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さちひこ@アウトウェイ : 「打ち砕け」さちひこ@アウトウェイ : 「あ、そーれ!」さちひこ@アウトウェイ : 「敵は多い!とにかく手数を!!」さちひこ@アウトウェイ : 「打ち払え! そんでもって、砕けー!」さちひこ@アウトウェイ : 「一薙ぎでまとめて蹴散らしてしまいましょう」さちひこ@アウトウェイ : 「相手を良く見て、流れるような作業を!」さちひこ@アウトウェイ : 「的を狙う必要なしですよー 存分に暴れまくれー!」さちひこ@アウトウェイ : 「諦めるなーー! 叩けえええ!」さちひこ@アウトウェイ : 「頑張れー.一気に撃破だー!」さちひこ@アウトウェイ : 「乾坤一擲!一意専心!ぶん殴れー!」さちひこ@アウトウェイ : 「一匹残らず吹っ飛ばしちゃえ!」さちひこ@アウトウェイ : 「砕け、押し切れ!!」さちひこ@アウトウェイ : 「叩き殺せー!!!」さちひこ@アウトウェイ : 「もう全力で攻撃してください!全力で加護をお送りします!」さちひこ@アウトウェイ : 「粉砕してしまえー」さちひこ@アウトウェイ : 「いけいけーがんばれー!!!」さちひこ@アウトウェイ : 「あきらめるなー! ぶちころせー!」さちひこ@アウトウェイ : 「ここが応援のしどころじゃー!」さちひこ@アウトウェイ : 「ガンガン行くぜーーーー!!」さちひこ@アウトウェイ : 「チャンスよ!」さちひこ@アウトウェイ : 「バラバラに分解してしまえー!」さちひこ@アウトウェイ : 「ふっとばせー」さちひこ@アウトウェイ : 「ぜんぶまとめてやっつけて!」さちひこ@アウトウェイ : 「動きを止めるな! 動き続けろ!!」さちひこ@アウトウェイ : 「戦え、力の限り!」さちひこ@アウトウェイ : 「邪魔するやつは排除しちまえ」 さちひこ@アウトウェイ : 「終わりのない 悲しみの世界だってなぁ 終わりがあるってことを教えてやれ!」さちひこ@アウトウェイ : 「速さが勝負です!」 さちひこ@アウトウェイ : 「全速力で走って斬れ!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「ステップ!動き続けて!」 さちひこ@アウトウェイ : 「ここからいけー!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「動きを止めないでください」 さちひこ@アウトウェイ : 「敵の攻撃に気を配りながら、速く!」 さちひこ@アウトウェイ : 「きっとうまくいく。頑張れ」 さちひこ@アウトウェイ : 「突っ込め!格好なんて気にするな!」 さちひこ@アウトウェイ : 「行け! 風のごとく!」 さちひこ@アウトウェイ : 「風のように走れーーー」 さちひこ@アウトウェイ : 「なんとか接近してしまえば…!」 さちひこ@アウトウェイ : 「素早く動いてください!行動が生死を分けるぞ!」さちひこ@アウトウェイ : 「かぜのようにつきすすめーー!」 さちひこ@アウトウェイ : 「進めー!」 さちひこ@アウトウェイ : 「行け行けー進め!」 さちひこ@アウトウェイ : 「明けない夜は無いんです、今耐えればきっと!明ける!」さちひこ@アウトウェイ : 「前に進めば道はできる!進め!」」 さちひこ@アウトウェイ : 「勝機はすぐそこです。頑張って!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「自分達を信じて突き進めー!!!」さちひこ@アウトウェイ : 「豪快にいけー!」さちひこ@アウトウェイ : 「いけ・・・!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「死中に活あり…!!!」さちひこ@アウトウェイ : 「殴り込みだ!!」」 さちひこ@アウトウェイ : 「ここが正念場!頑張れ」 さちひこ@アウトウェイ : 「ここが山場です、行け!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「こんどこそ!つっこめー!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「人を超えろー!」さちひこ@アウトウェイ : 「敵の足狙うんです!足を殺せば 殺しやすい!」 さちひこ@アウトウェイ : 「敵をにらみつけるようにして猛ダッシュ!!!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「思いっきり、やっちゃってください!!!!やっちゃえー!」 さちひこ@アウトウェイ : 「限界を超えろーーー!!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「円陣組んで 気合は入れた! 攻撃ダー!」さちひこ@アウトウェイ : 「タマとったらー!!!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「反撃の来ないように徹底的に やれ!!!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「突撃っ!一気になぎ払えっ!! 切り殺せ!」」 さちひこ@アウトウェイ : 「GO!GO!GO!!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「いってこーい!!!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「もういっちょー!!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「叩きのめせ!!!!」 さちひこ@アウトウェイ : 「突破だー。思い切っていけー!!!!!」 -- さちひこ@アウトウェイ 29 06 58 54) さちひこ@アウトウェイ : 「白兵ファイ!」さちひこ@アウトウェイ : 「つぶせばオールOK」さちひこ@アウトウェイ : 「撃滅グレイトー」さちひこ@アウトウェイ : 「やっちゃえーーーーーーーー」さちひこ@アウトウェイ : 「一点突破ぁぁぁぁっ!!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「わんわんの底力、みせてやれ!」さちひこ@アウトウェイ : 「ここさえくぐりぬければ! あとは気合いを忘れずに!」さちひこ@アウトウェイ : 「全滅だー」さちひこ@アウトウェイ : 「切り殺して潰して潰して潰しまくれ!」さちひこ@アウトウェイ : 「負けないで!」さちひこ@アウトウェイ : 「いてまえー」さちひこ@アウトウェイ : 「がんばれー!!手だせば当たる!当たる!」さちひこ@アウトウェイ : 「まん前からぶっ飛ばせー!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「騎士道精神とか武士道精神なんて無視しろ! 戦争にはそんなものは通用しない!」さちひこ@アウトウェイ : 「全滅狙ってがんばれ!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「狙いは急所。一撃で決めろ!」-- 癖毛爆男@アウトウェイ 29 01 17 38) さちひこ@アウトウェイ : 「やってしまえー!」さちひこ@アウトウェイ : 「斬れー!斬れー!袈裟斬りだー!」空@アウトウェイ : 「いてまえー!」さちひこ@アウトウェイ : 「アウトウェイの白兵戦をみせてやれー!」さちひこ@アウトウェイ : 「きやがれー!みんなまとめて 叩き潰してやる!」さちひこ@アウトウェイ : 「屠れ!」空@アウトウェイ : 「砕け!」さちひこ@アウトウェイ : 「切り裂け!」さちひこ@アウトウェイ : 「切り抜けろ!」さちひこ@アウトウェイ : 「今日は死ぬにはいい日だー!」空@アウトウェイ : 「切り捨てろ!」空@アウトウェイ : 「出会ったことを後悔させてやれ!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「灰燼にしてやれ!」さちひこ@アウトウェイ : 「地獄でアウトウェイを覚えておけよ!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「アウトウェイがご案内する黄泉のツアー。帰りは当然、無しだ!」さちひこ@アウトウェイ : 「アウトウェイを なめるなよ!」空@アウトウェイ : 「アウトウェイの白兵戦術を舐めるなよ!」さちひこ@アウトウェイ : 「アウトウェイ特注の合金で作られた剣だ! 刃こぼれしないぜ!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「アウトウェイー・・・ファイ!」さちひこ@アウトウェイ : 「帰ってきたら 最高級えぶえぶ茸を食わせてやるぞー!」さちひこ@アウトウェイ : 「だから切り抜けて生きて帰って来い!」丞清@アウトウェイ : 「外道(アウトウェイ)なら外道らしく戦って生き残ってやるぅ!!」空@アウトウェイ : 「そうだ!生きて帰ってこないと、許さないからなっ!」さちひこ@アウトウェイ : 「そうだ! 外道(アウトウェイ)は死なない! しぶとく生き残って 殺してやれ!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「戦う時こそ外道(アウトウェイ)。我が国の強さ、見せてやる!」さちひこ@アウトウェイ : 「外道殺法!」さちひこ@アウトウェイ : 「アウトウェイで作られた機体だ! そんじょそこらの資源とは質が違うぞ!」空@アウトウェイ : 「外道(アウトウェイ)の生き様、見せ付けてやれ!」丞清@アウトウェイ : 「いくぞ!!ルール無用の俺たちの戦い見せようじゃないか」さちひこ@アウトウェイ : 「そうだ! 戦いにルールなんざない! 勝たなけりゃ 負けたらハイそれまでよだ! 勝て!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「雨血をふらせてやれ!」さちひこ@アウトウェイ : 「ズバッと斬れ!」さちひこ@アウトウェイ : 「血の道を作れ! それがアウトウェイの通る道だ!」さちひこ@アウトウェイ : 「皆殺しの戦いダー! 敵は殺せ!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「ぶるるるるるるぁぁぁぁぁっぁぁ!! やってやれ!!」さちひこ@アウトウェイ : 「やれ!」空@アウトウェイ : 「徹底的に攻めろッ」さちひこ@アウトウェイ : 「勝ってすすめ!」さちひこ@アウトウェイ : 「アウトウェイに勝利を!」丞清@アウトウェイ : 「勝利を我々のものに!!」さちひこ@アウトウェイ : 「乾坤一擲!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「敵には屈さない! 屈させる!」さちひこ@アウトウェイ : 「負けるな!負けたら 終わるぞ!」空@アウトウェイ : 「勝つまで闘え!」さちひこ@アウトウェイ : 「勝って帰って来い!」さちひこ@アウトウェイ : 「死ね!死ね!死ね!死んでくれ!」さちひこ@アウトウェイ : 「タイミングを合わせて!斬れ!」さちひこ@アウトウェイ : 「思い切りのよさを見せて!」さちひこ@アウトウェイ : 「体当たりも使えー!」空@アウトウェイ : 「全軍抜刀!突撃!」さちひこ@アウトウェイ : 「肩から、あたれー!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「同調しろ! 周囲を見ろ! 効果的に攻撃しろ!」さちひこ@アウトウェイ : 「全体重をかけて あたれー!」癖毛爆男@アウトウェイ : 「さぁ、決めてやれ!」 -- さちひこ@アウトウェイ 29 00 43 25) 「わんっ、いっくぞー♪」「そこだー右へ廻って、いまだ左斜めにー!」「わぅーん。た、たくさんきたけど負けないぞー♪」 -- (宗@田村丸鈴鹿) 「わんっ♪ 鎧袖一触って知ってる? こうするのよっ!」「抜き小手打! 払い右胴打! 片手表突きっ! わん、どんなもんだいっ」 -- (宗@田村丸鈴鹿) 「我に断てぬものなし・・・、とか言ってみたいですねー」 -- (藤田一@アウトウェイ) 「うまく後ろを取れば!」 -- (藤田一@アウトウェイ) 「うわぁ、強そうなのがいっぱい(汗)。でも退けません!」 -- (藤田一@アウトウェイ)
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ピリリリリ。 ピリリリリ。 佐木「携帯?」 金田一「お、俺か。剣持のおっさん……」 ピッ。 金田一『もしも~し』 剣持『よう金田一。頼まれたもん、調べといたぞ』 金田一『お、悪いなおっさん』 金田一『……それで、何かわかったかい?』 剣持『まず、被害者からだ。鈴木純……父母共に、いたって普通の家庭だな。近年で何かトラブルがあった様子も無い』 金田一『……』 剣持『次行くぞ。中野梓、親は音楽家……ミュージシャンとも言うのかな。そう言った意味では、ちょっと珍しい家庭かもしれん』 剣持『近々ミュージックツアーがあるとかで、忙しそうな様子だったよ』 剣持『……でだ、数年前にそのミュージシャンの所属事務所が脱税をしていた事がわかったんだ』 金田一『脱税?』 剣持『ああ、そこの事務所な社長なんだがな……まあ、こういう言い方もアレだが、よくある事件だからな』 剣持『そこの社長が手を出した株が暴落したらしくてな……よっぽど金に困っていたらしい』 金田一『……他には?』 剣持『中野梓に関してはそれだけだ』 剣持『……そうだ、株と言えばな。面白い事がわかったぞ』 剣持『そこにいる、琴吹紬って……あの有名なコトブキコーポレーションのお嬢さんじゃないか』 金田一『おっさんでも知ってるくらいなら……そんなに有名なのか』 剣持『おいおい、大人をバカにするもんじゃない。最近よく経済ニュースでやっていただろうが。高校生のお前には、あまり興味が無いだろうがな』 金田一『……はぁ、おっさんもちゃんと勉強してんのね。ま、株で大損してもっと貧乏にならないようにね』 剣持『俺は株なんぞやっとらん! ……株で繋がっているのは、そこにいる平沢姉妹の方だ』 金田一『なんだって……?』 剣持『正確には、平沢家の両親だな』 剣持『調べてみると随分株で儲けているみたいでな。海外への旅行機会も多い』 剣持『それでいて……しっかり貯金もしているみたいでな。遊ぶ金に困らず、未来も不安が無いってやつだ』 金田一『……でもよ~、いくら株のプロでも大失敗する事だってあんだろ? いくら不安が無いったって……』 剣持『そこだ。この平沢家にはな……家族全員に多額の生命保険がかかっていたんだ』 金田一『生命保険だって?』 剣持『高額保険をスタートしたのが、ちょうど二年前。まずは両親からだ』 剣持『そして、一年前には姉妹二人にも多額の生命保険がかけられている。調べてみてわかった事だ』 金田一『……』 剣持『まあ、保険がかけられているから何だとは思わんがな。高校生がそれを理解しているとも思わないし……』 金田一『その事なんだがな、おっさん』 剣持『ん……』 剣持『な、なにぃ? 妹の平沢憂が今日殺されただとぉ?』 金田一『ああ、包丁で身体中を滅多刺し。ひでえもんさ』 剣持『ま、待て待て。という事は、犯人は……保険金が入って得をする人物!』 金田一『……』 剣持『そうなんだな、金田一?』 金田一『……いや』 金田一『確かに保険金の話を聞いた時、一番にそれを考えたよ』 金田一『それに、俺は一度彼女……平沢唯に自首を促した事もあった』 剣持『なら、犯人は決まりじゃないか! きっと第三の殺人も、彼女がやったに違いない。保険金の話で決まりだ』 金田一『……』 金田一(なんなんだ、この違和感は) 金田一(剣持のおっさんの言う通り、つじつまは合っていると思う) 金田一(何より俺は、平沢唯が第一の事件の犯人だと思い……そこから推理を進めていた) 金田一(そして、憂殺しに保険金……) 金田一(つじつまは合うが、第二の事件。中野梓殺しについては何一つわかっていないんだ) 金田一『……』 剣持『と、こんな所だな。俺が調べた内容は。どうだ、役にたったか?』 金田一『ん……あ、ああ。ありがとな。やっぱおっさんは頼りになるよ』 剣持『ははっ、お礼なら、帰ってからハンバーガーの一つでもご馳走してくれよ』 金田一『ああ、無事帰れたらな~。雨は止んだけど、相変わらず救助の連絡は来ねーし……はぁ。いつになったら帰れるやらで……』 剣持『……ん、何言っとるんだお前は。あの崖崩れの報告は冗談だったんだろう?』 金田一『はぁ? んなわけねーだろ。こちとら豪雨の中を必死で歩いてだな……』 剣持『……確かに、お前が出掛けた日の夕方から雨は降っていたがな。だがどこの場所でも崖崩れが起きた報告は無かったぞ?』 金田一『なんだって……』 剣持『調べるついでにな。作業が終わっていたら迎えを出そうと思ったんだが……そんな事実はないって怒られちまったよ』 金田一(つまり、という事は……) 剣持『まあ、崖崩れなんてちょっと調べたらわかる事だしな。てっきりお前の冗談だと……』 金田一『……』 金田一『そうか、そういう事か……』 剣持『ど、どうした金田一。大丈夫か?』 金田一『……おっさん、悪いんだけどさ。今から迎えに来てもらえないかな』 剣持『そりゃあ構わんが、いいのか?』 金田一『ああ。頼んだよ』 ……プツッ。 美雪「はじめちゃん、電話終わったの?」 金田一「……佐木二階のみんなを集めて来てくれないか」 佐木「どうしたんです、いきなり?」 金田一「いいから、早く」 佐木「は、はい……わかりましたよ」タタタッ 金田一「……」 美雪「はじめ……ちゃん?」 金田一「……なあ美雪」 金田一「こいつは俺の考えていた以上に……悲しい事件なのかもしれない」 金田一「それでも俺は……犯人を」 金田一「犯人を暴くしか、ないんだ……」 美雪「はじめちゃん……」 13
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金田一「食事中、ムギちゃんに質問してしまったのもその表れさ」 梓『あ、あの。ムギ先輩』 梓『気になったんですけど……あの地下室って一体何なんですか?』 律「……そうか、だから梓のやつ」 金田一「おそらく、夜になるまで色んな場所を調べていたんだろう」 金田一「しかし、どこか別の部屋で犯行が行われた様子は無い。これは俺も調べたからよくわかる」 金田一「……そして、夜になってから憂ちゃんにメールをして……遺体のある地下室へ向かったんだ」 金田一「おそらく、犯人にとって遺体を調べられる事が怖かったんだろう」 金田一「犯行の現場が違うにしろ、何か証拠が見つかってしまってはマズイと思った犯人は……」 唯「あずにゃんを……」 金田一「……」 紬「……」 金田一「一応……これが二件目までの流れさ」 澪「……」 美雪「……」 金田一「ところで、あの地下室なんだが……あそこに扉があるのを知っていた人はいたのかな……」 佐木「扉……ですか?」 金田一「……まず、一日目の途中からここに着いた俺たち三人は知るはずがない。現に俺も気付かなかったし……」 金田一「では、合宿に参加していたみんなはどうだろうか。律ちゃん」 律「……私は、知らない」 金田一「澪ちゃんは?」 澪「私も、知らなかったぞ」 金田一「……唯ちゃんは?」 唯「知らないよ~」 金田一「そして先ほどの質問から、中野梓もその扉の奥は知らなかった事になる」 紬「……つまり、何が言いたいのかしら?」 金田一「遺体の隠し場所を、知っている人物がいたかどうか、さ」 金田一「階段から落とした後の遺体をどこに隠すか。犯人は考えたはずさ」 金田一「首の骨が折れている状態だ、余っている客室に放り込むのも不自然だ」 金田一「他にいい場所もない……犯人は戸惑った。しかし、すぐに最適な場所を思い出す」 律「それが階段のある……地下室?」 金田一「ああ、そうだ」 澪「で、でもさ。さっきの話だと……」 金田一「……地下室の存在を知っていた人物。それが第一の事件の犯人さ」 金田一「それは……あんただよ」 金田一「琴吹紬!」 紬「……」 金田一「あんたが鈴木純を殺害した……犯人だ」 澪「そ、そんな……」 律「ムギが……犯人」 唯「……」 ムギ「言い逃れは、しないわ」 !? 金田一「……」 ムギ「考えてみれば、当然よね。みんなが地下室の存在を知らないって言っちゃえば……それまでですもの」 律「ムギ……」 金田一「俺が、アンタを疑った理由はもう一つある」 金田一「それは救援の電話さ」 紬「……」 金田一「俺が、ある知り合いの警察官から連絡を受けた……ついさっきの事さ」 金田一「この辺りで崖崩れなんて、全く起こってなかったんだろう?」 律「な!」 唯「そう……なの?」 美雪「本当なの、はじめちゃん!?」 金田一「……ああ。今ここに助けの車が向かってるよ。着くのはまだしばらくかかるみたいだけどさ」 紬「……」 金田一「考えてみれば、アンタはこの別荘内の事で中心になってよく動いていた……」 金田一「俺たちも、まんまとその印象に騙されたってわけさ」 金田一「おそらく、別荘にかかってきた電話も自分の携帯からかけていたんだろう」 金田一「なんなら、通話記録を調べてみてもいいんだぜ?」 紬「……その必要はないわよ。だってその通りなんですもの」 澪「ムギっ、一体どうして……!」 紬「ごめんなさい。怖かったの……一時間もしないうちに、私がどこかへ連れていかれて……一人になってしまう」 紬「そう考えたら、自然と嘘を並べていたわ……本当に、ごめんなさい……」 律「そんな事から……逃げたってなあ!」 律「いい事なんかあるわけないだろ! そうやって、私たちを騙しながら……楽しく……ぐっ」 美雪「律ちゃん……」 律「ぐっ、ちくしょー……楽しくても、悲しいじゃねーかよっ……バカ……ムギっ。ぐすっ」 紬「律ちゃん……」 紬「ごめんなさい、本当に。心配させてしまって、ごめんなさい……」 律「……ぐしっ。ところではじめちゃんよ~、さっき『第一の事件の犯人』って言ったよな?」 金田一「ああ」 律「もしかして、はじめちゃんはこう言いたいのかな。第二と第三の事件は、別の犯人がいるって」 澪「な……!」 金田一「その通りさ。でも、そう考えるまで苦労したぜ。それぞれの事件の中で……」 金田一「犯人が一人だと考えると、どうしても成立しない犯行があるんだからな」 律「それは一体……どういう事なんだ?」 金田一「ここからは、また中野梓の事件の話さ」 金田一「彼女の行動を思い返して欲しいんだ。彼女は地下室に行く前に……まず何をしたのか」 澪「……メール、だっけか?」 金田一「そう。平沢憂に地下室へ一緒に行くためのメールをした。すぐに返事が来て……彼女は一人で地下室に向かった」 金田一「憂ちゃんの話だと、最後にメールをしてから15分。この時間の間に殺された事になる」 澪「15分、か……」 律「意外と時間あるように思えるな~」 金田一「これが、メール上のやり取りって事を忘れちゃいけないぜ?」 金田一「なありっちゃん。そもそも、犯人はどうやって中野梓が地下に向かう事を知ったんだろう」 律「え……そ、そりゃあ扉の前で聞き耳立ててだな~」 澪「ただ廊下を歩く音だけで、判断出来るのか?」 律「う……ま、毎回廊下に出て確認してみるとか?」 唯「何にもないのに、廊下ばっか出ていたら不審者だよ~?」 律「い、いいんだよ! そこは犯人なんだからっ!」 金田一「おまけに、殺しに使える時間が15分以下だ。よほどいいタイミングで地下に向かわないと、この犯行は成立しない」 金田一「……要するにあの時間。犯人が情報無しに、中野梓を地下室で殺害するのは不可能なんだ」 唯「……」 律「情報があれば殺人できるって? どんな情報だよ?」 金田一「簡単さ。犯人は中野梓本人からのメールを見て地下に向かったんだからな」 美雪「え……それってもしかして犯人は」 金田一「そう。中野梓を殺したのは、メールをしていた平沢憂自身さ」 澪「じ、じゃあ……梓は」 律「メールしなきゃあ殺されなかったかもしれない……のか?」 紬「……金田一さん。ちょっといいですか?」 金田一「……」 紬「そもそも、どうして憂ちゃんが梓ちゃんを殺さなきゃいけないのかしら?」 紬「純ちゃんを殺した犯人は、私。憂ちゃんは殺人に関係なんか無……」 金田一「いいや、それがあるんだよ。この上ないくらいに、重要な関係がな」 紬「……」 金田一「佐木、ビデオをまわしてくれ」 佐木「はい、わっかりました」 カチッ。 紬『でも、どうして冷蔵室に……』 律「これは……」 金田一「三日目の聞き込みの時の様子さ」 憂『探検じゃないかな。純ちゃんて元気な子……だったから』ジー 唯「あ、カメラ……憂」 澪「唯……」ナデナデ 金田一「ここだ。よく聞いてほしい」 唯『ええ~。でもあんな格好で冷蔵庫開けたくないよ~……』 金田一「そして、ついさっきのこの発言だ」 唯『違うよりっちゃん。純ちゃんは最初バスタオルを巻いた状態で見つかったんだよ~』 律『ああね~。って……あれ、唯。どうしてそれ知ってるんだっけか?』 唯『? 憂に聞いたんだよ~』 紬「……この発言が?」 金田一「よく思い出してほしい。最初の話をした、三日目の時点で。純ちゃんの格好を知っていたのは、誰かっていう話さ」 金田一「まず、現場を直接見た俺と佐木は知っている」 金田一「そして……第一の事件の犯人、琴吹紬もその一人のはずだ」 紬「そう、ね」 金田一「じゃあ逆に知らない人物はどうなんだろうか?」 金田一「まあ、これは現場を見ていない人間。さっき名前が出た以外の人物が当てはまる事になると思う」 金田一「……ただ二人を、除いては」 澪「ふ、二人って?」 金田一「三日目に、服装について話していた人物。つまり……平沢唯、憂。この二人のどちらかが……第一、第二の事件の共犯者さ!」 唯「!」 律「唯と……憂ちゃんが? その理由は?」 金田一「……現場を見ていない人間が、被害者の服装の事を知るはずがない」 金田一「そしてさっきの話だ……もしも、本当に憂ちゃんが唯ちゃんに情報を教えていたとしたら」 金田一「毛布を羽織っていた状態だけでなく、パジャマでいた時の事を知っていた……平沢憂が第一の事件に関わった共犯者になる」 金田一「逆に、それが嘘だとしてもだ。服装の状態を知っていた平沢唯が第一の事件の共犯者になるんだ」 金田一「アンタは自分で、逃げ道を潰しちまったんだよ」 唯「……」 唯「えっとね、私は嘘ついてないよ。憂が私に教えてくれたの」 唯「こういう風に話合わせてね、お姉ちゃん、って……」 金田一「……」 唯「嘘じゃないよ? 私は憂に言われたままに動いただけだよ~」 唯「ね、ムギちゃん」 紬「……ん、そうね」 唯「でしょ~」 金田一(……確かに、この話が嘘だという様子は無い) 金田一(最初に姉妹の共犯を疑った、俺の推理も……結果的には正しかったわけだ) 金田一(間違ってはいないはずなのに、なんだ……) 金田一(これじゃあまるで、犯人を見つけて欲しい……だぜ?) 紬「……第三の事件は、完全に私一人の犯行です」 金田一(この後、琴吹紬の独白) 紬「鍵はここの……団欒室の引き出しにしまってある、マスターキーを使いました」 金田一(……このマスターキーについては、けいおん部が合宿場に到着した時、一番最初に説明を受けたんだそうだ) 金田一(鍵の管理は大事だからな、とりっちゃんが威張りながら言っていた気がする) 金田一(開けようと思えば、誰でも開ける事のできる密室) 金田一(……平沢憂は、そんな空間で殺されたのだ) 金田一(いや、鍵が開いていた時点で、密室でも何でもないのか……) 紬「殺してしまった理由は、やはり事件の発覚が怖かったからです」 紬「ごめんなさい、唯ちゃん」 紬「ごめんなさい……憂ちゃん……」 金田一(……全ての罪を告白した彼女は、その場に崩れさって) 金田一(仲間に抱き寄せられたまま、赤ん坊のようにワンワンと涙を流していた) 美雪「……終わったのよね、はじめちゃん」 これで、全てが終わり。 ……しかし、俺だけはそう思っていなかったんだ。 金田一(……なんだ、この違和感は……) 紬「うっ……うっ……ぐすっ……」 金田一(事件はこれで終わった。犯人も明らかになった。それなのに……) 金田一(この、胸に引っ掛かるようなモヤモヤはなんだ……!) 金田一(事件は解決したはずだ) 金田一(……それとも) 澪「ムギ、ムギぃ……」 律「よしよし、わかったから。大丈夫だからな」 唯「ムギちゃん……」 金田一(まだ……事件は完全には終わっていないのか?) ……。 お仕事。 次書いたらきっと終わります。 とりあえず、事件は解決。 解決はしたけれども……な展開です。 15
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唯「~♪」カチャカチャ 金田一「……っと、唯ちゃん、か」 唯「あっ。どうしたの~?」 金田一「ああ。ちょっと、水が飲みたくて」 唯「そっか~」 金田一「……ん、紬ちゃんは?」 唯「まだ厨房に残ってるよ。私、みんなのところに行ってるからねっ」スタスタ 金田一「……」 紬「……覚えてなくて、当然よね」 紬「私にとってはすごく感じた事でも、唯ちゃんにとっては……ある意味当たり前で、日常的な事だったんだもんね」 紬「……」 紬(それでも、友達だから……) 金田一「……ムギちゃん?」 紬「きやっ! き、金田一さん?」 金田一「驚かせちゃったかな、ごめん」 紬「う、ううん。大丈夫、大丈夫……」 金田一「……」 紬「……」 金田一「あのさ……その」 紬「はい?」 金田一「りっちゃんが、元気を出してってさ。心配していたよ」 紬「りっちゃんが……?」 金田一「ああ。澪ちゃんもさ、君の事を心配していたよ。ムギちゃんとは、ずっと友達なんだって」 紬「……うん」 金田一「……それで、唯ちゃんの事なんだけどさ」 紬「さっきまではここにいたけど……」 金田一「そこの廊下で会ったよ。お菓子を持って、みんなのところに向かっていたよ」 紬「そう……」 紬「さっき、唯ちゃんにね」 金田一「?」 紬「あの時……昔部室であった出来事の話をしてもらおうと思ったの」 金田一「……ああ、あのお金の問題の時の」 紬「うん。みんなと離れる前にもう一回だけ……親友の言葉を聞いて元気になりたかった」 紬「殺人犯が、甘えちゃうのも変な話だと思うけど」 紬「私は、唯ちゃんに……もう一回だけ。私を受け入れて欲しかったな……」 紬「……ぐすっ」 金田一「ムギちゃん……」 金田一「唯ちゃんは、その話を覚えていなかった?」 紬「……」 紬「何て事ない普通の会話ですもの、覚えて無いで当たり前」 紬「私にとっては特別でも、彼女にとっては……忘れちゃうくらいの、何でもない会話」 金田一「……」 紬「彼女が私の考えている事がわからなくても、私は……満足だから」 金田一(覚えていない。覚えて……) 金田一(なんだ……また違和感が。どうしてこんなに、胸がざわつくんだ……) 紬「……いけない。すっかり長くなっちゃった。お茶を運ばないと」 紬「金田一さんも一緒に飲むかしら~?」 金田一「……」 金田一(待てよ。もしも……もしもだ) 金田一(俺の考えが正しいとしたら……) 紬「金田一、さん?」 二階・金田一の部屋 四日目、午後17時40分 金田一「佐木っ!」 佐木「うわっ、ど、どうしたんですかいきなり?」 金田一「頼みがあるんだ、もう一度ビデオテープを貸してくれ」 佐木「テープ……ですか?」 金田一「ああ、おっさんが来るまで時間が無い。急いでくれ」 美雪「ど、どうしたのよはじめちゃん……急に」 佐木「わ、わかりましたよ。とにかくテープを持ってきますから」 金田一「あ、それと佐木。もう一つ……頼まれ欲しい事があるんだ」 佐木「えっ、なんです? それは」 金田一「それは……」 紬「えっ? 私のカメラの分のテープ?」 佐木「ええ、出来れば録画した分を全部……」 紬「えっと……カメラは憂ちゃんに渡したままだから。きっと憂ちゃんの部屋にあると思う、けど」 唯「私が寝ている部屋だね、確かにカメラもテープもあったよ~」 佐木「……じゃあ唯さん。テープの方をお願いできますかね?」 唯「うん、いいよ~。部屋まで行くから、ついてきて」スタスタ 二階・金田一の部屋 金田一「……」 佐木「先輩っ。お待たせしました!」 美雪「あ、佐木君」 佐木「言われた通り、借りてきましたよ。憂ちゃんが記録していたテープを全部」 美雪「憂ちゃんの? ああ、そう言えば……佐木君に負けず、よくカメラをまわしていたみたいだけど……」 金田一「時間が無い。早速用意してくれ」 佐木「はいっ」 美雪「はじめちゃん……一体どういうつもりなの?」 一階・団欒室 律「一体どういうつもりなんだろうな。はじめちゃんは」 紬「今さらビデオテープだなんて……」 澪「もう……事件は終わったじゃないか」 唯「きっと何か考えがあるんだよ~。あ、このお菓子おいしい」モグモグ 律「……唯は、いつでも平和だな」 澪「本当、よく落ち着いてられる。まあその方が……ムギにとってもいいんだろうけど、な」 紬「……ええ」 紬(唯ちゃんが美味しそうにお菓子を食べてくれるだけで……) 唯「……うん、美味し」 ……。 (もう一度ビデオを見たところで、何になるんだろう) (犯人はわかっていて、犯行の様子だってある程度は推理された通りだった) (まったく、面倒な探偵だったよ) (でも、この空間もあと一時間程で終わるんだ) (これだけの事件の後だ。帰ってからは何かと大変だとは思うけれど……) (今は、のんびりとお茶を飲んで警察の到着を待っていればいい) (それで全ては終わるのだから) 金田一「……」 唯『き~みが~いな~いと~』 美雪「……ねえ、はじめちゃん。どうしてテープのチェックを? しかも紬ちゃんのカメラの方まで……」 金田一「犯人の、手がかりを探してるのさ」 美雪「え、でも犯人は紬ちゃんで……共犯者は憂ちゃんて、さっきの推理で……」 金田一「確かに、それで全ての犯行は説明できる。おそらくムギちゃんは嘘はついてないだろう」 金田一「……でも、何かが変なんだ。あの供述の仕方じゃあ、まるで犯人にして欲しい、だ……」 金田一「そして、嘘の電話をして逃げようとしたにも関わらず……一番殺人の要素が強かった第三の事件の犯行をあっさり認めた事」 金田一「……疑問をあげりゃあキリが無いぜ」 金田一「この事件には、まだ何かがある気がする……それを今から探すんだ」 美雪「はじめちゃん……」 唯『おも~いよ~と~どけ~』 憂『……』ジーッ 美雪「……って、なんで演奏してる唯ちゃんじゃなくて撮影をしてる憂ちゃんを撮ってるのよ!?」 金田一「……カメラに見とれてたんだとさ」 佐木「いやあ、おかげでいい絵がとれましたよ~」 金田一「……佐木、お前もなんか気付いたら頼むぞ。事件に関係ありそうなっ! 内容でな」 佐木「いやだなあ、わかってますよ金田一先輩」 金田一「ふぅ……じゃあ、次のテープを頼む」 唯『わ~い、久しぶりだな~ムギちゃんのお茶』 律『……昼時に飲んだばっかだろ~』 澪『でも、ムギが出すお茶は本当に美味しいからな』 金田一『……へえ。お嬢様かと思ったらそんな事まで』 佐木『先輩も何度か飲んでるじゃありませんか。何をいまさら』ジー 金田一『いやあ、あんまそういうのは気にしない質で……』 美雪『……もう、はじめちゃんたら』 憂『くすっ』ジー 美雪「……そっか。二人で同じ場所を撮ってるんだから、どちらかのカメラマンがテープに映るのよね」 佐木「撮ってる人間を撮るのは、家族で慣れてますからね!」 金田一「……」 金田一「……」 佐木「はい、あと少しですね。これは……三日目のテープになります」 唯『あ』 美雪『あら、みんな』 紬『ふふっ』 唯『じゃあみんなで行こう行こう~』 憂『……あれ? 澪先輩と律先輩は?』 金田一『ああ、あの二人は大浴場に行くって言ってたから……多分もう下にいるんじゃないかな』 美雪『……』ジロッ 金田一「……ああ、美雪に睨まれておっかけられた時のか」 金田一『……とと。早くご飯ご飯~と』ダダダッ 美雪『こら、待ちなさ~い!』ダダダッ 紬『あらあら、私も~』タタタッ 唯『えへへ~、ご飯~』スタスタ~ 憂『もう。お姉ちゃんたら』テクテク~ 金田一「……」 美雪「あれ?」 金田一「ん、どうかしたか?」 美雪「……ううん。なんか、変な感覚が。気のせいかしら?」 佐木「ふふっ、僕は気付きましたよ」 金田一「! 本当か、佐木!?」 佐木「ええ……七瀬先輩が気付いた変な感覚。それは……」 佐木「珍しく憂ちゃんがビデオカメラを構えていない、という事です!」 美雪「……」 金田一「佐木……お前なっ!」 17
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佐木「先輩、テープ持ってきましたよ!」 金田一「お~、ご苦労さん」 佐木「どれから見ます? 三日分、全部揃ってますよ」 金田一「……一日目から、頼むよ」 ガシャッ。 唯「あ、おかえりムギちゃ……って、うわあ団体さんだ~」 律「おっ、なんだか一気に賑やかになったな~」 紬「細かい話は後よ。今はお客様にタオルを貸してあげないと……」 憂「はい、タオルですよ」 紬「あ、ありがとう~憂ちゃん。さあ、どうぞ」 ……。 佐木「これは本当に最初ですね」 佐木「……当たり前ですけど、まだみんな生きてるんですよね」 金田一「……」 律『ようし、みんな移動だ移動~!』タタタッ 佐木「娯楽室に移動するところですね」 唯『頑張るぞ~』テクテク 梓『唯先輩、一番最初トチらないで下さいよ!』グイッ 唯『大丈夫だよ~。あずにゃ~ん』 憂『ふふっ、頑張ってねお姉ちゃん』スタスタ 純『……』トボトボ 金田一「……」 唯『き~みがい~ないと~♪』 佐木「移動の後、演奏会のスタートですね」 唯『な~にもできな~』 サッ。 憂『……』ジー 金田一「お、おい佐木。なんでいきなり憂ちゃんにカメラを向けてるんだよ」 佐木「いやあ、新しいカメラに目移りしちゃって。あ、でも大丈夫ですよ。彼女中心に撮ってたのはこの演奏の時だけですから」 金田一「ったく~、頼むぜ名カメラマン」 佐木「はいはい」 唯『想いよ~と~どけ~』 憂『……』ジー 佐木『先輩?! 大丈夫ですか?』ジー 金田一『い、いてて……何かにつまづいた……』 佐木「地下で鈴木さんを見つけた時……ですね」 佐木『……あ、電気のスイッチありましたよ。ほら』ジー カチッ。 純「」 金田一「……」 佐木「何度見ても、慣れませんね。あの寒さ、今でも身震いしますよ」 純「」 佐木「あんな格好で、可哀想に……」 金田一「……」 この後、二日目の午後のテープを見てから……。 佐木「じゃあ、三日目ですね」 金田一「中野梓が殺害されて……みんなに話を聞くところか」 憂『はい、これがそのメールです』 金田一『……この、最後のメール。22時30分の後は?』 憂『えっと、私着替えてから地下に向かったんですよ。で、ちょっと準備に手間取っちゃって……15分くらいかな』 金田一『準備を終えて地下室に向かったら……』 憂『はい。梓ちゃんが倒れていて……私、みんなを呼びにいって……ううっ……』 金田一『他に、何か変わった事は?』 憂『そんな余裕なかったですよ……』 金田一『例えば、奥に誰かの雰囲気を感じたとか、純ちゃんの様子が変わっていたりとか……』 憂『……奥まで行く勇気は無かったですけど気配とかは感じなかったと思います』 憂『純ちゃんは……毛布がかかっていたくらいです。それ以外は何も……ううっ』 佐木「……憂ちゃんも、可哀想ですよね。友達が死んでいるところを見ちゃうなんて」 金田一「……」 佐木「えっと、さっきのビデオが日付が変わってすぐの三日目」 佐木「これが三日目の昼になります」 紬『えっと、朝から移動して……この別荘についたのはお昼、13時くらいだったと思うわ』 佐木「アリバイ等を聞いている時ですね」 金田一『問題は……夜だ』 澪『た、確か初日は……0時近くまで騒いでたかな』 律『騒ぎ疲れて、部屋にもどったらすぐ寝ちゃったけどな~』 金田一『そこに鈴木さんは?』 唯『集まったのは、私と澪ちゃんとりっちゃんの三人だよ。みんな誘ったけど……寝ちゃう人が殆どだったから』 律『まあ、初日だったしな~。四泊五日もあるんだから、体力温存てカンジ?』 金田一「つまり、3人は0時過ぎまで一緒にいた?」 澪『大体、そんな感じかな。少なくとも1時にはもう寝ていたよ』 紬『でも、どうして冷蔵室に……』 憂『探検じゃないかな。純ちゃんて元気な子……だったから』ジー 唯『ええ~。でもあんな格好で冷蔵庫開けたくないよ~……』 律『でも、あの地下室にめちゃくちゃ美味いアイスが保管されてたら、どうする?』 唯『あ! 行きたい行きたい!』 紬『でも、地下の冷蔵庫内には冷凍されたお肉とかしか……お菓子類は何もないはずよ~』 唯『……がっくし』 金田一「……」 金田一『……じゃあ、二日目だ。主に夜……最後に梓ちゃんを見た時間は? 誰か覚えていないか?』 澪『私は、就寝前……午後21時くらいかな』 律『私も』 紬『それくらいかしらね』 唯『私もだよ~』 憂『……直接梓ちゃんを見たのは、私も同じくらいです』 佐木『となると……』ジー 金田一『犯行時間は、夜の21時以降の可能性か』 佐木「……と、これが三日目ですね。ここから金田一先輩と別れて、後は夕飯辺りの記録が……」 金田一「いや、もういいよ。サンキュ~な佐木」 佐木「えっ。まだテープはあるんですよ?」 金田一「いいんだよ。さっきまでので十分さ」 佐木「そ、それじゃあ先輩……もしかして犯人が!」 金田一「……目処だけは、な。それに、気になっていた事の確認も出来たしな」 佐木「せ、先輩それじゃあ……」 金田一「……」 9
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娯楽室。 美雪「うわあ、すごい。ドラムにギターに……本格的」 金田一「スゲー……このギター、一体いくらするんだ?」 唯「ふふん、ムギちゃんのお陰で五万円で買えたんだよ!」 金田一「たかっ!」 律「それでも安くしてもらえたんだよ。普通に買ったらその六倍くらいの値段は当たり前で……」 金田一「……はあ、俺だったらそんな金、全部ゲームに消えちまうよ」 唯「お、ゲーマーですか。なんのゲームするのかな?」 金田一「……聞いて驚け。バイオ2ならナイフのみで……」 唯「ええっ、すごいよ~」 金田一「ぬわっはっはっ」 律「……なんか、変な所で気が合ったな」 純(ああ、こうやっていつも練習から脱線してるんだ) 紬「じゃあ佐木さん、カメラを……って二つも持ちながら撮影は出来ませんかね?」 佐木「ああ、敬語じゃなくて大丈夫ですよ。カメラ二つは確かに辛いですけど……」 紬「んん~、じゃあ演奏しない……えっと、憂ちゃん」 憂「はい?」 紬「このカメラでみんなを撮影してくれない?」 憂「あ、いいですよ」 紬「ふふっ、お願いね。ここが録画で、ズームと……」 律「……おし、じゃあそろそろ始めるか!」 唯「お~!」 律「ワン、ツー、ワンツー……」 ……。 唯「……笑わないで、どうか聞いて」 佐木「……」ジー 憂「……」ジー 美雪「……すごいね」 金田一「あ、ああ」 美雪「こんな風に何かが出来るなんて、うらやましいな」 金田一「そうかぁ~?」 美雪「そうよ。はじめちゃんだって、勉強もスポーツも出来ないけど、推理力だけは誰にも負けないし……」 金田一「美雪さん。誉めるか落とすかどっちかにしてくれ……」 唯「想いよ~、と~どけ」 美雪「音楽、かあ……」 金田一「……」 娯楽室には楽しげなメロディーが響いていて……外で激しく降り続いている雨なんて、俺たちの耳には入らない。 演奏をしているメンバーも、それを聴いている他の人間も……この音をもう聴く事が出来なくなるなんて、思ってもいなかった。 二階・客室前廊下。 美雪「でも本当にいいの? いきなり三人も泊まっちゃうなんて……なんだか悪いわ」 紬「気にしないで、部屋なら余っているから」 金田一「よかった~、フカフカベッドで寝られるぜ!」 美雪「もう……少しは遠慮しなさい」 律「まま、気にしない気にしない。賑やかなのはいい事だ」 紬「ええ。それに……雨もまだ止んでないみたいですし。外を歩くのは危険よ」 佐木「僕もそう思います」ジー 美雪「じゃあ、お言葉に甘えて……」 憂「あ、お姉ちゃんこっち向いて~」ジー 唯「えへへ、ピ~ス」 純(いいなあ、各々楽しそうで) 梓「純? どうかした?」 純「な、なんでもないよ~」 純「……」 純(……あれ、なんか私だけ会話に入れてない?) 澪「……」 純(先輩みたいに、人見知りってわけじゎないんだけどな……) 二階・純の部屋 合宿二日目、午前0時。 純(……) 純(眠れないや) 純(シャワーでも浴びようかな) 純(……あ、でもどうせだったら一階の大浴場にしよっかな) 純(……うん、それがいい) 純(梓に連絡、は迷惑かな) 純(仕方ない、一人風呂といきますか) 純(バスタオルだけ持って、と) 純(よし) 一階・大浴場 午前0時15分 純(……はあ) 純(合宿に誘われて来てみたけど) 純(なんだろう、この疎外感) 純(うう……) 純「……ダメダメ、こんなんじゃ」 純「せっかくの合宿なんだもん。楽しまないと!」 純「そうだよ、まだあまり話してないけど……新しい友達だって出来たんだから」 純「えへへっ。うん、ポジティブに行かないと!」 純「……そろそろ、部屋に戻ろっかな」 階段前 午前0時28分 純「~♪」 トン。 トン、トン。 リズムに合わせて、木造の階段を上がる。 一階から上り、踊り場でクルリと体の向きを半回転。 この階段を上って、右に曲がって……手前から二番目の部屋が、私の戻る部屋。 純(早く寝ちゃおっと) 階段を、一歩、また一歩……軽い足取りで上がっていく。 段差がなくなり、右に……そう思った瞬間。 「……!!」 純(え……) 誰かが、視界に入ってくる。 純(あ……) そう思った一秒後には、その誰かが私の視界から遠ざかる。 上り終えたはずの階段を……私は。 その誰かを遠目に見ながら、背中に何もない空間を下りて……ううん、落ちていった。 ドッ。 頭の方から、鈍い音がした気がする。 音は、首の方からも聞こえたみたいだ。 純「……」 「……」 さっきまで私がいた階段の一番高い所には、じっとこっちを見ている一人の……。 ああ、私にはもう意識がありません。 もう何も、わかりません。 ……。 一階・団欒室 二日目、午前11時過ぎ。 金田一「ふわぁ~あ。おはよっす」 律「おっす、はじめちゃん~」 澪「り、律。その呼び方……」 律「こういうのは、フレンドリーな方がいいんだよ」 美雪「はじめちゃん、もうお昼前よ?」 金田一「ん~、てっきり誰か起こしに来ると思ったんだけど……ほら、合宿なら早起きが当たり前だろうからさ」 梓「……ウチは、その当たり前が通用しないんですよ」 唯「むにゅ……むにゅ……」 憂「お姉ちゃん、また寝ちゃってる」ジー 佐木「先輩もほっといたら寝ちゃうんじゃないんですか」ジー 金田一「うるへー。カメラマンは、バッテリーの心配だけしてろい」 澪「……あれ? そう言えば鈴木さんは」 律「んあ? そう言えば来てないな~。まだ寝てんのか~?」 紬「そろそろお昼ご飯だから、起こしに行った方がいいかしらね?」 憂「そうかもしれませんね」ジー 律「お~し。じゃあ唯隊員!」 唯「すぴ~……」 律「……いいや。澪、行こうぜ」 澪「う、うん、わかったよ」 律「てわけで、ちょっくらいってきま~す」 五分後。 ドタドタ。 律「た、大変だ」 金田一「ん?」 美雪「一体どうしたの?」 澪「鈴木さんが……部屋にいないんだ」 梓「え?」 紬「いないって……バスルームは?」 律「一応見てきたけど、やっぱり見当たらないんだよ。部屋には誰もいなかった……」 金田一「……」 美雪「……は、はじめちゃん」 全体が沈黙する中で、雨がまた一段の強く窓を叩いた。 金田一「……手分けして探そう。この天気だ、外には出ないだろうから……」 美雪「じゃあ一階と二階で別れましょう」 一階には金田一と佐木が。 二階は女性部屋が殆どと言う事で、残りのメンバー(唯はソファーで熟睡)で探索する事に。 一階には中央の団欒室、そこから大浴場、調理場、客間、そして楽器が置いてある娯楽室の五部屋がある。 金田一「……と、一応色々探してみたものの」 佐木「見当たりませんね」ジー 金田一「ん~、隠れてそうな場所も探したし、後はやっぱり二階に……」 佐木「……あれ、先輩。ちょっと」 金田一「ん、どうした佐木」 佐木「……この階段の下に扉があるんですけど」 金田一「お、本当だ」 佐木「物置部屋かなんかですかね?」 金田一「スペース的にはそうかもな。お~し」 ガチャッ。 金田一「!」 佐木「階段……ですね。地下に続いてるみたいだ」ジー 金田一「ううっ、さぶっ。なんだ、この冷たい空気……」 佐木「きっと地下だからですよ。ここに……いるんですかね?」 金田一「わからん。とにかく、探すしかない」 佐木「……」ジー 金田一「さびぃ~!」 佐木「冷たいというより、冷気ですね。なんだろう、冷蔵庫でも入ってるんですかね」 金田一「うう……こんな所に隠れる訳はないよな……」 佐木「あ、もう階段も終わるみたいですよ」 金田一「……空間が開けた。ここは一体」 佐木「先輩、早く進んでくださいよ~」 金田一「ま、待て佐木。こう暗くちゃ足場が……って、押すなバカ!」 ガッ。 金田一「と、と……わっ!」 佐木「先輩?! 大丈夫ですか?」ジー 金田一「い、いてて……何かにつまづいた……」 佐木「……あ、電気のスイッチありましたよ。ほら」ジー カチッ。 純「」 佐木「う……」ジー 金田一「う、うわぁああああ!」 佐木「こ、これは」ジー 金田一「……」 冷気の中で、寝巻きと、タオルを体に巻いて横たわる彼女は……本当に眠っているかのようにそこにいた。 寒さに震える事もなく、ただ静かに目を閉じていた。 3
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シーズンオフ公共事業 今回は公共事業の為、全てマイルで俸禄が出ております。 資金への変更は利きませんのでご了承下さい。 また旅行社への申請は人数が多い事もありますので、各自でお願いします 戦闘消費チェック班俸禄 俸禄基準 どんな作業でも作業をやっていれば一律で5マイル。 その後に作業内容・作業態度、作業時間等に応じてボーナスを出し、その合計が最終的な俸禄です。 備考欄には10マイル以上のボーナスを貰っている場合、減額されている場合にはその理由を簡単に記載してあります。 国民番号 国民名 作業時間 基本給 ボーナス 合計俸禄 備考 0500143 八守時緒 4.50 5 1 6 0500145 鍋嶋 つづみ 9.33 5 3 8 0700178 ジジ 5.33 5 2 7 0700233 影法師 15.00 5 15 20 戦闘消費班サブリーダー 0800202 葛野 9.50 5 -1 4 連絡無く長期遅延した為、減額 1000209 川流鐘音 7.02 5 2 7 1000212 桂林伶夜 8.50 5 3 8 1100235 睦月 60.00 5 40 45 戦闘消費班及び全体統括リーダー 1400288 深夜 5.00 5 0 5 1500293 サターン 10.50 5 10 15 E97輸送チェック担当 1500301 蘭堂 風光 12.50 5 5 10 1700132 鍋野沙子 9.00 5 0 5 1700325 寂水 4.50 5 0 5 1700327 支倉 玲 5.00 5 1 6 1800345 竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン 8.00 5 3 8 1800347 駒地真子 9.33 5 3 8 1900244 くぅ 2.50 5 0 5 1900365 濃紺 5.00 5 1 6 1900715 ツヅミ 5.90 5 0 5 2200425 西條華音 7.20 5 2 7 2400453 紅葉ルウシィ 2.50 5 0 5 2400458 高守千喜 3.50 5 0 5 2500473 蓮田屋藤乃 5.33 5 1 6 2500474 比月コウ 3.40 5 0 5 2600504 大須 風太郎 8.20 5 2 7 2600505 梅本 4.40 5 0 5 2800537 吾妻 勲 8.50 5 5 10 3000574 霧原涼 4.00 5 3 8 3100668 九軒 5.50 5 1 6 3200626 ガロウ 6.00 5 0 5 3300647 GENZ 10.70 5 10 15 E97輸送チェック担当 3600689 藻女 6.90 5 0 5 3600690 雹 7.90 5 5 10 3900708 藤田一 5.35 5 0 5 3900709 西田八朗 2.27 5 -3 2 連絡無く長期遅延した為、減額 4000718 らうーる 4.00 5 1 6 合計作業時間 292.06 合計マイル 295 財務チェック班俸禄 俸禄基準 リーダーのあおひとさん以外は基本的には時給1.1マイルで算出 その上で作業実態等に応じてボーナスが出ています。 #蒼のあおひとさんとむ~む~さんの作業時間が間違っておりましたので訂正してあります。 報酬マイルの方は間違っておりませんので問題はありません。 国民番号 国民名 作業時間 基本給 ボーナス 合計俸禄 備考 0300051 左木 13.8 15 0 15 0400097 蒼のあおひと 109.25 60 0 60 財務チェック班リーダー 0600163 舞花 22.5 25 5 30 2400459 む~む~ 44.3 48 10 58 2600496 たけきのこ 30.2 33 5 38 2800534 摩目 26.5 30 0 30 3000566 ゲドー 8 9 0 9 3400429 蒼燐 25.75 29 0 29 3400669 平 祥子 38.2 42 10 52 合計作業時間 318.50 合計マイル 321
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★新戦力も台頭し、新シーズンに捲土重来を期す横浜ベイスターズの2009年版カードが登場! ★メモラビリアカードは、今季から先発に復帰する寺原隼人のジャージーカードとWBCでも活躍した昨年の首位打者・内川聖のバットカード! ★同じ背番号を背負ったOBと現役選手のコンビネーションカード「背番号物語」はファン必見 ★例年同様、数種類のサインカードを封入! 【発売日】 2009年 5月 【価格】 1パック 7枚入り 420円(税込) 1ボックス 20パック入り 8,400円(税込) ■LINE UP [レギュラーカード] □レギュラー 71種 □チェックリスト 1種 □期待の新戦力 6種 □現役主力選手 6種 □背番号物語 6種 →同じ背番号のOBと現役選手のコンビネーションカード 田代/佐伯・進藤/金城・波留/内川・中根/松本/銚子/下窪・五十嵐/那須 □パズルカード 9種 [インサートカード] □SHINING STAR 9種 [スペシャルインサートカード] □メモラビリアカード 2種 内川聖バットカード(限定200枚/バレル版限定20枚) 寺原隼人ジャージーカード(限定200枚/パッチ版限定20枚) □直筆サインカード 72種 □YB01 85 大矢明彦 60枚 □YB02 10 R.グリン 60枚 □YB03 11 山口 俊 60枚 □YB04 12 吉川輝昭 60枚 □YB05 13 那須野巧 60枚 □YB06 14 小林太志 60枚 □YB07 15 高宮和也 60枚 □YB08 17 加藤武治 60枚 □YB09 18 三浦大輔 60枚 □YB10 19 藤江 均 59枚 □YB11 20 木塚敦志 60枚 □YB12 21 吉見祐治 60枚 □YB13 22 高崎健太郎 60枚 □YB14 24 寺原隼人 60枚 □YB15 27 山北茂利 60枚 □YB16 28 秦 裕二 60枚 □YB17 30 真田裕貴 60枚 □YB18 32 松家卓弘 60枚 □YB20 35 牛田成樹 60枚 □YB21 37 岡本直也 60枚 □YB23 41 小山田保裕 60枚 □YB24 42 T.マストニー 60枚 □YB25 44 石井裕也 58枚 □YB28 47 工藤公康 60枚 □YB29 48 L.ウォーランド 60枚 □YB30 54 小杉陽太 60枚 □YB31 57 加藤康介 60枚 □YB33 60 佐藤祥万 60枚 □YB34 99 横山道哉 60枚 □YB35 5 野口寿浩 60枚 □YB36 29 新沼慎二 59枚 □YB37 36 細山田武史 60枚 □YB38 49 斉藤俊雄 60枚 □YB39 59 黒羽根利規 60枚 □YB40 61 武山真吾 59枚 □YB41 62 高森勇気 60枚 □YB42 0 山崎憲晴 60枚 □YB43 2 内川聖一 59枚 □YB46 23 藤田一也 60枚 □YB47 25 村田修一 60枚 □YB49 43 北 篤 54枚 □YB50 52 石川雄洋 60枚 □YB51 53 野中信吾 60枚 □YB52 55 呉本成徳 60枚 □YB54 63 梶谷隆幸 60枚 □YB55 00 森笠 繁 60枚 □YB56 1 金城龍彦 60枚 □YB57 3 D.ジョンソン 60枚 □YB58 6 松本啓二朗 60枚 □YB59 9 下窪陽介 60枚 □YB60 31 吉村裕基 60枚 □YB61 33 大西宏明 59枚 □YB62 39 内藤雄太 60枚 □YB64 50 下園辰哉 60枚 □YB65 65 関口雄大 59枚 □YB66 67 坂本大空也 60枚 □YB67 113 陳ウェイ 60枚 □YB68 112 杉本昌都 60枚 □YB69 114 王 靖超 60枚 □ホッシー 60枚 □ホッシーゾ 60枚 □ホッシーナ 60枚 【オッズ】 直筆サイン=カートン9枚 メモラビリア=カートン1枚 【特徴】 横浜のチームリミ。好オッズだがあまり売れない。
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不動高校 金田一一らが通う高校。 よく一らの日常風景の舞台となる他、事件のメイン現場として殺人現場とも化す驚異の高校である。 「金田一少年といえば不動高校」と言われるほどの代名詞的スポットであり、序盤から数々の事件を巻き起こす。 原作では最初の事件舞台がこの高校の演劇部合宿であり、アニメ初回では何と高校自体がいきなり殺人事件現場となった。 その実生徒のみならず教師まで多数殺人事件関係者となっており、20周年を目前にした頃になると学内で車が爆発して生徒が焼死しても、駆けつけた生徒は驚く顔一つ見せないという耐性っぷりである。 校長はPTA会長のオバサンと不倫している上、生徒と教師の交際も何度も発覚している。 不動高校絡みで何か起きる度に今後の学校運営が主に読者に不安視されている。 作中で不定期に「学園祭」「創立祭」なるイベントが繰り返し何度も新たに行われている。 その度に何らかの事件が起きているのは言うまでもない。 不動高校関係者 生徒 青山ちひろ(作中時間既に故人) 赤穂晴俊 有森裕二(殺人犯&飛び降り自殺) 伊志田純(盗撮犯&死亡) 和泉さくら(殺人犯&自殺) 江藤大樹 岡崎浩史郎 岡持武則 尾ノ上貴裕(死亡) 海峰学(殺人犯) 神津さやか 神矢修一郎(アニメ版では殺人犯&飛び降り自殺) 京谷雅彦 桐生春美(死亡) 金田一一(殺人現場に多数遭遇) 小角由香里 佐木竜太(原作では死亡) 陣馬剛史 早乙女涼子 桜木るい子(死亡) 汐見初音(殺人未遂) 芝里丈治 渋沢圭介(事故で植物状態→回復) 白峰辰貴(殺されかける) 鈴森笑美(殺人未遂) 瀬名光一 千家貴司(殺人犯) 仙道豊 鷹島友代(ドラマ版では殺人犯) 鷹杉なぎさ 多間木匠(転校間もなく死亡&過去の暴行事件の主犯) 月島冬子(作中時間既に故人) 遠野英治(殺人犯) 時田若葉(死亡) 轟美和子 七瀬美雪 春田優子 日高織絵(死亡) 平嶋千絵 布施光彦 真壁誠 祭沢舞香(盗撮被害者) 美浦エミリ 宗像さつき 村上草太 森下麗美(殺人犯) 八尾徹平 山吹薫子 雪岡草平 六野冬花(作中時間既に死亡) 教師 緒方夏代(原作・死亡) 大塚 小田切進(生徒と交際&殺人犯&死亡、本物も殺害され白骨化) 尾根静香 津雲成人(殺人犯&生徒と交際) 中津川賢人(殺されかける&生徒と婚約) 的場勇一郎(殺人犯&死亡) 用務員 立花良造(殺人犯) また、姉妹校と思われる学校に不動芸術高校、不動小学校が存在。 両者共にどうなったのかはお察しの通りではあるが、さすがに小学校で殺人犯はマズいと判断されたのかアニメでは変更されている。
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■金田一 一…0 ■七瀬 美雪…1 003 あっ、ども。はじめまして ■剣持 勇…0 ■明智 健悟…0 ■速水 玲香…0 ■いつき 陽介…0 ■佐木 竜二…0 ■真壁 誠…0 ■怪盗紳士…0