約 16,299 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2093.html
7 :四〇艦隊の人:2013/11/16(土) 01 32 29 ユナイテッド・ステーツ級航空母艦(その2) ・来襲 戦艦八隻、巡洋艦、駆逐艦多数を失ったトラック沖海戦から半年後、ユナイテッド・ステーツを中心とするアメリカ海軍空母機動部隊は新たに三隻のエセックス級を指揮下に入れ、何とか戦力の再編成を完了した。しかしその錬度はお寒い限りであった。開戦前の米海軍空母機動部隊の錬度を一〇〇%と考えるなら、現在の錬度は六〇%がせいぜい。最もひどい艦では四〇%をきっていた。最低限戦争ができる錬度に到達させるには後半年の訓練が必要と太平洋艦隊司令部は判断していた。 しかし、戦争とは相手がいる物である。対局者である日本海軍は米海軍の悪手を見逃すようなまねはしなかった。 一九四三年一一月、日本海軍は小沢治三郎大将を総司令官とし電撃侵攻で以ってミッドウェー、ハワイを落とし、一挙に西海岸へ攻撃を仕掛ける、後にいう太平洋打通作戦を発令した。 日本海軍はこの作戦に新鋭戦艦上総型(75000t、29kt、46cm三×三)三隻とトラック沖に間に合わなかった新鋭空母大鳳型(70000t、33kt、艦載機120機)一隻、本土近海にいた為トラック沖に参加できなかった翔鶴型空母(56000t、33kt、艦載機94機)三隻、戦時量産の翔鷹型四隻に加え、トラック沖を生き残った早池峰、白根、瑞鳳、モンタナ級をたこ殴りにした紀伊、尾張、殴り合い後の追撃戦を行った天城四姉妹、それぞれ妹を失った加賀、長門、四姉妹の最後の一人になってしまった霧島、空母を守って戦い男体を失った筑波型、阿蘇型計七隻を中心に艦隊を編成。 輸送艦、補給艦まで合わせて六〇〇隻以上の艦艇がトラック沖の復仇を成さんと向かってきていた。 ・敗北 米国政府はこの報を受け半ば恐慌状態に陥った。彼らの手元には錬度の怪しい空母一〇隻に、真正面からぶつかって紀伊型に勝てなかったモンタナ級の三、四番艦、天城型に対抗するための艦でしかないにアイオワ級三隻に、トラックに出すには性能が不足であると判断された三年計画の戦艦群、巡洋艦、駆逐艦もトラック沖の後遺症で数が足りない。カタログ上紀伊を上回るルイジアナ級戦艦はまだ建造未了。ミッドウェーを放棄してもハワイの失陥は避けられそうも無かった。 それでも戦わないという選択肢は無かった。米軍はミッドウェーの戦力を交代させハワイに集め、残された戦力でハワイの防衛計画を作成した。しかしこれはいきなり足元を掬われる事となる。 ・損傷 その足元を掬ったのは潜水艦である。開戦以降、日本海軍の潜水艦は主に通商破壊を主任務としていたが、このころ日本海軍は一部の潜水艦に大型戦闘艦への直接攻撃を命じていた。この命令は一部のトップエースにのみ発令されており、その最初の餌食になったのが訓練中であったユナイテッド・ステーツだった。 ユナイテッド・ステーツは左舷の艦首と艦尾に二発の魚雷を受け中破の損害を受け、そのままハワイのドック送りとなり、そしてドックから出ることなくハワイの陥落を迎える事となる。 他にも軽巡洋艦アトランタや重巡洋艦インディペンデンスが沈没、戦艦ノースカロライナが中破等大きな損害を受けた。 8 :四〇艦隊の人:2013/11/16(土) 01 33 53 ・決戦 トラック沖で航空攻撃によって痛い目にあった日本海軍はこの時期艦隊の戦闘機比率を五〇%とし、さらに大型の防空駆逐艦(史実秋月+憂鬱島風÷2-雷装的な感じの)を大量配備して、米側の航空攻撃を封殺する作戦に出ていた。対する米海軍は極低空を飛行することで日本側のレーダー網をすり抜け、新型の一〇〇〇ポンド対艦ロケット弾で護衛艦をつぶして、その隙に空母に爆弾をタッチダウンする作戦を建てて、日本海軍との決戦に臨んだ。 一九四三年一二月二五日両軍の偵察機がほぼ同時にお互いを発見し、そして攻撃隊を放った。年をまたいで一九四四年一月一一日まで続くハワイ攻防戦の幕開けである。 ・終結 両軍空母部隊の壮絶な殴り合いを制して最後まで戦場に残ったのは日本海軍だった。 両軍艦載機隊の損耗率は三〇%を越え、米海軍は日本側の翔鷹、白鷹、瑞鳳を撃沈し、白根、翔鶴、白鶴を発着艦不能、瑞鶴を艦載機枯渇により戦力外に追い込んだが、レンジャー、カサブランカ(レンジャー級二番艦)、ヨークタウン、ホーネット、エセックスの五隻が沈没、残る五隻も損傷や艦載機の損耗などで戦力を喪失。ここにいたり米海軍太平洋艦隊はハワイの防衛を諦め撤退を開始した。そして戦艦ノースカロライナを旗艦とする米旧式戦艦部隊は、戦艦上総を旗艦とする日本海軍戦艦部隊を相手に後に「パイ提督の捨て奸」と呼ばれる壮絶な後衛戦闘を行い、戦艦上総に座上していた古賀峰一中将を戦死させる等の大金星を上げ、最終的に全艦が沈没することとなる。 ・陥落 米海軍がよろめきながらも戦場を去った後、日本軍はハワイへの上陸作戦を開始した。事前砲撃と爆撃で防御陣地を吹き飛ばされた米陸軍はほぼ無抵抗で日本側の橋頭堡確保を許すこととなる。一月七日、日本側ハワイの七割を制圧、この時点で真珠湾も日本側の手に落ちた。同一一日日本軍ハワイを完全制圧、戦闘の終結を宣言。以降も小規模の米残存部隊によるゲリラ戦闘が繰り広げられたが、二月末には沈静化、ハワイ諸島は日本軍の占領下に堕ちた。 ・虜囚 一九四四年三月、ドック内で動けないまま鹵獲されたユナイテッド・ステーツは、戦艦長門に曳航され日本の横須賀海軍工廠へ移送、そしてそこで徹底的な調査を受ける事となる。同年六月調査の終了したユナイテッド・ステーツは横須賀沖に係留、同年八月に行われる公開核実験の標的艦となる運命を与えられ、短い余生を過ごしていた。しかし、米海軍潜水艦隊の見せた最後の意地が彼女の運命を一変させることとなる。米潜水艦の雷撃による航空母艦白根の沈没。他の修理を後回しにしてまで再戦力化を急いだ、大型空母の喪失は日本海軍上層部を激震させた。現在の手持ちは大鳳、瑞鶴、早池峰の三隻のみ。翔鶴、白鶴の修理には後五ヶ月はかかり、白鳳(大鳳型二番艦)の就役は半年先。翔鷹型は対潜任務や護衛任務の応援で出払っており、護衛空母は論外。 日本海軍はあたりを見回して、そして発見した。ほぼ無傷で、船体に損傷を受けている翔鶴、白鶴よりは早期に戦力化できる大型空母を。 その艦は現在の敵国であるアメリカ合衆国で生を受け、アメリカ合衆国その物の名を与えられた大型空母。 ユナイテッド・ステーツだった。 9 :四〇艦隊の人:2013/11/16(土) 01 37 20 とりあえずここまで。続きは精神力が回復してから。 鬱じゃなくね?という方はユナイテッド・ステーツの艦魂もしくは艦娘を想像して読むといい。 自分は今後の展開上もっと鬱な描写が待っているので気が重い……。
https://w.atwiki.jp/kokomadeyonda/pages/395.html
豪華客船“浅間丸(神鷹)”“龍田丸(瑞鷹)”“秩父丸(祥鷹)”の3隻を空母に改装した艦。 基本的に大鷹型3隻と同じ艤装であるが、昭和一八年の四月から五月初頭にかけて相次いで竣工(改装完了)した新鋭艦だけあって、数々の改良が加えられている。 ①兵装の強化。 “大鷹”の『十年式12cm単装高角砲×4、九六式25mm連装機銃×4』から『十年式12cm連装高角砲×4、九六式25mm三連装機銃×10』に強化。 ②飛行甲板の拡大。 “大鷹”の『162.0m×23.5m』から『172.0m×23.7m』に拡大。 ③機関換装による速力増強。 “大鷹”の21ノットに対して20ノット(予定)と唯一劣る筈だった速力は、機関換装により22ノットに強化されている。 基準排水量 17,600t 最高速力 22ノット 航続距離 18ノットで8,500海里 兵装 十年式12cm連装高角砲×4、九六式25mm三連装機銃×10 搭載機 常用21機(艦戦9+艦攻12)、補用4機(艦戦2+艦攻2) 注:竣工時の定数であり最大搭載数ではない。 同型艦 “神鷹”“瑞鷹”“祥鷹”
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/6806.html
804: ひゅうが :2021/01/11(月) 21 09 30 HOST p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp 航空母艦「蒼龍」型 全長:285メートル 全幅:51.5メートル(アングルドデッキ含む。艦幅38メートル) 喫水:10メートル 基準排水量:6万5800トン 満載排水量:7万3210トン 機関:艦本式ニ号缶12基 技本式タービン4基4軸 24万5000馬力 速力:35ノット 装甲:飛行甲板100ミリ 格納庫甲板80ミリ 舷側300ミリ 隔壁160ミリ 搭載機数:152機(うち露天係止35機) 油圧カタパルト4基 舷側エレベーター3基 武装:40口径12.7センチ砲連装18基(のち54口径12.7センチ単装砲8基) 40ミリポンポン砲8基(のち多連装噴進砲8基) 戊式40ミリ機関砲4連装15基(のちボフォース40ミリ機関砲4連装20基) 20ミリ機関砲連装30基(のち長砲身化20ミリ機関砲3連装12基 単装12基) 同型艦:「蒼龍」「飛龍」 【解説】――日本海軍がはじめて手にした艦隊型空母 その登場時から「艦隊型空母の基本形」とされ、また結果的には装甲化された船体各部をもって「世界初の装甲空母」として建艦史上非常に高く評価されている もともとは本級は、「紀伊」型戦艦3番艦の予定艦名「大和」と同4番艦の予定艦名「武蔵」である 本級は当初はワシントン海軍軍縮会議に伴って廃艦の予定であり工事もストップしていた。 しかし「天城」型巡洋戦艦が完成後にも関わらず廃艦要求され軍縮会議が流会してしまったことから対抗上工事が再開 改「紀伊」型として船体の長さを10メートルあまり延長し、船体がある程度形になるところまで工事が進捗したところで東京海軍軍縮条約が締結された これには海軍当局は残念がったものの、当時の海軍航空当局としては願ったりかなったりで、当初から空母改装後の図面ができていたといわれている 船体は前述の通り10メートルほど延長されているが、海外の目もあって船体に装着済みの装甲板をキャンセルせずにある程度減厚して装着することで主砲塔が消えたことによるバランスをとっている 加えて飛行甲板に装甲が施されたのはある意味ではこの水平装甲と舷側装甲との間の船体バランスの確保が目的であったためで、そのため喫水はやや減少したのみで済んでいる。 また、排水量減少と船体形状の改善から速力は2ノットあまり増大した35ノットとなり、海軍の主力艦の中では最速を誇ることになった 当時主流であった主砲の搭載は行われていない これはもともとが双発艦上攻撃機の運用を前提として計画されていた本艦には護衛部隊がつくことが当然視されていたためで、さらには空母機動部隊を水上艦隊の前に放り出すことが考えられていなかったためである 就役当初はこれが理由で雑誌などで本級の欠陥扱いされたこともあったが、その後の建艦史をみれば艦政本部および海軍当局の見通しが間違っていなかったことは明白であろう 搭載機数は、完成当初は格納庫内部に実に180機あまりであったが、前述の通り双発艦上攻撃機や場合によっては当時の四発陸上攻撃機すら搭載することが考えられていたために表向きには100機あまりとされた 広大な格納庫(1段式)が確保されたことから整備員の評判はよく、良くも悪くも本級が基本となってのちに日本の機動部隊は発展していくことになったのである (なお、戦時急造型航空母艦G17こと「三輪」型は本級に比べたらバラックであるとしばしば陰口をたたかれていた) 完成後の本級は、しばらくは艦様はそのままであったが、昭和16年から17年にかけての大改装で艦様を一新。 アングルドデッキ化とともに対空火器が最新のものに換装される傍ら、それまでの空気圧・フライホイール式カタパルトから英国と共同開発された油圧式カタパルトへと換装された 大改装後の本級は、同時期に改装が行われた「翔鶴」型、およびさらなる巨大空母「大鳳」型とともに太平洋戦争の主要海戦に飛び込んでいくことになるのである 805: ひゅうが :2021/01/11(月) 21 11 14 HOST p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp というわけでこちらも作ってみました コンセプトは、超弩級空母大和、その3番艦です 最初から使えるだけの大きさを持つ空母で、贅沢を覚えさせてしまおうという感じですね ご笑納くだされば幸いです 808: ひゅうが :2021/01/11(月) 21 15 08 HOST p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp 804 追記 舷側エレベーター3基 820: ひゅうが :2021/01/11(月) 22 45 29 HOST p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp 819 あれ?18基になってました? うわぁ失礼しました 804修正依頼、「54口径12.7センチ砲単装8基」でお願いします 881: ひゅうが :2021/01/14(木) 22 57 19 HOST p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp 880 準同型艦みたいなものですから同じでお願いします ところでさらなる修正依頼ですが、蒼龍型の「改装後の」20ミリ機関砲の数を3連装12基 単装12基に修正しといてください また翔鶴型も同様に20ミリ機関砲を「改装後」には3連装14基、単装12基に修正願います
https://w.atwiki.jp/wug-world/pages/338.html
レネン級空中空母 Renenne Rugrr Rainrifabinagihr 艦級情報 艦種 空中空母 運用者 ワーレリア連邦空軍 建造者 ワーレリア連邦 建造期間 1847年 - 年 就役期間 1856年 - 年 計画数 14隻 建造数 14隻 前級 無し 次級 無し 船体諸元 目次 全長 461.4m 艦史 設計 装備 兵装 補助兵装 艦載艇・艦載機 同型艦 派生型 関連項目 全幅 59.2m 全高 81.1m 乗員 操艦 215名航空 300名+ 装甲諸元 装甲材質 AP2型軽量複合材 機関諸元 機関方式 超兵器機関タービン方式 主缶 D-5300級1基 主機 ラコーMS-22A型タービン6基 機関出力 70,000馬力×6基 電源 ラコーMS-22A発電機6基 電力 400MW×6基 最高速度 934km/h 巡航速度 100km/h 燃料 - 推進器 超兵器機関タービン推進器2基 航続距離 実質無限 艦史 設計 装備 兵装 兵装 名称 基数 【兵装名】 【基数】基 補助兵装 補助兵装 名称 基数 情報処理 【兵装名】 【基数】基 射撃管制 【兵装名】 【基数】基 電波探信儀 【兵装名】 【基数】基 音波探信儀 【兵装名】 【基数】基 電子戦装備 【兵装名】 【基数】基 補助装備 【兵装名】 【基数】基 艦載艇・艦載機 艦載艇・艦載機 名称 搭載数 艦載機 【艦載機機種】 【機数】機 合計 【合計機数】機 艦載艇 【艦載艇艇種】 【艇数】隻 合計 【合計艇数】隻 同型艦 同型艦 艦番号 艦名 起工 竣工 退役 RDR-1 レネンWRN Renenne 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-2 ラコノンWRN Racoanonne 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-3 レゼータWRN Rezheitha 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-4 リエネータWRN Rieneitha 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-5 レゼヴェンタWRN Rezheventha 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-6 レムデミナータWRN Remdeminahatha 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-7 レムロガディアWRN Remrogadhia 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-8 ルーザンWRN Rufzhan 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-9 ロームディートWRN Rohmdiet 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 RDR-10 ラクス・ミランスWRN Raksf Milansf 【起工日】年月日 【竣工日】年月日 【退役日】年月日 派生型 関連項目
https://w.atwiki.jp/syakure/pages/630.html
翔鶴級航空母艦 Syoukaku class space carrier 概要 河城重工で建造された攻撃型航空母艦。 補給なしでの長距離航海を主眼においた設計。 優秀な性能を誇り、河城重工では「最高傑作航空母艦」と自負している。 その性能から、中・大規模艦隊に1隻の配備が望ましいとされている。 ただし、非常にコストも高く建造・配備がそれほど進んでいないのが現状である。 また、クセもやや強く艦を熟知したクルーがいないことには性能を十分に発揮できない。 UPWスタンダード計画 UPW軍はその国連的な性質から、各国の装備を寄せ集めた状態であった。 UPWスタンダードではその従来の各国の装備を生かしつつも、UPWとその加盟国共通の次世代型装備を開発・運用していく思想である。 そのUPWスタンダード第1計画では「戦艦、巡洋艦、駆逐艦の基礎的な主力・補助艦艇の整備」であった。 また、第1計画を補助する形で「艦隊を防護する機動兵器部隊とそれを運用する戦闘空母級の建造・運用」も進められ、機動兵器運用先進国である加盟国の助力も得て、概ね良好な滑り出しをむかえた。 第1計画の終了を確認し、「本格的な空母の建造と柔軟な空母打撃艦隊の編成」の第二計画に進んでいく。 艦体構造 開発費用と期間の短縮から、アンドロメダ級戦艦の船体を流用して開発された。 アンドロメダ級は全長280m、全幅が65m、基準排水量が10万tクラスの旗艦級大型主力戦艦である。 長門級主力戦艦を伊勢級戦闘空母に改造した経緯もあるため、今回の船体流用もその成功に乗っ取ったものだった。 ただし、伊勢級戦闘空母は飛行甲板を艦中央から半分にかけてとアングルトデッキ形式の飛行甲板とし、艦首の武装は残していたのが特徴だった。 そのような理由から、当初の瑞鶴級の航空甲板のレイアウトには2種類の提案があった 機動兵器運用能力を重視し、全通式甲板を備える 自衛力も考えて武装を残したうえで、アングルドデッキを備えて戦闘空母とする。 だが、駆逐艦や巡洋艦など随伴艦艇戦力が十分確保できるとされていた。 その為、戦闘空母案は破棄される。(だが、このプランにそって建造された艦も存在し、詳しくはバリエーションの項にて述べる) その結果、全通甲板方式が採用された。 外見 概ねこちらの空母と同じデザイン。 ただし、いくつか違う点もある。 2門の収束波動砲の砲口がついている。 艦尾のアングルトデッキの角度がもう少しついている。 艦首甲板のVLSが飛行甲板よりも高めの段がついている。 艦尾のアングルトデッキの端にMk-25 短SAM専用VLSがまとめて設置してある。 多機能RFセンサフェーズドアレイやそののアレイ構造物が追加されている。 武装 艦隊決戦兵器として収束波動砲を2門搭載している。 ただし、空母である翔鶴級が発射することは少ないであろうと想像される。 自衛用に連装127mm衝撃砲を2門装備している。 万が一、突撃駆逐艦に接近された場合や対空射撃などを想定している。 雪風級駆逐艦に搭載されているものと同じもので、80度以上の射撃仰角と速い旋回速度を両立している。 発射速度も、対空射撃時の低出力高速連射では毎分45発以上を達成し、射撃管制センサシステムにより優れた対空射撃能力を発揮できる。 また、艦首上甲板の飛行甲板の間にはMk-24 多目的VLSが装備されているが、あまりVLSの装填数は少ない。 ただ、Mk-25 短SAM専用VLSはある程度装備されており、ミサイルによる防空能力は低くない。 装甲・フィールド防御 EDENにおける過去の戦役のデータや、空母そのものがかかえる構造的な脆弱性から「防御より回避・無効化に重点をおく」方針が確認されていた。 矛と盾の関係を厳密に検証すると、やはり基本的には矛に分があがる為だ。 もちろん、装甲やダメージコントロールなどの防御がおざなりにされていたわけではもちろんない。 空母でありながら、アンドロメダ級主力戦艦と同じ波動エンジンを搭載している。 その機関出力は推進やセンサシステムなどへのエネルギー供給を補ってあまりある。 そこで電磁シールドやディストーションフィールドへの機関出力をバイパスさせ、主力戦艦級を超える堅牢なバリアシステムを構築している。 大型戦艦クラスでもこの防御を突破するのは容易ではない。 装甲防御についてはロイヤルオーク級主力戦艦(主力戦艦後期生産型・丙型)で採用されていた電磁シールドやディストーションフィールドを展開する中空装甲防御システムを含めた新型積層装甲を採用。 もちろん、飛行甲板もそれを採用している。 さすがに、主力戦艦の船体防御と同じ装甲厚ではないが、それでもかなりの耐久力を持つ。 エレベーターにも同様の装甲が使用されており、冗長化された動力システムとあいまって故障や破損の危険性を減らしている。 ダメージコントロールについても大きな進化に加えて、機械化が進められている。 損害制御についてはスポッティングドーリーを改修した応急修理ロボットシステムも採用。 ダメコンを統括する機関長や損害制御士官の遠隔操作により、迅速なダメージコントロールを可能としている。 例えば、飛行甲板などの修復も損害の程度によるものの破口を装甲修復用速乾ナノマシンパテなどで修復し、短時間で艦載機の着艦などに対応できる。 もちろん、人力によるダメージコントロールも重視されており、機械にはできない柔軟性や戦況に応じた判断は非常に重要である。 ただし、万が一の波動エンジンへの致命的損害、もしくは、弾薬庫・VLS等への火災延焼も想定している。 波動エンジンの損害や火災による沈黙やそれに伴う波動エンジンの融解・爆発を避けるために、機関長権限による迅速な波動エンジンの緊急停止シークエンスが用意されており、損害が致命的なレベルに達する前に波動エンジンを緊急停止することができる。 弾薬庫やVLSなどでも、GE-11 突撃戦艦 宴で採用されたゲル状の特殊高分子による充填封鎖が可能だ。 充填封鎖状態となった弾薬室やVLSは火災による爆発の危険性はほぼなくなり、万一の爆発でも損害を最小限に限定できる。 もはやここまでの損害を負うと戦闘継続など論外であり、いかに損害を最小限にしつつ通常航行、もしくはワープ航法でいち早く戦線離脱するかにかかっている。 だが、その通常航行やワープ航法の動力源として、パラジウムリアクターやCC組成装甲がある。 冗長化されたエネルギー伝達システムと、詳しくは後述する緊急小ワープシステムにより、損害を負った状態でも生還率は決して低くない。 アクティブ・ステルス 「防御より回避・無効化」の方針の基本として、高いステルス性があげられる。 その重要性の必要性は不要であろうから、技術的な観点のみ解説する。 正規空母のような大型艦の場合、単に外見処理だけではレーダー反射や赤外線放射を防ぐには限界がある。 むしろ、ECM能力を高めて敵による探知やミサイルの誘導などを阻もうというのがアクティブ・ステレスの考え方である。 そこで航空機用のコンフォーマルレーダー製造技術を応用し、多機能RFセンサフェーズドアレイを艦内各所に設置。 その多機能RFセンサフェーズドアレイのアレイ構造物が追加され、翔鶴級の大きな外見的特徴なっている。 もちろん、ECSも使用することができる。 ECSもアクティブ・ステレスの筆頭であり、対レーダー・赤外線に対してほぼ完璧なステレス性が確保される。 早期警戒回避システム 空母建造における研究会においては 「戦艦群の主砲ならば防御は可能ではあるが、それ以上の攻撃となる防御は不可能。 だが、その分、強力な攻撃に対してはそのチャージや予備動作が発生する。 それを早期警戒システムとそれと連動した回避システムを組み込むことで対応が可能」 との結論が出された。 そこで早期警戒機やその他艦載機、味方をデータリンクでつなぎ、艦隊防護のための早期警戒網をはることができる。 それにより、脅威に対して早期に対処や回避がおこなえる。 また、緊急回避の方法のひとつとして、緊急小ワープ航法がある。 短距離に限られるが、エネルギー消費が最小限ですむのが特徴だ。 そこで、波動エンジンの出力に頼らず、CC組成装甲に貯蔵してあるエネルギーを使用して迅速に小ワープができる。 航海レーダによる超高速走査と連動して、いくつかの小ワープ先を提案し、そのなかから艦長や航海長が小ワープ先を選択できる。 航空機運用能力 機動兵器搭載能力は空母の肝である。 高い航空機搭載能力を確保する為、MS用の格納庫以外は2段となっている。 MSはその機体の大きさから25m以上の高さの天井が必要であり、格納庫が2段となる案は破棄された。 だが、格納庫を完全でなくとも2段としたことで搭載能力は飛躍的に向上した。 搭載する機動兵器によるものの、95機搭載できる。 また、迅速な発進を行うためにエレベータを多数配置。 舷側エレベータと内部エレベータをあわせて、6基ある。 そのうち、2基の内部エレベータは2段目の格納庫から直接機体をあげることができる。 カタパルトも最新型のウーレンベック・カタパルトを搭載。 甲板には8基のカタパルトを装備。 艦首の飛行甲板上にある4基と、右舷と左舷のアングルトデッキそれぞれに2基装備してある。 また、甲板以外にも格納庫から発進できるよう4基のカタパルトが装備されている。 また、艦載機の管制施設も充実。 艦橋部分の一部を艦載機管制施設としている。 そこには多くのコンソールが並べられ、クルーが職務についている。 多くの機体を同じく多数配置されたエレベータやカタパルトを使い、効率的に発進できる。 この発進や着艦を同時平行に迅速に行えるかがでクルーの熟練度がわかれる。 余談であるが、同型艦対抗でいかに短時間で多くの機体を発艦・着艦できるかというコンテストがあるという。 また、スポッティングドーリーと呼ばれるロボットが運用されている。 これは格納庫では自走できない可変戦闘機などをひっぱっるもので、カタパルトや格納庫まで機体を牽引する。 万能自動工作機 翔鶴級航空母艦は長距離の航海に参加することが想定されていた。 もちろん、その間の艦載機の運用で、損傷機や艦載機の喪失、弾薬や装備品の消耗などが想定される。 だが、長距離の航海となると補給は UPWが他国の機動兵器を運用している以上、本国からの補給がなくなると艦載機が運用不能になるのは致命的ともいえる。 その為、万能自動工作機も装備され、損傷機の修理や喪失機の補充を自力で行えるようになっていた。 資源がある限り、搭載機からその弾薬、装備品まで全てを艦内で生産できる驚異的な空母となった。 また、長距離航海中にデータを受け取ることによって新型機や改良機の生産が行えることや、長距離航海先の宇宙や惑星などの環境に適した現地改修機の生産が容易となるメリットもある。 他にも意外なメリットとして、元素転換を応用した超リサイクル技術が運用可能となり、恒星間宇宙においても補給の心配なく、寿司やスイカなどの生鮮食料が調達できる。 同型艦 高性能ゆえに需要が高く建造も進められているが、現在就役している艦は少ない。 ネープシップの「翔鶴」の他には、「瑞鶴」「エセックス」「インドミタブル」が就役しているのみである。 [武装] 艦首収束波動砲×2 主砲:連装127mm衝撃砲×2(4門) Mk-24 多目的(SAM・SSM共有)VLS×12セル Mk-25 短SAM専用VLS×85セル Mk-13 RAM 21連装発射機“ダルド”×8 Mk-11連装40.0mmハイブリットCIWS“イストリチェ”×18 Mk-2 THEL-CIWS“セル・シウス”×16 相転移砲×1 [推進機関] 波動エンジン×1 PS式パラジウム・リアクター×2 エルダンジュ・ドライブ [アクティブ/パッシブセンサシステム] 多機能RFセンサアレイ×21 艦船用光学・赤外線センサ レーザー・レーダー 磁気探査装置 ミラージュコロイドディテクター ECCS [通信電子機器] クロノ・ウェーブ通信装置 重力波通信装置 レーザー通信装置 量子通信装置 [その他電子装備] 艦制御AI チャフフレアディステペンサ 3連装発煙弾発射機×6 6連装射出式対レーダー・対赤外線デコイ×6 不可視型ECS ベイパースクリーン・スプリンクラー N/LINK-6 アドヴァンス・クロノデータリンク [その他装備] ディストーションフィールド ディストーションブロック ベクタースラストノズル バウ・スラスター CC組成装甲 炭素強化艦艇用複合装甲 新型積層装甲 単独ボソンジャンプ機能 単独クロノドライブ機能 特殊高分子装甲充填封鎖システム 緊急小ワープ航法 [エレベータ] 舷側エレベータ 4基 内部エレベータ 2基 [カタパルト] ウーレンベックカタパルト 12基 [艦載機搭載機数] 95機程度 バリエーション アドミラル56級攻撃型航空母艦 建造計画段階で破棄されたはずの戦闘空母案に従い建造されたタイプ。 河城重工がUPW向けの4隻の翔鶴級建造と平行して、東方艦隊向けに1隻建造されたのが「アドミラル56」である。 船体がアンドロメダ級ではなく、しゅんらんと同じものとなっている。 その為、船体が幅広なうえ、波動エンジンが2基となっているため、出力が非常に高い 波動砲が拡散波動砲3門となっているほか、主砲も4連装40.6cm衝撃砲を3基残し、艦自体の攻撃力も高い。 さすがに艦載機の数も95機から減って、45機となっている。 翔鶴級航空母艦 プロイセン Preußen UPWが建造した翔鶴級航空母艦の内、武装親衛隊に試験運用の為に譲渡された一隻を親衛隊が独自に改修したバリエーションの一つ。 武装親衛隊への受領後、グラール宙域にて慣熟航海を行っていたが、続々と新戦力を送りこむ各陣営に対抗する為に武装親衛隊UPW派遣艦隊司令官リリウム・ウォルコット大佐の命令で呼び寄せられて艦隊本隊と合流する事となる。 原型艦と比較して以下の改修による差異が存在する。 航空母艦が砲戦を行う可能性は低いとの判断から集束式波動砲を一門に。 火力支援能力強化の為、各射程距離に応じた多目的VLSを増設。 対空レーザー砲の増設による対空近接防御能力の強化。 装甲の一部削減による内部容積の拡大とそれに従う搭載機数増 波動砲を削減した事により、対艦戦闘能力・防御力は落ちているものの対空火力・支援能力が原型艦より強化されているのが特徴。これは武装親衛隊及び大洋州連合が航空母艦を前線兵力としてよりも機動兵器の展開及び火力支援の為のプラットホームとしての能力を重視している事が伺える。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2092.html
359 :四〇艦隊の人:2013/11/08(金) 00 57 05 ユナイテッド・ステーツ級航空母艦 ・誕生前史 ジュネーブとロンドン、二つの軍縮条約によりアメリカ海軍はきわめて重たい足枷を科される事となった。 一部は自業自得とも言えるのだが、とにかくアメリカ海軍は今後の軍事バランスの維持に頭を悩ませる事となる。 ニューメキシコ級戦艦 32000t 四隻 132000t 14インチ砲三連装四基 21ノット テネシー級戦艦 35000t 四隻 140000t 14インチ砲三連装四基 21ノット コロラド級戦艦 32600t 二隻 65300t 14インチ砲三連装四基 21ノット サウスダコタ級戦艦 45000t 三隻 135000t 16インチ砲三連装四基 23ノット レキシントン級巡洋戦艦 43500t 一隻 43500t 16インチ砲連装四基 33.3ノット 残り建造枠、84200t 以上十四隻+84200tがアメリカ海軍がジュネーブ、ロンドン両軍縮会議の結果保有を許された戦艦である。 これに対し当時アメリカが主敵とみなしていた大日本帝国海軍連合艦隊の保有する戦艦は次の通りである。 扶桑型戦艦 34500t 二隻 69000t 35.6センチ砲三連装四基 25ノット 長門型戦艦 40000t 二隻 80000t 41センチ砲三連装三基 28ノット 加賀型戦艦 45000t 二隻 90000t 41センチ砲三連装四基 28ノット 紀伊型戦艦 68500t 二隻 137000t 46センチ砲三連装三基 28ノット 金剛型巡洋戦艦 30000t 二隻 60000t 35.6センチ砲連装二基 29ノット 天城型巡洋戦艦 41000t 四隻 164000t 41センチ砲三連装三基 32ノット 砲門比にすると次のようになる。 米国:14インチ砲120門・16インチ砲44門・18インチ砲0門 日本:14インチ砲40門・16インチ砲78門・18インチ砲18門 ……もはや笑うしかない戦力差である。 しかし、笑っていられない米海軍軍人は何とか対抗する術を編み出すため日夜検討会議を行っていた。 そんな中一人の疲れきった中佐の喚いた戯言が、太平洋戦争前夜のアメリカ海軍空母機動艦隊を世界最強の地位に立たせる原動力となるのである。 360 :四〇艦隊の人:2013/11/08(金) 01 00 10 ・誕生 その中佐の喚いた戯言は「空母で戦艦を沈められればいいのに!」だった。 ジュネーブ条約で保有を許されたアメリカの航空母艦枠は30万t。 だがそのときのアメリカは航空母艦を11000tのラングレーただ一隻しか保有していなかった。 その中佐は当時は補助戦力としての価値しかないと思われていた航空母艦の保有枠のことを嘲って言ったのだろうが、そうはとらなかった人物がいた。 彼は海軍各所に精力的に働きかけ、標的艦として沈められる予定だったネヴァダ級戦艦ネヴァダを使った航空機による対艦攻撃実験を行わせる事に成功したのである。 そして実験当日、アメリカ海軍航空隊の航空機十二機が投下した改造魚雷のうち六発が命中、命中後三十分ほどであっさりと浅瀬に擱座してしまったのである。 こうしてアメリカ海軍の方針は固まった。 20000t級のレンジャー級航空母艦二隻、35000t級のヨークタウン級航空母艦三隻、そして日本の早池峰型を上回る70000t級の巨大空母ユナイテッド・ステーツ級航空母艦二隻の建造が決定されたのである。 ・完成 一九二六年の完成後、それまでの世界最大であり、また世界最長の軍艦であった日本の早池峰型航空母艦を凌ぎ、世界最大の座へとのし上がった。 主な性能は次の通り。 ユナイテッド・ステーツ級航空母艦 72000t 艦載機120機搭載 34ノット 合計七隻の航空母艦による打撃力は戦艦の五隻や六隻、まとめて海底に葬れるレベルであり、日本海軍はこれを警戒、後に電探と近接信管、そしてジェット艦上戦闘機による凶悪な防空網を構築、アメリカ海軍に張り合うことになる。 ・転落 しかし、彼女の栄光は長くは続かなかった。 一九四二年の終わりに始まった太平洋戦争、その中で両国艦隊主力が最初にぶつかり合ったトラック諸島沖海戦で彼女の率いた空母機動艦隊はわずか二回の航空攻撃で戦力価値を完全に喪失した。 艦載機帰還率7%。言いかえれば未帰還率93%。 この瞬間彼女たちは長槍も盾も失った巨大な鉄の箱へと成り下がった。一発の機銃弾すら受けていないにもかかわらず。 空母部隊による航空攻撃が失敗したため、米戦艦部隊は日本戦艦部隊に対し圧倒的な劣勢下での戦闘を余儀無くされ、新鋭戦艦モンタナ級二隻を含む八隻を喪失。トラック攻略も失敗に終わる。 しかしこの敗北は彼女の味わう屈辱のほんのはじまりに過ぎなかったのである。 361 :四〇艦隊の人:2013/11/08(金) 01 02 21 ここで力尽きた……。 あとはまた思いついたら書く。 明日も早いのでお休みなさい。 395 :四〇艦隊の人:2013/11/08(金) 11 55 09 362 363 今回はアメリカ側というかU.S.からの視点しか描写してないので書いてないのですが、実は日本空母もそれなり以上の損害を被っています。 投入した正規空母四隻(早池峰、白根、飛龍、蒼龍)、軽空母二隻(翔鳳、瑞鳳)の内、 飛龍、翔鳳が沈没、白根、蒼龍が艦載機発艦不能、瑞鳳が舵機損傷により戦線離脱、他に阿蘇型重巡男体が早池峰をかばって魚雷四本を受け轟沈、駆逐艦六隻が沈没。 史実日本海軍が見たら卒倒するような被害を受けています。 逆に言うならU.S.とその機動部隊は日本海軍の航空攻撃を完全に阻止したともいえます。 ……まあ93%の未帰還に見合う戦果か?といわれると評価が分かれるでしょうが。
https://w.atwiki.jp/wug-world/pages/352.html
涙華級空母 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Winzeena.png) 艦級情報 艦種 正規航空母艦 運用者 (桜羅革命防衛評議会武装行動部門海軍)→(桜羅連合社会主義共和国臨時政府海軍)→(桜羅連合社会主義共和国海軍)→桜羅統一社会党海軍 建造者 桜羅 建造期間 1738年 - 1748年 就役期間 1745年 - 年 計画数 3隻 建造数 3隻 前級 なし 次級 第二世代涙華級 船体諸元 目次 全長 320.1m 艦史 設計 装備 兵装 艦載艇・艦載機 同型艦 派生型 関連項目 全幅 79.4m 全高 78.3m 吃水 11.3m 乗員 操艦要員2,720名航空要員2,250名 基準排水量 71,700t 満載排水量 103,690t 機関諸元 機関方式 主缶 主機 機関出力 電源 電力 最高速度 巡航速度 燃料 推進器 航続距離 艦史 設計 装備 兵装 艦載艇・艦載機 同型艦 派生型 関連項目
https://w.atwiki.jp/noa_data/pages/70.html
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/5569.html
438: yukikaze :2019/09/16(月) 00 56 34 HOST 152.82.0.110.ap.seikyou.ne.jp 取りあえず終わった。どうしてここまでデカくなったのか・・・ 翔鶴型航空母艦 排水量 62,000t 全長 320.6m 最大幅 44m(船体)アンクルドデッキ込だと76.8m 吃水 11.4m 主缶 艦本式重油専焼缶 12基 主機 技本式オール・ギヤード・タービン 6基3軸 出力 280,800hp 最大速力 32.0ノット(実際には30ノット強が精々であったとされる。) 航続距離 18ノット/10,000海里 乗員 4,500名 兵装 50口径76mm連装速射砲8基 装甲 舷側 150mm(15度傾斜) 飛行甲板 102mm 同型艦 『翔鶴』『瑞鶴』 (解説) 昭和14年度に策定された『〇急計画』において建造された空母。 完成当時、世界最大の空母であり、主要艦載機が全てジェット艦載機であったことから、新時代の空母として宣伝されることになる。 1936年にワシントン軍縮条約及びロンドン軍縮条約の効力が停止された時、日本海軍の主力空母は蒼龍型4隻であった。 排水量制限限度額の25,000tを利用して作られた蒼龍型は、形状としては、史実エセックス級空母を閉鎖型格納庫&ハリケーンバウにした代物であり、航空機運用能力については、当時としても一級品の物を持っていた。 日本海軍も、基本的には同型の能力に満足しており、1937年に建造が許可された雲龍型2隻も、蒼龍型の運用を踏まえた上で、始めからアンクルドデッキの採用をしているなど、(イメージ的には、クレマンソー級の飛行甲板とエレベーターの配置。なお、蒼龍型も同様の改装が行われている。)より洗練された航空機運用ができるようになっていた。 海軍としては、同クラス乃を複数隻揃えることによって4個空母機動艦隊編成を取ろうと考えていた。 しかしながら、この構想は思わぬところで躓くことになる。 日本海軍は「航空戦力を主戦力とし、水上艦艇は、航空攻撃で打撃を受けた敵部隊の被害を拡大させる戦果拡大役」というドクトリンを策定したのは以前も記した。 その為、海軍としては航空戦力こそが主戦力であり、だからこそ、航空機の搭載量に拘り続けていた。 塩害により問題が出ること承知の上で、飛行甲板に露天駐機を許容したがために、搭載機数は90機近くを超えており、敵部隊に対し強力な一撃を与えることができたのである。 439: yukikaze :2019/09/16(月) 00 57 12 HOST 152.82.0.110.ap.seikyou.ne.jp だが、航空機の発展は、その攻撃力を強化すると共に、それを運用する航空母艦にも負担を増すことになる。 簡単に言ってしまえば、航空機が高性能になればなるほど、航空機は重くなり、燃料もバカ食いし、弾薬も多く使うようになるのである。 大型正規空母であるが故に余裕であると見られていた蒼龍型と雲龍型であっても、海軍の艦載機が烈風や流星になるころには、蒼龍型においては継戦能力という点でカツカツになりつつあった。 こうした問題にさらに追い打ちをかけたのが、越山重工によるジェット艦載機開発成功であった。 後に共産陣営から『死神』と呼ばれることになる疾風の性能は、これまでの艦載機の性能を完全に過去のものにしてしまう代物であったのだが、同機体を運用するには、27,000tクラスは最低ラインであり、それなりに満足のいく数運用するなら35,000t、疾風以降の艦載機まで運用するのならば45,000tは必要であるという試算が出たのである。 (雲龍型は、ジェット戦闘機運用も小規模改装でまだ可能であったが、蒼龍型は不可能であった。) ある海軍将官が「越山はパンドラの箱を蹴飛ばしたんじゃねえのか」と、遠い目で慨嘆したとされるが、(エンジンの寿命の短さにに目を瞑るとすれば)疾風の性能はダントツであり、海軍として見れば、疾風を無視するなど不可能に近かった。 結果的に、海軍は、雲龍型及びその拡大型の追加建造計画を取りやめざるを得なかった。 越山によるジェット艦載機の成功は、色々なところで余波を撒き散らすことになるのだが、皮肉なことに、その余波は、生みの親である日本海軍にも及んだのである。 さて、こうした事態から、日本海軍は雲龍型の系譜に代わる新たな空母の建造計画を練る必要が生じたのだが、ここで更なる横やりが入ることになる。 『大蔵省の魔王』の呼び声高い郡政信子爵(憂鬱辻)である。 かつて日露戦争で、大規模な仕手戦を仕掛けて、英仏独露の経済に大損害を与えてのけ、世界の投資家から『サタン』と恐怖されたこの男は、大蔵省に入省後、めきめきと頭角を現し、40代の若さで大蔵大臣になるという化物であった。 そしてその化物は、次期空母の建造を計画する面々にこう告げることになる。 「45,000t級以上の空母は認めます。ただし2隻が限度です。3番艦以降は、早くても1950年代中頃と思っていただきたい。なお、今回作る艦は、できれば40年から50年は使用していただきたい。」 用兵への口出しに激昂する海軍軍人たちであったが、それも郡の次のセリフを聞くまでであった。 「建造費と維持費に幾らかけるおつもりです? 仮に6隻作ったとして、代艦が必要な時に6隻まるまる一気に国家予算から出せると本気でお思いなのですか?」 ぐうの音も出ない正論であった。 郡自身が「今後の艦載機の発展を考えると、基準排水量で6万トン、満載排水量で8万トン越えは確定でしょう。場合によってはそれにそれぞれ2万トンプラスしないといけないかもしれません。乗組員で言えば、航空要員も含めて5千人に近いでしょう。で・・・海軍さんは、これだけの大船を作り動かすのに、どれだけのヒトモノカネを捻出するのです?」と、具体的な数値で言われれば、誰もが口を閉じざるを得なかった。 軍事的な理想を現実が崩壊させた瞬間であった。 こうしたことから、日本海軍としては、1960年代末までに、超大型空母4隻体制に出来れば良しと判断することになる。 それ以降は、10年ごとに1隻の割合で代艦を建造すれば、攻撃力は維持できると判断したのである。 一部には、45,000t級6隻ではどうかという意見もあったが、越山重工業の倉崎総帥から、1970年ごろには、30tクラスの艦載機となるという予想が出された時点で、誰も彼もが超大型空母の建造にせざるをえないことを痛感することになる。 440: yukikaze :2019/09/16(月) 00 58 21 HOST 152.82.0.110.ap.seikyou.ne.jp 以下、翔鶴型の特徴について説明する。 同艦は、日英海軍で標準と化している閉鎖型格納庫を採用している。 波の荒い日本海での運用を考えれば当然と言えば当然であるのだが、そのままだと、いざ格納庫に爆弾や砲弾が飛び込んだ時に、そのエネルギーが格納庫に充満して大被害を受けることは確定である。 そのため、日本海軍においては、蒼龍型において舷側エレベーターを採用し、その開口部からエネルギーを出すように計画していたのだが、翔鶴型では4基あるエレベーターを全て舷側エレベーターにすることによって開口部を4箇所設け、格納庫内で爆発が起きても、エネルギーが開口部を通じて拡散されるようにしている。(エレベーター配置はキティ・ホークと同じ) また飛行甲板と船体とをエンクローズドバウ化させることによって、凌波性の確保にも務めている。 飛行甲板については、20mmDS鋼の上に82mm装甲板を貼っており、少なくとも250kg徹甲爆弾及び500kg通常爆弾による全高度での水平爆撃及び700kg爆弾による低高度での急降下爆撃にも耐えられるようにしている。 また、格納庫甲板下の装甲も合計100mm近くあることから、機関部などの主要区画は高度3,000m以下の1t爆弾の急降下爆撃及び700kg徹甲爆弾による水平爆撃にも耐えられるようになっている。 舷側装甲については、20cm砲の砲撃を受けた場合でも、1万4千メートル以遠までならば、充分な耐弾性能を発揮できることになっている。 装甲適用範囲も、長さこそ155mと艦の長さの半分程度であったが、水線装甲防御の高さは5.5mもあり舷側装甲上部から格納庫甲板に至る間には、大口径砲弾や爆弾の至近弾による断片防御に50mmの装甲が設置されていたことで、それまでの空母よりも圧倒的なまでに被弾による艦の損害箇所の極限を図ることができていた。 なお、舷側装甲についてはインターナルアーマーとなっているが、改装作業時に邪魔になっており、大鳳型ではこの点改正されることになる。 水線下の水中防御にしても、TNT318kgの魚雷に抗堪するように設計されており、史実ミッドウェイと同じ機関配置としたことで、仮に機関部舷側の水中防御が破られたとしても、個々の汽缶室で食い止めることによって被害の極限を図ることに成功しているが、反面、機関の取り回しが大変面倒になっており、大鳳型では同形式は採用されていない。 ちなみに機関については、これだけの大艦を30ノット以上で動かすには28万馬力は必要とされていたが、この時期の日本海軍の機関ユニットは1基52,000馬力が限度であり、やむなく定格を下げた上で、ツインエンジンにすることで対応している。 もっとも、3軸推進となったことで、舵の効きは素直であり、操艦はしやすかったとされる。 武装については、個艦防御として、50口径76mm連装速射砲を片舷4基づつ備えている。 当初は『護衛艦艇がいるので不要では』という意見があったが、流石に丸腰は問題があったため、最小限の対空火器を積むことになる。 441: yukikaze :2019/09/16(月) 00 58 52 HOST 152.82.0.110.ap.seikyou.ne.jp 搭載機については、2個戦闘飛行隊及び3個攻撃飛行隊を主軸として運用している。 就役時において、戦闘機隊は疾風改であり、攻撃隊は輝星(史実A-4)が運用されることになるのだが、これに流星改を早期警戒機とした彩雲等合わせると100機近い数を誇っており、それらが殴りかかったことによって、1944年からの航空撃滅戦で、独仏空軍は止めを刺されることになる。 なお、本型と比較されるフォレスタル級であるが、舷側エレベーターが、アンクルドデッキの先にあることから、航空機運用がやや悪く、アメリカ海軍が翔鶴型と同レベルの航空機運用能力を持つにはキティ・ホーク級まで待つ必要がある。 同型は、欧州情勢が極めてきな臭い状況であったことから、当初の1隻建造から2隻建造に切り替え、最優先建造艦に指定されることになる。 同型の建造により、大和型4番艦を始めとするいくつかの艦が、予算面で『撃沈』され、海軍内部では『日本海軍の艦艇を一番撃沈した艦』という、余り有難くないジョークを奉られることになる。 もっとも、ジェット機を完璧に運用できる(蒸気式カタパルトも装備済である)この超大型空母が、第二次遣欧派遣艦隊として長門型と共に出撃した時の衝撃は凄まじく、ハルゼー提督は、自ら艦載機に乗って表敬訪問する有様であった。(そして仏独に対し破滅的な打撃を与えることになる。) 本型は、第二次大戦以降は、日本海軍の新たな象徴として国民に親しまれることになり、強烈なプレゼンスを発揮することになる。 1番艦の『翔鶴』が退役するのは1980年初めであり、2番艦『瑞鶴』も冷戦終了間際に退役をし冷戦期間中、彼女達は日本の海を守り続けることになる。 442: yukikaze :2019/09/16(月) 01 08 07 HOST 152.82.0.110.ap.seikyou.ne.jp 投下終了。 当初ミッドウェイ改装型に抑える筈だったのが、気付いたらJFK級空母になる羽目に。 理由はまあもう簡単で『どれだけ無理せず代艦建造を伸ばすことができるか』 ミッドウェイ改装型は、かなりの無理をしている訳で、更に言えば日本海軍の80年代以降の艦載機は、Su-33に近い代物。(やや小型化はされているだろうが) うん。めっちゃ厳しいわ。運用が。 それ考えれば、さっさとキティ並みの空母作って、50年代末までは、翔鶴型と雲龍型と瑞鳳型で何とか耐えて改翔鶴型と言っていいい大鳳型が60年初めに出来たことで、雲龍型と瑞鳳型の調子の悪いのがお役御免。70年始めに大鳳型の2番艦が出来たことで、瑞鳳型は完全にお役御免。 後はもう10年おきに超大型空母を代艦として作れば、大体40年程度で変わるサイクルになるかなと。 ちなみに、インドの一件がなければ、『大鳳』と『白鳳』の代艦がどうなっていたことやら。 中華大陸だけ見れば、史実QE級クラスで良いじゃんと言われかねないんですよねえ。 446: yukikaze :2019/09/16(月) 10 31 12 HOST 152.82.0.110.ap.seikyou.ne.jp 438 なお史実JFK級空母よりも船体幅が広いので、実際の基準排水量は66,000t近いとは思いますが飛行甲板やら舷側装甲厚とか禄に公表されていないからなあ・・・ ここら辺は攻龍の旦那の添削まちかな。(旦那の大鳳との差別化が難しいんだよ。いやマジで)
https://w.atwiki.jp/riwamahi/pages/378.html
帝国軍コンペ参加作品「次世代航空母艦わしゅう」 ●宇宙空母の開発 ○要点・一般性能要求等 t:要点={ 一般性能要求 宇宙空母は宇宙でI=D、もしくは航空機を運用する超大型の艦艇である。 多くの宇宙空母はコストを考え、単に輸送艦に指揮能力を持たせたものが多かったが、 本艦型は完全に新型で、完全な装甲防御を備え、長大な電磁カタパルトを 装備していた。 自らに攻撃力はないが大小のI=Dをマウントして必要な攻撃機能を確保している。 } 帝国軍コンペ参加作品「次世代航空母艦わしゅう」概要 1.全体の構造 2.特徴的な設備と武装NPベッド型溶解金属冷却高速炉「ソレル(R-34)」 電磁力多角度射出装置システム(E-MALS) 戦術高出力レーザー近接防御火器システム(THEL-CIWS) 着艦甲板 アクティヴ フェーズド アレイ レーダー 熱核ジェットエンジン 密閉状船首(エンクローズド・バウ) アイランド 艦内伝達 装甲防御 ダメージコントロールシステム 3.設定上イメージしている外見(技族向け情報 参考までに) 概要 次世代航空母艦わしゅうは、帝國軍装甲空母の1番艦であり、帝國軍が誇る最新鋭の旗艦空母となる予定だ。 国家間の国土防衛から超国家同士の宇宙戦争へと大きく変化した防衛構想を反映すべく、これまでの宇宙艦船の伝統を踏襲しつつ多くの点で改修がなされている。 新型原子炉を採用し、その出力は地上で運用される航空母艦を凌駕。電磁式カタパルト投入による射出回数の向上、防御システムの充実、多機能な通信システムの高次ネットワーク化、宇宙航行の基盤となる司令部機能の強化などがなされている。 また、従来より宇宙艦船の問題であった乗組員の削減も取り組まれ、艦内設備の簡素化・効率化が計られている。 なお名称は岡山県の山から取られた。 1.全体の構造 全体構造としては海上で用いられる航空母艦をほぼそのまま宇宙へ持ち上げてきたような形状をしている。発艦用滑走路はなく、上部甲板は着艦用滑走路と付属設備、島型艦橋のみがおかれている。 発艦用滑走路とカタパルトは両舷側に並ぶ電磁力多角度射出装置システム(E-MALS)によって搭載機の保管庫と一体化しており、これによって搭載機の同時射出を可能としている。 主動力は新規開発されたモジュール式超小型原子炉「R-34 ソレル」を用いた熱核ジェットエンジンが搭載されている。 艦全体の防御力については、戦術高出力レーザー近接防御火器システム(THEL-CIWS)を装備し敵機からの攻撃を寄せ付けない。また、レーザー兵器に対しては手厚い装甲防御、ダメージコントロールシステムを完備して対抗している。 2.特徴的な設備と武装 NPベッド型溶解金属冷却高速炉「ソレル(R-34)」 I=D、戦闘機、艦船にジェネレータモジュールユニットとして搭載されることを前提とした超小型原子炉。 100ナノメートル級の極小燃料粒子とした窒化ウラン燃料を冷却材である液体鉛ビスマス(Pb-Bi)合金に分散させ炉心とする。本炉心の制御には、リチウム熱膨張利用型原子炉制御装置を用いる。これは炉内に設置した密閉管の内部に中性子吸収材である液体リチウム6を封入し、リチウム6の熱膨張を利用して原子炉制御を行うもので、制御棒の撤廃・炉内構造物の簡略化を達成し、また無人運転を可能とする。 ナノ粒子化した燃料を用いることでユニットを大幅に小型化することに成功し、また無人運転化を達成したことにより、燃料一体型炉心としてカートリッジ式の簡便な取り扱いを可能とした。このプラントを開発元ではNPMR(Nanosized Particles Modular Reactor;ナノ粒子モジュール炉)と呼んでいる。NPMRは10年間燃料を交換せずに連続運転が可能である。 NPMRの原子炉容器はセラミックス材料で構成され、発電には高性能熱電変換システムを採用することでさらなる省スペース化を達成している。熱電変換システムには熱応力緩和パッドを導入し、高効率と高寿命性を達成した。 これらによりNPMRは熱出力5000kW、電気出力200kW、原子炉構造は直径0.5m、高さ2.2m、原子炉総重量は0.24トンと原子炉としてはきわめて小型軽量かつ低出力にまとめられており、このコンパクトさがI=Dおよび戦闘機への本基搭載、艦船への多数搭載を可能としている。 またカートリッジ式であることを利用し、本基を水蒸気タービン発電系に接続することによって蒸気サイクル発電によるより高効率の電気出力を得ることも可能である。開発元では、艦船においてはこのタービン発電方式を用いるとともに本基を複数設置することでより高い出力を確保することを提案している。 航空母艦わしゅうはこの新型原子炉ソレルを800基搭載、うち700基を蒸気タービン接続方式にて発電ユニット化し、約1000MWの電力供給を可能としている。 電磁力多角度射出装置システム(E-MALS) 電磁力多角度射出装置システム(Electromagnetic Multi-angle Aircraft Launch System;E-MALS)は、 中心軸に対して放射状に配置された搭載機の保管コンテナがそのまま射出機となる、保管庫一体型射出システム。 艦艇に埋め込まれた発射機内部の「セル」と呼ばれる保管コンテナに艦載機(大型I=D、航空機)を搭載、発艦時はセルの蓋を開き、セル内に設置された電磁式カタパルトによってコンテナより直接射出する。 保管コンテナ内にはジェットブラストデフレクターと燃料供給ケーブル、着艦した機体を再びセル内に搭載する内部誘導路を備える。燃料供給ケーブルはI=Dや航空機への燃料供給を可能とし、わしゅうが軌道上の前線補給基地としての運用に耐えうるよう設計されている。 通常のカタパルトシステムより単純であることから整備が容易であるうえに、それぞれのコンテナにて搭載機が密封されるので搭載機の整備も容易となっており、また搭載機をあらかじめカタパルト上に装填することで無防備に露出する必要がないので、より抗堪性が高い。新型原子炉の大電力を背景にリニアモーターによって稼動することで、滑走距離の短縮・省スペース化・軽量化を達成した。 わしゅうはこのE-MALSを艦底に沿うように中心軸に対して多角度に複数列装備しており、航空機・大型I=Dを最大で32機同時発艦させることが可能である。最大同時発艦時の様子は、わしゅうを中心として大輪の花が咲くようにも見える。 戦術高出力レーザー近接防御火器システム(THEL-CIWS) 戦術高出力レーザー近接防御火器システム(Tactical High Energy Laser Close In Weapon System;THEL-CIWS)は、 レーザーによって艦船を目標とするミサイルやスペースデブリなどを至近距離で迎撃する防御兵器。既存の防御火器システムが実態弾による「点」の対空防御を行うのに対し、高出力レーザーを照射することで「線」または「面」による対空防御を行う。高出力ゆえに発射には多くの電力を要するが、新型原子炉の採用により搭載を可能にした。 わしゅうでは島型艦橋の前後に1門ずつ、船底に1門の計3門が装備されている。 着艦甲板 航空機、大型I=Dが着艦する上部甲板。アレスティング装置と中央にエレベーターを備え、着艦した機体は内部誘導路を通じエレベーターでEMALSの保管コンテナへ戻される。なおアレスティング装置とは着陸時に艦載機へ制動をかけ停止させる装置のことで、油圧 制動式のアレスティングエンジンとワイヤ、艦載機のフックにてゆるやかに制動をかけるものである。 また、損傷を受けた機体の着艦を補助するために緊急制動装置が用意されており、必要に応じてエアバッグが展開、機体を安全にキャッチすることができる。 アクティヴ フェーズド アレイ レーダー 航空母艦わしゅうの搭載レーダーは以下のとおり。 Xバンド SPY-3 捜索/THEL-CIWS用方式多機能レーダー MFR(Multi Function Rader)6面 Sバンド 広域捜索レーダー VSR(Volume Search Rader) 6面 熱核ジェットエンジン わしゅうの機関にも使用されているソレル原子炉を熱源とした熱核ジェットエンジンにて駆動する。熱核ジェットエンジンは後部を中心に全体配置され、高い機動性をわしゅうに与えている。 密閉状船首(エンクローズド・バウ) 着艦甲板と艦首(バウ)が密閉された船首をもち、船首にはフェイズドアレイ・レーダーの一部が装備されている。 アイランド 右舷の羅針艦橋は細長く、指揮官席の他レーダー設備、各種通信設備、電子戦装置が置かれている。なお戦闘艦橋(CIC)は被弾時を考えて艦内部に置かれている。 艦内伝達 艦内の伝達システムは総フライバイライト化がなされ、電磁干渉に対抗するとともに情報セキュリティが強化されている。 装甲防御 着艦甲板においては全体を強固な装甲で覆い、艦の防御力を向上させている。 ダメージコントロールシステム 被弾時に消火や応急修理を行う優秀なダメージコントロール部隊を艦内にて編成、ダメージコントロールルームの手足として活動できるよう訓練がなされている。 3.設定上イメージしている外見(技族向け情報 参考までに) 全体的には、原子力空母キティホークの左舷の出っ張った部分を 切り落として3回りぐらい大きくした感じです。 原子力空母キティホーク(http //www.nikkei.co.jp/news/main/im20080528SSXKD009528052008.html) 上右舷のごちゃごちゃしたところ(島型艦橋)は、 位置はそのままにしつつ、よりシンプルなあたご型護衛艦の艦橋を 持ってきたような感じでどうでしょうか。 (参考 あたご型2番艦あしがらの艦橋部 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%8C%E3%82%89_%28%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6%29) 下半分ですが、全体で挙げた空母キティホークの外見のままとしつつ、 大型I=Dや航空機が飛び出す部分となる入り口の蓋が、 艦の中心軸から放射状になるよう、側面にたくさん付いてます。 蓋は片舷16×2個、両方で32個あります。 蓋の外見的にはこんな感じ(http //ja.wikipedia.org/wiki/VLS)。 航空機・I=Dが一度に全機発進すると、噴射炎で宇宙に 光のヒガンバナが咲いたように見えると美しいかなあと思ってます。 (ヒガンバナ http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%BC%E5%B2%B8%E8%8A%B1) 文:3400678:室賀兼一:リワマヒ国