約 327,913 件
https://w.atwiki.jp/booklove/pages/175.html
初出:第413話 家族構成 父:アウブ・ギレッセンマイアー 妹:14年冬に新入生 義弟:14年秋に領主と養子縁組 父方の親戚 続柄不明:ラルフリーダ(*1) 容姿 髪の色:淡い緑 000000000 瞳の色:水色 000000000 淡い緑の真っ直ぐな髪、水色の瞳 地位 階級:領主一族 職種:領主候補生 年齢関連 ローゼマインとの学年差:-1(*2) 作中での活躍 ギレッセンマイアーの領主候補生。 シャルロッテの同級生で、仲良くしている友達。(*3) 経歴 02年? 誕生 09年? 洗礼式 09年冬 お披露目 12年冬 貴族院入学 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/64.html
Yasmeel ヒューム♀、8a(茶髪)、通常配置無し ツァヤ自警軍の出で、サラヒム傭兵士官学校に士官候補生として入学。 ロンジェルツ教官から「委員長」と呼ばれる。 関連イベント クエスト「昇進試験~少尉」「昇進試験~中尉」等 代表セリフ集 「あたしはヤスミール。ツァヤ自警軍出身、18歳。今日から、あなたたちと同じ士官候補生よ。よろしくね!」 「【ワーミ】【アーカ】【ラキーノ】……」 関連事項(補足) 明るく気さくに声を掛けてくる。 傭兵士官学校でプレイヤーとFalzumの同期として登場。 出身・年齢以外は不詳。 関連項目 Yasmeel(詳細・ネタバレ編) Rongelouts (詳細・ネタバレ編) Falzum(詳細・ネタバレ編) Neosaliat Kubhe Ijyuhla Tohka Telposkha サラヒム・センチネル
https://w.atwiki.jp/obradinn_chara/pages/55.html
損害査定書の一例を示す。 トゥルーエンドだとしても、調査結果によってある程度査定は変わる。 例 アブラハム・アクバルは殺人数が0~2人で変化するため、罰金が課されたり逆に報奨金が得られたりする。 ちなみに当時の1£=1ポンドは当時の物価的から見ると現代日本での7~8万円くらいらしい。 査定書の2枚目を見るに、主人公が査定を終えた後、嵐にあってそのまま沈没しているようだ。 船体の欄で「太平洋上」との記述があるが、英語版では「Atlantic(大西洋)」であるため、 誤記だと思われる。 ちなみに、報奨金と罰金、および未払賃金は以下のように計算されるようである。 〇報奨金 殺人を犯した場合でも表記こそ無いが支給はされる。 その場合、報奨金を差し引いたものが罰金額となる。 報奨金の対象となる行為 報奨金の対象となる行為 報奨金 著しく勇敢な行動 £10 職務上の秀でた功績 £10 なお、報奨金を得るのは次の船員である。 著しく勇敢な行動 マーティン・ペロット 三等航海士 ジョン・デービーズ 四等航海士 ジェームズ・ウォレス 船医助手 ウィンストン・スミス 船匠 ピーター・ミルロイ 士官候補生 チャールズ・ハーシュティク 士官候補生 ティモシー・ブーテメント 檣楼員 ジャン・ジエ 檣楼員 リー・ウェイ 檣楼員 マバ 檣楼員 ジョージ・シャーリー 甲板員 職務上の秀でた功績 ロバート・ウィッテレル 船長 マーティン・ペロット 三等航海士 アルフレッド・クレスティル 甲板長 チャールズ・マイナー 甲板手 エーミル・オファレル 家畜番 クリスチャン・ウォルフ 掌砲長 ポール・モス 一等航海士付き司厨手 チャールズ・ハーシュティク 士官候補生 オミッド・グール 檣楼員 リ・ハン 檣楼員 リー・ウェイ 檣楼員 マバ 檣楼員 レオニード・ボルコフ 檣楼員 ネイサン・ピーターズ 甲板員 ジョン・ネープルズ 甲板員 アブラハム・アクバル 甲板員 ウィリアム・ワシム 甲板員 ハマドウ・ディオム 甲板員 〇罰金 ※犯罪行為を一つでも犯すと、未払いの賃金は支払われなくなる。 ※ラウ・ホクセンを銃殺した人物に関しては殺人にカウントされない。 罰点対象となる行為 罰点対象となる行為 罰金 乗組員および船の放棄 £10 職務不履行 £10 犯罪行為 犯罪行為 罰金 乗組員の殺害 £25(1人につき) 反乱未遂 £25 貨物窃盗 £25 自殺 国王が遺産を没収 〇未払賃金 役職 賃金 船長 £120 一等航海士 £90 二等航海士 £80 三等航海士 £70 四等航海士 £70 甲板長 £60 甲板手 £40 船医 £60 船医助手 £40 船匠 £50 船匠助手 £30 料理人 £40 家畜番 £30 掌砲長 £60 掌砲手 £50 事務長 £60 操舵手 £30 画家 £50 乗客 £0 司厨手 £35 船長付き司厨手 £45 一等航海士付き司厨手 £35 二等航海士付き司厨手 £35 三等航海士付き司厨手 £10 四等航海士付き司厨手 £10 士官候補生 £30 檣楼員 £25 甲板員 £15 〇相続人 名前と顔を一致させない状態でクリアした場合、相続人の有無は顔を元にして損害査定書に記入される。 相続人がいない船員は以下の通り。 チャールズ・マイナー 甲板手 マーカス・ギブス 船匠助手 リム・ブンラン 乗客 シア・イトベン 乗客 タン・チョウ 乗客 ラウ・ホクセン 乗客 マバ 檣楼員 レオニード・ボルコフ 檣楼員 アラルクス・ニキシン 甲板員 アレクセイ・トポロフ 甲板員 レンフレッド・ラージューブ 甲板員 ハマドウ・ディオム 甲板員
https://w.atwiki.jp/perryrhodan/pages/494.html
宇宙商人スプリンガー 日本語版第15巻「宇宙商人スプリンガー」収録 著:クルト・マール 訳:松谷健二 ←第28話 あらすじ 構造走査機によって《オルラXI》とK9の遷移先を大まかにつかんだローダンは《テラ》、《ソラー・システム》、《スターダストII》の3隻で後を追った。ちょうどそのころK9も独自にスプリンガーから逃れようとエンジンをかけており、逃走を始めた《オルラXI》から離脱する。しかしその直後、オルルガンスが呼んだ増援のスプリンガーが多数出現、命中弾をくらってしまう。搭載されていた駆逐艦一隻をつかい、ティフラー含む候補生5人がK9を脱出するが、かれらを追ってきたスプリンガーの小型機から命中弾を食らい、近くの氷惑星へと不時着した。 スプリンガーらをけちらしたローダンらは残骸を調べ、敵がスプリンガーであること、また仕掛けてあった時限重力爆弾から、こちらを足止めしておいて増援を得て戻ってくるつもりであると推察した。かれらは今度は《スターダストII》を相手にできるほどの戦力を整えてくるに違いない。ワンダラーに赴いて艦隊に対抗できる超兵器をもらってくるまで、ティフラーに囮となって敵艦隊をひきつけておいてもらうのがローダンの計画であった。 ティフラーたちは駆逐艦に乗せてあったロボットRB013号とともに氷惑星に不時着後、奸計をもってスプリンガーの偵察機を拿捕。偵察機を隠し、かれらも洞窟に潜んでローダンからの援助を待つことにした。 →第30話 備考 初出キーワード: 第29話 / RB013号 / オルナファー / ハルルガス / パラディクソム / フェルラ / ベータ=アルビレオ星系 / ホナプ / メルネク 登場艦船:K9 《テラ》 《ソラー・システム》 《スターダストII》 《オルラXI》 また星系内でパーセクの単位を使うマール先生。10パーセクの距離をおいて恒星のわきを抜けることになる… という表現。慣性飛行で星系内惑星にたどりつけるほど恒星に近いポジションから、32光年も離れたところをわきを抜けるかのように進むのは無理。天文単位との取り違えと思われる。 K9を収容する《ソラー・システム》。直径200mの重巡が直径60mのオタマジャクシを収容できるほどの格納庫を持っている様子。 登場人物 第三勢力首席 |ペリー・ローダン 第三勢力メンバー |レジナルド・ブル コンラッド・デリングハウス少佐 ジョン・マックリアーズ大尉 ロッド・ニッセン少佐 第三勢力ミュータント |ジョン・マーシャル 宇宙アカデミー生 |ジュリアン・ティフラー候補生 クラウス・エーベルハルト候補生 ハンプリー・ハイフィールド候補生 ミルドレッド・オーソンズ フェリシタ・ケルゴーネン アルコン人 |クレスト トーラ スプリンガー |オルルガンス オルナファー フェルラ ホナプ ハルルガス パラディクソム メルネク ロボット |RB013号 タグ:あらすじ クルト・マール 第29話 第三勢力サイクル
https://w.atwiki.jp/booklove/pages/397.html
初出:第521話(名前のみ登場) 家族構成 父:ブラージウス 母:アルステーデ 父方の親戚 祖父:ギーゼルフリート 祖母:ギーゼルフリートの第二夫人(故人) 叔父:ブラージウスの同母兄弟 曾祖父:先代アウブ・アーレンスバッハ 曾祖母:先代アウブ・アーレンスバッハの第一夫人 大叔父:ギーゼルフリートの弟 母方の親戚 祖父:ギーゼルフリート(上記と同一人物) 祖母:ゲオルギーネ(ギーゼルフリートの第三夫人) 叔父:ヴォルフラム(故人) 叔母:ディートリンデ 曾祖父:アーデルベルト(祖母方の曾祖父(故人)) 曾祖母:ヴェローニカ(祖母方の曾祖母) 大叔母:コンスタンツェ 大叔父:ジルヴェスター 地位 階級:上級貴族 職種:不明 年齢と属性関連 ローゼマインとの学年差:-10~-9(*1) 作中での活躍 アルステーデとブラージウスの娘。 元領主候補生同士の子であり、領主候補生となるために十分な魔力量を持っている。 アーレンスバッハの領主候補生を増やす為、元々はギーゼルフリートとゲオルギーネと養子縁組をして領主一族入りをする予定だった。しかし、その前にギーゼルフリートが死亡した為、ディートリンデとフェルディナンドの結婚後に両者を両親として洗礼式を行う計画となる。 15年春、アルステーデとブラージウスが外患誘致と反逆の罪を犯した犯罪者として捕縛された為、両親を失った。 その為、ランツェーナーヴェ戦で出た戦災孤児と共にアレキサンドリアの神殿の孤児院に引き取られた。(*2) 経歴 10年夏~11年春 アルステーデの第一子として誕生(*3) 15年春 父母を犯罪者として失った為アレキサンドリアの孤児院に入る(*4) コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 ベネディクタの実情は知りたいな。一緒に暮らしてる孤児は被害者だろうし過酷だね (2018-04-11 11 23 35) 領主候補生・上級貴族・青色神官のどれかかな。ローゼマインといえど、虐殺の片棒担いだ奴らの子供を領主候補生として迎えるのは周囲の声や不満を考えるとフェルや側近に止められそう。 (2018-04-30 19 58 05) 元々両親共に上級貴族であり領主候補生ではないし、レティーツィアのように元アウブの養子でも王令による養子縁組の話もないので、青色神官をえて魔力量と本人の希望によってはアウブの支援のもと貴族入りするのでは? 領主候補生はありえない。 (2018-05-07 12 05 17) 元々は両親共に領主候補生です。 (2018-05-08 17 15 25) 事件当時はすでに上級貴族に落ちた身分でしょう。事件当時に領主候補生ならいざしらず。 (2018-05-08 17 43 07) 性格や能力にもよるが、よほど魅力的でない限り上級貴族になったとしても側仕えとかになりたいとかいう貴族がいないのではなかろうか? (2018-05-08 21 14 02) 作中で在学中に養子となって領主候補生になったのが増えたから、生みの親より育てないし書類上の親が重要。 (2018-05-09 23 22 33) 作中で養子の領主候補生が増えたのは、劣化教育の結果、魔力が低いことが確定している実の子よりも、新教育により高い魔力になることが期待される傍系等の子を養子縁組にしたとか、ギーベ候補に領主候補生の教育を受けさせるために養子縁組する文化持ち(ドレヴァン)とか、特殊事情の賜物。 これから結婚・子作りをし、血筋的にも教育環境的にも、実の子の魔力が高くなることが予想される状況下で、養子縁組確定済のレティーツィア以外の子、かつ、実の親が犯罪者となった上級貴族の子を、養子にしたりしないかと。必要性がない一方で、後の後継者争いリスクだけは山ほどある。 (2018-05-10 08 12 18) ドレヴァンヒェルみたいに養子にする可能性ありそう。他のアウブの資質ありそうなのも含めて。 (2018-09-25 06 56 35) 可能性がないとは言わないけれど、ランツェナーヴェ事変で家族を殺された貴族が多いことを考えると、元凶の子であるベネディクタに向けられる敵意はもの凄いと思う。最新刊の特典SSを見ても、余程の有能さやメリットを示し続けないと養子として価値はない。連座で処刑が当然と考えられている状況を覆し、今の状況で彼女が領主候補生として受け入れられるほど汚名を雪ぐのは難しいのではないか。 (2018-09-25 09 18 28) ロゼマが上手くやりそうだけどね(教育)。エーレンの粛清の時より人数も多いだろうし、ベネ含めほっとけないと思う。ベネは血筋だけ見れば優秀そうだし (2018-10-27 05 31 44) 孤児院で一緒になるレティー様がベネを許して仲良くできるかどうかだろうな。レティー様は自分自身の方が罪人な意識があるから問題なさそう。フェルもアルステーデから情報を引き出す時この子を助けることを引き換えにしているから、無下には扱うまい。ただ母親に似ると「上位者の言うことはなんでも聞く」気弱な娘に育ってしまいそうではある。 (2018-10-27 13 58 34) レティーは年齢的に孤児院じゃなくておそらく神殿長。 (2018-12-10 12 04 54) ローゼマイン様が神殿長として平民へ祝福を送ってる描写があるから、レティー様がなっているとすると孤児院長かな。星結び後は「既婚者が神官なのは神様を優先する者として相応しくない」からレティー様へ譲るでしょうけど。この原則からするとハルトムートも神官長には就任してないか。 (2018-12-10 15 15 29) 既婚者で子持ちのエグランティーヌが神殿長をしているし。どちらかというと、星結び後ではなく、神殿の正常化(花捧げ問題とか、生粋の青色神官の教育とか)が終わってある程度の期間が経った(=一時的ではなく定常化した)段階で引継ぎじゃないかな。エーレンフェストの神殿状態を把握していないレティーツィアとその側近に立ち上げをやらせるのは酷だし、かつ、時間がかかり過ぎる(効率が悪い)という判断で。 (2018-12-10 18 50 12) その「既婚者ry」っていう思想は建国期からあったはずはないし、結婚してもロゼマ神殿長ハルトムート神官長でいくと思うよ (2019-03-16 22 52 08) 神殿長が管理する聖典の鍵が『アレキサンドリアの礎への近道』ということを考えると、ローゼマインがずっと神殿長の可能性がある。レティーツィアのことは信用していても、その側近まで全部信じられるわけじゃないから…。 (2018-12-10 19 27 57) フェルも無下には扱うまい?フェルにとっては大半が電池扱いだろ。遺族と国民から売国奴で王命に背いてる重罪人の息子と罵られてヴィルの比じゃない。子々孫々までいわれるんだから地雷でしかない。フェルは火種になれば絞りつくして消すよ (2020-05-09 21 50 23) また君は面倒を抱え込んだなとか言いながらなんだかんだロゼマが納得する形に持っていく絵が見えますが… (2020-05-09 22 30 11) まー本人がどういう育ち方してどういう意識もってるか次第な面もあるんでしょうけども ローゼマインが後見したいと思えるものを見せればフェルディナンドもその意向に沿うだろうし、ローゼマインがこの子だめだなーと判断したならそれまで (2020-05-10 00 31 24) 気質が両親や伯母のD子や祖母のゲオに似ない事を祈るのみ···あれ?ダメの才能(笑)あり? (2021-12-14 12 07 38) 洗礼式迎えてないから存在を公にしてないしわざわざ「外患誘致犯の娘です」なんて宣伝しないだろう (2020-11-07 10 57 16) 洗礼式がまだなので、親なしの上級貴族としてアウブの後見を得て青色見習い(ベルトラム方式)となれば、表向き親の罪からは切り離されるね。対外的にはランツェナーベ事変の遺児でしかない。多くのいるであろう遺児の中では加害者側なのはつらいところだけど、ハルクラ夫妻の洗脳で思想的には矯正されるだろうし、新世代の神殿育ち貴族の中で、血筋的にトップクラスの魔力を誇るであろう有望株ではある。 (2020-11-13 14 57 53) 懸念は「アルステーデとブラージウスの娘ベネディクタ」がどこまで広がってるかだよね。D子の側近たちはフェルとD子が星結んだらベネディクタを養女にさせる計画があった。ならベネディクタの存在はそれなりに知られているのでは?これでゲオやD子に顔がソックリならお辛い人生が待ってそう...。 (2020-11-13 22 42 09) 普通はそれなりに親しい人物にしか洗礼前の子供の存在は明かさないから、知ってるのは犯罪者仲間がほとんどでは? (2020-11-13 22 54 26) 親しい人くらいにしか存在を明かさないのって第二第三夫人の子供の場合じゃなかったっけ (2023-11-22 21 05 06) 洗礼前の赤ん坊だから、改名するのもアリでは (2021-03-29 18 20 23) 「洗礼前の幼い娘」としか言われてないから赤ん坊とは限らないよ?5歳以上なら家族を覚えてるし人格も形成されてる。それにベネディクタに改名を許すなら他の犯罪者孤児にも改名を許さなきゃならないし、同じ孤児院で育てば改名しても孤児同士で正体バレる。 (2021-03-29 18 43 26) むしろ復讐心のせいで、ロゼマを後見人にするための面談でシュツェーリアの盾に入れなくて貴族になれず、平民青色巫女で終わる可能性がけっこうありそう (2021-03-31 17 50 02) どうだろう? 旧ヴェロ派の孤児院行きの子供達が、あっさりロゼマに感謝して祈りをささげるようになったから、ベネディクタもそうそう復讐に走らない気がする。 本来なら連座処刑が当然の世界観だし、アーレン内にも被害甚大になるようなやらかしを親がしているし。。 (2021-03-31 19 40 54) 結局のところ事件の時に何歳だったかにもよるよね。ロゼマとの年齢差-12〜-7だから、−12だとほぼ赤ん坊だから何もわかってないからこれからの教育次第だし、-7ならカミルと同い年くらいだからかなり人格作られてるからD子レベルだと矯正きつそうだし…。 (2021-03-31 19 56 03) ディートリンデの場合は領主候補生で、性格形成される年頃に周囲に叱る人が少なかったのもあると思う。個人差もあるけど我々のところでは7~8歳前後で今後の生き方が決まるなんていうかなぁ。彼女はまだ4歳だから、人の言うことに左右されやすいくらい幼いから大丈夫じゃないかなぁ。 (2023-11-23 10 00 55) フェルの陰謀で、アーレン系領主候補生はもうレティーツィアしか残っていない。それなのに謀反人の娘であるベネディクタを「どこかの養子に」とか「アウブの援助で貴族に」なんて甘い処遇が許されるとは考えにくい。幼くて「人の言うことに左右されやすい」ってことは、ロゼマの敵によって洗脳されやすいってことだから。 (2023-11-23 19 44 53) だからローゼマインが神殿長を務める神殿の青色巫女になるのですよ。それぞれ主大好きハルトムートとユストクスが、ローゼマインの庇護下に入った幼子を将来の敵になるような貴族に育てたり、敵になる貴族と接触させないでしょう。引き取りの声が上がる可能性はゼロではありませんが、その場合は洗礼上の親の実子ですし。現状はスケルトンフェ様のユス達お眠り状態ですので心配ですけど、将来的な心配は少ないです。 (2023-11-23 21 17 40) 三部Ⅳエピローグで語られてるヴィル様に娶せるゲオルギーネの孫娘ってこの子かな。ディートリンデより年の差大きいのね… (2020-06-15 06 54 14) 4部Ⅰまでが範囲のふぁんぶっく2の家系図に乗ってるから、ロゼマとの年齢差は最大でも-10にならないかな? (2022-07-06 20 28 52) 【五年生】に登場してないから7歳未満なんだろうけど何歳差かな? (2023-03-17 16 26 35) 年齢と属性関連のところにある以上の精度の情報は出てこないと思います (2023-03-17 17 53 15) ふぁんぶっくの2って範囲どこまでだっけ。ローゼマイン1年生の冬までなら、ゲオルギーネの結婚時期から計算して-10でほぼ確定。ゲオルギーネの結婚は5-8エピローグより-6年(魔力感知について細かい推論を加えるなら-7の可能性もあり)。その年の冬にアルステーデが生まれた場合、ローゼマインが眠りについた09年に貴族院卒業。年が明けて10年夏にアルステーデがブラージウスに嫁いだ場合、星結びが夏の盛りということで夏の中頃と思われるので、11年の春以降に誕生で、ふぁんぶっく2を考慮して-10。細かい推論は気になった人いたら書くね。 (2023-03-17 21 48 10) 側近は書籍4-I(1年冬)のものですが、ベネディクタが出てくるのは3年の終わりですし、作中で言及されていたり、作者が明言していない以上は、推測の域を出ないと思います。個人的にそう考えるということでしたら、-10~-7(ふぁんぶっく2の家系図(ランプ兄の妻としてアウレーリアの記述などがないので1年冬時点の家系図の可能性が高いであろう)にあって、639話時点で洗礼式前)ですが、まあ推測でしかないので。 (2023-03-18 01 51 36) web版既読やと難しく考えるかもやけどふぁんぶっくは範囲外(範囲内の書籍より未来のこと)は明かされないんやで。書籍はTOブックスが出版してるから、TOブックスで既刊されてる書籍の情報が載るのがふぁんぶっく。web掲載されてる分はTOじゃなくてなろうやから、載せたら謁見なんよ。だから範囲を確認するんやで。 (2023-03-18 02 11 11) ↑つまりこの時点でセラディーヌの名前が出ているように、ふぁんぶっく2の時点で存在しているか否かで系譜に名前が載るかが決まるということ。 (2023-03-18 02 17 08)
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/1219.html
第十一話 墜ちた雛鳥 コクピットの中で風が荒れ狂っていた。 目の前のキャノピーの破損箇所から吹き込む空気が、こちらの速度と合わせて容赦ない合成風力になっている。そこは太平洋上空1000フィート。飛行機が飛ぶには低すぎるが、どこをどうしたものか、気が付いたらそんな高度になっていた。上空からは海の青が指呼の距離に見えた。 鷹介は酸素マスクからのゴム臭い空気を吸い込みながら、どうしてこうなったのかを思い出す。 T-4ジェット練習機を使用した基本操縦過程の単独飛行訓練。単独だから後部座席に教官はいない。だのにこんな時に限って、どうして予想外の事態に見舞われるのか。 『その時分』には銀河列強は未だ公に姿を見せてはおらず、いわゆる光学迷彩とでも呼ぶべき欺瞞装置を使って地球各所で情報収集を行っていた。例えば何処かの列強の偵察機が欺瞞装置が不調のままに偵察を続け、そのちょっとした光の屈折の不和に違和感を感じた調査対象である現地の軍事兵器のパイロットがそちらに機首を向けたとき、たまたま接近しすぎていてニアミスをしたとて、その時の地球では誰も信じやしなかった。 まして古色蒼然たるアダムスキー型円盤にかすめたせいでキャノピーが割れ、擦りつけられた主翼に変な歪みが発生したと報告したって、管制室では訓練生が機体の不調にパニックになったのだろうと、別の方向で騒ぎになっただけだ。 信じられない速度で急上昇するアダムスキー型円盤を尻目に、鷹介は目も当てられないほどに悪化した機体の安定を取り戻そうと足掻いた。 容易にいう事を効かない操縦悍。踏んでも申し訳程度にしか反応しないラダーペダル。勝手に落ちるエンジン出力。鷹介はそれら全てに対応を迫られた。しかもキャノピーの破孔から吹き込む高空の空気は身を切るほどに冷たく、引きつった目尻が凍りつくかと思うほどだ。指先も冷え、まともな動きをしているか保障が無い。圧縮空気がマスクから肺に送り込まれているはずなのに息苦しさをおぼえる。 はたしてそれで正確な措置がどれ程出来たのだろうか。足掻いて、足掻いて、無限とも思える悪あがきの末に、気が付けばいつの間にか海が近くなる高度にまで降りてきていた。 海面の照り返しで我に返ると、通信機からひっきりなしに流れていた教官の怒鳴り声も認識できた。鷹介は機を立て直した事を伝え、安堵の息をつく。 しかし、どうした訳かその時の教官は数年来会っていない幼馴染みの声だったわけで、 「鷹くんってば!」 「基地の外を2周は勘弁してくださいっ!?」 鷹介はM78星雲の巨人が光線を発射する時みたいなポーズで夢の世界から帰還した。そこはT-4練習機のコクピットでなく、滑走路に引っ張り出して点検中の太刀風のコクピットだった。晩春の陽光の下でうつらうつらと始めていたらしいが、そこがコクピットであるせいで夢見が悪かったわけだ。 どうにも思い出したくない過去のリフレインでひどい顔になっていたのだろう、ラッタルの上からコクピットに上半身を突っ込んでいる透が鷹介の顔を覗き込む。 「具合、わるいの?」 「いいや…っ」 鷹介は目の前に迫る透のブラウスの、首元からのぞく鎖骨がやけに眩しくて目をそらした。 「…硬いシートでうとうとしてたから、体が痛いだけだ」 「なにそれ」 心配して損したとばかりに頬を膨らませる幼馴染に、鷹介はすまんと謝辞を述べる。 透が大江戸博士の教え子である事は単なる偶然だろうと思う反面、自分がダイガストの主操縦者に抜擢されるまでの流れを考えると、彼女との再会も作為染みたものを感じる時がある。そんな事を考えてしまうのも過去の事件を夢に見たからだろうか。 鷹介は夢うつつで舟を漕ぎながら書いたであろう点検用紙上のミミズに辟易しつつ、その日の機体の点検を終え、残りの午後の時間で日課のランニングを始める。 兵隊のお仕事は走る事という言葉があるが、パイロットにしても同様だった。まして戦闘を行うのであれば筋力は耐G能力に直結する。 大江戸先進科学研究所の敷地を一周すると1.5キロは余裕で稼げるから、これを3~4週もこなせば結構な距離になった。今走っているのは研究所の裏手にある500メーターの滑走路の隅だ。格納庫内の太刀風や連絡用のセスナ機、獅子王を格納した大鳳までがここから飛び立つ。 もちろん、どう考えても滑走路は短すぎる。 ダイガスト開発の副産物である慣性制御装置――の真似事――によるアシストが距離の問題を解決しているらしいが、使っている鷹介はその仕組みを熟知しているわけではなかった。 研究所の隣に立つカマボコのような形をした格納庫から太刀風の機首が見える。思えば遠くへ来たものだと痛感する。滑走路と飛行機。しかしそのいずれも、去年まで自分がいた所と比べれば違いすぎた。 鷹介は航空自衛隊の航空学生だった。 高校卒業者を対象にして、約4年の訓練でパイロットに――+2年で一人前に――する制度だ。防大や一般大卒でも入隊と訓練課程を経てパイロットになれるが、そういったケースは上級幹部候補であり、やがては空自内で『上』に昇ってゆく。対して航空学生出身者はパイロットとして空自の肉であり、骨であり続ける。 鷹介は骨肉であるファイター・パイロットを目指していた。特段の理由は無かったが、小さい頃からの漠然とした夢だった。 その夢のために下手な大学よりも倍率の高い航空学生に合格し、2年の基礎教育を経て幹部候補生となって、半年の飛行準備訓練をこなし、レシプロの練習機で基礎を学び、学力不足や飛行適正ナシと判断を下されるのにビクついて、目の回るような過密な時を過ごした。リタイア…エリミネートされてゆく同期もいた。40パーセントとも言われるエリミネート率のなか、ファイターパイロットを涙をのんで諦めて輸送機過程に転向する者もいた。 T-4練習機の基礎操縦過程まで、鷹介はファイターパイロットの志望を変えずに済んでいた。もう少しでウィングマークを取得し、その先にある戦闘機のシートを射程に収めたはずだった。 しかし彼は単独飛行で失敗した。『無茶な扱い』で練習機を損壊させたのだ。そういう事にされた。 あとは『飛行適性ナシ』で基地から追い出されるまで、実に速かった。考えるに、パイロット以外の分野への転向すら勧められなかったのだから、後の流れは決まっていたのだろう。 失意のままに基地を出た直後の鷹介を拉致同然に引っ浚っていったのが、後の流れの最たるモノであろう大江戸多聞博士である。 何故か料亭に案内されるや、待っていたのが内閣総理大臣 国場道昭でたいそうたまげたのを覚えている。先付けの鉢に箸をつけながら総理は言ったものだった。 「あの円盤に一矢報いたいとは思わんかね?」 国場総理と大江戸博士が代わる代わる熱弁をふるう様は、当時の鷹介にとっては狂気の沙汰であった。なにしろ現職総理が宇宙人の侵略に対抗する防衛機構の構築を謳うのである。 だがあの円盤とのニアミスは夢でも幻でもない。その一点で、鷹介は二人の話を否定する動機がなかった。まとめれば、話とは以下のような物だった。 防衛機構というのは、現状で世間に認知されていない宇宙人…銀河列強に対して大っぴらに国費をさけないため、第3セクターの研究所という形をとっていること。同じ理由から、その防衛機構へのパイロットの出向が難しいこと。それにいざ本当に宇宙戦争(!)になれば現役パイロットは貴重であり、その文脈から訓練中の候補生に白羽の矢が立ったこと。 しかもその候補生の中に、すでに銀河列強と交戦――接触事故の間違い――をした者がいること。 運が良いのか悪いのか、鷹介は溜め息をついた。 実際のところ、大江戸博士たちが選定の決定打としたのは鷹介の航空学生時代の考課表だった。銃剣道や射撃の訓練結果は良好、部活動は剣道で腕におぼえ有りとくれば、ダイガストという人型兵器を縦横に暴れさせてくれると踏んでいた。 人型であるなら人間と同じ行動が期待される。ダイガストに必要なのはその期待を形に出来る器用な戦士であり、かつ航空機が操縦できるパイロットという贅沢なものだった。まして数が揃えられずにワンマンアーミーにならざるを得ないのだから尚更だ。 ちなみに鷹介の飛行機の操縦に関する評価は『並』との、何とも寂しいものであったりする。 一方の鷹介はと言えば、パイロットのスカウトといってもあくまで航空機という固定概念しかなかったのだから、さっそくとばかりに民間軍事会社の訓練キャンプ行きを指示された時には激しく面食らったのだが。 「なまじ名前が書けたから~サイン一筆、兵隊家業~ 地獄の沙汰もスキル次第、さぼりはしません勝つまでは~」 鷹介は気が滅入る様な傭兵達の訓練歌を惰性で口ずさみながら、研究所の敷地をぐるりと回り、正門側にまでやってきた。格納庫の表側からは獅子王のシャーシが確認できる。砲はターレットから外され、奥で延命措置が行われているはずだ。 …はずなのだが、格納庫前には技術者達が二手に別れて議論を闘わせている。鷹介は悪い予感がしてUターンしようとしたのだが、 「おお、同士鷹介!」 しかしまわりこまれてしまった! しかも、さも自分の一派であるかのように同士とまで付けて。 だいたいこういう時は、聞くも情けない理由で言いあいが起こっていると相場が決まっていた。雑多な星々からの難民技術者達が、異文化である日本に放り込まれているのだから、趣味やら嗜好やらで当然のようにぶつかりあいが生じる。 それは平和と執るべきなのか、人類ってば永遠に分かり合えないモノなのねと悲嘆に暮れるべきなのか、じつに難しいところだ。イイ歳した大人たちが唐揚げにレモンをかけるか否か、或いは目玉焼きに何をかけるか等、気にしない人間はトコトン気にしない事柄で衝突を始めるのだ。しかも、ところ構わず。 そういう意味で言うのなら、今回の件はその中でも極まっていた。 「同士鷹介、キミはもちろんコッチ側だろう?きのこの山のさ」 「何を云うか、盟友鷹介がコチラ側なのは確定的に明らか!たけのこの里だ」 鷹介はクリスチャンでもないのに天を仰ぎたい気分になった。でもクリスチャンなら飽食は罪だろうから踏み止まる。 「濃厚チョコの中にカリカリのアクセント…きのこの山だろ?」 「さくさくビスケットと混成一体になったチョコ…たけのこの里だよねぇ?」 代表のおっさん――もちろん宇宙人――二人は手をわきわきさせながら鷹介ににじり寄って来る。鷹介はかつて感じたことの無い危機感に襲われ、自然と左足が後ろに下がっていた。そのままもう少し左足を下げると、すぐに動けるように一拍おいて右足がついて来る。後は倒れるように反転すれば、倒れまいと足が前へ出て、勝手に体が走り出す。 「お、俺はマクビティ派の孤立主義者なんで!」 言い捨てて、ランニングでは予定外だった短距離ダッシュを始める。背後からは「分離主義者のブラフだ、迷うな皆の衆!」とか「ファシストめ! 俺だってアルフォートが食いたいんだ」とか喧々諤々、盛大に火に油をぶちまけた成果が聞こえてきたが、まるっと無視した。 正門の前を横切り、ひとしきり走って敷地の反対側までやって来たあたりで、ようやく足を緩める。早足くらいで息を整えながら、研究者たちのテンションに舌を巻いた。 実際、彼は戸惑いを覚えていた。同い年が大学や専門学校に進学して自由を謳歌している間、自分は自衛隊の組織の中で集団生活と過密な教育スケジュールに晒されていたのだ。望んだ事とは言え、置いて行かれない様に必死で、鷹介の中は高校卒業からこっち、ずっと止まっていた様なものだ。それがここに来て、ことさら賑やかで、非常識な渦の中に放り込まれている。 このギャップは自分自身が認識しているよりもストレスになっていた。例えば幼馴染がそれとなく気を使って、点検中にコクピットを覗きに来るくらいには。 その幼馴染である笠置透の実家は東京23区外の新興住宅地で、鷹介の生家のすぐ近くにあった。頭の回転が極めて速いが故にマイペースな子供であった透は、周囲に合わせられずにどうしても浮きがちであり、鷹介は知らぬ顔でも無いので色々と声をかけていたのが関係の始まりだった気がする。調度、近所の爺様が武術の真似事を教えつつ、男児だったらこうあるべし、みたいな戦前の英才教育を仕込んでいた頃でもある。 おかげさまで鷹介は透に突っ掛かるガキ大将相手に取っ組みあいを繰り返して生傷が絶えず、彼女は鷹介の替わりによく泣きベソをかいた。そんな幼年期を過ごすうちに、なんとなく一緒にいて当然のような、今の煮え切らない空気が二人の間に醸成されていったわけだった。 もっとも、それは鷹介が――黙って――航空学生に進んだときに自然消滅するはずだった。しかし何の因果か、大江戸博士のもとで究理の徒となっていた透と再会し、航空学生の受験の折に大学受験と偽って散々勉強をみて貰っていた事を涙目で糾弾されると、両者の関係は昔に戻るという形で軟着陸をしていた。 夢のレールから転げ落ちた鷹介には、格好の逃亡先でもあった。 それにしても彼には解せないのが、透が何故に大江戸博士に師事しているかである。富士山の見える大学で史学を学んでいると聞いていたのだが、蓋を開けてみれば大学にいない教授を追って研究室泊まりならぬ研究所泊まりまでしている。超考古学とか云う怪しさ極まりないのが専攻らしいが、大江戸博士が地球人と銀河列強人の同祖論をぶち上げているため、研究内容など恐ろしくて聞き出せなかった。 その研究も防衛計画にとって無縁ではないと思われるのだが、いずれにせよ鷹介にとって敵とは三本足の火星人だった方が遥かにやりやすい。まして自己紹介をして握手を交わしてしまうような輩を敵と納得するのは難しかった。 「アフバルト・シュバウツァーか…」 鷹介の脳裏に占領された青森で遭遇した敵手の、造作の整った貌が思い浮かんだ。 ケチな仕事をする宇宙の犯罪者に憤りをあらわにした侵略者。あれが自分達の敵の姿なのだろうか。 否、鷹介は努めてその期待の様なものを否定する。民間人に牙を剥いたゲオルグ・バウアーのような奴もいたではないか。所詮、侵略者に変わりはないのだ。 だいたい、ふとした拍子に野郎の事を思い出して何とするのか。自分にそっちのケは無い。 「そういえば…」 ウィングマークを取ったら吉原に行こうと約束していたパイロット候補生の仲間達は、今頃どうしているだろうか。ああ、だめだだめだ。鷹介は今度こそ首を横に振るって後ろ髪を引く何かを拒絶し、ランニングを再開した。 巣から落ちた雛鳥の、今の居場所はここだった。 4月末。静岡県は浜松駅。 政令指定都市を目指して整備された駅前には巨大なビルディングが林立し、駅舎を囲んで建つ様などは巨石文明の遺跡のようにも見えた。そんな神殿建造物ともとれる駅ビルから姿を現した鷹介の両手には、夜のおやつとの意味深なフレーズで有名な名物『うなぎパイ』の箱が詰められた大袋が握られている。研究所員への土産であったが、量が量だけに領収書の数字は彼を辟易させて余りあった。 なぜに浜松かといえば、駅前のビルの何処かで大江戸博士が『保守論壇の集い~異星人来寇における国防を考えるシンポジウム』とかいう集会に、ゲストで呼ばれていたからだった。 先月のテレビ出演からこっち、博士にはそんな話が舞い込む様になっていた。最初は天才の貴重な時間がどうのこうのと渋っていたのものだが、拍手喝采の味を覚えたのか、最近ではニコニコ顔で演壇への要請を快諾している。 運転手扱いの鷹介としてはイイ迷惑である。もっとも、ゲストだと言っているのに独演会と勘違いしている節があるため、大抵は二度とお呼びが掛らないのが救いだった。 どうせ今も『凡俗は天才と貴人の邪魔をしないのが義務』だとか、民主主義?何それ美味しいの的な自説を展開し、主催者側の心胆を寒からしめている頃だろう。 以前酒席で酔った博士に聞いた話では、何でも世の中は絶対多数の凡俗によって回っているのだが、それがどれほど不合理・非効率であっても、世間を構成するのは同レベルの存在であるため――或いは誰しも自分の見たいものしか見たがらないゆえに――構造の欠陥に気付けない。不合理や非効率を打破し得るのは一握りの天才だけだが、一握りゆえに多数の凡俗の常識を覆す事はできない。例え善意であっても天才のアイデアは常識の中では非常識に、場合によっては悪意と断じられて後ろ指をさされてしまう。では非常識を推し通す、或いは絶対多数の賛同を得るにはどうしたら良いのかと問われれば、ここで貴人の出番になるらしい。要は皆が喜んで従う資質や、血筋のような背景という事らしい。 「しかしカリスマや王侯が独裁者や暴君になってしまった場合は?」 鷹介が砂肝の串を齧りながらした質問に、博士は急に真顔になって答えたものだった。 「独裁者の政治基盤は民衆だ。民衆が賢ければ独裁にまでは悪化しない。だから民主主義における政治家への圧倒的支持というのは喜ばしいこっちゃないのさ。その時点で民主主義の利点をドブに捨ててるんだからな。例えば立憲君主国の様に、王と議会で、名声と実権を分けるのも安全弁として働くだろうが、こいつもそれぞれの役割を国民が理解せんと、ただの丸投げと変わらん…いずれにせよ、そっから先を俺たち未熟な人類に求めるのならだ、仕舞いにゃ非人道的なまでに完全なシステムの上で、形ばかりの人類文明を続けてゆくようなカタチになるんじゃないか。天才も貴人も凡俗も区別の無い。破滅も無いが、発展も無い、人類を存続させ続けるためだけのシステムのな」 俺ぁそんなの真っ平だがな。大江戸博士はそう極論を言うと、燗の安酒をあおった。 リアリストで名の知れたある昔の学者は、人間とは『仕組みを作れる者』『与えられた情報から仕組みを批評できる者』『何も出来ない者』の3種類に分けられるとか言っていた気がするが、自分が何者であるのかも解らない鷹介にとっては、自分で仕組みを作れる大江戸博士のような人種の話など、哲学の講義にも宗教の説法にも聞こえた。 そんな事を駅のロータリーを歩きながら考えていたものだから、彼は近づいてくる人影に気付けなかった。人影は驚きもあらわに、鷹介に声をかけてきた。 「風見!風見じゃないか!?」 それはつい去年まではよく耳にしていた、親友といって差し支えないヤツの声だった。九州の芦屋基地で別れたきりだったが、なぜ浜松に?そう疑問を抱いたところで、航空自衛隊浜松基地にも教育隊があった事に思い当たる。そうだ、順当にいっていれば、俺も今頃は浜松にいた筈なんだ。 「柘植隼人(ツゲ ハヤト)!?…久しぶりだな」 鷹介の声は戸惑いに苦みを帯び、硬くなっていた。 隼人と呼ばれた青年は細めの目に喜色をうかべるや、鷹介の微妙な反応にも気付かずにヘッドロックを仕掛けてくる。 「このヤロウ、連絡も寄越さねぇで!おまけにすっかり娑婆っ気づきやがって!」 そう言ってだいぶ伸びた鷹介の頭髪を開いた右手で掻き乱す。かく言う隼人は未だにイガグリ頭で、パイロットの訓練を続けている事が伺われた。 糸目で顎の細い小面の青年は先程がそうであったように、航空学生時代も空気を読めない強引な部分があり、片や鷹介は透のおかげでマイペースな人間への慣れがあって、気付かぬ内につるむ事が多くなっていた。 貴様と俺とは同期の桜の世界じゃないか、落第が隣り合わせの航空学生生活のなかでは精神的にも頭脳的にも支えあっていたと思う。 ひとしきり手荒い再会の挨拶が済んだところで、若者たちはロータリーのベンチに腰を落ち着けていた。自販機で買ってきたジュースのプルトップを起こすと、金属の缶からガスの抜ける音が二つ響く。 鷹介の口にするブラックコーヒーはお約束のように苦い。 「柘植はまだ空自…だよな、その様子じゃ」 「まぁ…な。親戚の法事で外出許可を貰ったところだ」 隼人の答え方の『間』に何か引っかかる物があったが、鷹介は取り敢えず追求しなかった。 彼は昔と変わらず緑茶の一点張りで、鷹介もまたブラックコーヒーのままだ。大空のサムライを回し読みしてから書いてある事を実践して、アルコールはおろか炭酸や油分までパイロットの体作りには拙かろうと忌避していた。まぁ鷹介は娑婆に戻ってから付き合いで酒を始めてしまったが。だが、そういう目に見える変わらないところは無性に嬉しかった。 「そっちは、どうなんだ?」 隼人が遠慮がちに聞いてきた。さっきの間の原因もそれだろうか。要は気を使っていたのだ。対して鷹介は努めて平静に、準備されたカバーストーリーを口にする。 「民間でライセンスを取って、セスナを飛ばしてるよ」 「そうか!」 隼人は一変して、自分のことのような喜色をあらわにした。 「お前もまだ飛んでるんだな。教育隊の皆にもいい土産話ができたよ。笹井や岩本も心配してたんだ」 ぽんと出た僚友たちの名に、鷹介の胸が痛んだ。ああそうだ、俺はこんな時にも友達に嘘を吐いているんだ。 貼り付けたような鷹介の笑みに気付かず、隼人は緑茶を口に含みながら続ける。 「実はさ、お前の最後のフライト…UFOにぶつかったってやつ」 「忘れてくれよ。前の日に緊張で眠れなかっただけだって、そう結論が出たろ」 「…今じゃ誰も疑って無ぇよ。こんな世の中になっちまったらさ。もしかして黒服の男とかがやって来て、UFOの事を黙ってろとか脅されたのか?」 もっと性質の悪い人がやってきますた。貼り付けた笑みが乾いたものに変わる鷹介だった。 「…バカ言ってんじゃない。そんな与太話信じてたら、次にエリミネートされるのはお前だぞ」 鷹介のきつめの否定に、しかし隼人は自嘲気味な笑みを浮かべ、 「もう同期からエリミネートは出ない。よっぽどのヘマをしない限りな」 「ずいぶん余裕じゃないか」 「いま、みんな浜松基地でF-2の訓練を受けてるんだ。宮城の松島基地に移って第4航空団で受けるはずだった訓練課程だが、松島が三沢基地から避退してきたF-2で埋まってるから、浜松に教育隊が移転してきた…ってのは建前で、浜松で俺たちが戦闘機操縦過程を終えたら、直ぐに機種別訓練に移行したってわけさ」 「ん? おい、ちょっと早くないか?まさか!?」 「俺たちは第4航空団の訓練用F-2を早急に戦力化させるために、速成で任官される」 有無を言わせず、隼人はその事実を伝えた。 驚きに鷹介の手から缶が零れ落ち、甲高い音をたてる。 有事の際には教育隊の訓練機も戦力化される事は予見されていた。しかし教育課程修了前のパイロットまでとは。いや、いずれにせよ北海道と駿河湾の戦闘で失われたパイロットの補充はされねばならない。そうなった時に多少のスケジュール繰り上げや、退官の保留による人材確保はあり得る話だ。 有事という事態を含め、全ては可能性の話であった筈だが。 隼人はショックで酸欠の魚のように口をパクパクさせている鷹介に笑顔を向ける。 色々な感情が混ざった、複雑な笑みだった。 「なぁに、飛行隊長に引率されて対艦ミサイルばら撒くだけの簡単なお仕事さ。制空任務みたいなガチな話じゃない…っていうか、そんな真似は期待されてねぇよ」 鷹介はベンチから立ち上がり、拳をわななかせる。ああ、畜生、俺はもうそこには戻れないのに。 ベンチに座ったままの隼人は鷹介を見上げ、日増しに輝きを増してくる太陽――と、何か――を眩しそうに見上げた。 「風見、俺は感謝してるよ。お前がいなけりゃ、俺は同期の輪に入れなかった。もしお前がいなかったら、ここまで続けられなかったに違いない。まぁ、ちょっと戦闘機に乗るのは早まっちまったけどさ」 「柘植…俺は…」 「…お前がまだ飛行機に乗っていてくれて良かったよ。それなら、またいつか一緒に飛べるだろ?」 「あぁ…ああ、そうだな」 それは儚い約束だった。 少し充血を始めた目で、二人は握手を交わし、分れる。鷹介は何も告げられず、離れた掌の中に後ろめたさと、戻る事の無い時間が残るだけだった。 巣に残った雛鳥は急速に若鷲に成長していた。それは周辺環境の変動によるもので、決して種としての 順当な成長ではない。しかし、それでも若鷲は飛ばねばならない。その理由も、おそらくは曖昧なままに。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/5473.html
【名前】 ショッカー幹部 【読み方】 しょっかーかんぶ 【声】 立木文彦 【登場作品】 仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ 【分類】 ショッカー幹部 【モチーフ】 ゾル大佐? 【詳細】 ビヨンド・ジェネレーションズに登場した秘密組織ショッカーの幹部。 軍服を着込んだ壮年の男性という外見で、遺伝子研究者として働きながら周りから評価を得られず燻っていた百瀬龍之介をショッカーにスカウトした張本人。 本名等は不明で、パンフレットでもこの名称で紹介されている。 龍之介を加えたショッカーは多くの改造人間を生み出し勢力を拡大していったことから、この幹部の人を見る目は確かだったと言える。 しかし龍之介は後に仮面ライダーとなる本郷猛を改造する際、彼とのやり取りから自分の行いに疑問を持ち、ショッカーを脱走しようとする。 それを察知してすぐさま龍之介を捉えると、南米の遺跡から発掘された悪魔を生み出すスタンプの実験台にしようとし、 それを受け入れる代わり自分の家族には手を出さないという交換条件を呑み、スタンプをその体に押し当てたのだが… 誕生した悪魔、ディアブロはその場に居た者へ攻撃を開始。 到底制御できる存在ではないとてつもない者を呼び出してしまったショッカー幹部のその後は不明。 ディアブロに攻撃されたかのような描写の以後登場しないため、もしかすると犠牲者の一人となってしまったのかもしれない。 そうなると龍之介諸共宇宙空間に廃棄されてしまったことになる。合唱。 【余談】 ショッカーの幹部、という立ち位置しか判明していないキャラクター。 演じているのは声優である立木文彦氏。 過去、仮面ライダーシリーズの劇場版予告CMのナレーションを幾度も担当している他、仮面ライダーディケイドではン・ガミオ・ゼダの声を務め、仮面ライダー剣や仮面ライダーWではシステムやアイテムの電子音声を担当している。 立木氏の顔出し俳優としての出演は初。 当初は眼帯をつける案もあったというが、ゾル大佐とかぶるためそれは没になったという。 ただ軍服を着用していることから、ビジュアルとしてはゾル大佐をイメージしていると思われる。 なおゾル大佐は初代日本支部大幹部であり、単なる幹部の彼とはランクが違う。
https://w.atwiki.jp/fcouto/pages/8.html
投手(初期) 捕手(初期) 一塁手(初期) 二塁手(初期) 三塁手(初期) 遊撃手(初期) 外野手(初期) 尚、コメント、☆の数に関しては当方で確認出来た物を掲載。 ☆の数は変動を確認、そのうち削除致します。 コメントは期待・リーダー資質以外の変動は今の所確認出来ていないので保留。 出現毎に変化する可能性有り。 反例を確認し次第該当項目を削除します。 コメントに関して 十 十年に一人の(ry か かなりの な なかなか ウ ~がウリ、~が売り 球速 十 か な ウ その他の能力 十 A か B な C ウ ~D メニューへ トップページへ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38990.html
登録日:2018/03/05 Mon 17 17 28 更新日:2024/08/15 Thu 05 54 58 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 お転婆 アホの子 ガルパン ガールズ&パンツァー クルセイダー スピード狂 ネタキャラ ローズヒップ 俊足 劇場版 大家族 情熱の特攻娘 愛すべきバカ 戦車道 残念な美少女 紅茶 聖グロリアーナ女学院 薔薇尻 高森奈津美 聖グロ1の俊足からは逃げられないんですのよ!!! ローズヒップとはアニメ『ガールズ&パンツァー』の登場人物である。 なお、彼女は劇場版が初登場のキャラの為、未視聴の方は注意。 CV:高森奈津美 【人物】 聖グロリアーナ女学院の生徒で、戦車道チームに所属している。搭乗戦車は巡航戦車クルセイダーMk.III。 桃色の髪を真ん中を分けたヘアスタイルをしている。 当たり前だが、ローズヒップとはニックネームであり、本名は不明だが、ダージリンらと同様に日本人と思われる。 上品な生徒が多い聖グロの生徒としては珍しく、常にハイテンションで落ち着きがない、言ってしまえば猪突猛進な性格の持ち主。 「聖グロ一の俊足」を自称しているスピード狂で、戦車道以外でもせっかちな言動が目立つ。 言葉遣いも「マジですの!?」や「やっつけますのよー!」といった、お嬢様口調に砕けた単語が混ざった独特なもので、 闘争心も包み隠さず素直に出すなど、こういっては何だがおおよそ聖グロの生徒らしからぬ面が多い。 …何というか、聖グロというよりノリと勢いの学校とか突撃命の学校の方が合っていそうな子である。 実は総勢18人、兄妹だけでも自分を含めて8人という大家族の生まれであり、 せっかちな性格は、ゆっくり食べているとおかずなどを他のきょうだいに取られてしまうなどの育った家庭環境故のもので、 洗い物をなるべく少なくしようとするなどの所帯じみた面も考慮すると、ほぼ間違いなく上流階級の出身ではないと思われる。 本人も自分が聖グロに似つかわしくない性格であることを自覚しており、それでも入学できたのだからと他の生徒のようになるべく日々努力している模様。 こういった何事にも学びを得ようとするハングリー精神等を、隊長のダージリンは「自分たちにはないものを持っている」と評価しており、 ローズヒップに目を掛けているのも、彼女に期待しているという面もあるだろうが、彼女の立ち居振る舞いが周囲にも良い影響を与えると考えているのも要因の一つ。 ただ、それはそれとしてローズヒップの言動はダージリンにとって(笑いの)ツボらしく、ドラマCDでは彼女の指導にオレンジペコやアッサムが苦労しているのを尻目に、 ローズヒップの言動に笑いをこらえきれなくなっているのをオレンジペコに見咎められ、「あまりからかうのはよくない」と怒られたりしている。 【実力】 日常パートではネタの尽きない彼女ではあるが、一年生でありながら自身も搭乗するクルセイダー4輌を率いるクルセイダー隊の隊長を任されるくらいには実力者らしく、 機動力を生かした電撃戦や撹乱が得意で、彼女の戦車は「試合中止まった所を見たことがない」と言われる程である。 クルセイダー隊の中でもその技量は抜きん出ており、4輌のクルセイダーが一斉に方向転換するシーンを確認すると 彼女の車輌のみカーブを曲がる際にドリフト走行している 様子がうかがえる。 なお、聖グロでは試合中でも紅茶をこぼさないのが信条であるが、彼女は常に紅茶をこぼしている。後で掃除とか大変そうである(*1)。 【活躍】 大洗との最初の試合(TV本編)では登場しなかったが、劇場版でのエキシビションマッチにて満を持して登場。 ドラマCDによると、練習試合にも来てはいたが(*2)、その気性を理由に試合メンバーから外されていたらしい。 クルセイダー隊を率いみほ車を襲撃。かなりいいところまで追い詰めるも、待ち伏せ攻撃とフェイントによる同士討ちで僚車を失う。 ローズヒップ自身も猛追するも、プラウダ高校のクラーラが倒した電柱につまづいてコントロール不能に。 暴走の挙句、旅館に突っ込んで走行不能になっていたクラーラ車に全速力で突っ込み、(同盟校の)クラーラ車を戦闘不能にした。 それでもなんとか生き残っており、なんでだよ! 包囲を賭けられているⅣ号戦車に襲い掛かった瞬間、河嶋桃による砲撃の前に撃破された。 ……ん?何か今超常現象的な事が起こったような… 河嶋桃による砲撃で撃破された… 桃ちゃんの砲撃で撃破された… 桃ちゃんの(以下略) そう、彼女はあのノーコンで知られる河嶋桃の砲撃で撃破された唯一のキャラクターになってしまったのである(大事なことなので3回言いました)。 無念ローズヒップ、やったね桃ちゃん(半ば流れ弾に当たった様なものだったが)。 その後の大学選抜との試合にも助っ人として参戦、こちらでも終始チョコマカ動いて場を荒らし回る。 カールの空爆とパーシング軍団の砲撃によって大洗連合の他の戦車が身動きが取れない状況に陥ってもなお、 彼女のクルセイダーだけは落ち着きなく動き回っていた。 その後遊園地跡に移動してからも他の聖グロ戦車と共に行動、遊園地内に侵入してきた大学選抜チーム本隊を迎え撃つがT28と遭遇する。 大洗連合戦車の集中砲火を物ともせずに細い道をゆっくり進撃するT28を相手に、無意味に突っ込んでは引き返したりしていた。 同じ事をやるとすぐに撃破される知波単に対し、逃げ場のほとんどない細い通路で2回アタックし無事に生還した辺りに彼女の実力がうかがえる……かもしれない。 その後は野外音楽堂で大学選抜チームの包囲中に観覧車先輩の乱入を受けた際、無暗に機銃を乱射して観覧車先輩を自軍の方へ誘導してしまったりと、 とにかく「落ち着きのない子」らしさが一杯に描かれていた。 最終局面ではリミッターを解除して大爆走、堀を挟んだ対岸にいるチャーフィーを撃破するも、 堀を飛び越えた勢い余って壁に激突し、刺し違える様にして走行不能となった。 その後はクルセイダーや相手チームの搭乗員と共に紅茶を飲んでいたのだが、自分だけ地面に座り込んで足を広げるといった行儀の悪さを見せていた。 最終章第一話の時点では登場こそしているものの、聖グロ自体に大した出番は無かったため、従って彼女の活躍も特になかった。 今後の更なる躍進が期待される。 【ゲームでの扱い】 PS4発売のゲーム『ガールズ&パンツァー ドリームタンクマッチ』にてプレイアブルキャラクター(車長)の1人として参戦。 更に、クルセイダーMk.III(ローズヒップ)というまさかの専用車両まで引っさげての参戦である。 ただ、その操作性が独特で走行速度はトップクラスなのだが早すぎてコーナリング性能が劣悪で壁などにぶつけまくるのは勿論の事、 慣れない内は真っ直ぐ走らせることさえおぼつかないという非常にピーキーな性能となっている。 更に車長スキル「リミッターはずしちゃいますわよ」で更にスピードアップさせることができる等、 最早別の乗り物を操作している感覚になる。 それでも動かしてる分には楽しいので一見の価値あり、専用エクストラマッチ「ローズヒップ秘密の特訓」ではそんな彼女の性能を存分に堪能できる。 【その他色々】 「ローズヒップ(rose hip)」とは英語で「バラの実」を意味する。聖グロリアーナ女学院戦車道チームの幹部・幹部候補は皆「紅茶の名前」がついているとの設定がある(ダージリン、アッサム、オレンジペコはいずれも紅茶関連)が、ローズヒップは紅茶の名前ではないのため、幹部やその候補生ではない模様。同じくクルセイダー隊には「バニラ」や「クランベリー」という車長が居るようだが、いずれも紅茶ではない(*3)ため、聖グロではクルセイダーからは出世コースに乗れないようだ。ちなみに「馬鹿め!二度も騙されるか!」でおなじみのルクリリは紅茶の名前なので幹部。来年の聖グロの人材不足が懸念される。 巡航戦車クルセイダーについて。第2次大戦までの英国の戦車は、重装甲だが足が遅い「歩兵戦車」と、防御力を下げて素早さを上げた「巡航戦車」の2種類があり、クルセイダーは後者に属する。歩兵戦車は「歩兵を守る」という菱形戦車の思想を受け継いだ設計であり、ダー様が乗っているチャーチル歩兵戦車の速度は整地20km/h、不整地では13km止まり。一方のクルセイダーはカタログスペックで43km/hと、当時の戦車としてはかなり高速と言える。おまけにリミッターを解除すると時速60km/hまで出すことができた…が、その場合1日で故障した。戦車道の試合は実際の戦場と異なり何日も続くことはないので、聖グロのクルセイダーは全車故障上等で常時リミッターを解除し、時速60kmでの走行を可能にしている。画面上ではどう見ても60kmどころではない速度で走っているが、 ガルパンではよくあること である。 元々リミッターの外れている彼女のクルセイダーが「リミッター外しちゃいますわよ!」で一体何のリミッターを外したのかは永遠の謎。 ローズヒップ車は「とにかく落ち着きがない」車両として描かれており、何もなくても画面上に映る際には常にウロウロしている。ことに、足の遅い同校の歩兵戦車に合わせて走るのは極めて難儀な模様で、学園十色です!のシーンでは急加速と急減速を繰り返して辛うじて他の戦車と足並みを合わせていた。 ローズヒップのティーカップをよく見ると、劇場版〜最終章4話までの間で複数回変わっていることがわかる。もしかすると、あの落ち着きのなさから何回もティーカップを割ってしまっているのかもしれない。 追記・修正、参上ですわ!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 上空からクルセイダー隊を映したカットで妙に落ち着きのない車両があったり…… -- 名無しさん (2018-03-05 23 31 28) 中の人はモバマスのみくにゃんの人 ローズヒップもある意味猫っぽいか? -- 名無しさん (2018-03-06 19 33 59) ↑どっちかってえと、犬みたいだと思う。アホの子なとことか… -- 名無しさん (2018-03-06 19 45 08) 中の人が鳴ちゃんもやってたと知ったときは衝撃だった…。ミカとはまた違うベクトルで印象に残るセリフ多いよなぁ -- 名無しさん (2018-03-07 00 00 14) リボンの武者だと自分で整備してたりする -- 名無しさん (2018-03-09 21 53 43) ローズヒップティーはハーブティーだけど、紅茶とブレンドする事はある -- 名無しさん (2018-03-10 04 36 56) クルセイダーMarkⅢの乗員は3名なのにローズヒップ含めて4人いるのが気になる... -- 名無しさん (2021-04-08 10 58 12) 劇場版本編、ローズセイダーが停まっているシーンはまず無い。それこそ白旗が上がった時ぐらいじゃないだろうか -- 名無しさん (2021-06-15 18 03 08) 最終章4話でようやく登場した同僚のバニラ、クランベリー、ピーチもなかなかに濃ゆいキャラしてたな -- 名無しさん (2023-11-12 18 22 09) アレを纏められるのは確かにローズヒップくらいしかいないわ、思えば劇場版のエキシビションでも指揮と連携はしっかり取れてたもんな… -- 名無しさん (2024-04-01 19 34 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/1896.html
【名前】心裏留保(しんり りゅうほ) 【性別】女 【所属】科学 【能力】生存識別(バイタルトリアージ) レベル4 【能力説明】 周囲に存在する人間の生体反応(バイタルサイン)をチェックする能力。 1km範囲内にいる人間の生体反応を一手に感じ取ることができ、対象がどの程度の状態なのかの詳細まで掴める。 事前に把握していれば誰かまで特定できるほか、空間的に捉えるため、対象がどのような場所にいても問題ない。 【概要】 花盛学園3年生。応急治療の資格と経験、人命救助に向いた能力を生かして都市支援員(シティーレスキュア)候補生となった。 両親及び祖父母から独自の倫理観を教わったため、 当初は候補生ゆえに未熟であり、能力で人命の軽重を分別していいものなのか悩んでいたが、今はふっ切れつつある。 自身も事故に巻き込まれた経緯があり、警備員に助けられたが、両親を亡くし、もっと迅速に対応されていたらと言う思いを持つ。 風紀委員からも推薦があったものの、都市支援員の存在を知った彼女は、迷わずそちらに加入。 ただ規定上候補生どまりなので中学生の間は風紀委員を兼任することにしている。 能力によって事故の発生による生体反応の低下を察知できるため、通報なしでも現場を特定することから、有力候補生として既に認知されている。 ただ常時最大範囲で能力を発動しているのは負担が掛るため、睡眠を含む12時間は最小限までカットしている。 人見知りしない明るいタイプであり、交流関係は広い。壱厘琴音のクラスメイト。 一厘鈴音とは風紀委員で仕事を共にしたことがある。 【特徴】 160cmくらいで、地面に当りそうなほどの黒髪長髪で色白の美少女。 所作含めて教師陣からも花盛随一と言っても過言ではないと評されている。 壱厘鈴音とは対照的に慎ましい胸を持ち、生体反応のチェックのためのスキンシップと称し・・・ 【台詞】 「ちちりん、お胸が大きすぎます。私的に倫理規範を反しているので、直接確認を・・・」 「警備員さん!あの瓦礫の下に2名生存者がいるんです!」 「生体反応確認、状態はかなり悪いですが、ここで応急治療すれば何とかなるはずです」 「ねえ、鈴音さんって変わった?とっても明るい感じのいい人だったなあ・・・」 【SS使用条件】 なし 『都市支援員(シティーレスキュア)』 学生(中学生は正式に加入できない)及び教職員により構成されるボランティア組織。 災害における人命救助及びインフラの復旧作業をメインとし、風紀委員、警備員とは別個に設置された。 多数の人命救助、事後の復旧作業が必要とされる人的災害においても協力組織として連ねる。 社会貢献という名目で数多くのスポンサーを抱え、中には予知能力者による災害予知研究所なるものまで存在する。 ※メンバー随時募集中。