約 1,097 件
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/124.html
※「道交法「遮音関連」3」へ続きます。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/157.html 最終更新日:2020.6.7 ●補聴器を外せと言う「聞こえないような違法な状態を幇助する」問題のある警察官 5.31 ▼[兵庫]遮音規定について 5.3 ●イヤホンの使用を禁止している「地区」が存在? 4.19 ●歩行状態での遮音 4.5 ●誤解を招く表現 3.29 ●[東京]相変わらずイヤホン自転車に優先警告? 2.23 ●禁止を誤解している例 1.12 ●[熊本]駐在所が制作の動画を紹介している記事で選ぶ画像の意図? 2019,12,22 ●例によって誤解している「イヤホン自転車=違反」を強調する赤っ恥記事 2019.12.1から施行される「ながら運転規制強化」とは 【スマホなどの画面注視・携帯電話での通話】であり、イヤホンなどは無関係 そして、規制強化対象は【自動車・原付オートバイ】であり自転車は含まれない。 www.npa.go.jp/bureau/traffic/keitai/info.html ※原動機付自転車とは「自転車ではなく、原付オートバイのこと」 〃 ■条文の「中身」を理解せず超解釈を広めたがる困った人達、●「交通に関する音や声」について 11.24 ●[自動車]細かいところが引っかかる 11.10 ●[福岡]相変わらず注意警告の優先度について見直す気はないようだ 11.3 ●見当違い 10.13 ●[福岡]警告の効果は?、●[佐賀]着用自体は問題ではないことを知らない記事 9.29 ●地方条文をしっかり書いているが詰めが甘い記事、●例によって優先順位を履き違えた街頭指導 9.22 ●情報の過不足 9.8 ●事故を未然に防ぐために必要な状況を正しく理解できていないと思われる例 8.11 ●[警察庁]報道機関において「事実誤認、誤解を与えかねないもの」が見受けられる 8.4 なぜか規制根拠として参考にしている情報元がバラバラの不思議 7.7 ●誤った交通指導の実態と「真の安全運転」への心がけ 6.23 ●[福岡]イヤホンだけで警告?、●断定断罪? 6.9 ●質の低い偏向報道、●2019年6月2日放送「行列のできる法律相談所」の記事 6.2 ●事故とは無関係なイヤホンを唐突に混ぜる虚しさ、●相変わらずの印象操作 5.28 ●無音に近い状態で近づく乗り物 4.28 ●ながら強調と3つの疑問 4.21 ●さりげなく禁止に混ぜる 4.14 ●誤解シリーズ 4.7 ●規制の意義?、●相変わらずの誤解 3.31 ●3つのポイント、●例によって「イヤホン自転車の印象操作」19 25- 3.17 ●イヤホン着用の自転車を問題視する内容 2.10 ●音量に触れている珍しい記事 1.13 ●以前のニュースの追加記事 2018.12.23 ●[東京]相変わらず「イヤホン強調事故」の記事 12.16 ■批判的な考え方への回答、●惜しい記事、●日常会話可能なヘッドホン(聴覚過敏) 〃 ●[大阪](イヤホン非使用と思われる事故でも)ひき逃げ容疑で逮捕 12.9 ●自転車イヤホンは危ない?、●弁護士でも問題の本質を見誤っていると思われる記事 ▼遮音関連(イヤホン・ヘッドホン・カーオーディオ等の規制)━━━━━ 単純にイヤホンとしなかった理由に関しては、カーディオ規制も含む場合もあることを一切考慮しないことへの懸念。 ●[警察庁]報道機関において「事実誤認、誤解を与えかねないもの」が見受けられる www.npa.go.jp/news/koho/index.html 各種報道機関において、警察行政に関し様々な報道が行われております。 しかしながら、これらの報道の中には事実誤認と思われるものや、 説明が十分でないために国民に誤解を与えかねないものも見受けられます。 このページ内では一部の週刊誌報道に対するコメントとしても まさに遮音関連の 「自転車乗車中のイヤホンは着用(使用)だけで違反」という"事実誤認"を真っ先に思い浮かべる。 ▲「規制根拠となる条文自体を全く確認していない」 ▲「どういう規制なのか"中身"を理解していない」 というケースが目に余る。 ────────────────────────────────────────────────── ●3つのポイント 【1】着用だけで違反とは言えない 【2】原付等の免許取得時に「聴覚は不問」 【3】大多数の事故防止のためには【徐行・一時停止・確認】を厳守することが先決 分かりやすさ重視で簡潔な解説。 1:「交通に関する音等が"聞こえない"状態」でなければ違反ではない 2:自転車だけ聴覚重視することへの明確な矛盾 3:"事故の傾向を見れば"遮音を優先的に問題視すべきとは思えない 他にも色々あるが・・・ 「救護義務の重要性」や「印象論に影響されない判断力」も 忘れずに覚えておきたいところ。 ────────────────────────────────────────────────── 現状「片耳・両耳問わず」全都道府県で”使用そのものは”禁止されていないと認識しています。 問題は「交通に関する音または声が”聞こえるかどうか”」の「定義が不明瞭」なため、 「自動車の走行音」や「警官が道端から呼びかける声」さえも聞こえなければならないという風潮があること。 実際は「大音量」等の使用音量を記載していること、また、カーオーディオへの規制も含むため、 「サイレン音」や「拡声器を使用した場合の警官の声」が聞こえなければならないとは思いますが、 聴力がない自動車運転者への許可もあり、聴力そのものを問題視することに疑問があります。 「危険運転」と「遮音状態」は必ずしもイコールで結びつけることはできないというのが見解です。 「カーオーディオ、カーステレオ」、または「車両全般」も含む地域が大半。 (わざわざ自転車に限定しているのは「青森・岩手・秋田・山形」のみ) ※警告表(イエローカードや地域独自のレッドカード)は交通違反切符ではありません 注意された=違法というのは大きな勘違いであり、「注意して運転してください」という啓蒙活動の一環。 但し、「事故を起こした場合」、や著しく正当性を主張することで 他にも危険運転を引き起こす意思があると判断されれば、ピンク色の赤切符(交通違反切符)が発行される可能性が ゼロとはいえないだけに外すよう勧告されれば従ったほうが良いとは思いますが。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■遮音(イヤホン・カーオーディオ)規制のQ&A 今一度、遮音規制について考えてみる(個人的解釈も含む)。 以下の解釈に至った経緯については長々と書いてあるこのページを全て読み込んでみてください。 まず大前提として「(同様の内容もあるが基本的には)各地域で規制文が異なります」。 「道路交通法で”直接”イヤホン着用で自転車運転が規制されているという事実はどこにも存在しません」 ▼片耳ならセーフだけど両耳はアウト? 両耳でも「音量等の条件次第」であり、 基本的には「交通に関する音または声」が聞こえていれば、両耳でも問題は無いと解釈。 ▼使っても問題ないとか書いてたけど実際注意された!(警告カードを渡された) (現状の条文を見る限りでは)「大音量」での使用でも問題ないと書いたつもりは全くないです。 「口頭で注意・警告」「警告票」「警告カード」等は「赤切符のような交通違反切符ではありません」 「何回注意されても」「何枚累積しても法的拘束力は一切ありません」 「3枚で講習受けさせられるとか、赤切符に変化するという効果も一切ありません」 (もし本当にそういう事実があれば、その証拠と共に経緯を教えてください。事実確認後に紹介します) 実際の目的は 「事故になる危険性もあるので運転を見直して安全を心がけましょう!」というアドバイスの意味があるもの。 但し、そこでゴネて過剰に反抗的な態度をとると「反復的な犯罪を起こす意志がある」と判断されて 「警告票のつもりだったが赤切符に変更」という可能性がゼロとは思わない。 ▼「大音量」などの条件がわざわざ書いてあるのは何故? 小音量でも規制してしまうと、 自動車のカーオーディオ使用+窓を閉め切った状態でも規制にかかる可能性が高いため。 ▼交通に関する音または声って何? 主に「救急車やパトカーのサイレン音」が該当。踏切音も該当すると思われる。 個人的には「警官の”拡声器使用で”の交通整理」も含まれていると解釈。 「手招きをするアクションを一切なしで道端から呼びかける声」では 自動車である程度の距離が離れていては聞き取ることは不可能と判断できるため。 ▼「警察官の指示」ってあるけど道端から呼びかける声も聞こえないとダメ? 自動車やオートバイでも「誘導棒やアクションで気付く前に」 「道端から呼びかける声での内容をはっきりと聞き分けられるのであれば」、 自転車でも道端から呼びかける声を聞き取れないと違反になるだろうと考えているが、 現実的には不可能なので、拡声器を使わない声量で聞こえる必要はないと考えている。 ※各地域の条文だけを見れば基本的には「救急車やパトカーのサイレン音」が聞こえていれば十分に思えるが、 確認時はイヤホン・ヘッドホンを外さない状態で呼びかける声も聞こえなければならないこともあるらしい。 しかし実質的に環境音レベルまで聞こえる必要があるのかどうか疑問。 ▼「警官の存在に気付いて停止してからイヤホンはずしたらアウト? 自動車で停止して窓を開けること、オートバイでフルフェイスのヘルメットを外すことと何ら違いはないのでは? 窓を絶対に開けない、フルフェイスヘルメットをいかなる場合でも脱がずに交通取り締まりに応じることが 「普通」であれば、(自転車で停止してイヤホンを外す前の)耳につけたままの状態の違反を問えるかもしれない。 ▼「青森・岩手・秋田・山形」は「自転車に限定」してるけど何で? 自動車の場合、聴覚障害でも特別に許可された場合に道路を通行できるため、 その整合性がとれないことを考慮したものと考えられなくもない。 しかし、制定時期は不明ながら、単に、他地域を参考にせず深く考えずに定めたに過ぎないような気もする。 (他の多数の地域では特例として処理しているため考慮していないと見ている) ▼条文に「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないように」とある地域では着用しているだけで違反では? よくある勘違い。 「イヤホンやヘッドホンを書いている地域は規制対象で、書いていない地域でのイヤホン・ヘッドホンは規制対象外」という話ではなく、 交通に関する音または声が「聞こえない状態」を規制していると見るのが正しい見方。 「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないこと」 「イヤホンやヘッドホンを付けて”交通に関する音または声が聞こえない状態で”運転しないこと」 正しく理解するためには、両者は似て非なる内容ということを把握しておく必要がある。 ※秋田県の「周囲の音が十分に聞こえないような状態で」も「聞こえない状態」を規制しているため同様と解釈 ↓ 【どういう状態が違反になる?】 △イヤホンまたはヘッドホン着用で自転車に乗って走行していた ↑遠くからでは「状態が分からない」ので判断できない。交通に関する音または声が「聞こえない」状態で使っていれば違反。 ※使用者自身で判断する場合は踏切音が聞こえるかどうかを基準にすれば十分なはず。 ○(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえる状態で」自転車に乗って走行していた ↑法的には問題なし ×(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえない状態で」自転車に乗って走行していた ↑これは違反 基本的に停止させて確認しなければ分からないため、遠目で確認しただけで「違反」とは言えない。 「注意力が散漫になることで事故を頻繁に起こしそう」という 「イメージ優先」で危険性を語るのは、事故防止の本質を見失っている恐れが強いので要注意。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「注意力が散漫になるから危険」という考え方を作り出している原因とは 遮音規制は多数の地域で車両全体への規制ということで「自動車」も含まれる。 では「カーラジオ・カーオーディオ」が問題視されないのは何故だろうか。 集中力を欠くという点で言えば「車内での会話」も十分に気を取られる要因になる。 「寝不足や考え事」でも危険に繋がると言える。 それらに対して「免許があるから気を付ける」とすれば、 「(条文の理解/読解力も含めた)交通教育が不十分」ということになるのだろう。 逆に言えば、自動車免許を持っている人であれば、 自転車で「(一応音量条件は問題ないとする状態で)両耳で音楽を聞いている状態でも」 「気を付けるのは当たり前なので、問題にならない」ということになる。 ●一方で、「環境音が全く聞こえない状態」が危険かどうか 「聴覚がなくても運転免許が取得できる」ことを健常者でも再現するなら、 「イヤホンやヘッドホンをしていても、音楽やラジオなど全く流れていない状態」で 「ノイズキャンセング」のみとすれば近いだろうか。 その場合、「音に気を取られるということがありえない」ため 「環境音の情報量は減る」として、少なくとも「注意力が散漫になる」という構図は成立しないため 「着用=悪」のような見方自体に無理が生じる。 むしろ「音がない」ことで、減った環境音の情報を補うために「集中力が増す」とも考えられる。 ●肝心なことは「徐行や一時停止や状況確認」 これらを徹底的に守るだけで事故の7割以上は防げるのでは?と思うだけに、 それを無視して、遮音状態に優先的に警告カードを発行しているようなこと自体が あまりにも不思議。 事故データとしても遮音状態だったから事故に遭ったとか事故を起こしたというケースが 全国的にも多いとは到底思えない。 事故に遭っている高齢者の多くがイヤホンやヘッドホンを着用していたとも思えず。 街頭での警告カードの発行対象として 「少なすぎず多すぎず、状況が分かりやすく、交通安全活動していることも分かりやすい」という 「都合の良い存在」として扱われているような印象が強い。 これがもし「徐行無視や一時不停止」に警告カードを優先的に発行するようにすれば 交通量が多い時間帯であれば1分どころか1秒で1人以上配る必要すら出てくるので困難を極める。 それでも自動車などのスピード違反取り締まりのように、 列の先頭の者に対して連続で次々と発行したほうがいいのではとは思うが、 今度は自転車への注意を優先するあまりに 自動車取り締まりでの徐行義務違反まで徹底していないことへの不公平感が増すことになる。 諸々考えて「色々と難しい」としても、誤解の温床となっている警告カード発行基準は見直して欲しいと思うが、 通年でのまともな交通教育が浸透するまでは、今のような誤った解釈を続ける者達が続くことだろう。 ────────────────────────────────────────── ●自転車イヤホンは危ない? (遮音状態ではイマイチ伝わりにくい可能性もあるので今回は分かりやすくイヤホン表記) 事故防止の観点から 「徐行や一時停止などを徹底厳守できる」のであれば、過度に危険視する必要はない。 「危険だと言われているから」「なんとなく危険だと思うから」を鵜呑みにせず、 「何がどう危険なのか」を冷静に判断することが重要。 もし危険な状況になったのであれば 「その状況に陥らないために」(音以外に)何をどうすれば良いかを考える機会とする。 ・常用速度が交通状況を一切考慮しない危険な速度(過度な急加速や急ブレーキも多い) ・交通状況の確認をしない(追い抜きや追い越し時/歩道→車道/車道→歩道) ・生活道路の交差点で飛び出しを予測しない これらのように「安全走行を軽視する」のであれば、 イヤホン使用していても、していなくても「どちらでも危険」。 特に「生活道路の交差点」は要注意。 オフィス街・住宅街など見通しの悪い場所こそ最も気を付けなければならない。 ●具体的な場面を想定 例えば、カーブミラーが設置されていない路側帯のある交差点で 左側通行を厳守していない(=右側通行)自転車が 速度をほとんど落とさずに曲がってくる場合を想定すると、 「その自転車の走行音を聞いて、どの位置に避ければ衝突を防げるか」分かるだろうか。 速度を出しているのであれば直角に曲がってくることは考えにくいが 左端を走行していたとして、相手が一旦外側に膨らんでからこちら側に向かってくる場合は 速度差から予めこちらが減速し速度が遅ければ遅いほど、または完全に停止していれば 回避しやすいとはいえるが、 初めから相手がこちらを確認する前から衝突コースを辿っていた場合は 「その自転車の走行音が聞こえていたとしても」絶対に避けられないという可能性も高い。 この場合でも「聞こえなかったから危険」で済ませて、 「聞こえていれば事故防止できた」と判断してしまうと、 同じ状況でも「聞こえている状態で遭遇して防げなかった場合」は 「相手が悪かった」だけで済ませるのだろうか。 「状況判断の切り分け」が、いかに重要かということになる。 ●結局のところ 「他車の走行音や環境音にまで依存しなければ安全な走行ができないような速度や状態」そのものを 「事故を防ぐ気がない」という見方もできる。 ────────────────────────────────────────── ■批判的な考え方への回答 ◆「自転車走行中にイヤホンで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 というなら 「自動車走行中にカーオーディオで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 という構図が当たり前として成立するだろうか。 ◆カーオーディオは「耳までの距離が違う」「ある程度の音は聞こえる」 というなら 自転車でも「適度な音量」で「骨伝導やオープンエア型」を使っていれば問題ないことになる。 こうして比較すれば、自転車イヤホンを悪として決めつけることに無理があることがよく分かる。 ★最も重要な点は「一時停止を日常的に守るかどうか」に尽きる。 「自転車で一時停止は日常的にしていないから問題にしたくない」けど、 「自転車イヤホンは自分はしないから消えて欲しい」というような 「交通安全とか本当はどうでもいい」という感覚で、 もはや単なるレッテル張りのような「都合のいい批判」を繰り返していれば いずれその矛盾に気付く人が増えたときに 「イヤホン自転車の批判は交通安全に繋がるはずと思っていたが、 実際はそれよりも優先すべきことがあった」と分かるはず。 ●「イヤホンをして自転車に乗っているような奴らが交通ルール遵守するわけがない」 と言う人達は 自ら徐行や一時停止を遵守しているのだろうか? 歩行者に配慮した走行ができているだろうか? 「なかなか予期しないような突発的な状況に遭うことも十分にある「公道」ということを気にせず、 身勝手に公道レースを楽しむような感覚で無闇に速度を上げて走行していないだろうか?」 己の事故防止への意識の低さと安全軽視を棚上げにして 「あいつらは危ない」ということにすれば、交通安全が保たれるのだろうか。 そもそも、大抵のイヤホンをせずに自転車に乗っている人も「交通ルールなんて遵守するわけがない」 という感覚で走行していなければ、現実的な事故防止にならないと思うがどうだろうか。 ●「強引な解釈で危険なイヤホン走行を合法のような錯覚をさせようとしている」 という人がいれば、とりあえず 「こちらで47都道府県の遮音関連の条文を全て提示している【遮音(47都道府県別)条文】ので、 お住まいの地域(都道府県)の条文を確認してください」と言いたい。 その上で短い条文を読み込んでも違反と信じてやまないのであれば 警視庁・道府県警単位の「"一般人にも口調が丁寧な道交法の詳しい人"に」直接 単に「イヤホンなどを着用し音楽を聞いていること"だけ"で違反に問えるかどうか」 確認してみることを薦める。 その際「交通に関する音などが"聞こえるかどうか"は無関係で」ということを 念入りに強調して確認してみれば、 「聞こえているのかどうかという主旨のため、聞こえるのであれば法的に問題がない」と分かるだろう。 「但し、事故を起こせば違反に問われる」という場合でも、 道交法71条「その他の規定」から派生する条例である遮音関連の"間接的な"因果関係を導き出すことに時間をかけるよりも、 道交法72条で直接規定のある「救護義務に違反するひき逃げ」や、 道交法70条「適切にブレーキ等の操作を行い、他人に危害を及ぼさないような速度と方法」のような、 「悪質な人命軽視や事故の結果」を優先される可能性は高いと見る。 「徐行・一時停止無視」が原因でもあまり優先されている傾向が見られないことは残念だが、 (専門家風の人達も含む)マスコミ的には本質を一切考慮せず、 根拠の乏しい感想や印象論で「イヤホン自転車は危険」と当面は過度に問題視するのだろう。 ●規制の意義? ───────────────────────────────────── そもそも自転車の加害者・被害者に含まれる全ての事故で 遮音状態の自転車が「「実数として」」どれだけあるのだろうと考えると、 規制対象に置くことそのものへの疑問がある。 ───────────────────────────────────── 「全ての自転車事故で遮音状態が半数以上」であれば 規制することに一定の意味があると考えるが、実際は 数えるほどの件数が物珍しくニュースになるくらいではないだろうか。 遮音規制は実質的な用途では迷惑装置でしかない「警音器の装着義務」や、 使えば危険な状態にもなり得る「手信号」のような、 "意味を成さない規制"に思えて仕方がない。 例えば、音情報を過信するあまり、選挙カーの爆音が原因により、 交差点で侵入する他の自転車の存在に気付き遅れ衝突した場合、 選挙関係者を相手取って裁判を起こして勝てるだろうか? この場合、音情報を阻害した選挙カーに問題があるとは認定されず、 自転車側が「徐行・(標識標示があれば)一時停止の義務を怠ったことが原因」 とされるのではないだろうか。 そもそも、そんなに音情報が大切であれば 真っ先に「カーオーディオ全般を規制」していなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もし「他車の走行音のような環境音が聞き取りにくい」ことを槍玉に挙げるつもりであれば 普通自動車でもトラックでもオートバイでも 「走行音がうるさい車種も公道走行不可」でなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「運転に集中できなくなる」→ 「考え事」や「寝不足」はなぜ問題視しない? もし耳までの距離を考慮するなら「音量等を適切に使いましょう」と案内すればいいだけ。 「免許がないから」 → 義務教育・家庭内での交通教育が全く足りないからでは? 「イヤホン使用は違反!」と言うことで間違いなく自転車の交通安全になる あまりにも的外れ。「事故を"防止"すること」が最優先ではないのだろうか? 交通教育で事故防止のために 「非遮音状態であることは一時停止・徐行よりも優先されなければならない」と 本気で信じているとすれば、 「実は事故防止など全く考えていない」と思わざるを得ない。 ●「交通に関する音や声」について jitensha-hoken.jp/blog/2018/01/earphone-violation-criterion/ 主に音情報についての内容。 条文は提示していないが、「最初から根拠が無茶苦茶な違反が前提」ではない ある程度は理解していると思われる。 自転車のベルを鳴らしてクルマのドライバーに聞こえるかどうかは微妙だけれど 自転車ベルの音量規定が法律で定められていない時点で、実際には「自転車ベルの存在自体が無駄」。 聞こえるかどうか怪しい音色を響かせる動作をとる前に「回避・停止」が最優先であり 「歩行者が大音量で音を流していて"相手が"全く聞こえていない場合もある」ので、 自転車側が発すべき音としては一応「適切な注意を促す言葉を発せばいいだけ」。 人前で声を出すことが苦手な人であれば、 「特別な装置として許可を得て警音器を取り付け」という方向がむしろ正しい。 確実に聞こえるとは言えないのに主に歩道で違法に歩行者をどかせるために使う という用途に使われることが正しいわけがない。 自動車も自転車でも音が聞こえなければならない理由は 条文内に具体的な内容のある地域の例を借りれば主に「緊急車両の警告音」が該当する。 しかしここでは触れていないが、 (聴覚障害者への特別措置は常に慎重な行動を要求されるため状況が異なるというとしても) そもそも原付免許などでの聴覚試験はないという事実がある。 何故一般的な生活自転車よりも早い原付などの免許には免許取得時に「聴覚が不問」なのに、 「走行するにあたっては聞こなければならないのか」という疑問もある。 公道走行のために必要であれば、最低限の試験を行うのは当然ということになる。 つまりこれも、「自転車での手信号のような矛盾した内容」ということに他ならない。 ※「手信号を使えば安定を失う恐れがある」「確実にブレーキ操作ができなければならない」は相反する。 逆に両耳にイヤホンをして音楽を聴いていても、警察官が呼び止めた際、 無視せずに止まれば外の音が聞こえているということで法律違反の対象にならずセーフである。 あくまで安全利用のためのものであり、片方の耳だからオッケイ、両耳ならダメという話ではないのだ。 以前、妙な記事があったので、京都府警ではないが警察署に確認したときは 「道端から呼びかける声も聞こえないとダメなんですか? (一部地域を除き)車両全般の規制なので窓を閉めている車内で、 ましてやカーオーディオ使ってたら遠くで呼びかける声なんて聞こえないですし、 (無改造でも走行音がやたらうるさいオートバイなどであれば聞き取れるわけがない) ジェスチャーで誘導されてそれに従うことができれば問題ないですよね?」という問いに対して、 「止めているのは状態を確認するためであって、止めた後に確認して聞こえていることが分かれば開放している」と 実際に返答をもらったことがあるので 「遠くから"一切ジェスチャーなし"でも呼びかけている声に反応できなければアウトにはならない」と言える。 結局のところ、優先順位を勘違いして 単に「イヤホンを目の敵にして指導しているのは"交通事故防止を最優先で考えていない"マニュアル悩」 という見方もできる。 注意されたとしても「交通に関する音などが聞こえる状態であれば」あまり深刻に考える必要もない。 何より、予測運転を徹底無視する非イヤホン使用者よりも遥か上の優位に立てる、 「徐行や一時停止を徹底的に遵守し、予測運転を常に心がげている」ことは、誇るべき安全な志向。 「公道では"音情報に依存するオラオラ運転"よりも、"慎重な運転"こそ最強の安全」と覚えておきたい。 一方では「交通の流れを阻害する恐れもある」という理由で 横断歩道に渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しないほうがいいという酷いマナーがあるくらいなので、 「経済優先感覚では人命よりも優先されなければならないものなのか」という怖さがある。 ■条文の「中身」を理解せず超解釈を広めたがる困った人達 相変わらず「実際の条文すら確認参照せずに既成事実を作ろうとしている」厄介な人もいるようで。 音情報を過度に神格化してしまっている人にとっては縋るべき絶対正義と 遮音=絶対悪として、「聞こえる状態かどうか」という条文を頑なに見ず認めることなく、 「悪を裏付けるような都合のいい内容から歪んだ解釈によって」を布教しているつもりなのだろう。 しかし残念なことに現行の「全都道府県の該当する条文」と 「カーオーディオ」「原付免許で聴覚不問」が有る限り、 「超理論で否定はできても違法という存在にすることは不可能」という事実は揺らぎない。 そもそもの意味不明な規制の発端として、 遮音関連の条文が始まったのが「神奈川県から」という時点で 話半分に聞くべきだったことに気付かずに全国に広めてしまったことに問題がある。 最初から事故の本質を見ずに「イヤホンが悪い」と叫び続ければ交通マナーが向上するなどと 本気で考えていたとは思えない。 恐らくは「スケープゴートとして使われただけ」のものを、 まるで「交通事故の根幹」かのような印象を植え付けられてしまい (現場の警察官も含め)本気で信じてしまっているような"洗脳されてしまった人達"が不憫でならない。 どれだけ丁寧に説明をして気付いて欲しいと呼びかけても 「物事を冷静に理解することを放棄し」心魂にまで染みつけられてしまって 「自分達は間違っていない」と思い込んでしまっていれば、 もはや救い出すことはできない。 その裏には「交通安全のために真にやるべきことを認めたくない」 つまり「徐行や一時停止を絶対優先的に守りたくない(守らせたくない)」 という思惑が潜んでいるような気もする。 指導にしても、音量など「聞こえない状態かどうかの確認もせず」、 着用自体が違法ではないとしてもそれを伝えることなく、 単に"印象論だけ"で問題があると決めつけて「外すように」と指導しているとすれば それ自体が「交通事故を防止するという面から見て」、 「交通事故例」と 「それを防ぐための対策として」は 「税金と時間を無駄に浪費している」のではないだろうか。 「もっと自転車事故を減らすための効果のある指導努力を」という目標を掲げる 市民団体がいてもよさそうなものだが、そういう真っ当に思える活動はむしろご法度なのだろう。 「口頭注意」や「警告カード」は「違法状態の改善を促すことが主目的なのだろうか?」 累積での赤切符に変化することもないため、 あくまで「全般的な安全走行のための啓蒙活動の一環」として捉えるべきだろう。 ●問題 【"常に予測運転をしている"イヤホン自転車】 【"予測運転をしない"が音情報が明確な状態】 どちらがブレーキ操作を確実にできますか? ※予測運転とは交通事故に直結する様々な状況を予想していることを差す 答えは考えるまでもなく「全てのカーオーディオの車両が証明しているように」前者。 「自転車では音楽を聞いていると、"どれだけ予測運転をしていても" ブレーキ操作の意志自体を削ぐ催眠効果がある」としか考えられない 「想像力に問題がある人」を除き、 免許の有無や耳までの距離で違いを言い訳にするとしても状況に大差はない。 なぜなら 少なくとも自転車よりも遥かに加害者になる可能性が大な乗り物で、 「免許を持っているにも関わらずまともに交通ルールを理解できていないドライバー」が 平然と公道を走っている恐ろしさからして、 「音情報を神格化」すること自体があまりにも奇妙な話のため。 全体の交通マナーの向上については、幼少期からの「"通年"教育」が絶対に必須のため、 「小手先の指導」や「罰則強化だけでどうにかなる」という底の浅い問題ではない。 先に書いているように「普通に考えれば[徐行一時停止などを駆使する予測運転が染みついているなら] 催眠効果などあるはずもないのだから」自転車だけ罰則強化する意味もない。 「もし強化できたしたとしても遮音状態を厳しくしたところで、 "全自転車事故に占めるの直接的原因ではないことは明らか"なので 全体の自転車の事故数が減るわけもないことを断言する。 もし片耳で過剰な音量でもないことが止めた時点で明らかであれば 外すように言うこと自体が事故防止に直接効果が高いとは思えないし、 違法ではない状態に対する「完全に行き過ぎた異常な"過剰"指導」。 なぜ"事故防止"のために「交差点での徐行や一時停止」を守ることは優先させず、 「側方距離や速度など歩行者に配慮しているとは到底思えない歩道走行」が野放しなのか。 「まるで数が多ければ許されるという歪んだ指導感覚」を是正することが先。 今はただ、「各種事故情報を鑑みれば明らかに優先するような内容でもない事項」を 優先指導しているように思えてしまう意味不明な体質の根幹には 「ほどほどに苦労もせず捕まえやすく分かりやすい、状態確認するという名目で停止させやすいことで、 "単に警察が仕事をしているように見せやすい"」以外に 一体どんな思惑が潜んでいるのかに興味がある。 各部の警察交通関係者に機会があれば是非とも聞いてみたい。 (優先度を誤った指導を続けているということに気付いていないのであれば) 本心では自転車の事故を減らそうなんて一切思ってないですよね?」と。 何度も書いているように「そもそも事故以前に全体でのイヤホン着用走行者数自体が 徐行・一時停止無視率と比較して過度に多いわけがない」ため 優先指導しなければならない合理的な理由も全く分からない。 自転車での事故者数を減らすには とにかくどんな場面でも「徐行・一時停止」の最徹底に尽きる。 車道を走るしかない自動車ではないのだから 「歩道を適切な方法で走行することが円滑な経済交通を妨げる」わけもない。 ●補聴器を外せと言う「聞こえないような違法な状態を幇助する」問題のある警察官 www.buzzfeed.com/jp/reonahisamatsu/thisishearingaid?ref=hpsplash (元情報には一定の信憑性があるとする。もし偽情報や誇張が混じっていたとしても認識の再確認) 「お願いです。補聴器をイヤホンと思わないで」。警察官の注意に当事者から悲痛な声。 ▼例によって間違い 2015年6月1日の道路交通法一部改正により取締りが厳しくなって以降、 都道府県によっては、規則や条例でイヤホンをして自転車に乗ることを禁止している地域もあります。 まず導入部からして間違っているという。 「交通に関する音などが聞こえる状態かどうかも分からない前提条件で」 【イヤホンをして自転車に乗ることを禁止している地域】とは一体どこに存在? 少なくとも「全国47都道府県の条文を参照し確認した限り」に於いて、 「イヤホンを着用し(音を流しながら)自転車に乗って走行している状態」が、 「条件なしで」禁止されている地域など存在しない。 元のtwitter記事に付いているコメントの中でも勘違いしている人が相変わらずいるようだが、 何度も書いているように、(音量状態などを確認されていない段階で) 【イヤホン着用して(音を流して)自転車に乗っているだけでは違法性は問えません】 この大前提が完全に抜け落ちているのがまず問題。 ↓ 次に、「本当に違反となる条件」としては、 「あくまで【交通に関する音など】が【聞こえない状態】が禁止」。 そのため、「確認されて聞こえていることが分かれば」違法性は存在しない。 それに(一部原付免許との整合性がとれない不適切な規制により自転車に限定していなければ) イヤホンだけでなくカーオーディオも同様に禁止されていることを、いい加減知ってもらいたい。 ↓ カーオーディオを使用している自動車運転者に、 「音が大きいので消しなさい」とわざわざ停止させて注意させるような光景が当たり前にあるだろうか? そう、音情報云々はあくまで交通安全のためには補助的な役割しかない。 しかし、この事実を知ったとしても、「徐行や一時停止は軽んじる一方で」、 「自転車では環境音情報は絶対的に必要」と考える人達からすれば認めようとしないだろう。 ▼問題のある対応 twitter.com/tkdttak/status/1266761319492972545 自転車に補聴器を付けて乗っていたのですが、警察官に注意されたので、 誤解を招かないよう説明したのですが、「イヤホンと誤解するから外せ」と。 「補聴器であることを確認した上」で「誤解するから外せ」とは、 差別行為以前に、むしろ「聞こえない状態を放置する」 =「違反状態を促している」に気付けないのだから、ちょっとヤバい。 「何がどういう状態のときに違法状態になるのか全く理解できていない」証明でしかない。 ▼現場警官の誤認識が減らないのは教育不足というか・・・ 「条文の中身を正しく理解できていないこと」にあるのではないだろうか。 (1回でも読んだことがあるのかどうかすら怪しい。) ↓ そもそも・・・ 「補聴器は”この限りではない”」と条文に記載がある地域も少なくないのだが、 www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_menu.html (内容現在 令和02年04月15日) ▼第16編 警察 ▼第4章 交通 ▼「東京都道路交通規則」 第8条 法第71条第6号の規定により、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が 遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 【難聴者が補聴器を使用する場合】【イヤホーン等を使用するときは、この限りでない。】 このようにはっきりと明示されている地域もある。 つまり、「難聴者の補聴器着用者は、安全な運転に必要な交通に関する音又は声が 聞こえないような状態で車両等を運転する条件など関係なく、完全に対象外」となるので、 「難聴者の補聴器着用者に対しての取り締まり行為そのものが極めて問題のある行為」なので、 (健常者の嘘を疑うのであれば、証明を確認次第)協力に感謝&疑い引き留めてしまったことに対して謝罪し、 速やかに開放するのが在るべき姿と考える。 ※「補聴器」の項目がない地域もあるが、その場合でも、 【(主に交通に関する音など)聞こえないような状態】が禁止されているため、 「補聴器を外して走行させるために開放する」ということは・・・ =「聞こえない状態」 =「違反状態での走行」 =「交通安全の主旨に反する危険な行為を助長している」ため →むしろ「その警官こそ何らかのペナルティ[注意勧告など]を受ける必要がある」と言える。 何しろ「補聴器であってもイヤホンに類する装備品を確認した後に、 警察官が"紛らわしい"と判断した場合は外さなければならない」という摩訶不思議な規定など条文のどこにもないので、 法文主義に反し「むしろ違反にしてしまう」というのでは元の規制とは真逆の本末転倒。 現場取り締まりの警官を「道交法を一字一句暗記させるレベル」とは言わないまでも、 中身を「熟知・理解」させずに(理性感性もまともにないような状態で)路上に解き放っていることを そろそろ改めたほうがいいのではと思う。(※「越権行為」が常態化してしまうことの恐ろしさ) ※例えば、広島県では「広島中央警察署(以下、役職など自主規制)」とテロップ入りで紹介されつつ、 その場に居たにも関わらず、「前カゴ」に「赤いライト」を取り付けているキャンペーンを 是とするような光景がニュースで取り上げられているたくらいなので、お察しというところか。 ▼事故防止のための取り組みとして 「取り締まり優先度を履き違えていること」を 問題視している公的な立場の人達がいないことも問題。 取り締まりの横で・・・ ・歩道を徐行せず走行しているのは放置 ・止まれの標識で一時停止しないのも放置 ・横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても止まらずに通り過ぎたのも放置 ・速度的に車間距離が十分ではない自転車達がいても放置 実際には交差点で事故が多いというデータがあるにも関わらず、 「なぜか自転車走行では交差点の安全義務を優先的に守らせようとしているとは言えない」ことに まずみんなで疑問を持つべきなのだが、 「お上の言うことは絶対」と信じて已まない人達のお蔭で物事を客観的に判断できていない。 ▼確認のための協力を仰いでおいて横柄な態度に終始することも問題 「条文を読み」「内容を理解し」(特に違法性のない状態を確認できたのであれば) 「時間を作ってもらってまで協力させてしまったことに感謝する」ことを徹底させたほうが、 結果的に警察側としても得るものがあるはず。 (でなければ、もし大きな事件の目撃者がいても過去の苦い経験から有力情報提供に協力してもらえない可能性すらある) 「虎の威を借る狐」のような困った人は減らさなければならない。 ■結論としては、 丁寧でまともな警官ではない、理解力が著しく低そうな問題しかなさそうな どう考えても配属されるべき部署が間違ってるとしか思えないような警官の言うことを真に受けず 注意されるされない以前に、 自分達でしっかり「条文くらい読んで"中身"を理解しましょう」。 (現場警官への異論は本人に言ってもほぼ間違いなく無駄なので、 「条文をまともに1回以上は読んでいるであろう"話が通じる賢い人"」に上告?) ※JIS基準に適合している正真正銘の後輪ブレーキの一種の 「コースターブレーキ」を(ブレーレバーがキャリパーなどへの前輪用の片方にしかないから?) 警官に注意されたという人は、その後「管轄の警察署に実際に出向いて詳細を説明した」という逸話まであるくらいなので、 「情報認識力の程度はその程度しかない」くらいに考えておく必要がある。 読解力の低さ以前に、遮音規制関連は特に「1回も条文に目を通したことがない人達」とは、 そもそも「その行為の"中身が"善か悪かという判断のための"法に基づいた正しい"尺度」が存在しないので、 理解させ説き伏せようとしても「実のところは時間の無駄」でもあるのが難儀なところ。 (実際に条文を見て読んで確認しても、何を示しているのか真意が理解できないという警官が本当に存在するなら、 それはさすがに職務的に存在させてはマズいだろうと) よく知らない記者がテキトーに憶測で記事にしてるならまだしも、実際の現場の警官がこれでは、 相変わらず、"(徐行や一時停止を徹底的に無視・軽視するような)見せかけ交通安全"ではない "真の交通安全"など程遠いなと思う。 ▼[兵庫]遮音規定について ●毎度お馴染みの誤解 遮音関連に見られる特徴として、特に優先しなければならない「一時停止や徐行を軽視する」一方で、 音情報だけは「自転車だけ完全規制されていて欲しいという願望から?」か、 明らかな誤解に(恐らく)気付かずに飛躍した解釈を繰り広げ、 大半は1度も見たことがないはずなので当然とは言えば当然で条文を無視し、 「まるで着用だけでも完全に違反が事実かのように吹聴する傾向が強い」ので困ったもので・・・。 (ヘッドホン・イヤホン・骨伝導・カーステレオなど)【種類は一切関係なく】、 「着用(+音を流して聴いている)は違反ではありません」。 ↓ 大音量などにより「(安全な運転に必要な音などが)聞こえないような状態」が規制されています。 ↓ ●兵庫県警サイトより ※意訳が含まれていることもあるので元となる条文を参考にすべきとはいえ一応掲載。 www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/bicycle/rule/index.htm 安全な運転に支障を及ぼす音量での音楽等の聴取の禁止 例えば、イヤホンを使用して大音量で音楽を聴くなど、 安全な運転に必要な音声(他の通行車両等の交通に関する音、警察官の警笛や呼び声等)が 聞こえないような状態で自転車を運転してはいけません。 【根 拠】道路交通法第71条第6項、兵庫県道路交通法施行細則第9条第1項第12号 【罰 則】5万円以下の罰金 (1)【大音量で音楽を聴くなど】 (2)安全な運転に必要な音声(他の通行車両等の交通に関する音、警察官の警笛や呼び声等) 具体的には「サイレン音・誘導アクションを伴わない場合"拡声器を使用した場合での"呼び声」 (警官が道端で呼びかけている際にカーオーディオを流している自動車の車内に届くとは限らないため) (3)「聞こえないような状態」を禁止 つまり反対に「聞こえる状態」であれば、着用や音楽を聴くことは禁止されていない。 ↓ やはり「法的根拠となる条文」を直接確認しておきたい。 ↓ ■兵庫県法規集 www10.e-reikinet.jp/opensearch/?jctcd=8A85CFF43A ●兵庫県道路交通法施行細則(最終更新日:2020年5月7日) 第9条第1項第12号 (12) 安全な運転に必要な音声を聞き取ることが不可能 又は著しく困難な程度の音量で、音楽等を聴取しないこと。 上記の(2)は兵庫県警側の意訳であっても、原文には 【聞き取ることが不可能又は著しく困難な程度の音量】 という「明確な条件がある」ので全面的な禁止は存在しません。 ↓ なので、「片耳イヤホンでも取り締まり(警告カードではなく赤切符発行)」があるとすれば、 その条件には「聞こえないような状態」として「違反要件として認められる場合に限られる」ため、 説明不足には問題あり。 ※万が一「音量条件関係なく一律での規制」であれば、 条文は付帯文のない「(車両などの運転者は)音楽等を聴取しないこと。」となるのが当たり前。 (この場合、カーオーディオも一律で禁止へ) (自転車のみ厳しくすると聴覚不問の原付免許取得との整合性がとれなくなってしまう) もし事故を起こした際の「(歩行者への配慮を欠いた一時停止無視など)複合的な要因」や、 音量条件を考慮せず、警告カードではなく赤切符発行されているという事実が存在するとすれば、 裁量権を逸脱しているため"無効"になる。 (実際の取り締まり現場では外すように指導されれば素直に従うに越したことはないとして、 知識不足の人もいるようなので気を付ける必要あり) よって、正確には「音量などの条件次第では違反にならない事実があっても」、 「安全のためには情報が多いほうが良いので、つけないほうがいいですよ」のような案内が適切。 ●イヤホンの使用を禁止している「地区」が存在? www.lifehacker.jp/2020/04/211718-machi-ya-wrist-start.html ※日本では地域の条例によって、サイクリング中にイヤホンの使用を禁止している地区もあります 交通に関する音などが「聞こえない状態」を禁止している地域はあれども、 【音量などの状態を問わず】「イヤホンの使用禁止を定めている地区」とは一体どこ? 少なくとも道路交通法から派生する都道府県の条例ではないことは確かなので、 「地区」と明言しているだけに、 「市区町村や公園など」の限られた場所で罰則もない努力義務のようなマナーでも存在するのだろうか? ▲関連URLを見ても規制根拠の把握が不十分 camp-fire.jp/projects/view/171350 2015年には、道路交通法改定があり、 イヤホンを使用しての自転車運転が「安全運転義務違反」として、 指導を受ける対象となりました。 何も突然に指導対象に加わったわけではなく、 (全てのイヤホン自転車というわけではない)「交通に関する音などが"聞こえない"」状態への規制は、 各都道府県別の条例施行より前に(誤った優先順位により)、 「音に関する直接の規制根拠となる条文が存在していなかった地域でさえ」 道交法70条の「ブレーキ操作が適切にできない状態を禁止」という条文からの拡大解釈で、 「半ば無理矢理なこじつけ」で指導そのものは先行して行われていた。 まるで「指導対象になる前は違反ではなかった」かのような書き方は不適切。 そもそも講習対象に、音に関する自転車への規制そのものが「直接」該当するとは書いていない。 「安全運転義務違反」の内容を定めている各都道府県の条例内にて「間接的に」書かれている。 講習対象の内容的には、全国的に少ない【環状交差点】については直接定めていることからも、 音情報云々の実際の「条文での規制優先度は低い」ことが分かる。 ※規制を強める必要があるなら各地域で定めるような方法ではなく 「道交法で直接規制することが必然」と考えるため。 「自社製品を売るために法的規制を利用」という魂胆が伺える。 条文をまともに把握せず 「都合よく捻じ曲げて解釈している傾向が強いと思われる」ので気を付けたい。 実際は「イヤホン着用で自転車走行しても、"それ自体は"違法ではない」。 =音量などの条件によって交通に関する音などが"聞こえない"状態は違反となる。 警官に止められて"状態確認"や「安全へのキャンペーンとして」警告カードが配られることはあっても、 信号をはじめとして、9割守られていないとされるデータもある一時停止や、 徐行などしっかり交通法規を遵守し、左右確認も怠っていないのであれば、 「事故を起こす可能性も遭う可能性も低い」ので、さほど心配する必要はない。 ●歩行状態での遮音 ※前方[左右含む]●(スマホなどを見ずに)普通に歩いていれば問題なく状況を確認できる。 (聴覚遮断で前方確認できなくなることは通常ではありえない) ※後方●「後ろを一切確認せずに方向転換や走行位置の移動」をすれば危険なのは、 歩行者に限らず危険なのは当たり前。 「前方の落下物を軽く避けるだけ」であっても、「後ろから衝突されるかもしれない」と予測し、 「事故に遭わないための進み方」を実行する必要がある。 避けられる可能性が少しでも上がる以上は、遮音すべきではないという考え方もあるとは思うが、 追突される状況で、聴覚を遮っていなければ必ずしも避けられるとは限らない。 ─────────────────────────────────── 自転車に限っていえば、自転車だけに限定していない大半の地域で、 自転車よりも遥かに速度の速い自動車でも 交通に関する音など(主にサイレン音)が聞こえる状態であれば、 =「安全重視の走行ができるのであれば」 「カーオーディオ使用」も認められている。 反対方向で考えると、ヘルメット着用していればどんなに公道で速度を上げ 「"他者に配慮しない"危険な走行しても許されるわけなどない」。 「遮音状態より、非遮音状態のほうが情報量が増えるのでより安全を確保しやすい」 「ヘルメット着用しないよりは、着用していることで"被害は"軽減できる」 当然、上記の理屈は分かる。 「耳までの距離等が違う」も聞き飽きたが、「オープンエア」「骨伝導」に限らず、 密閉型でも「主にサイレン音が聞こえるような"適度な音量"であれば」 遮音そのものをそれほど問題視する前に優先すべきことがあるような。 その上で「遮音そのものではなく、どうやって進むことが安全か」という 方向で語られなければならないところが完全に抜け落ちてしまっていることを危惧する。 音を(ある程度)遮っても安全走行が出来るように、 「常日頃から徐行や一時停止などを遵守し、予測運転を心がけ、他車他人に配慮する走行」こそ、 「事故ゼロのためには」必要な心がけではないだろうか。 (危険な状況を作らないために「止まること」を強く意識していることで当たり屋対策にもなる) (もちろん歩行者も含めて「記録装置」は常動しているに越したことは無い) つまり、警察の期間限定の取締り活動を書いている記事同様に 「イヤホン自転車は問題だが、徐行や一時停止など少々違反してようが問題ない」という 「正当性を欠いた危険な潮流」に対して何も思わなくなってしまったらお終い。 もし若年層の事故が多いというのであれば、 これまでの「小手先の(実質的に誤った優先順位での)取り締まり」が完全に失敗であることを認めて、 「安全に進む」「他者を認識する」「適切に止まる」という重要性をもっと強く訴えかける必要がある。 ●誤解を招く表現 kuruma-news.jp/post/238719 事故の要因としては、無灯火や車道の右側通行、スマホのながら運転、 イヤホンで音楽を聴きながらの走行など、ルール違反が数多くあります。 [イヤホンで音楽を聴きながらの走行]自体は違反ではなく、 全国各地の条文を見る限り、 「交通に関する音などが"聞こえない"状態」を禁止されているだけ。 何故この違いが理解できないのか。 「条文を参照しているわけがないので仕方ない」といえばそれまでかもしれないが・・・。 自転車には免許がいらないので、軽い気持ちで乗っている人が多いのです。 イヤホンをしながら、傘をさしながら、周囲を確認せずに車道に飛び出す自転車がたくさんいます。 繰り返しで「イヤホン走行自体は禁止ではありません」ので、勘違いされないようご注意を。 当然、イヤホン走行をしていても 「周囲を十分に確認し車道に飛び出さなければ」危険な状況は防ぐことができる。 2018年の8万5641件の自転車事故のうち、8割以上が自動車との事故です。 事故類型(車両相互)としては出会い頭による事故が圧倒的に多く半数以上を占め、 次いで左折時衝突、右折時衝突と続いています 2018年の取り締まりでの検挙件数は、過去10年間で10倍に増加。 検挙件数では信号無視が9316件ともっとも多く、 指導警告は無灯火に対して47万929件、 歩行者がいるのに徐行しない「歩道通行者に危険を及ぼす違反」は29万3295件にのぼりました。 また、住宅街などでは突然飛び出してくる自転車が少なくないため、 いつでも止まれる速度で走ったり、 一時停止の標識がなくても停止して周囲を確認することが大切です。 一方で、珍しく徐行・一時停止に触れていることは評価。 自転車・自動車双方ともに、「配慮すること」「止まること」という、 基本中の基本が抜け落ちているから事故が起こると考えなければならない。 ●[東京]相変わらずイヤホン自転車に優先警告? news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-614058.html 警視庁によると、警報機が鳴った後に自転車で踏切内に入るなどした4人が検挙されたほか、 イヤホンをしながらの運転や信号無視などをした92人が警告を受けた。 警視庁は「自転車も車両であるという意識をもってほしい」と呼びかけている。 「自転車が自動車と同じ車両というのであれば」 「カーオーディオ同様に運転中に音楽を聴くことそのものが規制されているはずもない」のだが・・・。 本来の事故防止観点からすれば、 「歩道での徐行無視や交差点での一時停止無視や信号無視などをした92人が警告を受けた。」 となるべきといつになったら気付くのだろうか。 ●禁止を誤解している例 www.lifehacker.jp/2020/02/machi-ya-alittlehead-start.html 根拠となる規制条文を1度も見たことがないであろう 単なる商品紹介のページなので知らなくても仕方ないことかもしれないが、 ランニングやその他スポーツの時に音楽って聞いていますか? 自転車の場合は道路交通法で禁止されていますが、ランニング時などは現状規制がありません。 【自転車の場合でも音楽を聴くこと自体は道路交通法で禁止されていま"せん"】 ※もし禁止されているのであれば、自転車と同じ「車両の自動車のカーオーディオ全般も禁止」になる。 正確には道交法から派生する各地方の条例によって、 【交通に関する音などが聞こえない状態】が禁止されているに過ぎない。 イヤホンやヘッドホンが書いてあるかどうかに大した意味はないのは、 末尾の「聞こえない状態」かどうかが重要になるため。 ▼詳しくは遮音(47都道府県別)条文にて https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/125.html ◆聞こえないと危険? でも、環境音が聞こえないのって車両の接近などの危険察知が遅くなったり、 指示や注意が聞こえないので実は危ないんですよね。 必ずしも他車の走行音が聞こえているとは限らない自動車運転は危険なのだろうか? (基本的には緊急車両のサイレンは聞こえる必要があるが、聴覚障害の人達でも自動車免許の取得は可能) 聞こえるに越したことは無いとはいえ、 環境音が聞こえてさえいれば安全を確保できると思っているとすれば、 そのほうが余程怖い。 さすがに車道中央を平然と通り続ける人は少ないとは思うが、 「路地裏の中央を通り続ける」 「左折巻き込みを警戒しない」 「飛び出しを予測しない」など 危険な状況を作らないようにすることが、 イヤホン等を気にするよりも先に改めるべきことではないだろうか。 ●[熊本]駐在所が制作の動画を紹介している記事で選ぶ画像の意図? kumanichi.com/kumacole/interest/1309394/ 人吉警察署山江駐在所からのお知らせ(自転車違反) www.youtube.com/watch?v=BpY7Kf99m2o 県警直轄の交通課ではなく駐在所。 しかも「5年前の動画」なので今更という。 時間をとって紹介している「傘さし」でも「携帯電話使用」などでもなく、 その他の違反に短く紹介されているだけの部分を わざわざ画像で選び「ヘッドホン等の使用」を持ってきているあたりが いかにもな「ヘッドホン=絶対に完全遮音状態」と 印象印象付けしようとしているとしか思えない手口。 ※当然、ヘッドホンでもオープンエア型で小さい音量で、 「交通に関する音などが聞こえるのであれば」違反には該当しない。 ──────────────────────────────────── www1.g-reiki.net/kumamoto/index.htm 「熊本県道路交通規則」(令和2年1月1日内容現在) 第11条 法第71条第6号の規定により、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が 遵守しなければならない事項は次に掲げるとおりとする。 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してカーラジオを聞く等 安全運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信するためイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 【安全運転に必要な交通に関する音又は声】が【聞こえないような状態】を規制。 ※(イヤホーン等を使用していたとしても)「聞こえる状態」であれば規制されていない。 ──────────────────────────────────── 「事故を減らしたいのであれば」 真っ先に【一時停止】を紹介すべきなことは明白。 例えコント仕立てとしても 「規制根拠となる条文の提示もせず違反内容を強調」というのは頂けない。 「何に対しての違反なのか」を知らせることなく、 「違反ということだけ知らせられれば十分」という意味であれば、 「不適切」としか言いようがない。 ■動画に複数の情報を詰め込んでいるのも微妙 特に「元々興味が持てないような内容」であれば 「1つの動画で情報は1点のみに絞り込む」ほうが分かりやすい。 「狭く深く、とにかく"分かりやすく"」「それでも"必要な情報"は盛り込む」 複数の情報を入れるのであれば 「目次」を解説欄に置くべきだが、解説欄すら見ない可能性大。 例えば「自転車は赤信号無視で赤切符?」のような 「タイトルで引きつける工夫」も全く足りない。 文章であればタイトル以外でも検索サイトにかかりやすくても、 動画の場合は内容まで考慮して表示してくれるとは限らない。 ●例によって誤解している「イヤホン自転車=違反」を強調する赤っ恥記事 kuruma-news.jp/post/208536 毎度のことながら、この手の記事を書いている記者の情報認識力に低さに呆れる。 自動車の公道走行で自転車が目障りで邪魔という短絡的な理由から自転車憎しで書いたとしか思えない。 「スマホを操作しながら運転」「イヤホンを装着しながら運転」「歩道を走行」 「無灯火での走行」、これらはすべて道路交通法違反となる危険な行為です。 聴覚や視覚を失ったような状態での非常に危険な運転 原付免許取得に聴覚検査などない上、 聴覚を失った状態が危険な運転であれば「カーオーディオも違法」になりますが・・・? 聴覚有無の運転への不理解から「障害者への差別的な思想」も含まれている「可能性」もある。 「自転車イヤホンはもれなく聴覚を失った状態だ」というなら その根拠を示して欲しいし、もし99%そうだとしても、 交通に関する音などが聞こえる状態で徐行や一時停止などを厳守している人が 全国に1人でもいれば、その人に対して違法な自転車走行者とレッテルを張るのは極めて悪質。 もし「カーオーディオでは(適度な音量で)ある程度聞こえるから問題ない」 というのであれば、その通りで「自転車イヤホンでも"ある程度聞こえるなら"問題ない」と返すだけ。 自転車では他車の走行音が聞こえなければならないという条文など存在しない。 万が一そのようなロクでもない条文が存在したとしても、 「減速(徐行)すること」「止まること」を無視していれば 事故が多く防げるわけもないことは 「少しでも想像する力があるなら」分かるだろうと。 道交法71条を示し・・・ 自転車に乗りながらイヤホンを装着した場合、これに違反となる可能性があります。 たとえ片耳だけふさいだ状態であっても、走行状態によっては違反と判断されることもあるため注意です。 【違反となる可能性があります】 【違反と判断されることもある】 ここでは印象を持たせようと都合の良い解釈を繰り広げるが、 傘のように「安定を失う"可能性がある"」だけでは違反にはならないのだが理解していないようだ。 上記の意味には 【違反ではない可能性もあります】 【違反と判断されないこともある】 という意味も含むが、 最初から「絶対に違反ありき」で考えている人の記事では、 どのような状態であれば問題ないのかについて絶対に紹介されることはない。 そもそも実際に「事故や公務執行妨害とは無関係で」 「音量状態を確認することもなく」 イヤホン自転車(着用且つ音を流して聴いている状態)「だけ」で、 注意や警告カードではなく「赤切符発行」という事例があるのだろうか? ※状態未確認では違法状態かどうか定かではないため、その赤切符自体が不適切。 それにしても、なぜこうも音情報を絶対正義として扱うのだろう。 神奈川県警が発端となった「無駄としか思えない」規制条文に 「交通安全のためには(音情報どうこう以前に)徐行や一時停止が重要!」と 意義を唱えられなかった他地域の警察の思考力の無さに落胆する。 (実際危険行為の温床にもなる手信号や 自転車の(未だ全国一律ですらない)警音器義務が放置されていることからして 期待などできるわけもないが・・・) 【規制根拠となる具体的な"各地方の"条文を等しく提示していない記事を鵜呑みにしないこと】 そもそも「例規集で参照確認できることすら紹介していない」時点で 法的根拠としての信頼度が極めて低い。 また、自治体によっては、イヤホン自体が禁止であったり音楽を聴きながら運転すること自体が 明確に禁止されている条例もあるため、自分が住んでいる地域ごとのルールについても把握しましょう。 道交法71条とは違い、遮音規制となる肝心の各地方の条文については 【(まともに小学生以上の読解力がある人が)読めば都合が悪くなるので】掲載しないのだろう。 よく考えるまでもなく「条文にイヤホンと書いてあるかどうか」だけで 規制内容が大きく異なるわけがないのだが、 そうした「中身」を理解している形跡は見られない。 「イヤホンと書いてるから(書いていないから)●●県では違反だ(セーフだ)」なわけがないだろうと。 ↓ なぜ1回でも実際の条文をまともに確認して読み込んで理解しようとしないのか毎回理解に苦しむ。 ↓ 一応いつも通り説明すると・・・ (※規制根拠とする条例は、以下ページを参照) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/125.html ↓ (大多数の地域で)交通に関する音などが (全ての地域で)【聞こえない】状態の規制であり、 「イヤホン自転車=イヤホン装着していても、音楽を聞いていても」 【聞こえる】状態では違反にはならない。 そもそも「自動車が加害者」の事故に対して、 「自転車が加害者」の事故の数や危険度を考慮すれば規制が緩いのは当たり前。 極論でいえば、自転車が自動車並に毎日のように人を【重傷以上】にした上で 更にひき逃げしているケースが多いのであれば分かるが、 実際はニュースとして記事になるのが稀なほどのものを もはや「(無駄にもなる)保険加入のネタ」のような扱いで 「無謀運転の自転車は放置していいのか」から まるで「自転車は危険な乗り物」という印象操作に持ち込もうという魂胆に見えるのは如何なものか。 そして、「一時停止」についても覚えておきましょう。 道路交通法第43条では、危険行為の1つとして「指定場所一時不停止等」が定められており、 自転車もクルマと同様に、標識等で一時停止の指定があれば必ず停止しなければいけません。 最後に非常に珍しく一時停止に触れていることだけは評価するものの、 添え物のように取ってつけたような簡易紹介のみ。 交差点の安全確保のために必須な「徐行」の紹介なしなので不十分。 「交差点の危険」を紹介しないのは何故? 「危険な交差点」は興味本位で公開しているだけとでも思っているのだろうか。 自動車を公道で運転したことがあるなら 「交差点でヒヤリハットの経験が皆無」などとは言えるわけがないはず。 なぜ「徐行」の重要性にも気付けないのだろう。 ■遮音規制から見る「人間力」 「何が真実かしっかりと見極める大切さ」がよく分かる判断材料になる。 上辺の浅い部分しか見ず、芯を捉えようとしないことは 近年の教育で叫ばれているような 【読解力・思考力・想像力・理解力】が欠けていることに他ならない。 「読み説く」「考える」「頭の中で思い浮かべる」「深く知る」 長々と小説や書籍を読み倒さなければならないということでもない。 物事自体を「一旦分解し含まれる要素を切り分け再構成する」という過程を経ればいいだけ。 「まともな根拠を示さず【違反として示すことが社会正義!】とでも思っているような(情けない)記事」 など気にせず、 標識の有無とか優先道路云々だけではなく 「交通安全のために」というよりも、 「自分や他人の安全や"命"を守るために」 優先しなければならない内容を十分に理解するように反面教師として まずは徐行や一時停止を最優先で心がけたい。 ●[自動車]細かいところが引っかかる kuruma-news.jp/post/199681 運転中でのイヤホンを使用した音楽聴取は、 道路交通法では記述は少ないものの、都道府県の交通規則に違反する可能性もあります。 【記述は少ない】ということは少しは書いてあるのだろうか? 道交法内にはイヤホン項目などなく、 「音」で検索しても、条文内には「警音器」と「騒音」しかない。 現在では、全国の過半数の自治体で、イヤホンで音楽を聴きながらの運転は違反になるといいます。 【過半数】は半分よりも多い数なので50.000…1%以上なので間違いとは言えないが、 「自動車を含まない」自転車への遮音規制のみとしているのは「青森・岩手・秋田・山形」だけなので、 正確に書くのであれば、 【自転車に関しては】(細かい条文は異なりますが,概ね) 【交通に関する音などが"聞こえないような状態"】は 【全国全ての自治体】で違反となってしまいますが、 【一部(青森・岩手・秋田・山形)を除き】【ほとんどの自治体】で 【自動車でも】【交通に関する音などが"聞き取れないような状態"】が違反 と書くべきだろう。 つまり現状では、 緊急車両が走行する際に流すサイレンや、パトカーのスピーカーからの指示などが聞き取れないような状態は、違反となるようです。 【緊急車両が走行する際に流すサイレンや、パトカーのスピーカーからの指示などが】 【聞き取れないような状態】は違反であって、 【聞き取れるような状態】であれば違反とは言えない。 やはり常識的に考えても、イヤホンで音楽を聴く行為をはじめ、過度に音楽に集中しながら運転することは、NG行為と認識しましょう。 「過度に音楽に集中しながら運転すること」自体は規制などされていないのだが・・・。 そもそも 「(緊急車両の音が)聞き取れないような状態」から「適切なブレーキ操作」ができないのは 「音を流して聞いていること」に直結するのだろうか。 むしろ「音情報に絶大な信頼を置き依存すること自体が危険なのでは?」と言いたくなる。 優先度的に考えると「全ての交通事故で遮音状態や"音"に起因する状態が多いのだろうか」という疑問もある。 自動車事故で音が原因になったケースは 統計自体ないようだが、もしあったとしても「年間一桁あれば多いほう」ではないだろうか。 自動車でも結局は「危険な交差点」としてのデータがあるほどなので、 出会い頭での交差点事故の危険度を考えると、 ■「一時停止を守らない」 ■「徐行や確認が十分ではない」 【来ないだろう】【大丈夫だろう】という慢心した【予測運転のなさ】が問題なのではないだろうか。 ついでに ただし、『ながら運転』が厳罰化されることもあり(2019年12月施行)、 イヤホンを装着したままの運転はやめた方が安全ですね」(元弁護士) 「スマホ等」を使いながらの運転を「ながら運転」と言うのでは? まるでイヤホン装着でも違反が強化されるかのような「誤解を与えかねない書き方」は如何なものか。 diamond.jp/articles/-/220772 ながら運転とは、主にスマートフォンなどを持ちながら、通話をしながら、メールを確認しながら、という行為を指す。 ●[福岡]相変わらず注意警告の優先度について見直す気はないようだ news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-05498.html 自動車への取り締まり強化の話題でこの有様。 また8日は、自転車の取り締まりも行われ、 イヤホンで音楽を聴きながら運転するなど2時間で41人が警告を受けました。 便乗値上げならぬ「便乗警告」? 「イヤホン使用さえしなければ安全走行を遵守すると本気で思ってますか?」 もし即死刑のような扱いにしたとして、無法者以外ほぼ誰も使用しなくなったとしても 「主な自転車事故は減らない」と断言できますが・・・。 自転車関連の法文の内容の熟読を続けている立場から言えば 「丁度いいくらいの割合で指導しやすいから便利に利用しているだけ」 以外の真っ当な理由があるとは到底思えない。 無駄としか思えないような警告を出して悦に入っている横で、 イヤホン"未使用"で気に留められることもなく、 「歩行者に配慮せず我が物顔で歩道を爆走」 「一時停止も安全確認もせず道路を横断」 「止まれの標識で一時停止することなく突っ切る」 「見通しの悪い交差点でも一切徐行せず進む」 そして、イヤホンなどほぼ無関係で そうした「重要な交通ルール」を無視している自転車乗りが被害者になる事故がまた起こる。 「なぜ事故がもっと効果的に減らないんだ」と1回でも考えたことがあるのだろうか? 記者の認識の低さも当然あると思うが、 何を最優先で考えなければならないのか本当に分からないのだろうか。 いつまでも思考停止で続けているようなこういう交通指導は無意味に近いとしか思えない。 ●見当違い www.sanyonews.jp/article/953497 全校生徒約670人の前でプロのスタントマン5人が傘を差したり、 ヘッドホンを付けたりする危険な運転を実演。 念のため最初に言うべきは「傘はさして走行するだけで違反」だが そもそも「ヘッドホンは着用し走行しているだけではない違反ではない」。 法的には交通に関する音などが「聞こえない状態では禁止」とあるので、 ヘッドホンであっても「聞こえる状態」であれば問題はない。 根本的には「イヤホンではなくヘッドホンだから危ない」とか 「耳を塞ぐようなものを着用・非着用で差がある」という話でもない。 なぜなら「止まるかどうか」が最重要項目であり、 「安全のためには止まらなければならない」という意識があるかどうかの差は 聴覚云々は「(極端に影響されやすい人が絶対にいないとは言わないが)ほぼ無関係」。 もし過度に影響されるような人であれば 免許取得後に自動車運転中のカーオーディオでも十分に危険な状態となってしまう。 法的には「止まれの標識があれば止まらなければならない」のと 「見通しの悪い交差点では徐行しなければならない」が、 法的拘束力がなくても 「止まる」ことを意識して走行することを指導すべきだろう。 見通しの悪い交差点で一時停止せずに飛び出し、別の自転車とぶつかる事故の再現では、 衝突の激しさに生徒から悲鳴が上がった。 紹介はしているものの・・・、一時停止したほうがいいのは確かだが 「法的に徐行の義務がある」こと自体を省略しているとすれば、その意味も理解できない。 「止まればいい」だけを覚えてしまうと「急ブレーキすればいい」という恐れもある。 単に「こんな事故に遭うこともあるから安全のために止まることを学習しよう」ではなく、 とりあえず「常に自動車や自転車や歩行者などが必ず飛び出してくる」と予測させ、 予め交差点の前では十分に減速することを理解させることで、 後方の自動車や自転車が先行して前方で飛び出しによって事故に遭うとしても (運悪く衝突コースから巻き込まれるようなことでもなければ) 「自分は助かる」可能性が高いと教えるべきだろう。 ●[福岡]警告の効果は? 3000件 福岡県の自転車事故 9月までの1年間 若者の危険運転が増加 イヤホンや携帯使用で警告 news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-05265.html 福岡市早良区の西新交差点では、午前7時から警察官や地域住民など 約30人が自転車の安全利用を呼びかけるチラシを配布しました。 警察によりますと、自転車が関係する事故は2018年10月から2019年9月までの1年間に 福岡県内で3003件発生していて、全体的には減少傾向にありますが若者による危険運転は増えているということです。 8日朝の活動にあわせて行われた取り締まりでは、イヤホンの使用などで56人が警告を受けました。 「若者」「危険運転は増えている」の結果としても、肝心の事故加害者/被害者としての割合は書いてない。 携帯はまだしも 「(聞こえる状態かどうかを無視し着用や音楽を聞いていることだけでは違反にならない)イヤホン使用などへの警告」 に繋がる意図が理解できない。 もし危険運転は増えていても「イヤホン着用者の自転車事故自体が少ないのであれば」優先すべきとも思えない。 繰り返しになるが ■「イヤホン非装着であれば安全な走行をする割合が高くなるだろうか?」 「周囲の音が聞こえると無謀な走行をしなくなる」? =「イヤホン非装着の人達の一時不停止や徐行無視の割合が低い?」 ↑ 実際にそのような地域が存在しているのであれば、是非とも直接その「奇跡の光景」を見てみたい。 一体どんな催眠効果があるのだろうか。 実際には「周囲の音が聞こえているかどうかに関わらず、一時不停止や徐行無視が横行している」というのが現実だろうと。 なぜ「被害者/加害者の事故当時の状況」を参考に、交通啓蒙活動に従事しようとしないのか本当に不思議。 ■「イヤホン装着者による事故全数データがどこに存在?」 当然、傾向が強まるという印象操作や結果ありきの試験走行などではなく、「実際の事故者数」で示してもらいたい。 なぜ全ての自転車利用者への啓蒙活動に"絶対的に必要"な 徐行や一時停止よりも、イヤホン着用を優先的に注意しなければならないのか、あまりにも奇妙。 「遮音状態かどうか以前に」 ★「(歩道では特に)歩行者優先」 ★「交差点の危険性」 ★「予測運転を心がけること」 を 理解させ、安全な走行環境を作り出すためには 「徐行」「一時停止」(周囲の【目視】確認)が最優先事項であるべきだろうと。 ▼現実として、イヤホン自転車に警告を繰り返したところでマナー向上するとは言えない 「これまでのイヤホン自転車への警告が全く効果がない」と言わざるを得ないのは ("イヤホン着用/使用が事故原因としても直接は関係ないので当たり前"だが) これまでも各地で同様のイヤホン自転車への警告を繰り返してきている様子からすれば、 奇しくも「その効果がない」からこそ「若者による危険運転は増えている」ということを 「自ら証明している」という虚しさ。 ※一方で、高齢者が免許返納で自転車へ乗り換えをしたとして、 最早自転車走行が不可能なほど判断力が欠如していれば 必然的に事故を起こす/遭う傾向が高くなるが、それは無視しても構わないとすれば その意味も分からない。 万が一でも内心では高齢者への排斥主義的な考え方があったとして、 「未来のある若者だけは救いたい」としても、 どう考えても回避不能な危険な飛び出し走行に巻き込まれてしまうような事故の 若者などの当事者とその家族を想定すれば、迷惑極まりないと思うのだが・・・。 「まるで無理問答のような状態」とでも言えばいいのだろうか、 「足が痛いのに便秘薬を飲んでいる」ようなもの。 一言でいえば「的外れ」。 若者の交通マナー改善を促したいのであれば 「"学校単位での"独自の自転車免許発行」や 「通年での交通教育の義務化」に積極的に取り組むようにすべきだろうと。 ▼「実質効果がないことを続ける意味とは一体何なのか」 を考えると ただの「警察が仕事してます感を演出するためのパフォーマンス」に 「利用されているだけに過ぎない」と気付けないようでは 全ての自転車の利用者に「きっちりと徐行や一時不停止を遵守させる」 「真の交通安全」など夢のまた夢。 ▼「お上に利用されていることに気付かない」 しかし、こうした"実質"無意味な啓蒙活動に素直に影響されてしまうような 純朴で(読解力も理解力にも乏しい)人達が、無邪気に「問題だ違法だイヤホン自転車は悪だ」と 勝手に勘違いし、広めてくれるお蔭で、 「徐行」「一時停止」を徹底的に守らせることから 目を背けさせることができるので 少なくとも「事故が減ると困る」という謎の勢力にとっては 大いに助かっていることだろう。 ●警察による効果が見込めるであろう真の交通安全啓蒙活動とは 「通年」で「止まれの標識のある場所」で 「一時停止しなかった者達」に「"老若男女問わず"警告カードの発行」。 もしくは 「(※)歩道上で徐行義務を怠っている者達」に「"老若男女問わず"警告カードの発行」。 (※普通自転車通行指定部分がない=もし指定部分があれば歩行者不在での徐行義務は発生しない) あまりにも反抗的であれば「赤切符発行」で淡々と処理。 警察の仕事としては何も難しくはない。たったこれだけ。 両輪軸として義務教育過程において「交通教育」も通年単位で習得させる必要もあるが、 教師の質の問題や更なる過重労働を強いることになるので 基本は"天下りしそこねた警察OBの受け皿団体やら非営利団体や民間企業への外部委託"が現実的か。 ●[佐賀]着用自体は問題ではないことを知らない記事 news.goo.ne.jp/article/sagatv/region/sagatv-2019100701141.html スタントマンが交通事故を再現 高校で自転車安全教室【佐賀県佐賀市】 3年前から佐賀県警などが開いているものです。 傘さしやヘッドホン着用といった自転車運転の危険性を再確認していました。 着用の有無に関わらず「止まること」「交差点で警戒すること」といった基本事項よりも、 「とりあえず着けなければ安全」という思考停止の啓蒙活動らしき記事。 ▼反証根拠:「佐賀県道路交通法施行細則」より sy.pref.saga.lg.jp/kenseijoho/jorei/reiki_int/reiki_honbun/q201RG00001121.html (7) 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が 聞こえないような状態でラジオ等を聞きながら車両を運転しないこと。 【聞こえる状態であれば】禁止されていない。 未だに自転車への警音器着用義務の条文が存在しないのはまだしも、 さすが「まともな防犯登録のサイトどころか紹介ページすらない県」だけのことはある とでも言うべきか。記者の質が低くても仕方ないのだろう。 ●地方条文をしっかり書いているが詰めが甘い記事 kuruma-news.jp/post/179529 【画竜点睛を欠く】とでも言えばいいのだろうか。 道路交通法施行細則については、2011年に神奈川県が全国に先駆けて改正しており、 神奈川県道路交通法施行細則第11条の(2)第5号の以下のとおり規定されています。 「大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」 これは、クラクションや緊急車両のサイレン、警察官の指示などが聞こえないという状況を指します。 神奈川県からというのが何とも質の悪いジョークに思えてしまう。 「聴覚不問の原付等での免許取得条件」を考慮する気はなかったのだろうか。 しかし、この条文制定以前から注意はしていたような気もするのと そもそも「警察庁からの街頭指導での優先すべき通達が誤っている」という 可能性も高いので一概には言えないが、 「本来優先しなければならない徐行や一時停止を後回しにするような街頭指導を後押しすることになった」 ことすら何とも思っていないのだろう。 その影響もあって【聞こえない】という状況 =【聞こえる】状況は含まれない。 これを全く理解できていない人が後を絶たない。 常識の範囲内であれば違反となることは少ないとされていますが、 明確なラインがないため、警察の判断によっては注意されるようです。 【警察の判断によっては"注意"されることもある】 残念ながら「現場の警官の条文理解度すら差がある」ということになる。 ──────────────────────────────────── ▲【音量の大小関係なく両耳が密閉されている状態は禁止されています】??? なお、イヤホンの使用に関しては 音量の大小関係なく両耳が密閉されている状態は禁止されていますが、 片耳のみの使用や両耳が密閉されない形状のイヤホンであれば問題はないとされています。 安全な運転に必要な音又は声が"聞こえる"状態には 「両耳」や「密閉」は重要ではなく【聞こえているかどうか】だけが重要。 「両耳」「密閉」によって聞こえないのであれば×でも、 「聞こえるのであれば」禁止されているわけでもない。 要は 【両耳で聞こえないほど密閉】=問題あり 【両耳で密閉してるけど聞こえる】=問題なし となる。 「両耳で密閉しているということは完全に遮音している状態」とは限らないので この箇所の判断は見誤っているため、唯一惜しい点。 みっぺい【密閉】 (容器の口や部屋の戸などを)すきまのないよう、ぴったり閉じること。 (google検索より) 例えば、耳の型を取って「ぴったり両耳とも"接着"までした」としても、 「通音できる素材や状態」であれば聞こえる状態といえる。 ★簡単に試す方法としては「両手で両耳を塞ぐように双方押す」 鼓膜を圧迫するほど強く押しても「サイレン音よりも小さい走行音すら十分聞こえる」ので 両耳を密閉していれば聞こえなくなるというのは勘違い。 ※無論、難聴や高齢者など聴力が低い場合はこの限りではないため 個人差もあるが「絶対に両耳密閉をしていれば問題」とはならない。 反対に「片耳のみの使用」であっても、過度な音量等で、 交通に関する音などが「聞こえない状態」であれば問題がある。 よって「片耳使用だから問題がない」とはならない。 ──────────────────────────────────── 都内の地域警察官は、大音量の音楽やイヤホンの使用について、次のように話します。 「信号待ちなどで、車外に音が漏れていたりする場合、声をかけることがあります。 単に通常職質の一環でしかないようなケースを、 取材があったから「我々は音漏れも気にしていますよ」という"体(テイ)"で 思わず自己保身で口走っただけのようにすら思えるので俄かには信じがたいが・・・。 イヤホンについては、両耳を塞いで運転に支障をきたすとみなした場合は違反となる可能性があります。 【運転に支障をきたすとみなした場合は】≒ 支障がないと判断できる場合は、 【可能性があります。】≒ 問題視しないこともあります。 ●例によって優先順位を履き違えた街頭指導 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190924-00010001-ksbv-l33 警察官や教諭合わせて8人が自転車で並んで走る生徒や イヤホンをして走行している生徒を注意しました。 はっきり言ってしまえば、並走に関しても 何よりも率先して注意しなければならない項目とはいえない。 なぜなら「並走しているという状態が明確」なので、 他車は本来不要な回避を余儀なくされるとしても、居眠りなどしていなければ 前方の必ず目に入る「目立つ位置に居るのだから」 意図的でなければ、そのまま「跳ね飛ばされる」ということは考えにくい。 (可能性として、並走原因での事故被害は"極めて低い"と思うが もし、そのまま跳ね飛ばされた場合には、自転車側の過失割合が高くなるのは自己責任) そして、実際の全ての事故データから、地域的に 「突出して」並走や遮音状態での事故が多いというのであれば 理解できるが、全国的に見てもそのような傾向があるようには思えない。 代表的といえば「圧倒的に出会い頭事故」が多いのではないだろうか。 一方で、そうした出会い頭の事故を防ぐためにも歩行者への配慮にしても欠かせないのに 「徐行や一時停止を守らせることは"むしろどうでもいい"」としか思えない感覚で 「何がどう交通安全に大きく影響するのか」には思考停止したまま微塵も考えず、 「目の前にある最も危険な兆候」を見逃し、 なぜか本来優先度の低い項目ばかりに注目し注意を続けるという "異常さ"に気付こうとは思わないのだろうか? そんなに「徐行や一時停止は交通安全に影響ない」と思い込みたいのだろうか。 「イヤホン走行していると絶対に徐行も一時停止もできなくなるのだろうか。」 「イヤホン走行していなければ絶対に安全な走行ができるのだろうか。」 実数からして年間累計で何百人何千人に注意したところで 効果が極めて薄いと言わざるを得ない内容に目くじらを立てて 一体「それのどこが交通安全活動なのだろう」という疑問しか湧かない。 またこう書くと「並走や遮音走行を促している」という 謎解釈しかできないような困った人もいると思うので補足しておくと、 一言で分かりやすく示すと【優先順位】。 徐行や一時停止を【最優先】することで まずは手っ取り早く「事故削減」が期待できる。 「正しく"止まる"という意味が理解・実行できていない」のは根の深い問題。 「止まるとは、(目的地以外では)赤信号で止まればいいだけのこと」なわけがない。 「目の前にある違反(かもしれない状態)を見逃していいのか」ではなく、 「止まれ」の標識で、まともに止まる意味を知らないような 明らかに問題のある輩達を野放しにしているということは、 あまりにもリスクの高い「事故の温床を放置しているのと同意義」という ことに気付いてもらいたい。 それでも、余程人員に余裕があるのであれば、 並走にも注意はすればいいとは思うが そもそも「イヤホン走行に関しては、交通に関する音(サイレン音,他)が "聞こえる状態であれば違反ではない"」ため 音量や状態を確認する手間が必ずかかるという点でも 広く多くの人に交通ルールを周知させなければならない主旨から逸脱していると 思わざるを得ないが・・・、それでも意地で優先したいのであれば、 「(基本的にサイレン音が聞こえるかどうかを)確認した上で」問題がなければ、 「違法性は無いのだから誤解を与えないためにも」 特に注意することもなく、協力に感謝し、開放すべきだろうと思う。 ※ついでに「違法性がある走行方法であれば全てにおいて事故の確率があがるというわけでもない」ことは、 皮肉なことに、手本にならなければならないようなスポーツ自転車乗り達の (レース時ではない)日常的な光景としての 「トレイン走行による車間距離保持義務違反」が明確に証明しているといえよう。 もし「優先度を徹底的に無視し、事故割合に関係なく違反を問題視するつもりがあるなら」 この問題も避けては通れないはずだが、 「彼らは無知な一般人達とは違い人一倍気を使っているから事故を起こすはずがない」などと 勝手な判断で無視を決め込むというのは解せない。 ●情報の過不足 www.fnn.jp/posts/00048205HDK/201909211700_FNNjpeditorsroom_HDK 「英語ではどう言うのか」 外国人向けに日本の交通マナー紹介も兼ねているつもりかもしれないが、 その英訳自体も酷く スマホ片手にイヤホンも…増え続ける自転?“ながら運転” “Distracted cycling” keeps increasing as people use smartphones while cycling with even headphones on. なぜか「イヤホン」を「headphones」に置き換えて意訳している。 「earphones」は和製英語というわけでもないようだが・・・? 一体何の意図があるのだろうか。 しかし、イヤホン・ヘッドホンのどちらでも 「オープンエア型」で「小さな音量」であれば 交通に関する音などが聞こえない状態になるわけでもない時点で 「聞こえるのであれば違法性なし」として同じこと。 参考として貼られている事故そのものは2018年のものを持ってきて紹介 www.fnn.jp/posts/00354230HDK しかも「スマホ注視」を問題の主軸に据えている内容のため、 わざわざイヤホン着用であったかどうかを強調しなければならない理由もない。 もし「イヤホン着用によってもブレーキ操作が遅れるかもしれないので 事細かに状況説明が必要だったという点で紹介しているだけ」 というのであれば、 「情報は少しでも多いほうが事故原因を追及することができる」 という考え方になるが、そうであれば・・・、 ↓ ●「くしゃみが出るかもしれない」ので「半そで」だったかどうか ●「急な腹痛が起きるかもしれない」から「事故当日と前日に食べたもの」 ●「悩み事で上の空だったかどうか」を知るために「交友関係」や「家族構成」 ●「蚊柱などで急に視界が遮られた可能性がないのかどうか」 ●「周囲の状況的にニオイで気をとられるようなことがなかったかどうか」 など このような、「その他の要件」まで、きっちりと紹介していないのは納得できない。 そもそも自動車での事故時の情報として わざわざ「カーオーディオ使用可否を紹介する」例を見たことがないことからも そこまで調べて公開する意味がないというのであれば、 「直接原因になるとは考えにくいようなイヤホン着用を情報として残す必要があったのかどうか」 ということになる。 「本当に交通安全を目的とするのであれば」 まともに「条文を理解し、原因の切り分けをした上で」問題視してもらいたいと思う。 ●事故を未然に防ぐために必要な状況を正しく理解できていないと思われる例 jbra.or.jp/ 「一体何をどう勘違いしているのだろう」という妙な例がトップページに載っているが大丈夫なのだろうか。 周りは見えてますけど何か問題が? お気に入りの音楽と一緒にいつもの通勤。 イヤホンをつけていても周りがしっかりと見えているから大丈夫です。 次は何にするかな・・・なんて思っていたら、 前を歩いていた子どもがいきなり立ち止まって、ぶつかってしまいました。 もう~いきなりなにすんの! 恐らく誘導方向としては・・・「イヤホン走行は法律で禁止されているのです」とでも続けるつもりなのだろう。 (※その後そのまま逃げたかどうかは分からないので救護通報義務については割愛) しかし、適切な方向性としてはこうなる。 ↓ <回答例> 実際、音楽を聞いている事そのものは問題ではありません。 ”音量が過剰など”で 交通に関する音などが”聞こえなければ”(一応は)違法」にはなりますが、 「音楽を聴きながらの走行そのものに違法性はない」のです。 ↓ イヤホン自転車=完全遮音状態として、何故か既成事実にしたい勢力もあるようで、 よく勘違いされている人が後を絶たないので改めて順を追って確認していきたいと思います。 ↓ ■<具体的な反証> この事例で見ると、 道交法71条6より派生する、各地方条例で定められている 「その他の規制」から、「"完全"遮音状態(交通に関する音などが"聞こえない"状態)」であれば 確かに違法性は問えるとしても、 本質的に「事故予防・交通の安全を守る観点からすれば」 「日頃から予測運転を怠っていると思われる」 「安全運転意識の欠片もなさそうな走行方法そのもの」が大きな問題になります。 つまり、 道交法「70条」の「ブレーキその他の装置を確実に操作」を怠ったことが原因となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「道交法71条6項」 道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、 [その他交通の安全]を図るため必要と認めて定めた事項 完全遮音規制はここから派生する全国47都道府県の条例内にて 定められている「間接的」な内容。 ▼例えば東京であれば「道路交通規則」 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で 車両等を運転しないこと。ただし、難聴者 が補聴器を使用する場合 又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合に イヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 【聞こえないような状態】で車両等を運転しないこと。 とあるので、やはり、 イヤホン使用時でも「聞こえる状態」は禁止されていない。 ※交通に関する音などが"聞こえる状態"であれば違法性はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「道交法70条」 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、 かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、 他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。 この70条に直接完全遮音状態の禁止が含まれるわけではありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★例文から注目すべき箇所は・・・ 「前を歩いていた子どもがいきなり立ち止まる」 という 「”状況を予測し”"歩行者優先"を基に安全に走行出来ていたかどうか」が最も重要であり、 それは 「音楽を聞いていれば必ずできないわけでもなく、 反対に、音楽を聞いていなければ必ず遂行できるというわけではない」ことは 正常な想像力があるなら理解できるはず。 では、実際に分かりやすく文章を非遮音状態に置き換えてみると・・・ ↓ イヤホンを"つけていない(音楽も聞いていない)"ので 「周りの音がしっかりと聞こえているから」大丈夫です。 今日の予定は何かな・・・なんて思っていたら、 前を歩いていた子どもがいきなり立ち止まって、ぶつかってしまいました。 果たして、その止まれなかった(止まらなかった)原因として 以下の内容は成立しないだろうか? 今日の予定は何かな・・・なんて思って 「子どもは急に止まることはない"だろう"と思い込んでいたら?」 「考え事をしていて上の空だったら?」 「よそ見をしていたら?」 「急な腹痛が起きたら?」 「寝不足で周囲への注意が向いていなかったら?」 「ブレーキが突然壊れてしまったら?」 そう「イヤホン走行に関係なく」【予測運転】を怠り ブレーキ操作ができなければ、ぶつかる危険はあります。 だからこそ「事故を起こさないため」には、 「歩行者をしっかりと目で認識」し、 「安全な速度」と「側方距離を十分にとって」「挙動を予測し」通り抜けなければならないのです。 (ブレーキが適正に効くように日頃の整備も重要です) 「自動車では窓を閉め切ってカーオーディオを使用していても歩行者に注意して走行することが当然です」 「オートバイでも(標準の)走行音がどれだけうるさくて歩行者の走行音が聞こえなくても安全な走行ができます」 「自転車だけは歩行者に気を付けることなく走行して許されるでしょうか?」 そんなはずはありません。 イヤホン走行でも「あなた次第で」安全は十分守れます。 ↓ イヤホンをつけていても周りがしっかりと見えているから大丈夫です。 次は何にするかな・・・なんて思っていたら、 前を歩いていた子どもがいきなり立ち止まったけど、 「子どもが急に動いたり止まることは"当たり前"として予想していたのと」 道交法18条も把握していて予め徐行していたので、 ぶつかることなくブレーキでしっかり停止しました。 (道幅が広ければ) (子供を目視してから予め大きく避けていたので何も問題なく通り抜けました) 【道交法18条】(歩道と車道の区別がないような細い道などでは)「安全な間隔を保つか徐行」の義務 歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、 歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない。 (罰則 119条1項2の2 → 3か月以下の懲役または5万円以下の罰金) 「あなたは自転車で音楽を聞いていたら 目の前にいる歩行者を見失ってブレーキをかけられなくなりますか?」 (飛び出しを想定した場合:交差点を認識できなくなりますか?) もし本当にそのような症状があれば、 絶対に自転車には乗らず、然るべき医療機関を速やかに受診してください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 条文内容として、具体的な内容を提示している地域を参考にすると 「主に緊急車両のサイレン音が聞こえるかどうか」 (警官の声は自動車で窓を閉め切ってカーオーディオを流していて聞こえないケースを想定) がメインにも関わらず、 その主旨を捻じ曲げてでもイヤホン走行を絶対悪と誘導したがる姿勢には 毎度のことだが呆れるしかない。 これも繰り返しになるが・・・音楽を聞きながら走行を問題にするのであれば、 「カーオーディオを全面禁止」且つ「窓閉め状態での走行の禁止」 「走行音の煩いオートバイの販売禁止」 これらを達成できてから 一般的に常用速度の遅い自転車への規制を声高に掲げてもらいたいと心底思う。 「交通安全とは何か」 「事故を"未然に防ぐ"ためには本当はどうすべきなのか」 これからも妙な論調に安易に取り込まれて「つまずかないように」気をつけたい。 ●なぜか規制根拠として参考にしている情報元がバラバラの不思議 そもそも自転車情報では極端に遮音関連に偏っていることに違和感を覚える。 nrbm-music.com/category/work/bike/ 「一時停止」「徐行」「車間距離保持義務」「信号の遵守」「救護義務」「飲酒運転の禁止」 「遮断状態に関わらず踏切前でも一時停止(信号に従う必要がない場合)」 「傘」「スマホ・携帯電話」「2人乗り」「灯火/反射板」 「並進は並進可の標識がある場所以外は禁止」 「車道・路側帯は左側通行」「歩道は歩行者優先」「警笛について」など 結構色々あって選び放題な中、ほぼ1つに絞り込んでいるからには アレコレしっかり調べているのかと思って期待していたら・・・ ↓ nrbm-music.com/2697/ 全国地域の条文をしっかりと確認したのであれば「ヘッドホン等を使用しても 安全な運転に必要な音若しくは声が「聞こえる状態」は禁止されていない」のだが、 それを見事にほぼ無視し、違反や禁止を過度に強調している 典型的な「違反に該当する遮音状態を誤解している」内容。 否定するにしても・・・ 「着用し音楽を聞いていても条件次第(聞こえる状態)で 使用そのものが違反にならないようですが、 "環境情報は少しでも多いほうが良いと思うので"個人的には使わないほうがいいと思います」 という「感想」であれば、どうこう言う筋合いはないのだが、 交通安全や事故ゼロなどは最初から眼中になく 「イヤホン」「違反」「禁止」で文字遊びしているように見えるのがどうにも。 それでも不完全で大雑把な内容ながら、今年から片手間で一生懸命調べた様子は伺える。 こちらとしては様々な観点から判断し「事故ゼロに向けての安全面からの"優先順位"」から 指導的立場にある人や一次発信元については「誤解」を放置すべきではないという結論に至ったわけで・・ 闇雲に脱法指南講座でもしているように見られているとすれば非常に残念。 序文の 「これだけの都道府県で危険と判断され禁止されているので、自転車でのイヤホン使用をやめてもらいたい」 むしろ「項目としての遮音規制そのもの」は全ての都道府県で存在する」と言い切ってもいいが、 一方で「禁止」について、多くの地域で「交通に関する音などが"聞こえないような"」という 「実際に赤切符対象に該当する違反になるかどうか」という点でも 最も肝心なこの「限定要件」を満たす必要があるのだが・・・ 「まず規制ありき」で"うっかり"見落としてしまうと「事実の誤認」に陥りやすいのだろう。 ※遮音規制では傘の規制で用いられている「おそれがある」という曖昧な条文は存在しない。 秋田県は同じ項目で「周囲の音」になっているが「又は」で区切られている。 条例に書かれている/書かれていないに関わらず、危険な運転はやめましょう。 繰り返しになるが、何も「遮音状態そのものを推奨しているわけではありません」。 「法的規制の有無に関係なく一時停止を無視するような危険運転はやめましょう。」という案内にはなる。 特に、日常的にまともに一時停止すら守る気がないような輩であれば、 (当人は自己責任で気にしないとして)「他人の安全のために」"自転車そのものを"使うべきではないと断言する。 ◆散見される「誤解」と「現実的で有意義な指導」を希望 「イヤホンは着用(使用)で違反です」とか 「音楽を聞いて自転車に乗ることは(無条件で)禁止です」などに対する問題提起 と 「事故ゼロに向けての優先度合い」として他の項目に対して優先的に指導カード発行すべきでは? という意味で、 「事故に占める遮音状態が"直接原因"での違反」を鑑みれば、 実際には交通指導に関わるような人々の「時間と労力の無駄」を省くために、 条文をわざわざ時間をかけて調べて全て記載しているつもりなのだが・・・、 その真意まではなかなか伝わりにくいのだろう。 もっと具体的には、交差点で「一時不停止」 (「単に適切に止まればいいだけ」というケースも含む)での違反による事故は 一時停止のページに書いているように珍しくないが、 なぜか世間一般(この場合はバイラルメディア込み)的には そこまで問題視されていない「異常事態」に もっと目を向けるべきなのでは?と。 既に書いているように、もし遮音状態での事故が「圧倒的多数」であれば、 指導警告だけに止まらず、赤切符を最優先でバンバン発行すべきとは思うが・・・ 遮音での希少な事故例を「わざわざまとめている」ようにしか見えないのが不思議というか。 そして、ようやく本編へ・・・ ◆北海道:道路交通法施行細則とURLと条文内容 重要なのは「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」の部分。 周囲の音が聴こえない状態ならば 両耳イヤホンや片耳イヤホン、開放型イヤホンでも違反となる可能性はあります。 肝心の「聞こえないような状態で」もしっかり書いてあり、罰則も含めて示している。比較的丁寧。 ※逆になぜ最初に確認するであろう地域には書いているのかというのも謎。 ◆青森県 (青森県道路交通規則とURLのみ) 早くも条文を貼るのを省略・・・。 ◆岩手県「自転車の交通安全」 (早速URL変更していたようなので補足、自動で変更先に飛ぶように岩手県サイト側で設定してくれと思う) www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/anzenanshin/koutsuu/1004336/1004337.html ここで唐突に条文でも警察でもなく県が登場し、驚かされる。 ヘッドホン等をして音楽などを聞いていると、運転に必要な周りの音が聞こえないため危険です。 「危険です」は感想。 (条件を伴わない)「ヘッドホン等の使用禁止!」はページ作成担当者の「解釈」であり、 条文内容に則した内容ではない「誤った解釈を与えかねない」ことに注意が必要。 しかし、このような意訳ページ使うのであれば、最初の北海道から道路交通法施行細則ではなく 北海道サイトから情報を引用したほうが良かったのでは? www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/dms/kat/contents/bicyclerule.htm www.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=1188392 と思ったが・・・イヤホン情報が無かったから断念したのだろう。 岩手県の例規集↓が見つからなかっただけ? www3.e-reikinet.jp/iwate-ken/d1w_reiki/reiki.html (3) 携帯電話等を使用した状態(携帯電話等を手で保持することなく、かつ、 その映像面を注視することなく使用することができる場合を除く。) 又はヘッドホン等を使用して安全な運転に必要な音若しくは声が 聞こえないような状態で自転車を運転しないこと。ただし、公益上緊急やむを得ない場合は、この限りでない。 ヘッドホン等を使用して安全な運転に必要な音若しくは声が 【聞こえないような状態】で自転車を運転しないこと。 なので ヘッドホン等を使用して安全な運転に必要な音若しくは声が 「聞こえる状態」は禁止されていない。 ◆宮城県「宮城県警」もURLだけじゃなくて内容貼ったほうが良いのではと。 また、ヘッドホン又はイヤホンを使用して音楽を聞くなど、 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で、 車両(自転車を含む。)を運転することが禁止されています。 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が【聞こえないような状態】が禁止。 なのでやはり、 イヤホン使用時でも「聞こえる状態」は禁止されていない。 ◆秋田県で「道路交通法施行細則」に戻るもURLのみ 途中で「事故の紹介からの保険案内セット」と本の宣伝が入ってくるので その宣伝がメインなんだろうかという気もしてくる・・・。 ついでに「車道左側走行」と「ヘルメット」の紹介はしなくて良かったのだろうか? あとは参考にする人が多いであろう東京だけ紹介 ◆東京都「条文」と情報元となるリンク先の提示。 しかし東京都の自転車安全利用五則では、 自転車運転中のイヤホン・ヘッドフォン使用はルール違反であるとイラスト付きで警告しています。 つまり、イヤホン使用での自転車運転は東京都道路交通規則に違反するといえるでしょう。 www.tomin-anzen.metro.tokyo.jp/kotsu/kakusyutaisaku/jitensha/anzennriyou-sokushin/jitensha-gosoku/index.html 「都のサイトに違反と書いているから違反!」という解釈に向かう。 都の方針としては違反扱いだから実際に取り締まる警視庁の運用も「違反扱いに違いない」という結論付け。 しかしそのページ先の参考リンクには (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で 車両等を運転しないこと。ただし、難聴者 が補聴器を使用する場合 又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合に イヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 【聞こえないような状態】で車両等を運転しないこと。 とあるので、やはり、 イヤホン使用時でも「聞こえる状態」は禁止されていない。 【聞こえないような状態】をなぜ消すことができないのかは、 他でも書いているとおり、「原付免許等の発行条件に聴覚が不問であること」にも 関わらず、「自転車だけは聴覚に頼って走行しなければならない」 ということ自体に無理がある。 「予測運転は道交法にも条文にも書いていないから実行する意味がない」かといえば 第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、 かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。 (罰則 第百十九条第一項第九号、同条第二項) これに予測運転も含まれていると「解釈」できる。 念のため補足するなら 「私は周囲の音も重視するので遮音状態では他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転できない」 というのであれば、「イヤホンを使わないほうがいいでしょう」とは案内できる。 逆にいえば 「私は周囲の音を過度に重視せず、しかし交通に関する音など(サイレン音など)は聞こえるような状態で 自転車乗車中にイヤホンを着用し音楽を聞いていますが、 他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しています」 (徐行や一時停止などを厳守しています) という場合、実際に何も事故を起こすようなことがないように 交通ルールを遵守し明確には法文化されていない予測運転も徹底できていれば違反には問えるはずもない。 ついでに、 「実際に事故を起こして過失割合が増えるかどうか」を気にするなら 「最初からイヤホンは使わないほうがいい」どころではなく、 事故抑止の観点からすると、スポーツタイプの自転車には絶対に乗らず、車道は走らず、 内装3段の後輪ギアを大型化して高速回転しても歩道をゆっくりしか進めないようにカスタムしたほうがより安全です。 保険に入っていれば金銭面ではカバーできるから大丈夫という話でもありません。 以下の地域は省略。 <<結論として>> 情報源がバラバラでは、最も言いたかったことを補足するために 「条文」を提示したかったのか、 「条文ではなく」「実際の指導の案内や方針について」伝えたかったのか、 内容が違うものを同じ場所に並べてしまうと 閲覧者も混乱する恐れが強いので、避けたほうが良かったのではと思う。 ▼100歩譲って・・・ 「使うよりは使わないほうがいい」というのは分かるが、 「イヤホン自転車は絶対悪だ」として、 一時停止や徐行などを重視しない自転車乗りを無視していていいのだろうかと。 「イヤホン自転車だから止まらない」ではなく「元々止まっていない」だけで、 「止まる意志があれば止まれる」ものを、「止まらなくても大丈夫"だろう"」と 思っていることが問題で、 反応速度が遅れる云々も「最初から予測運転をしていない」とか 車道も歩道も我が物顔で走行しているような「危険な状況を作り出している」ことが 「イヤホン使用は無関係の」根本的な問題ではないのだろうか。 そして条文を理解せず条件を無視して「違反」と声高に挙げているが、 全国的に見ても「その他」に分類される遮音関連への 赤切符発行数が先日の発表を見ても多いわけではなさそう。 ●2018年の検挙・指導数とその傾向 trafficnews.jp/post/88050 警察庁によると、検挙件数の内訳は信号無視が9316件と最も多く、 踏切への立ち入りが4711件で続いた。傘を差しながらの運転など、 各都道府県の公安委員会が定めた禁止事項に違反する行為も685件あった。 そう思うと、何をそこまでムキになって悪者扱いする必要があるのだろうかと不思議。 実際に「自分の子供や親や兄弟が遮音状態の自転車の事故の被害者になったので心の奥底から憎い」 というのであればその心情は察して余りあるが、 「音楽趣味」というだけでは曲解してでも断罪的スタンスを見せなければならない状況がよく分からない。 聴覚絶対主義者の人達は分かりやすいといえば分かりやすいが、ほとんど「一点」限定で 「一時停止や徐行を守らない自転車乗りも憎い!」という方向で書いている人を見た試しがないことからして・・・ やはり警察の指導のような 今のところ違反に該当する「交通に関する音などが"聞こえない"」完全遮音かどうかは"無関係で"、 「多数の一時不停止の人々に注意が向かないように」 「目立って分かりやすいから問答無用で厄介者」として担ってもらいたいだけなのだろうかとも思う。 しかし北風と太陽の話じゃないけども・・・ 実際の条文を捻じ曲げてでも「イヤホンは違反だよ!禁止されてるんだ!危険なんだ!!!」と、 どれだけ不特定少数?に見せ聞かせたところで、 「OK。そこまで言うなら使うのやめるわ」となるピュア人間が多いのかどうかという。 「そもそも違反にならないケース(聞こえる状態)が存在する」ことからして、 真っ向から叩き潰そうとしてどうにかなる話でもないと思うのと、 現在進行形で使っている者達が改めるとも考えにくいので、 「交通安全目的であれば」「柔よく剛を制す」で 上手く力を受け流すように利用すべきなのではと。 つまり、現実的に 「目立つ格好をしている人ほど他人には手本になる存在であるべきだ」と思うわけで、 スポーツ自転車でチームジャージを着て 「2段階右折をせず右折レーンから右折する」とか「車間距離保持義務違反」を 恥じもせず平然とやっているような問題のある人達を参考に、 それを反面教師として 「イヤホン使うなら音量控えて、自分と他人の命を守るために徐行や一時停止などの交通ルール厳守しよう」 「非遮音状態の自転車乗りよりも断然交通ルールを守っていることを見せるくらいでちょうどいい」 「どんな小さな交差点でも飛び出しが絶対あると思うこと」 「駐車車両を避けるときも、踏切手間でも一時停止」 「歩行者は絶対優先」 という 「使い方そのものを"是正→誘導"する方向」で対処したほうが余程 「事故減少に繋げられる良い"機会"」ではないだろうか。 ●誤った交通指導の実態と「真の安全運転」への心がけ news.goo.ne.jp/article/abematimes/trend/abematimes-7008893.html 多様化する補聴器、イヤホンと誤認し「外せ」と注意も…難聴当事者の思いは 補聴器については細則に「記載がある地域」もあれば 「記載がない地域」もあるので、全国同じ対応になるとは限らない。 しかし、そもそも原付免許取得条件に「聴覚試験がない」という時点で、 「自転車では安全のために音が聞こえることが必要」ということ自体に無理がある。 いい加減に手信号と同時に遮音規制そのものを 「優先すべきではないもの」として撤廃すべきに思えて仕方ない。 それ以前に、健常者か障害者という話ではなく、何度も書いているように 「周囲の音が完全に聞こえなければ安全な運転ができない」というのであれば 「カーオーディオ」も全て禁止にしてもらわないことには、 「歪な規制」になってしまうことを理解している人がどれだけいるのかという。 そして、これも繰り返しになるが、 周囲の音さえ聞こえていれば 「徐行・一時停止・左右の安全確認」を「絶対に忘れなくなる」というわけがないということ。 つまり「徐行・一時停止・左右の安全確認」を徹底した上で、 "あくまで補助的に"聴覚を利用するのではなく、 「周囲の音に頼って走行するような方法そのものが危険」と言わざるを得ない。 もし「音が聞こえていれば安全と言い張るのであれば」 その結果として、枚挙に暇がないほどの 「交差点での事故」について、どのような苦しい言い訳を並べるのだろう。 聴覚絶対主義の人々に問いたいのは、そのような事故に対して 「"周囲の音が聞こえているのだから"事故が起こらないように安全走行するのではなかったのでしょうか?」 と聞きたい。 実際には「補助的なものでしかない」音が聞こえるかどうかよりも、 まずは「止まる」という一時停止の重要性を理解できず、 まずは「イヤホン着用せず音が聞こえていることが最も重要」のような 意味不明な交通指導を続けていれば いつまでも目に見えて事故者数が効果的に減るとは思えない。 「聞こえにくくてもなんとかなるんじゃない?」といった意見 一見すれば実態を理解していない呑気な声のような意見に思えるかもしれないが、 よく考えれば、 「聞こえにくいという状態」を「実感できる危険」として理解していれば、 そのために「徐行や確認適切に停止することを徹底しないと危ない」として、 日常的にそれらを実行することができれば、 「音が聞こえるかどうか」ということは優先すべき事柄ではないと断言する。 つまり現状では「交通に関する音などが」"聞こえない"状態であれば 違反になるとしても、実際のところ、事故防止の観点からの規制という意味で 挙げていること自体に大した意味があるとは思えず、 ヘッドホンで爆音を流しながら完全遮音状態であったとしても、 徐行・一時停止・左右確認に対して 異常に神経質なほど徹底できるのであれば、(一応)違反になるということよりも、 「事故に遭いやすい」とか「絶対に危険だからやめたほうが良い」 と言うこと自体がおかしいことになる。 むしろ、遮音状態ではないのに 見通しの悪い交差点で「止まれ」を無視して進行したり、 止まれの標識や標示がなくても「徐行義務を無視」するような 「道交法で直接罰則のある違反行為」こそが 「遮音状態よりも事故に直結する」ことを忘れてはならないし、 それは「完全遮音状態であれば絶対に不可能な行動」でもないので、 取り締まりの方向性や有無に関わらず、 「自分の身を守るためにより安全な方法を考えるのであれば」 誤った風潮に惑わされることなく、何をすべきかということは 「状況を思い浮かべることができる"当たり前の想像力"があれば」理解できるだろう。 ●[福岡]イヤホンだけで警告? www.tnc.co.jp/news/articles/NID2019061804355 自転車が加害者となった重大事故はないものの、16日熊本市では79歳の男性が 無灯火の自転車にはねられて死亡していて、交通ルールの順守とマナーの向上が課題となっています。 18日朝の啓発にあわせて行われた取り締まりでは、イヤホンの使用などで95人が警告を受けました。 数の多さで最初にもってきていたのかどうかは分からないが、 「条件問わずイヤホン着用走行に問題があるような誤解を与える」内容。 そもそも 「イヤホン使用で走行していれば」他者に配慮した走行ができないのだろうか? 「イヤホン使用で走行していなければ」他者に配慮した走行ができるのだろうか? 少し考えるほどもなく「どちらも間違い」ということが分からないのであれば 街頭活動そのものが無駄に等しい。 「一時停止」を優先することよりもイヤホン着用しているほうが問題ということなのだろうか。 相変わらずの方向性だが、優先度を見誤っているとしか思えない。 分かりやすさ重視でも 見通しの悪い交差点で「徐行」、「標識などがあれば一時停止」を徹底するのが先。 「実際の事故傾向を知っているのであれば」 イヤホン走行をわざわざ目の敵にして優先すべきとは到底思えない。 ●断定断罪? blogs.yahoo.co.jp/bsjdw917/16261537.html tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500479.html 県警伊丹署によると、現場は信号のない三差路。 女子生徒は自転車で登校中だったといい、調べに対し 「前をよく見ていなかった」と話しているという。 元記事内にはどこにも前をよく見ていなかった原因については 書かれていないにも関わらず・・・ ↓ 「前をよく見ていなかった」ではなく ハンズフリーで話に夢中で見て居なかったぐらいではないのか。 この様に事故が起きるのであればハンズフリーもすべて禁止し イアホンをしているだけで逮捕する事が一番の対策ではないだろうか。 基本として「交通に関する音などが聞こえる状態で違反にならない」。 そして、遮音規制するということは カーオーディオを取り付けている全ての自動車も 走行禁止しなければならない地域が多数出てくる。 自転車だけ過度に聴覚重視でなければならない整合性のある理由も 「原付免許取得時の聴覚不問の時点で」存在しない。 それにしてもなぜ 「スマホの視覚狭窄」と「イヤホンの聴覚遮断」を繋げて考えてしまうのだろう。 「ノーブレーキ自転車」で「セミアップハンドル」ということは、 「ノーブレーキ自転車でセミアップハンドルは(全て)犯罪者」 というくらいの「無理のあるこじつけ」としか思えない。 (当たり前だがノーブレーキ自転車は違反でも、 (歩道走行する場合は適正幅の)セミアップハンドルに違法性などない) 本当に交通安全を願うのであれば、 「前方認識すること」の重要性、 「交差点は事故多発地帯」と周知させること、 何より「止まることは自分も他人も命を守ることに直結する」という 大前提を忘れてはならない。 「事故が起こる原因を見失うことの恐ろしさ」は 反面教師として覚えておきたい。 ●質の低い偏向報道 www.fnn.jp/posts/00418730CX/201906041738_CX_CX 2019年6月4日 火曜 午後5 38(動画記事なので恐らく近日中にに消えるはず) 大分の5/29事故の件についての内容で なぜか冒頭から(明確に違反になるスマホはともかく) 「イヤホンしながら乗っている女性もいます」などと強調。 その次にいきなり何の脈絡もなく「逆走」。 この世界には自転車の交通違反は「逆走」と「ながら運転」しか存在しないのだろうか? それくらい極端に偏った内容が目に余る。 事故情報を見る限り スマホを見ていたわけでも完全遮音状態でもないのに 「なぜ前方不注意だったのか」に焦点を当てなければならない と微塵も思いつかないとすれば酷すぎる感性。 ─ 千葉市川市で一斉100台以上の逆走の様子を紹介 本当に危険だと思うなら 毎日のように警察が交通検問でも敷いて逆走できないように 取り締まっていなければならないはず。 しかしそのような様子はない。 この地点での「逆走が原因での事故数」も具体的に知りたい。 そもそも「車と正面衝突の危険性がある」というが、 実際に目の前に自動車が来ていて 「わざわざ正面衝突を選ぶような奇特な人」が存在するのだろうか・・・。 「"逆走"を最優先で極端に問題視する人達」の傾向として・・・ 当然車道や路側帯の右側通行は違反でも 「キープレフトできないと困る」という大義名分を掲げるも 根底には"自分達が回避することなく思う存分速度を出したいがための思惑"」が強く見える。 なぜ「一時不停止」「徐行無視」に触れずに 直接的な事故に繋がるとは言えない項目を まるで危険性の筆頭のような扱いにしているのかが 全く分からない。 ─ 東京北区の赤羽の商店街で自転車に乗ったまま移動する危険な様子 赤羽警察が「"道の脇に"時間帯禁止看板を置いている!」で 通り抜けしている人達がどうやって気を付けるのか知りたい。 実際に事故が起きているなどがあってもなくても、 「本気で自転車通行を拒否するのであれば」 商店街の出入り口に 「12~20時の時間帯は通り抜けできないようにできる昇降式の車止め」や (従事者にはクーポン券や優待者特典などをつけるとして) 「ボランティアを募って"年中"降りて押して走行するように案内を続ければいい」だけ。 そうした効果が見込める具体的且つ継続的な対応もせずに、 全く無関係の部外者が気まぐれにやってきて 「歩行者とのすれ違いで接触するかもしれない危険な状態」と紹介するだけで 状況が改善するわけがないのは当たり前だろうと。 商店街の人達に直接「なぜ具体的な対策をとらないんですか」と 聞いてみてもらいたい。 想像でしかないが 「この時間帯は自転車通行できないはずなのにおかしい」と思っていても 実際の商店街の人達の中には 「飛ばしている人達は迷惑だが、お年寄りで自転車を押すのがしんどいという人達もいるので、 自転車で通り抜けを完全に禁止されると客足が遠のくので困る」 という感想もあるかもしれない。 そして、そのような声に対して「自転車の危険を放置する危険人物」として レッテルを貼ることが許されるのだろうか。 ─ 自転車対歩行者の死亡・重傷事故データ 自転車運転者の年齢層が25歳までが52%で 被害者は65歳以上の高齢者とあるが・・・ 主に使う利用者層を考えればデータとして見るまでもないが、 割合ではなく「実際の利用者数」を考慮しなければ意味がない。 「若者は危険を認識せず速度を出して走行するから危険」というのであれば まず「交通教育の不徹底ぶり」を糾弾するのがどう考えても先。 偏向的な内容を含んでいるような「ただの講演」や スタンマンの過激なショーを1回見せただけで 教育と呼んでみたりするようなことでは解決するはずもない。 ●最後の若者っぽい人のインタビューで 「角がみえないときとかはベルを鳴らして知らせてから出る」という謎の締め。 質の低いジョークのつもりかもしれないが・・・ 普通に答えると 「"徐行も一時停止もせずに"ベルを鳴らせば安全を確保できますか?」と言いたい。 この部分を使って反対に若者の無知さを強調したい意図があったのかもしれないが、 本気で安全意識が高いという意図でチョイスしたのであれば もはや「制作者の無知は度を越している」と言っても過言ではないほど。 (編集で意図的に切り取った可能性も十分にあるが) 「交差点」「止まれ」「一時停止」「確認」「徐行」のワードもなく いかにも「作為的に取ってつけたような内容」で無意味。 ●2019年6月2日放送「行列のできる法律相談所」の記事 news.goo.ne.jp/article/ntv_topics/entertainment/www.ntv.co.jp-horitsu-articles-21u5ahdu61pp2vknjk-html.html 車道歩道の走行ルールから脱線して 「直接的な」交通安全に繋がるとは言い辛い取ってつけたような補足 ■本村弁護士の見解 自転車の運転で要注意なんですけどね、スマホを見ながら運転する、傘をさして運転する、 イヤホンを耳に挿して運転する。 まぁ、都道府県によって違うんですが、こういうのは全部違反になって 五万円以下の罰金になる可能性がありますから、気をつけてください。 同じ番組で以前北村弁護士は「条件付で」違法となる可能性を解説しているが・・・ 単にスタッフが忘れているとしても難だが、 分かっていてわざと印象操作のために誤用させたとすれば悪質。 www.ntv.co.jp/horitsu/20140504/1-a.html 「自転車のイヤホンをつけての運転は、法律的に大丈夫なのか?」 条例ごとに罰則規定 北村弁護士の見解 乗る事自体は道路交通法上は直接は禁止されていません。 例えば、条例でですね、 東京都の場合でいうと、 イヤホンをして音楽などを聞いて、 安全に走行するために必要な音や声が聞こえない状態で運転した場合には、 これは違法になります。(※違反指定は自治体によって異なる) 5万円以下の罰金に科せられる可能性があります。 ただ、これ全国的にも非常に危ないですよね。 だから立法化されてもいいんじゃないかなと思います。 【安全に走行するために必要な音や声が聞こえない状態で運転した場合には】 という条件を無視して「着用や音を流しているだけ」では違反を問えるとはいえない。 「条文の中身をしっかりと確認していれば」 「聞こえていない」という条件に該当しない場合は罰金の"可能性"すらありえない。 例え事故を起こしたとしても 「救護義務違反」や「適切なブレーキ操作をしなかったこと」が問題視され、 (一時停止や徐行違反も無視されているのが現実だが) 「遮音」がそれらの重要項目よりも優先されなければならない理由がない。 毎度繰り返しになるが、イヤホンを耳に挿して運転していても 「交通に関する音など」が「聞こえる状態であれば」違反にはならない。 ※47都道府県の道交法付帯条文を全て調べた上での話なので勝手な解釈ではない。 ※カーオーディオと同じ項目で規制という地域がほとんど ※原付免許取得時の「聴覚は不問」という事実 番組内でついでに紹介したようなものでしかないので 当たり前のように「一時停止も徐行も交差点も救護義務」に全く触れない。 「事故防止に直結するという客観的データもない」のに 異口同音に"ながら"を強調する異常さに気付かないことが恐ろしい。 ●事故とは無関係なイヤホンを唐突に混ぜる虚しさ www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/06/01/JD0058129934 歩行者優先を徹底し、スマートフォンを使いながらの運転禁止、 夜間の点灯といった交通ルールを守るよう求めた。 事故は5月29日午後8時45分ごろ発生した。 男子高校生の自転車が前方から歩いてきた主婦に衝突。 主婦は頭を打ち、30日に急性硬膜下血腫で亡くなった。 大分中央署などによると、現場は自転車が通行できる幅3・5メートルの歩道。 付近に街灯はない。高校生は下校中で、スポーツタイプの自転車に乗り、 見通しの良い緩やかな坂を上っていた。 主婦は知人と2人でウオーキングをしていた。 同署は高校生の前方不注視などが原因とみて調べている。 無灯火であったとは書いていないので灯火はあったと思われるが、 歩行者を把握できる十分な明るさがあったかどうかが分からない。 自転車は道交法上、車道を走るのが原則。歩道は交通量が多い幹線道路などに限って走行が認められている。 イヤホンで音楽を聞く行為や傘差し運転などのルールに違反し事故を起こせば、 重過失傷害などの罪に問われる可能性がある。多額の賠償責任を負う恐れもある。 ●大分では「自転車で走行中にイヤホンで音楽を聞く行為」だけでルール違反になったのだろうか? ↓ www1.g-reiki.net/pref_oita/reiki.html 内容現在: 平成31年1月1日 ▼第13編 警察・消防 ▼第1章 警察 ▼第2節 警察権能 ▼第2款 行政警察 ▼第4項 交通「大分県道路交通法施行細則」 第14条 法第71条第6号の規定により車両の運転者が守らなければならない事項は、 次の各号に掲げるとおりとする。 (5) スピーカーの音量を大きくし、又はヘッドホンを使用して音楽を聞くなど、 警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が 聞こえないような状態で車両を運転しないこと。(以下略) つまり【聞こえないような状態】での走行は禁止されているのであって、 ヘッドホンを使用して音楽を聞いていても 骨伝導やオープンエア型のイヤホンやヘッドホンなどを使い小音量で、 【安全な運転に必要な交通に関する音又は声】が 【聞こえる状態】での走行することは何ら禁止されていない。 もし走行中に音楽を聞くこと自体を禁止しているのであれば 自転車だけでなく「自動車でも」カーオーディオを全て禁止していなければ整合性がとれない。 そして「原付などでの免許取得時に聴覚の有無は不問」という事実。 今回の事故では「音楽を聞いていた」という事実は存在しないようだが、 「聴覚絶対主義の落とし穴」を理解していないと 「なぜ今回は音楽を聞いていないのに事故が起こったのだろうか」という 意味不明な方向性まで考慮しなければならなくなる。 まさか「歩行者の足音で存在を把握できた」とでも言うつもりだろうか? 靴底が樹脂ではなく木や金属等であれば聞こえたかもしれないが、現実的な話ではない。 (前照灯の明るさや角度の状態については不明なので割愛するとして) そもそも 「歩道走行中には歩行者最優先で(普通自転車通行指定部分がなければ)徐行」 が定められていることを十分に把握できていなかったことが問題で、 更に直接的な事故を防ぐには「適切に一時停止すること」が最優先で語られなければならない。 事故とは無関係且つ、「明確に誤解している内容」を安易に並びたてて交通事故が減ると 本気で考えているとすれば、記者としての資質を本気で疑う。 ●相変わらずの印象操作 www.nishinippon.co.jp/item/n/513529/ スピードを緩めず歩行者の間を縫うように走る自転車、両耳にイヤホンをしてペダルをこぐ若者…。 22日、天神の朝の通学・通勤時間帯は危うい運転やマナーの悪い自転車が目立ち、署員らが安全運転するよう呼び掛けた。 具体的に「どういう状態であれば違反」で「どういう状況が事故に繋がるのか」かということを考えていない典型的な内容。 まるで音量状態も関係なく両耳イヤホンが問題のような書き方だが、 この部分以降に遮音関連の内容は一切出てこない。 少し考えれば分かることだが、記者には想像力が欠如しているのだろうか。 「両耳イヤホン走行でなければ違反を起こさないという確証などあるはずもない」 「両耳イヤホン状態で歩道走行でも歩行者に配慮し徐行や一時停止などをしっかり守れば安全走行はできる」 むしろ 「周辺の環境音がなければ安全走行ができない」という考え方のほうが危険な傾向。 ●無音に近い状態で近づく乗り物 twitter.com/MS758/status/1126298285755359232 上海のスクーターは、ほぼ100%電動。無音で近づいて来るので、めちゃ怖い。 海外の話でも日本も同様の乗り物はないのだろうか? やはり「止まれ」の標識や一時停止義務、徐行義務などを徹底的に無視して 「周辺の音が聞こえていれば安全」なわけがない。 jafmate.jp/blog/news/2-1.html ちなみに中国国内で販売された電動スクーターの数は累計2億台超。 中国では年間約26万人が交通事故で亡くなっているが、その6割にあたる約15万人が 電動スクーターやオートバイと衝突して亡くなる歩行者とのことだから凄まじい(WHO世界保健機関調べ)。 電動スクーターは「無音の殺人機械」という異名もあるそうだが、まさにその通り。 無灯火で音もなく走ってくるのは本当に怖い。無灯火なのは、少しでも節電して航続距離を延ばすためなのだろうか。 閑静な住宅街は聞こえるとしても、こちらも自転車で走行していてチェーン駆動音がしている状況で、 ある程度他の環境音のある状況で、果たして非遮音状態でも「その相手の走行音がはっきり聞こえる」というほど 十分に聞こえるケースが多いだろうか? www.中国出張好き.com/entry/2017/01/09/中国の電動バイクが危険すぎて笑えない、音も 音が全然しない:いやー、最大の恐怖は本当コレですよ。 最初はスタイリッシュな原付か自転車かと思っていたんですが、普通にスピード速いんですよ。 自転車よりも確実に早い。なのに音がしない!原付だと、エンジン音がするので反応というか察知できるんですが、 この電動バイクはほぼほぼ無音。無音で速度い乗り物ってマジでやめてほしいっす。 幸いにも事故ったことはまだありませんが、いつか不幸な目に会いそうです。 とにかく乗っている人が多すぎ:上の特性に加えて、乗っている人が多すぎます。 上述しましたが、オートバイクや自転車よりも需要があるみたいです。 中国あるあるですが、やはり数の暴力は至るとこで見られます。電動バイクも数が増えると恐怖感が増します。 歩道とかも割とガンガン走る:ルール的にどこを走るのが正解か知りませんが、 道路(車道の端)を走っている人が多い気がします。 けど、歩道もけっこう走っています。歩道を走ったらダメなのかは知りませんが、個人的には走ってほしくないっす笑 上でも書きましたが、音なくて、スピードあって、かなりの数が走ってて、それで歩道ってどんだけ危険やねん! 「あくまでペダル走行という名目で」歩道走行実験を試みようとしている同種もいるから笑えない。 kakakumag.com/car/?id=10353 ある程度の音が出るものもあるようだが・・・ 他車を確認するためには「目視」が確実であることは言うまでもない。 カーブミラーで見える範囲ではなく、 なんとなく走行音で位置を把握できているので「大丈夫だろう」と思い込み そのまま進めば「出会い頭事故」が待っている。 事故を避けるために「目視できる」状況を作りだすためには 「徐行」や「一時停止」後にしっかりと確認することが欠かせない。 本来は「複合的に判断するために利用できたほうが良い」という意味でも、 それを曲解し「周囲の音が聞こえてさえいえればいい」として、 「音を過剰に信頼して状況を確認することで安全確認を怠ることが前提になれば、 間違いなく事故に遭う危険が高くなる」と言える。 ●ながら強調と3つの疑問 news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20190425-567-OYT1T50167.html 2014~18年の5年間に全国で起きた自転車が歩行者をはねた死亡・重傷事故で、 自転車を運転していた1528人を警察庁が分析したところ、 10代が最多の36%を占めたことがわかった。 スマホ操作やイヤホンで音楽を聴くなどの「ながら運転」による事故も相次いでおり、 全国の警察本部は、5月11日から始まる「春の全国交通安全運動」で自転車の指導取り締まりを強化する。 警察庁によると、自転車対歩行者の事故で、自転車を運転していた1528人のうち、 10代は555人。高校生が301人で最も多く、中学生(132人)の約2・3倍だった。 高校生の事故の約4割は、登校時間帯の午前7~8時台に集中していた。 8割近くは安全運転義務違反や、一時不停止などの法令違反があったという。 「交通に関する音などが聞こえない状態での」遮音状態も 安全運転義務違反に該当するとして、3つの疑問がある。 【1】違法に該当するような音量状態での遮音状態だったかどうか 違反を強調する記事で「音量や状態に関する内容まで触れているケース自体が稀」で、 正しい法の理解をさせる気が一切なく、マイルールの押し付けをしている印象があまりにも強い。 【2】加害者側の法令違反で事故の直接原因は遮音状態が最多であったかどうか もし最多であれば優先順位として警告カードを発行したり注意をするのは妥当といえるが、 その内訳を公表せず、この記事にもあるようなスマホ注視事故を、 まるでイヤホンも含む事故として強引につなげて取り上げることは印象操作以外の何物でもない。 【3】そもそも「非遮音状態であれば一時不停止をせず事故はなかった」と言えるかどうか これについて触れている記事を見たことがない。 ────────────────────────────────── news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000506130.html 2016年12月、自転車で坂を下っていた当時小学1年の(児童)は、 見通しの悪い交差点で、右から来た乗用車にはねられた。頭などを強く打ち、命を落とした。 「一時不停止が出来ていれば」命を落とすことはなかったと思われるが、 このケースでは遮音状態だったのだろうか? それとも、「速度の出る自動車側が注意してさえいれば防げた事故」だろうか? 「事故ゼロ」を掲げるわりに 記事内で「一時停止の重要性」を全く伝えようとしないことが、あまりにも不可解。 ────────────────────────────────── 非遮音状態で環境音が聞こえていることに何故理想を持てるのか分からない。 ※注意力散漫は「寝不足や考え事」を規制できない時点で無理がある。 「一時停止を日常的に遵守している」のであれば、 「補助的な意味で」効果があると言えなくはないとしても、 大小問わず交差点で完全ノーブレーキで突っ込むような無謀運転が常であれば 環境音が聞こえているからといって 他人や他車に配慮した走行ができるようになるとは微塵も思わない。 「環境音が聞こえていれば」「止まる"だろう"」という「だろう指導」が 事故抑止に繋がり、正しい交通安全の在るべき姿と本気で考えているとすれば それはもはや「交通安全活動の体を成していない」と言わざるを得ない。 「非遮音状態であれば」「他者に配慮し一時停止も遵守するという根拠」 が存在するのであれば是非とも教えてもらいたい。 正確な情報も伝えず「とりあえず禁止だから」という感覚で 原付免許等の取得条件を無視し、理不尽にルールとして守らせることに意味があるのだろうか。 遮音状態云々よりも、まず「徐行や一時停止と確認の徹底」と、 それ以前の「心がけ」としては 「とにかく慎重に臆病に走行する」ことこそ命を守るために必要。 ●さりげなく禁止に混ぜる blogos.com/article/372319/ イヤホンの使用も禁じられており 大見出しではないものの、さらっと禁止カテゴリーに混ぜるあたりが何とも。 「(他車の走行音ではなく、例えば緊急車両のサイレンのような交通に関する音などが)聞こえる状態」であれば イヤホンの使用が禁止されているという条文は日本全国どこにも存在しない。 ●交差点では一時停止する 信号や一時停止の標識を守り、狭い道から広い道に出る時は徐行を。 大抵は存在していないものとして全く触れないので 登場はしていることは評価するが「4番目」。 飲酒運転の車両よりも多く日常的に見られる光景で 圧倒的に事故の直接的な原因と見るのが自然だが、 あまり触れたくはなかったのだろう。 しかも徐行は同じ項目に混ぜてしまっている。 「歩道では歩行者優先」として別枠で徐行にも触れるべきではないのだろうか。 ●誤解シリーズ news.searchina.net/id/1677719 中国向け情報であれば、防犯登録よりも「フル電動自転車」への注意喚起が先では? このほか、乳幼児を乗せることが認められた自転車を除き、2人乗りが禁止されていること、 イヤホンを装着しての運転や、携帯電話を使用しての運転も禁止されていることを紹介した。 (具体的にどの地域を指しているのかすら分からないが) 「タンデム自転車」の存在を知らないのも然ることながら、 「イヤホン装着での自転車運転自体が禁止されているわけではない」。 弁護士サイトの記事でも問題があるくらいなので、 煩雑情報サイトではこうした誤解が共通認識になるのも已む無しか。 やはり重要な一時停止や徐行には触れず。 ●相変わらずの誤解 www.bengo4.com/c_2/n_9463/ 「イヤホン使用(≒着用)だけでは違反は問えない」 「大音量、安全な運転に必要な音又は声が聞こえない」という条件が必要なのだが、 「とりあえず違反だから」ということにしたくてしょうがないのだろうか。 違反の状況としては、交差点の斜め横断やイヤホンの使用、信号無視などが目立ちました。 また、信号無視やイヤホン、スマホの使用は厳禁です (道路交通法7条、71条、神奈川県道路交通法施行細則11条(5))。 ■信号 第七条 道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は 警察官等の手信号等(前条第一項後段の場合においては、当該手信号等)に従わなければならない。 「音量などの条件を伴わないイヤホン使用(着用)を禁止している条文は存在しない」 ↓ 反証根拠となる条文の提示 ↓ まず・・・「71条だけでは泥はね禁止のような項目も含まれる」 【道交法】 第七十一条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。 一 ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器を付け、又は徐行する等して、 泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすること。 ↓ 六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項 遮音規制はこの71条6から派生する地方条例にて規定 ↓ ■神奈川県 www3.e-reikinet.jp/cgi-bin/kanagawa-ken/d1w_startup.exe (平成30年12月28日) 「神奈川県道路交通法施行細則」 第11条 法第71条第6号の規定により公安委員会が定める運転者の遵守事項は、次に掲げるとおりとする。 (5) 大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。 【安全な運転に必要な音又は声】が【聞こえない状態】を規制。 ↓ ※「聞こえる状態」は規制されていない。 ●音量条件などを無視して「使用(着用)だけ」で違反に出来るかどうか 使用(着用)だけで違反に該当するためには イヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 の 状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。 という条文でなければならない。 ↓ そして、もしもこの条文に改訂された場合、 【1】「カーオーディオ」全般も禁止になる。 ↓ それは自動車の利用者が困るということで配慮し・・・ 【2】自転車のみに限定した場合 ↓ 基本的に常用速度の遅い自転車に対して、 原付等の免許取得時に聴覚試験がないことと整合性がとれなくなる。 (スポーツ車種の割合は一般車との比較では少ないのでこの場合は考慮しない) ↓ では、自転車への規制のために原付でも聴覚試験を再導入するのだろうか? 障害者だけ例外的に許可するということになれば、それもまた問題になるだろう。 しかしやはり(●規制の意義?に書いているように) 「わざわざ遮音規制する必要があるのだろうか?」と思う。 ついでに・・・ また、信号無視やイヤホン、スマホの使用は厳禁です (道路交通法7条、71条、神奈川県道路交通法施行細則11条(5))。 ↓ (3) 携帯電話用装置を手で保持して通話をし、若しくは操作し、 又は画像表示用装置に表示された画像を注視しながら自転車を運転しないこと。 ↓ 神奈川県の場合、画面注視規制は遮音と同じ条文(5)ではなく(3)。 個別の関連付けが面倒だったとしても、せめて(5),(3)と書いていなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 施行細則について触れていることは1歩前進したといえるものの・・・、 弁護士サイトを名乗る場所で、 「あたかも事実を歪曲するような内容を広める」ことを 携わる人達が誰も何とも思わなくなったら終わりのような。 「解釈の相違」で片づけるにしても軽率と言える。 ■一方で、一時不停止も徐行無視も一切出てこない奇妙さ 恐らく信号がある交差点ということで、 「一時停止=信号無視していたかどうか」だけ見ていればいい という判断なのかもしれないが 果たしてその調査方法が適切なのだろうか? また、「歩道」は出てきているのに 「徐行」の文字は一切出てきていないのも解せない。 このことから今回の調査自体が 「交通安全や事故防止が目的ではない」と推測できる。 「(厳密というほどでもないような条文を確認するだけで分かる) 違反かどうかという正確な情報よりも」 「危険だと思うから問題視したい」という思惑が見て取れる。 ●例によって「イヤホン自転車の印象操作」19 25- www.youtube.com/watch?time_continue=2 v=bXy5R4hMUSw 「絶対にしないように」として"推奨"しているだけではあるが・・・、 この表現では「着用だけでも違反・禁止されている」という 存在しない規制を既成事実として作り上げたくてしょうがないような印象が強い。 そもそも「交通に関する音などが"聞こえる状態"であれば違反にはならない」 「原付免許取得に聴覚は不問」 「窓を閉め切ってカーオーディオをかけている自動車は問題ではない」 ということを理解していれば、問題にすること自体がおかしいことに気付く。 ▼「後方からの自動車の接近に気付かないので危険」という絵になっているが そもそも子供は「例外的に(安全のために)車道ではなく歩道を走行しているのでは?」 というだけでなく、 片側が2車線以上あれば 「自動車側は側方距離を十分に保って自転車を追い越せばいいだけ」でも、 下記のような危険運転者から身を守るためには やはり「安全のためには歩道走行を推奨すべき」ということになる。 そして、片側1車線の場合は道交法27条の[追いつかれた車両の義務]としても・・・ 「歩道があれば」 音が聞こえるかどうか以前に 大型トラック・バスに並ばれると危険ということで,やはり歩道走行し車道を走行しない。 「歩道がなければ」 そもそも"その道は通らない"か、もし通らなければならないとしても、 予め追いつかれることを前提で「路側帯部分だけ」を走行しているしかない。 <実際の事故から> hicbc.com/news/detail.asp?id=00049F00 27日夜、名古屋市守山区の国道302号で、車が自転車に追突し、 自転車に乗っていた男性が、意識不明の重体です。 この状況で「走行音が聞こえていれば安全に回避できた」だろうか? もし、自転車に配慮する気が一切ない危険運転車を 走行音で判断できるとすれば、それは間違いなく超能力者。 ※自転車にバックミラーを付けていたとしても 「気付いたときには衝突していた」という状況もあり得る。 視線がこちらを向いていたかどうかを確認するまで後方を注視していれば その状況によって前方不注意にもなり危険という時点で 「絶対的な回避は不可能」となる。 また、遮音状態だけでもフラフラ走行するかもしれないことも危険視するなら 遮音状態ではなくても筋力の衰えている高齢者は危険ということになる。 そして、いつものようにスマホの画面注視とセット。 一部同じ項目にまとめているような地域もあれど、 基本的に別の項目の規定を 「周囲の状況を確認できなくなる」と同一視することは、 「正確な内容を伝える意味などない」 =「誤った法解釈を植え付ける危険な思想誘導」ではないのだろうか。 ●イヤホン着用の自転車を問題視する内容 melos.media/children/2602/ 「無灯火やイヤホン着用の自転車が見られた」 どういう状態が違反に該当するのか「知らない」から 着用だけでも問題があるかのような感覚。 違反かどうかは目視ではなく確認される必要があるだけでなく、 原付免許の取得要件から聴覚は問題にすべきではないのに、 なぜか「イヤホン自転車は悪」と決めつけてきた関係各所の間違いが原因。 本来であれば (無灯火に関しては灯火が確認できるので「基本的に夜間」は省略するとしても) 「1日通して一時不停止の自転車が多数見られた」 となるべきところを、 "事故防止の本質"よりも「交通安全活動をしているという建前」として 「自分達の中で納得できればそれでいい」という本末転倒な状況に陥っていることに 気付くことはないのだろう。 ●音量に触れている珍しい記事 melos.media/hobby/2561/ また、周囲の音が聞こえないほどの音量で音楽を聴きながら走行したり、傘を差しながら運転したりするのも危険です。 最近では、スマートフォンを操作しながら自転車に乗っている方もよく見かけるでしょう。 そうした場合、状況によって警察などから注意されることがあるかもしれません。 もちろん、例えばブレーキ不良など自転車自体に不備のある場合も危ないため、定期的な整備を心がけたいものです。 「周囲の音が聞こえないほどの音量で」と書いてあるのでニュアンスとしては近いものの、 どうせなら「危険です」の部分は、各地方の条例で・・・と詳しく書いて欲しかった。 違反の強調ではないのは、補足説明が必要になる「交通に関する音など」ではなく、 大雑把な「周囲の音」になっていて正確には多くの地域で該当しているとはいえないのと、 傘の場合も細かく「交通閑散な場所では使用可となる地域もある」ことに触れるのを 避けたかったから感想に止めているのだろうか。 ●以前のニュースの追加記事 www.nikkei.com/article/DGXMZO39492020Y8A221C1CC0000/ 警視庁は2018年11月、30代の医師の男を重過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで書類送検した。 事故は東京都大田区で18年5月中旬の午前8時ごろ発生。 都内の医師が運転する自転車が一時停止の義務を怠り交差点に進入、乗用車に接触した。 避けようと急ハンドルを切った乗用車が近くにいた自転車の40代女性をはねた。 交通問題に詳しい加茂隆康弁護士は「交通事故の関係者は自分が人をはねていなくても、 今回のように事故を誘発した場合にはけが人の救護義務が生じる。 何もせずに立ち去れば『ひき逃げ』に問われる可能性がある」と説明。 「自分が事故に関係しているか曖昧な場合でも、救護すべきだ」と指摘する。 しっかりと今回の要点である救護義務について触れているのは分かる(本来当然)として・・・ ここでは肝心の【一時停止の義務を怠り】については補足説明なし。 どうしてこう必要な項目が毎回揃っていないのか。 一方で・・・ また、加茂弁護士は「イヤホンをつけて外部の音を聞こえないようにするのは運転をする上で極めて危険」とも強調する。 「イヤホンをつけたり、傘を差したりしたまま自転車を運転し、事故の原因をつくった場合、 過失を問われる可能性は高い。乗用車と同様に運転には注意が必要だ」と警鐘を鳴らす。 やはり遮音状態を危険視する方向。 確かに現状では47都道府県全て「聞こえないような状態」そのものが (原付などの免許取得時に聴覚不問ということを無視しているにも関わらず)違反なので 危険以前に「各地域の条例を見る限りでは」走行不可。 しかし、「極めて危険」という感想の根拠が乏しいのが残念。 「自転車で乗車中のイヤホン使用は危険」ということは、 逆に言えば「周囲の状況を"聴覚で"把握することは間違いなく安全に繋がると考えている」と思われるが、 やはりそれは「思い込み」の域を出ないと思わざるを得ない。 ※イヤホン着用で音を流さないほうが、環境の情報量が増えるので 「ヘルメット着用のように全く無意味というわけではない」ということは無論理解できるが、 「聞こえていれば一時停止も救護義務も守り、極めて危険な状況を作り出さない」という方向は無理がある。 そして、ここで注目しておきたいのは「乗用車と同様に」という箇所。 これは「カーオーディオと同じ括りで考えたときに」「運転には注意が必要」ということで、 言い換えれば、 「自転車で音楽を聞きながらでも 【絶対的に注意して運転するのであれば】 乗用車と同様に過度に危険視する必要はない」ということになる。 そして、忘れてはならない重要な点を付け加えるなら、 「ただし、現実的にイヤホン着用で音楽を聞きながら自転車で走行している人達"も"、 「その他のイヤホン非着用の自転車と同様」に、 【一時停止の重要性を大雑把な部分しか理解しておらず】 漠然と、「歩道ですれ違えないような場合には止まる」とか、「赤信号では止まる必要がある」程度でしか 交通法を遵守できていないのと、 「全国的に街頭での交通指導も自転車の一時停止を重視するような傾向が見られない」ということから、 【”止まる”を過度に軽視していること】を、 まずしっかりと改めて考えなければならない。 文章を読んで少し考えれば 「ほとんど守られていない一時停止が事故原因」として明白なのに、 まるで「イヤホン非着用であれば事故が起きなかったし、救護義務も果たした」というような 「問題のすり替えトリック」に嵌らないように注意を強く促したい。 ついでに罰則を強調したい意図で引き合いに出したと思われるが、酒酔いの部分は今回とは無関係の蛇足。 「つまり最終的に言いたいのは保険の宣伝」という余りにも残念な記事になっていないだけマシだが、 例えばここで環状道路の走行方法や泥はね運転禁止の項目に触れて意味があるのだろうかという。 どうせなら関連付ける意味として 「(非遮音状態で)一時停止を無視して起こった事故」を紹介して少しでも危険を認識してもらい、 「事故防止」を訴えかけるほうが遥かに意味がある。 ●[東京]相変わらず「イヤホン強調事故」の記事 (最初の記事タイトルのみイヤホン強調なしだが、ギタリストという職業紹介も不要な印象操作に思える) 後述するが今回は「自転車同士の事故”ひき逃げ”で書類送検」が妥当。 ギタリストの男性書類送検 自転車事故で女性死亡、重過失致死容疑 www.sankei.com/affairs/news/181221/afr1812210031-n1.html 女性が死亡する自転車同士の衝突事故で相手を救護せずに逃げたとして、 警視庁下谷署は21日、重過失致死などの疑いで、東京都足立区のギタリストの男性(24)を書類送検した。 イヤホンを耳に入れた状態で、右手はアタッシェケースを持ち、左手だけで運転していたという。 男性は容疑を認めており、「歩行者を追い越すのに気を取られてぶつかった」と供述している。 事故後、「急いでいる」と言って立ち去ったという。 現場は国道4号上の歩道で、幅は約5・5メートル。自転車は相互通行できる場所だった。 状況をまとめると・・・ ●自転車同士の事故で「時刻は夕方」 とあるので薄暗い状態だろうか。 灯火義務がある状況だったかどうかは分からない。 ●【歩道】互いに歩道走行 【道路交通法63条の4】に違反していたかどうか。 徐行速度かどうや普通自転車通行指定部分があったかどうかも不明。 記事内にそれらを問題視している様子はないが、 徐行速度であれば「直ちに止まることで」恐らく事故は回避できたはず。 ●【操作】ブレーキ操作が片手でしかできない状態 片手で前後同時にブレーキ操作ができる状態だったとは考えにくいため、 今回は直接的な原因として 【道路交通法70条】「ハンドル・ブレーキ操作などを適切に行い、他人に危害を及ぼさないような速度と方法」 に違反している。 ●【積載】なぜ片手で持ち運んでいたのかという疑問 アタッシェケースをリアキャリアに取り付けた際に 条例の規定内サイズに収められないようなサイズであれば、 「そもそも自転車を使うこと自体が間違い」。 ●【救護】救護報告義務を怠り現場から逃走 最も悪質な点としては【道路交通法72条】救護(報告)義務に違反。 ●【遮音?】そもそも交通に関する音などが「聞こえなかった」かどうか不明 「イヤホンは事故当時の状態を示しているだけに過ぎない」としても 「イヤホンを付けていなければ片手運転をせず 「歩行者を追い越すのに気を取られず」 「ぶつかってひき逃げもしなかった」とは言えない。 自動車でカーオーディオをつけて、片手でケースを持ちながら、路地裏を走行中に 「歩行者を追い越すのに気を取られて」自動車同士で衝突事故になったとき、 「カーオーディオが原因だ!」と言う人が果たして存在するのかどうか。 以下イヤホン強調することが妥当と勘違いしている記事たち www.fnn.jp/posts/00408263CX イヤホン・片手運転でひき逃げ 女性死亡 男を書類送検 www.yomiuri.co.jp/national/20181221-OYT1T50084.html イヤホン付け片手自転車衝突「まさか死ぬとは」 ■逆に言えば、イヤホンをしていても、 (積載物の大きさ、速度、詳しい歩道状況については不明なので割愛) 片手運転はせず「歩行者を追い越すことだけに気を取られず」 事故を起こさない走行が絶対に出来ないとは全く思わない。 ↓ 根本的に「歩行者も対向車も意識した予測運転とブレーキ操作ができていれば」 今回の事故は起きなかったと断言する。 ↓ よって今回の事故を受けて重視すべきは 【操作】【救護】の2点を重点的な問題として取り上げるべきだったといえる。 ↓ しかし、もっと言えば、片手運転も確かに問題だが「傘差し自転車が事故多発している」という 社会問題化させていない時点で警察としては片手運転を大した問題にする気もないのだろう。 (交通閑散な場所での走行が認められている地域もあるので複雑にもなる) (※自転車での手信号は一般的に形骸化しているのと、使用時も一時的なものなので今回とは別扱い) ↓ つまり 「自転車事故も救護報告の必要があるので、ひき逃げは違反になります」と いう点を最も危険視する必要があるといえるので 相応しいタイトルとしては 「自転車同士の事故「ひき逃げ」で書類送検」 とあれば、最も簡潔で要点を絞った分かりやすく適切な表題と言える。 もし仮に今回の加害者がひき逃げをしなかった場合、 ブレーキ操作が適切にできなかったことで書類送検されたとしても、 イヤホン非着用であれば、 「なぜか強調することに意味があると思っている記者たちにとっては さほど興味がない事故」としてわざわざ記事にはしなかった気はしている。 いや、今度は「ママチャリでも車道走行であるべき」とか 「ヘルメット着用や保険加入を促す"道具"として」 「歩道での事故」と強調したかもしれない。 (片手走行を過度に強調するなら傘差し運転を放置できないのであまり触れないはず) ■記事を精査するには読者自身の判断力が必要 そもそも事故を内容を簡易的に伝えるだけで、(紙面の都合や時間的な制約を含めて) 詳細な違反内容について条文等を紹介することもないため、 「まともな解説が付帯しているわけではない」ので、 結果的に「マスコミとしては無責任な内容に終始せざるを得ない」という側面も 理解しておくべきなのかもしれない。 ●惜しい記事 otakei.otakuma.net/archives/2018121103.html 小学生以上の子どもでも、自転車を使わせる時に過度なスピードを出させない、 大音量の音楽をイヤホンで聞きながら自転車に乗らない・歩かない、など、 普段から安全に対する意識づけをしていくように心がけましょう。 「大音量」と書いていることは、遮音規制の条文内容を正しく判断しているといえるものの、 (意図的に削除されていなければ)「一時停止を守ること」という点に触れていないのが非常に残念。 事故防止には「(適切に)止まる=命を守る」と捉えておきたい。 ●日常会話可能なヘッドホン(聴覚過敏) withnews.jp/article/f0181212002qq000000000000000W07n10101qq000018469A (音を流しているわけではないのと、自転車走行するとは書いていないので直接は関係ないかもしれないが) 自転車走行時に周囲の音まで完全に聞こえなければならないと思っている人達は このような「聴覚過敏」でヘッドホンを装着しなければならないようなケースでも、 たとえ安全に留意し、どれだけ慎重に徐行や一時停止などを厳守していても、 「絶対に危険だから自転車に乗るな」というつもりなのだろうか。 個人的にはそのような考え方は到底理解できない。 ●[大阪](イヤホン非使用と思われる事故でも)ひき逃げ容疑で逮捕 cyclist.sanspo.com/443238 逮捕容疑は11月12日午前7時50分ごろ、同区浮田の市道を自転車で走行中、 安全確認をせずに歩道から車道に移り、 自転車で対向してきた同市の会社員男性(39)の転倒を誘発。 男性に頭の骨を折るなどの重傷を負わせたにもかかわらず、逃走したとしている。 東京での"誤報としての"イヤホン強調事故と容疑としては同じ「ひき逃げ」。 イヤホンをして音楽を聞いてれば間違いなく"過度に強調して"書いていたはずだが 書いていないということは「非使用」と思われる。 非使用にも関わらず「歩道から車道に移るときに安全確認をしなかった」ことに対して、 【周囲の音が聞こえていれば安全を守る"だろう"】と根拠のない期待を持っている人達は一体どう思うのか。 事故を防ぐ安全な走行方法として紹介するなら ◆車道側であれば「相手は安全確認をして車道に移ってくるわけがない」ので、絶対に徐行! ◆歩道側であれば「相手はこちらを認識するわけがない」ので、絶対に一時停止(と確認)! この場合でも結局は間違いなく 「徐行や一時停止して(交通状況をしっかり確認して)いれば」事故を防げていたはず。 どうあっても「徐行や一時停止など大した問題ではない」と言い張るような人がいないことを願う。 ●弁護士でも問題の本質を見誤っていると思われる記事 www.bengo4.com/c_2/n_8961/ ◆最初から結論ありきだったとは思いたくないが「弘法も筆の誤り」というべきか・・・ ーー書類送検された男性のどの行為が問題となったのでしょうか 「東京都道路交通規則では、イヤホンを使用して安全な運転に必要な交通に関する音 (車のエンジン音やクラクション、サイレンなど)又は声が聞こえないような状態で 車両等を運転してはならないと定めています。これは自動車やバイクだけでなく、自転車も同じです。 ↓ ■東京都 www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_menu.html (内容現在 平成30年10月15日) 「東京都道路交通規則」 第8条 法第71条第6号の規定により、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が 遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 【安全な運転に必要な交通に関する音又は声】が【聞こえないような状態】を規制。 ※「聞こえる状態」は規制されていない。 ◆「交通に関する音又は声」に該当する具体例として、 東京の道路交通規則には具体的には書かれていないが、 三重県・大阪府・広島県では【警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示、他】を挙げている。 さらっと「車のエンジン音」という意訳を混ぜ込ませているのがどうにも解せない・・・。 安全のために「自動車の走行中でも他の自動車のエンジン音が聞こえなければならない」のだろうか? そもそも、エンジン音で他車を判断するような走行に頼るということは 「電気自動車を全く想定していない」ので事故の元でしかないのでは・・・? 今回、男性はこのルールにまず違反しています。 「高音でカーラジオ等を聞き」のような内容がある上に、 「聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。」 とあるので 「着用そのものを違反とする内容ではない」ことは条文を見れば明らか。 また、「聞こえない状態」であったかどうかを 現場検証で確認したものが警察から発表されていたのだろうかという疑問。 当然「聞こえている状態」であれば違反になるのはおかしいし、 「事故を起こしたときは(音量や状態など関係なく)着用だけでも違反」のような法運用がされるべきでもない。 原付等の免許発行要件からも安全運転に聴覚を絶対重視する必要があるとも思えないし、 まして注意力散漫などという寝不足や考え事も含まれなければならない曖昧な基準に左右されるものでもない。 ◆一時不停止について 加えて、報道によると、横断歩道もある住宅道路で、 一旦停止のある交差点に一時停止をすることなく進入しています。 その結果、実際に乗用車と接触しています。 そして接触した車がそのまま、交差点近くの女性と接触しました。 そもそも男性の運転する自転車が飛び出していなければ、接触事故は起こっていなかったでしょう」 各種報道では(意図的に?)ほぼ無視されているが、 この点については弁護士としてさすがに「客観的な感覚」を持ち合わせていることに安心する。 マスコミ的にはこの本質には触れて欲しくないところかもしれない。 ◆救護義務について 今回、男性が書類送検されたのは、警察が事故の最も大きな原因を自転車の男性のイヤホン運転と 一旦停止をしていないことと捉えており、 その後、事故処理もせずに現場を立ち去ったことを悪質であると評価したのでしょう。 しかし、救護義務違反を最後に「オマケ」のような扱いで軽く触れているだけなのが、 「人命軽視」のような気もするのでちょっと理解できない。 ★【道路交通法72条】救護(報告)義務 第七十二条 交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員 (以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、 道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。 この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、 その他の乗務員。以下次項において同じ。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは 直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。以下次項において同じ。)の警察官に 当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度 並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について 講じた措置を報告しなければならない。 「自転車でも救護義務は発生します!」くらい強調して欲しかったし、 今回の肝はむしろこの「ひき逃げ」が最も悪質と判断されたと思うので この弁護士と感想は違う。 ◆表題にもある「イヤホン自転車」という謎 何度も書いているように「イヤホン着用で音楽を聞いていたこと(またはそれが完全遮音状態であっても)、 その状態であれば絶対に安全軽視の走行しかできなくなるのだろうか?」と。 自転車は免許取得に聴覚試験のない原付やオートバイ以上に エンジン音すら聞こえなければならないという意味での規制ではないはず。 遮音状態を悪質な運転の一種に決めつけるということは、 反対に「イヤホン非着用で音楽を聞いていなければ、安全を重視した走行を[する/できる](だろう)」という 「現実とかけ離れた理想像を希望的観測で勝手に作り出した」に過ぎないのではないだろうか。 もっと分かりやすく具体的に言えば、 今回の場合「イヤホン非着用で音楽を聞いていなければ「一時停止と救護義務」を遵守していただろうか。 イヤホン着用し音楽を聞いていれば、絶対に「一時停止と救護ができなくなる」という 根拠でもあれば、是非とも提示してもらいたいところ。 問題の本質は 【1】自転車でも「一時停止の義務を守らなければならない」 【2】自転車でも「救護義務措置を講じる必要がある」 ということを、そもそも「知っていた」かどうかと、「日常的に遵守出来ている」かどうか。 この2点について見直してもらう必要があるという意味で 事故に直結するにも関わらず、あまりにも日常的な「一時不停止」という根深い問題と、 今回特に「ひき逃げ」に焦点を当てて悪質と糾弾しなければならないはず。 「なんだ、やっぱりイヤホン自転車が悪いんだ」という誤った感覚を育てて欲しくない。 「イヤホンとかそれ以前に、一時停止も守らないうえに、救護もせずに逃げるとかありえない」 という人を増やさなければならない。 「違反の有無を過度に気にするよりも、どうすれば事故が起きにくい」かを1人1人考えて欲しい。 ここで勘違いして欲しくないのは、何も無闇に擁護したいわけではなく むしろ「イヤホン自転車」を糾弾し、無くすことを目標に掲げることで 「事故の総数が減って交通安全に本当に繋がるのであれば」いくらでも批判すればいいと思っている。 しかし、(優先的な警告カード発行要件?のような謎の固定概念に捕らわれた色眼鏡を持たずに) 実際の事故の様子や問題点を冷静に判断すれば、 「徐行や一時停止」であることは明白であり、 それでも事故を起こしたとすれば「人命救助を最優先」しなければならないことが 「事故総数を減らし真の交通安全のあるべき姿」に違いないからこそ、 何らかの意図的なバイアスのかかった意見に惑わされるようなことがあってはならないとして、 微力でも反抗する必要があると思っている。 「原付等の免許発行要件に聴覚試験がない」ということに対して 根本的な矛盾が存在していることも忘れてはならない。
https://w.atwiki.jp/irosumanoss2/pages/270.html
バート「あの車共も撤退したし先進もうぜ」 円堂「おう」 タッタッタッタッタッタッタ ウインダッシュ「こういうところってクリスタルの一つありそうじゃない?」 カズキ「そんな推測だそりゃ」 リン「そんなことよりも、なんか息苦しいリーンそれになんか寒いリーン」 なのは「この空の神殿 高度がかなり高いみたいね…酸素が薄い…」 キョウリュウゴールド「たしかに雲があんなに近いでござる」 キュアハート「さっきの戦いだけでかなりスタミナ使ったからね…」 ライト「すぐ息が上がるぜ…」 クリプト「ワイはそうでもないけど?」 さやか「おぉ、さすが火星人」 クリプト「火星人ちゃう言うとるやろ!!」 阿部さん「とにかくこのステージはスタミナ切れにご注意だな」 マリオ「とにかく、さっさとキュアエースって奴に合流しちまおうぜ」 ゼロ(SD)「エースって名乗るだけあって、やっぱギロチンの名手なのか?」 ブレイド「グレイブみたいな人なんでしょきっと」 キュアソード「全然違います…」 ニャル子「あそこに大きなお城がありますね」 ティガ(SD)「おそらくここはかつて文明が栄えた場所でこの古代都市は城下町だったんだろうな」 天馬「空に浮かぶ文明、なんかかっこいいですね」 平次「どうせその城も今はクッパ軍が基地に使ってるとかそんなんちゃうんか?」 ピコ麻呂「そうかもしれんな」 ベジータ「あ、ありえる…」 梓「と、とりあえず…乗り込んでみる?」 半田「そだね…」 プラティオ「そんなに薄いとは思えないなぁ…」 なのは「プラティオ君は苦しくないの?」 プラティオ「ん?まあね。慣れているっていうのもあるけど。」 クラタナ「私も。」 黒船「いいよなーお前らはよぉ。僕なんかここでマラソンしたら一瞬で息切れすると思うよ?」 バート「いくらなんでもここでマラソンするような命知らずはいない気がするけどな・・・・。」 黒船「それにしても大きいお城だなぁ…」 福島「そうだなぃ」 アルカナ「なにもなければいいんだがな…」 クラタナ「っ!敵接近!今度の敵は多いわよ!」 アルカナ「来ると思ったぜ…ってぇ!?」 黒船「キ、キラーアーマーにロボット兵、それにま、マスタートカーゲ?」 プラティオ「クラタナ、今いる敵って…クッパ軍?」 クラタナ「いいえ。この城にもともといた警備兵たちよ。」 黒船「ってことはただ単に部外者を排除しに来ただけか…」 マスタートカーゲ「チギャアアアア!!!」 プラティオ「はっ!“トゥインクルフラッシュ”!」 マスタートカーゲ「チギャッ!?ギャアアアア!!!!」 プラティオ「その場しのぎにしかならないみたいだね…なら!”ボイドプレッシャー”!!」 マスタートカーゲ「チギャッ!!!?」 マスタートカーゲ 4匹他界 ヴィッツ【ハミングアロー】 ガンッガンッガンッ! カシャリ バタンッ! キラーアーマー 1体討伐 プラティオ「っ!?」 ヴィッツ「プラティオ!後ろにも気を付けなよ!」 プラティオ「ありがとう、ヴィッツ!」 リン「ハアアアアアアアアアアア…貫通、ハカイパーンチッ!!!」 グラァ ドシャシャシャシャシャシャァンッ!!! マスタートカーゲ 38匹他界 プラティオ「サンキュ、リン!」 カービィ「今死ねい!すぐ死ねい!骨まで砕けろ!“スターダストパニッシングストーム”!!!」 ズドドドドドドドド!!!!!! 【マスタートカーゲ32匹 キラーアーマー62体、ロボット兵7体他界】 黒船「ったく、いくら倒してもきりがないな…」 クラタナ「何やらやな予感がするわね…。端末で調べてみるわ。」 【少女調査中】 クラタナ「黒船、よい知らせと悪い知らせがあるわ。まずは悪い知らせから。このお城の兵団が私達を襲ってきた原因は…クッパ軍が兵団を倒しながら最上部まで向かっているからだそうよ。そして…」 シュンッ! ブシャアッ! プラティオ「っ!!!?」 クラタナ「クッパ軍が洗脳したキャラが来るわ…ってもう遅かったみたいね。」 シグナム「お前達がイロスマ軍か?…噂は常々うかがっている。」 はやて「し、シグナム!?ど、どういうことや!?」 シグナム「?鎌持った少女か…。何やらいらだつものがあるな…」 はやて「し、シグナム!めぇさましぃや!」 ギルティア「あぶないはやて!」 シグナム「せぇいっ! シュンッ!ドガァンッ! ギルティア「彼女は今敵に洗脳されているみたいだ。交渉に入ろうとしたところで無駄だよ。」 はやて「そ、そんな・・・・。」 シグナム「そこの貴様、剣の技に長けているとみた。どうだ?私と”殺し合い”をしてみないか?」 クラタナ「お断りよ。」 シグナム「そうか。ならば…強制的に参加してもらうほかないな。」 クラタナ「っ!“アドバンスウォールオブソード”!!」 ガギィッ!ギギギギィ! シグナム「ほう、実物を持つ分身か。面白い。」 ギィィィイン! ヒュンッヒュンヒュンッ! クラタナ「っ!?」 シグナム「さぁて、この混戦状態の中、どこまで耐えられるか勝負だ!」 クリプト「おうこらネェちゃん、殺し合いかなんかしらんけどそんな鉄を磨いだ古い武器なんぞワイらには・・・・」 ズバッ クリプト「ってうおおおおおおおお!!ワイのイチジクビームの銃が!!」 シグナム(洗脳)「お前には興味がない・・・」 バート「おいおい!なんだってこんなときに!」 梓「剣術使いか、なら私だって!」 ダッ 秋「あ、ちょっと梓さん!」 ガッ!! シグナム(洗脳)「ほぉ…お前もたいした者だ…」 モモタロス「俺だってぇーーーー!!」 ガチィーーーーーーーーーーーーーーン!! シグナム(洗脳)「お前は力任せすぎる!」 モモタロス「うっせぇ!!」 まどか「いまです!」 ビュン! モモタロス「おぉ!!」 シグナム(洗脳)「!?」 W(フィリップ)「きみたち、シグナムは洗脳されてる身だ、解除を優先して考えよう」 コスモス(SD)「私が行って見ようか フルムーンレクトが効くかも知れないぞ」 阿部さん「なるほど、じゃあ俺がライブし」 シャマル「だめです、もう私がやります」 「ウルトライブ!ウルトラマンコスモス!!」 シグナム「!?、なんだお前は…」 コスモス(ルナモード)「私はウルトラマンコスモスだ!行くぞ!」 はやて「ホンマ大丈夫かな…」 ???「営団ブラスト!!」 ドバババババババ コスモス(ルナモード)「何!?」 189系「おっとあぶねぇ!!鉄壁!!」 バアアアアン!! 189系「そこに隠れているのは誰だ」 ???→営団8000系「俺っちは営団8000系。塚ばれるの早いよォ」 スター(ブラッチャー)「そして僕はスターです。どうぞよろしくお願いします」 営団8000系「スター、君こいつらに敬語使わなくていいんだよ?」 スター(ブラッチャー)「でもとりあえずね。うん」 営団8000系「シグナムさぁんよォ おれっちがあのウルトラマン倒すからお前はそこら辺の奴を頼むよォ」 シグナム(洗脳)「命令するな」 営団8000系「まぁそう言わんでも」 スター(ブラッチャー)「えーっとあのウルトラマンは… ウルトラマンコスモスか。対策しないと戦力1人失うから先に倒した方が良いかも」 福島「ぜぇぇやぁっ!!」 ガキィンッ! スター(ブラッチャー)「っ!!!まさか僕の剣をはじきに来るなんて思わなかったよ」 福島「これもあいつを守るためだ。」 スター(ブラッチャー)「ふぅん。でも…そんな刀で僕の剣が防げるとでも?」 福島「っ!」 キュイイイイイイ、チュドォォォォン!!!!! マスタートカーゲ124匹、巻き添えを食らって他界 福島「っ、このくらいで福島男児はにげねぇ!」 黒船「そのいきだ!福島!」(マスタートカーゲ達を倒していっている。) プラティオ「く、くぅっ…」 なのは「シグナム!私たちは仲間でしょ!?どうしちゃったの!?」 シグナム「ふん、お前に教える義務はない。…死ね。」 なのは「っ!(ドォンッ!)シグナムちゃん!目を覚まして!」 シグナム「…」 サタニス「くっ!ベホマ!」 プラティオ「かさねがさねありがとう。っと!」 シグナム「私が傷つけた少年が起き上がったか。」 プラティオ「この程度でくたばりはしないよ。」 はやて(センノ―解く方法…センノ―解く方法…!)「そこのあんた!アルカナとかいうてたな!あんたの魔法で何とかならへん!?」 黒船「!そうか!アルカナさんの魔法で…え?」 アルカナ「ぐ…が…あ…」 スター(ブラッチャー)「君の実力、これくらいなの?しょっぼいねー。真・クッパ軍にいたころの腕をふるってよ。さあ!」 青森「アルカナぁ!ブフダイン!」 スター(ブラッチャー)「フーン…氷属性?それって…僕が“東北新幹線”だってことを知った上での行いかな?甘いよ!」 バァンッ! シュンッ! 青森「っ!?」 スター(ブラッチャー)「ここで切り刻むのもいいけど…。まずはクッパ様に頼まれたものを取っておかなきゃね…」 シュンッ! カービィ「!?」 バシィッ! スター(ブラッチャー)「目的のもの、ゲーット♪」 リン「フ、不思議な指輪が!」 カービィ「すまねぇ…みんな!」 ドォォォン カラカラ… スター(ブラッチャー)「おやおや?あのGT最速(笑)も来るのかな?」 ビュゴォォォォォオオッ!!!! ダァンッ! エスクード「鉄道のお前が何故それを知っている?」 スター(ブラッチャー)「退屈しのぎになるものはないかとテレビバエ君を脅して手に入れた情報さ。それにしてもずいぶんと早いご到着だったね。」 エスクード「まあな。俺のエンジンが疼いて疼いて仕方ねぇものだからな。」 なのは「プ、プラティオ君…」 プラティオ「なのはさんの敵!ここでとらせてもらう!」 エスクード「おや?そこにいるのは…はん、砂漠の世界で俺とつまらない寸劇を広げてくれたガミラスだかなんだかの職を持つ奴ではないか」 プラティオ「ルミナスだ。」 エスクード「まあどちらでもよい。時にスター、ここは協力してやろうではないか。」 スター(ブラッチャー)「おっ!いいのかい?戦いがつまらなくなるけど。」 エスクード「どっちにしろつまらなくなるだけだ。これから始まりますは二閃の光のダンス。徳とご覧に入れましょう。そして、その踊りに見とれたまま死ぬがよい!!!」 なのは「プラティオ君!行くよ!」 プラティオ「OK!」 エスクード「ふん、無駄なことを…」 プラティオ「シルフィード・ランサー!!!」 エスクード「はっ!たっ!」 カシッ! エスクード「っ!…俺の体に掠らせるとはな…腕だけはいいようだな。」 プラティオ「…まだまだこれからさ。”スペクトラルライト”!」 ドォォォン! スター(ブラッチャー)「ふふっ、引っかかったね。」 プラティオ「っ!」 スター(ブラッチャー)「お返しさ!」 プラティオ「くっ!」 エスクード「ぜぇいっ!」 プラティオ「っ!追撃」 【モノクロ&スロー】 スター「ふふっ、君、あのスキル使わないなんてどういう理由かな?…いただきぃ。」 プラティオ「くっ!っ!!!?」 ブッシャアアアアアアアアアアッ!!!! プラティオ「い…つ…ま…!?」 スター(ブラッチャー)「意味がわからないって顔しているね。まあ教えてあげるよ」 205系「馬鹿野郎!プラティオ!お前が今戦っている相手はその昔420キロ出した新幹線なんだぞ!同じ会社の俺が言うんだからな!!!」 スター(ブラッチャー)「横やりごくろう。死ね。」【スターサンシャイン】 キュイイイン ズピィッドォンッ!!! 205系「ぎゃああああああ!!!!!!」 ベジータ「へっ、イロスマ軍に入ってきてここ何回か体が震える戦いを見てきたが…今だに体が恐怖で震えてやがる…!」 エスクード「後ろに気を付けな、おっさん!」 ベジータ「っ!?」 キィィィィンッ、ドォォォン!!!!(ベジータが城壁送りになった音) 営団8000系(もうあいつら2人でよかったんじゃないのか?) なのは「プラティオくぅぅん!!」 シグナム「この先には行かせん。何故ならば貴様はここで死ぬ運命なのだからな。」 なのは「そこをどいて!でないと!」 シグナム「ふん、あの小僧のことが気になるのか。だが貴様は、私と戦う運命にある!」 なのは「っ!?きゃああっ!」 ドォォォン!!! エスクード「でりゃりゃりゃりゃりゃりゃっ!!!!!!」 ライト(エスクードの格好のサンドバッグになっている) バート「な、なんてことだ!み、味方が!」 ライバード「くっ!モブも襲いかかってきやがるし…こんな混戦状態は初めてだぜ…!ゼツボー的だ…!」 営団8000系「もうあいつら2人だけでいいのでおれっちはのんびりポテトでも食べましょうかねぇ~」 シグナム(洗脳)「いや戦えよ」 営団8000系「黙れやたら胸がデカくてE331系よりも働かないニート侍め」 シグナム(洗脳)「(怒)」 営団8000系「まぁいいや」 リン「話している隙に気合い玉!!」 ドカーン!! 営団8000系「何すんねん!!!!ポテト食う時に何攻撃してんねん!!!」 リン「いただきだリーンwww」 営団8000系「これでもくらえ!」【爆弾ドア】 https //www.youtube.com/watch?v=n4ZE1465AiE ドカーン リン「リィィィィィィィィン!!!!!」 営団8000系「ふぅ ポテト盗むとこうなるぜぇ?皆も気を付けろよォ?」 ポリポリ 営団8000系「え…?」 キョウリュウレッド「おぉ!このポテトブレイブにうまいぜ」 まどか「そだね」 営団8000系「こらああああああああ!!!」【爆弾ドア】 ドカァーーーーーーーーーーーン キョウリュウレッド「うぎょええええ!!」 まどか「ウェヒ?」 梓「おぉ…(私も2,3個ほどパクッたけどバレてないっぽい…?)」 シグナム(洗脳)「おおおおおおおおお!!」 コスモス「ハッ!」 ズゴッ シグナム(洗脳)「ぐふっ!」 フォーゼ「おらぁ!!」 ドガァ!! シグナム(洗脳)「ぐあああ!」 なのは「あ、ありがと」 フォーゼ「あぁ、だが問題はあの車野郎だ」 エクスード「おおおおおおおおおおおお!」 クリプト「させるかいな!」【サイコキネシス】 エクスード「なに?お、おお!」 シャロ「私も手伝うよ!!」【サイコキネシス】 エクスード「おおおおおお!!」 ズゴーーーーーーーン キョウリュウレッド「ガブティラファング!!」 プラティオ「おおおおおおお」 ガッドガッ カズキ「破壊ビーム!」 ライト「くっ…ライトプリズム!」 ドカァーーーーーーーン エクスード「ぐぐぐ…こんなもの…」 モモタロス「手ごたえあり見たいだなぁ!」 クリプト「地球の乗り物は持ち主の人間に逆らうやつもおるんか、おぉこわ…」 秋「まぁ、普通の車はあんなふうになることはないからwww」 ピッコロ「なんでもいいが、まだあの車を倒せたわけじゃないみたいだゾ」 リン「大丈夫だリーン、この調子であんなのスクラップだリーン」 プラティオ「あんまり調子のらないほうがいいと思うけど…」 営団8000系「あいつらめ…このおれっちがジャガイモを1から育てて収穫して細く斬って最終的に揚げた手作りポテトを食いやがって…」 スター(ブラッチャー)「ある意味すげぇよそれ」 シグナム(洗脳)「確かに…」 営団8000系「とりあえずスターよ、いきなりだがこれを見てくれ」 スター(ブラッチャー)「ん」 営団8000系「俺が書いた手書きの河童を見てどう思う?」 スター(ブラッチャー)「!?」 モリト「モ?あいつの様子が変だモー」 スター(ブラッチャー)「うおおおおおおおおお!!!!!!!」 営団8000系「(よし作戦通り!!河童の絵を見させてスターを河童モードにしたぞ)」 なのは「ぷ、プラティオ君!?だ、駄目だよそんな状態で!?目、目が…翠色!?」 黒船「翠眼の悪魔だ!離れてくれ!」 プラティオ「くっ…このDNAの持ち主が持つ能力のおかげで大丈夫みたいだね。」 スター(ブラッチャー)「見てくれが変わったところで強さが変わらなくば意味がない。」 営団8000系「ちょwww相手もまとう空気変わったやつが一人いるぞwwww」 プラティオ「見てくれだけかどうかは…実際に確かめてみることだね!」 チシュッ! ズドドドド! ドガッ! グサササッ! ズササーッ! プラティオ「っ!さっき戦った時より強くなっている…これでは差がちぢまらない」 スター(ブラッチャー)(ふふふふふ…前の時よりも強くなれている!これはチャンスだ!) プラティオ(ちっ…やるしかないか!)【モード変換:イクリプス】 スター(ブラッチャー)「ほう。貴様もモード変換ができるのか。面白い。」 プラティオ「これが僕の”闇”の面さ。この面でお前を倒してあげるよ!」 スター(ブラッチャー)「ふん、人間ごときが。この俺にかなうと思うてか?」 シュンッ! プラティオ【モーニングスターフォール+モーニングスターフォール+モーニングスターフォール】 ズガガガァンッ!!! プラティオ(な、なんだったんだ?今の詠唱速度の速さは…)「っ!」 スター(ブラッチャー)「油断した…。今のは何だ?」 プラティオ「僕にもわからないよ。唯一わかることは…前に被った液体の効果が原因だってことくらいさ。」 スター(ブラッチャー)(ゴロリンコの丘にあった研究所の液体サンプルか…) プリウスTC「隙ありっ!!」 スター(ブラッチャー)「くっ!」 プリウスTC「覆いをすっ飛ばしただけか…!」 スター(ブラッチャー)「ほう。ヒカリアンの象徴をすっ飛ばすとはな。それぐらい覚悟があるといふ事か。」 プリウスα「フローズンヴェイパー!!!」 スター(ブラッチャー)「なっ!?す、スラスターがイカれただと!?」 プリウスTC「プラティオは敵討ちに専念してくれ!」 プラティオ「プリウスTC…ありがとう!」(しゅうううん) なのは「プラティオ君の目の色が元に戻った!?」 エスクード「ふん、また貴様か。」 プラティオ(先ほどの力…どうやら治癒能力も向上するようだ!痛みも感じなくなっている…!)「まあね。砂漠の世界でのリベンジを果たしに来たよ。」 エスクード(さっきの野郎…ただのタコとみたのが間違いだったか…!)「ならばここで決着をつけよう。」 プラティオ「いいね。それに賛成だ。今の君の状態では気が引けるけどね。」 エスクード「ふん、このくらいの損傷、ハンデと思えば軽い物よ。」 プラティオ「ありがとう。じゃあ正々堂々と行かせてもらうよ。」 エスクード「そうこなくてはな…!損傷しているとはいえ…久々の強敵(とも)に出会えたんだ…せいぜい悔いのない戦いをしよう!」 プラティオ「”スペクトラルライト”!!」 エスクード「くっ!ずあああああっ!」 プラティオ「”ライトランスフォーミング”!!」 ぱんっ! エスクード「っ!後ろに回られたか!」 プラティオ「ブレイジングスター!!!」 エスクード「ごはぁっ!」 ヒュウン、ドォォォンッ! プラティオ「シルフィード…ランサー!!!」 エスクード「ぐあああああっ!!!…くっ!こうなったらいたちの最後っ屁だ!」 カチャリ、グサッ!!(プラティオの左肩を槍が貫く) ブシュウウウッ! プラティオ「っ!!!?く…だああああああっ!」 ずるっ ずるるるるっ プラティオ「肩を狙ってくるとは…恐れ入ったよ。」 エスクード「へっ、仲間へのせめてもの贈り物だ。これで傷の程度ではイーブンになったな。この技で決着をつけようではないか!」 営団8000系(!?え、エスクードのパワーが上がっている!このままでは…!自滅…!) プラティオ「のぞむところだ!”アルティメットスペクトラルライト”!!!」 エスクード「時速300キロ越えの力を見よ!!!うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」 プラティオ「!?光線の中から突っ込んでくる・・・・!?」 ガキッ…ゴキガギガギガキャッ! エスクード「うらあああああああああ!!!!!!!!!」 プラティオ「だあああああああああああああ!!!!」 ゴキゴキャゴキャギィッ!!! エスクード「ぐっ…ぜやあああああああああ!!!!!!!!」 ゴギギィッ!ボンッボンッ!ドガンッ! エスクード(くっ!ここが俺の限界か…!) 【回想】 エスクード『俺を速くしてくれる…だと?』 骨クッパ『ああ。速さだけではない。攻撃力、防御力も上げてやろう。』 エスクード『・・・・了解した。喜んで引き受けよう。』 骨クッパ『おう!受け入れてくれるのか!』(ぐっふっふ…これで仲間を一人ゲットだワイ) 『要塞』 エスクード『っ!?な、なんだこのウィルスは!強くしてくれたら返してくれるのではなかったのか!?』 骨クッパ『まんまと騙されおったなうつけが。はなっから帰す気なぞないわ。』 エスクード『だ、だましたなぁっ!』 骨クッパ『ふはははは!あばれろ!存分に暴れまくれ!どうあがいても絶望だがな!ふはははははは!!!!!』 【回想終】 エスクード(こいつなら…骨クッパをを倒してくれるであろうな…。ふ…ふふ…頼んだぞ…わが強敵(とも)よ…) プラティオ(このまま行くと魔力が底をつく!) ブーンルミナス「私も協力します。2人でやった方がいいでしょ?」 プラティオ「ブーンルミナスさんわかった!でやあああああああああああああああっ!!!!!」 ごきゃっ!!ガキッ!ガキゴキンッ!!ドガン!!ドガドガドガァァァン!!!!!! ブオウッ!!! エスクード 他界 プラティオ「ふぅっ」 たっ、どさっ。 なのは「プラティオ君!?」 プラティオ「なのはさん?…」(はにかみながらサムズアップし、目をつむる) プラティオ 気絶 なのは「プラティオくん!?」 ブーンルミナス「気絶しているだけです。体力を消耗しすぎたのでしょう。」 なのは「よかったぁ…」 【その頃…要塞では】 ジャドー「グランツーリスモの世界から雇ってもらったジャイロゼッターが倒れたようですね。骨クッパ様。」 骨クッパ「ああ。せっかく改造を施してやったというのに」 ジャドー「ふっふっふ…まだ焦ってはいけませんよ。我々真・クッパ軍には2Jレースカーがいるんです。…彼の戦闘力に期待しましょう。」 骨クッパ「そうだな。」 ジャドー「仮に2Jレースカー…こいつがぶっ壊され、我々のいる中核までイロスマ軍が迫ってきそうな場合は骨クッパ様はクッパクラウンに乗ってどこかへと逃げてください。」 骨クッパ「なんだと!?き、貴様はどうするのだ!?」 ジャドー「むろん私も逃げます。ですが一つだけここに素敵な物を置いていきます。…それはデスゼノンです。」 骨クッパ「ほう。デスゼノンにイロスマ軍を倒させるのか…上手くいくのか?」 ジャドー「イロスマ軍が強化を施さない限りは、上手くいくと思われます。」 スター(ブラッチャー)(こいつ・・・・見た目は某工業のマスコットロボみたいだが・・・・手品を使ってきてやがる・・・・・・!スピードがあってありがたいと思ったことはこれ以上にない・・・・・!) プリウスTC(かつて420キロ越えを目指した新幹線の話は聞いたことがあったけど・・・間違いない、俺の時間停止からのナイフ投げを避けるあの瞬発力・・・・彼こそが話に出ていたスター21だ・・・・!俺がロボットで本当に良かった・・・・。) スター(ブラッチャー)「ロボットよ、なかなかにやるな。誉めてやろう。・・・・だがその程度のスピードで俺の回避について行けると思うか?」 プリウスTC「その点についてはもう諦めてるさ。・・・・投げではね。だけど斬撃ならどうかな?」 スター(ブラッチャー)(!?大きなナイフに持ち替えた!?) ゴガギィッ!! プリウスTC「どう?手も足も出ないだろ?」 バチバチッ プリウスTC「え?」 バチィッ、バチバチバチィッ!キュゥゥゥゥン ドガァァァァァン!!!! プリウスTC 他界 プリウスα「な・・・・なに・・・・?なにが・・・・起こったんですか・・・・?」 スター(ブラッチャー)「8000系、もういいぞ。(マニピュレータ―にリングをはめる)相手が物思いにふけっている隙に8000系にリングを渡しておいてよかったぜ。」 サタニス「お前…プリウスTCになにをしたんだ!」 営団8000系「ではオレっちから話してあげよう。このリングは重力の中心を変える力があってな。俺はその重力の中心をあのロボットにあてて・・・・中身から壊したのさ。」 ディナス「っ!?な、中身・・・・から・・・・!?」 スター(ブラッチャー)「・・・・おや、もう怪物たちはこないのか。ではここを・・・・貴様らの墓場にしよう!」 キュウインッ!!! ダァァァァンン!!! 黒船「がああああああっ!!!」 なのは「きゃあああああっ!!」 ライト「ぐがああああっ!!!グガ・・・ゴハァッ!」 ライト 天井に叩きつけられたのがとどめとなり他界 ベジータ「ぐああああああああっ!!!」 リン「ぎゃあああああああ!!!」 モリト「モォーッ!!!!!」 スター(ブラッチャー)「もういっちょ!!!」 キュウインッ、 ダァァァァンッ!!!! 黒船「ぐああああああああっ!!!!」 なのは「いやああああっ!!!」 ベジータ「ぐあああああああっ!!!!」 リン「リィーンッ!!!!!!」 モリト「もぉーっ!!!!」 ファイアーNEX「ぐ…が…くそっ…この技、どこかで」 スター(ブラッチャー)「おや?身に覚えがあるようだな。多分思い浮かんだ通りだと思うぞ。この技はプロソポが鉄道組をいたぶるために作った技だ。俺も一度こう言う技で無双したくてな。ついでにいいことをおしえてやろう。・・・・・このリングはな・・・どこかの世界の裏社会の頭領(ドン)が使うリングだ。それも特級のな。・・・・今までの恨みがこのリングで返せると思うとぞくぞくするぜ…。」 営団8000系「とどめおれっちがやっていい?」 スター(ブラッチャー)「ご自由に」 営団8000系「そんじゃ行くよー エターナル営団バズーカ発射!!!」 ドカーン ???「紅の炎!!!」 ボオオオオオオ 営団8000系「あぶねっ!!!」 スター(ブラッチャー)「誰だ!!!」 ???→京急2100形「俺か?俺はエージェント部隊所属、京急の赤い稲妻、京急2100形だ!!」 営団8000系「えええええええええ」 スター(ブラッチャー)「でもまた潰せばいい話だ。シューティングスター!!」 ドオオオオオオ ???「エースショット! ばきゅーん!!」 ドカ――――ン スター(ブラッチャー)「何!?」 営団8000系「エースショット・・・ま☆さ☆か…」 キュアエース「愛の切り札!キュアエース!!」 営団8000系「出たあああああああ!!!!プリキュアアアアアア!!!!もうダメだああああああああああ」 京急2100形「あいにくこっちはキュアエースと共に行動していたんでな。お前らは負け確定だ」 [6393] RE 空想世界イロスマseasonⅡ PARTⅩ Name:セブン13 Date:2014/03/27(木) 13 09 バート「つまり、あんたがキュアエースとやらか!」 キュアエース「えぇ、その通りよ」 ゼロ(SD)「なんだ、ギロチンは使わないのか・・」 キュアエース「つ、使うわけないでしょそんな物騒なの!」 ネオス(SD)「エースと言うからてっきりあの切断魔見たいな奴だと思ってたぞ」 マリオ「とにかくあのポテトレッシャー(営団8000系)慌ててるし今がチャンス」 リン「くず鉄になっちまえリーン!破壊パンチ!」 ドガァ!! 営団8000系「ぐぎょえええええ!!」 スター(ブラッチャー)「おおおおおおおおおお!!」 ガッ キュアエース「フッ、無駄よ」 フォーゼ「さんきゅ!」 「ロケット ドリル リミットブレイク!」 フォーゼ「ライダーロケットドリルキック!」 ガガガガガガガガガガガガガ ドカァーーーーン スター(ブラッチャー)「ううおおおおおおお!」 梓「どうでしょうか」 スター(ブラッチャー)「ま、まだだ・・・」 シグナム(洗脳)「うおおおおおお!!」 ブォン! キュアエース「くっ・・・(洗脳されてるわねこの人・・・)」 キョウリュウブルー「大丈夫か?」 キュアエース「えぇ・・」 キョウリュウグリーン「ガブリカリバー!」 ガッ シグナム(洗脳)「ほぉ・・・おもしろい・・」 クリプト「キュアエースやったっけ?、あのねーちゃん洗脳されてるみたいやで」 キュアエース「えぇ、さっき気づいたわ」 秋「ずいぶん早いわね」 黒船「ぐ…ぎぎっ…!」 ディナス「う…あ…!」 キュアエース「来るのが遅すぎたみたいね」 梓「そうなんです。・・・・実を言うと私もボロボロで・・・・・。」 キュアエース「・・・・経緯を話してもらおうかしら。」 【軽音部員説明中】 キュアエース「だからあんな惨状だったのね・・・・・。」 キュアマーチ「あ・・・・・え…・エー・・・ス・・・・。に・・・・にげ・・・・て・・・・!」 ライバード「・・・・・・い・・・・今・・・・逃げねぇと・・・・危険だ・・・・・・!」 X2010「く・・・・くうっ・・・・・!」 京急2100形「ああん?・・・・・・俺を襲ってきたのと同じような奴が倒れまくってるな・・・・。」 梓「!?そ、それ・…どういうこと・・・・!?」 京急2100形「何でも”覚悟しやがれ!鉄道野郎!頭文字Dの誇りをぶつけてやる!”とかなんだとか言ってたぜ。」 黒船「・・・・D・・・・・・へへっ・・・・あいつが・・・・とうとうくるのか・・・・・!」 コルベットRM「どこで・・・・道草・・・・食ってたんだよ・・・・あの野郎・・・・・!」 キュアエース「モーター音が聞こえてきた・・・・?」 ギルティア「ジャイロアークだ・・・・・・!量産してたんだ・・・・・!」 マスターバート『すまん!トレノの到着が遅れた!お詫びとして匠人とかいう人物から無理やり押し付けられた改造パーツも送っておく!』 ダァンッ!ブロロロロロロロロロロ! ???「超速変形!」 ギルティア「・と・・・・・トレノだ・・・・・トレノが来た・・・・・!」 トレノ(shigeno)「待たせたな。・・・・・・なんだこの惨状は。」 【変身少女説明中】 キュアエース「・・・・・というわけよ。」 トレノ(shigeno)「・・・・・大地のリング・・・・敵方にわたってしまったか・・・・。まずは場の処理から始めなくてはな。」 【キング・クリムゾン!!】 【イロスマ軍全員の傷が回復した!】 黒船「助かったぜ、shigenoトレノ。」 アルカナ「まさか豆腐屋の車までジャイロゼッターになるとはな・・・・・。ともかく助かった。」 トレノ(shigeno)「まさか俺もあそこまでズタボロにされてるとは気付かなかったからな。」 スター(ブラッチャー)「振り出しに戻ったどころか戦況があっちの方に傾いたな・・・・・。」 営団8000系「なにを落ち着いているんだよ!俺っちたちピンチなんだ・・・・・あ。」 スター(ブラッチャー)「はぁ・・・・やっと気付いたか。これがあれば・・・・・相手を叩きつけることができるからな。」 営団8000系「さ、さっすがスターさん!そこにしびれるあっこがれるぅ―!!!」 スター(ブラッチャー)「ならばまずはキュアエースを傷つけておこう。」(警笛をならす) クラタナ「黒船!正体不明の敵がこちらにむかってくるわ!」 トレノ(shigeno)「こっちも迎撃するぞ!」 189系「おう!」 【イロスマ軍支援機8機破壊 クッパ軍支援機203機破壊】 キィィィン、ドゴォォォン!!! 営団8000系「ぐおああああああ!!!!」 スター「っ!?」 シグナム「くうっ!」 トレノ(shigeno)「支援機はこっちに任せろ!」 黒船「OK!」 ライバード「なんだこのちょくほうた・・・・うおっ!?」 ガチンッ!ガチンッ! 【break up!】 ライバードSνE(シャイニングニューエディション)「・・・・これが・・・・新しい・・・・俺なのか・・・・?」 トレノ(shigeno)「ライバード!そっちに敵支援機が行ったぞ!」 ライバードSνE「こ・・・これどうやるんだ・・・・こうか!」 パシュシュシュッ! ビビビビビビッドガガァァン!!! スター(ブラッチャー)「・・・・自動車かぶれが・・・・図に乗るなぁ!!!」 カービィ「スターダストパニッシャー!!!」 スター(ブラッチャー)「ごがあっ!?」 205系「今だっ!」 サッ! 205系「正気に戻りやがれぇぇぇぇぇ!!!!!!!」 シグナム「んぐっ!?」 キィィィィン・・・・・・・・・ シグナム「ん・・・・・・・・?わ・・・・私は何を・・・・・。」 はやて「正気に戻ったんやな!よ、よかったわー・・・・・。」 スター(ブラッチャー)「っ!?セ、洗脳を解かれただとぉ!?」 ベジータ「はっはっは!残念だったな!貴様はここで・・・」 スター(ブラッチャー)「極刑。」 キィィィンッ、ドォォン!!! 営団8000系「あ、岩盤。」 スター(ブラッチャー)「ふふふ…ふははははははは!!!!!よくやってくれおったわこのジャッ○どもが!!!」 営団8000系「ほい。」(高尾山の天狗像を見せる) スター(ブラッチャー)「ボクも負けていられないからね!本気でいくよ!」 キィィィン… スター(ブラッチャー)「うらっ!」 どがっ!!!(イロスマ軍全員が壁にたたきつけられる音) スター(ブラッチャー)「でりゃっ!!!」 ズオウッ!!(イロスマ軍全員が壁に押しつけられる音) 黒船「かはっ!・・・・・・なんと・・・・してでも・・・・あれを・・・・・・!」 なのは「くっ・・・・うううっ・・・・・・!」 営団8000系「おや?まだまだ逆らう気かな~?俺っちたちにクリスタルを渡してくれれば…解放してあげるんだけどなーww」 クラタナ「だれが・・・・あなたなんかに・・・・・」 ドウッ! クラタナ「ぎゃはっ!」 スター(ブラッチャー)「ん?なんだこの物体は・・・・。スキルブック?」 黒船「ま・・・まずい・・・・・!あれは・・・・・!」 営団8000系「黙ってろよ、鬼畜色が。」 ドスッ! 黒船「ごはぁっ!えほっ…げほっげほっ!」 スター(ブラッチャー)「どっち道今のボクには必要ないか。」 ライバード「ぐがっ……っ!」 スター(ブラッチャー)「8000けーい、クリスタルは手に入れられたかーい?」 営団8000系「無駄だったようだぜ。」 スター(ブラッチャー)「そっか。じゃあ、素敵な”サーカス”でも観賞しよっかな♪」(マニピュレータをイロスマ軍にかざす。) クラタナ(気絶してしまっている) バート「ぐ・・・ぐあ・・・・っ・・・・・!」 キュアエース「・・・・う・・・・ううっ・・・・・!」 営団8000系「俺っちは観客役でOK?」 スター(ブラッチャー)「OKOK♪これからご覧に入れますはたくさんの肉体、そして鉄の塊が織りなす素敵なショーでございます。皆さまどうかみてください。」 営団8000系「おおおおおおおっ!」(モスバーガーのポテトを食っている。) 【その頃】 カケル「おっかしぃな・・・・・。ライバードどこに行っちゃったんだよ・・・・・。」 マスターバート『おいそこの少年!お前のパートナーにはっぱをかけてみないか!?』 カケル「うおっ!?だ、誰だおめー!?・・・・っていうかはっぱって・・・・・。」 マスターバート『今お前のパートナーであるライバードは天空の神殿にて危機に陥っている!どうか助けてやってくれ!』 カケル「うおっ!?ら、ライバードの両手に物体が取り付けられてる!?ゼツボー的にかっけー・・・・じゃなくってら、ライバードがピンチ!?・・・・わかった!」 マスターバート『感謝する!では念波でライバードの元に届かせるからはっぱをかけてやってくれ!』 【イロスマ軍の所】 ドガァッ! マーチ「っ…」 ライバード「うあっ・・・・・・。」(く、くそっ・・・・・このまま俺たちは…なすがままになるしかねェのかよ・・・・・!) ???『・・・ばーど!・・・・ライバード・・・・!』 ライバード(あ・・・・カケル・・・・なのか・・・・・?その様子じゃあ…・・俺のことを・・・・探してくれていたみてー・・・・だな・・・・・。けど・・・・わりぃ・・・・カケル・・・・・お前のところには・・・・戻れそうにもない・・・・・・・・。) ???→カケル『ライバード!頑張ってくれライバード!俺たちどんなにゼツボー的な状況でも頑張ってきたよな!・・・・・お前が壊れたら・・・・俺・・・・俺・・・・ッ!』 ライバード(カケルが・・・・・・・目から水を流している・・・・・・・アレは・・・・涙・・・・?涙・・・・なのか・・・・・?・・・・・・オーナーの希望にもこたえられねェ車は・・・・ただの鉄くずだって…・どっかの軍人が言ってたっけな……。・・・・・・・俺は・・・・車・・・・AIカーであって・・・・・ジャイロゼッターでもある・・・・・。・・・・・ここで死んだら・・・・・ジャイロゼッターのな折れだ・・・・・!!!!)「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」 キィン、パァンッ!!! 205系「ライバード…とかいってたな。お前も小言で元気をもらったのか?」 ライバード「あれ・・・こごとって言うのか・・・?・・・・とにかく元気をもらったことには違いないぜ。」 スター(ブラッチャー)「っ!?じゅ、重力にさからっただと・・・?へへっ、今更動けるようになったところで意味はないと思うよ!」 205系「ならば俺たちが意味があるということを証明してやる!行くぞ!ライバード!」 ライバード「おう!!」 ガシャン!ガシャンガシャンッ!(ロボット形態から元の形態に戻る音) 【ライバード 205系 DOUBLEFINALBURST!!!】 【超速回転によって地球の自転を止めた!】 ライバード「これが俺たちの全力必殺!」 205系「”メカニックオーバードライブ”!!!!」 ザガガガガガガガガガガシュガガガガシュガシュガシュッ!!!! ドガァァァァンッ!!! スター(ブラッチャー)「ぐがああああああっ!!!?く、くうっ!ま、まさか鉄道と自動車が手を組むとはね・・・・・!」 ライバード「ただの車だと思って油断したのが間違いだったようだな?スターさんよ。」 スター(ブラッチャー)「おもしろい…!実に面白い!君達は実に面白い逸材だ!ボクもまだまだ楽しめるってわけだね!」 205系「ああ。 スター「面白いものを見せてくれたお礼に君達の仲間を重力から解放してあげよう。」 パリィンッ! どさっ! スター(ブラッチャー)「どこからでもかかってきなよ!今度のサーカスの主役は…ボクさ!」 ファイアマリオ「うるせぇわ!そのサーカスをぶちこわしてやる!」 サッ【ファイアフラワー】 スター(ブラッチャー)「フンッ来るならこい!」 ファイアマリオ「ファイアボール」 ドビュビュビュビュビュビュビュビュ!! バート「おい、グミ撃ちはフラグだぞ」 スター(ブラッチャー)「ハッ!!」 ドガァ!! マリオ「ぐほぉ!」 バート「だめだこりゃぁ、もう俺が行くぜ!」 ビュン スター(ブラッチャー)「きかないね」 ドガァ バート「チィ・・・硬いやつだ」 シグナム「おおおおおおおおおお!」 ガッ!! スター(ブラッチャー)「こんどは君か…」 バート「いくぜ!」 シグナム「あぁ」 スガッ ドガァ!! スター(ブラッチャー)「ッ…ま、まだまだ!」 ゴォ バート「うおおお!!」 ドガッ デキット「バート!」 クリプト「こうなりゃこいつでどうや!」【イオンランチャー】 ボンッ ドカァーーーーーーーーーーーーーーーン!! ほむら「私からも一発!」【RPG-7】 ドッカァァァァァァァァン!! 「ジョーカー マキシマムドライブ」 ダブル「ジョーカーエクストリーム!」 キョウリュウレッド「ケントロスパイカー!はぁ!!」 ズガァ!!ドガァ!! スター(ブラッチャー)「ぐおぉ!調子に乗るな!!」 ゴォ!! ほむら「きゃああ!!」 キョウリュウレッド「うわぁ!!」 キョウリュウグリーン「何かアイツを黙らせる方法はないのか」 ダブル(フィリップ)「検索したんだけどあいつは絵を見ると性格が変わるようでもう一度絵を見ると元に戻るみたいだ」 ウエスト「そういえばそうだったね」 なのは「私の記憶だと、あの性格になるとき見せてたのは天狗、つまり天狗の絵を見せればおkね」 リン「なるほど、でも天狗の絵とか何処にあるリーン?」 秋「誰か紙とペンか何かない?すぐ描くけど」 営団8000系「紙とペンならここにあるよー☆ とれるもんならとってみろwww」 リン「あいつから奪うリーン!!」 営団8000系「オニオンリングカッタ―!!」 ズバッ リン「リィン!!手かこれオニオンリングだリーン」 パックン「え?マジで?」 リン「普通に美味いリーン」 パックン「ならとるぞー!」 営団8000系「お前にはこれを食らわせてやる」【オニオンリングカッターX】 ズバッ パックン「そんなもの食ってやる」 バグッ パックン「うまい…って辛い―――――!!!!!」 営団8000系「それにはからしとわさびと唐辛子と塩3kg入れてあるからねぇwwww食おうとすればこうなるぜぇww?」 黒船「せぇいっ!」 スター(ブラッチャー)「よっと。どこ狙ってるのさ!」 X2011「そこだぁっ!」 スター(ブラッチャー)「甘い甘い!」 黒船「く、くうっ・・・・!やっぱり無理か・・・・!」 スター(ブラッチャー)「あははっ!傷ついた状態で刃むかおうなんて甘いよ!」 なのは「ショートバ」 スター(ブラッチャー)「甘いっていってるでしょ!」 ヒュンッ、ドォォォン!!! なのは「あうっ!」 スター(ブラッチャー)「さーて、このナイフでひょひょいのひょいっと。・・・・・でーきた。」 はやて「っ!?あ、アカン!なのは!逃げて!」 なのは「うーんっ!せーっ!・・・・動けないよ・・・・・!」 スター(ブラッチャー)「さぁーて。誰も来ないみたいだし・・・・それじゃ、ここで亡くなってもらおうかな♪」 (ナイフを3回転させてなのはの方へ向け、飛ばす) なのは「やられ…!」 グサッ! プラティオ「っ!…間にあったみたいだね。…っ!」 カランッ、カランカラン。 スター(ブラッチャー)「きみ、槍によってできた傷はどこに行ったのかな?」 プラティオ「それならトレノさんが直してくれたよ。”シャインリデプション”!」 スター「ぐっ!」 営団8000系「なっ!?まさかの攻撃しながらの回復ぅ~!?」 なのは「プラティオ君っ!気がついたんだね!」 プラティオ「さっき気が付いたばっかりだよ。」 スター(ブラッチャー)(マニピパッチン)「こうなったら皆殺しにしてあげるよ・・・・・全支援、全艦載機!目標はイロスマ軍!総攻撃・・・・開始!」 がしゃんっ!がしゃんっ!どがぁぁんっ! ライバード「SνEモードへ変換!全支援機!攻撃してくれ!」 トレノ(shigeno)「俺の支援機達も頼んだぜ!」 189系「頼むぞ!なるべく被害を小さくするんだ!」 【イロスマ軍側 421機破壊 クッパ軍側815機破壊】 【戦況不利!】 プラティオ「ブーンルミナスさん!行くよ!」 ブーンルミナス「ええ!」 【ライトリフレクション×2】 【敵支援機、敵艦載機合わせて1147機破壊】 【敵艦載機 敵支援機からの攻撃】 205系「がああああっ!」 X2011「ぐああああああっ!」 カービィ【カウンター成功!】「せぇりゃあああっ!」(敵支援機6機破壊) ほむら「きゃああああっ!」 スター(ブラッチャー)「さぁて・・・と。」 シュンッ! ファイアマリオ「!?」 スター(ブラッチャー)「眠ってなよ。」 ズアオッ、キィンっドォォォォン!!!!!(城の壁に巨大なクレーターが出来あがる) ベジータ「この・・・・クソアマ・・・」 スター(ブラッチャー)「そぉれ☆」 ブオウッ、キィンっドォォォォン!!!!!(城の壁に(ry)) ベジータ「ご・・・が・・・・・っ!」 営団8000系「調子いいっすから洗脳キャラを2人また導入しまーす」 バート「なんだと」 営団8000系「それではお出ましです」 【指パッチン】 ムーン(洗脳)「俺はムーン様だー!」 首領パッチ(洗脳)「あははははは―っ」 営団8000系「フッフッフッ…これで戦力UPだぜ」 ムーン(洗脳)「ムーン、トランスフォーム!!」 首領パッチ(洗脳)「全然トランスフォームで来てねぇwwwww」 営団8000系「さぁ2人よ。あいつらを倒して来い」 2人「ラジャー!」 黒船「センノーキャラだとっ!?」 サタニス「黒船!回復させるぞ!」 黒船「わかった!」 【イロスマ軍全員の傷が回復した!】 ムーン(洗脳)「早速だが・・・・俺様は今までお前らが倒してきた敵の魂を吸収するぜ!」 ズゴゴゴゴゴ・・・・・・・!!!! 黒船「くぅっ!」 プラティオ(そういえば黒船も戦歴上死んだことになってるんだった・・・・・!) どぉぉぉん・・・・・・・・ 梓「な・・・・なに・・・・このばけもの・・・・・。」 黒船「・・・・・クラタナ、調べてくれないか?」 クラタナ「・・・・万能モンスター図鑑No.2147 奈落。物理攻撃が一切聞かない圧倒的な強さを誇る妖怪だそうよ・・・・・!」 黒船「・・・・当たってほしくなかった予感が的中しやがった・・・・!」 アルカナ「・・・・唯一の救いはあいつは物理が少しきくという点だけだな。瘴気に気をつけろ。」 黒船「わかった!」 【敵機追加 F-ZEROマシン】 【戦況圧倒的不利!】 ライバード「うそ・・・・だろ・・・・・?っ!クイックリロード!!」 189系「くっ!ミサイルに転換しろ!はや・・・・がぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 ライバード「189系!!!」 189系「このぐらいで俺は倒れんさ、絶対に!」 トレノ(shigeno)「その域だ!」 ライバード「ずああああああああっ!」 黒船(っ!ライバードはロボだから瘴気が効かないのか・・・・!) ヴィッツ「あたれ!」 ムーン(洗脳)「効かぬ!媚びぬ!省みぬぅ!」 ブオウッ!がすっがすっ! ヴィッツ「っ!」 ライバード「があっ!」 リン「ハカイパーン」 【カウンター成功!】 ムーン(洗脳)「甘い!」 リン「リィンッ! ガスッガスッグサブスッ!!! バート「リィィィィィン!!!!!」 カービィ「このぉぉぉぉ!!!!!」 スター(ブラッチャー)「ほい。」 カービィ「!?」 ヒュンッ、ダァァァン!!! 福島「だぁぁああああああ!!!!」 シュルルルルル!!! 福島「うああああああっ!」 プラティオ「”スペクトラルライト”!!!」 ドォォォン プラティオ「効いたみたい・・・なッ!?」 ムーン(洗脳)「ん~?蜂にでも刺されたのか?」 プラティオ「穴がふさがった・・・・・?」 ムーン(洗脳)「餞別だぜ。」【16inch三連装主砲+16inch三連装主砲+16inch三連装主砲】 プラティオ「うああああああああっ!!!」 なのは「体の一部を破壊しても再生されるんだったら…大部分を破壊すればいいと思う!”スターライトブレイカー”!!!」 ドゴォォォォン!!!! ムーン(洗脳)「ああん?なんか下の部分がスースーすんなぁ…よっと!」 なのは「そんな・・・・!」 シュルルルルルルッ!ギチィッ! なのは「う…うあ……っ…」 プラティオ「くっ・・・・!なのはさんを離せ・・・・!」 ムーン(洗脳)「それは無理な相談だな・・・・。」 なのは「か・・・くる・・・かはっ・・・・・・!」 プラティオ(こうなったらプリウスTCさんからナイフを失敬してあいつの触手をぶった切るしかない!) シャリっ、ピシュッ!!! ザシュウッ!! ムーン(洗脳)「ほう。その手で来たか。少しはやるようだな。」 なのは「プラティオ君?助けてくれてありがとう・・・・。」 プラティオ「いいってことさ。・・・・・っ!」 (先が刃のようになっている触手がプラティオの頬をかすめ、プラティオの頬に切り傷を作る) プラティオ「・・・・・捕まえるのに失敗した触手みたいだね・・・・。」 ムーン(洗脳)「ちっ、外したか・・・・・。」 プラティオ「次はこっちの番だ!」 ムーン(洗脳)(ニヤリ)「ぬかったな。」 プラティオ「なにを抜かったっての…っ!?」 ヴィッツ「うあっ!」 なのは「プラティオ君!ヴィッツさん!」 鶴姫「は、はわわわ・・・・な、なにか触手を断ち切る方法は・・・・!そういえばこんな話を聞いたことがあります。」 205系「っ!何か手があるのか!?」 鶴姫「ハイ。ある巫女は破魔の矢で妖怪を倒しながら仲間たちと旅をしたと聞いています。その破魔の矢でたぶん切れるかと・・・・。」 まどか「・・・・なにもしないよりかはよさそうだね!鶴姫さん!やってください!」 鶴姫「ハイ!」 ピシュッ!ガスッ! ムーン(洗脳)「くうっ!…ふん、ただの矢か。ぬるいわ!」 鶴姫「やっぱり付け焼刃では出来ないみたいですね…」 ムーン(洗脳)「せぇいっ!!!」 ばしぃっ!!! 鶴姫「!!!!?」 ヴィッツ「鶴姫さんっ!ぐあああああっ!!!」 首領パッチ(洗脳)「お前俺の出番とるんじゃねぇよ!」 ムーン(洗脳)「うるせぇフェザーエッジぶつけるぞ」 営団8000系「そこ仲間割れするな」 ムーン(洗脳)「へーい」 首領パッチ(洗脳)「Wiiリモコン」 リン「ふざけてる隙に破壊キック!」 ズガッ 首領パッチ(洗脳)「うおっ!?」 ムーン(洗脳)「まつげやろうのまつ毛切ってやる!」 リン「やめろリーン!!!」 モリト「僕の息吹を食らえモー!」 ハアーッ ムーン(洗脳)「ぐえっ 臭ぇ」 営団8000系「さっきの勢いはどうしたぁ!!」【ポテトを食いながら】 首領パッチ(洗脳)「俺にも食わせろ特急フライドポテト!!!」 特急フライドポテト「誰が渡すか!!しかもなんだその愛称!と言うか表記!!!!!」 ポヨ「ヒィア(隙あり ペンと紙いただいていくよ)」 営団8000系「あ 紙とペンとられた」 首領パッチ(洗脳)「紙とペンがとられたようだから取り返してくるぜ!」 営団8000系「頼むぜ」 首領パッチ(洗脳)「これでもくらえ!」【首領パッチ頭突き】 ドガッ ポヨ「ヒィア!」 首領パッチ(洗脳)「今のうちだぁ―!!」 へーベル君「ハーイ(キャッチ成功!)」 営団8000系「次はあの箱野郎だ!」 ムーン(洗脳)「箱野郎まて!!」 へーベル君「ハーイ(怒)」【メガトンパンチ】 ドゴォ! ムーン(洗脳)「ぐほぉ!?」 首領パッチ(洗脳)「ぐふっ」 へーベル君「ハーイ」 バート「よし、紙とペンGETだ」 ムーン(洗脳)「こうなったら意地でも取り返す!」 首領パッチ(洗脳)「くすぐりアタック!」 コチョコチョコチョコチョ 首領パッチ(洗脳)「どうだ!」 天の助「あぁ~気持ちいい~」 バート「ガードしていたのさ!」 ムーン(洗脳)「ならこれならどうだ!月の石(粘土で作った物)を投げる!」 ドガッ バート「痛くねーな」 ムーン(洗脳)「ゑぇ!?」 ヴィッツ「ぐ、ぐあっ・・・・う・・・・・うあああああっ・・・・・!」 キシキシ・・・・カキキィ・・・・・ バート「何という集中力だ・・・・・!」 リン「もう一回やってやるリぃ―ん!今度は違うんだリぃ―ん!」【貫通破壊パンチ】 ゴシャッ! ムーン(洗脳)「無駄無駄ァwwww」 秋「よ、よし、かけました!」 キィィィン スター(ブラッチャー)「これで・・・戦闘力が下がるとでも思ってましたか?」 秋「!?」 スター(ブラッチャー)「あの時の僕とは違います。あれ以来僕は修行をしてきたんです。・・・・ですから性格が変わったくらいでは・・・・士気が落ちたりはしませんよ。」 ヒュンッ! 秋「きゃあっ!」 福島「くぅっ!」 秋「あ、す、すみません」 福島「よがった。怪我はねえようだない。」 スター(ブラッチャー)「ちっ、この冤罪製造機がぁっ!」 カキィンッ! 福島「そのあだ名をつけられるのは過去の所業上仕方がねぇことだ。けんど、おめぇは今血が上り過ぎている!ちっとは冷静にならないか!」 どがっ! スター(ブラッチャー)「ぐほぉっ!?」 パシッ。 福島「黒船!」 黒船「おわっ!?とととと…とうっ!」 営団8000系「な、なにぃ~!?大地のリングが相手側に渡っただって~!?ヤ、やばいよやばいよ~!これ負けるパターンだ・・・・・!」 黒船「バート!これを預かっててくれ!」 バート「ほっ!わかったぜ!」 ムーン(洗脳)「相手側に渡ったところで…」 ズピィッ! ムーン(洗脳)「なっ!?」 ブーンルミナス「くっ、このっ、しつこいですね!」 ムーン(洗脳)「どうやら流れ弾が当たったようだな。あっちは放っておこうか。」 黒船(今だ!)【ヨミガエールEX】 【プリウスTCが蘇った!】 ムーン(洗脳)「んなっ!?倒れていたロボが起き上がっただとぉ!?」 プリウスTC「ありがとう。俺も加勢しなくちゃね・・・・!」 首領パッチ(洗脳)「ムーンの奴さっきから俺の出番取りまくってるな!!八つ当たりだ!!」 ドガッ ムーン(洗脳)「いてっ!何すんだこの野郎!お前から黙らせてやろうかぁ!!トリニティストレイザー!」 ズバババババババババ 首領パッチ(洗脳)「んぎゃああああああ!!!!」 バタッ 営団8000系「仲間割れするな」 ムーン(洗脳)「うるせぇトランスフォーマーぶつけっぞ」 営団8000系「もうええわ ムーンとスターで何とかしろ。おれっちはポテト見ながら見物するから」 ムーン(洗脳)「こうなったら真のリーダーは俺だー!お前らを細切れにしてやる!!トリニティストレイザー!」 ズバババババババババ バート「うわ――!!」 リン「リィン!」 天の助「ぐはあ」 マリオ「ぐは」 首領パッチ「オラオラァ!!俺はお前らをボッコボコにしてや」 ボーボボ「やかましぃーーーー!!」 ドガァ!! 首領パッチ(洗脳)「うぼぁ!!」 ビーストコンボイ「もういっちょー!!」 バキィ! 首領パッチ(洗脳)「ぎゃあああああ」 ボーボボ&ビーストコンボイ「ついでにWマヨネーズ戦争勃発!!」 ドカァーーーーーーーーン 首領パッチ(洗脳)「はい、これもパターンです!」 バート「よっわ・・・」 ダブル(フィリップ)「ギャグ補正は侮れませんよ、倒したとおもったらまた襲ってくるかも・・・」 首領パッチ(洗脳)「まだまだじゃゴルァ!!」 ダブル(翔太郎)「うお!きやがった」 「サイクロン メタル! 変身音」 ダブル「メタルツイスター!」 ドガガがガがガッガあがガガガガ 首領パッチ(洗脳)「はい再びパターンです」 首領パッチ(洗脳)「ってぬおおおおお!?む、ムーン、その姿いったいどうしたんだ!?」 ムーン(洗脳)「これか?俺の声帯に住む小人の知恵を借りて今までに倒されてきた味方の魂を食らったらこうなった。」 首領パッチ「ずりーぞ!俺にも何か特殊能力くらい寄越せ!」 【首領パッチは太陽の力を扱えるようになった!】 首領パッチ「って、俺の外見ネタかーい!ええい!首領パッチソード!」【シャイニングスラッシュ】 ライバード「なっ!?俺の技をコピーしただと・・・・?」 ザザザザザザザしゅっ! サタニス「うああああああっ!」 首領パッチ(洗脳)「って、せっかくの首領パッチソードもやけちゃってるー!!!!ジョ―ズに焼けましたー!!!!こんな展開あるかーっ!!!!」 パックン「むぐむぐ・・・・口の中に広がる甘み・・・・グゥレイト!」 リン「なに食べてんだりぃーん!!」 首領パッチ(洗脳)「ええい!次は本物の太刀を出してやるぜ!」 首領パッチは 太刀魚を取り出した! 首領パッチ(洗脳)「……」(目が点になっている。) ムーン(洗脳)「まあ良いわ。あともう少しで少年が気を失うだろう。」 プラティオ「く、うあああああっ!あ…ぐっ!」 なのは「プラティオくんっ!い、今・・・・・・・助けてあげるからね・・・・!」 ムーン(洗脳)「ふん、小賢しい小娘が・・・・!」 黒船「ディナス!頼んだよ!」 ディナス「わかった!」 黒船「世ぇいっ!たぁぁぁっ!」 ザシュザシュッ! ムーン(洗脳)「触手が切れたか…だが、また再生すればいいだけのことだ。ぬうんっ!」 触手が 再生した! プラティオ「サンキュ、黒船。」 黒船「返事は後。さあ、行くよ!」【ブラッディストーム】 ザがガガガガシュザグシュゥッ! ムーン(洗脳)「ぬうっ!?ふん、再生をすればいいだけのことだ…」【煉獄灼熱翔】 黒船「っ!うあああああああっ!」 プラティオ「くそっ!シャイン…」 シャシャシャシャシャキィンッ! プラティオ「っ!?プリ・・・・・がああああああああああっ!!!!!!!」 プリウスTC「お、俺が使える技を・・・・・」 205系「そういえばプロソポ軍には、甲虫達がいたんだった・・・・・・!その上あいつの中に1匹だけ・・・・異常な能力を持つやつがいた・・・・・・!」 ムーン(洗脳)「ほう、時間停止の技を覚えていたからためしに使ってみたが・・・・真・クッパ軍にそんな奴もいたとはな・・・・・。」 福島「なりピカの野郎がますます憎らしくなってきたべ・・・・・!」 ムーン(洗脳)「ではこいつを使ってみるとするか・・・・・。」 ほむら「!?たくさんの生物が出てきた!?」 ムーン(洗脳)「ここにたくさんの俺がいるじゃろ?これを触手が持っているドライバーで・・・・・こうじゃ!」 ガゴォォォォン!!!! 首領パッチ(洗脳)「ホールいんわーん!!」 サタニス(プラティオの治療にあたっている)「みんな!過去の敵の要素がすべて含まれていることが分かった以上、油断はできないよ!頑張って行こう!」 イロスマ軍「おおーーーーっ!」 営団8000系「うひゃひゃひゃひゃwwwwwこの状態になったムーンにかなうことはできないぜwwwwほれほれwwwwwひとかけらでも欠損させてみやがれwwwww」 ディナス「完全にこちらをなめてますね・」 プラティオ「ぐ、くぅっ・・・・ありがとう・・・・・なんか僕助けてもらってばかりだなぁ」 サタニス「そんなぼやきは後でいいから、協力してあいつを倒そう。」 プラティオ「OK。」 ムーン(洗脳)「ほおう。戦える状態にまで回復させおったか。ならば今度は元を断つまでよ!」 サタニス「っ!!」 シュルルルル、バシィッ! キィンッダァァァンッ!!!! プリウスα「サタニスさん!!!」 ディナス「αさん、あいつはあんな技でやられるやわな奴じゃない。いつもそばにいた僕が証明する・・・・・」 ムーン(洗脳)「マスタァァァァァ・・・・・スプァーーーーーーーク!!!!」 ズドォォォォォンン!!! ディナス「ぐ、ぐぅっ!」 ムーン(洗脳)「い~い光景だなぁ」(触手に光が集まり、光によって剣が形作られる) ディナス「っ!」 ムーン(洗脳)「ほぉ~ら、足掻け足搔け……ばぁいばぁい。」 ガスッ!!!! ディナス「!?!?!!!!?」 プリウスα「ディナスさぁんっ!!!!」 梓「う、うぷっ…」 半田「これは!」 福島「だぁぁぁああああああ!!!!」 ムーン(洗脳)「無駄っ!」 福島「うあっ!」 ザンッ! 首領パッチ(洗脳)「ちっ、逃げられた!避けてんじゃねえよ!」 福島「っ、くっ!」 スター(ブラッチャー)「よく感づいたね・・・・だけど。」 ガスッガスッ! 福島「っ!!!?」 ムーン(洗脳)「俺のフォーク技にはついてこれなかったようだな。」 福島「くっ、卑怯なッ!」 愛媛「メイプルゼノン!支援機を破壊するんよ!」 メイプルゼノンA「わかった!」 ドガドガァンッ! 敵支援機 9機破壊 プラティオ「くっ、何としてでもあいつらを…しかしどうすれば…っ」 営団8000系「あひゃひゃひゃひゃwwwwあいつらは洗脳への対処法がないようだなwwwwほれほれどーしたwwww」 205系「おめぇは…黙っているっていうことができねェのかよ!」 営団8000系「ひでぶぅっ!!」 コニー「ここは私が何とかする!」 バート「無茶だ!やめろ!」 コニー「大丈夫、殴りはしないから」 ムーン(洗脳)「デブウサギが。今楽にしてやる」 コニー「ムーン!攻撃やめないと月爆破するよ?」 ムーン(洗脳)「デブウサギは黙ってろ」 ブラウン「…(お前もな)」 ムーン(洗脳)「クマが…邪魔だから消え」 ブラウン「………!!!!!!!(いいから聞いてろ!!!!!)」 ボカボカボカボカボカボカ ムーン(洗脳)「ぐほぉ!!!???」 営団8000系「あの熊当てやがった!!」 ムーン(洗脳)「クマの分際で…お前から血祭りにあげてやる!!!」 ブラウン「…」 ムーン(洗脳)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!」 ブラウン「……」(攻撃をすべて受け止めている) ムーン(洗脳)「効いてねー!!!!」 ブラウン「……」 ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ ムーン(洗脳)「ぐふっ」 首領パッチ(洗脳)「真顔で殴ってるよあいつw」 営団8000系「ためしにスカウターで戦闘力計ってみると…」 ピピピピドカーン! 営団8000系「壊れた!!」 ムーン(洗脳)「調子乗りやがって!!!オラオラオラオラオラオラオラ!!!!」 ブラウン「…………(無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄)」 バート「互角に戦ってるだと!?」
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/2120.html
七海に会いたい。気がつけば僕はその事ばかり考えていた。 胸の奥がザワつくのだ。康広に知らされた時から、七海の心配ばかりしている。 こうして湯船に浸かってもう何分になるだろうか。そろそろ一時間になってしまうかも知れない。もうすっかりのぼせてしまった。 「お兄ちゃん、まだお風呂入っているの?」 「……うん、もう出るよ」 立ち上がろうとする僕を見ながら優花は顔を赤らめた。そうか、今立ち上がるわけにはいかない。僕は浮きかかった腰を下ろし「ごめんね」そう優花に謝った。 「……おにいちゃん……」 優花が服を脱ぎ出す。僕はそれに驚きながらも、最近優花を抱いていない事に気がついた。 服を全て脱ぎ終えると、体を引きずる様に風呂場へ入ってくる。僕はその姿を見たまま、硬直し、動けずにいた。 「……おふろでするのは……はぁ……はじめてのときいらい……だね……」 その言葉に背中を冷たい物で逆撫でされた様な気がした。優花を初めて抱いたあの日、僕は何を考えていただろうか。いいや、それ以前から僕は何を望んでいたのだろうか。 「……どうしたの、おにいちゃん……もうなんかいもしてるのにきんちょうして……へんなの」 「何回もシている」その言葉に胸が刺されたように痛み出す。僕は今何をしようとしていた、優花を抱こうとしていたのだ。 七海の表情が思い浮かぶ。どうして今七海なのだ、それが分からない。けれども、その表情は確かに僕を責め立てていた。「僕の願いは優花を巣立たせる事」それを望んでいたのでは無かったのだろうか。それが今、僕は優花と新たな巣を築こうとしている。 「優花」 「……おにいちゃん」 僕は立ち上がる。そして浴槽から出ると、そのまま優花の横を通り抜けた。 「風邪、引かないようにね」 扉を閉めようと振り返ると、優花は座り込んだまま僕を見つめていた。絶望に打ちひしがれた表情で。 「……なんで?」 口の中で何度も問いかけては首を傾げる。そんな優花の表情に僕の心臓が警笛を鳴らした。どうして警笛を鳴らしたのか、それは分からない。けれども、それを鳴らした本能は優花の恐ろしさを必死に脳へ訴えかけていた。 「優花、もう優花を抱けない、抱くわけにはいかない。そうだよ、僕たちは兄妹だったんだよ」 「……なんで?」 僕の言ったことに納得が出来ないのか、表情を変えずに即答した優花は僕に手を伸ばした。 「……すき……おにいちゃん……」 「だからダメなんだ。僕らはこんな事をしちゃいけないんだよ」 一歩下がってバスタオルで体を乱暴に拭くと、トランクスを履いて優花に向き直る。 「もうやめよう、優花。僕はもう優花とは愛し合えない。いいや、愛してなんていないのに、そんな表現はおかしいか。とにかく僕らは距離を置こう、きっと優花もわかる筈だ」 吐き出すように、搾り出すようにそれを口にすると、僕は首を振って走りだす。そうだ、全て間違えていたんだ、何もかも。最初から全てがおかしかったんだ。優花を抱くのは当然、そんな事、当然に成り得る筈が無い。 階段を駆け上がり、自分の部屋に閉じこもる。 鍵をかけ、扉を背に僕はうずくまった。涙が溢れてきたのだ。僕の犯してきた過去を今、罪として認めたからだと悟ったから。 間違いに気づくのはあまりにも遅すぎたのである。 女の子がひとり、公園のブランコに座っていた。 きっと公園で遊んでいるのだと、僕は思った。 けれども、その女の子は楽しそうじゃなくて、ただ座ったまま下を向いていた。 「いっしょに遊ぼうよ」 少女は微動だにしなかった。けれども、しばらくしてからゆっくり顔を上げると、小鳥のような澄んだ声で「わたし?」そう僕に聞き返した。 「そう」 僕は少女に手を差し出す。少女は不思議そうにその手のひらを見つめると、恐る恐る左手を重ねて、泣き出しそうに笑う。 「ぼくはすずいはると。君は?」 「……ななみ」 少女の笑顔は今までみたどんなものよりも綺麗だった。 七海の座席は誰も座ってもらえず、少し寂しそうに見えた。 もう七海が欠席し始めてから何日経ったのだろうか、一週間程にはなるかもしれない。こうして毎日この扉を開ける度に七海の席に視線をやるがそこに七海はいない。 僕は今日も期待に胸を膨らませてあの扉を開けたが、席に座った今頃には期待なんてとうの昔に消え失せてため息で胸を潰すのがもはや習慣になってしまっている。 登校時あんなに軽かった足が今ではブリキのおもちゃの様に関節を曲げることもままならず、心は沈みきって帰りたくなってくる。本当に帰ってしまおうか、けれどもそれを実現させようともしない、出来ない自分に更に嫌気がさしてくる。 授業は僕を置いて時間通りに始まり、終わる。黒板に書かれた文字、教師の話なんて頭に入ってこないし、黒板を叩いて滑るチョークの音が聞こえない筈の秒針の音とひとつの曲を奏でる。 既に僕は抜け殻だった。移動教室であれば勝手に動く体に思わず苦笑い。そうだ、僕はもうここにはいないようなものだ。きっと、優花に止められたあの時、僕の中身はそのまま七海の元へと行ってしまったに違いない。 日は昇り沈み始め、ホームルームに差し掛かった時、頬杖を突きながら窓の外を向いていた僕に山田先生は「鈴井」そう呼んだ。 「あとで職員室に来るように」 それに僕が気がついたのはワンテンポ遅れてからだった。 「え?」 「放課後に職員室だ。どうした、鈴井。またぼうっとして……」 「いえ……何も」 職員室に行かなくてはいけないのか、面倒くさい。 「これだ、鈴井」 手渡された資料に見覚えがあった。 「これは? 僕、貰いましたよ」 「馬鹿、これは夢のだ。お前夢と仲が良かったよな。随分溜まってな、悪いが鈴井これを夢まで届けてくれないか?」 「え」 それは七海に会えると言う事だろうか。手元の一センチ程度の厚さのそれに視線を落とす。B5程度のコピー用紙が僕には七海に会える、チケットの様に見えた。 「……わ、わかりました!!」 「お、おう。頼んだぞ、鈴井」 僕は深く腰を折ると鞄を鷲掴み、足早に職員室を後にする。 資料をクリアファイルに入れて鞄に押し込むと、靴に履き替えて歩き出す。先程まで沈んでいた自分は気が狂ったかの様に浮かれ、歓喜している。 七海に会える。それだけが、今の僕の燃料であり、僕を突き動かしていた。 校門を抜け二十分ほど経っただろうか、頬に冷たいものが落ちる。それに指先で触れ、冷たいものの正体が水であると理解した直後、それらは一斉に僕に降り注いだ。 黒い雲が空を覆い、雨粒という弾丸を僕に発砲する。きっと七海の資料を狙っているのだと、僕は直感した。そういえば七海は僕以外に嫌われているのである、僕だけが七海を嫌わない事に不満があって、それで雨なんて物を降らせたのだ、そうに違いない。 僕は鞄を抱え、前屈みで再び歩き出す。 『ねえ私、もう潮時じゃない?』 声がする。 どっちが上で下なのか、方向が全く分からない。宇宙空間ではこんな感覚なのだろうか。 『はるはあなたを必要とはしていない、いつもあなたが言っていたじゃない。はるは幸せになれた。だからもうここにいる理由なんて無いのよ』 ここにいる理由なんてない、そんな事は私自身に言われなくても知っている。私はいなくてもはるに影響なんて無いし、私がいない事で、はるの為になるかだって分かっている。 『ねえ私、もうお終いにしない?』 「………………」 『苦しいでしょう、悲しいでしょう? 命を断つ、それだけじゃない』 「……で、でも……はるを遠くからでもみて……」 『気持ち悪い……あなた、自分の価値を知っている?』 「……う、ぁ……」 『値段を付けるとすればマイナス、あるいは商品にもならない。素の自分じゃ周りなんて手に終えないし、自分自身も妄想の中でしか保てない……赤子や幼児ですら自分自身を保ててるのにね』 「………………」 『はるはるはるはるはるはるはるはるはるはるはるはるはるはる、あなたはそれしか考えられないの?』 「………………」 痛い、全身が痛い。 『あなたは欠陥品、スクラップになる筈だったのに間違いで世に出てしまったゴミくず。さあ、誰かに迷惑をかける前に消えましょう、もう遅かったみたいだけど』 痛い。 「……はる、たすけてよぉ……は――」 顎先に激痛が走る。口の中を切った、気がした。 『あなたはその言葉を口にしてはいけないの、あなたが発していい音は「ごめんなさい」と「さようなら」と「死にます」だけよ?』 「……ご、ごめんなさい」 『そう、それで良いの。さあ、明日消えましょう。それで彼が、そして沢山の人も救われるわ』 雨の音がする。ぼうっとする頭を働かせ、目を開くと、窓の外から光は大して入ってはこなかった。 「………………」 どうやら夕方のようだ。自分にとっては時間など、どうでも良い事であるが。 顎先に違和感がある。指で撫でて確認してみるが特別な変化は無いようで、それと同時に蹴られたのは夢の中であるということも思い出した。 「……!」 思い出した、もう明日なのだ。私の寿命。長かった気もするし、短かった気もする。いや、それももうどうでも良い事か。 「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……さようなら、さようなら」 はる、最後にもう一度だけ声を聴きたかった。私を見て欲しかった。一度だけ、私に触れて欲しかった。けれども、それは叶わない。 「ごめんなさい」 枕に顔を埋めると、涙が滲んでくる。この涙ももう流れないのだと思うと、いつもと少し違って感じられる。 涙がとまり、疲れて脱力感が全身を覆いだした頃、インターホンが部屋中に虚しく鳴り響いた。 「………………」 出なくては、これ以上人間に迷惑はかけられない。重い体をやっとの思いで起こすと、揺れる視界に戸惑いながら歩いた。 「………………」 インターホンの受話器を取る。さて、なんて応答しようか。 「――あ、七海?」 嘘。 「学校からのプリントを持ってきたよ」 ウソ。 うそ。 「………………」 「七海?」 私は、駆け出していた。 はるはるはるはるはるはるはるはるはるはるはる。あのはるが来てくれた。もう会ってはいけないのに、これから消えようとしているのに、はるが来てくれた。 ドアの鍵をコンマ一秒でも速く外そうと、いつもより慌てて手を動かす。正確さと落ち着きを失った手は独りでに検討違いな動きをした。 「…………!!」 鍵をやっとの思いで外すと、ドアを力一杯開け放った。 「う、うわっ!」 私が数日ぶりに外の空気に触れた時、目の前にはいままで私が見て来た、私のよく知るはるがいた。 「久しぶり、七海。数日分のプリント、溜まってたからまとめて持ってきたよ」 心臓が高鳴り、嬉しさで体がはじけ飛びそうになる。はるがいる、こんなに近くでみたのはいつぶりだろうか。 「はる……と君」 全身に激痛が走る。痛い、けれどもはるを見て、お話をして、声を聴けるのならこの痛みなど安い代償であった。 「………………」 はるが私をみつめる。そして、目を閉じたかと思うと、はるが頬を緩めて涙を流した。 そうか、私のせいか。ごめんなさい、でも許して、もう明日からは泣かなくても良いようになるから。 「あれ……なんで僕は泣いているんだろう、ごめんね……」 ごめんなさい、それは私のせい。はるの体は拒否反応を起こしているんだね、何で私はまだはるに迷惑をかけているのだろうか。 涙の粒を目で追っていると、輪郭をなぞって顎から雫が落ちた瞬間、ワイシャツが濡れている事に気がついた。 「……濡れてる」 「あぁ、傘を忘れちゃって……でも安心して、鞄は守ったからプリントは濡れてないよ」 「風邪引いちゃう、はると君、急いで体を温めなきゃ!!」 気がつけば私は、はるのワイシャツを掴んでいた。 「はると君、お風呂に早く入って。風邪を引いちゃうよ!?」 「え、え?」 はるが風邪を引いてしまう、私のせいで苦しい思いをさせてしまう。何とかしなければ。 「はやく!」 はるを家に引き入れると、脱衣所に押し込んだ。 「あ、ありがとう?」 「いいから早く入って!」 「えっと……」 はるがボタンに指をかけながら言った。 「あの、そこにいられたら脱げないんだけど」 「…………ご、ごめんなさい!」 急いで廊下まで出る。頬が熱い、私ははるの裸をみようとしていたのか、何て懲りない欠陥品だろうか、私は。 「……はるの……はだか……」 「ねえ、七海」 「――ご、ごめんなさい!!」 「ど、どうしたのさ……七海、乾燥機借りてもいいかな?」 布の擦れる音がする。 「……つ、使って!」 我慢の限界であった、間違いが起こらぬよう、逃げるようにしてリビングに走り出していた。 「………………」 シャワーの音がする、体温が上がっているのを実感しながら、現状について整理していた。 これは御褒美だ、そうに違い無い。これから消えようとしている私への神様からもらった最後の思い出なのかもしれない。 手の平が冷たい。はるに触れた証拠である、今、この手の平がとても愛しい。 触りたい、きっと気持ちいいに違い無い。シャワーの音が私の心臓を跳ねあげ、妄想癖がフル稼働して性欲がなだれ込んでくる。 ソファーに寄っかかり、自分のあそこに指を伸ばす。冷たい指が敏感なところに触れると、その刺激に声を出しそうになった。 今、声を出せばはるにばれてしまう。はるに蔑みに目でみられながらするのも快感だが、はるに不快な思いをさせてはいけない、もしかしたらトラウマになってしまったらどうしようか、それは申し訳なくて耐えられそうに無い。 「……んっ!」 ぼうっとする、何も考えられない、気持ちいい。 「はぁっ……はあ……あっ、んっ!」 気持ちいい。もうイキそうだ、はるの指でイカされる。 「は、はるぅ……い、いっちゃうよぉ……」 陰核を中指で擦りながら人差し指で弾く。シャワーの音が止まったと思った瞬間、耐え難い電流が頭に流れ込んできた。 「いやあああああああっ!!」 体が何度も跳ね、大きな快感が全身を支配する。愛液を飛び散らないように手の平で抑えるが、抑えきれなかった愛液は淫らに床を濡らす。 「どうしたの、七海!?」 聴こえてしまったらしいはるが扉を開け放ち慌てて飛び込んでくる。 私は間一髪のところで座り直し、あそこを弄っていた愛液だらけの右手を背中に隠した。 「どうしたのさ、いやって、何かあったの!?」 「はぁ……べ、別に……はぁ……何も無いよ?」 はるが私の顔を覗き込んで心配そうに見つめてくる。 「顔も赤いし、息も荒いし……大丈夫そうには……」 「はぁ……はぁ……」 さらに半歩分近付いたはるが、何かに気づき、足を止めた。 「今、少し濡れてた気が……」 「あ、はるとくん……ダメ……」 無意識にはるの手首を掴んでいた、右手で。 「七海の手……」 「あ、これは……その……」 耐えられなくなって手を離すと、手の平と手首の間を透明な糸が引いた。 「いや……」 はるが動きを止める。 その糸を凝視した後、私を見ると、何かを察したのか、目を見開いた。 「これって……七海の……ご、ごめん。そんなつもりじゃ無かったんだ。あと五分遅く出てくれば良かったよね? あぁ、何やっているんだろう、僕は!」 はるが顔を赤らめながら必死に謝る、まただ、また私は迷惑をかけてしまった。しかも今回は今までの中で最悪のものだ、もう笑って済みそうも無い。 けれども一番許せないのはそんな状況にも関わらず、はるに愛液を触られて悦んでいる自分だ。 また性欲が湧いてきた。弄りたい。どうせならはるの手を愛液でぐしょぐしょにしてみたい。はるのカウパー線液と混ぜてみたい。はるに愛液を飲んで欲しい。 はるは怒っているだろうか、気持ち悪がられていないだろうか、ゆっくり、気が付かれないようにはるに視線をやると、自分の想像とは違った光景が飛び込んできた。 「………………」 はるは手首に視線をやりながら、僅かにではあるが、息を乱していた。 「はる……とくん?」 呼びかけると、一秒程のタイムラグの後に慌てふためきながら呼びかけに答えた。 「え、な、何?」 「お、怒ってない?」 「なんで僕が怒らなきゃいけないのさ……」 「嫌いになっちゃった……よね?」 「嫌いになんてならないよ、全然変な事じゃ無いと思うし……僕も……いや、なんでも無い」 そうは言うものの、印象が悪くなった事に代わりは無いだろう。 「な、七海。ちょっとトイレ借りるよ?」 「あ、うん」 洗い流すのだろうか、是非そうして欲しい。これ以上はるを汚すのは許されない。 はるは足早にトイレへ向かうと、中に入って行ってしまった。 「はるぅ……」 したい。弄りたい。 下着を履いていないため、割れ目から今も湧き出てくる愛液が太腿や足を伝い、床を再び濡らす。もう我慢ができない。さらに我慢をすればおかしくなってしまいそうだった。 「ごめんなさい、はる……っ!!」 再びソファーに身を投げた。 僕はなんて馬鹿なんだろうか。 手首に視線をやる、蛍光灯の光が反射して淫らに光っている。 (これが、七海の――) 心臓が五月蝿い、息が荒いと自分でも分かる。 指でそっとその光を指でなぞると、指は抵抗も無く滑っていった。 (――七海の愛液) 自分のモノに血が集まっていく。息が乱れて光に視線が釘付けになる。けれども駄目だ、ここは七海の家だし、七海で抜くわけにはいかないだろう、幼なじみとして。 (これを自分のモノに……) 変態的な欲求に駆られる、少し異常だろうか。いや、考えても見ろ、本物だぞ? ローションなんかじゃない、本物の愛液。 欲求が土砂の様になだれこんでくる。もう我慢できそうも無い、だが我慢するのだ、家にかえって自室に入れば心置きなくできるではないか。 我慢しろ、我慢するのだ。 手が震える、家まで待っていたら乾いてしまうかな、それは少し残念だ。 我慢、我慢。 気がつけば掌に愛液をぬぐい移していた。そうだ、このまま洗い流せば…… 掌を開いてみると、指の谷間に絡みつき、糸が引いている。 僕はその瞬間、欲望に負けた。 七海がひとりでしていた、それに少し驚きを隠せない。勿論、驚いただけで、いいものを見れたというか、変な意味じゃな――変な意味なんだけど。僕の知らない七海を見れた気がしてなんだか嬉しい。 それにしてもなぜ僕がシャワーを借りている時を選んだのだろうか、背徳感? 僕のシャワーをネタに――それは無いか。いや、でももし、七海が僕をネタにしたのだとしたら少し恥ずかしい反面、嬉しくもある。七海は僕を男性として扱ってくれていると言うことなのだから。 はて、どうして僕は嬉しいのだろうか、どうして七海が僕を男性として扱ってくれるのが嬉しいのだろうか、僕は七海に何を求めているのだろうか。そういえば七海と久しぶりにあったわけだが、七海が扉を開けて顔を見せてくれた時、僕は無意識に涙を流してしまった。べつに悲しくて流したわけではない、思わず安心したのだ。七海が僕と会話をしてくれなかった間、どこか脱力感というか、ショックが大きかった、七海に嫌われてしまったのではないだろうか、そんなマイナスな考えばかりをしていた様にも思う。 『七海に嫌われたくない』これは単に幼なじみだからであろうか、七海といるときの気持ちの落ち着き、感情の高ぶり、今思うと単に幼なじみというだけではこんな気持にはならないと思う。 なら僕は七海をどう思っているのだろうか――わからない。 ティッシュで床と割れ目を拭き取ると、はるがトイレから出てきた。 手首を洗うのにだいぶ時間をかけたようだ。落として安心したのか、はるの息もだいぶ落ち着いている。 「………………」 私とはるの間に会話は無い。 はるは、ソファーに腰をかけると、小さくため息をついた。 「ごめんなさい、プリントを届けてくれたのに汚いものを見せちゃって……忘れてくれると……嬉しいかな」 はるは首だけ曲げて顔を伏せると、動かなくなってしまった。相当ショックだったのだろうか。 「ねぇ、はるとくん?」 近付いて顔を覗き込んでみる。すると、静かに一定の息をしながら目を閉じていた。 「寝てるの?」 返答は規則的な呼吸音だけ。どうやら疲れて寝てしまったようだ。 「………………」 そっと頬に触れる。今、はるは間違いなく寝ているのだ。強く刺激をしなければ起きないかもしれない。 「……はる」 これも御褒美なのだろうか、そうかもしれない。神様とは欠陥品である私にもこんなに素晴らしい慈悲をくれるのか、もし、これを知っていたのなら、神様をもっと敬っておけば良かったと思う。 「はる」 気がつけば私は、この汚い唇をはるの唇に重ねていた。 「ちゅ……ん……」 幸せだ。はるに相応しく無ければ出来ないこの行為を今、こうして私がしているのだ。 頭がふわふわする。何も考えたく無い、無意識に腕をはるの首に回し、体を預けていた。全身ではるを感じる、自分の存在理由だった、たった一人の人がこんなに近くにいるのだ、心臓が高鳴り、はるへの想いが満たされていく。 「ん……ふぁ……」 もっと深く、もっと近くに、もっと……もっと。 光がすこしずつ入ってくる。そこには七海の顔があった。 「――っ!」 驚いて下がる。けれども下がれない、ソファーの背もたれを枕にしているのだから当然だった。僕が目覚めた事に気づいていないのか、七海は僕の顔を食い入るようにな目つきでのぞきこんでくる。 しかし、その目は虚ろで、どこか恐怖を覚えたが、頬を赤く染め、見惚れている様に見えなくもなく、悪い気ばかりでも無い、不思議な気持ちになった。 「…………はるが私の側にいる……私なんかがこんなに幸せでいいのかな……」 自分の世界に入ってしまっているらしく、僕の胸元に頬ずりをする。 「……はる、はるぅ…………このまま……このまま時間が止まればいいのに……」 七海が僕を抱きしめる。 僕は目の前の七海が僕の知っている七海で無いような気がして、恐怖を覚えた。 「…………はるぅ、これは神様がくれたご褒美なんだよね?」 僕の知らない七海に恐怖する。 恐怖、先程も夢であろう出来事が脳裏に浮かんだ。 「…………私は……ガマンしたから……だから神様がこの時間をくれたんだよね……」 僕の頭が再び混乱し始める。 「…………はるを抱きしめられる――はるとキスができる――はると一緒にいられる……」 混乱する僕の脳。様々な事が頭の中を駆け巡る。 今ならわかる。そうか、あの時出した答えは答えではなかったのか。 「……「もう二度と関わっちゃいけない」って優花ちゃんに言われた時、私は死んだんだ……だって、はるのいない世界には生きられないもん……だから自分を殺して、はるを観るだけでガマンする事にしたんだ………………苦しかった……はるが誰かに笑いかけるたびにどこか遠い所に行っちゃう気がして……息が出来なかった」 七海が僕を抱きしめる力を強める、まるで僕の存在を確かめるように。 「…………はるはきっと誰かを好きになる……でも、それは絶対に私じゃない……だから、私ははるが幸せになれる様にずっと願っていたんだよ……」 七海が語りだす胸の内――僕はもう、後戻りが出来なくなった。 「…………私は、はるが好き……愛してる……でも私にははるを好きになる権利は無いんだ……私ははるが知りたくて、はるに内緒で嫌われることをしちゃったんだもん……」 七海が告白する全て。聞きたくないような、でも聞かずにはいられないような、もどかしさの中で、それでも何故か心には余裕があった。 「……はるの事をカメラで監視してね? はるの事をずぅっっっっっっっっっっと観てたり……はるのオナニーやお風呂を観ながら私もオナニーしてたんだ…………はると一つになれた気がして幸せだったな…………私ね、もし本当に一つになれたら死んでも良いんだ……何度かね、考えた事があるんだ。はるに『エッチな気分になったからどうしても沈めたい。知らない人とは嫌だからやらせて』って必死に頼むの……もし、『良いよ』って言ってくれたらはると一つになりながら……幸せに包まれながら死ぬんだ……最後で最高の幸せだよ。それで、もしダメなら、はるが私の事を嫌うなら……私は要らない。だからはるに早く忘れて貰うために……私はどこか遠くで静かに死ぬんだ。私ははるが大好き。でもはるにはもっと相応しい人が沢山いる。私ははるの足枷……はるは私がいない方が幸せだよね?」 そう七海は言うと、僕の唇に、七海の気持ちをそっと押し付けた。 「…………んっ……」 唇を割きながらゆっくりと、求める様に七海の舌が入ってくる。それはとても熱くて、七海が僕をどれだけ大切に思ってくれているかを示していた。 「………………はるぅ……」 舌は僕を這う様に探した。そして僕の舌に触れると、うれしそうに七海は舌を重ねた。食べ物を味わうのとも、優花と唇を重ねたときとも違う、心の満たされる、恐らく七海も知らないであろう感触にちょっとした驚きと違和感を覚えながらも、何故か安心している自分がいることに気がついた。 七海は足りないのか、それともさらに欲しくなったのか、僕の舌の感触を確かめ始める。そんな七海にすこし驚きながらも、同時にそれを僕は受け入れ始めているのだと知った。いや、それは違う。抵抗なんて最初からしていないのだ。 心地いい。 舌を動かしたい。 七海を確かめたい。 七海が愛しい。 七海が欲しい。 これは七海に流されているだけ? 人間としての一次欲求? 脳がまたショートでも起こしたか? ――違う、僕は七海が好きだったのだ。 なぜ気が付かなかったのだろうか、家族だと思っていたからだろうか、それもあるかもしれない。 正確に言うならば、僕は七海の存在が当たり前になっていたのだ。『家族への愛情』≠『異性としての愛情』。僕はずっと前者だと信じて来た、“七海は家族の様な存在”それで納得したと思い込んでいた、“だから七海が大切なんだ”と。けれども自分の本心は知っていたんだ。だから日に日に七海とのズレが生まれて来たし、会いたいと思いもした。さっきの独り言で隠しカメラが七海の物である、七海が常人とは少し逸脱していると分かっても、驚きはした物の、僕は七海を咎め無かった。出来なかった。 僕は愚かだ。僕のせいで七海は苦しんだのだ。もしもっと早く自分を見つめ直していたら、七海は苦しむ事も無かった筈なのに。 今からでも七海を救えるだろうか。償えるだろうか。僕で良いのだろうか。いや、償うんじゃない。そんな事は二の次だ。僕は自分に、七海に、素直になる。 七海は口の周りが唾液で濡れ、顎に雫をためても拭うこと無く僕を確かめ、僕の首に腕をまわし、酔いしれていた。 「…………ぁ……れろ……」 僕は七海の舌に合わせると、そっと抱き寄せた。 「……っん!!」 突然の事に驚いたのか、唇を放して僕の顔を覗き込んだ。先程まで繋がっていた舌は二人の唾液の糸でそのまま繋がれており、照明に反射して、綺麗に光りながら途切れた。 「…………はる……春斗君。こ、これはね、えっと……」 目を泳がせながら俯きがちに言い訳を考える七海。そんな姿さえも愛しく思えた。 「……そ、そうだっ……え、『エッチな気分になっちゃって、おかしくなりそうだったんだけど、春斗君が気絶しちゃってて、丁度いいから春斗君で沈めようとしたんだ』」 「………………」 一時的な幸せで死ぬか絶望に浸りながら死ぬ、か。 こんな選択肢を考えさせるまで、僕は今まで何をしてきたのだろうか。 「『だから、このまま』……」 七海が相変わらず虚ろな目をしてそう縋った。この結末を僕は七海自信から聞いている。だから僕の答えは決まっていた。 「――七海、わかったよ。七海のお願いだもの、僕で良いのなら聞くよ」 「……ほ、本当? よかった……ありがとう、はる……とくん。嫌いじゃないんだね……ありがとう……」 七海は肩の力を抜くと、その虚ろな目のまま僕の胸に頬をすり寄せる。 「……じ、じゃあ、私の部屋で待ってて? すぐに行くから」 「一緒に行こうよ」 「……え?」 「僕も体が熱くなってきたから」 予想外の反応なのだろう、七海に少し焦りの色が見え始めている。自殺の方法、先に行かせて刃物でも取りに行くつもりだったのだろう。刃物であれば首を裂く事で命を絶てるかもしれない。 「……わ、私はちょっとお風呂と……その……」 「そっか、じゃあ部屋で待ってるね?」 流石にそこまで言われてはどう仕様も無い。僕は少し焦りながら七海を離した。 「……う、うん」 この状況で冷静である、流されない事もそうだが、自分は思っていたよりも意外とその手の事に強いのかもしれない。 立ち上がって、七海に微笑みかけると、七海の部屋に向かうことにした。歩き出して気がついたが、まだ服を着たままであった。どうやら七海は僕にあの選択肢を選ばせるまでそういう事をするつもりは無かったらしい。 七海の部屋の前で僕はふとだいぶ前に来た時の事が思い浮かんだ。 左耳からは微かにシャワーの音が聞こえる。 あの日、この部屋の扉には、曲げられた釘とドアノブを通して、南京錠で鍵がしてあったような気がする。しかし、今はその鍵も無い。当時はそれを不審に思ったが、今考えれば、当時のあの部屋はどうなっていたかが分かる。流石に他人に、しかも盗撮相手には見られれば、笑い話では無い。 しかし、鍵の無い今はこの部屋の中がどうなっているのか大体予想がつく。流石に、僕が盗撮をされていたという事実を知っている事は知らないであろう。だとすると、普通の部屋となっているハズだ。 「七海。僕はバカだ、七海を苦しめていたのは僕なのに……」 僕は抜かれた釘の痕を指でなぞると、ドアノブに手をかけ、ゆっくりとひねった。 七海の部屋は何も無かった。 本当に何も無かった。 全くと言う訳では無いが、何も無かった。 「これは……ポスターの痕?」 真っ白い壁紙に所々穴が開いている。壁も天井もポスターを隙間なく貼りすぎて、自然と規則的な穴になっているほどだ。そして、ダブルサイズのベッドが部屋の奥の方に一つ。確か七海は寝相が悪かったハズ。それはそのため? それともこうなる事を見越してだろうか。いや、それはどうでもいい。ふんわりとして寝心地が良さそうなベッドに、雲のようにふんわりとした、大きな枕が二つ置いてあり、タオルケットがやや雑にかけられている。 けれども、それだけ。 ベッドが置いてあるだけの部屋。 「………………」 少し壁紙が変色している所がある。長い間そこに物が置いてあったと言うことが分かる。形から察するにパソコンデスクでも置いてあったのだろうか。撮影した動画はパソコンに転送されていたらしい。ここに何も無いとすると、処分、又はどこかに移動したか。処分したのであれば、あのお願いは今日でなくても近いうちに言われていた事になる。 「今日で、良かった」 もし、他の日であれば間違いなく手を打てなかったであろう。 とりあえず、床に座るのも気がひけるので、ベッドに腰を掛ける事にした。掛けてから分かるのだが、今更ながら緊張が背中を駆け抜けてくる。 「……春斗くん、ごめんね。待たせたよね?」 するとそこに、七海がやってきた。そういえば、もう一度お風呂に入ってからのほうが良かったかな。 「……春斗くん、ありがとう……本当にありがとう。もう私……死んでもいいや……」 「沈めるだけじゃなかったの?」 「…………そう……だったね……」 僕は七海の顔を見た。七海はパジャマだろうか、可愛いデザインの服に着替え立っていた。頬は少し上気し、髪が少し濡れていた。その姿に思わず心臓が跳ねる。 「……春斗くん……もう待てないよ……」 片方の腕を背後に隠したまま、七海が僕の方に手を伸ばす。僕は知らないうちに、七海の手をとり、自分の方に引き寄せていた。 「七海……」 「はる……春斗くん……」 七海を抱きしめ七海の体温を、存在を感じる。ただ抱きしめているだけなのに、心臓が跳ね、けれどもとても落ち着く。そんな不思議な感じがした。 「……はる、と君……」 「もう、いいんだよ」 「…………え?」 「今七海は何か危ない物を持っているんでしょう。それを遠くに置いてくれないかな?」 抱きしめていて、どんな表情をしているのかは分からないが、おそらく驚いた顔をしているのだろう。 「……そ、れは……」 七海が手を離す、金物がフローリングに落ちて乾いた音を立てた。そして、僕を力強く抱きしめると、鼻をすすって小さく泣きはじめた。 「僕とひとつになれたら、七海は死ぬの?」 「………………な、なんで……」 「ごめん、七海。さっきのを聞いていたんだ……」 「……嘘……うそ……うそ……」 僕の腕の中で七海が震える。今すぐにでも開放してあげたくて、僕は続けた。 「僕は七海に死んで欲しくない」 「………………」 「だから――」 「…………はる、と君。これは春斗君の為なんだよ?」 七海が僕の声を遮ってそう言い放つと、僕を押し倒した。 「……どこから聞いたのかな? ……もう、どこでもいいけどね。私ははる……と君が好き。愛してる。春斗君がいれば……何もいらない」 僕の服に手をかけ、脱ぐように促す。 「……でも、春斗君と私じゃ吊り合えない。私には春斗君と一緒になれない……物心ついた頃からそうしてきたんだから……」 「――え?」 僕が服を脱いだのを確認すると、七海は自分のパジャマをつかむ。 「…………普通じゃ嫌われる事をしてきたんだ……そうやって春斗君を求めないと私がおかしくなりそうになった……春斗君のストーキングなんて当たり前、もっと酷い事もした……」 僕の罪は、どこまで深いのだろうか。昔の自分に説教をしてやりたくなってきた。 「…………気づいた時にはもう遅かったし、春斗君との距離が近すぎる事にも気づいてたんだ……」 七海はパジャマを脱ぎ捨てる。七海の体は、シミひとつ無い透明で美しい肌に覆われていた。乳房の発達はそこまででは無いが、形はとても美しくて、ピンク色の乳首が少し硬くなっているのが目で見て取れた。 とにかく七海の体は幻想的で、その現実離れした美しさに、僕は目を疑うほどだった。 「…………春斗君。私を許してくれるかな? もう、終わりにするね……だから、最後だけ……一回だけ、私に一番幸せな思い出をください。そしたら、地獄にその思いでを持っていくから…………もう……春斗君に迷惑かけないから……お願い……」 七海は泣いていた。虚ろな目で明後日の方向を向きながら。 「はる」 「――え?」 「はるって呼んで、七海」 「……はるとくん? だって、それは……」 「七海……僕は七海が好きだ。愛してる。これは嘘なんかじゃないし、家族としてでもない。僕は自分に嘘をついて……七海を傷つけて、七海を苦しめてたんだ……」 「……嘘……春斗君は優しすぎるよ……」 七海は涙を流しながら僕に抱きつく。肌が触れ合う、その感触が気持ちいい。 「“はる”だって言ってるじゃないか。それに、僕は七海が好きだから抱く。この先も一回じゃ無くて、何回だって抱く。だから、ずっと一緒にいるから……僕の一番大切なひとでいてください……」 僕は七海の抱き寄せて、その唇に気持ちを伝えた。その感触はとても心地が良く、更に七海を愛しくさせた。切ない、とはこう言う事を言うのだろうか。 「……は……はる……」 「うん」 「はる……」 「七海、大好きだ」 「本当に、私で良いの?」 「僕は七海が良い、七海じゃなきゃダメなんだ」 七海の目に光が戻った気がする。そして、その目に大粒の涙を貯めるのをみると、自然と七海を抱き寄せ、キスを交わしていた。 「……っん……くちゅ…………んん……ぷは……はる、はるぅ……」 七海が僕を見つめて何度も名前を呼ぶ。 「……七海」 「私は……はるの側にいていいんだよね?」 「七海はいてくれる?」 「……いたい。はるの側にずっといたい……はるは……わたしの側にいてくれる?」 「七海がいてくれるなら、僕は幸せだ」 「……嬉しい…………くちゅ……れろ……」 口内をお互いの舌で貪りあい、互いの唾液を交換する。口の周りが唾液まみれになっても気にしない。むしろ、自分が、七海が一つになって行く様で、幸福感さえ感じる。 僕は七海の肌を這う様に胸に触れると、手のひらで軽く揉みほぐした。 「…………あっ……ごめんね……小さいよね?」 「七海なら何でも愛しいよ」 「はる……」 軽く乳首に口付けをすると、口の中で乳首を舐めた。 「……あぅ……だめ……」 体を震わせ僕の頭を抱える。その仕草が愛らしくてもう片方の乳房に手を伸ばすと、乳首を親指と人差し指で挟みながら丁寧に触れる。 「…………はる……はるぅ……」 僕の背中にぞくっとした電流の様な快感が流れる。七海を見ると、その小さな手で僕のそそり立つそれをうっとりとした目で見つめていた。 「はるの……こんなに大きくなってる……」 「七海が欲しくてたまらないんだよ……」 「はるはエロいね……こうやってはるが擦ってるのを何度も見た事があるよ……」 そう言って僕のモノを軽く握ると、親指で尿道に触れながらゆっくりと上下に擦り出した。 「な、七海」 やっている事は同じなのに、自分でやるのとは全く比べ物にならない程の快感が駆け抜け、下半身の辺りが熱くなってきた。 「イキそうになったら言って……止めるから……」 「や、正直、もうヤバイ……」 「……え?」 勢い良く飛び出した精液が七海の手にかかる。七海は驚いた顔をみせるが、手にかかった精液を見つめると、おもむろに舐めとった。 「……あんまり良い味じゃないね……でも、はるのだから美味しい……」 手についた精液を舐めとると、まだ硬度を保っている僕のモノを咥えて、吸い始めた。 「……綺麗にしてあげるね…………ず……」 吸い取られた精液を口の中でうごかすと、ゆっくりと飲み込んだ。 「幸せ……」 「………………」 七海が愛しい。 いよいよ抑え難くなってきた。 七海の下半身に目が行く。そこは毛が生えておらず、僅かに濡れているのがわかるが、それが僕の性欲を刺激する。 「七海……七海が欲しい……」 「…………うん……わたしもはると一つになりたい……」 七海は顔を上気させると、僕の顔を掴んで、七海の性器に近づけた。 「はる……はるにあげるね……私の全部……だから、私にもはるの全部を下さい」 「好きだ……七海……」 七海のそこは毛が生えておらず、小さなピンク色の性器が顔を覗かせている。そして濡れたそこは、僕のモノを欲しがってヒクついていた。 「綺麗……」 「はるだけのだから……はると一つになるためにあるものだから……」 口を近づける。その小さくて綺麗で未完成な割れ目に舌を這わせる。 「……あっ…はるぅ……んんっ……きもち……いぃ……」 七海の割れ目からコポコポと愛液が溢れてくる。感じてくれている事が嬉しくて、その愛液を舐めとった。 「いやぁ……それ……きたないから……あっ……はるがよごれちゃう……んん……!!」 「違うよ……僕が綺麗な七海を汚しているんだよ……」 「……ちがっ……あんっ……わたしは……はるをよごし……あぁっ……!!」 ピクピクと膨らむピンク色のクリトリスを甘噛みし、徹底的に舐める。喘ぐ七海をもっと見たくなった。 「いや!! ダメ、そこはっ……あん……いやぁっ……はる……はる……!!」 「それじゃあ、一緒に汚れよう? 僕は七海によごされるならない嬉しいな」 舐めるスピードを速める。クリトリスの感度を始め、七海の感度は随分と高い様だ。 「いや……おかしく……っ……なる……はる……はる……はる……くる……イクっ!!」 愛液であろうか、お漏らしの様に吹き出し、背中を仰け反らせ、七海は絶頂に達した。 「はるぅ……はる……きて……せつないよ……はる……」 七海は僕を見ながらそうおねだりをした。それが可愛くて、愛しくて、僕はその限界まで硬度を高めたソレを七海の小さな割れ目に当てがった。 「七海、一つになろう……」 「ずうぅっっっっっと一緒だよ……はる……約束だから……」 七海の膣内に、自分のペニスをゆっくりと推し進めた。 膣内はとてもキツく、大量の愛液が進む手助けをしてくれていた。すすめるごとに七海が辛そうな顔をする。 すこし入ると、少し違和感を覚えた。これが七海の処女膜であろうか。 「七海、痛かったら言って……すぐに抜くから……」 「……ありがとう、はる」 少しづつ、出来るだけ破かない様に慎重に進める。 「……あ……あぁ……」 七海が痛みに顔を歪める。少し焦りが出ている自分を落ち着かせると、小さく息を整え続ける。 亀頭が処女膜を抜けると、やはり僅かではあるが、血が出てきた。 「ごめん……痛いよね……」 「だ、大丈夫……私ね、今幸せなんだ……はると一つになってるんだって感じるんだもん。絶対に無理だと思ってたはると……結ばれたんだ……嬉しい」 「僕も、嬉しいよ。七海がこんなに近くにいる。七海と結ばれたんだから……」 もう少し腰に力をいれ、一番奥まで入れる。丁度最後のまで入った時、鈴口に何かが当たった。 「……あんっ……はる……奥にあたった……よ……」 「七海とピッタリだね……相性が良いのかな?」 七海は満遍の笑みで 「はると運命の人だったら良いな……」 「僕もそう信じてる……痛くない?」 「大丈夫……段々慣れて来た……動いても良いよ?」 「……わかった」 ゆっくりと、腰を前後に動かす。しかし、思った以上に七海の膣圧が強く、スグに果ててしまいそうなる。けれども、ペニスに絡みつき、精液を凄い膣圧で絞り出そうとする膣内が気持ちよすぎてもう腰が止まらなかった。 「……あっ、ああっ、いやぁ……あっ……あん……うんっ……」 次第に七海から喘ぎ声が聞こえる様になり、突くスピードも上がって行く。 「あっ……はるっ! はるっ……ヘン……頭が白くなって来て……いやっ、クル……何かくるっ!!」 七海を抱き寄せてキスをする。お互いに口内を貪り合う。こうすればより一つになれると思ったから。 「んんッ……んん!! れろ……ちゅっ……んッ……イクッ! イクッ!! はぅっ、はぅッ……はる!! ダメ、一緒に!! イクッ!! いやあぁぁぁぁああああああああああああ!!」 最後は舌を重ねたまま膣の一番奥で同時に果てた。七海は尿と愛液を勢い良く吹き出し、シーツを濡らした。 「はる……はるぅ……はる……はる……好きぃ……大好きぃ……はるぅ」 七海と僕は抱き合ったまま意識を失った。 画鋲の跡が空いた天井が目に入って来た。どうやらここは私の部屋のようだ。私は何をしていたのか、体を起こそうとして自分が裸である事に気がつき、止めた。 窓に目をやる。外はまだ暗く、時計が無いため正確な時間はわから無いが、深夜である事はわかった。体がべとつく、また私は自分を慰めて眠りについてしまったのだろうか。 目を擦ると、布団の擦れる音が私の横でした。思わずそちらに目をやると、反射的に私の鼓動が跳ね上がった。 そこには、幸せそうに寝息を立て、枕を握り締めるはるの姿があり、はるもまた、私と同じく裸であった。 体温がどんどん上がって行くのが分かる。思い出した。はると私は結ばれたのだった。物心ついた頃から好きだったはると一つになれた。数時間前にここで求め合った事を思い出す。はるが私を好きだと言ってくれた事を思い出す。現実味の無い幸せに、思わず頬が緩む。 「はる……」 「……っん」 はるが目を覚ましたのか、眠そうな細目で私を見つめながら、左手の指で私の頬を撫でた。 「はる……好き……」 「……僕も好きだ、七海……」 私はそっとはるに顔を近づけ、その唇にキスをした。 「そろそろ、帰らなくちゃ……」 その言葉を聞いた瞬間、私は何故か焦燥感に駆られた。 「……何で帰るの?」 「何でって言われても、自宅だから……」 「ずっと一緒にいるって約束したよね?」 必死だった。ここで帰らせたら、もう戻ってこないのでは無いか、そう思っての事だった。 「僕は何処にも行かないよ」 はるが体を起こし、私を抱きしめる。私ははるの体にしがみついた。 「本当?」 「嘘ついてどうするんだよ、もう遅いし、優花も心配しているだろうから帰らないと。明日、また来るよ」 「……約束だよ?」 「勿論」 私ははるを押し倒すと、キスをした。これは約束のキスだ、自分にそう言い聞かせて。 はると私はお風呂に入ると、服に着替え、はるを玄関まで送った。 「それじゃあ、七海。また来るよ」 「うん、約束だからね?」 はるは笑うと、扉を開け、ゆっくりとした足取りで帰って行った。 遅い。 お兄ちゃんが帰ってこない。現在深夜一時。もうこうして座って待ち始めてからどれだけの時間が経っただろうか。鍋のカレーはもう冷めているみたいだから、また温め直さなくてはいけない。この作業も何回繰り返しただろうか。 「お兄ちゃん……どうしたのかな……携帯の電源は入ってないみたいだし、もしかしたら不審者に襲われて――」 ――不審者。あの女。 「……お兄ちゃんに手出しして無いでしょうね」 焦りからか、勢いよく椅子を引くと、立ち上がった。 「お兄ちゃんに近づいたらどうなるか、まだ分かってないのかな」 あの監視カメラがあの女の物だとしったらお兄ちゃんはどんな顔をするだろうか。 リビングを抜け、玄関まで来たところで、インターホンが部屋中に鳴り響いた。 「もしかして……!!」 鍵を外し、扉を開くと、そこにはお兄ちゃんが立っていた。 「――お兄ちゃん!」 「ご、ごめん。遅くなっちゃって……」 頭を深々と下げるお兄ちゃん。まるで飲み会で遅くなった旦那さんを見ているようで、すこし嬉しくなった。 「お兄ちゃん、大丈夫!? 不審者に襲われてない。絡まれてない?」 「大丈夫。絡まれてないよ」 ひとまずホッとする。友達と遊び歩いていたのだろうか、色んな意味で心配になる。 「じゃあ、お兄ちゃんはどこに行って来たの?」 「えっと、ね、ネットカフェ?」 風に乗って微かに香るシャンプーの匂い。 「シャンプー、家のじゃないよね?」 「え……」 やっぱりそうか。あの女か…… 「ね、ネットカフェにも風呂って言うかシャワーがあって……」 「七海さんとおんなじ匂い……」 お兄ちゃんに顔を近づけてワザとらしく言ってみる。 「そ、それは……」 「やっぱりそうなんだ」 「…………うん」 お兄ちゃんがあの女に会った、つまりあの女はあたしの命令を無視したと言う事。あの女は随分とお兄ちゃんに執着していたもの、いずれ破る事は分かっていたけれど、存外早かった。しかもシャンプーの匂いがすると言う事は、あの女の家に上がったと言う事、もしかしたら既にお兄ちゃんは…… 「……お兄ちゃん、風邪引いちゃうからとりあえず中に入って……」 「遅くなってごめんね、優花……」 お兄ちゃんが謝りながら家の中に入る。とりあえずご飯を食べさせよう、話はそれからだ。 「お兄ちゃん、はい」 「えっと……カレー?」 「うん、そうだよ。沢山食べてね」 カレーを温め返すためにガスコンロに火をつける。火加減を調節するために火をみていると、リビングの方で椅子を引く音がした。 「……ねえ、優花」 「なに、お兄ちゃん?」 「………………」 お兄ちゃんは躊躇っているのか、言葉を詰まらせた。 「……僕は、七海と会って来た」 「そうなんだ」 「そ、それで、七海が僕を避けていた理由も聞いた」 お兄ちゃんが俯いて絞り出すように言葉を出す。 「……七海さんは何て?」 「優花に……言われたって……」 お兄ちゃんはゆっくりと、私を見た。今、お兄ちゃんにあたしはどんな風に映っているのだろうか。 「それは、本当なの?」 「本当だよ」 即答。「無視をしろ」そうあたしがあの女に脅しをしたと信じ切っていない様にもみえる。何処かで嘘であって欲しいと願っている様な、あたしに否定して欲しいと願っている様な、そんな所だろうか。でも、理由を聞けばお兄ちゃんだって納得してくれるに違いない。 「……これはお兄ちゃんを守るためなの。どうして七海さんを遠ざけたのか、家には監視カメラがいっぱい仕掛けられてたの。それを付けたのはね――」 さようなら、七海さん。 「――七海さんだよ。キモチワルイよね、盗撮だよ? しかも何台も! 意外と身近に居るんだね、本当に怖いよ。だから、お兄ちゃんが事件に巻き込まれない様に言ったんだよ。だからお兄ちゃん、もう七海さんに関わっちゃダメだからね?」 あたしの勝ち。長かった、やっとこの瞬間が訪れた。嬉しすぎて踊りたくなって来た。 「そんなの……知ってる」 「え?」 「知ってる。カメラの事も、七海が僕を好いてくれてた事も……優花、どうしてカメラの事を言ってくれなかったんだ!」 え、知ってる? そっか、お兄ちゃんは自分で話をつけて来たんだね。流石お兄ちゃん。こんなに遅いって事は、あの女に足止めされてたからかな、本当にキモチワルイ女だよね。これでもう安心だよ、今頃あの女は首でも吊ってる頃かな? 本当に哀れ、笑いたくなっちゃう。 「うんうん、あんなキモチワルイ女なんて早く忘れたほうが良いよ。早く忘れて、あたしと今までどおりに暮らそうね、お兄ちゃん」 もう監視されない、もう邪魔はいない。お兄ちゃんはあたしの物。 「優花……七海は気持ち悪くない、僕の大事な彼女だ。それよりも、どうしてカメラの事を言ってくれなかったんだ!」 ――は? 彼女? ダレが? あたし? 「……お兄ちゃん、誰が彼女って……」 「だからカメラの――」 「誰が彼女だって言ったの、お兄ちゃん!!」 七海は僕の大事な彼女? 「優花は僕の大事な彼女」の間違いだよね。 「だから、七海は僕の大事な彼女だから、悪口は許さ――」 「…………うそ……」 「嘘なんかじゃ……」 嘘だ。 「嘘は良く無いよ、お兄ちゃん。あのキモチワルイ女に洗脳されちゃったんだね、可哀想に……」 「洗脳? 違う、僕は本当に七海が好きなんだ!」 嘘だ。 「お兄ちゃんは優しいから、きっとあの女が可哀想になってそれを勘違いしているだけなんだよ」 本当に可哀想なお兄ちゃん。 「可哀想だからじゃない! 僕は七海が好きだから抱いたし、七海も受け入れてくれたんだ!」 「――え?」 「抱きしめたの? ダメだよ、ストーカーを餌付たら……その気になるから……」 「…………わから無いなら良い」 呆れた様に、疲れた様にお兄ちゃんは肩を落とした。 「お兄ちゃん、もしかして、もしかしなくてもセックスの事じゃ無いよね? 無理矢理襲われちゃったの? お兄ちゃんのをあんな汚いゴミにあげてないよね!?」 お兄ちゃんの神聖なモノをゴミが貰うなんて禁忌に等しい、そんな事はあってはならないのだ。きっと聞き間違いに違い無い。お兄ちゃんとあの女のセックス? 想像できない、したくも無い。お兄ちゃんの大事なモノはあたしのだし、あたしの中に入るためのモノなのだ。あの女の汚くてガバガバなマンコより、お兄ちゃんの為に清潔で、締まりの良いあたしのマンコの方がお兄ちゃんも良いに決まってる。お兄ちゃんと一緒に何度もイッたからそんなのは分かりきってる。 お兄ちゃんの目を見つめなおす。その目は、真剣で曇りのない眼だった。 「僕は七海とセックスをした。これは僕の意思だし、七海はとても綺麗で、一番大切な人だ」 「そっか……」 お兄ちゃん、あの女としちゃったんだね。ならあたしはオニイチャンヲキレイニシナクチャ アレ……イシキガトオノイ…… 優花が僕に近づいて来る。何のつもりであろうか。 「お兄ちゃんを綺麗にしなくちゃ」 「え?」 優花が僕をみながら微笑む。あの目だ……優花の目は、あの時の様に沈んでいた。 「おいしい……」 一瞬だった。優花はいつの間にか僕に抱きつくと、僕の首筋を少しざらついた舌で舐め上げ、首筋に吸い付いた。何とも言えぬ感覚が僕に優花を意識させる。 「や……やめ……」 そこまで言いかけるが、最後まで言う事は出来なかった。何故なら、僕が言葉を発する為に口を開けた瞬間、優花が僕の口を口で塞いだからだ。 今日何度目であろうキス、しかも自分の妹と。舌が何の躊躇いも無く入って来る。七海の舌とは違った感触で、七海を求めると表現するのなら、優花はそれが当然とでも言いたげな、そんな強引なキス。 止めさせたい、けれどもその目は、僕の数センチ先で「無理だ」と静かに僕の動きを縛り付けていた。 「ぷはっ……あはっ、お兄ちゃん美味しい~。この味もあたしだけの物、誰にもあげない」 優花は唾液でまみれた僕の唇をなめとると、舌舐めずりをして笑う。。 「胸は……小さいほうが好きだよね、お兄ちゃん? あれ、あたしってお兄ちゃんの理想通り?」 僕の右手首を掴むと、優花は自分の左胸に僕の手を押し当てた。 「はん……お兄ちゃん……」 身をよじらせながら胸を揉ませて来る。僕は腕に力を入れ、離そうとするが、腕は固められたかの様にぴくりとも動く事は無かった。この様な力をその小さな体の何処から出して居るのだろうか。 「優花、良い加減に……」 「良い加減にじゃない」 「え?」 僕は言い切る事が出来なかった。 「あたしは本気だよ? お兄ちゃん、あたしは春斗お兄ちゃんを愛してるの」 僕に顔を近付け、蕩けたような目で見つめてくる優花。次第に何かに堪え切れなくなったのか、唇を軽く噛むと、僕の唇に重ねた。 「…………ぅむ……」 舌を入れようと僕の唇をこじ開ける、今は唇に力を入れ、どうにか耐えてはいるが、もう持ちそうにない。そして、痺れを切らしたのか、顔を離すと僕の頬を張った。 「お兄ちゃん、ベロを出して! お兄ちゃんを綺麗にしなくちゃいけないんだよ!? お兄ちゃんもあたしを愛してくれてるんでしょ、もうガマン出来ないよ!!」 「ゆ、優花。ぼくは……んぐっ……」 口を開けた瞬間、待っていましたとばかりに舌をねじこむ優花。僕の舌に触れると、再び貪り始める。 「……んっ……ごくっ……」 優花が僕の口内に唾液を流し込んでくる。気持ち悪い。 「…………お、お兄ちゃん……もうガマン出来ないよ……ねえ、早く挿れて?」 虚ろな目で僕の膨らんだモノを凝視すると、ファスナーに手を掛けた。 「……やめっ!」 その手を抑え、突き放す。しかし、しがみついた優花は全く離れない。 「一つになれば、お兄ちゃんも幸せになれるよ?」 「……意味がわからない」 優花が僕に抱きつき、首筋をひたすら舐めたり、口付ける。 「お兄ちゃんとあたしが永遠になる事だよ」 「僕と優花は兄妹じゃないか……」 「そうだよ、皆そう言うの……兄妹、兄妹、兄妹。あたしはお兄ちゃんが好き、お兄ちゃんもあたしが好き、思い合ってるのに皆あたしたちを引き裂こうとする、こんな世界はおかしいよ……苦しいよ……痛いよ……お兄ちゃんとあたしは向かい合いながら触れられない様に鎖で繋がれてるの……目の前にいるのに触れちゃいけない、だから最初は仲の良い兄妹で良いとずっとガマンしてた……でもダメ、ガマンなんて出来ないよ……こんな世界は要らない、お兄ちゃん、一緒に逝こう? そうしたら皆祝福してくれるよ、『優花ちゃん、春斗くん、お幸せに』って……大丈夫、家事は任せて? その為にあたしはずっとお料理を作ってお兄ちゃんに尽くして来たんだもの」 優花が表情一つ変えぬまま涙を流し続ける。本当にそれが優花の幸せなのだろうか、僕には分からない。ただ、僕は優花を妹として愛していて、異性としてはどうしても向き合えない、それだけは言えた。 「さあ、逝こう? お薬が良いかな、首を切っても良いよ? あたし達の赤い印……綺麗だろうな……」 耳元でそう囁かれ、思わず寒気が走る。 「お兄ちゃんはどれがいい?」 「僕の幸せは……」 「え?」 「僕は、七海と幸せになりたい!」 勢い来のせて突き放す。今僕が出せる最大の力で。 「お……お兄……ちゃん?」 「優花、僕は優花の気持ちに答えられないよ」 優花の重心がわずかに崩れる、恐らくこれが最後のチャンスだろう、僕は優花の腕を振り払い、駆け出していた。 「お兄ちゃん! ダメ……」 支えを失った優花は背中からフローリングに倒れる。僕が走り出した直後、その音に反応してか僕の方に手を伸ばしてきた。 「行かないで!!」 止まったら死ぬ。廊下を滑りながら走り抜け、靴の踵を踏みながらも履くと、玄関を開け放ち、跳び出した。 気が付くと、あたしは手を伸ばしていた。何をしていたのだろうか、周りを見回すと、深夜の静けさが虚しさを演出する。 「お兄ちゃん……」 そうだ、お兄ちゃんだ。 お兄ちゃんがあの女から助けなければいけない、何故こんな大事な事を忘れていたのだろうか。 「おにいちゃんは?」 先程、あたりを見回した通り、お兄ちゃんの姿は見えない。キッチンからは焦げ臭い匂いがする。カレーが焦げてしまったようだ。 「何処に行ったの?」 起き上がると、背中にしびれた様な痛みを感じた。 「痛……お兄ちゃーん!」 呼びかける、返事はない。焦げ臭い部屋を縫進む様に声が駆け抜け、響いて戻ってきた。 「お兄ちゃん?」 返事がないと言う事は、自分の部屋に入ってしまったのだろうか。 キッチンへ歩き、コンロの火を止めると、換気扇を回した。 「お兄ちゃん、どこ?」 階段を昇り、お兄ちゃんの部屋の扉をゆっくりと開く、お兄ちゃんの目を一秒でも早く覚ましてあげるのだ。 「…………」 誰もいなかった。 風呂だろうか、しかし水音は聴こえない。 「あの女のところ?」 寒気がする。どうしてあの女なのだろうか、あの女に対する慈悲? それとも場の流れ? どちらにせよ、お兄ちゃんを正しい世界に引き戻さなければならない。 「助けてあげる……今いくね、お兄ちゃん」 間に合うだろうか。 止まるな。 走れ。 ――走れ! 頬で割く風は冷たく、鋭い。けれども、今にも沸き上がりそうな自分の体温が切り裂かれる感覚は、こうしてまだ自分が生きていると実感できる。何とも情けない話だ。 外は真空にでもなったかの様に空間に味気がなく、その静かな空間で場違いにも大汗を放ちながら足を動かす僕の頭には、僕でさえも聞こえない音楽が何重にも重なり、自分と言う空間に味気を醸し出していた。 味気が濃すぎるのか、それとも目立たないのか、思考と言う物は埋もれ、ただ本能と言うその醜い形が空間の中で暴れ回っている。 逃げろ、立ち止まるな。振り向くな、終わる。そう何度も何度も叫んでは切り裂かれ、叫んでは切り裂かれた。 一体どれぐらいの時間走っていたのだろうか、数分、数時間、ほんの一瞬だった様にも感じられる。 「はぁ……はぁ……ゴホッ、ゴホッ……」 足が止まる、ここは何処だろうか。 震えすぎて今にも崩れてしまうのでは無いだろうかとういう膝を抑えつつ、顔をあげる。 「……そうか」 目の前には、少女が立っていた。 夢七海――僕の彼女、ここは七海のマンションのエントランス前だったのだ。 「……どうしてここに?」 「はるこそ」 七海は僕の側に歩み寄ると、痺れ切った体を抱き寄せた。 「ずっと……待ってたの?」 「うん」 「なんで……」 「わからない」 七海の体は酷く冷え切っていた。 「はる、はる」 「……七海?」 「はるが帰っちゃったあとね、嫌な感じがしたんだ」 「………………」 それは優花の事だろうか。帰宅後の優花のあの目を思い出してしまい、少し血の気が引いた。 「私の部屋に行こう? 外は危険だよ」 「……うん」 これが女のカンと言うやつなのか、七海の予想は当たっていた。優花がおかしい、まるで別人の様であった。いつもの優花を表と捉えるのであれば、あれは裏の優花と言う事になる。僕は裏の優花に何度か会っている、最初に会ったのは、優花との元々の約束を破り、七海との約束を優先してしまった時だっただろうか。 「はる、鍵開けたよ?」 「……え? あぁ、うん」 暴力的で独占欲が強く、優花の感情が強く表れる。けれども、表になると裏の自分を忘れ、自覚もない。 「ねえ、はる」 「ん?」 七海が目を瞑ると、僕の首に腕を回してきた。キスをしろと言う事らしい。今更であるが、七海の整った綺麗な顔を間近で見るのは未だになれない。七海が僕の彼女になった今でもそれは変わってない、僕は少し戸惑った挙句、耳に響き渡る心臓音で我を保ちながら観念して唇を重ねた。 「…………えへへ」 「………………」 七海が嬉しそうに笑う。何だか恥ずかしくなって、思わず目を逸らした。 「はるの顔が赤くなってる」 「う、うるさいな」 「はる、はる」 七海が僕に抱きついて幸せそうに頬擦りをすると、それをぶち壊すかの様にインターホンが鳴り響いた。 「――!」 七海の腕に力が入る。僕も気が付かぬうちに七海を強く抱き締めていた。 「は……はる」 「どうする、七海?」 「優花ちゃん……だよね?」 再び鳴り響く呼び出し音。 「嫌っ……」 「………………」 インターホンの液晶を確認する。鳴らした主は、やはり優花だった。 「優花……」 三度目の呼び出し音。 出ないと、マズイだろうか。 七海は僕の腕の中で震え、必死にしがみついてくる。このまま居留守を使うのも手かもしれない、けれどもこのままインターホンを鳴らされ続けたらこっちが滅入ってしまいそうだ。 呼び出し音。 正確には、僕は構わないとしても、このままだと震えている七海の精神が持ちそうには無いと思ったからだ。 「七海、でるからどこかに隠れて……」 「い、嫌! はるともう離れたく無いもん、ずっと一緒だって結んでくれたよね、それって嘘じゃ無いよね!?」 呼び出し音。 「も、勿論。でも七海が--」 「嫌。絶対に嫌!」 呼び出し音。 「わかったよ……」 僕は七海を抱き締め直すと、受話器に手をかけた。 「………………」 風の音とノイズが聴こえる。心臓が悲鳴をあげ、今すぐにでも切ってしまいたくなった。何秒であろうか、時間がとても長く感じられると思うと、何の前触れもなく始まった。 「…………………………お兄ちゃん」 「――っ!」 「…………ねえ、お兄ちゃんでしょ?」 「優花……」 「……やっぱりお兄ちゃんだ……ねえねえ、一緒に帰ろう? お兄ちゃんの家は此処じゃ無いよ?」 「嫌だ」 「……ダメ、お泊りはもう禁止だよ? お兄ちゃんを綺麗にしなくちゃいけないんだもん、早く帰らないと」 「優花が僕を好いてくれているのは嬉しいよ、でも僕は七海が好きなんだ。優花の気持ちには答えられない」 「……いいんだよ、お兄ちゃん。言わされているんでしょう? 今あたしが助けてあげる。だから扉を開けて?」 「帰ってよ、優花」 「……お兄ちゃんも一緒に帰ろう? ダメだよ、朝帰りなんて……浮気をするなんて酷いよ」 「だから七……」 「一緒に帰ろう、お兄ちゃん」 ダメだ、優花がおかしくなってしまった。僕はどうすればいいのか分からない。 「はる……」 七海が涙を流しながら疲れ切った顔で僕の名前を呼ぶ。 「………………」 このままでは七海が壊れる。 僕は―― 「――わかった、帰ろう。それで良いんだろう?」 その声に反応して七海が顔を上げる。 「……え?」 「本当!? 早く下に降りてきてよ、お兄ちゃん!」 優花の嬉しそうな声。 「ごめん、七海。これは七海の為なんだ、絶対に帰ってくるから、約束するから、だから……」 「ずっと一緒……ずっと一緒……でもはるが帰るって……何で?」 「な、七海?」 「行かせない!!」 七海が僕から受話器を奪い取ると、よろけながらも立ち上がり、受話器を壁に叩きつけた。 「優花ちゃんの所に行っちゃダメ、行ったらもう帰ってこれなくなる!」 「でも帰らないと、これ以上七海を苦められ……」 「私は良いの! 苦しくても、痛い目にあっても、はるの側にいられればそれで幸せなの!」 七海が僕の胸の中に顔を埋め、体を震わせながら必死にそう訴える。 扉が勢い良く叩かれ、ドアの鍵がガタガタと悲鳴を上げた。どうやら優花が耐えきれなくなってここまで来てしまった様だ。 「……お兄ちゃん! 早く、帰ろうよ。ねえ、聞いてるの!?」 呼び出し音。 呼び出し音。 呼び出し音。 呼び出し音。 呼び出し音。 呼び出し音。 優花がインターホンを連打する。ドアを力一杯叩き、ドアノブを何度も捻ってこじ開けようとした。絶え間無いその音に恐怖を抱きつつも、時間や近所迷惑を考えるとこのまま騒がせるわけには行かなかった。 「はる、ダメ……帰らないで……ずっと一緒にいてよ……」 僕はどうしたらいいのか、七海は大切である。けれども、優花をこのままにしておく事も責任として許されない気がした。 「………………」 携帯が静かにポケットの中で小刻みに動き出す。優花からだ、ドアの向こうからかけているのだろう。 「優花……」 「お兄ちゃん、早く出て来てよ。帰るんでしょう?」 「……わかってる。でもね優花、ひとつ条件があるんだ」 「条件?」 「そう、ひとつだけね。七海をこれ以上苦しめないでくれ、僕の大切な彼女なんだ」 「……なんでお兄ちゃんは好きでも無い人と付き合ってるの?」 「だ、だから、僕は本当に七海が好きで……」 空気が変わる。携帯後しでそれが何故かわかった。 「お兄ちゃんの好きな人はあたしだよ。あたしとお兄ちゃんは想人で兄妹じゃなかったの?」 「優花、優花は僕の妹だろう? 優花の事は好きだけど、それは妹としてであって、異性としてでは……」 「嘘だ。それもあの女に言わされているんでしょう? 大丈夫、そんな苦しい事言わなくていいんだよ、あたしは全部分かってるから」 結局ここにたどり着く。どう説得しても優花に分かっては貰えないのだ、「自分とお兄ちゃんは想い人」この優花の理想が何時しか現実との境目を消し去り、優花の現実となってしまってるのだろう。僕がどんなに説得をしようと、優花にとっては「あの女に言わされている」「嘘を言っている」「またからかっている」という解釈にしか行き着かないのだ。 「ゆ、優花! だから……いや、もう良いよ」 「うん。帰ろう? お兄ちゃん」 携帯の通話を切る。僕に必死にしがみつく七海に笑顔をみせてやると、七海が不思議そうな顔をした。 「一緒に行こうか、七海」 「え?」 僕は七海の手を握ると、そのまま手を引いて歩き出した。 ドアの鍵を外しドアノブを捻ると、扉が勢い良く引っ張られた。 「お兄ちゃん!」 扉を勢い良く引っ張ったのは優花らしい、二度と閉まらない様に扉自体をその細い指で掴み、素早い動きで体を入り込ませた。 「お兄ちゃん、はやく帰らない、と……」 笑顔で入ってきた優花はそう言いかけて止めた。わかり切っている事だが、その視線の先を追うと、僕の後ろで怯えている七海に当たった。 「……ねえ、何でいるの?」 優花がそう僕に問いかける。 「………………」 「お兄ちゃん、なんでその女もいるの?」 「………………」 七海の背中に腕を回すと、抱き寄せ。 「…………な、何やって……」 「は、はる!?」 「七海、大好きだ」 そのまま七海に口付けをした。 「……ちゅ……んん……」 舌をいれ、唾液を絡ませる。七海の良い匂いが鼻孔を擽り、七海がとても近くに感じられた。 「……い……嫌ぁ……」 優花が目を見開く。首をゆっくりと左右に振り、扉に寄っかかりながらゆっくりと、その場に崩れた。 「嫌。やめて、お兄ちゃんを汚さないで……お兄ちゃんが汚れる……汚いゴミに汚される……お兄ちゃんが……」 優花がゆっくりと手を伸ばす。伸びた手は僕の学生服の裾を掴み、力無く、けれどもしっかりと握って離さなかった。 「………………」 名残惜しく思いながらも七海の唇を離す。七海の瞳は潤んでただ、僕を見つめていた。 「七海」 七海は嬉しそうに微笑み、僕の胸に顔を埋める。 「はる、好きだよ。ありがとう、本当に幸せだよ?」 七海をそっと抱きしめる。体温が腕を、体を通して伝わってきて、なんだか暖かい気持ちになった。 「……お兄……ちゃんを……返して……」 優花が裾を掴んでいた指を緩めると、そのまま伝うように、足の存在を確かめるように腕を回し、足にしがみ付いた。そして弱々しく「返して」と何度も繰り返し呟いては僕の足に頬擦りをする。 「優花、僕は本当に七海が好きなんだ。優花の気持ちには応えられないよ」 「……嘘だ、嘘だ……」 優花が何かをブツブツと呟く、それはとても小さな声で、耳を凝らしてみても聴こえない程であった。 「……してるんだ」 「--え?」 「試してるんだ、そうでしょう? これが最後なんだ……」 優花がゆっくりと立ち上がる。 「お兄ちゃん、わかったよ……」 「い、痛い」 何がわかったのだろうか、まんべんの笑みを浮かべると、七海の髪を掴んだ。 「な、なにをやって……」 「このゴミをすてればもうお終いなんだね……これでお兄ちゃんと一緒に居られるんだね!? これが最後の試験なんだね!?」 「痛い、離して!!」 優花が髪を引っ張ると、七海がそれに釣られて引っ張られる。そして、優花が痛がっている七海の顔を汚らわしそうに見つめると、そのまま壁に叩きつけた。 「ぅあっ!!」 僕が我に帰って動いたのとほぼ同時に、優花が七海の頭に蹴りをいれた。マンションの壁はコンクリートで出来ており、嫌な音が響き渡る。 「七海!!」 七海に腕を伸ばすが、その直前に二発目の蹴りが再び七海の頭を捉える、もはや少女の成せる業では無かった、ものが壊れる音と共に、七海が頭から大量の血を流しながら蹲る。 「……痛いよ……」 「優花! やめて、七海が死んじゃ……」 「そうだよ、そのゴミを壊せばお兄ちゃんと一緒にいられるんだよ、ね!!」 僕が庇うように蹴りを防ぐ、脇腹に入った蹴りが内臓に食い込み、息が出来なくなる。 「お兄ちゃん、なんで庇うの!? 危ないからどいててよ!!」 優花が僕と七海を引き剥がすように、僕を突き飛ばす。僕の体は軽々しく吹っ飛び、コンクリートの柵に背中を打ち付けた。 「ゴホッ、ゴホッ」 激痛が走る。呼吸をするたびに肺が悲鳴をあげ、胃の中の物を吐き出しそうになる。 「あ……はる……そんな……」 七海が目を見開き、僕をただ見つめたまま固まる、優花はそんな七海に舌打ちをしながらも蹴りを繰り出し続けていた。けれども、いくら蹴られようとも七海は悲鳴を上げる事もせず、ただ僕を見つめたまま何かを呟いている。 「はるが傷付いた……私のせいだ ……」 「そう、お前さえいなければお兄ちゃんも幸せだったのに、何でお兄ちゃんに触れようとしたの!? お前はゴミでしょう、大人しく妄想してれば良かったのに!!」 七海の血液が垂れてコンクリートを濡らす。それでも七海は言葉を唱えることを止め無い。 「神様ゴメンなさい、はるゴメンなさい……あの時私がはるに抱いてもらおうとしなければ良かったんだ、はるを遠くから観ていれば良かったんだ、はるにあわなければ良かったんだ、私なんて存在しなければ良かったんだ……そうすれば、はるは幸せだったんだ……私は……このゴミは…………いらないんだ……」 「わかってるなら消えて、お兄ちゃんとあたしの世界を壊さ無いで!!」 七海の頭上で足が振り上げられ―― 「……はる……ごめんなさい」 ――そこで止まった。 「……ならはやく消えて。お兄ちゃんを病院に連れていかなきゃいけ無いの!!」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 「…………な、七海……何を言って……」 「……痛かったよね? 私がいるからはるは痛いんだよね? ゴミだからはるが苦しんじゃうんだよね?」 「七海、違う! 七海はゴミ何かじゃない!!」 七海がよろよろと立ち上がる。そして、血だらけの頭を押さえると、体を引きずりながら扉のドアノブに手をかける。 「はる、ありがとう……はるが幸せなら私も幸せ……だから……幸せになって……」 「ま、待って! 七海と一緒にいるのが僕の幸せなんだ。だから僕は、僕は」 七海が扉をゆっくりと開き、体を押し込める。血だらけのままどうするつもりなのだろうか、一刻も早く治療しなければいけないのは誰がみても明らかだった。 「消えろ、消えろ消えろキエロキエローーーーッッ!!」 優花は叫そう叫ぶと、追い討ちをかけるのか、蹴りの体制にはいった。 「優花、これ以上蹴ったら七海が死んじゃう!!」 「死んじゃえばいい。これでお兄ちゃんはあたしの物だーーーっ!!」 七海が死ぬ。 考えられるだろうか、自分の大切な少女が目の前で殺されようとしているのだ。次瞬きをしたら七海はどうなっているだろうか、もう動いていないかもしれ無い。 それは嫌だ、僕にはどうする事も出来ないのか、僕は無力すぎる。いや、無力なんじゃない、何もしていないだけだろう。まだやれる事はあるのでは無いか。 「……やめろ」 激痛のはしる体を無理矢理動かそうとする。駄目だ、動かない。 体に力が入らない、痛い。けれどもこんな痛みは七海の痛みと比べれば遥かに軽いだろう。僕は何をしているのか、動かなくても動かすのだ。七海を守るのだ、僕の体なんて知るか、僕の体は七海を守る為にあるのだ。 「やめろ、優花!」 僕の体は動いただろうか、目の前の景色が変わっている、どうやら動いたらしい。 「お兄ちゃん、何をやって……あっ……」 優花の背中に抱きつき引き倒す。これで七海は生きられただろうか、目の前が霞んでよく分からない、けれど、腕の中にある優花の感触で蹴りは防げたと、思う。 「お兄ちゃん、離して! あのゴミを壊すの、邪魔しないで!?」 「嫌だ! 七海を殺すなら僕が優花を殺す!!」 優花が立ち上がろうと必死にもがく。けれどもさせるものか、僕は優花を後ろから抱きしめ、暴れる優花を抑え付ける。 「すぐに終わるから! 終わったらお兄ちゃんを綺麗にするから、だから……」 「うるさい、五月蝿い。黙れ優花アアァァァ!」 七海は、僕が守る。 どうして守れなかったのだろう。 どうして七海は死ななきゃいけなかったのだろう。 どうして。 「おにいちゃん」 優花が僕の腕を絡め抱きつきながらそう呟いた。僕は腕を解こうと考えながらも、体はそれを諦めた様子でピクリとも動かなかった。 あの後の事は綺麗に思い出せない。いや、覚えているけど、思い出したくないと言うのが正しいだろうか。七海が僕にキスを強請ったあの時の顔が綺麗すぎて、僕が最後に見た七海の顔が本当に七海だったのか、今でもよく分からない。 七海の通夜と葬式はひっそりと、小さく執り行われた。夢家意外で出席したのは恐らく鈴井家だけだろう。 久しぶりに見た七海のおじさんとおばさんは気の強い人だってわかってたけど、実の娘の死に顔を見てもそれは変わらなかった。ただ、七海の顔を見た時に目を細めていたところをみると、何も感じなかったのでは無く、悲しんだ顔を誰にも見せたくは無かっただけなのかもしれない。 「ねえ、お兄ちゃん。これでもう良いんだよね。もうずっと一緒にいても良いんだよね?」 下にはまだ両親が居るって言うのに、優花はそんな事すらお構いなしに僕にベッタリとくっついている。 今日だって「誰も見ていない」そんな様な事を言って僕にキスを強要したり、両親の前で手を繋いで見せたりと、もう僕にはどうする事も出来ない。僕にできるのは優花を怒らせない様にご機嫌をとる事とーー 「ねえお兄ちゃん、また……いいかな?」 「朝にしたじゃないか」 「お兄ちゃんはそのままでいいからね」 ワンピースを着ている優花は慣れた手付きでショーツを脱ぎ、胡座をかいている僕に体をまかせた。きっとワンピースを着ているのも、これの為だろう。 「お兄ちゃん……」 「………………」 優花はゴムの使用を許さない。最後は必ず膣内に出させるし、外へ出そうモノならその三倍の量を膣内に出す様命じる。いつ赤ちゃんが出来ても可笑しくない。 「あ……はぁ……」 自分のモノが暖かくてぬるついた物に飲み込まれる感触、不快ならばどんなに良いであろうか、ヒダが擦れて気持ちいい。優花が僕に抱きつきながら腰を揺らすと卑猥な水音が微かに聴こえ、絡みついた膣の刺激に思わず腰が動く。 「あ……いい……よ、おにいちゃん」 だんだん視界も揺れてくる。肌の感覚が敏感になり、抱きしめている優花の柔らかい触り心地がより一層この少女と繋がっている事を意識させる。 「ゆか……せめて……静かに……ね?」 「はぁ……そんなこと……いったって……あっ……んん……こえ……でちゃう、んっ」 優花の口をキスで塞ぐ。早く終わらせてしまおう、それがいい。 「ゆか、僕が動かすよ」 優花を寝かせようとするが、それを優花は首を横に振って嫌がった。 「嫌! お兄ちゃんはそのままでいて。はぁ……はぁ……まだまだ一つでいたいの、今日はずっとずっと一つでいるの。お兄ちゃんとあたしはこうしているのが一番幸せ、お兄ちゃんはあたしのもの、あたしはお兄ちゃんのもの。愛し合う男女は離れないように、気持ちを伝える為に、繋がるの」 あの日、七海を救急車で病院に送った僕は応急処置をしてもらった後、自宅に返された。自宅に帰った僕は傷に触れない様にシャワーを浴びて自分の部屋にフラフラになりながら向かった。 けれどもベッドに優花が全裸で待ち受けていて、僕を綺麗にするなんて言って犯された。体は快楽に正直で、実の妹にも関わらず、実の妹だからか、自分の体に相性が良いと分かると、優花の体を抵抗なく受け入れた。優花の膣内に何度も精液を注いで妹に種付をしようとする。優花もそれを喜び、僕の名前を呼びながら必死に喘いで僕に自分が雌である事をアピールして、更に精液を欲する。 優花の体は世界で一番僕と相性が良いのかもしれない、恐ろしく気持ちが良いのも確かだ。でも僕から優花への愛は無い。なのに、表情ひとつ変えずに優花を抱きしめている僕は酷い人間だろう。 結論から言うに、優花を恐れているのだ。あの非道な、人外じみた優花に恐れているだけなのだ。そして、そんな優花が怖いから僕は逃げているだけ。七海が大事なはずなのに、七海が死んだ事で優花を憎んでいる筈なのに、そんな優花をただ怖いからという理由で抱きしめているだけなのだ。 最低な人間。僕自身なのに言い切れる、本当に最低な人間。無能で、その癖大切な者を守れなかった腰抜けで、逃げることが得意なヘタレなのだ。 何度も何度もはるの痛がる表情が頭に浮かぶ。あれも私のせいだ、はるに触れた事をやっぱり神様は許してくれなかったんだ。 それにしても、私が悪いのにどうして神様ははるを傷つけたのだろうか。悪いのははるではなく私なのに。 わからない。でも、改めて思い知らされたのは、はるに触れてはいけないんだって事。はるも怒っているに違いない。嫌われてしまった、きっとそうだ。どうしよう、どうすればいいのだろう。もうはるを見る事も許されない。それ以前にもうここにはいられない。 もう行かなきゃ、最初からそのつもりだったんだもの。最後に大きな幸せを貰えたんだ、その代償に嫌われたと思えば…………やりきれなくもない。 『さあ、包丁を持ってきなさい。もう行きましょう、あなたは長居しすぎたのよ』 後ろから私が催促をしてくる。言われなくてもそうするつもりだ。 冷たいフローリングを指でしっかりと踏みしめながら台所まで壁伝えに歩と、いつも仕舞ってある扉を開け、扉に刺してある包丁をゆっくりと引き抜いた。 「……せめて、はると一つになれたあの場所で……死にたいな」 震える手にもう片方の手を添えて包丁を落とさないようにベッドを目指す。あの場所だけは特別なのだ、はるの事を思い続けた時も、はると一つになれた時も、あの場所だったのだ。あの場所でなら、少しだけ許してもらえる気がする。 「はる……はる……はる……」 ベッドで仰向けに寝転がると、傷が入りながらも鈍い光を放ち続けている包丁の刃の部分を見つめた。 そこには自分の目がボヤけながらも映り込んでいた。なんて濁った醜い目だろうか、こんな目ではるを見つめていたのか。きっとはるは恐怖していただろう、こんな目でははるを映していい筈が無い。 「はる……ごめんなさい」 包丁に映る醜い顔が更にその酷さを増している。こんな顔ではるを思っていたのか。不釣合い、はるを思う事すらおこがましい。本当に私は汚物をかき集めて適当にくっつけたゴミ細工なのだ。 「…………ごめんなさい」 もう行かなきゃ。ゴミ細工が処分されるだけだ、別にどうという事はない。 はるの足枷を解こう。もうはるは幸せになれる。ついでにはるの不幸も持っていけたら、向こうではるの苦しみも全部私が受けて、はるはずっと幸せでいられる。はるの幸せは私の幸せ、だからそれができたらきっと素敵だろう。 そっと包丁の切先を首に近づける。 「……大好きだよ…………はる……」 呪いの言葉を口にしながら、私は包丁を―― ――足元が冷たかった。不思議に思って視線をゆっくり落とすと、何故だかすぐに理解できた。無理もない、水に足をつけているのだから。 視線を前に戻すと、そこには川幅が十メートル程の浅い、緩やかな川が流れていた。音も無く、透明なその川はどこまでも清い。けれども、何処と無く悲しそうにも思える。 「本当に私は死ねたのだろうか?」そんな不安にも似た疑問が頭をよぎった。 周りを見渡すと、そこには人がいた。決して多くはないけれども、少なくも無い。 ふと、左隣の人を見たのとほぼ同時に、その人物はゆっくりと足を前に出した。水の抵抗を受けて歩き辛そうではあるが、川に入っていく。その先を追っていくと、対岸に人が何人かいるのがわかった。 対岸の人々が手を振り始める。川を進んで行る人はそれに応え、腕を力強く振って見せた。 そう、その人物は対岸を目指していたのである。深い霧で視界の悪い川で、その振られる手を頼りに渡るのだ。それはその人物だけではない。多くの人がその先にいる誰かを目指して進んで行くのだ。 恐らくは自分の先祖だと思う。やっと理解した、ここは死後なのだと、自分は死ねたのだと。 ならば私も渡らなければいけない。はるに沢山の幸せを貰ったから、だから今度は罪を償いに行くのだ。 前に向き直り、対岸を目指して足を進める。冷たい水なのだが、不思議と寒くはない。寧ろ心地が良かった。 中ほどまで差し掛かったあたりでふと、ある事に気がついた。対岸に誰もいないのである。周りを改めて見回すと、やはり全員に出迎えてくれる人がいるらしく、既に対岸に着いた人は皆、その中で暖かそうに迎えられていた。 「はる……」 はるの顔が思い浮かぶ。そうだ、はるだけなのだ。 不思議と悲しくは無かった。きっと自分の何処かでそれを分かっていたから、そして、はるが私を見てくれてた。それは強く強く、大きく私の支えになっていたから。 「さようなら、はる」 立ち止まり振り返ってそうつぶやく。 対岸へ渡りきると、大きく長い道が続いていた。先祖と共にその道を歩く大勢の行列。私も歩かなければいけない、そんな気がした。 道ではすすり泣く声や、「立派になった」なんて激励の言葉が聞こえたりなんかもした。塊が道に一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ。一個である私を除いてそれは空から見たら異様な光景だろう。 松明が見えてくると、その塊は不恰好ながらも列を作り始める。塊に挟まれるのに耐えられなくて最後尾に付くと、列はそこで止まった。 これは何の列なのか、それすらわからないまま、目立たないように、足元に転がる枯葉のように静かに立っていた。 頭に浮かんでくるのははるのこと。はるは今何をしているのだろうか、学校に行っているのだろうか、それとも寝ているのだろうか。時間の感じ取れないここで、そんな事を考える。 しばらく待つかと思っていたけれど、列は意外にも早く進んで行った。大きな扉は開くたびに塊を取り込み、音も無く閉じる。扉は開いても中の様子は聴く事も観る事味も出来ず、不安ばかりが募る。 自分だけが取り残されると、そんな不安も最高潮に達した。 「はる……はる……」 はるの名を勝手に口走り、落ち着こうとするこのゴミ細工。そんな私を尻目に扉は再び音も無く開いた。 扉をくぐると、そこには机と、その奥に数人の老人。そしてそれを囲むようにして見守る先程の塊がいた。 「君が最後か。はやく席に付きなさい」 私にそう促すと、机を指差した。 「ふむ、本日最後だ。ここまで地獄行きの人は辛うじていない。それでは始めようか?」 「裁判……?」 どうやらそうらしい。本日最後の裁判、つまらなそうにしているこの老人もはやく仕事を終わらせたいのだろう。 「君には弁護人はいないのかね?」 「弁護人?」 「普通は先祖がするんだがね。まあいいさ、そういう事もある」 周りから動揺の声が上がる。老人はそれを横目でみると、大きく咳払いをした。 「君は自殺だね。人生はあえて話さないが……ふむ、苦労をしたようだ」 乾いた髪を老人は掻くと、「しかし」そう続けた。 「君は人を信じなかった、一人としてね。全てを疑った。そして最後は裏切りか」 「え?」 耳を疑った。最後、つまりは自殺した理由、それは全てはるのためだ。裏切りなんてしてないしたくない。 「なぜ彼を裏切って自ら命を絶ったのかね。彼は今悲しんでいる。彼は君を愛し、救おうとした。けれども君はそれを拒否した」 「ち、違う……」 周りのざわめきが少し大きくなる。 「違う、ならどういう事かね?」 「…………あ、えっ……う……」 怖い。恐い。あの老人は何を言っているのか。声が出ない。頭に靄がかかって言葉が思い浮かばない。代わりに体がはるを求めている。助けて欲しい、はるなら助けてくれる。はるの腕の中で眠りたい。はるなら。はるなら…… 「肯定で良いかな?」 木槌を軽く叩き、背を正して、咳払いをすると、口を開いた。 「裏切りは重罪。君を牢獄にて終身刑に処す。一生全てを裏切りに費やした人間は初めてみた。もしかしたら人ととは何かが違うのではないかと私は思うね」 裁判は始まって間も無く終わった。本当に一瞬、未だに何が起きたのか分からない。 「ちがう……うらぎってない……はるのために……はるのためにぜんぶやったのに……うそだ……はるはしあわせで……ちがう……」 誰かに腕を掴まれた気がした。 「い、いやっ。はる……はるぅ……」 振り払うとしゃがみこみ、必死に考える。 「はるがしあわせじゃない……はるはしあわせになれて……はる……はる?」 はるはいましあわせなのだろうか。ほんとうにかなしんでいるのだろうか。はるをまたくるしめたのはわたし。はるは…… 「あははっ……くすぐったいよ、はる……」 少女の手首には鉄の杭が突き刺さっており、その杭は鎖に繋がれて背中の冷たい岩盤に埋め込まれている。 足首にも杭は突き刺さっており、こちらも太い鎖が岩に伸びていた。手に力は入っておらず、杭から先をダラリと垂らしてその背を堅く、湿り、冷たく、尖った岩盤に預けている。 目の前には拳ほどの太さの鉄格子がなされている筈なのだが、灯りの無いこの洞窟でそれを視認する事は出来なかった。 「うん……好きだよ……はるは……はるは好き?」 少女は暗闇の中で何かを見つめ、言葉を紡ぎ続けた。 「……うん……そうだよね…………ごめんね……気持ち悪い事聞いて……すぐに喉を潰すよ……ごめんなさい……」 けれどもそれは出来なかった。 力を入れても杭で貫かれた手は微動だにし無い。少女は自分の手でありながら、まるで他人の物のように感じた。 「…………え、許してくれるの?」 少女は動かない手を止める。 「ありがとう、はる……うん……うん。はるは優しいな……うん…………え、もう帰るの?」 声とは裏腹に表情をはじめ、体全体に感情が無い。もう少女にそれらは必要無いと心の奥で気付いていたからかもしれない。 「ううん……さようなら、はる……また明日」 少女の目には少年が映っていて、少女の体は動いているのだ。だから夕焼けの空を背に手を振る。少年は確かに微笑み返してくれて、少女はそんな少年の後ろ姿が見えなくなるまで手を振り続ける。いなくなると少女は少女の中の一日を思い返しながら自室へ向かい、自分のベッドに倒れこむ。 「はる……はる……私ははるに作ってもらったのに、はるのために何もしてあげられなくてごめんね。私がはるにしてあげられる事は何かな、はるを見守る事? そうだよね、はるが幸せになるのを見守るのが私の恩返しだよね。はる……好きなんて言ってごめんね……苦しかったよね、悲しかったよね、辛かったよね……」 少年の名を唄うように重ねる。 少女は幸せだった。それだけで痺れる様な快楽が頭を支配し、絶頂を目指してさらに名前を奏でる。 自分という人格を作ってくれた少年の名前、幸せの意味を教えてくれた少年の名前、自分が女である事を気付かせてくれた少年の名前、自分が何を言っているのか分からなくなった時にはもう少女の舌は快楽で動かなくなっていた。 もう少女に現実は存在しない。今まで妄想だった物が現在の現実。少女は自分の体を捨てて妄想の中に生きる事にしたのである。 僕は生きているのだろうか。 だとしたらどうして生きているのだろうか。 何故僕が生きているのだろうか。 右手を開いて閉じて、指は僕の言う通りに動いて見せる。それが普通、これが僕の体。もう今となっては煩わしいだけの血肉で出来た鎖。この鎖で縛られた体では七海に手を伸ばすことも叶わない。本当に煩わしいだけの肉体。 ふと、窓に目をやる。七海の涙の様だった梅雨は終わり、代わりに目に刺さって痛いくらいの日差しが僕を責め立てるだけ。そうか、あれからもう一年経ったのだ。 右腕を枕に静かな寝息を立てている優花の体温が梅雨明けの朝には少し暑く感じて、あんなに軽く感じた優花も今は重く感じる。果たしてこれは優花が成長して重くなったのか、それとも優花に対する嫌悪が僕にそう思わせているのか。それは些細なことだった。 そろそろ起き上がりたいがその為には優花を退かすか起こすかしなければならない。だが、それすらも面倒くさい。 「……お兄ちゃん」 鼓膜から変換され伝わった電気信号が脳にその音が届いた瞬間、僕は思わず歯を噛み締めていた。何故これはこんなにも幸せそうなのだろうか、これも一度は壊れたであろう。なのに、なぜこれは直った? ならば七海も治らなければオカシイでは無いか。これと七海の差は何だ、どうしてこれは幸せで、七海は不幸せなのだ。納得がいかない。 「起きて、優花」 そっと優花を揺する。こんなモノでも丁寧に触れてしまう僕が許せなかった。今ならば僕はこれを壊せる。けれどもそれは出来ない、出来ないのだ。何故だか僕にはわからない。ただ、どうしても壊せない、僕の体はそれを拒否する。そうだ、煩わしい体だ。 「お兄ちゃん、おはよう」 「…………おはよう」 優花が僕の首に腕を回し、当たり前の様にキスをする。柔らかい唇の感触が今の僕をイラつかせた。 「……お兄ちゃん」 押し倒そうと体重をかけてくる優花を制すると、引き剥がしてベットを出た。 「セックスは今度だよ。準備をしないと遅れちゃう」 残念そうな、名残惜しそうな顔をした優花が自身の唇を指でなぞる。そうだ、その表情だ。 顔を洗いたい、出来るのならば体も。寝ている間に優花が僕に何をしたか分かったものでは無いからだ。 「先に下へ行ってるよ」 シャツに袖を通し、鞄に手をかけると部屋を後にする。優花はどうせ僕を見つめていたのだろうが、僕はそんな優花に視線をくれてやる事はしなかった。 自分でパンを焼く。一体これを僕は何時から続けているのだろうか。 「止めて、お兄ちゃん。何度も言ってるよね? お兄ちゃんが焼いたらだめなの!」 後ろから聞こえる声に僕はゆっくりと振り返って応える。優花が学生服に着替えてそこに立っていた。すっかり馴染んだ優花の制服姿。美しいとは思うが、今の僕は微塵も心を動かされなかった。 「どうして? 自分でやれることは自分でやった方がいいだろう。優花もその方が楽だと思うけど」 「嫌、お兄ちゃんの料理は全部あたしが作るの。お兄ちゃんは何もしないで」 楽、ね。本当は優花にやって欲しく無いだけ。 「そっか。でももう焼いちゃったしさ」 優花が何も言わずにこちらへ歩いて来る。僕はそれに気圧されるように後ろへ下がっていた。そしてトースターの前で優花が立ち止まると焼けたパンを掴み、生ごみ箱の蓋を開けてその中に叩きつける。 「何をするんだ優花。勿体無いじゃないか」 「……いらない。こんなのいらない」 僕の顔を覗き込むと、笑って言った。 「今つくるから待っててね、お兄ちゃん」 優花はもう一度パンをトースターにセットすると、僕の背中を押して台所から追いやる。僕はされるがままにリビングの椅子に座ると、優花が後ろから抱きついてきた。 「お兄ちゃんはあたしを愛してくれればいいんだよ。あたしの作った物以外を食べちゃ嫌、お兄ちゃんが作ったらその食事はあたしの料理がお兄ちゃんのお腹の中に無い事になるよね、それが許せないの」 そう言って“帰ってからのご褒美”を強請ると、台所にもどって行った。 授業など頭に入らなかった。寧ろ耳障りなものに感じられた。 全員が何事も無かったかのようにノートへ向かっている。それが許せなかったが、僕がその場で何を訴えようとも、その場においては僕が間違っている事はわかっていた。だからこうして居られなくなった僕は屋上で缶ジュースを片手に空をながめている。 雲が羨ましい。僕もあそこまで行けば七海に逢えるのだろうか。けれども僕では届かない。手を伸ばせば掴めそうなほど透き通っている空は近く感じてもそれは僕の錯覚で、僕みたいな能無しではどう足掻いても触れることすら叶わない。 缶ジュースを傾け、喉を潤す。屋上は風が吹き込む反面、日差しが直接降り注いで暑い。口に広がる炭酸飲料がその暑さをはじき飛ばしてくれる。なんて呑気なものだろうか。けれども、そんな呑気なこの時間が、とても心地良かった。 この後は“帰ってからのご褒美”を優花にあげなくてはならない。ご褒美なんて響きは良いが、結局は優花を抱かなくてはならない、ということだ。どうかしている。家に帰ればシャワーを浴びて、優花を抱いて、優花と夕食を食べて、優花を抱いて、優花と寝て……本当にどうかしている。体は酷使されされ続けて休まりなんてする筈が無く、けれどもそれを優花は幸せだと、そう僕の上で喘ぎ続けるのだ。 性欲として、体は満たされる。だが、心は満たされない。僕が男であるという事がこんなところで仇となるなんて、笑いたくても笑え無い。 鐘が時間通りに響き渡る。鐘は与えられた仕事を忠実にこなしただけだが、僕にしてみれば今日はその仕事をサボってくれた方が嬉しかった。これは逃げだろう。 「少し、疲れたよ」 僕の上で喘ぐ優花を制すると、立ち上がろうとした。 「……や、まって」 荒い息の優花が僕の体にだらりとしがみつく。僕はそんな優花を振り解くと、愛液に濡れた自分のモノを部屋に常備していたウェットティッシュで拭い、椅子に腰掛ける。 「わかったよ、おにいちゃん。いまきれいにしてあげる」 這いずり近づいてくる優花を横目で捉えると、僕は足を組み伸ばされる腕を手の甲で払いのける。優花は何が起きたのか理解出来ていない様子で、払われた腕を再び伸ばす。 「もう綺麗にした。優花も疲れたよね、休もう」 「まだすこし汚れてるよ。だからあたしが……」 僕の太腿に触れ、滑らせる様に僕のモノへ伸びていく優花の指。それが到着する前にその指を抑えつけ、優花に向き直った。 「もう僕はセックスをしたく無い、もう疲れたんだよ」 「……なんで。まだひとつになりたりないよ?」 「僕は、もう優花とやりたくないんだ」 その言語を聴いた瞬間、優花の顔が青ざめていくのがわかった。戸惑っていた胸のうち、告白。優花は腕をだらりと落として僕を見つめると、縋るように言った。 「ご、ごめんなさい。キモチよく無かったからそういうんだよね?」 小さな声で謝罪の言葉が重ねられるたびに、優花への怒りが沸き起こってくるのが全身で感じ取れる。握りこぶしを作っていたのに気がついたのはその直後で、それを優花に叩きつける事のない様に、もう片方の手で覆い隠していた。 「なんで」 「え、おにいちゃん?」 「……なんでそうなるんだよ。僕は“優花とセックスがしたく無い”そう言っているんだ。遠まわしに“優花が好きじゃない”って言っている事に何で気がつかないんだ。僕はセックスを娯楽として捉えていない。だから好きでもない優花と体を重ねることは苦痛でしか無いんだよ。なんで……何でそれを理解しようとしない!?」 大声で捲し立て、優花を押しのける。「優花が傷つくと僕の胸が苦しくなる」? そんなものお構いなしだ。そんな痛み、七海が味わった痛みに比べれば傷などではない。もうどうにでもなれ、寧ろどうにかなって欲しかった。それで優花とのこの苦痛が開放されるのであれば、僕など既にどうなっても良かった。 「……うそだよね? お兄ちゃんとあたしは互いに想い合っていて、お兄ちゃんは絶対にあたしを嫌いになったりしない」 「そんなの優花の妄想だ! 僕は、僕は七海を愛していた。七海だって、僕を愛してくれていた。なのになんで七海は死ななくちゃならなかったんだよ、やっと触れ合えたのに、なんで!!」 「あの女はああなって当然だったんだよ、何を言っているのお兄ちゃん? やっとお兄ちゃんを助けてあげたのに、どうして、可笑しいよ」 「……なにが“当然”だよ……返せよ……七海を返せよ! どうしてお前が生きていて、七海が死んでんだよ。返せ、返してくれよ……っ!?」 七海の笑顔が脳裏に浮かぶたびに頭の中が掻き回される。どうして僕は守れなかったのだろうか、どうして優花が幸せそうに生きているのか。何度も繰り返した自問自答、答えなんて誰も教えてくれはしない。いや、答えが出たところでもうすべてが遅いのだ。 「変だよ……お兄ちゃんが可笑しくなっちゃった……」 「可笑しい? 可笑しいのはお前だろうが、僕は可笑しくなんか無い! 狂ってなんか、無い!!」 優花が後ずさり、何を思ったのか跳ねるように立ち上がり、部屋を出て行った。そうだ、それでいいんだ。これがいいんだ。 「……うっ……ぐ……ううう。うああ、七海……七海ぃ!! うあああああっ」 止まらなかった。今さらになって出てきて、本当に迷惑な涙だ。こんなに涙を流したら、もう感情を抑えることなんて出来無いじゃないか。七海が死んだことを認める事になってしまうではないか。僕は何も出来ない能無しだったと自らを戒められなくなるはないか。 異様な脱落感で崩れてうずくまっている自分の体はもう動くことを諦めていた。無力な赤子の様に、赤子にも嘲笑わられるであろう自分は流れる涙を拭うこともせず、唯ひたすらに、叶わぬ願いを訴え続けるしか無かった。 「……お兄ちゃん」 そんな僕に不快な声が呼びかける。けれども、それすらも涙のせいでそれが本当に不快なのかも分からなくなっていた。 「お兄ちゃんを今度こそ助けてあげる」 声は扉の方から聞こえ、その後、そちらから足音が少しづつ大きくなって聞こえてくる。そして、僕の頭上でその音は止んだ。 「だから、少しじっとしててね」 じっとしているも何も、もう体は動かないのだ。それに、動けたとしても動く気は起こらなかっただろう。 「……ごほっ……」 「あははっ、すぐに終わるからね。お兄ちゃん!」 痛い。 どうして痛いのだろうか。 口いっぱいに鉄の味が広がる。不味い。痛い。 「……あ?」 そう声を発したと同時に床へ垂れる赤い液体。 血。それの正体が血液である事を理解するのに、思考はいらないかった。それがポツリポツリと一滴づつ垂れて広がっていく。痛い。 「まだ、ダメ? ならもう一回……でもお兄ちゃんすごい痛いんだよね」 肘の力が抜けて頬から床に倒れこむ。その衝撃で口の中の血液を吹き出してしまった。 「でもお兄ちゃんを助ける為だもの。もう一回ぐらい許してくれるよね」 視界の端に包丁を両手で握り締め、高々と掲げる優花が写っていた。そうか、僕は刺されたのか。そしてもうじき僕は死ぬのだ。優花は、僕を助けてくれるのか。 七海の元へ行ける。七海に逢いに行ける。それがとても嬉しかった。全身が死を受け入れていく、優花が包丁を突き刺してくれるのを待って、痛みを感じ無いように、僕は瞳を閉じて、そっと体から意識を離した。 川が見える。そうか、これが三途の川なのだろう。澄んだ綺麗な川だけれども、悲しそうにも見えるのは死後の川だからなのか、それとも自分が悲しいからなのだろうか。いや、後者は無いと思う、何しろこの先に進めば七海に会えるのだから。 生前に未練は無い、と思う。何故ならばもう川を渡るために足が動いているから。僕の心はすっかり舞い上がっていた。七海に会える、それが僕の背中を、足を動かす燃料になっていた。 川を渡り切るのにそう時間はかからなかった。対岸は一本道が見えるだけで何も無い。辺りを見回すと、多くの人がその先を目指して歩いている。皆、誰かに寄り添われているようで、その様子から察するに、それらはその親族で有ることは自然と理解できた。 自分の親族は誰かいるだろうか、曽祖父辺りが来るかも知れないが、近親相姦を行っていた子供の下になんてそうそう顔出しも出来ないかもしれない。どちらにせよ、そんな事はどうでも良い。七海に会うこと、それだけで頭の中は一杯だった。 足早に道を進む。五分もしないうちにその道は終わり、大きな扉が目の前に現れた。頑丈そうな、けれども古びた扉である。早足で人を抜かしてきた為、自分以外はここに誰もいない。待つことも考えたが、それをすぐに取りやめて僕は扉を両手で押し開けた。 扉はその大きさとは裏腹に軽い力で開く。その先には横倒しの木を削った様な机が二つ並んでおり、そこに頬杖を突きながら書類に目を通す老人が数人、僕に気が付いたのだろう、そのギョロッとした目を動かして僕を捉えた。 「気が早い奴だな」 その中の誰かが口を開く。その声を皮切りに、全員が何かしらの行動を起こした後「そこに立て」と僕に指示した。 「急いでいるようだね。それにしてもまた弁護人無しか、最近は流行っているのかな?」 その言葉に数人の老人が咳き込むように笑う。何が面白いのかは分からないが、彼ら内で通用する内輪ネタとでもいったところだろう。 「ええ。ここは何ですか?」 無礼なのはもちろん分かっている。けれども、僕はそれを正す気など微塵も起きなかった。 「地獄に堕ちるか、天国へ昇るか、それを裁くところだよ」 書類を数枚捲る。そして、咳払いをして続けた。 「鈴井春斗。妹によって殺害される、ね。君は天国に行きたいのかな?」 「行けるのならばそうしたいですね。けれどもその前に、ここに夢七海という少女は来ませんでしたか?」 その言語に引っかかるものがあったのか、書類から目を離し、唇をひん曲げて笑った。 「勿論。彼女は少し変わっていたからね、覚えているよ」 「なら良かった。彼女はどこに行きましたか?」 「死なせてしまった彼女に会いたいのかい?」 「ええ。その為に、来ました」 「そうかね」と書類を机に落とすと、指同士を交差させて紙の上に置いた。 「彼女は今、地獄にいるよ。労働や拷問といった荒事はしていないが、牢には入ってもらっている。彼女は精神が壊れてしまっているようでね、こちらから語りかけても何も反応しない。それでも、君は彼女に会うかね?」 七海は今地獄にいる。七海の所在、それが分かって胸に仕えているモノが少し楽になった気もするが、同時に、七海がここでも苦しみ続けている事に怒りに似た虚無感を覚えた。 「……会いたいです」 「よろしい。ならばまずは先にそちらへ行くといい。途中まで案内を出そう」 老人のひとりが指を鳴らす。その乾いた音が強く、大きく響き渡ると、奥から筋肉質な男であろうか、が静かに歩いてきた。 近くまで男が寄ってくると、その威圧感に思わず気が引けた。清潔感のある格好をしてはいるが、重量感のあるその姿は警戒心を張り詰めるのには十分過ぎたのだ。 「なに、君は罪人じゃないからね。手荒なマネはさせんよ。その少年を罪人の下まで連れて行ってやりなさい」 老人に軽く会釈をすると、「付いてきて下さい」と歩き出す。僕は男に付いていく他なかった。 会話の無いまま十分ほど歩くと、洞窟であろうか、岩をくりぬいた様な入り口が見えてくる。その手前で男は立ち止まり、「この先の地下、その奥です」と無愛想に七海の居場所を告げる。そして、はたまた軽く会釈をすると、音もなく去っていってしまった。 「ありがとうございました」 僕は男に背を向け、暗い洞窟へ入る。 暗い、暗い洞窟は等間隔で壁にかけられたランタンのみで光が入らないために寒く、水滴が天井から滴り落ちる音だけが洞窟の空気を揺らしていた。ある程度歩くと、階段が二つ、行き止まりの道に削られていた。 登る階段と下る階段。僕は男が言っていた通り地下へと向かった。意外なことに階段は整備されていて、恐らくは滑って踏み外さない様に最低限の舗装をしたのだと、僕は結論に至った。 階段を長いこと降り続け、終えると、そこは一本道となっていた。相変わらずの等間隔でかけられているランタンが不気味さを演出していたが、その先に七海がいるのだと思うと、今にも駆け出しそうだった。 「七海、今いくよ」 歩き出す。一歩、一歩。今か今かとそれに釣られて鼓動の音が大きくなって行くのがわかった。 そして、それが最大に達したとき、僕は別の意味で鼓動を止めるのであった。 思わず声を失った。目の前の少女に会えたからだけではない、その有様にだ。 「はる……はる……」 七海は項垂れ、僕の名前を弱く、呻くよう繰り返していた。目は虚ろで手足首に刺さった杭は付着した七海の血が固まって痛々しい。 僕は鉄格子を掴み、七海に呼びかけた。 「七海!」 七海の反応は無い。 ただ僕の名前を繰り返すだけ。 「……七海」 腰の力が抜け、その場にへたり込む。七海にやっとの思いで会いに来れたのに、その七海は廃人となってしまった。 僕は七海の声が聞こえているのに、七海は僕の声が聞こえていない。直線距離で言えば三メートル、そんな目の前にいるのに触れられない、それが何より悲しかった。 「はるは……幸せ?」 「え……?」 七海は微動だにせず、そう呟いた。 「私がいるからはるは幸せになれないんだよね……わかってるよ」 「違う。七海がいないから、僕は幸せになれなかったんだ!」 「……苦しかったら言ってね……はるを幸せにしてあげる。はるの不幸をぜーんぶ持って行ってあげる」 「……不幸じゃなくて幸せを持って行ったのは、七海じゃないか」 もう聴いていられなかった。悔しかった、この少女を不幸にしていたのは自分だったのに、それに気付くことも無く、七海を傷つけ続けていたのだ。僕は鉄格子を握り締める。 「はる、ありがとう。私に気付いてくれた、それだけで幸せだよ。でももし許してくれるなら、贅沢なお願いしてもいいかな。ずっと、ずっと……はるを見ていてもいい? 遠くでいいんだ、はるが幸せになるまで、ずっと……ずっと……ずっと……」 「僕も……七海を見ているよ……」 七海を幸せにしてあげたいのに、僕にはそれが出来ない。いや、僕にしか出来ない筈なのに、僕には出来ない。同じ気持ちは間違った方向に進んでいて、二つが重なることは無かったわけだ。 「わかったよ。七海の願い」 正確には違う。重ならなかったのでは無く、重ねてはいけなかったのだ。僕らは互いを求めあって、傷ついた。僕が七海に触れる事で、触れたところから七海が壊れて行く。惹き付けて止まない妖艶さを持ちながらも、薄いガラスの様に脆い、それが七海なのだ。本当に幸せを願っているのであれば、自分がしてあげるべき事は一つであろう。 「彼女には会えたかい?」 「ええ」 老人は皺くちゃの唇を開けて笑った。けれども、その目はだれが見ても笑ってはおらず、僕の考えている事は分かっていると見透かされているようで、説明する手間が省ける反面、いい気はしなかった。 「僕がどうしてここに来たのか、分かりますよね」 「ああ、勿論だとも。大方『彼女を開放してくれ』そんなところだろうね」 「はい。彼女を――七海を返してください」 老人は重い腰を上げ、鼻から一息吐いて見せ、口を開いた。 「素直にそうですか、というワケにはいかないね」 やはりそう来たか。要はこう言いたいのだろう。七海の罪を消してみせろ、と。 「そもそも七海に罪は無かったのに、ですか?」 「……裏切りは重罪なのに?」 「ええ。僕は七海に裏切られたと思っていない、被害者となってしまっている僕が被害を受けていないと言い張るのならば、それは第三者の判断によるものである。これは裏切りと言えますか?」 「第三者の判断で良いのではないか?」 「判決は、ね。僕が言いたいのは『七海の行為に非が存在しなかった』それです」 老人は唇に手のひらを当てて「なるほどね」と唸った。そして、肩の力を静かに抜くと、呆れたように。 「君は何か勘違いをしているようだね」 「え?」 勘違いとはどういう事だろうか。僕は耳を疑った。 「彼女を開放する事は可能だ。けれども、それにはそれ相応のモノがあるだろう、そう言ったつもりなのだが」 それ相応のモノ。つまり七海の罪に匹敵する何かしらの変わりが無ければいけないらしい。けれどもそれは、一体何を差し出せば良いのだろうか。 「何なら七海を開放出来ますか?」 「そうだな、彼女は拘束されているから……代わりに君が拘束されるとか。拘束、拘束、労働の刑も良さそうだ。彼女の刑期の半分、君が労働するとか、そんなところかな」 「僕が労働……」 半分ならば拘束に比べて七海に再会できる時間も早まる。七海を開放する為だ、迷う理由は無かった。 「嫌かな?」 「それがいいです。ですが約束してください、七海を必ず開放してくれると」 今度は目も笑っていた。見透かされていると感じていた分、表情で考えが読めると若干気が楽になる。 「勿論だとも。彼女を開放した事を一緒に確認してもらった後、君に労働させる。それでいいだろう? さあ、そうと決まったら行こうではないか」 老人はゆっくりと背筋を伸ばして欠伸をすると、その皮ばった姿からは想像もつかなかった程足取り軽く僕の来た道を進みだした。 洞窟の奥深く、光も届いていない道を、壁に打ち付けられているランタンの炎だけを頼りに進んでいく。そして足を止めると 「さあ、着いたよ」 老人が指差す先には七海が相変わらず項垂れたままそこにいた。 「開放するまえにひとつ、君の仕事を確認しておきたい」 どんな仕事を押し付けられるのだろうか、想像もつかない、けれども、どんな仕事でもこなして見せる覚悟はとうに出来ていた。 「君には魂を裁く仕事をしてもらいたい」 「それって……」 「私と同じ仕事だ。誤審だと君は言ったね、ああ言われたのは初めてだった。興味が湧いたのだ、そう指摘してきた人物がどのような裁きを下すのか、ね」 老人は愉快そうに笑い、鉄格子を指で叩いた。 「なに、君はこの子にいつでも会えるような内容だ」 僕は覚束無い足取りで七海に歩み寄った。手首の杭も消え、手首が落ちる。僕はそれに吸い込まれるように七海を抱きとめた。 「七海、七海!」 「……はる」 七海がゆっくりと目を開く、そして、目を見開いた。 「…………なんで、はるがここにいるの? はるが私に触れてる、そんな筈無い。ここは何処、これは、夢?」 「七海」 分かっていた、こうなる事は。 「違う、はるは私に触れたりしない。私を見たりなんかしない。違う、違う……」 七海が崩れる。僕は七海が怪我をしないようにそっと離れると、七海の温もりを体に覚えこませるように目を閉じた。 「………………」 僕と七海の動きが止まる。そして、七海が動きだしたのを感じてから僕も目を開いた。 「……春斗君?」 七海がキョトンとした顔で僕の名前を呼んだ。 「なんだい、七海?」 「ここは何処なの?」 「僕達は死んだんだよ」 そうだ、七海は忘れるのだ。僕に触れる事は七海にとっての非現実。だから忘れる、何もかも。 「そうなの?」 「うん」 七海は手首に指で触れて首をかしげていた。勿論、空いていたであろう穴は塞がり痣となて残っているのみではあるが。 「さあ、帰ろうか。七海」 「う、うん!」 さっきまでいた老人は何時の間にかその姿を消しており、僕は礼をしていなかった事に気がついた。 「有難うございました」 聞こえているかは分からないが一応言っておく。何処かで聞いている、そんな気もしたからだ。 「春斗君、何で私たちは死んだのかな」 「さあ、どうだったかな」 扉をノックすると、間も無く扉は開かれた。 頬をほんのり染めながら七海は扉の隙間から顔を見せた。 「近くを通ったから来たよ」 「春斗君いらっしゃい」 嬉しそうに扉を開けて中に招き入れられると、コートを脱いで手渡されたハンガーに掛ける。 「何か飲む?」 「そうだね、紅茶を」 七海がスリッパを忙しく鳴らしてキッチンへ向かう。金色の髪が流れる様に揺れ、そんな七海を目で追っていくと、カップに紅茶を手早く注いで戻ってきた。 「今日は春斗君が来ると思ってお湯を沸かしておいたんだ」 「何で分かったの?」 「わからない」 きっと七海の事だ、僕が来る事を期待していつも沸かしてあるのだろう。 「そっか。元気にしてた?」 「うん。春斗君も病気してない?」 「勿論。病気したら七海のところに遊びに行けないからね」 「からかわないでよ」 そう言いつつも満更でも無い様子で、俯いてしまった。当然本意であり、寧ろ毎日来たいが、それは言わない。 僕が触れると七海は壊れてしまう。七海は繊細で彼女が受け容れられる幸せは、こうして僕と会って、目を見て、話をして、時間を過ごすところまで。だから僕も七海も気持ちを心に仕舞う、それが正しい距離。 幸か不幸か七海の記憶は乱れ、僕と結ばれる前の七海に戻ってしまった。当初は七海から距離を取るつもりでいたものの、それをせずに済んだわけだ。 「……さて、七海の顔も見れたし、そろそろ行こうかな」 「うん、また来てね」 「近いうちにね」 七海が笑う。僕も笑えているだろう。 薄めのコートを羽織って木製のドアを開ける。目の前には慣れたと思っていた煉瓦造りの街並みが飛び込んで来て、秋空に良く映えていた。 「それじゃあ」 「うん」 七海に背を向けて歩き出す。今日は風が強いようで、思わず身を縮めてしまう。 枯葉が舞い、草木が騒めく。そんな小枝に目を奪われていると。 「……またね、はる」 今日は風が強い。風の便りなんて言葉を思い出したが、その意味がなんと無く分かった気がした。 視界のはしから小さな少年と少女が楽しそうに駆けてきた。そんな子供達を微笑ましく思うと、空を仰いで、深呼吸。 そして僕は石畳を叩いた。 The End.
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1303.html
竹林の落とす影が、だんだんとその濃さを増してくる。 馬車の荷台に積み上げられた穀物に背をあずけながら、スイメイはみるともなく頭上に目をやった。 はじめのうちこそ道端におずおずと現れていただけだった竹は道を登るにしたがって大きく伸び上がり、今では林を成して三方を圧している。ここに至るまでに通り過ぎてきた畑や人家に降り注いでいるであろう陽光はいまや色を失い、弱弱しい木漏れ日となってひんやりと凝る。鳥獣の気配もなく静まり返った林の間を、車輪が道を噛むがらがらとした音だけが渡っていく。 ただならぬ気配が、あたり一面に立ち込めている。いっそ出来すぎなほどだと、スイメイはわずかに笑った。 「あの」 スイメイが目を向けると、そこにはトウエンが泣きそうな顔をしている。御者台におさまって馬車を操っていた男もまた、スイメイと同じものを感じ取ったものであるらしかった。 「そろそろ、この辺で出るって話なんですけどね」 「そのようだな」 「あの、本当に大丈夫ですかね、このまま進んじまっても」 朴訥そうなトウエンの面持ちが、不安で大きくゆがんでいる。無理もない、とスイメイは思った。そもそもが、このトウエンという男はこの場に望んで来たわけではない。スイメイが無理に頼み込んだのだ。金子を積み、雇い主の穀物商と車の貸主の両方から口ぞえをしてもらい、万が一損害が出た場合には如何様にも償うと約定してようやくトウエンは了承した。それにしたところで、トウエンの態度は不承不承以外の何者でもなかったと、スイメイは間に入って運び屋を探してくれた塩客から聞かされている。まあ奴さんはごねてるだけで、もう九割がたは承ったようなもんなんだが――とその塩客は前置きした上で、トウエンの不安を解くにはスイメイ自らがお出ましになるのが一番だと言い添えたのである。その意味が分からぬようなスイメイではなく、かくしてトウエンはスイメイの頼みを喜んで引き受けるに至った。 そして今もまた、ここにきて不安がぶり返し始めたと見えるトウエンの目を、スイメイは正面から覗き込んでいる。 「大丈夫だ。かねてから決めた通りにしてほしい」 ひるんだトウエンは、そのままスイメイの眼に捉われている。十分に間をおいた上で、スイメイは引き締めていた顔をさっと緩めた。 「無理なお願いをしているのは重々承知している。それでも、貴方の働きが肝心なのだ。どうか、私を助けると思ってよろしくお願いしたい」 柔らかく微笑み、頭を下げる。太岳の氷河のように透き通った美貌から、川面に煌く陽光のような温かみが現れる。少し困ったようにひそめられた柳眉をくぐるようにして、輝く瞳が上目遣いでトウエンを射抜く。 トウエンの顔から、拭い去ったように不安の色が消え去った。 「はい! では、このまま進みます!」 「よろしく頼む」 とどめとばかりにもう一度笑みを閃かせると、スイメイは穀物袋をのけて隙間を作った。その中に這いこみ、隠れる。やがて馬車はゆっくりと進み始めた。トウエンはいまや完全に自信を取り戻し、鼻歌すら歌っている様子である。己の笑みのもたらした霊験に、スイメイはわずかに顔をゆがめた。 ――あの男も。 スイメイの脳裏を、一人の男の姿がよぎる。精悍な顔立ちの狐人。スイメイの心の中で、狐人は不敵な笑みを浮かべている。スイメイがしなを作って見せると、狐人は眉をひそめて鼻を鳴らし、尻を叩いて消えうせた。 ――これほど単純ならよかったのだが。 眼前に迫る穀物袋とにらめっこしながら、スイメイは小さくため息をついた。 追っ手の名はスイメイ。大延国の歴史に名を残す永代剣聖の一人にして、超絶剣技を操る美貌の剣士。 追われる者の名はシキョウ。後の大延国七十五代皇帝にして、あらゆる武術の精髄を身につけた天稟の持ち主。 スイメイに敗北したことを不服とし、約束された玉座を放り出して出奔したシキョウと、それを捕らえるべく追うスイメイ。二人は大延国全土を股にかけた追跡行を繰り広げ、幾度にも渡って刃を交えた。そうした戦いは多くの地で伝説として残っている。 だが、中には人知れず行われた比武も当然数多く存在している。人目につかぬ深山幽谷で繰り広げられた勝負もあれば、人目を引くまでにも至らないほんの一瞬で決着がついたもの、確かに刃を打ち合わせながらも、余人には一見して比武とは見えぬ比武もある。 辛州、光袁台は紅吠林における匪賊退治を巡る戦いもまた、そうした比武の一つである。 それからしばらく進んだ後の事である。 無音の何かが、不意に音もなくぴりりと震えた。わずかに遅れて、馬車を引く馬が足を止めた。 大気を鋭く切り裂いて何かが飛来し、馬車の荷台に何本も突き立つ。一、二、三、四。五本目はわずかに遅れて御者台に突き刺さったとみえて、うろたえたトウエンは沸き立った薬缶のような悲鳴を漏らす。だがトウエンに逃げ出す様子はない。荷台の穀物袋の中に身を伏せながらにして、スイメイの耳はその理由をはっきりと捉えている。ことさらに土を踏みしめる、一人の男の足音。精悍な顔立ちの狐人である。 男は足を止めると、すぅ、と息を吸い込んだ。 「――上古の玄王ケイエンの著した『大山流布』を紐解けば、旅には三難が付きまとうとある!」 朗々たる声を張り上げて、男がすらりと剣を抜く。殷々と震える剣をゆっくりと振るい、不意に手首を凛と締めて正面を突く。気力の乗った一撃は大気を絡めとって押し出し、鋭い風切音を立てながらトウエンの額を打つ。のけぞったトウエンが恐る恐る額に手をやれば、そこには傷一つない。剣風は寸前で解け消えている。否、解け消えるように力を絞ったのだ。呆然と額をなでるトウエンに、男はからからと笑って見せた。 「三難のうち、一つには風害。一つには関所だ。どんな旅路も、向かい風一つで悪路に変わる。関所で難癖を付けられて留め置かれれば、旅どころじゃなくなる。まあまあ、わからんでもないよなあ、え?」 トウエンががくがくと頷く気配。 「だが俺に言わせりゃ、この辺はタダの数合わせ、残る一つに比べりゃ屁も同然よ。おい、お前、残る一つは何だと思う」 ひ、とトウエンが息を飲んだ。身をすくませるトウエンに、男が剣の腹でぽんぽんと己の肩を叩いた。 「ま、言うまでもないわな。そうとも、一番難儀なのは山盗匪賊の類に決まってる。つまりはお前の目の前にいるような、な」 周りの竹林が、葉を震わせて鳴きはじめた。下ばえを踏みしめる足音がいくつも現れ、じわじわと馬車を包囲していく。匪賊たちが拳や得物を竹に叩きつけて威嚇する音が、他の全ての音を圧した。 「た、たす、たすけ」 「さて、そいつはお前さんの心がけ次第って奴だな」 狐人はあくまでも快活そのものである。狐人がだんっと足を踏み鳴らせば、周囲の賊たちが竹に拳を叩きつけて和する。沈黙が十分に広がるのを待って、狐人は再び口を開いた。 「通りたければ、荷を置いていけ。と言っても、全部じゃなくていい。食い物は足りてるからな。その袋の陰に隠れてる奴を置いていけばいい」 スイメイは体を動かし、袋の隙間から外をうかがった。荷台に振り返りかけたトウエンは、あわてたように目をそらしていた。 「さて、何の事やら分かりかねます。これはただ穀物を――」 だんっ、と狐人が足を踏み鳴らし、剣をさっと打ち振って竹林の一点を指した。がさがさと葉を巻き込みながら竹林の中で何かが落下し、綱に引っ張られてがくんと跳ね返る。死骸。吊り下げられた肉体のあちこちは無残に裂け、遥か頭上にあって尚、死臭を届かせるほどに腐り果てた亡骸が、竹林の間で虚ろに揺れている。 「お前の前にも、こちらの言うことに従わなかった奴がいた。あれがその末路だ。で、だな」 狐人が再び剣を打ち振って今度は地面を指す。と、竹林の中から何かが投げ出されて道に転がった。ぼろきれに絡めとられた白骨がぶつかり合ってからからと音を立てる。頭蓋骨の数は三つ。それぞれ犬人、豚人、狸人のものと見て取れる。 「そいつらがその前にいう事を聞かなかった奴らだ。おっと、その前の前だったかな。まあ、どっちでもいいか」 冷え冷えとした色が、男の声音に加わった。 「もう一度だけ言う。荷台に隠れてる奴を置いていけ」 事ここに至り、トウエンはガクガクと震えるばかりである。狐人は顔をしかめ――次の瞬間には御者台のトウエンを飛び越え、荷台に跳び乗っている。風術と軽功の驚くべき冴えである。 「直接言うか。おい、お前、聞こえてるんだろ」 狐人は穀物袋の山に視線を据え、こともなげに言う。 「一つ良いことを教えといてやる。俺達は真っ当な商売人からは通行料をいただくだけで通してやってる。それも、役人どもが建てる関所に比べりゃ良心的なもんだ。ましてや、作物売りに来た農家のばあちゃんから大根もぎ取るようなつまらんまねもしないぜ、お役人どもと違ってな」 がんがんがん、と賊たちが竹を打った。 「だが金持ちと、お前みたいな護衛を連れてる奴は別だ。そんな余裕があるんなら俺達に払えば済むだけなのに、妙な意地を張った挙句身を滅ぼす。俺はそういう奴らの相手をするのが大好きなんだ。小ざかしい真似して安心しきってる阿呆に、己の無力さを思い知らせてやるのが楽しくて仕方がねえわけよ!」 がんがんがん、と賊たちが再び竹を打った。 「お前がどれほどの腕前か知らないが、ここに俺達が大勢待ち構えていることなんか先刻承知の上だろう? よっぽど腕に覚えがあるのか、さもなきゃ尻尾の先までお気楽で、見つかるわけがないとでも思ってたのか。実を言うと最近多いんだぜ、そういう間抜けが。こっそり光袁台に入ろうって目論見の塩客だの拳法家だのが案外大勢いらっしゃるのよ。どいつもこいつも、向こうの殿様に請われて集まって来てるんだとよ。大方、この『紅吠林』に巣食う匪賊どもを一掃しようなんてそういう腹なんだろな」 がん、と賊たちが三度竹を打った。狐人の首領が高笑いした。 「だが無駄だ。そういう木っ端どもがいくら集まったところで、この『大鳴剣』のゴウエン様には傷一つ付けられやしない。いつでも相手してやれるが、こそこそ隠れるその根性が気に食わないから、こうしていちいち見つけては相手をしてやってるわけだ。どうだ、卑怯者。姿を現して己の武を示すか、さもなくば自分の見につけた技は見せるにも値しないゴミだと認めるか、さあ、どっちだ!」 賊たちが雄たけびを上げ、足を踏み鳴らしながらてんでに竹と得物とを打ち鳴らした。下卑た言葉を発しながら、ケダモノのように吠え声を上げる。腐りきった性根から流れ出る腐臭が、周囲を圧していく。 と、穀物袋の一角が、ゆっくりと崩れた。 「――声を聞くまでは、ひょっとすると人違いかもしれんとは思っていたのだ」 ゴウエンがいぶかしげに眉をひそめ、次の瞬間息を呑んだ。 「紅吠林に潜む山賊どもの頭目が最近代替わりして派手に働きはじめた。護衛やら塩客やらによく絡み、勝負を挑んでは打ち負かして喜んでいる若い狐人だと。まさしく噂どおりのようだな」 ことさらに表情を殺したスイメイは、ゴウエンのまん丸に開ききった眼を正面から捉えた。 「その口上は自分で考えたのか。それと、その名前も。なにが『大鳴剣』だ、バカらしい。それに死骸のまがい物までこしらえて」 袋を押しのけ、スイメイが立ち上がると、ゴウエンはわずかに身を引いた。周囲にかすかなどよめきが走った。 「見損なったぞ、シキョウ。そんなに大都に帰るのがいやか。盗賊に身を落とすのが、お前のやりたい事なのか」 「勘弁してくれよ……」 ゴウエン――シキョウの口から漏れた言葉には、混じりけのない驚きが溶け出していた。 凝固しきった時間のなかで、初めに動いたのはシキョウである。 「はーっはっはっは! これはまたなんとも見目麗しいお嬢さんのお出ましだ!」 「突然何を言いだすんだ、お前は」 かすれた笑い声を上げるシキョウに、スイメイは呆れた眼を向ける。と、その耳に囁きかける声があった。 『手下向けの演技だよ。頼むからちょっと調子を合わせてくれや。事情は説明するから』 シキョウの口元がわずかに動き、風を伝って声を運ぶ。自在に音や声を曲げる投声術の技法である。スイメイは眉をひそめた。 『さぞや込み入った事情なのだろうな』 『今は時間がないから後で――おい、気のせいかな、お前が口を開けずに喋ってる気がする』 『お前だってそうしているではないか』 『あのなあ、俺のはこれでも投声術の奥義なんだよ。なんでお前があっさり真似できる』 『以前に一度見たからな』 『勘弁してくれよ』 『ところで、口上のほうは続けないのか。手下とやらが不審がっているようだが』 『はいはい、ご指摘痛み入ります』 「お嬢さん、一手ご指南いただけますかな? それとも、こちらが仕ろうか。たっぷりかわいがってやるぜぇ」 下卑たあざけりの滴る口上に、スイメイは鼻を鳴らしてこれに応える。佩剣に手をかけながら、スイメイは再び声を投げた。 『かわいがるのか』 『そっちはまじめに取り合わなくていいんだよ。それより、事情を説明してる暇はないんだ。この場は黙って引いてくれないか』 『そんなわけにいくものか』 『頼む、三日でいいんだ。その後は比武でもなんでも付き合ってやるし、盗賊稼業だって辞めるよ。だから今は引いてくれ』 スイメイはシキョウをにらみつけ、佩剣を抜いて構えた。顔をかすかにこわばらせながらも、投げる声はわずかに柔らか味を帯びている。 『――安心した』 『何がだ』 『心のそこから盗賊を志しているわけではなかったのだな』 『んなもん当たり前だろうが』 『それはどうかな。当たり前が通用するなら、お前は今頃玉座についているはずだからな』 『うるせえよ。大体なんだよ、隠れるなんてだまし討ちじゃねぇか』 『私が最初から姿を現していれば、お前はどうせ出てこなかっただろう?』 『――っとっとっと、口上いわねえとな』 「おっと、やる気かよ。いいねえ、気に入ったぜ」と顔をそらしたシキョウが声を張り上げ、不自然な沈黙を塗り隠した。スイメイはいまや、呆れ顔を隠すのに苦労を覚えていた。 『お前がここで何をやっているのか知らないが、ご苦労なことだな』 『邪魔してくれるなよ、後三日の辛抱なんだから』 『三日後に何があるというのだ』 『おっつけわかる。それよりお前をここから逃がす方が先だな』 『逃げることなど簡単だが』 『そりゃお前の手にかかればそうだろうな。だがそれじゃ困るんだよ。この『紅吠団』の威信に傷がつくのは構わんが、今だけはまずい。一騎当千のつわものぞろいってところまで評判を持ち上げるのはずいぶんな手間だったんだ。あっさり逃げられて面目つぶされちゃやってられねえよ』 『その評判とやらがそんなに大事か』 『今回の件の肝と言っても過言じゃないぐらいだな。そんなわけで、なにか筋書きが必要だ。ひょろひょろの女剣士が、泣く子も黙る『紅吠団』の包囲を突破して逃げ出せるような小理屈が、な』 「にしてもずいぶんなへっぴり腰だな、お嬢さん? 俺もその綺麗な顔に傷を付けたくはないからなあ、剣を収めた方がお互いのためになると思うんだがなあ。何しろ俺の『大鳴剣』を食らわせちまったら真っ二つどころの騒ぎじゃないからな」 再び、シキョウがことさらに大声を出す。スイメイがわずかに剣を引いた。 『そうなのか』 『まあ、ここいらじゃ剣風泣き叫ぶがごとくって触れ込みでとおってるよ。岩なんかも斬れることになってる』 『そっちではなくて、綺麗な顔を、のくだりだ』 『何言ってんだ、お前』 『そんなお世辞もいえるのだなと思ってな』 『ああ? そりゃお前、俺が脅かす、お前がかわいそうなぐらいびびって投降する、連れて帰る途中でお前が逃げ出すってそういう流れで行く布石だよ。お前もちょっとは協力して怖がるフリしろよ。そんな仏頂面じゃ説得力に欠けるだろうが』 『――なに?』 スイメイの表情にわずかなひびが入ったが、シキョウは特に目も留めない。いかにも女人を嬲る悪漢にふさわしい顔を作りながら、いかにも困り果てたように声を投げる。 『もうちょっとこう、手弱女が慣れない剣を構えてがんばっては見たもののやっぱり無理でしたって絵面がほしいんだよ。こちとら男所帯だからな、女が涙を流して拝めばスケベ心も出すし、その分油断もする。捕まえたお前をねぐらに連れ帰る途中で、玉でも蹴飛ばされて逃がすなんてどじを踏むのもやむなしという寸法だ。だから、お前もたまには女の武器を持ってることも思い出して、有効活用してみろよ』 『有効活用、ね』 『ダメだダメだ、なんだその目つき。今にも殺し合いが始まるんじゃないんだぞ。そうでなくても取り付く島なさそうな面構えしてるんだから、少しは眉間のしわ緩めろよ』 『眉間の皺、か』 『無理させてるのは知ってるよ。媚びるのに慣れてないのもしょうがない。でも何とかがんばってみてくれよ。顔のつくりは悪くないんだから、こわばってない笑顔だけでも上々ってもんだ。ほら、色目の使い方だって思い出せないわけじゃないんだろ? いい加減手下どもも焦れてきてるからいっちょまともな奴を――』 銀光、二閃。だがその輝きを目に留めることが出来たのは、わずかにシキョウのみである。 遥かな高みから、ふと陽光が差し込んでくる。竹の落とす薄暗い影から姿を現した賊たちが、てんでに上を見上げて悲鳴を上げる。根元から切り落とされた何本もの竹がゆっくりとずれ、かと思うと葉を鳴らしながら賊たちめがけて倒れこんだ。襲い来る竹に頭を打たれ、盗賊たちは散り散りに逃げ惑い始めた。あっけにとられているのはシキョウである。声を投げるのも忘れはて、涼しい顔で剣を構えたままのスイメイをぼんやりと見やった。 『おい、なんだ今の』 『さあ? 竹の根元が腐っていたのではないか?』 『とぼけるな、お前の仕業だろうが!』 『知らん。きっと竹林のほうで気を悪くでもしたんだろう。お前らのようなろくでなしに辺りをうろうろされたんではとんだ迷惑だということかもしれないな』 轟音を立てて、太い竹が何本も根元から倒れる。折れた竹は倒れる途中で二つにへし折れ、逃げ遅れた賊の一人をしたたかに打ち据えた。声も無く倒れ臥す賊に駆け寄った仲間に、更なる竹が降り注ぐ。混乱の巷の中で、スイメイだけが冷静である。剣を収めて御者台に飛び乗り、化石していたトウエンを助け起こして手綱を受け取る。おびえていた馬たちをあっという間に落ち着かせると、スイメイは荷台に呆然と立つシキョウに振り返った。 「なんでもよい。ちょうどいいから、これに乗じて逃げる事にする。否やはないな」 「あ、ああ」 「それと、この場でお前を叩きのめして連れ帰るのはいとも簡単だが、今は気分になれない。だからお前の言うとおり、三日後まで見逃してやる。感謝するがいい」 「ああ、うん、すまん」 「そういうわけだから、どこへなりとでも行け。首を洗って待っていろ」 「いや、別にどこへもいかねえしけどよ」 「そういえばそうだったな」 「なあ、どうしたんだお前、大丈夫か」 スイメイは空を仰ぎ、嘆息し、シキョウにちらりと目をやるとさっと腕を突き上げた。掌によって捕らえられた大気はスイメイの力を内に孕んで槍のごとく空を貫き、一本の竹の頭を切り落とした。己が絶技をいともあっさりと真似されて目を剥いたシキョウが振り仰ぐその顔面を、切り落とされた竹が強かに撃つ。たまらず荷台から転がり落ちるシキョウの姿を視界の隅に捕らえ、スイメイは笑みを浮かべた。清冽な中にも凄みを孕む、深み百間に至る湖のような笑みである。 「私なら大丈夫だとも」 手綱をとったスイメイが、馬車を駆って山道の向こうに消える。道に転がり落ちてようやく顔を上げたシキョウの脳天に再び竹が落下し、シキョウは地に崩れ落ちた。 光袁台の城門をくぐり、手綱を渡して別れようとしたところで、スイメイはトウエンに捕まった。 「お美しいだけに留まらず、盗賊どもを退けてくださいました。今日の事は一生忘れられません」 トウエンの心酔ぶりはあまりにも素直に表されていた。そっけなく聞き流して立ち去ることも叶わず、スイメイは命の恩人にご馳走したいと言い張るトウエンに付き合って酒家に席を得ていた。その席ですっかり酒の入ったトウエンはスイメイの活躍ぶりを声高に言い立て、周りもまたこの美しい剣士の武勇伝に喜んで耳を傾ける。始めのうちこそ、聴衆に擦り寄られて気のない様子で菜をつまんでいたスイメイが、やおら思いなおしたかのように控えめな笑みを振りまき始めるに至ると場の興奮は頂点に達し、時ならぬどんちゃん騒ぎの奔流となって店から人々をあふれさせる。やがて混沌とした一座に不意に鋭い警笛が鳴り響き、事態の収拾を試みた兵士たちが酔っ払いどもを押しのけながらスイメイの元に至る。鎧兜に身を固めた兵士達はいずれも硬い面持ちながら、周囲を飛び交う野次の意味するところが染みとおってくるにつれて顔からは威圧と警戒が剥がれ落ち、畏敬の視線が瞳に灯る。年嵩の兵士の一人が進み出ると拱手し、スイメイもまたそれに応じた。 「剣士様、ご尊名は」 「スイメイだ」 「スイメイ様、ぜひとも我らが主の下へお越しください」 「いいとも」 そうしてスイメイは兵士に守られて、光袁台を治める知事の邸宅へといざなわれた。客室で待つスイメイの元に現れた狸人は知事の秘書を務めるガクシュウと名乗り、かと思えばスイメイが礼を返す暇も与えずにその場で叩頭しはじめた。流石のスイメイもあっけにとられ、ガクシュウの被る絹の帽子が転げ落ちるのをなすすべもなく見送る。ガクシュウは立ち上がって居住まいを正すと、いかにも感極まったといわんばかりに涙を流した。 「ああ、貴方のようなお方がまさにこの時にこの地を訪れてくださるとは、天も我が君を見捨てたわけではなかったのですね」 何の事やら、とも聞きかねるスイメイをよそに、ガクシュウは滂沱の涙を流してスイメイを拝まんばかりである。ガクシュウが興奮しきってスイメイを讃える合間にいくつか質問をさしはさんで得た答えをつなぎ合わせ、スイメイは大まかな事情を見て取った。 およそこの光袁台という地は、その名の通り台地の上に街が形成されている。出入りするには限られた道を使うほかはなく、それゆえに道を匪賊に抑えられれば街はなすすべもない。かつては匪賊の跳梁跋扈を許していた光袁台だが、二十年ほど前に先代の知事が派遣されてからは状況が変わった。先代の知事リュウテイは南蛮において大黒白を屠った経験もあるという生粋の武人であり、兵を組織しては賊を討ち、光袁台の安寧を確保して住民から大いに感謝された。わけても、匪賊達の親玉であったゴウエンなる狐人とは何度も刃を交えた末、遂には追い散らしてのけたという。 「およそゴウエンの剣の冴えと来たら、剣風泣き叫ぶが如し、人呼んで『大鳴剣』という使い手でございました。なんでも岩すら一刀の元に叩き斬るとか」 ちらり、と脳裏をよぎったシキョウの顔を追い払い、スイメイは先を促した。 先代知事リュウテイの活躍によって、光袁台にはようやく平和が訪れた。 かに、見えた。 「ところが、リュウテイ様がお亡くなりになると、事情は変わってまいりました」 そもそも光袁台に至る道は、山賊どもにとってはこの上なく住みやすい土地なのだという。豊かに茂る竹林は潜むにたやすく守るに堅く、黙って口を開けていれば獲物が飛び込んでくる。これまではリュウテイの雷名に恐れをなして離れていた不逞の輩も、リュウテイの死後は群れを成し始めたのだという。それもなんとも恐ろしい事に、群れには頭がいるのだとか。 「頭?」 「はい。何でも、かのゴウエンが帰ってきたというのです」 非の打ち所のない武名を誇るリュウテイといえども、ゴウエンの首を取ることだけはどうにも叶わなかった。配下もろとも追い散らされたゴウエンの名はしばらくの間絶えていたが、リュウテイが身罷り、子のリュウエンがその地位を引き継ぐと、まるで待ち構えていたかのように再びゴウエンが跋扈し始めた。罪咎に穢れているとは言えゴウエンの武名もまた大層なものであり、芳しからぬ輩を集める旗印としては充分である。 かつて光袁台の民の肝を寒からしめた『紅吠団』が、いまや復活を遂げつつあるのだ。 「――もちろん、我々とて手をこまねいていたわけではないのです。討伐軍を組織し、兵を訓練し、また腕に覚えのある武林の達人にご助力を賜ろともしてきたのです。ところが、ゴウエンどもと来たら狡猾この上ない事に、この地に武人が入る事を許さないのです。どうやってか武人を嗅ぎ分け、一騎打ちで退けてしまうのです。少なくとも、移送の協力を頼んだ商人どもは皆そういうのです。しかるに!」 目を血走らせたガクシュウはスイメイの足元に身を投げ出して叩頭した。 「ようやく一人の武人がこの地にたどり着いてくださった! それも、貴方様のような帝国に二人といない剣の達人が! これはまさしく天のお導きに違いありません! 我々の命運いまだ尽きず! 万歳!」 珍しい、とスイメイはいぶかしんだ。 スイメイの剣技は卓越したものであるが、名声はまた別である。武林が全土に広がる社会として成熟する以前の事、スイメイは武名を誇る性質ではなく、人との付き合いに構うことも薄い。その顔をそれと見分けられるものは、武林においても限られる。ましてや眼前にひれ伏す老秘書は、生涯筆より重いものは持つことのない根っからの文官といった風情である。そのことをスイメイが問うと、ガクシュウは顔を輝かせた。 「私は先代からここにお仕えしております。その折に、リュウテイ様から貴方のことを聞き及んでいたのです。かつて行われた塞王南片移設の際、ここぞとばかりに攻め寄せる南蛮を追い散らして格段のご活躍をした剣士様がいらっしゃったと。リュウテイ様は塞王にて軍務を果たしておられた折に、その活躍をつぶさに見聞きされたそうでございます。貴方様はまさしく話に伝え聞いていた通りのお方でございましたので、一目でわかりました」 「――昔の話だ」 「その時と変わらずお美しいようですね。およそ武術を極めれば、そのように若さを保つことも出来るのでしょうか」 眉をひそめるスイメイに、妙なことを申すようですが――と老秘書は声を潜めた。 「あの忌まわしいゴウエンも、このところは往時の姿を振り捨て、いまや若さを取り戻していると聞いております。にわかには信じがたいことですが、貴方様を見ていると、そうした事もあるのかもしれないと思わざるを得ません」 そんな事はない、なぜならあれは件のゴウエンが若返ったのではなくて、ただの偽者にすぎないからだ――とは、スイメイも口には出せない。偽者の正体を明かせば、余計な事柄までずるずると明るみに出る。白王位および皇位の継承が内定している君子が行方をくらました挙句、山にこもって賊を率いているとなれば、これは歴史にすら残りかねない醜聞である。 ――全く、面倒なことをしてくれる。 スイメイは内心嘆息した。どうやら、シキョウはかつてこの地を脅かした匪賊のふりをしているらしい。いかなる意図があるのかは全く持って理解不能である一方で、手際としては実に上手くやりおおせている様子ではある。道理の通らぬことに限って達者にこなしてのけるシキョウの面を思い浮かべるほどに、スイメイはこめかみを揉み解すのをどうにかこらえた。 「スイメイ様」 ガクシュウが表情を改め、スイメイの前に膝をついた。 「お願いがございます。ぜひとも我々に力をお貸しください。貴方様の比類なき武でもって、紅吠林に巣食う山盗匪賊どもを退けてください! どうか、伏してお願い申し上げます!」 スイメイに否やは無かった。老秘書にこれ以上叩頭させるのも忍びなく、もとよりシキョウを連れ帰るには山賊退治が不可避であることは自明である。ガクシュウを助け起こし、それでは今からでも行ってくると言いかけたところで、シキョウの必死に訴える声がスイメイの脳裏をよぎった。 『頼む、三日でいいんだ。その後は比武でもなんでも付き合ってやるし、盗賊稼業だって辞めるよ。だから今は引いてくれ』 「――引き受けよう」 「本当ですか!」 「ただし、三日間ほど時間を頂きたい。よろしいか」 「三日、ですか」 喜びに輝いていた老秘書の表情に、瞬く間に雲がさした。 「あの、このようにずうずうしいお願いをするなどとんでもない事だとは重々承知しておりますが、どうか明日にでも取り掛かっていただくわけには頂けないでしょうか、せめて、せめて二日」 「三日後ではまずい理由でも」 老秘書は首を振った。曰く言いがたい表情を浮かべ、瞑目して思案した末ようやっと口を開く。その口ぶりはいかにも重い。 「三日後、我々は軍を仕立て、ゴウエン討伐に向かうことになっております。出来れば、その前に倒してほしいのです」 「いかにも、軍を出すのが不都合であるかのようなおっしゃりようだ」 「ご明察です。なんとしてでも、討伐軍そのものを出さずに済むようにしなくてはなりません。軍を出せば――」 「出せば?」 「――私の口からは、申し上げる事はできません」 ガクシュウは言葉を切り、スイメイに苦渋にゆがんだ目を向けた。 「明日の早朝、討伐に向けた練武が行われます。我が君、リュウエン様も参加することになっております」 「リュウテイ殿のご子息か」 「はい。ぜひともリュウエン様にお会いください。そうすれば、私のお願いについてもご再考いただけるものと存じます」 変わった物言いであるが、スイメイはこれに構わなかった。その場を辞したガクシュウの後に現れた召使に案内され、客室に落ち着き、水で喉を湿らせて寝台にもぐりこむ。 スイメイは天井を眺めながら思考をめぐらそうとしたが、浮かぶのはシキョウの間抜け面ばかりである。むやみに沸く腹をなだめすかし、スイメイは目を閉じると、水底に沈むように深い眠りについた。 翌朝、スイメイの姿は城壁のそばに設けられた練武場にあった。 訓練用の模擬武器を打ち合わせ、兵士達はわき目も振らず訓練に励んでいる。ガクシュウを伴ったスイメイが合間を巡っても、ちらりと視線を向ける者すらほとんどいない。気合とともに武器を突き出し、打ち合わせては互いを地面に引き倒して土に塗れ、また立ち上がっては始める。まれに見る熱心さに、スイメイは舌を巻いた。 「元は徴用した農民や若者達です」 誇らしげなガクシュウの言葉に、スイメイは感嘆をあらわにした。技術こそ荒削りなところも目立つが、士気は正規の軍人に迫る水準である。徴用された市民というものは戦を厭うのが性というものであるから、これは驚くべき事だった。 「リュウエン殿はとても優秀なようだな」 「ええ。リュウテイ様の跡継ぎという仕事を大変立派にこなしておられます。今回の匪賊退治も、リュウエン様自ら陣頭に立ち、指揮を取られるのです」 そう答えるガクシュウの顔立ちは奇妙に優れない。目顔で問いかけるスイメイに、ガクシュウは黙って道を促す。そうして練兵場に満ちる兵士たちを二つに断ち割りながら進む二人の前に、ひときわ大きな人だかりが現れた。 「よいか、お前達よく見ておけよ、『双牙合従』の型はまずこのように相手を打つ」 ごん、という鈍い音に続いて、甲高い金属音が鳴り響く。いかにも刀が地を叩くような音である。若い男の声は、決まり悪げに上ずっていた。 「よいか、このように落とすのは型には含まれん。そそっかしい奴は勘違いせぬように」 遠慮がちな笑い声は、兵士達が視線を交わすにつれて次第に大笑へと変わる。巻き起こった爆笑の渦のなかパンパンと手が打ち合わされると、笑いはさっと消えうせた。 「さて、よく覚えておけ、もう一度やる。絶技を目にして学ぶがいい」 ごん、と鈍い音に続いたのは、今度は人が地に倒れる音である。どよめきの広がる人だかりは、スイメイとガクシュウの姿を目にするとさっと左右に割れていく。兵士達の中心でスイメイが目にしたのは、起き上がろうとする若い狐人である。 訓練用の木人を支えとして、やっとの事で立ち上がる。いかにも人のよさげな丸い目に、狐人の貴族特有の整った毛並み。黒と白の毛皮を配した印象的な皮鎧を見に着け、これまた白と黒に刀身を彩られた双刀を拾い上げて両手に提げる。白刀のほうを腰の鞘に戻そうとして失敗し、しばらく悩んだ末、黒刀を地面にそっと置いてようやく白刀を鞘に収める。再び手にした黒刀を背の鞘に戻そうと悪戦苦闘しながら、狐人はスイメイとガクシュウにちらりと目をやると、努めて何事も無かったかのように声を張り上げた。 「言うまでもないと思うが、転ぶのも技のうちには入らん。もう一度やってやるからな」 「リュウエン様」 「後にしろ。今は兵士達に稽古を付けているところだ。見てわからんのか」 黒白の鎧を纏った狐人――リュウエンは声を荒げた。 「リュウエン様、こちらはスイメイ師です」 スイメイは進み出て拱手した。胡乱げに眉をひそめたリュウエンの視線がすべり、頭を垂れるガクシュウを捉えた。 「スイメイ師? 父上の話にあったあのスイメイ師か?」 「いかにも左様と存じます」 丸い目が眇められ、視線がスイメイを射抜いた。遠慮がちにスイメイを眺め回した末、リュウエンは鼻を鳴らした。 「ありえん。若すぎる。父上がスイメイ師とお近づきになったとき、父上はわたしより年若かったと聞き及んでいる。もしこの女人がスイメイ師だというなら、私の祖母ほどにも年老いているはずだ。おい、お前、どんな目論見があるのかは知らないが、他人の名をかたるのは関心せんな」 リュウエンが黒刀でもってスイメイを指した。勢いよく突き出された黒刃はスイメイの鼻先を掠めたが、その事で顔色を変えたのはむしろリュウエンのほうであった。刀を引き、再び背の鞘に収めようとして取り落とす。さりげなく刀を拾い上げながら、リュウエンは傲然と胸をそらした。 「ふん、なりすませるだけの度胸はあるようだな」 「リュウエン様、このお方は間違いなく、父上のおっしゃるスイメイ様です。お若く見えるのは、きっと常識を超えた鍛錬のなせる業に違いありません。金炎児や仙人と呼ばれる方々の中には、そうした方も大勢いらっしゃるのですよ」 「だからといってこの女を信じろというのか。他人の名を騙るのはまだよい。だが名乗るに事欠いてスイメイ師の名を、それもよりによってこの私に対して騙るとはな。他の場所でならそれで偽りの尊敬を勝ち取ることも出来たのだろうが、生憎我が父上はスイメイ師をよく存じ上げていたそうだ。でっち上げの武名でわたしに近づくつもりだったのなら、もう少し下調べをしておくべきだったな」 「リュウエン様、このお方は大層な技の持ち主で――」 「どうだかな。お前は実際にその技とやらを目にしたのか?」 「それは……」 「ガクシュウよ、お前はよく仕えてくれているが、所詮は文官だ。武の事はわかるまい。一方私にはわかる。父上の血を受け継ぐ私は、武の天稟をも受け継いでいる。その天稟が教えるのだ。この女は大した腕前ではない」 「リュウエン様――」 「おい、女。正体を現せ。正直に申せば許すぞ」 苦渋に顔をゆがめるガクシュウを、スイメイが制した。やおら進み出で、後ずさったリュウエンの前に跪くと、スイメイは頭を地に打ち付けた。 「申し訳ございません! リュウエン様のおっしゃるとおり、私はスイメイ師の名前を騙っておりました! お許しください!」 そのまま地に頭を擦る。うろたえるガクシュウをよそに、気を取り直したリュウエンが咳払いをした。 「やはりか。よかろう、許す」 「スイメイ師!」 「ありがとうございます! 寛大な処置に、心洗われる思いでございます!」 スイメイは目を潤ませ、歓喜に満ちた表情でリュウエンを見上げた。頬に輝く涙の跡は、まるで雨上がりにさす虹のように爽やかな美しさである。魅入られたように顔を緩めたリュウエンは、素早く口元を覆って顔つきを正すと、ガクシュウに視線を向けた。 「ガクシュウよ」 ガクシュウが頭を垂れた。 「お前が我が軍の戦力を増そうとして、各地の名高き武人に救援を要請しているのは知っている。それが失敗していることも、お前がそのことを気に病んでいることも。大方、これもお前の考えた事なのだろう。父上の話にあった伝説の武人がこの地に姿を現し、我らを嘉してくれたならば、我らの士気は大いに上がり、勝利は疑うべくもなくなると、そういう筋書きなのだろう。違うか?」 ものいいたげなガクシュウを、スイメイはひそかに目顔で制した。リュウエンは気付く様子もなく、上機嫌で言葉をついだ。 「こんなことはすぐにわかる。スイメイ師は父上の話を聞く限りではおよそ途方もない武人だというが、帝国全土に名が響き渡るほどには有名ではない。少なくとも、この地においては、出しただけで大の男がなぎ倒されるような名声ではない。僭称するなら、スイメイ師よりもっとよい名がいくらでも選べたはずだ。それにこの女のような美貌ならば、武人の名をかむる必要も薄かろう。人に千金を請うに当たってすら苦労するようには見えんからな。ガクシュウよ、お前がこの女にスイメイ師の名を吹き込み、スイメイ師として仕立て上げようとしたのだろう。そうだな?」 「――ご明察でございます」 「お前の考えはわからんでもない。だが、我々には必要ない。スイメイ師とやらの助けを借りるまでも鳴く、我らの士気は充分高い。匪賊どもを蹴散らすことなど、我々には朝飯前だ。なんとなれば、我らは強いからだ。私が組織し、鍛えあげた兵士達は我が街を守るために全力を尽くす。断じて盗賊などに遅れは取らん。そうだな、お前達!」 『応!』 リュウエンがさっと手を打ち振ると、兵士達が背筋を伸ばした。一声を発し、武器や拳を打ち合わせて脚を踏み鳴らす。熱気は瞬く間に練兵場全体に広がり、あがった鬨の声は耳を聾せんばかりに大気を満たした。 リュウエンが再び手を振ると、兵士達は声を止め、己が訓練に戻っていく。その様子を見やりながら、リュウエンは満足げに顎をなでた。 「まあ、それはそれとして、ガクシュウよ、お前の考えにもよいところは一つある。どこで見つけてきたのか知らないが、この女は中々の上玉だ。剣を持たせ、訓練にでも参加させるがいい。きっとよい見ものとなろう。兵士達には息抜きも必要だ」 ガクシュウが力なくうなずいた。神妙に顔を伏せるスイメイに、リュウエンは微笑んで見せた。 「といっても安心しろ、女。兵士達には断じて粗暴な振る舞いなどさせぬ。そうだな、父上から受け継いだこの『墜黒』と『屠白』の双刀にかけて誓おう。お前の役目は、我らが兵士達を元気付けることだ。どうだ、思っていた役目とそれほど変わるまい? そうだな、そのためなら、当初の予定通り、スイメイ師を名乗るのもまたよいだろう。今日と明日、兵士達の間を巡り、なんなら適当な武勇伝でもいくつか語って見せるがいい。現実に技を見せるのは荷が重かろうが、必要とあれば私が一手授けてもよいぞ」 「もったいないお言葉にございます」 「よいよい。どうせ兵士達にも技を見せようとしていたところだからな。ちょうどよい、お前も見て、スイメイ師のふりをするのに役立てるがいい」 リュウエンは『墜黒』を構えなおした。思わせぶりに刀をスイメイに示し、木人との間合いを計ると一息に踏み込み、打ち下ろす。袈裟懸けに打ち込まれた一撃は木人の肩に当たり、いともあっさりと弾き返された。体勢を崩したリュウエンの体が泳いで木人に正面から突っ込み、『墜黒』はその手を離れて宙に舞ったかと思うと、倒れこんだリュウエンの背中に過たず落下した。悲鳴が上がるも、黒白の皮鎧は『墜黒』の刃を滑らせ、傷を負わせるには至らない。舞い上がった砂埃の中で立ち上がりながら、リュウエンは『墜黒』を拾い上げて咳き込んだ。 「そう、そうだな」 助け起こすスイメイに向ける瞳は、気恥ずかしさを完全に隠し切るには至っていない。『墜黒』を鞘に収めようとして失敗しながら、リュウエンは決まり悪げに笑って見せた。 「お前が兵士の間を巡るときに技を見せてみろといわれたなら、このようにしくじって見せるのもよいだろう。笑いは兵士達を安らがせる。おい、お前達も遠慮せず笑ってよいのだぞ。今のはこの女のために、わざと失敗してやったのだからな。気を使う必要などないのだ」 控えめな笑い声が、兵士達の間に満ちる。スイメイは頭を下げ、リュウエンに感謝の言葉を囁く。リュウエンはうなずいた。 「討伐まであと二日だ。頼んだぞ、スイメイ師よ」 その顔に、さっと影が落ちた。人のよさそうな丸い目に、鋭く硬質な光が宿った。 「我らは必ず勝つ。私自らが先頭に立ち、賊の首魁をこの手で打ち倒してみせる。父の代から続いた因縁を断ち切り、この地に安寧をもたらすこと、それが私の使命だ。そのためなら命すら惜しくはない。 だが我らが兵士達は徴募兵だ。これが終われば日々の暮らしに戻る。この者達を待っている暮らしがあるのだ。無論、戦いとなればこちらとて無傷では済むまい。この中のいくたりかは、二日後に死ぬかもしれんのだ。だが、私は一兵たりとも失いたくはない。誰一人として、ここで果ててよい命などではないからだ。だから私は兵を守るためならどんな努力でもするつもりだ。女よ、そのことをどうか覚えておいてくれ。お前はお前なりのやり方で、我らの戦いを祝福してほしい。出来るな?」 スイメイはうなずいた。 兵士の群れを断ち割り、見送る敬礼に答えながら、リュウエンはその場を離れた。黒白の鎧が完全に見えなくなったところで、老秘書はスイメイに首を振って見せた。なんともいえぬ表情を浮かべた兵士達が、ガクシュウの支持を受けた上官達に追い散らされる。あとに残されたガクシュウの姿は、スイメイには一回りほども小さく見えた。 「――ご理解いただけたでしょうか」 スイメイはうなずく事はしなかった。シキョウがリュウエンを害することなど万が一にもありえない。だが、リュウエンを戦場に出すと考えるほどに、老秘書の心労が重なることもたやすく理解できる。リュウエンが武器を構え損ねる姿をちらりと思い返しながら、スイメイは剣の柄を軽く叩いた。 「明日の朝には片をつけておく。昼はリュウエン殿の言うとおり、皆を元気付けて回るとしよう。案内を頼む」 顔を輝かせて叩頭しようとするガクシュウを、スイメイは周りを示す事で制した。傍目にはよろけたガクシュウを支えたように装うと、スイメイは遠巻きに見つめる兵士達に微笑んで見せた。 その日一日を、スイメイは兵士達の間を巡る事ですごした。多くはただ微笑むだけで用が足り、時には何手か披露することもあった。無害だが人目を惹く型を選び、即興の歌を合わせて舞い踊る。思いつめた様子で訓練に励む兵士達の雰囲気が、だんだんとくつろいだものに変わっていく。瞬く間に出来た人だかりをようよう抜けて、素質のありそうな兵士にいくつか要訣を授けることもあった。飲み込んだ途端見違えたようによくなった兵士の動きに、周りも目を輝かせた。誰もが、スイメイに感謝を述べた。 そうした訓練の合間を縫って、スイメイはリョウエンの評判を聞いて回った。名君だと、誰もが口をそろえた。リョウテイの後を継ぐにふさわしいと。一方で、武の腕前に関しては誰もが言葉を濁した。まとう鎧は南蛮の巨獣、大黒白の皮で作られ、担ぐ双刀『墜黒屠白』はまさにその皮を剥ぎ取るのに使われた代物なのだと男達が我が事のように胸を張る一方で、その使い手については話をそらす。「リョウエン様が武器を取るまでもなく終わらせるのが我らの仕事だ」と上官がしかつめらしく言うと、誰もがその通りだと和した。 そうして、スイメイは今客室へと戻っている。窓を開き、星灯りを部屋の中に導きいれる。夜の清らかな風を頬に受けて、スイメイは小さくため息をついた。部屋着に着替える事もなく、窓の外をひょいと覗き、佩剣に手をやり、脚絆を巻きなおして立ち上がる。そのままひょいと窓枠に飛び乗り、スイメイはもう一度空を見上げた。 『止めとけよ』 耳に届いた声に、スイメイは鼻を鳴らした。 「おやおや、山賊の親玉さまのお出ましか」 『そろそろお前が動き始める頃合だと思ってよ。来てみりゃ案の定だ。どうだ、例のガクシュウ爺さんの頼みを聞く気になったか』 「なったとも。今からでも出て行ってお前を倒し、大都まで引きずって帰る。頭がいなくなれば賊どもは散り散りになるだろう。リュウエン殿の手を煩わせることも無くなる」 くくく、とシキョウがあざ笑った。 『なるだろな。そして差し出がましい横槍でリュウエン殿の顔は潰れる、と言うわけだ』 「どういう意味だ」 『俺が何のために盗賊の頭のふりなんかしてるのかってことさ』 スイメイは窓枠を掴み、一息に脚を跳ね上げた。逆上がりの要領で逆さまに飛び上がり、瓦の上にふわりと降り立つ。屋根の上では胡坐をかいた先客――シキョウが、呆れたようにスイメイを見上げた。 「ちぇっ、しばらくはごまかせると思ったんだがなあ」 「声を曲げても無駄だ。お前、よくこんなところに顔を出せたものだな」 「生憎だが、ここにはしょっちゅう邪魔してるよ。目端の利いた山賊ってのはな、近場の街には目や耳をおいとくもんなんだ」 スイメイは辺りを見回し、耳をそばだて、シキョウを見下ろして眉を上げた。シキョウが肩をすくめた。 「ハイハイご明察、俺しかいませんよ。俺がわざわざ見に来てるんだよ」 「頭領自らが偵察役とは、勤勉なことだ」 「任せられるような奴がいないんだからしょうがないだろ? 全くどいつもこいつも、威勢がいいだけでまれに見るごく潰しばっかりだからな」 「一騎当千の強者ぞろいなのだろう?」 「言っただろ、そういう噂を立てるのに死ぬほど苦労したって。麗々しく飾り立てたって中身は空だよ」 「わからんな」 「何がだ」 「何故そうまでして、山賊の脅威を演出せねばならんのかということだ」 「そりゃお前、その方が討伐したときに重みがでるってもんだろ」 「自作自演ではないか」 「なんか悪いかよ、自作自演で」 いかにも軽く投げ出された言葉の終わりを、宿る重みが虚空に沈めた。シキョウの脇にスイメイが腰を下ろすと、シキョウは遥か遠くの山の端に視線を投げた。 「なあ、スイメイ、ここの殿様の話は聞いただろ。先代の話も」 「ああ」 「ここの家は先代が一代で打ち立てた武門の家柄だ。この地の支配権を与えられたのも先代が塞王で立てた武功のおかげだし、根を張れたのだって山賊退治を首尾よくこなしたからのこと。親父殿がそんなもんだから、子だって似たような事を考える。自分も何か武功を立てないといけない、そうしなければ人々の上に立つ資格がない。そんな風に考えるわけだ」 「まるで見てきたきたような物言いだな」 「見てきたさ。ここに初めて来た時、リュウエン師の部下の息子になりすましてな。墓にも挨拶させてもらった。その時に散々聞かされたよ。自分も早く武勲を立て、冥府の父を安心させなくては、てな」 くつくつとシキョウが笑った。 「だがお前も見ただろ。あの若様じゃ武勲なんて到底望めない。刀を鞘から抜くのにだって苦労してる有様だ」 「私はそうは思わん」 「ほう?」 「確かに本人の腕前は見るに堪えないかもしれない。だが、指揮官としての能力は格別だ。これほどまでに将軍を慕い、士気も高い兵士達を私はみた事がない。よい機会を与えられれば、必ずや軍師として大成するだろう」 「そうだな。ま、一つには、そこに気付かせてやろうってのもあったのさ」 「――どういう意味だ?」 「恐ろしい盗賊団が現れれば、すわ軍隊の出番ってことになるだろ。そうすりゃ指揮官が必要になり、自称ボンクラの若様に任せてみたら思いのほか使えることが判明する、とこういうわけよ。お前も聞いてるかもしれないが、事態がこんな風になる前の若様ときたらすさまじいもんだったらしいだぜ。早く父のように認められたいって気負いと焦りに追い立てられて砂を噛むような日々を送りながら、周りには気を遣わせまいと四苦八苦だったとよ」 「わたしが聞いたのと違うな。誰もがリュウエンは名君だと言っていたが」 「周りの評価と自分が思いつめてるのとは違うんだよ。あのまん丸おめ目がずいぶん血走ってるの見ただろ。視野がこーんなに狭くなっちまってるのさ」 顔の両側に掌を立て、シキョウは目を思い切り見開いて口を尖らせた。これでもかとばかりに崩された面持ちに、スイメイも笑みを返した。 「そこまでとは言わないが、思いつめているのは違いないな」 「だろう。その思い込みを断ち切るにゃ、どうしたって手ごろな脅威が必要だった。若様でも平らげられて、その上自分でも納得できる成果となるような脅威がな。実績の一つも打ち立てれば自信がつく。虚ろな器に中身が入る。今までも周りが評価してきた通りの立派な殿様として、名実ともに完成するというわけよ」 「だから、自作自演の盗賊騒ぎをぶら下げてやったというわけか」 「いっとくが、俺が勝手にやってることだ。若様どころか賊どもだって何にもご存知ねえよ。だから自作自演ってのはあたらねえな」 「そうか」 「まあ、そういうわけだから、余計な手出しは無用だ。俺を大都に連れて帰るんなら、きっちり討伐が済んでからにしてくれや」 「成る程な」 ぼそりと一言つぶやいて、スイメイは夜空を見上げた。清澄な大気にしばし鼻先を預けると、スイメイはこらえきれぬというように笑みを漏らした。 「成る程な」 「何がなるほどだ」 「なあ、シキョウ」 「なんだよ」 「いや、ずいぶんはしゃいでいるなと思ってな」 「まあ、細工は流々だからな」 「いいだろう。乗ってやろう」 「思ったより聞き分けいいな」 「その代わり事が済めば、お前も本当に大都に帰ってくれるのだろう?」 「お前が俺をきっちり捕まえていられるもんならな。まず言っとくが、宿場を三つ抜けた頃には俺の姿はないと思えよ」 「捕まえておかねばならないか?」 「当たり前だ。俺が大都に帰るのは、自分が納得したときだけだ。納得できなきゃ逃げの一手よ」 「事が成った暁には、逃げる理由など無くなっているはずではないのか」 「何言ってやがる」 「ここの騒ぎに手を貸す事で、少しは考えが変わったかと思ったのだ」 スイメイは立ち上がり、座するシキョウに手を差し出した。いぶかしげに手を返すシキョウを引っ張って立ち上がらせると、スイメイは佩剣の柄をたたいた。きん、と鋭い音が、場に目に見えぬ糸を張った。 「シキョウ、お前は何故帝位から逃げる」 「なんだよ、藪から棒に」 「答えろ。お前は何故逃げる」 「――お前を自分の力で倒すその時まで、俺は帝位にも霊王位にもつく気はねぇ」 「霊王と六部尚書の過半数に羽林全軍、先代の皇帝陛下に至るまでがお前を皇帝として支持しているというのに、か?」 「それがどうした。俺は頭も悪けりゃ愛想もない。帝位につけるなら他にふさわしいのがごまんといるだろうが」 「国中のあらゆる武術を身につけた天才ではないか」 「そうとも。お前に子供みたいにあしらわれる天才様だ。どうだ、恐れ入ったか」 「駄々をこねるな、シキョウ」 シキョウの目つきが険を帯びた。 「駄々じゃねえ。お前のその分かった様な物言いごときを黙らせられないような器に、帝位なんか盛り付けたってこぼれて仕舞いになるだけだって言ってるんだ」 「そう思っているのはお前だけだ。お前ほど帝位にふさわしい者はいない」 「俺はそうは思わん」 「だからか」 「何がだ」 「だから、わざわざリュウエン殿を助けるのか」 風が凪いだ。凝固しきったシキョウの顔を、スイメイは正面から見据えた。 「自分と同じ悩みを抱いているから。どれほど苦しい日々を送っているか知ってしまったから。周囲の人間からは持ち上げられる一方で、それに見合うだけの自信を抱くことができない。どれほど自分を磨いたところで、遥か遠くの影に追いつく事が叶わない。そんな苦しみを共有する仲間を見つけたつもりなのだろう。だから、助けてやろうとしたわけか」 シキョウは黙して答えない。ひたすらに顎をかみ締め、スイメイを血走った目でにらみ付ける。その視線を真っ向から受け止めながら、スイメイは更に言葉を継いだ。 「さぞや楽しかったのではないか。何しろ人助け、それも、自分と同じように苦しんでいる人間を助けるのだからな。まるで自分が救われたような気分に浸れたことだろう。そんな暇と余力があるなら自分を救えばよさそうなものだが、そっちのほうは叶わないらしいからな。はけ口としては手ごろだったのだろうな。 だがシキョウ、お前は一つ誤解をしている。リュウエン殿はお前の仲間などではない。悩みの種は同じでも、向き合う方法が全く違う。お前は向き合ってすらいない。単に逃げていただけだ。お前とリュウエン殿を一緒にするのは途方もない侮辱だ」 「――抜かせ」 死体から血を搾り出すように、シキョウが声を漏らした。 「俺は逃げてんじゃねえ。お前を倒せる技を探して、全土を巡って」 「ほう? では聞くが、お前はこの地で何の技を学んだというのだ。例の岩をも断つとか言う触れ込みの大鳴剣か? それとも詐術か?」 「俺は」 「そもそも、本当に私を倒せば満足できるのか、シキョウよ」 「どういう意味だ」 「私を倒したところで、お前は次の理由を見つけるだけではないのか。スイメイには勝った、だが相変わらず山も破れぬし河も断てぬ、だから皇帝にはふさわしくないと、そんなことを言い出すだけではないのか」 「そんなことは――」 「ないか? 分かるものか。お前は自分で思っているより遥かに愚かなのだぞ、シキョウ? 本来ならお前は皇帝になる男だ。義務を負い、それを果たすだけの能力にも恵まれ、誰もがお前を支持している。だのに、納得がいかないなどという自分の都合で全てを擲つ。これが愚か者でなくてなんだというのだ。リュウエン殿とお前の違いはそこだ。リュウエン殿は器ではないと自認していながら、それでも己の責務から逃げる事は無かった。なるほど今回のお前の自作自演のおかげで解き放たれた部分もあるのだろう。だがそんなものがなくとも、いずれは折り合いをつける事が出来ていたはずだ」 シキョウが鼻を鳴らし、口元を醜くゆがめた。 「ずいぶん言いたい放題言ってくれるな、え? 無敵のスイメイ様はなんでもお見通しってか」 「お見通しだとも。お前が向き合うべきものから目をそらし、余計な事に首を突っ込んでいることなど誰の目にも明らかだ。ほかならぬお前以外は」 「ほかならぬお前がそれを言うんだな、スイメイさんよ」 低く小さなささやき声は、だが確実に大気を掴み揺さぶった。全身から湧き上がる怒りに煽られるように、シキョウの体毛が逆立った。 「向き合ってないだと! それをお前が言うのか、お前が言うのかよ! どっちを向いてもお前がいる。寝ても醒めてもお前の顔がちらつく。ああそうさ、逃げてるさ。こんなもんに向き合ってたまるもんか。こちとらな、どこまで追って来るお前の影から抜け出そうと必死なんだよ」 「ならば抜け出して見せろ。今すぐにでも」 「そんなことは――」 「出来ないか? それこそほかならぬ私の前で、そのことを認めるのか。冗談交じりの戯言ではなくて心のそこから、私に勝つことは金輪際出来っこないと、そう認める気か? もしそうだというのなら、私も、お前を皇帝に推す全ての人間も、ずいぶんな見込み違いをしていたということになるだろう。それだけではない。お前がこれまでしてきた事もすべて無駄になるのだぞ。 だが私としてはそれでも一向に構わん。お前が本当にやるべき事から逃げつづけていたとしても、とっくに出ていた結論から目を背け続けていただけだとしても、同じ悩みを抱えたお仲間の一人も一方的に救ったつもりになって、それで少しでもお前が満足したのならば、それで別に構わん。 構わんから、シキョウ、事が済んだら大都へ戻れ。それがお前の為すべき事だ。帝位に就き、お前の人生を取り戻せ。そうすればいずれ――」 踏み込みは、いっそ軽いほど。 だがその軽やかな踏み込みには全身の系力が余すところなく流し込まれ、シキョウの足元から頭の天辺に至る一点の破綻もない流れを形作る。瓦を踏みながらもわずかな音すら立てることなく、高く高く飛び上がる。シキョウは放たれた矢のようにどこまでも飛んで着地し、瞬く間にその姿は闇の中に消え去った。 スイメイは、シキョウをただ見送った。目を閉じ、シキョウの顔を思い浮かべる。瞳を血走らせ、歪みきった顔。飄々と吹き渡る風のように生きる男が、ただ一人スイメイの前でのみ見せる表情は、心の奥底に凝った怒りそのものだ。 「――いずれ、私から逃げるのではなく、真正面から向き合える」 夜風が、スイメイの尻尾をはためかせた。震える体をかき抱き、小さく首を振りながら、スイメイは目を細めた。 「必ず、その日が来るはずだ」 【清霞追風録・真君偽匪 下】へ 但し書き 文中における誤りは全て筆者に責任があります。 独自設定についてはこちらからご覧ください。 また、以下のSSの記述を参考としました。 【続・その風斯く語りけり】 【大延故俗集積】へ戻る なぜか脳内cvは沢城先輩で再生されるスイメイ師。そしてなにこの両想いな関係 -- (名無しさん) 2013-05-06 09 49 33 武の求道と色恋沙汰のなんともいえない混ぜ具合…これは男女どちらにも人気が出そうな物語 -- (名無しさん) 2013-05-14 23 24 13 スイメイ師匠いいなあ -- (名無しさん) 2013-05-16 17 52 06 今のスイメイとは違ったユーモアさという人間味が新鮮です。大仰にぎこちなく半分笑い話のように進む慣れない画策が微笑ましい。敵うものなしという立場が揺らぎないと思われていたスイメイに迫る力の存在がいい味付けになっていると思いました。何だかんだで話の真ん中に飛び降りるシキョウと彼への思いを僅かづつながらも意識していくスイメイが床転げそうになるむずがゆさでした -- (名無しさん) 2016-08-07 19 58 22 名前 コメント すべてのコメントを見る -
https://w.atwiki.jp/maikuragunzibu/pages/771.html
あなたは - 人目の訪問者です。 本日は - 人が訪問されました。 建国から1535日経過しています。 《現在制作中》 ようこそ安勢国へ! 《現在制作中》 本ページはPC表示での閲覧を推奨しています。 【ニュース】舞野五草重工業、新型旅客機を初公開 【警報・注意報】現在、警報・注意報は発表されていません。 【沿岸警備隊から】海難事故多発中! 安全への意識向上を! 【交通情報】現在、交通情報は発表されていません。 【今日の天気】晴れ時々曇 最高気温10℃ 最低気温6℃(玲鎗地方 安勢県 安勢市) 曇り一時雨 最高気温8℃ 最低気温5℃(五草地方 五草県 五草市) 安勢国Republic of Anze 地図 国旗 国の標語 愛:Anois ar theacht an tsamhraidh. 日:さあ、夏が来る。 情報 面積 70,273k㎡ 首相 小川 雄一 人口 4852万人 政治体制 共和制 首都 玲鎗地方 安勢県 安勢市 公用語 制定なし 建国 統一暦134年1月(2020年2月3日)、(4年72日前) 国歌 神よアイルランドを守り給え(歌詞無し) 通貨 安勢・ポンド 時間帯 UTC ±0 リンク YouTube あんぜえ / Anze 目次 ・国家概要・ニュース ・過去ニュース・軍備 ・安勢国海軍 ・安勢国海軍 陸戦隊 ・安勢国空軍・準軍事組織 ・安勢国沿岸警備隊 ・安勢国警察予備隊 ・安勢首都自警団・国内企業 ・安勢国有鉄道 ・安勢急行電鉄 ・安勢海外航空 ・舞野五草重工業 ・穂波自動車・外交関係・コメント 国家概要 安勢国(英:Republic of Anze)は、北西ヨーロッパのアイルランド島に位置する共和制国家。首都及び最大の都市は東浜地方 安勢県 安勢市。総面積70,273k㎡、総人口約48,520,000人、人口密度は690.45人/k㎡。アイルランド島の大部分を占める主権国家であり、北部にてシークヴァルド=アストリア聖国との唯一の国境を共有している。また、メディテラネア=フランス戦争で帝政シェラルドから獲得したブルターニュ半島も統治下においている。(統一暦172年時点)南のケルト海、南東のセント・ジョージ海峡、東のアイリッシュ海など、大西洋とその縁海に面しており、沿岸部の港湾都市に人口が集中している。温暖で安定した気候のため、国土の多くは草原であり、特に多く見られるシャムロックは安勢国の象徴にもなっている。セントレジス・ユーロ-オリエント条約機構に加盟中。 国内地図 地理 アイルランド南部の26の県(カウンティ)から構成される。人口最多の県は首都の安勢県。西部の五草県、南部の津沼県がそれに続く。舞野県に本社を置く舞野五草重工業に代表されるように、西部では重工業が盛ん。 目次へ戻る ニュース 活動12周年を迎えて(2/05) 2023年2月、あんぜえ(Anzenavy)は活動12周年を迎えました。借り物のパソコンから、PE、BE、そして再びJavaへ、いくつものエディションを渡り歩いた12年間。皆様の支えなくしてはここまで続けることはできませんでした。12年間、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。 欧州の火薬庫(6/18) ヴァルキア王国前国王のアーリン・オラニエが病死したことは記憶に新しい。ヴァルキア王国は、その死因を治療を担当した帝政スミトラントの医者の医療ミスだとして、当該国に対しての責任追及を始めた。当然スミトラントはこれに反発。北海を封鎖し、ヴァルキアの経済を止めようとしている。南米のクラフタリアもそれに味方している。一方、ヴァルキアは帝政シェラルドと共に北海の制海権を奪取しようと企てている。君主の死はクラフタリア、シェラルドを巻き込んだ諍いに変貌を遂げた。我々も最悪の事態に備えなければならない。 建国2周年を迎えて(2/03) 安勢国は2月1日に建国2周年を迎えました。右も左も分からぬまま迎えた1周年に比べて、そろそろ技術も設定も成熟してきたなと感じています。また、去年も同じようなことを言った気はしますが、今後も安勢国らしさを残しながら更に技術を磨いていきたいと思っています。どうぞ今年もよろしくお願いします。 同盟締結!アストリア、スミトラントと共に(10/25) 統一歴154年10月25日、安勢国政府はシークヴァルド=アストリア聖国、安勢国、スミトラント連合王国間で英瑞愛同盟を締結したことを発表した。締結内容は、(国益に反しない限りの)不可侵条項を含む相互防衛、および同盟軍統合司令部の設置、同盟国間の連携強化、国防装備品などの支援、輸出強化、経済協力、技術協定の主に7項目であり、既存の英独同盟に安勢国が加わった形になる。高浜 厳外務大臣は、「古くからの友好国であるアストリアに加えて、新たにスミトラントとも関係を築くことができました。この同盟は非常に有意義なものであり、安勢国の経済に間違いなく好影響を与えるでしょう。」と時折笑顔を交えながら語った。 超特急あかり号、未来への切符は手のひらに(9/5) 本日、安勢県安勢市内にて新型の高速車両「AM-02」が公開された。航空技術を用いて設計された本車両は常伝導リニア方式を採用し、最高時速は脅威の時速450km。世界全体で見ても高速の部類に入る。その快速を活かし、新安勢国際空港と首都中心部を結ぶ鉄道に投入される予定。今年度中の運行開始を目指し、試験が重ねられている。 沃野を走る青帯特急 大陸にてぱしふぃっく号運行開始(5/16) 本日、仏領大清にて特急「ぱしふぃっく」の運行が開始された。安勢国と大清帝国の合同出資により設立された太平洋鉄道合弁会社が運行し、大清帝国の二大都市である北京と上海を最速6時間50分で結ぶ。太平洋の名を冠する本列車には輸出されたEL100型と3500系客車5編成が運用に就いており、最高速度は180km/h。更なる速達化の計画もある。華々しくデビューした本列車は、安勢国と大清帝国との親密な関係を表しているだろう。 目次へ戻る 以下過去ニュース + 過去ニュース一覧 クリックすると開きます 過去ニュース 北連との講和(5/15) 本日正午、スィヴェールヌイ諸島共和国との講和が成立。北連=安勢戦争は終結した。先の海戦で安勢国の空母打撃群は損害を受け、戦争継続は困難に。小競り合いこそ続いていたものの、どうやら政府も体力が尽きたようだ。 奇策、北大西洋中央海戦(5/10) アウトレンジから攻撃を仕掛け、一時は海戦を有利に進めるものの、敵司令官の奇策に翻弄され、やむを得ず撤退することとなった。敵艦隊に多大な損害を与えたものの、安勢国海軍が受けたダメージも大きく、司令長官は頭を抱えている。 上陸阻止、第一艦隊の勇断(5/8) 5月8日、安勢国北部に北連の揚陸艦隊が上陸を試みた。紛糾し続ける議会と首相は動けず、空軍と陸戦隊が首都防衛に釘付けになる中、海軍第一艦隊が独断で大西洋に急行。北連の上陸を阻止した。「金食い虫」と批判され続けてきた大型戦艦の抑止力の高さが示され、今回の朝霞司令の勇断も合わせ、今後大型戦艦についての国民の考え方は大きく変わるだろう。 宣戦布告(5/6) 5月6日、安勢国はスィヴェールヌイ諸島共和国(北連)からの最後通牒を破棄。北連より宣戦布告を受け、戦闘状態に入った。北連は開戦事由を「安勢政府による組織的な行動」としているが、国内ではつい数時間前に小川首相が「航法装置の故障」と説明したばかりであり、国民はひどく混乱している。その後開始された議会で弁明を図る小川首相を、大西洋連合艦隊の朝霞司令長官は殴打。「貴様のせいでコルベットが沈んだ!出任せばかり何を言う!」と絶叫した。怨嗟の声、同情の声、今日の議会は紛糾した。首都である安勢市では首相の退陣、軍備縮小を求める大規模なデモが発生。小川首相の指示により陸戦隊が鎮圧した。 海軍初損失、北大西洋にて(5/4) 5月4日、スィヴェールヌイ諸島共和国(北連)の絶対国防圏に侵入した安勢国の哨戒艦隊、やかぜ型コルベット艦2隻が撃沈されていたことが判明した。航法装置が故障した説、軍の指示に背いた説、小川首相の指示だという説など、国内でも論説入り乱れているが、海軍と政府は黙秘を貫き通している。噂通り航法装置の故障なのか、はたまた強硬派として知られる小川首相の指示なのか。何れにせよ北連との関係の悪化は避けられないだろう。 驀進、ライプツィヒの戦い(3/17) 初実戦、ハンブルグ占領(3/16) 安勢国、対仏宣戦!(3/15) 連合艦隊、大洋へ! 先日、五草沖北大西洋にて連合艦隊の大規模な軍事演習が行われた。あきぎり・いなば型を筆頭に12隻の大型戦艦が参加したこの大演習は、南大西洋戦争で結ばれた条約破棄によるCELTO諸国の大型艦進出へ対抗したのではないかと囁かれている。 目次へ戻る 一周年記念 + ... 安勢国は2月1日で建国から1周年を迎えました。私自身は技術も知識も未熟ではありますが、この1年で軍事部の皆様の作品に触れ、強い刺激を受けることができました。これからも作品をより良いものにできるよう精進して参りますので どうぞよろしくお願いします。 目次へ戻る 軍備 【安勢国軍広報】安勢の一番槍、世界最大級の大型戦艦、「あきぎり改」就役。(安勢国海軍) テロにご注意ください。国民の皆様を守るため、陸戦隊は主要都市でのパトロールを行っています。(安勢国海軍陸戦隊) 安勢国空軍曲技飛行隊「ドレットノーツ」は現在五草県に、「シャムロッカーズ」は津沼県にて待機中です。(安勢国空軍) 安勢国海軍Anze Navy:ROAN 世界最大級の大型戦艦を中心に、150隻ほどの艦艇と六つの常設艦隊、二つの臨時艦隊で編成される海軍。第一・第二・第三艦隊が北大西洋を、第四・第五艦隊が北海を、第六艦隊がアイリッシュ海を、第七・第八艦隊がそれぞれアラビア近海とカンタルシア近海を活動範囲にしている。 主砲を斉射する世界最大級の大型戦艦「あきぎり改」。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 艦艇 + 安勢国海軍の艦艇一覧 クリックすると開きます 安勢国海軍の艦艇一覧 戦艦:BB BBN あきぎり改M型戦艦 海軍の主力、大西洋連合艦隊の旗艦を務める安勢国最大の戦艦。全長1002m、全幅121m。主砲に117cm四連装砲を7基28門、副砲に41cm三連装砲を34基102門装備。高角砲や対空機銃も相当数搭載している。また、艦の各所にはエレベーターやクレーンが設置されており、物資の輸送、他艦艇への補給が可能。さらに艦の最後方には二本の滑走路を備えた飛行甲板も設置。軽空母並の格納庫が確保されている。艦齢20年以上の艦ではあるものの、多岐に渡る改装により、その艦容、運用は従来の戦艦の枠を超えたものに大きく変化している。艦番号の1つ目のMはModifyのM、2つ目のMはMultiroleの略。一番艦のあきぎり、二番艦のさぎりがこのタイプに改装された。 諸元 全長 1002m 全幅 121m 主武装 T149A1 117cm四連装砲 7基28門T149A1 41cm三連装砲 34基102門 搭載機 Ac-120-B-UH-B 多目的ヘリコプター 4機Ac-127-A-F/A-A 多目的戦闘機 14機 同型艦 BBN-231MM あきぎり改M BBN-232MM さぎり改M BBN いなば型原子力戦艦 他国の強力な戦艦群に対抗するため我が国の技術の粋を集めて建造された大型の超弩級戦艦。その巨体には様々な武装が余すことなく満載されている。同型艦6隻。 諸元 全長 603m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 BBN-121 いなば BBN-122 いなほ BBN-123 いなむら BBN-124 いなづま BBN-125 はつね BBN-126 ももち 巡洋戦艦:CC CC はつづき型巡洋戦艦 統一歴144年度に開始された海軍の軍備計画に基づき建造された巡洋戦艦。嚮導駆逐艦から発展した329mの船体には防空火器が余す所なく搭載されており、あきぎり・いなば型に不足している防空能力を補っているが、海軍政策の転換により建造数は一隻にとどまった。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 CCN-XXX はつづき 航空母艦:CV CVN こうえん型航空母艦 現在執筆中 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 CVN-XXX こうえん CVN-XXX ぼうえん CVN-XXX ゆうえん CVN-XXX しんえん 重巡洋艦:CA 駆逐艦:DD DDG むつき型駆逐艦 空母を保有するにあたり、不足していた防空能力を補うため比較的初期に建造された駆逐艦。これといった特徴こそ無いものの広い格納庫や安定性の高い船体を持つため汎用性が極めて高く、様々な任務で使用されている。現在は多くが退役している。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 DDG-XXX むつき(退役) CVN-XXX きさらぎ(退役) DDG-XXX うづき(退役) CVN-XXX さつき(退役) DDG-XXX みなづき(退役) CVN-XXX ふみづき DDG-XXX はづき CVN-XXX ながつき DDG ながしお型駆逐艦 艦艇数の増加に伴い再び不足した防空能力を補うため建造された駆逐艦。兵装は基本的に前級のむつき型に準じている。保守的な設計だったむつき型とは異なり最新鋭の技術が投入され、その後の艦艇の基準となった。現在は多くが退役している。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 DDG-XXX ながしお(退役) DDG-XXX おやしお(退役) DDG-XXX くろしお(退役) DDG-XXX おおしお(退役) DDG-XXX あらしお(退役) DDG-XXX あさしお(退役) DDG-XXX ゆうしお DDG-XXX わかしお DDG きんてん型駆逐艦 建造から10年が経過し陳腐化の進んだむつき型駆逐艦を徹底的に再設計することによって生まれた新鋭艦。原型艦に比べ大型化した船体には余すところなく武装を搭載。武装配置も見直されており、汎用性が大きく向上した。また先行して建造されたはつゆき型・やかぜ型とは多くの機器類が共通化されており、コストの削減が図られている。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 DDG-XXX きんてん DDG-XXX そうてん DDG-XXX こうてん DDG-XXX えんてん DDG-XXX げんてん DDG-XXX ゆうてん フリゲート艦:FF FF しおかぜ型フリゲート艦 安勢国に輸入・改造された月ノ谷共和国連邦の1300級駆逐艦。当初は小規模な改修のみ施されていたが、統一暦159年ごろに船体の延長、格納庫の大型化、VLSの設置、主砲の載せ替えなど全面的に再改修され、陳腐化しつつあった性能は安勢国の最新鋭艦に比べても遜色のないものにまで向上した。同型艦5隻。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 FF-XXX しおかぜ FF-XXX あきかぜ FF-XXX うらかぜ FF-XXX ほかぜ FF-XXX たちかぜ FF はつゆき型フリゲート艦 フライトI 統一歴140年代に大きく変化した南北大西洋のパワーバランス、それに伴う要求性能の変更に対応する形で建造された汎用艦。前級より高い乾舷や艦橋、安勢国では前例の無いヘリコプター甲板の形状が目を引く。VLSのセル数が増加したほか、対空火器の配置も見直されており、実用面でも着実に進歩している。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 FF-XXX はつゆき FF-XXX しらゆき FF-XXX ふぶき FF-XXX みゆき FF-XXX つつゆき FF-XXX ぼせつ FF-XXX しんせつ FF-XXX しゅうせつ FF はつゆき型フリゲート艦 フライトII 旧式化したフリゲート艦・駆逐艦を置き換えるために建造された大型のフリゲート艦。前級より高い乾舷や艦橋、安勢国では前例の無いヘリコプター甲板の形状が目を引く。フライトIIは、あやなみII型、わかばII型の建造で得られた知見を活かして再設計されたタイプ。ヘリコプターの運用能力が大幅に強化されている。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 FF-XXX せとゆき FF-XXX はるゆき FF-XXX いそゆき FF-XXX せとゆき FF あやなみII型フリゲート艦 はつゆき型に続き、旧式化したフリゲート艦・駆逐艦を置き換えるために建造された大型のフリゲート艦。わかば型(旧)の再設計であるはつゆき型とは異なり、完全な新設計艦。新機軸の技術が多数投入されており、前級から更なる進歩を見せている。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 FF-XXX あやなみII FF-XXX いそなみII FF-XXX うらなみII FF-XXX しきなみII FF-XXX たかなみII FF-XXX おおなみII FF わかばII型フリゲート艦 はつゆき型、あやなみII型に続き、旧式化したフリゲート艦・駆逐艦を置き換えるために建造された大型のフリゲート艦。安勢国では前例のないデザインを採用しており、見た目は大きく変化しているものの、武装は従来艦と共通化されている。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 FF-XXX わかばII FF-XXX あおばII FF-XXX くれはII FF-XXX ふたばII FF-XXX えだはII FF-XXX まつばII コルベット艦:C C やかぜII型コルベット艦 フライトI 老朽化の進むやかぜ型を置き換えるために建造された、同級の改修型。はかぜ型と多くの設計を共通化しているものの、運用思想が異なることから、全体のシルエットは大きく異なる。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 なし 同型艦 C-XXX やかぜII C-XXX ゆうかぜII C-XXX のかぜII C-XXX ぬまかぜII C-XXX なみかぜII C-XXX かわかぜII C-XXX はやてII C-XXX おいてII C やかぜII型コルベット艦 フライトII 老朽化の進むやかぜ型を置き換えるために建造された、同級の改修型。はかぜ型と多くの設計を共通化しているものの、運用思想が異なることから、全体のシルエットは大きく異なる。フライトIIは、あやなみII型、わかばII型の建造で得られた知見を活かして再設計されたタイプ。ステルス性が向上している。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 なし 同型艦 C-XXX はまかぜII C-XXX まいかぜII C-XXX はぎかぜ C-XXX なつかぜ C-XXX しもかぜ C-XXX はつかぜ C はかぜ型コルベット艦 フライトI 大型フリゲートとミサイル艇の間を補完する、大型のコルベット艦。ヘリコプターを運用可能な格納庫、個艦防空ミサイルを備えている。同時に設計・建造されている数種の艦艇とともに、海軍再建計画の中核を成している。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 C-XXX はかぜ C-XXX ゆきかぜ C-XXX あまつかぜ C-XXX たにかぜ C-XXX うみかぜ C-XXX ときつかぜ C はかぜ型コルベット艦 フライトII 大型フリゲートとミサイル艇の間を補完する、大型のコルベット艦。ヘリコプターを運用可能な格納庫、個艦防空ミサイルを備えている。同時に設計・建造されている数種の艦艇とともに、海軍再建計画の中核を成している。フライトIIは、あやなみII型、わかばII型の建造で得られた知見を活かして再設計されたタイプ。ステルス性が向上している。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 C-XXX けいふう C-XXX せいふう C-XXX とうふう C-XXX こうふう 哨戒艦:P P かみかぜII型ミサイル艇 他国のコルベットに匹敵するサイズの大型ミサイル艇。後期型ではVLSを搭載している。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 なし 同型艦 P-XXX かみかぜII P-XXX あさかぜII P-XXX はるかぜII P-XXX まつかぜII P-XXX はたかぜII P-XXX みねかぜII P-XXX さわかぜII P-XXX おきかぜII P-XXX しまかぜII P-XXX なだかぜII 潜水艦:SS SS はくげい型潜水艦 フライトII 安勢国初の国産攻撃型潜水艦であるはくげい型の最新版。原型艦から静粛性と機動性が向上している。黒い船体から愛称はシャチ。フライトIは全てがフライトIIに改装されたため現存しない。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 なし 同型艦 SS-XXX はくげい SS-XXX たいげい SS-XXX じんげい SS-XXX ちょうげい 目次へ戻る + 安勢国海軍の退役装備一覧 クリックすると開きます 安勢国海軍の退役装備一覧 退役した艦艇 重巡洋艦:CA CA へきかい型重巡洋艦 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 CA-XXX へきかい CA-XXX なんかい CA-XXX とうかい CA-XXX げんかい 現在執筆中老朽化、陳腐化が進行したためへきかいII型、あさなぎII型によって置き換え。 駆逐艦:DD DL あさなぎ型嚮導駆逐艦 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 DL-XXX あさなぎ DL-XXX ゆうなぎ DL-XXX よなぎ 水雷戦隊の旗艦として建造された全長300mの巨体を誇る嚮導駆逐艦。駆逐艦でありながら重巡洋艦に匹敵するほどの火力を持ち、極めて高い抗堪性も兼ね備えている。老朽化、陳腐化が進行したためへきかいII型、あさなぎII型によって置き換え。 DDG あきぐも型駆逐艦 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 DDG-XXX あきぐも DDG-XXX あさぐも ながしお型クラスの船体にあさなぎ型とほぼ同等の武装を搭載した野心的な設計の駆逐艦。かなり無理のある設計のため復原性や居住性に致命的な問題が発生したものの、火力に関しては定評がある。老朽化、陳腐化が進行したためあきぐもII型によって置き換え。 フリゲート艦:FF FF あやなみ型フリゲート艦 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 FF-XXX あやなみ FF-XXX いそなみ FF-XXX うらなみ FF-XXX しきなみ FF-XXX たかなみ FF-XXX おおなみ FF-XXX まきなみ FF-XXX あらなみ 現在執筆中老朽化、陳腐化が進行したためへきかいII型、あさなぎII型によって置き換え。 FF あおば型フリゲート艦 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 FF-XXX わかば FF-XXX あおば FF-XXX くれは FF-XXX ふたば FF-XXX えだは FF-XXX まつば FF-XXX くさは 現在執筆中老朽化、陳腐化が進行したためへきかいII型、あさなぎII型によって置き換え。 コルベット艦:C C かみかぜ型コルベット艦 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 P-XXX かみかぜ P-XXX あさかぜ P-XXX はるかぜ P-XXX まつかぜ P-XXX はたかぜ P-XXX みねかぜ P-XXX さわかぜ P-XXX おきかぜ P-XXX しまかぜ P-XXX なだかぜ 高い火力を持つ安価で小型なコルベット艦。高い速力と速射性能を活かし、哨戒任務に投入されている。同型艦10隻。老朽化、陳腐化が進行したためやかぜ型、やかぜII型によって置き換え。 C やかぜII型コルベット艦 フライトI 大きく変化した大西洋でのパワーバランスに対応する形で建造された低コストで運用が可能なコルベット艦。前級に比べて汎用性が高く、防空能力も良好。設計も洗練され、無駄のないものに仕上がっている。老朽化が進行したためやかぜII型によって置き換え。} 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 なし 同型艦 C-XXX やかぜ C-XXX ゆうかぜ C-XXX のかぜ C-XXX ぬまかぜ C-XXX なみかぜ C-XXX かわかぜ C-XXX はやて C-XXX おいて C-XXX はまかぜ C-XXX まいかぜ 目次へ戻る 安勢国海軍 陸戦隊Anze Navy Land Forces:ROANLF 海軍内の組織として統一歴145年に設立された、諸外国の陸軍に相当する組織。国土の防衛を主任務としており、多種多様な兵器を保有する。海軍とは犬猿の仲。 高速道路上の167年式偵察戦闘車。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 装備 + 安勢国海軍陸戦隊の装備一覧 クリックすると開きます 安勢国海軍陸戦隊の装備一覧 戦車 160年式A型戦車 安勢国が初めて製造した戦車である145年式戦車は、高価・大型・重量過多など問題点が多く、第四次欧州大戦ではその欠点の多さに悩まされることになった。その反省を生かしより小型に設計された本戦車は主武装として125mm滑腔砲を装備。高度な火器管制システム、情報処理システムを搭載しており、第3.5世代主力戦車に分類されている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 160年式B型戦車 最新技術を使用した160年式A型戦車の性能は極めて高いものの、その調達コストは高く、当初予定していた数の調達は難しいと考えられた。しかし海軍陸戦隊の車両不足は深刻であり、少しでも調達数を増やすために安価な戦車の開発が決定された。そうして開発されたのが本戦車である。調達コストを下げるために一部の設計をA型戦車と共通化しており、そのシルエットは瓜二つ。125mm滑腔砲や火器管制システム、情報処理システムを搭載した本戦車は第3世代主力戦車に分類されており、将来的な性能向上も可能な拡張性も兼ね備えている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 160年式B型戦車 最新技術を使用した160年式A型戦車の性能は極めて高いものの、その調達コストは高く、当初予定していた数の調達は難しいと考えられた。しかし海軍陸戦隊の車両不足は深刻であり、少しでも調達数を増やすために安価な戦車の開発が決定された。そうして開発されたのが本戦車である。調達コストを下げるために一部の設計をA型戦車と共通化しており、そのシルエットは瓜二つ。125mm滑腔砲や火器管制システム、情報処理システムを搭載した本戦車は第3世代主力戦車に分類されており、将来的な性能向上も可能な拡張性も兼ね備えている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 偵察戦闘車 151年式偵察戦闘車 統一歴151年12月に運用開始された、陸戦隊の装甲車両。小型軽量であるものの、その火力は数世代前の主力戦車に匹敵する。また、小型であるため鉄道輸送が可能であり、高速道路網と組み合わせ戦闘区域に迅速に展開することが可能である。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 167年式偵察戦闘車 試験が進められていた次世代規格を利用して制作された装甲戦闘車両。先代をはるかに上回る火力を備えているものの、軽快さは健在。設計が洗練されたことにより、汎用性も向上している。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 歩兵戦闘車 151年式歩兵戦闘車 安勢国初の実戦となった第四次欧州大戦で判明した、海軍陸戦隊戦力のバランスの悪さ、兵器全般の性能不足という問題点を改善するために設計・製造された歩兵戦闘車。40mm機関砲と対戦車ミサイルを装備しているものの、性能的には極めて凡庸。特に秀でた性能も、致命的な欠点も無い、安定した車両に仕上がっている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 歩兵戦闘車 160年式自走榴弾砲 海軍陸戦隊戦力のバランスの悪さを改善するために設計・製造されている自走榴弾砲。主武装として155mm砲を装備しており、砲弾・装薬の装填は自動化されている。また、極めて高度な火器管制システム、情報処理システムも搭載している。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 対空車両 157年式自走対空砲 海軍陸戦隊には敵航空兵器に対する有効な攻撃手段がなく、本格的な戦争に突入した際の懸念点となっていた。そんな海軍陸戦隊待望の自走対空砲は35mm機関砲を二門装備。開発には空軍も協力している。特殊で複雑な設計のため開発は難航し、先行量産車完成から3年遅れて本格的な配備が始まった。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 その他 151年式高機動車 現在執筆中 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 151年式大型トラック 現在執筆中 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 AMU(Armored Mobile Unit)/装甲機動兵器 Ef-01-Y さきがけY型 他国のAMUに強い衝撃を受けた安勢国海軍が開発した人型機動兵器。人の骨格を参考にして制作されたフレームは可動域が広く取られており、人のような動きをすることが可能になっている。鈍重な見た目に反して性能は高く、それでいて整備性も良好である。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 Ef-01-A さきがけA型 技術実証機であるEf-01-Y さきがけの量産機。スカートアーマーの追加、膝装甲の追加、コクピットのモニター化など試作機からの改善点は多く、より使い勝手のいいものに仕上がっている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 Ef-01-C さきがけC型 海軍が開発した格闘戦重視のAMU、さきがけA型を再設計した機体。かつては腰部にバッテリーを内蔵していたが、その容量には限界があり、戦闘後は長期間の充電が必要になっていた。その欠点を解消するべく本機は背部に2基のバッテリーカートリッジを装着。旧型に比べて圧倒的に早い交換・再充電が可能となった。また、手足のバランス、頭部の形状、関節の構造も見直されている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 目次へ戻る + 安勢国海軍陸戦隊の退役装備一覧 クリックすると開きます 安勢国海軍陸戦隊の退役装備一覧 退役した兵器 戦車 147年式戦車 海軍が開発した安勢国初の戦車。標準的なサイズ、高い汎用性、バランスの取れた性能をもつ。装甲列車の技術が使用されており、見かけによらず防護力は高い。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 装甲列車 146年式装甲列車 海軍陸戦隊が保有・運用する小型装甲列車。各車両に10cm連装砲を2基ずつ搭載、機関車1両を含めた5両編成の場合その門数は16門にも及ぶ。小柄なため網目状に張り巡らされた路面電車の路線網をそのまま利用でき、従来の陸上兵器とは比べ物にならないほどの展開能力を持つ。五草海軍港防衛の要として、60両近くが製造・配備されている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n両 目次へ戻る 安勢国空軍Anze Air Force:ROAAF 陸戦隊と同様に、アイルランド島全土の防衛を主任務とする、比較的大規模な空軍。空中給油機や早期警戒管制機など、同盟国を支援できる装備が多いのが特徴。 夕日を背にして飛ぶAc-126-A-F/A-C型機。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 機体 + 安勢国空軍の装備一覧 クリックすると開きます 安勢国空軍の装備一覧 戦闘機 Ac-124-B-F/A-A ダブルデルタ翼、カナード翼、インテーク・エンジン配置が特徴的な双発マルチロール機。可もなく不可もない、扱いやすい性能が特徴。空軍が配備、今後の主力戦闘機となる。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-125-B-F/A-A カナード翼、インテーク・エンジン配置、そして可変翼が特徴的な双発マルチロール機。必要十分なステルス性、可変翼の採用による重量増加を感じさせない高速性能と空戦能力、そして二度見したくなるような価格を誇る。画像の機体は海軍向けの複座型。愛称のウルフハウンドは狼を狩る犬を指す言葉。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-126-A-F/A-A 小型軽量、安価な単発マルチロール機。シンプルな形状、中の上程度運動性能と、スペック的に飛び抜けて優秀な機体ではないものの、総合的なバランスの良さが取り柄。主力戦闘機の一角として配備が進められている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-126-A-F/A-C 小型軽量、安価な単発マルチロール機。C型にはカナード翼、ドーサルスパインが追加されており、低速域での運動性能の強化、航続距離の向上、電子装備の拡充が図られている。主力戦闘機の一角として配備が進められている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-127-A-F/A-A 最新鋭のステルス戦闘機。高度な電子装備、高い対地攻撃能力、運動性能、値段が特徴。軽空母や強襲揚陸艦での運用を想定した、V/STOL性能を備えたタイプも開発されており、汎用性は極めて高い。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 早期警戒管制機 Bc-305-B-E-B Bc-305型機を基に開発された早期警戒管制機。原型機の航続距離、信頼性はそのままに、回転式レーダーを搭載。セミワイドボディ機がベースではあるものの高い指揮管制能力とある程度の居住性を確保している。愛称はスカイアイ。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 空中給油機 Bc-304-C-KC-A Bc-304型機の貨物専用型を改造して製作された空中給油・輸送機。空中給油装置にはフライングブーム方式、プローブアンドドローグ方式の双方を搭載。ほぼ全ての航空機への給油が可能である。また、原型機譲りの機内の広さにより、輸送機としての能力も高い。愛称はトリスケルタンカー。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 回転翼機 Ac-120-B-UH-A 穂波自動車(現 穂波製作所)が開発した大型の多目的ヘリコプター。それまでの安勢国製ヘリコプターから大きく設計思想が変更され、性能も向上している。特に最大離陸重量の向上が著しい。海軍、空軍、海軍陸戦隊、沿岸警備隊、警察予備隊など、安勢国の主要な軍事組織はほとんど採用している。なお、安勢国内ではイルカのような機首形状がかわいいと密かに人気を博している。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 穂波製作所 配備数 n機 Ac-121-B-AH-A Ac-120をベースに設計された攻撃ヘリコプター。原型機譲りの高い汎用性が最大の特徴であり、攻撃ヘリとしての運用だけでなく、兵員輸送も可能。戦闘ヘリとしてはかなり大型なため、機動性は他国機に比べて多少劣る。より小型の純粋な攻撃ヘリと織り交ぜて配備される予定。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 穂波製作所 配備数 n機 Ac-122-B-V-A Ac-120をベースに開発されたティルトローター機。安勢国製の輸送機としては初めて垂直離着陸が可能。海軍、空軍、海軍陸戦隊、沿岸警備隊、警察予備隊など、安勢国の主要な軍事組織はほとんど採用している。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 穂波製作所 配備数 n機 Ac-128-B-UH-A 現在執筆中 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 穂波製作所 配備数 n機 目次へ戻る + 安勢国空軍の退役装備一覧 クリックすると開きます 安勢国空軍の退役装備一覧 退役した兵器 戦闘機 Ac-102-B-XF-02 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 現在執筆中 Ac-106-D-A-A 四発複座、カナードデルタ翼のマルチロール機。並列配置された四基のエンジンは圧倒的な推力を誇り、他機の追随を許さない高速性能の発揮に一役買っている。なおマルチロール機ではあるものの、機動性はすこぶる悪いため専ら攻撃機として使用されている。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-102-B-F-A 空母艦載機として開発された中型多用途戦闘機。カナード翼と推力変更ノズルによる高い機動性が特徴。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-103-B-F-B Ac-102の対抗馬として開発された中型防空戦闘機。海軍では不採用になったもののその高い性能に惚れ込んだ空軍に採用された。可変翼を備える。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-104-A-F-A 安価で汎用性の高い小型多用途戦闘機。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-105-A-F-A 単発デルタ翼の中型多目的戦闘機。非常に安価。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-108-A-F-A 鉛筆の愛称で親しまれる単発戦闘機。小さな主翼と細い胴体による、極めて高い高速性能が特徴。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-109-B-A-A 航空戦力の不足を補うために開発された、V/STOL能力を備える小型の攻撃機。限定的ではあるものの、空戦能力も備えている。航空戦艦や強襲揚陸艦、軽空母に搭載される予定。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 Ac-110-B-F-A 安勢国初のステルス戦闘機。他国のステルス機と同様にウェポンベイを持ち、スーパークルーズ能力を備えている。技術が未熟なため、肝心要のステルス性能には疑問が残るものの、従来機に比べても良好な機動性をもつ。 諸元 全長 00m 全幅 00m 主武装 主武装 副武装 副武装 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 早期警戒管制機 Bc-300-B-P-B 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 安勢国が開発した早期警戒管制機。かつては他国のAWACSに比べて劣る性能だったものの、大幅な設計変更・改修を行い性能を飛躍的に向上させることに成功した。 空中給油機 Bc-300-B-KC-A 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 安勢国が開発した空中給油機。原型機であるBc-201型機の燃費の良さによる長い航続距離と高い空中給油能力が特徴。なお、P-B型機との誤認防止のために黄色の帯を巻いている。 回転翼機 Ba-107-SH-A 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 基本データ 製造会社 製造会社 配備数 n機 現在執筆中 目次へ戻る 準軍事組織 【各組織の広報】海難事故多発中! 安全への意識向上を!(沿岸警備隊) 準備中(警察予備隊) エリン、4852万の同胞よ、我ら首都自警団に続け!(安勢首都自警団) 安勢国沿岸警備隊Anze Coast Guard:ACG 港湾内の警備や海難事故、小規模な武力衝突に対応する警察組織。 極光級中型巡視船。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 装備 + 安勢国沿岸警備隊の装備一覧 クリックすると開きます 安勢国沿岸警備隊の装備一覧 哨戒艦:P PM 明星級中型巡視船 海軍のわかば型コルベット艦をベースに開発された大型の高速巡視船。極光級と同様に原型艦にあったVLS、対艦ミサイルを撤去し、空いたスペースに放水銃を設置している。主武装として76mm砲を二基搭載。後部の格納庫には標準的なヘリコプターを収容可能、着艦自体は大型のヘリコプターも可能。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 なし 同型艦 PM-XXX 明星 P-XXX 彗星 PM-XXX 流星 PM-XXX 瑞星 PM-XXX 恒星 PM 極光級中型巡視船 海軍のかみかぜII型ミサイル艇をベースに開発された中型の高速巡視船。原型艦にあったVLS、対艦ミサイルを撤去し、空いたスペースにヘリコプター甲板を設けている。主武装は引き続き76mm砲。中央部に放水銃を一基搭載している。 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 なし 同型艦 PM-XXX 極光 P-XXX 月光 PM-XXX 電光 PM-XXX 陽光 PM-XXX 稲光 PM-XXX 燐光 PM-XXX 曙光 PS 秋雲級小型巡視船 諸元 全長 全長m 全幅 全幅m 主武装 主武装砲 搭載機 搭載機 同型艦 P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX P-XXX PS-XXX 海軍の技術を利用し建造された小型の巡視船。30mm機関砲を主武装とする。 目次へ戻る 安勢国警察予備隊Anze Police Reserve Corps:APR 安勢国警察予備隊は主に国境の警備と暴動やテロの鎮圧を担当。警察の名を冠してはいるものの、組織的には安勢国警察から完全に独立している。 現在執筆中。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 装備 + 安勢国警察予備隊の装備一覧 クリックすると開きます 準備中 安勢首都自警団Anze Capital Vigilante かつて存在した五草王国の復活、王政復古を目論むテロ組織。秘密裏に海軍の支援を受けているとも言われており、その戦力は既に準軍事組織レベルである。首都での爆破テロ、デモ行進など、陸戦隊と武力衝突を繰り返している。 色鮮やかなシャムロックが印象的。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 戦力 + 安勢首都自警団の戦力一覧 クリックすると開きます 準備中 国内企業 【国内企業関連のニュース】安勢国有鉄道、3900系高速列車デビュー 安勢海外航空、ステラ・アライアンスに加盟 安勢国内航空、月ノ谷共和国連邦主導の航空アライアンスに加盟 舞野五草重工業、超音速旅客機「ユリシーズ」販売開始 安勢国有鉄道Anze Rail:AR imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 安勢国の国有鉄道。高速列車から巨大蒸気機関車まで、幅広い車両が運用されている。国土の防衛に必要不可欠な存在。 リニアモーターカー。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 車両 + 安勢国有鉄道の車両一覧 クリックすると開きます 旅客列車 形式名 画像 説明 2300系電車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2300 2.png) 増大する需要に対応するために制作された食堂車を有する10両編成の高速列車。設計最高速度360km/h、最高運転速度260km/h。 2500系電車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2500.png) 2階建ての客車を備える動力集中式の高速列車。ローカル線から幹線まで対応できる汎用性をもち、国内での運用を想定した2300系とは異なり海外への輸出も視野に入れ設計されている。設計最高速度360km/h、最高運転速度260km/h。 2700系電車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2700.png) 4両編成、動力分散式の高速列車。主にローカル線やラッシュ時の幹線で使用される。また、2500系と同様に海外への輸出も視野に入れ設計されている。設計最高速度320km/h、最高運転速度260km/h。 2800系電車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2800.png) 先頭車二階の展望席が特徴の特急列車。特徴的な警笛を搭載している。設計最高速度160km/h、最高運転速度120km/h。 3200系電車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3200.png) 愛嬌のある前面形状が特徴的な路面電車。基本設計は国鉄 鉄道線のものに準じており、客車列車との連結・牽引も可能。堅実な設計と運用の柔軟さを兼ね備えている。設計最高速度、最高運転速度はともに70km/h。 機関車 形式名 画像 説明 EL100型電気機関車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (EL100.png) 標準的な貨客両用電気機関車。基本的に同時期に開発された客車とコンテナ車と組み運用される。設計最高速度200km/h、最高運転速度160km/h。 DF120型ディーゼル機関車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DF120.png) 貨客両用の液体式ディーゼル機関車。装甲列車から客車まで牽ける汎用性が特徴。設計最高速度130km/h、最高運転速度110km/h。 MD-05型蒸気機関車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-8-8-6.png) 貨客両用の大型蒸気機関車。2-8-8-6の特徴的な車軸配置、単式マレーの走り装置は従来の機関車とは比べ物にならないほどのパワーを発揮する。 D-06型蒸気機関車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-8-6.png) 貨客両用の中型蒸気機関車。原型機のMD-05型より小型・軽量であるものの、そのパワーは受け継いでいる。車軸配置は2-8-6。 五草市空港連絡高速鉄道(国鉄傘下) 形式名 画像 説明 3300系電車 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3300.png) 郊外の空港と中央駅を結ぶモノレール路線で使用される車両。跨座式。小柄な車体と水色の帯が特徴。設計最高速度85km/h。 目次へ戻る 安勢海外航空Anze Overseas Airlines:AOA imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 コーポレートスローガン「Fly, Over the Seas. 飛べ、海を越えて。」航空会社コードはAO/AOA、コールサインはShamrock。新安勢国際空港をハブ空港とする、安勢国のフラッグ・キャリア。総二階建て旅客機や超音速旅客機の運行、政府専用機の維持管理など、その規模は国内の他社とは比べ物にならない。スミトラント航空主導の航空アライアンス、ステラアライアンスの設立メンバー。現在も加盟中。 安勢国製の大型旅客機、Bc-304 トリスケル。 詳細情報 新安勢国際空港首都に位置するAOAのハブ空港。 五草国際空港安勢国第二の都市に位置する国際空港。 津沼空港観光地に位置する国際空港。 望岸美丘国際空港(Mobia)紗音川沿いに位置する国際空港。 舞野空港工業都市に位置する国際空港。 安勢飛行場旧安勢国際空港。安勢国空軍との共用空港。 目次へ戻る 機体 + 安勢海外航空の機体一覧 クリックすると開きます 舞野五草重工業 Bc-301 トライデント imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 Bc-301は、舞野五草重工業が開発した三発中型旅客機です。三発機である本機は、現在主流の双発機に比べて燃費こそ劣りますが、事故やエンジン故障にはめっぽう強く、更に十分な推力があるので短距離離着陸能力も持っています。 舞野五草重工業 Bc-302 バイデント imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 Bc-302は、舞野五草重工業が開発した双発中型旅客機です。Bc-301型機とは多くのパーツが共通化されており、維持管理コストの削減に一役買っています。双発機であるため燃費もBc-301型機に比べ良好。特に抜きん出て高い性能こそありませんが、トータルバランスの良い機体です。 舞野五草重工業 Bc-303 ユリシーズ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 Bc-303 ユリシーズは、舞野五草重工業が開発した超音速旅客機です。6基のアフターバーナー付きジェットエンジンは驚異的な推力を生み出し、大型機でありながらマッハ2.7の俊足を実現しました。安勢国に関わりの深い著名な作品の名を冠した本機は、まさに安勢国の誇りそのものと言っても過言ではないでしょう。 舞野五草重工業 Bc-304 トリスケル imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 Bc-304 トリスケルは、舞野五草重工業が開発した大型旅客機です。第2エンジンが機体中心線に近い位置に、そのインテークが機体上部に設置されていることによる、曲線的なデザインが特徴的です。 スミトラント・アエロスヴァーゲン AW550 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 AW550は、AW320やAW420と共にAOAが導入した大型旅客機です。航続距離は極めて長く、安勢国際空港を中心とした安勢国の航空網にマッチしています。その優秀な性能は様々な国の、様々な航空会社で運用されていることからも読み取れるでしょう。 スミトラント・アエロスヴァーゲン AW420 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 AW420は、友邦帝政スミトラントのスミトラント・アエロスヴァーゲン社が開発したナローボディの双発機です。ナローボディ機でありながらシート数は最大203席、航続距離も4,000kmから7,400kmまで対応可能。小柄な機体の取り回しは抜群です。このように本機は極めて優秀な性能を誇りますが、意外にもスミトラントを除いた購入会社はAOAのみであり、希少な機体でもあります。 スミトラント・アエロスヴァーゲン AW320 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 AW320は、大陸の友邦帝政スミトラント製の総二階建て四発機です。AOA最大級にして、世界最大級の機体でもある本機は、極めて需要の高いユーラシア大陸各国との路線に使用されています。そのサイズによる話題性、機首のかわいらしいデザインが人気を博し、機内販売のグッズを手に取る人も多いようです。 ロイヤル A210 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ロイヤル A210は、隣国にして最大の友好国であるシークヴァルド=アストリア聖国生まれの双発中型機です。その美麗なスタイルの人気は高く、ファンからは貴婦人の愛称で親しまれています。 月ノ谷共和国連邦 設計局 Tr-155 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 Tr-155は、月ノ谷共和国連邦から輸入した三発の中型旅客機です。市場では舞野五草重工業のBc-301と競合する機体ですが、その性能の高さは折り紙つき。ライバル機を保有していながらも、AOAは本機の導入を決定しました。 Delta Aircraft Co.ltd D-747-8-Remaster imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 D-747-RFは、安勢国がIndustrial Delta Co.Ltd(アドロアリア共和国)から輸入した四発の二階建て機です。AW320とAW550の中間に位置する需要を回収し、輸送力不足に陥っていた様々な路線を救いました。 K1 PMC&Military Tec. K410-1000 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 K410-1000は、K1 PMC&Military Tec.が最新技術をふんだんに投入して開発した四発の大型機です。高度な機体制御システムによる乗り心地のよさ、大型機の内部容積の大きさを最大限に活かした豪華なファーストクラスが人気を博しています。 K1 PMC&Military Tec. K470-700 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 K410-1000は、K1 PMC&Military Tec.が制作した超大型旅客機です。世界最大級の機体を支えるエンジンには安勢国の舞野五草重工業製のものを採用。安勢国との関係が深い本機は、AOAにおいてマスコット的な役割を果たしています。 目次へ戻る 舞野五草重工業Maino Gokusa Heavy Industries, Ltd. スプーンから巨大戦艦まで、あらゆる分野に手を出す超巨大企業。元々、船舶を制作していた舞野重工業と航空機を製作していた五草航空機という2つの至って普通な企業でしかなかったが、合併を重ねることによって規模を拡大。現在の規模にまで至った。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 製品 + 舞野五草重工業の製品一覧 クリックすると開きます 準備中 穂波製作所Honami, Ltd. 家電、自動車、鉄道、航空機をメインに製造する企業。国際企業事業連合に加盟中。 アシュリン・プロローグ。車名のアシュリン(Aisling)はアイルランド語で「夢」「幻覚」の意。 詳細情報 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 製品 + 穂波自動車の製品一覧 クリックすると開きます 準備中 外交関係 2024/4/16更新安勢国の同盟・条約一覧同盟・条約名 条約内容 締結相手国 英瑞愛同盟 ・(国益に反しない限りの)不可侵条項を含む相互防衛・および同盟軍統合司令部の設置・同盟国間の連携強化・国防装備品などの支援・輸出強化・経済協力・技術協定 ・ シークヴァルド=アストリア聖国 ・ 帝政スミトラント 軍事同盟 ・一般的な軍事同盟 ・ イベリア 舞野軍事条約 ・相互不可侵・軍隊の相互駐留、無制限使用許可 カンタルシア側:舞野県、羊江県、五草県 安勢側:三河軍港、下田軍港、新潟軍港・経済交流 ・ カンタルシア帝国 アラビア・安勢パートナーシップ協定 ・相互不可侵・軍隊の相互駐留、無制限使用許可 アラビア側:五草県、江潟県 安勢側:ドバイ、リヤド・経済交流・石油の共同備蓄 ・ アラビア連合帝国 安勢協定 ・一般的な友好条約 ・ 聖セントリア・スイレン 安勢と中華の友好に関する諸条約 ・一般的な友好条約 ・ 大中華 友好条約 ・友好条約・経済協力協定・貿易協定・航空協定 グレイヴォルフ側:アストリット国際空港、サイフリート国際空港 安勢側:新安勢国際空港、五草国際空港、津沼空港・船舶協定 長距離フェリー路線の開設 グレイヴォルフ側:グーテンベルク港 安勢側:安勢港、五草港、津沼港・高官級の情報共有 ・ グレイヴォルフ連合王国 コメント 同盟締結国家:シークヴァルド=アストリア聖国、帝政スミトラント(英瑞愛同盟) グラン=イベリア() カンタルシア帝国(舞野軍事条約) 現在の仮想敵国は帝政シェラルド、敵対機構はフランス連邦 一周年おめでとうございます。戦艦かっこいいですね!!作り込んでて非常にかっこいいです! -- yenyen1106 (2021-03-11 07 20 05) おさかな帝國の者です。もしよかったら同盟を組んでくれませんか? -- おさかな帝國元首ふぐ/hugu(yukkurihugu) (2022-01-04 09 45 19) 検討します。 -- AnzeMC (2022-01-05 23 57 45) 名前 コメント 目次へ戻る ページの最初に戻る このページに記載されている国家や組織等の名称・設定は全てAnzeMCが考案したもので、現実に存在する国家・組織・地名その他一切のものと関係はありません。
https://w.atwiki.jp/riseiai/pages/433.html
【グモッ】人身事故スレ◆PartX【チュイーーン】 - ↑アクセスカウンタ 記号:△=踏切事故 ▲=触車 ◆=中の人(乗客乗員など)負傷 ?=不確定情報 ※=後に無傷と判明 ☆=人身事故ではない ×=誤りと判明 ◎=正しい情報 開始 941番の第626番レス 東急東横線 奥沢 8月1日 8時 分頃 話題発生 941番の第675番レス 当該列車 特徴 3番の渡り線。東神奈川→東白楽、PA連携で急行。 線 町田 8月1日 9時 分頃 話題発生 941番の第681番レス 当該列車 特徴 ☆ 人転落。 線 保土ヶ谷 8月1日 9時 分頃 話題発生 941番の第681番レス 当該列車 特徴 ☆ 車大往生。 名鉄名古屋本線 矢作橋~宇頭 8月1日 11時05分頃 話題発生 941番の第689番レス 当該列車 特徴 ☆ 1020列車から下り線に人が倒れているとの連絡。ひき逃げではなく、「踏切に人が倒れている」に訂正。運転再開。 山荷 8月1日 11時 分頃 話題発生 941番の第692番レス 当該列車 相鉄車 特徴 ☆ 車両故障。 天草空港 8月1日 12時55分頃 話題発生 942番の第422番レス 当該列車 天草12時55分発熊本行き天草エアライン201便(JA01AM ATR42-600 48席) ボンバルディアDASH8-100(39席)は2016年2月退役 特徴 ☆ 1日午後0時55分ごろ、熊本県天草市の天草空港に駐機していた熊本行きの天草エアライン201便で、燃料が高温になっていることを示す計器が点灯した。消防車が燃料タンク付近に放水して冷却しようとしたが、温度が下がらずに欠航を決めた。201便は天草空港に約3時間駐機しており、炎天下で高温になったとみられる。熊本地方気象台によると、天草空港周辺の気温は1日午前9時に30度を超え、午後1時は32.7度だった。同社は機材1機で天草―熊本、天草―福岡を往復しているため、後続の5便も欠航して計117人に影響が出た。同社によると、1日にダイヤ改定があり、201便の天草空港での駐機時間は従来の30分から3時間になったという。天草空港には給油施設がないため、離陸直前に給油することもできないといい、担当者は「格納庫もないため日よけもできない。対策を検討したい」と話した。(毎日新聞) 京浜東北線 横浜 8月1日 12時 分頃 話題発生 941番の第696番レス 当該列車 橋本11時45分発 各駅停車桜木町行き1114K(横クラH006) 特徴 ▲ 京浜東北線南行ホーム。特急3035M 踊り子115号は5分延で再開。 京阪本線 萱島~寝屋川市 8月1日 14時38分頃 話題発生 941番の第716番レス 当該列車 特徴 ☆ 車庫火災。原因は落雷。京阪本線・鴨東線・中之島線 全線運転見合わせ。16時15分から全社局との振替輸送を実施。 京阪電鉄によると、1日午後2時40分ごろ、寝屋川車庫(大阪府寝屋川市)構内への落雷があり電気設備が出火し、約1時間半後に消し止めた。このため京阪本線、鴨東線、中之島線が一時運転を見合わせたが、午後5時10分から順次運転を再開している。(京都新聞) 総武快速線 稲毛 8月1日 15時23分頃 話題発生 941番の第704番レス 当該列車 成田空港14時48分発横浜・新宿行き特急2030M 成田エクスプレス30号(E259系12両編成) 特徴 3番線。総武快速線 東京~千葉間の全線、中央総武線各駅停車 三鷹~千葉間の全線の一部列車で順次運転見合わせ。振替輸送を実施。各停(三鷹~津田沼)は15時55分現在、各停(津田沼~千葉)は16時06分頃、快速線は16時14分頃運転再開。成田エクスプレス36号・38号・41号・43号は全区間運休。17時50分現在、ほぼ平常通り運転。 男性が死亡した。(千葉日報) 列車人身事故の発生:1日午後3時25分頃、千葉市稲毛区稲毛東のJR稲毛駅ホームで、JR成田空港駅発、JR東京・横浜駅行き上り特急電車が男性と衝突し、同人が現場で死亡。(千葉西警察署) 八高線 8月1日 17時 分頃 話題発生 941番の第730番レス 当該列車 特徴 ☆ 沿線火災? 線 新秋津 8月1日 22時 分頃 話題発生 941番の第777番レス 当該列車 特徴 ☆ 爺が駅の階段で転ぶ。救急車と消防車が来た。 京浜東北線 赤羽 8月2日 時 分頃 話題発生 941番の第798番レス 当該列車 クレーン付き軌陸トラック 特徴 ☆ 工事車両故障。全線運転見合わせ。11時40分現在、ほぼ平常通り運転。 近鉄線 大和西大寺 8月2日 12時 分頃 話題発生 941番の第847番レス 当該列車 特徴 ☆ 転落のみ。 2日正午ごろ、奈良市の大和西大寺駅で、ホームにいた男性が、線路上へ転落し、近くにいた乗務員が見つけた。乗務員は、非常ボタンを押したうえで、別の係員とともに男性を救出したが、男性は足に軽いけがを負い、病院に搬送された。当時、男性が落ちたホームには、到着する列車はなかったが、救助活動によって、5分ほどダイヤが乱れたという。男性は、目が不自由だったというが、駅員に対し、「電車が止まっていると思った」と話していたと言う。近鉄によると、ホームドアなどの導入を検討しているものの、鉄道各社が乗り入れをしているため、ドアの位置が車両によって異なることなどから設置は、技術的に難しいという。近鉄は「設置可能なホームドアの開発については研究を進めている段階です。介助の必要な人には可能なかぎりお手伝いする体制を整えていきたいです」とコメントしている。(NHK) 函館本線 札幌 8月2日 15時55分(推定)頃 話題発生 941番の第859番レス 当該列車 札幌運転所発札幌行き回送3027M(←旭川 札サウHE-105 + HE-205 札幌→ 札幌運転所所属789系0番台6連) 先頭車=HE-105編成のクロハ789-105 空知・菜の花のラッピング 札幌16時00分発旭川17時25分着行きライラック27号に充当 特徴 5番ホーム。函館本線・千歳線・学園都市線の付近の一部列車で順次運転見合わせ。16時10分現在 別線対応により運転再開済確認快速エアポート164,173,175号、特急ライラック27,40号は全区間運休。 午後4時頃、JR札幌駅で70代くらいの男性が回送列車にはねられた。消防によると、男性はおよそ20分後に救助されたが、心肺停止の状態。警察によると、事故を目撃した人は、男性が5番ホームから飛び込んだと話している。事故の影響で、JRはこれまでに快速エアポート4本を含む11本が運休している。このあとも函館線と千歳線に運休や遅れが出るおそれがあり、JRは最新の情報を確認するよう呼びかけている。(HTBニュース) 2日午後4時ごろJR札幌駅の5番線で、入線してきた回送列車にホームにいた人が巻き込まれた。消防などで救助に当たり、約10分後、年配の男性が救助され、手当てを受けているが、心肺停止の状態だという。(北海道ニュースUHB) 男性は死亡。ホームでは警笛が何度も響いていたという。2日夕方、JR札幌駅構内で男性が回送列車にはねられ、死亡した。この事故で列車のダイヤに影響が出ている。2日午後4時ごろ、JR札幌駅の5番線で男性がホームに転落し、入線してきた回送列車にはねられた。はねられたのは50代の男性で、消防などで約20分後に救助したが、間もなく死亡が確認された。この影響で一時、札幌駅発着の全ての列車の運行が止まり、快速エアポートなど37本が運休したが、午後6時までに運転を再開した。(北海道ニュースUHB ) JR函館本線の人身事故は今年4回目。前回は7月31日の発寒中央~琴似駅間で、この時も回送列車が人身事故当該。JR札幌駅構内の人身事故は過去10年記録がない。苗穂~札幌駅間の人身事故は2013年11月19日に起きている。地下鉄さっぽろ駅の場合、東豊線が2016年4月23日に人身事故が起きている。 789系はグリーン車あり。元スーパー白鳥を転用改造。特急カムイとすずらんには入らない(785系と789系1000番台による運用)。 大阪メトロ四つ橋線 なんば 8月2日 18時45分(推定)頃 話題発生 941番の第887番レス 当該列車 特徴 西梅田~住之江公園間全線運転見合わせ。19時00分現在運転再開確認済み。 四つ橋線 なんば駅で「私、死にたいんです」と叫ぶ女性がいた。遠目で飛び込んだらSOS押そうと思ったが、まさか?と思ったら そっと線路に降りていたので瞬間は見れなかったので、非常ボタン押せず申し訳ない。飛び込む前に押せばよかったんかな。第三軌条で感電の恐れがあるため送電停止。(Twitter) 無事救助された模様。 福井鉄道線 8月2日 21時45分頃 話題発生 941番の第925番レス 当該列車 田原町21時24分発(福井城祉大名町21時44分発) 普通 越前武生行き2144レ 特徴 ホテルフジタ前付近で自動車と接触。運転見合わせ。 兵庫県尼崎市 8月2日 時 分頃 話題発生 942番の第560番レス 当該 だんじり 特徴 ☆ だんじり転倒で死者あり。 中央・総武緩行線 信濃町 8月3日 5時21分頃 話題発生 941番の第966番レス 当該列車 東京5時05分発各駅停車高尾行き569T(トタT42) 先頭車=クハE232-42 前日中野区入区 特徴 三鷹~御茶ノ水間運転見合わせ。振替輸送を実施。6時03分(見込み6時20分)頃運転再開。 中央総武線の人身事故は今年4回目。前回は7月4日の新宿駅。信濃町駅は2017年4月15日以来。 今日は 2019 第44回 江戸川区花火大会 第35回市川市民納涼花火大会。中央総武線の市川駅と本八幡駅、都営新宿線篠崎駅が最寄駅で指定されているが、京成本線国府台駅と江戸川駅からでも行ける。 小田急江ノ島線 六会日大前 8月3日 5時45分頃 話題発生 941番の第978番レス 942番の第18番レス 当該列車 片瀬江ノ島5時30分発快速急行新宿行き3500レ(土休日E44(1)運用 4058X10) 先頭車=4058 特徴 江ノ島線 全線運転見合わせ。相模大野~長後・藤沢~片瀬江ノ島間は6時00分現在、長後~藤沢間は7時01分頃、運転再開。 小田急江ノ島線の人身事故は今年4回目。前回はは7月16日の大和~桜ヶ丘駅間。六会日大前構内は過去10年記録なし。なお2013年8月12日の湘南台~六会日大前駅間、六会日大前~善行駅間は2015年9月6日に起きている。 3日午前5時45分ごろ、藤沢市亀井野の小田急江ノ島線六会日大前駅上りホームで、同市在住の男性会社員(22)が片瀬江ノ島発新宿行き快速急行電車にはねられ、死亡した。藤沢北署が原因を調べている。小田急電鉄によると、同線は長後~藤沢間で運転を一時見合わせ、計20本が最大約1時間20分遅れ、約1750人に影響した。(カナロコ) 当日は夜に「第73回 あつぎ鮎まつり大花火大会」あり。小田急小田原線厚木駅と本厚木駅が最寄駅で、臨時列車など運転。江ノ島の納涼花火大会と、ふじさわ江ノ島花火は、どちらも片瀬江ノ島駅改修工事中のために、今年の開催は見送った。なお草加市の花火大会当日(2013年8月3日)には、草加駅で東急8500系8635Fが人身事故当該になっていて、先頭車前面の窓ガラスを大破。 東武東上線では花火大会関係で所定ダイヤでないせいか、普段設定のない行先でなくても「臨時」表示で運行。 新京成線 前原~薬園台 8月3日 9時35分頃 話題発生 942番の第45番レス 当該列車 松戸9時00分発千葉中央10時02分着行き普通(8512編成) 先頭車=クハ8511 昭和54年当時に「標準色」とした、リバイバルカラー 特徴 △ 現場は前原駅の踏切。全線運転見合わせ。京成千葉線との直通運転を中止。9時55分現在、運転再開済み(公式情報は9時57分)運転再開。京成千葉線との直通運転は引き続き中止。京成千葉線との直通運転。 女性が死亡した。(千葉日報) 列車人身事故の発生:3日午前9時38分頃、船橋市前原西の踏切内で、新京成線松戸駅発、京成千葉中央駅行き普通電車が年齢等不詳の女性と衝突し、同女性は現場で死亡。(船橋東警察署) 新京成の人身事故は今年6回目。前回は7月8日、今回と同じ薬園台~前原駅間。当日は松戸花火大会2019開催。新京成は列車を増発。 東急田園都市線 すずかけ台~南町田 8月3日 9時50分頃 話題発生 942番の第51番レス 当該列車 中央林間9時46分発急行押上行き072-092レ(51057F 東武50050系) 元クレヨンしんちゃん赤 特徴 ☆ 車両故障。長津田以遠運転見合わせ。半蔵門線内~長津田間で折返し運転。11時00分現在、運転再開済み。当該は長津田検車区に引っ込めた模様。遅延証明書は東京メトロ半蔵門線(10時~17時)が最大25分程度の遅れ、東急田園都市線(10時以降)は上下線とも最大70分程度の遅れと記載。 東部丘陵線(リニモ) 藤が丘 8月3日 12時00分頃 話題発生 942番の第94番レス 当該列車 特徴 ☆ 名古屋市名東区のリニモの藤が丘駅で3日正午ごろ、「ホームからお子さんが線路に転落した」と駅長から消防に通報があった。転落したのは5歳くらいの女の子で、救急隊が駆けつけホームから線路に助け出された。消防によると、女の子は意識があり命に別条はないという。この影響でリニモは一時全線で運転を見合わせたが、午後0時20分ごろ、再開している。(東海テレビ) リニモの藤が丘はホームと車両が結構隙間空いてるからその間に落ちた可能性もあったが、「ホームドアと車両の間に取り残された」が正解。転落によるけがとみなし、集計からは除外。 リニモを運営する愛知高速交通によると、3日午前11時15分ごろ、リニモ藤が丘駅のホームで女の子(5)が母親に連れられ車両に乗り込もうとしたところ、車両とホームドアの間に閉じ込められた。車両は駅を出発したが、その後、女の子が線路上にいるところを駅員が発見したという。女の子は口を切るなどの軽症だといい、警察が経緯などを調べている。(中京テレビニュース) 3日午前11時15分ごろ、名古屋市名東区の東部丘陵線(リニモ)藤が丘駅で、藤が丘発八草行きの車両(3両編成)に乗ろうとした女児(5つ)が、ホームから線路に転落した。転落を発見した駅員が、非常停止ボタンを押し、女児を救出。消防によると、女児は市内の病院に搬送されたが、目立ったけがはなく、意識もあるという。リニモを運営する愛知高速交通(愛知県長久手市)によると、女児は母親と車両に乗り込もうとした。女児は車両と、安全のために設置されたホームドアの約35cmのすき間に取り残され、その後、線路に転落したとみられる。非常停止ボタンを押した時には、車両は既にホームを出発していた。この事故で、リニモは全線で一時運転を停止。午後0時半に運転を再開した。リニモは、磁気浮上式のリニアモーターカーで、コンピューターによる自動運転。藤が丘-八草(同県豊田市)間8.9kmを結んでいる。(中日新聞) 京浜東北線 新子安 8月3日 15時00分頃 話題発生 942番の第347番レス 当該列車 特徴 ☆ 安全確認。踏切の無謀横断だった模様。 JR宇都宮線 8月3日 16時 分頃 話題発生 942番の第114番レス 当該列車 宇都宮15時53分発湘南新宿ライン経由逗子行き2547Y 特徴 ☆ 車内急病人。石橋駅で対応。 山陰本線 8月3日 時 分頃 話題発生 942番の第141番レス 当該列車 特徴 ☆ 宍道駅の信号確認と松江付近の踏切確認。米子~出雲市間の一部列車に遅延。出雲市15時47分発米子行き普通136Kは出雲市~宍道間運休。一部のやくもに約30分の遅れ。所定時刻より若干早いと思ったら、約1時間遅れで運行の先行列車。 スーパーまつかぜ7号(益田行き)に約40分の遅れ。スーパーまつかぜ9号(益田行き) 約20分遅れ、スーパーまつかぜ11号(米子行き) 約40分遅れ、スーパーまつかぜ14号(鳥取行き) 約30分遅れ。やくも26号(岡山行き) 約40分遅れ、やくも30号(岡山行き) 約15分遅れ、出雲市3日発東京行きサンライズ出雲は約20分遅れ。やくも15号(出雲市行き) 約40分遅れ、やくも17号(出雲市行き) 約20分遅れ、やくも27号(出雲市行き) 約50分遅れ。 神鉄粟生線 木幡~栄 8月3日 18時02分(神鉄発表は18時01分)頃 話題発生 942番の第114番レス 当該列車 小野17時30分発新開地行き準急17420レ(3両編成 乗客約60人) 特徴 △ 相手方は男性。東万覚踏切道内にいたらしい。全線運転見合わせ。18時40分頃から20時30分頃までJR粟生~JR神戸間で振替輸送を実施。鈴蘭台~西鈴蘭台・押部谷~粟生間は18時13分頃、西鈴蘭台~押部谷間は19時45分運転再開。 東万覚踏切道で発生した人身障害事故に伴うダイヤ乱れについて:18時13分から粟生線の列車は、新開地~西鈴蘭台駅間、押部谷~粟生駅間で折り返し運転を開始。19時45分に全線運転再開。20時30分頃平常ダイヤ復帰。代行輸送時は実施せず。上下各7本が運休し、約1000人に影響した。けがをした乗客はいない。(神戸電鉄発表を要約) 3日午後6時ごろ、神戸市西区押部谷町栄、神戸電鉄線栄-木幡間の踏切で、小野発新開地行き準急列車に男性がはねられ死亡した。乗客約60人にけがはなかった。神戸西署によると、男性は80歳前後とみられ、身元の確認を急いでいる。神鉄などによると、運転士が線路内でうずくまっている男性に気付き、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。この事故で上下計14本が運休。最大1時間45分遅れ、約1000人に影響した。(神戸新聞NEXT) 記事にデ1104の写真があったが、当該ではない。 神戸電鉄粟生線の人身事故は今年初。前回は2018年10月18日 志染~恵比須駅間。この区間での発生は、2014年5月4日以来5年3か月ぶり。 現場の踏切名は北万覚第1踏切、東万覚踏切道など情報が混乱。ダブルゲージと言う話も。当日20時00分から「第41回三田まつり花火大会」(※三田駅から会場まで約15分)開催。 都営新宿線 森下 8月3日 18時23分頃 話題発生 942番の第152番レス 当該列車 特徴 ☆ 安全確認のため、本八幡駅方面の列車に遅延が発生。(18時31分 配信) 東武伊勢崎線 8月3日 時 分頃 話題発生 942番の第152番レス 当該列車 (203F) 特徴 ☆ 車両不具合。りょうもう94号、21号、31号、34号、46号、47号は全区間運休。りょうもう24号は久喜~浅草間運休。 201Fも車両故障、204Fは南栗橋工場で全般検査中(出場は近い)。 小田急小田原線 生田~読売ランド前 8月3日 21時40分頃 話題発生 942番の第172番レス 当該列車 特徴 ☆ 踏切安全確認(線路内人立ち入り)。本厚木21時16分発快速急行新宿行きなどに10~20分の遅れ。当日はあつぎ鮎まつり大花火大会。 小田急小田原線 新松田~開成 8月3日 23時32分頃 話題発生 942番の第180番レス 当該列車 小田原23時04分発新宿0時32分着行き急行1304レ(休日E66運用 3095×10) 先頭車=クハ3095 本厚木~開成駅間各停、新宿行き最終 15分程度の遅れ 特徴 開成町 救助事案救助事案:3日23時39分頃、開成町 吉田島で救助事案が発生し、消防車が出動した。新松田~小田原間運転見合わせ。1096F使用の3069レ(新宿22 01発快速急行小田原行き)先頭車=クハ1496。1時05分(見込み0時45分)頃運転再開。 3日午後11時半ごろ、開成町吉田島の小田急小田原線の踏切(遮断機、警報器付き)で、小田原市の女性(52)が小田原発新宿行きの急行電車にはねられ、全身を強く打って死亡した。小田急電鉄によると、上下合わせて18本が最大76分遅れ、約1000人に影響が出た。(カナロコ) 小田急小田原線の人身事故は今年11回目。前回は7月30日の生田駅で、向ヶ丘遊園始発各駅停車小田原行きに充当していた3000形3276Fが当該。新松田~開成駅間は2017年8月4日以来。 酒匂川では「第30回 小田原酒匂川花火大会」開催。 小田急小田原線 喜多見 8月4日 0時 分頃 話題発生 942番の第202番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路内人立ち入り)。 鹿児島本線 市来~湯之元 8月4日 6時23分頃 話題発生 942番の第220番レス 当該列車 川内6時01分分発鹿児島中央行き下り普通2423M(鹿カコ817系2連) 特徴 線路内に立入った人と接触。当該は現場に停車。川内~伊集院間運転見合わせ。当該は8時35分頃、後続は8時53分(見込み8時30分)頃運転再開。11時40分現在、ほぼ平常通り運転。 4日午前、いちき串木野市でJR鹿児島本線の普通列車に女性がはねられ死亡した。警察などによると4日午前6時20分ごろ、JR鹿児島本線の市来駅と湯之元駅の間で下りの普通列車が線路を横断していた60代ぐらいの女性をはね、女性はその場で死亡が確認された。女性は地域の人たちと、除草作業中だったということで、警察で事故の原因を調べている。この事故で列車の乗客28人にけがはなく、普通列車13本に運休と遅れが出た。(KTS鹿児島テレビ 他) 現場付近に勝手踏切がある模様。 死亡したのは近くに住む63歳の無職女性と判明。(MBC南日本放送) 中央本線 春日居町~石和温泉 8月4日 7時04分頃 話題発生 942番の第225番レス 当該列車 大月6時23分発甲府7時12分着行き普通327M(N324+N322編成→甲府 長野総合車両センター211系1000番台3連X2本) 先頭車=N322編成のクハ210-1006 特徴 △ 現場は山崎踏切。高尾~小淵沢間運転見合わせ。当該のみ8時04分頃、後続は8時13分(見込み8時20分→8時30分→8時20分)頃運転再開。特急あずさ2号は新宿~東京間運休。下りビューやまなしは救済で高尾~大月を各駅停車とする。 JR中央本線は、山梨県笛吹市内の踏切で起きた人身事故の影響で、午前7時ごろから高尾と小淵沢の間の上下線で運転を見合わせている。(NHK) 短区間の運休(運転打ち切り)は差額のみ払い戻す、となっていることがあるが、JR東日本の場合差額返還は品川-東京(新幹線・踊り子など)、上野-東京・品川(ひたち・ときわなど)、大宮-上野・東京及び上野・東京(新幹線)。中央線系統では適用されない。 鹿児島本線 久留米付近 8月4日 13時50分頃 話題発生 942番の第411番レス 当該列車 由布院12時09分発 特急ゆふいんの森2号 博多行き7002D(本チク配置のキハ72系5連) 車両検査などでキハ185系で代走する日は臨時特急ゆふ72号 特徴 ☆ 4日午後1時50分ごろ、JR鹿児島線の久留米駅(福岡県久留米市)付近で、由布院発博多行きの特急「ゆふいんの森2号」全5両の冷房が効かなくなった。JR九州は、久留米駅と鳥栖駅(佐賀県鳥栖市)で乗客約200人を他の列車に乗せ換えるなどした。JR九州によると、久留米駅近くになって乗客から「暑い」と訴えがあり、冷房が断続的に停止していることが判明。鳥栖駅で、駅員が冷却装置にホースやバケツで水をかけて冷やすと、正常に作動し始めた。体調を崩した乗客はいなかったという。 JR九州は、猛暑で正常に作動しなくなったとみている。この日は、沿線の大分県日田市で午後1時に35.1度、久留米市で同2時に36.0度を観測する猛暑日だった。(朝日新聞) 3日は久留米市で38度を記録。以前、8月に久留米から久大本線のキハ125に乗ってたら途中で停車して、「オーバーヒートのためしばらく停車します」となったことも。 都電荒川線 王子駅前~飛鳥山電停 8月4日 12時13分頃 話題発生 942番の第286番レス 当該列車 特徴 ☆ 車(ミニバン)と接触。13時00分現在、運転再開済み。この区間は坂でカーブ。 線 8月4日 15時 分頃 話題発生 942番の第322番レス 当該列車 特徴 ☆ 防護発報。京浜東北線電車が桜木町で受信し抑止。運転再開。発報元は不明。 中央本線 定光寺~高蔵寺 8月4日 15時 分頃 話題発生 942番の第333番レス 当該列車 特徴 ☆ 鹿と衝突。 8月4日 19時23分頃 話題発生 942番の第362番レス 当該列車 特徴 ☆ 東北地方で地震。震源は福島県沖。東北新幹線は古川~一ノ関間運転見合わせ。下り線は20時50分頃、上り線は21時09分(見込みなし→20時50分)頃運転再開。東京~新青森間の上下線に遅れ。山形新幹線・奥羽本線(山形線)は福島~米沢間運転見合わせ。奥羽本線(山形線)高畠駅での車両点検の影響で、高畠~山形駅間の下り線の一部列車に遅れ。東北本線は、地震の影響で、仙台~黒磯駅間の上下線に遅れ。磐越東線の上下線に遅れ。釜石線は、東北新幹線との接続待合せの影響で、下り線の一部列車に遅れ。常磐線は原ノ町~仙台間運転見合わせ。(見込みなし)運転再開。いわき~富岡間に遅れ。 東海道新幹線は停電のため東京~掛川間運転見合わせ。19時40分現在、運転再開済み。 プロ野球2試合が一時中断。宮城県を中心に発生した地震の影響で、楽天-ロッテ戦は7回裏2死一塁、楽天の攻撃中に試合が中断した。審判団が集まって安全を確認後、試合はすぐに再開された。揺れが確認された横浜スタジアムのDeNA-巨人も一時中断となった。2-1、DeNAリードの5回2死二、三塁の場面。 DeNAの先発・今永が、巨人の3番・丸に対して1ボールとなった前後にスタジアム内に揺れが起こり、バックネットも大きく揺れた。審判団の判断で一時中断となり、数分後に試合は再開された。 楽天生命パークの試合は、11-2で千葉ロッテマリーンズの勝利。種市投手が7回無失点の好投で今季6勝目を挙げた。横浜スタジアムの試合は、石川雄洋が通算1000安打となる三塁打を打ち、その後嶺井博希のタイムリーヒットが出て、3-2で横浜DeNAベイスターズが辛くも逃げ切った。 巨人は5連敗。 東急線 8月5日 0時 分頃 話題発生 942番の第431番レス 当該列車 特徴 ☆ 安全確認?続報なし。 スペイン マドリード 地下鉄駅 8月 日 時 分頃 話題発生 942番の第442番レス 当該列車 特徴 乗客の男性が男に押されて地下鉄の線路に落ちたが、無傷。彼を押した男は、29歳のブラジル人で、殺人未遂容疑で逮捕された。(Twitter 原文はスペイン語 マイクロソフト自動翻訳をもとに調整) 山陽本線 東福山~福山 8月5日 9時01分頃 話題発生 942番の第459番レス 当該列車 下り貨物 コキ104-138他 特徴 △ 現場は沖踏切。笠岡~福山間運転見合わせ。東福山から岡山方面(上り線)は10時39分、笠岡から福山方面(下り線)は10時53分(見込み10時00分以降→10時30分以降→10時45分)頃運転再開。 JRと警察によると、午前9時ごろ福山市東深津町のJR山陽線で、線路内に立ち入った男性が下りの貨物列車にはねられ死亡した。警察によると、死亡した男性は50代から60代とみられる。この事故で山陽線は福山駅と笠岡駅の間の上下線で約1時間50分にわたって運転を見合わせた。(RCC中国放送) 午前9時ごろ、福山市東深津町の線路内で50代から60代と見られる男性が走行中の貨物列車にはねられ死亡した。警察によると、貨物列車の運転士は男性に気付いて非常ブレーキをかけたが間に合わず、「線路の外から人が入ってきた」と話しているという。男性はその場で死亡が確認された。警察は男性の身元を調べるとともに、事故と自殺の両面で原因を捜査している。この事故の影響でJR山陽線は福山駅と笠岡駅間の上下線で約2時間にわたって運転を見合わせ、約3700人に影響が出た。(テレビ新広島) 山手線 池袋 8月5日 9時50分頃 話題発生 942番の第459番レス 当該列車 大崎9時17分発外回り上野・東京方面行き917G(トウ01 E235系) 特徴 ☆ 車両点検(窓ガラス破損)。外回りのみ運転見合わせ。振替輸送を実施。(10時00分掲載)10時10分頃運転再開。当該は池袋で打ち切り、10時36分頃回送として発車(それまで後続の外回りは8番線発着)。上野・東京方面経由で大崎に回送後、東京総合車両センター入庫。代わってトウ550編成が緊急出庫して1117Gから運用入り。 JR東日本によると5日午前9時50分頃、山手線外回りの池袋駅で駅のホームにある列車非常停止ボタンが押された。駅員が駆けつけたところ、電車の5号車(モハE234-2)で窓ガラスにくもの巣状のひびが入っているのが見つかった。ひび割れが見つかったのは、海側優先席付近にある窓ガラス1枚で、乗客にけがはないという。この影響で山手線の外回りは一時運転を見合わせたが、午前10時10分運転を再開していて、現在はダイヤに大きな乱れはない。JR東日本によると乗客の中には「何かぶつかった音がした」と話しをしている人もいるということで、走行中に外から何かぶつかってひびが入った可能性があるとみて、原因を調べている。(NHK) 東急大井町線 自由が丘~九品仏 8月5日 12時13分頃 話題発生 942番の第491番レス 当該列車 大井町12時07分発溝の口12時26分着行き急行133-121レ(6103F) 先頭車=クハ6703 特徴 大岡山~溝の口間運転見合わせ。13時30分(見込み13時50分)頃運転再開。 大井町線の人身事故は今年3回目。前回は7月7日の戸越公園~中延駅間で約1ヶ月ぶり。この区間では2017年5月3日以来の発生。 5日午後0時18分頃、東急大井町線の自由が丘―九品仏駅間の踏切(東京都世田谷区)で人身事故が発生した。東急電鉄によると、この影響で、同線は大岡山―溝の口駅間の上下線で運転を見合わせていたが、午後1時22分頃に全線で再開した。事故に伴って上り15本、下り15本の計30本が運休し、約2万900人の足に影響が出た。(読売新聞) Twitterに「70代女性?が見つからんのか、当該下り急行の乗務員2人が床下見て回ってはる」。 アメリカ ペンシルバニア州 ヨーク郡 線 8月 日 時 分頃 話題発生 942番の第 番レス 当該列車 特徴 鉄道橋で釣りをしていた20代男性が列車に轢かれ死亡。 紀勢本線 江住 8月5日 15時15分頃(通報があった時刻) 話題発生 942番の第597番レス 当該列車 特徴 ☆ 5日午後3時15分ごろ、和歌山県すさみ町のJR紀勢線江住駅で女性から「傘とリュックサックが置いてあって、毒ガスと書かれている」と110番があった。和歌山県警串本署員らが、駅舎内の改札近くでリュックと開いた状態の黒い傘を発見。傘には「私立探偵 毒ガス」などと書かれた紙が貼ってあり、県警は駅周辺の立ち入りを制限。JRは周参見―串本間の運転を一時見合わせ、午後7時半ごろから再開した。県警によると、白浜町消防本部の簡易検査でガスは検知されず、体調不良などを訴える人もいない。いたずらとみられるが、県警警備課のテロ対策部隊が現場で確認している。江住駅は職員が常駐していない無人駅で、置かれた日時は不明という。JRは午後3時半ごろから、周参見―串本間の上下線の運転を見合わせ、新宮方面に向かう特急「くろしお」は白浜駅止まりとした。(毎日新聞) 串本警察署によると、5日午後3時すぎ、女性から「江住駅の構内に不審物がある」と110番通報があり、警察官が現場に駆けつけたところ、駅の改札口近くに、青っぽいリュックサック1つと開いたままの黒いコウモリ傘1本が置かれていて、傘には「私立探偵 毒ガス」などと書かれたメモが貼られていた。警察は、江住駅と周辺を立ち入り禁止にして駅の構内や周辺を捜索し、和歌山市から毒ガス処理の特殊車両を現地に派遣して処理にあたったほか、駅周辺の住民にも不要不急の外出をしないよう呼びかけた。そのあと安全が確認されたとして捜索活動は終了し、運転を見合わせていたJR紀勢線は午後7時29分に運転を再開した。JR西日本和歌山支社によると、上下線あわせて6本の列車が運休し、約400人に影響した。串本警察署はその後の捜査で、6日午前2時すぎ、大阪市西成区に住む70歳代の男を、JR紀勢線の運転を妨害した威力業務妨害の疑いで逮捕し、詳しく調べている。(和歌山放送ニュース) 山陰本線 並河 8月5日 17時10分頃 話題発生 942番の第589番レス 当該列車 園部16時34分発京都行き普通262M(K15編成+K7編成(京支507・512) ) 特徴 ☆ 5日午後5時10分ごろ、京都府亀岡市大井町土田2丁目のJR山陰線並河駅で、京都行き普通電車の車掌が、窓ガラスの一部が割れていることに気づいた。応急処置を行った上、乗客を他の車両に移動させ、同45分ごろに運転を再開した。JR西日本によると、車掌は乗客の指摘を受けて確認した。縦100cm、横85cmの窓ガラスの約3分の2が破損していたという。乗客にけがはなかった。園部駅を出発した時点で異常はなかったといい、同社が原因を調べている。(京都新聞) 山陽新幹線 博多 8月5日 20時02分頃 話題発生 942番の第573番レス 当該列車 博多20時01分発名古屋行き「のぞみ98号」(98A) 新大阪から京都・名古屋までの最終 特徴 ☆ 車両点検。博多駅発車が遅れ、博多~広島間の広島方面行き一部列車に10~20分の遅れ(20時30分更新)。当該は広島~東広島間約20分遅れで走行。 釜石線 平倉~足ケ瀬 8月5日 20時10分頃 話題発生 942番の第598番レス 当該列車 特徴 ☆ 公式情報は車両故障。鹿と衝突。当該は動けなくなり、乗客はタクシーで代行輸送。当日中の再開はなく、終日運転見合わせ。 名鉄犬山線 江南~柏森 8月5日 20時45分頃 話題発生 942番の第576番レス 当該列車 豊橋発新鵜沼行き快速特急203レ(2209F+3166F→新鵜沼) 先頭車=3166Fのモ3266 特徴 △ 現場は江南駅の2つ犬山寄りの踏切。岩倉~犬山間運転見合わせ。21時00分から地下鉄(名古屋市交通局 名古屋・金山~上飯田間、上小田井~上飯田間)にる振替輸送を実施。22時07分(見込み22時10分)頃運転再開。鶴舞線との直通運転は22時05分現在再開。 警察などによると、5日午後8時40分ごろ、江南市の名鉄犬山線の江南駅から北東約250mの線路上で、「豊橋駅」発「新鵜沼駅」行の8両編成の快速特急に女性がはねられた。女性は80代ぐらいとみられ、その場で死亡が確認された。乗員・乗客約390人にけがはなかった。運転士は「線路内に人影を発見し急ブレーキをかけたが間に合わなかった」などと話していて、警察は女性の身元の確認を急ぐとともに当時の状況を調べている。この事故の影響で、岩倉駅から犬山駅の間の上下線で約1時間半にわたり運転を見合わせた。(中京テレビ) 名鉄犬山線での人身事故は今年2件目。愛知県内の路線別で4位タイ。 東急田園都市線 宮崎台 8月5日 23時 分頃 話題発生 942番の第620番レス 当該列車 特徴 ☆ 公式情報は線路内人立入り。志願者?渋谷〜中央林間の上下線の一部列車に最大10分程度の遅れ。 宮崎台駅は、2019年9月末までにホームドア整備予定(青葉台・つくし野・南町田についてもほぼ同時期の設置)。ホームドア整備中がゆの出来事になる。宮崎台での人身事故は2018年7月25日に起きていて、この時の当該は50050系51055F。上り準急充当中に人身事故遭遇。2018年6月6日には、宮崎台~宮前平駅間深夜に人身事故。このときも50050系51055Fが人身事故当該。51055F=クレヨンしんちゃん黄。 線 浜松町 8月5日 夜 時 分頃 話題発生 942番の第649番レス 当該列車 特徴 ☆ 「浜松町駅北口改札付近にヅラが落ちてた」というツイートがある。 城端線 高岡~新高岡 8月6日 6時03分頃 話題発生 942番の第658番レス 当該列車 ×高岡5時51分発城端6時54分着行き普通325D ひき逃げ 特徴 JRの公式情報は「沿線の確認」、あいの風公式は「列車と公衆が接触」。高岡~砺波間運転見合わせ。7時17分(見込み7時30分)頃運転再開。 6日午前6時5分ごろ、JR城端線の新高岡-高岡駅間を走行中の普通列車が、線路に人が倒れているのを発見した。沿線の状況などを確認し、当該列車は午前7時15分ごろに運行を再開した。普通列車2本が運休し、6本に最大1時間40分の遅れが出た。約400人に影響した。この影響であいの風とやま鉄道にも3本に最大約54分の遅れが発生し、約700人の足が乱れた。(北日本新聞) JR西日本と警察によると、6日午前6時すぎ、城端線の新高岡駅と高岡駅の区間を走行していた普通列車の運転士が、線路わきに高岡市鐘紡町(かねぼうまち)の無職女性(89)が倒れているのを見つけ、消防に通報した。消防と警察が現場に駆けつけ、女性はその場で死亡が確認された。死因は出血性ショックで、女性には、足や手の骨折など多くの外傷があり警察は、女性が列車と接触した可能性があるとみて調べを進めている。城端線は普通列車2本が運休し、6本に最大1時間40分の遅れが出て、約400人に影響がでた。(チューリップテレビ) 一方、JR西日本によると、5日午後10時前に現場を通った列車のカメラにこの女性と見られる人が倒れているのが写っていて、JRではそれ以前の列車に女性と接触した痕跡がないか、車両を詳しく調べている。警察によると、女性は5日夜から行方がわからなくなったと家族から捜索願が出されていた。(NHK富山) この件は集計上、5日の扱いとする。 京成線他 8月6日 8時30分頃 話題発生 942番の第669番レス 当該列車 特徴 ☆ 送電トラブルによる停電。京成本線 上野~東中山間、押上線 押上~青砥間、金町線と北総線は全線運転見合わせ。千葉線と千原線は京成津田沼~ちはら台間で折りかえし運転。振替先は定型文のため、そちらも動いていないケースも。 都営浅草線は浅草~押上駅間にて停電のため、押上〜西馬込間運転見合わせ。遅延と京急線及び京成線との直通運転を中止。京急 泉岳寺〜品駅間も運転見合わせ。 6日午前9時すぎ、京成電鉄押上線の八広駅の近くで停電のため複数の電車が駅と駅の間で停車し、男性4人と女性3人の合わせて7人が体調不良を訴え。このうち2人は病院に搬送するという。東京消防庁は、まだ電車内に多くの乗客が残されていることから、救急隊を派遣。(NHK) 続報では14人が体調不良を訴え、4人を病院に搬送。立ち往生した電車に閉じ込められていた乗客は10時15分までに全員降ろした。最終的に15人が体調不良を訴え、6人が病院に搬送された。 6日午前、東京と千葉を結ぶ京成電鉄などで停電し一時運転を見合わせていたが、警視庁によると変電所が送電できなくなり、停電したことがわかった。警視庁によると、停電の原因は、千葉県松戸市などにある2つの変電所で送電できなくなったということで、京成電鉄は詳しく調べている。(よみうりテレビ) 京成電鉄は6日、同日朝に起きた停電の原因は、東京都葛飾区の青砥変電所内の機器が故障したことが原因だったと明らかにした。停電の影響は午後も続き、京成本線など同社の各路線のほか、直通運転している都営浅草線や京急電鉄でも運休や遅れが相次いだ。京成によると、停電は午前8時半ごろに発生し、京成の各線で運転がストップ。駅間に計8本の電車が止まった。午前11時前には運転を再開したが、ポイントが切り替わらなくなる不具合も起きたため、影響は長時間にわたり続き、影響人員は約8万7600人に上った。(共同通信) 山陽電鉄線 8月6日 朝 時 分頃 話題発生 942番の第745番レス 当該列車 特徴 ☆ 車両故障。(駅探メール) 総武本線 日向~八街 8月6日 11時54分頃 話題発生 942番の第692番レス 当該列車 銚子10時48分発 八日市場方面 千葉12時31分着行き普通348M(マリC612 幕張車両センター209系2200番台6連) 先頭車 = クハ208-2112 特徴 △ No.49 中台第二踏切でトラックと衝突。曲がりきれず、後ろ側が踏切内に残っていた模様。女の子1人が腕にけがとのツイートあり。成東~佐倉間運転見合わせ。15時51分(見込みなし→16時)頃運転再開。当該は前面を破損。特急しおさい5号、10号は全区間運休。17時00分現在、ほぼ平常通り運転。当該は実況見聞が終わった後に一度八街駅まで回送。その後、八街~成東~東金・外房線回りで自力で回送。幕張区には、逆向きで入線。 6日正午前、千葉県山武市の踏切で銚子発千葉行きの総武本線の普通列車と大型トラックの荷台部分が衝突した。JR東日本や消防によると、乗客127人のうち、小学生くらいの女の子1人が衝撃で腕をぶつける軽いけがをした。また、乗客は事故の影響でエアコンが止まった車内に約50分間、閉じ込められた。トラックの運転手にけがはなかった。JR総武本線は成東駅から八街駅の上下線で運転を見合わせていて、午後4時に運転再開見込みとなっている。(Livedoorニュース) ちば消防共同指令センター:6日12時08分頃、山武市木原2057番 中台第二踏切付近で事故が発生した。 警察は、トラックを運転していた千葉県市原市のトラック運転手の男(46)を過失往来危険容疑で逮捕した。6日午前11時50分すぎ、大型自動車通行禁止の踏切に進入して身動きが取れなくなり、電車と衝突し運行を妨げた疑い。男は「道路が狭くて、曲がりきれなかった」などと供述し、容疑を認めているという。この事故の影響で、JR総武本線は、約4時間にわたり、一部区間で上下線の運行を見合わせ、約4100人に影響が出た。(JNN) 過失往来危険事件で男を逮捕:6日午前11時54分頃、大型貨物車を運転し、山武市木原所在のJR総武本線中台踏切を通過する際、道路が狭く立ち往生したため、銚子駅発、千葉駅行き電車と衝突した運転手の男(46)を逮捕。(山武警察署) 当該は元ウラ34。平成20年の11月頃に根岸線で人身事故当該。京浜東北線での営業運転開始から営業運転離脱までの総走行距離が一番長い編成。編成中間の、モハ208/209-2124のみ、大船工場製造の異色の編成(他は、東急車輛製造製)。209系の量産開始は成田線事故(小菅踏切で過積載ダンプと衝撃、113系電車の運転士が運転室に挟まれて圧死)より後。事故当時は設計途中で209系の運転室背後に非常脱出口が設けられた 。また、ある程度の強度はある。6月に事故に遭った209系も1カ月ほどで復帰している。 東関道 京葉道路 計4ヶ所の事故 京成 停電 総武本線 踏切事故 時間帯多少しズレてるとは言え成田空港行く手段ほぼ皆無やんけww(Twitter) 実際は成田エクスプレスには影響なし マリC612編成は、修理のため大宮総合車両センターに入場中。が、大宮総合車両センターの脱線復旧訓練に使用されている。クハ209-7の廃車体の前面オオイ(FRP製)を外して被災したクハ208-2112に移植。 C612編成は10月11日、車両修繕を終えて大宮総合車両センターを出場し津田沼へ回送された模様。 京成本線 千住大橋~青砥 8月6日 13時 分頃 話題発生 942番の第717番レス 当該列車 特徴 ☆ ポイント故障。 近鉄京都線 久津川 8月6日 14時15分頃 話題発生 942番の第731番レス 当該列車 京都行き急行1360レ(6両編成) 特徴 向島~新田辺間運転見合わせ。京都地下鉄との相互直通運転を中止。15時02分(見込み15時15分)頃運転再開。 京都地下鉄との相互直通運転は引き続き中止。 近畿日本鉄道によると、6日午後2時15分ごろ、城陽市平川の久津川駅で人身事故があり、京都線の向島-新田辺駅間の上下線で運転を見合わせている。運転再開は午後3時15分ごろの見通し。京都市営地下鉄との相互直通運転も見合わせている。JR西日本や京阪電気鉄道、京都市営地下鉄で振替輸送を行っている。 (京都新聞) 6日午後2時15分ごろ、京都府城陽市平川東垣外の近鉄京都線久津川駅構内で、男性が京都行き急行電車にはねられ、死亡した。乗客約360人にけがはなかった。城陽署によると、電車が駅構内に進入する直前、男性がホームにある待合室を出て線路に走り込み、線路上で尻もちをつくのを電車の運転士が目撃したという。近鉄京都線は上下線計34本が運休、17本が最大1時間6分遅れ、約1万7000人に影響した。(京都新聞) 線 平井 8月6日 17時 分頃 話題発生 942番の第760番レス 当該列車 特徴 ☆ 急停車して10分近く閉じ込められたというが、人身事故にあらず。ホーム上に人が倒れているとの情報あり。 山形新幹線 8月6日 17時 分頃 話題発生 942番の第760番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路温度上昇による運転見合わせ。福島で切り離しできず、そのまま仙台まで運転。折り返し仙台始発の「つばさ」として運転。 小田急小田原線 渋沢~新松田 8月7日 0時23分頃 話題発生 942番の第838番レス 当該列車 新宿22時53分発急行小田原行き1287レ 特徴 ☆ 動物と衝突。秦野~小田原の下り線の一部列車に10分以上の遅れ。 東武アーバンパークライン 野田線 七光台 8月7日 5時45分頃 話題発生 942番の第851番レス 当該列車 特徴 ☆ 信号トラフ(原文のまま)。大宮~柏の上下線の一部列車に5分以上の遅れと運休が発生。 武蔵野線 南浦和 8月7日 7時30分頃 話題発生 942番の第852番レス 当該列車 特徴 ☆ 痴漢が逃走。見失う。 7日午前7時半頃、さいたま市南区のJR南浦和駅で、武蔵野線の非常ボタンが押された。係員が確認したところ、線路内に何者かが立ち入り、そのまま逃走した。駅構内にいた県内の30歳代の女性が駆けつけた警察官に対し、「線路に逃げた人に体を触られた」と訴えたため、埼玉県警が詳しい状況を調べている。JR東日本大宮支社によると、武蔵野線は東浦和―西浦和駅間の上下線で一時運転を見合わせるなどし、計7本が最大15分遅れ、約1万3000人に影響が出た。南浦和駅では運転再開後も、改札前に遅延証明書を求める人が集まるなどして混雑が続き、人をかき分けながら構内を走るスーツ姿の通勤客もいた。同県越谷市の男性会社員(55)は「朝の忙しい時間帯で、いらだっているサラリーマンも多かった」と話した。(読売新聞) 高崎線 大宮付近 8月7日 11時 分頃 話題発生 942番の第867番レス 当該列車 特徴 ☆ 電車に人が貼り付いているとの情報があり、一時運転見合わせ。宇都宮線高崎線に上下で最大10分、埼京線で5分程度の遅延が発生。 過去に大宮~赤羽間で特急あさまの妻面に張り付いて逮捕された人がいた。 中央線 信濃町付近 8月7日 16時 分頃 話題発生 942番の第896番レス 当該列車 特徴 ☆ 信濃町付近、首都高から乗用車落下?→誤作動の模様。 JR宇都宮線 東大宮~蓮田 8月7日 18時00分頃 話題発生 942番の第911番レス 当該列車 熱海15時27分発 上野東京ライン上野経由 宇都宮線直通 普通宇都宮19時16分着行き1622E(U514 小山車両センターE231系10連) 先頭車=クハE231-6014 特徴 △ 現場は東大宮駅のすぐそば、No.18原市踏切。東京~宇都宮間運転見合わせ。宇都宮線下り大宮行き爆誕。振替輸送を実施。上野~宇都宮間は18時57分(見込み19時10分)運転再開。東京~上野間の直通運転は21時20分現在、運転再開済確認。 大宮7番使って宇都宮行き、9番小金井行き抑止。高崎線の11分の電車をとりあえず5分遅れで出した。次が宇都宮線だからとりあえず新都心で止めてる。次の高崎線は浦和から進めない。傷心からの11分宇都宮は浦和で抑止でしばらく通せんぼしてたがとりあえず大宮まで進める。7番抑止をどかして後続を入れる。19時前後に行田~大宮間在線なし。大宮12番線は電化されていない。M電の運用変更は運転士に時刻表等を渡す必要があり、面倒。某私鉄のように「信号現示に従って運転してください」では済まない。 7日午後6時ごろ、JR宇都宮線東大宮-蓮田駅間で人身事故があり、東京-宇都宮駅間の上下線で運転を見合わせた。JR東日本によると、午後6時57分に宇都宮線上野-宇都宮駅間上下線で運転を再開。上下2本が運休し、14本に最大57分の遅れ、約1万6000人に影響した。(下野新聞) 7日午後6時ごろ、埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目、JR宇都宮線の踏切内で、同区の女性(40)が熱海発宇都宮行き下り普通列車(10両編成)にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。大宮東署によると、列車が踏切内に入った女性と衝突した。現場付近で女性のものとみられる手提げバッグが見つかった。男性運転士の目撃情報やドライブレコーダーの精査から、同署は自殺の可能性が高いとみて調べる。JR東日本大宮支社によると、この事故で上下2本が区間運休、上下14本に最大57分の遅れ、乗客1万6000人に影響が出た。(埼玉新聞) 宇都宮線の人身事故は今年13回目。前回は7月31日の赤羽駅。この区間は2018年10月30日以来。 中央線 立川 8月7日 18時 分頃 話題発生 942番の第945番レス 当該列車 特徴 ☆ 車内トラブル。上りホームの非常停止ボタンが押された。 浅間山 8月7日 時 分頃 話題発生 943番の第46番レス 当該列車 特徴 ☆ 噴火。 山手線 大崎 8月7日 22時 分頃 話題発生 943番の第58番レス 当該列車 内回り 特徴 ☆ 車内で暴れまわってる連中が電車を降りないため、当該が大崎駅で停車したまま内回りの電車が詰まって全駅で発車できなった。 別件で、山手線に乗ろうとして踏み外し、片足がホームと電車に挟まれ 動けなくなった人がいる。友達や周りの人に引き上げられ、助かる。 線 伊勢原 8月7日 時 分頃 話題発生 943番の第102番レス 当該列車 特徴 ☆ 猫と衝突。o rz 東京メトロ半蔵門線 三越前 8月8日 0時 分頃 話題発生 943番の第74番レス 当該列車 押上23時57分発 各駅停車長津田行きB2322K(8635F 東急8500系) 鷺沼~長津田駅間への終電 特徴 ▲ 車両に人接触。0時13分発の急行長津田行は5分遅れで発車。(0 19 ジョルダン) 8635Fは、2014年1月16日の深夜に長津田駅での人身事故当該となっているが、直近では2019年6月28日の西新井駅で人身事故未遂に終わった編成でもある。 2019年10月1日に田園都市線と大井町線は、ダイヤ改正を実施。南町田駅→南町田グランベリーパーク駅の改称や、準急の停車駅を長津田~中央林間駅間各停へ変更する形に。大井町線の急行も運転区間延長や増発あり。なお南町田駅に発着するバス路線(神奈中の)については、現段階で2019年10月1日以降に停留所名の改称を行うかどうか不明。 8月8日は「プチプチの日」につき、ワッチョイは8時から「プチプチ」。IDの後ろに0808が付く。プチプチ粒の並びの一部が8に見える、また88(パチパチ)と潰すことから、8月8日が『プチプチ(R)の日』と日本記念日協会に認定された。 学研都市線 大住~松井山手 8月8日 10時06分頃 話題発生 943番の第111番レス 当該列車 同志社前9時57分発 快速塚口行き5449M(A0089運用 S64+T22 207系7連) 京橋から普通 特徴 京田辺~松井山手間運転見合わせ。11時06分(見込み11時05分→11時35分)頃運転再開。当該は放出行き快速に変更の上、そのまま入庫。 8日午前10時5分ごろ、京都府京田辺市大住池ノ谷のJR学研都市線大住踏切で、快速電車が踏切内に立ち入った人と接触した。乗客約100人にけがななかった。JR西日本によると午前10時40分現在、この影響でJR学研都市線の京田辺駅-松井山手駅間で運転を見合わせている。(京都新聞) 学研都市線での人身事故は今年5件目。 東北本線 宇都宮タ 8月8日 12時 分頃 話題発生 943番の第132番レス 当該列車 特徴 石橋付近の下り線のみ支障。 後藤寺線 新飯塚~上三緒 8月8日 12時37分頃 話題発生 943番の第142番レス 当該列車 田川後藤寺12時19分発新飯塚行き上り普通1550D 特徴 △ 12時38分頃、上三緒~下鴨生間から12時37分頃、新飯塚~上三緒間に訂正。農機具と衝突。新飯塚~田川後藤寺間運転見合わせ。(見込み14時00分) 線 8月8日 13時 分頃 話題発生 943番の第153番レス 当該列車 特徴 13時41分頃 横浜市港南区上大岡東1丁目付近で発生した災害に、消防隊等が出場した。 8月9日から12日までコミケ(正式名称 コミックマーケット96)。国際展示場駅最寄りの東京ビックサイト東棟がオリンピック開催に伴い使用出来ないため、東京テレポート駅最寄りの新設された青海棟で企業の出店が行われる。 近鉄京都線 木津川台 8月8日 15時22分頃 話題発生 943番の第163番レス 当該列車 近鉄奈良15時10分発 特急京都行き1506レ(4両編成) 特徴 普通大和西大寺行きと特急京都行きが付近に停車。京都線 橿原線 天理線 近鉄宮津~高の原間運転見合わせ。15時40分からJRなどに振替輸送を実施。代行バスはない。16時41分(見込み16時25分)頃運転再開。 8日午後3時20分ごろ、京都府木津川市吐師の近鉄京都線木津川台駅で、男性が京都行き特急電車にはねられ、死亡した。木津署によると、運転士がホームから線路内に立ち入る男性に気付いてブレーキをかけたが、間に合わなかった。男性は成人とみられる。近鉄は高の原-宮津間で約1時間20分、上下線の運転を見合わせた。(京都新聞) 近鉄京都線の人身事故は2日連続、今年3回目。木津川台駅構内の人身事故は2011年7月29日以来。約8年間出ていなかった。 東海道本線 8月9日 時 分頃 話題発生 943番の第244番レス 当該列車 特徴 福山レールエクスプレス除く貨物が遅れている。出雲92号も遅れる。 東海道本線 尼崎? 8月9日 10時 分頃 話題発生 943番の第268番レス 当該列車 特徴 ☆ 丹波路快速が抑止。 横浜線 矢部~相模原 8月9日 20時 分頃 話題発生 943番の第308番レス 当該列車 特徴 ☆ 東急東横線 学芸大学 8月9日 22時39分頃 話題発生 943番の第336番レス 当該列車 元町・中華街22時06分発 急行小手指行き104-222レ(04M 西武6000系) 先頭車=6117 渋谷からB2204M 終点小手指まで各駅に停車 特徴 ホームドア飛び越え。東横線全線運転見合わせ。振替輸送を実施。副都心線内~渋谷間、自由が丘~元町・中華街間で折返し運転を開始。西武池袋線・西武有楽町線は都営地下鉄に振替輸送を実施。自由が丘~横浜間は23時05分現在、渋谷~自由が丘間は0時20分(見込み0時10分→0時30分)頃運転再開。当該はライト破損。 東横線の人身事故は今年3回目。前回は6月21日の白楽駅。学芸大学駅は今年5月7日以来2回目。 学芸大学駅はS-TRAIN・特急・通勤特急は通過する。急行は停車。ホームドアがあるといっても天井まであるタイプ(フルスクリーン型)ではなく、飛び越えられる。 山陽電鉄本線 山電荒井~高砂 8月10日 5時20分頃 話題発生 943番の第384番レス 当該列車 飾磨5時04分発阪神神戸三宮行き普通車520H 特徴 △ 高砂~大塩間運転見合わせ。JR三ノ宮~姫路間で振替輸送を実施。6時10分頃運転再開。 10日午前5時半ごろ、兵庫県高砂市高砂町浜田町1の山陽電鉄高砂西踏切で、飾磨発阪神神戸三宮行きの普通電車が同市の女性(92)と接触した。女性は腰の骨を折ったとみられ重傷。高砂署によると、運転士が踏切内に立っていた女性を見つけ、ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。山陽電鉄は高砂-大塩間の上下線で一時運転を見合わせ、同6時10分ごろに再開した。(神戸新聞NEXT) 公式情報は終始人身事故。山陽電車スレの「おばあちゃんが踏切でこけたけどギリギリで接触しなかった」は間違い。 近江鉄道線 水口松尾~日野 8月10日 14時40分頃 話題発生 943番の第489番レス 当該列車 特徴 ☆ 10日午後2時40分ごろ、滋賀県甲賀市水口町の近江鉄道水口松尾―日野間で、走行中の列車の運転士がレールのゆがみを発見し、緊急停止させた。乗客13人にけがはなかった。猛暑のためレールが膨張し、外向きに広がっていたため、レールを冷却して対応した。気象庁によると、この日は全国的に太平洋高気圧に覆われ、特に近畿地方で気温が上昇。同県東近江市で午後2時26分ごろ、全国の観測地点の最高気温で4番目に高い38.4度を記録した。このほか、大阪府枚方市と京都市、京都府京田辺市で全国最高の38.6度を記録するなど、近畿の64の観測地点のうち23地点で今季の最高気温を更新した。(毎日新聞) 小田急線 相模大野 8月10日 17時51分頃 話題発生 943番の第461番レス 当該列車 片瀬江ノ島17時13分発 特急ロマンスカー メトロえのしま90号 北千住行き0590レ(60053X4 60000形MSE) 先頭車=クハ60053 特徴 ☆ 車両点検。小田原線 下り(小田原)方面の一部列車に10分~15分程度、江ノ島線 下り(片瀬江ノ島)方面 一部列車に10分程度の遅延。北千住19時35分発 メトロホームウェイ41号 本厚木行きは運休。 当日は「2019 神宮外苑花火大会」(※小田急小田原線から行く場合は、代々木上原駅で地下鉄千代田線に乗り換え、表参道駅で銀座線に乗り換え、外苑前駅下車が基本。表参道駅からでも距離的に行けないことではない)開催。例年約40万人近い人出が出る大きな花火大会の1つだが、2018年は約100万人だった。(ウォーカープラスより) 相模大野駅で0490レ(箱根湯本16時50分発 特急ロマンスカー メトロはこね90号、60000形MSE 60252X6)と連結する際に、60053Fの幌が出なくなったため、相模大野駅で急遽運転を打ち切り、大野総合車両所へ緊急入庫した。後続のふじさん12号が12,3分遅れ。(Twitterからまとめ) 西武池袋線 秋津 8月10日 19時59分頃 話題発生 943番の第467番レス 当該列車 飯能19時26分発準急元町中華街行き第4702電車(07K 5173F 東急5050系8連) 小竹向原からは終点まで各駅停車 特徴 ☆ 秋津構内で支障物と接触して防護発報。確認したところ、相手は犬。安全確認が終了し、防護解除。当該は20時12分運転再開。飯能始発準急元町中華街行きで、8両編成なのはこの1本のみ。 第4702電車(当該。14分遅れ)、第46電車(むさし46号/10000系/所沢→秋津17分遅れ)、第5222電車(各停小手指→池袋/20000系8両/所沢11分遅れ)、第2172電車(急行池袋/6000系NACK5:西所沢12分遅れ)、第8506電車(コンサート臨時各停保谷/30000系8両/西所沢13分遅れ)。当該は本来なら清瀬で上り特急の通過待ち合わせをするが、後ろの特急も17分遅れにつき、特急の通過を待たずに発車。練馬まで追い抜かれずに先行。 当日はメットライフドームで「TOKYO2020 オフィシャルビール アサヒスーパードライpresents KANPAI JAPAN LIVE」のコンサート開催。20時21分コンサート終了。狭山線からのコンサートパターン増発電車は、20時43分発第8264電車(パターン増発急行池袋行)から、21時57分発第8374電車(パターン増発快速池袋行)までの6本。狭山線から、毎時定期各停2本とコンサート臨時各停2本、コンサートパターン増発電車6本が、狭山線から入り込んでくるので、池袋線はしばらく遅れが続く見込み。 秋津構内 上りホーム所沢方の犬走りトラフ上に犬がいる→21時11分、犬は敷地外に逃げた。秋津~所沢間 秋津第一踏切(武蔵野線を越えた直ぐそばにある踏切)の目の前に里親募集型ねこカフェ『ねこ広場』がある。 八高川越線 拝島~東福生 8月10日 20時08分頃 話題発生 943番の第473番レス 当該列車 八王子19時54分発川越21時14分着行き普通1973E(ハエ71 川越車両センター(宮ハエ)209系3100番台4連) 先頭車=クハ209-3101 高麗川から1972H 特徴 △ 現場は武蔵野第二踏切。八王子~高麗川間運転見合わせ。緊急停止無線を受信して五日市線の電車も急停車。 五日市線には支障ない為、運転再開。振替輸送を実施。西武は20時08分より振替輸送承認。21時09分(見込み21時20分)頃運転再開。 209系3100番台は2編成しかない。ハエ71編成は、クハはりんかい線からの転用。モハは新製。総武線からのE231系の転用で廃車か転用かどうなるのか注目。 一方、ハエ72編成は、4両ともりんかい線からの転用車。勘違いがいつまでたっても多いが「カワ71編成」にあらず。「カワ」は中央線での「T」または「H」に当たる部分と同義なので、正式には「ハエカワ71編成」ということになる。 近鉄線 8月10日 時 分頃 話題発生 943番の第478番レス 当該列車 特徴 ☆ 内房線 上総湊~竹岡 8月10日 20時 分頃 話題発生 943番の第502番レス 当該列車 特徴 ☆ 動物支障(鹿と衝突)。 東海道本線 尾頭橋 8月10日 20時 分頃 話題発生 943番の第507番レス 当該列車 特徴 ☆ ホーム上の非常ボタンが扱われたため、20時55分現在、南大高~岐阜間の下り線、名古屋~大府間の上り線の一部列車に遅れが発生。 線 8月 日 時 分頃 話題発生 943番の第 番レス 当該列車 特徴 終了 943番の第530番レス
https://w.atwiki.jp/riseiai/pages/536.html
【グモッ】人身事故スレ◆Part1128【チュイーーン】 - ↑アクセスカウンタ 記号:△=踏切事故 ▲=触車 ◆=中の人(乗客乗員など)負傷 ?=不確定情報 ※=後に無傷と判明 ☆=人身事故ではない ×=誤りと判明 ◎=正しい情報 前 2022年4月(1日から10日まで) 開始 1128番の第700番レス 京浜東北線 鶴見~新子安 4月11日 7時 分頃 話題発生 1128番の第715番レス 当該列車 特徴 ☆ 踏切で線路に人立入。7時35分現在京浜東北線・横須賀線逗子~東京間・湘南新宿ライン・総武快速線下り線のそれぞれ一部列車に遅れ、8時30分現在内房線千葉~君津間下り線・成田線千葉~成田空港間下り線のそれぞれ一部列車に遅れ、8時40分現在横浜線町田~東神奈川間の東神奈川方面行き一部列車に遅れ、9時25分現在外房線千葉~茂原間の総武快速線から直通する下り一部列車に遅れ、10時15分現在相鉄線直通列車の相鉄線方面行き一部列車に遅れ。 京急本線 横浜 4月11日 時 分頃 話題発生 1128番の第731番レス 当該列車 特徴 ☆ 体調の優れない旅客を救護。9時05分現在京急川崎~横浜間の上り線一部列車に遅れ。 中央快速線 立川~日野 4月11日 14時 分頃 話題発生 1128番の第754番レス 当該列車 特徴 ☆ 公式は反応なしだが信号トラブル。多摩川鉄橋上でかいじが止まってる。 日豊本線 狩生~海崎 4月11日 15時17分頃 話題発生 1128番の第760番レス 当該列車 佐伯15時11分発 普通大神行き4648M 特徴 現場は首山踏切付近。佐伯~臼杵間運転見合わせ。16時42分運転再開。 午後3時16分ごろ、狩生駅と海崎駅の間で、佐伯発大神行きの上り普通列車が人と衝突した。その影響で、午後3時45分現在、日豊本線の佐伯駅と臼杵駅の間で運転を見合わせている。事故当時、列車には乗客が約10人いたが、ケガはないという。(テレビ大分) 11日午後3時15分ごろ、佐伯市戸穴のJR日豊線狩生―海崎間の首山踏切付近で、佐伯発大神行き普通列車が住所、職業不詳の男性をはねた。(大分合同新聞) 日豊本線の人身事故は今年5回目、前回は2月27日 杵築~大神駅間。狩生~海崎駅間は2011年8月6日以来。 相模線 4月11日 15時 分頃 話題発生 1128番の第793番レス 当該列車 特徴 ☆ 踏切安全確認。15時45分現在一部列車に遅れ。 函館本線 函館~五稜郭 4月11日 16時20分頃 話題発生 1128番の第769番レス 当該列車 木古内15時19分発 普通函館行き131D(道南いさりび鉄道キハ40系1両 山吹色キハ40 1812) 特徴 踏切で通行人に接触。海岸町の踏切3つ通れない。北斗14号車内放送「これから現場検証、色々なものの捜索をします」。函館~新函館北斗間運転見合わせ。17時27分運転再開。17時45分現在道南いさりび鉄道線に遅れや運休。JR貨物の情報では16時20分発生、17時35分運転再開。 11日午後4時20分ごろJR函館線の函館駅と五稜郭駅間で走行中の道南いさりび鉄道で人身事故が発生した。消防によると40代から50代とみられる男性が意識がない状態で病院に運ばれた。この事故の影響で道南いさりび鉄道とJR函館線は一時、運転を見合わせ合わせて9本が運休した。(HTB北海道テレビ) 11日午後4時半前、函館市万代町のJR函館線の線路で、木古内発函館行きの列車(五稜郭駅までは道南いさりび鉄道の列車として運行)が、線路上にいた男性をはねた。男性は意識不明の状態で病院に搬送された。列車に乗っていた乗客22人と運転士1人にけがはなかった。列車は約1時間後に運転を再開したが、事故の影響で、この列車を含め、道南いさりび鉄道とJR北海道の、合わせて16本(特急含む)に遅れや運休が生じた。現場の線路は、道路と金網で隔てられていて、線路内に入るには、金網を乗り越えるか、踏切りから線路沿いに歩かなければならない場所。警察は、男性の身元や線路上にいた理由などを調べている。(HBC北海道放送) 男性が死亡。函館西署が原因や身元を調べている。(読売北海道版) 函館本線の人身事故は今年2回目、前回は2月2日 森林公園。 函館~五稜郭駅間は2015年10月13日以来。 相模線 寒川~宮山 4月11日 18時00分頃 話題発生 1128番の第780番レス 当該列車 茅ヶ崎17時47分発 普通橋本行き1773F(横コツE131系500番台G-05編成) 特徴 先頭車両がブルーシートに覆われ作業中。寒川~厚木間運転見合わせ。19時00分運転再開(見込み19時00分)。 04月11日18時07分頃、寒川町一之宮2丁目付近で救助事案が発生し、消防車が出動。(茅ヶ崎市消防本部) 11日午後6時ごろ、寒川町一之宮2丁目で、JR相模線線路内に「女性が座り込んでいる」と、近くの住民から110番通報があった。女性は茅ケ崎発橋本行き普通電車と衝突し、頭部を打つけがを負った。茅ケ崎署によると、搬送時には意識があったという。JR東日本横浜支社によると、上下線6本が運休するなどし、約2500人に影響した。(カナロコ) 相模線の人身事故は今年2回目、前回は3月4日 北茅ヶ崎~香川駅間。寒川~宮山駅間は2012年9月12日以来。 篠ノ井線 稲荷山~姨捨 4月11日 19時 分頃 話題発生 1128番の第877番レス 当該列車 長野19時46分発 特急しなの26号 名古屋行き1026M 特徴 ☆ 酒気帯び運転の軽乗用車が踏切内で脱輪。20時20分現在篠ノ井~松本間運転見合わせ。20時54分運転再開(見込み20時45分)。 11日午後8時前、長野市篠ノ井塩崎のJR篠ノ井線の踏切で、軽乗用車が脱輪して動けなくなり、長野発名古屋行きの特急しなのが緊急停車した。駆けつけた警察が、軽乗用車を運転していた市内の自営業の男(61)に職務質問をしたところ、呼気から基準値を超えるアルコールを検出。酒気帯び運転の疑いで逮捕した。男は、酒を飲んで車を運転したことを認めているという。警察によると、男は脱輪した後に踏切の非常ボタンを押していて、列車と車の衝突は避けられたという。車の搬出作業のため、篠ノ井線は上下合わせて4本で最大1時間の遅れが発生し、400人の乗客の足に影響が出た。(長野放送) 小田急江ノ島線 湘南台 4月12日 7時26分頃 話題発生 1128番の第860番レス 当該列車 特徴 ☆ 転落。 中央・総武各駅停車 東船橋 4月12日 10時26分頃 話題発生 1128番の第863番レス 当該列車 中野9時28分発 各駅停車津田沼行き906B 特徴 中央総武各駅停車・総武快速線・特急成田エクスプレス10号・19号・特急しおさい3号運転見合わせ。11時25分運転再開(見込み11時30分)。外房線誉田~千葉間の一部列車に遅れ。東京メトロ東西線は中央総武各駅停車との直通運転を、成田線と内房線は総武快速線との直通運転をそれぞれ中止。 女性がケガを負った。(千葉日報) 列車人身事故の発生(船橋警察署) 4月12日午前10時25分頃、JR東船橋駅構内で、JR中野駅発、JR津田沼駅行き普通電車が女性(60歳代くらい)と衝突し、同女性が負傷。 中央総武線の人身事故は今年4回目、前回は3月4日 別府~浜の宮駅間。東船橋駅構内は2018年7月10日以来。 山陽電鉄本線 西新町 4月12日 11時44分頃 話題発生 1128番の第889番レス 当該列車 山陽姫路11時13分発 直通特急阪神大阪梅田行き9410H(板宿~神戸三宮間普通) 特徴 明石~東二見間運転見合わせ。12時58分運転再開(見込み13時45分)。振替輸送と代行バス輸送は13時30分終了。 04月12日11時47分ごろ、明石市西新町3丁目で救助事案が発生し、消防隊が活動中。(明石市消防本部) 12日午前11時45分ごろ、兵庫県明石市西新町3の山陽電鉄西新町駅で、男性が山陽姫路発阪神大阪梅田行き直通特急にはねられた。同電鉄によると、明石-東二見間の上下線で運行を見合わせている。運転再開は午後1時45分ごろになる見通しという。JRと神戸市営地下鉄で振り替え輸送を実施。明石-藤江間は代行バスを運行している。(神戸新聞) 約1時間15分後に運転を再開した。事故の影響で、上下線の直通特急と普通計24本が運休し、約3千人に影響した。(神戸新聞NEXT) 山陽電鉄本線の人身事故は今年2回目、前回は1月20日。西新町駅構内は2021年11月24日以来。 川越線 南古谷~川越 4月12日 18時00分頃 話題発生 1131番の第164番レス 当該列車 特徴 ☆ 南田島踏切で高齢の男性が動けなくなっていたのを、通りがかった中学生5人が救出。 川越市内のJR川越線の踏切で動けなくなっていた高齢の男性を救助したとして、川越署は23日、市立砂中学校のバスケットボール部員5人(いずれも3年、14歳)に感謝状を贈った。署によると、5人は12日午後6時ごろ、下校途中に同市南田島のJR川越線南田島踏切で、市内に住む80代の男性が自転車で渡る途中に動けなくなっているのを発見。まもなく列車が近づき警報機が鳴ったため、手分けして男性の自転車を押して動かし、非常ボタンを操作して事故を防いだ。署長が「同じ部で普段からチームプレーをしていることが、自然に行動に表れたのだと思う。尊い命が救われた」と生徒たちに感謝を伝えた。バスケット部で部長のAさんは「部活で道徳心を学んできたので、発揮できて良かった。バスケでも市大会で4強入りを目指す」と話した。(東京新聞) 名鉄犬山線 徳重・名古屋芸大~大山寺 4月12日 23時 分頃 話題発生 1128番の第947番レス 当該列車 特徴 ☆ 踏切で「志願者」あり、抑止となってた。 左沢線 北山形~東金井 4月12日 23時43分頃 話題発生 1128番の第955番レス 当該列車 山形23時35分発 普通寒河江行き1355D 特徴 北山形~寒河江間の下り線運転見合わせ。1時46分運転再開(見込みなし→1時30分)。 左沢線の下り最終列車グモは2016年大晦日にも発生、これが全国を通じて2016年ラストグモとなった。この時も現場は北山形~東金井間。また、左沢線の人身事故は2022年が初。 相鉄本線 上星川~横浜 4月13日 6時02分頃 話題発生 1128番の第980番レス 当該列車 特徴 ☆ 停電。6時10分現在運転見合わせ。6時20分現在20分遅れで運転再開済み。振替輸送実施。 武蔵野線・京葉線 西船橋~新浦安 4月13日 7時25分頃 話題発生 1132番の第982番レス 当該列車 特徴 ☆ 電車内で女性の着衣切り裂いた男を逮捕。男は同様の行為をしたとして4月15日に逮捕済みだった。 JR武蔵野線の電車内で女性の着衣を切り裂き、体を触るなどした強制わいせつの疑いで、千葉県警浦安署は10日、千葉市花見川区朝日ケ丘、自称アルバイト、A男容疑者(30)を逮捕した。「間違いないと思うが、思い出せない」と一部容疑を否認している。逮捕容疑は、4月13日午前7時25分頃~33分頃、JR武蔵野線西船橋駅と新浦安駅の間の電車内で、会社員の女性(20)の尻部分の着衣を刃物のようなもので切り裂き、触ったとしている。同署によると、被害女性が同日、電車内で尻を触られたと感じ、仕事場で着替えた際に着衣が切れていたため交番に届け出たという。A男容疑者は、別の女性に同様の行為をした強制わいせつの疑いで、4月15日に行徳署に逮捕されていた。(5/10 産経新聞) 山陽新幹線 新神戸 4月13日 9時18分頃 話題発生 1129番の第14番レス 当該列車 広島発 のぞみ100号 東京行き100A 特徴 ☆ 西公式は警察による不審物の確認、東海公式は不審物確認。茶色の瓶に入った液体が見つかる。9時30分現在岡山~新大阪間の上り線一部列車に遅れ→9時55分現在新大阪~岡山間運転見合わせ。下り線10時10分、上り線10時22分運転再開。 山陽新幹線は13日、広島発東京行き「のぞみ100号」の車内で不審物が見つかり、午前9時18分に新神戸駅に到着後に運転を見合わせ、警察と消防が確認を行っていたが、同10時26分に再開した。JR西日本によると、乗客が茶色の瓶に入った液体を発見し、車掌に連絡した。液体の詳細については現時点では分かっていないが、「毒性はない」との判断だったという。(読売新聞) 13日午前9時10分ごろ、姫路-西明石駅間を走行中だった山陽新幹線の広島発東京行き「のぞみ100号」の車内で、乗客が茶色い瓶に入った液体を見つけ、「不審物」として車掌に申告した。新神戸駅で停車し現場検証をした結果、安全が確認されたため、午前10時22分に運転を再開した。JR西日本によると、液体は毒性のあるものではなかったという。この影響で、下り新幹線が1本運休。岡山から新大阪までの一部の上り新幹線に10~65分、岡山から広島までの一部の下り新幹線に10~20分の遅れが発生している。(神戸新聞NEXT) 山万ユーカリが丘線 4月13日 時 分頃 話題発生 1129番の第427番レス 当該列車 特徴 ☆ ポイント故障。10時20分現在運転見合わせ。こあらバスによる代行輸送実施。14日以降も列車の運転を見合わせバス代行輸送実施。19日始発より運転再開したが、9時45分にポイント故障発生のため再度運転見合わせ。ユーカリが丘16時42分発の列車より運転再開。 東海道本線 川崎 4月13日 11時34分頃 話題発生 1129番の第26番レス 当該列車 宇都宮9時23分発 上野東京ライン上野経由 普通平塚行き1559E 特徴 品川~横浜間運転見合わせ、横須賀線迂回運転実施。13時00分運転再開(見込み12時30分→12時50分)。 4月13日11時36分頃 川崎区駅前本町付近より災害の通報があり、消防車が出場。(川崎市消防局) 川崎駅は京浜東北線ホームのみホームドア整備済み。南武線と東海道線ホームは未整備。 13日午前11時35分ごろ、川崎市川崎区のJR東海道線川崎駅で、横浜市金沢区に住む職業不詳の男性(37)が宇都宮発平塚行き普通電車にはねられ、死亡した。神奈川県警川崎署が原因を調べている。JR東日本横浜支社によると、東京─熱海間で一時運転を見合わせ、約1万1500人に影響した。(カナロコ) 東海道線(JR東日本区間)の人身事故は今年4回目、前回は3月28日 茅ヶ崎~平塚駅間。東海道線川崎駅構内は2021年7月12日以来。 東京メトロ東西線 妙典 4月13日 13時19分頃 話題発生 1129番の第56番レス 当該列車 特徴 ☆ 信号トラブル。葛西~西船橋間運転見合わせ。13時42分運転再開(見込み14時20分)。快速運転・JR中央総武各駅停車との直通運転は中止。 広島電鉄江波線 舟入川口町付近 4月13日 時 分頃 話題発生 1129番の第65番レス 当該列車 特徴 自動車と接触。14時30分現在6・8号線運転見合わせ。 京浜東北線 南浦和 4月13日 19時 分頃 話題発生 1129番の第87番レス 当該列車 特徴 ☆ 乗務員確認。19時50分現在一部列車に遅れ。 京急空港線 糀谷 4月13日 21時 分頃 話題発生 1129番の第101番レス 当該列車 特徴 21時35分現在、人身事故の影響で品川~羽田空港第1・第2ターミナル間の一部電車に遅れ。22時05分現在平常運転。 京浜東北線 浜松町 4月13日 21時 分頃 話題発生 1129番の第87番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路に人立入。22時05分現在京浜東北線・東海道線のそれぞれ一部列車と山手線に遅れ。 JR宇都宮線(東北本線) 宇都宮~岡本 4月13日 22時39分頃 話題発生 1129番の第211番レス 当該列車 隅田川20時56分発 札幌貨物ターミナル行き貨物3059レ(青森信号場まで仙台総合鉄道部EH500形A158仕業) 特徴 現場は第一板戸踏切。付近が通行止めとなっている。宇都宮~黒磯間運転見合わせ。点検作業に時間を要す。1時28分運転再開(見込み23時50分→0時00分→1時00分)。 13日23時00分 宇都宮市御幸ヶ原町地内(国道4号線産業通り交差点西付近) その他救助で消防車が出動。(宇都宮市消防局) 13日午後10時40分ごろ、宇都宮市御幸ケ原町のJR宇都宮線宇都宮-岡本駅間の第一板戸踏切で、女性が隅田川発札幌ターミナル行き下り貨物列車にはねられ死亡した。列車は約2時間50分後に運転を再開した。宇都宮線と烏山線上下3本が最大2時間42分遅れた。約200人に影響した。(下野新聞) 宇都宮線の人身事故は今年5回目、前回は3月28日(4月3日はノングモのため除外) 蓮田~白岡駅間。宇都宮~岡本駅間は2月11日以来今年2回目。 近鉄大阪線 大和朝倉~長谷寺 4月13日 23時58分頃 話題発生 1129番の第153番レス 当該列車 大阪上本町23時15分発 急行青山町行き2323レ(6両編成 2410系2422F[W22]+2610系2617F[X17]) 榛原以遠最終 特徴 大和朝倉~青山町間の下り線運転見合わせ。後続の大阪上本町23時01分発 区間準急榛原行き8341レは大和朝倉でストップ。1時52分運転再開(見込み1時00分→1時15分→1時30分→2時00分)。 桜井市の男性(28)が死亡。桜井署は自殺の可能性もあるとみて調べているという。(読売新聞統奈良版) 近鉄大阪線の人身事故は今年3回目、前回は3月17日 大阪上本町。大和朝倉~長谷寺駅間は2018年9月13日以来。 西武池袋線 入間市~仏子 4月14日 0時48分頃 話題発生 1129番の第182番レス 当該列車 特徴 ☆ 動物と接触。1時05分現在一部下り電車に遅れ。 南海高野線 沢ノ町~住吉東 4月14日 6時18分頃 話題発生 1129番の第202番レス 当該列車 河内長野5時43分発 各停難波行き6402レ(6両編成) 特徴 難波~堺東間運転見合わせ。7時40分現在運転再開済み。泉北高速線との直通運転は中止。 14日午前6時20分ごろ、大阪市住吉区帝塚山東の南海高野線住吉東-沢ノ町駅間の踏切で、70代男性が河内長野発難波行き普通電車(6両編成)にはねられた。男性は頭などにけがをして病院に搬送されたが、命に別条はないという。乗客約200人にけがはなかった。大阪府警住吉署によると、運転士が踏切内に立ち入る男性を目撃し、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。この事故で南海高野線は、難波-堺東駅間の上下線で一時運転を見合わせ、約1時間15分後に再開したが、ダイヤに乱れが生じている。(産経新聞) 南海電鉄によると、男性は遮断機を押し上げて踏切に入り、運転士が非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。この事故の影響で上下線54本が運休し、最大で約1時間半の遅れが出て約7万人に影響した。(毎日新聞) 電車と接触し負傷した事案の発生[住吉警察署管内] 4月14日早朝、大阪市住吉区帝塚山東の南海電気鉄道踏切内において、男性が電車と接触し、病院に搬送された。詳しい状況等については捜査中。 南海高野線の人身事故は今年初、前回は2021年12月29日 浅香山。住吉東~沢ノ町駅間は2021年12月12日以来。 豊肥本線 市ノ川~内牧 4月14日 10時32分頃 話題発生 1129番の第232番レス 当該列車 特徴 △※ 岩倉踏切で軽トラックと衝突。肥後大津~宮地間運転見合わせ。12時30分運転再開(見込み12時30分)。 JR九州によると、14日午前10時半ごろ豊肥線の阿蘇市赤水の岩倉踏切で上り普通列車と車が衝突したという。この影響で、肥後大津~宮地間で上下線が運転を見合わせている。(熊本放送) JR九州によると、豊肥本線は列車が貨物自動車と衝突する事故が発生したため、大津町の肥後大津駅と阿蘇市の宮地駅の間の上下線で、午後(原文ママ)10時32分から運転を見合わせている。運転再開は午後12時半ごろの見込みだという。(NHK熊本) 熊本県警によると、14日午前10時35分ごろ、阿蘇市永草のJR豊肥線岩倉踏切付近で、上り普通列車と軽トラックが衝突した。JR九州は午後0時半まで、肥後大津-宮地間で上下線の運転を見合わせた。(熊本日日新聞) この事故で、けがをした人はいないという。(熊本放送) トラックの運転手は「踏切を通過しようとして動けなくなった」と話していて、警察が原因を調べている。(熊本県民テレビ) 高崎線 行田 4月14日 14時55分頃 話題発生 1129番の第293番レス 当該列車 平塚12時45分発 湘南新宿ライン新宿経由 普通籠原行き(15両編成) 戸塚~大崎間快速、土曜・休日ダイヤは2836Y 特徴 ☆ 330メートルオーバーラン。 JR東日本高崎支社によると、14日午後2時55分ごろ、高崎線行田駅で、平塚発籠原行きの下り普通電車(15両編成)が、行田駅(埼玉県行田市)に到着した際、停止位置から約330メートル過ぎて停車した。運転士が通過駅と勘違いしたため。乗客にけがはなかった。行田駅では後退せず、安全確認をした後に運転を再開。行田駅で降車予定だった乗客6人は、次の熊谷駅で上り電車に乗り換え、行田駅で乗車予定だった乗客10人は後続電車に乗車してもらう対応を取った。行田駅での事案の影響で、上下2本の普通電車に遅れが生じ、約260人に影響が出た。(上毛新聞) 東海道本線 静岡 4月14日 15時25分頃 話題発生 1129番の第327番レス 当該列車 下り列車 特徴 ☆ 公式は車両の点検→車両の不具合。車両連結部分の転落防止幌が固定できなくなる。15時50分現在一部列車運休。 JR東海によると14日午後3時25分頃、静岡駅で東海道線の下り列車に車両を連結した際、車両の連結部分を覆うじゃばら状のホロを固定できなかった。ホロは乗客の転落防止を目的に取り付けられているもので、通常7カ所のレバーを閉めて固定するが、1カ所だけ閉まらなかったという。この影響で、この列車を含め東海道線の上下2本が部分運休となり、約190人に影響が出た。その後、レバーは閉まったと言うことで、JR東海は原因を調査している。列車の連結作業は通常、駅員と乗務員が2人で行う作業だという。(テレビ静岡) 江ノ島電鉄線 江ノ島~湘南海岸公園 4月15日 16時01分頃 話題発生 1129番の第267番レス 当該列車 鎌倉15時36分発 普通藤沢行き298レ 特徴 現場は湘南海岸公園5号踏切。江ノ電全線運転見合わせ。17時18分運転再開。 14日午後4時10分ごろ、神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目の江ノ島電鉄湘南海岸公園-江ノ島間にある「湘南海岸公園5号踏切」で、成人とみられる男性が、江ノ島発藤沢行きの上り電車にひかれた。男性は心肺停止状態。江ノ電は全線で1時間ほど運転を見合わせ、午後5時10分ごろ運転を再開した。(カナロコ) 14日午後4時ごろ、藤沢市片瀬海岸1丁目の江ノ島電鉄江ノ島-湘南海岸公園間の湘南海岸公園5号踏切(遮断機、警報器付き)で、鎌倉発藤沢行き普通電車に男性がひかれ、病院に搬送されたが、まもなく死亡した。藤沢署が男性の身元や事故原因を調べている。同電鉄によると、影響で全線で1時間ほど運転を見合わせ、午後5時10分ごろ運転を再開した。(カナロコ) 江ノ島電鉄の人身事故は今年初、前回は2021年11月20日 和田塚。湘南海岸公園~江ノ島駅間は2011年6月8日以来。 京阪本線 関目 4月14日 16時13分頃 話題発生 1129番の第271番レス 当該列車 淀屋橋16時03分発 準急出町柳行きK1600Z(7両編成 13000系13024F) 特徴 ホームのないA線(急行線)で接触。京阪本線・鴨東線・中之島線全線運転見合わせ。18時20分運転再開。 14日午後4時10分ごろ、大阪市城東区関目の京阪本線関目駅で、線路内にいた性別不明の人物が、通過中の淀屋橋発出町柳駅行きの準急電車(7両編成)にはねられて死亡した。乗客約500人にけがはなかった。大阪府警城東署や京阪電鉄によると、防犯カメラにはこの人物がホームから降りて線路に侵入する様子が写っていたという。同署は身元の確認を進めている。この事故の影響で、京阪本線と鴨東線、中之島線全線の上下線で一時運転を見合わせた。(産経新聞) 電車と接触し死亡した事案の発生[城東警察署管内] 4月14日夕方、大阪市城東区関目の京阪電気鉄道関目駅において、人が電車と接触し、死亡した。詳しい状況等については捜査中。 京阪本線の人身事故は今年初、前回は2021年12月9日 香里園~寝屋川市駅間。関目駅構内は2012年12月10日以来。 東京メトロ副都心線 東新宿 4月14日 16時24分頃 話題発生 1129番の第280番レス 当該列車 特徴 ☆ 旅客同士のトラブル。17時00分現在東急東横線下り線に遅れ。 京王井の頭線 池ノ上~駒場東大前 4月14日 20時11分頃 話題発生 1129番の第326番レス 当該列車 吉祥寺19時44分発 各停渋谷行き266A(1000系更新車) 特徴 運転士がうわああああ!!って大きめの悲鳴あげて電車止まった、警察が現場検証をするにあたって北沢警察署(世田谷)管内なのか目黒警察署(目黒)管内なのかが微妙とのツイートあり。渋谷~明大前間運転見合わせ。21時37分運転再開(見込み21時20分)。 京王井の頭線の人身事故は今年初、前回は2021年10月2日 東松原。駒場東大前~池ノ上駅間は2018年8月5日以来。 大阪メトロ御堂筋線 中津 4月15日 7時02分頃 話題発生 1129番の第397番レス 当該列車 なかもず発 千里中央行き(10両編成 北大阪急行9000形9004F) 特徴 ☆ 車両点検。7時20分現在御堂筋線・北大阪急行線運転見合わせ。7時45分現在各線運転再開済み。当該は中津で運転打ち切り、桃山台車庫入庫。 15日午前7時頃、大阪市北区の大阪メトロ御堂筋線中津駅で、なかもず発千里中央行きの電車(10両編成)が故障し、前進できなくなった。乗客を降ろした後、電車は車庫に移動した。この影響で、御堂筋線は約40分間運転を見合わせ、計28本が遅れて約3万9000人に影響が出た。(読売新聞) 大阪メトロによると、従業員が最後尾の運転台を操作したところ、列車を動かすことができた。営業運転を取りやめた上で桃山台車庫に入り、故障原因の調査が続いている。(産経新聞) 山手線 新大久保~高田馬場 4月15日 8時46分頃 話題発生 1129番の第398番レス 当該列車 特徴 ☆ 沿線火災。山手線運転見合わせ。10時37分運転再開(見込みなし→10時30分)。京浜東北線は大船方面行きで女性専用車中止。 午前9時前、新宿区のJR新大久保駅近くから「マンションの1階から火が出ている」と通報があった。警視庁などによると、3階建てのマンションの1階から出火し、1階から3階までのおよそ30平方メートルが焼けているという。ポンプ車など31台が消火活動にあたっていて、火の勢いは弱まっている。これまでに、けが人や逃げ遅れた人は確認されていないという。この火事の影響で、JR山手線は外回り・内回りの全線で運転を見合わせていたが、午前10時37分に運転を再開した。(テレビ朝日) 西武新宿線 航空公園 4月15日 14時44分頃 話題発生 1129番の第428番レス 当該列車 西武新宿13時43分発 各停本川越行き5641レ(2000系8両編成) 特徴 警笛音が全く聞こえず、いきなり救急消防集結音。所沢~本川越間運転見合わせ。15時30分運転再開(見込み15時45分)。特急電車は上り所沢16時19分発小江戸30号・本川越16時30分発小江戸32号から、下り西武新宿17時00分発小江戸25号から運転再開。 15日午後2時45分ごろ、埼玉県所沢市並木2丁目の西武新宿線航空公園駅で、女性が西武新宿発本川越行き下り普通列車(8両編成)にはねられ、死亡した。所沢署によると、列車がホームに進入した際、女性が飛び降りるのが多数目撃されていたという。乗客乗員にけがはなかった。女性は20~30代とみられ、同署は自殺を図った可能性が高いとみて、身元を調べている。(埼玉新聞) 西武新宿線の人身事故は今年8回目、前回は4月8日 沼袋~野方駅間。航空公園駅構内は2016年8月13日以来。 京急本線 金沢文庫 4月15日 17時 分頃 話題発生 1129番の第463番レス 当該列車 特徴 ☆ 旅客転落。17時15分現在一部列車に遅れ。 東武10050系4両編成の11460F除籍。春日部支所→北館林へ回送された。この車両は1996年に落成され森林公園検修区に配置。当初は東武東上線で走っていたが、2015年1月に春日部支所へ転属。以降は伊勢崎線系統で運用されていた。 東北本線 名取 4月15日 20時45分頃 話題発生 1129番の第523番レス 当該列車 仙台20時30分発 普通白石行き462M(6両編成 E721系2両×2+701系2両) 特徴 ☆ 公式は車内点検。油のような液体から異臭。21時10分現在名取~白石間の上り線一部列車運休。 15日午後8時45分ごろ、JR東北線仙台発白石行きの上り普通列車内で異臭騒ぎがあり、名取駅(宮城県名取市)で乗客を降ろした。県警によると、床から縦1メートル、幅1メートルほどの範囲で油のような液体が見つかった。乗客数十人にけが人はいないとみられる。長町駅(仙台市)で降りた乗客が駅員に「油っぽいにおいがした」と申し出たという。県警が詳しい状況を調べている。JR東日本仙台支社によると、上下線2本が運休し、約340人に影響した。(共同通信) 警察が列車内を調べたところ、2両目のドア付近の床で、油のような臭いがする液体が見つかったという。乗客に体調不良などを訴えた人はいなかった。この異臭騒ぎで、JR東北本線は2本が運休し、約340人に影響が出た。(仙台放送) 名鉄犬山線 徳重・名古屋芸大 4月15日 21時 分頃 話題発生 1129番の第494番レス 当該列車 豊橋発 快速特急新鵜沼行き207レ(1800系1808F+1000系1013F) 特徴 ☆ 人立入り。21時40分現在一部列車に遅れや運休。 名古屋市営地下鉄鶴舞線 川名 4月16日 0時15分頃 話題発生 1129番の第515番レス 当該列車 上小田井23時54分発 普通赤池行き2340レ(N3000系N3107H) 最終列車 特徴 0時55分現在鶴舞線全線運転見合わせ。1時40分現在運転再開済み。1時50分現在平常運行。 16日午前0時15分ごろ、昭和区広路通の地下鉄鶴舞線の川名駅の駅員から、「ホームから女性が落ちてひかれた」と警察に通報があった。警察などによると、非常停止した列車の下に20代くらいの女性がいて、病院に運ばれたが意識不明の重体。約400人の乗客に、けがはなかった。警察は、防犯カメラの映像を確認するなどして、当時の詳しい状況を調べている。名古屋市交通局によると、この事故の影響で鶴舞線は一時、全線で運転を見合わせたが、午前1時半過ぎに再開し、16日は始発から平常通り運行している。(メ~テレ) 16日午前0時20分ごろ、昭和区の市営地下鉄鶴舞線の川名駅で、上小田井発赤池行きの最終列車に、昭和区内に住む20歳の女性がはねられた。女性は病院に運ばれ意識不明の重体となっていたが、17日未明に死亡した。列車に乗っていた乗客約700人にけがはなかった。警察によると、列車の運転士がホームから線路に飛び込む女性を見つけ、急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。(CBCテレビ) 名古屋市営地下鉄鶴舞線の人身事故は今年2回目、前回は2月5日 庄内緑地公園。川名駅構内は過去12年間記録なし。 京浜東北線 蕨付近 4月17日 7時20分頃 話題発生 1129番の第547番レス 当該列車 特徴 ☆ 駅付近の雑居ビルで火災。蕨ミニ劇場(ストリップ劇場)が激しく燃える。列車運行への影響はなし。 午前7時半ごろ、蕨市のJR京浜東北線・蕨駅近くの雑居ビルから「火と煙が出ている」と目撃者から119番通報があった。警察と消防によると、ポンプ車など14台が消火活動にあたり、あわせて60平方mが焼けて約2時間後にほぼ消し止められたが、火元や出火原因はわかっていない。また、雑居ビルは5階建てで、劇場がある3階と4階の燃え方が激しいという。劇場に寝泊りしていた60代の女性が煙を吸うなどして病院に搬送されたが命に別条はなかった。現場のビルはJR蕨駅北西約150mの飲食店が並ぶ一角にある。(ANNニュース) 16日午前7時20分ごろ、埼玉県蕨市中央1丁目の鉄筋5階建て雑居ビルで火災が発生した。出火当時、ビル内にいた女性1人が煙を吸い込んで喉にやけどを負い、病院に搬送されたが、命に別条はないという。蕨署によると、現場はJR蕨駅西口から北西に150メートルの歓楽街。通行人の40代女性がビルから煙が出ているのを発見し、近くの交番に通報した。このビルの1~2階には飲食店、3~4階にはストリップ劇場が入っていた。搬送された女性は劇場の関係者で、出火当時ビル内で寝泊まりしていたという。同署で詳しい出火原因や焼失面積などを調べている。(埼玉新聞) 千歳線 北広島 4月16日 7時45分頃 話題発生 1129番の第528番レス 当該列車 札幌7時30分発 特急すずらん2号 東室蘭行き1002M(5両編成 札サウ789系HL-1007編成?) 特徴 札幌~新千歳空港・苫小牧間運転見合わせ。下り線8時35分頃、上り線10時00分頃運転再開。 JR北海道によると千歳線は16日午前7時45分ごろに起きた人身事故の影響で、札幌から新千歳空港・苫小牧の間の上下線で運転を見合わせていたが、午前8時35分ごろ、新千歳空港・苫小牧から札幌に向かう下り線で、午前10時ごろ、札幌から新千歳空港・苫小牧に向かう上り線で運転を再開した。(NHK札幌) 16日午前7時50分ごろ、JR千歳線の北広島駅で、5両編成の特急列車に人がはねられた。はねられた人は亡くなったとみられ、警察が身元の確認などをすすめている。特急列車の乗客と乗員、合わせて68人にけがはない。この事故の影響で、JR千歳線の札幌⇔苫小牧・新千歳空港間がおよそ2時間、運転見合わせとなり、快速エアポートなど40本以上が運休した。(北海道放送) 千歳線の人身事故は今年3回目、前回は3月14日 千歳~長都駅間。北広島駅構内は2014年3月4日以来。 小田急小田原線 座間~海老名 4月16日 10時58分頃 話題発生 1129番の第557番レス 当該列車 特徴 ☆ 動物と接触。11時45分現在小田原線上り一部列車に10~15分程度の遅延。 東武アーバンパークライン(東武野田線) 豊四季~柏 4月16日 13時51分頃 話題発生 1129番の第572番レス 当該列車 大宮12時47分発 普通柏行き501A(10000系11654F) 特徴 当該貫通扉に凹み、ガラスにヒビ。グモピーは70代女性って警察官が言ってた。運河~柏間運転見合わせ。15時05分運転再開。当該は七光台まで運転。 女性が死亡。(千葉日報) 列車人身事故の発生(柏警察署) 4月16日午後1時51分頃、東武野田線大宮駅発、柏駅行き普通列車が女性と衝突し、同女性が死亡。 東武野田線の人身事故は今年5回目、前回は4月5日 大和田~七里駅間。豊四季~柏駅間は2021年12月15日以来。 小田急小田原線 鶴川~玉川学園前 4月16日 15時27分頃 話題発生 1129番の第586番レス 当該列車 特徴 ☆ 踏切で自動車(アウディ わナンバー)立ち往生。エンジンがかからず、人力で押してもブレーキかギアがロックして動かないので踏切内で故障した? 新百合ヶ丘~町田間運転見合わせ。17時05分運転再開。 16日午後3時27分頃、小田急線鶴川―玉川学園前駅間の踏切で自動車が立ち往生した影響で、同線は新百合ヶ丘―町田駅間で運転を見合わせている。(読売新聞) 西武新宿線 中井 4月16日 17時00分頃 話題発生 1129番の第595番レス 当該列車 特徴 ☆ Youtubeの中井駅ライブカメラ(中井駅所沢方の踏切)で、おばあちゃんが押している手押し車の車輪がレール溝に引っかかり、引き抜こうとしたおばあちゃんが転倒。直後に遮断機が下り始めた所でJK2人(+もう1人踏切内に助けに入ろうとした)がすっ飛んできて非常ボタンを押して救出する様子が録画される。JK2人は踏切が開いたら反対側の人から荷物を受け取って立ち去る。4人で踏切に来ていて、踏切外にいた2人が荷物番と西武や救急へ通報していた? おばあちゃんは30分ほどして救急搬送された。 踏切には非常ボタンが設置されているが、押した後直ちに指令所等へ連絡するようにという内容まではこの踏切の看板には書いてない。警察署には17日10時現在、今回の件について情報は来てない。 線 4月16日 17時 分頃 話題発生 1129番の第605番レス 当該列車 ディーゼルカー 特徴 ☆ 線路に旅客が落とした物の拾得作業。 東武東上本線 新河岸 4月16日 18時09分頃 話題発生 1129番の第619番レス 当該列車 池袋17時40分発 急行小川町行き1033レ(10両編成 50000系51001F) 先頭車=クハ50001 特徴 当該スカート右端に血飛沫。志木~川越市間運転見合わせ。後続の川越市行き(10000系)は先頭を新河岸駅ホームに入線させて乗客降車措置。19時36分運転再開(見込み19時30分→19時40分)。東京メトロ線・東急東横線との直通運転は中止。池袋発のTJライナーは9号~21号運休。 16日午後6時10分ごろ、埼玉県川越市砂の東武東上線新河岸駅で、線路内に立ち入った富士見市の無職女性(78)が池袋発小川町行き下り急行電車(10両編成)にはねられ死亡した。川越署によると、女性は急行電車が同駅を通過しようとしたところ、直前でホームから線路内に入ったという。運転士がブレーキをかけたが、間に合わなかった。東武鉄道によると、この事故で東上線は志木―川越市間で運転を見合わせ。上下計53本が最大1時間36分遅れ、乗客約1万人に影響が出た。(埼玉新聞) 東武東上線の人身事故は今年3回目、前回は3月12日 霞ヶ関~鶴ヶ島駅間。新河岸駅構内は2017年7月16日以来。 近鉄南大阪線 河内松原~恵我ノ荘 4月16日 21時15分頃 話題発生 1129番の第703番レス 当該列車 大阪阿部野橋21時04分発 準急河内長野行き2111レ 特徴 当該区間に踏切は3つ(松原市2、羽曳野市1)。松原市側から緊急車両が出動。河内天美~古市間運転見合わせ。22時52分運転再開(見込み22時30分→22時45分→23時00分)。振替輸送実施。当該は古市で運転打ち切り入庫。 電車と接触し死亡した事案の発生[松原警察署管内] 4月16日夜、松原市西大塚の近畿日本鉄道踏切において、人が電車と接触し、死亡した。詳しい状況等については捜査中。 近鉄南大阪線の人身事故は今年初、前回は2021年12月26日 高田市~浮孔駅間。河内松原~恵我ノ荘駅間は2019年4月27日以来。 長崎電気軌道線 住吉 4月17日 5時50分頃 話題発生 1129番の第864番レス 当該列車 特徴 ☆ 路面電車の停留所に乗用車が衝突し横転。6時28分通常運行再開。 17日午前5時50分頃、長崎市の長崎電気軌道住吉停留場の一部に普通乗用車が衝突し横転する事故があった。この事故で、普通乗用車を運転していた長崎市の20代の男性が顔などに軽いケガをし、病院に搬送されたが命に別条はないという。長崎電気軌道によると、事故の影響で路面電車の赤迫発の始発便などに最大約15分の遅れが発生したが、午前6時28分に通常運行を再開したということだ。(長崎国際テレビ) JR神戸線 尼崎 4月17日 15時41分頃 話題発生 1129番の第835番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路の確認。16時12分に琵琶湖線能登川でも線路の確認を行った影響もあり、JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の列車に遅れや運転取り止め。 京浜東北線 鶴見~川崎 4月17日 23時19分頃 話題発生 1129番の第880番レス 当該列車 大船22時35分発 各駅停車大宮行き2228B(宮サイE233系S129編成) 先頭車=クハE233-1029 特徴 現場は16 矢向踏切。南武線と横須賀線は平常運転、東海道線は23時55分現在川崎で取り残された普通平塚行き以外は全便横須賀線へ迂回運転実施中。京浜東北線全線・東海道線品川~横浜間運転見合わせ。0時58分運転再開(見込み0時30分→1時00分)。東海道線平塚終は折返し大幅遅延で運休、国府津終がオーラス扱い。 4月17日23時32分頃 川崎区日進町付近より災害の通報があり、消防車が出場。(川崎市消防局) 17日午後11時20分ごろ、川崎市川崎区堤根のJR京浜東北線鶴見-川崎間の矢向踏切(遮断機、警報機付)で、男性が大船発大宮行き北行普通電車にひかれ、死亡した。神奈川県警川崎署が男性の身元や事故原因を調べている。JR東日本横浜支社によると、この影響で東海道線の品川-横浜間と、京浜東北線の浜松町-横浜間で運転を見合わせていたが、18日午前1時ごろに再開した。東海道線と京浜東北線で計21本が最大約1時間40分遅れ、約3千人に影響した。(カナロコ) 京浜東北線の人身事故は今年3回目、前回は3月18日 日暮里。川崎~鶴見駅間は2020年1月13日以来。 東北本線 鏡石~須賀川 4月17日 23時53分頃 話題発生 1129番の第926番レス 当該列車 矢吹発 郡山行き回2197M(E721系2連*2本の4両編成) 福島22時30分発 矢吹行き2196Mの折返し回送 特徴 ? 現場はNo26 開墾道踏切。当該1時54分運転再開、全面運転再開2時15分。 東北線(※黒磯駅以北)の人身事故は今年回目。 熊本市電線 大江車庫 4月18日 7時33分頃 話題発生 1130番の第203番レス 当該列車 出庫準備中の車両(1両) 特徴 ☆ 出庫準備中の車両が、運転士が離席した際に36メートル流転。県道上に達したところで別の職員により停止。 熊本市交通局は18日、出庫準備中の熊本市電の車両(1両)が、運転士不在のまま県道まで動き出す事故があったと発表した。通行人や車との接触はなく、けが人はなかった。発表によると、同日午前7時33分頃、熊本市中央区大江5の大江車庫で、出庫準備中の男性運転士(30歳代)がトイレのため車両を離れる際、ブレーキが不十分のまま、車輪に車止めを装着するのも怠り、車両がわずかな勾配に沿って約36メートル移動。県道の第3通行帯まで達し、気が付いた別の職員が車庫に戻した。市交通局は「運転士への再教育とともに、全職員に安全対策を徹底し、再発防止に努めたい」としている。(読売新聞) 予讃線 市坪~北伊予 4月18日 8時00分頃 話題発生 1129番の第958番レス 当該列車 宇和島6時35分発 特急宇和海4号 松山行き1054D(2000系一般車両) 所定アンパンマン列車 特徴 9時10分現在松山~伊予市間運転見合わせ。9時47分運転再開。特急いしづち11号・12号は宇多津~高松間、特急宇和海5号・6号は松山~八幡浜間、特急宇和海7号・12号は松山~宇和島間運休。 当該は通常アンパンマン列車で運転されるが、この日は車両整備中で当該を免れた。 18日午前8時ごろ、愛媛県松前町のJR予讃線で、男性が上りの特急列車と衝突し、死亡した。JR四国にると、乗客乗員あわせておよそ150人にけがはないという。この事故で、JR予讃線は松山駅から伊予市駅の間で、午前8時前から上下線とも運転を見合わせていたが、午前9時47分に運転を再開した。警察によると、亡くなった男性は高齢と見られ、事故当時、線路内にいたということで、警察は男性の身元の確認を急ぐとともに、当時の状況を詳しく調べている。(あいテレビ) 18日午前8時ごろ、松前町中川原にあるJR予讃線の警報機・遮断機がある踏切近くで松山に向かっていた特急「宇和海4号」が線路内にいた男性をはねた。はねられた男性は頭などを強く打ち、まもなく死亡した。(テレビ愛媛) 予讃線の人身事故は今年3回目、前回は4月3日 伊予和気~三津浜駅間。市坪~北伊予駅間は2018年11月17日以来。 阪急神戸本線 芦屋川 4月18日 14時11分頃 話題発生 1129番の第983番レス 当該列車 新開地13時54分発 特急大阪梅田行きK1400(7000系7013F) 特徴 夙川~新開地間運転見合わせ。16時00分運転再開(見込み16時00分)。 18日午後2時10分ごろ、兵庫県芦屋市西山町の阪急電鉄芦屋川駅の上りホームで、新開地発大阪梅田行き特急電車に身元不明の人物がはねられ死亡した。乗客約200人にけが人はなかった。阪急電鉄によると、この事故で夙川-新開地駅間の運転を見合わせている。その他の電車は梅田-夙川駅間で折り返し運転をしている(神戸新聞NEXT) 阪急神戸線の人身事故は今年3回目、前回は2月23日 武庫之荘。芦屋川駅構内は2020年2月2日以来。 南海高野線 北野田~萩原天神 4月18日 14時25分頃 話題発生 1129番の第987番レス 当該列車 金剛14時19分発 各停難波行き6212レ(6両編成) 特徴 14時35分現在堺東~河内長野間運転見合わせ。15時50分現在運転再開済み。 18日午後2時25分ごろ、堺市東区日置荘原寺町の南海高野線萩原天神-北野田駅間の踏切で、女性が金剛発難波行きの普通電車(6両編成)にはねられた。女性は病院に搬送され、治療中。乗客約100人にけがはなかった。大阪府警黒山署によると、女性が遮断機をくぐって線路上にうつぶせに横たわるところを、通行人が目撃していたという。この事故で南海高野線の上下線で計16本が運休、計54本が最大約1時間10分遅れ、約8千人に影響した。(産経新聞) 電車と接触し負傷した事案の発生[黒山警察署管内] 4月18日昼すぎ、堺市東区日置荘原寺町の南海電気鉄道踏切において、女性が電車と接触し、怪我を負って病院に搬送された。詳しい状況等については捜査中。 南海高野線の人身事故は今年2回目、前回は4月14日 住吉東~沢ノ町駅間。萩原天神~北野田駅間は2020年6月18日以来。 北海道札幌市中央区 4月18日 16時45分頃 話題発生 1130番の第606番レス 当該列車 特徴 ☆ カラスの巣により1420戸が停電。 16時45分~17時24分 札幌市中央区南八条西4丁目・5丁目・6丁目、南九条西6丁目・7丁目・8丁目、南十条西1目・3丁目・6丁目、南十一条西1丁目、中島公園 飛来物の接触により約1,420戸停電。(ほくでんネットワーク) きのう午後4時45分ごろ、札幌市中央区でおよそ45分間に渡り停電が発生した。停電したのは、およそ1420戸で、警察が信号機のある交差点で交通整理にあたった。北海道電力によると、停電が復旧した後の調査で、電柱にカラスの巣が見つかったという。(北海道電力ネットワーク)「巣作りのためにカラスが運んだハンガーが接触したことが原因。特に、春から初夏にかけてはカラスの巣作りは非常に盛んになる」 毎年4月になるとカラスは繁殖期に入り巣作りをはじめる。カラスが作った巣を見てみると、木の枝のほかに針金のハンガーが。毎年この時期になると、電柱の上に作られたカラスの巣が電線などに接触することで、停電が発生するケースがあとを絶たない。(北海道電力ネットワーク)「カラスはごみを取ってそれを巣にします。ごみの処理をきちんとしていただきたい。巣を電柱の上に見つけた場合には、ほくでんに連絡していただければ」 カラスの巣作りは7月頃まで続くため、それまで注意が必要。(STVニュース) 埼京線 池袋~板橋 4月18日 17時 分頃 話題発生 1130番の第27番レス 当該列車 特徴 ☆ 人立ち入り。 中央快速線 三鷹 4月18日 18時 分頃 話題発生 1130番の第36番レス 当該列車 特徴 ☆ 公式は信号確認。不正落下。下り本線の第二出発信号機にトラブルか。車両センター側で復旧作業中。18時40分現在東京~大月間の下り一部列車に遅れ→18時45分現在中央快速線下り線運転見合わせ→18時50分現在中央快速線上下線運転見合わせ。東京17時46分発 各駅停車青梅行き1765T(中野まで快速)が立ち往生。20時現在京王は振替輸送で5~10分程度の遅延。21時02分運転再開(見込みなし→21時00分)。青梅線との直通運転は中止。特急おうめ3号は全区間、特急成田エクスプレス50号・52号は新宿~八王子間区間運休。 中央・総武各駅停車 東船橋 4月18日 21時17分頃 話題発生 1130番の第86番レス 当該列車 千葉20時57分発 各駅停車三鷹行き2009B(八ミツE231系A548編成) 先頭車=クハE231-548 特徴 総武快速線は運転継続。中央総武各駅停車運転見合わせ。22時32分運転再開(見込み22時20分→22時30分)。 列車人身事故の発生(船橋警察署) 4月18日午後9時17分頃、JR東船橋駅構内で、JR千葉駅発、JR三鷹駅行き普通電車が女性と衝突し、同女性が現場で死亡。 中央総武線の人身事故は今年5回目。前回は4月12日、今回と同じ東船橋駅構内で発生。 東海道本線 袋井~御厨 4月18日 21時31分頃 話題発生 1130番の第96番レス 当該列車 興津20時09分発 普通浜松行き841M 特徴 島田~浜松間運転見合わせ。23時42分運転再開(見込み23時00分→23時30分)。 18日夜、東海道本線の線路内で列車と人が衝突する事故があった。この事故の影響で、JR東海道線は静岡県の島田駅~浜松駅の上下線で運転を見合わせている。警察によると、18日午後9時半ごろ、磐田市新貝の袋井駅~御厨駅の間にある線路内で、東海道本線の下り列車と人が衝突した、という。警察などがけがの状況などを調べている。(静岡朝日テレビ) 18日夜、JR東海道線袋井-御厨間で発生した人身事故で、磐田署は19日、線路内に立ち入り、下り普通電車と接触したのは高齢男性で、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。同署が男性の身元や事故原因を調べている。JR東海静岡支社によると、現場は磐田市新貝の御厨駅付近の線路。島田-浜松間の上下で一時運転を見合わせた。上り1本が全区間で運休、上り1本が部分運休したほか、上下13本が最大で約2時間10分遅れ、約1240人に影響が出た。(静岡新聞) 東海道本線(JR東海区間)の人身事故は今年8回目(うち熱海~豊橋駅間は5回目)、前回は3月31日 木曽川。袋井~御厨駅間は御厨駅開業後に駅区間の人身事故発生は今回初(参考までに袋井~磐田駅間は2013年1月20日に発生)。 熊本市電水前寺線 交通局前 4月19日 6時15分頃 話題発生 1130番の第172番レス 当該列車 特徴 ☆? 事故の影響で水道町~交通局前間の健軍町方面行運転見合わせ。6時45分現在運転再開済み。 福島県中通り 4月19日 8時16分頃 話題発生 1130番の第157番レス 当該列車 特徴 ☆ 地震。茨城県城里町で最大震度5弱。 19日午前8時16分頃、茨城県で最大震度5弱を観測する地震が発生した。震源地は福島県中通り(北緯36.9度、東経140.4度)で、震源の深さは約90km、地震の規模(マグニチュード)は5.3と推定される。この地震による津波の心配はない。(日本気象協会) 気象庁は「今後1週間程度は最大震度5弱程度の揺れに注意してほしい。揺れの強かった地域では落石や崖崩れの危険性が高まっているため、今後の地震に注意してほしい」と呼びかけている。気象庁によると、茨城県で震度5弱の揺れを観測したのは先月16日に起きた福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震以来。松野官房長官は閣議のあとの記者会見で「現在のところ、人的被害を含めて特段の被害の報告は受けていない。原子力施設も、現在のところ異常はないと報告を受けている。政府は、地震の発生後、直ちに総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、被害状況の把握にあたっている」と述べた。そのうえで「今後1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意していただきたい。特に2、3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあり、引き続き緊張感を持って情報収集に努めたい」と述べた。(NHK) 東武スカイツリーライン 北千住 4月19日 10時03分頃 話題発生 1130番の第167番レス 当該列車 特徴 ☆ 信号トラブル。浅草~北千住間運転見合わせ。りょうもうが北千住で抑止。押上~曳舟間も運転を見合わせ、東京メトロ半蔵門線との直通運転中止。浅草~北千住間12時04分運転再開(見込みなし)。押上~曳舟間および東京メトロ半蔵門線との直通運転は13時06分運転再開。 中央快速線 日野~豊田 4月19日 時 分頃 話題発生 1130番の第169番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路に人立入。10時10分現在中央快速線一部列車と中央本線高尾~大月間の下り線一部列車に遅れ。 福知山線 谷川 4月19日 13時47分頃 話題発生 1130番の第198番レス 当該列車 福知山13時07分発 普通篠山口行き2538M 特徴 篠山口~福知山間運転見合わせ、加古川線は影響なし。15時25分運転再開(見込み15時30分→15時00分→15時30分)。 加古川線谷川駅は福知山線下りホーム(2番線)の福知山方南側に0番線みたいな形で専用ホームがある。福知山線は上り下りとも番線が付いているが、何故か加古川線ホームには番線が振られてない。 19日午後1時50分ごろ、兵庫県丹波市山南町池谷のUR福知山線谷川駅近くの線路で、高齢男性が福知山発篠山口行き普通電車と接触した。丹波署によると、男性は右腕などに重傷。運転士は「男性が線路に入ってきたのに気付き、ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。JR西日本によると、乗客約15人にけがはなかった。篠山口-福知山間が約1時間40分間運転を見合わせ、普通電車4本が運休するなど計約300人に影響した。(神戸新聞NEXT) 福知山線(篠山口~福知山駅間)の人身事故は今年2回目、前回は3月8日 石生~黒井駅間。谷川駅構内は過去12年間記録無し。 函館本線 南小樽 4月19日 15時44分頃 話題発生 1130番の第211番レス 当該列車 新千歳空港14時30分発 快速エアポート145号 小樽行き3887M(721系3100番台3103編成?) 特徴 手稲~小樽間運転見合わせ。17時05分現在運転再開済み。 警察によると、19日午後3時40分ごろ、新千歳空港発小樽行きの快速エアポートがホームに入る直前、ホームを小走りに駆けて来た60代の男性が線路に飛び降りた。男性は、列車に背を向けて線路の上に立っていたところをはねられ、倒されたが、レールの間に倒れたため轢かれることはなく、右足首にけがをして病院に運ばれた。命に別状はないという。快速エアポートに乗っていた約90人の乗客と乗員にけがはなかった。JR北海道によると、この事故の影響で、手稲ー小樽間は午後5時すぎまで約1時間半に渡って上下線とも運転を見合わせ、快速エアポート8本を含む17本が運休した。警察は、けがの状況を見て60代の男性に事情を聴くことにしている。(HBC北海道放送) 函館本線の人身事故は今年3回目、前回は4月11日 函館~五稜郭駅間。南小樽駅構内は2011年9月14日以来。 名鉄瀬戸線 尾張旭~三郷 4月19日 19時28分頃 話題発生 1130番の第245番レス 当該列車 栄町19時00分発 普通尾張瀬戸行き1951レ(4000系4009F) 特徴 尾張旭~尾張瀬戸間運転見合わせ。21時19分運転再開(見込み21時15分)。 19日午後7時半ごろ、尾張旭市の名鉄瀬戸線・尾張旭駅=三郷駅間の踏切近くの線路で、栄町発・尾張瀬戸行きの普通列車に人がはねられた。警察によると、はねられたのは20歳くらいの女性で、現場で死亡が確認された。乗客およそ200人にケガはなかったが、名鉄瀬戸線は尾張旭駅から尾張瀬戸駅の区間でおよそ1時間45分にわたり運転を見合わせ、2500人に影響したという。運転士は「線路内に人影を発見しブレーキをかけた」と話しているということで、警察は死亡した女性の身元の確認を進めている。(東海テレビ) 名鉄瀬戸線の人身事故は今年初、前回は2021年3月9日 旭前~尾張旭駅間。尾張旭~三郷駅間は2012年8月24日以来。 仙石線 仙台 4月19日 22時 分頃 話題発生 1130番の第285番レス 当該列車 特徴 ☆ 転落。 04月19日22時54分頃 宮城野区榴岡一丁目で救助事故との通報で消防車が出場。(仙台市消防局) 琵琶湖線 大津~山科 4月20日 5時20分頃 話題発生 1130番の第416番レス 当該列車 貨物列車 特徴 ☆ 貨物列車のタンク型コンテナからアルミ製上ぶたが落下。 20日午前5時20分ごろ、JR東海道線大津―山科間で、走行中の貨物列車に積まれていたタンク型コンテナから、アルミ製上ぶた(約1メートル四方)が落下した。けが人はなかった。日本貨物鉄道(JR貨物)によると、後続の貨物列車の運転士が発見した。同社が落下の原因を調べている。(京都新聞) 中央・総武各駅停車 吉祥寺 4月20日 5時40分頃 話題発生 1130番の第311番レス 当該列車 特徴 高齢のホームレス風のおっさん、ホーム先端付近酔ってたかなんかでフラフラ落ちたらしい。当該は5秒くらいホーンを鳴らして停車位置まで約10メートルのところで止まった。衝突音は無し。車両先頭部分で駅員が大丈夫ですかーと声がけ、10分後くらいにホームに引っ張り上げられてた。全身プルーシートに包まれメインストレッチャーを活用し救急車内収容。中央総武各駅停車運転見合わせ、中央線快速電車は5時55分現在一部列車に遅れ。緩行線6時20分運転再開(見込み6時10分)。東京メトロ東西線との直通運転は三鷹方面・津田沼方面ともに中止。 大和路線 天王寺 4月20日 7時30分頃 話題発生 1130番の第330番レス 当該列車 特徴 ☆ 公式はお客様救護。天王寺駅で乗客同士のトラブルにより線路内に突き落とし。大和路王寺行きが防護無線発報。突き落とした男は居合わせた通勤途中の警察官により現行犯逮捕。9時00分現在大阪環状線に遅れ。 20日午前7時半ごろ、大阪市天王寺区悲田院町のJR天王寺駅のホームから40代くらいの男性が転落し、間もなく救出された。男性は脚に軽傷を負ったが電車との接触はなかった。この直前、男性は別の利用客と口論になり突き飛ばされたとの情報があり、大阪府警天王寺署はこの利用客から詳しい経緯を聴いている。(毎日新聞) 殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは奈良市の会社員・A容疑者(50)。A容疑者は20日午前7時半ごろ、JR天王寺駅のホームで通勤途中の会社員の男性の胸を突き落とし、線路に転落させた疑いが持たれている。事故直前に、A容疑者と男性との間で口論になっていたという。男性は両足に全治3週間のケガをしたが、列車が到着する前に救助されたという。通勤途中の天王寺警察署の署員が現場に居合わせ、その場でA容疑者を逮捕したという。A容疑者は男性と面識はなかったということだが警察の取り調べに対し「肩がぶつかりカッとなった」と容疑を認めているという。(MBSニュース) 20日午前7時半ごろ、大阪市のJR天王寺駅のホームで、60代の男性が線路に転落した。男性は救助され、両足を打撲するなどの軽傷。当時、隣のホームにいた車掌が転落した男性に気付き、周囲の列車の運行を止めたため、列車はホームに入らなかった。現場では通勤途中の警察官が男性が突き落とされたのを目撃していて、殺人未遂の現行犯で、奈良市の会社員・A容疑者(50)を逮捕した。【記者リポート】「通勤通学ラッシュの人が多い時間帯に事件は起きました。二人はホーム上で肩がぶつかった後、口論になったということです」 警察によると、2人はホーム上で口論になり、A容疑者が男性の胸を突き飛ばし、線路に転落させたという。(カンテレ) 西武新宿線 小平~久米川 4月20日 15時19分頃 話題発生 1130番の第373番レス 当該列車 特徴 ☆ 踏切内自動車支障。15時55分現在新宿線・拝島線・多摩湖線に遅れと運休。新宿線の特急および拝島ライナーは運転見合わせ。新宿線の特急は上り本川越19時30分発小江戸44号・下り西武新宿20時30分発小江戸39号から、拝島ライナーは西武新宿21時15分発拝島ライナー9号から運転再開。 東武東上線 上福岡~新河岸 4月20日 16時 分頃 話題発生 1130番の第377番レス 当該列車 特徴 ☆ 外人が立ち入って何故か救急車がきたらしい。 芸備線 三次~八次 4月20日 16時31分頃 話題発生 1130番の第381番レス 当該列車 三次16時27分発 普通備後庄原行き360D 特徴 現場は平野第2踏切(第4種踏切)。三次~備後落合間運転見合わせ。17時45分運転再開(見込みなし→17時45分)。事故の影響で福塩線は府中~三次間に遅れ。芸備線20時20分現在ほぼ平常運転。 20日午後4時半ごろ、広島県三次市南畑敷町のJR芸備線八次―三次間の平野第2踏切で、三次発備後庄原行き普通列車の運転士から「人と接触した」とJR西日本広島総合指令所に連絡があった。同指令所によると、運転士が人影を見つけて非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。事故の影響で、三次―備後落合間の上下線で運転を見合わせている。(中国新聞) 芸備線の人身事故は今年6回目、前回は4月10日 安芸矢口。八次~三次駅間は過去12年間記録無し。 東海道線 東京 4月20日 19時 分頃 話題発生 1130番の第406番レス 当該列車 特徴 ☆ 車内点検。19時55分現在東京~小田原間の下り一部列車に遅れ。上野東京ラインがエアセクションとかなんとかって業務放送してる。 筑豊電気鉄道線 筑豊香月~楠橋 4月20日 22時45分頃 話題発生 1130番の第428番レス 当該列車 黒崎駅前22時20分発 普通筑豊直方行き103レ 特徴 23時50分現在筑豊中間~筑豊直方間運転見合わせ。0時11分運転再開。 2022年04月20日22時48分頃 八幡西区楠北3丁目13番付近で救助活動のため消防車が出動した。(北九州市消防局) 警察などによると、午後11時前、北九州市八幡西区の筑豊電鉄・筑豊香月駅の近くで、近くに住む78歳の女性が走行中の下り電車にはねられた。女性は病院に運ばれたが、およそ1時間後の21日午前0時すぎに死亡が確認された。電車の乗客5人と運転士にけがはないという。女性の夫によると、女性は認知症を患っていて、20日の夜「妻がいない」と警察に連絡していたという。警察は、車載カメラの映像を確認するなどして、事故の状況を詳しく調べている。(テレ朝news) 筑豊電気鉄道の人身事故は今年初。前回は2020年3月10日、今回と同じ筑豊香月~楠橋駅間で発生。2017年6月23日と10月9日(無傷)にも同区間の人身事故あり。 線 4月 日 時 分頃 話題発生 1130番の第 番レス 当該列車 特徴 終了 1130番の第426番レス 次 2022年4月(21日から30日まで)
https://w.atwiki.jp/eva-ss/pages/126.html
27 名前:22[] 投稿日:2009/08/26(水) 10 10 57 ID Mglm7wvQ [3/6] 「…ここの坂をずっと上がってけば、その家に着くよ。」 老婆が皺が畳まれた指で、よれよれで、油性ペンで地図が大雑把に描かれているメモを弱々しく指差す。 日差しが南中するさなか、少年は何度も頷いた。 左に分け目のある、少しばかり長い前髪がそれに合わせて揺れる。 「ありがとうございました。」 「はいよ、」 そして、礼を告げた後、坂へと黒い短髪をはね上げ、揺らし、かろやかにスキップするように駆ける。 「…ほんとに、行くのかね?」 ふとそよかぜが、しわがれた声をはこぶ。 他人を気遣う割には、優しすぎる声でもあった。 思わず止まると、枯れ果てた大樹の下で、きゅっ、と磨り減ったゴムが鳴き、スニーカーが軋んだ。 「どうして、ですか?」 「あそこにはね、」 そこで一息置いた老婆は、整備し直される余地もない、ひび割れたコンクリートの隅に追いやられて居る大樹に目をやる。 その間、汗のにじむ、普段は日にあたらないために決して健康的な色みではない、白い首筋を、唾をごくりの飲み込み、揺らす。 「魔女が棲んでるという噂だよ。」 28 名前:22[] 投稿日:2009/08/26(水) 10 12 09 ID Mglm7wvQ [4/6] 長い坂を登って、息をぜえぜえと切らしながらも、古ぼけた廃墟に近い洋風の家に辿り着いた。 一帯はこの家の他には何もなく、まさに魔女が棲むと言われても仕方ないような辺鄙な土地であった。 まさかここが、15年前までは要塞都市だったとは想像もつかない。 当時は復興の兆しも見られないくらいの壊滅ぶりだったらしいが、現在はようやく農村にまで回復した。 そして、29年前のセカンドインパクトによって世界人口が半分になり、その後のサードインパクトは未然に防がれたのにも関わらず、世界人口は随分と減った。 それは今も変わらずに減り続けていて、いつ、人類が終息の時を迎えるか、などと酷な課題に躍起になって科学者たちが言い争って居る。 しかし、今を生きて居る。 それだけでも幸せなのだと幼き日に誰かが言っていた気がした。 思い出したいのに、思い出せない。 この少年の細いラインを、強調していると言わんばかりの肩には、そんな数多の思い出せない思い出が重くのしかかっていた。 制服の白い生地が、日光を吸収して暑かったのもあるが、それ以上にどんな『魔女』が棲んで居るかという不安からか、嫌な汗をじっとりとかいていて、拭っても拭っても暫くの間、じんわりと噴き出していた。 29 名前:22[] 投稿日:2009/08/26(水) 10 13 17 ID Mglm7wvQ [5/6] ようやく息を整えたところで、蜘蛛の巣がはびこっているインターホンに表情を曇らせながらボタンを押す。 が、ボタンが割れ、押し込まれている時点で鳴る筈もなく、仕方ないので扉を二回トントンとノックした。 暫くしてガチャ、と何ともつまらない音を立ててドアは容易く開いた。 出て来たのは、金の長髪、すらっとした四肢。左眼にざっくりとある、傷が特徴的であった。 あとは、どこか出掛ける予定だったのか、白いシャツに黒いロングスカートという、しゃんとした格好であった。 少年がしていた予想よりも、はるかに若かった、目の前の女性は、玄関のドアのノブを掴んだまま、蒼い透き通った眼をずっと見開いたまま硬直している。 無理もない。アポイントメントも無しに来訪してしまったからだ。 急な来訪なのは、彼女の存在を三日前に知ったばかりであったためである。 少年もまた、蒼い眼に貫かれ、身動ぎが出来ないさなか、水分を渇望する喉笛から、掠れた声を絞り出す。 「あの、式波さんの…お宅でしょうか?」 そう声をかけると、どうやら外国人らしい彼女は、はっ、として少年を見た。 「…あんたは、」 「――碇レイジ、です。」 そう名乗ると、彼女は息をひそやかに呑み込み、黙ってレイジを招き入れた。 30 名前:22[] 投稿日:2009/08/26(水) 10 16 09 ID Mglm7wvQ [6/6] 「…はい。」 木目調のテーブルに無造作に紅茶が置かれた。 しかし動作の割には、水面は湯気を放ちながらテーブルと同じような、やさしい色の波をつくっていた。 「ありがとうございます、あの、式波…さん…?」 上がり口調に言うと、向かい側のイスに座った彼女は薄く笑った。 「私は式波・アスカ・ラングレー。…アスカで良いわよ。」 「…アスカさんは、エヴァンゲリオンのパイロットだったんですよね。」 「はは、単刀直入ね。…そうよ。」 巧みに日本語を駆使するアスカはよく笑う人らしく、表情はやわらかい。 それによってレイジは少しだけ安堵の息を細くもらした。 「僕の父や母も、ですよね?」 瞬間、一転して表情が硬くなる。 「…ええ、やっぱあんたって、」 レイジは黙って頷いた。 アスカの蒼い眼から離し、行き場をすっかり無くした視線は、カップの中の海におぼれてゆく。 そしてあまりにも、淡々と、 「はい、実験的につくられた子供です。」 そう静かに告げると、それは知らなかったようで初見のときのように眼を見開く。 「え、実験的って、」 乾いた喉を、砂糖も何も入っていないために少しばかり苦い紅茶で潤し、言葉を紡ぐ。 「…当時、パイロット同士の子供なら、より優秀なサンプルが誕生すると、考えられたようです。」 レイジは、アスカの返事を待たずに続ける。 「ですから、父と母は肉体的な交わりを持たずに、人工受精を行なったそうです。」 「…。」 アスカは説明をはじめてからは、口をかたく閉ざしている。 「父と母は、了承する以前に言ったそうです、」 『この先アスカが傷付けないようにしてくれるなら、引き受けます。』 『二番目の子にやらせるなら、私がやります。』 彼女の目の前にある白いカップに、一滴の涙が波を立てた。 33 名前:22もといシイ[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 13 41 24 ID ??? 嗚咽をもらすアスカにレイジは、淡々とした機械的な口調から、意識せずとも普段の口調に戻す。 「だから、教えて下さい。そんなに大切にされた、アスカさんでしか知らない、父…碇シンジのことを。」 それからは、しばし沈黙が続いた。 否、広いリビングに嗚咽だけが響いた。 やがて、若干の涙声が嗚咽の代わりにフローリングの上をすべってゆく。 「…何年ぶりかしら…いえ、サードインパクト以来、初めてかもね、」 こんな廃墟に近い場所では、人と会話することも希少な筈なのに、随分と口調はさらりとしている。 実際、サードインパクトは未然に防がれた訳だが、アスカにとってはもう既に起こったとされる物言いであった。 アスカは未だ生々しい傷のある、目元をぐいっと拭った。 その拍子に、雫が弾け飛ぶ中、レイジを見つめ微笑みながら、続ける。 「…シンジのことを話すのは。」 レイジにはアスカのその涙混じりの微笑みが、哀しいものにしか思えなくて仕方がなかった。 34 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 13 42 09 ID ??? 「…あんたレイジ、だっけ。ひどく酷似してるのよ、シンジに。」 「そうなんですか。」 アスカの所在地を教えてくれた、ある人にもそんなことを言われたのを思い出しつつ、レイジは曖昧な相槌を打つ。 「それにしても、母親のことは聞かないのね。」 母親、綾波レイ。 レイジは、目尻が紅く染まるアスカを見上げた。 「何か、知ってるんですか…。」 そう言うが早いか否か、アスカは急に立ち上がり、礼服を羽織り、漆黒の眼帯を着け始めた。 「んー、これ着けにくいなー。」 暫時の間に目まぐるしく状況が変化してゆく為に、レイジは呆然とするばかりだった。 そしてアスカが眼帯をようやく着け終わった頃、ようやくやんわりと口を開く。 「…どこに、行くんですか。」 ガラリ、と窓を空け、そとの風を受けて、さしずめ当たり前かのように、眼帯に礼服姿のアスカはさらりと言ってのける。 「彼女のところよ。」 35 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 14 53 17 ID ??? 未だにアスカの言う「彼女のところ」が理解出来ないまま、庭から摘んで来た、意外と彩りのある花束を持つ彼女のすぐ裏をついて、緑が生い茂る子道を数分歩く。 「なんでかしらね、赦されたいから、ここに居るのかもしれないわ。」 ひそやかに、独り言のように呟く言葉が脳裏に溶け込む。 確かに、廃墟を住みかとする理由はない。 実際レイジも、今現在の都市に移り住んで居る。 物心ついた時から田舎の施設で育って来た。辛くもなく、楽しくもない、ただ退屈な場所であった。 ほんのつい半年前のことだ、不思議な雰囲気を纏った女性に引き取られたのは。 伴侶も居ないのに、どうやってレイジを引き取れたのかは定かでないが、彼はただ、この退屈な日々から抜け出せることに、わすがながら淡い期待を抱いていた。 そのため、ここに逢着する迄に、かなりの時間を要したことを不意に思い立った。 「着いたわ。」 ざわっ、と一際夏の風に緑がさざめき合う。 その風に、少年は暫し揺らいだ。 そして彼女は、哀愁の念を孕み、透き通る蒼い眼をいとおしげに、遠くに投げ掛けるように細める。 レイジはそんなアスカを一瞥し、同じように眼を細める。 その先にあったものは、 「ここに、母さんが眠っているんですか。」 墓場だった。 レイジは、ようやくアスカの言葉の意味を悟った。 36 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 14 56 58 ID ??? 「…ええ、こっちよ。」 アスカは閑散とした墓場を、慣れたように動きまわる。 既にこれは習慣となっているのだと、その動きを見て、レイジは小さな背中を追った。 数多の墓標には、セカンドインパクトやサードインパクトによる死者の名がひとつひとつ、刻まれていた。 それは醜い生存競争の中で、人間が犯した罪を、掘り起こし、痛感するにしては十分すぎる数だった。 膨大な数の墓標を眺めながら、自分が生まれ落ちる以前の地球、壮大なる宇宙に、思い馳せた。 不意にアスカが立ち止まった。 レイジは思わずつんのめりそうになり、ふらつく。 声を掛けようとした。が、アスカの肩が震えていることに気付き、レイジはひどく狼狽した。 そういう時の対処法を持ち合わせて居なかったためでもある。 とにかく彼は、感情の起伏の多い人間とは、あまり接点が無さすぎたのだ。 静寂に満ちていた筈の墓場には、人影が二人の他にもあった。 その一つの人影は、彼らが目指していた筈の、ある墓標の前で目を瞑り、両の手のひらを合わせている。 その姿は、レイジと瓜二つといったところだった。 39 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 20 32 36 ID ??? 「シン、ジ、」 ぱさり、とあまりに容易く地に落ちた、この場に相応しくない色彩を放つ花束に、簡易に巻かれた薄い透明なビニールが音を響かせた。 その音と声に反応して、呼ばれた青年が振り返る。 「――シンジ!」 彼女は二度目に名を呼んだ時には、金髪を翻し、スカートであることを忘れているかのように、花束を大きく跨いで彼に抱き付いて居た。 「アスカ、…アスカなの?」 シンジ、と呼ばれた青年はスーツに包まれた腕を彼女の肩に伸ばしかけて躊躇っていた。 「生きてたのね!連絡くらい、寄越しなさいよ!」 強気な口調とは相反して、嗚咽は止まらない。 その間、レイジは周りにちらほらと花びらが舞う、墓標に刻まれた「Rei AYANAMI」という文字とともに、彼らを呆然と眺めているだけだった。 まるでブラウン管越しに見つめているかのように、目の前の光景が他人事に思えた。 自分という存在が浮き上がり、虚空に霧散した気さえする。 「父さん…。」 そんな独り言は、花束に寄り添って虚しく横たわっただけだった。 第一章・終 45 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 01 54 59 ID ??? 暫くして、急にアスカが顔を赤らめ、シンジの胸から身体を離したのは言うまでもない。 「…アスカだって行方を眩ませたじゃないか。」 「う…。」 先程の問いに答える余裕がようやく出来たシンジは、改めて不自然な程に、自分に似た少年に振り返る。 「君は、」 「…はじめまして、父さん。」 実質、「はじめまして」ではないことくらい、彼は判って居た。 しかし、それは彼の記憶に無い程の過去だった。 アスカの肩をそっとすり抜け、ゆっくりと、シンジは歩を進める。 レイジの目の前に来て、すっ、と手を持ち上げた。 少年は身を固くし、ぐっと瞼を閉じた。 眼をおそるおそる開いた時には、頭上に暖かな温もりがあった。 「ありがとう、生まれてきてくれて。」 レイジは、生まれ落ちた時以来の涙を静かに流した。 これが、涙。 嬉しいときにも流れるものなのかと、レイジは不思議に思った。 ありがとう、なんて言われたことなんて、この頼りない両手の指で数え切れてしまうほどだ。 ましてや、自分が生まれて来たことに感謝されるなど、かつてなかった出来事であった。 この人が、父親で良かったと心から実感したのも同時であった。 黒髪の上にある手のひらの温もり、暫くの間は取り払われたくなかった。 46 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 01 57 32 ID ??? 「やっぱ、あんただったのね。」 この父子の在るべき姿をあたたかく見守って居たアスカは、もう一人、同じようにして見守る存在に気付き、ふっと呟いた。 取り払われる手のひらを名残惜しそうに見つめ、レイジは、今は墓標を優しげに撫でる手のひらの持ち主の声に耳を傾けた。 「綾波はね、君を産んですぐに亡くなったんだ。」 レイジは思わず表情を曇らす。 シンジは雰囲気を和らげるように微笑みをもらした。 「そんな顔しないで。元からサードインパクトの影響もあったんだ。」 墓標から手を離し、立ち上がる。 風が強くなり、ひとかけの花びらがレイジの黒髪に彩りを持たせた。 「君を産むことに懸念する声もあったけど、綾波は君が無事に生まれたことを喜んでたよ。」 それは、彼女は全く知らない話でもあり、アスカは薄く自嘲気味に鼻から息をふん、ともらした。 彼は再び手を伸ばし、レイジの髪に捕らわれている花びらを、憐れむように指で掬い取った。 その時アスカは気付いた、シンジの左手の薬指に、くすんだ色の灯りがあることを。 そのことに気付いた途端、ひどく彼女は動揺して居た。 うそよ、でも…。 声にならない呟きは、あたたかな日差しの中に吸い込まれていった。 「僕は父さんの代わりにネルフに常駐してて、久し振りに外に出たよ。丁度十五年振りかな。」 十五年、あまりに長い年月にアスカは目を見張った。 「だから、代わりに彼女に君を引き取りに行ってもらったんだ。」 そう言って、金髪の女性が居る位置とは真逆の方角に首を向けた。 52 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/29(土) 23 37 08 ID ??? 「やっほー、ワンコくんたち。」 彼が気がつくと、もう目前にセミロングの茶色の髪に赤ぶち眼鏡の彼女が立って居た。 ちなみに、施設から彼女の部屋への引っ越しの際に、サードインパクトによって自慢の髪が肩の上まで焼切られてしまったために、なかなか伸びないと、軽々と小さな段ボールを担ぎながら、そんなことを言って居た。 「マリさん!」 「この度は、息子をどうも。」 ぶらぶらと陽気に手を振る様は、この場に最も似つかわしくないと感じたアスカだが、彼女も礼服を着こなして居て、皮肉の言葉を呑み込み、甘んじて眉をひそめるだけであった。 「ううーん、仕事ないしさー。」 とは言っても、膨大な金額の賠償金が各々のパイロットに支払われている筈だ、アスカは実際それで生計を立てて居る。 マリは口許に意味有りげな微笑みをたたえながら、シンジの襟を掴み、肩にその端正な顔を埋めた。 「え!」 「あ、あんた!」 アスカとシンジが驚嘆の声を響かせる中、レイジは心中のみで、溜め息を吐いた。ちなみに彼は初対面で、その異常なる行動をされて卒倒しそうになったものだった。 「相変わらず、L.C.L.の匂いがする。良い匂い。」 その間もアスカは、わなわなと肩を震わせていた。 「あんたねぇっ!いい加減に、…!」 つかつかと歩み寄ったアスカにもマリは同じ行動を取った。 「…もしかして花でも抱いてた?L.C.L.の匂いも混ざってるにゃー。」 結局、レイジはその光景に、深い深い溜め息をもらしてしまった。 しかしレイジは知らない。L.C.L.は血の匂いにあまりにも似ているということを。 53 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 00 03 46 ID ??? 「と、とりあえず、墓参りに来たんだから…ほら。」 シンジが花びらが幾分か散ってしまった、不格好な花束の先端をアスカにもたげた。 未だ不機嫌そうに、つんと横を向いたアスカの姿は、彼らの当時築かれていた人間関係が窺えて、レイジはシンジの後ろで思わず噴き出してしまった。 「あらら、まだ拗ねてるのー。」 「うっさいわね!」 マリを睨めつけるように横目で一瞥し、ちっ、と短く舌打ちすると、シンジから半ば奪い取るようにして受け取り、そのまま本来最初に向かい合う筈だった、彼女へと捧げた。 「…今年は賑やかでしょ、良かったわね。」 花束と共に、静かな黙祷も捧げた後に、アスカは口角を少し和らげて言った。 それは、ささやかながら、親愛なる者に向ける弔いだと、初めて墓参りと言うものを目の当たりにして少年は感じた。 「さてとー、帰ろっか。」 「え、」 レイジはマリの突然の言葉に驚きを隠せない。 「パイロット同士、お互いつもる話があるのよ。」 「でも、」 不満の声音が口をつく。が、 「大丈夫、また会えるから、ね?」 そうやって、彼の応答を待たずして鼻歌混じりにレイジの手を引く。 振り返った時には、アスカとシンジは寄り添って、花束が手向けられた彼女に、既に背を向けて居た。 56 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 03 59 46 ID ??? 「なんで、父さんが生きてるって教えてくれなかったんですか。」 寂れた交差点での、ほぼ意味を成していない信号待ち、歩行者側のシグナルが点滅する中、マリが運転する停止した車内で、レイジは柄にもなく紅潮した頬を膨らませて居た。 小さな手は、ちょこんと、拳を膝の上で二つほど形づくっていた。 その行動が、あまりにも年相応に思え、普段のませた態度と無意識のうちに比較し、マリは噴き出すのをこらえるために頬を引きつらせ、口角だけを上げている不自然な笑いになった。 「だって、知るも知らないも君の自由でしょ?、教えることは教えたつもり、最低限はね。」 彼女のどこか食えない物言いに、ますますレイジは、眉を上げ気味に、はち切れんばかりにフグの如く膨れ上がった。 やれやれ…これは懐かれたってことかな? マリは僅か半月で懐柔された子犬を尻目に、青信号になった道路へと満足気にアクセルを踏み鳴らした。 59 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 09 06 40 ID ??? 「十五年間、ネルフで何してたの。」 ベランダに、寄り添いながら腰掛ける男女が居た。 庭の樹々が囁きあうように揺れる様子を眺め、十五回目の秋の訪れを待たずして、一枚の紅葉が彼の膝に舞い散る。 「始末書とか、書いてたかな。あと、ちょっと研究。アスカは?」 「何にも、ただ彼女のところに毎日おしゃべりに行ってただけよ。」 そのために、此処に住んで居るようなものだから。 その一言は喉元にまで込み上げたが、再び心の隙間に棄て置いた。 勿論、彼女とは何も語らずに静かに立って居るだけの墓標のことだが。 「レイジや、あんたのことは、どうして黙ってたのよ。」 深呼吸をひとつ、ふたつ、繰り返し、彼は紡ぐ。 「綾波は僕の気持ちを知ってた、だから自ら残酷な道を選んだ。」 アスカは俯いた、返す言葉が模索しても見つからないと嫌という程、判っていたからだ。 「サードインパクトが起きて、…いや、起きかけてエヴァは全機消滅したね、」 ふと古い映像が脳裏に鮮明に甦る。 紅い雨が降り注ぐ中、遥か天上に近いところに在る、虹を見上げて、『さよなら、母さん。』、呟いた、傷だらけで微笑む少年を、彼女は追憶の対象とした。 しかし、彼女は知っている、彼は自身の手で母なるエヴァを、破壊したことを。 64 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 13 07 56 ID ??? 「エヴァに乗る義務がなくなった、ということは、レイジは要らない存在になってしまったんだ。」 少年の酷な運命に、彼女は唇を噛み締めた。感情的になったせいか、自ずと彼の独壇場に仕立てあげた筈なのに、横から口を出してしまった。 「だから、田舎に預けたのね。」 「うん。そこが一番命を狙われにくかったから。」 用の無くなった者は、抹消。 どの道、組織内で匿って育てるには不可能に近かった。 「でもね、一緒に暮らせる方法が見つかったんだ、」 しかし、声音とは逆に苦悶の表情を浮かべる彼。 その表情を見て、彼女は気付く。 否、聡い彼女は、気付かずには居られなかった。 以前、赤木リツコ博士が責任者を務めて居た、「E計画」を継ぐ形になったのだった。 「また、エヴァをつくるの、」 「いや、つくらせないよ、そのためにアスカの力が必要なんだ。」 彼の瞳には決意が強く滲み出ていた。 アスカは、その眼に射抜かれ、久々にぞくぞくするような、無邪気な少女時代に感じた、心が昂揚する浮き足だった気持ちに見舞われた。 「バカシンジに頼まれたなら、仕方ないわね。」 「…ありがとう。」 シンジが礼を告げ、微笑むのを見て、アスカは誇らしげに声なきまま笑った。 65 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 13 09 12 ID ??? 「それと、」 彼女は悪戯っぽい笑みを滲ませて、彼の左手の薬指をつついた。 「まだ付けてたんだ。」 最後の夏祭りの夜店、お揃いで買った、安っぽいシルバーリング。 それは過去、中学生だった頼りない彼ら二人が誓えない未来への慰め、即ち愛のかたちとしてお互いの左手の薬指に嵌めた指輪だった。 愛のかたち、小癪な響きに当時は苦笑したものだが、今は安らかに枷の如く、固くなった彼の指に嵌っているのだった。 十五年もの長い歳月の間もありながら、彼が外さずに付けていたことに先程は目を疑った。 「アスカは…、」 不安そうにシンジは、蒼い眼を見つめる。 「バカね、そんな顔しないでよ、…ほら。」 胸元から、ネックレスに仕立てられた指輪を取り出した。 シンジはそれを見て、曇って居た頬に、満面の笑みをたたえた。 「嵌んなくなっちゃったのよ。」 よっぽど悔しいのか、ぎりりと歯を鳴らす彼女に、まあまあと苦笑し諫める。 指輪を持って居るということ、それは即ち今でも気持ちは変わらないという、意思表示でもあった。 だからシンジは告げる、 「新しいの、欲しくないの?」 69 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 14 14 44 ID ??? 彼女は意味が理解出来ずに唖然とし、否、判っていたが、信じられない心情の中、ぼうっとしてシンジを見上げた。 風が疾走った、彼女の長い金髪がなびく。 目にかからないくらいの短さを保つ、前髪がふわりと浮いた。 「どういう…、」 言葉を紡ごうとした唇は、彼によって封じられた。 十五年振りに合わせた唇は、微かにほろ苦い、でもあたたかな紅茶の味がした。 かつて、レイジの産みの母の部屋で飲んだ味に似ていることが、彼の脳裏によぎり、この愛は尊い犠牲の上に成り立って居ることを改めて自覚した。 暫くして、唇を離した彼は、頬に添えた手のひらで彼女の黒い眼帯を外し、親指でそっと、眼下の生々しい傷跡を撫でた。 「…傷、残っちゃったね。」 「あんたが貰ってくれるなら苦にならないわ、そうでしょ?」 未だ一枚の紅葉が乗った、彼の膝には、白い薬指に新しい灯りがある、彼女の手のひらがあった。 第二章・終 100 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 17 21 55 ID ??? 話は、半月前に遡る。 人形のように、どこか一点を見つめ、浮わついた視線の主を、施設内を説明する二人の職員の隙間から、赤ぶち眼鏡の奥にある鋭い眼光が捉えた。 マリが彼の目の前を通り過ぎようとする。 が、立ち止まり、職員たちに宣言するように、 「この子を引き取ります。」 「な…。」 意見しようとする職員へ、鼻の先ぎりぎりに書類を突き付ける。 「特務機関ネルフ」と文字がちらついたのが、今でも少年の脳裏を掠めるのだった。 それからは、目まぐるしい日々であった。 施設にあった僅かな私物を小さな段ボール一つに纏め、彼女が軽々と持ち上げ、車のトランクに積み込む。 彼女の部屋へたどり着くには、車で丸々三日を要した。 途中、何故か何回も匂いを嗅がれて、卒倒しかけた。 そんな状況でも、レイジがマリを拒絶しなかったのは新しい生活にかけた願い、即ち希望を彼女へ僅かな荷物と共に我が身も託したからでもあった。 101 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 17 26 53 ID ??? 半月後、アスカが住んでいる旧第三新東京市から、マリのマンションまでは、レイジが掛かった膨大なる時間よりも、遥かに微塵に近い時間で到着した。 「ふー、たっだいまー。」 車に於いては随分と長旅であったために彼女は、両手を丸めて天に突き上げるようにして、小さく呻きを上げ、大きく伸びをしてから、先に「真希波」と表札がある扉を開け、玄関へと、ずかずかと足を踏み入れた。 何かを思い立ったのかレイジは玄関の前で立ち止まった。 既に片足は玄関マットの上で、もう片方の靴を脱ぐのに苦戦しているマリが不思議そうに目だけ向けている中、レイジは照れたように微かに頬を染め、 「…ただいま。」 そう呟く彼に、マリは穏やかな顔つきで背を伸ばして返答をする。 「おかえりなさい。」 レイジが、そっと玄関に降り立ったと同時に、無機質な音を立てて扉が閉まった。 その行動を、十字架を胸にかかげた女性と、当時から彼に酷似していた少年とが、過去にかりそめの家族となる為に行なったなどとは、彼ら二人は知る由もなかった。 105 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 00 24 56 ID ??? それから、幾日かが矢のように過ぎ去った。彼女は久々に、坂を降りた。 坂道の途中で、顔中に皺が畳まれた老婆に出会う。遥か先方を見上げ、老婆は驚きを隠せずに、大きく眼を見開いた。 それもそのはず、老婆はつい最近まで坂の上に住んで居る物好きを、恐ろしい魔女だと信じ切って居たからだ。 それがスーツケースを引いた、蒼い眼をした異邦人だとは思いもよらなかったのだろう。 トラックが何台か走る坂道、いつもは人さえも通らない。 老婆が見る限り、どうやらその異邦人は引っ越しをするようだった。 やがて彼女が枯れ果て、今にも倒れてしまいそうな大樹の前で老婆の側を横切った。 老婆を彼女が掠めた刹那、彼女は意味有りげに口角を吊り上げ、歪んだ嘲笑を餞別代わりにした。 それは威圧感に充ち満ちており、老婆は思わず息を呑んだ。 老婆は圧倒され、よろめきながらも彼女の背中を見送り、ようやく悟る。 眼帯姿の金髪の彼女は、魔女よりも恐ろしい者であったということを。 110 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 17 48 14 ID ??? 「ここは、」 旧第三新東京市、この地にもまた降り立った者が居た。 「そう、特務機関ネルフ。今は解体されたようなものだけどね。」 もう、殆ど廃墟に近いように思えたが、施設に入った瞬間、 「わぁ、すごいっ!」 無邪気に周りを眺め回している少年を尻目に、彼女はエレベーターを目指した。 「ここに、父さんが居るんですか。」 「そうだよ、会いたいでしょ?」 少年さながらの煌めきを瞳に閉じ込めたまま、レイジは俯いて、また頬を紅潮させ、ぼそぼそと声をひそめた。 「はい、まぁ…。」 どうやら視界が悪いのか、マリは眼鏡を外し、息を吹き掛ける。 「でもワンコくんのところまで行くのに、色々検査とかあるから、それが大変かもねー。」 言い終わると同時にチン、と簡素な音でエレベーターが到着を示す。 「検査って…わぶっ!?」 扉が開き、歩を進めようとしたレイジはマリを見やっていた為、前方を全く注意してなかった。 「ちゃんと前見て歩きなさいよ!」 「ごごめんなさいっ、…?」 明らかに人にぶつかり、動揺していたところに降って来たのは聞き覚えのある声で、思わず顔を勢い良く上げた。 「やっぱりね、何日振りだっけね?、レイジ。」 「あ、アスカさん!?」 113 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22 14 10 ID ??? 驚きのあまり素頓狂な声を上げるレイジの後ろで、眼鏡をカチャ、とかけ直す彼女が、投げ掛ける。 「思ったより、早かったねぇ。」 「ま、ね。荷造りが早く終わったから。昨日から住み込みよ。」 そう言うアスカに、マリは口許に手を当てて、にやつきながら、 「ワンコくんのところに泊まれば良いのにぃ。」 アスカは白衣に包まれた、ポケットへ無造作に突っ込んだままの腕を引き抜いた。 「えっ、父さんとアスカさんって、そういう関係、」 思わずレイジは口を挟むが、最後まで言い終わる前に、アスカはそのまま腰に手を当てがって、 「あんたバカァ?、シンジはずっと此所に住んでんのよ。…こっちよ。」 溜め息混じりに言うアスカと、未だに、にやにやと含み笑いを頬に残しているマリを、交互に見やって、レイジは頭が混乱したまま、彼女らに同行することになった。 彼は、何回も夏の暑さと冬の寒さという両極端を往復したような、一気にそれも幾分のうちに体験させられた心地になって、既にレイジの足取りは随分と危なっかしいものであった。 114 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22 16 05 ID ??? アスカにより、検査は難無く省かれ、そのまま研究室に通される形になった。 しかし少年の心地は穏やかでない。 たった今情報を詰め込まれ過ぎて、レイジの脳内は、はち切れんばかりだった。 研究室の扉の前でアスカのIDカードをスキャンして、開かれた。 しかし、奥に居る背中はぴくりとも身動ぎせずに、淡々とパソコンと睨めっこをしている。 「ったく、自分から呼んどいてその態度ぉ?」 アスカが毒づきながら、近付くとシンジが振り向く。 「やっと今ちょっと切りが着いたところなんだ。そうそう、レイジに見せたいものがあって、」 デスクに幾つか並べられて居る写真立ての一つを取って、レイジの手に渡らせた。 白い部屋の中で、ベッドの上、生まれたてと言わんばかりの生後間もない赤子と、その子をかき抱き、一心に見つめている女性、と言うよりも明らかに少女に近い姿の母親が写っていた。 「分かるかい。…君と綾波だよ。」 自分と、母。 貪るように見つめ続けるレイジの傍ら、遥か遠くに視線を飛ばす、シンジが居た。 116 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 08 07 02 ID ??? 「…綾波、どんな名前にするか、決めた?」 白い無垢な病室の中、カーテンが風になびく。 ベッドの横に備えられて居た椅子に腰を据える、今よりも若き彼が何度も何度も重ねられた問いをする。 少女は大きくふくらんだお腹に手を置き、やわらかく笑みをつくる。 「男の子ならレイジ、女の子ならシイ、かしら。」 「良い、名前だね。僕らの名前から取ったの。」 何度目かの問いで初めてそれを訊いたシンジは、風になびく青い髪が彼女の顔に当たっているために、そっと梳きながら、レイの紅い瞳へと視線を持ってゆく。 レイは心なしか褒められたからか少し照れながら、ええ、と紡ぐ。 それから、申し訳なさそうにシンジは眉を下げた。 「ごめんね、」 幾度も謝罪を込めた言葉を並べる彼に、レイはシンジのせわしなく動く唇を、人差し指でそっと咎めた。 「あなたのせいじゃないわ、…わたしは嬉しいのよ。」 嬉しい、その言葉の真意を問いただす前に目頭が熱くなり、彼は一言二言告げて、病室を出た。 ドアを開けた瞬間、すぐ側には聞き耳を立てて居た少女の姿があった。 118 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 22 46 35 ID ??? すぐさま彼女は、古風に捕らわれた動作で、ぱちり、と片目を瞑り、彼が先刻まで居た病室へとまるでカーテンをなびかせる風の如く、自然に踏み入れた。 少々罪悪感もあったが、目頭の熱がおさまるまで、などと理由を付けて、彼女と立ち位置をそのまま入れ替わったように壁際に息をひそめる。 「やあ、」 まだ、切り揃えた筈の毛先が微かに黒ずんでいる。 「…あなたは、五番目の…。」 「どーも、…ごめんね?、聞かせて貰っちゃった。」 レイは暫し、訝しげに眉を顰めたが、 「別に、構わないわ。」 と意外な返事にマリは、ほぉー、と感嘆の音を上げた。 「虚しくないの、こんな形で。」 「なにが。」 快く了承した先程とは相反して、素っ気無い返事。 マリは続ける、 「こんな形で、ワンコくんと繋がるってこと。」 ワンコくん、とは概出のワードで、現在はその呼び名に憤慨する者は誰も居ない。 「ええ、…それが幸せなの。」 今度は、赤ぶち眼鏡の少女の方が、やや不満気に返した。 「へぇ、それが『嬉しい』?」 「…そうよ、碇くんと、」 青い髪の少女が言い終わる前に卑下したようにマリは眼だけを剥き一蹴し、冷たい床の上で踵を返して、彼女に背を向けた。 マリが扉を開ける際、シンジは思わず身をのけ反らしたが、彼女の「都合の良い奴。」と表情を見せずに呟いたのは、しっかりと、もらさずに聞いていたのだった。 119 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 21 52 32 ID ??? 「…ンジ、シンジ!」 左肩をおおきく揺さぶられ、ようやく現実に引き戻された。 「あんた、レイジに説明するんじゃなかったの。」 と呆れたように、アスカは薄く張られた氷のような、曇ったガラスの奥に飾りたてられた写真を爪先で、カツカツとつつく。 「あ、ごめん…とりあえず、今日は持って帰って?」 思慮深そうに顔を覗き込むシンジの様子を捉え、レイジは頷く。 良い子だね、シンジは呟き、息子に対する癖なのだろうか、分け目のある黒髪をそっと撫でると、早急に自分のデスクから立ち上がる。 レイジに今まで父親の存在が無かったように、シンジもまた、彼にどう接して良いか戸惑って居る指先が漆黒の頭から遠ざかる。 「ちょっと、シンジ!」 白衣を翻し、慌てて昏い色合いの赤いシャツで黒いスカートのアスカはその背を追ってゆく。 レイジは、そんな二人のやり取りを視線の合わない眼で一瞥し、また食い入るように写真を眺めて居た。 120 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 21 54 08 ID ??? 「…ンジ、シンジ!」 左肩をおおきく揺さぶられ、ようやく現実に引き戻された。 「あんた、レイジに説明するんじゃなかったの。」 と呆れたように、アスカは薄く張られた氷のような、曇ったガラスの奥に飾りたてられた写真を爪先で、カツカツとつつく。 「あ、ごめん…とりあえず、今日は持って帰って?」 思慮深そうに顔を覗き込むシンジの様子を捉え、レイジは頷く。 良い子だね、シンジは呟き、息子に対する癖なのだろうか、分け目のある黒髪をそっと撫でると、早急に自分のデスクから立ち上がる。 レイジに今まで父親の存在が無かったように、シンジもまた、彼にどう接して良いか戸惑って居る指先が漆黒の頭から遠ざかる。 「ちょっと、シンジ!」 白衣を翻し、慌てて昏い色合いの赤いシャツで黒いスカートのアスカはその背を追ってゆく。 レイジは、そんな二人のやり取りを視線の合わない眼で一瞥し、また食い入るように写真を眺めて居た。 121 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 21 54 50 ID ??? 「シンジっ!」 シンジが呼ばれて振り向くと、研究室から走ってきたアスカが肩で息をしていた。 「もう…、どうしたのよ。」 「アスカは昨日来たばっかりだったから、見せてないよね。」 答えにまるでなっていないシンジの言葉は、アスカの眉を訝しげにひそめさせた。 アスカは何も言わずに、先導する彼と共にエレベーターに乗った。 以前、これの扉を押さえながら、レイのシンジへ対する想いを訊いたことを、左手の薬指を見つめながら思い出した。 『碇くんにも、ぽかぽかしてほしい。』 あの頃は、感情的になって散々怒鳴り散らしたが、彼女の相手のことを想う、それは恋愛の礎にあり、しかし家族の原点でもあった。 えこひいき、あいつ私よりも全然大人だったかも。 大人になった、金髪の少女だったアスカは、あの日彼女をはたこうとした手のひらを、彼の華奢な背中の後ろでエレベーターの天井を陣取って居る、蛍光灯の光にそっと透かした。 122 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 21 56 29 ID ??? 当時知りえなかった最下層へと、エレベーターは続く。 「もうすぐだよ。」 シンジが呟いた、アスカも頷く。 「こんなところ、あったんだ。」 「うん、ミサトさんに、連れて来てもらったんだ。」 ミサト、その女性の名を聞いてアスカは、はっとして息を呑む。 先程、シンジのデスクの上にミサトのペンダントが置いてあったことを、記憶から排除しようとした矢先の発言だった。 思慮深い女性を目指したつもりはなかったが、それきりアスカは沈黙を守ることにした。 その間、おしゃべりだったのはエレベーターの駆動音だけで、二人の間には、どうにも埋まらない距離の代わりに静けさが横たわって居た。 「綾波の遺体、見たことある?」 唐突に彼が告げた言葉は、酷い、の丈をいとも容易く超越していた、凄惨な言葉だった。 「ないわよ、そんなの。」 「そっか、なら、」 彼がその先に紡ごうとした言葉は、エレベーターが目的地に着いたことを示す、ポーンという簡素な音にかき消された。 「着いたよ。」 その音を、警笛と感じなかった彼女は自分の愚かさを後々ひどく呪うこととなる。 第三章・終 130 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/05(土) 21 33 47 ID ??? IDカードを取り出して、アイスキャンを彼がせわしなく行う。 アスカはその様子を一瞥し、この奥に隠されているものの重要さを推し量った。 やがて重々しい扉が、縦とも横とも言えない、亀裂を走らせたような開き方をした。 口頭一発、彼女は、 「なによ、これ…!」 とりあえず自分の眼を疑った。思わず眼帯も外し、両の眼を見開く。 「ダミープラグの源、今は残骸だけど、」 そんなのでは説明がつかない。 オブラートに包んだような回りくどい言い方は止めろ、と彼女は喉元まで出掛けたが、 「同時に、一つの魂を護る為の器、だったもの。」 水槽に浮かんでいる、数多の「綾波レイ」という器だったもの、現在では全てが破壊されており、それを見つめるシンジは苦虫を噛み潰したような表情で下唇を噛み締めた。 呆然とするアスカは、その中心に隔離された、一体の「綾波レイ」を見つけた。 「あの、綾波だよ。」 これが、自分たちが接して居た、二人目の綾波レイ、ということをシンジは暗に指し示した。 その裸体の腹部には、妊娠線らしきものが、ほのかに浮かび上がっている。 「うそよ、だってこの子は、」 アスカは声音を震わせるが、 「死んでるよ?、でもこの一つだけ、器が完璧な状態なんだ。これなら、サルベージして魂を宿らせるのも可能。どうしてだと思う…?」 134 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/06(日) 14 20 09 ID ??? アスカは一息吐き平常心を装い、愚問ね、ともらす。 「そんなの、意図的に抜き取られたとしか、考えられないわよ。」 魂をね、と付け足すシンジは、少女のままの綾波レイが入れられている棒状の水槽に、指輪が嵌った手のひらを置き、アスカを見やる。 「そう、だから綾波を連れ戻す、迎えに行くんだ。」 ――それが、僕の計画。 そう続けるシンジに頷き、アスカは自分の身体を抱き締めるように腕を組み、水中で浮遊しているレイを見上げる。 「そう、」 アスカは何か言いかけたが、その先はずっと何も語らなかった。もう薬指の指輪には一瞥もくれなかった。 彼女は、自分は利用されたのであったと、本当は愛されて居ないのだと、思うことによって、なんとか仏頂面を保って居た。 被害者意識を持たないと、やっていけないほどに、アスカは彼の言葉に激しく打ちのめされ、心にレイに対する醜い嫉妬がどろどろと渦巻いて居た。 力を抜いて、ぶらりと垂れ下がった左手から、先程真実を見つめる為に、ひっぺがした眼帯が滑り落ちてしまったことに気付かない程でもあった。 135 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/06(日) 14 21 19 ID ??? 「ワンコくん達、戻って来ないねぇ。」 良い加減、痺れを切らしたのか、マリがレイジを横目で見て言うが、レイジはマリに一瞥もくれずに先程の写真立てをずっと飽きずに凝視していた。 やがて、少年は写真の左端に点在している、赤インクの存在に気付いた。 思わず手首を返し、後ろに向けた時、 「過去よりも大事なことは、ないの?」 思わず、声の主に振り返る。 彼女は珍しく、無愛想な天井と向かい合って居た。 眼鏡の奥の表情は未だ読み取れないままで彼は疑問符を並べ、首を傾げた。 「今、二人が何してるか気にならないんだ?」 皮肉とも取れる彼女の言葉に、口を噤んだレイジは、下唇の薄い皮を、ぎりり、と噛み切るような勢いで噛み締める。 深く眉根を寄せる彼は、おもむろに写真立ての中から写真を取り出す。 まだ幼い彼と、あおい彼女が写っている裏には、紅い文字がびっしりと陳列していた。予想以上の赤に、ごくり、と唾を呑み込んだ。 136 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/06(日) 14 22 49 ID ??? 『レイジへ。きっとあなたがこれを読んでいる時には、私はここには居ないでしょう。』 マリが後ろから、ちらりと覗いて居るのが判ったが、そのまま気にせずに、シンジのデスクの前にある、パイプ椅子に腰掛けた。 『私はもうすぐ人為的に殺されます。成長していくあなたを見れないのが心残りです。』 きっと彼女は、生と死の概念への執着心は薄く、ただ純粋な思いだけがここに在る、そんな思いをレイジは垣間見た気がした。 『だから、あなたに託します。碇くんを、』 碇くんを、のところには、横線一本入っていて訂正されていた。 『あなたのお父さんを助けてあげて下さい。私は遠い地であなたを待って居ます。きっとあなたが見る私は抜け殻だと思いますけど。』 最後の文は彼女に似つかわしくない言葉だとレイジは感じた。 『レイジ。頑張って。――綾波レイ』 レイジが立ち上がると、マリは出口を顎でしゃくった。 「ここへの経路はあのエレベーターだけだから。追うも帰るも好きにしなよ。」 例の写真を持ったまま、少年は走り出した。 137 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/06(日) 14 23 38 ID ??? 先程からレイジが乗っている、寂れたエレベーターが、がくん、と上下に激しく揺れた。 「着けるのかな、これ…。」 不安げな少年の呟きは、空気中に散らばり、足許に転がった。 一方、マリはひとり、ぽつりと研究室に佇んで居た。 「行っちゃったか…、でもワンコくんも無茶するもんだ、」 誰かに教え込むように、やさしく諭すように、コンクリートが剥き出しの床にマリの声音が染み渡った。 「あの子を甦らせるなんて。」 ――アスカも、綾波も幸せにするんだ。 そう言い切った彼の面影をレイジの残像と瞼の裏で重ね合わせる。 何が彼女達にとって幸せなのか、彼にそれが実践出来るのか、疑問ばかりが浮き彫りになり、マリは何回もしきりに首を捻ったのだった。 「所詮、君は独善的なんだよ、甘いね。」 皮肉気味に嘲笑った、天井を見つめて居た瞳の灯りは、研究室の片隅に在る、丁度彼女から死角になる場所へ、監視カメラに向けられていた。 141 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/06(日) 21 20 42 ID ??? 随分と下降したところで、エレベーターから降り立ったレイジは、入り口が縦横無尽に裂けた世界の中に居る二人を見つけた。 「父さん、アスカさん。」 思わず呼び掛けると、中の暗がりに居たアスカは、ぎょっとして振り向き、眼帯をしていた筈の蒼い眼で彼の姿を見つけた。 「レイジ!?来ちゃ駄目!」 しかしアスカの懸命な叫びも虚しく、レイジは水槽を捉えた眼を大きく見開いた。 「な、」 音もなく土に塗れたスニーカーの上に、写真が舞い降る。 膝から、がくん、と力が抜け、レイジは崩れた。 「どうして…、父さん。」 「僕は、父さんみたいにはならない。誰にも綾波を殺させない。」 誰の為に言っているのか、シンジはレイジの肩越しにはるか遠くに在る何かを見つめて言う。 アスカはより一層厳しく眼を細める。墓参りのときのような、哀愁じみた表情は見当たらない。 どちらにしても破壊されたレイの群像を見るのは彼はまだ、青過ぎるのであった。 142 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/06(日) 21 22 38 ID ??? エレベーターで上昇し、再び研究室に戻ってきた三人は暫く、通夜のような重苦しい空気の中、黙ったままであった。 意を決したのか、アスカが水分が涸渇して、ざらつく唇を一舐めし、彼に訊く。 「レイジ、今日は遅いし、ここに泊まる?」 レイジは、項垂れたまま首を振り、ゆっくりと踵を返す。 「いえ…、帰ります。」 掠れた返答を聞き、アスカは消え入りそうな彼の手のひらを掴んだ。 地下で先程落とした写真、それに彼女の眼帯を渡した。 それからアスカはレイジを抱き寄せ、赤子をあやすように、背中をぽんぽん、と軽く叩いて、肩越しに耳元でこう囁く。 「私は真実から逃げないから。レイジも逃げなかったら、また会えるわ。」 彼女から離れ、揺れ動く、今にも溢れんばかりの水分を孕んだ、彼女の蒼い両の眼を見てから、眼下に在る痛々しい傷を見て、また彼女の眼に視線を戻し、こくり、と頷いた。 去ってゆくレイジを黙って、母のように優しいまなざしで見送るアスカの後方で、シンジは沈黙を守って居た。 144 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 22 04 39 ID ??? 夜遅い時間に帰ってきたレイジを、マリは咎めはしなかった。 ただリビングの机で俯く彼と向き合って座って居た。 机の上を見ると、写真が一枚と、眼帯が乗っかって居た。 それを不思議そうにマリが指先で拾いあげた。 「…アスカさんは、真実がら逃げないって、」 「そっか。」 眼帯を摘み上げたままマリの返事は、案外に素っ気無いものだった。 呼応するかのように、ようやく緊張が解けたのか、レイジの肩が震える。 「母さんが、生き返ったら、うれしいけど、…母さんは、」 しゃくり上げるレイジはたどたどしく、しかし言葉を紡ぐ。 「母さんは、それで幸せなのか、分からない…。」 「ワンコくんは幸せ、というのを履き違えてるかもね。」 ぴっ、と指先を瞬発的に離すと、黒い眼帯は、ぐにゃりと机の上に沈んだ。 レイジの手前側にある写真の上には、既に水滴が幾つか弾んでいた。 「君は、どうしたい。」 145 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 22 06 33 ID ??? レイジは、思わず赤ぶち眼鏡の彼女を勢い良く顔を上げて見上げた。 深夜のリビングには、マリの真っ直ぐに凜と張った声音と、レイジの鼻をすする音、それに嗚咽しか響かない。 「君が嫌だって言っても、ワンコくんは彼女を甦らせるだろうね。」 きっぱりと、残酷という言葉に近い意見を彼女は告げた。 そしてまた、彼は俯いた。 幾分か時間が過ぎ、マリが眠気で意識が朦朧として来た頃、レイジは涙で光る頬を見せた。 「…なら僕は見たい、」 そう言うレイジは物心付いて、初めて人と会話した、施設に居た時を朧気に思い出した。 「母さんが生き返る瞬間を、…見届けたい、です。」 たどたどしくそう言うと、マリはにっこり、と口角を上げ、珍しく晴れやかな笑いを見せた。 「そう。じゃあ明日から送り迎えしないとなー。」 学習塾の送迎のような手軽さで、片道一時間の切符を軽々とレイジに手渡したようなマリの言いように、レイジは未だ濡れて居る頬の筋を、ふっ、と弛緩させた。 第四章・終 146 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 15 57 44 ID ??? それから数ヶ月経ったある日、ネルフの化粧室の中で、苦戦している姿が在った。 「うぇ、こんなにきついんだ…はぁ。」 洗面台に手をつき、金髪がだらしなく下がり、鏡に映る額にはじんわりと汗が光って居た。 「駄目よ、アスカ。このくらい、なんてこと無いわ。」 そう鏡の奥の自分に言い聞かせるが、眉間の皺はまだ消える気配は皆無であった。 「辛そうだね。」 鏡の端に映る彼女が、壁にもたれ、腕を組んで居る。 「…もう暫くの、辛抱だから。研究に切りが着く迄よ。」 「それはいつ、かな?」 返答に窮して居るアスカに、まだマリは続ける。 「この数ヶ月、一緒に、子犬くんとネルフに通ってたけど、数時間しか寝てない状況じゃん?」 「黙ってなさいよ!」 アスカが、洗面台についた手を、拳にして鏡の中のマリを殴り付けると、入り口に居た、当の本人を押し退けるようにして、化粧室をあとにした。 「ワンコくんが気付いてるとは、思えないけどねー?」 当然、その言葉にアスカが化粧室の外で、立ち止まり、身を固くしたのは言うまでもなかった。 147 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 16 02 18 ID ??? それは、ネルフ内の廊下を二人で歩いて居るときだった。 「…うん、もしかしたら甦った綾波は僕たちのことを知らないかも。」 他愛ない会話の途中、束ねた書類を抱えたシンジが言った。 ファイルとノートをぎゅっと、両手で肩を抱くようにして抱き締めるアスカが眼を丸くする。 「そうなの?」 「奇跡に近い、パーセントが出てるからね、」 シンジは靴先を覗き込むようにしてから、息を吐き、アスカを見やった。 彼女の顔色が悪いことにも、漸く気付いた。 「どうしたの?、調子悪そうだね。」 心配する指先がアスカの頬を掠めるが、彼女がそれを冷たく払い除け、大股でシンジより幾歩か前に抜きん出た。 「全然平気!」 そう強がったのも束の間、彼女の視界が歪み、足元はぐらつき、シンジが思っていたよりも、随分と華奢な身体が大きく右側に傾いだ。 そして、床に倒れ込む。 「…アスカ!」 シンジが書類を放り出して駆け寄ったのは、倒れた彼女を見て、暫く呆然とした後であった。 149 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 20 43 21 ID ??? 「アスカ!しっかりしてアスカ!」 シンジはアスカを胸に抱えて気が狂ったかのように名を連呼した。 「アスカさん!?」 声を聞き付けて、レイジがぎょっとした顔で駆け寄る。 その後方で、マリは少し困ったように苦笑していた。 「アスカを…助けて、」 掠れた声でシンジがマリに告げる。 マリは溜め息を一度だけ吐くと、狼狽しているレイジに携帯を半ば放り投げるように手渡す。 「救急車は後始末が面倒だから、タクシー呼んで。」 レイジは震える指先で、携帯の発信履歴のページを開いた。 「ば、場所は、」 漆黒の眼だけこちらに向け、いたたまれない気持ちでレイジは携帯を耳に当てがう。 それを見てマリは暫し首を傾げてから、倒れてままのアスカを抱き締め、焦躁感に駆られて居るシンジを横目で一瞥し、レイジに向き直る。 「旧第三新東京市総合病院、別棟の産婦人科。」 150 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 20 44 20 ID ??? 「産、婦人科…?」 シンジは焦躁感が未だ浮かんで居る顔に、またきょとんとした表情を塗り付けた。 「もうすぐで来るそうです、」 「了解、運ぶよ。」 アスカの運搬をしながら、シンジは浮わついた視線で周りを見渡して居た。 動揺している父を見て、余程アスカのことを心配して居るんだ、と産婦人科の意味も知らぬまま、レイジはシンジとは逆に、妙に安心していた。 「お父さん、こちらへ。」 アスカが運び込まれて暫く経った後、シンジが呼ばれる。 のそり、と立ち上がり、脱力感漂うシンジを、薄いソファに座っているレイジとマリは見つめて居た。 看護師の言葉に少々違和感を感じたレイジは、思ったことをそのまま、マリにぶつけてみることにした。 「お父さん、って…、」 マリを見上げると、口許に意味在りげに、含んだ笑いを浮かべて居た。 マリがそう言う笑い方をするときはきっと嫌なことを隠して居る。 経験上により、言葉を唐突に切り、口を噤んだ。 152 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/12(土) 00 10 14 ID ??? こんばんは、まずは放置すいませんでした。 文化祭やら何やらでずっと書いてませんでした>< もう少しで完結です、 最後着いて来てくれる神々しい方は 少ないかもしれませんが 投下した以上完結させます。 ので、結末に於いてはまた様々な意見が生じるかもしれませんが 正直なご感想を下さると嬉しいです。 長々と失礼致しました、では。 153 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/12(土) 00 12 44 ID ??? 「胎児に問題は見られません、よって流産の心配は無いでしょう。」 淡々と説明する医師のもと、シンジは冴えない表情をしていた。 よりによって、数ヶ月ネルフに籠り、異性なんて自分にしか顔さえ合わせないような相手。 確信と責任感、そして依然として正体不明の興奮によって、未だ目覚めぬアスカの傍ら、押し潰されてしまいそうなシンジが居た。 「ん…、」 横のベッドから小さく呻き声が聞こえた。 「アスカ!」 「なに…、ここは…。」 シンジが思わず声を荒げた為、驚いたアスカが起き上がろうとするが、看護師に制され、そのまま寝かされる。 「過労と、睡眠不足ですね。前回もそうでしたけど、式波さんはもう少し、妊婦としての自覚を持ちましょうね。」 「ひとりの身体じゃないんですよ?」 医師と看護師に苦笑混じりに諭されて、アスカは、はっとしてシンジを見上げた。 「良かった…、アスカが無事で。」 降って来た言葉が、予想外にあたたかな言葉ということに、自然とアスカは目頭を熱くさせ、薄い枕に頬を埋めた。 154 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/12(土) 00 16 05 ID ??? 歩いて帰りたい、アスカがそう言うと、レイジとマリが黙って頷き、病院からタクシーで帰って行った。 「もう、クリスマスか。全然気付かなかった。」 大通りの中心に立っているツリーを見て、アスカが白い息を吐いた。 シンジはと言うと、地下に籠って居て今まで地上に上がることが無かった為、ネルフが出て行く際に、マリからコートを渡された時は流石に戸惑ったが、初めて感じる寒さに身を震わせ、静かに彼女に感謝した。 「あの、ちゃんと一人で育てるから、シンジは心配しないでね。」 急にもごもごとアスカが呟き、 シンジは少し驚いた顔をした。 「何言ってるの、僕たちの子供でしょ?、…二人で育てよう。」 「…ありがと。」 そうアスカが微笑むと、シンジも微笑った。 しかし、そんな優しい世界はやはり脆弱で、アスカの一言により、あまりにも簡単に崩れ落ちた。 「…シンジは、何も言ってくれないもの、」 華美な装飾でさんざんと煌めくツリーの前で、不意に立ち止まったアスカの言葉にシンジは思わず目を見張った。 163 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 13 37 48 ID ??? 「アスカだって、何も言ってくれないじゃないか…。」 くしゃり、と顔を歪めたのは、あの日の少年さながらである。 シンジがそう言うと、アスカは涙混じりに声を荒げた。 「だってそうでしょ!好きとも言ってくれない、手も繋いでくれない、ただ身体を求めるだけじゃ、」 言い終わる前にシンジはアスカを抱き締めた。 路上、行き交う人々がちらちらと眺める中、アスカは火を噴くように、思わず顔を赤らめた。 「ちょっと…、」 シンジは彼女の華奢な身体が壊れてしまうという程に強く抱き締めて、息を大きく吸い込み、 「好きだ!好きだ!好きだ!好きだ!、どれだけ言ったらアスカに伝わるの!?」 肩越しの声は、どちらかともなく、心なしか震えている。 「シンジ…、」 「僕はどうせ偽善者だよ!、綾波を甦らせるのだって、罪の意識からだよ!、本当はレイジにアスカを出会わせたくなかったよ!」 シンジの中で何かが外れたかのように、思いの丈を腕の中のアスカに告げる。 アスカはただ、シンジの見たことも無い姿に呆然としつつ、初めて聞いた本音に素直に涙を流して居た。 164 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 13 38 54 ID ??? 「…分かったわ、シンジ。私も言ってなかったわね、」 と、アスカはシンジの先程よりも、だいぶ緩まった腕をそっと振りほどき、少女のように悪戯っぽく、笑みをたたえる赤くなった目尻をもう一度拭いて、 「好きよ、シンジ。」 シンジはきょとん、としてから、頬を緩ませ、先に言われちゃったなぁ、なんて小さくぼやいてから、しっかりと頷いて、 「オレも、アスカのことが好きだよ。」 そう言った途端、ツリーの周りに居た人々の歓声が際立った。 「…はじめて、見たよ。」 「私も。」 思わず見上げた、昏い色合いの空から真っ白な雪が頭上から舞い降りる。初雪だった。 顔を見合わせ微笑む二人に、白い天使が次々と祝福を告げ、地面に染みをつくる。 「今日くらい、休もうか。」 「そうね。」 まるで学校をさぼるような軽い言い様に、二人は一度噴き出してから、冷たくなった指先を絡めて、帰るべき場所へと歩み出した。 第五章・終 165 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 13 40 48 ID ??? 「お兄ちゃんは、なんでママのこと、アスカさんって呼ぶの?」 数年後の紅い海が打ち返す砂浜に、ふたつの足跡があった。 手を繋ぐ兄妹の、市内の高校の制服である紺色のブレザーと、薄桃色の短い丈のワンピースが風になびく。 「シイちゃんは、レイさんのこと、レイさんって呼ぶよね?」 シイちゃんと呼ばれた、黒髪に蒼い眼の女の子はぷくっ、と頬を膨らませた。その表情は、よく兄に似ている。 「だから、お兄ちゃんもレイさんのこと、母さんって呼ぶんだよ。」 「…むー。りふじん!ぎぜんしゃ!」 「ママの真似しないの、」 苦笑混じりに頬をつつく彼の指をぎゅっと掴んだ。 「食べちゃうのー!」 「あぁっ、よだれよだれ!」 口を大きく開いた女の子と、指を捕食されそうになるレイジの少し遠くで、少女と同じ色の眼をした女性が呼んでいる。 「レイジ、シイカ!ごはんよ!」 「ママッ!」 その声に過敏に反応し、両手をぱっと離したシイカが駆けて行く。 その後ろ側を、やれやれと呆れた声を出し、後頭部を掻きながら、澄み切った青い空を見つめているレイジ。 彼が目線を戻し眼を凝らすと、砂浜の外側から手を振る夫婦と、そのすぐ側で車椅子に乗った彼の若過ぎる母が見えた。 彼らに微笑みながら、砂浜にまた新たな足跡を付け、歩み寄って行った。 完 166 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 13 41 56 ID ??? あとがき 作者のシイです。 こんな拙作を最後まで読んで下さってありがとうございました。 思ったよりも長くなってしまいましたが、無事完結出来て良かったです。 また後日編を、近々投下しようと思っております。 GJを下さった方、批判を下さった方も、多数感想をお寄せいただき、とても為になりました。 またお会いしましょう。 最後にもう一度、ありがとうございました。 204 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 23 46 41 ID ??? 「おかえりなさい。」 玄関に降り立ったレイジは、その声を聞いた。 靴を脱いだ足をそのままリビングに運ぶ。 「ただいま、母さん。」 車椅子に乗った十五歳のままのレイはやさしく頬を弛緩させた。 ほんの数ヶ月前、シンジと、育児休暇から戻って来たアスカの手により、またレイはこの世界に戻ってきた。 足の不自由は残ってしまったが、シンジ達のことを覚えていたレイを見て、一番最初に声を上げて泣いたのは、罪の意識を持って彼女の再生を実現させたシンジではなく、実の息子のレイジでもなく、アスカであった。 そしてふらつき倒れ込む、消え入ってしまいそうな白い裸体を抱き締めたのも、他の誰でもない彼女だった。 「レイジ、」 「なに?」 密やかに声を細く吐き出し、車椅子の車輪を撫ぜるレイに、レイジは耳を傾ける。 レイは顔だけレイジの方に向け、いつしか消えてしまった微笑みのない仏頂面で、 「碇くんのところに、連れてって。」 . 205 名前:シイ[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 23 48 37 ID ??? ネルフ内。 ファイリングされた書類に目を通して居る彼女の耳元で囁かれる。 「碇博士。来客です。」 アスカは身体の向きはそのままに、やんわりと相槌を打つ。 「ええ、分かったわ、…ってレイジじゃない。」 ようやく振り向くと、声主のブレザー姿の少年が、屈めて居た腰をゆっくりと伸ばし、口許で薄く微笑む。燃ゆる緋色のネクタイが、だらりと首から下がっている。 そして透き通った少年さながらの眼だけを、入って来た扉側に向ける。 アスカは自然と、同じ方向に振り向くと、車椅子の少女が大きな紙袋を持って居た。 紙袋を支える指先は、数多の絆創膏に包まれていて、アスカは思わず笑みを洩らした。 「レイ。」 彼女の名を呼び、アスカは椅子から立ち上がった。 手元の書類は、いつしかデスクの上に散乱していた。 「…お昼に、しませんか、」 ぽそりと、そう言った彼女は頬を微かに赤らめ、蛍光灯の下の淡い青の短髪を垂らし、俯いた。 291 名前:シイ ◆VxEYsTkAC6 [sage] 投稿日:2010/01/11(月) 16 12 31 ID ??? 皆さんお久しぶりです。あけましておめでとうございます。 久々に来たらHP晒されてて驚きました。すごいですね。 放置してたので内心ドキドキですw 小説投下します。今回はLRSで無計画。しかも設定が厨ニ…。 なので、かなりスローペースになると思います。 前回の続きはどうしても進まなくなってしまったので、今回のが書けて余裕があったら少しずつ書いてみようと思います。
https://w.atwiki.jp/riseiai/pages/365.html
【グモッ】人身事故スレ◆PartX【チュイーーン】 - ↑アクセスカウンタ 記号:△=踏切事故 ▲=触車 ◆=中の人(乗客乗員など)負傷 ?=不確定情報 ※=後に無傷と判明 ☆=人身事故ではない ×=誤りと判明 ◎=正しい情報 開始 819番の第860番レス 常磐線 赤塚~水戸 10月21日 5時05分頃 話題発生 819番の第873番レス 当該列車 特徴 ☆ 沿線火災。土浦~水戸間の上り線のみ運転見合わせ。6時10分現在、ほぼ平常運転。 近鉄名古屋線 千代崎~白子 10月21日 12時35分頃(遺体発見時刻) 話題発生 820番の第74番レス 当該列車 近鉄四日市発津新町行き普通の運転士が発見 特徴 現場は鈴鹿市江島本町。男性が線路脇に倒れているのを、普通列車の運転士が発見。白子駅を通して鈴鹿署に届けた。男性は既に死亡していた。死亡推定時刻は21日朝。頭部に外傷があり、列車と衝突した可能性がある。身元は確認中。(中日新聞三重版) 近鉄名古屋線の人身事故は今年7件目。前回は5月11日の伊勢中川。 横浜線 町田~古淵 10月21日 14時14分頃 話題発生 819番の第903番レス 当該列車 桜木町13時41分発八王子行き快速4335K(横クラH013 E233系) 先頭車=クハE233-6013 特徴 △ 現場は森野踏切。県道52号との交差~市役所の間にある、歩行者専用の踏切。全線運転見合わせ。八王子行き快速は中山抑止。東神奈川~町田間・橋本~八王子間で折り返し運転開始。15時15分(見込み15時20分→15時10分)頃、全線運転再開。 横浜線の人身事故は今年12件目。前回は7月39日の菊名。 都電荒川線 学習院下停留場~鬼子母神前停留場 10月21日 22時57分頃 話題発生 820番の第49番レス 当該列車 特徴 ☆ 軌道内人立入りによる遅れ。 山陽本線 三石~吉永 10月21日 1時31分 話題発生 820番の第55番レス 当該列車 特徴 ☆ 鹿と接触。1時50分運転再開。 台風21号接近に伴い、岡山~四国の特急はすべて運休。マリンライナーも児島まで。東海道・山陽新幹線は新大阪17時30分頃は平常運転。(一部、2,3分遅れていたが、原因は混雑) 業務連絡:39A、16号車に対応が必要な乗客あり。 首都圏最接近は23日朝。羽田空港では早朝の便が欠航。8時30分頃から運航再開。小田急はロマンスカーを除き運転。 22日は衆議院の解散・総選挙の投開票日。一部の自治体で「投票箱を開票所に運ぶことができない」との理由で開票延期。過去には災害のため投開票を延期した例もあるが、極めてまれな出来事。 近鉄名古屋線 10月22日 正午頃 話題発生 820番の第154番レス 当該列車 賢島発近鉄名古屋行き上り特急(乗客約270人) 特徴 ☆ 四日市市内を走行中に、車掌が異常な音に気付き電車の上部を確認したところ「パンタグラフ」が折れ、架線が切れているのが確認された。このトラブルによるけが人はなかった。原因の調査と設備の点検のため、18時現在、近鉄の名古屋線、大阪線、鈴鹿線、湯の山線など一部区間で運転を見合わせている。(Yahoo!ニュース/東海テレビ) 線 10月22日 時 分頃 話題発生 820番の第89番レス 当該列車 特徴 ☆ 車両点検。 常磐線 日暮里 10月22日 16時 分頃 話題発生 820番の第91番レス 当該列車 特徴 ☆ 非常ベル。 南海本線 樽井~尾崎 10月22日 16時 分頃 話題発生 820番の第106番レス 当該列車 なんば発みさき公園行き普通車(7185F) 先頭車=モハ7186(Mc) 特徴 公式情報は男里川(おのさとがわ)橋梁の線路故障。橋桁が流失。脱線こそしなかったものの、現場を通過したときにバウンドして乗客2名負傷。当該は運行継続不能として、乗客は尾崎まで徒歩で移動。この時点でみさき公園以南の運休が決まっていたため、当該はみさき公園ゆき普通車となっていた。 その後の調査で負傷者は2名に。事故列車は橋が垂れ下がっているのを見て急停車したが間に合わず橋の崩落部分に突入するも、奇跡的に崩落部分を乗り越えて橋の先で急停車したという。 南海本線の人身事故は今年8件目。前回は9月2日の住吉大社。 運輸安全委員会は「鉄道人身障害事故」と認定。調査を開始した。 樽井~尾崎間の線路故障は29日現在未復旧。難波~樽井間、尾崎~和歌山市間で折り返し運転。樽井~箱作間でバス代行輸送を実施。特急サザンは全列車・全区間運休。高野線 上古沢駅付近でも線路故障があり、高野下~極楽橋間運転見合わせ。特急こうやは難波~橋本間の運転。 当該の橋では1967年に踏切で立ち往生したトラックに5両編成の急行が激突して前3両が橋から転落して、大勢の死傷者が。当時の南海運転士が息子を運転席に入れていて、そのまま逃げてきたことも問題となる。その後箱作、天下茶屋と一年間で大事故を3回繰り返し、同社のCSR報告書にも「南海三大事故」との記述がある。 京急本線 京急鶴見 10月22日 17時21分頃 話題発生 820番の第94番レス 当該列車 下り1708A(11行路 1009編成) ファソラシインバータ 特徴 第一報は人身事故だったが、確認したところ接触はしていないとのこと。 公式も人身事故→安全確認と変更になる。なのでノングモ。 小田急線 喜多見電車基地 10月22日 19時30分発覚 事象発生は10月20日~22日の間 話題発生 820番の第968番レス 当該車 8065X4のデハ8015(M1) 通常8000形6両編成と組み、新宿方から2両目(9両編成)になる車両 特徴 ☆ 10月25日発表の「車両部品の一部が落失した事象について」と題する文書(PDF A4 2ページ)。19時30分頃、喜多見電車基地で点検中、車両台車に取り付けている 車両の高さを自動的に調整する自動高さ調整弁の調整棒の取り付けピンが落失し、調整棒が取り付け部分から外れている事象が判明した。ピンは見つかっていない。運行への支障はなかったが、自動高さ調整弁が機能しなかったことにより、当該車両の左右のバランスが適切でない状態で走行した可能性はある。 香椎線 10月22日 時 分頃 話題発生 820番の第146番レス 当該列車 (キハ40系) 特徴 ☆ Twitterに「電柱が突き刺さっとる」とあったが、倒木。運転席ガラスに木が突き刺さる。 相鉄いずみ野線 二俣川付近 10月23日 5時30分頃 話題発生 820番の第242番レス 当該列車 湘南台5時06分発横浜5時43分着行き各停4504レ(54運行 8709×10 10両編成)※相鉄も小田急と同じく「F」で呼称しない VVVF未更新車 先頭車=クハ8709 湘南台発の始発(いずみ野線上り1番列車はいずみ野発二俣川行き) 特徴 ☆ 2号車(モハ8125)で落雷が原因と思われる発煙。 5時半頃、横浜市旭区の相鉄線二俣川駅付近を走行していた湘南台発横浜行き各駅停車の車両内で煙が発生し、周辺の区間が停電した。乗客は歩いて同駅まで移動。男女3人が気分が悪くなったと訴え、うち2人が病院に搬送された。同社は復旧を急ぐとともに原因を調べている。発生当時は台風21号が関東地方を通過中で、ツイッターには乗客の投稿で「落雷があった」との情報も寄せられている。同社によると、発生した車両は横浜方面に向かっていたが、二俣川駅の手前約50mで煙が発生し、車内は停電して停車した。運転士は「火花が見えた」と話しているという。台風の影響で雷が発生した可能性はあるが、同社は「車両には避雷針が設置されており、通常程度の落雷では停電しない」と説明している。停電は相鉄本線上星川~三ツ境間、二俣川~いずみ野間への送電設備で発生。一時全線で運転を見合わせていたが、7時半頃には海老名~瀬谷間で折り返し運転を開始した。(産経ニュース) 線 東京 10月23日 7時 分頃 話題発生 820番の第182番レス 当該列車 特徴 ☆ サイレン。 小田急線 相模大野 10月23日 8時36分頃 話題発生 820番の第185番レス 当該列車 新宿行き各停(3662×8) 特徴 混雑→転落→そこに電車が、のパターンか。小田原線全線運転見合わせ→町田~相武台前/江ノ島線 相模大野~大和間以外は再開。他社線への振替輸送を実施。9時21分(見込み9時50分)頃全線運転再開。 男性が重傷。(カナロコ) 小田急小田原線の人身事故は今年25件目。前回は9月5日の新百合ヶ丘。江ノ島線は相模大野駅を含めて6件目。前回は9月3日の鶴間~大和間。 名鉄広見線 10月23日 17時 分頃 話題発生 820番の第222番レス 当該列車 特徴 ☆ 鉄柱283番付近で大型貨物自動車の自損事故。運転に支障なし。 名鉄三河線 土橋~上挙母 10月24日 0時09分頃 話題発生 820番の第263番レス 当該列車 知立23時49分発猿投0時21分着行き普通2365レ 下り最終 特徴 △ 土橋~猿投間下り線のみ運転見合わせ。1時32分運転再開。 豊田市司町3丁目の土橋6号踏切で、人が知立発猿投行きの普通列車と接触した。 (名鉄広報) 名鉄三河線(山線)の人身事故は今年2件目。前回は7月9日の平戸橋~猿投間(△踏切)。海線は5月30日に知立~重原間で起きた1件のみ。 高崎線 行田~熊谷 10月24日 時 分頃 話題発生 820番の第266番レス 当該列車 特徴 ☆ 鹿と衝突。 宇都宮線 久喜付近 10月24日 6時 分頃 話題発生 GTSスレの第680番レス→グモスレ820番の第273番レス 当該列車 特徴 ☆ 「当該、久喜手前で作業員と接触した模様」。デマ。 長野電鉄線 都住~桜沢 10月24日 8時15分頃 話題発生 820番の第281番レス 当該列車 長野発信州中野行き普通513レ(T3 8500系3両編成) 先頭車=デハ8503 ワンマン 特徴 △※ 長野県中野市の踏切でトラックと衝突。先頭車両が脱線して傾く。信州中野~須坂間運転見合わせ。 乗客は電車を降り、約500m離れた最寄りの桜沢駅まで徒歩で移動した。13時現在、須坂~信州中野間で上下線ともに運休しており、長野電鉄がバスによる振替輸送を実施している。(読売新聞) 8時15分頃、長野県中野市の桜沢駅と小布施町の都住駅の間にある踏切で電車とトラックが衝突し、車両の一部が脱線した。警察によると、電車は3両編成で、運転士と乗客計約150人が乗っていたが、けが人はなかった。トラックを運転していた38歳の会社員の男性もけがはなかった。現場は警報機や遮断機がない踏切で、長野電鉄によると運転士は「トラックが入ってきたのでブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。警察はトラックの運転手からも話を聞いて事故の状況を詳しく調べている。事故が起きた踏切の近くに住む女性は「いつもと違う警笛の音が3回鳴ってドシンという音がしました。外に出てみたら事故が起きていて、びっくりしました」と話していた。この影響で、長野電鉄は、現場付近の区間で約7時間にわたって運転を見合わせた。(NHK) 「速報 約100人の乗ったトラックが電車と衝突」との誤ったテロップ。 事故後、朝の1往復が須坂乗り換えになったほか、上下各6本が8500系3両→3500系2両編成に。11月15日から所定運用に戻る。 東急田園都市線 デハ8503+サハ8905+デハ8603→長野デハ8503+サハ8553+デハ8513 可部線 三滝付近 10月24日 8時15分頃 話題発生 820番の第341番レス 当該列車 下り普通 特徴 JR西日本によると8時15分頃、JR可部線・横川駅を出発した下り電車の運転士が三滝駅の手前で架線に動物が引っかかっているのを見つけた。動物は、野生のサルで感電死しており、取り除くため可部線は全線で運転を見合わせた。三滝駅近くは住宅街だが山があり、住民によるとこれまでに何度かサルを目撃したことがあるという。可部線は約1時間20分後に運転を再開し、約5500人に影響が出た。(NNN) 337番レスの「広島方面警戒」は広島カープの日本シリーズ進出ならずが根拠。以前と違ってクライマックスシリーズがあるため、ペナントレースで優勝したチームが自動的に日本シリーズに進出するわけではない。ソフトバンク(ダイエー含む)は何度も日本シリーズ進出を逃している。 東京メトロ日比谷線 茅場町~八丁堀 10月24日 12時40分頃 話題発生 820番の第306番レス 当該列車 (8両編成) 東武20000系と推定→21808F 特徴 ☆ 走行中、電車の先頭車両右側の窓ガラス1枚が割れた。電車は八丁堀駅で一時停車し、駅員が破片を片付けた。その後、駅員が乗車して安全を確保しながら乗客を乗せたまま車両交換できる中目黒駅へ向かった。けが人はいないという。(朝日新聞デジタル) 東武東上本線 ときわ台 10月24日 21時 分頃 話題発生 820番の第329番レス 当該列車 池袋行き準急(池袋←11639F+11443F) 更新車、半固定 特徴 ☆ 転落。 総武緩行線 10月24日 21時 分頃 話題発生 820番の第329番レス 当該列車 特徴 ☆ 総武緩行線の人身事故当たり編成、E231系B9編成が24日、大宮総合車両センターに入場した模様。数年前に新小岩グモを経験済 昨年、1週間の間連続で当該になったこともある。機器更新して総武緩行線残留、八高線か武蔵野線に転用、などが考えられる。 高崎線 岡部~本庄 10月25日 9時59分頃 話題発生 820番の第378番レス 当該列車 上野発新前橋行き下り回送 特徴 東京~高崎間運転見合わせ。東京~籠原間は10時35分現在、籠原~深谷・本庄~高崎間は11時00分現在、深谷~本庄 間は11時21分(見込み11時20分)頃運転再開。 10時頃、本庄市寿1丁目のJR高崎線踏切で、行田市の無職男性(37)が上野発新前橋行き下り回送列車にはねられ、全身を強く打って死亡した。本庄署によると、現場は遮断機と警報機が付いた踏切。踏切の先頭で止まっていた車のドライバーが、男性が1人で踏切に入っていくのを目撃したという。この事故で上下6本が運休(区間運休含む)、10本が最大71分遅れるなど、約8000人に影響が出た。(埼玉新聞) 高崎線での人身事故は今年12件目。前回は10月7日、熊谷~籠原間。 JR神戸線 新長田 10月25日 11時44分頃 話題発生 820番の第395番レス 当該列車 姫路10時47分発(須磨11時41分発ー新長田 通過ー兵庫11時46分着)米原14時19分着行き上り快速760T(6両編成 乗客約300人) 特徴 芦屋~西明石間運転見合わせ。特急・新快速はすぐ再開?12時45分頃全線運転再開。 11時40分頃、神戸市長田区松野通のJR山陽線新長田駅で、70歳くらいの女性が姫路発米原行き快速電車にはねられ死亡した。乗客にけがはなかった。兵庫県警長田署は自殺の可能性が高いとみて、身元の確認を急いでいる。JR西日本などによると、女性がホームから線路内に飛び降りるのを約250m手前で運転士が発見し、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。事故の影響で、上下29本が運休、31本が最大58分遅れ、約1万2000人に影響した。(Yahoo!ヘッドライン/産経新聞) 見出しは新快速だが、快速が正当。 JR神戸線での人身事故は今年15件目。前回は10月10日、須磨。 日豊本線 佐土原~日向住吉 10月25日 12時26分 話題発生 820番の第407番レス 当該列車 延岡11時09分発宮崎空港行き下り普通735M(乗客乗員約60人) 特徴 △ 前牟田踏切で人と衝突。佐土原~宮崎間運転見合わせ。13時31分運転再開。 12時30分頃、宮崎市佐土原町前牟田のJR日豊本線で、踏切内に進入してきた男性が、延岡発宮崎空港行きの普通列車にはねられた。はねられたのは20代の男性で、全身を強く打ち、まもなく死亡した。列車の乗員・乗客にけがはなかった。日豊本線では、特急列車3本が運休したほか、普通列車などの一部で遅れが出た。(宮崎放送) 日豊本線での人身事故は今年10件目。前回は10月10日、高城。 JR宝塚線 塚口 10月25日 14時25分頃 話題発生 820番の第408番レス 当該列車 城崎温泉発新大阪行き特急列車こうのとり14号(4両編成 乗客約100人) 特徴 尼崎~宝塚間運転見合わせ。15時39分(見込み15時25分)頃運転再開。 14時25分頃、兵庫県尼崎市東塚口町のJR福知山線塚口駅で、50代くらいの男性が城崎温泉発新大阪行き特急列車「こうのとり14号」にはねられ死亡した。乗客にけがはなかった。男性がホームから線路に立ち入る様子が駅の防犯カメラに写っており、兵庫県警尼崎東署は自殺の可能性が高いとみて、男性の身元の確認を進めている。事故の影響で、尼崎-宝塚駅間の上下線が約1時間15分にわたり運転を見合わせた。(Yahooヘッドライン/産経新聞) JR宝塚線での人身事故は今年5件目。前回は6月13日、猪名寺。 大和路線 平野~加美 10月25日 14時34分頃 話題発生 820番の第411番レス 当該列車 天王寺13時50分発奈良行き大和路快速3400K 大阪まで3400デ 特徴 JR難波~王寺間運転見合わせ。おおさか東線も全線ストップ。防護無線が環状線や阪和線にも届き、約10分遅れ。環状線は本日から列車無線がデジタル化。15時36分(見込み15時35分)頃運転再開。 平野区平野市町480番の正覚寺踏切で、同区に住む女性(51)が天王寺発奈良行きの快速列車にはねられ、死亡した。平野警察署によると、女性は同区加美北の自宅から現場近くまで自転車で移動し、列車の通過直前、遮断桿を押し上げて徒歩で踏切内に侵入した。(大阪府警) 大和路線での人身事故は今年6件目。前回は10月8日、加美~平野間。 東武東上本線 成増付近 10月25日 17時20分頃 話題発生 820番の第329番レス 当該列車 小川町16時23分発池袋行き上り快速4124レ(11031F 10両編成 乗客約800人) 先頭車=11031 特徴 △※ 成増から2つ目の踏切。他社なら成増2号踏切と呼ぶ?(東武は起点から連番)。踏切で白い乗用車(プリウス 大宮34X ? 33-55)と衝突。車は前が大破、電車に巻き込まれる。車の運転手(爺)は逃げて無事。池袋~小川町間運転見合わせ。池袋~上板橋間で折り返し運転開始。中板橋1番線で運転打ち切り、4番線から池袋行きが運行。中板橋は2面4線だが渡り線はなく、同駅折り返しは不可能。18時30分現在、上板橋~和光市間、森林公園~小川町間運転見合わせ。地下鉄直通のみ運転。振替輸送を実施。レッカー車手配。和光市駅付近の駅で一時的に通電を遮断する。そのため停電による混乱が予想される。→有楽町線 和光市~地下鉄成増間、副都心線 和光市~池袋間運転見合わせ。4時間半以上かかり、21時58分頃運転再開。 車を運転していた60代の男性は「前方の車がつかえて立往生しているうちに遮断機が降りてきた」と説明している。(NHK) 11031Fは10030系のトップナンバーで、1989年 アルナ工機製。当初から今日まで東武東上線所属。相手方のプリウスは最新型。 朝霞駅前~成増のバスは10年以上前に廃止。 内房線 蘇我 10月25日 19時03分頃 話題発生 820番の第476番レス 当該列車 君津18時25分発(蘇我19時04分着07分発 東京19時57分発)久里浜21時25分着行き快速4806F 千葉~1806F~東京~1807S 特徴 蘇我~木更津間運転見合わせ。20時18分(見込み20時10分)頃運転再開。 列車人身事故の発生:18時59分頃、千葉市中央区蘇我の線路内で、JR君津駅発、JR久里浜駅行き快速電車と男性が衝突し、同男性が負傷。(千葉中央署) 40代くらいの男性が線路に立ち入り、君津発快速久里浜行き上り電車にはねられた。男性は意識があり病院に搬送された。警察は事故の原因を調べている。 内房線での人身事故は今年9件目。前回は9月8日、八幡宿~浜野間。 名鉄名古屋本線 10月25日 19時 分頃 話題発生 820番の第491番レス 当該列車 特徴 ☆ 緊急信号で非常制動。鵜沼行き急行電車が山王~名古屋間で急停車。軌道内人立ち入りと判明。昇格なし。 東武アーバンパークライン 野田線 大宮公園~大和田 10月25日 19時25分頃 話題発生 820番の第495番レス 当該列車 柏18時22分発大宮行き普通536A(8172F 8000系) 七光台所属 先頭車=クハ8472 特徴 大宮~岩槻間運転見合わせ。20時38分(見込み20時30分)頃運転再開。 19時25分頃、埼玉県さいたま市大宮区寿能町2丁目の東武アーバンパークライン(野田線)で、線路内にいた男性が柏発大宮行の上り普通電車にはねられ、全身を強く打ち死亡した。大宮署によると、現場は大和田駅と大宮公園駅の間で、現場から約110m先に踏切があった。乗客、乗員にけがはなかった。男性は60~80代とみられ、同署は事故と自殺の両面から調べ、身元を確認している。(Yahooヘッドライン/埼玉新聞) アーバンパークラインでの人身事故は今年11件目。前回は9月26日、梅郷。 名鉄名古屋本線 桜付近 10月25日 20時44分頃 話題発生 820番の第549番レス 当該列車 豊橋20時02分発新鵜沼行き快速特急207列車 特徴 ☆ 桜2号踏切に侵入者。防護信号。 東海道本線 藤沢~辻堂 10月25日 23時 分頃 話題発生 820番の第591番レス 当該列車 特徴 ☆ 異音感知。 横浜線 町田 10月26日 朝 時 分頃 話題発生 820番の第725番レス 当該列車 特徴 ☆ 急病人救護。20~30分の遅れ。サラリーマン同士が殴り合う。流血負傷者救助。 名鉄尾西線 苅安賀~二子 10月26日 11時19分頃 話題発生 820番の第626番レス 当該列車 名鉄一宮11時13分発津島11時46分着行き下り普通1180レ(6838F 2両編成 乗客乗員約20人) ワンマン 先頭車=モ6938 特徴 △ 森上~名鉄一宮間運転見合わせ。12時39分頃運転再開。 11時20分頃、愛知県一宮市大和町苅安賀の名鉄尾西線の踏切で人身事故があり、名鉄一宮発津島行きの下り普通列車にはねられた1人が死亡した。性別などは分かっておらず、一宮署が身元を調べている。署によると、男性運転士(35)が遮断機をくぐり線路内に入る人を見つけ、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。乗客乗員にけがはなかった。尾西線は森上~名鉄一宮間の上下線で運転を見合わせていたが、12時半過ぎに再開した。(中日新聞) 名鉄尾西線の人身事故は今年3件目。前回は9月9日の奥町~玉ノ井間。 東京メトロ日比谷線 小伝馬町 10月26日 12時21分頃 話題発生 820番の第633番レス 当該列車 中目黒11時51分発北千住12時34分着行きB1102S(13112F) 編成番号62 先頭車=CM2-13012 特徴 全線運転見合わせ→12時45分現在、東武~仲御徒町間と八丁堀~中目黒間は再開。12時54分(見込み13時00分)頃全線運転再開。13000系が人身事故の当該になるのは初と思われる(触車が1回あり)。 2番線で、三鷹市に住む会社員男性(46)が、中目黒発北千住行きの列車にはねられた後ひきずられ、死亡した。(警視庁) 東京メトロ日比谷線は5件目(うち▼触車1)。前回は7月18日の中目黒(▲触車)。人身事故では5月15日の日比谷。 新京成線 みのり台 10月26日 12時 分頃 話題発生 820番の第646番レス 当該列車 特徴 ☆ 跨線橋の上に自殺志願者。飛び込んではいない。駅員らが説得。運行は完全に麻痺。全線で振替輸送を実施。 みのり台は対向式ホーム2面2線。跨線橋に屋根はない。 小田急線 10月26日 12時 分頃 話題発生 820番の第649番レス 当該列車 特徴 ☆ 安全確認。 名鉄常滑線 西ノ口~大野町 10月26日 15時42分頃 話題発生 820番の第674番レス 当該列車 中部国際空港15時37分発新鵜沼16時38分着行きミュースカイ35レ 新鵜沼14時45分発中部国際空港15時48分着行きミュースカイ40レ 特徴 △ 手押し車の婆。太田川~常滑~中部国際空港間運転見合わせ。17時13分頃運転再開。 15時40分頃、愛知県常滑市西之口の名鉄常滑線の大野町10号踏切(遮断機、警報機付き)で、近くの無職女性(81)が特急電車にはねられ死亡した。常滑署によると、中部国際空港発新鵜沼行き上り特急の運転士が、乳母車を押して踏切内に入る女性を発見、急ブレーキをかけたが接触。直後に走行してきた新鵜沼発中部国際空港行き下り特急にもはねられた。女性は買い物から帰る途中だったらしい。名鉄常滑線は上下とも太田川~中部国際空港で約1時間半、運転を見合わせた。26本が運休するなど約3500人に影響した。(中日新聞) 名鉄常滑線は3件目。前回は8月5日の神宮前~豊田本町間。 東武東上本線 鶴瀬~みずほ台 10月26日 16時 分頃 話題発生 820番の第684番レス 当該列車 川越市行き準急(←川越市31408F+31608F) 半固定10連 先頭車=31408F(4連)のクハ34408 特徴 △※ 自転車と衝突。自転車のおじさんには、直前に逃げ出し負傷はない模様。クハ34408はスカートを損傷。 常磐線 広野~末続 10月26日 17時23分頃 話題発生 820番の第693番レス 当該列車 富岡17時04分発いわき行き普通682M(651系) 富岡~竜田間は10月21日運転再開。 特徴 異音感知から昇格。いわき~富岡間運転見合わせ。19時02分(見込み18時50分)頃運転再開。 広野町折木高萩の東禅寺踏切付近の線路内で、70代の男性が富岡発の列車と接触し、負傷した。(福島県警) いわき~竜田間の普通列車の一部は特急型車両(651系4両編成)で運転している。 常磐線のいわき以北区間での人身事故は今年初。 左沢線 羽前高松 10月26日 18時 分頃 話題発生 820番の第707番レス 当該列車 特徴 ☆ 公式情報は「線路内安全確認」。線路内に人が侵入→当該人物が腰を抜かして動けなくなり運行不能。 鹿児島本線 南福岡 10月26日 22時39分頃 話題発生 820番の第744番レス 当該列車 博多22時33分発佐賀行き特急かもめ103号(本ミフCM14 783系) ハイパーサルーン 先頭車=クロハ782-101 特徴 当該は最後尾がかろうじてホーム端にかかる程度で停車。折尾~南福岡(のち、福間~原田)間運転見合わせ。後続の久留米行きが南福岡到着。上り線は23時05分、下り線は24時15分(見込み24時00分)頃運転再開。 大野城市に住む会社員男性(58)が、佐賀行きの特急列車にはねられ、23時40分に死亡が確認された。(福岡県警) 鹿児島本線は23件目。前回は10月10日の竹下(△踏切)。人身事故では9月24日の遠賀川~海老津間。 南武線 稲田堤~矢野口 10月27日 6時34分頃 話題発生 820番の第774番レス 当該列車 川崎6時00分発立川行き普通637F(横ナハN23 E233系) 先頭車=クハE232-8023 特徴 △ 現場は原島踏切。警官が吐くほどの状況。川崎~立川間運転見合わせ。658Fは川崎6時56分(所定6時54分)着。通常は折り返し7時01分発立川行き759Fになるが、行先変更等があり得ると放送。矢野口~立川間は再開(この情報はあやしい)。稲城長沼~立川間は7時15分現在、川崎~稲城長沼間は7時49分(見込み7時40分→7時50分)頃運転再開。 JR東日本横浜支社によると、川崎市多摩区菅5丁目16番の原島踏切で、人が川崎発立川行きの列車と衝突した。広報担当者によると、はねられたのは成人女性とみられるという。Twitterでは下り電車にはねられ、直後に上り電車にもはねられたようなツイートがあったが、ダブルコンボの可能性はなそうなので上り列車の情報を削除。 女性が川崎発立川行きの下り普通電車にひかれ死亡した。(カナロコ) 南武線の人身事故は今年8件目。前回は10月14日の武蔵溝ノ口。 営団踏切の「営団」は市営団地前の略。近くに川崎市営菅芝間住宅がある。 呉線 10月27日 7時 分頃 話題発生 820番の第887番レス 当該列車 安浦6時34分発広7時02分着行き普通2107M(227系3両編成) 特徴 ☆ 7時すぎ、呉市のJR呉線の広駅で安浦駅から到着した電車の乗客から「電車の窓ガラスにひびが入っている」と乗務員に連絡があった。JR西日本によると、3両編成の電車の1両目の優先席付近にある窓ガラス3枚に、くもの巣状のひびが入っていたという。乗客の安全を確保するため、広駅から折り返す三原市の糸崎駅行きの電車1本(107M)が運休したが、乗客にけがはなかった。外から石などを投げ込まれたような跡はないといい、JR西日本では電車を広島市の車両基地に移して詳しく調べことにしている。呉線では今月中旬にも別の車両で、走行中の電車の窓ガラスでひびが見つかっている。(NHK広島) 根室本線 白糠 10月27日 7時20分頃 話題発生 820番の第812番レス 当該列車 貨物 特徴 △ 7時20分頃、踏切を渡ろうとしていた乗用車が、右側から来た貨物列車と衝突した。この事故で、乗用車を運転していた近くに住む、女性(81)が骨折などの重傷。貨物列車の運転士にけがはなかった。この影響で、11時現在、普通列車2本が運休、釧路発札幌行きの特急に最大で1時間ほどの遅れが出ている。現場は遮断機のある踏切で、遮断機が壊れたためJRが修理を行っている。警察が事故の状況を詳しく調べている。(Yahooヘッドライン/北海道ニュースUHB) 根室本線の人身事故は今年2件目。3月13日の西帯広~柏林台間。 桜木町 10月27日 時 分頃 話題発生 820番の第815番レス 当該車 特徴 ☆ 紅葉坂でバイクと車2台の死亡交通事故。 山陰本線 10月27日 11時 分頃 話題発生 821番の第33番レス 当該列車 豊岡・東舞鶴発京都行き特急5082D はしだて2号+まいづる6号 京都丹後鉄道・丹後の海車両(元北近畿タンゴ鉄道 タンゴディスカバリー) 豊岡~久美浜間快速1682D 東舞鶴~綾部間3046D 特徴 ☆ JR西日本福知山支社は山陰線綾部~和知(わち)間で、京都行き特急列車の2両目の乗務員室ドアが開いたまま最長で約20km走行した可能性があると発表した。乗務員室と客室は自由に行き来できたが、乗客約150人にけがはなかった。同支社が原因を調べている。同支社によると、特急は1,2両目が「まいづる」、3,4両目が「はしだて」で、綾部駅(京都府綾部市)で連結し11時ごろ発車。11時15分ごろに和知駅(同府京丹波町)を発車する際、付近の作業員が2両目のドアが開いているのに気付き指令所に連絡、2,3cm開いていたドアはすぐに閉められた。綾部駅で施錠は確認していたという。(産経WEST) 東京メトロ銀座線 銀座 10月27日 12時09分頃 話題発生 820番の第859番レス 当該列車 渋谷行きA1149レ 特徴 ☆ 目撃者によると、つえを突きながら歩く年配男性が、千鳥足でホーム際に近づき、そのまま落下したという。直後に非常停止ボタンが押され、ホームには大音量の警告音が鳴り響いた。即座に東京メトロの職員が現場に駆けつけ、1人は線路に下りて男性の状態を確認。しかし、渋谷行きの列車が駅へ近づき、3、4人の駅員がホームから両手で手を振り、運転士に止まるよう訴えた。停車したのは落下した男性から約30m手前。間一髪だった。その間約3分ほどの出来事だった。男性は頭から落ちたため、顔面に裂傷を負い流血し、立ち上がれない状況だった。目撃者の女性によると、男性の手荷物にあった紙袋の中には酒が数本入っていたという。男性を後から押すなどした人物は見当たらず、1人で落下したようだとも証言した。救助後の男性は意識があり、警察官の問いに「酒を飲んでいた」と話していた。(Yahooヘッドライン/日刊スポーツ) 銀座線は日中でも3分毎に運転。 りんかい線 天王洲アイル 10月27日 12時 分頃 話題発生 820番の第832番レス 当該列車 特徴 ☆ 線 小倉 10月27日 13時 分頃 話題発生 820番の第887番レス 当該列車 博多発大分行き特急ソニック23号 特徴 ☆ 13時すぎ、北九州市小倉北区のJR小倉駅で、50代の男性車掌が乗客と接触し、約1m下の線路に転落した。JR九州によると、男性車掌は、博多を正午過ぎに出発して大分に向かっていた、特急ソニック23号に乗務していたということで、JRは、安全確認のために列車からホームに降りた際に、乗客と接触したとみている。男性車掌は頭にけがをし、治療のため病院に搬送されたため、JRで代わりの車掌を手配したが、この特急列車が25分程度遅れたという。(NHK北九州) 西武多摩湖線 10月27日 14時頃 話題発生 821番の第351番レス 当該列車 国分寺駅行き西武バス(乗客約10人) 特徴 ☆ 東京・国分寺市で走行していた西武バスの窓ガラスが割れる事故が起きた。会社はこのことを発表していなかった。事故が起きたのは西武多摩湖線の踏切。乗客などの話によると、事故があったバスは警報音が鳴っているにもかかわらず、踏切に進入。そのため、下り始めていた遮断機のバーが、右側の窓につき刺さり窓ガラスが割れたという。バスは窓ガラスが割れたまま国分寺駅へと向かったという。当時、バスには10人ほどが乗っていたが、ケガはなかった。踏切付近で交通整理をする警備員は「警報機が鳴って遮断機がすぐ閉まらないんですよね。そうすると(バスなどが)そのまま行っちゃうんですね」と話す。警報音が鳴っても踏切に進入する車が多いという。また近隣の住民も「車が無理やり(踏切に)入ったりとかそういうのがあって危ないなとは思っています」と話す。今回の事故について男性運転手(63)は会社側の聞き取りに対し、「警報機が鳴っている状況で踏切に進入した」と説明したという。また、西武バスによると、運転手は事故後、一度停車し、乗客のケガの有無や窓ガラスを確認した上で、国分寺駅へ向かったのをドライブレコーダーで確認したという。西武バス広報担当:「今回ご乗車のお客様はじめ、関係の皆様に多大なご迷惑をお掛け致しましたことを深くおわび申し上げます」。西武バスは、日本テレビの取材に対し、踏切の警報機が鳴った状況での悪質な走行だと認めた上で、「お客様に大きなケガがなかったため公表しなかった」としている。(NNN) JR奈良線 黄檗 10月27日 15時29分頃 話題発生 820番の第840番レス 当該列車 奈良14時53分発京都15時42分着行きみやこ路快速2628M(221系) 特徴 木津~京都間運転見合わせ。15時45分から振替輸送を実施。17時11分(見込み16時30分)頃運転再開。 15時半頃、京都府宇治市五ケ庄新開のJR黄檗駅で、女性が京都行きのみやこ路快速電車にはねられた。宇治署によると、運転手がホームから線路に立ち入る女性を発見し、ブレーキをかけたが間に合わなかった。女性は重傷とみられる、という。同署が身元を調べている。JR西日本によると、奈良線の京都~木津間で約1時間40分運転を見合わせ、上下22本が運休、約1万1500人に影響した。(Yahooヘッドライン/京都新聞) JR奈良線での人身事故は今年初。 東急田園都市線 あざみ野 10月27日 17時56分頃 話題発生 820番の第864番レス 当該列車 中央林間17時40分発押上行き準急076-172レ(76T 51059F 東武車) 渋谷からA1776T 特徴 ☆ 車両発煙。2号車(弱冷房車)モハ59059から発煙。田園都市線全線運転見合わせ。18時08分、東京メトロ線内~鷺沼間、長津田~中央林間で折り返し運転開始。19時30分頃運転再開。 NHKは8両目と報道。3号車(モハ58059)。Twitterの写真は2号車の床下から煙。 中央林間発押上行き準急列車があざみ野駅で停車中、車両床下にある機器で発生したショートが原因と思われる。※詳細は調査中。 山形新幹線 福島~米沢(山形線 大沢~関根) 10月27日 19時50分頃 話題発生 820番の第965番レス 当該列車 東京発山形行き山形新幹線「つばさ93号」(9093B 7両編成) 臨時列車 全区間単独運転 特徴 ☆ 山形県米沢市内のJR奥羽線大沢~関根間で、つばさ93号がカモシカと衝突、一時運転を見合わせた。乗客乗員約170人にけがはなかった。事故により、後続の山形行き「つばさ153号」と合わせて約420人に影響が出た。JR東日本山形支店によると、つばさ93号は関根駅まで移動し、車両点検後、約44分遅れで運転を再開した。山形新幹線は在来線と同じ区間を走る「ミニ新幹線」。(共同/日刊スポーツ) 京阪中之島線 大江橋 10月27日 22時44分頃 話題発生 820番の第929番レス 当該列車 萱島22時15分発中之島行き普通R2205B(7両編成) 当該は13025と見られる 特徴 中之島線全線運転見合わせ。0時15分現在、運転再開。 22時40分頃、大阪市北区中之島2の京阪大江橋駅で、同市福島区玉川、三菱UFJ信託銀行執行役員男性(51)がホームから転落し、萱島発中之島行き普通電車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。大阪府警天満署によると、防犯カメラの映像に男性がホーム脇をふらつきながら歩く様子が映っており、同署は誤って転落したとみて調べている。京阪によると、この事故で8本が運休、1本に遅れが生じた。(Yahooヘッドライン/毎日新聞) 中之島線は2008年10月19日の開業。2010年1月以降、人身事故の記録はない。今年初なだけでなく、開業後初? 西武新宿線 小平 10月28日 0時47分頃 話題発生 820番の第945番レス 当該列車 西武新宿0時13分発新所沢0時59分着行き準急第4805電車(20106F 20000系) 先頭車=クハ20006 特徴 酔っぱらいが接触。右肩負傷で意識あり。1時01分現在の情報で「遅れが出ている」。 西武新宿線の人身事故は今年13件目。前回は10月10日の井荻。 線 東京 10月28日 6時 分頃 話題発生 820番の第961番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路内人立ち入り。東海道線、上野東京ライン抑止。 東武スカイツリーライン 伊勢崎線 10月28日 13時 分頃 話題発生 820番の第986番レス 当該列車 特徴 ☆ 志願者。 神戸電鉄粟生線 西鈴蘭台 10月28日 14時 分頃 話題発生 820番の第988番レス 当該列車 特徴 ☆ 男性旅客転落。警察が来る。 紀勢本線 亀山~下庄 10月28日 時 分頃 話題発生 821番の第47番レス 当該列車 特徴 ☆ 動物支障の影響で、一部列車に遅れ。(21時00分掲載) 常磐線 小木津~十王 10月28日 21時51分頃 話題発生 821番の第46番レス 当該列車 ×特急ときわ83号 ◎高萩21時55分発いわき行き下り普通581M 特徴 ☆ 動物支障(猪?と接触)。機器損傷。日立~いわき間の下り線のみ運転見合わせ。22時59分頃運転再開。 成田線 佐原 10月28日 22時32分頃 話題発生 821番の第48番レス 当該列車 千葉21時31分発(佐原22時33分着38分発)鹿島神宮22時58分着行き普通1551M(4両編成) 特徴 △ 救助(事故)発生:22時40分頃、香取市佐原 イ16番 JR第二両総踏切付近。(香取広域消防本部)国道356号線の踏切。成田線 佐原~銚子間、鹿島線 佐原~鹿島神宮間運転見合わせ。23時01分更新で救助活動は救出を完了。救助の要なしと判断?23時25分(見込み23時35分)頃全線運転再開。 22時30分頃、千葉県香取市佐原イのJR成田線大戸~佐原間の第二両総踏切近くの線路上で、50代ぐらいの女性が千葉発鹿島神宮行き下り電車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。乗客約60人にけがはなかった。香取署で女性の身元確認を急ぐとともに、詳しい事故原因を調べている。JR千葉支社によると、運転士は線路内にいた人影に気付き、急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。上下3本が最大52分遅れ、乗客約190人に影響した。(Yahooヘッドライン/千葉日報) 成田線の人身事故は今年3件目。前回は7月9日の下総松崎~安食間。 西武秩父線 東飯能~高麗 10月28日 22時30分頃 話題発生 821番の第66番レス 当該列車 特徴 ☆ 踏切支障。飯能~高麗間運転見合わせ。23時30分頃、運転再開。「踏切に車を置き去りにしたドライバーがいる」との情報が複数あった。 22時半頃、西武池袋線東飯能~高麗間の踏切(埼玉県飯能市東町)で車が軌道内に脱輪した。西武鉄道によると、運転席には誰もいなかったという。車をレッカー車で移動させるため、西武池袋線は飯能~高麗間で約1時間にわたり運転を見合わせた。(Yahooヘッドライン/産経新聞) 京浜東北線 西川口 10月29日 6時10分頃 話題発生 821番の第85番レス 当該列車 磯子4時45分発大宮行き北行普通420B(10両編成) 特徴 ☆ 埼玉県川口市並木2丁目のJR京浜東北線西川口駅で、磯子発大宮行き北行普通列車が停止位置から約6m行き過ぎて停車した。JR東日本大宮支社によると、20代の男性運転士が眠気を感じ、ブレーキが遅れたのが原因。乗客にけが人はいなかったという。列車はホームの所定位置まで戻り、乗客の乗降を行った後、約1分遅れて発車した。乗客約360人に影響が出た。同支社広報室は「改めて事象を乗務員に周知し、お客さまに安心してご利用いただけるよう、指導を徹底していきたい」とコメントした。(Yahooヘッドライン/埼玉新聞) 小田急線 10月29日 7時 分頃 話題発生 821番の第85番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路内人立ち入り。前日も同区間で線路内人立ち入りあり。 南海本線 諏訪ノ森 10月29日 10時28分頃 話題発生 821番の第99番レス 当該列車 関西空港発難波行き特急0214レ ラピートβ34号(50000系6両編成50506F 乗客約130人) 特徴 難波~樽井間、空港線運転見合わせ。振替輸送を実施。12時01分(見込み11時28分→消失)運転再開。ラピートは運休。※サザンは線路故障のため、22日以降運転していない。 10時半頃、堺市西区浜寺諏訪森町西の南海本線諏訪ノ森駅で、関西空港発難波行きの特急ラピートに、ホームから転落した女性がはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。乗客にけがなどはなかった。大阪府警西堺署によると、死亡したのは若い成人女性とみられ、スエットと黒っぽいズボンをはいていた。特急の運転士は「女性がホームから線路に入ってきた」と話しているといい、同署で詳しい状況を調べるとともに、身元の確認を急いでいる。(Yahooヘッドライン/産経新聞) 南海本線の人身事故は今年9件目。前回は10月22日の樽井~尾崎間。 南海では人身事故発生時に一部区間での折り返し運転は基本的に行わない。南海本線の場合、現場が泉佐野以北であっても和歌山までストップする。 牟岐線 10月29日 13時 分頃 話題発生 821番の第161番レス 当該列車 牟岐12時52分発徳島行き特急むろと4号(キハ185系2両編成 乗客乗員6人) 先頭車=キハ185-1000 水色の下に青帯を追加した「剣山」色 特徴 ☆ JR四国によると、13時頃、徳島県牟岐町の牟岐線で、走行中の特急列車「むろと4号」が線路内に倒れかかった木とぶつかった。特急は2両編成で、ぶつかった衝撃で運転席の窓ガラスにひびが入ったが、乗客と乗員にけがはなかった。この影響で、牟岐線は日和佐~牟岐間で運転を見合わせていて、今のところ運転再開のめどは立っていないという。当時牟岐町では、台風22号の接近で雨や風が強まり暴風警報が発表されていたといい、JR四国は、台風の影響で線路脇の木が倒れたと見て、復旧作業を急いでいる。(NHK) 予讃線 10月29日 18時30分頃 話題発生 821番の第309番レス 当該列車 高松発高知行き特急「しまんと7号」(2000系DC2両編成) 多度津から南風21号に併結 特徴 ☆ JR四国は30日、29日18時半頃、予讃線の高松発高知行き特急「しまんと7号」が高松市内を時速約100km/hで走行中、運転士(57)がワイパーを動かす際に誤って予備ブレーキをかけ、列車が急停車するトラブルがあじったと発表した。乗客10人にけがはなかった。JR四国によると、ワイパーのスイッチの隣にブレーキのスイッチがあり、運転士が誤ってブレーキのスイッチを押した。運転士が「ワイパーを動かしたらなぜか列車が止まった」と指令所に連絡し、やりとりの中で誤操作に気付いた。列車は約20分間停車した。この影響で本州と四国を結ぶ瀬戸大橋線の快速マリンライナーなど上下7本が最大21分遅れた。(産経WEST) 名鉄犬山線 柏森~扶桑 10月29日 19時02分頃 話題発生 821番の第157番レス 当該列車 豊橋17時32分発新鵜沼行き快速特急183列車(1412F+?) 特徴 △ 現場は柏森10号踏切。相手方は男性とみられ轢断、広範囲に飛散。岩倉~犬山間運転見合わせ。19時15分から21時50分まで名古屋市交通局(名古屋・金山~上飯田間、上小田井~上飯田間)で振替輸送を実施。岩倉~布袋間は19時45分現在、布袋~犬山間は20時54分(見込み20時20分→20時45分)頃運転再開。 警察によると、事故があったのは扶桑町柏森の名鉄犬山線の踏切。19時すぎ、豊橋発新鵜沼行きの快速特急が踏切に差し掛かったところ、線路の上に人がいるのに気づき、急ブレーキをかけたが間に合わずはねた。はねられた人は、現場で即死状態で、成人男性とみられている。乗客約70人にけがはなかった。はねられた人は、線路に横たわっていたということで、警察で身元の確認を急いでいる。犬山線は一部区間で約2時間、運転を見合わせた。(NNN/中京テレビ) 名鉄犬山線での人身事故は今年7回目。前回は10月12日(木)5時59分、徳重・名古屋芸大~大山寺間。昨年は4回、おととしは1回発生。この人の集計は踏切事故、触車を除外しており、グモスレの集計では8回目。 住所、氏名、年齢不詳の男性。身長・体格・人相も不明。19時30分頃、愛知県丹羽郡扶桑町大字柏森字花立地内名鉄犬山線柏森10号踏切内で遺体で発見された。死亡推定時刻は19時03分頃、場所は発見場所。死因は轢死。愛知県扶桑町長が12月26日付官報に行旅死亡人として公告。 名鉄名古屋本線 名電赤坂~御油 10月29日 21時 分頃 話題発生 821番の第157番レス 当該列車 東岡崎21時19分発伊奈行き普通2180列車 特徴 ☆ 鹿と衝突。当該は10分遅れ。 阪急神戸本線 武庫之荘~西宮北口 10月29日 23時43分頃 話題発生 821番の第194番レス 当該列車 梅田23時30分発神戸三宮0時05分着行き急行417レ(8両編成) えきから時刻表では列車番号417になっているが、正しくは2353レ 特徴 △ 阪急公式は発生時刻を24時43分と誤る。現場は日野神社西踏切道(西宮市日野町)。小学校の北側に位置する踏切は1つ西宮北口寄りの上瓦林踏切道(同市長田町)。全線運転見合わせ。24時36分(見込み25時00分)頃運転再開。 23時45分頃、兵庫県西宮市日野町の阪急神戸線武庫之荘~西宮北口間で、踏切内に立ち入った50代くらいの男性が梅田発神戸三宮行き急行電車にはねられ死亡した。乗客にけがはなかった。兵庫県警西宮署が男性の身元確認を進めている。阪急電鉄によると、この事故で神戸線は梅田~神戸三宮間で一時運転を見合わせた。(産経WEST) 阪急神戸本線の人身事故は今年7件目(うち▼触車1)。前回は8月2日の園田。 成田線(我孫子支線) 安食 10月29日 23時52分頃 話題発生 821番の第200番レス 当該列車 品川22時24分発成田行き普通897M(東マト111 E231系基本編成) 先頭車=クハE231-64 我孫子まで2265H 特徴 小林~成田間運転見合わせ。0時55分(見込み0時50分)頃運転再開。 23時50分頃、千葉県栄町安食のJR成田線安食駅構内で、品川発成田行き下り普通電車(10両編成)の運転士が、線路内に50代ぐらいの男性を見つけて急ブレーキをかけたが、間に合わず衝突。男性は病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。男性が千鳥足でホームを歩く姿を駅員が目撃しており、成田署で身元確認を急ぐとともに、酒を飲み線路内に転落した可能性があるとみて調べている。 JR千葉支社によると、電車は0時55分に運転を再開。下り2本に最大1時間4分の遅れが出て、乗客約70人に影響した。(Yahooニュース/千葉日報) 成田線(我孫子支線)の人身事故は今年3件目。前回は7月9日の下総~松崎間。 山陽新幹線 岡山 10月30日 6時00分頃 話題発生 821番の第226番レス 当該列車 岡山6時00分発東京行き「のぞみ104号」(104A) 特徴 ☆ 志願者。JOCKによると、6時17分運転再開。 6時頃、JR岡山駅新幹線ホームで、のぞみ104号の運転士が出発準備中、線路内に立ち入った高齢男性を発見し、駅係員が保護した。JR西日本によると、岡山駅での発着を上下線で一時見合わせ、5本が最大19分遅れ、約800人に影響した。(山陽新聞) 鹿児島本線 福工大前~九産大前 10月30日 7時45分頃 話題発生 821番の第305番レス 当該列車 博多7時31分発宮崎空港13時17分着行き特急5007M にちりんシーガイア7号 ハイパーサルーン 特徴 ☆ 踏切でトラブルが発生。 JR九州によると、特急「にちりんシーガイア7号」が走行中に、折れた遮断桿(しゃだんかん)に接触し、停車したもの。安全を確認後に運転を再開した。このトラブルで、鹿児島線、日豊線のダイヤが乱れ、特急「ソニック号」「にちりん号」「かもめ」「みどり号」「ハウステンボス号」に遅れが出た。(西日本新聞) 札幌市電 資生館小学校前~すすきの 10月30日 話題発生 821番の第308番レス 当該列車 循環 内回り(ロッテチョコの赤い全面広告電車) ※接触はしていない 特徴 ☆ 11時20分現在、事故の影響で、内回りのみ運転見合わせ。12時10分現在、運転再開。 プリウスが中央分離帯に乗り上げて市電が運転できなかった模様。 小田急線 百合ヶ丘~新百合ヶ丘 10月30日 17時40分頃 話題発生 821番の第246番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路内公衆立ち入り。 東京メトロ千代田線 代々木上原 10月30日 18時17分頃 話題発生 821番の第246番レス 当該列車 ×1847E(JR車) ◎唐木田17時34分発柏行き多摩急行3704レ~1707S(マト8 E233系2000番代) 代走 本来33Kの車両? 特徴 3番ホーム。小田原線 新宿~経堂間、千代田線 代々木公園~代々木上原間運転見合わせ。小田原線は一時全線で、千代田線は一時、綾瀬~代々木公園間も運転見合わせ。経堂以西18時30分再開見込み。常磐緩行線は強風のため遅れていた。小田原線は19時35分頃、千代田線は19時50分頃全線運転再開。ロマンスカーは最終まで運休。この事故の振替客による混雑で京王線にも遅れ。 小田急小田原線の人身事故は今年26件目。前回は10月23日の相模大野。 代々木上原駅は小田急管轄だが、3番ホームは千代田線綾瀬方面乗り場。集計では千代田線扱い? JR宇都宮線 東鷲宮 10月30日 18時 分頃 話題発生 821番の第268番レス 当該列車 特徴 ☆ ポイント故障。ポイントの一部が破損。東海道線から宇都宮線の直通運転を中止。新幹線振替の案内はなし。(見込み19時30分→)運転再開。 某コテハン、矢板に行く途中、大宮で足止め。再開したと思いきや、蓮田で再び抑止。久喜着が48分遅れの20時05分頃に(これから推定される乗車列車は宇都宮行き1630Eのグリーン車)。黒磯行きに乗り換え、矢板着予想22時頃。 南武線 分倍河原 10月30日 19時36分頃 話題発生 821番の第316番レス 当該列車 特徴 ☆ 線路内人転落。稲城長沼~立川間の上下線の一部列車と稲城長沼~川崎間の川崎方面行の一部列車に最大10分程度の遅れ。 武蔵野線 南越谷 10月30日 20時 分頃 話題発生 821番の第317番レス 当該列車 府中本町行き上り1972E(M1) 特徴 ☆ 人身事故から旅客転落に降格。全線運転見合わせ。21時29分(見込み21時40分→21時30分)頃運転再開。新習志野行き下り1951EはM16編成。JR東日本アプリの在線情報では南越谷と新座の在線状況が表示されない。千葉支社のNETRAINSなら南越谷の在線状況を確認出来る。 M1編成は京浜東北線→中央総武緩行線→武蔵野線。 横浜線 町田~古淵 10月31日 0時 分頃 話題発生 821番の第371番レス 当該列車 特徴 ☆ 異音感知。昇格なし。 中央西線 10月31日 6時20分頃 話題発生 821番の第470番レス 当該列車 南木曽6時32分発名古屋行き上り快速2706M 特徴 ☆ 6時20分ごろ、JR中央西線の南木曽駅を6時32分に出発する予定の名古屋行きの上り快速列車の窓ガラスに縦1m、横1.5mのひびが入っているのが見つかった。JRは2つ先の坂下駅でこの列車の運転を取りやめ、約10人に影響が出た。けが人はいなかった。 また、JR小海線の小海~小諸間の下り線としなの鉄道の軽井沢~滋野間の上下線で霜や落ち葉などの影響で車輪が空転し、一部の列車に運休や遅れが出ている。(Yahooニュース/SBC信越放送) 京浜東北線 10月31日 7時 分頃 話題発生 821番の第384番レス 当該列車 特徴 ☆ システム故障による運転見合わせ。京浜東北線で使われているシステム:D-ATC、ATOS、TASC。 越後線 分水~粟生津 10月31日 11時31分頃 話題発生 821番の第399番レス 当該列車 柏崎10時35分発吉田11時41分着行き普通141M(新ニイN3 115系3両編成) 旧型国電時代の新潟色(赤と黄色)復刻塗装 先頭車=クハ115-1044 特徴 出雲崎~吉田間運転見合わせ。出雲崎~寺泊間は12時15分現在、寺泊~吉田間は12時45分(見込み13時10分)頃運転再開。 燕市砂子塚地内のJR越後線・笈砂学校踏切で柏崎駅発吉田駅行きの普通列車と74歳の女性が押していた乳母車がぶつかる事故があった。乳母車を押していた女性は軽いけがだった。列車の運転士と乗客にけがはなかった。ぶつかっときの女性の状態を含め事故原因は燕署で調査している。この事故の影響で越後線の出雲崎~吉田間の上下線で一時運転を見合わせた。ぶつかった列車は事故現場より粟生津駅寄りの谷内踏切近くでしばらく停車していた。(ケンオードッドコム) 南海汐見橋線 津守~西天下茶屋 10月31日 15時23分(警察発表では15時16分)頃 話題発生 821番の第424番レス 当該列車 汐見橋15時10分発岸里玉出行き各停5037レ 特徴 津守付近から修正。汐見橋線全線(岸里玉出~汐見橋間)運転見合わせ。16時30分現在、運転再開済み。17時34分現在の運行情報では「30分以上の遅れはない」。汐見橋線は各停が30分に1本運転。 昼過ぎ、大阪市西成区津守の南海電鉄踏切で男性と電車が接触し、男性は搬送先の病院において死亡が確認された。(西成署) 大阪市西成区津守1丁目6番13号の津守5号踏切で、20~30代くらいの男性が岸里玉出駅行きの列車にはねられ、搬送先の病院で午後3時43分に死亡が確認された。大阪府警が発表した。西成署によると、男性は遮断桿を持ち上げて踏切内に侵入し、自ら列車にぶつかっていったという。(大阪府警) 南海汐見橋線の過去事例は昨年5月以来。 横須賀線 保土ヶ谷付近 10月31日 16時 分頃 話題発生 821番の第425番レス 当該列車 特徴 列停扱い。公式情報では踏切の安全確認。 JR東西線 新福島 10月31日 15時58分頃 話題発生 821番の第429番レス 当該列車 塚口15時38分発同志社前16時48分着行き快速5494M(7両編成) 特徴 京橋~尼崎間、片町線(学研都市線)運転見合わせ。16時57分運転再開。京阪や地下鉄などで振替輸送を実施。 塚口発同志社前行きの快速列車の運転士が、ホーム始端から人が線路内に入るのを到着直前に目撃した。警察の発表はない。 芸備線 中三田~白木山 10月31日 時 分頃 話題発生 821番の第467番レス 当該列車 特徴 ☆ 動物支障。三次~広島間の一部列車に遅れ。(19時20分現在) 飯田線 三河東郷~大海 10月31日 時 分頃 話題発生 821番の第467番レス 当該列車 特徴 ☆ 動物支障。一部列車に遅れ。(19時40分現在) 総武本線 旭 10月31日 20時28分頃 話題発生 821番の第474番レス 当該列車 東京発銚子行き特急4009M しおさい9号(千マリBe-03 255系) 先頭車=クハ255-3 特徴 成東~銚子間運転見合わせ。21時17分(見込み21時35分)頃運転再開。 列車人身事故の発生:20時31分頃、旭市ロ(ろ)の線路内で、JR東京駅発、JR銚子駅行き電車と女性が衝突し、同女性が負傷。(旭署) 千葉県の旭市や、八街市、香取市、匝瑳(そうさ)市などにはイロハ順で名付けられた、イロハ地名が点在する。 旭市ロ385の2所在の踏切付近の線路内で、50代くらいの女性が東京発銚子行きの列車にはねられ、負傷した。(千葉県警) 線 岡山 10月31日 20時30分頃 話題発生 821番の第664番レス 当該列車 特徴 ☆ JR岡山駅で、列車内を清掃中の係員が線路内に人影を発見し、同駅を発着する列車の運転を一時見合わせた。岡山中央署によると、侵入したのは10代の男子大学生=岡山県内。同日がハロウィーンだったことから、仮装をしていたという。同署はこの学生から事情を聴いた。JR西日本岡山支社によると、山陽線、瀬戸大橋線などの上下約40本が最大20分遅れた。岡山駅周辺は同日夕方ごろから、仮装した若者らでごった返していた。(山陽新聞) 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線 羽後長戸呂~松葉(住所から特定) 10月31日 21時 分頃 話題発生 821番の第657番レス 当該列車 角館20時38分発阿仁合22時08分着行き普通228D(1両編成) 特徴 21時頃、秋田県仙北市西木町桧木内字松葉の秋田内陸線角館~松葉間で、男性が角館発阿仁合行き普通列車にはねられ、死亡した。運転士にけがはなかった。男性は60~80代とみられ、仙北署が身元の確認を急いでいる。(秋田魁新報) 秋田内陸線は全長94.2km。交換可能駅は6。11月1日から「スマイルレール秋田内陸線」という愛称がついた。 線 10月 日 時 分頃 話題発生 821番の第 番レス 当該列車 特徴 終了 821番の第498番レス
https://w.atwiki.jp/mountandblade/pages/58.html
enu_start_game_1|冒険者よ、ようこそMount Bladeの世界へ!ゲーム開始前にキャラクタを作成します。まずはキャラクタの性別を決定してください。", mno_start_male|男性 mno_start_female|女性 menu_start_phase_2|あなたは、Calradiaの地へ、覇権を目指し諸王国が割拠する地へ辿り着いた。\ 騎士、傭兵、殺人犯、冒険者…、命を賭して富と権力、そして名声を求めるものたちの避難所へ。\ 大きな危険と、より大きなチャンスが横たわるこの地で、過去をふりほどき、新しい生をはじめるのだ。\ 今、遠くに訓練所の見える丘の上で、運命をこの手中に握っているのを感じる。いかなる途を選ぶのも自由、\ そして、いかなる途を進もうとも、その往く手には大きな冒険が待ち受けているのだ。 mno_continue|続ける... mno_tutorial_cheat|CHEAT! menu_start_game_3|シナリオを選んでください mno_custom_battle_scenario_1|野戦 1 mno_custom_battle_scenario_3|野戦 2 mno_custom_battle_scenario_4|城郭防衛 1 mno_custom_battle_scenario_5|野戦 3 mno_custom_battle_scenario_1|城郭防衛 2 mno_go_back|戻る menu_tutorial|地元民たちが武器訓練を行う訓練場へたどりついた。訓練を行い戦闘の技を磨くことができる。 mno_tutorial_1|Tutorial #1 基本的動作と武器選択{s1} mno_tutorial_2|Tutorial #2 盾を保持した戦闘{s2} mno_tutorial_3|Tutorial #3 盾を保持しない戦闘{s3} mno_tutorial_3b|str_door_locked mno_tutorial_4|Tutorial #4 騎乗{s4} mno_tutorial_5|Tutorial #5 部下兵士への指示{s5} menu_reports|名声 {reg5}^名誉値 {reg6}^パーティーの士気 {reg8}^パーティーの上限 {reg7}^ mno_cheat_faction_orders|Cheat 各勢力に対する指示 mno_view_character_report|キャラクターに関する情報 mno_view_party_size_report|パーティーの規模に関する情報 mno_view_morale_report|パーティーの士気に関する情報 mno_view_character_report|NPCのステイタス確認 mno_view_faction_relations_report|各勢力との関係に関する情報 mno_resume_travelling|旅を続ける menu_custom_battle_2|{s16} menu_custom_battle_end|戦闘は終わった。{s1} この戦いにおいてあなたと部下たちは敵兵の首級{reg5}を挙げ、{reg6}名の兵を失った。あなた個人の挙げた首級は{reg7}である。 mno_continue|続ける... menu_start_character_1|はるかかなたの地で産声を上げて後、何年もが過ぎた。あなたの父は... mno_start_noble|没落した貴族 |@あなたはこの世間に、衰退しつつある貴族の{reg3?娘 息子}として歩み出た。\ 持っている資産といえば家だけ。しかし、家門の苦境にもかかわらず、\ 家人たちはあなたが子供のころから、貴族たることの厳しさ、そして宮廷生活について、よい教育と訓練を施したのだった。 mno_start_merchant|旅商人 |@あなたは旅商人の{reg3?娘 息子}として生まれた。\ 富を探してこの地あの地へと飛び回る暮らし。しかし、大抵の者より裕福であったあなたの両親は\ あなたにできうる限りの教育を施した。何か売れるものがあればそれを他人に売ってすごす毎日の道中で、\ 誰かと友人となる機会はほとんどなかった。 mno_start_guard|退役軍人 |@子供の頃、あなたの家族は地方豪族の衛兵として働く父親の給金で、なんとかひもじい暮らしをつなげていた。\ それは決して楽な暮らしではなく、十分な教育を受けるには貧しすぎた。\ あなたはもっぱら街の路上で、武器や徒手で自分を守る術を学んだのだった。 mno_start_forester|猟師 |@あなたは森のはずれに住む一家の{reg3?娘 息子}として生まれた。\ 暮らしを続けるために何でもする。狩り、木工、弓矢の作成、いつだって緊張するが、密猟も辞さない。\ 冬は一家にとって決してよい季節ではなかった。寒さは動物も人も同じくその手にかける。\ あなたはいつも生きて次の朝日を見た。\ しかし、あなたの弟、妹はそう幸運でなかった。 mno_start_nomad|ステップの遊牧民 |@あなたはステップの子、遊牧民の子として生まれた。あなたの部族は\ 不毛の草原地帯で、大きなキャンプを張って放浪をつづけていた。\ ほかの部族民と同じように、あなたの家族もほかの何よりも馬を崇拝し、\ あなたが歩き出すより早くに馬の乗り方を教えたのだった。 mno_start_thief|盗賊 |@盗賊の{reg3?娘 息子}として、あなたは「公式」な教育はほとんど受けなかった。\ 代わりに、路上で物乞いをしては財布を切って中身を盗むことを覚え、財布を切っては\ 錠前外しを覚え、このようにしてあなたの子供時代は過ぎていった。\ しかし、これら長年の日々のため、あなたは世の中を知り尽くし、都市の秘密、薄暗い路地裏に\ 精通することとなったのだった。 mno_go_back|戻る menu_start_character_2|{s10}^^ あなたは立ち上がって話せるようになるやいなや世の中のことどもを学び始めた。あなたは幼年時代を...", mno_page|宮廷小姓 |@幼年時代を過ぎようとする{reg3?少女 少年}の頃、あなたは地方貴族の宮廷に送られ、\ そこで過ごす事となった。\ そこであなたが最初に学んだことは、謙遜し、貴族たちの家事の給仕をすることだった。\ しかし、彼らのチェスゲームやゴシップ、叙事詩や宮廷恋愛からでさえも、あなたは大人の、闘争と競争の\ 社会について学んだのだった。あなたはまた、子供たちが棒を持って相手を叩きあう\ 野蛮な遊びから、大人が用いる剣との類似について学んだのだった。 mno_apprentice|職人の徒弟 |@幼年時代を過ぎようとする{reg3?少女 少年}の頃、あなたは地方の親方について、\ その徒弟となった。親方の下で長くつらい労働と勉強の日々をすごした後、\ 彼はあなたを職工へと昇任させ、満額の支払いのもと正式に雇用し、好きなだけ長く居ていいぞと\ 請け負ったのだった。 mno_stockboy|商家の手伝い |@幼年時代を過ぎようとする{reg3?少女 少年}の頃、\ あなたは裕福な商家の徒弟となり、何年もの間、店を経営し、キャラバンを運用した。\ あなたはすぐに、ものを安く買い高値で売りつけ、その上さらに\ 顧客にはうまいこと取引できていると勘違いさせることに上達したのだった。 mno_urchin|ステップの子供 |@幼年時代を過ぎようとする{reg3?少女 少年}の頃、\ あなたは雄大なステップを、草原の道と砂漠の道を学びながら、自分の馬で駆け巡っていた。\ ときたま空腹を覚えることもあったが、すぐにこの道なき国におけるてだれの猟師、開拓者となったのだった。\ あなたの身体も、遊牧民の{reg3?女 男}として成長するにつれ、力をつけたくましく成長したのだった。 mno_go_back|戻る menu_start_character_3|{s11}^^ その後、青年となった頃、あなたの人生に変化が訪れた。あなたがなったものは... mno_squire|小姓 |@この変化はあなたにとって唐突のものとも思えたが、\ あなたが一人前の{reg3?女 男}となるにつれ、あなたの周りの世界も変わり始めた。\ 宮廷貴族の従者として指名されてから、あなたは長い時間をかけ、武器の用い方を、\ いかに強烈な打撃を与えるか、そしてその受け方についても訓練した。\ あなたは主人に対する服従について、そして後にはあなたの従者となるであろう者たちに対する\ 義務について教育を受けた。\ そして、騎士道の理想について学ぶ一方、それよりは気の進まない事柄、\ つまり旧態以前たる戦士たちの無慈悲な権力政治について、 そして\ 剛勇のみならず狡賢さをも用いて求めるものを得ようとした者たちの犯した、\ 裏切りと権力強奪についても学んだのだった。 mno_lady|結婚相手を待つ淑女 |@この変化はあなたにとって唐突のものとも思えたが、\ あなたが一人前の{s13}となるにつれ、あなたの周りの世界も変わり始めた。\ あなたは宮廷の女たちの狭いサークルに加盟した。貴族の妻、令嬢、そしてまだ夫のない処女たちが\ 淑女らしい行いをすべく集まったサークルに。\ しかし、こんな場においてでさえも、政治力は働いていた。というのも、\ 女たちは宮廷にいる未婚の人気者の目を引くため、目立とうとし、辛辣に争いあっていたのだ。\ あなたはすぐに、これらの状況をひっくり返し、自分に有利なものとする手段の数々について学んだ。\ そして、思い至ったのだ。あなた自身も、巧妙に働きかけさえすれば、\ この世に対して大きな影響力を揮えるのだと。 mno_troubadour|吟遊詩人 |@この変化はあなたにとって唐突のものとも思えたが、\ あなたが一人前の{s13}となるにつれ、あなたの周りの世界も変わり始めた。\ あなたは自分自身の第一歩を、背負った楽器と声とともに歩み始めた。\ 自分の演奏がうけずにひもじい夜をすごすのはつらい経験だったが、\ そのうちあなたは音楽のみで生きていくことを学んだ。 数年が過ぎ、\ 宿屋に集まるほろ酔いの聴衆に対し名演を奏でるようになり、それよりもずっと、\ 他人をどのようにでも言いくるめることに上達したのだった。 mno_peddler|行商人 |@この変化はあなたにとって唐突のものとも思えたが、\ あなたが一人前の{s13}となるにつれ、あなたの周りの世界も変わり始めた。\ 目の前に伸びる開けた道の呼びかけに従い、あなたは村から村へ、商品を売り買いして渡り歩いた。\ 決して裕福とはいえなかったけれども、どんなひもじい暮らしの老人でさえも、あなたの商品を\ 高値で買い取るくらいの売り文句を吐くようになった。\ そう、大貿易会社を打ち立てるには、今ならいいスタートを切れそうだ。 mno_craftsman|鍛冶屋 |@この変化はあなたにとって唐突のものとも思えたが、\ あなたが一人前の{s13}となるにつれ、あなたの周りの世界も変わり始めた。\ あなたは鍛冶としての職歴を追求しつづけた。単純な鉄の塊から機能と美を備えた品々と作り出すのだ。\ 時が過ぎるにつれ、あなたは技術を円熟させ、あなたの作る品々は高値で売れるようになった。\ 腹には食物、火には丸太を。自分の作品と、増し続ける名声に誇りを感じた。 mno_poacher|密猟者 |@この変化はあなたにとって唐突のものとも思えたが、\ あなたが一人前の{s13}となるにつれ、あなたの周りの世界も変わり始めた。\ 並の出来の連中が金貨のために必死であくせくしているのは頂けない。あなたは地方貴族の\ 所有林に入り、森の恵みをいただくことにした。法律なんかくそ食らえ。\ 牡鹿や、イノシシ、ガチョウを狩って、こっそり肉を売りさばく。見張りの目の前で木を切り倒し、\ 薪にしては冬に凍える多くの者たちを暖めてやる。もちろん、いくらかの小銭と引き換えにだ。 mno_go_back|戻る menu_start_character_4|{s12}^^しかし、すぐにすべてが変わり、あなたは冒険者として歩みだすこととなった。それはなぜかというと... mno_revenge|復仇 |@あなただけが、なぜ今までの暮らしをなげうち、冒険者とならねばならなかったか知っている。\ 心の中に燃え盛る復讐の炎あっては、すべてを捨て去るのは決して困難なことではなかった。\ 復讐したい。正義の名で裁いてやりたい。この身にうけたことは決してなき物とすることはできず、\ ただ血のみをもって支払われるものなのだ... mno_death|愛する者との別離 |@あなただけが、なぜ今までの暮らしをなげうち、冒険者とならねばならなかったか知っている。\ ただ言える事は、もうここには居られないということ。あれほど近くに居た人の、そしてこれほど哀しい記憶と共には。\ 新しい生活を始めれば、忘れられるかもしれない。\ 今はもう口に出来ない、あの人の名を輝かしいものとできるかもしれない... mno_wanderlust|さすらいの欲求 |@あなただけが、なぜ今までの暮らしをなげうち、冒険者とならねばならなかったか知っている。\ いつ頃あなたの家が監獄となったのか、家族がつまらぬものとなったのかそれはわからない。けれど、\ 放浪したいという欲求があなたの生活すべてを奪ってしまった。恋焦がれるのははるかかなたの地か\ 遠くまで伸びる道か、それとも旅行の気ままさか、いずれにせよあなたはもうひとところに留まっておられない。\ ただ歩き続けるのみ、そして決して後を振り返りはしない... mno_disown|家からの放逐 |@あなただけが、なぜ今までの暮らしをなげうち、冒険者とならねばならなかったか知っている。\ もう戻れない。もう戻るところがない。これまでが如何様だったにせよ、もう戻る家がないのだ。\ 広い広いこの世界に放り出されたという現実を直視しなくては。浮かぼうが沈もうがただ一人... mno_greed|金と権力を求めて |@あなただけが、なぜ今までの暮らしをなげうち、冒険者とならねばならなかったか知っている。\ あなたを突き動かすのはいまや自分の利益だけだと皆知っている。\ 金持ちになりたい。権力を持ちたい。尊敬されたい。畏れられたい。\ 他者をもって従いたくなるような気持ちを抱かせるような存在になりたい。\ 自分の名前を他人にも知らしめたい。その名が語られる時は震え上がらせるような存在になりたい。\ 全てが欲しい。誰にも邪魔させるものか... mno_go_back|戻る menu_choose_skill|{s13} mno_begin_adventuring|冒険者となりCalradiaに馬を進める mno_go_back_dot|戻る menu_past_life_explanation|{s3} mno_view_next|{s5} mno_continue|顔の調整へ進む... mno_go_back_dot|戻る menu_auto_return|元の画面へ戻る menu_morale_report|{s1} mno_continue|続ける... menu_faction_orders|{s9} mno_faction_orders_next_faction|次の勢力を選ぶ mno_faction_orders_defend|防御体制をとる mno_faction_orders_gather|兵力を集結する mno_faction_orders_increase_time|24時間以内に行われた攻勢を強化する mno_faction_orders_rethink|戦略を再考する mno_faction_orders_rethink_all|全ての勢力に戦略を再考させる mno_go_back_dot|戻る menu_character_report|{s9} mno_continue|続ける... menu_party_size_report|{s1} |@現在のパーティー規模の上限は{reg5}である.^規模の上限に関する要素としては、 ^^基本サイズ +10^統率力 {s2}{reg1}^魅力 {s3}{reg2}^名声 {s4}{reg3}^総合 {reg5} mno_continue|続ける... menu_faction_relations_report|{s1} mno_continue|続ける... menu_camp|野営することとした。何をしようか? mno_camp_action_1|Cheat 周囲を歩いてみる mno_camp_action|何か行動を起こす mno_camp_wait_here|しばらく留まる mno_camp_cheat|CHEAT MENU! menu_camp_cheat|チートを選ぶ mno_camp_cheat_1|プレイヤーの名声を増やす mno_camp_action_4|野営画面に戻る menu_camp_action|行動を選ぶ mno_camp_recruit_prisoners|捕虜をパーティーの一員として勧誘する mno_action_read_book|読む本を選ぶ mno_action_modify_banner|旗印を変更する mno_action_retire|冒険から引退する mno_camp_action_4|野営画面に戻る menu_camp_recruit_prisoners|捕虜に対し、あなたのパーティーの一員となれば自由としてやると持ちかけてみた。{s18} mno_camp_recruit_prisoners_accept|よろしい! mno_camp_recruit_prisoners_reject|不要である! mno_continue|戻る menu_camp_no_prisoners|あなたの勧誘に応じる捕虜はいなかった。 mno_continue|続ける... menu_camp_action_read_book|読みたい本を選ぶ mno_action_read_book_1|{s1}. mno_action_read_book_2|{s1}. mno_action_read_book_3|{s1}. mno_action_read_book_4|{s1}. mno_action_read_book_5|{s1}. mno_action_read_book_6|{s1}. mno_action_read_book_7|{s1}. mno_camp_action_4|Back to camp menu. menu_camp_action_read_book_start|{s1} |@あなたたは{s2}を手にとって読み始めた. 何枚かページをめくると、\ この本から多くのものを学び取れそうな気がした。これを手元において、\ 暇が出来たら読み進めてみよう。 |@あなたは{s2}をぱらぱらめくってみた。しかし、書かれている内容が難しくて\ 頭がこんがらがる。頭痛もする。読み進めることは到底無理そうだ。 mno_continue|続ける... menu_retirement_verify|旅を始めて{reg0}日目。現在の運は{reg1}だ。冒険から引退しますか? mno_retire_yes|もう結構だ mno_retire_no|まだ続ける menu_end_game|選択はなされた。あなたは、冒険者としての生活をやめ、腰を落ち着けることとした。\ 武器と防具を売り払い、金をかき集め、そして夕日へ向かって歩みだす.... mno_end_game_bye|さらば! menu_pay_day|{s1}. mno_continue|続ける... menu_cattle_herd|家畜の群れとぶつかった。 mno_cattle_drive_away|家畜を追い立てる mno_cattle_stop|群れを停止させる mno_cattle_kill| continue mno_leave|その場を離れる menu_cattle_herd_kill|何頭の家畜を屠殺しようか? mno_cattle_kill_1|1頭 mno_cattle_kill_2|2頭 mno_cattle_kill_3|3頭 mno_cattle_kill_4|4頭 mno_cattle_kill_5|5頭 mno_cattle_kill_6|6頭 mno_go_back_dot|戻る menu_cattle_herd_kill_end|You shouldn't be reading this. menu_arena_duel_fight|あなたと好敵手は名誉をかけた戦いに望もうとしている。 mno_continue|続ける... menu_simple_encounter|{s2} あなたは{reg10}名の手勢を率い、{reg11}名の敵に挑む。 mno_encounter_retreat|数名の兵を後詰に残し戦場から離脱する mno_encounter_surrender|降伏する menu_encounter_retreat_confirm|パーティーの戦略スキルが({reg2})である。 {reg3?you devise {s3} devises} あなたは、{reg4}名の兵を後詰として残せば、敵の追跡を防ぎ\ 残りの兵と逃げられるという作戦を立てた。 mno_leave_behind|それでいこう。これらの犠牲で残りは助かるのだ menu_encounter_retreat|あなたは{reg4}名の兵に、あなた達が脱出する間敵をひきつけるよう命じた。 mno_continue|続ける... menu_order_attack_begin|部下たちは攻撃の準備をしている。 mno_order_attack_begin|攻撃開始! mno_call_back|戻れ! menu_order_attack_2|{s4}^^我が方の死傷者 {s8}^^敵の死傷者 {s9} mno_order_attack_continue|部下に攻撃続行を命ずる mno_order_retreat|後退を命ずる mno_continue|続ける... menu_battle_debrief|{s11}^^我が方の死傷者 {s8}{s10}^^敵の死傷者 {s9} mno_continue|続ける... menu_total_victory|You shouldn't be reading this... {s9} mno_continue|続ける... menu_enemy_slipped_away|{s17} mno_continue|続ける... menu_total_defeat|You shouldn't be reading this... menu_permanent_damage|{s0} |@どうやら不運に見舞われたようだ... |@冒険から引退するのがよいことのように思えてきた。 |@どうでもよい!私は耐え抜く! |@いったいなぜこんなことに? |まぁいいだろう、詩の題材くらいにはなっただろうから... menu_pre_join|{s2}と{s1}の戦闘にでくわした。あなたは... mno_pre_join_help_attackers|{s2}の側に立って戦闘に加わる mno_pre_join_help_defenders|{s1}の側に立って戦闘に加わる mno_pre_join_leave|その場から立ち去る mno_pre_join_help_attackers|{s1}の側にたって戦闘に加わる mno_pre_join_help_defenders|{s1}の側にたって戦闘に加わる menu_join_battle|Yあなたは{s2}の側に立ち{s1}と剣を交えることとした。あなたは{reg10}名の兵を率い、敵兵力は{reg11}名である。 mno_join_attack|敵勢に突撃 mno_join_order_attack|あなたが後方に下がる間、味方と一緒に攻撃するよう部下に命じる mno_join_leave|立ち去る menu_join_order_attack|あなたが後方に下がる間、味方と一緒に攻撃するよう部下に命じる mno_continue|続ける... menu_zendar|Zendarの街に入った。 menu_salt_mine|塩鉱に入った。 menu_four_ways_inn|「四つ路亭」に着いた。 menu_test_scene|テストシーンに入った。 mno_enter|入る mno_leave|立ち去る menu_battlefields|戦場を選ぶ... mno_enter|戦場 1 mno_enter|戦場 2 mno_enter|戦場 3 mno_enter|戦場 4 mno_enter|戦場 5 mno_leave|立ち去る menu_dhorak_keep|ドラク砦に着いた。 mno_enter|入る mno_leave|立ち去る menu_join_siege_outside|{s1} が{s2}の兵によって包囲されている。 mno_leave|立ち去る menu_cut_siege_without_fight|あなたは包囲している兵たちに門まで通してもらった。 mno_continue|続ける... menu_besiegers_camp_with_allies|{s1}はまだ包囲されている。{s2}の旗が包囲軍の上にはためいている。 mno_talk_to_siege_commander|城主との面会を求める mno_join_siege_with_allies|次回の突撃に参加 mno_join_siege_stay_back|部下達にあなたを残し突撃に加わるよう命じる mno_leave|立ち去る menu_castle_outside|あなたは{s2}の城門まできた。.{s11} {s3} {s4} mno_approach_gates|門に近づき衛兵に呼びかける mno_town_sneak|変装して街へ侵入を試みる mno_castle_start_siege|{reg6?街 城}を包囲する mno_cheat_castle_start_siege|CHEAT {reg6?街 城}を包囲する... mno_castle_leave|立ち去る mno_castle_cheat_interior|CHEAT! Interior. mno_castle_cheat_exterior|CHEAT! Exterior. menu_castle_guard|門に近づいた。警護に当たる兵たちが注意深くこちらを見ている。 mno_request_shelter|入城を要求する mno_request_meeting_commander|面会を要求する mno_guard_leave|立ち去る menu_castle_entry_granted|すこし待っていると、衛兵が門を開き、あなたと部下は入城を許された。 mno_continue|続ける... menu_castle_entry_denied|城主はあなたの入城を認めず、衛士長はそれ以上近づかぬよう、\ 近づけば攻撃すると知らせてきた。 mno_continue|続ける... menu_castle_meeting|誰との面会を要求する? mno_guard_meet_s5|{s5}. mno_guard_meet_s5|{s5}. mno_guard_meet_s5|{s5}. mno_guard_meet_s5|{s5}. menu_castle_meeting_selected|あなたの要求を携え伝令が城へ入っていった。その後、城の中庭に{s6}が姿を見せあなたとの会話に応じた。 mno_continue|続ける... menu_castle_besiege|あなたは{s1}に対する包囲の陣を敷いている。 {s2} {s3} mno_siege_request_meeting|城壁防衛の指揮官との面会を要求する mno_wait_24_hours|明日まで待つ mno_castle_lead_attack|部下を率い突撃 mno_attack_stay_back|あなたが後方に下がる間、部下に突撃を命じる... mno_build_ladders|攻城梯子を作成する mno_build_siege_tower|攻城櫓を作成する mno_cheat_castle_lead_attack|CHEAT Instant build equipments. mno_lift_siege|包囲を諦める menu_siege_attack_meets_sally|籠城兵たちが迎撃のため城門から出撃してきた。 mno_continue|続ける... menu_castle_besiege_inner_battle|{s1} mno_script_encounter_calculate_fit|@城の最終防衛線を張るため、あなたは城砦の主広間へ退却した。\ あなたと残りの手勢はここで死に物狂いで戦わねばならない。ここよりほかに退くところはないのだ。 mno_str_store_string|@あなたは城壁から駆逐された。\ いまや敵兵たちが雪崩を打って市街に突入している。彼らを撃退できさえすれば、\ この流れを変え、なんとか守りきれるかもしれない。 mno_script_encounter_calculate_fit|@あなたは城壁を打ち破った。\ しかし敵兵は頑なに市街の守りを固めるつもりだ!\ 街の中心にそびえる砦を攻める前に、彼らをなんとかしなければ。 |@市街はあなたの手に落ちた。\ しかし敵の残兵は城砦へと退却した。勝利を完全なものとするには城砦を陥落さねば。 mno_continue|続ける... menu_construct_ladders|パーティーの建築スキルは{reg2}である。\ {reg3?あなたは {s3}は}攻城梯子を作るには{reg4}時間を要すると見込んだ。 mno_build_ladders_cont|作業はじめ! mno_go_back|作業やめ! menu_construct_siege_tower|パーティーの建築スキルは{reg2}である。\ {reg3?あなたは {s3}は}攻城櫓を作るには{reg4}時間を要すると見積もった。 mno_build_siege_tower_cont|作業はじめ! mno_go_back|作業やめ! menu_castle_attack_walls_simulate|{s4}^^我が方の死傷者 {s8}^^敵の死傷者 {s9} mno_continue|続ける... menu_castle_attack_walls_with_allies_simulate|{s4}^^我が方の死傷者 {s8}^^味方の死傷者 {s9}^^敵の死傷者 {s10} mno_continue|続ける... menu_castle_taken_by_friends|Nothing to see here. menu_castle_taken|{s3}はあなたの手中に帰した。城はあなたの指揮下にある。\ {reg1?あなたが城を我が物とするのに何の支障もなさそうだ... } mno_continue|続ける... menu_castle_taken_2|{s3}はあなたの手中に帰した。城はあなたの指揮下にある。\ {s9}宛に、あなたの勝利について手紙を書くべきだろう。{s5} mno_castle_taken_claim|{s3}を勝利の報酬として要求する mno_castle_taken_no_claim|報酬を要求しない menu_requested_castle_granted_to_player|あなたは主君たる{s3}からの書簡を受け取った。^^\ {reg4?彼女 彼}はあなたに{s2}を授け{reg3?た上で{s4}村をも与え }、\ あなたが忠誠を誓う限り、{reg4?彼女の 彼の}名において収入と所有権とを認めると述べた。 mno_continue|続ける... menu_requested_castle_granted_to_another|あなたは国王たる{s3}からの書簡を受け取った。^^\ 「{s2}を奪取するに際しそなたが示した勇敢な行いを聞くに及び大変満足している。\ そなたの勝利は私の心をも明るくした。\ 私に対しなされた、城の領有要請であるが、残念ながらこれに応えることはできない。\ なんとなれば、そなたはすでにわが領内において十分な広さの封地を有しているからである。\ その代わり、{reg6}デナルを下賜する。 そなたが戦役で蒙った損害にあてるがよい。\ {s2}は{s5}に与えるものとする。」\ mno_accept_decision|王の決定を受け入れる mno_leave_faction|これは不当な扱いである!忠誠の宣誓は撤回する! menu_leave_faction|宣誓の撤回は重大な行為である。国王は封地没収を宣告した。\ しかし、自らの意思でそれらを返納するというのであれば、裏切り者とはいえ、戦わずに\ 去ることを認めるという。 mno_leave_faction_give_back|宣誓を撤回し、封地を返納する mno_leave_faction_hold|宣誓を撤回し、{s2}を含め封地は返納しない leave_faction_cancel|忠誠を保ち、王の決定を受け入れる menu_give_center_to_player|国王があなたに更なる封地を下さるそうだ!\ {s1}が、あなたの忠誠に報いるため、これまでの封地に加え、{s2}を授けるとの書簡を送ってきた。\ いかが返答しようか? mno_give_center_to_player_accept|丁重に受け取る mno_give_center_to_player_reject|断る。{s2}の領有には何の興味もない menu_give_center_to_player_2|短い儀式の後、あなたは{s2}{reg3?及び{s4}村の }新しい領主として公に定められた。\ {reg3?これらは これは}あなたの封地のよき一部となろう。\ これらの土地から地代と税収を得、 領民から兵を募ることができ、また土地の運営も可能である。\ しかしまた、あなたは土地と領民を害から守り、法と秩序を保つ義務を果たさねばならない。 mno_continue|続ける... menu_oath_fulfilled|あなたは{s1}と結んだ、ある一定の期間忠誠を誓うとの契約を思い出した。\ この契約はもはや期限切れとなっている。どうしようか? menu_siege_started_defender|{s1}が{s2}の城壁に対し攻撃を行っている。あなたは{reg10}名の兵を率い、敵勢力は{reg11}名である。あなたは... mno_siege_join_defense|戦闘に加わる mno_siege_defender_join_battle|戦闘に加わる menu_siege_join_defense|{s4}^^我が方の死傷者 {s8}^^味方の死傷者 {s9}^^敵の死傷者 {s10} mno_continue|続ける... menu_enter_your_own_castle|城に近づくと、衛兵が現れ停止を命じた。そして、城主たるあなたに対し敬礼し、城門が開いた。 mno_continue|続ける... menu_village|{s10}{s11}{s6}{s7} mno_village_manage|村の運営 mno_recruit_volunteers|義勇兵を募る mno_village_center|村の中心へ行く mno_village_buy_food|農民から食料などを購入する mno_village_attack_bandits|盗賊を攻撃する mno_village_wait|しばらく留まる mno_collect_taxes_qst|{s1}に対し滞納している{reg5?税の取立てを続ける 税を取り立てる}mno_train_peasants_against_bandits_qst|village_hostile_action mno_village_reports|CHEAT! Show reports. mno_village_leave|立ち去る... menu_village_hostile_action|何をしようか? mno_village_take_food|農民に食料などを差し出させる mno_village_steal_cattle|家畜を盗む village_loot|村を略奪し焼き払う forget_it|やめておこう menu_recruit_volunteers|{s18} |@あなたに加わろうとするものは誰も居ないようだ。 |@{s3}が一人義勇兵として名乗り出た。 |@{reg5}名の{s3}が義勇兵として名乗り出た。 mno_continue|続ける... mno_recruit_them|彼らを雇い入れる({reg6}デナル). mno_forget_it|やめておこう menu_village_hunt_down_fugitive_defeated|逃亡者からのずっしり重い一撃をまともにくらい、\ あなたは地に倒れ伏した。視野が暗くなっていく・・・\ 何時間かすぎた。気がつくと体はあざだらけで血さえ流れている。しかし、幸運にも、\ どの傷も致命傷ではないようだ。 mno_continue|続ける... mno_village_infest_bandits_result|{s9} menu_village_infest_bandits_result|@あなたは努力したが、盗賊を打ち負かすには至らなかった。\ 盗賊は激怒し、農民への罰として村に火をつけ焼き払い、\ 荒廃した焼け跡を残し立ち去っていた。 mno_continue|続ける... menu_village_infestation_removed|叙事詩にも値するような戦いの後、あなたと部下達は\ 村から盗賊を追い払い、平和を取り返した。\ 手ひどい試練の後で、村人は財産といえるものをほとんど失ってしまったが、\ 感謝の意として、あなたに対し与えられるものは何でも与えたいと申し出てきた。 mno_village_bandits_defeated_accept|当然の報酬として受け取る mno_village_bandits_defeated_cont|断る。あなたよりも村人がこれらの品物を必要なはずだ。 menu_center_manage|{s19}^{reg6?^^あなたは現在\ {s7}を建築中である。これは{reg8}日後に建て終わるはずだ。{reg9?s }. } mno_center_build_manor|領主の館を建てる mno_center_build_fish_pond|製粉場を建てる mno_center_build_watch_tower|見張り塔を建てる mno_center_build_school|学校を建てる mno_center_build_messenger_post|伝令Build a messenger post. mno_center_build_prisoner_tower|囚人塔を建てる go_back_dot|戻る menu_center_improve|{s19}パーティーの建設スキルは{reg2}である。{reg3?あなたは{s3}は}{s4}建設には\ {reg5}デナルと{reg6}日を要すると見積もった。 mno_improve_cont|作業はじめ! mno_forget_it|作業やめ! mno_improve_not_enough_gold|十分な資金がない。 menu_town_bandits_failed|{s4} {s5} |@暗殺者の刃があなたを貫き、あなたは息を失い、地に崩れ落ちた... |@あなたは気を失った。盗賊はあなたの身体をあさり、身に着けていた金をすべて奪い、\ 夜の帳に消えていった。それでも、彼らはあなたの息をとめることはしなかった。 mno_continue|続ける... menu_town_bandits_succeeded|盗賊どもはあなたの前に斃れた。まるで大鎌にかりとられる稲のように!\ すぐにあなたの守る街路は、意識を失うか命を落とし、動かなくなった盗賊どもであふれかえった。\ かれらの持ち物をあさると、強奪されたものらしき財布が見つかった。\ または、誰かあなたの人生に終止符を打たせたかった者が、盗賊どもにこれを渡したのかもしれない。 mno_continue|続ける... menu_village_steal_cattle_confirm|パーティーの略奪スキルは{reg2}である。{reg3?あなたは {s1}は}\ {reg4}頭の家畜を村から盗みだせると見込んだ。 mno_forget_it|やめておこう menu_village_steal_cattle|{s1} mno_continue|続ける... menu_village_take_food_confirm|村民を脅し、彼らの大切な食料を差し出させるのは容易なこととは思えない。\ 少なくとも1時間はかかるだろう。 mno_forget_it|やめておこう menu_village_take_food|村民はいやいやながら彼らの所有物をあなたに差し出した。 mno_take_supplies|ありがたく受け取る mno_let_them_keep_it|彼らに残しておけ menu_village_start_attack|村民の一部が農具を手に刃向かおうとしている。\ これ以上続けるなら彼らと戦わねばなるまい。 mno_village_raid_attack|攻撃せよ! mno_village_raid_leave|村から退却する menu_village_loot_no_resist|村民の数は少なく腰が引けており、あなたが現れるとすぐに散り散りになった。\ 村はあなたのなすがままだ。 mno_village_loot|略奪しその後火をかけよ! mno_village_raid_leave|村から退却する menu_village_loot_complete|あなたの命令に従い、部下たちは村に殺到し、価値あるもの全てを略奪し、\ 建物に火をかけた。金や奪った品物すべてを集め、あなたは{reg1}デナルの取り分を得た。 mno_continue|続ける... menu_village_loot_defeat|村民は勇気と決心をもって戦い、村からあなたの兵を駆逐した。 mno_continue|続ける... menu_village_loot_continue|村の略奪を続けますか? mno_continue|続ける mno_continue|やめる menu_close|Nothing. menu_center_tax|あなたは積み立ててあったこの封地の地代と税金を受領した。総額で{reg1}デナルである。 mno_continue|続ける... menu_town|{s10}{s11}{s12}{s13} mno_castle_castle|城門へ mno_join_tournament|トーナメントに参加する mno_town_castle|城へ行く mno_town_center|街路を歩く mno_town_tavern|宿屋へ行く mno_town_merchant|商人と話す mno_town_arena|闘技場へ行く mno_town_dungeon|Never Enter the prison. mno_castle_inspect|城の中庭を歩く mno_trade_with_merchants|市場へ行く mno_walled_center_manage|{reg0?街 城}の運営 mno_castle_station_troops|守備隊の編成 mno_castle_wait|しばらく留まる{s1}. mno_town_alley|CHEAT Go to the alley. mno_collect_taxes_qst|{s1}へ収めるべき{reg5?税の徴収を続ける 税を徴収する} mno_town_leave|立ち去る... mno_castle_cheat_interior|CHEAT! Interior. mno_castle_cheat_town_exterior|CHEAT! Exterior. mno_castle_cheat_dungeon|CHEAT! Prison. mno_castle_cheat_town_walls|CHEAT! Town Walls. mno_cheat_town_start_siege|CHEAT Besiege the {reg6?town castle}... mno_center_reports|CHEAT! Show reports. mno_sail_from_port|港から出帆する menu_town_tournament_lost|トーナメントから除名されてしまった。 mno_continue|続ける... menu_town_tournament_won|あなたは{s3}で開催されたトーナメントで優勝した! 群集があなたの名を呼び上げるのを聞くたび、誇りで満たされる気がする。\ 栄誉、名声にとどまらず、あなたは賞金{reg9}デナルを得た。{s8} mno_continue|続ける... menu_town_tournament_won_by_another|このトーナメントで最後まで残った{reg3?女 男}である{s1}が\ トーナメントの優勝者となり名声を得た。 mno_continue|続ける... menu_town_tournament|{s1}あなたはトーナメントの第{reg0}回戦に出場する。残っている出場者は{reg1}名である。\ 次の試合では{reg3} 名の{reg4?戦士たち 戦士}から成る{reg2}組が出場する。 mno_tournament_view_participants|参加者リストを見る mno_tournament_bet|自分に賭ける mno_tournament_join_next_fight|次の試合に出場する mno_leave_tournament|トーナメントを辞退する menu_tournament_withdraw_verify|トーナメントから本当に抜けるか? mno_tournament_withdraw_yes|よろしい。これは無意味な気取りにすぎない。 mno_tournament_withdraw_yes|いいや、勝利の可能性がある限りは参加する! menu_tournament_bet|あなたに対する掛率は {reg5}: {reg6}である。\ {reg1?あなたはすでに自分自身に{reg1}デナルを賭けており、勝利すれば、{reg2}デナルを得ることとなる。 } \ いくら賭けようか? mno_bet_100_denars|100 デナル mno_bet_50_denars|50 デナル mno_bet_20_denars|20 デナル mno_bet_10_denars|10 デナル mno_bet_5_denars|5 デナル mno_go_back_dot|戻る menu_tournament_bet_confirm|{reg1}デナルを賭ければ、トーナメントで優勝した際は{reg2}デナル得ることとなる。\ これでよかったろうか? mno_tournament_bet_accept|賭けてみよう mno_tournament_bet_cancel|やっぱりやめよう menu_tournament_participants|トーナメントの呼子に、参加者の名簿をもらった。参加者は次のとおり。 ^{s11} mno_go_back_dot|戻る menu_collect_taxes|パーティーの交易スキルは{reg2}である。{reg3?あなたは {s1}は}この地で徴税するには{reg4}日かかると見積もった... mno_start_collecting|徴税を始める mno_collect_later|明日にしよう menu_collect_taxes_complete|あなたは{s3}から{reg3}デナルの税を徴収した。{s19}は税金を持参するよう求めている。 mno_continue|続ける... menu_collect_taxes_rebels_killed|あなたのすばやく力強い行動で、反乱は鎮圧された。\ 今後、あなたに対し刃向かおうなどと考えるものは、一度よく考えたほうがよかろう。 mno_continue|続ける... menu_collect_taxes_failed|あなたは{s3}で反乱が勃発する前に{reg3}デナルしか税金を徴収できなかった。\ {s1}はこれを喜ばないだろう。しかし、いくらかでも金があれば、彼をなだめることもできよう... mno_continue|続ける... menu_collect_taxes_revolt_warning|{s3}の人々はあなたの要求に対し激怒し、ゆすりたかり以外の何者でもないと非難している。\ 民衆は動揺している。彼らに圧力をかけ続けると悪い反動が生じそうだ。 menu_collect_taxes_revolt|あなたは{s3}での徴税中に妨害を受けた。激怒した{reg9?農民たち 市民たち}が法外な税について叫びながら、\ 手にしたたいまつと武器を振りながら徒党を組み近づいてくる。\ あなたとの戦いを欲しているようだ! mno_continue|続ける... menu_train_peasants_against_bandits|パーティーの訓練スキルは{reg2}である。{reg3?あなたは {s1} は}農民に訓練を施すには{reg4}時間かかると考えている。 mno_make_preparation|訓練はじめ! mno_train_later|訓練は延期だ menu_train_peasants_against_bandits_ready|あなたは農民に、戦い方、規律、服従について一通り教えた。\ あなたは{reg0}名の農民が訓練を十分消化し、模擬戦に耐えうると考えた。 mno_peasant_start_practice|模擬戦始め! menu_train_peasants_against_bandits_training_result|{s0} |@あなたは敗北した。農民達は喜んでいるが、これでは十分教育を行えたとはいえまい... |@あなたは被訓練者をぶちのめした後、このような攻撃に対してどのように防御すべきか教えた。\ 彼らがこの経験を肝に銘じ次回の戦いに備えてくれたらよいのだが。 mno_continue|続ける... menu_train_peasants_against_bandits_attack|あなたが訓練の準備をしていたところ、\ 村の歩哨が警報を叫びつつ駆け寄ってきた。 \ 「地平線に盗賊の群れが見えるぞ!{s3}へと向かっているようだ!」\ 村の長老は、新兵達を組織し彼らに立ち向かうよう要請してきた。 mno_peasants_against_bandits_attack_resist|戦闘準備! menu_train_peasants_against_bandits_attack_result|{s9} |@盗賊どもは退却をはじめた!\ 少数のまだ落命せず意識のあるものは、農民達とその新しい守護者を恐れ、\ 尻をまくって逃げ出した。 |@あなたは努力したが、盗賊どもを打ち負かすにはいたらなかった。\ 盗賊は激怒し、農民への罰として村に火をつけ焼き払い、\ 荒廃した焼け跡を残し立ち去っていた。 mno_continue|続ける... menu_train_peasants_against_bandits_success|盗賊どもは退却をはじめた!\ 少数のまだ落命せず意識のあるものは、農民達とその新しい守護者を恐れ、\ 尻をまくって逃げ出した。\ 手ひどい試練の後で、村人は財産といえるものをほとんど失ってしまったが、\ 感謝の意として、あなたに対し与えられるものは何でも与えたいと申し出てきた。 mno_village_bandits_defeated_accept|当然の報酬として受け取る mno_village_bandits_defeated_cont|断る。あなたよりも村人がこれらの品物を必要なはずだ。 menu_disembark|下船しようか? mno_disembark_no|やめておく menu_ship_reembark|乗船しようか? mno_reembark_no|やめておく menu_center_reports|街の名 {s1}^地代収入 {reg1} デナル^関税収入 {reg2}デナル^食糧備蓄 {reg3}日分 mno_to_price_and_productions|生産物と値段について調べる mno_go_back_dot|戻る menu_price_and_production|生産物は ^{s1}^^価格の要素は ^{s2} mno_go_back_dot|戻る menu_town_trade|あなたは市場に向かった。 mno_assess_prices|交易価格について調べる mno_trade_with_arms_merchant|武器屋へ向かう mno_trade_with_armor_merchant|防具屋へ向かう mno_trade_with_horse_merchant|馬屋へ向かう mno_trade_with_goods_merchant|雑貨屋へ向かう mno_back_to_town_menu|戻る menu_town_trade_assessment_begin|交易価格に関する議論について耳をそばだでてみた。\ 耳を澄まして聞き耳を立てる。どうすればよい儲けになるだろうか? mno_continue|続ける... menu_town_trade_assessment|パーティーの交易スキルは{reg2}である。{reg3?あなたは {s1}は}一番よい交易ルートについて次のように考えた。{s2} mno_continue|続ける... menu_sneak_into_town_suceeded|あなたは巡礼者の格好に身を隠し、衛兵の目をごまかして街に忍び込んだ。 mno_continue|続ける... menu_sneak_into_town_caught|忍び込もうとしたが、衛兵の一人があなたに気づき、警笛を鳴らした!\ 衛兵が追いつくまでにゲートを潜り抜け逃げねばならぬ! mno_sneak_caught_fight|戦って道を切り開く! mno_sneak_caught_surrender|降参する! menu_sneak_into_town_caught_dispersed_guards|あなたは衛兵達を追い払った。逃げる前に、\ 跡を消しておく。これで追手は街路に迷い込むはずだ。 mno_continue|続ける... menu_sneak_into_town_caught_ran_away|あなたはすばやく門をくぐりぬけ、丘めがけて走り続けた。\ もう安全だろう。 mno_continue|続ける... menu_enemy_offer_ransom_for_prisoner|{s2}は{reg12}デナルで{s1}を売り渡す気はないか訊ねてきた。 mno_ransom_accept|申し出に応じる mno_ransom_reject|申し出を断る menu_training_ground|あなたは訓練場にたどり着いた。ここで戦闘の技を磨くことができる。\ なにを練習しようか? mno_camp_trainer|トレーナーと話す mno_camp_train_melee|スパーリング mno_camp_train_archery|投射武器の練習 mno_camp_train_mounted|馬上攻撃の訓練 mno_go_to_track|Cheat Go to track. mno_go_to_range|Cheat Go to range. mno_leave|立ち去る menu_training_ground_selection_details_melee_1|何人を相手に練習しようか? mno_camp_train_melee_num_men_1|1人 mno_camp_train_melee_num_men_2|2人 mno_camp_train_melee_num_men_3|3人 mno_camp_train_melee_num_men_4|4人 mno_go_back_dot|やめる menu_training_ground_selection_details_melee_2|練習相手を選ぶ#{reg1} menu_training_ground_selection_details_mounted|どの武器を練習しようか? mno_camp_train_mounted_details_1|片手武器 mno_camp_train_mounted_details_2|槍状武器 mno_camp_train_mounted_details_3|弓 mno_camp_train_mounted_details_4|手投げ武器 mno_go_back_dot|戻る menu_training_ground_selection_details_ranged_1|どの投射武器の練習をしようか? mno_camp_train_ranged_weapon_bow|弓矢 mno_camp_train_ranged_weapon_crossbow|クロスボウ mno_camp_train_ranged_weapon_thrown|投げナイフ mno_go_back_dot|戻る menu_training_ground_selection_details_ranged_2|射程はどれくらいにしようか? mno_camp_train_ranged_details_1|10 ヤード mno_camp_train_ranged_details_2|20 ヤード mno_camp_train_ranged_details_3|30 ヤード mno_camp_train_ranged_details_4|40 ヤード mno_camp_train_ranged_details_5|50 ヤード mno_camp_train_ranged_details_6|60 ヤード mno_camp_train_ranged_details_7|70 ヤード mno_go_back_dot|戻る menu_training_ground_description|{s0} mno_continue|続ける... menu_training_ground_training_result|{s7}{s2} mno_continue|続ける... menu_marshall_selection_candidate_ask|{s15}が{s23}の次期元帥となるようだ。領主達のなかには\ あなたが候補として相応しいとほめのかしているものもいる。 mno_marshall_candidate_accept|{s15}に元帥となる意思があると伝える mno_marshall_candidate_reject|領主達に、元帥として勤めるには繁忙すぎると伝える menu_captivity_avoid_wilderness|世界が暗くなりあなたは地に崩れ落ちた。\ 何時間かが過ぎあなたは意識を取り戻した。地に倒れ伏してそのままだったらしい。\ 敵はあなたが死んだと思い込み放置していったに違いない。\ しかし、どの傷も致命傷ではないようだ。\ 気分は大変に悪いが、まだ歩けるようだ。\ 起き上がった。あたりを歩き回り、パーティーの生き残りがほかにいないか探してみよう。 menu_captivity_start_wilderness|Stub menu_captivity_start_wilderness_surrender|Stub menu_captivity_start_wilderness_defeat|あなたは虜囚の身となった。 menu_captivity_start_castle_surrender|Stub menu_captivity_start_castle_defeat|Stub menu_captivity_start_under_siege_defeat|あなたは虜囚の身となった。 menu_captivity_wilderness_taken_prisoner|あなたは虜囚の身となった。 mno_continue|続ける... menu_captivity_wilderness_check|stub menu_captivity_end_wilderness_escape|囚人として引き回される惨めな日々が続いた。\ あなたは一瞬の隙を突いて逃げ出した! mno_continue|続ける... menu_captivity_castle_taken_prisoner|あなたは周りを衛兵に取り囲まれ、武器を取り上げられた。\ 罵りと侮辱の言葉を吐きながら、彼らはあなたを地下牢獄に放り込んだ。\ ここであなたは虜囚の日々に耐えなければならない。 mno_continue|続ける... menu_captivity_rescue_lord_taken_prisoner|あなたは身元を明かさず、ごまかし続けた。\ 衛兵は激怒し、あなたを牢獄にぶち込む前に何度も殴りつけた。もうどれくらい殴られたろう... mno_continue|続ける... menu_captivity_castle_check|stub menu_captivity_end_exchanged_with_prisoner|投獄されてから幾日もが過ぎた。ある日、\ ほかの囚人と引き換えに、あなたは自由の身となった。 mno_continue|続ける... menu_captivity_end_propose_ransom|あなたは日も差し込まぬ地下牢獄で過ごしている。\ もうぶち込まれて何日たつかすら判らない。\ ある日、看守の一人がが書類を持ってあなたの独房にやってきた。\ あなたの財産のうち{reg5}デナルと引き換えに、解放してやるという。どう返事しようか... menu_captivity_castle_remain|独房の暗闇のなかでもう幾日かが過ぎた。食事もろくになく、\ やせ衰えていくが、看守からけられたり罵られたりしながら何とかうまくやっている... mno_continue|続ける... menu_kingdom_army_quest_report_to_army|{s8}があなたに新たに開始される戦役への参加を求めてきた。\ 少なくとも{reg13}名の兵を率いて馳せ参じなければならない。\ それ以下であれば、募兵して兵を増やさねば。 mno_continue|続ける... menu_kingdom_army_quest_messenger|{s8}は新しい任務について伝えたいことがあり、会いに来るよう伝令をよこした。 \ 可及的速やかにとのことである。 mno_continue|続ける... menu_kingdom_army_quest_join_siege_order|{s8}が全面的攻勢をとる前に、{s9}の包囲に加わるよう伝令をよこした。\ あなたは{s9}を奪取しなければならない。 mno_continue|続ける... menu_kingdom_army_follow_failed|あなたは{s8}に追従せよとの任務を果たせなかった。彼は激怒し、\ あなたを戦役から除名するとともに、あなたの行いを決して忘れぬとの書簡をよこした。 mno_continue|続ける... menu_invite_player_to_faction_without_center|あなたは臣下の勧誘を受領した!^^\ {s9}の{s8}の直筆の勅状である。あなたは{s9}の封臣としての栄誉を約束された。\ その代わり、あなたは{s8}に対し、忠誠の誓いをたて、たとえ称号や封地を与えられくとも、\ 戦役に加わらねばならぬ。\ この勧誘を断れば、彼の気分を害することは間違いあるまい... mno_faction_accept|受諾する! mno_faction_reject|勧誘を断る menu_invite_player_to_faction|封臣となるには、あなたは{s3}にたいし忠誠の誓いを立てねばならぬ。\ 彼を見つけ出し、その面前で、忠誠の誓いを立てねばならない。{s5} mno_continue|続ける... menu_invite_player_to_faction_accepted|封臣となるには、あなたは{s3}にたいし忠誠の誓いを立てねばならぬ。\ 彼を見つけ出し、その面前で、忠誠の誓いを立てねばならない。{s5} mno_continue|続ける... menu_question_peace_offer|あなたは休戦の申し出を受け取った。^^{s1}があなたにその旨の書簡をよこした。\ なんと返事しようか? mno_peace_offer_accept|受諾する mnopeace_offer_reject|拒絶する menu_notification_player_faction_active|あなたはどこの王国にも属さない、あなただけの領地を持っている。\ いかなる身分関係にもとらわれない。\ この自由を享楽せよ!あなたは今や全ての王国から敵視され、狙われている。\ 王の庇護なき生活がいかに難しいか思い知ることとなろう。 mno_continue|続ける... menu_notification_player_faction_deactive|もはやいかなる土地も領有していない。 mno_continue|続ける... menu_notification_center_under_siege|{s1}が{s3}の{s2}により包囲されている! mno_continue|続ける... menu_notification_village_raided|敵があなたの封地を荒らしている。^^{s1}が{s3}の{s2}により略奪されている! mno_continue|続ける... menu_notification_village_raid_started|あなたの村が攻撃されている!^^{s3}の{s2}が{s1}を荒らしている。 mno_continue|続ける... menu_notification_one_faction_left|Calradiaはひとつの王国により征服された。^^{s1}が全ての勢力を打ち倒し、単一王朝を樹立したのだった。 mno_continue|続ける... menu_notification_oath_renounced_faction_defeated|あなたがかつて所属していた勢力は滅ぼされた。^^あなたは{s1}との戦いに勝利した!あなたがかの王に立てた誓いを撤回して後続いた戦いにようやく終止符が打たれたのだ。 mno_continue|続ける... menu_notification_center_lost|荘園を失った。^^{s1}を{s2}に奪われてしまった。 mno_continue|続ける... menu_notification_troop_left_players_faction|裏切りだ!^^{s1}が{s2}を離れ{s3}に加わった。 mno_continue|続ける... menu_notification_troop_joined_players_faction|よき知らせだ!^^ {s1}が{s2}を離れ{s3}に加わった。 mno_continue|続ける... menu_notification_war_declared|戦争だ!^^{s1}が{s2}に対し宣戦布告した! mno_continue|続ける... menu_notification_peace_declared|休戦協定^^{s1}と{s2}が休戦協定に同意した! mno_continue|続ける... menu_notification_faction_defeated|勢力の滅亡^^{s1}は滅んだ! menu_notification_rebels_switched_to_faction|反乱成功^^あなたの起こした反乱は成功した!\ あなたの勢力は{s12}を頭として頂き{s11}を領有している。 mno_continue|続ける... menu_kill_local_merchant_begin|あなたは標的を見つけ出し、その跡を追った。暗がりの道へ入っていく...\ 背後から襲ういい機会だ。 mno_continue|続ける... menu_auto_return_to_map|stub