約 12,329 件
https://w.atwiki.jp/mirage2/pages/23.html
基本情報: 名前 鶴谷香澄(Kasumi Tsurutani) 年齢 24 血液型 O 身長 166cm RANK 十字軍士教官 耐久値 620 所有Device 人物考察 樋川国重・野田光一の師匠。十字軍候補生を一人前の兵士にするために存在している軍事教官。通常時は明るい女性だが、一度スイッチが入るとその目は凶悪なものへと豹変する。
https://w.atwiki.jp/borderbreakss/pages/44.html
「今回、私が君の教官を務める。よろしく頼む」 「は、はい!よろしくお願いします!」 「それでは、失礼して…どっこいせ、っと」 「あ、あの、狭く、ないですか…?」 「ん?ああ、大丈夫だ。こうやって、身体を捻じ曲げて…よし、入った ちょっと苦しいかも知れんが、我慢してくれよ…っと」 「はい、大丈夫です…このくらいなら… っ!?」 「おや、どうした?足が当たってしまったのか、すまない」 「あ、いえ、なんでも!なんでも、ないです…」 (き、教官のが…勃ってる…!?) (う~む、さっきまで昼寝していたから…勃ってしまった。まぁ、いいか) 「こう見えてもしごきにかけては鬼と呼ばれているんだぞ、私は。 天使のように繊細に、悪魔のように大胆に、そして上り詰めるときは一気に、だ。」 「せ、繊細に…大胆に…い、一気に…しごくんですか?」 「まぁ、そんなところだな。よし、では始めよう。 まずは、ターゲットに向かって弾を命中させることからだ。」 「えと、狙うなら頭、ですよね?」 「よく勉強しているな。あのターゲットをごらん?あの膨れた頭に銃弾を一気に撃ち込むんだ。」 「ふ、膨れた頭…?」 「あれはヘッドショットが狙い易いように作ってあるからな、ちょっと膨れてるだろう?」 「あ、はい…そう、見えます」 「よし、では君のマシンガンでガンガン攻め立ててくれ。」 「は、はい!(せ、攻め立てる…)」 「次は、ちょっと難しいぞ。カタパルトを使った高速移動だ。…と、大丈夫か?」 「…はぁ、っ…はぁ…だ、大丈夫…です…ちょっと、暑くて…(き、教官の息が…さっきから首筋とか、耳に…かかって…)」 「確かに、ちょっと暑いな…スーツ、脱ぐか?」 「!?だ、大丈夫です!僕まだ全然、その、脱ぐとか、脱ぐ、なんて…」 「? まぁいい、続けよう。では、そこのカタパルトに向かってくれ。そこに乗ってCボタ…じゃない、起動スイッチを押すんだ。 発射時に強い衝撃が来る、気をつけるんだぞ」 「は、はい… よし、固定完了です。」 「では、射出!」 グンッ 「う、んあぁっ!」 「お、おい!?どうした!」 「ス、スーツが押し付けられてぇ、お、おち○ち○がぁ、しっ…締め付けられて…!」 「な、何っ!?」 「な、なんか…出そうでぇ!もう、我慢できませんっ…!」 「な、ちょっと待て!こんな狭い機内で漏らしたら大惨事に!」 「ち、ちがいます、おしっこじゃ、なくてぇ…ひ、ひああぁぁ!?」 「後三秒!地上に着くまでちょっと待て!待つんだ!」 「だぁっ、もうダメぇっ!もう、出ちゃうよぉっ!」 「やめろぉぉぉぉぉーッ!!」 「…ひっく、グスン…」 「…(なんとフォローしていいものか…) 何、気にすることはない。機内で…うん、その、射精、してしまうなんてのは…」 「…ぐすっ」 「…す、すまない。しかし、何故あんな事に…?」 「…んが…」 「ん?」 「…教官が…ずっと、その…じ、自覚してないと思うんですけど…エッチなこと、ずっと…」 「…へ?」 「…勃ったおち○○ん押し付けたり、なんか、下ネタ一歩手前なネタとか、その…」 「…ごめん。」 「あ、謝るなら!その、せ、責任、取ってくれますか!?」 「せ、責任!?」 「ぼ、僕、僕、その、き、教官、ずっと、憧れてて、だから! 嫌じゃないです!むしろ、ずっとそう、憧れてて!それで、僕!」 「ちょっと待て、なんか話が凄い方向に!」 「裸まで見られたんです!もう、知らないなんて言わせないですから!」 「あれは君がパイロットスーツを素肌に着ていたからだろう! ま、待て!待ってくれ!悪気があった訳じゃないんだ!頼む、許してくれ!」 「…僕だって、童貞なんです。さぁ、教官…」 「うわあああああぁぁぁぁぁぁーっ!!」 ~fin~
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/732.html
(投稿者:怨是) おひさしぶりです。 まさかお返事いただけるとは思っていなかったので、少しビックリしました。 わざわざありがとうございます。 謝罪なんていりませんよ。 私は初めから怒ってなどいませんもの。 確かに悩んだりはしましたけれども。 あれから長い年月が経ち、冷静に考えました。 そしたら、きっと教官も色々な理由があったんだな、と。 恐怖で引きつった顔と、怒りで引きつった顔の区別がついてから、そう思えるようになったのです。 あの時の教官は、私を恐れていらしたのですね。 でも、良かった。 妻子に囲まれ、幸せに暮らしていらっしゃるようですね。 息子さんは今おいくつですか? いつかそちらにお邪魔したいですね。 私は戦犯を逃れ、エントリヒ共和国・戦争記念館に保護されています。 世論は私を“戦争に利用された哀れな犠牲者”としていますが、私はそうは思いたくありません。 何故かと訊かれれば返答に窮するのですがね。 きっと、自分に明確な意思があるという事を否定されたくないからでしょうね。 こちらの生活は悪くありませんよ。 外見上は歳をとらないので、若い子のお洋服も着こなせます。 記念館の作業員や来客の方との他愛のない話もしたり、 ショッピングやカフェを楽しんだりしています。 昔と違って、どんな人も、私を普通の人間と同じように接してくれています。 時おり、プロポーズも受けたりもしますね。 MAIDだという事を伝えると、大抵どこかへ行ってしまわれますが。 ……シュナイダー教官。 時が来たら、ご自身を許してあげてください。 これが、かつて貴方の傍に居た私からの、たった一つのお願いです。 ――まだ自分自身を許せていない私が申し上げるのも、おこがましい話ですけどね。 私を“最強”であることにするために誰かが陰謀を企てたと知ってから、自分の存在を許す事が出来なくなりました。 今でもたまに思います。生まれて来なければ良かったと。 さっさと歴史の表舞台から姿を消せば良かったと。 そして、私も同じように、怖かったのです。 教官だけではなく、私を取り巻く全ての人間が。 そういった思いと「利用された」と考えたくないプライドとが、いまだにぶつかり合っているのです。 昔ほどではありませんが。 最後に暗い話になってしまってごめんなさい。 それでは、また。 oct.31/1975 貴方のかつての部下 Siegfried より 追伸: そういえばつい先日聞いたお話ですけども、あのクマのぬいぐるみは教官からの贈り物だったのですね。 今でも大切に持っておりますよ。 ありがとう。 それでは、また。
https://w.atwiki.jp/smokinglovers/pages/2.html
メニュー 猟団の掟 スクリーンショット 動画 メンバー 団長 教官 猟団員 freecar 瑠宇 あめさん jaxsa サブキャラ 団長の妻(教官) クラレちゃん(freecar) らいら(あめさん) →編集のお助け 便利な何か ごはんですよ 寒冷期 温暖期 繁殖期 リンク MHF公式 ┣トップページ ┣期間限定クエスト ┣狩人祭 ┗オンラインマニュアル お役立ち ┣GALA ┣FreeDomの小道具部屋 ┗MHFチラシの裏の裏
https://w.atwiki.jp/dcab/pages/594.html
ヴィンセント・ブランケンハイム 愛称:ヴィンツ 称号: 種族:ナイトメア 年齢:18歳 性別:男 穢れ値:1 外見: 黒の短髪、いかなるときも待機中の軍人のように鋭い視線を持ったコワモテのナイトメア。 士官帽をかぶり、黒い軍服のような服を着ている。 ※一応執事服も所有している 陸戦執事の厳しい教練を生き延びた結果、身体には無数の傷跡があります。 身長:185cm 体重:72kg プロフィール ―――○月○日 教官殿より執事教練終了との通達を受ける。 教官殿よりいただいた評価では、俺の成績は悪くなかったはずだ。 だが上層部の顔色は何故か芳しくない。 ―――○月×日 どうやら俺を雇おうという雇い主は現れなかったようだ。 ―――×月△日 教官殿よりご提案をいただく。冒険者の店に行き、冒険者兼執事として経験を積んではどうかという内容。 このままここに居座るよりは良い。提案を飲む。 ―――×月×日 17年過ごしたルーンフォークの里を出る。 行き先は、穢れ持ちに寛容だと聞くヤーガイムが良いだろう。 持ち物は執事として必要最低限の装備。即ち、サーペンタインガン、マギスフィア、携行食料、その他支給品。 以上。大丈夫だ。これだけあれば何も問題はないだろう。 + フレーバー 生い立ち 忌み子であることから親に捨てられ、ルーンフォークの里で育ったナイトメア。 15歳の頃、他ルーンフォークと共に執事の教習を受けるはずが、色々駄目な教官についてしまったせいで、 一般的な執事技能ではなく、マギシューとしての戦闘技能、野外生存技能を叩き込まれた。 結果、彼の素質に感心した駄目教官から、 二等陸戦執事[ヴォックプリヴァーツバートラー]という謎の階級を与えられている。 当たり前だが、そんな彼を執事として雇ってくれるところがあるわけでもなく、 教官の薦めで、冒険者兼執事として、経験を積むためにヤーガイムへとやってきた。 性格 執事であると自負しているため、他の冒険者や依頼人、店の従業員に対して非常に従順な態度をとるものの、 堅物で融通は利かず、基本的に軍人のような硬い喋り方をする。 口調については、前述の教官の影響によるところが大きい。 + 出生の裏設定(ほんのり重い) 出生の裏設定 ヴィンセント・ブランケンハイム。 この名前は生まれたときに親からつけられた名前ではない。 捨て子だった彼を里に届けたルーンフォークがつけた名前である。 さて、しかしながらブランケンハイム家は実在する。 ザルツ地方の、とある貴族の血筋である。 18年前、このブランケンハイム家で一人の男児が生まれた。 その赤子がナイトメアだったことは、あらゆる意味で双方の不幸だったのだろう。 幸い、赤子の角が母体を傷つけることはなく、母子ともに健康であった。 だが両親は、忌み子が家の評判につける傷を憂慮し、 また、単純に我が子の穢れを気味悪がり、出生そのものを秘匿した。 それどころか、メイドとして雇っていたルーンフォークに、 赤子を殺害し、どこか街の外に捨ててくるよう命じたのだ。 赤子にとっての幸運は、このルーンフォークが非常に慈悲深い性格だったことだろう。 赤子がこのまま死んでしまうことを嘆いたルーンフォークは、 雇い主の命に背き、自らが育ったルーンフォークの里に預けることにした。 このとき、彼はブランケンハイム家の名も無い赤子から、 ヴィンセント・ブランケンハイムとなったのだ。 だが、彼が招かれた里も、決して彼に友好的ではなかった。 虐げられたり放逐されることこそ無かったとはいえ、 「出身者が持ち帰ってきた厄介者」として、ぞんざいな扱いを受け続けた。 …もっとも、幼い彼は、特にそれを不満に思ったりはしなかったのだが。 15歳となり成人を迎えた彼は、起動直後のルーンフォーク達とともに、 職業訓練を受けることになる。 これには、適当に生きる術を与えてやり、里の外に放り出そうという、 里の長老陣の思惑が働いていた。 しかしここで、ヴィンセントに再び幸運が舞い降りる。 彼の訓練を担当したルーンフォークは、 ナイトメアである彼に必要なものは仕えることではなく、戦うことであると判断。 里の意向を無視して、彼に戦闘技術を徹底的に叩き込んだ。 …執事/メイドの訓練を受けるはずが、 一緒になって戦闘訓練を受けさせられた他のルーンフォークは良い迷惑だっただろう。 そうして2年の訓練が終わった後、 教官は彼を執事ではなく、冒険者として生きるよう里の外に送り出す。 もう誰からも忌避されない、そんな未来を祈って。 + 他PCとの交友関係 他PCとの交友関係 名前 PL名 同行回数 CC絡み回数 コメント ムジカ テヴェル 2 イリイチ = バラクシン しらたき 1 ミリア・コーリング あかうさ 1 チョロッソ Azif 2 トーマ=アウディール レイン 2 カイ・アーク もけのけ 1 ジェラム コアラ 1 ※コメントは複数回同行があるか、特徴的な絡みがあった場合のみ ※順不同 + セッション履歴#1~10 セッション履歴 No 開催日 セッション名 GM名 経験点 報酬 名誉点 成長 一言 001 13/06/07 畑の害獣退治 もけのけ 1120+50 835 12 器用 初任務。インプの封入に手間取るも、無事帰還。 002 13/06/15 盗賊にとらわれたアニキ達を助けるのを手伝って マクロ 1560+50 1735 30 知力 リットナー村にて、トロールを始めとする13体の蛮族、魔神と交戦。これをリットナーの悪夢と称することとする。 プレイヤー:タキン 登録タグ:シューター ナイトメア マギテック
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/18582.html
術・技:リゼット・レニエ ルミナリア ルミナリア 術・技名 分類 装備 備考 ディフェンスアップ? 創術 指導の双銃 初期所持 ディテクション? 創術 茨柄の双銃 初期所持 ギャザリング? 創術 桃獣の双銃 初期所持 ブリザード 創術 騎士学校公式教官銃 ブレイクバレット? 秘奥義 戦闘服(リゼット) 初期装備 ラピッドファイア? 秘奥義 騎士学校公式教官服 上へ 術・技:リゼット・レニエ(TOLu)を編集
https://w.atwiki.jp/new2souennokanntai/pages/411.html
トップページ イベント攻略 [部分編集] 報酬 勝利回数 1 10 20 30 40 50 60 Normal インゴット x5 ★5 高性能化素材(潜水) x1 Hard インゴット x10 標的設計図(空母) x150 ★5 森田正治 x1 VeryHard【壱】 インゴット x15 資材20%ブースト 20分 x1 標的設計図(空母) x300 ★5 訓練教官 x1 VeryHard【弐】 インゴット x20 砲撃術・初級 x600 標的設計図(空母) x300 砲撃術・中級 x300 ★5 訓練教官 x3 VeryHard【参】 インゴット x25 標的設計図(軽巡) x300 標的設計図(軽巡) x450 ★5 訓練教官 x3 砲撃術・上級 x40 ★5 柊夏子 x1 VeryHard【肆】 インゴット x30 ★5 パーツ改造キット x3 生産バーナー x5 重油全補給物資 x2 ★5 訓練教官 x4 ★5 パーツ改造キット x5 ★5 馴鹿早紀 x1 EXTREME ★5 高性能化素材(駆逐) x1 [部分編集] VeryHard【参】の編成 敵戦力:29256 陣形:複縦陣 重油消費:25 時間・天候:昼・晴 敵構成 : 空母、空母、空母、重巡、軽巡、軽巡 敵旗艦技 : 正射必中の極意4(命中 +20%) 敵空母戦技 : 技能 : 爆撃機 60機 x3 敵重巡戦技 : 技能 : 敵軽巡戦技 : 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、装甲上昇5、速力上昇5、命中率強化5、回避率強化5、爆撃会心上昇5 VeryHard【肆】の編成 敵戦力:43107 陣形:輪形陣 重油消費:30 時間・天候:昼・晴 敵構成 : 軽巡、空母、空母、空母、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 無敵の耐久力4(HP +20%) 敵空母戦技 : 無数の戦力、速攻奇襲作戦 x2、フォーボウディング、雷抗耐性の鋼、 技能 : 爆撃機 120機、180機 x2 敵軽巡戦技 : 墜空の密偵 技能 : 敵駆逐戦技 : 回雷の秘儀、 技能 : 敵潜水戦技 : 潜航爆雷退避、蜂狩りの狙撃 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、対潜上昇5、戦技発動上昇3 EXTREMEの編成 敵戦力:73907 陣形:陣 重油消費:35 時間・天候:昼・晴 敵構成 : 軽巡、空母、空母、空母、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 無敵の耐久力4(HP +20%) 敵空母戦技 : 無数の戦力、速攻奇襲作戦 x2、フォーボウディング、雷抗耐性の鋼、 技能 : 爆撃機 120機、180機 x2 敵軽巡戦技 : 墜空の密偵、荒神雷華、無数の雷牙 技能 : 敵駆逐戦技 : 回雷の秘儀、 技能 : 敵潜水戦技 : 潜航爆雷退避、蜂狩りの狙撃 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、対潜上昇5、戦技発動上昇3 ↓コメント等 名前 閲覧数 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/123.html
称号:や行 や 焼き鳥どん やさしい理想論者 やっぱり元教官 闇を打ち払う者 槍の防人 ゆ 幽玄の魂 幽玄の誇り 勇者両剣士 優柔不断 優等生 ユグドラマスター ユグドラマニア 夢いっぱいの魂 夢いっぱいの誇り 夢追い人 夢教官 夢の王子さま 夢見る黒き旅人 揺るぎなき信念で挑む者 揺るぎなき信念を貫く者 よ 用意周到 要塞攻略者 妖精の魂 妖精の誇り 鷹爪の魂 鷹爪の誇り 傭兵 夜鷹の魂 夜鷹の誇り ヨボヨボおやじ
https://w.atwiki.jp/nekogoya/pages/67.html
「ど、どういうことだ?」 戦況モニターには、 マーカーC。 つまり、染谷騎が擱座したことを告げる表示が点滅しているし、前席では、“さくら”が飛び跳ねて勝利を喜んでいた。 教官は、戦闘記録を呼び出した。 モニターに、雛鎧のとった機動が映像として表示された。 染谷騎の一撃をかわした雛鎧は、その懐に飛び込み―――。 「足払いかけて投げ飛ばしたぁ!?」 その通りだ。 雛鎧は、胸ぐらのかわりに装甲を掴み、脚払いをかけると、柔道技で組み伏せたのだ。 その結果――― 彼の目前のモニターには、大地に大の字にねじ伏せられ、右肩を破壊された幻龍の姿があった。 信じられない。 教官は愕然として首を左右に振った。 幻龍と征龍では、性能的に差が歴然としている。 プロレスラーと子供のケンカといえば言い過ぎだが、そう言いたくなるほど、彼我の戦力差とはそういいうものなのだ。 それなのに――― 「性能差は理解していました」 美奈代は教官に言った。 「だから―――逆にそれを利用しました」 「利用?」 「柔術は、相手の力を利用するのが原則。そうおっしゃったのは、教官ご自身では?」 柔術教官を兼ねる彼は、言葉を失った。 あれは、白兵戦になった時に備えるもの。 それは確かに、自分の思い込みだ。 メサイアで技をかけるなんて、考えつかなかったのは、もしかしたら自分の限界なのかもしれない。 島教官はそう思った。 「倒した後、戦闘能力を奪うために敵騎の右肩を破壊。現在、敵は擱座―――状況、敵、戦闘不能と判断……よくやった」 教官は教え子の成長ぶりを実感し、涙混じりの声で言った。 「よくぞここまで成長した!」 「―――恐縮です。教官」 美奈代は右手を挙げた。 「何だ!」 「吐く許可を下さい」 「よし!」 教官は力強く頷いた。 「外に出て吐きまくれ!一生分吐いてこい!」 装甲キャノピーが開き、外気と共に太陽光がコクピットを照らし出す。 コントロールユニットを押し上げた美奈代が、口元を抑えながらコクピットの外へはい出すのを、教官は感慨深げに見つめた。 「かく言う俺も、初陣の時、“ミンチの出来損ない”みたいな敵兵の死体を見て、一生分吐いた!」 腕組みをしながら、教官は何度も頷きながら続けた。 ヴッ……ゲボッ……ゲッ……。 コクピットの外から、美奈代の吐く音が聞こえる。 “さくら”が心配そうに、サバイバルキットの中から水を取り出し、その後に続いた。 「あの時、一生涯分もどしちまった結果、頭脳と胃袋を分離する術を覚えたんだ!貴様ここで吐ければ一人前だ!」 吐くだけ吐いた美奈代は、あちこちで候補生達が似たような格好でへたばってるのを見た。 吐くのは情けないとは思いながらも、それでも自分だけでないというのが、美奈代の羞恥心を抑えてくれている。 「失礼しました」 美奈代は教官に詫び、口元を抑えながらコクピットに戻った。 「今晩、飲むか!」 「……私、未成年です」 「私、飲みたい!」 “さくら”が言うが、 「ガソリンでも飲んでろ!このチビ!」 ギャーギャー始まった痴話喧嘩を無視して、美奈代は部隊内通信を開いた。 「こちら1号機、泉だ。各騎、応答しろ」 『宗像だ―――大破。本当に行動不能』 『ううっ……痛たたっ……9号、早瀬、中破判定』 『8号騎、都築だ』 「あんたは戦死」 『ひでえな!』 『7号騎、山崎です―――小破判定』 「動けるか?」 『可動です。すみません―――気絶してました』 「いい。後で医療班の診察を受けろ」 『3号騎、柏。判定大破……くやしぃぃぃぃっっ!』 「それでいい。神城」 『5号騎、双葉。戦闘継続可能。騎体はぎりぎり小破。4号騎、6号騎共に!』 「よくやった―――風間」 応答が、ない。 「風間?」 戦況モニターに映し出されているはずの風間騎の姿が、ない。 「風間!」 「1号騎、島だ!」 島教官も、事態の異常さに気づいたらしい。司令部へ呼びかけてくれている。 「風間騎から返答がない!そちらで把握しているのか!?」 「可動各騎!戦闘態勢維持!“さくら”!風間騎を探して!」 美奈代はそう命じた。 「3キロ後方、山の向こうで戦闘音がするよ?」 “さくら”はそう答えた。 「戦闘音?」 「うん」 “さくら”は首を傾げながら言った。 「でも、ヘンなんだよ?」 「何がだ」 「山の向こう、何も効かないの。レーダーも赤外線も」 「?」 「絶対、ヘン」 美奈代は地図を開いた。 「……日村?」 聞いたことのない地名が、そこには表示されていた。 「これで終わったはずです!」 その頃、司令部では、二宮が士官に食って掛かっていた。 相手は黒服―――左翼大隊だ。 「我々に科せられた任務はあくまで模擬戦で!」 「そりゃ、あんたに科せられた任務が、でしょ?」 そう言ったのは、その中で唯一、一般士官向けの制服を着た男。 やる気があるのか疑わしい顔つき。 軍人らしからぬ猫背。 だらしない昼行灯みたいな男。 だが、その胸に鈍く輝く部隊章は“特別高等管理局”―――別名“特高”の所属を示している。 近衛全軍の情報統括管理を任務とする部隊。 兵士達にはそう認知されてはいるが、それはあくまで一般論の話で、二宮達上級将官にとって、“特高”はそんな甘い組織ではない。 近衛の情報機関というより、近衛の“秘密警察”というべき存在だ。 情報管理から内部粛正まで、その血なまぐさい行動は、決して表には出てこないものの、普通の神経を持つなら、絶対に関わりたい相手ではない。 しかも、二宮は、その持ち主が誰か知っている。 後藤中佐。 特高に属しつつ、実戦部隊の幹部まで兼ねる厄介者だ。 「こっちにはこっちの仕事があるの。わかる?」 「しかし!」 「メサイア全騎に測定装置つけてここいら動き回らせたのも、そのためだもの」 「なっ!」 二宮はとっさに後藤に掴みかかろうとして、長野に肩を押さえられた。 「いやぁ―――ここで演習してくれて助かったよ」 「してくれて?」 二宮は冷たい視線を後藤に投げかけた。 「演習“させた”の間違いでは?……つまり、この騒ぎはあなたの仕業ではないのですか?後藤中佐」 「おろ?わかる?」 「―――っ!」 「まぁまぁ」 後藤は両手を二宮の前で軽くふりつつ、無抵抗の意志を示す。 「こっちは一般人。あんた騎士。わかる?」 「―――で?」 二宮は怒りで肩を振るわせながら言った。 「ここに魔族でもいるというんですか?」 「ご明察」 「―――っ!?」 「ああ。その可能性有りってことで、万一に備えたらメサイアが一番いいって言うのが、上の判断なんだよ」 「上?司令部がですか?」 「―――そこは聞かない方がいいよ?」 まるでチェシャ猫さながらの笑みを浮かべる後藤に、二宮は言葉を詰まらせた。 「……まぁ、妖魔だか妖怪だか、そういうのは、エラーイ学者先生に聞いてよ。アフリカや南米で暴れている分、こっちは敵としか見てないから」 「そんないい加減な!」 「戦車と装甲車の違いみたいなもんさ―――多分ね」 後藤はテーブルに腰を下ろし、懐からタバコを取り出した。 「禁煙です」 「厳しいのね」 しぶしぶタバコを戻した後藤が言った。 「何しろ、遙ちゃんの“第三眼(サードアイ)”すら逃げちまう厄介もんだ」 後藤の目が変わった。 その場にいるだけで相手をすくませるほどの威圧感。 二宮は正直、押された。 「約20メートル越えるバケモノが10匹―――そんなものが市街地にでも入り込んだらどうなる?」 「で、ですけど―――!」 「偶然、開発局がβ騎を1騎、こっちに回してるって聞いたし、それでなくてもαメサイアが他にも10騎近くだ―――よほどの作戦でもなければ動員出来る規模じゃないでしょう」 「……それは」 αやβといった聞き慣れないメサイア呼称に二宮はどう返答していいかすら迷う。 「それをこの辺縦横に移動させた―――結果は良好。後は」 「……風間候補生に」 「そのための子でしょう?」 「あの子はヒヨコです!」 二宮は怒鳴った。 「今日、生まれて初めてメサイアに乗ったばかりの!」 「……」 「……」 二宮と後藤の視線が交差した。 「……だから?」 「えっ?」 「初めて乗ったから―――何?」 「ですから」 「メサイア乗って、妖魔とまともにぶつかった経験があって、なおかつ生き残った奴らなんて、「天皇護衛隊(オールドガーズ)」に何人かいるだけ―――でもね?」 立ち上がった後藤が、二宮の肩に手を置いた。 「それじゃ、困るんだ」 「まるで」 肩に置かれた後藤の手を見ながら、二宮は言った。 「妖魔と……この日本で戦争になる。そう、言われている気がします」 「もう、そろそろだろうさ」 後藤は何でもない。という顔で言った。 「左翼騎士はそのための存在だ。帝国はしこたま弾薬に資源、必要なモノはアフリカの一件よりはるか前から買いあさっているさ」 「……な、なら」 「だが、それだけじゃ足りない。大型の妖魔を人間サイズの魔法騎士だけで相手するのは荷が重すぎる―――意味はわかるでしょ?」 「近衛の方針に対し、一介の軍人である私が異議を唱えるつもりはありません」 二宮は答えた。 「ただ、そんな戦闘を、候補生一人に―――私の生徒(ヒヨコ)にやらせる。それが、個人的感情として、納得できないだけです」 「個人の感情は関係ないけどね……」 後藤は二宮の肩から手を離した。 「気持ちはわかるよ?」
https://w.atwiki.jp/garnetchronicle/pages/28.html
クエスト 受けられるクエストについて サブクエスト ガロリンハンティング 発生条件:学校の広場にいる教官の卒業試験を受ける 達成条件:ガロリンの角を5個集める 報酬:青銅のメダリオン×3 攻略情報:特になし。ただ郊外に出てガロリンをひたすら狩って角を落とすのを待つのみ。 このうちに奇襲のやり方などを覚えておくとよい。 風車伝説(2周目限定?) 発生条件:バルデンホッフの風車前にいる教官に話しかけ依頼を受ける 達成条件:奥にいるボスを倒す 報酬:透視メガネ(100%奇襲成功) 攻略情報:ボス以外に敵は出ないのでゆっくり探索。ボスはあまり強くないので普通にやれば勝てるはず。 ボスのいる部屋には宝箱が2つ置いてあるが片方を取るともう片方は取れなくなってしまうので注意。 修道院の裏庭 発生条件:ハプスブルグの公爵宅にいる教官から依頼を受ける 達成条件:修道院の裏庭ダンジョンの奥にある公爵の宝を手に入れる 報酬:巨大爆弾×10 攻略情報:まず裏庭の場所が微妙にわかりづらく、ぐぐれかすがいるマップの上方の木々の間にある。 ボスはいないものの、敵はうろついておりタフなのでイベントをこなす時期によっては苦戦するかも。 三万剣 発生条件:ロイトゲンの遺跡入口にいる教官から依頼を受ける 達成条件:遺跡の奥にある三万剣を手に入れる 報酬:三万剣 攻略情報:遺跡最深部のボスが開けた壁の穴に入れば宝箱があるのでそれを取ればOK。 遺跡途中にループする場所があるが、火が灯っている入口(なければ燭台がある入口)を選んでいけばよい。 後のほうにどちらもない場所に出くわすがそこは左→上と進めば問題なし。 手に入れた三万剣は必ず30000ダメージをたたき出すがこれは見た目だけであり実は通常通りのダメージである。 とはいえその周辺で買える武器よりも攻撃力は高いのでダメージ数値わからないからいらん!という人以外は装備しておいて損はない。