレは2号車は身体障害者対応の洋式、6号車は男女共用和式となっている。3・4号車のデッキには公衆電話ルームがある。 また、車内専用の車いすが喫茶コーナーに常備されている。 スーパーシート・セミコンパートメントと一部の普通席のデッキにはラゲージスペースが設置される。 スーパーシート(グリーン席) 小田急初のグリーン席は「山・樹木」と「小田急のファーストクラス」がテーマになっており、「走る喫茶室」と同様のサービスも行われていた。 シートピッチはロマンスカー最高クラスの1100mm。座席は3列になっており、1人がけは660mm・2人がけは1300mmの幅になっている大型シートである。2人がけの間にはロマンスカーとしては珍しくひじ掛けが設置されており、2つあるのでそれぞれが利用できる。 座席のひじ掛けにはテーブルが収納されており、背面にも備えられているので1人で2つも利用できる。 かつては液晶テレビも設置されていたが、後に撤去された。オーディオパネルやコールボタンも後年機能停止になった。 天井には読書灯があり、間接照明が採用されている。 なお、ダブルデッカーは2階部分でのみつながる構造になっている(371系も同様)。 運用 第1編成は1990年12月24日、第2編成は1991年1月26日に竣功し、3月16日の「あさぎり1号」より運行を開始。基本運用は「あさぎり1号」→「あさぎり4号」→「あさぎり5号」→「あさぎり8号」で、検査時以外は予備運用として「はこね」や「あしがら」にも充当されていた。 1992年1月1日には「初詣号」にも充当され、営業運転では初めて江ノ島線に乗り入れた。 8月29日には、有効投票数7320中1894票を獲得して第35回ブルーリボン賞を受賞。新宿→唐木田間で記念列車が運行された。 10月25日には団体臨時列車「カントリーハートインアサギリ」号として、沼津から東海道線を経由して身延線の富士宮駅まで運行。小田急電鉄が富士宮で営業を行っていたゴルフ場のイベントのために設定されており、営業列車では唯一の沼津以西への入線になった。 2002年3月23日のダイヤ改正からは多摩線の「ホームウェイ」が増発されたため、「あさぎり8号」の折り返しで唐木田行きの「ホームウェイ71号」に使用されるようになり、「あさぎり」以外では初の定期運用で、営業運転では初の多摩線乗り入れを果たした。 なお、平日の「ホームウェイ71号」は2008年3月15日のダイヤ改正で「メトロホームウェイ」に置き換えられたため、平日の「あさぎり8号」の折り返し運用はなくなった。7月25日には臨時特急「湘南マリン号」として16年ぶりの江ノ島線入線を果たした。 やがて予備運用は土休日のみになり、平日は「あさぎり」専属で運用された。また、371系は1編成しか製造されていないため、検査時は当形式が「あさぎり」全列車を担当していた。 御殿場~沼津間の利用者数の減少とHiSEと同様のハイデッカー構造、複々線の地下急勾配の対応への難しさから、2012年3月17日のダイヤ改正をもって引退することが発表され、2012年2月1日からは車体にラストランステッカーも掲出された。 そして迎えた定期運用最終日、最後の下り列車である「あさぎり5号」の出発式が新宿駅で行われ、沼津で折り返して戻ってきた「あさぎり8号」の到着時には到着式が行われた。その後に引退記念イベントを行った後8月に第1編成が、翌年11月11日に第2編成が廃車され引退となった。 その後、第1編成の先頭車両2両とダブルデッカー1両が保存されていたが、2018年11月に複々線完成による車両スペースの確保を理由に1号車が解体され、残った7号車とダブルデッカーはロマンスカーミュージアムに展示されている。 HiSEと同様に車内全体(グリーン車はデッキのみ立ち入り可能)を見学可能。 展示にあたって整備された際、ドア横にあったグリーン車のマークが消されている(車内はそのまま)。 ●JR東海371系 クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 JR東海から参戦。同社が初めて開発した特急用車両であり、ロマンスカーでは史上初の乗り入れ車両でもある。1991年3月16日より登場。 登場経緯はRSEと同じで、特急「あさぎり」のJR側の車両として登場した。 当時のJR東海では優等列車の車両を置き換えるというイメージチェンジに合わせ、イベントや観光開発の推進によって路線の改善を図ることを行っており、御殿場線でも広域観光の振興・需要喚起・イメージアップと活性化という期待をかけ、近代的なイメージの車両にすることになり、「ソフトで洗練されたデザイン」をコンセプトに開発された。 1編成7両のみが製造されており、JRの特急用車両では東日本のE655系(1編成6両)に次いで少ない。 1991年グッドデザイン商品選定車両。編成記号は「X」。 塗装・機能 姉妹車であるRSEと同様に編成・定員・構造などでほぼ共通設計になったため、7両編成で3・4号車をダブルデッカーとし、2階にはグリーン席を設けた点は同じ。 ただし異なる点もあり、ドアが引戸式かつプラグドアになっているほか、ハイデッカー構造ではないため2号車はバリアフリー対応になっている。 また、小田急線との連絡線にあるデッドセクション(無電区間)に備えてインバータ付直流蛍光灯を採用しており、RSEとは違ってセクション内を通過中でも車内灯は消えない。 行先表示器はいずれも列車名と座席種別が案内されているが、1・5・7号車は横に、2・3・4・6号車では縦に並べて表示されている。 カラーリングは同じく自社製の100系新幹線を思わせる、白3号■をベースに窓周りが青20号■で縁取られたデザインになっている。 内装・車内設備 全車両に共通して、全ての座席に間接照明を採用している。座席背面にはテーブルが備えられ、車端部にはLED式の車内案内表示器が設けられている。リクライニングはボタン式で、足元にはフットレストがある。 窓は1650mm×1020mmと非常に大きく、底辺はひじ掛けよりも下にあるほど。 普通席はグレーがベースで、ひじ掛けはレザー張りになっていて、落ち着いた雰囲気になっている。座席の縦列でモケットが若干異なる。シートピッチは1000mm。 車端部には1枚板のテーブルが設けられる。 RSEとは違ってセミコンパートメント席は設けられておらず、1階席は3・4号車とも2+1配置である。シートピッチはグリーン席と同じく1100mmで1段の段差がつけられており、窓側には細長いテーブルが設置され、床との間にスペースがあるのでバッグなどを置くこともできる。 車いす座席対応座席は当初設置されていなかったが、2006年までに2号車に設置された。これにより、定員数が2名減少した。 デッキとグリーン席をつなぐ階段は横幅1m以上というビッグなサイズになっており、脇には公衆電話が設置されている。 両先頭車両以外のデッキ寄り(グリーン車は貫通路寄りも含めた2か所)には荷物置き場も設置されていた。 車内設備については、こちらもRSEと同様2・6号車にトイレ・洗面台、3・4号車の平屋部分に車販基地を兼ねた喫茶コーナーを設置している。 トイレについては、2号車は身体障害者でも使える洋式トイレ、6号車は男女共用和式トイレになっている。 また、車内専用の車いすが2号車に常備されている。 グリーン席 グリーン席はRSEと同様に3列になっており、1人がけは660mm・2人がけは1250mmの幅になっている。シートピッチが1100nmmで、2人がけの間にひじ掛けが設置されているのも同様。 モケットはオレンジがベースになっている。 座席のひじ掛けにはテーブルが収納されており、背面にも備えられているので1人で2つも利用できる。車端部には折り畳み式テーブルがある。 落成当初は液晶テレビやオーディオパネル、乗務員コールボタンも設置されていたが、後に撤去された。 天井には読書灯とスポット式空調吹き出し口がある。 運用 1991年1月6日にダブルデッカーが、翌日に1・2号車がそれぞれ出場し、1月12日に落成。同年3月16日のダイヤ改正より運行開始。 371系は静岡駅から「ホームライナー沼津2号」で沼津まで向かい、沼津~新宿間を「あさぎり2号」→「あさぎり3号」→「あさぎり6号」→「あさぎり7号」の順で2往復した後、いったん三島駅に回送されてから「ホームライナー浜松5号」で浜松まで向かい、折り返し「ホームライナー静岡8号」で静岡に戻るというサイクル運用で、東は新宿から西は浜松まで、1日約700km以上もの長距離を走行していた。 登場以来ほとんど変更はなかったが、2009年3月14日のダイヤ改正からは「浜松5号」が沼津発になったため、回送とはいえ三島駅への乗り入れが消滅した。 なお、「ホームライナー」ではグリーン席は締め切り扱いになっており、乗車はできなかったが通り抜けは可能だった。 1編成しか存在しないため、車両検査の際ははRSEが「あさぎり」全列車を担当。「ホームライナー」では臨時快速として165系や313系などといった一般車両が代走を担当した。 検査は名古屋工場で行われていたため、冒頭で記した近鉄特急と顔を合わせる機会もあった。 また、 故障やダイヤ乱れ時は一部区間を運休し、小田急線内のみを他のロマンスカー車両で代走していた。 2003年4月6日に小田急の座席予約システムが更新された際、それまで連番方式だった座席番号の表示が変更され、窓側をA席・D席、通路側をB席・C席としたため、車内の座席番号表示も変更された。 2006年までにパンタグラフが菱形からシングルアーム式に交換され、2号車の15番座席が車いす対応の1人がけ座席に変更されたため、定員が2名減少した。 その後、「あさぎり」がMSEの片乗り入れに代わることが決まり、RSEともども運用離脱が決定。 2012年3月16日の定期運用最終日、「あさぎり7号」の新宿出発時には出発式が行われ、松田・沼津到着時、および最後の定期列車である「ホームライナー静岡8号」の静岡到着時には乗務員によるさよなら放送も行われた。 これをもって、371系は21年間の運用に幕を下ろした。 その後は団体・臨時列車として東海管内で2014年11月まで使用され、富士急行に譲渡されている。 ●50000形「VSE」(Vault SuperExpress) クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 概要 低迷するロマンスカーブランドの復権をかけて、「ロマンスカーの中のロマンスカー」をコンセプトに、10000形「HiSE」以来久々に観光向けに作られた展望席付きロマンスカー。交通バリアフリー法の施行で存続できなくなった同形式を置き換える目的も兼ねて導入された。第49回ブルーリボン賞受賞車両。 2005年3月19日に登場し、長らくロマンスカーのイメージリーダーを飾っていたが、GSEの登場後は同形式にその座を譲ることになった。 ロマンスカーでは初めて外部のデザイナーにデザインを依頼し、ポンピドゥーセンターや関西国際空港の設計などで知られる岡部憲明氏が担当。以降岡部氏はロマンスカーに加え、小田急グループの車両や施設デザインを担当するようになった。 製作費用は2編成で35億円。 真っ白な車体とドーム型の天井が特徴で、展望席の他にロマンスカーでは唯一「サルーン」を設けている。 1号車と10号車のドアは非常用になっており、通常は使用されない。 乗務員も専任の運転士や車掌が担当しており、社内で実施される筆記試験と面接試験を突破し、外部講師によりホスピタリィマインド教育を受けた人だけが乗務していた。アテンダントも含めて制服も専用のものが用意され、後者のスカーフは季節に応じて5種類の色がある。 塗装・機能 シルキーホワイト□をメインに、側面にはロマンスカーのイメージカラーとして位置づけられているバーミリオンオレンジ■の帯が描かれている。また、小さいながらもグレー■の細帯が添えられており、「バーミリオンストリーム」という呼び名がある。EXEと同様に愛称のロゴも描かれているが、当形式からは「ODAKYU―SUPER EXPRESS 50000 ROMANCECAR VSE」というような表記に変わり(*14)、MSE以降の車両にも受け継がれている。 客用扉は371系と同じくプラグドアになっている。 歴代の展望付き車両と同じく連接台車を採用。編成は岡部氏の「左右対称のほうが安定感が増す」という理由で偶数の10両編成になったため、LSEやHiSEに比べて1両当たりの長さは長くなっている。 これを実現すべく、軸重の制約条件をクリアしつつ車体長を延長する必要があったため、車体は全てアルミニウム合金製になっており、展望席部分のみシングルスキン構造、それ以外の部分は台枠も含めてダブルスキン構造になっている。 また、3・8号車では屋根上にパンタグラフや列車無線アンテナを装備しているが、それ以外の機器は全て床下に設けられたため、他の号車では天井裏には空調装置のダクトと車内放送のスピーカーしかない。行先表示器は縦に設置されている。 10両編成の連接車の構想はNSEの時からあったものの、軸重の関係でなかなか導入できておらず、車体の軽量化によって晴れて実現した。 乗り心地の向上を図るため、空気ばねによる車体傾斜制御や台車操舵制御が採用されている。1960年代から1970年代にかけて、3回に渡って車体傾斜制御の試験を行なっていたが、当時の技術不足や輸送力増強への集中を理由に実用化は見送られていた。 しかし、時代の流れによって技術が発達したため、晴れて導入が決まった。 また、SEからRSEまでに使われていた補助警報音と同じメロディのミュージックホーンが初めて搭載されており、以降MSE・GSEでも使われている。当形式ならではの機能として、車内放送の前後には「ロマンスをもう一度」のチャイムが流れる。 内装 「Vault」の名の通りドーム状の天井が特徴で、天井の高さはHiSEよりも45cm高い2.55mになり、あたたかみのある間接照明が用いられている。床にはカーペットが敷かれている。シートピッチは1050mm。 岡部の提案により、座席は全て窓側に5度向いた状態で配置されている(*15)。一見5度だけではほとんど変わらないように思われるかもしれないが、実際に見てみると思った以上に窓を向いているのがわかる。窓枠は4席に1枚ずつ。 鉄道車両としては初の「アンクルチルトリクライニング機構」を導入。リクライニングすると座面が沈み込む設計になっている。座面は柔らかいものの、背もたれはやや硬い。モケットはオレンジ色で、ヘッドカバーには金色で「VSE」の刺繍が入る。 テーブルは観光バスのように座席の背面に設置されている。やはり座席と座席の間にひじ掛けはない。 また、窓側にはハードメイプル製の折りたたみ式テーブルが設けられているが、座席を向かい合わせにした時しか使用できない。 展望席は2席増えて16席になった。ただし、HiSEのように段差があるわけではないので、3・4列目ではほとんど展望は望めない。構造上、景色は窓側よりも通路側の方が見えやすい。 ここでは全て正面を向いており、一般席のように5度曲がっているわけではない。一般席とは形状が微妙に異なっており、背もたれの上半分が少しだけ狭まっている。 1列目は足元がやや狭いものの、最高の眺めを望めるのでそれほど問題ではない。テーブルは窓側席のみにテーブルがあったHiSEとは違い、前方のカウンターに収められており、通路側も利用できる。 2列目以降は1150mmのシートピッチを有しており、テーブルは一般席と同じく座席背面と窓側に備えられているが、後者については配置の関係上、回転しなくても利用することができる。 ちなみに、4列目の座席以外は回転することが可能で、さらにグループ利用も配慮してか、通路側を向いたまま固定することもできる。 デッキとの仕切り扉の上には液晶ディスプレイが設置されており、停車駅や接続路線といった各種情報のほかにも「多摩川を通過」などの案内も表示される。 車内設備 トイレや洗面台・カウンターブース・AEDといった各車内設備は3・8号車に集約されて設置されており、これらの号車には座席がほとんどない。そのため、車体にはロゴが描かれている。 サルーンとカフェカウンターについては後述する。 トイレ・洗面台は3号車の新宿方と8号車の下り方に設置。共通して男子小用トイレとベビーベッド・ベビーチェアを完備した女子トイレを備え、大用は全て洋式トイレである。 男女共用トイレについてはロマンスカー初の「ゆったりトイレ」になっており、ベビーベッドとオストメイトを備え、車いすでも十分入れる大きさを有する最新型になっている。 3号車のサルーンS3前と8号車のカウンターブース前には当初喫煙ルームが設置されていたが、2007年3月18日のダイヤ改正からはロマンスカーは全面禁煙になったたことから使用を終了し、以降はAEDとパンフレットが置かれたスペースになっている。 デッキには情報端末ディスプレイが設置され、箱根の天気や観光情報・ロマンスカー紹介・全面展望映像などを閲覧することができる。 ちなみに、EXE以降のロマンスカーでは唯一自動販売機が設置されていない。当初は「スーパーはこね」「はこね」の運用が大半で、車内販売も行われていたことからそれほど問題はなかったが、2018年3月17日のダイヤ改正以降は車内販売がない「さがみ」や「ホームウェイ」などでの運用も増加し、さらには頼みの車内販売すら終了してしまったため、これが引退の遠因になったという見方もある。 サルーン 3号車に4人がけで3区画(南側に2区画、北側に1区画)、計12人分設けられているセミコンパートメント席。利用には運賃に加えて、人数に関係なく特急料金の4倍のサルーン料金が必要である。座席番号はS1~S3になっている。 パーテーションガラスで仕切られており、RSEとは違って1区画ごとの販売であることから、見知らぬ人と相席になることはない。 背もたれはほぼ完全に壁と接しており、くつろぐと言うよりは複数人で集まってワイワイ楽しむことに適していると言える。座席については一般席とほぼ同様で、座面がやや柔らかく、背もたれがやや硬い。中央には展開式のテーブルが、座席上には荷物置き場があり、テーブル下にはコンセントが2つずつ設置されている。 ロマンスカーカフェ VSEは他の車両とは異なり、かつての「走る喫茶室」と同様のシートサービスを復活させた。コーヒーマシン・電子レンジ・ビールサーバーなどを備えた3・8号車のカフェカウンター(*16)を拠点とし、HiSEと同じくオーダーエントリーシステムを用いて営業していた。飲み物はVSEオリジナルのグラスで提供されており、購入することもできた。 もちろん、カフェカウンターで商品を購入することも可能である。 しかし、2016年3月26日のダイヤ改正をもってシートサービスは終了し、通常のワゴンサービスに戻った。カフェカウンターの営業も廃止され、以後は2021年3月12日の車内販売終了まで車販基地として使用された。 運用 第1編成は2004年11月23日に入線。この時まだ車体全体が保護シールで覆われた状態で、11月29日に行われた大野総合車両所の「お披露目式」で初めて一般公開された。 2005年3月19日より運行を開始。1番列車の「スーパーはこね9号」は新宿駅で出発式・小田原と箱根湯本では到着式が執り行われ、車内では乗車証明書・箱根寄木細工・オリジナル鉛筆が配布された。 そして、2006年9月10日には有効得票総数3420票中1005票をマークする形で鉄道友の会が贈る第49回ブルーリボン賞に輝き、「スーパーはこね13号」の一部を会員が貸し切る形で記念列車を運行した。 また、2005年には照明学会の「照明普及賞優秀施設賞」と日本産業デザイン振興会の「グッドデザイン賞」、2006年には香港デザインセンターの「アジアデザイン大賞」、2007年にはドイツ・ハノーファー工業デザイン協会の 「iFデザイン賞」をそれぞれ受賞している。 当初は「箱根専用特急」という差別化から、原則「(スーパー)はこね」のみで運用されており、充当列車もほとんど固定されていた。そのため、臨時列車や他形式の代走などを除いて他の種別では使用されなかった。 しかし、2016年3月26日のダイヤ改正からは平日のみ「ホームウェイ85号」に1本充当されて江ノ島線での定期運用が始まり、GSEの登場以後は「展望付き車両」として共通運用化され、「さがみ」「えのしま」および「ホームウェイ」「モーニングウェイ」でも運行されるなど幅広い活躍を見せた。 ラグビーワールドカップの日本開催に合わせ、2019年9月10日から11月3日まで第1編成が「ワラビーズ号」として運転されることになり、9月10日の「さがみ70号」より運転を開始した。これは小田原でキャンプを行うオーストラリア代表チーム「ワラビーズ」の応援企画の一環で、車体にロゴステッカーが掲載されるほか、運行初日(9月10日)とワラビーズの試合日(9月21・29日、10月5日・11日)には座席ヘッドカバーが特別仕様になる。 なお、日によっては運行されないこともある。 2020年1月10日から、箱根が舞台になっている新世紀エヴァンゲリオンとの大々的なコラボレーションイベントが行われており、その一環として1・3・8・10号車の側面に特別仕様デザインステッカーを掲出し「Romancecar VSE feat. EVA」として運行された。 また、車内販売でドリンクを購入すると、ロマンスカーとコラボしたオリジナルデザインのコースターがプレゼントされる。種類は乗車した車両によって異なっており、2回に分けて行われるため、計8種類がある。 1期は1月10日から3月31日までで、GSEでは2号機、VSEでは零号機、MSEでは初号機、EXEではMark.06である。 2期は4月1日からで、GSEでは惣流・アスカ・ラングレー、VSEでは綾波レイ、MSEでは碇シンジ、EXEでは渚カヲルである。 当初の予定では6月30日までだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で9月30日まで延長された。 引退 長らくロマンスカーの顔として多くの人々に親しまれてきたVSEだったが、2021年12月17日、車両の経年劣化や主要機器の更新が困難であることなどの理由から、2022年3月12日のダイヤ改正をもって定期運用を終了し、イベント列車での使用後に2023年秋を目途に引退することが発表された。 小田急によれば、リニューアルや更新計画については以前から検討されていたものの、アルミ合金押出形材のダブルスキン構造という特異かつ高価な材質ゆえ、修理には高度な技術や経験が必要で手間がかかってしまうことや、連接構造や車体傾斜制御といった他の車両にはない特殊な構造を多く採用していることから経年劣化に伴う主要機器の更新も難しく、性能を維持できないことからリニューアルを断念し、EXEとは違ってそのまま引退させることになったという。 元々はHiSEに代わって登場したこの形式だったが、17年での引退は歴代ロマンスカーでも最短で、皮肉にも置き換えた当のHiSEより短命に終わる結果になってしまった。 人気に反して短命に終わった理由としては上記の他に、車内販売の終了によってカウンターブースがデッドスペースになった上に自動販売機も未設置だったことなどの原因が挙げられる(*17)。 2編成でのべ600万km以上を走行し、この間に約2000万人の乗客が利用したという。 定期運用離脱に際し、2022年1月29日からは両先頭車両と3・8号車側面に記念装飾を車体へ掲出するほか、3月11日までは一部駅にて「小田急ロマンスカー・VSE(50000形)定期運行終了記念乗車券」が10000セット限定(1人5セットまで)で販売された。 そして、2022年3月11日の「ホームウェイ87号」をもって定期運用を終了した。 その後はイベント列車として使用され、第2編成は2023年9月24日の「ありがとう50002編成 ~VSE2編成最後のランデブーミステリーツアー~」、第1編成も12月10日の「ロマンスカー・VSE ラストラン ~おもいでは永遠に~」をもって引退した。 2024年3月現在は2編成とも喜多見検車区構内に留置されている。 後継車両については現時点では計画されておらず、SEから長らく続いてきた連接車両の歴史がいったん幕を閉じた。 他社に移籍したロマンスカー ロマンスカーの中には小田急で役目を終えた後も、他社に譲渡された車両がこれまでに371系含めて4形式存在する。 譲渡先の社名はいずれも当時のもの。 ●大井川鉄道3000系電車(初代) クリックで展開・収納 元SE。 1983年3月に引退した第1編成が譲渡され、同年4月15日付で竣工。 動態保存車両という見地から外観はほとんど変わっておらず、改造は客室・運転室内のカーテン交換や保安装置関連、電動車の記号が「デハ」から「モハ」に改められるなど小規模なものに留まった。 何気に大鉄の車両では初めての冷房車である。 同社の固定編成車両では最長となる5両編成で、当初は3両に短縮する案があったが、技術的な問題があったことや小田急が先頭車両に乗客用扉を設置することに了承せず、結局5両のまま譲渡された経緯がある。 同年8月よりロマンス急行「おおいがわ」として運行を開始。しかしSL急行ほどの人気は得られず、ワンマン化改造も不可能だったことから1987年7月のダイヤ改正以降は運用がなくなり休車扱いになった。 その後は千頭駅構内に留置された後、1992年4月に新金谷駅構外の側線に移動し解体された。 同社は後年、トップナンバーだったことから残せるように努力したものの老朽化や軽量・連接車体という整備の難しさなどを考慮し、やむなく廃車にしたと述べている。 後に3000系という形式は京阪電車からやってきた同形式に引き継がれた。 ●長野電鉄1000系 クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 元HiSE。小田急からの他社への車両譲渡は20年ぶり。 VSEに置き換えられた川崎重工業製の第2・第4編成が無償で譲渡され、日本車輛豊川製作所で改造工事が行われた。 甲種輸送の際は車高の関係で篠ノ井線を通ることができなかったため、東海道線~武蔵野線~高崎線~上越線~信越本線~しなの鉄道線という大回りルートで回送された。 譲渡にあたり4両(旧1・2・10・11号車)へと短縮され、塗装もワインレッドから長野電鉄のシンボルカラーである赤に変更されたが、塗り分けはそのままなので外見に大きな変化は見られない。旧6号車に設置されていた補助電源装置は2号車に移動されているほか、信州中野~湯田中間の急勾配に対応するための抑速ブレーキの強化や、寒冷地の長野でも走れるように各種装置の設置・強化が行われている。 車内は基本的にHiSE時代の面影を残しているが、一般席のモケットは全て青系のものに統一されている。展望席のモケットはそのままになっており、引き続き赤系と青系が交互に配色される。 ここのみ平屋構造であるため、スペースそのものが車いす対応になっており、介助者用のジャンプシートも設置されている。 ドア脇にはマガジンラックが置かれている。 2015年9月以降は車内放送も行われるようになり、これに合わせてLED車内案内表示器も新設された。 ブルーリボン賞のプレートも健在だが、一部は車内案内表示器の設置に伴って掲載場所の移動が行われている。 列車には「ゆけむり」の愛称が与えられ、2007年12月9日より長野線で営業運転を開始した。 登場当初はA特急専任になっていたが、2011年2月13日のダイヤ改正よりB特急でも運用されるようになり、現在は「A特急」「B特急」「特急ゆけむり~のんびり号~」(S特急)として運行される。 ●富士急行8000系 クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 元RSE。 2013年11月に「フジサン特急」2000形(元JR東日本165系「パノラマエクスプレスアルプス」)の後継車両として、先頭車両2両と平屋の中間車両1両(第2編成の旧1・6・7号車)が譲渡された。 2014年7月12日から2代目「フジサン特急」での運用が始まった。 塗装は初代「フジサン特急」を踏襲し、白をベースに公募によって選ばれた大量の「フジサンクン」が描かれている。 運行上は1号車のみ座席指定の展望車両になっており、それ以外の2両は自由席である。 車内にも先代同様大量のフジサンクンが描かれており、1号車のみ座席指定の展望車両になっている。 1号車の運転席後方の座席はソファーが並ぶラウンジになっており、最前列部分には子ども向けの運転台も設置されている。 座席は基本的に2+1配置で、1列部分はRSE時代の3号車の1階にあった1人がけの座席を流用している。 2号車寄りにはセミコンパートメント区画があり、2区画計8席と中央にテーブルが備えつけられているが、向きは固定されており、パーテーションがあるためリクライニングはできない。また、その後ろには2~3人が座れるロングシートもある。 普通車は共通で2+2配置になっている。2号車は、約3分の1のスペースが床面を下げたノーマルデッキになってバリアフリーに対応できるようになり、デッキやトイレも車いすでも利用できるように改装され、ドアも引戸式に変更された。 ●富士急行8500系 クリックで展開・収納 (出典 Wikipedia) 元371系。こちらもRSEと同様の理由で2014年12月に3両(旧1・2・7号車)が譲渡。 長野にあるJR東日本テクノロジーで第1次の改造工事が行われ、長野~パリ大月~富士山経由で納入された。その後富士急の車両技術センターで最終改造を実施し、2016年4月23日より新設された「富士山ビュー特急」で営業運転を開始。 前述の通り、RSE車も富士急行に引き取られて運行を開始したため、小田急とJR双方の元「あさぎり」の車両が再び同じ線路上で走る姿が見られることになった。 デザインは水戸岡鋭治氏が担当し、塗装は同社1000系「富士登山電車」にも似たさび朱色になっており、ロゴなども金色で書かれている。 フジサン特急と同じく3両編成で、こちらも1号車は特別車両になっており、それ以外は自由席になっている。 普通車は2・3号車でそれぞれ赤と青のモケットが使われており、2列ごとにデザインが異なる仕様になっている。 座席 車両によっては以下のような特別席が設けられている場合もあり、現在利用可能なのは展望席のみである。 展望席 GSEにそれぞれ4列ずつ、計16席設けられている特別席。運転席を2階に上げることで、車両の最前面まで座席が配置されており、最高の眺望性を楽しむことができる。過去にはNSE・LSE・HiSE・VSEにも設けられていた。 もっとも、前がよく見えるのはせいぜい2列目までで、3~4列目ではなかなか見えづらいという声もちらほら。GSEの全座席は非回転構造になっている。 料金は一般席と同額。 サルーン VSEの3号車に4人がけで3区画、計12人分設けられているセミコンパートメント席。利用には運賃に加えて、人数に関係なく特急料金の4倍のサルーン料金が必要になる。座席番号はS1~S3で、切符に「サルーン」のマークが入る。 パーテーションガラスで仕切られており、RSEとは違って1区画ごとの販売になっていて、見知らぬ人と相席になることはない。 背もたれはほぼ完全に壁と接しているため、くつろぐことにはあまり期待できず、どちらかと言うと複数人で楽しむことに適していると言える。中央には展開式のテーブルが、座席上には荷物置き場があり、テーブル下にはコンセントが2つずつ設置されている。 箱根登山線(小田原~箱根湯本間)のみの利用はできない。 スーパーシート(グリーン席) RSEと371系の2階席に設置されていた特別席。RSEのみ名称が異なり、小田急線内ではスーパーシート、「あさぎり」ではグリーン席と呼称されていた。 利用には通常の特急券に加えてスーパーシート(グリーン)料金が必要で、2011年3月11日まではスーパーシート(グリーン席)では「走る喫茶室」と同様のシートサービスも行われていた。 セミコンパートメント RSEの4号車1階席に設けられていたセミコンパートメント席。4人がけで3区画、計12人分設けられていた。 VSEのサルーンとは違い、1人分の特急料金で利用できるが、1席ごとの販売になっているので見知らぬ人と相席になることがあった。 自由席 相互直通運転時代の「あさぎり」は、御殿場~沼津間のみ6号車が自由席になっていた。当初は全区間指定席だった。 予約システム 特急券は1か月先までの予約・購入が可能である。インターネットでの予約には、大きく分けて「e-Romancecar」と「ロマンスカー@クラブ」の2種類がある。 前者は会員登録なしで利用可能で、後者は会員登録が必要になっている。 千代田線内のみの利用だけは不可能で、箱根登山線(小田原~箱根湯本間)については、2005年10月1日より当日座席に余裕がある場合に限って両駅のホームで「座席券」が発売される(満席および満席が想定される場合は発売されない)。 現在は正式に特急券になっているが座席は指定されず、この区間のみの予約・購入もできない。 なお、特急券を購入しないで乗車した場合、車内で特急料金+310円を加算した料金を徴収される。座席の指定は行われない。千代田線に連絡する区間を乗車した場合、さらに100円が加算される。 かつてはホーム上で検札を行っていたが、1999年7月17日のダイヤ改正以降は車掌が持っている携帯端末で特急券の発売状況を確認できるシステムが導入された。 ロマンスカーは事前に特急券を購入してから乗車しましょう。 ホームの特急券券売機で購入する場合、座席の指定はできないので注意。 車内サービス いわゆる「走る喫茶室」と呼ばれるサービスが始まったのは1949年8月20日からで、SEからは喫茶室が設けられるようになる。やがてロマンスカーのイメージとして定着するようになり、HiSEでは日本の列車としてはじめてオーダーエントリーシステムが導入された。 御殿場線直通列車でも特別準急時代から行われており、全区間で小田急サービスビューロー(1957年からは小田急商事)の車内販売員が1~2名乗務していた。SSEに変更後は、森永エンゼルによって小田急線内列車と同様の「走る喫茶室」のシートサービスが行なわれている。 1991年3月16日から相互直通運転になった「あさぎり」では、RSEと371系とで異なるシートサービスが行われていた。 ただし、いずれもグリーン車のみの営業で、普通車ではワゴンによる車内販売サービス(以後、ワゴンサービス)だった。なお、2011年3月11日をもってシートサービス・ワゴンサービスともに終了した。 ロマンスカーで通勤通学や買い物利用など観光以外の用途も増えてきたため、「走る喫茶室」のサービスは1995年3月を最後に終了しており、以降はワゴンサービスのみになった。 しかし、2005年3月19日に登場したVSEでは同形式限定でシートサービスが復活し、2016年3月26日のダイヤ改正まで続けられた。 なお、各メニューの予約は可能であり、3日前の12時までに注文すれば座席まで届けてくれた。 現在は小田急電鉄の子会社「小田急レストランシステム」のアテンダントにより、車両を問わずワゴンサービスによる車内販売を行っている。主な販売品目は弁当・軽食・おつまみ・飲み物・ロマンスカーグッズで、季節によっては限定メニューもある。 また、EXEとMSEでは売店による販売も行われているほか、VSEを除く全列車に自動販売機が設置されている。 ただし、車内サービスの提供は基本的に「スーパーはこね」全列車と一部を除く「はこね」「メトロはこね」のみになっており、それ以外の列車では原則非営業である。 もっとも、行楽シーズンなどの繁忙期についてはこの限りではなく、普段は営業されない「さがみ」や「えのしま」などでも臨時で行われる場合がある。 併結列車については、「はこね」部分(6両)も含めて行われないこともあれば、同列車でのみ営業する場合もある。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年4月8日から当面の間全列車で車内販売が中止されており、さらに5月中の土休日は全ロマンスカーが運休する事態にもなったが、6月よりメニューと対象列車を縮小しつつもようやく再開された。 しかし、2021年3月12日の17時00分をもって車内販売は正式に終了し(*18)、「走る喫茶室」から長年続いてきた小田急の車内サービスはついにその幕を閉じた。 代替として、新宿駅西口地上改札では3月6日~12日の10時00分~17時00分、小田原駅の改札内では3月6日・7日の10時00分~16時00分の期間にて、アテンダントによるロマンスカーグッズの特別販売が実施され、数量限定でメッセージカードが1枚プレゼントされた。 ロマンスカー停車駅 特定の種別は、停車駅がワンパターンのみか特定の駅に停車するか否かの違いしかなく覚えやすいが、それ以外は多くのパターンが存在しており、停車駅が一定していない。 上記の通り、2022年11月15日以降は本厚木駅のホームドア設置工事の関係で小田急線内の全ての停車駅にてEXE・MSEの4・7号車がドアカットされる。 小田急線内の種別 「スーパーはこね」「えのしま」は停車駅がほぼ固定されているが、「はこね」「さがみ」および「ホームウェイ」「モーニングウェイ」の停車駅は一定していない。 ●はこね・さがみ ロマンスカーの中でも最も停車駅のパターンが多く、さまざまな種類がある。さらに「さがみ」は途中駅発着も存在するため、全てを数えるのは難しい。 しかしながらある程度の傾向はあり、日中時間帯の小田原線内の途中駅は 1.町田・海老名 2.町田・本厚木 3.新百合ヶ丘・相模大野・本厚木・秦野(*19) のいずれかがメインになっており、各1本ずつ運行される傾向にある。よって、町田と本厚木は毎時2本、それ以外は毎時1本の停車になる。 すなわち、町田と相模大野、海老名と本厚木は互換関係にあり、原則両方停車することはない(一部例外あり)。海老名はほとんど「はこね」である。 3.の場合は全列車が秦野に停車するほか、海老名・本厚木の選択は存在せず、全列車が本厚木に停車し海老名は通過する。そのため、相模大野・海老名の停車パターンは1つも存在しない。 この他、伊勢原に停車する場合、 1.町田・海老名・伊勢原 2.新百合ヶ丘・町田・海老名・伊勢原・秦野 3.新百合ヶ丘・町田・本厚木・伊勢原・秦野 の3種類のパターンがあり、新百合ヶ丘・町田といった急行と同じ停車の仕方をすることもある。 2018年3月17日のダイヤ改正以降は向ヶ丘遊園と新松田は全列車が通過になり、特急関連の設備も後に撤去された。 ●ホームウェイ 小田原線系統のパターンは以下の通り。ポイントとしては、町田・海老名・本厚木には全ての列車が停車し、それ以東止まりでない限り秦野・小田原にも必ず停車する点。箱根湯本は17 00~18 00台の一部列車が停車。 一方で、「はこね」「さがみ」系統の2.にあたる列車は存在せず、小田原線系統は全列車が新百合ヶ丘を通過する。 日中時間帯ではあまり見られない、海老名・本厚木のように急行と同一の停車駅になっている。 1.新宿→町田→海老名→本厚木→秦野→小田原→箱根湯本 2.新宿→町田→海老名→本厚木→秦野→小田原 3.新宿→町田→海老名→本厚木→秦野 4.新宿→町田→海老名→本厚木 「えのしま」系統のパターンは以下の通り。片瀬江ノ島まで乗り入れるか、藤沢止まりかの違いのみ。平日のみ新百合ヶ丘には多摩線の3番ホームに到着し、各駅停車唐木田行きと接続する。 2018年3月17日のダイヤ改正までは同駅を通過する列車があった。 1.新宿→新百合ヶ丘→相模大野→大和→藤沢→片瀬江ノ島 2.新宿→新百合ヶ丘→相模大野→大和→藤沢 ●モーニングウェイ 「さがみ」系統は以下の通り。「ホームウェイ」よりパターンが多い。平日では相模大野は始発のみで、小田原・秦野・本厚木・海老名はそれ以東発でない限り必ず停車していたが、土休日では平日のような傾向は見られない。 平日 1.相模大野→町田→新百合ヶ丘→新宿 2.本厚木→海老名→町田→新宿 3.秦野→本厚木→海老名→新宿 4.小田原→秦野→本厚木→海老名→新宿 5.秦野→本厚木→海老名→町田→新宿 土休日 1.相模大野→町田→新百合ヶ丘→新宿 2.本厚木→相模大野→新百合ヶ丘→新宿 3.本厚木→海老名→町田→新宿 4.小田原→秦野→本厚木→相模大野→新百合ヶ丘→新宿 5.小田原→秦野→本厚木→町田→新宿 「えのしま」系統は以下の通り。片瀬江ノ島か藤沢始発で分かれ、さらに後者は新百合ヶ丘に停車するか否かでも分かれる。 1.藤沢→大和→相模大野→新宿 2.片瀬江ノ島→藤沢→大和→相模大野→新百合ヶ丘→新宿 3.藤沢→大和→相模大野→新百合ヶ丘→新宿 ●スーパーはこね 停車駅は以下のパターンに固定。ロマンスカーでは最も停車駅が少ない。 新宿→小田原→箱根湯本 ●えのしま 停車駅は以下のパターンに固定。一部列車は新宿~相模大野間で「はこね」「さがみ」と併結して運行される。 新宿・新百合ヶ丘・相模大野・大和・藤沢・片瀬江ノ島 他路線直通種別 「メトロえのしま」のみ停車駅は固定。それ以外は2パターン以上が設定されている。 ●ふじさん パターンは以下の通り。違いは駿河小山に停車するか否かのみ。2012年3月17日のダイヤ改正より停車駅から町田・裾野・沼津が消え、代わって新百合ヶ丘・相模大野・秦野が加わった。 1.新宿・新百合ヶ丘・相模大野・本厚木・秦野・松田・駿河小山・御殿場 2.新宿・新百合ヶ丘・相模大野・本厚木・秦野・松田・御殿場 ●メトロはこね パターンは以下の通り。成城学園前~小田原間の停車駅は「メトロえのしま」と併結するか否かで異なり、単独運転の場合は町田・本厚木に、併結する場合は相模大野に停車する。それ以外は変わらない。 1.北千住・大手町・霞ケ関・表参道・成城学園前・町田・本厚木・小田原・箱根湯本 2.北千住・大手町・霞ケ関・表参道・成城学園前・相模大野・小田原・箱根湯本 ●メトロえのしま メトロ特急では唯一停車駅が固定されている。「えのしま」との違いは、成城学園前に停車し新百合ヶ丘と大和を通過する点。 北千住・大手町・霞ケ関・表参道・成城学園前・相模大野・藤沢・片瀬江ノ島 ●メトロホームウェイ パターンは以下の通り。不確定なのは北千住で、同駅か大手町始発かで分かれる。それ以外の停車駅は共通。 「えのしま」系統の「ホームウェイ」と同じく、平日のみ新百合ヶ丘には3番ホームに停車する。 1.北千住→大手町→霞ケ関→表参道→成城学園前→新百合ヶ丘→町田→海老名→本厚木 2.大手町→霞ケ関→表参道→成城学園前→新百合ヶ丘→町田→海老名→本厚木 ●メトロモーニングウェイ パターンは以下の通り。平日と土休日で異なり、新百合ヶ丘・成城学園前に停車するか否かで分かれる。それ以外の停車駅は共通。 1.本厚木→海老名→ 町田→表参道→霞ケ関→大手町→北千住 2.本厚木→海老名→ 町田→新百合ヶ丘→成城学園前→表参道→霞ケ関→大手町→北千住 なお、「(メトロ)えのしま」と併結する「(メトロ)はこね」「さがみ」は分割・併合の関係上必ず相模大野停車になり、町田は通過する。 臨時の種別 ●ニューイヤーエクスプレス・メトロニューイヤー 2018年度の停車駅を表記する。 ニューイヤーエクスプレス パターンは以下の通り。ほとんどが下りかつ「えのしま」系統で、小田原発着および上り列車はそれぞれ1本ずつのみ。メトロ特急でないにもかかわらず成城学園前に停車したり、「えのしま」系統なのに町田に停車したりと、通常ではなかなか見られない列車が多い。 2.は町田を除く現行のロマンスカー停車駅全てに停車する。 1.新宿→新百合ヶ丘→町田→大和→藤沢→片瀬江ノ島 2.新宿→成城学園前→新百合ヶ丘→相模大野→海老名→本厚木→伊勢原→秦野→小田原 3.片瀬江ノ島→藤沢→大和→相模大野→新百合ヶ丘→新宿 メトロニューイヤー 停車駅は以下のパターンで固定。「メトロえのしま」に似ているが、新百合ヶ丘・町田・大和に停車し、相模大野を通過する点で異なる。 北千住→大手町→霞ケ関→表参道→成城学園前→新百合ヶ丘→町田→大和→藤沢→片瀬江ノ島 停車駅一覧 凡例 S…スーパー M…メトロ HW…ホームウェイ MW…モーニングウェイ ●…停車 ○…一部停車 ▼…下りのみ停車(上り列車の設定はない) ▲…上りのみ停車(下り列車の設定はない) ▽…下りのみ一部停車(上り列車は停車しない or 設定がない) △…上りのみ一部停車(下り列車は停車しない or 設定がない) 緑色…下りは乗車、上りは降車のみの取り扱い(逆は不可) |…通過 ↓…下りのみ通過(上り列車の設定はない) ↑…上りのみ通過(下り列車の設定はない) ※…運転停車(乗客の乗り降り不可) 空欄…運行なし ◇小田原線系統 駅番号 駅名 Sはこね はこね さがみ HW MW 接続路線 備考 OH 01 新宿 ▼ ● ● ▼ ▲ 新宿駅のページを参照。 OH 23 新百合ヶ丘 ↓ ○ ○ ↓ △ 多摩線(小田急多摩センター・唐木田方面) OH 27 町田 ↓ ○ ○ ▼ △ JR横浜線江ノ島線(下りのみ)多摩線(上りで新百合ヶ丘通過の場合。要同駅乗り換え) 全列車が相模大野を通過するため、下りは事実上の江ノ島線乗り換え駅。上りで新百合ヶ丘を通過する場合、多摩線は同駅経由での乗り換えが必要。 OH 28 相模大野 ↓ ○ ○ ↓ △ 江ノ島線(大和・藤沢・片瀬江ノ島方面) OH 32 海老名 ↓ ○ △ ▼ △ 相鉄本線、JR相模線江ノ島線(上りのみ。要相模大野乗り換え)多摩線(平日の一部の「MW」のみ。要新百合ヶ丘乗り換え) 全列車が相模大野を通過するため、上りの江ノ島線は同駅経由での乗り換えが必要。さらに平日の70号・78号以外のMWは新宿まで無停車のため、多摩線も新百合ヶ丘経由での乗り換えが必要。 OH 34 本厚木 ↓ ○ ○ ▼ ▲ 江ノ島線(上りで相模大野通過の場合。要同駅乗り換え) 上りで相模大野を通過する場合、江ノ島線は同駅経由での乗り換えが必要。 OH 36 伊勢原 ↓ ○ ○ ↓ ↑ OH 39 秦野 ↓ ○ ○ ▼ ▲ OH 47 小田原 ▼ ● ● ▼ ▲ 東海道新幹線、JR東海道線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)伊豆箱根鉄道大雄山線 OH 51 箱根湯本 ▼ ● ▽ 箱根登山線(強羅方面) ◇江ノ島線系統 駅番号 駅名 えのしま HW MW 接続路線 備考 OH 01 新宿 ● ▼ ▲ 新宿駅のページを参照。 OH 23 新百合ヶ丘 ● ▼ △ 多摩線(小田急多摩センター・唐木田方面) 平日の「HW」は多摩線ホーム(3番ホーム)到着。平日の「MW50号」のみ通過。 OH 28 相模大野 ● ▼ ▲ 小田原線(小田原・箱根湯本方面)多摩線(平日の「MW50号」のみ。要新百合ヶ丘乗り換え) 一部の「えのしま」は当駅で「はこね」「さがみ」と分割・併合を行う。平日の「MW50号」は新百合ヶ丘を通過するため、多摩線は同駅経由での乗り換えが必要。 OE 05 大和 ● ▼ ▲ 相鉄本線 OE 13 藤沢 ● ▼ ▲ JR東海道線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)、江ノ島電鉄線 OE 16 片瀬江ノ島 ● ▽ △ ◇御殿場線直通 駅番号 駅名 ふじさん 接続路線 OH 01 新宿 ● 新宿駅のページを参照。 OH 23 新百合ヶ丘 ● 多摩線(小田急多摩センター・唐木田方面) OH 28 相模大野 ● 江ノ島線(大和・藤沢・片瀬江ノ島方面) OH 34 本厚木 ● OH 39 秦野 ● 松田駅(新松田駅)付近の連絡線経由で御殿場線へ。 CB04 松田 ● 御殿場線(国府津方面) CB08 駿河小山 ○ CB10 御殿場 ● 御殿場線(沼津方面) ◇千代田線直通 全列車とも千代田線内のみの乗車はできず、下りは乗車・上りは降車のみ取り扱う(逆は不可)。いずれも1・4・5・7・8・9号車のみドアが開く。 また、代々木上原駅で乗務員交代のため運転停車する(乗客の乗り降り不可)。 駅番号 駅名 Mはこね MHW MMW 接続路線 備考 C 18 北千住 ● ▽ ▲ 千代田線・常磐緩行線(綾瀬・北綾瀬・取手方面)、JR常磐線快速東京メトロ日比谷線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス 下りは乗車、上りは降車のみ可(逆は不可)。 C 11 大手町 ● ▼ ▲ 丸ノ内線・東西線・半蔵門線都営地下鉄三田線 C 08 霞ケ関 ● ▼ ▲ 丸ノ内線・日比谷線 C 04 表参道 ● ▼ ▲ 銀座線・半蔵門線 C 01OH 05 代々木上原 ※ ※ ※ 乗務員交代のための運転停車(乗客の乗降不可)。 OH 14 成城学園前 ● ▼ △ 多摩線(下り「Mはこね」のみ)小田原線・新宿方面(上りのみ) 「Mはこね」は全列車が新百合ヶ丘を通過するため、下りは事実上の多摩線乗り換え駅。代々木上原で降車できないため、上りは事実上の新宿方面乗り換え駅。「MMW」は土休日(30号)のみ停車。 OH 23 新百合ヶ丘 | ▼ △ 多摩線(小田急多摩センター・唐木田方面) 平日の「MHW」は多摩線ホーム(3番ホーム)到着。「MMW」は土休日(30号)のみ停車。 OH 27 町田 ○ ▼ ▲ JR横浜線江ノ島線(下りのみ)小田急小田原線・新宿方面(平日の「MMW」のみ) 全列車が相模大野を通過するため、下りは事実上の江ノ島線乗り換え駅。平日の「MMW」は表参道まで無停車のため、事実上の新宿方面乗り換え駅。「Mえのしま」併結の「Mはこね」は通過。 OH 28 相模大野 ○ ↓ ↑ 江ノ島線(大和・藤沢・片瀬江ノ島方面)多摩線(「Mえのしま」併結の上り「Mはこね」のみ。要新百合ヶ丘乗り換え) 「Mえのしま」併結の「Mはこね」のみ停車。当駅で分割・併合を行う。全列車が新百合ヶ丘を通過するため、上りの多摩線は同駅経由での乗り換えが必要。 OH 32 海老名 | ▼ ▲ 相鉄本線、JR相模線小田急江ノ島線(「MMW」のみ。要相模大野乗り換え) 「MMW」は全列車が相模大野を通過するため、江ノ島線は同駅経由での乗り換えが必要。 OH 34 本厚木 ○ ▼ ▲ 江ノ島線(単独運転の上り「Mはこね」のみ。要相模大野乗り換え) 単独運転の上り「Mはこね」は全列車が相模大野を通過するため、江ノ島線は同駅経由での乗り換えが必要。「Mえのしま」併結の「Mはこね」は通過。 OH 47 小田原 ● 東海道新幹線、JR東海道線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)伊豆箱根鉄道大雄山線 OH 51 箱根湯本 ● 箱根登山線(強羅方面) 駅番号 駅名 Mえのしま 接続路線 備考 C 18 北千住 ● 千代田線・常磐緩行線(綾瀬・北綾瀬・取手方面)、JR常磐線快速日比谷線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス 下りは乗車、上りは降車のみ可(逆は不可)。 C 11 大手町 ● 丸ノ内線・東西線・半蔵門線都営地下鉄三田線 C 08 霞ケ関 ● 丸ノ内線・日比谷線 C 04 表参道 ● 銀座線・半蔵門線 C 01OH 05 代々木上原 ※ 乗務員交代のため(ry。 OH 14 成城学園前 ● 多摩線(下りのみ)小田原線・新宿方面(上りのみ) 全列車が新百合ヶ丘を通過するため、下りは事実上の多摩線乗り換え駅。代々木上原で降車できないため、上りは事実上の新宿方面乗り換え駅。 OH 28 相模大野 ● 小田原線(小田原・箱根湯本方面)多摩線(上りのみ。要新百合ヶ丘乗り換え) 当駅で「Mはこね」との分割・併合を行う。全列車が新百合ヶ丘を通過するため、上りの多摩線は同駅経由での乗り換えが必要。 OE 13 藤沢 ● JR東海道線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)、江ノ島電鉄線 OE 16 片瀬江ノ島 ● この他、イベントなどにより臨時列車が運行されることもあり、普段は停車しない新松田駅や開成駅などに臨時停車することもある。 ロマンスカー関連施設 ロマンスカーミュージアム 2021年4月19日に開業。 車両ではSE~RSEまでの歴代ロマンスカーと開業当初の電車であるデハ1形、小田急沿線のジオラマ・電車運転シミュレーターなどといった設備が展示されている。 ロマンスカーカフェ VSEで営業していたものと同名のカフェテリアが新宿駅の西口地上改札側に存在。2006年3月31日から小田急レストランシステムによって運営されていたが、新宿駅西口の再開発に伴い2023年2月25日をもって閉店した。 ロマンスカーシートボックス かつては海老名駅に隣接している「ビナウォーク」のフードコートにHiSEとRSEで実際に使われていた運転席と普通席・スーパーシートが置かれており、座って食事を楽しむことができた。運転席は1席ずつ2人がけで、それ以外はセミコンパートメントのように2席ずつ4人がけで向い合せに設置されていた。 いずれも人気席になっており、食後は速やかに移動するようにとの注意書きがあった。 コロナ禍の関係で2020年8月までに使用中止・撤去され、現存しない。 ロマンスカーが登場する作品 楽曲 「小田急ピポーの電車」 1961年に発表された作品。 歌唱はボニー・ジャックスとザ・ピーナッツが担当。 SEの警笛をイメージした作品でかなり中毒性があり、「モヤモヤさまぁ〜ず2」(テレビ東京)で小田急沿線もしくは箱根を訪れた際は必ずこの楽曲が登場する。 「Myself ~風になりたい~」 1989年に発表された作品。 徳永英明氏の8枚目のシングルでもあり、CMソングに抜擢されていた。 彼にとっては男女の恋愛をテーマとしない初めての曲である。 CMは当時イメージリーダーだったHiSEが登場している。 「ロマンスカー」 1992年に発表された作品。 村下孝蔵氏のシングルで、同時発売のアルバム「名もない星」にも収録されている。 失恋を切なく歌ったフォークソングであり、村下氏が最も好きだった曲だという。彼の葬儀の出棺時もこの曲が流れた。 「ロマンスをもう一度」 2002年に発表された作品。 現在のロマンスカーのイメージソングと言えばこの楽曲で、CMで見たことがある人も多いだろう。 当初は作曲の葛谷葉子氏がボーカルを務めるバージョンが使用されたが、その後はさまざまなボーカルのバージョンが使用されている。 また、VSE・GSEでは車内放送前後のチャイムでも流れる。 映像作品 『あけてくれ!』(ウルトラQ第28話) 特撮テレビドラマ『ウルトラQ』に登場した「異次元列車」はNSEがモチーフになっており、両先頭車両と中間車両2両の4両という短編成になっている。 この話は諸事情で本放送が見送られ再放送で日の目を見たという特殊な作品で、2004年には小田急の承認を得て本列車を模したプラレールが限定発売されている。 『想い出づくり。』 1981年に放送されたTBSテレビのドラマ作品。 主人公の一人である古手川祐子氏がロマンスカーの乗務員・吉川久美子を演じており、1980年代当時の新宿駅やロマンスカーの映像が登場する貴重な作品になっている。 こちらはCSや配信サービスで視聴可能。 『ロマンス』 2015年に公開された日本映画。 主演は元AKB48の大島優子氏で、グループ卒業後初の主演作になった。ロマンスカーのアテンダントとして働く主人公・北條鉢子を演じており、クランクイン前から役作りに励んでいたという。 その他 渋沢あさぎ トミーテックが開発している鉄道事業者の制服を模したフィギュアシリーズ『鉄道むすめ』のキャラクターの1人、VSEやGSEでロマンスカーアテンダントをしている設定。名前の由来は渋沢駅と「あさぎり」から。 上述の通りロマンスカーアテンダントは廃止されてしまったため、現在は実質クビ状態にある。もころんのほうが女性やファミリー層に受けるからしょうがないんですけどね。 豆知識 乗車位置 ロマンスカー停車駅のホームには足元にドアの位置を示す表示があり、車両ごとに色分けされている。EXEとMSEについては共用で、編成数ごとに色分けされている。青色はホーム中央に停車するように配置されており、茶色とはドアの位置が異なる場合がある。 基本的に「(メトロ)はこね」「さがみ」と併結する「(メトロ)えのしま」を除いて4両編成単独の運転はないため、小田原線内で灰色乗車位置が案内されることはないが、2019年1月12日~14日に運行された「スーパーはこね9号」「はこね52号」「さがみ71号」はEXEαによる初の4両編成で運行されたため、珍しく灰色で案内された。 2018年3月17日のダイヤ改正以降、マークが一新され、これまでの車両の正面を写していたものから側面を写したものになった。共用マークについては2つまとめて描かれるようなっている。また、新たに4両編成の灰色乗車位置が追加されたが、位置自体は茶色の7~10号車に準拠している。 通勤車両による代走 ロマンスカーは検査や故障で他形式が代走することが多いが、さまざまな事情から代走車が捻出できず、やむなく通勤車を使用した例がある。 1度目は1965年前後の数年間、特急需要のピーク時や検査時などで特急車両が不足していたため、NHE車の2400形が一部の「えのしま」を担当。特急料金は不要だったものの座席定員制であり、「サービス特急」と呼ばれた。 2度目は1987年1月に、NSEとLSEが1編成ずつ検査中だった時期に踏切事故でSEが1編成使用不能になったため、同形式が運用される「さがみ」の一部列車を8000形が代走した。 3度目は2016年12月に本来運用予定だったEXEの故障により、1000形の6+4両編成が「えのしま74号」を代走。発車標や車内放送では「臨時特急」と案内されたが、車両の種別幕では無表示新宿行きとして表示された。事前予約していた人のみ乗車でき、当日券は発売されなかった。 4両編成 前述の通り、EXEとMSEは6両編成+4両編成の構造になっており、10両編成以外にも6両編成単独による運転も多く見られる一方で、「(メトロ)はこね」と併結する「(メトロ)えのしま」を除いて基本的に全区間4両編成での運行はなく、MSEの4両編成側には千代田線・御殿場線の保安装置も備えられていない(*20)。下りの「はこね」では小田原で切り離されるため、4両側で「箱根湯本」の表示が見られることはなく、箱根登山線に入線することもない。 なお、EXE4による運行は連休やトラブル時による代走が生じた際に適宜行われている。 あさぎ「追記・修正は今日、アニヲタWikiで。」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 3100形はウルトラセブンの「緑の恐怖」にも石黒隊員に化けたワイアール成人が正体を現した電車ですな。 -- 名無しさん (2014-05-16 11 01 22) グリーンに一度乗ったらガラガラで、アテンダントさんがやたら世話焼きに来るのが嬉しいやら恥ずかしいやら。 -- 名無しさん (2014-09-11 09 03 37) 来年3月から海老名と伊勢原にも停車するはこねが登場。 -- 名無しさん (2015-12-22 18 48 59) 名前 コメント
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【GM】 【GM】 【GM】 【GM】 ○自己紹介 【GM】 【フェリス】 【フェリス】 「私はフェリス・ロウ、まだ駆け出しだけど冒険者だよ」 【フェリス】 「ま、見た目は子供かもしれないけど、これでも剣じゃそこらの奴に負けたことないんだ」 【フェリス】 http //www.grifis.net/trpg/wiki/wiki.cgi/15thmoon/NH?page=%A5%D5%A5%A7%A5%EA%A5%B9%A1%A6%A5%ED%A5%A6 【フェリス】 【ノイン】 「ノインハイム……戦闘は得意じゃないからさ、適度に守って貰えるとありがたいかなー」 【ノイン】 「遺跡とか天人の遺産とか、そういうの色々調べてるの。……あのじじいに持って帰ってギャフンって言わせてやるんだからね」 【ノイン】 http //www.grifis.net/trpg/wiki/wiki.cgi/15thmoon/NH?page=%A5%CE%A5%A4%A5%F3%A5%CF%A5%A4%A5%E0 【GM】 【GM】 【GM】 【GM】 それではGMはえろすと無縁、と言うかこんな無謀企画を開催するとか無謀だと思うろすとすたーがお送りします。 【GM】 もう既にお二人を迎えるとか、がくぶるじょばーな気持ちですが宜しくお願いします。 【GM】 【GM】 【GM】 ○オープニングフェイズ 【GM】 【GM】 【GM】 フェルガーナ王国の南街区、一般街と貧民街にある、灰色の地域にある冒険者の宿。 【GM】 現状の仕事が余りない事もあって仕事を探しに、此方の方まで出向いてきた訳です、危ない仕事もありますが実入りはいい。 【GM】 そんな訳で、酒場で仕事を聞いていると、マスターは二人を眺め、なら任せてみようかと仕事をくれました。 【GM】 【GM】 実は最近、踏破済みのダンジョンに更なる発見があったと言う噂が出てます。 【GM】 とは言え、そこそこの被害があり、対策立ててたりして情報がまだ廻ってこない状態にあるのですね。 【GM】 【GM】 つまりは、いかに他の冒険者の宿を出し抜いて、その場所の秘密を探るか。 【GM】 その時の発見したPTが女性2人組だったので、女性にしか発見できないのではないか、と言う話も出てます。 【GM】 と言う訳で、酒場に居た傭兵さん2人と合計4名で臨時PTを組んでの探索になりました。 【GM】 【GM】 と言うのが現在の状況、板金鎧ばりばりの傭兵さんがお供です。 【GM】 君達はその小さなダンジョンの奥にある祭壇のような水場を本拠地に室内の調査中です。 【GM】 (にゃー 【GM】 【ノイン】 「ん――……噂も信憑性はあるんだけどなぁ……。一度踏破された後で、かぁ……新しく迷宮が出来たんなら、もっとわかりやすく何かが残ってても良さそうだけど……」そういって色々と調査中なのですね。伏せて地面までも調べてはいますが、どうにも成果はあがらない…。 【GM】 【ロウ傭兵】「確かに踏破済みだけあって、此処までモンスターの1匹も出てこねえな…」時折そのノインの無防備そうなお尻をそのフルフェイスの中から眺めつつ、周囲の探索をする傭兵、板金鎧をがちゃがちゃと言わせてしまうのは重装備の欠点ですね。「まあ、先に来た奴等が上手く隠してるのかもしれねえが。」 【フェリス】 「……後になって発見されたって事だし、やっぱり何か条件か、それかギミックでも仕掛けられてるんじゃないかな」適当な瓦礫に座って辺りを見回してます、探索は本業に任せて基本的には警戒状態ですね。 【ノイン】 「フェリスはどうかな?」と、サブスカウトのフェリスさんにも意見を伺います。ぺたんと上半身をつけてお尻を持上げるめひょうのポーズだけど調べるためには仕方ないんだね…。 【ノイン】 (サブじゃないんだね…ということでTECの高そうな!ってことに! 【GM】 【エヌ傭兵】「折角の、可愛い子と一緒になれたのに、このままじゃ祝い酒も飲めないじゃねえか…まあ、何かあったら俺達が何とかしてやるから頑張って探してくれよ。」とノインとフェリスにやはりしきりに色目を使うというか、フルフェイスがなかったらもう見てるのバレてますね。 【ノイン】 「そういう取り合いって美しくないねー……。壊したりなんだりは勘弁して欲しいかな……。クチが上手いね……頑張ってみるよ~」と、風の動きも探ってみる……隠し部屋があるならばうごきがあるはずなのだ! 【フェリス】 「今の所何も、怪しい所もなかったし……私はお酒パス、ジュースなら付き合うけど」一応天井を見たり、近くの地面を見たりはしてます。ついでに傭兵の言葉にも軽く返して、過去の経験からお酒は避けているのです。 【ノイン】 「うーん。成果がないと格好つかないなぁ……。ああ、私もお酒ってそんなに好きじゃないんだよーね」はいはーいって手をあげて。 【GM】 と言う訳で、探している訳ですが、埃とかを見て奥の方ではどうも積もってない様子ですね。 【GM】 その場所には3枚の石版が壁にあって、扉のような感じにも見えますが…と言う感じで、LUK判定をお願いします。 【ノイン】 探査にはいるかな! 【GM】 入りますね! 【ノイン】 2d6+6 りょうかい! Dice L14_Noin - 2D6+6 = [4,1]+6 = 11 【フェリス】 2d6+2 Dice L16_Feris - 2D6+2 = [1,5]+2 = 8 【GM】 と言う訳で、ノインが確認した所によると…足元はある程度清掃したようですが、汗とか、愛液とか、そう言うのの跡がありますね。 【GM】 誰かが此処で、最近、何かあった、と言うのが分かります、扉のような壁も意味があるのかもしれません。 【ノイン】 「……おや?」とととっと膝立ち四つ足で気になったところへ移動。よくよく見れば埃がない部分が! さらに意味ありげな石版に……なんだか体液っぽいものが残ってますね。妙にカピカピしてる気がする……。 【GM】 【ロウ傭兵】「おお、何か見つかったのか?…」とお尻を突き出したポーズのままのノインの方を眺める、多分、お尻のライン堪能してますが。 【ノイン】 「ねえねえ。これってさっ?」くるんっと振り向いて。こつこつと石版をノック。どやっ 【GM】 【エヌ傭兵】「そっか、酒は駄目か…べ、別にそのまま連れ込んで宿屋の二階でしっぽりと交流しようとか考えてねえぜ。」あ、下心は凄くあるようだ。 【GM】 石版をノックしたノインさんですが…石版が光りますね、気付くと手首まで石版の中に埋まってそのままゆっくり肘まで。 【GM】 ああこれは吸い込まれているなあ、と言うのがフェリスにも見えます、このままじゃ大変ですね。 【ノイン】 「それに何か……体液? ついたような後だね……まさか雨ってことはないだろうし、モンスターや人の血液って訳――――て、わわ――っ!?」ズブズブズブー! 【フェリス】 「何かあった……ってちょっと、吸い込まれてるよ!」何かに気付いた様子のノインに近付いていきます。すると石版が光り出し、吸い込まれていくノインの腕が見えて慌てて引っ張り出そうと無事なほうの腕を掴みます。 【ノイン】 助かる…のかしら? 無我夢中でこっちもフェリスさんの手を掴むのですが……! 【GM】 無事な方を掴んだフェリスですが、今度はそのままノインもフェリスも淡い光に包まれて、そのまま咄嗟に離す事も出来ずに吸い込まれます。 【GM】 【ロウ傭兵】「お、おい…どうした、何があった!?」【エヌ傭兵】「ノインちゃんに、フェリスちゃーんっ、どうしたのさ!?」と慌てる鎧連中ですが、足が遅くて掴むとか見送るのみでした。 【GM】 【GM】 【GM】 【GM】 ○ミドルフェイズ 【GM】 【GM】 影色の庭園、それは石造りの整備された円状に拡がる石庭であり、夜空のように拡がる淡い光が光源として僅かに光る場所。 【GM】 君達はその中心部に転移して、すとんと地面の上に落下する、その様子にあら、と響く少女の声が響いて。 【GM】 【GM】 【セレス】「ようこそ、記憶の書架へ…私は管理人のセレス、此処を管理する役割を与えられたものよ。」 【GM】 丁寧にお辞儀をする少女、褐色の肌に白いドレス姿、人間のように見えるが、その双眸は黒縁に琥珀の瞳と言う人とは違う双眸をしていた。 【GM】 (にゃー 【ノイン】 「んん゛―――……隠し扉なのかトラップなのか……? ともあれ、当たりではあるようだけど……」すとんっと落ちるような感覚の後、着地。しかしそこは既に今までの迷宮とは似ても似つかぬ風景で。今我が身に起こったこととなんとか整理しようとはします。手は握ったまま。 【フェリス】 「……っとと、ここは……、当たり、かな、色んな意味で」浮遊感に似た感覚の直後、何とか着地に成功して、周囲を確認します。そしてセレスの存在に気付き、即座に剣を抜いてノインを庇うように構えます。 【ノイン】 「なんだか、歓迎されてるのかな……? その風貌は天人というよりも魔人の方みたいだけど……私はノインハイムと名乗っているモノだよ。早速で悪いんだけど、一旦戻らせて貰っていいかな……?」もし本物の魔人であり、その巣ならば、二人では危い……フェリスさんに庇ってもらいつつも、あたりの退路を確認! 【GM】 【セレス】「どうやら、此処の事は知らないようだけど…噂あたりを聞いて、来たみたいね?」と笑顔で返す、剣を向けられても警戒する事もなく、周囲の星を呼び寄せて。 【フェリス】 「ま、大体そんな感じだよ……ここは一体何なのかな?」剣を構えつつも敵意や殺気は出してません、あくまで攻撃された場合に備えているだけのようです。すぐにでも走れるように重心を背後に傾けてますね 【ノイン】 「大まか、そっちも“当たり”。……さて、どうしよう……逃げ回って出口が見つかると思う?」と、こっそりフェリスさんに話かけつつ。 【GM】 【セレス】「残念だけど、貴方達は記憶の石版を開けたのだから…此処を出るには、その石版を壊す以外に方法はないわ。」とノインとフェリスに、淡い光を放っている星を前に捧げつつ「…盟約に縛られている以上はこの場所の管理人として、私が出来るのは記憶を開放する事だけ、私を殺す事でも抜けられるでしょうかどね。」 【フェリス】 「わざわざあんな転送トラップを用意するような奴が、"簡単に逃げれる出口"なんて残してくれてると思う?」やる気の無さそうな表情で答えます。 【フェリス】 「……ほらね」と丁寧に解説してくれたセレスの言葉に繋げて 【GM】 【セレス】「此処は、ある魔人の宝物庫、私は管理人…とは言え、地震で外に出てしまった以上、隔離されているのだから持ち出すのは構わないのだけどね。」と指先で口元を押さえ、ただし、と微笑んで「…ただ、勝手に持ち出す事のないように、記憶の石版と、管理人を置いたって訳ね。」 【GM】 【セレス】「私も魔界に戻るには、石版を全て開放するしかないし、貴方達も戻るには石版を開放するしかない…それが、規則ね。」 【ノイン】 「石版―――まさか、アレ自体が扉だったの? 迂闊……でも、好戦的な風でなくて助かる、ね。さて、その通りね。……知識を得たい私には大当たりだけど、フェリスも付き合わせるコトにはなるかな…?」チラリ。なるほどそのような場所であるなら逆に好都合……! 【GM】 【セレス】「……ちなみに、ろくでもない記憶よ、当たり前だけど。」実際に、前の二人組は片方が腰が立たなかった程に大変だったみたいだし、と付け加え。 【フェリス】 「なるほどね……簡単に見つからないわけだよ、知らなかったらどうしようもないもの」といいつつ剣をしまいます。魔人の眷属に、この人数で勝てると思うほど自信過剰ではありませんから。 【ノイン】 「も、もっと有意義なのはないのかな……」ちょっと頭を抱えます。そっちはお呼びじゃないのだ…!PC的にはね! 【フェリス】 「一応確認しておきたいんだけど、"実際にその記憶どおりの目に合わされる"って事? だとしたら力づくでも抵抗するけど……」魔人関連ときいた時点でろくなものではないのは予想済みです。セレスを軽く睨みながら聞きます。 【GM】 【セレス】「少なくとも用意された舞台のセオリーには逆らえない、と言われているけど…」と悩んだ様子で、首を傾げ「…そもそも、私自身が経験した事は殆どないのだから、難しい質問ね。」 【GM】 【セレス】「実際に試してみるしかない、わね?……1回の体験は、100回の質問より分かりやすい、と言うものね、それに大抵は1度では壊れないものよ。」 【ノイン】 「説明からの勝手な想像だけど……触れた記憶に意識が取り込まれるような感じなのかな。だとすれば、この身にまで事が及ぶことはないと思うんだけど……」とはいえ魔族の法。記憶だけとはいえ本を読んでましたって程にはならないでしょうけど。 【ノイン】 「大抵ね……結局、他に道もなさそうだし……」と、一歩前にでてフェリスに並んで。やりますって風に肩程の手を上げます 【フェリス】 「一応聞くけど。私と君の二人がかりであいつ、殺せると思う?」一応ノインのほうを向いて、聞いてみますね。 【GM】 【セレス】「……何なら、少し遊んであげてもいいわよ?」と笑顔で、魔力を開放してみたりとか、ちなみに少なくとも総合L8はありそうかなーとか。 【ノイン】 「……悪いけど、私戦闘じゃちょっとね……。それにあいつを殺して出られるって言葉もそれこそ本当かもわからない」肩をすくめて。 【フェリス】 「ま、そりゃそうだよね」はぁと溜息一つついて、両手を頭の横の位置にあげる……降参のポーズをして、セレスのほうに向き直ります 【GM】 【セレス】「楽しい余興はないみたいね、それじゃ、始めましょうか…」と手の平に載せた光を二人の前に差し出します「…触れれば、始まるわ。」 【ノイン】 「まったく……じゃあ……」手をみてわきわき。【ノイン】「覚悟をきめましょっか……――――っ!!」内心ちょっとビクつきながらもハッタリ気味の余裕な感じで手を伸ばすね! 【フェリス】 「こっちは全く愉しくないっていうの……まぁ虎穴にいらずんば虎子をえず……ってね」やれやれとでも言いたげな様子で、勢いに任せて手を伸ばします 【GM】 【GM】 一瞬、光の中に二人の姿が掻き消えるように、光は瞬いて…ノインとフェリスの意識が飛びます、記憶の領域へ。 【GM】 浮遊感のような、現実から切り離される感覚と共にそれも分からなくなり、そして―― 【GM】 【GM】 【GM】 【GM】 ○ミドルフェイズ ~Fの記憶~ 【GM】 【GM】 彼女達の二人の中に流れ込む記憶、それは何処かの王国と王国同士が激突する戦場、君達はその戦場に兵士として駆り出されて、捕虜として捕まったのだと言うのが分かる。 【GM】 ひと晩ほどの慰みものになった後、その唇を塞ぐようにボールギャグが付けられ、竜骨で出来た震える玩具をその大事な場所に突き込まれたまま放置されて。 【GM】 後ろ手に拘束されたままの牢屋の中、君達の耳元に響いた鎖の鳴る音と共に身体を無理矢理に起こされ、下卑た笑いを浮かべる下位兵士達が君達を見物する様を見せつけられる。 【GM】 【GM】 【兵士】「はは、女だてらに戦場に出てくるんだもんなあ、いい気味だよ、お前等さ。」とボールギャグを外していく、その唇を開放しながら、ぎゃははと笑い、顔を上げさせる。 【GM】 (にゃー 【ノイン】 「んぐっ、んぶ、ふぅ―――……かはっ……っ」昨晩の陵辱から体力も回復しきれず、身体も今だ穢れ、力も入らない……それでも今だ折れぬ心のまま、屑兵士をにらみつけます。 【ノイン】 「……そういうアンタはこんな機会がないと女も抱けない下っ端でしょ……まったく、いい気なものね……」強がりでしかないのは見れば明らかですが、きっと仲間が助けてくれることを信じて……! 【フェリス】 「く、けほっ…けほっ……」涙目で下品な笑いを浮かべる兵士を睨みつつ、しかし抵抗する力も残されてなく、すぐにぐったりとしてしまいます 【GM】 【兵士】「んー、なんでぇ、まだそんな反抗的な態度を取る余裕があるんじゃねーか。」睨んでまだ反抗的な態度を取る二人に、それはそれでと楽しそうな嗜虐的な笑みを浮かべる、彫り型を掴んでそのままぐぷり、と引き抜きながら「そんな事を言いつつも、既にもうぐちょ濡れだよなあ、牝汁垂れ流してよー…マゾの気あるんじゃね、犯されて濡れまくりとか。」ぐぽぐぽと前後にストロークさせながら下品な口調で乱暴にして。 【GM】 【兵士】「悪かったな、下っ端で…でも俺達にも、役得な役目廻ってきて楽しいぜ、ったく…」とノインの口調に、少しイラだってるのか、歯ぎしりするようにして「まー、あれだ…そんな口を叩くなら聞けないようにしてやるよ、お前等なんかよ。」と趣向を思い付いたようで。 【ノイン】 「んぐッ!? ンゥッ……さいッ! 自分のいい様にしか物事受け取れない視野の狭さは……アンタたちらしいね……っ はっンぁ!?」ぐぽりと遊ぶようなストロークで簡単に反応してしまう我が身を恨めしく思いながら…。 【フェリス】 「うっあ!? や、やめ……やめ……いっあぁ!?」せっかく回復したなけなしの体力を奪う兵士の行為に、身体を仰け反らせてしまいます。身体を守るために分泌される体液が痛みを和らげ、アドレナリンが痛みを消して、雄を覚えさせられたばかりの小さな蕾に快感を与えさせるのです。 【フェリス】 そんな事、まだ幼い少女は知りません、不幸な事に自分を守るための防衛反応が、この男の言葉が、自分への評価が真実であるような錯覚を起こさせ。少女兵の心をかき乱すのです。 【GM】 【兵士】「なんだ?……弄られてただけで、汁たっぷり零して、本当に弄られたかったんじゃね?……まじで、犯されたかっただけじゃねーか。」と反抗的な態度も、雌穴を穿られたら抵抗できない様子にご満悦で、両側の彫り型を握ったままたっぷりと楽しんで、スイッチのようなもので、たっぷりと膣奥に潤滑用の催淫ローションをぶちまけるのです。「……さて、充分に拡がるようになったなあ。」と引き抜き、指を突き入れて雌穴検診を始め。 【ノイン】 「フェリスっ! このぉ……っ! んきゅぅ!? あが……はっ、ひあぁぁぁ……ッ!」まだ幼い同僚の姿を心配しつつも、張り型によって犯され続け敏感になった内壁にさらに、媚薬を塗り込まれ……憎い敵兵、大切な仲間の前で無様に腰が痙攣してしまい…。 【ノイン】 「さっ、わるなぁ……っ、こ、こほっ、んな、ことれ……ッ~~~~!!」全身脂汗でびっしょり。顔どころか肩まで真っ赤で不規則に荒い息をついて…。一晩の陵辱ですっかり柔らかくなった牝穴を広げられる羞恥に眼に涙が溜まってしまいます…。 【フェリス】 「ひあ!? も、や、やだ、……んぅぅぅ! たすけ、助け、てぇ」いやいやと頭を振り、思わず弱気な声が漏れてしまいます。痛みならばまだ耐える事ができたでしょう。ですが今まで男を知らなかった少女にこれは……屈辱どころか、心を破壊するのに十分すぎる威力があるようで。 【ノイン】 「フェリ……っ! やめなさいよ! ……まだ、子供でしょう!? あれだけヤってまだ足りないっていうの……ッ!」あまり余裕なさげなフェリスさんに焦り。とはいってもこっちも同じ程余裕はなく身体つきもそんなにかわんない訳ですが……でもお姉さんなんです! 【GM】 【兵士】「何を言ってるんだかわからねえな?……敗残兵に、年齢とか関係ある訳? こんな小さい子が、ロリマン開発されてよがるの見るの楽しいし?」と指先で左右に大きく拡げ、人差し指と中指で柔肉をたっぷりと穿り上げるのです、既にもう快楽スポットを確認した指先がその場所を念入りにごりごりと擦り、クリを指先で摘んで弾いたり。 【フェリス】 「んっ! ひぃっ!? あ、ぁ……うぅぅ、ノイ、ん、助けて……こんなの……も、やだ……ぁ」指を使って小さな蕾を丹念にもてあそばれて、ついに一瞬身体をビクりと跳ねさせてそこから蜜を噴出してしまいます。そんな自分に絶望したのか、泣きながらノインの名を呼びます。 【フェリス】 どうにもならないと解っていても。彼女も同じで辛いんだとわかっていても……この少女がいま縋れる相手は隣にいるお姉さん分だけなのです。 【GM】 【兵士】「まあ待てよ、じゃあ、先輩さんには……後輩より先に、これを味わって貰おうかねー、と言う訳で連れてきたぜ。」鎖をじゃりじゃりと言わせる音、大型種のドーベルマンと思われる犬が、ノインの目の前でワォンと叫ぶ、その洗い吐息のまま、その顔を、背中を、そしてお尻を嗅ぎながら舌先でじゅるりと舐め上げて。 【ノイン】 「く……っ! フェリス……気を、しっかり……ひぃっ!? はっ。ひっ、ひぃぃぃ~~~~……っ!?」媚薬で広げられるだけで脳が痺れる程の感度になっていて……こんなに近くにいるのに必死に声をかけ続ける事しかできない無力感が、徐々に思考を鈍らせ快楽に従順にしていくのです…。 【GM】 そんな感じに先輩の身体を味見しながら、調教されているのか…その股間には、黒光りする槍状になったその肉竿がぶるんと上下に揺れて、俯せ気味になっているノインの視線の先にそれを見せつけてしまうのです。 【ノイン】 「な……っ!? な、なに……? 軍犬なんか連れてきて……んあッ!? や、止めなさいよっ、冗談、でしょ……!?」見るからに発情した大型の犬が、じゃれるなんて態度ではなく敏感な肌を舐めつけてきて……散々見せ付けられたどの肉棒よりも大きくエグい肉槍の勃起に、彼らの言葉の意味も嫌と言うほどに理解できてしまうのです。 【ノイン】 「ふざけ……ないでよ、バカ犬ぅ……んひぃぃッ」ガクガク、気丈に振るわねばならないのにその身体が震えて……明らかな怯えの反応に、兵士達も溜飲を下げてしまうかもしれませんね…! 【GM】 【兵士】「何って、決まってるじゃねーかよ……頼りにしてる先輩が、目の前でこの凶悪な犬チンポに犯されて、牝犬として屈服する様子を後輩に見せつけてやんよ、と言う企画に決まってるだろー。」とその指先を引き抜くと、お尻をぱん、と叩いて紅くなるほどに痺れさせ、犬を誘導する、それは舌先でじゅるじゅばと舐め上げ、充分に濡れている事を確認してしまって。 【フェリス】 「ひっ!? の、ノイン……ノイン!」少女も一瞬、その腹の下に揺れる赤黒い肉槍を目にしてしまい、顔を蒼くします。隣で見ているだけなのに、その恐怖に快楽も一時的に吹っ飛んでしまったようで。更に彼等の意図を聞いて、心配そうにお姉さん分の名前を呼びます……これに曝されている先輩兵士の心中はいかほどか、少女兵士にはまだはかれません。 【GM】 更に「グルルッ」と吼えれば、ノインの背中をその前足で押さえつける…犬のペニスの先端が、何度も何度もノインの膣口に擦りつけられて、処刑の時を焦らす、あんなのでと思考の中で負けを想像させ、充分にそれを理解させたと犬も判断すれば「ガルゥ」と叫んで、一気にノインの膣奥の子宮を突き破らん限りに押し込んでしまうのです。 【ノイン】 「きひィッ!? んっ、んんんぅぅぅぅ~~~~……!」ジィーンとおしりに手形が残って。痺れは不思議と甘い残響を残します…。舌でべろべろと舐めつけられると、ゾクゾクとした感覚がむしろ誘うように腰を揺らさせて……。そして押し付けられる、赤黒い肉槍がフェリスの眼の前で…。 【ノイン】 「フェリスぅ……大丈夫、だから、だいっ、じょぉぉ―――~~~~ッッ!?!?」ドズブッ、ドズルルルルルッッ!! 膣壁を削るような一撃に一瞬で背筋を仰け反らせ眼を見開き、舌を突き出してピクピク痙攣する無様な姿に……大丈夫な姿を見せ安心させねばならないのに、犬相手に征服されるようなそんな表情なのですね……。ごちゅごちゅと子宮口を暴力的に押し当てられ、おなかの中が潰されそうで荒く息をつき息苦しそうに。 【GM】 【兵士】「あーあー、まじで容赦ねえな、軍用犬なのに……すっかり女好きだもんなあ、あいつ。」そんな戯言を囁きつつ、フェリスの準備をするのを怠らない、先輩の痴態を見せつけながら掻き回して、愛液をその太股から掻き出していくようにして。 【フェリス】 「ノイン! しっかりして、ノイ――ひっ!? あっ、やぁぁ!?」悲鳴を上げる先輩の姿に、錯乱しかけた少女の心を、皮肉にも男の手が引きとめます。忘れかけていた快楽を思い出させられて……先輩が屈辱に喘ぐ姿を見ながら、身をよじらせてよがってしまいます。 【GM】 軍用犬は、そのままノインの膣奥をこじ開けようと、ごつごつと何度も何度も突き上げる、ノインに今までの男性では届かなかった子宮奥までの快楽を感じさせられ、揺すられるたびにたっぷりと膣内を擦り上げられてしまう…更には、犬独特の機構、根元の海綿体が膨張すれば…ノインの膣口をぴったりと封鎖する、犬の交尾を知っていれば、次の恐ろしい行為は理解できるだろう、腰を揺すっても外れないほどにしっかり固定され。 【GM】 【兵士】「ほらよ、後輩の目の前で無様な屈服アクメを見せつけてこいよ。」と無理矢理に顔を上げさせられる、フェリスに見えるように顔を見せつけ…不敵な笑い、次の瞬間にびゅるうううううっ、と凄まじい勢いで犬の精液がそのノインの膣奥にタップリと浴びせられてしまうのだ。 【ノイン】 「かひゅぅッ!? んひっ、ひぎおゅっ、おぉぉぉ~~~……っ!? フェリっ、しゅ……こっちみなひっ、ひぅぃ―――ッ!?♪」ゴブリッゴリュゴリュゥッ! 性経験の少ない少女の胎内に犬チンポの味をたっぷりと味あわせ……マーキングするように犬ザーメンをたっぷりと注ぎ込まれる……! ぐるんと、眼は白眼を剥きかけ、支えきれずに地面に顔と上半身をつけて……しかし犬の射精が一度で収まる訳もなく、根元でがっちりホールドされたまま、フェリスに絶望感を与えるように犯され続けます。 【ノイン】 ▽ 【フェリス】 「はっ……んく…の、ノイン……」快感に声を抑えながら、絶望したような、震える瞳で先輩兵士の姿を見ます。そんな風な先輩を前に、自分が男の行為で感じてしまっているのがまた悔しくてたまりません。 【GM】 【兵士】「本当に無様だなあ、お前の所の先輩は……あ、ちなみだ、俺の所の軍用犬は、2匹居てな。」と更にもう一匹がフェリスの前に晒される、荒い息を吐くそれは発情しており「こっちも先輩にして貰おうと思ってるんだが、あの調子じゃぶっ壊れちまうだろうなあ…」わざとらしく、指先でそのクリトリスを弄りながら、どうするよ、と呟いて。 【GM】 そのまま軍用犬はノインに挿入したまま腰を振る、それは次第に体位を変えて、ノインにお尻を擦り合わせる格好で、まるでノインを自分の雌のように扱うのです、犬が交尾するように尻合わせでぐりぐりと押し付けられ、更にはたっぷりと射精された精液に彼女のお腹は膨れるほどまでたっぷりと射精をされて、腰が動く度に信じられない快楽がノインの自尊心を削っていく、顔を伏せようにもその惚け顔を兵士に顔を上げさせられて。 【フェリス】 「え……な、ひっ!?」最初は何を言われたかは解りませんでしたが、目の前に現実を突き出されて、瞳に怯えが戻ってきます。本当はどこかで解っていました、先輩が見てほしくないと思っているのは、感じてしまっているからだと。犬に、女としてイかされてしまっているからだと。 【フェリス】 当然、怖くて仕方ありません、犬がではなく……もしかしたら、自分も今と同じように犬に犯されて快感を感じてしまうのではないかという事が。ですがこれ以上させたら、確実に先輩は壊れてしまうでしょう、それもわかっています。 【フェリス】 「……や、やめて、もうこれ以上……私も、私が、その子とするから、これ以上ノインに、酷い事は……」涙を流しながら、男の問いに答えました。 【ノイン】 「ふぇ……りっ わたひっ、だいじょっ、ひぃっ、ひお゛ぉぉぅっ!?」既に体面をつくろうことすら難しく、ぽっこりとふくれ胸よりも出たおなかを地面にすりつけながら徐々に犬交尾にハマって行くのです……。でろりと舌を地面に垂らし、ズリズリと尾結合で引き摺られ……カリカリと地面に爪を立てて耐えようとしますが、ひと突きごとに理性を奪われて行くようで…。 【GM】 【兵士】「へへ、そう来なくっちゃな……」軍用犬は、既にもう準備が出来ていました…ノインに見えるように、お互いの顔を合わせながら軍用犬はそのフェリスの上にのし掛かる、小さなフェリスの身体に、大きな軍用犬が宛がわれ、その入り口に押し当てられて「……たっぷりと楽しみな。」容赦なくそのフェリスの膣奥に軍用犬の歪なペニスが突き上げていきます、半分ほど根元が埋まった時点でフェリスの小さな子宮口をごりごりと擦り上げ、入らない、と思うほどに拡げたそれは…強引にぐぽんっ、とフェリスの奥に根元まで突き上げてしまうのです。 【GM】 軍用犬には、容赦とかありませんでした。理性が削られて陥落寸前のそのノインに対して、大胆に腰を振ります、お尻を擦りつけるような行為なのですが、それだけで犬ペニスがごりゅごりゅと先端でノインの膣奥を擦り、たっぷりと溢れた潤滑精液が恐ろしいほどの多幸感を呼ぶのです、あっと言う間に犬交尾に夢中にされるほどに。 【ノイン】 「はひぁ、あ゛ぁぁ―――~~~~ッッ♪」媚薬の効果もあるのか脳内麻薬が多量分泌され脳内がお花畑になりそうです……! そんな中、目の前に倒れ込んできたフェリス……その後ろには、大きく黒い毛並みの軍犬だ……。もう守る事も何もできない。……せめてその痛みを和らげようとか、それとも自分自身が望んでいたのか。はたまた謝罪のつもりだったのか。自分でもわからないまま、その唇に触れるだけのキスをして。 【フェリス】 「ん……く……」思わず顔を合わせる形になってしまい……先輩の女としてよがる表情は、まるで自分の未来を映す鏡のように思えてしまい、顔を伏せてしまいます。押し当てられた熱く弾力のある肉槍の感触に、これからされる事を思い歯を食いしばリ涙を零します。そして…… 【フェリス】 「いっ……あっ…ああぁぁぁ!?」一気に入り込む、人間とは違う形状の肉槍、それに耐え切れず叫び声をあげて。しかし媚薬の効果か苦痛よりも……「いっ、ひぃ!? だ、やめ、まっ、待っで」まだ慣れない、慣れているはずのない子宮を突き上げられる感覚。しかしお腹の奥が痺れるような痛みは甘さも含んでいて……。 【フェリス】 「それいじょ、それいじょ、はいら、なぁ……ひっ、ぎぃぃぃ!!?」少女兵士は快感で目の前に火花が散るとともに……お腹の奥に響くごりっと言う嫌な音を聞くのでした。 【フェリス】 「う、ぐ……あ、あぁぁあ……ぁ、の、いんぅ……」定まらない意識の中で先輩からの口付けを感じると、助けを求めるようにこちらからも唇を押し付けて……。 【GM】 【兵士】「はは、これで二人ともお揃いだな……どう言う気持ちで戦場に来たのか分からねえが、最終的には、軍用犬の犬嫁……ほら、もっと旦那様に気持ちよくなって貰うのに、腰を振れよ。」とフェリスと、ノインのお尻を軽く叩く、犬はそのまま何度も何度もノインを蹂躙して、フェリスもまた根元をしっかりと押さえ込むと、どびゅるうううっ、と射精を始める、腰をかくかく揺らし、何度も何度も注ぎ込んで、フェリスのお腹を膨れあがらせていくのです。 【GM】 ごり、っと言うのは子宮口がそのままねじ込まれて、子宮内に先端が入ったのでしょうか、小さな身体にお腹に浮き上がるほどに突き込まれ、しっかりと抜けないか確認するように前後に揺さぶられ、先輩と同じように犬嫁の交尾が始まるのです、犬交尾の格好にされ、先輩と後輩はお互いに舌を絡め合いながら、人外の快楽に酔うのです。 【ノイン】 「んあ゛ぐぅッ! ふっ、ふん、んぅぅぅ―――……っ」悔しさや諦め、快楽が交じり合って涙が溢れます。次第にキスは深く、フェリスさんと舌をからめ水音を立て合いながらその子宮を雄犬に支配されていく感覚に牝としての自覚を植えつけられていくのでしたね…。 【フェリス】 「な……なか、でて……熱い、よぉ……」子宮まで貫かれて、身動きできないまま呻きます。直に胎内に流れ込む熱い体液に身を震わせて耐えるしかできないのです。強引な交尾にはまだ幼すぎる子宮口は出入りするたびに、少女にごりごりという音を聞かせて。 【フェリス】 同時に雷のような快楽をお腹の奥から頭の先まで貫いていくようです。しかもその甘い痺れはいつまでもお腹の奥に残って少女を苛みます。 【フェリス】 「おなか、おなか、がごりごり、言って……ぇ!」一突きのたびにガクガクと震わせ、痙攣する柔肉で犬槍をぎゅうっと締め付けてしまいます。 【フェリス】 「あむっ、ふっ…んぅぅぅぅ」処理しきれない快感を、同じ仲間であり、仲の良いお姉さん分と分け合うように深く舌を絡ませて。 【GM】 【兵士】「ああ、ちなみに知ってるか?……」と二人の顔を眺める兵士、それは二人に絶望を与えるかのように「犬の交尾ってなあ…このまま30分とか、1時間続くらしいぜ、良かったなあ…たっぷりと可愛がって貰えるじゃねえか。」ぎゃはは、と嬉しそうにその凌辱に苛まれる二人の顔を眺めながら、笑う、ノインとフェリスに発情した犬は何度も何度も腰を押し付け、擦り、二人にタップリと犬交尾を教え込んでいくのです。 【ノイン】 「ぞんっ、な゛ぁ……っ!? こわれ、本当に、壊され―――あ゛っ、ああああァ―――~~~ッ!?♪」今の二人には処刑宣言にも聞こえるその事実に、驚愕と絶望の色を強くした表情を……生意気な女兵士のその様に敵兵諸君もさぞ嗜虐心を満たされたことでしょうが……そんな事とは関係無く。犬たちはただ自分が満足する為だけに牝を犯し孕ませようとしてくるのですね…。 【フェリス】 「ぷあっ、あぁ、あぁぁぁ……おなか、壊れ、こわれ……」イったまま戻ってこれません、先輩に次いでだらしなく快感に惚けたような顔を曝して、声をあげてしまいます。それでも犬達は容赦なく、自分に宛がわれた花嫁を悦ばせ続けて、少女もまた犬から与えられる快楽に屈服させられていくのです。30分、1時間……はたして耐えられるのでしょうか 【GM】 【GM】 こうして、ノインとフェリスはどれだけの時間犯されたのかも分からない状態で、ただ犬交尾の中で軍用犬に身体も精神も屈服させられ、兵士達の前で逆らえなくなるまで徹底的な凌辱を行われていくのだ…彼女等の仲間が助けに来ることはなく、ただその無間地獄のような快楽の中でただひたすら女虜囚の運命を辿っていく。 【GM】 【GM】 【GM】 【GM】 回帰判定にはいります、まずは目標値が 【GM】 10+2d6 Dice LoststarS - 10+2D6 = 10+[6,5] = 21 【GM】 更に判定能力値が 【GM】 1d6 Dice LoststarS - 1D6 = [2] = 2 【GM】 CON 【GM】 1回目21を目標に、必要数値が4ずつ減ります。 【GM】 この場合だと21 17 13 9 ですね。 【GM】 失敗した数×2Dのダメージを受けます。 これは回復できません。 【GM】 以上、回帰判定をお願いします。 【ノイン】 はーい! 【フェリス】 はーい。えーCONが2なので 【フェリス】 2d6+2 66以外無理!! Dice L16_Feris - 2D6+2 = [5,2]+2 = 9 【ノイン】 2d6+2 66でればー! Dice L14_Noin - 2D6+2 = [5,1]+2 = 8 【フェリス】 2d6+2 66以外無理!! Dice L16_Feris - 2D6+2 = [5,6]+2 = 13 【GM】 まずは成功させてくださーい。 【フェリス】 2d6+2 きつい Dice L16_Feris - 2D6+2 = [3,1]+2 = 6 【フェリス】 2d6+2 きつい Dice L16_Feris - 2D6+2 = [3,1]+2 = 6 【フェリス】 まさかの全失敗 【ノイン】 2d6+2 どんどんいく! Dice L14_Noin - 2D6+2 = [3,3]+2 = 8 【ノイン】 2d6+2 どんどんいく! Dice L14_Noin - 2D6+2 = [2,3]+2 = 7 【ノイン】 2d6+2 ひぃぃぃっ!? Dice L14_Noin - 2D6+2 = [6,4]+2 = 12 【ノイン】 せ、せーっふ! 【GM】 ではフェリス8D、ノイン6Dどうぞー 【ノイン】 あひーんっΣ 【フェリス】 8d6 これはしぬかもしれん Dice L16_Feris - 8D6 = [6,5,6,1,3,1,2,4] = 28 【ノイン】 6d6 Dice L14_Noin - 6D6 = [1,4,4,3,3,6] = 21 【フェリス】 怖っ!! 【GM】 【ノイン】 HP直撃でいいのかな? 【GM】 ですです。 【ノイン】 (ういっ! 【GM】 【GM】 ○ミドルフェイズ 【GM】 【GM】 【セレス】「―――随分と激しいのに、当たったのね。」と楽しそうに笑いながら、次の光を用意している、フィードバックで凄い体験した二人に「……あと1度で戻れると思うけど、行くかしら?」 【GM】 (にゃー 【フェリス】 「はぁ……はぁ……ぅ、く」ぐったりとその場に膝をついてしまってます、股布はぐっしょりとぬれて、溢れた愛液が洪水のようにふとももと地面をぬらしてます。 【ノイン】 「―――ひっ……! は、はぁ……はぁ……っ」時間にしてどれだけの間だったかはわかりません…。眼は焦点が合わず、腰はくだけその場でへたり込みフェリスと同じく、愛液の洪水でホットパンツがお漏らししたように股間部と内股がびっちょりと濡れ溢れてしまっているのでした。 【ノイン】 「……ほ、本当に、ロクでもなかったね……んうぅ……っ!」身体に残る犬の感触と快楽の残滓に身震いを禁じ得ません。コイツ本当は知ってたんじゃないのかって視線を飛ばしますね…。 【フェリス】 「大丈夫、じゃなさそう、だね。おたがい」強気に見えても別に経験豊富というわけでもなく、強がっているだけで正直余裕はありません。 【GM】 【セレス】「……仕方ないわね、会話もできないようだし――協力してあげるわ、大丈夫知ってるし、この前の子なんて大変だったし?」と笑顔、試させて次は突き落とす、まさに悪魔、って言うか魔人ですが。 【GM】 そう言って、今度はその光をノインとフェリスの方に投げます、腰も立たずに動けないのをいい事に、無理矢理に押し付けて。 【ノイン】 「休ませて欲しいのが本音だけど、さ……。フェリスも大丈夫じゃないよねぇ……協力って、本当に協力だよね……?」誰かの記憶とはいえフェリスと並び、お互い見せ付けるように犯されていたのだから言わずともかな。 【フェリス】 「これだから、魔人関係は……」脚が動かないので逃げる事もできません。苦々しくにらみつけながらも、その光を受けるしかなく…… 【ノイン】 「ちょ、ま、まだ準備が――――っ!?」ゾクリと全身の毛が逆立って。もちろん立てる訳もなく、無意識にフェリスの手を握り光に意識の飲み込まれます…。 【GM】 【GM】 【GM】 【GM】 ○クライマックスフェイズ ~Nの記憶~ 【GM】 【GM】 黒の競売会、それは奴隷が権力者の元に販売される非合法的な人身売買の会場、それはその国家の代表が秘密裏に行う社交界の会場でもあった。 【GM】 ノインは行方不明になった妹であるフェリスの足跡を追って、調査を開始するものの、友人にさえも裏切られて黒の競売会に訪れる事になる。 【GM】 黒革のスレイブアーマーの技術を応用した奴隷の衣装を着せられ、首元には周囲の声に逆らえなくなるスレイブチョーカーを装備させられ、挽回の術などなかった。 【GM】 【GM】 【司会者】「それでは、皆様に商品を先ずは味わっていただきましょうか、ふふ…ノインさん、まずはご挨拶をしましょうか。」 【GM】 指示を与えられれば、身体は勝手にその言われるままに、教えられた淫らなおねだりをさせられてしまう、命令に逆らえないままに金持ちのデブ男達の前で。 【GM】 その正面では、探していた相手の姿、タルのようなオヤジに抱き合うように犯されるフェリスの姿、探していた彼女の姿が其処にはあった。 【GM】 【GM】 【タル夫】「ふひひ、あれがお前の姉か、フェリス…んじゅる、ちゅ、んむ…」ベロを出し、フェリスの唇を味わうタル型のオヤジ、その剛直はフェリスを貫いたまま、その柔らかいお腹をタル腹に擦りつけさせながら楽しんでいる「そうだのう、ひひ、お前と一緒に飼うのも楽しいかもしれんのう。」 【GM】 (にゃー 【ノイン】 「わ、かりました―――……」内心歯軋りする程ですがマジックアイテムの効果によりその身は既に奴隷……苦虫を噛み潰したような表情の喉から放たれるのは罵声ではなく従順な言葉なのでした。 【ノイン】 「ノインハイムと申します。妹を助ける為に競売会へ潜入しようとしましたが、無様に捕まり奴隷として商品にしていただけて、とても幸せです……ど、どうか皆様、心からご主人様にお仕えする本物の肉奴隷へと私を躾けてください……!(フェリス……っ! く、くそぉ……こんなヤツらなんかに……)」只管に心にもない事を高らかに宣言させられて。その声は当然妹であるフェリスさんにも聞こえてしまっているのでしょう……。 【GM】 蕩けるような視線になってしまうノインの表情、全身はそのスーツの影響か鋭敏に、敏感に、発情しきってもう股布までトロトロで、命令されるままに身体は指先をその膣奥に沈めながら胸を揉み上げる自慰を強いられてしまうだろう、そして、本人の意思を裏切っている身体はそれだけで凄まじく感じて、まるで自分は露出マゾのように乱れてしまうのを自覚させられるのですね。 【フェリス】 「あ、ん……ふえ? あ、ほんとだ お姉ちゃんだぁ」キスをしたあと、ゆっくりと舞台の方を見て、姉の姿と声を確認して、"嬉しそうに"手を振ります。 【フェリス】 「え、本当に!? ねぇご主人様、私もお姉ちゃんと一緒がいい」姉が見ている事に気付きながら、自分から腰を振って主人におねだりをしています……。 【GM】 【タル夫】「ほひひ、そうかそうか…姉妹で一緒にワシの奴隷って言うのは、いいものだのう。」視線の先で、仲良く抱き合いながらキスをするのです、舌先を絡めた下品なまでのベロキスで、行方不明になった頃には信じられないほどに従順で、蕩けた表情の妹を見せつけて。 【ノイン】 「(こんな゛ぁ……っ! 身体燃えるみたいで……っ! フェリス……そ、そうか、フェリスまでこんな道具で従わされて……!?)」始めこそ渋い顔でしたが晒される視線に敏感な肌はジリジリと……垂れる汗でさえ感じてしまいそうな程敏感に。牝ビラはスレイブスーツの下でクパクパと貪欲そうに蠢き、薄い胸の乳首は尖りきり布を押し上げ乳輪をチラリと覗かせていますね。 【フェリス】 「でしょ、お姉ちゃんと一緒に一生懸命ご奉仕するから、おねがぁい♪」音を立ててキスをしながら、更に激しく腰を振って、甘えるようにほお擦りします。 【ノイン】 「(あんな醜い男と、幸せそうな顔で……す、直に私もそちら……ち、違うッ! 助けてあげなきゃ……こんなスーツやチョーカーさえ外せば……ッ!)」メタボオッサンと下品な程に舌をからめあい見せ付けるキスをする妹の様は、何故か嫉妬と興奮を胸の内に起こさせ暗い炎を灯します。それすらもアイテムの支配下の元に彼らの望むように歪められていって…。 【GM】 【タル助】「ほほう、これは確かに美味そうな商品じゃないか…必死に、本心では抵抗している様子が、丸わかりだのう。」とその余り膨らんでいない胸元を巧みな指先で触れるもう一人のタル男、脂ぎった身体を背中から押し付け、何処を触っても性感帯のようなノインの身体を、躾けていくのですね。乳首をコリコリしながら「ほひひ、キスするぞえ…んじゅる、じゅるううっ、んちゅる、じゅるう…♪」とノインの唇を奪ってしまいます、大胆で巧みで、 【GM】 更にはしっとりねっぷりと時間を掛けながら責め上げる老練な舌使いは若い小娘なんか落とすのに余裕な感じで。 【GM】 【タル夫】「そうかそうか、ほほ…それじゃあ、姉妹同士で仲良くしてくるがええ、ほひひ。」と引き抜けば、そのままノインの傍にフェリスを連れて行く…小さな膣内を指先で穿り上げながら、そのしっとり濡れて自慰に浸っている入り口を妹に奉仕させようとするのですね。 【ノイン】 「は、い……っ 体は発情し切りご主人様を求めて止まないというのに、今だに諦めないノインの本心をぜひ屈服させてください……っ」望まぬ言葉を引き出されながらも……何度も繰り返せば、それが表替えってしまうかもしれない。恐怖を禁じ得ません。 【フェリス】 「はぁい♪ ……っと、久し振りだね、お姉ちゃん♪」よいしょっと身体を離して、主人の傍によりそって姉の所へと向かいます。そしてまず顔を見上げると、にこりと笑いかけます。 【ノイン】 「んぶぢゅっ♪ んぁ、はぶっ、むちゅぅ~~~~っ♪(い、いやぁ…! こんなヤツにぃ……んき、気持ち、いい―――っ!? やだ、こんなのに、流され、流されな――――っ)」触りやすいように、背伸びするように身体を差出。拙いながらも舌をからめタル夫の唾を喉を鳴らし飲み込んで。 【GM】 久しぶりに見た妹の笑顔、そしてその視線は淫らなベロキスをさせられているノインに、えも言えぬ被虐心を高ぶらせます、妹の目の前でアヘった様子など見せられないと言う気持ちが心の奥底で焦りに拡がるような状態なのに…全身がもう快楽攻めに屈して蕩けるような快楽を送ってくる、乳首をコリコリされるだけで敏感な肉芽を自分で触ったときの数倍の快楽とか。 【ノイン】 「フェリ、ス―――……(だ、大丈夫? 怪我は……なさそう……まっててね、隙を見て必ず……!)」挨拶をする妹。その仕草も全てはマジックアイテムによるものだと思い込んでいます。 【GM】 【タル助】「そう言えば、姉妹だったのだね…タル夫さんも、いい奴隷を持ってらっしゃる、げひひ。」と楽しそうに、姉妹の再開を祝福して、指先を股間まで持っていけば…妹の目の前でくぱぁ、と開いてしまいます、とろとろのトロマンを指先でくぱくぱしながら、妹が奉仕しやすいようにして。 【フェリス】 「えへへ、ありがとうございます……お姉ちゃん、もうこんなになっちゃって……ちゅ」ぺこりと手伝ってくれたおじさまにお辞儀をすると、そっと口を近づけて、開かれた膣口にキスをして。そのまま皺に沿って舌を動かしていきます。 【ノイン】 「んお゛っ、おぉぉ―――……っ♪ フェリスに、妹に見られて興奮しますぅッ♪ んちゅぶっ、れちゅぅぅ―――♪ ぉぉ、奥までごらんくださっ、ひぃ―――っ♪(見ちゃダメっ、フェリス、これ、違うのぉ……っ!!)」くぱくぱとされると白濁した本気汁がだらりと垂れて……。 【ノイン】 妹に奉仕されるという背徳感が胸の内で大きく膨れ上がって、際限なく興奮を誘い。ねちゅねちゅと恋人のようなキスをする舌も積極的に絡め、ひわいなベロセックスを妹の頭の上で繰り広げてしまっているのでしたね。 【GM】 【タル夫】「いやいや、これもタル助さんの指導のお陰です、げひ…すっかりと壊れて、従順ないい子になりました、お姉ちゃんと泣き叫んでる子はちと楽しくなくてねい。」と指先でぐちぐちとフェリスの膣内を弄りあげ、愛液を溢れさせて、それをすくい取る。「ほれ、お前の妹さんの愛液じゃ、甘酸っぱくて最高じゃぞ、ふっひ。」と指先を口に持っていく、唇を離したノインの空いた口に差し込んで舌奉仕させながら呑み込ませ。 【フェリス】 「ちゅ、ん、さすがお姉ちゃん…ちゅ、もうよがっちゃってる、私なんて、最初は痛くて、嫌がって泣いてばっかりだったのに」本人は愉しそうにしているので本人の意図は別にして、正常な姉の心を抉るような言葉を連ねて垂らされた蜜を全て舐め取っていきます。 【ノイン】 「ふぇりふ、のぉ……っ♪ んへぇっ、ちゅ、れちゅむぅ♪(やめてぇ……フェリスの声で、そんな事言わないで……違うの、お姉ちゃん、こんな事本当は……っ♪)」クチの中で妹の愛液を味わい、頬に両手を当て眼を伏せ幸せそうな様は堕ちきった奴隷そのものにも見えますね…。 【GM】 【タル助】「ふむ、確かにこの娘さんは…フェリスよりも、ずっと淫乱ドマゾのようじゃのう、この調子だと、ワシの見立てではワシのを挿入するだけで堕ちるのではないかな。ふひひ、乳首もこんなに尖らせおって。」そんな言葉で自分が淫乱だという客観的評価を押し付け、コリコリ乳首を弾き、もう片方もまたそのおぞましいほどに快楽を産む舌先でたっぷりと乳首しゃぶり、あっと言う間にいかせようとするのですね。 【ノイン】 次第に腰はガクガクと震えだして、腰を落すまいと……結果としてガニ股のような下品なポーズを晒してしまっているのでしたね。 【フェリス】 「私がいたくてくるしくて、助けてって言っても来てくれなかったのにね、やっときてくれたと思ったら、私とご主人様のせっくすみてこんなにぐちょぐちょにして……お姉ちゃんったらほんとに淫乱ドマゾなんだから」屈託の無い笑顔を浮かべながら、じゅるるると音を立ててクリトリスを吸い上げて。 【ノイン】 「ん゛ふぅぅ―――っ♪ はっ、はいぃぃ……っ♪ 助け出すと誓った妹の前で犯される背徳感と羞恥と……入り交ざったドマゾ心で挿入されたオチンポ様をご主人様と認めて堕ちてしまいそうですっ♪ ど、どうかぁ……はやく妹と、フェリスと同じ肉便器に変えてくださいぃぃ~~ッ♪(なんなの、これ……本当に、全部アイテムのせいなの? こんな最低な事いうたびゾクゾクして、嬉しい心でいっぱいになって……こんなんじゃ、私本当に………っ!」 【ノイン】 「(あぁぁぁ……っ ごめんね、フェリスごめんなさいぃ……っ)……なさい、ごめんなさいフェリスぅ……っ♪ 最低の淫乱ドマゾで、役立たずでごめんね……フェリスのセックスみて興奮しちゃう、変態お姉ちゃんでごめんね……っ♪」ゾクンゾクン。眼は焦点を失い、何か喋り話しかけられるたびに快楽が深まり、ビュピュッ!妹の目の前で潮まで吹いて軽くマゾアクメを迎えて…。 【GM】 【タル助】「ふひひ、なんだもう降参か?……仕方ない、のう、どうれ……ワシのに跨らせてみるか、妹も気に入ってくれた一品だぞい。」と背後からビール腹を押し付けながら、アクメを迎えてもう限界の近い様子のノインを持ち上げる、其処にあるのは埋め込みなどで女をいかに責め上げるかを熟達した変態ペニス、それをノインに押し付けて。 【GM】 入り口をぬぷぬぷと擦り上げる、ただそれだけでもう入り口をごりぐちゅとたっぷりと擦り上げて、信じられないほどに喘がされるだろう…充分に準備の整ったノインのマゾメス穴に、押し当てられるそれはまさに凶器、堕ちるのを確信させられ、クリを叩かれて真っ白になった瞬間に膣奥までごちゅんっと一気に制圧して、膣奥を圧迫しながら敏感スポットを全てパールなどで擦り上げられてしまう。 【ノイン】 「うぁ、あぁぁぁあぁぁ―――……ッ♪」ぐにゅり、オチンポとマンコ……さきっぽだけの粘液の接触だけで脳の神経を焼ききるような強い刺激が走る。これで、犯されれば……どうなってしまうのか。 【ノイン】 「(お、堕ちる……フェリスを助けられないまま、こんな、最低の男に屈服させられる…・・・っ!?♪)」 【フェリス】 「あ、いいなぁ。タル助おじさまのおちんちん、凄く気持ちいいんだよ、よかったねお姉ちゃん」ちょっと羨ましそうな顔をしたあと、すぐに気を取り直して笑いかけて。 【フェリス】 「妹の奴隷せっくす見て発情しちゃうようなお姉ちゃんなら、絶対気に入るよ、ちゃんとイく見ててあげるから、安心していってね♪」立ち上がると姉の頬にキスをして…… 【ノイン】 そんな思いで脳が警笛を鳴らして……だから、何が出来るというのか。 ズブルッ、ゾブブゾブゾブルゥ―――……コツンッ♪ 【ノイン】 「んはひぃぃぃぃぃ~~~~~ッ!?!?♪♪」喉を仰け反り天井に向かってそんな下品なアクメ声を上げながら、タル腹のオッサンのオチンポの一撃で子宮が堕ちてしまう。 【GM】 【タル助】「なんじゃ、本当に今のだけで堕ちてしまっておるわ、ひひ…っ、お前の姉さんは堪え性がないのう、ほれ、子宮をもっと小突いてやるわ、ちゃんと子宮アクメで屈服した事を妹に伝えんか、ほれほれ。」そのまま腰を何度も打ち付け、ぱんぱんと肉の打ち付け合う音を響かせる、陥落した膣奥を更に自分好みに仕上げるように、何度も何度も打ち付けて。 【ノイン】 「(しゅごっ、しゅごすぎふっ……ッ♪ これの事だけで、頭いっぱいにさせられるぅ……っ♪)す、すす、すごすぎますぅぅッ♪ 堕ち、堕ちましたっ タル助様のイボイボオチンポに完全に負けて、妹を助けるのも全部諦めましたぁぁ~~~ッ♪」高らかに奴隷堕ちを宣言。妹に無様なガニ股アクメを見せつけつつ足を後ろのタル助さんの足に絡めガッチリとホールド。恋人同士のような濃厚な絡みを演じてしまうのでした。 【フェリス】 「あはは、これでお姉ちゃんも立派な肉便器さんだね♪ でもお姉ちゃんったら、ほんとに淫乱さんなんだから」くすくすと笑いながら、姉のアクメ姿を満足げに眺めて。 【ノイン】 「んひぎっ、お゛、お゛、お゛っ♪ 子宮イキぃっ、し、してるぅっ♪ フェリスぅ……お、お姉ちゃん、貴女に酷い事した人のオチンポでアヘっちゃってるぅ……っ♪ い、入り口も奥も同時にゴリゴリ堪らないのぉっ♪」Gスポとポルチオ責めを同時に行われて、膣ヒダをめくりあげゴリゴリと押し潰すようなセックスにオマンコがご主人様と認めてその形を覚えこんでしまいます…。 【GM】 【タル夫】「ふほほ、堕ち顔もなかなかのもんじゃのう…よし、じゃあワシが買い取ろう、額は何時も通りに好きな額を書いておけばええ。」と堕ちたのを確認すれば、商品の取引を始め、支配人に金額を勝手に決めさせて「ご褒美を上げなきゃのう…ほれ、フェリス、大好きなお姉ちゃんが奴隷堕ちしたんじゃ、ご褒美にキスしてあげろ、のう、ほひひ。」 【フェリス】 「違うよー、タル助おじさまは、私を立派な肉便器にしてくれた人の一人なの、今は姉妹便器にしてくれた人なんだよ、ちゃんとお礼をいわないと」 【GM】 【タル助】「ほほほ、ナカナカの締め付け方じゃのう、これでは我慢など出来そうにないわい…奴隷堕ち祝いに、ワシの形をしっかり覚えてずっぽり咥え込む、このエロマンコにたっぷりと射精してやる他にないなあ、ほれ、肉便器の最初の仕事じゃわ、しっかりと絞りとるんじゃぞ。」とお尻をぱん、と叩き、締め付けるように言えば、子宮の奥の奥にぐっぽりと押し付け「んむ、ほっほ…出るわい、受け止めるんじゃぞ。」とたっぷりとその精液をどびゅるうう、びゅる、びゅるううっと流し込み、ノインの膣奥に種付けしていく。 【ノイン】 「ひっ、ひぅぅ―――……っ♪ こ、これから生涯、姉妹で肉便器奴隷としてお尽くし致します……タル助様ぁ…・・っ♪」既にチョーカーも要らないような様で、妹の目の前でも…・・・だからこそ、興奮した牝犬の貌で主に擦りついて……。その胸の内は多幸感で狂ってしまいそうなほど。 【フェリス】 「あ、本当!? ありがとうご主人さま♪」嬉しそうにタル夫に抱きつくと、まずは主人にキスをして。今度は姉のほうに駆け寄って。 【フェリス】 「お姉ちゃんよかったね、これからは一緒のご主人様に飼って貰えるんだよ、また一緒にいられるね! おめでとう」一気に言葉を伝え、最後に祝福の言葉を告げると姉の唇を奪います。 【ノイン】 「ぁ、あ、ありがとうございまひゅっ タル助しゃま、フェリスぅぅ……っ♪」ねっとりと舌を絡め、悦び伝えて。射精で子宮にびちゃりとザーメンをぶっかけられる度に腰をひくつかせ。眼前の妹にイキ顔を見せつけながらアクメに狂って……これからの姉妹一緒の幸せな日々に思いを馳せるのでした。 【GM】 【GM】 こうして、フェリスもノインも奴隷に堕ちて、黒の競売会は肉欲の宴と化す、奴隷としての悦びを芯の奥まで染みつかせた姉妹がもう戻れない所まで来ていたのでした… 【GM】 【GM】 【GM】 帰還判定、まず目標値を 【GM】 7+2d6 Dice LoststarS - 7+2D6 = 7+[5,1] = 13 【GM】 次に、能力値は 【GM】 1d6 Dice LoststarS - 1D6 = [3] = 3 【GM】 TECで 【GM】 13 10 7 4 だね 【ノイン】 2d6+4 十分いけるハズ! Dice L14_Noin - 2D6+4 = [3,4]+4 = 11 【ノイン】 2d6+4 こ、こんどこそー! Dice L14_Noin - 2D6+4 = [1,5]+4 = 10 【GM】 (ちなみに固定値はGMが勝手に別所でダイス振ってます。 【ノイン】 そうだったのかっΣ 【ノイン】 あ、同値は成功…? 【GM】 うん、2Dダメージだね。 【ノイン】 はいっ! 【フェリス】 2d6+6 Dice L16_Feris - 2D6+6 = [3,2]+6 = 11 【フェリス】 2d6+6 Dice L16_Feris - 2D6+6 = [3,1]+6 = 10 【フェリス】 2d6+6 Dice L16_Feris - 2D6+6 = [3,6]+6 = 15 【フェリス】 2d6+6 Dice L16_Feris - 2D6+6 = [3,5]+6 = 14 【フェリス】 最初のだけ失敗かな 【GM】 2回目で成功したね。 【ノイン】 お互いに2d6ですな 【ノイン】 2d6 Dice L14_Noin - 2D6 = [2,5] = 7 【GM】 では2D振ってくださいな。 【フェリス】 2d6 Dice L16_Feris - 2D6 = [3,1] = 4 【GM】 【GM】 【GM】 【GM】 ○エンディングフェイズ 【GM】 【GM】 【ロウ傭兵】「……お、おい大丈夫か、二人とも、ちと水を組んでくるから待ってろよ、おいエヌ、見張り任せたぞ。」 【GM】 【エヌ傭兵】「へーいへい、いやうん、色っぽいねえ……このままご相伴に上がっても……やべ。」 【GM】 【GM】 気が付いた時、石版は壊れてその先の宝物庫の扉が開いていた。 【GM】 心配をしてくれるロウ傭兵さんが水袋にたっぷりと水を入れて君達の開放をしてくれて。 【GM】 その様子を残念そうに見つめるエヌ傭兵の視線が、もの凄くいやらしく感じるのです。 【GM】 (にゃー 【フェリス】 「…………犬にくらべりゃ、まだマシだったかなぁ……」なんてことをぽつりと呟いて、ぐったりとしたまま横になってます。 【GM】 【ロウ傭兵】「……一体何の話だ、それは。」意味不明ながら、取り敢えずは水筒の水を渡しつつ。 【ノイン】 「………どっちもどっちよぅ……あ゛―――…・・なんだか収まりがつかない気分じゃないのさ……」おなじくグッテリとしつつ。なんかどっちもで無力感と倒錯的な感情をビンビンに味わったせいで変なクセつきそうだ…! 【ノイン】 「ありがとーぅ……犬に噛まれた話……かな?」男が入れないといった噂も嘘ではないのかもしれない。そんな風にも思いますね。 【フェリス】 「あぁでも、見た目的だけなら犬のほうが……」疲労もあるのか、なんか思考が変な方向にそれつつあります 【GM】 【ロウ傭兵】「まあいいか、取り敢えずは撤収した方が良さそうだな、二人とも休め、水場の方ででも、後処理はやっておくぜ……」と話題に乗れずに溜息しつつ。 【GM】 【エヌ傭兵】「……やっぱり良い匂いするなー、酒場に戻ったら、ちと2F行かないか誘うかね。」と見張り頼まれたので仕方なくやりつつ。 【ノイン】 「なんだか悩ましそうだねフェリスは……成果はあったみたいだし、まぁいいのかな……」そういえば、というか今更ですけどズボンの中はぐっちょぐっちょで気持ち悪いです……。 【フェリス】 「うん、ありがとう……ノイン、立てる?」少し回復した体力を使って立ち上がると、一応聞きますね、肩はいるかと 【ノイン】 「ん―――……じゃーおねがい~……」と、甘やかしには即のっかかるのだ。とはいえ立った後はお互いに支えあうよっ! 【GM】 【GM】 【GM】 こうして、二人は無事に任務を終えて帰路につくのであった…… 【GM】 宝箱の貴金属は、傭兵が貰う事になり、二人はUC箱を1つ代わりに貰うことになります。 【GM】 その中身は…… 【GM】 【GM】 【GM】 と言う訳で、どうぞ。 【フェリス】 ノインさんGO! 【ノイン】 エスティメさんにまかせろー!(ばりばり 【ノイン】 2d6 Dice L14_Noin - 2D6 = [1,1] = 2 【ノイン】 2d6 Dice L14_Noin - 2D6 = [4,4] = 8 【フェリス】 アイスブランド ミラーリフレックス 【GM】 ですね!<アイスとリフレク 【ノイン】 o, 【ノイン】 oou 【フェリス】 ナイトさん垂涎の品 しかしナイトはこの場にいないのだ、なぜなら謙虚だから 【ノイン】 ほんとだね! 【GM】 まあ、UC品の扱いはお好きにどうぞー( 【GM】 【GM】 【ノイン】 どうしましょうかね~。ともあれ私はどちらも必要ではないかんじで…! 【フェリス】 私もどっちもつかえない…… 【GM】 ちなみに、エヌ傭兵さんが二人を口説けたのかどうかに関してはそのね、うんまあ。 【GM】 聞かなかったことにした方が良いのではあった… 【GM】 【GM】 【GM】 淫獄の迷宮 第2層 終幕 【GM】 【GM】 【GM】 余りPC能力関係ないお話になるのが最大の欠点… 【GM】 経験点は5点、アイテムは売って報酬は550Gずつ。
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【セレイン】「セレイン=ナインハルトです。……若輩者ですが、どうかよろしく。気軽にセレインとお呼び下さいね」 【セレイン】「最近は任務も―――そうですね。なかなか調子が良くって。ふふ……以前に比べれば大分気も楽になってきましたね」 【セレイン】「ええ、もちろん。だからこそ気を抜いてはいけません。そうですね? 騎士としての務めも果たしてこそ、ナインハルト家の家名を高める事に繋がるのですから……」 http //www.grifis.net/trpg/wiki/wiki.cgi/15thmoon/HC?page=%A5%BB%A5%EC%A5%A4%A5%F3%A1%E1%A5%CA%A5%A4%A5%F3%A5%CF%A5%EB%A5%C8 【GM】はい、では久しぶりですが伝統芸能の女騎士として頑張ってもらいましょう・・。 色々なことがありスランプは脱しましたが突き抜け方が少しおかしな方向へと曲がった感じです。 【GM】うむ、そこを踏まえたおはなしですよ・・ 【GM】 【GM】 【GM】†HeroineCrisisTRPG† 【GM】―ランドリューフ戦記― 【GM】【奴隷市場へ行きたいですか?】 【GM】 【GM】■帝都クレディウム 【GM】かつては大陸最大の都として栄えたクレスフレウ帝国の首都クレディウム。 【GM】その帝都の西地区はかつて突如として起きた迷宮化現象とそれに伴う瘴気の噴出により多くの市民が家財を失い街を捨て、あるいは難民と化した、その影響は帝国の版図のさまざまな都市にも見えざる爪あとを残している。 【GM】現在では大迷宮による災害こそ沈静化したがスラム化した地域に溢れる難民や、ひそやかに起きる怪事件に緩やかに見えざる毒に犯されていた・・ 【GM】 【GM】 【GM】■奴隷市場へと 【GM】君は騎士として数度の実地の任務から生還こそしたものの、平民に混じった治安維持部隊の中で虜囚となったことにより叱責を受け査問会にかけられた。 【GM】最もそれまでに君がたどった数奇な運命はとてもまともに報告できるものではなかったが、セレインはそれを女に生まれたことを武器として切り抜けた。 【GM】だが・・もし再び同じ失態を晒せば、今度こそ名誉の回復の機会を得られるかも危ぶまれる。 【GM】もっともそれを知るのは軍の上の人間たちだけだが・・それを埋める実績は多いほどいいだろう。 【GM】そしてその機会は思わぬところからやってきた。スラム地区の治安を維持する部隊長であるレオンの部屋へ呼び出された君は、もしやまた”交渉”の任務かとさまざまに心構えをして彼の執務室の扉を叩いた・・▼ 【セレイン】「失礼します。セレイン=ナインハルト参りました……」がちゃりともう開け慣れた扉を開き執務室の絨毯を踏みます。騎士としては決してまだ安心できる立場にありませんが、何かすっきりとしたような雰囲気で……と、同時に以前にはなかった、どこか淫靡な雰囲気も纏っているのです。 【GM】【レオン】「朗報です、他の都市から着た奴隷商人の開く市場の情報が得られました」 【GM】いつもどおりの黒い長髪に柔和で整った容姿の男性・・だがどこか気品や威風を感じないのは彼が商人の家に生まれ世襲騎士ではないという偏見からだろうか・・それを言うならば養子である君もまたご同様なのだが。 【GM】【レオン】「むろん、君にとって好ましからざる相手なのは周知ですが・・そういった輩を避けて通るわけにもいかないのがこの仕事です」既に職務以外でも関係をもっている男性ではあるが・・君の腕の烙印についてはそれを見ただけで察したようだ 【セレイン】「奴隷商人……」スゥっと眼を細めます、そこから見えるのは汚名返上を狙う打算的な考えか、悪行に怒りを燃やす騎士の思いか。何にせよ、自分に話がきたという事は――。 【GM】出自ゆえかそういう性格なのか彼は隊員の事情や性状は察した上で「やれ」と命じる情実から離れた部分がある・・のは短くない交流の成果ではある 【GM】【レオン】「ええ、今回は君一人でことにあたってもらいます。仮に捕まったとしてその場合早期の救出は望めませんね」無論ほかの隊員にぶざまな姿を見てもらいたいなら別ですが、とそんな女騎士にかつての屈辱を省みさせるように告げて。 【セレイン】「……ご安心を隊長。元より避けるつもりもありません。……私に任務を与えてくださった事に感謝いたします」続く言葉にも別段感情を表に出すことはなく。それでも烙印の疼く腕を包帯の上から握り締めて。 【GM】【レオン】「そして、当然ながら”手段は問いません”。君の持てるものは何を使っても構いませんよ」ここに着任した当初ならこんなことは言えませんでしたがね、と情熱と正義感に溢れ、同じだけ無知だった頃の君を思い出すように、嗤う。 【セレイン】「囚われたというのなら、それまでの事です。―――そうですね、ご指摘感謝致します」自分等よりも、ただ家名の為。その考えはある意味で騎士よりも奴隷染みているのかもしれないと、内心自嘲しつつ……彼の言うとおり、その気になればこの身体だって武器にできてしまうことを学んだのですから。 【GM】【レオン】「結構です、では・・」期限はまさにその、奴隷市場・・君の故郷となっていたかもしれない人間をモノとして商うための競売が終了するまでだ・・。 【GM】 【GM】 【GM】こうして君は騎士として、しかし騎士にあるまじきふるまいをしてでも任務を達成するため行動に移った 【GM】それが既にかつて君の思い描いていた騎士道とはかけ離れているという事実には目を閉ざしたまま・・。 【GM】 【GM】 【GM】■リサーチ 【GM】というわけでここでは(ΦωΦ)フフフ… じゃあくなわらいが…! 【GM】ロールってよりイベントをどの程度クリアして情報を得られるかの判定をだ。 はいさ…! 【GM】ランダムイベント:街中で決定しますね! わーい! 【GM】まあ失敗しても経験は増える・・だが場合により後々に響く 【GM】では都合三回ほどイベントの判定を、それを踏まえてアクト宣言などしても結構です。 了解ですね! 【GM】内容はこちらで振りますね。 【GM】2d6 【ダイス】NOT_GM - 2D6 = [1,6] = 7 【GM】2d6 【ダイス】NOT_GM - 2D6 = [6,2] = 8 【GM】2d6 【ダイス】NOT_GM - 2D6 = [1,6] = 7 【GM】同じのは振り直そう 【GM】2d6 【ダイス】NOT_GM - 2D6 = [1,2] = 3 【GM】7 露天で買ったジュースが酒だった! 【GM】【体力or魔力】12の判定に失敗すると[催淫]か[拘束]になる。 【GM】8 子供にぶつかった……と思ったら財布がない。 【GM】【運動or知力】12の判定に失敗すると持っている消耗品か追加防具1つを失う。《フライト》を持っていれば無効。 【GM】3 路地裏に迷い込み、魔物化した野良犬に襲われる。 【GM】【知力】14の判定に失敗するとHPに2D6ダメージ。 ひぃんっ! い、いやしかし一個ぐらいは回避できるはず…! 【GM】先に判定だけして結果を見てシーンに反映しますね。ダメージを受けた際はアクトしてもOK まずは体力判定で! 2d6+5 【ダイス】N10_Serein - 2D6+5 = [5,5]+5 = 15 おぉぅ…! 【GM】惜しい。いや成功。お次どうぞ 次はこどもか…! 運動です! 2d6+5 【ダイス】N10_Serein - 2D6+5 = [3,1]+5 = 9 こどもにはかてなかったよ… 【GM】こどもにはよわいな・・ 知力14はきびしすな!しかしー! 2d6+4 【ダイス】N10_Serein - 2D6+4 = [6,4]+4 = 14 !? 【GM】おー。ではなくなるアイテムだけ決めたら次のシーンに移ります これは…受動的なので成功!? ここは聖水をびちゃりと失いますね 【GM】(イベントも上の順番で起きる・・ 【GM】せっかくとっておいたのにね・・ククク なんてことなの…っ 【GM】まあ追加防具よりはな・・ではしばしお待ちください 【GM】 【GM】 【GM】■スラムでの聞き込み 【GM】西地区のスラムは迷宮にも近く瘴気も地上にしては濃いが住人がいないわけではない。とはいっても、そこに集まるのは市街に住めない脛に傷あるものの吹き溜まりであり、あるいは大迷宮の出現で住居や家族を失った難民が物乞いに等しい生活をしているか・・だ 【GM】だが、そう言った場所は当然ながらまともな市民は寄り付かず犯罪の温床となり・・それゆえに、蛇の道はなんとやら、取引によっては犯罪者の情報を掴むことはできる・・のだが。 【GM】スラム地区での調査に鎧などは着ていられない、普通の女性らしい装いをした君だが・・その容貌は異国の人間も多い雑多な人種の入り交じるスラム街に思いの外溶け込んでいた 【GM】街路は不衛生だが、それなりに集まる人間のために食物も売られており、盗品だろうが迷宮の財宝だろうが構わず売ろうとするモノたちが露天を並べている・・▼ 【セレイン】「さて、リミットもありますし……手早くいかないと」と、スラムを歩む姿は何時もの騎士のものではなく、ややみすぼらしい衣服。場所が場所ですし、下手に向こうにかぎ回っていることを感ずかれるのも面倒です。 【GM】そんな君に文字通り絞り立てのパインジュースを勧める物売りが、異国語まじりで話しかけてきます。君の肌の色を見て同郷だと思ったのかもしれない 【セレイン】「あら、こんにちわ……。一つ頂きますね」と、細かくバラした小銭を言い値の分だけ渡して……。【セレイン】「そうだ、私この近くで変わったお店があると聞いたのですが、知りませんか……?」チャリン。それとなくコインを彼の手の中に増やしながら。 【GM】「あいや、クニの言葉は通じないか。悪いね、おれも奴隷として捕まってこの国に来たんであんたもかなあってさ」あいにく君の部族とは違うが人種的には近い彼はジュースを多めに汲んで渡して。 【GM】「まあ、俺の場合ご主人が大迷宮が現れたときにくたばってそれで解放されたようなもんさ。なんとかいう魔王さまのおかげってわけだ」とどこかたどたどしく言うと君の問いに首をひねる 【GM】「変わったお店ねえ・・それじゃさっぱりだが、あんたみたいな美人じゃそんなボロを着てても人買いに捕まるよ。」 【GM】変わったお店で働きたいなら止めないがね、と笑って君の尻に手を伸ばしているね 【セレイン】「成る程……私も同じようなものです、奴隷として……そう、そんなお店もまたこの辺で開かれるって噂がありましたね。悲しいことですけれど、彼女達もいい主人にであえるといいのですが」奴隷売買をを嘆きながらも、否定はせず。 【セレイン】「ああ、それは恐ろしい……ご忠告感謝します。ふふ……」と、色っぽく笑みを浮かべ、軽くかわして。 【GM】はい、では物売りは苦笑いを浮かべて異国のお祈りらしいしぐさをしています。 【GM】雑多な人々の入り交じるスラム街にも多生の縁はあるものですね・・と思ったのも束の間。 【GM】君は口を付け喉を潤そうとした液体が果汁と強い酒を混ぜたカクテルだと自分の身をもって悟ります。とはいっても安さがとりえの密造酒らしく心地よい酔いなどとは縁がない・・ 【セレイン】「(流石に即収穫には繋がりませんね。さて次は―――っ)……んっ、アルコール……?」任務中に飲酒なんて、我ながら不良な事だと苦笑いですが……一口で身体が熱くなるような強いそれに、少しからだがふら付いてしまいます。 【GM】では悪酔いこそしないがふらついた君のお尻にどしん、っと衝撃があり・・「でけー尻だな、気をつけろよ!」と足元から声がして・・ 【GM】ぱちん・・っとちいさな手のひらが女騎士のお尻を叩いて 【セレイン】「ぅ―――……いけない……」決して罠やそういうのではないのでしょうが……と、どすんと衝撃にカクテルを石床へとぶちまけ。内心異国のカクテル売りに謝りながらも…。 【GM】小柄な少年は(σ д`)アッカンベーってするとそんなセレインをしりめに路地裏へと駆け出していきますね 【セレイン】「きゃんっ!? な、なにっ?」完全に見落としていた腰元からの声と、お尻への一撃に腰を引っ込ませるように仰け反って。文句などいう前に犯人は路地裏の彼方……。 【GM】突然の出来事に呆気にとられていたわけだが、ふと気づくと・・君の荷物、と言ってもわずかなものだが、かばんの口が空いて、身に付けていた財布こそ無事だが聖水がなくなっている 【GM】人情紙風船、ぼやぼやしてると身ぐるみを剥がれかねないスラム街のおそろしさよ 【GM】さして高いものでもないが、こうなると実入りのないまま何もわかりませんでした、と帰還せざるをえないかもしれないことを思うとなんとも言えないやるせなさ 【セレイン】「ッ、はぁ―――……なんだかついてな……あっ!?」やられた…とは思いますが、追いかける気にもならず。任務に絶対必要な財布が守られただけマシなのだと思うことにしましょう。今度は盗まれぬよう、身体に密着させるようにサイフをしまいこみます。 【GM】 【GM】気を取り直したはいいが酔った足でいつしか迷い込んだ先はカモがネギをしょったように昼なお暗いスラムの路地裏だった 【GM】当然薄気味悪い物乞いのような人々やら人相の悪いのがたむろっており、早いところ戻らなければ武器もない今の有様では本当に人買いに捕まりかねません 【セレイン】「(……ちょっとこれはマズイかもしれませんね……)」湿っぽい吐息を洩らし、ふらりと、路地裏の壁に背をつけて。それは見ようによっては誘っているようにも見えるかもしれません・・・。 【GM】・・と、そんなセレインの耳に剣呑な唸り声が路地のどんづまりから聞こえますね。見れば・・ 【GM】「はーなーせぇーよー!それはくいものじゃねえ、バカ犬!」ってずだ袋を抱えた少年とU・ω・)ノワフン!!って吠える野良犬がドッグファイトしています 【GM】武器はないとはいえ仮りにも騎士たるもの酔っていても犬如きには・・と思うが相手が先程の子供と思うと、助けるのも気が進むかどうか・・ 【GM】「い、いてえ!やめー、いぬー、いぬー!」(U´Д`)ワンワン!!ってマウントしてる野良犬はジャレついてるようにも見えるが割と痛そうだ 【セレイン】「はぁ……流石に、見捨ててはおけませんね……」と、多少ふら付きながらもさっきの悪ガキ君へと歩みよって。横から気配を切って近寄って……不意打ち気味にわんわんおを蹴飛ばします! 【GM】▽・w・▽(きゅーん… 【GM】文字通り捨て犬か負け犬のようなかおでしょんぼり逃げていく犬のしっぽは垂れ下がっていた 【GM】そして助けた子供はというと・・「あ!さっきのでか尻・・!な、なんだよ、あやまりになんてこなくていいんだぜ・・?」とそわそわ落ち着かない様子だが・・ 【セレイン】「はいっ、まったく悪戯するからこんな眼にあうんですからね……!」関係あるかないかは置いて置いて。幸い今の一撃で戦意を失った野良犬に殺気染みた闘気を当てながら少年を引き起こしますね。 【GM】あいにくずだ袋からは君からすりとった聖水のビンが落ちており、中身の祝福されたワインは先程の取っ組み合いで割れていた・・。 【GM】「え・・あ、うん・・」とくに咎める様子もない君におとなしく助け起こされてじっと君を見ているよ 【セレイン】「……女の人に、そんなこといっちゃダメなんですから……あら……」ビンの欠片を拾い上げて。もう中身は全て石床に飲み干された様子ですね。 【GM】うん。これで少しはきたねえスラムも清らかになったかと思えばそんなこともなかった。 【GM】「へー、近くで見るとなかなかじゃん。姉ちゃんさては年下がいいのか?」と、君の腰ぐらいまでしかない背丈の小汚い小僧のくせに調子に乗ってお尻をぺちぺちしてるよ 【セレイン】「……」ゴツン!頭の上にお父上仕込のゲンコツを食らわせます。よく姉が食らっていたのをみていたとかなんとか。 【GM】「いてっ・・なんだよ照れちゃって。こんなとこまで追いかけてきてさ・・」にやにや笑いつつ涙目。 【セレイン】「……あんまり調子に乗ってると、今度は本当に野良犬の晩御飯ですからね……」犬に襲われるのか晩御飯にされるか、詳しくはいいませんがスリ少年にまで優しくするギリはないとそんな感じです。 【GM】「でもさ・・助けてもらっておいてなんだけど早く帰ったほうがいいぜ」と頭をこすりながら 【GM】「ここはさっきの犬よりよほどやばい奴らがいるのは、おれのほうが先刻承知だよ」と君の顔を覗き込んで 【GM】「ねーちゃんみたいな肌の人が鎖で繋がれてどっかに連れてかれたりってよくあるんだぜ。まあ、俺は人買い何かに捕まるへまはしないけどな!」尻が重い姉ちゃんじゃ逃げ遅れそうだ、と二重の意味で聞捨てならないことを言う 【セレイン】「確かに、それは正しそうね……君はこの辺詳しいの?」ふっと、任務が思い出されます。ここから出るのはせめてこの労働に報酬がでるかの確認をしてからでも遅くはないだろうと…。 【セレイン】「……ふう、ゲンコツの無駄ね。犬よりはすばしっこくない輩みたいだけど。……それってどの辺に連れて行かれるか知ってる?」構えを取るも、もう諦めて。しかし人攫いとは……ビンゴかもしれない、とさらに詳しく聞こうとします。 【GM】「そりゃまあね、生まれた時から庭みたいなもんさ。・・あのなんとかいうクソ魔法使いが迷宮なんて呼び出す前は俺だって・・」大迷宮の出現によりこのスラムに住めなくなったもの、家ばかりか家族まで失ったものは少なくなくその保護も十全とは言い難い。冒険者やメイデンを探索に当てるのも結構だが彼らの庇護も帝国に取り必要なことではないか・・そのような声もいまだ多いが顧みられることはない。 【GM】「さあ・・追いかけたわけじゃないから。ただだいたい同じような場所で集まってたからその近くじゃないかな」あのへんで雨風が凌げるっていったら廃教会ぐらいだけど、と土地勘のある少年は告げた 【GM】当たり外れはともかく張り込んでみる価値はありそうだ・・。 【GM】あるいは、あえて人狩りの手中に落ち虎口に飛び込むか・・いずれにせよ時間はあまり多くない 【セレイン】「そう、それだけわかれば十分ね。―――それじゃ、女の人には優しくね」と、思わぬ有力な手がかりを手にして。時間を考えれば、あまり余裕はないでしょう。迷ったフリで中へと入ることにします。 【GM】 【GM】 【GM】■競売会 【GM】こうして君は、奴隷商人たちの集う奴隷市場の場所を突き止め張り込みはじめた。 【GM】時折連れて行かれる”商品”に対して何もできない歯がゆさはあったが、近く競売があるらしいことは人の出入りから察しがつく。 【GM】とはいえすぐに突入しても身柄も商品も抑えられない。 【GM】報告を受けたレオンは君の行動に合わせて人員を配置すると確約してくれた。 【GM】何かと不審な上に油断ならない人物だがこと彼自身の功績が関わるとなれば信頼できる人物だ。 【GM】君はかつて自身が商品だったその場所で、義父と同じくその手を汚しても自分自身と同じ境遇の人々を救おうとしていた。 【GM】だが、その手段は・・奴隷としてしつけられ調教された己自身を餌にするというけして公にできない手段ではあったが・・ 【GM】ともあれ張り込みを始めて数日が経ち、ついに客と思しき人物も含めて関係者が廃教会に集まるのを確認した君は魔術具で報告を終え・・この日のために準備した、そう・・”商品”として潜入するためのみだらな衣装を身に付けて、密やかにその会場へと忍び込んだ・・▼ 【セレイン】「(上手く奇襲で制圧できそうならそれで……単身で難しそうな時は……)」最悪はそれこそ自分の身体を使ってでも。肌を見せる忌避感が消えたわけではありませんが、それ以上に大事な事もあるのです。 その姿は何時もの騎士姿とは真逆の黒いボンテージ。ベルトでなんとか乳房の先端やむっちりと肉付きのいい痴丘は隠れてこそいますが、例えば男の指先一本でそれらは一瞬で肌蹴、局部を強調する奴隷に相応しい格好へと変わってしまうことでしょう。 【GM】では君は廃教会にいる見張りの目を盗んで・・盗んで・・。 【GM】・・見つかっても演技次第で切り抜けられるがどうします?(スルーするかどうか あくまで何事もないように……あたかも元から陳列されている商品の一つのようにふるまい入りますね! 【GM】はい、では・・・ 【GM】「待ちな」と卑猥な装束で何もかも諦めたような顔つきで進む君に声がかかる 【GM】門番の男が通り過ぎようとした君に近づいて「お前、”商品”か、それとも旦那がたの所有物か・・?どっちでもいいがそれなら・・」 【GM】印を見せな・・と。君に刻まれた傷、奴隷の証明たる烙印を示せ・・と、さらけ出された君の美しい肌にいやらしい視線を注ぎながら、その実は・・難癖をつけてあわよくば退屈な仕事の愉しみを増やそうとしているのはありありとわかる 【セレイン】「は、はい……その、この格好で、中で待てとだけ……ひっ、ぶ、打たないで下さい……っ」びくりと、やや大げさな程に。その格好や肉体に似合わぬ気弱な獲物として振舞います。 【GM】「落ち着けよ、それとも・・」怯える様子にこれは主人に言いつけることはないだろうとニヤついた笑みを浮かべ君の太ももに手を伸ばして・・。 【GM】むっちりした尻に、いまにも指先一つで先端を覗かせ、秘所を晒しそうなベルトに手をかけて「見せられないところにあるのか?ないよなあ、どれい女に他人に見られて困るところなんぞよ・・」 はらり、腕の包帯が流れ落ち、彼らに馴染み深い刻印が目に付きます。これで、まずは怪しまれないだろうと思いますが…。それでも、激しく抵抗はしないほうがいいでしょう。任務に影響が出るようでしたらと考えますが…。 【GM】まるで通行料がわりにその身体を味わおうというように伸ばした手を止めて「・・ち、蛮族の珍種か・・それじゃあチェックはもういいな」 【セレイン】「あ、あの、これでよろしいでしょうか……ああ、ありがとうございます……」味わい損ねた下賎の輩に、それでも気を損なわぬようにとやうやうしく頭を下げて。自分は奴隷なのだと、そう思い込むように。 【GM】舌打ちすると諦めたように告げながら、その乳房をさりげなく掴んで「だが妙な真似はするなよ、お前らなんぞ所詮ただのモノなんだからな・・」忌々しそうに言いながらその胸を揉みほぐすと地下へ続く階段へとお押しやる 【セレイン】「はっ、はい……っ」怯える獲物を演じるのは酷く容易いもの。それはある意味で自分の本当の姿なのですから。 【GM】教会の地下には思いの外広大な空間があった。迷宮化現象の影響か、いずこかの音楽堂のようなホールが地下に形成されていたのだ。 【GM】君はそこを人の気配を探りながら進むと、時折見張りには遭遇したがさきほど同様になにもわからないふりで切り抜けられた・・やがて。 【GM】客席にはいつぞやの競売・・君が値もつかないくず奴隷として薄暗い迷宮の底で甲冑を身に付けたまま犯される女騎士として・・ぶざまな敗北と痴態を晒したときと同様の空気が当たりを包んでいた 【セレイン】「(こんなところが……成る程、見つからない訳ですね)」怯えた演技をしながらも隙なく辺りの様子を探って。やがて開けたメインホール……そして悪徳の競売場へとたどり着くのですね。 【GM】金額を告げる売り手と、買い手の声・・そして時折聞こえる啜り泣きや”商品”のあらため・・具合を確かめるための行為で生まれる悲鳴が続くその光景は今でも君には見るに耐えないものだった・・。 【GM】最も以前と違い”商品”にはエルフをはじめとした亜人にメスの魔物・・モンスターまでもが売買されており、ただの人間はむしろ少ない 【セレイン】「(……忘れる、必要もありません。恥辱も屈辱も利用して……)」ギリリと歯噛みをし。狙うのはこの組織の頭のみ……悲痛な商品の声も今は聞こえぬフリをするしかありません。 【GM】そんな熱気のなかで君が見守る中競売は続き・・だが、そろそろ終幕かに見えたそのとき思わぬことが起こった。 【セレイン】「(しかし、これは……迷宮のメイデンやモンスターをも売買の商品に? 思った以上に大きな組織……)」そして、もしかしたら以前自分を捕らえた組織の生き残りかもと……胸に暗い炎が灯ります。 【GM】「おい、そこで何をしてる。今日の競売はあと少しで終わるぞ・・どうせ逃げられはしない。早く舞台裏に行け・・」競売の光景に見入っていた君の周囲に見張りとは違う、貴賓の護衛らしい武装した男たちが現れたのだ・・。 【GM】やがて異変を察した主催者たちが急遽進行を変え、客席にいたセレインに照明を当て始めた・・もはや逃れる隙さえない 【セレイン】「はっ、はい……っ(もう時間なの? 情報収集に時間を割き過ぎた……いえ、ここはとにかく……)」さぁっ、と肌がこれからの事を思い薄紅の化粧をする。さすがに今からでは逃げるのも間に合いはしないでしょう……。 【GM】『あの娘今日の商品だったか・・?』『いや・・だが確認している時間もないし商品が逃げたとなれば客が不安になる、ここは・・』値はいくらでもいい、演出ということにするぞ・・とスタッフが主催者不在の間に誤魔化そうとしているのも君に味方した 言われるがままにステージに立つ。そこは既に何度かの陵辱の後が見えて、鼻を突く淫らな匂いがゾクリとセレインの背筋を震わせ、演技を本物のようにしてしまう。 【GM】異国の民のような独特のセレインの容貌と香り立つ淫気・・そして羞恥に震える姿に、事情通の観客たちは「ほう、あれはこの国ではない蛮族の希少種族ですな・・」 【GM】などと君を値踏みするように突然のイベントに興味津々で遠慮ない視線をその褐色の肌に浴びせている 【セレイン】「し、失礼します、皆様……この場に淫らな商品としてお目にかかります、レンと申します……肌からお察しの様に、遠くより皆様に買い上げられるため、招待を受けた身の上でございます……」線の細い声で鳴くように。加虐心を煽る声で、その言葉はよく躾けられた、あるいは育ちのよさがみてとれるかもしれません。 背筋を伸ばすと、むちりとした乳房にベルトが食い込み、大きさや張りを強調して。食い込み尻肉は丸見えでライトのせいかテカり艶かしい様は彼らの欲情を誘います。 【GM】はじめての競売でそのような媚態を晒しながら羞恥を帯びた・・そのミスマッチと、しつけられてなお怯えて媚びるような演技・・いや、それは演技なのかもはやセレインにもわからないが・・確かなことは。 【GM】―――奴隷としての君には、騎士としての君を遥かに上回る価値・・コロナ金貨どころかその上、あるいは希少な宝石が対価として提示され、競売が熱を帯び始めた頃・・ 【GM】「では・・これ以上はなしですな」と客席にいた初老の人物が君を競り落とし・・舞台に上るが、彼の行動は予想を裏切った 【GM】「(バカ者・・主人もわからん商品を舞台に上げるとは何をしている、私は顔を見せるつもりはなかったのだぞ・・!)」遅れてきた主催・・と思しき男性は司会を小声で叱咤して君に向き直り 【GM】「では・・名前のない君の主人は今日から私だ。本日最後にとんだ掘り出し物だ・・」と君に主人のあかしとでも言うように首輪をつけようとする・・。 【セレイン】「っ、~~~~ッ」突き刺さる視線に息が荒くなる。肌が汗ばみ、じんわりと股間が湿る感覚。羞恥と屈辱で思考がかき乱されそうになりながらも……。 【GM】 【GM】 【GM】そして競売は無事終わり、君は楽屋裏でその人物と対峙した・・身なりも風貌も上流階級の人物に見えるが半面をかくすマスクをしており人相はわかりにくい 【GM】「まったく冷や汗をかいた。身元もしれん商品を出したなどしれたらえらいところだったが・・ふむ。」と君をためつすがめつして。 【GM】「だが、悪くない買い物だ・・ふふ、おかしなことだ。逃した魚というのはいつまでも覚えているものだな」と苦笑して、君に手を伸ばして 【セレイン】「あの、ご主人様……?」その反応に、何かひっかかるものを感じる。まるで自分が商品を出しているのだとでもいうかのような……。しかしマスク越しにはその真意までは察するに至らず。 【GM】「あの部族の娘などとうに村ごと滅んで手に入らないと思っていたが・・あと少しで調教も終わろうというところを話のわからん騎士どもめが・・」君の記憶を喚起する言葉はある事実と、君の過去を徐々に呼び覚ましていく・・。 【セレイン】「んッ、あぁ―――っ」伸びてくる掌を避けようともせず。これは任務だ。演技なのだと必死に頭では考えていますが。その声は自分でも思いもよらぬほどに淫靡に濡れたもので。 【GM】【奴隷商人】「さて、その烙印があるということは躾は済んでいるな・・”そら、もう準備はできたろう ”」何事かつぶやくと君の体は・・ 【GM】かつて施された調教のままに、催眠暗示により発情した雌として意思を裏切り反応を始める・・! 【GM】君を調教した人物しか知るはずのない・・いや、同じ行為を他の奴隷も受けたにせよ、まるで同じ符号で反応することはありえない・・それはつまり。 【GM】彼こそがかつて君を名前も故郷もない奴隷として仕立て上げ・・それによって築いた財で上流階級の人間として今も奴隷を商っているのだ、という事実は・・霞んでいく頭でも容易に理解できた 【セレイン】「ぇ……―――~~~ッ!?」ジィンと、男の言葉が脳に染み入ってくるようで。何をいっているのかもよく理解できない。頭のどこかが警笛を鳴らしていますが、調教された牝としての部分が理性を食い破るほどに大きくなってきて…。 【GM】というわけでルール上は戦闘開始です。暗示は時間が経つほど蘇るぜ・・(ΦωΦ)フフフ… 【GM】開幕はこちらはない。 こちらも無しですので今後はスキップでよいかと! 【GM】まあ行動はセレインから。暗示はトラップなのでターン最後に発動で知力で突破できます。寄生タイプだがな・・。 【GM】(ようは承認さえ倒せば消える ということは一点集中ですな…! ではフルスイング+ランページで! 【GM】どうぞー 2d6+4+3+2+4+2+3 【ダイス】N10_Serein - 2D6+4+3+2+4+2+3 = [5,6]+4+3+2+4+2+3 = 29 あ、+5で34! 【GM】【奴隷商人】「ぐ・・!?何をするか・・!」暗示に掛かりながらも抗う君に更にブロックワードをつぶやく、それは・・ 【GM】おそらくはもうこの世にない君の村の名前・・忘れられないそれを彼は君を縛る呪いに変えたのだ 【GM】《責め具の呪い》《死点撃》で《アイドルハント》が+6・・あまたのメイデンを貶めてきた調教のてくだよ 【GM】そういうわけで君の身に付けた鎧を食い込ませ感度の高まった身体の性感帯を探るように女の急所を攻める攻撃です 【GM】2d6+10+5 【ダイス】NOT_GM - 2D6+10+5 = [3,6]+10+5 = 24 【GM】どちらにしろ[責め具]は聖水で消えずIV-2、MP-2よ、(ΦωΦ)フフフ… ののれーっΣ せめぐは今は適応されないのでしたっけ? 【GM】おっとIVが下がっては次からスゥエーもできませんね? 【GM】ダメージが通ったあとだから受動終わった後からっすね 【GM】(なのでダメージ処理後からBS ブロックがある…!(MP不足だけれどね… 【GM】あれ、香木は・・? では-5にして体に受けましょう! あ、とってないんですよ(わはは そして魔力の粉を使いますね! 【GM】あ、違うや。聖水あれば責め具は解けるが次のターンまた食らうだけね 【GM】まあ解除するにしてもダメージ処理あとだが。 3d6 【ダイス】N10_Serein - 3D6 = [2,6,6] = 14 解除はまだしません 【GM】では全快で。しかしサキュバスメイルか・・ あ、注入で強化されておりますれば APMAX28になってますね! 【GM】ではトラップ発動。そして更に暗示が深化する。 残り 28 8 です! ひおぉぉぉっΣ 【セレイン】「――――ッ!? あっ、あ゛ぅッ……!?」自分という存在を内側から責め嬲る暗示に身体を痙攣させるばかり……しかしそれは必死の抵抗に他ならないのです…。 【GM】【奴隷商人】「やめぬか・・お前はなぜそんなことをする・・この・・私はお前の父だぞ・・!」 【GM】乳をもみほぐしながら組み敷いて卑猥な衣装の君を犯そうと恰幅のいい体で伸し掛る彼の言葉は無論事実無根だが・・ 【GM】【催眠暗示/事実誤認】・・主人の言葉は奴隷の意思を無視して白いものでも黒くする 【GM】とはいえ発動は次からだ。今回は快楽信号だけ。 【GM】5d6+2+5 【ダイス】NOT_GM - 5D6+2+5 = [3,2,4,3,4]+2+5 = 23 【GM】12点の軽減不可能ダメージで、君の体は異常に快楽に弱くなっていくぜ・・アクトをどうぞ ふえたー!Σ 奉仕系をかんがえ<官能の指先> <過敏な突起> <魔性の果実><教え込まれた恥辱> あとオークションシーンからもアクトをあとだしで! <視姦の檻><鼻をつく淫臭> で! 【GM】全部OK。ロールをどうぞ。どこまでするかは・・今回はご奉仕ということでお任せしよう はいですね! 【セレイン】「は、ぁ―――」やがて、震えた視線は目の前の憎むべき奴隷商人に定まり。しかしその眼の感情は忌避や嫌悪ではなく、尊敬や親愛といったもの…。 【GM】【奴隷商人】「ああ・・そうだよ。何も悲しいことなんてない、父さんに全部ゆだねなさい・・」徐々に築き上げてきたひとりの女性として、女騎士としての人格も思いも無力な少女だった頃に教え込まれた調教の成果で押し流されていく・・所詮は奴隷として、誰かに隷属する存在としてしか君には価値がないのだろうか・・そんな考えも薄れていき 【GM】愛しい、親愛な父へそのすべてを捧げなければいけないという悦びが仕込まれた行為をためらいなく促していく・・ 【セレイン】「あぁ……は、い……お父様……♪」ばちんっ 音を立て、はじけるように胸のベルトが開放される。たゆんと揺れこぼれる乳房を隠そうともせず、奴隷のよう跪くと上目遣いで媚びた視線を送り。 【GM】それは果たして暗示によるものだけか・・親愛な尊敬すべき父・・自分を育てた彼に対しそのように成長した身体で報いたいという胸に沈めた思いも後押ししたのか、セレインの心でなく頭脳はよどみなく憎い敵のはずの人物への奉仕を選択する・・ 【セレイン】「失礼致します、お父様……っ、あ、あぁん……っ♪」ズボンを降ろすと、ぼろんと汗ばんだ肉棒が零れ頬に当たる。嫌がる様子どころか、甘い声を零し宝物でも扱うように両手を添え受け止めて…。 【GM】たるんだ腹の下にあるそれはむくむくと起き上がり奉仕のたびに怒張を膨らませ・・それがセレインを奴隷に貶めた男のものだという事実も奉仕の妨げにはならない・・ 【セレイン】「んっ……ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅっ、ちゅぅ~~~ッ♪」ついばむように先端を何度もキスし、徐々にそれは深いものになってくる。片手では睾丸を持上げ、掌で刺激して……脚には褐色で張りのある乳房がクッションのように押し付けられて。 【GM】【奴隷商人】「フフフ・・いい子だ、どれ、もっとみだらに咲き誇れるようにしてやろう・・私の作品としてな・・」すぐにいきり立った初老の男のものはまたたく間に口に含みきれないほどに膨張しセレインの唇を先走りで濡らし、その口内にも極太のおじさまチンポは侵入し全身をすり寄せながらペニスに奉仕する奴隷と化していく君の脳髄をその濃い加齢臭まじりの精液のにおいでじわりと痺れさせていく・・ 【セレイン】「んはァ……んぶっ、れちゅぷっ、ぞぶぅぅぅぅ~~~~―――っ♪」でろりと垂らした舌が裏筋をやわらかく包み、恥垢をそぎ落とし掃除をするように刺激して。やがて頬張るようにペニスを飲み込んで。上目遣いでどうですか?とでも聞くように。嫌悪感の欠片も無い媚びた従順な愛娘としての人格が形成されていって…。 【GM】いっそ間抜けなペニスをほおばり吸い付いた顔も男の欲望を煽り怒張をさらに脈動させるほどに卑猥で・・だが、その奉仕の悦びはすぐに・・。 【セレイン】「はぷっ、んふ、ふ―――♪」鼻から抜ける肉棒の匂いに広げた股からは愛液が溢れ出して。酷い匂いだというのに、嗅ぎ感じるのを止められず、脳みそまでマヒさせられていくようで…。 【GM】きゅむううっ・・!!とたわむ乳房を掴む男の手と、その先端ごとつねり上げられた二プルを・・容赦なく主人によって吊り上げられ痛みさえ覚えるほど激しい刺激で、彼のものとして弄ばれる痛みと快楽に押し流されていく・・浅ましい奴隷が主人に嬲ってもらえるなど望外の喜びだからだ・・”君はそのようにしつけられたのだから” 【GM】「ふふ、いい子だ・・ならば次はこのいやらしく育った乳房でしてもらおう・・すべて飲み干すまで続けるんだよ・・」いっそ優しいとも言える声色は幼い日いく度も暗い部屋で言い聞かされ忘れ去ったつもりでも・・屈服するしかない大人に教え込まれた恥辱は訓練された犬のようにセレインをしつけられた通りに反応させていく・・ 【セレイン】「んあ゛っ♪ はひ、ひいぃぃぃ~~~~ッ♪」思わず口を離し仰け反って。愛するお父様からの愛撫はそれまでに感じたいかなるものにも勝って……首の後ろがズキズキと傷むほどの陥落に軽いアクメに襲われつつ…。 【GM】吊り上げられた乳房はそれでも形を崩さずきゅううう・・っとちぎれそうなほどに抓られ弄ばれ・・痛みさえもいまや主人に与えられるものなら悦びと化す君にはたとえようもない褒美だった・・ 【セレイン】「んッ、はっ、いぃぃ……お父様ぁッ……っ♪」重ささえ感じる褐色の桃で加齢臭さえ感じるその肉棒を包み……腰を落とし、見せ付けるかのように上下に身体を揺らす。男に奉仕する事に使命感染みた感情まで植えつけられ、その行為そのものに多幸感を感じてしまう…。 【GM】 【GM】もはや女騎士などどこにもいない、またしても快楽に負けてしまうかと思われたとき・・ 【GM】 【GM】では第二ターン。責め具がそのままならこちらから そのままですね! 【GM】《薄絹の呪い》《死点撃》っていう、既に水着みたいなものだが。 ぬう、水着まできたか…! 【GM】2d6+10+5 【ダイス】NOT_GM - 2D6+10+5 = [5,3]+10+5 = 23 【GM】堕落のスリット発動せず・・受動どうぞー うーぬ…ここはその他を飛ばします! 【GM】では行動どうぞ・・フフフ 受動のMPはないなら、攻撃するしかないじゃないッ! 2d6+4+3+2+4+2+3+5 フルスイング+ランページ! 【ダイス】N10_Serein - 2D6+4+3+2+4+2+3+5 = [5,6]+4+3+2+4+2+3+5 = 34 【GM】さすがに倒れないぜ・・へへへ、つまりすごくよかったがまだイカナイ なんという…! 【GM】ではお待ちかねのトラップ発動だ 【GM】快楽信号・・! ごくり、こ、こーい! 【GM】5d6+2+6 【ダイス】NOT_GM - 5D6+2+6 = [6,1,2,6,1]+2+6 = 24 【GM】堕落のスリットと水着は関係ないな・・HPに12点だ 【GM】事実誤認もゆく・・ いただきました! 【GM】3d6+4+6 【ダイス】NOT_GM - 3D6+4+6 = [2,3,2]+4+6 = 17 【GM】これは受動できないがAPに。 あ、ゾロ目なので水着かも 死ぬので回復しますぜ! 3d6 【GM】おっと。・・あれHP直撃? 【ダイス】N10_Serein - 3D6 = [2,1,5] = 8 【GM】たりるかな・・ 丁度死ぬ計算だったので残りましたね! 【GM】ではアクトがあれば宣言を、なければ次のターンさ・・ あ、HPキャラシでの修正してなかったな…実際は41です <快楽に変わる痛み> <締めつける名器> を! 【GM】有無、それは据え置いて戦闘継続で まよったけどこれでいきますぜっ 【GM】ではファイナルターン、どうぞだ・・ あ、聖水つかっておきましたね! 【GM】了解~ うし、CP13なので いつもの+ファイナルにポテ全のせっていう 【GM】まあこれで倒せないとどうやってもロストの流れだ・・ 【GM】(もとい全滅 15D6+2d6+4+3+2+4+2+3 【ダイス】N10_Serein - 15D6+2D6+4+3+2+4+2+3 = [6,4,3,4,3,5,1,4,5,2,1,3,2,1,2]+[1,6]+4+3+2+4+2+3 = 71 【GM】うむ、これ以上ないほどの名器で昇天させたよ・・。 戦略的なこと言えばさっきファイナルしておけばーとか思うけど大事なのはエロス やはりるーくかっ 【GM】いや、もっと高い・・が十分でしたね 100以上あったのかっΣ 【GM】 【GM】 【GM】ではリザルトのみで後日だ・・少し盛りすぎたがまあ成功といえる うむむ CP13 SP11 でしたね! 【GM】<基本経験点> 【GM】シナリオが成功した:40点 【GM】<モンスター経験点> 【GM】ナイト級モンスターを倒した:10点 【GM】<トラップ経験点> 【GM】ポーン級トラップを解除した:2X3点(イベント) 【GM】ルーク級トラップを解除した:4X2点 【GM】合計64点+総獲得CPが経験点、名声+1、ミアスマ+4です。人脈は【スラムの少年・ルビッカ】か【ご主人様】としておきます。 【GM】77点ですなー。とりあえずログはとってあるので。 山盛りでございました…はい! 【GM】おつさまでした。まあゲーム部分は終わったのであとはロールだ・・ 【GM】(ボーナストラック 【GM】日程などはまた後日、ではー むしろ本番でござるよ(げひひ 【GM】再開ー 【GM】 【GM】 【GM】~女騎士の特命~ 【GM】さまざまな経緯から奴隷商人の首魁を探り当て、単身潜入に成功し思わぬ値をつけられた騎士セレインだったが・・騎士とはかけ離れたその任務の実態と、己を奴隷にしつけた主人との遭遇はさらに想像もしない変化を彼女にもたらしていたが・・ 【GM】一人、奴隷商人に買い取られた奴隷としてその身をもって奉仕する姿を・・誰も見るものがないと信じていられたのは幸運だったかもしれない・・。もっともそれも今のセレインにはどうでもいいことかもしれないが。なぜならば。 【GM】処女こそ奪われなかったもののかつて君を商品として躾けた男の声はそれが発されるたびに君自身が想像もしない卑猥な行為での奉仕を命じてくる。たとえばいま・・その豊満な乳房と口でひたすらに壮年の男のものにしゃぶりつくなど少し前までは考えられないことだった・・▼ 【セレイン】「くぁっ、ぁ、はァ―――……♪」乱暴とも思える乳辱だがセレインのマゾ性を煽り興奮させる結果へと繋がります。かつての洗脳調教の名残により従属で得られる幸福感と悦楽に身を震わせ、褐色の乳房を唇から零れる男の白濁で穢されていく……。 【セレイン】「ぁ、ッ、んっ、んむっ、ン~~~……ッ♪」こくり、こくりと喉に絡みつくそれを見せ付けるようにゆっくりと嚥下する。男の征服欲をただ満足させる為だけの行為……しかし、それすら悦びを感じさせられて。やがて全て飲み込むとニッコリと微笑んで。 【GM】既に君の身体・・脳髄まで麻痺させる言葉を操る男の暗示に精神まで支配されたセレインは敬愛する父のように憎むべき敵のペニスにしゃぶりつきその肌を白濁に汚されながら笑顔まで浮かべている・・当の家族や部隊の部下が見れば失望どころか目を疑うだろう光景だったが・・ 【セレイン】「おいしゅう……んッ、ございました、お父様……♪」等と、隷属の愛娘と化した女騎士は男へと感謝の言葉を洩らすのです。 【GM】びゅる、びゅるっと吐き出されてなお君の肌を汚すだけでは飽き足りない、というように老境に差し掛かった濃厚な雄の香りはこれでもかというように若いセレインの鼻腔から脳髄まで侵して・・。 【GM】「ふふん、ようやくおとなしくなったか・・ならば言ってみろ、セレイン。お前は・・なんだ?私にどうされたくてそんなふうにチンポを舐めている・・?」と。奴隷として蓄積された言葉を引き出すように教え込んだ恥辱の淫語を浴びせて。年に合わぬ黒い逸物を反り返らせながら君の鼻先に押し付けて。いつしか首輪に主人の証というように鎖を結んで君の勝手な奉仕を封じていく・・。 【セレイン】「ぁ、んはぁ……っ♪ は、い……私はお父様の娘です……オチンポを舐めしゃぶり奉仕するのは娘として当然の……ン゛ゥ!? ぁ、ハぁ……ッ」男の事もそうですが父と娘という言葉に、どこかで拒む思いがあるのか一瞬顔を歪めますが…。 【セレイン】「……失礼、致しました……♪ お父様が恋しく無様に涎を濡れ零すオマンコに、逞しい……お父様のオチンポを埋めて頂きたく、必死に奉仕させて頂いておりました……っ♪」蹲踞の体勢で腰を突き出し、言葉通りに薄い陰毛まで濡らしひくつく肉ヒダを見せ付けて。犯される事を望みヒクついているようで…。 【GM】そのペニスに顔を近づけようとするたびに鎖を引かれおあずけを食わされ・・既にこれまでの痴態と行為で脳髄から昂らされ、身体は精液を浴びせられこそすれ雌肉そのものは狂ったように疼きながらも主人はたやすく褒美を与えてはくれない。その精神まで薬物で調教された奴隷は、笑いをかうほどの芸を・・痴態を晒さなければ快楽を得ることもできないのだ・・。 【GM】犬のように舌を吐き出してチンチンするようなありさまで首輪を引かれ懇願する様は牝犬騎士とでも言う方がいっそふさわしかったが・・男は従順に見える相手にも執拗な手を用いた。 【GM】「よかろう。ならば褒美だ・・それ、下の口で食らうがいい・・」皮のベルトのような衣装で腰を突き出し既に愛蜜でどろどろのそこに・・ちくりと痛みが走り。 【GM】既にして処女喪失の頃から名器と呼んでもいいほどこなれていた・・その実は幼い頃から薬物と道具でほぐされていた・・そのヴァギナの膣肉と・・淫核に鋭い痛み・・注射器の針が突き立てられ。 【GM】ぷちゅ・・っと瞬間何かが注入される感覚さえいまやセレインには快楽のスパイスでしかないが・・敏感なその粘膜からの直接の注入は・・それが染み渡る頃には・・。 【セレイン】「ンあッ、はぁ……ッ♪ あぁぁぁぁぁ……ありがとうございまッ、ひゅゥゥゥっ♪」ようやく犯してもらえると、そう思ったさなかに打たれるのは肉棒では無く鋭い金属の針。充血したソコへの注射に痛みが全身に走る……走るのだけれど、その薬物の効果か、暗示の効果か。はたまたセレインの素質のせいなのか。退廃的な快感を覚えて、腰を突き出したポーズのまま固まって…。 【GM】「特製の・・家畜用の媚薬だ。どんなおいぼれた牛馬でも種付けがしたくて堪らなくなって狂うそうだが・・ククク、わしがしつけた雌畜生にはどの程度効くかな・・?」屈服したかに見えるセレインにも油断せずその最後の理性まで奪い去るために異常な量の投薬を行い・・。その行為の結末を待つ、間にも・・ 【GM】セレインの乳首は異常なほどに固く尖り・・淫核も、膣肉は愚か肛門まで血の通う場所はすぐに異常に充血し・・全身が火を噴くどころではない発熱と発汗に襲われていく・・ 【セレイン】「ハァッ、アッ、ハッ、ハッ、ハヘぇッ!?♪」心臓が爆発しそうな程の発情を促され、過呼吸気味に赤い顔で身体を上下させる。その瞳からは徐々に人としての理性的な部分が失われているようで…。 【GM】すでにして犬のように発情している女騎士・・いや牝犬ですらない雌畜騎士の鼻先にある先走りを漏らすペニスは・・その臭いだけで君を狂わせ人としての理性を奪い去って行くほど魅力的で・・。それをブチこんでどろどろの発情牝畜穴をほじってもらうためなら君はどんな言葉も、秘密も吐き出したかもしれない 【セレイン】「おとっ、ひゃまぁッ!? あ、あ゛あぁぁぁぁ~~~ッ♪ おかひっ、犯してくださひッ♪ 頭おかしくなるぅッ あぁ、アッ、身体尖っていくッ、うぅぅぅ~~~ッ♪」ビィンと勃起した乳首は乳輪までもっこりともりあがったファニーニプルを披露して。全身が汗に濡れテカる褐色の肌は葦毛の牝馬を思い起こさせる。 【GM】「さあ教えなさいセレイン・・お前はどうしてこんなところに来た?既に別に主人がいるのか・・?あれからどこで生きてきたのだ・・?」狡猾にも、上流階級に浸透するほどに栄達していた商人は君が対立するものが送り込んだスパイの可能性を懸念していた・・。 【セレイン】「あれ、からぁ……っ? わたひはお父ひゃまに、お助けいただいて、騎士ッ、き、騎士にぃ……ン゛ぅッ あ、ア゛ッ!?」霞がかった思考に混濁する記憶。頭が割れるような痛みにのけぞり、一瞬ギラリと刃物を押し当てるような眼光を見せましたがそれまで。またとろんととろけたような視線に戻り……。 【GM】「騎士・・?どういうことだ?ん?話さなければ・・」首輪を引いて既に触れられただけで失禁しかねないありさまのどう見ても奴隷にしか見えない娘に・・。 【GM】その肥大し切ってぱんぱんのクリトリスを、つまさきで踏みにじると・・女性として最も大事な性器と肛門を晒し・・何人もの男をくわえこんだ名器を押しげも無く・・ 【セレイン】「はへっ、あぁぁぁ~~……ッ♪ ん、わかりまひぇんっ、きひってなんれふかぁ……?♪ あっ、あぅんッ♪ お、お父様ぁ……もう、もう我慢っ、我慢無理でぇ……ッ♪」何かの間違いだったんじゃないかってぐらいに反動でか薬が回りすぎたせいか、壊れ気味になってきて… 【GM】ごり、ごりゅ・・っと踏み抜くように靴先で押しつぶし一瞬でセレインから理性と言葉を吹き飛ばしていく・・「言いなさい?でなければ・・これを、おまえの汚い泥靴で汚れたおまんこにぶちこんであげないよ・・?」かわいいセレイン、と笑いながら”お父様”は・・ 【GM】誰もが金貨を惜しまなかった希少な上等の奴隷を惜しげもなくそのへんの靴磨きの雑巾がわりに扱いながら・・屈服と、告白を強いる・・。 【GM】あるいは彼も・・あまりのだらしない痴態に己が手塩にかけた作品にはもっと先があるはずだ・・とそんな感興を覚えたのかもしれない 【セレイン】「キヒッ、い゛ぃぃぃ~~~ッ♪♪ おッ、お゛ぅンッ♪」ブルブルブルゥ……女性器を踏みにじられる等と言う屈辱的な行為に潮と失禁をして達してしまう。がくんと腰を落とし首のみ引き上げられて……。ふるふると頭を振る。何も知らないのか、あるいは……。 【GM】「ふむ、ここまでしても何もない・・か。まあ・・奴隷に情報など与えはしないか」先程までの屈服し切ったようすが功を奏したのか、情けなく尿まで漏らし膝を付いた女騎士を首輪で引き起こして・・。「だが、念には念だな、それに・・」”わしの娘”作品という意味ではあるが・・手塩にかけた奴隷人形を自ら味わうという悦楽は彼に最後の疑念を捨てさせていき・・。 【GM】蹲踞の姿勢で腰を突き出すセレインの首輪を引きながら・・銀の輝きを放つそれを・・ 【GM】ぷつ・・っ!ぷちっ・・!! 【GM】尖りきった左右の二プルに貫通したピアスの痛みは去ることなく気絶しかけたセレインを覚醒させ・・投与された家畜用の精力剤はそんな肉体をさらに活性化させ子宮までも痛みを覚えるほど疼かせているのに・・。 【GM】「これで今日からお前は本当にわしの娘だ・・セレイン」そうだ・・かりそめとはいえそう条件付けたからには娘として贈与に使うのもいい・・勝手にそんな未来を思い描きながら。顔を隠した彼は・・ 【GM】針を通せば弾けとびかねないほど膨らんだクリトリスに・・・・奴隷の証の、ちいさなクリピアスをゆっくりと、両手の指の数ほどぱちん、ぱちんと挟み込み、肉びらを拡張していく・・▼ 【セレイン】「あぎヒィッ!?♪ ふあお゛ぉぉぉぉッ♪」乳首を貫く痛みは一瞬で覚醒を促して。眼を見開き唇を引き搾った表情で、ブルブルと瞳孔は小刻みに揺れる。回った精力剤と肉棒の香り。厳しくも頼りになる父親という名の主人に感服した様で子宮さえ降りてくるのを感じます。 【セレイン】「おとうざま゛ッ!? らめへっ、痛すぎりゅぅッ 痛すぎて、気持ぢいぃぃぃぃ~~~ッッ!?♪♪」刻まれる奴隷としての刻印に暗示に酔った脳みそは歓喜にうち震える。ピアスで剥かれ赤い真珠を完全に露出させ腰を震わせると、チリンと小気味良くラビアピアスが鳴る音が…。 【GM】やがて靴で踏みにじられ腫れ上がったそこに男はズボンを緩めせり出した腹を押し付けながら・・膝立ちに蹲踞のままで淫液と尿を垂れ流したセレインのはみ出す媚肉をめくるように・・ 【GM】「そうかそうか・・これがお前の新しい誕生日プレゼントだよ・・商品ではない私の娘(モノ)としてのな・・」だぷん・・っと腹を叩きつけるようにのしかかり交合を続け・・みぢみぢと、薬と暗示で発情し切った雌畜の媚肉を内側に押し込むように挿入していき・・その豊かな乳房の二プルにつけたピアスを引きちぎらんばかりにして、どちゅ、どちゅとお漏らしを続けるセレインの股ぐらを掘り進んでいく・・。 【GM】待ちわびたそれは長さはともかく豚のそれのように太く捩じ込まれるたびに雌穴を拡張するように膨らみ、男の腹を叩きつけるような音と共に君の胎内をめちゃくちゃにかき混ぜていく・・▼ 【セレイン】「ふひぃッ、ひぃ、ひぃ~~~~……ッ♪」びくんびくんッ 意識を飛ばすことも出来ぬマゾ快楽に思考と感覚をかき乱されていましたが……ぶにりと腹部に埋まる肉棒の感触とラビアを捲る指に膣肉と子宮はセックスの予感を脳みそへと送る。大きく腰が跳ね、あたかも据付のラッキーホールのように熱い肉穴を突き出し、足の上にお尻をのせ固定して。 【セレイン】「ンあ゛ァ♪ ありがとうございまぁぁッ♪ お父様のォ、娘になりま、あ゛あ゛ァ―――ッ♪♪」ゾブルッ、ゴププププゥッ♪ 発情しきった牝肉は自ら招き入れるようにうねって。痛覚や奉仕の快楽とはまったく別な、原初的な種付けの為の行為に牝としてのココロが悦びに打ち震える。 全身に浮いた汗で湿った肌は男の肌に吸い付くようで、密着率を上げて。腰を緩く回しゴリュゴリュと胎内をほじられる感覚に涙まで浮かべ、顔は悦楽に蕩けきってしまっています。 【GM】蹲踞の姿勢での交合はかなりの無理を強いたが、壮年の男性の執拗な抉り込むような腰使いと、乳房を苛む痛みと・・やがて、唾液を絡め混ぜ合うような濃厚な中年のキスは、セレインから声を漏らす自由さえ奪い、口腔も膣穴も男のものとして快楽を提供するどろどろの粘液壺のような淫具へと変えていく・・ 【GM】誰が突っ込んでも具合良く締め付けるだろう痙攣するその膣穴に男のピストンが早まり卑猥な姿勢で限界まで開脚したセレインを組み伏せるようにぎゅぼ、びゅぼっ・・と肉孔をポンプのような音をさせながら丹念に・・両手を床について反り返る雌畜の腹にペニスを浮き上がらせるほどねじ込み・・ついに、それが子宮にキスをして、どちゅ、どちゅっとその子袋を押しつぶし始めると・・。 【GM】絡み合う二匹の畜生の交合は純粋な種付けの欲求にとりつかれたように互いにカリと子袋をぶつけ合うような激しいまぐわいへと変化していく・・ 【GM】「ふう、ふう、ぶふううっ・・!!」夢中になって娘、の口を味わい舌をねぶりながらせり出した腹で押しつぶさんばかりにのしかかりながらびたん、びたんと腰肉でその褐色の肌の雌畜の性器を叩き・・その間も二プルをちぎれんばかりに引っ張りセレインが倒れることを許さず・・精液を吐き出すためだけのまぐわいはそれからしばらく続き・・。 【セレイン】「んぶちゅルぅ♪ んレおぉっ、ちゅ、ちゅうっ♪」臭く普通であれば顔を背けたくなる中年の舌の味も自ら進んで絡め啜り舐めしゃぶって。愛情と忠誠心を伝えるような丹念で貪欲な舌使いで息をする間も無いほどに唇を密着させて。 【セレイン】「ちゅぶっ、ちゅぅッ、ちゅッ、んんんぅぅ~~~~ッ♪」ズンズン、ドチュンッ♪ 子宮を潰される感覚は力強い雄に屈服を誓いたくなるマゾ牝としての面を尚も増強させるもので。完全に密着したさいに睾丸が尻タブを撃つ感覚さえも愛おしいものに感じてしまう…。 腹の出た中年の身体に圧し掛かられて…。犯される側でありながら体重を支え、乱暴なピストンを受け止める受け皿としての役目に、正義の為と鍛えてきたしなやかな騎士の肉体の全てを使って。今のセレインにとって“お父様”こそが全てであり、それに仕える以外の自分など想像の外なのです。 【GM】やがてセレインの胎内と男のものが深く結合した瞬間・・溜め込まれた雄の子種がその玉からせり上がる感触さえ響くほど密着したそこから・・一撃ごとにぞる、ぞるっと精液が膣圧で吸い出される感触と共に・・。 【GM】“お父様”・・ある意味で今の君を作り上げた男の精子が、勢い良くセレイン自身の子宮に吸い上げられるように・・ 【GM】ぼびゅうううううう…っ!!! 【GM】ぷりぷりした感触さえ伝わる新鮮な、しかし濃厚に熟成されたものが君を孕ませようとまたたくまに子宮を満たし股を広げてブリッジしたような姿勢の君の腹を膨らませるほど吐き出されていった・・ 【セレイン】「んおヒぎぃぃぃぃぃぃ~~~~ッッ♪ ンホッ、おほぉぉッ、オ゛―――――ッ♪」ドプンドプン……子宮が強く疼きお父様のザーメンを欲して。その疼きはそれこそ身体を揺らすほどで、鼓動のように射精にあわせビクンビクンとピアスを揺らし大きく痙攣します。 【セレイン】「せい、えきぃぃ~~~ッ♪ はんぅッ、うぅぅぅぅ♪ お父様の素敵ッ、ですぅ……♪」でろりと舌を垂らし三白眼染みたアヘ顔を晒しながら。ぽっこり下腹を浮き出させブリッジの体勢で男を受け止める、滑稽なオブジェのような体勢になってしまっています…。 【GM】互いに主従、のはずだった奇妙な因縁の男女の交合はいつしか互いを喰らい合うような貪り合うモノへと変わり時を忘れさせ・・。 【GM】やがて沈黙の後余韻に震える君たちの耳に足音が響き、扉が、開くと・・ 【GM】『――おや、奇遇ですね。帝都でも有数の商会の会頭のあなたがこのような違法な取引の場所に』そう告げる冷たい、しかし澄んだ声はセレインにとって聞き覚えのあるもので・・ 【GM】「な・・なんだ君は、たしか治安維持部隊の・・それにその兵士たちは・・!?」突然のことに利に聡い商人としての顔を繕おうとするがとうてい申し開きできるありさまではなく。男はレオンの連れた兵士たちに取り押さえられセレインから引き離されていく・・「は、図ったな!これまでも貴様にはさんざん情報を・・うごっ!」 【セレイン】「ふへェ―――……?」その声には聞き覚えが……正確には暗示のかかっていないほうのセレインには、ですが。突如引き剥がされるも散々イカさされた身体は実のところ弛緩しきって、ブリッジもいつしか膝と肘をつけた力ないものへと変わっていたのですね。 【GM】【レオン】「お話は詰所で聞きましょう、これほど動かぬ証拠があってはあなたのお知り合いも便宜を図るには難儀するでしょうからね」そう告げる騎士の怜悧な双眸は眼鏡を通して拘束されていく男とセレインを見やり「ご苦労様でした、これで、しばらくはあなたへの追求も避けられるでしょう。セレイン」夢から醒めていくような有様の君を見ながら・・君の”父親”を陥れた男はうっすらと笑った 【GM】 【GM】 【GM】~任務完了~ 【GM】その後自失していた君は自ら取引現場に踏み込んだレオンに保護され・・”取引”は穏便に済んだ、との報告だけを受けた。 【GM】釈然としない話だったがあの君の”父親”とも言える商人のその後については聞くことはできずやがて君は任務に復帰したが・・あるひとつの問題を抱えていた。 【GM】それはあの日現場に踏み込んだ兵士の中に、部隊での君の部下もいた・・ということで。当然ながら薬の抜けた君にとっては目を覆わんばかりの有様も見られていた・・ということだ。 【GM】そして君は・・その問題を解消するためにある選択をした、それは・・ 【GM】 【GM】兵舎に集められた君の部下数名は怪訝な面持ちだったが、あのような痴態を見たことで上司にあたる騎士である君から何がしかの咎めを受けるのではないかと一様に緊張した様子で、いまは奴隷の装束ではなく鎧に身を包む君の言葉を待っている・・▼ 【セレイン】「その……今日も御勤めご苦労様です。今回集まってもらったのは……」少し言いにくく、とはいえどこからか話が漏れればタダでは済まないのだ。意を決し、カシャリとかれらの目の前で鎧を脱ぎ捨て、やや際どいレオタードの姿になる。訓練の後で若干汗の後が艶やかで…。 【セレイン】「……私から、貴方達への褒美……ではありませんが、今後もよく人々の為、頑張って欲しい、と……」集められたのはあの出来事を目撃した人間ばかりで、何をいわんとしているのかと言うのも伝わってくるのではないでしょうか…。 【GM】「あ、あのお話とは・・」「やはりあの時の・・」その武量で生まれにも関わらず正騎士にまでなった君は街の衛視あがりの一兵卒からすれば憧れであり・・それだけにあのようなぶざまな雌畜めいた姿は信じがたいものだったろう。だが・・続く言葉と行動は彼らを呆然とさせた 【GM】「え・・は、はあ」「それは・・ありがとうございます。ですが・・」にわかには信じがたい、あの時の調教された奴隷そのものの君とは違う、恥じらいながら誘うように視線を送る女騎士、セレインに・・彼らはどう接していいかわからず。 【GM】「その・・具体的にはなにを・・してくださるのでしょうか」一人が思い切って、直截な問いを君に浴びせ、彼らはよもやと思いながら期待するような視線をその薄絹一枚のセレインの肌に浴びせる・・。 【セレイン】「ッ……し、失礼するわね……」そういうと、兵舎の休憩室のカーテンを締め切り、カギをかけて……何かを期待するような彼らの視線に追い立てられるように、レオタードすら脱ぎ捨て鍛えられた、均整のある肉体を彼らに惜しげもなく晒します。 【GM】ごくりとつばを飲む音が沈黙の落ちた部屋に響きわたり・・訓練で汗をかいたかれらの股間がその裸身を見ただけで膨らんでいるのは見ただけでわかる 【セレイン】「ふ、不服かもしれませんが、貴方方を労えるようなものはこれしかありませんので……よ、よかったら、ですけれど……っ」頬どころか肩まで赤く染めて、その姿はあの時とは別ものの初々しさで。 そっと、近づき…一番手前の彼の膨らんだ股間を、しなやかな指で撫で付けて。 【GM】「い、いえ・・!」「よろこんで・・!」「いいですとも!」と慌てて否定するものの・・まだ若い彼らはそんな君にどうするべきかまるでわからずにいたが・・セレインのその手にすぐに怒張を猛らせていく 【GM】「とんでもない・・お、お願いします」とおかしな事を言いながら、淑女のような面持ちでみだらな行為に耽る君に身を委ねる・・まるで娼婦のような、いや、身体で彼らを口止めするなどそれ以下の行いだ。しかし・・ 【GM】彼らが美しい女騎士を自由にできるという”秘密”をやすやすと口外するようなことはしないだろうという計算も、今の君には確かにあった。 【セレイン】「では……皆、ズボンと下着をを脱いでくださいますか? ぁっ……んっ」手を股間に添えた彼だけは直々に脱がせて。ビィンとはじけるように勃起したペニスを露出させると、態度とは裏腹に手馴れ男を知り尽くした手つきでカリ首に指を這わせ、カウパーをローションにするように手コキをはじめるのです…。 【GM】その手馴れた様子に飲まれながら、彼らは一様に服を脱ぎ、無防備な裸身を晒す女騎士に昂った怒張を・・これまでの男たちと違い経験は浅いだろうが若さにみなぎるそれは青臭い臭いを漂わせ君の肌に向けられると熱さえ感じる・・。 【セレイン】「んっ、やぁっ、熱い……っ♪ れろ、ぅ――――」一方では涎を垂らし、両手を使って彼らのオチンポを分け隔てなく、順繰りに刺激していって。【セレイン】「あぁ……っ そ、その、何かシテほしい事があれば、遠慮なく言うのですよ? 皆への御褒美、なのですから……」そういう貌は若干淫蕩に蕩け、若い騎士を誘惑する淫魔的でもあります。 【GM】「そ、そうですね・・では」ようやくその気になった若い兵士が、その豊かな乳房に竿を向けて「その胸で・・おねがいします」 【GM】続いてまだ幼い顔立ちの若い兵士が「そのお尻を・・」無防備に晒されつつも引き締まっている褐色のお尻にその竿をこすりつけて尻たぶにはさむように腰を使い始め・・ 【GM】「で、では・・セレイン、さんのその・・」女性の性器、を表す言葉もはばかるような若い彼のものは言葉と裏腹に君の膣内へと包まれる期待に満ちて彼らの中でもひときわ立派にそそり立っていた・・ 【GM】彼らの希望を、欲望を満たすのは今の君には簡単なことだ・・しかし。ここではセレインは奴隷ではない。だから・・女騎士セレインとして、彼らを御し、その若い欲望を操りてなずけなければならない・・それに。 【GM】彼らが抱きたい、犯したいのが・・凛然とした女騎士としてのセレインであることは今の君には肌に刺さる視線と熱気から嫌というほどわかる。 【セレイン】「はい……っ♪ 構いませんよ……遠慮することなんか……っ♪」褐色の張りのある乳房はただやわらかなだけでなく、弾力でもってむしろ肉棒を押し責めるようでもあって……彼らの要望に、何一つ嫌な顔はせず、もっと開放させるようにと望むままに奉仕をはじめます。 【GM】楚々とした美貌をそのままに笑顔を向け行為に没頭するセレインの姿は徐々に彼らのタガを外し・・その引き締まったお尻の尻たぶで若い竿が今にも果てそうなほど脈打ち尻ズリだけで腰を震わせて・・しっかりと掴んだセレインのお尻を揉みしだき。 【セレイン】「そちらではっ、んん~~……っ♪ 大変でしょう? こっちに、ね……♪」身体の下へと導くと、そのまま騎乗位をするよう腰を下げ……ずぶっ、ずぷっ♪ ゆっくりと飲み込み、【セレイン】「くぁ、はッ、あぁぁ――――♪」甘い吐息を洩らして。同時にお尻をゆらゆらと、そちらに擦り付ける兵士のペニスの動きに合わせるように。 【GM】乳房を犯す・・というより乳肉と乳圧で竿を包まれながら腰が抜けそうになっている若者はそれでも必死に腰を使い、君の谷間に挿入しながら、女上司がパイズリするありさまに今にも果てそうで・・ 【GM】「あ、ああ・・はい・・!」騎乗、というより蹲踞するような姿勢で腰をうねらせる女騎士の騎士まんこで包まれた若い兵士は身を震わせながらその身体を捧げるセレインの下で腰を浮かせ必死に突き上げてくる・・ 【GM】これまでの男に嬲られ一方的に使用される従属・・被虐の快楽ともまた違う・・その肢体で男を魅惑し、性戯で制しながら己が欲するままに快楽を得る行為は・・セレインを新しい、女の悦びに目覚めさせていく。 【GM】一様に君の体に逸物を包まれ、奉仕を受けているようでいてその実媚肉に絡め取られている彼らは・・必死にこらえたがついにたまらず・・同時に射精の瞬間を迎えながら・・しかしそれぞれに形もちがうモノはまるで萎える様子もなく、君を犯したいと主張するように脈打っている・・。 【セレイン】「あッ、あふっ、んくゥ……ッ♪ いいんで、ですよ……私が気持ちよくさせてさし上げます、から……♪」望まぬとはいえ、数多くの行為で男の身体を知り尽くした牝肉の奉仕に若い彼らが抗えるわけもなく、全身に青いザーメンを浴びながらも……それらを搾り取り尽くすまでは、この宴は終わりそうにもありませんでした…。 【セレイン】「ふっ、ふあァっ♪ ふふ、遠慮なんかいりませんよ? ―――満足いくまで、ね?」 【GM】 【GM】 【GM】†HeroineCrisisTRPG† 【GM】 【GM】―ランドリューフ戦記― 【GM】 【GM】【奴隷市場へ行きたいですか?】 【GM】 【GM】おわり 【GM】 【GM】おつさまでしたー。次の出品は敗北までおまちください お疲れ様で申す!あへったりちじょったりたのしかったね! 【GM】いろんな顔が見せられるのが女騎士の魅力((`・ω・´) 【GM】リザルトはもう済みましたが一応貼っておくます ういっしゅ! 【GM】経験点77点、名声+1、ミアスマ+4です。人脈は【ルビッカ】(スラムの少年)か【お父様】に書き換えでお好きな法を
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【名前】 イヌブラザーロボタロウ 【読み方】 いぬぶらざーろぼたろう 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン10話「オニがみたにじ」 【分類】 ロボタロウ 【出力】 1500馬力 【詳細】 イヌブラザーがイヌブラザーロボタロウロボタロウギアによりアバターチェンジする犬モデルのロボタロウ。 等身大サイズ。 スピードプレイがレベルアップ。 ブースターテール(尻尾)を駆使してスマートに相手を仕留める。 自慢のスピードでスピンしながら、爪と牙で相手を切り裂く裏ワザが得意。 【名前】 キジブラザーロボタロウ 【読み方】 きじぶらざーろぼたろう 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン10話「オニがみたにじ」 【分類】 ロボタロウ 【出力】 2000馬力 【詳細】 キジブラザーがキジブラザーロボタロウロボタロウギアによりアバターチェンジする雉モデルのロボタロウ。 等身大サイズ。 トリックプレイがレベルアップ。 空中を駆け巡り、アクロバット技を繰り出し戦闘。 クチバシを突き出し加速し、全身をスクリュー回転して相手を貫く裏ワザが得意。 【名前】 サルブラザーロボタロウ 【読み方】 さるぶらざーろぼたろう 【スーツ】 竹内康博 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン10話「オニがみたにじ」 【分類】 ロボタロウ 【出力】 2600馬力 【詳細】 サルブラザーがサルブラザーロボタロウロボタロウギアによりアバターチェンジする猿モデルのロボタロウ。 等身大サイズ。 パワープレイがレベルアップ。 ヘビーなパンチを武器として戦闘を相手と行う。 剛腕を地面にドンドン打ちつけ、激しい衝撃派で相手を吹っ飛ばす裏ワザが得意。 【名前】 オニシスターロボタロウ 【読み方】 おにしすたーろぼたろう 【スーツ】 下園愛弓 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン10話「オニがみたにじ」 【分類】 ロボタロウ 【出力】 1900馬力 【詳細】 オニシスターがオニシスターロボタロウロボタロウギアによりアバターチェンジする鬼モデルのロボタロウ。 等身大サイズ。 チームプレイがレベルアップ。 専用武器「フルコンボウ」へと備わるトゲをミサイルのようにドンドン発射し、味方を援護できる。 フルコンボウの鬼強いフルスイングで相手をかっ飛ばす裏ワザが得意。 ロボの合体ではドンオニタイジンの脚の部分を構成している。 【名前】 ゴールドンオニタイジン 【読み方】 ごーるどんおにたいじん 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン34話「なつみミーツミー」 【分類】 巨大ロボ/ロボタロウ 【合体コード】 「オミコシ大合体!」 【出力】 3000万馬力 【スーツアクター】 藤田洋平 【構成機体】 ドンロボタロウ(胴体)オミコシフェニックス(頭部、胸部)サルブラザーロボタロウ(両腕)キジブラザーロボタロウ(両肩)オニシスターロボタロウ(右脚)イヌブラザーロボタロウ(左脚) 【武器】 ゴールドンランス 【必殺技】 不桃不屈・ドンブラユートピア 【テーマソング】 不明 【詳細】 5体のロボタロウへオミコシフェニックスが更に合体した黄金の巨大鬼退治ロボ。 ドンブラスターで暴太郎極ロボタロウギアをロードすることで合体が発動する。 ドンオニタイジンと合体方法は大方同じだが、「オミコシフェニックス」が上半身の追加パーツとなる。 そして、ドンオニタイジンの頭部へゴールドンオニタイジン用の頭部が装着され、完成となる。 右手に装備した「ゴールドンランス」で相手を薙ぎ払い、軸として肉体を支えながら、両脚を使い最強オニキックを放つことができる。 左手へ装備した「ゴールドンシールド」にて攻撃を防ぎつつ、受けた技をリフレクトしてダメージを返す。 必殺技はゴールドンランスを使用する「不桃不屈・ドンブラユートピア」。 【名前】 トラドラオニタイジン極 【読み方】 とらどらおにたいじんきわみ 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン36話「イヌイヌがっせん」 【分類】 巨大ロボ/ロボタロウ 【合体コード】 「オミコシ大合体!」 【出力】 3400万馬力 【構成機体】 ドンロボタロウ(頭部、胴体)オミコシフェニックス(頭部、胸部)サルブラザーロボタロウ(左腕)キジブラザーロボタロウ(両肩)オニシスターロボタロウ(右脚)イヌブラザーロボタロウ(左脚)ドンロボゴクウ(左腕、右腕、両脚下駄)ドンロボボルト(右腕) 【武器】 ゴールドンランス極 【必殺技】 銀河桃一・ドンブラファンタジア極 【テーマソング】 不明 【詳細】 ロボタロウ7体へオミコシフェニックスが大合体した黄金のスーパー鬼退治ロボ。 トラドラオニタイジンをベースとしてオミコシフェニックスが追加装備となり合体する形となり、ゴールドンオニタイジンと同様、オミコシフェニックスが上半身の追加パーツとなる。 しかし、ゴールドンオニタイジンがほぼシルエットが変わらない合体だったのに対し、トラドラオニタイジン極の場合は胸部のドンロボゴクウの頭部及び胴体フレームが分離して右腕を構成したドンロボボルトへ合体、武器となるゴールドンランスは熱烈貫戟や神盾撃器も加えてより大型となったゴールドンランス極へと変化する等、合体パーツの変更が多い。 そして、トラドラドンオニタイジンの頭部へ新たな装飾が装着され、完成となる。 ドンオニタイジン+虎龍攻神のいわゆるスーパー合体ロボにさらなる追加パーツを加えての最終合体ロボというのは非常に珍しく、その戦闘力は驚異的。 戦闘時はゴールドンランス極を振り回し、相手を一刀で斬り伏せるダイナミックな剣術が得意。 必殺技は「銀河桃一・ドンブラファンタジア極」。 【名前】 ドンオニタイジン 【読み方】 どんおにたいじん 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン12話「つきはウソつき」 【分類】 巨大ロボ/ロボタロウ 【合体コード】 「大合体!」 【出力】 1700万馬力 【スーツアクター】 藤田洋平 【構成機体】 ドンロボタロウ(頭部、胴体)サルブラザーロボタロウ(両腕)キジブラザーロボタロウ(両肩)オニシスターロボタロウ(右脚)イヌブラザーロボタロウ(左脚) 【武器】 キジンソード 【必殺技】 一騎桃千・ドンブラパラダイス 【テーマソング】 「出陣!ドンオニタイジン」 【詳細】 ロボタロウへとアバターチェンジしたドンブラザーズ5体が大合体した鬼退治ロボ。 ドンロボタロウが合体を主導し、ドンブラスターでドンロボタロウロボタロウギアをロードすることで合体が発動する。 歴代の戦隊ロボの中でも史上初の等身大の状態で合体し、合体後巨大化するロボである。 ただ、初登場時は等身大で合体しただけで、次の話では合体バンクを挟んだ後、巨大化していたため、等身大の状態でも合体して活動できるロボである、というのが正しいか。 等身大で合体した場合、ドンオニタイジンロボタロウギアをドンブラスターでロードすることで、巨大サイズへの変化が可能。 合体バンクが始まるとドンロボタロウが先導し、鬼ヶ島へ乗り込む桃太郎一行をイメージした映像が流れ、変形したオニシスターロボタロウ、イヌブラザーロボタロウがドンロボタロウの両脚へと合体。 更にサルブラザーロボタロウ、キジブラザーロボタロウがパーツを分離し、ドンロボタロウの両腕が背後に折りたたまれてサルブラザーロボタロウが両腕の部分へ、キジブラザーロボタロウは両肩の部分へと装着される。 そして、腹筋パーツが装着した後、ドンロボタロウの頭部に兜がセット、ドンオニタイジン用の頭部となってから完成となる。 出陣時は「ドンばい」という軍配を片手に持っているが、武器として使えるわけではないようで、専用武器「キジンソード」二振りを攻撃の要として使い、怒涛の二刀流で無双する。 犬のようなワンダフルダッシュ、オニつよの高速オニキックが得意。 雉のように空中を自在に飛び回ったかと思えば、敵めがけ急降下しながらパンチラッシュを繰り出す「天空サル連撃」も強力。 必殺技は鬼神のごとく相手を真っ二つにぶった斬る「一騎桃千・ドンブラパラダイス」。 虎龍攻神と「呉越同舟大合体」することでトラドラオニタイジンへとパワーアップ。 更に強化したソノイに斬られ、一度死亡したタロウが復活した際に得た新たなる力、オミコシフェニックスを追加アーマーとして装着することでゴールドンオニタイジンへと強化される。 【余談】 「等身大で合体後巨大化する(いつもではない)」、「巨大ロボポジションだが等身大怪人を相手に合体し、何体も撃破している」、「通常武器としても使える変身アイテムを巨大化するために扱う」と異例尽くめのロボ。 なお、公式側ではドンゼンカイオーではなく、このドンオニタイジンが1号ロボ扱いとなっている。 登場したのはドン12話と歴代で最も遅い。 【名前】 トラドラオニタイジン 【読み方】 とらどらおにたいじん 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン28話「ひみつのヒミツ」 【分類】 巨大ロボ/ロボタロウ 【合体コード】 「超絶大合体!」 【出力】 3000万馬力 【構成機体】 ドンロボタロウ(頭部、胸部)サルブラザーロボタロウ(左腕)キジブラザーロボタロウ(両肩)オニシスターロボタロウ(右脚)イヌブラザーロボタロウ(左脚)ドンロボゴクウ(左腕、胸部装甲、両脚下駄)ドンロボボルト(右腕) 【武器】 キジンスピア 【必殺技】 天下桃一・ドンブラファンタジア 【テーマソング】 不明 【詳細】 ロボタロウ7体が超絶大合体したスーパー鬼退治ロボ。 ドンオニタイジンをベースとして合体を行う。 ドンロボタロウは「呉越同舟超絶大合体」とも発言する。 ドンオニタイジン時の兜、胸部、両腕が外れ、サルブラザーロボタロウの全身とドンロボゴクウの下半身が左腕、ドンロボボルトの全身が右腕を構成、 両肩にはキジブラザーロボタロウが分離し合体する。 側面へキジンソードを連結したドンロボゴクウの両腕の部分がオニシスターロボタロウ、イヌブラザーロボタロウの足裏に接続。 更にドンロボゴクウの上半身とドンオニタイジン時の胸部が胸部装甲となり、ドンロボタロウの頭部にはトラドラオニタイジン用の兜が装着、トラドラオニタイジン用の面が合わさって完成する。 こちらでは目のような部分がない。 戦闘時はアバターホースという巨大な馬型の個体を乗りこなし、フィールドを颯爽と駆け抜けながら戦う。 キジンソード2振りが合体した「キジンスピア」を武器とする。 アバターホースから降り戦う場合もある。 馬上からキジンスピアで激しく急所を貫く「キジンスピア豪傑突き」、キジンスピアを弓のように使って相手を狙い撃つ「ドラゴンキングダムアロー」などで戦う。 必殺技は「天下桃一・ドンブラファンタジア」。 「イアイザン!」 【名前】 心桃滅却・アバター光刃 【読み方】 しんとうめっきゃく・あばたーこうじん 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン9話「ぼろたろうとロボタロウ」 【分類】 必殺技 【使用者】 ドンロボタロウ 【詳細】 ドンロボタロウの必殺技。 技の1つ。 居合斬りの要領で、相手を一瞬で斬り裂く。 【余談】 技の名称は四字熟語の心頭滅却から。 【名前】 ドンロボボルト 【読み方】 どんろぼぼると 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン23話「イヌ、いぬになる」 【分類】 ロボタロウ 【出力】 1700馬力 【詳細】 ドントラボルトが虎龍攻神ロボタロウギアの力でアバターチェンジした虎モデルのロボタロウ。 カラーリングは紫。 ワイルドプレイがパワーアップし鋭い爪から真空の刃を飛ばし相手を斬り裂く。 轟く咆哮で強烈なタイガービームを発射する裏ワザが得意。 ドンロボゴクウと大合体することで虎龍攻神となるが、合体バンクでは「走り出したドンロボボルトをドンロボゴクウが強引に捕え合体する」というものだが、 毎回何かしらの理由で合体を嫌がり逃げ出したドンロボボルトをドンロボゴクウがパーツを分解して捕獲、パーツを被せる形で拘束していき、最後はロボゴクウの頭部がロボボルトの頭に被さる形で完成するが、「ハウス!」と言われ大人しくなるのがお約束。 …いや犬ではなくネコ科のトラモチーフだけどな。 また、ドンオニタイジンと「呉越同舟大合体」しトラドラオニタイジンとなる。 【名前】 ドンロボゴクウ 【読み方】 どんろぼごくう 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン23話「イヌ、いぬになる」 【分類】 ロボタロウ 【出力】 2700馬力 【詳細】 ドンドラゴクウが虎龍攻神ロボタロウギアの力でアバターチェンジした龍モデルのロボタロウ。 カラーリングは「金色」。 カンフープレイがパワーアップし、格闘攻撃を繰り出しながら相手に巻き付き自由を奪う。 一直線上のものを全て焼き尽くす「ドラゴンファイヤー」を放つ裏ワザが得意。 ドラゴンをモチーフとした姿をしているが、東洋系の龍がモチーフなので、四足歩行で翼を持たない。 分離したドントラボルトがアバターチェンジしたドンロボボルトと大合体することで虎龍攻神となる。 合体においてはメインフレームを担当。 いつも合体したくないため真っ先に逃げ出すドンロボボルトを追いかけ封じ込めるようにして合体する。 またドンオニタイジンと「呉越同舟大合体」しトラドラオニタイジンとなる。 トラドラオニタイジン極でもパーツを担当する。 【余談】 「ドンドラゴクウ」の「ロボタロウ」なので、ドンロボゴクウ。 「ドントラボルト」の「ロボタロウ」なので、ドンロボボルト。 名前が似ているため、ドンロボボルトとは分けて覚えたい。 【名前】 ドンロボタロウ 【読み方】 どんろぼたろう 【スーツ】 浅井宏輔 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン9話「ぼろたろうとロボタロウ」 【分類】 ロボタロウ 【出力】 2300馬力 【詳細】 ドンモモタロウがドンロボタロウロボタロウギアによりアバターチェンジする桃太郎モデルのロボタロウ。 等身大サイズ。 桃井タロウがアバターチェンジしたドンモモタロウがドンブラスターにロボタロウギアをリードすることでメカニカルな武装を装着しチェンジする。 スタンドプレイがレベルアップ、背中のバーニアで素早く移動。 竜巻のような荒々しい衝撃をドンドン起こし、ひときわ派手に戦闘を相手と行う。 戦闘では使うことのないドンブラスターの他にザングラソードを引き続き装備する。 ロボの合体では頭部や胸部の部分を構成し、ドンオニタイジンを生み出す。 同形態のままで巨大化することはないものの、分離する形で巨大形態が登場したことはある。 裏ワザ「心桃滅却・アバター光刃」が得意技。 【名前】 ドントッキュウモモタロウアルター 【読み方】 どんとっきゅうももたろうあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン3話「あかりどろぼう」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 1100馬力 【構成マシン】 ドンモモタロウアルタートッキュウジャーアルター 【詳細】 ドンモモタロウアルターとトッキュウジャーアルターの2体が合体した強化アルター。 レッシャーヘッドからホーン(警笛)を鳴らし、相手にプレッシャーを与える。 「フミキリアーム」の開閉でドンドン噛みつき、相手の行動を遮断する裏技が得意。 【名前】 ドンジュウオウモモタロウアルター 【読み方】 どんじゅうおうももたろうあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン6話「キジみっかてんか」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 1000馬力 【構成マシン】 ドンモモタロウアルタージュウオウジャーアルター 【詳細】 ドンモモタロウアルターとジュウオウジャーアルターの2体が合体した強化アルター。 ジュウオウジャーアルター3種はイーグルが胸部、ライオンやシャークが翼になる。 胸のイーグルヘッドによって10.0の視力が覚醒し、王者の視覚でどんな相手もロックオン。 縦横無尽に飛び回り、相手にエネルギーキューブをドンドン打ち出す裏技が得意。 【名前】 ドンニンニンドラゴクアルター 【読み方】 どんにんにんどらごくうあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン17話「ひかりとつばさ」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 1300馬力 【構成マシン】 ドンドラゴクウアルターニンニンジャーアルター 【詳細】 ドンドラゴクウアルターとニンニンジャーアルターの2体が合体した強化アルター。 胸部の「コアシュリケン」で忍んだ相手を感知し、エネルギー手裏剣にて攻撃を行う。 両腕や両肩へ装備したニンニンカッターを同時に操って、ドンドン斬り裂く裏ワザが得意。 【名前】 ドンリュウソウモモタロウアルター 【読み方】 どんりゅうそうももたろうあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン8話「ろんげのとりこ」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 1350馬力 【構成マシン】 ドンモモタロウアルターリュウソウジャーアルター 【詳細】 ドンモモタロウアルターとリュウソウジャーアルターの2体が合体した強化アルター。 「人馬」といえるような形態をとる。 アルターの胸部のティラミーゴヘッドから火炎を吐き、相手をメラメラと焼き尽くす。 左手のシールドで身を守りながら、右手のナイトソードを使って、ドンドンと斬り結ぶ裏技が得意。 登場回数はすくない。 【名前】 ルパンレンジャーアルター 【読み方】 るぽんれんじゃーあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン41話「サンタくろうする」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 180馬力 【詳細】 ドンモモタロウがルパンレンジャーアルターアバタロウギアを使って実体化する快盗モデルのアルター。 小型サイズ。 【余談】 モチーフは『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場する「レッドダイヤルファイター」。 【名前】 パトレンジャーアルター 【読み方】 ぱとれんじゃーあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン41話「サンタくろうする」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 180馬力 【詳細】 ドンモモタロウがパトレンジャーアルターアバタロウギアを使って実体化する警察モデルのアルター。 小型サイズ。 【余談】 モチーフは『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場する「トリガーマシン1号」。 【名前】 リュウソウジャーアルター 【読み方】 りゅうそうじゃーあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン8話「ろんげのとりこ」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 700馬力 【詳細】 ドンモモタロウがリュウソウジャーアルターアバタロウギアを使って実体化する騎士竜モデルのアルター。 同個体は小型サイズ。 装備する両肩部分の「ナイトキャノン」を暴君のように撃ちまくって戦うこともある。 また、召喚するドンモモタロウアルターというアルターと合体し、ドンリュウソウモモタロウアルターへなることができる。 【余談】 モチーフは『騎士竜戦隊リュウソウジャー』で登場する「ティラミーゴ」。 【名前】 ジュウオウジャーアルター 【読み方】 じゅうおうじゃーあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン6話「キジみっかてんか」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 350馬力 【詳細】 ドンモモタロウがジュウオウジャーアルターアバタロウギアを使って実体化する動物モデルのアルター。 小型サイズ。 単体ではなく、3種類が出現する。 イーグル、シャーク、ライオンの3つのキューブが連携しながら、相手にワイルドにぶつかる。 また、召喚したドンモモタロウアルターと合体し、ドンジュウオウモモタロウアルターへなることができる。 【余談】 モチーフは『動物戦隊ジュウオウジャー』に登場する「ジュウオウキューブ」。 【名前】 トッキュウジャーアルター 【読み方】 とっきゅうじゃーあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン3話「あかりどろぼう」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 650馬力 【詳細】 ドンモモタロウがトッキュウジャーアルターアバタロウギアを使って実体化する烈車モデルのアルター。 小型サイズ。 イマジネーションの力で、空中に輝くレール状のものを作り出し、いきたい場所へ特急で到着する。 また、召喚したドンモモタロウアルターと合体すれば、ドントッキュウモモタロウアルターへなることができる。 【余談】 モチーフは『烈車戦隊トッキュウジャー』に登場する「レッドレッシャー」。 【名前】 ドンモモタロウアルター 【読み方】 どんももたろうあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン2話「おおもも、こもも」 【分類】 アルター 【出力】 650馬力 【詳細】 ドンモモタロウがドンブラスターにドンモモタロウアルターアバタロウギアを装填、読み込むことで「アルターチェンジ」した姿。 タロウの意識は本体から離れてこちらに移るため、本体側が行動不能に陥ってしまうが、小型ながらもザングラソードを片手に飛び回りドンドン相手に挑みかかって暴れまわる。 手足を収納した「桃モード」へと変形し、あらゆる攻撃をはじき返す裏ワザが得意。 また、ドンブラスターに追加のアルターギアを読み込ませることで歴代戦隊モチーフのアルターと合体可能で戦闘力を底上げできる。 ヒトツ鬼や脳人達との戦闘で使われてきたが、巨大化等の機能が一切無いためドンロボタロウの登場で登場が激減した。 【名前】 ドンドラゴクウアルター 【読み方】 どんどらごくうあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン16話「やみおちスイッチ」 【分類】 アルター 【出力】 900馬力 【詳細】 ドンドラゴクウがドンドラゴクウアルターアバタロウギアによってアルターチェンジする龍モデルのアルター。 使用することで、ドンドラゴクウの精神がこちらに移る。 人型の形態では矛モードの龍虎之戟に近い武器で攻撃を跳ね除け、相手の懐へとドンドン飛び込んで戦闘。 ドラゴンモードへ変形し、竜巻のように旋回しながら強烈な一撃を繰り出す裏ワザが得意。 「ドントラボルトアルター」は登場しない。 【名前】 ニンニンジャーアルター 【読み方】 にんにんじゃーあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン17話「ひかりとつばさ」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 400馬力 【詳細】 ドンドラゴクウがニンニンジャーアルターアバタロウギアを使って実体化する手裏剣モデルのアルター。 小型サイズ。 ドローンのような飛行テクニックが得意。 アルター自体へと、ドンドラゴクウアルターも乗ることが可能。 また、召喚したドンドラゴクウアルターと合体し、ドンニンニンドラゴクウアルターへなることができる。 なお、他のものと違い、巨大なサイズで登場することもある。 【余談】 モチーフは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場する「忍シュリケン」。 及びカラーリングからカラクリヘンゲンと思われる。 【名前】 ドンムラサメアルター 【読み方】 どんむらさめあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン18話「ジョーズないっぽん」 【分類】 アルター 【出力】 750馬力 【詳細】 ドンムラサメがアルターチェンジする鮫モデルのアルター。 変身にはアルター系アバタロウギアは使わない。 サメモードになることで水中戦もできる。 右腕のビッグソーを振り回し、ターゲットをドンドン追いつめ戦闘。 サメモードへ変形し、大きな口で噛みついて水中に引きずりこむ裏技が得意。 劇中では2話ほどしか出てこない。 【名前】 アマゾンネオライドウォッチ 【読み方】 あまぞんねおらいどうおっち 【登場作品】 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer 【分類】 ライドウォッチ 【表示年代】 2017 【詳細】 仮面ライダーアマゾンネオの力を秘めるライドウォッチ。 仮面ライダーザモナスがライドウォッチホルダーの部分へ所有している。 劇中では「ホルダー」の一部へとついているだけで、使用した際の能力の所在は不明。 【名前】 メガロッド 【読み方】 めがろっど 【登場作品】 電磁戦隊メガレンジャー海賊戦隊ゴーカイジャー 【初登場話(メガレン)】 第2話「見てくれ! 俺達のギャラクシーメガ」 【登場話(ゴーカイ)】 第39話「どうして?俺たち高校生」 【分類】 マルチウェポン 【合体】 ロッドスナイパーマルチアタックライフル 【所有者】 メガブラック 【必殺技】 ロッドブレイク など 【電磁戦隊メガレンジャー】 メガブラックが所有する棍棒型のマルチウェポン。 最大2mまで伸縮可能となり、二又の叉が装備される先端の部位にて、標的を持ち上げられる。 武装のメガスナイパーと合体すれば、強力な光線銃「ロッドスナイパー」となる。 更にドリルセイバー以外のマルチウェポンとの合体を行い、「マルチアタックライフル」という必殺武器の完成が可能。 先頭では「メガブラック」しか使用できないという訳ではなく、第17話ではメガピンクが武器として使った。 【海賊戦隊ゴーカイジャー】 メガブラックキーを扱い、メガブラックへ豪快チェンジするゴーカイグリーンが用いる。 【名前】 リュウソウジャーアルター 【読み方】 りゅうそうじゃーあるたー 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【初登場話】 ドン8話「ろんげのとりこ」 【分類】 ロボタロウアルター 【出力】 700馬力 【詳細】 ドンモモタロウがリュウソウジャーアルターアバタロウギアを使って実体化する騎士竜モデルのアルター。 同個体は小型サイズ。 装備する両肩部分の「ナイトキャノン」を暴君のように撃ちまくって戦うこともある。 また、召喚するドンモモタロウアルターというアルターと合体し、ドンリュウソウモモタロウアルターへなることができる。 【余談】 モチーフは『騎士竜戦隊リュウソウジャー』で登場する「ティラミーゴ」。 「テンイヤーズバスター!」 【名前】 六重連ファイナルガジェット 【読み方】 ろくじゅうれんふぁいなるがじぇっと 【登場作品】 忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER 【分類】 合体武器 【構成武器】 ドライガンソニックメガホンクエイクハンマーホーンブレイカースタッグブレイカーニンジャミセン 【詳細】 五重連ビクトリーガジェットに新たにニンジャミセンを合体した必殺武器。 3つのエネルギー(風神、雷神、天空)を武器内にチャージ、上記の掛け声と共に「10」の数字が浮かび上がった光弾を標的へと撃ち出す。 「サンダー!」 【名前】 二重連ダブルガジェット 【読み方】 にじゅうれんだぶるがじぇっと 【登場作品】 忍風戦隊ハリケンジャー海賊戦隊ゴーカイジャー 【初登場話(ハリケン)】 巻之八「疾風と迅雷」 【登場話(ゴーカイ)】 第41話「なくしたくないもの」 【分類】 合体武器 【構成武器】 ホーンブレイカースタッグブレイカー 【合体】 五重連ビクトリーガジェット 【忍風戦隊ハリケンジャー】 2つのゴウライガジェットを合体し必殺武器。 雷神エネルギーのジェネレーターをフル回転し、10万Vの高電圧エネルギー弾を対象へと撃ち出す。 トリプルガジェットとは異なり、構成武器の組み換えはできない。 【海賊戦隊ゴーカイジャー】 カブトライジャーキーやクワガライジャーキーを扱い、それぞれ豪快チェンジしたゴーカイグリーン、ゴーカイピンクが用いる。 【名前】 三重連トリプルガジェット 【読み方】 さんじゅうれんとりぷるがじぇっと 【登場作品】 忍風戦隊ハリケンジャー 【初登場話】 巻之一「風とニンジャ」(ドライガジェット)巻之二「巨人とカラクリ」(クエイクガジェット)巻之三「ニセモノと60秒」(ソニックガジェット) 【分類】 合体武器 【合体】 五重連ビクトリーガジェット 【構成武器】 ドライガンソニックメガホンクエイクハンマー 【詳細】 3つのハリケンガジェットを合体した必殺武器。 合体の順番で3形態に分類され、それぞれ攻撃方法が異なる。 ドライガジェット 前方からドライガン→クエイクハンマー→ソニックメガホンの順で合体させた形態。 ハリケンレッドが中心になって使用され、「ファイヤー!」の掛け声と共に超高熱の火炎弾を発射して攻撃する。 ソニックガジェット 前方からソニックメガホン→ドライガン→クエイクハンマーの順で合体させた形態。 ハリケンブルーが中心になって使用し、「ロールアップ!」の掛け声と共に超音波のエネルギー弾を発射して、シャボン玉の中に閉じ込めて倒す。 クエイクガジェット 前方からクエイクハンマー→ソニックメガホン→ドライガンの順で合体する形態。 ハリケンイエローが中心になって使用、「ブレイクダウン!」の掛け声と共に100tの巨大な重力弾を上空に発射して、標的の頭上に落下させて押し潰す。 「ビクトリー!」 【名前】 五重連ビクトリーガジェット 【読み方】 ごじゅうれんびくとりーがじぇっと 【登場作品】 忍風戦隊ハリケンジャー 【初登場話】 巻之二十「パンチと好敵手(ライバル)」 【分類】 合体武器 【合体】 六重連ファイナルガジェット 【構成武器】 ドライガンソニックメガホンクエイクハンマーホーンブレイカースタッグブレイカー 【詳細】 三重連トリプルガジェット(クエイクガジェット仕様)、二重連ダブルガジェットを合体させた必殺武器。 風神と雷神の両エネルギーを武器へチャージ、上記の掛け声と共に強力なエネルギー弾を撃ち、標的へ大ダメージを与える。 ゴウライジャーが味方化してからの主な決め技となった。 【名前】 超忍獣 【読み方】 ちょうにんじゅう 【登場作品】 忍者戦隊カクレンジャー 【合体】 隠大将軍 【詳細】 カクレンジャーが忍之巻を用いて発動する「隠流・超忍獣の術」で召喚される隠大将軍の5体の分身。 召喚された直後にカクレンジャーが乗り込んで操縦するが、独自の意志でも活動が可能。 獣将とは異なり、完全に動物型になっており、デザインの統一性が低い。 ただし、戦闘能力では獣将を完全に上回っているため物語後半では獣将の出番をほとんど与えなかった。 一覧 ゴッドサルダー ゴッドカーク ゴッドロウガン ゴッドクマード ゴッドガンマー 【余談】 超忍獣の登場により『ジュウレンジャー』の守護獣から数えて、3作連続で生物モチーフの機械生命体が巨大メカとして採用された。 3種類共に名前が「○○獣」という形式なっているという共通点がある。 【名前】 急性二日酔い頭痛拳 【読み方】 きゅうせいふつかよいずつうけん 【登場作品】 五星戦隊ダイレンジャー 【登場話】 第12話「豆腐で酔ったァ」 【分類】 必殺技 【使用者】 キリンレンジャー 【詳細】 キリンレンジャーの必殺技。 持ってきた特製の気力酒を飲ませ、悪酔いさせた標的にパンチやキックなどの攻撃を行う。 豆腐仙人に対し使用され、繋ぎとして「天時星・頭痛正拳突き」を決めた。 【名前】 五獣将 【読み方】 ごじゅうしょう 【登場作品】 忍者戦隊カクレンジャー 【合体】 無敵将軍 【必殺技】 忍法・真空ハリケーン隠流奥義ビッグバン 【詳細】 カクレンジャーが巻物と一体化して行う「隠流・巨大獣将の術」で召喚される無敵将軍の5つの分身。 単に「獣将」と呼ばれる場合もあり、召還された直後にカクレンジャーと融合して操縦するが、独自の意志での活動もできる。 拘束されても融合状態を解除すれば、その場で消滅していく。 人間の姿をしているが、それぞれ異なる動物の顔を持ち、胸部と両膝に各メンバーのマークが刻まれる。 それぞれ異なる武器を所有、これらは融合するカクレンジャーがそれぞれ使用する個別武器と対応している。 「巨大獣将の術」は獣将ファイターと一体化した状態での使用も可能となる。 一覧 レッドサルダー ホワイトカーク ブルーロウガン イエロークマード ブラックガンマー 【名前】 野生の車 【読み方】 やせいのくるま 【登場作品】 激走戦隊カーレンジャー 【初登場話】 第20話「試乗最高の名車!!」 【分類】 移動用マシン 【詳細】 天の川の伝説に伝わる2台の車。 意思を持った自動車型の生命体。 誰にも心を開かずにどんな宇宙人でも乗られることを嫌い、そんな2台の存在に織姫と彦星は神に抗議を行い、神は2台を宇宙にある隕石の中に閉じ込めた。 WWワリッチョが偶然封印を解いて復活し、後に地球へと降り立った。 カーレンジャーとボーゾックの争奪戦の中、2台はそれぞれ助けた陣内恭介(レッドレーサー)、土門直樹(ブルーレーサー)に心が開いた。 カーレンジャーの心強い仲間として手を貸すようになり、それぞれ以下の名前で呼称される。 海外メーカーの外車をベースにし、両車とも左ハンドルとなっている。 一覧 ペガサスサンダー ドラゴンクルーザー 「その点、ウチのヨーコは心配ナシ~」 【名前】 ウサダ・レタス 【読み方】 うさだ・れたす 【声】 鈴木達央 【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z 【初登場話】 Mission1「特命戦隊、集結せよ!」 【分類】 バディロイド 【識別ナンバー】 RHUL-03 【パートナー】 イエローバスター/宇佐美ヨーコ 【名前の由来】 ウサギ+宇佐美ヨーコ、レタス 【詳細】 イエローバスター/宇佐美ヨーコがサポーターとするウサギ型バディロイド。 一人称は「ウサダ」、あるいは「僕」。 データ応用に重点を置いた人工知能を持ち、ワガママで口うるさく、大切に想っているヨーコとは喧嘩ばかりしているが、すぐに仲直り。 顔面が乗り物の計器のようになり、普段は司令室でシステム管理のサポートを担当している。 了解を得る際は「ラジャーラビット!」と発言。 RH-03ラビット内部では耳の部分が操縦桿の役割を果たす。 【余談】 声を演じる鈴木氏は特撮作品での出演は今作が初となるが、『仮面ライダー龍騎』の海外リメイク作品『KAMENRIDER DRAGONKNIGHT』で仮面ライダードラゴンナイト/キット・テイラーやアダム(先代ドラゴンナイト)の吹き替えを演じた経歴がある。 『ゴーバスターズ』のVシネマでは素顔で登場し、ヨーコと絡む戦隊ヒーローにもなった。 「無敵将軍、参上!」 【名前】 無敵将軍 【読み方】 むてきしょうぐん 【声(カクレン)】 堀田智之 【登場作品】 忍者戦隊カクレンジャーゴーカイジャー ゴセイジャー 199ヒーロー大決戦 【初登場話(カクレン)】 第1話「忍者でござる」 【分類】 巨大ロボ/三神将 【出力】 不明 【合体コード】 「忍者合体」 【構成マシン】 レッドサルダー(頭部 胴体)ホワイトカーク(左腕)ブルーロウガン(右腕)イエロークマード(右足)ブラックガンマー(左足) 【武器】 火炎将軍剣 【テーマソング】 無敵将軍、只今参上! 【忍者戦隊カクレンジャー】 要塞城郭「風雲幻城」が変形したり、五獣将が忍者合体して完成する巨人。 三神将の1体。 隠流忍術極意・心技体の「体」を司り、スーパー戦隊シリーズにおいて5体の人型ロボが合体する初の巨大ロボとなる。 日本の城郭の要素がデザインに取り入れられ、胸部に「忍」の文字があり、主にカクレンジャーが合身した五獣将の意志で動くが、自身の意志での行動もあった。 聖忍獣ツバサマルの参戦後は自身の意志で行動するようになり、第27話でヌエに敗れて消滅してしまう。 第37話で復活し、人語も話すようになり、名乗りを上げながら登場する時が多くなった。 両目から光線を放ち、妖術反射能力を使用し、胸部の「忍」の文字から「将軍花吹雪」を射出できる。 五獣将や獣将ファイターと同様、コクピットのシーンはなかった。 【ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦】 「玩具に人々の思いが宿って実体化した」という形態で登場し、他の歴代の巨大メカや巨大ロボと共に実体化を果たしている。 【余談】 『カクレンジャー』で声を演じる堀田氏は特撮作品での出演は今作が初となる。 【名前】 クローズギワギワシュート 【読み方】 くろーずぎわぎわしゅーと 【登場作品】 仮面ライダージオウ 【登場話】 EP02「ベストマッチ2017」 【分類】 必殺技 【使用者】 仮面ライダーゲイツ 【詳細】 仮面ライダーゲイツの必殺技。 ジカンザックス・ゆみモードの超必殺技。 ジカンザックス・ゆみモードのライドウォッチスロットにクローズライドウォッチをセットし、バーストスリンガーを引いて発動。 クローズドラゴン・ブレイズを発射して対象を撃ち抜く。 「エンジンオージェットラス、チューンナップ!!」 【名前】 エンジンオージェトラス 【読み方】 えんじんおーじぇっとらす 【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー 【登場話】 GP-37「炎神バンキ!?」 【分類】 巨大ロボ 【合体コード】 「炎神武装」 【出力】 1450万馬力 【構成マシン】 スピードルバスオンベアールVジェットラス 【必殺技】 ゴーオンブルズアイ 【詳細】 エンジンオーがジェットラスを炎神武装した形態。 ジェットラスは腕の部分となっている。 ジェットラスの牙から弾丸を発射する「ジェットラスバルカン」が武器。 ジェットラスボウからはゴーオンソードを矢のように撃ち出す必殺技「ゴーオンブルズアイ」を使用。 『炎神戦隊ゴーオンジャー』テレビ朝日公式サイトの「炎神/ロボ」のコーナーではガンバルオージェットラスやセイクウオーガンパード同様、この合体形態は記載されていない。 【名前】 イッカクジュウキュータマ 【読み方】 いっかくじゅうきゅーたま 【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー宇宙戦隊キュウレンジャースーパー戦隊最強バトル!! 【初登場話】 Space.39「ペルセウス座の大冒険」 【分類】 キュータマ 【対応星座】 イッカクジュウ座 【ナンバリング】 27 【詳細】 イッカクジュウ座を司るキュータマ。 変身能力あり。 セイザブラスターで使うと、イッカクジュウ座の特性でイッカクジュウアームという装備を右腕に装着できる。 サンダバルドの姦計で亡くなったイッカクジュウ系の人間「ミカ・レーツ」の力も宿っている。 Vシネマで初登場し、サソリオレンジがカロー・ザンダバルドを倒すのに使用した。 第39話から本編にも登場している。 必殺技は「ユニコーンアンタレス」。 「地球(ほし)を傷付け汚す輩は、地球(ほし)と私が許さない!」 【名前】 グランディオンイレイザー 【読み方】 ぐらんでぃおんいれいざー 【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー 【登場話】 epic17「新たな敵!幽魔獣」 【分類】 必殺技 【使用メカ】 グランディオン 【詳細】 グランディオンの必殺技。 ナイティックパワーを口に集中。 口からのエネルギー砲や全ての車輪からの6つのイレイザーミサイルを同時に放つ。 【名称】 トライドロン 【読み方】 とらいどろん 【登場作品】 仮面ライダードライブ 【初登場話】 第1話「俺の時間はなぜ止まったのか」 【分類】 移動車両 【モチーフ】 車 【詳細】 仮面ライダードライブが操縦する自動車型のマシン。 表向きは泊進ノ介が使用する警察車両。 型番は「TRIDORON-3000」 コンソール中央にはドライブドライバーをセットするクレードルが設けられ、ドライブドライバーの指示によって無人走行が可能。 ドライブのタイヤ交換を行う際にはシフトカーに応じたタイヤをホイールから射出、更に必殺技を仕掛ける際のツールともなる。 タイプトライドロン時はドライブと一体化しており、 トレーラービッグインパクトを発動しないかぎりは分離はしない。 【タイプスピード】 トライドロンの基本形態。 外見は非戦闘時と余り変化がないが、ドライブの変身と連動して左前方の装甲が収納され、左前輪が露出。 スピードロップを放つ際に連携する場合もある。 45話ではドライブに加え、仮面ライダーマッハ、仮面ライダーチェイサーも連携した技を見せた。 『MOVIE大戦フルスロットル』ではタイプフルーツタイヤを全輪に装備してスペースマシン形態となった『トライドロンタイプフルーツ』が登場している。 また、アクセルを強く踏むと「必殺!あ、フルスロットル!」の音声とともにタイヤから果汁を噴射して相手の行動を妨害。それ以外にも「トライドロン!いよっ、一直線!」の音声と共にタイヤから輪切りのオレンジを模したエネルギー弾を放つ「フルーツタイヤ・アタック」も使用可能。 【タイプワイルド】 トライドロンのオフロードカー形態。 「ドロン・トライドロン!」の音声と共にコクピット部分が飛び上がり、あわせて車体部分が表裏逆転し、変形が完了。 【タイプテクニック】 トライドロンの特殊車両形態。 「ドロン・トライドロン!」の音声と共にコクピット部分が競り上がり、あわせて車体部分が狭まり、変形が完了。 【オトモ忍トライドロン】 トライドロンの人型形態。 ハンドル剣にトライドロンシュリケンを装着すると変形。 頭部はドライブドライバーの中央部分を象っている。 【余談】 実際のトライドロンは右側運転席の2人乗りだが、玩具ではドライブ用の中央席ひとつだけで、乗車方法も横からのドアではなく車体上部のカバーを開閉させるという差異がある。車体は運転席のコクピットと前後の車体の3つのパーツで構成されている。 スーパーヒーロー大戦GPではジャイロ装置でホバリングする二機の追加パーツを車体の両側にドッキングして飛行できる「ブースタートライドロン」が先行登場し、テレビでは27話で登場して沢神りんなが追加パーツを作りテスト運転を披露していた。 ベース車両はホンダのNSX。装飾(シートベルトが標準の3点式が外され競技専用の5点式を使用するなど)などの関係から法律上ナンバープレートを取得することができず、公道を走行不能で、撮影は公道に見える私有地を借りて行われ、次回予告では「トライドロンの運転シーンは許可を得た私有地内で行っています」とのテロップが記載され、撮影現場へもトラックで運送している。公道を走行するシーンなどはCG処理がなされている。 また、11話ではドライブドライバーから、この車体をグローバルフリーズ後に開発した動機が語られた。 【名前】 シュリケンジントライドロン 【読み方】 しゅりけんじんとらいどろん 【登場作品】 スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 【分類】 巨大ロボット 【合体コード】 不明 【出力】 不明 【構成】 トライドロンシュリケン(頭部)シノビマル(左腕)ドラゴマル(右腕)ダンプマル(胴体)ワンマル(左脚)ビュンマル(両脚)トライドロン(胴体) 【必殺技】 シュリケンジン・トライドロロンフィニッシュ 【詳細】 シュリケンジンの特殊形態。 シノビマルが右腕に変形、合体した後、ロボット形態のトライドロン(オトモ忍トライドロン)が胴体に搭乗して最後にトライドロンシュリケンが胴体の上部に合体。 シュリケンのコアからフェイスプレートが展開し、トライドロンの頭部に被さることで合体完了となる。 頭部のフェイスはドライブタイプスピードのスピードエアロメットと同型の他、 シュリケンジンのコックピットに仮面ライダードライブが搭乗、ハンドル剣を操縦桿として使用。 専用武器はシュリケンジンから引き続き、「ドラゴソード」や「ドラゴシールド」。 必殺技は対象に向かって突き進み、出会い頭にタイヤと斬撃で攻撃する「シュリケンジン・トライドロロンフィニッシュ」。 【名前】 ジョーカーバックドラフト 【読み方】 じょーかーばっくどらふと 【登場作品】 風都探偵 【分類】 必殺技 【使用者】 仮面ライダーダブル ヒートジョーカー 【破壊力】 不明 【詳細】 仮面ライダーダブルヒートジョーカーの必殺技。 漫画版で初登場。 ヒートメモリをスロットに挿入し、マキシマムドライブを発動。 右拳に炎の力を集め、標的に一気に必殺パンチを対象へ繰り出す。 パンチの衝撃で標的の内部から大ダメージを与える。 「ゲンカイダイカイガン!ディープスペクター、ギガオメガドライブ!」 【名前】 オメガドライブ ディープスペクター 【読み方】 おめがどらいぶ でぃーぴすぺくたー 【登場作品】 仮面ライダーゴースト 【初登場話】 第28話「爆現!深淵の力!」 【分類】 必殺技/ライダーキック 【使用者】 仮面ライダーディープスペクター 【詳細】 仮面ライダーディープスペクターの必殺技。 ゴーストドライバーのデトネイトリガーを操作することでグリントアイに表示されるディープスペクターゴースト眼魂のクアッドアイリスが光って発動。 背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを右脚に蓄積し、対象に対して強力なキックを放つ。 主にキック技を発動するが、技のバリエーションとしてディープスラッシャーを用いた必殺技の場合もある。 【名前】 獣電モバックル 【読み方】 じゅうでんもばっくる 【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー 【初登場話】 ブレイブ1「でたァーッ!まっかなキング」 【分類】 共通装備 【所有者】 キョウリュウジャー 【詳細】 獣電池を収納する携帯バックル。 キョウリュウジャーが所持している。 3本の獣電池を内部にセットでき、通信機能も搭載され、通話やネットワーク通信なども可能となる。 キョウリュウゴールドは初期の5人と比べてバックルの色が違う。 【名前】 ガオゴリラ 【読み方】 がおごりら 【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー 【初登場話】 Quest10「月が招く!!」 【分類】 パワーアニマル 【出力】 不明 【合体】 ガオマッスル 【搭乗者】 ガオレッド 【詳細】 地球上の精霊がゴリラを象って実体化したパワーアニマル。 過去の世界に存在した「聖なる森」の守護者。 カラーリングは「緑」。 パンチで鉄骨のタワーを曲げ、キックで50tの戦車を1km先まで吹き飛ばす怪力を持つ。 更に高層ビルでも軽く登る程の身軽さを誇り、 両目からの赤い光線を使い地面にバナナの木を生やし、その実の爆弾を投げつけ攻撃する「バナナボム」という技を繰り出す。 ガオマッスルへの合体時は中核を構成している。 「一番勝負!」 【名前】 超絶シュリケン斬 【読み方】 ちょうぜつしゅりけんざん 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【初登場話】 忍びの20「ザ・超絶!ライオンハオー!」 【分類】 必殺技 【使用者】 アカニンジャー超絶 【詳細】 アカニンジャー超絶の必殺技。 忍者一番勝負刀のディスクを回転し発動。 灼熱の炎を纏って伸長した刀身で対象を両断してしまう。 【余談】 一部の資料では「超絶・手裏剣斬」や「超絶手裏剣斬」などとも記載されている(超全集では超絶シュリケン斬と記載)。 【名前】 ガイソウル 【読み方】 がいそうる 【登場作品】 騎士竜戦隊リュウソウジャー THEMOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!騎士竜戦隊リュウソウジャー 【登場話】 第33話「新たなる刺客」 【分類】 リュウソウル 【詳細】 リュウソウルの一種。 古代のリュウソウ族が作った古きソウル。 ガイソーケンなる武器では様々な力を引き出している。 ガイソーケンなる武器にセットすると、古き戦士「ガイソーグ」に変身が可能。 必殺技も使用できる。 【名前】 メガシップ 【読み方】 めがしっぷ 【登場作品】 電磁戦隊メガレンジャー 【初登場話】 第1話「ゆるすな!ねじれた侵略者」 【分類】 巨大要塞 【合体】 ギャラクシーメガスーパーギャラクシーメガ 【搭乗者】 メガレンジャー など 【詳細】 I.N.E.T.が所有する宇宙ステーション。 普段は地球の衛星軌道上を回っており、ネジレジアの侵攻に対する前線基地として使用されていた。 物語後半で月面基地に拠点が移されてからは基地内のドッグに収納される。 全長37mと小規模だが、メガレンジャーのメンバーの他にI.N.E.T.の研究員が約100名搭乗する程に内部は広い。 操縦や制御は基本的にI.N.E.T.の職員によって行われ、技術班チーフ・川崎省吾が中心となって定期的にメンテナンスが行われている。 武器としては2連装のメガバーティクルキャノンを2門装備、シールドシステムにより攻撃の防御やネジレジアの索敵からも守られる。 メガシャトルやデジタンクなどのマシンの格納もできる。 ギャラクシーメガの頭部以外全ての部位を構成している。 【名前】 スーパーシシボイジャー 【読み方】 すーぱーししぼいじゃー 【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー 【初登場話】 Space.36「ラッキーの故郷に眠る伝説」 【分類】 巨大戦力/キュウボイジャー 【出力】 1740万馬力 【所有者】 シシレッド 【詳細】 シシレッドが搭乗するシシボイジャーにコジシボイジャーがドッキングした合体形態。 キュータマコクピットは背中部分に接続している。 更にキュータマコクピット4つが合体しており、 最強の合体バトルを繰り広げることも可能。 ナンバーはコジシと同様に「77」となる キュータマ合体ではスーパーキュウレンオーのボディのほとんどを担当。 【名前】 ガイソウル 【読み方】 がいそうる 【登場作品】 騎士竜戦隊リュウソウジャー THEMOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!騎士竜戦隊リュウソウジャー 【登場話】 第33話「新たなる刺客」 【分類】 リュウソウル 【詳細】 リュウソウルの一種。 古代のリュウソウ族が作った古きソウル。 ガイソーケンなる武器では様々な力を引き出している。 ガイソーケンなる武器にセットすると、古き戦士「ガイソーグ」に変身が可能。 必殺技も使用できる。 【名前】 プリズムメモリ 【読み方】 ぷりずむめもり 【登場作品】 仮面ライダーW風都探偵 【分類】 ガイアメモリ 【綴り】 PRISM 【頭文字デザイン】 結晶化したP(P) 【使用者】 仮面ライダーダブル 【詳細】 「水晶」の記憶を内蔵する緑のガイアメモリ。 他のガイアメモリのパワーを相反せずに纏める力を持ち、 ビッカーシールドにセットした4本のガイアメモリの力を調和し、ツインマキシマムを超えた凄まじい力を発揮できる。 ドライバーにあるマキシマムスロットに装填することもできる。 【名前】 獣電竜 【読み方】 じゅうでんりゅう 【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー 【分類】 巨大メカ 【初登場話】 ブレイブ1「でたァーッ! まっかなキング」 【詳細】 恐竜が賢神トリンの力によって強靭な機械のボディへと進化した存在。 ブレイブインされた獣電池に噛み付き、キョウリュウスピリットを注入され、バトルモードへと変形できる。 バトルモードに変形しなくても活動は可能だが、巨大ゾーリ魔や等身大のデーボモンスターに苦戦する程度の戦闘力しか発揮できない。 世界の秘境や極地に生息、トリンが選んだ者を「試練」として自身と戦わせ、 勝ち得た報酬として「キョウリュウジャー」の力を与える。 普段も世界の果てで待機しているが、 有事の時はキョウリュウジャーが放って飛来した獣電池を装填、覚醒後に戦場に赴く。 獣電竜は大きく分けて二種類あり、一つは賢神トリンに選ばれ、キョウリュウジャーと共に戦った「十大獣電竜」、もう一つはその十大獣電竜の戦いを支えた獣電竜の戦士団「ガーディアンズ」。 十大獣電竜は今も存在するが、ガーディアンズたちは獣電竜ディノスと獣電竜チェイス以外は肉体が消滅してしまっており、 そのキョウリュウスピリットだけが獣電池に宿っている。 【名前】 銀河獣士ギンガイオー 【読み方】 ぎんがじゅうしぎんがいおー 【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン 【初登場話】 第七章「復活の時」 【分類】 巨大ロボ/銀河獣士 【合体コード】 「星獣合体」 【出力】 2500万馬力 【構成マシン】 銀星獣ギンガレオン(頭部&胸部)銀星獣ギンガルコン(背中)銀星獣ギンガリラ(腹部&脚部)銀星獣ギンガべリック(左腕)銀星獣ギンガット(右腕) 【武器】 ガルコンボーガン銀鎧剣 【必殺技】 ガルコンボーガン流星弾銀鎧剣・銀河獣王斬り 【テーマソング】 銀河の王者 ギンガイオー 【詳細】 5体の銀星獣が合体し誕生する銀河獣士と呼ばれる巨大ロボ(巨大戦士)。 変形した5体が合体していき、ギンガレオンが頭部と胸部、ギンガルコンが腰と翼、ギンガリラが下半身、ギンガベリックが左腕、ギンガットが右腕となる。 5人揃わなければ合体できないが、合体後の操縦は人数が欠けても可能。 ギンガマンが操縦盤の中央にセットした自在剣・機刃でコントロールするが、最終章ではギンガレオンのコクピットにギンガマン全員が集結した。 ギンガマンのアースを増幅し撃ち出す能力を有する。 劇中では顔面から火炎を放つ「ギンガイオー銀火炎」、右肩から花びらの光弾を放つ「ギンガイオー銀花弾」という技を披露した。 従来の作品とは異なり、他のロボとの合体や交代などは行われず、中盤以後はギンガの光によって超装光ギンガイオーへとパワーアップを果たすだけで、最後まで戦い続けた。 必殺技は「ガルコンボーガン流星弾」。 【余談】 コクピット分散型ロボは『忍者戦隊カクレンジャー』の隠大将軍以来の登場となる。 戦隊ロボとしては登場が遅い分類に入る。 【名前】 超装光ギンガイオー 【読み方】 ちょうそうこうぎんがいおー 【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン 【初登場話】 第二十四章「ブドーの執念」 【分類】 巨大ロボ/銀河獣士 【合体コード】 「超装光、ギンガイオー」 【出力】 1億2500万馬力 【構成マシン】 銀星獣ギンガレオン銀星獣ギンガルコン銀星獣ギンガリラ銀星獣ギンガべリック銀星獣ギンガット 【武器】 超銀鎧剣ガルコンボーガン 【必殺技】 銀河大獣王斬り銀河獣王無尽斬り銀河獣王火炎斬り火炎流星弾 【詳細】 銀河獣士ギンガイオーがギンガの光によって様々な能力が5倍にパワーアップした形態。 ギンガの光の力で頭部や胸部に追加装甲が施され、武器の銀鎧剣も超銀鎧剣に強化されている。 ギンガイオー時の必殺武器だったガルコンボーガンは最終章まで使用されなくなった。 パワーアップは果たしたものの、敵側も手強くなっているので苦戦は多い。 そのため、第三十一章から仲間となった鋼星獣の力を借りる。 必殺技は超銀鎧剣の刀身を発光させた状態で右斜め上から右斜め下に切り裂き、対象を石のように砕け散らせる「銀河大獣王斬り」。 【余談】 追加装甲部分は玩具においてキャンペーンの賞品として登場し、後に一般販売もされた。 「ジャ・ジャ・ジャ・ジャックポット!」 【名前】 ジャックポットストライカー 【読み方】 じゃっくぽっとすとらいかー 【音声】 藤原啓治 【登場作品】 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 【分類】 VSビークル 【出力】 550万馬力 【詳細】 ルパンコレクションの一つに数えられる意思を持った謎のマシン。 グッドストライカーと同型の機体で、劇中ではダイヤルファイターの形態のみ登場した。 トリガーマシンモードに変形できるかは不明。 ギャングラーが集めたコレクションのようだが自分で動けるため脱走、単独で異次元移動はできず、 ギャングラーの世界をうろうろしていたところ、ルパンレッドとパトレン1号を発見し協力する。 名前の由来がジャックポットのため、必殺技発動時のダイヤルのナンバーは「777」。 ギャングラー怪人の金庫に入ると対象を操ることができるようで、劇中ではゴーシュ・ル・メドゥの肉体を操作して次元の壁を開けさせることに成功した。 また、VSチェンジャーにセットすると、パトレンU号のようにルパンレンジャーを融合し、ルパントリコロールという融合形態にすることが可能。 やはりジャックポットストライカーにも原理がよくわかっていないらしく、パトレンジャーが使用した場合どうなるのかも不明。 もしかするとグッドストライカーとは逆に使用した者が分身するのかもしれない。 やはりVSチェンジャーにセットし、他のビークルと同じ手順で巨大化することが可能。 巨大時はマッハ1.1で飛行し、ダイヤルファイター3機と合体することで、巨大ロボのルパンレックスとなる。 【快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー】 本編では最終話まで未登場。 最終話で2代目の快盗たちが苦心の末に回収、ドグラニオ・ヤーブンの超レアなゴールド金庫を開いた。 【余談】 演じる藤原啓治氏は過去に『特命戦隊ゴーバスターズ』でチダ・ニックの声を演じているが、2020年4月に亡くなり本作品が最後の出演となった。 「ダイボイジャードリル ショベル、合体完了!!」 【名前】 ダイボイジャードリル ショベル 【読み方】 だいぼいじゃーどりるあんどしょべる 【登場作品】 轟轟戦隊ボウケンジャー 【分類】 合体ロボ 【合体コード】 「轟轟武装」 【出力】 4300万馬力 【構成マシン】 ゴーゴーコマンダーゴーゴーキャリアーゴーゴーアタッカーゴーゴードリルゴーゴーショベル 【必殺技】 ドリルアタック 【詳細】 ダイボイジャーの右腕にゴーゴードリル、左腕にゴーゴーショベルを装備したバリエーション機。 ダイボウケンとサイレンビルダーを苦戦させたゴーレムを前に、 ブラックから「ダイボイジャーの手は一点攻撃に向いていない」と指摘、レッドがドリルとショベルを合体させたもの。 その場の思い付きの合体であるが出力は4300万馬力まで上昇している。 必殺技は両腕を使う攻撃する「ドリルアタック」。 【名前】 忍者激熱刀 【読み方】 にんじゃげきあつとう 【音声】 垂木勉 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【初登場話】 忍びの36「キンジ、栄光のスーパースター!」 【分類】 共通武器 【所有者】 ニンニンジャー 【詳細】 ニンニンジャー6人が使用する忍刀型の武器。 妖刀・浦鮫が妖力を克服してスターニンジャー/キンジ・タキガワが得た忍タリティの一種によって変化した。 スターニンジャーが持ってスーパースターニンジャーへの超強化変身が可能となる。 鍔元にセットした忍シュリケンと刀身に並んだ3つのスイッチで忍術を発動できる。 「激」 忍シュリケンをセットして回転させると強化された忍術を発動する。 音声は「ザ・激熱」。 「技」 終極忍シュリケンをセットして回転させて使用するニンニンジャーに合わせた必殺技を発動する。 音声は「ザ・激技」。 「発」 劇中未使用。 【妖刀・浦鮫】 忍者激熱刀の前身となる伝説の刀。 手にした者の妖力を自分のものにし、かつ所有者に強力な妖力を与えると言われている。 西洋妖怪オオカミオトコの妖力が体内に入ったことで妖怪化する危険性を抱えたキンジは「妖怪化を止める手段がある」という十六夜九衛門の誘いに乗り、とあるビルで浦鮫を手にしたが、刀の特性によって妖怪化が加速し、オオカミオトコに変化してしまう。 だが、自力で妖力から妖気を消し去ることで妖怪化を抑えることに成功し、それに伴い浦鮫もキンジの忍タリティで上記の忍者激熱刀に変化した。 「○○、武人変化!」 【名前】 気伝武人 【読み方】 きでんぶじん 【登場作品】 五星戦隊ダイレンジャー 【初登場話】 第1話「転身だァァッ」 【詳細】 龍星王やウォンタイガーが武人変化した形態。 2体は動物型の気伝獣から人型に変形。 身軽な動きによる攻撃が得意。 更に自身を核として4体の気伝獣と合体、それぞれを大連王や牙大王と呼ぶ。 【名前】 バースドライバー 【読み方】 ばーすどらいばー 【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO 【分類】 変身ベルト 【所持者】 バースの変身者 【詳細】 仮面ライダーバースの変身ベルト。 コアメダルの制御を諦め、セルメダルの力を完全に引き出すことを目的として開発された。 変身にはセルメダル1枚を必要とし、各部のCLAWSを発動させるには1枚ずつのメダルを使う。 セルメダルを2枚連続投入して「セルバッシュモード」と呼ばれるエネルギー増幅モードが発動、通常の290%ものエネルギー増幅が発生し恐るべき力を発揮。 メカニックシステムなので、劇場版を含めて計3名が使用した。 また、プロトタイプも存在し、うち2名が代用や増員として装着した。 【名前】 ミスティックブラザー 【読み方】 みすてぃっくぶらざー 【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー 【初登場話】 epic13「走れ!ミスティックランナー」 【分類】 ゴセイヘッダー 【所有者】 ゴセイレッド、ゴセイピンク 【詳細】 新たに出現したサモンカードで召喚されるゴセイマシン及びゴセイヘッダーの一種。 ゴセイレッドとゴセイピンク専用で、ミスティックランナーとエッグヘッダーによって構成される。 等身大になれて単独で巨大化も可能。 強烈な脚力によるキックや、エッグヘッダーを蹴り飛ばしたり、口から強力な電撃を放ってウォースターの宇宙人などを撃破可能。 また、ゴセイグレートと合体するとミスティックゴセイグレート、更にデータスハイパーと合体してミスティックデータスハイパーとなる。 【名称】 キメワザスロットホルダー 【読み方】 きめわざすろっとほるだー 【登場作品】 仮面ライダーゴースト仮面ライダーエグゼイド 【分類】 アイテム 【使用者】 仮面ライダー 【詳細】 必殺技を発動するのに使用されるアイテム。 ゲーマドライバーの左腰の部分に付属されており、 キメワザスロットにライダーガシャットを装填し、ホルダースイッチを押すと、必殺技発動の待機状態となる。 再度、ホルダースイッチを押すと、必殺技が発動し、強力な攻撃を対象(バグスター)に繰り出す。 相手(バグスター)を撃破する際は「会心の一発!」と音声が発声される。 更にサブガシャホルダーを使うことで、 ライダーガシャットを2つ分余計に保持でき、状況に応じてライダーに更なる力を与える。 装填できるのは1本分のガシャットだけであり、2本分のガシャットに値するものは装填できず、エグゼイドのレベルX~レベル99、ブレイブとスナイプのレベル50、パラドクスのレベル99などはこのホルダーを使用できない。 【名前】 ビクトレーラー 【読み方】 びくとれーらー 【登場作品】 激走戦隊カーレンジャー 【初登場話】 第30話「衝撃のデビュー!はたらく車!!」 【分類】 超巨大マシン 【出力】 不明 【テーマソング】 ビクトレーラー 巨大なるマシン 【詳細】 5台のVRVマシンを搬送する超巨大トレーラー。 東京ドームの地下にあるカーレンジャー基地から発進され、トレーラー形態の「キャリアモード」からロボット形態の「バトルモード」に変形できる。 宇宙空間の飛行もでき、バトルモードの両腕はVバルカンやVバズーカとしてVRVロボへ転送される。 「バトルモードではVバルカンとVバズーカを武器に戦える」という設定はあったが、劇中では一度も戦闘に参加しなかった。 【名称】 忍シュリケン 【読み方】 にんしゅりけん 【音声】 垂木勉 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【初登場話】 忍びの1「俺たちはニンジャだ!」 【分類】 アイテム 【モチーフ】 手裏剣 【使用者】 ニンニンジャー 【詳細】 ニンニンジャーが使用する手裏剣型キーアイテム。 一覧はこちらを参照。 忍術のデータを記録したコアと刃部分のブレードで構成される。 ブレードをセットしたコアを忍者一番刀などにセットし、様々なシュリケン忍法を発動できる。 様々な種類の忍シュリケンがある。 【名前】 トモキュータマ 【読み方】 ともきゅーたま 【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー 【初登場話】 Space.11「宇宙を救う3つのキュータマ」 【分類】 キュータマ 【対応星座】 とも座 【ナンバリング】 88 【詳細】 とも座を司るキュータマ。 変身能力はない。 アルゴ船を構成する3つのキュータマの1つで、アルゴ船の船尾部分となる。 ラシンバンキュータマの指し示したキュウレンジャーが駐在している惑星チキュウで発見されるが、怪物デスワームが飲み込んでいる。 デスワームを倒して回収は完了。 スティンガーがオリオン号からケースに入ったホキュータマと共に奪ってリュウコツキュータマを得た兄のスコルピオに渡される(Space.19)。 スティンガーとスコルピオとの戦いが阻止されてラッキーが奪還に成功した(Space.20)。 過去の世界では惑星チキュウでオライオンが所持していたが襲ってきたデスワームに喰われてしまう(Space.29) 「レディゴー!(アーユーレディー) ラブ&ピースフィニッシュ!」 【名前】 ラブ&ピースフィニッシュ! 【読み方】 らぶあんどぴーすふぃにっしゅ! 【登場作品】 劇場版 仮面ライダービルド Be The One 【分類】 必殺技 【使用者】 仮面ライダービルド クローズビルドフォーム 【詳細】 仮面ライダービルドクローズビルドフォームの必殺技。 ビルドドライバーのボルテックレバーを回すことで、内部にあるボルテックチャージャーが作動。 金色のラビットラビットアーマーの協力で跳躍、出現したベストマッチドラゴンからのブレスにて勢いを出しながらエネルギーを蓄積した青い右脚の方でキック、 更に金銀2色の二重螺旋型のエネルギー体を生み出し基本形態のグラフ拘束の要領にて使い、エネルギーを蓄積した赤い左脚の方でキックを対象へと放つ。 【余談】 玩具では他の必殺技と同様の音声が発声されるが、劇場版ではかっこないのものが使われている。 「新たなるパワーアニマルと、心を1つにして、今、巨大なる精霊の王が、生まれ変わります」 【名前】 ガオマッスル 【読み方】 がおまっする 【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー 【初登場話】 Quest10「月が招く!!」 【分類】 精霊王/巨大ロボ 【スーツアクター】 福沢博文 【合体コード】 「百獣合体」 【出力】 5000万馬力(ソウルドライブ時:7000万馬力) 【構成マシン】 ガオゴリラ(頭部 胸部)ガオイーグル(腰部)ガオバイソン(下半身)ガオベアー(左腕)ガオポーラー(右腕) 【必殺技】 剛力無双マッスルラリアット氷牙炎滅ベアーストライク 【テーマソング】 HOT!HOT!ガオマッスル!! 【詳細】 5体のパワーアニマルが合体し完成する「筋肉の戦士」と称される精霊王。 「筋肉の戦士」とも称されるようにガオキングの2.5倍の出力を誇り、凄まじい怪力や防御力を持つが、技では劣る。 主にガオキングが戦えない時(もしくは対抗できない)の代役として登場することが多く、状況に応じ出す場合もある。 鎖の付いた巨大な錨「マッスルアンカー」が武器。 両肩にビーム砲「マッスルクラッカー」を装備している。 標的を両腕で締め付ける「マッスルベアハッグ」、両足できりもみ回転キックを放つ「バイソンキック」も使う。 下半身を後に参戦したガオマジロとガオライノスに換装、ガオマッスルストライカーとなる。 必殺技は「マッスルラリアット」。 【名称】 ハリケンジャー忍シュリケン 【読み方】 はりけんじゃーにんしゅりけん 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【初登場話】 忍びの7「春のニンジャ祭り!」 【分類】 技忍シュリケン 【使用者】 ニンニンジャー 【詳細】 ハリケンジャーの力が宿った技忍シュリケン。 コアにはハリケンレッドの顔が描かれている。 忍者一番刀にセットすると、「シュリケン忍法・ハリケンの術」が発動される。 【名前】 カイオースピア 【読み方】 かいおーすぴあ 【登場作品】 動物戦隊ジュウオウジャー 【初登場話】 第31話「巨獣立つとき」 【分類】 武器 【使用ロボ】 ドデカイオー 【必殺技】 ドデカイオーシャンスプラッシュ 【詳細】 ドデカイオーの所持する専用武器。 クジラの潮を吹く様を模し、キューブホエールを複数のモードに変形するアイテムにもなる。 名称通りに槍のように振るったり、持ち手を変えてボウガンのように射撃用の武器として使える。 初登場の際はジュウオウイーグルが等身大化した同武器を槍のように振るい、バングレイと戦っている。 必殺技はボウガンのように錨型のエネルギー弾を連続で対象へ撃ち出す「ドデカイオーシャンスプラッシュ」。 「気伝招来!」 【名前】 気伝獣 【読み方】 きでんじゅう 【分類】 巨大メカ 【登場作品】 五星戦隊ダイレンジャー 【詳細】 ダイレンジャーがパートナーとする心を持った生命体。 従来のスーパー戦隊作品での合体メカに相当し、中国に伝わる空想上の動物の姿を象る 上記の掛け声と天宝来来の玉によって召喚、操縦には膨大な気力が必要となる。 戦隊基地での修理を必要とせずに自己回復、 招来されるまで、何処で何をしているかは不明。 誕生には風水の見地に基づき、宇宙などの気の流れが貯まる場所に気力の持ち主が気力を発し、 天宝来来の玉を気力の集まる所に投げ込んで誕生させる。 中盤以降は5人の気力によって誕生した気伝獣、気伝獣よりも以前に誕生した「超気伝獣」も登場した。 一覧 龍星王 星獅子 星天馬 星麒麟 星鳳凰 ウォンタイガー ダイムゲン 【名前】 ルパンレンジャーギア 【読み方】 るぱんれんじゃーぎあ 【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー スピンオフ ゼンカイレッド大紹介! 【分類】 センタイギア 【番号】 42 【詳細】 センタイギアの一種。 表面には「42」のマークやルパンレッド、 裏面にはルパンレンジャーのシンボルマークが描かれている。 表面を上にしてギアトリンガーにセットすると、ルパンレンジャーの力を発動できる。 劇中では発動により技の「快盗ブースト」を引き出す。 【名前】 スーパーレジェンドビーム 【読み方】 すーぱーれじぇんどびーむ 【登場作品】 超力戦隊オーレンジャー 【初登場話】 第28話「見よ奇跡の要塞」 【分類】 必殺技 【使用メカ】 キングピラミッダー・バトルフォーメーション 【詳細】 キングピラミッダー・バトルフォーメーションの必殺技。 全身のエネルギーを収束、 両肩のパンチャーキャノンや胸部からのエネルギー光線を同時に標的へ放つ。 【名前】 エナジーレッシャー 【読み方】 えなじーれっしゃー 【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー 【初登場話】 始発駅「特急烈車で行こう」 【分類】 トッキュウレッシャー 【モチーフ】 新幹線 【カラー】 銀 【詳細】 レンケツバズーカの弾丸として使用されるトッキュウレッシャー。 主だって「レンケツバズーカ」にセットするもの。 他のトッキュウレッシャーと比べて大型でレインボーラッシュ発動時にバスーカから発射されたエナジーレッシャーはトッキュウジャーのイマジネーションによって様々な物体に変化。 最後に標的が倒されると同時に消滅する使い捨ての装備。 【名前】 音撃吹道・烈空 【読み方】 おんげきふるーと・れっくう 【登場作品】 仮面ライダー響鬼 など 【分類】 音撃武器 【所有者】 仮面ライダー羽撃鬼 【詳細】 仮面ライダー羽撃鬼が持つ音撃武器。 錫杖のような、現代のフルートのような形をしていて先端から吹き矢の要領で鬼石を射出させる。 息を吹き込むことで音撃奏・旋風一閃を発動するが、原理としては音撃管・烈風と同一。 【HEROSAGA】 オーズレジェンドタトバコンボの使用武器として登場。 【余談】 楽器モチーフはフルート。 劇場版は戦国時代の日本であるが、その時代にフルートがあったのか?という疑問があるが、もともとフルートは日本ではない外国の楽器では有るが古くは4万年前にも骨を使った横笛が存在していたとされ、現代のように金属製ではなく横笛を一般的にフルートと呼んでいたようなので、過去の日本に何らかの手段で渡来していてもおかしくはない。 それか、名前とどういう楽器なのかの情報だけ知識として残され、そこから着想を得て音撃武器に昇華された可能性もある。 【名前】 キュウボイジャー 【読み方】 きゅうぼいじゃー 【音声】 木村昴 【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー 【初登場話】 Space.1「宇宙一のスーパースター」 【分類】 巨大戦力 【所有者】 キュウレンジャー 【詳細】 キュウレンジャーがセイザブラスターで召喚するスペースマシン。 メンバーの周囲を巨大なキュータマ型のキュータマコクピットが実体化して包み込み、現れたボイジャーにドッキングすることで起動してコントロールされる。 それぞれ変身者の持つキュータマの星座がモチーフだが、様々なタイプが有りバトルタンク、潜水艦、サイボーグなど多岐にわたる。 モチーフに応じた環境での活動に特化しているが、全てのボイジャーが空中飛行を可能にしている。 キュータマコクピットを作り出せばボイジャーを即座に呼び出せるため、緊急時の離脱にも重宝する。 宇宙のあちらこちらで眠っており、初めての召喚で現れた後はオリオン号の格納庫に格納される。 ただ、一番大きいリュウボイジャーはオリオン号の人型の腕が持つ武器に鎮座している。 シシボイジャー、リュウボイジャー、ギガントホウオーを構成するボイジャーを除けば基本的に両手両足の互換性を有し、 場合に応じて腕から足、足から腕へと合体部分を切り替えることで様々なコンビネーションを実現可能。 一覧 シシボイジャー サソリボイジャー オオカミボイジャー テンビンボイジャー オウシボイジャー ヘビツカイボイジャー カメレオンボイジャー ワシボイジャー カジキボイジャー リュウボイジャー クマボイジャーオオグマボイジャー コグマボイジャー ホウオウボイジャーホウオウベース ホウオウステーション オリオンボイジャー ケルベロスボイジャー 「ゲキシャークトージャ、バーニングアップ!!」 【名前】 ゲキシャークトージャ 【読み方】 げきしゃーくとーじゃ 【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー 【初登場話】 修行その18「シャッキンキーン!身体、強い」 【分類】 獣拳巨人 【合体コード】 「獣拳武装」 【出力】 2400万馬力 【構成マシン】 ゲキタイガーゲキチーターゲキジャガーゲキシャーク 【必殺技】 大頑頑斬 【詳細】 ゲキトージャがゲキシャークを獣拳武装し誕生する獣拳巨人。 激獣シャーク拳を習得したゲキレッドを中心に合体を行う。 ゲキシャークの分離した上半身を頭部に被り、両腕に尾びれが分離。 変形したシャークセイバーを装備。 これによる格闘戦や、ゲキシャークの特性を活かした水中戦を得意としている。 横向きになったゲキシャークトージャはそのままゲキシャークそのものにも見える姿となる。 必殺技は高速回転しながら対象に突撃、シャークセイバーで対象を斬り裂く「大頑頑斬」。 【名前】 サモン ゴセイアルティメット 【読み方】 さもん ごせいあるてぃめっと 【英語表記】 SUMMON GOSEIULTIMATE 【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー 【初登場話】 epic33「恐怖のマトリンティス帝国」 【分類】 ゴセイカード 【属性】 SUMMON 【所有者】 ゴセイジャー 【詳細】 ゴセイジャー5人が所持するサモン属性のゴセイカード。 テンソウダーにセットして読み込む。 巨大な同カードからゴセイアルティメットを召喚できる。 戦闘機形態で召喚され、ロボット形態への変形は任意で行える。 【名前】 メガウインガー 【読み方】 めがういんがー 【登場作品】 電磁戦隊メガレンジャー 【初登場話】 第35話「のりきれ!メガシルバー最大の危機」第36話「はばたけ! 宇宙(そら)に舞う希望の翼」(ファイターモード) 【分類】 巨大ロボット 【合体コード】 「電撃変形」 【出力】 5500万馬力 【必殺技】 ウインガーキャノン 【テーマソング】 Don't Stop!メガシルバー 【詳細】 メガシルバーが搭乗する巨大ロボット。 ロボ形態はファイターモードと呼称される。 両翼のレーザー機銃や四門の銃口を備える手持ち武器のキャノンを使う。 両手からは電磁バリヤーを発生させたりも可能。 翼のメガウイングは着脱でき、 メガボイジャーの飛行ユニットにもなる。 飛行形態のフライヤーモード、地上走行形態のランダーモードに変形できる。 必殺技は「ウインガーキャノン」。 【名前】 メガウイング 【読み方】 めがういんぐ 【登場作品】 電磁戦隊メガレンジャー海賊戦隊ゴーカイジャー 【初登場話(メガレン)】 第36話「はばたけ!宇宙(そら)に舞う希望の翼」 【登場話(ゴーカイ)】 第50話「決戦の日」 【分類】 専用装備 【所有メカ/ロボ】 メガウインガー 【電磁戦隊メガレンジャー】 メガウインガーに装備される巨大な翼。 その翼はロボ形態時に分離でき、 その背中に合体したメガボイジャーはウイングメガボイジャーとなる。 【海賊戦隊ゴーカイジャー】 メガレンジャーの大いなる力として登場、その背中へ合体した豪獣神はウイング豪獣神に変化。
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部品構造 大部品 白河 輝 RD 152 評価値 12大部品 日常生活 RD 2 評価値 1部品 習慣 部品 コミュニケーション 大部品 身体的特徴 RD 7 評価値 4部品 西国人の特徴 部品 ブルーライトカット眼鏡 部品 中肉中背 部品 健脚 大部品 剣士の身体能力 RD 3 評価値 2部品 戦士の腕力 部品 敏捷性 部品 スタミナ 大部品 コミュニケーション能力 RD 9 評価値 5大部品 仕事の基本 RD 5 評価値 3部品 報告 部品 連絡 部品 相談 部品 経過報告書の作成 部品 ToDoの実行 大部品 対人対応 RD 4 評価値 3部品 丁寧語 部品 感情が高ぶった時の激しい口調 部品 ボディランゲージ 部品 はっきりとした物言い 大部品 余暇の過ごし方 RD 4 評価値 3部品 ゲーム 部品 散歩 部品 時計作成 部品 猫好き 大部品 航空戦強化型ホープ RD 19 評価値 7部品 航空戦強化型ホープの概要 部品 バイザーグラス 大部品 ホープ RD 7 評価値 4部品 太陽系総軍軍服 部品 スラックス 部品 義体 部品 着用制限=男性 部品 パイロット技能 部品 コパイロット技能 部品 オペレーター技能 大部品 航空機パイロット習得訓練 RD 10 評価値 5部品 名パイロット達の訓練指導 部品 2年間の座学教育過程 部品 6ヶ月間の一般操縦士免許の取得 部品 6ヶ月間の初級操縦過程 部品 1年間の基本操縦過程 部品 訓練過程卒業試験 部品 スカイラブマーク 部品 戦闘機課程 部品 輸送機課程 部品 救難救護機課程 大部品 警官 RD 22 評価値 7大部品 警官の日常業務 RD 5 評価値 3部品 警官としての日常訓練 部品 パトロール業務 部品 事件・事故の通報対応 部品 事件・事故の報告書作成 部品 遺失物管理 大部品 警察学校3年コース RD 10 評価値 5部品 警察学校の筆記試験 部品 警察学校の適性検査 部品 警察署での研修1年 部品 初任総合科1年 部品 警察官資格試験 大部品 初任科1年 RD 5 評価値 3部品 基礎科目(座学)の履修 部品 警官としての職務倫理の学習 部品 実技基礎科目の履修 部品 逮捕術の実技訓練 部品 射撃訓練 大部品 警官貸与装備一式 RD 7 評価値 4部品 警官手帳 部品 警官制服 部品 警察採用拳銃 部品 警官用バトン 部品 手錠 部品 警官用ホイッスル 部品 帯革 大部品 FROG職員 RD 25 評価値 7大部品 概要 RD 4 評価値 3部品 着用制限 部品 信念 部品 日常業務 部品 訓練の継続と緊急避難マニュアルの熟読 大部品 特徴 RD 3 評価値 2部品 コミュニケーション技能 部品 元気で体力がある 部品 いい笑顔 大部品 事務技術 RD 4 評価値 3部品 書類作成 部品 TODOリスト 部品 関係各所との調整 部品 報告・連絡・相談 大部品 炊き出し技術 RD 7 評価値 4部品 炊き出し技術とは? 部品 炊き出しメニューの検討 部品 調理スペースを整える 部品 大量の調理を行う 部品 衛生管理を徹底する 部品 食事の配給 部品 個別の対応が必要な人への支援 大部品 避難誘導技術 RD 7 評価値 4部品 避難誘導技術とは? 部品 避難判断と避難経路の策定 部品 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築 部品 要支援者の把握と対応 部品 避難指示の素早い伝達 部品 避難先への移動 部品 避難先の安全把握と判断 大部品 時計職人 RD 8 評価値 5部品 腰下げ時計 大部品 時計修理道具 RD 5 評価値 3部品 ルーペ 部品 精密ドライバー 部品 こじ開け(工具) 部品 バネ棒はずし 部品 ピンセット 部品 作務衣 部品 エプロン 大部品 魔法剣士 RD 36 評価値 8部品 白騎士 黒山曜が辿った経験 大部品 白魔法使い RD 20 評価値 7部品 白魔法使いの概要 部品 白魔法使いの着用制限 大部品 心構え RD 4 評価値 3部品 自然との調和 部品 魔法を使わない事を目指す 部品 魔法についての考え 部品 戦闘の回避 大部品 ゴロネコ藩国白魔法学校の白魔法教育 RD 14 評価値 6部品 白魔法の概要 部品 仲間との連携 部品 白魔法使いとして認められるまでの期間 部品 優しい心の勃興 大部品 学ぶ知識 RD 3 評価値 2部品 魔法の運用の工夫 部品 世界知識の勉強 部品 周囲の状況把握 大部品 学ぶ魔法 RD 7 評価値 4部品 白魔法の使い手への制限 部品 魔法の高速詠唱 部品 治療魔法と流れを戻す魔法 部品 非殺傷攻撃 部品 探索魔法 部品 エンチャント 部品 防御魔法 大部品 剣士 RD 15 評価値 6大部品 剣士の技 RD 6 評価値 4大部品 攻撃技術 RD 3 評価値 2部品 なぎ払い 部品 素早い剣戟 部品 強撃 大部品 防御技術 RD 3 評価値 2部品 受け流し 部品 バックステップ 部品 間合いの把握 大部品 剣士訓練所での6年の修業 RD 9 評価値 5部品 6年間の白兵戦闘訓練の継続 部品 剣士訓練所での厳しい規律 部品 矢落とし1000本ノックの試練 部品 戦術、武器、戦略講義(3年分) 部品 毎年の遠足(サバイバル訓練) 部品 日々の筋力トレーニング 部品 地獄の走力強化訓練 部品 雪中での水行 部品 剣士養成所卒業試験 大部品 所持装備 RD 20 評価値 7大部品 恩寵の短剣 RD 6 評価値 4部品 EV116生還記念の儀礼用短剣 大部品 刃物 RD 2 評価値 1部品 圧力の大きさ 部品 引き切ることの利点 大部品 刃物の武器としての強さ RD 3 評価値 2部品 概要 部品 リーチが長くなる有利さ 部品 創傷の恐ろしさ 大部品 ナイトシールド+1 RD 4 評価値 3部品 盾受け 部品 盾打ち 部品 矢受け 部品 美しい輝き 大部品 騎乗馬 RD 10 評価値 5部品 栗毛馬 部品 人馴れ 部品 放牧 部品 障害器具トレーニング 部品 遠方訓練 大部品 馬具一式 RD 5 評価値 3部品 鞍 部品 鐙 部品 手綱 部品 蹄鉄 部品 荷物袋 部品定義 部品 習慣 習慣には二種類ある。必要だから義務的に行うものと、自発的なものだ。 前者は「家事」「仕事」「ルールを守る」といった、生存するため、社会生活を送るために必要な習慣である。 後者は「趣味」「休暇」で、中間で揺れ動いているのが「社交」だ。 /*/ まず家事の説明から行こう。これは「家計」「料理」「ハウスキーピング」によって構成されている。 /*/ 「家計」は、「普段のやりくり」が主となる。 誰しもが、税の支払いや食料品、雑貨といった消耗品の購入、およびそれをするための金銭と時間を支払って、普段の生活を送っているからである。 自給自足で賄ったり、物々交換する文化の場合は、目的のものを手に入れるまでの時間的コストを支払っているものとみなす。 どういった形にせよ、収入相応の日常的支出は起こる。 収入が少なければ優先度の低い出費を諦めるか、または切り詰めるために安いものを探すし、多ければ経済を回し、豊かな生活を送るために、金の使いみちを工夫する。 一時的に足りなければ借り受けるし、その返済も行わなければならない。そうならないよう、普段から無理のない範囲で貯金したり、投資で増やしておくこともできる。 緊急で必要とされるだろう分、あるいは特定のタイミングで必要になってくるだろう分の積み立てや、そのための仕組みを利用するのだ。 /*/ 「料理」とは、自分、または家族の好みと、自分の知る限りでの栄養バランスに配慮し、コストパフォーマンスと安全の双方から見て買い集めた素材を用いて、時間を掛けすぎずに作れる、いつもの味の料理のことだ。 たまには失敗するし、手に入る素材も常に一定ではなく、料理自体、腕前によって出来不出来は出て来るものだ。 どのような形でも、生きている以上、何かを食べなければ生きられないし、どうせならおいしいものを食べたい。 出来合いのものを買って済ませることもあるし、プロの作ったものを食べて帰ったり、あるいはプロを雇うこともある。 /*/ 「ハウスキーピング」は、「ゴミ捨て」「清掃」「整理整頓」「補充」で出来ている。 /*/ 「ゴミ捨て」は、溜まったゴミを廃棄するか、公共の処理施設に回収してもらうため、所定の位置に出すことだ。 場所によっては捨てるゴミの種類に応じてコストが掛かる。また、捨てる際の作法にも夜間ゴミ出し禁止であったりネットをかけるといったローカルルールが存在する。 分別には気をつけて行おう。 「清掃」は、生活の中でついた汚れを払ったり拭ったり、溜まった埃を掃きまとめて捨てたり、曇っている箇所を磨いたりして、美観を整えることである。 「整理整頓」は、所定の場所に物を戻す、あるいは置き場所が定まっていないものに対して置き場を用意してやり、不要になった物は廃棄、売却、または譲渡して家の中から追い出すこと。 「補充」は、物品の消耗や破損、故障に対して、代替品を入手してくることである。 これらを始めとした、「住居の快適性」を維持するための要素の組み合わせて「ハウスキーピング」は成立している。 /*/ 「仕事」は、「業務」および、それを支える「労働と報酬」の原理によって回っている。 /*/ 「業務」は、就いている職業または身分に相応しい行動を送ることだ。 時間帯および行動の内容はそれぞれの状況に応じて異なる。 「労働と報酬」とは、契約に応じた報酬を、所定の労働と引き換えに得ることである。 支払いの形態、たとえば何を支給の対象とするか、どういった計算で支払いを計上するかは、それぞれが所属する藩国および組織の法と規則に従った上で、双方の合意を結んで定める。 判断能力を持たないものに関しては、利害関係のない第三者を立て、不当な搾取の起こらないよう、責任を持って公的機関がこれを監視する。 /*/ 「ルールを守る」とは、「法」と「ローカルルール」の把握、および遵守によって行われる。 /*/ 「法」とは、「所属陣営」「藩国」「自治体」という階層構造で発布・施行されている、強制力を伴った規則である。 「所属陣営の法律」は、藩国を超えて所属陣営全体に広がっている。 一国が敷くよりも守るべき必然性が非常に強いため、破った際の処罰が重く、強制力も高いことを普通は知っているため、これをよく注意して守ることになる。 「藩国の法律」とは、所属している藩国の法律のことだ。 ここの国民で居続けるためには守って欲しいルールですよという内容であり、国民全員に共有されていることが前提となる。 多くの民にとり、もっとも身近な法であり、藩国の強制力と順法意識とのバランス次第で程度の差は出るが、注意して守る。 「自治体の条例」は、上記2点の法よりも優先度は低いかもしれない。 判断が分かれるような細かい個別の事例に対して制定しているためで、危険だったり困る行為は、そもそも条例以前の段階で網羅されているからだ。 自治体が引っ越してきた際に周知することが義務付けられている。 独自の罰則が設けられているため、順法意識によって程度の差はあるがそれなりに守ろうとするだろう。 これらを守ろうとする中で、必然的に様々な手続きが発生し、日々の生活の中で細々とこなしていくことになる。 /*/ 「ローカルルール」とは、集団内の「しきたり」や「家庭内ルール」のことである。 /*/ 「しきたり」は、法的な根拠はないが、その集団に所属するためには守るべきであると所属者の大半が考えているルールだ。 不合理であり、守る必要はないと感じる場合もあるが、発端となった経緯を聞くことで分かる事情もある。 人によっては守らないし、それですぐさま大きな問題にはならなくとも、不和のもとになりうることは理解している。 「家庭内ルール」には関係に応じた種類があり、ここでは代表的なものを例として取り上げる。 まず、「親子の約束」だ。 社会的なルールを守らせるための約束であり、同じ生活空間で暮らして血の繋がりもあるが、別々の個人として互いを尊重しあうための約束でもある。 明文化されることは珍しく、しばしば口頭で結ばれるし、誤っている、非合理であるとの互いの主張によって見直しも入る。 破った際に罰則を設けるかどうかは家庭次第だろう。 次に、「夫婦の約束」である。 他人同士が一つの家族を作り上げるにあたって結んだ約束だ。 明文化されることは少なく、また、生活しているうちに暗黙の了解となって築き上げられる条項もある。 互いに確認しあい、守るためにはどのように工夫したらよいかを話し合うことで維持される。 /*/ 自発的な習慣の説明に移る。「趣味」と「休暇」だ。 /*/ 「趣味」は、要するに「やる必要はないがやりたい行動」だ。 「一人の時間」の中では、趣味に没頭し、自分の時間を持つことになるだろう。 集中を邪魔されると気分を害するので、家族は配慮することが求められるが、家族内のルールに従っていない場合は問題としてよい。 趣味を過ごすためには、「趣味の予算」も必要である。 コツコツと積み立てた時間的・金銭的・資材的な予算を用いて、思うがままに趣味を満喫するためのものである。 または、思うままに趣味が満喫出来ない不自由さまでを含めて、趣味の時間を満喫するためのものでもある。 中には「秘め事」だってあるだろう。 これは専用の空間で内緒のことをしている。何をするかって? それはここには書けないな。何故なら、人に教えられない事をするのが内緒のことだからだ。 誰にだって秘密にしておきたいことの一つや二つ、あるものだ。 隠すのは、反社会的な行いだからではなく、マニアックだったり恥ずかしかったりするので、人に知られるのが怖いからだとだけ書いておこう。 案外くだらなかったりする。 「空想」などは典型的な趣味の一つ。 そのものずばり、あれやこれやを空想する。現実的な事柄、現実には起こり得ない事柄を問わない。 現実的なものも、現実には社会的制約があって取っちゃいけない行動、現実的に取れるんだけれども勇気が無くて出来ない行動まで、実に様々。 空想は場所も時間も問わない。 /*/ 「休暇」は、つまり「何もしていない時間」で、「自由な時間」のことだ。 /*/ 「何もしていない時間」にも色々ある。 自分にとって意味があると思えない行動を取っている時、人の心は頭の中や感情を整理しているからである。 ただ寝転がっているだけであれ、ぷちぷちを延々と潰しているのであれ、何も考えず空を眺めているのであれ、目的がなければ、それは本人にとって何もしていない時間なのだ。 逆に「自由な時間」の条件はシンプルだ。 何をしなければいけない、何をやればいいだろう、そういった義務感や焦燥感から解き放たれた、自由な時間である。 それまで与えられていた方向性から解き放たれ、他人からも自分からも自由だということだ。 改めて同じことをやるのもいいし、何もやらないのもいいし、突拍子のない新しさに踏み出してもいい。 そんな素敵でポジティブな時間である。 /*/ 「社交」は、やりたいからやる場合と、やらざるを得ないからやる場合の間で大きく揺れ動いている。 /*/ 「一緒に遊ぼう」、「食事しよう」といった、何らかの行動を共有する事が、社交の主な要素となってくる。 関係性を深めるため、あるいは深めたという手続きが済んだとみなすために行うと、義務感が強くなる。 相手や自分を元気づけるため、何らかの区切りをつけるために行う場合は、自発性が強い。 /*/ ここでは「元気づけるため」「区切りをつけるため」にする社交の一例を挙げていく。 「そうではない感」があったら、相手に対し、義務的に行っているということである。 まず、一緒に何か遊ぼうと誘う。 これは普段からやっている場所や内容でもいいし、それらにこれまでにない新鮮さを求めてもよい。 気晴らしになる。 また、元気がない時は大体ご飯も美味しく食べられていない。 一人で食べさせるより、一緒にご飯を食べれば気分もまた変わってくる。 外で飲んだり美味いものを食べてもいいし、誰かの家でそうしてもいい。 元気づける時に限らず、区切りにはプレゼントやお小遣いを贈るのも良いだろう。 誰かの記念日であったり、贈りたい気持ちになった時、あるいは贈答品の習慣のある文化に組み込まれている場合、相手や関係に応じて見繕って、作ったり、買ってくるのだ。 お小遣いの場合は、理由をつけて奢るのでもいいし、自由になるお小遣いを、名目を見繕って渡し、使うための余暇まで新たに割り与えることが大事だ。 ご馳走もいい。 これは、家計と普段の手間暇から見て、大きくコストを割り増している食事のことだ。 いい素材を買い集め、普段食べないものを食べるだけでなく、見栄えや器、盛り方を工夫すれば普段の料理でもそれなりのご馳走になるし、手の込んだ料理をするだけでもよい。 外に赴く場合、雰囲気と味はより重要になってくる。 また、ご馳走まではいかずとも、普段は用意しないもう一品があると、特別感は与えられるだろう。 物だけでなく、言葉や行動によるねぎらいも大事だ。 お疲れ様、ありがとうから始まって、普段どこを頑張ってくれているかを具体的に挙げ、その働きを褒めることで、自己肯定感を与えられるだろう。 これは普段からやってもいい。 行動のねぎらいとは、つまり手伝いである。 本来その人が分担しているはずの仕事や役割を、その時だけは、手伝うか、または代行して全部やってしまうのも関係を深めるのによい。 社会の大半は分業によって成り立つ。しかし、同じ行動を、しかも自分がやり続けなければいけないという状況は、ひどく疲れてしまう。 念入りな掃除によって、普段の生活空間をピカピカに綺麗にして、装いも新たにしてあげると、相手の気分も変わるだろう。 これにより、今日は普段とはちょっと違う雰囲気だなと思わせることが出来る。 /*/ これらの他に、移動といった基本的な日常行動や、睡眠や排泄といった機構的必然のある行動もまた、広く習慣として含めることだろう。 たとえば移動には、まず、目的地が必要だ。 どこへ行くにしても、目的地を定めている場合はルートを決める必要がある。ゴールが決まっている以上、通らなければならないポイントが出てくるのである。 次に移動手段。 徒歩、公共交通機関、または私用・公用の乗り物、騎乗用動物など、それぞれの文化の日常で用いるに相応しい移動手段を使って行う。 寄り道もあるだろう。 これは、本来の目的から外れ、普段とは異なるルートを辿ること。または、そのルートそのものである。 気分転換になるし、新しい発見にもつながる。 そして定住者なら最終的には行って帰る。 生活の拠点である家から出発して、目的地に辿りつき、また家まで戻ってくる。中間地点を複数経るとしても、帰る場所が決まっている以上は、行って帰る。 放浪者であれば、 新たな地に辿りつくだろう。 定まった住居を持たない場合、移動したまま戻らず、別の地に行くことがある。 それがかつて居たことのある場所か、それとも全くの新天地かは問わない。 /*/ 知性体として内観を働かせることも、習慣と言える。 精神の内面においては、感情と思考の把握。 自分が何を感じているのか、感じたものの性質は何かを、衝動や言動、行いといった内外に現れている要素を観察して把握すること。 また、頭の中で考えていることを、具体的な文字やイメージに落とし込み、掘り下げる中で、より明らかな形にしていくことである。 外部との接点においては、身体と環境の把握。 体の各部位に感じている痛みや快調さから、それぞれの状態がどのようになっているのか、見た目以外からも判断し、これを理解すること。 自分が今何処にいて、それはどのような環境であり、どう対応するべきなのかを、都度感じ分け、また対処する中で理解を深めていくこと。 こうした内観の働きなくして、知性は知性たりえないのだから。 /*/ 他にも様々な習慣は存在する。それらはすべて、生きるために必要な行為なのである。 世界に存在する習慣の多様さはつまり、それだけ多様な生き方が存在しているという証左であるだろう。 部品 コミュニケーション 基本は、「話を聞く」「意見を述べる」の二つで出来ている。 前者は、相手が話したがっていると様子を察した時、または相手が話しかけて来た時、相槌や反応を挟みつつ、自分の中で理解を進めながら、相手の話を受け止めること。 後者は、相手と現在共通のものとして扱っている話題に関して、適宜タイミングを見て自分の考えや感情を表現すること。 /*/ 次は、そこにどのような「感情表現」が含まれるかを説明しよう。 ポジティブなものなら「喜ぶ」「愛しい」、ネガティブなものなら「悲しい」「怒り」などがある。これらを一つずつ紹介する。 /*/ 喜びは、主に「嬉しい」と「めでたい」で出来ている。 「嬉しい」とは、自分や、我がことのように感じられる誰かにとって喜ばしい出来事があった際、その喜びを感情表現することだ。 そして「めでたい」とは、自分や誰かにいいことがあった時、何らかの行動に出て、積極的に祝おうとすることで、喜びの感情に具体的な形を付けてあげる行為である。 愛しさに至っては様々な表現方法がある。 そのうちの一つ、「甘える」は、「わがまま」や「おねだり」で出来ている。 「わがまま」とは、相手との親密度に応じて、自分に許される範囲だと思っているわがままを言ってみたり、わがままな態度を取ってみたりすることだ。 「おねだり」とは、何らかの物品や行動を代償なく要求すること。それ自体が欲しいのではなく、普通は受け容れられないような無理を、自分のためだけに聞いてくれるのが嬉しくてやっている。 また、すべての感情がそうであるように、愛しさにも段階が多く存在し、それらは「スキンシップ」によって進めたり、推し量る事が出来る。 たとえば「握手」だ。これは、手と手を握り交わす挨拶習慣である。 もっとも外界に触れる部位である掌を通じてお互いの肌を許し合うことで、互いに交渉の余地ありと認め合うか、または、そのことを再確認している。 種族によってはもっとも外界に触れる部位が掌ではない場合もあり、その際には適切な部位を用いて行うだろう。 次に、「ハグ」。 立った状態、または座った状態で、相手と向き合って抱きしめあうこと。相手の体温と触感を感じて落ち着ける。 相手との関係性や、相手の状態によっては拒絶される。 「キス」だと段階を推し量るのが文化や関係によって大分異なるので、難しくなってくる。 これは口を相手の体のどこかに触れさせる行為だが、触れさせることを許す場所や、その多さによって親密度が異なってくるからだ。 「撫でる」ことは、同じ種族間だけでなく、たとえば人と動物のような関係でもよく見られる行動だ。 相手の頭や髪、毛、肌などを撫でて行う。 痛みを取り払うためにする撫でさすりとは、部位の時点で明確に違い、愛情表現のために用いられているのである。 「セックス」、つまり性交渉は、多くの場合、性愛に基づいて行われる、深いスキンシップとなるだろう。 他の多くのスキンシップを内包して行うが、その要諦は性的な快感を高めること、または性的な感覚の充足を得ることである。 その次にやってくる段階としては、「繁殖」だろう。 性的なコミュニケーションの結果、子孫を作る行いだ。相手との関係性次第では生物学的な不可能が存在して行えなかったりもする。 これらの他に、頬ずりであったり、体を擦り付けたり、膝の上に載せる、ただ手を握るなど、単純に段階で分けられなかったりするのがスキンシップの奥深さである。 相手をどれだけ深いプライベートな感覚で長く感じたいかで、親密度を測るというのが、一つの物差しになる。 /*/ 生きる以上、ネガティブな感情表現も避けられない。 代表的なものが「悲しみ」や「怒り」だ。 生きていて、悲しければ泣いたり苦しんだりする。 泣くとは涙を流すことである。 涙を流さず、表情は別の感情の形を取っていても、悲しみの表現として強く感情表現をしている場合、心は泣いているのである。 そして、苦しむ。 これは、自分ではどうにも出来ない、あるいはどうにも出来ないと感じてしまったことに対して、それでもどうにかしたい、どうにかできないかと、感情が納得しない状態のまま、もがくことだろう。 また、怒れば「八つ当たり」をしたり、「いつもより過度な態度」になったりもするだろう。 八つ当たりとは、物や人に対して、それらが悪いわけでもないのに、攻撃的な態度や行動を取ってしまうことである。 そうすることで、行き場のない感情に無理やり矛先を作って発散しているのだ。 いつもより過度な態度とは、荒々しくなったり、冷淡になったり、丁寧になったり、人によって表現する方向は違うが、いずれも普段より過度な態度に傾くことで、怒りを心の内側から行動や態度へと溢れさせている。 /*/ さて、コミュニケーションには基本があり、そこに感情表現が含まれるところまでを説明してきた。 では、具体的にどのような方法でコミュニケーションを取るかを、次に取り上げていく。 /*/ コミュニケーションには「双方向的なもの」と「一方向的なもの」の二種類がある。 双方向的なら、関係性を築くため、または関係性に相応しい態度を取るために、様々な方法が存在する。 「手探り」「砕けた感じで」「理性的に」「衝突」といった具合だ。 一方向的なら、「情報の単純処理」「要求の発信」、そして「受け身」である。 /*/ 双方向的なコミュニケーション方法から説明していこう。 「手探り」というのは、大体が共通の話題探しの意味である。 初対面、またはそれに等しい関係から段階を経て行うものだ。 お互いに今共有している出来事、たとえば天気に関する意見だったり、今置かれている状況への意見だったりから入る。 そこで意見の一致を見出しつつ、その感じ方や話題のつながりによって、どのような志向を持つ人物かをお互いに探り合いつつ、次第に会話の範囲を狭め、親密度を増していく。 そこである程度の関係性が築ければ、「砕けた感じで」態度が変わっていく。 手探りを経た後、関係性は「雑談」に移る。 相手が関心を示した事柄に水を向けてみたり、自分の関心がどこに向いているかを口にしてみるところから始まる。 特に結論を求めている訳ではなく、互いに対する関心と理解が深まればそれでいい。 また、「ジョーク」は、会話の中で雰囲気を和ませるために行う話術の一つである。 タブーを踏み越えると笑えないので、相手によってタブーを見分ける。 身内ネタほど身内の受けは取りやすいため、共通の話題を見出して、そこからネタを見つけて距離感を詰める。 これらを経てたどり着くのが「身内トーク」である。 おはようから始まってお休みやさよならで終わる、挨拶を含む普段のコミュニケーションだ。 どういった関係性の身内と認定されたかによって内容は異なるが、今日はどんなことをしたという報告や、くだらない話、何気ない話もすることで、時間と感情を共有する。 共有の積み重ねによる関係性の強化が目的である。 逆に、関係性の度合いとは関係なしに行われるのが、「理性的な」コミュニケーションとなる。 「会議」は、共通の議題を持ったグループの間で、共有するべき話題について、集まって相談することである。 たとえば家族の会議だと、普段の夕食なら適当でよくても、記念日なら意見を募らなければならなかったり、普段の土日なら思いつきで行動してもいいが、長い旅行先はみんなで行き先を決めると言った次第で、必要になってくる。 また、ポジティブな話題だけではなく、家庭の経済状況といった深刻な問題や、子供の性教育といった真剣な問題についても相談する。 どういったグループであれ、感情を踏まえた上で、理性的に結論を求めていくのが会議という方法だ。 「議論」は、会議の中でも用いられる、議題を設定し、意見を交わしあう行為である。 どういう論理に従っているかを、いかに明瞭に相手に伝えるかが大事である。 自分の理解と相手の理解を確認しつつ進めていき、互いに結論を持つところで終える。 終わる際、必ずしも同じ意見に落ち着かなくともよい。 理性的に話をすすめるには、「整理」も必要になってくるだろう。 自分や相手の話した内容や行動を客観的に整理することだ。 言葉や文字、図表など、アウトプットした形で行う。 その方法としては、時系列順に並べたり、準拠している論理に従って並びを入れ替えたり、不要な情報を省いたりする。 ここまでは最初から主体的に参加している場合がほとんどだろうが、途中から参加する場合もある。 「仲裁」が、その最たるものとなるだろう。 口論や喧嘩の仲裁を行うのである。 口論であれば話を聞いて整理する。喧嘩であれば、まずは割って入って冷静にさせる。 和解できれば最上だが、行きずりで再現性がなさそうだと判断したら、再発を避けるために引き離すだけでもよい。 ことのきっかけやいさかいの途中で犯罪ないしは規則違反が発生していたら、タイミングを見てしかるべきところに報告する必要も出てくるだろう。 仲裁が必要なように、コミュニケーションの中には、「口喧嘩」や「文句を言う」といった、「衝突」を引き起こすものもある。 「口喧嘩」であれば、自分の意見を通すため、あるいは害された自分の気分を表現するために、相手との衝突を避けず、口にすることだ。 無闇に我を通せばいいという訳ではなく、関係に応じた引き際というものがある。 喧嘩をするのが目的ではなく、意見に折り合いがついたり、相手が自分の気持ちを理解してくれたらよい。 「文句を言う」のは、相手に対して感じた、または以前に感じていた、相手が悪いと思った箇所、直すべきだと思った箇所、自分や他人を害したと感じた箇所を、理屈や感情を交えながら表現することだ。 口頭だけに収まらず、物理的な衝突にまで発展しなければ解消しない場合もある。 そこまでやっても、物別れに終わる、関係が破綻することもあるのだから、コミュニケーションはまったく難しい。 /*/ 次に「一方向的」なコミュニケーションの説明に移る。 これは、「洞察」や「受容」「我慢」「愛される」といった一方的な受信と、「事務的伝達」や「頼る」「可愛がる」といった一方的な発信とに分かれる。 例外が、コミュニケーション自体を拒否するサインの発信である「関係の断絶」だろう。 /*/ 「洞察」は、「相手の状態」と「コミュニケーションの流れ」を察することで行われる。 相手の感情や思考が今どのような状態であるかを、これまでに得た経験と知識に照らし合わせる形で、その態度や表情、発言内容から推察したり、相手の表現がまとまっていなくとも、何を伝えようとしているか、その素振りやこれまでに出てきた言葉の方向性から当たりを付けて、これを成立させる。 「受容」は、「受諾」と「容認」の二つで成り立っているだろう。 「受諾」とは頼まれごとを引き受けること。また、その際に示す明確なシグナルや言葉、文面での了承だ。 受諾自体には感情的な要素は挟まれない。 「容認」は、相手のありようや提案、お願いといった、自分に向けてくる感情や物事の流れを、それでよいとして認め、受け止めてやることである。 需要に対して「我慢」は感情的な要素が大きい。 「やむを得ない我慢」は、誰に非があるわけでもなく、ただ自分の運が悪かったり、平等にみんなの状況が悪いと納得して、感情の矛先がなく、受け止めざるを得ないものとして飲み込む。 「無理やりする我慢」は、誰かには何らかの非があって、少なくとも自分にとってそれが誰かは明確なのだが、立場や状況がその追求を許さないため、一時的に飲み込む。 いずれも感情を自分の中に留める行為である。 「愛される」は、ネガティブな一方的受信の代表例となった我慢に対して、ポジティブな代表例だ。 「満足げにする」ことで、周りや相手が捧げてくる愛情や、それを示す愛情表現に対して、当然であるかのように受け取り、深くその全てを受け止めてやる。 「幸せに浸る」ことで、自分が愛されていることを噛み締め、満たされた気持ちになる。また、愛されている理由に納得し、これまでの自分の行いに対して正しさを感じる。 いずれも自己肯定感そのものに直結しており、自我の構成には不可欠である。 /*/ ここまでが一方的受信の例で、ここからが一方的発信の話になってくる。 「事務的伝達」とは、つまり「報告」と「連絡」だ。 「報告」は、定められた情報をしかるべき宛先に伝えること。その方法や手順、タイミングは、報告の内容と、宛先が定める規則に従う。 「連絡」は、自分の思うところや、伝えるべきと思った情報を、それにふさわしいと思った相手に対して送ること。また、その相手と応答を続けること。 相手のリアクションまでは含まない。 事務的伝達の後によく来るのは、「頼る」という方法である。 「相談」は、こんなことで悩んでいる、どうすればいいか判断に迷うといった、具体性のあるものから、そもそも悩みを具体性あるところまで持っていくためにはどうしたらよいかと、助言を求めて行うこと。または、話しながら自分の中で成立をつけたり、背中を押してもらいたかったり、ただ悩んでいること自体を聞いて欲しかったりして行う。 相談ではなく、もう「お願い」になることもある。 それは、話を聞いてくれ、またはこんなことをしてくれと、相手にお願いする行為である。 しばしば、お願いそのものと話題が同時進行で話しかけて進められる。 要求を出す発信が頼るという方法なら、「可愛がる」とは、その真逆で、相手のリアクションを求めない。 「愛でる」場合、これはいいなあ、いいものだなあと、ひたすらに自分の感情に埋没しながら、対象に相応しいと思った態度で、抱いた感情を表現する。 「夢中になる」と、他のことが気にならなくなるほど対象に集中してしまい、それまで考えていたことや、やろうとしていたことを全て投げ出してしまう。 いずれも、ひとしきり終わった後に相手の反応を改めて受け止め、次の行動に移るものである。可愛がるとは、相手に対する純粋な存在肯定なのだ。 この、可愛がるという相手への存在肯定と真逆に位置する態度が、「断絶」である。 「会話の打ち切り」は、その始まりだ。 話を切り上げ、それ以上続けさせないような態度を取ることである。離席、言葉を遮る、次の話題に無理やり移るといった手段がある。 これが進むと、「無視」、つまり相手の話を聞かず、また、その存在があたかもないかのように振る舞う行動になる。 相手を傷つけるか、相手に非を認めさせようとする行為であり、相手が自分を認めない限り、自分も相手を認めないという態度のことなのだ。 /*/ ここまで挙げた以外にもコミュニケーションは様々に存在する。 関係性の数だけ、個人の数だけコミュニケーションは細かく表現の内容が分かれていく。 コミュニケーションとはつまり、そのすべてが誰かと共に生きるための手段なのだ。 部品 西国人の特徴 中東系の顔にフードや日差しよけなどの服装を着ているのが特徴。また、髪の毛も白よりの灰色をした髪をしており、フードの隙間から見える。 部品 ブルーライトカット眼鏡 度が入っていない、形だけの眼鏡に表面処理を施して可視光の中で短波に入るブルーライトを反射するようにした。 部品 中肉中背 ごく普通の身長であり、普通の体重であること。大体その国の平均的な身長や体重から導き出された値に近い事をいう。 部品 健脚 剣士としての訓練から、足の力が強くなり、よく歩けるようになった。また無駄に筋肉はついておらず引き締まった足である。 部品 戦士の腕力 武器や道具などの重いものを持ち上げ、扱うことのできる筋力を有する。戦う人間は一般的により重い物を持ち、より強い力で道具を扱う事ができる。 部品 敏捷性 走る、避ける、跳ぶ等の動作を機敏に行うことができる身体の能力。戦場での移動や、防御、攻撃に於いて素早い動作が可能となる。 部品 スタミナ 日々の走り込み等のトレーニングによって培われた体力。運動や戦闘を長時間行うことが可能になり、疲れによるパフォーマンスの低下が起こりにくくなる。 部品 報告 仕事上で自分の行った仕事の経過、またその課程などで発生した結果などを上司、または上役へと口頭、または何かしらの媒体で共有すること。 部品 連絡 関係各所とのコミュニケーション手段を確立して調整すること。電話や手紙、掲示板などを用いた方法が主である。 部品 相談 物事をを進める際に共通認識を持つ為に行われる。作業に対して詰まってしまったときも相談をして解決策を模索したり、行っている仕事の軌道確認や修正などもこれで執り行う。 部品 経過報告書の作成 今まで自分がどんな仕事をしてきたか、また上司や上役にどのような仕事の結果になったかを報告書にして纏めている。 部品 ToDoの実行 ToDoは期限はあるにせよいつかはしなければいけないこと。進捗度を管理することでどの程度まで進捗したのか、解決・終了したかを見る。 部品 丁寧語 聞き手が、話し手よりも上位であることを表す動詞の語彙をいう。自分を上品に見せるための美化語に分類することもある 部品 感情が高ぶった時の激しい口調 感情が高ぶってしまうと普段の口調から荒い口調に変わる。一人称なども僕、から俺に変わり、多少攻撃的になる。 部品 ボディランゲージ 人とのコミュニケーションは場合によっては耳が遠い、言語が違う事ある。その場合身振り手振りでことの詳細を伝える肉体言語。 部品 はっきりとした物言い はっきりと、思ったことを意見として発言すること。提案や報告の際はしっかりと相手に伝わるように発言する。 部品 ゲーム 電源ゲームから非電源ゲームまで幅広く扱っていること。テレビゲームやTRPG、カードゲーム、果てはサバイバルゲームなど多岐に渡る。 部品 散歩 歩いて出歩くこと。出歩くことで何かを見つけることもあれば、誰かと会うこともある。それは一つのリフレッシュ方法である。 部品 時計作成 暇な時でも触っていると落ち着くこともある。オリジナルであったり既製品を分解組み立てたり、外に出るのに対して中で暇をつぶすのにも長けている。 部品 猫好き 猫が好きである。なんの変哲もない感情であり、なにか好きな動物がいるか?と問われれば最初に猫が出てくるくらいである。 部品 航空戦強化型ホープの概要 ホープは、コパイに置いては登場する機体に色目は無かったが、パイロットに関してはI=D、RB、水上艦戦のみであった。 その為、航空機を主とするレンジャー連邦はホープの航空機適応を行う事にした。 部品 バイザーグラス ホープのおしゃれ。サングラスからバイザーグラスに変更、機体と接続することでサブディスプレイの役割も果たす。 部品 太陽系総軍軍服 ホープが最初に着ている服。かつてネーバルウィッチと戦うために設立された太陽系惑星間組織「太陽系総軍」で使われていた軍服。 部品 スラックス 制服や背広などの特定の上着と対になっているズボンを言う。ゆるい、ゆるんだなどが語源にもなっているため、多少大きめのズボンもコレと同義になる。 部品 義体 介入が行われる際に構成される人型BALLSのこと。普段は解体されて倉庫にしまっているが、使う際は組み上げられる。 部品 着用制限=男性 本来ならばホープと舞踏子は同一であり、ただの呼称の違いであったが、アイドレスにおいてはそれは着用できる性別の違いになる。 部品 パイロット技能 I=D、RB、艦船などの機体を操縦するための技能。戦場の最前線で、兵站や輸送を支える後方で、戦場のいたるところにパイロットの舞台はある。 部品 コパイロット技能 パイロットとともに操縦席につき、その操縦を支援するための技能。操る機体にもよるが、操縦者であるパイロットより数が必要になる場合も多く、実際とても重要。 部品 オペレーター技能 通信機器を操作し、戦場での情報の伝達をスムーズにして、全体の統率を図ることを可能とするための技能。部隊の規模が大きいほどその難易度は上がるが、成功した際の作戦への寄与率ははかりしれない。 部品 名パイロット達の訓練指導 名パイロット、彼らは凄腕パイロットであるとともに、教導官として訓練指導に携わる事が多い。彼らの訓練を持ってこの課程は成立している。 部品 2年間の座学教育過程 航空機のパイロットの何たるかを座学として二年の間みっちり叩き込まれる期間。航空工学、言語の他に体育や基本的な学科を加え、一般的な教育がされる。 部品 6ヶ月間の一般操縦士免許の取得 レンジャー連邦が定める、一般的な操縦士免許の取得が主な目的となる。そのための学科や操縦ひ必要な資料を貸与し、取得に向けて活動してもらう。 部品 6ヶ月間の初級操縦過程 免許習得後、各教導員の居る基地に配備され、そこで高精度フライトシュミレータによる訓練と、訓練機による実機フライトの訓練へと進む。 部品 1年間の基本操縦過程 ここからは、戦闘機、輸送機、救難救護機などの多種に渡る機体の基礎的な操縦方法を学習、習熟するのが目的になる過程。 部品 訓練過程卒業試験 以上の訓練工程を締めくくる最終試験が執り行われる。基本学科に加えて実技による総合計が一定上なされた場合合格、推薦があれば一部合計にプラスする仕様となっている。合格すれば晴れて卒業合格の証、スカイラブマークを手にする。 部品 スカイラブマーク 栄えある名パイロット達が残し施される訓練を耐え抜いた証として送られるレンジャーの航空機パイロットの証。 部品 戦闘機課程 スライラブマーク習得後に専門課程に進む、ここでは戦闘機に必要な課程になり、多くのファイター達がこの課程を乗り越えていった。 部品 輸送機課程 輸送機専門の訓練過程。インターフェイスの違いと機体の構造、安定性などの差が何処にあるのかを体で覚える。 部品 救難救護機課程 戦闘機、輸送機と違い、こちらは人命救助の為の機体制御を磨く課程。無機物や戦闘とは違い、命を運ぶ心構えと精密に操縦し送り届ける術を学ぶ。 部品 警官としての日常訓練 いかなる場面においても、時に凶悪な犯人を怪我することなく安全に制圧できるようにするためには、日頃から心身を強く鍛えていなければならない。このため、警察学校で訓練をおこなった逮捕術や体術を卒業後も日常的に訓練しておく。 部品 パトロール業務 管轄地域を定期的にパトロールし、職務質問として不審と思われる人に声をかける。相手が法に抵触している疑いがある場合は、任意同行を求めることができる。また、抵抗した場合は職務執行妨害として逮捕することができる。 部品 事件・事故の通報対応 民間人から、事件・事故の通報があった場合はこれに対応する。具体的には、内容を聴取し、緊急の場合は現場に急行する。基本的に2名1組(ツーマンセル)で対応し、それ以上の人員が必要な場合は応援を頼む。 部品 事件・事故の報告書作成 事件や事故に対応した後は、その内容を報告書として作成しなければならない。この報告書は裁判や保険請求などの根拠となるため、正確かつ虚偽のないものでなければならない。 部品 遺失物管理 落とし物や忘れ物が届けられた場合、これを預かる。保管期間は概ね3か月程度であり、その期間内に所有者の申し出がない場合は合法的に処分される。 部品 警察学校の筆記試験 警察学校の入学には、通常試験を通過する必要がある。一般教養・政治・社会・法律・経済などの基礎学力を見る筆記試験がおこなわれる。 部品 警察学校の適性検査 一次の筆記試験に合格した者は、次の適性検査へ進むことができる。ここでは、疾患の有無をチェック後、体力検査をおこない、最後に面接をおこなう。 部品 警察署での研修1年 警察学校に所属しながら、各地域の警察署に研修に行く。研修にあたっては、致死性の武器は渡されないがそれ以外は同じであり、仕事も同等のものをこなす。 部品 初任総合科1年 地域での研修後、警察学校に戻り、経験したものを活かしながら、より実践的な内容を学んでいく。また、改めて警察官としての心構えを叩きこまれる。 部品 警察官資格試験 3年間の学習と研修の結果、警察官に相応しいかの最後の難関がこの資格試験である。座学から研修で学んだこと、そして実技試験まで2日に渡っておこなわれるこの試験に合格すれば晴れて警察官となれる。 部品 基礎科目(座学)の履修 警察官の基礎教養として、一般教養(国語、英語、心理学など)、警察実務(警務、捜査、警備、交通、生活安全、地域、鑑識など)・職務遂行に必要な法学(憲法、刑法、刑事訴訟法、民法、警察法、警察官職務執行法など)などの理論を学ぶ。 部品 警官としての職務倫理の学習 警官として大事な職業倫理について学習する。警官は、法の執行者としての強い力を濫用せず、正しく使うことが求められる。 部品 実技基礎科目の履修 体術・救急法・教練・部隊(集団)活動などの実技を学ぶ。無線技術の取得のために資格が必要な場合はその取得もおこなう。また、体育実技の授業も行われ、警察官として必要な体力の養成も図られる。 部品 逮捕術の実技訓練 警官としての特殊な技術として逮捕術がある。これは、人を傷つけずに取り押さえるための技術であり、実技として訓練を受ける。 部品 射撃訓練 主として初期装備である回転式拳銃を用いた射撃訓練がおこなわれるが、それ以外にも自動拳銃やライフルなど扱う可能性のある銃器類についても訓練する。 部品 警官手帳 警官の身分を証明する政府・自治体の紋章の入った手帳。所有者のシリアルナンバーに加え、顔写真および名前や所属情報も記載されており、複製しにくい材質で作られている。 部品 警官制服 一目で警官とわかるような制服を身に付けている。警官の所属する政府や自治体によりそのデザインは様々だが、概ね青や黒で清潔感や緊張感のあるものが多い。襟首に個人のシリアルナンバーが縫い込まれている。 部品 警察採用拳銃 警官が常時携帯する銃としては回転式拳銃(リボルバー)、それも5連発の小型のものが採用されている。これは、対人用として必要なだけの威力を持った一般的な弾を使用していることと、使用方法が単純明快であることによる。グリップに個人のシリアルナンバーが刻まれている。 部品 警官用バトン いわゆる警棒のことである。武器として使われる棍棒が殺傷力を高める構造になっているのに対して、警棒は過度に相手を傷つけない形状をしている。持ち手に個人のシリアルナンバーが印字されている。 部品 手錠 被疑者、あるいは保護対象者が暴れる可能性が高い時に、その手を拘束するために使用される拘束具。手錠を使用する場合は、苛酷にならないように注意するとともに、衆目に触れないように努めることが求められる。輪の根元にシリアルナンバーが刻まれている。 部品 警官用ホイッスル 交通整理や行列整理などで使用される警笛。応援を呼ぶ場合にも使用される。基本的な信号(非常用、集合用、注意用)については汎用の規定があり警察学校で学ぶが、それ以外の信号についてはそれぞれの組織で定められる。 部品 帯革 拳銃や警棒を保持するためのベルト。専用のホルダーが装着されており、通常のベルトとは別に腰に付けるようになっている。ベルトの内側にシリアルナンバーが刻印されている。 部品 着用制限 FROG職員は、FROGの活動許可を出している藩国の成人であり。FROGの活動理念に共感し、それを体現し。既定の面接及び筆記試験を合格した。採用規定を満たし採用された者のみ着れる。 部品 信念 FROG職員は、FROGの設立目的と、活動理念、活動内容などに、共感し、それを体現しようとする信念を持っている。 部品 日常業務 日常業務は、食料の配布、自立へのサポート、地域の食糧事情についての調査報告、広報啓発活動、活動原資の獲得、各国支部の食糧備蓄状況の確認と買い付け・輸送など多岐にわたっている。このほかに訓練も継続している。 部品 訓練の継続と緊急避難マニュアルの熟読 FROG職員は、緊急食料支援などについて、支援が必要でない平時も、平時の食糧配布とともに、スタッフの育成や災害発生時のシミュレーションなど、緊急時の訓練も継続して実施している。また、災害発生時の対応方が書かれている、緊急時マニュアルを熟読しており、緊急時にはそのマニュアルに沿って行動する。 部品 コミュニケーション技能 FROG職員は、その性質上、各藩国の文化に配慮してコミュニケーションをとる必要があるため、各藩国の文化について常日頃学んでいる。 部品 元気で体力がある FROG職員は、周知などに大きくて元気な声や、作業などの支援に体力がとても必要であるため。声出しや体力をつけることを常日頃から行っている。 部品 いい笑顔 FROG職員は、困難に際しても、いい笑顔で、要支援者に接することができる。支援をするものが、不安をあらわにすれば、支援を受けるものは、もっと不安になってしまうだろう。しかし、要支援者がいない、同僚の前では別であるみんなで不安を共有し、支え合い、不安を乗り越える力へとかえている。 部品 書類作成 様々な種類の書類を作成して、整理していく。書類のフォーマットを作って置くと、作成しやすく、まとめて整理しやすい。 部品 TODOリスト やることをまとめた、TODOリストを作り、効率的に作業をしていく、今やらなければいけないもの、締め切りが近いものが視覚化できる。 部品 関係各所との調整 事務の仕事に関する、関係する各所との調整業務をする。事務は、コミュニケーション能力が実は一番必要なのだ。 部品 報告・連絡・相談 仕事の終了報告、同僚への仕事上の連絡、上司などへの相談も必要な技能になる。相談するときなどは、事前に自分の考えをまとめて置き、こう考えているということを伝えると良いアドバイスが貰えるかもしれない。 部品 炊き出し技術とは? 災害や貧困等により困窮した状態にある多数の人に対して、無償で食事を提供するための段取りや配布等に係る技術のことである。 部品 炊き出しメニューの検討 炊き出しで料理を提供する人数、備蓄された食料と、これから手に入りうる食料の量、被災者の健康状態や精神状態、栄養状態を勘案してメニューを考える。 部品 調理スペースを整える 大人数への食事を提供するためには広い調理スペースがあることが望ましい。また、調理器具等がそろっているかを確認し、使うものをセットしたうえで調理に入る。 部品 大量の調理を行う 調理スペースに食材を持ち込み、大量の調理を同時に行う。大量作成に向いた炊飯や、スープ系のものが選ばれることが多い。 部品 衛生管理を徹底する 炊き出しでは多くの人に提供することもあり、食中毒等の被害が大きくなってしまう。手洗いの徹底、食材に必ず熱を通す、生水を使わず沸かすなどを周知徹底する。 部品 食事の配給 食事ができたら配給を行う。列に並んでもらい、一人ひとりに手渡しする場合と、グループごとにまとめて取りに来てもらう場合など、状況に合わせて混乱がないように注意する。 部品 個別の対応が必要な人への支援 乳幼児や高齢者、病人等、食事に配慮が必要な人に対してはニーズを聞き取り、食べられるメニューを個別に対応し提供する。 部品 避難誘導技術とは? 災害現場等でまだ災害発生源の影響を受ける可能性がある、また二次災害の可能性がある等を判断し、より安全な場所へ人を誘導する技術。 部品 避難判断と避難経路の策定 避難が必要となるのかを判断し、避難人数や最低限持っていく必要がある物品、使える移動方法や経路などを把握し避難計画を策定する。時間がない場合も荒いものでも良いので少しでも立ち止まって計画は立てる。 部品 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築 避難に際しては、被災者全体への情報伝達や信頼度の問題でも関係機関や地域のキーマンへの協力を要請し、協力関係を作ることが望まれる。 部品 要支援者の把握と対応 避難の際に特に配慮が必要な子どもや妊婦、病人等について数や特性を把握し、サポートをする人をマッチングする。 部品 避難指示の素早い伝達 避難を行う際には、避難誘導計画や避難先、避難ルール(持っていける持ち物がある場合は、一人どれだけもっていけるか等)を素早く伝達し、移動できるように準備を整えてもらう。 また、避難に際してはブレーカーを落とすやガス栓をしめる等のそのままにしておいては事故につながるものの処理をするように伝え、避難先のメモを玄関先に貼るよう促す。 部品 避難先への移動 避難先への移動の際は、移動グループごとに先頭につく先導役2名、最後尾について脱落者がでないようにする最後尾役2名、中間にいて移動グループで問題がないか把握したり先頭と最後尾の連絡役を務める中間連絡役2名を決めて移動する。 部品 避難先の安全把握と判断 避難先についた後は、避難先が本当に安全なのかを状況把握して判断する。安全であれば拠点をつくる。安全が確保できないと判断すれば、さらに避難先を決めて移動する。 部品 腰下げ時計 腰から吊り下げているチューニング用の時計のこと。定期的に、欠かさずチューニングをしておくことで正確な時間を刻んでいる。 部品 ルーペ ルーペは、1枚もしくはそれ以上のレンズで構成された、対象となる物体を拡大表示するための光学機器。家庭では読書や子供の学習などに、また、各種の産業用途に多種多様なものが使用されている。 部品 精密ドライバー ねじを締め付けて固定したり緩めて外したりする作業(締緩作業)を行うための工具。精密機械などの細かいネジなどを占める際に浸かう。 部品 こじ開け(工具) 時計の蓋を外すための工具。蓋を外すだけの用途だが、高い技量が必要で頑丈さや精度を求めると非常に値の張る工具である。 部品 バネ棒はずし 一見ドライバーのように見えますが、プラスマイナスのドライバーとは違い、よく見ると特殊な先端になってる。 部品 ピンセット 微細なもの、薄く脆いものをはさむといった、緻密な作業を行うために用いられるものである。時計製作の現場においては必須工具の一つ。 部品 作務衣 様々な作業・労働をする際に着用する衣服全般。ポリエステル素材でできており、衣服のポケットには道具などをいれる小ポケットなどがある。 部品 エプロン 衣服の汚れを防ぐために着用される前掛けである。衛生面から着られるほか、その下の服が傷付いたり汚れたりすることを防ぐ目的でも着られる。大小様々なポケットが付いた製品も大変便利であり、調理や食事、手工業、美術制作などの場で用いられることが多い。 部品 白騎士 黒山曜が辿った経験 白騎士と言われた黒山 曜が辿った経緯、経験した事を知っている。そして彼は今も白河 輝の中で生き続けるのである。 部品 白魔法使いの概要 ゴロネコ藩国の白魔法使いは藩国立の白魔法学校で白魔法を習得し、世界に悪影響を与えないための白魔法の精神を学んだ魔法使いである。 部品 白魔法使いの着用制限 ゴロネコ藩国の白魔法学校で白魔法を習得し白魔法使いとして認められて卒業したもののみが着用することが出来る。 部品 自然との調和 世界を知るという事は人を含めた自然を知るという事でもある。 魔法とはそれらの自然の力を借りることでもあり世界を知り、自然と調和する事が白魔法も目的の一つである。 妖精に愛されているゴロネコ藩国の魔法使いは自然の妖精達と対話し自然との対話を行ってきた。 白魔法学校の傍にある妖精の泉では羽妖精に抱きつかれながら対話を行っている学生の姿を見かけたりもする。 豊かな森国の自然を守り育てるため、自然を理解し自然と調和した森国を維持する事も白魔法使いの目的の一つである。 部品 魔法を使わない事を目指す 白魔法使いは魔法を使わない魔法使いを目指し、魔法を使わずに出来ることならば自らの手足と知恵で解決するべきである。 魔法を使うのは人の法で全力を尽くしても最後の一歩が届かないその時に、最後の一歩を踏み越えるために行使するべきものである。 そしてその最後の一歩を踏み越える理由は優しさであり、何処かの誰かの悲哀を和らげるために魔法は振るわれるべきである。 部品 魔法についての考え 魔法とは人の世の法とも自然の法とも異なる法、故に魔法であり、人として自然に生きるのならば本来使用するべきでない力である。 部品 戦闘の回避 戦闘においては力と力のぶつかり合いになってしまう事もあり、白魔法の在り方を守るのは困難な場合も多いが、 これに対してはそもそも戦闘が発生しないように努力を行うのが白魔法使いとしての在り方である。 部品 白魔法の概要 白魔法とは世界のバランスを崩さぬ魔法である。行使する魔法が強ければそれだけ世界のバランスが崩れるため規模を最小限に抑えた魔法である。 部品 仲間との連携 また控えめな魔法を有効に使うには仲間同士の連携も重要である、これは共同で一つの魔法を使うという事でなく(それは大規模な魔法になるだろう) それぞれが分担しそれぞれの魔法で自分の役目を果たすことで控えめな魔法でも目的を達成する事が出来る。 つまりは戦場に例えれば一人が戦場の敵味方の位置と地形から1の力の適切な魔法で適切なタイミングで牽制を行い、 もう一人がその牽制を完全に生かすタイミングで1の力で攻撃を行う事で、闇雲に10の力で魔法を使うのと同等の効果を上げる事を目指す。 部品 白魔法使いとして認められるまでの期間 白魔法使い希望者は、白魔法使いとしての力を身に着け、資格を認められるまでにかかる期間は個人差があるが、概ね6年程度である。 部品 優しい心の勃興 白魔法は他者への優しさを持って振るわれるべきである。 優しさとは何かと言う事についてはいくつも答えがあるが、悲しみを知り、他者の悲しみを和らげようと行動する事も優しさの形の一つだろう。 そのためには他者の悲しみを想像し理解しようとする心が重要である。 あまりにも悲しみが多いこの世界から自らが出来る範囲で悲しみを和らげる、それが白魔法の目的の一つである。 部品 魔法の運用の工夫 魔法による世界への悪影響を抑えるためには大掛かりで強大な魔法は使わず 小規模で控えめな効果の魔法を使用する必要がある。 部品 世界知識の勉強 世界への悪影響を少なくするためには何より世界への知識が必要である。 魔法と世界の関係を正しく把握するため聯合国より星見司を招き世界についての知識を学ばせてもらっている。 同時に白魔法についても森国を中心とした聯合国の魔法使いを招き共同研究を行っている。 部品 周囲の状況把握 控えめな魔法でもって目的を達成するためには、周囲の状況を的確に把握して その場に最適な魔法を選びそれを最も効果のあるタイミングで使用する必要がある。 その場の状況とは例えば戦場の布陣であったり気温や湿度や地形だったりと多岐に渡る。 部品 白魔法の使い手への制限 白魔法の研究によって得られた力は、白魔法本来の目的でのみ使われるべき力であり 誤った使い方をされた場合に制限を設けるための研究が行なわれている。 部品 魔法の高速詠唱 控えめな魔法にも利点はある、それは大規模な魔法に比較して相対的に発動に手間が要らないという点である。 これは魔法が最も効果を発揮するタイミングに発動するには非常に有利な点である。 部品 治療魔法と流れを戻す魔法 治療や修復を得意としており、怪我はもちろん毒や呪いの除去に加えて、汚染の除去やリューンの流れのおかしい場所の修復を得意とする。 部品 非殺傷攻撃 束縛の魔法や移動阻害や行動阻害の魔法で敵を殺さずに無力化する事を得意とする。暴動などを死傷者を出さずに鎮圧してきた実績がある。 部品 探索魔法 敵や、魔法的な罠、リューンの流れのおかしい場所、隠された物等を発見する探索魔法を得意魔法の一つとしている。戦場における索敵で実績がある。 部品 エンチャント 器具への魔法の付与を得意としている。代表的なものとして白魔法使いを守るゴーレムのレオドール、魔法の発動を補助するマジカルステッキの開発や運用を行っている。ハリコゴーレム等の魔法玩具の作成にも使われている。 部品 防御魔法 敵の攻撃を防ぐ防御の魔法を得意とする、物理攻撃への防御と敵の魔法からの防御の両面に対応する。防御兵器のレオドールと連携しつつ防御魔法を展開する戦術を得意とする。 部品 なぎ払い 剣を片側から逆の方向に振り払うことによって周囲の広範囲を攻撃する技術。腕力と共に鍛えられた足腰がなければバランスを崩してしまう。 部品 素早い剣戟 日々の訓練によって剣を振る速度が上昇している。無駄のない動作から繰り出される素早い剣戟は、容易には防御されない。 部品 強撃 力をためて強力な一撃を与える。素早く相手の攻撃に対応したり移動することは難しいが、装甲が厚かったり耐久力が多いタフな相手や、動きの遅い相手には有効な攻撃である。 部品 受け流し 敵からの攻撃による衝撃を別ベクトルに向けさせることにより威力を軽減する技術。盾や武器のほか、体捌きによっても可能とされる。 部品 バックステップ 瞬時に敵との距離を取り、危険な間合いから脱出する技術。常に重心を意識することにより、咄嗟の判断で使用することができる。 部品 間合いの把握 自分と相手の攻撃可能な距離を把握する技術。間合いを把握することで自分の攻撃が命中し易くなり、防御時にも不必要な移動や回避行動を取らないで済むようになる。 部品 6年間の白兵戦闘訓練の継続 剣を使った接近戦での戦闘技術を磨きます。対象を斬る、突く攻撃の技術と相手の攻撃を剣で受ける、受け流す技術や距離感、立ち位置の訓練。怪我や病気、特別な訓練や行事の日を除いてほぼ毎日行われます。 部品 剣士訓練所での厳しい規律 部屋の掃除や消灯の時間、訓練に臨む心構え等ルールの厳守を求められる。成績の優劣、教官と訓練生、入所年度を問わず、規律違反や素行不良のものは放校含め相応の罰則が与えられる。 部品 矢落とし1000本ノックの試練 放たれた矢を剣で弾く防御の訓練。先が丸くなっているとはいえ直撃すると痛い。この訓練は1000回成功するまで毎日繰り返し行われる。 部品 戦術、武器、戦略講義(3年分) 戦場での単騎戦、集団戦の違いや剣士の運用と得手不得手を学ぶ。戦闘可能距離による相手との相性や不利な場合でいかに生き残るかの対策についての講義(実戦形式を含む)を受ける。1年毎に初級、中級、上級コースが約週2回のペースで開催される。 部品 毎年の遠足(サバイバル訓練) 毎年遠足と称して山の中を行軍する行事が開催される。少ない糧食と粗末な装備で如何に生き延びつつ目的地に向かうか。基礎体力とサバイバル技術が試される。まれに猛獣に出くわすので命がけである。 部品 日々の筋力トレーニング 剣の種類は軽い突剣から重量のある両手剣まで様々。自在に扱うための筋肉を作るために素振りや重量挙げで鍛え上げます。怪我や病気、特別な訓練や行事の日を除いてほぼ毎日行われます。 部品 地獄の走力強化訓練 この訓練期間中、剣士たちはまず高山へ連れて行かれる。高山病手前の空気の薄い高山でいつもの訓練を行うことで持久力を付ける。訓練所に戻ると今度は自重と同じ程度の重りをつけての訓練が待っている。脱落者多いが乗り越えて開放された剣士は自分の体が羽根のように軽くなっていると感じる。 部品 雪中での水行 精神力を涵養するために雪の中水にうたれる修行。身を切るほどに冷たく苦しいが、乗り越えれば苦難に負けない強い精神力が身に付くとされる。 部品 剣士養成所卒業試験 6年間の厳しい修行に耐えたものだけが受けられる試験。教官を相手に馬上試合、徒手戦闘、サバイバル訓練、一対一の立会、そして最後に面接を行い、一定の水準に達したと認められたものだけが合格できる。 部品 EV116生還記念の儀礼用短剣 A世界シーズン1イベント116「第2波」火星沖艦隊戦の戦勝記念品。Zマークがついた儀礼用短剣である。当時の戦闘参加者のみが所持できる。 部品 圧力の大きさ 刃物は一般的に研いである刃は非常に細くなっており、これを対象に当てた場合はその面積の小ささから、小さい力でも圧力は非常に大きくなる。 この力により物体は刃の両側に押し広げられる引張応力が発生し、この力に耐えられなければ対象は切り離されることになる。 部品 引き切ることの利点 刃は引いて切ることにより、対象に入る刃の角度が小さくなり、実際の刀身の厚さより薄い刃で切ったことと同じになる。 部品 概要 素手で人を相手にした場合、高度に訓練されてでもいなければ、一撃で相手を無力化することは難しい。しかし刃物であればナイフであっても、人間を一撃で行動不能にしうる。 部品 リーチが長くなる有利さ 刃物を持つことにより、腕の長さ以上、刃が届く限りまで、攻撃範囲が拡張される。しかも素手と違って刃物は命中すればそれが致命傷となる可能性があるのだ。 部品 創傷の恐ろしさ 素手で相手にダメージを与える場合、基本的には打撲傷になる。格闘の心得がない場合、常に効果的な攻撃を行うことは難しいだろう。 しかし刃物は素人が取り回した場合でも、浅く命中しても相手を出血させるし、刺突や深い斬撃では相手の内蔵を大きく損傷させ、死に直結させる。 刃物の使い手はその恐ろしさをよく把握している必要があるだろう。 部品 盾受け 盾の基本である防御のこと。広い面で体を覆うようになっている為、単純に戦闘対象に盾を向けるだけで十全に発揮する。 部品 盾打ち シールドバッシュ、またはシールドスラムとも。手に持った盾で相手を突き当てたり、叩いたりする攻撃方法のことである。 部品 矢受け 膝に矢が刺さった訳ではない。飛んできた矢をそらし受ける様を言う。多重構造になっているため、屋は刺さっても突き抜けることはあまりない。 部品 美しい輝き 盾は平板ではなく、丸みを帯びた物が多く、それ故キレイな丸みを出す時金属盾は磨かれ、光沢のある表面に変わる。 部品 栗毛馬 運搬、騎乗、放牧等用途により飼育された馬。訓練によって多重量を持っても走る事ができる。14種の毛の色の内、一般的な栗毛色をしている。 部品 人馴れ 幼い頃から人と接するようにし、人を怖がらないよう教育を施す。これによりいきなり逃げ出したり、恐怖から人を攻撃するなどの事故を防ぐ。 部品 放牧 広い放牧場へ放たれて、伸び伸びと走れる環境に置く。そうすることで放牧と共に身体的、環境適応、総力などが上がる。 部品 障害器具トレーニング 人を乗せて走れるようになったら、障害物を置いた場所を走らせ障害物を避けながら走れるかの訓練が行われる。 部品 遠方訓練 毎回遠くの場所まで走れるよう、長距離を走っていく訓練。これでスタミナを付けて長時間走れるように訓練する。 部品 鞍 ブリティッシュ方式のサドル。馬の尻尾近くまで伸びており、そこに荷物を引っかける金具が取り付けられている。 部品 鐙 鞍から左右1対を吊り下げ、騎乗時に足を引っ掛ける。ただし完全に足を深く通すのではなく、爪先を乗せるようにして使う。 部品 手綱 乗馬する際、馬とコンタクトをとるための道具の一つ。左右方向の指示や、進め止まれなどの合図を馬に与える。 部品 蹄鉄 主に馬の蹄(ひづめ)を保護するために装着される、U字型の保護具。長く移動や走る際、蹄が傷つかないようにする。 部品 荷物袋 馬の鞍に引っ掛けられる、荷物を入れる為の袋。馬がバランスを取れるように左右一つずつ最大4つまで付けることができる。 提出書式 大部品 白河 輝 RD 152 評価値 12 -大部品 日常生活 RD 2 評価値 1 --部品 習慣 --部品 コミュニケーション -大部品 身体的特徴 RD 7 評価値 4 --部品 西国人の特徴 --部品 ブルーライトカット眼鏡 --部品 中肉中背 --部品 健脚 --大部品 剣士の身体能力 RD 3 評価値 2 ---部品 戦士の腕力 ---部品 敏捷性 ---部品 スタミナ -大部品 コミュニケーション能力 RD 9 評価値 5 --大部品 仕事の基本 RD 5 評価値 3 ---部品 報告 ---部品 連絡 ---部品 相談 ---部品 経過報告書の作成 ---部品 ToDoの実行 --大部品 対人対応 RD 4 評価値 3 ---部品 丁寧語 ---部品 感情が高ぶった時の激しい口調 ---部品 ボディランゲージ ---部品 はっきりとした物言い -大部品 余暇の過ごし方 RD 4 評価値 3 --部品 ゲーム --部品 散歩 --部品 時計作成 --部品 猫好き -大部品 航空戦強化型ホープ RD 19 評価値 7 --部品 航空戦強化型ホープの概要 --部品 バイザーグラス --大部品 ホープ RD 7 評価値 4 ---部品 太陽系総軍軍服 ---部品 スラックス ---部品 義体 ---部品 着用制限=男性 ---部品 パイロット技能 ---部品 コパイロット技能 ---部品 オペレーター技能 --大部品 航空機パイロット習得訓練 RD 10 評価値 5 ---部品 名パイロット達の訓練指導 ---部品 2年間の座学教育過程 ---部品 6ヶ月間の一般操縦士免許の取得 ---部品 6ヶ月間の初級操縦過程 ---部品 1年間の基本操縦過程 ---部品 訓練過程卒業試験 ---部品 スカイラブマーク ---部品 戦闘機課程 ---部品 輸送機課程 ---部品 救難救護機課程 -大部品 警官 RD 22 評価値 7 --大部品 警官の日常業務 RD 5 評価値 3 ---部品 警官としての日常訓練 ---部品 パトロール業務 ---部品 事件・事故の通報対応 ---部品 事件・事故の報告書作成 ---部品 遺失物管理 --大部品 警察学校3年コース RD 10 評価値 5 ---部品 警察学校の筆記試験 ---部品 警察学校の適性検査 ---部品 警察署での研修1年 ---部品 初任総合科1年 ---部品 警察官資格試験 ---大部品 初任科1年 RD 5 評価値 3 ----部品 基礎科目(座学)の履修 ----部品 警官としての職務倫理の学習 ----部品 実技基礎科目の履修 ----部品 逮捕術の実技訓練 ----部品 射撃訓練 --大部品 警官貸与装備一式 RD 7 評価値 4 ---部品 警官手帳 ---部品 警官制服 ---部品 警察採用拳銃 ---部品 警官用バトン ---部品 手錠 ---部品 警官用ホイッスル ---部品 帯革 -大部品 FROG職員 RD 25 評価値 7 --大部品 概要 RD 4 評価値 3 ---部品 着用制限 ---部品 信念 ---部品 日常業務 ---部品 訓練の継続と緊急避難マニュアルの熟読 --大部品 特徴 RD 3 評価値 2 ---部品 コミュニケーション技能 ---部品 元気で体力がある ---部品 いい笑顔 --大部品 事務技術 RD 4 評価値 3 ---部品 書類作成 ---部品 TODOリスト ---部品 関係各所との調整 ---部品 報告・連絡・相談 --大部品 炊き出し技術 RD 7 評価値 4 ---部品 炊き出し技術とは? ---部品 炊き出しメニューの検討 ---部品 調理スペースを整える ---部品 大量の調理を行う ---部品 衛生管理を徹底する ---部品 食事の配給 ---部品 個別の対応が必要な人への支援 --大部品 避難誘導技術 RD 7 評価値 4 ---部品 避難誘導技術とは? ---部品 避難判断と避難経路の策定 ---部品 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築 ---部品 要支援者の把握と対応 ---部品 避難指示の素早い伝達 ---部品 避難先への移動 ---部品 避難先の安全把握と判断 -大部品 時計職人 RD 8 評価値 5 --部品 腰下げ時計 --大部品 時計修理道具 RD 5 評価値 3 ---部品 ルーペ ---部品 精密ドライバー ---部品 こじ開け(工具) ---部品 バネ棒はずし ---部品 ピンセット --部品 作務衣 --部品 エプロン -大部品 魔法剣士 RD 36 評価値 8 --部品 白騎士 黒山曜が辿った経験 --大部品 白魔法使い RD 20 評価値 7 ---部品 白魔法使いの概要 ---部品 白魔法使いの着用制限 ---大部品 心構え RD 4 評価値 3 ----部品 自然との調和 ----部品 魔法を使わない事を目指す ----部品 魔法についての考え ----部品 戦闘の回避 ---大部品 ゴロネコ藩国白魔法学校の白魔法教育 RD 14 評価値 6 ----部品 白魔法の概要 ----部品 仲間との連携 ----部品 白魔法使いとして認められるまでの期間 ----部品 優しい心の勃興 ----大部品 学ぶ知識 RD 3 評価値 2 -----部品 魔法の運用の工夫 -----部品 世界知識の勉強 -----部品 周囲の状況把握 ----大部品 学ぶ魔法 RD 7 評価値 4 -----部品 白魔法の使い手への制限 -----部品 魔法の高速詠唱 -----部品 治療魔法と流れを戻す魔法 -----部品 非殺傷攻撃 -----部品 探索魔法 -----部品 エンチャント -----部品 防御魔法 --大部品 剣士 RD 15 評価値 6 ---大部品 剣士の技 RD 6 評価値 4 ----大部品 攻撃技術 RD 3 評価値 2 -----部品 なぎ払い -----部品 素早い剣戟 -----部品 強撃 ----大部品 防御技術 RD 3 評価値 2 -----部品 受け流し -----部品 バックステップ -----部品 間合いの把握 ---大部品 剣士訓練所での6年の修業 RD 9 評価値 5 ----部品 6年間の白兵戦闘訓練の継続 ----部品 剣士訓練所での厳しい規律 ----部品 矢落とし1000本ノックの試練 ----部品 戦術、武器、戦略講義(3年分) ----部品 毎年の遠足(サバイバル訓練) ----部品 日々の筋力トレーニング ----部品 地獄の走力強化訓練 ----部品 雪中での水行 ----部品 剣士養成所卒業試験 -大部品 所持装備 RD 20 評価値 7 --大部品 恩寵の短剣 RD 6 評価値 4 ---部品 EV116生還記念の儀礼用短剣 ---大部品 刃物 RD 2 評価値 1 ----部品 圧力の大きさ ----部品 引き切ることの利点 ---大部品 刃物の武器としての強さ RD 3 評価値 2 ----部品 概要 ----部品 リーチが長くなる有利さ ----部品 創傷の恐ろしさ --大部品 ナイトシールド+1 RD 4 評価値 3 ---部品 盾受け ---部品 盾打ち ---部品 矢受け ---部品 美しい輝き --大部品 騎乗馬 RD 10 評価値 5 ---部品 栗毛馬 ---部品 人馴れ ---部品 放牧 ---部品 障害器具トレーニング ---部品 遠方訓練 ---大部品 馬具一式 RD 5 評価値 3 ----部品 鞍 ----部品 鐙 ----部品 手綱 ----部品 蹄鉄 ----部品 荷物袋 部品 習慣 習慣には二種類ある。必要だから義務的に行うものと、自発的なものだ。 前者は「家事」「仕事」「ルールを守る」といった、生存するため、社会生活を送るために必要な習慣である。 後者は「趣味」「休暇」で、中間で揺れ動いているのが「社交」だ。 /*/ まず家事の説明から行こう。これは「家計」「料理」「ハウスキーピング」によって構成されている。 /*/ 「家計」は、「普段のやりくり」が主となる。 誰しもが、税の支払いや食料品、雑貨といった消耗品の購入、およびそれをするための金銭と時間を支払って、普段の生活を送っているからである。 自給自足で賄ったり、物々交換する文化の場合は、目的のものを手に入れるまでの時間的コストを支払っているものとみなす。 どういった形にせよ、収入相応の日常的支出は起こる。 収入が少なければ優先度の低い出費を諦めるか、または切り詰めるために安いものを探すし、多ければ経済を回し、豊かな生活を送るために、金の使いみちを工夫する。 一時的に足りなければ借り受けるし、その返済も行わなければならない。そうならないよう、普段から無理のない範囲で貯金したり、投資で増やしておくこともできる。 緊急で必要とされるだろう分、あるいは特定のタイミングで必要になってくるだろう分の積み立てや、そのための仕組みを利用するのだ。 /*/ 「料理」とは、自分、または家族の好みと、自分の知る限りでの栄養バランスに配慮し、コストパフォーマンスと安全の双方から見て買い集めた素材を用いて、時間を掛けすぎずに作れる、いつもの味の料理のことだ。 たまには失敗するし、手に入る素材も常に一定ではなく、料理自体、腕前によって出来不出来は出て来るものだ。 どのような形でも、生きている以上、何かを食べなければ生きられないし、どうせならおいしいものを食べたい。 出来合いのものを買って済ませることもあるし、プロの作ったものを食べて帰ったり、あるいはプロを雇うこともある。 /*/ 「ハウスキーピング」は、「ゴミ捨て」「清掃」「整理整頓」「補充」で出来ている。 /*/ 「ゴミ捨て」は、溜まったゴミを廃棄するか、公共の処理施設に回収してもらうため、所定の位置に出すことだ。 場所によっては捨てるゴミの種類に応じてコストが掛かる。また、捨てる際の作法にも夜間ゴミ出し禁止であったりネットをかけるといったローカルルールが存在する。 分別には気をつけて行おう。 「清掃」は、生活の中でついた汚れを払ったり拭ったり、溜まった埃を掃きまとめて捨てたり、曇っている箇所を磨いたりして、美観を整えることである。 「整理整頓」は、所定の場所に物を戻す、あるいは置き場所が定まっていないものに対して置き場を用意してやり、不要になった物は廃棄、売却、または譲渡して家の中から追い出すこと。 「補充」は、物品の消耗や破損、故障に対して、代替品を入手してくることである。 これらを始めとした、「住居の快適性」を維持するための要素の組み合わせて「ハウスキーピング」は成立している。 /*/ 「仕事」は、「業務」および、それを支える「労働と報酬」の原理によって回っている。 /*/ 「業務」は、就いている職業または身分に相応しい行動を送ることだ。 時間帯および行動の内容はそれぞれの状況に応じて異なる。 「労働と報酬」とは、契約に応じた報酬を、所定の労働と引き換えに得ることである。 支払いの形態、たとえば何を支給の対象とするか、どういった計算で支払いを計上するかは、それぞれが所属する藩国および組織の法と規則に従った上で、双方の合意を結んで定める。 判断能力を持たないものに関しては、利害関係のない第三者を立て、不当な搾取の起こらないよう、責任を持って公的機関がこれを監視する。 /*/ 「ルールを守る」とは、「法」と「ローカルルール」の把握、および遵守によって行われる。 /*/ 「法」とは、「所属陣営」「藩国」「自治体」という階層構造で発布・施行されている、強制力を伴った規則である。 「所属陣営の法律」は、藩国を超えて所属陣営全体に広がっている。 一国が敷くよりも守るべき必然性が非常に強いため、破った際の処罰が重く、強制力も高いことを普通は知っているため、これをよく注意して守ることになる。 「藩国の法律」とは、所属している藩国の法律のことだ。 ここの国民で居続けるためには守って欲しいルールですよという内容であり、国民全員に共有されていることが前提となる。 多くの民にとり、もっとも身近な法であり、藩国の強制力と順法意識とのバランス次第で程度の差は出るが、注意して守る。 「自治体の条例」は、上記2点の法よりも優先度は低いかもしれない。 判断が分かれるような細かい個別の事例に対して制定しているためで、危険だったり困る行為は、そもそも条例以前の段階で網羅されているからだ。 自治体が引っ越してきた際に周知することが義務付けられている。 独自の罰則が設けられているため、順法意識によって程度の差はあるがそれなりに守ろうとするだろう。 これらを守ろうとする中で、必然的に様々な手続きが発生し、日々の生活の中で細々とこなしていくことになる。 /*/ 「ローカルルール」とは、集団内の「しきたり」や「家庭内ルール」のことである。 /*/ 「しきたり」は、法的な根拠はないが、その集団に所属するためには守るべきであると所属者の大半が考えているルールだ。 不合理であり、守る必要はないと感じる場合もあるが、発端となった経緯を聞くことで分かる事情もある。 人によっては守らないし、それですぐさま大きな問題にはならなくとも、不和のもとになりうることは理解している。 「家庭内ルール」には関係に応じた種類があり、ここでは代表的なものを例として取り上げる。 まず、「親子の約束」だ。 社会的なルールを守らせるための約束であり、同じ生活空間で暮らして血の繋がりもあるが、別々の個人として互いを尊重しあうための約束でもある。 明文化されることは珍しく、しばしば口頭で結ばれるし、誤っている、非合理であるとの互いの主張によって見直しも入る。 破った際に罰則を設けるかどうかは家庭次第だろう。 次に、「夫婦の約束」である。 他人同士が一つの家族を作り上げるにあたって結んだ約束だ。 明文化されることは少なく、また、生活しているうちに暗黙の了解となって築き上げられる条項もある。 互いに確認しあい、守るためにはどのように工夫したらよいかを話し合うことで維持される。 /*/ 自発的な習慣の説明に移る。「趣味」と「休暇」だ。 /*/ 「趣味」は、要するに「やる必要はないがやりたい行動」だ。 「一人の時間」の中では、趣味に没頭し、自分の時間を持つことになるだろう。 集中を邪魔されると気分を害するので、家族は配慮することが求められるが、家族内のルールに従っていない場合は問題としてよい。 趣味を過ごすためには、「趣味の予算」も必要である。 コツコツと積み立てた時間的・金銭的・資材的な予算を用いて、思うがままに趣味を満喫するためのものである。 または、思うままに趣味が満喫出来ない不自由さまでを含めて、趣味の時間を満喫するためのものでもある。 中には「秘め事」だってあるだろう。 これは専用の空間で内緒のことをしている。何をするかって? それはここには書けないな。何故なら、人に教えられない事をするのが内緒のことだからだ。 誰にだって秘密にしておきたいことの一つや二つ、あるものだ。 隠すのは、反社会的な行いだからではなく、マニアックだったり恥ずかしかったりするので、人に知られるのが怖いからだとだけ書いておこう。 案外くだらなかったりする。 「空想」などは典型的な趣味の一つ。 そのものずばり、あれやこれやを空想する。現実的な事柄、現実には起こり得ない事柄を問わない。 現実的なものも、現実には社会的制約があって取っちゃいけない行動、現実的に取れるんだけれども勇気が無くて出来ない行動まで、実に様々。 空想は場所も時間も問わない。 /*/ 「休暇」は、つまり「何もしていない時間」で、「自由な時間」のことだ。 /*/ 「何もしていない時間」にも色々ある。 自分にとって意味があると思えない行動を取っている時、人の心は頭の中や感情を整理しているからである。 ただ寝転がっているだけであれ、ぷちぷちを延々と潰しているのであれ、何も考えず空を眺めているのであれ、目的がなければ、それは本人にとって何もしていない時間なのだ。 逆に「自由な時間」の条件はシンプルだ。 何をしなければいけない、何をやればいいだろう、そういった義務感や焦燥感から解き放たれた、自由な時間である。 それまで与えられていた方向性から解き放たれ、他人からも自分からも自由だということだ。 改めて同じことをやるのもいいし、何もやらないのもいいし、突拍子のない新しさに踏み出してもいい。 そんな素敵でポジティブな時間である。 /*/ 「社交」は、やりたいからやる場合と、やらざるを得ないからやる場合の間で大きく揺れ動いている。 /*/ 「一緒に遊ぼう」、「食事しよう」といった、何らかの行動を共有する事が、社交の主な要素となってくる。 関係性を深めるため、あるいは深めたという手続きが済んだとみなすために行うと、義務感が強くなる。 相手や自分を元気づけるため、何らかの区切りをつけるために行う場合は、自発性が強い。 /*/ ここでは「元気づけるため」「区切りをつけるため」にする社交の一例を挙げていく。 「そうではない感」があったら、相手に対し、義務的に行っているということである。 まず、一緒に何か遊ぼうと誘う。 これは普段からやっている場所や内容でもいいし、それらにこれまでにない新鮮さを求めてもよい。 気晴らしになる。 また、元気がない時は大体ご飯も美味しく食べられていない。 一人で食べさせるより、一緒にご飯を食べれば気分もまた変わってくる。 外で飲んだり美味いものを食べてもいいし、誰かの家でそうしてもいい。 元気づける時に限らず、区切りにはプレゼントやお小遣いを贈るのも良いだろう。 誰かの記念日であったり、贈りたい気持ちになった時、あるいは贈答品の習慣のある文化に組み込まれている場合、相手や関係に応じて見繕って、作ったり、買ってくるのだ。 お小遣いの場合は、理由をつけて奢るのでもいいし、自由になるお小遣いを、名目を見繕って渡し、使うための余暇まで新たに割り与えることが大事だ。 ご馳走もいい。 これは、家計と普段の手間暇から見て、大きくコストを割り増している食事のことだ。 いい素材を買い集め、普段食べないものを食べるだけでなく、見栄えや器、盛り方を工夫すれば普段の料理でもそれなりのご馳走になるし、手の込んだ料理をするだけでもよい。 外に赴く場合、雰囲気と味はより重要になってくる。 また、ご馳走まではいかずとも、普段は用意しないもう一品があると、特別感は与えられるだろう。 物だけでなく、言葉や行動によるねぎらいも大事だ。 お疲れ様、ありがとうから始まって、普段どこを頑張ってくれているかを具体的に挙げ、その働きを褒めることで、自己肯定感を与えられるだろう。 これは普段からやってもいい。 行動のねぎらいとは、つまり手伝いである。 本来その人が分担しているはずの仕事や役割を、その時だけは、手伝うか、または代行して全部やってしまうのも関係を深めるのによい。 社会の大半は分業によって成り立つ。しかし、同じ行動を、しかも自分がやり続けなければいけないという状況は、ひどく疲れてしまう。 念入りな掃除によって、普段の生活空間をピカピカに綺麗にして、装いも新たにしてあげると、相手の気分も変わるだろう。 これにより、今日は普段とはちょっと違う雰囲気だなと思わせることが出来る。 /*/ これらの他に、移動といった基本的な日常行動や、睡眠や排泄といった機構的必然のある行動もまた、広く習慣として含めることだろう。 たとえば移動には、まず、目的地が必要だ。 どこへ行くにしても、目的地を定めている場合はルートを決める必要がある。ゴールが決まっている以上、通らなければならないポイントが出てくるのである。 次に移動手段。 徒歩、公共交通機関、または私用・公用の乗り物、騎乗用動物など、それぞれの文化の日常で用いるに相応しい移動手段を使って行う。 寄り道もあるだろう。 これは、本来の目的から外れ、普段とは異なるルートを辿ること。または、そのルートそのものである。 気分転換になるし、新しい発見にもつながる。 そして定住者なら最終的には行って帰る。 生活の拠点である家から出発して、目的地に辿りつき、また家まで戻ってくる。中間地点を複数経るとしても、帰る場所が決まっている以上は、行って帰る。 放浪者であれば、 新たな地に辿りつくだろう。 定まった住居を持たない場合、移動したまま戻らず、別の地に行くことがある。 それがかつて居たことのある場所か、それとも全くの新天地かは問わない。 /*/ 知性体として内観を働かせることも、習慣と言える。 精神の内面においては、感情と思考の把握。 自分が何を感じているのか、感じたものの性質は何かを、衝動や言動、行いといった内外に現れている要素を観察して把握すること。 また、頭の中で考えていることを、具体的な文字やイメージに落とし込み、掘り下げる中で、より明らかな形にしていくことである。 外部との接点においては、身体と環境の把握。 体の各部位に感じている痛みや快調さから、それぞれの状態がどのようになっているのか、見た目以外からも判断し、これを理解すること。 自分が今何処にいて、それはどのような環境であり、どう対応するべきなのかを、都度感じ分け、また対処する中で理解を深めていくこと。 こうした内観の働きなくして、知性は知性たりえないのだから。 /*/ 他にも様々な習慣は存在する。それらはすべて、生きるために必要な行為なのである。 世界に存在する習慣の多様さはつまり、それだけ多様な生き方が存在しているという証左であるだろう。 部品 コミュニケーション 基本は、「話を聞く」「意見を述べる」の二つで出来ている。 前者は、相手が話したがっていると様子を察した時、または相手が話しかけて来た時、相槌や反応を挟みつつ、自分の中で理解を進めながら、相手の話を受け止めること。 後者は、相手と現在共通のものとして扱っている話題に関して、適宜タイミングを見て自分の考えや感情を表現すること。 /*/ 次は、そこにどのような「感情表現」が含まれるかを説明しよう。 ポジティブなものなら「喜ぶ」「愛しい」、ネガティブなものなら「悲しい」「怒り」などがある。これらを一つずつ紹介する。 /*/ 喜びは、主に「嬉しい」と「めでたい」で出来ている。 「嬉しい」とは、自分や、我がことのように感じられる誰かにとって喜ばしい出来事があった際、その喜びを感情表現することだ。 そして「めでたい」とは、自分や誰かにいいことがあった時、何らかの行動に出て、積極的に祝おうとすることで、喜びの感情に具体的な形を付けてあげる行為である。 愛しさに至っては様々な表現方法がある。 そのうちの一つ、「甘える」は、「わがまま」や「おねだり」で出来ている。 「わがまま」とは、相手との親密度に応じて、自分に許される範囲だと思っているわがままを言ってみたり、わがままな態度を取ってみたりすることだ。 「おねだり」とは、何らかの物品や行動を代償なく要求すること。それ自体が欲しいのではなく、普通は受け容れられないような無理を、自分のためだけに聞いてくれるのが嬉しくてやっている。 また、すべての感情がそうであるように、愛しさにも段階が多く存在し、それらは「スキンシップ」によって進めたり、推し量る事が出来る。 たとえば「握手」だ。これは、手と手を握り交わす挨拶習慣である。 もっとも外界に触れる部位である掌を通じてお互いの肌を許し合うことで、互いに交渉の余地ありと認め合うか、または、そのことを再確認している。 種族によってはもっとも外界に触れる部位が掌ではない場合もあり、その際には適切な部位を用いて行うだろう。 次に、「ハグ」。 立った状態、または座った状態で、相手と向き合って抱きしめあうこと。相手の体温と触感を感じて落ち着ける。 相手との関係性や、相手の状態によっては拒絶される。 「キス」だと段階を推し量るのが文化や関係によって大分異なるので、難しくなってくる。 これは口を相手の体のどこかに触れさせる行為だが、触れさせることを許す場所や、その多さによって親密度が異なってくるからだ。 「撫でる」ことは、同じ種族間だけでなく、たとえば人と動物のような関係でもよく見られる行動だ。 相手の頭や髪、毛、肌などを撫でて行う。 痛みを取り払うためにする撫でさすりとは、部位の時点で明確に違い、愛情表現のために用いられているのである。 「セックス」、つまり性交渉は、多くの場合、性愛に基づいて行われる、深いスキンシップとなるだろう。 他の多くのスキンシップを内包して行うが、その要諦は性的な快感を高めること、または性的な感覚の充足を得ることである。 その次にやってくる段階としては、「繁殖」だろう。 性的なコミュニケーションの結果、子孫を作る行いだ。相手との関係性次第では生物学的な不可能が存在して行えなかったりもする。 これらの他に、頬ずりであったり、体を擦り付けたり、膝の上に載せる、ただ手を握るなど、単純に段階で分けられなかったりするのがスキンシップの奥深さである。 相手をどれだけ深いプライベートな感覚で長く感じたいかで、親密度を測るというのが、一つの物差しになる。 /*/ 生きる以上、ネガティブな感情表現も避けられない。 代表的なものが「悲しみ」や「怒り」だ。 生きていて、悲しければ泣いたり苦しんだりする。 泣くとは涙を流すことである。 涙を流さず、表情は別の感情の形を取っていても、悲しみの表現として強く感情表現をしている場合、心は泣いているのである。 そして、苦しむ。 これは、自分ではどうにも出来ない、あるいはどうにも出来ないと感じてしまったことに対して、それでもどうにかしたい、どうにかできないかと、感情が納得しない状態のまま、もがくことだろう。 また、怒れば「八つ当たり」をしたり、「いつもより過度な態度」になったりもするだろう。 八つ当たりとは、物や人に対して、それらが悪いわけでもないのに、攻撃的な態度や行動を取ってしまうことである。 そうすることで、行き場のない感情に無理やり矛先を作って発散しているのだ。 いつもより過度な態度とは、荒々しくなったり、冷淡になったり、丁寧になったり、人によって表現する方向は違うが、いずれも普段より過度な態度に傾くことで、怒りを心の内側から行動や態度へと溢れさせている。 /*/ さて、コミュニケーションには基本があり、そこに感情表現が含まれるところまでを説明してきた。 では、具体的にどのような方法でコミュニケーションを取るかを、次に取り上げていく。 /*/ コミュニケーションには「双方向的なもの」と「一方向的なもの」の二種類がある。 双方向的なら、関係性を築くため、または関係性に相応しい態度を取るために、様々な方法が存在する。 「手探り」「砕けた感じで」「理性的に」「衝突」といった具合だ。 一方向的なら、「情報の単純処理」「要求の発信」、そして「受け身」である。 /*/ 双方向的なコミュニケーション方法から説明していこう。 「手探り」というのは、大体が共通の話題探しの意味である。 初対面、またはそれに等しい関係から段階を経て行うものだ。 お互いに今共有している出来事、たとえば天気に関する意見だったり、今置かれている状況への意見だったりから入る。 そこで意見の一致を見出しつつ、その感じ方や話題のつながりによって、どのような志向を持つ人物かをお互いに探り合いつつ、次第に会話の範囲を狭め、親密度を増していく。 そこである程度の関係性が築ければ、「砕けた感じで」態度が変わっていく。 手探りを経た後、関係性は「雑談」に移る。 相手が関心を示した事柄に水を向けてみたり、自分の関心がどこに向いているかを口にしてみるところから始まる。 特に結論を求めている訳ではなく、互いに対する関心と理解が深まればそれでいい。 また、「ジョーク」は、会話の中で雰囲気を和ませるために行う話術の一つである。 タブーを踏み越えると笑えないので、相手によってタブーを見分ける。 身内ネタほど身内の受けは取りやすいため、共通の話題を見出して、そこからネタを見つけて距離感を詰める。 これらを経てたどり着くのが「身内トーク」である。 おはようから始まってお休みやさよならで終わる、挨拶を含む普段のコミュニケーションだ。 どういった関係性の身内と認定されたかによって内容は異なるが、今日はどんなことをしたという報告や、くだらない話、何気ない話もすることで、時間と感情を共有する。 共有の積み重ねによる関係性の強化が目的である。 逆に、関係性の度合いとは関係なしに行われるのが、「理性的な」コミュニケーションとなる。 「会議」は、共通の議題を持ったグループの間で、共有するべき話題について、集まって相談することである。 たとえば家族の会議だと、普段の夕食なら適当でよくても、記念日なら意見を募らなければならなかったり、普段の土日なら思いつきで行動してもいいが、長い旅行先はみんなで行き先を決めると言った次第で、必要になってくる。 また、ポジティブな話題だけではなく、家庭の経済状況といった深刻な問題や、子供の性教育といった真剣な問題についても相談する。 どういったグループであれ、感情を踏まえた上で、理性的に結論を求めていくのが会議という方法だ。 「議論」は、会議の中でも用いられる、議題を設定し、意見を交わしあう行為である。 どういう論理に従っているかを、いかに明瞭に相手に伝えるかが大事である。 自分の理解と相手の理解を確認しつつ進めていき、互いに結論を持つところで終える。 終わる際、必ずしも同じ意見に落ち着かなくともよい。 理性的に話をすすめるには、「整理」も必要になってくるだろう。 自分や相手の話した内容や行動を客観的に整理することだ。 言葉や文字、図表など、アウトプットした形で行う。 その方法としては、時系列順に並べたり、準拠している論理に従って並びを入れ替えたり、不要な情報を省いたりする。 ここまでは最初から主体的に参加している場合がほとんどだろうが、途中から参加する場合もある。 「仲裁」が、その最たるものとなるだろう。 口論や喧嘩の仲裁を行うのである。 口論であれば話を聞いて整理する。喧嘩であれば、まずは割って入って冷静にさせる。 和解できれば最上だが、行きずりで再現性がなさそうだと判断したら、再発を避けるために引き離すだけでもよい。 ことのきっかけやいさかいの途中で犯罪ないしは規則違反が発生していたら、タイミングを見てしかるべきところに報告する必要も出てくるだろう。 仲裁が必要なように、コミュニケーションの中には、「口喧嘩」や「文句を言う」といった、「衝突」を引き起こすものもある。 「口喧嘩」であれば、自分の意見を通すため、あるいは害された自分の気分を表現するために、相手との衝突を避けず、口にすることだ。 無闇に我を通せばいいという訳ではなく、関係に応じた引き際というものがある。 喧嘩をするのが目的ではなく、意見に折り合いがついたり、相手が自分の気持ちを理解してくれたらよい。 「文句を言う」のは、相手に対して感じた、または以前に感じていた、相手が悪いと思った箇所、直すべきだと思った箇所、自分や他人を害したと感じた箇所を、理屈や感情を交えながら表現することだ。 口頭だけに収まらず、物理的な衝突にまで発展しなければ解消しない場合もある。 そこまでやっても、物別れに終わる、関係が破綻することもあるのだから、コミュニケーションはまったく難しい。 /*/ 次に「一方向的」なコミュニケーションの説明に移る。 これは、「洞察」や「受容」「我慢」「愛される」といった一方的な受信と、「事務的伝達」や「頼る」「可愛がる」といった一方的な発信とに分かれる。 例外が、コミュニケーション自体を拒否するサインの発信である「関係の断絶」だろう。 /*/ 「洞察」は、「相手の状態」と「コミュニケーションの流れ」を察することで行われる。 相手の感情や思考が今どのような状態であるかを、これまでに得た経験と知識に照らし合わせる形で、その態度や表情、発言内容から推察したり、相手の表現がまとまっていなくとも、何を伝えようとしているか、その素振りやこれまでに出てきた言葉の方向性から当たりを付けて、これを成立させる。 「受容」は、「受諾」と「容認」の二つで成り立っているだろう。 「受諾」とは頼まれごとを引き受けること。また、その際に示す明確なシグナルや言葉、文面での了承だ。 受諾自体には感情的な要素は挟まれない。 「容認」は、相手のありようや提案、お願いといった、自分に向けてくる感情や物事の流れを、それでよいとして認め、受け止めてやることである。 需要に対して「我慢」は感情的な要素が大きい。 「やむを得ない我慢」は、誰に非があるわけでもなく、ただ自分の運が悪かったり、平等にみんなの状況が悪いと納得して、感情の矛先がなく、受け止めざるを得ないものとして飲み込む。 「無理やりする我慢」は、誰かには何らかの非があって、少なくとも自分にとってそれが誰かは明確なのだが、立場や状況がその追求を許さないため、一時的に飲み込む。 いずれも感情を自分の中に留める行為である。 「愛される」は、ネガティブな一方的受信の代表例となった我慢に対して、ポジティブな代表例だ。 「満足げにする」ことで、周りや相手が捧げてくる愛情や、それを示す愛情表現に対して、当然であるかのように受け取り、深くその全てを受け止めてやる。 「幸せに浸る」ことで、自分が愛されていることを噛み締め、満たされた気持ちになる。また、愛されている理由に納得し、これまでの自分の行いに対して正しさを感じる。 いずれも自己肯定感そのものに直結しており、自我の構成には不可欠である。 /*/ ここまでが一方的受信の例で、ここからが一方的発信の話になってくる。 「事務的伝達」とは、つまり「報告」と「連絡」だ。 「報告」は、定められた情報をしかるべき宛先に伝えること。その方法や手順、タイミングは、報告の内容と、宛先が定める規則に従う。 「連絡」は、自分の思うところや、伝えるべきと思った情報を、それにふさわしいと思った相手に対して送ること。また、その相手と応答を続けること。 相手のリアクションまでは含まない。 事務的伝達の後によく来るのは、「頼る」という方法である。 「相談」は、こんなことで悩んでいる、どうすればいいか判断に迷うといった、具体性のあるものから、そもそも悩みを具体性あるところまで持っていくためにはどうしたらよいかと、助言を求めて行うこと。または、話しながら自分の中で成立をつけたり、背中を押してもらいたかったり、ただ悩んでいること自体を聞いて欲しかったりして行う。 相談ではなく、もう「お願い」になることもある。 それは、話を聞いてくれ、またはこんなことをしてくれと、相手にお願いする行為である。 しばしば、お願いそのものと話題が同時進行で話しかけて進められる。 要求を出す発信が頼るという方法なら、「可愛がる」とは、その真逆で、相手のリアクションを求めない。 「愛でる」場合、これはいいなあ、いいものだなあと、ひたすらに自分の感情に埋没しながら、対象に相応しいと思った態度で、抱いた感情を表現する。 「夢中になる」と、他のことが気にならなくなるほど対象に集中してしまい、それまで考えていたことや、やろうとしていたことを全て投げ出してしまう。 いずれも、ひとしきり終わった後に相手の反応を改めて受け止め、次の行動に移るものである。可愛がるとは、相手に対する純粋な存在肯定なのだ。 この、可愛がるという相手への存在肯定と真逆に位置する態度が、「断絶」である。 「会話の打ち切り」は、その始まりだ。 話を切り上げ、それ以上続けさせないような態度を取ることである。離席、言葉を遮る、次の話題に無理やり移るといった手段がある。 これが進むと、「無視」、つまり相手の話を聞かず、また、その存在があたかもないかのように振る舞う行動になる。 相手を傷つけるか、相手に非を認めさせようとする行為であり、相手が自分を認めない限り、自分も相手を認めないという態度のことなのだ。 /*/ ここまで挙げた以外にもコミュニケーションは様々に存在する。 関係性の数だけ、個人の数だけコミュニケーションは細かく表現の内容が分かれていく。 コミュニケーションとはつまり、そのすべてが誰かと共に生きるための手段なのだ。 部品 西国人の特徴 中東系の顔にフードや日差しよけなどの服装を着ているのが特徴。また、髪の毛も白よりの灰色をした髪をしており、フードの隙間から見える。 部品 ブルーライトカット眼鏡 度が入っていない、形だけの眼鏡に表面処理を施して可視光の中で短波に入るブルーライトを反射するようにした。 部品 中肉中背 ごく普通の身長であり、普通の体重であること。大体その国の平均的な身長や体重から導き出された値に近い事をいう。 部品 健脚 剣士としての訓練から、足の力が強くなり、よく歩けるようになった。また無駄に筋肉はついておらず引き締まった足である。 部品 戦士の腕力 武器や道具などの重いものを持ち上げ、扱うことのできる筋力を有する。戦う人間は一般的により重い物を持ち、より強い力で道具を扱う事ができる。 部品 敏捷性 走る、避ける、跳ぶ等の動作を機敏に行うことができる身体の能力。戦場での移動や、防御、攻撃に於いて素早い動作が可能となる。 部品 スタミナ 日々の走り込み等のトレーニングによって培われた体力。運動や戦闘を長時間行うことが可能になり、疲れによるパフォーマンスの低下が起こりにくくなる。 部品 報告 仕事上で自分の行った仕事の経過、またその課程などで発生した結果などを上司、または上役へと口頭、または何かしらの媒体で共有すること。 部品 連絡 関係各所とのコミュニケーション手段を確立して調整すること。電話や手紙、掲示板などを用いた方法が主である。 部品 相談 物事をを進める際に共通認識を持つ為に行われる。作業に対して詰まってしまったときも相談をして解決策を模索したり、行っている仕事の軌道確認や修正などもこれで執り行う。 部品 経過報告書の作成 今まで自分がどんな仕事をしてきたか、また上司や上役にどのような仕事の結果になったかを報告書にして纏めている。 部品 ToDoの実行 ToDoは期限はあるにせよいつかはしなければいけないこと。進捗度を管理することでどの程度まで進捗したのか、解決・終了したかを見る。 部品 丁寧語 聞き手が、話し手よりも上位であることを表す動詞の語彙をいう。自分を上品に見せるための美化語に分類することもある 部品 感情が高ぶった時の激しい口調 感情が高ぶってしまうと普段の口調から荒い口調に変わる。一人称なども僕、から俺に変わり、多少攻撃的になる。 部品 ボディランゲージ 人とのコミュニケーションは場合によっては耳が遠い、言語が違う事ある。その場合身振り手振りでことの詳細を伝える肉体言語。 部品 はっきりとした物言い はっきりと、思ったことを意見として発言すること。提案や報告の際はしっかりと相手に伝わるように発言する。 部品 ゲーム 電源ゲームから非電源ゲームまで幅広く扱っていること。テレビゲームやTRPG、カードゲーム、果てはサバイバルゲームなど多岐に渡る。 部品 散歩 歩いて出歩くこと。出歩くことで何かを見つけることもあれば、誰かと会うこともある。それは一つのリフレッシュ方法である。 部品 時計作成 暇な時でも触っていると落ち着くこともある。オリジナルであったり既製品を分解組み立てたり、外に出るのに対して中で暇をつぶすのにも長けている。 部品 猫好き 猫が好きである。なんの変哲もない感情であり、なにか好きな動物がいるか?と問われれば最初に猫が出てくるくらいである。 部品 航空戦強化型ホープの概要 ホープは、コパイに置いては登場する機体に色目は無かったが、パイロットに関してはI=D、RB、水上艦戦のみであった。 その為、航空機を主とするレンジャー連邦はホープの航空機適応を行う事にした。 部品 バイザーグラス ホープのおしゃれ。サングラスからバイザーグラスに変更、機体と接続することでサブディスプレイの役割も果たす。 部品 太陽系総軍軍服 ホープが最初に着ている服。かつてネーバルウィッチと戦うために設立された太陽系惑星間組織「太陽系総軍」で使われていた軍服。 部品 スラックス 制服や背広などの特定の上着と対になっているズボンを言う。ゆるい、ゆるんだなどが語源にもなっているため、多少大きめのズボンもコレと同義になる。 部品 義体 介入が行われる際に構成される人型BALLSのこと。普段は解体されて倉庫にしまっているが、使う際は組み上げられる。 部品 着用制限=男性 本来ならばホープと舞踏子は同一であり、ただの呼称の違いであったが、アイドレスにおいてはそれは着用できる性別の違いになる。 部品 パイロット技能 I=D、RB、艦船などの機体を操縦するための技能。戦場の最前線で、兵站や輸送を支える後方で、戦場のいたるところにパイロットの舞台はある。 部品 コパイロット技能 パイロットとともに操縦席につき、その操縦を支援するための技能。操る機体にもよるが、操縦者であるパイロットより数が必要になる場合も多く、実際とても重要。 部品 オペレーター技能 通信機器を操作し、戦場での情報の伝達をスムーズにして、全体の統率を図ることを可能とするための技能。部隊の規模が大きいほどその難易度は上がるが、成功した際の作戦への寄与率ははかりしれない。 部品 名パイロット達の訓練指導 名パイロット、彼らは凄腕パイロットであるとともに、教導官として訓練指導に携わる事が多い。彼らの訓練を持ってこの課程は成立している。 部品 2年間の座学教育過程 航空機のパイロットの何たるかを座学として二年の間みっちり叩き込まれる期間。航空工学、言語の他に体育や基本的な学科を加え、一般的な教育がされる。 部品 6ヶ月間の一般操縦士免許の取得 レンジャー連邦が定める、一般的な操縦士免許の取得が主な目的となる。そのための学科や操縦ひ必要な資料を貸与し、取得に向けて活動してもらう。 部品 6ヶ月間の初級操縦過程 免許習得後、各教導員の居る基地に配備され、そこで高精度フライトシュミレータによる訓練と、訓練機による実機フライトの訓練へと進む。 部品 1年間の基本操縦過程 ここからは、戦闘機、輸送機、救難救護機などの多種に渡る機体の基礎的な操縦方法を学習、習熟するのが目的になる過程。 部品 訓練過程卒業試験 以上の訓練工程を締めくくる最終試験が執り行われる。基本学科に加えて実技による総合計が一定上なされた場合合格、推薦があれば一部合計にプラスする仕様となっている。合格すれば晴れて卒業合格の証、スカイラブマークを手にする。 部品 スカイラブマーク 栄えある名パイロット達が残し施される訓練を耐え抜いた証として送られるレンジャーの航空機パイロットの証。 部品 戦闘機課程 スライラブマーク習得後に専門課程に進む、ここでは戦闘機に必要な課程になり、多くのファイター達がこの課程を乗り越えていった。 部品 輸送機課程 輸送機専門の訓練過程。インターフェイスの違いと機体の構造、安定性などの差が何処にあるのかを体で覚える。 部品 救難救護機課程 戦闘機、輸送機と違い、こちらは人命救助の為の機体制御を磨く課程。無機物や戦闘とは違い、命を運ぶ心構えと精密に操縦し送り届ける術を学ぶ。 部品 警官としての日常訓練 いかなる場面においても、時に凶悪な犯人を怪我することなく安全に制圧できるようにするためには、日頃から心身を強く鍛えていなければならない。このため、警察学校で訓練をおこなった逮捕術や体術を卒業後も日常的に訓練しておく。 部品 パトロール業務 管轄地域を定期的にパトロールし、職務質問として不審と思われる人に声をかける。相手が法に抵触している疑いがある場合は、任意同行を求めることができる。また、抵抗した場合は職務執行妨害として逮捕することができる。 部品 事件・事故の通報対応 民間人から、事件・事故の通報があった場合はこれに対応する。具体的には、内容を聴取し、緊急の場合は現場に急行する。基本的に2名1組(ツーマンセル)で対応し、それ以上の人員が必要な場合は応援を頼む。 部品 事件・事故の報告書作成 事件や事故に対応した後は、その内容を報告書として作成しなければならない。この報告書は裁判や保険請求などの根拠となるため、正確かつ虚偽のないものでなければならない。 部品 遺失物管理 落とし物や忘れ物が届けられた場合、これを預かる。保管期間は概ね3か月程度であり、その期間内に所有者の申し出がない場合は合法的に処分される。 部品 警察学校の筆記試験 警察学校の入学には、通常試験を通過する必要がある。一般教養・政治・社会・法律・経済などの基礎学力を見る筆記試験がおこなわれる。 部品 警察学校の適性検査 一次の筆記試験に合格した者は、次の適性検査へ進むことができる。ここでは、疾患の有無をチェック後、体力検査をおこない、最後に面接をおこなう。 部品 警察署での研修1年 警察学校に所属しながら、各地域の警察署に研修に行く。研修にあたっては、致死性の武器は渡されないがそれ以外は同じであり、仕事も同等のものをこなす。 部品 初任総合科1年 地域での研修後、警察学校に戻り、経験したものを活かしながら、より実践的な内容を学んでいく。また、改めて警察官としての心構えを叩きこまれる。 部品 警察官資格試験 3年間の学習と研修の結果、警察官に相応しいかの最後の難関がこの資格試験である。座学から研修で学んだこと、そして実技試験まで2日に渡っておこなわれるこの試験に合格すれば晴れて警察官となれる。 部品 基礎科目(座学)の履修 警察官の基礎教養として、一般教養(国語、英語、心理学など)、警察実務(警務、捜査、警備、交通、生活安全、地域、鑑識など)・職務遂行に必要な法学(憲法、刑法、刑事訴訟法、民法、警察法、警察官職務執行法など)などの理論を学ぶ。 部品 警官としての職務倫理の学習 警官として大事な職業倫理について学習する。警官は、法の執行者としての強い力を濫用せず、正しく使うことが求められる。 部品 実技基礎科目の履修 体術・救急法・教練・部隊(集団)活動などの実技を学ぶ。無線技術の取得のために資格が必要な場合はその取得もおこなう。また、体育実技の授業も行われ、警察官として必要な体力の養成も図られる。 部品 逮捕術の実技訓練 警官としての特殊な技術として逮捕術がある。これは、人を傷つけずに取り押さえるための技術であり、実技として訓練を受ける。 部品 射撃訓練 主として初期装備である回転式拳銃を用いた射撃訓練がおこなわれるが、それ以外にも自動拳銃やライフルなど扱う可能性のある銃器類についても訓練する。 部品 警官手帳 警官の身分を証明する政府・自治体の紋章の入った手帳。所有者のシリアルナンバーに加え、顔写真および名前や所属情報も記載されており、複製しにくい材質で作られている。 部品 警官制服 一目で警官とわかるような制服を身に付けている。警官の所属する政府や自治体によりそのデザインは様々だが、概ね青や黒で清潔感や緊張感のあるものが多い。襟首に個人のシリアルナンバーが縫い込まれている。 部品 警察採用拳銃 警官が常時携帯する銃としては回転式拳銃(リボルバー)、それも5連発の小型のものが採用されている。これは、対人用として必要なだけの威力を持った一般的な弾を使用していることと、使用方法が単純明快であることによる。グリップに個人のシリアルナンバーが刻まれている。 部品 警官用バトン いわゆる警棒のことである。武器として使われる棍棒が殺傷力を高める構造になっているのに対して、警棒は過度に相手を傷つけない形状をしている。持ち手に個人のシリアルナンバーが印字されている。 部品 手錠 被疑者、あるいは保護対象者が暴れる可能性が高い時に、その手を拘束するために使用される拘束具。手錠を使用する場合は、苛酷にならないように注意するとともに、衆目に触れないように努めることが求められる。輪の根元にシリアルナンバーが刻まれている。 部品 警官用ホイッスル 交通整理や行列整理などで使用される警笛。応援を呼ぶ場合にも使用される。基本的な信号(非常用、集合用、注意用)については汎用の規定があり警察学校で学ぶが、それ以外の信号についてはそれぞれの組織で定められる。 部品 帯革 拳銃や警棒を保持するためのベルト。専用のホルダーが装着されており、通常のベルトとは別に腰に付けるようになっている。ベルトの内側にシリアルナンバーが刻印されている。 部品 着用制限 FROG職員は、FROGの活動許可を出している藩国の成人であり。FROGの活動理念に共感し、それを体現し。既定の面接及び筆記試験を合格した。採用規定を満たし採用された者のみ着れる。 部品 信念 FROG職員は、FROGの設立目的と、活動理念、活動内容などに、共感し、それを体現しようとする信念を持っている。 部品 日常業務 日常業務は、食料の配布、自立へのサポート、地域の食糧事情についての調査報告、広報啓発活動、活動原資の獲得、各国支部の食糧備蓄状況の確認と買い付け・輸送など多岐にわたっている。このほかに訓練も継続している。 部品 訓練の継続と緊急避難マニュアルの熟読 FROG職員は、緊急食料支援などについて、支援が必要でない平時も、平時の食糧配布とともに、スタッフの育成や災害発生時のシミュレーションなど、緊急時の訓練も継続して実施している。また、災害発生時の対応方が書かれている、緊急時マニュアルを熟読しており、緊急時にはそのマニュアルに沿って行動する。 部品 コミュニケーション技能 FROG職員は、その性質上、各藩国の文化に配慮してコミュニケーションをとる必要があるため、各藩国の文化について常日頃学んでいる。 部品 元気で体力がある FROG職員は、周知などに大きくて元気な声や、作業などの支援に体力がとても必要であるため。声出しや体力をつけることを常日頃から行っている。 部品 いい笑顔 FROG職員は、困難に際しても、いい笑顔で、要支援者に接することができる。支援をするものが、不安をあらわにすれば、支援を受けるものは、もっと不安になってしまうだろう。しかし、要支援者がいない、同僚の前では別であるみんなで不安を共有し、支え合い、不安を乗り越える力へとかえている。 部品 書類作成 様々な種類の書類を作成して、整理していく。書類のフォーマットを作って置くと、作成しやすく、まとめて整理しやすい。 部品 TODOリスト やることをまとめた、TODOリストを作り、効率的に作業をしていく、今やらなければいけないもの、締め切りが近いものが視覚化できる。 部品 関係各所との調整 事務の仕事に関する、関係する各所との調整業務をする。事務は、コミュニケーション能力が実は一番必要なのだ。 部品 報告・連絡・相談 仕事の終了報告、同僚への仕事上の連絡、上司などへの相談も必要な技能になる。相談するときなどは、事前に自分の考えをまとめて置き、こう考えているということを伝えると良いアドバイスが貰えるかもしれない。 部品 炊き出し技術とは? 災害や貧困等により困窮した状態にある多数の人に対して、無償で食事を提供するための段取りや配布等に係る技術のことである。 部品 炊き出しメニューの検討 炊き出しで料理を提供する人数、備蓄された食料と、これから手に入りうる食料の量、被災者の健康状態や精神状態、栄養状態を勘案してメニューを考える。 部品 調理スペースを整える 大人数への食事を提供するためには広い調理スペースがあることが望ましい。また、調理器具等がそろっているかを確認し、使うものをセットしたうえで調理に入る。 部品 大量の調理を行う 調理スペースに食材を持ち込み、大量の調理を同時に行う。大量作成に向いた炊飯や、スープ系のものが選ばれることが多い。 部品 衛生管理を徹底する 炊き出しでは多くの人に提供することもあり、食中毒等の被害が大きくなってしまう。手洗いの徹底、食材に必ず熱を通す、生水を使わず沸かすなどを周知徹底する。 部品 食事の配給 食事ができたら配給を行う。列に並んでもらい、一人ひとりに手渡しする場合と、グループごとにまとめて取りに来てもらう場合など、状況に合わせて混乱がないように注意する。 部品 個別の対応が必要な人への支援 乳幼児や高齢者、病人等、食事に配慮が必要な人に対してはニーズを聞き取り、食べられるメニューを個別に対応し提供する。 部品 避難誘導技術とは? 災害現場等でまだ災害発生源の影響を受ける可能性がある、また二次災害の可能性がある等を判断し、より安全な場所へ人を誘導する技術。 部品 避難判断と避難経路の策定 避難が必要となるのかを判断し、避難人数や最低限持っていく必要がある物品、使える移動方法や経路などを把握し避難計画を策定する。時間がない場合も荒いものでも良いので少しでも立ち止まって計画は立てる。 部品 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築 避難に際しては、被災者全体への情報伝達や信頼度の問題でも関係機関や地域のキーマンへの協力を要請し、協力関係を作ることが望まれる。 部品 要支援者の把握と対応 避難の際に特に配慮が必要な子どもや妊婦、病人等について数や特性を把握し、サポートをする人をマッチングする。 部品 避難指示の素早い伝達 避難を行う際には、避難誘導計画や避難先、避難ルール(持っていける持ち物がある場合は、一人どれだけもっていけるか等)を素早く伝達し、移動できるように準備を整えてもらう。 また、避難に際してはブレーカーを落とすやガス栓をしめる等のそのままにしておいては事故につながるものの処理をするように伝え、避難先のメモを玄関先に貼るよう促す。 部品 避難先への移動 避難先への移動の際は、移動グループごとに先頭につく先導役2名、最後尾について脱落者がでないようにする最後尾役2名、中間にいて移動グループで問題がないか把握したり先頭と最後尾の連絡役を務める中間連絡役2名を決めて移動する。 部品 避難先の安全把握と判断 避難先についた後は、避難先が本当に安全なのかを状況把握して判断する。安全であれば拠点をつくる。安全が確保できないと判断すれば、さらに避難先を決めて移動する。 部品 腰下げ時計 腰から吊り下げているチューニング用の時計のこと。定期的に、欠かさずチューニングをしておくことで正確な時間を刻んでいる。 部品 ルーペ ルーペは、1枚もしくはそれ以上のレンズで構成された、対象となる物体を拡大表示するための光学機器。家庭では読書や子供の学習などに、また、各種の産業用途に多種多様なものが使用されている。 部品 精密ドライバー ねじを締め付けて固定したり緩めて外したりする作業(締緩作業)を行うための工具。精密機械などの細かいネジなどを占める際に浸かう。 部品 こじ開け(工具) 時計の蓋を外すための工具。蓋を外すだけの用途だが、高い技量が必要で頑丈さや精度を求めると非常に値の張る工具である。 部品 バネ棒はずし 一見ドライバーのように見えますが、プラスマイナスのドライバーとは違い、よく見ると特殊な先端になってる。 部品 ピンセット 微細なもの、薄く脆いものをはさむといった、緻密な作業を行うために用いられるものである。時計製作の現場においては必須工具の一つ。 部品 作務衣 様々な作業・労働をする際に着用する衣服全般。ポリエステル素材でできており、衣服のポケットには道具などをいれる小ポケットなどがある。 部品 エプロン 衣服の汚れを防ぐために着用される前掛けである。衛生面から着られるほか、その下の服が傷付いたり汚れたりすることを防ぐ目的でも着られる。大小様々なポケットが付いた製品も大変便利であり、調理や食事、手工業、美術制作などの場で用いられることが多い。 部品 白騎士 黒山曜が辿った経験 白騎士と言われた黒山 曜が辿った経緯、経験した事を知っている。そして彼は今も白河 輝の中で生き続けるのである。 部品 白魔法使いの概要 ゴロネコ藩国の白魔法使いは藩国立の白魔法学校で白魔法を習得し、世界に悪影響を与えないための白魔法の精神を学んだ魔法使いである。 部品 白魔法使いの着用制限 ゴロネコ藩国の白魔法学校で白魔法を習得し白魔法使いとして認められて卒業したもののみが着用することが出来る。 部品 自然との調和 世界を知るという事は人を含めた自然を知るという事でもある。 魔法とはそれらの自然の力を借りることでもあり世界を知り、自然と調和する事が白魔法も目的の一つである。 妖精に愛されているゴロネコ藩国の魔法使いは自然の妖精達と対話し自然との対話を行ってきた。 白魔法学校の傍にある妖精の泉では羽妖精に抱きつかれながら対話を行っている学生の姿を見かけたりもする。 豊かな森国の自然を守り育てるため、自然を理解し自然と調和した森国を維持する事も白魔法使いの目的の一つである。 部品 魔法を使わない事を目指す 白魔法使いは魔法を使わない魔法使いを目指し、魔法を使わずに出来ることならば自らの手足と知恵で解決するべきである。 魔法を使うのは人の法で全力を尽くしても最後の一歩が届かないその時に、最後の一歩を踏み越えるために行使するべきものである。 そしてその最後の一歩を踏み越える理由は優しさであり、何処かの誰かの悲哀を和らげるために魔法は振るわれるべきである。 部品 魔法についての考え 魔法とは人の世の法とも自然の法とも異なる法、故に魔法であり、人として自然に生きるのならば本来使用するべきでない力である。 部品 戦闘の回避 戦闘においては力と力のぶつかり合いになってしまう事もあり、白魔法の在り方を守るのは困難な場合も多いが、 これに対してはそもそも戦闘が発生しないように努力を行うのが白魔法使いとしての在り方である。 部品 白魔法の概要 白魔法とは世界のバランスを崩さぬ魔法である。行使する魔法が強ければそれだけ世界のバランスが崩れるため規模を最小限に抑えた魔法である。 部品 仲間との連携 また控えめな魔法を有効に使うには仲間同士の連携も重要である、これは共同で一つの魔法を使うという事でなく(それは大規模な魔法になるだろう) それぞれが分担しそれぞれの魔法で自分の役目を果たすことで控えめな魔法でも目的を達成する事が出来る。 つまりは戦場に例えれば一人が戦場の敵味方の位置と地形から1の力の適切な魔法で適切なタイミングで牽制を行い、 もう一人がその牽制を完全に生かすタイミングで1の力で攻撃を行う事で、闇雲に10の力で魔法を使うのと同等の効果を上げる事を目指す。 部品 白魔法使いとして認められるまでの期間 白魔法使い希望者は、白魔法使いとしての力を身に着け、資格を認められるまでにかかる期間は個人差があるが、概ね6年程度である。 部品 優しい心の勃興 白魔法は他者への優しさを持って振るわれるべきである。 優しさとは何かと言う事についてはいくつも答えがあるが、悲しみを知り、他者の悲しみを和らげようと行動する事も優しさの形の一つだろう。 そのためには他者の悲しみを想像し理解しようとする心が重要である。 あまりにも悲しみが多いこの世界から自らが出来る範囲で悲しみを和らげる、それが白魔法の目的の一つである。 部品 魔法の運用の工夫 魔法による世界への悪影響を抑えるためには大掛かりで強大な魔法は使わず 小規模で控えめな効果の魔法を使用する必要がある。 部品 世界知識の勉強 世界への悪影響を少なくするためには何より世界への知識が必要である。 魔法と世界の関係を正しく把握するため聯合国より星見司を招き世界についての知識を学ばせてもらっている。 同時に白魔法についても森国を中心とした聯合国の魔法使いを招き共同研究を行っている。 部品 周囲の状況把握 控えめな魔法でもって目的を達成するためには、周囲の状況を的確に把握して その場に最適な魔法を選びそれを最も効果のあるタイミングで使用する必要がある。 その場の状況とは例えば戦場の布陣であったり気温や湿度や地形だったりと多岐に渡る。 部品 白魔法の使い手への制限 白魔法の研究によって得られた力は、白魔法本来の目的でのみ使われるべき力であり 誤った使い方をされた場合に制限を設けるための研究が行なわれている。 部品 魔法の高速詠唱 控えめな魔法にも利点はある、それは大規模な魔法に比較して相対的に発動に手間が要らないという点である。 これは魔法が最も効果を発揮するタイミングに発動するには非常に有利な点である。 部品 治療魔法と流れを戻す魔法 治療や修復を得意としており、怪我はもちろん毒や呪いの除去に加えて、汚染の除去やリューンの流れのおかしい場所の修復を得意とする。 部品 非殺傷攻撃 束縛の魔法や移動阻害や行動阻害の魔法で敵を殺さずに無力化する事を得意とする。暴動などを死傷者を出さずに鎮圧してきた実績がある。 部品 探索魔法 敵や、魔法的な罠、リューンの流れのおかしい場所、隠された物等を発見する探索魔法を得意魔法の一つとしている。戦場における索敵で実績がある。 部品 エンチャント 器具への魔法の付与を得意としている。代表的なものとして白魔法使いを守るゴーレムのレオドール、魔法の発動を補助するマジカルステッキの開発や運用を行っている。ハリコゴーレム等の魔法玩具の作成にも使われている。 部品 防御魔法 敵の攻撃を防ぐ防御の魔法を得意とする、物理攻撃への防御と敵の魔法からの防御の両面に対応する。防御兵器のレオドールと連携しつつ防御魔法を展開する戦術を得意とする。 部品 なぎ払い 剣を片側から逆の方向に振り払うことによって周囲の広範囲を攻撃する技術。腕力と共に鍛えられた足腰がなければバランスを崩してしまう。 部品 素早い剣戟 日々の訓練によって剣を振る速度が上昇している。無駄のない動作から繰り出される素早い剣戟は、容易には防御されない。 部品 強撃 力をためて強力な一撃を与える。素早く相手の攻撃に対応したり移動することは難しいが、装甲が厚かったり耐久力が多いタフな相手や、動きの遅い相手には有効な攻撃である。 部品 受け流し 敵からの攻撃による衝撃を別ベクトルに向けさせることにより威力を軽減する技術。盾や武器のほか、体捌きによっても可能とされる。 部品 バックステップ 瞬時に敵との距離を取り、危険な間合いから脱出する技術。常に重心を意識することにより、咄嗟の判断で使用することができる。 部品 間合いの把握 自分と相手の攻撃可能な距離を把握する技術。間合いを把握することで自分の攻撃が命中し易くなり、防御時にも不必要な移動や回避行動を取らないで済むようになる。 部品 6年間の白兵戦闘訓練の継続 剣を使った接近戦での戦闘技術を磨きます。対象を斬る、突く攻撃の技術と相手の攻撃を剣で受ける、受け流す技術や距離感、立ち位置の訓練。怪我や病気、特別な訓練や行事の日を除いてほぼ毎日行われます。 部品 剣士訓練所での厳しい規律 部屋の掃除や消灯の時間、訓練に臨む心構え等ルールの厳守を求められる。成績の優劣、教官と訓練生、入所年度を問わず、規律違反や素行不良のものは放校含め相応の罰則が与えられる。 部品 矢落とし1000本ノックの試練 放たれた矢を剣で弾く防御の訓練。先が丸くなっているとはいえ直撃すると痛い。この訓練は1000回成功するまで毎日繰り返し行われる。 部品 戦術、武器、戦略講義(3年分) 戦場での単騎戦、集団戦の違いや剣士の運用と得手不得手を学ぶ。戦闘可能距離による相手との相性や不利な場合でいかに生き残るかの対策についての講義(実戦形式を含む)を受ける。1年毎に初級、中級、上級コースが約週2回のペースで開催される。 部品 毎年の遠足(サバイバル訓練) 毎年遠足と称して山の中を行軍する行事が開催される。少ない糧食と粗末な装備で如何に生き延びつつ目的地に向かうか。基礎体力とサバイバル技術が試される。まれに猛獣に出くわすので命がけである。 部品 日々の筋力トレーニング 剣の種類は軽い突剣から重量のある両手剣まで様々。自在に扱うための筋肉を作るために素振りや重量挙げで鍛え上げます。怪我や病気、特別な訓練や行事の日を除いてほぼ毎日行われます。 部品 地獄の走力強化訓練 この訓練期間中、剣士たちはまず高山へ連れて行かれる。高山病手前の空気の薄い高山でいつもの訓練を行うことで持久力を付ける。訓練所に戻ると今度は自重と同じ程度の重りをつけての訓練が待っている。脱落者多いが乗り越えて開放された剣士は自分の体が羽根のように軽くなっていると感じる。 部品 雪中での水行 精神力を涵養するために雪の中水にうたれる修行。身を切るほどに冷たく苦しいが、乗り越えれば苦難に負けない強い精神力が身に付くとされる。 部品 剣士養成所卒業試験 6年間の厳しい修行に耐えたものだけが受けられる試験。教官を相手に馬上試合、徒手戦闘、サバイバル訓練、一対一の立会、そして最後に面接を行い、一定の水準に達したと認められたものだけが合格できる。 部品 EV116生還記念の儀礼用短剣 A世界シーズン1イベント116「第2波」火星沖艦隊戦の戦勝記念品。Zマークがついた儀礼用短剣である。当時の戦闘参加者のみが所持できる。 部品 圧力の大きさ 刃物は一般的に研いである刃は非常に細くなっており、これを対象に当てた場合はその面積の小ささから、小さい力でも圧力は非常に大きくなる。 この力により物体は刃の両側に押し広げられる引張応力が発生し、この力に耐えられなければ対象は切り離されることになる。 部品 引き切ることの利点 刃は引いて切ることにより、対象に入る刃の角度が小さくなり、実際の刀身の厚さより薄い刃で切ったことと同じになる。 部品 概要 素手で人を相手にした場合、高度に訓練されてでもいなければ、一撃で相手を無力化することは難しい。しかし刃物であればナイフであっても、人間を一撃で行動不能にしうる。 部品 リーチが長くなる有利さ 刃物を持つことにより、腕の長さ以上、刃が届く限りまで、攻撃範囲が拡張される。しかも素手と違って刃物は命中すればそれが致命傷となる可能性があるのだ。 部品 創傷の恐ろしさ 素手で相手にダメージを与える場合、基本的には打撲傷になる。格闘の心得がない場合、常に効果的な攻撃を行うことは難しいだろう。 しかし刃物は素人が取り回した場合でも、浅く命中しても相手を出血させるし、刺突や深い斬撃では相手の内蔵を大きく損傷させ、死に直結させる。 刃物の使い手はその恐ろしさをよく把握している必要があるだろう。 部品 盾受け 盾の基本である防御のこと。広い面で体を覆うようになっている為、単純に戦闘対象に盾を向けるだけで十全に発揮する。 部品 盾打ち シールドバッシュ、またはシールドスラムとも。手に持った盾で相手を突き当てたり、叩いたりする攻撃方法のことである。 部品 矢受け 膝に矢が刺さった訳ではない。飛んできた矢をそらし受ける様を言う。多重構造になっているため、屋は刺さっても突き抜けることはあまりない。 部品 美しい輝き 盾は平板ではなく、丸みを帯びた物が多く、それ故キレイな丸みを出す時金属盾は磨かれ、光沢のある表面に変わる。 部品 栗毛馬 運搬、騎乗、放牧等用途により飼育された馬。訓練によって多重量を持っても走る事ができる。14種の毛の色の内、一般的な栗毛色をしている。 部品 人馴れ 幼い頃から人と接するようにし、人を怖がらないよう教育を施す。これによりいきなり逃げ出したり、恐怖から人を攻撃するなどの事故を防ぐ。 部品 放牧 広い放牧場へ放たれて、伸び伸びと走れる環境に置く。そうすることで放牧と共に身体的、環境適応、総力などが上がる。 部品 障害器具トレーニング 人を乗せて走れるようになったら、障害物を置いた場所を走らせ障害物を避けながら走れるかの訓練が行われる。 部品 遠方訓練 毎回遠くの場所まで走れるよう、長距離を走っていく訓練。これでスタミナを付けて長時間走れるように訓練する。 部品 鞍 ブリティッシュ方式のサドル。馬の尻尾近くまで伸びており、そこに荷物を引っかける金具が取り付けられている。 部品 鐙 鞍から左右1対を吊り下げ、騎乗時に足を引っ掛ける。ただし完全に足を深く通すのではなく、爪先を乗せるようにして使う。 部品 手綱 乗馬する際、馬とコンタクトをとるための道具の一つ。左右方向の指示や、進め止まれなどの合図を馬に与える。 部品 蹄鉄 主に馬の蹄(ひづめ)を保護するために装着される、U字型の保護具。長く移動や走る際、蹄が傷つかないようにする。 部品 荷物袋 馬の鞍に引っ掛けられる、荷物を入れる為の袋。馬がバランスを取れるように左右一つずつ最大4つまで付けることができる。 インポート用定義データ JSONデータ
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※ このページには「南京虐殺なかった派」の記事を掲載。 あった派の記事は、こちらで 南京事件 / 南京虐殺あった派 / 本多勝一 + ニュースサーチ〔南京事件〕 「南京大虐殺30万人に根拠なし」を支持した別の教師、精神科に強制的に送られる?―中国 - ニコニコニュース 「南京事件」発言の教師を擁護した女性、精神病院へ送られる。本人はSOSを求めていたとの情報も 中国(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース パンダが不整脈、威嚇射撃も…大音量の“広場舞”規制の動き 中国(西日本新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本を意図的に刺激か。北京五輪を前に中国で起きた「世論事件」 - まぐまぐニュース! 「アバランチ」悪役で話題の木幡竜、波乱万丈の人生語る 綾野剛と久々の共演 - シネマトゥデイ 中国 南京事件の犠牲者数 疑問視する発言の教師を除籍処分 - NHK NEWS WEB 「南京大虐殺公祭日」の中国で和服姿の女性、批判浴び「意識になかった」=中国メディア - ニコニコニュース 日本には道徳上、中国を上から目線で見る資格はない―露メディア (2021年12月16日) - エキサイトニュース 1937年の南京大虐殺の犠牲者の声を伝えるアイリス・チャン | フランスの最新ニュースのアンテンヌフランス - AntenneFrance ヘボン博士と南京大虐殺捏造を繋げる上海の聖書印刷所(後編) - アゴラ 外為どっとコム・南京事件追悼式典・ニューカレドニア - 日本経済新聞 重慶大爆撃の生存者が南京大虐殺犠牲者を追悼 - people.com.cn 南京事件教育、香港で強化 恐怖で泣きだす児童も - 時事通信ニュース 南京大虐殺から84年 2021年東京証言集会 ビデオが記録した被害と加害 – 人民新聞.com - 人民新聞 【正論モーニング】在日韓国人「ヘイト」訴訟控訴審判決 「配布差し止め文書」のイメージ懸念 - 産経ニュース 南京事件犠牲者の記念碑に小便、当局「きれいに洗浄した」、ネット民の怒り収まらず―中国(2021年11月1日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース 南京事件の生存者61人に―中国(2021年10月19日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース 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・南京攻略戦の全体像をとらえて読み進めることのできる図書は、次の4冊しかありません。 「水間条項」より ・南京の実相―国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった ・「南京事件」の総括(小学館文庫) ・「南京事件」日本人48人の証言(小学館文庫) ・朝日が明かす中国の嘘 ■ 大日本帝国の興亡 ■ 真実を知りたい-NO2 南京事件関連記事多数あり ■ オレは亡き伯父の言葉で南京大虐殺は無かったと確信している件 - 〔togetter-dobon7〕 / 2006・7年頃だっただろうか、オレの伯父の家に行った時、たまたまTVから南京大虐殺のことが流れた。 すると伯父が・・・ 「ワシは当時南京に居ったんぞ。そんなことがあれば必ず知れ渡る。しかし、死体の山も見たこと無いし、虐殺の噂さえも聞かんかった。あれは嘘だ!」って言った。 この頃オレは、まだ自虐史観の呪縛が解かれてなかったので混乱して詳しく聞けなかった。 その数ヶ月後伯父は他界した。 伯父がオレに嘘をつく理由がない。 オレは亡き伯父を信じる。 ☆ 南京事件-日中戦争 小さな資料集 「ゆうのページ 」より 南京事件、及び日中戦争についてのホームページです。 私の関心は、「事実は何か」ということにあります。イデオロギー的なものは極力排し、事実は事実として描く。私は本サイトを、そのようなスタンスで製作しています。 ときどき、内容をよく読まないままに、この点を誤解したコメントをいただくことがありますので、念のためにお断りしておきます。 <中国>「南京大虐殺の犠牲者30万人に根拠なし」と授業で発言した女性教師が処分されたことに、この女性教師の発言をSNSで擁護した女性・李田田さん、中国当局に拘束され精神病院に強制入院させられる =ネットの反応「本当の歴史を言うと精神病院送りか… 大変だな」 https //t.co/uiKBNFGfaM — 田舎暮しの唱悦 (@shoetsusato) December 26, 2021 🇬🇧Times紙も 「南京大虐殺は犠牲者の具体的な証拠がなく、1937年に残虐行為で30万人が死亡したという公式数字は🇨🇳の歴史小説にすぎない」 と、事実を述べた上海の中国人教師が解雇された事について報道 一気に世界に南京大虐殺がデマだと認知される可能性がありますねhttps //t.co/1wtPR126sS — mei (@mei_m298748) December 18, 2021 水島聡監督 南京の真実より YouTubeの言論弾圧によって動画が削除されました。 現存する映像からも南京虐殺など存在しない、日本軍が歓迎され、便衣兵を匿っていた欧米国際委員会(反日の組織)集計1ヵ月後25万人に人口が増加してます。 危険な地域に住民は戻ってきませんpic.twitter.com/5tLK2hCo7a — gen (@gen49774080) December 12, 2019 ■ 「南京事件は4度あった」 小名木善行 2016/07/19 HiramekiTV 中共がいう南京大虐殺は、ねつ造でしかありませんが、南京には、実際に起こった虐殺事件があります。 これは史実です。 その南京虐殺事件は、以下の4つです。 1 第一次南京事件(大正2(1913)年) 張勲軍が南京に乱入し、城内の民間人に対して 虐殺、強姦、略奪を行った事件 2 第二次南京事件(昭和2(1927)年) 国民党の国民軍が騙し討ちのような形態で南京 に入り込み、 城内で虐殺、強姦、略奪を行った事件。 3 第三次南京事件(昭和12(1937)年) 南京に陣取った国民党軍が、 日本軍がやってくるからと城内で 虐殺、強姦、略奪を行った事件。 4 第四次南京事件(昭和24(1949)年) 中共軍が南京を制圧し、資本家らを襲い虐殺、 強姦、略奪を行った事件。 【大東亜戦争】 ■ 20190820 NHKの報道が米国では「天皇が南京大虐殺を認めた」ことに【及川幸久−BREAKING−】 安っぽい朝日 NHKやマスゴミの偏向・捏造の根幹は、こういう毛糖の悪意に基づいているんですね。 kayo io 原爆さえ落としていないのに、一週間で どうしたら 20数万人もの人たちを 限られた軍隊で虐殺できるのでしょうか。 少し 考えたら わかることなのに。 米国による広島 長崎の原爆は 広島虐殺、長崎虐殺と呼ばないのですか? 東京空襲は 一般市民を焼きつくすために 特別に作られた 爆弾です。 東京虐殺とは いわないんですね mitsuyuki bando 何故 もと 長官 田島 何某は 記録書類を nhk に 渡したのか この放送局に 渡したのか 疑問です oakyard やっぱりN国党にもがんばってもらわなあかんわ。 hisa naka NHKは本当に潰すべきですね。NHKが潰せたら存在意義が無くなるので下品な政党N国も一緒に消えてもらいたい。 nzmk227 英語が堪能な方は米国に真実の拡散お願いします。 もっと英語を勉強しておけば良かった…orz さやか海風 NHK 何も変わってないやん😞陰暴論プンプン、ウォールストリートジャーナルて、アメリカでは左派の民主党、傾では無かったですかね。日本いつまでも、有りもしないこと、言われ放題。⤵それもこれも❗日本政府が何の抗議もしてこなかったからだ❗。国難だよ。 8 ニート大兄 日本には反日日本人が多すぎて嫌になりますね… ■ 駐ドイツ東郷茂徳大使、南京占領の前段階で50万虐殺を自慢 「逝きし世の面影(2019年02月03日 )」より / 『長年隠蔽していたのに、歴史的事実を次々と暴露するアメリカと日本の対米従属命の官僚組織』 唐突にNASAが『月の石は地球の石だった』と発表したり、長年続いていた日本の厚労省インチキ統計の暴露とか安倍晋三が『北方領土返還』を封印、日露平和路線に転換するなど50年間も言い続けていた嘘八百を修正する歴史的なレジームチェンジが、世界的規模で密かに進行中なのである。(これがアメリカ発の歴史の根本を変える世界的レジームチェンジなら、『月の石は地球の石』程度の驚天動地の暴露話が今後も連続して起きると思われる) 『南京大虐殺の犠牲者は「50万人」以上——アメリカ公文書「RG59-793.94/11631」が従来説を大きく覆す』 2019.02.03 論壇net https //rondan.net/14635 (※mono....中ほど大幅に略、詳細はサイト記事で) / 犠牲者数は最大70~80万人近くまで (※mono....詳細は略) アメリカ外交関係公文書「RG59-793.94/11631」 (※mono....詳細は略) 【追記1】原文の発掘 (※mono....詳細は略) 【追記2】更なる公文書の発見 『南京大虐殺のさなか、アメリカから「やめろ」と抗議を受けた公文書「393.115/128」が発掘される 』2019.02.03 論壇net. https //rondan.net/?s=%E5%8D%97%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E8%99%90%E6%AE%BA%E3%81%AE%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%80%81%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8C%E3%82%84%E3%82%81%E3%82%8D%E3%80%8D%E3%81%A8%E6%8A%97%E8%AD%B0%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%9F%E5%85%AC%E6%96%87%E6%9B%B8%E3%80%8C393.115%2F128%E3%80%8D%E3%81%8C%E7%99%BA%E6%8E%98%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B+ (※mono....詳細は略) アメリカからの抗議に対応を約束する原田少将 (※mono....詳細は略) 日本側の証言とも一致 (※mono....詳細は略) 日本としては『ぬるま湯』で心地よかった『今までの「」が、とうとう終わってしまったらしい』 ★注、 アメリカ(トランプ大統領)はベトナム中部のダナンでの2回目の米朝首脳会談を決定したが、日本国としては都合が良い今までの『朝鮮戦争休戦レジーム』では身内として大目に見ていた(数々の悪事を『お目こぼし』していた)日本の極右国粋主義(安倍晋三)に対する態度を君子豹変。今後は『靖国史観』(歴史酒精主義)はファシズムとして断固取り締まる決意をした可能性がある。護憲左派としては嬉しさ半分。怖ろしさが半分。 ■ 音を立てて崩れ始めた「南京大虐殺」の嘘 - 虚構が生き残る道は中国の政治的主張のみに 「JB-press(2019.1.22)」より / 習近平国家主席は就任後に日本糾弾のための国家記念日を3つ設定した。 中でも南京事件を一段と強調し、12月13日を「『南京事件』国家哀悼日」としたのをはじめ、南京大虐殺記念館は約1年かけて、10年ぶりの大幅な見直しを行い、2017年12月にオープンした。 強弁で「写真撤去」も隠蔽 最初のリニューアル(2006~07年)では、1985年のオープン時から日本の研究者らが南京事件と無関係であると指摘していた「連行される慰安婦たち」「置き去りにされ泣く赤ん坊」など3枚の写真が撤去された。 リニューアル・オープン直後の2008年1月、犠牲者30万人の表記は旧日本軍の「非人道性」を強調しているとして、上海の日本総領事館総領事が日本政府の「問題意識」を南京市幹部らに伝え、見直しを求める申し入れを行う。 それから11か月後、「産経新聞」(2008年12月17日・18日付)が『中国の日本軍』(本多勝一著)や『ザ・レイプ・オブ・南京』(アイリス・チャン著)などで日本の残虐行為として紹介され、国内外で誤用されてきた3枚の写真の撤去を確認したことに触れている。 また、「日本の外務省は史実に反すると日本の学問状況を非公式に中国へ伝えていた。問題写真の撤去は、こうした外交努力の成果といえる」と主張する。 朱成山館長は翌19日、次のように反論したという。 (※mono....中ほど略) / 南京大虐殺の目撃者に仕立てたつもりが・・・ 2015年10月20日、エリザベス女王は習近平国家主席を主賓として迎えた晩餐会を主催した。席上に添えられたのは1本30万円もする仏ボルドー産の高級ワインの「シャトー・オー・ブリオン1989年」だったという。 1989年は民主化を求める学生を中国当局が武力で鎮圧し、多数の死傷者を出した天安門事件があった年で、中国が最も触れたくない年のはず。 1989年ワインは暗喩の皮肉か、かけ値なしのおもてなしか? ワインはともかくとして、習主席が女王の前で話したのは中国が独豪などと合作した映画で描かれたジョージ・ホッグ記者の話しである。 記者は赤十字職員と偽って南京に入城し、南京虐殺の現場を撮影したところ、日本兵に見つかり処刑される寸前に中国共産党の軍人に助けられるというストーリだという。 (※mono....中ほど略) / ホッグは上海、漢口に滞在しているが、南京に入っておらず、しかも上海入国自体が、日本の南京占領(37年12月13日~38年1月13日)が終わった後であることが評伝から明確である。 念のために評伝作家のジェームス・マクマナス氏に岡部伸・産経新聞ロンドン支局長がインタビューして確認したところによると、孤児を連れてシルクロードを横断した長征は真実だが、「南京事件を目撃したことは映画の脚色」であることをすんなり認めたという(「エリザベス女王の面前で― 詐話師・習近平がまた大ボラ」、『WiLL』2016年11月号所収)。 (※mono....中略) / いよいよ本多氏の時代も終わりか 今回のリ・リニューアルでは、驚くなかれ「南京大虐殺の史実を世界に周知させた」貢献で顕彰され、当人の顔写真や著書『南京への道』『裁かれた南京大虐殺』、中国取材に使用したペンやノート類が展示されていた本多勝一記者の写真と資料が撤去されたという。 他方で、同記念館で「国家哀悼日」に指定する演説をした2014年12月13日の習近平国家主席の大きな写真パネルが展示された。 以前の主席には確認されていなかったことで、いよいよ「大虐殺記念館」の政治性を強く押し出さざるを得なくなってきたのではないだろうか。 中国国営の新華社通信は今回のリニューアルについて、展示内容のみで建物に変更はないと伝え、また展示入れ替えで、写真は約3分の2(約2000枚)、物品類は約3分の1(約900点)に絞り、「史実の新たな証拠を集めた」と評しているそうである。 ここにも中国一流の言い回しが見られる。 「史実の充実を図った」ではなく、「史実の新たな証拠を集めた」というならば、写真を約1000枚、物品類を約2000点減らしたことをどう解釈すればいいのだろうか。 筆者には本多氏らが南京大虐殺に関わるものとして掲載してきた「多くの写真や物品類」が、他の場所のものであったり、捏造され、あるいはキャプションのつけ替えであったりしたことが判明し、収拾できなくなったので削除したとしか思えない。 南京大虐殺の周知貢献で顕彰された本多氏らの写真と資料が展示から外されたということは、「南京大虐殺」を支えてきた「動かぬ証拠」としての写真(や資料)という土台の一角が「揺らぎ始めた」ということではないだろうか。 (※mono....以下略、詳細はサイト記事で。副題のみ転記) 写真検証の驚くべき結果 南京大虐殺はどのように広まったか 現場にいた前田記者が大虐殺を否定 河村たかし名古屋市長の真摯な問いかけ 当初中国は、南京市民30万人が日本軍によって虐殺されたと主張していたが、2018年6月24日に福田康夫元首相が訪問した際、館長は30万人という数字は南京に至るまで日本軍が戦争しながら殺害した人を含めた数字であり、南京市内にいなかった人を含む数字であると説明したとされる。 他方で、昨年のリ・リニューアルでは世界に流布する原動力ともなってきた本多氏やアイリス・チャンの関係資料が削除されたという。 これらは、「南京大虐殺」に大きな地殻変動が起き始めたことを意味するのではないだろうか。 いよいよ、「南京大虐殺」の虚構が崩壊し始めたことを物語るものかもしれない。 ■ 南京事件は支那のインチキ 「二階堂ドットコム(2018/12/23 11 30)」より / 水間さんが一次資料で完全証明。 ーーー ☆■ 完結「南京事件」--日米中歴史戦に終止符を打つ 「水間政憲[Amazon]」より / (※mono....以下レビューから二つのコメントを紹介) 「温泉大好き」さんのレビュー 5つ星のうち5.0《再掲》いずれ遠からず、噓を流布する連中の化けの皮が剝がされる時が来る。 2018年10月26日 形式 単行本Amazonで購入 東京を初めとする日本の主要な都市への空襲攻撃を行い、さらには広島と長崎に原爆を投下し、丸腰の民間人を殺戮の対象とするというあからさまな国際法違反で戦争に勝ったに過ぎない天下の卑怯者国家アメリカが(何度も書くが、反則技で勝ったことは勝ったことにならない)、戦後、東京裁判というお遊戯会で、自らの罪を葬り、日本に謂れのない罪を着せる目的で持ち出したのが始まりである南京大虐殺という根も葉もない作り話が作り話である所以を、当時撮影された数々の写真と新聞報道によって証そうとする本。内容的には、PHP研究所から出版された『一目でわかる』シリーズの南京に関する記述を1冊にまとめたものと言えるが、その後発掘された貴重な資料も掲載され、今なお多くの日本人が何とはなしに信じ込まされている虚構を完膚なきまでに粉砕せんとする著者の意気込みが伝わって来る。残念ながら、本書も、前後で文法的な撞着を起こした文章が散見されるという、著者の本で以前から見られた通弊からは免れていないものの、本書を読んでもなお、南京大虐殺があったという思い込みを捨てられないという人は、よもや1人もいないであろう。 + 続き 押しなべて、保守派には真面目な人が多いので、『一般に流布している通説は誤りである!』『これこそが真実の歴史だ!』とただ真正面から主張しようと努めがちであるが、ここではむしろ、『こういう噓を日本人に信じ込ませようとするアメリカ人とは、どういう国民なのか。』『こういう噓に跳び付いて、「奇貨居(お)くべし」とばかりに日本非難に利用しようと画策する中国共産党政府の心理とは何なのか。』という点に思いを致すことこそが重要である。 戦後を生きる日本人の99%は、『アメリカ人とは、如何に邪悪で狡猾で傲慢不遜な国民であるか。』という事実を知らない。それは、日本が独立を回復して60年以上も経過した今日至るまで、アメリカはマス・メディアを通じて情報操作を継続し、日本人にアメリカに対して何とはなしに好意や敬意を懐かせるような報道を流させ続けて来たためである。要はあの国は、自らが悪い立場に立たされないようにするために一国の人間をこれほどまでに大々的に騙し続けることを恬として恥じないという、日本人にはおよそ想像も付かないまでに悪辣な人間どもの集まりなのである。『アメリカは「正義の国」であり、アメリカのすることは常に正しく立派である。』と思い込まされている日本人は、アメリカで犯罪に捲き込まれても、人種差別的な扱いを受けても、それでもなお、『アメリカは優れた国だ。偉大な国だ。』という思い込みを捨てずにいる。いい加減、『どうやら、俺のアメリカに対する認識は、根本的に間違っていたようだ。』という大きな事実に目を醒ましたらどうなのだ。 一方、アメリカが拵えた噓に乗っかって、これを最大限日本非難の材料に仕立て上げようとする中国政府の思惑はどこにあるのか。彼らには、『「日中戦争」などという戦争はなく、日本軍は国民党軍が荒らし廻る中国大陸の秩序回復に努めていただけであり、しかも、共産党軍は日本軍とは1度もまともに戦ったことはなく、ただ匪賊としてゲリラ戦を繰り返していただけだという不都合な事実を暴かれたらどうしよう。』という疑心暗鬼があり、その裏返しとしてああしてどこまでも虚勢を張らずにいられないのである。日本人は、事実無根で他者を非難するということを決してしないので、あの国の政府が日本を非難する声明を出すと、それが事実なのだろうという前提で受け留めるが、彼らは、自分たちの主張は何から何まで空疎な噓であるということを百も承知の上でああして大声で喚いているに過ぎないのである。あの国の人間が、如何に日本人の足許にも及ばないかがお解りだろう。 そして、日本国内には、アメリカが生み、中国が育てた大噓を盛んに吹聴し、祖国を貶めることに邁進する、反日左翼と呼ばれる一派が存在する。彼らは1人の例外もなく、自分自身を愛せず、日本という国を愛せず、自分が日本人であるという事実を愛せない、世にも憐れな人間どもであり、その口惜(くや)しさと鬱憤を晴らすべく、噓の拡散に突き進んでいるのである。こんなことを通じて歪んだ喜びを見出すことによってしか日頃の欲求不満を解消することが出来ずにいるとは、何という寂しい人たちであろうか。さらに言うと、日本のマス・メディアは、こういう反日左翼と在日に乗っ取られており、しかも、先述の通り、アメリカによる壮大な作り話に支配されているため、そこには「フェイク・ニュース」が溢れている。メディアの情報に触れている限り、いつまで経っても本当の歴史を洞察することが出来ない所以がここにある。 とは言え、わたくしは、今後の展開については、さほど悲観していない。それは、一昔前までのような、メディアさえ掌握すれば人々を特定の情報に囲い込むことが出来るという時代が過ぎ去ったことで、ネット上の情報や、本書のような良書を通じ、メディアが流布し続けて来た情報の噓が明らかになれば、いずれはメディアの報道など誰も見向きもしなくなるはずだ、という展望を思い描いているからである。メディアがやりたい放題が出来るのも精々今のうちだけであり、彼らがそんなことに力を入れれば入れるほど、彼らはその余命を縮めるだけである。 「シェンムー3を待つ者」さんのレビュー 5つ星のうち5.0一次資料に基づく南京大虐殺検証本でこれ以上のものは出版できないでしょう。 2017年8月27日 形式 単行本 アマゾンではなく、地元の紀伊國屋書店で購入しました。 所謂『南京事件(南京大虐殺)』とは 支那事変に於いて昭和12年の12月13日から6週間に亘って 日本軍が中国人を30万人殺したと国内外から言われているものです。 虐殺したと主張する人(肯定派)と虐殺していないと主張する人(否定派)がいます。 本書は否定派の内容です。 肯定派で知名度が高い人は、 朝日新聞記者であった本田勝一氏、 小説家の村上春樹氏、 ジャーナリストの清水潔氏がいらっしゃいます。 本書は、それら肯定派の立つ瀬が無くなるかのように完璧に歴史検証をしています。 なぜなら、本書の『はじめに』にも記載されていますが、 『法と証拠』に基づいて、 南京攻略戦当時の国際連盟議事録を一級資料、 公的資料を一次資料、 新聞雑誌報道を二次資料、 報道写真の原理原則を充たしている写真を一次資料として検証しているからです。 + 続き 同じく『はじめに』に記載されていますが、 本田勝一氏の『中国の旅』や 清水潔氏の『「南京事件」を調査せよ』には、 報道写真の原理原則(だれが、いつ、どこで撮影)を充たした写真が一枚もありません。 正式な定義は知りませんが、 その原理原則は、信憑性の担保の為でしょう。 証言もそうです。 その期間、その場所にその人が居たという前提があって初めて その証言に信憑性が生まれます。 ですので、日本軍の元兵隊と名乗った人の証言としても 所属部隊名を明かさない場合は証拠にすらならないわけです。 例えを書くと、 Aという場所で、Bという時間帯に殺人事件が起きたとして警察が犯人探しを始めたとします。 その時、自称目撃者が現れて『私はその時、その場所にいなかったけど犯人を見ました』と 証言したとしたら警察が信用すると思いますか? しませんね。 そういうことです。 ですから、 証拠と扱えるものは、前述した資料のみとなります。 その期間、その場所に居た(現認した)人の証言、記事、写真、記録ですね。 何も知らない人は驚くと思いますが、肯定派の人は 証拠と扱える根拠は何一つ持っていません。 上記のことを頭に入れて 本田勝一氏や清水潔氏の著書と 本書を読み比べてみてください。 笑ってしまうくらい歴史とはなんなのか?検証とはなんなのかが痛いほど分かると思います。 推測で報道するなよ、推測で物を書くなよと怒りも湧いてくると思います。 村上春樹氏の『騎士団長殺し』に日本軍は中国人を40万人殺したと 書いていますが、村上春樹ファンの方も読み比べてみてください。 歴史をなーんにも知らないんだなと分かりますよ。 貴方方は、アメリカや中国からいくら貰っているんですか?とすら思います。 歴史というのは地に足がついたもので、空想でできあがるものではないということが分かります。 本書を読めば私が上記したことが頭に入ってきますので 読んでくださいとだけ言っておしまいとしますが、 興味を持ってもらうために概念が生まれた理由だけ紹介します。 南京大虐殺という概念が生まれたのは、 第二次世界大戦に於いてアメリカが無差別爆撃や原爆投下に依って 民間の日本人を大量虐殺(ホロコースト)してしまったので アメリカは悪くないと目をそらしたかったことから 占領中にラジオ番組『眞相箱』で単語を造語して日本人を洗脳したからです。 昭和21年放送開始の番組で、 昭和12年の出来事を捏造(無かったものをあった)としたわけです。 ですから、 南京大虐殺を肯定する方々は、 アメリカの日本人大量虐殺を肯定して喜んでいると言えます。 それくらい、歴史の検証というのは重いことです。 私が気付いた誤植を挙げたいと思います。 63ページの上段1行目に、東日本大震災を襲った、とありますが 東日本を襲った、と表現したいのだと思います。 それから、著者紹介の文章に 2007年から連載した『朝日新聞 朝鮮版 の研究は』、とありますが 2009年から、の間違いです。 それから、誤植では無いのですが著者がブログで田中正明氏から彫っていただいた 落款を押して出版できると記述していたのですが、どこにも見当たりません。 私が物事を知らないだけなのか恥を晒すことを承知で書きますと 落款とは書籍内のどこかに押すものではないのでしょうか? それとも、著者と出版社のやり取りで署名か何かの際にその落款を使用することを言うのでしょうか? 最後になりますが、 南京大虐殺に関して、決着をつけるために資料探しに人生を費やした 田中正明氏、阿羅健一氏、水間政憲氏(著者)に感謝致します。 【鈴木史朗】 ■ 鈴木史郎(※mono....ママ)さん、ありがとう!お疲れ様! 「旗本退屈女のスクラップブック。(2018-12-19 16 29 28)」より / 元TBSの鈴木史朗アナウンサー 「北京と天津に7年間いましたが、日本人からも中国人からも南京事件の話は聞いた事がない」 「日本兵は清潔好きなので、蚤、虱、南京虫が移ってしまうので、女性に乱暴するということは全く無かったと考えて良いと思う」 https //twitter.com/Jon2hz7wo5iQ/status/1073795603157532673 チャンネル写楽TV @Jon2hz7wo5iQ 南京戦の真実を追求する会 第九回講演会 元TBSアナウンサーの鈴木史朗さん #南京事件 #南京戦 #鈴木史朗 #阿羅健一 (動画) 13 23 - 2018年12月15日 (※mono....中ほど略、詳細はサイト記事で) / 一般市民の殺害等については、当時南京で取材していた朝日新聞など多くの新聞社や通信社の記者やカメラマンたちが「虐殺は0件」(0人)、「市民殺害なんて1件も有りえない」、「戦後言われていることは全部ウソ」だと断言している! 東京朝日新聞・橋本登美三郎上海支局長の証言 「南京での事件ねえ。 私は全然聞いてない。 もしあれば、記者の間で話に出てるはずだ。 記者は少しでも話題になりそうな事は話をするし、それが仕事だからね。 噂としても聞いた事もない。 朝日新聞は現地で座談会もやっているが、あったのなら、露骨ではないにしても抵抗があったとかそんな話が出るはずだが。 南京事件はなかったんだろう。」 ■ きちんと学ぼう南京事件 「たびたび旅のブログ(2018年12月12日)」より / 小名木善行さんが解説する「南京事件は4度あった」はとても参考になります。 中国側が例えば「日本軍は婦女子を〇姦した後、陰〇に棒を突っ込んで腹を切り裂いた。」というような表現をした時に、日本人ならそのような殺し方はしないと考えるのが日本人としては自然だと思う。 <動画の紹介文> 中共がいう南京大虐殺は、ねつ造でしかありませんが、南京には、実際に起こった虐殺事件があります。 これは史実です。 その南京虐殺事件は、以下の4つです。 (※mono....中略、詳細はサイト記事で) 同盟通信・前田雄二記者の証言 「虐殺とは戦争に関係ない住民や婦女子をむげに殺害することだろう。 ところが殺されなければならない住民婦女子は(難民区)内にあって、日本の警備司令部によって保護されていた。 私の所属していた同盟通信の旧支局はその中にあった。 入城四日目には私たちは全員この支局に居を移し、ここに寝泊まりして取材活動をしていた。 つまり難民区内が私たちの生活圏内で、すでに商店が店を開き、露天商や大道芸人まで出て、日常生活が回復していた。 この地区の情報はちくいち私たちの耳目に入っていたのだ。 こういう中で、万はおろか、千、百、あるいは十をもって数えるほどの虐殺など行われようはずがない。 もしあれば、私たちが見逃すはずがない」 (※mono....以下略、詳細はサイト記事で) ■ カナダ州議会、「南京大虐殺記念日」制定の動き 「DEEPLY JAPAN(2017.8.21)」より / 春先から出ていた話だと思うが、それに対して自民党の有志がオンタリオ州議会に意見書を送付したというのでニュースになったのかな。 南京大虐殺巡りカナダ州議会に意見書 自民有志14人 blanklink プラグインエラー URLかページ名を入力してください。{http //www.nikkei.com/article/DGXLASFS20H15_Q7A820C1000000/] 衛藤征士郎元衆院副議長ら自民党の有志議員14人が、カナダ東部オンタリオ州で「南京大虐殺記念日」を制定する動きがあるとして、州議会に「関係国間で好ましくない論争を引き起こす可能性がある」と懸念を伝える意見書を送付した。党関係者が20日、明らかにした。 今年は1937年に南京戦があってから80周年と区切りがいい年なので提案されていたんでしょう。 China welcomes Canadian province s Nanjing Massacre Commemorative Day bill blanklink プラグインエラー URLかページ名を入力してください。{http //news.xinhuanet.com/english/2017-08/21/c_136543288.htm] 9月になったら議会が開かれるのでそこが焦点らしい。 旧日本軍が南京を占領した12月13日を「南京大虐殺記念日」と定める法案が州議会に提出された。中国系の議員が提案した。外交筋によると、9月からの州議会で法案を審議する可能性があるという。有志議員側は「放置しておくと、歴史問題を巡る新たな火種になる」(党中堅)として、外務省にも対応を求めている。 しかし、有志の議員の筆頭格に親台派で有名な衛藤征士郎氏とか、衛藤晟一氏とかかなりコアな日本会議っぽい人たちが出てくるって、何か、自ら問題を複雑にしてる気がする。 さらにいえば、そもそも、南京虐殺は「なかった」とかいう極端なことを政治主張みたいにする過去20年ぐらいの動きがなかったら、こんな記念日制定などという話にもなっていないようにも思う。 この問題は、そこはかとなく皇族を庇っているようなところがあるから、昔の人たちが責任をかぶって曖昧にしつつそれでよしにしたことを、後のバカ者がひっかきまわした事件とも言えると思う。だからこの点からも問題を複雑にしたといえるでしょうし、それが最終的には日本へのダメージになりそうな気配もなくはないなぁとかも思う。 (※mono....以下略、詳細はブログ記事で) 【村上春樹】 ■ 村上春樹を不買運動しよう!「騎士団長殺し」で南京虐殺を宣伝、ステマ!繰り返す反日言動を許すな 「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現(2017.2.28)」より (※mono....本文をいくらか編集して転記します。詳細はブログ記事で確認を。) / 村上春樹の『騎士団長殺し』は南京大虐殺をステマ(宣伝)する反日小説! 不買運動をしよう! 村上春樹氏の新刊『騎士団長殺し』の中に、「日本軍は南京で大虐殺をした」という文章があるらしい。これでまた彼の本は中国でベストセラーになるね。 中国は日本の誇る大作家も「南京大虐殺」を認めているということを世界に広めるためにも、村上氏にノーベル賞を取らせようと応援するかもしれない。 — 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2017年2月25日 <>そうです。いわゆる南京虐殺事件です。日本軍が激しい戦闘の末に南京市内を占拠し、そこで大量の殺人がおこなわれました。戦闘に関連した殺人があり、戦闘が終わったあとの殺人がありました。 「戦闘に関連した殺人」って、普通は戦争の戦闘で敵兵を殺すことをいちいち「殺人」などとは呼ばない。 <>日本軍には捕虜を管理する余裕がなかったので、降伏した兵隊や市民の大方を殺害してしまいました。 ふざけんな! いい加減なことを言ってんじゃないよ! 「降伏した兵隊や市民の大方を殺害してしまいました。」というのは、明らかに事実と異なり、悪質な捏造だ! まず、「市民の大方を殺害してしまった」という事実は全くない! 市民(一般人)の虐殺についてはゼロで間違いない!(後述) 次に、「降伏した兵隊の大方を殺害してしまった」というのも真実とは異なる。 確かに南京では降伏した支那軍将兵の数が多過ぎたこともあり、降伏した大量の支那兵が暴動を起こした際に合法的に殺害した「幕府山事件」はあった! しかし、幕府山事件は、降伏した支那兵どもが暴れ出したために、日本軍はやむを得ず殺害したわけであり、日本軍の正当防衛、あるいは戦闘再開(延長)となる合法的な出来事だった。 したがって、「降伏した支那兵の不法殺害」についても無かったに等しい。 敵兵の不法殺害については、あったとしても最大で数百人程度であり、村上春樹の小説の中の「降伏した兵隊や市民の大方を殺害してしまいました。」という台詞は事実とあまりにもかけ離れている! 南京戦に参加した畝本正己は、資料、証言を更に整理し検討し、【昭和63年=1988年】に発行した『南京戦史』(偕行社)で、撃滅・処断推定約1万6千人、うち不法殺害の可能性があるのは歩66第1大隊の捕虜処断最大約8百人の一例のみとの結論を出している。 つまり、「捕虜の不法殺害」の犠牲者は、0人~800人というのが結論だ。 「捕虜の不法殺害」について議論となるのは概ね「幕府山事件」のことだが、この「幕府山事件」というのは上述したとおり捕虜が暴動を起こしたことに対する鎮圧だから「捕虜の不法殺害」には該当しない。 「幕府山事件」については『「南京大虐殺」はWGIPのメインテーマです』と題された次のサイトの中で非常に詳しく説明されている。 ごく一部だけ抜粋し、以下に掲載する。 (※mono....以下略、詳細はブログ記事で) ■ 日本人が、いつまでも黙っていると思うな 「井沢満ブログ(2017.2.6)」より (※mono....前半略) / そのことの是非はとりあえす置いておくとして、「自国、自国民ファースト」が世界の潮流の一つになりつつあるようです。潮目の変化を奇貨として、日本は立ち上げればよろしい。 何か世界の流れが変わりつつあるこれを機に、日本人も立ち上がろうではありませんか。 南京大虐殺なんか、ありゃしないのです。戦争だからむろん、かなりの個々的事実はあったでしょう。だが、喧伝されているごとき「大虐殺」はありません。 慰安婦と同様、大虐殺も思想的変態である日本人がいい始めるまで、韓国も中国も、一言だって触れてもいません。 桜井さんの獅子吼のごとく「人口20万人の南京で、どうやって30万人を殺せるんだ」です。 日数と当時の日本兵の数とで割ってみても、日本軍が30万人を手で殺せるわけもないのです。 当時の南京の人口は90万 、うち逃げたのが70万。 だから日本軍が入城した時の人口は20万だったわけです。 1937年12月 20万人 1938年1月 25万人 同3月 27万7千人 同8月 31万人 同12月 44万人 逃げていた市民たちが、日本軍が残虐ではないことを知るに連れ、戻って来ているではありませんか。こうして淡々と事実を見ていけばよろしいのです。 (※mono....数行略) 日本兵と南京市民の和気あいあいたる画像は、たくさん残されています。 とりわけ、日本兵が子供を可愛がっている写真が多いのです。 きっと、故郷に残してきた我が子の姿を重ねてのことでしょう。 日本人はそういう心の持ち主です。(例外はいます) 日本軍による南京占領5日目の写真 「大虐殺」とやらの痕跡もなく、 この後、続々と市民は南京に帰って来ています。 倒されていた孫文の銅像に敬意を表し、青天白日旗をかけてあげる日本兵隊たち。 中国人無名戦士たちの碑に、最敬礼する日本の兵士たち。 これら心優しく直き日本人たちが、なんで30万人もの罪もない人々を殺しますか!! 日本人よ、もう黙っていてはいけない。立ち上がろう、大声で真実を語ろうではありませんか。 以下のサイトさんが、南京大虐殺の嘘についてきちんとまとめてくださっているように思います。 http //hakkou-ichiu.com/post-2586/ (※mono....以下略、詳細はブログ記事で) ■ 習近平が英国でついた南京事件の嘘がバレた! 「反日勢力を斬る(2016.8.31)」より / 産経新聞が捏造を暴く 南京大逆殺事件は事実ではないが、日本人が中国共産党に虐殺された通州事件は紛れも無い事実である。 「通州事件(つうしゅうじけん)とは、1937年(昭和12年)7月29日に中国の通州(現:北京市通州区)において冀東防共自治政府保安隊(中国人部隊)が日本軍の通州守備隊・通州特務機関及び日本人居留民を襲撃した事件。通州守備隊は包囲下に置かれ、通州特務機関は壊滅し、猟奇的な殺害、処刑が行われた。通州虐殺事件とも」(ウィキペディア) 残虐な中国人が日本人対して行った「猟奇的な殺害、処刑」は中国の伝統だが、それを大東亜戦争で日本軍が行ったとすり替えた「意図的な捏造」はその後も跡を絶たない。 夏になるといつも取り上げられる漫画「はだしのゲン」に出てくる日本軍の残虐行為などは中国軍の行為そのものである。 習近平は南シナ海の島々(実は島ではない)を埋め立てて人工島を造って中国の領土だとし、それをオランダ・ハーグの仲裁裁判所に否定されると、「あれは紙くずだ」と嘯き、今度は転じて東シナ海に漁民を装う「海上民兵」を乗せた何百もの漁船とそれを警護する火器を搭載した公船を繰り出したが、今度はイギリスで嘘をついていたことが判明した。 昨年、習近平が訪英した際に南京事件の日本軍の残虐行為を報道した英国人を賞賛したが、産経新聞が調べたところ、その記者の署名記事も在職記録もなかった事が分かったという。 今朝の産経新聞が一面トップで伝えた。 ⇒産経ニュース(2016/6/31) 【歴史戦】習近平氏が「日本の暴行暴いた」と称賛した英国人記者「南京事件」の現場に居合せず 在職記録もなし 【ロンドン=岡部伸】中国の習近平国家主席が昨年10月に訪英した際、第二次大戦で「侵略者日本の残虐行為を暴いた」と称賛した英国人記者が、所属していたとされる英新聞社に在職記録はなく、中国側が「日本の残虐行為だ」と主張する「南京事件」の現場にもいなかったことが30日までに明らかになった。 { (※mono.--中略)} しかし、映画の原作となった『オーシャン・デビル』を執筆した英タイムズ紙記者のジェームズ・マクマナス氏は、「ホッグ氏の中国入りは1938年2月で、彼は南京に行っていない。映画は脚色され、事実ではない」と証言した。 中国側が主張する「南京事件」は日本軍が南京を占領した37年12月13日から6週間程度。2月に上海入りしたホッグ氏が目撃するのは不可能だったというわけだ。 ホッグ氏は大学卒業後、英紙マンチェスター・ガーディアンやAP通信の記者を務めたとされている。ところが、産経新聞が後継紙である英紙ガーディアンに問い合わせたところ、ホッグ氏の署名記事はもちろん、在職記録もなかった。 AP通信やUPI通信には署名記事はあったが、紀行文などで、「日本軍の虐殺行為を暴いた」という署名記事は見つからなかった。(以下略) 歴史を捏造し、日本の国際的な名誉を貶めようとる習近平に負けてはならない。 過去の事実を正そうとするとパヨクは「歴史修正主義者」だと批判するが負けてはならない。 「反知性主義」も同様である。 それらのレッテルは全てパヨクにそのまま貼ればいい。 ■ NHK「女性や子どもを含む多くの中国人を殺害する南京事件を起こし…」Eテレ:高校講座:日本史 「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現(2016.2.7)」より / NHK「高校講座」日本史「女性や子どもを含む多くの中国人を殺害する南京事件を起こし、諸外国からも非難を浴びました。」 http //www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/nihonshi/archive/chapter036.html NHKK 高校講座HOME 日本史 第36回 第4章 近代国家の形成と国民文化の発展 日中戦争 今回の学習 NHK「女性や子どもを含む多くの中国人を殺害する南京事件を起こし…」Eテレ:高校講座:日本史 ■動画あり■ http //www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/nihonshi/archive/chapter036.html 日中戦争 1931年、南満州鉄道の線路の爆破をきっかけに満州事変が勃発します。さらに1937年には北京郊外の盧溝橋で日中両軍が衝突したことにより、日中戦争が始まります。いずれも政府の不拡大方針にもかかわらず、軍主導で戦線が拡大しました。この時期、日本では軍部が発言力を高め、影響力を強めていました。それはなぜだったのでしょうか? 1930年代に頻発したテロやクーデター計画、また当時の経済状況に注意しながら考えていきましょう。 日本史監修:創価大学教授 季武 嘉也 (※mono.--中略、詳細はブログ記事で) / 約20分間の番組動画を全て見たが、ツッコミどころ満載だ! 限がないので、今回は1937年12月の南京陥落と翌1月までの和平交渉失敗の部分だけを取り上げる。 まず、NHKは、「日本軍は、大部隊を送り込み、国民政府の首都、南京を占領しました。 この際、女性や子どもを含む多くの中国人を殺害する南京事件を起こし、~」と述べているが、事実に反する。 アホな日本政府でさえ、公式見解は「非戦闘員の殺害や略奪行為があったことは否定できない」という表現にとどめている。(詳細記事) 平成27年10月13日、菅官房長官:ユネスコ分担金、停止・削減を「検討」 「非戦闘員の殺害、略奪行為があったことは否定できないが(犠牲者)数の断定は困難との立場だ」 このように、日本政府でさえ、全く根拠はないものの、公式見解としては「非戦闘員の殺害や略奪行為があったことは否定できない」という表現にとどめている 「女性や子どもを含む多くの中国人を殺害する南京事件を起こし、諸外国からも非難を浴びました。」などという表現は使用していない。 事実関係を正しく述べると、日本軍が南京で女性や子供を殺害した事実は一切ない! また、NHKは「…南京事件を起こし、諸外国からも非難を浴びました。」とも放送したが、そのような事実もない。 NHK「高校講座:日本史」は、いったい何のことについて「諸外国からも非難を浴びました。」などと述べているのか?! 当時、アメリカでは一部、日本軍による南京市民殺害について報道した新聞記事があった。 南京に居た支那国民党の顧問(工作員)であるベイツからメモを渡されたダーディン記者とスティール記者が書いた記事だ。(詳細記事1、詳細記事2) しかし、1930年代当時、支那事変が始まる何年も前の1930年頃からアメリカの新聞は日本人や日本軍の蛮行について出鱈目記事を書くことが日常的となっていたため、南京戦があった1937年12月頃にはそのような記事は特段問題視されることはなく、事実上無視されていた。 当時のアメリカの新聞が日常的に出鱈目な反日記事を書いていたことについては、アメリカの外交官だったラルフ・タウンゼントが1933年に書いた本に、次のとおり述べている。 (※mono.--中略、詳細はブログ記事で) / ●南京大虐殺完全否定のまとめ 日本軍による南京市民虐殺はなかった(0人)。 まず、南京市民の大半は、日本軍が南京を陥落させた1937年12月13日以前に南京を脱出して日本軍が占領した上海などに避難していた。 南京に残った約20万人の南京市民も全員が安全区に避難し、安全区以外の南京城内に善良な市民は誰一人として居なかった。 南京城内の安全区以外には誰も居なかったのだから、そこで虐殺など起こるわけがない。 次に、南京に残った全市民が集められていた安全区内の状況だが、12月13日に日本軍が南京を陥落させる前と比べ、日本軍占領後の南京安全区の人口は増加した。 日本軍が占領した上海などに避難していた南京市民が徐々に戻って来たのだ。 陥落から何日か経ち、安全区内で日本軍による約10件の強姦事件や同程度の掠奪事件が発生したが、これら事件は、日本の軍関係の裁判を司る法務部で把握されている。 日本軍将兵は道端で拾った靴を持ち帰っただけで掠奪事件として軍法会議にかけられたりしていたが、「虐殺」事件は南京に居た憲兵隊などに通報されたことも全くなかった。 また、15人の安全区国際委員会メンバーや100人を超す日本人報道関係者などは南京に長期間滞在していたが、誰も1度も日本軍による虐殺を目撃しなかった。 日本軍による南京占領後、南京の治安が回復すると、日本軍が占領していた上海などに避難していた南京市民が戻って来て南京の人口は増加した。 虐殺事件に関しては、目撃が0件で、現地の憲兵隊などへの通報も、憲兵隊などによる発見もなかった。 更に、支那国民党は南京戦を挟む1937年12月1日から1938年10月24日までの約1年間に300回も外国人記者などに記者会見をして日本の悪事を宣伝したが、1回も南京で虐殺があったと言わなかった。 支那軍による虐殺や戦闘中の誤爆による事故はあっても、犯人や被害者が特定されるような日本軍による虐殺事件はなかった。 最後に、戦後しばらく経ってから自白した元日本兵が何人か居たが、これまで本名で証言をした人は例外なくすべて嘘であったことが確認されている。 よって、日本軍による南京虐殺事件は0件だった。 (※mono.--以下長文につき略、詳細はブログ記事で) 【世界遺産】 ■ 支那、ずさん目録で「南京大虐殺文書」を申請!ユネスコ審査も1委員だけ・日本政府は口だけ番長 「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現(2016.1.10)」より / 支那がユネスコに提出したのは、「資料の一覧」と「公文書館名の目録」だけだった!(資料の内容は全く審査されていない) 審査した委員は、1人だけだった! 「南京大虐殺文書」のユネスコ記憶遺産への登録決定から3カ月、日本政府は「口だけ番長」で何もしていない。 http //www.sankei.com/politics/news/160110/plt1601100006-n1.html 中国、ずさん目録で申請 「南京大虐殺文書」 ユネスコ審査も1委員だけ… 2016.1.10 05 00、産経新聞 / (※mono.--以下引用記事略) / <>国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産に中国の「南京大虐殺文書」が登録された問題で、中国が登録申請の際にユネスコに提出したのは、資料の一覧と、資料を保管する7カ所の公文書館名を記しただけの目録だったことが9日、わかった。 支那がユネスコに提出したのは、「資料の一覧」と、それら資料を保管する「公文書館名の目録」だけだった! つまり、資料の内容は全く審査されていないということだ! <>申請資料として目録が提出されるのは通例だが、多くは詳細な内容を記載しており、日本の場合は「何の資料が棚の何段目にあるかなども含めて詳細に記している」(外交筋)という。中国側の資料のずさんさが改めて浮き彫りになったといえる。 そもそも「南京大虐殺」というのは、虚構であり、実際にはなかった。 したがって、「南京大虐殺文書」(南京大虐殺を証明する資料)というものは、全く存在していない。 「大虐殺」どころか、日本軍将兵による無辜の南京市民虐殺については、1件(1人)たりともなく、犠牲者数はゼロ(0人)だった。 私は、平成16年(2004年)頃から平成18年(2006年)頃まで3年間以上、Yahoo!掲示板で「南京大虐殺」について毎日のように反日左翼たちと論争をしていたので、毎日数時間を「南京大虐殺」の勉強(研究、調査)に費やした。 「南京大虐殺はあった」、「南京大虐殺は事実だ」と主張するHPの管理人など反日左翼を相手にほぼ毎日3年間以上も論争したが、彼らはマトモな証拠資料を何一つ示すことができなかった。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ★■ 「南京大虐殺紀念館は日本人が建てた」に激震、「拡散しよう!」「歴史書の記述が覆る」―中国版ツイッター 「レコードチャイナ(2013.12.17)」より (※mono.--古い記事だが、ココに掲載) / 2013年12月16日、あるネットユーザーが中国のネット上に、「南京大虐殺紀念館は日本人の出資によって建設された」と書き込んだことが話題となっている。 書き込みは「中国国民は、日本人が死んでも罪を認めないことしか知らない。南京大虐殺紀念館が日本の再三の提案と出資によって建設されたということを知っている人はどれくらいいるのか――南京大虐殺紀念館は、日本社会党委員長だった田辺誠氏が1980年代に南京市を訪れた際、建設するよう提案した。しかし当時、中国側は資金不足を理由として建設に消極的だった。田辺氏の再三の提案と建設資金の寄付の申し出により、1982年に同紀念館の建設が始まった」などと書き込んだ。 この書き込みに対して、中国のネットユーザーはさまざまな反応を示している。以下は、コメントの一部。 「知らなかった!」 「そうだったのか」 「デマじゃないの?」 「国民に拡散しよう!」 「真相は一体どうなんだ?」 「本当?以前の教科書には南京大虐殺の記述がなかった」 「これがデマかどうかはわからないが、もし事実なら歴史書の記述がひっくり返る」 「百度(バイドゥ)には『被害者を悼むために、南京人民政府は1985年にこの紀念館を建設した』とあるぞ。どっちが正しいのだ?」 「だからって感謝しろとでも?」 「お前は島国から派遣されたスパイだな」 「100の紀念館を建設したところで、彼らの罪は償いきれない」 「もしそうなら、日本人はなぜ南京大虐殺を認めないのだ?」 「中国政府は長年、日本の中国に対する援助について何も言わなかった。不誠実だ!」 「右翼は少数、極右はもっと少ない。中国メディアは少数の意見を大量に報じるだけ」 「まったく恥ずかしい。中国政府はしっかり反省しろ!国民を誤った方へ誘導するのはうまいが、実際は国民のために何もできないじゃないか」(翻訳・編集/北田) ■ 超拡散希望!今、暴かれる「南京大虐殺」の歴史捏造!~証言と証拠映像 目覚めろ!日本人! ねつ造と出鱈目だらけの東京裁判史観、サヨク史観を打ち砕け! 「いろこのはとば(2015.11.30)」より / 【間接侵略撃破】今、暴かれる「南京大虐殺」の歴史捏造!~証言と証拠映像[桜H27/11/26] ↓ http //www.nicovideo.jp/watch/1448529451 https //www.youtube.com/watch?v=k1Smo4_zHTw 南京大虐殺があったと言っている連中のいう証拠を、徹底的に潰していく戦いである。 英霊の口惜しさを、汚名を我々が晴らし、雪ぎ、名誉を回復させる戦いである。 日本を取り戻す戦いである。 シナ国民党軍の野蛮人どもがやったことを、すべて日本軍のせいにしたのが所謂”南京大虐殺”の真実なのである。 白人やシナ軍がやった戦争犯罪を、大虐殺を覆い隠すために、或は相殺させるためにでっちあげたのが、所謂南京大虐殺なのである。 日本軍は実は、いま連合国のやっている平和維持活動、PKOの先駆けだったのである。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 世界のコンセンサスになった南京大虐殺 - 日本の歴史歪曲外交工作の失敗 「世に倦む日日(2015.10.15)」より / 南京大虐殺の歴史資料がユネスコの記憶遺産に登録されたことについて、中国側の関係者がどう発言しているか、日本のマスコミ報道では内在的に紹介した情報がないのでネットで探してみた。華春瑩報道官が10/9の定例会見で語った言葉が北京週報にある。「南京大虐殺と慰安婦の強制連行は、日本軍国主義が中国侵略戦争中に犯した重大な罪だ。中国は歴史に責任を負う態度で申請を行った。これは日本を含む各国の人々が、侵略戦争の残酷さを認識し、歴史を銘記し平和を惜しみ、共に人類の尊厳を守っていくことを促す」。中国政府による公式の論評の全文を見たいが、日本語の検索では見つけることが難しい。華春瑩のこの発言は会見の質疑応答の一部だろう。私も同じ立場で異論はない。1972年に日中国交正常化を果たしたとき、日本の政府もマスコミも国民も、この華春瑩の認識と立場を等しく共有していた。私はそこから動いていない。中国系米国人の団体である「世界抗日戦争史実維護連合会」の副会長の言葉を拾った記事があり、「これは中国政府と海外華人が長年取り組みを続けてきた結果。記憶遺産への登録によって、南京大虐殺という史実の世界的な認知度がますます高まるだろう」と言っている。共感する。2004年に自殺したアイリス・チャンのことを思い出した。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)⇒魚拓 ■ 恥知らず 「さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」(2015.10.15)」より / .................................................. 河野洋平「ユネスコへの拠出金を停止する意見はまったく恥ずかしい」 ユネスコが世界記憶遺産として、第二次世界大戦中の「南京大虐殺」に関する資料を登録したことをめぐり、政権内からユネスコへの拠出金を停止しようという声があがっている。 そのことについて元衆議院議長の河野洋平氏が10月15日、東京・有楽町の外国特派員協会で開かれた記者会見で、「南京で虐殺があったことは日中両国の歴史認識として事実であることが確認されている。問題はそこで何人が殺されたかという点だ。南京事件そのものがなかったのではないか、少し事実と違うのでないか、という議論に持っていくべきではない。事実は事実として認めながら記憶遺産として残す以上、より正確なものを残すために、日中両国がもっと資料に基づく真摯な議論をする必要がある。ユネスコが果たしている役割は相当大きなものだと世界中が認めている。そんなユネスコの活動に大きな影響を及ぼす意見が国内から出てくることは、まったく恥ずかしいことだ」と批判した。(2015.10.15弁護士ドットコム) .................................................. 「土下座謝罪」の鳩山由紀夫元総理、日本政府の‘ユネスコ批判’にも苦言 鳩山前総理は中国言論媒体とのインタビューで日本政府が南京大虐殺資料の世界記録遺産登載に強力に反発している事に対して「日本はユネスコ決定を批判してはいけない。今回の決定は中国の圧力の中でなされたのではなく国際社会共同の価値を基盤としたもので、日本は国連傘下機構の決定にもう少し謙遜しなければならない」と忠告しました。(2015.10.15 KBS WORLD) .................................................. (※mono.--中略) 全く恥ずかしいのは河野洋平です。今や日本の多くの国民でさえ知っている南京の嘘を言い立てて、シナの虐殺は全く言わない河野洋平。自分のためには日本を売っても平気という国賊・売国奴です。 河野洋平のこの発言は少し勉強した日本国民に反論されたら満足に答えることも出来ないお粗末な歴史認識だということがすぐわかります。 そして鳩山由紀夫。 「日本はユネスコ決定を批判してはいけない。今回の決定は中国の圧力の中でなされたのではなく国際社会共同の価値を基盤としたもので、日本は国連傘下機構の決定にもう少し謙遜しなければならない」 「日本人は黙って決まったことを受入れろ」と批判すら認めない強権的な言論封じ込めそのものです。 マスコミも安保法案の時には「賛成・反対」の世論調査を頻繁にやっていましたが、今回も「あなたは南京のユネスコ世界遺産登録で日本国は拠出金停止に賛成、反対?」と調査すべきではないか。 ■ 南京大虐殺をでっち上げたのは朝日新聞 「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』(2015.10.14)」より / 中国による「30万人南京大虐殺」ユネスコ登録の真の生みの親は朝日新聞社だ!! 中国の反日教育のシンボルともされるこの記念館において、英雄扱いをされている唯一の日本人ジャーナリストがいる。朝日新聞の元スター記者、本多勝一氏です。71年8月から朝日新聞紙上で連載された『中国の旅』において、南京大虐殺により<約30万人が殺された>と世界で初めて報じた本多氏であります。 当時の本多氏の取材は、中国共産党に案内されたものであり、証言者もすべて党から紹介され、御膳立てされています。犠牲者が三十万人というのも、根拠のある話ではまったくありませんでした。そこに使用されていた写真の多くが全く関係のない「捏造」写真であったこともすでに証明されていて、その事実は昨年ですが、本多勝一元記者自身が認めています。 しかし、この本多氏の報道が南京問題に火をつけたのです。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ーーーーー ■ 南京大虐殺をでっち上げたのは朝日新聞(2) 「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』(2015.10.14)」より / 東京裁判において松井石根被告(元陸軍大将)は南京事件の責任だけで死刑に処せられた。訴因の第一から第五十四までは全て無罪であったのに、第五十五のみが有罪として絞首刑になったのである。 これを早くから冤罪であると訴えてきたのが、この松井大将に昭和8年から昭和17年12月に応招されるまで、約10年間を民間人として仕えた田中正明先生であった。 私の日記にはこの田中正明先生との初めての出会いを、感動の一日として次のように記されている。 「昭和61年11月13日(木) 私は大阪市天王寺区の浪速会館で、明日を考える時局講演会(教育シンポジウム実行委員会主催)に参加をさせてもらいました。 講師は不朽の名著である『パール博士の日本無罪論』の著者である田中正明先生です。シンポジウムの名称は『過去・現在・未来・錯誤の中にある戦後史観・今こそ近・現代史の核心を問う!』と題されたものでした。 司会は皇學館学校教諭・三輪尚信先生で、最初に福井大学教育学部助教授・小林道徳先生の講演がありました。当時、私はこのシンポジウムを開催した丸山栄一氏と親交があり連絡を受けたものです。 なぜ、私がわざわざ大阪まで出かけて行ったかといえば、それは田中正明先生の話をどうしても伺いたいと思ったからです。先生の著書の愛読者でもありました。 田中正明先生はこの講演の中で、東京軍事裁判の不当性について話をされました。私は先生の書物で初めて南京大虐殺といわれるものが、戦勝国によって捏造された虚偽の事件であることを知ったのです。 この時の話を箇条書きにメモしてありましたので、それを綴らせて頂きます。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 毛沢東が認めた南京虐殺の犯人 「坂東忠信 太陽にほえたい!(2010.7.28)」より (※mono.前後略、詳細はブログ記事で) / さて、1949年に毛沢東が南京市の雨花台に立てた「雨花台烈士稜園」には、南京虐殺の記念碑があります。 これには、毛沢東の揮毫で、「死難烈士万歳(死せる烈士万歳)」の文字とともに、「国民党政府在雨花台曽経屠殺了三十万共産党烈士」と書かれているのです。 これは翻訳すると、 「国民党政府は雨花台において、かつて30万人の共産党烈士を虐殺した」 という意味です。 南京虐殺はとんでもない歴史の捏造です。 人類史上これほどでかいウソはそうざらにはありません。 しかしそんな行き当たりばったりのウソにだまされる私たちも、人類史上未曾有の大間抜け民族。 ■ 鈴木史朗氏 【南京大虐殺は真実ではないと思う理由】 日本の子供たちの未来を守れ! 「なでしこりん(2015.10.11)」より / 中国によるウソを放置するのはウソを事実と認めてしまうことに! 日本国内にいる全ての中国人に「ウソつくな!」と直接抗議しましょう! 今日は 鈴木史朗氏の「南京大虐殺は真実ではないと思う理由」のご紹介。鈴木氏の回顧録については以前もご紹介しました。歴史は事実の積み重ねによってのみ事実を語るべきでしょう。「中国共産党が、日本軍が30万人もの中国人を殺した」、「日本共産党が、中国共産党がそう言ってるから」では事実とは呼べません。 「南京入城」 については実際の映像も残っており、公式の記録でも「日本軍の進駐前の南京市の人口は20万人。日本軍進駐後の南京市の人口は25万人」と報告されています。中国国民党軍の横暴を恐れて周辺に避難していた人々が南京市内に戻ってきているんです。この時点で、「中国の主張はウソ」でしかありません。これは日本の先人たちの名誉の問題であり、日本の子供たちの名誉の問題でもあるのですから。 ぜひ皆様の手で鈴木氏の証言を全ての日本国民に届けてください。お願いします。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) 【ユネスコ】 ★ 南京大虐殺、記憶遺産に ユネスコが登録発表 「日本経済新聞(2015.10.10)」より / 【上海=共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は10日、旧日本軍による南京大虐殺に関する資料を世界記憶遺産に登録したと発表した。中国が登録を申請した。中国は従軍慰安婦問題の資料も登録申請していたが、見送られた。 中国が「旧日本軍の犯罪」の記録と主張する歴史資料がユネスコによって「世界的に重要」と認定されたことになり、習近平指導部は今後、歴史問題をめぐる対日攻勢を一層強めそうだ。 日本が申請した第2次大戦後のシベリア抑留資料と国宝「東寺百合文書」も登録した。 中国は「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」と位置付ける今年の登録を目指し、昨年申請した。日本政府は「ユネスコの場を政治的に利用している」と批判し、中国に抗議。申請の取り下げを求めたが、中国は拒否していた。 各国からの申請案件について、アラブ首長国連邦のアブダビで開かれた国際諮問委員会が審査し、ユネスコのボコバ事務局長が登録を決定した ■ 改めて呆れた本多勝一氏の卑劣な手口 「iRONNA〔藤岡信勝(拓殖大学客員教授) 月刊WiLL〕」より (※mono.--前半略、詳細はサイト記事で) / 大虐殺派は公開討論拒否 実際、大虐殺派は著書や論文では自信たっぷりにもっともらしいことを書きながら、口頭での討論を呼びかけても出てこない。もうそれだけで、本当は自信がないこと、自信めいた書きぶりは虚勢に過ぎないことがわかる。私が体験しただけでも二つのケースがある。 私が代表を務めている自由主義史観研究会は1995年、お茶の水で南京事件について公開討論会を開いた。討論会は初めの企画では、大虐殺派、中虐殺派、「虐殺なかった」派の3人の代表的論者を呼んで論争するというものだった。 私は大虐殺派の第一人者となっている笠原十九司氏に登壇を依頼したのだが、虐殺否定派の人物は学者ではないので同席できない、との返答だった。学者であろうとジャーナリストであろうと一般人であろうと、笠原氏から見て謬論を口にする者は徹底的に論破して懲らしめてやればよいではないか。出てこないのは、逆の結果になることを自覚しているのであろう。 もう一つのケースは、2012年、河村たかし名古屋市長が南京事件はなかったのではないか、という発言をし、中国共産党に討論を呼びかけた時である。おおもとの中国共産党がそれ以来、南京事件について少しおとなしくなったのは、河村発言の影響があると考えられる。独裁国家の中国にとって、言論統制は権力の命綱である。 + 続き この問題が起きたときにメディアでは河村バッシングが起こりかけたので、「新しい歴史教科書をつくる会」が中心となって、河村市長を支援する運動を展開した。その一環として、名古屋で開かれた集会に参加したことがあるのだが、それに先立ち、私は日本共産党名古屋市議団に公開討論を申し入れた。彼らは、河村市長の南京事件についての認識の誤りを糾弾する声明を発表していたからである。彼らはもちろん、私との公開討論は拒否した。 こういう経験があったから、私は本多氏も100パーセント逃げるだろうと予想していた。そして、そのとおりになった。問題はその先である。文書による討論ならどうなのか。これも私は断られるだろうと予想したのだが、意外なことに、口頭での討論にかえて文書による討論にしたい、と『週刊金曜日』側が提案してきたのである。これは私にとっては意外であった。 文書による討論のルール もちろん、長年希望してきた機会であるから、受けて立つことはやぶさかではない。まして相手は、1971年以後の南京事件宣伝のおおもととなった本多氏である。相手に不足はない。 誌上討論をすることで両サイドの意向が一致したので、ルールの検討に入った。まず分量だが、『週刊金曜日』側は一発言を400字詰め原稿用紙で6枚とし、誌面に交互に掲載するという案を提案した。しかし『週刊文春』側は、1、2回程度の記事としてまとめて載せるという考えだった。そこで2人の担当者が直接面会して協議し、結局、1回の発言は3枚(1200字)以内となった。やりとりは5往復とし、相手の書簡を受け取った側は5日以内に返信すること、討論が終わった最後に両者から同時に2枚の感想を寄せることになった。 どのような形で掲載するかは、両誌の編集権に属する。私としては、長く丹念に書けるので『週刊金曜日』案のほうが有り難かったが、企画を思いついたのが『週刊文春』側だったためか、そちら寄りの結論となった。 討論の第一信をどこから始めるかについては、両誌の見解は公開質問状に対する私の回答から始め、それを藤岡からの第一信とするというものであった。 これについては、私には異論があった。公開質問状という形で先方は一回、発言しているわけである。だからそれを本多氏の第一信、それに対する私の回答を私からの第一信として扱うべきである、というのが私の主張である。 もしそれができなければ、先方の公開質問に対する私の回答を討論とは別枠で行い、改めて討論を開始するという方法もある。こういう討論では、発言量をイーブンにすることが原則である。口頭ならば発言時間を全く同じにすべきだし、誌上討論ならば文字数を同じにすべきなのである。 しかし両編集部とも、ディベートに関するこの公平の原則のもつ重要性にはあまり十分なご理解をいただけなかったようで、先方の公開質問状は議論の始まりのための別格として扱い、私が第一信で口火を切り、そのなかで公開質問状に回答するとともに反対に私からも質問をする、ということになった。そのように両誌は合意した。 私は納得できなかったが、それに従った。なにしろ、多少のハンディキャップがあっても、私が勝つのは決まっているのである。 「A記者」の登場に仰天 以上のような経過があったので、私の第一信はいきなり公開質問への回答から始まっている、本来、第一信は最初の立論の場であり、自己の主張を体系的に述べる場である。私の第一信を期待して読んだ読者のなかには、あまり格調が高くないことに失望した方もおられるに違いない。右のような事情があったことをご理解いただきたい。 私が第一信を送ってから5日後に、本多氏からの第一信が届いた。私は普通にメールでテキストとして送ったのだが、本多氏は原稿用紙にワープロ打ちしたものをPDFファイルに落として送ってきた。これは字数の遵守に紛れがなく、編集部が手を加えたりしていないという証拠にもなるということであろう。これはこれで一つの考え方であり、異論はない。 問題は、書かれている文章のほうである。本多氏は自ら文章を書かず、「発端が『週刊金曜日』なので、俺の担当A記者との対話を紹介することにしよう」と言って、そのあとは専ら「A記者」「本多」という発言者名をゴシックにした、雑誌の対談などと同じ形式の文書になっているのである。 これには心底驚き、呆れた。私は本多氏との誌上討論には同意したが、正体不明の「A記者」なるものと討論することを承諾した事実はない。私は1人で相手は2人だから、変則タッグマッチとでも言うべき不公平な試合だ。極めて失礼であり、ルール違反である。 両編集部が明文化したルールには「原稿は本人が書くこと」という項目はないが、それは当然の前提だから書かなかっただけである。「俺」という一人称も公的な場の発言として不適切で、相手を馬鹿にしている。もうこの時点で、私にはこの討論を拒否する十分な理由があり、この企画は水に流れてもおかしくはなかった。 そもそも、「A記者」とは誰なのか。私の周りの読者から聞こえてきた声は三通りある。(1)本多氏の言うとおり、『週刊金曜日』の担当記者であろうという常識的な見方。もしそうなら、せめてその氏名を明らかにすべきである。(2)「A記者」なるものは実在せず、集団でこの論争に対処しているグループ名ではないかという推測。(3)そもそも、「A記者」は架空の創作された人物であるとする説。様々である。 では、なぜ対談の如きこんな書き方をしたのか。私はSNSの一つであるフェイスブックをやっている。私の「友達」から今回の誌上討論について様々なコメントが寄せられている。この件についてもたくさんの投稿をいただいた。 80歳を過ぎた本多氏はもう自分で文章を書けなくなっているのではないか、という説がある。その一方で、若い頃から本多氏の文章をほとんどすべて読んできたという方は、これが本多氏の流儀であり、本多氏はボケているどころか極めて頭脳明晰な状態である、と主張している。いろいろな見方があるものだと感心する。私にはどちらが事実に近いのか、知る由もない。 朝日的体質の卑怯・卑劣 それにしても、卑怯であり卑劣である。後味がよろしくない。この不快感は何かに似ていると思ったが、最初は何だかわからなかった。しかし、数分後に私は気付いた。この不快感こそ、まさに朝日新聞の記事や社説を読んだあとのあの不快感と同質のものなのだ。「朝日のスター記者」本多勝一氏は、まさに朝日的体質を体現していたのである。 こういう「A記者」なるものを登場させる手法の目的は明白だ。責任逃れである。本多氏は将来、誌上討論の発言で責任を問われかねない事態が生じるかもしれない。その時の保険として、本多氏自身ではなく「A記者」が言ったことにしておけば、逃げを打つことができる。政治家が「秘書が、秘書が」というのと全く同じである。 今度の吉田清治証言の記事を取り消す時も、朝日新聞は責任逃れの策を様々に弄した。本多氏はなるほど、朝日新聞の一員であったのだと再認識させられた。 私は討論を打ち切ることもできたのだが、せっかくの機会なので事のなりゆきを確かめることも意味があると考えた。それに何よりも、ご苦労されている両編集部、二人の担当者の努力を無駄にはしたくなかった。断っておくが、私は執筆者の本多氏にはいろいろな思いが生じるのは仕方がないとしても、『週刊金曜日』の担当編集者には、その公正で正確な仕事ぶりに感謝している。 たとえば、書簡に小見出しを付けるのは各編集部の権限だが、『週刊金曜日』の担当者は、ゲラの段階で私に必ず確認を求めている。私の第一信には、編集部は「南京事件の/『被害者はゼロ』」という見出しをつけた。私は、この見出しでは南京事件の存在を前提にしている印象を与えるので、「南京事件はなかった/『被害者はゼロ』」と訂正するように求めたが、そのとおりにしていただいた。 話が横に逸れたが、私は討論を続けるために、「A記者」の発言も含めて、書簡に書かれていることの全てを本多氏の発言として扱うことを宣言した。論理的には、それ以外に討論を続ける理由は考えられない。 驚いたことに、本多氏の第三信では、「A記者」が「私の発言を本多さんの発言とみなすのは『捏造』ではないでしょうか」と言い、それに本多氏が「俺の発言とごっちゃまぜにしてもらっては困る。藤岡氏の史料に向き合う姿勢がわかりますね」と応じて、私の個人攻撃の切り口にまでしている。 両者を独立の別人格とせよというなら、本多氏としか討論を承諾していない私は、本多氏の相槌だけを対象に議論をすることを強いられることになる。ちなみにある人の計算によると、本多氏の発言量は本多氏の書簡全体の10パーセントだそうである。これがどんなに馬鹿らしいことか、大抵の読者は呆れるのではないか。私は無視して、私の宣言を貫きとおしている。 人名の誤記をめぐって 本多氏の卑劣さは、討論のなかですぐに表れた。前に引用したとおり、私宛の公開質問状の第一番目は、「約三十万人が殺されたとの記述は、本多編集委員の結論ではなく、姜眼福さんの体験の聞き取りであることをご存知ですか」となっていた。 私は第一信で、「引用部分が姜眼福という人物の証言として書かれていることは知っていました」と答えた。しかしこのとき、『中国の旅』で問題の箇所を確かめた私はあることに気付いたのだが、それにはあえて言及しなかった。 すると本多氏第一信で、冒頭に「A記者」が「藤岡氏は名前を間違っています。姜眼福は姜根福の誤りですね」と発言した。私の第一信は、先に述べた事情によって格調高いものにならなかったのだが、誤字の指摘から始まる本多氏の第一信は、それに輪をかけて格調の低いものとなった。 ところで、これは私が間違ったのではなく、本多氏側がそもそも間違ったのである。『中国の旅』では、この43歳の港湾勤務者は、たしかに「姜根福」となっている。私はこれに気付いたのだが、なにしろ相手は『中国の旅』の著者である。最大のオーソリティーだ。だからひょっとして、本多氏が取材ノートを確かめたら人名の書き間違いだった、ということもありうる。第一、「眼福」のほうが意味をなす言葉ではないか。それで私は食い違いに気付いたが、先方の質問にあるとおりの人名で答えたというわけだ。 したがって、間違っていたなら非は本多氏側にあるのに、私のほうが攻撃されている。不当なことである。 ただ、私は第二信でこのことには反論しなかった。字数がもったいないから「細部の応接は次便以降に回します」とだけ書いて、触れなかったのである。 さすがに見かねた『週刊文春』編集部が本多氏の第一信のあとに「付記」して、〈「姜眼福」という記述は、そもそも「週刊金曜日」編集部からの最初の公開質問状にあった通りの記述である〉と書いて下さった。 その後、『週刊金曜日』編集部からは公開質問状の誤字の訂正の通知がきた。私は、謝罪が必要ではないか、と返信したところ、謝罪もメールで届いた。このあたり、吉田清治証言の朝日の対応を彷彿とさせる。 だが私は、本多氏自身が私に謝罪する必要があると思う。なぜなら、本多氏は『週刊金曜日』の編集委員であり、自分の雑誌が犯した誤記を私がしたミスだと勘違いして私のいい加減さを攻撃する材料にしたのだから、氏自身が謝罪するのは当然なのである。私はそれを求めていくつもりだ。 論争はまだ続いており、この小論では内容に立ち入ることはしなかった。『週刊文春』は後半を年内に一括して掲載し、『週刊金曜日』は一回ごとの往診復信を毎週掲載している。なりゆきを注目していただければ有り難い。 ■ 騒動に巻き込まれた英国人 「産経ニュース【歴史戦 第8部 南京「30万人」の虚妄(4)前半】(2014.12.28)」より (※mono.--全文転記) / 中国が主張する「南京大虐殺」は「事実ではない」と主張する英国人ジャーナリストがいる。米紙ニューヨーク・タイムズ元東京支局長で日本滞在50年のヘンリー・S・ストークスだ。「歴史の事実として『南京大虐殺』はなかった。中華民国政府が捏造(ねつぞう)したプロパガンダ(謀略宣伝)だった」と強調する。 昨年12月に発売した著書『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)は10万部を超えるベストセラーとなった。ところが、この本をめぐってストークスは今年5月、共同通信の記事により「歴史騒動」に巻き込まれた。 共同通信が5月8日に配信した記事で、問題とした記述は次の通りだ。 「国際委員会の報告によれば、南京に残っていた人口は、南京戦の時点で20万人だった。しかし、南京が陥落してから人口が増え始め、翌1月には、25万人に膨れ上がった。戦闘が終わって治安が回復されて、人々が南京へと戻ってきたのだ。このことからも『南京大虐殺』などなかったことは、明白だ」 共同はこの箇所について「著者に無断で翻訳者が書き加えていた」と伝えた。同書は国際ジャーナリストの藤田裕行が翻訳した。 翌9日、ストークスは祥伝社を通じ「共同通信の記事は著者の意見を反映しておらず、誤り」「本書に記載されたことは、全て著者の見解。訂正する必要はない」との声明を発表した。 藤田も「共同の記者には問題とされた部分についてのストークスの英文見解をEメールし、誤解ないよう電話で念押しをした。記者は『指摘があったことは了解した』と答えたが、直後に無視し記事を配信した。明らかに意図的な捏造で悪意のある虚報だ」と語る。 共同通信社総務局は9日、「翻訳者同席の上で元支局長に取材した結果を記事化した。録音もとっている」と反論した。 あれから7カ月、ストークスは「記者の質問の趣旨を誤解して答えた。だから共同の記事の内容は自分の意見ではない」としたうえで、「南京大虐殺」がなぜ「事実でない」との結論にたどり着いたかを語り始めた。(敬称略)。 ーーーーーーーーーーーーーーー ■ 「責任は敵前逃亡した蒋介石に」 NYタイムズ元東京支局長に聞く 「「産経ニュース【歴史戦 第8部 南京「30万人」の虚妄(4)後半】(2014.12.28)」より(2014.12.28)」より (※mono.--全文転記) / --なぜ『南京大虐殺』は事実ではないのか 「文献によると、南京市内のあちこちで散発的な暴力行為はあったが『大虐殺』という言葉を使って南京で起きたことを語るべきではない。虐殺はとても血なまぐさく目撃した人の記憶に残るものだが、むしろ日本軍が占領したことで、治安が回復した。『虐殺』より『事件』と呼ばれるべきだ」 --その理由は 「そもそも国民政府の蒋介石や軍幹部が首都陥落直前に敵前逃亡し、南京ではあまり戦闘はなかった。中国兵が軍服を脱いで(民間人に偽装した)便衣兵や不良捕虜となったため、日本軍は処断を余儀なくされた。こうした捕虜の処断は国際法に準じて行われたが、大量に処断された。このことは悲惨だった。ただし、日本軍による中国人の処断の数について中国政府が主唱し、一部の識者が追随している万の単位を超えるようなものではなく、20万、30万人という虐殺などあったはずはない。中国の反日プロパガンダ(謀略宣伝戦)だ。(事態を招いた)責任は第一義的に敵前逃亡した国民政府にある。日本軍だけに責任を負わせるのは非道で、蒋介石の責任が問われるべきだ」 --「外交は無形の戦争である」と語った蒋介石は国際情報戦に力を入れた 「国民政府は戦わず情報戦を仕掛けた。中央宣伝部が巧みに欧米のジャーナリストを取り込み『大虐殺』を捏造(ねつぞう)した」 英語で立場発信を --著書では、慰安婦問題について「実体は、『性奴隷』では全くない。『売春婦』だ」と記した 「中国と韓国は日本が反論しないため、捏造してプロパガンダを繰り返し、欧米のメディアが追随している。『南京』も『慰安婦』も、このままでは世界から糾弾され続ける。日本は全ての事実を明らかにし、英語で日本の立場を世界に発信してゆくべきだ。訴え続けなければ歴史的事実として確定してしまう」 --『虐殺』の存在を否定した欧米人ジャーナリストとなった 「この10年で北村稔、東中野修道ら日本の学者によって研究が進み、中国側史料からもいわゆる『虐殺』はなかったということが明白になってきたからだ。日本を深く知れば知るほど、『南京虐殺』に対する認識が変わった」 --他の欧米ジャーナリストから批判されたか 「出版以来、外国特派員の同僚や英国の友人から『クレージー』『子供じみている』など多くの批判を受けた。しかし、仲間から『リビジョニスト(歴史修正主義者)』『右翼』などと呼ばれようと自分の主張は変えない。この主張に自分の存在をかけている。たとえ1人で孤立しても、それを誇りに、信念を持って世界に伝えたい」 東京裁判は復讐劇 --「勝者の裁き」を受け入れた「東京裁判史観」からの脱却を著書で訴えた 「来日当時は戦勝国史観を疑うことなく信奉していたが、半世紀にわたり日本と日本人を知るうちに、そもそも東京裁判は戦勝国の復讐(ふくしゅう)劇であると考えるようになった。戦勝国が全能の神であるかのように日本の罪を裁くことに違和感を覚えた。実際にインド人判事のラダ・ビノード・パールは『全員無罪』とした。オーストラリア人高裁判事のデール・スミスは30年研究して『司法殺人?』と題する本を出版している。ところが戦後の日本が東京裁判に基づいた歴史観を受け入れたかのような政治・外交姿勢を取り続けているのは、情けなく愚かなことだ。史実に反するプロパガンダである東京裁判史観から脱却しなければいけない」 --具体策は 「外務省はじめ政府が真実を世界に発信しなければいけない。国を挙げて宣伝のためのシンクタンクを設立するのも一考だ」 ◇ 【プロフィル】ヘンリー・S・ストークス 1938年英国生まれ、61年オックスフォード大学修士課程修了後、62年英紙フィナンシャル・タイムズ社に入社し、64年に初代東京支局長に就任。その後も英紙タイムズや米紙ニューヨーク・タイムズの東京支局長を歴任した。作家の三島由紀夫とも親交があった。 ◇ この企画は岡部伸、上海・河崎真澄、田北真樹子、ロサンゼルス・中村将、北京・矢板明夫が担当しました。次回は南京攻略に参加した日本兵の証言を特集します ■ 本多勝一が“誤用”を認めた南京事件捏造写真&「中国の旅」と支那人体験記の残虐記述がそっくりな件 「ぼやくっくり(2014.9.22)」より / 先日ツイッターでも紹介しましたが、週刊新潮9月25日号にて、「中国の旅」の著者で元朝日新聞記者の本多勝一が、「南京大虐殺」派が使っていた象徴的写真を捏造写真であることを認めました。 本多勝一はこう述べているそうです。 「『中国の日本軍』のキャプションが『アサヒグラフ』に別のキャプションで掲載されているという指摘は俺の記憶では初めてです。確かに『誤用』のようです」 「中国の日本軍」とは「中国の旅」の写真集版です。 この写真のおおもとの出典は「アサヒグラフ」1937年(昭和12年)11月10日号で、キャプションは【我が兵士に守られて野良仕事より部落へかえる日の丸部落の女史供の群】となっています。 それが、「中国の日本軍」のキャプションでは【婦女子を狩り集めて連れて行く日本兵たち。強姦や輪姦は七、八歳の幼女から、七十歳を越えた老女にまで及んだ】となっており、アイリス・チャンの「ザ・レイプ・オブ・南京」では、【日本軍が女性や子供を狩り集めて売り飛ばした】となっていました。 ※この件の詳細こちら 水間政憲さんのブログ>緊急拡散希望《本多勝一氏が『週刊新潮』に「南京大虐殺」派が使っていた象徴的写真を捏造写真と認めました》 【水間政憲】南京大虐殺陥落!本多勝一、写真捏造を認める![桜H26/9/18] 日々佳良好さん>南京事件・本多勝一が捏造写真と認めた / 「中国の旅」は1971年(昭和46年)8月から12月まで朝日新聞に掲載されました。 支那人が戦争中の日本軍を語る形を取ったルポルタージュで、残虐で非人道的な日本軍の姿が語られました。 ところがそこで語られている日本軍の行為は、日本人の感覚からは考えられないものでした。 南京戦に参加した元日本兵でご健在の方々がまだ多くいた時期ですし、朝日新聞読者も含めて「記事に対するごうごうたる非難の投書が東京本社に殺到した」(「朝日新聞社社史」)そうです。 それどころか社内でも批判が上がりました。 当時従軍した記者たちが取材した南京と、「中国の旅」に書かれている南京とでは全く違っていたからです。 日本軍が南京城内に入ったのは1937年(昭和12年)12月13日です。 14日の南京の中心の様子を朝日新聞はこう報道していました。 「中山路の本社臨時支局にいても、もう銃声も砲声も聞こえない。十四日午前表道路を走る自動車の警笛、車の音を聞くともう全く戦争を忘れて平常な南京に居るような錯覚を起こす。住民は一人も居ないと聞いた南京市内には尚十数万の避難民が残留する。ここにも又南京が息を吹き返して居る。兵隊さんが賑やかに話し合って往き過ぎる」(東京朝日新聞12月16日) ■ 緊急拡散希望《本多勝一氏が『週刊新潮』に「南京大虐殺」派が使っていた象徴的写真を捏造写真と認めました》 「水間条項(2014.9.18)」より / ●緊急拡散希望《本多勝一氏が『週刊新潮』に「南京大虐殺」派が使っていた象徴的写真を捏造写真と認めました》 ■「南京大虐殺」派の象徴的な人物で国際的にも著名な元朝日新聞のスター記者だった本多勝一氏が、アイリス・チャンの『レイプ・オブ・チャイナ』や反日左翼が「南京大虐殺」の象徴と使っていた、あの橋の上を中国人老若男女が歩いていた写真を捏造写真と認めたコメントを、今日発売の『週刊新潮』のグラビアページに寄せています。 これは、「南京大虐殺」派の象徴的な人物のコメントとして歴史的な意味があり、「南京大虐殺派」にとっても歴史的な事件なのです。 この『週刊新潮』は、「南京問題論争」の歴史的な資料になりますので、永久保存版として所蔵する価値があります。 これを起点に朝日新聞の「慰安婦検証」から「南京問題検証」へのスタートにするためにも、『週刊新潮』編集部へ、南京問題の写真を継続して取り上げることをお願いしてください。 資料の価値を一般国民に知らしめることは、同写真の背景を『ひと目でわかる「日中戦争」時代の武士道精神』で写真とともに解説していても1万人の読者諸賢だけが覚醒していても世論になるには程遠いのが現状です。しかし、『週刊新潮』に取り上げられれば、発行部数から銀行や医院などの待合室に置かれることで数百万人が見ることになり、その影響力は絶大です。 すでに覚醒されていらっしゃる皆様方が、『週刊新潮』を激励していただけば、朝日新聞「南京問題記事の検証」へ一気呵成に追いつめることも可能になります。 週刊新潮公式サイト http //www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/ 週刊新潮に関するお問い合わせ shuukan@shinchosha.co.jp この記事に関して、今日(9月18日)チャンネル桜でも検証報道しますので、視聴していただければ幸いです。 ■ 共同が配信したのは、明らかに意図的なねつ造記事です。左翼マスコミは意図的な誤報をしてはアメリカや中国を巻き込んで圧力で事実を歪めて行く。 「株式日記と経済展望(2015.5.15)」より / 「株式日記」では、大東亜戦争はまだ終わってはいない、思想戦言論戦が残っていると書いてきました。これは日本人の言論人と欧米人や中韓の反日言論人との戦いであり、日本人と戦勝国の知識人との知力の戦いであり、政治家などが絡んで来ると外交問題となり厄介な事になります。政治家は歴史の専門家ではないから事実をよく知らずに問題を歪めてしまう。 むしろ歴史学者同士の言論戦に任せるべきであり、中国や韓国の歴史学者は論争の相手にはならずテープレコーダーのような反論が返って来るだけだ。アメリカのリベラルマスコミや学者も確信犯だからなかなか論争になりません。しかしリアリストや保守系の学者の中には日本の主張を理解してくれる学者もいないわけではない。 しかし大東亜戦争が植民地解放や人種差別撤廃の戦いと言った歴史観に理解を示す欧米の歴史家はごく少数であり、アメリカに至っては東京大空襲や広島長崎原爆投下などで一般市民を大量虐殺した原罪を抱えるアメリカの歴史学者は認めるわけにはいかない。アメリカはインディアンの大虐殺や黒人奴隷やメキシコやカナダやスペインやハワイ王国などから領土を分捕って大国となった国であり、国家そのものが略奪国家だ。 だからアメリカの学者と論争しようにも議論が噛み合う事はまずないでしょう。いわゆる歴史修正主義者のレッテルを張って力で抑え込もうとしてくる。アーミテージにしても従軍慰安婦問題には反論するなと圧力をかけて来ています。本来ならば外務省あたりが反日運動に対して動くべきなのでしょうが、反論すると騒ぎが大きくなるから何もしないというのがスタンスだ。 (※ 中略、詳細はブログ記事で) / このような議論は、日本でもネット上で議論にはなってもアメリカの知識人との議論とはなっていない。双方ともそのような話題を避けるからですが、アメリカにおける歴史教育も「原爆が戦争を早く終わらせた」と言ったプロパガンダ教育を行っており、原爆がジュネーブ条約に違反した残虐兵器とは教えていない。少なくとも毒ガスよりかは遥かに残虐だ。 その意味では英国は原爆を使用していないし、東京大空襲もしてないから議論もしやすいし、英国は歴史学のレベルも高いから議論は成り立つかもしれない。ヘンリー・S・ストークス氏は英国人だからこのような本を出せたのでしょうが、アメリカ人だったら驚きだ。 ★ 「南京大虐殺なかった」と無断加筆 共同通信誤報に翻訳者が反論 「日刊SPA!(2014.5.14)」より / 著書に『南京大虐殺なかった』と無断加筆――。 そんな扇情的な見出しがネット上で拡散したのは、先週5月8日のことだった。記事配信のソースは共同通信。米フィナンシャル・タイムズ紙やニューヨーク・タイムズ紙の東京支局長を歴任したヘンリー・S・ストークス氏が上梓し、現在ベストセラーとなっている『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)の中にある一部記述を巡って、著者である同氏の許諾なく、翻訳者が「『南京大虐殺』などなかった」と無断で加筆したとする糾弾記事だった。 槍玉に挙げられた「翻訳者」、藤田裕行氏は、外国特派員協会所属の国際ジャーナリストでもある。共同通信の取材に対し藤田氏は、「『南京大虐殺』とかぎ括弧付きで表記したのは、30万人が殺害され2万人がレイプされたという、いわゆる『大虐殺』はなかったという趣旨だ」と説明しているものの、著者であるヘンリー・S・ストークス氏は「『わけの分からない釈明だ』と批判した」と書かれている。額面通りに受け取れば、著者の意向を無視した翻訳スタッフの暴挙と取られても仕方のない話だが、不思議なことに記事の出た翌日9日には、今度は出版元から著者であるストークス氏の名で「(無断で加筆したとする)一連の記事は誤り」であり、問題とされた記述についても「訂正する必要を認めません」と、今回の報道を全面否定する見解が出されたのだ。 なぜこのような事態になっているのか。今回の改ざん疑惑の当事者である藤田裕行氏が話す。 「共同が配信したのは、明らかに意図的なねつ造記事です。今回の記事では、当該書籍の第5章の最後の、特にラスト2行に問題があるといった書かれ方をしましたが、全編を読んでもらえれば誰にでも納得してもらえる書き方をしており、悪意のある虚報としか言いようがありません」 + 続き 実際に問題とされている「第五章 蒋介石、毛沢東も否定した『南京大虐殺』」の最後の一文を以下に引用してみよう。 <国際委員会の報告によれば、南京に残っていた人口は、南京戦の時点で20万人だった。しかし、南京が陥落してから人口が増え始め、翌一月には、25万人に膨れ上がった。戦闘が終わって治安が回復されて、人々が南京へと戻ってきたのだ。 このことからも、「南京大虐殺」などなかったことは、明白だ。歴史の事実として「南京大虐殺」は、なかった。それは、中華民国政府が捏造した、プロパガンダだった。> 『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)122頁から 繰り返しになるが、今回の記事には、「30万人が殺害され2万人がレイプされたという、いわゆる『大虐殺』はなかった」とする藤田氏の弁明が掲載されているのだが、このコメントの直後、「(そうは言っているものの ※編集部註)同書中に説明がない」と斬り捨てている。だが、本書を丹念に読み返してみても、記者が「説明がない」と主張する根拠は、膨大な資料の引用とともに随所で触れられており、よほど偏った読み方をしなければ、ヘンリー・S・ストークス氏が、そもそも南京で起こった歴史的真実を論じる際、「大虐殺」という表現を使うべきではないと考えていることは容易に窺い知れるのだ。藤田氏が続ける。 「インタビューがはじまったときから、ストークス氏は日本語の意味を誤解して質問に答えていました。取材後に彼の誤解を解き、すぐ担当記者にメールでストークス氏の英文の見解も送っています。見解は、9日に出版社が出したものと同様の内容ですが、8日の共同通信の記事配信がされる前に出しているのです。取材をした日本人記者は、『まだニュースは配信していません。藤田さんの意向は了解しました』と電話で言明した。それにもかかわらず、それらをすべて無視して記事を配信させた罪は重い。これは、著者のストークス氏を陥れたも同然の捏造報道だ」 問題となっている本書のまえがきには、こんな一文がある。 <いま国際社会で「南京大虐殺がなかった」と言えば、もうその人は相手にされない。ナチスのガス室を否定する人と同列に扱われることになる。これは厳粛なる事実だ。だから慎重であらねばならない。> 同4頁から 著者であるヘンリー・S・ストークス氏は、繰り返しこの自らのスタンスを繊細に、かつ旗幟鮮明に述べており、それでも、「日本が日本の立場で、世界に向けて訴え続けていかなければ、これは歴史的事実として確定してしまう。日本はこれまで、こうした努力が異常に少なかった」と警鐘を鳴らしている。 今回の共同通信の第一報を受け、中国系メディアは、ここぞとばかりに「日本の翻訳者が『右翼宣伝』」(Record China)、「誰かの発言のように装って主張するのは卑怯だ」(環球時報)などと報じている。ここ数年、日々“ジャパン・ディスカウント運動”に精を出すかの国に対し、一矢報いる問題提起としてはうってつけの本であったため、このような騒動になってしまったことが残念でならない。<取材・文/日刊SPA!取材班> ーーーーーーーーーー ★ 南京虐殺加筆報道を著者「否定」 記事正確と共同通信 「47 news(2014.5.9)」より / 米ニューヨーク・タイムズ紙元東京支局長が、日本軍による「『南京大虐殺』はなかった」と自著で主張した部分は翻訳者による無断加筆だったとして、修正を求めていると伝えた共同通信の報道について、出版元の祥伝社は9日、これを否定する「著者の見解」を発表した。 + 続き 著書は「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」(祥伝社新書)。元東京支局長は共同通信の取材に対し「(翻訳者に)後から付け加えられた。修正する必要がある」と明言していたが、「著者の見解」では「記事は著者の意見を反映しておらず誤り」と指摘している。 共同通信社総務局は「翻訳者同席の上で元東京支局長に取材した結果を記事化したものです。録音もとっており、記事の正確さには自信を持っています」としている。(共同) ーーーーーーーーーー ★ 南京虐殺否定を無断加筆 「日刊スポーツ(2014.5.8)」より / 米ニューヨーク・タイムズ紙の元東京支局長が、ベストセラーの自著「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」(祥伝社新書)で、日本軍による「『南京大虐殺』はなかった」と主張した部分は、著者に無断で翻訳者が書き加えていたことが8日明らかになった。 + 続き 英国人の著者ヘンリー・ストークス氏は共同通信に「後から付け加えられた。修正する必要がある」と述べた。翻訳者の藤田裕行氏は加筆を認め「2人の間で解釈に違いがあると思う。誤解が生じたとすれば私に責任がある」と語った。 同書はストークス氏が、第2次大戦はアジア諸国を欧米の植民地支配から解放する戦争だったと主張する内容。「歴史の事実として『南京大虐殺』は、なかった。それは、中華民国政府が捏造(ねつぞう)したプロパガンダだった」と記述している。 だがストークス氏は「そうは言えない。(この文章は)私のものでない」と言明。「大虐殺」より「事件」という表現が的確とした上で「非常に恐ろしい事件が起きたかと問われればイエスだ」と述べた。 藤田氏は「『南京大虐殺』とかぎ括弧付きで表記したのは、30万人が殺害され2万人がレイプされたという、いわゆる『大虐殺』はなかったという趣旨だ」と説明した。 だが同書中にその説明はなく、ストークス氏は「わけの分からない釈明だ」と批判した。 同書は昨年12月に発売、約10万部が売れた。ストークス氏単独の著書という体裁だが、大部分は同氏とのインタビューを基に藤田氏が日本語で書き下ろしたという。藤田氏は、日本の戦争責任を否定する立場。ストークス氏に同書の詳細な内容を説明しておらず、日本語を十分に読めないストークス氏は、取材を受けるまで問題の部分を承知していなかった。 関係者によると、インタビューの録音テープを文書化したスタッフの1人は、南京大虐殺や従軍慰安婦に関するストークス氏の発言が「文脈と異なる形で引用され故意に無視された」として辞職した。(共同) ■ 検証・NHKの日本毀損 その18 南京大虐殺 「伊豆下田発 高橋とみよ です!(2013.10.22)」より (※ 前略、文中の赤字はmonosepia) / / このように南京大虐殺というのは、全くの捏造だったということが解ります。 南京大虐殺という言葉が登場したのは、東京裁判が最初でした。 日本の一般人を大空襲と原爆で大虐殺したたアメリカが、「日本が残虐なことをした悪い国だったからやった」という大義が必要で作られたのでしょう。 本来なら東京大虐殺、広島大虐殺、長崎大虐殺と呼ばれてしかるべきことでしたから。 民間人が何十万人も犠牲になって。日本は悪で無ければ東京裁判はそもそも成立しなかったのです。 インドのパール判事の発言からも解りますよね。事後法で裁くのは国際的に違法だったのですから。 講演録に記載されているように、NHKラジオの番組「真相はこうだ」で日本人に対する洗脳が始まりました。 1945年12月9日から「真相はこうだ」が10回シリーズで放送開始されました。 時間帯は日曜日の午後8時から8時半、これから眠るという直前の洗脳するには丁度よい時間帯ですね。 週に4回も再放送されたそうですから、ほぼ毎日放送されていたことになります。 この番組は1946年2月まで続き、その後も「真相箱」「質問箱」と番組名を変えて1948年8月まで続けられたようです。 実に3年間徹底的に捏造した歴史観を日本人に叩き込んだのです。 もちろんGHQの占領政策だったわけですが、新聞報道とNHKラジオしかメディアのない時代に連日2年9ヶ月も、ありもしなかった南京大虐殺をはじめ、日本軍の残虐性を報道し続けたんです。 NHKは開設当初から、日本を毀損するために生まれた放送局だったのですね。 (1945年12月8日から10日間にわたってGHQが創作した「太平洋戦争史」が全国の新聞に一斉掲載) 南京大虐殺をはじめとする日本を貶めるための捏造は、GHQから現在は中国・韓国へと受け継がれました。 なぜかといえば、そうする事が自国の国益になるからです。 彼らからすれば、敗戦と自虐史観洗脳ですっかり腰抜けになった日本はおいしいカモなのです。 そのお先棒を担いでいるのがNHKと言えます。 公共放送であるNHKが特定のNPOの宣伝めいた番組や、クローズアップ現代などの一見知的情報番組を流しているときは要注意です。 バラエティ番組に何故かいきなりキムチが出てきたり、サムソンの携帯を持ち上げる番組を作ったり。 韓国関係のニュースは負の報道はしません。海外ニュースを観ればその偏りが解ります。 そもそも民放と異なり、NHKのニュースに解説めいたものなど不要のはずです。 事実だけを淡々と日本国民に報道する。公平で正しいニュースを。 それが受信料を強制徴収しているNHKの責務のはずです。 (※ 後略) ※ 【河村たかし】 ■ ヘタれるなよ河村たかし 「nikaidou.com(2012.3.4)」より ・<水間さんより>いつもお世話になっております。二階堂さんに記事が転載され、この二十数年間で初めて南京問題にケリをつけれそうになりました。南京市で3月2日に予定されていたロサンゼルスオリンピック金メダリスト山下泰裕氏の交流イベントに続き、「AKE48」の公演も中止になりました。芸能界にまで影響が出てきて、俄然、南京問題が注目されることになり、河村名古屋市長が〈『南京の実相』の一次資料を見れば、「南京大虐殺」が無かったことが分かります〉と、一言マスコミの前で言ってくれれば、南京問題にケリがつきますので、どなたかに助言していただければと思っております。宜しくお願い致します。 ※ ■ 中国人が語る南京大虐殺のウソ 「名前が分かっている犠牲者は3000人ほどしかいない」 「RIDE THE WAVE 2ch(2012.3.3)」より ・実は中国人自らが南京大虐殺を歪曲していることは、ずっと見過ごされてきた。まずはこうしたやり方を直さなければ、われわれが日本人を責め立てることはできない。 新中国成立後、最初に南京に建てられたのは、蒋介石に処刑された20万人の共産党員を祀る「雨花台烈士記念館」だ。南京大虐殺記念館が建てられるのは、その30年後になる。いわゆる「文化大革命」の時代には国民党に虐殺された革命烈士への追悼がブームだった。 ・南京大虐殺で名前が分かっている犠牲者は3000人ほどしかいない。広島は1946年から毎年8月6日に追悼式典を行っているが、南京で追悼式典が始まったのは1985年。広島には毎年首相が出席しているが、南京では市長さえも毎年来るか来ないかといった感じだ。 (※monosepia - とはいえ、3000人であっても、それが一般市民に対する殺人であるなら、「虐殺」といえるような気がする。大虐殺があったかなかったかを犠牲者数で判断するとするなら、一体何人からが虐殺となり、大虐殺は何人からなのか、3000人なら戦時下の止むを得ない殺人であったのか・・・・私には分からないことばかりだ。) ※ ★ 日本政府は南京大虐殺の事実を否定しない 新華社、外務省報道官談話を報道 「中国通信社(2012.2.24)」より ・(中国通信=東京)東京24日発新華社電によると、外務省の横井裕報道官は同日、日本政府は旧日本軍が中国の南京で大虐殺を行った事実を否定しないと語った。 横井報道官は同日の記者会見の席で、新華社記者の質問に答え、次のように話した。 南京大虐殺に関する事実関係については意見の食い違いがみられるが、旧日本軍が南京城に侵入してから、非戦闘員に対して強奪と殺戮を行った事実を否定することはできない。 過去の一時期における植民地支配と侵略が多くの国の人々、特にアジア各国の人々に大きな被害と苦痛をもたらしたことを日本政府はよく認識しており、再び戦争を起こすようなことをせず、平和国家としての道を歩むことを決意している。日本政府のこの立場はまったく変わっていない。 ※ ■ 超拡散《現代の南京攻略戦は、アマゾンとの戦いです》 「水間条項(2012.3.3)」より ・南京攻略戦の全体像をとらえて読み進めることのできる図書は、次の4冊しかありません。 ・南京の実相―国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった ・「南京事件」の総括(小学館文庫) ・「南京事件」日本人48人の証言(小学館文庫) ・朝日が明かす中国の嘘 ・アマゾン日本は、さすがチャン社長が中国人だけあって、なにが中国にとってどの南京本が都合が悪いかよく分かっているようです。 アマゾンの嫌がらせを無視して、上記、南京攻略戦の図書は、各紀伊國屋書店(札幌本店・新宿本店・梅田本店)の中核店で購入していただければ、各地方紙の週間ランキングベスト10以内を目指せますので、これらの書籍が話題になれば、南京問題を終結できる方向に一気に進みます。 ※ 【太平洋戦争】 ■ 南京大虐殺は、米中共同による日本弱体化政策の為のでっち上げだった!】 「wantonのブログ(2012.2.27)」より ・達人様~推奨する参考記事 (※mono注: ぜひブログ記事を直接お読みください。) 「なぜ日本は戦わねばならなったのか」 ・。「坂の上の雲」ストーリーは格好いいですがちゃんと日露戦争にはシナリオライターがいてそれを舞台で演じる役者がいたわけで司馬遼太郎の全く知らない世界が本当はあったのです。英国のシナリオライターですからね,サラ・ブライトンの歌を最初にもってきたのなんてさすがNHKでしょうか。歌唱力で圧倒する「森麻季」さんを1部から3部まで........とはいかなかったですね。 ----------------- 「国家が行うべき歴史認識」 ・戦後占領政策でGHQは、この教えに従い忠実にそれを実行したのである。検閲で日本の歴史を消去し、WGIPで 新しい歴史を創造した。 例えば、「太平洋戦争」という言葉は、元々なかった。元々は 「大東亜戦争」と呼んでいた。GHQの占領政策によって 「大東亜戦争」は検閲により消去されWGIPによって「太平洋戦争」に塗り替えられた。 ----------------- 「WGIP」 ・こうした原爆問題と東條証言による連合国・米政府への批判の高揚に対抗して、戦争犯罪宣伝計画の第3段階が展開されたのである。 その内容は、それまでの段階以上に、繰り返して日本人に「日本が無法な侵略を行った歴史、特に極東において日本軍が行った残虐行為について自覚」させようとし、特に「広島と長崎に対する原爆投下の非難に対抗すべく、密度の高いキャンペーン」を行おうとしたものである。 日本の「侵略」や「残虐行為」は、原爆投下の免罪のために強調されたのだ。そして、日本は犯罪国家だから原爆を投下したのは当然だ、悪いのは日本の軍部指導者である、という意識が徹底的に植え付けられました。特に、東條証言で陳述された日本側の言い分を一切認めず、日本国民が連合国批判に向かわないように、宣伝したのである。 ※ 【南京大虐殺論争】 ■ 「南京事件の真実を検証する会」が中国文の公開質問状を送っていますが、中国側はこれに答えていない。 「株式日記と経済展望(2012.2.25)」より ・南京大虐殺があったかどうかの問題は、歴史学界などで検証されるべきなのですが、なかなかそれが行なわれないのは、無かった事を証明することは難しく、あったとする方が証拠を示して証明しなければならない。南京屠殺記念館が大規模に拡張改装されましたが、証拠写真とされる展示物も検証すると南京大虐殺を証明するものは一つもないということです。 もちろん日本と中国とで15年に及ぶ戦争が行なわれたのだから、多くの戦闘で兵士や一般市民も巻き添えで亡くなられたのでしょうが、いわゆる南京大虐殺は本当にあったのかどうか、素人にも分かるように証明して欲しいものだ。東京裁判が行なわれていた頃なら証人や物的な証拠も沢山あるはずなのですが、法廷で証言されたのは神父が一人殺害されたのを見ただけのものだ。30万人もの大虐殺が行なわれたのなら、中立国の記者も沢山いたのだから目撃者がいるはずだ。 ※ ■ 中国人に対して「南京事件の嘘」と図星だったので、非難される河村たかし名古屋市長 「ニュースを読まねば(2012.2.23)」より ・中国人の嘘つきぶりは世界中で有名だが、南京事件もその一つだろう。 ・まぁ、よりによって親善のために訪れた相手の顔をつぶすような発言は多少デリカシーに欠けるかもしれない。 しかも、それが図星だったから大騒ぎだ。中国人は嘘つきであることを指摘されると怒る。人は本当のことを言われると怒る。特に中華思想を背負った輩は切れやすい。 ・それにしても今回の中国は、いつもの反日の過激さは見られない。名古屋にある中国領事館の代表は、一応は名古屋市役所を訪れて抗議している。 「河村市長の立場を理解できない。日中両国が外交関係正常化後40周年を前にして、こうした発言が出たことは残念だ。」 しかし何故かフォローした。 「河村市長の発言は彼自身の見解であり、名古屋市は別の見方を持っているのではないかと思う」 いつもの中国人特有の激しさがない。 ※ ■ 超拡散《アマゾンが『南京の実相』に露骨な嫌がらせ》 「水間条項(2012.2.22)」より ・アマゾン日本の社長は、香港出身のチャン社長と明らかにしてありますが、中国から「準国防動員法」での指令をうけたのか。『南京の実相』に対して、露骨な嫌がらせを始めています。 ・ここまで露骨な嫌がらせをアマゾンがやっていることは、『南京の実相』が、南京関連本の中で中国が一番嫌がっていることを証明してくれたことになります。 ※ ★ 「南京事件なかった」と河村名古屋市長 中国共産党の市常務委員に「互いに言うべきこと言おう」 「msn.産経ニュース(2012.2.20)」より / 魚拓 ■ 南京虐殺問題に関する「ある議論」 「美しき世の面影(2012.2.20)」より ・本来は、自民党総裁、幹事長、派閥の長が発言すべきことだが、彼らは逃げていた。 たぶん、シナに政治的謀略を起こされるので躊躇ったのだろう。 その点において、河村市長の今回の発言の意義はある。 さて、私も南京虐殺について、「かなりの読書家の有名帝大卒の方」と議論になった。 以下は、私と先方との議論の一部始終である。 ----------------- ■ これは水間さんが行くしかないな 「nikaidou.com(2012.2.20)」より ☆ 河村市長「南京大虐殺なかった」…中国訪問団に 「読売新聞(2012.2.20)」より / 記事保護 ----------------- ■ 政治的に南京事件を主張する中国側と論争しても徒労に終わるだけ 「陽光堂主人の読書日記(2012.2.22)」より ・南京事件を巡る論争や応酬は、一昔前によく行われていましたが、久々に登場しました。中華人民共和国は、一党独裁の国ですから政治的な自由は認められておらず、歴史認識においても政府公認のものしか認められていません。そんな国と歴史論争をしても不毛であり、問題提起をしたところでいざこざを引き起こすだけです。 何らかの政治的意図を以て敢えて火を付けたのかも知れませんが、河村市長の説明を聴く限り、そんな思惑はないようです。祖国の名誉のために濡れ衣を晴らしたいという愛国心から出た発言と見られます。中日新聞は、昨日付で市長へのインタビュー記事を掲載しています。http //www.chunichi.co.jp/article/aichi/20120221/CK2012022102000108.html .
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二人がいたのは、市内でも最高級のレストランだった。 白く塗り上げられた壁にはヒビ一つなく、そのあちこちでは、彩り豊かな絵画が風景にアクセントを加えていた。 高い天井には、豪奢なシャンデリアが飾られている。 その煌びやかな光が、ワイン色の絨毯や、そこに置かれたアンティークな椅子、テーブル、食器などを照らし出していた。 「火力です」 そんな場所で、不意に物騒な声がしたのだ。 誰もが食事の手を止め、中央のテーブルに目を向けるのは――自然な流れだった。 不審、興味、不愉快――そういった様々な視線に、二人は晒される。 彼らの内の片方は、小柄な女性だった。セミロングの黒髪と銀縁眼鏡が、その知的な美貌を飾っていた。 着ているのは、黒いスーツという色気のないものだ。しかしそれが逆に、彼女の持つ生真面目な雰囲気によく馴染んでいる。 そして、そんな女性が相手だからこそ――もう片方の男性は、より一層浮いて見えた。 相方とは対照的に、彼はかなりの長身である。おまけに金髪を後ろに纏め、サングラスで目線を隠していた。 墨を固めたような黒服、という出で立ちも相まって、一見するとマフィアそのものである。 しかし――先程の物騒な言葉を吐いたのは、彼ではなく女性の方だった。 「火薬ですよ、ジノーヴィー」 続ける女性に、男性――ジノーヴィーは眉間の皺を深くした。 見るからに険しい顔つきだが、その表情には焦りが滲んでいる。 (……周りを見たまえよ……) 彼は、心中ではそう念じつつも、なるだけ刺激しないように、 「……分かった。よく分かった。だから――」 「いいですか。 レイヴンとしてやっていくには、ACへの『投資』と、『資金回収』のバランスが重要です。 そしてそれを確かなものにするのは……堅実な、『リスク・コントロール』です」 ジノーヴィーの言葉は、見事なまでに無視された。 今まで、彼は気づいていなかったが――どうやらオペレーターは、興奮すると周りが見えにくくなるらしい。 その怜悧な美貌をうっすらと紅く染め、女性は声高に主張を重ねていった。 「重ねて言います、ジノーヴィー。 『リスク・コントロール』はこの仕事の最重要な要素です。 そして――あなたの機体は、少々リスクが高い装備を積みすぎています。 そこで提案です。 デュアルフェイスのブレードを、銃器に換装しては。ブレードと違い、銃器の方がリスクは――」 ジノーヴィーはそこで掌を突きだし、強引な『待った』をかけた。 本格的に視線が気になりだした、というのもあるが――こういうケースの場合、早々に自分の意志を明らかにした方がいいだろう、と思ったのである。 少しACの構成について意見を求めただけで、ここまで興奮されるとは――彼にしても予想外だったが。 「言いたいことは分かった」 苦笑混じりに言ってから、ジノーヴィーは本題を切り出した。 「だが……私にその気はないよ。 ブレードは、確かに近づくという意味では、リスクもあるだろう。 だが、その攻撃力は捨てがたい。 デュアルフェイスの命は、火力だよ。火力と運動性のバランスだよ、君。 どちらかを一方的に削いでは、バランスが崩れ、デュアルフェイスの大きな長所が霞んでしまうだろう」 それもまた、理にかなった言葉だった。 が、女性は尚も言い募った。 「……しかし……」 「世の中」 ジノーヴィーは、それに被せるように言った。 「効率性や、集金性を追い求めるレイヴンだけではない、ということだ。 ただ単純に、強さを求める者もいる。 私は後者なのだよ」 こう言われては、女性に為す術は無い。 渋々ながら、了承の頷きを返す。 女性はオペレーターであるが故に、出来るのはあくまで『助言』である。そういった『嗜好』を持ち出されては、何も言うことができないのだ。 (……少し、やり方が卑怯だったか。事実なのだがな……) 思いつつ、ジノーヴィーはグラスから酒を呷った。 燃えるような熱さが、喉から胃へ滑り落ちていく。 (……やはりウォトカはいいな) ロシアの者にとって、この酒は燃料だと思う。 飲むと体が暖まってくる。興奮してくる。自然、仕事へのモチベーションも上がる。戦闘にも同様だ。 そのせいか、知らず強い笑みを結んでいた。 「……強い酒は、体を壊しますよ」 オペレーターからの忠告だが、ジノーヴィーは肩をすくめただけだった。 「美味いものは仕方がないだろう。君もどうだね、エレン」 「……要りません」 オペレーター――エレンは、憮然として応じた。 それから、テーブルの烏龍茶に手を伸ばそうとして――はたと止まった。 ジノーヴィーが怪訝そうにする中、彼女は急にバッグの中を漁りだし、その中から一枚の写真を取りだした。 「ジノーヴィー……依頼です」 「依頼?」 ジノーヴィーは怪訝な顔をした。 今日、この店に集まったのは、今後の展望や、出撃する戦場を見積もるためであり――依頼を受けるためではない。 その疑問を見透かしたのか、エレンはすぐさま補足した。 「依頼といっても……これは、ごく個人的なものです。『頼み』と言ってもいいでしょう」 「……頼み?」 「はい」 頷き、エレンは手に持った写真を、テーブルの中央に置いた。 ジノーヴィーは、何気なくそれを覗き込んで――眉をひそめた。 写真には、実に特徴的な青年が映っていた。 どうやら新人のレイヴンらしく、真新しい操縦服を着込み、ピカピカのヘルメットを脇に抱えている。 だがその一方で、刀のように鋭い目や、不敵な笑みを湛えた口元などからは、ベテラン以上の闘争心と上昇意欲が感じられた。 (……これは……) ただ者ではない、そう直感した。 だが――同時に、妙な既視感も覚えた。 どこかで、出会ったような気がする。場所も、時間も、全く思い出せないが。 (……なんだ?) 首を傾げていると、エレンがヒントを口にした。 「覚えていますか? ヴォックス・シティーで会っているはずです」 瞬間、ジノーヴィーの全身を戦慄が駆け抜けた。 色あせ、風化し――だがそれでも忘れがたい記憶が、忘却の淵から蘇る。 そびえ立つ、ACよりも遙かに巨大な影が。僚機の残骸が。敵レイヴンの笑い声が。燃えさかる町並みが。 それら悪夢のような記憶が、ジノーヴィーに牙を剥いた。 「ジノーヴィー?」 エレンの声が、危ういところでジノーヴィーを引き上げた。 思わず、大きな息を吐く。どうやら、長いこと呼吸を止めていたらしい。 額にも汗が浮き出ていた。 「……大丈夫ですか?」 「ああ……大丈夫だ」 その言葉にも、エレンは疑り深い眼差しを向けていたが、結局追究はしなかった。 写真を指差して、詳しい説明を開始する。 「ジノーヴィー。私は個人的に、この新人レイヴンに注目しています。 そして、彼の情報を欲しているのです。特に、レイヴンになることを決意した理由などを。 それらに問題がなければ、上層部に推薦する予定です」 そこで、エレンはジノーヴィーに目をやった。 どこか心配げな眼差しに、ジノーヴィーは苦笑しつつも、 「……私とその新人は、どこかで出会っているらしい。 だから、知っていることがあれば話して欲しい。 そんなところかね?」 エレンは頷いた。 だがジノーヴィーの表情には、すっと影が差す。 (……あのことを、話すのか?) 別に守秘事項ではない。クレストも、話すことに関してはとやかく言ってこないだろう。 だが――ジノーヴィー個人としては、あの事件を口に出したくはなかった。 不可抗力とはいえ、あの事件では多くの人が死んだ。街も消えた。 確か、写真の新人レイヴンは、あの事件の数少ない生き残りだったはずである。 (……できれば、願い下げしたいところだが……) ジノーヴィーは黙考した。 五秒、十秒、三十秒。なめくじのようにゆっくりと、だが確実に時間が進んでいく。 エレンがごくりと唾を飲み込んだ。 (だが、彼女は恩人だ。どうする……?) 直後、鐘の音がした。レストラン中に響くほどの、大音量である。 二人は驚き、顔を上げ、音源を探した。 果たして――それはすぐに見つかった。 柱時計である。 鐘の音は、錆び付き、傾いた古時計が、レストランの隅から九時を報せた音だった。 「……閉店まで、あと一時間です」 エレンが呟いた。 決断を急かしている。急かしているということは、焦っているいるということ。常に冷静な彼女が、焦っているということは――この話が非常に重要だということ。 そう感じたジノーヴィーは、ついに口を開いた。どこか諦めたような口調で、 「……分かった。そうなれば、いっそ吐き出そう。 君にはよく協力してもらったしな。話すことで、私の中でも気持ちの整理がつくかもしれん」 そう言うと、ジノーヴィーはテーブルの写真を手に取った。 それをじっくりと眺めつつ、 「……私が話すのは、恐らくこの少年がレイヴンになるのを決意した、原因に直接触れるものだ。 当然推測も入るがね。 だから……」 ジノーヴィは一旦言葉を切り、続けた。 「……だから、この話の主人公は、この少年ということになるな。私は……何も出来なかった、傍観者だな」 自嘲気味に笑った。 エレンはあえて追究を避け、頭を下げる。 「感謝します、ジノーヴィー」 「……そうしてくれると、こちらも話甲斐があるというものさ」 そこから、ジノーヴィーは目を閉じた。 意識がゆっくりと記憶の底へ潜っていく。 やがて、口が緩やかに言葉を紡ぎだした。 「あれは……曇っていた日のことだな。 私は、テロリストを待ち伏せする依頼を受けて、ある街へ行ったんだ。そこで――」 時間は、八年の昔に戻る。 かつての出来事が、ジノーヴィーの言葉により、テーブルの上に再生されていく。 * そこは、寂れた駅だった。 線路はたった一本しかなく、その一本を、二つのプラットホームが挟み込んでいた。 しかし――そのどちらも、苔むし、錆び付き、疲れ切っている。駅そのものが老年に達し、もはや廃止を待つばかり、といった風情であった。 駅員も、端の方に座る老人ただ一人らしく、客に至っては、もはやどこにも見あたらない。 ほぼ無人の駅を、冷え切った風が過ぎていく。 『――間もなく――』 だがある時、そんな声が秋の大気を震わせた。 人間の声ではなかった。機械による、合成音声である。 それが、実に四時間ぶりに電車の到着を告げていた。 『――電車が参ります』 応じるように、遠くから警笛が聞こえてきた。 見ると、線路の彼方から、真っ白い電車がやってくる。 それも――弾丸のような形をした、特急列車であった。 その前面に窓はなく、運転席のようなものも見あたらない。 だがそれは、この電車がリモートコントロールで動いているからだった。軍用以外の鉄道は、ほとんどの場合で人件費削減のために、遠くの管制センターから運転されている。 『――間もなく――』 その姿はどんどん大きくなり、やがてブレーキ音を高く響かせて、純白の車体がホームに滑り込んだ。 『――電車が』 機械音は、そこで止んだ。 高速で移動していた列車は、今やどっしりと、まるで岩山のように、ホームの間に鎮座している。 僅かな間を置いて、『降車放送』に切り替わった。 『長旅お疲れさまでした。お降りの際は、お忘れ物にご注意下さい』 そこで、ドアが開いた。 空気の抜ける音がし、かつ普通の状態であれば、次々と客が吐き出されてくるタイミングである。 だが――ホームの端に座る老駅員は、何の反応も示さなかった。 深く被られた駅帽の下で、青の瞳が哀しげな色を湛えている。 きっと、駅員は知っているのだ。 誰も降りないということを。この駅は、街は、すでに廃れ、見捨てられ、降りる人などいないということを、長い勤務時間の内に熟知しているのだろう。 住民の足である『ローカル線』ならともかく、都市間の行き来に利用されるこの路線は、もはや用済みといっても過言ではないのだ。 だから――すぐ脇のドアから人が降りてきた時には、ひどく驚いたようだった。 「なっ」 呻いてから、「しまった」という顔をした。 老駅員はすぐに立ち上がり、姿勢を正し、一礼する。 降車客も、彼に向き直って軽く会釈した。 久方ぶりの客は――どうやら、ビジネスマンのようだった。 糊の効いた黒いスーツで長身を包み、かつサングラスをかけている。 そこだけ見れば、『真面目』そのものの出で立ちだったが――ネクタイの柄や、手に提げたブランド者の黒鞄、ほんのりと匂う香水の香りなどから、洒落者という側面も伺えた。 「……ようこそ、ミスター」 駅員が口を開いた。 事務的に、だが温かみを含ませて、尋ねる。 「ここは、ヴォックス・シティーです。 乗車券を確認しますのでお名前を……」 男は頷き、重々しい口調でこう応えた。 「ジノーヴィーです」 それは、平坦な口調だった。 だがその言葉からは――猛獣の唸りにも似た、『凄み』が顔を出していた。 * ジノーヴィーがここに来た理由は、単純だった。 クレストから依頼を受けたのである。 一週間ほど前、今までクレストを悩ませていた『楽園の灯火』というテロ集団――それが、この街で大規模なテロ活動を行うという情報が、キャッチされた。 本来であれば、まず住民の生命を第一とし、市街区全般に防衛部隊送るべきだ。 だが、クレストはそれをしなかった。 上層部は、住民の生命よりも集団そのものの撃滅を望んだのである。 『ここで取り逃がせば、きっと別の場所でテロが起こされるだけだ。ならば、いっそ街を囮にして、この場で殲滅する方が総合被害は少ないだろう』――クレスト側はそう打算したのだった。 冷酷に見えるが、この時代ではよくあることだ。 そして、その打算を実行するためには、相応の準備が必要だった。 まず敵に感づかれては、待ち伏せが成立しない。それ故、市街区に持ち込める戦力は限られている。 AC二機。それが敵に気づかれずに内部へ運び込める、限界数だった。 この二機だけで、敵の大部隊を撃滅しなければならない。 厳しい任務である。並のレイヴンであれば、生還率は一割を切るだろう。 だがだからこそ――ジノーヴィーが呼ばれたのだ。 当時、ジノーヴィーは二三才の若年だったが、すでにトップクラスの評価を受けていた。クレストの采配も頷ける。 だが、 (……正直、重い仕事だな) 思い、ジノーヴィーは気怠げに息を吐いた。 彼はもはや選ばれた二機の内の、一人なのである。 この際、街がある程度破壊されるのは仕方がないとはいえ――実に傭兵らしい台詞だが――テロ集団を逃がせば、責任は重大だ。 ほとんどの責任が、たった二つの背中にかかる。 今まで築き上げた地位は、泡のように消えてしまうだろう。 (……まぁ、実力世界は総じてそんなものだがな) そう思い直すと、一変、ジノーヴィーは口元を歪めた。 プラスに考えるならば、こういう綱渡りも――悪くはない。さらに上を目指す足がかりにも、十分なりうるのだから。 (……それに私なら……問題はない) 気休めでも自惚れでもなく、確かな自信でそう思った。 実際、ジノーヴィーはより難度の高い依頼を受けたことがある。そして、そのどれも確実に遂行してきた。 特に今回は、事前準備も万全だ。 デュアルフェイスは、事前に運び込んである。テロ屋が現れれば、即座に乗り込める絶妙な位置に。 無論、街の下調べもついていた。侵攻の方向や、盾に使えそうな建物、罠を張れそうな十字路――そういった戦場の要素は、全て頭に叩き込んである。 それでも、正直に言えば、テロ屋がこんな場所を狙う理由だけが未だに不明だが――それも、些細な誤差だ。状況次第ではテロ屋もこういう行動をとるだろう。 そもそも、全ての情報が与えられた状態で、戦闘できる方が珍しい。 その意味では、今回の下準備は理想的であるとさえ言える。 (……そうだ、問題はない。いつも通りに仕事をこなせばいい……) 最後のチェックを締めくくると、ジノーヴィーは老駅員に声をかけた。 「ご老人、そろそろ行きます。切符のチェックは、終わりましたか?」 老駅員は一瞬驚いていたが、すぐに頷いた。 緑の切符を差し出して、 「ええ。丁度、照合が終わりました。 これで、到着窓口は素通りできます。そっちでの手続きは、併せて行ってしまいましたから」 「助かりますよ」 「仕事ですからね。お気をつけて」 お互いに会釈を交わし合ってから、ジノーヴィーはその場所を後にした。 目指すは反対側の端、そこにある階段である。 そこを下り、改札口に行けば、先に到着していたもう一人のレイヴン――『ジギタリス』に会えるはずだった。 そこからは、彼にベース――潜伏の拠点となる部屋――まで案内してもらう予定だ。 先に送っておいた、生活荷物の受け取りは、まぁ、そこに到着した後でいいだろう。 (……ジギタリスとは、少し話さなければならないしな。なにせ――) そこで、ジノーヴィーはふと足を止めた。妙なことに気がついたからだ。 足音が消え、自然、ホームはしんと静まり返る。 周辺の雑音が――鴉の鳴き声が、車のクラクションが、子供の笑い声が、より鮮明に浮かび上がってきた。 「なんだ……?」 ジノーヴィーの耳は、それらの中から奇妙なものを拾っていた。 鈍い音だ。それも、何かと何かが激しくぶつかり合うような――人間同士が殴り合うような、穏やかではない音である。 普通の人間なら、聞き逃していただろう。だがジノーヴィーは別だった。 この程度が聞き分けられないようでは、強化手術の意味がない。 「……どこだ?」 まずジノーヴィーは、音の質、大きさ、方向から音源の位置に『アタリ』をつけた。 それから強化人間のレーダーを起動、近隣の人体反応を探り出し、そのそれぞれを『アタリ』と照合する。 (南西、距離一〇っ) 答は、すぐに出た。 ホームの柵から身を乗り出し、ジノーヴィーはその方向を注視する。 目標は、存外に近い。恐らく、三〇メートルほどの距離だろう。サングラスの遠視機能に頼らずとも、様子は十分に分かった。 どうやら『音源』は、公園のようだった。 ブランコ、シーソー、ぐるぐる回る球状のジャングルジムなど、お決まりの遊具が点在している。 だが展開されている光景は、常の『のどかさ』とはかけ離れていた。 人間が、殴り合っている。二人とも、十歳程度の子供だが。 短い手足を総動員して、掴みかかり、殴り、蹴り、必死の気合いで相手を打ちのめそうとしていた。 これだけなら、まだ『子供の喧嘩』と多寡を括っていられるが――もっと異常な点がある。 観客がいるのだ。 それも、尋常の数ではない。 砂場から、木の上から、ジャングルジムから、ありとあらゆる場所に同年代の子供が居座り、勝負の行方を見守っていた。 その興奮した表情を見る限り、『手を出しかねている』のでもなく、『止めるタイミングを逸した』のでもないだろう。彼らは本当に、観戦しているだけなのだ。まるで、本当の『試合』のように。 (なんだ?) 眉をひそめた直後、『試合』に動きがあった。 片方が、相手の胸を突き飛ばした。相手はバランスを崩し、仰向けに倒れる。そこで、倒した少年が馬乗りになった。 観客の半分は歓声をあげ、もう半分は息を呑んだ。 半分の声援を受けて、優勢の少年は猛々しい叫びを上げる。 「うわぁぁああああ!!」 少し離れたここでさえ、腹に響く、それほどの声だった。至近距離で聞けば、きっと耳が痛くなったはずだ。 ジノーヴィーは、それに真剣に驚いた。 いったいどれだけ気合いをこめれば、十歳程度の身でこんな声が出せるのか。 そして、それだけの『気合い』がこめられた拳、その一撃が倒れた少年に振り下ろされる。 強化人間の聴覚が、弾けるような音を拾った。 (直撃――!) 少年は休まなかった。 すぐさま拳を振り上げ、二度目の打撃を準備する。 「いかん!」 思わず声が出た。 子供の骨格に、これほどの強打は危険すぎる。貰う方も危険だが、打つ方も危ない。骨が衝撃に耐えきれず、砕けてしまうかも知れない。 往々にして、この時期の子供は『腕力』と『骨格』が釣り合っていないものだ。 だが、二度目の拳は放たれなかった。 ジノーヴィーのすぐ近くで、誰かが声を張り上げる。 「こらぁぁ――――――――――――――!!!」 耳朶を打つ、落雷のような声だった。それは、離れた『公園』まで伝わり、そこの空気まで一掃した。 子供達が、全員ぴたりと動きを止める。 『「大人」に見つかった』。その事実は、子供達を夢から覚まさせるには十分だったようだ。 次の瞬間、公園中の子供達が一斉に逃げ出した。 木から、土管から、ジャングルジムから、まるで蟻の巣を崩したように子供達が逃げていく。 負けていた少年も、隙を見て馬乗りから脱出し、走り去った。 その際、優勢だった少年に何かを投げた。 強化人間の視力が、それをはっきりと、捉える。 (……スカーフ?) 赤の地色に金の星マークをあしらった柄だ。 鮮烈で、記憶に焼き付くような色合いだ。 状況から、戦利品の類だと思われるが―― (……なんで、そんなものを……?) そう訝っている間にも、公園の人数はどんどん減っていき――三〇秒も経った頃には、勝利した少年だけが残っていた。 公園の中央に、小柄な体がぽつねんと立っている。 (……なにはともあれ、もう終わったようだな) 大過無く納まったことに、ジノーヴィーは安堵の息をもらした。 握りしめていた両の拳を解きながら、 (怪我をしないに、越したことはあるまい。戦場でも無ければな) この時ジノーヴィーは、残された少年も逃げると思っていた。 今までそうしなかったのは、激闘の後で足がふらついているのだろう――そう解釈していた。 だがそれは、見事に外れた。 少年は逃げず、どころか慌てもせず、敗者が落としていった『スカーフ』を――戦利品を拾い上げた。 その後、しばらくはそれを見つめている。 一向に逃げる気配はなかった。 (……大した度胸だ) そう思っていると、不意に少年は――笑顔を見せた。 激闘の末に掴んだ勝利、その『証』を手にした上での、子供じみた無邪気な笑顔である。少なくとも、外見上はそうだった。 だが、ジノーヴィーはそれにひどく違和感を感じた。 (……なんだあれは?) 痣だらけの顔で、少年は笑っていた。 しかし――その裏には、何か得たいのしれないものがある。 まるで、どす黒い何かが、『笑い』の仮面を張り付けているだけのような――そういう感覚さえあった。 そして次の瞬間、それが強烈に後押しされた。 少年は始めた時と同様の唐突さで、笑うのをやめた。 戦利品から目をそらし、際限なく広がる空を――上を見つめ出す。 ゾクリとした。 気づかない内に、その少年の目に危険な光が宿っていたからだ。 まるで獰猛な獣のような、『飢え』た眼光。それが、幼い瞳の中でギラギラと輝いている。 「……なんだ?」 その言葉が聞こえたわけではないだろう。が、三〇メートルの向こうで、少年がこちらに――ジノーヴィーに向き直った。 瞬間、空気が変わる。 離れていてさえ、澄んだ大気が獰猛な気配にぐにゃりと歪んだ。そこから感じられるのは――濃縮され尽くした、高純度の『敵意』だ。 恐らく、向こうが見つめるこちらに気づいたのだろう。 細かい表情や仕草は分からずとも、『見物されている』、くらいは判別できるはずだ。 少年にしてみれば、その『高みの見物者』を――本気なのか、気まぐれなのか分からないが――挑発した、というところだろう。こんなに離れて、勝負が成立するかは不明だが。 (……まるで見境のない……よほど、戦い足りないのか?) そう思いつつ、ジノーヴィーは無意識の内にある行動をとっていた。 両脚をリラックスできる位置に開くと、腹に少し力を込め、少年を見つめ返す。 そして――胸の内で、どす黒い感情を練り上げた。 少年のそれが単純な『敵意』であるとすれば、ジノーヴィーのそれはより凶悪な――『殺意』である。 それを、視線を通して相手に送り込む。 『敵意』には『殺意』で返す――刷り込まれた戦場の習慣が、こんな場所でも発動してしまったのだ。 だが無論、それは本物の殺意ではない。 あくまで適当にでっちあげた、張りぼての感情である。 しかし――少年には効果があった。 びくりと体を揺らし、怖れたように後ずさった。 どうやら向こうの敵意がこちらに届いたように、こちらの殺意も少年に届いたようだ。三〇メートルとは、それくらいの距離である。 (……しかし、こうもあっけなく怖じ気づくものか? あれほど、殴り合っていたのに……度胸はありそうだが) 興ざめするジノーヴィーだが、疑問はすぐに氷解した。 考えてみれば――少年達がやっていたのは、『戦い』であっても、『命のやりとり』ではない。そこに『敵対心』はあっても、『殺し』は存在しないのだ。 故に、単純な『敵意』には慣れていても、本格的な『殺し』の意志――『殺意』を突きつけられるのは、きっと初めてなのだろう。だから無様にも驚き、恐がったのだ。 レイヴンが、たかだか子供相手に殺気を叩きつけるのも、大人げのない話だが。 (……まだまだ彼らの世界は、狭いということか。まぁ、『殺し』など知らない方が……幸運ではあるがね) ジノーヴィーが頷いていると、急に、二度目の怒声がきた。 またジノーヴィーの近くから、先程のような大音量で、 「こら――――――――――――――――!!」 二度目とあってか、さっき程の驚きはなかった。 だがそれでさえ、怖じ気づいていた少年には効果覿面《てきめん》だった。 背を向け、逃げるように去っていく。さすがに走りはしないが、その歩みは不自然なほど大股だった。 (……さて) その姿が完全に見えなくなってから、ジノーヴィーは辺りを見回した。 怒声の主を捜し出し、あわよくばあの少年について尋ねようと思ったからだが――直後、言葉を失った。 ジノーヴィーの近くで、二度の怒声を繰り出したのは――先程の老駅員だったのだ。 考えてみれば、この近くいる人は、彼しかいない。 だが――この人の良さそうな笑顔から、どうやってあんな声が出たのだろう。 「驚かれましたかな」 表情から内面を察したのか、小柄な老人は照れたように笑った。 「なにぶん、ご勘弁下さい。最近の子供は、加減というのを知らないで……放っておくと大変なことになります」 そこで、ジノーヴィーはようやく我に帰った。慌てて話を合わせる。 咄嗟に笑顔を浮かべたが――上手く笑えたか、自信がない。 「ええ、そうですね……」 「全く……遊びにしても度がすぎますよ」 『遊び』。 ジノーヴィーはその単語を聞き咎めた。が、話を聞こうと思ったとき、丁度駅員が身を翻した。 ぶつくさと呟きながら、老駅員が去っていく。 「まったく……なんでまたあいいう『遊び』を。 ――め」 駅員は、言葉の最後に少年の名を呟いた。 印象に残る名前だ。 知らず、味わうように呟き、胸に嚥下する。 そうして少年の名前は、ジノーヴィーの意識に刻みつけられた。 遠くで、鴉がカァと鳴いている。 * 「これが、出会いさ」 そこまで語り、ジノーヴィーは息を吐いた。 エレンが口を挟みかけたが、それを待たずに言葉を追加する。 「……この後、色々ある。街は燃えるし、テロ屋は頑張るし、少年は――推測になるが――精神を壊した。そんな延長線上に、今が――この写真が、あるというわけだね」 ジノーヴィーは、そう前半を締めくくってから、エレンの方へ目を向けた。 写真をひらつかせながら、 「質問がありそうだが」 エレンは即座に頷いた。 「言ってみたまえ」 「……二つあります」 「構わない」 その言葉を受け、エレンは遠慮なく言った。 「こういうのは、普通全てを話終わった後に、やるものでは?」 ジノーヴィーが、実に嫌な顔をした。 胡乱げに目を細め、 「……これは、君が問いたげにしていたから、設けたものなのだがね」 「そうでしたか。失礼しました」 言葉とは裏腹に、特に反省した様子はない。 ジノーヴィーは眉間の皺を深めたが、それ以上は追究しなかった。 何事もなかったかのように、二つ目の質問を促す。 「……二つ目は、なんだね?」 「名前です」 「……名前?」 エレンは頷いた。ちょっと身を乗り出して、口を開く。 「その少年の名前ですよ、ジノーヴィー」 そう言えば、確かにまだ公表していなかった。 だが――わざわざ聞くほどの事とも思えない。放っておいても、そのうち話に出てくるであろう事柄だ。 「……どうしてだね?」 不審げなジノーヴィーに、エレンは明快に応じた。 「気になるのですよ、ジノーヴィー。その『少年』と現在のレイヴンが、本当に同一なのかどうか。 非常に似通った特徴ですし、あなたの記憶力も信頼しますが――それでも、やはり聞いておきたいのです。もし別人であったら、切ないでしょう? あなたにとってはそうでなくとも……私にとってこの話は、あなたから得られる情報は、大問題なのですし。 ……正直、気が気ではありません。 駅員から聞いたというのであれば、今教えてくれても、いいでしょう」 「……確かに」 そう応じ、ジノーヴィーは彼女の理屈を認めた。 だが――要望に対しては、きっぱりと首を振る。 「だが、やめておこう」 「どうして?」 「この話は、最後まで名前が明かされない方が緊張感があるだろう。 それに――こちらが本旨だが――もし本当に別人であったなら、途中で話が止まってしまうしね。 ここまで来たんだ、是非とも最後まで吐きだしてしまいたいのだよ」 口元を歪めるジノーヴィーに、エレンは眉をひそめた。 「……そういう姿勢には、賛同しかねますが」 「付き合ってくれないか。 ……本当に、最後まで話したいのだよ。この話は途中で切れるほど、軽い話ではない。私にとっては、ね」 そう言われると、エレンに返す術はなかった。 こういう場合は、根本的に話す側――ジノーヴィーの主導権である。エレンは、あまり細かく言えない。 「……分かりました」 エレンは渋々了承した。 ジノーヴィーは「すまんね」と前置きしてから、話を再開する。 「……どこまで話したか。 私は、その後ジギタリスと合流し、ベースへ向かった。その後、ようやく事件が動き出すのだよ。 途中、様々な事後資料に基づいた、推測も入ってくるがね……」 テーブルの上で、再び過去が立ち上がった。 * 「ここか」 そう言うと、ジノーヴィーは懐から鍵を取りだした。 それを目の前のドア、その鍵穴に差し込み、回す。ギチャリと錆び付いた音を立て、部屋の鍵が解除された。 これでようやく長旅から解放され、今作戦の宿に入ることができるのだ。 ジノーヴィーはほっと息を吐く。 (……やっと、来たか) 駅で妙な少年と出くわしてから、一時間弱。 ジノーヴィーは、計画通りに先着のレイヴンから案内を受け、今回のベースキャンプに辿り着いた。 ただ、ベースキャンプとはいっても、実態はお粗末なものである。 二階建てアパートの、一室だ。さすがに木造ではなく、鉄筋が使われているようだが――ボロい。 現に、目の前のドアは錆びにまみれていた。きっと他の部屋も同様だろう。 あてがわれた部屋は一階であるため、眺めも期待できまい。 もっとも、例え十階であろうと、この近隣には背の低い住宅が点在している程度であり――豊かな景色など、望むべくもないのだが。 「お疲れさま」 そう思っていると、背後から野太い声がした。 振り向くと、そこには――でかい男がいた。 長身のジノーヴィーよりも、さらに一回り体が大きい。だが決して粗暴という印象ではなく、むしろ穏やかな笑顔には愛嬌があった。 よく躾けられた、極めて大人しい大型犬――そんなイメージだ。 実際、彼の案内は細やかで、近隣の設備まで教えてくれるなど、まさに盲導犬のような気配りであったのだが。 「ご苦労だったな、ジギタリス。道案内、助かった」 ジノーヴィーが労う《ねぎらう》と、男――ランカーレイヴン『ジギタリス』は笑みを深くした。 「これも礼儀だ。気にするな。 ……ま、いい仕事をしようじゃないか」 ジギタリスは、そこで右手を差し出した。ジノーヴィーも、利き腕でない方でその手を取り、握手に応じる。 すると、ジギタリスが気前よく笑った。 「結構だ、じゃあな、戦友!」 輝くような笑顔で言うと、その後身を翻し、ズカズカと道路の方に去っていった。 ジノーヴィーはその様子に、なかなかない清々しさを感じたが――胸の一部分では、眉をひそめていた。 (……なんだ、あれは) レイヴンの態度ではなかった。 レイヴン同士であれば、ライバル意識もあるはずだし、もっと殺気立っていてもよいはずだ。 そもそも、ジギタリスからは、最低限の警戒さえ感じなかった。 『イイヤツ』過ぎるのである。 躊躇なく利き腕である右腕で差し出してきたのが、いい証拠だ。 (……そうか) ジノーヴィーは、そこでジギタリスのプロフィールを思い出した。 彼は――アリーナ専用のレイヴンだった。今回の任務に出たのは、たまたま人手が足りなかったからである。 アリーナは、純粋にスポーツとして趣が強い。そこを拠点に動いているものが、『傭兵』らしい所作に欠けているというのも――頷ける話だ。 彼は、根っこの所で傭兵ではなく、フェアプレイと仁義を重んじる『アスリート』なのだろう。 しかし―― 「大丈夫か?」 ジノーヴィーは、呟いた。 傭兵の世界で、そういった美徳は、欠点以外の何物でもない。 稚拙な挑発に引っかかってしまう可能性さえあった。 (……まぁ、今考えても、仕方のないことか) ジノーヴィーは思い直し、首を振った。 もはや任務は始まっている。今更変更は利かない。クレスト側の眼力を、信じるしかなかった。 そう思いながら、ドアの方へ向き直り、錆び付いたノブを捻る。 (……それに、私なら……例え彼が死のうとも、単独で依頼はこなせるだろう) そう打算しつつ、ドアを開けると――予想以上に小さな部屋が、彼を出迎えた。 まず、四条一間である。大柄なジノーヴィーと数多くの荷物が来れば、ほとんど寝る場所しか確保できないだろう。 安全に火を使えるスペースが確保できるか、それさえも怪しい。 これだけでも十分狭苦しいのだが、止めとばかりに、部屋の中央には大きな――それこそ冷蔵庫大の――機械がデンと居座っていた。 それが超高性能な、『広域通信機』であると気づくのには、たっぷり二十秒掛かった。 「……どうして、こんなものが……?」 本来なら、防衛拠点に置かれるべき代物だ。 特に、この型は『傍受妨害機能』や『通信距離』に優れるが、その分非常に重く、かさばり、しかも高価なため、クレスト本社といった最重要拠点ぐらいにか配備されていないはずだ。 (……部屋を間違えたか? いや、こんなものを置くのは、うちぐらいしか……) 思った直後、その通信機が甲高いコール音を響かせた。 何者かが、メッセージを伝えようとしている。 少し迷ったが、ジノーヴィーは結局部屋の中央まで進み、腰を曲げて通信ボタンを押した。 それから、マイクに向かって、 「こちら、ジノーヴィー」 『おや、君かい?』 ジノーヴィーの呼びかけに、軽々しい声が応じた。聞き覚えのある声だった。 「……チーフですかな。『ディグルド』チーフ、そうですね?」 『そうだよ』 男――ディグルドはあっさりと肯定し、続けた。 『今作戦の指揮官を務めることになった。よろしくね。 ……まずは、長旅ご苦労様、と言っておこうか。ようこそ、ヴォックス・シティーへ。 ジノーヴィー、我々――開発チーム最高の芸術品、「デュアルフェイス」を操れる君が来たことは、我々にとって大きな喜びだ』 大仰な挨拶に、ジノーヴィーは苦笑した。 「こちらも、また一緒に仕事ができて嬉しいですよ」 『ああ。またよろしく。 ……あ、そうそう、送られてきたデュアルフェイスだけどね。 もう組立は終わってるよ。場所は……分かってるね?』 付け足された質問に、ジノーヴィーは「もちろん」と返答した。 すでにデュアルフェイスは、秘密裏に運び込んである。そしてその際、街の地下にある大空洞――放棄された、『災害時貯水槽』が隠しガレージに利用された。 『災害時貯水槽』とは、文字通り洪水が起こった時などに、一時的に溢れた雨水や川水を貯めておく場所である。 いわば、大地に埋め込まれた巨大タンクだ。 基本的に、クレスト所有の街は、ほとんどこの設備を持っていた。しかしこの街に限っては、そもそも水害が少ないことと、設備そのものに欠陥が見つかったことで、貯水槽は放棄されていた。 だが、その『使われなくなった大空洞』は、ACを隠すには打ってつけだった。 絶対に見つかりにくく、しかも下水道と連結しているため、アクセスにも困らない。マンホールさえ見つかれば、そのまま下水道を通って侵入できるのだから。 出撃や、パーツの出し入れの際は――作業用MT進入路か、エレベーターを使えばいい。 『分かってるなら、結構』 通信の向こうから、満足げに頷く気配がした。 その後、ディグルトはさも大したことなさそうに口を開く。だが――実際の内容は、まるで正反対だった。 『それと……気になっているだろうから、この通信機についても話しておくよ。 この通信機はね……ちょっとした保険なんだよ。 テロ組織に、僕たちがこの街にいるって感づかせないっていう理由もあるけど……本当は、それだけじゃない』 「というと?」 答はあっさり返ってきた。 『他の企業だよ。ナービス、キサラギ、ミラージュ……そいつらが、この街を嗅ぎ回ってる。そして、必死にこっちの情報を探ってる。 分かると思うが……これは、尋常なことじゃない。世に名高い大企業が、どうしたってこんな街に密偵《イヌ》を放ちまくるんだ? これは、クレストの見解だが……きっと向こうも、テロ屋――「楽園の灯火」の都市破壊作戦を感づいていてるはずだ。 その上で、網を張ってるよ』 ディグルトはとんでもない内容を、まるでピクニックか何かのように、あっけらかんと話していった。 『この任務……最初は、何の変哲もない作戦だと思ってた。 だがね、今の状況から察するに……この作戦には何かあるみたいだ。三大企業が興味を示すほどの、何かがね』 ジノーヴィーは眉をひそめつつ、頷いた。 「……可能性は高いな」 『そうだろう? そして、我らクレストは、作戦の獲物――テロ集団「楽園の灯火」に、何らかのキーがあると見たらしい。 大企業が、そろいも揃ってつけねらう程のモノが、今回の獲物に仕込まれている――そう睨んだんだよ。 そして今回の作戦は、よくすれば連中を一網打尽にできる。 それが成功すれば、連中からありとあらゆる情報を、あるいは技術を――それこそ、他の企業が欲しがるモノを、洗いざらい頂戴できる。 ミラージュを、他の全ての企業を出し抜き、貴重な情報を独占できる。 そういう作戦なんだよ。 ……そして、得られた情報次第では――本当に、情勢が変わるかも知れない。 政治的膠着下では、最重要な情報は、万の兵隊にも勝る戦力なんだよね』 ジノーヴィーの唇が渇き始めた。 額に汗が浮かび、喉がごくりと鳴る。 『……いいかい、そういう作戦なんだよ。 そんな作戦を――傍受の危険がある回線で、やれると思うかい? 作戦の詳細が漏れれば、ひょっとしたら、ライバル企業はどさくさに紛れて情報をかっぱらいに来るかも知れない。 それは避けたい。作戦の情報は、万全を期してクレストが独占するべきだ。 この無線機を部屋に配置したのは、傍受を防ぎ、この作戦に関するそういった情報アドバンテージを、維持するためなんだよ! この機器は、ほとんどの無線傍受を無効化できるからね!』 内容に反して、緊張感に欠けた口調だった。 だが、事態は実に深刻である。 ディグルトは、この情報戦と迎撃戦の成否で、クレストの政治的地位が左右されると明言しているのだ。 だが――無論、ディグルトとて事の重大性は理解しているだろう。 通信の向こうにある彼の目は、きっと笑ってはいまい。野暮ったい眼鏡の奥には、冷徹な光が宿っているはずだ。 その証拠に、ディグルトは細やかな配慮も欠かさない。 『ジノーヴィー……これから、気をつけたまえ。君はランカーだ、目だつ。 常に変装を心がけたまえ。 電車はすでに本名で乗ってしまったので、仕方がないが――これからは、常に偽名を使ってね。実際その部屋は、「カドル」という偽名で借りてあるよ。緊急で取ったから、少し狭めだけどね。 荷物も、同じく「カドル」名義で別の場所に預けた。後で取りに来て』 ディグルトは、そこまで一気にまくし立てた。 三〇代で、どでかいトンボ眼鏡をかけ、いつも蛍光色の作業着でうろうろしているような男に、『目だつな』と言われるのは妙な気分であったが。 「……分かった」 知らず、声が強ばっていた。 依頼の難易度は、決して高くはない。だが――この作戦で情勢が変わる、という事実が付加されていた。 ジノーヴィーの中でも、そのような依頼など数えるほどしかない。 『頼むよ? レイヴンの影響力は、絶大だ。この作戦では……洒落じゃなく、その影響力が世界を動かすかもしれない。 君はひょっとすると……今、世界の中心にいるのかもね。 全部が杞憂、かもしれないけどさ』 「……まぁ、最善はつくすさ」 そう応じると、通信の向こうで笑う気配があった。 少ししてから、今度は本当に気安い調子で、 『難しい話は、これで終わり。 ところで……どうだい、長旅は。何か変わったことでもあったかい?』 『変わったこと』。 その単語で、反射的に『少年』を思い出した。駅付近の公園で、蹴り合い、殴り合い、挙げ句の果てにはこちらにまで喧嘩を売ってきた、怖いもの知らずだ。 だが――さすがにその話を出す気にはなれなかった。 世界規模の情報戦略と、少年の喧嘩と――並べるには、スケールが違いすぎる。 「……ないな」 首を振ると、ディグルトはからからと笑った。 『ははは、何かあったようだね。応えるまで間があったよ。 ところで、またオペレーターが変わったそうじゃないか』 「……何もないよ。来るときにはな」 『最後の質問を無視して、先に否定したということは……本当に、何かあったようだね、ジノーヴィー』 ジノーヴィーが口をつぐんだ。図星である。 この男は、すぐ他人の思惑を見透かしてしまう。 知らず、息を長く吐き出した。 「……確かに、あったよ。変わったことは。だがね……」 『言ってみたまえよ。我々は、作業チームだ。全力で君をサポートする。 それは……機体に限ったことではないよ。どんな些細な疑問も、たちどころに応えようじゃないか。 ……まぁ、無理強いはしないけどね』 言われ、老駅員には少年のことを聞きそびれていたこと、その事実を思い出した。 一度身を翻した駅員は、とっとと駅舎に入ってしまい、ジノーヴィーは完全に尋ねるタイミングを逸してしまったのだ。 だから、少年への疑念は、今も胸で燻った《くすぶった》ままである。 その中でも特に、『瞳のぎらつき』や、こちらに向けられた『敵意』、それらがどういった過程で生み出されたのかは――興味を惹かれるところだ。 実は、ここに来る途中、『「闘争心」が根っこにあるのでは』――と論を進めてみたのだが、それもしっくりこない。 確かに、少年の『敵意』は、『闘争心』の発露に似ているといえば似ているが――無論、今思えば、だが――何かが違うのだ。 そして、その『何か』が分からない。 途中で投げ出すのも気が引けた。 (……どうせなら、ここで尋ねるのも悪くはない……か。ダメで元々だが) そう思い直すと、ジノーヴィーは口を開いた。 それから、少年について彼の見たことを話し出す。 やたら好戦的だったこと。殴り合っていたこと。戦利品らしきものを受け取っていたこと。周りには観客がいたこと。駅員が、『遊び』として扱っていたこと。睨まれたこと。 それらを全て吐きだした後、ジノーヴィーはこう締めくくった。 「何か、知っていることはないかね?」 期待はしていなかった。開発チーフが、近隣のお子さま情報に詳しいというのも――逆に問題があるだろう。 しかし、答はすぐに来た。 『ゾーン・ゲームだね。 戦災孤児達を中心に、爆発的な広がりを見せているらしい。 最近問題になってるらしくて、僕も小耳に挟んだよ』 予想外の展開に、ジノーヴィーは驚き、繰り返した。 「ぞ……ゾーン・ゲーム?」 『そう。陣取り合戦みたいなものさ。 彼らは、それをやっていたのだと推測されるよ。 ……まず、子供達がチームを作る。そのチームは、それぞれある一定の範囲を「領有」している。 そしてそのチーム同士が、闘う。 負けたチームは解散し、何らかの証を――たいていチームのマーク入りスカーフとか、コインとかだけどね――勝った方に渡す。 勝った方は、その証をもらい、負けた方の「領地」を丸取りする』 「……何の話ですかな?」 困惑を不審に進化させ、ジノーヴィーは訊いた。 『だから、これがゾーン・ゲームってことだよ! いいかい、ゾーン・ゲームっていうのは、いわば壮大な陣取りゲームなんだよ。 実際、やってるのは陣地を取り合う、それだけだ。 だけど、取り合う陣地の規模がでかい。なにせ、この街まるごとがゲームのフィールドなんだから。一チームが支配する「領地」は、街の一区画単位だよ。 いったい、そこらの悪ガキ連中が、どうしてそれほどのネットワークを持っているのかは、分からないがね。 そして、闘うってのも、チェスやトランプとかの、頭脳勝負だけじゃない。希に、本当に殴り合う場合もある。 特に、当事者同士に武術の心得がある場合は、基本的にそうなる。 君は、二人が闘っていたって言ったね? 周りには観客がいたそうだね? それは、まさにその『戦い』の瞬間だった可能性が、高い。 闘っていた二人は、二つのチームのボス。観客は、それぞれのチームの構成員。 君の言う少年は、勝ったようだね? ならば、彼は敗者の領地を総取りしたはずだよ。 ……言っておくが、嘘じゃないよ』 そこまで聞いて、ジノーヴィーはこめかみを押さえた。 理解が追いついてくるにつれ――頭が痛くなってきたのだ。 少年達が、街を巡って殴り合っているのである。 無論、にわかには信じがたい話だが――ジノーヴィーは、ディグルトの言うことを信用することにした。 確かに、駅での出来事はそれくらい突拍子もない話でなければ、説明がつかないような気もする。 なにより、『嘘ではない』と言った時には、ディグルトは決して嘘は言わないのだ。 「……いったい、どうして子供がそんな遊びを?」 根本的な疑問に、ディグルトは笑った。 『知らないよそんなの。 誰かが中心になって取り仕切っているのかもしれないし、あるいは、何らかの理由で、ルールが自然発生しただけかもしれない。 比較的狭い街だ。そのどちらも考えられるし、そのどちらも違うかも知れない。 ……まぁ正直、僕はこの遊び自体は、それほど不思議とは思わないけどね』 ジノーヴィーは首を傾げた。 「どういうことですかな?」 ディグルトは興味無さそうに応じる。 『「子供の遊びは、社会の縮図」ってことだよ。 子供にとって、生活は「遊び」中心に回ってる。そして、そんな状況であればこそ、彼らの「遊び」には、彼らから見た「世界全体」の姿が投影されるのさ』 ジノーヴィーは、そこでディグルトの言わんとしていることが分かった。 だが敢えて、彼に先を促した。 「それで?」 『……子供から見た世界は、まさに企業同士の、領土の取り合いに映ってるんだろうね。 間違いじゃないよね。だって、実際そうなんだもの。 そして、彼らが見たそういう世界の姿が、領土を奪い合う大人達の姿が、彼らの遊びにも投影された。 ゾーン・ゲームという形でね。 発生自体に、不思議はないだろう? 実際、規模は違うけども、他の街でも似たような事例はあるし。 だろう?』 ジノーヴィーは応えなかった。 胸の内で、何かがざわついていた。 『……まぁ』 構わず、ディグルトは続けていった。捕らえどころのない笑みの口調で、 『実際、街を「支配」って言っても、実権を握るわけでもない。あくまで感覚的に過ぎないんだろうさ。 それに、この遊び自体に決着がつくわけでもない。名目上は、一つのチームが街全体を手中に収めたら、それで終了らしいけど……こんなの不可能だよね。 物理的にも、ネットワーク的にも』 ディグルトは、微かに羨むような口調に変えて、言った。 『だから、これは本当の意味で「ごっこ」なんだと思うよ。 喧嘩好きなワルガキ達が集まって行う、終わらないいわば「戦争ごっこ」。 彼らの遙か上で繰り広げられている、戦いを真似した、刺激的な箱庭だよ。 その背伸びした、素敵な幻想の中で、この街の子供は遊んでいるわけさ。 ある者は雰囲気だけを愉しみ、ある者は「領土拡大」の野心を燃やして、ね』 直後、ジノーヴィーは息を呑んだ。 ディグルトの言葉が、胸に響く。それは幾つもの波紋を生みだし、やがてそれは、たった一つの解を――心中にあった疑問への解を、結んだ。 『どうだい? ……ま、基本、街の裏事情に詳しい人の受け売りだけど、僕も結構前からこの街に入っていたからね……相応の裏付けもある』 ジノーヴィーは、応えなかった。いつの間にか、それどころではなくなっていた。 話の最後で、ゲームの目的や、本質的な性格が明らかになり――燻っていた疑問に、すとんと理解が落ちてきたのだ。 少年から感じた、凄みや敵意。その源泉は何かと思っていたが、今の会話でアタリがついた。 『闘争心』と似て非なる、何か。 ディグルトの言葉は、図らずもその正鵠を射ていたのだ。 ――『野心』。 ――なるほど。 口元が、歪な笑みを結んだ。 もっと上に行きたい、自分はこんなところで終われない、そういった『上』への指向性。 その言葉は、ジノーヴィーが少年に持っていたイメージと、見事なまでに一致した。 戦いの後、上を見つめていたあの姿。ぎらついた眼差し。 こちらに突きつけられた、鏃《やじり》のような敵意。 後者は、単純な闘争心とも取れるが――それにしては、あまりにも気配が歪んでいた。単純な闘争心であれば、もっと澄んだ気配のはずだ。 前者に至っては、完全にそれらの埒外だった。 だから、ジノーヴィーは少年のバックボーンを計りかねていた。 端的に言えば、『闘争心』に近いものは感じるのだが、それとはまた違う――そういうもどかしさを感じていた。 だがそれは、ディグルトの言葉で解消された。 『野心』。 それは闘争心と密接に結びついていながらも、その他のどろどろとした欲求を巻き込んだ感情だ。 ジノーヴィーが受けたイメージに一致する。というより、これしかない。 ゾーン・ゲームの性格にも、『野心』というファクターはよく馴染んでいた。それが無ければ、少年は『チーム』など作れないだろう。 「……野心か」 ジノーヴィーは、口内で言葉を転がした。 じっくりと味わい、やがて嚥下する。 そして、これ以上ないくらいにしっくりきた。 思えば、勝負中の雄叫び、その気合いの元となっていたのも――こういった野心なのかもしれない。 『……しかしねぇ』 ジノーヴィーがそう思索する一方で、ディグルトは喋りを再開した。 ぽつり、と漏らすように、 『……まさか、その子が君に喧嘩を売ってくるとはねぇ。相手を選べないのかな。 結局、相手は逃げたらしいじゃないか?』 ジノーヴィーは、それにはきちんと返答した。 「それも、仕方があるまい。 ……殺気だよ」 『は?』 「私は……睨んできた少年に、殺気を返してしまったのだよ」 どこかばつの悪そうな声だが、ディグルトはそれを笑い飛ばした。 『本当かいっ。なら、別に気にする必要もないよ。なにせ、チームが一つ減って、治安がよくなるのだからね。 ……きっと、その子供は思ったはずさ。「怖い」ってね。 きっと驚いたはずだよ、だって、君は彼らなんて問題にならない――ルール無用の「殺し合いの世界」の住人なのだから。 そんなのに睨まれたら……裸でライオンに見つめられたのと、同じくらい怖かったはずさ』 ディグルトはそこで、一拍置いた。 間を置いて、一挙に宣言しようとしたらしいが――ジノーヴィーはそれを先取りした。 「……少年は、このゲームから足を洗うと?」 ディグルトは、ちょっと虚を突かれたようだったが、すぐに肯定した。 『うん』 少年達にとって、ゾーン・ゲームは、『血と硝煙の世界』をトレースしたもののようだが――それでもやはり、少年達が興じているゲームは、あくまでも『試合』の域を出ない。 お互いの命は保証されている。ルールも決められている。かなりフェアな条件である。 彼らはそんな中で熱を上げ――ひょっとすれば、カッコイイとさえ思っている。 この年代の子供は、えてしてこういう『アウトロー』な真似を魅力的に感じるものだし、あるいは、このゲームそのものが彼らなりの『背伸び』であるのかもしれない。 だが、ジノーヴィーの場所は、本物の戦いは、そんな甘いものではない。そこは、完全無欠の『殺し合い』の世界だ。 命の保証はない。勝っても、五体満足でいられないかもしれない。当然だまし討ち、増援、伏兵、なんでもありだ。アンフェアだろうが、生き残れればそれでいい。 そういう世界だ。 そして、そんな世界を少しでも垣間見てしまえば――恐らく、前者の戦いなど、ママゴトのように見えるだろう。 『本物の戦闘屋』が行う、『本当の戦闘』を、形だけ真似たまがいもの――そう見えてくるはずだ。 彼らは、自分たちが遊びが、どれほど陳腐な真似事であったのかに、気づくのである。 そうなれば熱が冷めるのは必然といえた。 ディグルトは、ジノーヴィーの見た少年が、まさにそうなると予言しているのだ。 しかし―― 「違うな」 ジノーヴィーは、不意に言った。 静かな、だが胸に響く口調で、 「ゲームが馬鹿らしくなって、止めるというのには……異論がないがね。 しかしね、それだけで終わるとは思えないんだ」 ジノーヴィーの頭には、駅での出来事が蘇っていた。 あのぎらついた眼差し。こちらに向けられた、濃密な敵意。 ゾーン・ゲームがなくなったからといって、これほどの『野心』が消えるとは思えなかった。 打ち込んでいたものがなくなったからといって、それと一緒に自然消滅してしまうような淡い感情では、あれほどの敵意は練られない。 あの瞳や、態度から感じられた『野心』は、もっと根の深いものだった。 そして、そんな『野心』を持つならば―― 「あの子は……そのうち、『こちら側』にやってくるかもな」 『へ?』 間抜けな声を出すディグルトに、ジノーヴィーは説明した。 「しばらくは、無気力になるだろう。打ち込んでいたものが、丸々消え去ってしまったのだからね。 だがね……彼は、じきにこう考えるはずだ。 『ああいう世界もあったんだ。スケールが、大きい。自分たちの遊びとは、比べものにならないものがあったんだ。 よし……今度はこちらで頂点を目指そう』――! これが、『野心家』のあり方ではないかね? 例え粉々に砕かれても、すぐさま再生し、新しい目標に向かって邁進していく――真の上昇志向とは、こういう姿勢ではないかね?」 『……野心家? ジノーヴィー、一体、何を……』 「ディグルト」 静かな声だった。 だがそれだけで、ディグルトは口を閉じた。 ジノーヴィーの声が、静まり返った室内を満たしていく。 「私は……ひょっとしたら、とんだ怪物を揺り起こしたのかもな。 ……これは、勘だがね。どうしようもないことだが」 そこまで言い切ると、ジノーヴィーは笑った。闘う者としての、闘争を悦ぶ獰猛な笑みだ。 真っ赤な口の中で、犬歯がきらりと閃く。 だがそれも一瞬で、ジノーヴィーははっと我に返った。 まくし立ててしまったことに気づき、お茶を濁す。 「……すまない。独り言だ、忘れてくれ」 外で、鴉がカァと鳴く。 * 同じ頃、ジノーヴィーの部屋の、真下――『地下空間』。 『諸君!』 墨を垂らしたような、濃厚な闇の中――勇ましい声が響きわたった。 よほど広い空間なのか、その声があちこちで反響し、不気味なエコーを残していく。 『我々は革命戦士団――』 声は、そこで一拍置いた。大きく息を吸い込んで、 『「楽園の灯火』である!!』 瞬間、拍手が巻き起こった。 無数の手が割れんばかりの音を奏でて、大声の主を讃えあげる。 その拍手はしばらく続き、やがてさざ波のように引いていった。 『……感謝する、同志諸君』 と、そこで照明に灯が入った。 天井に吊された数機の大型ライト、その強烈な光が暗闇を切り裂いた。 そうしてみると、まず目に付くのが――壇上に立つ男だった。 筋骨隆々とし、傷だらけの顔面にはサングラスをかけていた。そんな男が、拡声器をもって壇上に立っている。 そして、その視線の先には――彼に向かって二列に並ぶ、数十人もの人間がいた。 男もいる。女もいる。少数だが、老年に近い者もいた。 一見全く統一感のない集団だが――よくよく見ると、彼らには共通する特徴もあった。 全員、壇上の男を見つめており、一様に興奮で頬を染めているのだ。 『……あと、少しだ』 その視線を浴び、壇上の男は口を開いた。 感動に震えた口調で、 『……そうだ。後少しで、我々の目的が、叶う。 散っていった同志達のためにも……「これ」の引き取り、その契約は必ず成功させる。 「この上」で網を張ってる――いや、網を張っている「つもり」の連中を出し抜く。そして、都市破壊を成功させる。 そうだろう、諸君!』 言い切ると、男は親指で後ろを示した。 聞き手達が一斉に男から、その後方のものへと視線をずらす。 そこにあるのは――山のような巨体だった。 下からでは、全貌が把握できない。かろうじて、四脚の機動兵器だと確認できる程度だ。 馬のような四本足に支えられた胴体、その上に何があるのかは――恐らく、天井からでないと分からないだろう。 『……ディアパルゾンだ』 男が、ぽつりと呟いた。 聞き手達が、また一斉に視線を男へ戻す。 男は、獰猛な笑みで応じた。 『……明日は――祭りだ。 せいぜい派手に踊ろう』 再び拍手が巻き起こった。 だが今回のは、そう長くは続かなかった。 気味の悪い声が、演説の盛り上がりに冷や水を浴びせたからだ。 「おめでたい人達だね」 決して大きな声ではなかった。 だが、それに込められた確かな侮蔑に、拍手が止む。 空気がピンと張りつめ、場が水を打ったように静まり返った。 そんな中、壇上の男を含めた、数十の視線が空間の端に集まっていく。 『……もう一度言ってみたまえ。ハンマーヘッド』 男が言うと、壁際で何者かが身を起こした。 異様な男だった。 真っ黒のコートを着込み、サングラスをかけ、髪を剣山のような刺々しいヘアスタイルで固めている。 それだけでも、十分に奇妙なのだが――男には、さらに異常な箇所があった。 歯だ。 男は三日月のように笑っているのだが――その笑みの端々から、異様なほど尖った歯が顔を覗かせていた。 一見、ただ犬歯が見えているだけだが、それにしては数が多い。 その正体は、ハンマーヘッドが口を開いたときに明らかにされた。 「おめでたい人達だ……と言ったのさ」 ハンマーヘッドが応えると、男達は身を竦ませた。 開かれた口の中では――『全ての』歯が、イルカや鮫のように尖り、白々と輝いていたからだ。 恐らく、男達は大口を開けた怪物を連想したのだろう。それほど威圧的な歯並び――生まれつきか、加工かは不明だが――だ。 『おめでたい? 我々が?』 壇上からの言葉に、レイヴン『ハンマーヘッド』は頷いた。 「ええ。最終チェックもせずに、浮かれているとは……愚の骨頂さ。 油断は身を滅ぼす。学校で習わなかったかい? いや、まぁそんな教育を受けていないから……こんな所にいるのかも知れないけどね?」 容赦のない罵倒に、テロリスト達は眉をつり上げた。 だがその一方、壇上の男は冷静に否定する。 『……馬鹿な。油断など、あるはずもない。 我々は、全てにおいて万全だ。無論、チェックにおいてもだ。その上で、士気を高めるためにこの催しを開いている』 堂々とした言葉に、ハンマーヘッドは笑みを深くした。その表情のまま、 「……分かったよ。あんた方がそう言うのなら、何も言いますまい。 お好きにどーぞ」 テロリスト達は、不遜な態度にいきり立った。 だが、それも一瞬のことだった。 次の瞬間、ハンマーヘッドは腰を曲げ、深々と礼をする。 その明らかな服従の姿勢に、テロリスト達はぽかんとするが――すぐに、勝ち誇ったように鼻を鳴らした。 『……分かればいい』 壇上の男も、満足したように言った。 しかし、この時ハンマーヘッドの、サングラスに隠された目は――笑っていない。 だがテロリスト達はそれに気づかなかった。 気づかないまま、再び演説に戻っていく。 「……幸せな連中だ」 ハンマーヘッドは、最後に小声で呟いた。 薄い、だが明らかな嘲笑が、その口元には刻まれている。 * そこは、少年の巣穴だった。 戦災孤児院の、屋根裏。そこは狭く、暗く、だがそれ故に落ち着く空間だ。 激しい野心を燃やす、獣のような少年は――疲れたりした時は、大抵ベッドではなくこちらに行く。得てして、この年代の子供は狭い場所を好むものなのだろう。 帰ってくるなり、そこへ逃げ込む様子は、まさに巣穴に戻る狼と言えた。 「……くそっ」 そんな『巣穴』の中で、少年は毒づいていた。 金髪に飾られた、誰もが羨む端整な顔。それを悪鬼のように歪め、唇を噛みしめている。 彼は今、懐中電灯の明かりを頼りに、参考書を読みふけっているのだが――全然頭に入らないのだ。 それは少年にとって、かなり苛立つことだった。 勉強が進まなければ、テストでいい点がとれない。いい点が取れなければ――『一番』ではなくなってしまう。 これが、『大人』であれば『一回くらいはいいじゃないか』、もしくは、『勉強くらいいいじゃないか』と思うかもしれない。 だが、少年は極めて高い『上昇志向』を持っていた。 物心ついた時から、常に一番を目指していた。 それは、もはや本能的と言っていいものである。少年は狼が肉を求めるように、『一番』という数字を病的に追い求めた。 常日頃より、何かしらの競争に明け暮れるほどである。 彼の日常の八割以上は、他人との競争で占められているといっても過言ではなかった。 加えて――少年はまだ『子供』なのだ。 大人と違い、その視野はひどく狭い。 学校と、孤児院と、近所の街。それが、彼が持つ世界の全てなのである。 自然、競争の数など限られてくる。 そしてそういう状況下では、競争一つ一つの比重は、極端にでかい。たった一つの敗北が、彼のプライドを、一番であろうとする欲求を、ズタズタに傷つけてしまう。 故に――現在の、『一つのテストで敗れるかもしれない』という悩みは、少年とって非常に深刻なのである。 が、 「……身が入らねぇ……!」 ついに少年は参考書を投げ出した。 得体の知れない焦燥感と、苛立ちで気が狂いそうだった。 (なんだってんだ……) そうして勉強を諦めた途端、また例の映像がわき上がる。 ついさっきのことだ。駅でこちらを見ていた、大人――その一人に、ありったけの敵意をぶつけ、挑発してみたのだ。 それはちょっとしたチャレンジ精神の発露だったが――反応は苛烈だった。 (……まさか、あんなどろどろしたのが、来るなんて……) 当時のことを思いだし、少年は身震いする。 まるで巨大な毒蛇に睨まれたかのような、圧倒的な絶望感だった。勝てる気がしない、どころの騒ぎではなかった。そもそも、勝とう、闘おう、という意志そのものをごっそりと削がれた。 きっと今日眠れば、その気配を当てつけてきた男――サングラス、黒服の男が夢に出てくるだろう。明日も明後日も、出てくるかも知れない。 「何だったんだ、あれは……?」 少年は、喧嘩が好きだった。 どんなスポーツで一番になるよりも、テストで一位を独占するよりも、喧嘩で、力で相手をねじ伏せた時の方が何倍も愉しかった。 だが――そんな自分でさえ、あの男に怖じ気づいた。無様にも逃げ出した。 「くそっ」 もやもやした思いに耐えきれず、少年は再び毒づいた。 苛立ちのまま額に手をやる。 と、そこで汗をかいていることに気がついた。 興奮のせいか、それともライトのせいか、屋根裏の中は蒸し暑くなっているのだ。 (……ハンカチだ) 少年はズボンのポケットをまさぐった。 まずは、汗を拭おうと思ったのだ。だが、予想に反して引っぱり出されたのは―― 「……スカーフ?」 真っ赤な地に、大きな星マークをあしらったデザインだ。くしゃくしゃになったそれが、少年の前でひらひらと揺れている。 今日、とある『チーム』と試合をした際、戦利品として投げられたものだ。 そしてそれは、勝利の証だった。新しい区画、それが少年のものになったという証明でもある。 いわば、ゾーン・ゲームの勲章だった。 (……なんだ?) 少年はそれをじっと見つめていたが、不意に、眉をひそめた。 何かが違うのだ。 今までは、この類の品を見る度に胸が高鳴っていた。勝利の証に興奮し、寝るときまでこれらを抱いていた。 (なんだよ……) 顔が、泣きそうに歪む。 少年の生活、その八割以上は、競争で占められている。 そしてその『競争』の大部分を、ゾーン・ゲームが占有していた。 半年前より流行っていたこのゲームの性格は、それほど少年の性癖に符合したのだ。 街全体を支配する、というスケールは少年の野心に合致した。殴り合いで優劣が決まる、というのも彼の闘争心に合致した。仲間を作れる、というのも寂しがり屋で、仲間思いで、故にこそカリスマ性を持つという特徴に、見事なまでに合致した。 ゲームの持つ退廃した雰囲気も、どこかカッコイイと思っている。 もはやゾーン・ゲームという悪ガキ達の祭典が、日常の根幹を成している、といっても過言ではなかった。 そのはずだった。 ほんの数時間前までは。 だが、 (なんだよ、これっ) 今は――何も感じないのだ。 そのゾーン・ゲームの勲章に対して、感慨も、愛着さえも沸かない。ばかりか、 (……これが、何だっていうんだ? ただの布きれじゃないか) そういう考えが浮かびさえする。 これはジノーヴィーが言うように、『殺し』というものを知ってしまったからだろう。 本物の戦いを知り、自分たちの真似事が、いかに陳腐かを思い知らされた。 だからソーン・ゲームの戦い、その価値が下がり、その結果である戦利品の価値も低下した。 それだけの理屈だった。 だが少年は、そんな理屈にも気づけない。 自らの大部分を占めていた情熱が、冷え切っているのを感じ、気味悪そうに呟く。 「煮え切らないな……」 その言葉も、とあるドラマからの流用なのだが――それにさえ、少年は気づかなかった。 あくまで子供らしく、苛立ちと膝を抱えながら、少年は夜を過ごしていく。 それが、『子供』で過ごす最後の夜になるとも知らないで。
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■基本データ ■スキルデータ ■キャスト概略 ■ショット性能 ■スキル解説 ■アシストカスタマイズ ■戦術 ■基本データ 「鬼ヶ島の王」多々良(たたら) モチーフ作品 "桃太郎"より、鬼 ロール サポーター 開放条件 リーフショップで交換(0枚)※3 Art. 萩谷薫 CV. 井口裕香 通り名 鬼ヶ島の王 身長 142(角込150)cm 趣味 カラクリいじり 好きなもの 島の製鉄場(たたら場) 嫌いなもの サナ姉の小言 大切なもの ヤシャオー 基本ステータス 最大HP Lv1 58 ~ Lv8 68 ※1 最大MP Lv1 45 ~ Lv8 57 ※4 ストレート攻撃力 B (2.0) ドロー攻撃力 A (2.6) スピード B (2.1)※2 公式射程表記 遠 SS射程 キャスト 6.30体分 サンドリヨン(Ver.5.20)との比較 125.46% DS射程 キャスト 6.85体分 116.72% 回避距離 136% ※キャスト1体分の大きさは、バフを受けた際の黄色い円が基準 + 修正履歴 ※1 Ver3.21-Dより。Ver3.21-C以前はLv1 48 ~ Lv8 65 Ver5.36-Jより。Lv1~Lv7の最大HPを上方。【Lv1:54→Lv1:58】 直近の舞闘会・協奏闘技場におけるサポーターのピック率・勝率の低さを鑑み、序盤から押されすぎないようにする意図とバトル班コメントあり。 ※2 Ver4.02-Bより。Ver4.01-A以前は2.0 ※3 イベント期間(2018/8/20〜9/9開催)中に4戦プレイで先行入手可能であった。 ※4 Ver5.35-B より。以前はLv1:40~Lv8 52→45~57。ロール内での勝率が低く、試合を通して戦いやすくする意図とバトル班コメントあり。同時の上方にワダツミ火遠理スカーレットアイアンフックルカ。下方はなし。 ■スキルデータ ワンダースキル カード名 レアリティ カテゴリ レベル 消費MP 詳細 蒼キ錬鉄ノ波動 WR 超絶強化 5 なし フリックをすると即時発動する。自身と味方キャストに妨害効果への耐性を与える。さらに、自身のHPを回復し、HP継続回復状態になり、ドローショットの貫通力が上がる。※戦闘中一度のみ使用可能 スキル カード名 レアリティ カテゴリ レベル 消費MP 詳細 玉鋼砕キ・改 R 攻撃 2 20 自身から引いた線の方向に貫通攻撃を放つ。ヒットした敵に小ダメージを与え、敵キャストにスロウを与える。 錻喰ライ ※3 R 攻撃 5 40 自身から線を引いた方向の範囲に発動する。自身の防御力が上がり、範囲内の敵兵士と巨人に複数回攻撃し、小ダメージを与え、与えたダメージに応じて自身のHPが回復する。 夜叉王ノ庇護 R 強化 2 25 ※2 フリックをすると即時発動する。周囲にいる味方キャストが受けたダメージを自身が肩代わりする。肩代わりした場合、自身の受けるダメージが減少する。この効果範囲は自身がダウンしているか行動不能状態の場合は発生しない。 魂送リノ鞴※1 SR 回復 3 10 フリックをすると即時発動する。自身を中心とした範囲内の味方キャストのHPを回復し、HP継続回復状態にし、スキル使用時に消費するMPが減少する。このスキルは、スキル発動時に自身のHPを消費する。HPが不足している場合は使用することができない。 鈩叩キ SR 妨害 4 35 フリックをすると即時発動する。自身中心の範囲内の敵に小ダメージとスタン(行動不能)を与える。さらに、敵兵士と巨人にポイズン(継続ダメージ)を与え、攻撃範囲が徐々に拡大する。 + ... ※1 初期スキルセットに含まれない第5のスキル ※2 Ver3.21-Dより。Ver3.21-Cまでは30 ※3 Ver5.20-Aにて効果が追加。追加前の説明文↓ 錻喰ライ R 攻撃 5 40 自身から線を引いた方向の範囲に発動する。範囲内の敵兵士と巨人に複数回攻撃し、小ダメージを与え、与えたダメージに応じて自身のHPが回復する。 ■キャスト概略 蒼き鋼の絡繰に託されたもうひとつの悲願(アナザーストーリー)。 温羅のアナザーキャストで、ロールはサポーター。鬼のロボ「ヤシャオー」に乗りこんで戦う。 アナザー化で性別・CVが変化したのはメイド・マリアンに続き2人目。イラストレーターまで変更されたのは今回が初。 なお、Ver2以前でのキャストに対するアナザーキャストはこれで全て登場した。 温羅のタフネスをある程度引き継ぎつつ、自由曲線型のドローショットが撃てるようになっている。 SSの射程も劇的に伸び、公式紹介の適性距離でも遠距離カテゴリに属している(温羅は『超近』表記)。 このため使用感としては温羅よりもアイアン・フックに近いものとなっている。 サポートするのは「HP」と「被ダメージ」。WR専用アシストを装備する事で「防御力」のアシストも可能。 味方が受けるダメージを自分が肩代わりする"夜叉王ノ庇護" 自分のHPを消費して味方を回復する"魂送リノ鞴" という2種類のサポートスキルで味方の耐久性能を大きく引き上げることが可能。 ただしどちらも多々良のHPを削りながら戦うという点で他のヒーラー系サポーターとは一線を画する。 相対的に自分のHPを味方に移し替えるという解釈も可能かもしれない。 だが「使用感がフックに近い」ということから分かるように、足は遅くショットの回転率も非常に悪く回避の性能も独特。 アプデによる上方修正で多少は改善されたが、サポーター最低クラスである点は相変わらず。 回避も移動距離と速度こそ優秀だが、こちらも硬直が重いため自衛力にはかなりの不安がある。 SSの回転率がいい近距離型キャストに張りつかれると抵抗するのは不可能に近く、最悪延々とダウンし続け何もできないまま撤退に持ち込まれてしまう。 性能を例えて言うと「アイアン・フック並みの足の遅さ」「シュネーヴィッツェンより遅いドロー弾速」「リトル・アリス以上の硬直の長さ」を1つのキャストの集約してしまったような性能になっている。 そこに自衛能力が皆無という点を付け加えればどんなキャストか分かるであろう。 更にその巨体から当たり判定が他のキャストよりやや大きいのも難点。他のキャストを使っていると普段は当たらない位置からでも引っ掛かり被弾してしまう場合もある。兵士の弾も自軍兵士のやや裏にいても多々良を狙う場合もある。 如実に表れるのが投擲ドローで他のキャラでギリギリ避けられる範囲では被弾してしまう。 公式の紹介にあるように、「味方と歩調を合わせて」「正面から攻める」ことを意識したい。 また詳しくは後述するが「夜叉王ノ庇護」には計算・想定できない仕様が多数あり、それで自身及び味方が不利益を被る可能性が常に頭に入れておきたい。 サポーターとしては最大MPがかなり低い部類であり、WSも味方への支援効果は低く、逆転性には乏しい。 遠距離キャストの宿命で各行動の発生や硬直が極めて長いため、事前対処回避に失敗し近接キャラにまとわりつかれるとデスは免れない。 HPを利用するスキルにより、ある程度までHPを保持することも必要で、HP管理に注意が必要。 長所のHP回復はレベル後半で解禁されるため、序盤で出鼻をくじかれると辛く、味方が過剰に兵士を倒してしまうと回復もできない。 総じて有利状況になれば強いが、不利状況になるとそれをひっくり返しにくい。見た目とは裏腹にシビアで難しいキャスト。 なお元の温羅がアビリティを持たないためか、こちらも久々のアビリティ無しキャストとなる。 Ver4.00にてダウンからの起き上がり時間が上方修正それ以前は実装時の温羅と同じく長かった。 起き上がり完了後の無敵時間については要検証(検証前は短かった) + WLW公式による解説 味方キャストをかばうことで、敵からの攻撃を一手に引き受ける遠距離サポーター。 味方キャストが受けた攻撃を肩代わりすることで、ダメージが軽減されるため、 味方とともに正面から進撃していくことを得意とするキャストである。 pros(長所)サポーターとしては比較的高い体力と長射程でダウン属性、そこそこあるショットの威力サポーターらしからぬ殺意の高いレーン戦もそれなりに可能。端適正も悪くない。 味方のダメージを庇ったり、HPを代価にしたバフにより強化を施すことも出来、味方と歩調を合わせてレーンを押し込んでいく動きが強い。相方Aに対面の動きを止めてもらい、自分が兵士処理等をしていくコンセプトであり足並み揃えて戦うと強いキャストである。 他サポーターと比較しても中央の特大拠点を積極的に狙いに行く戦術がしやすいキャストとなっている。 Lv5以降はワンダースキルと「錻喰ライ」の解禁により帰城頻度も減り、延々とレーンに居座れる。 HPこそ代償とするが「魂送リノ鞴」の補助性能は破格であり、複数人に掛けた時の優位性は高い。 専用アシストや「錻喰ライ」発動時の防御力アップ・HP回復を活かすと、生半可な火力では仕留めきれない硬さを誇る。 cons(短所)庇うスキルの関係上『足並みを揃えて戦うと強い』というほかのサポーターにはないタイプ故に、味方との歩調が合わないと逆に性能を発揮しづらい。アタッカーは他のサポーターと組むときとは違う動きが必要になってくる。この点は、自身と味方の理解と判断力が問われる。 またスカーレットやナイトメア・キッドなどの遊撃メインのアタッカーとはシナジーが薄く、キャストの強みを削ぎかねない。 多々良の性能を活かすと相方アタッカーが横槍を行う頻度は減るため、端レーンのレーナーにかかる負担は格段に重くなる。ランダムマッチでその負担に耐えられるレーナーが両端に揃うとは限らず、端が崩れたらそのフォローはしにくい。 多々良の存在は相方の動きだけでなく、 思考及び戦略そのものに枷を与えかねない ため、使う当人が思っている以上にチームに与える影響が大きい。 明らかに端にフォローが必要な場面や中央を押すより端に動いたほうが戦果が上がりそうな場面でも相方となるアタッカーが中央に居座り、横槍をしようとしないということも多々ある。多々良が相方というだけで相方の視野を狭くしてしまう可能性がある。 端レーンだと相性の有利不利の差が激しい。対処法を理解していない・していても実行が難しい(ダウン技を持ってない等)相手だと強みを押し付けやすい一方、対処法をしっかり理解している相手には何もさせてもらえず負けてしまいがち。中~近距離サポーターとは総じて相性が悪い。 対処法もおおむね浸透し、端適正については単純な強い弱いでなく、多々良の弱点を狙えるキャスト・プレイヤーが敵に来るかどうかの相性要素が強い。サポーターには多々良の硬直に攻撃を差し込みやすい者も少なくなく、ワンミスから何もさせてもらえずやられてしまう可能性がある。 有利といわれていたシレネッタに対しても今ではアシスト効果によるドローインフレの波に飲まれドローの威力、性能、回転率の前に不利がつくようになってしまった。 強みである防御力を上げるアシストやスキルも常に起こる火力インフレの前にどんどん無力になっている。WLWは基本的にはスピードを上げて攻撃に当たらないように動くことが基本であり火力や速度が上がり続ける中で多々良の防御力は上げにくく、新アシストが追加される度にインフレに取り残されてしまう。防御アップアシスト自体はカード追加で着々と増えているのだが、『火力+スピード』や『火力+射程』といったアシストの増え方に比べると副次効果のさみしいカードが多め。 防御力にに重きをおくとその分キャストへの圧やラインを上げる力が無くなるので、撤退は防げても勝ちに貢献することができなくなる。防御力を上げる事よりもスピードを上げる方が汎用性も高く、多々良のコンセプトは今のWLWにはミスマッチしているといえる。 多々良の弱みである硬直の長さはキャストとして致命的な弱点であり、Ver5.3現在は汎用アシストで行動による硬直を改善する手段に乏しい。どのキャラにも強み弱みがあるが、例えば『基礎性能はいいが火力が足りない』といったキャストならばインフレするほど弱点が改善する。多々良はその逆に位置する。 味方メンバーによってはWSが無視できないデメリットに転じる。(詳しくはWSの解説にて) 「錻喰ライ」は突出した性能を持つが、それ故に多々良自身の基礎性能が弱めに設定されている。つまり「錻喰ライ」が思い通りに撃てなければすべてのサポーターに不利がつく。 + キャラクター概略 (その他伝承例や、WLWにおける設定やストーリーで補足できる人は執筆を願います) アナザーキャストの元である温羅、鬼ヶ島にまつわる伝承に付随するものとして「製鉄技術」がある。 多々良という名称も「たたら製鉄」(たたらという時に宛てられた漢字は多数存在)があるとおり、キャストとしてのルーツの一つはこれに当たると思われる。ちなみに実際の姓名にも存在する。 たたら製鉄自体は古代から伝わる製鉄法だが、時代を経て技術が進み完熟を見るも、他の影響から一度は途絶え、その後の機会である程度の再現により復活した。 その他一説によると、たたらは「祟螺」とも書く。 その意味する所は職人の神憑り的な高度な製鉄技術から来る。 高度過ぎる技術は神や魔物を連想させ、それが憑き物を指す状態である祟りとまことしやかにささやかれるようになり、 ある者達は祟りが妖気となって渦巻いて(螺)見えたとも言っていた事から、 その製鉄技術や製鉄所、そこで働く職人達を祟螺(たたら)と呼ぶようになった。 高度すぎる技術については、およそ鉱物に分類されるほとんどを加工精製出来ていた所から錬金術の亜流もしくは錬金術そのものであったという伝承まである。 乗騎であるヤシャオーは、「夜叉」が示す通り古代インド神話(仏教説話)関連の鬼神が存在し、搭載している「ヴィカラ機関」の名称に告示する「ヴィカラーラ」(ヒンドゥー教ではドゥルガーとも)があり、いずれにしてもインド系神話や仏教に絡む。なお、語源とされる「毘羯羅」は夜叉と同じく甲冑を纏っていたという。ロボという外骨格の設定にも合致する。 そのほか、一本角に関係する物は伝承話の不明点が多いが、仏教関連も交えると「二本の角が左右対称で当たり前の力を発揮」「一本の角は奇数であるため未知なる部分を持つ(鬼の中の鬼、頭領格)」見方としてはユニコーンの様な不思議な生物の意味もある。他としては、子供の鬼が一本だったり、青鬼が一本だったりすることも。 WLWのキャラクターデザインにおいては、小さな子供とロボという、ロボット作品好きをうならせる組み合わせとなっており、各セリフもどこかロボット作品を思わせる物がちらほら。なお、多々良が誰かを悲しませないために自ら守る意思の強さを思わせる(フラグ)台詞も存在する。 ス○クロさん、ジュゼと一緒に参戦しませんか?一応セガ繋がりだし。 WLWにおけるストーリーTIPS(鬼王の称号)では、鬼ヶ島を後にした温羅と阿曽媛の会話において、多々良とヤシャオーの存在が示唆される内容が存在する。 温羅や阿曽媛に、王の資質の強さの一つである「頭の良さ」を見出されているも、鬼達が信じるものは「腕っ節たる強さ」。 温羅自身で王座の継ぎを指名しなかったものの、ヤシャオーという「力強さ」により、どうにか鬼達の納得のいく形で座に付けた。 ※悲願と一門について追記願う。 設定資料集3においては、まさに温羅と吉備津彦が対決する中で鬼たちを救うために奔走していたことが記されている。 温和な性格の彼女らは他と違って暴走の影響が小さくて済んだため。 【セリフ】 『どこかで聞いたことがあるが元ネタがはっきりしない』系も多く、オマージュ元が分かる人がいたら追記求む。 「ヴィカラ機関のちょっとした応用だ」(夜叉王ノ庇護) 『冥王計画ゼオライマー』の名台詞「これも次元連結システムのちょっとした応用だ」のオマージュ。 「命の…魂の鼓動を聞け!」(鈩叩キ) 『マクロス7』の名台詞「俺の歌を聴けー!!!!!」のオマージュ。 「やってみる価値はある!」(夜叉王ノ庇護) 『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』よりラストのアクシズ落下阻止に協力したモブパイロットが放ったセリフのオマージュ。 「見える!」「そこか!」「遅い!」「なんとーっ!」「まだっ、まだぁっ!」「ガラ空きだ!」「動けぇっ!」(各種アクション) 『機動戦士ガンダム』シリーズよりパイロット、主にニュータイプが使ったセリフのオマージュ。 このニュータイプとは、認識能力の拡大によって傍からみればまるで予知能力じみた動きで戦闘ができてしまう人々・能力のこと。(「見える!」「遅い!」など) 「この花の一輪を守るために戦う…そんで!勝ったら宴だ!!」(4月) ロボットモノに限らず平和・平穏の象徴として花がキーになるシチュエーション・作品は多数ある。 ロボット作品でいえば『鋼鉄ジーグ』はアニメ36話で難病と闘う少女の支えになっている一輪の花を守るため奮闘し( 参考 )、『新機動戦士ガンダムW』では女であることを捨てた妻の唯一気に入っていた花畑を散らさないよう戦場を変えようとする描写がある(アニメ本編ではなく過去話のコミカライズ版より)。 どちらも結末は悲しいものになるためこの台詞の直接のオマージュ元ではないが……。 「月が出ている…ふふ、ちょっと気分が高まるぞ♪」 『機動新世紀ガンダムX』より、アニメ第一話のサブタイトル『月は出ているか?』のオマージュ。 月が見える状態でなら主役機の超強力な兵器が使えるようになる。 (【鬼+月】で民俗学的になんかありそうな気もしますが、あとは旧暦7月が台湾では鬼月と呼ばれる日本でいうお盆に相当して豪華な料理やお供物をするそうだけどこのチャット9月チャットなので、新暦7月~9月上旬ではあるけど……関係あるかなぁ?) + 関連キャラクター ▽蒼角族 蒼角の守女 サナ:多々良の一番上の姉 名工 鬼六:一族の鍛冶職人 ▽他 犬飼健:交易の相手 + セリフ集 台詞集目次へ戻る 戦闘セリフ 戦闘開始時 使用キャスト ヤシャオー!多々良、出るぞ! もう誰の涙も見たくない、だから戦う! 鬼が力だけじゃないこと、証明するぞ! 使用キャスト(鋼鉄の騎士と賢姫) ワシのヤシャオーを恐れぬのなら、かかって来い! 味方キャスト ヤシャオー!出撃! ヤシャオー!幕開けだ! 起きろ!ヤシャオー! 味方キャスト(鋼鉄の騎士と賢姫) これが新しいヤシャオー…! ストレートショット たぁ! やぁ! とう! ドローショット 撃てー! はぁあああっ! 砕けっ! 回避 あぶなっ! 見える! そこか! 遅い! 雑だ! 緊急回避 間に合えーっ! ちょうやーっく! ダメージ うっ! ダウン わぁー! まだっ、まだぁっ! なんとーっ! レベルアップ 良い展開じゃないか! ロールエフェクト発動 一門の悲願のために、止まらない! 撃破 ヤシャオーに勝てるものか! ここから出ていけっ! 拠点攻撃 殴れ! てぇいやっ! ガラ空きだ! 拠点破壊 拠点を制圧したぞ! 撤退 いやだっ、チクショウっ! 悲鳴 動けぇっ! 帰城 補給完了、出るぞ! 復活 全機能、正常…もう一度だ、ヤシャオー! 戦闘勝利時 守れた…わし、やったよ!一門のみんなー! 戦闘勝利時(変幻の栞) スキル 蒼キ錬鉄ノ波動 使用者 ヴィカラ機関開放! わしのヤシャオーを信じ、突き進め! 使用者(カスタム1) 存在の意義を示す、その好機は今ここに! 使用者(カスタム2) 一門の誇り、この身を成す業で示すぞ!ヤシャオー!! 味方使用時 機関開放、限界突破! (テキスト)ワンダースキル、リミッター解除 玉鋼砕キ・改 通常 微塵になれぇぇぇぇっ! カスタム1 一門の悲願、この一振りに! カスタム2 うおおおお! タマガネッ! 砕きぃっ! 錻喰ライ 通常 ブリキッ! 喰らぁぁぁい! カスタム1 そうだ、もっと来い! カスタム2 欠けた歯車、貴様から頂く! 夜叉王ノ庇護 通常 鋼の身体で、全て受け止める! カスタム1 やってみる価値はある! カスタム2 ヴィカラ機関のちょっとした応用だ 魂送リノ鞴 通常 鋼鉄の内を巡る、魂の波動よ! カスタム1 この命、みんなにくれてやる! カスタム2 ヤシャオーなら、命を力に…! 鈩叩キ 通常 ヴィカラ機関、最大出力! カスタム1 この名を冠す、タタラ叩きだぁぁぁぁっ! カスタム2 命の…魂の鼓動を聞け! チャット 意思 左へ移動 左に進む! 中央へ移動 中央に進む! 右へ移動 右に進む! 一人で大丈夫 わし一人で事足りる! 交替します わしが変わろう! 援護します お前は、わしが守る! WS使用 出力最大、ワンダースキルだ! 巨人を攻撃 巨人はワシが叩く! 巨人を援護 巨人はわしが守る! ここで粘る ここは必ず、食い止める! 攻めよう さあ、攻めあがるぞ! 守ろう わしとともに守りを固めるぞ! 依頼 左へ移動 左へ行ってくれ! 中央へ移動 中央に行ってくれ! 右へ移動 右に行ってくれ! 一人は不安 一人では…ダメ! 交替して わしと変わってくれ! 援護して 誰か、援護して! WS使って ワンダースキルを使ってくれ! 巨人を攻撃 巨人への攻撃、頼む! 巨人を援護 巨人を援護してくれ! WSに注意 敵出力増大!ワンダースキル、来るぞ! 時間に注意 時間がない!出力を上げる! 森に注意 森が危険だ! カスタム 優勢だ 優勢だ、このまま進むぞ! 劣勢だ 劣勢だ……このままじゃ…… 帰城する 一時帰投する! 自己紹介 わしこそヤシャオーの主、多々良! やった! ヤシャオーに不可能はない! 嫌いじゃないぞ 危険な賭けだけど…嫌いじゃないぞ! 共に戦うお前たち 共に戦うお前たちも、わしの一門同然だ! 一人じゃない 大丈夫!わしは一人じゃないからな ヤシャオーの本気 ヤシャオーの本気、そんなに見たいなら見せてやる! 一本角の意地 これが、一本角の意地だ! 付き添おう わしが付き添おう、いいか? ナイス! いいね! ピンチ! 誰か、助けて…! 調子がいいぞ 調子がいいぞ! 泣いている場合じゃ 泣いてる場合じゃないのに… やったよ、みんな やった…!やったよ、みんな! なんだってぇ!? な、なんだってぇ!? 謹賀新年 謹賀新年!今年もよろしく! バレンタイン ばれん…たいん…?おめでとう! ハロウィン イタズラ?ふふふ…鬼の本気を見せてあげようか? クリスマス めりぃくりすます!これで合ってるか? そうか!! よろしく たのむぞ! ありがとう ありがとう! ごめん ご、ごめん… わかった わかったぞ! まかせて わしが行こう! あいさつ よろしくな! 感謝 一門を代表して、礼を言う! すまない も、申し訳ない… 指示が欲しい わしはどうすればいい? 了解 了解、任せろ! やめておこう 賛成できないな 気にしないで 問題ない、涙は似合わんぞ! 同意する その考え、いいね! 3周年 3年続いたこの道…これからも迷わず一直線だ! 1月 新年おめでとう!今年の抱負は決まったか? 2月 こう見えて、料理は得意なんだ!ほら、おはぎ! 3月 お前は何をくれるんだ?なーんて、気にしなくていいぞ♪ 4月 この花の一輪を守るために戦う…そんで!勝ったら宴だ!! 5月 ほーらちっこいの、ヤシャオーで遊んでやるぞ! 6月 雨からも風からも、このヤシャオーで守ってやる! 7月 天の光は、全て星…! 8月 暑くても…ヤシャオーの備えの手は抜けん…水を貰えるか? 9月 月が出ている…ふふ、ちょっと気分が高まるぞ♪ 10月 なっ…!わしだって運動くらいできるんだ!えぇい、見てろ!! 11月 今のうちからいっぱい学んでわしみたいに賢くなるんだぞ! 12月 つりぃの飾りつけならヤシャオーに任せろ! 鬨の声 いくぞヤシャオー!この手で一門の旗を立てるために! カスタム(追加獲得) (旧リリィ1) これを片付けたらメシだ!今日は腕を振るうぞ! どんまい(旧リリィ2) 気を落とすな、次だ! (旧リリィ3) みんな、死ぬなよ! (旧リリィ4) わしに構わず先に行け!必ず追いつく! (旧リリィ5) わし一人の犠牲で、誰かの涙を払えるなら! (旧リリィ6) ほら、顔を上げろ! まだ終わってないぞ! リリィ7 多々良一門を、なめるなぁぁぁっ! (7周年記念配布) 新しい時代の王になるのはわしの一門、知の多々良だ! 二本角とは違う(メダルイベor入門パック) 二本角とは違うんだ! (初冬のおたのしみパック) なぁ、お前がわしに教えてくれるのか? 一門の悲願(資料集特典) 一門の悲願、成就のために……! 好意(旧リリィ) わし…わ、わたしが、お前を守る…だから…お…あ、あなたも… ヤシャオーだ!(CR10到達) わしは多々良、そしてこの絡繰鬼こそ一門の思いを体現するヤシャオーだ! お前たちはどっち(CR25到達) (EX05到達) 試したりしてごめん、でもこれでハッキリした。お前は悪い奴じゃないな! 感嘆(EX10到達) すごい!すごいよ! 活躍(EX15到達) ワンダーランド わんだーらーん せ~が~♪ せ~が~♪ お前と一緒に(大会記念全ユーザー配布) わしは、お前と一緒に昇りつめたい!王をも越えた、その先まで! ミニマップ 攻撃 ここを攻撃だ! 移動 ここに進撃する! 注意 警笛を鳴らせ! 防御 ここで防衛だ! 了解 わかったぞ! 選択肢 YES 乗ったぞ! NO も、申し訳ない… スタンプチャット それっ \その他 キャラ獲得時 一門総勢、そのすべての力を結集したヤシャオーの力を見せるぞ! キャラ選択時 技の神髄、見てみたいだろ? 備えは万全だ! 一門の誇りにかけて! キャラ決定時 ヴィカラ機関全開だ、ヤシャオー! キャラ決定時(舞闘会) ナイス 守れた…の?……そうか、良かった! わしの前で、仲間に涙は流させないぞ! キャストランク CR上昇 みんなを守る、そのために! CR5、10 CR15、20 お前、なかなか頭の回るやつだな! CR25 認められるのって、嬉しいものだな! EX00(マメール) 多々良も、あなたには技術者でなく、年頃らしい表情を、より多く見せてくれるようになりましたね EX00(アナスン) 望む未来を○○きが彼女の想い……力任せに叶えてしまうキミではないと信じているよ EX上昇 ペンチャーム 技の断片1 ヴィカラ機関、最大出力! 技の断片2 うおおおお! タマガネッ! 砕きぃっ! 苦戦の記憶 動け、ヤシャオー…! なんで動かん…! 出力低下…誰か…! 冒険譚 支援 占星遊戯祭 運命の水晶:強効果 その他テキスト 周年記念 6周年 お前とヤシャオーと戦ってきてこれだけの時間が過ぎたぞ!これからも改良に改良を続けさせてくれ! 頼むぞ! 7周年 ヤシャオーもわしも、お前と一緒にいられて嬉しいぞ!だから……これからもわしと一緒に戦ってくれ! 台詞集目次へ戻る + ◆変幻の栞 栞説明(デフォルト):一門の悲願を此処に。知恵と力を携えて、往け、夜叉王!! 栞説明(カラー栞):彼女はいつも考える。より勇ましく、より完璧に。夜叉王はどこまでも進化する 栞説明(鋼鉄の騎士と賢姫):海の向こうの戦士を取り入れてみたぞ!これでヤシャオーは更に強くなったはずだ!新しくなったわしとヤシャオーの前に立ちふさがれるものなら、かかってくるといい! 衣装A(CR20達成報酬) 多々良は群青と黒系統のストライプ。赤い角といったポイントカラーも特徴。 ヤシャオーは全体的に白装甲。部分的な赤いラインが目を引く。 ちなみに多々良の肌が白肌系に(非褐色)。冷間地使用化もしくは新鋭機。 衣装B(スペルリリィ交換) 多々良はいわゆる鬼のパンツ的な黄色(もしくは金)と黒の虎柄。角もそれに準じる。瞳の色は紫。 ヤシャオーも青と黄のストライプ系。ちょっと重機感が・・・。 どちらかというとゴールドカスタム。 衣装C(スペルリリィ交換) 多々良は紫と黒のストライプ。角も瞳の色も紫。髪は薄い桃色。 ヤシャオーは青緑主体で、角と太腕巻は白~紫のグラデーション。 某Pi〇er映画の「怖がらせ屋」の主人公みたく見えてくる人もいるかもしれない(ただしあちらは二本角)。 衣装D(スペルリリィ交換) 栞絵を見るに、(多々良)黒髪に赤い角、灰と黒のストライプの衣装、白肌。 衣装E(スペルリリィ交換) なんとトリコロールカラーに塗装変更。ガン〇ム? 多々良本人もそれに合わせた配色に。白肌。 衣装F(スペルリリィ交換) 紫色のボディに角は蛍光色の緑という毒々しい色合い。エ○ァやマ〇クニ〇トを髣髴とさせる。 多々良本人の角も緑、肌は人間のような肌色、そしてほぼ黒一色の全身スーツ状に。髪飾りとメッシュは紫。 鋼鉄の騎士と賢姫(スペルリリィ交換) 2020年1月のリリィフェスタにて実装。ミニジュゼ兵士やコラボソウルの曹操、張春華と同時。 西洋の騎士の鎧をまとったヤシャオー。元々硬い装甲がさらに硬く…なったらいいな 鉄の銀色主体に青と金の装飾を入れて豪華に。盾は背中、剣は腰にあるがどちらも使わない。マントも装備。 蒸気を出すところはきちんと開けてあるのが匠の技。 説明で「新しくなったわし」とだけしか触れてないが、多々良本人も、もちろん衣装交換。 戦うお姫様という感じ。サンドリヨンが近いかも(サンド栞E配色が近い) コルセットドレスだったり、ヒールのある靴だったり、ティアラをはじめとした装飾を増やしてみたり、髪型も少し変えてみた(ショートポニテ)。 なお、普段の髪飾りが腰に配置してある。 この姿で「好意」を言ってる姿を想像すると…ヒロイン感増していい感じ? + ◆変幻の扉絵 デフォルト 扉絵説明:さぁ、行くぞ! ヤシャオー!! 一門の願いを叶えるために!! 扉絵A(創聖石と交換) 扉絵説明: 扉絵B(スペルリリィ交換) 扉絵説明: 扉絵C(6周年イベントで先行獲得→スペルリリィ交換) 扉絵説明:今はちょっと難しいが、次はヤシャオーにもやらせてみせるぞ! 腰に手を添えて、顔の横でピースをする。ピースと同時にウインク、ヤシャオーはからは蒸気が大量に噴き出す。 デフォルト衣装でウインクしてくれる。残念ながら特殊栞で演出が変わったりは特にしない。 ログインによる獲得時には 「お前とヤシャオーと戦ってきてこれだけの時間が過ぎたぞ! これからも改良に改良を続けさせてくれ! 頼むぞ!」 のメッセージ付き。 変幻の扉絵D(清秋のおたのしみパックにて先行獲得→2023/02/13より創聖石で獲得) 説明:わしも浮かれ気分だ! 楽しい戦いになりそうだな! 2021年10月上旬からのワンダー部ガチャにて先行獲得。 踊る温羅扉絵っぽい動きで踊りながら、正面向いて集中線、コックピットに乗り込む。搭乗時には蒸気がすごく出る。 ■ショット性能 ストレートショット 拳撃から赤く光る「ロケットパンチ」。ダウン属性。 射程はかなり長く弾速・弾サイズも優秀だが、発生までに1テンポ間があり攻撃後の硬直が長い。 全体的な挙動は発生を強化したアイアン・フックのSSに近い。 射程の長さと発生の早さで自衛の要となる。硬直は長いので間合い管理はしっかりと。 またサポーターにしては高威力だが、成長率が晩成型らしく序盤は額面より低威力。 無強化だと小兵士はLv3・大兵士はLv5まで一撃で倒せない。 キャストに対してのダメージは極端にに低く、HPが低いヴァイスやメイディに対して無強化で2発当てても2割程度しかダメージを与えられない。 ストレートでタウンを取り続けても兵士差を付けない限りは相手からしたら全く痛くないので、相打ち覚悟で攻められると一気に分が悪くなる。 注意点として、攻撃判定の発生位置は多々良本体から離れた位置にある。 つまり相手が多々良に完全に重なるとどの方向に撃っても当たらない。 周囲に兵士などがいない場合、最悪ダウンからハメ続けられてしまう。 + 過去の修正 3.21-Dで入力後発生時間が高速化。 5.00-Bでさらに入力後発生時間が高速化。 ドローショット 地面を叩いて衝撃波を放つ自由曲線型ショット。ダウン属性。 威力は低いが、素の状態でダウンが取れるのはサポーターとしては貴重。 ストレートと同様に発生が遅いが射程・描写距離は優秀。 射程はサポーター最長級でシレネッタとと同等。なんならファイターの最長級の面々(アイアン・フック等)とも同等。 射程はレーン端に少し届かない程度、線は自身へと往復できるほどに長い。 弾の性質はフックのような加減速・停滞型で、ある程度進ませたところで停滞が可能。 発生が遅く硬直が非常に長い。考えなしに撃つと発生前にダウン属性SSや投擲ドローに咎められやすい。 ドロー発生までに0.5秒程度の溜め時間がかかる。 ドロー後の硬直も相まって他のキャスト以上に長い無防備状態を晒すことになり、そこを徹底して狙われてしまうと攻撃する事すらままならない状態になる。 上記のストレート同様張り付かれるとドローを撃っても溜め時間中を狙われ何もさせてもらえず撤退してしまう。 ドローの形は吉備津彦のような波状で縦に長い形になっている。 しかしドローサイズは見た目より小さくややずれるだけで簡単によけられてしまう。 綺麗に線を書かないと兵士にもうまく当たらないことが多々ある。 特にラグで兵士が前後に動く挙動(所謂ムーンウォーク)が起こると発生の遅さも相まって全く当たらない事も多い。今はこの現象はかなりの頻度で発生するので多々良には辛いところである。 一般にラグにまつわる現象は、兵士ギリギリを掠めるようなショットを打つと起こりやすい。店の回線などの都合なら仕方ないが、丁寧なショットが予防になるかもしれない。 序盤はMPも低い為無駄なドローを極力減らすには繊細なドローの書き方が求められる。 硬直が長めのため他のキャストより撃てるドロー回数が少なくなり、純粋な兵士処理としてはやや力不足。 多々良が2回撃つ頃には相手は3回以上撃てる為、ただ漫然と撃ってると押し負けやすい。 如何に相手にプレッシャーを与えられる書き方が出来るかが肝となる。 わかりやすいドローの書き方だと硬直を狙われたり懐に入られたりしてただの的になってしまう。 殺意ドロー、自衛ドロー、兵士処理ドロー、フェイントを如何に組み合わせるかが重要である。 今はだれでも火力過多にできるので体力に任せて力押してもあっさりやられてしまう。ファイターのような繊細な動きを心がけよう。 ドローは多々良の位置で停滞した後、急加速して「発進」するような挙動を行う。 ドローの速度自体はとても遅く近距離での防御手段としてはかなり扱いにくい。 だがそれを逆手に取り、硬直を取ろうとする相手の進路上に「置く」撃ち方ができると自衛にも役立つ。 サポーター故に威力減衰が激しく、ビルドでどこまで強化するか熟考が必要。 前半はダウン属性を活かして、なるべくキャストにも圧力をかけられるように撃ちたい。 後半は後述するスキル、「錻喰ライ」をメインとするスキル型重視の立ち回りになるため過剰に強化しても活かせる状況は少ない。 そのためドローがインフレすればするほど価値は下がる。 WS使用中は貫通力が上がるため、兵士や巨人を攻撃しながらキャストを狙える。 弾速の初速については、Ver4.0で追加されたクロスドローを行うことで大きく改善する。 これだけでも十分な支援効果を期待できる。 + 過去の修正 Ver5.12-IにてDS硬直が軽減される上方修正。全国対戦最上位帯にて勝率が低かったと調整班のコメントあり。 ■スキル解説 蒼キ錬鉄ノ波動 自身と味方にレジストを付与する。 さらに自身のHPを小回復し、HP継続回復状態にし、DS貫通力が上がる。 貫通力の上昇度は大きく、一気に巨人貫通レベル(2段階上昇)まで効果が上がる。 またドローショットの威力減衰率が0になる。(サンドリヨンのWS、玉藻6専用と同じ効果。2hit目以降でも1hit目と同じダメージ) 効果時間は45秒。HP回復は10、継続回復は秒間1。 サポーターのWSとしては自身の強化に偏り気味のタイプ。 味方にはレジストの付与(デバフへの耐性で、リフレッシュの様な即時解除ではない)しかできないため、基本的には自分の都合で使ってしまっていいだろう。 レジストの相性としては、短時間で繰り返しかかるフィールド型のデバフは打ち消せる。 回復能力としては即時回復と総合的な回復量としては優良。レベル6になればWR専用の回復量アップもあってさらに伸びる。 発動時の無敵やショットによるダウンをうまく利用して、粘りを見せたい。「錻喰ライ」を採用しているなら継続回復も合わせて盤石になる。 ただし、即時回復は大きくないので、瀕死になる前に使用したい。 自衛力の低さやリフレッシュではなくレジストであることを考えると早めのタイミングで切るのが望ましい。 いざ追いつめられてからでは回復量が足りずデバフも消せず継続回復が機能する前に倒される……なんてこともあり得る。 + 味方に火遠理・ワダツミがいる場合の注意事項 味方に火遠理やワダツミがいるときにこのWSを撃つと レベルダウンが出来なくなり、レベコンに支障が出てキャストとしての力が著しく落ちる という問題がある。 そのためこの二人がいるときには出来るだけWSを早く撃つか、シレネッタのWSとは違って 味方への利益がレジストのみという点を鑑みて最悪WSを封印するという判断も必要になってくる。 なお ワダツミWSまで待ってWSを吐くとワダツミが戦力にならない時間が増える。ワダツミへの嫌がらせ以外の何物でもないためワダツミWSまで待ってWSを吐くのは絶対にNG 。 ワダツミが味方のときは吐くなら早く吐く、吐かないなら最後まで吐かないを徹底したほうがチーム全体の益に繋がる点は頭に入れておきたい。 +1ごとに効果時間上昇、+5、+MAXでHP回復量増加。 + 過去の修正 Ver.5.35-Dより、効果時間の上方。40秒→45秒。ロール内で勝率は低かったが常に低いわけではなかったので、特定のシーンで戦いやすくしたり主流でないスキルを上げる意図とバトル班コメントあり。同時の下方にサンドリヨン・シレネッタ。上方にミラベル・マァト・玉藻・リン・メロウ・シャリス・ウィキッド・ジュゼ・Lアリス・ミクサ・メイディ・多々良・エピーヌ 玉鋼(たまがね)砕キ・改 金棒を振り下ろして衝撃波を飛ばす。 ヒット時は兵士にはダウンを、キャストにはよろけとスロウを与える。巨人にはスロウは付かない。 スロウの効果時間は8~10秒ほど。 OL2セリフ「うおおおお! タマガネッ! 砕きぃっ!」の“ネ”くらいで発生、“ぃっ!”くらいで射程末端に達する。 長射程・低威力・スロウと、技の性質は闇吉備津の「鬼断ち」に近い。 比較すると、発動が早い上に消費MPが軽い分、弾速・減速効果はやや劣る。 射程についてはDSのさらに先を行く。中央レーンの中央を始点とすると、横方向で森の中央入口の少し前ほどまで。 当たり判定の太さは闇吉備津と吉備津彦の「鬼断ち」それぞれの間くらい。 多々良の攻撃の中では発生・弾速が優秀で、スロウでの支援やLink取り、カットなどに使いやすい。 消費MPも安く、サポーターのロールエフェクトでさらに軽減されるためそこそこ気軽に撃てるスキル。 といっても兵士処理とバフ用のMPがなくなるようでは本末転倒。 確実に 味方と連携できる場面で使おう。 コアダメージは、「ウィンドゲート」に約2割、「ウパシサンベ」に約3割、「カカシさん大爆発や!」には約6割、「招来オオウミガメ」に約8割。このスキル1回で破壊できるコアは無い。 ゆえにMPコストも釣り合っておらずコア破壊用としては力不足。更に森を貫通しないため森に置かれた時点で対コア用としては無力となる。 本来の用途である敵にスロウをかけるおまけ程度に思っていた方が無難か。 +1ごとに消費MP軽減、+5、+MAXでダメージが上昇。 + 過去の修正 Ver5.32-Bにて、対コアダメージの上方。 Ver.5.37-A にて、弾サイズが増える上方。闇吉備津と吉備津彦の「鬼断ち」それぞれの間くらいの太さになった。全国対戦においてサポーター内で勝率が低かったが、他と比べ常に勝率が低かったわけではないので主流でないスキルも選択肢に入るようにする意図とコメントあり。同時の上方にマグス・メロウ・ミクサ・デスフック・メイディ・ユクイコロ・多々良・シレネッタ。下方にジーン・ナイトメア・キッド・笑わずの十二百合。 錻(ブリキ)喰ライ 扇状の範囲内の兵士と巨人に最大5hit攻撃し、自身のHPを回復する。 射程はレーン端から横に使用しても端まで届き、横幅も中央使用時はレーンを覆えるほど。 HP回復量は、Lv8(スキル威力10%アップ状態)にて城列相手で26~27程度回復(「癪病癒しの乳瓶」を予め発動させて城列相手に21程度回復) 巨人にも一応ヒットするがダメージはほぼ0に近い。 発動中に自身の防御力が上がる効果があり、防御アップは兵士弾を受けてもHPが減らない程度。(専用アシスト抜き) 発生はOLセリフ「欠けた歯車、貴様からいただく!」の「ま、き」のちょうど間くらいで1ht目。(ノーマルボイスでのタイミングは要追加確認) 温羅のそれと比べると、キャストに当たらなくなったかわりに範囲が激増している。 また、若干攻撃時間が伸びた模様(最大5hit)。 解禁が遅く消費MPも重いが、広範囲故にダメージを与える兵士数が多く、レベル6専用の回復量アップ効果もあって回復量もかなりのもの。 ダメージの肩代わりやバフでHPを消費しがちな多々良においては貴重な自己回復スキルとなる。 また範囲の広さから「シャットダウン」のように兵士列の横から縦方向に撃ち、2列以上を巻き込むのも有効。 そのため兵士処理スキルの役割を兼ねることもできる。 兵士が少ない、または削れていると効果が薄いので、なるべく大勢いる(後続が来る)を狙いたい。 ヒット数参照アシストとの相性も良い。新品兵士9体もいれば一発で発動を狙える。 確実性を取りたいなら、拠点や城から出てきたところを狙い撃ちしよう。 回復量はヒット数ではなくダメージ量に依存しており、防御力を強化された兵士が相手だと回復量も減少する。 ゆえにスキルダメージアップ効果はマイナスにはならない。 スキルダメージを下げたり敵兵士が強化されたりすると回復効果が下がることは留意しておこう。 スキルダメージを上げすぎると、小兵士を2hitで倒してしまい回復効果が下がる。(Ver.5.36-Q時点で果実&アラミスによる約27%で達成。さらに細かな値は要検証) ただしダウン攻撃で咎められても倒しきれる場面を作れる長所もある。採用率の高い「癪病癒しの乳瓶」は立ち止まり発動なので、回復量が欲しいときと強引に兵士を倒しきってしまいたいときとで使い分けよう。 また「癪病癒しの乳瓶」ありならばスキルで強化された兵士も食いきれる(らしい)。 だが発生も遅めのため敵キャストに見られている状況でキッチリ食べきるのは難しい。 先述の通り敵キャストに対して攻撃判定は無い。分かっている相手ならこちらの「錻喰ライ」を見てから強引に止めに来る公算が高い。発動さえしてしまえば、ダウン・行動不能にならない限り持続するため、小ダメージ&ノックバックだけなら硬直解除が前倒しになり有利になる。ダウン手段に欠けるかぐややシレネッタ辺りが近くにいる場合なら強引に行ってもいいかもしれない。ただし相手のMSは要確認(攻撃MSのエルガーグランツやエルガーナーゲルなど)。 また味方の前進やDSで兵士が範囲外で止まってしまい、回復量が激減してしまう危険性もある。 状況を冷静に見極めてから食べ始めたい。 コア攻撃力が高く、最も硬い「ウィンドゲート」もこのスキルを4ヒットさせれば破壊することができる。 回数バリアの「ピリカアットゥシ」がかかった「ウパシサンベ(雪だるまコア)」も5ヒット中3ヒットでバリアを消した後、残り2ヒットで8割ダメージを与えられる。 しかしコアを破壊するためだけに使うのはMPの無駄になりがちになる。 なので壊すべきコアと放置するコアを見極め、破壊すべきならならばなるべく兵士を巻き込む形で使うのが望ましい。 森にあるコアはアタッカーに破壊してもうのがベストであるがどうしても邪魔ならば森にあるコアに使うのも1つの手である。 演出はヤシャオーが吸い込むような挙動だが、当たり判定としては扇形の予告範囲すべてをヤシャオーとの間にあるオブジェクトを無視して攻撃する。なので予告範囲にさえ入っていれば森の中に隠してあるコアにも当たる。 滅多に無いがA2時に端レーンにデス・フックがいる場合は「我ガ血肉トナレ」を積んでいる場合があるので要注意。 兵士を食べようとしてスキルを発動したのに逆にデス・フックのスキルで兵士を食べられてしまうととんでもない隙を晒し、HPも回復できない。なのに相手は回復して攻撃力が大幅に上がるためそのままキルを取られてしまい専用6が発動し、逆転の起点を作り出してしまうので終盤になるにつれて注意が必要である。 + 過去の修正 Ver.4.14-A にて、ダメージの上方 Ver5.20-Aにて、発動中に自身の防御力が上がる効果を追加 Ver5.31-Aより、発動前硬直が増える下方。セリフでいうと前が「欠けたはぐるま」の「る」と「ま」の間くらいで撃ってたのが今は「貴様」くらいで撃つようになった Ver5.32-Bにて、対コアダメージの上方。しかし強化前からこのスキルで大体のコアを破壊出来ていたため本質的な強化にはなっていない模様。 Ver.5.33-Bより、発動前硬直が小さくなる上方。「欠けた歯車、貴様」の「車、貴」の間くらいで1ht目。初期と大幅下方後の間くらいである。全国対戦最上位帯で勝率が低く、勝率が大きく落ちた状況が続いており、不便に感じすぎないようにしたという調整班コメントあり。同時の上方ミラベル、ロビン。下方はルサールカジェムとスプライトアート。 +1ごとに消費MP軽減、+5、+MAXでダメージが上昇。 夜叉王ノ庇護 多々良の公式代表スキル。 フィールドを展開し、範囲内の味方のダメージを肩代わりする。 肩代わりした味方が本来受けるダメージは、軽減されて庇った多々良が受ける。 発動中は“硬質化”と似たエフェクトが入り、対象となる味方がステルス中であろうと線で結ばれる(複数の味方が範囲内なら線も複数)。 対象がダメージを受けると線が赤く発光し、自身は腕を前にした防御モーションに入る。 自身のダウン中にフィールドが消えているときと、範囲外でダウンした味方のリンクダメージ・ダウン追撃は範囲内に入れても肩代わりできない。 効果範囲はレーン中央を始点に森の中央あたりまでとかなり広い。 長射程も相まって、森の中や後方からの支援も十分に可能。 さらに効果時間も基本55-60秒?(MAXで10秒追加)と長め。 多々良の方さえ万全なら対象のHPを問わない点が強み。 また肩代わりしたダメージは軽減されるため、範囲内の味方の実質的なHP量が増えるともいえる。 多々良の防御力が乗算されるため、アシストで強化しているとさらに軽減される(対象の防御力は要検証)。 軽減量としては、味方が城攻め中に兵士から集中砲火(横レーン中央寄りから攻めた場合9体かそれ以上)を受けても、多々良へのダメージは総計して中ダメージほどになる(WRアシストによる防御の影響もあるため、有無の検証求む)。 ※Ver3.21-C調べ、(21-Dで軽減倍近くなった模様。参考として「びっくりさせちゃえ!」で1メモリ) 上記のように兵士の攻撃も肩代わりできるため、効果中の味方は兵士をある程度無視して攻めることができるようになる。 同時に、敵兵士は味方を攻めるために足を止めるため、後続の味方兵士の支援になる。 対キャストに関しては、ダメージをほぼ無効化できるため、相打ち上等で攻めてダメージレースで勝つことも可能になる。少なくともダウンを取られなければ攻撃の機会を作りやすい。 その間自身は、味方の横の位置取りをしつつ兵士処理したり、相手のダウンを取ったり、玉鋼で動きを止めさせたりしてより有利を取りたい。 ただしダメージを肩代わりするたびに多々良が一時的に防御態勢を取ってしまう。 単発強打・短時間の連続ヒットはともかく、長時間の連続ヒットを受けることはなるべく避けたい(例としてはキッド、フックの連射スキル、大量の兵士弾)。 庇護を使用した多々良が撤退準備しているのを目撃したら、対象は完了するまでダメージを避けなければならない。 肩代わりできないダメージもあるため注意。 なお、待機もしくは攻撃予告は防御で中断されるが、攻撃が実行される(攻撃モーション中)と中断されないため、被弾が予想されたら早めに行動しておきたい。 ちなみに「占星遊戯祭」の運命の水晶で硬質化を引いた場合、効果中はこの防御態勢をとらなくなるらしい。 特に気を付けるべき点としては、自身ヒットには通常通りのダメージであるほか、対象と同時にヒットしてしまうと割増しでダメージを受けてしまう。 自分のHPが庇える限界であるため、自身やサポーターで賄える限界を超えたと判断したら早めに後退しておきたい。 このスキルの効果中は範囲内の味方は実質無敵状態であるので、必然的に多々良が狙われやすくなる。 範囲内のキャストが多々良を狙う敵の壁となってくれるならいいが、常にそういう状況になるとは限らない。 よって効果中は多々良を狙う敵から距離を取りつつ兵士処理をするという難しい行動をしなければならない。 常に敵との距離や味方との連携を意識して動かないといつやられてもおかしくない。特に「ラインフレア」を代表とする兵士貫通スキルは最も注意が必要。 この手のスキルは常に自分を狙ってくるという意識で臨もう、 庇護効果中自身がダメージを受けるのはご法度だが、回避に専念し兵士処理を怠るのは本末転倒である。 ダウン属性のDSやSSを活かし、狙う相手にしっかりとプレッシャーをかけよう。 なお、スキルバフといった強化によるダメージ上昇分も軽減するが、わかりにくい仕様もある。 多々良は通常&味方が凍結した場合、深雪乃のアビリティ“凍結”による追加ダメージは、通常なら即死級ダメージの「六華一刀両断」でもそもそも凍結が割れずノーダメージ。(両断は『素のダメージは低く、凍結破壊時の追加ダメージが極端に高い』設定なので、素のダメージ自体も高い火力盛りの抜刀SSの場合に挙動が異なる可能性あり。情報提供求む)多々良が凍結&庇護内の味方が被弾した場合、多々良の凍結は解除される スカーレットの「デスセンテンス」による被ダメージ増加デバフ“ターゲット”が解除されない。逆に多々良側にかけられたターゲットは解除される。 「味方へのダメージを肩代わりする=味方がダメージを受けなくなる」という効果の結果、スリープの解除条件のひとつである『ダメージを受ける』が満たされなくなってしまう(ダウン・のけぞり攻撃なら解除される)。わかっているプレイヤーだと、寝ている味方を起点に多段攻撃で多々良側へLinkで負荷を与えてくる可能性もある。 庇われる味方が「セレススフィア」のバリアを構えた場合、庇われている者のバリアのゲージは通常通り減少する。 庇う多々良が「セレススフィア」のバリアを構えた場合、多々良のバリアのゲージは全然減らない。 と言う物が確認されており、確認されていないだけで増える可能性があるのでこの点は気をつけたい。 このため対エピーヌ(一応ドルミールも)のスリープ攻撃には厳重な警戒が必要になる。 使用に関しての相方や対面の敵対象は、どちらにしても一点攻勢型のインファイターがよい。筆頭が闇吉備津や怪童丸。 ここぞと言うときに消耗して潰されるのを防げるため利点がおおきい。 リンクダメージに関してはやや特殊で、庇護外でダウンしたキャストをダウン中に庇護内に入れてもリンクダメージを肩代わりすることはできない。 しかし庇護内でダウンしたキャストが庇護外でリンクダメージを受けてもエフェクトが発生しダメージは受けない。しかも多々良はノーダメージ且つ防御の体勢を取らない。 本来は庇護内で受けたリンクダメージはしっかり肩代わりされガードモーションもとる。 気を付けないといけないのは庇護内で味方キャストがダウンしたあと庇護が切れた場合で、リンクダメージはしっかりと受ける。 難点として庇護の範囲に入った味方は多々良と繋がっているラインで位置がバレてしまう。 「ステルスフード」「かくれんぼ!」や味方が森の中でも庇護の効果を受けてしまうので奇襲をかけようとするアタッカーの邪魔になってしまう場合がある。 特に奇襲効果が高いスカーレットやロビンは位置がバレることが致命的になりがちなので使わない、またはあえて外すことも選択肢になるかもしれない。外した場合は「魂送りの鞴」の回復効果や「鈩叩キ」の巨人処理効果でしっかりサポートして味方を支えられるようにしたい。 余談だが多々良同士で庇護を重なり合わせると本来受けるダメージが極小にまでさがる。 元々多々良Aが受けるはずだったダメージを多々良Bが肩代わりし、そのダメージを多々良Aが肩代わりする為である。この状況は攻撃を受けた後にダウン状態になるまでの時間が長いほど発生しやすい。 「冒険譚」深層のベルゼブブだとWS後は、軽減効果の高い冒険譚専用アシストを用いてなおHP8メモリが消し飛ぶ即死級ダメージだが、上記の仕様を使うと多くて2メモリしか減らないことが確認されている。 + 過去の修正 3.21-Dで、効果時間延長(35→55-60?)、消費MP軽減(30→25)、肩代わり時のダメージの軽減強化 +1ごとに消費MP軽減、+5、+MAXで効果時間が延長。 魂(たま)送リノ鞴(ふいご) 範囲内の味方全員のHPを回復し、さらにHP継続回復とスキル消費MP軽減を付与する。 バフの効果時間はMAXで20秒。 即時回復は10程度、継続回復は毎秒1.25。効果時間フルに活かせば計35ほど回復する。 スキル消費カット率は15%。 消費HPは10(ver3.21-C時点) アタッカーが遊撃に動く中~後半から庇護に代わってメインバフとなる重要なスキルとなる。また余力があるときは端レーンへの援護としても強力。 一般的なバフと同じ「一定時間の付与」であるため、速度が高く自由に、もしくは奇襲を仕掛けるキャストの動きを阻害しない利点を持つ。 消費MPも軽いため、攻めにも守りにも有効な効果だが、MPだけではなくHPも消費する。 コストとなるHPが足りない場合、MP不足の場合と同じく使用不能。 範囲は「夜叉王ノ庇護」と全く同じでかなり広い。立ち位置を調整し複数の味方へ同時付与できると消費HP&MP的にお得。 総回復量はシレネッタのWS「スプラッシュメドレー☆」にやや劣る程度と、回復専門キャストと遜色ない。 帰城する際まだ使う余裕があるならば、たとえHP全快の味方にでもとりあえずで使っておいて損はない。HP継続回復とスキル消費MP軽減が仕事をしてくれる。 範囲の広さから、森から使ってそのまま帰城という手も使える。 かなり強力なバフだが自身には効果がないので状況をよく見極めてから使いたい。 先述の「錻喰ライ」やHP回復効果のあるアシスト・マスタースキルで補うといいだろう。 また端でのソロレーン戦などで周囲に味方がいない場合はほぼ機能不全となる。 回復に関しては、公式の説明にある通り、『分け与える(消費HP分+持続回復)』という形であるため、1度の使用では瀕死の状態の仲間に使用しても即時挽回ということにはしにくい(スキル軽減でのカウンターは狙える)ので、その場合は連発して身を削りながら回復させるか、使用せずに身を呈して守ったほうがよい。 なお二度がけした場合、即時回復の10が複数回かかるが、継続回復効果が2倍になるわけではない。 それでも消費MP20でHPを20回復は破格の効果なのでどうしても即座に回復したい状況なら使う価値は大いにある。その際は帰城、もしくは「錻喰ライ」で自身のHPフォローを忘れないように。 また「使用後にMP回復速度が上がる」系統のスキルと"鞴"のスキル消費MPカットとの相性は抜群。(ツクヨミの「昇天の羽衣」やマァト版「リペルヴェール」、ロビン・シャーウッドの「シャーウッドアイ」、リン「はーとうぉーみんぐ」) 中央レーンをしっかり押す多々良が横にうろうろするのは推奨されないが、帰城のタイミングが合ったときやファイター側が中央に援護してくれたときなどには渡せると喜ばれるだろう。 +1ごとに消費MP軽減、+5、+MAXで効果時間が延長。 + 過去の修正 Ver.5.36-Gより、HP継続回復量が増える上方。【継続回復は毎秒1.0で合計30回復】→【合計35回復(計算上は毎秒1.25回復)】 サポーター内で使用率・勝率が低かったため、味方キャストが戦闘を持続しやすくする意図とコメントあり。上方にローザ、火遠理、シュネー、サンドリヨン、深雪乃、闇吉備津、多々良、シレネッタ。下方にワダツミ、夜明けなき蛇姫の冠、「九頭雉鶏精 胡喜媚」 鈩(たたら)叩キ 自身を中心とした、次第に拡大する円形の範囲攻撃を行う。 キャストには小ダメージとスタンを、兵士と巨人には小ダメージとスタンとポイズンを与える。 スタンの効果時間は個別に分かれており、キャストには約3秒ほど、兵士と巨人には約6秒。 ポイズンはかなり強烈で兵士は毒だけで9割減らし、時間こそかかるものの巨人のHPを8割も削ることができる。 セリフ「ヴィカラ機関、最大出力!」の"しゅつ"、OL2セリフ「命の…魂の鼓動を聞け!」の“…た”言う前くらいで広がりはじめ、セリフが全部終わって少しして拡大が終わるくらい。 発動後硬直は、モーションが終わりOL2セリフの“うを”くらいで動けるようになる。 「地叩キ」と「ブラッディバースト」を足して割ったようなスキル。 発生が遅いので正面から当てるのは困難だが、最終的な攻撃範囲はレーン全体を覆うほど広い。 森の端からレーン中央まで届くので、対巨人に関しては森から撃つと安全に当てやすい。 基本的には強烈な巨人へのポイズンダメージを目当てに採用するスキルであり、キャスト・兵士への効果は消費MP・隙の大きさに見合ったものではない。 しかし防御力が強化された兵士にも瀕死までHPを落とせる為、強化兵士が多い場合は兵士に対して使う価値はある。 キャストにもスタンから即ドローを撃てば十分当てられるので森からの奇襲策として一考の余地あり。 スタンで巨人やキャストを止められるため、他の味方の攻撃が通りやすくなったり、リンクダメージもある程度期待できる。 また、攻撃範囲を利用して兵士裏だけでなく、拠点や森から発動しても当てやすい。 巨人が出た際に、森から狙って動きを止めることも容易で、体力も削れているため、自身での迎撃や味方任せどちらでも有効。 無論、上記の通り発動までに間があるため、阻止されないように発生を先読みして事前に仕掛けておきたい。 なお、キャストに対しては最速使用で一応再拘束も可能。 + 過去の修正 Ver.4.14-A にて、対巨人ポイズンダメージが上昇。 Ver.5.37-A にて、硬直が減る上方。モーションが終わりOL2セリフの“うを”くらいで動けるようになる。全国対戦においてサポーター内で勝率が低かったが、他と比べ常に勝率が低かったわけではないので主流でないスキルも選択肢に入るようにする意図とコメントあり。同時の上方にマグス・メロウ・ミクサ・デスフック・メイディ・ユクイコロ・多々良・シレネッタ。下方にジーン・ナイトメア・キッド・笑わずの十二百合。 +1ごとに消費MP軽減、+5、+MAXでダメージが上昇。 ■アシストカスタマイズ ・R専用アシスト「優しき鬼の太腕巻」 Lv1で最大HPとスピードが小アップ。 さらにLvアップ時一定時間ドロー消費MPが減少する。 消費軽減は2、効果時間はMAXで40秒。 効果自体がダメというほどではないが、採用率は低い。 +5,MAXで?が強化 ・WR専用アシスト「矜恃負う鉄鬼の装甲」 Lv4で最大MPとドロー攻撃力が中アップ。 さらにLvアップ時一定時間防御力が上がり、ロールエフェクトも同様の効果に変化する。 防御力上昇は15パーセント、MAXで25パーセントにまで上昇。効果時間は40秒。 採用率は基本的に高い。 素材は「鋼鉄の装甲」 +5,MAXで?が強化 ・WR専用アシスト「夜叉王の蒼き鉄拳」 Lv6でドロー威力とスキル防御力を中アップ。キャスト固有効果でHP回復効果が上がる さらに固有の効果で発動後は常にストレート・ドローショットに対しての防御力がアップする。 要は全てのキャスト攻撃に対しての防御力を上昇させる。(割合か固定値かは要検証) 回復効果アップは1.4倍。これはソウルカード級(「獅子心王」) Ver5.34-AにてHP回復効果の上昇量が上方修正された。 +5,MAXで?が強化 素材は「失敗作の鉄筒」 WS以外に自分にバフをかける手段がないため、自己の戦闘力強化は完全にアシスト頼みとなる。 最大MPがサポーター最低であるため、「錻喰ライ」や「鑪叩き」などの大型スキルを使用するならMPの補強を行おう(「錻喰ライ」を発動できればLv5以降のHP補強が不要になるメリットもある) まず盛っておきたいのは防御力、庇ったときのダメージは防御力に依存する為必ず採用しておきたい。 DS威力は一見十分に見えるが、サポーター特性の大きな威力減衰があるため、兵士処理をDSで行うなら盛っておくと良い。 「錻喰ライ」がある関係上、Lv5以上で大きくDSを盛るようなアシストよりも序~中盤から恩恵のあるものが主流。 どっしり構えて戦うタイプであるが、位置取りや余分な被弾を避けることを考えるとスピードも盛れるなら盛りたい。 SSは大兵士を1確出来ればいい。(盛らなくてもLv5には大兵士1確となる) 自衛力は最低レベルなので対面がピーターやドロシィ、ヴァイスやユクイコロらスピードキャラにはそれに対処できるMSを付けないと一方的にやられてしまいがちになるのでMS選択は慎重に。 特殊条件付きアシストについて サポーターではあるもののスキルの連発をするキャストではないのでスキルを一定時間使用しない条件は満たしやすく、敵への攻撃回数や兵士撃破数などのトリガーも長描画DSや「錻喰ライ」のおかげで発動しやすい。 逆に、HPやMPの割合をトリガーとするものは自分からHPを消費してしまうことやMPの絶対量が少ないこと、自衛力の問題から維持がしにくい。 ○巷で見かけるアシスト構成(Ver5.36-Q版) サポート Lv6↑ ソウル 虹色芸術家の絵筆 創聖模写・惑乱の魔女創聖模写・苛烈の求道 笑わずの十二百合 夜叉王の蒼き鉄拳 三銃士 アラミスor ベオウルフor 犬飼健 該当バージョンおすすめ8位がLv6WR専用なのでそれより上の順位のカードで……と言いたいが、5位が「紫の魔女の髪飾り」であり「虹色芸術家の絵筆」のWR相方枠として枠争いがあること、かつマスタースキルの1位2位が攻撃カテゴリで3位の「サラマンダーアイドル」も汎用性があるとは言い難いことから、4位以上のカードのみを用いて構成してみた。有識者の方が加筆修正していただいて構いません アラミス・ベオウルフは序盤から優秀とはいえ、多々良はビルド全体としては後半寄りになりがち。立ち回り部分もしっかりしよう。 + デュカビルドの余談 サポート Lv6↑ ソウル 癪病癒しの乳瓶(Lv5アシ枠) 輝く七星のひしゃく(Lv5アシ枠) 自由枠 夜叉王の蒼き鉄拳 慌て者の弟子 デュカ 俗に言う『デュカ多々良』。珍しいLv5アシストがおすすめにランクインしていた時期もあった。 低レベルアシストを使えるのが1枠しかなく序盤が大変であるのと引き換えに、Lv5以降は『アシストとデュカと錻喰ライ発動中の耐久アップの重ねがけ』『錻喰ライによる回復でひしゃくの速度アップの維持』『必要があれば乳瓶の火力アップで強引に兵士処理』『ひしゃくや乳瓶で最大MPの低さをカバー』といった要素で強みを押し付ける構成。 派生として、Lv7アシスト「輝く七星のひしゃく+」をLv6枠に入れてダブルひしゃくでさらに高速で動き回るものもあるが、難易度もさらに上がる。 Ver5.2でデュカの追加と錻喰ライの防御アップのエラッタが重なってユーザーが研究・開発したビルドである。 裏取り・耐久ゲーが強くて瞬く間に広まりクソゲー強みを押し付けて回った結果、Ver5.31での多々良自身の大幅下方の要因となった。 その後はソコジャナイ上方をちまちまもらいつつVer5.33で錻喰ライをある程度戻してもらえたので復権。 しかし「心優しき新兵の銃」や「赤の学徒の書」を入れた低レベルから高火力をだせるアシストが主流となり高レベルから本番をだすデュカ型はまた、ver5.34-E~G時点では乳瓶など主要パーツ含めオススメランキングから外れることとなった。 ■戦術 + WLW公式による解説 強化スキル「夜叉王ノ庇護」を使って味方をかばおう! 自身が行動不能の時は、味方をかばうことができない!常に立ち位置に注意して、前に出過ぎないようにしよう! 味方をかばって減ったHPは、攻撃スキル「錻喰ライ」で兵士を処理しながら回復しよう! まず、自衛をどの様にするのかを考えねばならない。 基本的に接近されないように味方兵士とともに行動し、前に出る時は必ず味方キャストの支援を受けれる状況にすることが好ましい。 接近戦にさえならなければ高い自衛力を誇るが、2対1を捌く力はお世辞にも高いとはいいがたい。 優秀なドローを使ってダウンとダメージを稼ぎ、出来る限りレーンを有利な状況にしておくこと。 サポートスキルに関しては、HPを犠牲にするだけあって優秀なものは揃っている。 如何にチームの負担を減らしチャンスメイクを手助けしていくか。サポーターとしての基礎力が試される。 庇護と鞴に関しては、基本的に付与できれば離れていても大丈夫な鞴を優先に、対面と味方に応じて庇護の採用といった形となる。 錻喰ライは兵士処理と体力回復を兼ねているため、優先採用枠の一つ。 戦場でよくみるスキル構成は中央の場合「庇護・鞴・錻喰ライ」。端の場合は「鈩叩キ・鞴・錻喰ライ」。 コメント なお修正前の錻でもシレネコアは壊せた模様 -- (名無しさん) 2021-10-04 18 40 06 庇われてる側に攻撃当てると多々良にも当てた判定になるのって大臼とかアナピの成長も同じ? -- (名無しさん) 2021-11-16 18 09 25 少なくても掌握は違う。他は知らん。 -- (名無しさん) 2022-01-14 17 06 52 運営も多々良の強みは錻だけだって理解してるのね。バフ効果や自衛力とか問題は多いのに使用率低いから錻戻せばいいんだろって発想がなにも考えてないのを表してる。 -- (名無しさん) 2022-01-16 21 59 22 ブリキ喰らいマジでどうにかしろ、発動後は兵士処理と回復確定ってふざけてんのか。 -- (名無しさん) 2022-06-26 14 22 56 張り付いて撃たせなければいいだけ。撃たせてもシレネ以外は錻解除させる術は持ってるシレネもドロー盛って張り付いてドロー当ててれば簡単に倒せる。Aならなお余裕。対処方法はかぐやと同じ。張り付いた後のとっさのドローやステップの硬直を確実に狙える反射神経があるかどうかで強さの感じ方が違うのかもしれんが。 -- (名無しさん) 2022-06-26 14 38 19 深雪乃のページでは「凍結してて庇われているのを殴っても、凍結は維持されノーダメ」多々良側では「凍結解除、多々良がダメージ引き受け」という感じの解説のため、それぞれに取り消し線引いて保留。考えられる状況として、アリスSSの爆風とか妲己ミセシメみたいな、のけぞりしない攻撃だと「スリープ+庇い」同様の前者の挙動になるか……?って予想ですが、多々良は使わないので断言できず。情報提供求む。 -- (名無しさん) 2022-07-07 17 35 28 ↑敵多々良の庇護下で凍結両断した場面あったけど、凍結は解除されなかった。当然、凍結解除されてないので庇った多々良も庇われた側も凍結してない状態で両断食らった時と同じ挙動。 -- (名無しさん) 2022-12-09 12 27 54 ↑訂正 同じ挙動とは言ったが、割ることができず時間経過で凍結解除されてもダウンはしない。凍結抜刀SSの時とか、両断が多々良(非凍結)と同時にHitした場合とかは遭遇したことが無いので分からないです。 -- (名無しさん) 2022-12-09 12 35 01 情報提供ありがとうございます、反映させていただきました。 -- (名無しさん) 2022-12-10 10 54 05 名前 コメント すべてのコメントを見る
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145 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 23 16 14.24 ID WLgHKXml [1/4] 第2話『装甲列車とサークル』 大陸南部 ハイライン侯爵家が南部に港町を建設する計画は周辺地域に降って湧いた好景気をもたらしていた。 旧ノディオンの商人リュードは侯爵家の要請もあり、王都で開いていた店を畳んでハイライン侯爵領に向かっていた。 資産と家族の人数はそれなりにあるので馬車を七台仕立ててることとなった。 同様にハイライン侯爵領に向かう旧ノディオン住民達と合流し、馬車15台の大規模なキャラバンのようだ。 いずれも商人ばかりだから間違いでもない。 安全の為に傭兵も20人ばかりを雇っている。 いずれも十代から二十代の傭兵達なので、3人いる娘や妻や3人の妾に手を出さないか心配である。 だが三十代、四十代の傭兵など信用ならないから仕方がない。 この年代の傭兵は腕も悪いし、度胸も無い連中ばかりなのだ。 最近は街道もだいぶ整備された。 日本の連中が年貢や鉱物資源を輸送する為に整備したのだ。 街道の横には煙を立てて動く列車の線路が敷かれている。 この線路に沿えば日本の軍隊のいる治安のよい町や村に通じているわけだ。 だからといって完全に安全というわけではない。 南部地域は元々亜人の諸部族が多く住んでおり、帝国は彼等の族長に辺境貴族の称号を与えて支配領域の保障を与えていたのだが帝国は滅び王国にその力はない。 亜人達は各部族内部でも分裂や権力闘争が起こっているらしい。 王国の後ろ楯である日本も介入する様子は全くみせずに放置している。 そんなことを考えていると、リュードの近くで後方を警戒していた傭兵が胸を矢で貫かれて馬車から転がり落ちていく。 リュードは指揮を執る傭兵隊長にかわり大声を張り上げる。 「敵襲!!」 馬車のスピードを上げ、傭兵達は各々持ち場で警戒をして武器を抜き放つ。 だが森の中から放たれた数本の野矢が傭兵二人の命を奪う。 「山賊か?」 森の木々の間から馬車に並走して矢を射ってくるのは・・・ 「ケンタウルスか!!」 森から街道に30騎ばかりが唸り声を上げながら躍り出てくる。 「まずい、女達を守れ!!」 傭兵隊長が叫んだ瞬間に体に矢を数本生やして馬車から転がり落ちる。 ケンタウルスの目的は女と酒だ。 なぜか人間の若い娘に目が無い彼等は、発情した顔を剥き出しにして襲い掛かってくる。 傭兵達も弓矢で応戦するが、その数をまた一人一人と減らしていく。 「冗談じゃ無い。後払いの料金は少なく済むが、全滅されちゃ意味はない。急げ、馬車のスピードを上げろ!!」 馬車の壁に貼られた『時刻表』によればそろそろ遭遇するはずだ。 馬車が1台横転し、亭主が刺され女房がケンタウルスに抱えられている。 助ける余裕はない。 「もうすぐ・・・もうすぐだ!!」 また、1台の馬車が車輪に槍を差し込まれて横転する。 あの馬車には年頃の姉妹を乗せていたはずだ。 後ろで怯える娘達を同じ目に合わすわけにはいかない。 その時、リュードが求めていた汽笛の音が聞こえてくる。 「来たぞ、日本の装甲列車だ!!おいお前!!馬で先導して救援を求めろ。」 予めこちらの状況を知らせる為に馬に乗っていた傭兵の一人に命じる。 馬に鞭を入れて煙を上げる汽車に向かって走らせる。 ただ汽車は線路の上以外は動くことが出来ない。 だが装甲列車の機関車から、筒状の何かを口に着けた車掌がこのまま街道を走り抜けろという声が伝わってきた。 なんと大きな声だと驚くが、馬を操る手を止めるわけにはいかない。 キャラバンと機関車が対抗車線側にすれ違い、ケンタウルスの群れがそれに続く。 大陸東部 新京特別区 西区 許忠信は転移前は中華人民共和国国家安全部第十局(対外保防偵察局)に所属し、日本国内で外国駐在組織人員及び留学生監視・告発、域外反動組織活動の偵察などの任務に携わっていた。 転移後、新香港に移住したが日本後に堪能なことと、転移前の経歴を買われて新香港武装警察公安部の一員として、新京で中華料理店の皿洗いとして情報収集の活動を行っている。 先日、新京で林修光主席が遭遇した日本人の尾行を7人の同僚と行っていた。 「主任、李と田のチームが撒かれました。」 「くそ、またか・・・」 尾行対象は明らかに尾行を意識した行動を取っている。 唐突に建物の中に入り別の入り口から出ていったり、階段を登ったかと思えばそのまま降りてきたりを繰り返したりしてこちらの尾行チームが二組も撒かれたのだ。 尾行対象はハイライン侯爵家令嬢ヒルデガルドの従者斉藤光夫。 まだ、新京大学の四年生である。 今も学生街の一角の複雑な路地を歩いて、許と新人の王成明の尾行を受けている。 「他の連中との合流は無理だな。まったく、どこまで行く気だ。」 ぼやいていると斉藤はビルの地下に入っていく。 何やら地下街になっているようだが、この時間はほとんどの店が閉まっているのは看板から伺える。 「一人ずつ入るぞ、先に行け。」 情報機関の人間として、些か不安を感じさせる王成明は転移前は日本に留学していた学生だった。 相当な日本被れだったが日本通だったこともあり、公安部にスカウトされたが情報部員としては三流もいいところだった。 王がビルの入って数分後、許も地下街に入る階段を降りていく。 たがその行く手を塞ぐ男がいる。 左目に眼帯、十字架を首から掛け、黒いパーカーにはドクロと羽がプリントしてあり、指には一つずつ指輪が嵌めている。 ズボンも黒いジーンズで靴は黒い安全靴だ。 「待ちな・・・あんたは同胞じゃない・・・ここから先を行く招待状は持ってないだろう?」 許は警戒して、背中のホルダーに隠した拳銃を使うか迷う。 しかし、黒い男は左腕を前へ伸ばし、鼻筋へ左手人差し指を合わせる、右肩をあげ右手をピーンと伸ばすという奇妙なポーズを取っている。 あまりに奇妙な動きに対応を躊躇してしまう。 許は中国人だ。 黒目黒髪で基本的に日本人とは見分けはつきにくい。 『だが一瞬で同胞では無いと見破られた。こいつはただ者ではない。王は通れたのか?あいつどうしたんだろう・・・』 「我が左手に刻印されし、暗黒の炎に抱かれて灰となるか。封印されし、左目に封印されし魔眼の魔力に魅入られるか・・・選ぶがいい・・・」 許は一目散に階段を掛け上がって逃げ出していった。 『奴は何を言った?魔力だと、そんな馬鹿な・・・ついに日本人も魔力を手にいれたというのか?』 現在までに転移してきた人間で、魔法が使えるようになった事例は1例しか確認できていない。 在日米軍のパイロットで、皇都空爆を行ったB-52の編隊長だった男だ。 現在は行方不明で暗黒神の大神官となっているらしい。 まずはこの場を退き、本部に連絡してこの男を観測する準備を整えねばならない。 「行ったか・・・何者だ?」 黒い服の男の後ろから二人の男が現れる。 斉藤とこの場の取り仕切っている後藤だ。 「いや、それより黒川さん何してるんですか?」 後藤が床に目をやると、黒ずくめの男が苦悶の表情で転がりまわっている。 「中学時代の多感な自分を再現して身悶えして転がってるだけだ。ほっといてやれ。」 「・・・まあ、それはいいとして・・・斉藤さんつけられましたね?当局の奴等でしょうか・・・」 「それはそこの彼に聞けばいいさ。」 二人が振り返ると数人の男達に拘束された王成明がパイプ椅子に座らされている。 「き、貴様らはいったい何者だ!!」 斉藤が苦笑いしながら答える。 「何者?おかしなことを聞くね。我々は君の同胞だよ。」 怯える王に後藤が扉を開けて部屋の中に招待する。 「ようこそ、我々の世界へ・・・」 数日後、行方不明だった王成明から郵送辞表が届けられた。 『僕は自分が行くべき世界を見つけました。』 と、書かれていたので新たな異世界転移かと物議を醸しだした。 大陸南部 ケンタウルス自治伯領 ケイトレン氏族トルイの町 ケンタウルス族は大陸において、大族長が自治伯爵として帝国に任命され、その武力を背景にそれぞれの氏族の縄張りを統合して自治伯領として存在していた。 大族長は世襲ではなく族長選挙によって選ばれる。 帝国が滅び王国にその統治機構が変わってもその盟約は存在したが、問題は王国がケンタウルス族を武力を背景に抑えることが出来なくなりつつあることになった。 このトルイの町のケンタウルス人口は五千人、人間は主に奴隷が千人ほど。 町は当然ケンタウルスに優しいバリアフリー完備だ。 族長の名前は町の名前そのままのトルイ。 後継者が跡を継げば町の名前は代わる。 その族長トルイは怒り心頭で客人を待っていた。 「遅い、エリクソンはまだか!?」 召し使いの人間の女達は投げ飛ばされる杯に怯えきっている。 トルイはケンタウルス族の中ではこれでも理知的な方だ。 人間の商人と組み獣の革や工作物に使える骨。 この地域の特産物である病気によくキノコやニンジンを各氏族から集め、商人に高値で売り付けて利益を得る。 周辺の鉱山で奴隷に採掘させている鉱物資源。 狩猟部族であるケンタウルスが町を築いていることからもその辣腕ぶりが伺えるだろう。 そして各氏族の族長には安値で卸した酒や奴隷女をあてがい機嫌を取ることにも長けている。 そんなトルイが怒っているのは館の庭に並べられていた町の若衆の遺体30体ばかりが原因である。 遺体のほとんどは体に穴を開けられ、原形を留めていない者も多い。 若衆の遺族代表は館の中に。 他の遺族も館を取り囲んで騒ぎ立てていた。 そこに商人エリクソンがやってくる。 場所が場所だけに馬車が使えない。 うっかり使ったらケンタウルス族の中には襲ってきたり、嫁に欲しいとか言い出すものがいる。 少し高価だが地龍に車を曳かせた龍車で館の門を潜り、トルイのもとに参上する。 ケンタウルス自治伯領との折衝や交易の独占権を持つ帝国貴族シルベール伯爵は商場(あきないば)を割り当てて、そこで交易を行う権利を商人に与えて運上金を得ていた。 エリクソンはその一人でこのトルイの町の交易の独占権を持つ商人だった。 「これはまた・・・派手にやられましたなあ・・・」 事前に聞いてはいたが、勇猛なケンタウルス族がここまで一方的にやられるとは思ってもいなかった。 「貴様のいう通りにキャラバンを襲ったらこの様だ。まさか貴様、我々を嵌めたのではないか?」 エリクソンは首を振って否定する。 確かに長年の商売敵のリュードに対する恨みからケンタウルス族を煽ったの間違いないが、失敗は望んでいない。 「冗談じゃない。あのへんはあんたらが詳しいというから、襲撃を一任したんじゃないか。日本の装甲列車が通る時に襲うとは思ってなかったしな。」 確かに若衆達が襲撃したのは予定より早い時間だった。 襲撃は夕暮れの予定だったが、昼日中に襲っている。 若い女の姿に興奮して暴走する若衆の姿がトルイにも目が浮かぶようだった。 「判った信じよう。」 トルイか手を挙げると、遺族達が退室していく。 エリクソンは安心してない。 トルイがこの程度でことを納める筈が無いからだ。 「貴様のことは信じるが、今回の件で族長会議での面目は丸潰れだ。次の大族長を選ぶ会議での不利になる。失った倍の日本人の首か、女を手に入れねばこの町での立場まで弱くなる。 貴様もそれでは不味かろう。」 「何をお考えで?」 「また列車を襲う。ただし今回は装甲列車じゃなくて襲いやすいのだ。一週間やるから考えろ。」 さても厄介なことになったとエリクソンは苦虫を潰していた。 大陸東部 新京特別区から海岸に沿って南に50キロ。 車両が通れるように舗装された道路の終点に大陸総督秋月春種が、秘書官の秋山や護衛のSPを引き連れて視察に訪れていた。 一行は先に完成していた市役所庁舎ビルの会議室に入る。 窓から見える光景はほとんど原野の土地でブルドーザやショベルカーが、整地作業を行っている。 会議室ではレーザーポインターでプロジェクターに映し出された画像や動画を解説する責任者の朝比奈順一部長の話を聞いている。 「市役所や駐屯地、港湾、電気、ガス、水道、通信、病院のインフラ設備も完成しております。 第一期の団地も現在は内装工事中。 病院、駅、学校に関しては、来年着工になります。」 「まあ、上出来だろう。 最初の住民は新京からの異動組に単身赴任で来てもらうから家族はいない。 インフラ設備の職員や自衛官、警察官、役所の職員。 2月いっぱいはそれで済むはずだ。」 秋月の言葉に全員が頷く。 新京特別区の住民は来年の1月をもって、人口が二百万人を越える。 大半が団地や寮住まいだが、こちらの大陸で財を成した者が一軒家を建築する光景も珍しくもなくなった。 中には新京を飛び出して大陸の他の町に住民に混じって生活の居を移した者もいる。 だが日本本土からの移民希望者は新京の住民の20倍はいる。 そこで新京の開発も一段落した頃から新都市開発を進めていたのだ。 官民合わせて異動組が2月から3月に生活を始める。 その後は家族を呼び寄せて、彼等の穴を新着の移民で埋めていく。 「民間からの工場やスーパーの建築、一軒家の購入の要望も殺到しています。 新京からの引越し組も考慮して、移民組第一期の居住は6月あたりになります。」 秋山は新京からの要望も合わせた話を語る。 移民の問題は現時点で問題はない。 秋月は次の問題を提起する。 「次の案件は・・・これは大事だな。 この市の名前は何にするか一般公募か・・・」 「名称、由来、構想・・・まあ、新市民に夢と希望を抱かせる誤魔化しですな。」 秋山は容赦がない。 秋月はスルーして話を進める。 「大々的に募集してくれ。 締め切りは今月中だ。」 「手配致します。 ところでこの新都市開発計画とは関係無いのですがもう一件よろしいでしょうか? 例のアンフォニーの代官が決まりました。」 秋月は総督府執務室に飾られたマーマン王のホルマリン漬けを思いだしてうんざりした声で話を続けるよう促す。 わざわざ代官の任命に総督府が関与することは少ない。 わざわざこの場で議題にあげるのは、代官当人に大きな問題を抱えているからだ。 「どうも日本人のようなんです。」 秋月秘書官も困惑したように説明をはじめた。 大陸中央部 旧皇室領現子爵領 マッキリー 第四分遣隊分屯地 マッキリー子爵は帝国解体時は、男爵に過ぎなかったが日本との和平に尽力して昇爵と加増を勝ち得た人物である。 その子爵領では金、銀、銅、石炭、ニッケル、ボーキサイトが採掘されて大陸総督府が管理している。 ニッケル、ボーキサイトについては現在は唯一の鉱脈であり、重要視されている。 その為に混成部隊である第四分遣隊は300名と各分遣隊の中でも最大規模であり、1機ではあるが唯一汎用ヘリコプターMi-8、ヒップが配備されている。 石炭が採掘出来ることから、新京と王都を繋ぐ東西線東部方面の中間地点としての賑わいも見せている。 「浅井治久二尉、入ります。」 入室して敬礼すると、分屯地司令の朝倉三等陸佐の答礼を受ける。 「浅井二尉、二年間のお勤めご苦労だった。君が補佐官だったおかげで任務は楽をさせてもらえた。昇進は来年になるが先に一つ派遣任務を司令部から命令された。」 浅井二尉は一等陸尉に昇進後、 来年創設される第七分遣隊90名の指揮官となる。 この分屯地には研修の一環として赴任していた。 「現在、建設中の第六分屯地のアンフォニーに新たな代官が任命され赴任する。新領地ということもあり、現在新京で留学中のハイライン侯爵令嬢も視察として同行することになり、このマッキリーを列車で通過する。貴官もこれに同行し一連の行動を視察せよ。また、これは第六分遣隊の進捗状況を貴官の参考にする為でもある。」 「はっ、浅井二尉命令謹んで拝命致します。また、この度のご配慮感謝致します。第四分屯地での毎日は大変勉強になりました。マディノの地でも精励していきたいと思います。」 二人は握手をかわし、朝倉は浅井に椅子に座るよう促す。 「しかし、代官の視察ですか。たぶん監視せよと総督府あたりからの指示なのは判りますが、問題のある人物なのですか?」 「詳細はこちらにも伝えられていない。総督府はよほど知られたくないらしいが、機密にも指定されていない。民間絡みじゃないのかな?とにかく明後日の1000時にマッキリー駅、王都行き『よさこい3号』で、令嬢を伴って乗車している。これに同行せよ。」 明後日 昨晩の送別会で散々に酒を飲まされた浅井二尉であったが、習慣から朝6時に起床して身なりを整え分屯地を後にすることにした。 分屯地の受付では、カラシニコフ小銃を持った歩哨や警衛、受付の隊員達から 「浅井二等陸対し・・・捧げ銃!!」 の敬礼を受けて、少し涙目になってしまった。 駅には一時間早く到着して汽車を待っていた。 汽車は定刻通りに停車する。 鉄道公安官にAK-74を初めとする護身用の武器をほとんど預け、自身はマカロフ PM拳銃と予備の弾装1個を携帯して列車に乗り込む。 座席は指定席だ。 令嬢と新任代官は同じ車両に乗るよう手配されているのだ。 青と黒を基調とした騎乗服に身を包み、ポニーに結んだブロンドドの髪を靡かせている美少女だった。 歳は十代半ば。 透けるような白い肌を持ち、ぴっちりとした軍服が彼女の均整の取れたスタイルを強調している。 「レディ・ヒルデガルドさんですね。お初に御目にかかります。自分は陸上自衛隊二等陸尉、浅井治久と申します。アンフォニーまで同行を命じられました。よろしくお願いします。」 貴族令嬢への敬称『レディ』と日本人風に『さん』付けしている完全に失敗な挨拶だが、浅井は気が付かずに握手を求める。 だがその手は若いリクルートスーツを着た男に握られる。 「お初に御目にかかります。この度、アンフォニー領の代官として着任することとなった斉藤光夫と申します。道中、短い間ですが宜しくお願いします。」 丁寧な挨拶だが目が笑ってない。 同時に周囲から敵意が一斉に向けられるのを感じた。 周辺の座席の若い男達が一斉にこちらを見てるのだ。 「ああ、お気になさらずに。彼等は代官所のスタッフと研修生です。」 「研修生?」 「お気になさらずに。」 強調されて困惑する浅井にヒルデガルドは、クスクスと笑っている。 「ヒルダでいいですわ。楽になさって下さい。」 「・・・、お言葉に甘えて・・・」 ようやく座席に座ることが出来た。 ギスギスした車両はたいへん居心地が悪かった。 ヒルダとの会話には支障はなかった。 大貴族ほど日本語を学んでいるし、ヒルダは新京に留学出来るくらい優秀なようだ。 日本人の方が大陸での言語を学ぶのに苦労している。 大陸の統治に旧帝国の貴族や役人を排除出来なかった一因でもある。 会話は進み、旅程について話が進むとヒルダが浅井の赴任地について訪ねてくる。 「浅井様が赴任するマディノというと、旧マディノ子爵領の?」 「はい、『横浜広域魔法爆撃』で改易となったマディノ子爵の領地だった場所です。」 「確か金、銀、銅の鉱山があったかしら?日本の鉱物資源の欠乏は切実のようね。」 「まあ、そんなところです。」 今度は浅井が斉藤達を睨み付けるが、斉藤は意にも介さない。 「姫様は新京の留学生ですからその辺りは授業で習いますよ。我々が教えるまでなくね。二尉殿は我々が大陸技術流出法に違反してないか心配のようですが、あの法律は木材を使った技術は規制してないし、農業に関しては奨励しているくらいですからご心配なく。」 確かに木材技術は日本としては眼中に無いし、食料生産の向上は望むところなのだ。 「単刀直入に言おう。大陸総督府は今回の代官就任に注目している。君たちが危険かそうじゃないかだ。だいたい君らは一体何者なのだ?」 斉藤は自信満々に答える。 たぶん、用意してあったような発言だった。 「ただの就活中の大学生ですよ。」 そのどや顔をおもいっきり殴りたかった。 睨み付ける浅井をヒルダが話掛けてきて会話が変えさせられる。 「浅井様、前々から疑問だったのだけど、日本は、鉱山を発見したり開発するの早すぎないかしら?どうやって見つけてるの?あと、やたらと金、銀、銅に片寄ってるのは何故なのかしら?」 答えていいものなのか浅井は迷ってしまっていた。 金、銀、銅、それに加えて鉄が多いのは最初から帝国や貴族たちが発掘したのを接収したからだ。 それ以外、石炭、亜鉛、鉛、ボーキサイト、ダイヤモンド、ニッケル、カリウム、リチウムに関しては、帝国が設立した学術都市での調査記録に基づいている。 他にも色々発見はしているのだが転移当時の鉱山労働者の数が少なかった日本には手がつけられなかったのだ。 現在は鉱山労働者を教育、経験を積ませて順次鉱山に割り振っているのが現状だ。 同時に冒険者を雇って、未開発鉱山からサンプルを持ち帰らせたりしている。 「私は自衛官なので専門外のことはわかりませんな。」 お茶を濁すことにした。 「自分も聞いていいですか?」 斉藤からの質問である。 身構えるが内容はたいした質問でじゃなかった。 「なんで分遣隊の隊員さん達は東側の装備なんですか?」 転移6年目 南樺太道 大泊郡深海村(旧サハリン州ダーチェ) 日本に返還された南樺太は食料増産を目論む日本政府によって、幾つもの開拓団が組織された。 中心となるのは転移前に廃業した農家や漁師達で、第三次産業に従事していた者達である。 もちろん一朝一夕に畑は出来ないし、漁船だって足りてるわけじゃない。 それでも南樺太に駐屯する陸上自衛隊第2師団の隊員達が手伝いに来ることもあって、ようやく東京への出荷が出来る規模の生産が可能となっていた。 そんなある日、人口四千人ほどの豊原市に隣接する深海村に三千人ほどの第二師団の隊員が展開していた。 動員されているのは豊原の第2普通科連隊、第2後方支援連隊。 住民達は普段は地引き網や開墾を手伝ってくれる隊員達が怖い顔をしてある倉庫のような建物を包囲しているのに驚愕していた。 隊員の中には村の娘と恋人関係或いは結婚した者も多いが誰もが家族にも理由を明かさない。 不安がる住民を代表して、村長と駐在が村の代表数人を引き連れ自衛隊の仮設司令部を訪れていた。 「お騒がせして申し訳ない。」 開口一番、第二師団団長穴山友信三等陸将が頭を下げてくる。 三等陸将は自衛隊の大幅な増員を受けて、予てより計画されていた将・将補の2階級制度を4階級制度にした為に出来た階級だ。 だが呼びにくいので部下達すらいまだに陸将としか呼称してくれない。 「穴山団長、我々としても朝っぱら自衛隊さんが大挙して押し掛けてきた困惑している。村の中じゃ、ここにもモンスターが出たのかと怖がっている者も多い。機密とかに縛られてるあんたらの事情も理解は出来るが、村の者を安心させる発表を欲している。そこらを説明してくれないだろうか?」 村長は元は大阪の住民だ。 樺太開拓は様々な地方から集まった住民がいるため、極力標準語で喋っている。 北海道ではいまだに存在する『隣の町の人間が何を喋ってるか判らない』問題を南樺太にまで持ち込まない為だ。 故郷への郷愁を断ち切る為でもある。 「そうですな・・・、皆さんはニコラス・ケイジが昔主演した武器商人の映画を観たことがありますか?」 唐突に始まる映画鑑賞会。 ソ連崩壊によりウクライナで将軍の叔父を訪れた主人公は、叔父が管理する基地で膨大に保管されている兵器を売却して富を築いていく。 「この保管基地がですね。実はこの村にもあったんです。」 名称は第230保管基地。 2008年、ドミートリー・メドヴェージェフ大統領が承認した「ロシア連邦軍の将来の姿」に従い、ロシアの各師団は一度全て旅団に改編された。 さらにもう一歩進めて、第230保管基地は平時には基幹部隊と装備のみ維持し、戦時に完全編成の第88独立自動車化狙撃旅団として展開する予備旅団の基地となった。 そして日本転移に巻き込まれ、日本政府の支援の代償に千島列島と南樺太を返還すると、各地に点在していたロシア軍北サハリンに集まり統合された。 「ところがですな問題はもう1つありまして、樺太にも千島にもロシア製、いや東側の武器弾薬を造る工場なんてこの世界にはどこにも無いわけです。さらに新設の部隊を創設出来るほど、ロシア人人口に余裕があるわけでもない。ならばいっそ我々に造らせてしまえと。この保管基地はそのサンプルとして譲渡されたわけです。これには同系統の装備をしている新香港の意向でもあるわけですな。まあ、我々も武器弾薬の消耗は悩みの種でしたからな。」 安全が確認され、保管基地の地下倉庫の扉が開けられる。 そこには無数のロシア製兵器がところ狭しと鎮座している。 その規模には同行した村長や駐在はともかく穴山団長や隊員達も驚いている。 「とても旅団用の数じゃないな。」 自分達第二師団はずっとこんな連中と対時していたのだと冷や汗が流れた。 転移から九年目 大陸中央部 東西線『よさこい3号』 「その後、山口の第17普通科連隊にロシア製兵器の転換訓練が行われた。大陸派遣を命令させて6っの分遣隊が同連隊から組織されて今に至るわけだ。」 あれだけ敵意を向けていた斉藤やスタッフ達が、浅井の話を聞き入っていた。 久し振りの本国の話も聞けたからというのもあるだろう。 次はこちらが彼等に聞く番と考えていると、全員の携帯から一斉に着信音が鳴り響く。 浅井や斉藤達だけでなく、車両に乗り合わせた日本人乗客からもだ。 「安否メールか。」 浅井が携帯から確認したのは、新京から出た日本人に配布された総督府からの安否確認を行うサイトに繋がるメールだ。 災害やテロが発生した時に一斉に送信される。 もとは警備会社が顧客サービスに使用していたシステムだ。 そして、内容も書き込まれている。 「テロ警戒か・・・君らは護身用の武器を持ってきたか?」 大陸中央部 旧皇室領現子爵領 マッキリー 町の片隅で一頭のケンタウルスが弓を構えていた。 傍らには商人エリクソンから派遣された男が目標を指差して頷いている。 「あいつを殺ったら俺は一族に復帰できるとトルイの叔父貴は行ってたんだな?」 ケンタウルスはトルイの甥でセルロイ。 素行の悪さから一族を追放され、マッキリーの鉱山で荷車を運ぶ日雇い人夫をして過ごしていたが、ようやくチャンスが巡ってきた。 セルロイは一撃離脱の騎射の名手である。 ビルの路地から飛び出し、一騎駆けで目標の陸上自衛隊第四分遣隊隊長朝倉三等陸佐が軽機動車の後部座席に乗り込もうとするところを騎射する。 「往生せいや!!」 肩を射抜かれた朝倉三佐の部下達が離脱しようとするセルロイを銃撃で蜂の巣に変える。 「隊長!?」 「大丈夫だ。肩に刺さったがこれくらいなら・・・」 だが朝倉三佐は青い顔をして口から泡を吹いて倒れる。 「これは・・・毒か!?救急車だ、救急車を呼べ!!」 慌てる隊員達を尻目に見届け役の男は人ゴミの雑踏に紛れ込んで消えた。 大陸中央部 旧天領トーヴェ 第5分遣隊分屯地 第5分遣隊は各分屯地の中でも最小で僅かに50名しかいない。 分屯地も小規模であるがT-72戦車、2К22ツングースカ自走式対空砲、2S19ムスタ-S 152mm自走榴弾砲などが1つずつ格納庫に鎮座している。 専門の隊員も足りないので普通科から人数を借りて教育して運用したりしている。 現在、この分屯地には10名の隊員しかいない。 鉱山、居住区の警備、市街地の巡回、訓練中などで4個分隊が留守にしているのだ。 「先生、よろしくお願いします。」 「オウ、マカセロ」 分屯地の営門で警衛任務にあたっていた加藤二等陸士は信じられない者が街中からこちらに歩いてくるのを目撃する。 身長210センチほど、角の生えた兜からはタテガミを靡かせている。 肩鎧には一角馬の頭部を模した金属で造形されている。 鎧は蹄を模したデザインで全身鎧だ。 ベルトも蹄の形の紋章のバックルとなっている。 腰鎧も装着して、分厚い金属の盾と巨大なバスターソード。 それなりに強そうな騎士に見える。 問題は顔が馬だったことだ。 「獣人?」 疑問を口にしたところで、巨大な剣で脇から凪ぎ払われた。 馬の騎士は剣を見て不思議そうな顔をしている。 剣で斬り裂くつもりがケプラー繊維の防弾・防刃ベストがそれを防いだのだ。 馬の騎士は大して力は込めていなかったのだが、衝撃で五メートルは飛ばされた加藤はあばら骨が折れて気を失っている。 防刃ベストも穴だらけでもはや使い物にならない。 飛ばされていく加藤を警衛所から目撃した宮崎陸士長は即座に分屯地に鳴り響く警報のボタンを押す。 これで現在分屯地にいない部隊にも連絡がいく。 同時に受付業務にあたっていた前川一等陸曹が机の引き出しから、拳銃を取り出して受付ブースから発砲する。 馬の騎士よろめきこそしたが、盾や鎧に拳銃弾の穴を開けただけだ。 宮崎陸士長も壁に立て掛けているAK-74を窓口から発砲する。 「馬鹿な効いてない?」 今は亡き帝国の重装甲騎士団のプレートメイルすら穴だらけに出来る拳銃で相手にダメージを与えられていない。 だが警報を聞いて隊舎から出てきた隊員が撃ったAK-74も加わると、衝撃で仰け反っていたが盾を構えられると途端に防がれてしまう。 そして、その太い足からの瞬発力で銃口を定めさせない。 さらに三人の隊員が建物から出て来る。 一人が銃撃しながら牽制し、二人が加藤を担架に積んで建物に引き返しながら後退する。 警衛所から出てきた前川一等陸曹は今更ながら相手を誰何する。 「貴様、何者だ!!何が目的だ!!」 「ダダノルロウノダバデアル。ベツニオヌシラニウラミハナイガ、イッショクヒトバンノオンギ二アズカリオヌシラノクビヲショモウスル。」 人間の言葉に慣れて無いのだろう。 聞き取りずらいがなんとなく意味は理解できた。 問題は相手の目的だ。 現在、戦えるのは残っているのは普通科の5名。 残りは通信科1名、医官2名、飛行科1名、負傷者1名。 重火器のほとんどが持ち出されて分屯地には残っていない。 だが簡単に首を獲らせるわけにはいかない。 新たに駆けつけた二人も警衛所の反対側から銃撃を浴びせる。 隊舎の1人も玄関から発砲して、3方向から防御を崩そうと攻め立てる。 だが自衛隊側の誤算は彼らの考える鎧甲冑はあくまで人間の騎士のものを想定していたことだ。 馬の騎士の鎧兜盾一式の重量は、人間の騎士の物の四倍の重量があり、その分装甲も分厚くなっている。 それらを着こなしてなお軽いフットワークでこちらに接近してくる。 遮蔽物も利用してきてこちらとの戦い方も理解している。 そして獣人特有の痛覚の鈍さが 多少のダメージを無視した戦いを繰り広げてくる。 銃撃を避けながら、隊舎の普通科隊員が壁に追い詰められていく。 隊員の持っていたAK-74が剣で破壊される。 「マズヒトリメ。」 「舐めるな。」 普通科隊員の首が斬り落とされる。 だが斬り落とされる寸前、防弾・防刃ベストのアタッチメントに装着していた手榴弾のピンを引き抜いていた。 「サテツギハ・・・グホッ!?」 手榴弾の爆発に巻き込まれて、馬の騎士は爆風で転がってくる。 前川も宮崎もマカロフ PMの銃弾を浴びせまくる。 だが数発命中しただけで飛び退かれて 「ハッハハサスガニイマノハシヌカトオモッタゾ。ケッコウイタカッタナ。」 血塗れの馬の騎士が起き上がってくる。 鎧がかなり破壊されたのを見て剣を鞘に納める。 「マアヒトリハヤッタシギリハハタシタ。」 天に向かって嘶くと、営門のゲートを潜って巨大な白馬が現れる。 この白馬も馬用の鎧が着せられている。 その白馬に颯爽と馬の騎士が乗り込む。 宮崎は後ろから銃弾を撃ち込もうとしたが、前川に止められる。 このまま戦えば死人が増えるだけである。 「アアマダナノッテナカッタナ。ワガナハアウグストス。ソシテワガアイサイセレーヌデアル。ソレデハサラバダイカイノヘイシタチ。!!」 去っていく白馬の馬の騎士に隊員達は戦う気力も無くして立ち尽くして見送るしかなかった。 「な、なんだっだんだアイツは・・・」 大陸中央部 東西線沿線 70騎のケンタウルスが線路に石や斬り倒した木を積んでバリケードを築いている。 エリクソンの金の力と日本への反発を利用して、各領地の貴族達にケンタウルスの通過を黙認させた。 そして、『よさこい3号』は間もなくここを通過して停車を余儀無くされる。 トルイはここに一族の戦士全てをここに集めた。 「男は首を斬れ、女は全部連れ帰る。マッキリーとトーヴェの日本軍は動けん。この機を逃すな!!」 『『『おおぉぉ!!!』』』 機関車の汽笛の音が聞こえる。 バリケードに気がついてブレーキを架けている。 「車両の両側から矢を射る。 連中はまだ何が起きてるか知らないはずだ。 女は殺すなよ、突撃!!」 半数に別れたケンタウルスは弓に矢をつがえながら駆け出した。 『よさこい3号』車内 浅井は斉藤達が持ち込んだ物を並べて呆れ返っていた。 鉄道公安官の二人もこれが何のか理解できなかったらしい。 「てっきりおもちゃかと・・・」 女性公安官の建川は困惑している。 実際の物を見て浅井が思ったのは模型か夏休みの自由研究である。 「間違いなく使えるんだな?」 「使い捨てだがね。まあ、4発が限界だが。」 斉藤は自信満々だ。 サークルのメンバーが組み立ている。 手順の確認を取っていると、前方車両から公安主任の久田がやってくる。 「来ましたよ、ケンタウルスがいっぱい。マッキリーとトーヴェのテロと同様です。」 「安否メール通りだな。」 列車の乗員、乗客達はすでにテロの情報は伝わっていた。 各々が身を守る準備を始めている。 ヒルダが護身用のレイピアを抜いて宣言する。 「こちらも歓迎の準備は整いましてよ。」 「よし、戦える奴等を配置に付けろ。」 王都ソフィア 第17普通科連隊戦闘団司令部 王都にて各分遣隊を派遣する基幹部隊である。 すでに半数もの隊員を分遣隊に派遣したが、戦力の半分は集中してこのソフィアに駐屯して、近隣の盗賊や帝国残党、モンスター退治を一手に引き受けている部隊でもある。 その司令部に次々と訃報が届けられる。 所用で留守にしていた連隊長碓井一等陸佐は幕僚達からの報告の数々にこめかみに青筋を立てている。 「マッキリーで朝倉三佐が殉職されたとの報告がありました。」 「トーヴェで大林陸曹長の戦死に続き、加藤二等陸士が内臓破裂で死亡したとの報告がありました。」 机の上に被害などの報告書が山と積まれている。 「どこもかしこも馬、馬か・・・鉄砲玉に出入り、列車強盗とは恐れ入る。最近、馬にケンカ売られるような事態はあったか?」 「南部で装甲列車がケンタウルスの略奪集団を攻撃した事例が二週間ほど前にありました。その報復ではないかと思います。」 「その件は総督府が役人送って、シルベール伯爵と交渉中だろ?交渉中に手を出して来やがったのか?あと鉄道公安本部から要請の件はどうなった。」 「マッキリーの連中が朝倉三佐の敵討ちだと、Mi-8に普通科1個小隊が乗り込み現地に向かっています。」 自分の留守中でも対応していた幕僚達に満足する。 「だかこの出入りの馬頭はなんだ?こんなのが今までノーマークだったのか?」 「その件に付きましては、王国外務省が総督府に取り次いで欲しいとの連絡がありました。あちらが何やら情報を持っているようです。」 大陸東部 東西線沿線 東西線、『よさこい3号』先頭車両は当然機関車である。 運転台には機関士と助手が交代要員も含めて四名が乗り込んでいた。 昔は三名で運用していたが失業者対策と労災の問題がそれを許さなかった。 機関士大沢は最初にバリケードを発見すると列車にブレーキを掛けて停車し、助手を車掌に知らせに行かせた。 「まずいな司令車から銃を持って来い。」 二両目の炭水車の梯子を登って、三両目の司令車に向かう。 司令車には列車乗務員の待機室や通信室、食料や水の保管庫、武器庫、発電機が置かれている。 話を聞いた車掌の岡島は 「鉄道公安本部に電話だ。」 もう1人の車掌平田が受話器を手に取る。 「こちら『よさこい3号』、大規模な襲撃を受ける可能性有り、線路上に石を積まれ進路を防がれた、救援を求む。襲撃者はケンタウルスが数十頭・・・頭だよな?数十人か・・・数十匹かな?」 「どっちだっていいさ。」 平田は武器庫から猟銃を取り出している。 何れも散弾銃でシトリ525だ。 「四丁を機関車に2丁は我々が使う。森山くん達の2丁と後尾車両の建川さん、久田さんの分。」 銃を渡された車内販売員の女性、森山と川田にも銃が渡される。 「あの・・・やはり私達も?」 「訓練は受けてるだろ?お客様と自分の身の安全は守るんだ。」 国鉄職員としての公務員の義務でもある。 機関車の運転台では機関助手達が炭水車の中や運転台の壁に身を潜めて手渡された銃に弾込めをしている。 「おやっさん・・・」 「情けない声を出すな。一時間もしないうちに鉄道公安本部や自衛隊から援軍が来る。それまで持ちこたえればいいだけだ。開通当初は山賊だの帝国残党だのゴブリンだのが襲ってきて蹴散らしてやったもんだ。」 大沢の言葉に機関助手達が勇気付けられる。 「おやっさん来ました!!左右に別れて、弓をこちらに向けてる!!」 「奴等は密集している。狙いなんぞいらんから、通過する音が聞こえたら銃口だけ隙間から出して、とにかく外にぶっぱなせ!!体を壁から出すなよ?」 大量の蹄の音が接近を告げている。 左右に2丁ずつ散弾銃。 ケンタウルスの集団が最初の一頭が炭水車に到達すると一斉に発砲された。 至近距離から互いに効果範囲がカバーしあうように放たれたため、ケンタウルス四頭が転倒、3頭が死亡し、1頭が後続のケンタウルス達に踏まれ死亡した。 攻撃されたことを悟ったケンタウルス達は一斉に上半身を後ろに捻り、前進しながら騎射を敢行してくる。 「おやっさあ~ん!?」 「馬鹿、頭あげんじゃねえ。」 立ち上がろうとした助手の服をつかみ引きずり倒す。 トルイは倒された戦士達が起き上がらないことを憂慮を覚える。 だがまずは前進を優先させた。 「四騎ずつ残して前進だ!!」 司令車両では平田と岡島が銃眼から銃を射っていた。 司令車両はモンスターや武装勢力の襲撃に備えて窓はなく、壁は鉄板を貼り付けてある。 外の状況は外部カメラで確認できる。 狙いは外部カメラから確かめたので、機関車で不意打ちを受けたトルイ達は少し距離を取っていたが、右側で3頭、左側で2頭が撃ち殺される。 「あの穴に向けて一斉射!!」 ケンタウルスは何れも弓の名人である。 鉄張りしてある司令車両とはいえ、一ヶ所に20本もの矢がほぼ同時にに命中すれば、2、3本は壁に刺さって車掌達を驚かす。 平田は驚いて銃から手を離して後ろに転がっている。 「だ、大丈夫か。」 「ああ、当たってはいない・・・すまない。」 だがケンタウルス達の武器は弓矢だけではない。 「やれ。」 左右から3頭ずつが紐に球形の物体をくくりつけて投擲してくる。 車両に当たると同時に爆発する。 「爆弾!?」 「馬鹿な、そんな物が使えるのか?」 たが司令車両には穴は空いてない。 外側に幾つか燃えてる部分はあるが極僅かな損害だ。 だが銃眼や矢で開けられた穴から幾つかの物体が侵入し、壁や床を破壊した。 迂闊に壁際に近付けなくなった。 「外部カメラも破壊されたか・・・」 傷ついた穴にはケンタウルス達の馬力とスピードで威力を増した破城槌が両側から叩きつけら穴が拡大されていく。 最後尾車両 望遠鏡で前方車両の戦闘を覗き見てた斉藤は眉を潜める。 「まずいですな。」 「そうですの?」 望遠鏡をヒルダに渡すとサークルのメンバーを集める。 「諸君、あれはてつはうだ。」 「てつはう?」 ヒルダも混じって聞いてくる。 「「てつはう」は鉄や陶器の容器に火薬を詰め込み、導火線で火をつけて相手に投げつける擲弾です。巨大な爆裂音をたてて爆発するので、人馬がその音に驚いたと記録されていますがそれほどの破壊力はありません。」 「何が不味いの?」 「ネタが被りました。」 斉藤とヒルダのまわりでもサークルのメンバーが座席を車両から取り外して即席の砲座を作っていた。 座席を2つ重ね合わせて紐で縛る。 問題は砲身だ。 だがそこに和紙を塗り作り上げた紙の筒を重ねた座席の真ん中にセットする。 すでに内部に火薬と導火線は仕込んでいる。 「ネタは被ってるからもう一工夫。やれ!!」 「座席、後で弁償が必要かしら?」 左右に2門ずつ。 座席の砲台は、紙砲の発射の衝撃を可能な限り固定して狙いをぶれさせないためだ。 紙砲の中に装填された日本版てつはうが四発発射される。 てつはうはこちらに向かってくるケンタウルスの集団内部の足元にそれぞれ着弾する。 「鎌倉武士なら馬がケガした程度かも知れないが、連中は人馬一体。さて、どれほど効果があるか・・・」 斉藤が望遠鏡で確認すると、負傷して倒れたケンタウルスが八頭。 反対側も六頭が負傷して倒れている。 「死んでないみたいね。」 「動けなくなれば上等です。」 だが爆煙の中から10頭ずつのケンタウルスがそれぞれから飛び出してくる。 機関車や司令室への攻撃していたケンタウルスは留まっている。 「怒らせたみたいですから客車に立て籠りますよ。」 「紙砲はいいの?」 「どうせ試作品で一発しか撃てません。さっさと逃げますよ!!」 紙砲を補強していた座席はボロボロになっている。 紙砲がどうなったかは見るまでも無いだろう。 大急ぎで斉藤やヒルダ、サークルのメンバーは客車に乗り込んでくる。 「予定通りこっちに引き付けたから、浅井様は辿り着けたかしら?」 四号車 浅井二尉は車両内部を姿勢を低くして移動し、司令車まで後一両のところまで来ていた。 持っている武器はマカロフ拳銃一丁と途中で取り外した座席。 四号車の屋根に連結部からよじ登る。 司令車は先程から爆発にさらされていたが意外に破損は少ない。 だが破城槌やてつはうが交互に叩きつけられて、穴が空くのは時間の問題だろう。 屋根の上から先ず右側のケンタウルスを始末することに決めた。 ケンタウルスの腰に紐で括りつけられたてつはうに、9mmマカロフ弾を三発命中させてあたり爆発させる。 そのまま破城槌を持っていた四頭に銃口を向けて発砲する。 重量物を持っていたケンタウルス達は回避行動も取れずに3頭を射殺、1頭が地面に倒れ伏す。 予備のマガジンに交換して、てつはうを持っていた2頭も始末した。 「残り6発・・・」 浅井の存在に気がついた左側のケンタウルス達が矢やてつはうを放ってくるが、屋根まで持ち込んだ座席を盾に移動し、司令車両の屋根に飛び付く。 だが幾つかのてつはうに仕込まれていた土器の破片が、座席の隙間から背中や足に当たる。 「痛・・・」 幸い刺さりはしなかったようだ。 叫びたいのを我慢して、手近にいた破城槌を持ったケンタウルス2頭に残りの弾丸を全部叩き込んで射殺する。 半分は八つ当たりだ。 槍に持ち変えたケンタウルスが屋根の上で転がる浅井を狙うが、屋根の扉を開いた平田が散弾銃で槍持ちを射殺し、岡島が浅井を車内に引き摺って中に入れる。 「状況は?」 ようやく一息付けるが休む暇はない。 「機関車両に8頭にこちらは四頭、最後尾車両に25頭までは確認できてます。」 司令車両には各車両からの内線から報告が来ている。 「こちらは悪い知らせだ。拳銃の弾がもう無い。」 岡島と平田は顔を見合せて苦笑する。 「ご安心をこちらも弾切れです。でも預かってたものがありましたよね?」 「ああ、そいつを取り来た。」 機関車両 「おやっさん弾切れです」 「俺も・・・」 「自分もです・・・」 機関助手達は猟銃を置いて、スコップを持つ。 「馬鹿野郎、撃ちすぎだ。」 だが大沢ももう二発しか持ち合わせていない。 まだ、この機関車両を攻撃してくるケンタウルスは7頭もいる。 だが司令車両の屋根から再び飛び出した浅井の手には、出発前に鉄道公安官に渡して預けていたAK-74が握られていた。 司令車から炭水車に移り、一頭ずつ撃ち殺していく。 「大丈夫ですか?」 「若ぇのを一人、死なせちまったよ・・・」 大沢が矢が数本刺さった機関助手の一人を床に寝かせて、他の二人は泣きはらした目をしている。 「おまえさん自衛隊だな、援軍かい?」 「自衛隊だが乗客です。」 「そうか、まだ続くんだな。」 車掌の二人もこちらに合流してくる。 「お前ら全員、シャベルとツルハシを持て!!」 「おやっさん、さすがにそれは無茶だ!!」 平田が大沢を止めにはいる。 銃弾が残っているのは浅井だけだ。 ケンタウルスにシャベルやツルハシで勝てるとは思えなかった。 「勘違いするな、俺達の相手はあれだ!!」 大沢が指を指した方向は線路の先、石や木が積まれたバリケードがそこにあった。 「機関車さえ動けば馬なんざ引き離せる。援軍の到着なんか待ってられねぇ!!」 途端にシャベルを持って駆け出し、助手達もそれに続く。 「浅井さん、我々も行きます。乗客を前の車両に誘導して下さい。」 「わかりました。なるべく連中から見えないバリケードの向こう側から崩してください。ああ、そうだ。救援の連絡から何分たちました?」 「25分。」 車掌達と浅井も反対方向に走り出す。 ケンタウルス達は途中の車両のドアや窓を一つ一つ破壊していたが中には侵入出来ないでいた。 「狭ぇ・・・」 外部の扉を破壊して内部に入ろうとしたが、下半身の馬の巨体では壁に体を擦りながら進むことになる。 天井も低く、弓を縦にも横にも構えられない。 客室に通じる内部扉はさらに小さく、大柄なケンタウルスでは嵌まって動けなくなる者が続出した。 窓ガラスも強化ガラスで、頑丈でどうにか割っても破片で手を切る者がやはり続出した。 全ての車両がブラインドを締めていた為にどの車両に乗客がいるのかを確かめる必要があったのだ。最後尾車両に一度は到達したが、もう一度分散して探索に当たっている。 「くそ、ラチが明かないな。」 族長トルイは予想以上の被害と時間のかかりように苛立ちを見せていた。 「族長!!一番後ろの扉からなら直接中に入れるし、破城槌が使えるぞ。」 「でかした!!さっさと破壊して、矢を叩き込め!!」 乗客達は最後尾にある10号車両を放棄して、九号車両に移動していた。 ケンタウルス達に見付からないように身を屈めてである。 10号車両の後尾連結部入り口は外部に剥き出しになっていたので破城槌で破壊された。 ケンタウルス達は麻痺毒を塗った矢を入り口から放つ。 応戦が無いのを確認すると、客室に侵入に成功する。 だがボックスシート、4人掛けの向かい合わせ式の座席の通路はやはりケンタウルス達には狭かった。 それでも一頭ずつ中に入り、通路を進むが、反対側のドアが開いた瞬間、鉄道公安官の建川と久田が猟銃で撃ってきた。 逃げ場の無い先頭のケンタウルスは体に穴を開けて絶命し、後続のケンタウルスの進路を塞ぐ。 逃げようとしたケンタウルスは座席に阻まれて方向転換が出来ない。 「だめだ族長、狭すぎて狙い撃ちされてる。こっちは不利だ。」 「ふん、ならばこの車両には乗客はいないのだな。応戦してる連中を引き付けておけ。」 「如何なさるので?」 「まどろっこしいことは止めだ。壁を直接ぶっ壊す。まずはてつはうを1個ずつ車両に放り込んで連中の位置を確認しろ。その車両にロープを窓枠にくくりつけて引っ張る。端を破城槌をぶつけて剥がしやすくしろ。」 大陸南部 シルベール伯爵領 迎賓館 シルベール伯爵家は長年の間、ケンタウルス自治伯領と帝国の仲介役としての役割を担ってきた。 帝国が滅びた後も、王国と日本国大陸総督府の代理人として彼等との仲介を任せられている。 その為に領内に迎賓館を設け、日本の大陸総督府の外務局長杉村をはじめとする代表団とケンタウルスの長老会議代表団との会談の場を設けていた。 「日本国が我が種族の若衆30名を一方的に虐殺したのは甚だ遺憾です。謝罪と賠償を要求したい。」 「ケンタウルス若衆は日本国管理地域である鉄道線路沿線で略奪行為を働いていた。これは明らかに犯罪である。当方は犯罪行為に対し、実力を行使したに過ぎない。要求を拒否する!!」 「帝国並びにそれを継承した王国では、ケンタウルス自治伯領内での人族に対する治外法権が認められている。線路はともかく事件の起きた地域の沿線の街道は自治伯領の境界線に接している。そして、確実に十数頭は自治伯領内で殺害されている。これは法に反する行為ではないかね?」 南北線沿線の『ケンタウルス若衆によるキャラバン襲撃並びに装甲列車による撃滅』事件は、地域の名前を取って、ジェノア事件と呼称されることとなった。 当初は脳筋のケンタウルスなど力を背景にすれば容易く主導権を握れると思っていた。 総督府外務局は法を背景に弁護士の如く抵抗してくるケンタウルス長老会議代表団に意外な苦戦を味わうことになる。 なぜこんな会談が行われているのか? 傭兵やケンタウルスに多数の死者が出ていることからうやむやにするのは良くないと王国側から責任の所在を求める要請があったからだ。 総督府側は拒否もできたのたが、会談を受けたのはケンタウルス族に対する自治に対する介入が出来る機会と侮っていたことが大きい。 休憩を挟むこととなり、外務局員達は用意された迎賓館の部屋で予想外の苦戦に憤る。 「なんなんだあいつらは?我々が想定していたイメージとはだいぶ違うぞ。」 「ケンタウルス族は粗野で野蛮、そう考えてましたな?だが考えてもみて下さい。彼等は帝国から自治権を勝ち取った種族ですぞ。武力だけなら帝国は彼等の自治権など認めなかったでしょう。」 シルベール伯爵は仲介を担うが別に中立というわけではない。 伯爵の領地は年貢の他にケンタウルスと商人による交易に対する権利を認める運上金によって莫大な利益を上げて成り立っている。 「主な商品は傭兵、狩猟により得られる肉や毛皮、自治領特有の果実といった物です。 他にも医薬品や音楽を初めとする美術品、工芸品。 つまり野蛮な風俗とは別の文化的な側面があります。」 官僚達はシルベール伯爵の話に聞き入っている。 「ケンタウルスは性欲の強い種族ですが、腹上死は彼等の死因の上位にあたります。」 全員複雑な顔となった。 女性の官僚もこの場にいるのだから勘弁して欲しい話題である。 「ですが老齢に達すると性欲が霧散し、突然美術や医術、哲学に魔術、政治といったこと学問的なことに対する欲求が起こり極めようとします。長老と呼ばれる彼等がそうです。彼等は大族長や族長の諮問を担当する賢者達であり相談役なのです。」 「先にそれを話して欲しかった。」 「勘違いなされては困りますが、私は別に貴殿等の味方というわけでわないのですよ?寧ろ貴殿等が私の権益を犯さないか憂慮している。」 シルベール伯爵は自分の知識や経験が交渉には不可欠だと、自分達に売り込んでいるのだと杉村は悟る。 外務局員達は深刻な顔で対策を考えている。 その中若手の局員が思い詰めたように呟く。 「性欲が抜けて賢者に?・・・賢者モードか・・・」 杉村はその若手に書類を叩きつけた。 「つまらんことを言うな。」 「賢者モードとは何ですか?」 シルベール伯爵も真面目な顔で聞いてくる。 だが総督府と連絡を取っていた局員がパソコンを通じてプリントアウトしてきた書類を杉村に見せると彼の顔は豹変し、まわりの局員達も書類を見せられ雰囲気が変わっていく。 シルベール伯爵も場の空気が変わったことを悟る。 まるで示しあわせたかのように沈黙する外務局員達を不気味に思いつつ会議が再開される。 「話の続きの前に現在起こっている事態を説明しましょう。まず我々は今回の会談を打ち切る準備があります。」 突然の総督府外務局の豹変ぶりに長老達も緊張を新たにしていた。 大陸東部 東西線『よさこい3号』 機関車から少し離れた場所、ケンタウルス達が築いたバリケードを、機関士大沢達が必死に突き崩していた。 「壁の外側は最後だ。連中に気がついたら台無しだからな。」 「おやっさん、外側だけなら機関車で強引に突破できないかな?」 車掌の平田の提案に大沢は考え込む。 だがシャベルを持つ手は休めていない。 列車を傷付けない為と前方が確認出来ないから今回は停車させた。 しかし、バリケードをある程度排除し、状況が確認出来た今なら出来ると言える。 「やれるな・・・よし、お前らは機関車を動かす為に戻れ。俺らはもう少しバリケードを薄くする。準備が出来たら俺らも戻る。」 機関助手達を機関車に戻らせ、車掌達とバリケードの撤去作業を続ける。 九号車両の壁が破壊され、鉄道公安官の二人と浅井は八号車両に移動したが、ここの壁も破壊され始めた。 浅井のAKも久田と建川の猟銃もすでに弾はない。 「さて、白兵戦か。二人は下がっててくれ。」 「いえ、もう少しお付き合いしますよ。」 浅井はナイフを鉄道公安官二人は鉈を構える。 刃渡りはどう見ても浅井のナイフよりでかい。 「なんでそんな物が列車にあるんだ?ナイフと交換してくれ。」 「倒木が線路にあった時の為です。後は・・・刺又が二本有ります。」 そこにヒルダと斉藤達もやってくる。 「連中の弓矢を三セットばかり奪いました。扱ったことのあるのが姫様だけなので・・・」 「あら、私も使えるわよ。」 乗客の中から恰幅のよい主婦が名乗りを上げる。 「多少、ブランクがあるけどJK時代は弓道部だったから。和弓だから勝手が違うかもだけど、心得がない人よりはマシでしょ?」 JKと言われて浅井、斉藤、久田が顔を見合わせるがヒルダが弓を主婦の市原に渡す。 狭い通路で使うのだから期待は出来る。 「てつはうもまだ2個あります。直接、投擲する必要がありますが。」 色々とツッコミたいところがあったが、てつはうは土器で出来ているし火薬自体はすでに大陸でも流通しているので大陸技術流出法には違反していない。 「乗客の中に七人ばかり冒険者をしている日本人もいます。今は貨物車から彼等の武器を持ち出させています。日本刀や薙刀とか持ってきてましたね。」 転移から九年、大陸進出してくると六年も経過すると色んな日本人が出てくる。 「前方車両のドアを守らせてくれ。乗客の移動は勘づかれないように頼む。」 「浅井さん壁が破られた!!連中が入ってくる。」 「八号車両客室を放棄!!鍵を掛けて、七号車両で抵抗線を作るぞ。」 通路ならケンタウルスも自由に動けずこちらが有利だ。 腕時計で時間を確認する。 「通報から45分・・・」 族長トルイは些か焦っていた。 連れてきた兵は自分も含めて70騎ばかり、既に戦死が18騎、負傷して戦えないのが16騎。 戦でもないのに半数がやられたことになる。 「大損害だ。割には合わん・・・」 「族長、もう退くべきではないか?今なら近くの村でも襲って首をとって日本人ということにしておけば面目は立つ。」 顔は焼いとけば問題はない。 女はその場限りになるが、事が済めば口を封じればいい。 日本人どもにも一矢を報いた。 「よし、退くか。角笛を」 言い掛けたところで先頭の機関車が煙突から煙を吹き出し、下方からは水蒸気を噴出させ始めた。 バリケードからは数人の人間が機関車に駆け出している。 事態が理解できないトルイだが、列車がゆっくりとだが動き出すと失敗を悟る。 「連中逃げ出す気だ。いかん、早く角笛を吹け!!」 このままでは兵達が列車に追撃したまま付いて行ってしまう。 だが撤収の角笛は警笛にかき消される。 25騎ものケンタウルスが動き出す列車を追撃のために駆け出す。 列車の内部には5頭のケンタウルスが乗り込んだままだ。 「つ、連れ戻せ!!」 7号車両では突撃してくるケンタウルスを、久田と斉藤が刺又二本で押し止める。 狭い通路で走れないケンタウルスなら何とか押さえ込める。 座席の陰から浅井が鉈を振り回してるので勢いを殺したのも大きい。 市原とヒルダが弓でケンタウルスを射ると、後続のケンタウルスが前進できなくなる。 たがそこからケンタウルス達が矢を放ち久田に二本が刺さる。 「久田さん!!」 建川が久田を引きずりながら七号車両に移動しようとする。 だが久田が口から血と泡を吹き出している。 痺れる体で手だけ動かして、全員に六号車両に移動するよう指差す。 次にてつはうを指差した。 浅井達が六号車両に移動すると、サークルのメンバーがてつはうの導火線に火を着けて、七号車両に放り込んで七号車両のドアと六号車両のドアを閉める。 爆発音とともにドアが揺れる。 だがすぐにケンタウルスの姿がドアの窓から見える。 顔は血まみれだ。 「久田さんが・・・」 泣き顔の建川が敬礼しているので、浅井もそれに倣う。 「五号車両からは乗客が避難しているのでここらで食い止めたい。」 車掌の平田がシャベルを持ってやってくる。 「車両を切り離しましょう。」 「走行中に出来るんですか?」 「本来は配線やブレーキ管を外さないといけないのですが時間が無いから強引に切り離します。まずは連結機を切り離してから一つ一つ鉈で斬ります。」 平田が作業に入るが、岡島の声が車内放送で鳴り響く。 「バリケードに突っ込みます。何かに掴まりながら頭を守ってください!!」 全員が座席に捕まると何かに衝突したような衝撃が車内を揺るがしといく。 機関車 大沢達を乗せた機関車はゆっくりと加速を続け走り始める。 可能な限りに勢いを付けて、バリケードを吹っ飛ばして突破しないといけない。 機関助手達は必死に石炭を竈にくべている。 「いけ、いけ、いけぇ~い!!」 手を振り回しながら声援する大沢の声に応えるように機関車の先頭部分がバリケードにぶつかり、粉砕しながら土砂を撒き散らす。 機関車周辺を駆けていたケンタウルス達が土砂を浴びて転倒していく。 機関車は震動しながらバリケードを突破してさらに加速を続ける。 「やったあ!!」 大沢は歓声を挙げるが肩に矢を受けていた。 そのまま崩れ落ちる。 「おやっさん!!」 「退け、退くんだ!!」 トルイは追い付いた兵達を一人一人に声を掛けて列車の追撃を止めさせる。 合流した29騎のケンタウルスは負傷した16騎を回収して、撤退しようとする。 死体も18騎。 「数が合わないな、列車の中か・・・」 証拠は残したくないが長居は危険だった。 どうせ東部地域にケンタウルスの集落は無い。 列車の中のケンタウルスの素性を洗っても自治伯との繋がりを思わせる物は持たせていない。 流れのケンタウルスが勝手にやったと言い逃れが出来る。 遠ざかる列車を尻目に引き換えそうとすると、奇怪な羽音が上空から聞こえてきた。 「なんだ、この音は?」 同時に森の中からこちらを囲むように斑模様の緑の服を着た集団が現れる。 木々の間から銃を構えているのが判る。 「バカな日本兵だと、どっから現れたのだ。」 日本軍が駐屯する主要な町には見張りを置いてあったはずだ。 例え日本の車がどんなに早くてもケンタウルスの伝令に勝てるはずがない。 たが現実に目の前にいるのは・・・ 困惑するトルイ達の前に低空をホバリングするMi-8TB、ヒップEの機首の備え付けられた12.7mm機銃が火を噴いた。 族長トルイは一瞬にして、真っ先に肉塊となった。 同時に列車から七号車両以降が切り離された。 ケンタウルス達は車両に向かって逃げ出す。 そこなら攻撃を受けないと考えたからだ。 だが半包囲していた陸上自衛隊の第4分遣隊の隊員達が前進しながら銃撃を開始する。 「ケンタウルスの指揮官以外の生死を問わない。まあ、無理に捕まえる必要も無いがな。」 隊長の進藤一等陸尉の命令のもと、ケンタウルス達は一騎、また一騎と駆られていく。 そこに切り離された車両が線路で止まっているが乗客はとうにいない。 そのことは『よさこい3号』から連絡を受けている。 ケンタウルス達はそんなことは知らないので車両に集まっていく。 「いいカモだな、馬か?撃滅しろ。」 切り離された列車の中にいたケンタウルス達は先頭車両から飛び出し、遠ざかっていた列車に追い付いていく。 一匹が手摺を掴もうとしたところで、ヒルダのレイピアがドアの隙間からケンタウルスの手の甲を貫く。 「しつこいですわよ。」 反対側の手摺に掴もうとした一匹も浅井が鉈で手首ごと切り落とす。 残りの3頭は斉藤が転がしたてつはうの餌食となった。 ケンタウルス達が掃討され、再び汽車が停車する。 隊員達によって、乗客が外に出てきて治療や事情聴取を受けている。 「おやっさんしっかり!!」 「いやだよお、おやっさん、いかないでよう!!」 泣き叫ぶ機関助手達を尻目に、浅井と斉藤達はケンタウルスの荷物を漁る。 大半はケンタウルスの肉体ごとミンチに混じっていたが、車両近くのケンタウルス達は背後から銃弾を受けただけだ。 「あった!!」 ケンタウルスの腰ベルトに毒、毒消し、麻痺の薬が入った小瓶を手にいれた。 「これを機関士に」 斉藤の助言、毒を使うものは解毒薬も持ち歩いているはずという言葉に従い、賭けには勝ったようだ。 ケンタウルスの薬を人間に使ってよいかは迷ったが、このままではどうせ死ぬ。 投薬後、顔色や呼吸が正常に戻ったことから薬が効果は確かめられた。 大沢機関士はヘリで一足早く新京大学病院に運ばれることになる。 やはり人間には人間の為の医療の方が安心出来る。 精神的に 「浅井二等陸尉、よく持ちこたえたものだな?」 仮設テントの指揮所で、進藤一尉がその労を労う。 「二人も死なせてしまいました。そして、乗務員や乗客の奮戦の賜物です。」 「二人とも公務員として、国民に殉じた。御冥福を祈る。国鉄と鉄道公安本部は激怒してたよ。我々もだよ。大陸総督府は自衛隊に報復を許可した。」
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【グモッ】人身事故スレ◆Part1114【チュイーーン】 - ↑アクセスカウンタ 記号:△=踏切事故 ▲=触車 ◆=中の人(乗客乗員など)負傷 ?=不確定情報 ※=後に無傷と判明 ☆=人身事故ではない ×=誤りと判明 ◎=正しい情報 開始 1114番の第144番レス 相鉄本線 三ツ境~希望が丘 1月21日 7時 分頃 話題発生 1114番の第182番レス 当該列車 特徴 ☆ 異音感知。 京阪本線 丹波橋~墨染 1月21日 8時09分頃 話題発生 1114番の第188番レス 当該列車 特徴 第一報の現場は丹波橋駅。自転車と接触。京阪本線・鴨東線・中之島線運転見合わせ。8時30分現在運転再開済み。 京成本線 京成高砂 1月21日 10時00分頃 話題発生 1114番の第210番レス 当該列車 成田空港9時00分発 京成船橋経由快速特急京成上野行き9A02(3700形前期車 3718編成) 先頭車=M2c-3718 特徴 10時10分現在別線対応で運転再開済み。 中国人夫婦が喧嘩から逆上して夫が飛び込んだが、速度が遅いのと弾かれた方角が良くて生還。(ツイ) 京成本線の人身事故は今年初、前回は、2021年11月21日 勝田台。京成高砂駅構内は過去12年間記録無し。 鹿児島本線 春日~大野城 1月21日 12時47分頃 話題発生 1114番の第255番レス 当該列車 福岡貨物ターミナル11時53分発 鍋島行き貨物4083レ(香椎1時間遅れ 門A54仕業ED76-81牽引 次機EH500-47) 特徴 天田踏切にて人(若い女性)と衝突。警察署の近くなので周りの踏切に警官がいて封鎖。博多~鳥栖間運転見合わせ。14時47分運転再開。 警察によると21日午後1時前、春日市春日原南町のJR鹿児島線の天田踏切で、女性が貨物列車にはねられ死亡した。この事故の影響でJR鹿児島線は、博多と鳥栖の間の上下線で運転を見合わせていたが、午後3時前に運転を再開した。警察は、女性の身元を確認するとともに、自殺と事故の両面で調べている。(FBS福岡放送) 21日午後0時50分ごろ、JR鹿児島線の春日-大野城間の天田踏切(福岡県春日市)で下り貨物列車が人と衝突した。14時47分に運転を再開したが、特急が運休したり、長崎線の鳥栖-長崎間、佐世保線の肥前山口-佐世保間で遅れが発生したりしている。◆特急の運休は以下の通り(JR九州のHPから)かもめ21号、22号(全区間) かもめ20号、23号(博多駅から鳥栖駅間) みどり13号、18号(全区間) ゆふ森2号、5号(博多駅から久留米駅間) ハウステンボス13号(全区間) ハウステンボス22号(ハウステンボス駅から早岐駅間)(21日午後3時半現在) (佐賀新聞) 鹿児島本線の人身事故は今年初、前回は2021年12月5日 門司港。春日~大野城駅間は過去12年間記録無し。 東武東上線 上福岡~新河岸 1月21日 時 分頃 話題発生 1114番の第286番レス 当該列車 特徴 ☆ 安全確認。 石勝線 占冠~新夕張 1月21日 時 分頃 話題発生 1114番の第306番レス 当該列車 貨物 特徴 ☆ 鹿と接触。 千歳線 植苗~南千歳 1月21日 17時10分頃 話題発生 1114番の第303番レス 当該列車 新潟貨物ターミナル18時38分発 札幌貨物ターミナル行き貨物4097~3097レ(20両編成) 特徴 ☆ 鹿と接触し、一部車両間の連結が外れる。札幌タから救援機が向かっている。南千歳~苫小牧間運転見合わせ。上り線19時51分、下り線23時34分運転再開。特急北斗20号は大幅遅れのため、新函館北斗で北海道新幹線への乗り継ぎ不可能。JR貨物の情報では現場は植苗~美々信号場間、17時10分発生・23時30分復旧。0時現在新潟・秋田・函館地区雪害の影響もあり貨物列車に48時間の遅れと運休。 【千歳、苫小牧】21日午後5時10分ごろ、JR千歳線植苗(苫小牧市)―南千歳(千歳市)間で、新潟貨物ターミナル発札幌貨物ターミナル行き貨物列車(20両編成)がシカと接触し、一部車両間の連結が外れた。JR北海道によると、貨物列車は復旧のため約6時間半停車。この影響で特急6本を含む列車30本が運休または部分運休し、約5千人に影響が出た。22日も特急1本を含む計7本が運休する。(北海道新聞) 日高線 1月21日 17時 分頃 話題発生 1114番の第306番レス 当該列車 苫小牧17時02分発 普通鵡川行き 特徴 ☆ 鹿と接触。一部列車に遅れが発生。 東武伊勢崎線 久喜 1月21日 20時49分頃 話題発生 1114番の第318番レス 当該列車 特徴 乗用車の踏切道内停車。東武スカイツリーライン一部列車に運休および遅れ。JRの情報では踏切安全確認、宇都宮線東京~宇都宮間と湘南新宿ラインの宇都宮線~横須賀線一部列車に遅れ。 日向灘 1月22日 1時08分頃 話題発生 1114番の第346番レス 当該列車 特徴 ☆ 地震。大分県・宮崎県で最大震度5強。 気象庁によると、22日午前1時8分ごろ、大分県中部・西部・南部や宮崎県北部で震度5強の地震を観測した。震源地は日向灘で、震源の深さは45キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推計される。地震による津波の心配はないという。震度5強を観測したのは、大分県内では大分市や佐伯市、竹田市。宮崎県内では延岡市や高千穂町。その他、熊本県阿蘇地方や高知県西部でも震度5弱を観測した。震度5強を観測した大分県は22日午前1時10分に災害対策本部を設置。宮崎県も災害警戒本部を立ち上げた。震度5強を観測した大分県佐伯市によると、市内で3人が避難の際にけがをしたり体調を崩したりして救急搬送された。宮崎県日向市消防本部によると、市内の40代男性が自宅で転倒し、顔をけがしたとして救急搬送された。JR九州によると、九州新幹線は22日の始発から熊本―新八代間で徐行運転をする。他の区間は通常通り運行するという。在来線は特急「ソニック」(博多―大分)や「にちりん」(大分―宮崎空港)が22日の始発から運転を見合わせ、「ゆふいんの森」(博多―由布院・別府)などの観光列車は終日運休する。(朝日新聞デジタル) 日向灘を震源とする地震で震度5弱以上を観測したのは2019年5月10日以来の2年8か月ぶりで、過去に震度5強を観測した地震はない。一方、今回の地震の少し北(豊後水道)を震源とする地震では、2017年6月20日に震度5強を観測している。今回の地震は、気象庁の速報解析では西北西—東南東方向に張力軸を持つ正断層型の地震と解析されている。(ウェザーニューズ) 中国・上海 地下鉄15号線祁安路 1月22日 16時30分頃(現地時間) 話題発生 1115番の第129番レス 当該列車 特徴 ☆ 乗客がホームドアに挟まれ死亡。 中国上海市の地下鉄15号線の(きあんろう)駅で22日、高齢の女性乗客が降車中にホームドアに挟まれた事故が起きた。政府関係者によると、同乗客は死亡したという。上海の地下鉄で乗客がホームドアに挟まれて死亡した事故は今回で2回目。中国公式メディアの報道によると、22日午後4時半頃、15号線祁安路駅で高齢の女性乗客がホームドアに挟まれ、駅員に救出されて病院に搬送された後死亡した。事情に詳しいネットユーザーは同乗客が電車から降りる際にホームドアに挟まれたまま、無人運転の電車が発車したことを明らかにした。事故は22日に起きたが、公式メディアが報じたのは24日であり、発車による人への致死については触れられていない。監視カメラの映像には、赤い服を着た女性がホームドアに挟まれ、ホームの駅員が駆けつけてホームドアをこじ開けて彼女を助けようとする様子が映っている。ホームドアがこじ開けられたところで、同女性は突然画面から消えた。ネットユーザーの分析によると、当時は女性の足が電車のドアに挟まれていたため、電車の発車とともに引きずり込まれた。駅員が慌てて非常ブレーキを引きに行ったが、手遅れだった。2007年にも上海の地下鉄で同様の事故が発生した。報道によると2007年7月15日午後3時34分、地下鉄1号線のホームで男性乗客が車両に駆け乗った際にホームドアと車両ドアの間に挟まれ、発車直後に線路に転落して即死した。北京市の地下鉄でも同じ事故が起きた。報道によると2014年11月6日午後6時57分頃、北京地下鉄5号線恵新西街南口駅で33歳の女性乗客が乗車中にホームドアと車両ドアの間に挟まり、発車後にホームから転落し、病院に搬送された後死亡したという。(看中国【日本】ビジョンタイムズ・ジャパン) 上海地下鉄の公式発表によると、1月22日午後4時30分頃、地下鉄15号線の祁安路駅で、高齢女性が降車中、ホームドアに挟まれる事故が発生した。職員が駆けつけてすぐに救助にあたり、病院に搬送され手当を受けたが死亡した。現在、関係当局が事故の詳しい原因について調査を進めている。上海地下鉄は「不幸にも亡くなられたお客様に対し、心より哀悼の意を表します。調査には全面的に協力し、ご遺族へのお見舞いおよび今後の対応に努めると共に、地下鉄の安全運行を一層徹底してまいります」というメッセージを発表した。同路線が運転を開始して1年。全自動運転路線である上海地下鉄15号線は、2021年1月23日に試運転を開始した。この路線には、当時中国国内で最高レベルだった全自動運転システムが採用されている。(36KrJapan) 只見線 滝谷~郷戸 1月22日 13時20分頃 話題発生 1114番の第543番レス 当該列車 会津川口12時31分発 普通会津若松行き428D 特徴 ☆ 公式は落雪。雪塊と衝突。13時45分現在会津坂下~会津川口間運転見合わせ。14時08分運転再開(見込みなし→14時10分)。 22日午後1時20分ごろ、柳津町のJR只見線滝谷―郷戸間で、上り列車が線路上で雪の塊と衝突し、停車した。乗客6人と乗務員にけがはなかった。JR東日本福島支店によると、車両点検でこの列車に50分の遅れが生じたほか、除雪作業のため会津坂下―会津川口駅間で上下線計2本が運休、約60人に影響が出た。(福島民友新聞) 外房線 土気~誉田 1月22日 14時18分頃 話題発生 1114番の第397番レス 当該列車 茂原14時13分発 普通千葉行き264M 特徴 14時55分現在誉田~本納間運転見合わせ。15時47分運転再開(見込み16時00分)。 救助情報 2022年01月22日14時23分頃発生した、千葉市緑区大高町41番 高津戸踏切付近の事故による活動は終了。(千葉市消防局) 人が死亡。(千葉日報) 列車人身事故の発生(千葉南警察署) 1月22日午後2時18分頃、千葉市緑区大高町の踏切で、JR外房線の列車が年齢性別等不詳者と衝突。同人は現場で死亡状態。 外房線の人身事故は今年3回目、前回は1月20日 蘇我~鎌取駅間。誉田~土気駅間は1月20日以来今年2回目。 磐越西線 日出谷~徳実 1月22日 17時40分頃 話題発生 1114番の第505番レス 当該列車 新津16時08分発 普通会津若松行き236D(新ニツGV-E400系GV-E401-8) 特徴 ☆ 動物と衝突。津川~徳沢間運転見合わせ。18時00分運転再開(見込み18時20分)。当該は約20分遅れで会津若松到着。18時30分現在野沢~津川間で再度運転見合わせ(見込みなし)→終日運休。翌日も始発から野沢~津川間運転見合わせ、野沢5時20分発 普通新潟行きは野沢~津川間区間運休。23日15時23分運転再開(見込みなし→15時23分)。 小田急江ノ島線 大和 1月23日 0時12分頃 話題発生 1114番の第479番レス 当該列車 相模大野0時02分発 各駅停車藤沢行き5321レ(3000形3262×6) 特徴 ☆ 第一報は人身事故だったが、お客さまがホームから転落に降格。0時31分運転再開。 JR神戸線(山陽本線) 塩屋 1月23日 7時30分頃 話題発生 1114番の第517番レス 当該列車 米原4時58分発 快速網干行き705M(京都~明石間快速 221系近ホシB7編成) 特徴 当該運転席前面ガラスとワイパー大破。神戸(後、芦屋)~西明石間運転見合わせ。新快速・特急は8時10分運転再開、普通・快速は9時30分運転再開(見込み8時30分→9時00分→9時30分)。振替輸送は7時50分開始、11時30分終了。JR貨物の情報では9時50分運転再開。 23日午前7時半ごろ、神戸市垂水区のJR神戸線塩屋駅で、米原発網干行き快速がホームから線路内に立ち入った人と接触した。JR西日本によると、乗客約300人にけがはなかった。この事故で、神戸線は芦屋-西明石間で普通と快速の運転を見合わせ、新快速、特急のみが運転。阪急、阪神、山陽電鉄などが振替輸送をしている。運転再開は同日午前9時ごろの再開を見込んでいるという。(神戸新聞NEXT) 23日午前7時半ごろ、神戸市垂水区のJR神戸線塩屋駅で、米原発網干行き快速がホームにいた男性と接触した。兵庫県警垂水署によると、男性は成人とみられ、意識不明の重体。同署などによると、塩屋駅を通過する際に快速の運転士が男性に気付いて非常ブレーキをかけたが間に合わず、運転席の窓ガラスにぶつかったという。乗客約300人にけがはなかった。JR西日本によると、この事故で、神戸線は芦屋-西明石間の上下線で一時運転を見合わせ、上下62本が運休、66本が最大約2時間遅れ、約3万9千人に影響した。(神戸新聞NEXT) 兵庫県警垂水署によると、男性は同区の飲食店員の男性(40)で、搬送先の病院で死亡が確認された。同署によると、家族は「自殺をほのめかす言動があった」と話しているという。(神戸新聞NEXT) JR神戸線の人身事故は今年初(1月5日はノングモのため除外)、前回は2021年11月25日 西宮。塩屋駅構内は2019年9月11日以来。 小田急小田原線 玉川学園前~町田 1月23日 7時50分頃 話題発生 1114番の第526番レス 当該列車 6010レ(C21(1)運用 4000形4065×10) 特徴 ☆ 扉点検。 宇都宮線 雀宮~自治医大 1月23日 12時00分頃 話題発生 1114番の第912番レス 当該列車 特徴 ☆ 車内で喫煙を注意された男が、相手の高校生に暴行を加えて重傷を負わせる。男は電車で逃走したが、当日深夜に宇都宮駅で逮捕。 電車内での喫煙を注意されたことに腹を立て、相手の高校生に暴行を加えてけがをさせたとして、栃木県警下野署は24日、宇都宮市、飲食店従業員の男(28)を傷害容疑で逮捕した。発表によると、男は23日正午頃から約15分間、JR宇都宮線の列車内や自治医大駅のホームで、乗客の男子高校生(17)に殴る蹴るの暴行を加え、顔の骨を折る重傷を負わせた疑い。車内でたばこを吸い、被害者に「やめてもらえますか」などと注意されたという。男は列車が同駅で止まった後も被害者と一緒に降りて暴行を続け、駅員や高校生の友人3人の制止を無視。警察官に引き渡される直前、列車で逃走した。同署の調べに対し、「けんかを売られたから殴り返した」と供述しているという。 飲食店従業員のA容疑者(28)は、23日正午ごろ、JR雀宮駅から自治医大駅の間を走行中のJR宇都宮線の車内で、加熱式のタバコを吸っているのを注意してきた高校2年の男子高校生を暴行し、さらに、自治医大駅のホームでも暴行して、右の頬を骨折させるなどの重傷を負わせた疑いが持たれている。男子高校生は同級生と4人でいて、知人といたA容疑者に、「たばこやめてくれませんか」と注意し、A容疑者が顔を近づけてきたので押したところ、殴る蹴るの暴行をしたという。A容疑者は、電車に乗り込み逃走したが、23日深夜に、宇都宮駅で逮捕され、容疑を認めているという。(FNN) 警察によると、男子生徒は電車内で「お兄さん、たばこを吸っていますね。やめてもらえませんか」と注意していた。A容疑者は「相手がけんかを売ってきた」などと容疑を認めている。暴行は10分以上続き、電車内にいた友人3人は止めようとしたが、他の乗客は止めようとしなかったという。(テレビ朝日) 男子生徒の父親:「本当に悔しそうで悲しそうで、体の傷より心の傷が結構、強く残っちゃったかなと。自分が悪くないのに結局、ホームで土下座させられて靴で頭を踏まれた行為が精神的につらかったと思う」(テレビ朝日) 当時、A容疑者は電車の優先席に寝転び、加熱式のたばこを吸っていたが、それを注意してきた男子高校生に殴る蹴るの暴行を加えたという。A容疑者が顔を近づけたため、高校生が「離れてください」と手で押し返したところ、トラブルになったということだが、その後の警察への取材で、A容疑者が「正当防衛だった」と供述していることが分かりった。A容疑者は、ほかにも「けんかを売られた」などと供述しているということで、警察で当時の状況についてさらに詳しく調べている。(1/25 TBSニュース) 宇都宮市の飲食店従業員、A容疑者(28)は23日昼ごろ、JR宇都宮線の列車の車内や自治医大駅のホームで、那須塩原市の高校2年の男子高校生に、殴ったり蹴ったりする暴行を加え、顔の骨を折るなどの大けがをさせたとして傷害の疑いで逮捕され、25日、身柄が検察庁に送られた。これまでの警察の調べで、逮捕された飲食店従業員は、電車内で「加熱式たばこ」を吸っていた際、男子高校生から「たばこを吸うのをやめてください」などと注意されたことに腹を立てて、暴行を加えたとみられている。また、その後の調べで、高校生はぜんそくの持病があったため受動喫煙を避けたいと注意していたことが警察への取材でわかった。飲食店従業員は「相手がけんかを売ってきたのでやりかえしただけだ」などと話しているということで、警察は詳しいいきさつを調べている。(1/25 NHK宇都宮) 電車内で高校生に暴行を加え、大けがをさせた罪に問われた飲食店従業員の男の裁判で、検察側は懲役3年を求刑した。A男被告は今年1月、JR宇都宮線の電車内でたばこを吸い、それを注意した男子高校生に土下座を強要した上で、殴る蹴るの暴行を加え大けがをさせた傷害などの罪に問われている。16日の初公判でA男被告は「間違いありません」などと起訴内容を認め、当時の心境について「頭に血が上ると止められなかった」などと振り返った。一方、男子高校生の意見陳述が代読され「勇気を出して注意した」「恐怖がよみがえり震えが出るようになった」などと証言している。検察側は懲役3年を求刑し、弁護側は「不良にけんかを売られたと勘違いしたのが発端で、深く反省している」として執行猶予付きの判決を求めた。(6/16 日テレNEWS) 横浜線 1月23日 14時00分頃 話題発生 1114番の第581番レス 当該列車 特徴 ☆ 止まったが何もなかった。 中央本線 新守山 1月23日 16時03分頃 話題発生 1114番の第590番レス 当該列車 名古屋15時46分発 快速中津川行き5735M(海シン211系K10+K1 8両編成 高蔵寺でしなの待避 平日ダイヤは2733M) 特徴 名古屋~高蔵寺間運転見合わせ。下りしなのは千種でストップ。18時09分運転再開(見込み17時40分)。 中央本線(JR東海区間)の人身事故は今年初、前回は2021年12月27日 鶴舞。新守山駅構内は2018年7月22日以来。 東武東上本線 柳瀬川 1月23日 17時31分頃 話題発生 1114番の第606番レス 当該列車 池袋17時10分発 急行小川町行き1031レ(50000系51004F) 先頭車=クハ50004 特徴 池袋~小川町間(後、志木~上福岡間)運転見合わせ。19時14分運転再開(見込み19時00分→19時10分)。東京メトロ有楽町線、副都心線、東急東横線との直通運転は中止。 23日午後5時半ごろ、埼玉県志木市館2丁目の東武東上線柳瀬川駅で、男性が池袋発小川町行き下り急行列車(10両編成)にはねられ死亡した。朝霞署によると、列車が駅を通過する際、男性がホームから線路内に入った。男性は20~30代とみられ、同署は自殺の可能性が高いとみて、詳しく調べるとともに、身元の確認を進めている。(埼玉新聞) 東武東上線の人身事故は今年初、前回は2021年12月30日 武蔵嵐山~小川町駅間。昨年の1月22日を1日上回り、2010年以降最遅の初グモ。2020年以降の初グモは全て1月20日以降に発生。柳瀬川駅構内は2021年2月7日以来。 高崎線 倉賀野 1月24日 8時 分頃 話題発生 1114番の第736番レス 当該列車 特徴 ☆ 急病人救護。8時50分現在神保原~高崎間の下り線に遅れ、9時05分現在高崎~籠原間の上り線一部列車に遅れ。 東武アーバンパークライン(東武野田線) 江戸川台~初石 1月24日 9時04分頃 話題発生 1114番の第737番レス 当該列車 船橋8時11分発 普通七光台行き158A(8000系8166F) 先頭車=クハ8666 特徴 運河~柏間運転見合わせ。10時24分運転再開(見込み10時30分)。11時00分現在ほぼ平常通り運転。 列車人身事故の発生(流山警察署) 1月24日午前9時4分頃、流山市西初石の踏切で東武野田線の普通電車が男性と衝突し、同男性が搬送先の病院で死亡。 24日午前9時5分ごろ、流山市西初石2の東武野田線江戸川台-初石間の踏切で、男性が船橋発七光台行き上り普通電車(6両編成)にはねられた。流山署によると、男性は80代とみられ、搬送先の病院で死亡した。乗客にけがはなかった。同署で男性の身元や詳しい状況を調べている。 同署によると、運転士は「踏切内に自転車を押した人がおり、停車しようとしたが間に合わなかった」と話している。東武鉄道によると、この事故により上下19本が運休。ダイヤは最大1時間18分遅れ、乗客約4千人に影響した。(千葉日報) 東武野田線の人身事故は今年3回目、前回は1月20日 七里。江戸川台~初石駅間は1月10日以来今年2回目。 東北新幹線 東京 1月24日 9時15分頃 話題発生 1114番の第838番レス 当該列車 東京9時24分発 やまびこ・つばさ131号仙台・新庄行き131B ※山形~新庄駅間131M 特徴 ☆ 公式は車両故障。前運用のやまびこ・つばさ122号が郡山~新白河間走行中、鳥と衝突してワイパー故障。当初はやまびこ・つばさ131号共に全区間運休予定だったが、後につばさ号の山形~新庄間は運転に変更。 24日午前9時15分ごろ、東京駅を同24分に出発予定だった東北新幹線「やまびこ・つばさ131号」の点検中に車両故障が見つかり、運休となった。約150人に影響が出た。JR東日本によると、この車両は東京駅に午前9時12分に到着した仙台発の「やまびこ・つばさ122号」として運転中に運転士から「郡山―新白河間で先頭車両に鳥がぶつかった」と申告があった。このため折り返し予定だった東京駅で点検したところ、ワイパーが故障していた。走行中に鳥がぶつかることは時々あるが、車両故障で運休になることは珍しいという。(毎日新聞) 京急本線 屏風浦 1月24日 9時30分頃 話題発生 1114番の第749番レス 当該列車 逗子・葉山9時11分発 エアポート急行羽田空港第1・第2ターミナル行き901D(所定1000or1500形6連運用 1000形1661-) 先頭車=デハ1666 特徴 第一報の現場は屏風浦~杉田間。上大岡~金沢文庫間運転見合わせ。10時46分運転再開(見込み11時00分)。 09時35分頃 磯子区森3丁目付近で発生した救助に、救助隊等が出場。(横浜市消防局) 24日午前9時半ごろ、横浜市磯子区の京急線屏風浦駅で、男性が逗子・葉山発羽田空港第1・第2ターミナル行きの上り急行電車にはねられ、死亡した。磯子署が身元を調べている。京急電鉄によると、上大岡-金沢文庫間の上下線で一時運転を見合わせ、約2万人に影響した。(カナロコ) 京急本線の人身事故は今年5回目。前回は1月15日、今回と同じ屏風浦駅で発生。 西武池袋線 保谷~ひばりヶ丘 1月24日 12時05分頃 話題発生 1114番の第847番レス 当該列車 所沢11時51分発 準急池袋行き4304レ(6000系0番台6112F) 先頭車=クハ6012 特徴 Youtubeの西武線ライブカメラ(保谷1号踏切に設置)では動画内の時刻12 05 10頃に画面右上で人が跳ね飛ばされ衝突音、警笛はなし。池袋~所沢間・西武有楽町線・豊島線運転見合わせ。池袋線・豊島線12時50分運転再開(見込み13時10分)。西武有楽町線は上り新桜台14時49分発元町・中華街行き、下り小竹向原14時43分発飯能行きから運転再開。池袋線の特急電車は上り西武秩父14時24分発ちちぶ30号、下り池袋14時30分発ちちぶ19号から運転再開。 西武池袋線の人身事故は今年3回目、前回は1月16日 清瀬。保谷~ひばりヶ丘駅間は2020年11月28日以来。 東海道線 大垣 1月24日 12時20分頃 話題発生 1114番の第955番レス 当該列車 大垣12時26分発 快速豊橋行き2524F(6両編成 土曜・休日ダイヤは5514F) 特徴 ☆ 5両目左側の窓ガラス1枚にひびが入っているのが見つかったため、運休。 24日午後0時20分ごろ、JR東海道線大垣駅で、同駅始発の上り快速列車(6両編成)の窓ガラス1枚にひびが入っているのが見つかったため、運転を取りやめた。JR東海によると、窓は前から5両目の左側で、高さ95センチ、幅150センチの全体にひびが入っていた。原因は調査中。乗客には後続の列車を案内し、上り1本に15分の遅れが出るなど約150人に影響が出た。(岐阜新聞) 津軽線 後潟 1月24日 13時36分頃 話題発生 1114番の第888番レス 当該列車 三厩12時42分発 普通青森行き336D 特徴 13時45分現在青森~蟹田間運転見合わせ。15時09分運転再開(見込みなし→15時00分)。JR貨物の情報では13時36分発生。 JR青森支店は24日午後3時9分、青森市の津軽線後潟駅で発生した人身事故により、見合わせていた上下線の運行を再開した。(東奥日報) 津軽線の人身事故は今年初、前回は2019年5月22日 蓬田~郷沢駅間。後潟駅構内は過去12年間記録無し。 草津線 甲西~三雲 1月24日 21時44分頃 話題発生 1114番の第977番レス・1115番の第14番レス 当該列車 柘植21時07分発 普通草津行き5393M 特徴 草津~柘植間運転見合わせ。23時03分運転再開(見込み22時45分→23時15分)。 草津線の人身事故は今年初、前回は2020年12月8日 寺庄~甲南駅間。甲西~三雲駅間は2018年7月16日以来。 宇野線(宇野みなと線・瀬戸大橋線) 岡山 1月25日 0時14分頃 話題発生 1115番の第34番レス 当該列車 岡山0時12分発 快速マリンライナー77号高松行き3177M(2両編成 2階建てグリーン車無し) 特徴 発車直後にホーム上の旅客と接触。岡山~児島間運転見合わせ。0時51分運転再開。瀬戸大橋線の列車に約30分から40分の遅れ。 当該列車は3月に実施されるダイヤ改正で最終列車の時刻が繰り上がるため廃止となる。 25日午前0時10分ごろ、JR岡山駅の瀬戸大橋線ホームで、岡山発高松行き快速マリンライナー(2両編成、乗客約40人)が出発直後に男性と接触し、約40分運転を見合わせた。男性は手に擦り傷を負った。乗客にけがはなかった。JR西日本岡山支社によると、男性が列車に近づいてきたため、非常ブレーキを掛けたが間に合わなかった。男性は酒を飲んでいたという。この影響で上下2本が遅れ、約60人に影響した。(山陽新聞) 宇野線の人身事故は今年初、前回は2021年9月11日 妹尾~備中箕島駅間。宇野線の岡山駅構内は過去12年間記録無し。 横浜線 菊名~大口 1月25日 0時 分頃 話題発生 1115番の第40番レス 当該列車 特徴 ☆ 異音の確認。0時45分現在大口~東神奈川間の東神奈川方面行き列車運転見合わせ。0時56分運転再開(見込み1時00分)。1時05分現在接続待合せの影響で、京浜東北線東神奈川~桜木町間の大船方面行き列車に遅れ。 銚子電鉄線 1月25日 話題発生 1115番の第69番レス 当該列車 (2000形2002編成) 特徴 ☆ 車両故障に伴う減便。2月2日より運行再開。 銚子電気鉄道は、列車に機器の故障が発生したため走行不能となり、一部列車を運休する。現在、銚子電鉄は3編成を交替で運行しているが、うち1本は全般検査により3月まで運行できない状態。今回の車両故障によって運行可能な車両が1編成のみとなった。故障した車両は、復旧までに相当の時間を要する見込みだという。運休するのは、仲ノ町(06 53)~外川(07 13)、外川(07 16)~銚子(07 35)、銚子(07 42)~外川(08 04)、外川(08 10)~銚子(08 29)の4本で、これにより合計14本が運休中となる。(TRICY) 銚子電鉄は3編成6両の営業用車両を保有しているが、いずれも京王電鉄で1950~60年代に就役した車両で、車齢60年前後にのぼり老朽化が進んでいる。現在3000形3001編成は車体全般を解体して修繕する全般検査中で、3月まで営業運転は不可能な状態。残り2編成のうち2000形2002編成に故障が発生したために営業運転から外れ、朝の通勤・通学時間帯の上下2往復を運休させる。従来から新型コロナ感染拡大に伴う減便ダイヤで運行中だったが、上下17往復を残る2000形2001編成のみで運行する。2002編成の状況については走行不能になっており、復旧までに相当の時間を要する見込みと銚子電鉄はツイッター上で説明している。(J-CASTニュース) 銚子市の銚子電鉄は31日、車両故障に伴い24日から運休している朝の2往復分について、2日から運行を再開すると発表した。故障箇所の修理が完了し、安全運行に支障がないと確認できたという。同電鉄は3編成(各2両)のうち、検査中の1編成を除いた2編成で運行していたが、故障発生により運行できるのが1編成のみになり、減便を余儀なくされた。再開するのは午前6時台~8時台の2往復。同社は「このたびの輸送障害について事態を深く受け止め、再発防止に努める。引き続き安全運行に取り組む」としている。故障した車両は製造から約60年が経過し、老朽化している。同社は必要部品の調達などを急いでいた。今回の事態について担当者は「本当に綱渡りだった」と話した。今回の事態を受け、同社の竹本勝紀社長は「不安におびえながら運行する『限界鉄道会社』になった」とし、同社が販売する菓子「まずい棒」や「ぬれ煎餅」の購入支援を呼び掛けていた。全国の”銚電ファン”らがそれに呼応し、同社のグッズを販売するオンラインショップの1月25~31日の売り上げは通常の7倍になったという。担当者は「皆さんから多大なる支援をいただき、本当にありがたい」と感謝した。(千葉日報) 呉線 吉名 1月25日 5時57分頃 話題発生 1115番の第120番レス 当該列車 糸崎5時05分発 普通広行き(3両編成 ワンマン運転) 特徴 ☆ 操作ミスによりホームと反対側のドアが開扉。 25日午前5時55分ごろ、竹原市吉名町のJR呉線吉名駅で、到着した糸崎発広行き普通列車(3両編成)のホームと反対側のドア9カ所が全て開くトラブルがあった。運転士の操作ミスが原因。列車には約20人の乗客がいたが、転落やけがをした人はいなかった。JR西日本広島支社によると、運転士がホームの位置を確認せずにドアの開閉スイッチを押したという。列車はワンマン運行だった。運転士は乗客が乗らないためミスに気付き、すぐにドアを閉めて車内の安全を確認。ホーム側のドアを開けて乗客を乗せて発車した。ダイヤへの影響はなかった。(中国新聞) 山手線 池袋 1月25日 時 分頃 話題発生 1115番の第80番レス 当該列車 特徴 ☆ ドア点検。10時10分現在外回り運転見合わせ。10時14分運転再開。振替輸送実施。 信越本線 矢代田~田上 1月25日 13時39分頃 話題発生 1115番の第103番レス 当該列車 新潟13時09分発 普通長岡行き440M(新ニイE129系6両編成 2連+4連) 特徴 △※ 公式は衝突事故→踏切事故。鎌倉新田踏切で乗用車と衝突、パーツが散乱、警察消防多数。当該列車はかなり先まで行って停止。列車と衝突した乗用車は逃走→現場から2キロ離れた矢代田駅で発見。新津~東三条間運転見合わせ。16時22分運転再開(見込みなし→15時00分→なし→16時30分)。特急しらゆき5号・8号は新潟~長岡間区間運休。JR貨物の情報では踏切支障、16時14分運転再開。 現場は新潟市秋葉区にあるJR信越本線の鎌倉新田踏切。踏切のそばには衝突した際に落ちたとみられる車の一部が残されていた。 警察やJRによると、25日午後1時40分ごろ、JR新潟駅発・長岡駅行きの普通列車が踏切内で乗用車と衝突した。〈乗客は〉「私が座っていた車両がちょうど近かったのでぶつかったところと。浮いた感じがしました」「割れるような音がしたので焦りましたね」 衝突した乗用車は逃走…その後、現場から2キロほど離れた矢代田駅で警察官が乗用車に乗った運転手を発見した。運転していた60代の女性にケガはない。乗客・乗務員にケガはなかったが、新津駅から東三条駅の間の上下線で約2時間40分にわたり運転を見合わせた。踏切には警報機と遮断機があり、警察が車が進入した経緯などを調べている。(テレビ新潟) 京浜急行電鉄は1月25日、コロナ禍を踏まえたダイヤ改正を発表した。土休日は2月26日から、平日は28日から適用する。 羽田空港行き始発列車を、5時19分の京急蒲田発から5時9分の品川発に変更してアクセス性の向上を図るほか、平日はイブニング・ウィング号の品川発車時刻をパターン化、覚えやすく・利用しやすくする。11時~15時の京急久里浜~三崎口間は、コロナ禍の利用状況を踏まえて約20分間隔の運行とする。また、土休日は快特列車の12両運転を一部変更する。 京阪線 京橋 1月25日 16時00分頃 話題発生 1115番の第134番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路内人立ち入り。ホームドアを乗り越えて軌道内に寝そべる(レールに足をのせる)。 東武スカイツリーライン 竹ノ塚 1月25日 18時 分頃 話題発生 1115番の第160番レス 当該列車 特徴 ☆ レスキューナウは踏切内点検。人立入り。せんげん台での車両点検の影響もあり19時05分現在一部列車に遅れ。 中央快速線 国立 1月25日 22時25分頃 話題発生 1115番の第173番レス 当該列車 松本20時10分発 特急あずさ60号 新宿行き60M(長モトE353系12両編成) 特徴 当該は8両分(160m)ホームから離れた地点で停車中。22時52分に救出。23時39分運転再開(見込み23時30分→23時50分)。 中央快速線の人身事故は今年初。過去12年間で2番目に遅かった初グモだった。最も遅いのは、2011年1月28日 豊田~八王子駅間。 東海道線 函南~熱海 1月25日 22時26分頃 話題発生 1115番の第271番レス 当該列車 東京貨物ターミナル発 下り貨物列車×上り熱海行き普通列車 特徴 ☆ 公式は車両の点検。丹那トンネル内で貨物列車からの落雪により、対向列車の先頭車両窓ガラスにひびが入る。JR貨物の情報では函南~来宮間での輸送障害、22時23分発生・23時26分運転再開。 JR東海によると25日午後10時26分頃、静岡県の函南駅と熱海駅の間にある丹那トンネルを走っていた上りの普通列車に、すれ違った下りの貨物列車から落ちた雪がぶつかり、先頭車両の窓ガラスにひびが入った。ひびが入ったのは運転席前面の縦100cm、横60cmのガラス全体だが、列車は終点の熱海駅まで速度を落として運行し、乗客約280人にケガはなかった。この影響で東海道線は上下線3本で最大47分の遅れが発生した。すれ違った貨物列車は東京貨物ターミナル駅が始発だったが、貨物コンテナは全国から集まってきたもので、どこから雪が付いていたかは分からないという。(テレビ静岡) 山手線 新大久保 1月25日 22時 分頃 話題発生 1115番の第203番レス 当該列車 特徴 ☆ お客様救護。22時46分現在内回り電車運転見合わせ。22時46分運転再開。 東急池上線 雪が谷大塚~御嶽山 1月26日 4時28分頃 話題発生 1115番の第247番レス 当該列車 特徴 ☆ 踏切安全確認。雪が谷大塚~蒲田間運転見合わせ。6時16分運転再開(見込み未定→7時00分)。 京急本線 上大岡・京急新子安 1月26日 6時41分頃 話題発生 1115番の第255番レス 当該列車 【上大岡】浦賀5時59分発 普通羽田空港第1・第2ターミナル行き573レ(新1000形1367-) 特徴 ☆ 複数件の急病人救護。6時41分頃上大岡で体調の優れない旅客を救護、上大岡7分延で運転。7時15分現在京急川崎~上大岡間の上り線一部電車に遅れ。8時台には京急新子安の車内にて体調の優れない旅客を救護、横浜以南の下り線一部電車に遅れ。8時45分現在下り線は上大岡・金沢文庫ともに3分延、この遅れはしばらく続く見込み。 山陽新幹線 三原 1月26日 12時56分頃 話題発生 1115番の第275番レス 当該列車 特徴 ☆ 西公式はお客様救護。ホームから旅客が転落したため福山~東広島間の送電を停止し救護を実施。福山~東広島間運転見合わせ。13時08分運転再開。13時30分現在新大阪~小倉間の一部列車に約10分の遅れ。 高崎線 東京 1月26日 時 分頃 話題発生 1115番の第305番レス 当該列車 特徴 ☆ 乗務員手配。18時20分現在東京~高崎間の下り線一部列車に遅れ。 琵琶湖線(東海道本線) 南彦根~河瀬 1月26日 18時48分頃 話題発生 1115番の第332番レス 当該列車 米原18時36分発 普通網干行き825T(8両編成 223系2000番台近ホシW23編成 高槻~明石間快速 土曜・休日ダイヤは姫路止まり ) 特徴 △※ 現場は日夏街道踏切。目撃者によると、上り列車が1本通過した直後に遮断機が上がっていないにもかかわらず車(スズキ・ハスラー)が踏切内へ突入し、別の列車と衝撃した。米原~野洲(後、安土)間運転見合わせ。京都方面からの普通列車は安土、新快速は草津・野洲で折り返し運転。自動車の撤去に時間を要する。20時00分現在自動車の撤去は完了したが、車両トラブル発生が判明。20時55分運転再開(見込みなし→21時00分)。振替輸送で近江鉄道が大混雑。振替輸送は19時10分開始、21時40分終了。JR貨物の情報では河瀬駅構内での踏切支障。 26日午後6時50分ごろ、滋賀県彦根市川瀬馬場町のJR東海道線の踏切で、網干行き普通電車と軽乗用車が衝突した。軽乗用車を運転していた同市の20代の会社員男性と電車の乗客約200人にけがはなかった。滋賀県警彦根署とJR西日本によると、軽乗用車は遮断機の下りた踏切前でいったん停止後、踏切内に進入。車に気付いた運転士がブレーキをかけたが間に合わなかったという。この事故で上下27本が運休し、8本が最大で2時間余り遅れ、約1万6200人に影響が出た。(京都新聞) 中央本線 相模湖〜高尾 1月26日 23時 分頃 話題発生 1115番の第396番レス 当該列車 特徴 ☆ シカと衝突。23時50分現在高尾~大月間の下り線一部列車に遅れ→0時00分現在高尾~大月間の下り線運転見合わせ。0時00分運転再開(見込み0時10分)。 1月26日はノングモ(今年4回目)。 函館本線 札幌貨物ターミナル 1月27日 3時53分頃 話題発生 1115番の第 番レス 当該列車 特徴 ☆ 構内で車両脱線。JR貨物の情報では3時53分発生・17時40分復旧。16時現在貨物列車に運休あり。 ベトナム北部 紅河デルタ地方ハナム省ズイティエン町 1月27日 4時10分頃(現地時間) 話題発生 1115番の第 番レス 当該列車 南北統一鉄道SE4号 特徴 ☆ トラックと衝突して脱線。 北部紅河デルタ地方ハナム省ズイティエン町(thi xa Duy Tien)で27日午前4時10分ごろ、南北統一鉄道の列車「SE4号」が、線路付近を走行中にブレーキが利かなくなりコントロールを失ったトラックと衝突して脱線する事故が発生した。早朝だったこともあり、奇跡的にも負傷者は出なかった。この事故で列車の後方2車両(動力車両・郵便車両)が脱線。このうち1車両は水路に投げ出され、残る1車両も横転寸前となった。トラックも列車に巻き込まれて大破し、荷台に載せられていた木材が線路上に散乱した。この事故により、南北統一鉄道は一時的に寸断されており、鉄道会社が地元当局と協力して復旧作業を急いでいる。(VIETJO) 函館本線 南小樽~小樽 1月27日 4時30分頃 話題発生 1115番の第 番レス 当該列車 除雪車 特徴 ☆ 上り線で除雪作業用の車両が脱線。 JR北海道によると、27日午前4時半ごろ、JR函館線の南小樽と小樽の間の上り線で線路上を除雪する作業を行っていた車両が脱線した。車両に乗っていた作業員にけがはなかったという。復旧作業の結果、午前6時前から順次、運転を再開したが、この影響で新千歳空港に向かう「快速エアポート」1本が小樽と手稲の間で部分運休したほか、普通列車1本に遅れが出た。JR北海道は線路上に積み上がっていた雪に車両が乗り上げて脱線した可能性があるとみて、詳しい原因を調べている。道内では今月に入って雪の影響で鉄道の運休が相次ぎ、JR北海道によると、ひと月の運休本数としてはこの10年で最も多くなっている。(NHK札幌) 北朝鮮東部 咸鏡南道咸興周辺 1月27日 8時00分頃 話題発生 1115番の第422番レス 当該列車 特徴 ☆ 北朝鮮が短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を発射。 韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が27日午前8時ごろと8時5分ごろ、東部のハムギョン(咸鏡)南道ハムン(咸興)周辺から北東の日本海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される飛しょう体2発を相次いで発射したと明らかにした。また飛行距離はおよそ190キロ、高度はおよそ20キロだったとしていて、アメリカ軍とともに詳しい分析を進めている。ハムンでは、2019年8月にも短距離弾道ミサイル2発が発射されていて、この時のミサイルについて防衛省は、アメリカが保有する「ATACMS」という短距離弾道ミサイルに類似していて、変則的な軌道での飛行が可能だとみられると指摘していた。北朝鮮による発射は、韓国軍の関係者が25日に明らかにした巡航ミサイルとみられる発射も含めれば、ことしに入ってこれで6回目と、極めて高い頻度で繰り返されている。北朝鮮としては、発射を重ねて軍事力を強化する姿勢を鮮明にすることで、米朝関係に進展がないまま発足から1年を迎えたアメリカのバイデン政権を強くけん制するねらいもあるとみられる。(NHK) 東海道線 横浜 1月27日 10時32分頃 話題発生 1115番の第430番レス 当該列車 宇都宮8時07分発 上野東京ライン普通熱海行き1551E(土曜・休日ダイヤは宇都宮8時05分発1547E 宮ヤマE231系U540編成) 特徴 東海道線下り6番ホームで駅員の「お下がり下さい」「下がって下さい!下がって!」と直前まで何度も何度も最後は叫ぶ程の連呼のあとに非常ボタン。北改札階段直近付近で10人くらいでブルーシート目隠ししてた。品川~横浜間の下り線運転見合わせ、品川~戸塚間は横須賀線の線路に経路変更。グモで降ろしてもらえず窓から降車する乗客も。11時12分運転再開(見込み11時30分→11時10分)。当該は前面ガラス破損、回送扱い。 10時36分頃 西区高島2丁目付近で発生した救助に、救助隊等が出場。10時47分救出完了。(横浜市消防局) 当該編成は宮ヤマ配置のE231系U501~U541の中で唯一グリーン車の下2桁番号が1~3号車の下2桁の番号と一致している(横コツE231系K-40も同じで、元宮ヤマU540編成のサハE231-1119とサハE231-1120を5・6号車に連結)。 27日午前10時半ごろ、横浜市西区のJR東海道線横浜駅で、宇都宮発熱海行き普通電車に男性がはねられた。男性は頭などを強く打ち意識不明の重体で、戸部署が身元を調べている。JR東日本横浜支社によると、東京―熱海間の上下線で一時運転を見合わせ、下り線1本が運休し、約1500人に影響した。(カナロコ) 東海道線(JR東日本区間)の人身事故は今年初、前回は2021年12月17日 真鶴~湯河原駅間。東海道線横浜駅構内は2015年9月21日以来。 横須賀線 新川崎 1月27日 時 分頃 話題発生 1115番の第466番レス 当該列車 特徴 ☆ 車両点検。 阪急宝塚線 1月27日 時 分頃 話題発生 1115番の第806番レス 当該列車 特徴 ☆ あごマスクで電車内で寝そべっている同志社大学のジャンパー姿の男が、車掌の注意に逆ギレしている動画が炎上。 「とりあえず謝れや。叩いたよ」。紺色のジャンパーに薄茶のズボンを履いた男性は、足を組んで仰向けに寝そべりながら、注意しに来た車掌に対し、こう主張した。マスクは、あごにかけている。 右腕を示して、「痛いよ」と言い、起き上がると、「電話するからね」とスマートフォンを右手に持って出した。 男性は、座席に座り直すと、自分の右側の座席を指して、こう車掌に言い返す。「空いてるやん、ガラガラやん。何があかんねん」 車掌が「ご理解いただけないんですか?」と強い口調で呼びかけると、男性は、うなずいて、同じ言い分を繰り返した。車掌がさらに「2席分、寝転んでいます」と説明すると、男性は、スマホを車掌に向けて写真を撮った。 車掌は、スマホを押さえ付け、これに対し、男性は、「暴行罪ね、はい、暴行罪」と車掌の手をつかむ。車掌が「写真はあかん」と言うと、男性は、立ち上がって、車掌と話をしていた。 このとき、男性の背中が見え、ある大学の名前や校章がジャンパーに入っていた。 この40秒強の動画がTikTokに投稿されると、ツイッターで2022年1月27日に動画が次々に転載され、まとめサイトなども取り上げる騒ぎになった。男性の行為に対して、マナー違反を非難する声が相次いでいる。 乗客男性とのトラブルについて、阪急電鉄の広報部は1月28日、J-CASTニュースの取材に対し、宝塚線内で実際に起きたことだと認めたうえで、こう答えた。「お客様が寝そべるなどしているときは、体調が悪いかもしれません。車掌がお見かけしましたら、『大丈夫ですか?』と一声かけることにしており、その中の対応の1つになります。その後に、車掌以外の会社の者がこの乗客の方に話をしています。内容など具体的なことは、お客様との話になりますので、お答えできません」 警察を呼んだのかなどについても、答えられないとしている。 体調が悪くないにもかかわらず座席で寝そべる乗客への対応については、こう説明した。「周囲に他のお客様もおり、座れない場合も考えられますので、そのお客様には、座っていただけませんかとお願いすることにしています」 男性のジャンパーに名前があった大学の広報課は28日、次のように取材に答えた。「昨日からたくさん問い合わせが来ていますが、そのような学生がいるのか特定には至っていません。もし本学の学生だとしたら、適切な指導をしなければいけないと考えています」(J-CASTニュース) 近鉄京都線 向島~小倉 1月28日 7時18分頃 話題発生 1115番の第602番レス 当該列車 橿原神宮前6時23分発 急行京都行き662レ(6両編成) 特徴 △ バイクと接触。警察官の要請により向島~新田辺間運転見合わせ。一時下り線のみ運転再開したが再度運転見合わせ。8時02分運転再開。京都地下鉄との相互直通運転を中止。 阪和線 和泉鳥取 1月28日 10時22分頃 話題発生 1115番の第628番レス 当該列車 新大阪9時32分発 臨時特急くろしお5号 新宮行き7055M(主に金曜日運転) 特徴 第一報の現場は和泉鳥取~山中渓間。日根野~和歌山間運転見合わせ。11時05分運転再開(見込み11時25分)。振替輸送は10時40分開始、12時00分終了。 京王線 1月28日 13時20分頃 話題発生 1115番の第662番レス 当該列車 特徴 ☆ グモトラックが走ってた。 中央快速線 神田 1月28日 18時 分頃 話題発生 1115番の第673番レス 当該列車 特徴 ☆ 上り線で旅客転落。18時15分現在下り線の一部列車に、19時10分現在青梅線立川~拝島間の下り線一部列車にそれぞれ遅れ。 名鉄常滑線 1月29日 時 分頃 話題発生 1115番の第731番レス 当該列車 特徴 ☆ 停電。 土讃線 佐川 1月29日 13時15分頃 話題発生 1115番の第761番レス 当該列車 須崎12時54分発 普通高知行き4738D(1両編成) 特徴 公式は「列車と人が接触した可能性があるため」運転見合わせだったが、その後の報道で人身事故と確定。西佐川~須崎間運転見合わせ。14時25分現在運転再開済み。特急あしずり5号・10号は高知~窪川間運休。 29日午後1時15分ごろ、高知県佐川町のJR土讃線佐川駅近くの線路上で、須崎発高知行き普通列車(1両編成)に男性(94)がはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。乗客15人ほどにけがはなかった。高知県警佐川署が事故の経緯を調べている。JR四国によると、この影響で一部列車が運休、遅れが出て約300人に影響した。(産経新聞) 土讃線の人身事故は今年初、前回は2020年7月12日(2021年11月16日は負傷者無しのため除外) 阿波池田~三縄駅間。佐川駅構内は過去12年間記録無し。 肥薩線 吉松~栗野 1月29日 13時40分頃 話題発生 1115番の第746番レス 当該列車 隼人12時46分発 普通吉松行き5228D(鹿カコキハ47系2両編成 キハ47-8056+キハ47-9072) 先頭車=キハ47-8056 特徴 現場は川内川の鉄橋。吉松~隼人間運転見合わせ。15時22分運転再開。 伊佐湧水警察署によると29日午後1時半すぎ、湧水町北方の川内川にかかるJR肥薩線の鉄橋で、栗野駅から吉松駅へ走行中の列車が女性をはねた。女性は頭などを強く打ち病院に搬送されたが、およそ1時間後に死亡した。列車には当時、5人の乗客がいたが、けがはなかった。現場の鉄橋は、線路のほかに歩道はなかったという。女性は高齢者とみられ、警察で、身元の特定を進めるとともに当時の詳しい状況を調べている。JR九州によると、この事故の影響で、肥薩線は29日午後1時半すぎから、上下線で運転を見合わせていたが、午後3時半ごろ、再開した。(南日本放送) 肥薩線の人身事故は今年初、前回は2018年12月13日 渡。吉松~栗野駅間は過去12年間記録無し。 京急本線 生麦 1月29日 18時34分頃 話題発生 1115番の第776番レス 当該列車 逗子・葉山17時53分発 エアポート急行羽田空港第1・第2ターミナル行き1741T(都営5500形5508-) 先頭車=M8c-5508-8 特徴 当該は連結器およびスカート破損、車体前面にも広く凹み。生麦での事故だが当該は花月総持寺まで進んでストップ。現場検証で顔半分ないって言っている。京急川崎~神奈川新町間運転見合わせ。京急川崎18時39分発のエアポート急行(事故当該)は運休。エアポート急行京急川崎行きが登場。21時20分運転再開(見込み20時00分→20時30分→21時00分→21時30分)。 18時40分頃 鶴見区生麦3丁目付近で発生した救助に、救助隊等が出場。(横浜市消防局) 京急線は、生麦駅で発生した人身事故の影響で、京急川崎駅から神奈川新町駅のあいだの上下線で運転を見合わせていたが、午後9時20分に運転を再開した。(NHK横浜) 29日午後6時35分ごろ、横浜市鶴見区の京急線生麦駅で、市内に住む男性(27)が逗子・葉山発羽田空港第1・第2ターミナル行き急行にはねられ死亡。(カナロコ) 都営5500形が当該になるのは5503F(京成本線)→5507F(京成押上線)→5508F(京成本線)→5520F(浅草線)→5509F(浅草線)→5525F(京急本線 2021年10月1日)に次ぐ7例目で、京急線内は2度目。5508Fは2021年6月8日の京成本線菅野~京成八幡間以来。 京急本線の人身事故は早くも今年6回目、前回は1月24日 屏風浦。生麦駅構内は1月13日以来今年2回目。 上越線 土樽~越後中里 1月29日 19時 分頃 話題発生 1115番の第894番レス 当該列車 新座貨物ターミナル14時25分発 新潟貨物ターミナル行き貨物6087レ 特徴 ☆ 動物と衝突。20時10分現在越後中里(後、水上)~越後湯沢間の下り線運転見合わせ、越後湯沢~長岡間の下り線一部列車にも遅れ。再開報ないまま29日の運行終了(見込み20時30分→なし)。30日は始発から平常運転。 山陰線 福部~鳥取 1月29日 20時34分頃 話題発生 1115番の第894番レス 当該列車 特徴 ☆ 鹿と接触したため、車両と線路を確認。20時55分現在東浜~鳥取間の一部列車に約15分の遅れ。 北朝鮮北部 慈江道・舞坪里付近 1月30日 7時52分頃 話題発生 1115番の第966番レス 当該列車 特徴 ☆ 北朝鮮が火星12型とみられる中距離弾道ミサイルを発射。中距離以上のミサイル発射は2017年以来。 松野官房長官は午前9時すぎ、臨時の記者会見を行い、北朝鮮から30日朝弾道ミサイル1発が発射され最高高度はおよそ2000キロメートル程度に達し、日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したと推定されると明らかにした。この中で松野官房長官は「北朝鮮は本日7時52分ごろ、北朝鮮内陸部から弾道ミサイル1発を東方向に発射した。詳細は現在分析中だが、当該弾道ミサイルは通常の弾道軌道だとすれば、最高高度およそ2000キロメートル程度、飛しょう時間30分程度、およそ800キロ程度飛しょうし、日本海側のわが国の排他的経済水域外に落下したものと推定される」と述べた。(NHK) 韓国軍合同参謀本部や日本政府によると、北朝鮮は30日午前7時50分(日本時間同)ごろ、内陸部の慈江道舞坪里付近から東方の日本海に向けて、中距離弾道ミサイル1発を発射した。最高高度は約2000キロで飛行距離は約800キロとみられる。高角度の「ロフテッド軌道」で発射され、約30分間飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したもようだ。中距離弾道ミサイルの発射は2017年以来。(時事通信) 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は31日、北朝鮮が30日に地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」を射撃試験したと報じた。通常よりも高い角度で打ち上げるロフテッド軌道で発射し、正確性と安全性などを確認したとしており、すでに実戦配備していることを誇示した。30日に日本海に向けて発射された中距離弾道ミサイルを指すとみられる。同通信は「生産、装備されている『火星12』を選択的に検閲、正確性を検証する」ための発射だと報じた。公開された写真には、ミサイルが移動式発射台(TEL)から発射される様子などが写っている。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記は参観しなかった模様だ。韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は30日午前7時52分ごろ、北部・慈江道(チャガンド)の舞坪里(ムピョンリ)付近から中距離弾道ミサイル1発を発射。飛行距離は約800キロ、高度は約2000キロだった。火星12を通常の軌道で発射すれば、その射程は米領グアムに届く約5000キロとされる。北朝鮮による中距離以上のミサイル発射は、2017年11月に大陸間弾道ミサイル(IBCM)「火星15」が発射されて以来、約4年2カ月ぶり。(1/31 毎日新聞) 京浜東北線 川崎~鶴見 1月30日 8時 分頃 話題発生 1115番の第969番レス 当該列車 特徴 ☆ 異音の確認。8時25分現在京浜東北線・東海道線のそれぞれ一部列車に遅れ。 常磐線 泉~湯本 1月30日 10時30分頃 話題発生 1115番(実質1116番)の第146番レス 当該列車 特徴 ☆ 公式は沿線火災。関船踏切東側ののり面から出火。10時55分現在泉(後、高萩)~いわき間運転見合わせ。11時33分運転再開(見込みなし→11時40分)。 30日午前10時30分ごろ、福島県いわき市常磐関船町のJR常磐線関船踏切東側ののり面から火を出し、枯れ草など約1.1アールを焼いた。JR東日本水戸支社によると、この火災の影響で、いわき―高萩駅(茨城県)間の上下線で一時運転を見合わせ、上下計7本で運休や最大56分の遅れが発生した。けが人はいなかった。いわき中央署などが出火原因を調べている。(福島民報) 東海道線 藤沢~辻堂 1月30日 12時 分頃 話題発生 1115番の第981番レス 当該列車 特徴 ☆ 公式は踏切安全確認。踏切人立ち入りで防護発報。12時40分現在東海道線と湘南新宿ラインの東海道線から高崎線直通のそれぞれ一部列車に遅れ。 あいの風とやま鉄道線 小杉~呉羽 1月30日 16時10分頃 話題発生 1115番(実質1116番)の第32番レス 当該列車 富山16時00分発 普通金沢行き436M(IRいしかわ鉄道521系) 特徴 現場は二俣踏切。列車と公衆が接触。17時20分現在現場にブルーシートを展開し現場検証。小杉~呉羽間(後、高岡~富山間)運転見合わせ。17時50分現在運転再開済み。 30日午後4時10分ごろ、富山市西二俣のあいの風とやま鉄道線路上で、普通列車が男性と思われる人をはねた。(北日本新聞) 30日午後4時10分ごろ、富山市西二俣のあいの風とやま鉄道二俣踏切で、男性が富山発金沢行きの普通列車にはねられた。男性は全身を強く打ち、その場で死亡が確認された。列車の乗客らにけがはなかった。富山西署によると、男性は50~60代で身長約165センチ、小太りの体形。灰色のジャンパーとベージュのズボンを身に着け、財布を所持していた。踏切のそばには軽自動車が止めてあった。同署は男性の身元や事故原因を調べている。同鉄道は事故の影響で一時運転を見合わせ、上下線計8本が運休、区間運休し、最大80分の遅れが出た。約1100人に影響した。富山駅では駅員が対応に追われ、小矢部市の主婦(62)は「1時間待っても列車が動かず困った」と話した。(富山新聞) あいの風とやま鉄道の人身事故は今年初、前回は2020年8月2日 西高岡。小杉~呉羽駅間はJR北陸本線時代の2014年11月4日以来。 東武東上線 朝霞~朝霞台 1月31日 8時44分頃 話題発生 1115番(実質1116番)の第140番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路内人立ち入り。 航空自衛隊小松基地 西北西5キロ 1月31日 17時30分頃 話題発生 1115番(実質1116番)の第186番レス 当該列車 F15戦闘機(航空自衛隊小松基地所属) 特徴 ☆ 訓練中のF15戦闘機1機がレーダーから消失。 31日午後5時半ごろ、石川県の小松基地を離陸した航空自衛隊のF15戦闘機1機が、基地の西北西約5キロ付近の洋上でレーダーから消えた。乗員は2人。訓練中だった。空自が詳しい状況を調べている。(共同通信) 防衛省によると航空自衛隊小松基地のF-15戦闘機1機が基地を離陸した後に、レーダーから機影が消え、行方不明になったという。金沢海上保安部によると小松基地から「F-15戦闘機がレーダーから消えた」との情報が入り、また118番で付近の住民から「赤いものが沖の方に見えた」との通報があったと言う。防衛省などが確認を急いでいる。(石川テレビ) 防衛省幹部によると、日本海上で、人が見つかり、救助にあたっているという。F15戦闘機の搭乗員と見られるが、人数や安否など詳しい状況はわかっていないという。(NHK) 後に上記記事の人の発見・救助作業中は防衛省が確認したところ誤りだと判明。 航空自衛隊は、当時、戦闘機に乗っていたのはいずれも小松基地に所属する、飛行教導群司令のA1等空佐(52)と、飛行教導群飛行教導隊の隊員のB1等空尉(33)だと発表した。戦闘機が消息を絶ってから丸1日がたったが、2人は依然、見つかっておらず、安否は分かっていない。航空自衛隊によると、31日はF15戦闘機4機が参加する訓練が計画され、午後5時半ごろ、この戦闘機が離陸した直後、基地の管制官が、戦闘機が向かった方向でオレンジ色の光に気付いたという。そのため、無線で呼びかけたものの、戦闘機のパイロットから応答はなかったという。パイロットが脱出した時に発信される救難信号も確認されておらず、防衛省は事故の原因や詳しいいきさつをさらに調べている。(NHK) 線 浦和付近 1月31日 17時 分頃 話題発生 1115番(実質1116番)の第162番レス 当該列車 特徴 ☆ 安全確認。 熊本市電水前寺線(B系統) 新水前寺駅前~国府 1月31日 18時30分頃 話題発生 1115番(実質1116番)の第310番レス 当該列車 健軍町18時20分発 普通上熊本行き106レ(1両編成 平日のみ運転) 特徴 軌道内で右折待ちをしていた原付バイクと市電が接触。 31日午後6時半ごろ、熊本市中央区水前寺の交差点で、右折しようとしていた原付きバイクと後方から走ってきた市電が接触した。熊本市交通局によると、原付きバイクは70代の女性のもので、当時、女性は軌道内でバイクを降りて右折待ちをしていて、気づいた運転士がブレーキをかけたが、間に合わなかったという。この事故で女性が転倒し、右足を骨折する大けがをしたという。市電は、健軍町発、上熊本行きの1両編成で、運転士と7人の乗客にけがはなかった。警察は女性の回復を待って話を聞き、事故の詳しい状況を調べることにしている。(NHK熊本) タイ東北部 ウドンタニ県ムアン郡 1月31日 19時45分頃(現地時間) 話題発生 1115番(実質1116番)の第545番レス 当該列車 タイ国鉄(SRT)旅客列車 ノンカイ発 バンコク行き 特徴 △◆ 係員が遮断機を操作するタイプの踏切で、遮断機が下りていなかったため踏切に進入したとする大型トラックと列車が衝突。列車の運転士と機関士が線路脇の運河に振り落とされ死亡。 タイ東北部ウドンタニ県ムアン郡(県庁所在地)で1月31日午後8時45分ごろ、ノンカイ発バンコク行きの列車が踏み切りで大型トラックに衝突し、列車の運転士と機関士が死亡する事故が起きた。2人は衝突の衝撃で列車から振り落とされ線路脇の運河に落ちて死亡した。トラックの運転手によれば、遮断機が下りていなかったため踏み切りを渡ろうとしたが、渡りきらないうちに列車が来て衝突してしまったとのことだ。運転手は、「遮断機が下りていたら、踏み切りを渡ることはなかった」と供述。警察は現在、踏み切りの係員が遮断機を下ろしたか否かなどを捜査している。(バンコク週報) 山陽本線 英賀保~はりま勝原 1月31日 23時55分頃 話題発生 1115番(実質1116番)の第218番レス 当該列車 野洲21時39分発 新快速網干行き3545M 特徴 姫路(後、加古川→御着)~上郡間運転見合わせ。1時32分運転再開(見込み1時00分→1時30分)。深夜時間帯のため振替輸送なし。JR貨物の情報では23時56分発生。 山陽本線(姫路~岡山~下関)の人身事故は今年2回目、前回は1月4日 東福山~福山駅間。英賀保~はりま勝原駅間は2021年4月11日以来。 線 1月 日 時 分頃 話題発生 1115番(実質1116番)の第 番レス 当該列車 特徴 終了 1115番(実質1116番)の第213番レス