約 1,561,064 件
https://w.atwiki.jp/okawaii/pages/36.html
最終更新日時:2019/09/10 23 45 43 生徒会役員って4人しか居ないの? 「讎」って何? 財閥が存在するのおかしくない?/ひよこ鑑定士って高校生が取得するには難しすぎない? 各話のサブタイトルの上にある一筆書きみたいな星座は何? 「お可愛い事…」って実際に言ってる? 四条帝って誰? 伊井野ミコが言ってる「ステラの人」って誰? 「スミシー・A・ハーサカ」の元ネタって何? ウケルちゃんって誰? ザコちゃんって誰? 結局ハーレムになるんでしょ? クライマックスみたいな展開迎えてるけど、もう終わるの? 単行本に収録されていない回ってどれ? 単行本未収録回はどうやったら読める? 本スレがワッチョイあり/ワッチョイなしに決まっていないのはどうして? 天才たち? 恋愛頭脳戦? 生徒会役員って4人しか居ないの? 本来は会長、副会長、書記、会計、会計監査、庶務の6名から成り立っており、3年組が庶務と会計監査の役職についています。 ただし、去年の大立ち回りが原因で2年組とは気まずいらしく、生徒会室に誰もいないタイミングでやってきて仕事をしているようです(コミックス4巻のQ Aより)。 次期生徒会に移ってからは、庶務の座が空席になったままになっています。 「讎」って何? 「讐」の異体字です。よく見るとパーツは同じで、嶋と嶌のような関係であることが分かります。 「讐」と読み方は同じで「シュウ・あだ」などで変換可能です。 『大辞林』によると「復讐」は「復讎」とも書けるとか。 財閥が存在するのおかしくない?/ひよこ鑑定士って高校生が取得するには難しすぎない? この物語は「竹取物語が史実だったかもしれない」という設定で9世紀ごろから歴史が分岐しており、我々の存在する現実とは若干の差異が存在します。 なので財閥解体は行われていませんし、高校生でひよこ鑑定士を取得することも可能です(コミックス4巻のQ Aより)。 各話のサブタイトルの上にある一筆書きみたいな星座は何? 今のところ謎です。 「お可愛い事…」って実際に言ってる? 白銀会長がイメージしてるあの表情で言ったことは一度もありません。 風邪回の時に幼児化したかぐやがベッドに引きずり込まれ慌てる会長に向け「お可愛い事…」と言ったことがあるのみです。 最近早坂に向かって恐らくイメージに一番近い「お可愛い事…」を披露しましたが、残念ながらアホ顔でした。 四条帝って誰? なぞなぞ回(1巻第4話)の白銀の回想に出てきた全国模試の結果で、2位の白銀御行と20点もの差をつけ1位に君臨している人物です。 現在名前以外の事は一切分かっていませんが、「四条」という姓、「帝」という名前から物語に関与してくる可能性が考察されています。 四条眞紀には双子の弟がいることが分かっており、それが彼ではないかと考えられています。 伊井野ミコが言ってる「ステラの人」って誰? 名言されたわけではないので断定はできませんが、ステラの人の話が出た回のタイトルが石上が一切登場していないにも関わらず「そして、石上優は目を閉じた」であること、石上が植物や花言葉に詳しいこと、ミコに行われていたイタズラを彼女に気付かれないように取り除いていたことなどから推察するに、ステラの人=石上優ではないか、という説が読者の間で一般的となっています。 「スミシー・A・ハーサカ」の元ネタって何? 「アラン・スミシー」という架空の映画監督の名前が元ネタだと思われます。 訳あって監督の名前をクレジットできないときに用いられた名前で、「名無しの権兵衛」や書類記入例の「○○太郎」「○○花子」のようなものです。 アラン・スミシーについてはWikipediaの記事をご覧ください。 ウケルちゃんって誰? 四条眞紀の名前が判明するまでに多用されていた読者間での愛称です。この画像の女の子です。詳しい説明は登場人物一覧へ。 現在は名前が判明したためこの名前で呼ばれること滅多にはありません。 余談ですが、柏木さんの彼氏は登場から長い間名前が明かされなかったので、「壁ダァン君」「壁君」などと呼ばれていました。 ザコちゃんって誰? 伊井野ミコの読者間での愛称です。大仏こばちがモノローグで「ミコちゃんはザコです」と言ったことに起因します。 ザコとミコで一文字違いなのと、実際非常にチョロくてザコなので、この呼び名で読者から愛されています。 結局ハーレムになるんでしょ? 作者がインタビューにて「モテモテでハーレムを築いているような作品があって、主人公が「じゃあみんなと結婚しよう」と言ったとして、ヒロインたちが「しょうがないわね」って結婚してくれるような展開は嫌なんですよ。」と言っている為、ハーレム展開は無いと思われます。 クライマックスみたいな展開迎えてるけど、もう終わるの? 作者が「もしかしたら大学生編・社会人編なんかもあるかもしれない」「少女マンガとかで考えると、付き合ってからの話の方が長いなんて普通にありえる」「ラブコメの王道として、最後は卒業して終わりかなと考えています。とはいえ、明確な着地点は考えておらず、いくつか候補があるという感じ。3年生になるあたりで、折り返しじゃないでしょうか」「何巻までかは決めていないのですが、僕が疲れ切るか、白銀とかぐやの恋愛進行度に関わらず彼らが秀知院を卒業するまでは描こうと思っています」などと公言しているので、まだまだ終わることは無さそうです。 単行本に収録されていない回ってどれ? 今後も収録されなさそうな番外編は以下のとおりです。 2017年NEXTヒロイン3誌コラボ(ヤングジャンプ2017年8号, ヤングマガジン2017年8号, 別冊少年マガジン2017年3月号) かぐや様は告らせたい ダークネス(ヤングジャンプGOLD vol.1) かぐや様は告らせたい ダークネス(ヤングジャンプGOLD vol.2) かぐや様は告らせたい出張4コマ かぐこく!(ヤングジャンプGOLD vol.3) その他の"まだ収録されていないだけの回"はサブタイトルと初出一覧をチェックしてください。 なお、下記の二つは公式ファンブックに掲載されました。 出張掲載特別読切(ヤングジャンプ2015年40号) 凱旋特別読切(ミラクルジャンプ2016年8月号) 単行本未収録回はどうやったら読める? 基本的にはなんとかしてバックナンバーを探すしかないですが、かぐや様は告らせたい ダークネスに関してはヤングジャンプGOLD vol.1の電子版を購入すれば読むことが出来ます。(Kindle,eBookJapan,楽天Koboなど) その他の回も読者からの熱烈な希望があれば将来的には単行本やファンブック等に収録されるかも………? ヤンジャンアプリを入れれば、購入することで最新話まで読むことが可能になりました。 本スレがワッチョイあり/ワッチョイなしに決まっていないのはどうして? 【赤坂アカ】かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ☆25を立てるときにワッチョイを付け忘れてしまう ワッチョイありで立て直す・立て直さないで議論になる(この間も↑のスレの保守が進む) 別の人が前スレ 【赤坂アカ】かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ☆25)(実質☆26、ワッチョイあり)を立てる 両方のスレの保守が終わる さらに別の人が【赤坂アカ】 かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ★25(実質☆27、ワッチョイあり)を立てる(乱立荒らし) 3つのスレが同時進行の状態になる ☆25(実質☆26、ワッチョイあり)が 1000に到達する ☆25(ワッチョイなし)を再利用・ 1000に到達する ★25(実質☆27、ワッチョイあり)で「スレ立てする人に一任するゴルゴスレ方式にしよう」ということになる(この辺とこの辺) という経緯があります。 最終的な結論は ワッチョイを付けるかどうかはスレ立てする人に一任しよう ワッチョイあり・なしのどちらになっても黙ってそれを使おう(間違って"なし"にしてしまっても立て直すのは止めよう) どうしてもワッチョイあり(なし)にしたい人は 970を踏んで自分で次スレを立てよう です。 天才たち? はい、すみません。 恋愛頭脳戦? はい、すみません。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/2849.html
ここでは『召喚魔法』によって呼び出される召喚獣とその強さ、その所有者を紹介する。 魔法一覧へ戻る。 ~召喚魔法派生~ 多重召喚 主な術者:サングル、カメザード 本来召喚魔法で召喚されるモンスターは一個体のみだが、この魔術を使用することにより複数のモンスターを同時召喚できる。 魔力を一気に消耗する為、使用後は一切魔法が使用できなくなる。 ~召喚獣一覧~ ハルピュイア 所有者:ハルシオン ギリシア神話に登場する女面鳥身の伝説の生物。 姿は翼と下半身が鳥の獣美少女。 類稀なる美しい滑空力で敵を魅了し、足で鷲掴み地面に叩きつける。 ラタトスク 所有者:モララー 北欧神話において世界樹ユグドラシルに住んでいるといわれる栗鼠。 姿は暗緑色の大きな鼠であり、モララーにも引けを取らないほどの素早い突進攻撃を得意とする。 サイボーグアニマル 所有者:ネビュラ 体の至る所、或いは全身が機械化された獣。 非常に頑丈な身体を持ち、複数で一体分となる。 黄泉夜行 所有者:火愚病 死者を蘇らせアンデットとして使役する秘術。 死者の種類は豊富で見るものを恐怖で震え上がらせる。 クラーケン 所有者:エドメア 北欧伝承の海の怪物として知られた巨大なイカ。 外見はやはり巨大なイカであり敵を絡め取り生命を絞り取り、死に追いやるまで絶対に離さない。 バハムート 所有者:エドメア ヨブ記などに登場する怪獣の一種。 黒い体を持つドラゴンであり、翼によりあらゆるものを切断し吹き飛ばす。 ムシュフシュ 所有者:エドメア シュメール語で"怒る蛇"の意。 体が大き過ぎる為召喚後は体は地面に埋まっており、主に地中を移動し敵を翻弄して不意を突く。 シャドーマン 所有者:ネガティブルイージ 術者が呼び寄せた時、シャドーマンは相手の姿を模した影として出現する。 異質な召喚であり、対象の息の根を止めるまで攻撃を止めない。 DEATH 所有者:ネガティブルイージ 外見は八本の腕を持つ死神。それぞれの腕は鎌と一体化しており、獲物を容赦なく斬殺する。 エクエス 所有者:不明 白銀と漆黒の二色何れかに変色する一角獣。異質な召喚で術者が騎乗している限り存在し、術者も行動できる。 角が高速で回転し鎌鼬を引き起こすモード(白)と回転の摩擦熱により発火するモード(黒)と切り替えられる。 デストロイボム 所有者:不明 黒い斑模様に血の如く真っ赤に染まった外見を持つ巨大なボム兵のような姿をした兵器型魔獣。 半径50m以上を誇る大爆発を引き起こす事ができる。 メルセゲル 所有者:不明 「静寂を愛する者」という意味の名を持つ、下エジプトの女神。 巨大なコブラの口の中に女性が張り付いたような姿をしており、脅威な破壊力を誇る極太光線を放つ。 デルピュネー 所有者:不明 上半身は女性で、下半身は蛇の姿をしている怪物。 回避力に長けている他、口から毒針を放つ。 ラパン・ザ・ラパン 所有者:不明 継ぎ接ぎだらけの大きなウサギ人形。 体から無数の鋭利な刃や棘を出現させ、相手に襲いかかる。 ユニコーン 所有者:ウィズ 一角獣とも呼ばれ、額の中央に一本の角が生えた馬に似た伝説の生物。 身体の所々が凍結しており、そこから広範囲に広がる冷凍光線を放つ。走った跡は氷のフィールドとなる。 タオティー 所有者:サングル 四凶の一つとされる怪物、「饕餮」がモデルとなったもの。召喚魔法の中でも最凶と謳われた存在の一匹。 外見は大きな身体を持つ黒い虎の様な姿をしており、額に沢山の人間の顔がある。 口から吐く黒い吐息はあらゆる生命エネルギーを枯らしてしまう。 四凶(しきょう)とは、古代中国の舜帝に、中原の四方に流された四柱の悪神。 チョンジー 所有者:サングル 四凶の一つとされる怪物、「窮奇」がモデルとなったもの。召喚魔法の中でも最凶と謳われた存在の一匹。 けたたましく鳴り響く犬の鳴き声を敵に浴びせることで身動きを取れなくしたり、爆風を吐くことができる。 フンダン 所有者:サングル 四凶の一つとされる怪物、「渾沌」がモデルとなったもの。召喚魔法の中でも最凶と謳われた存在の一匹。 天から凄まじい黒雷を落として大地を滅ぼす他、落雷箇所に術者が吸収してきたあらゆる人物の血液から生成させた擬似人間を生み出す。 タオワ 所有者:サングル 四凶の一つとされる怪物、「檮杌」がモデルとなったもの。召喚魔法の中でも最凶と謳われた存在の一匹。 上記の三匹の四凶の中でも頑丈な体を持ち、尚且つ速度も高く、身体能力が大きく特化した魔獣と言える。 サハスラブジャ 所有者:ナナシア 超巨大な十一面千手観音。 数多く存在する召喚魔法のモンスターの中でも上位に位置する最強召喚獣。 千手による猛撃に加え、いかなる攻撃をものともしない頑丈な体を持つ。 十一面から術者の魔法(炎・氷・雷・風・土の5つのみ)を放つこともできる。 ブラフマン 所有者:カメザード 外見は金剛力士像を思わせる、鬼のような形相を持つ巨人。 銀色の身体はあらゆる攻撃にも耐え、凄まじい破壊力を発揮する豪腕で敵を圧砕するなど完全無欠の召喚獣であるため、 召喚魔法の中でも上位に位置する最強召喚獣と謳われている。
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/2598.html
「……ちかづくな、けりころすよ」 プロフィール 名前 アニファ(命名【物理加速】) 性別 女 年齢 外見10歳程 能力分類 【近接系】 能力属性 氷 身長 130cm程 体重 けりころすよ? 好きな食べ物 味の濃いものと野菜 嫌いな食べ物 味の「無い」物 好き ひみつ、いうわけない 嫌い かがくしゃ、とか 能力 【白銀の瑞穂に微睡む使兎】 - Timantti Ruis - (スレでは略して【白銀使兎】) 雪原、氷上を駆けまわる兎の半獣、人⇔半獣が可能 足(人間でいうところの膝より先)で蹴ったものを凍らせ、強く蹴るほど強固に凍結させる 地面に施すことで滑りやすいトラップとして用いることができる ただし使用者は滑ることがなく、壁等を凍らせた場合、凍っているところを次回から足場とすることもできる 読みは“しろがねのみずほにまどろむしと” -“ティマンティ ルイス”- +【QあんどA】 【白銀の瑞穂に微睡む使兎】 - Timantti Ruis - 例えば地面を強く蹴り、凍った地面を蹴り飛ばしたりすることはできますか? 凍った部分をはがしてそれを飛び道具(?)として使うという意味であれば、不可です 壁を凍らせた足場ではそこだけ重力が下向きになるイメージでよいですか? そんな感じで構いません、 ただし引力を発生させるというわけではないので、自分以外のものは通常の引力に引かれます 髪(?)は氷方面に、精々服もそちらに、ただしダンベルを持っていたとしてそれは地球(便宜上)に引かれます 脚力は普通ですか? ジャンプ力等はさほど上がりませんが能力を行使する上で、 常人以上、ただし超人へはなれないくらいでしょうか キック力に至っても普通です、あくまでも能力の行使に必要な範囲ということでお願いします 全力の蹴りで大体どれ位凍りますか? 対生物ならば全力で凍傷、 物ならば水分を含む場合で半径30cm半球くらいでしょうか 通常の炎には若干の耐性、能力の炎には劣勢です 足場にする場合、大きさは問わないと思ってよろしいですか? つまり極端なことをいうのであれば凍った部分が1mmの円とかでも、ということでしょうか ややこしくならないためにも、最低限、 蹴って当たったところが判定されて、その部分が凍るということにしておけば問題はなさそうでしょうか 剣とかをもって壁の足場に着地(?)した場合、装備品を凍らせていれば問題なかったりしますか? どうしましょう。 “雪原、氷上を駆けまわる兎の半獣”ということで調整しているので 凍っているところを駆けたり跳ねたり、以外の要素があると不都合が…… 仮に、剣を持つとしても重さは変わらないので持ち歩けていれば運用できる、という考え方でいかがでしょうか 概要 稲穂色のパーカーにクリーム色の短いパンツ 白い髪をツインテールにし、紅い目を持つ少女 舌っ足らずに難しい言葉を使う。表情はあまり変化がないが、よく見れば分かる 全力で戦闘をしたり、気をゆるめたりしていると髪と同色のうさみみが現れる とある 対能力者用生物兵器 と同じ計画で生み出されたが、実用化テストに落ちたせいで棄てられた検体番号No.033の兵器 兎の因子と氷の能力者の遺伝子を掛け合わせたがそれは"開発者"の意図した出来ではなかったようだ。 対能力者用生物兵器として能力者を狩る事で実用性が有る事を証明するために能力者を襲う傾向があり、それ以外の人間には冷たく当たる。 人嫌いではあるが、気に入った人には依存する傾向がある。 しかし【物理加速】に敗北後、心境の変化からジェイルの一員として働くことに 強く成ることへの執着は変わらないが、いきなり襲う様な真似をすることはなくなった 能力者などを見つけたら模擬戦を申し込むことが多いらしい 持ち物 『いっとくナイフ』×2(【変態浪漫】さんより) 30cm程の鋼鉄よりほんの少し硬いククリナイフ。 振るうと相手を手で押す程度の軽い衝撃波が出る デメリットは、衝撃波を出した3秒後にくしゃみを必ずしてしまうということ 刃の部分が丸くなっているのでなく、直線になっているのが特徴。腰に挿している。 日記 漏らしてる方がいたらすみません…… 10/18 よく分からない「モノ」に会う。普通の人間だと思ったら、何か異質なものを感じた -- あにふぁ (2011-10-22 11 27 34) 10/19 ごしゅじんが出来た。名前をもらい、過去と決別した。これからはジェイルの一員として頑張る。 -- あにふぁ (2011-10-22 11 29 38) 10/20 涼華と「遊」んだ。引導を渡し、いつかまた会おうと言い残した。……初めての友達と、言ってもいいのだろうか -- あにふぁ (2011-10-22 11 31 35) 10/23 天真 白と戦う。大事な事を教えてもらい、新たな道を開けた気がした。自分は実は人運に恵まれているのだろうか。 -- あにふぁ (2011-10-24 20 14 31) 10/28 クリエイターズギルドにてヴぁんちょーに武器を作ってもらう。……強さはそれだけで暴力になりうるとは、どういう意味なのだろうか。 -- あにふぁ (2011-10-31 23 11 00) 11/5 修行をしていたらフェンリルに話しかけられる。気がついていないから良い、というものも有るということを知った。落書きはあまり感心しないが、怒られない程度なら良いだろう。それと居酒屋をやっているらしい、今度行ってみたい -- あにふぁ (2011-11-05 20 55 48) 11/11 狩りをしていたらしいウィルに殺されかけた。……御主人、ごめんなさい。私は、未熟で、御主人を御主人と呼ぶ権利すら、ありません……。 -- あにふぁ (2011-11-11 22 40 14) 11/24 ホライゾンに悩みを聞いてもらい、解決。――私は、変わる。がんばるぞ。……今度ミルキーのお礼もしないと、な -- あにふぁ (2011-11-24 22 22 20) 12/5 クロカネと雪の公園にて出会う。スーパーウサギ君ダッシュ改がとっても恰好よく、しかし儚く散った。人の世は無常というのはこういうことなのだろうか。その後、ジェイルにクロカネを連れてきたらおこたで寝てしまった。私も眠い。 (このページは微妙に字が汚い) -- アニファ (2011-12-09 23 07 48) 12/18 自販機を荒らすフィーラ 【手蔓藻蔓】を注意。触手がうにうにしていてとても良い感触だった。枕にしたい。後、名前を上げた。――自分も名無しだったことを考えると、奇妙な感じがするが嫌じゃない。 -- アニファ (2011-12-18 13 04 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/thrones/pages/17.html
今からちょうど10時間程前、メイスは森の中を歩いていた。 (本当にこんなところに街があるのか?) 行けども行けども木々が生い茂り、この先に到底街があるとは思えなかった。 (担がれたかな…) と、思う。大体この手の話は、人から人に語り継がれていく内に、背びれや尾ひれがついて大きくなるものだ。 ここまで来て引き返す訳にも行かず、ただひたすら歩く。 それでもいい加減、メイスも不安になってきた。 やはり引き返そうか―そう思いはじめた時、目の前が急に開けた。 かなり大きな街だ。古めかしい街並が続いている。 街角は活気に溢れ、にぎわいを見せている。 メイスはただ、呆然と立ち尽くした。タイムスリップしたのではないかと錯覚する。 それでも、その街は別段変わったところはなく、古き良き時代の街並といった感じだった。 メイスはふぅと大きく息を吐いた。 とりあえずムダ足にならずに済んだと、胸をなで下ろす。 「さて」 メイスは通りを歩き始めた。街の様子を逐一観察しながら歩いていく― 中央に大きな公園があり、その公園から放射状に通りが延びている。 各通りを網の目のような細い通路が結んでいて、見た目以上に複雑だった。 太陽が真上から傾きはじめ、お腹が抗議を始めて、メイスは小さなカフェの椅子に腰を落ち着けた。 少し遅くなった昼食を取り終え、食後のコーヒーを啜りながら、この後どうするかを思案する。 この街についての情報が欲しい。 情報を収集するには酒場が1番だ。しかし、いかんせん時間が早い。 酒場が開くまでまだまだ時間があった。 それまでの間、もう少し街の中を探索しようと席を立った。 やがて日も落ち、辺りが夕闇に包まれる頃、メイスは路地裏の酒場に入った。 中はすでに多くの人で賑わっていた。カウンターに席を取りマスターに話し掛ける。 「旅の途中で立ち寄ったんだが、いいところだね。」 「そうでしょう?何もないところですがね」 「いや、そんな事はないよ」 マスターは嬉しそうに微笑んだ。酒をコトリとメイスの前に出す。 「おごりです。どうぞ」 「ありがとう。キレイな色だ」 「でしょう?ここのオリジナルです。『黄昏れ』と言うんですよ」 「このカクテルにぴったりの名前だね」 「ありがとうございます」 メイスはグラスに口を付けた。咽を潤し、再びマスターに声をかける。 「実は今日、着いたばかりで良く知らないんだ。よかったら色々聞きたいんだけど」 「いいですよ。あまり面白い話はありませんが…」 そう前置きをして、マスターは話しはじめた。 マスターの話に適当に合図知を打ちながら、必要なものだけを選り分けていく。 あまりこれといった話題は出てこなかった。どこにでもある話ばかりだ。 「とまぁ、大体こんなところですかね?」 「ありがとう、面白かったよ。」 これ以上は何も無さそうだと判断して、メイスは酒場を出た。 近くにあったホテルに宿を取る。部屋に入り、一息ついた。 「そろそろ時間だな」 ひとりボソリとつぶやいて、メイスは報告の為本部への通信回線を開いた。 「メイスです。噂話について調査報告いたします」 「了解しました」 街の存在、場所、別段変わったところがない等を手短に告げて通信を終了させる。 その後メイスは疲れていた事もあり、心地よい眠りに誘われて意識を手放した。 漆黒の闇の中、あちこちで金色にギラつく光が浮かび上がり、獣の荒い息遣いが街の中に充満する。 狂喜に満ちた殺戮の舞台が整った― 何ごともなく1日が過ぎ、カイは倒れるように眠りについた。 静けさだけが辺りを支配し、規則正しい呼吸だけが聞こえている― 闇の中、何の前触れもなく静寂はやぶられた。 着信を知らせる鈴の音が、辺りに反射して鳴り響く。 カイは飛び起き、メダルを探った。こんな時間に一体何が起きたのか? 頭の奥深くでチリっと鈍い痛みが走る。嫌な予感がする― 「どうしたのですか?」 向こう側に問いかける。返事を待つのももどかしい。 「よかった。通じましたな」 「用件を言って下さい。何があったのですか?」 気持ちが焦っているせいか、言葉に力がこもる。こんな時間の通信に良い事があるはずもない。 「メイスの消息が途絶えました。」 「何…ですって?」 「後、わずかではありましたが一瞬ギアの反応も確認されました。もっとも、誤作動の可能性もないとは言えませんが。」 「分かりました。すぐそちらに向かいます!」 通信を切り、カイは慌ただしく家を出た。 ものの数分のタイムラグに苛立ちながら、警察機構までの道程を一気に駆け抜ける。 ようやく辿り着いた正門は、時間の事もあり堅く閉ざされていた。 カイは地を蹴って跳躍した。しなやかな身体が宙を舞い、重厚な門をヒラリと飛び越える。 正面ホールから二階に駆け上がり自室に飛び込む。 中ではベルナルドがカイを待っていた。 「お待たせしました。簡潔にお願いします。」 ベルナルドがこくりと頷く。 「メイスの反応が途絶えました。場所はちょうどこの辺りになります。」 ベルナルドは広げられた地図を指した。 カイも、上がった息を整えながら地図を覗き込む。 「ギアの反応が確認されたのもここです」 カイの表情が険しくなる。 ベルナルドは一旦言葉を切り、カイの指示を待つ。 「飛空挺を準備して下さい。私が行きます!」 カイからの返答は早かった。 「急いで下さい」 「かしこまりました」 一礼をすると、ベルナルドの姿は扉の向こうに消えた。 (最初から私が行けばよかった!状況から見てメイスがギアに襲われたのは間違いない。 それにしても― 問題は今、活動しているギアが存在していると言う事か…司令塔であるジャスティスを失い、ギアはそのほとんどが活動を停止しているはずなのに一体?―…) 準備が整うまでの間、カイは答えのない問いを繰り返していた。 コンコン。 扉をノックした音に我に帰る。 再び扉が開きベルナルドが姿を見せた。 「お待たせしました。」 カイは頷くと、足早に飛空挺に乗り込んだ。 NEXT 戻る
https://w.atwiki.jp/pokeyakata/pages/98.html
キャラ名・白銀(ハクギン) 種族・グレイシア 性別…雌 年齢…16 体長…小 体重…軽 備考欄… エッチの知識はほとほと(汗) 一人称が「妾」な変わっている雌。
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/780.html
銀髪の少女、リーゼンゲシュレヒト・シュヴァルツが携帯でを操作し文字を打ち込み、こちらにディスプレイを向けてくる。 『学校の中に戻れ、早くしろ。グズグズしてるとこの男を殺すぞ』 その赤い真紅の瞳は殺気に満ちており、オレが従わなければ確実に実行するだろうということは容易に想像できた。 「どうした安田ー?なんか忘れ物でもしたのか?」 松尾がただ突っ立ってるオレを不思議に思い問い掛けてくる。一瞬気が動転しそうになるが、どうにか心を落ち着かせる。 「悪い、松尾。オレ携帯教室に置いてきたみたいだわ。ちょっと取りに行ってくるから先に帰っててくれ」 「そんくらい待ってるぜ?」 「どうせ今日は遊ばないでそのまま直帰なんだ。待つ意味はあんまないさ」 「……そか。んじゃまた明日な」 そう言って松尾は一人自転車を走らせ学校を後にした。残されたのは、シュヴァルツとオレの二人。 「私が"セカイの意志"ってのは、言わなくてもわかるわよね?そして貴女を私たちがどうするかも、わかるわよね……?」 「悪いけど、オレもそう簡単には消されたくないんだな」 オレはそう言った瞬間に体を反転させ校舎の中に走り込む。元々オレは運動神経はそこまでいい方ではないので、逃げ込んだときには額に汗が浮かんでいた。 「ちくしょう、運勢不足だな……」 「こんくらいで疲れてんの?男だってーのにひ弱な奴」 真後ろから声がしたと思った瞬間、オレの体は2mほど吹き飛ばされていた。 それが回し蹴りによる攻撃だったということに気付けたのは、右足を降ろしている姿が見えたのと、自分の腹部を襲う激しい激痛からだった。 「っげほっ……くぅ……」 なんとか吐き気をこらえて立ち上がる。視線は下を向かない。目の前のシュヴァルツだけを見据える。 「ほら、大人しく投降しなさいって。別にこっちは揺籃さえ消せればいいんだから、事情知ってるアンタを殺そうとなんてしないよ?」 「オレが生きてたって、揺籃が消されちゃ意味が無いっ!」 体を捻らせ再びで走り出し、近くの階段を全力で登っていく。今のオレには、逃げることしか出来ないのだから。 シュタムファータァがこっちに来てくれるまでの時間をかせぐ。それが今のオレに唯一出来ることだと思う。アイツなら今のオレの状態に気付いてくれるはずだ。 「まったく、本気で逃げられるとか思ってんの!?」 後ろから声が近付いてくる。だが、後ろを見ている余裕もない。4階まで上った所で廊下に逃げ込む。 「くっそー……遊んでやがんな……」 その気になればいつでもオレを捕まえられるはずだ。走る速度が段違いなのは先ほどで証明されているのだから。 オレはある教室の中に入り、掃除用ロッカーから長箒を取り出し、両手で持ち槍のように構える。 そしてあまり時を置かずにシュヴァルツが教室の扉を開き、現れる。オレを見て特に動揺する素振りも見せず、ただ呆れたように溜め息を一つ吐いた。 「アンタさぁ……私に対してそんなチンケな箒で勝てると思ってんの? というか、女の子に武器構えて恥ずかしくないの?」 「勝てるなんて思ってないし、恥ずかしくなんかねぇよ。生きるためなら何だってするだけだ」 「だーかーらーさ、アンタの命は助けてあげるって言ってるじゃん!」 「揺籃が、そこに住んでる奴等がいなくなるってのは……死ぬことと同じだっ!」 シュヴァルツが苛立ったかのように近くにあった机を蹴飛ばす。轟音と共に他の机をなぎ倒しながら吹き飛んでいく机。 「……もういいよ。わかった。ここで死んで」 目にも止まらぬ速度でオレに近づき、そのまま首を捕まれて地面に叩き付けられる。 「がっ……! ぐっ……っ……!」 シュヴァルツに馬乗りにされているため身動きも取れず、そのまま凄まじい力でオレの首が締め上げられていく。両手で必死に抵抗するも、力を緩めさせることすら出来なかった。 「そのまま死ね」 万力のようにオレの首が締まっていく。呼吸ができないため、段々と目の前の景色が暗くなっていき、力がなくなっていく。 「(やっべ……息、マジで、出来ねぇ……ッ!)」 シュヴァルツの眼はこちらの命を命と思ってない、まるで虫が息絶えていくのを見るような冷えた眼をしていた。 「……ッ……ァ、ハッ……」 体の感覚が薄れていき、もはや腕を掴んで抵抗する力もなくなった。体を浮遊感が支配していく。 ……ただ、一つ。薄れゆく意識の中で、一つ疑問に思った。 どうして、こんな少女が、こんな冷たい眼をできるんだろうか? 「がっ!」 突如、少女の短い悲鳴と、鈍い音と共に体と首にかかる重圧がなくなった。 何かが地面を転がってゆくよう音がし、やがて何かにぶつかったような衝撃音が聞こえた。 「ッがはっ、ゴホッゴホッ!っ、ハーッ、ハーッ」 脳や体が呼吸を求める。視界はまだぼやけたままだし、満足に体を動かすことも、立つこともできないが呼吸は可能になった。 そして、オレの耳に聞きなれた声が聞こえてきた。 もう10年以上の付き合いになる、オレが知るなかで一番身近で、頼れる兄貴分のような友人……。 「お嬢さん、俊明を好きなあまり押し倒してしまう気持ちはわからんでもないが……いささか、首を絞めるってのはやり過ぎなんじゃないかな?」 「ッ……認識疎外が、効いてない……!?」 「近頃ヤンデレが流行っているのは知っているが、あれは二次元だから良いのであってだな。実際にそれを行動に起こすと常識と法律という壁に」 「い……、伊崎……?」 酸素が脳に段々と行き渡っていき、視界が見えるようになるとそこには、制服姿の顔の整った少年が優雅に立っていた。 長めの濃い蒼色の髪に、鋭くも凛々しい瞳。 伊崎孝一。オレたちの幼馴染にして、千春の夫であり、学校内で完璧超人と謳われる人間だった。 「伊崎、どうして……ここに……いんだよ……」 「おお俊明。いや、なに。生徒会室の鍵を閉め、帰宅しようと思ったところ凄まじい轟音がたからな。誰かが残って喧嘩しているのではないかと様子を見に来たわけだ」 そうだ。認識疎外はあくまで視線を逸らすだけ。音を隠すことはできない。机をふっ飛ばせば、そりゃ誰だって気になるほどの轟音が発せられるだろう。 「すまなかったな愛の行為を邪魔してしまって。ヤンデレプレイをするのは構わないが、学校内でやるというのはよくないと思うのだが」 「バカ……、オレが、そんなヤツに見えるか……?」 「冗談だ、見えない。だから助けたに決まってるだろう?」 こちらにどこか格好つけたように笑う伊崎。普通の人間がやったらドン引きするレベルだが、こいつがやると様になって仕方がない。 「あー、なんだってのよ……あんた。認識疎外効かないし、いきなり人のこと思いっきり蹴っ飛ばしてくれちゃってさぁ……」 「おっと失礼。オレは伊崎孝一。この学校の生徒会の一員であり、今は修学旅行の準備委員もやっている男だ。妻は」 「そんなこと、聞いてないっ!」 シュヴァルツが堪忍袋の緒が切れたように大声を上げる。事実非常に怒っているような表情を浮かべている。 「なにか怒らせるようなこと言ったのかな。……まぁいい。どうする俊明、この女の子?」 「……できたら、捕えてくれ……」 「任せろ」 伊崎が胸のネクタイの紐を緩め、シュヴァルツをしっかりと見据える。 「バカじゃないの? ヒト風情が私を捕える? 何言ってんのっ!?」 シュヴァルツが身を屈め、凄まじい速度で伊崎に突身する。その突身の勢いのまま伊崎の腹部目掛けて拳が迫る。 「残念ながらお嬢さん。そのセリフは死亡フラグだ」 伊崎はそれを身を横にして回避し、シュヴァルツの小さな背中に肘打ちを叩きこむ。 「ぐぁっ!……こんのぉっ!」 すぐさま受け身をとったシュヴァルツが、伊崎に足払いをかける。だが、それも軽く跳躍することで避けられてしまう。 「ふむ。足が細い分避けやすかったが、スピードは大人のそれを越えているな」 「調子に乗ってんじゃないわよッ!」 相手を小馬鹿にしたような笑いを上げた伊崎の胸部にシュヴァルツの拳が叩き込まれ、骨が軋むような鈍い音がする。 「まだまだだっての!」 そのまま片方の手で服を掴み引き寄せ、力を込めた渾身の蹴りが伊崎に直撃し、伊崎の体はそのまま向い側の壁に激突した。 「伊崎ッ!」 「ふんっ、調子に乗ってふざけた真似するから」 「いやいや、まったくその通りだ」 むくりと伊崎の体が起き上がり、手で尻と腹の汚れをはたいてわざと余裕を見せるような行為をする。 「正直気絶するかと思うくらいの威力だったな。明らかに少女の力を越えているよ」 「なら、また叩き込んであげるっ!」 「オレは好きな女の子の前で以外はMにならない主義なんでね、遠慮しておこう」 互いに一歩も引くことのない、互角の戦い。少女と少年という現実離れしたその光景は、ここまで踏み込んだオレから見ても異質な光景であった。 「(伊崎がここまで強かったなんて、初めて知った)」 運動神経抜群なのは知っていたが、先ほどからの動きはそれだけじゃ説明がつかない。"明らかに戦い慣れしすぎている"。 「くっ、何なのよもうっ!」 「大人しく捕まってくれれば危害は加えないさ」 互いに技術も速度も互角。だが、互角であるが故に勝負を分けたのは体格による"リーチの差"だった。 伊崎も攻撃をくらってないわけじゃない。むしろ何発もくらっている。だが、それでも余裕の表情を崩そうとはしなかった。 そして、ついに伊崎がシュヴァルツの右腕を捕らえ地面に引き倒す。関節を決め、身動きが取れないように。 「離しなさいよっ!」 「こらこら、落ち着け落ち着け。それで俊明、なんとか取り押さえたが……どうするんだ?」 「すまん、ちょっとそのままでいてくれ」 伊崎がシュヴァルツを抑えてる間にポケットから携帯を取り出し、シュタムファータァに電話をかける。 「……、……出ないな」 もしかしたら……いや、そうか。冷静になってみればすぐ思い立ったことだ。 オレがシュヴァルツを初めて見たとき、こいつらは二人で行動していた。そして今いるのはこいつ一人で、シュタムファータァに電話が繋がらない。 つまり、シュタムファータァもオレと同じように襲撃されている……という可能性が一番高いだろう。 「なぁシュヴァルツ、お前……二人組で行動してたよな? 片割れはどうした」 「ふん……教えるわけないじゃない」 ふてくされたような顔でそう答えるシュヴァルツ。まぁ簡単には言わないと思ったが。 「お前……この状況、わかってんのか?」 「俊明、完全に悪者の台詞だな」 「……殴り倒した伊崎に言われたくねぇよ。いや、感謝はしてるけどさ」 正直伊崎がこんな強いのも驚いたが、いくらオレを殺そうとした相手とはいえ、こんな少女を躊躇なく殴れる伊崎に少しだけ驚いていた。 昔から、普段はキザなとこもあるが、場を盛り上げたり笑わせたりしてる印象しかなかった。十年以上の付き合いだがこんな一面もあったのは初めて知った。 「(まぁ、そのおかげでオレは命が助かったわけだけどな)」 「ふふ、安田俊明、前を見て見なさい」 シュヴァルツが突如そう言うと、窓から差していた夕日が何かに遮られた。 シュタムファータァの白銀とはまた違う、雪のような純白の装甲。そして耳のように展開する二本のアンテナ。間違いなくリーゼンゲシュレヒトだった。 「……俊明、なんだ、こいつは?」 『クロを離してください、安田俊明。さもなければ撃ち殺します』 窓越しにこちらに向けられる銃口。対リーゼンゲシュレヒト戦を想定されているだろうその大きさの銃口は、撃たれたら跡形も残らないだろうことは容易に想像が出来た。 「……シュタムファータァはどうした」 こいつがここにいるってことはつまり、シュタムファータァは……。 頭の中に嫌な想像が浮かぶが、脳内からその光景を振り払い目の前の奴の返答を待つ。 『シュタムファータァは、ここに』 奴のもう片方の手の平を見せると、そこには頭から血を流し意識を失っているシュタムファータァの姿があった。 「お前……何をした」 『セカイの量を調節して気絶する程度の威力の弾丸を当てただけですが。頭の血はその衝撃で壁に激突した際のものですが』 淡々と言ってのける目の前の奴に対し、思わず声を荒げそうになるが必死に抑える。 「そこのリーゼンゲシュレヒト。撃てるななら撃ってみるといい」 突如伊崎がそう言ったかと思うと、シュヴァルツの腕を決めたまま強引に立たせ、盾にするかのように前に出す。 『クロ……!』 「交換だ。シュタムファータァとこの少女の、な。そしてお前らはこの場を引くこと。その条件が飲めないのならばこのままこの少女の首をへし折ってやる」 伊崎が驚くほど冷たい声で言う。オレは先ほどまでの怒りの感情などすべて吹き飛び、今はただ困惑だけだった。 『…… 最低ですね』 「生きるためなら。オレが死んだら悲しむ人がいるのなら。大切な奴を一人にしないためなら……オレはなんでもする。躊躇などしない」 その伊崎の言葉はオレが言った「生きるためならなんでもする」より遙かに現実味が込められていた。 それはきっと、覚悟の違い。オレより伊崎の方が……それを徹底することの出来る強い心があるからだろう。 『わかりました、その条件を飲みましょう。ベランダに出てきて下さい』 「賢明な判断で助かる。……俊明、絶対にオレより前に出るなよ」 「……わかった」 伊崎がシュヴァルツを盾にしながらベランダに出る。オレも言われた通り伊崎の一歩後ろから同じくベランダに出る。 『ではまずシュタムファータァをお返ししましょう』 「いや、待って欲しい」 突如伊崎が言った言葉に対してシュヴァルツとオレは思わず伊崎を見てしまう。いきなりなんだというのだろうか。 「ここでオレが交換しても君に対抗する手段がない以上、約束を反故にされたらオレたちには逃げる術がない。だからまず、彼女の目を覚ましてからにしてくれないかな」 たしかに、伊崎の言う通りだ。いくら交換した後引いてくれるという約束を交わしたとてあくまで口約束に過ぎない。 いざ返してもらった瞬間にこちらに銃口でも向けられたら、人間であるオレたちに勝ち目はないのは明白だった。 『……わかりました。今、彼女を起こしましょう』 目の前のリーゼンゲシュレヒトの手の平が一瞬発光したかと思うと、今までぐったりと倒れていたシュタムファータァが、ゆっくりと動き出す。 「シュタムファータァッ!」 思わず呼び掛ける。気絶してるだけとは言われていても、実際に動いている彼女を見るまでは安心出来なかった。 「痛っ……、ここは……? って、ヤスっちさん!無事ですか!?」 シュタムファータァが飛び起き、腕を伝ってベランダの柵に飛び乗り、器用にこちらに飛び降りてくる。 「ああ、大丈夫だ。伊崎が、助けてくれたからな」 「伊崎さん……?」 シュタムファータァが伊崎の方を見ると、伊崎はもう既にシュヴァルツを解放して、彼女は目の前のリーゼンゲシュレヒトの手の上にいた。 そしてこちらを振り返り、シュタムファータァに向けて微笑みかける。 「やぁ、シュタムファータァさんだっけかな? 千春の病室で会って以来だな。お久し振り」 「え、ええ……。お久し振りです…………ッ!『現界せよ我が体、罪深き始祖!シュタムファータァッ!』」 シュタムファータァがいきなり表情を変えたかと思うと、素晴らしい早口で詠唱し、目の前に白銀の巨人が出現する。 そして……シュタムファータァの目の前には。先ほどの純白のリーゼンゲシュレヒトの隣りにもう一機。 外見上は純白のリーゼと同じだが、機体色が全く違う。雪のような白に対して、こちらはまるで黒曜石のように光沢を放つ美しい漆黒の装甲に包まれている。 『さて、さっきはよくもやってくれたわねヒト風情が。リーゼンゲシュレヒトってのがなんなのか、教えてやるわよ』 『これで2対1です。降服してください、罪深き始祖』 2機のリーゼンゲシュレヒトの手に握られるは機体と同スケールのハンドガンが2挺ずつ。対するこちらは白銀の刀が二本だけ。 尚且つ、今のシュタムファータァにはオレたちという人質までいるのだ。オレはシュタムファータァに搭乗するという手があるが、果たして二人の人間が乗ることは可能なのだろうか。 『こんな街中でっ……! しかも学校、まだ教職員たちが残っているのですよ!? それでも貴方たちは"セカイの意志"なんですかっ!』 『どうせ消える街なんです。存在がバレたとして大した問題はありません』 『そうよそうよ、シロの言う通りだわ』 シュタムファータァの必死の叫びも、当然の如く、彼女らに届くことはない。 『つまり貴方たちは……任務のためなら、どんなことをしても構わないと、言うんですか……』 『当然です。それが私たちの仕事。リーゼンゲシュレヒトの存在意義なのですから』 『世の中そんな簡単に上手くできてないのよ、罪深き始祖ちゃんっ』 『そうですか、なら私もどんなことでもすることにします』 シュタムファータァの言葉に違和感を感じたのは、おそらく今この場にいるのはオレだけだろう。 あのときのイェーガーと初めて戦ったときと同じ。本気で、シュタムファータァがキレた声色だ……! そして、シュタムファータァのその言葉が放たれると同時に、その白銀の巨人は手に持った二本の刀を2機目掛けて突き入れていた。 『くっ! 不意打ちなんてっ……!』 『卑怯な真似してくれるわねっ!』 だが二人も馬鹿正直に食らってくれるわけがない。肩部の装甲を何枚か持って行ったが、横に回避され直撃は免れた。 『先手必勝です。それに……2対1で戦ってる貴女たち相手に、卑怯だなんて言われたくありませんっ!』 狭い学校の校庭というのが災いした。いくら校庭と言えど、数メートルの巨人が暴れるには非常に狭すぎるステージ。ましてや3機の機体が存在する中でだ。 そしてさらに運が悪かったのは、"シュタムファータァの武器が長物"という点と、"最初から刀の間合いに入ってしまっていた"という2つの点だった。 この条件ならば、適当に刀を振られるだけでも回避は困難だ。ましてやシュタムファータァは二刀流なのだから。 『くっ、くそっ、なんでよっ! 私たち二人が揃ってるって言うのにっ!』 『貴方たちが二人で挑むというのならば、私は二本で挑みますッ!』 拳銃を撃つ間を与えず襲いかかるシュタムファータァの斬撃。間違いない。この2機、イェーガーより接近戦の腕前は下だ。 おそらく、コンビネーションを主体とた戦いに優れているのだろうが、不意打ちに始まり、止まない斬撃の雨が来られてはコンビネーションのしようがない。 この2機もよく回避しているが、着々と装甲に傷は増えていく一方だ。それに対して、シュタムファータァは今まで1つも直撃を受けていない。 そして何よりも、シュタムファータァは校舎を傷つけないように、それに後者を守る戦い方をしていた。 『絶対に、校舎やヤスっちさんたちには撃たせませんっ!』 『っ……! 非常に遺憾ですが、引きますよ、クロ』 『なんでよシロっ! こんな雑魚、すぐにっ……!』 ここにいる誰しもがシュヴァルツの発言が意地による虚勢だと言うことがわかっていた。おそらく、それは自分自身も。 『フィールドが悪すぎます。こんな場所で喧嘩を売った私たちの失策です。このままでは負けるのは目に見えていますから』 『逃がすものかッ!』 シュタムファータァの鋭い斬撃がシロと呼ばれたリーゼンゲシュレヒトを襲うが、2挺の拳銃の背で受け止められる。 『クロ……!』 『ああーもう! わかったわよっ! シュタムファータァッ!覚えておきなさい!』 そのまま拳銃の背で刀を押し返し、一瞬シュタムファータァの姿勢が崩れたかと思うと、2機のリーゼンゲシュレヒトの姿は消えていた。 そして校庭の塀を飛び越える二人の銀髪の少女の姿が見えたが、すぐさま消え去ってしまい、いくらシュタムファータァの大きさでも追うのは困難だった。 『っ……、はぁ、はぁっ……』 シュタムファータァが人の姿に戻り、校庭の真ん中に降り立つ。オレと伊崎も荷物を担ぐと、急いでシュタムファータァの元に向かう。 「シュタムファータァっ!』 「ヤスっちさん……ごめんなさい、アイツら、取り逃しちゃいました」 シュタムファータァが申し訳なさそうな表情を浮かべてそう言う。額の傷もあるというのに、なんて言葉を吐くんだろうかこいつは。 「そんなの、気にするな。イェーガーの時に比べたら初戦でオレが重傷負ってないだけで儲けモンだ」 そう言ってシュタムファータァの頭に手を当てる。普段のオレらしからぬ行動だとはわかっているが、ここまで頑張ってくれた相手に対して、何も労えないわけがなかった。 「重傷なんて負わないでください。今はハーゼだっていないんですから。それよりも……ヤスっちさん」 「ああ、わかってる」 シュタムファータァに言われ、さっきから一言もしゃべっていない伊崎と正面から向き合う。 「なんだ俊明? オレのことは気にせず会話をしてて構わないんだぞ?」 「伊崎、助けてもらっておいてこんなこと言うのは嫌なんだけどさ。お前、なんでリーゼンゲシュレヒトのこと知ってるんだ。病院でお前には話さなかったはずだ」 「そうだったけか?」 「はぐらかさないでくれよ伊崎。 オレは他でもないお前に怒りたくない」 幼馴染だからこそ気になるし、心配だし、聞いておきたいし、茶化してほしくなんかない。それは伊崎もわかってくれてるだろうと思う。 「わかった。なら真面目に、単刀直入に言おう。病院でお前たちの話を盗み聞きしていた。それだけの話さ」 「……っ……ああ、わかった。お前がそういうなら、それでいい」 伊崎の言葉が嘘なのはわかった。これでも長い付き合いだ。どことなく嘘を吐いているか否かはわかってしまう。 それに頭の良い伊崎のことだ。そんな伊崎が話す気がないのなら、これ以上聞いたってこれ以外の答えは返ってこないだろう。 「俊明、オレは千尋や俊明。そして、千春を守るための最善の行動しかしない。それは信じて欲しい」 「わかってるよ。それまで嘘だったら、オレは人間不信に陥ってる」 「ああ、ありがとう俊明。……さて、オレはそろそろ帰るとするよ。もう結構な時間になってしまったからな」 伊崎の言葉に釣られ、思わず空を見上げる。もう空は夕暮れから夜になろうとしていた。 「今日は助かった。ありがとう、伊崎」 「気にするな。さっきの言葉通り、オレはお前を守っただけだよ」 そうして伊崎がオレの横を通り過ぎる時、伊崎はオレの耳元で言葉を囁いて言った。 「よかったんですか? ヤスっちさん」 シュタムファータァの心配もわかる。元々リーゼンゲシュレヒトを知っていたと思われる人間をここで返していいのか、というのだろう。 「大丈夫だ。アイツがなんで知ってるのかはわからないけど、アイツが"セカイの意志"のスパイとか、オレたちの敵なんてことはまずねぇよ」 「わかりました。ヤスっちさんが、そう言うならそうなんでしょう。私はそこまであの人のことを知りませんから」 「ああ、安心しろ。……さて、とりあえずオレたちも帰ろうぜシュタムファータァ。お前の傷も手当てしなくちゃいけないだろ」 いくら普通より生命力が高いだのなんだの言っても、傷は傷だし、一応こいつも女の子だ。手当てしないと色々とマズいだろう。 「ヤ、ヤスっちさんが手当てしてくれるだなんて……、今日はこれから雪でも降るんでしょうか」 「あのな、オレってどんだけお前の中で冷たいヤツ扱いされてるんだ」 そんな日常会話を続けながら、オレはシュタムファータァと一緒に帰路を歩く。 だが、会話をしながらオレは、最後に伊崎が言った言葉が頭からずっと離れることはなかった。 「……俊明、シュタムファータァを使って揺籃を守るのは一向に構わん。だけどな、"リーゼンゲシュレヒト"そのものに深く関わるのは止めろ」 それはどういう意味なのか。単純に非日常に関わりすぎると、日常に戻れなくなるぞ、という警告の意味だったのか。 今のオレには、その言葉の真の意味を理解することはできなかった。
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/4232.html
タグ 2007年 SkyFish 作品名し 白銀のソレイユ -Successor of Wyrd- ≪運命の後継者≫ 通常版 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP Asgardh -アスガルド- 片霧烈火 Manyo marie おっとり
https://w.atwiki.jp/pumasneakers/pages/73.html
Puma/プーマ Drift Cat ドリフト キャットII スニーカー レディース 人気 白銀ピンク Puma/プーマ Drift CatII スニーカー レディース 人気 白銀ピンク 【ブランド】プーマ ドリフト キャット 【状 態】:新品未使用 【付属品】:保存用袋*発送用箱 【カラー】:図色 サンプル画像ですので参考程度にお考え下さい。 ※採寸は多少の誤差が生じることがあります。 メーカーによりサイズの規格が異なるため、実寸を参考にされることをお勧めいたします。 ※画像はご覧になるモニター・パソコン等により、実物とは色が若干異なる場合がございます。 商品番号 PM000099 販売価格 8714.50 メール注文方法: 商品名称、商品番号、購入数量、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス などを明記の上 sales@pumashopjapan.com へ送信してください。
https://w.atwiki.jp/ff11_sam/pages/11.html
侍とは 凄まじい切れ味を誇る武器『刀』に魂を投影し、己が信じる道を極めんとする、東方の武術を身につけた戦士。 (公式HPより転載) 侍の立ち回り アタッカーです。 TPが他のジョブより溜まりやすいといった特徴を持ちます。 そのため、他のジョブの方と協力し連携をすることが求められることが多いです。 しかし、最近のプレイ環境ではWS即撃ちが主流となりつつあります。 臨機応変にやっていきましょう。 おすすめサポートジョブ 戦士 シーフ 忍者
https://w.atwiki.jp/viprenraku/pages/552.html
;ドラマを見てるめーこ 芽衣子 「世の中には偽物が多すぎる 耐えきれなくて手放すのは愛じゃない 終わらないのが愛、変わらないのが愛 思い出にできないのが愛… 100万回恋しても、決してたどり着けない…」 芽衣子 「たとえ仮に相手が死んでしまったとしても 心に永遠に焼きついて離れず もう誰とも恋をしようと思わない その回路が消滅するような、そんな唯一のものが…愛」 芽衣子 「愛とは恋のように思い出にはできず 失えば誰かを好きになる回路すら奪われるもので 瞬間にして永遠で、疑わず、諦めず そして喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、救われるもの」 芽衣子 「恋する人と出会い長い時間をかけて魂が寄り添うこと、それが愛 誰もが手に入れられるものじゃない まして生まれながら持ってるものなんかじゃない」 芽衣子 「ふふ……なるほど、これが愛か、だとすれば私の思いは愛へ昇格したわけなのだな」 真緒 「岸岡ーいる?」 芽衣子 「ふふふ、真実の愛、ここにあり」 真緒 「おい、岸岡?」 芽衣子 「はっ!? 真緒様いつのまに!?」 真緒 「いや、今さっきだけど」 芽衣子 「気配すら感じられませんでした、さすがは真緒様です」 真緒 「それはいいんだけど、何ぶつぶつ言ってたんだ?」 芽衣子 「真緒様、私はついに手に入れたようです」 真緒 「何を?」 芽衣子 「誰もが手にしたいと願いながら、手に入れられぬ形のないモノです」 真緒 「形のない? なんだそれ」 芽衣子 「真緒様には見えませんか、私から発せられるそれが」 真緒 (な、なんだなんだ、新しいアレだな) 芽衣子 「真緒様?」 真緒 「い、いや、何も見えないけど?」 芽衣子 「……そんなはずはありません」 真緒 「そう言われてもなぁ」 芽衣子 「とすると、真緒様はまだ一つ前の段階なのかもしれません。 私が昇華させますゆえ、質問にお答えください」 真緒 「はぁ」 芽衣子 「真緒様、もし私が土に還ったとしたら、どうします?」 真緒 「土にって……縁起でもない事を。そんなの考えたくもないな」 芽衣子 「嬉しいお言葉ですが、もしと仮定してお答え下さい」 真緒 「もしでも考えたくないよ」 芽衣子 「真緒様、例え話ですゆえどうか」 真緒 「……ん、そうだな、もし岸岡がそういう事になったら」 芽衣子 「………」 真緒 「凄く悲しいし、いっぱい泣くだろうな」 芽衣子 「はい、もし逆ならばおそらく私もです」 真緒 「でも、どうして急にそんな事聞くんだ」 芽衣子 「問題はその後です、真緒様は私の代わりとなる新たな部下を作りますか?」 真緒 「……部下ねぇ、まぁ作らないというかなんというか」 芽衣子 「ふふ、やはりそうですよね。そんな回路すら奪われる唯一のモノ、それが──ふふ、ふふふふ」 真緒 (だ、大丈夫か……) 真緒 「お、おい岸岡? 熱でもあるのか? いつもよりちょっと」 芽衣子 「ふふふ、真実の……ふふふ」 真緒 (こ、怖い……逃げよう) 真緒 「じゃ、じゃあ岸岡、ぼくは行くから」 芽衣子 「真緒様、どこへ行かれるのかは存じませんが、例え遠く離れていても 私の魂は常に真緒様と寄り添っております」 真緒 「あ、ああ……」 芽衣子 「目を閉じればそこに芽衣子が、芽衣子がいると思います。 私もまた目を閉じればいつでも真緒様に……」 真緒 「じゃ、じゃあね!」 ;食堂へ逃げ込む 奏 「あれ、センセじゃん」 寮長 「どうしました先生?」 和 「なんだ、血相変えて」 真緒 「岸岡が、岸岡が壊れたかもしれん……」 和 「なんだい今頃」 奏 「いつも壊れてるじゃん」 寮長 「お、お二人とも」 真緒 「いつもとは違うんだ、なんかこう思いつめたような、そんな感じでさ」 寮長 「熱でもあるんでしょうか」 真緒 「いや、たぶんそうじゃない、あれは」 芽衣子 「真緒様、ここにおられたのですか」 真緒 「き、岸岡」 奏 「いつもと同じじゃん」 和 「だな」 芽衣子 「なんの話だ?」 寮長 「い、いえ、なんでもないんですよ。ねぇ先生?」 真緒 「あ、ああ、暑いなーって話してただけさ」 芽衣子 「………」 寮長 「今日も暑いですよね岸岡さん?」 真緒 「そう、そうだよなぁ岸岡?」 芽衣子 「……なにやら怪しい気がしますが」 真緒 「ギクッ」 芽衣子 「しかし真緒様、先ほども申しましたが私は手に入れたのです」 寮長 「手に入れた?」 芽衣子 「ああ、手に入れたのだ寮長。ゆえに、私は真緒様を信じる──いや、 疑う事すらしない。なぜならそれが真実の……ふふ、ふふふふ」 真緒 「………」 寮長 「岸岡、さん?」 奏 「たしかに変だし」 和 「だな」 芽衣子 「私を変だと?」 奏 「うん」 芽衣子 「……たしかにそう見えるかもしれん。だがそれは一方で、仕方のない事であり、 北上さんたちを可愛そうだとも思ってしまう」 奏 「どゆこと」 和 「意味が分からんぜ。なんでオレたちが可愛そうなんだい」 芽衣子 「誰しもが手に入れらぬモノではない、ゆえに手にした二人に嫉妬してしまう。そういう事だ」 奏 「意味わかんないし」 和 「分かりやすく言ってくれたまえよ」 芽衣子 「仕方あるまい、理解できるとは思えんが教えよう。 いや、教えずともここにいれば嫌でも目にすることになるがな、ふふ」 真緒 「……岸岡、どうしたんだ」 寮長 「ほんと変ですね」 芽衣子 「それは、瞬間にして永遠で 疑わず、諦めず、そして喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、救われるもの 二人の魂が長い時間をかけて寄り添うことだ」 芽衣子 「私は、私はそれを手にいれたようだ。 わずかこの年でだ、信じられるか? いや、信じられないだろう。 私自身も震えているのだ、もちろん喜びでだがな、ふふふふ」 奏 「め、めーこ……」 和 「ど、どうしちまったんだい」 寮長 「先生、これはいったい」 真緒 「ぼ、ぼくにも分からない」 芽衣子 「さぁ真緒様、行きましょう。 この果てしなき物語の彼方に……」 真緒 (ど、どうする? 病院か?) ※中二病全開で書いてみようと試みるも失敗 ※いまいち突き抜けられないのが駄目すなぁ…。