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ただいつものように いつものように 愛を語り掛けただけなのに 何故こんなにも胸が高鳴る…? どうして独りになると淋しくて 涙が溢れそうになるんだろう…? 前は平気で独り歩けてた帰り道 今君の声が頭の中で渦巻いて… 巡りゆく季節のような君の心が僕を 嬉しい気持ちや哀しい気持ちにさせる そしてまた優しさが、ほら… 僕をひとときの幸せに導くから 今君に会えないのならここで 独りぼっちの切なさを少し 想い知ってみようと試みる 大好きな君に届けたい想い此処に… Bさんはいつも気分屋…時によって言うことが変わる(怒)。でもそういう性格だと分かっていて、どうしてこんなに感情が左右されてしまうのか…?二人でいるときは当たり前のように言える言葉を、ある時言ってみれば素っ気ない態度で返された。そんなことはよくあるはずなのに、そればかり気にして独り淋しく帰る。一瞬が鮮明に繰り返し頭の中で再生される。でも、次逢ったときにはまた優しくしてくれる。何て気分屋なんだろう。そんな都合の良さ、普通なら許せないはずなのに、どうしてか嬉しく感じてしまった。『独りぼっち』…この時間があるからこそ、君にもっと惹かれるのかもしれない。 名前 コメント
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天使の羽の白さのように ◆auiI.USnCE ――――その涙を、私も流す事ができるのだろうか。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「ふぅ……こんな所でしょうか」 日が落ち始めた時間に、ベナウィは広い病院のロビーにて腰を落ち着かせていた。 六階建てにも及ぶこの病院は二人で探索するには、大分時間がかかってしまった。 誰か自分達以外にも訪れてる人が居る事を少しは期待をしていたのが、その期待も外れてしまっている。 思わず溜息が出てしまうが、ベナウィにとって収穫は無い訳ではなかった。 一つ目は此処まで発展した医療施設がこの島にある事。 二つ目はトゥスクルには存在しないような道具を沢山見つけられた事。 そして、三つ目は…… 「あ、あの………………ベナウィさん」 くいくいっと着物の裾を引っ張る短い間に慣れた感触。 聞き取るのも大変な程の小さな声。 振り返って確認するまでもない陰日向のような少女、長谷部彩だった。 3つ目の収穫と言えば、この同行する少女が少しぐらい自分に慣れた事ぐらいだろうか。 「ああ、纏め終わりましたか」 頼りげ無さそうに微笑む彩の手に、一つの手提げ袋がある。 其処には絆創膏や消毒液、包帯などなどの救急セットが入っていた。 ベナウィの知識では解らないので、彩に纏めて貰ったのだ。 ベナウィは彩が集め終わった医療具を一度確認し、 「なら、行きましょ……」 出発を促そうとし、彩の表情を見て言葉を止める。 ひたいには汗が浮かんでいて、疲労の色が残っていた。 よくよく考えれば、一階から六階まで休憩無しに一通り歩いて回ったのだ。 軍人であるベナウィなら兎も角、彩はただの少女でしかない。 付け加えるなら運動とか普段する事が無さそう雰囲気すらだしている。 疲れるのも当然かもしれない。 気が回らなかったと思いながら、 「いえ、一度ここで休みましょうか」 ベナウィは彩に言葉をかける。 彩は少しびくっとして、ベナウィの顔をうかがうように、 「い、いえ……大丈夫です」 ふるふると首を横に振った。 彩にしてみれば、無理に言わせたような感じがして、何処か申し訳そうな顔をする。 ベナウィは溜息をつきながら、あえて厳しく言う。 「いえ、疲れてるのを隠される方が迷惑です。大事な時に、下手な間違いをしかねない」 「……あ……う……」 彩の表情が、どんどん青くなっていき泣きそうな顔になっていく。 そんな様子にベナウィは微笑みながら、出来るだけ優しい声色で喋る。 「だから、休みましょう? アヤも」 「…………はい」 彩はこくんと嬉しそうに笑いながら頷いて、お茶いれてきますねと小さく告げてぱたぱたと歩き出していく。 まるで小動物のようだとベナウィは思いながら、小さく微笑んだ。 やはり、あの笑顔はやすらげるものになっていると思いながら、 そして、同時に自分を縛っているという事は、あえて、隠した。 隠したかった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 両手には温かい緑茶が入った湯のみがある。 これはアヤが入れてくれたものだ。 それを私は一口のみながら、アヤの方を見る。 アヤとの距離は何故か妙に離れている。 私は長椅子(ソファーと言うそうだ)の右端に座っていたのだが、アヤはお茶を渡すと何故か左端に座った。 そして、暫く無言のまま、二人してお茶を飲んでいた。 これが、今の妙な距離感だろうか。 まあ、そうなのでしょうね。 実際、私は弱いアヤの庇護者程度しかないかもしれない。 私自身も最初見捨てようとしたのだし。 「…………………………の」 そして、これからもそうなのかもしれない。 まあそんなものでしょう。 「………………あの」 そう思って、私はお茶を啜った。 お茶のいい香りが、随分と私をやすらげてくれた。 「あの!」 「おっと……なんでしょうか?」 どうやら、アヤに呼ばれていたらしい。 全然気付かなかった。 いけない事ですね。 元々小さい声なのですから。 ちゃんと拾ってあげなければなりません。 「……あの、ベナウィさんの国の事聞きたいです」 勇気を振り絞るように尋ねられた事はとても些細な事だった。 そういえば、彼女はトゥスクルの事は知らないのでしたか。 「そうですね……」 それから、私は私が仕える国の事を話した。 ハクオロ皇の事。 彼に統治された国はとても素晴らしい国になっている事。 そして、住んでいる民達は笑顔である事。 それは、とても幸せの象徴のような事である事。 些細な事でも、私はそれを言葉にした。 私自身が国について、話す事は滅多にないのかもしれない。 だから、少し饒舌になってしまった。 けれど、アヤはとても興味深そうに聞いてくれた。 そして、少しずつアヤが此方に近づいていた。 アヤは楽しそうに笑っていた。 「……そうですか。とても素晴らしい国なんですね」 「ええ、私も国を護る為に戦っています。それが武士の私の務めなのですから」 「……戦う?」 「ええ」 そのまま、私は国が成り立った理由を話した。 一揆がおき、戦いが起きた事。 そして、自分達も戦い守るべきものの為に戦った。 それだけではない。 国を護る為に、戦わなければならなかった事。 その為に、自分自身も戦い続けた事。 それを私は誇るように、話した。 けれども。 「……………………アヤ?」 彼女は泣いていた。 彼女の頬には、一筋の涙の跡が流れていた。 何かを耐えるように。 彼女は涙を流していた。 「…………哀しいです」 「…………哀しい?」 何が哀しいのだろうか。 私は国を護る為に戦った事を話しただけなのに。 それこそ、武士の誇りだというのに。 何が哀しいと言うの………… 「沢山の人が――――死んだのですね」 ――――ああ。 この子は、ただ、純粋に。 人の死に、涙を流している。 戦って死んだ兵士。 戦火を受けて死んだ民。 沢山の人に純粋に涙を流している。 「ええ……沢山死んでしまいました」 「……そうなのですか」 そして、彼女は、目を閉じ手を組んだ。 祈りを捧げているのだろうか。 気が着けば、彼女との距離も大分近くなっている。 散っていくもの仲間達。 沢山の人の死に、私が涙を流さなくなったのは何時の頃だっただろうか。 それすらも忘れてしまった。 あまりにも、当然のように、沢山の命が散っていく。 私は、いつの間にか涙を流す事を、忘れてしまったのだろうか。 ふと、思ってしまう。 私は家族のように過ごした仲間達。 彼らの死に泣けるのだろうか。 答えは見つかるわけがなかった。 そして、彼女は、アヤは。 とても、平和な国で育ったのだろう。 人の死がとても、とても遠い信じられないような国に。 けれど、それだけではなく。 彼女の心はとても、純粋で白いのだろう。 誰かの、誰かも解らない死に涙を流して、哀しむことが出来る。 それが同情というものでも。 純粋すぎるその想いは、とても輝いて、貴重に思える。 眩しいぐらいの、白さだった。 「ベナウィさん……」 いつの間にか、目を開けて、私の手に自分の手を重ねている。 その手の温かさがとても、心にささっている。 「ベナウィさんも……殺したのですか?」 「………………ええ」 私は静かに頷いた。 頷くしかなかった。 彼女は笑いもせず、けれども哀しみもせず、私だけを見て 「それは…………」 何か言葉を言おうとして、そこで途切れた。 何を伝えたかったのだろうか。 哀しいと伝えたかったのだろうか。 私には解る訳など無かった。 私が誰かを殺す事に何も感じなくなったのは何時だろうか? 涙を流さなくなったのは何時だろう。 哀しまなくなったのは、苦しまなくなったのは何時だろう。 もう、思い出すことができない。 それぐらい、殺すという事が、身近であった。 だから、私は救われないだろう。 でもそれが、忠義なのだから。 それが、武士なのだから。 私は、彼女の瞳を見た。 何処までも、澄んだ、儚く優しい、瞳だった。 それが、救いを与える目にも、苦しみを与える目にも、見えた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ベナウィさんの顔が、とても近く感じた。 沢山の人を殺したといったベナウィさんの顔が、何故かとても切なく感じられた。 私には、人を殺した事なんか勿論無い。 だから、その苦しみや哀しみなんて、解らない。 けれど、私は彼がとても、弱く感じられてしまう。 何故だか、解らない。 けれども、そう思えて仕方がない。 人の死は、哀しい。 それは、あの日、父を失ったあの時から、変わらない。 苦しくて、切なくて、心が壊れそうになってしまう。 涙が溢れて仕方ない。 きっと、もしこの島で亡くなった人現れてしまうのなら……私は泣いてしまうだろう。 知らない人でも、泣いてしまうかもしれない。 知ってる人達……和樹さん達ならきっと尚更だろう。 涙が止まらなくなってしまうかもしれない。 彼は、もう、涙を流さないだろうか? 人の死に。 殺した事に。 そう思ったら、何故かとても、哀しく感じた。 ……ベナウィさんの瞳を見て思う。 彼は、貴方を必要としている人が此処にいると言った。 だから、私、思うんです。 そんな哀しい瞳をした貴方を。 私なりの方法で。 私は…… ――――貴方を護る事が出来ますか? ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ それから、私達は黙っていた。 アヤは私の隣で、静かにしていた。 これ以上、語る言葉など思いつかなかった。 私は、何か良く解らない想いが巡っている。 アヤの瞳が心に残っている。 とても、白くて、純粋な心が、その瞳が私を射抜いていた。 私は、何故、こんなに迷っているのだろう。 今更ではないか。 とっくの昔に心は決めている。 そして、骨の髄からもう、武士なのだ。 武士として生きる、それが、私の矜持。 なのに、どうしてあの瞳は私を射抜く。 あの微笑が、私を苦しめる。 私は、救われていいわけ………… 「…………ふう、何か考えているのでしょうね、私は」 そこで、変な方向に行こうとした私の思考を打ち切る。 考えては仕方ない事だ。 そう、仕方が無い事だ。 アヤ、貴方は、何を考えてその瞳を向けたのだろう? 私には解らない。 だから、 「アヤ……」 彼女に聞こうとして、気付く。 「すぅ……すぅ……」 アヤは私の肩にもたれかかる様に眠っていた。 道理で静かな訳だった。 緊張感があったのだろう。 疲れがまとめて来たのかも知れない。 私はふぅと溜息をついて外を見る。 もう、日が完全に落ちている。 そろそろ、放送が行われる時間だろう。 だから、その時間までこのまま、眠らせておこうと思った。 私は、そう思って、もう一度、彼女の横顔を見る。 ――――哀しいです。 彼女の純粋すぎる白い心が発した、あの言葉。 それが、何故か、頭の中で反芻を繰り返していた。 【時間:一日目 午後5時50分ごろ】 【場所:E-1 病院】 ベナウィ 【持ち物:フランベルジェ、水・食料一日分】 【状況:健康 彩と共に行動】 長谷部彩 【持ち物:藤巻のドス、救急セット、水・食料一日分】 【状況:健康、ベナウィと共に行動】 108 何故か、夕日が眩しいと感じたのだ。 時系列順 099 光か、闇か 084 隣人は静かに笑う 投下順 086 I know it 077 侍大将は儚き少女の為に ベナウィ 135 泣けない貴方の為に、私が出来る事 長谷部彩
https://w.atwiki.jp/sanagimf2/pages/70.html
名前 かなりまないた 種族 ホシゾラ(モノリス×???) ランク 寿命 ライフ ちから かしこさ 命中 回避 丈夫さ 縛り(大会リセット)が解禁されたよ!やったね! まないたがそれなりに力を開放した姿。 会得した輝き石の力で運命を操作する力(セーブ&ロード)を手に入れた。
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1216.html
依頼主 イシス 出現条件 イシス:第一進化 クリア条件 以下の神様の親密度を上げるイシス:親密度55 成功報酬 エイシエジプトのパン。もちもちした食感が癖になる。 依頼時 あなたとの仲って、もっと深められるような、そんな気がしますわ。わたくしのことも、知ってくださる? クリア時 あなたにわたくしのこと知ってもらえて、嬉しいですわ!一緒にいるのがもっと楽しくなりますわね。
https://w.atwiki.jp/xxxxzzzz/pages/429.html
417 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 08 11 ID oxh2042S0 1時 大戦コーナー 川^ー^)「命を捨ててぇ・・・骨と化せぇぃ!!」 <ちぃっ <こりゃやべぇ <こんな所でやられるとは <孫策様、お傍に参ります <あと少しのところで 川^ー^)「はっはっはっは、やっぱり暴虐なる覇道は強いなぁ・・・・・・べらぼうに短いけど。」 川^ー^)「殴れ殴れ!城を落とせぇ!」 パリンパリンパリンパリンバゴォン!! <運命は自分で切り開くわ! (; ´∀`)「す、凄いモナ。覇者になると騎馬単の扱いも違うモナね・・・」 川^ー^)「さて、次の相手は・・・・・・」 ラグ軍 覇王 SR董卓 SR呂姫 UC馬騰 UC高順 C臧覇 甘いったい軍 覇王 LE関羽(本宮) R張飛 UC法正 UC姜維 川; ー ) ^ ^ スポーン (; ´∀`)「あ、車輪デッキモナ・・・」 川;^ー^)「ま、まさか未だに槍単を使っている覇王がいるなんて・・・ええい!ままよ!」 しばらくお待ちください 418 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 13 12 ID oxh2042S0 ジャーンジャーンジャーン <愚か者めが <バカな、この俺が シャシャシャシャシャシャシャシャシャ!!! <中々やるじゃねぇか <簡単には屈しないわ <ぬぅ、こんなところで <これも天命であろう <兵法マスタァー!プラス外伝! ガオーン <攻め滅ぼせ <やっちまえ パリンパリンパリンパリンパリンパリン! <行けるぞ <出番はまだか <出番かしら <命令を聞いてやろう <天子様の為に! 兵法マスター!プラス外伝! ガオーン ウハwwwこのタイミングで連環てwwwなんて計算www パリンパリンバゴォン! <天の神が許そうと、この関羽が断じて許さん! テレレレ、テン、テテテン、テン、テテテン、テン、テン、テン、テーン 川^ー^)「・・・・・・何あの槍撃技術・・・何あの絶妙な兵法のタイミング・・・」 (; ´∀`)「・・・覇者でも相性を覆すのは難しいモナね・・・」 419 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 15 02 ID oxh2042S0 同時刻 バーボンハウスカウンター (o゚ω゚)「やぁこんにちは店長。この花束は余り物だから受け取ってかざってほしい。」 (,,゚Д゚)「・・・・・・先に言われましたか。」 (o゚ω゚)「ありゃ?店長さんは?」 (,,゚Д゚)「パーティの準(ry」 (o゚ω゚)「ああそう。じゃぁ、この花束どうぞ。どっか飾ってください。」 (,,゚Д゚)「あ、どうもありがとうございます。」 (o゚ω゚)「さてと。バイトまで遊んでいこうかな。」 420 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 18 14 ID oxh2042S0 同時刻 大戦コーナー (´・ω・`)「はぁ、猫の手を借りたいくらい忙しいなぁ・・・」 丶`∀´ (店長が飾りつけなんかしてるから仕事がやりにくいニダ。) (; ´∀`)「あ、あー。また負けたモナ・・・」 丶`∀´ (とんだザコニダ。・・・・・・お!あれはLE諸葛亮ニダ。) 川^ー^)「ふー。ちょっと喉渇いちゃったな・・・」 丶`∀´ (去る者追わずニダ。) (#゚д゚)「・・・・・・・・・ッチ。」 丶`∀´ (今は大人しいけど、ニダと同じにおいがするニダ。) (o゚ω゚)「今日はガチに象単で行こうか。」 丶`∀´ (あんな馬鹿はほっとくニダ。) 丶`∀´ 「よし、店長が消えたら孔明をいただくことにするニダ。」 421 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 22 33 ID oxh2042S0 1時15分 バーボンハウスフリースペース 川^ー^)「ここのオレンジジュースは結構いけるよな。」 (━〇∀〇)「先輩もう泣くのやめて下さいよ。僕も手伝いますから。」 щ(;Д;щ)「ウッウッウッ。」 川^ー^)「フーン。あの人なんか失くしたんだ。」 щ(;Д;щ)「うわーん。」 (#━〇∀〇)「・・・・・・いつまでも泣いてんじゃねぇーー!」 バシ! щ(;Д;щ)「うわらば!」 (#━〇∀〇)「いつまでもメソメソと!さっさと探しますよ!」 щ(;Д;щ)「あ、ま、待ってくれ代山~。」 川;^ー^)「・・・・・・・・・ビックリシタナァ、モゥ。」 423 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 26 34 ID oxh2042S0 1時30分 バーボンハウス倉庫 川゚ -゚)「じゃ、そろそろ30分の休憩にしようかな。」 ( ^ω^)「あーい、だお。」 ヽ(`Д´)ノ「惇!妙才!ちょっと一緒に来い!」 (●ω・´)「あーはいはい。」 (´・ω●)「あ、待って孟徳。」 ξ゚⊿゚)ξ「セリフ覚えなきゃ・・・」 川 ゚ -゚)「あ、そうだ、ドクオ君。しぃちゃん。宝君。ちょっと来なさい。」 (*゚ー゚)「はーい。」 ( A`)「なんですか?」 川 ゚ -゚)「ちょっとフリースペースに・・・」 ( ^д^)「わかりました。」 川 ゚ -゚) ジー / , 3「・・・・・・あ、私はちょっと大戦でもしてこようかな。」 ドヤドヤドヤドヤ・・・ ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・・・・・ハッ!(ブーンと二人っきりじゃない!)」 (; ^ω^)「・・・ツンと二人っきりかお。」 ξ#゚⊿゚)ξ「な、何よ!嫌なの!」 (; ^ω^)「い、イヤイヤ。そんなことないお。」 ξ#゚⊿゚)ξ「じゃぁ、さっきのは何よ!不服そうな言い方だったわ!」 (; ^ω^)「あうあう。ツン、落ち着いて欲しいお・・・」 ξ#゚⊿゚)ξ「今朝だって紛らわしい手紙で小馬鹿にしてぇ!」 (; ^ω^)「あ、す、すまんかったお。」 ξ#゚⊿゚)ξ「・・・・・・・・・」 (; ^ω^)「む、向かいのクレープ屋でクレープ買ってくるお!」 ダダダダダダダダダダダダダダダダ ξ;゚⊿゚)ξ「あ・・・・・・私の馬鹿・・・」 424 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 30 22 ID oxh2042S0 同時刻 バーボンハウスフリースペース 川^ー^)「んー・・・・・・次はどんなデッキをば・・・」 (*゚ー゚)「それで、なんでしょう。」 川 ゚ -゚)「いや・・・うーん。それが・・・」 ( ^д^)「?何か問題でも?」 川 ゚ -゚)「いや、思ってたよりずっと順調だよ。」 ( A`)「じゃぁなんですか?」 川 ゚ -゚)「・・・・・・皆でセリフを確認しよう。」 ( A`)「俺がやるの全部脇役だからほとんどありませんが・・・」 川;゚ -゚)「・・・・・・・・・」 テレレレレー、テーレーレーレーレー・・・・・・ (*゚ー゚)「あ、携帯電話が・・・・・・」 川 ゚ -゚)「ん・・・どうぞ。」 (*゚ー゚)「あ、すいません。」 ピ ( A`)(クーさんはなんで俺達呼び出したんだろう・・・) ( ^д^)(んー・・・・・・あ、あれですよ。) ( A`)(なんだよ。) ( ^д^)(わかんないかなー。ツンさんとブーン君を二人っきりにさせたかったんでしょう。) ( A`)(あー、なるほどね。) (;*゚ー゚)「え、今から!?そんな困ります・・・あ!・・・・・・切っちゃった。」 ( A`)「どうしたの?」 425 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 33 17 ID oxh2042S0 (;*゚ー゚)「それが・・・今から帰って来いって。急に用事が入ったって・・・」 ( ^д^)「それはまた急ですね・・・」 (;*゚ー゚)「それで・・・多分今日のパーティには・・・」 川;゚ -゚)「あ、そうなの・・・・・・ん。家の事情じゃしかたないね・・・」 (*゚ー゚)「すいません。関平とかやらせていただいてるのに。」 川;゚ -゚)「いや、皆でなんとかするから、安心して。」 (*゚ー゚)「じゃぁ・・・本当にすいません・・・」 ( A`)「じゃぁ・・・・・・また、また年が明けたら会おう。」 (*゚ー゚)「はい。今日はどうもありがとうございました。」 ( ^д^)「どうするんですか?」 川 ゚ -゚)「どうするって・・・・・・他の人に兼任してもらうしか・・・」 ( A`)「・・・・・・」 426 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 36 43 ID oxh2042S0 1時45分 バーボンハウス前(元譲の車の中) ヽ(`Д´)ノ「もう一回初めからだ!」 (´・ω●)「うん。・・・・・・・・・殿!このホウ徳!蜀の馬超とはもうなんの関係もないのです!」 ヽ(`Д´)ノ「・・・・・・」 (´・ω●)「是非私めに!このホウ徳に!」 ヽ(`Д´)ノ「・・・・・・よし!ホウ徳にまかせる!曹仁を助け、関羽の首をとって来い!」 (´・ω●)「ハッ!ありがたき幸せ!」 (●ω・´)「しかし殿・・・・・・」 ヽ(`Д´)ノ「何も言うな!ホウ徳に任せると決めたのだ!」 (´・ω●)「・・・・・・・・・うん上出来。でも孟徳、セリフ覚えるんならお店の中でも・・・」 ヽ(`Д´)ノ「うるせぇぇぇぇぇ!そんなとこ誰かに見られて、セリフに自信がないの見破られたらどうするんだ馬鹿!」 (´・ω●)「別に恥ずかしいことじゃないじゃない。」 ヽ(`Д´)ノ「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!そんな無様なとこ誰にも見られたくないわ!」 (●ω・´)「・・・・・・・・・あ、関平役の子がお店から出てきたよ。」 (´・ω●)「(窓を開けて)しぃさん。いったいどこに行くんだい?」 (*゚ー゚)「あ、元譲さん・・・じつは(カクシカ」 (´・ω●)「フーン。お家の事情じゃ仕方ないね。」 (*゚ー゚)「すいません。ちょっと急ぐので・・・」 ヽ(`Д´)ノ「なんだって?」 (´・ω●)「なんかね。今日は急に知り合いのパーティに行くことになってしまって、劇出られなくなったって。」 ヽ(`Д´)ノ「・・・・・・どうするんだ関平役。」 (´・ω●)「うーん。まぁなんとかなるんじゃないの?」 (●ω・´)「えっと、関羽殿。それは貴殿とそれがしの私事で、国家間の争いとは(ブツブツ)」 ( ^ω^)「あ、元譲さん。ちょうどよかったお。」 (´・ω●)「おやブーン君。どうしたんだい?」 ( ^ω^)「ちょっとお願いがあるんだお。」 (´・ω●)「なんだい?」 ( ^ω^)「そこのクレープ屋でクレープ買おうとしたらお金が足りなかったお。惇兄、金貸してくれお」 (´・ω●)「・・・・・・・・・これってデジャビュ?」 428 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 40 42 ID oxh2042S0 同時刻 大戦コーナー 丶`∀´ (くそ!一向に盗むチャンスが訪れんニダ・・・) (´・ω・`)「えーっと・・・・・・ありゃ?止め具がないぞ・・・・・・控え室かな・・・」 丶`∀´ (しめた!盗むならそろそろニダ) (´・ω・`)「んーコートに入れたんだけどなー」 丶`∀´ 「店長がコートを必死で物色している今が好機ニダ!」 (o゚ω゚)「行け!フルアーマー!」 ( ´∀`)「は~硬いモナ~。」 丶`∀´ 「天はニダに見方せり!」 ぼー( ´∀`) `∀´′ 三3サッ ☆ー{☆}ー☆ ダーン 429 名前:皆がバーボンハウス・・・ 1時の部[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12 42 48 ID oxh2042S0 (; ´Д`)「あ、すいま・・・・・・て、あ!デッキケースもってかれたモナ!」 丶`∀´ 「ニダハハハハハハハハハハハハハ!・・・・・・ガッ!」 (;´゚ω゚`)「あ、お客さんがキャタツに足引っかかってこけ・・・・・・あ、倒れるぅぅぅぅぅぅぅぅ!」 ;丶`∀´ 「いててて、て、あー!こ、こっちに倒r!!!」 ガターーーーーーーーン!! ;丶`∀´ 「ニドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」 (;´・ω・`)「お客さんが下敷きに!」 (#´∀`)「ふてぇやつだモナ!ざまみろモナ!」 ;丶`∀´ ピクピク・・・ (;´・ω・`)「何!?それは本当?」 (#´∀`)「それが証拠に・・・・・・こいつが持ってるデッキケースはモナのモナ!」 (´・ω・`)「・・・・・・・・・」 ;丶`∀´ 「ウググググ・・・」 (´・ω・`)「お客さん。」 ;丶`∀´ 「は、はい・・・」 (´・ω・`)「ぶ ち 殺 す 。こっち来い。」 ;丶`∀´ 「ニ、ニドゥゥゥゥゥゥアアアアア!」
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イメージが沸くかどうか 小説では、イメージが沸くか沸かないかで決まるのです。イメージが浮かべばいいのですが、浮かばない時点でおしまいです。ネタ切れとかいう言葉は禁物なのです。そういう人は、独自の物語ではなく、他のゲームや小説、映画から引き取って下さい。そのまま写すのは駄目ですが、少し変えてみれば良いのです。 読者から見て 読者のイメージはどうでしょうか? 読者でも分かりやすくしないといけませんからね。 「緑っぽく青みたいで更にうすい色」 よく分かりません。 「緑のようで青くうすい色」 まだマシなのでは? コツ 作品が完成したら、まず休憩。一週間ほど経ってからまた読み返してみましょう。
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前→『試合を始める前に』 次→『各式神の役割、初心者向けの式神は?』 戦場、レーンを覚えよう 前のページでも紹介した通り、このゲームでは5vs5のチーム戦を行います。そこで、それぞれのプレイヤーが自分の役割を把握し、協力する事が必要不可欠です。 始めたての人、初心者の人は、ルートの分かれ方と推奨される役割をまずは覚えましょう。 目次 戦場とルート分け トップレーンには侍や守を ミッドレーンには巫を ボットレーンには射と祝などを ジャングルには侍や忍を 終わりに 戦場とルート分け まず初めに、実際に戦いの舞台となる戦場の紹介です。 この画像が、戦いの舞台となる戦場の全体図です。 このゲームでは、試合が始まる前に、あらかじめ決められた4つのルートの中からどのルートに向かうかを決め、そのルートに適した式神(キャラクター)を選択することになります。 各ルートの名称は画像にもあるように、 上路(通称:Top トップ) 中路(通称:Mid ミッド) 下路(通称:Bot ボット) 野良(通称:Jg ジャングル) となっています。 ジャングル以外の3箇所のルート(道)については、『レーン』と呼ぶ事が一般的です。(トップレーン、ミッドレーン、ボットレーン)また、そこで戦うプレイヤーの事は、トップレーナー、ミッドレーナーなどのように『レーナー』と呼びます。(ジャングルに行く人はジャングラー。) 各ルートに応じた式神については以下のように推奨されているのが一般的です。 ルート 人数 式神の役割 トップ 1人 『侍』or『守』 ミッド 1人 『巫』 ボット 2人 『射』 『祝』or他 ジャングル 1人 『侍』or『忍』 ではなぜこのように配置されるかを確認していきましょう。 トップレーンには侍や守を 基本的にトップでは、相手のトップレーナーと1vs1で戦います。 同じく1人で向かうミッドと違い、トップは味方タワーと敵タワーの間隔が広い為、タワー下へと逃げ込む時間が長くなります。(つまり、敵と戦う時間が長い。敵ジャングラーの襲撃を受ける可能性も高い。) そこで、1人でも戦うことができ、ある程度生存能力も確保できる侍(通称:ファイター)や守(通称:タンク)が推奨されています。 ミッドレーンには巫を トップと同様に、相手のミッドレーナーと1vs1で戦います。しかも、トップとは違ってレーンが短い(敵との距離も近い)為、その戦いは苛烈を極めます。 ミッドレーナーはレーンの戦いだけでなく、他のレーンへ向かい支援を行う事も必要となります。 さらに、ミッドレーンの左右には茂み(通称:アンブッシュ)があり、敵のジャングラーが奇襲を仕掛けやすいので、奇襲から脱出する為の行動妨害スキル(通称:CC)が必要です。 他レーンへの支援の為に遠距離に火力を出せる攻撃スキルを、敵の奇襲からの離脱の為にCCを、それぞれ必要とするので、それらを1人で行える巫(通称:メイジ)がミッドレーンに行くことが推奨されています。 (例外として、一部のADC、アサシンがミッドに行くこともあります。が、ここでは基本的な戦略を説明している為、メイジを推奨します。) ボットレーンには射と祝などを ボットでは基本的に敵のボットレーナーと2vs2の戦いを繰り広げます。ここで推奨する式神は射(通称:ADC)と、それを支援する祝など(通称:サポート、祝だけでなくADCと共にボットに行き支援を行う式神全般をサポートと呼びます)です。 ここで、『トップやミッドに2人でもいいんじゃないの?なんでボットに2人配置するの?』と思う人もいるでしょう。 もちろん、ボットだけ2人配置される事には理由があります。 まず第一、射手であるADCは、終盤には驚異的な強さを発揮する反面、序盤が非常に弱く不安定です。そこで、弱い序盤をしっかりサポートできる式神と一緒に行動する事で、弱い時間を乗り切る事ができます。 もう一つの理由として、ボット付近の河には、序盤から石蛸が出現します。この石蛸を倒して取得する事ができれば、相手のレーンに大きなダメージを与えることができます。石蛸は、終盤に出現する八岐大蛇ほど強くないですが、やはりそれなりの強さを持っています。序盤ならば尚更です。 そこで、ボットに2人配置する事で石蛸を攻略しやすくする事ができます。 ジャングルには侍や忍を 基本的にジャングラーは、3つのレーンの合間にあるジャングルの中に出現するモンスター(ジャングルモンスター、中立クリープなど、呼び方は様々)を狩ることで成長します。 他のレーンに現れる小さな敵(通称:ミニオン)と違い、ジャングルに現れるモンスターたちはミニオンよりも強力です。(もちろん、やられるほどではありませんが。) そこで、それらのモンスターを素早く狩ることができる侍(ファイター)や忍(通称:アサシン)を推奨します。 さらに、ジャングラーの大きな役割として、各レーンの支援があります。各レーンの状況を見て支援に行くかを決め、キルを狙える場面ではレーナーとタイミングを合わせて奇襲(通称:ガンク)をかけるのです。そこで、短時間に大ダメージを出しやすいアサシンやファイターが推奨されています。 ※ジャングラーには、マップを見る能力、状況を判断して次の行動を選択する能力、一気にキルを狙う行動力が必要です。積極的にゲームを動かしたいという人には向いていますが、その分難易度も高く、経験や知識の差が露骨に出るルートとなります。 その為、私はMOBAを始めたての人にはオススメしません。ある程度ゲームに慣れ、経験を積み、知識も増えた所で挑戦するのがいいかもしれません。 終わりに 以上がそれぞれのルートの役割と人数、推奨する式神です。 このルールは、MOBAをプレイする上では常識となっているので、ぜひ覚えておきましょう。 『常識なんて関係ない!自分の好きなようにプレイしたい!』と思う人がいるかも知れませんが、これは5vs5のチーム戦です。味方との協力ができなければ勝つ事はおろか、楽しくプレイする事もできません。 始めたてや、初心者の段階で早めに理解しておきましょう。 ここで覚えて欲しい事 各レーンの呼び方 ミニオン アンブッシュ 式神の役割の通称(侍=ファイター、忍=アサシン、など) 後から覚える事になる単語 CC ガンク など 他にも分からない単語などがあれば、用語解説のページに大体載せているので、そちらから確認をお願いします。 前→『試合を始める前に』 次→『各式神の役割、初心者向けの式神は?』 名前 コメント
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季節は過ぎ、夏。 二月から随分と過ぎてもう七月である。 僕たちは、もう二年生だ。 第六話「歪之國之少女(アリス)」 「進藤日和は、お前ももう見ただろうが我々とは違う超能力者だ」 それの説明を受けたのはあれから数日後の事だった。。 「あいつは全ての修正を受け付けず、かつ自分にとって有利な空間に作り変える能力がある」 だから朝倉さんの作ったあの空間内であれだけの能力を使えたわけですか。 「我々はそれを進藤日和の能力にちなんで侵食結界もしくは”水晶渓谷”と呼んでいる」 言い得た名前ですね。進藤さんにぴったりというわけですか。 と、ここで疑問が浮かび上がって僕は新川さんに尋ねた。 「・・・あ、進藤さんが現という意味は?」 その質問を聞いた途端に新川さんの顔が少しだけ険しくなる。 「進藤日和には進藤カゲノという姉が居るんだ」 字はこうだ。そう言いながら書いた文字は「陰乃」。これでカゲノと読むらしい。 何だか言い得て妙な名前ですね。字も名前も。 「進藤日和の能力は現実に作用するのに対して姉の陰乃の能力は空想に作用する。現と夢の差はこれだ」 そう説明する新川さんの難しい言葉に少しだけ首を捻る。 駄目だ。さっぱり理解できてない。ベルヌーイやアンダーソン局在はすぐに理解出来たのに。 「・・・どういう事ですか?」 「陰乃は何も出来ない代わりに、全てを出来る、という事さ」 「・・・?」 「いずれ古泉にも解る日が恐らく来るだろう」 僕は更に聞こうとした。だが、出来ない。 もうこれ以上触れるな。まるでそんな空気を纏わせていたのだから。 あれから特に何という訳もなく、閉鎖空間も比較的小さな物ばかりが多発していた。 小さなイライラが多発するというのも何だか困り物。 ですが、巨大なイライラがたまに発生するよりかはずっと良いのだと思います。 だって、神人さんが強い苦しみに耐えなくて済むんですから。 強い閉鎖空間はそれだけ神人さんを引きずり込もうとする。 だから、弱い方が良い。彼女の為にそれが良い。 「いっくん」 「・・・あ、はい。何でしょうか?」 現実に引き戻された。随分と長い間、物思いに老けてしまっていたらしい。 時計が、知っている時間より分針半周以上周っている。 30分以上もボケーッとしていたわけですか、僕は。 「ぼーっ、とし過ぎだよー」 「すいません・・・」 僕も彼女も苦々しく笑った。 「疲れてるんじゃないかな? 少し寝た方が良いと思うよ?」 「・・・いえ、大丈夫ですよ」 「えー。駄目! ちゃんと休んで? じゃないと怒っちゃうんだからね!」 ぷんぷんと言わんばかりに頬を膨らませて怒るものだから、可愛くて反論する気が失せる。 「仕方ないですね。解りました」 僕は神人さんに押されるがままに自室のベッドへ入り込んで目を閉じた。 自覚は無かったのですが本当に疲れていたのか、僕はすぐに眠りの世界へと溶けた。 ・・・・・・・・・。 暗い。何も見えない。歩けば床が雫の落ちた水面のように波打つ。 「・・・・・・・」 何処か解らない。何か解らない。そして、 コツン、 ”夢”の世界へ踏み入った。 見渡す限り花畑。ブバルディアの花畑。 僕はその中を歩いている。 ゆらゆら。まさにそんな感じだ。僕が僕で無いかのように歩いている。 虚無がひたすらに僕を侵していく。 ―――ようこそ、虚無と陰惨からなる穢れた美麗の世界へ。 「!!」 その言葉で、僕は僕を取り戻した。 「ふふっ・・・私の妹は役に立ったかな?」 はっきりとしてるのに、まるで蜃気楼。そんな少女の見目が振り返って、そこに見えた。 「・・・貴女が、進藤陰乃・・・?」 「そう。それが今の私を示す言葉にして、私を示さない言葉。確かに存在している夢と空想」 「なるほど・・・ブバルディアの花なのは、そういう事ですか・・・」 空想、夢。それがブバルディアの花言葉。 空想は存在しないながら空想として存在する。 夢は、今まさにこの状況。語るには十分すぎる自己紹介をしてくれています。 「ここはそういう空間だから。夢は何でも出来る。だから、私は何も出来ないけど何でも出来る」 くすくす。 笑い声はとても澄んでいる。それは恐ろしい澄み方だ。 何にも汚されていない声。ぞくりとする美しさが恐怖として耳の鼓膜を震わせている。 だがぼやけている。澄んでいるのにぼやけている。 少女は全てがそうなっていた。 「夢は人に繋がって、人は夢に繋がっている。夢の見ない人は死んでいて、死んでいる人は夢を見ない」 「・・・そうですね」 夢を見ていないという人もレム睡眠中は外界の音に反応する。 それは頭が動いているから。 つまりは反応だけはする。それは音に対して動く状況を頭はイメージをしているからだ。 ならばイメージはどう見るか。夢。人は誰でも夢を見ている。 「夢は全てに繋がる。夢で何かが起きればそれは全てに繋がる。私はそういう存在」 楽しそうに笑う。それ以上になお笑う。 純粋な狂気に僕は問うてみた。 「貴女は何か今までの中で影響を与えた事はありますか?」 「あると言えばあるけど、無いと言えば無い。夢は繋がるけど、繋がった夢は断ち切るのが難しいから」 「・・・・・」 言ってることは難しいが理解は出来る。だが、 「だから、貴女の可愛い少女は苦しんでいる」 その言葉には思考停止をせざるを得なかった。 顔を上げれば恐ろしく明瞭でありながらじんわり霞む少女がしっかりと笑っている。 「何ですって?」 「クスクスッ・・・彼女はいつも夢見てたから、形を与えてあげたの。人として」 「・・・・・」 「だけど彼女には涼宮ハルヒが形成する空間内での破壊者という元々の形があるから、それが異物として今の形を無理矢理引き剥がそうとする」 私はそこまで考慮に入れてなかった。陰乃さんはそう言ってクスクスと笑った。 「・・・貴女が、神人さんを現実世界に人の形を与え、引っ張り込んだ張本人ですか」 「そうだよ。見てて可哀想だもん。だって、何回も味わいたくないよね?」 「何をですか?」 「”好きな人に殺される感触”・・・だよ?」 「!」 強調されて、それを言われて過去に神人さんを殺したという事実に立ちくらみが起きた。 何回も僕は彼女を殺している。自分への怒り。少しだけ僕は歯軋りをした。 「だから、人にしたの。おかしいかな?」 本当に純粋な疑問を浮かべている。 「それが彼女の望みなら、構いませんが、貴女はそれ以外の人間の願望も貴女の物差しに当てはまれば叶えるのですか?」 「私はね、仮にも貴方と同じ組織に属する超能力者。超能力の種類は違うけど仲間。不利益な事は叶えないよ。だけど」 「だけど?」 「ちょっと予想外な事が起きちゃって。・・・あのね、どんな事があっても彼女の傍に居てあげて。絶望しないで切望して」 「・・・どういう事ですか?」 「さぁ? 私は知ってるけどそれを解らない。これ以上詮索されるのは嫌だから、そろそろ現に戻って貰おうかな」 「目覚め、か・・・」 「私は常に人々の夢の中にある存在。夢は人々に繋がる。私は人々に繋がっている」 「・・・・・」 「彼女に手を出す存在は私が全部火葬するから、彼女本人から生じる弊害は貴方が助けてあげてね」 「本人から生じる弊害?」 「私は自分のとった行動に責任を持たないといけない。では、古泉くん。au revoir...」 「ちょっと待って下さい! 本人から生じる弊害って―――――」 そこで、僕は現実世界に戻った。 目を開けたらそこには僕が寝てる間に布団に入り込んだのだろう。一緒に眠る神人さんが居た。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 数日後。夢が語った事が現実となって、反機関の組織の一つが瓦解した。 神人さんを捕まえようとしていた機関だ。瓦解と言う表現はおかしいかもしれない。 組員全員が焼死していたのだ。それも、着ている服はまったく無傷で、体だけが焼け爛れていた。 中には、外皮は無事で体内の臓器や肉だけが完全に炭化している者も居たらしい。 僕がその報告を受けたのは日付の変わった0時過ぎ。 奇しくもそれは人々の願いを綴り、その夢を叶える日。七月七日の七夕だった。 「よし・・・書きあがった、と」 「どんな願い事を書きましたか?」 「死んでもお前には言わん」 「おやおや。何かお恥ずかしい事でもお書きになりましたか?」 「んなわけあるか」 SOS団関係者がほとんど部室に揃っている為、少々騒がしい部室。 「鶴屋さんは何てお書きになりましたか?」 「いくらみくる相手でも秘密っさー」 「キョンくーん! ハサミ貸してー!」 「妹よ、そこにあるだろ」 学校は休みでしたが、集まってみんなで願い事を短冊に書く事になり、今の現状。 僕の知り合いがくれたといういつもの設定で部室内に入る程度の笹の葉を運んで入って朝比奈さんが飾っている。 ・・・しかし、何かクリスマスと勘違いしているような気がしますね。 誰も突っ込まないので、まぁ、どうでも良いですが。 因みに涼宮さんの願い事は『宇宙人、未来人、異世界人、超能力者に遭遇しますように』でした。 もう揃ってるんですけどね。異世界人は神人さんだとすれば。 さて、その隅っこの方に小さく『キョンが振り向いてくれますように』と書いてあったのに気付いたのは僕だけでしょう。 「いっくん」 「何でしょうか、神人さん」 僕の方に神人さんが歩み寄ってきた。 「上の方に飾りつけ出来ないから脚立持ってきてだって」 「解りました。あ・・・そういえば、願い事は何て書きましたか?」 「『いっくんとずっとずっと一緒に居られますように』って書いた」 平然と語る神人さんでしたが、その顔は仄かに赤かった。 僕も何となく顔が熱くなってきました。 「それはそれは・・・叶うと良いですね、本当に」 「で、いっくんは何て書いたの?」 神人さんは目をきらきらとさせて僕を見つめている。 しかし正直に答えるのは面白くない。どうしましょうか。 さて、ここで願い事を言わないように逃げる方法には何か。 と、ここで彼に飾り付けを手伝って貰っている朝比奈さんを見て思いついた。 「それは・・・そうですね。禁則事項です」 「あー!ずるい!!」 僕は自分の短冊を胸ポケットにしまうと脚立を取りに走った。 「教えたんだから教えてよぉ~!」 後ろから神人さんが走ってついてくる。僕が何て書いたか不安なんでしょう。 でも、大丈夫ですよ。 だってそうでしょう。僕が書いた願い事は、 『どんなに長い久遠の時の中でも、神人さんと離れずずっと一緒に居られるように』 貴女と一緒なんですから。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 くすっ。 「こうしている間にも歪んでいく。ウサギとアリスが追いかけっこの間にも。 歪の国はゆっくりと歪んでいく。ウサギとアリスが笑っているこの間にも。 書いた願いさえも歪んでいく。ウサギとアリスが同じように願ってるから。 彼女は歪みの国のアリス。歪みは歪みを生んで歪んでいく・・・うふふ」 何処かで空想の夢がそう詠って、嗤う。 終焉の幕が今、静かに動き出す。