約 160,424 件
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/6709.html
沼地の魔獣王(真DM2) 効果モンスター 星4/水属性/水族/攻1100/守1100 このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、このカードを破壊したモンスターを破壊する。 モンスター破壊 下級モンスター 地 水属性 水族 王 同名カード 沼地の魔獣王(OCG) 沼地の魔獣王(DM3)
https://w.atwiki.jp/dai_zero/pages/18.html
2 教師と獣王 前ページ次ページ虚無と獣王 ハルケギニアには、人間以外にも人語を解し、話す事が出来る生物が存在する。 エルフや翼人・吸血鬼などがそれにあたるのだが、しかし彼らは概ね人間に似通った姿をしているものだ。 けれど召喚された獣人は、二足で立ち、手には武器を持ってはいるが、人間とはほど遠い姿をしている。 また、かつて知性が高く、言語感覚に優れた韻竜と呼ばれる幻獣がいたとされているが、こちらは既に絶滅したといわれて久しい。 そして召喚された獣人は、鰐や蜥蜴等の爬虫類に似通った姿をしているが、竜ではないと思われる。 では、目の前にいるこの獣人は一体何なのだろうか? 一時の驚愕から真っ先に立ち直ったのは、学院教師にして今回の儀式の引率役である『炎蛇』ジャン・コルベールであった。 (教職に就いてから、いや、それ以前にもこんな生物は見た事がない……。まだ見ぬ東の地から召喚されたのか?) (人語を話すという事は、知性も人間並みにあるとみていいだろう。エルフのように先住魔法を使えるのなら驚異だな) (あの鎧と戦斧……戦士なのだろうが、一兵卒ではあるまい。風格からしても、騎士団長級かそれ以上) コルベールは努めて何気ない風を装い、けれど袖口に隠した杖を意識しながらゆっくりと近寄って行った。 (召喚された「彼」に敵意がないならそれでよし。しかし……) 屈強な体躯、手にした長大な戦斧、もしかしたら先住魔法を操る可能性すらある獣人が敵対行動を起こした場合、果たして自分がそれを止められるだろうか? (日々の鍛錬を怠ったつもりは無いが、今の私の力がどれほど通じたものか……生徒をどこまで逃がす事が出来るかが鍵だな) ちらりと周囲を見回すと、大半の生徒が驚きから立ち直れていない中、青い髪を持つ少女が「彼」を油断なく注視しているのが分かった。 その近くにいた赤毛の少女も平静を取り戻しつつあるようだ。 ちなみに桃色の髪の少女はまだ唖然としている。 (まずは時間を稼ぐ。その後は出たとこ勝負になるか) いざという時は己の身を盾にする覚悟で、コルベールは「彼」に声をかける事にした。 「横から失礼します。ここはトリステイン魔法学院。私はこの学院の教師、ジャン・コルベールと申します」 両手を軽く上げる事で害意がないのを示す。すると獣人は、少し離れた地面に戦斧を突き立て、コルベールの方を向いた。 (こちらにも害意はない、と取っていいのでしょうね。ですがまだ気は抜けません) 毛は抜ける一方なのはやはり贖罪なのでしょうか始祖よ、と少し現実逃避するコルベールだが、あくまで気は抜いていない。 「オレの名はクロコダイン。つい先ほどまでデルムリンという名の島にいた。他にも少し聞きたい事があるのだが、良いか?」 「無論です、ミスタ・クロコダイン」 「助かる。あとコルベール殿、と言ったか。オレの事は呼び捨てでかまわん。ミスタなどと呼ばれた日にはこそばゆくてたまらぬわ」 そう言って笑みを浮かべるクロコダイン。幼子がみたら泣き出しそうな迫力があったが、コルベールには好ましいものに思われた。 「では私の事もコルベールと」 「うむ。ではコルベール。ここはトリステイン魔法学院と言われたが、オレはその様な学校があるとはついぞ聞いた事が無いのだ。そもそもトリステインとは地名なのか?」 「ええ、この学院があるのはトリステイン王国ですから。……という事は、トリステイン王国もご存じない?」 「……ああ。では、パプニカ王国・ベンガーナ王国・カール王国を知っているか?」 「いえ、少なくともこのハルケギニアには、その様な名のついた王国は存在致しませんな……」 「そうか……」 会話が進むごとに、クロコダインの顔から笑みが消えていくのが判る。 (彼はハルケギニアの事を知らないようだ。そして私達も彼のいた地域についての知識は無い……) (いくつかの王国の名が挙がった。彼の様な獣人の統べる国なのか、我等の様な人間も其処には居るのだろうか……?) コルベールが頭の片隅でそんな事を考えていると、クロコダインは真剣そのもの、といった顔つきで次の質問をした。 「コルベールよ……お前たちは勇者ダイと、大魔王バーンの戦いを知っているか?」 「…勇者、ダイ……?失礼ですが、それは物語か何かの事ですかな?いえ、少なくとも私は知らないのですが、本には詳しい者が居りますので」 ちらりと青髪の少女の方を見る。彼女は無表情のまま、首を横に振って見せた。 (おや、『図書室の主』殿もご存じないか) 視線をクロコダインに戻す。すると彼は、どこか途方に暮れた様な表情で、頭を抱えこんでいた。 「だ、大丈夫ですか!?」 「ん、ああ、いや、大丈夫だ……ただ、オレよりも頭の廻る仲間がこの場にいて欲しかっただけで、な……」 「……?」 クロコダインの脳裏に、勇者の家庭教師やその弟子の大魔導師の姿がよぎったのを、コルベールは知る由もない。 「オレはどうも、とんでもなく遠い所に来てしまったらしいな……」 「あ、あの、コルベール先生!」 と、ここで、ここにきて、ようやっと茫然自失状態からの復帰を果たしたピーチブロンドの少女(お忘れかもしれませんがヒロインです)が声をかけた。 「ん?ミス・ヴァリエール、どうしました?」 「どどどうしましたじゃなくて!何時まで話し込んでるんですか!召喚できたんですから契約!コントラクト・サーヴァント!」 顔を真っ赤にして叫ぶルイズ。必死である。 「……おお!」 コルベールの悪癖は、一つの事に集中すると他の事が全く見えなくなる所である。 生徒を守るための時間稼ぎに集中する余り、神聖な儀式も契約も次の授業の事も完全に忘れ去っていた。 とは言え、規格外の召喚を成し遂げてしまったルイズにも、責任の一端はあるのかもしれないが。 「……おお、て!忘れてましたか!?忘れてやがりましたかセンセイ!!」 一気に沸騰する公爵家三女。傍で見ている分には面白い。自分が被害者でないのならだが。 「いえ忘れていた訳ではアリマセンヨ、ミス・ヴァリエール!そうですね召喚したら契約デスナ!」 「召喚?契約…?」 耳慣れない単語に首をひねるクロコダインに、ルイズはハイでアッパーなテンションを維持しながらこう言い放った。 「そう!あんたはわたしに召喚されたの!これからは使い魔として生涯わたしに仕えるのよ!」 「……」 一瞬の間をおいて、ルイズ以外の人間全員から、強烈なツッコミが入った。 「もうちょっと空気読んで言葉選べえええええええっ!!」 前ページ次ページ虚無と獣王
https://w.atwiki.jp/remnant/pages/125.html
ディヴァインディヴァイド渓谷 出現条件トレジャー 採取 出現モンスター 解説 出現条件 地図 大砂海・熱砂の釜の西側にある出口からワールドマップに戻ると出現。 トレジャー トレジャー 場所 腕輪のレシピ・2、アクアの水×3、アドテ人参×3 ディヴァインディヴァイド渓谷 H3 ディヴァインディヴァイド渓谷の地図 ディヴァインディヴァイド渓谷 岩の上 コートバンダナ ディヴァインディヴァイド渓谷 D4 採取 ☆はレア 種別 場所 入手アイテム 潜行 大砂海側からの入り口付近 タシュロン貝ルード・エルフ☆ルード・シルフ 掘出 大砂海側からの入り口付近 追憶の手紙 伐採 大砂海側からの少し進んだ先の草 J3 甘い果実 堀出 F4左 武器レシピ16 堀出 G5壁沿い 澄んだ水ルード・スプリガン 伐採 真ん中壁沿いの木 F3 ナージュの葉良質の木材☆獣人のコイン 伐採 出口近くの小さなくぼみの木 B4南 ナージュの葉良質の木材☆獣人のコイン 伐採 カチューの種植怪の体液☆丈夫な蔓 採掘 D6西側 鉄鉱石鋼鉄石☆ルード・エルフ 採掘 D6崖の真ん中 鉄鉱石鋼鉄石ジャーナ合金☆壺の欠片 採掘 地図のトレジャー横 獣の鱗鋼鉄石☆天然ガス 出現モンスター 出現敵 ドロップアイテム 解体 備考 クラブ 牙クラブの殻アクアの水 朽ちた殻クラブの爪爪クラブの堅爪 ディーバイン 魔獣の毛フェンリスの牙キュアルート 獣の毛フェンリスの角魔獣の骨ディーバインの紫皮 リュウグウ 妖体の牙リュウグウの皮リフレッシュハーブ 腐った肉リュウグウのオイルリュウグウの触手リュウグウの隠腕 リーチフロッグ 大牙リーチフロッグの皮キュアバルブリーチフロッグの体油(エクストラ)リーチフロッグのヒレ(エクストラ) ロバル貝リーチフロッグの薄膜(レア)リーチフロッグの体液(レア)リーチフロッグの生血(ユニーク) 「粘着唾液」「ジャンプキック」 ハーティ 魔獣の牙魔獣の毛皮フェンリスの皮 フェンリスの牙魔獣の爪獣の体液ハーティの鋭爪(ユニーク) ルード・ハーティ 魔獣の牙魔獣の毛皮フェンリスの皮 獣の体液獣の剛毛フェンリスの鬣(レア)ルード・ハーティの鋭牙(ユニーク) オーバーソウル 大きな羽根魔妖の牙オーバーソウルの大嘴(エクストラ) 魔妖の肉オーバーソウルの嘴(レア)オーバーソウルの翼(レア) マルチロックアップ2回「カーズ」(1ターン目に使用)「サイレント・エージェント」「ポイズン・エージェント」「瞑想」「アシッドブレス」 突進魚 ヒュードラの鱗魔獣の殻 ヒュードラの脚ヒュードラの首(レア)ヒュードラの棘(レア) 解説
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/2003.html
(投稿者 Cet) 窓の外には風が吹いていた。 眼下に広がるのは庭園だ。敢えて古めかしい建築様式で作られた石造りのその建造物は、その構造をのたうたせながらに幾度となく交差し、そして限定された幾つものエアスポットを生み出していた。つまり、それらのことを中庭と呼ぶことができた。 彼女はそれを眺めていた。木が植わっている。前栽が見える。正方形に区切られた空間を、やや淡いトーンの緑が覆っている。そこに時折風が吹くことで、微かに格子に枠が組まれた窓が揺れ、カタカタと音を立て、同時に草木を揺らした。その葉摺れの音を直接感知することはできなかったが、しかし彼女の脳裏にはその音がしっかりと象られた。彼女はふっと微笑んだ。 「昨年から更に手を加えられたのですね」 そして振り返る。そこには玉座がある。 王のまします場所には、白髪の翁が座していた。ちら、と視線を女性へと遣り、そして微かに頷くように、首を動かした。口の端がほんのすこしだけ歪められている。 王は何かを喋ろうとして、そして口を開けた。しかし僅かな空気がその喉を伝い外へと拡散していく中で、声がその空間を震わせることは決してなかった。視線は虚空へと放られた。何かを探しているように、その目は天井近くへと動き、また水平に戻されるということを続けた。やがて目はおずおずとした形で女性へと戻され、そしてはにかむように口元が動いた。結局、王は言葉を捕まえることを諦めた。 女性もまた微笑む。モスグリーンを基調とした、祭事用の軍服を着ている。その胸の各所にはきらめきを放つ勲章が飾られ、それは彼女が何か動作をする度に静かに揺れた。 「静かですね」 言いながらに女性は視線を巡らせた、その広い玉間の壁面を、視線を滑らせ確かめていく。クリーム色の壁紙だった。そしてその壁紙には細かなおうとつが刻まれ、その陰影によって刺繍のような模様が浮かんでいる。また、床は茶色の、毛先のそばだった絨毯によって覆われている。 「そういう為に作らせた」 「そうでしょう」 女性の相槌に、男は首をうつむかせた。しかし男はくつくつと笑っていた。 それは決して華美というべき彩色ではなかった。同時に、それはあくまで訪問者を威圧するものではない彩色であった。 「本来ならば、紫や、あるいは赤を混じえるべきなのだろう」 男はそう言って、しばし視線を彷徨わせていた。それは天井の辺りをふらふらと揺れていた。その様子を見て、女性は微笑む。 やがて女性が歩みを進めた。男の座る玉座の方へと足を進め、そして傍らに立った。凛とした歩みに少しだけ部屋の空気が揺れる。 男が視線を女性へと遣る。 「長い話がしたい」 男の言葉に、女性はその目を伏せた。続けて頷く。それは慈愛の色を感じさせる首肯だった。 「幾らでもお語りください、今回は私も何日か滞在することができます」 「それはよかった」 男はそう言って微笑んだ。 しかし、その微笑みも長くは続かなかった。ふと男の表情に空白じみた緊張が混入する、思考と思考の間に差し込まれた冷たい条理が、彼の微笑を分解する。その束の間の変化に、女性もまた自らが浮かべていた微笑みを、一時的に仕舞い込んだ。静かな日和で、時折窓の外に風が吹き付けるのを細かな振動で感知できる以外に、雑音と呼ぶべきものは存在していなかった。 でも、二人はどこかしらその平穏らしきものが期限付きの存在であることを悟っていたのだ。その予感は、その事象の切れ端は、何よりも雄弁に王の憂鬱によって語られていた。 それは分かり切っていたことであったし、そして今、男はその水面下での進行を肌で感じていた。 しかし、それを敢えて停めるだけの力を発揮することが、彼には憚られたのだ。王たるものとは言え、彼が玉座に座り続けた年月はあまりにも長かった。その中で彼の中にあるものが、衰えないでいるということの方が無理のある話だった。 女性が口を開く。 「もう一度、政治の場に返り咲くことはお考えられですか?」 「……」 男が顔を上げる。その顔には、明確な怒気のようなものがあった。何故この場でそのような話をしなければならないのか、今得るべきなのは、今後の政略についての目途などではなく、束の間の心の平穏というものなのではないか。彼の眼は雄弁に語っていた。しかし、それは彼女をひるませるには至らない程度の、無邪気な怒気に過ぎなかった。 男が口を開こうとした。 それと同時に、女性が男から視線を外した。男の傍らに立って、その男の正面方向へと目を向けたのだ。 そちらの方向にはこの部屋の唯一の出入り口となる扉が存在している。 そしてやや遅れて、男もまたその扉へと視線を向けた。「おお」、と呻くような呟きを漏らす。 「嵐が」 更に言葉を継ごうとした瞬間に、女性の手が素早く動いた。腰に佩いた軍刀の柄を右手で握り締める。女性の視線が鋭さを増す。ふと、青く可視化された空気が彼女の周囲を覆ったように思われた。 轟音と共に粉塵が舞った。 扉とその周囲の壁が砕かれ、噴煙の様相を為した波は玉座の周囲を瞬く間に覆い隠した。それは衝撃波を伴って、毛羽立った弾性のある絨毯を硬化した質感に変えた。人の手によって長年繊細な管理を受け続けてきた数々の調度品に、大小様々の欠片が降り注ぎ、相応の傷を付けた。そのうち幾らかは吹き飛ばされ、転倒し、使い物にならなくなった。 女性は思わず目を瞑っていた。どちらにせよ、粉塵によって前後の状態を知ることは不可能ではあった。 一瞬にして、その部屋の美しいありようは失われていた。それほどまでに、押し寄せた衝撃力は大きなものだったのだ。 やがて部屋の内部を覆っていた塵芥の層が、徐々に落ち着きを見せ、光を遮るカーテンのような状態から普段通りの姿を取り戻していく。女性は膝立ちで、そして両の腕を顔前で交差させていた。僅かにできた腕と腕の隙間から、周囲の様子を注視していく。薄れかけた土煙の向こうで、複数の人間が動く姿を確認できた。 続けざまに銃声が上がる。 爆風が起こる。炸薬の光が部屋を照らす。女性はそれでも膝立ちの状態から動かない、否、動けずにいた。 青い光。 それが彼女を覆っていた。 「……皇帝はっ」 銃声の連なる中、爆裂音の鳴り響く中で、声は彼女自身不自然に感じられるほど明瞭に響いた。そもそも、鼓膜が破裂していないということ自体が、彼女を戸惑わせた。 やがて、何者かの息遣いが、すぐ背後から彼女の耳朶を打った。 (知りませぬ) 「……ッ」 絶句し、そして目をわななかせた。しかしそれでも彼女は身動き一つ取ることができなかった。彼女は青色の風、その温かな感触に絡めとられ、そしてただ背を低くして機を待つに留まっていた。 そして、何の前触れもなく銃声と破裂音が止んだ。 粉塵の立ちこめる中、ほとんど視覚はまともに機能していなかったが、しかし彼女の鋭敏な知覚は複数の人間の息遣いを感じ取り、そして、未だ納められないでいる殺気と、自分と同じくして粉塵の中をねめつける幾つかの視線を察した。 (機を見て逃げます) そして、彼女に寄り添っているその気配は静かに言った。 彼女はこくりと頷く。 徐々に、粉塵が晴れていく。いくらかの、絨毯の感触によって軽減はされているものの、しかし砂利のように散らばる種々の破片らが擦り合わさる音が、部屋に響き始める。 何者かがこの荒れ果てた室内の様子を確認する為に訪れたことを知らせていた。 そんな中、彼女の体が、その本人の意思とは関係なく僅かにその腰の位置を上げた。誰かによって抱えられ、静かにその場を去ろうとする。 その瞬間に彼女は確かに見た。 部屋の出入り口の対照に位置する壁―― さっと手足が冷たくなるのを自覚していた。そして、彼女の体を抱えるその者もまた、静止し、彼女と同じくして何かを視認しているようだった。 そして、それほど間もない内に、今まで彼女を覆っていたその青い風のようなものを静かに展開した。 男達は、荒れ果てた室内をねめつけるようにして見渡しながら、もはや本来備えられていた質感を完全に失ってしまった絨毯の上を踏みつけていた。そのようにして彼らが一歩一歩進んでいく中で、その空間の内に充満していたところの粉塵が、その濃度を少しずつ落としていった。 やがて視界がほとんど透明と言えるようになって、彼らはそれを目にした。玉座であったであろうと思しきその椅子の背もたれは完全に消滅しており、四つの足と、腰掛ける為の板だけが原形を留めていた。また、その四つの足にはそれぞれ乾いたパテのようなものが付着しており、その椅子の背もたれの後方の床と壁には、似たようなパテらしき何かがへばり付いていた。その奇妙な光景は、破壊されてしまった玉座の付近にのみ見られるものだった。 男達は室内を睥睨するのを辞めた。 それとほとんど同じタイミングで、荒れ果てた部屋の静寂に対して、慌ただしさのようなものが伝わってくる運びとなる。破壊された部屋の入り口の方から、革靴の乾いた足音が響いてくる。部屋の中にいる数人の男の内、一人が入口の方向を振り返って、そこから現れた軍用のコートを着た男の姿を確認した。新たに現れた男は制帽をかぶっており、そして視線が合うと、かるく制帽に手で触れた。 「もう統制は開始されている、問題ない」 制帽をかぶった男が言う。 「分かった、じゃあ処理をするからもう少し人間を連れてきてくれ」 「了解」 二人はそうやって軽く会話を交わした。 やがて、帽子をかぶった男の方が部屋を出ていく。部屋は静かだった。部屋の窓からは中庭が見えた。先ほど会話を交わしていた男の片割れが、ちらと目で窓の外を見遣る。格子状の枠は、何らかの圧力によって外側へと折り曲げられ、そこから見える幾らかの木と前栽が風に揺れていた。 ◇ 女性が走っていた。 狭い通路を、女性が走っていた。左右は煉瓦造りの建造物に挟まれた、湿っぽいにおいの漂う通路だった。その速度は大したもので、女性だてらに、などと言わしめるレベルを遠に超えて、彼女は俊敏に通路を駆けていた。それでありながら彼女の口元には穏やかな呼吸が続いている、さながらその姿は、密使か何かを思わせた。 ふと、彼女の足が止まった。 狭い通路だった。 彼女の視線の先に、少年が立っていた。 神父か何かが着るような、暗色の服を着こんでいた。両手をだらんと地面へと垂れ下げ、そしてどこを見るでもなく地面を眺めていた。 女性はその姿をじっと見つめる。彼女の眼が、爛々と輝いている。 否、比喩ではなく、彼女の眼が発光を始めていたのだ。 次の瞬間、少年が動いた。
https://w.atwiki.jp/jidai/pages/285.html
作者 司馬遼太郎 時代 戦国時代 主人公 徳川家康 ジャンル 歴史小説 書籍情報 単行本 新潮社 全2巻 +新潮社 全2巻 ▲新潮社 全2巻 覇王の家前編(1973年10月25日) 覇王の家後編(1973年10月25日) 単行本新装版 新潮社 全1巻 覇王の家(1997年9月1日) 文庫化 新潮文庫 全1巻 覇王の家(1979年11月1日) 新装版 新潮文庫 全2巻 +新潮文庫 全2巻 ▲新潮文庫 全2巻 覇王の家上(2002年4月30日) 覇王の家下(2002年4月30日)
https://w.atwiki.jp/kizumon/pages/827.html
見た目 ステータス スキル 特性 進化 八獣王・アムドゥシアスSL 属性 レア コスト 種族 性格 闇 SL 74 (??) 馬 気まぐれ ※コストの()は絆度MAX値 ステータス 初期値 未MAX 覚MAX HP 111 ?? ?? AP 74 ?? ?? 攻撃力 44 ?? ?? 防御力 39 ?? ?? 賢さ 40 ?? ?? ガッツ 23 ?? ?? すばやさ 45 ?? ?? 移動力 普通 取得可能スキル 使用部位 牙 - 体当たり ○ 雄叫び ○ 爪 - 絞め技 - 仙術 - 角 ○ 息 ○ 魔術 ○ 蹴り ○ 眼力 ○ 機械 - しっぽ ○ 羽ばたき ○ その他 ○ スキル ダークスフィア・強 ダークスフィア・強 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 闇 遠 精神 - 300 敵単 24(18) 詳細 なし 使用部位:魔術 ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 威力+5.00% 肥料 生産肥料数 30 入手場所 所持するモンスター 八獣王・アムドゥシアスSL メデューサ マスターテリオン 備考 Last Update 2018-01-18 17 28 20 (Thu) 角突き・強 角突き・強 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 無 近 物理 貫 300 敵単 29(29) 詳細 命中率 少し低いクリティカル率 少し高い 使用部位:角 ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 威力+5.00% 肥料 生産肥料数 30 入手場所 所持するモンスター ズラトロク アムドゥシアス 八獣王・アムドゥシアスSL マスターテリオン 備考 Last Update 2018-01-18 17 28 33 (Thu) 奪力の歌 奪力の歌 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 無 - - - - 敵全 10(10) 詳細 攻撃力↓(中)化 期間 2付与 70% 使用部位:雄叫び ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 攻撃↓付与率+5.00% 肥料 生産肥料数 15 入手場所 所持するモンスター ちびシャックス ヤングシャックス シャックス ナンディン ナンディン★ 八獣王・アムドゥシアスSR 風生獣 八獣王・アムドゥシアスL アムドゥシアス 八獣王・アムドゥシアスSL セイレーン ゲオルギウス 備考 Last Update 2017-11-27 14 50 58 (Mon) 子守唄 子守唄 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 無 - - - - 敵全 14(14) 詳細 睡眠化 期間 2 付与率 70% 使用部位:雄叫び ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 睡眠付与率+5.00% 肥料 生産肥料数 15 入手場所 所持するモンスター ちびバク ヤングバク バク 八獣王・アムドゥシアスSR 八獣王・アムドゥシアスL バステト アムドゥシアス 八獣王・アムドゥシアスSL アシナ 備考 Last Update 2017-12-05 18 33 34 (Tue) アッチェレランド アッチェレランド 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 無 - - - - 味全 16(16) 詳細 素早さ↑(中)化 期間 3 使用部位:雄叫び ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 素早さ↑効果+5.00% 肥料 生産肥料数 25 入手場所 所持するモンスター 八獣王・アムドゥシアスL リントヴルム バステト 八獣王・アムドゥシアスSL セイレーン バロン 備考 Last Update 2017-12-07 18 08 44 (Thu) 癒やしの舞 癒やしの舞 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 無 - - - - 味全 47(47) 詳細 HP回復(小)継続回復(大)化 期間 3自身をマヒ(大)化 期間 3 使用部位:? ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 行動速度+11% 肥料 生産肥料数 ?? 入手場所 所持するモンスター 八獣王・アムドゥシアスL 角龍 バステト アムドゥシアス 八獣王・アムドゥシアスSL 備考 Last Update 2017-10-24 15 54 27 (Tue) ※★はロックされているスキル(未確認) 特性 人特呪★ 人特呪 詳細 攻撃対象が魔人族の時悪性状態付与率33%↑ LvUP情報 悪性状態付与率1.65%↑ 肥料情報 生産肥料数 10 入手場所 所持するモンスター ちびアスプ 八獣王・アムドゥシアスSL メデューサ 備考 Last Update 2017-10-27 18 23 17 (Fri) ※★はロックされている特性 モンスター進化 なし 入手方法 八獣王・アムドゥシアスLを進化 Last Update 2017-10-24 15 47 49 (Tue) 見た目 ステータス スキル 特性 進化
https://w.atwiki.jp/bkneko/pages/693.html
武器一覧|ALL武器進化表 ガチャ(レア)【体当たり(武器)|弓(武器)|魔法(武器)|ため(武器)|サポート(武器)】 ガチャ(激レア)【体当たり(武器)|弓(武器)|魔法(武器)|ため(武器)|サポート(武器)】 ガチャ(超激レア)【体当たり(武器)|弓(武器)|魔法(武器)|ため(武器)|サポート(武器)】 ※基本的にパラメータ等は最終進化状態のみ載せています。 ※図鑑Noは推測しているものもあるのでシリーズ内で前後する場合があります。 ※武器名の後に「★」がついているものは武器データが完成していないものです(第6進化関連)。 竜王の杖 ガチャにて出現する武器。 竜王の杖 竜魔王の輪廻杖 獄竜魔王の輪廻杖 武器名 タイプ 属性 レアリティ 魔力 竜王の杖 魔法 闇 超激レア 113 竜王の杖+ 魔法 闇 超激レア 181 竜王の杖++ 魔法 闇 超激レア 235 竜魔王の杖 魔法 闇 超激レア 283 竜魔王の輪廻杖 魔法 闇 超激レア 566 獄竜魔王の輪廻杖 魔法 闇 超激レア 762 竜王の杖 竜王の杖+ 竜王の杖++ 竜魔王の杖 竜魔王の輪廻杖 獄竜魔王の輪廻杖 マジックスキル竜王の杖 竜王の杖+ 竜王の杖++ 竜魔王の杖 竜魔王の輪廻杖 獄竜魔王の輪廻杖 魔法防御力+50~+100闇属性のバーストサイズ25%~50%増加闇属性の詠唱時間10%~25%短縮 魔法防御力+50~+100闇属性のバーストサイズ25%~50%増加闇属性の詠唱時間10%~25%短縮 魔法防御力+50~+100闇属性のバーストサイズ25%~50%増加闇属性の詠唱時間10%~25%短縮 魔法防御力+50~+100闇属性のバーストサイズ25%~50%増加闇属性の詠唱時間10%~25%短縮 魔法防御力+50~+150闇属性のバーストサイズ25%~60%増加闇属性の詠唱時間10%~30%短縮 魔法防御力+50~+250闇属性のバーストサイズ25%~70%増加闇属性の詠唱時間10%~40%短縮 図鑑No 武器名 進化素材 進化元 0365 竜王の杖 闇の石15 闇の魔石5 闇のオリハルコン1 第2進化 0366 竜王の杖+ 闇の石20 闇の魔石10 闇のオリハルコン3 第3進化 0367 竜王の杖++ 闇の魔石15 闇のオリハルコン5 神竜の紅玉1 第4進化 0368 竜魔王の杖 闇の魔石30 闇のオリハルコン8 神竜の紅玉1 第5進化 0574 竜魔王の輪廻杖 聖獣の涙2 闇のオリハルコン10 神竜の紅玉2 第6進化 0996 獄竜魔王の輪廻杖 備考
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/41790.html
天変の籠手(テンペスト・オーダー) UC 火/自然 (2) クリーチャー:ビーストフォーク 6000 ■このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンからカードを1枚選び、墓地に置く。その後、相手は自身の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。 ■W・ブレイカー 作者:シザー・ガイ 何も混じってない純粋なビーストフォークを作ったのは多分これが初だと思います フレーバーテキスト 関連 + ... 《焦土と開拓の天変》 《獣王の手甲》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yasamasu/pages/202.html
/ / / \ > ___ / _/ } Vム /―- _ _/ / | |\ | V' \__ / ` 、 __/ / / .| | \ |、∨ ヽ` ー / // >-' / ; | |V 彡f芹 | `゙ V / / / / ; | イ | |ィ(,・ )}リ'ハ j / / / / ./ j | V ハ | /}≧彡゙ / V / / / / /イ | | ム l/ / / / / / | / | | /・)ハ / 、 /-―f'"rfi i '" / / ∧ /, ハ | / 彡'^ / ,_ヘ /i i / / / / / ∧ |、 /L___ _ /` ソ / |/ / / / / \| .V / `ー‐彡 / |_ /  ̄/ /‐- _ <´ミ≧r‐------ 什Lj ノ | / / / _二 {二二二 ヽ /´, -‐'" { / / / /i i i ハ | \_ } } | { 、_ _ / / / /i i i i i i i iハ |  ゙̄ ミrェ‐ | | | _,.. ノ/  ̄ \ / / / / i i i i i i i i i i i| | 二二 ヽY´ / / / / | i i i i i i i i i i i i| | ノ } | {´ ../ / / | i i i i i i i i i i i i| |/ > ''  ̄` < > ''" ̄ < \ / / / } i i i i i i i i i i / / \ `ヽ / / /|i i i i i i i i i/ / , ─────────────────────────────────────── 【名前】レイレイ 【タイプ】ゴースト/かくとう 【特性】ふろうふし… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 体力が満タンの時必ず耐える。 【技x5:シャドーパンチ、インファイト、ブレイククロー、ビルドアップ、のろい】 こうげき:AA- ぼうぎょ:D+ とくこう:D とくぼう:C すばやさ:B 【ポテンシャル】 『野生ポケモン』… 場に出ると自身の任意の能力が二段階上がる。 『屍人の大爪』… 自身の「攻」を強化(1.1倍)する。 相手の「防」の上昇(強化)を無視する。 『屍人の鋭爪』… 自身の「接触技」を強化(1.25倍)し、急所に当たりやすくする。(C+1) 『キョンシー』… 「混乱」状態の時、自身の「攻」を2倍にする。 『対の先』… 相手の「速」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対飛回避』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、相手の「飛」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対飛耐性』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、相手の「飛」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対飛迫撃』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『闘争本能』… 低確率で相手の攻撃技を無効化する。
https://w.atwiki.jp/luna-snow/pages/22.html
新しく追加された武器の詳細です。 名称 キャラクター名 攻撃力 重さ 闇 ルーミア 10 0 ⑨ チルノ 0,5,10,15,20,25,30,35,40 0,11,22,33,44 中国の拳 紅美鈴 40 40 七曜の杖 パチュリー・ノーレッジ 0 0,-60 ナイフ 十六夜咲夜 100 50 グングニル レミリア・スカーレット 魔剣レーヴァテイン フランドール・スカーレット ふぶき レティ・ホワイトロック 16 5 ネコミミ 橙 10 -20 上海人形 アリス・マーガトロイド 0,-10,-20,-30 -50 ヴァイオリン ルナサ・プリズムリバー 50 30 トランペット メルラン・プリズムリバー 30 30 ピアノ リリカ・プリズムリバー -50 -30 長刀楼観剣 魂魄妖夢 0~進んだ人の攻撃力依存 80 亡霊姫の剣 西行寺幽々子 油揚げ 八雲藍 スキマ妖怪の傘 八雲紫 博麗の大麻 博麗靈夢 蛍の爪 リグル・ナイトバグ 20 0 夜雀の鋭爪 ミスティア・ローレライ -10 -30 人浪の歴史書 上白沢慧音 40 40 魔法使いの八卦炉 霧雨魔理沙 -127 0~-200 ウサミミ 因幡てゐ 進んだ人の素早さ依存 進んだ人の素早さ依存 うどんソード 鈴仙・優曇華院・イナバ 0~100 0~100 致死の矢 八意永琳 0~100 0~-20 永遠の時 蓬莱山輝夜 不老不死の炎 藤原妹紅 伊吹瓢 伊吹萃香 80 40 日傘 風見幽香 進んだ人のステータス依存 50 死神の鎌 小野塚小町 -70 -60 羽衣ドリル 永江衣玖 進んだ人の攻撃力依存 70 非想非非想の剣 比那名居天子 悔悟棒 四季映姫・ヤマザナドゥ 紅葉ブレード 秋静葉 30 10 芋 秋穣子 30 20 厄溜 鍵山雛 0,8,16,24,32,40,48,56,64 0,8,16,24,32,40,48,56,64 蒲の穂 河城にとり 0 -50 白狼天狗の剣 椛 90 50 鴉天狗の扇 射命丸文 -30 0,-20,-40 守矢の大麻 東風谷早苗 進んだ人のステータス依存 120 おんばしら 八坂神奈子 220 100 かえるのてだすけ 洩矢諏訪子 釣瓶 キスメ 10 0 感染菌 ヤマメ 30 0 嫉妬 パルスィ 0 -30 怪力乱神 星熊勇儀 75 35 第三の眼 古明地さとり -50 0,-10,-20,-30,-40 猫耳 火焔猫燐 0,-9,-18,-27,-36,-45,-54,-63,-72,-81 0,-20,-40,-60,-80 制御棒 霊烏路空 250 120 ハート 古明地こいし