約 1,329,931 件
https://w.atwiki.jp/flipline/pages/128.html
プロフィール カメオ 初登場 Papa s Pancakeria HD 出身地 ウィスクビュー 職業 携帯電話修理屋 好きなもの キャラメルアップル 嫌いなもの フリーWi-Fi 家族 - カメオはウィスクビューモールのブループモバイルで携帯電話修理をして日々を過ごしています。彼はモール周辺で働く友達とフードコートで昼休みを過ごすことが好きです。仕事が終わると、パパ・ルーイ アーケードで少しゲームをしてから家に帰ります。しかし、彼は「DrydenTH3Cultivar」という名でひそかに通っているハッカーでもあります。彼は夜な夜なお気に入りのオンラインゲームで、チーターを発見しては告発することで技術を磨いています。彼の自警行為は、ゲーム開発者とプレイヤーの両方から高い評価を得ています。
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/1181.html
2021年3月1日 出題者:ハンカク タイトル:「苦労する謎」 【問題】 カメオは友達が作ったパズルを解くことができたのに、 理解に苦しんでいる。一体、何があった? 【解説】 + ... 友達が暇つぶしに作ったクロスワードパズルを解いていたカメオ。 カメオ「やっとアイツのクロスワードパズルが解けたぞ、 後はA~Eのマスを埋めてキーワードを完成させるだけだ」 答え『ンーポッポ』 カメオ「ンーポッポって何だよ!?」 「苦労する」と「クロス」をかけた無理矢理タイトル。 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/944.html
「重機兵 フォート」 背面 [解説] 聖華暦800年代に、自由都市同盟は都市同盟軍が独自開発した重機兵。 初号機ロールアウトと配備開始は812年。量産機ではあるがハイエンド機であり、魔導炉にエーテリック・アクセラレーターを搭載した第七世代機兵である。 本来第七世代機兵は量産に向かず、量産機はあえて第六世代機兵として造るのが常道である。 しかしこの機種は、可能な限り安価にする努力は行われているものの、かなりな無理をしてでも第七世代機兵として造られている。 原型となったのは、聖華暦700年代に都市同盟軍が開発した機装兵「シメオン」である。 フォートはこのシメオンの骨格を、サイズこそさほど大型化はしなかったものの、かなりの強化を入れて使用している。 当然重量は若干増したが、もともと重機兵化する事は開発当初からの予定通りであった。 そしてこの強化により、装甲の量も増やせ、魔力収縮筋もよりパワーのあるタイプに替える事ができたのである。 無論、魔導炉もエーテリック・アクセラレーターにより更に強力になっているため、パワーのある魔力収縮筋の駆動に不安は無い。 この様にフォート種の重機兵は、700年代の名機シメオンを、800年代の技術で重機兵として造り直した物、と見てかまわないだろう。 量産機であるが故に可能な限り安価に造られてはいるものの、格としてはアルカディア帝国の機装兵「ノクス」や「レギンレイヴ」、聖王国の機装兵「シュヴァリエル」に匹敵する高級機だ。 機動力が極めて低く、敵国への侵攻には使うに使えない機体であるが、分厚く強靭な装甲強度と圧倒的なパワーは、守勢には極めて強い。 専守防衛を旨とする自由都市同盟の軍事ドクトリンには、非常に適合した機体である。 なお、重機兵フォートには幾つかのバリエーションが存在している。 その大半は、指揮官用もしくはエース用のカスタマイズを施した性能向上型だ。 その中には、正式バリエーションとして正規に生産ラインに乗せられた物も、幾つか存在している。 [武装] [バリエーション] ティラント・フォート ブラッド・フォート ライト・フォート カーラウ・フォート
https://w.atwiki.jp/mantisworld/pages/146.html
アフリカメダマカマキリ 和名 アフリカメダマカマキリ 学名 Pseudocreobotra wahlbergi Stal, 1871 英名 spiny flower mantis 分類 目 カマキリ目 Mantodea 亜目 Eumantodea 下目 Schizomantodea 上科 Hymenopoidea 科 ハナカマキリ科 Hymenopodidae 亜科 Hymenopodinae 族 Hymenopodini 亜族 Pseudocreobotrina 属 Pseudocreobotra 種 アフリカメダマカマキリPseudocreobotra wahlbergi 概要 分布 体長 40mm 解説
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/2345.html
2022年3月9日 出題者:かりんぱにぱに タイトル:「異議あり!」 【問題】 カメコが不満そうな顔をしたのでカメオは嬉しく思った。 一体なぜ? 【解説】 + ... カメコとカメオは付き合いはじめて3ヶ月の初々しいカップル。 ある日カメコが目を閉じて唇を尖らせたのを見てカメオはキスができると思い嬉しくなった。 《リア充》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/rct3jpinfo/pages/47.html
名前 コメント MesID 原 文 邦 訳 注 記 2212 Cycle Coastercam types コースターカメラのタイプを切り換える 2213 Jump to next camera 次のカメラへ 2214 Jump prev camera 前のカメラへ 2215 Jump to next ride 次のライドへ 2216 Jump to prev ride 前のライドへ 2217 Toggle CoasterCam コースターカメラに切り換える 2218 Toggle SSE use SSEを使用する 2219 Toggle FPS display FPSを表示する 2220 Reset camera カメラをリセットする 2221 Toggle free-flying camera 自由飛行カメラに切り換える 2222 Move left (freelook camera) 左へ移動する(自由視点カメラ) 2223 Move right (freelook camera) 右へ移動する(自由視点カメラ) 2224 Move forwards (freelook camera) 前へ移動する(自由視点カメラ) 2225 Move backwards (freelook camera) 後ろへ移動する(自由視点カメラ) 2226 Zoom in ズームイン 2227 Zoom out ズームアウト 2228 Rotate map left マップを左へ回転する 2229 Rotate map right マップを右へ回転する 2230 Rotate map up マップを上へ回転する 2231 Rotate map down マップを下へ回転する 2232 Toggle light under mouse pointer マウスカーソル下のライト入/切する 2233 Take a screen snapshot スクリーンイメージを記録する 2234 Take a movie 動画を記録する 2235 Rotate isometric camera 等角投影カメラを正回転する 2236 Reverse isometric camera rotation 等角投影カメラを逆回転する 2237 Take Photo 写真を撮影する 2238 Flatten terrain when placing scenery 景観アイテムを設置する際に、土地を平らにする 2239 Flatten terrain (smoothed) when placing scenery 景観アイテムを設置する際に、土地をスムーズにする 2240 Press to store the current height of the item to carry over to next placement 押すと現在のアイテムの高度を記憶します。次のアイテム設置の時に同じ高さで設置できます。 2241 Toggle pause 進行/一時停止 2242 Close topmost window 最前面のウィンドウを閉じる 2243 Esc Esc 2244 1 1 2245 2 2 2246 3 3 2247 4 4 2248 5 5 2249 6 6 2250 7 7 2251 8 8 2252 9 9 2253 0 0 2254 - - 2255 = = 2256 Backspace Backspace 2257 Tab Tab 2258 Q Q 2259 W W 2260 E E 2261 R R 2262 T T 2263 Y Y 2264 U U 2265 I I 2266 O O 2267 P P 2268 [ [ 2269 ] ] 2270 Enter Enter 2271 Left Ctrl 左Ctrl 2272 A A 2273 S S 2274 D D 2275 F F 2276 G G 2277 H H 2278 J J 2279 K K 2280 L L 2281 ; ; 2282 2283 Grave ` 2284 Left Shift 左Shift 2285 2286 Z Z 2287 X X 2288 C C 2289 V V 2290 B B 2291 N N 2292 M M 2293 , , 2294 . . 2295 Slash / 2296 Right Shift 右Shift 2297 Numpad * テンキー* 2298 Left Alt 左Alt 2299 Space スペース 2300 Caps Lock Caps Lock 2301 F1 F1 2302 F2 F2 2303 F3 F3 2304 F4 F4 2305 F5 F5 2306 F6 F6 2307 F7 F7 2308 F8 F8 2309 F9 F9 2310 F10 F10 2311 Num Lock Num Lock 2312 Scroll Lock Scroll Lock 2313 Numpad 7 テンキー7 2314 Numpad 8 テンキー8 2315 Numpad 9 テンキー9 2316 Numpad - テンキー- 2317 Numpad 4 テンキー4 2318 Numpad 5 テンキー5 2319 Numpad 6 テンキー6 2320 Numpad + テンキー+ 2321 Numpad 1 テンキー1 2322 Numpad 2 テンキー2 2323 Numpad 3 テンキー3 2324 Numpad 0 テンキー0 2325 Numpad . テンキー. 2326 OEM_102 OEM_102 2327 F11 F11 2328 F12 F12 2329 F13 F13 2330 F14 F14 2331 F15 F15 2332 Kana カナ 2333 ABNT_C1 ABNT_C1 2334 Convert 変換 2335 No Convert 無変換 2336 Yen 円記号 2337 ABNT_C2 ABNT_C2 2338 Numpad = テンキー= 2339 Previous Track 前のトラック 2340 AT @ 2341 2342 _ _ 2343 Kanji 漢字 2344 Stop Stop 2345 AX AX 2346 Unlabeled Unlabeled 2347 Next Track 次のトラック 2348 Numpad Enter テンキーEnter 2349 Right Ctrl 右Ctrl 2350 Mute 消音 2351 Calculator 計算機 2352 Play Pause 再生/一時停止 2353 Media Stop メディア停止 2354 Volume Down 音量ダウン 2355 Volume Up 音量アップ 2356 Web Home ホームページ 2357 Numpad , テンキー. 2358 Numpad / テンキー/ 2359 SYSRQ SYSRQ 2360 Right Alt 右Alt 2361 Pause Pause 2362 Home Home 2363 Up Arrow ↑ 2364 Page Up Page Up 2365 Left Arrow ← 2366 Right Arrow → 2367 End End 2368 Down Arrow → 2369 Page Down Page Down 2370 Insert Insert 2371 Delete Delete 2372 Left Win 左Win 2373 Right Win 右Win 2374 Apps Apps 2375 Power パワー 2376 Sleep スリープ 2377 Wake ウェイク 2378 Web Search ウェブ検索 2379 Web Favorites ウェブお気に入り 2380 Web Refresh ウェブ更新 2381 Web Stop ウェブ停止 2382 Web Forward ウェブ次へ 2383 Web Back ウェブ前へ 2384 My Computer マイコンピュータ 2385 Mail メール 2386 Media Select メディア選択 2387 Ctrl Ctrl 2388 Shift Shift 2389 Alt Alt 2390 Win Win 2391 + +
https://w.atwiki.jp/switchsoft/pages/1890.html
くるくるカメレオン ボードゲーム 陣取り プレイ人数× 1 ~ 2 1,000円(税込)230MB キュートなカメレオン四姉妹が、陣取りパズルで大暴れ! 目指せ、一発大逆転! 手軽にできてサクサク進む! 選ぶ手や必殺技によって大どんでん返しもできちゃう! ハマりすぎ注意の対戦型パズルゲーム! 基本ルールは、七色のコマが散りばめられたマップで、1ターンに1回ずつ、自分の領土の色を変えて行きます。 変えた自分の領土の色と隣接しているコマが同じ色なら、そのコマも自分の領土になります。 マップの50パーセント以上が自分の領土になれば勝利です。 他にも、大きなキングコマを取り合う「キングルール」とフラッグの先取を競う「ゴールルール」があります。 コマの色は七色ですが、自分の今の色と相手の今の色は選択できないのでご用心。 逆に言うと、自分が選んだ色は次に相手が選べないので、うまく選べば進撃を阻止することもできるかも。 また、四姉妹はそれぞれ必殺技を持っています。シーンに合わせてタイミングよく必殺技を使うことも、勝利への近道です。 対戦相手の性格がバッチリ出てしまう、二人プレイも盛り上がること間違いなし! メーカー ジョイフルスター 配信日 2019年11月28日 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数× 1 ~ 2 対応言語 日本語 レーティング CERO A 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/11342.html
フェルディナンド 名前:Ferdinand デビュー:『牡牛のフェルディナンド』(1938年) 概要 二本の角と、黒い背中に白いお腹を持つ牡牛。 大きな身体の牡牛とは裏腹に、花を嗅ぐのが好きな優しい性格。 アカデミー賞*授賞式の場で、シャーリー・テンプル*がウォルト・ディズニーのことを「白雪姫、七人のこびと、ミッキーマウス、フェルディナンドたちのお父さん」と紹介したことから、一部のファンが『白雪姫』の王子の名前をフェルディナンドと勘違いする事象が起きたという。 その他 『ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、最後の記念写真の場面のみに登場する。 登場作品 1930年代 1938年 牡牛のフェルディナンド 1940年代 1941年 グーフィーのトランク騒動(カメオ出演) 1947年 ファン・アンド・ファンシー・フリー(カメオ出演) 1980年代 1988年 ロジャー・ラビット(カメオ出演) 1990年代 1993年 ★Bonkers*(カメオ出演) 2000年代 2001年 ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち* 2020年代 2021年 シンプソンズのプラス・アニバーサリー*(カメオ出演) 2023年 ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出 声 ミルト・カール*(1938年)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/5787.html
ペトロ キリスト教の守護聖人でジュウニシト(十二使徒)の一人。 イエスの最初の弟子。 初代のローマ教皇。 天国の鍵を託され、至福への案内人とされる。 逆さ十字架に掛けられ殉教する。 漁師、船員、時計職人の守護者。 ミカエリスのリストでは悪魔リヴァイアサンに対抗する聖者とされる。 記念日は6/29。 関連: ヨナ(3) (父) アンデレ (兄弟) 別名: ペテロ ペドロ ペトル ペトロス(2) ペトラ シモンバルヨナ (シモン・バルヨナ) シメオンバルヨナ (シメオン・バル・ヨナ) バルヨナシモン (バルヨナ・シモン) シモン シモンペトロ (シモン・ペトロ) シメオン(10) ピーター ペーター ピエール ペーテル ピエトロ ケパ ケファ ピョートル ピエートロ ピエル
https://w.atwiki.jp/ova-v/pages/270.html
シメオン・ムーシェ、とエルフィファーレは数十分前にそそくさと退室していった、彼の名前をぽつりと呟いた。 何時の時代の物とも知れぬ聖書には、彼の名と同じシメオンと言う人物が二人いたなと、エルフィファーレは退屈を紛らわすため、 そしてなにより、自分の感情を落ち着かせるために考えを巡らせた。 一人はとある族長の次男で、シケムという名の男に妹のディナが強姦された際、レビという名の弟と共に、報復を行った。 町の男たちを騙して割礼させて、弱ったところに襲い掛かり、皆殺しにした。そして後に、シメオンとレビの父親は二人を批難した。 怒りに囚われて剣を振るい、無力な人々を殺したと言うことで。 もう一人は後に救世主とあがめられる幼子を抱きあげた、老人のシメオン。 救世主を見るまでは死なないと聖霊に示され、そして救世主を抱きあげた、そんな老人だ。 とてもではないが、妹のために男たちを皆殺しにした人物と同じ名前だとは思えない。 生け贄に捧げられようとしていた救世主を抱き上げて、後の聖母を祝福したのも、彼だ。 そして、エルフィファーレを闇から光へ抱き上げてくれたあの人は、シメオン・ムーシェ。 優しげな瞳をしているのに、立ち振る舞いはよく訓練された軍人のそれだった。 けれど、少し訛りのある発音や、どこか中性的な笑顔が魅力的で、肩に力が入らないようにとお世辞を言ってくれたのも、 勝手の分からないエルフィファーレからすれば嬉しかった。 一言で言えば、エルフィファーレはムーシェに一目惚れした。 本人も吊り橋効果が多いと自覚してはいるが、自覚できたからどうこうできるという問題ではない。 まだ本調子ではない身体の調子にぷくーっと頬を膨らませながら、 ふいに一人でなにやってるんだろうと思って、頬に溜めていた空気を吐き出した。 身も心も、まだまだ整理ができていないのだ。 「なんだか、いろいろ感覚が狂っちゃってますねぇ……」 元雇い主があまりにも酷い人だったためか、はたまた吊り橋効果によるものか、 精神的な衰弱で感情が制御できていないのか、もしくはそれらすべてが合わさっているのか、 エルフィファーレには分からなかったが、ただシメオン・ムーシェなら身体目当てではなく、 エルフィファーレをエルフィファーレとして見てくれるような気がした。 エルフィファーレが今まで潜り抜けてきた死線の数は、その外見に不釣り合いなほど多かったが、 シメオン・ムーシェはきっと同じように死線を潜り抜けてきたのだろうということも、エルフィファーレが惹かれる理由でもある。 実際、元政府軍で戦闘を経験しているのとしていないのでは、考え方も、なにもかもが違う。 死線を潜り抜けた者同士は、総じてなんらかの仲間意識を持つ。 中にはいがみあったり意地を張り合ったりしたりする者もいるが、今のエルフィファーレはそこまで強かではない。 先程まであまり自覚はなかったが、精神的にも肉体的にも酷く弱り切っている。 こんな状態のまま、また一人で傭兵に戻ったら、確実に命を落とすだろう。 そう思ったからこそ、この難民キャンプにしばらく置いてもらおうと、ただそれだけ言おうと思ったのに―――。 「……なに考えてるんでしょうねぇ、ボクは」 どこか有機物染みたクリーム色の天井を見上げ、微かに発光している白色LED照明に手をかざしながら、 エルフィファーレは溜息を吐き出すように囁いた。 彼の戸惑いと驚きに見開かれた目と、煙草の匂いのしない柔らかな唇、 そして両肩に彼の手が置かれた時の言い表しようのない安心感は、今でも鮮明に思い出せる。 でも、その安心感の出所がエルフィファーレにはあまり分からなかった。 傭兵兼娼婦としてこの第9領域を渡り歩いてきたエルフィファーレは、時に男に抱かれて充足感を得たり、 なんらかの情報を得たり、コネクションを得たりしていた。 ただ、自分から抱かれたいとストレートに言ったこともなければ、思ったことも無かった。 相手が癒しを求めている時、エルフィファーレはいつもそっと優しげに手を差し伸べて、 束の間の安静と微睡みを与えてあげるだけで、それ以上はない。 五日間の監禁と三日間のベッド生活ですっかり鈍ってしまった身体で、ごろりと寝返りを打って、 エルフィファーレはもう一度シメオンの表情を思い浮かべた。 そしてふと胸が苦しい思いに駆られたエルフィファーレは、その小さな乳房と乳房の間に、そっと手で触れてみた。 とくん、とくんと、心臓が脈打っている。 けれどその脈拍は、いつもより少し早いような気がした。 「……恋、なのかなぁ……」 自然と言葉にしていた単語を弄ぶように、エルフィファーレはもう一度「恋」と呟いてみた。 長らく感じていなかった熱情―――というほど激しくもなく、ただただ身悶えするだけの状況が『恋』なのだろうかと思いながら、 エルフィファーレは白いシーツを唇辺りまで持ち上げて、これが『恋』なのか確かめるように、もう一度あの言葉を口にしてみた。 「白馬の王子様、か……」 女性として生を受けたからには、誰しもが一度は夢見る理想。 多くは幻想として忘れ去られるが、こうして本当に叶ってしまうと、嬉しさや歓喜よりも戸惑いが生まれてしまう。 白馬は鋼鉄の人型に兵器に、王子様は元政府軍斥候狙撃兵一等軍曹になりはしたものの、 エルフィファーレにとってシメオン・ムーシェは白馬の王子様で、どこか自分には不釣り合いなような、 そんな気さえ感じてしまうほど、美化されていた。 もちろん、シメオン・ムーシェを美化しているとエルフィファーレ自身も自覚していた。 彼だって男なのだから、欲情だってするし、獣のようになることもあるだろうと、そう考えていた。 けれどそう考えると、エルフィファーレはこうも思ってしまうのだ。 その相手がボクだったら、どれほど嬉しく、心が満たされる気持ちになるのだろうか、と。 考えたエルフィファーレは、ぽっと頬を微かに朱色に染め、身体が火照るのを感じた。 気恥ずかしさにもぞもぞと身体をシーツの下で動かしていると、ベッドのスプリングが軋みだす。 クリーム色に塗装し直されてはいるものの、このベッドも使い古されているのかとエルフィファーレは思った。 難民キャンプとシメオン・ムーシェは言っていたけれど、それは嘘ではないのかもしれない。 そうだったとしたら、ボクはシメオン・ムーシェを傍らでそっと支えて上げられるかなと、エルフィファーレはふっと思った。 そして彼女はあることに気付いた。シメオン・ムーシェという人を、自分はまだよく知らないのだと言う事に。 もちろん、シメオン・ムーシェもエルフィファーレと言う人物をよくは知らなかったが、 エルフィファーレの好奇心とは違う、ある種の探究心が彼の人物像、もしくはそれに類する情報を求めていた。 「マルコー先生?」 気がつくとエルフィファーレは、カーテンの向こう側で机と向き合っている元政府軍軍医のマルコウィッツの愛称を口にしていた。 数々の渾名で呼ばれる彼だったが、子供が変な偏見を持たずに接してくれる愛称だということで、 ある時から初対面の人物に「マルコーとでも呼んでください」と言うようになっていた。 ボールペンが紙面上を滑る音がぴたりと止むと同時に、しわがれた声がカーテンの向こう側から返ってくる。 「どうかしましたか、エルフィファーレさん」 しわがれていて柔和でありながら、訛りや言い淀みのないハッキリとした発音はエルフィファーレの胸に すっと違和感なく入り込んできて、エルフィファーレは自然と肩の力が抜けるのを感じた。 この手のことを得意としているのは基本的に一部の衛生兵だったりするのだが、この軍医は佐官という階級にありながらにして、 前線の兵士のような技能を取得している。 服に縫い付けられたレンジャー徽章と言い、空挺徽章と言い、変わり者のレッテルを貼りつけられるのも無理は ないかなと思いつつ、エルフィファーレは「こっちに来て良いですよ」と、柔らかな口調で答えた。 カーテンをすごすごと捲って入ってきたマルコウィッツは、ムーシェが座っていた椅子に「よっこいしょ」と 言いながら腰を下ろし、微かな笑みを浮かべながら、エルフィファーレと目を合わせて、言った。 「どうかしたのかな。私で良かったら、なんでも質問に乗るけども」 「……単刀直入に聞くのですけど、マルコー先生はムーシェのことをどれくらい知ってます?」 ただ単に興味があるから聞いてみた、と思わせるように、声に熱がこもらないよう、エルフィファーレは言った。 するとマルコウィッツは左手で顎を撫でながら、少し顔をしかめて「うーん」と唸り、こう続けた。 「元政府軍と言っても、私のような軍医は後方の所属なんだ。ただ、彼についての噂話や、本人の口から出た過去については知っているよ。 彼のカルテもあるが、それは個人情報なので見せられないけど」 「先生が知っているムーシェの過去や噂話って、たとえばどんななんです?」 「うーむ……そうだねぇ……基本的なところから言っておくと、彼はここに来るまでACに乗ったことはなくて、 斥候狙撃兵として小隊を率いていた、ということだね」 最初は訝しげな表情をしていたマルコウィッツだったが、いざ話し始めるとなかなか乗り気になっていて、 エルフィファーレはこの軍医がこういった噂話などに耳聡い人で、そういうことを人に語るのを楽しむ人なんだなと察した。 後方の配属で佐官の軍医ということは、相手にするのは将官などの偉い人たちであり、自然とこの手の話が好きになっていったのだろう。 エルフィファーレが先を促さなくても、マルコウィッツはシメオン・ムーシェについての話を続けてくれていた。 エルフィファーレはそれを聞きながら、自分の中でシメオン・ムーシェという男性のイメージを組み上げていく。 自分を助け、胸を騒がせる人が、どんな人物なのかを確かめるように。 「クーデター時は政府軍側について、貴重な情報を取得していたと聞くが……詳しくは私にもわからない。 ただ、クーデターの時の彼について、これだけははっきりしていることがあるんだ」 「それは……何なんです?」 急にマルコウィッツの顔に影が差すのを見て、エルフィファーレは聞いた。 もしかして、彼が言っていた〝妹〟のことなのだろうかと、エルフィファーレが思っていると、マルコウィッツが言った。 「彼の家族は、あのクーデターで皆死んでいるんだ」 「…………え?」 ちょっと重い噂話をしているのと変わりないマルコウィッツの口調から飛び出してきた現実に、 エルフィファーレは胸に氷の杭を打ちこまれたような気分になりながらも、マルコウィッツの言葉を頭の中で反芻した。 その言葉を受け止めるのにさほどの時間はかからなかったが、それでもエルフィファーレの胸を重くするのには十分だった。 弱り切った時に、もう大丈夫だ、助かったんだと言いながら、 精一杯安心させようとしてくれた、真剣そうな瞳に作り笑いを貼りつかせていた彼。 気の利いた言葉を探しているのか、なんだかちょっとだけおよび腰で、優しげな笑みを浮かべていた彼。 そして、もう死んだ妹に瞳が良く似ていたからと、諦めきったような表情で言って、すぐに謝って見せた彼。 そんな彼を支えてくれる人は、一番身近にいてあげられる家族は、もうこの世にはいないのだと知って、 エルフィファーレはぎゅっとシーツを握りしめ、無理矢理表情を変えて、マルコウィッツの話に耳を傾け続けた。 彼は優れたリーダーで、大抵の人は彼を好ましく思っているんだと、マルコウィッツが彼を褒め称える。 浮いた噂もないからねと、マルコウィッツは続ける。 だがエルフィファーレには、多くの人の乗った船の下で、 船を沈ませまいとしながら、溺れかけているシメオン・ムーシェが見えていた。 彼の支えになるものは、聞く限りでは何もない。 ならボクは、彼の唇を塞ぎ、空気を送り込もう。そして、彼の隣で、一緒に船を支えよう。 それがボクに出来る最大の恩返しだろうと、エルフィファーレは重くなった胸の中、一つの決意を固めた。 NEXT 投稿者:狛犬エルス 登録タグ: 狛犬エルス