約 385,844 件
https://w.atwiki.jp/iitoshi/pages/13.html
12/16 ペン入れに入ったら使いかた判んない事だらけで急激に亀モードに。拡大どんくらいが目安か判んないよ! いっかい印刷してみる。・・・細かいとこ気にする必要ないじゃんこれ・・・線補正したほうがいいのかなあ。あんまり頼りたくないなあ。 で、今から忘年会行ってきます。昨日もやったのにね! 悲しいけどこれ、同人なのよね・・・ 12/10 ネームのデジタル版終わり。アナログ版とまただいぶ変更。おっかしいな。 まだだ、たかがネームができただけだ! 12/10 コミスタ初めて触った。これ覚えるところからスタートかよ・・・。 モアレの原稿を丸出しで戦うなど…これでは人に品性を求めるなど絶望的だ!
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/355.html
なんて絶望感 ◆aCs8nMeMRg あれ? なんだかおかしな感じがして、あたしは目を覚ました。 気がつくと、あたしは立っていた。 両足を地面について、普通に立っていた。 目を覚ましたら自分の体が地面に対して縦の状態だったなんて、多分かなり珍しい体験だと思う。 これは夢? どうだろう? 体の感覚は、ちょっと……いや、かなりだるい感じ。 頭は……こっちもなんだかぼんやりした感じだ。 やっぱり夢かな? さっきは目が覚めたと思ったけど、実は夢を見ているだけなのかな? でも、その割に周りの景色は妙に現実感がある。 どこかの教会の礼拝堂って感じ。 もし夢じゃないとしたら、なんであたしこんな所で突っ立っているんだろう? 考えてみよう。 まずはお約束、あたしは誰? 田井中律だ。 よし、自分のことは分かる。 それじゃあ、眠る前の事を思い出してみよう。 眠る前に、何があったんだっけ? 実は、さっきから思い出そうとしているんだけど、これがなかなか思い出せない。 でもまあ、さっきは他の事も考えながらだったし。 よし、ちょっと集中して思い出してみよう。 …………ぐらぐら? ………ふらふら? ……くるくる? …ふわふわ? くらくら? うーん、なんか眠る前のあたしの記憶ってそんな感覚の事ばかりだった気がする。 じゃあ、その前は? その前って、何があったんだっけ? 確か……先生だ。 どこかで教師をやってるって言う人に出会って……、それでどうしたんだっけ? あ、懐中電灯。 暗かったから、懐中電灯を点けたんだ。 それで……。 そこまで思い出して、あたしは背筋に冷たいものが走るのを感じた。 嫌だ! もういい! 思い出したくない! そう思ったけど、そこまで思い出してしまったあたしの脳みそは、その先も芋づる式に思い出していった。 それで……その先生の顔に……三つ目の目が出来て? それから…それから、別の男の人が来て。 そうだ、あたしはその男の人に無理矢理麻薬を飲まされたんだ。 それでおかしな気分になって……。 寒気がして、あたしは今までだらりと下がっていた腕で自分の体を抱いた。 「あら、お目覚めかしら?」 「ひっ!?」 そんなあたしに、後ろから声がかかった。 驚いて振り向くと、そこには濃い紫色の服を着た女の人が立ってた。 あたし、この人知ってる。 確か、麻薬を飲まされたあとに出会ったんだ。 もしかして、麻薬を飲まされておかしくなっちゃってたあたしを介抱してくれたのかな? そういえば、今はあのくらくらする感じが引いてる。 薬の効き目が切れたのかな? それで、この女の人だけど確か他にもう一人、男の人と一緒に居てその男の人に呼ばれてた名前は……。 「えっと、キャスター、さん?」 「覚えていてくれたのね。嬉しいわ」 その女の人──キャスターさんは唇の両端を持ち上げて答えた。 フードみたいなのを被っているからハッキリと表情は見えないけど、声も嬉しそうだったし笑ってるんだと思う。 「ごめんなさいね、寝ているあなたも可愛かったけど、もっといろいろな角度から見てみたくなって」 「えっと、あの……」 え? ってことはあたしが立った状態で目を覚ましたのは、この人が寝ていたあたしを立たせて観察していたから? 方法は分からないけど、今のキャスターさんの言葉を信じると、そういうことになるのかな? 「キャスター、さん?」 「ん、なに?」 それで思い出した。 眠る前にあたしが考えていた事。 『注文の多い料理店』。 色々きれいにされたあとで、猫に食べられる話、だったと思う。 あたし、この人に食べられちゃうんだって思ったんだ。 「あの……あたし……食べられちゃうん、ですか?」 「あら、うふふ」 こんな事を面と向かって訊いてしまうなんて、やっぱりあたし、まだ頭がぼんやりしてたみたいだ。 少し後悔したけど、一度口にしてしまった言葉を元に戻すことは出来ないし、仕方ない。 それを聞いたキャスターさんは、笑いながらあたしの方へ近寄って来た。 食べられる!? 逃げなきゃと思ったけど、足がすくんで動かなくて、結局あたしは身を固くするくらいしか出来なかった。 そんなあたしの横を、キャスターさんはすーっと通り過ぎていった。 …………助かった? やっぱり人が人を食べるなんて、そんなことある訳ないか。 そんな風に考えて、あたしは少し緊張を解いたんだけど、 その時を狙っていたように、キャスターさんが後ろからガバッと抱き付いてきた。 「…………ッ!?」 あたしはあまりの驚きに悲鳴すら上げられなかった。 人間、本当に驚くと、声出なくなるんだな。 と、一瞬遅れてあたしの中のどこか冷静な部分が他人事のように考えてた。 「もしかして、食べてほしいのかしら?」 「いえ、そういうわけじゃ……」 キャスターさんは、あたしの耳元でそう囁いた。 それと一緒に、自分で自分の身を抱いていたあたしの両腕を、後ろからほどいていった。 まだ体がだるくてロクに抵抗できないあたしは、せめて耳元で囁くキャスターさんの言葉を否定しようと口を開いたんだけど……。 ──さわさわ 「あぅぅ」 不意に身体を襲った変な感覚に、思わず何の意味もなさない声を上げてしまった。 ──さわさわ 分かった。 キャスターさんがあたしの胸を触ってるんだ。 不意打ちでビックリしたあたしは、しばらくそのままキャスターさんに胸を触られ続けてた。 そうしている内に、キャスターさんの手はあたしの体の下の方へと移動してきた。 お腹の上を通って、おヘソ、そしてその下の部分へと……。 「……ひゃ…うぅ」 情けない声が出た。 仲のいい女の子同士ならじゃれ合って胸に触れるくらいはあるけど、あの部分は他の人に触られることなんてまず無い。 あたしは今度こそ抵抗しようと思って、背中のキャスターさんに振り返ろうとしたんだけど、 その瞬間に、キャスターさんの指があたしの太ももをツーっとなぞったせいで、あたしは脚から力が抜けて膝がカクッと折れた。 それで、気付けばあたしがキャスターさんに寄り掛かる体勢になっていた。 もうあたしは、ただでさえ、すごくだるかった体を自力で支えることが出来なくなってしまって、 そのままキャスターさんに、後ろから支えてもらうしか無かった。 「んっ」 キャスターさんは、そんなあたしの襟元に手を伸ばしてくると、 あたしの着ている服の襟をはだけてさせながら、ようやくさっきのあたしの質問に答えた。 「そうね、少し魔力を使っちゃったから、今のうちに補充しておくのも悪くないわね」 魔力? 補充? もしかして、キャスターさんは魔女とか吸血鬼とかそういう仲間なのかな? だとしたら、さっきあたしが目を覚ました時に立っていたのは、魔術とか妖術とかそういうので身体を操られていたせい? なんて考えてる間にキャスターさんは、はだけた服の襟をゆっくりと引っ張って、 露出したあたしの首と右肩の間あたりに、口を近づけてきた。 首筋にキャスターさんの息が当たって少しくすぐったい。 「あ……ぁ……」 続いて同じ場所に、何か固いものが当たる感触を感じた。 キャスターさんの歯が当たってるんだ。 きっとこの後、その歯があたしの皮膚を食い破って、それで血をたくさん吸われて、あたしの人生終わってしまうんだ。 あぁ……短い人生だったな。 死にたくないとは思う。 けど、きっと抵抗しても無駄だろうなとも思う。 今の体じゃあ、大した抵抗も出来ないし、 たとえ体が元気でも、この人が本当に吸血鬼とかなら抵抗しても無駄だろうし。 それに、もしこの場から逃げだせたとしても、あたしに麻薬を飲ませたあの男の人。 次にあの人に会ったら、きっとあたしは殺される。 カギ爪の男以外、全員殺せと言われたけど、一人も殺せてないし。 それに、多分あたしに人殺すなんて無理だし。 なんかもう、絶望的だ。 結局、あたしは死ぬしか無いのか。 それならいっそ、ここでひと思いに…………。 澪、ゴメン。せめて最後にもう一度会いたかったけど、無理みたい。 ………… …… …? 観念してギュッと目を閉じたあたしだったけど、いつまで経っても首筋に痛みは来なかった。 さっきから、キャスターさんの息が首筋にかかって、少しくすぐったいだけ。 「ふわ……ぁ……?」 あ、今のはたぶんキャスターさんに首筋を舐められたんだと思う。 濡れた首筋が空気に触れてひんやりする。 「安心して、まだ食べないわ。こんなに可愛いのに勿体無いじゃない」 キャスターさんが、また耳元で囁いた。 耳にキャスターさんの息が当たる。 くすぐったい。 「あぁ……ぁ…」 しかも、キャスターさんは囁きながら、さっき舐めたあたしの首筋に指を這わせている。 多分、本人はなでてるつもりなんだと思うけど。 「でも、もっと魔力が必要になったら、その時は遠慮なく頂くわね。いいかしら?」 「あ……はぃ……」 肯定してしまった。 だって、せっかく今は食べないって言ってくれたのに、ここでキャスターさんの機嫌を損ねて、やっぱり今食べる! なんて言われたら嫌だったから。 「フフッ、いい子ね」 その甲斐あってか、キャスターさんの声色はどこか満足気だ。 はだけてたあたしの服の襟を直して、その後頭までなでてきた。 「うぅ……」 何の解決にもなっていない気がするけど、とりあえず今は助かったみたい。 それが分かると、あたしは一気に緊張が解けてずるずると床に崩れ落ち、ペタンとお尻をついてしまった。 「あら、どうしたの?」 キャスターさんが少し心配そうに声をかけてきた。 いけない。 何とか立ち上がらなきゃと思うけど、脚がちっとも動いてくれない。 もしかして、腰が抜けちゃったのかな? 「あ……ごめんなさい。 脚に……力が……んっ………入らなくて」 仕方なく、あたしは正直に自分の状態をキャスターさんに告げた。 ここで嘘をついても仕方ないだろうし。 「あら、それは大変ね。そこで横になったらどうかしら?」 キャスターさんはそう言ってあたしに手を差しのべながら、もう片方の手で礼拝堂に並んでいる長椅子の一つを指さした。 「あ……はい」 断る理由も無いし、あたしはキャスターさんの手を借りてどうにか長椅子までたどり着くと、そこに腰かけた。 あたしに手を貸してくれたキャスターさんも、その横に並んで座った。 「さぁ、いらっしゃい」 「……え?」 そう言って、あたしの横に座ったキャスターさんが自分の膝のあたりをポンポンと叩いて何か誘っている。 なんだろう? 一瞬、キャスターさんの意図が分からなくて、あたしはキョトンとしちゃったんだけど、 続けて放たれたキャスターさんの言葉で、キャスターさんの行動の意味はすぐに分かった。 「ひ・ざ・ま・く・ら」 「あ……はい、ありがとう、ございます」 どこかウキウキした様子でそう言うキャスターさんの好意(?)を断ることは、今のあたしには出来なかった。 だって今、あたしの命はキャスターさん次第なわけだし、素直に言うこと聞くしかない。 普段のあたしなら、ゴロンとラフに寝っ転がるところだけど、今はなるべくキャスターさんに気に入られるように、 出来る限りお行儀良く横になって、キャスターさんの太ももの上に頭を乗せた。 それで、お腹の上で手を組んで、目を閉じて……どうだろう? ちょっとは可愛い感じになってるかな? なんて、そんな事を考えていたのもつかの間。 こんな状況だというのに目を閉じると猛烈な睡魔が襲ってきて、あたしはあっという間に眠りに落ちていった。 【C-5/神様に祈る場所/一日目/早朝】 【田井中律@けいおん!】 [状態]:睡眠中 膝枕されてる [服装]:ゴシックロリータ服 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式(懐中電灯以外)、九字兼定@空の境界、その他不明0~2個 [思考] 基本:澪に会いたい。 1:………… ※二年生の文化祭演奏・アンコール途中から参戦。 ※レイの名前は知りません。 ※ブラッドチップ服用後。 ※ゴシックロリータ服はけいおん!第6話「学園祭!」の際にライブで着ていた服です(ただしカチューシャは外してある) 【キャスター@Fate/stay night】 [状態]:健康、魔力消費(小) 膝枕してる [服装]:魔女のローブ [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2個(確認済み) 、バトルロワイアル観光ガイド 、さわ子のコスプレセット@けいおん!、下着とシャツと濡れた制服 [思考] 基本:優勝し、葛木宗一郎の元へ生還する 0:可愛い子…… 1:奸計、策謀を尽くし、優勝を最優先に行動する 2:『神殿』を完成させ、拠点とする。 3:黒桐幹也が探索を終えたら『死者の眠る場所』へと探索に行かせる。 4:他の参加者と出会ったら余裕があれば洗脳。なければ殺す。 5:会場に掛けられた魔術を解き明かす 6:相性の悪い他サーヴァント(セイバー、アーチャー、ライダー、バーサーカー)との直接戦闘は極力避ける。 7:優勝したら可愛い子をつれて帰ってもいいかもしれない……。 [備考] ※18話「決戦」より参戦。 時系列順で読む Back こんな俺に世界を守る価値があるのか Next 夜明けのゼロ 投下順で読む Back 不幸 Next 夜明けのゼロ 091 こんなに近くで... キャスター 123 夢! 091 こんなに近くで... 田井中律 123 夢!
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/4073.html
このページはこちらに移転しました ゆとり人間馬鹿無理絶望 作詞/109スレ202 作曲/長野 1+5=15 義務教育サボり小卒 馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ばっか 円周率3?「子孫」←これ何?「こまご!」 つんつるてん脳 ゆとり人間馬鹿無理絶望 チート使用にふざけんなコール DSが教材正式認定 単車に灯油入れ「あれ?動かん」 サラダ油ぶっかけホームレス燃やす 新ユニットその名もHey!say!7 ※ゆとり人間馬鹿無理絶望 チート使用にふざけんなコール 1+5=15 数学力1位夢の彼方 カブトムシ電池で動く 改札口乗り越える 小学エアコン導入 大山のぶ代って誰? ※くりかえし 音源 ゆとり人間馬鹿無理絶望 ゆとり人間馬鹿無理絶望(歌:めがっさ釣る屋) ゆとり人間馬鹿無理絶望(歌:tdrk) ゆとり人間馬鹿無理絶望(歌:284スレ276) ゆとり人間馬鹿無理絶望(歌:あしがる) ゆとり人間馬鹿無理絶望(歌:しゅぴ)
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/620.html
絶望の暗雲 ◆HlLdWe.oBM すっかり日も落ちて漆黒の夜の帳が下りるデスゲームの会場。 プレシアの手によって開かれたこの殺し合いも彼此20時間が経過しようとしていた。 ここまでの激戦で当初は60人いた参加者も既に生き残りは3分の1を切っている。 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 そして今そんな過酷な環境の中で生き残った4人の参加者が紅蓮の炎に包まれたスーパーの前で対峙していた。 ここまでの激戦を潜り抜けて生き残ってきただけあって4人とも名うての兵である事に疑いはない。 時空管理局が誇るエース・オブ・エース、白のバリアジャケットに身を包んだ高町なのは。 天の道を往き総てを司る男、赤い装甲を持つ仮面ライダーカブトこと天道総司。 ソルジャー・クラス1st、黒の防具に白い片翼が映えるアンジール・ヒューレー。 無限大の未来を秘めた宇宙警備隊のルーキー、銀色と赤色という特異な姿のウルトラマンメビウスことヒビノ・ミライ。 なのはとカブト、アンジール、メビウス/魔導師と仮面ライダー、ソルジャー、ウルトラマン。 ケリュケイオンを起動させてカブトに治癒魔法を行使ながら同時に周囲の様子を窺っているなのは。 体力の回復を実感しつつ意図がつかめない突然の乱入者を警戒するカブト。 弾かれたバスターソードを拾いながら自身の身の振り方に悩むアンジール。 自身の意を伝えた上での相手の反応を確かめようとするメビウス。 そんな三竦みの一翼を担うなのははこの場に飛び込んでからずっとある事が気に掛かっていた。 (もしかして銀色の鬼は殺し合いを望んでいない……?) なのはは当初問答無用にカブトを撃墜した銀色の鬼はアンジールの仲間かと思っていた。 以前仲間の弁慶や金居から「銀色の鬼は危険な存在だ」と聞かされていたのも、そのように判断する後押しになっていた。 だがその直後アンジールの攻撃を阻み、さらに戦いを止めろと言った行動を目の当たりにして銀色の鬼の真意が分からなくなった。 なのは達を欺く行動という可能性もあるが、このタイミングで仕掛ける意味がないのでその可能性は低い。 (それに、どういう意図か分からないのはもう一人いる) なのはが一瞬銀色の鬼から視線を外して新たに視線を向ける先には雑居ビルがあった。 実のところなのはは天道とアンジールの戦いに横槍が入る事を危惧していた。 その理由は周辺をサーチした時にその雑居ビルに誰か潜んでいる事を知ったからだ。 当初可能性として考えられたのはアンジールの協力者か、様子見の参加者だった。 もしも後者ではなく前者なら天道は罠が仕掛けてあるかもしれない場所に誘い込まれた事になる。 今でさえ互角であるところに横槍を喰らえば敗北は必至。 だからこそ雑居ビルに潜む第三者に注意は払って、いざとなればカブトを守るために戦場に介入するつもりだった。 ところが乱入してきたのは雑居ビルに潜んでいた者ではなく、別の方角から飛び込んできた銀色の鬼。 雑居ビルに注意を払っていたなのはとっさには対処する事ができなかったが、すぐさまカブトへ駆け寄り迎え討とうとした。 だが銀色の鬼は戦闘を止めようとしていると知って、しばらく様子見しようとして今に至る。 とりあえず雑居ビルに潜む者に関してはここまで何も行動を起こさない事からアンジールの協力者の線は薄くなっていた。 (じゃあ、いったいあのビルに潜んでいるのは――) だが悩むなのはを余所に今まさにこの均衡状態を破らんとする参加者が近付いていた。 それは雑居ビルに潜む者や銀色の鬼のような正体不明の者ではなく、なのはもよく知っている者であった。 ▼ ▼ ▼ 「さあ、みんなで協力してこのデスゲームから脱出しましょうか」 己の目的を軽く口に出して確認しながらクアットロは意気揚々と走っていた。 目の前に広がる光景は三者鼎立を形作る戦場。 普段なら遠くから眺めてちょっかいを出すところだが、今回のクアットロは果敢に飛び込んで行った。 なぜなら戦場と云っても悲観するほど最悪な状態ではないからだ。 その場にいる4人のうち高町なのはは無闇に戦いを求める性格ではなく、またアンジールも自分が説得すればひとまず矛を収めてくれるはず。 しかも先程の行動を見る限りでは正体不明の銀色の戦士は戦いを止めたいらしい。 ここまで御膳立てが整っているのなら、あとはクアットロが得意とする舌三寸で皆を説得して仲間に出来る可能性は高い。 ようやく運が向いてきたのか、お誂え向きの状況に思わず頬が緩んでしまう。 「アンジール様ー!」 まず声をかけたのは一番頼りになるアンジール。 この時既にクアットロは変装用に外しておいた眼鏡を再び付けて髪もいつものように両端で結んでいた。 ここに至って変装する理由はなく、特にこの場合は相手にすぐ自分が誰か分かってもらえる方がいい。 残念ながら服装はいつものスーツではなく学校の制服だが、それでも顔を見ればすぐに分かるはずだ。 もしかしたら高町なのは辺りは不審に思うかもしれないが、それくらい説明するのは造作もない。 「みなさ~ん!」 これで準備は整った。 あとはこれからの交渉次第――。 ▼ ▼ ▼ 「ダメだよ、そんなつまらない事したらさ」 ▼ ▼ ▼ 「――ッ!?」 それは突然の出来事だった。 4人がお互いを牽制して緊張状態に陥った戦場。 そこに乱入しようと走ってきたクアットロが――。 ――爆発と共に宙へと吹き飛んだ。 その背後では赤と黒の爆炎が立ち上っている。 さらに爆炎に煽られて大量の埃も舞い上がっている。 明らかに砲撃、しかも直撃だった。 その場にいた者は皆一様に突然すぎる出来事に注意を呼びかける暇すらなかった。 だがやはり最初に行動を起こしたのはクアットロと最も縁が深い片翼の戦士だった。 「うおおおおおおおおおおおおおおお」 この時当事者の一人であるなのはもまた突然の事態に一瞬動きを止めてしまった。 だが急転直下の戦場はなのはに考える間さえ与えてはくれなかった。 突然アンジールが悲しみの叫びを上げると、クアットロを抱えて戦線から離脱したのだ。 その様子から二人の間に並々ならぬ関係があった事は明白だが、とりあえず尋常な雰囲気ではなかった。 まだきちんと話し合いも出来てない上に負傷した身でクアットロを抱えてどこまで移動できるかどうか。 さすがにこのまま一人にするのは不味いと考えて、引き留めようとしたが――。 「アンジールさ――」 ――呼びかけようとしたなのはの声は無情に放たれた砲撃音でかき消されてしまった。 (くっ、これじゃあ……) 間断なく放たれる砲弾は着弾のたびに爆炎と爆煙を生み出し、なのは達を迂闊に動けない状態にさせるものだった。 砲撃が凄まじいといっても、なのはにとっては反射的に展開したシールドで防ぎきれる程度ではある。 だが爆発の影響で発生する炎と煙は想像以上に厄介で、一時的ではあるが視界は悪化してしまう。 そのおかげでなのはもカブトもアンジールの行方を完全に見失っていた。 それと同時にもう一人この場からいなくなっている人物に気付いた。 「おい、さっきの銀色の奴もいないぞ」 「たぶんアンジールさんを追いかけていったんでしょうね」 「お前もそう思うか。で、どうする?」 「あっちは任せましょう。私達は……」 「……この砲撃手をどうにかした方が良さそうだな」 先程の一件で銀色の鬼が実は殺し合いを望んでいない事は二人とも感じ取っていた。 伝聞の情報と直に見聞した情報では後者の方が信じられる。 それに伝聞情報の一端を要注意人物である金居が一助していた事も判断材料であった。 二人は自分達の判断を信じてこの場に残って砲撃手を倒す事を選ぶのであった。 「ん? 砲撃が止んだ……」 それはつまり反撃の時が訪れた事を意味していた。 ▼ ▼ ▼ (このままでは、終われませんわ……) 一寸先は闇。 数秒前までは意気揚々としていたクアットロは現在死に瀕していた。 至近距離で榴弾の爆発を諸に浴びた身体には目を背ける余地もないほど酷い火傷を負っていた。 艶やかだった栗色の髪の半分はざんばらに振り乱れて、もう半分は焼け爛れた顔に張り付いている。 最も爆発の威力を受けた部分には榴弾の破片が無数に突き刺さって、そこから吹き出す血は血まみれの身体をさらに赤く染めていた。 それも背後からRPG-7の砲撃を直撃したのだから当然の結果だった。 だがそこは戦闘機人。 もしクアットロが生身の身体なら直撃の時点で確実に五体は千切れて一瞬で死んでいた。 半分機械の身体だからこそ即死だけは避けられたのだ。 さらにとっさにデイパックを盾にした事も命を長らえた一因となっていた。 そのおかげでデイパックは木っ端微塵になってしまって、中身も大半が使用不能になってしまったが。 しかし即死こそ避けたとはいえ実際のところクアットロに助かる見込みはなかった。 戦闘機人ゆえに即死を免れたが、逆に戦闘機人ゆえに通常の回復手段は効果が薄いのだ。 唯一スカリエッティのアジトに行けばなんとかなるかもしれないが、どう計算しても時間的に着くまで生きている可能性は皆無だ。 一気に移動できる地上本部の転移魔法陣を使っても間に合いそうにない。 (なんで、私が、こんな目に……) 何が不味かったのだろうか。 アンジールと離れずに一緒に行動するべきだったか? シャマルと十代から目を離すべきではなかったか? もう少し違う形のアプローチをキャロに仕掛けるべきだったか? はやてを切り捨てずに利用し続けるべきだったか? ほんの少しでも『皆で協力してプレシアを倒す』などという虫の良い甘い考えを抱いてしまったのがいけなかったのか? (ははっ、いまさら悔いても仕方ないですね……そう、今はそれよりも……) もう首を動かすのも儘ならぬほど血まみれの頭を上げ、ぼんやりと霞む目を向けるとアンジールの姿が見えた。 先程から断続的に上下に揺れている自分の身体からもアンジールに抱えられている事は明白だ。 しかも背と膝下に手を入れているので、どうやら俗に云う「お姫様だっこ」という姿になっているらしい。 こんな状態でなければ何か特別な感情を抱いたのかもしれないが、今はただ虚しいだけだ。 いくら常人を遥かに凌ぐアンジールの脚力でも間に合う事は不可能だ。 なまじ頭が良いばかりにクアットロは自分が生き残る可能性が皆無である事に思い至っていた。 本当ならこのような不条理な状況に文句の一つも言いたいところだが、あいにくそんな余力も残っていない。 (いいですわ……それなら、それで私にも考えがあります……) だからクアットロは残り少ない命を糧にして静かに考えていた――どうすれば残りの参加者により大きな絶望を与えられるかと。 ▼ ▼ ▼ 「よし! 追い付けた!」 もう残り少ない変身時間を知らせるカラータイマーに焦りを感じ始めていたメビウスの目の前にはアンジールが立っていた。 あの騒動の中、メビウスは爆煙の切れ間から偶然にも戦場から離脱するアンジールの姿を見つける事が出来た。 そしてなのは達の方に目を遣って、一瞬迷った後に追いかける事にした。 確かに『銀色の鬼』と呼んできた別世界のなのはも気になるが、それ以上にアンジールが気に掛かった。 それは目の前で大切な人を失いかねないアンジールの姿にどこか不思議な共感を覚えたからかもしれない。 なによりあのような精神的に危うそうな状態で一人にする方が危険だと思ったからだ。 そのアンジールを見失う前に追いつけた事は辛い出来事が続いていたメビウスを安堵させるものだった。 「あの、すいま――」 だがすぐにメビウスは気付いた。 道路の真ん中で立ち止まっているアンジールの目の前には砲撃を受けた女性が横たわっている事に。 それが何を意味するのかは火を見るよりも明らかだった。 つまり必死の行動も実を結ぶ事はなく、ここへ来るまでに女性は息絶えてしまったと。 「そ、そんな……」 これで3度目だ。 1度目は赤コートの怪人と対峙した時に身を張って時間を稼いでくれたクロノ。 2度目はほんの少し前ゼロによって殺された壮年の戦士。 どちらもミライの目の前で死んでいった参加者――メビウスの力が、ミライの力が、後一歩及ばないばかりに。 実際どの状況でもミライのせいで二人が命を落としたとは言えない。 いつでもミライはウルトラマンとして、デスゲームを打倒する者として、精一杯やってきた。 しかし自分のせいではなかったとしても、心優しきミライは後悔してもしきれなかった。 既に先程までメビウスが抱いていた安堵は後悔へと変貌していた。 「くそっ……!」 小さな嘆きを口にしたきりメビウスはアンジールの背後に立ったまま黙っているしかできなかった。 こういう時は下手に言葉をかけるよりは黙っていた方がいい。 そう思った故でもあったが、それ以上に少し前にも同じ経験をした身としてかける言葉が見つからなかった。 静寂の暗闇の中でカラータイマーが点滅する光と音が一層虚しく感じられる。 やはりこういう時気の利いた事が上手くできない自分はまだまだだなと居たたまれなくなる。 傷心のアンジールの背中を目の前にしてメビウスは自分の不甲斐なさに打ちひしがれていた。 だから――。 「約束しよう、クアットロ」 ――その言葉と共にアンジールが振るった刃に驚かされた。 「!?」 急な下段からの斬撃に対してメビウスは反射的にメビウスディフェンサークルを展開した。 先端が欠けた大剣と光の盾がしのぎを削って拮抗状態になったかのように見えた。 しかし今のメビウスにとってその判断は誤りだった。 あまりの急展開にメビウスは失念していたのだ――変身時間の残りがもうない事に。 『ピコン、ピコン、ピ――』 刹那の拮抗を齎した∞のバリアはカラータイマーの沈黙と共にあっさり砕かれ、メビウスの変身が解けたミライに刃が襲いかかる。 バリアを張るために突き出していた右腕がメビウスブレスごとバスターソードで無残に斬られていく様子がひどくスローに見えた。 (なのはちゃん、ごめん……) 奇しくもバスターソードの描く斬撃はセフィロスの正宗が斬り付けた傷口と同じ場所をなぞっていた。 そして二度と奇跡は起きなかった。 ▼ ▼ ▼ 「アンジール、様……」 「クアットロ喋るな! 今すぐ俺達のアジトに――」 「もう、無理ですわ……この傷ではアジトまで、は……」 「そんな事はない! 俺の力なら――」 「アンジール様も、分かっているのでしょう」 「…………ッ」 「大丈夫です。私、寂しくはありませんから」 「そ、それは」 「アンジール様が生き返らせてくれる。私は、そう信じています」 「!?」 「私だけじゃありません。きっとディエチちゃんも、チンクちゃんも、そう信じているはずです」 「それは……」 「だからお別れは少しの間だけです。私達のためにも、アンジール様は……このデスゲームで最期の一人になってください……」 「……クアットロ」 「……またお会いできる時を楽しみにしています」 ▼ ▼ ▼ その瞬間が来るまでアンジールは自分の処遇を決めかねていた。 もちろんアンジールが悩む原因は天道だ。 決着は付かなかったとはいえあのままなら負けていたのは間違いなく自分だ。 しかも天道には自分と同じく妹がいるらしい。 その天道の言葉だからこそ少なからず共感できるものがあったのは事実だ。 だが一方で本当にそれでいいのだろうかという疑念も渦巻いている。 孤高を貫くか、手を取り合って協力するか。 アンジールはデスゲームに於いて重大な岐路に立っていた。 だが岐路を決するきっかけは呆気なく訪れた。 突如戦場に届いた新たな乱入者の声。 その声の主をアンジールは知っていた――いや知っているどころではない。 聞き間違えるはずがない。 それはまさしくアンジールが守らんとする者、もう唯一人となってしまった大事な妹の声だった。 だがその妹は突然の砲撃で瀕死の状態に陥ってしまった。 あの瞬間の紅い炎と赤い血を周囲に撒き散らせながら宙に吹き飛ばされるクアットロの姿が何度もフラッシュバックする。 近くにいたにもかかわらずアンジールは何もできなかった。 その直前まで天道の言葉に従うか悩んでいたせいで反応が遅れたからだ。 だから最初何が起こったのか理解できずにただ見ているしかできなかった。 そしてクアットロが地面に叩きつけられて、ようやく事態を理解した。 それからほとんど反射的にクアットロを抱えて走り出していた。 スカリエッティのアジトへ行けばまだ生きる望みはあると思ったからだ。 だが心の底ではアンジールも分かっていた。 いくらソルジャーの脚力を以てしてもクアットロはアジトに着くまでに死んでしまう。 それは逃れようのない事実だった。 だがそうだとしてもアンジールは立ち止まる気はなかった。 もう自分が知らないところで妹が死んでいくのは耐えられない。 だがそんなアンジールの行動も虚しくクアットロは最期の言葉を残して死んでいった。 クアットロの最期の表情は今まで見た事もないような笑みが浮かんでいた。 だからアンジールは決意した。 なんとしてもこのデスゲームの最期の一人になると。 それこそ自分が守れなかった妹達に出来る唯一の贖罪。 「ミライの旦那ぁぁぁ」 少し思いに耽っていると、突然それを中断させる声がした。 ふと見ると、今しがた斬り捨てた参加者のデイパックから持ち主を呼ぶ声が上がっていた。 どうやら醜い絵柄のカードからその声は発せられているようだった。 「なんで、ミライの旦那を殺したんだ」「そうだ、なんでだよ」「この鬼、悪魔」 しかし本来なら愛嬌あるその声は決意を新たにした今のアンジールにとって耳障りでしかなかった。 だから何の感情も宿さず右手を前に付きだすとアンジールはただ一言言い放った。 「ファイガ」 ▼ ▼ ▼ 全ての元凶は数時間前に遡る事になる。 「えー、なんだよ。俺が狙っていた奴ほとんど死んでいるじゃんか」 どこにでもあるような灰色のコンクリート製の雑居ビルの2階の主は3回目の放送が終わるや否や早速不満の声を上げていた。 声の主は最強のアンデッドを自負するキング。 コーカサスオオカブトムシの祖であるカテゴリーKは未だ放送前のメビウスとの戦闘の傷を癒している最中であった。 1万年ぶりの敗北を味わったせいかキングを着飾る赤ジャケットと色とりどりのアクセサリーもどこかくすんで見える。 だが不満の声が上がったのは敗北による不愉快に加えて先の放送が原因だ。 実はこの放送でキングが目を付けていた参加者が大量に死んでしまっていた。 浅倉にはもっと暴れてもらって是非とも非道な仮面ライダーとして天道と対決してもらいたかった。 ミラーワールドで新たな殺し合いを開いたまでの首尾は良かったが、どうやらその戦いで死んだらしい。 自分で開いた殺し合いで自分が死んでは洒落にもならない。 キャロもあそこまで追い詰めて覚醒させてから全く会えなかった。 出来る事なら天道と再会させたかったが、それももう叶わず。 ルーテシアとフェイトも伝え聞いた話や『CROSS-NANOHA』の内容から想像するに、キャロと同様に心を抉ればさぞかし面白いものになったかもしれない。 結局その二人には一度も会う事もないままどこかで死んでしまった。 そしてルルーシュとシャーリー。 せっかくゼロの格好を手に入れたのだから是非とも二人に会って反応を楽しみたかった。 特にシャーリーはどんな顔をするのか想像するだけでワクワクしていたほどだ。 だがそれも二人の死亡によって無駄になってしまった。 しかもこれで生き残っている参加者の中でゼロの事を直接知っている者は誰もいなくなってしまった。 なんともキングにとっては不愉快な事ばかりであった。 メビウスとの戦闘のダメージはアンデッドの回復力と手持ちの『治療の神 ディアン・ケト』を連続使用する事でほぼ回復した。 もうすでに普通に動く分には問題ないが、完全回復まではもう少しかかりそうだ。 もし今戦う事になれば雑魚相手なら支障はないが、メビウスやジョーカー相手だと少し厳しいかもしれない。 だが先程までと違って今のキングにはこれと言って急ぐ理由はなかった。 とりあえず反応が気になる参加者のほとんどが死亡した事で新たな獲物が欲しいところだ。 雑居ビルの近くをかなりの速度でアンジールが走り去っていったのはそんな時だった。 (へぇ、しばらく見ないうちに派手に戦っているじゃん) 大通りを一心不乱に北進するアンジールを追跡する事数十分。 追いついた先で繰り広げられていたのは仮面ライダーとソルジャーの戦いだった。 その様子をキングは近くの雑居ビルに潜んで観察していた――どうすればより面白くなるかを考えながら。 だがキングが介入する前に突然乱入してきた人物によって戦いは中断してしまった。 その人物はキングもよく知る人物。 放送前に一戦交えてキングに苦汁を嘗めさせたウルトラマンメビウスことヒビノ・ミライだった。 そのせいでこの場は膠着状態になってしまったが、その均衡は思わぬ形で崩れる事になった。 (ん、誰か来た?) 常人を遥かに上回るアンデッドの聴覚が捕らえたのはクアットロの足音だった。 クアットロに関しては『CROSS-NANOHA』で既に把握していたのですぐに分かった。 特徴的な敵方として、またある意味自分と似た者だったというのがすぐ分かった一因だ。 そのクアットロがどうして急いで戦場に向かっているのか、その理由はすぐに分かった。 『それから、あの銀色の……どうやらアレも殺し合いには乗って居ないように見えますけど……』 『――上手くいけば、この場の全員を仲間に出来る……?』 その言葉だけならまだ4人を騙して上手く取り入ろうとしているのかと思った。 だが次の一言でキングの行動は決まった。 『さあ、みんなで協力してこのデスゲームから脱出しましょうか』 そしてキングはクアットロを砲撃した。 理由は簡単。 あのままクアットロに説得の機会を与えればせっかくの火種が台無しになってしまうからだ。 そうなる前に自ら手を出して火種を作る方が面白くなりそうだった。 結果は上々。 クアットロはRPG-7の直撃を受けて死亡、アンジールはそのクアットロを抱えて離脱。 それを追いかけてメビウスも離脱。 ついでに殺害ボーナスも手に入った。 予想外に場が一転したのでキングとしては満足だった。 「さて、どうしようかな」 この場に残っているのは高町なのはと天道総司。 二人にとって今のキングが扮しているゼロは完全に敵だ。 しかもゼロの衣装を解いても放送でペンウッドとC.C.の名前が呼ばれた以上二人ともキングを味方とは思っていないだろう。 それにRPG-7も殺傷力のある榴弾は全弾使い切って残っているのは照明弾とスモーク弾だ。 それならそれでアンデッドの姿に戻って戦うのも一興だが、それでは芸がない気もする。 「なにか面白い物ないか……ん、あれって……」 銀色のトランクケース。 それは砲撃の影響で誰かのデイパックから零れたのかキングの足元に転がっていた。 さっそく中身を確認してみると、キングは思わず目を輝かせた。 そこに入っていた物は銀色に輝くベルトだった。 「やった、良い物見っけ!」 その笑顔はまさしく面白い玩具を見つけた子供のような純真な笑みだった。 【1日目 夜中】 【現在地 D-2 スーパー前】 【キング@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状態】健康、少し満足 【装備】ゼロの仮面@コードギアス 反目のスバル、ゼロの衣装(予備)@【ナイトメア・オブ・リリカル】白き魔女と黒き魔法と魔法少女たち、キングの携帯電話@魔法少女リリカルなのは マスカレード、デルタギア一式@魔法少女リリカルなのは マスカレード、デルタギアケース@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【道具】支給品一式、おにぎり×10、ハンドグレネード×4@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ボーナス支給品(未確認)、ギルモンとアグモンとC.C.のデイパック(道具①②③) 【道具①】支給品一式、RPG-7+各種弾頭(照明弾2/スモーク弾2)@ACE COMBAT04 THE OPERATION LYRICAL、トランシーバー×2@オリジナル 【道具②】支給品一式、菓子セット@L change the world after story 【道具③】支給品一式、スティンガー×5@魔法少女リリカルなのはStrikerS、デュエルディスク@リリカル遊戯王GX、治療の神 ディアン・ケト(ディスクにセットした状態)@リリカル遊戯王GX 【思考】 基本:この戦いを全て無茶苦茶にする。 1.デルタのベルトで遊ぶのも面白そうだね。 2.『魔人ゼロ』を演じてみる(飽きたらやめる)。 3.はやての挑戦に乗ってやる。 4.ヴィヴィオをネタになのはと遊ぶ。 【備考】 ※キングの携帯電話には『相川始がカリスに変身する瞬間の動画』『八神はやて(StS)がギルモンを刺殺する瞬間の画像』『高町なのはと天道総司の偽装死体の画像』『C.C.とシェルビー・M・ペンウッドが死ぬ瞬間の画像』が記録されています。 ※全参加者の性格と大まかな戦闘スタイルを把握しています。特に天道総司を念入りに調べています。 ※八神はやて(StS)はゲームの相手プレイヤーだと考えています。 ※PT事件のあらましを知りました(フェイトの出自は伏せられたので知りません)。 【天道総司@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状態】健康、疲労(小)、変身中(カブト) 【装備】ライダーベルト(カブト)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、カブトゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【道具】支給品一式、『SEAL―封印―』『CONTRACT―契約―』@仮面ライダーリリカル龍騎、爆砕牙@魔法妖怪リリカル殺生丸 【思考】 基本:出来る限り全ての命を救い、帰還する。 1.砲撃手を倒す。 2.一応あとで赤と銀の戦士(メビウス)の思惑を確かめる。 3.高町と共にゆりかごに向かい、ヴィヴィオを救出、何としても親子二人を再会させる。 4.天の道を往く者として、ゲームに反発する参加者達の未来を切り拓く。 5.エネルを捜して、他の参加者に危害を加える前に止める。 6.キングは信用できない。 【備考】 ※首輪に名前が書かれていると知りました。 ※天道自身は“集団の仲間になった”のではなく、“集団を自分の仲間にした”感覚です。 ※PT事件とJS事件のあらましを知りました(フェイトの出自は伏せられたので知りません)。 ※なのはとヴィヴィオの間の出来事をだいたい把握しました。 ※アンジールは根は殺し合いをするような奴ではないと判断しています。 ※ゼロの正体はキングだと思っています。 【高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】健康、バリアジャケット展開中 【装備】とがめの着物@小話メドレー、すずかのヘアバンド@魔法少女リリカルなのは、ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS、フリードリヒ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式、弁慶のデイパック(支給品一式、いにしえの秘薬(空)@魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER) 【思考】 基本:誰も犠牲にせず極力多数の仲間と脱出する。絶対にヴィヴィオを救出する。 1.砲撃手を倒す。 2.出来れば銀色の鬼(メビウス)と片翼の男(アンジール)と話をしたいが……。 3.天道と共にゆりかごに向かい、ヴィヴィオを探し出して救出する。 4.極力全ての戦えない人を保護して仲間を集める。 【備考】 ※金居とキングを警戒しています。紫髪の少女(柊かがみ)を気にかけています。 ※フェイトとはやて(StS)に僅かな疑念を持っています。きちんとお話して確認したいと考えています。 ※ゼロの正体はキングだと思っています。 【チーム:スターズチーム】 【共通思考】 基本:出来る限り全ての命を保護した上で、殺し合いから脱出する。 1.まずは現状確認。 2.協力して首輪を解除、脱出の手がかりを探す。 3.出来る限り戦えない全ての参加者を保護。 4.工場に向かい首輪を解析する。 【備考】 ※それぞれが違う世界から呼ばれたという事に気付きました。 ※チーム内で、ある程度の共通見解が生まれました。 友好的:なのは、(もう一人のなのは)、(フェイト)、(もう一人のフェイト)、(もう一人のはやて)、ユーノ、(クロノ)、(シグナム)、ヴィータ、(シャマル)、(ザフィーラ)、スバル、(ティアナ)、(エリオ)、(キャロ)、(ギンガ)、ヴィヴィオ、(ペンウッド)、天道、(弁慶)、(ゼスト)、(インテグラル)、(C.C.)、(ルルーシュ)、(カレン)、(シャーリー) 敵対的:アーカード、(アンデルセン)、(浅倉)、相川始、エネル、キング 要注意:クアットロ、はやて、銀色の鬼?、金居、(矢車)、アンジール それ以外:(チンク)・(ディエチ)・(ルーテシア)、紫髪の女子高校生、(ギルモン・アグモン) ▼ ▼ ▼ 赤く立ち上る炎を背に受けて天使の姿をした悪魔は歩き出す。 炎の原料となるのはファイガによって燃やされたカードと、その持ち主のなれの果てである死体と荷物。 「悪魔か、それでもいいだろう」 亡き妹達の願いを叶えるなら天使でも悪魔でもなんだっていい。 「悪魔なら、悪魔らしいやり方で叶えるだけだ」 もうこの手に誇りも夢もない。 その象徴だったバスターソードは最期の一撃で砕けてしまった。 今まで戦闘でそこまでダメージがあったのだろうか。 だが逆に踏ん切りがついた。 もう今の自分にはあの剣は似合わない。 今の自分にはこの『反逆』という名を冠する剣の方が似合っている。 そうだ、先程までの悩んでいた自身に反逆するには実に相応しい。 幽鬼のように歩き出した今のアンジールには夢も誇りもない。 今のアンジールにあるのは亡き妹の願いという名の呪縛だけだった。 【1日目 夜中】 【現在地 D-2 東部】 【アンジール・ヒューレー@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使】 【状態】疲労(大)、深い悲しみと罪悪感、脇腹・右腕・左腕に中程度の切り傷、全身に小程度の切り傷、願いを遂行せんとする強い使命感 【装備】リベリオン@Devil never Strikers、チンクの眼帯 【道具】支給品一式×2、レイジングハート・エクセリオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS、グラーフアイゼン@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【思考】 基本:最後の一人になって亡き妹達の願い(妹達の復活)を叶える。 1.参加者の殲滅。 【備考】 ※ナンバーズが違う世界から来ているとは思っていません。もし態度に不審な点があればプレシアによる記憶操作だと思っています。 ※『月村すずかの友人』のメールを確認しました。一応内容は読んだ程度です。 ※オットーが放送を読み上げた事に付いてはひとまず保留。 【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】 【ヒビノ・ミライ@ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは 死亡確認】 【全体備考】 ※クアットロの荷物は砲撃で木っ端微塵になりました(それなりに強度のある物なら残っているかもしれません)。 ※D-2東部の路上でミライの死体と荷物が全て燃え尽きました。なお近くに折れたバスターソードが放置しています。 【リベリオン@Devil never Strikers】 アンジールのデイパックに転送されたボーナス支給品。 「反逆」の名を冠した大剣。 Back Aの残光/夢と誇りをとりもどせ 時系列順で読む Next H激戦区/人の想いとは Back Aの残光/夢と誇りをとりもどせ 投下順で読む Next H激戦区/人の想いとは Back Aの残光/夢と誇りをとりもどせ アンジール・ヒューレー Next Mの姿/鏡 Back Aの残光/夢と誇りをとりもどせ 高町なのは(StS) Next Mの姿/鏡 Back Aの残光/夢と誇りをとりもどせ 天道総司 Next Mの姿/鏡 Back Kな魔王/ミライノヒカリ キング Next Mの姿/鏡 Back Aの残光/夢と誇りをとりもどせ クアットロ GAME OVER Back Aの残光/夢と誇りをとりもどせ ヒビノ・ミライ GAME OVER
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/32163.html
ぜったいはいぼくしゃ【登録タグ VOCALOID せ スペクタクルP ニコニコ外公開曲 初音ミク 曲】 絶対敗北者 作詞:スペクタクルP 作曲:スペクタクルP 編曲:スペクタクルP 唄:初音ミク 曲紹介 二つのプログラムの話。 2011年12月15日投稿。PIAPROで公開されている楽曲。 2021年3月1日にYouTubeでも公開された。 歌詞 (PIAPROより転載) 勇敢な嘘を並べた 目指す場所から逃げ出さないように 英雄と呼ばれるために 君と僕はここで分かれたのだろう 手を繋ぎ息した混沌に 少し意地悪な神様は 白黒のからだ作り上げて 天地をそっとなぞって引き裂いた 二色刷りの世界地図 地球儀に張り付けて この世界を廻しながら 最終回をここで待っている 勇敢な嘘作り上げ 自分の居場所を誇示するように 英雄と呼ばれる度に 君は僕のこころ撃ち落とすのだろう 組み込まれた善悪の基準 互いに異なる信念は 何時から僕に芽生えただろう 何度自分に問いかけただろう 何度時が巡っても 旅路の果ては劇的に 哀しくそして美しい 神様好みの予定調和 勇敢な嘘を固めた 運命を総てなぞれるように 英雄と呼ばれる彼に かっこつけた言葉を笑いながら言う 臆病な僕らのように 自分の正義をただ盲目に 英雄と呼ばれるがまま 互いが主人公を名乗るんだ 勇敢な大嘘吐きは 自分の正義を誇示するように 手を繋ぎ一つきりだった 光に影を鮮やかに落していく コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2015-06-10 21 00 12) 2分20秒間の魔法 -- ななし (2015-08-29 23 40 07) FGOのアルジュナがこんな感じだった -- 名無しさん (2016-12-26 19 17 55) をろさん… -- トリトドンかわいい (2023-08-13 19 54 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kyo-saki/pages/37.html
319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/11/05(木) 23 20 49 ID IO9kP4n4 久「須賀君、お茶飲む?」 京「へ?あ、ありがとうございます」 久「肩凝ってない?マッサージしてあげようか?」 京「ど、どうしたんすか?部長。なんかいつもと違うような……」 久「いつも雑用ばっかり押し付けちゃってるからね。感謝の気持ちよ」 京「そ、そうなんすか?じゃ遠慮なく……」 久「まかせなさい」 もみもみ 京「あ~……気持ちいいっす~……」 久「結構凝っちゃってるわね……ホントいつもありがとうね」 京「や、やだな~。おだてたって何も出ないっすよ?」 久「ううん、そんなんじゃないわ。ホントに感謝してるのよ。ありがとう」 ぎゅっ 京「!? ぶ、部長!?何して!?」 久「だ~か~ら~、感謝の気持ちよ///」 京(せ、背中に柔らかい感触が……!それに……部長、いい匂いがする……) 咲「京ちゃん……」 京「うぉっ!?さ、咲!?」 咲「ねぇ、京ちゃん。お茶飲む?」 京「へ?い、いや、さっき部長に入れてもらったのがまだあるから……」 咲「飲むよね?ほら、注いであげる。」 コポコポコポ…… 京「お、おい咲!あふれてるぞ!」 咲「大丈夫だよ。『私』が入れたお茶を飲んで欲しいだけだもん。」 京「さ、咲……」 久「……ちょっと咲?少しやりすぎじゃない?」 咲「なんですか?部長。私はただ京ちゃんにお茶を飲んでほしいだけですよ」 久「須賀君はね、私がいれたお茶を飲んでたのよ。あなたはお呼びじゃないの」 咲「部長こそ何言ってるんですか?京ちゃんはいつも私がいれたお茶を美味しいって言ってくれてるんですよ?そうだよね?京ちゃん?」 京「へ?あ、あぁ、たしかに咲がいれてくれるお茶は美味しいけど……」 久「須賀君?だめよ、ちゃんと嫌なことは嫌って言わなくちゃ。それじゃあなたのためにも、咲のためにもならないわ」 咲「ちょっと部長。京ちゃんが嘘をつく訳ないじゃないですか。しかも私の関することで。京ちゃんは私に嘘をつくなんてこと絶対ないんです。絶対絶対……」 ごめん、もう無理。 おかしいなぁ、こんなドロドロしたの書きたかったんじゃないけどなぁ……
https://w.atwiki.jp/anime_impression/pages/302.html
俗・さよなら絶望先生 レビュー (ジャンル:シニカルコメディー) 全13話 監督:新房昭之 アニメーション制作:シャフト 評価 ストーリー キャラクター 声優 映像・作画 8点 3点 15点 9点 合計35/100点 感想 さよなら絶望先生の続編。 実験的試みというか、単なるネタの連発という、 平凡なギャグアニメになった印象でした。 前作と同じように、キャラクターを紹介する事でのネタもありましたが、 キャラ紹介以外での、ネタが中心になりました。 面白いと感じれるのは一般性の高いネタで、 その逆はマニアックなネタの(意味不明すぎる)時でした。 作画・映像は、ネタといえど明らかに手抜きといえる部分、 雑と言える部分が多く、見ていて苦痛になる時もありました。 「俗・さよなら絶望先生」アニメ公式サイト
https://w.atwiki.jp/teamrocket/pages/18.html
参加してくれるみんな! ルールは絶対守ろうぜ! お子さんには絶対に自分達から話しかけたりしないように もし話しかけられたら大人の対応を心がけること。 以下のどれか1つにでも該当する方は参加できません ○子供や中学生に煽られて本当に怒っちゃう大人げない人 ○普段はおとなしくても仲間が多いと大声だしたりマナー違反をする人 ○オフイベントには必ず現れる出会い目的の人 ○コミケなどのノリのままで社会の常識が判らない大人 ○対人ゲームに多い 異常な負けず嫌いの人 (子供をふるぼっこにする奴やわざと負けはするが、子供に「弱わww」とか言われて怒っちゃう人) ○高校2年生以下の者 * とにかく大人として常識ある行動を。 ルールが守れない人は参加不可
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/1937.html
「俺は諦めない!運命には抗えるッ!」 プロフィール 名前 【絶対攻勢】 性別 ♂ 年齢 19 能力分類 【回復系】 誕生日 11月20日 身長 176cm 体重 67kg 好きな食べ物 ショートブレッド 嫌いな食べ物 (食べるのが)面倒な物 トラウマ "運命" 能力 【絶対攻勢】 「攻める」という気持ちが有る限り、五体満足で動いていられる 頭部も含め、欠損しても1秒のラグの後に再生し、麻痺、凍結、催眠なども打ち破る事が可能 身体能力は軍人レベル 見た目・設定 黒の軍服 同色の軍帽 革製の黒の手袋 ボサボサの黒髪 そんな不気味な黒一色の中に浮かぶ燃えるような朱の瞳 昔何処かの組織に所属していたらしい人工の能力者 戦って死ぬ、というだけの運命を覆すために、組織を脱走 いつか何処かに、自分が生まれた理由があるのだと探し求めている 持ち物
https://w.atwiki.jp/hammerfairy/pages/1003.html
★絶対零度砲 ココットちゃんが作った最終決戦兵器。使うぞー! 水/冷気/睡眠/即死 装備可:[[アナンタ]]以外全員 [[スキル]]習得1145 (固有OD技:絶対零度砲) 説明書が分厚い……220ページもある……。 幾ら説明書を読んでも使い方が頭に入らないので、 そのうち私は……考える事をやめた……。