約 2,931,281 件
https://w.atwiki.jp/akitobr/pages/101.html
ザッザッザッ…… 背の低い少女、清浦刹那が林の中を歩いていく。 ザッザッザッ…… その後ろを少し離れて少年、伊藤誠がついて行く。 「なあ清浦ぁ、今どこに向かってるわけ?」 黙々と歩く刹那に、誠は疑問を投げかけてみた。 「……どこでもいい」 「どこでもいいって……」 刹那は首だけ振り向いて短く答えると、すぐにまた歩き出した。 実際刹那は、行き先などどこでもいいと考えていた。 先ほど、刹那と誠が目覚めた場所は、周りに目印になるようなものが無く、 地図やコンパスを見ても自分たちがどこにいるのか特定出来なかった。 南側に山が見えることから、島の北側のどこかだろうと分かる程度だ。 だから刹那は、まず何か目印になるようなものを見つけ、現在位置を確かめたかったのだ。 これからどこに行くかなどは、その後で考えることだ。 刹那には、そういった思惑があったのだが、誠に詳しい説明はせず、 「少し離れてついてきて」 とだけ、最初に指示をして歩き出したのだ。 ザッザッザッ…… 「あ……」 仕方なく誠も、刹那の後を、言われた通り少し離れてついて行った。 ザッザッザッ…… 刹那のこの指示にも、もちろん理由があった。 刹那は何としても、桂言葉よりも先に西園寺世界を見つけ、誠に引き合わせたかった。 しかし世界も言葉も、この島のどこにいるのか分からない。 自分たちが進む先にいるのは、言葉である可能性もあるのだ。 もし世界よりも先に言葉を見つけてしまった場合、 刹那はその場でUターンして立ち去るつもりだった。 しかし、そのためには誠より先に言葉を見つけていなければならない。 そのために、刹那は誠よりも先を歩いている そうしてしばらく無言で歩き、ちょっとした斜面を上り終えたところで、 刹那の視界に、探し求めていた目印になりそうな建物がひとつ写った。 「あれは……、学校?」 そう、その建物は、このプログラムの参加者達が最初に連れてこられた学校だった。 しかし、刹那は(他の参加者もだが)眠らされたまま学校に連れてこられ、 眠らされて学校の外に出されたので、校舎の外観は知らない。 もう少し近づいてその建物を確認しようと、刹那が足を踏み出したそのとき、 刹那の耳に電子音が届いた。 ピッ…ピッ…ピッ――― (!!) 最初、刹那は何が起こっているのか分からなかったが、すぐにその電子音が首輪から発せられているのだと気付き、一気に血の気が引いていくのを感じた。 (嘘!?なんで!?) 刹那の頭に、あの教室での光景が蘇ってきた。 赤い花火、赤い霧、吹き出す赤い血……。 ピッ…ピッ…ピッ…ピッ、ピッ、ピッ、――― そうしている間にも、電子音のペースはだんだんと早くなっていった。 「…………ッ!!」 刹那は、頭の中が真っ白になり、思わず息を飲むと、後ろが斜面であることも忘れて、 2、3歩後ずさった。 「キャッ!」 その結果、足を上手く地面に着くことができず、刹那は尻餅をついた。 「イタッ」 「おいおい、大丈夫か?」 「……伊藤?」 いつの間にか、刹那のそばには誠が立っており、あの電子音は止んできた。 「あ……、れ……?」 刹那は首に手を当ててみたが、首輪はそのまま刹那の首にある。首輪が外れた訳ではない。 それでも、ひとまずは助かったのだと理解すると、 今度はまるで、短距離走を全力で走った後のような疲労感が刹那を襲った。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 呼吸は乱れ、手足はガクガクと震えて力が入らない。全身汗びっしょりだ。 さっきの出来事は、時間にしたらほんの10秒~20秒程度だったはずだが……。 「一体、どうしたんだ?……立てるか?」 そう言って誠は、刹那に手を差し出した。 「ん……」 少し落ち着きを取り戻した刹那は、誠の手を借りて何とか立ち上がると、 首輪に手を当てて考え込んだ。 (今のは……、一体……?) そうしている刹那を見た誠は、怪訝な顔をして話しかけた。 「なあ、こっちに何かあるのか?……あれは、学校か?」 そうして、誠も学校の校舎を見つけると、さらにそちら側へ足を進めた。 ピッ…ピッ…ピッ――― すると、先ほどの刹那の首輪と同じように、誠の首輪から電子音が鳴りだした。 「え、嘘だろ!?なんでだよ!?」 誠は、首輪に手を当てて、先ほどの刹那と同じように狼狽した。 どうやら、刹那の首輪が鳴っていたことには、気付いていなかったようだ。 (そういうこと……) それを見て、状況が理解できた刹那は誠の腕を、まだ力が入らない自分の両腕で抱えると、そのまま後ろへ引っ張った。 「イテッ」 「イタッ」 今度は二人で尻餅をついた。 そこで、誠の首輪が発していた電子音は止まった。 「ふぅ、一体なんなんだ?」 電子音が止んだことに安堵しつつ、状況の飲み込めない誠は、 自分と腕を組んだような状態のままの刹那に尋ねた。 「とにかく、ここから離れましょう」 刹那はそう言うと、そのままの状態で今まで歩いてきた道(といっても獣道のような道だが)を反対に歩き出した。 ザザッ、ザザッ、ザザッ…… そして、歩きながら刹那は首輪が突然鳴りだした理由について、 考えられることを、誠に説明し始めた。 「多分あそこは、坂持の言ってた『このエリアは危ないぞー』ってエリアなんだと思う」 「でも、そんなこと言われてないぞ?」 誠の疑問も、もっともだった。 坂持は確かに、入ると首輪が爆発するエリア、進入禁止エリアの存在を告げていたが、それは放送で伝えるとも言っていた。 「確かにそう。でも少し考えたら分かること」 「?」 「私にも、伊藤にも、拳銃が支給されてた。きっと他にも拳銃を支給されてる人はいると思う」 「かもなぁ」 それは誠にも想像できる。 だがそれと、あのエリアに入ると首輪が爆発することと、どういう関係があるのか? 「あの学校には、やっぱり坂持達がいるんだと思う」 「ああ」 そういや、見守ってるとか言ってたっけ。 「でも、銃を支給された人がこのプログラムに反抗して、あの学校に乗り込んで行けば、 政府側にも怪我人くらい出るかも知れない」 確かに、考えられない話ではない。 「それを手っ取り早く防ぐには――――」 「近づくヤツの首輪を爆破すればいいってコトか」 「そういうこと」 そこまで説明されれば、さすがに誠でも理解することができた。 つまり、最初からあの場所は禁止エリアに設定されていたという訳だ。 そうして歩いているうちに、二人は最初に目覚めた場所へ戻ってきてしまった。 「ふぅ、戻って来ちまったな」 「そうね」 「で、いつまでこうしてるワケ?」 刹那と誠は、腕を組んだような状態のままだった。 「……!!」 刹那は誠の体を突き飛ばすようにして、誠から離れた。 そのとき刹那の手に、誠の制服のズボン中にある何か固いものが触れた。 いや、股間ではなくポケットの方だ。 「あ!!伊藤、携帯持ってる!?」 普段は無表情な刹那だが、このときばかりは表情を変え、誠に詰め寄った。 「あ、ああ」 刹那の剣幕に驚きながらも、誠は答えた。 誠にとって、携帯を持っているのは普通のことであり、ポケットの中の感触も、 今まで何とも思っていなかったのだ。 「ホラ」 誠はポケットの中から携帯電話を取り出すと、刹那に見せた。 確かに、誠は携帯電話を持っていたのだ しかし、刹那が目覚めて最初に持ち物を確認した時、刹那は携帯を持っていなかった。 刹那はてっきり、携帯電話は政府に没収されたのだと思っていたが、 誠が携帯を持っていたということは、刹那がここに来るまでの間に携帯を落としていただけで、 実は没収されていた訳ではないのかも知れない。 もしそうならば、世界も携帯を持っている可能性はある。 「貸して!!」 そこまで考えると、刹那はその携帯を誠から奪い取り、液晶画面を確認した。 電波状態を示すアンテナマークが2本立っていた。これなら通話は可能だ。 それを確認した刹那は、勝手に世界の番号を呼び出すと通話ボタンを押した。 それにしても……、 (伊藤、どうして言ってくれなかったの!?……呑気すぎる) 刹那は、誠に文句のひとつやふたつ言いたい気分だった。 だが、今は世界と連絡を取る方が先だ。 しばらく待ち時間があった後、プルルルル――という呼び出し音が鳴りだした。 (出て、世界……出て!) 何度か呼び出し音が鳴った後、ぷつっと音がして、小さな雑音が刹那の耳に入ってきた。 おそらく、通話先の周囲の音だろう。つまり、繋がったということだ。 「世界!!……世界!?」 つい、声が大きくなってしまった。 刹那は、一度深呼吸すると改めて通話相手を確認した。この間、相手は無言だった。 「世界じゃないの?」 『正解、坂持でーす。世界というのは西園寺世界のことかー?』 電話に出たのは、あの教室で担任だと名乗った男の声だった。 「……!!」 通話相手は世界ではなかった。 しかし刹那は、この事態も予想していなかった訳ではない。 ならば、この際出来る限り情報を聞き出してやろうと、頭を切り換えて、刹那は通話を続けた。 「やっぱり、世界の携帯はあなたが持っているのね?」 『ああ、参加者の携帯は全部ここにあるぞー。 でも、今私が持っているのはその世界って子の携帯じゃないけどなー』 「どういうこと?」 『この島で携帯を使うとなー、全部ここに繋がるにようになってるんだー』 「……」 これでハッキリした。プログラム参加者の携帯は、やはり政府に没収されている。 誠の携帯は、たまたま見落とされていたというところだろう。 そして、たとえ携帯を持っていたとしても、繋がるのは坂持の所……。 『ところで、キミは携帯……』 ぷつっ そこで、刹那は携帯を切った。 これ以上通話を続けていても、今度はこっちが質問攻めにされると感じたからだ。 「やれやれ、切られちゃったか」 坂持金発は受話器を置くと、職員室のデスクに散らばった参加者の資料を漁り始めた。 今の電話について、確認しなければならない事があるからだ。 去年までのプログラムでは、参加者の私物は原則持ち込み自由だった。 中学生の私物などたかが知れていたし、携帯電話は付近の中継アンテナを押さえておけばいい。 しかし近年、携帯電話の多機能、高性能化により、付近の中継アンテナを押さえるだけでは不十分では? という論議が持ち上がったことと、ルールの説明中に持っていたナイフで、 担当者に斬りかかる生徒が出る事例があったことなどから、 今回のプログラムから試験的に、参加者の身体検査を行い、 携帯電話と武器になりそうなものは没収することとなったのだ。 もちろん、島内に携帯電話が残されている可能性を考え、付近の中継アンテナは今回も押さえている。 しかし、さっきの電話は島内に残された携帯電話からではないと、坂持は感じていた。 これは確認しておかなければならない。 「結局、自分の名前は言わなかったな。慎重な子だ」 そう呟きながら坂持は、榊野学園出身参加者の資料を集めた。 おそらく先ほどの電話は榊野学園の西園寺世界に向けられたものだ。 ならば、かけたのは榊野学園の誰かだろう。 坂持は資料を眺めながら、先ほどの電話の主を予想する。まず、女の声だった。 しかし、加東乙女は電話の直前に死亡が確認されているし、 世界にかけた電話なら、世界本人ということはないだろう。 「今の聞いてたな?」 ある程度考えがまとまったところで、坂持は、近くの機器を操作している兵士に訊いた。 兵士は無言で頷いた。無愛想なヤツだが、仕事はこなしてくれるので問題ない。 「榊野学園の、そうだな……、桂言葉の音声を出してくれ」 ここでは、参加者の首輪につけられた盗聴器の音声をモニターできる。 それで、先ほどの電話の相手を特定しようというのだ。 兵士はまた無言で頷くと、 機器を操作して言葉の盗聴器が拾っている音声をスピーカーに出した。 『さて、どこに向かいましょうか。川添さんにお任せしますよ』 『なんでですか?』 『紛いなりにも川添さんは私に勝ちました。勝者の権利です』 「おや?ハズレだったか」 盗聴器が拾っている声はふたつ。片方が“川添さん”で、もう片方が言葉だろう。 どちらも電話の声とは違っていた。 「それじゃあ……、こっちか?清浦刹那の音声を出してくれ」 兵士がまた無言で機器を操作した。 『駄目、メールもネットも使えないみたい』 『そうなのかぁ』 今度は正解だった。誰か男子生徒と一緒のようだ。 「おい、今、清浦刹那と一緒にいるのは誰だ?」 坂持は先ほどとは別の、モニターを監視している兵士に尋ねた。 「はい、お待ち下さい。……伊藤誠です」 こちらの兵士は、先ほどの兵士よりも愛想が良い。 まあ、そんなことはどうでも良いのだが。 「伊藤誠……っと、こいつか」 坂持は先ほど集めた資料をパラパラとめくり、誠に関する情報を確認した。 そうしている間にも、刹那と誠の会話は進んでいく。 その中で、坂持の耳に止まった部分があった。 『それじゃあ、この携帯は私が預かっておくから』 『えぇ』 『何?』 『いや、まぁいいけどさぁ』 どうやら、先ほどの電話は伊藤誠の携帯からだったようだ。 「なるほどなー」 伊藤誠の顔写真付きの資料を眺めながら、坂持は一人納得した。 今回のプログラムでは、かなり個性的な外見の参加者が多数いる中、 この伊藤誠は何ともさえない感じの、普通の高校生だ。 42人もいた参加者の身体検査をする中で、彼のチェックがおざなりになったのも、 ある意味仕方ないのかも知れない。 「まあ、問題ないか」 何か問題があるなら、二人を確保するなり、首輪を爆破するといった対応が必要になるが、 今のところ、誠の携帯電話を見落としたからといって、何か問題がある様子もない。 何のことはない、誠は例年のプログラム参加者と同じ条件で参加しているに過ぎないのだ。 実害無し。 坂持はそう判断した。つまり、放っておくことにした。 【D-5 林/一日目 朝】 【清浦刹那@School Days】 【装備】 ベレッタ M92(装弾数15/15) 【所持品】 支給品一式 レミントン デリンジャー (装弾数2/2) 毒入り小瓶 誠の携帯 【状態】:健康 精神的疲労 【思考・行動】 1 伊藤、世界が生きて帰れるよう必ず榊野学園が優勝する。 2 伊藤には言葉より先に世界を見つけてもらう。 3 同じ学校の伊藤には警戒していないが生き残らせるために多少強引でも言う事を聞いてもらう。 4 誠の呑気さにはあきれた。 [備考] 携帯が坂持に繋がること、メール及びネットは使えないことを確認しました。 【伊藤誠@School Days】 【装備】 【所持品】 支給品一式 【状態】:健康 【思考・行動】 1 生き残りたいができれば人を殺したくない 2 清浦の「何でも言う事を聞いてあげる」に期待 3 携帯…… [備考] 携帯が坂持に繋がること、メール及びネットは使えないことを見ていました。
https://w.atwiki.jp/gakuseibr/pages/69.html
ザッザッザッ…… 背の低い少女、清浦刹那が林の中を歩いていく。 ザッザッザッ…… その後ろを少し離れて少年、伊藤誠がついて行く。 「なあ清浦ぁ、今どこに向かってるわけ?」 黙々と歩く刹那に、誠は疑問を投げかけてみた。 「……どこでもいい」 「どこでもいいって……」 刹那は首だけ振り向いて短く答えると、すぐにまた歩き出した。 実際刹那は、行き先などどこでもいいと考えていた。 先ほど、刹那と誠が目覚めた場所は、周りに目印になるようなものが無く、 地図やコンパスを見ても自分たちがどこにいるのか特定出来なかった。 南側に山が見えることから、島の北側のどこかだろうと分かる程度だ。 だから刹那は、まず何か目印になるようなものを見つけ、現在位置を確かめたかったのだ。 これからどこに行くかなどは、その後で考えることだ。 刹那には、そういった思惑があったのだが、誠に詳しい説明はせず、 「少し離れてついてきて」 とだけ、最初に指示をして歩き出したのだ。 ザッザッザッ…… 「あ……」 仕方なく誠も、刹那の後を、言われた通り少し離れてついて行った。 ザッザッザッ…… 刹那のこの指示にも、もちろん理由があった。 刹那は何としても、桂言葉よりも先に西園寺世界を見つけ、誠に引き合わせたかった。 しかし世界も言葉も、この島のどこにいるのか分からない。 自分たちが進む先にいるのは、言葉である可能性もあるのだ。 もし世界よりも先に言葉を見つけてしまった場合、 刹那はその場でUターンして立ち去るつもりだった。 しかし、そのためには誠より先に言葉を見つけていなければならない。 そのために、刹那は誠よりも先を歩いている そうしてしばらく無言で歩き、ちょっとした斜面を上り終えたところで、 刹那の視界に、探し求めていた目印になりそうな建物がひとつ写った。 「あれは……、学校?」 そう、その建物は、このプログラムの参加者達が最初に連れてこられた学校だった。 しかし、刹那は(他の参加者もだが)眠らされたまま学校に連れてこられ、 眠らされて学校の外に出されたので、校舎の外観は知らない。 もう少し近づいてその建物を確認しようと、刹那が足を踏み出したそのとき、 刹那の耳に電子音が届いた。 ピッ…ピッ…ピッ――― (!!) 最初、刹那は何が起こっているのか分からなかったが、すぐにその電子音が首輪から発せられているのだと気付き、一気に血の気が引いていくのを感じた。 (嘘!?なんで!?) 刹那の頭に、あの教室での光景が蘇ってきた。 赤い花火、赤い霧、吹き出す赤い血……。 ピッ…ピッ…ピッ…ピッ、ピッ、ピッ、――― そうしている間にも、電子音のペースはだんだんと早くなっていった。 「…………ッ!!」 刹那は、頭の中が真っ白になり、思わず息を飲むと、後ろが斜面であることも忘れて、 2、3歩後ずさった。 「キャッ!」 その結果、足を上手く地面に着くことができず、刹那は尻餅をついた。 「イタッ」 「おいおい、大丈夫か?」 「……伊藤?」 いつの間にか、刹那のそばには誠が立っており、あの電子音は止んできた。 「あ……、れ……?」 刹那は首に手を当ててみたが、首輪はそのまま刹那の首にある。首輪が外れた訳ではない。 それでも、ひとまずは助かったのだと理解すると、 今度はまるで、短距離走を全力で走った後のような疲労感が刹那を襲った。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 呼吸は乱れ、手足はガクガクと震えて力が入らない。全身汗びっしょりだ。 さっきの出来事は、時間にしたらほんの10秒~20秒程度だったはずだが……。 「一体、どうしたんだ?……立てるか?」 そう言って誠は、刹那に手を差し出した。 「ん……」 少し落ち着きを取り戻した刹那は、誠の手を借りて何とか立ち上がると、 首輪に手を当てて考え込んだ。 (今のは……、一体……?) そうしている刹那を見た誠は、怪訝な顔をして話しかけた。 「なあ、こっちに何かあるのか?……あれは、学校か?」 そうして、誠も学校の校舎を見つけると、さらにそちら側へ足を進めた。 ピッ…ピッ…ピッ――― すると、先ほどの刹那の首輪と同じように、誠の首輪から電子音が鳴りだした。 「え、嘘だろ!?なんでだよ!?」 誠は、首輪に手を当てて、先ほどの刹那と同じように狼狽した。 どうやら、刹那の首輪が鳴っていたことには、気付いていなかったようだ。 (そういうこと……) それを見て、状況が理解できた刹那は誠の腕を、まだ力が入らない自分の両腕で抱えると、そのまま後ろへ引っ張った。 「イテッ」 「イタッ」 今度は二人で尻餅をついた。 そこで、誠の首輪が発していた電子音は止まった。 「ふぅ、一体なんなんだ?」 電子音が止んだことに安堵しつつ、状況の飲み込めない誠は、 自分と腕を組んだような状態のままの刹那に尋ねた。 「とにかく、ここから離れましょう」 刹那はそう言うと、そのままの状態で今まで歩いてきた道(といっても獣道のような道だが)を反対に歩き出した。 ザザッ、ザザッ、ザザッ…… そして、歩きながら刹那は首輪が突然鳴りだした理由について、 考えられることを、誠に説明し始めた。 「多分あそこは、坂持の言ってた『このエリアは危ないぞー』ってエリアなんだと思う」 「でも、そんなこと言われてないぞ?」 誠の疑問も、もっともだった。 坂持は確かに、入ると首輪が爆発するエリア、進入禁止エリアの存在を告げていたが、それは放送で伝えるとも言っていた。 「確かにそう。でも少し考えたら分かること」 「?」 「私にも、伊藤にも、拳銃が支給されてた。きっと他にも拳銃を支給されてる人はいると思う」 「かもなぁ」 それは誠にも想像できる。 だがそれと、あのエリアに入ると首輪が爆発することと、どういう関係があるのか? 「あの学校には、やっぱり坂持達がいるんだと思う」 「ああ」 そういや、見守ってるとか言ってたっけ。 「でも、銃を支給された人がこのプログラムに反抗して、あの学校に乗り込んで行けば、 政府側にも怪我人くらい出るかも知れない」 確かに、考えられない話ではない。 「それを手っ取り早く防ぐには――――」 「近づくヤツの首輪を爆破すればいいってコトか」 「そういうこと」 そこまで説明されれば、さすがに誠でも理解することができた。 つまり、最初からあの場所は禁止エリアに設定されていたという訳だ。 そうして歩いているうちに、二人は最初に目覚めた場所へ戻ってきてしまった。 「ふぅ、戻って来ちまったな」 「そうね」 「で、いつまでこうしてるワケ?」 刹那と誠は、腕を組んだような状態のままだった。 「……!!」 刹那は誠の体を突き飛ばすようにして、誠から離れた。 そのとき刹那の手に、誠の制服のズボン中にある何か固いものが触れた。 いや、股間ではなくポケットの方だ。 「あ!!伊藤、携帯持ってる!?」 普段は無表情な刹那だが、このときばかりは表情を変え、誠に詰め寄った。 「あ、ああ」 刹那の剣幕に驚きながらも、誠は答えた。 誠にとって、携帯を持っているのは普通のことであり、ポケットの中の感触も、 今まで何とも思っていなかったのだ。 「ホラ」 誠はポケットの中から携帯電話を取り出すと、刹那に見せた。 確かに、誠は携帯電話を持っていたのだ しかし、刹那が目覚めて最初に持ち物を確認した時、刹那は携帯を持っていなかった。 刹那はてっきり、携帯電話は政府に没収されたのだと思っていたが、 誠が携帯を持っていたということは、刹那がここに来るまでの間に携帯を落としていただけで、 実は没収されていた訳ではないのかも知れない。 もしそうならば、世界も携帯を持っている可能性はある。 「貸して!!」 そこまで考えると、刹那はその携帯を誠から奪い取り、液晶画面を確認した。 電波状態を示すアンテナマークが2本立っていた。これなら通話は可能だ。 それを確認した刹那は、勝手に世界の番号を呼び出すと通話ボタンを押した。 それにしても……、 (伊藤、どうして言ってくれなかったの!?……呑気すぎる) 刹那は、誠に文句のひとつやふたつ言いたい気分だった。 だが、今は世界と連絡を取る方が先だ。 しばらく待ち時間があった後、プルルルル――という呼び出し音が鳴りだした。 (出て、世界……出て!) 何度か呼び出し音が鳴った後、ぷつっと音がして、小さな雑音が刹那の耳に入ってきた。 おそらく、通話先の周囲の音だろう。つまり、繋がったということだ。 「世界!!……世界!?」 つい、声が大きくなってしまった。 刹那は、一度深呼吸すると改めて通話相手を確認した。この間、相手は無言だった。 「世界じゃないの?」 『正解、坂持でーす。世界というのは西園寺世界のことかー?』 電話に出たのは、あの教室で担任だと名乗った男の声だった。 「……!!」 通話相手は世界ではなかった。 しかし刹那は、この事態も予想していなかった訳ではない。 ならば、この際出来る限り情報を聞き出してやろうと、頭を切り換えて、刹那は通話を続けた。 「やっぱり、世界の携帯はあなたが持っているのね?」 『ああ、参加者の携帯は全部ここにあるぞー。 でも、今私が持っているのはその世界って子の携帯じゃないけどなー』 「どういうこと?」 『この島で携帯を使うとなー、全部ここに繋がるにようになってるんだー』 「……」 これでハッキリした。プログラム参加者の携帯は、やはり政府に没収されている。 誠の携帯は、たまたま見落とされていたというところだろう。 そして、たとえ携帯を持っていたとしても、繋がるのは坂持の所……。 『ところで、キミは携帯……』 ぷつっ そこで、刹那は携帯を切った。 これ以上通話を続けていても、今度はこっちが質問攻めにされると感じたからだ。 「やれやれ、切られちゃったか」 坂持金発は受話器を置くと、職員室のデスクに散らばった参加者の資料を漁り始めた。 今の電話について、確認しなければならない事があるからだ。 去年までのプログラムでは、参加者の私物は原則持ち込み自由だった。 中学生の私物などたかが知れていたし、携帯電話は付近の中継アンテナを押さえておけばいい。 しかし近年、携帯電話の多機能、高性能化により、付近の中継アンテナを押さえるだけでは不十分では? という論議が持ち上がったことと、ルールの説明中に持っていたナイフで、 担当者に斬りかかる生徒が出る事例があったことなどから、 今回のプログラムから試験的に、参加者の身体検査を行い、 携帯電話と武器になりそうなものは没収することとなったのだ。 もちろん、島内に携帯電話が残されている可能性を考え、付近の中継アンテナは今回も押さえている。 しかし、さっきの電話は島内に残された携帯電話からではないと、坂持は感じていた。 これは確認しておかなければならない。 「結局、自分の名前は言わなかったな。慎重な子だ」 そう呟きながら坂持は、榊野学園出身参加者の資料を集めた。 おそらく先ほどの電話は榊野学園の西園寺世界に向けられたものだ。 ならば、かけたのは榊野学園の誰かだろう。 坂持は資料を眺めながら、先ほどの電話の主を予想する。まず、女の声だった。 しかし、加東乙女は電話の直前に死亡が確認されているし、 世界にかけた電話なら、世界本人ということはないだろう。 「今の聞いてたな?」 ある程度考えがまとまったところで、坂持は、近くの機器を操作している兵士に訊いた。 兵士は無言で頷いた。無愛想なヤツだが、仕事はこなしてくれるので問題ない。 「榊野学園の、そうだな……、桂言葉の音声を出してくれ」 ここでは、参加者の首輪につけられた盗聴器の音声をモニターできる。 それで、先ほどの電話の相手を特定しようというのだ。 兵士はまた無言で頷くと、 機器を操作して言葉の盗聴器が拾っている音声をスピーカーに出した。 『さて、どこに向かいましょうか。川添さんにお任せしますよ』 『なんでですか?』 『紛いなりにも川添さんは私に勝ちました。勝者の権利です』 「おや?ハズレだったか」 盗聴器が拾っている声はふたつ。片方が“川添さん”で、もう片方が言葉だろう。 どちらも電話の声とは違っていた。 「それじゃあ……、こっちか?清浦刹那の音声を出してくれ」 兵士がまた無言で機器を操作した。 『駄目、メールもネットも使えないみたい』 『そうなのかぁ』 今度は正解だった。誰か男子生徒と一緒のようだ。 「おい、今、清浦刹那と一緒にいるのは誰だ?」 坂持は先ほどとは別の、モニターを監視している兵士に尋ねた。 「はい、お待ち下さい。……伊藤誠です」 こちらの兵士は、先ほどの兵士よりも愛想が良い。 まあ、そんなことはどうでも良いのだが。 「伊藤誠……っと、こいつか」 坂持は先ほど集めた資料をパラパラとめくり、誠に関する情報を確認した。 そうしている間にも、刹那と誠の会話は進んでいく。 その中で、坂持の耳に止まった部分があった。 『それじゃあ、この携帯は私が預かっておくから』 『えぇ』 『何?』 『いや、まぁいいけどさぁ』 どうやら、先ほどの電話は伊藤誠の携帯からだったようだ。 「なるほどなー」 伊藤誠の顔写真付きの資料を眺めながら、坂持は一人納得した。 今回のプログラムでは、かなり個性的な外見の参加者が多数いる中、 この伊藤誠は何ともさえない感じの、普通の高校生だ。 42人もいた参加者の身体検査をする中で、彼のチェックがおざなりになったのも、 ある意味仕方ないのかも知れない。 「まあ、問題ないか」 何か問題があるなら、二人を確保するなり、首輪を爆破するといった対応が必要になるが、 今のところ、誠の携帯電話を見落としたからといって、何か問題がある様子もない。 何のことはない、誠は例年のプログラム参加者と同じ条件で参加しているに過ぎないのだ。 実害無し。 坂持はそう判断した。つまり、放っておくことにした。 【D-5 林/一日目 朝】 【清浦刹那@School Days】 【装備】 ベレッタ M92(装弾数15/15) 【所持品】 支給品一式 レミントン デリンジャー (装弾数2/2) 毒入り小瓶 誠の携帯 【状態】:健康 精神的疲労 【思考・行動】 1 伊藤、世界が生きて帰れるよう必ず榊野学園が優勝する。 2 伊藤には言葉より先に世界を見つけてもらう。 3 同じ学校の伊藤には警戒していないが生き残らせるために多少強引でも言う事を聞いてもらう。 4 誠の呑気さにはあきれた。 [備考] 携帯が坂持に繋がること、メール及びネットは使えないことを確認しました。 【伊藤誠@School Days】 【装備】 【所持品】 支給品一式 【状態】:健康 【思考・行動】 1 生き残りたいができれば人を殺したくない 2 清浦の「何でも言う事を聞いてあげる」に期待 3 携帯…… [備考] 携帯が坂持に繋がること、メール及びネットは使えないことを見ていました。
https://w.atwiki.jp/teachnote/pages/21.html
文責 きょうよ 今日 - 昨日 - 合計 - Wikiって何? Wikipediaが有名になってからだいぶWikiとはどのようなものであるか浸透したように思いますが、編集に関してはまだまだ敷居が高いように感じられます。かくゆう、私も、Wikiを触り始めてからまだ半年しかたっておりません。 まず、Wikiを簡単に説明すると「 複数の人によって知識を共有し溜めていくもの 」ということができるでしょう。(もちろん、Wikiをブログ的につかうことを否定するつもりはありません) ブログと比べると、ブログは基本的には個人で行うものであるし、知識を共有するという点では各々別のブログをもつか、コメントでのやりとりぐらいに限られてしまいます。 一方で、掲示板はブログとは違い複数の人が使うことを想定して作られておりますが、文字数の制約や表示形式の制約などが強く、Wikiほど何かを人に説明する機能にかけていると言えます。 そこでWikiの機能を見ると ページを追加したり、文字を飾ったり、自由に編集できる。 履歴の操作など複数の人が編集しすい機能をもっている。 といった利点があります。 しかし、ここで注意しなければならないのは「 redによって知識を共有し溜めていくもの」という点です。これを実現させるには、だれでも簡単に編集できることが肝心ですが、触ったことのない方にとっては、これがなかなか難しいものに見えるようです。 Wikiを編集するのは難しい? Wikiを編集することに敷居がある原因は、もちろん、第一にインターネットで情報を発信することに抵抗があることが挙げられるでしょう。そして第二に、編集の技術的な難しさです。 Wikiを編集するにはいくらかの知識が必要です。それは、htmlやtex、プログラミングを書き慣れたかたにとっては全く問題にならないほどですが、ワードなどしか触ったことがない方には、奇妙なものに映るでしょう。 しかし、実際にはそこまで難しいものではありません!前においてポン!、はさんでポン!でほとんど必要な作業をこなすことができます。 本講義の目的 ここに、本講義の目的があります。つまり「Wikiは難しくない」ということを説明することが目的です(当Wikiの編集人への説明も兼ねてますが)。 これから、何回かにわたって、Wikiの書き方の基本を@Wikiを例にして説明していきます。なお、編集モードはPukiwiki(書き方の方法の一つ)モードを想定して進めさせていただきます。 + この記事のコメントをみる コメント機能を試しています。 - きょうよ 2013-01-23 17 11 52 名前
https://w.atwiki.jp/nira_warechu/pages/109.html
■ はじめに 2013年度も渋谷のキングの脱ニート化やニコ生規制、ツイカス増加への移行が進むとともに、オワコン化や中卒化も深刻さを増し、今後の配信のあり方については先の読めない状況が続いております。長い低迷からようやく抜け出せたかのような兆しも見える一方、乞食社会は拡大し社会的にゴミと言われる方々の孤立も益々深まってきています。ホビット族の多様な個性が尊重される一方で、異論やチクリをするアンチへの不寛容な態度も目につきます。そして未曾有の東日本大震災から既に3年が経過しましたが、我が石井亜連はそんなことも気にせず死にたいと不謹慎極まりない態度をとっている。 2012年と同じく配信に見切りをされたリスナーは30,000人を下回りましたが、特に都市部における若者のアンチ率は増加しています。次の時代を担うはずの世代が高校を卒業できず、自らの未来を絶っていく事象は明らかにネット社会全体の問題であり、その背景にはアルバイトのみでしか稼げない、maimaiに12万使う等、深刻な経済的事情が窺えます。 私たちの社会は構成員(ホビット族)が互いに適切な関係を持ててこそ安心して配信していけるものであり、亜連が様々な人々を包摂する力を失えば、誰もが孤立感にとらわれたり、自分の個人情報が脅威に晒される状況となります。この激しい変化の中にある時代だからこそ、MAI計画に基づき、ともに生きて行こうと呼びかける「いしいの電話」の活動には重い責任と役割があると実感しており、団長、副団長、その他幹部一同肝に銘じ、今年度も一層の配信させる努力を重ねていく所存でおります。 どうぞ今後とも変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 自由が丘いしいの電話 理事長 石井 亜連 相談するには・・・ 090 1657 9767 1日24時間電話を受けつけます。 秘密は必ず守ります。(口番) 非通知とかゴミかよ。番通でこい。 宗教?思想?プゲラッチョプ~www 電話相談員は所定の研修を修了し認定を受けた人です。 http //shukifans.ifdef.jp/ インターネット相談を担当するのは、大口番石井亜連です。 安全に配信を見るために、これを見ておくのが重要です。
https://w.atwiki.jp/toontown/pages/115.html
公式用語 電話 【でんわ】 トゥーンの家に設置されている、手回し式の電話機。通話先は、クララベルのカタログショッピングのみとなる。 トゥーンが電話の前に立つと発信が行なわれ、自動的にクララベルへ繋がる。 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/toripa/pages/36.html
プログラミングを元に作られたゲームです。プログラミングの基本が分からない人には厳しいかも -- (棒人間魔王フリッピー) 2019-07-22 02 26 19
https://w.atwiki.jp/epubs/pages/17.html
EPUBは、Apple社のiPadなど海外の電子書籍端末では実質デファクト・スタンダードの電子書籍ファイル形式です 10分で読めるePubの基礎ーその1:ePubとは?/OPS、OPF、OCFの3仕様 既存のフォーマットとは違い仕様が公開されているため、誰でも自由に電子書籍ファイルや電子書籍リーダーを作成する事ができます。 .
https://w.atwiki.jp/hoe-dama/pages/17.html
第101回 - 第200回 2002年09月06日 第101回 第100回放送を反省 2002年09月13日 第102回 2002年09月20日 第103回 山本映画初出演 2002年09月27日 第104回 バスコーン終了 2002年10月04日 第105回 バスコーンの打ち上げ 2002年10月11日 第106回 山本、松浦亜弥のコンサートに行く 2002年10月18日 第107回 ゲスト:松岡充 2002年10月25日 第108回 悪霊パーティー ゲスト:大泉の母 2002年11月01日 第109回 包茎手術を受けた 2002年11月08日 第110回 ゲスト:石橋貴明・コージー冨田 2002年11月15日 第111回 豚が逃げた 2002年11月22日 第112回 小室哲也の結婚式 2002年11月29日 第113回 電話でココリコ遠藤 2002年12月06日 第114回 「六月の勝利の歌を忘れない」は面白い 2002年12月13日 第115回 書類送検後初の生放送 2002年12月20日 第116回 ゲスト:ココリコ 2002年12月27日 第117回 いいとも特大号 2003年01月03日 第118回 新年の挨拶 2003年01月10日 第119回 カリブ海でカウントダウン 2003年01月17日 第120回 風邪は根性で治せる 2003年01月24日 第121回 昨今の衛生事情 2003年01月31日 第122回 不起訴になった 2003年02月07日 第123回 ゲスト:小野真弓・金田美香・山田千鶴 2003年02月14日 第124回 薄らの卵パーカー 2003年02月21日 第125回 ボラちゃんは無理くり 2003年02月28日 第126回 ワン切り業者に引っかかった? 2003年03月07日 第127回 中川家大変 2003年03月14日 第128回 16才の松浦亜弥はお付き合いできません 2003年03月21日 第129回 遅刻しそうなのに笑うタクシー運転手 2003年03月28日 第130回 罰ゲーム決め 2003年04月04日 第131回 風俗リポーター志望 2003年04月11日 第132回 山本に好意を寄せている人物 2003年04月18日 第133回 ゲスト:ロンブー亮 2003年04月25日 第134回 ゲスト:加藤鷹・森下千里 2003年05月02日 第135回 GWの思い出 2003年05月09日 第136回 ゲスト:梅宮アンナ 2003年05月16日 第137回 電話でココリコ遠藤 2003年05月23日 第138回 バイト経験 2003年05月30日 第139回 極楽野球放談 2003年06月13日 第140回 2003年06月20日 第141回 中絶強要発覚後 ゲスト:おぎやはぎ 2003年06月20日 第142回 「B.J によろしく」打ち上げ ゲスト:よゐこ 2003年06月27日 第143回 t.A.T.u 楽屋立てこもり 2003年07月04日 第144回 極楽とんぼに山本は必要か 乱入ゲスト:石橋貴明 2003年07月11日 第145回 極楽加藤の吠え魂 2003年07月18日 第146回 DJ山本の吠え魂 2003年07月25日 第147回 加藤小樽で熊牧場をはしご ゲスト:吉川晃司 2003年08月01日 第148回 ゲスト:マッコイ斉藤 2003年08月08日 第149回 ゲスト:森三中 2003年08月15日 第150回 山本詐欺に引っかかる? 2003年08月22日 第151回 ゲスト:はなわ・原口あきまさ 2003年08月29日 第152回 ゲスト:爆笑問題田中裕二 2003年09月05日 第153回 くわまんまたまた盗難 2003年09月12日 第154回 ジョージアの新CM 2003年09月19日 第155回 加藤新CMでほのぼのキャラ 2003年09月26日 第156回 プロ野球順位対決 2003年10月03日 第157回 新マネージャー西林 2003年10月10日 第158回 山本独身3スタート 2003年10月17日 第159回 山本罰ゲーム決定 2003年10月24日 第160回 ゲスト:雨上がり蛍原 2003年10月31日 第161回 山本リスナー謝罪訪問でトリック・オア・トリート 2003年11月07日 第162回 一部予定を変更してお送りします ゲスト:森下千里 2003年11月14日 第163回 流行語大賞ノミネート候補 2003年11月21日 第164回 マイケルジャクソン大ピンチ 2003年11月28日 第165回 紅白出場歌手で悪ふざけ 2003年12月05日 第166回 加藤ドームにタトゥー見に行く 2003年12月12日 第167回 クリスマスの想い出 2003年12月19日 第168回 ゲスト:雨上がり決死隊 2003年12月26日 第169回 吠え魂歌謡大賞2003結果発表 糞太郎が選ぶ2003年間おちょこテン ゲスト:よゐこ濱口 2004年01月02日 第170回 ゲスト:杉本彩 2004年01月09日 第171回 加藤正月オーストリア旅行 2004年01月16日 第172回 好感度ランキング 2004年01月23日 第173回 疫病神今年も全開か? 2004年01月30日 第174回 FC深沢、敦チームとウイイレ決戦 2004年02月06日 第175回 ジャネットはかわいそう ゲスト:山下しげのり 2004年02月13日 第176回 ゲスト:おぎやはぎ 2004年02月20日 第177回 ゲスト:谷川貞治 2004年02月27日 第178回 ザクの造型が一番好き 2004年03月05日 第179回 オリンピックサッカーUAE戦 2004年03月12日 第180回 山本の新居は高層マンションの40階 2004年03月19日 第181回 ココリコ田中に子供が生まれ生電話 ゲスト:よゐこ 2004年03月26日 第182回 極楽とんぼのたまらん兄さん誕生 2004年04月02日 第183回 ゲスト:上田正樹 2004年04月09日 第184回 山本と付き合ってもいい女に生電話 2004年04月16日 第185回 加藤もさられる ゲスト:くりぃむしちゅー有田・納見佳容 2004年04月23日 第186回 ゲスト:ドランクドラゴン 2004年04月30日 第187回 トリビュートして欲しい曲は「いとしのエリ」 2004年05月07日 第188回 山本イヒヒヒヒを生み出す 2004年05月14日 第189回 ゲスト:鈴木亜美 2004年05月21日 第190回 長者番付ヘレンはおかしい 2004年05月28日 第191回 山本半日ドック 2004年06月04日 第192回 たまらん兄さん鈴木亜美に自転車プレゼント 2004年06月11日 第193回 DVD発売直前 35万部狙ってます 2004年06月18日 第194回 ゲスト:ココリコ 2004年06月25日 第195回 ゲスト:有田・タップ・哲平 2004年07月03日 第196回 マラ合宿でイライラ 2004年07月09日 第197回 有吉生電話で嘘がばれる 2004年07月16日 第198回 山本父親を語る 電話ゲスト:有吉弘行 2004年07月23日 第199回 明日マラ本番でも今夜は生放送 電話ゲスト:有吉弘行 2004年07月30日 第200回 山本vs糞太郎のアミーゴ総選挙 ゲスト:糞太郎 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/arthurq7/pages/15.html
友達が最近全員といっていいほど全身脱毛しています。 それって何?みたいな私は一人取り残されています。 なんだかねー。そういうのって、あまり好きじゃないんですが、 友達の水着姿とか見ていたらやっぱりみんな、とってもきれい。 思わず触りたくなってしまう。 なんて、私にはそういう気はないんですけどね。 やっぱりお手入れとか忘れるときもあるし、私も全身脱毛やってもらおうかな。 やってもらった人はみんなが口を揃えてよかった、と言っています。 全身脱毛に通ってます
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/1893.html
このページはこちらに移転しました 留学生 作詞/λ 会話が弾まない 言葉を僕は知らない 主語がない会話など まだ到底できない 一人称は いつでも私 会話が続かない 言葉を僕は知らない 普通の会話って何? 全然分からない 俺の故郷はどこだ 今どこにあるんだ 俺の故郷の母国語で 伝わる人はいるのか むずかしい にほんご はやくち つたわらない まじ ってなんだ じしょにも のっていない (このページは旧wikiから転載されました)