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【検索用 かってぃんくはい 登録タグ VOCALOID か めり 晴いちばん 曲 曲か 酒井秀和 鳴花ヒメ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:晴いちばん 作曲:晴いちばん 編曲:晴いちばん 映像:めり マスタリング:酒井秀和(アーティストページ) 唄:鳴花ヒメ 曲紹介 奪えてしまった~ 曲名:『カッティングパイ』 晴いちばん氏の11作目。 氏初の鳴花ヒメ歌唱楽曲。 歌詞 (YouTube動画概要欄より転載) 狙った笑顔で君を離さない 喰らった様に感じてる それならもう万々歳! 知らない過去も全部話して 残った今日の余白を 埋めればもう最高点 本音は至って単純で 本当の愛が足りてないのです 奪えてしまった 君の辞書から好きの二文字が 取り戻せないように切り分けて 忘れてしまった レガシータイプの好きの気持ちを 上書きできる代わりなんて 絶対にいないの 穿った角度で言葉交わして ドキッと飽和させたら思考はもうAFK 何でもイエスで肯定して ほんの僅かが味気ないのです 本音は至って単純で 本当の愛が足りてないのです 壊れてしまった 君の心を作り直して 底無しでも愛を散りばめて 溢れてしまった 満たされていく無邪気な心 背中を見せる死角なんて 絶対に無い 奪えてしまった 君の辞書から好きの二文字が 取り戻せないように切り分けて 忘れてしまった レガシータイプの好きの気持ちを 上書きできる代わりなんて 絶対にいちゃだめなの コメント 名前 コメント
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(A: HN管理人) そもそも開拓論理とはなんなのでしょうか。 私は創設者ではないので、創設者の言説から推測するしかないのですが、根本的な論理を抜き出すと 1、ポケモンの「個」を大切にする 2、好きなポケモンは絶対選出 3、好きなポケモンを集めてパーティ構築をする 4、「個」を大切にするためシングルバトルが基本となる 5、一匹でも戦える努力値振り となるのでしょうか。 有名な「役割論理」や「汎用理論」などと異なり、勝利するための戦術・パーティ構築論というより、「餓鬼論理」のようにポケモンバトルを行う上での個人的なポリシーに近いのかもしれません。 ただしネタポケとも違い、あくまで勝つためではあるけれどもポリシーは捨てないというスタンスなのだと思います。 さて、ここで問題となるのが我々開拓論者はどのように振舞うべきかといったことです。 わざわざ「開拓論理」と称するくらいですから、やはり単に好きなポケモンを使うだけではなく、一定の規範に基づいて戦うべきなのでしょう。 つまり、2好きなポケモンは絶対選出 ここが論理の肝となるのではないでしょうか。 とはいえ3好きなポケモンを集めてパーティ構築をするわけですから、どれを選出してもいいわけです。 そこで潜る前にパートナーとなる最重要開拓ポケモン(カケモン?)を一匹決めて、そのポケモンは絶対選出、残りの五匹から残りを選出するというやり方がポリシーと実際の対戦のバランスとしてちょうどいいように思います。 これにしたって相手が毒統一なのにこっちのパートナーカケモンが草単ということも起こり得るわけですから、簡単ではないはずです。 残りの1,4,5ですが私個人としては必ずしもシングルバトルにこだわる必要もないし、一匹で戦うことを前提とする必要はないと思います。例えばフラージェスの特性は二つともダブルバトル以上でしかはたらかないわけですから、フラージェスの「個」を生かすならダブル・トリプルバトルも視野に入れる必要があると感じるからです。 これに近いつっこみに対し創設者の方も否定はしておられなかったと記憶しています。 語法や一人称については、私はどうでもいいですが、細かく決まっていてもまた面白いかもしれませんね。 ――以上あくまで私個人の意見ですので、異論もあることでしょう。 コメントフォームを設置しますので意見を交換して開拓論理を開拓していきましょう。 またコメントフォームで収まらない場合、文章のアルファベットにアンカーをつける形で掲示板形式で討論していけばいいかなと考えています。 この文章の番号はA ですから 次に何かを書く人はB となります。HNも横に添えればなお分かりやすいと思います。 名前 コメント
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めん徳二代目つじ田★ つけ麺の美味しさを教えてくれた店。未だに一番好きなラーメン屋さんです。 二代目つけ麺をぜひ! ; RA-MEN ICHI 二郎系を好きになった原因のラーメン。 二郎系初めての人でも美味しくいただけます!にんにくは必須!! ;; 博多ラーメン赤のれん 都内で一番好きな博多ラーメン屋。 とんこつの濃さが絶妙に好みな味です。 ラーメンゼロPLUS★ その名の通り調味料0のラーメンゼロ。 胃がもたれてる時、海外から帰った時にほっと休まるラーメンです。 ゼロのスープも飲み干しがデフォルト。 ;; 八雲 ワンタンメンの有名店。 でも、普通のワンタンは別になくていいかな、という感じでした。 白の方が美味しいという噂ですが、黒でも十分あっさりしょうゆで美味しかった。 特にしょうゆ好きでない自分でも美味しいと感じたので、好きな人には本当に美味しいと思います。 土地柄からかオシャレなお客さんが多かったです。 ; AFURI 自分の中の塩ラーメンの概念を覆したお店。 さっぱりとしたスープは毎回飲み干してしまいます。 蔭山樓 中華屋さんですが、鶏白湯塩そばが美味しいのよ。 塩そばなんてうたってるけど鶏白湯がかなり濃厚で、こってり好みには◎ ; しぇからしか★ 学生時代ひどい時は週3で通った青春の味。 初めて本場の博多ラーメンを食べたのはここでした。 アクセスは曽根崎店が一番だと思うので大阪へ寄った時はぜひ。高菜トッピングが好みです。 ;;; ラーメン人生JET★ あやしい名前のお店だから、一見うまくないんじゃ、、、と思ってしまうが 鶏煮込みそばは秀逸!もっと早く知っていればもっと行けたのに、、、 ;
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アニメ化→ア ドラマ化→ド 映画化→映 ONE ワンパンマン(ア) モブサイコ100(ア・ド) クール教信者 小林さんちのメイドラゴン(ア) 小森さんは断れない!(ア) 旦那が何を言っているかわからない件(ア) 石田スイ 東京喰種(ア・映) 牛乳(河本ほむら) 賭ケグルイ(ア・ド) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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清水×清水(シミズのジジョウ)61 ~~放課後~~ ○ベリ女校門前 下校する女子生徒たち 生徒A「ねぇねぇ!あの人かっこよくない?的なー?」 生徒B「知らないの?ベリ高の夏焼さんよ!ヤバス…鬼ヤバス!」 夏焼が誰かと待ち合わせをしているように立っている 夏焼(えーと…No.273の梨沙子ちゃんだな) 顔写真と情報が載っている手帳を見ている夏焼 梨沙子「夏焼さん!」 夏焼「やぁ梨沙子ちゃん。いままで待たせてごめんね」 梨沙子「夏焼さんと会えるの…すごく楽しみにしてました!」 夏焼「うれしいね…じゃあ行こうか」 腕を組み歩いていく二人 清水×清水(シミズのジジョウ)62 ○喫茶Berry Fields 珍しく徳永と熊井の二人しかいない店内 熊井「清水は?」 徳永「用事があるとかで…バイトも休むらしいよ」 熊井「須藤は?」 徳永「なんか服がどうとかで…よくわかんねぇ」 熊井「夏焼は?」 徳永「デートだろ?手帳見て吟味してたから…」 熊井「菅谷は?」 徳永「皮膚科。」 熊井「嗣永は塾だよな…」 徳永「あのさ…俺マネージャーじゃないんだけど」 軽い沈黙が流れる 徳永「っていうかしばらく熊井と二人っきりかよ…」 熊井「……こっちのセリフだっつの」 清水×清水(シミズのジジョウ)63 ○ダンス部部室 暗い面もちで輪になっている5人… 部員B「…どうするよ?」 部員C「どうするよ?って何を?」 部員B「練習に決まってんだろ…」 しばし沈黙が続く 部員E「…なんか俺たち、キャプテンに頼ってばっかみたいでしたね…」 部員F「そうですね…」 部員D「んなこと言ってもキャプテンはいないんだ。とにかく着替えて準備運動しようぜ」 部員Dがロッカーを開けると中に封筒が入っている 封筒には『Dくんへ』と書かれている 部員D「これは…キャプテンの字だ!」 部員たち「えっ!?」 ほかの部員たちもロッカーを見ると封筒が入っていた 清水×清水(シミズのジジョウ)64 ○清水宅 清水「ただいまぁ。あれ?」 玄関に靴がないことに気づく清水 清水「佐紀ぃ?いないのかぁ?…あいつまた鍵かけ忘れて外出たのか…」 リビングに行くと親からの書き置きがある 清水「今日はカレーか…久しぶりに佐紀と食べたかったのになぁ…どこ行ったんだろ?」 佐紀のケータイに電話をする清水 《おかけになった電話は電波の届かない場所に…》 清水(電源が切れてる…もしかして!) 急いで家を出ようとする清水、玄関にチラシを見つける 清水(ピアノ発表会…?佐紀が出るのか?……そういうことか…) チラシを握りしめ家を飛び出す清水 清水×清水(シミズのジジョウ)65 ○部室 封筒に入ってた手紙を読み号泣している部員たち 部員B「キャ…キャプテンがこんなに俺たちのこと見てくれてたなんて…」 手紙には部員たちの一人一人別々に励ましの言葉と 上手なところや直すべきところが細やかにかかれていた 部員F「やっぱり俺たちにはキャプテンが必要なんですよ…」 須藤「失礼するぞ」 紙袋を持った須藤が入ってくる 部員C「…須藤さん」 須藤「お前たちの衣装だ…しっかり7人分」 部員E「7人分…」 須藤「どっかのバカから時間がないから2人分減らしていいと言われたがな…」 部員F「キャプテン…」 須藤「どういう気持ちでお前たちが清水を突き放したかは知らんが、 少なくとも清水はお前たちを心の底から信頼していたんだぞ」 部員C「俺達を?」 清水×清水(シミズのジジョウ)66 須藤「自分か骨折してる間も待ち続けてくれた信頼できる仲間だとな。 いつか恩返ししたいとも言っていた」 部員D「おれ…キャプテンになんてこと言ったんだ…」 泣き崩れる部員D 部員B「よし!キャプテンに戻ってきてもらおう!!! 許してもらえるかはわからないけど…」 須藤「あいつはキュー学に『正々堂々』なんていうような バカよりタチの悪いお人好しだ。大丈夫だろ」 部員E「じゃあ今からベリフィーに行って謝りに…」 須藤「今日は用事があるから休んでるらしいぞ」 部員C「そうか…じゃあどうする?」 部員F「じゃあ…この手紙に書いてあることを重点的に練習しませんか?」 部員B「うんそうしよう!『正々堂々』キュー学に勝つためにもな!!!」 着替え始める部員たち 須藤「フン!バカなところはキャプテンにそっくりだな・・・」 軽くほほえみながら部室を後にする須藤 清水×清水(シミズのジジョウ)67 ○皮膚科前 病院から出てくる菅谷 ケータイの電源を入れると即電話が鳴る 菅谷「おゎっ!…鈴木さん!?」 ケータイにはハートマークに挟まれて 『鈴木さん』 と表示されてる 菅谷「…もしもし?」 鈴木《菅谷くん?いまベリ高近くの公園にいるんだ…》 菅谷「えっ…どうして?」 鈴木《菅谷くんに…会いたくて…》 菅谷「…分かった。すぐ行くよ」 ○公園 ブランコに乗っている鈴木 鈴木「ウッ…グス」 泣きながらブランコに揺れている 清水×清水(シミズのジジョウ)68 ○帰り道 用事を済ませ喫茶Berry Fieldsに向かっている須藤 須藤「雨が降りそうな天気だな…んっ?夏焼?」 ファミレスの窓際で夏焼とベリ女の梨沙子が食事をしている 須藤(なに企んでんだあいつは…) ○ファミレス 机に大量の皿が並びもりもり食べている梨沙子 それを見ながらコーヒーを飲む夏焼 夏焼「見た目によらずよく食べるんだね…」 梨沙子「夏焼さんの前だから押さえてるんですけど…食べ過ぎですか?」 夏焼「いやいや…ところで、君のクラスに『清水佐紀』って子いるよね?」 梨沙子「佐紀ちゃんがなんですか?」 夏焼「彼女のお兄さんと同級生でね。似てるなんてよくきくからどんな子かなーって」 梨沙子「夏焼さん…佐紀ちゃんのこと狙ってるんですか?」 夏焼「ヤキモチかい?君がいるから大丈夫たよ♪」 梨沙子「うれしい♪でも佐紀ちゃんはダメですよ。最近彼氏が出来ましたから」 夏焼「彼氏?あー確かうちの高校の…」 梨沙子「えっ?ちがいますよ」 夏焼「違う?(嗣永じゃない…」 梨沙子「彼氏って言っても縁出駅で他校の男子と歩いてるのを見ただけです。 夏焼さんと同じ制服じゃなかったですよ」 夏焼「…その一緒に歩いてた男子って…もしかしてこの人?」 1枚の写真を見せる夏焼 梨沙子「あーこの人です!この人!」 夏焼「なるほどね…」 清水×清水(シミズのジジョウ)69 ○縁出駅地下街 塾が終わり喫茶Berry Fieldsに向かおうとする嗣永 嗣永「早く行かなくちゃ…あれ?」 9番出口の階段に座っている佐紀を見つける嗣永 嗣永「佐紀…ちゃん?」 佐紀「!嗣永さん!?」 嗣永「やっぱり佐紀ちゃんだー♪どうしたの?」 佐紀「いや、あの…人と待ち合わせをしてて」 嗣永「そうなんだ…あっ!そうだ!これあげる」 佐紀の横に座り菅谷が撮った写真を佐紀に差し出す 佐紀「あっ…Berryz宮殿の時の」 嗣永「うん、菅谷くんが撮ってくれた写真だよ」 悲しい目で写真を眺める佐紀 佐紀「嗣永さん…実は私…」 嗣永「知ってるよ」 佐紀「えっ?」 嗣永「ぼくのこと、そんなに好きじゃないよね?」 佐紀「どうして…」 嗣永「Berryz宮殿の時、あんなにお兄ちゃんお兄ちゃん言ってたんだもん… 背格好が似てるから清水くんの代わりにぼくを選んだのかなーって…」 佐紀「ごめんなさい…」 嗣永「いいんだよ!とっても楽しかったし!」 清水×清水(シミズのジジョウ)70 ○ファミレス前 お別れの挨拶をしている梨沙子と夏焼 梨沙子「全部おごってもらえるなんて…ありがとうございます♪」 夏焼「いいんだよ。今度はもっと…君のことが知りたいな…(パチッ」 夏焼のウインクに心を奪われる梨沙子 梨沙子「はぁい…」 夏焼「じゃあ、気をつけて帰るんだよ」 梨沙子「さよなら…」 フラフラしながら帰って行く梨沙子 夏焼「ふぅ…さて…」 須藤「のんきにデートとはな」 店から出てくる須藤 夏焼「やれやれ。ストーカーでも始めたのかい?須藤くん」 須藤「偶然通りがかっただけだ。お前がこのタイミングで ベリ女の奴とデートなんて裏がありそうだからな」 夏焼「まぁね…予想通り、佐紀ちゃんとキュー学の中島はつながってるみたいだね」 梨沙子に見せた中島の写真を須藤に見せる 須藤「なるほどな…Aが見た清水ってのは学ランを着た佐紀ちゃんということか」 夏焼「ダンス大会まであと4日。奴らは一気につぶしにかかる。 それを返り討ちにするフフ…フフフフ♪」 須藤「悪いクセが出てきたな…」 清水×清水(シミズのジジョウ)71 ○縁出駅9番出口 階段に座って会話をしている嗣永と佐紀 嗣永「佐紀ちゃんはお兄ちゃんが大好きなんだね」 佐紀、照れくさそうに頷く 嗣永「清水くんはすごいもんなぁ…ダンスもうまくてかっこいいし」 佐紀「……」 表情を曇らせうつむく佐紀 嗣永「あれ?どうしたの佐紀ちゃん」 佐紀「あの…私…」 バキッ! 鈍い音がした後佐紀に寄りかかる嗣永 佐紀「嗣永さん?……!!!」 そのまま佐紀の体を沿うように膝に頭を落とす嗣永。額からは血が流れている 佐紀「嗣永さん!?……キャ(ムグムグ」 何者かが悲鳴を上げようとした佐紀の口を押さえている。萩原だった 横には岡井が立っている 萩原「お迎えに来たでしゅ」 岡井「おいおい…なにも警棒で殴り倒さなくても…」 萩原「ベリ高の制服見たら血が騒いだからしょうがないでしゅ。 ついでに人質としてつれてくでしゅ」 岡井「ヤバい奴が作戦に入ったな…ったく」 嗣永を背負って歩き出す岡井 清水×清水(シミズのジジョウ)72 ○喫茶Berry Fields 携帯ゲームで時間をつぶす徳永 ただ腕を組んでじっと考え事をしている熊井 徳永「遅いね。みんな」 熊井「…まぁな…ところでお前、大江とはどうなんだ?」 徳永「なんでよ?」 ゲーム画面を見たまま熊井の話に応える 熊井「あの時ケンカしてたじゃねーか」 徳永「まぁ…なんとか誤解は解けて仲良くやってるよ」 熊井「そっか。よかったじゃねーか」 徳永「まぁね♪」 しばらく沈黙が続く 徳永「しかし熊井がそんな心配してくれるとはね…雨でも降るんじゃ」 熊井「もう降ってるぞ」 徳永「うそっ!?」 徳永が窓の外を見ると雨がザーザー降っている 徳永「マジで雨降ってんじゃん!天気予報アテになんねー!」 熊井「嗣永傘持ってないよな…迎えに行くか?」 徳永「俺たちも持ってねーじゃん」 またゲーム画面に視線を戻す徳永 カランカラーン フードをかぶったずぶ濡れの男が店に入りカウンターに座る 熊井「なんだあいつ?」 徳永「さぁ…雨宿りでしょ…よっしゃ!」 男を見ずゲームに夢中になる徳永 清水×清水(シミズのジジョウ)73 ○縁出駅9番出口 遅れて現れる清水 清水(キュー学がこの周辺で人と待ち合わせするときは 縁出駅の9・10番出口付近と決まってる…ドコだ…佐紀はドコだ…) 清水のケータイがなる。佐紀と表示されている 清水「(ピッ)佐紀?お前今どこに…」 中島《キュフフ♪》 清水「中島くん!?」 中島《久しぶりだね清水くん…君のかわいい妹はボクが預かったよ》 清水「なんだって!?」 中島《返して欲しかったら…》 清水「鬼座高校の体育館だろ。もう移動してるよ」 中島《えっ!?よくわかったね!》 清水「知ってるよ。キュー学の拠点なんだから」 中島《なら話が早い。このことは熊井たちには内緒ナリよ》 清水「わかった…じゃあ後で」 清水(…何がしたいんだ?) 清水×清水(シミズのジジョウ)74 ○ベリ高校門 満足げに学校を出ようとするダンス部部員たち 部員F「なんか俺たちめちゃくちゃうまくなった気がしますね!」 部員E「キャプテンの手紙のおかげだよ!明日見せたら驚くだろーなー」 梅隊「おい!」 ダンス部の前に梅隊が現れる 部員D「なんだおめーら?キュー学か?」 梅隊「まぁな。訳あってお前たちを病院送りにすることになった」 部員C「ま…マジかよ!みんな!」 逃げようとするが、すでに後ろに回り込まれている 部員B「…どうしてそこまで俺たちを目の敵にする?」 梅隊「知るか。俺たちは上に言われたことをやるだけだ」 ダンス部たちを追いつめる梅隊… 清水×清水(シミズのジジョウ)75 ○鬼座高校体育館 気を失ってる嗣永のケガした頭にハンカチを巻く佐紀 佐紀「ごめんなさい…嗣永さん(グス」 少し離れた場所で揉めてる中島、岡井、萩原 中島「なんで嗣永まで連れてきたんだよ。熊井に怒られるだろ!」 岡井「萩原にきいてくれよ!」 萩原「ただなんとなくでしゅ。人質が1人でも多い方が 向こうも条件がのみやすいでしゅからね」 中島「はぁ…もう!こうなったら1人2人増えてもかまわない! そろそろ梅隊からほかのダンス部員の連絡が来るだろうし…」 中島のケータイがなる 中島「おーきたきた!もしもし?」 《あーもしもし?…倒しちゃったんだけど》 中島「ご苦労ご苦労!こっちに来るナリ!」 《えーっと…どこだっけ?》 中島「鬼座の体育館に決まってるだろ!早く来るナリよ!(プチッ)ふぅ…」 清水×清水(シミズのジジョウ)76 清水「おーい!きたぞぉー!」 中島「おっ!思いの外早く清水が来たみたいだな…2人を隠せ!」 萩原が佐紀を裏へ連れて行き、岡井が嗣永に布をかぶせる 中島「キュフフ♪完璧な作戦が始まるケロ」 体育館の中に入ってくる清水 清水「中島ぁっ!佐紀をドコへやった!」 中島「キュフフ…ここにいるよ♪」 萩原が刃物を佐紀に突きつけて現れる。 佐紀「お兄ちゃん!」 清水「…佐紀っ!」 中島(刃物突きつけるとか指示してないんだけど…) 岡井「妹だけじゃないよー!特別ゲストの登場~♪」 岡井が布をはがすと気を失った嗣永が現れる 清水「嗣永!?なんでここに?」 中島「偶然いたから連れてきたんだよ。熊井たちには話してないね?」 清水「……ああ…佐紀と嗣永を返してもらおうか!」 中島「キュフフ♪返すには条件がある!4日後のダンス大会を辞退したまえ!」 清水「………いや、そんなこと言われても僕もうダンス部じゃないし…」 中島「えっ!?」 清水×清水(シミズのジジョウ)77 清水「僕に似た人がいたずらをしてね…濡れ衣を着せられて追い出されたんだよ」 中島「うそっ!?」 清水「まぁその似た人ってのは…佐紀!お前だろ?」 佐紀「………」 清水「分かってるんだよ。キュー学がうちのダンス部を潰すために佐紀と接触した」 中島「……(ゴクリ」 清水「佐紀に学ランを着せて偽物の僕を作り上げてAくんを路地裏に 連れて行ったり、僕の部屋にある合い鍵やビデオを盗ませて部室に入り込み 衣装を切り刻んだり…最終的に僕に濡れ衣を着せてダンス部を辞めさせる。 さすがキュー学1の策士だね!」 中島「よ、よく見破ったな!!すべてその通り!」 岡井(濡れ衣きせるとこまでは想定してなかっただろ…) 清水×清水(シミズのジジョウ)78 清水「君たちと佐紀が裏で組んでることは分かってるんだ…演技とはいえ その刃物は危険だから止めてくれないか?」 萩原「裏で組んでるとか知らないでしゅ。早く条件をのまないと…」 刃物の先で佐紀の頬をつつく萩原 佐紀「ひぃっ!!何もしないんじゃなかったんですか!?」 中島「いくらなんでもやりすぎナリ!」 岡井(それ清水が言うセリフだろ…) 清水「萩原、君が殺戮ピエロと呼ばれ恐れられているのは知ってる… 表に出てない悪行があることもね…」 萩原「それがどうしたんでしゅか?」 清水「…条件は飲めない…でも佐紀の代わりに僕が 君の『曲技』に付き合ってやる。佐紀をはなしてくれないか?」 ヒュッ! 清水「うわっ!」 萩原が飛ばしたナイフをかわす清水 佐紀「お兄ちゃん!」 萩原「言われなくてもお前は既に俺の遊び相手でしゅ。 ほら、大好きなダンスを見せてくだしゃい!」 知らないうちに無数のナイフを指にはさみ持っている萩原。 呆気にとられる中島と岡井 中島「ここまで来ると何言っても止まんないよね?」 岡井「うん…」 清水×清水(シミズのジジョウ)79 清水「おっ!うわっと!」 萩原の投げるナイフを避け続ける清水 萩原「雑魚チビじゃ避けるのがが限界でしゅね。 もう一匹の雑魚チビもノビたままでしゅし…あれ?」 気を失っていたはずの嗣永がいなくなっている 萩原「どこに行ったんでしゅか?」 嗣永「ここだぁ!!!」 背後から萩原のナイフを持つ手に飛びつく嗣永 萩原「なにっ!?このっ!」 嗣永「佐紀ちゃんを離せぇ!!」 佐紀「嗣永さん!」 棒立ちで観戦状態の中島と岡井 中島「やべ…嗣永に気づかなかったナリ」 岡井「俺も…カリ太頭がナイフ避けてるの見るのに夢中だった…」 萩原「ん゛っ!!」 嗣永を清水の前に吹き飛ばす萩原 萩原「雑魚チビの分際で生意気でしゅ!」 嗣永に向けてナイフを投げようとする萩原 清水×清水(シミズのジジョウ)80 清水「させるかぁ!」 バシッ! 清水がパチンコで発射した石が萩原の手に当たりナイフを落とす 萩原「ぐぁっ!」 清水「佐紀っ!」 萩原が手を痛がっているスキに腕をほどき清水の元に駆け寄る佐紀 佐紀「お兄ちゃん…ゴメンナ」 ガバッ! 佐紀の言葉を遮るように抱きしめる清水 清水「佐紀…怖かったろ?…ごめんな、助けるの遅くなって…」 佐紀「……ウウッ」 清水の胸に顔をうずめて泣く佐紀 萩原「くそっ雑魚チビのくせに…」 清水「僕たちは喧嘩が弱くてもちっちゃくても危険を覚悟して 熊井くんたちとつるんでんだ!雑魚チビなめんじゃねぇ!」 嗣永「そーだ!そーだ!なめんじゃねー!」 清水×清水(シミズのジジョウ)81 萩原「帰る」 不満そうにその場を去る萩原 岡井「めちゃくちゃして帰ってったなあいつ…」 中島「粋がってられるのも今のうちだケロ!」 清水「どういう意味だ!」 中島「実は先ほど梅隊がベリ高に行きダンス部の連中を病院送りにしたところだ」 嗣永「そんな!?じゃあダンス部は…」 岡井「カリ太頭一人…っていうかお前辞めたからゼロか!!アハハハ!」 中島「まもなく梅隊がここに駆けつける!3人とも同じ病院に連れてってやるナリ!」 清水「………」 佐紀「お兄ちゃん…」 嗣永「あわわ…どうしよどうしよ!」 体育館の外から足音が聞こえてくる 中島「キュフフフフ♪やってきたやってきた♪」 清水×清水(シミズのジジョウ)82 ガラガラ! 鉄の扉が開くと、そこにはびしょ濡れになった ベリ高の熊井、須藤、夏焼、徳永、菅谷がいた 徳永「残念だけど…梅隊はここには来ないから」 嗣永「熊井くんっ!」 熊井「嗣永!?お前なんでここにいんだ。ヌケサクてめぇなにしやがった!!!!」 中島「くっ…くくく…熊井っ!!!?清水!お前熊井たちに言ってないんじゃないのか!?」 清水「言ってないけど…知ってたみたいだよ。君の究極の作戦をね」 夏焼「抜けてる策士にしてはまぁまぁだけど…運が悪かったね」 須藤「『正々堂々』大会で勝負すればいいものを…情けない」 熊井「さぁて…久しぶりにナカジマくんをどうやっていじめて」 熊井を制止する菅谷 熊井「なんだよ」 菅谷「中島…てめぇだけはぜってー許さねえ!!!!」 中島に飛びつく菅谷 中島「ひぃっ!!!何ナリか!!?」 清水×清水(シミズのジジョウ)83 バキッ! 中島の胸ぐらを掴み顔にパンチを入れた中島 吹き飛ぶニット帽 中島「痛いっ!なにするナリか!」 菅谷「うるせぇ!…鈴木さん泣かせやがって」 2発3発と殴る菅谷 清水「何があったんだ?」 ~~1時間程前~~ ○ベリ高近くの公園 雨の中大きな木で雨宿りして菅谷を待つ鈴木 菅谷「鈴木さん!」 鈴木「…菅谷くん」 木の中に入り込む菅谷 菅谷「…どうしたの?」 鈴木「実は…ベリ高のダンス部にキュー学が嫌がらせをしているのに 佐紀ちゃんが絡んでるみたいなの」 菅谷「佐紀ちゃんが!?どうして?」 鈴木「菅谷くんに話しそびれたんだけど…佐紀ちゃん、 お兄さんがダンスをやってるのをあまりよく 思ってないみたいだったの…4人で話してたときも」 ~回想(29より)~ 菅谷「ピアノかぁ…清水くんもダンスうまいから音楽兄妹だな」 佐紀「あー…ダンス…あっ、嗣永さんは何かあるんですか?得意なもの」 ~~~~~~~~~ 菅谷「そう言われると…避けてるみたいだったね」 清水×清水(シミズのジジョウ)84 鈴木「それを私が中島くんや岡井くんに話したら、 私が知らない間に佐紀ちゃんを利用してダンス部に嫌がらせを」 菅谷「なんて奴らだ!…どうしたの?」 泣いている鈴木 鈴木「…全部私が悪いの!!私が中島くんに話をしたからこんなことに… 私のせいで佐紀ちゃんが…ウウッ!わーん!」 菅谷に背を向け大声で泣きだす鈴木 それを見て拳に力が入る菅谷 菅谷(……キュー学…許さねぇ!) 鈴木「私って…最低な女だね…」 菅谷「…違うよ」 鈴木の肩をつかみ自分の方に向ける菅谷 菅谷「鈴木さんは…全然悪くない!!悪いのは聞いた話を悪用した中島じゃないか!!」 鈴木「でも…」 菅谷「中島はどこにいる?」 鈴木「えっ?」 清水×清水(シミズのジジョウ)85 菅谷「教えてくれないか?」 鈴木「今はどこにいるか分からないの…でも、梅隊が中島くんの指示で ベリ高に乗り込んでダンス部の子たちを攻撃するってのはきいたわ…」 菅谷「どこまで最低な奴だ…じゃあそいつらから聞けばいいんだな。行ってくる」 その場を去ろうとする菅谷 鈴木「ダメっ!」 鈴木が菅谷の手を握り止める 鈴木「菅谷くんがケンカしてるところ…見たくない…」 菅谷「……」 振り返り鈴木を抱きしめる菅谷 鈴木「菅谷くん…」 菅谷「ごめん鈴木さん…おれ、鈴木さんのことが………好きだ! だから、鈴木さんを泣かす奴はどうしても許せない!」 鈴木「………うれしい」 菅谷「えっ?」 鈴木「やっと…言ってくれた…好きだって」菅谷「鈴木さん…」 鈴木「私も菅谷くんのことが好き…だからケンカするところ見たくないの…」 しばらく雨音だけが響きわたる 菅谷「…………ごめん」 雨の中を走り去っていく菅谷 鈴木「菅谷くん!菅谷くん!お願い!行がないでぇ!」 叫ぶが雨の音にかき消されその場にへたり込む鈴木 何かを思い出しケータイで電話をする 清水×清水(シミズのジジョウ)86 ○ファミレス 雨宿りのために店内に戻った夏焼と須藤 手帳にチェックを入れている夏焼 須藤「しかし…何人の女が彼女候補なんだ?」 夏焼「うーん、数えたことないね…」 須藤「まったく…お前の気持ちは分からん」 夏焼「僕には女が苦手で童貞くんな誰かさんの気持ちが分からないよ」 須藤「…悪かったな」 夏焼「ごめんねw須藤くんwww」 須藤「と、とにかく俺はお前と違ってケータイに女の番号なんて入ってないしな」 着信音『電話が来たにゃん♪電話が来たにゃん♪』 須藤のケータイからアニメ声の着声が流れた 須藤「うぁっ!!やばっ!」 夏焼「なに?その着信音…君らしくない」 須藤「これはだな…キュー学の鈴木さんからだ」 夏焼「…思いっきり女じゃないか」 ニヤニヤ顔の夏焼に見られないようにこっそりと電話に出る須藤 須藤「もしもし?…どうしたんですか?なにっ!?」 大きな声を出し立ち上がる須藤 ほかの客から注目されている 夏焼「なんだい?店の中で騒々しい…」 須藤「ダンス部連中が危ないだと!?」 夏焼「なんだって!?」 清水×清水(シミズのジジョウ)87 ○喫茶Berry Fields 熊井「・・・」 カウンターに座った男が気になる熊井 たいせい「注文は?」 男「注文はいいです…」 たいせい「なにしに来たんや?」 男「実は、ここでシミズという子がバイトしてるって聞いたんだけど…」 たいせい「残念。今日は休みや」 徳永「んっ?」 徳永、ゲームをやっていた手が止まる 徳永(…どっかで聞いたことある声だな) 男「遅かったか…どうしよう…」 かぶっていたフードを脱ぐ男。その横顔を見て驚く徳永 徳永「…うそだろ?」 立ち上がり男に近寄る徳永 熊井「おい、どうした?」 男の隣に立ち止まる徳永 徳永「…矢っくん?矢っくんだよね?」 その男の正体はキュー学の矢島だった 清水×清水(シミズのジジョウ)88 矢島「ん?…お前…ちぃ坊?」 徳永「そうだよ!ちぃ坊だよぉ!久しぶり!」 矢島「うわぁ!こんなところで会うとかドラマみたいだね!」 熊井「おい」 徳永「まだ続けてんのか?ボクシング」 矢島「もちろん!今日もジョギングのついでにここに来たんだ!」 徳永「すげーなー!お前もうアスリートだな!」 矢島「いやいやwまだまだ未熟者だよ!」 熊井「おまえら」 徳永「ところで、お前清水探してんのか?」 矢島「…知り合いなのか?」 熊井「おい」 徳永「知り合いどころか…子分、的な?」 熊井「おい!」 矢島「子分とか…まだ不良やってるんだ?」 熊井「おい!!!」 徳永「まぁ昔ほどじゃないけ…あでっ!」 しびれを切らして徳永にげんこつをかます熊井 清水(シミズのジジョウ)89 熊井「てめぇわざと無視してんのか?誰なんだよこいつは」 矢島(この人……もしかして) 徳永「いってぇ…こいつ幼なじみの矢っく…矢島だよ。 キュー学のボクシング部ですげー強いんだ」 熊井「キュー学だと?」 矢島「はじめまして、矢島です。その背丈とからして熊井くんかな?噂は聞いてるよ」 手を差しだし握手を求める矢島 熊井、しばらく矢島をにらみつける… ヒュッ! 熊井、矢島の顔に拳を一発入れようとする ピタッ! 熊井「!?」 気がつくと熊井の目の前に矢島の拳が止まっていた。 そして矢島は熊井の拳をかわしていた 一瞬の出来事である 矢島「ごめん…不意打ちされるとカウンターを 入れる癖がついてるから…何とか寸止めはできたけど」 熊井「てめぇ…」 間に入る徳永 徳永「おいおい!ここでやんなよ。たいせいさんに失礼だろ…スイマセンホント」 振り返り苦笑いでたいせいにペコペコする徳永 清水×清水(シミズのジジョウ)90 熊井「清水になんの用だ?まさかヌケサクに言われて殺りにきたのか?」 矢島「違うよ。その逆さ…あれ?逆なのかな?どう思う?」 徳永に訊く矢島 徳永「いやいや、まだ何もきいてないし」 矢島「ああそうか…実はキュー学の奴らがベリ高に乗り込んで ダンス部員をボコボコにすると聞いたんだ」 徳永「マジかよ!」 矢島「シミズって子は君たちとつながってて 助けを求められると困るから別のところに呼び出すらしい… その前に接触して話をしたかったんだけど…」 徳永「とにかく、ダンス部連中があぶねーよ!学校戻ろうぜ!」 熊井「いや…」 徳永「ん?」 熊井「俺はキュー学の奴が言ってること信用できねぇな…罠じゃねぇのか?」 徳永「熊井っ!」 矢島「いいんだちぃ坊…そう思われても仕方ない。ただ僕は ベリ高とキュー学の抗争が部活にまで及んでいることが 気に入らないだけなんだ…信じてほしい」 熊井「じゃあさっきのアレ…なんなんだよ」 自分の拳を目の前で止める仕草をしてカウンターのことを言っている熊井 矢島「それはいつもの癖で…その…」 熊井「信じてもらいてぇなら…一発殴らせろ」 矢島「…そんな」 拳を構える熊井 清水×清水(シミズのジジョウ)91 熊井「どうするんだ?」 ガシッ! 熊井「んっ?」 構えた拳の手首をつかむ徳永 徳永「熊井!頼む!矢っくんのこと信じてやってくれ!」 矢島「ちぃ坊…」 徳永「こいつ純粋…っつーかバカ正直だから嘘とかつけないんだよ!」 熊井「……」 徳永「それでも信じないなら…俺も殴れよ!」 矢島「……」 徳永「……」 拳をおろす熊井 熊井「……ったくしょーがねぇな。お前が真面目面で 俺に頼みこむなんてな。この雨、雪になるんじゃねぇか?」 徳永「くまいぃ…」 へたり込む徳永 熊井「おい!行くならさっさと行くぞ!」 徳永「ぐぇっ!」 へたり込んだ徳永の首根っこをつかみ無理矢理立たせると 店を出ていく熊井と徳永 矢島「ちぃ坊…羨ましいな。信じられる仲間がいて…」 たいせい「用事すんだやろ?注文せぇへんなら帰ってくれるか?」 矢島「えっ!?じゃあ…お水を」 たいせい「帰れ」 清水×清水(シミズのジジョウ)92 ○ベリ高校門 手足を縛り付けられ梅隊に立されているダンス部員たち 梅隊「一匹一匹かわいがってやるよ」 梅隊「同じ病室になるように祈ってろ!」 部員B(誰か…助けてくれ!) ドサッ 急に後ろにいた梅隊のひとりが倒れる 部員C「なんだ!?」 その後ろには鉄パイプを持った菅谷が 菅谷「中島はどこだ!」 梅隊「なんだおめぇ?」 菅谷「どこだと聞いてるんだぁ!」 鉄パイプを勢いで振り回す菅谷 梅隊「押さえろ!」 後ろからあっさり羽交い締めされる 菅谷「はなせ!はなせぇ!!」 梅隊「生意気な奴め。ついでだ!ダンス部の連中どもに このあと自分たちがどうなるかってのを見せてやろう!」 菅谷の手に持っていた鉄パイプを奪い取り 梅隊「せっかく持ってきてくれたんだ。これを使ってやる!」 菅谷の頭めがけて鉄パイプが振り下ろされる。 菅谷「!!」 清水×清水(シミズのジジョウ)93 ガシッ! 振り下ろした鉄パイプを素手で掴んで止める手。須藤だった。 菅谷「須藤くん!」 鉄パイプを持ってる奴と蹴りで、 菅谷を羽交い締めにしてる奴の顔面にグーをいれ 同時に吹き飛ばす須藤 須藤「バカ野郎、鈴木さんが心配してたぞ…」 菅谷「…ごめん」 夏焼「はっ!はっ!はっ!」 ダンス部たちを立たせていた梅隊が泡を吹いて倒れていく 夏焼「危なかったね…もう大丈夫だよ」 ナイフでひもを切っていく夏焼 部員B「ありがとうございます!夏焼さん!」 夏焼「さぁ!早く逃げるんだ!」 部員C「はいっ!」 夏焼(…これで好感度アップと♪) 梅隊「うわぁーっ!」 夏焼「おおっと!」 夏焼の前に吹っ飛んできた梅隊 熊井が蹴りで吹き飛ばした奴だった 夏焼「熊井くんか」 熊井「なんだ。おまえらもいんのかよ。さっさとやっちまうぞ」 須藤「フン!言われんでも」 夏焼「そのつもりだよ」 清水×清水(シミズのジジョウ)94 校門の外の壁にもたれて携帯ゲームをしてる徳永 徳永(梅隊は打たれ強いから相手したくないんだよねぇ… ま、あの3人いるから楽勝でしょ) 梅隊の一人がスキを見て輪から抜け出す 梅隊「やべぇ!中島に報告しねぇと…」 ケータイを取り出し中島に電話をかける 徳永「ん?」 抜け出した梅隊を発見する徳永 徳永「おりゃっ!」 梅隊「あっ!」 徳永が軽く足を引っかけると梅隊が豪快につまづきケータイが宙に舞う 徳永「よっと」 ケータイをキャッチする徳永 つまづいた梅隊は顔面を勢いよく地面にぶつけて気絶してしまった 徳永「あれ?電話つながってんじゃん!」 中島《もしもし?》 徳永「(やべっ!)あーもしもし?(ケータイの持ち主)倒しちゃったんだけど」 中島《ご苦労ご苦労!こっちに来るナリ!》 徳永「えーっと…どこだっけ?」 中島《鬼座の体育館に決まってるだろ!早く来るナリよ!》 徳永「切られちゃった…鬼座とか言ってたな…」 ケータイをいじる徳永 徳永「…なるほどね」 清水×清水(シミズのジジョウ)95 徳永が電話してる間に3人によって叩きのめされた梅隊の面々 気絶してる梅隊の一人の胸ぐらを掴んでいる菅谷 菅谷「おいっ!中島どこにいんだよ!おい!」 須藤「しまったな…一人でも生かしておけばよかった…」 一人の梅隊から財布を抜き出している夏焼 熊井「なにやってんだお前」 夏焼「クリーニング代♪」 諭吉をヒラヒラさせて言う夏焼 熊井「…どこ行ったら1万かかるんだよ」 菅谷「…ちくしょう!中島はどこにいるんだ!」 徳永「鬼座の体育館っぽいよ」 4人に歩み寄ってくる徳永 須藤「おっ、徳永」 夏焼「いたんだ」 菅谷「知らなかった」 徳永「ヒドい奴らだなぁ…」 熊井「なんで鬼座なんだよ」 徳永「今逃げ出した奴が電話しててさ。その相手が中島だった」 梅隊のケータイのリダイアル画面を見せると一番上に『中島』と表示されている 徳永「こっち来い!っていわれてどこ?ってきいたら鬼座だって」 菅谷「鬼座・・・」 それを聞いた瞬間に走り出す菅谷 清水×清水(シミズのジジョウ)96 須藤「お、おい!」 菅谷の後を追う須藤 徳永「あらら…どうする?」 熊井「ヌケサクいじめたくなったから俺も行く!フフ…」 珍しくガキ大将のような笑顔で走っていく熊井 夏焼「珍しい熊井くんが見れそうだね…ついていこう」 徳永「あーあ。じゃあ俺も暇だから行くかな…」 ~~~~~~~~~~~ ○鬼座高校体育館 中島の上に乗っかり何度も殴りつける菅谷 菅谷「鈴木さん泣かせやがって!このヤロー!」 中島「(ガフッ)なんのことナリか!?(ゴフッ!)身に覚えないナリよっ!」 菅谷「自分の胸に聞いてみろバカヤロー!」 いきなりすぎて唖然としていたベリ高の面々 熊井「おい!俺にもヌケサク殴らせろよ!」 熊井を制止する須藤 須藤「いろいろあるんだ。やらせてやれ」 熊井「んな事言ったって殴りてぇんだよ俺は!」 中島を殴る菅谷を見て拳が震えている岡井 清水×清水(シミズのジジョウ)97 菅谷の肩を掴んだ岡井 岡井「おい」 バキッ! 間髪入れずにパンチをお見舞いする岡井 吹き飛ぶ菅谷 菅谷「いってぇ…なにしやがんだ岡井!」 中島「ひぃぃぃ!」 自由になったので逃げ出す中島 熊井「…もういいよな?な?」 須藤「…勝手にしろ」 熊井「まちやがれヌケサクー!」 中島を追って走り出す熊井。 清水「須藤くん!」 須藤たちに駆け寄る清水、嗣永、佐紀 須藤「おっ、清水!大丈夫だったか?」 清水「うん、ごめん…佐紀を頼む…」 そういい残し熊井の後を追う清水 夏焼(あっちの方が面白そうだな…) こっそり清水の後を追う夏焼 その間に岡井が菅谷の胸倉を掴んでいた 岡井「何が『鈴木さん泣かせやがって』だ…お前だって泣かしてんじゃねぇか!!」 菅谷「なんだと!?」 清水×清水(シミズのジジョウ)98 岡井「あいつと遊園地行っただろ?愛理はアレをデートだと思って行ってたんだぞ!」 菅谷「バカ言え…あれは絵の資料を…」 岡井「それは口実だ!写真撮るなら素人のお前よりウチの写真部の女子にでも頼むだろ!」 菅谷「…」 岡井「…お前に断られるのが怖かったからなんだぞ!」 菅谷「そんな…」 岡井「結局手も握らずに終わったらしいじゃねぇか!」 ~~遊園地の翌日~~ 岡井「手握らなかったのか?」 鈴木「うん…私…菅谷くんに嫌われてるのかな…(グス」 ~~~~~~~~~~ 岡井「愛理の気持ちも分かってやれない奴が偉そうな事言うな!!」 菅谷「うるせえ!」 岡井を突き飛ばす菅谷 清水×清水(シミズのジジョウ)99 菅谷「お前も中島と組んで佐紀ちゃん利用して…最低な人間だな! 佐紀ちゃんが巻き込まれてるのを鈴木さんがどんだけ 悲しんでるのか分かってんのか!?」 岡井「…なんでお前なんだよ」 菅谷「は?」 岡井「なんで愛理が…弱虫インキン野郎のお前なんかのこと…」 菅谷「お前…もしかして…」 岡井「インキンな上に鈍感か。今気づいたのかよ。 どんなにあいつに合うストラップをあげても愛理が見てるのは …お前の絵を撮った待受だ」 菅谷「岡井…」 岡井「お前よりずっと前から好きだったのに!」 菅谷「フられたのを俺にせいにすんな!」 菅谷と岡井、二人の殴り合いが始まる 徳永「おいおい止めた方がいいだろ…はいはいストーップ!」 須藤「やれやれ…ん?」 体育館の外の木に誰かがいるのに気づいた須藤 須藤「誰だ?そこにいるのは」 萩原「須藤でしゅか」 帰ったはずの萩原が木の上でナイフを回しながら退屈そうにしていた。
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今日は夏祭り。アルはクリスと一緒に夏祭りの会場に来ていた。 クリス「随分賑やかね。アル、離れると迷子になるから気をつけてね」 アル「見て見て、人形劇やってるよ~」 先ほどのクリスの注意は何処へやら、アルは駆け足で人形劇の会場へと走って行った。 会場に着くと、そこではブルーノとヤコップの2人が∀のマリオネット人形劇をやっていた。 ブルーノ「ぐわー、やられたー!」 ヤコップ「がはは!ターンXの力を思い知ったか!!」 ブルーノ「そうはいくかー!ターンエーキーーック!!」 ヤコップ「やられたー!おのれー、ターンエーめー!!」 2人の人形劇に、クリスとアルを含め、観客は歓声を上げ、拍手をしたが…… ギンガナム「貴様らーー!!ターンXを侮辱するとは、不届千万!!」 観客を掻き分け、乱入してきたギンガナムが刀を振り回し、会場をメチャクチャにしてしまった・・・・・・ 間も無く、ギンガナムは巡回中のシローたちによって現行犯逮捕された。 シロー「大丈夫だったか」 アル「う、うん。ありがとう・・・・・・」 ギンガナム「えぇい、離せー!!」 暴れるギンガナムを護送車に放りこむと、シローたちは署に戻った。 幸いな事に、被害は劇の舞台である移動車両に刀の傷がついただけで、負傷者はいなかった。 355 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:03/08/17 21 32 ID ??? クリス「一時はどうなるかと思ったわ・・・・・・」 アル「あ、お化け屋敷だよ。入ろうよ~」 クリス「あんまり好きじゃないけど・・・・・・ま、いいか」 と、アルとクリスがお化け屋敷に入ろうとしたその時・・・・・・ フラガ「やぁ、お嬢さん、お暇だったら僕とちょっと付き合わない」 クリス「あ、わ、悪いですけど、連れがいるので・・・・・・」 フラガ「じゃあ、携帯の番号だけでも教えて」 ???「何、やってるの?ムゥ」 フラガ「ち、うるさいなぁ・・・・・・いま、取りこみ中だってのに・・・・・・げ!」 フラガが後ろを振り返ると、そこにはマリューが仁王立ちしていた。 マリュー「久しぶりねぇ・・・・・・ちょっと私と付き合ってくれる?」 満遍の笑みを浮かべながら額にこめかみを浮かばせると、強い握力でフラガを引きずって行った。 フラガ「ち、違うんだ、マリュー!こ、これは……。あ、お嬢さん、坊主、黙って見てないで助けてーー!!」 アル「た、助かったね……(汗」 クリス「そ、そうね……(汗」 クリス「ところで、お兄さんたちは来てないの?」 アル「アムロ兄ちゃんやシロー兄ちゃんは仕事だけど、他の兄ちゃんたちは、 もしかしたら来てるかも」 358 名前:続・夏祭り1/2投稿日:03/08/18 17 20 ID ??? その頃、他の兄弟はというと・・・・・・ カロッゾ「ふははは……うまかろう!!」 シーブック「店長、夏祭りでパンなんて、売れっこないですよ!」 セシリー「早く、引き上げましょ。明日も早いんだから」 ティファ「あなたに力を・・・・・・」 ガロード「見てくれよ、ティファ。百発百中に仕留めてやるからな!!」 --10分後 射的屋の親父「珍しいな、坊主。全部、外しちまうなんて。ま、ちょっと可哀想だから、おまけのサービスだ」 ガロード「(おまけでサテライトランチャーのおもちゃをもらい)……(´・ω・`)」 リリーナ「豪快で素晴らしい花火ですわね」 デュオ「ヒイロ、お前のおかげで助かったぜ」 ヒイロ「・・・・・・約束の方は大丈夫だろうな・・・・・・」 デュオ「信用しろよ。花火のバイト代は山分けにするからさ」 ヒイロ「了解……(自爆用の爆薬が……)」 359 名前:続・夏祭り2/2投稿日:03/08/18 17 22 ID ??? メシェー「賑やかだねぇ。うっかりしてると迷子になっちゃうよ」 ソシエ「(無愛想に)そうね」 メシェー「どうしたの、さっきから?機嫌悪いよ」 ソシエ「何でも無いわよ!(…ったくロランったら、あれだけ約束したのに、ディアナ様と一緒に行くなんて)」 グエン「そこのお嬢さん方、すまんが私のローラを見かけなかったか?」 ソシエ「見かけたら、とっくに教えてるわよ!このホモ!!」 メシェー「そんな、カリカリ怒らないで」 そこへ、ターンエーのお面を被った2人組が、ソシエたちの前を通り過ぎたが、彼女たちは全く気付いていない。 ロラン「(お面を外して)ばれませんでしたね」 ディアナ「(お面を外して)しばらくこれを被っていれば、変態たちに感付かれずに済みますね」 カミーユ「今度はどこへ行く?」 ファ「ねぇねぇ、これからラクス・クラインの野外コンサートがあるから行ってみない」 カミーユ(夏祭り会場で野外コンサートって、ドサ回りじゃないんだから。必死だな・・・・・・) ラクスのコンサート会場へ向かうカミーユとファを物陰から見つめる2つの影 ジェリド「カミーユ、なぜ、お化け屋敷に行かんのだ!そこでお前を驚かして、赤っ恥をかかせようと思ってるのに・・・・・・!」 カクリコン「夏祭りぐらい、カミーユのことは忘れて楽しめよ。俺は降りるぜ」 ジェリド「おい、カクリコン!お前!・・・・・・ん、雨?」 ポツポツ降り出した雨はやがて大雨となり、ラクスのコンサートは中止になった。 361 名前:続々・夏祭り1/2投稿日:03/08/19 16 18 ID ??? その頃、署に戻ったシローは、外の大雨に複雑な表情を浮かべた。 シロー(終わったら、アイナと一緒に祭に行こうと思ったが・・・・・・) 一方、取調室では・・・・・・ ギンガナム「(腕を組みながら)カツ丼を頼む!!」 ミケル「あいにくだけど、少しでも経費削減に務めなきゃいけないから。悪いけど、食べたきゃ自腹で・・・」 ギンガナム「なにをーー!!黒歴史のはるか昔から、取調室と言えばカツ丼だろぉぉがぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 ミケルの言葉に逆ギレするも、結局、署内の独房にぶち込まれた。 夏祭りの会場では、突然の大雨を凌ごうと、観客たちが近くの氏神様へ雨宿りに向かった。 ビーチャ「ひゃ~、もう散々だぜ」 ジュドー「そうだな・・・・・・って、あれは?」 ジュドーは、自分たちと同じように雨宿りするロランの後ろ姿を見かけたが・・・・・・ ジュドー「よぉ、ロラン兄ちゃん。ロラン兄ちゃんも祭に来てたのかい」 ロラン「(ターンエーのお面を被って)い、いいえ、僕・・・いや、私はロランなんかでは・・・・・・」 ジュドー「バレバレだっつーの」 イーノ「って言うか、お面で顔を思いっきり隠してたら、普通怪しまれるぞ」 ディアナ「(ターンエーのお面を外して)お忍びでやって来たのですが、残念ですね・・・・・・」 フィル「こんなところにいらっしゃったのですか!いきなり姿をくらますものですから、あちこち探し回りましたぞ!」 ディアナ「フィル少佐、焼きもろこしとわたあめを手にして言っても、何の説得力もありませんよ」 フィル「いや、その、それはぁ・・・・・・(汗」 ソシエ「ロラン!やっぱり、ディアナ様と一緒にいたのね!!」 ロラン「す、すみません。ディアナ様からのせっかくのお誘いを断るわけにもいかなくて・・・」 ソシエ「いくら女王様のお誘いだからって、約束を破るなんて最低よ!だいたい、ロランは(ry」 ジュドー(ロラン兄ちゃんも大変だな・・・・・・) ロランがソシエに小一時間小言を食らってると、雨はようやくやんだ。 362 名前:続々・夏祭り2/2投稿日:03/08/19 16 19 ID ??? ウッソ「やっと、雨がやんだね」 シャクティ「私の祈りが通じたのよ」 ウッソ「そ、そうだね、ハハハ……(シャクティが祈ったらホントに雨がやむなんて……)」 その頃、家では アムロ「ただいま。・・・・・・あれ、コウ、他のみんなは」 コウ「みんな、僕に留守番押し付けて、祭に・・・・・・(´・ω・`)」 アムロ「しょうがないやつらだなぁ・・・・・・ん、誰か帰ってきた」 ロラン、ジュドー「ただいま~」 コウ「遅いぞ!待ちくたびれて、お腹ペコペコなんだぞ!」 ロラン「あれ?夕飯のおかず、冷蔵庫に入れたはずなんですけど」 コウ「なぁんだ、そうか。冷蔵庫、冷蔵庫・・・と・・・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁっ、にんじんがぁぁぁぁぁっ!!」 アムロ「きんぴらゴボウににんじんが入ってるくらいでわめくな!だから、チェリーだと言われるんだ!!」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ガンダム一家 夏祭り
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ワリャル・カルウィンチュ 作品名:アリス・リローデッド 使用者:ダズリリ アリス・リローデッドに登場する術技。 チャームの一つ。 火山の神を召喚する。 術技についての詳細火山神召喚 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 術技についての詳細 火山神召喚 火山の創造神を召喚する召喚には長い詠唱が必要。 口から爆炎を吐き、あらゆるものを熱分解する。 レンズをふり向かせると、とてつもないものが見えた。全身がマグマで出来た二〇バレッセ ルもの巨人が立っている。 (中略) ワリャル・カルウィンチュは口から火を吐いた。着弾点で火球が生じ、砦は爆風に飲まれる。 地面は火の海となり、使い魔は熱分解される。 元ネタ ワリャル・カルウィンチュ(Huallallo Carhuincho、Wallallu Quawinchu) アンデスの神話に登場する神格。ワリャリョ・カルウィンチョ、ワリャリョ・カルフィンチョとも。 アンデス創造神四柱の内の二代目創造神。初代のヤムナカ・インタナムカ(ヤムナカ・トゥタニャムカ)を倒して人々を支配した。 ワロチリ近郊の活火山が神格化された神であり、口から火を吐き、火・火山を司る荒々しい神と恐れられた。 人々に対し二人以上の子どもを持つことを禁じ、二人以上いる場合は差し出させ喰らったとされる。 三代目の創造神となるパリアカカに敗北した際に多数の双頭蛇を殿に自分は鳥になってアマゾンの密林かアンティスーユに逃亡した。 別の説ではパリアカカによって火山に変えられたとされている。 関連項目 チャーム 《火山の創造神》の術技分類。 関連タグ アリス・リローデッド 召喚 溶岩 火炎 爆発 術技 リンク Wikipedia ワリャリョ・カルウィンチョ
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ピエトロ・ベルッチの親友にして宿敵。 額から顎にかけて縦に蛇のくねったような一条の傷痕がある、ピエトロを上回る大柄な体格の男。ピエトロより一歳年上。 二の腕に滝を登る龍の刺青を彫った、兇相のチネーゼ。全身から禍々しい気配を放っており、力こそが全てと公言して憚らない暴力的な人物。 しかし決して野卑なだけの人物ではなく、頭の回転の速さはピエトロに勝るとも劣らない。 コーザ・ノストラ幹部にして威龍カンパニー(威龍有限公司)CEO。 名前は祖国表記では李威龍。 またの名をスカーフェイス(瑕面)。過去の伝説的マフィアにあやかっている模様。 幼い頃に両親と共に祖国を離れ、仕事を求めて密入国してきたが、 やがて困窮を極めた親に捨てられ、孤児となってフェルネット王国樹立前の街に流れ着く。 最下層の貧民窟で同じ境遇の孤児たちと共に身を寄せ合って生活していたところ、ピエトロと知り合って親交を深める。 ピエトロとはよい合口であり、峠へ行って星空を見上げ、共に将来の夢を語り合った。 他の孤児に比べ体格が大柄であり、また機転と目端が利くことから、ストリート・チルドレンのリーダー格のひとりを務めていたが、 モレッティ・ファミリーの御用聞きをしていた同じリーダー格のロッコが五代目ボスを襲名したガウディーノ・モレッティによって粛清されると、 ロッコに代わってガウディーノのお気に入りの小間遣いとなった。 ルミノサ・エ・カルダを根城とし、ガウディーノに命じられるまま密告制を取り入れ孤児たちの中に裏切者がいないか探していたが、 それをルカ・フェルネット暗殺を目論むピエトロに利用され、親友ピエトロに嫌疑を向け拷問をする羽目に。 ウェイロンに拷問され衰弱したピエトロをジャンマリオ・ブッフォンらが救出したことが、 ピエトロとフェルネット・ファミリーの長い宿命の切欠となった。 ピエトロのことを一途に信じ続け、ただ再会を願って生き延びることを決意。 暴君ガウディーノからどんな仕打ちを受けようとも耐え忍び、側近として過ごす。 フェルネット・ファミリーとモレッティ・ファミリーの最終決戦、いわゆるモンフェラート・カンパニーの戦いでは、 敗色濃厚となりヘリポートから逃げようとするガウディーノに半ば攫われるように付き添っていたところを、ピエトロと再会する。 ピエトロがルカ暗殺計画を暴露すると、その真意を悟って激昂。 しかしピエトロの手助けをすべくルカに発砲するものの、殺害は未遂に終わった。 襲撃失敗の際、顔面にルカの攻撃を受けており、そのときの傷痕が今も残っている。 ルカの温情によって一命をとりとめて以降は、ピエトロと一緒にいられるならとフェルネット・ファミリーに投降し、 忠誠を誓ってファミリーの年少組の一員となる。 年少組の中でめきめきと頭角を現し、ファミリーの組織変更によって所定の部門へ異動になった際も最初は精力的に働いていたが、 元々野心高く上昇志向が強い性格ということもあってか、所属部門やファミリーの手ぬるい遣り方に徐々に不満を募らせてゆく。 最終的には溜め込んでいた憤懣や鬱憤が爆発し、他組織への鞍替えを計画。 手土産としてファミリーの大幹部マシュー・アッシュフィールドの首を持って行くことを画策し、 マシューの警備が手薄なタイミングを敵対組織にリークし、マシュー謀殺の原因を作った。 その後、因縁深いルミノサ・エ・カルダへピエトロを呼び出し、共にフェルネット・ファミリーを出奔することを持ち掛けるものの、 既にエステル・フェルネットに長年求めていた星を見出していたピエトロはウェイロンの提案を拒否。 ふたりは袂を分かつこととなった。 フェルネット・ファミリー出奔後はひとつ処に留まらず、様々な組織を転々とした後、最終的にコーザ・ノストラの幹部となる。 現在は表向き威龍カンパニーのCEOという立場を取りながら、裏で様々な策謀・陰謀を巡らせフェルネット・ファミリー打倒を目論んでいる。 少年時代から『他の奴とは違う』とピエトロのことを高く評価しており、唯一自分に比肩し得る存在として特別視していた。 ピエトロへの執着が極めて強く、そのため現在は自分を捨ててエステルを取ったピエトロのことを強く憎悪している。 また、自分からピエトロを奪ったエステルのことも大変に憎んでおり、ピエトロの前で殺すと公言している。 エステルの18歳の誕生パーティーでは、エステルに招待され堂々と姿を見せる。 バースデープレゼントとして彼女に東洋の龍が台座から文字盤へと絡みつく精緻な彫刻の施されたデザインの置き時計を贈ったが、 ウェイロンの祖国では人に時計をプレゼントすることは不吉で避けるべきことである。