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人形師 *壱章~中章~ 「っと探しに行くのはいいけどドコにあるんだ?」 カインの父親はドコに材料があるかを全く言わなかったのだ。 カインに人形作りの大変さを父としては知って欲しかったのだが今のカインにとっては、 逆効果だった。 「うだ~なんでこんなに面倒くさいことしなきゃいけねんだよ」 カインは、そう言って材料不足を恨んだ。 「ん~ちょっと待てよ、確か廉じいが微鉱石を持ってたな」 ---------数分後ーーー 「廉じい居るか~」 「あん?どうした、お前さんがここに来るなんて珍しいな」 廉じいの家は村のはずれにあるからほとんど人が来ないと思うカインだが、 口に出さないのは廉じいが実は寂しがりやのくせに怒りっぽいからである。 「そうそう、微鉱石ある~?確かあったと思うんだけど」 「あることにはあるが何に使うんだ?」 「それがさぁ聞いてくれよ~------」 ーーーーーーーーー数分後ーーーーーーーーー 「なるほど、お前が人形をねぇ」 「悪いかよ」 どうもカインは、気を悪くしやすいらしい 「いや~すまんすまん っと微鉱石だったな」 「ん~とあったあったこれだこれ 」 「おっサンキュー」 「ついでにこれも持っていけ」 「ん?これってタイトじゃん ラッキー」 こうして微鉱石とタイトを手に入れたカインは最後の材料のある、 北の山へと浮かれながらいったのである。
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人形師 *壱章~後章~ 「はぁ 疲れた~なんなんだよこの山はよぉ」 カインは北の山まで来たのだが実際に父親がどこにあるかを言わなかったので、 まずはここに材料があるのか分からないという状況に陥り立ち往生している所である。 「どこにあるか聞いときゃよかったなぁ」 と、思うカインだが今更遅いので山を歩き続けることにした。 「そういや親父が魔人形が出るから気を付けろみたいなことをいってたみたいだったけど 全然こないじゃねえか・・・というか腹減ったし、眠いし、どうするかな~」 実はいまは午後9時というカインの母親がいた時間からかなりすぎている時間なのである 「少し寝るかな~あんまり危なそうでもねぇし」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーードカッ 頭に衝撃が走った・・しかし痛くてカインはすぐに意識を失ってしまった・・・ ・・・数時間後・・・ 「っつ」 あまりにも頭が痛くて声が出ない、何が起こったのかカインにはさっぱり分からなかった。 「はっ何が起こったんだ?つーかココどこなんだよ~」 次の瞬間数人分の足音が聞こえた。 「ふん起きたか。貴様なぜ北の山にいた。」 「何故って人形を作るためだよ」 「っちプロジェクトを邪魔しに来たヤツではなさそうだな」 (プロジェクト?何だそれこいつら何かやるつもりなのか?) カインは心の中でそう思った。 「まぁいいこれから北の山に近づけないように公開処刑にでもしてやるか」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここは北の山の山頂である。あるいてしばらくたつがなかなか街に着かないようだ。 「ん?もう12時か、一人見張りを立てて寝るとするか」 ・・・・・数分後・・・・・・・ すーすーすー ( くそ!どうにかして逃げねぇと ) カインがそう思った矢先に見張りに何故か火の玉が飛んできた。 「君、大丈夫?」 声をかけたのは、カインと同じくらいの年齢の優しそうな少年だった。 「お前誰だ?」 「そんなことはいいから早く逃げよう」 「お、おう」 その優しそうな少年は杖らしきものから火の玉を出してカインのひもを焼ききったようだ。 「ここまで来たら大丈夫だよ」 「あ~ありがとう、ところでさぁ何でそんな杖から火の玉がでんの?まさか魔術師とか言たりする人ですぅ?」 「ん~あながち間違っちゃいないかも、魔術師じゃなくて人形師だけどね」 「は?人形ってそこまで出来んの?」 「うんそうだよ。知らなかったの?」 「あぁ今日初めて人形を作る所だったからな」 「そうなのじゃあ街に着いたら一折り教えるね」 「さんきゅー」 こうして謎の少年とカインは街へ向かったのだった。
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ファミリア 開設予定~ トップページへ戻る
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精霊の悪戯~恋の徒~ 「おはよう」 「うん」 「じゃあ今日こそ水の精霊の元へ行くか」 「そうね、場所はもう分かったし」 「行きましょうか」 そうして2人は水の精霊の住む水の神殿へと歩き始めた。 「いままでの精霊探しは長かったなぁ」 「えぇそれもあとは水の精霊で終わりね」 「あぁ、水の精霊と契約した後魔王を封印して本当に終わりだ」 こうしている間にテンとアイリは水の精霊が住む場所へと到着した。 「ついたわよ・・・水の宮殿」 「よしっ行こう!」 ・・・・・・・・・・ 「やっぱりここも仕掛けが多いわね」 「まぁ予想はしてたけどな」 「そうね今までもやってきたんだし」 「っと扉だ」 「うん」 その扉はやはり自然に開いた。 「水の精霊よあなたの試練はなんだ」 「わたくしの試練・・それはあなた方が互いの愛をわたくしに示すことです」 ・・・目が覚めた・・・ 「あぁ夢だったのか・・」 「あなた~ご飯ですよ」 テンは軽く返事をした。 「あぁ、今行く」
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人形師 *弐章~中章~ 「ただいまー!!」 「やっと帰ったか、材料は集まったか?」 「あぁ、苦労したけど何とか見つかったよ」 「心配したわよ、ちゃんと5時に帰ってこないとダメじゃない」 本心で言っているのかどうか分からないことを言いながら母親が出迎えた。 「ごめんごめん、とにかく人形を早く作ろうよ」 「よし、分かった。ではそこに材料を置いてくれ」 「あっ、うん」 「では、中央に核を置いてお前もそこにいろ」 「あぁ分かったよ」 「・・・カイン~」 どこからかとある少年の声が聞こえた。 「どうしたんだ?レイズ」 「どうしたんだ?じゃないよ僕を置いていくなんてひどいじゃないか」 「あぁ、ごめん人形を作れると思ったら嬉しくてさ」 「ん?カインの友達か?」 「まぁそんなとこ」 「えっとカインのお父さんですか?」 「うむ、そうだ」 「えっと僕はブレイズです。レイズって呼んでください」 「これからもカインをよろしくお願いするよ」 「もうそんなんいいから早くしようよ」 「では始めよう、カインよそこでこう唱えるのだ」 ーーーーーーーーーーーーーー 「 「神々が作る人には自由を人々が作る人には拘束を」 とな」 「分かった」 「神々が作る人には自由を人々が作る人には拘束を」 ・・・・・・・・・・・・・・・「うわっ」 突然カインの体から血が噴き出してきた。 人形とは人のなりそこないなのである。それを作ることは一種の罪なのかもしれない だから、人形作りには苦痛が伴うのだ。 「カイン・・頑張って」 「絶対に成功させるのだぞ」 ・・・・・・・・
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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精霊の悪戯~恋の徒~ 「あ~炎の精霊の時は初めてだったから試練があると思わなかったんだよな」 「まぁ焦ったけどなんとかなったわね」 「戦いは二人とも得意分野だったしな」 「そういえば風の精霊の時は謎解きだったから私が役に立ったわね」 「あれは大変だったほんとに」 「確か「「このブロックをある規則性にのっとって並べなさい」」だったけ」 「あぁそうそうあの時はもう終わりかと思ったよ」 「あれは私のおかげで契約したようなものよ?なのになんでテンが契約するのよ」 「そういえばなんでだろうな、風の精霊は俺だけに腕をかざせって行ってきたけど」 「知らないわよそんなの」 アイリは少し不機嫌そうに言い放った。 「やっぱり俺のほうが才能があったからかな」 「何言ってんのよ、それはないでしょ」 「そうかなぁ」 「まぁ確かにあんたは強いけど」 アイリはテンに聞こえない様に言った。 「ん?なんか言ったか、アイリ」 「いっ・・・いや何も言ってないわよ何も・・」 さすがのテンもアイリが何か変だということにきづいたらしい。 「どうしたなんか変なモンでも食ったか」 更にアイリはつぶやいた。 「ふぅ気付かれずにすんだ。なんかあいつを誉めるようなこと言うの嫌なのよね」 「ん?どうかしたか」 「えっ」 遠くにいたはずのテンがかなり至近距離で自分の顔を覗き込んでいた。 アイリは自分の顔が赤くなるのが分かった・・いや分かってしまった。 ・・・・・ 「いやなんでもない」 「そうかよかった」
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人形師 *壱章~序章~ 「 なんだって!本当か?親父」 「カイン、お前はもう15歳になったんだ自分で作ってみろ」 「やった初めて人形を作れるぞ」 この世界では10歳を超えると人形を作れる。 それを考えるとカインは作り始めるのが遅いわけだが、 初の人形作りはどの年齢でもワクワクするらしい。 「だが・・・材料は自分で取って来い」 「えぇ~家にあるヤツでいいよ~」 「あらあらあらそれが無いのよね~」 と、なにやら女性の声がする。 「本当に何も無いの、母さん」 「あったら苦労はしないのよ」 「そうだぞカイル最近は強い魔人形がうろうろしているからな」 人形とはただの動かないものではなく、この世界では、動き・話し・戦うのが人形なのだ。 そして人々は自らの人形を作り出し、お互いの強さを競い合っている。 魔人形とは謎の軍団が作った、まるで意思の持たない人形なのだが詳細はまだ誰も分かっていない・・・ チャリンチャリーン 「じゃあ行ってきます」 「5時までには帰ってくるのよ」 「それはちょっと無理かな」 「材料はリメイト・微鉱石・タイトぐらいがあればいいだろう、核は家にあるから大丈夫だ」 人形を作るに際して、基本的には材料は何でもいいのだが核という特殊な玉が必要不可欠なのだ 「分かった、行ってきます」 「あっちょっと待て、外に出るのだから短剣ぐらいは持って行け・・・」 「アリガト、じゃあ今度こそ行って来る」 「行ってらっしゃい」 ・・・・・・・・・ 「あの子大丈夫かしら」 「さぁな、でも大丈夫だろうわたしの子なのだから」
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その日は朝からずっと雨が降っていて、とても人が外にでられるような日ではなかった。 そんな中、街はずれにそびえる屋敷から何か聞こえたかと思うと、 「ハハ・・ハハハ・・・」奇妙な女の声がした。それをかき消すように 勢いを増していく雨音。そして彼女の手には鋭く光る包丁が手に添えられていた。 町はずれにたたずむ一軒の屋敷。その主である和光は、現在の日本経済の核的存在である企業の会長であり 滅多に帰ってこれないため、家のことは全て手伝いである咲穂が引き受けていた。 そんな生活が続く中、彼は4年前に5歳離れた未知子と結婚、同じ頃弟の博光は 彼の子会社の社員になり、更に彼を勇気づけたのであった。 未知子は和光とは知り合いでお互いに相手の地位や会社の特権などを目当てに 結婚したが、未知子は更に和光の財産まで狙っていたのだ。 2月のある日、博光の長女である優利が屋敷の近くで遺体となって発見された。 事件は難航し、犯人の特定ができないまま事件は打ち切られた。 しかし、本当の絶望はここから始まるのであった。