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大正野球娘。 原作 - 神楽坂淳 原作イラスト - 小池定路 監督・シリーズ構成 - 池端隆史 キャラクター原案 - こうたろ キャラクター原案協力 - 小池定路 キャラクターデザイン・総作画監督 - 神本兼利 プロップデザイン - 辻野芳輝、兵渡勝 色彩設計 - 店橋真弓 美術監督 - 小林七郎 撮影監督 - 福世晋吾 音響監督 - 本山哲 音楽 - 服部隆之 プロデューサー - 村上仁之、中村伸一、三ッ木早苗、藤田朋洋、小池克実 アニメーション制作 - J.C.STAFF 製作協力 - ポニーキャニオン、徳間書店、ムービック、ランティス 製作 - 東邦星華桜花会、TBS 時は大正十四年、東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅は親友である小笠原晶子から一緒に野球をして欲しいと頼まれる。 きっかけは晶子の許婚、岩崎荘介の「女性に学歴など不要」「主婦として家庭に入るべき」という当時としては当たり前の男尊女卑の発言だった。 この発言を許せなっかた晶子は岩崎が打ち込む野球でもって彼の鼻を明かしてやり、旧態然とした認識を改めさせようと思ったのだ。 かくして小梅と晶子は一緒に野球をしてくれる人を探すが、二人とも知識も経験も全く無い。 果たして9人集まるのか、そして女子は男子に野球で勝てるのか? 乙女たちの戦いが今始まる! 【漫画の題名】大正野球娘。 【選手名】小笠原晶子 【所属チーム】櫻花會 【守備位置】投手7 【フォーム】サイドスロー(ワインドアップ) 【利き腕】右投右打 【弾道】1 【ミート 】G1 【パワー】F45 【走力】F4 【肩力】F5 【守備力】E7 【エラー回避】D8 【球速】80km 【コントロール】B178 【スタミナ】D80 【変化球】ツーシーム ナックル1 パーム1 【特殊能力・投手】短気 軽い球 安定度2 対ランナー2 一発 打たれ強さ2 ノビ2 シュート回転 回復2 乱調 低め○ 変化球中心 【特殊能力・野手】三振 ムード× 【背番号】無し 【誕生日】 1912年3月26日生 【備考】セーラー服 【経歴】 2年1組。ゴムを中心に総合貿易を営んでいる会社の社長令嬢。 学院一のお金持ちな上、少々独りよがりなところがある為、「お嬢」と陰口的な呼ばれ方をするが、 父親譲りの国際感覚や、社交性、先見性の高さにより一目置かれている。 野球を始めた張本人、沸点が低くすぐに切れる。 スタミナはないが抜群のコントロールで低めに集めて打たせてとるピッチングスタイル。 洋食派。好きな言葉は「自分に打ち勝つことは勝利のうちで最大のものである」(プラトン) 【選手名】鈴川小梅 【所属チーム】櫻化檜 【守備位置】捕手7 【フォーム】スタンダード 【利き腕】右投右打 【弾道】3 【ミート 】D8 【パワー】B110 【走力】D9 【肩力】C10 【守備力】D9 【エラー回避】F5 【特殊能力・野手】三振 ムードメーカー 積極走塁 【背番号】無し 【誕生日】1911年11月19日生 【備考】和装 【経歴】 2年1組。東邦星華学院に通う14歳で、洋食屋〈すず川〉の一人娘。 一見トロそうだが、運動神経は良い。また、片手で静を押さえ込むほどの怪力を持つ。 店の手伝いで付いた腕の筋肉と父親似の太い眉毛が悩み。 苦手なものは裁縫。好きな食べ物はオムライスとソーダ水。 好きな言葉は「案ずるより生むがやすし」(ことわざ・狂言『悪太郎』) 【選手名】月映静 【所属チーム】櫻花檜 【守備位置】一7 【フォーム】スタンダード 【利き腕】右投右打 【弾道】2 【ミート 】E7 【パワー】D80 【走力】D8 【肩力】E7 【守備力】C11 【エラー回避】B12 【特殊能力・野手】三振 バント○ 積極守備 【背番号】無し 【誕生日】1911年8月20日生 【備考】和装 【経歴】新聞部→櫻花檜 2年1組。新聞部に所属していたが、双子の姉である月映巴と共に参加。 天真爛漫な姉に惹かれていて、巴が他人と仲良くしていると嫉妬する。 武道好きの姉とは違い文学少女だが、運動能力は高い。 好きな食べ物はサンドイッチ。 好きな言葉は「薔薇の木に薔薇の花咲く」(北原白秋『薔薇二曲』) 【選手名】宗谷雪 【所属チーム】櫻花檜 【守備位置】二7 【フォーム】スタンダード 【利き腕】右投右打 【弾道】1 【ミート 】C10 【パワー】E75 【走力】E7 【肩力】D8 【守備力】B12 【エラー回避】C11 【特殊能力・野手】三振 流し打ち バント○ 守備職人 ケガしにくさ2 積極守備 チームプレイ○ 【背番号】無し 【誕生日】1911年9月10日生 【備考】セーラー服 【経歴】 2年1組。級長。気配りが出来るクラスのまとめ役。 家は老舗の呉服屋で、自身も経営に関わっている。 兄の様に慕う男性が野球をしている為野球について詳しく、 道具をそろえたりアンナに監督を依頼したりと、櫻花會の結成に大きく貢献する。 石垣環とは幼なじみで小学生の頃、共に男子に混じって野球をしていた。 内気でクラスに溶け込もうとしない環を案じて野球部に誘った。体重はそんなに重くない。 和食派。好きな言葉は「初めに画せよ。しかるのち実行せよ」(モルトケ) 【選手名】月映巴 【所属チーム】櫻花檜 【守備位置】三7 【フォーム】神主 【利き腕】右投左打 【弾道】4 【ミート 】B13 【パワー】B125 【走力】C10 【肩力】C11 【守備力】E6 【エラー回避】F4 【特殊能力・野手】PH チャンス4 満塁女 エース○ 4番○ 三振 強振多用 積極打法 チームプレイ× ケガしにくさ4 【背番号】無し 【誕生日】1911年8月20日生 【備考】セーラー服 【経歴】新聞部→櫻花檜 2年1組。武道が趣味で特に剣術に秀でている。 運動神経が抜群で本人曰く、「ヒットならいつでも打てる」。 朝香中との練習試合で見たホームランに憧れるが、打率が落ちる為乃枝から禁止される。 好きな食べ物は餡子ものだが、周囲には果物と言っている。 好きな言葉は「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」(シェイクスピア『ハムレット』) 【選手名】石垣環 【所属チーム】櫻花檜 【守備位置】遊7 【フォーム】スタンダード(井端弘和) 【利き腕】右投右打 【弾道】3 【ミート 】C11 【パワー】D90 【走力】C11 【肩力】C11 【守備力】B13 【エラー回避】A12 【特殊能力・野手】三振 守備職人 選球眼 ゲッツー崩し 連打○ 積極守備 【背番号】無し 【誕生日】1912年2月7日生 【備考】和装 【経歴】 2年1組。作家志望。あだ名は「たまちゃん」。 小学生の頃、幼なじみの宗谷雪と共に男子に混じって野球をしていた。 好きな食べ物は寿司。 好きな言葉は「一念岩をも通す」(故事成語) 【選手名】桜見鏡子 【所属チーム】櫻花檜 【守備位置】外7 【フォーム】スタンダード 【利き腕】右投右打 【弾道】1 【ミート 】G2 【パワー】F45 【走力】F5 【肩力】F4 【守備力】G1 【エラー回避】G1 【特殊能力・野手】三振 エラー 安定度2 ムード× ミート多様 慎重打法 慎重守備 【背番号】無し 【誕生日】1913年3月9日生 【備考】セーラー服 【経歴】 1年1組。寮の先輩で、憧れている巴に誘われて桜花会に参加。 朝香中学との練習試合は自分のエラーのせいで負けたと思い込み、 練習に出てこなくなってしまうが、小梅に操られた巴から説得されて復帰。 寮生で菊坂胡蝶のルームメイト。よく気絶する。 苦手なものは雷。好きな食べ物は漬物。 好きな言葉は「戦うときも恋するときも、女は化粧をするもの」 【選手名】菊坂胡蝶 【所属チーム】櫻花檜 【守備位置】外7 【フォーム】振り子(イチロー) 【利き腕】右投左打 【弾道】2 【ミート 】C10 【パワー】F60 【走力】B13 【肩力】F5 【守備力】C11 【エラー回避】D8 】 【特殊能力・野手】内野安打○ 盗塁4 走塁4 バント○ 流し打ち チャンスメーカー 積極盗塁 積極走塁 ミート多様 【背番号】無し 【誕生日】1913年2月27日 【備考】セーラー服 【経歴】 1年1組。おとなしくて引っ込み思案な性格。 陸上部の短距離選手だったが伸び悩んでいた所、 乃枝にスタートダッシュの速さを見込まれ、離脱した記子に代わって参加。 元々右打ちだったが、乃枝の提案で俊足を生かす為に左打ちに変更した。 苦手なものは蛇。好きな食べ物は中華料理(しゅうまい)。 好きな言葉は「添い遂げる」(一般語句) 【選手名】川島乃枝 【所属チーム】櫻花檜 【守備位置】外7 【フォーム】スタンダード 【利き腕】右投右打 【弾道】1 【ミート 】G3 【パワー】G 【走力】G3 【肩力】G3 【守備力】G3 【エラー回避】F5 【特殊能力・野手】三振 ささやきやぶり ミート多様 慎重打法 慎重守備 【背番号】無し 【誕生日】1911年10月1日生 【備考】 【経歴】 2年1組。父親は工学博士で学院一の秀才。 男子に勝つ方法を考える為に参加したチームの参謀役。 試合や練習中にもメモを取ったり、家でも作戦を練るなど研究熱心。 運動は苦手。眼鏡はカール・ツァイス社の特注品。 好きな食べ物は厚めのホットケーキ。 好きな言葉は「山が高いからといって引き返してはならない。いけば超えられる」(モンゴルのことわざ) 【選手名】尾張記子 【所属チーム】櫻花檜 【守備位置】外7 【フォーム】スタンダード 【利き腕】右投右打 【弾道】1 【ミート 】G1 【パワー】G20 【走力】F5 【肩力】F4 【守備力】G3 【エラー回避】F4 【特殊能力・野手】三振 【背番号】無し 【誕生日】不明 【備考】 【経歴】新聞部→櫻花檜→新聞部 2年2組。新聞部所属。月映姉妹の親友。お人好し。従姉にラジオ記者の尾張うた子がいる。 巴から「協力しないなら貸した一円を今すぐ返せ」と脅されしぶしぶ野球に参加するが、 新聞部の活動に専念するために離脱。 学院一の情報通で、足の速い人を探していた晶子達に陸上部の事を教えたり、 朝香中の試合を偵察した時に知ったスコアブックの存在を乃枝に伝えるなど、 離脱後も桜花会に貢献する。 理系科目は苦手だが文系科目では優秀で乃枝からも一目置かれている。 名前の元ネタは「尾張メモ」で知られるプロ野球初の専属スコアラーの尾張久次。
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学校の沿革 硬式野球部の沿革 創部当時のこと(初代OB会会長) 創立期(明治・大正) 学校の沿革 1895年(明治28年) 大阪府第四尋常中学校として創立 1899年(明治32年) 大阪府第四中学校と改称 1901年(明治34年) 大阪府立茨木中学校と改称 1948年(昭和23年) 新制高等学校茨木高校発足 大阪府立三島野高等学校と改称 1955年(昭和30年) 大阪府立茨木高等学校と改称 硬式野球部の沿革 1921年(大正10年) 連盟加盟(府内で21番目) 最初の卒業学年:中24回(創部翌年度卒) (出典:大阪府高等学校野球連盟[編]『大阪府高等学校野球連盟史』) (出典:OB会員名簿) 創部当時のこと(初代OB会会長) 創立期(明治・大正) ▲上へ
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ベースボール 【べーすぼーる】 ジャンル スポーツ(野球) 対応機種 ファミリーコンピュータファミリーコンピュータ ディスクシステム 発売・開発元 任天堂 発売日 【FC】1983年12月7日【FCD】1986年2月21日 定価 【FC】3,800円→4,500円【FCD】2,500円 プレイ人数 1~2人 レーティング 【VC】CERO A(全年齢対象) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2006年12月2日/500Wiiポイント【WiiU】2013年10月23日/514円 判定 なし ポイント ファミコン初の野球ゲーム 概要 特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 任天堂製のファミコン初の野球ゲーム。1Pまたは2Pで当時のセ・リーグ6球団(を基にしたチーム)で対戦を行う。 同時期に発売された『テニス』『ゴルフ』に始まる任天堂の無印系タイトルのスポーツゲームの初作品。 シンプルな操作ながら手堅い作りとなっており、後の野球ゲームの基礎になったといえる作品である。 1986年2月には『テニス』『麻雀』など同じ無印系タイトルゲーム4本とともにディスクシステムのローンチとして移植される形で再発売された。 特徴 プレイヤーはチームを選んで1試合をプレイする。ペナントレースという概念はない。 アーケード版(VS筐体仕様)ではpts.というゲーム続行に必要な得点が設定されており、時間経過で減る他、ヒットを打つ、得点するなど良いプレイをすれば増加、失点するなど悪いプレイをすれば減少する(減少量の方が多い)。 このpts.が無くなるとゲームオーバー(コンティニュー可)。初期設定では試合終了でもゲームオーバー。pts.の初期値は店舗側で8段階の設定が可能。最小値と最大値では実に5倍の差がある(最小が80、最大が400)。設定値はプレイするまでわからないので、料金設定が安価だからといって釣られないように。 選手データや打順は存在しない、投手の利き腕や打者のデータなどはプレイする度にランダムで変わる模様。 守備はオートとなり、プレイヤーは投球(牽制含む)、捕球後の各塁への送球のみを行う。 投球時に上下を押す事で投球スピードの調整、左右を押す事でカーブやシュートといった変化球を投げられる。 攻撃側はボタンを押している間だけ、バットを振る。チョン押しをする事でバントにする事も可能。 チョン押しのバットはちゃんとバントとして扱われ、スリーバント失敗でアウトになる事もある。 一定の点数が開くことによる、コールドゲームは存在するが、延長戦は存在しない。 アーケード版では、試合終了後次の試合に進めるかゲームオーバーになるかを店舗側で設定可能(初期設定は1試合でゲームオーバー)。 ダイヤモンドの周りを表示する内野画面とスタジアム全体を表示する外野画面が存在する。 ボールがダイヤモンド外に出る(入る)事で随時切り替わる。 評価点 黎明期のゲームながら体裁は整っていること。 投球、進塁、帰塁、牽制…といった要素がしっかりと実装されており、後にFCで発売された多くの野球ゲームでも、本作の操作を元にしている物が多い(ナムコの『プロ野球ファミリースタジアム』など)。 変化球やスローボールの概念もある。 変化球は左右ボタンで球筋をコントロールし、カーブとシュートが投げられる。 スローボールは100km/h弱と緩急差がとてつもなく、バッターのタイミングは外しやすい。また、あまり意味はないが左右を交互に押すことでナックルらしき球が一応投げられる。 エンタイトルツーベースやスリーバント失敗といったルールも特殊実装されている。 審判の判定アクションや、投手が左右のベースに向かって顔を振るといった細かいアクションが作りこまれている。 アーケード版では審判のボイスも入っている。 アーケード版に限り、守備側視点が存在する。 当時にして、攻撃側と守備側で別々の視点で対人戦が行える野球ゲームは珍しく、現在でも稀である。 問題点 守備が恐ろしく下手 本作で一番ストレスを抱える部分。野手は送球以外操作できず完全オートなのにその守備が草野球レベルにひどい。 動作も緩慢で効率が良くない。右中間や左中間にライナーを飛ばすと高い確率でランニングホームランになる。 内野はゴロが転がると避けてしまう上、外野もグラブを構えておきながら、いざフライが近づくと突然走りだして落球する。 その他も、「内野がベースカバーを優先してゴロを無視」「外野画面に切り替わると、内野が一切動かなくなる」といった目を覆いたくなる守備レベルの低さ故に点が非常に入りやすい。 アーケード版では「守備力」を店舗側で4段階に設定可能。また、「打撃力」も同様に4段階の設定が可能。 設定はプレイヤー側とCPU側で別々に行えるため、「CPU守備力4打撃力4」「プレイヤー守備力1打撃力1」なんて設定にするとまるでプロチームに挑むリトルリーグのような公開処刑まがいの無理ゲーになる。 「守備力1打撃力4」に設定すると面白いように点が入る乱打戦になる。 ボールを持ったまま走れない為、他の野球ゲームに比べて走者をアウトにしづらい。 一応、ある程度走者が近づくと、自動的にタッチアウトに出来る。 選手が無個性 クリーンナップや下位打線といった概念もなく、投手のスタミナや選手の交代の概念もないため、非常に味気ない。 いずれの球団も、投手は100~160km/h越えの球を使いこなすスーパーマンである。上述の通り守備がダメなので、スピードボールで打ち取らないと勝ちは望めない。 パ・リーグがない 上述のように選手は無個性な存在なのでチームと言っても見た目上の違いでしかないが…。 ただ本ゲームの発売された当時(1980年代前半)は現在と異なりパ・リーグはセ・リーグに人気面で完全に水をあけられており、容量の問題なども考慮すると仕方のない措置だったとも言える。 BGMがない 攻守交代時、試合終了時、ホームランを打った時に短い音楽が流れる程度で、試合中はSE以外はほぼ無音であり、寂しい。 総評 ゲームとして遊べない事はないが、黎明期故に、まだまだ足りない部分が多い作品である。 言うなればボードゲームの野球盤をそのままゲームに移し変えたような簡素さで、選手の無個性さや完全オートな上に下手すぎる守備は、当時としてもやはり問題視されていた。 とはいえ、荒削りではあるものの最低限の体裁を保っているためそれなりに楽しむ事が可能で、手軽に遊べる野球ゲームに当時の子供たちは大いに熱中したものである。 上述の不満点が解消された後継作のヒットによって大きく花開く事になった野球ゲームというジャンルの先駆的作品として、十分に意義のある作品だったといえよう。 余談 上記にもあるアーケード版が1984年にリリースされている。タイトルはVS.筐体仕様で発売されたため『VS.ベースボール』となっている。 こちらはプレイヤーが守備時にはセンター方向からのアングルに替わるなどの違いがある。 ハムスターより2020年6月19日にSwitchの「アーケードアーカイブス」にてこのVS版が配信された。価格は838円(税込)。 ディスクシステム版(片面仕様)が1986年2月21日に発売されている。 コントローラーの下と拡張ジョイパッドの上を入れながら投球することで10キロといった超スローボールを投げることが可能。 この状態からさらに変化球で曲げることで恐ろしく曲がり、左右のフェンスにぶつかるような魔球を投げる事も出来る。 端子部分に10円玉や金属類を当てることでも超スローボールを投げる事ができるが、本体にダメージを与える非常に危険な裏技(*1)である。 この裏技を普及させた当時のコロコロコミックの読者だった子供たちはこぞってこの魔球技を試していたが、それからしばらく後、当のコロコロコミックから本体破損の危険につきやらないようにとの通達が出される(*2)という珍事も起きた。 後にゲームキューブで発売された『どうぶつの森+』には本ソフトのエミュレータ版が家具として収録されているが、そちらでもこのバグが再現された。発動方法はスティックを上、十字ボタンを下に同時入力する(逆でも可)という単純なもののため、本体を壊すリスクは無い。 アーケード版でも同様に左右のコントローラーのレバーを一方を上、他方を下に入力することで可能。 アメリカ向けにNES版も発売されているが、チームがMLB球団を基にしたものに変更されていたり、ボールカウントが上からボール→ストライク→アウトとなるいわゆるBSO表記が採用されていたり(*3)、球速がマイル単位だったり、といったローカライズが施されている。 アーケード版でも同様。ディップスイッチ設定で日本版と北米版を切り替えられた「VSテニス」と異なり、別バージョンで出荷されている。 投球中にスタートボタンでポーズをかけられるため、1Pが悪用出来る。 ご存知の方も多いだろうが、初代ファミコンのコントローラーは1Pと2Pで微妙に入力装置が異なる。スタートボタンとセレクトボタンは1P側にしかなく、マイク機能は2P側にしかない。 もちろんアーケード版ではできない。 1989年4月21日にゲームボーイでも同名タイトルの『ベースボール』が任天堂から発売されている。 こちらではチームこそまったくの架空だが1人1人に個別のデータが割り振られている。つまりタイトルが同じでも全然別物である。 2018年9月19日に配信された『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』にファミコン版が収録されている。
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規格外品と規格外生命体達 ◆321goTfE72 ガイバーⅠこと深町晶は殖装し走り出してからまずは西の砂丘に向かった。 地図で確認した限り、砂丘はそれなりの広さがある。 加えて今は深夜だ。砂漠ほどではないにせよ夜はそれなりに冷えるだろう。 もし子供がここに一人で放り出されたら、と考えると向かわずにはいられなくなった。 程なくして砂丘に到着し、時間をかけてくまなく人影を捜したが 幸運にも…といっていいのだろう、ともかく誰もいなかった。 とりあえず砂の上に腰を下ろしデイパックから再び地図を取り出す。 地図とにらめっこしながら博物館方向に行くかレストラン方向に行くか、 はたまた森を駆けガイバーの聴力をもってして人を捜すか思案しつつ周囲を見渡したときだった。 砂丘の南には大きい、とても大きい海が広がっていた。 島国である日本育ちの晶にとっては海の彼方に見える水平線も別段珍しいわけもなく、 月明かりのみが照らす闇の群体のようなそれを見るのも初めてではなかった。 晶の脳裏に浮かんだのはそんな感傷的なことではなく、とある疑問であった。 地図には砂丘のほんの少し南下したところまでしか示されてないが 彼の目の前には雄大な海が横たわっている。 空の黒と海の黒の境界線がはっきり見えるほどに見通しはいい。 おそらく数十キロに渡って見える限りでは何もない。 だが、何もないこと自体は問題ではない。 地図の外の領域が目の前に広がっていることが重要なのだ。 「……行ってみるか?」 自問してみたが答えは決まっている。 やらずに後悔するぐらいならやって後悔しよう。 砂を巻き上げ空中に飛び出し、ガイバーⅠは南へ、地図の外へと飛行していった。 ◆ 夜の海風を切り、空を突き進む晶。 ガイバーとして空を飛んだ経験が一度や二度ではない彼が ふとした違和感に気付くのにはそう時間はかからなかった。 (いつもより、飛行速度が遅いな…重力制御球の調子がおかしいのか? これもクロノスの仕業なのか?) ガイバーは腰部についている重力制御球を使用することにより飛行するのだが いつもと比べて速度も安定感も欠けていた。 自身のスペックが発揮できないことに対し一抹の不安を覚えながら 砂丘のほんの少し南下したところまで来たときだった。 『警告。深町晶の指定範囲外地域への侵入を確認。 一分以内に指定地域への退避が確認されない場合、規則違反の罰則が下る。 繰り返す。警告。深町晶の―――』 突如、事務的な少女の声が晶の耳に入ってきた。 「なっ…!?」 慌てて前後上下左右に目を遣るが誰もいない。 この声は、そう。最初に草壁タツオという男性の傍らにいた 中学生か高校生あたりの年齢の…確か長門有希という少女のものだ。 進行役の声、そう思い至った瞬間に声の出所に見当がついた。 「首輪かっ…!?」 殖装しているので首輪を触ることは出来ないが耳の真下から声が聞こえてくる。 首輪から声が発せられている、これで十中八九間違いないだろう。 『―――侵入を確認。 四十六秒以内に指定地域への退避が確認されない場合、規則違反の罰則が下る。 繰り返す。警告―――』 警告音が途切れた。晶が少し後退したのだ。 『退避確認』 無機質な声が一言だけ告げ、辺りは静まった。 同時に全身の力が抜けるような感覚が晶を襲い、ため息が漏れる。 (一瞬焦ったけど、試してみてよかった。 禁止エリアへの侵入が首輪発動の条件だと言っていたから予想はしていたけど…) やはり、島の外への逃亡は不可能のようだ。 空を飛べる自分が何の対処もなくこの殺し合いに呼ばれている時点で当然の措置だろう。 (でも、"罰則"か…なぜ"溶ける"と明言しないんだ? もしかしたらあのカヲルという男性のように"溶ける"以外の可能性も…) もし、原理不明の"溶ける"という現象以外ならばガイバーの力をもってして 打ち破ることができる可能性も――― (それは考えすぎ、いや楽観視しすぎか。 どちらにせよ、一分の猶予があると分かっただけでも収穫だ) 外周エリアでの戦闘になった場合、一分間だけならば地図の外の領域に侵入できる、 水中での移動もおそらく問題ないであろうガイバーにとって戦術の幅が広がる情報だ。 「…これ以上は調べられることはないな。 こうしている間にも誰かが危機に晒されているかもしれない、急いで戻ろう」 空を蹴るように、ガイバーⅠは陸へと戻って行った。 ◆ 満身創痍、瀕死、ボロボロ、死に損ない…などなど。 そのうちのどれを言われても見りゃ分かるわ、というぐらいにフラフラな参加者がいた。 スエゾーである。 オメガマンとの死闘に辛くも勝利したはいいものの、 オメガ血煙り牙で負ったダメージは深刻だった。 東に見えた人影に合流しようかとも思ったが彼には追いつくだけの体力は残されておらず とにかく先程の場所から逃げることだけを考え方角すら考えず必死に移動していた。 (どうにか結構離れることはできたけど…アカン、もう歩けへん…) 残り少ない体力とガッツを振り絞って歩いていたが さすがの彼でももう限界だ。意識を繋ぎとめておくのがやっと。 そのやっとすらもそろそろ困難になってきた。 近くにあった茂みの中で倒れるように横になる。倒れたと言ったほうが正しいか。 (ちょっと寝ないともたんわ…茂みの中ならそう簡単に他のヤツにも見つからんやろうし 体力とガッツの回復するほんのちょっとの間だけ…) ガサガサ。 茂みが掻き分けられ、ぬっと顔が出てきた。 隠れて十秒で発見とか空気読め、とツッコミを入れたいところだったがそんな余力はない。 一瞬デュラハンかとも思ったが違う。言えることは、正直怖い顔だったということだ。 こりゃアカン、どう見てもワルモンや。 そう思ってしまい気が抜けたのか、視界が暗くなっていく。 「ホリィ、ゲンキ…悪いけど俺はここまでかもしれへんな…」 それだけ言い残し、スエゾーは意識を手放した。 ◆ ワルモン扱いされたなどとは露知らず、晶は倒れたスケゾーを観察していた。 ガイバーの聴力は常人のそれをはるかに凌ぐ。 普段より鈍っているように感じたが、茂みの中で何かが動く音をキャッチし、 近寄った結果発見したのは見たこともない生物。 「これは…獣化兵…なのか?」 今まで晶が戦った獣化兵は成人の大きさを上回るような相手ばかりだったが この生物はそれほどの大きさではない。 (こいつは…もしかして俺の知らない新たな獣化兵…か?) そうだとすれば、倒すことに躊躇はない。 人語を発していたということは晶の父のように操られているということではないのだろう。 ならば――― ガイバーの腕の突起が光る剣へと変化した。 高周波で振動することにより対象の分子結合を弱めどんなものでも斬るガイバーの武装である。 高周波ソードを振り下ろす、それだけでこの獣化兵を倒すことは出来るだろう。 だが、何かが引っかかってそれができなかった。 『ホリィ、ゲンキ…悪いけど俺はここまでかもしれへんな…』 「…お前にも、仲間がいるのか…」 ホリィ、ゲンキという名前は見覚えがある。このゲームの参加者だ。 ゲンキという参加者は佐倉という苗字からしてもおそらく日本人だろう。 (もしかしたら…こいつは、村上さんのようにクロノスによって調製されながらも クロノスに反抗しゲンキとホリィという人を守っていたのかもしれない) 推測でしかない。 実はゲンキという人もクロノスでの仲間である可能性もある。 しかしそんな可能性に思い至ってしまった晶が取れる行動はただ一つ。 「……確認してからでも倒すのは遅くはないよな」 自分自身に言い聞かせるようにしてその生物の傍らにしゃがみデイパックを開く。 まだ晶も自身の支給品を確認してなかったため治療に使えそうなものがないか探しているのだ。 倒れている生物が持っていたデイパックを漁るのは後回しだ、 そもそも治療道具があるならとっくに使っているだろう。 デイパックの中身を一つずつ取り出しては地面に並べていく。 地図にランタン、あれやこれや…基本支給品がどしどし置かれていく。 それを繰り返しデイパックの中身を確認していると、とあるものが出てきた。 「これは……金属バット?」 まず見つかったのはえらくボッコボコな金属バット。 『SOS団が草野球で使ったホーミングバット』と紙が一緒に入っていた。 とりあえず怪我の治療には間違っても使い道はなさそうだ。 次を探す。 続いて見つかったものは。 「これは…SDカード?」 続いて見つかったのは携帯電話やパソコン等で使用する記憶媒体、SDカード。 どう見てもこれ自体は戦闘などで役に立つとは思えない。 何か重要なデータが入っているのだろうか? だが、このSDカードもクロノスが用意したアイテムということを考えると 何かしらのロクでもない仕掛けが施されていると覚悟しておいたほうがいい。 ていうか今探しているのは治療に使えるアイテムだ、これに関しての考察は今は捨て置く。 「今度こそ……なんだこれは…?」 最後に取り出した支給品と思われる物体は…白いもふもふしたモノだった。 うさぎの頭に足と小さい尻尾を取り付けたような感じだ。 時と場所を選べば、頬ずりしたくなるような可愛さである、が。 「まさか…ぬいぐるみ…?」 確かに可愛らしくて癒されるが心のキズを癒して欲しいわけではない。 そもそも気絶していてはそっちすら癒すことが出来ないではないか。 手のひらで横になったままのそのぬいぐるみを観察していると UFOキャッチャーの景品のように尻尾付近にタグがついているのに気付き そちらに目を遣る。 「『小トトロ。所有者の半径20m以内なら自立行動可能』…だって? 自立行動って…こいつ、まさか生き物なのか!?」 たぶん必死にぬいぐるみのフリをしているのだろう。 同様にぬいぐるみのフリをしていたどこかの魔女の黒猫が犬を前にしたときのように 滝のように汗を流していた。できるだけ息もしていない。 多分、晶が舐めれば全身を引きつらせて硬直してくれる。 それは置いておいて、この小動物の"小トトロ"という名前。 トトロというフレーズにも晶は聞き覚えがあった。 参加者名簿にあった"トトロ"。つまり、こいつはその参加者の関係者なのだろう。 そういえば、最初に喚ばれたところにいた猫の獣化兵っぽい奴に姿形は似ている。 あいつがトトロなのだろうか? 「お前、トトロっていうのを知っているか?」 水を噴出すぬいぐるみと化していた手の上の物体の目が動き、こちらを見た。 そして小さく頷いた…ように感じた。 「お前やそのトトロという奴ははクロノスの獣化兵なのか?」 その質問に対しては横たわったままぱちぱちと瞬きをするだけ。 頭上に『?』が浮かんでいる…ように見える。 「お前はトトロの試作体か何かか?」 その質問に対しては引き続き瞬きのみ。 頭上に『?』が浮かんでいる…っぽい。 「じゃあ、家族か仲間…とかか?」 その質問に対しては小さく頷いた…のかもしれない。 「クロノスめ……兄弟姉妹を殺し合いに放り込むだけでは飽き足らず、 こんな可愛い生き物を物扱いして支給した上に、この子の身内をも殺し合いに…!」 クロノスの魔の手が伸び、傷ついているのは人間だけではない。 そう理解した晶はクロノスへの憎悪を更に燃え滾らせた。 「こうしちゃいられない、早くこのゲームを破壊しクロノスの野望を阻止しないと!」 心意気を新たにし支給品を素早くデイパックの中へと片付け、 最後に小トトロとやらもデイパックの中に入れようとする。 が、クロノスのように物扱いするようで癪なので彼(?)には肩に乗っかってもらうことにした。 荷物を片付け終え、デイパックを肩にかけ立ち上がる。 そして走る出そうとしたところでようやく忘れていることに気付いた。 目の前で気絶している生物のことを。 「…危うく置いていくところだった… とりあえずこいつも安全なところまで運ぶか…気がついてから事情を聞いてみよう」 左肩にはデイパック、右肩に小トトロを乗せスエゾーをお姫様だっこ。 不気味な生物を正体不明な生物が抱え、その肩に愛らしい生物が乗っている光景は シュールであるとしか言いようがなかった。 「小トトロ、少し走るぞ。しっかりつかまってろ!」 その声に反応し肩にひしっとしがみつく姿はもふもふしたくなる衝動を人々に与える。 対して、腕の中の生物は不気味で息が臭く、放り投げたくなる衝動を人々に与える。 しかし晶にそんなことは関係ない。 ガイバーは再び走り出す。クロノスを打ち破り守れる全てを守るために。 【I-06 森/一日目・明け方】 【深町晶@強殖装甲ガイバー】 【状態】 健康 【持ち物】 ホーミングモードの鉄バット@涼宮ハルヒの憂鬱、デイパック(支給品一式入り) SDカード@現実 小トトロ@となりのトトロ 【思考】 1 ゲームを破壊する。 2 クロノスメンバーが他者に危害を加える前に倒す。 3 メイ、サツキの正体を確認し、必要なら守る。 4 巻き込まれた人たちを守る。 【備考】 ※ゲームの黒幕をクロノスだと考えています。 ※トトロ、スエゾーを獣化兵かもしれないと考えています。 ※小トトロはトトロの関係者だと結論しました。 ※参戦時期は第25話「胎動の蛹」終了時。 ※【巨人殖装(ギガンティック)】が現時点では使用できません。 以後何らかの要因で使用できるかどうかは後の書き手さんにお任せします。 【ホーミングモードの鉄バット@涼宮ハルヒの憂鬱】 草野球大会でSOS団が使用した金属バット。見た目はただのボコボコの金属バットだが 長門有希が環境情報改竄を施しており、大学生が投げた全ての球を キョンの妹を含む全ての打者がこのバットでバックスクリーンへホームランした。 対戦闘においてどのような効果を発揮するかは後の書き手さんにお任せします。 【小トトロ@となりのトトロ】 ちっさい純白のトトロ。 所有者から20m以上離れると自立行動不可。20m離れるとどのようになるかや 半透明化などの能力が使用できるかどうかは後の書き手さんにお任せします。 【スエゾー@モンスターファーム~円盤石の秘密~】 【状態】 気絶、疲労(大)全身に傷、ガッツ消費、出血多量でふらふら 【持ち物】 RPG-7@現実(残弾三発)/大キナ物カラ小サナ物マデ銃(残り9回)@ケロロ軍曹/タムタムの木の種@キン肉マン デイパック(支給品一式入り) 【思考】 1 気絶中。 2 ゲンキ、ホリィたちを探す。 【備考】 ※スエゾーの舐める、キッス、唾にはガッツダウンの効果があるようです。 ※ガッツダウン技はくらえばくらうほど、相手は疲れます。スエゾーも疲れます。 ※ガッツがダウンしましたが、しばらくすればまた元気になります。 ※スエゾーが見える範囲は周囲一エリアが限界です。日が昇れば人影がはっきり見えるかも知れません。 時系列順で読む Back 風がそよぐ場所に僕らは生まれて Next Triple 『C』 ~超人/超能力者/超…生物?~ 投下順で読む Back 風がそよぐ場所に僕らは生まれて Next Triple 『C』 ~超人/超能力者/超…生物?~ 決意! 駆けろガイバーⅠ 深町晶 疾風(かぜ)のガイバー さらば! オメガマンの巻 スエゾー
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ACT.49 Romance:1 ~吾が神なり~ 「バッチコーイ!」 何度もツッコんでもう面倒になったから敢えて放っておくが、だからそれは違うと思う。 バッチというのはバッターのことで、バッチコーイと云うのはつまりバッターを挑発する言葉なのである。 バッターが尻をフリフリしながら声高らかに叫ぶのは間違っている。 何度もツッコんだのに訂正しないのはわざと間違えているからなのだろうが、しかし相手が相手なだけに、素で間違え続けていると云う可能性もある。 異世界の荒野のド真ん中で繰り広げられるお馬鹿な草野球を眺めながら、佐倉八重はそんなことを考えていた。 「父ちゃん――俺は今、モーレツに感動しているぜ!」 このお馬鹿な草野球のピッチャーは、歴史に残る偉大な野球漫画の主人公のモノマネをしながら、殺人的な速度でその辺の石ころを放っている。 そのお馬鹿なピッチャーの名は桃山歩。八重の幼馴染であり、超人的な身体能力を誇るお馬鹿である。 「ばってんごわすたい!」 そして歩のお馬鹿なモノマネに応えるかのようにお馬鹿な声を出したのは、先ほど尻を振りながらバッチコーイと叫んだ張本人。同じ漫画の登場人物を真似たようで、その台詞一つでどのキャラか特定出来るのだが、しかしなんと乱暴なモノマネだろうか。口調の特徴を繋ぎ合わせて何か一つの言葉のようにしてしまっているが、当然ながらバッテンゴワスタイでは意味不明である。 ああ何と云うお馬鹿。 そのお馬鹿なバッターの名はウィズ。ウィザーモンと云う名のデジモンであり、八重達をこの異世界――デジタルワールドに引き込んだ張本人でもあるお馬鹿である。 ちなみに草野球とは云うが、守備についているのは僅か四人である。 ぷかぷか浮きながら、歩が殺人的豪速球を放る度にへんてこな歓声を上げて喜んでいるお馬鹿はプチメラモンのモユル。歩のパートナーである。 ゲスゲス云いながら、青空を仰いで昼寝に入っているお馬鹿はアグモンのヘリアン。八重のもう一人の仲間のパートナーである。 俺ならもっと速い球を放れる、いや俺の飛行速度の方が速いなどと気障に呟きながら、適当にその辺を飛び回っているお馬鹿はテントモンのテンドウ。哀しきことに八重のパートナーである。 人一倍図体がデカいのに人一倍影が薄いお馬鹿は、ブイドラモンのプッカ。プッカは今現在も確実に八重の視界に入っているのだが、特に指摘されない限りは、何だか視界の隅に青くて大きくてぼやけたものがあるなぁ――くらいにしか思えない。実際にぼやけているわけはないのだが、何故かぼやけて見えるような気がする。ああ何と云うお馬鹿。 けたたましい声と共に、歩が石ころを放る。 ウィズは屁をこきながらバット代わりの杖を振るも、振り始めた時には既に石ころが体の横を通過している。当たるわけが無い。 初めからずっとこんな調子で、今はもう108ストライク目である。 あの速度の石ころを108度もぶち当てたら、除夜の鐘でも貫けるだろうと八重は思った。 「いやはやロマンチックだねぇ」 隣でそう呟かれるのもまた108度目である。 一体何がどうロマンチックなのか108時間ぶっ通しで問い詰めたいところだが、この少年、日向珠生にどれだけ問うてもその答えを得ることは絶対に適わないだろう。 日向珠生。八重の友人にしてヘリアンのパートナー。そして稀代のロマンチストでもあり、お馬鹿である。 彼は事あるごとにロマンチックロマンチックと云うのだが、彼の云うロマンチックとはそれは曖昧且つ深淵で、常人には凡そ理解が及ばないものなのである。 一度説明を求めれば、それは凄まじい勢いで訳の判らないことを捲くし立てられる。仮に108時間問うたならば、324時間の講釈をぶたれること請け合いである。 そんなお馬鹿達に囲まれて、切っ掛けすらもうやむやに始まってしまったこの旅は、今日でもう三十と三回目の朝を迎えたところである。 八重達をこの旅――というかこの世界に引きずり込んだのは、先述した通りウィズである。 ウィズ曰く、今この世界――デジタルワールドには「理不尽な来訪者」と呼ばれる存在がいて、その理不尽な来訪者はデジタルワールドと八重達の住まう世界の両方を滅ぼしかねない存在であり、それを阻止するべく八重達を引きずりこんだとのことである。 来訪者は正体も目的も一切不明であり、デジタルワールドの最高戦力を以てしても太刀打ち出来ない、無敵に近い能力を持つ存在らしい。 そしてその来訪者を倒せる可能性がある者こそ八重達なのだと云う。 簡潔且つ判り易い経緯だが、だからと云って納得がいくわけでもない。 いくつか疑問点はある。 まず、来訪者は目的も正体も不明なのに、何故それが世界を滅ぼしかねないと云う事だけは判るのか――と云うことである。 仮に来訪者が世界を滅ぼすべく行動していると云うのなら、それは来訪者の目的が不明であると云うことと矛盾する。仮に来訪者自身に世界を滅ぼす目的が無く、存在するだけで世界を滅ぼしかねないと云うのなら、それは正体が不明であると云うことと矛盾するのではないだろうか。 次に、来訪者を倒せるのは八重達だけであると云うこと。 自分たちには何ら特別な力は無いのである。 思い当たるとすれば、デジモンの進化に対する影響だろうか。デジヴァイスを介して人間の「アナログな心」を得たデジモンは、通常の進化とは違い、進化状態の維持時間が限定的である代わりに爆発的な力を発揮する。だからその力を以て来訪者を打倒しようと云うのなら、それはまあ判らないでもない――のだが。 しかし、人間とは八重達だけではない。 向こうの世界はそれこそ人間だらけであり、何故その中でも八重達でなければいけないのか――と云う話ではない。ウィズが八重達を選んだのは、恐らく偶然最初に出会ったからと云う、ただそれだけのことだろう。 デジタルワールドにも人間はいるのである。 デジタルワールドに住まう人々は、ひょんなことから向こうの世界から「落ちて」帰れなくなった人々であるらしい。本来のデジタルワールドは向こうよりも時間の流れが相当に速いため、落ちてきたのが向こうで十年ほど前であっても、こちらでは数百年経っていることになるのだそうだ。その間に人は世代を重ねるわけだから、デジタルワールドで生まれ育った人間もいると云うことになる。 だから人間の力が必要だと云うのならば、何もわざわざ向こうから新しく連れてくる必要は無いのである。こちらにいる人間をスカウトすればよいのだ。 八重はそれらの疑問点をウィズにぶつけたことがあるが、ぶつける度にそれはぶぅとかびぃとか云う間抜けな屁の音として返ってくる。 つまり話す気はないのだ。 巻き込んだからにはしっかり説明責任を果たしてもらいたいと八重は思う。 こちとら巻き込まれてから、命を危険に晒す戦いを幾度も潜り抜けている。 デジタルワールドの神、イグドラシルからの刺客。 そしてイグドラシルが「来訪者とウィズを滅ぼすために」こちらに召喚した、選ばれし子供達。 大陸各地に侵攻しているアイゼンベルクなる鋼の軍団と、それを影で操っている八神友なる組織。 確固たる使命感があるならまだしも、八重としては未だに巻き込まれた心持ちが抜けないのだから、如何なる大義があろうとも腹はくくれない。 このままでは世界が滅ぶ! と云われても実感が全く無い。向こうの世界は至って日常通りであった。 だから八重は、いざ戦いになれば自分の友人と幼馴染を守りたい――とは思うのだが、未だにこの旅と戦いの日々に対して積極的にはなれていないのである。 なりたいとも思わないのだが。 彼らはどう思っているのだろうか。二人のお馬鹿は。 歩は馬鹿でしかも単純で熱血漢だから、案外やる気満々なのかもしれない。 珠生はロマンチストだから、意外とこういうのは好きなのかもしれない。 想像してみると――八重は何となく疎外感を覚えるのであった。 自分の感覚こそがまともだと信じて疑わないのだが、お馬鹿の中にあっては寧ろそのまともこそが異端になってしまうのだろう。 何とも哀しき現実である。 「うっし――準備運動はこの辺にしといて、今日もさくさく行くとすっかー!」 120ストライク目をとった歩の号令を以て、八重は哀しき現実に引き戻されるのであった。 広にして獏たる荒れ野。 視界に広がるのは半球状に頭上を覆う青い空と、足もとに広がる赤い土。 青と赤の境界線は八重の知るどの色とも異なっており、点在する岩石は熱い風に削られて、八重の知るどんな形とも異なっている。 知っているようで知らない。それがデジタルワールドの風景である。 セントガルゴモンに襲撃された森の湖畔の村を出てから、もう五日も経った。 目指すは東。来訪者のもと。 一日目はひたすらこの暑さに呻いた。 二日目は変わらない景色に辟易した。 その城壁が見えたのは三日目である。 しかし四日目にひたすら歩いてもそこには辿り着かず。 五日目の今日にして、八重達は漸くそこに辿り着いたのであった。 それは石造りの城壁のようなものだった。 まだ目の前と云うところまでは迫っておらず、また周囲に比較になるものもないから判り難いのだが、空気の層の具合からして、サイズは非常に大きく、また円形であることが判る。 恐らくその向こう側には町があるのだろう。見るからに人工物である。 更に近づくと、丁度八重達の正面辺りに跳ね橋のようなものがあるのが判る。橋は上がった状態であり、もう少し近づいてみると、城壁を囲むようにしてお堀があるのが判った。 直接掘り下がった地面や湛えられた水が見えたわけではないのだが、城壁の下の方にゆらゆらと煌めく光が見えたのである。 あれは水面が反射した光に違いない。 水――なんだかとても懐かしいもののように思われた。 口の中で下を動かしてみる。口蓋も歯の裏も、砂埃が付着してザラザラしていた。 「やはり町のようだね」 珠生が呑気な口調で呟いた。 「おう、飯食いてぇよ飯! 久々に! ――腹減ってねぇけどな」 「アッシは水が飲みたいでゲス」 「オラは水飲めねぇからなー。どんなんなんだ水飲みたいって気持は?」 「何て云うかこう――乾くでゲス。口とか喉とかじゃなくて、心が」 「ヘリアン、君もなかなかロマンチックになってきたじゃあないか」 やいのやいのと云いながら歩を進めると、お堀の手前、跳ね橋が下りるであろう位置に二つの人影が見えた。 二人ともがっしりとした体つきで、鈍色の鎧の様なものを身に着け、手には槍を持っている。門番だろうか。 「皆さんお疲れ――ではなくとも色々と飢えていらっしゃるようですねぇ。折角だから寄らせてもらいましょうか」 八重としては、今のウィズの提案には物凄く賛成である。 来る日も来る日も歩き続けたせいで脚が棒を通り越して鉄骨になりそうだし、荒野というのは昼は暑く夜は寒い。屋根の下でゆっくりと休みたいことこの上ないのであった。 うかれて騒ぎまくるお馬鹿どもを尻目に密かに、八重は密かに心弾ませた。 最早肉体云々ではないのだ。そう、心が――疲れているのである。 もうじきこの鬱陶しい日の光から逃れて屋根の下に入ることが出来る。 もうじき脚を休めることが出来る。 もうじき幾日ぶりの水と食物にありつける。 もうじき柔らかい床に着くことが出来る。 もうじき――。 そして本当にもうじきと云うところで、八重のささやかな夢は踏みにじられることになった。 「ああん? やいやい止まれ貴様ら!」 「ううん? やいやい貴様ら怪しい奴め!」 城壁の目の前に辿り着いたところで、門番に呼びとめられた。 二人は顔も声もそっくりである。瓜二つというレベルではない。同じ瓜が二つ並んでいる。 これは別段、問題ではない。どの道この門番とは町に入れてもらうために話さなければいけないのだ。 一同を代表してウィズが一歩前へ出る。 「あー、うおっほん。私達は旅の者でして。この荒れ野を歩き続けてはや五日。仲間は皆疲れておりますものですから、こちらで一度休憩させて頂きたくですね」 「ああん? えーい貴様はデジモンではないか! 余所のデジモンなど町に入れられるか! 常識を弁えろ常識を!」 「ううん? えーいおまけに何やらデッカいのまでいるではないか! そんな奴を町に入れられるか! 常識を弁えろ常識を!」 向って右手の男は槍を斜め上に持ち上げて吠えた。 八重達の仲間でデッカいのと云えば――そう、プッカである。 八重がプッカのことを思い出すのにタイムラグがあったのは、きっと断じて絶対に気のせいである。 「何ぃっ!? おっさん達、プッカの姿が見えるのかッ!?」 歩が何とも失礼なことを云った。八重の背後の高い位置で、呻き声のような音がする。 「ああん? 我達はおっさんではない!」 「ううん? そうである! まだ三十八歳である!」 「充分おっさんでゲス」 「我の名はアンドレ!」 「我の名はウンドレ!」 ウンドレってなんだ。 向って左、そして右と順に名乗り、それぞれ槍を振りかざして見得を切る。飛び散る汗が眩しい――。 二人はそのままかざした槍を回しながらよーいよいよいと歌舞伎役者のような声を上げ、 「我らが御先祖によって千年前に築かれたこの町ぃー!」 「『ロムルス』を守る金剛兄弟とはぁー!」 「あ、俺達のぉー」 「こーとー」 「いーから判ったからおっさん達。早く入れてくれよホラ。この通りだよこの通り」 恐らく一番の見せ場で横やりを入れられてしまった金剛兄弟は、ずっこけたような肩すかしを喰らったような奇妙な形に崩れ落ちた。 こんな暑い中であんな暑苦しいものを見せられてはたまったものではないから、歩が横やりを入れた気持ちはのは物凄く判る。 判るのだが――一体、何がこの通りだと云うのか。 歩は頭を下げるでも手を合わせるでもなく、ただ腰に手を当てて威張っているだけである。 「ああん? だから入れるわけにはいかないと云っているだろう!」 「ううん? 耳が聞こえんのか貴様は!」 「ああ? おっさん達こそ耳が聞こえねぇのかよ。俺が入れろっつってんだから入れるべきだろうがコラ」 それは一体どう云う理屈なのか。――否、きっと理屈などないのだろう。馬鹿だし。 そしてそんな馬鹿の発言に触発されたものか、アンドレとウンドレはただでさえ皮の突っ張ったような顔を一層強張らせて、槍を前に突き出した。 「おう、やんのか。いいのかおっさん達? 女の尻触る前に死んじまってもよぉー」 「ああん!? きっ、貴様ぁ! なぜ我々がDTであることを見破った!?」 「ううん!? もっ、最早生かしてはおけぬっ! 兄者! やってしまおうぞ!」 アンドレが兄なのか。――心の底から如何でも良い驚愕の事実である。 アンドレとウンドレは歩を挟む込むようにしてそれぞれ左右に分かれた。 挟み打ち――普通ならば凡そ有効であろうこの戦術は、果たして歩の前でも同じようにはたらくだろうか。八重は歩の「喧嘩」をゴマンと見てきたが、歩が負けるどころか苦戦するとこを未だに見たことが無い。――珠生との「勝負」は別にして。 「阿!」 低い掛け声とともにアンドレが槍を突き出す。だが歩はそれを腰に手を当てたままかわし、切っ先を蹴り上げて砕いてしまう。 「吽!」 続いてウンドレが歩の背後より突きを繰り出した。だが歩はウンドレの方を振り向きもせずにそれをかわし――しかもただかわすだけでなく、腕と体の間を通すようにして――そのまま腕で槍をがっしりと捕まえ、ほい! と威勢良く叫んでへし折ってしまった。 歩は反射神経を通り越した動物的勘を持っている。どこから攻撃されようと、歩がその気になればかわせない攻撃など無いように思われる。 ただし歩は面倒臭がってわざと攻撃をかわさないこともあるから、絶対に当たらないわけでもないのだが。 歩は体を反転させ、折れた槍の柄を掴んで滑るようにウンドレの懐に飛び込む。 「ぬぅっ!?」 ウンドレは前蹴りを繰り出し、丸太のように太い脚を歩の鳩尾に叩き込んだ。 が。 歩は怯まなかった。 否、それどころか、飛びこむ速度をほんの少しも落とさなかった。――まるで効いていない。 歩の頑丈さは尋常ではない。木刀で叩けば木刀が砕け、釘バットで打てばバットは折れて釘はひん曲がるのである。 まず攻撃が当たらないし、当たったとしてもまるで効かない。普通の人間で歩に敵う者などいるのだろうか。 確かに急所にクリーンヒットしたはずのウンドレの脚は、歩の体に押されて不格好に折り曲げられる。 ウンドレの体がよろめく。そしてよろめいたところに――。 「桃山歩流奥義――」 「まずいっ! ウンドレっ!」 アンドレが駆け寄り、切っ先を失った槍を振り上げて歩の後頭部に叩きこもうとする。 ウンドレは咄嗟に腕で鎧に守られていない唯一の部分――顔面を守ろうとする。 アンドレは間に合った。切っ先を失った彼の獲物は確かに歩の後頭部に命中していた。 ウンドレも間に合った。彼の顔面は、鎧をまとった太い腕によってすっかり隠れていた。 だが、歩の前ではそんなことは全く意味を成さなかった――。 「パンチ!」 歩は後頭部への一撃をものともせず、ウンドレの顔面めがけて拳を叩き込んだ。 「ぐぅっ!?」 歩の拳はウンドレの腕を覆う鎧に鈍い音を立ててぶち当たり、ウンドレの腕はそのまま彼の顔面にブチ当たる。 「おげぇぇぇぇぇぇ!?」 歩の拳はそのまま鎧にめり込み――腕は顔面にめり込んでいく。 腕か鼻か、或いは頭骨か。――硬いものが砕けるような音がした。 「ウンドレぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 ウンドレは腕を顔面にめりこませたまま、白眼を向いて仰向けに倒れる。 歩の一撃は、それが仮令ただのパンチやキックであっても必殺の威力を持つ。 以前歩がトラックに轢かれそうになった子猫を助けようとして飛び出し、身を挺して守ろうとするどころかトラックを殴り飛ばして民家に激突させてしまった時のことを、八重はありありと覚えている。 「貴様よくもウンドレを――」 目の前で弟が即死しかねないような一撃を受けて倒れ、兄は全身に怒りと力を漲らせる。 だがその間にも歩はアンドレの懐に潜り込み――。 「桃山歩流奥義――」 「むおおおおっ!?」 「パンチ!」 アンドレは防御の体勢に入れていない。引き絞られた歩の拳は既に放たれている。普通の人間は歩より早く動けなどしない。 この一撃を以てアンドレも倒れ、勝敗は決するかのように思われた。 しかし――。 骨が砕ける鈍い音の代わりに、高く乾いた音が荒野に響き渡った。 歩の拳はアンドレの鼻先で止まっている。 止めたのは歩ではない。アンドレでもない。 拳は――二人の間に伸びる大きな掌によって止められている。 「少年よぉー――」 こんなにも暑いのに――八重は全身に鳥肌が立つのを感じた。 アンドレの傍らには、いつの間にか一人の男が立っていたのである。 「今の――パァーンチぃー。一体ぃ、どれ程の力で打ったぁ?」 「あ? 誰だおっさん。いや、爺さんか?」 歩は眉根を寄せて男の顔を見上げる。 男は巨漢のアンドレよりも更に一回り大きく――二メートルはあろうかと云う巨躯である。純白のスーツを見事に着こなしており、スーツの上からでもその隆々たる肉体の力強さが伝わってくる。 どこか物憂げな眼元には深く皺が刻み込まれており、頭髪はスーツと同じに真っ白なのにも拘わらず、三十八歳のアンドレよりも若々しいエナジーを感じる。 「六割ってとこだぜ。今のパンチは」 「ほっほほぉう。では――三割六分と云ったところ――か」 低く、太い声。口調には独特の間と粘り気がある。コントラバスの音色に似ている。 「大したものだぁ。見たところ十四、五歳のようだが」 「十四歳だぜ。――っと、いい加減手ぇ離してくれよ。でっかいなーおっさんの手。てか全部デケェ」 「こぉれは失礼」 男は歩の全身を舐めるように見つめながら、緩慢な動作で手を引いた。 「今の君はぁ――全力を出せばの話だが――ゾウをも一撃で殴り殺すことが出来るだろう」 「おう、トラックなら吹っ飛ばしたことがあるぜ」 「二十歳を迎える頃には――クジラに水中で勝てるようになっているだろう」 「何ぃ? ホントかそれ」 私がそうだった――と云って、男は口元だけで静かに微笑んだ。 「二十歳の時ぃ、私はメキィシコのバハ・カリフォルニアまでホエィールウォッチングをしに行ったぁー。その際ぃこっそり海に飛び込んでぇ、シロナガスクジラと戦ったのだ。 知っているだろうシロナガスクジラ。かつて地球上に存在したあらゆる生物を含めた中で最大の生物だぁ。――体長だけならばもっと長いクラゲがいるとも聞いたことがあるがねぇ。 水面に顔を出すと船員にバレてぇしまうから無呼吸で追いかけたんだが、あのクジラは泳ぐのがとても速いぃ。だぁからぁ、まず追い付いて正面に回り込むのに苦労したぁ。さぁらにクジラは人間を敵とも餌とも思わないからぁ、正面に回り込んだところでぇ、こちらを避けて泳ごうとする。じぃつに温厚で――そして思慮深い生き物だと感心したものだぁ。 しかぁしぃー有性生殖と子育てをする生物というのはぁ――オスは繁殖期、そしてメスは子連れの時には必ず荒っぽくなぁーるぅ。君も感じたことは無いかねぇ? ぱんぱんに膨れ上がった買い物袋を下げながら赤ん坊を抱いて歩く、或いはベビーカーを押す女性の――云い知れぬぅ気迫のようなものを。あれはぁ我々にはぁ決して発し得無い協力無比なオーラだぁ。愛は男を弱くし、女を強くする。 私は――子連れのメスに狙いを定めたぁ。 子供にしつこくちょっかいを出しているとぉー案の定、母親は私を敵と認識したぁ。そこで初めて――戦いが始まったわけだなぁ。 始まるまでには色々苦労したものだがぁ、いざ始まってみるとなんーともあっけない。私は彼らの脳のがどの辺にあるのか判っていたからぁ、そこへただ一度、拳を振り下ろしたぁ。水中だから当然拳の速度も威力もガタ落ちなのだが――しかしそれでも充分だった。母クジラは脳震盪を起こしてぇ、あとは勝手に窒息死だぁ――」 この――男は。 何者なのだ。 姓名や職業を知りたいのではない。 取り敢えずまともではない。 「あぁちなみにぃ、彼女は私のラ・マン(愛人)だぁ」 男の傍らにはいつの間にか――まるで本当にその瞬間そこに現れたかのように、白い鍔広の帽子とワンピースを身に着けた細身の女性が立っていた。 女性は帽子を押さえながら会釈した。 「ミ、ミスターサカキ!」 アンドレが引き攣った顔で引き攣った声を上げた。 「お、お早いおつきで――」 「アンドレくん――彼らをぉ――町に入れてあげたまえ」 「はい! ――い? い、いや――しかし」 「私が入れろと云っているのだから――入れるべきではぁないのかね?」 「は、ははぁっ!」 アンドレは悲鳴のような返事をし、最敬礼をして、それから懐より小さな笛を取り出して高らかに鳴らした。 跳ね橋を下ろす合図だろう。 それにしても。 ミスターサカキと呼ばれたこの男。 このまともではない男は――。 「やぁやぁこれはこれは!」 珠生が陽気な声とともに、ミスターサカキに歩み寄る。 「いやぁ助かりましたよ。お礼を云わなければなりませんね」 「ふっふふぅ。礼など要らぬよぉ。迷える子羊を導くのはぁー、我ぁが当然の使命」 「そうですか――ミスターサカキさん」 珠生はすっと手を差し出し、握手を求めた。 ミスターサカキは眉尻を下げ、口角を上げながらそれに応じる。 「僕は日向珠生と云います。日向の国の日向に、珠玉の珠、生きると書きます。ちなみに――僕はあなたのことが嫌いです」 珠生の挑発的な言葉を受け、ラ・マンの女性が僅かに顎を持ち上げる。 その瞬間、僅か空気が震えたような気がした。 そして――、 「私はサカキシンゴと云う」 ミスターサカキがそう名乗った瞬間。 「神の樹木たる榊に、神は吾と書く」 僅か世界が震えたような気がした。 BACK LIST NEXT
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このページは、ゆっくりいじめ小ネタ501~750までの一覧となっています。 作品の後ろにある文字の説明はジャンルマークについてに纏めてあります。 500以前については下記から。 ゆっくりいじめ小ネタ.250 ゆっくりいじめ小ネタ.500 ゆっくりいじめ小ネタ501 ゆっくりの油他 ゆっくりいじめ小ネタ502 ゆっくりしていってね!虐家無 ゆっくりいじめ小ネタ503 作者さんの要望により削除しました ゆっくりいじめ小ネタ504 作者さんの要望により削除しました ゆっくりいじめ小ネタ505 ゆっくりばとる虐共無 ゆっくりいじめ小ネタ506 水上まりさの群れ虐家無 ゆっくりいじめ小ネタ507 嘘つき!虐無 作者さんの要望により削除しました。 ゆっくりいじめ小ネタ509 きのこ虐無 ゆっくりいじめ小ネタ510 修羅の国虐共巨希無 ゆっくりいじめ小ネタ511 梅雨っくり虐環ゆ ゆっくりいじめ小ネタ512 思ゆ虐汚家無 ゆっくりいじめ小ネタ513 ある日の惨劇虐家無 ゆっくりいじめ小ネタ514 ゆっくりうつほ虐実希無 ゆっくりいじめ小ネタ515 ゆっくりさなえを妊娠させる虐性希無 ゆっくりいじめ小ネタ516 ゆねくどーと2他巨希原幻 ゆっくりいじめ小ネタ517 見えない恐怖虐緩巨希無 ゆっくりいじめ小ネタ518 希少種虐環ゆ外 ゆっくりいじめ小ネタ519 ゆ虐1発ネタ?集虐他性巨希ゆ ゆっくりいじめ小ネタ520 コード虐無 ゆっくりいじめ小ネタ521 おお、かゆいかゆい滅他無 ゆっくりいじめ小ネタ522 ゆっくりと社会虐環無現 ゆっくりいじめ小ネタ523 車他ゆ現 ゆっくりいじめ小ネタ524 ドス・・・制汚無 ゆっくりいじめ小ネタ525 ゆっくり真空パック虐改無 ゆっくりいじめ小ネタ526 すうがくのじかん虐家無 ゆっくりいじめ小ネタ527 寄生虐家ゆ ゆっくりいじめ小ネタ528 ある男の暇つぶし虐共無 ゆっくりいじめ小ネタ529 世界で一番短い虐待他 ゆっくりいじめ小ネタ530 秘密結社ゆドルー ゆっくりいじめ小ネタ531 あまあまに困らないゆっくり ゆっくりいじめ小ネタ532 あきがこない ゆっくりいじめ小ネタ533 ゆっくりの趣味 ゆっくりいじめ小ネタ534 究極汚物ゆっくり 作者により削除されました ゆっくりいじめ小ネタ536 ゆっくりしていってね! ゆっくりいじめ小ネタ537 とかいはコーディネイター ゆっくりいじめ小ネタ538 猫とゆっくり ゆっくりいじめ小ネタ539 植物型ゆっくり虐家ゆ ゆっくりいじめ小ネタ540 YUKKULIFE7月号 切り抜き記事 ゆっくりいじめ小ネタ541 作者さんの要望により削除しました法]]虐改無 ゆっくりいじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター ゆっくりいじめ小ネタ543 駄目駄目駄目虐無 ゆっくりいじめ小ネタ544 りは☆びり虐希無 ゆっくりいじめ小ネタ545 ゆっくりボール ゆっくりいじめ小ネタ546 ゆっくり太郎虐他無 ゆっくりいじめ小ネタ547 ゆっくりお仕置き制緩希無 ゆっくりいじめ小ネタ548 ねるねるねるゆ虐改家無 ゆっくりいじめ小ネタ549 お題虐無 ゆっくりいじめ小ネタ550 ゲスの制裁を眺める制家無 ゆっくりいじめ小ネタ551 狩りごっこ虐家無 ゆっくりいじめ小ネタ552 とかいはれいむ1他家ゆ ゆっくりいじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん滅環ゆ ゆっくりいじめ小ネタ554 ゆっくりカスタムキット虐改無 ゆっくりいじめ小ネタ555 ゆっくりが海を渡るまでのお話虐無外 ゆっくりいじめ小ネタ556 卵生ゆっくり滅ゆ ゆっくりいじめ小ネタ557 平凡な虐待虐家無 ゆっくりいじめ小ネタ558 ゆっくり三分間クッキング制料無 ゆっくりいじめ小ネタ559 俺・初めての生殖 1制汚家無 ゆっくりいじめ小ネタ560 俺・始めての大量捕獲 2制家無 ゆっくりいじめ小ネタ561 箱虐無 ゆっくりいじめ小ネタ562 ゆっくり草野球制家無 ゆっくりいじめ小ネタ563 れいむ、れいむ虐汚原幻現 ゆっくりいじめ小ネタ564 氷点下虐制滅環共ゆ ゆっくりいじめ小ネタ565 公然猥褻れみりゃ虐無現 ゆっくりいじめ小ネタ566 最終処分場虐改現 ゆっくりいじめ小ネタ567 ゆっくり瞬殺されるよ! ゆっくりいじめ小ネタ568 プロジェクトY ゆっくりいじめ小ネタ569 溝掃除に便利な水を高圧で発射するあれ ゆっくりいじめ小ネタ570 スィマー ゆっくりいじめ小ネタ571 汚物の素敵な一生. ゆっくりいじめ小ネタ572 れみりゃいじめ ゆっくりいじめ小ネタ573 金バッチがほしいよ! ゆっくりいじめ小ネタ574 ゆっくり一家と皆既日食 ゆっくりいじめ小ネタ575 ゆっくりの神様 「ゆっくりいじめ小ネタ576 不可視の魔弾は作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ小ネタ577 食パンの袋を閉じる凹がたのプラスチック虐無 ゆっくりいじめ小ネタ578 まりさのはっぴーばーすでー虐他ゆ ゆっくりいじめ小ネタ579 究極害獣ゆっくり虐復他無 ゆっくりいじめ小ネタ580 とかいはこーでぃねーと ゆっくりいじめ小ネタ581 にとりとれみりゃとうつほ虐滅希ゆ ゆっくりいじめ小ネタ582 トイレトレーニング 作者により削除されました ゆっくりいじめ小ネタ584 制裁 ゆっくりいじめ小ネタ585 制裁-MARISA- ゆっくりいじめ小ネタ586 続・ゆっくり3分間クッキング ゆっくりいじめ小ネタ587 クリスタルお兄さん ゆっくりいじめ小ネタ588 れみりゃシャッフル ゆっくりいじめ小ネタ589 生ゴミ処理滅制 ゆっくりいじめ小ネタ591 窮極弱者ゆっくり ゆっくりいじめ小ネタ592 ゆっくりから生えるゆっくりが実る木 夢編 ゆっくりいじめ小ネタ593 特殊胎生出産他汚家ゆ 「ゆっくりいじめ小ネタ594 こんなこともあるは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ小ネタ595 ぶりんぶりん虐汚家無 「ゆっくりいじめ小ネタ596 古風な人は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ小ネタ597 ゆっくりの背筋も凍る怪談虐他無 ゆっくりいじめ小ネタ598 最強の鬼意山他 ゆっくりいじめ小ネタ599 夏他 ゆっくりいじめ小ネタ600 冷たい箱虐無 ゆっくりいじめ小ネタ601 作者さんの要望により削除しました ゆっくりいじめ小ネタ602 屋根の上制家希無 ゆっくりいじめ小ネタ603 ちょっと小腹を空かしたので~虐希料無 「ゆっくりいじめ小ネタ604 ゆんやーは作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ小ネタ605 公開オナニー汚 ゆっくりいじめ小ネタ606 虐待殴打48手、37打:音頭掌制改 ゆっくりいじめ小ネタ607 伝統のゆ虐虐家無 ゆっくりいじめ小ネタ608 れみりゃの傘他原幻 ゆっくりいじめ小ネタ609 頭脳戦他無 ゆっくりいじめ小ネタ610 ダイヤ他ゆ ゆっくりいじめ小ネタ611 あいのうた他 「ゆっくりいじめ小ネタ612 ばかなにんげんさんはそこでゆっくりしててね!は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ小ネタ613 ゆっくりを転がす虐家無 ゆっくりいじめ小ネタ614 ゆっくり達の挽歌虐性家共無 「ゆっくりいじめ小ネタ615 ゆっくりまんじゅうのできるまでは作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ小ネタ616 変態他性無幻※年齢制限内容を含むため、本文は外部ページ ゆっくりいじめ小ネタ617 ゆっくりしないでごはんもってきてね! ゆっくりいじめ小ネタ618 どつき漫才 ゆっくりいじめ小ネタ619 仮面ライダーゆっくウガ ゆっくりいじめ小ネタ620 ゆっくりの油 一生一人でゆっくりしてろ! ゆっくりいじめ小ネタ621 ゆっくりの油 ダメなゆっくり ゆっくりいじめ小ネタ622 ゆっくり会議 ゆっくりいじめ小ネタ623 こいのきゅーぴっと虐性 ゆっくりいじめ小ネタ624 この子がゆっくり出来ますように
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手野球とは?? 自分で考えた遊びです。 チーム名も自分で考えました。 HPも各球団であるので見てください。 全部1人で楽しんでやってます^^
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甲子園球場がある都道府県は? * 兵庫 第80回全国高校野球選手権大会優勝高は? * 横浜 第84回全国高校野球選手権大会優勝高は? * 明徳義塾 第85回全国高校野球選手権大会優勝高は? * 常総学院 第86回全国高校野球選手権大会優勝高は? * 駒大苫小牧 第87回全国高校野球選手権大会優勝高は? * 駒大苫小牧 第88回全国高校野球選手権大会優勝高は? * 早稲田実 第89回全国高校野球選手権大会優勝高は? * 佐賀北 第90回全国高校野球選手権大会優勝高は? * 大阪桐蔭 2000年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ジャイアンツ 2001年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * スワローズ 2002年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ジャイアンツ 2003年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ホークス 2004年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ライオンズ 2006年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ファイターズ 2008年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ライオンズ 2008年の全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の出場校数は次のうちどれ? * 55校 カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置くメジャーリーグの球団は? * パドレス 2008年の全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の出場校数は次のうちどれ? * 55校 メジャーリーガーイチロー。ポスティング制度を利用してメジャーリーグ、シアトル・マリナーズに移籍したのは何年? * 2001年 野球の試合において攻撃時に投手に代わって打席に立つ打撃専門の選手のことを日本語で何と言う? * 指名打者 次のうち野球の投球フォームでないものはどれ? * ウィンドミル 1999年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ホークス 2002年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ジャイアンツ 2008年プロ野球日本シリーズの勝利チームはどれ? * ライオンズ 野球において、投手の守備番号は1番、二塁手の守備番号は4番であるが、三塁手の守備番号は何番? * 5番 野球において、投手の守備番号は1番。二塁手の守備番号は4番であるが、遊撃手の守備番号は何番? * 6番 無死、または一死で走者が1・2塁または満塁である時、打者がフェアのフライを上げ「内野手が通常の守備をおこなえば容易に捕球できる」と審判員が判断した場合に適用されるルールのことをなんと言うか? * インフィールドフライ 比較的早い球速で、右投手が右打者に対して食い込むように変化する変化球を何と言う? * シュート 野球において、主に投げる腕の反対方向に曲がり、直球と同じようなフォームと球筋から比較的速い球速で横に変化する変化球のことを一般的に何という? * スライダー 松井稼頭央選手がメジャーデビューした04年、公式戦初打席の結果は? * ホームラン 長嶋茂雄の初打席の結果は? * 三振 メジャーリーガーイチロー。プロ入りはドラフト何位? * 4位 メジャーリーガーイチロー。プロ入りはどこの球団? * オリックス 第一回ワールドベースボールクラシックで、1位に輝いた国はどこ? * 日本 日本で最初のドーム球場はどれ? * 東京ドーム
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野手全体編集 名無し〔 名無し 〕 名無しのため割愛 打 率【.---】 安 打【--】 本塁打【--】 打 点【--】 盗 塁【-】 失 策【-】 古明地こいし〔 yuki 〕 ミートと俊足が売りの若手選手。今期、ようやく守備に付くことができました。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (パワ-【E】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ミート【A】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (走力【B】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (肩力【D】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (守力【B】.gif) 打 率【.238】 安 打【149】 本塁打【2】 打 点【27】 盗 塁【19】 失 策【0】 orbit〔 hua 〕 打撃に定評のある大型野手。走れる長距離砲として、低迷するチームの救世主となれるか。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (パワ-【A】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ミート【A】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (走力【A】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (肩力【E】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (守力【C】.gif) 打 率【.278】 安 打【164】 本塁打【25】 打 点【52】 盗 塁【23】 失 策【2】 タブリス〔 ミズナ 〕 神主打法に打撃改造し、功を奏したか。攻守の要 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (パワ-【C】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ミート【B】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (走力【C】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (肩力【B】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (守力【C】.gif) 打 率【.289】 安 打【147】 本塁打【26】 打 点【70】 盗 塁【26】 失 策【1】 名無し 〔 名無し 〕 名無しのため割愛 打 率【.---】 安 打【--】 本塁打【--】 打 点【--】 盗 塁【-】 失 策【-】 雛井エルシー 〔 みこと 〕 314期ドラフト入団。大学屈指の強打者。反面、守備は草野球レベル。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (パワ-【B】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ミート【A】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (走力【D】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (肩力【E】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (守力【C】.gif) 打 率【.209】 安 打【106】 本塁打【21】 打 点【64】 盗 塁【8】 失 策【2】 エイラ〔 ミヤ 〕 打撃が売りの新人選手。また、打力の割りに守備でのミスも少ないとの評も。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (パワ-【C】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ミート【B】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (走力【E】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (肩力【F】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (守力【B】.gif) 打 率【.215】 安 打【113】 本塁打【9】 打 点【39】 盗 塁【9】 失 策【2】 名無し 〔 名無し 〕 名無しのため割愛 打 率【.---】 安 打【--】 本塁打【--】 打 点【--】 盗 塁【-】 失 策【-】 デュランダル 〔 酒呑童子 〕 第315回ドラフト1位野手。俊足好打のスイッチヒッター #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (パワ-【E】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ミート【C】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (走力【C】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (肩力【F】.gif)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (守力【D】.gif) 打 率【.207】 安 打【110】 本塁打【5】 打 点【34】 盗 塁【12】 失 策【-】 通算訪問者 - 今日の訪問者 - 昨日の訪問者 -