約 374,372 件
https://w.atwiki.jp/twitterfatetrpg/pages/1135.html
亜種聖杯戦争 鐘の音と共に──各マスターの令呪がわずかに輝く。 トレーラー "聖杯大戦"その後、魔術協会は、その地の管理の権利を手に入れた。 その地では、"大聖杯"の喪失により、霊脈の均衡が乱れた。 そして、偶然にも、その地には、数十もの聖杯を呼び出すだけの魔力を有してしまった。 だが、"大聖杯"無くては、今後正規的な聖杯戦争をすることはできない。 ───ならば、"大聖杯"の復活の為に、霊脈の高いこの地を、"召喚の地"としりよう。 ───ならば、この地に別の"聖杯戦争"が起きないために、"亜種聖杯戦争"と名を騙り、"聖杯戦争"を続けよう。 そうして、魔術協会は"亜種聖杯戦争"を始めた。 この度、監督役に抜擢されたシスターKと申します。 どうか、泡沫の夢を叶えられますように シスターK シスターKの正体は、ブカレストの調停者(ルーラー)。 彼女は、聖杯に呼ばれたサーヴァントである。 彼女は、"聖杯戦争"に、干渉する気はない。 ───彼女は、只、籠の中で祈り続ける。 謎の男 coming soon ●■▲聖杯大戦 coming soon
https://w.atwiki.jp/masayoshizard/pages/156.html
第20話 「偽・聖杯戦争2」 「話をしよう」 そう言って黒服の男、大天使ルシフェルは、パチンと指を鳴らす。 「何の話かな……俺はこう見えても忙しい身なんだ。手短に頼むよ」 (……俺は八神とかいう魔術師に殺された筈なんだが……。 聖杯戦争で死んだ魔術師の魂は聖杯へと取り込まれると聞いた事があるが……ここは聖杯の中か?) ルシフェルに相対するように立っていたのは、スーツの上に黒のロングコートを羽織った東雲 漸次。 天津における聖杯戦争でその命を散らした魔術医である。 彼は、眼の前に立つルシフェルを胡散臭そうに見つめると、今の状況を思い浮かべる。 「――あれは今から36万……いや、1万4000年前か」 「ぬおっ!?」 漸次が思考の海へと足を浸けた……そんな一瞬の間にルシフェルが目の前に迫っていた。 その瞬間移動とも取れるルシフェルの動きに、漸次は驚きを隠す事ができず仰け反ってしまった。 「おっとすまない。君にとっては明日の事だったか」 「お前……魔術師……いや、そんな気配ではない。 むしろ、人間離れした厳格な気配を感じる……英霊か? いや、英霊以外に考えられない。 俺は、東雲漸次……元セイバーのマスターであり、医者を生業としている魔術師だ。 これは俺の単なる好奇心なのだが……貴方の真名を聞かせて貰えないか?」 「ルシフェル」 「ルシフェル……それは神話でよく耳にする名だ。 大天使ルシフェルか、堕天した後の魔王ルシフェルか……そんな事は俺にとってどうでも良い事だ」 漸次は、不敵に笑い胸元のポケットを探る。 だが、彼のお目当てである常備してる筈の煙草がない事を悟ると、溜息をついた。 「俺はこう見えても錬金魔術を身に着けていてね。 人体錬成でもなんでもござれ――他人(ヒト)はそんな俺をこう噂するんだが……。 噂には尾ひれがついて死者蘇生まで出来るとかなんとか……まあ、死んだ人間なんて蘇生出来ないがね。 だが、そんな俺も煙草だけは錬成出来ない……愛娘の手前、止めようとは思っているんだがね。 仕事の時なんかは特に止められないんだ……そんな優柔不断だから、煙草に関しては錬成できないと俺は思ってるんだが……」 煙草が見つからない――そんな手持無沙汰な様子を見せながら、漸次は苦笑いを浮かべる。 「って、どうでもいい話だったね。すまないね」 そして、彼は笑い飛ばした。 「そんな様子で大丈夫か?」 ルシフェルは、ひょうひょうとした態度で漸次の顔を覗き込む。 「ああ、大丈夫だ。問題ないさ。ところでルシフェルさん。 貴方は、これからどうするんだい? 殺しあえ、等と言われたが……これは聖杯戦争の一環なのだろうかね。 だとすると、随分と悪趣味なものだな……この島には俺達と同じ境遇の人間が50人はいる……まあ、聖杯戦争自体趣味の良いものではないが」 漸次は、足元の石を拾い上げるとそれを再び足元に落とした。 意味のない行為であったが、手持無沙汰だった彼はそうやって気を紛らわす。 「人が持つ唯一絶対の力、それは自らの意思で進むべき道を選択する事だ。 おまえは常に人にとって最良の未来を思い、自由に選択していけ」 ルシフェルは、両手をポケットに入れたまま呟いた。 だが、漸次はその言葉に深く聞き入っていた。 そして、二人の間に沈黙が訪れる。 だが、気まずい雰囲気ではない。 沈黙が終わったのちには、漸次は何かを決意し、ルシフェルはそれを待つかのような穏やかな表情をしていたのだった。 「そう……だな。 俺は医者だ。傷ついた人や病に苦しむ人を放っておけなくてこういう道へと進んだんだ。 俺が聖杯に願ったのは、この世のありとあらゆる病を失くすことだった……その道は絶たれてしまったが。 だけど、潰えたわけではない。俺は俺の救える範囲でいい。傷ついた人間を助けたい。守りたいんだ!!」 熱く語る漸次。 そんな彼にルシフェルは優しく微笑みかける。 「さあ、行こう」 「おお!」 漸次は手持ち無沙汰だった拳を力強く握り頷いた。
https://w.atwiki.jp/sumasshuburaza-zux/pages/24.html
必殺ワザ 通常必殺ワザ すいこみ 横必殺ワザ ワドルディ投げ 上必殺ワザ スーパーデデデジャンプ 下必殺ワザ ジェットハンマー 最後の切りふだ ワドルディ軍団
https://w.atwiki.jp/wiisk/pages/29.html
imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 題名 マスクドデデデ 作者 KAI@Marth 内容 金の卵をマスクにしました。あと、マスクドデデデのテーマもあります Model texture music 作者から CPS,Info付き。PSA作ってくれる人募集中!!作ったら、KC-MMか、ココにUPして下さい URL http //ux.getuploader.com/wiisk1/download/46/RSBJ+Masked+Dedede.7z 連絡URL 連絡の場合ココから。PSA作成等 http //brawlkai.blog.fc2.com/blog-entry-2.html 音楽がだめだったとわっ! すみません。 -- KAI@Marth (2011-09-01 18 23 50) 名前 コメント 題名 FitDededeMotionetc.7zについて 作者 KAI@Marth 条件 あるサイトのPSA作成スレッドに関係していること(DLパスを知っていること) 作者から DededeのPSA作成に携わる人だけDLして下さい(未完です) URL ダウンロード PSA作成関係のひとだけDLしてくださいよ!! -- KAI@Marth (2011-10-03 18 57 52) DCが6になってるんですけど…作る人はそのサイトにどんなことをするか伝えたください -- KAI@Marth (2011-10-03 18 59 58) ここに公開せずにメールなどでファイルをやりとりすれば良いのでは? -- はぐれ (2011-10-04 16 02 11) 有難うございます。まあでも作るんだったらこれくらいフリ-な方がいいんじゃないでしょうか? -- KAI@Marth (2011-10-05 23 19 43) 名前 コメント 題名 スーパーターボデデデ 作者 ICLPX 内容 FitDedede.pac 作者から 常時疑似ターボ状態。他のスーパーターボ系キャラと同じくらいの強さになっています。どのアピールでも押し続けて終えると何かが起きます。切り札を除く全ての掴むタイプの技に対して反撃を行うようにすることもできます。 URL ダウンロード (前バージョンはこちら) 更新版(v0.94) 名前 コメント テンプレート 投稿する際は以下のテンプレートをコピーしてください(各自で多少変更して構いません) テンプレートはページの一番下になるようにしてください imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像のURL) 題名 題名を入力 作者 作者名を入力(名無し可) 内容 編集した項目を入力 作者から 作者からコメント・紹介など URL ダウンロード 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pastimegame/pages/213.html
+【募集概要】 *一人につき作成可能鱒は五人まで、締め切りは無し *システム上、マスターではないサブキャラになることもある *基本的には終原、カレルレン、城戸、ゾラ、その他外来枠で送ってほしい。外来に関しては以前に送られたデータを利用する可能性あり +【今回テンプレ】 【名前】 【性別】 【令呪】 【属性】 【所属】 【体】 【知】 【心】 【質】 【魅】 【運】 【特徴・能力など】 ◆ ◆ ◆ 【来歴】 【性格】 【(個人的な)聖杯への願い】 【AAもしくは容姿】 +【各家紹介】 +【終原家】 【終原家】 【報復呪術】 自らに与えられた損害、危害、攻撃をそのまま、あるいは倍加して与える呪術。 心身共に攻撃や干渉が可能であり、その使い方は使用者によって異なる。 西洋の魔術体系とはまた異なっており、独自の進化を遂げた魔術の一つ。 【家の概要】 街を統べる四つの家の中で最も立場が低く、最も陰惨かつ卑劣な術を使用する家。 本来は街を古来より守っていた統治者の家であり、他三つの外来家が霊地を狙い攻め入った際に交渉することで現在の地位を確保し、戦争の末席についた。 しかし、使用する術やその境遇にも拘わらず、その家には何故か正しき心の持ち主が集まる傾向にある。 また、健全な心は健全な体に宿るとの言葉を体現するように、筋肉質なメンバーが多い。 現在は半分暴力団、半分自警団といったような街の護り手となっており、街を愛する気持ちは強め。 そのため、戦争においては霊地の貸借に加えカバーストーリーの流布や資金調達のような雑用諸々を担当している。 【願い】 戦争を目的としている他家等からこの街を守る +【カレルレン家】 【カレルレン家】 【動物使役】 その名の通り、動物を使役する魔術。 斥候から戦闘、あるいは小型の礼装として使用が可能。 血液を利用したリンクで完全に指揮下におく一派、あるいは信頼を勝ち得その加護を受け共に行動する一派が存在している。 そのため意味こそ違えどどちらの派閥も動物を大切に扱う。 【家の概要】 戦争を行う四つの家の中で動物使役を得意とする魔術一派。 元々、獣の加護を受けることで力を増す少数の魔術集団のまとまりに端を発する一家である。 そのため動物を人間、魔術師より優れた存在とする白派、あくまでも道具として使役することを望む紅派が存在しており、常に冷戦状態。 白派は獣の加護を受け自らを強化したうえで共に戦闘する魔術を主に使用し哺乳類を使用する。 紅派は血液を利用し制御下に置くことで動物を武器として使用する魔術を主に使用し、爬虫類を使用する。 現在は家内の冷戦状態もあるものの、戦争には協力が必要だとしぶしぶ休戦状態にある。また、どちらにも属さない第三派も存在しており混乱している。 戦争では主に令呪の作成を担当している。 【願い】 生物進化の果てを +【城戸家】 【城戸家】 【基礎魔術】 物体の強化、自己の防御、探索、人払いなど基礎的な技術を高い水準まで修めている。 言ってしまえば万能なオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏。 どれか一つを特化するよりも、まんべんなく強化しようという安定志向の産物である。 【家の概要】 舞台となる街において学校を経営している一族。 もちろんそれは表の顔であり、本質は誰よりも純粋な魔術師然とした一家。 ただし、全体的に派手好きな成金趣味。そのため経営及び家系は常に困窮気味。 過去にはそれ相応の私財を得ていたようだが、徐々にその収入減が不足しかつての栄光はいつやら落ち目に。 構成メンバーはかなり血統を重視しており、外部の人間はほとんど存在していないかつ、少々プライドが高い。 戦争においては、魔法陣の生成を担当している。 【願い】 根源への到達 +【ゾラ家】 【ゾラ家】 【錬金術】 万物、物質の流転をテーマとする学問。西洋魔術の影響を受けたものであり、自然に干渉して物を造る魔術。 主に非金属を金に等が挙げられるように最高クラスであれば人体錬成も可能。 最終目標は「完全」に近づくことであるとされる。 【家の概要】 舞台となる街において医療機関を営む一家。 サンジェルマンの指導を受けているといわれるが真偽は不明な本来流れ者の謎が多い一家。 戦争開始時に、何処からともなく流れ着いた男を始祖とする一家であり、一族としての意識は薄い。また、少々貧乏性。 少しマッドの気はあるが、仕事には真面目で忠実な職人気質。「賢者の石」の錬成を目指しているといわれているが詳細は不明。 一種の職業ギルドの様相を見せ、有能な魔術師、錬金術師を積極的に引き抜いている。 戦争においては聖杯の作成を担う一家である。 【願い】 真理の追及
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/404.html
PSYREN聖杯戦争 俺ロワ・トキワ荘にて2014年7月26日、◆wd6lXpjSKY氏が開始した聖杯戦争企画。 タイトルの通り、週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品「PSYREN」の設定をベースにした企画である。 参加者はいわゆる登場話コンペ形式で決められ、募集期間内に投下された登場話候補から企画者である◆wd6lXpjSKY氏が選出する形で最終的な参加者名簿が決定された。 第二次二次キャラ聖杯戦争のコンペ終了から時間を置かずに登場話の募集を開始したため、本採用された登場話の中には二次二次コンペ候補作を修正・流用しているものもある。 今企画の舞台は「PSYREN」の未来世界に存在するとされている架空の都市だが、各原作から様々な施設が集められている。(アッシュフォード学園、ヘルシング邸など) 第二次二次キャラ聖杯戦争と同様にマスターには日常生活を送るための身分が与えられており、聖杯戦争に直接関わらないNPCも配置されている。 マスターは参加経緯の中で「赤いテレホンカード」を手に入れており、サーヴァントを失った場合でも会場内に点在している公衆電話でテレホンカードを使用することで元の世界へ帰還することが可能。 ただしサーヴァントを失った状態で六時間が経過した場合、マスターは灰になり死亡する。 「PSYREN」をはじめ少年漫画に分類される原作が多く、本編の作風も少年漫画的だと評されることが多い。 他の聖杯企画ではクラスの枠をはみ出た変わり種のサーヴァントも散見されるが、今企画はクラス特性に準じた性能のサーヴァントが殆どを占めるのも特徴の一つである。 また、14人のマスターの内11人が学生としての身分を与えられており、学園の周辺を舞台に激戦が予想されている。 2014年8月15日、本編予約&投下開始。 2014年11月24日、第一回通達(放送)通過。 参加者 No. マスター サーヴァント 名前 出展作 クラス 真名 出展作 No.01 夜科アゲハ PSYREN -サイレン- セイバー 纒流子 キルラキル No.02 紅月カレン コードギアス 反逆のルルーシュ セイバー リンク ゼルダの伝説 時のオカリナ No.03 タダノヒトナリ 真・女神転生 STRANGE JOURNEY アーチャー モリガン・アーンスランド ヴァンパイアシリーズ No.04 浅羽直之 イリヤの空、UFOの夏 アーチャー 穹徹仙 天上天下 No.05 ウォルター・C・ドルネーズ HELLSING ランサー レミリア・スカーレット 東方project No.06 朽木ルキア BLEACH ランサー 前田慶次 戦国BASARA No.07 鹿目まどか 魔法少女まどか☆マギカ ライダー モンキー・D・ルフィ ONE PIECE No.08 虹村形兆 ジョジョの奇妙な冒険 ライダー エドワード・ニューゲート ONE PIECE No.09 犬飼伊助 悪魔のリドル キャスター 食蜂操祈 とある魔術の禁書目録 No.10 暁美ほむら 魔法少女まどか☆マギカ キャスター フェイスレス(白金) からくりサーカス No.11 エレン・イェーガー 進撃の巨人 アサシン ジャファル ファイアーエムブレム 烈火の剣 No.12 人吉善吉 めだかボックス アサシン 垣根帝督 とある魔術の禁書目録 No.13 間桐雁夜 Fate/zero バーサーカー 一方通行 とある魔術の禁書目録 No.14 美樹さやか 魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 バーサーカー 不動明 デビルマン 外部リンク 支援サイト PSYREN聖杯戦争(まとめwiki) スレッド PSYREN聖杯戦争
https://w.atwiki.jp/wiki13_sumaburax/pages/116.html
キャラ概要解説 代表作 ファイター性能出現条件 長所と短所 ふっとびにくさ 特徴 特殊技能 立ち回り方タイマン時 乱戦時 技空中ジャンプ 弱攻撃 ダッシュ攻撃 強攻撃 スマッシュ攻撃 空中攻撃 つかみ 必殺ワザ 最後の切り札 各種データジャンプ 着地 緊急回避 コンボ 2ページ目 キャラ概要 解説 プププランドの自称大王様。カービィのライバル的存在。 かつてはラスボス、またはそれに順ずるボスとしてカービィに立ちはだかっていた。 『星のカービィ64』では共闘する等、最近は脇役としての登場が多め。 大きなハンマーとたらこ唇がトレードマークで、カービィに負けず劣らずの食いしん坊。 膨らんでの飛行(通称フグモード)は、一度カービィに負けた後、猛特訓の末習得したワザ。 幾度となくカービィと戦って来たものの、徹底的な悪役を演じた事はそれほど多くない。 立場上仕方なくとか、何者かに操られた末戦うことなること数度。 迷惑行為は常日頃行っているらしく、『参上!ドロッチェ団』では宝泥棒の疑いを真っ先にかけられている。 数多くの部下と立派な城を持っている。 政治的活動は行っていない。呆れるほど平和なプププランドではする必要が無いだけかもしれない。 人使いはかなり荒い模様。本作でも部下の担ぐみこしに乗って登場し、必殺技で部下達を投げつけ、 最後の切り札も部下任せ。開発者に「人任せな所は性格ですかね?」と言われる始末である。 ペンギンのような見た目をしているが、ペンギンなのかどうかは不明のまま。 ちなみに黄色く見える手は手袋。その下の手は、顔や体と同じく水色である。 アニメではわがままの限りを尽くすトラブルメーカー。口癖の「ぞい」もアニメオリジナル。原作での描写が薄いこともあってか、アニメでのキャラクターは強めに浸透している。 代表作 星のカービィ(1992/GB) 星のカービィ スーパーデラックス(1996/SFC) 星のカービィ64(2000/N64) カービィのエアライド(2003/GC) 他多数 参戦こそしてないものの、密かにスマブラ皆勤賞の一人でもある。 64,DXとステージ「プププランド」の背景に飛んでいるし、DXでもフィギュアが存在する。 ファイター性能 出現条件 はじめから使える 長所と短所 長所 技の威力・ふっとばし力・リーチ・判定・持続ともに優秀な技が多い。 空中多段ジャンプができ、上必殺技の移動距離が大きいため、復帰距離が長い。 高い復帰阻止能力で、早期撃墜が狙える。 重いので吹っ飛ばされにくい。特に上方向への吹っ飛び耐性は全キャラトップ。 掴みのリーチが長く、投げ技の威力が高い。 実用的な投げ連を持ち、一部キャラには永久投げ連も決まる。 喰らい判定を持つ特殊な飛び道具を持つ。また、飛び道具で撃墜を狙うこともできる。 短所 図体が大きく攻撃が当たりやすい。 技の出が遅く、技の使用後に隙が大きい。故にインファイトが苦手。 地上での移動と空中横移動がかなり遅く、機動力に欠ける。 復帰技に隙があるので復帰阻止されやすい。 決め手が当てにくい。 落下速度が最速で、若干自滅しやすい。 ふっとびにくさ 各キャラを終点の中心に立たせ、マリオの溜めなし下スマッシュで撃墜するのに必要なダメージ%を比較。 4位 146% 特徴 クッパ、ドンキー、スネークに次ぐ重量キャラ。 ふっとび緩和力は横方向へは大したことがないものの、上方向は大変優秀で、おかげで上方向のふっ飛び耐性は全ファイター中ダントツのトップ。 空中で多段ジャンプが可能。上必殺の復帰性能が高いのもあって、復帰距離は重量級のなかではトップクラス。 重量級らしく粘り強く戦える。 重量級らしく地上攻撃や必殺技は大振りのものが多く、特に地上では細かい技が無い上にスマッシュ攻撃がスキだらけであるため、 なかなか当たらずにもどかしい思いをする事もある。 一方で、射程距離の長い飛び道具も備え、遠距離戦も器用にこなせる珍しさも併せ持つ。 また、空中攻撃は使い勝手のいいものが多く、多段ジャンプのおかげで滞空時間が長いのもあって、空中戦は得意。 ただし空中では真下方向に使いやすい攻撃が無いため、浮かされて下を取られるとキツイ。なるべく相手の真上にはいかないようにしよう。 優秀な空中能力を存分に発揮できる場外追撃は、デデデの本領が発揮される場面と言ってもよく、デデデが場外追撃をできないキャラはいないと言われている。 復帰距離は長いが、空中横移動速度が遅いので復帰までに時間がかかり、上必殺は隙が大きいため、復帰阻止をされやすい。 上必殺技は使い所を間違うと自滅技にもなりかねないので、十分な練習が必要である。 (そのまま飛べば定位置に落下、キャンセルすれば無防備なので使い分けに慣れが必要) 多段ジャンプや上Bによる高い復帰力、飛び道具を持っていることなど、初心者でも扱いやすい印象を受ける一方で 技の振り分けが難しい、決め手を当てにくいなど、やや特異な重量級キャラと言える。 ちなみに横スマッシュのふっ飛ばしは全スマッシュ中最強。クリーンヒットすることは稀だが。 しゃがむと寝転ぶ。 全キャラで最も落下速度が速く、急降下はプリンの倍近い速度で降りていく。勢い余って自滅することもなくはないので注意。 前作DXをプレイした人にとっては、その速さに懐かしいものを感じるかも。 特殊技能 ジャンプ回数 壁ジャンプ 壁はりつき しゃがみ歩行 滑空 ワイヤー復帰 その他 5 × × × × × なし 立ち回り方 タイマン時 とにかくインファイトが苦手なキャラ。自分から攻めていくと返り討ちにあってしまうので、基本は待ち戦法がおすすめ。 相手が遠距離の時はワド投げ、中距離なら横強下強、またはSJからの空後で牽制、たまに吸い込みでガードを崩す。 近距離では投げを中心に。緊急回避を多用する相手なら下スマッシュが有効。弱は隙が大きいのであまり使わないこと。 接近戦ではただ闇雲に攻撃するだけでなく、ガードや回避や引きステップをすることも重要。 掴みのリーチが長いおかげで相手の攻撃をガードしてからのガーキャン掴みがよく決まる。 その場緊急回避は後隙がやや長い部類に入るが、喰らい判定がかなり特殊で、無敵が切れた後でも攻撃を避けれることが多々あるため、これも接近戦で頼りになる行動となる。 引きステップで相手の攻撃を避わしつつ、振り向き掴みや空後等のリーチが長い攻撃で攻撃するのも強い。 投げからは空前後で追撃していこう。 復帰にはなるべく空中ジャンプだけで。上Bは手慣れた相手なら反撃されるので、最後の手段に。 フィニッシュには上強を。横スマッシュは極力封印。上スマッシュもフィニッシュに向くが、上強を使った方が安全。 ただし上強はリーチが短いため、工夫して当てる必要がある。 例えば、持ち前の落下速度の速さを活かして、相手の対空攻撃を急降下しながらの空中回避で素早く避けた後、隙をついて上強で反撃等。 復帰は弱いが空後と多段ジャンプを合わせた復帰阻止は非常に強い。 復帰に自由の効かないキャラには大変有効なので投げ連等を使って場外に出した後は積極的に復帰阻止をして早期バーストを狙おう。 メタナイトやロボットのような復帰阻止に強いキャラ相手でも、低い高度から復帰してくる場合なら十分狙える。 また、自分と相手のダメージ差がある時は吸い込み道連れも使ってみよう。 乱戦時 図体の大きさと出の早い広範囲の攻撃を持っていないため囲まれると一気にダメージを溜められる危険性がある。 基本的には囲まれないように端からワド投げしたり空後で壁を作ったりするのがいい。 乱戦では投げへの警戒が薄れているプレイヤーが多いのでよく掴める。 投げ連は他のプレイヤーに妨害されるので難しいが、前・後ろ投げはモーションが短く、ハンマーに攻撃判定があるので、妨害されにくく、比較的ローリスクである。 撃墜数を稼ぐには上強と空中攻撃がお手軽。場外にいる相手を見つけたら積極的に復帰阻止を狙っていくといい。 特に、リンクやガノンドロフのような、復帰阻止に弱いキャラは、デデデにとっては格好の得点源なので、復帰阻止の機会を逃さないように、よく注意しておきたい。 横スマッシュや下Bも置いておくと相手が当たってくれるかもしれない。ダッシュ攻撃も乱戦では威力・ふっとばし共に優秀なので狙ってみる価値はある。 もし囲まれたらガードを固めたりジャンプして逃げたりするのがいいだろう。下手に暴れようとすると痛い目に合うかもしれない。 復帰時の上Bはタイマン時に比べると反撃される心配が少ないので使いやすい。復帰する際に崖際で油断している敵がいたら吸い込み道連れを狙ってみる価値もある。 技 空中ジャンプ 空中で4回までジャンプ(飛行)が可能。 1回1回の浮きはカービィなどと比べれば低いものの、やはり重量級としては破格の復帰力を誇る。復帰技であるスーパーデデデジャンプで高さを稼げるので、飛行では横の距離を稼いでいきたいところ。復帰だけでなく、相手をふっ飛ばしてからの追い打ちや復帰防止といった空中戦でも非常に役立つ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (J.JPG) 重量級の中でも破格の復帰力。 弱攻撃 ふり抜き(6%)→ふり上げ(5%)→回転ハンマーヘッド(2*n%) ☆発生F:12F 属性:武器2段目のふり上げはスキが少なめなので、あえてふり上げで止めることでスキを減らしたり、相手をつかんだりといった使い方もできる。回転ハンマーヘッドはボタン押しっぱなしで継続可能。うまく当たると20%近くまで溜まるが、スキがかなり大きい。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (弱.JPG) 最後まで出すと隙が大きい。前方向には強いが上や後ろにはとても弱い。 ダッシュ攻撃 ずっこけ(16%) ☆発生F:26F 属性:体、スピン初代GBからおなじみの技。ダッシュ攻撃だが、並みのスマッシュ攻撃よりもふっ飛ばし力が強く、ダッシュ攻撃としては破格の威力。その分、発生もダッシュ攻撃とは思えぬ遅さ。しかし、それを逆手に取ってタイミングずらしを狙える。タイマンでは使い勝手の悪い技だが、多人数では混戦に突っ込むことでまとめて倒せることもあり役立つ。崖際で復帰してくる相手に使うと案外当たる事も多い。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DA.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (崖DA.JPG) 左:乱戦ではまとめてふっ飛ばせる。 右:判定時間が長く続くので、復帰中の相手にも当たりやすい。 強攻撃 横:のび~るハンマー(6%) ☆発生F:12F 属性:武器ハンマーヘッドを前方に大きく伸ばして敵を突く。リーチはかなり長いがふっとばし力は低く、あまり近距離戦で使うと当たっても反撃を受けるため、先端当てを心がけて中距離での牽制などに使うこと。ハンマー部分には喰らい判定がない(先端当てならマルスのカウンターもスカる)ので、距離さえ間違えなければ強い。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (横強.JPG) リーチがかなり長い。牽制牽制。 上:ふみ台頭突き(12%) ☆発生F:上面7F 前方12F 属性:頭地面に置いたハンマーを踏み台にして、上方向に頭突きを繰り出す。前方のリーチは短いが、代わりに若干後方にも判定がある。ふっとばし力が高く、地上の相手に当てるならば溜めなし上スマッシュを凌ぐ。故にフィニッシュ・対空共に安定した威力を誇る。 7-8F間は全身が無敵になるため、判定勝負での信頼性は強い。9F目以降は判定は弱いが、10F目から急激にデデデの顔面が巨大化するため、無理やり相手の喰らい判定にぶつけて相打ちに持っていきやすい。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (上強.JPG) ふっ飛ばし力は溜め無し上スマッシュより上。フィニッシュを狙うならこれ。 下:ねそべりキック(10%) ☆発生F:7F ☆転倒率:(40%) 属性:足寝そべりながらの足払い。横方向にふっ飛ばすことができ、相手のダメージ次第ではかなりふっ飛ぶ。相手の蓄積ダメージが高い場合は、これで一度場外送りにしてから復帰妨害で決めるのもあり。 相手のダメージが少ない時に当てると、相手を転ばせることがある(確率50%程度)。転ばせられるダメージ上限は、相手キャラの重量によって異なる(重いほど高ダメージでも転ばせられる)。参考ダメージ上限…マリオ:15%、Mr.G W:12%、クッパ:18%見た目よりリーチが伸びており、先端部分のやられ判定は消滅している。一部のキャラには下投げから確定で入る。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (下強1.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (下強2.JPG) 相手を転ばせたら、そのままダッシュ掴みに。 スマッシュ攻撃 横:メガトンハンマー(24-33%) ☆発生F:密着カス43F 真芯45F ☆スマッシュホールド開始F:35F 属性:武器非常に強力。全キャラ中最強の横スマッシュである。溜めなしでも40%程、最大まで溜めれば20%以下の相手でも場外へと送れる。ステージにもよるが崖際に居る軽量級ならば0%での撃墜も可能。反面、発生は溜めなしでも非常に遅く、技後の隙も非常に大きい、正にあらゆる意味で最大級の横スマッシュ。ハンマーの柄の部分はカス当たりポイントらしく、ここが当たるとダメージを13%しか与えられずふっとばないため、きちんとハンマーヘッド部分を当てるようにすること。ちなみに、ハンマーを叩きつけた地面にも見えない衝撃波のような攻撃判定が発生する(5-7%)。この衝撃波は当ててもあまりふっ飛ばず、威力も低い。狙って当てるのも難しいので、混戦時に当ててしまう程度。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (横スマ.JPG) クリーンヒットする事は稀だが、最大まで溜めれば地上裏魔人拳をもギリギリ上回るふっ飛ばし力。 上:なぎ払いハンマー(14-19%) ☆発生F:20F ☆スマッシュホールド開始F:8F 属性:武器上方向にハンマーを思い切り振る。上にふっ飛ばせる。攻撃判定の発生がやや遅いが、後方にも判定が有り。反面上方向へのリーチは短め。タイミングを計れば対空にも十分使える。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (上スマ.JPG) 回避されると隙が大きい。 下:ぶんまわしハンマー(15-21%) ☆発生F:14F ☆スマッシュホールド開始F:8F 属性:武器地面すれすれでハンマーを振り回す。後方にも判定があり、上方向にふっ飛ばす。デデデのスマッシュとしては発生が早いので乱戦で使いやすい。前後共にやや自分側へ引っ張るようにふっ飛ぶ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (下スマ.JPG) 混戦では袋叩きに合いやすいので、一時しのぎに。 空中攻撃 通常:たいこばら(出始め:12% 持続:7%) ☆発生F:7F〓着地隙:15F 属性:体、スピンボディプレス。発生が早いため見切られにくい。横に突き出した手ではなく、その名の通り腹にのみ攻撃判定がある。飛ばす方向はほぼ真上で、相手の下から当てると斜めに飛ばす。しかしふっ飛ばし力は低めなので、空中後が当たらなさそうな時に使う程度。慣れるまでは攻撃判定がわかりづらく、間合いをよく見定めないと当たらない事もあるが、慣れてしまえば下にいる相手にも当たるので練習はしておくこと。 前:かち上げ(15%) ☆発生F:16F〓着地隙:30F 属性:武器空中でハンマーを下から振り上げる。モーションのわりに下方向への攻撃判定は微々たるものなので、地上の相手には当てにくい。一方で上方向にはそこそこ判定があるため、上にいる相手に対しては当てやすい。 対地に使う場合、出すタイミングとガーキャンに注意しよう。発生は遅いが、その分ふっ飛ばしも強めで、空中にいる相手を迎撃するのに最適。 後:後方キック(出始め:13% 持続:9%) ☆発生F:6F ☆転倒率:(30%)〓着地隙:21F 属性:足後ろ蹴り。着地硬直がやや大きいが、リーチがそこそこあり、発生が早く、全体モーションが短く、モーションが終わる寸前まで判定が持続し、持続部分でもそこそこふっ飛び、更に判定が強いと、大変優秀。よって、牽制、空対地、空対空、コンボ、決め手、復帰妨害など、様々な場面で使うことができる主力技である。 相手のダメージが少ない時に当てると、相手を転ばせることがある(確率50%程度)。転ばせられるダメージ上限は、相手キャラの重量によって異なる(重いほど高ダメージでも転ばせられる)。また、出始め当てと持続当てで転ばせられるダメージ上限が変化する。参考ダメージ上限(出始め)…マリオ:7%、Mr.G W:5%、クッパ:10%参考ダメージ上限(持続)…マリオ:19%、Mr.G W:15%、クッパ:22% #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (空後1.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (空後2.JPG) 左:持続時間が長いので、急降下して当てるのがコツ。 右:復帰阻止としても優秀。 上:上かき回し(2%*7+5% ☆発生F:10F〓着地隙:22F 属性:武器上方向にハンマーを向け、ハンマーヘッドを回して多段ヒットさせる。最終段は相手をふっ飛ばす。デデデがハンマーの取手をねじって回転させてるわけではなく、ハンマーに搭載されたモーターの力で回転している、という設定。 ダメージ稼ぎや、頭上をとられた場合に使うといい。 下:下かき回し(2%*6+5% ☆発生F:9F〓着地隙:30F 属性:武器下方向にハンマーを向け、ハンマーヘッドを回して多段ヒットさせる。最終段は相手をふっ飛ばす。下方向への判定はかなり強い。相手の吹き飛び方によっては空前や空後で追撃可能。空後なら続けて複数回入る事も。ただし、最終段が当たらない場合一切吹っ飛ばないため急降下して当てようとすると、全部当たる前に着地してキャンセルされてしまい逆に大きな隙を作ってしまう事になるので注意。基本はジャンプの昇りで使って空中で出し切ることだが、対地で使う場合は大ジャンプでなければ途中で着地してしまう。崖掴まりなどから誤って暴発してしまった際は硬直が長いので、デデデの落下速度(+急降下)と合わせて自滅してしまう可能性が極めて高い。崖際のノックバックにも注意。 つかみ つかみ:つかみ ☆発生F:6F ダッシュ9F ふりむき7F技の発生が遅いデデデにとって、つかみは地上戦の要。リーチが長い割に後隙は少ない。投げはデデデの主立ったダメージソースの1つなので、チャンスが来たら積極的に投げを狙うこと。 地続きステージでの投げ連やその場投げ連は特定キャラは抜ける事が不可能なのである程度空気を読んで使用しよう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (掴み.JPG) リーチが長い! つかみ攻撃:つかみヘッドバット(3%) 属性:頭つかんだ相手に頭突きを繰り出す。威力が高いので1、2回使っておくといい。 前投げ:ゴルフスイング(6(ハンマー)+6%) 属性:投げ、ハンマー部分は武器その名の通り、つかんだ相手をゴルフのスウィングの要領でハンマーを振って前方にふっとばす技。ふっとばし力はそれほどでもないので、どちらかといえば後投げを使うといい。 ハンマーを振るときにも攻撃判定があり、周囲の相手を巻き込むことが可能。 後投げ:反転ゴルフスイング(6(ハンマー)+10%) 属性:投げ、ハンマー部分は武器その名の通り、つかんだ相手をゴルフのスウィングの要領でハンマーを振って後方にふっとばす技。投げ技としてのダメージは全キャラ中トップ。前投げよりふっとばし力も高い。画面端を背負っている時・距離を離したい時はこれで決まり。 ハンマーを振るときにも攻撃判定があり、周囲の相手を巻き込むことが可能。 上投げ:レシーブ(4(弾き飛ばし)+5%) 属性:投げ、弾き飛ばし部分は腕つかんだ相手を上に弾き飛ばす。空中上Aなどで追撃しやすい。 弾き飛ばすときにも攻撃判定があり、周囲の高い位置の相手を巻き込むことが可能。 下投げ:ヒッププレス(8%) 属性:投げ、押し潰し部分は体、スピンつかんだ相手を巨体で押し潰す。投げた後すぐに行動可能で、かつ相手の位置が近いため、下投げ→ステップつかみ→下投げ…と、連続で投げを繰り出せる(ただし、軽量級は不可)。 激辛カレーライスと壁際の組み合わせが成立すると…。詳しくはこのページの下の方にあるコンボ解説で。 必殺ワザ 通常:すいこみ(吸い込み:0%、吐き出し:10%、星型弾:9~18%) ☆発生F:17F 属性:必殺ワザ 直接系相手を吸い込む。攻撃ボタン・必殺技ボタンを入力すると、吸い込んだ相手を吐き出す。吐き出さずにしばらくすると、相手はどこからともなく抜け出してくる。カービィのものとは違い、飲み込んで相手をコピーする事ができない吐き出し専用の必殺ワザだが、吸引力・拘束時間はこちらの方が上。 吐き出した相手は星型の弾として発射され、他の相手にも当てる事ができる。 星型弾の威力は吸い込んだ相手の体重によって変わる。カービィの星型弾と同じ威力なのでそちらを参照。 相手を吸い込んだまま移動が可能。位置によっては、相手を吸い込んだまま自滅して道連れも可能。復帰阻止に来た相手に使う等の工夫を。 キャラクターだけでなく、アイテムやワドルディ等も吸い込める。(木箱やタルのような大きい物でも吸い込み可能)。この場合は吐き出さずに飲み込んでしまう(食べ物の場合回復、その他通常アイテムだと消滅)。また、ボム兵など爆発物を吸い込むと、5%のダメージを受ける。ワリオと違って、このときに攻撃判定は発生しない。 カービィと同じく、近い位置のすいこみがつかみ判定、遠い位置のすいこみが引き寄せ効果になっている。因みに、なぜかマルス・アイクがこの引き寄せの風圧をカウンターすると、デデデとは逆の方向に攻撃を繰り出す。 着地狩りを逆に狩る手段として、小回りは効かないもののワリオのかみつき同様の使い方が可能。吸引力があるので慣れていない相手は面白いように狩れる。その際はベクトル反転必殺ワザを使いこなせると心強い。 頬張っている最中は、体重が増加する。サドンデスでもアイクの横スマッシュを耐えるほど。 吐き出されたキャラはしばらくの間、星弾になって飛んでいくが、その間に空中攻撃・必殺技を入力すると、吐き出されてから最短で6Fで元の姿に戻れる。また、「任意の角度にスティック倒し」→「前に倒したスティックから75度以上(?)離れた角度にスティック倒し」と入力すれば、最短で2Fで元の姿に戻れ(スティック上倒しはジャンプボタンで代替可能)、発生とリーチに優秀な攻撃を持っているキャラならば、デデデの吐き出しの硬直中に反撃が可能。(メタナイトの空中下攻撃など)ただし、極めて入力タイミングがシビアで反撃が当たることは滅多に無いので、デデデは殆ど気にする必要はない。 亜空の使者の雑魚に使うと、相手を怯ませデデデ側に引き寄せていく。そして相手がデデデの体の中心付近に重なった瞬間にダメージ(8%)を与える。使い所は少ないが、リーチの短い敵なら封殺できる。因みに、流石にボスは怯まないがダメージは与えられる。 相手を吸い込んでから、サッカーボールを少し通り過ぎる位の射程で吐き出すと、サッカーボールが確定で入る(約40%)。 ボムへいを持ったキャラを吸い込んだ場合、吐き出さずに、相手が抜け出すのを待とう。吐き出し後に相手がすぐにボムへいを下投げすれば、ボムへいがデデデ目がけて高速で飛んできて、撃墜は免れない。高速で飛ぶボムへい スネークのマインすいこみの引き寄せ部分を当てると、爆発の判定が吸い込んでいる間ずっと残る。チーム戦ならもしかしたら役に立つかもしれない。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (B1.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (B2.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (B3.JPG) 復帰阻止に来た相手を道連れにしたり…… 場外へ吹っ飛ばしてから…… 復帰してくる所を食っちゃったり! 横:ワドルディ投げ ☆発生F:18F 属性:必殺ワザ 直接系、ワドルドゥのビームは電撃・必殺ワザ 飛び道具系、ゴルドーは切り裂き・必殺ワザ 飛び道具系ワドルディを投げつける。投げたワドルディは一定時間フィールドに居残り、近くでアイテム取得コマンドを入力すると再度拾って投げることができる。 居残りワドルディにはやられ判定があり、ダメージを与える事で場外に吹っ飛ばせる。基本的にステージをうろついているだけだが、稀にジャンプして攻撃判定を出す。 たまにワドルドゥやゴルドーが出る事がある。また、稀にカプセル、更にスマッシュボールを投げる事もある。このアイテム出現はサドンデスでも起きる。場合によってはアシストフィギュアなど恐怖の存在が出現する事も。因みに、100回投げてワドルディ76回、ワドルドゥ13回、ゴルドー8回、カプセル3回だった。出現確率の目安程度に。公式サイトでは、ワドルディ:ワドルドゥ:ゴルドーの割合は大体35:10:4程らしい。(アイテムは1?) スマッシュ入力する事で少しだけ飛距離を伸ばす事が出来る。微妙だが上下に打ち分ける事も可能。場外へ打つと分かりやすい。 基本的に牽制と考えておこう。暇なら投げておく。ワドルディ達のやられ判定を利用し、飛び道具や突進技に対する盾としても使える。ワドルディ達への攻撃でもOP相殺の発生/回復が起こるのでこまめに殴っておくと良いかも。近くにワドルディ達がいる時は空中回避などの邪魔になるので、位置取りには注意。 サドンデスでは最強の飛び道具の1つ。食らうとほぼ即死。居残りワドルディのジャンプ体当たりで星になるという、やや間抜けな事態が発生する事も。 ワドルディ、ワドルドゥは飛び道具扱いではないため、リフレクターなどで反射されないが、ゴルドーのみ例外で、反射されるとかなり痛い。 ワドルディ達はなぜかデデデの左そでの中から、にゅーっと引っ張り出されてくる。ゴルドーやアイテムカプセル等は伸びない。トレーニングでスピードを遅くしたり、スロー乱闘で一時停止すると見やすい。以下は投げるもののデータ。ワドルディ(5%)高確率。キョロキョロする、前転、尻餅をつく、高くジャンプする(いずれも攻撃判定無し)など基本的に何もしないが、稀にジャンプ体当たり(8%)をする。 ワドルドゥ(7%)中確率。ビームを使う。1Hit3%で1回に最大27%と結構高威力。また拘束時間もそこそこ長い。 ゴルドー(22%)低確率。遠くまで飛ばないが威力とふっ飛ばし力は絶大。当たると相手は上方向にふっ飛ぶ。そのふっ飛ばし力は、チャージショットよりも大きい。シールドで防御されて跳弾が起きた場合、稀にその場を漂っていることがある。 アイテムカプセル(カプセル:14% 爆発:25%)稀に投げる。扱いは通常のカプセルと同様で、中身はアイテムスイッチに依存し、たまに爆発する。アイテムスイッチの「キャリア」をOFFにすることで投げなくなる。「キャリア」以外の全てのアイテムをOFFにしている場合は、中身が空のカプセルを投げる。逆に、キャリアのスイッチさえONになっていれば、出現頻度を「でない」に設定していても投げてしまう。デデデを使ってアイテムなし乱闘をしたい場合、事前に確認しておこう。 スマッシュボール(超低確率)アイテムスイッチでスマッシュボールをONにしている場合、ごく稀に投げる。出てきたら驚愕必至。 2000回ワドルディ投げをしたデータ ワドルディ 77.70% 1554匹 ワドルドゥ 16.05% 321匹 ゴルドー 06.25% 125匹 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (横B1.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (横B2.JPG) 左:飛び道具を防ぐ事が出来る。 右:ただし、飛び道具が直線軌道でなかったり、貫通するものだと防げない。 上:スーパーデデデジャンプ(15%) 属性:体、スピン・必殺ワザ 直接系空中高くジャンプした後、降りて力強く押し潰す。着地時に左右に出る星にも攻撃判定あり(5%)。 スティックを下に倒すとキャンセルし、しりもち落下状態に移行する。出し切りではガケ掴まりが出来ないので、ガケ掴まりを見越した復帰に使う際はキャンセルする事。 上昇中はスーパーアーマー付き。 落下時はアーマーが無く、着地先の指定は発動時のみなので、落下地点を読まれやすい。判定が強くないので対空攻撃で迎撃されやすいのはもちろん、着地時の隙がかなり長いので、ガードで防がれるとその後で好き放題反撃されてしまう。また、キャンセルしてすぐに着地した場合、その場に倒れこんで通常の尻もち着地よりも大きな隙ができるので注意。 天井に頭をぶつけるとそのまま落ちてしまう。終点の鼠返し等には注意。 下降部分にメテオ判定があり、空中の相手に当たれば下降→押し潰しと連続ヒット(26%)。デデデ唯一のメテオ技でメテオの叩き落す力はとても強いが、足場の無い場外でこれを当て、その上自分だけ復帰するのは至難の業。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (上B1.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (上B2.JPG) 左:上Bだけでも余裕で復帰出来る。 右:着地隙はかなり狙われやすい。 下:ジェットハンマー(11-30%) ☆発生F:タメ無し29F 最大タメ完了135F+8F(振りかぶり) 属性:武器・必殺ワザ 直接系、最大チャージの攻撃は火炎・武器・必殺ワザ 直接系入力すると、ハンマーの底が開いて中からジェットエンジンのようなものが姿を現す。ボタンを離すと、ジェットの力を利用した勢いでハンマーをスイングする。 必殺ワザボタン押しっぱなしでチャージ可能。速度・威力・ふっ飛ばし値ともに極めて優秀だが、相手にバレやすい上にリーチが意外と短い。(弱攻撃一段目より短い) チャージが最大になるとデデデが1%ずつダメージを受け始めるが、あまり気にならない程度。デデデの蓄積が150%以上ならダメージは受けない。 ドンキーのジャイアントパンチのようなチャージの中断や維持はできないが、代わりにチャージしながら落ちたり歩いたりジャンプしたりすり抜け床をすり抜けたりと、ハンマー状態とほぼ同じ行動ができる。 使い所は、相手のしりもち着地時の隙を狙ったり、乱戦に後ろから突っ込んでプレッシャーを与えたり、チーム戦では相方のサポート等。溜めてる最中に、コントロールスティックとCスティックを横に高速で何度も弾くと、普通に移動するよりも速く移動することができる。更に、マッハデデデなる超高速移動方法もある(小ネタを参照)。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (下B1.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (下B2.JPG) 左:相方が溜めていたらサポートしよう。 右:相手が埋まっていたりスロー状態等の時は、横スマはカス当たりしてしまう場合もあるので、確実に仕留めるなら下Bで。 最後の切り札 ワドルディ軍団ワドルディ(2%)、ワドルドゥ(8%)、ゴルドー(15%)大量のワドルディを呼び寄せる。ワドルドゥやゴルドーも混ざっている。避けるのは困難で、派手ではないが強い。また、発動中は音頭のようなBGMが流れる。ワドルディ達はステージの上や、デデデと同じ位置から現れ、辺りを走り回る。 触れた際のダメージと吹っ飛びはゴルドー ワドルドゥ ワドルディとなり、ゴルドーに触れると非常に痛いので使われた際は、画面を良く見てゴルドーだけは避けたい。狭いステージでは%が低い相手でも大量の手下がそのまま押し出してくれることも多いが、神殿やニューポークシティ等の広いステージでは回避が容易であまりダメージを与えられず終わる事がある為、使い勝手をステージに大きく左右される切り札であるといえる。なお、デデデ付近にいると引き寄せられるが、動き回っていれば引き寄せられないぐらいの弱い引き寄せなのでオマケ程度。ただしキャリアー付き箱が近くにあると地味に恐ろしい存在となる。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (切り札.JPG) 復帰力が低いとかなり鬼畜。 各種データ ジャンプ ジャンプ ◎地上状態が終わるまで:6F◆高さ:3.32m 21位 小ジャンプ◆高さ:75mの一番右下の長い床から真上の長い床くらい 空中ジャンプ ◆高さ:ポケモンスタジアム2の電気時の中央下段の床から上段の床くらい4回の空中ジャンプが可能。 着地 小さい着地 ◎着地隙:2F 大きい着地 ◎着地隙:6Fクッパと共に大きい着地の隙が最大の6F。大きい着地のみ着地時に画面が揺れる。 緊急回避 その場回避 ◎前隙:1F 無敵:19F 後隙:7F 合計:27F 前方回避 ◎前隙:3F 無敵:16F 後隙:13F 合計:32F 後方回避 ◎前隙:3F 無敵:16F 後隙:13F 合計:32F 空中回避 ◎前隙:3F 無敵:26F 後隙:10F 合計:39Fその場緊急回避の後隙は7Fあるが、操作可能になるまでデデデの左足と両手以外はステージ奥または手前(いわゆるZ軸)に位置しており、後隙中でも一部の攻撃を避けることができる。 コンボ 新しいコンボが見つかるごとに随時追加していく方向で。 【ヒッププレス(下投げ)→ステップつかみ】*nいわゆる投げ連。下投げ後は間合いが近く硬直も短いので、ステップから続けてつかむ事ができる。ファルコ等のそれと違い、この下投げは吹っ飛ばす力が固定なので、相手が0%だろうが100%だろうが決めることが可能である。それどころか掴み打撃の関係で相手の%が溜まっていれば溜まっているほど程威力が高まるという前代未聞のコンボである。シャドーモセス島等の壁を使えばステップなしでつかめる為、対応キャラならば半永久コンボに。こちらは一種のハメにも近いので、使用の際には空気を読んで自己責任で。※編集参考資料→デデデ攻略スレただし、下記の通り不可能なキャラや難しいキャラも存在する。 よく滑るキャラに対しては、ステップを先行入力すると少し楽になる。ステップの先行入力方法は、先行入力受付フレーム中に、スティックを前に弾き、ニュートラルに戻す。 投げ連が不可能なキャラゼロスーツサムス、カービィ、フォックス、ピカチュウ、プリン、ゼルダシーク、Mr.ゲーム ウォッチ、ファルコ、メタナイト、ピクミン オリマー、ゼニガメ(5%)体重が軽く、下投げ後に倒れ吹っ飛びをするため不可能。 ルイージ(?)中量級だが、滑りすぎるために不可能。しかしその場投げ連が出来る。またダッシュガード投げ連も出来る。 アイスクライマー片方を投げてももう片方に邪魔される可能性が高いので狙うべきではない。 ステップ投げでタイミングがシビアなキャラマルス、ディディー、ピット、ピーチ、アイクラ、ルカリオ、ネス、トゥーンリンク、リュカ 余裕で投げ連が出来るキャラ上記以外のその他中・重量級 壁がある所では延々と投げられる。 【ヒッププレス(下投げ)→ダッシュガード→掴み】*n通称ダッシュガード投げ連。上記のステップ投げ連が入るキャラ全てに可能。ステップ掴みが入らないキャラで例外としてルイージにも入る。この方法だとシールドを出した時にブレーキがかかるので移動距離が減り、投げ連の回数を僅かに増やす事が可能。更にその場掴みなので失敗しても上記の投げ連よりリスクが少ない。やり方は、「ステップ中にスティックを前に倒しっぱなし、ガードボタンを押しっぱなしにして、シールドが展開されたら掴み」 シールドが展開されてから最低でも3F経過してから掴み入力をしないと、ダッシュ掴みになってしまうので注意。 ステップを先行入力した場合、ステップ中に再度スティックを前に倒し、ダッシュ状態にする必要がある(ステップ中はガードできないため)。カカッとリズム良くスティックを二回倒すのがコツ。 上記のステップ投げ連は滑らないキャラほど簡単にできるのに対し、こちらは滑らないキャラほど難しい。 【ヒッププレス(下投げ)→ダッシュ→ブレーキ→ガード→掴み】*n通称ダッシュブレーキキャンセルガード投げ連。上記のダッシュガード投げ連が入るキャラ全てに可能。やり方は、「ステップ中にスティックを前に倒しっぱなしにし、ダッシュに移行したらスティックをニュートラルに戻して、ブレーキモーション中にガードをして掴み」 上記のダッシュガード投げ連は、シールドが展開されてから最低でも3F経過してから掴み入力をしないとダッシュ掴みになってしまうが、こちらはシールド展開後1F目で掴み入力をしても、通常掴みができる。 スティックをニュートラルに戻すタイミングが難しいが、一方でダッシュガード投げ連と比べて少し操作時間に余裕が持てる。 【ヒッププレス(下投げ)→歩きつかみ】*nクッパ、ドンキー、ウルフ、リザードン、ワリオ、ガノンドロフ限定。これらのキャラは他キャラと違ってわずかに歩くだけでつかむことができる。何回も成功させるのは難しいが、ほとんど移動していないぐらいの歩きからつかめるので、広いステージでは一気にダメージを与えられる。 【つかみ→つかみヘッドバット(つかみ攻撃)→ヒッププレス(下投げ)】*nこちらは上記のものとは違い、ステップせずにその場で下投げし続ける投げ連。平地ではマリオ、ルイージ、ドンキー、サムスに、崖際ではルイージとサムスとデデデとウルフとクッパにもできる。 つかみ攻撃を挟むのはOP相殺を防ぐため。OP相殺が溜まると、相手の硬直時間が短くなり、掴みが届かなくなる。掴み攻撃を挟むという性質上、相手の蓄積ダメージが60%ほど溜まっていないと、掴み打撃中にレバガチャで抜けられてしまう。世の中には、100%溜まっていても、一回の掴み打撃の間に抜け出す人がいるとか。ただし、平地でのドンキーと、崖際でのデデデとウルフには、OP相殺が最大まで溜まっていても可能。 GCコントローラーなら、下投げ後、相手がデデデの元から飛んで行った瞬間に、Zボタンの端を指の先で素早く弾いて先行入力で掴みを入力する方法が有名。 あまり長いことZボタンを押しているとガードが出てしまうので注意。タイミングがシビアなため連続して成功させるのは難しい。 下投げで相手が吹っ飛ぶ直前あたりからZボタンを連打するとそれなりに成功するので、慣れないうちやWIFIにおいてラグが強いときはこの方法もオススメである。ただしこの方法だと、Zボタンを押しすぎて、思わぬ掴み打撃が入ってしまうことも。 ほとんど永久なので、使用の際には空気を読んで自己責任で。 【ヒッププレス(下投げ)→クイックキャンセル振り向き掴み】*nクッパ限定の永久投げ連。入力は前ステップの出だしを引きステップでキャンセルしてさらにそれを振り向き掴みでキャンセルして掴むというもの。難易度が極めて高く、転倒する確率が高いため、歩き投げ連の方が実用的か。コマンドで書くと、「スティック前倒し→スティック後ろ倒し→Z+Cスティック前」 【ヒッププレス(下投げ)→先行入力振り向き掴み】*n先行入力振り向き掴みを利用したその場下投げ連。クッパ、ウルフ、フシギソウ、リザードン、スネーク限定。先行入力振り向き掴みの方法は、「スティック後ろ倒し→下倒し→後ろ倒し→掴み→スティック前倒しorCスティック前倒し」。最初のスティック後ろ倒しは先行入力受け付け前から倒しておいても良い。非常に難しいテクニックである。 ヒッププレス(下投げ)→のび~るハンマー(横強)(14%)こちらは普通の追撃。上記の投げ連よりも繋がるキャラが多い。投げ連できないキャラへの追撃にしてもいいが、基本的にはOP相殺回復という目的で使おう。投げ連への割り込みを読んだ場合としても有効。 プリン、カービィ、メタナイト、ピカチュウには不可能。 ヒッププレス(下投げ)→ねそべりキック(下強)(18%)ドンキー、サムス、ウルフ、リザードン、スネーク、ロボット、リンク、フシギソウ、クッパ、デデデ、ガノンドロフ限定。 デデデには崖際でないと下強が当たらず、リンクには崖際だと当たらない。 ガノンドロフに対しては下投げ後、少し歩いてから下強をする必要がある。 先行入力下強の簡単なやり方としては、下投げ中にスティックを半倒しにした状態でAボタンを連打するというものと、下投げ中にスティックを下に倒しっぱなしにしておいて、相手が下投げでデデデの元から飛んでいったあたりで、スティックをニュートラルに戻し、すぐにAボタンを押すか、Cスティックを下に倒すというものがある。 ヒッププレス(下投げ)→ぶんまわしハンマー(下スマッシュ)(23%)クッパ限定。 ヒッププレス(下投げ)→先行入力ダッシュジャンプキャンセルなぎ払いハンマー(上スマッシュ)(22%)クッパ、デデデ、リザードン、ガノン、リンク、フシギソウ、ルカリオ、ソニック、ネス限定。 下投げから直接フィニッシュを狙う事が可能。 方法は、まず下投げの硬直中にスティックを前に倒し、その後ジャンプボタンを押し(押しっぱなしでもよい)、Cスティックを上に倒す。下投げの硬直が解けるまでにスティックはニュートラルに戻す。(硬直が解けるまでなら、いつニュートラルに戻してもいい)最初にスティックを倒す際のタイミングは、その場投げ連でZボタンを押すタイミングと同じ。 ヒッププレス(下投げ)→メガトンハンマー (横スマッシュ)ステップ投げ連ができるキャラの内、大きめの着地ペナルティ(ガノンドロフの上B等)がついている状態の相手限定。 下かき回し(空下A)→空中ジャンプたいこばら(空NA)(29%)空下Aの当たり方によっては、そこから空中ジャンプから空中NAする事でコンボになる。身長の高いキャラに対してジャンプ(小ジャンプではない)の昇りから出すとやりやすい。当て方によっては空後Aでも可。その場合はダメージ30% 後方キック(空後A)→空中ジャンプ後方キック(空後A)→空中ジャンプ後方キック(空後A)・・・相手が低%の時によく決まる。場外にいる相手を遠くまで運ぶのにも使える。 急降下たいこばら(空NA)→踏み台頭突き(上強)or掴みたいこばらに当たって宙に浮いた相手に踏み台頭突きや掴みで追い討ち。蓄積ダメージが少ない相手を狙っていく。 ねそべりキック(下強)(転倒)→ステップつかみ下強で相手が転べばステップからのつかみが間に合う。 2ページ目 →デデデ その2
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/302.html
「逃げやがったのか…………」 キャスターこと死神ヨマが新宿区に現れた時、その周辺には誰も存在していなかった。 もとい。 適当に出会った人間を殺し巡りながら東京を回っていたが、一向に気配もない。 キャスターへ攻撃をしかける者すらいない。 全てが残りカス。残骸であった。 刺青のバーサーカーが新手のサーヴァントによって始末されたのならば、問題ではないが。 倒されてもいないとすれば――霊体化。 気配を消している。 大人しくするような人格とは思えない。 大体、バーサーカーならば成り振り構わず暴走しているのだ。 どうにかマスターがバーサーカーをコントロールした? 魔力切れを考慮する程度の理性を持ち合わせていた? 真相は定かではないが…… 様々な産物によって生じる雑音。 耳障りな音の中――『詩』が響いていた。 呪いのようで、怪しげな美しさを醸しだす『詩』はキャスターのマスターによって詠われる。 神隠しの少女。 東京において『都市伝説』そのものである、規格外な存在。 サーヴァントでも容易に感知することは叶わない。 視認した人間は、問答無用に『連れて行かれる』。 忌々しい蟻の行列の如く群がる人間に対する苛立ちが、唄のお陰で多少は和らいだ。 キャスターはふと思い出す。 あの下らないSNSを信用しきっている訳ではない。ただ、念のために情報を確認した。 刺青のバーサーカーの虐殺が新宿区で途絶えたのを期に。 SNSでは「早く夜にならないか」「もっとやって欲しい」などと云う風な称賛や賛美のような感想が飛び交っていた。 相変わらず、頭がめでたい連中だとキャスターは鼻先で笑う。 あいつに殺されるよりも先に、俺が殺してやろうか? ふと、キャスターは自分の書き込みに対し返信が幾つかあるとの通知を発見した。 どうせ。バーサーカーが持てはやされているかのような、冗談と面白半分な気持ちで挑発するコメントだろう。 キャスターが想定したような挑発的なコメント。 キャスターにとっては想定外な真剣なコメント。 全く関係のないコメントや画像。 適当に流し読みする中、ある二つのコメントに視線が奪われた。 それらは一見、神隠しに関心があるように振舞った内容であったが、最後に『暗殺者』『槍兵』とのハンドルネーム のようなものが付け加えられている。どちらも聖杯戦争のサーヴァントのクラスに当てはまるもの。 どうにも無関係とは考えられない――無視できないものだった。 ……が。 キャスターは眉を顰める。 「こいつら……」 書き込みのアカウントを追跡し、他の書き込みを確認した。 『暗殺者』の方は、神隠しに触れているどころか、かわいらしい洋服やグッズなどのコメントをお気に入り登録しているだけ。 『槍兵』の方も、同じく神隠しには触れておらず、書き込みすらしていない。 つまり、どういう訳か一点集中し、キャスターの書き込みに注目したのだ。 何故、キャスターが捕捉された? キャスターは情報媒体を通して、何らかの術によって敵を探り当てるような…… とにかく、察知能力の類を持つサーヴァントかと警戒した。 自身のコメントが異常なほど特徴的で――秘めた想いが込められたからこそ、音楽家の暗殺者に捕捉された。 なんて可能性はこれっぽっちも考えていない。 夢にも思わぬ話だろう。 問題は――神隠しの少女。彼女がマスター、サーヴァント……どちらで捉えられているか。 異常性からしてマスターである発想に至るのは、中々難しい類だろう。 事実として彼女はもう幾人か向こうへ『連れて行かせた』のだ。 非常に敵対的だと解釈されても、普通だった。 「………どうでもいいか」 情報能力? マスターの心配? 全て平等に皆殺しなのだから、一々面倒な事は気にしなくとも良いではないか。 サーヴァントも、マスターも。全て殺す。 キャスターの主である神隠しの少女ですら、彼の手によって葬り去る定めなのだ。 キャスターが何を行っているのか。詠う少女は分からない。 分からなくても嫌な予感がする。 でも、どうすればいいかも分からなかった。 キャスターに対し少女は恐怖を抱き、恐怖以外の感情は今のところは無い。 彼は正真正銘の死神であった。 神性のある神という意味ではなく、死の神としての身分を称している訳でもない。 ただ万人に等しく死を与えるからこそ『死神』なのだ。 「あ………あの………」 少女がおどおどしく声をかけただけで、キャスターの表情が一変し、睨みつけた。 しかし。 キャスターは今までとは違い。怒りや苛立ちを少女にぶつけるような真似はしなかった。 不敵な笑みを浮かべ、悠々と一方的に話す。 「……なんだ? もう死にてぇか? ………あぁ、それでも良いな。 欲しい聖杯も手にせず……何もしないで、めそめそ泣いて死ぬ…………お前にはお似合いだぜ…… 死にたきゃ……俺の攻撃を受けて、勝手に死ね。そうだろ……? お前が死ねば、俺も消える……お前にそれが出来たらの話だが、な」 「……………っ」 嗚呼、やはりこの男は。平然と死を差し出す彼は、何とかしなくては。 けれど少女は無力だった。 □ 東京都渋谷区。 ここで有名な公園と言えば『代々木公園』の名が思い浮かぶだろう。 バスケットボールコートやサイクリングゴース、噴水広場など施設が充実しており。 隣席する明治神宮が夜間立ち入り禁止されているのに比べ、ここは何時だって入園できる。 平日となれば、休日よりも格段に利用者もおらず。 しかも日中だとしたら、職についていない、既に退職し老後生活を楽しむ人々がいるくらいか。 ここに、1人の不審者もとい聖杯戦争のマスターがいた。 紙袋をマスク代わりに被った男・平坂黄泉。 彼の近くでコンクリートの地面に落書きをしている幼女が、彼のサーヴァント・ライダー。 いかにも可笑しな姿をした平坂は、耳をすませていたのだ。 視力が皆無である代わりに、超人的な聴力を持つのが彼。 自慢の『耳』を頼りに東京の異常を感じ取ろうと試みているのだが、成果らしきものは得られない。 いくら聴力が優れているとはいえ、騒音がノイズとなり、静寂であれば聞き取れる音ですら聞き逃す。 すると。巡回していたらしい警察官の――あるいは刑事だろうか? 警察関係者と思しき者たちの会話を、平坂は耳にした。 「これが刺青男の新たな共犯者の情報だ」 「また共犯者ですか……」 「あれほどの規模をやからしてる相手だぞ。他にも居るんじゃないかって上層部は噂してる」 共犯者。 フードを被り『桐敷沙子』なる少女を誘拐したと推測される共犯者の話は、平坂も警察関係者以外の 一般人から情報を得ていた。(無論、超聴力による盗み聞きだが) 新たに耳にした情報は刺青のバーサーカー(アベル)が流した『カイン』について。 警察関係者も刺青男の『声』を知らず、声紋を調べようなどはしない模様。 盲目の平坂にとって、外見情報は無意味に等しいのだが、金属製の義肢をしていると情報に反応する。 義肢――しかも金属製の物となれば特徴的な『音』がする。 瞬間。 平坂の耳に入って来たのは、酷い騒音。最悪の悲鳴。 すぐ近くであると判断できる距離からのものだった。 否。 近辺であるか否かは問題ではなく、平坂黄泉はそこへ往くのは聞こえてしまった以上、確定していたのだ。 落書きを楽しむライダー。 彼女をサーヴァントと知らぬ平坂は、彼女をただの謎めいた子供と判断していた。 故に、現場へ彼女を連れてゆく事に抵抗がある。 中野区の事件は『巻き込まれてしまった』が為に起きた非常事態であって、なるべくは無縁にさせて置きたい。 平坂は、ライダーに声をかけた。 「しばらくの間。ここで待っていてくれますか?」 彼女は何ら疑問を抱かずに頷く。 「何かあれば、私を呼んで下さい。必ず戻ってきますから」 そう伝え終えると、平坂は颯爽と駆けだしていった。 外見問題を考慮してしまえば、彼が無事に現場へ到着できるのかが不安ではある。 ライダーは、そんなマスターを明るく見送った。 巨大なトカゲの乗る少女(恐らくライダー自身)を書き終えたライダーは、ポケットに入れておいた紙を取り出す。 以前、自分を攻撃してきたアサシンとマスターらしき少女。 それを描いた紙。 ライダーにとって敵対的であるかは問題ではない。 サーヴァントは、平坂もといマスター達と同じように『遊び相手』という認識しかなかった。 いくらサーヴァントで、聖杯戦争の知識があり、異常な性質と凶悪な宝具を持ち合わせていても。 彼女は、やっぱり子供だった。幼女である事に変わりない。 戦う。 殺し合う。 戦争。 そういった物騒な類を理解していない。 ライダーなりにサーヴァントは『遊び相手』、マスターも『遊び相手』と解釈していた。 敵――という概念ですらない。 だから、アサシンや飴を爆発させるランサーも、それらのマスターも。 自身のマスターと同じなのだと、彼女は信じ切っている。 「君。1人でどうしたんだい?」 ライダーに声をかけた男性。 彼は親切本位で接触した、もしくはよからぬ企みを抱いている可能性もあるが。 彼女は全く不安の色を浮かばず、手元にあった例の絵を男性に見せた。 「うーん? この人達を探しているのかな。いや、知らないなぁ……」 残念そうな様子をするライダー。 だったら、飴のランサーの方はどうだろう? お絵かきセットがないので、ライダーはコンクリートに描こうと構えた。 すると、男性が如何なる理由であれ、ライダーに対し話を続け、腕を掴む。 「迷子なら、おじさんが迷子センターに連れて行ってあげるよ。確か――………」 彼が言いかけた矢先。 そのまま幼女を固いコンクリートに叩きつけたのだ。 唐突な殺意。明らかな悪意を以てして、男性はライダーに攻撃をしかけてきたのである。 だが、殴ろうが首をしめようが。ライダーはサーヴァントなので、通用しない攻撃だった。 「てめぇ! このクソガキッ、ぶっ殺して……う、っぐ」 ライダーに確かな攻撃を与えた事により、男性に纏わりついた呪いが効果を発揮する。 彼女に攻撃を仕掛け終えた為、心臓麻痺が発生したのだ。 今度は男性の方が固いコンクリートに体を大きく叩きつけるよう、転倒する。 もがき苦しんだ後。男性は――死亡した。 このような光景をライダーは何遍も目にしている。 けれど、マスターの平坂は彼らのような死が訪れることはない。 きっと――ライダーは、それに安心しているのかもしれない。 ライダーの傍らで死亡する男性を目にした通行人が悲鳴を上げた。 積み重なった死体は謎の粒子と化し、存在すら消滅する。 悪意なき暴力の連鎖は続く……… □ 同じく渋谷区。 最近よく見かけるお洒落を強調した珈琲チェーン店。それを代表する『スタバァコーヒー』。 ここでアルバイトに就いている松野トド松は、至って普通に過ごしていた。 彼もまた聖杯戦争のマスターであり。 様々な主従がそれぞれの思惑を交差させる中、彼はただ1人。 普通のアルバイトに勤しんでいるのだった。 (平和だなぁ) 恐らく聖杯戦争のマスターでは一番勝ち組なのではと、トド松は思う。 例の刺青男が出没したと客が噂していた新宿区と隣接した区域にいるが、未だ彼が現れた様子はないし。 そもそも、彼が現れるのも夕方から深夜にかけて。 時間帯的にバイトは終わっているし、今のところ残業を要求されていない。 刺青男がトド松の自宅付近まで移動したとしても、流石に――流石にピンポイントで襲撃をする事はありえない。 捕捉されたならばまだしも。 偶然、自分や兄弟たちが被害者として選ばれる訳がないのだ。 (それに……あんなに目立っているから、他の皆もアレを倒そうって狙うよね? 一斉に攻撃とかされたら、さすがに倒されるだろうし……そこにセイバーちゃんを参加させる必要もないかなー) 楽観視しているのではない。 普通に、常識的に、現状を分析すれば無理してセイバーに刺青男を倒すよう命じる必要性が感じられない。 セイバーから聞かされた通達によれば、20前後の主従が本選を通過したと云う。 ならば自分が無理しなくとも。他の主従が『彼』を狙うはず。 トド松はセイバーを戦わせたくはなかった。 聖杯戦争が真の意味で血みどろの戦、かつての日本でも日常のように繰り広げられていたものを示すのは トド松にだって分かる。 だからといって、あのような女の子を戦地に送るのは幾らなんでも、する方がどうかしている。 「ふふふ、トッティ~♪」 「えっ!?」 可愛らしい声が店内から聞こえたかと思えば、セイバーが奇妙な翼をはためかせ、存在していたのだ。 無邪気な笑みを浮かべる彼女の存在は、運よく他の店員には気付かれていない。 何時ぞやの5人の悪魔が現れた感覚に近い衝撃を受けながら、トド松はセイバーに慌てて言った。 「せ、セイバーちゃんっ! どうしてここに――」 「トッティがここで退屈そうに働いている事は私、知ってるわ。 出かけたついでにここで待ち伏せしてビックリさせようかな~って」 トド松も忘れていたつもりはない。 アルバイトに向かう仕度の最中も、彼女はもう帰宅し眠りに就いたままなのだろうか? と、一度は念話で語りかけようとしたが、本当に就寝の途中であれば迷惑だと感じ。 セイバーに対して念話をすることはなかったトド松。 「セイバーちゃん。あの、姿を消す奴をやってくれないかな? ここは人が多いし……マスターの人に見つかっちゃうかもしれないよ」 「えー」 「そこを何とか………あっ、今日は『ミセスドーナツ』で期間限定の奴、買ってあげるよ!」 「ドーナツ? それじゃあ、少し我慢しようかしら」 渋々セイバーが霊体化をし、トド松が一安心したところで。 彼と同じレジ係の女の子が「どうしたの?」と声をかけられた。 ちょっと目眩がしたのだと適当な嘘をついてトド松は苦笑いで対応したのに、相手は疑念を抱いた様子はない。 もう少しで昼食の時間帯が過ぎる頃合い。 トド松も昼休憩が貰えることになっており、あともう少しだけ接客に耐えれば一息つける。 何より、レジに立つ必要も無いからマスターか否か、バレる心配もなくなる。 悪気はないつもりで訪れただろうセイバーの事もある。 客足も遠のき始めているので、先ほどの女の子がトド松に話しかけた。 「ねぇ、トド松くん。あの噂、知ってる? あの刺青の人の……」 「確か新宿区の方に出たんだっけ? 怖いよねー今日は早めにあがらせて欲しいよ」 彼女は昨日も刺青男について熱弁していた。 果たして彼女は、彼を恐れているか崇拝しているのか、いっそのことハッキリさせて欲しいほどである。 トド松の受け答えに、女の子は「ううん」と首を横に振った。 「共犯者がいるでしょ? 何か、人食べてたって噂されてる」 「え、人!? それ本当?」 流石のインパクトにトド松も聞き返す。 共犯者は恐らくサーヴァントだろうとトド松は思い至るが、ただ殺害するならまだしも食べるなんて! ただならぬ恐怖を味わう。 噂なのかと半信半疑なトド松だが、それを打ち砕くかのように彼女は話を続ける。 「マジ! あたしネットでその動画見ちゃったもん! しかも、誘拐されてる女の子。生首持ってたし! 皆、あの子は誘拐されて人質なんだ~って騒ぐけど、絶対違うって!」 相も変わらずデリカシーのない語りをする彼女だったが、トド松はあくまで普通に対応する。 「そうなんだ。だったら尚更、関わらない方がいいよ」 「でもさぁ、やっぱり一度は会ってみたくない? 遠目からだけど!」 「僕も遠目だったらいいかなぁ~。遠くにいるなら写真取ってもバレないから」 「それね~。近くからの写真ってやっぱりないのよ。遠くからだとボケちゃうし…… でも絶対イケメンだって! ほら、トド松くん。これ見てよ!!」 一体どこから拾って来たのやら。 遠くからの撮影で、ぼやけているが紛れも無く彼の刺青男の画像。 灰色の瞳が真っ直ぐにトド松を睨みつけているかのようだ。 そんな彼の助け舟として、1人の客が現れる。 トド松がギョッとしたのは、客というのが明らかに外国人であったからだ。少なくとも日本人ではない。 外国人と称しても、アメリカ人、フランス人など様々。 顔立ちから国籍を推測するなど、トド松には不可能だった。 「い、いらっしゃいませー」 トド松の場合は、ぎこちなく、しかしながら日本語で挨拶をしてしまった。 相手の外国人の方は、戸惑うことなく平然と注文を告げる。 「ドロップコーヒーを1つ」 あ、日本語喋ってくれた。 トド松は、安堵し接客を続けた。 会計を終え、その外国人が席に移動したのを見届けてから、トド松は安心の溜息を漏らす。 すると、霊体化してから沈黙を保っていたセイバーが念話で語りかけた。 『トッティ、さっきのマスターだと思うから気をつけてねー』 …………え? さっきの? さっきのって、まさか――さっきの外国人……? ま、マスター? もしかして、僕の事を………そんな訳ないよね!? この瞬間まで自分は、一切のミスを犯していないと慢心していたトド松。 果たして本当にマスターなのか? トド松も決してセイバーを疑っている訳ではないのだが、実感がなさすぎる。 先ほどの外国人は、どう見たってコーヒー1杯を購入しただけの客にしか見えない。 『セイバーちゃん。あの、さっきの人? 本当にマスター??』 『魔力が全然感じられるし、多分そう。あと、人じゃないと思うわ』 どっからどう見ても人でしょ!? 人間だよ! 怖いこと言わないで!! 待って! マスターが人間じゃないとかアリなの!? 何より。 この時期に、このタイミングに。 東京23区内に『スタバァコーヒー』は幾つも展開しており、渋谷区内にも複数存在していた。 どうして? よりにもよってトド松のいる『スタバァコーヒー』に? 偶然? あるいは――マスターであると察された?? セイバーからの情報や、未だ席でコーヒーを飲む外国人、それらによって生じる不安に押しつぶされそうなトド松。 ふと、彼はある可能性を導き出す。 トド松はしていないのだが……他の、あの兄弟たちはどうか? 例えマスターでなくともトラブルに巻き込まれても、何らおかしくない彼ら。 そして、六つ子の為。顔は一見ではどれも同じ。 初対面の人は、誰がどれだか、すぐに区別をつけないだろう。 (正直……ありそう。ありえそうで困るよ……) 可能性を突き詰めるならば……そう、例えば。 兄たちの誰かがマスター。 (それは―――ない、かな。うん………) 何を期待し、何を信用し、トド松は判断したのか。 彼から見て兄弟全員至って普通。良くも悪くもいつも通り。何の異変もない。いつもの六つ子。 聖杯戦争のマスターに選ばれた~なんて大それた事態に巻き込まれたなら 明らか様な異変を感じ取るはず。 (しかも、何でも願いが叶う聖杯だよ? 絶対、目の色変えるよね) 否。 トド松は改めて想像する。 聖杯戦争がいかに恐ろしいものか、兄弟たちはマスターであるかはともかく。 あの刺青男によって体験しているはずだ。あれをしなければならない事を意味している。 だが、例の事件について兄弟全員がどこにでもある事件のように受け止めていた。 (アレ? でも、なんか……) そう。 トド松が感じたのは違和感。 どう見たって彼らは同じ六つ子なのに、酷く冷静に事件を受け入れている。 夜は気をつけよう、なんて言っておきながら居酒屋で飲み明かす。 「トド松くん、大丈夫?」 冷や汗が流れる彼に気づいたらしい バイトの女の子が心配したつもりで声をかけたのを、トド松は慌てて反応した。 「が、外人だったから緊張しちゃったよ」 「分かる~。でもあの人、日本語喋ってくれてたし良かったね」 先ほど刺青男を熱弁していた勢いはどうしたものか、彼女は至って普通の言葉を返してくれる。 トド松は、改めて例の外国人の様子を伺うが。 彼もまたトド松に関心はないかのように感じられた。 深く溜息を漏らす。 やっぱり偶然なんだ。このまま知らぬふりでやり過ごせるだろう。 トド松が平静を取り戻したのも虚しく。 この『スタバァコーヒー』は地獄に変貌する――……… □ 渋谷区内。 ここにある有名大学の午前の講義を終えた聖杯戦争のマスターの1人、カナエがSNSを確認する。 例の神隠しの書き込みは、あれ以降。全く変化がない。 カナエも期待などしていない。あれがあれで返事があれば、幸運なだけ。 実際、あの書き込みの主がサーヴァント、もしくはマスターである可能性は高くは無い。 いっそのこと。 書き込みへ真っ先に飛び付いた『暗殺者』なる存在に接触してみるべきか? 恐らく『暗殺者』も『槍兵』とハンドルネームを付け加えたカナエのコメントも注目しているはず。 大学から少し歩いた位置にある珈琲チェーン店『スタバァコーヒー』。 カナエは意味なくそこへ立ち寄った。 NPC時代にも幾度か立ち寄った事はあったのが経験として生かされている。 そこが聖杯戦争のマスターの勤め先だったのは、皮肉な偶然なのだ。 ドロップコーヒーの注文を受け取った男性がマスターとは露知らず。 カナエが席についた矢先、SNSからの通知が携帯の液晶に表示されたのだ。 例の書き込みの主が返信をしてくれたらしい。時間を確認すれば、丁度カナエが大学を出たタイミング。 内容は以下の通り。 <■■■さんのコメント> 神隠しに遭遇した場所は渋谷区の代々木公園です。 具体的な位置などは深夜であった為、暗くてよく覚えていません。 キャスター カナエの『槍兵』や『暗殺者』のように、あえて遠まわしな表現を使わず、あえて分かりやすい用語を使ってきた辺り。 恐らく、向こう側にいる『キャスター』も大体の事を理解しているのだろう。 そして――具体的な場所の指定。 キャスターであるというのに真っ向勝負を挑もうと企んでいるのか? カナエも、ランサーからある程度の説明を受けていたからこそ『場所』の指定に引っ掛かりを覚えた。 (ランサー。確かキャスターは陣地を作り、有利に持ち込むといったか) 『ふむ……如何にも。ならばその「場所」が奴の領域。踏み込むのは悪し。 だが、放置してはおけぬ。虚偽なく、それが真のキャスターであるならば尚の事』 例えばの話。 代々木公園全土をキャスターの陣地にされれば、それこそ面倒な事態になりかねない。 そうでもなくとも、陣地などなく――たとえ書き込み主が『キャスター』のクラスではなくとも。 あえて、他の主従(少なくとも『暗殺者』には伝わるだろう)の目にも届くような真似をしたのは。 相手に自信がある。 自信を勝手に誇張し、油断しきってるとしても。 チャンスではあった。 (仮に――キャスターが短期間でどれほどの陣地を作成しきるか、私は分からない。 それこそ、相手の力量次第だろうが……現時点で渋谷区内に異変は――無い) 魔術師の定番らしく、偵察の使い魔や魂食いをするNPCに対する罠。 そういう類はカナエ達は確認していない。 ランサーが反応を示さないのも、奇妙な点だった。 聖杯戦争が本格化する以前から陣地作成に勤しんでいたならば、この区域へ通学していたカナエが異変を感じ取れる。 やはり、罠か。 代々木公園に陣地作成している可能性は、極めて低い。 冷静にカナエが判断するも、ある程度の主従が様子見として姿を現すのも考慮すれば。 ある程度ここに居座る理由が生まれた。 カナエと同じく書き込んだ『暗殺者』の反応は、なし。 恐らく―――運悪く、通知に気づいていないだけだろう。本物の『暗殺者』なら無視しないだろう。 カナエが導きだした答えは、撤退。 正しくはランサーを渋谷区(特に代々木公園付近)に配置し、カナエはある程度の距離を取る。 いくら『人ではない者』であれサーヴァントの能力を相手できる保証はない。 複数のサーヴァントによる乱戦が発生するならば、そうせざる負えなかった。 「ねぇ、ちょっとアレ!」 「映画の撮影か? スタントマン的な」 周囲にいたカップルが窓の外に注目しながら、そのような会話を交わす。 彼らの他にも、店内――とくに窓際の席にいる人々はソレに気づき、口々に驚愕と困惑あるいは戸惑いの混じった声色で語る。 カナエの席からは景色が望めなかった為、あえてカナエ自ら席を立ち。 窓際まで接近する。 瞬間。 カナエが何も命ずるまでもなく、ランサーが店内で実体化したのだ。 彼の独断の行動により、客はビックリする者が幾つかいたが。ランサーよりも外の光景に視線を奪われていた為。 さほど騒がれはしなかったが……… ランサーが実体化した理由とは、外に居るある存在。 何ら特徴のない電柱の天辺に立つ男。 顔に刺青があり、杖を携えた、それは――英霊ではなく死神だった。 その男――サーヴァントこそが。 「キャスター!」 しかし、同時に『異常』だ。 カナエもサーヴァントをしっかりと視認し『キャスター』であると確信した。 だからこそ異常である。キャスターが真っ向勝負とは!? 陣地や使い魔などの小細工は? ――否、違う。 ありきたりの常識的な範疇で考えてはならないのだ。 真っ向勝負を挑んだということは――このキャスターは陣地作成などを持たない……… 「死ね」 死神は、無慈悲に光の弾幕を撒き散らした。 □ トド松は理解が追いつかなかった。 彼のいる『スタバァコーヒー』の店内がどこか騒がしくなったかと思えば。 例の外国人のマスターがサーヴァント(トド松が視認しランサーだと判明した)を出現させ。 まさか、この場でセイバーと戦おうとするのか。 トド松の脳裏に最悪なシナリオが過った時。 眩い弾幕が店内を襲った。 それはトド松ではなく――恐らく例の外国人の方を狙った攻撃だろう。 しかし、攻撃を仕掛けたキャスターはそのような甘ったるい思考を持ち合わせていなかった。 キャスターがカナエや『暗殺者』に対しての返信。 渋谷区に集中させるような文面にしたのは、他の主従を呼び寄せる策の一つだが。 決して、代々木公園で籠城しようという計画ではなかった。 あの文面から罠だと警戒するマスターは、簡単に予想できる。だからこそ。 代々木公園の周辺を見回ったのだ。 アサシンのような気配遮断を持つマスターや、NPC程度の魔力しか感じられないマスター。 それらを捉えるのは困難だが。 キャスター自身が実体化すれば、嫌でも対応しなくてはならない。 ましてや。 キャスターの視認でマスターと判別できる存在がいれば、問答無用に殺害するのみ。 即ち――カナエのような。 粗方キャスターが、足元に群がる『蟻』を潰し尽くしたところで攻撃を中止した。 高笑いを漏らしながら砂煙が舞い上がる『スタバァコーヒー』を目にやる。 カナエのサーヴァントが出現したのを、キャスターも把握していたが――それでも殺し尽くした自信は抱いていた。 少なくとも、野外の席にいた客や通行人は皆殺し。 辛うじて生きている人間のうめき声が、わずかに聞こえた。 「ははは……ザーコ。もう死んだか」 別の場所へ移動しようとしたキャスターだったが。 『スタバァコーヒー』の店内に異様な物を発見した。――『槍』だ。 植物のように床から突き出た無数の魔槍。キャスターの弾幕で数本欠けた物があるのか分かる。 槍の隙間から『化物』の瞳がキャスターを睨んでいた。 ランサーが静かな怒りを込め、告げる。 「気は済んだか?」 電柱を貫いて一本の槍がキャスターの足を貫く。 串刺された程度で済まされない。生涯の全てを悪徳で埋め尽くしたキャスターにとって、魔槍は絶大な破壊力を発揮した。 切り裂かれた足から始まり、地中から無数の槍がキャスターを襲う。 「あ………ああぁ…………」 無残な串刺しを目の当たりにしたトド松は、嘆きのような声を漏らしていた。 レジカウンターが盾となった為、情けなく伏せていた彼は奇跡的にキャスターの攻撃から逃れきったのである。 そして、彼が目撃したのは残虐非道なキャスターの末路。 肉体が生々しく破壊されたかのような痕跡を残し、串刺しにされぶら下がっている、哀れなサーヴァントに。 トド松は言葉が出て来なかった。 まさかセイバーもあのように? 想像しただけでトド松は、吐き気を催す。 でも、聖杯戦争とはそのようなものだ。彼らは――トド松がマスターであるとは把握していない。 絶対にしてなど、いない! トド松は、咄嗟に自分の隣にいた例のバイトの女の子に「逃げよう」と声をかけるつもりだった。 しかし、彼女はとっくの昔に無残な姿で倒れていた。 不運にもキャスターによる犠牲者となった彼女は、喉笛をパックリと抉られ、風の音のようなものを鳴らしている。 辛うじて息があった彼女は、口をハクハクさせながら。 まだ生きる資格のあるトド松を、羨ましそうに見つめる瞳。 逃げたかった。 彼にとっては一刻も早く、この狂った世界から抜け出す為に足を動かしたかった。 だが、不思議なことにピクリとも動かなかった。 それはランサーの『槍』の影響が強いかもしれない…… 逃亡に手間取るトド松を傍らに、槍を構えたランサーは言う。 「あのキャスター、まだ息があるではないか!」 ランサーには焦りではなく歓喜に似た感情を浮かべ、槍を固定された獲物目掛け投擲する。 身動きを取れないだろうはずのキャスターは。 死に絶えたフリを止め、自身を貫いていた槍を破壊し、投槍も光の魔法を纏った腕によって破壊をした。 再び、登場した際にいた電柱の上を陣取るキャスター。 正面対決を挑んだ事だけはあり、攻撃を耐えきったのだろう。 ……と普通は関心する場面だったが。 確実にキャスターの傷が修復されていくのが、目に見えた。 折角、ランサーが負わせた傷だというのに。 むしろ、キャスターは平然とした様子でカナエたちを見降ろしていた。 首を鳴らしながらキャスターは呟く。 「………お前みたいな奴……俺は沢山見てきたな……どこかに城を立てて………… 偉そうに踏ん反り返ってる………ゼッテーにそうだ。俺の勘に……間違いはねぇ」 なんだ。あのキャスターは? カナエは、不快感を覚えるほどのキャスターの脅威的な回復力を目撃し、困惑する。 第一。 あのキャスターが例の書き込みをした『キャスター』と同一の存在かは不明だった。 素直に尋ねて、嘘なく返答してくれる相手でもないだろう。 状況からキャスターも偶然カナエと鉢合わせした形。 あのキャスターは、書き込み主の『キャスター』ではない……? もがき足掻いていた例のレジ店員(トド松)がいなくなったのを、カナエは気付いた。 確かに彼は幸運にも無傷であったが。 彼は一連の目撃者。カナエたちの事を警察に伝える可能性は? あの店員こそキャスターのマスターなのでは? 考えた末、カナエはランサーに言う。 「奴のマスターを炙り出す。時間を稼げ、ランサー」 「御意のままに」 カナエが店内から脱出をしたのを、キャスターはハッキリ目にしたが。何もしない。 する必要がなかったから、そうしたのだ。 むしろ不敵な笑みを浮かべていた。 ランサーにキャスターを任せた時点で愚かな判断だと嘲笑している。 逃亡したレジ店員を捜索するカナエの鼻に、妙な臭いがこびり付いた。 血液とは異なる金属の臭い。錆ついた香りがどこからか漂ってくる。 その香りは、廃墟に充満する錆の臭いに近いものだった。 □ 遠くから鳴り響く騒音。悲鳴。人々の多くは自ら逃走を図り、必死の形相を浮かべる。 阿鼻叫喚の地獄絵図が渋谷区内に広まる中。 1人の少女が裏路地から体を震わせ縮こまっていた。 神隠しの少女。 怪異でありながらも無力な彼女にとって、聖杯戦争の恐怖を嫌でも体験し続けるばかり。 いっそのことキャスターから逃げ出したい想いもあるが。 それはそれで、彼を止める機会を失くすような真似だ。 一体どうすればいいのか。こんなちっぽけな存在に何が出来るのか? キャスターの言葉通りに泣き寝入りし、死神による死を待つだけの無力で終わるのか。 そんな少女の前に、見覚えのある男が現れた。 必死に胸に秘めたものを押し殺しながらキャスターに伝えなかった、アサシンのマスター。 だが、彼は日傘を差した少女の形をした化物に引っ張られる形で裏路地の入口を通過したのだった。 神隠しの少女が、首を傾げる。 日傘を片手に携えていたのは『セイバー』のサーヴァント。 アサシンではない。 当然だ。神隠しの少女が発見したのは『松野カラ松』ではなく『松野トド松』である。 『スタバァコーヒー』から情けないマスターを、セイバーがわざわざ引っ張ってきたのだ。 あの時。 ランサーとカナエはキャスターに注目しており、キャスターも呑気に辺りを見回す余裕もない。 セイバーが霊体化を解除し。 レジから厨房にある裏口まで移動し、そこから店を脱出した。 裏口に丁度いい日傘が置かれてあったのは偶然だろう。 思い返せばそれは、トド松の隣で死に絶えたレジ店員の女性の物ではと予想ができた。 セイバーも吸血鬼とはいえ、日傘で日光を凌げる事は可能。 しかし、それも最低限。なるべくは回避したい最終手段のようなもの。 彼女も余裕なく、光に怯えながらおっかなびっくり白昼を歩んでいた。 そうとは知らないセイバーのマスター・トド松は、漸く自分の足で歩み始めている。 「あ……ありがと、セイバーちゃん。どうなるかと思ったね……」 「………」 やがてセイバーは主を手離す。 沈黙の末、幼い姿を形取った吸血鬼は尋ねた。 「ねぇ、トッティ。あれで良かったのかしら?」 「え………だ、大丈夫だよ。多分、僕がマスターと思われていないはずだし。 セイバーちゃんのことも気付かれていないと思う……」 違う。 セイバーが問いたかったのは、ぬるま湯のような甘ったるい世界観とは異なる。 本来在るべき在り方。聖杯戦争においての立ち回り。行動方針。 あの状況ならば――セイバーも交え、乱戦するのも可能だった。 一応、セイバーはマスターの方針に合わせ、戦闘をせず退散を選択したが……やはり釈然としない。 「僕たち、無事で良かったよ……うん」 トド松は心底ホッとしていたのである。 バイト先があのような事になってしまったのは、不幸だ。 それでも、自分やセイバーが何事も無く……支障すらなかった点は幸運だ。 死に至るような事態に発展するよりかは、バイト先なんてどうでも良く感じられるほどに。 「――そう」 マスターに対し、セイバーは冷淡な返事をした。 トド松が指摘するまでもなく、彼女は呆気なく霊体化を自らする。 どういうことだろうか? トド松はそれが不思議だったが、慌てて足を動かす。 まだ戦場からは近い。 家に戻ろう。 隠れ家のような場所を所有しないトド松にとって、唯一の居場所。 安心に浸れる位置。許された土地。 深く考える(むしろそんな余裕がない)事なく、トド松は自宅へ向かった。 「あ………」 その光景を目の当たりにした神隠しの少女は、戸惑う。 彼の存在をキャスターに伝えるべきか? 否、どうにかしてマスターのトド松ではなく、セイバーに話が出来れば…… 裏路地から姿を覗かせた少女は、ぎこちない動きで追いかけようと勇気を振り絞る。 「やあ」 そんな彼女に。 「どこかで見た仔猫さんだ」 「…………!?」 少女は驚愕を浮かべた。 登場した新手のマスターは、神隠しの少女が『視えて』いたのだから。 そのマスター……カナエ=フォン・ロゼヴァルトは少女を知っている。 例の『神隠しの物語』で語られる。 唄を詠う少女。選ばれた人間にしか少女を視認できない画像。 語れ、描かれ、『感染』された物語を知るカナエは、少女を認識出来たのだった。 「……いや………!」 「止めるとでも?」 拒絶する少女に対し、カナエは鱗赫を体から露わにさせ攻撃をしかけようとする。 子供1人捕らえるなど造作も無い。 彼女を人質にしてサーヴァントを利用するのも手だったが―― 少女が襲撃を行ったキャスターのマスターならば……アレは利用しようにも難しい、むしろ利用しない方が最善だ。 即座に殺害するべきである。 瞬間。 哀れな少女を救うかのように、カナエに振りかかったのは――― □ (まだか……) 店内に籠城するランサーと交戦するキャスターは、地中から出現する槍を交わしながら、待っていた。 光を操るキャスターにとって、まだ日中……しかも真昼間の時間帯で魔力に対する不安は一向にないのだが。 相手のランサーは、宝具を展開させるのに魔力消費が避けられない。 何よりも。 異常な回復力を誇るキャスターの『魔法』を理解しきっていないランサー。 初手で仕留めそこなった、あの時ほどキャスターを追い詰めなければトドメを刺す事も望めない。 長期戦になるのは不利である。 彼には、その程度の判断は下せた。 しかし、キャスターが待ち構えているのはランサーの消耗ではない。 「お前ら……アレだろ。……あの『闇』を追ってここまで来た、違うか……?」 「さぁ、何の事か。キャスターよ、貴様は随分と語らいを好むようだが。オレに傷一つ与えておらんぞ」 ならば書き込みの『槍兵』ではないのか。 キャスターは少々つまらない感情を抱きながらも、ランサーの余裕かました挑発に無言だった。 あの『槍兵』が――ランサーのマスターであったならば。 それはそれは滑稽な結末だったというのに………キャスターは静かに舌打ちした。 (さっさと殺すか……『光刺態』に………いや、老いた元王如きに使う………馬鹿みてぇだ) キャスターが決め倦ねている、ランサーの猛撃が――停止した。 魔力が枯渇したのか。何らかの異常が発生したのか。 定かではないが――キャスターにとってはチャンスでしかなかった。 再び乱雑な光のレーザーによる弾幕をランサーに仕掛けたキャスター。 今回の襲撃はランサーも対応が遅れ、槍で防ぐのは間に合わず、槍で振り払おうにも避けるのは叶わなかった。 ランサーは、キャスターのレーザーが身を掠めただけで異常な痛みを覚える。 苦悶の表情を浮かべるランサーを目にし、満足げなキャスター。 彼に対して、少女の念話が響いたのである。 『き………きゃすたー………助けて』 「あ?」 散々虐殺をしつくしたキャスターにとって、その言葉は命乞いの一種として嫌でも耳にしたもの。 助けてと求められて、救済を施した事は無い。 助けてと言われたら、死を与えるだけであった。 だが、キャスターからすれば。神隠しの少女は「助けて」なる言葉の知識があったのか、と感じていた。 謎めいた念話の理由は、次にランサーが宝具を展開させたことで明らかになる。 「不義不徳の魔術師! 貴様は、オレではなく我がマスターを手にかけようとは!! 憐れみもくれてやらぬ! 『串刺城塞』!!!」 残りの魔力を全てつぎ込む勢いで宝具展開が広まる。 もはや、足場の隙間もなくなる勢いで槍が地中から出現し、キャスターも一先ず逃れる他なかった。 ランサーの激情は、説明するまでもなく――カナエの件である。 槍を解除すればキャスターの姿は、ない。恐らく、神隠しの少女の元へ駆けたのだろう。 カナエはランサーに『神隠しの物語』の件を詳しく説明してはいない。 『物語』の噂……他者に『物語』を伝えなければ、自らも神隠しに合うといった内容。 決してカナエも、下らないと称したが、念のためにランサーの存在を用意していた。 自らのサーヴァントには念話で伝えられる。 神隠しの元凶がサーヴァントかマスターか――何にせよ対策にはなりえる。 実際に、カナエはランサーに『物語』を伝えた事で回避に成功したらしい。 あの魔術師は生かしてはおけない。が……逆にランサーも理解してしまったのだ。 キャスターの攻撃が、異常なほどランサーにダメージを与える点。 異常過ぎる結果。 皮肉にもランサーはキャスターの『魔法』を理解してしまう。 ぬぅと先ほどの激情を納め、ランサーは冷静に思案した。 (太陽……か) あの攻撃は『太陽』に関係のあるものだった。 直撃ではなかった為、ランサー自身に支障は来さなかったものの。 キャスターが手加減なしの強力な一撃をランサーへ与えられたならば、最悪の展開が待ち構えていた。 『吸血鬼』の風評被害により在り方を捻じ曲げられ、化物のソレに近しいランサー。 故に、吸血鬼の弱点である『太陽』にも強く反応した。 逆の話。 太陽の恩恵もない夜ならば、奴を仕留め切れるであろうとランサーは思い至る。 しかし、夜こそがあの魔術師の本領が発揮されるとは。 ランサーには想像できなかった。 □ カナエが携帯を必死に操作し、メールの送信を完了させた。 宛先人は自宅に居る連絡先を把握していた使用人たち。文面は無論――『神隠しの物語』。 神隠しの少女は、既に見失っている。 彼女の追跡どころではなく、あの異形そのものである神隠しの片鱗を味わったカナエは。 アレこそサーヴァントの領域に含まれる部類だと実感したのだ。 果たして使用人はメールを確認するのだろうか? それどころではない。 カナエが大分、戦闘現場から離れた頃合いにパトカーが周辺にサイレンを立てて出現するようになった。 彼らの疲労具合から、刺青のサーヴァントの捜査に翻弄されている巡回係だろう。 一般人を誘導し、閉鎖作業を開始したが。 もはや時既に遅しと言ったところ。 どこからともなく錆ついた香りが漂ったのに、カナエは悪寒を覚える。 神隠し如きに――と、強気の姿勢は崩さないが、あの規格外の少女と能力に警戒しているのは確かな事実。 まだ、使用人たちはメールを確認していないのか? ランサーだけに『物語』を伝えただけでは、アレが現れるのは近いだろう。 見かけも精神も、ちっぽけな、小動物にも劣る人間の少女でしかないというのに! それが『神隠し』そのものだと。それがマスターであるなど! 全く以て出鱈目な存在にカナエは苛立ちを隠しきれない。 「そこの君! 早く向こうへ避難を!!」 警察官の1人がカナエに声をかけた。 とやかく文句を垂れている状況ではないのだ。躊躇なくカナエは、その警官に話をしようと試みる。 「少し私の話を――」 「後でちゃんと聞いてあげるから、今はここから離れて……」 空気が独特の緊張感を醸しだす、錆の香りがよりいっそう強くなった。 カナエの焦りは、自然と悪化してしまう。 恐らく、警官も刺青男の一件による事件の対応に明け暮れストレスが募っているのだろう。 目に見えて憤りを感じられる節が垣間見えた。 だが、空気を読んで退く余裕などカナエにはない。 「今でなくてはならない! 貴様はまず神隠しの話を知っていないのかッ! 知っているのならば私を無視しろ!!」 「はぁ? なんだって?」 「いいから質問に答えろ! 知っているのか――」 鱗赫という凶器で脅そうとも考えるが、聞いて貰えれば十分なのだ。 無理に化物である点を暴露する必要性もない。早々に警官がカナエの問いに受け答えればいいだけ。 だが、彼自身の疲労やカナエの態度のせいか。 警官もわざとらしい溜息を立てた。 「なんなんだ、君は! いいから指示に従いなさい!!」 「この、ゴミの分際で……!」 カナエの激情が冷めたのは、このタイミングで何者かが肩を掴んで来た瞬間。 まさか。カナエすら振り返るのを躊躇った。 すると――向こうがカナエの心境を察したのか、自ら話しかける。 「何かお困りでしょうか?」 「………?」 恐る恐るカナエが振り返ると紙袋を被った変人が、堂々と存在していた。 「私でよければ、お話しいただけませんか?」 なんだ、コイツは。 如何にも変人である人物に、カナエも言葉を失う一方。 彼は待ってましたと言わんばかりに、雄弁に名乗りを上げたのだ。 「ご安心を。私は正義の味方です」 嗚呼、コイツは馬鹿だ。 カナエでなくとも酷く納得する答えである。 □ カナエの身に何か起きたか結末だけを述べるならば―――何も起きなかった。 神隠しも、新手のサーヴァントによる襲撃も、キャスターが再び出現する事も、 マスターと思しき男(トド松)との邂逅も。 紙袋を頭に被った謎めいた男も、しっかりと神隠しの物語を聞いてくれただけで、それ以上の事はない。 「これでお役に立てたのならば」と、男は一人満足した様子だった。 不思議にも、彼はそれ以上何も問い詰めず。 颯爽と現れた後、颯爽と立ち去る。 それが正義のヒーローらしさを追求した結果なのだろうが、カナエにとっては腑に落ちない。 「あの男はマスターではなかったのか?」 マスターでなくとも、紛らわしく奇抜な恰好をしているだけならば。 無駄に注目する必要性はないが…… 使用人からの返信を目にし、カナエは一先ずの安堵を覚えた。 神隠しの物語の内容を把握してくれたのならば、少しの間は問題ないはず。 問題は、あのキャスターと神隠しの少女。 一先ずカナエは大学に戻っていた。 カナエの予想通り 周辺で爆発事件(キャスターとランサーの戦闘は、表向きそのように処理された)が発生したのにも関わらず。 大学は午後の講義は続行するらしく、生徒達の間で不満の声が飛び交う。 その様子を、カナエは大学から離れた位置で傍観していた。 ある程度だが神隠しの噂を広めるには格好の場所である。 決して、大学内だけに広めればいいのではない。 SNSで広めるのも手だ。 例えば――巷で話題になっている『刺青男』について語った記事に見せかけ 実際の内容は『神隠しの物語』だった、という具合なもの。 カナエ自身の安全の確保にもなりえるし、他の主従を『神隠し』に合わせてしまえる。 逆に利用しない手ではない。 この時、カナエが想定していなかった点。 途方もなく予想外の事実。 それこそが自称・正義の味方が隠し持つ『千倍の聴力』であった。 □ 公園にいた子供のライダーと合流した平坂が、カナエの存在に注目しない理由はなかった。 だが、そのまま追跡すれば怪しまれるのは当然。 平坂はカナエの視界に入らないだろう位置から、謎めいた独り言を耳にする。 カナエが口にする『ランサー』と呼ばれる人物。 『キャスター』という存在。 神隠しの少女について。 謎の紙袋の男(平坂の事だろう)はマスターなのか? どうであれ――キャスターと神隠しの少女は始末する、と物騒な発言をしっかりと平坂は聞いた。 かなり有益な情報を得られたものの。 平坂黄泉の欠点とは『聖杯戦争を全く把握していない』ことなのだ。 他のマスターたちからすれば、重要であっても、根本を知らぬ平坂黄泉からすれば意味不明な内容だ。 それでも平坂は。 『正義』として途方に暮れていたカナエを救ってしまったが。 キャスターと1人の少女を抹消するべく動き出そうとするカナエは『悪』ではないか。 彼は非常に悩ましかった。 カナエに手を差し伸べたのを後悔しているのではない。 果たしてカナエは――『悪』なのだろうか? 彼にとっては重大で、他人にとってはどうでもいい疑問が渦巻いていた。 あるいは、キャスターなる存在と少女の方が『悪』なのかも? どうでも良かったのだ。 「私は、私の正義を全うする。彼女を守り、刺青男を倒す!」 彼はまだ誰にも敗北を喫しいない。 勝者が正義で、敗者が悪。 全てを諦め、潔く敗北を認めた上に自らを悪と認めるまでは―― 平坂黄泉の正義は終わらない。 平坂黄泉の聖杯戦争は、始まらない。 □ 【3日目/午後/渋谷区】 【松野トド松@おそ松さん】 [状態]健康、恐怖 [令呪]残り3画 [装備] [道具] [所持金]バイトをしているので割とある [思考・状況] 基本行動方針:目指せ勝ち逃げ☆ 0:自宅に帰る 1:生きてて良かった…… 2:周囲が異常に感じるが…… [備考] 聖杯戦争を把握しておりますが、令呪やNPCについての詳細は知りません。 通達も大雑把ですが把握しております。(先導アイチやアヴェンジャーのことは知りません) どことなくNPCには違和感を持っています。 噂話程度に刺青男(アベル)のことは把握しておりますが、サーヴァントとは疑っておりません。 フード男(オウル)と誘拐された少女(沙子)を把握しました。 カナエとランサー(ヴラド)の主従を把握しました。 キャスター(ヨマ)のステータスを把握しました。 アルバイト先の『スタバァコーヒー』が襲撃され、営業停止となった為、実質職を失いました。 【セイバー(フランドール・スカーレット)@東方Project】 [状態]霊体化、苛立ち?、欲求不満? [装備] [道具]日傘 [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:??? 0:どうしようかしら。 1:人喰いたちを探してみる……? [備考] 都内で殺戮を続けるバーサーカーたち(アベルとオウル)の存在には気づいております。 アーチャー(セラス)を把握しました。 破壊の手加減が出来るようになりましたが、本人の気分次第では木端微塵にしてしまうかもしれません。 カナエとランサー(ヴラド)の主従を把握しました。 キャスター(ヨマ)の存在を確認しました。 【カナエ=フォン・ロゼヴァルト@東京喰種 re】 [状態]健康、??? [令呪]残り3画 [装備]赫子(鱗赫) [道具]携帯電話、勉強道具 [所持金]かなり裕福 [思考・状況] 基本行動方針:習様の元に馳せ参じる。 1:キャスター(ヨマ)とあやめの始末を優先させたい。 2:『神隠しの物語』を意図的に広める。 3:紙袋の男(平坂)はマスターかもしれないが…… 4:私は習様を……■している……? [備考] 神隠しの物語に感染しました。 あやめを視認したことにより神隠しのカウントダウンが始まりました。 あやめとキャスター(ヨマ)の主従を把握しました。 トド松をマスターであるとは確信に至っておりません。 平坂黄泉がマスターではないかと疑っております。 【ランサー(ヴラドⅢ世)@Fate/EXTRA】 [状態]霊体化 [装備]槍 [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:マスターの愛を見る。 1:キャスターとそのマスターの始末を優先する。 2:夜までに魔力を確保したい。 [備考] 神隠しの物語に感染しました。あやめを視認する事が可能です。 刑務所で貯蔵した分の魔力は消費しました。 キャスターの魔法に『太陽』の恩恵があるのを把握しました。 【平坂黄泉@未来日記】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [装備]紙袋の覆面 [道具] [所持金]貧困 [思考・状況] 基本行動方針:正義を為す 0:カナエを追跡する? 1:ライダー(幼女)を守り抜く。 2:『東京』で暴れまわる殺人鬼(アベル)を倒す。 3:先ほどの人物(ホット・パンツ)から事情を聞きたいが…… [備考] 聖杯戦争を把握しておりません。 ライダー(幼女)が何者から狙われた存在だと思い込んでいます。 強力な催眠術を使う者がいると把握しました。それがライダー(幼女)とは思っておりません。 バーサーカー(アベル)によって拡散されたアサシン(カイン)の情報を得ました。 カナエの独り言から断片的な情報を入手しました。 神隠しの物語に感染しました。 【ライダー(SCP-053)@SCP Foundation】 [状態]健康 [装備] [道具]絵[アサシン(アイザック)とメアリーを描いたもの] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:遊ぶ 1:マスター(平坂)と共に行動する。 2:そろそろ他の主従と接触したい? [備考] アサシン(アイザック)とメアリーの主従を把握しております。 ランサー(アクア)とホット・パンツの主従を把握しております。 現時点では『SCP-682』を召喚する様子はありません。 彼女が『SCP-682』と遊びたくなった場合、召喚してしまうかもしれません。 【あやめ@Missing-神隠しの物語-】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [装備]神隠し [道具]無 [所持金]無 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争が恐ろしい。 0:カナエから逃げる 1:キャスターをどうにか…… 2:発見した主従(カラ松組)の事はキャスターに伝えない。 [備考] 聖杯戦争についておぼろげにしか把握していません。 SNSで画像がばら撒かれています。そこから物語に感染する人が出るかもしれません。 カラ松とアサシン(明)の主従を把握しました。 トド松とセイバー(フランドール)の主従を把握しました。 カナエがマスターであると把握しましたが、ランサー(ヴラド)の存在は確認しておりません。 役割は『東京で噂される都市伝説』です。 【キャスター(ヨマ)@マテリアル・パズル】 [状態]魔力消費(小)、肉体ダメージ(中)[宝具による回復中] [装備]杖 [道具]携帯電話 [所持金]無 [思考・状況] 基本行動方針:全員殺す。 1:サーヴァントを探す。 [備考] バーサーカー(アベル)の存在を把握しました。 カナエとランサー(ヴラド)の主従を把握しました。 トド松の存在については把握しておりません。 時系列順 Back おうるビレイグ Next 桜田門外の変 投下順 Back おうるビレイグ Next 桜田門外の変 ←Back Character name Next→ 006 虚構反秩序都市 東京 松野トド松 026 考えろ、マクガイバー セイバー(フランドール・スカーレット) 011 キャスターと神隠しの物語 カナエ=フォン・ロゼヴァルト ランサー(ヴラド三世) 004 あの日死んだ生贄の名前を僕達はまだ知らない 平坂黄泉 ライダー(SCP-053) 011 キャスターと神隠しの物語 あやめ キャスター(ヨマ)
https://w.atwiki.jp/chaosworldnew/pages/366.html
情報収集を行うことで、接触せずとも相手陣営の情報を得ることができます。 基本的に情報の無い相手に対し能動的に接触を取ることはできず、対峙しても使用したスキル・宝具しか判明しません。 基本ステータスのみ、対峙した段階で判明します。 ただし妨害スキルを相手が所持している場合はこの限りではありません。 基本成功率は30%+運で1D100を振り、成功率以下の値が出れば成功となります。 情報収集は複数回行うことで開示度が上がります。 1.マスターとサーヴァントの基本ステータス 2.陣営の所在地、スキル名2個 3.2で得たスキルの詳細と残りのスキル、宝具名 4.スキル、宝具の全開示、現在の動向 現在の動向は、行動方針や同盟情報など、一回の情報収集で1D3回GMに開示を要求できます。 ルールに戻る 聖杯戦争一覧に戻る
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/218.html
157 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/08/20(日) 03 07 42 加速せよ、加速せよ、加速せよ、加速せよ。 狂気が加速する、己が為すは狂気。 止まらず加速するのが己にとっての正義である。 始まりとはいつも突然である。 なぜならば突然でないモノはいわゆる始まりではないからである。 故に遠坂凛は「は?」と言った。 彼女の帰省、一週間程の休日の最後の日のことであった。 「もう一回お願いします、部門長」 電話口でフゥーと煙草の煙を吐き出した音が聞こえた。 「だから言ってるではないかね、混沌の渦が発生するっぽいから君はもう一回例の聖杯戦争に参加したまえと」 『発生するっぽい』という部分も非常に曖昧だが、何より聞き捨てならない部分があった。 「あのですね、部門長」 一息ついた。 「例の渦の大元、聖杯については私達が消失させたと報告しているはずですし、2年前の裁判沙汰の時にもそう証言したはずですが」 「うむ、それなのだよ問題は」 部門長が続ける。 「君は……えーっと、これか、三回目の聖杯戦争についてどの程度知っているね?」 「まあ、細かい経緯までは不明ですが一般的なところは」 「ではこの戦争の参加者というか生存者については?」 ここまで聞いて彼女には一つ思い当たる節があった。 「エーデルフェルト家でしょうか?」 「残念、そちらではない、君と同じ日本からの参加者だよ、名前は……? 君、この漢字は何と読むか分かるかね? ……ああ、そうか」 分からないならアルファベットで書かせればいいのにと、余計な事を考えていた。 「そうそう、ドルニエという日本人の事らしいのだが」 「なんでさ」 彼女の友人のような口調で言ってしまった。 この人は英国人以外はどうでもいいのだろうか。 というかドルニエって漢字でどう書くんだろうか、$贄? 実に守銭奴だけど貧乏そうな名前ですね。 「まあ、名前はどうでもいいとして、その人物が敗退後に作ったらしい、聖杯を、フユキの近所で」 彼女の口から二度目の「は?」が飛び出した。 1時間後、彼女こと遠坂凛は聖杯戦争に参加する気になった。 「準備が出来たらS市の教会に行きなさい」という、役に立つのか立たないような助言を残して電話は切られた。 選択肢 バ:彼女の友人達の協力を頼んでみる事にする、桜の所にはライダー居るし おすすめっていうかこのルート前提でやろうとしている ル:一人で勝ってみせると意気込んで早速召還儀式の準備 この辺までならまだなんとか ス:やっぱりやめようかと酒飲んでフテ寝 俺の心の選択肢デスヨ バルス!:強制終了 本当に強制終了