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花ちゃん(はなちゃん) 名前 花ちゃん 性別 女の子 年齢 ??? 身長 150cm 性格 明るい・ちょっと天然 コラボ 可 着せ替え 可 その他設定 花を愛する女の子 花畑に住んでいる はちみつだいすき 描き主のお名前 あい子
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「えっ!!戻ったの?本当に!!!」 翌日のレッスン前、ロッカー室で会ったなっきぃに、私は昨日のことを話した(もちろん経緯は省いたけど)。 「うん、急になんだけど。私もびっくりしたよー」 「そっか・・・元に戻ったんだ・・・・」 なっきぃは感慨深そうに何度かそうつぶやくと、キュフフ♪と笑いながら着替えを再開した。 「嬉しそうだね。」 「うん、嬉しいよ。元気キャラの千聖に会うの久しぶりだもん。あっでもね別にお嬢様が嫌だったってわけじゃないんだよ?」 「わかってるよぅ」 なっきぃは前の千聖とすごく仲が良かったから、きっといろんな思いがあるんだろう。鼻歌なんて歌っちゃって、これは相当機嫌がいいぞ。 「おはよー。」 「あっ舞ちゃんお疲れ様。あのね、今愛理に聞いたんだけどぉ」 続いて入ってきた舞ちゃん、栞菜、舞美ちゃんへと、どんどん情報が流れていく。 「えーそうなんだ!ちっさー元通りかぁ」 「・・・そ、そう!それはそれは!おめでたい!」 「よ、よかったね?ん?良かったのかな?良かったんだよね?」 くったくのない舞美ちゃんと比べて、どことなく挙動不審な栞菜と舞ちゃん。これは、私も当事者だからわかる。 お嬢様の千聖とやらしーこと(栞菜は未遂、舞ちゃんはチューしたらしい)をした手前、元気キャラの千聖とどう接していいのか―あるいは、千聖がどこまで覚えているのかが気になるんだろう。 「大丈夫、そのへんの記憶はあいまいみたい。」 「・・・本当?」 私のエスパーな言付けに、2人はあからさまにほっとした顔になった。 「おはよう、遅くなっちゃった!」 最後に真打ち登場。えりかちゃんと千聖が、すこし急ぎ足でロッカー室に入ってきた。みんなの注目が千聖に集まる。千聖が口を開いた。 「おはようございます、みなさん。今日もよろしくお願いします。」 ――あ、れ? ポカーンとする私達をよそに、2人は急いでジャージに着替え始める。 「ちょっと、お嬢様のまんまじゃん!」 「え、だってだって、昨日は確かに」 見れば服装もお嬢様の時のまま、ふわふわファーの白いワンピースなんか着ちゃって、これはどうみても元気っ子千聖じゃない。 「ちょちょちょ、えりかちゃん。」 大方着替え終わったえりかちゃんの腕を掴んで、端っこに移動する。 「何でお嬢様に戻ってるの?」 「・・・あー、元気な方の千聖が良かった?ちょっと待ってて。」 「ええ?待っててって・・・えりかちゃーん?」 えりかちゃんは千聖のところに戻って二言三言交わした後、手をつないでロッカールームから出て行ってしまった。 「ほら行くよ、千聖。」 「はい。」 昨日の帰り際同様、えりかちゃんは完全に千聖を手中に収めている感じがした。「行こう」じゃなくて「行くよ」って。別にいいんだけどさ。 「愛理ぃー。」 2人の足音が消えると、待ち構えていたように、栞菜と舞ちゃんが詰め寄ってきた。 「普通にお嬢様じゃん!いや普通じゃないけど!」 「どういうこと?一時的に戻ったって事だったの?」 「いやぁ~・・・」 なっきぃにいたっては、私を問いつめる元気もないみたいだ。期待した分、へこむ度合いも大きかったらしい。舞美ちゃんに頭を撫でられてるその目は、かすかに潤んでいる。 「なんか、ごめんねなっきぃ。」 「・・・ううん、愛理は悪くないよ。一度元に戻ったなら、また何かの拍子に前の千聖になるのかもしれないし。」 そんな話をしていると、5分ぐらいで2人は戻ってきた。 「お待たせ。ふっふっふ」 「お、おはよー・・・あれ、なっきぃ泣いてる?大丈夫?」 えりかちゃんの後ろから顔をひょっこり出した千聖は、“なっきぃ”と言った。・・・前の千聖の、独特の口調で。 「ちっ・・・・・ちさとおおおおお!!」 「うわっどうしたの?なっきぃ泣かないでよぅ!」 飛びついてギューギュー抱きしめてくるなっきぃを、千聖は戸惑いながら抱き返してにっこり笑った。 もう口調からして全然違う。お嬢様の千聖のふわふわオーラはどこへやら、ちっちゃめな体中から元気オーラが出ている。 「ちっさー、久しぶりだね!」 「記憶とか大丈夫?」 「うん?うん、よくわかんないけど、別に大丈夫だよ。元気だよ。」 千聖を真ん中にして盛り上がる輪を尻目に、私は再びえりかちゃんを突っついて手招きした。 「よかった、みんな喜んでるね。」 「いや、うん。それはそうなんだけどさぁ」 ―えりかちゃん、いったい何をしたの? 私の表情から行間を読んだのか、えりかちゃんは人差し指を唇の前に立てて「愛理には後で言うから。」とウインクしてきた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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ふぅ朝食完成 「あかりちゃーんご飯よー」 「あれいつもはすぐ返事が来るのにあかり!?」 ちなつ姉に電話 「あ、あかりの体調がわ、悪いから今日の待ち合わせ午後からにして!」 「ふぅ、あかりー!」 ドドド(階段を上る音) ガチャ「あかり!?」 スースー 「何よ寝てるだけじゃないもう。」 ベッドに来る姉 数分見つめる姉 「やぁんあかりちゃんかわえーキスしちゃおうかなー。今日は親もいないし・・」 「はっダメよ私!あかりが15歳になるまでの我慢よ。でも頬ならいいよね」 チュ 「ん?この前部屋に入った時にはなかった本だわ 同人誌?あかりいつのまにそんなのを読む様な子になっちゃったの!」 「ふぁお姉ちゃん?おはよー」 「おはよーあかり」 「それ京子ちゃんが書いた本だよ。面白いよー」 (なんだ京子ちゃんのか) 「あかりちゃん!今日は親がいないから私が朝ごはん作ったよ!」 「えぇ?お姉ちゃんいつも失敗ばかりじゃん!これから作るから待っててね」 あぁ今日も姉の料理を食べるあかりを見れないのね(涙) あ、そういえば約束・・ あかりのエプロン姿とか前に座って食べるあかりを見れるからいいかぁ。 「お姉ちゃん着替えるから出ていってよー」
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Cちゃん ■性別 女性 ■学年 1年 ■所持武器 素手 ■ステータス 攻撃:12 防御:3 体力:3 精神力:3 FS(心強さ):0 瞬発力:9 移動:2 エルボー 効果:遠距離通常攻撃 55 時間:一瞬 対象:隣接1マス *1.1 制約:永続戦線離脱 15 補正:40% 55*1.1=60.5 [100-60.5+15]*1+40=94.5≒95% 能力原理 肘をあてる キャラクタ説明 普通の女
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前へ ちっさーって、美人なんだ・・・ 小鳥のさえずりのような「僕らの輝き」を聞いたえりかちゃんがヒーヒー言いながら去っていくのを見届ける横顔を見て、私はそんなことを考えていた。 マスカラののりがとても良さそうな長くて濃い睫の下で、少し茶色がかった瞳が不安げに揺れている。 「えりかさん、体調を崩されてしまったのかしら。」 目が大きいとか、くっきり二重とかいうわけではないけれど、ちっさーの目は切れ長で黒目がちでとても神秘的だ。困ったような表情で見つめられて、少しドキドキしてしまった。 私とちっさーが一緒にいる時は、大抵一緒にバカなことをやって大笑いしていたから、ちっさーと言えば笑顔、元気、明るい、という印象が強かった。 そのギャップの大きさもあるのか、こうして間近で見つめるおしとやかなちっさーはとても可憐で、守ってあげたくなるようなオーラを纏っている。 「大丈夫だよ。なんかテンション上がりすぎちゃっただけだって。ちっさーが気にすることないよ。」 私が明るく返すと、ちっさーは胸の前で握った手を少し緩めて 「ありがとう、栞菜さん。」 とにっこり笑った。 ・・・・千聖はふざけてるわけじゃないよ。 昨日の夜、電話で愛理から真面目なトーンでそう言われたことを思い出す。ちっさーが変わってしまったあの日から、私は何となくちっさーと二人きりになることを避けていた。 元気キャラじゃないちっさーとどうやって話したらいいのかわからなかったし、もしこれが全部ちっさーのわるふざけだったら、私はちっさーを嫌いになってしまいそうで怖かったのだ。 そしてそんな風に考える自分のことも何だかイヤになってしまって、ここ数日、かなり落ち込んでいた。 そんな時、私を気遣ってくれたのか愛理が電話をくれた。私はちっさーに関して自分が思っていることを全部打ち明けた。 感情が高ぶって途中でボロボロ泣いてしまったけれど、愛理は優しい声であいづちを打ちながら、私の話を聞いてくれた。 「そうだよね、千聖が急に違う人になったら怖いよね。」 愛理の声はとても落ちついていて、しゃくりあげる背中をさすってもらっているような気持ちになった。 「でも、あの千聖もちゃんと千聖だよ。 変わっちゃったように見えるかもしれないけど、前と同じで優しくてみんなのことを大好きって思ってくれてる千聖のままだ。 だから私は今の千聖と一緒にいるの。」 何か気が合うっていうのもあるんだけどね、なんて照れ笑いしながら愛理は言った。 「明日、栞菜も千聖と話してみたら?何にも心配することないよ。」 そんな愛理からのアドバイスで、今日はずっと千聖と話す機会を伺っていたのだけれど、結局今に至るまでずっと話しかけられなかった。 「栞菜さん、あまり私とはお話したくないでしょうか?」 「へえっ!?」 悶々と考えこんでいると、いきなり千聖に話しかけられた。 「家族にも、友達にも、千聖は変わってしまったと言われます。でも私には、以前の私がわからなくて。大好きな方たちを困らせてしまうのは嫌なのですが・・・」 「ちっさー・・・」 そっとハンカチで目じりを押さえるちっさーを見ていたら何だかとても悲しくなってしまって、私はちっさーの頭を抱え込むように抱いて一緒に泣いた。 「不安にさせてごめんね、ちっさー。でもキュートはちっさーの家族だから。話したくないなんてありえないから。本当にごめんね。」 そして、いつまでも戻ってこない私たちをなっきーが呼びに来てくれるまで、ずっと抱きしめあって泣いた。(なぜかなっきーも号泣した。) 「どーしたの!?瞼腫れてるじゃん!」 鼻をグズグズさせながら休憩室に戻ると、舞美ちゃんが慌ててかけよってきた。 「喧嘩?殴り合いとか?仲直りは?」 「違うよぅ。」 慌てる舞美ちゃんがちょっと面白くて、思わず顔を見合わせて笑ってしまった。 「私たちは仲良しでっす!さて、顔洗ってくるね!いこ、ちっさー」 「あ、栞菜さん。」 「・・・栞菜でいいよ」 「はい。・・・・・栞菜。」 ちょっと!私だってまだ愛理さんなのに!と愛理が後ろで叫んでいるのを尻目に、私とちっさーは手をつないで水道まで走った。 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/1409.html
旬ちゃん 携帯画像 都道府県 長野県 肩書き 長野県地産地消推進キャラクター 公式サイト https //www.shunchan-nagano.net/about 解説 温厚で元気いっぱいな性格。ペロリと出した可愛い舌とクリクリお目々がチャームポイント。長野県内で地産地消の輪を広げることが夢。 攻略難易度 ★★★中。長野県の食育イベントに登場。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
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芳ちゃん [公式ページでの紹介文] 特技はバンザイ [出演国] キューバ,ホンジュラス,グアテマラ,ベリーズ,メキシコ (参加地点:キューバ~) [出演放送回数] 28回 [思い出に残った場面] [心に残ったセリフ] [結果] ※このページは誰にでも編集できます。 追加したいデータ等ありましたら、ご協力のほどよろしくお願いします。 編集して追加したコメントには(by ハンドルネーム)を入れるようにしてください。
https://w.atwiki.jp/bkneko/pages/1712.html
キャラクター一覧|ALLキャラ進化表|デバフもち|クリティカルもち|小判&ドロップもち|キャラダメージ表 + ガチャキャラ一覧 ガチャ(レア)【体当たり(キャラ)|弓(キャラ)|魔法(キャラ)|ため(キャラ)|サポート(キャラ)】 ガチャ(激レア)【体当たり(キャラ)|弓(キャラ)|魔法(キャラ)|ため(キャラ)|サポート(キャラ)】 ガチャ(超激レア)【体当たり(キャラ)|弓(キャラ)|魔法(キャラ)|ため(キャラ)|サポート(キャラ)】 ※限界突破のステータスは上限解放が記載されていないものは未解放状態での値です ※限界突破のステータスは推測値ですので+-10ぐらい前後する場合があるかもしれません。(参考までに はっちゃん キャラガチャ「あやかし大明神」にて出現するキャラ。 はっちゃん きゅうり好きのはっちゃん きゅうり大好きはっちゃん #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (c_1790_1.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (c_1791_1.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (c_1792_1.png) キャラ名 タイプ 属性 レアリティ レベル 体力 魔力 CP はっちゃん 魔法 水 レア 20 305 131 100 きゅうり好きのはっちゃん 魔法 水 レア 20 563 253 210 きゅうり大好きはっちゃん 魔法 水 レア 30 2678 414 210 限界突破 +20 4820 745 190 はっちゃん きゅうり好きのはっちゃん きゅうり大好きはっちゃん マジックスキルはっちゃん きゅうり好きのはっちゃん きゅうり大好きはっちゃん 射程+21必要CP-200(水)(召喚回数3回以上)必要CP-200(水)(召喚回数5回以上)必要CP-200(水)(召喚回数15回以上)水属性攻撃40%増加水属性のバーストサイズ40%増加(召喚回数5回以上) 射程+21必要CP-300(水)(召喚回数3回以上)必要CP-300(水)(召喚回数5回以上)必要CP-300(水)(召喚回数15回以上)水属性攻撃50%増加水属性のバーストサイズ60%増加(召喚回数5回以上) 射程+21必要CP-500(水)(召喚回数3回以上)必要CP-500(水)(召喚回数5回以上)必要CP-500(水)(召喚回数15回以上)水属性攻撃60%増加水属性のバーストサイズ140%増加(召喚回数5回以上) 進化素材表 はっちゃん 降臨の書3 きゅうり好きのはっちゃん 降臨の書・真3 神竜の紅玉1 竜のウロコ3 きゅうり大好きはっちゃん 説明 きゅうりがとっても大好きなはっちゃん。 お酒も好きなので、きゅうりを使ったお酒も作っている。 お酒好きの酒天童子にも大好評で、定期的に買ってもらっている。 きゅうりも自家製で手間暇かけて育てている。 きゅうり好き仲間である沙悟浄から、毎年世界各地で手に入れたきゅうりが自宅に届くらしい。 きゅうりを使って、敵国を戦闘不能にする戦法が得意なニャポレオンは、はっちゃんがつくるきゅうりを毎回仕入れているらしい。 備考
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/373.html
「あ・・・」 着信画面に目を落とした千聖は、困惑した顔で私の様子を伺った。 「誰から?」 隣まで移動して画面を覗くと、そこには“桃ねぇちゃん”の文字。 うーん。 桃子かぁ。難しい。 もちろん、全然嫌いってわけじゃないんだけど、桃子はイマイチつかめない子だと思う。 千聖がものすごく懐いていて、舞美と仲がいい。 そのデータだけだと、2人と同じく明るくてちょいドジな体育会系のようだけれど、まったくそんな感じではない。 天然・・・じゃあないと思うけど、かといってさほど計算高いわけでもなさそう。 私と千聖がこんな関係になっているなんて知ったら、桃子はどんな反応をするんだろう。それは興味深い。 同い年つながりの佐紀だったら、「そういうのはあんまりよくないと思う」とか言いつつ根掘り葉掘りして、最終的には応援してくれそうだけれど。 「あの、そういえば、明日のレッスンは何時からか覚えていらっしゃいますか?」 「え?明日は夕方のミーティングだけだよ。・・・そんなことより、出ないの?」 「うぅ・・」 どうやら千聖は、着信が止まるまで、時間を稼ぐつもりだったらしい。でも、桃子はなかなかしつこい性分らしく、一向に着信音が鳴り止む気配はない。 「いいじゃん、出てみてよ。何か問題ある?」 「・・・わかりました」 千聖は私から若干体を離しながら、通話ボタンを押した。 「はい、もしも・・・」 “おーそーいおーそーいおーそーいー!!!もう寝ちゃったのかと思ったー!!” スピーカーにして、とお願いするまでもない。受話部分からは、異様にテンションの高い桃子のキンキン声。少し耳を離しつつ、千聖は「ごめんなさい、出るのが遅くて」と楽しそうに目を細めた。 「桃子さん、ご自宅ですか?」 “ううん、今ねー、ちょっと遠くでお仕事。ベリーズみんなで泊まってるんだけどぉ、みんないい子だからもう寝ちゃってぇ” “うっそ起きてるし!誰!?誰と電話?” “ずるーい!誰誰?愛理?” “キャー!” いきなり受話器の向こうでドッタンバッタンが始まった。音割れに若干眉を寄せながらも、千聖はかなり楽しそうだ。 何だよー。せっかく二人っきりなのに、ウチより桃子を取るの? 自分で電話に出ろと言ったくせに、私は理不尽な嫉妬心を覚えた。 “千聖げんきー?” “あっちょっと私にも代わって!千聖、ゆりだよー!うちとももと梨沙子以外寝ちゃったから、起きてる組でももの部屋にいるのー。でさー、この前さー、いきなり弟がねー、” “ちょっと、くまいちょー!もぉが喋ってるんだから!” ――うるさい。何てハイテンションなんだ、この子たちは!せっかくいいムードだったのに、千聖はすっかり電話の方に夢中になってしまった。 スピーカーに切り替えた後はうつぶせにごろんと寝転がって、何も映っていない画面を楽しそうに眺めている。 「ウフフ。それで、私にお電話を?嬉しいわ」 “千聖は今何してるの?” 「あ・・・えと、私は・・・」 梨沙子からの問いかけに、千聖はチラッと私の方を見た。 私の心に悪魔が降りてくる。とりあえず、人差し指を唇の前で立てて“言っちゃダメ”と指示をしてみる。 「えと・・・特に、何もしてなくて・・・キャッ!」 ころんと横たわる千聖の太ももをやわやわと撫でると、ビクンと体全体で反応が返ってきた。 “千聖?” 「ご・・・ごめんなさい、犬が」 ――私は犬か。 「わぅんっ♪」 千聖の上に飛び乗って、うなじにカプッと噛み付く。痕は着かないように、ゆっくり背中に沿って唇を下ろしていくと、千聖は小刻みに震えだした。 “・・・千聖、今どこにいるの?犬って?家?何かいつももっとにぎやかじゃない?” 「っん・・・・え、えと、今、家族が出かけっ・・・んぅ」 今度は腰に指を躍らせて責めてみる。私が非力とはいえ、さすがに体全体で乗っかっているとなると、体制を変えて逃げる事はできないみたいだ。涙目で見つめられるのがたまらない。 “千聖?” 「やっ・・ちが、あの、違うんです、・・うぅ」 シーツの上でぺたんこにつぶれてる胸に手を伸ばす。大分塗りこんだからか、さっきの練り香水の香りが広がる。 「だめ・・・」 鼻にかかった吐息が甘ったるくて、ますます悪戯心を煽られる。下から掬い上げるようにゆっくり揉んでいくと、柔らかくてプルンとした感触が手のひらで踊る。 “ねぇ・・・ちょっと” 「ぁんっ・・・ちがうの、今、ほ、ホテルにいるんですっ」 げっ!ち、ちしゃと! 千聖が何を言ったのかよくわからなかったのか、受話器の向こうも、一瞬静まり返る。 “・・・ホテルって、え?だってさっき家にいるって” “何でホテル?ディズニーランド?いいなあ。シー?ランド?何乗ったの?” 「え・・・?あの、あら?でぃずにー・・」 どうしてディズニー限定なのか知らないけれど、熊井ちゃんの中でどんどん話が進んで、千聖の困惑と動揺はさらに深まる。 “やめてください” 口パクでそう告げられても、私のイタズラはまだまだ治まらない。 「んくっ・・ぅ!」 猫をあやすように、喉の皮膚を摘んでぐにぐに動かす。声帯を刺激されたせいか、思いのほか大きな声が唇をついて出て、千聖は慌てて両手で口を塞いだ。 “・・・・・・え、ちょっと待って・・・千聖、ホテルって・・まままさかラブホtあばばばばば” 中3トリオの中では早熟な梨沙子は、さっきからの千聖の挙動不審な態度や今の喘ぎ声から、ある結論に至ってしまったらしい。・・・でも、それ微妙に違うけど。 よっぽど動転してしまったのか、熊井ちゃんがテンパッた感じで梨沙子ー!?と呼びかけるのが聞こえてくる。 “あばっあばばばばbbbbb” “千聖。ちょっと、座りなさい。一緒にいる男も” もはや言葉にならない梨沙子に変わって、今度は桃子の声が飛び込んできた。いつもよりシリアスめな声。しかも、男って!思わずぴょんと千聖の上から飛びのいて、2人して正座する。 千聖は全裸、私はめちゃくちゃバスローブ。シュールな光景だけど、とても笑えない空気が、受話器の向こうの桃子によって作り出されている。 「あの・・・桃子さん」 “あのね、千聖。千聖は今お年頃なんだから、そりゃあ恋ぐらいすることはあると思うの。でもね、千聖はまだ中学生なの。アイドルなの。誰かの千聖じゃなくて、みんなの千聖なの。こんなことで背伸びしちゃだめ。桃ねぇの言ってる意味、わかる?” 「はぁ・・・」 さすが、嗣永プロ。思わず真剣に聞き入っていると、“あんたもだよ、千聖の隣の人!”と呼びつけられてしまった。 ――うぅ、ちょっと怖い。エッチで気が大きくなっているとき以外はヘタレキングな私、梅田えりか。叱り付けられて、ちょっと泣きそうになってしまった。 “今すぐ別れなさいとは言わないけど、こういうことは真面目に考えて、真面目に向き合わなきゃだめ。ちょっと、聞いてるの?千聖の隣の人!何とか言いなさい!もぉの可愛い妹に手出して、ただで済むと思ってンの!” 「そ、そんなに怒んないでよー・・・ぐすっ」 「まぁ、えりかさん・・」 あまりの剣幕に、S仕様のえりかはどこかへ飛んでいってしまった。いつもの打たれ弱いえりかにもどった私は、ついにグスグス泣き出してしまった。 “え?は?えりかさん?え・・・何で何で何で?えりかちゃんなの?一緒にいるの” 「うぅ・・・そ、そうですぅ・・・ぐすんっ」 「一体、どうなさったの。えりかさんたら」 千聖にティッシュで顔を拭いてもらってる間に、電話の向こう側にも“えりかちゃんだってー”“なーんだ”と情報がめぐっていく。 “もう、心配したでしょ、千聖ぉ。梨沙子てっきり千聖があばばばばば” “いいなあー、今度はうちも連れてってよー。スペースマウンテン乗った?” とりあえず、誤解(じゃない部分も多々あるけど)が解けたところで、スピーカーのまま5人でお喋りをした。 今度はベリキュー全員で社会見学とかやろうよ!という熊井ちゃんの提案で盛り上がった後、明日早いしそろそろ寝るね、と電話を切るタイミングになった。 “じゃあまたね、千聖とえりかちゃん” 「おやすみなさい」 千聖の指が電源ボタンに触れかけた時、“あ・・・”と桃子の声が入った。 “言い忘れてたけど、二人とも。っていうかえりかちゃん。 ほ ど ほ ど に ね ” 「ほどほど?ですか?」 “じゃーねぃ♪” まるで某舞様のように、言葉を区切ってアクセントをつけて。顔は見えないのに、私にはいつものアイドルスマイル但し目は笑ってないバージョンの桃子が、具体的に想像できたのだった。 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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携帯画像 ぎんちゃん(写真右) まるちゃん(写真左) 都道府県 東京都 肩書き 地下鉄博物館マスコットキャラクター 公式サイト http //www.chikahaku.jp/ 解説 「ぎんちゃん」は銀座線から抜け出てきた妖精で、面倒見の良いしっかり者。「まるちゃん」は丸ノ内線から抜け出てきた妖精で、泣き虫さん。 攻略難易度 ★★★中。大型休暇のイベント時に登場。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報