約 1,830,936 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5784.html
~中庭~ 律「うう……ぐすっ……」 唯「律ちゃん大丈夫?」 律「ごべん……」 唯「なんで律ちゃんが謝るの?」 律「らって……私のせいでみんなの仲が……」 唯「みんななら大丈夫だよ、律ちゃん」 律「……なんでそんなこと分かるんだよ」 唯「だって私たちは……放課後ティータイムは……無敵だもん!」 律「唯……!」 唯「だから――大丈夫!」 律「うん……。うん……!」 唯(律ちゃんは子供みたいに泣きました。そして涙をすべてだしきったあと、いつもみたくにっこりと眩しい笑顔とおでこを見せてくれたのでした) 律「――いやー、もてる男ってのはつらいなぁ」 唯「律ちゃんイケメンだもんね」 律「だろ? ……まあでもあの三人だったら誰を恋人にしても男冥利に尽きるな!」 唯「みんな可愛いよねー」 律「だろ? それに男目線になって初めてわかったことがある」 唯「?」 律「まず澪! あのナイスバディ……とりわけあの柔らかでたゆんたゆんのおっぱい……たまらん!」 唯「律ちゃんはおっぱい星人だった……!」 律「次にムギ! ムギも澪ほどではないが、おっぱいちゃんだ。――が、それ以上にそそられるのがあのふとももだ! 白くてむっちりで適度にハリがあって……。くぅー!」 唯「オヤジだよ律ちゃん!」 律「そんで最後に梓! 前の二人と比べてあまりに未成熟なその身体……。けどそれがいい! ああ~あの華奢な鎖骨を撫でくりまわしてー!」 唯「どんびきだよ律ちゃん!」 律「――とまぁ、こんなふうに男の性欲とは恐ろしいものなのさ……って唯なんで遠くに?」 唯「律ちゃんのスケベ! 近寄っちゃだめ!」 律「心配すんな唯。お前にはそういうのいっさいないから」 唯「それはそれで傷つくよ律ちゃん!」 ガサガサ 律「あれ? 誰かいるのか……。――ッッッ!」 澪・紬・梓「///」 律「……聞いてた?」 こくん。 律「オギャー!!!!!!」 ~次の日~ 澪「今日は暑いな~」チラ 紬「そうね~」チラチラ 梓「ですね~」チララ 律「……」 唯(みんな露骨すぎるよ……) ~教室~ 律「はぁ……みんなに好いてもらってるのは嬉しいけど……そろそろいい加減女に戻りたい」 唯「律ちゃーん、私たち先に部室行ってるよー?」 紬「待ってるからー❤」 澪「早く来いよー❤」 律「へいへーい……。ま、気長に待つか。……あれ、ムギの奴机のなかに教科書忘れてるぞ。しょうがないな、届けてやるか」 ~部室~ 紬「……!」 唯「ムギちゃんどうかしたのー?」 紬「う、ううん! なんでもない! 忘れ物したからちょっと教室行ってくるー!」 紬(もしあれを誰かに見られたら……! 急がなきゃ!) ~教室~ 律「こ……これは……!」 律「く、黒魔術ぅ!? ムギのやつなんでこんなもん……ん? 付箋がついてる」 ペラペラ 律「……なんだと!!!!!!!!!!!!!!!」 ガラガラ! 紬「律ちゃん……」 律「ムギ……」 紬「見ちゃったのね……」 律「ああ……」 紬「驚いたでしょ……?」 律「当たり前だ! 私が男になったのが……」 紬「……」 律「お前の仕業だったなんて!」 紬「軽蔑した?」 律「……理由を聞かせてくれ」 紬「理由は簡単。私が律ちゃんに……恋をしたから」 律「恋……?」 紬「そう、恋。私前に律ちゃんにこういったよね。『律ちゃんが男の子だったらきっとモテモテね!』て」 律「うん」 紬「あの時私は気づいたの。ああ、私は律ちゃんに恋をしているんだって。そう、ずっと前から……」 律「……」 紬「それで思ったの。男の子の律ちゃんと付き合ってみたいな、って。それで家にあった黒魔術の本を引っ張りだしてきて――」 律「私はこうなったわけか」 紬「まさか成功すると思わなかったから最初びっくりしちゃった。早く女の子に戻さなきゃと思ったけど、だめだった」 律「なんでだよ」 紬「だってますます好きになっていってしまったんですもの。優しくて、エスコート上手で、素敵な……律ちゃんに。私だけじゃない、 澪ちゃんと梓ちゃんも」 律「澪……梓……」 紬「……ごめんなさい。どんなに謝っても許されるわけないのはわかってる。でも、でも……私!」 律「怒ってねーよ」 紬「へ……?」 律「だから怒ってないって。まぁ、かなりびっくりはしたけど? ムギだって悪気があってやったんじゃないんだろ?」 紬「でも……」 律「だからいいって! 男になるのも楽しかったしな。ムギの行動はアレだ! そう、恋は盲目ってやつだ! つまり悪いのは魅力的すぎる私! だからもう泣くなって。な?」 紬「……律ちゃん!」 ギュッ! 紬「大好き!」 律「グぇ! ムギ、ストップ、ストップ! ……そんで女に戻るのはどうすればいいわけ?」 紬「え///」 律「なに、ひょっとしてけっこう手間がかかるわけ?」 紬「ううん……今すぐできる///」 律「オッケー! じゃあ今すぐ頼むわ!」 紬「///」こくん 律「いやー、やっとかぁ」 ぷちぷち…… 律「男も楽しかったけど、やっぱ女が一番!」 しゅるしゅる…… 律「普通の女の子に戻りまーす、てか!」 はらり…… 律「なあ、ムギ。さっきから気になってたんだけど……」 ぱさ…… 律「なんで脱いでんの?」 紬「それはね、律ちゃん……もとに戻るには……男女の交わり……つまり……」 紬「SEXしなきゃだめだからなの❤」 律「オギャー!!!!!!!」 律「ムギ、ストップ! ストーップ!」 紬「だーめ❤ 元に戻りたいんでしょ? それに私の足……いいって言ってくれたじゃない」チラチラ 律「うっ……」 紬「それに澪ちゃんほどじゃないけど、おっぱいだって……ほら❤」むにゅむにゅ 律(やばい……! このままじゃ……このままじゃ……!) 律「な、なあムギ! 私たちまだ高校生だしやっぱり……!」 紬「まだ高校生? 違うわ律ちゃん。もう高校生よ。……それに律ちゃんのここだってほら……」さすさす 律「うひぃ!」 紬「ふふ……律ちゃん可愛い❤ さあ、ひとつになりましょう……」 律「い、いやああああああああ!」 ガラガラ! 紬「!!!!!」 唯「そこまでだよムギちゃん!」 澪「どおいうことだムギぃぃぃぃぃぃ!」 梓「抜け駆けは許さねーです!」 律「み、みんなぁぁぁぁぁぁ!」 紬「どうして……!?」 唯「和ちゃんが、教室で二人が変なことしてるって教えてくれたんだよ!」 澪「説明しろムギ!」 梓「場合によっちゃ暴力も辞さねーです!」 紬「あともう少しだったのに……はぁ」 かくかくしかじか 澪「なるほど、つまり律は誰かとえ、Hすれば……」 梓「もとに戻るってわけですか……」 紬「そうなの~」 律「どうしてこうなった……」 澪・紬・梓「……」 唯「んで律ちゃんは誰とHするの~?」 律「!!!!!!!」 澪・紬・梓「!!!!!!!!!」 ※安価 「ムギ」 律「そ、それは……」 ――ザッザッザッザッザッザ! 唯「な、なにあれ!?」 澪「大量の黒服がこっちに!?」 梓「教室に入ってきます!」 黒服1「ターゲット発見。ただちに排除します」 唯「うわあ! どこに連れてくの!?」 澪「ムギ、お前の仕業かぁ!」 梓「汚い! 汚すぎます!」 黒服2「任務完了。紬お嬢様、ご武運を!」 紬「はいはい~、御苦労さま~」 シーン…… 紬「ごめんね、みんな……。恋する乙女はわがままなものなの」 律「……」 紬「さあ、続きを始めましょう、律ちゃん。……それともやっぱり私じゃ嫌?」 律「……プ。ここまでされたら嫌なんて言えねーよ。据え膳食わぬは男の恥だぜ!」 紬「うん❤」 紬「ん……」ちゅるちゅるれろ…… 律(ムギの口ん中甘えー……ていうか舌づかいエロい) 紬「ん……ぷは。律ちゃん素敵///」 律「ムギもな。なあムギ、足触っていい?」 紬「うん。私スキンシップ大好き!」 律「ムギの足、白くて、柔らかくて……ずっと撫でててぇ……」ツー…… 紬「あっあっ……!」 律「舐めてもいいか?」 紬「……うん!」 ぺろ…… 紬「んっ///」 律(よし、このままアソコに……!)レロー…… 紬「ま、待って……」 律「?」 紬「その……」 律「??」 紬「……おっぱい」 律「……おっぱい?」 紬「うん……。触ってほしいの///」 律「……わかった///」 律(なんだこれ……吸いついてくる……!)たぷたぷ 紬「ん……///」 律(それに柔らかくて、温かくて……)もにゅもにゅ 紬「っ……ん///」 律(乳首がピンク……)くりくり 紬「ひゃう///」 律「ご、ごめん! 痛かったか!?」 紬「ううん、平気」 律「そうか。じゃあ――」 はむ。ちゅーちゅー…… 紬「ひあ////」 律(あー、なんだよ。ムギ可愛すぎるだろ……。いつもあんな……おっとりぽわぽわが)ちゅぱ…… 紬「あ❤あ❤あ❤」 律(こんなエロい顔と身体……)ちゅるるる…… 紬「あ~❤」 律(反則だろ!)ちゅぽん! 紬「やん❤」 律「はぁ、はぁ……ムギ」 紬「はぁ、はぁ……はい?」 律「もう我慢できねぇ。挿入るぞ。いいな?」 紬「……うん!」 ヌチュ…… 紬「痛ッ……!」 律「大丈夫か? 無理だったらすぐ言えよ」 紬「うん。ねぇ、律ちゃん……」 律「なんだ?」 紬「ギュッて抱きしめて……」 律「ああ……!」 ギュッ…… 律「はぁ……はぁ……!」 紬「ん……んん……!」 ギュッ! 律「ムギ……」 紬「律ちゃん……大好き……!」 律「私もだ……!」 紬(私の 好き と律ちゃんの 好き はたぶん違う……) 紬(でも今はそれでいい。この温もりがあればいい……) 紬(いつかきっと、二人の 好き を同じにしてみせるから――) 律「ムギ、いくぞ!」 紬「きて……律ちゃん」 紬(そう、いつか――) 律「あっ!!!」 紬「ん!!!」 紬(この温もりをもういちど――) ~翌日~ 唯(こんにちは平沢唯です。今日は嬉しいお知らせがひとつあります。なんと律ちゃんが女の子に戻りました! どうやって戻ったかを訊いても、律ちゃんは顔を赤らめるばかりで教えてくれません。ひょっとして昨日の記憶が あやふやなのと関係しているのかな? まあ、なんにしても……) 律「澪ちゅわーん!」 澪「ちゃんとやれ!」ゴツン! 律「痛い!」 梓「まったく……なんでこんな人にあんな……」 律「ん、なんか言ったか?」 梓「な、なんでもないです///」 唯(元の軽音部です! ※でも澪ちゃんとあずにゃんはなんか残念そう) 紬「みんな~お茶にしましょう~」 唯「やったー!」 澪「今日のケーキもまたでかいなー」 紬「今切分けるわね。……はい律ちゃん!」 律「サンキュー!」 唯「あー! また律ちゃんのだけでかいー!」 律「私はいーんだ!」 唯「ぶー! もう男の子じゃないのにー!」 紬「それはね……だって男の子じゃなくても律ちゃんは――」 紬「律ちゃんだから!」 唯・澪・梓「なにそれー!?」 律・紬「///」 ―私たち桜高軽音部はきょうも元気にお茶してます!― これでこの話は終わりです。 戻る
https://w.atwiki.jp/sakura0in0midsummer/pages/14.html
詳しくはゲーム内のクランルールをご覧ください。 1.他人の中傷や荒らし行為は禁止です。 2.マスターは変態です。生暖かい眼で見守りましょう。 3.困ってる人が居たら助けましょう。 4.ゲームより、リアルを優先しましょう。 5.クランを抜ける時は事情は問わないので一言申し出ましょう。 6.くれくれ行為は禁止します。 7.お祝い事は全力で祝ってあげましょう。 8.ご意見・ご要望があればいつでも申し出ましょう。 9.外から帰ったら、手洗い・うがいをしましょう 10.挨拶は率先してするようにしましょう。 11.ソロ,PT中の狩りでの事故死は自己責任です。 12.暴飲暴食はやめましょう。 全てのメンバーは最新の規約を確認しているものとします。 更新してくれた方は下記に履歴を残して下さい! 2010/06/03 更新 ちょこ
https://w.atwiki.jp/sakura0in0midsummer/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/4585.html
318 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/06(金) 23 41 08 ID ??? コンベで風の聖痕卓に入ったら、全く原作ネタがなく、 単に加護が絆に変わっただけの劣化ALGと化していた。 セッション終了後、「原作ネタは全然なかったですね」とちょっとイヤミを言ったら、 GMは原作はおろか、アニメも見てないらしい。 逆に「あんまり原作のキャラの名前とか出されても、原作知らない人もいるんだし、 もう少し自重したほうがいい」とキレられた。 原作を読んでいたPLは自分1人だったので、多勢に無勢、それ以上は何も言わなかったけどな。 まあなんだ。せめて卓紹介のとき少しくらいはそのことについて説明しておいてほしかった。 319 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/06(金) 23 42 25 ID ??? 読み返したら、これ愚痴スレ向きだな。 スマン。スレ違いだったわ。 320 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/06(金) 23 42 47 ID ??? で、どこに困ったちゃんがいるんだ? 321 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/06(金) 23 45 52 ID ??? 風熊はSRSのサプリだと思っている人は多いんだし、 原作ものだと思っている人のほうが少ないんじゃないのか? そもそも原作どうりのプレイをしたら崩壊してしまうだろうし、 ALGのサプリか何かだと思って使う方が正解。 382 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/07(土) 01 30 12 ID ??? あー、俺も原作モノで失敗した事あるなー。 真・女神転生で東京崩壊後の世界でやってたんだが、 比較的自由に行動させてたらPCが東京タワー行きたいと言い出してな。 (ちなみに、PLは女神転生をほとんどしらない) 今考えれば行かせてやれば良かったんだが、当時の俺はアフォだったから。 (おいおいやべーよ、そこカズフェルいるじゃん。今戦って勝てる相手じゃねーぞ) とか勝手に判断して半ば強引に行き先変えさせちゃったよ。 383 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/07(土) 01 31 59 ID ??? というか、アンゼロットなんて高みから世界の守護だのなんだのといったチンケな話ばっかしてる奴だろ。 こっちは街中で起こってる侵魔絡みの連続失踪事件を追ってんだから口出し無用なんだがな。 384 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/07(土) 01 32 56 ID ??? 382 そういう時はまずは情報収集させてヤバい悪魔がいることを示唆するんだ。それでも行ったら?容赦なく殺せば(ry 383 日本語でおk 401 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/07(土) 02 48 45 ID ??? クトゥルフの呼び声も読まずにCoCのキーパーをやるのは困 ならわからなくもない。 408 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/07(土) 03 05 30 ID ??? ナイトウィザードアニメの展開全く知らずに 「エリス?そんなのいるんだ。でもまあ、俺を含めてアニメ見てないのもいるから あんまりアニメ準拠でキャラ立てしないようにね」 とか言う奴だと変換してみるとどうだろう。 409 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/07(土) 03 09 09 ID ??? グローランサを知らないルーンクエストのGMが、 「オーランスとかルナーとか言われても、グローランサを知らない人もいるんだし、もう少し自重したほうがいい」 とキレるシーンを想像した。 413 名前: NPCさん 投稿日: 2009/02/07(土) 03 25 34 ID o7OmLXJ2 クトゥルフ神話しか知らないCoCのGMが、 「ネクロノームとか猛る使者ナイアーラホテップの剣とか言われても、 クトゥルフ神話を知らない人もいるんだし、もう少し自重したほうがいい」 とキレるシーンを想像した。 【それはそれで一理ある】 433 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/07(土) 07 48 40 ID ??? 原作読まなきゃマスターやっちゃ駄目なのか、、?(ストブリを隠しながら) ウォーハンマーやるなら吸血鬼とキャッキャウフフするシナリオやらないかんちゅうことなん? 447 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/02/07(土) 09 28 32 ID ??? 原作付TRPGで原作設定なしでもいいセッションはあると思うぜ ルールブックに記載されている記述オンリーの世界把握で、 用意された公式パーソナリティーズを全く使用してないけれども面白かったセッションだってある。 GMに聞いたら原作知識が0で原作をもとにしたネタを振られて対応できないから 原作パーソナリティーズは使わなかったそうだ。 原作知らずに原作付TRPGをえらんだ理由はシステム的に遊んでみたかったそうだ。 俺は原作好きで原作好きPLを喜ばせるGMよりも、こっちのGMのがすごいと思ったけどね スレ217
https://w.atwiki.jp/weakestfuji_sachiko/pages/40.html
昨晩るがらーくんとリプ合戦から唐突なCoCセッションが始まったんだけど、その話のなかでグールになった幸子ちゃんが出てきてそれもむっちゃいいなって思ったから半食人鬼となって人肉しか口にできなくなった輿水幸子ちゃんとそんな幸子ちゃんに食われたいがために冒涜的な書物読んで肉体の再生を繰り返す不死者となったぼくとの生活を話すね。 ロケの最中に幸子ちゃんがとある呪いをかけられ半食人鬼となってしまったのね。当然スタッフは解呪の方法を知らないしぼくも知らないし、呪いをかけた術者はその場で毒を飲んで死んでしまうしで結局どうすることもできないままロケを終えたのよ。帰りの幸子ちゃんずっとどうしてボクが……って呟きながら泣いてて見てるぼくも辛かった。 更に半食人鬼となった幸子ちゃんは人肉以外食べても腹が満たされない体質になってしまったのよ。半端な術だったお陰で理性は保ててるんだけど、他の食べ物は口には入れられてもお腹の中に入らないみたいで、いくら食べても栄養にもならない状態らしく、ぼくたちがいくら食事を用意して幸子ちゃんが食べても食べてもずっと空腹に苦しみ続けてたのよ。 そんな幸子ちゃんを何とかしたいと決意したぼくは口封じと食料確保のためにぼくと幸子ちゃん以外のスタッフを幸子ちゃんに見えないところで全員ショットガンで射殺して、幸子ちゃんにお肉をあげたら、幸子ちゃんボロボロ涙こぼしながらおいしいおいしいって言いながらお肉を貪るのよ。 もうこれ以上こんな幸子ちゃんを見たくないぼくはこのとき生命輪廻の輪から足を踏み外すことを決めたの。 ぼくは手持ちのiPadからKindleを起動し、冒涜的な魔術書をダウンロードして魔術を唱えた。瞬間、ぼくの命は停滞し、ぼくは肉体の再生を繰り返す不死の存在へと変貌を遂げたのよ。そして幸子ちゃんにこれからはぼくを食べて生きてほしいと告白。了承。やったぜ。ガッツポ。 ご両親にも事情を説明し、幸子ちゃんと暮らす許可を得て山間の一軒屋に居を構えこうしてグール幸子ちゃんと暮らす夢の生活を勝ち取ったのでした。めでたしめでたし。 というわけでグールになった幸子ちゃんと不死の人肉提供者となったぼくの甘い一日を語らせてもらうね。 まず朝起きてから、お腹のすいた幸子ちゃんにお風呂場で血肉を貪られるのよ(血を洗い流せるしシャワーもできるから一石二鳥!)。特に肩が好きみたいで真っ先にかぶりつかれて肉を剥がされるのよ。幸子ちゃんぼくを食べるときは本能が勝っちゃうみたいでお腹というか臓物ももちゃもちゃはしたなく食べてるんだけど幸せそうだからまあいいや。 一通り食べ終わった辺りでぼくの身体がきれいに再生して、血で汚れた床やら幸子ちゃんの身体やらをシャワーで洗い流して朝食を終えるわけ。楽しい。 で、ぼくの身体不便なことに保存とかストックができないみたいで、お昼ごはんの弁当はカモフラージュのためにもってくんだけど当然幸子ちゃんのお腹を満たせないのよ。 じゃあどうするかっていうと誰もいない時を見計らって幸子ちゃんにぼくの手首を噛ませて血を飲ませてあげるのよ(首はネクタイしてるから外すのめんどくさくて……)。ぼくの腕に幸子ちゃんの柔らかい唇が触れて硬い歯が腕を食い破り、溢れ出た血をちゅーちゅーと吸うわけ。それもいいんだけど、ぼくの腕越しに幸子ちゃんがぼくの血をゴクゴク飲んでいる感触が伝わってきてこれはめっちゃ興奮する。 それで日中の空腹をしのいだ後、家に帰ってからがもう大変。 さんざんお預けされてたせいか幸子ちゃんもう食べたくてたまらないみたいで、ぼくの首に噛みついて血を浴びるように飲んだあと至るところピラニアのように噛んでは咀嚼し噛んでは咀嚼しを繰り返して、ぼくの身体は密室遊魚(インドアフィッシュ)にやられた後みたいになるわけ。さすがに死ぬほど痛い。 で、早めの夕飯を終えて風呂入って明日の準備して寝る。これがぼくたちの一日。 まあでも幸子ちゃん時折ぼくに対してごめんなさいって言って泣くときもあるのよ。幸子ちゃんは悪くないのに。だからぼくは幸子ちゃんに、ぼくが幸子ちゃんといたいから一緒にいるだけで、幸子ちゃんが謝らなくていいんだよってその都度慰めるのよ。そのあとなんやかんやあってごにょごにょしたりもする。 そんなこんなで幸せな生活を送るんだけど、ぼくは死ねないから幸子ちゃんがどうしても寿命で先立ってしまうのね。ぼくも後を追おうとするんだけど死ぬことができないのよ。 この先一生幸子ちゃんを失った世界で生き続ける、それが幸子ちゃんをグールにさせてしまったぼくへの罰として胸に刻み、灰色の世界を生き続けたい。
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/326.html
「そ、そんなに仲良くなりたいならさー、もぉが紹介するよ?千聖食いしん坊だから、ランチとか誘ったら絶対ついてくるって。」 「梨沙子から誘ってもいいけど?」 「えー、そういうんじゃないの。誰かの紹介とかじゃなくて、もっと自然な流れで運命的な友情がぁ」 ―めんどくせぇ・・・ 2人の唇が同時にそう動いた。め、めんどくさいってぬゎんですか! 「もーいい。うちはうちのやり方でお嬢様のこと調べ上げてやる!」 自分の頭から湯気が立ってるのがわかる。勢いよく立ち上がると、私は屋上の扉の方へ歩いていった。 「くまいちょー、アドバイスが欲しかったらいつでも言ってね?ウフフ」 私のプンプンなんてもう慣れっこなんだろう、ももは余裕で手をひらひら振ってきた。何か悔しい! 「くっそー・・・」 独り言を言いながら廊下を進む。かなり大またでわき目も振らず歩いていたら、階段との十字路のところで小さな人影が飛び出してきた。 「ひゃあ!」 「きゃん!」 避け切れない!そう思った私は、とっさに手を伸ばして、その体を抱きとめようとした。・・・けれど、運動オンチな私は結局体勢を整えることができなくて、その人の腰を掴んだまま、思いっきりしりもちをついた。 「いたたた・・・」 「おじょじょおおじょ、お嬢様!大丈夫ですか!お怪我は!?」 「え、ええ、私は大丈夫ですけれど・・・」 間髪いれずに、真っ青な顔のなかさきちゃんが飛び出してきた。そして、どういう力加減でそうなったのか、私の上に馬乗りになっているその生徒――千聖お嬢様、の体をペタペタと触っている。 「もー、友理奈ちゃんたら!お嬢様がお怪我でもなさったらどうするの!」 「ひどい!うちの心配はしてくれないのなかさきちゃん!」 「どーせまた変なこと考え込んで、前方不注意だったんでしょ!?それにその髪!巻かない方が友理奈ちゃんは可愛いって言ってるのに!」 「それ今関係ない!」 どうも私となかさきちゃんは、顔を合わせればこんな言い争いばっかり。私は廊下にねっころがったまま、顔を覗きこんでくるなかさきちゃんに反論した。 「――まあまあ、それよりお嬢様、熊井ちゃんの上からどいてあげてください?熊井ちゃんも、しまパン見えてるから。」 そんな微妙な空気を、ハキハキした明るい声が遮ってくれた。 「茉麻ぁ・・・」 オロオロするお嬢様を後ろからひょいっと抱え上げて、私のスカートを直してくれたのは、学年1個上の茉麻だった。 「全く、君達はトムとジェリーだね。」 そんなことを言いながら、茉麻は強引に私となかさきちゃんを握手させた。 私は口げんかを途中で止められるのはあんまり好きじゃないはずなんだけれど、茉麻みたいにカラッとしている人は別だと思う。お母さんに仲裁してもらった姉妹みたいに、「ごめん」「なっきぃもごめん」なんてどちらともなく謝って、変な空気は自然に解消された。 「ごめんなさいね、千聖も生徒会のお手伝いの段取りを考えていて、前を見ていなかったの。腰、打ってしまったようですけれど・・・大丈夫ですか?」 千聖お嬢様は体を起こした私の前にひざまずいて、じっと顔を見つめてきた。 こんなにお近づきになったことは今までなかったから、ちょっとだけドキドキする。 ビー玉みたいな目。バニラみたいないい香り。ふわふわした喋り方。とても、もも達が言うようなおてんばなタイプには思えない。でも、実際に私もキャッキャとはしゃいでる姿は見たことがあるわけで・・・何ていうか、ギャップがある。どういう人なのか、うまく分類できない。 「熊井ちゃん?平気ならそろそろいいかな。今ね、生徒会で使う書類運んでたんだ。」 そのまま無言で見つめ合ってると、茉麻が苦笑まじりに私とお嬢様の間をチョップで遮った。 「あ、そうなんだ。うちは大丈夫。何か、驚かせてしまってごめんなさい。」 「いいえ、こちらこそ。大きな大きな熊さんに、ケガがなくてよかったです」 ――大 き な 大 き な、く ま さ ん 「あの!私は熊井です!くまさんじゃなくて!あとそんなに大きくないんで!」 いや大きいよ、という茉麻のツッコミは受け流して、私はお嬢様の両肩をガシッと捕まえた。 「ひっ」 そういえば、お嬢様は梨沙子のことも「すぎゃさん」とか変な呼び方をしていた。ここはちゃんと直してもらわないと、今後も「大きな大きな(ry」呼ばわりされたらたまらない。 「何か違う呼び方にしてください!ゆりな、でもゆり、でもいいんで!熊さんとかゴツイし!」 「あら・・・どうしましょう、そんな、急に言われても。大きな熊さんたら」 「ぬゎんで大きな熊にこだわるんですかぁ!」 せっかく空気が緩和されたと言うのに、ムキになる自分を止めることができない。だんだん人が集まってきて、そろそろヤバイと思いつつ、私は引くに引けなくなってしまっていた。 「まあ、呼び方はまた後で決めればいいじゃん。ね?熊井ちゃんは千聖お嬢様と仲良くなりたいんだよね?」 無意識に茉麻に顔を向けると、いつものお母さんな表情で助け舟を出してくれた。私は無言でぶんぶんうなずくと、とりあえず「ごめんなさい」と驚かせてしまったことをお詫びした。 「あら・・・私も、大き・・いえ、くま、くまい、さんと、仲良くなりたいわ。」 「・・・まあ、お嬢様がそうおっしゃるなら。なっきぃも今度時間があるときに、お膳立てさせてもらいます。キュフフ」 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/shipwiki/pages/152.html
画像 データ 船名 さくら 英名 Sakura 総トン数 2,334トン 全長 114.3m 全幅 16m 就航年 1998年1月25日 乗客定員 485名 乗組員数 - 所有 宇和島運輸 トラック積載台数 35台 乗用車積載台数 25台 造船 内海造船瀬戸田工場 データ 2012年3月15日更新 履歴 解説
https://w.atwiki.jp/cgmtb/pages/444.html
さくら 2/2/1 1:0 × × ×× × ×○ ○ ○ タバコ (自動)相手カードがプレイされ解決された場合、自分手札からカード1枚を自分属性エリアに配置する。
https://w.atwiki.jp/stimme/pages/406.html
上原さくらをお気に入りに追加 上原さくらとは 上原さくらの88%は波動で出来ています。上原さくらの6%は睡眠薬で出来ています。上原さくらの5%は優雅さで出来ています。上原さくらの1%は度胸で出来ています。 上原さくらの報道 上原さくら、ケース買いした『成城石井』品を紹介「大好きなんです」 - モデルプレス 夢への挑戦かけ渋野&古江出場!「LPGA女子ゴルフツアー2022最終予選会」 米ツアーへ登竜門 WOWOWオンデマンドで9日から独占ライブ配信! - ZAKZAK 沖縄のスタートアップエコシステム創造を目指し、一般社団法人沖縄スタートアップ支援協会を設立 - PR TIMES 上原さくら、冬の電気代に悩み「泣きたくなるような金額」 | 話題 | ABEMA TIMES - ABEMA TIMES 「年をとらないのか」「時が止まってるの」 足立梨花、芸能生活15年目に突入 人生変わった“デビュー写真”に反響(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 上原さくら、毎回購入する『成城石井』品を紹介「ニヤニヤしながら吟味している」 - モデルプレス 上原さくら、更年期か不明な症状を告白「あまりのハマり具合に驚いちゃいました」 | 話題 - ABEMA TIMES 上原さくら、娘が幼少期の自身と重なった出来事「嘘でしょ」 | 話題 | ABEMA TIMES - ABEMA TIMES 本日より始まる『カードキャプターさくら』カフェがエモすぎ… かわいすぎて悶絶必至 - Sirabee/しらべぇ 上原さくら、100円ショップで娘用の帽子を購入した理由「出来れば頻繁に洗いたい」 | 話題 - ABEMA TIMES 上原亜衣、ミニスカでさくらみこコスプレショット披露「何をやっても可愛い」「本人と気付かなかった」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 上原さくら、リピ買いしている『成城石井』の品「好きなのを!と思うとこうなっちゃう」 | 話題 | ABEMA TIMES - ABEMA TIMES 上原さくら、加工なし自撮りショットを公開「十分綺麗」「可愛い」の声 | 話題 - ABEMA TIMES 上原さくら、目にして驚いた成城石井の限定商品「見るのも買うのも初めて!」 | 話題 - ABEMA TIMES 上原さくら、デニムを穿いて驚愕した理由「数年前にサイズを間違えて」 | 話題 | ABEMA TIMES - ABEMA TIMES 上原さくら、最近の娘に関する困りごとを告白「対策を考え中です」 | 話題 | ABEMA TIMES - ABEMA TIMES 上原さくら 避妊リング装着後の経過報告「まだ安定してないぽい」 - ニッカンスポーツ 上原さくら、“避妊リング”装着から約3カ月で大幅効果 不正出血はまだ続くも「不安はキレイになくなりました」(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 上原さくら 眼瞼下垂に悩む、「以前はこんな風に垂れてなかった」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 上原さくら、娘の睡眠時間に不安を吐露「12時間以上水分を摂らずに眠り続ける」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、30歳から受診している人間ドック「10回は同じコースで検査をしている」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくらさん「私は神経質過ぎる?」2人目はテキトーになると言われるも……「娘1人を大切に育てようという結論に」 - マイナビウーマン 上原さくら、いつか受けようと思う手術「色々聞いて覚悟が決まったら」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、調理中に起こった信じられない出来事「コントじゃないんだから」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、娘用の1人掛けソファーを購入「とても気に入ってくれた」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、何でも真似をしたがる娘「絶対に私のじゃないと嫌みたい」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、“容赦ない”娘に心が折れた出来事「元気なのはいいこと」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら『しまむら』で購入したワンピースを絶賛「夏っぽくて気に入っています」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら 避妊リング装着公表で批判「性に奔放にやれるよね、は心外」 偏見に反論も - デイリースポーツ 上原さくら、避妊リング装着の決断理由を告白 批判の声に「月経の症状の改善。妊娠しないの?って言うのは最低」 - スポーツ報知 上原さくら、ミレーナ装着するも批判殺到「わざわざ言うこと?」 - デイリーニュースオンライン - デイリーニュースオンライン 上原さくら 1年半ぶり美容室で胸まであった髪バッサリ「これで楽チンに」 - デイリースポーツ 上原さくら、インスタライブ中止の理由は“悪質な嫌がらせや誹謗中傷” 「事務所の専務と一緒に警察に行ってきました」 - - ねとらぼ 上原さくら、誹謗中傷受けインスタライブを中止 法的措置の意向 - ニッカンスポーツ 上原さくらの夫、“急成長中”の娘に感心「パパはなんだか嬉しいのです」 | 話題 - AbemaTIMES 避妊器具装着を公表した上原さくら「通称が変わると偏見少なくなるのかな」 - ニッカンスポーツ 上原さくら 悩まされてきた偏頭痛が改善傾向に、先月17日間、今月は6日に - デイリースポーツ 上原さくら、娘の食事に手探り 「娘のお腹いっぱいを信じる」と前向きな変化も - しらべぇ 上原さくら、スーパーで起きた恥ずかしいハプニング「ヤベー奴って事で見られていた」 - ニフティニュース 上原さくら、産後に起きた身体の変化「体調が悪すぎて、ちょっと大変」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら「産後はあちこち体調不良…健康保険料の払い甲斐がある」 - ニッカンスポーツ 上原さくら、44歳にして初体験したこと「大半の方が20代のうちには経験してる」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら 偏頭痛「先月17日間も」 脳神経外科で「惨状」伝える - デイリースポーツ 上原さくら、目を離した隙の娘の行動に「開き直って記念写真も動画も撮りました」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら夫、娘の成長した姿に感心「なんだか泣けてきてしまう」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、ピンクへアで美容整形を否定「ほっぺの肉は自前です」 - スポーツ報知 上原さくら、夫に褒められて複雑だった料理「やめて...ほんと、焼いただけだから」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、ぎっくり腰からぐんぐん回復 「時々ストレッチしてます」 - しらべぇ 上原さくら『ユニクロ』のコラボ商品を披露「お似合い」「美しい」の声 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、44歳を迎え0歳長女の顔出し親子ショット公開「そっくり」「2人ともお姫さま」 - スポーツ報知 上原さくら、ユニクロと『PAUL&JOE』のコラボ品をGET「売り切れているのもあった」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、おかした大失態を告白「自分でも謎....」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、ババシャツ&レギンス姿のリラックスショット 「良い写真!」 - しらべぇ 上原さくら、娘に遺伝してほしくないこと「なかなか重度の花粉症」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、自宅で撮影した初節句の写真を公開「可愛い」「凛々しい」の声 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、運転中に幼女が飛び出し…民家を訪れ家族に注意「お節介ババアな部分だと思うのですが」 - スポーツ報知 上原さくらの夫、妻のDNAを感じた娘の行動に「ユニーク」「可愛い」の声 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、メルカリの利用を決意した出来事「お小遣いになるなら」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、食べる速度が大人のように早い娘「食いしん坊になると思います」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、老化を隠しきれないと感じた部分「ちゃんとクリームつけよっと」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 「どうせまた離婚するんでしょって言われるけど…」再々婚で高齢出産、上原さくら(43)が夫に抱く“意外な感情” - 文春オンライン 上原さくら、まもなく生後8か月長女の顔出しショット「可愛すぎる」と反響 - スポーツ報知 母になり「愚痴ってはいけない」ように... 上原さくらが明かしたストレス - J-CASTニュース 上原さくら、自宅にテレビがない理由「疲れちゃうのです」 | 話題 - AbemaTIMES 「悪い母親だと思い込んでしまっていた」 上原さくら、生後6カ月の娘と離れ半日外出 “母親の気分転換”への意識が180度変わる - - ねとらぼ 上原さくら、毛細血管奇形と診断されたことを告白「大きくなると切除も大変」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくらの夫、妻の“素”の姿を公開「ラブラブ」「ステキです」の声 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、マザーズバッグの中身を紹介「小旅行に行くかのようです。笑」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、3年ぶりに人間ドックへ「娘の為にも健康第一でいなければ!」 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、“居残り給食”を回顧して共感の声「いまなら大問題になる」 - デイリーニュースオンライン - デイリーニュースオンライン 上原さくら、娘に将来させたい“習い事”「無理にはやらせたくない」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、満腹な時の娘の写真を公開「可愛い」「ぷくぷくほっぺ」の声 | 話題 | ABEMA TIMES - AbemaTIMES 上原さくら、4月出産の長女と親子コーデに反響「娘ちゃん、さくらちゃんにそっくり」「二人とも可愛い」 - スポーツ報知 上原さくら、出産後は「秒で食事を終わらせる」生活に 「あぁ、ちゃんと味わえなかったなぁ」 - J-CASTニュース 上原さくら、マツコ・デラックスに似ている娘「試しにマツコさ~ん!と呼んでみた」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、4月出産の長女と2ショット公開し「目がソックリ!」「可愛いすぎです!」 - スポーツ報知 上原さくら、娘を連れて母親と夕涼み「親孝行をした気持ちになりました」 | 話題 - AbemaTIMES 上原さくら、4月出産の長女と2ショット公開「可愛い過ぎます」「絵画の聖母のよう」の声 - スポーツ報知 閲覧注意!※本人談 上原さくら(43歳)、醜いぶよよん腹を公開 「親近感しかない」と共感の声 (2020年6月3日) - エキサイトニュース 上原さくら、「戻るんでしょうか?」出産後の腹部写真に大反響 - デイリーニュースオンライン - デイリーニュースオンライン 上原さくら、愛娘の目に疑問「遺伝?」 自身も「青い」と驚かれた過去も (2020年5月22日) - エキサイトニュース 上原さくら 高齢出産だからこそ「若い頃の私よりきっといい母親になれる」 - デイリースポーツ 43歳・上原さくら 長女とともに無事退院、医師らに感謝「次があるとしたらまたこちらの病院がいいな」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 上原さくら、第1子出産報告「可愛いよ〜」|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 上原さくら、出産を報告「ほんとに可愛いよ~」 母子ともに体調良好と明かす - ORICON NEWS 昨年4度目婚の上原さくらが妊娠 夫がマタニティフォト公開「可愛い赤ちゃんを抱っこする瞬間に向けて…」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 43歳の上原さくら ブログで妊娠報告「体重17キロ増加」 - 東スポWeb 書いているのはもしや…上原さくらの夫が開設したブログに違和感が!? (2020年4月18日) - エキサイトニュース 消えたタレント・上原さくら、ブログで「自傷行為」「リボ払い」を告白し衝撃の声続出! - サイゾーウーマン 上原さくら、中学時代の写真に評価二分「ズバ抜けて可愛い」「普通」 - デイリーニュースオンライン - デイリーニュースオンライン 上原さくら「いつも1人…」小中学校時代振り返る - ニッカンスポーツ 「『結婚生活は我慢』って考えは私にはありません」再々婚・上原さくらが語った結婚観 - 文春オンライン 「携帯のデータは全て消して、芸能関係の連絡も絶った」上原さくらが明かした30代「うつ闘病」の日々 - 文春オンライン 4度目婚の上原さくらが反論「皆さんのご期待には添えず私の夫は会社経営者ではありません」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 上原さくら結婚相手は「会社経営者ではありません」 - ニッカンスポーツ 上原さくら、一般男性と再々婚「今年のクリスマスは家族と一緒に」 - スポーツ報知 上原さくら、ネガティブな内容を断定的に書き込む行為に苦言 人を憎まない姿勢に反響 - - ねとらぼ 上原さくらのお願い、ネガティブコメント「控えて」 - ニッカンスポーツ 上原さくら、大学卒業を報告「燃え尽きて寝込んでます」うつ状態で通学困難を乗り越え - スポーツ報知 上原さくら、4年ぶり再開ブログで関係者へ謝罪「今も悔やみ反省しています」 - ORICON STYLE 上原さくらのウィキペディア 上原さくら 上原さくらの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 上原さくらのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 上原さくら このページについて このページは上原さくらのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される上原さくらに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/genshikenss/pages/252.html
さくら 【投稿日 2006/04/04】 カテゴリー-斑目せつねえ 夢を見ていた。 一面真っ白な世界で、俺は座り込んでいた。 何もできず、何も考えられない。ただじっと座り込んでいた。 ふと顔を上げると、『春日部さん』が正面に立っていた。 あの日、告白できる最後のチャンスを逃した日の格好で、そこに立っていた。 「あの日、何て言いたかったの?」 春日部さんは、穏やかな表情で俺の顔を覗き込む。 「………」 黙りこんでいると、『春日部さん』はさらに問いかける。 「言いたいこと言えば良かったのに」 「………」 「私にどうして欲しかった?」 苦笑しながら言った。 「春日部さんはそんなこと言わない」 「どんなのが私?」 「高坂と自分のことに一生懸命で、仲間同士の不和に敏感で、すぐからかうくせに意外と気を遣う人」 「他には?」 「他に…他に余計なこと考える余裕、なかったんじゃないか?それで手一杯でさ」 『春日部さん』は曖昧な顔で笑っている。本物の春日部さんはこんな顔しない。 「それで?」 「………俺の入る余地なんて、なかったよ。いや、初めから分かってたけどさ。 自分の卒業から一年粘って、分かったことはそんくらい」 「一年、何も変わらなかったの?」 「…いいや、変わった」 「何が変わった?」 「いつの間にか、春日部さん性格が丸くなったよな。荻上さんが入ってきたあたりからかな? それまでの挑むよーな目つきが、だんだん柔らかくなった。それに、俺の気持ちが………………」 「気持ちが…?」 「なんか、知らん間に………いつの間にこんな大きくなってたんだ? 少しずつ諦める方に向かってたはずがさ……言うことなんて考えもしなかったのに………」 『春日部さん』は、黙っていた。言葉を促すかのように。 「いや、言いたかったんだな。本当はずっと言いたかった。 でも、身近すぎて言えなかった。同じサークルとかじゃなくてさ、ただ同じ講義取ってたとか、そんな関係だったら………。 …いや、それじゃあ好きになってなかったな。少なくとも、こんなに気持ちが大きくはならんかっただろうな。」 溜め息をついた。 「自分が好きってだけで良かったのに。それ以上、求めてなかったのに。求めたって手に入らないのに。…何を悩んでんだ?俺は」 「言いたいこと言ってないからじゃない?」 「だから言えないんだって」 「何で?」 「好きだなんて言ったら春日部さんが困るだろ」 だんだん、問いかけ続ける『春日部さん』に、いらいらしてきた。 「せっかく、こんな仲良くなれたのにさ。春日部さんに、四年間ありがとうって言ってもらえたのにさ。 あの笑顔を壊せるか?自分の都合で」 「でも、あんたはどうするの?」 「自分のことは自分で何とかするよ」 「それでいいの?」 「しつこいな!いいも何も、それしかねーんだよ!もう結論出てるんだって! これ以上何を悩む必要がある!」 『春日部さん』は、少し悲しそうに笑った。…本物はこんな顔しない。 「…言えばいいのに」 「だから、好きなんて言えな……!!」 「告白せずに、言いたいこと言えばいいのに。」 「は?」 『春日部さん』の表情が、少し本物らしくなった。目に力がこもる。 「あんたならできるよ」 「何言って………………」 『春日部さん』はにっこり笑って、消えた。 そこで目が覚めた。 目覚ましを見ると、6時過ぎだった。今日は大学に11時集合だ。早すぎる。 卒業式が終わったころに校門の前に集合の予定だ。 もう一度目をつぶる。でも、なんだかそわそわして眠れない。 しばらくして諦め、ベッドから出た。 カーテンを開ける。もう外はだいぶ明るくなっていた。 できるだけのろのろと支度した。まだだいぶ早いが、何だか落ち着けなくて家を出た。 家からの道をゆっくりと歩いた。 空はどこまでも青く、やけに透きとおっている。 大学までの道に、桜の木が一本ある。 七分咲きだった。もうだいぶ暖かいのだが、ここは少し日陰になっているので遅いのだろう。 薄いピンクの花びらが、開きかかっていた。 できる限りゆっくり歩いてきたのだが、もう大学に着いてしまった。まだ卒業式も始まっていない。 校門を通る学生もほとんどいない。確か卒業式は9時からだった。今はまだ7時半だ。 (どうするかな………) 特にすることもない。仕方ないので、部室に行って漫画でも読むか、と思った。 サークル棟の階段を上る。見慣れたポスター、壁の汚れ。薄暗い廊下。 部室の前まで来た。ひとつ深呼吸をする。 唐突に思った。 (そうか…、俺ももう、ここには来ないんだな…) 部室の古びた扉を眺める。 急に、このボロい扉が特別のもののように思えてくる。 (5年間………楽しかったな………色々あったけど、それがまた………) 「斑目?」 急に名前を呼ばれた。驚いて声のしたほうを振り向く。 春日部さんがいた。 斑「あ……え?」 (何でこんな時間に春日部さんが………) 咲「何でこんな時間にあんたがいるの?」 春日部さんの方から聞いてきた。 斑「か、春日部さんこそ」 咲「私は朝着付けに行ったんだけど、すごく早く準備できちゃったからさ。 このまま歩きまわるのもしんどいから、部室で座ってようと思って」 斑「あーー、そうなんだ………」 春日部さんは袴姿だった。ほとんど白に近い、ごくうすいピンクの着物に、桜の花びらが細かく書き込まれている。 袴はすこし濃い桃色だった。髪をアップにして、名前は知らないが白色の生の花を髪飾りにしている。 花のように綺麗だった。 咲「斑目?どしたの?」 思わず見とれていたら、春日部さんが声をかける。 斑「え、いや、今日は着物なんだね」 咲「ま、せっかくだからね。でもこれ、けっこう苦しくてさー」 斑「そーなん?」 咲「堅苦しいしさー。今日朝5時起きで着付け行って、6時半にはこの格好だよ?もう疲れたよ」 斑「ふーん、大変なんだな、着物ってのも…」 咲「で?斑目、あんたはこんなとこで何してたの?」 斑「へ?あーいや、何つーか…部室を見に来たくなって」 咲「へえ…?」 斑「色んなこと思い出してた」 二人並んで部室の扉を見つめた。 ここから全てが始まり、全てが終わるのだ。 (…ラッキー、なのか?この日に、春日部さんと二人になれるなんて……… 神が与えてくれた最後のチャンスなのか?) 咲「はぁ…改めて見ると、感慨深いねぇ………」 春日部さんは部室の扉を眺めて、言う。 (…そうだ。これが本当の本当に、最後のチャンスなんだ) 斑「………あのさ」 咲「ん?」 斑「俺、春日部さんと出会えて良かったわ」 咲「はい?」 春日部さんは少し怪訝な顔をしてこっちを見る。 斑目は、今思っていた言葉が、あまりにも素直に出たことに自分で驚く。 斑「いや、ね!この前にも言ったけどさ!春日部さん、四年もここにいたわけでしょ?このオタクサークルに! そんで、例えば『会議』の時に、一般人代表として貴重な意見を出してくれたというか!」 咲「言いたい放題言ってただけだよ?」 斑「いや、正直な感想のほうが参考になったからさ!」 咲「何の参考よ?」 斑「外の世界の。」 春日部さんは、不思議そうな顔で斑目を見た。 斑「そう、異文化交流。グローバルコミュニケーション!なんか新鮮だったのだよ。春日部さんの存在が!!」 咲「んな大げさな…」 斑「いや、けっこうインパクトあったよ。いきなり殴られたりとかな」 咲「それ褒めてないよね?」 斑「面白かったよ。だからさ、…会えて良かった」 咲「………………それ言うなら、私もかな」 斑「ん?」 咲「あんたらに会えて、楽しかったよ。」 春日部さんはこっちを見て、花のように笑った。 いつもと違う服装のせいだろうか。この前の笑顔を越えるほどの笑顔で笑ったように思った。 (会えて楽しかった、か………そっか………!) 嬉しさがじわじわとこみ上げてくる。 胸が痛くなるくらい、喜びがあふれてくる。 (…あんた ”ら” だけどな………………) 斑「春日部さん…」 咲「ん?」 斑「えーと………いや、その」 今言った言葉だけじゃ、言い足りない。 もっと何かないか。今、自分が一番言いたいことは何だ? (春日部さんが好………………! いや、だから!!それは言えねーんだって!!言わない、って誓っただろ!? 何かないのか!?押し付けにならんような言葉を………………) 斑「あ、あのさ…」 咲「何よ?」 斑「………その………幸せになってくれな」 咲「はい!?」 春日部さんは驚いた顔をする。当然だ。 自分でも意味がわからんことを言ってしまい、めちゃくちゃ恥ずかしくなった。 顔から火を噴きそうだ。 (なんだそりゃ!?他に何かなかったのか!? なんでそんな唐突に………………) (いや。俺が今言えることなんて、これくらいしかないんじゃないか………?) 斑「えーとその、とにかく、春日部さんには幸せになって欲しいんだよ! せっかく会えたからさ!こんなに仲良くなれたからさ!なんかそう思ったんだよ、なんとなく!!」 咲「斑目………?」 怪訝な顔をして、春日部さんがこっちを見る。 (うわ、やばい………!!) 斑「あっ、そうだ!俺さっき、今日仕事出てくれって、電話が来たんだ、急に! だから先に部室だけ寄って、それから行こうと思ってたんだ。もう会社行かないといけねーから! 悪いけど、あとでみんなにそう伝えといてくれないかな?」 かなり無理があるが、押し通す。 先「…え?あ、そうなの?」 春日部さんが混乱している間に、行動を起こす。 斑「………じゃ、もう言いたいことは言ったから。じゃーな!」 春日部さんに背を向けて走り出そうとする。 咲「斑目!」 春日部さんに呼び止められて、足が止まる。 咲「あんたさ………………」 斑「ん?…何?」 斑目は振り向いた。笑顔で。 咲「………………」 春日部さんは、言葉が出てこないようで、こっちをみながら口を開け、また閉じる。 斑「何?俺、本当に急いでんだけど」 笑顔を崩さずに、そう言った。 咲「…あ、ああそう。そんじゃ…」 斑「………さよなら。」 斑目は再び春日部さんに背を向け、歩き出そうとした。 少しでも早くここから遠ざかりたかった。 咲「っ…ちょっと!!」 春日部さんは再び呼び止めた。 斑「………………」 斑目は足を止めた。後ろを振り返らずに。 咲「…あんたもね」 斑「………………………」 咲「あんたも幸せになりなよ!」 斑「………………………………」 返事ができなかった。 そのまま、ようやく小さく頷くと、早足で歩き去った。 春日部さんに頷いたのが見えたかどうか、わからない。 サークル棟の階段を駆け下りる。大学の門をくぐる。 歩きなれた道を、何も考えないようにしながら、ただひたすら進んでいく。 大学からの道をひたすら歩き続けた。 空はどこまでも青く、やけに透きとおっている。 家にまっすぐ帰る気になれず、会社の近くの公園まで歩いてきた。 今日仕事に出ないといけない、なんて嘘だ。 あの場所から逃げ出したかった。 あのままあの場所にいたら、思わず何を言ってしまいそうになるか分からなかった。 公園の中に入ると、そこは満開の桜でいっぱいだった。 ちょうど一番綺麗な時期だった。日あたりがいいので開花が早かったのだろう。 薄いピンクの花びらが、春の風に揺れている。 あがった息が落ち着くのを待ちながら、その見事な桜並木に目を奪われ、しばらくの間見とれていた。 ゆっくりとベンチまで歩いていく。一番大きな桜の木の下に、そのベンチはあった。 腰掛け、しばらくじっと桜の花が風に揺れるのを見ていた。 時折、はらはらと花びらが落ちていく。何度も視界の中を横切っていく。 さっき見た春日部さんの袴姿を思い出した。 まるで桜の花のようだと思ったのだ。 風を受けてゆっくりと舞う桜の花びらを見ていた。 あの声が、耳の奥でかすかに響いているような気がした。 これまでの記憶が、表情の一つ一つが入り混じり、何度も視界を通り過ぎる。繰り返す。 風が少し強く吹き、視界を埋め尽くすように花びらが舞い散る。 地面に落ちて、またくるくると竜巻を起こす。 あらゆるものが、手のひらからすり抜けていくのを感じた。 こうやって大切なものを取りこぼしてゆくのだ。 (失う覚悟をしていても…失ってみないと分からないモンだな………) 心に穴が開いたみたいだ。 そのとき、声が聞こえた。 『あんたも幸せになりなよ。』 (春日部さん) (春日部さん………………。) もう手遅れなのだ。 もう、あの日々には戻れないのだ。 そのとき不意に目の前が滲んだ。 狂ったように視界を通り過ぎる花びらのせいだろうか。 (幸せになんかなれるのか) (何もしなかった俺に幸せになる資格があるのか) (いや、そんなことはいい、あの人が幸せであればそれで十分だ…それだけで) (たぶん、それだけで幸せなんだ) 一番大きな桜の木は、暖かい日の光を浴び、春の風を一身に受けていた。 そして優しく枝を揺らしながら、そのベンチを包み込むように花びらを散らしていた。 END