約 2,015 件
https://w.atwiki.jp/wakures/pages/1056.html
豆製品Lv2_5 豆製品Lv2_5麻婆豆腐 焼き餃子 豆乳 ビーフカレー USビーフステーキ アメリカン霜降りステーキ 清涼ココナッツプリン 酸肉ともち米の腸詰め 魚頭豆腐湯 前のページへ 1 2 3 4 麻婆豆腐 麻婆豆腐台湾台北士林「四海遊龍」 辛いスープと華麗に調理された食材を、美味しく味わって下さい。 高級 ジャンル スープ 価格(一押し) 79(?) コスト(一押し) 72(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 228(?) 包丁技 215 香(一押し) 218(?) 調味技 210 味(一押し) 214(?) 火加減 213 調理情報 習得条件 調理時間 30分 習得Lv制限 Lv45 調理費用 130ドル 高級料理習得数 12 習得数 16~24個 食材 豆製品Lv2 8 卵Lv2 6 キノコLv2 4 スパイスLv2 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 麻婆豆腐を編集 ▲TOP 焼き餃子 焼き餃子台湾台北士林「四海遊龍」 噛んだその瞬間から口の中で肉汁が広がる!パリパリの焼き餃子の食感、味わいをお楽しみ下さい! 高級 ジャンル おかず 価格(一押し) 67(?) コスト(一押し) 60(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 289(?) 包丁技 259 香(一押し) 282(?) 調味技 262 味(一押し) 304(?) 火加減 258 調理情報 習得条件 調理時間 2時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 390ドル 高級料理習得数 12 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 7 野菜Lv2 5 豆製品Lv2 6 米穀Lv2 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 焼き餃子を編集 ▲TOP 豆乳 豆乳台湾台北士林「四海遊龍」 大豆イソフラボンやレシチンなどが豊富に含まれている豆乳は、血圧を下げ、抗がん作用、免疫力を高めることができます。クリーミーで美味しく、健康的な飲み物で(途中切れ) 高級 ジャンル 飲み物 価格(一押し) 58(?) コスト(一押し) 51(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 140(?) 包丁技 422 香(一押し) 154(?) 調味技 425 味(一押し) 146(?) 火加減 427 調理情報 習得条件 調理時間 8時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 1280ドル 中級料理習得数 12 習得数 20~30個 食材 豆製品Lv2 10 果物Lv2 7 スパイスLv2 4 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 豆乳を編集 ▲TOP ビーフカレー ビーフカレー台湾台北士林「マイルホーム」 野菜だけでなく、バナナ、リンゴなどの果物の自然な甘さを加えた独特のカレーには、たくさんのリピーターがいます。 高級 ジャンル ご飯・麺 価格(一押し) 67(?) コスト(一押し) 60(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 293(?) 包丁技 260 香(一押し) 281(?) 調味技 261 味(一押し) 301(?) 火加減 258 調理情報 習得条件 調理時間 2時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 390ドル 中級料理習得数 12 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 7 野菜Lv2 5 豆製品Lv2 6 スパイスLv2 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) ビーフカレーを編集 ▲TOP USビーフステーキ USビーフステーキ台湾台北士林「闘牛士」 ジューシーな肉汁が食欲を増加させる香りを醸し出します。 高級 ジャンル おかず 価格(一押し) 44(?) コスト(一押し) 37(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 289(?) 包丁技 256 香(一押し) 297(?) 調味技 253 味(一押し) 289(?) 火加減 258 調理情報 習得条件 調理時間 1時間30分 習得Lv制限 Lv45 調理費用 290ドル 中級料理習得数 12 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 10 豆製品Lv2 7 スパイスLv2 4 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) USビーフステーキを編集 ▲TOP アメリカン霜降りステーキ アメリカン霜降りステーキ台湾台北士林「19to1特選ステーキ」 アメリカ産の霜降り肉を豪快に焼いた霜降りステーキ。ミティアムにするかウェルダンにするかは貴方次第。 高級 ジャンル おかず 価格(一押し) 41(?) コスト(一押し) 34(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 281(?) 包丁技 265 香(一押し) 290(?) 調味技 270 味(一押し) 304(?) 火加減 268 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 480ドル 中級料理習得数 12 習得数 20~30個 食材 肉Lv2 10 豆製品Lv2 7 米穀Lv2 4 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) アメリカン霜降りステーキを編集 ▲TOP 清涼ココナッツプリン 清涼ココナッツプリン台湾台北東区信義「クリスタルスプーン」 夏の暑さには、甘くてとろけるココナッツプリンで清涼感を感じて下さい。 中級 ジャンル デザート 価格(一押し) 33(?) コスト(一押し) 28(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色(一押し) 135(?) 包丁技 179 香(一押し) 124(?) 調味技 175 味(一押し) 131(?) 火加減 176 調理情報 習得条件 調理時間 6時間 習得Lv制限 Lv30 調理費用 870ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 豆製品Lv2 8 果物Lv2 4 米穀Lv2 3 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 清涼ココナッツプリンを編集 ▲TOP 酸肉ともち米の腸詰め 酸肉(suan rou)ともち米の腸詰め台湾台北東区信義「クリスタルスプーン」 厳選された豚肉とタイのもち米を組み合わせたこの料理は、タイ北部で有名な料理です。 高級 ジャンル おかず 価格(一押し) 61(?) コスト(一押し) 54(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 247(?) 包丁技 202 香(一押し) 261(?) 調味技 200 味(一押し) 237(?) 火加減 204 調理情報 習得条件 調理時間 20分 習得Lv制限 Lv45 調理費用 100ドル 中級料理習得数 12 習得数 12~18個 食材 肉Lv2 10 豆製品Lv2 7 米穀Lv2 4 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 酸肉ともち米の腸詰めを編集 ▲TOP 魚頭豆腐湯 魚頭豆腐湯(yu tou dou fu tang:ユートウドウフータン)台湾台北東区信義「続々喫茶店」 柔らかい豆腐に魚の頭の美味しさが、完璧にマッチした料理。 中級 ジャンル スープ 価格(一押し) 34(?) コスト(一押し) 29(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色(一押し) 161(?) 包丁技 161 香(一押し) 158(?) 調味技 159 味(一押し) 171(?) 火加減 163 調理情報 習得条件 調理時間 4時間30分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 650ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 魚Lv2 6 豆製品Lv2 5 スパイスLv2 3 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 魚頭豆腐湯を編集 ▲TOP 前のページへ 1 2 3 4
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/4004.html
食べた日:2011/10/7 『らーめんダイニングZUNDA 泉中央店』で「白金豚らーめん 太麺」(780円)を。 11.10.7%20ZUNDA%20%94%92%8B%E0%93%D8%82%E7%81%5B%82%DF%82%F1%91%BE%96%CB%20177%94t%96%DA.JPG 11.10.7%20ZUNDA%20%94%92%8B%E0%93%D8%82%E7%81%5B%82%DF%82%F1%91%BE%96%CB%82%CC%95%BD%91%C5%82%BF%91%BD%89%C1%90%85%91%BE%96%CB.JPG 泉区役所での用事があったので、その帰りに久々に食べに行きました。 しばらく来ていなかったなぁと思って調べたら、2年ぶり以上ご無沙汰でした。。。 久々だったので、最初から一番ウリであるこのメニューを頼むつもりでしたが、丁度通常880円するこちらのラーメンが、期間限定で780円で食べれるということで迷わずチョイス。 スープは程よくトロミのある豚骨ベースのスープ。 少し前に店長さんが変わったそうで、スープを一から見直し、現在ラーメンは全部無化調で提供しているそうです。 そのせいか、以前食べた時よりもスープが明らかに美味しいです。 無化調らしいスッキリとして飲み口でありつつ、物足りなさも感じません。 表面に浮かべた香味油もいいアクセントになっています。 麺は細麺・太麺から選べますが、今回は太麺をチョイス。 非常に加水が高いタイプのツルツルとした、ややちぢれの入った平打ち太麺です。 具は炙り焼きバラチャーシュー・メンマ・小口ネギ。 チャーシューは厚切りで食べ応えがあり、しっかりと炙り焼きされているので香ばしさも生きています。 こちらは「ランチギョーザ」(100円)と「ランチライス」(無料)。 11.10.7%20ZUNDA%20%83%89%83%93%83%60%83M%83%87%81%5B%83U%82%C6%96%B3%97%BF%83%89%83C%83X.JPG ランチタイムはセットとして餃子3ヶが100円で頼むことができます。 やや小ぶりながらも、肉汁もしっかり出るなかなか美味しい餃子です。 餃子そのものだけでなく、卓上の酢は4種ブレンドした物だったり、ラー油は10種類以上の香辛料を使い自家製しているなど、タレにもこだわりを感じます。 他にランチセットとして、プチ豚飯とドリンクも、各+100円で付けることができます。 ランチはライスが無料サービスで、しかもお代わりも無料です! メニュー名や見た目は以前と同じでも、スープは完全別物というくらいブラッシュアップされた味わいでした。 きっと麺にももっとこだわりを出せば、一気に化けそうな気がします。 自家製のラー油が今まで食べたラー油の中でも1,2を争うくらい美味しかったので、このラー油を使っていると思われる「担々麺」や「汁なし担々麺」もぜひ食べてみたいです! 住所:仙台市泉区泉中央1-17-3 by hiro (2011年 177杯目) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hybwiki/pages/22.html
HYB語録 ア行 / カ行 / サ行 / タ行 / ナ行 / ハ行 / マ行 / ヤ行 / ラ行 / ワ行 ア行 「揚げ出し豆腐!」 合いの手。 あご弾き あご弾きとは、AGO林のギター奏法である。カイジに勝るとも劣らないその強烈なアゴで、それはもうゴリゴリ弦を鳴らす。 「いいえ、ファンタよ…!!」 「いいえ、ファンタよ…!!」とは、マクドナルド川崎ミューザ店前で1stの連中が生み出した言葉である。だがこの言葉がどのようにして生まれたのか、そして何が面白かったのかが全く思い出せない。ンモー無理無理無理。語録に載せるのも忍びないレベル。 威厳 堂々としておごそかなこと。いかめしいこと。「―を保つ」 1stが数年前にどこかに置き忘れてきてしまったもの。1stが後輩にイジられたりナメられたりすると周りが「威厳~?」「威厳www」「威厳!!」などと言ってからかうという流れが大流行した。たぶん有賀あたりに剥奪されたのだと記憶しているが、最近では2ndも順調に威厳を喪失しており、もはやHYBにおいては下の年代になればなるほど威厳を保っている状態である。山中さん(享年52歳)も、「信頼・単位・威厳…。この3つほど失うことが容易いものはない。あ、あと金だわ(笑)」と自身の著書『自動販売機の壊し方~実践編~』で書いており、自己啓発本売上ナンバー1に輝いている。また、設楽はくわとろに気を遣って『威厳の技術~上司編~』という本をガチでプレゼントしたこともあり、今もくわとろ家の本棚の威厳を保ってくれている。 「言ってよ~」 「言ってよ~」とは、言わなかったときに言う言葉である。 現代人は時代が進み、豊かになっていくにつれ、徐々に言わなくなってきている。「言わなければいい」「言わなければカッコイイ」そう思っている者さえいる。しかし、言わないことは良くない。言わないことは罪なことである。何も言わず、突然ゴムゴムのガトリングをし出すことなど言語道断である。 例)「あ、やべえ、デッキ忘れた!」「言ってよ~」 「ごめん、10分遅刻するわ」「言ってよ~」 「ゴムゴムのぉ~ガトリングー!!!」「言ってよ~」 なお、言いさえすれば全て許される。言いさえすればよい。みんな言おう。 「いやいやいやいやいやいやいやいや」 今野。 「うぃ~」 合いの手。 ウチダ ウチダとは、HYBのFURUSATOとも言うべき柏陽高校の5階・視聴覚室横の謎の空間に潜んでいる亡霊のことである。2008年の夏、1stがちょっとした好奇心からその封印を解いてしまった。その空間には一つの机が置いてあり、ガムテープで「二ノ三ウチダココニ死ス」と書いてあったという。その時興奮した面々はこぞってその机を携帯で撮影したににもかかわらず、みんな何かしの形でデータを紛失しているという… 打ちっぱなし (1)建築物の仕上げの一種であり、塗装・タイル・石張りなどの仕上げ工程を省き、枠組みを外した直後のコンクリートの状態を仕上げとする手法 (2)野球ボールを投げる機械から放たれたボールを好きなだけ打てる場所。バッティングセンター (3)レンタルボールをその場で借り、実際に打つことでゴルフのスイングや狙い方向を確認することの出来る場所。ゴルフ練習場。 HYB確率論 HYB確率論とは、どんな事象も2回行えば必ず100%実現するという奇跡の確率論である。じゃんけん大学の施設教授が提唱。 たとえば、宝くじを1枚購入したとする。その宝くじで1等が当たる確率は「1等が当たる」と「1等が当たらない」の2通りしかないため50%であるが、この宝くじをもう1枚購入すれば50%×2枚=100%という式が成立し、確実に1等を当てることができる。「この理論を上手く使えば億万長者だ(笑)」と神楽坂教授は述べる。 ただし、この理論には重大な欠点が存在する。それは「1等が当たらない」確率も等しく100%となるということである。この点は特設ステージ教授の人気講義「HYB確率論」の期末試験での頻出事項でもあるのでよく押さえておきたい。 HYB講義・演習 HYB講義・演習とは、HYBの人間が教授となり、受講生を募集して行われる講義・演習をいう。今までに開講された講義は(筆者が覚えている中では)以下の通りである。先代wikiには教授による各受講生への成績・評価等が詳細に掲載されていたが、さすがによく覚えていないのでここでは割愛する。 アルコール学演習Ⅰ 伯爵教授による演習。アルコールの効能等について身をもって学ぶ。実際はただの飲み会。かなり詳細な評価がなされていた気がするが、後日評価が不服であるとして教授に問い合わせた者もいた。 現代肉汁論 くわとろ教授による講義。肉汁の持つ旨み成分について学ぶ。実際はただの焼き肉屋さんでのお食事会。「ヤキニクノタレ」「デスソース」などという不可解な液体を用い、肉汁の持つ旨みを蔑ろにした罰として全員「不可」となった。 ドライブ演習 jun教授による演習。「ドライブとは何か」ということについて学ぶ。実際はただのエロメガネ探しの旅。当時ちゃんまめがアルバイトをしていた31(○ー○ィー○○・○○ス○○ー○)にも立ち寄った。その際、アイスを食べて手がカピカピになったjun教授は「ナニした後のアレみたい」などと言っていた。○ーメン。 HYBwiki HYBwikiとは、HYBの人間によるwikiサイト、すなわち当該サイトのことである。一部の人間にとっては、一度このサイトの編集を始めると中毒的な症状を引き起こし、気が付いたら早朝4時であったなどということはZARAである。編集者の一人である2Gに至っては、かつて深夜にこのサイト(正確には「先代wiki」)の編集を開始し、そのまま翌日の学校を自主休講してまで編集を続けたという(正確には「止められなかった」)。これを受け、文部科学大臣の設楽は「HYBwikiによる学生の学力低下が懸念~?懸念~?されており、まことに遺憾~?遺憾~?である」と述べている。 HYB忘年会 HYB忘年会とは、2010年より毎年行われているHYBのHYBによるHYBのための忘年会である。毎年様々な企画が催され、盛大にその年を忘れることができる。レクレーション企画の中では毎年たくさん名言が生まれるため、その一部を以下に掲げる。 2012年 「シートン森へ行く」 「シートン森へ行く」とは、5人で5文字の解答を作り上げる常識クイズ企画「ファイブリーグ」にて、「シートンの代表作 シートン○○○○○?」という問題に対する今野の解答予想である。勝手に行け。本当の答えは「シートンどうぶつき(動物記)」。なお、解答チームの誤答は「シートンどりけけん」であった。 けどりの日 けどりの日とは、ファイブリーグにて、「11月3日=○○○○○?」という問題に対する解答チームの誤答である。本当の答えは「ぶんかのひ(文化の日)」。 尾口栄一郎 尾口栄一郎とは、ファイブリーグにて、「ワンピースの原作者は?」という問題に対する解答チームの誤答である。本当の答えは「尾田栄一郎」。 2011年 東ティモーコ 東ティモーコとは、ファイブリーグにて、「2002年に独立した東南アジアの国は?」という問題に対する解答チームの誤答である。本当の答えは「東ティモール」。主犯は橋口。東チェモ-コの初代国王には設楽が就任した。 「えなんで~?」 「えなんで~?」とは、少し無茶な要求をされた設楽がほぼ100%の確率で言う台詞である。最近では、周りの者が勝手に『巨人化した設楽バージョン』などにアレンジして使用している。 エロメガネ エロメガネとは、かつてjunの掛けていた眼鏡である。あんなモノやこんなモノがスケスケになって見えるという、ラブコメとかによくありそうなアイテム。しかし、2011年夏の鵠沼海岸飲みの際に行方不明となった。誰かがこの眼鏡のゴキゲンな機能を知ってしまい、アマリの欲しさにMAが差して盗んだものと思われる。ラーメン。 後日、jun教授のもと『第1回・ドライブ演習』が行われ、受講者らとともに再び海岸に赴き探し回ったが、ンモー全然無かった。それはもう全っ然。跡方さんも不在だった。全員、砂と悲しみと「ですよね」という空気に包まれ帰った。 エンブレム エンブレムとは、junの行うエンジンブレーキのことであり、junのドライビングテクニックの真髄である。「ブオオオオオオン!!」とけたたましい音がする。junの車に乗ればかなりの回数発動するので、そのたびに「出たっ!ちゃん純の…エンブレムッ!!」と叫んであげると喜ぶ。同乗者がこれを言うのを忘れると彼はとても寂しそうな顔をするので、彼の車に乗る場合は常に耳をアレしておくこと。しかし、ちゃんまめの母曰く「エンジンブレーキ使うとか邪道」らしい。 ~of… ~of…とは、業界用語を更に業界用語風に仕上げたいときに用いる接続詞である。多用しすぎると頭…え?の人だと思われるので注意。 (例)「ちゃんofレイミー」「ローofシースー(スシロー)」「ラーゲーofラーゲー(漫画喫茶『ゲラゲラ』)」「ターコーofナーパン(パンナコッタ)」 「お前も蝋人形にしてやろうかァ~!」 「お前も蝋人形にしてやろうかァ~!」とは、伯爵がマジ切れしたときに超低速高音で発する言葉である。英訳すると「I'm extremely angry.」。ただし、伯爵本人がこの台詞を言っているのを聞いた者はいない。 OMIGOTO~ゥ! OMIGOTO~ゥ!とは、2011年HYB夏合宿においてアマリがブチ放った今世紀最大の面白発言である。2014年12月28日に戸塚で開催されたHYB忘年会において、みんなでそれとなく当時の動画を観ているときに偶然発覚した。これにより、アマリのこの面白発言は3年半の時を超えて遂に日の目を見ることとなった。 簡単に言うと、当時AHOみたいにみんなで「いつやるの?今でしょう!!!」のネタで盛り上がっていたときに、ンモーそれはそれはテンションの上がったアマリがノリノリの声で「OMIGOTO~ゥ!」という面白発言をブチ込んできたという内容である。「こんなにお見事なOMIGOTOは聞いたことがない」ということで、会場は一時騒然となった。アマリがテンション高いってだけでも面白いのに、こんなキレッキレなネタをブチ込まれたらもう腹筋さんもサヨウナラのやつ。 ただ、その動画にはアマリの姿は映っていなかったため、一部「これはちゃん純の声ではないか?」という者や「くろそーではないか?」という者も出た。しかし、語尾が「~ゥ!」となる言い方がまさにアマリであったことから2G達が「いや、これは間違いなくアマリだ!」「ていうかアマリであってほしい!」と強く主張し、アマリ説が有力となっている。そんなわけで楽楽楽が本人に直接裏を取ったところ、どうやら本人は認めたようである。これを受けアリメカ・オバ○マ大統領が緊急声明を発表、あのオバマ○に「NO OMIGOTO,NO LIFE.」とまで言わしめ、アマリには何かすっごいでかい盾が贈られることとなった。 真相が気になって気になって朝も起きれないと悩んでいた皆様、どうか安心していただきたい。そして、このネタを誇りに思っていただきたい。これは世界に誇れるネタである、と。それでは皆さん、ご一緒に。 OMIGOTO~ゥ!!! 「俺いい店知ってっから!こっちこっち!」 「俺いい店知ってっから!こっちこっち!」とは、武蔵野美術大学の芸術祭に行った際(『グラッチェ井○ヶ谷店』参照)に生まれたtanakyuuu秘伝のネタである。 芸術祭ではキャンパス内にたくさんの出店が立ち並んでいたが、誰かが「お腹すいた~何か食おうぜ」などと言うと、すかざず先輩ヅラしたtanakyuuuが「俺いい店知ってっから!こっちこっち!つれてってやるよ!」などと言い、親指を立てて後ろの方向を指すよくあるポーズをとってみんなを先導。「さすが先輩!」などと煽てられ、満更でない笑みを浮かべていたtanakyuuuであったが、指を差した方向がアマリにも適当であったため、順調にキャンパスの隅っこの方に向かっていき、結局辿り着いたのはトイレであった。するとtanakyuuuは「あ、ごめん!こっちだわ、こっち!」などといい、また親指立てポーズをとるもんだから、「今度こそは」とついていったものの、今度は出店どころかトイレすらない。集団で軽く迷子になる始末。 tanakyuuuがこのセリフを言い出したら注意すること。 ア行 / カ行 / サ行 / タ行 / ナ行 / ハ行 / マ行 / ヤ行 / ラ行 / ワ行
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/248.html
深夜のコンビニの外で3匹のタブンネが寒さに震えている。 大人のタブンネが1匹と、まだ幼い子タブンネが2匹。 冷たいタイルの上にすわり込み、実を寄せ合って寒さに耐えている。 親であるタブンネは、暖かそうな店内を見つめるがすぐにあきらめた。 少しでも寒くないようにと、子どもたちを自分のお腹に引き寄せる。 2匹の子タブンネは、お互いの尻尾に手を入れている。 タブンネのふわふわの尻尾の中はそれなりに温かいのだ。 コンビニの店員が店内から出てくるのが見えた。 親タブンネが店員の方を見ると、お互いに目があった。 親タブンネはすぐに目をそらす。人間が怖い生き物だということを実感しているのだ。 店員はしばらくタブンネ親子を見つめていたが、やがて明るい店の中に入っていった。 くぅという音が聞こえた。子タブンネのお腹が鳴った音だ。 子タブンネたちは自分の指をしゃぶって空腹をごまかしている。 空腹というものは寒さ以上に堪えるものだ。 子タブンネたちの「ミィ」という鳴き声が親タブンネをみじめな気持ちにさせる。 先ほどの店員が店から出てきた。 すると、店員はタブンネたちのほうに近づいてくる。 警戒し逃げようとするタブンネたちの前で、店員は手に持った紙袋に手を入れる。 タブンネたちの目の前に2つに割れた肉まんが差し出された。 タブンネたちは肉まんというものを見たことがなかった。 しかし、この寒空と対照的な、ほかほかと暖かそうな白い湯気。 白い皮に包まれたその中身、ジューシーな肉の香りがタブンネの鼻をくすぐる。 タブンネたちののどがゴクリと音を立てる。 店員が空いた手をタブンネの方に伸ばす。 ビクリと身を震わせる親タブンネだったが、店員はタブンネの頭を優しくなでるだけだ。 頭をなでられていると親タブンネの緊張が解けてきた。 緊張が解けたあと、自分たちが空腹であったことを思い出す。 「ミィ」と一声鳴いて、店員が手に持った肉まんをくれるように懇願する。 親タブンネに倣い、子タブンネたちも「ミィ」「ミィ」と鳴き声を上げる。 店員は優しくほほえむと、手に持った肉まんをタブンネに近づけていく。 タブンネはそれを食べようと大きく口を開ける。 「ミ゛ィィ!? ミ゛ゲェッ!? ガッガッ!」 タブンネの口の中に肉まんが強引に押し込まれた。 肉まんの奥に溜まっていた熱々の肉汁が流れ込み、タブンネののどを焼く。 熱さに悶えるタブンネの口から「ゲホォッ!」と音を立てて肉まんが吐き出された。 ぜいぜいと荒い息を吐くタブンネに店員が再び手をのばす。 「ミヒィ……」 親タブンネは子タブンネたちを抱え、その場から逃げ出す。 おぼつかない足取りで「ヒィヒィ」と泣きながら店員から離れる。 タブンネの白い尻尾が暗闇に消えていった。 店員はタブンネたちを見送ると、落ちている肉まんを拾い、袋に包んでゴミ箱に捨てる。 店内からブラシを持ってくると、水をまいてタイルを磨き始めた。 こぼれた肉片や、タブンネ出した食べかすがどんどん流されていく。 汚れが落ちたのを確認すると、店員は店の中に戻っていった。 寒空の下、餌も取れないタブンネたちはどうやって冬を過ごすのだろうか。 冬の星空も、店員も、タブンネ自身も、それは誰にもわからないことだ。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/105.html
欄外:生活全般→セコキチへの報告 餅太郎奥 大金トラップママ友 *薪奥 *名前トラップ姉 *水汲まれ奥 *疑惑のABCD *園の人 *うなぎパイ奥 *香典パート奥 *娘脱臼奥 *まりちゃん奥 *名前とパンツ女史 *脱毛剤奥 *ふとっちょ父 *&byキーケース奥 *コレクション男 *新作クロックス奥 *棚上婚約指輪奥 *ぬこ骨女史 *ドルフィー女史 *LV腕時計奥 *ランチプレート奥 *カーボンメット喪 *ホラーゲーム女史 *福島県産米奥 *引越しダン箱奥 *カメラ喪女 *子供ティアラ奥 *子供遺品服奥 *ハンドメイド作家奥 *離れ妹 *ひったくり泥ママ *ビーズ指輪泥ママ *台湾バナナ奥 *DSiピンク奥 *マタニティコート奥 *ライダーバイク父 *バンビ奥 *ロードバイク中学生 *ラブちゃん誘拐ママ *焼き肉父 *コンペ作品妹 *グロジャケCD男 *メーター奥 *ドラクエ奥 *DVD泥兄嫁 *コスプレ万引き泥夫婦 *アシスト自転車奥 *GAPパーカー奥 *ライダーグッズ弟 *ダイヤネクレ奥 *ワイルドゾンビ男 *限定ブライス奥 *ラブ飼い奥 *トレポ奥 *キャストコレクション *ネイル奥 *PTAプリント奥 *ゲーマー課長 *娘キーホルダー奥 *元同人作家奥 *でっかい奥 *服泥兄嫁 *義妹ストール奥 *アクセサリー奥 *灯油さん *ネット販売奥 *GREEの人 *ウィッグ奥 *ハリー指輪奥 *プレゼント1万円奥 *ブランド小袋さん *記念指輪奥 *デジカメ連携泥ママ *小額泥ママ *イタリアンハンドル奥 *優待品泥ママ *ガンマ奥 *早朝侵入泥ママ *トトロ鍵奥 *呪いのパズル主 *娘シュシュ奥 *園グッズ濡れ衣奥 *DS母 *フルート奥 *PS2ごっそり *FD奥 *番外:匿名ポンチョ奥 *小玉西瓜嬢 *お宝映像ビデオ *当選ハガキ奥 *ダイヤル錠奥 *決め付けメール奥 *自転車投げられ奥 *氷砂糖奥 *超合金奥 *香水3本奥 *イノタケTシャツ奥 *玄関に食器奥 *親戚マンソン奥 *祖母自作服奥 *DSL毒男 *隠し一万円 *犬娘奥 *給付金奥 *ミシンかけ奥 *バクる奥 *DSの人 *元看守奥 *妖精ポーション奥 *ブルガリ腕時計奥 *スヌーピー三輪車奥 *ポケモン奥 *ケーキ屋傘奥 *セコから泥へ *自転車追跡奥 *テーブルセンター奥 *猫傘奥 *キラキラ硬貨奥 *家庭菜園泥ママ *消防団制服奥 *ニッセンパンツ奥 *ライダー皿奥 *犬プール奥 *小銭貯金奥 *巻きタオル奥 *玉葱婆 *ロレックス奥 *浴衣奥 *W・トントン奥 *げらまず枇杷奥 *R4おばちゃん *すれ違い838 *指輪奥 *500円玉奥 *ポテチ奥 *真珠奥 *縮緬雛人形奥 *出産祝い奥 *コレクト腕時計奥 *オサイフケータイ *白無垢奥 *形見三輪車奥 *D D奥 *葬儀用品奥 *天然嫌韓厨 *マカロニ奥 *ポーチ奥 *図書館傘奥 *2千円借りパクママ *タバコ奥 *芝奥 *餡試写会奥 *布団母 *スワロ奥 *肉汁奥 *靴の人 *荷物持ち奥 *リュック奥 *カメラ奥 *どんぶり奥 *ガラス細工泥ママ *DVD半額請求奥 *試供品ストック奥 *コート奥 *ゲキレンジャー奥 *メロンハーゲンダッツ奥 *ティファニー奥 *マフラー奥 *マンソンベビカ奥 *泥義姉ママ *トイレ紙主奥 *蔦谷奥 *葡萄奥 *ベビカ奥 *ゴミ袋服奥 *チラシ奥 *ブーツ奥 *月謝奥 *ワンピ奥 *レゴ奥 *一万円奥
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/3070.html
前 音を立てないように戸を引く。僅かな隙間から覗こうとしたものの、覗く前から何となく状況は 読めた。 「う゛――――――! あがぢゃん、れみりゃのあがぢゃん! げんぎだずんだどー!」 ホントに喚いていた。 簡単な想像をすれば、騒いでから誰も居ないことに気づいて、何故自分が怒鳴っていたのかを思 い出した、というところだろう。単純な思考をめぐらせるだけでこのおぜうさまの行動には理由が 付けられる。犬とか猫よりも格段に行動理念が明確で助かる。 さきほどれいむが騒いでいたのにも気づいていなかったのなら、と俺はガラリと大きく扉を開放 し玄関に侵入する。すぐさま閉めたのは、れいむがこちらに興味を持たないようにするためだ。 「あがぢゃんんん!」 ピクリとも動かないチビれみりゃ。その顔の近くに身体を寄せて、必死に呼びかけている。格好 は差し詰め腕立て伏せをするようなものだ。人間ならば涙を誘う悲愴感に満ちた《御涙頂戴》的な シーンだが、生憎残念なことに主人公はおぜうさま。あっという間に喜劇へと変貌する。 醜いケツと、餓鬼臭く婆婆臭く乳臭くニラ臭い、ともかく臭うようなカボチャパンツを惜しげも なくこちらへ見せ付けている。今にも毒ガスを放出しそうな体勢だ。出来れば惜しんで欲しいもの だが、そんな高尚な行動を取ることは到底出来ないだろう。 ――蹴りたいケツ。 しようと思ったことは直ぐ実行に移す性質(タチ)なのだ。だがおぜうさまはこれから先も諸々 甚振られねばならないので、ひっそりと後ろによって助走なしに蹴り飛ばす。 「うぢゃっ、ぶぶびっ!!」 先ほど外からぶつかった玄関扉に、今度は中からぶつかった。おぜうさま、完全制覇ですよ。お めでとうございます。しかし、『ぶぶびっ』て。そんな叫び声があるとは知らなかった。流石、豚 まんらしい叫びだ。 人間で言えば、確実にムチ打ちになる勢いで顔面から衝突していったおぜうさま。外の世界で、 安全性の実験で自動車を壁にぶつけるというものがあったと記憶しているが、まさにその様に類似 している。ぐしゃんとぶつかって、ばねのように全身が縮み上がり、反発するように跳ねながら、 再び地面とキスをした。そんなに地面が好きなのか。結婚して《にんっしん》でもすればよい。 おぜうさまは地面にキスしたまま起き上がる気配はない。だが、耳をすませば、居間から聞こえ つづけているれいむの《御食事》の音――つまり『うっめ、めっちゃうっめこれ!!』であるが― ―に挟まれて、頻りにうう、ううと唸っている声が聞こえる。半気絶状態なのだろう。それなら都 合がよい。 先ほどおぜうさまを引き摺ってきたときに使った縄を、そこでのたれ死んでいるように横たわっ ているチビれみりゃの首に回す。何とか生きているようだが、おぜうさまと違ってまだ子供だった 所為で、虫の息といってもいい状態だった。あれだけ耳元で汚い豚の鳴き声のような声で騒ぎ立て られても反応が無かったのも納得できる。 だが、この作業は意外にも苦労した。動くはずのない者を縛り上げるのに、どうして苦労するの だと思うかもしれない。 考えてもらいたい。れみりゃの首って何処なんだ? 結局、人間の首のように際どく括れている顔の下あたりに縄を回した。間違っていたら、ぜひと も御教授願いたいところだ、次回以降の教訓にしたいと思う。 チビれみりゃは目も当てられない状態だった。顔の皮は再生過程のままで、じわりと肉汁が垂れ ていた。俺にあれだけ伸ばされて千切られたのだ、仕方ない部分だろう。足と腕に力の欠片も無く 、持ち上げども重力に逆らうことも出来ず垂れ下がるのみだ。表情は苦悶に満ちたものだったが、 ぐずるようにえぐえぐと泣いているようだったので、このあたりは流石《くされみりゃ》と言った ところだ。本物の紅魔館のバカ御嬢も身体だけは丈夫で、頭がよろしくない雰囲気を漂わせている 乳臭い幼女なので、これは大きな共通点なのだろう。だが、瀕死状態であるのは間違いなかった。 さて、猶も気絶しているようなおぜうさまの、ケツの穴あたりをもう一度蹴った。 「んぎゃん!?」 「起きろ、ボケ豚まん」 「ううう……、いだい、いだいど……」 「黙れ。さっさと起きろ」また一蹴り。 「うう……、な、なにずるんだどぉ」 家に連れ込まれた直後には欠片も無かった、弱気な態度で俺に言う。《こーまかんのあるじ》は 影を潜めた。――といっても、ハナからこいつは《あるじ》では無いので、虚構の高腰であったの だが。 「ほら、お前のあかちゃん。元気になったみたいだぞ」 俺はおぜうさまに極上の笑顔(自称)を輝かせて、縄を持った手を高々と掲げる。飛んでいるよ うに周期的に上下させるのも忘れない。 「う? う、うっ、うーー! れみりゃのぷりぢーなあがぢゃんだどー! おにーさん、はやくれ みりゃにわたすんだどー!」 「いいのかい?」 「わたすんだどー! はやくしないど、さぐやにいいづげるどー!」 赤ん坊を自分の腕に抱きたいのはゆっくりも同じなのは良くわかる。だが、首をだらしなく下に 垂らし、動く気配のないチビれみりゃである。先ほどまで、自分が叫んでも反応を見せなかったチ ビれみりゃが、そんな短時間で元気になるはずがないではないか。 「ホラ」 薄笑いを浮かべながら、おぜうさまの足元へチビれみりゃを投げやる。もちろん、首の縄の端は 俺の手の内だ。 「う?」 チビれみりゃが力なく床に転がる。叩きつけられた格好だが、呻き声ひとつ上がらなかった。 「う――――――――――――! あがぢゃん、さっぎはげんぎだっだど――――――!」 あれの何処を見れば元気なのだろうか。もっとも、これは実に予想通りの反応であり、俺は満足 である。 では、次のプランへと移ろうではないか。 おぜうさまがチビれみりゃにすがり付こうとする瞬間に、持っている縄を強く引く。 「うぎゃおお!」 飛び込むような体勢だったおぜうさまは、今日何度目かわからない床への接吻をした。もし俺が チビれみりゃを引っ張らなかったらどうなっていたものか。おそらくおぜうさまは自分の赤ん坊を 自分のキスで潰し殺すところだった。感謝して欲しい。 床に突っ伏しているままだと諸々不都合が生じるので、嫌悪感を我慢しておぜうさまの身体を引 き起こし、服の後ろ側に刀を通し先端を床に突き刺す。身動きをとらせないようにしながらもこれ から起こる事態から目を逸らさせないようにするという、一石二鳥の戦略だ。れみりゃのぜぐぢー なおべべがああと叫んだが、無視、無視。おべべの時点でセクシーさの欠片も無いのではないだろ うか。手と足を前方に放り出して奇妙なまでに正筋を伸ばし、肉汁の涙をだらだらと垂れ流す様は 、見ていても気持ちがいいものだ。 おぜうさまの視線がこちらに向いていることを確認して、縄を揺すり始める。ぐらん、ぐらん。 揺れるチビれみりゃ。 「なにずんだどー!! ぷりぢーなれみりゃのあがぢゃんをはだずんだどーー!!」 はいはい、ぷりちーぷりちー。薄笑いを浮かべて言ってやる。瀕死の肉まんのどこが可愛いのだ ろう。 言葉でおぜうさまをからかっている間に、チビれみりゃは豪快に回転し始める。最初のうちは、 外界の遊園地とかいう一大遊戯施設に備わっている《バイキング》なる乗り物のように、振り子の 動きをしている。徐々にぐるんぐるんと力を込めながら円を描くようにまわす。《観覧車》とかい う乗り物の動きだが、その回転速度は《観覧車》の比ではない。 「う゛っ、ううううううううううううう!!!」 遠心力が(人間で言うところの)首の付け根あたりに負荷されているせいで、気絶していて今ま で何にも反応を示さなかったチビれみりゃが苦悶の表情だ。こいつがどういう仕組みで息をしてい るのかは分からないが、とりあえず息は苦しいと見える。それだけでこの作戦はある程度の成功で ある。これで何の反応も無いのであれば、こいつは呼吸をしていないとも言え、俺の《首探し》の 努力は水泡に帰すのだ。 否、もしかすると、首が千切れてしまう痛みに悶絶しているのかもしれない。だが、そんなこと はどうでもいい。苦しみさえすれば無問題。 「やべでえええええええええ!! あがぢゃんをはだぶびでびえぇええ!!」 五月蝿いので、チビれみりゃの回転中心を少しおぜうさまの方にずらしてやる。勢いをつけて廻 っているチビれみりゃと感動の御対面を果たした。高速で、だが。 チビれみりゃの身体はその衝撃でぐらつき始める。見ればおぜうさまの足元に肉塊が転がってい た。じっくりと視線を其処にあててみると、それはチビれみりゃの足だった。どちらの足か不明で はあるが、足がもげたことだけは明らかだ。脆いものだ。 「ああああああああああああああ゛!! はやぐっ、はやぐやびぇどぅんだどおおおおおおおお! !」 回転は秒速一回転を越しそうになったそのときだった。 『ぶぢん』聴いたこともないような鈍い音。 『びしゃああ』何かが弾けるような音。 そして、縄の先端が軽くなった気がした。 「あれまぁ」 時代がかったような呟きは御愛嬌。何せ、縄の結び目には何の影もなかったのだから。 想像通りの結果で恐縮だが、チビれみりゃは退化してしまったのだ。簡単に言えば、《くびもげ 》。遠心力に耐えられなくなったれみりゃの身体は、その力の集結点である縄の結び目、すなわち 首の付け根に集まり崩壊してしまったのだ。 頭の部分を探そうとしたが、此れはあっさりと見つかった。 俺の足元に黒い影があった。持ち上げてみると、頭部だけのゆっくりでいうところの《足》が餡 でぐずぐずになっている。胴体が離れたのだからこうなるのは仕方が無い。 今度は表情を確認する。口はへの字に歪み、目からはチビれみりゃの脳みそである餡が吹き出て いた。眼球はどこかへ吹き飛んだらしい(翌日明るくなってから、天井にへばりついている小さな 油脂の塊をふたつ見つけた)。 最早ゆ、とも、う、とも言わなくなった肉まんである。 反応を示さなくなった肉の塊には興味はない。親であるおぜうさまの許に放り投げてやった。 ぐしゃり、と言って床に臥したチビれみりゃだった物は、衝撃に耐え切れず形を変えた。 「う? う、うう……」 騒ぎ始める前に後ろの支え棒を取り外す。切っ先で後頭部に切れ込みが入ったのだが、目の前に 転がった肉の塊に視線を取られて痛みを感じなかったようだ。 「う゛あ゛――――――――――――!! う゛あ゛――――――――――――!! う゛あ゛― ―――――――――――!! でびりゃど、ぶりっぢーなあがぢゃんがあああああああ!!」 おぜうさまは豆大福のような手で持ち上げようとするが、チビれみりゃの頭は既に形を維持する ことすら出来なくなっていたようで、おぜうさまの指の隙間から餡がぼたぼた零れていった。これ では再組成は不可能だ。 「どうぢでええええええええええ!!」 それでも諦めきれないのか、おぜうさまは何度も何度も我が子を抱きとめようとする。必死な姿 は人間であれば涙を誘う。しかし、これで二回目になるが、ゆっくりが必死になったところで生み 出されるものは喜劇の台本でしかない。おぜうさまの叫びはファンファーレのようだ。 どれくらいの間そうしていただろうか。辛うじて残っていた皮は餡と一体化しており、その餡も バラバラになっている。山の形に盛ることすら出来ないほどに解れてしまった餡は、チビれみりゃ の絶命を如実に示していた。 「ううううああああああああ!! あがぢゃん、どうぢでぢんだんだどおおおおおお!! どうぢ でだんだどおおおおおおおお!!」 慟哭。そう称するに相応しい絶叫。最も、何度も言うことだが、主人公がおぜうさまなので、喜 劇なのには変わりが無い。 「あがぢゃああああああああああああああああ!!」 止まらない肉汁の涙。口からも零れているが、そんなことも気にする素振りがない。仰向けにな ってじたばたと動きながら、俺の足元で駄々を捏ねるように喚いている。おぜうさまの品格の欠片 もなく、ただ喚くだけの肉饅頭。ただ、我が子の死を嘆いている。 「あがぢゃああん……。ううううううあああああああああ……」 うつ伏せに向きを変え、しゃくり上げるように泣くおぜうさま。慟哭は弱まってきたが、肉汁の 涙を止まるところを知らない。 「うう…、あああ……。……」 大人しくなってきた気がする。おぜうさまの顔の近くに耳を持っていく。 「ぅぅ……。zzz….」 寝やがった。 身体を丸く屈めて、何かから自らを防御するような格好を取ったまま動かない。泣き疲れたにし ても、寝てしまうのは早すぎやしないだろうか。 もう少し様子を見ようと思って眺めてみたが、全く動く素振りもない。動いているのはおぜうさ まの背中くらいのもので、穏やかな上下動を繰り返している。 これは安眠状態に入り込んでいるとみても問題は無さそうだ。 一分もしないくらいで、自分の子供が死んだことも忘れて、穏やかな眠りの世界に飛び込んでい けるとは、流石餡子脳。その他のゆっくりと違って小豆の餡ではなく肉まんであるゆっくりれみり ゃ種だが、この肉餡は小豆餡よりもバカらしい。『うあー、うあー』とか『たべちゃうどー』が会 話の大半を占めていることでも大方の予想は付いていたが、ここまで来ると呆れる。呆れ果てる。 開いた口が塞がらないとは、当にこのことだ。 「zzz」 餡子脳には解からないだろうと思う速度で体勢を仰向けに変えてやる。 「zzz」 思わず、噴出すかと思った。 おぜうさまの寝顔は、よくゆっくりが《すっきり》している真只中で見せるという《アヘ顔》で あった。肉汁を口の端からだらだらと零して、目はすっかりへの字になり、蛙がへばりついている 状態を裏側からみたような体勢だ。気の緩みは全身から溢れんばかりで、油断も隙も全く無い。 黒い感情が頭を擡げてくるのは、時間の問題だった。 深呼吸をひとつ。右足を高く上げて――。 「うぎゃおおおおおおおお!!」 腹のど真ん中を踏みつけてあげる。 おぜうさまは嬌声をあげてもんどりうちながら玄関を這い回る。その姿はさながらスリッパのよ うなもので潰されながらも致命傷には至らなかったリグル――もとい、御器齧(ごきぶり)のよう だった。 悶え狂っている状態のおぜうさまは、先ほどまで必死に蘇生させようとしていた(といっても気 休めにもならない状態だったが)チビれみりゃの上を何往復もしていたことは気づかなかった。そ もそもおぜうさまの《処置》を受けた段階で絶命していたので、当のチビれみりゃは痛くもかゆく もなかっただろう。せめてもの救いだった。 「う゛―――――――――――――――――――!!! 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!」 十分にビブラートを利かせた絶叫は喧しいことこの上ない。黙れの意味を込めて後頭部を蹴飛ば したが、火に油を注ぎこむどころか、火に油をぶちまけることになった。想定内なので問題ないが 、このおぜうさまは本当に俺の期待を裏切らない躍進を遂げてくれる。 「ホラ、立て。この糞肉饅頭」 「うううう!! うぞづぎ!! うぞづぐやづはざぐやにごろざれどぅんだどーーー!!」 鼻水をだらだら零しながら(おぜうさまはあらゆる場所から汁を零すんだなあ、と感心する)俺 に殴りかかろうとする。 ――はて。 「俺、何か嘘吐いたっけ?」 「れびじゃどあがぢゃ、がえぢでくでどぅんぢゃーーー!!」 文章として成立している雰囲気が全くない。おぜうさまの態度で辛うじて、俺がチビれみりゃを 美辞におぜうさまの許に返す約束をしていたのだが、その約束を破ったから《ざぐや》とやらに殺 られるらしい。 それは敵わないということで、俺はややも、反省タイム。 一秒。 二秒。 ――。 ――――。 ――――――――。 ポクポクポクポク――――。 チーン。 「んな約束してねーだろーが!!」 間違いない。遡っても、俺の口から『返してあげるよ』なーんてことは一言も言っていない。 「れびりゃどあがぢゃ!! ゆっぐりじねえええええええ!!」 《ん》の発音は鼻づまりのせいで全く聞き取れなくなった。それでもおぜうさまはゆっくりふらん の真似事をするように、俺に体当たりを仕掛けようと駆け出した。 どて、どて、どて……。 何とも重たい足音を響かせて近づいてくるおぜうさま。《亀よーりぃ、おーそーい、おぜうーさ ぁまー♪》と童謡『こいのぼり』の音階に替え歌をつけて歌いたくなる。 だが。 「そーれい!」 俺の手には得物があるということを失念されては困るのだ。 「うう゛!?」 おぜうさまはくぐもった声を上げた途端、急に身長が縮んだ。およそ、先ほどの半分になった。 「あああああああああああああ!! れみりゃのがもじがどよーだあじど、くびでだうえずどがあ ああああああ!!!」 自分の身体と顔を鏡で凝視したことがないということは、酷くかわいそうなことなのだ、と此処 にきて俺は痛感した。おぜうさまの腰の何処がくびれていて、おぜうさまの足の何処がほっそりと しているのだろうか。 俺は走ってくるおぜうさまの脇に素早く(一歩分しか動いていないが、それでも充分だった)寄 ると、支い棒代わりだった刀を横にして構えた。ただ構えていたところに、予想通りの動きでどて どておぜうさまがゴールテープを切る要領で突っ込んできた。 その結果がこれだよ。 おぜうさまは(人間で言うところの)臍のあたりから身体がぱっかりと分かれてしまった。外の 世界では超高性能の医療器具としてMRIというものがあるが、そのようになった。つまりはおぜうさまの肉体断面図を作ったようになっているのだ。 MRIは俺も幻想郷で一度だけお目にかかったことがある。何でも香霖堂に流れ着いたところを永遠亭の女医が河童のサポートの下医療器具として設置したそうだ。河童のにとりがMRIを知っていたことにも驚いたが、今MRI技師として活躍しているのは輝夜姫その人だそうだ。あのニートがよく働き口を見出したと思う。 まあ、そんなことはどうでも良い。 おぜうさまは、まだ自分の身に何が起こったのか理解できていないようだ。腰の切り口で床に起 立し、きょとんと正面を見据えている。下半身は肉汁を零しながら無残に倒れている。 五秒ほど経過しただろうか。 「う、うううう、うううううううううううううううううううううううううううううううううううう うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう うううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!! ??????」 超絶的大絶叫。 腰の切り口が只ならぬ安定感を維持しているため、おぜうさまが手をばたばた振ってもなかなか 倒れない。この様は、さながら《太陽の塔》のようだった。 「うううあああああああ!! いだいいいい゛!! だずげでえええええええええええ!!」 コツを掴んだのか、周期的な腕の振り方を初めて五秒ほど経って、おぜうさまは顔面から倒れた 。必死すぎた腕の振りを止められなかったが、右腕は辛うじて床に付く事ができた。それでも頭が 重すぎるがゆえに、おぜうさまの右腕はひしゃげてしまった。人間で言えば複雑骨折をしてしまっ たようにくしゃくしゃになった。 「うぎゃああああああああ!! いだあああいいどおお、いだいどおおおおおおおお!!」 今更ながら、よくぞ餡子と皮だけの構造で痛覚神経を構成しているものだと感動を覚える。右腕 を抱え、かつ下半身に断続する痛みに耐えている。口からは相変わらず肉汁を垂らしているが、此 処にきてついに頭部に込められている餡が零れ始めた。どうやら、先は長くなさそうだ。 「いだいどお……」 声が小さくなってきた。この体勢では(表情が見えなくて面白くないから)まずいので 仰向けになおす。 「だず、げでええ。いだいんだどおおぉぉぉ……」 そりゃあ、痛いだろう。腕がぐちゃぐちゃになって、胴から下を失っている。だが、切り口から 餡が零れ出ている気配がない。俺の一刀両断が良かったのだろう。 俺はひとついいことを思いついたので、暫し玄関を離れる。背後からは声量をだいぶ落としたお ぜうさまの叫びが聞こえているが、餡子が漏れてこない限り、失餡子死はありえない。ゆっくりふ らんではないため、自殺することもないだろう。 向かった先は前の物置。香霖堂から大量の食器を買ったときに、運搬用にと使ったダンボールが あったはずだ。 探すと、折りたたんだ状態の大きなものが四つあった。これなら巧くいく。 「だずげでぇ……」 ぐじゃぐじゃになった顔をこちらに向けて、激痛に喘いでいる。やはり餡子は出てこない。これ くらいなら、後で水溶き片栗粉か何かで応急処置をして、それが馴染んでくれば痛みは感じなくな るだろう。しかし、腕は切断処理しかないだろう。あんなにぐちゃぐちゃの腕を再生させる術は無 い。 いや、違う。おぜうさまには再生能力があるはずだ。このままでは腕はおろか、下半身まで再生 されかねない。これは予定を変更すべきだろう。 思い立ったが吉日である。 ダンボールは片隅に放り捨て、俺は台所方面に向かった。 ○ 台所に行く前に、俺は黙祷をせねばなるまい。 その理由は、今話していられるほどの時間がない。おぜうさまの再生を阻止せねばならないのだ 。とりあえず、気持ちの全くこもらない黙祷を捧げた。 ○ 材料は辛うじて揃えられた。今から治療されるおぜうさまのガキのせいで台所がぐちゃぐちゃに なっていたことを失念していたのだ。 硝子鉢も小さなものは全て割れていた。饅頭の体当たりごときで扉が開いてしまうとは全く思っ ていなかった。食器と共に台所のセット一式も仕入れねばならなくなってしまったのは、かなり腹 立たしいことである。 粉も撒き散らされていたので、床に散らばっているものをかき集めて、どうにか使用できるほど の分量になった。 さて、おぜうさまの様子は。玄関扉を完全に開け放した。 風雲急を告げる、とまではいかないものの、それでもゆっくりしてはいけない状況である。 腕は再生が始まっており、既に二の腕の半分が形成されていた。腰より下は全く再生されていなかったのには安堵した。 「うううああああ……」 泣きは収まりかけていた。耳栓の代わりに鼻紙を耳に詰め込んだが、然程意味は無かった。大き な身体の痙攣も見られない。身体は脆いわりに生命は丈夫である。下半身はただの肉の塊になって いる。てっきり此方側も上半身が再生して二人になるものかと思っていたが、そうではなく頭の残 っている方のみが再生するようだ。蜥蜴の尻尾と同じらしい。 泣き続けているおぜうさまの腕をとり、水で溶かした粉に《隠し味》を合わせたものを塗りたく って包帯をきつく巻いた。麻酔剤のようなものを持っていればより項が得られそうなものだが、生 憎ここは永遠亭ではない。そこの辺りは我慢だ。 「うう……。う、うう?」 胴体で直立して、きょとんと俺を見つめるおぜうさま。その(本人曰く)つぶらな瞳は潰してや るか抉り取ってやりたいものだ。 「うう!! いだぐなぐなっだどー!! もうへーきだどー!!」 それは良かったな、と俺は青筋を立てる。その視線に気づくわけもないおぜうさまはさらに続け て、 「うーうー! はやぐぶっでぃーんもっでぐるんだどー!」 また!? 「お前、もう忘れたのか? ウチにプリンはな」 「ぶっでぃーんだどー! ぶっでぃーんをはやぐよごずんだどー!!」 「話を聞きやがれ!!」 「ぶぎゃっ!?」 折角半殺しで止めてやったが、もう飽きた。このバカに付き合うのは。チルノの話に付き合って いるよりも面倒だ。 今蹴飛ばしたのは、顔面。丁度(人間で言えば)鼻の辺り。後頭部を床にぶつけ、すぐさま背中 を打ちつけて飛んでいく。地獄車になったおぜうさまは、逆立ちの状態で玄関扉に直撃した。 しかし、倒れてこない。 不思議に思った俺は近づいてみる。 もう、おぜうさまは絶命していた。 身体の幅が二倍になっている。扉にへばりつくようになったおぜうさまは、くっついたまま落ち てこない。完全に床と同化してしまったように見える。 腰の部分を指で掬うが、ねっとりと脂っぽいおぜうさまの身体は、平面的にこびりついている。 床に近い、頭の方を見てみる。こちらはさらに惨劇だ。頭はえびせんべいのように薄く広がって いる。やはり中身の詰まっていない頭であったのだろう、餡子は漏れ出ていなかったが、顔面が顔 面の体裁をたしていない。 完全に絶命し、家には静寂が訪れた。 本当は、傷口の処理に使った粉の《つなぎ》として、チビれみりゃを使ったことを教えてから殺 したかったのだが、こうなっては仕方が無い。 ○ おぜうさまとチビれみりゃの残骸を処理して居間を通過し台所に戻った。 瓦斯台(これもにとりちゃんの御蔭)の下からは濛々とした湯気が立っている。火は先ほど消し てある。 まさかこんなことになるとは思っていなかった。扉を完全に閉めていればよかったのかもしれな いが、後の祭りとはまさにこのこと。 おぜうさま関係の作業に余裕があると踏んでいた俺は、熱いお茶を飲もうと湯を沸かしていた。 その間にでもれいむはまりさを食べ終わって、それこそゆっくりしていると思っていた。それは先 ほどおれにおぜうさまがどうしていたのか教えてくれたことから、ほぼ改心していたと思い込んで いた。 しかし違った。所詮ゆっくりはゆっくりであり、人間の家はすべて見つけたゆっくりのもの、と 言う考えは捨てていなかった。 ここからは俺の予想である。 まりさをすべて食べつくしたれいむは、俺がスキマを作っていた扉の隙間をすり抜けて台所へ突 入した。そこはおぜうさまの暴虐の残骸が充分のこっていたが、然して気にしていなかったのだろ う。最初はゆっくりとしていたらしい。床の一箇所に食べ残した餡子が零れていた。 その後、れいむは興味をそそられるものを見つけた。見つけてしまった。 それは、俺が瓦斯台に掛けていた薬缶である。これはかなりの大柄なもので、作り置きの茶をつ くるのには最適なものだった。 たまたまおぜうさまが遊んでいた踏み台を使って、俺は吊棚から薬缶を取り出し、その踏み台を 放たらかしにしていたのだ。それを使ってれいむは瓦斯台の手前に攀じ登った。 この薬缶は、湯が沸いたことを報せる汽笛のような装置が付いていた。れいむはこの音に驚いた のだろう。我が家の玄関扉は防音性に優れており、この音を聞くことは無かった。 れいむは必死になってこの音の正体を見破ろうとして、バカなことをした。薬缶へ体当たりを繰 り出した。 金属製の薬缶は、饅頭のれいむの皮膚をくっつけた。 あつい、あっつい!! れいむの叫びは俺には聞こえるわけもない。 顔をくっつけたまま暴れてしまったのだろう、れいむはバランスを崩した薬缶ごと床に落ちてい く。お湯はその衝撃で少し漏れてしまった。お湯はれいむの川を薬缶から剥がした。それはれいむ を薬缶の熱さから解放するに充分だったが、その所為で確実にれいむの寿命は縮まった。 れいむは床に背中から落ちた。衝撃が大きかったのだ。身動きは取れなかった。 その上から、蓋の開き落ちた薬缶がれいむに蓋をした。 熱湯を浴び、その上からもうもうとした熱風を込めた薬缶が体を覆う。 俺が薬缶を持ち上げたその中で、れいむは蒸し餡饅の出来損ないになっていた。 皮はぐずぐず。餡子も溶け出しており、手で持つことは出来なかった。 俺は包丁二本でかき集め、まりさの帽子を入れておいたコンポストに投げ入れた。 本当は数年間の範囲で苛め倒すつもりだったが、そう巧くはいかない。だが、蒸し煮されるとい う貴重な経験をして死んでいったれいむの苦しみは、俺の気持ちを晴らすに充分だった。 これから、どんなゆっくりがここに来るか、今から考えるだけでも楽しみだ。 ※あとがき この「ゆっくりいじめスレ」には初めての投稿になります。 PNは決めておりませんでしたが、とりあえず『春巻』と名乗ります。 元々は「幻想郷のキャラをいじめるスレ」に投稿しておりました。 作品は後で下に記しますが、ゆっくりいじめ自体はこれが2作品目です。ほとんどの作品がゆっ くりいじめではないので、ゆっくりのWikiには、1作品しかないでしょうけど。 ですが、これ以降ゆっくりいじめ、幻想郷キャラいじめ小説は書きません。もう時間が取れない ので、残念ですが引退いたします。後はROM専で失礼します。 これからも、ゆっくりがいじめられ、虐待され、虐殺される世界でありつづけることを祈って、 最後の挨拶といたします。 ここまで拝読まことにありがとうございました。 春巻 ※過去の作品(ゆっくりいじめ以外も含む) 春巻リリーホワイト 2作品 すわこちゃんの歯磨き 放置プレイ(因幡てゐいじめ) 豊穣を祈れ ~傲岸不遜たる秋姉妹へのディリジョン~ 迷子の迷子のかえるちゃん(すわこたんいじめ) 胡瓜と人参の悪夢(因幡てゐ・河城にとりいじめ) 因幡てゐVS.ゆっくりれーせん このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/3951.html
食べた日:2011/8/20 この日はラー友のお誘いで、仙台市内某所で行われた今度オープンするお店の試食会に伺わせていただきました。 まず入るなり、凄い物がお出迎え。 11.8.20%20%93%D8%82%CC%8E%B4%20%8E%8E%90H%89%EF%20%93%D8%83P%83o%83u.JPG そうケバブ! こちらのお店は、チャーシューの代わりに豚のケバブを乗せたラーメンを提供するそう。 本場トルコなどのケバブは羊・鶏などを使うそうですが、最近中国などを中心に、豚を使ったケバブも一般化してきているそうです。 ちなみにケバブの中でも、こちらのように薄切り肉を何層にも貼り付け塊状にして、回転させながら焼いた物を「ドネルケバブ」というとのことです。 まずはこのお肉を、電動のナイフで目の前で切り分けてもらい食べてみると、これがマジ旨! スパイシーな味付けが施されたお肉は、噛むと肉汁滴るジューシーさで、表面がカリッと焼かれているので香ばしさも特筆。 熟成させたお肉を使っているとのことで、お肉そのものの旨味の濃さもしっかりしています。 こちらの豚ケバブを乗せた試作品がこちら。 11.8.20%20%93%D8%82%CC%8E%B4%20%8E%8E%90H%89%EF%20%93%D8%83P%83o%83u%96%FB%82%BB%82%CE%20142%94t%96%DA.JPG 11.8.20%20%93%D8%82%CC%8E%B4%20%8E%8E%90H%89%EF%20%93%D8%83P%83o%83u%83%89%81%5B%83%81%83%93%20143%94t%96%DA.JPG 上が油そばで、下がラーメン。 油そばの方は、シンプルな味付けの王道スタイルで、油そばそのものはあえて薄味にしてあり、スパイシーな豚ケバブと一緒に食べると丁度よい塩分濃度になるように仕上げています。 ラーメンの方は、かなり粘度の高い豚骨スープに、更に背脂を降りかけた、超濃厚スープ。 豚ケバブと相まって、本当に“ブタ・ブタ”な一杯に仕上がっています。 ラーメンにケバブという、宮城では恐らく初の試みですが、ラーメンそのものも美味しいですし、何よりも今の時代の飲食店に必要と言われているパフォーマンス度が文句なしなので、きっと繁盛することでしょう。 オープンが楽しみです! 住所:仙台市内某所 by hiro (2011年 142,143杯目) 羊ケバブを、留学していたころによく食べました。大変おいしいのですが、日本ではなかなか食べられません。 豚ケバブも、おいしいのはよくわかっているので、開店が楽しみです。 -- n Guin (2011-08-23 22 28 27) n Guinさん、留学されていたことがあるんですね~。 私は豚ケバブは初めての体験でしたが、非常に美味しかったです! 恐らくこちらのお店は、チャーシュー麺の出る比率が非常に高くなりそうな予感です。 -- hiro (2011-08-23 23 16 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ryoutetsu/pages/19.html
兄弟スレ【関東発】旅行オフ【アウトドア】にて行われた アウトドア料理オフのレポ 会場 北軽井沢くるみの森キャンプ場 http //www.f2.dion.ne.jp/~kurumi/index.html 開催時間 2008年5月10日(土)11時30分くらい~16時30分くらい 料理人 暴幹事 旅行スレ19さん 作られた料理(料理名は幹事さんが勝手に命名してる場合あり) 沖縄風豚の角煮(暴幹事) ナン(暴幹事) カレー(19さん) 焼きそら豆(19さん) オフレポ 水場がバーベキュー棟から離れているなど 慣れない環境に苦戦しました というか火力、火ですね、これ参りました マキを燃やしたんですが雨で風も吹くんで 火力が安定しないんですよね、火が斜めっちゃうのw そんな中、もう1人の参加者あちらのスレの19さんは カレーと、そら豆 自分は、カレー用にと手作りナン ナン用の粉を日清の高級パン用の強力粉にしたので カメリアの強力粉との違いを知るために またまた手作りピザ生地も作りました(・∀・) ナンとピザ生地の違いはナンには 卵、砂糖、ヨーグルト(今回はホイップクリームの元)を入れます 逆にオリーブオイルは入っていないので パンに近い味、風味でした(^^) 自分はもう1点 前日のラジオでグッチ裕三が作り方をしゃべっていた 豚の角煮(沖縄風)を早速作りたくなり試した グッチのレシピ(数量は自分で試せと言っていたので我流) 泡盛と言っていたが手に入らないので自分は料理酒1000ml 黒糖500g だし醤油、最初250mlくらい入れて味見→100ml追加→100ml追加 あとホントは和風だしを最後に入れると言っていたが今回は省略 手順は豚バラブロック900gを水で洗って 水を張った鍋に入れる 沸騰させてしばらく煮る(アク出まくりんぐ→除去) お湯を捨て肉を洗う(こうするとさっぱりするらしい) また水から煮る 沸騰したら黒糖、だし醤油を入れる グツグツ煮る、当時はマキの火がマックス状態で ガンガン吹き零れるが(・∀・)キニシナイ たまに裏っ返しにしたり、表面に煮汁をかけたりする 後半になってくるとコゲの心配も出てくる 脂身を下側にしておけば多少へばり付いても剥がれる 段々と煮汁の水分が無くなり「タレ」と呼ぶにふさわしい感じになる(・∀・) タレも黒く変化して行きます 30分ほど煮たら完成 完成したのがこれ あとは中まで火が通ってるかが心配 イケてます! 食べる 美味い!思ったより美味い!w 低画質画像じゃわからないだろうけど 肉汁がたまらんち ちょっとコゲてるのが香ばしい感じだし 黒糖の砂糖よりも奥深い味わい &だし醤油の醤油より奥深いry で結果(・∀・)ウマーイ 外のタレがちょっと濃い目で甘辛いのが 口の中で肉の薄味と中和されてちょうどいい感じに美味いんだと (・∀・)ジガジサーン トータルでも1時間くらいで出来ると思うのでお試し下さい(・∀・)ノシ 間違えた 最初水で煮た後、洗って二度目は酒で煮るのです 1000mlフルで 酒で煮ると肉の臭みが取れて 味わいにも繋がるらしいですぞ(・∀・) 翌日(5月11日)の暴幹事さんのカキコミ 336 名前:暴幹事 ◆BOU/ADsmrU [sage] 投稿日:2008/05/11(日) 13 27 17 ID 0q4JXPdf0 半分残っていたのさっき食べた 味が更に染みててうんめえええええええ 角煮は翌日食え(キリッ
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/710.html
前 音を立てないように戸を引く。僅かな隙間から覗こうとしたものの、覗く前から何となく状況は 読めた。 「う゛――――――! あがぢゃん、れみりゃのあがぢゃん! げんぎだずんだどー!」 ホントに喚いていた。 簡単な想像をすれば、騒いでから誰も居ないことに気づいて、何故自分が怒鳴っていたのかを思 い出した、というところだろう。単純な思考をめぐらせるだけでこのおぜうさまの行動には理由が 付けられる。犬とか猫よりも格段に行動理念が明確で助かる。 さきほどれいむが騒いでいたのにも気づいていなかったのなら、と俺はガラリと大きく扉を開放 し玄関に侵入する。すぐさま閉めたのは、れいむがこちらに興味を持たないようにするためだ。 「あがぢゃんんん!」 ピクリとも動かないチビれみりゃ。その顔の近くに身体を寄せて、必死に呼びかけている。格好 は差し詰め腕立て伏せをするようなものだ。人間ならば涙を誘う悲愴感に満ちた《御涙頂戴》的な シーンだが、生憎残念なことに主人公はおぜうさま。あっという間に喜劇へと変貌する。 醜いケツと、餓鬼臭く婆婆臭く乳臭くニラ臭い、ともかく臭うようなカボチャパンツを惜しげも なくこちらへ見せ付けている。今にも毒ガスを放出しそうな体勢だ。出来れば惜しんで欲しいもの だが、そんな高尚な行動を取ることは到底出来ないだろう。 ――蹴りたいケツ。 しようと思ったことは直ぐ実行に移す性質(タチ)なのだ。だがおぜうさまはこれから先も諸々 甚振られねばならないので、ひっそりと後ろによって助走なしに蹴り飛ばす。 「うぢゃっ、ぶぶびっ!!」 先ほど外からぶつかった玄関扉に、今度は中からぶつかった。おぜうさま、完全制覇ですよ。お めでとうございます。しかし、『ぶぶびっ』て。そんな叫び声があるとは知らなかった。流石、豚 まんらしい叫びだ。 人間で言えば、確実にムチ打ちになる勢いで顔面から衝突していったおぜうさま。外の世界で、 安全性の実験で自動車を壁にぶつけるというものがあったと記憶しているが、まさにその様に類似 している。ぐしゃんとぶつかって、ばねのように全身が縮み上がり、反発するように跳ねながら、 再び地面とキスをした。そんなに地面が好きなのか。結婚して《にんっしん》でもすればよい。 おぜうさまは地面にキスしたまま起き上がる気配はない。だが、耳をすませば、居間から聞こえ つづけているれいむの《御食事》の音――つまり『うっめ、めっちゃうっめこれ!!』であるが― ―に挟まれて、頻りにうう、ううと唸っている声が聞こえる。半気絶状態なのだろう。それなら都 合がよい。 先ほどおぜうさまを引き摺ってきたときに使った縄を、そこでのたれ死んでいるように横たわっ ているチビれみりゃの首に回す。何とか生きているようだが、おぜうさまと違ってまだ子供だった 所為で、虫の息といってもいい状態だった。あれだけ耳元で汚い豚の鳴き声のような声で騒ぎ立て られても反応が無かったのも納得できる。 だが、この作業は意外にも苦労した。動くはずのない者を縛り上げるのに、どうして苦労するの だと思うかもしれない。 考えてもらいたい。れみりゃの首って何処なんだ? 結局、人間の首のように際どく括れている顔の下あたりに縄を回した。間違っていたら、ぜひと も御教授願いたいところだ、次回以降の教訓にしたいと思う。 チビれみりゃは目も当てられない状態だった。顔の皮は再生過程のままで、じわりと肉汁が垂れ ていた。俺にあれだけ伸ばされて千切られたのだ、仕方ない部分だろう。足と腕に力の欠片も無く 、持ち上げども重力に逆らうことも出来ず垂れ下がるのみだ。表情は苦悶に満ちたものだったが、 ぐずるようにえぐえぐと泣いているようだったので、このあたりは流石《くされみりゃ》と言った ところだ。本物の紅魔館のバカ御嬢も身体だけは丈夫で、頭がよろしくない雰囲気を漂わせている 乳臭い幼女なので、これは大きな共通点なのだろう。だが、瀕死状態であるのは間違いなかった。 さて、猶も気絶しているようなおぜうさまの、ケツの穴あたりをもう一度蹴った。 「んぎゃん!?」 「起きろ、ボケ豚まん」 「ううう……、いだい、いだいど……」 「黙れ。さっさと起きろ」また一蹴り。 「うう……、な、なにずるんだどぉ」 家に連れ込まれた直後には欠片も無かった、弱気な態度で俺に言う。《こーまかんのあるじ》は 影を潜めた。――といっても、ハナからこいつは《あるじ》では無いので、虚構の高腰であったの だが。 「ほら、お前のあかちゃん。元気になったみたいだぞ」 俺はおぜうさまに極上の笑顔(自称)を輝かせて、縄を持った手を高々と掲げる。飛んでいるよ うに周期的に上下させるのも忘れない。 「う? う、うっ、うーー! れみりゃのぷりぢーなあがぢゃんだどー! おにーさん、はやくれ みりゃにわたすんだどー!」 「いいのかい?」 「わたすんだどー! はやくしないど、さぐやにいいづげるどー!」 赤ん坊を自分の腕に抱きたいのはゆっくりも同じなのは良くわかる。だが、首をだらしなく下に 垂らし、動く気配のないチビれみりゃである。先ほどまで、自分が叫んでも反応を見せなかったチ ビれみりゃが、そんな短時間で元気になるはずがないではないか。 「ホラ」 薄笑いを浮かべながら、おぜうさまの足元へチビれみりゃを投げやる。もちろん、首の縄の端は 俺の手の内だ。 「う?」 チビれみりゃが力なく床に転がる。叩きつけられた格好だが、呻き声ひとつ上がらなかった。 「う――――――――――――! あがぢゃん、さっぎはげんぎだっだど――――――!」 あれの何処を見れば元気なのだろうか。もっとも、これは実に予想通りの反応であり、俺は満足 である。 では、次のプランへと移ろうではないか。 おぜうさまがチビれみりゃにすがり付こうとする瞬間に、持っている縄を強く引く。 「うぎゃおお!」 飛び込むような体勢だったおぜうさまは、今日何度目かわからない床への接吻をした。もし俺が チビれみりゃを引っ張らなかったらどうなっていたものか。おそらくおぜうさまは自分の赤ん坊を 自分のキスで潰し殺すところだった。感謝して欲しい。 床に突っ伏しているままだと諸々不都合が生じるので、嫌悪感を我慢しておぜうさまの身体を引 き起こし、服の後ろ側に刀を通し先端を床に突き刺す。身動きをとらせないようにしながらもこれ から起こる事態から目を逸らさせないようにするという、一石二鳥の戦略だ。れみりゃのぜぐぢー なおべべがああと叫んだが、無視、無視。おべべの時点でセクシーさの欠片も無いのではないだろ うか。手と足を前方に放り出して奇妙なまでに正筋を伸ばし、肉汁の涙をだらだらと垂れ流す様は 、見ていても気持ちがいいものだ。 おぜうさまの視線がこちらに向いていることを確認して、縄を揺すり始める。ぐらん、ぐらん。 揺れるチビれみりゃ。 「なにずんだどー!! ぷりぢーなれみりゃのあがぢゃんをはだずんだどーー!!」 はいはい、ぷりちーぷりちー。薄笑いを浮かべて言ってやる。瀕死の肉まんのどこが可愛いのだ ろう。 言葉でおぜうさまをからかっている間に、チビれみりゃは豪快に回転し始める。最初のうちは、 外界の遊園地とかいう一大遊戯施設に備わっている《バイキング》なる乗り物のように、振り子の 動きをしている。徐々にぐるんぐるんと力を込めながら円を描くようにまわす。《観覧車》とかい う乗り物の動きだが、その回転速度は《観覧車》の比ではない。 「う゛っ、ううううううううううううう!!!」 遠心力が(人間で言うところの)首の付け根あたりに負荷されているせいで、気絶していて今ま で何にも反応を示さなかったチビれみりゃが苦悶の表情だ。こいつがどういう仕組みで息をしてい るのかは分からないが、とりあえず息は苦しいと見える。それだけでこの作戦はある程度の成功で ある。これで何の反応も無いのであれば、こいつは呼吸をしていないとも言え、俺の《首探し》の 努力は水泡に帰すのだ。 否、もしかすると、首が千切れてしまう痛みに悶絶しているのかもしれない。だが、そんなこと はどうでもいい。苦しみさえすれば無問題。 「やべでえええええええええ!! あがぢゃんをはだぶびでびえぇええ!!」 五月蝿いので、チビれみりゃの回転中心を少しおぜうさまの方にずらしてやる。勢いをつけて廻 っているチビれみりゃと感動の御対面を果たした。高速で、だが。 チビれみりゃの身体はその衝撃でぐらつき始める。見ればおぜうさまの足元に肉塊が転がってい た。じっくりと視線を其処にあててみると、それはチビれみりゃの足だった。どちらの足か不明で はあるが、足がもげたことだけは明らかだ。脆いものだ。 「ああああああああああああああ゛!! はやぐっ、はやぐやびぇどぅんだどおおおおおおおお! !」 回転は秒速一回転を越しそうになったそのときだった。 『ぶぢん』聴いたこともないような鈍い音。 『びしゃああ』何かが弾けるような音。 そして、縄の先端が軽くなった気がした。 「あれまぁ」 時代がかったような呟きは御愛嬌。何せ、縄の結び目には何の影もなかったのだから。 想像通りの結果で恐縮だが、チビれみりゃは退化してしまったのだ。簡単に言えば、《くびもげ 》。遠心力に耐えられなくなったれみりゃの身体は、その力の集結点である縄の結び目、すなわち 首の付け根に集まり崩壊してしまったのだ。 頭の部分を探そうとしたが、此れはあっさりと見つかった。 俺の足元に黒い影があった。持ち上げてみると、頭部だけのゆっくりでいうところの《足》が餡 でぐずぐずになっている。胴体が離れたのだからこうなるのは仕方が無い。 今度は表情を確認する。口はへの字に歪み、目からはチビれみりゃの脳みそである餡が吹き出て いた。眼球はどこかへ吹き飛んだらしい(翌日明るくなってから、天井にへばりついている小さな 油脂の塊をふたつ見つけた)。 最早ゆ、とも、う、とも言わなくなった肉まんである。 反応を示さなくなった肉の塊には興味はない。親であるおぜうさまの許に放り投げてやった。 ぐしゃり、と言って床に臥したチビれみりゃだった物は、衝撃に耐え切れず形を変えた。 「う? う、うう……」 騒ぎ始める前に後ろの支え棒を取り外す。切っ先で後頭部に切れ込みが入ったのだが、目の前に 転がった肉の塊に視線を取られて痛みを感じなかったようだ。 「う゛あ゛――――――――――――!! う゛あ゛――――――――――――!! う゛あ゛― ―――――――――――!! でびりゃど、ぶりっぢーなあがぢゃんがあああああああ!!」 おぜうさまは豆大福のような手で持ち上げようとするが、チビれみりゃの頭は既に形を維持する ことすら出来なくなっていたようで、おぜうさまの指の隙間から餡がぼたぼた零れていった。これ では再組成は不可能だ。 「どうぢでええええええええええ!!」 それでも諦めきれないのか、おぜうさまは何度も何度も我が子を抱きとめようとする。必死な姿 は人間であれば涙を誘う。しかし、これで二回目になるが、ゆっくりが必死になったところで生み 出されるものは喜劇の台本でしかない。おぜうさまの叫びはファンファーレのようだ。 どれくらいの間そうしていただろうか。辛うじて残っていた皮は餡と一体化しており、その餡も バラバラになっている。山の形に盛ることすら出来ないほどに解れてしまった餡は、チビれみりゃ の絶命を如実に示していた。 「ううううああああああああ!! あがぢゃん、どうぢでぢんだんだどおおおおおお!! どうぢ でだんだどおおおおおおおお!!」 慟哭。そう称するに相応しい絶叫。最も、何度も言うことだが、主人公がおぜうさまなので、喜 劇なのには変わりが無い。 「あがぢゃああああああああああああああああ!!」 止まらない肉汁の涙。口からも零れているが、そんなことも気にする素振りがない。仰向けにな ってじたばたと動きながら、俺の足元で駄々を捏ねるように喚いている。おぜうさまの品格の欠片 もなく、ただ喚くだけの肉饅頭。ただ、我が子の死を嘆いている。 「あがぢゃああん……。ううううううあああああああああ……」 うつ伏せに向きを変え、しゃくり上げるように泣くおぜうさま。慟哭は弱まってきたが、肉汁の 涙を止まるところを知らない。 「うう…、あああ……。……」 大人しくなってきた気がする。おぜうさまの顔の近くに耳を持っていく。 「ぅぅ……。zzz….」 寝やがった。 身体を丸く屈めて、何かから自らを防御するような格好を取ったまま動かない。泣き疲れたにし ても、寝てしまうのは早すぎやしないだろうか。 もう少し様子を見ようと思って眺めてみたが、全く動く素振りもない。動いているのはおぜうさ まの背中くらいのもので、穏やかな上下動を繰り返している。 これは安眠状態に入り込んでいるとみても問題は無さそうだ。 一分もしないくらいで、自分の子供が死んだことも忘れて、穏やかな眠りの世界に飛び込んでい けるとは、流石餡子脳。その他のゆっくりと違って小豆の餡ではなく肉まんであるゆっくりれみり ゃ種だが、この肉餡は小豆餡よりもバカらしい。『うあー、うあー』とか『たべちゃうどー』が会 話の大半を占めていることでも大方の予想は付いていたが、ここまで来ると呆れる。呆れ果てる。 開いた口が塞がらないとは、当にこのことだ。 「zzz」 餡子脳には解からないだろうと思う速度で体勢を仰向けに変えてやる。 「zzz」 思わず、噴出すかと思った。 おぜうさまの寝顔は、よくゆっくりが《すっきり》している真只中で見せるという《アヘ顔》で あった。肉汁を口の端からだらだらと零して、目はすっかりへの字になり、蛙がへばりついている 状態を裏側からみたような体勢だ。気の緩みは全身から溢れんばかりで、油断も隙も全く無い。 黒い感情が頭を擡げてくるのは、時間の問題だった。 深呼吸をひとつ。右足を高く上げて――。 「うぎゃおおおおおおおお!!」 腹のど真ん中を踏みつけてあげる。 おぜうさまは嬌声をあげてもんどりうちながら玄関を這い回る。その姿はさながらスリッパのよ うなもので潰されながらも致命傷には至らなかったリグル――もとい、御器齧(ごきぶり)のよう だった。 悶え狂っている状態のおぜうさまは、先ほどまで必死に蘇生させようとしていた(といっても気 休めにもならない状態だったが)チビれみりゃの上を何往復もしていたことは気づかなかった。そ もそもおぜうさまの《処置》を受けた段階で絶命していたので、当のチビれみりゃは痛くもかゆく もなかっただろう。せめてもの救いだった。 「う゛―――――――――――――――――――!!! 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!」 十分にビブラートを利かせた絶叫は喧しいことこの上ない。黙れの意味を込めて後頭部を蹴飛ば したが、火に油を注ぎこむどころか、火に油をぶちまけることになった。想定内なので問題ないが 、このおぜうさまは本当に俺の期待を裏切らない躍進を遂げてくれる。 「ホラ、立て。この糞肉饅頭」 「うううう!! うぞづぎ!! うぞづぐやづはざぐやにごろざれどぅんだどーーー!!」 鼻水をだらだら零しながら(おぜうさまはあらゆる場所から汁を零すんだなあ、と感心する)俺 に殴りかかろうとする。 ――はて。 「俺、何か嘘吐いたっけ?」 「れびじゃどあがぢゃ、がえぢでくでどぅんぢゃーーー!!」 文章として成立している雰囲気が全くない。おぜうさまの態度で辛うじて、俺がチビれみりゃを 美辞におぜうさまの許に返す約束をしていたのだが、その約束を破ったから《ざぐや》とやらに殺 られるらしい。 それは敵わないということで、俺はややも、反省タイム。 一秒。 二秒。 ――。 ――――。 ――――――――。 ポクポクポクポク――――。 チーン。 「んな約束してねーだろーが!!」 間違いない。遡っても、俺の口から『返してあげるよ』なーんてことは一言も言っていない。 「れびりゃどあがぢゃ!! ゆっぐりじねえええええええ!!」 《ん》の発音は鼻づまりのせいで全く聞き取れなくなった。それでもおぜうさまはゆっくりふらん の真似事をするように、俺に体当たりを仕掛けようと駆け出した。 どて、どて、どて……。 何とも重たい足音を響かせて近づいてくるおぜうさま。《亀よーりぃ、おーそーい、おぜうーさ ぁまー♪》と童謡『こいのぼり』の音階に替え歌をつけて歌いたくなる。 だが。 「そーれい!」 俺の手には得物があるということを失念されては困るのだ。 「うう゛!?」 おぜうさまはくぐもった声を上げた途端、急に身長が縮んだ。およそ、先ほどの半分になった。 「あああああああああああああ!! れみりゃのがもじがどよーだあじど、くびでだうえずどがあ ああああああ!!!」 自分の身体と顔を鏡で凝視したことがないということは、酷くかわいそうなことなのだ、と此処 にきて俺は痛感した。おぜうさまの腰の何処がくびれていて、おぜうさまの足の何処がほっそりと しているのだろうか。 俺は走ってくるおぜうさまの脇に素早く(一歩分しか動いていないが、それでも充分だった)寄 ると、支い棒代わりだった刀を横にして構えた。ただ構えていたところに、予想通りの動きでどて どておぜうさまがゴールテープを切る要領で突っ込んできた。 その結果がこれだよ。 おぜうさまは(人間で言うところの)臍のあたりから身体がぱっかりと分かれてしまった。外の 世界では超高性能の医療器具としてMRIというものがあるが、そのようになった。つまりはおぜうさまの肉体断面図を作ったようになっているのだ。 MRIは俺も幻想郷で一度だけお目にかかったことがある。何でも香霖堂に流れ着いたところを永遠亭の女医が河童のサポートの下医療器具として設置したそうだ。河童のにとりがMRIを知っていたことにも驚いたが、今MRI技師として活躍しているのは輝夜姫その人だそうだ。あのニートがよく働き口を見出したと思う。 まあ、そんなことはどうでも良い。 おぜうさまは、まだ自分の身に何が起こったのか理解できていないようだ。腰の切り口で床に起 立し、きょとんと正面を見据えている。下半身は肉汁を零しながら無残に倒れている。 五秒ほど経過しただろうか。 「う、うううう、うううううううううううううううううううううううううううううううううううう うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう うううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!! ??????」 超絶的大絶叫。 腰の切り口が只ならぬ安定感を維持しているため、おぜうさまが手をばたばた振ってもなかなか 倒れない。この様は、さながら《太陽の塔》のようだった。 「うううあああああああ!! いだいいいい゛!! だずげでえええええええええええ!!」 コツを掴んだのか、周期的な腕の振り方を初めて五秒ほど経って、おぜうさまは顔面から倒れた 。必死すぎた腕の振りを止められなかったが、右腕は辛うじて床に付く事ができた。それでも頭が 重すぎるがゆえに、おぜうさまの右腕はひしゃげてしまった。人間で言えば複雑骨折をしてしまっ たようにくしゃくしゃになった。 「うぎゃああああああああ!! いだあああいいどおお、いだいどおおおおおおおお!!」 今更ながら、よくぞ餡子と皮だけの構造で痛覚神経を構成しているものだと感動を覚える。右腕 を抱え、かつ下半身に断続する痛みに耐えている。口からは相変わらず肉汁を垂らしているが、此 処にきてついに頭部に込められている餡が零れ始めた。どうやら、先は長くなさそうだ。 「いだいどお……」 声が小さくなってきた。この体勢では(表情が見えなくて面白くないから)まずいので 仰向けになおす。 「だず、げでええ。いだいんだどおおぉぉぉ……」 そりゃあ、痛いだろう。腕がぐちゃぐちゃになって、胴から下を失っている。だが、切り口から 餡が零れ出ている気配がない。俺の一刀両断が良かったのだろう。 俺はひとついいことを思いついたので、暫し玄関を離れる。背後からは声量をだいぶ落としたお ぜうさまの叫びが聞こえているが、餡子が漏れてこない限り、失餡子死はありえない。ゆっくりふ らんではないため、自殺することもないだろう。 向かった先は前の物置。香霖堂から大量の食器を買ったときに、運搬用にと使ったダンボールが あったはずだ。 探すと、折りたたんだ状態の大きなものが四つあった。これなら巧くいく。 「だずげでぇ……」 ぐじゃぐじゃになった顔をこちらに向けて、激痛に喘いでいる。やはり餡子は出てこない。これ くらいなら、後で水溶き片栗粉か何かで応急処置をして、それが馴染んでくれば痛みは感じなくな るだろう。しかし、腕は切断処理しかないだろう。あんなにぐちゃぐちゃの腕を再生させる術は無 い。 いや、違う。おぜうさまには再生能力があるはずだ。このままでは腕はおろか、下半身まで再生 されかねない。これは予定を変更すべきだろう。 思い立ったが吉日である。 ダンボールは片隅に放り捨て、俺は台所方面に向かった。 ○ 台所に行く前に、俺は黙祷をせねばなるまい。 その理由は、今話していられるほどの時間がない。おぜうさまの再生を阻止せねばならないのだ 。とりあえず、気持ちの全くこもらない黙祷を捧げた。 ○ 材料は辛うじて揃えられた。今から治療されるおぜうさまのガキのせいで台所がぐちゃぐちゃに なっていたことを失念していたのだ。 硝子鉢も小さなものは全て割れていた。饅頭の体当たりごときで扉が開いてしまうとは全く思っ ていなかった。食器と共に台所のセット一式も仕入れねばならなくなってしまったのは、かなり腹 立たしいことである。 粉も撒き散らされていたので、床に散らばっているものをかき集めて、どうにか使用できるほど の分量になった。 さて、おぜうさまの様子は。玄関扉を完全に開け放した。 風雲急を告げる、とまではいかないものの、それでもゆっくりしてはいけない状況である。 腕は再生が始まっており、既に二の腕の半分が形成されていた。腰より下は全く再生されていなかったのには安堵した。 「うううああああ……」 泣きは収まりかけていた。耳栓の代わりに鼻紙を耳に詰め込んだが、然程意味は無かった。大き な身体の痙攣も見られない。身体は脆いわりに生命は丈夫である。下半身はただの肉の塊になって いる。てっきり此方側も上半身が再生して二人になるものかと思っていたが、そうではなく頭の残 っている方のみが再生するようだ。蜥蜴の尻尾と同じらしい。 泣き続けているおぜうさまの腕をとり、水で溶かした粉に《隠し味》を合わせたものを塗りたく って包帯をきつく巻いた。麻酔剤のようなものを持っていればより項が得られそうなものだが、生 憎ここは永遠亭ではない。そこの辺りは我慢だ。 「うう……。う、うう?」 胴体で直立して、きょとんと俺を見つめるおぜうさま。その(本人曰く)つぶらな瞳は潰してや るか抉り取ってやりたいものだ。 「うう!! いだぐなぐなっだどー!! もうへーきだどー!!」 それは良かったな、と俺は青筋を立てる。その視線に気づくわけもないおぜうさまはさらに続け て、 「うーうー! はやぐぶっでぃーんもっでぐるんだどー!」 また!? 「お前、もう忘れたのか? ウチにプリンはな」 「ぶっでぃーんだどー! ぶっでぃーんをはやぐよごずんだどー!!」 「話を聞きやがれ!!」 「ぶぎゃっ!?」 折角半殺しで止めてやったが、もう飽きた。このバカに付き合うのは。チルノの話に付き合って いるよりも面倒だ。 今蹴飛ばしたのは、顔面。丁度(人間で言えば)鼻の辺り。後頭部を床にぶつけ、すぐさま背中 を打ちつけて飛んでいく。地獄車になったおぜうさまは、逆立ちの状態で玄関扉に直撃した。 しかし、倒れてこない。 不思議に思った俺は近づいてみる。 もう、おぜうさまは絶命していた。 身体の幅が二倍になっている。扉にへばりつくようになったおぜうさまは、くっついたまま落ち てこない。完全に床と同化してしまったように見える。 腰の部分を指で掬うが、ねっとりと脂っぽいおぜうさまの身体は、平面的にこびりついている。 床に近い、頭の方を見てみる。こちらはさらに惨劇だ。頭はえびせんべいのように薄く広がって いる。やはり中身の詰まっていない頭であったのだろう、餡子は漏れ出ていなかったが、顔面が顔 面の体裁をたしていない。 完全に絶命し、家には静寂が訪れた。 本当は、傷口の処理に使った粉の《つなぎ》として、チビれみりゃを使ったことを教えてから殺 したかったのだが、こうなっては仕方が無い。 ○ おぜうさまとチビれみりゃの残骸を処理して居間を通過し台所に戻った。 瓦斯台(これもにとりちゃんの御蔭)の下からは濛々とした湯気が立っている。火は先ほど消し てある。 まさかこんなことになるとは思っていなかった。扉を完全に閉めていればよかったのかもしれな いが、後の祭りとはまさにこのこと。 おぜうさま関係の作業に余裕があると踏んでいた俺は、熱いお茶を飲もうと湯を沸かしていた。 その間にでもれいむはまりさを食べ終わって、それこそゆっくりしていると思っていた。それは先 ほどおれにおぜうさまがどうしていたのか教えてくれたことから、ほぼ改心していたと思い込んで いた。 しかし違った。所詮ゆっくりはゆっくりであり、人間の家はすべて見つけたゆっくりのもの、と 言う考えは捨てていなかった。 ここからは俺の予想である。 まりさをすべて食べつくしたれいむは、俺がスキマを作っていた扉の隙間をすり抜けて台所へ突 入した。そこはおぜうさまの暴虐の残骸が充分のこっていたが、然して気にしていなかったのだろ う。最初はゆっくりとしていたらしい。床の一箇所に食べ残した餡子が零れていた。 その後、れいむは興味をそそられるものを見つけた。見つけてしまった。 それは、俺が瓦斯台に掛けていた薬缶である。これはかなりの大柄なもので、作り置きの茶をつ くるのには最適なものだった。 たまたまおぜうさまが遊んでいた踏み台を使って、俺は吊棚から薬缶を取り出し、その踏み台を 放たらかしにしていたのだ。それを使ってれいむは瓦斯台の手前に攀じ登った。 この薬缶は、湯が沸いたことを報せる汽笛のような装置が付いていた。れいむはこの音に驚いた のだろう。我が家の玄関扉は防音性に優れており、この音を聞くことは無かった。 れいむは必死になってこの音の正体を見破ろうとして、バカなことをした。薬缶へ体当たりを繰 り出した。 金属製の薬缶は、饅頭のれいむの皮膚をくっつけた。 あつい、あっつい!! れいむの叫びは俺には聞こえるわけもない。 顔をくっつけたまま暴れてしまったのだろう、れいむはバランスを崩した薬缶ごと床に落ちてい く。お湯はその衝撃で少し漏れてしまった。お湯はれいむの川を薬缶から剥がした。それはれいむ を薬缶の熱さから解放するに充分だったが、その所為で確実にれいむの寿命は縮まった。 れいむは床に背中から落ちた。衝撃が大きかったのだ。身動きは取れなかった。 その上から、蓋の開き落ちた薬缶がれいむに蓋をした。 熱湯を浴び、その上からもうもうとした熱風を込めた薬缶が体を覆う。 俺が薬缶を持ち上げたその中で、れいむは蒸し餡饅の出来損ないになっていた。 皮はぐずぐず。餡子も溶け出しており、手で持つことは出来なかった。 俺は包丁二本でかき集め、まりさの帽子を入れておいたコンポストに投げ入れた。 本当は数年間の範囲で苛め倒すつもりだったが、そう巧くはいかない。だが、蒸し煮されるとい う貴重な経験をして死んでいったれいむの苦しみは、俺の気持ちを晴らすに充分だった。 これから、どんなゆっくりがここに来るか、今から考えるだけでも楽しみだ。 ※あとがき この「ゆっくりいじめスレ」には初めての投稿になります。 PNは決めておりませんでしたが、とりあえず『春巻』と名乗ります。 元々は「幻想郷のキャラをいじめるスレ」に投稿しておりました。 作品は後で下に記しますが、ゆっくりいじめ自体はこれが2作品目です。ほとんどの作品がゆっ くりいじめではないので、ゆっくりのWikiには、1作品しかないでしょうけど。 ですが、これ以降ゆっくりいじめ、幻想郷キャラいじめ小説は書きません。もう時間が取れない ので、残念ですが引退いたします。後はROM専で失礼します。 これからも、ゆっくりがいじめられ、虐待され、虐殺される世界でありつづけることを祈って、 最後の挨拶といたします。 ここまで拝読まことにありがとうございました。 春巻 ※過去の作品(ゆっくりいじめ以外も含む) 春巻リリーホワイト 2作品 すわこちゃんの歯磨き 放置プレイ(因幡てゐいじめ) 豊穣を祈れ ~傲岸不遜たる秋姉妹へのディリジョン~ 迷子の迷子のかえるちゃん(すわこたんいじめ) 胡瓜と人参の悪夢(因幡てゐ・河城にとりいじめ) 因幡てゐVS.ゆっくりれーせん このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/8638.html
2018年1月6日(土) 神楽坂の肉まん食べ比べ 次女が、2017-12-31に食べたフルオンザヒルの肉まんを食べたいと言うので、長女のスイミングスクールの帰りに買いに行くことに。 長女に、神楽坂には肉まん屋さんが3つあるんだよと言ったら、全部買って食べ比べをしたいと言い出した。 面白そうなのでやってみる。 裏道で神楽坂へ。 ハンバーガーのスツールが気になる長女。 神楽坂の肉まん屋1店め。五十番神楽坂本店。 神楽坂の通りと大久保通りが交差する、神楽坂上交差点近く。 去年11月に移転してきた。 次は神楽坂を飯田橋方面へ。 2店め。神楽坂五十番。 名前が似てるし、1店めは移転前はここにあったけど、別会社による別の店。 だから、1店めの看板に「こちらでしか購入できません」とか「旧店舗は閉店」とか書いてある。 ネットで調べた情報をあわせて推測すると、 元々神楽坂で中華料理店を運営していた㈲五十番が、デパート出店のための別会社㈲神楽坂五十番を設立。 たぶん㈲五十番の方が倒産して別会社が引継いで、神楽坂の店と、デパ地下の店が別々になった。 その後、神楽坂の店は2007年に神楽坂に2号店、2013年にKITTEに出店するも、おそらく経営が傾いて、2015年に本店・2号店のレストラン営業を終了し、2016年には本店が移転して狭い面積になり、2号店・KITTE店を閉店。2017年9月に運営会社が倒産。別会社が引き継ぎ、11月に移転した。 対して、デパ地下の店は、2016年以降店舗数を増やしていき、ついに神楽坂に出店。 争っているようだけど、消費者にとっては、どうでもいいことで、要はどっちがおいしいか。 お茶屋さん楽山の店頭で、ほうじ茶を煎っていていい香り。 でも、長女にとってはくさいらしい。 神楽坂の通りから外れて住宅街へ。 3店め。フルオンザヒル。 住宅街に突然ある。 五十番神楽坂本店、神楽坂五十番と比較するために大きな肉まんが良かったんだけど、無かったのでプチ肉まんを購入。 このお店は、実は目黒五十番の姉妹店。 目黒五十番は、五十番の創業者から暖簾分けした店。 裏道走って帰宅。スケートボードの人を追いかける長女。 左:五十番神楽坂本店 元祖肉まん 370円 右:神楽坂五十番 肉まん 393円 五十番神楽坂本店の方が少し大きくて、少し安い。 左:五十番神楽坂本店 元祖肉まん 370円 中:フルオンザヒル プチ肉まん 248円 右:神楽坂五十番 肉まん 393円 断面。三社とも具は豚肉とキャベツのみ。 五十番神楽坂本店は、肉汁が圧倒的に多くて、切ったらダラダラこぼれる。 フルオンザヒルは、肉団子のように一塊になっていて、色が薄ピンク 神楽坂五十番は、キャベツの割合が高い。 五十番神楽坂本店 元祖肉まん 370円 肉肉しさと、たっぷりの肉汁(脂)、それを吸った生地。 五十番の肉まんを20年前くらいから食べていると思うけど、昔から変わらない特徴。 ただ、思い出補正かもしれないけど、昔より味が落ちた気がする。何が違うかはよくわからないんだけど。 神楽坂五十番 肉まん 393円 キャベツの割合が高く、肉のほかに、シャキシャキとした食感も感じる。 味付けは比較すると少しスパイシー。 フルオンザヒル プチ肉まん 248円 肉がやや細挽で、塊になっていて、プリッとした食感になっている。 食べ比べた結果。 俺、妻、長女とも、1位はフルオンザヒル。 俺は、2位五十番神楽坂本店、3位神楽坂五十番 妻は、2位神楽坂五十番、3位五十番神楽坂本店 関連項目 2017年度/写真日記 フルオンザヒル 一言日記 牛込風景 この項目のタグ 2018年 2018年1月 新宿区 日記 牛込 タグ「2018年1月」がついた項目 2018-01-02 / 2018-01-06 / 2018-01-07 / 2018-01-12 / 2018-01-13 / 明石屋 / あくまき / 朝日湯(新潟市) / イタリアン / 越後長岡小嶋屋CoCoLo新潟店 / 青梅市 / 川崎市 / カントリーホテル新潟 / 旧小澤家住宅 / 旧第四銀行住吉町支店 / 旧新潟税関庁舎 / 笹団子 / 佐渡廻転寿司弁慶新潟ピア万代店 / サラダホープ / 信濃川 / 白河そば / 田中屋本店 / タレカツ丼 / 中華そば来味東堀店 / 朱鷺メッセ / 徳川膳武 / 新潟県政記念館 / 新潟市 / 新潟市歴史博物館 / 新潟日報メディアシップ / NEXT21 / 白山神社(新潟市) / 萬代橋 / 風味爽快ニシテ / フルオンザヒル / ベイクチーズタルト / へぎそば / 宝禄稲荷神社 / みかづき / ミサト / 名物万代そば タグ「日記」「2018年」がついた項目 2018-01-02 / 2018-01-06 / 2018-01-07 / 2018-01-12 / 2018-02-12 / 2018-02-17 / 2018-03-18 / 2018-04-07 / 2018-04-08 / 2018-04-24 / 2018-04-28 / 2018-04-29 / 2018-04-30 / 2018-05-04 / 2018-05-14 / 2018-06-10 / 2018-06-17 / 2018-07-08 / 2018-08-06 / 2018-08-11 / 2018-08-18 / 2018-09-09 / 2018-09-10 / 2018-09-15 / 2018-09-16 / 2018-09-17 / 2018-09-18 / 2018-09-22 / 2018-09-23 / 2018-09-24 / 2018-10-20 / 2018-10-27 / 2018-11-18 / 2018-11-23 / 2018-11-24 / 2018-11-25 / 2018-12-01 / 2018-12-02 / 2018-12-04 / 2018-12-06 / 2018-12-07 / 2018-12-08 / 2018-12-09 / 2018-12-13 / 2018-12-15 / 2018-12-16 / 2018-12-29 / 2018年を振り返って タグ「日記」「牛込」がついた項目 2010-10-08 / 2010-10-11 / 2010-10-16 / 2011-02-27 / 2011-03-06 / 2011-11-13 / 2014-04-19 / 2014-07-12 / 2014-08-01 / 2014-10-13 / 2014-10-19 / 2015-02-15 / 2015-03-14 / 2015-03-30 / 2015-03-31 / 2015-04-15 / 2015-05-16 / 2015-05-17 / 2015-05-24 / 2015-05-30 / 2015-09-05 / 2015-09-12 / 2015-09-13 / 2015-09-28 / 2015-10-31 / 2016-01-24 / 2016-04-02 / 2016-04-04 / 2016-04-09 / 2016-04-23 / 2016-05-14 / 2016-05-20 / 2016-05-21 / 2016-06-12 / 2016-06-19 / 2016-06-26 / 2016-08-11 / 2016-08-13 / 2016-09-10 / 2016-09-18 / 2016-10-14 / 2016-12-02 / 2016-12-03 / 2016-12-09 / 2016-12-24 / 2017-01-07 / 2017-01-09 / 2017-01-14 / 2017-12-08 / 2018-01-06 / 2018-01-07 / 2018-04-08 / 2018-07-08 / 2018-09-15 / 2018-09-16 / 2018-09-22 / 2018-09-23 / 2018-12-07 / 2018-12-08 / 2018-12-09 / 2019-01-05 / 牛込風景