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放送日 2013年5月18日 出席 譜久村聖 生田衣梨奈 石田亜佑美 日直 番組内容 オープニングトーク 田中れいな卒業公演を控えて 実はこの日『新垣さんを応援する会』をする予定だった(新垣卒業一周年)が、リリースイベントが重なったのでできなかった(生田) 応援する会をやってみたいけど、(応援したい)人がいすぎる(譜久村) 高校生活の話 最近オコだぞ、となったこと(リスナー投稿) 首を寝違えたこと(石田) 自動販売機で押しても商品が出てこなくて何回も押してたけどもう出てたこと(譜久村) なんでいつも二列目のセンターなの?(生田) 田中れいな卒業公演(武道館)に対する意気込み 「愛する人はれいなだけ」BOX 田中さんへの愛を語るコーナー このツアー限定の『シャボン玉』のセリフ(石田) 田中さんの『シャボン玉』のセリフが毎回違って聞こえる。毎回違って、毎回完璧に聞こえる(石田) 話せた!(生田) 最後の一緒になった凱旋コンサート終わりに3年間で一番よく話せた(生田) 最近田中さんと生田さんが話しているのをよく見る。どちらもポテトが好きなので、生田さんが田中さんにポテトを薦めるのを観るとなごむ(石田) 田中さんの好きなファッション(譜久村) 黒いリボンで、黒いふわふわのスカート、高いヒールで肩出しの服が好き(譜久村) エンディング 連絡網 曲 モーニング娘。『ハッピーナイト』 モーニング娘。『Rockの定義』 関連項目 外部リンク
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潜水艇が海底に潜り、「逃げ出したぞ!」とバリアーを解いたタロムに対するカイザー様の返事。例によって、誰も聞いていない。 タロム達は空中にいて、カイザー様は海に潜っているのに何故聞こえるのだろうか。ちなみにタロム達には聞こえておらず、原子力船の乗客に呑気にも手を振っていた。応援、ありがとー!! これだけでもカイザー様の恐ろしさがわかる。
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ピシャガツク(ぴしゃがつく) 富山県に伝わる妖怪。 夜道で聞こえる足音だけの妖怪。 別名: ビシャガツク
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ファイルのURL) 名前 女声の父親 分類 絶望のはじまり 説明 ぺろたんの「C」直撃事件のときに聞こえたボイス。最近のC直撃では常識声の腹黒女やおっさん声の留年男など聞こえる種類が増えている。 配信での扱われ方 「幼女声の三十路・・・」「おっさん声の留年豚・・・」 関連リンク 「C」直撃事件
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バカちゃんの別称。 亀谷が「若山」と発音すると、大抵の場合このように聞こえる 故意かどうかは不明
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ブゥンブゥゥゥン 作詞/69スレ76 耳元で聞こえる魔の不協和音 ハチかハエだろか・・・見えない強敵 カーテンの裏からする音は まさに恐怖 見えないものは恐ろしいというけれど・・・ そのとおりでした 今すぐ 逃げ出したい!ここから この異空間じゃ俺に勝ち目なんてない 既に俺は音だけで負けてしまっているから 聞こえなくなった魔の不協和音 歩いているのか・・・静かな難敵 足音なんて聞こえた日には 俺は発狂 完全に気配がない相手にどうしろと・・・ 思わず玄関へ走る もうだめ いられない!ここには この異空間から今すぐ脱出しなければ 既に俺は恐怖で金縛りのように動かないけど
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「……あ……う…………!」 声が聞こえる。微かに、だが確かに聞こえる。 「相…………………ぼ……!しっか…し……………!……え……の………!」 これほど小さい声なのにどうしてこうまで五月蠅く聞こえるのか? 「立て………よ!……たい……!何とか…………!……こ……まだ生き………!」 もう話しかけないでくれるか?体がだるくてさ、眠たいんだよ…… 「死んじまってもいいのかよ相棒っ!」 死ぬ?その言葉だけはやけにはっきり聞こえた。 死ぬとはどういうことだろう?考えてみる。死とは生命活動が不可逆的に止まる事ことだ。それ以上でもそれ以下でもない。 今の言葉を思い出してみろ、それが誰に当てはまる? (死んじまってもいいのかよ相棒っ!) 相棒……、そうか、この声はデルフだったのか。私の中で相棒という言葉が当てはまるのはデルフだけだ。 デルフは私のしてきたことを知っている。私の考えを全てではないが知っている。私は社会的に見ても個人的に見ても悪だ。 自分の欲望を達成するためには殺人すらいとわないという考え方はどんな文明社会だろうと悪だろう。 私自身はそれを悪いと自覚していても躊躇いや後悔などは一度もしたことがない。罪悪感を抱いたことすらない。 当たりまえだ、自分のことにしか興味がないのだから、他人がどうなろうと知ったことではない。幽霊だったときは勿論のこと、生き返った今でもそうだ。 そんな私の考えを知ったものがいたらそいつは私のことを軽蔑するだろう。非難するだろう。避けるだろう。それが当たり前だ。 しかしデルフはなんと言った?私の本性の一端を知ってもなお何と言った!? (俺はいつだって相棒の味方さね。なんたって俺の相棒だからな!) 私はこの言葉をどう受け止めただろうか?答えは出ている。 デルフリンガーをデルフと呼び始めたあのときから答えは出ていた。私はデルフを信じている。俺はデルフを相棒だと認めている! 「『幸福』になりてえんだろ!こんなところで死んだら『幸福』も何もねえじゃねえか!答えろよ相棒!」 デルフは俺に向かって死んじまってもいいのかといった、つまり俺は死に掛けてるってことだ! ふざけんな!俺は死なねー!死んでたまるかよ!この『吉良吉影』は生き抜いてみせるぞッ!絶対『幸福』たどり着いてみせる! 認識した瞬間意識が急速に浮上する。しかし何かがそれを阻害しようとする。何だこれは!? それは無数の手だった。その手に恐怖する。何故かはわからない。だがその手が今何よりも恐ろしかった。 その手の力は凄まじく浮上した意識がまた落ちていく、そして体に罅が入っていく。 やめろ!やめてくれ!俺を何処に連れて行く気なんだ!?死にたくない!死にたくないんだよ! 「まだ『幸福』じゃねえんだろーがよおおお!」 デルフのその声が、その叫びが、その咆哮が自分を動かす! 死にたくないという意思が、生きるという執念が、幸福になるという妄執が阻害する手を振りほどく! 「う お お ぉ ぉ ぉ お あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ ぁ ぁ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーツ」 …………そして私は立ち上がっていた。 「相棒ッ!」 デルフの声が聞こえる。早くそちら向きたい!感謝を伝えたい!ここまで素直なのは初めてのことだが今はそんな気分なのだ! しかし体が動かない。それどころか体全身が激痛に苛まれている!気絶したくても痛みで気絶できない!気絶したくないので気絶できないのは利点だが…… 何だこれは!?何がどうなっている!?何故こんなにも体が痛いんだ! 「ヴェ…ルゥフ……」 声もまともに出ない!それどころか喋ろうとすれば咽喉が焼け付くように痛い!せっかく死なずに済んだというのに!このままではまた死んでしまう! 「相棒こっちだ!俺をとるんだよぉ!」 床のほうからデルフの声が聞こえる。お前を握ればいいんだな。わかった!お前に従おう! 痛みを意思の力で捻じ伏せ動かない体を無理やり動かす。しかしそれは更なる痛みを生み出す。しかしそれを無視し動かす。 死ぬよりも痛みの方がマシだ!痛みは生きている証なのだから! ようやく床を見ることが出来た。何か剣のようなものが見える。おそらくそれがデルフなのだろう。 そして認識する。目が霞んでいるのだと。 しかしデルフが認識できれば問題ない。さらに体を動かしデルフへ手を伸ばそうとする。 「頑張れ相棒!」 頑張るさ相棒。しかし体が動きを止めてしまう。これ以上動かなかった。 しかしこれでいい!この距離まで手を伸ばせればいいのだ! 「…………………ッ!」 もう一つの腕を発現させる。腕には罅が無数に入っていたが何とか動かせる。 あれ?今私は何と言った?腕を出すときなんと言ったんだ?ダメだ。頭に霞が掛かったかのように思い出せない。しかし今はそんなことを追求している場合じゃない。 腕を伸ばすとデルフを掴みそのまま手繰り寄せる。そして自分の掌に持ってこさせる。そして満身の力を込めデルフを握った! その瞬間、体中の痛みが消えた。視界が鮮明になる。そして体が何時にも増して軽い。デルフが自分の体の一部のようだ。 デルフを見るとその刀身はまさに今研いだかのように光り輝いている! 「起きるのが遅いぜ相棒。あんまり起きるのが遅いんで生まれ変わっちまったよ」 デルフはさっきとは打って変わっていつものように喋りかけてくる。 「どうしたんだその姿?」 そしていつものごとくそれを無視してたずねる。ああ、やっぱり感謝なんて私には似合わない。これが一番いい。 「よくぞ聞いてくれました!」 デルフが喜びの声をあげる。 「これが俺の本当の姿さ!相棒!いやぁ、てんで忘れてた!そういや、飽き飽きしてたときに、テメエの体を変えてたんだった!なんせ、面白いことはありゃあしねえし、 つまらん連中ばっかりだったからな!」 デルフが叫ぶ。刀身の輝きを誇るがごとく。 「俺はちゃちな魔法は全部吸い込める!だからもう相棒にあんな魔法はくらわせねえ!この『ガンダールヴ』の左腕、デルフリンガーさまがな!」 その言葉には言い表しようがない覚悟が見えた。 私はデルフの言葉に喜びを覚え、それと同時に不快感を感じるという矛盾した自分に戸惑うしか出来なかった。
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1 2 3 唯「この木 なんの木 気になる木」 2010/08/07 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1281166556/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 何気にいい話っぽくされててワロタ。ロミジュリ回が日立の一社提供だったらこうなってたかもなww -- (名無しさん) 2012-08-26 23 13 33 最後のAAが可愛い! -- (名無しさん) 2012-08-26 00 09 47 HB-101www農業高校卒の俺懐かしすぎて泣いた -- (名無しさん) 2012-08-25 00 04 58 これは良いカオスだ! 各々のキャラ立ち、梓のツッコミ、和と姫子に芽生える友情 それと最後のAAが最高に可愛い! -- (名無しさん) 2012-07-05 01 56 00 ? -- (名無しさん) 2012-02-19 04 37 15 唯木教に入信したい -- (名無しさん) 2010-12-17 14 22 42 オチが最高すぎるwww -- (名無しさん) 2010-12-10 08 37 06 澪や律が案外まともなこと言ってるのにモブ達のほうが正しく聞こえる不思議、逆に澪や律が貶してるようにすら聞こえる 木って凄いな、いや作者が凄い、のか? 兎に角よかった、もっとこの作者の作品が見たい -- (名無しさん) 2010-12-08 11 45 22 キーボード3台と5分の1とか超重いぞwww -- (名無しさん) 2010-11-12 23 55 06 所々で笑いのツボに入ったww オチは分かっていたが「世界ふしぎ発見」でなぜか吹いた -- (名無しさん) 2010-09-26 10 18 45
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夜空に瞬く妖星 ひまり 確か芦屋妙見の二つ名は芦屋の妖星じゃったな (プレイヤー) ええ、お兄さんの妙見さんが妖星で弟の星河さんが狂星ですね ひまり ではそれを踏まえて頭の体操じゃ、目をつぶれ! (プレイヤー) はいはい、もう何でもやりますよ……これでいいですか? ひまり おぬしはいま深い森の奥におる、四方を生い茂った木々に囲まれ静寂が支配する森じゃ ひまり 草木や土の香りが鼻腔をくすぐり、耳に聞こえるは小鳥のさえずり…… (プレイヤー) ええ、いかにもな光景を想像してます ひまり 歩を進める度、足元からは小枝の折れる小気味良い音なども聞こえるじゃろう ひまり 森を散策するおぬしの前方に開けた空間が、近寄ってみるとそれは美しい泉ではないか! ひまり 喉の渇きを覚えたおぬしは泉に近づき、手をすくい入れようとしたその時じゃ ひまり 手のひら程の大きさ、背に備えし小羽を駆使し無邪気に飛び回る妖精の影を見つける (プレイヤー) 居そうですね、深い森の奥の泉となると ひまり じゃが近くに寄って来たその顔を見ると芦屋妙見じゃった、しかも愛くるしい表情 (プレイヤー) うわっ!急におかしな物を想像させないでくださいよ! ひまり どうじゃ、いつも見慣れた妙見の顔もまた違って見えたであろう (プレイヤー) いくら暇だからってここにいない人を使ってまで遊ぶのは止めてください、失礼です ひまり あー、暇じゃ暇じゃ!せっかくなので次は星河でもからかって遊ぶとしよう 次へ 一覧に戻る
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やって来た悪夢 更新日:2022/09/11 Sun 01 43 21NEW! タグ一覧 「あれ?」 アンコはのどかな草原に立っていた。花が咲き乱れ、川の水は冷たそうで、今にも泳ぎ出したくなるほど綺麗だ。 「どこだろう、ここ。確か、のじゃロリ猫先輩と話して……」 顎に手を当てて考えるが、どうにも思い出せない。頭に何か引っ掛かっているようだ。 「……ちゃーん!」 遠くから、誰かの声が響いた。 「アンコちゃーん!」 黒い影が、こちらに向けて走ってくる。 「だ、誰?」 黒い影が、黒い影のまま、アンコの近くで止まった。 「え?忘れちゃったの?酷いなぁ私は繝翫ヤ繝。繧ーだよ」 黒い影は、どうやら少女のようだった。二つ結びにした髪が、影の状態でも印象的だ。 「あなたの……」 その子の顔から、身体から、影がさっと消えた。現れた顔は、身体は噛み傷だらけ。壮絶な表情をしていた。 アンコは叫んで逃げ出した。 「あなたのオヤツだよ」 そんな少女の言葉を聞き流し、必死に逃げた。いつしか野原は消え、一件の小屋が見えた。アンコはその中に入り、扉を固く閉ざす。 「開けてぇ~!アンコちゃーん!開けてぇ~!」 扉の向こうで、ドアノブを捻る音が聞こえた。アンコは震え、扉に背を向け、両手で耳を塞いだ。 「開けて~!ねぇ、開けてってば~!」 耳を塞いでも声は聞こえた。のんびりした声で、何度も扉をノックされる。 「ねぇ~開けてよ~!開けろ~!早くー!」 少女の声に、何故だか焦りが滲み始めた。扉をノックする音に力が入ってくる。 急な変化が現れたのはそこからだ。何かが羽ばたく音、何かが土を踏みしめる音が響く。 「ヒィ!来た!」 少女が上擦った声をあげ、扉をガンガン叩きながら口走る。 「お願い!早く!早くして!追い付かれるの!この扉を開けて!ナーシ……」 土の上を走る音に混じり、獣の唸り声のような低い音が辺りに木霊する。鈍い音が聞こえた気がした。ドアノブを叩いたり捻ったりする音が激しくなる。少女の声が途切れ途切れになり、一層激しく扉が叩かれた。 「やだぁ!やめて!」 何かが折れるような音と、少女の悲鳴。そして懇願。 「痛い痛い痛い!!!噛まないで!そんな所掴まないで!離して!許して!なんでもするから……」 バリバリと何かを噛み砕く音がした。グチャグチャと何かを咀嚼する音もする。 少女は言葉を捲し立てた。それが扉の向こうにいるアンコへの言葉だと、ゆっくりと理解していた。 「ねえ!本当にお願い!早くあけて!怖いの!痛いの!やめて、食べられたくない!早くあけて!助けて!あけて、あけて、あけてってばぁ!!!」 喚く声を煩わしげに抑える音が聞こえた。 「オゴォ!ぐ……やめ……て……」 扉の前の少女が呻く。 暫くの間、彼女の声はもう殆んど聞こえなくなった。ただ、掠れて意味をなさない音が、扉の向こうから聞こえる。 「あ………アア………ァ……………」 肉を剥ぐ音が聞こえる。骨を折る音が聞こえる。引き裂かれた内蔵から血を啜る音が聞こえる。 アンコは耳を塞いでも聞こえてくる音になすすべなく、ただこれが早く終わってくれる事をただ願っていた。 少女の断末魔の叫びが扉とアンコのいる空間を揺らし、完全になくなった。息絶えたのだと直感で察した。 ガン!と乱雑な音と振動がアンコを襲った。背を向けた扉が何者かによって蹴られているのだ。 アンコは飛び退いた。扉がガンガンと蹴り壊される。 力の抜けた少女を片手で引き摺った影がそこに立っていた。 少女の身体は陰惨で、傷だらけだ。一目でその影が捕食者だと分かる。 少女を襲った捕食者の目がアンコの目とかち合った。 その目はアンコのものだった。 「な、なに……違う、私は……私じゃない!これは夢だ!絶対に夢だ!」 アンコは現れた捕食者の顔を見て叫んだ。アンコと同じ顔だった。 アンコの顔を見て、満足げに嗤っている。 「夢よ……怖い夢よ……さめろ……覚めろ……醒めろ……!!!」 捕食者がアンコよりも大きな手で掴んだ少女の亡骸を揺らした。傷だらけで、咬み傷だらけだった。 アンコは見ないように頭を抱えしゃがみ、そう言い続ける事しか出来なかった。 「夢よ、夢……の筈………ゆめ………」 意識が遠退いた。身体が揺れ、地面に投げ出された。アンコは倒れるように気絶していた。 捕食者は倒れた片割れを見下ろし、舌打ちした。 「これでも堕ちない?なんてつまらない奴……」 捕食者は片手で掴んでいた少女の首もとに食らい付いた。 温かい血に、喉をならし、脂の乗った新鮮な肉に舌鼓を打つ。 「まあ、いいわ」 そのままガツガツと食べ尽くしていく。腹が満ちれば、前向きにもなれる。 零れ出た血と脂を掬いとった指を舐めきり、捕食者は満足げに吐息を吐いた。 「今は現実に逃げられたけど……じっくりやればいい」 捕食者は邪悪に嗤った。 「こ、ここは……?」 アンコはホールの机に突っ伏していた。 とても静かで、平和な雰囲気。いつもの開店前のオウマがトキだ。 (夢……だったのかな?あれ、なんだっけ?何か見ていた気がするけど……) さっきまで何か夢を見ていた気がするが、思い出せない。 考えを纏めきる前に、同僚の少女が、顔を覗き込んできた。 「あ、アンコ、起きたの?ずっとうなされてたわよ」 「マリネッタ……さん、すみません……直ぐ持ち場に戻りますので……」 フラフラと厨房に入っていくアンコを見て、マリネッタは友達に合図を送った。 「……やっぱり、アンコと違う……気配がする……」 現れたのは、ピオーネと淡雪だった。ピオーネは嫌な予感に顔をしかめている。 「考えすぎだと思うのだけど……」 マリネッタは口ではそう言いながらも、頭では何か考えているようだった。マリネッタがロボットだったならば、コンピューターが高速で動くカタカタと言う音がきっと聞こえていた事だろう。 「う~ん」 淡雪が言葉にならない言葉を発してから続けた。 「アンコちゃんと違う人……見える……邪悪……それが本心?」 淡雪の言葉に、マリネッタは反応した。 「淡雪、それってどういう……」 そこまで言って淡雪を見たマリネッタは驚愕して目を見開いた。 「ね、寝てる……?!」 友達の言葉に頷くかのように、淡雪の頭がくらりくらりと船を漕いでいた。