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出遅れテイマーのその日ぐらし 登場人物 モンスター コメント 棚架ユウによるライトノベル作品。 登場人物 未定:ユート ヒメンカ:オルト 使い手のヤローは農家繋がり チェリム:サクラ ニャローテ:アリッサ モンスター パモ:リック キテルグマ:クママ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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**短編等を収録しています。 207名無しさん@HOMEsage2007/12/15(土) 18 12 34 0 196 私の担当分まで勝手に計算して話を進めようとするな、だよね。 うちの夫がはっちゃけて、同居計画を勝手に進めようとしてたときがこんな感じ。 実質ろくに関われないくせに、 妻なんだからオレの親孝行したい気持ちをサポートして当然、って感じだった。 妻も自分の一部みたいに考えてたんだろうね。 同居したらほぼ私に丸投げじゃねーか、親孝行は自分でできる範囲でやれ、を、 数枚オブラートに包んで言ったよ。 トメさんにとっても、徒歩五分の引っ越しなら交友関係や生活環境は変わらなくても、 家の中の状況が変わるのはすごいストレスだと思う。 731 名無しさん@HOME sage 2008/02/17(日) 00 46 20 0 同居する気満々だった旦那。 ウトメが家を買うという事になり「きっと二世帯だな」とウッキウキ。 同居するにしたってそんな勝手に冗談じゃないと思い図面を見せて もらったらどーみても1LDK。しかもマンション。 (1LDKと言っても寝室10畳LDK30畳位ある贅沢な作り) 「え?これ?ここが俺達の世帯?」という旦那に何言ってんだと 一蹴のウトメ。 旦那の脳内はっちゃけだった。
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戦神の園(いくさがみのその) 解説 バリアレス都市国家連合とエディカーヌ帝国の間に広がる湿地平原。 湿地帯の多いエディカーヌの中では比較的ぬかるみや霧が少ない土地であり、戦においては主戦場となる事が多い。 雑感・考察 名前
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ゆっくり。その響きは嫌いではない。 私もどちらかといえばゆっくりした人間であるからかもしれない。 10年ほど前であろうか。 世の中でゆっくり種という謎の生物が発見され、その後爆発的に繁殖したと聞く。 しかし当時それを見たことのない私には、まったく実感の無い話であった。 その数年後、こんなゆっくりした私にも愛する人ができた。 妻と結ばれ、子を授かり、ゆっくりと平凡ながら幸せな生活を送るようになっていた。 丁度その頃に初めて、ゆっくりという生物を目撃した。 そのゆっくりは家族で楽しそうに野原を駆け回っていた。 後で調べたところ、ゆっくりれいむという種別だったらしい。 見た瞬間は正直面を食らった気分になったが、あまりに楽しそうなその姿を見てこちらも和んだ。 散歩に来ていた私と家族は、ゆっくりれいむ家族に食事を分け与え、ゆっくりとした時間を満喫した。 その後は私も妻も育児と仕事に必死で、ゆっくり達と出会う事も無くなっていたが、、 そんな思い出もあって、ゆっくり達に悪い印象は無かったと言い切れる。 しかしさらに数年後のある日。転機が訪れた。 その日は我が子が風邪をひいて寝込んでいたこともあり、いつもより早めに仕事を切り上げた。 栄養のつくもの食わせてやろうと、市場によっていつもより良い野菜と果物を購入して帰宅した。 ……私はただただ、呆然とした。 庭の畑が何者かによってぐちゃぐちゃに荒らされており、その横では妻が倒れていた。 幸い、気を失っているだけということはわかったが、その時点で私は気が動転していた。畑は妻が趣味と実益を兼ねて始めた小規模な物だったが、我が家の大事な食料源でもあった。 その後、無造作に家の扉が開かれているのに気づき、急いで中を確認しに入った。 強烈に悪い予感がした。 ……私はただただ、呆然とした。 4尺はあろうか。 ゆっくり種としては突出して重量感のあるその物体は我が子の寝床でドスンドスンと激しく跳ね続けていた。 「ゆっくりしようよ! ゆっくりしようよ!」 巨大なゆっくりれいむが大きな声でそう言っていた。 ……私はただただ、呆然とした。 その寝床には風邪をひいて高熱で倒れた我が子が横たわっていたはずだ。 私は寝床の上で跳ねているその物体に全力で体当たりし、寝床の上からどかした。 「れいむになにするの! ゆっくりできないひとはでていってね!」 その物体が何やら抗議してきたようだが、私の耳には入ってこなかった。 ……私はただただ、呆然とした。 我が子はやはり寝床で横たわっていた。息も絶え絶えに。 「ぜんぜんゆっくりできないよ! おうちかえる!」 そう言った巨大なゆっくりれいむはいつの間にかどこかへ消えていった。 ……私はただただ、呆然とした。 その後落ち着きを取り戻すまでは時間がかかった。 妻が起きてきた所でハッと我を取り戻し、医者を呼んだ後に妻に事情を聞くことにした。 曰く、突然巨大な物体が大事な畑を荒らしているのに気づき、それを阻止しようと畑にでて口論になったところ、その物体に体当たりを食らわされて失神してしまったらしい。 ゆっくり種の体はやわらかい。しかしあれだけ重量感があれば話は別だ。 あんなのに体当たりされたり、上で飛び跳ねられたら…… 大の男ならまだしも、女子供は命が危ないことは明白である。 そして事実……我が子は事切れてしまった。 医者は間に合わなかったが、間に合っても手の施しようは無かったかもしれない。 数日もすると、事実に耐えられなくなった妻は気をおかしくしてしまい、当分実家で預かってもらうことになった。 私もしばらく茫然自失となり、職を解雇されるまで至ってしまった。 そんな私がゆっくり種を憎む側の人間になるのに、さほどの時間はかからなかった。 しかし時として好機は来るものである。 近くの山にゆっくり加工所が開設されたのである。 私はそこの日雇いから入り、事あるごとに研究所に顔を出し、ゆっくりの生態について学ばせてもらった。 それから5年の月日が経ち、私はゆっくり加工所の研究員として活躍するに至っていた。私はこの5年間、ゆっくり種についての知識だけをひたすら溜め込んだ。 たった1つの目標のためなら、どんな事も苦にならなかった。 その中で、例の巨大なゆっくりれいむについてわかったことがある。 明らかにゆっくりとしては規格外のその巨体は、やはり突然変異的な物である。 環境汚染か、相当な悪食だったか、その辺りの理由が重なって産まれてきた、 生まれながらにしての巨体。 あんな化け物は恐らくこの地域には他にいないであろうことも予想できた。 そんな化け物の餡子はとてもじゃないが人間の食事に出すことなどできない。 何が混ざっているかわからない、極めて粗悪な餡子であるという仮説もたった。 日々研究を続けていた私も、ついに運命の出会いを迎えることになった。 野生のゆっくり種の生態調査のために出かけた山中で見つけた巨大な洞窟の中にゆっくりの巣を発見した。 遠目に見てもわかる。身の丈4尺はあろう、ゆっくり種としては突出して重量感のあるその物体。 あの日から一時として目から離れなかった醜悪な光景。 忌まわしき巨体がその子供達と思われる小さいゆっくり達と共に、ドスンドスンと跳ね続けていた。 子供達は通常のサイズな辺り、やはり突然変異なのか。 「ついに……見つけた……!」 私の本能が反応した。間違いなく奴であろう。 この時私の浮かべた笑みは、傍から見れば薄気味悪い事この上なかったであろう。 職場に戻るや、私は研究準備のため1週間の休暇を願い出た。 5年間土日もまったく休まずに研究を続けていた私が、である。 私の上長は急な願いにも関わらず、快く休暇を与えてくれた。 その日は早めに仕事を切り上げ、加工場で不要になった餡子を分けてた後に、早速先ほどの洞窟に向かった。 「ごめんくださーい、ちょっと中でゆっくりさせてもらいますよー」 私は洞窟の入り口でそう告げると、ゴザを広げて座りこんだ。 「「「ゆっ!?」」」 相変わらず洞窟の中を跳ねている子ゆっくり達が反応し、サッと親ゆっくりの後ろに隠れてしまった。 「おじさんだれ? ゆっくりできるひと?」 「ここはれいむたちのおうちだよ。 ゆっくりできないひとはでていってね!」 「ゆっくりできるひとなら、たべものをもってきてね!」 いきなり食料の要求ときた。しかしそんなことは想定済みである。 その時ふと例の巨大な親ゆっくりが声をかけてきた。 「おじさん、どこかであったことある?」 私は心底慌てたが、なんとか取り繕う。 「ははは、初めてだよー。キミ、すごくおおきいねー。」 我ながら白々しいが、ゆっくりには充分だったようだ。 「えっへん」 褒められていると思ったようだ。皮肉もこめたのだが全く通用するわけもない。 しかし、その愚かな点も今はありがたい。さらに追い討ちをかけることにした。 「さあどうぞ、甘くて美味しいよ! ゆっくりたべていってね!」 工場で分けてもらった餡子を取り出し、地面にぶちまけると、母ゆっくりの後ろに 隠れていた子ゆっくり達が、目にも見えない速さで食いついてきた。 「うっめ、メッチャうっめ、これ」 「むーしゃ、むーしゃ」 「はふはふ、あまあま」 気づけば、一番疑っていた親ゆっくりが我先にと餡子に食いついている。 餡子の正体を知れば少しは動揺するのだろうか。それとも理解すらしないだろうか。 「おじさん、いいひとだね!」 「ゆっくりしていってね!」 「これおいしいから、もっといっぱいもってきてね!」 完全に気を許したようだ。しっかり食料を要求する辺り、どうにも分かり合えない気もしたが、もはや分かり合う必要も無いであろう。 日も落ちてきてそろそろゆっくりの行動時間もわずかだ。 早く計画を実行したい私は少し強引ながら、次の行動に移った。 「でもごめんね、ここではあんまりゆっくりできないんだ。おじさんがゆっくりできる所があるから、そこに行ってゆっくりするよ。」 「ゆっ!?」 「ゆっくりできるの!?」 「ゆーっ!ゆっくりしたいよ!」 「つれていってー!つれていってー!」 ありがたいことに、まんまと乗ってきた。 私はゆっくりれいむ一家を我が家に招待し、畑で取れた野菜を煮物にして食べさせてやった。 隠し味には少々睡眠薬を盛ってやった。明日からが楽しみである。 翌日。 寝室にいた子ゆっくり達が目を覚ました。 「「「ふぁー、すっきりー」」」 随分と熟睡されたようで何よりである。 「お? 起きたようだね。寝心地はどうだったい?」 心底どうでもいいのだが、一応軽く声をかけてみると反応が返ってきた。 「「「おじさんだれ?」」」 ……これだ。 ゆっくりを飼っている愛好家達はどうやって主人の事を覚えさせたのであろう。 あるいは強い心的外傷でも与えてやれば、嫌でも忘れられなくなるのであろうか。 私がこやつらの親ゆっくりを一時でも忘れたことが無いように。 邪悪な気持ちが噴出してしまう前に話を進めなければならない。 「おじさんはね、君達のお母さんのお友達だよ。」 「「「……ほんとに?」」」 今のこやつらにとって、私は初見の人間でしかなくなったためか、やはり警戒されている。面倒なことこの上ない。 「本当だよ。今はお母さんが食べ物を探しにいっているからね。戻ってくるまで、ゆっくりしていってね!」 その言葉に子ゆっくり達の体はピクンと反応し、強張った表情も一瞬にして氷解した。 「ゆっくりー!」 「ゆっくりまっているね!」 「おじさんもゆっくりしていってね!」 単純で扱いやすい。 食や住処への異常な貪欲ささえ見せないでくれれば、かわいい愛玩動物になり得るのかもしれない。 しかし今はその貪欲さを利用させていただく。 まずは食べ物を与えて手懐け直す必要があるため、私は子ゆっくり達の食事を用意した。「うっめ、メッチャうっめ、これ」 「むーしゃ、むーしゃ」 「はふはふ、あまあま」 まったく意地汚い。もっとゆっくり食せばいいのに。 一通り食べ終わってゆっくりしている子ゆっくり達の警戒心が薄れている内に、さらなるゆっくりを与えてやることにした。 「ところで君達、もっとゆっくりできる所があるんだけど、行ってみるかい?」 加工場に勤務する者にとって、もはや常套句である。しかしそれゆえに効果は高い。 警戒心の無くなった子ゆっくり達の反応は異常に速かった。 「もっとゆっくりできるの!?」 「ゆーっ!もっとゆっくりしたいよ!」 「とっととつれていってね!」 どうしてこうも苛立たせるのか。これに関しては天賦の才能なのであろうか。 しかし、私は苛立ちを押さえ、とっとと畑の一角に子ゆっくり達を案内してやった。 「さあ、ここが新しいおうちだよ。これからはずっとここでゆっくりしていってね!」 私が一晩かけてこやつらのために作った、ゆっくりれいむを模った特製の小屋である。 「ゆーっ!」 「おかあさんにそっくりー!」 「いっぱいゆっくりしていくね!」 予想以上の大好評。作った甲斐があるという物だ。感謝の言葉のひとつもないが。 子ゆっくり達は早速家に駆け込むと、すやすやと眠りについた。 それも仕方ない。満腹な上にゆっくりを保障された空間が確保できたのである。 自画自賛になってしまうが、この子ゆっくり達がこれ以上ゆっくりできる空間は他には無いと断言してもいいだろう。 ……何せ母親の胎内なのだから。 昨晩、ゆっくり一家を眠らせたあと、一晩かけて親ゆっくりの体に手を加えた。 体内につっかえ棒を埋め込み、口内に一定のスペースを保てるようにした。 舌も下あごに固定し動かないようにした。おそらく喋ることも適わないだろう。 仕上げに口には扉を設置した。ゆっくりハウスの完成である。 ……ここまでやっても目覚めないことに、むしろこちらが戸惑ったのであるが、それは余談である。 やや突貫工事となってしまったが、おかげで安心してゆっくりできる環境を子ゆっくり達に提供してやることができた。 事実、子ゆっくり達はゆっくりハウスの中で「ゆー……ゆー……」と寝息を立てている。 ……一方の親ゆっくりは子供達を飲み込んでしまわないように必死であろう。 子ゆっくり達が親ゆっくりの口内に入っていく瞬間の親ゆっくりの表情は私の心に爽快感を与えてくれた。こんな気分は何年ぶりだろうか。 その夜は前日の徹夜の影響もあり、久々にゆっくり眠ることができた。 翌日、また子ゆっくり達が騒ぎだした。 母が帰ってこない、食事が無い、と。 実際は母は身近にいるし、食事も新しい住居の内部にあるのだが…… しかしまだまだ子ゆっくり達にはゆっくりハウスでゆっくりしていただきたいので 仕方なく食事を与えることにした。 「おじさんだれー?」 ……またか。 「ここはれーむたちがみつけたおうちだよ!ゆっくりできないひとはかえってね!」 ……いい加減にしろ。 「いっしょにゆっくりしたいなら、はやくたべものをもってきてね!」 ……この場で踏み潰してやりたい。 しかし再び湧き上がる邪悪な気持ちを、ここで発散してしまっては台無しである。 私はゆっくりハウスを作る際にできた副産物を、今日も振舞ってやった。 「うっめ、メッチャうっめ、これ」 「むーしゃ、むーしゃ」 「はふはふ、あまあま」 昨日今日と与えた食事は餡子である。 人間が食すには粗悪すぎる餡子だが、ゆっくり達には気にならないようだ。 子ゆっくり達の食事量を考えれば2~3日分になるであろう量がとれた。 あまり取りすぎては親ゆっくりが死んでしまうので、最小限にとどめたのだが、 それにしてもこの量である。 無駄に巨大な親ゆっくりが私の役にたった唯一の瞬間であろう。 食事をするのを見届けた後、私は家に戻ってゆっくり休暇を満喫することにした。 その後、しばらくして子ゆっくり達がまた騒ぎ出した。 「おかあさん、どこー?」 「おかーさーん、はやくかえってきてね!」 「おうちでいっしょにゆっくりしようよ!」 食事中はすっかり忘れていたであろう母親の事をようやく思い出したのであろうか。 まったく薄情な奴らだ。 母親はこやつらのために何も食せず頑張っているというのに。 さらに翌日。 ゆっくりハウスにヒビが入っていることに気がついた。これはまずい。 子ゆっくり達を野原で遊ばせて、ゆっくりハウスの補修作業を行う事にした。 といっても、干からびない程度の水を与えるだけなのであるが。 あまり早く親ゆっくりが死んでしまっては興ざめである。 もっとゆっくりと苦しんでいただきたい所存であるのだから。 夕方になると子ゆっくり達が帰ってきたので、家に残っている最後のゆっくり餡子を振舞った。 もうこれ以上こやつらに何かを与えてやる気はない。 その後2日間、私は家の戸締りを厳重にした上で、家の中から隠れてゆっくり達の行動を観察していた。 母がいなくなり、食事がなくなった子ゆっくり達。 年長であろう姉ゆっくりが年少のゆっくり達をはげましているが、だんだん疲弊してきたことは手に取るようにわかった。 しかし少しすると、ゆっくりハウスの中から、何か喜んでいる声が聞こえてきた。 どうやら、ゆっくりハウスの中に存在していた餡子に子ゆっくり達が気付いたようである。 おそらくはゆっくりハウスの内部にヒビが入って漏れ出したのであろう。 おかげで親ゆっくりは痛みに耐えるようなすごい形相になってきている。 外から観察している私にとっては、非常に興味深い展開となってきた。 親ゆっくりは極度の飢餓状態に加えて、内部から餡子が漏れ出したことにより、意識が朦朧とし始めているようだ。 子ゆっくり達はそんなことなどまったくしらずに餡子にむしゃぶりついているようだ。 さらには体躯の左右バランスが悪くなってきている。 おそらく餡子流出の影響で体内に入れたつっかえ棒も倒れ、その意味を成さなくなっているのであろう。 親ゆっくりはもはや精神力のみでゆっくりハウスの形状を保っているのだ。 ゆっくりハウス崩壊の時はゆっくりと着実に近づいていた。 そしてその日の夕飯時に、ついにその時は来た。 子ゆっくり達の「「「いただきまーす」」」の声。 「うっめ、メッチャうっめ、これ」 「むーしゃ、むーしゃ」 「はふはふ、あまあま」 いつもの食事風景が終わって半刻ほどしたところで、それは起きた。 ガタン! ゆっくりハウスが縦につぶれ、口の部分の扉がひしゃげてはずれてしまった。 つっかえ棒なしで口の中のスペースを確保し続けることに、限界がきたのであろう。 親ゆっくりももはや気力が尽きていたようである。 1週間何も食していない親ゆっくりの口に閉じ込められる子ゆっくり達。 「ゆ? ゆゆーっ!?」 「くらいよ、ゆっくりできないよ!」 「はやくだしてよ! もっとゆっくりしたいよ!」 もう親ゆっくりは、こやつらを自分の子供なんてことは認識できていないであろう。 そして親ゆっくりは本能の赴くまま、口内の物体を食しはじめた。 「うっめ、メッチャうっめ、これ」 「むーしゃ、むーしゃ」 「はふはふ、あまあま」 久しぶりの食事を、涙を流しながら咀嚼する親ゆっくりれいむ。 悲しいほどに幸せそうである。 固定されていた舌も先ほどの衝撃の際に動かせるようになっていたのであろう。 畑の一角にはもはやゆっくりハウスの跡形はない。 ただ1匹の巨大なゆっくりれいむがゆっくり食事を楽しんでいるだけであった。 「ゆ゛ぐう゛ぅ゛!?」 「や゛め゛でえ゛え゛え゛え゛え゛!!」 「お゛があ゛ざん゛だずげでえ゛え゛え゛え゛!!!」 口内から何が起こっているかもわからない子ゆっくり達の悲鳴が聞こえてきたが、程なくしてその声も弱まっていった。 「むーしゃ!むーしゃ!ごっくん」 「しあわせー!」 親ゆっくりは相変わらず涙を流しながら、1週間ぶりの食事を堪能したようである。 それを見て、私の中で燻っていた邪悪な気持ちが昇華されたような気がした。 翌日、一週間の休暇を有意義に過ごした私は、いつもより早めに加工場へ出勤した。 あらたに手を入れなおしたゆっくりハウスを台車で運ぶためである。 栄養も与えてやり、肌艶ももどってきた。餡子も補充してやった。 おかげで過去の記憶があやふやになっているようだが、どうせ記憶力などは必要無い。 さしたる問題はないであろう。 私はこれをゆっくり加工場の新商品として、さらに機能を高めていこうと考えている。 私と同じようにゆっくりに辛い目に合わされた人間の気持ちを晴らすためにも。 これは害ゆっくり種の駆除にその青春を捧げた1人の男の戦いのドラマである。
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【登録タグ CD CDS 仕事してPCD 全国配信】 前作 本作 次作 FILL e TUA SS-扉の向こうのその先へ- 約束の扉 仕事してP 流通 即売 委託 配信 発売 2012年3月25日 2012年3月27日 2014年9月10日 価格 ¥1,000 ¥1,260(税込) ¥1,500 / 1曲¥150 サークル ROVINE×シャンメリー ROVINE CD紹介 仕事してPの2ndアルバム。 SS(短編)をテーマに自分の思うがままに詰め込みました。(ブログより) Tr.06はタイトルにもある通りインスト曲。vocalは無し。 Tr.11はHPにのみ掲載されていたが、現在はYoutubeで公開されている楽曲。 Tr.14は以前KAITO曲として発表したものをMEIKOに歌わせた楽曲。ところどころ歌詞が変更されている。 もちろん既存の楽曲も全てアレンジされている。 VOCALOID PARADISE 関西(ボーパラ関西)にて頒布。 とらのあなにて委託販売が、KARENTレーベルよりダウンロード販売が行われている。 曲目 ハーモニア -SS First mix- 悠久の地へ Dead Foresta~睡蓮の湖に沈む~ 翼の子 少女と黒い猫 木枯らしの娘 -Instrumental- 東ノ暁 西ノ黄昏 雪舞う丘にて 鈍色空に花吹雪 冷たい手 影法師 ~いつか見た夢~ 滅びの鍵と子守唄 二つの物語 True way ~その先へ~ 扉の向こう リンク 作者サイト ブログ とらのあな KARENT:「SS -扉の向こうのその先へ-」 コメント 有難うございます -- 名無しさん (2012-03-17 11 22 17) 雪舞い入ってるぅうふおおおこれ欲しい! -- 名無しさん (2012-03-30 21 42 02) インストのあるボカロCDはかなり珍しい気がする。あとV2陣も多くて嬉しい限り。 -- 何処某 (2012-04-07 20 36 26) 二つの物語のアレンジがいいな。ピコピコ気持ちいい。True wayもめーちゃんの歌がすごく麗しかった -- 名無しさん (2012-05-01 00 03 20) SSの意味にようやく気づきました。最後3曲は素晴らしいです。 -- 名無しさん (2012-06-20 22 34 53) 東の暁~とDeadForestaのアレンジがすごく良かった。買って損なし -- 名無しさん (2012-08-01 13 17 03) 何よりめーちゃんの声が美しすぎる。名盤。 -- 名無しさん (2014-07-10 12 26 03) 名前 コメント
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元スレURL ランジュ「誕生日のその後で」 概要 嵐珠誕2022 誕生日後のしっとりしたランミア タグ ^ミア・テイラー ^鐘嵐珠 ^短編 ^ランミア 名前 コメント
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福禄寿@百花園東向島3-18-3
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「高確率」について 天井機能搭載。 注意点 通常時は複数の内部状態が存在しており、滞在する状態によって「高確率」への移行期待度が異なる。 特定役、ボーナス、設定変更時などに状態移行抽選が行われている。 「伝説モード」は「ショート」「ミドル」「ロング」3種類存在しており、「高確率」への移行期待度が異なる。 伝説モードには規定ゲーム数が存在し、規定ゲーム数消化後に状態継続抽選が行われる。 ※BGM「愛しきカタルシス」は伝説ロング滞在確定。 ※液晶「夜」状態でのチャンス目成立は「高確率」移行確定。 「高確率」について •高確率は、液晶上「赤高確率」「青高確率」「紫高確率」の3種類存在し、種類によって高確率の継続ゲーム数振り分けが15Gor30Gor無限と異なり、ART期待度が変化する。 ※青高確率は無限、紫高確率は無限+ARTストック確定。 高確率へは通常時のチャンス目成立時などに移行抽選が行われており、高確率中は毎ゲームART抽選が行われる。 高確率15G継続時のART期待度は約33% ▼高確率中・成立役別ART期待度 高 ボーナス ↑ チャンス目 ↑ スイカ チェリー ↓ ベル ↓ リプレイ 低 ハズレ .•高確率は内部的に「高確率A」「高確率B」「高確率C」「高確率D」「高確率E」「高確率F」の6種類存在し、突入した高確率によってART当選率や移行契機が変化する。 ▼ART当選期待度 高 高確率F(ART3セット以上確定) ↑ 高確率E(青高確率+α) ↑ 高確率D(青高確率) ↓ 高確率C ↓ 高確率B 低 高確率A 【移行契機】 ▼高確率A・C 通常時or伝説ショートorボーナス中に当選 ▼高確率B・F 伝説ミドルor伝説ロング ▼高確率D 天井到達 ▼高確率E ボーナス中の中段ピラミッド揃い 天井機能搭載。 ▼ボーナス&ART間天井 ボーナス終了後orART終了後900G消化でART当選まで継続する高確率状態へ突入する。 ※数種類の天井テーブルが存在し、900G未満で発動する可能性あり。 ▼ボーナス間天井 ボーナス終了後1500G消化でART当選まで継続する高確率状態へ突入し、伝説モードロングへの移行も確定する。 ▼伝説モード中天井 伝説モード中、ART非当選で規定ゲーム数消化すると無限高確率当選確定。 注意点 ■通常時の注意点 通常時は右リールから停止させるとペナルティが発生する可能性があるので注意。 ■ART中の注意点 押し順ナビ発生時はナビに従い消化する。 ※押し順ナビに逆らった場合、ATへ転落するので注意。 ■ART準備中の注意点 逆押しナビ発生時は右リールに黒BARを狙う。 ※ナビに逆らった場合、ARTへ突入しないので注意。
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•同時当選機能搭載。 通常時はチェリー成立時に約5.3~7.2%でボーナスの期待が持てる。 •同社「アイムジャグラーEX」の兄弟機。 ゲーム性は前作と同じだが、ボーナス確率や小役確率などのスペック面に若干の変更あり。 •「GOGOランプ」が光ればボーナス確定の完全告知機。 ▼告知タイミング ※3/4は後告知、1/4は先告知 ・第3停止ボタンを放した瞬間 ・レバーON時 ・ウェイト解除時 ・ストップボタン有効時 ・ジャグラーガールの告知音 •スペシャルBGM ボーナス終了後の1G目にBIG成立で「軍艦マーチ」が流れる。 100G以内のゾロ目ゲーム数(11G、22G、33G…)でBIG成立ならベートーベンの「運命」が流れる。