約 24,035 件
https://w.atwiki.jp/chaos-touhou/pages/253.html
“異変解決”“東方永夜抄”逢魔が時「十六夜 咲夜」&「魂魄 妖夢」 読み “いへんかいけつ””とうほうえいやしょう”おうまがどき「いざよい さくや」&「こんぱく ようむ」 カテゴリー:Extra/女性 作品:永夜編 属性:火闇 ATK:6(+1) DEF:2(+1) 【エクストラ】〔「十六夜 咲夜」&「魂魄 妖夢」〕 [永続]自分のキャラにバトル以外によるダメージが与えられる場合、そのダメージを3減少する。 [自動]このキャラが登場かレベルアップした場合、目標のキャラ1体に5ダメージを与える。 私のナイフから逃げられると思って? illust:高渡あゆみ 永夜-T19 T 収録:トライアルデッキ「OS:東方混沌符 -永夜編-」 トライアルデッキ「OS:東方混沌符 -永夜編-」で登場したエクストラ。 自分のキャラへの効果ダメージを3減少する効果と登場・レベルアップ時にキャラ1体に5ダメージ与える効果をもつ。 登場・レベルアップ時キャラ1体に5ダメージという高いダメージ量に加え、焼きメタももっている優秀なキャラ。 基本的には焼きを狙っていきたいが焼きがとんできそうならさっさと出してしまうのも手。 焼きメタがない状態で同一ターンに登場・レベルアップをすることで3レベル以下のパートナーを裏にすることができる。 DEFは高くないため焼きメタを維持するならアタックはしないほうが懸命か。 参考 ネームが「十六夜 咲夜」であるキャラ・エクストラ一覧 紅魔館の番人「紅 美鈴」 「十六夜 咲夜」 紅魔館の使用人「紅 美鈴」 「十六夜 咲夜」 紅魔館のメイド長「十六夜 咲夜」 紅魔館のメイド「十六夜 咲夜」 月時計「十六夜 咲夜」 時間を操る程度の能力「十六夜 咲夜」 時間を操る人間「十六夜 咲夜」 完全で瀟洒な従者「十六夜 咲夜」 夢幻の紅魔「十六夜 咲夜」 「レミリア・スカーレット」 ルナ・ダイアル「十六夜 咲夜」 メイド長と妹様「十六夜 咲夜」 「フランドール・スカーレット」 メイドと血の懐中時計「十六夜 咲夜」 ミスディレクション「十六夜 咲夜」 パワーディレクション「十六夜 咲夜」 ジャック・ザ・リッパー「十六夜 咲夜」 さくらさくら「十六夜 咲夜」 “異変解決”殺人ドール「十六夜 咲夜」 “異変解決”夢幻の紅魔「十六夜 咲夜」 「レミリア・スカーレット」 “異変解決”夜霧の幻影殺人鬼「十六夜 咲夜」 “異変解決”ラストスペル「十六夜 咲夜」 “異変解決”ミステリアスジャック「十六夜 咲夜」 “異変解決”“東方永夜抄”逢魔が時「十六夜 咲夜」&「魂魄 妖夢」 “東方永夜抄”夢幻の使用人「十六夜 咲夜」 “東方永夜抄”Stage4 uncanny 伝説の夢の国「博麗 霊夢」 「十六夜 咲夜」 “東方妖々夢”森羅結界「博麗 霊夢」&「霧雨 魔理沙」&「十六夜 咲夜」 “東方妖々夢”「十六夜 咲夜」 “東方妖々夢”Spiritual Short Bomb「霧雨 魔理沙」&「十六夜 咲夜」 “東方妖々夢”Cherry Point「博麗 霊夢」&「十六夜 咲夜」 Stage5 紅い月に瀟洒な従者を「十六夜 咲夜」 Stage4 雲の上の桜花結界「十六夜 咲夜」&「メルラン」 Stage3 人形租界の夜「十六夜 咲夜」&「アリス・マーガトロイド」 東方紅魔郷 「十六夜 咲夜」 東方妖々夢 剣客ふたり「十六夜 咲夜」 「魂魄 妖夢」 ネームが「魂魄 妖夢」であるキャラ・エクストラ一覧 餓王剣~餓鬼十王の報い「魂魄 妖夢」 白玉楼の庭師「魂魄 妖夢」 獄界剣~二百由旬の一閃「魂魄 妖夢」 死欲の半霊「魂魄 妖夢」 東方妖々夢「魂魄 妖夢」 彼の世に嬢の亡骸「魂魄 妖夢」&「西行寺 幽々子」 広有射怪鳥事「魂魄 妖夢」 幽冥の住人「魂魄 妖夢」 「西行寺 幽々子」 幽人の庭師「魂魄 妖夢」 半人半霊「魂魄 妖夢」 剣術を扱う程度の能力「魂魄 妖夢」 剣術を扱う半人半霊「魂魄 妖夢」 “異変解決”現世斬「魂魄 妖夢」 “異変解決”未来永劫斬「魂魄 妖夢」 “異変解決”幽冥の住人「魂魄 妖夢」 「西行寺 幽々子」 “異変解決”六道怪奇「魂魄 妖夢」 “異変解決”ラストスペル「魂魄 妖夢」 “異変解決”“東方永夜抄”逢魔が時「十六夜 咲夜」&「魂魄 妖夢」 “東方永夜抄”幽冥の剣客「魂魄 妖夢」 “東方永夜抄”Stage4 powerful 魔力を含む土の下「霧雨 魔理沙」 「魂魄 妖夢」 “東方妖々夢”「魂魄 妖夢」 “東方妖々夢”Till When?「魂魄 妖夢」 Stage5 白玉楼階段の幻闘「魂魄 妖夢」 東方妖々夢 剣客ふたり「十六夜 咲夜」 「魂魄 妖夢」 特徴“異変解決”を持つキャラ・エクストラ一覧 “異変解決”禁呪の詠唱「霧雨 魔理沙」 「アリス・マーガトロイド」 “異変解決”現世斬「魂魄 妖夢」 “異変解決”殺人ドール「十六夜 咲夜」 “異変解決”未来永劫斬「魂魄 妖夢」 “異変解決”幽冥の住人「魂魄 妖夢」 「西行寺 幽々子」 “異変解決”幻想の結界「博麗 霊夢」 「八雲 紫」 “異変解決”対岸の誘い「西行寺 幽々子」 “異変解決”妖回針「八雲 紫」 “異変解決”夢想封印 瞬「博麗 霊夢」 “異変解決”夢想妙珠「博麗 霊夢」 “異変解決”夢幻の紅魔「十六夜 咲夜」 「レミリア・スカーレット」 “異変解決”夜霧の幻影殺人鬼「十六夜 咲夜」 “異変解決”四重結界「八雲 紫」 “異変解決”六道怪奇「魂魄 妖夢」 “異変解決”不夜城レッド「レミリア・スカーレット」 “異変解決”ラストスペル「魂魄 妖夢」 “異変解決”ラストスペル「十六夜 咲夜」 “異変解決”ミステリアスジャック「十六夜 咲夜」 “異変解決”マスタースパーク「霧雨 魔理沙」 “異変解決”マインドアミュレット「博麗 霊夢」 “異変解決”ファイナルスパーク「霧雨 魔理沙」 “異変解決”ナイトダンス「レミリア・スカーレット」 “異変解決”スペクトルミステリー「アリス・マーガトロイド」 “異変解決”スターダストミサイル「霧雨 魔理沙」 “異変解決”ギャストリドリーム「西行寺 幽々子」 “異変解決”アーティフルサクリファイス「アリス・マーガトロイド」 “異変解決”“東方永夜抄”逢魔が時「十六夜 咲夜」&「魂魄 妖夢」 “異変解決”“東方永夜抄”永夜異変「博麗 霊夢」&「霧雨 魔理沙」 “異変解決” “東方永夜抄”ラストスペル「霧雨 魔理沙」 “異変解決” “東方永夜抄”ラストスペル「博麗 霊夢」 特徴“東方永夜抄”を持つキャラ・エクストラ一覧 “異変解決”“東方永夜抄”逢魔が時「十六夜 咲夜」&「魂魄 妖夢」 “異変解決”“東方永夜抄”永夜異変「博麗 霊夢」&「霧雨 魔理沙」 “異変解決” “東方永夜抄”ラストスペル「霧雨 魔理沙」 “異変解決” “東方永夜抄”ラストスペル「博麗 霊夢」 “東方永夜抄”赤眼催眠「鈴仙・優曇華院・イナバ」 “東方永夜抄”蟲を操る妖蟲「リグル・ナイトバグ」 “東方永夜抄”老いる事も死ぬ事も無い人間「藤原 妹紅」 “東方永夜抄”禁呪の魔法使い「霧雨 魔理沙」 “東方永夜抄”生命遊戯「八意 永琳」 “東方永夜抄”狂気を操る月の兎「鈴仙・優曇華院・イナバ」 “東方永夜抄”火の鳥「藤原 妹紅」 “東方永夜抄”海を渡る兎の軌跡「因幡 てゐ」 “東方永夜抄”永遠亭の主人「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永遠亭の「鈴仙・優曇華院・イナバ」 “東方永夜抄”永遠亭の「因幡 てゐ」 “東方永夜抄”永遠亭の「八意 永琳」 “東方永夜抄”永遠と須臾を操る月人「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永夜返し -初月-「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永夜返し -世明け-「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永夜返し -丑の刻-「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”歴史を食べるワーハクタク「上白沢 慧音」 “東方永夜抄”正直者の死「藤原 妹紅」 “東方永夜抄”歌で人を狂わす夜雀「ミスティア・ローレライ」 “東方永夜抄”梟の夜鳴声「ミスティア・ローレライ」 “東方永夜抄”月兎遠隔催眠術「鈴仙・優曇華院・イナバ」 “東方永夜抄”月のいはかさの呪い「藤原 妹紅」 “東方永夜抄”旧秘境史「上白沢 慧音」 “東方永夜抄”新幻想史「上白沢 慧音」 “東方永夜抄”幽冥の剣客「魂魄 妖夢」 “東方永夜抄”幻想の巫女「博麗 霊夢」 “東方永夜抄”天人の系譜「八意 永琳」 “東方永夜抄”夢幻の使用人「十六夜 咲夜」 “東方永夜抄”壺中の大銀河「八意 永琳」 “東方永夜抄”地上の流星「リグル・ナイトバグ」 “東方永夜抄”古代の詐欺師「因幡 てゐ」 “東方永夜抄”人間を幸運にする妖怪兎「因幡 てゐ」 “東方永夜抄”リトルバグ「リグル・ナイトバグ」 “東方永夜抄”ラストワード「藤原 妹紅」 “東方永夜抄”ラストワード「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”ファーストピラミッド「上白沢 慧音」 “東方永夜抄”シンデレラケージ「鈴仙・優曇華院・イナバ」&「因幡 てゐ」 “東方永夜抄”イルスタードダイブ「ミスティア・ローレライ」 “東方永夜抄”あらゆる薬を作る月人「八意 永琳」 “東方永夜抄”Stage5 穢き世の美しき檻「因幡 てゐ」 「鈴仙・優曇華院・イナバ」 “東方永夜抄”Stage4 uncanny 伝説の夢の国「博麗 霊夢」 「十六夜 咲夜」 “東方永夜抄”Stage4 powerful 魔力を含む土の下「霧雨 魔理沙」 「魂魄 妖夢」 “東方永夜抄”Stage3 歴史喰いの懐郷「上白沢 慧音」 “東方永夜抄”Stage2 人間の消える道「ミスティア・ローレライ」 「霧雨 魔理沙」 “東方永夜抄”Stage1 蛍火の行方「リグル・ナイトバグ」 「博麗 霊夢」 “東方永夜抄”Final 姫を隠す夜空の珠「八意 永琳」 “東方永夜抄”Final B 五つの難題「八意 永琳」 「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”Extra 蓬莱人形「上白沢 慧音」 「藤原 妹紅」 “東方永夜抄” 永遠亭のウサギ “東方永夜抄” Imperishable Night.
https://w.atwiki.jp/girlgame/pages/2881.html
越えざるは紅い花 の攻略対象。 周囲が花嫁争奪戦で浮き足立っている最中、普通に接してきてくれる青年。 ゆったりとした雰囲気で、めったなことでは怒らない平和主義。 薬師という職業柄もあり、男女問わず人望に厚く、仲裁役になる時もしばしば。 名前 ルジ 年齢 身長 体重 誕生日 血液型 声優 中澤まさとも 該当属性 温厚、栗色髪、ひとつ結び、医療関係 該当属性2(ネタバレ) 『』
https://w.atwiki.jp/gensou_utage/pages/55.html
紅い悪魔 レミリア・スカーレット No.0700 紅い悪魔 レミリア・スカーレット キャラクターカード 属性:妖怪 吸血鬼 紅魔館 体力18 回避3 決死判定(2) [充填フェイズ/攻撃時・戦闘フェイズ/攻撃時]誘発 使用条件に『レミリア』が含まれているイベントを使用した場合、呪力を1点得る。 (この能力はターンにつき1回まで誘発される) [戦闘フェイズ]呪力3 フェイズ終了時まで、自分のスペル1枚は、「攻撃+1」を得る。 (フェイズにつき1回まで使用可能) イラスト:わき(Wakky) イラスト:葉庭 考察 回避力は高いが体力は低め。 レミリア自身の防御力、常時的な回避力は高くない。 上の効果は呪力供給。 レミリアは軽いスペルが不安定なことも多く、大型スペルに頼ることも多い。 その起動を後押しすることが出来る。 紙一重や蝙蝠変化などレベル0のカードでは効果を得られない。 下の効果は攻撃上昇。 複数回使うにはコストが重く、詰めに使うことになるだろう。
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1049.html
泉どなた ◆Hc5WLMHH4E氏の作品です。 遥か上空から草原を見下ろすと、 そこには鎧に身を纏った女戦士が大きな剣を振り回し 大型のドラゴン三匹との激しい戦いを繰り広げていた その様子を映し出す17インチモニターの光を浴びながら マウスの上に右手を乗せ、滑らせながら人差し指を押す そうすることで、ただの空想上のキャラクターに魂が宿り、女戦士は私の分身となる 戦況はあまり芳しくはなかった 一匹だけならたいしたことない敵でもそれが三匹となると話は別 爬虫類の化け物は三本の矢のごとき結束力で襲い掛かかり 健闘も虚しく、鋭い爪の餌食となった私は、悲鳴を上げ力なく倒れてしまった せっかくいいアイテム拾ったというのに、また『やり直し』か 「……あ、もう行かないと!」 現実世界の時計を見ると、その針は午後2時35分辺りを指していた 今日は徹夜明けで、こんな時間だというのに意識は完全に覚醒してはいなかったけど パソコンをシャットダウンさせ、欠伸を振りまきながら身支度を始める 『ご乗車有難う御座います』 バスに揺られること数十分 唸るようなブレーキ音と車体の軋む音を発しながら、 バスは目的地である建物のすぐ脇にある停留所に停車した 『お降りの際はお足元にご注意ください』 今まで乗っていたバスが排ガスを撒き散らして去っていく様子をしばらく眺めた後 ゲートをくぐり、もはや通いなれた白く大きな建物を見上げる 同じ間隔で並ぶ窓の中で、一番上の右から五番目にある、 白いカーテンの掛かったその部屋に私を待っている人がいる だからこうやって毎週休みになるとこの場所へやってくるってわけ 入り口の自動ドアが開き、中からの独特な匂いが私の鼻に触れた それはこの施設内に数多く存在する、何らかの用途に使われる薬品の匂いかもしれない 私はこの匂いを嗅ぐたびに胸が締め付けられる思いだった 「病院なんてだいっきらい……」 何度そう呟いたことだろう 辺りを見回すと、赤ちゃんを抱く女性や三角巾で腕を縛った男性 その他ここに入院している患者など沢山の人が居る でもその大多数は、歳を召した老人達だった 備え付けられた椅子に腰を下ろし、ある人は杖に手を掛け またある人は腕組をして目を瞑り それぞれが自分の名前を呼ばれるのを静かに待っている そんな高齢化社会を象徴する光景を横目に通り過ぎると 私は最上階へと向かうべくエレベーターに乗り込んだ 今見た老人達には『若いのだから階段を』と言われるかもしれないけど 人間の楽をしたいという執念が創り上げた便利な道具や機械 その恩恵を幼少の頃から受けてきた私達若者にとって 便利なものを使わずに、わざわざ身体を動かすというのは無駄なこと 『苦労は買ってでも』そんな言葉は到底似合わない 別に全ての若者がそうだというわけじゃなく、ただ私が怠け者なんだろうけど エレベーターが上昇していく間身体にGが掛かり、一度それが強くなったかと思うと やがてその感覚が薄れ、電子音声が『五階です』と階数を告げた 扉が完全に開くのを待たずにエレベーターを降りると、すぐに左へ 「やっほーキョンキョン」 少し重たいスライド式の扉を開け、なるべく元気な声をその病室内へ響かせる すると呼びかけに気付いたキョンキョンが私に眠そうな顔を見せてくれた でもその目線は私の顔に向けられてはいない いや、確かに私が立つ扉の方向を見ているんだけど 焦点が定まっていないというか、ただ音のする方を見ただけだった 「いつもすまないな」 キョンキョンは宙を見つめたままそう語りかけてきた 私が病室に入ってからのキョンキョンの第一声は必ずこの台詞だ ある意味お約束というか決まり文句というか、これがもはや挨拶代わりになっていた そして私がここに来て必ずすることは、これまたお約束と言うべきもの 「また林檎剥いたげるね」 「もういい加減飽きたんだがな」 毎週毎週私が来る度に林檎を食べているわけだから飽きるのも当然 でもビタミンAだかBだか知らないけど栄養があるわけだし、いくつ食べたって別に問題はない それに何と言っても、 「病院に女の子が来たとなれば林檎を剥くのが決まりでしょ」 「誰が決めたんだそんなの」 「細かいことはいーから」 私の拳より大きく、私の身体を流れる血液より赤い 照明の光を反射させて輝く林檎の皮を、果物ナイフで丹念に剥いていく 全て剥き終わると、持ってるだけで果汁が滴り落ちてきそうな 水気を多く含んだ白っぽい果肉が顔を出した それを食べやすい大きさに切ってキョンキョンの口元へ近づける 「はいアーン」 「アーン」 シャクシャクといい音を立ててキョンキョンが林檎を味わう ついでに私も一切れ食べたけど、とても甘くて美味しかった 「美味いな」 「飽きたんじゃなかったのかな?」 「そのはずだったんだが」 「切ってくれた人が良かったんだね」 「そういうことにしておこう」 こんな風に二人仲良く林檎を食べるだけなら、 キョンキョンに会いに来るのが楽しみで楽しみで仕方ないはずなのに 今はこうやって病院に通い続けるのが少し嫌になってきている それは誰のせいでもなく、自分のせいだからどうしようもない ひとしきり林檎の味を堪能した後、私はキョンキョンにトイレに行くと告げ ゆっくりとした足取りで扉まで行き、静かに開けて外に出た そして扉から数歩足を進めると、立ち止まって深呼吸をした 心を落ち着かせるために行う手段なのに、何度繰り返してもその息は震えている そんな何の気休めにもならない無駄な抵抗を終えた後 トイレには行かず、今度は最初来た時と打って変わって ドタバタとわざとらしく足を鳴らしながら、扉を勢い良く開けてまた中に入る それから私は声を張り上げ、いつものようにこう言うんだ 「キョン! 今日もアンタに会いに来てやったわよ!」 若干声色を変えてね それはあまりに突然であまりにあっけないものだった 今まで当たり前のように存在していた人が一瞬で消え去ってしまうのだから その様はまるで……まるで今朝やっていたゲームみたい でも一つだけゲームと現実とで大きく違うことがある ゲームの世界であれば、一度ゲームオーバーになったとしてもすぐにコンティニューできる でも現実では、いくらコントローラーのスタートボタンを押しても元には戻らないし 記録してあったデータを読み込み、事の起こる前の段階からやり直すことも出来ない ここで物語は、まだ寒かった12月にまで遡る 私がある知らせを受けたのは、家に帰ってしばらく経って 本棚から一冊のマンガ本を取り出し、ベッドに寝転んだ時だった ページを開き、読んだ文字を脳内でキャラクターの声に変換していると 一日中家に置き忘れていた携帯電話が着信メロディーを演奏しだした 相手をかがみだと確認した後、電話を受ける 「もしもしー? かがみ、どうしたの?」 「こなた今家にいるの!?」 私のユルイ口調での受け答えとは対照的に、かがみは慌てた様子で声を張り上げている そんな電話越しのかがみの声に、私は何か只ならぬものを感じた 「そうだけど、どうしたのさ?」 とにかく何をもってかがみが慌てるような状況に陥っているのかを聞かないことには 私もそれに対してリアクションをすることも出来ないわけで かがみと私のテンションが雲泥の差なのは仕方がないと言える だから一体何があったのかを尋ねているんだけど 「いいからすぐに来て!」 「どこに? どうして?」 慌てた人間との会話は、相手がどうも肝心なところを抜かして話しちゃうから どうしても質問が多くなってしまう やっとの事でかがみから聞き出した内容は、私を驚かせるには十分すぎるものだった まさかそんなことが起こるなんて思ってもみなかったから 百パーセントありえないと言い切れないのは当たり前の事だけど 「病院よ! ハルヒと……ハルヒとキョン君が――」 誰だって急にこんなことを言われたら、まず聞き返すに決まってる 「え、なに?」 「ハルヒとキョン君が事故にあったのよ!」 最初その言葉を聞いたとき、あまり実感が沸かなかった きっとかがみが嘘を付いてるんだなんてことを考えていた 「今黒井先生がそっち向かってるから!」 でもかがみの声の震えから、これが紛れもない事実であり そして必ずしも良い状況ではないということがうかがえる 電話を切ってしばらくして、迎えに来てくれた先生の車で病院へ向かった 沈黙の支配する車内で、心臓の飛び跳ねる音だけが激しく響いて 同時に考えてはならないことが次々と頭に浮かんできてしまう それを振り払うべく頭を揺らすも、蛇のように心に巻きついて離れなかった 不吉なことばかり考えてしまう自分と、それを否定し、打ち消そうとする自分 その二つの自分を何度も戦わせているうちに車は病院に到着し キーのボタンを押し車をロックする先生を待たずに、私は大急ぎで中へ駆け込んだ でも結局みんながどこに居るのか分からない 仕方なく、逸る気持ちを押さえながら先生と一緒に治療室へと向かった 治療室には電話をくれたかがみやつかさ、それから…… とにかくみんな集まっていて、それぞれが暗い顔で佇んでいる あの古泉君でさえ暗い顔をしているというのに、ながもんは相変わらずだった でも私にはその顔が少し寂しそうに見えた 二つあるベッドの内一つには、まるでドラマのワンシーンのように 鼻と口の間に白い管を付けたキョンキョンが横になっている たった今まで口をすっぽり覆うマスクを付けていたらしい 『ザクみたいだな……』 こんな状況で、たとえ一瞬でもオタクなことを考える自分に苛立ちを覚える 隣には当然ハルにゃんが寝ていると思っていたけど ただ白いシーツが掛けられた無人のベッドがあるだけだった 「ね、ねぇハルにゃんは……?」 誰に言うでもなくそう尋ねてみたけど、答えが返ってくることはなかった そして場の空気が凍りついたことに気付いた私は、それ以上皆に質問を投げかけることが出来なかった この重苦しい空気に、聞かなくともその答えが予想できたから それはここへ向かう車内で頭に浮かんできた事と同じだった 急に肩を軽く叩かれ、振り向くと黒井先生が外を指差し目配せをしている 「涼宮は別なとこで治療受けとるらしい」 そして先生は私の耳元へ顔を近づけ、さっき私が尋ねた質問に答えてくれた でも何故別なところに居る必要があるのだろう? お医者さんが言うには、キョンキョンはとりあえずは命に別状は無いとのこと そのキョンキョンの隣にハルにゃんがいないということは ……もう止めよう 何事も悪いほうに考えるのは良くない 「ウチの目の前やってん、二人が事故に会ったの」 病室を出てすぐの長椅子に座ると、先生は小さな声で つい一時間ほど前に目撃した事故の全容を話してくれた 「あん時な……」 コンビニに寄って夕食を買い、止めてある車へ向かっていた先生は 並んで歩くキョンキョンとハルにゃんの姿を見かけ、声を掛けるべく近づこうとしていたという でも近づいているのは先生だけじゃなく、1台の大型トラックが二人に迫っていた 「なんとかしょーと走ったんやけどな」 ハルにゃんの名を叫びながら走る先生より速く二人へ接近するトラック その鉄の塊は容赦なく、先に道路に出たハルにゃんと 事態に気付き庇おうとしたキョンキョンに衝撃を与えた 集まった野次馬達の声と、後から聞こえてきたサイレンの音 キョンキョンとハルにゃんが救急車で病院へ搬送される様子を、 先生はただ呆然と眺めることしか出来なかった 地面に落ちた弁当を拾うのも忘れ、それどころか落としたことにさえ気付かずに 「ホンマに申し訳なくてな、何もでけへんで」 後悔に耽る先生の悲しそうな顔は今でも鮮明に思い出すことが出来る しばらくして、キョンキョンは無事意識を取り戻した でもその代わりに大切なものを二つも失ってしまった それは光とハルにゃんだった でもハルにゃんが居なくなってしまったことを、キョンキョンは知らない 事故の記憶はハッキリとしないらしく、ハルにゃんがどうなったかも分かってないんだ そんなキョンキョンに、ハルにゃんのことを誰も言い出せなかった……誰も 『事故のショックがある程度収まるまで』 そんな言葉を言い訳にして 「いつもすまないな」 「な、何よ急に」 「忙しいだろうに、毎週欠かさず来てくれるだろ?」 「まぁそうね」 ハルにゃんの口調を真似て、素っ気ない態度で言葉を返すけれど、 それとは裏腹に、私の身体に納まる小さな胃がキリキリとストレスを訴えてくる 私の胸の内なんて知る由も無いキョンキョンは、しみじみとした様子で言葉を続ける 「俺がこうなってからある程度の時間が経ったが、その間不幸だと思ったことは一度も無い この退屈な病院での生活に刺激を与えてくれる人達が俺には居るからな」 でも、その中で一番大きな刺激であるハルにゃんはもう存在しない 今キョンキョンの目の前にいるハルにゃんは偽りだった その字は『人の為』と書くけど、ハルにゃんになりきりキョンキョンを騙すこと それはキョンキョンの為にはならないし、誰の為にもならない 私の姿を見たキョンキョンは、事実を知ったキョンキョンはどう思うだろう ずっと秘し隠しにしてきた私達にどんな気持ちを抱くだろう それはきっと良い方向じゃないはずだ だからといって隠し通すことが許されるわけないのに…… 「ご、ごめん」 「どうした? 何を謝ってるんだ?」 「ちょっとトイレ」 「あぁ」 病室を出て、割とすぐのところにトイレはある この病室はトイレに近くて本当に良かったと今になって思う お陰でいくら泣いたって、声を押し殺していれば誰にも気付かれることはない 『いつまで続けるつもりなの?』 本当だよ、いつまでこんなことを続けるつもりなんだろう 『それで彼は幸せなの?』 不幸だと思ったことは一度も無いと言ったキョンキョン それは『知らない』からそう言えるのかもしれない 『それで貴方は幸せなの?』 幸せ……今の私はその幸せから線を一本抜いた状態 自分で自分を、キョンキョンを巻き込んで今の状況に追いやったのに こんなところで涙を流して悲劇のヒロイン気取り 私ってどこまで自分勝手な人間なんだろうね トイレから戻ると同時に私は『涼宮ハルヒ』から『泉こなた』に戻った 二つほど食べ残っていた林檎は、もう既に茶色く変色し始めている 「それじゃ、今日はもう帰るね」 「いつもありがとよ、こなた」 泣いちゃったせいで少し鼻声なのは気付いてないみたい 「うん! じゃーね」 「ハルヒは帰っちまったみたいだから、よろしく言っといてくれ」 「う、うん」 別れ際に見せてくれた柔らかな笑顔 私にとってその笑顔を見るのはとても辛いことだった 「こなた」 病室を出て少し歩いたところでふと声を掛けられ 下を向いていた顔を上げると、目の間には紫のツインテールがあった 「あ、かがみ」 かがみの顔は普段私の知るものとは明らかに違っていた でもそれがどう違うのかはよく分からない ただ、怒りとも悲しみとも取れるような表情 複雑な感情が混ざり合った、とても形容しにくい表情だった 「ちょっと、いいかしら」 かがみは有無を言わさず私の手を引き、私は屋上へと連れて行かれた 最近少しは暖かくなってきたけど、屋上は風が強く 冷たい空気が私の体温を徐々に奪っていく 「ちょうどキョン君の病室の前まで来たときに、こなたが足を強く鳴らして 病室に入るのが見えたのよ、だから私も中に入ろうとしたら」 中からハルにゃんの声、正確にはハルにゃんの真似をする私の声が聞こえたんだね 本来なら聞こえるはずのない声が 「それで入るには入れなくて離れたところでしばらく眺めていたら、こなたがトイレに行くのが見えて」 そこまで言った後、かがみは屋上の冷たい手すりにもたれ掛り、空を見上げながら 何度かキョンキョンに会いに来たときの事を思い出しているようだった 「今思えばキョン君が、まるでハルヒが生きているかのように話してた その時は事故の影響だと思って、だからまだキョン君にはハルヒのことは知らされていないんだって……」 その先は声に出さなかったけど、かがみが何を思っているのか私にはわかった まさかこなたが真似していたなんて……そんなことを考えているんだろう 「ねぇこなた、いつまでもキョン君に嘘を付き続けるのはよくないわよ 私も一緒に行くから本当のことを言おうよ」 「いいよ、一人で言うから」 「……そっか」 真実を嘘で塗り固めても虚しいだけ そんなことはもちろん分かっていたし、 いくら声が似ていたってハルにゃんの代わりにはなれない 私が真似をしたところでハルにゃんが帰ってくるわけでもない そんなこともよく分かっていた ごめんねキョンキョン、ごめんねハルにゃん 許してなんて勝手なこと言えないけど、今本当のことをキョンキョンに伝えて 心の底から謝ろうと思ってるんだ……ホント勝手だよね 「あれ? 帰ったんじゃなかったのか」 「うん、ていうかよく私だって分かったね」 「まぁな」 戻ってきたときには、変色した林檎はもう無かった 何だかんだいって全部食べてくれたのか 今はそんなこと気にしてる場合じゃないけど 「あ、あのさ」 本当のことを言う為に戻ったというのに、いざキョンキョンを前にすると 喉まで出た言葉がそこで止まってしまう 「えっと……その」 代わりに出てくるのは沈黙を埋める為の短い言葉だけで どうしてもキョンキョンの顔を見ることが出来ない その顔はきっと私を見つめているから だからずっと下を向いていた 「こなた」 名を呼ばれたことで初めてキョンキョンを見る とても真剣で、全てを悟ったような顔をしていた そしてキョンキョンは本当に全てを悟ってしまったらしい 「何となくそんな気がしてたよ。 ハルヒはもう居ないんじゃないかってさ」 「え?」 「俺が聞いていたのは確かにハルヒの声だったが、どこか違和感があったんだ」 「そっか……そうだよね」 本人にその自覚があったかはさておき、キョンキョンはハルにゃんに一番近い存在だったんだもん それが私の演じるニセハルにゃんに不信感を抱かないわけがないじゃん 「まぁ確信は無かったが、そんな気がしてな」 そう言ってキョンキョンは小さく溜息をついた 今まで我慢していたけど、キョンキョンの寂しそうな顔を見て感情が一気に溢れ出した 私は涙を流しながら、ただひたすら謝罪の言葉を繰り返すことしか出来なかった 「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」 キョンキョンにしがみつき、そう叫ぶしかなかった 「こなた、もういいんだよ」 そんな私をキョンキョンは大きな腕で抱きしめてくれた でもそのせいで余計涙が溢れてくるんだよ 「別に恨んでなんかいない。 今まで辛かっただろう? もういいんだ」 「うぅ……キョンキョン」 「もうハルヒを演じなくていい。 アイツとはいつか必ず会える日が来る それまでアイツも大人しく……はないだろうが、向こうで待っててくれるはずだ」 「ゴメンナサイ」 「わかった、わかったからもう泣くな」 「だって……だって」 キョンキョンの優しさが逆に凶器となって私に突き刺さる 涙が止まらない、止めることが出来ない もういっそのことこのまま消えてしまいたかった 『あ~もう、いつまで泣いてんの!』 それは幻聴と呼ぶにはふさわしくない程ハッキリと聞こえた 涙を流し続ける私の耳が捕らえたのは 今まで真似してた私が言うのも変な話だけど、とても懐かしい声だった いつもキョンキョンに命令してた時と同じような口調、そして彼女特有の元気な声 その一喝が私の涙を吹き飛ばしてくれた 「気のせいじゃないか?」 「でも確かに聞こえたんだよ」 「きっと疲れてるんだよ。 今日は夜更かしせずによく寝たほうがいいぞ」 「うん、わかってる」 キョンキョンの言うとおり、疲れてるんだろうね でも自分の過ちを今ここで打ち明けて、一応は許してもらえたことだし 少しは心が軽くなった気はしないでもない 「それじゃーね、キョンキョン」 「あぁまたな」 「終わったみたいね」 病室を出るなり、またかがみが声を掛けてきた 私のことなんて気にせず先に帰ってて良かったのに かがみは私が終わるのを待っていてくれた 「アンタが心配でね」 「ありがと」 「どういたしまして」 私は本当に良い友人に恵まれているんだって今頃気付いたよ もしあの時つかさに出会ってなければ、当然かがみと会うこともなかった もっと言えば、かがみに宿題を見せてもらいに行った時に初めて かがみと同じクラスだったキョンキョンとハルにゃんに会ったわけだから もしかすると全てはあの外国人を撃退した瞬間に決まっていたのかもしれない でも、もしそうだとすれば二人を襲った悲劇も規定事項だったのだろうか そういえば、かがみは折角キョンキョンに会いに来たのに 私のせいで病室に入れなかったんだ 「明日にでも顔を出すからいいわよ」 「あ、良いこと思いついた!」 「何よ?」 皆まで言うなって感じだろうけど、病院に女の子が来たとなれば? それはもう一つしかない 「キョンキョンに食べさせてあげなよ」 「何をよ?」 「決まってるでしょ、林檎だよ」 「林檎!?」 「果物ナイフなら病室にあるからさ」 かがみが剥いてくれたらきっとキョンキョンも喜んでくれるはず 私ばっかりだと飽きるだろうし……まぁ林檎自体飽きてるだろうけどね とにかくこれはまたとないチャンスなんだからさ 料理が出来ないとか不器用だとか言わず、林檎の一個くらい剥いて口移しで食べさせたら そこからあんなことやこんなことになってだね、無事かがみの恋が実るってもんよ 「……こなた」 「なに?」 「やんないわよ」 とか言いつつ、ちゃっかりやるのがかがみなんだよね まったくかがみのツンデレ精神には日々驚かされる 「やんないって!」 こうやってかがみをからかうのも久しぶりだ というより、こんな風に笑ったのはいつぶりだろう これからはもっと笑えたらいいな いつかハルにゃんに会ったときに暗い顔してたら怒られちゃうよ 「そうだ、つかさは?」 「今日はお留守番」 「そうなんだ、でも――」 とりとめのない会話を続けながら、自動ドアを抜ける 少し歩いて振り返り、来た時のように建物を見上げると、 キョンキョンの居る505号室の電気はまだ赤々と灯っていた 「おやすみ、キョンキョン」 まだ寝るには早い時間だけど、そう言って私とかがみは病院を後にした 夢を見たんだ いや、こなたのことがあったから正直夢なのか現実なのかわからん だから勝手に夢だってことにしてんだけどな そろそろ寝ようと思って、MP3プレイヤーの電源を消して リクライニングさせていたベッドも倒して布団を被ったんだ 何故俺が一度も目にしたことの無いMP3プレイヤーをいとも簡単に操作できるのかというと こなたに手伝ってもらい、ボタンの位置を完全に暗記したからだ 最初は手こずったが、人間が進化の過程で記憶容量を大幅に大きくしたお陰で 失敗しながら繰り返し操作を続けていく内、たとえ見えないとしても 再生や停止はもちろんのこと、ランダムやシャッフルといった曲選択の細かい設定にいたるまで 全て指の感覚と頭に浮かべるイメージだけで容易に操作できるようになったわけである ……おっと、話が逸れてしまったな 静まりかえった病室で、ふと声が聞こえた 『まったく、私のモノマネなんて100年早いわよ!』 その声は懐かしいものでな、すぐに誰だかわかったんだ だからごく自然にそいつの声に答えた 「100年たったら死んでるだろ」 『私はもう死んでるわよ』 いくら夢だからって冗談きついよな? 現実であっても夢であっても、やはりアイツは変わらない 「ついでに聞くが、もしかしてそっちでもSOS団なんてのを――」 『当たり前じゃない! まだ団員はゼロだけど』 そりゃそうだろうな、わざわざ死んでからあんなのに入る奴なんていない 『言っとくけど、これはアンタの為なのよ』 「俺の為とはどういうこっちゃ?」 『だって、アンタは団員その1でしょ? だからこっちでも一番に入団するようにしてるのよ』 しかしだからといって俺が死ぬまで待つというのだろうか それは明日かもしれないし、はたまた何十年後かもしれない というか既にその時が来てたりしてな 『まだその時じゃないから、せいぜいのんびりしてなさい。 すぐこっちに来ちゃダメだからね』 「のんびりするのは俺の得意技だ、その点は安心してくれ」 『それこそ100年ぐらいかけてもいいわよ』 「わかったよ」 ハルヒにそう言われたのだから、後100年は生きれるかもしれんな そこまでくれば、いくら怠け者の俺でも天国行きの電車に乗り遅れることはないだろう 遅刻して罰金を命ぜられることもな 『楽しみに待ってるわ。 それじゃ、オヤスミ』 と、こんなやりとりがあったわけだが やはり夢だったんだろうな 目が覚めるともう昼で、僅かに光を感じた 太陽がこの病室内を照らしているようだ やって来た看護婦さん……もとい女性の看護士さんが テレビの置いてある棚の、引き出すタイプのテーブルの上に 少し形の歪な、皮を剥いてある林檎が置いてあったと教えてくれたが こなたなら俺を起こすだろうし、一体誰が来たんだろうな それとナースステーションに絆創膏を求めて、 俺と同年代くらいの女の子が恥ずかしそうに尋ねてきたらしい 「それで、あげたんですか? 絆創膏」 「私物をあげたの、キャラものだったから余計恥ずかしそうだったわ」 と看護士さんはクスリと笑い、俺に嬉しそうに語るが そのイタズラ口調は朝比奈さんにちょっかいを出すハルヒを思い出させてくれた 夢ではのんびりしてろと言われたが、俺達がハルヒの元へ行くのはいつになるやら きっと行った先でも朝比奈さんに如何わしい格好をさせて遊ぶんだろうね いや、朝比奈さんはこの時代の人間じゃないんだったな それなら代わりにみゆきさんあたりをとっ捕まえるに違いない そんなことを考えていると、ハルヒのあのバニーガール姿を想像してしまい いやらしく緩んでしまった口元に手を当て、必死に誤魔化した こなたが俺の様子を見たら、きっとナースに介抱されて変な妄想をしてると思うだろう 「やっほーキョンキョン」 噂をすれば、看護士さんと入れ違いにこなたがやってきた別に土日を潰してまで俺に会いに来てくれなくてもいいんだが 折角の休みをこんなヒマな病室で過ごすなんて嫌だろうし 「何をおっしゃいますかねキョンキョン」 「実際ヒマだろ?」 「わかってないなぁ」 見えはしないが、恐らくこなたは両手を広げて肩をすくめ 『あきれた』といったジャスチャーをしているに違いない 確かめようがないが、俺には分かる 「こなた、今日は林檎はいらないぞ」 「うん知ってるよ。 だってそれかがみが持って来た林檎だもん」 なるほどそういうことか、謎は全て解けた 「かがみに言っといてくれ」 「何て?」 「林檎美味しかった、今度来るときは絆創膏を忘れるな」 「あはは、了解」 俺は夢の内容をこなたに伝えようと思ったが、その夢の中のハルヒの声と いつもこなたが真似をしていた声とを聞き比べてみたくなった 「なぁこなた」 「んー?」 「もう一度やってみてくれ、ハルヒのモノマネ」 「ヤダよもうやんないよ」 よく考えたら昨日あんなことがあったってのにまた真似をしろはないよな ハルヒだって言ってたじゃないか、私のモノマネなんて―― 「ハルにゃんのモノマネなんて私には100年早かったね」 「あっ」 「どうしたの?」 「いや、なんでもない」 それは夢に出てきたハルヒの言葉と似ていた こなたはかがみが来るのを知っていながら、ちゃっかり持参してきた林檎の皮を剥いている 一応2つもいらないと断りをいれたが、こなたにとっては食べるより剥くことに意義があるらしく 俺が林檎を口にしようとしまいと、そんなことは関係ないらしい 鼻歌混じりに林檎を剥くその音を聞きながら、俺は顔を窓に向け、見ることの出来ない空を見上げた そこにハルヒの顔が浮かんでいるような気がして作品の感想はこちらにどうぞ
https://w.atwiki.jp/touhoumtg/pages/335.html
紅い暴虐/Red Atrocity 紅い暴虐/Red Atrocity(R) エンチャント - オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされているクリーチャーは +3/+0の修整を受けるとともに「このクリーチャーは、各ターンに可能ならば攻撃する。」を持つ。 参考 紅魔郷-コモン
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/6360.html
紅い鴉Ⅲ-セピアカラーの僕の今- 収録作品:もんむす・くえすと! 終章 ~負ければ妖女に犯される~、ざくざくアクターズ 、絶叫トレインコースター等[PC] 作曲者:煉獄小僧 概要 フリー音楽素材配布サイト『煉獄庭園』の素材曲。分類は「ロック・メタル」となっている。 『もんむす・くえすと!』『ざくざくアクターズ』『絶叫トレインコースター』等、フリーゲームなどを中心に使用されている楽曲のうちの一つ。 静かに始まるイントロから徐々にドラムが刻まれていき、そこから一気に駆け抜けるような曲調へ移る。 そのアップテンポでロック調な曲ゆえ、煉獄庭園でも特に人気が高い曲の一つとなっている。 この曲の人気が高い理由の一つとして、先に挙げたゲームで使われる場面も挙げられるだろう。 『もんむす・くえすと!』では、すべての元凶とも言える存在との最終決戦に使われており、この時仲間全員で力を合わせての総力戦にもなる。 戦闘中に挟まれる仲間との会話、そして敵の強大さもあって非常に白熱する戦闘となっている。 一方、『ざくざくアクターズ』では隠しボスの一人であるイリスというキャラクターとの戦闘で使われる。 このイリス、文字通りに完全無敵の取り巻きとも合わせて隠しボスらしくかなりの強敵となっており、だからこそこちらが優勢になった時の興奮もひとしお。 『絶叫トレインコースター』では、コースプレイ中に流れる。この駆け抜けるような曲調、まさにこのゲームにふさわしい。 上記に挙げたゲーム以外でも、基本的に「強大な敵との決戦」という場面で使用されることの多い曲である。 余談だが、「紅い鴉『Ⅲ』」と付いているのは、無論他にも「紅い鴉」という名の曲が同サイトにあるから。 MP3で配布されている本曲と違い、MIDI形式で兄弟曲の「蒼い鴉」などと共に配布されている。 過去ランキング順位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 595位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 995位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 559位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 647位 外部リンク 煉獄庭園 曲
https://w.atwiki.jp/imatti/pages/201.html
騒符「限界ライブ叩きつけて」 ここまでのあらすじ 平和的にミスティアを懐柔した霊夢達 一方、その頃紅魔館ではある取り決めが発表されていた そして、ミスティアの話では騒霊三姉妹が不穏な動きを見せているとの事 霊夢達は現場に急行するのであった 霊「今回はまともね」 魔「にしてもあんまり話進んでないな。一話消費したのに」 霊「な訳でドーム会場に到着よ」 魔「本当、道中が省略され過ぎていると思うぜ」 でも、書く事無いんですから仕方が無い 妖「幕末なら仕方ありませんね」 天子「血飛沫どくどく天子ちゃーん」 霊「あんたは黙ってろ」 魔「愛なら仕方無いぜ」 美「えーと、久々に戻ってみた訳ですが何ですか、この、最近の流行?」 ル「そうで無きにしも非ずなのかー」 パ「どちらかと言えば一昔前の流行な気がするわ」 鳥「とりあえず、中入らない?」 中に入るだなんて卑猥ですぅ>< 霊「そういう方面に話を持って行くあんたが一番卑猥な存在だ」 くっ…反論出来ないぜ… 魔「私のアイデンティティをパクるなと言わざるを得ないぜ」 リョウ「騒霊が相手なら覇王しょうk(ry」 サカザキさん、自重してください 妖「もう、リョウさんが半ばレギュラー化している気がします」 鈴「ところで、この人誰?」 リ「某RPGツクールゲーで戦ったじゃないかと言わざるを得ない!」 鈴「私は過去には縛られないタイプなのよ」 輝夜さんと同じ考えなんですね 魔「あいつは未来を考えないんだったと思うぜ?」 まあ、大体同じですよ リ「一応自己紹介しておくと、龍虎の拳の主人公であり、妹の…」 霊「さて、プリズムリバーは確か長女が物理、次女が魔法、三女が支援を得意としていたわね」 妖「三人揃っての連携は中々に厄介です」 魔「まあ、それなりに気合入れる事にしようぜ」 リ「え?俺ガン無視?無視しちゃう訳?」 ル「でもよく考えてもみればこっちは八人も居るのかー」 鈴「確かに、数なら負けていないわね」 美「一部空気が居る事…時々で良いから思い出してください…」 パ「それは無理ね、所詮貴方は噛ませ犬だし」 美「ええっ!?」 リ「いっそKOF参戦しないか?と誘わざるを得ない」 美「転職…考えてみましょうか…」 寧ろリトバスとかどうです?非常に俺に良し、です 霊「そういえばあんた、最近リトバスが気になっているらしいわね」 はい、エロゲには興味無いんですが…キャラがどうも魅力的過ぎる 魔「こいつは本当に金髪とかポニテとか好き過ぎだぜ」 フフフ…金髪キャラは全員守備範囲に入ってるんですよ? 魔理沙さん!あなたも勿論! ル「私も守備範囲内?」 勿論!金髪幼女、大いに結構じゃありませんか! 魔「こいつは全金髪女性の敵な気がするぜ」 霊「救い様が無いわね」 妖「一度、迷いを斬っておくべきでしょうか?」 ル「迷いを斬ったらより一層、欲望に忠実になる気がするのかー」 鈴「そうなったらただの変質者ね」 鳥「とりあえず鳥目にしておく?」 鈴「いやいや、ミスティア。ここは狂気を一つ…」 魔「マスパで吹き飛ばすのが一番だぜ」 そんな事しても無駄です!私は滅びない!何度だって蘇るさ! パ「ムスカみたいな存在ね」 ムスカ、良いですねぇ。私もあんな風になりたい 霊「なるな」 その頃、紅魔館では 小「紅い月陽炎、眩しくて、怖いなら…続き何だっけ。トルシェ覚えてる?」 トルシェ「えーと…どうでしたっけ。最近はそのレコード聴いてませんからどうも…」 小「確かあれは咲夜さんの所有物だったっけ。早く帰ってもらわないと、本当に」 ト「ですね」 小「ところでトルシェ、さっきから変な感じがしない?」 ト「変な感じ、と言われますと?」 小「そう、どっかの誰かさんが私が目をかけているメイドに化けてこの館に侵入しているとか」 ト「ははっ、それってどういう意味です?」 小「この時間、トルシェは丁度休憩入ってるのよね。そしてもうすぐそれも終わる」 ト「はぁ。でも、今は人手不足ですから…私が勤務時間外でも働くのは当然じゃないですか?」 小「本物のトルシェが来てからじゃないと正体を明かしてくれないの?冬の妖怪さん」 ト「またまた、正真正銘、私が本物ですよ。何時まで経っても貴方の言うトルシェは来ませんよ?」 小「ええ、だってトルシェは今朝一番に咲夜さんを探す為に他のメイド数名と共にここを発ったからね」 ト「…!」 小「それは確かに私が見て確かめたし、そんなに早く戻る筈も無いんだなぁ。これが。だって、帰りは霊夢達と一緒にする予定だから」 ト「それが、早急に知らせないといけない事が出来たので私だけ早めに戻ったんですよ」 小「それ、聞いていないわね。詳しくお聞かせ願おうかしら」 ト「はい。何でも紅魔館のメイド長が失踪されたそうで」 小「随分と耳が遅いのね。もう何週間も前から分かっている事よ?」 ト「いえいえ、咲夜さんではありません。今の臨時メイド長が、ですよ」 小「それは妙な話ね。私は確かにここに居るのに」 ト「ああ、すみません。私とした事が、どういう訳か少し未来の情報を仕入れてしまったみたいです。もうすぐメイド長は失踪されるのですが」 小「されるのですがって、失踪するかしないかは私次第でしょ?」 ト「いえいえ、それが案外」 話を戻そうか 魔「おーい、お客第一号がやって来てやったぞー」 霊「別に騒霊のライブを聞きに来た訳じゃないわよ」 妖「でも、案外満足したら大人しくなったりするかもしれませんよ?」 魔「人間が奴らが満足するまでライブを聞いてたら、間違いなく発狂するけどな」 ルナサ「呼ばれて!」 メルラン「飛び出て!」 リリカ「プリズムリバー楽団!」 黒白赤「ここに推参!!!」 霊「だから誰も呼んでないって」 魔「私は呼んだぜ」 黒「お礼に貴方達にはとっておきの音色を聞かせてあげるわ」 白「半刻聞けば夜も眠れぬ、一刻聞けば疲れを知れぬ、二刻聞けば正気を保てぬ。究極の騒霊ライブよ」 赤「今入ってきた扉からはもう出れない、私達を満足させない限りは帰れないよ。尤も、私達が満足する頃にはあんた等全員狂っているだろうけどね」 魔「おいおい、三人の演奏だけじゃ飽きが来るぜ?ゲストにも参戦させてくれよ」 黒「それは無理な相談、ここは私達だけのライブ会場だから」 鳥「ちょっと待ったー!私をボーカルとして迎え入れる話は!?」 白「ああ、その約束は破棄ね。貴方、そっち側に寝返っちゃったし」 鳥「ガビン!」 霊「古典的な落ち込み方&まだあんたはその事を諦めてなかったのか」 赤「私達を止めたいのなら、弾幕ごっこで倒してみな。そんなの出来ないと思うけどね」 妖「でも、あなた達は既に霊夢さんや魔理沙さん、それから今は居ませんが咲夜さんに負けた事があるはずです。今回は私や鈴仙さん、その他大勢が居ますしいよいよ勝ち目は無いですよ?」 黒「舐めてもらっては困るわね。私達は常に進化し続ける楽団。新たな力を得て、より素晴らしいライブを行うわ」 鳥「あんたの言うそれも、大方チルノかメディスンからの何じゃない?他人に頼っておいて何が進化なんだか」 ル「人の事言えない立場な気がするのかー」 鳥「そ、それはこの際置いておいて」 白「何れはチルノなんか倒して、この力を私達自身のものにするつもりだわ。貴方達はその練習台、精々凄惨に死んでよね」 魔「具体的にはどんな力なんだ?」 赤「ふふふ、好奇心は身を滅ぼすよ~」 魔「カニバリズムか、カニバリズムなんだな」 霊「魔理沙、それ妖怪標準装備してる」 魔「はっ!私とした事が失念していたぜ」 黒「それが知りたければこの先のホールに来る事ね」 白「それじゃ一旦さよなら~」 赤「近い将来にお会いしましょう~」 行ってしまいました 妖「プリズムリバー三姉妹の得た新たな力…どんなものなんでしょう」 鳥「私は単純に力の底上げをされた訳だけど…どうやらあの口振りだと何か別な技能を得たみたいね」 さて、また紅魔館でも ト「冬符『ノーザンウィナー』!…って、居ない!?」 小「銀符『パーフェクトメイド』。あんたの攻撃なんて事実、止まって見えるわね」 ト「くっ…!時間操作能力を得たのは本当だったの!?」 小「どんな噂が流れてるのか知らないけど…とりあえず紅魔館のメイド長のステイタスの一つだから」 ト「ここで無理するのは得策ではない、か…」 小「あれ、このまま逃げるつもり?うーん、本来なら見逃してあげるんだけど、レミリア様が侵入者は徹底的に凹れって言っているのよね。だから、もう一枚ぐらいスペル食らって行かない?」 ト「冗談じゃないわ。そんなのこっちから願いさg…」 小「折角だから、チルノと同じスペルが良いわね」 小「これが… 『世界(ザ・ワールド)』よ もっとも『時間の止まっている』あんたには見えもせず感じもしないだろうけどね… 時が動き出した時 いくらあんたが『グレイズ』で防いでもその火球の数 はたして全部の数をはじき飛ばせるかな… …そして時は動き出す… 」 続く あとがき 折角タイトルは遊戯王ネタなのに、それをまったく活かせていません でも、タイトルなんて飾りですよ 偉い人にはそれがわからないんです しかし何度するんだザ・ワールド 個人的には小悪魔にナイフは投げて欲しく無いので、他にするスペルが無いだけだったりします パーフェクトメイド?ナイフの変わりにオータムエッジでも飛ばしてるんですよ ちなみに小悪魔のワールド発動後の台詞は緋想天の咲夜さんwikiより、一部改変して使用させてもらいました 多分、と言うか確実にこれはDIO様のネタですよね 原文も気になるな、DIO様の名言で検索したら出たりするのだろうか 私的予想では グレイズ=スタープラチナ JOJO全く知らない人間がとりあえず知っている単語を当て嵌めただけですが、案外当たっていたりして それでは、プリズムリバーとの決戦!次回をそれとなくお楽しみに Before 鳥符「待て、慌てるなこれはみすちーの罠だ」 Next 騒符「虹川の究極龍」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/50.html
ディアボロ&コマンダー ◆dM45bKjPN2 ───男の話をしよう。 男は人生の中で、全てにおいて臆病だった。 己の扉は重く堅く、鉛の如き城門を。 己への道は深く長く、迷路の如き回廊を。 その姿は影の中。夜中の如き暗闇に。 しかし、闇とは何れ暴かれるもの。 邪悪な闇なら尚更だ。 臆病な男を暴いたその先は、覚めることのない、結果の無い無限地獄。 囚われ続けたその先に、あるのは光かそのまた地獄か。 『覚めない夢はない』と言われるが、さて。 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ とあるビルの屋上にて───男は、月を見上げていた。 今度は紅い月。月なんて真面目に見たのは何時以来か。 「……ハァーッ!ハァーッ!」 そして。 我に戻った男は、怯えるように地に平伏す。 親と逸れた子供のようにキョロキョロと辺りを見回し、雷に怯える子犬のようにブルブルと震えている。 今の男を一言で表すなら───『惨め』。 その一言に尽きた。 「今度は何処だ……!上空から『飛行機』でも降ってくるか? それともこのビルごと『倒壊』するかーッ!?」 不様に喚き立て、床を転がる。 コンクリートの床はとても冷たいが、男はそんなことすら気にしない。 まるで、今すぐに災厄が訪れるかのような慌てぶりで転がっている。 「わかっているぞ、どうせ次はその影から───ァ、ハッ!!!???」 機関銃のように喚き立てる男の胸に、痛みが訪れる。 具体的に言えば、熱。 胸に現れた刻印が、熱を発している。 胸を焦がす熱は、恐慌状態の男の精神を追いやるには十分だった。 「ァ、そうか、次は焼、くのか、ふざけるな、死にた、くない……! オレはッ!オレはッ、こんなことでェーーーーーッ!!!」 ───絶叫。 静かな街に男の悲鳴が轟く。 そして。 「ハァー、ハァー……」 痛みが引いた。 が、精神は未だに恐怖の中にある。 逃げなければ。 逃げなければ、逃げなければ。 逃げなければ、また殺される。 恐怖で上手く機能しないのか、足がもつれて床に激突する。 だが、そのまま男は腕を使い匍匐前進の要領で進む。 立ち上がる時間すら惜しいのか。 それとも、恐怖心に煽られた心が止まることを許さないのか。 ───そこに。 「……お前が私のマスターか?」 化物が、立っていた。 肌は白く、背は高く。 身体つきからして性別は女性なのだろう。 手に持った禍々しい杖からは威圧感が。 そして一番の特徴は───その髪の毛が、蛇だったのだ。 「お前か」 男は、呟く。 ジリジリと迫る化物に、男は尻餅をつき後ずさる。 「お前がオレを殺すのか」 近寄るな、と男は呟く。 化物は意にも介さず、接近する。 男はもはや呻き声を発することしかできない。 そして。 最後の体力を込めた、絶叫が響く。 「オレのそばに近寄るなああ───ッ!!!」 ぎゅっ、と。 男が絶叫の後に感じたモノは、暖かさだった。 長らく感じていなかった、人間の温もり。 「───私はおまえを殺さぬ」 男は、抱き締められていた。 蛇の髪と青白い肌に、男は包まれていた。 化物は、語る。 「ああ、無限地獄に囚われた人間よ。 小賢しい者の手で全てを変えられた悲劇の者よ。 私には───おまえの悲しみがわかる」 漏れる声は、美しかった。 思わず聞き惚れてしまう程の、その美声。 見た目からは想像が付かぬその美しさ。 「悔しかったろう。怖かったろう。悲しかったろう。辛かったろう。 もう怯えなくても良い。 おまえの悲痛な願いは、この私が聞き遂げた」 同情ではない。 これは、共感。 光によって追いやられ、全てを変えられた───その痛みを、理解したのだ。 「私のクラスはコマンダー───マスター、おまえの名を教えてくれるか?」 男は、抱き締められたまま口を開く。 かつての威厳はもはや無く。 そこに宿るのは、1人の男としての弱さ。 「───『ディアボロ』。オレの名は、ディアボロだ」 どれほど磨耗したのだろうか。 あれ程隠し通してきた情報を、ディアボロはするりと口から発した。 「……ディアボロよ。これは私とおまえの、プライドを賭けた戦争だ。 ───共に、我等の”威厳”を取り戻そう」 化物……コマンダーが囁く。 ディアボロは、ただただ頷くのみだった態度から、徐々に自我を取り戻していく。 「オレは───『結果』に辿り着くことができるのか……?」 「ああ」 「オレは、生き延びられるのか……?」 「そのための、戦いだ」 ディアボロの瞳に、活力が戻ってくる。 依然心に張り付いた恐怖心は振り払えていないものの、活動の意思が戻ってきていた。 そして。 「頼む、コマンダー───共に、闘ってくれ」 かつてのディアボロならば、想像もつかないことを零した。 『結果』に辿り着かない、死の『過程』に捕らわれたことは、彼の心を蝕んでいた。 およそ、これが最後のチャンス。 これを逃せばディアボロは、一生死に続けることだろう。 「ああ───愚かな人間ならば、私らここでおまえを殺していただろう。 しかし、おまえは違った。 おまえは私の同志だ」 答えるコマンダーも、これが最後のチャンス。 愚かな人間に仕えるつもりなどないし、そしてコマンダーが認める人間などこの男を除いて1人として存在しないだろう。 「行くぞ、ディアボロ。 ───私達には、まだやり残したことがある」 そして。 男と化物は、再び死闘の渦中へと飛び込むこととなる。 願いは一つ。 ───我の全てを変えた者に、天罰を。 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ ───女の話をしよう。 女は生まれた頃から美しかった。 つま先から頭髪まで、聖女の如きその美貌。 見惚れた者から粉々に。美しいものには棘がある。 美女にして魔女。 裁定者にて処刑執行人。 しかし、罪とは巡り帰ってくるもの。 程なくして、その悪行は己に帰ってきた。 醜き精神はその姿に。蛇の如き執拗さはその髪に。 魔の女神は変貌する。美しき姿を化物に変え。 己を醜き姿にした女神に死の報復を。 天界を揺るがした大罪人。 その名を───メデューサ、と言った。 【クラス】 コマンダー ”指揮官”のサーヴァント 【真名】 冥界女王メデューサ@新・光神話 パルテナの鏡 【パラメーター】 筋力D 耐久C 敏捷E 魔力A+ 幸運C 宝具A+ 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 指令 A 指揮官としての指揮性能。 一つの世界の女王として君臨した彼女は破格の性能を誇る。 このランクならば、己の配下を手足のように自在に動かせる。 配下生成 B 指揮官としての配下生成性能。 魔力を消費することで生前従えた数々のザコ魔物を召喚することができる。 【保有スキル】 陣地作成 B 魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。 コマンダーの場合、魔力を溜め込み配下を作る「冥府界」を製作可能。 冥府 B 冥府界において君臨した彼女の持つスキル。 彼女の陣地内において、彼女の把握できない場所はない。 【宝具】 『冥府造りし我等の魔』 ランク:B 種別:- レンジ:- 最大補足:- 生前コマンダーが作り上げた冥府軍のボスを召喚する。 ただし召喚できるのは一体ずつで、その一体を自分で戻すか相手に消滅させられるかしなければ次のボスを召喚できない。 そして、召喚できるのは下記のボスのみ。 魔獣ツインベロス 三つ首竜ヒュードラー ビッグ死神 邪神パンドーラ 魔神タナトス 『忌むべき呪いの蛇女王』 ランク:A+ 種別:- レンジ:- 最大補足:- 己の姿を一つ目の巨大な首だけの蛇へと変貌させる。 この宝具は『冥府造りし我等の魔』を封印しなければ使うことができず、魔力消費も膨大になる代わりにパラメーターを以下のものに変貌させる。 筋力A 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A+ また、元の姿に戻ることも可能。 コマンダーはこの姿を嫌っており、滅多なことがなければこの姿を見せることはない。 【weapon】 『杖』 彼女が使用する武器。 肉弾戦にも使用することができる。 【人物背景】 新・光神話 パルテナの鏡に登場する冥府軍の指導者。 顔立ちは美しい女性ながら、不気味な青白い肌とヘビになった頭髪を持つ。 これは過去にパルテナから掛けられた呪いによるものであり───それこそが、今回の聖杯戦争に参加した理由である。 元は黒髪の美女だった。 25年の時を経て復活したメデューサは、パルテナへ復讐のため天界、人間界へと進攻する。 が、メデューサが蘇ったのは己の力ではなく、冥府神ハデスの手により蘇らせられただけで彼女はそのことを知らなかった。 そして後にハデスに「用済み」と始末され、冥府界に散る。 が、しかしラストにおいてもう一度復活し、かつて敵対したピットの手助けをし、また消滅した。 彼女が聖杯戦争に参加した理由は、己を醜い姿に変えたパルテナへ復讐するため。 が、愚かな人間・魔術師などに仕えるつもりはなく召喚次第魔物にでも手足を食わせ利用する予定だったが、マスターを見て思想を変えた。 『光』の持ち主に全てを奪われ、苦しみを味わった者同士。 美しかった黒髪は醜い蛇に。絹のような柔肌は罅の入った白い肌に。 『美貌』を奪われ『醜さ』を与えられた彼女が、 『結果』を奪われ『過程』に取り残されたディアボロを認めるのはまた当然と言えた。 この戦争は、彼らの”威厳”を取り戻す物語。 『絶頂/美貌』は、再びこの手に。 【マスター】 ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険。 【マスターとしての願い】 この死の『過程』から抜け出したい。 【weapon】 スタンド 『キングクリムゾン』 しかし弱りきっているため使用できるかは不明 【能力・技能】 『時を吹き飛ばす』能力と『未来を視る』能力。 『過程』を吹き飛ばし『結果』だけが残る───が、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムによって『結果』に辿り着かず『過程』に取り残された彼にとって果たしてスタンドは発動できるのか。 【人物背景】 彼の正体や経歴、素性は全ての人間にとって謎であり、彼の正体を探ろうとする者は容赦なく、冷酷で計算されつくした残忍さを演出して警告したのち始末している。 その手腕や強力過ぎるスタンド能力に反し、自分の来歴が表に出ることを極端に恐れる小心な一面を持つ。 最終決戦においてゴールド・エクスペリエンス・レクイエムに敗北し『結果に辿り着かず死に続ける』ことになった。 彼はその頃から参戦。 故に死への強大な恐怖感を抱いている。 かつての威厳は、もはや存在しない。 【方針】 コマンダーと共に生き残る。 死にたくない。
https://w.atwiki.jp/bms_progress/pages/685.html
★13←★14→★15 一覧 Angelic Snow -extreme- Apollo [1969.07.16] Cinderella Cage -Trancecore Mix- [transient] Cross breed -EXTRA- Crystal Wind [UV] Cynic -drrrr- DRAGONLADY (7key(・3・)) E reviver -imaging you- (MANIAC+) eth剣 [ 7key_Clover ] far in the blue sky... [29Another] Fatal Pulse [breath] Fate/fete (MANIAC+) Flesvelka [Resurrection] G e n g a o z o [29Another] Galaxy in Toybox [HARDEST] Gamegame (bms edit plus+) gradation (MANIAC) High-Priestess [EXTRA] INFINITE BEATS [S+J] Last! Least! Regrets!! (GOD) mom [sorry.] orion ring -IR- platinum garden -maniac- Platinum [sANOTHER] SAMBISTA -sarambista?- The ArcticLight The Lamia 170 [Requiem] The SunLight [U] Utopiangela (Cartoon Channel 203) Xecus [Extream] κανων -φ- ★SweeT DiscoverY★ (MANIAQ) ねぇ?メイドさんはみんな忠実だと思う? [SABOTHER7] エーデルワイス [HARDEST] メイドと血の懐中時計 [BEGINNER-β] 上海紅茶館 (LUNATIC) 堕楽の園 [EXTASIM] 幸せなマリアへ -ベアトランスMix-_SPanother_ex 恋愛シンドローム [yumether] 月童 - Awaking!!神奈 [KANNER] 爆走中年 ~ENDLESS RUN~ (かっとべ♂マグナム) 紅い月夜に花の乱 [8分咲き] 芥川龍之介の河童 ~Candid Friend [NORMAL]
https://w.atwiki.jp/jinrowiki/pages/886.html
前ページ次ページ村企画 村名 赤い月夜の吸血鬼 2014年10月8日に皆既月食があるそうです。 そんな天体ショーにあわせて、RP村はいかがでしょうか? 同コンセプトで建てた村 月食の吸血鬼 村名 赤い月夜の吸血鬼 [#da4759e0] 更新履歴 [#y3bb03aa] あらすじ [#l57eec70] 概要 [#k452208a] ローカルルール/世界観 [#w2c9d0ca] 役職設定 [#e0dd5173] 処刑襲撃設定および指針 [#j6b5d8f1] 発言規定 [#cf8f9f4e] 注意事項 [#c89207ed] 禁止事項 [#m21eff7d] 推奨事項 [#o1827324] 進行 [#n7ad05dc] FAQ [#v49a45d5] 見取り図 [#g693147a] 参加募集 [#x6113696] コメント [#vdd6bea3] 更新履歴 9/19 wiki作成 {村建ちました。 }; PASSは下に埋めてあります。 あらすじ 皆既月食を古城で見るツアーに参加したあなた。 月食が始まり、月が欠け始めると城の空気が変わっていきますが、それに気付く人はいるのでしょうか? 皆既状態で月が紅くなった時 吸血鬼が動き出す……―― 概要 村名 赤い月夜の吸血鬼(仮) 村建て人 okomekome SNS 開催国 人狼議事 RP 種別 完全RP村(R18・性暴) 更新間隔 24h 投票方法 記名 発言制限 いっぱい キャラセット 人狼議事 ちゃんぷるセット 募集人数 7〜15人+ダミー 編成 村仔狼半半半半半半…(以下人数に合わせて半狼が増えます) 更新時刻 1時 開催時期 10/6村建て・10/8 1時開始 役職希望 有効(ランダム希望禁止) 幽界トーク ON ゲームルール 深い霧の夜 {皆既月食の時刻 };(参考) 実際に見る必要はありませんが、参考までに。 部分食の始め 18時14.5分 皆既食の始め 19時24.6分 食の最大 19時54.6分 誠に勝手ながら、エピローグを最大延長しても18日1時には村は閉じているようにします。 14日まで村が続いた場合は、村建てが使用します村人(半NPC)を吊って終了とします。 5名以上集まれば、人数に関わらず8日に開始します。 ローカルルール/世界観 言い換えありの完全RP村です。 時代は現代。ただし、実在しない国。 古城は西洋風ではありますが、和洋中の習慣食事等細かく気にしないでOKです。 携帯電話等外部との連絡手段もありますが、1日目になると外部とは一切連絡出来ません。 月の観察にぴったりの、街から離れた西洋の古城が舞台になります。 古城は現在、人は住んでいません。 普段は一般開放されてなく、月食の時だけ開放されているものです。 ただし、手入れは行き届き、宿泊施設もあります。 食料は数日間分用意されています。それぞれが持ち寄ってもOKです。 初日開始時点ではPC以外には人はいません。 プロローグ時点で出したNPCは、何らかの理由で城の外に出してください。 役職設定 人狼 吸血鬼です。月食の気配で起き出してきた吸血鬼です。チート的な能力で同じツアー参加者と錯覚させています。 半狼 皆既月食を見るために集まった普通の人間です。 吸血(=襲撃)されると吸血鬼(=人狼)となります。 仔狼が追加で入ります。 人狼と仔狼は村建て及び村建てがお願いした人が使用します。 希望はしないようにお願いします。 処刑襲撃設定および指針 言い換え 襲撃:吸血され吸血鬼になります。 処刑:始祖吸血鬼によって別の世界に誘われます。 処刑先はPL視点>PC視点でお願いします。 襲撃に関してはお任せします。 発言規定 白青赤ログでの世界観を壊すようなネタ発言、人狼用語、記号、AA、顔文字等の使用は禁止です。 白青ログでの中身発言は禁止です。赤ログのみどうしても襲撃の相談が出来ない場合、記号/**/を付けてください。灰ではご自由にお話ください。 えろぐろ有ですが、推奨という意味ではありません。それを目的とした村ではありません。具体的な描写は避けてください。 入村時にNG事項をメモにて申請してください。書いていないまま苦手なネタを振られても泣かない。 注意事項 参加はゆるゆるで問題ありませんし、エピローグの参加も強制ではありません。しかし、自PCの〆まではするようにしてください。進行中・エピローグ中問いません。また、他PCと絡んでいる場合は、きちんと区切りをつけるようにしてください。 プロローグにて入村文のみの場合、開始後の突然死の恐れがあるため、村開始2時間前頃に村を出ていただきます。予めご了承ください。~もし2時間前までに入村文以降の参加が難しい場合は、その旨と発言可能時間をメモにてご連絡ください。その場合でも、申告時間までに参加がなければ同様の処置をします。ご協力お願いします。 禁止事項 ランダム・人狼・仔狼・村人希望でのエントリー 進行中他村との掛け持ちはお相手の村が可としている場合に限り、黙認です。ただし、参加比率がどちらかに偏ることがないようにしてください。また、掛け持ちと分かるようなこと(他村の話題)を灰に残さないようにお願いします。 他の参加者を著しく不快にさせる言動 過度な寝落ち。寝落ちしそうな場合は早めに寝るように心がけてください。 推奨事項 リアル大事に。 ちゅーちゅーされに行くぜ!しに行くぜ!の心意気。 PCとして他PCとの交流 進行 青文字 はシステム的なものです。 プロローグ 皆既月食を見るために古城に集まります。皆さんはツアーの参加者です。 月食の時だけにしか開催されない古城ツアー。しかもここのお城、吸血鬼がいるなんて噂もあるらしいのです。 だからこそ、プレミアムがついている人気ツアーなのです。 月食が始まるまでは、お城の中を散策してください。 だれか一人増えているかもしれませんが、あなたはまだ気付きません。 1日目 更新後、皆既月食になります。思い思いの場所で、月を眺めてください。 以降エピまで、皆既日食の赤い月のまま時計も止まります。 それと同時に城の雰囲気が変わり、城から出られなくなります。 2日目 ダミーが吸血鬼に誘われていなくなります。 既にお城の雰囲気に気付く人もいるかもしれませんね? 3日目以降 人がだんだん減っていけば、またそれも恐怖へと変わるかもしれません。 もちろん、恐怖を感じなくても構いません。 墓下 吸血鬼に誘われた世界です。吸血鬼のみが存在を知り、見ることも聞くことも出来る世界です。 ただし、互いに触れることは出来ません。 中身解禁ではありません。別世界へ誘われた人間もしくは吸血鬼としてRPを続けてください。 エピローグ 別世界へ囚われてしまうか、それとも無事に城から脱出出来るかは、それぞれにお任せします。 入った瞬間から中発言解禁です。 そのままRPを続けてもかまいません。 FAQ 動き方や進行、世界観等で出てきそうな質問を上げてみました。 世界観等の食い違いを減らしたいので、疑問等ありましたらお気軽にコメントにてお願いします。 + 進行について Q: 村内の時間の進み方は? A: 村内の時間はリアルと同じでなくて良い、というよりも同じで進めるには難しいかと思います。 進行中は月食のまま時間が止まったような状態になるので、時間を無理に進める必要はありません。 おなかが減ったら食べる・眠くなったら寝る、で良いです。 + 墓下について Q: 墓下の扱いは? A: 墓下は吸血鬼のみが見える別の世界です。死者ではありません。 ただしそれを知っているのは吸血鬼になった者だけです。吸血鬼になっていない人間は、急に消えてしまったとか何らかの理由により城から逃れることが出来たと思うかもしれません。 また、吸血鬼にも見えたり聞こえたりはしますが、触れることは出来ません。 その為、元の世界に影響を与えることは出来ません。 Q: キリングが発生することはあるの? A: やってはいけないわけではありません。 人は吸血鬼に対抗する手段がありませんが、不安になった者同士でうっかり殺し合いが発生するかもしれません。 その場合、墓下に送られた人間(もしくは吸血鬼)は、始祖によって助けられた等で死には至らないでしょう。 Q: 半狼(人間)のまま処刑された人が、(ロール上で)吸血されるのは可能か? A: 墓下での展開によっては可能です。システム的には襲撃という形にはなりませんが、始祖または墓下に落ちた吸血鬼によって吸血され、吸血鬼になることは展開次第ではありになります。 + 村(半狼)サイド Q: 月食が始めると城の空気が変わる というのに気付いても良いか? A: 勘の良い人は気づくでしょう。全員が気付く必要はありません。 しかし城から出られなくなってしまう・時計が止まっているなどは、いずれ全員が知ることになるでしょう。 Q: 襲撃誘導は可能? A: メモでの襲撃先立候補は禁止とします。 また、襲撃先を決める選択肢は狼役が持っているものとし、RP上でもあからさまなものは避けてください。 (別の人を襲撃したいのにし難くなる・襲撃されたい人によるフラグ乱立を避けるためです。) + 吸血鬼(人狼)サイド Q: 役職人狼(または襲撃されて人狼になった半狼)は、PL視点でCOは必要か? A: 仔狼以外、PL視点での人狼COはしてもしなくても大丈夫です。 Q: 意図的襲撃パスは可能か? A: 可能です。 ただし意図的でない襲撃ミスを避けるため、誰かしらセットしておいた方が良いかもしれません。 Q: 襲撃描写は必要? A: 無残な死体が見つかることはないので白ログで落とす必要はありません。 ただし、表に出してはいけない訳ではないので臨機応変にお願いします。 Q: 襲撃(=吸血)はシステムで表示された人がするのか? A: 他の人がしても良いですし、そのままその人が襲撃したことにしてもOKです。 + 処刑について Q: 吊り先はどうなるの? A: 流れによって決まります。 人狼は吊られないというわけではありません。 立候補でも可ですが、先にロールで示すようにしてください。 どうしても決まらないようでしたら、天声でサイコロを振ること(ランダム)も考えますが、出来るだけ物語が盛り上がる展開になる吊り先にするようにお願いします。 サイコロを振る場合 メモで告知後、天声にてサイコロを振ります。またそれ以降に他の人が(RP・メモ等で)立候補した場合、または話の展開上別の人に投票した方が良いとなった場合はサイコロの決定に従う必要はありません。 人狼(=吸血鬼)がPL視点でCOしている場合 幽界トークをONにしますので、墓下との兼ね合いで人狼サイドで処刑先を示唆することも可能かと思います。 ただし、人狼役が絶対にそうしなければならないわけではありません。 メモで委任可不可等の記入はお任せします。 編成上、狼のシステム勝利になりやすいかと思いますが、村勝利にしてはいけないわけではありません。 物語が盛り上がるように、臨機応変に動いてください。 また、進行中疑問等が出てきたら、随時村建てメモにて返答いたします。 見取り図 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (見取り図.gif) 参加募集 議事国RP州にて空いているところをと考えていますが、新仕様州が難しい方は予め備考欄にその旨お願いします。 ちゃんぷるセットです。人型(及び血液がありそうな)チップよりお選びください。 NO 第一希望 第二希望 備考 確認 00 ヴェスパタイン ダミーさんです 済 01 ヴェスパタイン 最終日調整のNPCです 済 02 ピッパ 初回吊り要員です 済 03 ホレーショー ブローリン 最初からいる吸血鬼です。だいたいこいつのせい 済 04 鬼丞 外国からの参加者。訛りあるけど言葉は通じます 済 05 ジリヤ 露蝶 近隣国からの観光客。 済 06 オスカー 女装しているまっくろくろすけです 済 07 メアリー 飛び入りですがよろしくお願いします 済 08 チャールズ ジャニス 希望は逆になるかも知れません 済 09 カリュクス 代理書き込み 済 10 サミュエル お邪魔します 済 11 12 ロビン 旧仕様ありがとうございます! 入村済 13 ラルフ よろしくおねがいします… 済 14 15 初回吊り要員として仔狼を入れます。 コメント 何か質問等ありましたら。 日本人という設定を考えていますが、可能ですか? 実在の(あるいは歴史上の)人物の名前とか出しても大丈夫ですか? -- 参加CO 04番 質問ありがとうございます。日本人という設定でも問題ありません。「日本」という国名は、出しても出さなくても構いません。 -- おこめ また、実在の人物に関してですが【現在活躍中の方やグループ名はもじる等してください。】【歴史上の人物名に関してはそのままでも問題ありません。】 -- おこめ 村建て様 回答ありがとうございます。 -- 参加CO 04番 名前 コメント 前ページ次ページ村企画