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「こんにちは! お兄さん、お久しぶりですね!」 「げっ」 美少女の快活な挨拶に対し、不適切な声が俺の口から洩れた。 「何ですか、『げっ』って。……まさか私に何か後ろめたい事でも? 通報しちゃいますよ?」 「な、無い無い、一切ありません! ま、は、入ってくれ」 「冗談ですよ。おじゃましまーす」 ……情けない? ……ビクビクし過ぎ? ああそうさ! しょーがねーだろ! 俺は大の苦手なんだよ! コイツ、桐乃の親友、「新垣あやせ」がな! しかし、あやせとの対談?は実にスムーズな出だしをみせた。 桐乃がこの家から居なくなって、あやせの心配事が無くなったからかもな。 「どうですか? お兄さんのお口に合えば、いいんですけど……」 「ん、美味い! これお前が作ったのか?」 「はい! ……フフッ、よかった」 何の邪気も無い素直な笑顔だった。 手土産の手作りクッキーといい魔法瓶の紅茶といい、とても上品な味がする。 ……一瞬、こんな妹がいたらな、と思っちまったよ。 いや、だって俺の妹あんなだし! 罪って程でも無いだろ!? って、誰に弁明してるんだろうね? 「で、今日は一体、どんな用件で?」 まさか俺と茶をしに来た訳ではないだろう。 「実は昨日、桐乃から写真同封でエアメールが届きまして。あ、桐乃とは小まめにメールはしてるんですけど。実家の方には、余り連絡してないって聞いてたものですから」 確かに桐乃の奴からは、数回電話で連絡があっただけだ。 親父は仕事でしかパソ使わないし、お袋に至っては触った事も無いらしい。 今度買うかどうか相談してたっけ。 まあ、それを別にしても、家族より親友の方がいろいろな話をしてるよな。 つまり、あやせは桐乃の近状を知らせに来てくれたって訳だ。 「それだけって訳じゃないですけど」 …………何か嫌な予感がするが、気のせいだと思いたい。 「へえ~、元気そうじゃん」 写真の桐乃は満面の笑顔でピースサインをしていた。 多分、同じ陸上の選手だろう、ドレッドヘアーの黒人の女の子と、肩を組んで頬を寄せ合っている。 ほっとしている自分に気づいて驚いた。 何だかんだで心配してたんだな、俺。そりゃそうか、随分手間かけさせやがったからな。 この分なら、うん、大丈夫だろう。一年しっかり頑張ってきやがれ。 「一番のライバル兼、友達らしいですよ」 友達作りが苦手って訳じゃないんだよな。こうして、あやせみたいに純粋ないい子が親友だし。 「本当、楽しそう。フフッ、私以外の女の子とこんなにも……フフフフフフフフ」 …………前言撤回! 桐乃――っ! 早く帰ってこ――い! 何だかお前の親友、大変なことになっちゃってますよ――!? 「まあ、冗談はさておいてですね」 …………やっぱり苦手かもしれない、この女。 「桐乃が頑張っている以上、私もやんなきゃ! と思ったんです!」 ……それはきっと正しい事だ。親友っていっても競い合わなきゃな。 俺は先程のあやせの冗談?を頭から追い出すように頷いた。 「いいんじゃないか? 応援するぞ」 「はい! だから私、頑張ってエロゲーやろう、と思ったんです!」 「…………………………」 「そこでお兄さんにお願いです! 私にエロゲー教えてください!!」 「…………………………」 ……どうするんだろうな、俺。 「もしもし? お兄さん、聞いてます?」 「……ああ、聞いてるよ」 そう、俺だって馬鹿じゃない。いつもいつも、突っ込んでばかりいられるか。 こういう時こそ冷静に、かつ真面目に対応すべきなのさ。 こんな成長したくなかったけどな! 「結論から言うと駄目だ」 「な、」 「理由は簡単だ。あやせ、お前は十四歳、エロゲーは十八禁だからだ」 フッ、決まった……。ちょっと俺、格好よくね? しかし、あやせは引き下がらなかった。 「そんな、お兄さんだけが頼りなんです! お願いします! このとおりですから!」 な、コイツ、土下座しやがった! 丁寧にも床に額を擦りつけてやがる! 「待て待てっ! とにかく頭を上げろ! ったく、大体なんでエロゲーなんだ? 他にも、メルル、とか、いろいろあるだろ?」 「そうなんですけど……お兄さん、公園で桐乃が私に何て言ったか覚えてます?」 公園でっつーとあれか、去年の9月のことか。あの時、桐乃は確か…… 『あんたのことも、エロゲーと同じくらい好き!!』 ……改めて思い返しても酷い台詞だよな……。 けど、そうか。あれは桐乃の魂の叫びと言っていい。あやせがエロゲーにこだわるのも当然か。 しかし……。 「私もあれから少しずつ勉強したんです!」 そう、確かにあれから半年以上経っている。あやせも成長(と言っていいのか解らんが)している。 「私も桐乃がやったエロゲーを、愛しているエロゲーをやってみたいんです!」 ………………別にいいんじゃないか? あやせは真剣だ。おまけに頑固でもある。意思を変えさせるのは骨が折れそうだ。 それに……。潔癖なあやせがエロゲーをやったらどうなるか。 興味が無い、なんてとてもじゃないが言えなかったのさ。 「これが……桐乃のコレクション……」 桐乃の部屋の秘密の襖。その奥にそびえる数々のお宝を前に、あやせは呆然としていた。 「あっ、これ……」 「ああ、お前がプレゼントしたフィギュアだな。スゲー喜んでたぜ。俺にでさえ礼を言ったからな」 「……そうですか。お兄さんにお礼を……フフッ」 「? どうした?」 「いえ、それよりこれがエロゲーなんですね」 「ああ、そうだ」 「どうしてこんなに箱が大きいんですか?」 「それは俺にもわからん。こういうもの、だそうだ」 俺は世界の謎を、厳かに口にした。 ああ、そういえば、あの時の俺も………、……、…。 「あの、お兄さん? もしもーし」 はっ、いけねえ、一年前に意識がとんでたぜ。 「あ、ああどうした?」 「こちらの開いてない襖には、」 「駄目――っ!! こっちは駄目だ!! これは流石に桐乃の許可がいる!!」 「そ、そうですか、わかりました」 ふう、……すっかり忘れてたぜ。 〝我眠り妨げる者に災いあれ〟 そんな声が脳裏に響いた。 「それで、一体どれをやれば……」 「そうだな、うーん、ってそうか、ちょっと待ってろ」 俺は自分の部屋から紙袋を持ち出し、あやせに渡してやった。 「これは?」 「ああ、桐乃からプレゼントでもらったエロゲーだ。確か、神ゲーって言ってた」 「桐乃が……? お兄さんに……? ………………」 「ああ、あいつからのプレゼントなんて初めてだ」 「これは……私がやったら駄目だと思います。お兄さんがやってください」 「そ、そうか?」 「そうです!」 …………そうかもしれない。桐乃はあれで俺の為にこのエロゲーを贈ってくれたのだから。 多分、心を込めて。 結局、俺の記憶を総動員させ、桐乃の奴が「名作」「初心者向け」と言っていたエロゲーをやることにした。 テーブルにパソコンを移動させ、セッティングをし、万事準備OK。 さて、ここまでしておいて言うのもなんだが、本当にいいのか? 確かに桐乃とは一緒にやったことはあるが。 他所ん家の御嬢さんだぞ? 何か俺、正常な判断できてなくないか? それに……あやせはどう思っているのだろう。 只でさえあれだけ嫌悪していたエロゲーを男と一緒になんて……。 それだけ信用されてるって事なんだろうな。男の心理としては微妙だが。 ゴトリッ 「ではお兄さん、これを」 床の上に武骨な音をさせて置かれた物は、あろうことか親父の商売道具だった。 そう、『手錠』である。 全っ然信用されてねぇ――!? つーか何、俺は女子中学生と一緒に、手錠をされてエロゲーやるんですか!? どんな変態だよ!! 「お兄さんの事は信用してますけど……やっぱり少し怖いので……お願いします」 くっ、いいよ、もう! こうなりゃ自棄だ。好きにしてくれ! こうしてあやせは『初エロゲー』をやることと相成った。 マウスを駈る手に緊張が見てとれる。 俺はそれを見守る。 正座をして。後ろ手に手錠を掛けて。 …………なんだかなー。 そんな訳であやせのエロゲープレイを見守っているわけだが…… 「わっ、わっ」 「あれ?」 「はははっ」 「…………(ぽっ)///」 とにかくなんと言うか、〝可愛い〟のである。 ゲームの色々なネタにいちいち反応しているのを見ると、やっぱり素直で純真ないい子なんだよな。 でもキスシーンでそんなに耳まで赤くしてたら……これからどうなっちゃうんだろうね? そうして問題のエロシーンに差し掛かった。 桐乃は、エロシーンは気にしない奴だった。でも普通はこうだよなあ。 見ろよ、可哀想なくらい赤くなっちまって。手だって震えてるぞ。 今なら言える。桐乃は変態だったと。 絶賛変態中の俺が言うことじゃないがな! しかし……初心者向けって言ってたが、これはかなりエロいぞ? あやせはすっかり無言になってしまっている。息もかなり荒い。 それと……さっきから下半身をもじもじと……。 …………だ――っ!! 俺の方が先に限界だ。手錠しててよかったぜ! 「おい! あやせ!」 「ひゃうっ!! な、何ですかっお兄さん!」 「お、お前、大丈夫か?」 「は、ははは、少しのぼせちゃったかも。御手洗い借りますね」 そうしてあやせは、熱に浮かされているように、ふらふらと部屋から出ていった。 ふう、……しかし、トイレね……。 …………ぐぁあぁあ――!! 何考えてんだ俺! ……しかし、先程擦れ違った時、あやせからはフェロモン? とにかく雌の匂いがぷんぷんした。 そして、トイレへ……。 …………くぉおぉお――!! 駄目だ!エロい妄想が止まらねぇ――っ!! かなり遅れて、あやせは部屋に帰ってきた。 お前……さっきより顔赤くないか? ……それに、なんだか、挙動不審だ。 ゴクリ、やべえ。 「す、すまん。俺もトイレ!」 俺は部屋から逃げるように立ち上がった。 慣れない正座なんてするもんじゃないよな。 俺は足を縺れさせ、そう、あやせの上に……。 去年の桐乃の時より酷かったかもしれない。なんたって手錠されてるし。 至近距離にあやせの顔があった。ぱちくり、と大きく瞬きする様子は、妙に幼い。 そして、大きく息を吸って、 「変態! 痴漢! ブチ殺しますよっ!?」 死ねェェエェェ――――! が出るまえに辛うじて俺は部屋から転がり出ていた。 ふぅ、危なかった。流石にこの無防備な状態で、あやせの攻撃を受けたら死んでいたかもしれない。 俺はあやせが部屋から追って来ないかビクビクしながらトイレの前に立った。 「さて、コイツをなんとかしないと」 当たり前だが俺の道祖神はこれ以上ないくらいに荒れ狂っていた。 こんなのどうやって鎮めるんだよ。 俺は考えうる全ての手段を試してみたが、全てが徒労に終わった。 あ~~もういい! 知るかってんだ! 今日の俺、何かおかしくないか? いくらなんでも流され過ぎている気がする。 そんな、ふとした疑問も桐乃の部屋に入った瞬間、綺麗に消え去った。 桐乃の部屋なのに別な匂いがする。 そうか、これはあやせの匂いだ。 あやせは立ってこっちをみていた。先程までとは随分様子が違う。 ……さっきの事、かなり怒ってやがる。わざとじゃねーての。 「わかっているとは思いますが、足も縛らせてもらいます」 「な、」 「いいですよね、お兄さん」 そう言ってにこり、と笑うあやせには、有無を言わせぬ迫力があった。 って早っ。 俺が呑まれている隙に、あやせは、あっという間に足を縛りあげていた。 両手足を拘束され、俺はいも虫のような有り様だ。 「しょうがないですよね、お兄さんは変態だもの」 ヒィッ! コイツ、本当に虫けらを見るような目をしてやがる! 「変態には罰を与えないと」 そう呟いて近付くあやせから、遠ざかろうとして壁に追い詰められた。 「まずはそうですね、さっき私に押し付けた、汚いモノを晒してもらいます」 「なっ、洒落になってねーぞ、それ! ま、待て、ちょ、おま、それ、いやー!」 ベルトを外され、ズボンとトランクスを一気に下げられた。 「け、結構、立派なモノが付いてるじゃないですか」 そう、俺のナニはすでに先程から御立派様と呼ばれてもいい状態になっている。 「き、気がすんだか、チクショー」 「まさか、これからですよ」 「な、ま、待て、お前はそんな子じゃなかったはずだ。正気に戻っておふぅ」 剥き出しのナニにあやせの足があてられた。知らない間に素足になっている。 「少し煩いですよ、お兄さん」 口に何か布を押し込められた。……多分脱いだソックスだろう。 「フフッ、この変態! こんな風にされて喜んでるなんて! 気持ち悪い! 死んで下さい!」 あやせは罵りながら足を器用に動かしていく。 俺の反応を愉しむように体重をかけたり、指で挟んだりする。 くっ、こんなの、人間として終わってるっていうのに、が、我慢できねえ! なんとか身体を捻って逃げようとしてもあやせの瞳に睨まれると、蛇に睨まれた蛙状態だ。 実際、あやせの足は蛇のように俺のナニを追い詰める。 逃げ場は無かった。 「こんなにいっぱい臭い汁を出して恥ずかしくないんですか!? この変態!」 あやせの足で放出してしまった……グスッ、ちくしょう……。 俺はもう人格崩壊の危機にさらされていた。頭の中に薄い靄がかかっているようだ。 そのくせ、まだカチカチに反り返っているモノを摘ままれる感覚に一瞬覚醒する。 あやせが跨がって腰を落とそうとしていた。 先程とは打って変わった恥ずかしげな表情で聞いてくる。 「お兄さん、挿入れたいですか?」 その魅力的な美貌に思わず頷く。 「……ふっ……ふっ…………んんっ」 きつく狭い、それでいて暖かで柔らかい肉の中に呑み込まれていく感覚があった。 なんだかおかしい。自分が自分でない気がする。記憶もあやふやだ。 俺はいつ、手錠をはずしたのか。足の拘束も解かれている。 目の前には少し怯えた感じのあやせがいた。 俺の中の野獣の部分が表に出てくる。代わりに思考が深く沈んでいった。 立っているあやせの手をベッドに着かせ、足を開かせる。 制服のスカートを捲り上げると幼い秘所が露になった。白濁液と鮮血がこびりついている。 俺がやったのか? 構いやしない。記憶に無いのでじっくり観察してやる。 「み、見ないで下さい」 何言ってやがる。見て、見て、と腰を突き出しておいて。 指でいじくりまわしてやる事にする。開いたり引っ張ったり、摘まんだり捻ったり。 その度にあやせは悲鳴に似た、甘い声をあげる。 中に指を突っ込んで掻き回してやると、散々ぶち込んでやったザーメンが出てきた。 あやせが立ってられなくなったようなので、そのまま突き飛ばし、後ろから犯してやる。 「も、もうやめて、お願いします」 無視して構わない。だってほら、挿入されやすいように角度調整をしてるだろ? 先端を入り口に当て、ゆっくりと根本まで埋め込んでいく。 「あ、………あ、………んっぐ」 俺はあやせの穴を味わうように、最初は浅く、そして徐々に深く往復し、回転させる。 「ひっ、もういやあ、あん」 全く嫌がってなどいない。俺が動きを止めるとあやせの腰がくいっ、くいっと動いた。 「うるせえ!」 まだ幼い、しかし形のいい尻に平手をかます。 パアン! という小気味のいい音と共に、あやせのま○こがきゅっと締まった。 ああ愉しくてしょうがない。 気がついたときには夜の10時を過ぎていた。 「げっ」 俺はベッドから跳ね起きた。ちなみに全裸である。 「あ、お兄さん、起きました?」 「あ、あれ?」 「そろそろ、起こそうと思ってたんですよ」 夢……じゃ無いよな。俺、まっぱだし。あやせ素足だし。 と、いうことは………… ぐわぁぁあぁぁあ――っ!! 全部本当にあったことか!? なんで? なんであんなことに? 「あ、服はそこにありますから」 「ああ、すまない、ってそうじゃねー!! あ、あやせ、お前と俺……その、したんだよな?」 「はい! あ、でも私なら平気ですよ。お兄さんは嫌ですか?」 「いや、そーゆーことじゃなくてだな、」 「ならいいじゃないですか。もし、私との事を無かった事にするなら通報しちゃうとこでした」 冗談、だよね? 「あっと、そろそろ私帰らないと」 そう言うとあやせは俺に近づき唇を重ねた。 「では、また」 狐につままれる、とはこんな時使う言葉だよな? 俺にはこういう時に使う言葉は一つしかない。だからそれを呟いてみる。 「ま、いいか」 …………いいわけねェエェ――っ!! あやせ> 初体験の後は、がに股になる。 そんなよく聞く話を、私は今実感していた。 とにかく、凄かった、の一言に尽きる。私があんなにやらしかったなんて。 クッキーや紅茶のせいだけじゃない。 桐乃の部屋で、桐乃のベッドで、桐乃の大切なお兄さんと、という背徳感が、私をあんなにやらしくさせた。 「桐乃、ゴメン、あなたのお兄さん奪っちゃった」 海の向こうに行ってしまった親友に謝罪する。 けれど桐乃はきっと許してくれる。……少しだけ傷ついて。 近親愛に世間は厳しい。だからこれでよかったのだ。大きく傷つくよりは。 なんてね。 私は今、とても御機嫌だ。 なんといっても計画の第一歩が成功したのだ。 あの人は押しに弱い。このまま私に溺れさせるのは容易いと思えた。 そう、この計画が成功したなら桐乃と家族になれる。 桐乃に 「義姉さん」 と呼ばれることを思うとゾクゾクする。 その時私はきっとこう思うんだろうな。 「私の義妹がこんなに可愛いわけがないってね♪」 【END】
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童夢 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (main.jpg) 店名 稚内温泉 童夢(どーむ) 住所 北海道稚内市富士見4-1487 電話番号 0162-28-1160 営業時間 10 00-22 00 定休日 毎月第1月曜(Webを参照) 駐車場 有 泉質 ナトリウム-強塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ高張性温泉) Webページ http //www.w-shinko.co.jp/domu/ 料金 対象 値段 一般高校生以上 600 小・中学生 300 乳幼児(0歳から6歳未満) 無料 高齢者・障害者(市民) 100 高齢者・障害者(市民以外) 440 LINK 稚内市 稚内温泉童夢 最北俺的日記 稚内温泉童夢(ドーム)
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1290468634/315-330 ポツポツと、五月雨が額に当たる。道端の散った桜の花が濡れて非道く鬱陶しい斑をアスファルトに描いている。 大学に進学し、(家から通えないこともないのだが)親に勧められて一人暮らしを始めた。 講義が終わり、俺は夕暮れの道をスーパーで食材を買ってを歩いている。 自炊ぐらいはやってみようと道具を揃え、ネットでレシピを読んだりしてみたが、一向に腕前は上昇しない。 それには多少、訳もあった。 築五年の1DKのアパートのオートロックを開ける。 俺は別にもっと古くても構いやしなかったんだが、親父達の進めでちょっと駅から遠いが新しいアパートに住んでる。 流石に長男だから大事にされてんのかね? 親父はともかく、お袋にはなんか邪険に扱われていた気がしてたから、ちょっと感激しちまったぜ。 階段を上がり、新しい鍵をドアに差し込む。 ……すでに鍵が開いていた。 俺は天を仰ぎ、心臓を落ち着かせてからドアノブを握った。 雨は俺が家に着いた途端、止んでいたようだ。 「お兄さん、お帰りなさい」 鍵、昨日変えたんだけどなぁ…… エプロンを付けたあやせが俺を出迎えた。 テーブルを見ると、すでにあやせの手料理が並んであった。 ああ、また食材無駄になっちまったな…… 俺は冷蔵庫の中に買ってきた野菜やら何やらを詰め込みながら、鍵の事を聞こうかどうか悩んでいた。 ……よそう。もう三回目だし。 鍵をいくら変えても、あやせはいつの間にか合鍵を作って俺の部屋に居るのだ。 というか、「また鍵を変えましたね?」と俺に説教してくるのだ。 「お兄さん、ちょっとお話があります」 ほらな。 あやせはエプロンを畳むと、床に座る。目で俺も座るように指示してきた。 俺は部屋に入ると、あやせに従い、俺は彼女の前に正座する。目を逸らすとあやせが怒るので、ジッと見つめる。 これが凄く居たたまれない。俺に後ろめたい事なんて何一つないんだが…… 「お兄さん、この電話番号は誰ですか?」 床をあやせが差し出したメモが滑る。 ……分からん。電話番号なんて携帯に登録できるせいで、覚えようとは思わないしな。 もしかして知り合いの電話番号なのかも知れないが、だとしても数字だけ出されても分からないだろう。 当の携帯電話は、今日はウッカリ家に置き忘れていた。 そして俺の携帯をあやせが持っているということは、俺にかかってきた電話か。 あやせが俺の携帯を弄ると、電話番号の登録名を声にする。 「ああ、そりゃバイト先の先輩の電話だよ」 「……お兄さん、私、お兄さんのアルバイトに女の人がいるなんて聞いてません」 「えっと……なんの用だったんだ? あやせが代わりに出てくれたんだろ?」 我ながら下手くそな話題の逸らし方だ。 しかしこのパターンは何を答えても怒るパターンだ。 なんで、話題を逸らしてみた。あやせはそんな俺に乗っかってくれたようだ。 「話なんかしてません。女の声って分かったらスグ切りましたから。 お兄さんに色目を使ってくる牝豚の声なんて、耳が腐ります」 予想の斜め上だったよ! ちくしょう! その人、ただ俺にバイトの連絡したかっただけだと思うよ!? そもそもその人、彼氏いるし。っていうか牝豚って、オイ。 「彼氏がいるから何だっていうんですか? お兄さん、妹に手を出すこと上等な自分を棚に上げて その人は彼氏がいるから浮気はしないって言うんですか? どうなんてすか!?」 「す、すみませんでした……」 あっはっははははーー謝っとけ、謝っとけ、ハハハー 「それに、今日は随分と帰るのが遅かったですね。ご飯が冷めてしまいましたよ」 「飯なら先に食べてても……」 「ご飯は一緒に食べるものでしょう! それに遅かった理由をまだ聞いてません!」 「いや、ほら、スーパーに寄ってたからだな、うん」 「今日の講義は午前中までですよね? お昼から今までずっとお買い物していたんですか?」 「いや…ホラ…俺にも友達付き合いってものがあってだね…… って、ナニコレ? 奥さんに頭上がらないサラリーマンのセリフ!?」 「なっ…!? お、お、お、奥さん……っ!」 くそぅ……情け無い、情けなすぎるぜ、俺。 相手は3つも下の高校生だぜ? 正論はどう考えてもコッチにあるんだぜ? 誰がどうみても俺が情け無いと思うだろ? けどなぁ、俺の立場になって考えてみてもくれよ。相手はあやせなんだ。 例えるなら、白面の者に獣の槍無しで挑むような、そういう恐怖感を俺は味わっているわけよ? 「お役目様もいってたじゃん! みんな仲良うせんとあかんよって!!」 「いきなりなんですか、お兄さん!」 「心の叫びだぁぁぁぁぁ!!」 「……ま、まあ、私も言い過ぎました。お兄さんにもお兄さんのお付き合いがあるのは分かりました」 な…んだと……!? あやせが簡単に俺を許した!? しかも何故か機嫌がいい!! というか、なんか「暑いですね」とか言いながら胸元を広げている!! さらに正座を崩した足から、スカートの中身がさっきからチラチラと……ッ こ、これは罠だ……ああっ! しかし餌は美味しそうだっ!! いやいやいや! そんな横島、いや邪な事を考えちゃ不味いだろ! 相手は高校生で、妹の親友だぞ? し、しかし、そんなうら若い美少女が一人暮らしの男性の部屋に来るってのは問題があるんじゃないだろうか。 あやせのヤツ、こんなに警戒心が皆無じゃ悪い男に引っ掛かってしまうぞ。 そうだ、ここは俺が悪役になって「男はみんな狼なのよ」と、アヤセSOSして貰うのが一番なんじゃないだろうか。 そう、それが人生の先輩の責任というものではないか!! つー訳でだ、俺はあやせの胸を揉む!! みんな、通報しないでくれよな! 俺は痴漢じゃない。よしんば痴漢だとしても、痴漢という名の教育者だ。 よし……俺はゆっくりとあやせに気づかれないように距離を詰める。 蝶のように舞い、蜂のように乳を揉み、ゴキブリのように逃げる…… 「これが、シャイニングフィンガーというものかぁぁぁぁ!!!」 むにっ 揉んだ。 ついに俺は揉んでしまった。 く……なんだよ、この揉みごたえっ! 俺の手にすっぽり収まって吸い付くような…… こ、これは、やめられない! とまらない!! 某スナック菓子のような魔力! 駄目だ、静まれ俺の右手! 今すぐ逃げるんだ! 疾風のように! 逃げなきゃ、あやせに地の果てまで流されて俺、さすらい涙も涸れる! ブルーゲイル! 動いてよ! 動いてよ、俺の足!! 今、動かなきゃ、今、逃げなきゃ、 俺、埋められちゃうんだ。もうそんなのヤなんだよ。だから、動いてよ!! 「お、お兄さん……」 「ひぃっ…ご、ゴメンなさいっ!!」 俺は思わず頭を庇う。頭だ、取り敢えず頭が無事なら何とかなる。 ――匣の中には平凡な男がぴったり入ってゐた やめて! 不吉なナレーションしないで!! だいたいその本、充分兇器になる厚さだからね!? あやせは瞳から光を失うこともなく、頬を染めて俺を伏し目がちにのぞいている。 え? 何コレ? どういうこと? お、落ち着け、落ち着くんだ高坂京介。お前は高坂家の跡取りだろう。 そう、戦国は武田信玄を支えた名将・高坂弾正の子孫……な訳ないけどね!! むしろそうだとしても全力で否定するけどね! 主に瀬菜が理由で! 「知ってますか~武田信玄は高坂弾正とムフフな関係で、恋文まで残ってるんですよぉ~ ぐへへ……そういえば先輩の名字も高坂ですよねぇ……ふへっ…… 先輩の友達に武田って名字の人いませんか? いえ、友達じゃなくて先輩か先生かなぁ……」 なーんて言われた日にゃね! もう田村さん家の子になろうかと思ったぜ! OK、一人ツッコミで大分落ち着いたぜ。 くそっ…ツッコミをすると落ち着くような体質になっちまった。とんだパブロフの犬だぜ。 「あの…ね、あやせさん。これはだね、決してやましい気持ちがあるわけじゃなくて……」 「そう、ですよね……」 「ああ、わかってくれたか! そうなんだ、俺は真剣にお前の事を……」 ガチャ ……懐かしくも思い出したくない鉄の感触が、俺の手首を包んだ。 「あのー…すみません、俺にはこれが手錠に見えるんですが」 「もちろん手錠ですよ?」 「ですよねー」 え? なに、連行されんの、俺。 俺達分かり合ったんじゃねーの? もうED流れてもいいところじゃね? I love you♪ I trust you♪ 光でも闇でも~♪って流れてCパートでいいじゃん。 むしろCパートしか出番なかったよ、ミスターブシドーって何なのさ。、 このまま塀の中だっていうのか俺の人生! そんな馬鹿な! 俺が何したっていうんだ! ちょっとセクハラしただけじゃねぇか! ちょっと乳揉んだだけじゃねぇか! おかしいぜ! それで屏の中っておかしいって! だって俺なんかよりヘイさんの方が散々女コマしてたじゃん! ゴスロリの幼女に、ロリババアに、女子中学生に、ロシア産の幼女に、実の妹までさ! とんだ契約者だよ! 「あとでちゃんと指輪下さいね」 「はい?」 「とりあえず、ここに判子を捺してください」 と、頬を朱にしたあやせが広げたのは 「婚姻届じゃねーか!!?」 「何をおどろいているんですか、お兄さん」 「普通、女子高生が欄全部埋めてあとは判子押すだけの婚姻届だしたら驚くっての! つーか、なんでお前が俺の判子持ってんの!?」 「ドイツ語の辞典ケースの裏にいかがわしいDVDと一緒に置いてありました」 「それ 隠してあった って言うんだよ!?」 「駄目ですよお兄さん、お兄さんが大学で専攻している外国語はフランス語じゃないですか。 ドイツ語の辞典があったら不自然です。あと、DVDは全部叩き割っておきましたから」 柔らかい石を隠したくなるような素敵な笑顔で、俺の心の友の死亡を告げるあやせ。 俺が本当に挫けそうな時、 本当にあきらめてしまいそうな時、 いつも最後の元気を与えてくれた……俺を立ち上がらせてくれた…… 最高のオカズ……心の友よ!! 君達に出会えて……良かった! 「そんな……泣くほど嬉しいんですね?」 イヤイヤと頬に手を当てて顔を振るあやせ(マジ大魔王) ……知ってるか? 大魔王からは逃げられない。 けどな、俺だってワケの分からないまま、あやせと結婚しちまうわけにはいかねーよ。 あやせは時々行動がすっ飛んでるからな。 よくよくも考えずにこういうことやっちまってる可能性は多いにある。 俺の人生はともかく、こいつの人生まで駄目にするわけにゃいかねぇだろ? 「あやせ、流石に冗談がすぎた。悪かった、謝る」 「え……冗…談…?」 「ああ、冗談だ」 「嘘……ですよね?」 「ウソじゃねぇ。胸を揉んだのは悪かった。好きなだけ殴ってくれ。 けどな、親友の兄貴だからって、一人の男の家にホイホイ上がるのは良くないと思うぜ? お前は可愛いんだから、今日みたいな冗談じゃ済まない事にだってなりかね……」 「嘘……」 「あやせ?」 「嘘ですね? 嘘でしょ! 嘘ですよね!!」 こ、こぇえぇぇぇぇえぇぇーーーーーーー!!! ひ、久々にあやせさんブチ切れてますよ!? しかも俺にとって不味いのは、キレた原因がさっぱり分かんないことだ。 前は桐乃のオタク趣味の件についてだが、今回は……俺が胸触ったから? いや、でもそれじゃ「嘘」の意味が通じないしな…… 「あ、あやせ……?」 手錠を伝って、俺の手の甲に水滴が落ちた。 それがあやせの涙だと、俺は理解するのに暫く時間がかかってしまった。 そう、あやせは……泣いていた。 「あやせ……」 「近寄らないで、変態っ!」 涙を拭おうとして近づいた俺を、あやせは拒絶した。 俺の手を払ったあやせは、勢いを殺せずにテーブルによろめいた。 いつの間にかあやせが買い入れていた夫婦茶碗が床に転がった。 「近寄らないで、変態」か…… 前に言われた時よりきっついなぁ…… それだけ、俺とあやせの間には積み重ねてきた時間があるってことなんだけどよ。 「あやせ、確かに俺は変態だわ。お前がこうして毎日監視にくるのも仕方ねぇかもな。 しかも変態の上に馬鹿みたいでよ、お前がどうして怒ったのかサッパリ分からねーんだ。 笑ってくれても、怒ってくれても、構わねぇよ。 けど……泣かれるのは嫌なんだよ。それが俺のせいってのはわかってる。 だからよ、俺がお前の涙を止めることもできるよな? その方法、教えてくれねぇかな」 もう、夕日が沈みそうだ。 モロボシ・ダンとメトロン星人の如く、真っ赤に染まった部屋で座り続ける俺達。 だが、会話はなく、時計の針の音だけが存在を主張していた。 「……本気、ですか?」 「本気だよ」 「……お兄さんはいつも冗談ばかりじゃないですか。私に本気だったこと、あります?」 「お前に対するセクハラは本気だったぜ!」 「死んでください」 だよねー。 ようやく口を開いてくれたあやせに、これはないだろ、俺。 「いや、さ……桐乃の事でお前に相談受けたときは本気だったし、真剣だった」 「桐乃の為じゃないですか」 「いや、それは……」 確かに桐乃の為でもあるが、あやせに頼まれたからって部分もウソじゃない。 しかし、あやせに頼まれたから桐乃を助けたんだ、とまで言ってしまえばウソだろう。 「私、モデル辞めたんですよ。知ってました?」 「え? マジでか? 通りで最近雑誌で見ないと……」 「雑誌はチェックしてたんですね……桐乃のおまけかも知れませんけど」 「お前なぁ……なんだってそんな卑屈に……」 本人の前じゃ言えないが、俺はラブリーマイエンジェルコレクションを作ってるぐらい、 あやせ目当てで女モノのファッション雑誌買ってたんだぜ? 心の友とは別の場所に隠していたお陰で、どうやら見つかってないみたいだけどな。 「私、桐乃には勝てないから……」 「何言ってんだ、確かに桐乃は外面はいいが中身はアレだぞ? ワガママで、エラソーで、重度のオタクで……」 「桐乃の事を悪く言わないでください!!」 「は、はい!」 もうワケがわかんねー。 リアルは糞ゲーだって、こういうことか?! けど、リアルはフラグが不透明&回収できないだけで、キャラが悪いわけでは…… 「桐乃は努力家なんです」 「そりゃ……よく知ってる」 「自分を磨いてきたんです。お兄さんの為に!」 「へぇ、そうだったのか……って、オイ! アイツが俺の為に? ハハ……あやせ、それだけは無い。アイツの兄として断言できるぜ」 「……私がお兄さんに教えるのは卑怯だから、きっと桐乃に嫌われちゃう」 「おーい、あやせさん?」 「桐乃は、ずっとお兄さんの自慢の妹でいたくて、それで勉強も、陸上も、モデル活動も、頑張ってきたんです! お兄さんが桐乃のお兄さんだから何ですか! 私は桐乃の親友ですよ! わかります!!」 力説するあやせ。 とりあえず、ここはそういう前提で話を聞いてみるか。 「だから桐乃は高校でも、中学の時以上に頑張っています。 もうずっと、桐乃はそうやって頑張ってきたんです。そうやってキラキラ輝いている桐乃になったんです。 同じ事をしても、私は追いつけない。 だって桐乃は十年以上もお兄さんと一緒にいて、お兄さんの前で頑張り続けていたんです」 そうだな、桐乃はどこへ出したって恥ずかしくねぇ、俺の自慢の妹だよ。 ただ、一つだけあやせの言葉に間違いがあるとすれば、俺はアイツの努力をつい最近まで気づいてなかったってことだ。 きっと、高校時代、アイツの人生相談やらお願いやらに付き合っていたのは 俺がアイツの兄貴だから――認めたくねーけど、俺がしょうもないシスコンだからってだけじゃなくて アイツの努力に気づいてやれなかった、アイツの兄貴でいてやれなかった分の穴埋めもあったんだろうぜ。 「桐乃だって、本当は毎日でもお兄さんの所に来たい筈なんです! でも、そうすると陸上や、モデルの仕事と両立できなくなるから……我慢しているんです」 「そうなのかねぇ……まあ、月に2、3回は遊びにくるけどよ。 いつも通り、俺を散々振り回してくれるぜ? アイツは」 「たった2、3回ですよ!?」 いや、多くね? 一週間で日曜日は4、5回しかないんですよ? 土曜日は、俺も大学あるしさ。 しかし、桐乃の話があやせの行動とどう結びつくのやら…… 「あ、もしかして……お前、桐乃の代わりに俺ん所に来てくれてんのか?」 「そんな訳ないじゃないですか!!」 ……怒られました。 いや、すっごく頑張ったんだよ、俺。 普段使わない部分の脳ミソまで使って考えたんだよ。 けど、あれかい、しょせんロースペックってことか? 探偵役には到底及ばないピエロ役かい。 ああいいぜ、どうせ俺は常識人だ。探偵なんてのは奇人変人ばっかだからな。俺は御手洗君より石岡君でありたいよ。 「なに拗ねているんですか……拗ねたいのはこっちです」 「ああ、わりぃ。んじゃ、お前が俺ん家にくるのは、やっぱ俺を更正させる為?」 「それもありますけど……」 「あるのかよ……」 「……私は、桐乃みたいに周りにお兄さんの妹として……ううん、彼女として認めてもらおうって考えるんじゃなくて」 ちょっと待て、今妙な発言がなかったか? という俺の表情を無視して、あやせは言葉を続ける。 「お兄さんに認めてもらおうって、そう思ったから……モデルも辞めて、お兄さんの側にいようと。 私は、私は、お兄さんにさえ認めて貰えれば、他に何もいらない!……それじゃあ、駄目ですか?」 「駄目とかじゃなくて……」 「桐乃みたいに、他人に自慢できる女の子がいいのなら、私頑張ります! 桐乃には勝てないかも知れないけど……」 「だ、だからそうじゃなくて! ……なんで俺なんだよ。別に俺なんかに認められなくたってさ、お前は……」 グッと、腹に重みを感じる。 あやせが俺に飛び込んできたからだ。 両手を手錠に塞がれて、俺はそのまま押し倒されそうになったが、なんとか堪えてみせた。 「……まだ、わからないんですか?」 あやせの黒い髪がフワリと広がり、柔らかな匂いが鼻を擽った。 匂いにボーッとしていると、あやせが俺の顔を覗き込んでいた。 だらしない顔を見られたかも知れない。 「私を泣きやませる方法、教えて欲しいんでしたよね?」 「あ、ああ……」 「教えてあげます。でも、 出来ない なんて言わないで下さい」 「お、おう。誓うぜ、絶対やり遂げる。お前の為だもんな。 ……もちろん、こいつは俺の本気の発言だぜ?」 カッコつけてウインクまでした俺を、あやせは笑った。 なんかもう泣きやんでないか?とも思ったが、それを言うのはヤボってもんだろう。 それに、俺にそんな気持ちが無かったとしても、あやせが俺の発言を軽薄だと受け取って、傷ついていたんなら その分、埋め合わせをしてやらなきゃな。 「キスしてください」 なんだ、そんなことか。 つまりアレだ、あやせは俺にキスして欲しくて拗ねていたんだな。 やっぱあやせは可愛いなぁ、天使だなぁ 「……キスだとぉぉ!?!」 いや、この叫びは決して俺があやせとキスしたくないっていう叫びじゃないよ? むしろ出来るならしてみたいもんだね。だって俺、男の子だもん。 けどよ、まあこういう事いうのは古いとか言われるのは覚悟の上で言うぜ? そういうのって、やっぱ好きな奴同士でしなきゃ駄目だろ。 俺はあやせならいつでもウェルカム!だけどよ、あやせは違うだろ。 あやせのこれまでの行動を思い返してみろよ。 ・俺ん家に上がり込んで、飯作ってる ・俺と一緒に飯を食えないと怒る ・俺が女の人と喋ると怒る ・俺のエロDVDを叩き割る ・俺がおっぱいを揉んだら顔を赤らめる ・俺から指輪が欲しいと言う ・俺の為にモデルを辞めた ……あ、あれ? 「な、なあ、あやせ……もしかしてお前って、俺の事……好き?」 「……今更そんなこと確認しないでください」 なぁ知ってるか? 外国人に「前向きに検討します」っていうと商談が成立したと思われるんだぜ。 イエス・ノー、はっきり言わなきゃ伝わらない事だって結構あるんだ。 けどまぁ、俺はあやせの答えを自分の解釈で受けとめちまうけどな。 もし間違っていたら……ま、釜ゆでなり車裂きなり好きな刑にしやがれってんだ。 「ん……」 俺はあやせの白桃のような唇に、自分の唇を重ねた。 「んっ……」 「大丈夫か、あやせ?」 「平気…です……」 シーツに純血が滲んだ。 もうこれだけで理解して貰えるだろうと思うが、今俺はあやせと……まあ、しているわけだ。 告白してキスして、その日にHってどうよ?と確かに思うぜ? しかも生だ。コンドームとか、本来の目的よりサバイバルで水確保するのに使う機会の方が 先になるんじゃねーかとか、哀しいことを思ってた俺が、常備している筈もない。 正直、あやせの親父さんやお袋さんには申し訳ない気持ちで一杯だ。 「痛いときはちゃんと痛いって言え。俺はラノベ主人公並に鈍感野郎だからな」 「ラノ…なんですか、それ?」 「なんでもねぇ。兎に角よ、もう馬鹿みたいなスレ違いは沢山だからな」 「嘘じゃありません。痛いですけど……平気です、お兄さんのくれた痛みなら」 くそっ…可愛いこといいやがる!! 俺は思わずあやせにキスの雨を降らせた。 これが俺達の出した結論だ。 もう互いに我慢しきれなかった、それだけのことで他人を説得させられる材料なんて何一つ持ってない。 けどしゃーねぇだろ。自分でもビックリしてるぜ。堅実と普通、そして平穏が俺の人生目標だってのによ。 つーか、あやせがOKだしてくるとは思わなかった。婚前交渉無し!って考えてそうなタイプだったのに。 あやせは、「桐乃にお兄さんを奪われたくないから」とかいう理由も述べていたが。 信じられん。あの桐乃が? 仮に桐乃が俺を求めて来たとして、俺が重度のシスコンだとして、 それでも妹に手を出すほど鬼畜じゃねーだろ、俺は。 ……今、その妹の親友を組み敷いている俺が言って説得力ないですかね? 「……お兄さん、他の女の人のコト、考えてましたね?」 「女っていや、女か?」 「桐乃ですか? ……私、独占欲強いですから」 そりゃ、言われなくてもわかる……と言いかけた時、あやせは俺の首に吸い付いた。 正しくはキスをしたんだが、吸い付いたっていうほうが正鵠を射ている。ぶっちゃけちょっと痛い。 「お兄さんが私の恋人っていう印、つけちゃいました」 「……それってアレか? キスマーク?」 鏡が無いので分からないが、あやせが口付けした部分を撫でてみる。 手錠は(当たり前だが)既にない。俺は自分の意志であやせを組み敷いている。 首筋に残ったあやせの唾液が、肌を滑った。 「キスの形には上手くなりませんでしたけど……何回もやっていけば上手くなりますよね?」 「……これから夏なんだけどな」 「お兄さんは私の恋人になったんですから、沢山私と一緒にいなきゃ駄目なんです」 「わーったよ、なるべくあやせとの時間を優先させる。 けどよ、お前も俺の為に無理しなくていいからな? モデルだって続けたいなら辞めることはねえ」 「なら私を安心させてください。お兄さんが私以外見られなくなってるって、信じさせてください」 俺の首に腕を回したあやせが、俺の唇を奪う。 負けじと俺はあやせの口の中に舌を伸ばした。 しっとりと熱を帯びたあやせの口内で、海を泳ぐエイのように舌を這わせていく。 柔らかい頬の内側、プリプリとした歯茎、綺麗に揃った歯、そして俺を求めて絡み合う舌。 俺だってコイツの身体中、俺のもんだって印つけてやる。 「んっ…ふぅ……はぁ…はぁ……」 「あやせ、動くぜ?」 「ふぇ? ……んんっ!?」 あやせと繋がっているマイリヴァイアサンを揺すり動かす。 ゆっくりと、探るように、あやせが傷つかないように。 それでも眉を顰めたあやせに、俺は慌てて大丈夫か?と訊ねた。 コクコクとあやせは首を立てに動かす。それが小動物を思わせて、思わず抱きしめてしまった。マジ天使。 そうやって俺がキスしたり、抱きしめたりする度に、俺のカリバーンをあやせが締め付ける。 こうしてあやせと繋がってると、本当に本気であやせが俺の事好きなんだって、信じられる。 俺もお前にマジなんだって、コイツに伝わってるだろうか。 「お兄さん……?」 「お、おう……」 「凄く……変態な顔しています」 「マジで!? だ、だってしょうがないじゃん! あやせと俺がラブラブで合体でぐちゅぐちゅなんだぜ!!」 「なっ…が、合体って……」 「もー俺、あやせのことチュッチュペロペロしちゃうもんねーーー」 「あんっ……お、お兄さん……んっ、ふっ……やぁ……」 あやせの中へ、俺を刻んでいく。 ゴム鞠のように頑なだった、その場所は段々と俺を許し受け入れているようだ。 しかし、あやせの綺麗に整った眉は、ベットが軋みを上げる度に八の字を描いている。 「ん…くはぁ……お兄さん?」 腰の動きを止めた俺に、あやせが怪訝な顔を向けた。 「無理すんなって、痛いんだろ?」 あやせの長い緑髪をあやすように撫でると、ススとそのまま耳まで梳いた。 普段はこの髪に隠れている耳の裏を、中指の腹でそっと撫でると あやせはくすぐったそうに身体をよじった。 そうやって、少しでも痛みが紛れてくれればいい、そう思っていたのだが あやせは困ったような顔で俺を見返してくる。 「あの……これから私が言うことを聞いても、お兄さんは軽蔑したりしませんよね?」 どこかで聞いたような台詞だと、口を綻ばせるとあやせが俺の腕を抓った。 なんだって、俺が桐乃の事を考えたことがバレたんだ? 女ってのはみんなこうなのか? 比較する奴がいないからどうしようもないが。 「俺はスケベ野郎の変態だぜ? そんな俺に勿体ないぐらいの彼女をどうしたら軽蔑できるってんだよ」 「そうですね、お兄さんは変態シスコンスケベ野郎でした」 「……ホントにそのまま言われると傷つくんですけど。っていうか、罵倒が増えてね?!」 よっぽど情け無い顔をしてたのか、あやせは俺を見て吹き出していた。 それから暫く、シーツを何度か握ったり離したりしていると、意を決して、その可憐な唇を開いた。 「あの……ですね、最初は痛かったです」 「痛かったって……? あ、ああ! そ、そりゃ痛くて当たり前だ。初めてなんだろ!?」 「は、初めてに決まってるじゃないですか! 私がお兄さん以外で処女を捨てるとでも思っていたんですか!!」 反論してから、顔を赤くするあやせ(←かわいい) 「痛かったです。痛かったですよ。お兄さんはどうして私にこんな痛い思いをさせるんだろうって もういっそお兄さんを○してやろうかって思ったぐらいでしたし」 「マジで!?」 「……で、でも嬉しかったのも本当です。嬉しかったから我慢できたんだし…… そ、それでお兄さんは私を気遣って、優しくしてくれて、ゆっくり、ゆっくり、その……してくれてますけど……」 「ああ……でも、まだ痛いんだな?」 「ち、違うんです。もう痛みは随分引いて…… それで……それでですね、その……き、気持ちいいんです……」 「へ……?」 「お兄さんが動くと、身体の奥がキュンとして、ゾクゾクしてきて…… 私、初めてなのに……こ、こんなに感じてちゃって…… ふ、ふしだらな子だと思われたくなくて、そ、それで……」 「我慢していたって事か?」 コクンとあやせが頷く。 シャア専用通り越してジョニー・ライデン専用ぐらい真っ赤になってる。 真っ赤になったあやせも可愛い。(正し、真っ黒になったあやせは、俺が真っ青になるぐらい怖い) しかしまぁ、俺もとんだ杞憂をしていたもんだ。 初めてで気持ちいいって……まあ痛いよりは全然いいだろうさ。 俺にテクなんてあるわけもないし、単純にあやせが悦びやすい体質なのか、あるいは…… 「きっと俺達の身体の相性がいいんだろ」 「あ、相性ですか?」 「ああ。だからあやせが恥ずかしがる必要はない」 真偽の程はわからないが、この答えで充分だ。 だって他の野郎にあやせが抱かれるなんて、想像するのも嫌だしな! 「じゃあ……お兄さんも気持ちいいですか?」 「おう、バリバリ気持ちいいぞ! もう暴発しそうだけど、それじゃ情け無いから我慢してる」 「も、もう! そういうこと爽やかに言わないでください! ……そ、それと、我慢しなくていいですから。私、お兄さんの事、受けとめますから。何回でも……」 わ!? ば、馬鹿! んな今日一番のとっておきの顔するんじゃねぇ!! 喜びと、恥じらいと、充実感と、無防備さが絶妙なバランスで混じったその顔は 俺を暴発させるに充分だった。 いっとくけど、暴発したのはアレだよ? 自制心だよ? 俺のポセイドンじゃないよ? 「あやせ! あやせ! あやせ! あやせ! あやせ!!」 「お、お兄さん!? あんっ…! あっ…あっ……ふぁあんっ…ぃやぁっ…はあぁぁっ…… そこぉ…擦っちゃぁ…にゃぁ……だめぇっ…ふえぇ…へ、変になっちゃうっ……私ぃ……」 「大丈夫だ、俺もとっくに変になってる!」 「そんにゃのっ……はぁあんっ……わた…んぁっ…私っ……こんなっ…ぁあっ……えっ…エッチ…… んっ……ひっ…あんっ…ぁっ…あっ…ぁあっ……おに…ぁぃ…お兄さんっ……にゅぅ……ひゃっ…」 俺は俺自身の猛りをあやせの身体に打ち込み続ける。 肉と肉がぶつかり合う回数が増えるたび、シーツがグショグショに汚れていった。 あやせの身体は、雑誌のグラビアよりもずっと豊かで、嫋やかに見えた。 それが生のあやせって事なのかも知れないし、高校生になってあやせも身体が女に近づいていったって事なのかも知れない。 恐らくは前者だ!と思いたい俺がいる。生のあやせは俺だけが知っているんだっていう、くだらない独占欲なんだろうな。 「はぁっ…あっ…んんっ……んあん……みゅ……お兄しゃんっ……お兄しゃぁぁ……んんっ!!」 真珠のようなあやせの白い肌に、顔を密着させる。 脈動するあやせの肢体を感じながら、鼻から息を大きく吸い込むと、脳を蕩かす甘い匂いがした。 あやせの身体に浮かんだ珠のような汗を潰しながら、顔を滑らせていく。 鎖骨に、横乳に、脇腹に……絹のような肌触りと、マシュマロのような柔らかさを、俺は顔全体で堪能した。 「やぁっ…吸っちゃ……ひっ…ふぁぁ……お兄しゃんが、しゅってるるぅ……ひゃっぁ…… しゅけべぇ…ぁっ…変ちゃぃぃ……はあぁひっ……お腹ぁっ……ちゅっちゅっしにゃいでぇぇ……」 「わかった、お腹じゃなけりゃいいんだな」 「ひゃふううぅんっ!? じゃめぇ……はんっ…おっぱいっ……もっとダメぇぇ……ああんっ…あっ… …あぁっ…じゅぷじゅぷって…はぁっ…んっ…ちきゅびぃっ……お兄しゃん…っあぇっ……ふひっ…」 「ああ、あやせの乳首、凄くコリコリしているぞ。こんなに尖って……じゅるっ……イヤらしく興奮してやがる。 俺に吸って欲しいってお願いしてやがるぜ。なぁ、そうなんだろ、あやせ?」 「はひっ…違う、違うのぉ……そんにゃ…はぁっ…そんな……はしたにゃい事ぉぉ……お願いして…んかぁ… ないのぉ……ない…ぁ…ないぃぃ……私ぃ……はぁぁっ……お兄しゃんがぁ……ひゃうっ…摘まないでぇぇぇ」 「あやせの…ちゅっ…ちゅっ…おっぱい美味しいぜ……じゅっ…じゅるるるっ…ずっとずっと俺がしゃぶり続けてやる」 「…あふっ…しゅ、しゅってもぉ……おっぱいでにゃいぃ……ぁひんっ……お兄しゃんの子供にあげりゅぅぅ… おっぱいぃ…おっぱいぃぃ……ふぁあっ…そ、そんにゃことしたらぁ……はんっ…にゃくなちゃぅ……ぇあんっ…」 「ぷっ…出ないのか無くなるのか…ぐぽっ……どっちなんだよ……じゅぱっ…じゅぱっ……」 ここまでの経過を見ると俺がSっ気発動してあやせを責め立てているように見えるかも知れない。 だが、俺だってイッパイイッパイなんだぜ。吸ってんのはオッパイだけどな。 ……いや、ホントに余裕ねーんだって。 だってよ、俺があやせを悦ばせる度に、あやせの膣がきゅうきゅう万力のように俺の肉棒を締め付けてきやがるんだ。 いや、きゅうきゅうだけならいいぜ。でも同時にドクドク吸い上げようとしやがるんだ。 オクラホマ大学の研究室だって、こんな吸引力のある竜巻は観測したことはねーんじゃねぇのってぐらいさ。 そんなわけで肉体的にはスゲー辛い。 じゃあ精神的には? もっと辛いんだ。あやせが可愛すぎてな。 快楽に身を任せていいんだ、っていっても、潔癖性のあやせはそう簡単には素直になれない。 っていっても、感じやすいあやせはもうトロトロなのが一発でわかる。呂律も回ってねえしな。 それでも一生懸命否定して、そのくせ俺を抱きしめる手はいっそう力が籠もってやがる。 なに、このミカエル!? こんなに愛おしくて、こんなに繊細で、こんなに健気な生き物が地上に存在していいの!?ってレベルだ。 「ほら、あやせ……あーん?」 「…あっ…あっ……ふぁ? ……へほっ……にゃ……あーん? くちゅ……じゅぽっ…ほへぇ……お兄しゃん……くちゅっ……唾液……」 「今度はあやせの番だぞ?」 一方的に、あやせの口にめがけて唾液を垂らした俺は、 今度はあやせの唾液を飲もうと、形の良い唇に吸着する。 「じゅる…じゅるっ…ぬぽっ……んぐちゅっ……じゅるるるるるるるっ……」 酸欠寸前まで俺達は口を交え、お互いの体液を混ぜあった。 あやせの目は焦点が合わないまま、俺を見ている。 頬は力なく、しかし幸福を示すように弛んでいた。 「えへへ……おにいしゃん……んぁっ…きもちいいでしゅかぁ……はぁんっ…… 私とぉ…はぁん……えっちしちぇ……んぁぁっ……きもちいぃ? ……ひひゅぅ……」 「ああ、最高だ。あやせとのセックス最高だ!」 「はぁっ……私もぉ……ぁあんっ…しゃいこぅ……んぁぇ……せっくしゅ…ぁっ…きもちいぃ…… おにい……はぁんっ…あぁっ…ぁっ…おにいしゃんとの……ぁん…せっくすいぃ……んっ!!」 まさか真面目なあやせから「セックスが気持ちいい」なんて聞けるとはな。 いや、「俺とのセックスが気持ちいい」だよな。あやせはそうちゃんと伝えてきたんだ。 ああもう、俺って世界一幸せもんだろ! これ以上の幸せがあったら教えてみろよ!! なぁっ! 「あやせとのキスは最高だ。あやせの唾は甘ったるくてクラクラするし、あやせの舌は熱っぽくて病みつきだ。 それにあやせの整った顔が、かわいいほっぺも、瑞々しい唇も、水晶みたいに透き通った瞳も、 スッと伸びた眉も、流れるような艶やかな髪も、すぐ近くにあって、俺は心臓がドキドキしまくってる」 「はぁぁあんっ……うれしいぃ…あっんっ…うれしいでしゅぅ……おにいしゃんにぃ……んぁっ… ほめりゃれたぁぁ……ぁあんっ……かりゃだはぁ……身体は…ふぁ、どうでしゅか? …ぁんっ… 元専じょくモデりゅのぉ……身体ぁぁ……はひぃ…ぁっ…ぁっ…今はおにいしゃん…せんようっ!」 「最高に決まってんだろ! この細っこいうなじも、汗が溜まった鎖骨も、俺に絡みつく指も 俺の手にぴったり吸い付いて離れない、しっとり弾むおっぱいも、その先端のビンビンに勃起した桃色の乳首も 抱きしめたら折れちまうんじゃないかって思うような腰も、俺に突かれる度に揺れるお腹も ぷりぷりした小尻も、程よく肉がついた太股も、俺よか長いんじゃね?って思うぐらいの足も きゅっと締まったくるぶしも、喘ぐ度にピクピク丸まる足の指も、全部、全部最高だぜ!! そんで、これ全部俺のもんだ! 誰にも渡さねぇ、俺だけのもんだ!!」 「そうでしゅぅ…あんっ…あんっ……そうでしゅよぉぉ……はぁひっん……私はぁ……んっ…はぁっ… 全部ぅ……ぁっ…っん……じぇんぶぅ……おにいしゃんの……っぁあ……ものでしゅぅぅうう……ぁあっ」 「ああ…勿論、マン○コも最高だぜ。このギュウギュウ俺を締め付けてくるお前のマ○ンコ、最高だ。 お前の女子高生マン○コ、俺専用だからな。この美少女マ○ンコ、俺だけが使うんだ。俺専用の穴だ。 俺が欲しいときに、あやせマ○ンコ広げてチン○ポブッ刺してやる。お前が泣いて喜ぶまでブッ刺してやるからな! お前も欲しいだろ? 俺のチ○ンポ欲しいだろ? 好きなだけブッ刺してやるからな。 俺のチン○ポ中毒にさせてやるからな! 覚悟しろよ? 俺はお前の事大好きだから、覚悟しろよな!!」 「はぃい…っぁあっ……しましゅぅ……おにいしゃんのものぉぉ……わたしゅぃ…っふぁ…… 私にょぉ…ぁっ…女子高生マン○コォ……おにいしゃん専用っ……お兄さんのチン○ポ専用にゃのぉ…っ しぇん用の牝穴ぁぁ……っ……チン○ポ欲しゅぃ……おにいしゃんのぉ……くだしゃあいぃぃ…… だいしゅきぃ……っへぅん…大好きにゃ…おにいしゃん……お兄さん中毒ぅぅん……はぁあぇっ……」 エロゲのやり過ぎみたいな鬼畜セリフまで出てきやがったが、もう俺ダメかもしらんね。 自分でも自分がわけわからんことになっちまってら。 分かってるのは、俺があやせ大好きで、あやせ俺のもので、あやせ幸せってことだ。 そんなん、部屋に響くあやせの嬌声と、恍惚とした表情で十二分に分かるってもんだけどよ。 「あっ…あっ…っんぁ…ふっ……っなぃ……あんっ…はぁっ…はっ…はっ……」 「あやせっ…あやせっ…あやせっ!!」 あやせも俺に合わせて腰を振り、貪欲に快楽を求め、昂ぶりを高めていく。 悩ましげに響くあやせの佳音が、ベットに広がり揺れる長い髪が、陶器のようなきめ細やかな肌から匂い立つ香りが 一つ一つ俺の理性を剥がしていく。それはきっとあやせも同じなんだろう。 「くりゅぅ……なにかくりゅぅぅ……お兄しゃぁん……あちゅいのがぁぁ……はぁぁんっ……」 そうやって、隠すもんが何にもなくなると、俺がどんだけあやせのこと好きかって、それだけが残ってさ けど、あやせに虜にされた頭は上手く回らなくて、もっとあやせに伝えたいことがあるんだけど 言葉はみつかんねぇし、俺の相棒も限界だしよ、最後の1ページ、どうすりゃいいんだ? 笑顔でもみせるか? それで伝わるか? へっ……別に今全部伝えなくたって、これから時間は一杯あるんだからよ。 でも、それでも、この瞬間、精一杯あやせと繋がっていたい、愛し合いたいって思うのは、間違いじゃないよな。 「あやせ、好きだぜ! 愛してる!!」 「お兄さんっ…んあぁっ…お兄さんっ……好き…ぃ……っぁんっ…いくぅ……あっ…… ああっぁ゛あ゛ぁああっぁ゛ああ゛ぁっっぁぁぁ--------------!!!」 あやせが一際大きな嬌声を上げ、身体を震わせると 彼女の膣壁が大きなうねりを巻き起こして、俺から性を吸い尽くそうとした。 それにあがらう事などできる訳もなく、ゾワゾワっと、どっかの序章で終わった特撮ヒーローの如く 脊髄が引っこ抜かれるような、全身から魂が抜け出るような感覚と共に 俺はあやせの子宮目がけて性を吐き出した。 「ん……ふぅ…はぁ…くふ……っん……はぁ……」 余韻に浸っているあやせは、悩ましげにおとがいを奮わせて息を吐いている。 そんな俺の恋人を、俺はそっと抱き寄せた。 ……なんて余裕があるように振る舞っているが、心の中で俺は親父(の形をした俺の良心)に百回は殴られていた。 人様の娘さんを傷物にしただけじゃなく、中出しまでしちまったよ!っていうことな。 いや、傷物って言い方は、俺を選んでくれたあやせに悪いし 中出しの方は……最後の辺り、あやせの足がガッシリ俺の腰を掴んでいたような記憶がある訳だが…… 「ん……お兄さん……」 あやせが俺の身体に寄り添ってくる。 俺の悩みは、あやせの重さでアッサリと霧散していった。 ったく、俺の天使様ときたら…… なるようにしかならないかもな。俺はこの天使様を離すつもりはねぇし、天使様を泣かすつもりもない。 それだけ忘れないで持っていれば、いいんじゃないかってさ。 ぐううぅぅ…… そういや飯食ってなかったな…… ふと、胸にくすぐったさを覚えて顔を下ろすと、あやせが顔を埋めて笑いを堪えていた。 「……そんなに笑わなくてもいいだろ」 「そうですね……くすくす。ご飯、食べますか?」 頷くと、あやせは起きあがってベットから出ようとするが…… 「きゃっ……」 「おっと、危ねぇ」 「はう……何か、まだお兄さんのが刺さっているみたいです……」 上手く歩けないと言うあやせをベットに休ませて、俺は飯の準備をする。 夫婦茶碗を(ちゃんと洗って)置き直し、みそ汁はコンロにかけ 手作りのハンバーグはレンジでチンして暖める。 テーブルにあやせの手料理を並べていると、 これを作った本人はシーツにくるまったまま、器用に滑り落ちて床に座った。 普段のあやせが見せない、ものぐさな動きに笑いながらも シーツから覗く、未だ情交の残り香を残してほんのり赤みを帯びた足から目が離せない。 「……エッチ。やっぱりお兄さんは更正不可能の変態です」 「俺が視姦するのはあやせだけだぜ?」 「し、視姦っ……お、おぞましいこと言わないでください!」 「あーわかった、わかった、謝るからハシャぐな。みそ汁零れたら火傷するぞ」 「誰がはしゃいでいるんですか! もう……」 頬を膨らますあやせは、本当に愛くるしい。 以前と似たような会話、でもその言葉の中には別のものが流れている。 いや、本当はずっと前から言葉の中にはそいつが隠れていたんだろうぜ。 それがようやく、俺は見つけることができて、あやせは隠す必要がなくなった、そういう事だな。 ただまあ、こうやって互いに初めての情事の後に向かい合って食事となると なんか目を合わせづらくなって、むず痒い気持ちになるのは、しょうがないと言えばしょうがないよな。 「……お兄さん、お風呂入りたいです」 食事を終えて、照れくさいながらもまったりと時間を過ごした後、 あやせがそんなことを言い出した。 まあ、いつまでもシーツにくるまってる訳にもいかないし 俺の精液がついたまま服を着るのもイヤだろう。 「ん……じゃあお湯を落としておくか」 「そうじゃなくて……お風呂に入れてください」 「誰を?」 「私を、です」 「誰が?」 「お兄さんが」 「なんで?」 「だって……立てません。お兄さんのせいで……」 本当に立てないのかも知れないが、七割方、俺に甘えているんだろう。 そういうあやせを見るのは新鮮で、なんだか嬉しくもあった。 人の面倒を見るのが嬉しいってのは、根っからの兄貴体質なのかも知れない。 まあ、こうやってこれからどんどん新しいあやせを知っていくのかもな……なんて あやせを抱っこしてお風呂に向かいながら思った。 その後、健全な男子である俺がお風呂であやせの身体を見て興奮しない訳がなく さっそくお風呂場で、恥ずかしながら俺のミノタウロスを手コキするという 新しいあやせの姿を知ってしまうことになったのだが。 「お兄さんはケダモノです」 「はい、すみません……」 長い入浴時間を終えて、再びあやせを抱っこして部屋に戻る。 あやせは自分用のシャンプーやらなんやらを揃える必要がある、みたいなことを呟いていた。 そういや風呂場にはなかったな、あやせ用の生活用品。 「シーツも洗わなきゃな……」 「ダメです。これはお兄さんと初めての記念に私が保管しておきます」 ……ちょっと怖いです、あやせさん。 「いいですか、お兄さん? 私はお兄さんのせいで歩けません」 「はいはい。次は何をすればいいんだ?」 「むー…何ですか、それは。まるで私がお兄さんの弱みを握って、ワガママ言っているみたいじゃないですか! 私はただ、今日はお兄さんの家に泊まりますって言おうとしただけですよ?」 「いいのか? 門限あるんだろ」 「……お父さんとお母さん、説得してくれますか?」 「する」 即答するとあやせは目を大きく見開いて…… 「な、泣くことはないだろ……」 「だって、お兄さんが私との交際を真剣に考えてくれているんだって、わかって……」 「遊びでお前を抱いたりしねぇよ」 「そんなことしたらブチ○します」 「物騒だな、おい! ……ほら、携帯貸してくれ。親父さん説得してみるから」 確かあやせの親父さんは代議士だったか? 俺の親父と同じぐらいに威圧感もあるんだろうし、さらに弁も立つんだろうな…… つーかそれ以前に娘をかっさらっていく男には誰だって敵対心剥き出しだろうよ。 俺と親父、揃って桐乃が彼氏(偽)連れてきた時にアレだったからな。 まさか今度は俺が御鏡の立場になるとはなぁ…… 「お兄さん? やっぱり私がお父さんに……」 「それ以上言うな。俺を情け無い男にするんじゃねぇっての」 「そうですよね……次は桐乃にも報告しないといけないし……」 あー……なるほど、それを聞いたらあやせの親父さんが中ボスに思えてきたぞ。 状況はちっとも良くなってないけどね!! 「ふぅ……なあ、あやせ」 「なんですk……んっ?!」 俺はあやせにキスをする。キスといってもディープな方じゃないぞ? これは、まあファンタジックに言えばおまじないみたいなもんだ。 「お前がしてくれることは、これで充分だよ」 あやせが頬を染めながら、はにかむのを見届けると 俺は携帯電話の通話ボタンを押した。 おしまい
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「ただいまー!」 「よう、おかえり」 「今日はギルド会議だって聞いて早めに戻ってきたけど、まだ大助は来てない?」 「来てないっつーか、ゲーム作るのに忙しいから行けないとか言ってたぞ」 「ふーん、じゃあ2人でやるの?」 「正直やりたか無いけど一応やっとくか」 「私はいいけど、ネタはあるの?」 「今回もこうなんじゃないかと思って用意してきた」 「苦労してるねえ」 「いつか一人でやるんじゃないかと思えるよな」 「そうなったら書く方が困るからそれは無いと思うよ」 「…リズムもたまにわからないこと言い出すよな」 「それで今日はどんなネタ?」 「後で大助にも聞かせるつもりだがやっぱりここは”新人”の獲得をと思っている」 「獲得ってまた大げさな」 「ここまで4人でやってきたが」 「4人でやってたことの方が少ないよね」 「もう一人居た方がにぎやかになるはずだ」 「あれだよね、もう少人数でやってるのが疲れたんでしょ」 「ぶっちゃけそう、まだ6回目だぞ?連続2回も2人でやってるってのはおかしい気がしてな」 「でもそんな簡単に言って、アテはあるの?」 「あるにはある、が大助と向こうが納得するかどうか」 「ちなみにその人のジョブは?」 「キャラクター的にも新しい方がいいと思ってメイジを探してきた、エレメンタルマスターをやっている」 「新しいけど、メイジなんだ…」 「ああ、でもこのメイジ以外候補がいなくてな」 「簡単に言うと、俺達は大助のプレイキャラだから大助の苦手なメイジをここに出すのは難しいんだ」 「だから最初不安がある感じだったんだね」 「しかも、大助のチームのスシボンバーの方でもアラドをやる人が少ないから後衛は厳しい」 「じゃあ駄目じゃないの、それって」 「駄菓子菓子」 「ですしおすし?」 「日本語でおk、だがしかしそのメイジには面白い特徴がある」 「へえ、大助が気に入りそうな感じ?」 「聞いて驚け、なんとそのメイジはアバターを未装着でプレイするという縛りプレイをしているらしい」 「それはちょっと・・・」 「何、駄目か?我ながらいい所をついてきたと思ったんだが」 「クローンアバターがあるならともかく、アバ無しは普通に無理だよ」 「やっぱり…だめか」 「キャラクターとしてはいいかもしれないけど、それはゲームの方に影響が出るから…」 「そうだよなあ、メイジは駄目かあ」 「まあまあ、これからも新ジョブは増えるから気長に待とうよ」 「シーフか、早く新しい仲間が来て欲しいな」 「いつまでもこのメンバーじゃ飽きられちゃうからね」 「誰にだ?」 「さあ?誰だろう」 「…まあいいか、しかし今回の話、落ちが無いな」 「いつも通りぐでって終わりです、またねー」 「気晴らしにハーメルンでも行くかあ」 「しゅっぱーつ」
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【登録タグ 曖昧さ回避】 曖昧さ回避のためのページ 田中Bの曲月がない街/田中B Guianoの曲月がない街/Guiano 曖昧さ回避について 曖昧さ回避は、同名のページが複数存在してしまう場合にのみ行います。同名のページは同時に存在できないため、当該名は「曖昧さ回避」という入口にして個々のページはページ名を少し変えて両立させることになります。 【既存のページ】は「ページ名の変更」で移動してください。曖昧さ回避を【既存のページ】に上書きするのはやめてください。「〇〇」という曲のページを「〇〇/作り手」等に移動する場合にコピペはしないでください。 曖昧さ回避作成時は「曖昧さ回避の追加の仕方」を参照してください。 曖昧さ回避依頼はこちら→修正依頼/曖昧さ回避追加依頼
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156 名前: NPCさん 2005/07/25(月) 00 10 36 ID ??? 学生サークルの話 サークルで夏にちょいとでかけて旅先でゲーム三昧する予定なのだが 集金日にAが青い顔してやってきた 金が足りず、足りないぶんをパチンコで増やそうとしてすってしまったらしい(パチははじめていったらしい) 普段から飲みには不参加、毎日バイト三昧でめったに遊べないような奴。急にバイトがはいってキャンぺーンを欠席する感じ 服はユニクロ、ルルブもかわないような感じで、まじめに金がないっぽい 今回、彼のルルブ(OBのお下がり)を担保に金を貸してことなきをえたが、この先、どうすればいいのか 一歩対応を間違えると俺らもこまったちゃんだしなぁ あと、たまにプレイ中に居眠りをしたり(すぐ目覚める) サークルで飯食ってると青い顔して何杯も飯を食い続けたりする(腹痛いといいながら) しばらくサークル離れて養生するよう忠告すべきなのだろうか… スレ77
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http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1316537661/266-269 「あんっ、あっ……んんっ…」 桐乃は満員電車の中、痴漢されていた。おっぱいを揉みしだかれ、あそこを弄られ、喘ぎを堪えるのに必死だ。 だがどことなく喜びの響きが感じられる。気のせいではないだろう。こうして痴漢されるのは初めてではなく何回も経験があった。それも同じ車両、同じ時間帯だ。 桐乃は時間帯をずらしたり、別の車両にかえたりしないのはこの行為に性的な興奮を感じているからだ。 先日はついに挿入まで果たした。今だ顔も知らぬ男性に処女を捧げたのだ。 「はぁはぁ…」 今日も電車の中で絶頂を迎えた。 顔も知らぬ男性が遠ざかる気配が感じられ、桐乃も隣の車両に移動する。しばらくすると目的のホームに到着した。 車両を降りると 「あ、お父さん。」 必ず二つ隣の車両に彼女の父親、大介がいる。 桐乃は声をかけ一緒に帰宅する。帰宅する道すがらいつも桐乃は思うのだ。 もしも、父が同じ車両にいて、自分たちの行為を目撃されたら、と。 警察官である父ならば間違いなく、未だに顔も知らない処女を捧げた男を逮捕するだろう。 いや、その場で殴り倒すにちがいない。 だが、娘がその男との行為を楽しんでいたと知ったらどうなるのだろう? そう考えるだけで背筋がゾクゾクと冷たくなり、えも言われぬ背徳感に震えるのだった。 大介も同じことを思っていた。 公僕の身にありながら、そして年頃の娘を持つ父でありながら、娘がいる電車の中で娘と同じ年頃の少女に猥褻な行為を行うとは。 顔はまだ知らないが後ろ姿は自分の娘にそっくりだ。 娘のいる車両とは違うため娘ではないが、もしうっかり娘がいつもと違う車両に、それもいつも自分が痴漢行為を行う車両にいた場合はとんでもないことになる。 ああ、しかし、あの娘は完全に痴漢行為を悦んでいるな。はじめは抵抗するそぶりがあったが今では従順だ。 なんせ大介のペニスを後ろ手にズボンの股間から出させ、自らの生殖器に入れるようになったのだからな。 しかも、桐乃と制服が同じところを見ると中学生でありながら生粋の痴女だ。 もしかしたら桐乃の知り合いかもしれないな。 桐乃はティーン向けの読者モデルをしており、若い娘は好きなモデルと同じ恰好をしたがるという。 つまり、この痴女中学生は桐乃のファンということになり、桐乃よりも学年は下ということになるかもしれない。 中学生1年生であるかもしれない。 たった数ヶ月前はランドセルを背負っていた?おいおい。しっかりしろよ、大介。そんなことあるか。 だがないとも限らないな。 大介は前を歩く愛娘を眺めなながら思った。 お互い全裸になっておもいっきりラブホのベッドの上で抱き合えたらどんなに素晴らしいことだろう。 生で挿入して、全力で腰をふり、唇を貪り、舌を絡めながらあらん限りの淫猥な言葉攻めを行う。 ムクムクと股間が膨らむのを感じる。娘が振り向いたら完全にアウトだ。 そう考えるだけで背筋がゾクゾクと冷たくなり、えも言われぬ背徳感に震えるのだった。 そして、翌日、桐乃は見知らぬ男と顔を合わせた。 そして、大介も見知らぬ少女と顔を合わせた。 そして、桐乃と大介は物凄く気まずい関係となった。 もとから年頃の桐乃は父親と親しい間柄ではないがまさか父相手にいかがわしいことをしていたことを知られてしまい、合わす顔がなかった。 大介も実の娘にレイプまがいのことを何回も行った事実に愕然とし、うちひしがれた。 だが、翌週の休日には高坂家でとある光景が目撃されている。 高坂家の長男とその母親が出かけたあと、いつもは開けてあるはずのカーテンが長女とその父親によってことごとく閉じられ、 しばらくすると両親の寝室にぼんやりとした明かりが燈され、やがて消え、真昼間だというのに浴室の明かりがつき、その磨りガラスごしに二つの人影が確認されたという。 そして、外出していた高坂家の母親と息子は自分達の住む街から何駅か遠くにあるホテル街で目撃されたが特に深く考える必要はない。 そして、数ヶ月後。 未成年の女の子たちと引率役と思われる中年男性がレンタルしたコテージを利用するのをアルバイトの山橋虎之助は目撃した。 名簿を確認すると詳しい内訳は女子高校生四名と女子中学生三名に小学生一名に中年男性一名だ。この男性は女子中学生の一人の父親だという。しかも警察官だ。 最近、中学生教師3人が引率役として女子中学生10人と泊まりがけのバーベキューを行い、その席で酎ハイを回しのみさせたという事件が発生している。 なんでもその中学は共学であるにもかかわらず、教師たちは男子を誘わず、しかも学校側に報告せずにこのイベントを行ったという。 完全に乱交している。山橋はそう確信していた。 少女7人を引率する警察官の男性も少女たちだけで泊まるのは危険があると判断し、監督役として参加しているのだという。 山橋は少しでも不埒な考えが脳裏に過ぎったことを恥じた。 「あ、カバンのチャックが開いてますよ」 山橋が指摘すると男性は慌てた様子でチャックを閉めた。一瞬、バイブっぽいものが見えた気がしたがきっと気のせいだろう。 山橋が雑務をこなしているととてもいい匂いがしてきた。バーベキューだ。 あの女の子たちの一団が野外での食事をにぎやかに楽しんでいる。 すると黒髪の女の子の一人が引率の男性の口元にソースがついていると指摘し、なんとペロリと舐めたではないか。 きっとその女の子はその男性の娘に違いない。なんとも仲のいい父娘だ。 山橋は、貸し風呂からあの一団が出てきたのを目撃した。ここには男女別にちゃんとした大浴場はあるが家族で利用出来るように貸し風呂がいくつかあった。 彼女たちが利用していたその貸し風呂はとても広く、透明度も高い湯だ。また露天風呂でもあり、大浴場とは違った風情を楽しめる。 それに他の客もいないため、気兼ねなく浸かれることも大きな魅力だ。 風呂上がりの女の子たちを見ていると最後にあの男性が出てきたのには驚いた。 湯はクリアーでタオルを浸けるのを禁止した貼紙もしている。 つまり、その忠告に彼等が従っていたのならその男性は自分の娘はともかくとして、その友達のまだ未成年の未成熟な裸体を眺めたことになる。 そして、彼女らは中年の異性の一物をまじまじと見たことになる。 ここに来て山橋はとある疑念に駆られた。 そして、山橋は今日の仕事が終わったあとに自分の下宿先には戻らずにあの一団のコテージにそっと近づき、壁に耳を当てた。 すると ヴィィィィィィィンと振動と「あっ、あっ、あっ、あっ…んんっ…」という喘ぎ声が伝わってきた。 他には、パチンパチンと鞭のようなもので叩く音と男性の下の名前を呼び捨てにしてご褒美という名目で舐めさせるやりとりが聞こえた。 さらに「うふふ、この○○○はだれのでしょう?あてて見てくださいね」というあの女子小学生の声がする。 「お父さんの●●●さいっこぉぉぉぉ!!うはぁぁぁぁ!」 「あたしの親友に中だしするのならあたしに存分に出しなさい」 「もしも~し、ねぇ、きょうちゃん、今、あたし何してると思う?」 「うへぇ、マジやべぇ、完全に中にでてるよぉ、責任とってもらうかんな」 「あら、もういっちゃうの?あたしより先にいくなんて嘆かわしいわ」 「あはは、相変わらずのマグロっぷりですな。…きゃあっ、そこはわたくし弱いんですのっ」 「うへへへ、中年男性の太い●●●~これがアナルに入ってるわぁ~」 山橋は確信した。 中学教師3人は絶対に乱交したのだと。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/660-668 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第010回 「うぐっ……ひっぐ……ふぐっ……ひぐっ……ぐすっ……」 射精の後、桐乃は本腰を入れて泣き始めた。未だ陰茎を挿入している俺を押し遣ろうとはしないものの、顔を両手で覆い、涙を止める気配がない。俺としても多少は気まずいが、エロゲやその後の行動から桐乃が俺を慕っていることは間違いない。ここは今後の為にも優しく宥めて完全に堕としておいた方がいいだろう。 「悪かったな。でもな、俺はお前のことが好きだから我慢できなかったんだ」 諭すようにそう言ってやると、桐乃はゆっくりと覆っていた手を下げ、涙を流しながら俺を見つめてきた。真意を探るかのように少しだけ目を細めている。 「……あたしのことが、好き?」 「ああ、好きだぞ」 「……ほんとに?」 「本当だ。だからもう泣くな」 顔を近づけて目尻の涙を舌で舐め取ってやると、桐乃は徐々に泣くのを止め、少しずつ顔に笑みを浮かべ始めた。もう一声というところか。 「好きだからこそ途中で止められなかったんだ。けど、お前にしてみれば、好きでもない俺とこんなことになって、辛くて嫌だったよな。本当にごめんな」 俺の言葉に桐乃は一瞬呆けた表情を浮かべ、次いで恥ずかしそうに微笑みながら首を小さく横に振った。 「あ、あたしも、兄貴のコトね、好き……」 躊躇いがちにそう言うと、顔を上げて目を閉じ、唇を差し出してきた。キスして欲しいということだろう。これで和姦も成立したことだし、止めを刺しておくべきか。俺は桐乃の頬に手を添えて短いキスをし、もう一度言ってやった。 「大好きだぞ、桐乃」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第011回 「どうだ? まだ痛いか?」 「んくっ……何とか……ああっ……大丈夫そう……んあっ……もう平気かも……」 桐乃はそう言って笑って見せた。現在は二回戦目。桐乃はベッドの上で胡坐をかいた俺に正面から抱っこされている。嫌がる素振りは全くない。座位の状態で秘所を貫かれ、時に顔を歪めながらも、全てを俺に任せたままだ。まだ絶頂を得るほどの快感はないらしいが、現在この家に住んでいるのは二人きり。この先いくらでも十四歳の未成熟な身体に快楽を叩き込む時間はある。 「でもな、痛い時はちゃんと言えよ?」 「はんあっ……ありがと……でも平気……んふあっ……速くしてもいいよ……くふあっ……」 俺の背を抱きながら桐乃はそう言うが、まだ辛そうだ。俺は乳房をそっと撫で上げながら、半勃起した乳首を親指の腹で擽ってやった。少しでも快感を与え、肉悦に目覚めさせてやりたい。 「ふうあっ……やだっ……んはあっ……くすぐったいよ……はうあっ……ダメっ……」 うっとりと目を細めて首と肩を竦ませる桐乃を見ながら、俺は少しずつ腰の動きを速めていった。段々と尖っていく乳首の様子、甘ったるい桐乃の体臭、切なそうな喘ぎ声、後ろに回している手の中の尻たぶの滑らかな感触。一つ一つを確認する度に陰茎が昂ぶっていく。 「桐乃、少しぐらいは気持ちいいか? もしそうならちゃんと言ってくれ」 「あっああっ……うん……ふうんあっ……ちょっとは……はうんあっ……気持ちいい……」 「もっと気持ちよさに集中して。どこが気持ちいいのかもちゃんと言ってくれ。こことかどうだ?」 乳房を弄んでいた手を秘所へと移し、俺は陰核を指先で軽く擦ってやった。途端に桐乃は俺の身体にしがみ付き、小さく腰をくねらせ始めた。 「ふううあっ……そこヤダぁ……んくふあっ……ダメぇ……はんああっ……そこダメぇ……」 どうやらいきなり大当たりを引いたようだ。一度放った精液とは別に、膣内が濡れてきているのが判る。陰核に当てた指の動きを加速させながら、俺は桐乃に問いかけた。 「ダメなんて言わないで、気持ちよかったらそう言ってくれ。クリトリスがいいんだろ? そう言ってくれ。クリトリスが気持ちいいって」 「はうああっ……ヤダ言えないぃ……あんんあっ……そんな言葉ぁ……」 「ちゃんと言ってくれ。大好きな桐乃の声で聞きてえんだ」 大好き、という言葉に力を込めて言ってやると、桐乃は身悶えしながら虚ろな目になり、やがて指示に従った。 「あくうああっ……ク、クリトぉ……んくふうあっ……クリトリスがぁ……ふくうふあっ……クリトリスが気持ちいいっ……あくふうああっ……クリトリスが気持ちいいっ……」 犯されながら淫語を口にする妹を前に、俺の一物は限界寸前だ。そろそろ二回目の放出といこう。この様子なら桐乃を高みに導くこともできそうだ。 「桐乃、そろそろ出すからな。お前もイく時はちゃんとオマンコイくって言うんだぞ?」 「ひううああっ……嫌あっ……あうふああっ……そんな言葉ヤダあっ……」 俺は桐乃にキスをしてやってから、その耳元で甘く囁いた。 「ちゃんと言ってくれ、桐乃。大好きだから」 言い終わると同時に膣内に再度精液を吐き出し、桐乃の陰核を強めに擦ってやる。 「ひあくうはあっ……熱いぃ……んくひうああっ……オっ、オマ、オマンコイくうううう!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第012回 桐乃の処女を奪った翌日と翌々日、俺は学校を休み、桐乃も休ませた。理由は桐乃の調教をする為だ。まずはキスと愛撫と性交だけを延々と続け、性感を開発してやらねばならない。桐乃の部屋で、俺の部屋で、リビングで、風呂で、家の中の様々な場所で桐乃の膣に中出しの心地よさを教え込み、同時に淫語も覚えさせることができれば、試験勉強なんかどうでもいい。 「おら、ちゃんと言えよ。何をされてどこが気持ちいいのか、言ってみろ」 「んはうあぁ……兄貴のぉ……あひゃあぁ……オチンポぉ……ひうふあぁ……入れられてぇ……ふうんあぁ……あたしのオマンコがぁ……はうんふあっ……気持ちいいのぉ……」 俺の部屋のベッドの上、四つん這いになって後ろから犯されながら、桐乃は俺の指示に素直に従って淫語を口にしている。生意気な妹と言っても相手はたかが十四歳の少女。性交も淫語も一旦受け入れてしまえば後はどうにでもなる。重要なのは俺との性行為を愛情の証と勘違いさせ続けてやることだ。処女を奪ってから既に四十八時間が経過し、桐乃は膣に通算二十一回の精液を浴び、自身もその回数以上の絶頂を迎えている。当初は無理矢理に使い過ぎた膣を痛がり、恥じらいの表情を浮かべていたが、現在では快楽に溺れて顔も身体も弛緩し切ったままだ。もはや俺専用の淫具と言っていい。 「そろそろ出すぞ、どこに欲しい?」 「あひゃうはぁ……オマンコぉ……んくひいあぁ……オマンコの奥ぅ……ふはうああぁ……熱いの好きぃ……ひんふわあぁ……大好きぃ……くひうおあぁ……あたしもイきそうぅ……」 「じゃあ、一緒にイけよ、ほら」 「んくはへああっ……熱いぃ……ひゃうふへぁ……染みてくるぅ……あくひゃあっ……熱くてイくぅ……ふあくふあっ……イ、イくっ、オマンコイくふううううっ!」 自ら尻を上下に振り上げて射精中の一物を根元まで咥え込み、桐乃は全身を小刻みに震わせた。背を逸らせたまま差し出した尻を気持ちよさそうにビクビクと揺らし、余韻を満喫しているようだ。やがて上半身をベッドへ倒れ込ませ、幸せそうに深く息を吐いたのを見届けると、俺は一物を引き抜いて桐乃の目の前へ差し出した。そろそろ次の段階へ進んでもいいだろう。 「ほら、桐乃。綺麗にしてくれ」 粘液に塗れた陰茎を見て桐乃は目を丸くしながらも、すぐに半身を起こしてティッシュの箱へと手を伸ばした。 「違うだろ? お前が口で綺麗にすんだよ」 「あ、あたしが? く、口で?」 「チンポに付いてんの、半分はお前のマンコ汁だろうが。責任とって綺麗に舐め上げろ」 桐乃は嫌々をするように首を振りながら後退った。開いた足の間から、精液を垂れ流している淫裂が丸見えだ。 「……む、無理、できない」 まあ、当然だろう。陰茎は根元まで精液と愛液で汚れており、この状態で初の奉仕が出来る訳がない。しかし最初のハードルが高ければ高いほど、後々面倒な手間が必要なくなる。俺としても譲る気はない。 「そうか、悪かった。もういい」 気落ちした振りをして寂しそうに言い、ベッドに腰掛け俯いて溜息を吐いてみる。案の定、桐乃は俺の背後に少しずつ近づき、躊躇いがちに言葉をかけてきた。 「そ、そんなに、その、して欲しい、の?」 「もういい、悪かった」 突き放すように淡々と言ってやると、しなければ捨てられるとでも思ったのだろう、桐乃は背後から俺に抱きつき、受諾の言葉を口にした。 「す、するから。お口でちゃんと綺麗にするから」 その口調にはまだ迷いがある。そうすることが必要なのではなく、自らそうしたいのだという気にさせなければ、俺の薄ら寒い演技に意味はない。 「お前は嫌なんだろう? 無理するなよ。もういいんだ」 背後の気配を確かめると、桐乃は俺の言葉を否定するように首を振っているようだ。畳み掛けるように俺はもう一度言ってやる。 「お前が嫌ならいいんだ」 「い、嫌じゃない。あたしがしたいの。あたしが綺麗にしたいの」 俺を抱きしめる手に力を込め、誓うように桐乃は言った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第013回 授業終了を告げる鐘が鳴り、教室がざわめき始めると、俺は着席したまま伸びをして凝り固まった筋を解した。桐乃と身体の関係を持ってから三日目、本日は登校している。桐乃の調教が順調に進んでいるということもあるが、流石に試験期間初日から休むわけにもいかない。 「きょうちゃん、なんだかだるそうだね。お疲れ気味かな?」 不意に、眼鏡をかけた幼馴染が近付いて俺の席のすぐ前に立った。声をかけてきたのは田村麻奈実。腐れ縁の地味な眼鏡っ娘だ。外見的にはそこそこ可愛い顔つきなのだが、如何せん地味で垢抜けない。残念ながら眼鏡を外したら超美人ということもない。部活動には所属しておらず、趣味は料理と縫い物。人当たりがよく友達は多いが、放課後に遊ぶような親しい友達は特にいない。普通、平凡、という称号がよく似合う、桐乃の対極に存在するような女だ。だが学業成績は割合に良く、時には家庭教師の真似事などをしてもらっていたりする。 「……まあ、色々とあってな」 疲れの原因は桐乃との性行為だが、話す訳にもいかず、適当に言葉を濁しておく。 「ところで試験勉強は進んでる? なんだったら一緒に勉強しよっか?」 俺の顔を覗き込みながら麻奈実が言った。優しく包み込むような眼差しだ。麻奈実には未だ一切手を出してはいないが、そろそろ幼馴染の味を楽しむのもいいかもしれない。以前から俺に従順なだけに、強く押せばどうにかなるだろう。今日はモデルの仕事が入っていて帰りは少し遅くなる、と桐乃から聞いていたこともある。 「……そうだな、頼む」 「ん、判った。じゃあ、わたしの家でやる? 新味の最中もあるんだ」 麻奈実の家は和菓子屋を営んでいるので、行けば菓子を喰わせてくれる。和菓子は特に好きではないが、正直、こいつん家の菓子ばかりは悪くない。とは言え、これから喰うつもりなのは菓子じゃない。麻奈実の家には家族がいて不都合だ。 「いや、俺が金を出すから、レンタルルームでも借りてやろうぜ。二人っきりで」 そう言うと、麻奈実は俺の思惑も知らずに嬉しそうに微笑んだ。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第014回 「ここ判んね。麻奈実、ちょっと見てくれ」 「んー? あぁ、ここはねー、この数式を、こういうふうに応用するの」 自宅の近所に新しく出来たレンタルルームの中、俺はソファーベッドに腰掛け、左隣に座った麻奈実に勉強を見てもらっている。部屋の設備はソファーベッドの他、教科書などを広げているテーブルとテレビ、ドアの向こうにはシャワールームもある。百六十分三五〇〇円という料金が安いのか高いのかよくは判らないが、その気になればラブホテル代わりとして充分に使える作りだ。 「ちゃんと聞いてる? こういう勉強は、毎日ちゃんと続けないと意味ないんだからね?」 ノートの上に愛用のシャープペンを走らせながら、麻奈実は少しだけ頬を膨らませた。制服の上から薄手の袖なしセーターを着ている為に、ニット地の盛り上がりで大凡の胸の大きさが把握できる。衣類の分を差し引いて八十五前後と言ったところだろう。桐乃よりは大きいが、実際にそうなのか確認でもしてみるか。 「なあ、麻奈実?」 「なに?」 「俺たち、もう十七歳だよな?」 「うん。えへへ、ずっと一緒だね」 「お前を犯してもいいか?」 「え、ええっ?」 麻奈実は目を丸くして、手にしていたシャープペンをテーブルの上に落とした。 「お前のマンコに俺のチンポを突っ込んでいいかって聞いてんだよ」 「ば、ばかっ、きょうちゃんのバカっ」 俺は顔を真っ赤に染めて離れようとする麻奈実を抱き寄せ、服の上から胸を揉んでサイズを確かめた。確かに桐乃より揉み応えがある。訂正、八十四か。 「わっ、わっ……」 自分のされていることが理解できないのか、麻奈実は目と口を大きく開け、俺にされるがままだ。さて、説得といくか。 「なあ、お前は俺とこの先も一緒にいたくねえのか?」 「でっ、ででっ、でもっ……」 狼狽えながらも麻奈実は俺の行為を拒まずにいる。決して嫌なのではなく、恥ずかしいだけだろう。付き合いが長い分、その心理状態は手に取るように判る。二人でいる時の視線や態度から、麻奈実が俺に対して幼馴染以上の感情を抱いているのは確実だ。とすれば桐乃同様、段階を踏めば堕とすのは容易い。 「相手がお前だから、お前のことが好きだからしたいんだ。なあ、いいよな?」 誠実振った口調でそう言ってやると、僅かに身を竦ませた後、麻奈実はぎこちなく頷いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第015回 俺を受け入れることを了承したものの、こんな場所では嫌だと麻奈実は言い出した。聞いてみると、もっと雰囲気のある場所なら例えラブホテルでもいいとのことで、要はムードのある場所での初体験を望んでいるらしい。気持ちは判らなくもないが、胸を揉み始めた時点から俺の陰茎は着々と準備を進めており、かと言って今からラブホテルに行くのも面倒だ。 「じゃあ、セックス以外のことなら、ここでもいいよな?」 「そ、それ以外って、な、なに?」 戸惑う麻奈実を前に、俺は手早く服を脱いで全裸になり、自らの勃起した陰茎を見せ付けるようにして扱き始めた。 「きょ、きょきょ、きょうちゃん?」 麻奈実は慌てて視線を逸らし、制服のスカートを握り締めた。 「何やってんだ、お前も早く脱げ。お前の身体に精液ぶっかけて、臭い付けすんだから」 「に、臭いって、そんな……」 「いいから早くしろ。ここで突っ込まれたいか? 俺は別にどっちでもいいんだぞ?」 「う、うう~、きょうちゃんのいじわる……」 文句を言いながらも麻奈実は制服を脱ぎ始めた。セーター、靴下、制服の上着、スカートと脱いでいき、真っ白なブラとピンクのショーツ姿になったところで、許しを請うように俺を見つめてきた。 「……こ、これじゃダメ?」 「当たり前だ。全部脱いで見せるんだよ。早くしねえと無理矢理マンコに入れちまうぞ?」 俺がそう言うと、麻奈実は全身を薄らと赤くしながら脱衣を再開した。ブラを取ってショーツに手をかけ、何度か首を振った後に思い切りよく下ろして足を抜き取っていく。裸になって一旦は腕で要所を隠したものの、やがて諦めたように溜息を吐くと、俺の前で直立不動となって全てを見せてきた。 「こ、これで、いいんだよね?」 麻奈実の言葉を受けて、俺は自慰をしながら観賞を始めた。それなりに豊かな乳房は碗型でふっくらと丸く、少しだけ桃色を帯びた乳首は勃起し始めているようだ。尻は大きいものの垂れ下がることなく張りを保ち、生え揃った陰毛は細く僅かに縮れ、室内灯の光を受けて淫靡な艶を放っている。 「ソファに座って足を開け。早くしろ」 拒否しても無駄だと思ったのだろう。麻奈実はソファに座るときつく目を閉じて顔を背け、俺の指示通り足を開いて淫裂を曝け出した。透明な液が微かに陰唇を濡らしている。俺は堪らなくなり、そこに亀頭を擦り付けた。 「ちょっ、きょうちゃん、やだっ、しないってっ」 「入れねえから、このままじっとしてろ。もう出そうなんだからよ」 先走り汁を秘裂に塗り付けながら膣口の位置を確かめ、そこに亀頭を固定する。 「出すぞ、麻奈実。処女膜にかけてやるからな」 「やだっ! 赤ちゃんができちゃうよっ!」 慌てて逃げようとする麻奈実を押さえつけようとしている内に、腰に力が入ってしまい、思い掛けず陰茎が膣内へと一気に入り込んだ。 「ひぎいいいっ! やだあっ! 痛いよおっ! ウソっ! 痛いっ! やだあああああっ!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第016回 そんなつもりはなかったにせよ、挿入した途端に俺は膣内に射精をしてしまい、それから麻奈実は虚ろな目をして喋らなくなった。よほどショックを受けたのだろう、呼びかけても返事どころか全く反応がない。一物を引き抜いて股間を拭いてやっている時でさえ、俺の方を見ようともせず、視線はどこか彼方を見つめたままだった。血と精液を拭ってから立たせてシャワーを浴びせ、服を着せてやっても様子は変わらず、完全に抜け殻となっていた。 俺は受付に行ってレンタル時間の延長をし、部屋に戻ってから改めて麻奈実に呼びかけた。数十分間、延々と名前を呼び続けていると、ほんの少しだけ瞳に光が戻り、麻奈実は無表情のまま俺を見つめてきた。 「……きょう、ちゃん?」 俺の名前を呟きはしたものの、相変わらず表情からは何の意思も感じられない。 「悪かった、麻奈実。そんなつもりじゃなかったんだ」 「……」 「本当に悪かった。ここで入れたりする気はなかったんだ」 「……もういい」 「よくねえよ、本当に悪かった。許してくれなんて言えねえけど、出来ることなら何でもするから。だから、しっかりしてくれ」 今回ばかりは演技とはいかず、俺は心底焦っていた。そんな俺と自分の服装とを麻奈実は呆けた顔で何度か見比べると、やがて薄っすらと笑みを浮かべた。正直、俺は麻奈実が狂ったのかと思った。それほど力なく悲壮な微笑だった。 「……しちゃったね」 「麻奈実?」 「……きょうちゃんとしちゃった」 「おい?」 麻奈実は変わらずに気の抜けた顔で薄く笑っていた。少しずつ正気に戻ってはいるようだったが、その様子は明らかにおかしく、俺は医者に連れて行こうと思い立った。まずはソファから立たせようと腕を伸ばしたしたところで、突然、麻奈実は俺にしがみ付き、肩を震わせながら泣き始めた。 「ひぐっ……きょうちゃん……ううぁ……きょうちゃん……うわあああああああああん!」
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稚内森林公園キャンプ場 わっかないしんりんこうえんキャンプじょう 北海道稚内市の市街地近くの稚内森林公園内にあるキャンプ場。 丘の上にあり、稚内が一望できる。 所在地 北海道稚内市 料金 無料 地図 より大きな地図で 北海道 を表示 2001年8月16日、17日、18日、19日 稚内の市街地からすぐ近くだが、丘の上にあり、かなり登る。 キャンプ場は、稚内公園のわきを抜けて、墓地を越えた奥にある。夜登ると暗くてこわい。見晴らしがいいので夜景はきれいだった。 3泊したが、何回も登ったり下ったり、大変だった。 お風呂は市街地の梅の湯と、野寒布岬の方にある稚内温泉童夢に行った。 買出しは市街地のスーパーで。 新しい靴のかかとをキツネに食いちぎられたし、朝ご飯のスパゲティーを持ってかれた。昔熊がでたこともあるらしい。食べ物などの管理に注意。 関連項目 2001年8月17日 2001年8月18日 2001年8月19日 2001年夏合宿 2001年夏合宿プレ この項目のタグ 2001年 2001年8月 2001年8月16日 2001年8月17日 2001年8月18日 2001年8月19日 キャンプ場 北海道 夜景 宿泊地 展望 稚内市 タグ「稚内市」がついた項目 梅の湯 / 国道40号 / 国道232号 / 宗谷岬 / 野寒布岬 / 氷雪の門 / 北海道道254号 / 稚内温泉童夢 / 稚内森林公園キャンプ場 タグ「キャンプ場」がついた項目 青木湖キャンプ場 / 我孫子市ふれあいキャンプ場 / あゆっこ村 / 内浦山県民の森 / 大多喜県民の森キャンプ場 / 奥養老バンガロー村 / 小田原市いこいの森キャンプ場 / 男山レクリエーションセンターキャンプ場 / 開田高原キャンプ場 / 笠森キャンプ場 / 桂沢国設野営場 / 蕪島キャンプ場 / 上川ファミリーオートキャンプ村 / 上島キャンプ場 / 烏川オートキャンプ場 / 雁の里ふれあいの森キャンプ場 / 川井キャンプ場 / 閑乗寺公園キャンプ場 / 木曽駒高原キャンプ場 / 金鶏山麓キャンプ場 / 巾着田 / 五箇山青少年旅行村 / 国設ぬかびらキャンプ場 / 御前山青少年旅行村 / 境港公共マリーナキャンプ場 / 坂田ヶ池総合公園 / 桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場 / 桜島キャンプ場 / サンコーハルナパーク / しべつ海の公園 / 四万十ひろばキャンプ場 / シラルトロ湖キャンプ場 / 知床国立公園羅臼温泉野営場 / しれとこ自然村 / 酸ヶ湯キャンプ場 / 須ノ川公園 / 清和県民の森 / 大房岬キャンプ場 / たけくらべ広場キャンプ場 / 田代スポーツ公園 / 橘ふれあい公園 / 西蔵王公園キャンプ場 / ネイチャーランドオム / 根浜海岸キャンプ場 / 野島公園キャンプ場 / 野尻湖高原キャンプ場 / 羽黒山キャンプ場 / 八幡平オートキャンプパークアスピア / 花はなの里キャンプ場 / 馬主来湖畔キャンプ場 / 氷川キャンプ場 / 美幌みどりの村 / 平瀬温泉キャンプ場 / 美女高原キャンプ場 / 普代浜園地キャンプ場 / 富津公園キャンプ場 / ふるさとの森森林公園キャンプ場 / 宝慶寺いこいの森キャンプ場 / 星と森のロマントピアそうま / 望洋台キャンプ場 / 牧キャンプ場 / 迷ヶ平キャンプ場 / みさき台公園キャンプ場 / 三島キャンプ場 / 道の駅かつら / 緑ヶ丘森林公園林間キャンプ場 / 南の池公園キャンプ場 / 妙琴公園キャンプ場 / 無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場 / 六ッ矢崎オートキャンプ場 / 茂岩山自然公園キャンプ場 / モヤヒルズ / 呼人浦キャンプ場 / ライダーハウスクリオネ / 龍泉洞青少年旅行村キャンプ場 / レイクサイドパークのとろ / ワイルドキッズ岬オートキャンプ場 / 輪島市営袖ヶ浜キャンプ場 / 和知野二瀬キャンプ場 / 稚内森林公園キャンプ場 / 匠の里キャンプ場 / 藍住町グリーンスポーツ施設緑の広場 / 長南町営キャンプ場 / 風の村オートキャンプ場
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