約 772,629 件
https://w.atwiki.jp/njucdtb/pages/85.html
トップに戻る 女の子「お姉ちゃん、これ~」 女店主「ん? どうしたのかな。あぁ、ケーキの作り方の本か~」 女の子「もうすぐね、お母さんの誕生日なの」 女店主「あぁ、それで。けど、どうしたの、そんな浮かばない顔して?」 女の子「…… あのね。今月お小遣いもう無くって……」 女店主「ん~、そっか…… じゃぁいいや、このページだけコピーしてあげよう」 女の子「ほんとう!?」 女店主「本当よ~、女の子ちゃんだけ特別ね。ちょっと待ってて~」 女店主「…… ん? そういえば、うちコピー機壊れてたっけ……」 女の子「? お姉ちゃん?」 女店主「…… 今から、コピー機行くところに行くとして…… いや、それだったら面倒くさいし、いっそのこと……」 女の子「? ???」 女店主「…… よし、決定!」 女の子「!」 女店主「今から、女の子ちゃんは一緒にケーキを作ることになりました~!」 女の子「えっ!? え?」 女店主「習うより慣れろって言うしね~。コピーできないなら、いっそ作っちゃいましょう」 女の子「でも、お姉ちゃんに悪いよ! それに、お仕事は?」 女店主「いいのよ、いいのよ~、うち繁盛して無いし。それにあたしもケーキ食べたいし」 女店主「さて、そうと決まれば、店じまい店じまい」 男 「台風一過、良い天気ですね」 店 「んー、かんけーないよ。外に出ないし」 男 「せっかくの良い陽気なんですが・・・ たまには外に出て良いと思うんですがね。 まあ、読書の秋とも言いますし、良いですけど」 店 「なに?私と一緒に散歩したい?」 男 「あ・・・ぅ、そんな事一言も言ってませんよ!」 店 「そうだな、言ってないからなあー」 男 「・・・」 店 「ま、一つ屋根の下で一緒に読書というのもまたオツだぞ」 男 「・・・ぇ!?ぁ・・・」 店 「ふっ・・・君をいじるのは楽しいなぁ」 男 「弄ぶのはやめてください・・・」 女の子「おばちゃーん、この絵本読んで!」 女店主「お前も学習しないやっちゃな……おねいさんな?」 女の子「おばちゃんなおねいさん?」 女店主「このやりきれない思いは男で晴らすか、さて? えーと人魚姫か」 女店主「――お終い、満足したか?」 女の子「うん!」 女店主「さぁそろそろ帰りな、夕飯の時間だぞ」 女の子「うん! またねおばちゃん!」 女店主「戻ってるし、お姉さんな? この煮えたぎる思いは男で晴らすか」 男「こんばんわー頼んでた本あります?」 女店主「ちょうどいい所に来たな、あるぞ」 男「本当!? 今入荷したんですね! やったぁ!」 女店主「そうなんだ、奥の部屋にあるから先行ってろ、店閉めるから」 男「はーい」 数分後 男「ひぎぃ!」 ラジオ「さぁ、はじまりました日本シリーズ。中日対日ハム第二戦」 客「あれ? 珍しいですね、ラジオなんて」 女店主「あぁ。たまたま昨日耳に入っちまってな。まぁ、話のネタ程度に」 客(僕以外に、話す相手とかいるのかな……) 客「そういえば、女店主さんって、どこのチームのファンなんですか?」 女店主「ん~。特に、どこってのはねえな」 女店主「たかが試合の結果で一喜一憂するほど、俺も暇じゃねえし」 客「…… じゃぁ今回は中日と日ハムどっちを応援してるんですか?」 女店主「日ハム」 客「どうして?」 女店主「負けず嫌いだから。中日がリードしてたら中日、日ハムがリードしてたら日ハム」 客「そんな無茶苦茶な」 女店主「いいんだよそれで。負けて悔しい思いするのもめんどくせえし」 客「も~。それじゃぁ、もしも最終戦までもつれ込んだら? この場合、どっちが勝つか分かりませんよね?」 女店主「あ~。そりゃ確かに…… う~ん……」 ラジオ「中日の先発はな…… ヴツッ!」 女店主「め ん ど く せ え」 客(…… 聞くのやめちゃった…… 女店主さんらしいや) 女店主「さ~、仕事仕事っと」 女店主「そういや、お前。うちで買った本とかどうしてんの?」 女店主「もうかれこれ、長いこと通ってるけど、ずいぶん溜まったんじゃない?」 客「…… いや、そんなことも無いですね……」 客「よく考えると、立ち読みばっかりで、そんなに買って無いから……」 女店主「ほほう…… すると、お前さん冷やかしかい」 客「まぁ、その部類に入る客であることは認めますけど」 女店主「だったら、帰った帰った! 冷やかしに読ます本はねえ!」 客「そんな、立ち読み禁止とも何も書いて無いじゃないですか」 女店主「うるせえ。買わねえなら、図書館か漫画喫茶にでも言ってろ」 女店主「おめえは、当分出入り禁止だ」 客「え~」 ――翌日 女店主「…… よう、いらっしゃい。そんな入り口のところで、もじもじしてねえで入って来いよ」 客「…… 出入り禁止じゃないんですか?」 女店主「めんどくさいことにな。あの後で、冷やかしでもお客様は神様だってことに気づいたんだよ」 客「…… 僕以外に、人が来なかくて寂しかったんですね?」 女店主「…… ほれ、お茶でも淹れてくれよ。昨日買ってきた羊羹があるんだ、一緒に食おうぜ」 客「まったく、素直じゃないんだから…… はいはい、わかりました、今準備しますね」 男「こんにちは~」 女店主「・・・・・・・・・」 男「ま~た裏に引っ込んで、何やってるんですか?」 女店主「・・・ふぅ。やっと手なずけた猫が、逃げたじゃないか」 男「猫?そんなの何処に居たんですか?」 女店主「お前の下品な声で、逃げてったよ」 男「下品って・・・お客向かってそれはないでしょ?注文してた本はどうしました?」 女店主「あぁ、それか」 男「ちょ!注文の本ですよ、商売する気はあるんですか??」 女店主「猫が」 男「え?」 女店主「猫がくわえて逃げた」 男「えぇ!本当ですか?どっちに逃げたんですか?!」 女店主「・・・あっち」 男「猫ー!待てーーー!!」 女店主「お前と横になったら、面倒になって買いに行かなかっただけなんだが・・・な?」 猫「にゃあ~♪」 女店主「ボウズ。知人から、面白い物を貰ったんだ、一緒に見ねえか?」 客「? なんですか?」 女店主「映画だよ、映画。知り合いが監督やっててな。つっても、ミニシアター系だが」 客「へ~。女店主さん、さすが古書店をやってるだけあって、顔が広いですね」 女店主「まぁな。というわけで、まぁこっちこいよ。店番やりながらぼちぼち見ようぜ」 客「そうですね、そうしましょうか……」 ――2時間後 テレビ「お、お前の後ろに…… な、何かいるぞ!」 テレビ「ぎ、ギィィイヤァアァアアア!」 客「……」 女店主「……」 客「いや~、まさか本格ホラーだったとは……」 女店主「特殊メイクと分かっていても、けっこうこれは強烈だな……」 客「と、ところで、そろそろ店じまいの時間なんじゃないですか?」 客「い、入り口閉めてこなくて大丈夫?」 女店主「ば、馬鹿、お、おめえ。い、良いところじゃねえかよ、行くのめんどくせえよ……」 客「い、いいところって。そ、それなら、なんでテレビ直視しないんですか?」 女店主「う、うるせえ、俺の勝手だ。そ、それより、お、お前扉閉めに行って来いよ」 客「や、やですよ。ぼ、僕だって、めんどくさ」 テレビ「ギャァァァアアアア!!!」 女店主・客「ひぃぃっ!」 女「ちくしょ……例の如く取れない……」 ピョンピョン 男「ほら、取ってあげるよ、お嬢ちゃん」 女「あ、ありがと……」 男「いいさいいさ」 女「とでも言うと思ったかデカブツが!!!!」 ゲシッ 男「いてっ」 店主「礼儀がなってないなあ」 スカーン 女「はぅ!!!!!!???」 店「まずゴメンからだなあ」 女「い、いやだ」 店「高校生だよな? それとも本当に小学生か?」 女「…ご、ごめんなさい」 店「解れば良いんだ、うん」 男「子供のあやしかた完璧ですね」 スカーン 男「った!!!!」 店「少女にしときなー」 男「(器がでかい……)」 店「広辞苑が1番人殴るのにしっくりくるな」 店主「…ペラ」 男「ジーッ…」 店主「…ペラ」 男「ジーッ…」 店主「読みづらいんだが。顔に何かついてるか?」 男「いや…店主って美人ですよね…」 店主「美人だったら行き遅れないだろ」 男「高翌嶺の花って奴じゃないすか?」 店主「そうか…///」 男「はい…じゃまでしたね。すいません」 店主「ああ…邪魔だ邪魔」 男「…ペラ」 店主「…飯でも食うか…」 男「何頼みます?」 店主「いや…俺が作る…」 男「えぇ!!?」 店主「嫌か?一応料理は作れるぞ」 男「いえ…ビックリしただけです…」 店主「そうか、じゃ店番頼む」 男「はぁ…何だか今日は機嫌良いな…」 店主「~♪」 男「こんにちはー」 女店主「なんだよ随分久しぶりだな、用時でもあったのか?」 男「俺自身特に何も、って所ですね」 女店主「女か?」 男「違いますよ、目が据わってるんですけど、笑顔なのに笑顔じゃないよ怖いよ!」 女店主「まったく、健全な男が彼女居ないとはね、駄目だぞ? 歳食うと行くあても無くなって妥協する事になるし良い事ない」 男「だからなんでダンダンと目が据わってくるんですか! 怖いですよ! 睨まないでください!」 女店主「いや……自己嫌悪というか、駄目だねぇ年とると積極臭くなって」 男「そうですねぇ――イタッ! 本の角で殴らないでくださいよ! なんなんですか今日は! 久しぶりだってのに!」 女店主「うるせー! ばーか! ばーか!! 罰として珈琲煎れやがれ!」 男「どんな罰だよ……はぁ、しょうがないですねぇ」 女店主「♪」 女店主『雨か…いい天気だな』 男「そうなんですか?普通は悪い天気じゃないですか」 『ふふん、農家に怒られるぞ。それとな、こんなのは気分の問題だ』 「…何か嫌なことでも?」 『…どうしてそう思う?』 「いえ、気分の問題って言うから」 『あっはっは、それいつは嬉しいな。けど残念はずれだ』 「む、じゃあ何でですか」 『何でって、客が来ないだろ、この天気なら』 「………」 『あぁ、それとも、こんなおばさんと二人は嫌かい』 「へ?あ、嫌、そんなって、え?え?」 『ふふん、冗談だよ、うぶだねぇ。』 男「ふむ…!なるほど…そうか…」 店主「…何をそんなに真面目に見てんのかな?ww」 男「うわぁ!! み、見てません! 恋愛HowTo本なんて、絶対に!見てないですっ!!!」 主「そうかそうかwwwwww(可愛い奴ww)」 男「…あ!? ち、違いますよ! どうにかして女客さんに話しかけて、それで 仲良くなろうとなんてしてませんから!! あわよくば付き合おうなんて…そんな……」 主「え…」 男「///」 主「そ、そっか…」 男「……どうかしました? 顔色…悪いですよ」 主「ぇ……ぁ、ぅん……」 主「…気にしないでいいから…」 男「体調でも悪いんですか?」 主「違う…!」 男「でも…」 主「…煩い…」 男「え…?」 主「煩い!! 違うって言ってるでしょ!!」 男「!」 主「ハッ! ぁ…」 主「ぁ…ぅ…」 男「……」 主「ご…ごめ…」 男「はは…すみません…でした…」 男「駄目ですね…HowTo本なんて買っても、女の人の心なんてわからないですね…」 主「!! ち、違…」男「今日は…もう帰ります…」 主「待って…!」 男「ごめんなさい…さよなら」 キィ…バタン… 主「…違うの…」 店主「お兄さん、おつかい頼むよ、はい」 男「客をパシリに使わないで下さいよ! 仕方ないな‥」 店主「何だかんだで了承してるじゃんか~、はいお金 メモの通りに買って来てね~」 店主「おかえり~!」 男「生理用品とか買わせるのは予期してたんであまり応えませんでしたが‥ 下着は流石に自分で買ってくださいよ…」 店主「お兄さんの好みで買ってくればよかったのに~」 男「出来ませんよ!!」 店主「色とかフリルついてるとか指定すればよかったのか?」 男「そういう問題じゃありませんよ!!」 店主「‥」 男「こんにちは~‥あれ? 読書ですか?」 店主「…」 男「(俺が居る事にも気が付かない程集中している‥?)」 店主「…」 男「(立ち読みでもしてるか‥)」 店主「時よ止まれ!!」 男「ジョジョ!?」 店主「‥いや、ファウスト…」 男「…」 店主「…」 男「英字タイプライターですか‥生活苦しいのに何でこんな無駄遣いを…」 店主「無駄遣いじゃない! 本の道を究める為に必要なんだ!!」 男「なんですか、本の道って…」 店主「早速だけどタイプライトしてみたよ、ほら」 男「ほうほう‥」 店主「どうだい? お兄さん」 男「コレ、英文どころの問題じゃなくて適当に打っただけじゃないですか!! 無茶苦茶無駄遣いですよ!!」 店主「本の道を究める為に必要なんだよ!!」 男「正直に衝動買いしたって言えばうちで飯ぐらいは食べさせてあげますよ‥」 店主「ホント!? じゃあ衝動買い!!」 男 「この本は、どこに置けばいいですか?」 女店主「あの隅の棚な。あー、いそがしい」 男 「最近サボってましたからね。これは?」 女店主「うるさいっ、そこらにでも積み上げといて」 客 「すみません、この本……」 女店主「んあー、ここに置いといて」 客 「……(お代はここに置けばいいのかな)」 数分後 女店主「あれ? ここに置いといてって言った本は?」 男 「知りませんけど」 女店主「……万引きとは、いい度胸だな。待ちやがれ!」 男 「おーい! この忙しい中どこに!?」 交番 警察官「もう一度、聞くけど何で捕まったか分かる?」 客 「ぐすん……、わかりません」 客「秋も深まってきましたね。最近は夜が永い永い」 女店主「そうだな。ここの夜は静かで小説読むのがはかどる」 客「秋の夜長を読書で過ごす。なんとも女店主さんらしい」 女店主「まぁ、秋じゃなくても読んでるがな」 女店主「そういうお前は何して過ごしてるんだよ」 客「勉強の秋と言いまして。レポートやらなんやらで、とても楽しむ余裕はありませんよ」 客「けど今日は、ちょっと違う秋を楽しみたくなりまして……」 女店主「酒? 焼酎か」 客「僕の地元のお酒です。女店主さん好きかと思いまして」 女店主「おうおう、好きだぜ酒の類は。なるほど、さしずめ食欲の秋というところか」 客「いえいえ違いますよ。今日は、こっちが肴で、本題はこっちです」 女店主「? あぁ、随分前に貸した小説じゃないか」 客「最近、やっと読み終えましてね。それで、この小説について語り合いたいと思いまして」 女店主「読むわけではないが、これもまた読書の秋か…… いや、芸術かな?」 客「どっちでも良いじゃないですか。それより、今日は付き合っていただきますよ」 女店主「おうとも、朝まで語り合おうじゃないか……」 女店主・客「乾杯」 女店主「腹減ったなぁ。おい、ボウズ! コンビニ行って飯買ってこい!」 客「また人をパシリに使って。たまには自分で行ってきたらどうですか?」 女店主「馬鹿野郎! 俺が居ない間に客がきたらどうするんだよ!」 客「そういうのはですね。僕以外に人が居るような状態で言ってください。全然説得力無いです」 女店主「ちっ! その言葉、後悔するなよ」 客「はぁ。ほら、店番は僕がしてますから、どうぞ行ってきてください」 女店主「ふん!」 女店主「まったく、あいつは最近私のことを軽く見て無いか?」 女店主「こう見えて私はあの店の店長だぞ。偉いんだぞ!」 女店主「そりゃまぁ、店頭販売で利益はそんなに出してないけど。ネットでそれなりには儲かってるんだからな」 女店主「よし、帰ったらそこんところをガツンと言ってやろう……」 客「あ、女店主さん。ついさっき、奇特なお客さんがきましてね」 客「ジョジョ全巻とこち亀全巻、あとゴルゴを全巻かっていきましたよ。はい、これお代です」 女店主「( ゜д゜)」 店主「ところでさ、学校どうよ?」 ペロッ 男「どう、って聞かれても‥今日も普通ですよ」 店主「体育教師にセクハラされた! とかそういうの期待してたんだけどなあ~」 男「イヤですよそんなの!! ‥気になってるんですけどページめくる時指なめるのは癖ですか?」 ペロッ 店主「うん、癖~」 男「俺はなんだか抵抗があってしないんですよね」 店主「二日ほど歯磨きしてないんだよね~、実はww」 男「‥なんかそんな気がしてたんで指摘してみましたよ‥昨日焼肉だったでしょ?」 店主「あ! やべ!!」 ペロッ 店主「あっ!!」 男「売り物ならやめたほうがいいと思いますよ…ていうかやめてください」 男「こんにちはー」 … 男「あれ?いつもの場所に店主さんが居ない…」 男「店主さーん何処ですかー!」 店主「…こっち~」 … 男「部屋に炬燵出したんですね…」 店主「うん♪」 男「炬燵から出て仕事してくださいよ」 店主「え~、出たら寒いし」 男「炬燵と仕事どっちが大事ですかっ!」 店主「炬燵(即答)」 男「…」 店主「おにーさんが暖めてくれるなら出るけど」 男「あっt、いや、そんな////」 店主「んじゃ店番ヨロシク」 男「また、からかって!嫌ですよ店番なんて」 店主「だったらお前も炬燵な」 男「はい?」 店主「ほら(炬燵をポンポン叩く)」 男「…はい」 店主「おにーさん、クリスマスもうすぐだね」 男「年の瀬も近いですねー」 店主「クリスマスも初詣も、どこも行かないんだよ」 男「店主さんそんな事気にしてるなんて以外ですね」 店主「おにーさんもモテないから一人だよね!ねえ!?」 男「残念ながら友人と過ごしますよ」 店主「うぇぇぇぇえぇ‥!」 男「!? 泣かないで下さいよ! ほら、クリスマスも年末も顔出しますから!」 店主「ほんと? ケーキ買って来てよ? 蕎麦は奢るから!!」 店主「(友人・・・って、男だよね?)」 男「? どうかしましたか、店主さん?」 店主「(訊きたい・・・けど、訊けない・・・)」 客「…… 女店主さん、脚立の上に腰掛けて何やってるんですか?」 女店主「ん? あぁ、いかんいかん」 女店主「ちょっと中身を確認するだけのつもりが、ついつい読みふけってしまってた」 客「まったく、しっかりしてくださいよ」 女店主「なに言ってんだ。俺はいつだってしっかりしてるぞ」 客「……」 客「どうでもいいですけど、はやく降りてください。パンツ見えてますよ」 女店主「!? うそっ!」 客「ズボンなのに見えるわけ無いじゃないですか」 女店主「……///」 女店主「てめえ、騙しやがったな!」 男「ゴホ、ゴホ」 店主「ん?風邪引きかい、お兄さん」 男「えぇ、でも咳が出るくらいで大したこと無いんですよ」 店主「病人が何言ってやがる…ほら頓服やるから(ガサガサ)」 男「頓服って…;(また古風な)」 店主「んー無いな、じゃあ葱…卵酒…生姜湯…あぁ…めんどくせぇ」 男「ゴホ、ゴホ(この人、探し飽きてきたよ…)」 男「店主さん風邪引いても薬飲まないタイプでしょ?」 店主「俺は気合いで寝て治す派だからな!」 男「いや、得意気に言われても…薬位飲みましょうよ」 店主「えー、でも苦いし、食後に飲むとかめんどくせぇからなぁ…」 男「子供ですかっ!」 男「もう!ちょっと薬買ってきますから、ちゃんと飲んで下さいね!」 店主「あ、あぁ…行っちゃったよ…あれ?風邪引いてるの男なのに何で俺が飲む事に…」 男「…店主さん、せめて食べ終わったおせんべの袋はちゃんとゴミ箱に捨ててください。本棚の周りに散らかってちゃお客さんがひくでしょう。」 女店主「ぇ、別にそこに捨ててる訳じゃなくて、お兄さんがゴミ箱に捨ててくれると思って置いてあるんだけど?」 男「…もしかして店主さん、ポイ捨てして怒られた時に、捨てたんじゃなくて後で取りに行くから置いてあるだけよッ!!…とかって逆ギレするタイプじゃないですか?」 女店主「失礼ね、そんなモラルの欠片も感じられないヤツはウィキペディアの角に頭ぶつけて氏ねばいいと思うかな。」 男「ウィキペディアに角はありません。かじった知識でしょーもない事言ってる暇あったらゴミぐらい捨ててください…ブツブツ」 ヒョイ 女店主「ぉ、感心感心。若いうちの苦労は己の糧になるからなー、マジメに働いてくれたまえ少年。」 男「まったく…ところでゴミ箱はどこですか?」 女店主「それぐらい自分で探しなさいっ。」 男「…?」 女店主(私の座ってるレジの足元だったりして…) 男「ところで店主さんって何歳なんですか」 女店主「そりゃあお前、永遠の十七歳に決まってるだろう」 男「真顔で言わないで下さいよ…」 店主「う、うるさいなっ、大体私が何歳なんて聞いてどうする気なんだ、お前は」 男「どうするって、その…(///」 店主「何故頬を赤くしてるか知らんが、私はお前が思っているより若くはないぞ」 男「そんな事はないと思うんですが」 店主「じゃあお前は私が何歳に見えるんだい、言ってみな」 男「えー…と、にじゅう・・・ご?」 店主「…!ぶ、無難な数字いいやがって、手慣れてやがんな」 男「そ、そんな事ないですよ!」 店主「ったく…って切れてやがる。おい、タバコ買って来い色男」チャリンチャリン 男「はあ、はいはいわかりましたよっと…」トボトボ 店主「25、か…。そんなに若く見えるとはなぁ…。 お世辞だとしてもなかなか…って何を言ってるんだ私は(///」 男「うわ!! 何だコレ!?」 店主「どうした~? イニシャルG?」 男「違いますよ! ていうか何ですかそのゴキブリの呼称は‥ それよりこの本、見て下さいよ!」 店主「うわぁ~、気持ち悪いなあ‥髪の毛の束かあ‥まあ、こういう事も たまにあるんだけどね‥あ~、包紙の凡字がまた気持ち悪いな~」 男「お祓いとかしないんですか? 気持ち悪いじゃないですか‥」 店主「うーん、めんどいからいいや」 男「そ、そうですか‥」 店主「後でブックオフに売ってくればいいよww」 男「何考えてるんですか!! 引き取ってくれませんよ!!」 店主「時代は、萌えなのかしらね…」 男「…いきなりどうしたんですか?本の山見つめながら。。」 店主「いやぁ…ほら、このさっきのお客さんが売りに来た本の束見てみなよ。」 男「…萌え萌え武器時点…女神大百科…もえたん…え、店主さんこれ買い取ったんですか?」 店主「ちょっとチャレンジ精神でやってみんべー、って買ってみたんだけど…失敗だったかなぁ?」 男「まぁ…需要があるから供給もあるんですし、とりあえず置いといてみればいいんじゃないですか?」 店主「え、何?お兄さんもしかして萌えとかわかるのー?オタクなのー?」 男「やっ、オタクじゃないですけどそのっ、わからない訳ではないというかでもやっぱりわからないというか…っ」 店主「あらあら、そんな一生懸命に否定しなくても…それぐらいで偏見持って、お兄さんの事嫌いになったりしないから心配しなさんなっ。」 男「えっ…」 店主「という訳で、我が店にも萌えを導入すべく、お兄さんにはコイツを着てもらうっ!」 ドン!! 男「店主さんっ!?これメイド服じゃないすか!!」 店主「安心して、しかもネコミミ付きよっ!!」 男「どこに安心しろとっ!?男のフリフリメイド服の需要なんてないでしょうにっ!!」 店主「いいえ、貧乳が希少価値としてあがめられるように、男のメイドにもそれなりの需要が…ハァハァ」 男「店主さんの方がよっぽどオタクじゃないっすかァーッ!!」 店主「お兄さんってさー、色白だよね」 男「店主さんのほうが遥かに白いですよ! たまに血管浮いて見えますよ?」 店主「そうかな? 垢で多少は黒ずんでるかと‥あ」 男「また汚くしてるんですね!? 今度は何日、いや何週ですか?」 店主「三日だよ~、さすがに週は無いってば~」 男「毎日とは言いませんけどせめて二日に一回は入って下さいよ!?」 店主「オフロ嫌い~、お兄さんが一緒だったら入る~」 男「幼児退行しても無駄ですよ! いくつになってそんな事言ってるんですか!!」 店主「あ~あ、本気だったのにな~、勿体無い‥」 男「と、とにかく! ちゃんと風呂くらい入って下さいね!! (俺は勿体無い事をしてしまったのか‥?)」 店主 「お兄さんお兄さん」 男 「今度はなんですか?」 店主 「あそこの本取ってくんない?」 男 「高…ちょっと待ってください」 店主 「いつもすまんね」 男 「気にしないでください。あの脚立使っていいですか?」 店主 「おぉどうぞどうぞ」 男 「よいしょっと」 ギシッ ギシッ 男 「(本棚を向いて)え~と、これだ」 店主 「(チャ~ンス)えいっ!」 ブスッ バサッ 男 「ぐあっ」 店主 「やった♪やった♪」 男 「か、カンチョウってあなたは…」 店主 「これだこれだ。お兄さんありがとね♪」 授業が終わった午後。 友達に別れを告げ、いつもの道を歩く。 今日はバイトの無い日。 いつもの寂れた商店街。 後3分でいつもの店。 「今日も店主さん風呂に入ってないんだろうな」 「今日はどんな本をお勧めされるのかな。」 ふと目に付くケーキ屋。 「なんか買っていこうかな。店主さん何が好きかな。」 お勧めのケーキを2個買って。 後2分。 「今日はちゃんと店番してるのかな。」 後1分。 「この前、炬燵出してたから店頭にはいないのかな。」 古ぼけた店、やってるのかやってないのかわからないような店が見えてきた。 「こんにちは~」 そんな、毎日。 男「そのレジの横にある豚の貯金箱って何なんですか?」 店主「あ~、それね、どっかに募金でもしようかと思って置いてたんだけど三年くらい放置してるんだよね」 男「お、結構ぎっしり入ってますよ? 開けてみましょうか?」 店主「いいけどどうせ小銭ばっかだよ、一円とか五円とかさ」 ガチャン! 男「思ったより入ってるかもしれませんよ? 数えてみますね」 店主「案外百円玉とか多いなぁ‥」 男「懐に納めちゃだめですからね?」 店主「んで? いくらになった? いくらになった!?」 男「‥コンビニ行って募金してきます‥」 店主「何言ってるんだよ!! 新しい豚買ってもっと貯めようよ!!」 男「いいですけど‥本当に自分の為に使わないんですよね‥?」 店主「ふふふ‥見損なうなってばぁ‥」 男「(一回り大きくなった豚を嬉しそうに見つめているなぁ‥)」 店主「(おなかが一杯になったら何買おうか? 豚さーん♪)」 店主「そこで立ち読みしてるお兄さぁん」 男 「はい?」 店主「立ち読みついでに、こう、そろってない棚が何となく気になって 図書館とかで司書でもないのに並べ直してしまいたくなる現象、あれ何ていったっけ?」 男 「そんな遠回りなこといってないで、やることないんなら自分で並べ直してくださいよ」 店主「ちぇー」 男 「自分の店でしょうが」 店主「だが店主のわたしもまた、【あのお方】に操られるコマの一つに過ぎなかったのだ――」 男 「 い な い か ら 。 そ ん な の 」 店主「たとえお前がわたしの お☆ね☆が☆い♪ を無視したとしても、第二第三の店主が」 男 「 仕 事 し て く だ さ い 」 男 「前々から気にはなってたんですが、あの一角の自費出版本、誰が買うんです?」 店主「いや――それなりにぶっ飛んでる内容だし、ネタ師がネタ用に買うんじゃないかと思って」 男 「そこまで物好きじゃありませんよネタ師だって」 店主「そこまで物好きじゃなくてネタ師が務まるかー! この根性なし! 意気地なし!」 男 「ちょっと待って。なんでそこで俺が責められるんです?」 店主「なんとなくー」 男 「なんとなくで客責めないでくださいよ」 店主「客と名乗りたけりゃ騙されたと思って一冊買ってってみなー。ほれほれーぃ」 男 「ホントに騙されただけで終わりそうだから遠慮しときます」 店主「ちぇっ――こういう諧謔を解しない男はもてないぞー」 男 「大きなお世話ですよ!」 ※生理的嫌悪感に注意 男「本格的に寒くなってきましたね」 店主「鼻水がとまんないよ~、本に垂れる~‥くしゅ!! あ~、本が!!」 男「マスクとかしてくださいよ、本に対して危険です!」 店主「あ~‥おにーさん、母親がやるみたいに口で鼻ずず~ってやって?」 男「イヤですよ!!」 店主「なんだ、私はその程度の存在だったのか‥」 男「ぬぅ‥な、なら‥」 店主「冗談冗‥な!?」 男「ん‥」 じゅる‥ 店主「んあ‥や、やめ‥///」 ずず‥ 店主「‥あぁ、鼻すっきりしたぁ~‥まさかほんとにやるとは‥///」 男「冗談なら早く言ってくださいよ!!」 店主「‥私の鼻水どうした?」 男「あ‥飲んじゃった」 店主「おにーさんは私の事ほんとに好きなんだねえ///」 男「うえええ!!」 店主「吐くな吐くな! のめーwwwwww!!」 女店主「んー? 何かお探し? ブックオフとかの方が探しやすいよー。ちゃんと本並んでるからねー」 客 「なんですかそのすさまじいやる気のなさは」 女店主「零細企業が東証一部上場企業に勝つには、捨て身のノーガード戦法しかないでしょ」 客 「ノーガード? 戦法? ってか勝つ気?」 女店主「おいおい。当店自慢の人力検索システムなめんなよー。何の本? 言ってみー?」 客 「岩波文庫の絶版してるやつですけどね」 女店主「よし。リクエスト復刊のに出しとくから、そのへんで立ち読みでもしながらちょっと待ってろ」 客 「探す気以前にやる気ねぇってレベルじゃねえ!」 女店主「まー岩波文庫の古いのがどんだけそろってるかってな、正統派古本屋の基準ではあるわな」 客 「特に買う用があるってわけじゃなくても、 あの匂ってきそうな背表紙が並んでると何となく落ち着くんですよね」 女店主「じじむさい嗜好してんなーお兄さん」 客 「――――あ。あった」 女店主「ほらなー?」 客 「探す気なかったくせに何でそこで自慢げなんです?」 店「むむむ……」 男「カウンターに文旦のっけて何やってんですか? まさか売り物?」 店「田舎の親戚が送ってきたんだけどさー。うん、一人じゃ食いきれねーし売ろっかなあ」 男「本屋で食べ物売るなんてまたいい加減な」 店「文旦好きなんだけど皮むくのめんどくさいしぃ」 男「なんでそこで客の目をじっと見るんです?」 店「『客』とな!? お兄さんとわたしの仲なのに、こういうときだけ他人面とな!?」 男「やっぱむかせる気だったんだこの人……」 店「商品扱う立場で汁物で手べとべとにするわけにもいかんでしょが」 男「それ以前に客にむかせたら客が商品にさわれなくなるとは思わないんですか?」 店「文旦ってスーパーじゃ何円ぐらいだったっけね、お兄さん?」 男「本業のほうを真面目にやってください」 客 「そういやクリスマスもやってるんですか、ここ」 女店主「年内は二十九日前後までやってるよー」 客 「またいい加減な」 女店主「わたしたちがこうやって裏方で頑張ってるからバカップルどもがいちゃつけるのさー」 客 「【たち】? ひょっとして俺、クリスマスもここでこうやって無意味に店主さんと花札?」 女店主「――ほい、三光であがりっと」 客 「お店、頑張ってませんよね、別に?」 女店主「はーい、負けた人がそこの古紙回収に出す分ちゃっちゃと縛るー」 客 「頑張ってんの俺ですよね? 主に」 女店主「コーヒーはブラックとか言うけどさ。知的労働の後は脳が糖分を求めるわけよー」 客 「知的? 労働?」 男 「あの天井際のどす黒いかたまり、なんですか? まさかカビ?」 店主「んぁ? お前なあ。いくらなんでもあそこまでカビ育てるほどわたしゃいい加減じゃねーぞ」 男 「そういや換気だけはいいですしね、ここ」 店主「わたしの不断の努力をさらっと無視しますかいお前さんは」 男 「人に本棚の整理させようとするような人がなに言いますか」 カビ?「……」 もそもそ 男 「あ。カビが動いた」 店主「カビ決定? 【ふーせつのるふ】で町内会長に訴えるよ、お兄さん」 男 「そこはかとなくレベル低いですね……それとどっちかといや【偽計業務妨害】じゃないですか?」 店主「似たよーなもんだろ。いちいちめんどくせー」 カビ?「……」 ばさささささっ――――びとっ 店主「あ。カビが飛んだ」 男 「いや、あれ、蝙蝠じゃ――――ああ、蝙蝠ですよ」 店主「紛らわしいやっちゃなー。ぶら下がらずにへばりついてたんか」 男 「ぶら下がるのがめんどくさかったとか、誰かさんみたいに――追い出さなくていいんですか?」 店主「血吸い蝙蝠じゃあるまいし、かったりーよ。ほっとけほっとけ ノシ」 ぐてぇ~ 蝙蝠「……」 べたぁ~ 男 (まさか仲間だと思って迷い込んできたのか、こいつ……) 店主「おにーさん、肩車して~」 男「また幼児退行ですか? 甘えんぼなのもたいがいにしてくださいよ」 店主「本棚の上のダンボールとりたいけど脚立が天に召されちゃったんだよ、頼む、お願い!」 男「分かりましたよ‥早く終わらせて下さいね?」 店主「おほ! 高い高い~‥」 男「取れましたか?(ふ、ふともも‥)」 店主「その前に蜘蛛の巣取りたいからそっち動いて」 男「えー、しょうがないな‥」 店主「んで、次は天井の掃除な」 男「埃が!埃が!」 店主「ああ、背が高いって楽だなぁ~」 ゴツっ!! 店主「ぐああああ!!! ‥ジャンプするな!!」 男「いい加減用を終わらせて下さい!!」 男「あの、店主さん…」 店主「何~? 本の精でも見えるようになった?」 男「そんなもん見えませんよ! で、店の前に何で床屋のサインポールが置いてあるんですか!」 店主「ああ、近所の床屋さんが廃業するって言うから貰ってきたんだ しかし‥サインポールっていうんだねアレ」 男「あそこの床屋さんと親交があったんですか‥意外ですよ」 店主「だってあそこの常連客だし」 男「へえ、その髪、ちゃんと手入れしてたんですねぇ」 店主「当然に決まってるだろ!? まったく、失礼な奴だな!」 男「でも、行くならせめて美容院ぐらいにして欲しいものですね‥」 店主「…だって、あそこにいると何だかみじめな気分になってくるんだもの‥ 光り物一杯もってるしさ~‥いいおべべ着てさ~‥はぁあ~‥」 男「あはは、失礼しました! さ、本の精の話でもしましょうか!?(ああ、涙目になってる‥)」 男「……あれ?」 店「んぁ? あー、お兄さーん。いらは~い」 男「何で正月の早朝から開いてるんですかここ?」 店「いや、初詣に行くには眠いし、寝るには目が冴えてるし、 だったらわずかなりとも売り上げのある可能性に賭けたわけよ」 男(相変わらずやる気のある、なし、その対象と三拍子みごとにずれまくってる人だ――) 男「誰が来るんですこんな日に」 店「――お兄さんみたいな人とか?」 男「あれれー?」 店「まあ遠慮せずあがってココアでも作ってけ」 男「飲むのあなたですか!」 客「あけましておめでとうございます、女店主さん」 女店主「おう、おめでとう。今年もどうぞご贔屓に」 客「あれ、流石の女店主さんも元旦くらいはまともな接客するんですね」 女店主「なんだそれ、まるで俺が普段はまともに接客してねえみたいな言い草だな」 客「…いや実際その通…いえ、なんでもないです。その手に持った広辞苑をとりあえず置いて下さい、頼みますから」 客「それより、女店主さん! 年長者として、日々勉学に勤しむ学生に、こう励ます意味を込めてあげるものとかは……」 女店主「そんな遠回りな表現せずに、お年玉くださいって言えばいいんだよ。ったく」 女店主「まぁ、しかし。よく考えれば、今年に入ってのお客第1号だしな…くれてやっても良いか」 客「うわーい、やったぁ! 流石女店主さん、話がわかる!」 女店主「んじゃぁ、まぁ適当に参考書のコーナーから、何冊か持ってけ」 客「ゔぇっ!?」 女店主「参考書なら勉学の助けになるだろう。日々勉学に勤しむ学生には、持って来いじゃないか」 客「そ、それはそうですけど……けど、ここにある参考書って、古くて売れないのばっかりじゃ……」 女店主「それともなにか? ゲームでも漫画でも自由に買える、現金の方が良かったか?」 客「そんなことは…あ、ありがとうございます……うぅっ、嵌められた……」 女店主「はっはっはっは!! まぁ、しっかり勉強して、悪知恵が働く程度の大人になるこった!!」 店「お兄さんお兄さん。ちょいとこれ買っていってみない?」 客「――福袋?」 店「たった千円だよー」 客「これ、いつまでたっても売れない本とかでしょ?」 店「失敬な。わたしの目利きなめんなー。千円以上の価値はあるぞー」 客「うさんくさいなあ。遠慮しときますよ」 店「ちぇー。しゃーないなあ」 がさごそ 客「ねえ、なんで福袋の中身、古紙回収に出しそうなくくり方になってんです?」 店「そんなこたぁどうでもいい。買わないんだったらそれ、責任持って古紙回収だしといてー」 客「なんで僕が――」 客「え? 古紙?」 店「気にすんなー。正月ぐらいおおらかにいけー」 店主「年が明けたってのに客がこない…」 男「まあ、何の努力もしてませんからね」 店主「あ~、数の子うまぁ~い‥」 男「最近うちに食べに来るのも躊躇しなくなりましたよね‥まさか元日早々来るなんて‥」 店主「そのうちお兄さんちの食客にでもなろうかな~、そう、来年の今頃位には‥」 男「ありありと思い浮かべる事が出来るんで全力で阻止しますよ」 店主「いいじゃんか~、下着とかフル装備しちゃっても怒らないぞ~」 男「そんな性癖ありませんよ! そもそも年末に大掃除すらしないし伝票の整理ですら 俺が‥いくら売れなくて量が少ないからって大変だったんですよ!!」 店主「怒んないでよ~、ほら、伊達巻あげるからさ~」 男「元はうちの伊達巻じゃないですか!」 店主「仕方ないな~、海老ならどうだ?」 男「もう‥こうだ!」 店主「あ! 私のおせちがぁ!! 全部食べるんじゃない!!」 トップに戻る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10093.html
登録日:2011/02/19 Sat 19 11 42 更新日:2023/05/20 Sat 18 07 08 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 がんばREX オタク カオス カバー下 ツチノコ ニッチ狙い パロネタ フェチ ペルソナ ミカベル 下ネタ 北海道 左利きキャラ多し 巨大娘 巨女 抱き枕 札幌市 漫画家 百合 皮肉 美川べるの 自虐 見切り発車←そしてノーブレーキ 美川べるのとは日本のギャグ漫画家。女性。 北海道札幌市出身・在住。 自画像は厚化粧の丸い謎の物体。 (初期は人間として描かれていた) 高校時代に少女漫画誌に四コマ漫画でデビュー。 当時から今の芸風だった。 その後はペルソナなど各種ゲーム系四コマやアンソロジーでの活躍を経て(*1)、コミックゼロサム創刊時に「ストレンジ・プラス」をスタート。 雁えりかとはアンソロ時代から非常に仲がよく、ストプラのドラマCD収録時に同行してくるほど。 世界観を共有するようなセリフがあったり描く作品をスイッチさせた番外編を書いてみたりといったこともしている。 作風 下ネタやパロディ、BLやオタクネタなどをこれでもかと盛り込んだ作品が多い。特におっさんと尻はほぼ毎回と言っていいほど使う。 舞台設定やキャラのスペックだけは王道路線だが、肝心のキャラの中身がぶっ壊れている。メインヒロインと眼鏡キャラは基本萌えない。 画風がかなり幅広く、少女漫画風の絵が上手い。絵を下手に描くのも上手い。デフォルメキャラを描くのも上手い。 だが萌え絵だけは萌えない。とりわけ、ヒロインがヒロインをしていないこと多数。 やたらハイテンションなボケとツッコミが連続するのでテンポ良く読める。 台詞回しも独特で、1コマにおける文字数がやたら多く、ふきだしでページがほぼ埋まる事も。 特徴的な絵柄のため「絵が怖い」「この絵でサービスシーンやっても」と自分でネタにすることもある。 カラーページを貰うと、その回は必ずといっていいほど無駄遣いし、その事をネタにする。 元々の配色を無視することはもちろん、むしろあるキャラの色付けしないという暴挙もやらかした。 こんな芸風でありながら、なんとあのToHeartのアンソロジーにも参加したことがある。 ファンからの評判?次回以降まったくお声がかからなかったことからお察しください。 抱き枕にこだわりがあるのか最近よくネタにする。 俺も人型抱き枕の中身欲しいです。 熱狂的なファンが多く「ミカベラー」と呼ばれる。 ■作品一覧 ストレンジ・プラス 学園天国パラドキシア まかまか 美川べるのの青春ばくはつ劇場 漢式 青春ばくはつ劇場 戦場のハピィ・ライフ シガラミン 超空転神トランセイザー 蜜ドキパルフェ 何でもしますから!! 美川べるのといかゴリラのまんがエッセイシリーズ(いかゴリラとの共著) なお、彼女の作品のカバー下は全て「カバーをなくすと恥ずかしい」がテーマとなっている。 ■ミカベルによるヘンテコフレーズの数々 ぽっといてけで とっても良くお似合いよ、業が深そうで 伝説の聖剣エクスカリビャー(三角材) 人体に優しいランチャー 手編みのきくらげ もぎたてハレンチカリカリ梅&セクシャルバイオレット吾郎 あまりにも気まぐれなシェフのふるまいに耐えかねた見習いコックたちが とうとうシェフをシチュー鍋で…(気まぐれシェフのシチュー) 写植を打たれてそれっぽいアオリを入れられREXの巻頭カラーに載った(主人公作の画伯なBL原稿1ページ目) 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 祝アニメ化 -- 名無しさん (2013-11-18 09 36 16) 割りと自分萌えますぜ。学園パラドキシア辺りは比較的気を使ってるっぽい。まぁネタがアレだが。 -- 名無しさん (2013-11-25 09 47 02) この人のギャグはパロディもオリジナルも腹筋崩壊の上に思わず鼻水が「ブッ!」と噴出してしまうほどの強烈な破壊力を持つ。「漢式青春ばくはつ劇場」でどんだけ笑い死にしはぐったか・・・。 -- 名無しさん (2014-03-19 09 43 49) トゥハートのアンソロは面白かったよ 雅史の扱いがひどいw -- 名無しさん (2014-03-19 10 40 27) この人と「東静馬」という人のマンガは破壊力抜群(いい意味で) -- 名無しさん (2014-03-19 13 24 27) アバチュアンソロで知った。ヒート虐めw -- 名無しさん (2015-03-23 13 26 07) 外人かよwww -- 名無しさん (2015-03-23 19 32 12) ゼル伝やGGで知ったクチだったが面白すぎて腹がよじれた思い出 メガテンとかも読みたいけど今はなかなか見つからん・・・ -- 名無し (2015-03-23 19 49 23) 人型抱き枕の中身は売れると思うんだが実用化されないなぁ。かぶせ難そうだからか?体格・体形合わすのがめんどいからか? -- 名無しさん (2017-01-12 13 13 20) ストレンジ・プラスのエクスカリバーという名の角材は滅茶苦茶笑ったwwwww -- 名無しさん (2018-07-21 15 39 50) ペルソナ4倶楽部で一人だけ浮きまくってたのが忘れられないw -- 名無しさん (2018-07-21 16 54 49) この人の漫画は腹筋崩壊を起こすため(しかも秒殺)本屋での立ち読みはできそうにない・・。家でも笑いすぎて家族にしかられた。 -- 名無しさん (2019-04-30 10 02 34) 「悪魔の飲み物とんがらし」とかの小ネタ好き -- 名無しさん (2023-05-20 12 26 42) Twitterやっているが、外では絶対見ないように。盛大に笑っちゃうから。 -- 名無しさん (2023-05-20 15 48 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kagemiya/pages/414.html
【氏名】緋衣千寿(ひごろも・せんじゅ) 【性別】男性 【年齢】20歳 【出身】日本 【身長】171cm 【体重】72kg 【肌色】日焼け気味 【髪色】黒 【瞳色】黒 【属性】混沌・中庸 【好きなもの】野球 【苦手なもの】警察 【令呪】右腕 腕全体を覆うようなトライバル柄 【魔術属性】火 【魔術系統】なし 【魔術回路】質:E 量:C 編成:異質 【起源】『打ち直す』 【サーヴァント・クラス】キャスター 【真名】クティーラ ■人物 よれたTシャツとジャージでコンビニに来てチューハイ買っていくついでに立ち読みしてそうな、気の抜けたあんちゃん。 黒い短髪にラフな格好で、結構引き締まった体つきをしているが覇気のない顔つきをしているので威圧感はない。 ただし生粋の殺人鬼であり撲殺魔。殺人は生き方であり生き様。ただ人を殴りつけるという行為そのものを嗜好する。 本質的に悪の自覚がないが、己の行為が人に咎められるものだという理解はあるので逃げ隠れる性質の悪いタイプ。 【一人称】俺 【二人称】あんた・お前・あなた 【三人称】あいつ・あの人 ○性格 普段は胡乱な表情で街をぶらついている。目立つことを嫌い最低限清潔感のある恰好をしているが、基本的に自堕落な生活スタイル。 目先のことに思考を誘導されがちで将来を深く考えずに刹那的な生き方をしている、街を歩けばよく見られるようなごく普通の若者。 年下には常識的に優しくて、目上の人には常識的に頭を下げる。対等な友人には、ごく普通に気安い。 一方で、「人を殴ること」について非常にストイック。殺人鬼ではあるが快楽殺人者ではない。 獲物に的確な打撃を打ち込むための身体づくりに余念なく、体力を付けるための走り込みも欠かさない。 まるでアスリートさながらだが、彼にとって殺人とは自己鍛錬の結果生じる死でしかないので実際求道者めいているのだ。 ○動機・サーヴァントへの態度 夜の街をぶらついていたら挙動不審な怪しい人物を偶然見かけ、なんとなく後をつけ、"行けそう"だったので不意打ちで殴り殺したところ今まさに召喚を行おうとしていた魔術師であった。 敷かれていた召喚陣は起動しており術者不在のままサーヴァントが召喚されてしまう。 更に無自覚ながら魔術回路を有していたことで聖杯から令呪を与えられ、そのままマスターとして選ばれた。 基本的に小市民的なので偉ぶったりはしない。知らない人を殺した途端に出て来た謎の偉人にへこへこ。 魔術師としての能力を持たないため魔力供給に難があり、サーヴァントの格にもよるが魂喰い等の他の供給手段を用いなければ全力戦闘は厳しい。 気質や行動方針から正当な英雄との相性は最悪。そもそも召喚直後に死体が転がってる時点で良好な関係は絶望的。 悪逆の反英雄との相性はそこそこだが、マスターとしての能力の問題から貪欲に勝ちを狙うタイプのサーヴァントからは切り捨てられる可能性がある。 勝敗に頓着せず、かつ享楽的な気質を持つサーヴァントとならば友好的な関係を結べるだろう。 ○役どころ 巻き込まれ兼マーダー枠。 引っ掻き回し役以外の何物でもねぇ!終盤まで生き残れば立ち位置も変わるかもしれない。 全力で虐殺ムーブかますので余程強いサーヴァントを引かない限り早期脱落はほぼ確定。 ○台詞 「あー、うん。センジュっていうんだ。長生きしそうな名前だろ?」 「いや――別に理由はないよ。君には何の落ち度もなくて、俺が悪い」 「ごめんね」 「鉄を打つように……殴るッ」 ■来歴 特筆すべきところのない一般家庭に産まれ、ごく普通に育つ。 が、生まれ持った気質ゆえか、12歳の時にふと通行人を工事現場からくすねた鉄材で撲殺する。 そこは動機と呼べるものなど一切なく、ただなんとなくそうするべき気がしたという曖昧な理由によるもの。 しかし相手を殴りつける度に自分自身が正しい姿に作り変えられるような感覚を覚えた彼は、以来「しっくりくる」「するべきことをしている」という感覚に従い殺人を繰り返すようになる。 彼にとって、人を殴るのは鉄を鍛えるため。 彼にとって、己とは歪な形の鉄。 彼は獲物の中に打ち直すべき己を視ている。 ――それは何処までも自己中心的な発想から来る最低の行為であり、彼がどうしようもなく邪悪な殺人鬼であると断ずるには論を俟たない。 ただ、殺人者としては一流だが殺人鬼としては二流。証拠の隠滅等もずさんで、初犯から休むことなく暴れ回っていながら未だ捕まっていないのは、その幼さ故に捜査線上に上がらなかったことが大きい。 とはいえ段々と危ない立場になって来たため、三年ほど前に国外に逃亡。 ホームレスのような生活をしつつ、死体から抜き取った財布を収入源に世界各地を転々としている。 ■魔術・礼装 魔術師としての能力を持たない。 ただし殺人者としては一流。位置的・心理的な「必殺の間合い」を見切ることに長けており、初撃で標的を瞬殺する。 存在として『人間』で、かつ初撃に限定するならば、例え相手がサーヴァントであろうとも一撃を打ち込める可能性がある(倒せるとは言ってない)。 もっとも普段はわざわざ必殺に拘る必要もなく、ひたすら殴打し続けて結果的に殺すことの方が多かったりするが。 ◇凶器:『鉄材』 獲物に拘らないが殺し方に拘る。故に「金属製」で「長い棒状」のものが一番しっくりくる。 乱暴な使い方をするのですぐに折れ曲がってしまうことが多く、角材や金属パイプなどを現地調達することも多い。
https://w.atwiki.jp/uran/pages/629.html
#blognavi ダブルサプライズのトモねこちゃんは、てけてん家とayumi家からやって来たコです。 写真右のトモねこちゃんは、てけてんさんに頂きました。女の子で、名前はクルミ。写真左のミントグリーンのトモねこちゃんはayumiさんに頂きました。やっぱり女の子で、名前はリラです。 てけてん家からは、すでに秋(しゅう)ちゃんと冬青(そよご)が来ていますが、女の子はいませんでした。お初の女の子でうれしいです。名前は、全体のイメージから、クルミという名前が浮かびました。手足にはビー玉が入ってるんですよ。 ayumi家から来たリラ。名前の由来は、うらんのダイスキな『赤毛のアン』、そのアンの末娘、リラ・マイ・リラから取ったリラです。アンが自分を育ててくれたマリラに感謝を込めて、末娘に就けた名前マリラ、通称リラ。さわやかなイメージで合ってるとおもうんですが、どうでしょう。 リラはフェルト原毛で出来た、うさちゃんも連れてきてくれました。絵本の中から出てきたみたいでしょ。 ayumiママが作って持たせてくれた、カナダの国旗のピンバッジをつけたデイパックです。 2匹とも、女の子らしくて、とっても可愛いです。てけてんさん、ayumiさん、どうもありがとうございます。 トモねこちゃん到着記念に、あみねこ15パズルを作りました!IEのユーザさんなら、遊んでみてね。 あれ?↓にコメント入れたんだけどどうやら消えたようで・・・(^^ゞ頭痛は大丈夫ですか?私が疲れさせましたでしょうか・・(=_=;) くるみちゃんとリラちゃんが来てくれたんですね?どちらもかわいいですね~フェルト原毛のうさちゃん、小さいのに丁寧に作られてますね~朝4時から起きていて、ちょっとナチュラルハイです。日本・・負けちゃったね・・~ヽ( ̄Д ̄*)ちっ -- ビアンコ&ロッソ (2006-06-23 09 20 52) 日本中が・・・llllorz でしょうか?でも其れを吹き飛ばすようなWですがな。2匹とも凄く可愛いし 名前も良いですね傍らにあるの・・・ナチュラルで・・・良いですね新作ですか?頭痛・・・お加減如何ですか? -- ようち (2006-06-23 09 47 11) パズルやってみました 楽しかったです相変わらず うらんさんは凄いなあ。 -- ようち (2006-06-23 10 03 18) パズル楽しかった~子供の時に15パズルは散々やっていたので、ちょっと得意(*^^)v -- ビアンコ&ロッソ (2006-06-23 11 43 40) かわいい写真を撮っていただいてうれしいです。かわいらしい名前もつけていただけて。リラ、みんなと仲良くするんだよ~。 -- ayumi (2006-06-23 12 14 48) クルミちゃんにリラちゃん、それに原毛のうさちゃんもとっても可愛いですね(*^0^*)あみねこ15パズル楽しかったです♪ -- あき (2006-06-23 22 02 46) だぁ~~~~・・・15パズル、むずっ!可愛いともねこさんですねさっすが、てけてんさんとayumiさんだ特にayumiさんは、お若いから色の組み合わせが斬新ですねしかも、何かささやいてるwうらんさんの、相談相手になってくれそう^ω^bてけてんさんのねこさんは、おかぁさんの雰囲気だwリラさんを、やさしく見守ってくれそうだねもう、たたずまいが癒しのてけてんねこさんですね、さすが^ω^bそら、うらんさんも張り切って15パズル作りますわねw -- コムムス (2006-06-23 23 19 12) ビアンコ&ロッソ さん→頭痛は天気の関係で、いつも起こるんです。ビアンコママの「怒涛のテンプレ編集」ドラマのせいじゃないです(爆)。15パズル、得意なんですね。うらんは自分で作ったくせに、苦手です(爆)。シャッフルで乱数発生させているので何度かシャッフルボタンを押すとクリアし易いコマ配置になるので、その時にゲームするとゆ~、ズルをしてます。ようちさん→写真と一緒に写っている、ヘンプとウッドビーズのミサンガはayumiさんに戴いたモノです。今、うらんは左手首につけてます。きっと、うらんの年齢を考えて(^_^;)、ayumiさんがナチュラルテイストのを作ってくれたんだとおもいます。ヘンプのは持ってないから、うれしいです。15パズルはクリアできましたか~?ayumiさん→リラちゃんに色々たくさんのお土産もありがとうございました!根付はキーホルダーに付けました。昨日、本屋さんで「手ぬぐいの学校」という本を立ち読み(^_^;)してきたので、「がんばれ」手ぬぐいの使い方を考えてるところです。あきさん→どーもです。(^_^)手芸屋さんで金魚柄とかのキレを見ると、あき家の浴衣を思い出しちゃいます。コムムスさん→わははは。15パズル、シャッフルの具合によって、難易度変わります。めげずに何度か遊んでみてくださいねー。昨日はクルミちゃんと添い寝しました。今日はリラの番だぞ。。(^_^;)-- うらん (2006-06-24 10 03 37) かわいいお名前をつけて頂いてのお披露目ありがとうございます。無事にうらん家に到着したようで安心しました。くるみちゃん、よろしくお願いします。 -- てけてん (2006-06-24 17 27 33) 名前 コメント カテゴリ [手作り] - trackback- 2006年06月23日 07 48 31 #blognavi
https://w.atwiki.jp/osananajimisanbon/pages/82.html
俺「来すぎだろこいつら。結構時間かかるんだろな」 幼「何か食べてから並ぶ?」 俺「いや、俺酔うからこういうのは食べずに乗りたい。それにこの後さらに混むだろうし並んじゃおうぜ」 幼「ほいほい。ひ弱な奴だ」 俺「乗り物酔いって体が弱いとかじゃないんじゃね?」 幼「特命リサーチで本読むと酔うってやってた」 俺「食事はしっかり取った方が良いって話もあるけど、吐いた時が辛いから食べてから乗るのはこわい」 幼「苦しいもんね」 俺「ちなみに鼻からうどんが出るとエフッエフッてなるよ」 幼「そんな無駄知識いらんから」 ◇ 俺「さすがに腹減ったな」 幼「お昼食べたいとこある?」 俺「カレー」 幼「カレーなんてあるの?」 俺「カレー屋があるんだよ。大盛りもあるし得だよ。エビフライカレー大盛りでも千円ぐらいだし」 幼「結構安いね」 俺「というより他がぼったくり価格すぎなんだよ。二千円とかやりすぎだろ。カレーで千円って時点で高いし」 幼「まーねー」 俺「それでもカレーが一番納得出来る値段だけどね。他だと大盛りがないし」 幼「何カレーがあるの?」 俺「カツカレーとエビフライカレーと普通のだったかな」 幼「少なっ」 ◇ 俺「ほら、もう混んでるだろ。ゲーム持ってきて良かったっしょ」 幼「カップルっぽい人達も結構ゲームしてるね」 俺「最初のデートで混んでると、なりたてカップルは待ち時間がきついことがあるって言うからな。下手に無言で過ごすより良いんだろ」 幼「お前はゲームがやりたくて持ってきた感じだけどな」 俺「外だとセクハラ出来ないからなあ」 幼「どアホ」 俺「そんじゃ、一回に時間がかかるカルドセプトからやろうぜ」 幼「お前強いからやだ」 俺「じゃあ俺初期ブックで良いよ」 幼「それはそれでムカツク」 俺「どうしろと」 ◇ 俺「疲れたな。立ち読みしてる時間は平気なのに電車とか待ってる時間は疲れるんだよな」 幼「あんたは立ち読みに熱中しすぎだろ。そんなにニヤニヤ出来るなら買えば良いじゃんって思うもん」 俺「コミックスは結構買うんだけど雑誌は場所がないんだよな。家だと無駄に大きく感じる」 幼「ふん、お前といっしょだな」 俺「俺はでかくないだろ、お前がチビなんだ」 幼「そうじゃなくて、お前のって無駄に大きくなるじゃないか」 俺「ああそっちか…でも別に大きくないと思うぞ」 幼「嘘だ。あんなの入るわけがない」 俺「大丈夫だよ、お前が痛くても俺が気持ち良ければ問題ない」 幼「死ね!」 ◇ 幼「ちょっと待って、靴擦れしちゃった…ティッシュある?」 俺「ん」 幼「んしょ…履き慣れてるのにすれば良かったかな…」 俺「それ新しいの?」 幼「ん…ブーツは嫌って言うからさ」 俺「嫌ってほどじゃないけどな。わざわざ買ってくれたのか?」 幼「別に。この前、たまたま気に入ったのがあったから…履いてやっても良いかなと思って」 俺「お前はブーツの方が好きなのか?」 幼「好きってか、背がさ…やっぱブーツでカバーしたいじゃん?」 俺「でも、背が低く見えた方が絶対に可愛いじゃんか。せっかく小さいのにもったいないって」 幼「あんたロリコンじゃないの」 俺「ハハ、ソンナマサカ」 ◇ 俺「携帯依存性だから水関係のアトラクションは転覆したらどうしようとか、無駄にドキドキしてしまうわ」 幼「水で濡れないようになってるんじゃないの?」 俺「風か強かったり、あと雨が降ってると水かさが増えてるのか結構濡れるんだよ」 幼「へー。よく来るの?」 俺「まあ普通だよ。お前は?」 幼「私は妹と来たぐらいかな」 俺「俺と来たこともあるだろ」 幼「そうだっけ?」 俺「俺が迷子になっちゃってさ」 幼「うわ、それいつの話だよ。すっごい前だろ?」 俺「なんとか見つかって、みんなで待ち合わせ場所で待ってると、お前らが母親と戻ってきて」 幼「それは覚えてるような気も」 俺「俺は安心して泣く寸前だったから、お前にまたひっぱたかれると思ったら泣いちゃってさ」 幼「またって何よ!」 俺「でも、ひっぱたかれなかったんだよ。『手を繋いでてあげるからね』って…迷子にならないように手を握ってくれたんだ」 幼「そっ、そんなことした覚えないし!」 俺「ははっ…」 幼「うう…嘘だ…」 俺「でも、昨日だって握ってくれたじゃんか」 幼「あれは手が冷たかったからお前の手で暖まってやっても良いかなと思っただけ」 俺「今は冷たくないのか?」 幼「ん…冷たいけど?」 俺「良かったらまた暖めましょうか?」 幼「そこまで言うなら暖めさせてあげましょう」 ◇ 俺「足どうだ?」 幼「ん、ゆっくりなら平気だよ」 俺「そうか…もう帰るか?」 幼「えっ、本当に大丈夫だよ?」 俺「いや、人も多いしもうあんまり時間ないからな。急いで帰るのも大変そうだし。何か見たいのまだあるなら良いけど」 幼「んー、私はどっちでも良いけど…」 俺「んじゃ、残りは次に来る時の楽しみにしといても良いんじゃないの」 幼「まあ次もお前と来るかは分からないけどね」 俺「そういうことは思っても言わないでくれ」 ◇ 俺「お土産屋って監視役が相当いるらしいぜ」 幼「どういうこと?」 俺「こんなに混んでたら万引きし放題と思うんだろ。修学旅行中の学生なんかは悪さの自慢しあいとかする奴らもいるから欲しくないけど無意味に万引きって奴がいてもおかしくないってわけだ」 幼「なるへそ…」 俺「不審者なんて入ってから出るまで見張りが付きっきりらしいぜ」 幼「だからお前の周りは人が多かったのか」 俺「おいこら!これはインペリアルクロスだ」 幼「お前がいるとパリィで女の子を自動で避けれるもんな」 俺「今の発言でLP減った」 ◇ ガタンゴトン… 幼「こら」 俺「んー…」 幼「寝るな」 俺「うん…」 幼「お前が寝たら私が起きてなきゃならんだろ」 俺「うん、うん…」 幼「寝たら置いてくぞ」 俺「眠いよ…」 幼「じゃあ今日は帰って寝れば?」 俺「いや、泊まる…お前が疲れてて一人で寝たかったら帰るけど…」 幼「そんなことないけど」 俺「その言葉、必ず後悔させてやる…」 幼「何をされるんだ私は」 ◇ 俺「うう…寒い…さっきまで眠かったのに…」 幼「帰ったらご飯食べる?」 俺「まずお風呂にいっしょに入る」 幼「勝手に決めるな」 俺「俺は別に入らなくたって良いんだぞ。本当は」 幼「なら寝ちゃいなさいよ」 俺「じゃあ帰ってすぐ寝る、いっしょに」 幼「だから私を巻き込むな」 ◇ 俺「熱い、熱すぎだろ」 幼「40℃だよ」 俺「俺はいつも38℃だ」 幼「ぬるいだろそれ」 俺「38℃の方が42℃より温かいんだよ」 幼「意味不明」 俺「風呂入るだろ。んで出るだろ。その瞬間は当然42℃の方が体が温かいよな。はい、30分経ちました。すると38℃の方に入った場合の方が体が温かいんだよ」 幼「どうして?」 俺「わすれた」 ◇ 俺「あれ、パジャマ着てる」 幼「えっ、もう外は行かないでしょ?」 俺「いや、もしかしたら下着だけで来るかもと思ってたから」 幼「そんな恥ずかしいこと出来るか」 俺「足どうなった?」 幼「今さらかい。ほれ、直ったよ」 俺「ここだっけ?」 幼「うん」 俺「…」 幼「鼻息くすぐったいぞ」 俺(ペロッ…) 幼「舐めるなあっ!」(ゲシッ) 俺「いてっ…うう…ひどいな…」 幼「ひどいのはお前の行動だ、全く…」 俺「だって足が目の前にあったから…仕方なかったんだ…」 幼「全然仕方なくないで…」 俺「んわ、てぃっふ、くれ…」 幼「おわっ!はいはい!」 俺「んわわ…」 幼「あー、鼻血付いちゃったじゃない」 俺「お前が…蹴るから…鼻血が…」 幼「大丈夫?」 俺「大丈夫じゃない…こうなったらお前も流血させてやる…」 幼「鼻血とじゃワリに合いませんぜ」 ◇ 俺「全く。狂暴な」 幼「急に舐められたら驚くわ」 俺「そうかなあ」 幼「お前が変なんだ」 俺「だって、主人公が朝起きたらズボン脱がされて舐められてたってイベント結構多いぜ?」 幼「またエロゲーの話が始まるのか」 俺「あれは定番だよね」 幼「知らんわ」 俺「隣に住んでる幼なじみキャラが起こそうとするんだけど、なかなか起きないから舐めて起こすんだよ」 幼「別に説明する必要もないぞ」 ◇ 幼「大体、お前眠かったんじゃないのか?」 俺「み な ぎ っ て き た」 幼「何のポーズだよwww」 俺「荒ぶる鷹のポーズ!」 幼「名前あるのかwww格好良いなwww」 俺「よく言われる」 幼「お前じゃねえよwww」 俺「お前の中で俺のを荒ぶらせてほしい」 幼「話の持ち込み方が無理矢理すぎるwww」 俺「頼むこのとおりだ」 幼「またそのポーズwww」 ◇ 俺「はあ、はあ…疲れた」 幼「はしゃぎすぎ」 俺「疲れたから横になろうかな。良いか?」 幼「どうぞ」 俺「疲れましたねー」 幼「どうして引っ張る」 俺「あー疲れた疲れた」 幼「どうして押し倒す」 俺「いやー疲れた」 幼「どうして脱がそうとする」 俺「それはね…お前を食べるためだよ」 幼「赤ずきんか」 ◇ 俺「おお…このブラが伝説の勝負下着ですか…」 幼「あまり見るな」 俺「こちらのブラ、写メに撮ってもよろしいですか?」 幼「よろしくないです」 俺「悪用しないよ、散々オカズに使ってネットに流すだけだよ」 幼「それ悪用の二冠です」 俺「じゃあパンツなら良いですか?」 幼「パンツもダメです」 俺「パンティーならどうでしょう?」 幼「言い方変えただけじゃねーかアホッ」 ◇ 俺「ムードもへったくれもないな」 幼「お前のせいだろ」 俺「いや、緊張してるみたいだからさ」 幼「はいはい」 俺「ほら、かたくなってる」 幼「ばかぁ…」 俺「おっぱいをさ…こうやって口でべとべとにするとさ…俺のヨダレのにおいが付いてさ…すごく嬉しいんだよね」 幼「変態め…」 俺「俺のにおい付けたからもう俺の物だ、誰にも渡さないぞ…って感じ…」 幼「渡さない?」 俺「えっ?」 幼「誰にも渡さない?」 俺「うん…」 幼「…」 俺「どうかした?」 幼「ううん…」 俺「俺の物とか言われるの嫌だった?」 幼「んもー!恥ずかしいんだよ!」 俺「あーこわっ」 ◇ 俺「顔が真っ赤だ」 幼「うー、変なこと言うからだ。電気消したい」 俺「ゴムに空気入ったら困るからまだ消さないでくれ」 幼「空気、ダメなんだ」 俺「学校で習ったろ。精液が漏れちゃうからな。暗いとこで着けたり確認しなかったりすると他にも引っかいて穴が空いたりで年に一割妊娠しちゃうらしいよ」 幼「一割も?」 俺「ちなみに常に正しく使っても年間だと3%は妊娠する」 幼「結構高いんだね…」 俺「三十三年に一度って思うと低く感じるけど、まあ毎回正しく使えるわけないからな」 幼「うん…」 俺「…気が変わったなら言えよ。俺は気にしないからさ」 幼「お前は…これで子供出来たらどうする?」 俺「…正直に言って良いのか?」 幼「良い」 ◇ 俺「今日のでもし妊娠したら、中絶してくれと頼むだろうな。現時点ではお前や子供を幸せに出来る自信が全くないからな」 幼「…そっか」 俺「だから、気にするな。もしもの時に傷つくのはお前だ。気が変わって当然だ。むしろ俺が自分勝手なんだよ」 幼「…」 俺「中絶の手術ってな、スプーンみたいので赤ちゃんをほじくり出してメスで切り裂くんだが、赤ちゃんはそれを必死で避けようとするんだ。中絶する時にはもう立派に生きてるんだよ。動けるし、目も見える」 幼「…」 俺「にも関わらず、万が一の時には、俺はお前に自分の子供を殺してくれと頼むわけだ。こんなクズなかなかいないぜ。俺みたいなのに処女捧げようなんて正気か?」 幼「…」 俺「幻滅したろ?」 幼「幻滅なんか…するわけないじゃん…バカ…」
https://w.atwiki.jp/njucdtb/pages/71.html
トップに戻る 男「こんちわー、ってあれ?女店主さん泣いてるんですか?」 女店主「馬鹿、そんなわけないだろう。暇でアクビが止まらんのだ」 男「確かに客いませんねww」 女店主「あぁ、相変わらずだ」 男「あれ?この本って映画の原作になったやつですよね?」 女店主「ん?あぁそうみたいだな。」 男「泣けるって評判ですよね~、これ買いますよ!」 女店主「安易な感動物は私は好きじゃないんだがな、まぁ君が読みたいなら読むがいい」 男「んじゃコレ代金です、早速帰って―――」 女店主「・・・・・・犬がな」 男「え?」 女店主「犬が・・・・良いんだ」 男「?(犬好きなのかな・・・・)じゃあまた!」 女店主「あざーしたー・・・・・・・(シュボッ)」 男「女店主さーん、この本ある?」 女店主「あーん? されど罪人は竜と踊る? ラノベじゃねぇか」 男「ラノベだからって馬鹿にしないでくださいよ?」 女店主「いや馬鹿にする訳じゃないけどな? あたしだってラノベ読むし」 男「まぁいいです、それでありますか? この本」 女店主「んー……と、あるぜ?」 男「本当ですか!?」 女店主「ホレここに」 男「はやっ! って読んでたんですか?」 女店主「眼鏡良いキャラしてるね。ただ鬱小説だな、ラノベじゃ珍しい」 男「そうなんですよ、前に他の本屋で読んで全部読みたくなったんですよー」 女店主「内容全部話して良い?」 男「やっ、やめてぇ!」 店主「じょぉぉねっつの、あぁぁかいぃはぁなぁぁ~フンフンフンフ~ンフ~ンフ~~ン♪」パサパサ 男「んちゃーす、掃除なんて珍しいですね」 店主「まあな、そろそろこの店ともお別れだしな~」パサパサ 男「……は?」 店主「先月見合いしてな~、結婚が決まったんだ。」パサパサ 男「え?……え?」 店主「だからこの店は閉める事にした!」パタパタ 男「ちょっ! いつもの嘘ですよね!?」 店主「………。」 男「お、俺だって…俺だって!」 店主「うっそぉぉぉぉぉぉぉぉ」バシーン 男「またかぁぁぁぁぁぁ!」 店主「掃除なんてやってらんねーよ!寝るべ寝るべ!……一緒に……寝る?」モジ、 男「え……」ドキン、 店主「うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」ベロンバー 男「あぁぁぁぁ!騙されたぁぁぁぁぁぁ!」 店主「店番よろしくー」 男「こんにちわー」 店主「うーい……てなんだその格好」 男「今日学祭がありまして……友人達に無理矢理着替えさせられたあげく、手違いで服持って帰られちゃって」 店主「だからってその格好で出歩くか」 男「……言わないでください」 店主「まあいいわ。んで今日は?」 男「これ下さい」 店主「あいよ。……男が可愛いから100円でいいよ」 男「……冗談はよしてくださいよ。それじゃどうも」 店主「まいどありー」 店主「蒼星石か……あれはあれでありだな」 男「また今日も本読んでるし、接客する気ゼロですね」 女店長「接客して欲しければファミレスでも行け、寒い作り笑いで接客してくれるぞ」 男「そんなんじゃなくて女店長の笑顔が見れれば僕は……」 女店長「なんか言ったか?」 男「なんでもないですよー、あっコレください」 女店長「おっ、お前いい趣味してるぜ? 絶版になったけどあたしは名作だと思ってんだよね」 男「へー、ますます楽しみになってきましたね」 女店長「おう! じっくりと読むと良いぜ! よし、サービスで100円にしてやるよ!」 男「マジで? やったぁ! はい! 百円!」 女店長「毎度ありぃ~、なんならここで読んでくか? お茶出すぜ?」 男「本当? んーそうですね、せっかくだからここでよまさせてもらいます」 女店長「おう、そうしな。まってろ? 今椅子持って来るぜ」 男「はい!」 男(そうか、こういうのもアリだよな、一瞬の笑顔よりも価値がある) 店主「っとかよく本に書いてあるけどどういう意味なのかしら?」 男「……店主さん?」 店主「私ね、世に出るものに私情を挟むのはどうかと思うのよね~。」 男「あの……どうしたんですか?」 店主「……キャラ替えだよ……」ボソッ 男「……ぶふぉっ!」 店主「あ、所で藤岡君?」 男(ふじおかってだれですか?!) 店主(いいから適当に!) 男「……なんですか?ハル、じゃないや店主さん?」 店主「今日、妹がカレーつくり過ぎちゃったのよねぇ。 食べる?」カチャ 男「あ、いただきます! ってうめぇぇぇぇぇ超うめぇぇぇぇぇ!」 店主「ぁあっ!疲れた!もうやめだ!こんちきしょう!」 女店主「いらっしゃい。お、来たか青少年」 男「どうも。…青少年ってほどの年でもないし、そんな清く正しく生きてませんよ」 女店主「知ってるよ、んなこと。というか平日の昼間から暇だねあんたも。いい年して仕事してないのかい?」 男「あなたほどでもないですけど。…僕は自宅が仕事場なんですよ。気分転換にほかの人のでも読もうかと思って」 女店主「ふーん。SOHOってやつかい。精が出るねェ」 男「いやいやそんなことは。半分趣味でやってるようなもんなので」 女店主「それで?どうしてカウンターの中に入ってくる?」 男「店の中で椅子があるのここだけじゃないですか」 女店主「どうして言いながら煙草に火を点ける?ここ、店の中だけど」 男「あなたも吸ってるじゃないですか。ここ、店の中だけど」 女店主「あたしはいいんだよ。あたしの店だしね。なのに客のくせにカウンターに入ってくるわ、煙草吸いながら堂々と座り読みするわ、あんたは何様?」 男「お客様です。いいでしょう。どうせ暇なんだから」 女店主「……ま、別にいいか。どうせ暇なんだから」 8「オラァッ! ショバ代払わんかボケガァ!」 チ「誰のおかげで、商売できると思ってんだコラァ!」 客「お前ら! やめろ、女店主さんの本をそんな風に蹴るな!」 女店主「…… どいてろ、客」 客「お、女さん?」 8「あぁ? 姉ちゃん、なんだこらぁ?」 チ「タバコの代わりに、兄貴のでかいあれでも咥えてくれるのかい?」 女店主「あぁっ!? 誰に口聞いてんだコラァ!」 客「お、女店主さん! 広辞苑でそんな風に人殴っちゃ駄目ぇっ!」 女店主「オラッ! どうした、かかって来いよ! 広辞苑が嫌なら、こいつはどうだ?」 客「あぁっ! 今度は、人が殺せることで有名な、某月刊誌を手に取った!」 客「って、やめてくださいってば、女店主さん! それ以上やったら、ヤバイですって!」 女店主「へ~い! へい! へ~い!」 店主「……」スパー 店主「……」スパー 店主「……」スパー メラメラメラメラ 店主「むぉっ! 火だ!」 男「こんにちわーって火ぃぃぃっ!?」 店主「水っみじってぇ噛んだ!」 男「ほわぁぁメラっメラっ!」メラメラ 店主「馬鹿野郎!なに唱えてんだ!」 男「ホース! くっらえぇ!」じょばんびー 店主「うわっぷ!あたしに掛けてどうすんだ!」バコ 男「ぐはっ!」じょばんびー 店主「鎮火……した」 男「なんかテレビの山火事みたいでしたね……ぶふぉっ」 店主「どした?」グイ 男「ちょ!わかってますよね!?胸張らないでくださいよ!////」 店主「あ、今日ノーブラだったぃ。」 男「う、うわぁぁぁぁぁ!/////」ガチャッバタン 男「あの……この辺りの本一桁間違ってません?10円とか有り得ないでしょ」 店主「……ん、それはいいんだよ」 男「え、でも」 店主「いいから」 男「はあ……」 幼女「あ、あの、このあいだのほんまだのこってますか?」 店主「いらっしゃい。ありますよ」 幼女「よかったー」 店主「はい、全部で100円ね」 幼女「はい!」 店主「はい、ありがとうございました」 男「……なるほど」 店主「……うっせ///」 男「こんにちわー」 店主「ん?なんだお前か。日曜だってのにこんなトコ来るなんて、暇な奴だな。」 男「いや、ちょっと欲しい本があって…」 店主「ふーん…まあいいや。丁度読む本が無くて暇してた所だ。ちょっと話につきあえ…」 男「あっ!あった!すいませんコレ下さい!」 店主「テメーは人の話を遮るんじゃねぇ…って、コレ、恋愛モノじゃん。お前嫌いじゃなかったか?」 男「こんなの俺は読みませんよ。コレはプレゼントですよ。」 店主「プレゼント?」 男「いやー、実は明日女さんの誕生日でして。で、前々から読みたいって言ってたコレをあげようかなー、と。」 店主「ふーん…女ねー…」 男「まあ、結構仲良いからなんかやらないとまずいんですよ。で、いくらですか?」 店主「……300万」 男「ちょっ!車買えますよ!それッ!!」 店主「うるさい!300万ったら300万だ!何だ!!私の誕生日には何もくれなかったクセに…!」 男「何だ!!って、アンタ俺に誕生日教えてないだろwwwwwwwww」 男「ちゃーす」 女店主「珈琲煎れてよ」 男「いきなりですねまぁいいですけど」 女店主「良いだろ? どうせお前暇なんだろうし」 男「俺一応客なんですけどね……ちょっと待っててください」 男「はい、珈琲です」 女店主「ありがと、なんで一つなんだ?」 男「へ?」 女店主「お前の分も用意しろよ」 男「えっ、でも良いんですか?」 女店主「なんだ、今日は隣で読まないのか?」 男「すぐ煎れて来ます!」 女店主「走るな、転ぶぞ」 女店主「ん~。やっぱ、タバコやめるかな」 客「! ちょ、ちょっと、待ってください、女店主さん! な、なにいきなり言い出すんですか?」 女店主「なにそんなに驚いてるんだ、おまえ?」 客「タバコ吸ってなくちゃ、女店主さんじゃ無いですって! っていうか、お願いだからやめないで~!」 女店主「なんだよ、前に禁煙しろとか言ってたじゃねえか」 客「それで懲りたんです! それにしても、いきなりどうしたんですか? タバコやめるだなんて?」 女店主「ん~。いや、最近ボランティアで小学校に読み聞かせに行ってんだがな」 女店主「…… 言われたんだよ、ガキに。タバコくさ~いって」 客「あぁ…… それは…… 痛いですね……」 女店主「自分のガキにもそういわれると思うと、どうしてもな…… ん~、けど、無理してもしゃあないか」 客「そうですよ~! 無理する必要なんてちっともありませんって!」 客「それに、貴方の旦那様はタバコ吸ってることなんて、ちっとも気にしてませんよ~」 女店主「? 俺の旦那? なに言ってんだお前?」 客「それにしても気が早いなぁ、子供が欲しいだなんて。僕達そういうこともまだなのに~」 女店主「…… はぁ…… めんどくせえ……」 男「ここって土日も営業してますよね、つらくないんですか?」 女店主「別につらくはないけどね、お前以外客あまり来ないけど」 男「いいんですか? あまり儲かってないんじゃ」 女店主「お前がこの店の本全部買えば良い話だ」 男「流石に無理ですね」 女店主「だよな、まぁ絶対に売らないけどな」 男「なんですかそれw意味わかんないですよw」 女店主「お前が来なくなるだろ? だからだよ」 男「そっそうですか?/// でも全部本を買ったとしても来ますよ? 女店主さんと話をするの好きですから」 女店主「そっそうか?////おっ、お前顔赤いぞ! マセガキめ!」 男「女店主さんだって!」 女店主「私はいいんだよ!」 男「なんで!」 女店主「店主だからだ!」 男「意味わかんねえ!」 ギャー ギャー 女店主「いらっしゃい……」 男「こんにちはー」 男「久しぶりに来たな。どうかしたのか?」 男「田舎に帰ってただけですよwもしかして寂しかったんですか?w」 男「そういうわけじゃないが……///」 男「ん~?実は寂しかったんでしょう?」 男「ち、違うと言ってるだろうっ!///」 男「はいはい、そうですね(ニヤニヤ)」 男「な、何をニヤニヤしてるんだっ……」 男「いえ、別にー(ニヤニヤ)」 女店主「もしもし、警察ですか……」 男「こんちわー」 女店長「っ!?男!!今日は店じまいだ!!帰れ!!!」 男「へ?」 母「女店主~?お友達~?」 女店主「かーぢゃん!?おとなしぐ中でまっでろって」 男「ブフッ!!!!」 女店主「!?」 母「やんだねぇ~この子は・・・・まっだく・・・ブツブツ」 男「・・・・・・」 女店長「・・・・・・・」 男「あの・・・・」 女店長「2万円になります」 男「え?」 女店長「2 万 円 に な り ま す 」 男「・・・・・・ハィ」 男「ストーブ、もう出してるんですか」 女店主「おうよ。いつ火事になるか、ひやひやものだ」 男「……ヤカン置いとくのはいいですけど、湿気って駄目なんじゃ」 女店主「これは便利なんだよ。ほら、もうすぐカップ麺が出来上がる」 男「あんた、本屋を何だと思ってるんですか……」 女店主「ちゃんと奥の部屋で食うんだがね」 男「はぁ……」 女店主「もう一個あるぞ」 男「……」 女店主「んん~、いい香りだ。実に食欲をそそるなァ」 男「学校帰りの学生捕まえて、それは無いでしょう」 女店主「さぁ、欲しくば一冊買え」 男「く……」 女店主「どうせ客は来ないぞ。君に逃げ道は無い」 男「どんな追い詰め方ですか……ああもう、どうせ安いから買いますよ。カップ麺」 女店主「まいど。コタツがあるぞ。早く上がれ」 男「はいはい、まったく……俺、何しにきてんだろうなぁ……」 男「そういえば女店主さんは何でタバコすうんですか?」 女店主「なんとなく」 男「だと思った……」 女店主「悪いか?」 男「始めはね、でも今はタバコが定着してるから逆に吸ってないと違和感ありますね」 女店主「昔あたしの親父がさ、椅子によりかかってタバコを咥えながら本を読んでたんだよ」 男「ほー?」 女店主「その姿がかっこよくてさ、気づいたらあたしもね」 男「へー、僕もタバコ吸ってみようかなぁ」 女店主「お前は酒が似合うな」 男「酒ですか? でもここで酒飲みながら本読むのはアレじゃないですか?」 女店主「そうか?」 男「そうですよ、酔い潰れたら女店主さんに迷惑になりますし」 女店主「別に良いけどな、泊まって行けば良い」 男「そっ、それって/////」 女店主「お前はからかうと楽しいねぇ」 男「(´・ω・`)」 女店主(まぁ、今はこんな感じの空気がすきなんだよ、悪く思うな?) 男「この本下さい」 女店主「まいど」 男「今日は、たばこやらないんですか?」 女店主「今日はな」 男「へぇ、珍しい事もあるもんだ。明日雨ですかね」 女店主「……あ、いらっしゃい」 男「お客さん? ……猫か」 女店主「雨が降る前日とかに、よく店の前で休んでる事があってな。ストーブを焚いてから、入ってくるようになった」 男「へぇ……飼い猫かなぁ」 女店主「野良だろうね。どちらにせよ、ウチじゃ飼えないね」 男「そうなんですか。ふぅむ……あ、ひょっとして煙草吸ってないのって」 女店主「猫は煙草の臭いが嫌いなんだよ」 男「ほへぇ、物知りですネェ……にしても」 女店主「……」 男「不細工な猫ですよね」 女店主「うむ、可愛くないくせにずうずうしい。君のようではないかね」 男「なんでですか……」 客「よっ」 女店主「・・・・・・」 客「何読んでるんだ?」 女店主「・・・・・・」ピラ 客「・・・面白いか?」 女店主「・・・ユニーク」 客「眼鏡、してないほうがかわいいと思うぞ」 女店主「・・・そう」 客「俺には眼鏡ぞくせ 女店主「ぶはははははwwだめだwww腹イテー!」 客「女さんがやろうっていったのに(´・ω・`)」 長門ごっこ 男「こんにちはー」 女店主『…あぁ、またおまえか。暇なやっちゃな~』 「それが、客に言う言葉ですか」 『毎日来るやつに言われたかねえよ。っとに、めんどっちぃ』 「そりゃ、立ち読みばっかで申し訳ないですけどね…だからって、普通言いませんよ、そんなこと」 『ばかたれ、私が言ってるのは来る頻度を減らせってことだ。毎日店を開けるほうの身にもなれ』 「……いや、そこは開けましょうよ、客いなくても」 『めんどいから嫌、それよりも、なんか飲むか?どうせ、立ち読みだろ』 「あ、じゃあコーヒーで、って立ち読み決定ですか!?」 『だって金欠なんだろ、この前言ってたじゃないか。それに、買うときは椅子に座らないだろ』 「ぬぅ、こうなったら閉店まで居座ってやる!」 『あはは、まぁ好きにしな』 男「こんにちわ。・・・・・・相変わらず自由してますね」 女店主「んだよ、お前また来たのかよ よく飽きない奴だよなぁ。俺ならこんな店、絶対来ないぞ・・・」 男「そんなこと自分で言いますか、普通?」 女店主「イインダヨー」 男「・・・・・グリーンダヨー!! はぁ・・・それじゃぁ、コレ下さい」 女店主「なんだ?今日は立ち読みして行かないのか?」 男「ちょっと急ぎの用事があるもんで」 女店主「ふーん・・・はいよ、さっさとそれ持って行っちまえ」 男「酷いですよwあっ、それと一つ」 女店主「んー?」 男「俺は、店主さんがこの店やってなかったら、絶対に来てませんよ。じゃっ!また明日来ますね!」 女店主「はっ・・・何いっちょ前な事、言ってんだか」 女店主「・・・・・・・・・。」 女店主「・・・・ちょっと期待しても良いよな・・・へへっ(///」 女店主「なあ、お前はいつもどんなジャンルの本が好きなんだ?」 男「うーん、別にこれといって好きなジャンルは無いですね。SFも読むし、ミステリも好きだし、たまに哲学なんてのもかじったりしてるし…」 女店主「…恋愛小説とかは、読むのか…?」 男「あ、恋愛モノはぜんぜん読まないですねー」 女店主「なっ!なぜだっ!?」 男「そっち方面は疎いんですよね。経験が無いから共感できないというか…」 女店主「なっ!そうなのか!よし、わたしが読み方を手取り足取り教えてやろう!」 男「はあ、お願いします…?」 女店主「まずは私に甘い言葉を囁k」 男「そうじゃないだろ」 男「こんちわ…」 女店主「お、来たのか…って、そ、その人は…!?」 女同級生「へぇ~、ここが男さんの行きつけの古本屋ですかぁ」 男「そ、君の気に入る本も沢山あると思うよ…どうです、新しいお客 連れてきましたよ」 女店主「お嬢さん、その本触らないでくれるかな」 女同級生「え?」 男「あの、たかが文庫本じゃあ」 女店主「文庫本でも絶版本なんだ…あ、お嬢さん、その本も触らないで…」 男「ちょっと、帰っちゃったじゃないか!せっかく連れてきたのに」 女店主「誰が連れて来いと言った?」 男「だって、本好きの子だしさ、新しい常連になるかと思って…」 女店主「別に私は…新しい常連なんて…」 男「へ?」 女店主「い、いや…(///)そ、そうだ、コーヒーでも飲まないか? うん、私が淹れてやろう、どう?」 男「………」 女店主「………」 男「…いいですね、お願いします」 女店主「うん…ほら、煙草でも吸って待ってろ。淹れてくるから(///)」 男「げほっ、げほっげほっ」 女店主「なんだよ風邪か?」 男「はい……昨日から熱あって」 女店主「馬鹿! だったらなんで来たんだ!」 男「えっ、えと本を読みたくて?」 女店主「ふざけるな! 自分の部屋の本を読んでいれば良いだろうが! この馬鹿!」 男「馬鹿馬鹿言わなくてもいいじゃないですか!」 女店主「ちっ、外は雨降ってるな」 男「あっ本当だ、げほっ」 女店主「はぁ、お前ちとこっち来い」 男「わっ、なんですか? 服が伸びる!」 女店主「良いから来い!」 男「ここは?」 女店主「あたしの部屋だ、ここで雨が止むまで寝てろ!」 男「すっ、すいません……」 女店主「私は店を閉めてくるから」 男「えっ、悪いですよ」 女店主「うるさい、寝ろ」 男「はい」 男(あっ甘い匂いがする……女店主さんの匂いかな?) 男の息子 ヒャッハァ! 男「\(^o^)/」 女店主「ほれ、薬とホットミルクだ、何で前かがみなんだ?」 男「しずまれぇ、しずまるんだぁ……」 客「ところで、この店では同人誌とか扱わないんですか? 最近はやってる中古屋も多いですけど」 女店主「ふざけんな。あんなもん、扱ってたらとても一人じゃ手がまわらねえ」 女店主「ニーズの複雑なもんに手を出すと、スペースが幾らあっても足りないんだよ」 客「そういうもんですか?」 女店主「そういうもんだ。とは言ってもな、同人誌が一冊もねえわけじゃない」 女店主「…… これだ」 客「うわぁ、やたら古い本ですね…… 『猟奇』? なんですか、やらしい本ですか?」 女店主「あ~、そうだろうな。今の風潮だと……」 客「?」 女店主「めんどくせえ。興味ねえなら、返せ。それは、俺の家宝だ」 客「…… 変わった趣味ですね~」 女店主「うっせえ」 男「へへへ、笑えよ……盲腸で入院だぜ?」 ガラガラ 女店主「あん? 誰に向かって言ってんだお前」 男「うひゃあ! いきなり入ってこないでくださいよ!」 女店主「ノックしたんだけどな、具合はどうだ?」 男「んー、まぁまぁですね」 女店主「早く治せよ? これ見舞いついでに本」 男「いいんですか? ありがとうございますー」 女店主「退屈だろうと思ってな? 早く治せよ? 常連さん」 男「はい!」 一週間後 男「無事退院しましたぁ!」 女店主「おう良かったな、はいこれ請求書」 男「へっ? ってなんだこれ!? たけぇ! 2000円って!」 女店主「安いほうじゃね~の?」 男「俺に聞くなよ! ってあれか!? あの見舞いの品か!?」 女店主「見舞いの品とは言ったけどただとは一言も言ってない」 男「詐欺かよ!」 女店主「叫ぶと喉痛めるぞ?」 男「誰の所為だと思ってんだ! っつうげぇ! げほっ! ごほっ! のっ、のどがああ!」 女店主「だから言ったのに……」 客「勘定よろしく」 女店主「いらっしゃいませ、1800円になります」 客「そいやこの前頼んだ本入ってる?」 女店主「いえ、まだ入ってきていませんね」 客「オイオイ、もう一ヶ月だぜ?あ~、いつ頃入るかわかる?」 女店主「多分あと一ヶ月位には入るかもしれませんね」 客「多分って……注文してるんだろ?」 女店主「えっと……、ちょうどその時犯人が自白するところで……」 客「要するにまだ注文してないのか……」 女店主「はい……申し訳ございません」 客「……とりあえず今読んでる本を閉じてくれないか?」 女店主「そんなっ!?これからお酒の密造の謎が!」 客「……1800円な」 女店主「すみません、お詫びに500円で結構です」 客「そうか?いつも悪いな」 女店主「いえ、ありがとうございました~」 客(なんだかんだで安く買えるから俺は得してるが……この店の経営は大丈夫だろうか?) 女店主(さて続きは………やはり地下室の机が鍵だったか) 女店主『(シュボッ)……はぁ、仕事やめてえなぁ』 男「何で、こっち見て言うんですか」 『何でって、お前のために開けてあるようなもんだからなぁ』 「…はい?」 『だ か ら お前さんが来なかったらいつでも閉めれんだよ』 「え?え?だって他のお客さんはどうするんですか」 『安心しろ、ここ何年かで来た客はお前だけだ』 「じゃ、じゃあ商売の方はどうするんですか!?」 『大丈夫だ、最近はネット販売もあるし、それに本屋どうしの繋がりもある』 「いや、でも……」 『なあ、男。実を言うとな、結構前からこの土地を買いたいって言ってる人がいるんだ』 「………」 『それに正直な、この店開けなくても食っていけるんだ。だから、まぁ…な?』 さ よ な ら 「…と、まぁこんな夢を見たんですけどね」 『ふむ、つまり、お前は私にこの店をたたんで欲しいわけだな』 「いや、違いますって」 『しかも、さよならって、そんなに嫌いだったのか、私のこと。やー知らなかったなー』 「だから、違いますって。大体、そっちから話し振ってきたんじゃないですか」 『えーえー、そうですよーだ。自分の振った話で勝手に落ち込む迷惑な女です、私は』 「そこまで言ってないんだけどなー、って奥に引っ込むなあ!!」 女店主「最近はネットや携帯でも本が読めるらしいな」 男「そうらしいですね」 女店主「でも、私はやっぱりこの紙の本が好きだよ、なんとなくだけど」 男「わかります。なんか落ち着きますよね」 女店主「そうだな、だから本は大事にしてやれよ」 男「女店主さん…本を愛してるんですね」 女店主「そこまでおおげさじゃないが…む?蚊がとんでる!」 シュッ 男「おわっ紙カッター!?女店主さん紙使いだったんですか?」 女店主「そんなおおげさじゃないが…む?」 ?「お久しぶりですね、ザ・ペーパー」 男「読子!?」 男「…」 ペラリ 店主「…」 ペラリ 男「…」 ペラリ 店主「そんなに本好き?」 男「ええ、好きですよ?」 店主「彼女できないわけだわ‥」 男「大きなお世話ですよ!」 店主「本ばっかってのも寂しいもんよ~」 男「はあ、そうですか‥(やっぱ人並みに寂しさはあるのね‥)」 女店主「ひゃああああああああG! Gが出た!」 男「うわあああああああ! こっちとんで来た! 何かつぶす物!」 女店主「早く殺せ!」 男「でも物が……えーい! ごめんなさい!」 ブチッ 女店主「ナイスだ男、だが本でつぶすのはよくないぞ?」 男「分かってますけどあの場合はどうしようもないじゃないですかってか急かす女店主さんも悪いと思います」 女店主「うるさいなぁ……」 男「後顔に似合わずあの悲鳴も可愛かったですよ」 女店主「うるさいなぁ!/////1000円!」 男「金とるのかよ! けちくせぇな!」 女店主「馬鹿! お前が使った本代だよ!」 男「こまけぇな! そんなんだから彼氏出来ないんだよ!」 女店主「2000円!」 男「(´・ω・`)」 客「はい、女店主さん、お茶入りましたよ~」 女店主「う~、サンキュ~」 女店主「ん? なんだ、ブランデーたらしたの」 客「そうですよ~。お菓子もありますよ。はい、どうぞ」 女店主「スコーンとは、また紅茶に合う粋な物を」 女店主「おまえ、立派な嫁になれるぞ。俺が保障する」 客「え~、お婿にもらってくださいよ、女店主さんが」 女店主「あ~、しかしアレだな」 客「? なんです?」 女店主「こうしてると、漫画喫茶みたいだな」 客「そうですね~」 女店主「…… なんで、漫画喫茶があって小説喫茶が無いんだろう……」 女店主「読んでる時間からして、そっちの方が儲けよさそうなのに……」 女店主「いっそ、俺がやってみるか? そうするとして、資金は……」 客「やめといたほうがいいと思いますよ~」 客(図書館に行けば良いんだって、どうして気づかないかな~) トップに戻る
https://w.atwiki.jp/hibikilinks/pages/37.html
自転車 contents 最終更新2009-06-07 自転車総合(主にロード) 買う(自転車,パーツ) 人々 練習・イベント・コース トップページ 総合(主にロード) J Sports 自転車とWWE。 CYCLE SPORTS ニュースは頻繁に更新。今月号・前月号の立ち読み、全国コースガイドなど。 脅威のリンク集スーパーリンクス もれなく見つかるメーカーインデックス ツーリング前には全国プロショップガイドをチェック。 CyclingTime.com 音声(Yahoo!ポッドキャスト) CyclingTime.com記事 ツールドフランス2006 その他総合 bycicle.jp/J SPORTS cycle road race Blog/自転車部 contents 買う(自転車,パーツ) 通販サイト 特選(この3つで充分 サイクルベースあさひ/BicinetSana/自転車部品の激安専門店 その他 自転車 激安通販ショッピング/BICYCLE SHOP スイッチ/Competitive Cyclist/CyclingTime Shop/WORLDCYCLE/アスキーサイクル/アトミックサイクル/カワハラダ.url/サイクルショップタキザワ/サイクルミノル/サイクルヨシダ/シルベスト通販/セレクトイット/ナンバーワン/ワイズオンライン/自転車店オートリック 近畿圏の自転車屋(主にロード) シルベストサイクル/Cycles NOVA/Via Cycles Village/moontail/くわはら自転車/ウエムラパーツ/トモダサイクル/伊藤忠サイクル_狭山/株式会社あさひ実店舗/工房akamatsu/サイクルエサカ ge3.html]] アパレル サイクルアパレル海外通販 メンテナンス クラフト自転車の再塗装レストアなど。場所は萩之茶屋。 ブランド、メーカー、代理店 一覧 CYCLE SPORTSスーパーリンクス/メーカーインデックス 個別 カンパニョーロ/BELL/BELL/BRIKO/CATLIKE/Giro/Mango/MET/OGK/PRO-TEC/Rage/RudyProject/LAS/LAZER/SELEV/SPIUK/CHARIC-自転車レビューサイト/サイクルベース名無し.com/3T/ASSOS/Control Tech Bikes/Cyclo Oishi "L'avenir"/IRC TIRE bicycle top/ITM - Champ's Bars Stems/RIXEN KAUL/VELOFLEX TIRES/厳選リンク集 CycleStyle.net/e-cycle homepage/インターマックス/シューティンググラス/ダイナソア/リンク/水中カメラ・水中撮影機材メーカー MMIII Motor.../代理店 3T/代理店 ASSOS/代理店 Gomitalia/代理店 NorthWave/代理店 VELOFLEX/東京サンエス/TRIsports取扱メーカー 製品情報 テスタッチフルクロモリフレームが7万円台。/cebeサングラス/サイクルキャリア-ThuleWeb contents 人々 チーム,個人 t-headracing(ちへどれーしんぐ) 大阪、名古屋、東京、北陸などに散らばって存在している自転車好きの集まり『t-headracing』NEWジャージ完成を記念してブログ開設!活動予定・記録のほか、自転車に関するお役立ち情報などをアップ予定。 京町堀自転車生活/39×18 tubi/AUenoの雑記/晴漕雨読 ぶらっーと、自転車で 兵庫県中心にツーリングコースやレース紹介/自転車で日本各地をツーリング サイクル紀行 ミヤタスバルレーシングチーム/栗村修/今中大介のロードバイクテクニック Q A Gold Finger Web Site/疋田智 自転車通勤で行こう/アトミックサイクルblog 雑談 2ch自転車板「自転車用高速道路」スレ/ヒルクライム掲示板/自転車板スレッド一覧@2ch/頭のサイズ62cm以上限定Part.3@2ch contents 練習・イベント・コース 練習走行会 ウエパ走行会BBS/CLUB★SILBEST_予定表/GOUREN/ イベント情報、個別コース・施設情報 ウエパイベント情報 ファンライド イベントカレンダー 自転車関連のイベントが、オンロード・オフロード共にほぼ網羅されていると思われます。 スポーツエントリー 自転車に限らず、色んなスポーツのイベントを月別に紹介。その場で参加申し込みできてしまう。 高野山/高野山避暑サイク/ツール・ド・湯の山温泉9月中旬/西日本最大級のスーパー銭湯[うぐいすの湯] 検索 関西圏のサイクリングレポートコースは衛星写真+地図で拡大縮小可能。 CYCLE SPORTS特選コースガイド/トレーニングコース情報 ルート検索MapFanWeb コース検索結果と同時に主要交差点拡大図も提示。iPod最適サイズへの切り出しも可能! フェリー検索 写真 スポーツ写真サイトAllSports.jp 自転車写真,オールスポーツコミュニティーはスポーツ第一線で活躍するプロカメラマンが各地で開催されるサッカー・野球・マラソン等のスポーツイベントにおいて撮影を行いその撮影した質の高い写真をインターネットで閲覧しながらプリント注文できるサービスです。 contents 台車いろいろ -- http //www.webshiro.com/buturyufile/p03-02daisya_buturyu.html (2007-03-12 15 34 50) 金囲いつき台車 -- http //www.chubu-sangyo.co.jp/cart/plakago.html (2007-03-12 15 37 10) バイク王 バイク買取 -- http //www.8190.co.jp/ (2007-05-17 13 08 48) バックミラーはハンドル内側に -- http //ameblo.jp/cb-asahi/entry-10034056805.html (2007-06-29 16 30 17) ただ自転車通勤のためだけでなく -- http //plaza.rakuten.co.jp/MaillotJaune/ (2007-07-20 12 45 27) サイクル紀行 -- http //cycletour.sytes.net 8080/ (2007-07-20 12 45 45) ヤマト運輸のリアカー ムラマツ車輌 -- http //www.muramatu-s.co.jp/CL02/detail.php?no=001 (2007-07-25 16 11 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1200.html
……… 眠れない…。 これで何度目になるだろう、静寂のなか薄暗い部屋で、彼が眠っていた布団に包まれ、目を閉じる……。 しかし、瞼の裏には記憶が映しだされ、彼の顔が画面いっぱいに広がる。 なぜだろう?気が付くと、彼のことばっかり考えている。 これはエラーなのだろうか? なぜこんなにも私の睡眠機能を妨害されるのだろう。 そんなことを考えていると、いつのまにか眠ってしまったようだ。 「ふふふ。長門さん、好きなんでしょ、彼のこと」 好き…?たぶん違うと思う……。 「そう、まあそのうち分かるわよ。自分の気持ちに…」 朝。太陽の光がカーテンの無い窓からさしこんできて目を覚ます。 今日は、不思議探索の日ということで軽く朝食をとり、家を出る。 着替える必要はない、いつもの制服で十分だ。 でも、私服で行ったら彼が喜ぶかな……。 いけない、またエラーだ。 集合時間15分前、いつもの駅前に到着する。 彼はまだのようだ。 「おはよう有希!」 「お、おはようございまぁ~す」 「おはようございます、長門さん」 三人ともあいさつをしてきた…。 私は軽く会釈をする。 しばらく待っていると、彼がやってきた。 「遅い!罰き…」 「はいはい、分かったから」 彼はもうあきらめがついているようだ。 そうして、いつもの喫茶店に入る。 私は、注文した飲み物を飲みながら、彼といっしょになればいいなと毎回考えていた。 そして、涼宮ハルヒのクジを引く、私は無印だ。 彼は…、私と同じ無印だった。うれしい。 他の人は、古泉一樹が印入り、涼宮ハルヒが印入り、そして朝比奈みくるが無印だった。 (あら、残念ね。二人きりじゃなくて…クスクス) 別に残念とは思っていない。 こうして、彼と朝比奈みくると私で不思議を探すことになった……。 とはいっても、探す気なんかないことはみんな同じだろう。 「いい!デートじゃないのよ!鼻の下のばしてんじゃないわよ!!」 そう言って彼女は歩いていった。古泉一樹がやけにニヤニヤしているのはなぜだろう? 「朝比奈さんはどこか行きたいところありますか?」 彼は彼女にきく。 「いえ、特には…」 「そうですか、長門はどうだ?」 彼がたずねてくる。図書館と言いたいが、今は朝比奈みくるもいるのでやめておく。 「……ない」 私は彼の顔を見ずにこたえた。 「…そうか」 彼は少し困った様子で、 「じゃあそこらへんをブラブラしてますか」 「はい」 そんなやりとりが交わされて、私は彼の後ろについて歩いている。 彼は、朝比奈みくると会話を楽しんでいる……羨ましい。 私も情報伝達能力がもっと高ければ―――。そんなことを考えていると、いきなり話がふられた。 「長門も鶴屋さんの小説おもしろかったよな?」 「…………」 私はこたえることもできず、ただうなずくことしかできなかった。 (ふふっ、手でもつないでみれば?) そんなことはしない。 (恥ずかしがることないのよ。早くしないと涼宮ハルヒにとられちゃうわよ) …………。 そんなことをしているうちに、集合する時間がやってきた。 駅前につくと、もう涼宮ハルヒと古泉一樹が待っていた。 「ふん!じゃあクジ引きするわよ」 彼女はイライラしているようだ。 みんながクジを引く、私は印入りだ。 彼は…印入り。今日は運がいいらしい、彼は私を見ると微笑んでくれた…。頬が熱くなるのを感じる。 あとの三人は無印だった。 みんなと別れる。行くところは決まっているも同然で、彼がたずねてきたときは、 「図書館」 と即答した。 私は彼の後ろについて歩いている。 会話はしないけれど、二人で歩いているだけで幸せな感じだった。 (たまには、図書館じゃなくて映画館とかもつれてってもらえば?) …………。 (せっかくの二人きりになれたのよ。それにこれはデートと変わらないわよ) …………。 (涼宮ハルヒのことなんて気にしないで、ホテルでも行っちゃえばいいのに) うるさい。 お互い無言のまま、今では行き慣れた図書館についた。 人影も少なく、冷房のきいた閑静な室内に足を踏み入れる。 私はこの空間がとても好きだった。 私は、本を手にとりその場で立ち読みをする。その間、彼はだいたいは眠っている。 (ねえ、彼の近くで読んでみたら?肩によりそったりして) ………///。 本を読んでいるとすぐに時間がすぎる…。 彼が、私に帰ろうと言ってきた。私は彼の肩から頭をどかし、図書カードで本を借りた。 私は図書館で借りた一冊の本をもって彼と並んで歩く。なんだか楽しい。 いきなり彼がこっちを向く。どうしたのだろう?と思っていたら、無意識に手を握っていたようだ。 (やればできるじゃない、ふふふふっ) 「長門どうしたんだ?」 別に…。 「おい、ハルヒに見つかったらまたうるさく言われるぞ」 …いい。 「…やれやれ」 私は不安になり、彼にたずねる。 「…嫌?」 「そっ、そんなことないぞ、うん。どっちかっていうとうれしい」 「…そう」 私は彼の言葉を聞いて、安堵した。 できることなら彼とずっと一緒に……。 そんなことを思いながら私は、握る力を少しだけ強くしていた…。
https://w.atwiki.jp/osananajimisanbon/pages/288.html
ある日。 幼「あー卵一個しかない! どうしよ」 俺「だから卵あったっけってスーパーで聞いたのに。あったでしょとか言うんだもんな」 幼「おかしいわね……」 俺「おかしくねーよ」 ◇ 後日。 幼「あちゃー、またシラタキとコンニャク間違えて買っちゃったー……。 もうっ、なんで近くにあんのよ!」 俺「ちゃんと見て買おうよ」 幼「罠だわ」 俺「罠じゃねーよ」 ◇ また後日。 幼「げー焼き肉のタレなかったのー!? 買ってくるかー……」 俺「良いよ面倒くさい」 幼「あんたが行くんじゃないでしょ! せっかくだから美味しく食べたいじゃない」 俺「忘れて買い直すくらいなら携帯とかにメモしてから行けば良いのに」 幼「じゃあメモしてよ!」 俺「買う物とか材料とか把握してねーよ俺」 幼「大体分かるでしょ」 俺「全く分からん」 幼「あんたって本当にバカね!」 罵倒しながらみおがスタイリッシュに家を飛び出して行った。 ◇ さらに後日。 幼「ただいまー、お腹空いてる?」 俺「腹ペコー」 幼「じゃあとりあえずゆで卵食べる?」 俺「えーだるい」 幼「あんたが剥くんじゃないでしょ!」 俺「味付けじゃないんでしょ?」 幼「うん普通の」 俺「他にないの?」 幼「コロッケあるからコロッケサンドにしちゃう?」 俺「うん」 コロッケサンドを食べることにする。 俺「これ何コロッケ?」 長い偏食が染み付いて、パンやあんまんなどは一かじりしたら必ず中身を見る俺。 赤や緑の具が見えて気になった。 幼「牛肉コロッケしか食べられないでしょ! 牛肉しか買わないわよ」 俺「……」 さらに少し食べてみることにする。 はじっこだけを滑るように食べた。 俺「野菜だらけー……」 みおに見せる。 幼「あれっ、そんなにニンジン入ってるのおかしいね。 野菜コロッケ買っちゃったかも」 俺「みお食べてくれる?」 幼「ごめんごめん。私食べるわ」 俺「ゆで卵食べる」 幼「はいはい」 慣れた手つきであっという間にカラを剥くみお。 幼「あらじおだから少しでも辛いからね」 俺「うん」 幼「あ、うどんならすぐ作れるけど」 俺「大丈夫。ごめんね」 幼「後で美味しいの作ってあげるからね」 俺「夜ご飯なに?」 幼「じゃがいもたっぷりビーフシチュー」 俺「やったー」 ◇ さらに後日。 俺「これなあに?」 幼「あ、それ串カツ。どんなもんかなと思って買ってみた」 俺「へえ……」 早速食べてみる。 俺「んう……!?」 肉ではない何かがぐじゅっとやわらかく崩れた。 エキスが口の中に広がる。 俺「うみゅ……」 しばらく吐き出すのを我慢していたが、飲み込めそうにない。 俺「出して良い?」 幼「えっ串カツじゃなかった!?」 ティッシュに出す。 俺「タマネギぽい」 幼「大丈夫?」 俺「口ゆすいでくる」 ◇ 口を洗い流して戻ると、みおがタマネギとカツを分離していた。 幼「ごめんね、中でタマネギ挟まってたんだね。 分けてみたけど食べられそう?」 見た目は一つの長いカツに見えて、中身がネギマのようになっていたのだ。 俺「食べてみる」 幼「大丈夫?」 みおが不安そうに見つめている。 食べてみるが、かなりタマネギの味が染み込んでいる。 俺「タマネギの味付いててちょっと今のレベルじゃきつい」 タマネギは四天王の一角なのでとても勝てそうになかった。 幼「それは良いけどさー、そもそもレベル上がるの?」 みおが俺の背中にのしかかりながらからかって場を明るくしてくれる。 俺「あと82000くらい経験値稼げば1つ上がる」 幼「遠っ」 ◇ みおが肩を揉みながら慰めてくれる。 幼「無理しないで良いよ。何か違うの出すわ」 俺「うん……」 幼「えーっと……卵豆腐くらいしかないかも。何か買ってくる?」 俺「いや、お味噌汁にご飯入れちゃうわ。そうするつもりだったし」 幼「ほんと? ごめんね。手抜きしちゃダメだね」 俺「ううん。みおはいつもすごい手間かけてると思うよ。 頑張ってるのに嫌な思いばっかりさせてごめんね」 幼「何言ってんの! 私の下手な料理を喜んで食べるのなんて和くんだけよ」 俺「そんなことないと思うけど」 幼「あるって。それに、材料忘れたり米炊くの忘れたりよく見ずに買ってきたり普通怒るよ」 俺「だってそれは俺が会社の帰りに立ち読みしたりしてスーパーにいっしょに行かないのが悪いんだし。 俺がいつもいっしょに買いに行ってれば二人で確認出来るでしょ」 幼「普通そんな風に考えないよ。お使いも出来ないのかって感じでしょ? 最近失敗ばかりだし。 食材は腐らせるわお皿は割るわ、家事向いてないのかな」 俺「俺が偏食で苦労させてるから食材選びに気を使って他までなかなかまわらないんだよ。 それに、性格も見た目も完璧なんだからさ。仕事もしてるのに専業主婦なみに家事が出来たら完璧過ぎてむしろ引くわ。 少しくらい失敗した方が安心だな俺。みおがすご過ぎて捨てられないか心配だもん」 幼「へへー、そうでしょ。完璧でしょ」 俺「なんだよ、さっきは失敗ばかりって自分で言ってたのに」 幼「いや、たしかにこんなゴミに謝る必要ないなって思って」 俺「急に扱いひどくなったな」 幼「失敗なんてなかった。成功の元があったのだ!」 俺「まあそういうことだな」 幼「えらそーに。言っとくけど感謝なんかしてないからね!」
https://w.atwiki.jp/oreura/pages/21.html
0.2秒 1乙 byハゲ TBS W.C 思ったことを書いてみよう アフィに乗りそうなスレがあったら↓をコピペするといい 赤レスがたくさんあると編集の時などにかなり厄介になるぞ! 名前欄や本文に「クリックお願いします」などの文は↓ほど効果はないぞ! でもやっておいて損はないぞ! 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20 21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40 41,42,43,44,45,46,47,48,49,50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60 61,62,63,64,65,66,67,68,69,70,71,72,73,74,75,76,77,78,79,80 81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100 ∧_∧ (´・ω・`) n  ̄.. \ ( E)フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_// 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201,202,203,204,205,206,207,208,209,210,211,212,213,214,215,216,217,218,219,220 221,222,223,224,225,226,227,228,229,230,231,232,233,234,235,236,237,238,239,240 241,242,243,244,245,246,247,248,249,250,251,252,253,254,255,256,257,258,259,260 261,262,263,264,265,266,267,268,269,270,271,272,273,274,275,276,277,278,279,280 281,282,283,284,285,286,287,288,289,290,291,292,293,294,295,296,297,298,299 305,304,303,302,298,297,304,305,306,307,309,310,311,323,312,313,314 315,316,317,318,319,320,321,322,323,324,325,326,327,328,329 330,331,332,333,334,335,336,337,338,339,340,341,342,343,345,346,347,348,349,350,351 352,353,354,355,356,357,358,359,360,361,362,363,364,365,367,366,367,368,369,370,371 372,373,374,375,376,377,378,379,380,381,382,383,384 81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100 0.2秒 何気なく寄ったコンビニで立ち読み中 覆面をした男がナイフをもって入店して来た びびる店員に金を出せとありきたりなセリフ 悲鳴をあげる店員と他の客 やれやれ、暴力は嫌いなんだがな、、 そっと本を戻し、犯人に近づく俺 閃光一発回し下痢が炸裂 ここまで0.2秒 1乙 byハゲ / / / ∩彡⌒ミ / .|( ・ω・)_ 1乙 // | ヽ/ "| ̄ ̄ ̄"∪ | TBS ウェーハッハッハー Λ_Λ ◯ `∀´ ◯ \ / |⌒I │ (_) ノ ______ _..レ__ ___ /r''''''i i'''''ヽ|`i i'''ヽ`'i i'´r.⌒ヽ| | | | L,丿丿 ヽ、_`''ヽ, | | i i'''ヽ`''i i、 `ヽ`} j l、 j L,丿.丿 i、ヽ.,,ノ,ノ  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ W.C ─――┬─――┬┬─――┬― | W.C || W.C | |∧∧ |コンコン | |( )シ .| | ―――┴| |―┴┴―――┴― ノ∪∪ ─――┬─――┬┬─――┬― | W.C || W.C | |∧∧ |<どうぞ. | |( ) || | ―――┴| |―┴┴―――┴― ノ∪∪ ─――,――――┬┬─――┬― / || W.C | | ∧∧ |....| | |( )<失礼しま~す ――‐.|と| |‐―┴┴―――┴― ガチャ ∪∪ヽ ─――┬─――┬┬─――┬― | W.C || W.C | | || | | || | ―――┴―――┴┴―――┴― / \ バタン 思ったことを書いてみよう 名前 コメント すべてのコメントを見る ここを編集