約 14,198 件
https://w.atwiki.jp/nightmareofmio/pages/154.html
Arrivée de L'hiver じゅう、とかわいらしい鳴き声がして、たまごはフライパンの上で踊る。 皿でふたを閉じると、鉄は目玉焼き待ちの冥に声をかけた。 「すぐできるからな、ちゃんとはじっこかりかりにするし!」 「はい、ありがとうございます」 鼻歌交じりにフライパンと向き合う鉄。 パンにバターをぺたぺたつける風。 対してフレンチトーストを丁寧に切り分ける紅。 それに、目玉焼きを待ちわびる冥。 いつも通りの朝食風景だが、今日はひとつ皿が多い。 「パンとたまごくらいしかないけど…い?」 「いや、いい。気使わんでくれ」 朝日を浴びた白髪交じりのふわふわ赤毛は、硝子細工のごとく澄んだ色を見せる。 琥珀色の視線は慈しむように鉄を見ていた。 やがてパンに目玉焼きが乗せられて、皿が4つ作られる。 冥と客人の前にひとつずつ、鉄の前にひとつ。 最後のひとつは、誰もいない空席の前へ。 いただきますが唱和され、欠けた席を残したままの朝ごはんが始まる。 それが、いつものことだった。 「冬たんどうして急に来たの」 「たん?…いや、お前の顔が見たかっただけだが」 お料理お皿洗いお洗濯とお掃除。パーフェクト。現実でこれならどんなに楽かと冬はため息をついた。目の前に置かれたお茶の角砂糖をくるくる溶かしながら、鉄の相づちを聞く。 「ふーん…そぉ」 「ああ。ちょっと気になっただけなんだ」 (お客さんなんてほとんどないからかな、何かうれしい) 風が走り書きした言葉に、冥は目を細める。 「お客さん、ですか。たまにはいいですよね、こういうの」 「…お茶、おいしい?」 紅ははじめかなり冬を警戒して近寄らなかった。 が、鉄の知り合い、それもかなり親しい間柄であることがわかってからは、少しずつ距離を縮めていた。 「ああ、ありがとう」 ぽふ、と柔らかい音。冬の手のひらが紅の頭に置かれていた。 紅は小さく、きゃ、と悲鳴をあげたけれど、照れくさそうに笑った。 「……鉄といっしょ」 「そりゃ、俺のなでなでは冬からのコピーだもんねぇ」 「冬は…鉄のおとうさんなの?」 「うーん……親父は別にいるけど…まあある意味おとうさん、かなぁ?」 冬は同じように鉄の頭も撫でた。鉄も、困ったような笑顔を見せる。 「鉄、ありがとう。わたしはそろそろ行かないと」 「え、もっとゆっくりしてけばいいのに…」 立ち上がって、椅子の背に引っかけてあったマントを羽織る。その裾を、紅が掴んだ。 「まって、」 「…時間がないんだ」 風が駆け寄る。首を横に振った。音の出ない唇で、必死に訴える。 それは冥には、確かにこう聞こえた。 (鉄を寂しがらせないで) 「私からもお願いします。もう一晩だけでも…」 わかっている。緩やかに崩れていく鉄。風化していく姿を見ないふりできるのには、限界があることくらい。 それでも、鉄と居たかっただけ。みんなで暮らしたいだけだ。 けれども冬は、そんな秋の微睡みを駆逐するために在る。 「"それ"は君たちがなすべきことだ。わたしは他にしなくてはならないことがある。本当に、時間がない」 「冬さん!」 冷たく言い放つ冬に、冥もつい声を大きくする。冬が振り向いた。 琥珀色は、優しく冥をみていた。 「わたしは、そんなに立派なことはできないよ。自分のことで精一杯だ。でも君たちは違う」 紅の指をそっと離して、鉄に笑いかける。鉄は黙って頷いた。 「だいじょうぶ。お前はひとりぼっちじゃない。みんなこんなに、お前を見ててくれてるじゃないか」 そうして冬は、廃墟を後にした。 鉄はしばらくその背中を見守っていたが、ふいにぽろぽろと涙を落とす。 「鉄…」 「鉄、だいじょうぶ」 (だいじょうぶだ) どこへも行かないから。 だれも欠けやしないから。 3人で、泣きながら一生懸命笑顔をつくろうとする鉄に寄り添う。 「…ありがとう」 鉄は、3人の頭をぎゅっと抱きしめた。
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/3790.html
《洞川 古斑/Komura Dorogawa》 アイコン ゲスト 年齢 16(28) 性別 女 身長 155cm 職業 高校生(政府軍本部所属大尉) 好き プロレス、火薬 嫌い メンソールの煙草 聖風学園に通う高校生。 セミロングの茶髪に平均的な体系の何処にでも居そうな生徒。 左右の瞳の色が違い、右目は琥珀色、左目は灰色。普段はさりげなく左目に髪をかけて隠している。 実年齢は27歳。政府軍情報部"特殊作戦群"所属の大尉。 聖風学園、及び付近の大学に多くの異能を持った生徒、及び人外の存在が多く確認されているが為に監視役として派遣された。 自身の老化を含め、元の姿から大きく逸しない範囲内で自在に肉体を変化させる異能を持ち、潜入捜査に打って付けの存在。 出自も扱いも運も悪いが、優れた功績と階級以上の高い能力を持つ叩き上げの実力派エリート。 戦闘を好むタイプの気質かつ、プロレスの観戦が大好き。 高い身体能力を持つ他魔術にも長け、幅広い戦闘が可能。 あらゆる武器の扱いに長けており、中でも銃を内蔵した専用仕様の鎖鎌と焔の魔術を好んで使用する。 BGCOLOR(silver) 関連ページ 政府軍情報部 キャラクター紹介へ戻る|キャラクター紹介 【ゲスト】へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kusojob/pages/47.html
竜騎士 ※画像準備中 名前:クロカワ(黒川) 性別:男 年齢:10代半ばくらい 性格:陽気 髪色:■琥珀色(ほとんどは黒に染めている) 瞳色:■朱金(→金赤) 使用物:薬 追加要素:毒舌 相性良い:からくり職人 相性悪い:聞き耳屋 住処 ??? 一人称 おれ/オレ 二人称 お前、呼び捨て 特徴:仕事(何かの討伐)の前には何らかの薬を飲んで覚醒しています(つまりドーピング)。 覚醒時はずっとニコニコほわほわしています。水や小麦粉を薬だと偽って渡しても覚醒します。 元から力があるのに「自分は薬に頼らないとろくに仕事もできやしない」と信じ込んでいます。 毒舌+目つきの悪さ(というかクマ)+いつも薬持っていることから、外見で悪人だと判断されることもしばしば。 しかし中身は無害。基本的に他人に害を与えることはしない(覚醒時も)。 何もないところで転んでも八つ当たりせず一人で拗ねてるタイプ。こいつ相手に身構えてると肩すかしをくらうかんじ。 竜について:本人曰わく、自分を守護している竜の姿が見えていて、その竜の助言を受けつつ仕事をしているらしい。 もちろん周りの人には見えていないので、「あいつ薬で頭おかしくな ったんじゃねーの」的な反応をされることもある。 そんな竜が本当に存在するのかどうかは本人のみぞ知る。
https://w.atwiki.jp/novelsking/pages/39.html
1 名前 羽衣 時音(はごろも ときね) 2 性別 女 3 年齢 6歳 4 所属 無し 5 性格 脳天気。戦闘時のみ、人が変わった様に真面目になる。 6 種族 妖精 ネクスト 7 特技 剣術 8 容姿 水色のワンピース(戦闘には向いていないのだが、彼女は好んで着ている)に、腰までのウェーブのかかった黒髪。琥珀色の瞳。 9 武器 剣 武術 剣術。とてつもなく強い。 魔法 エルフェイナ〟という風妖精を操る。 補助魔法・防御魔法・回復魔法を使う。 属性 風 その他の能力 無し 10 職業 無し 11 信仰する宗教 無し 12 口調 一人称はわたし。 13 美点 人に流されない。 14 弱点 マイペースすぎる 15 知識 0 16 健康 左腕に呪いを受けている。 17 趣味 風と遊ぶこと、剣の手入れ 18 好きなモノ 愛用の剣・自然 19 嫌いなモノ ウサギ 20 過去のトラウマ 4歳の時に、精霊に捕まっていた子狐を助け、その代わりに20歳までに月へ行かなければ死んでしまう、という呪いを受ける。だが時音は別の精霊に、たとえ酸素があっても宇宙へ行くと死んでしまう、という呪いも受けているため、何もできない状態。 時音がウサギ嫌いなのは、月を思い出してしまうから。 21 家族 彼女の生まれた森の自然 22 イメージソング ・・・?
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/36355.html
神無月の暦龍王 ハロウパーリン P 光/火 (12) クリーチャー:カレンダース・ドラゴン/スピリット・クォーツ/マシンイーター 12000+ ■このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある光と火のカードのマナは2になる。 ■T・ブレイカー ■スピードアタッカー ■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。 ■バトル中、このクリーチャーのパワーを2倍にする。 作者:翠猫 カレンダース・ドラゴン?とスピリット・クォーツとマシンイーターを種族に持つ。 コスト12、パワー12000。召喚時光と火のカードのマナを2にすることができる。そのため最低6コストで召喚できる。 登場時、相手のクリーチャーをすべてタップし、バトル中パワーが2倍になるスピードアタッカー。 元ネタは無論10月。モチーフは10月の誕生石「オパール」。 フレーバーテキスト 歓喜、安楽、忍耐を司る琥珀色の龍。 関連 《睦月の暦龍王 キンガーネイド》 《如月の暦龍王 バレンジスト》 《弥生の暦龍王 アカマルギオン》 《卯月の暦龍王 ニューガイアモンド》 《皐月の暦龍王 エメラルタンゼク》 《水無月の暦龍王 バイムーン》 《文月の暦龍王 ルヴィーナヴァタ》 《葉月の暦龍王 ボリッド》 《長月の暦龍王 ジューゴジャヴァイヤー》 《神無月の暦龍王 ハロウパーリン》 《霜月の暦龍王 トパゴザン》 《師走の暦龍王 ラピスクロスラズ》 《10月》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/2779.html
えーでるわいすとかぜのまち【登録タグ え ねこじた 揺らぐ 曲 重音テト】 作詞:揺らぐ 作曲:ねこじた 唄:重音テト 曲紹介 ―また会いたいと願わずにはいられない、愛しい気持ちを手に入れた その思い出が続く先で、僕らは生きている。― 作詞者の書いた小説を舞台にした物語楽曲 歌詞 (Piaproより転載) 青い空 晴れやかにリズム刻んで くるくると 回る花びら追いかけた つないだ手のひらを もう一度つないで 歌が終わる前に 消えないように エーデルワイス いつかも 輪郭も声もなくして 願いはひとつ叶った 君といまふたり笑った エーデルワイス 「おかえり」「ただいま」もないふたりでも 願いはひとつこの手に 歌が終わるその時まで 幸せな よくばりなりんごの山を 秋の風 追い越したら崩れ落ちた 明日へ鳴り響く 時の鐘の音も ひとりきりの僕も 君は知らない エーデルワイス 揺らめく 本当は知っていること 願いが覚める夢でも それでもまた夢を見たい 夕焼け流れ落ちてく 思い出していとしい色 カラメルの香りの中 僕はひとり星を見てた エーデルワイス やさしい 君の知らない歌をきく エーデルワイス やさしい 琥珀色の手を離した 青色眠る町並み 風見鶏が見つめている 願いはひとつ叶った このいとしい日々のなかで コメント 記事作成ありがとうございます!! この歌すごい好き(。-∀-) -- 名無しさん (2014-02-10 00 37 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/33798.html
【登録タグ B IA VOCALOID takasannoid 曲】 作詞:takasannoid 作曲:takasannoid 編曲:takasannoid 唄:IA 曲紹介 takasannoid氏の初投稿作。 イラストはAxamoh氏。 歌詞 (動画より書き起こし) 僕の腕じゃ もう 届かないのだろう 高く伸びる 空 ただ 見つめて 想う 僕の足じゃ もう 辿り着けないよ 冷たい 檻の中 自分の姿(かげ)を 見る 色の ない ヒトの群れ 熔けて 雑ざってゆく 透き通った 青も 淀んで 消える この 世界は ずっと かわらなくて ひとり いつも 一人でいたんだ 「逃げたい」と 叫んだ声はいつも 風に 流されては 白に 吸い込まれて あの鳥は もう 飛び去ってくのだろう 遠く広がる 空 風に乗って 自由に ここからじゃ もう 見失いそうだよ 鎖で 繋がれた 自分の姿(かげ)を 知る いつものように 夢を見る 街の 片隅で 今も 未だ 描く 未来を 映す この 世界は きっと あたたかくて みんな いつも 笑顔でいたんだ 羽根 広げて 遥か 昇った空は 彼方 遠くへ去り 黒に 塗りつぶされて 僕の手には もう 欲しいものがあるの? いつも見上げていた 鮮やかな 景色を 琥珀色の 朝も 星がきらめく 夜も 僕の目には もう 叶わぬ 願いを この 世界は いつも 変わらなくて 一人 ずっと ひとりでいたんだ 「飛びたい」と 手を伸ばして 今日も 空を 眺めては 青に つつまれて コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pixso/pages/54.html
パーソナルデータ 名前 レイニース・シアン 性別 女 種族 エクスペル人 年齢 19歳 身長 160cm 利き手 右手 誕生日 12月10日 使用武器 長杖(杖) 一人称 私(わたし) 二人称 ~さん、~くん、ちゃん、あなた 好き 猫、子供、紋章学の授業 嫌い 騒がしいところ、犬系の動物 好物 チョコクレープ キャラシート 補足 補足② 料理 鍛冶 調合 合成 60 5 90 10 機械 細工 錬金 執筆 3 19 55 72 本タグに投稿された作品 イラスト お遊び心の結晶(笑) 親友っ!! 星の海を(ry 誕生日おめでとうー!! 12月生まれ 星の海を(ry Happy birthday さ、じゃんじゃん楽しむぞー!(PA クリスマス) 襲撃だぁー!(PA クリスマス) ADVANCE IN FORMAL 星の海へ 漫画 きよしあの夜 次のターゲットは Happy Christmas(PA クリスマス) Happy(PA クリスマス) ココのクリスマス(PA クリスマス) これだけはやりたかった(PA クリスマス) プレゼント配りはどこいった(PA クリスマス) ケーマさんLv255説(PA クリスマス) 寂しくなんて(PA クリスマス) カモン☆バーニィ 小説 医者の不養生(公式 第一章) 水晶の落日(side A) 記憶にまつわるエトセトラ 琥珀色の記憶 補足 オリガ・ニコル コーネリア・C・レスタン らくがきタグに投稿された作品 イラスト みんなの守護神 ファンアート的な何か
https://w.atwiki.jp/pfemilio/pages/17.html
5a1e88aba2dc1739bbffe17b6b68e6c5.jpg 血穹 種族:スナイロユンク(GLL限定跳鼠種LIVLY) 性別:男 生日:2007.03.01(@禁斷島) 身高:18.6CM 對象:無 外貌色調: 琥珀色的雙瞳、有一頭隱約閃著淡棕色陰影的過臀白色長直髮 前方髮型如圖,另擁有稍稍偏白皙的一般膚色 品種特徵: 有著一對根部有耳朵洞的耳翅,臀部上頭則有跳鼠種特有的絨毛尾巴 個性: 在重生復活後,變成一個臉上總是視情況掛著不同笑容、實際情緒不明顯, 總讓人猜不透他下一步想做什麼的腹黑笑面虎。 性喜捉弄他有好感的對象(像是他哥哥),但卻不會眼看著對方被他人欺負。 不過雖然如此,由於靈魂曾沉睡在泣月體內, 因此泣月是他唯一不會捉弄又有好感的人。很照顧妹妹,對女性也非常紳士。 身分: 靈魂上是遂夜的親弟弟、血緣上是海弓的親哥哥,另外也是映夢的學生 興趣: 喜食甜點、喜歡在下午外出放浪或是邊看著書邊享用下午茶,另外就是逗弄人。 禁忌: 對他有好感的人有失禮舉動 品種原型: b57ff7882542a47b72a5583874f68d8a.gif
https://w.atwiki.jp/kurono_sral/pages/129.html
(Harald Jeff Bernhard Kaun) ■ 性別 / 男性 ■ 年齢 / 10代 ■ 種族 / 人間 ■ 魔法 / 使用不可 ■ クラス / 元貴族、奴隷 他キャラを汚したくないという理由から作られた枠、一言でいえば※お察しください専用のキャラクターの一人。 どこかの世界のどこかの国のどこかの村の領主の家系の少年。同家の長男であり、次期当主の地位を約束されていた人物。 やや長めのさらさらの茶髪と琥珀色の瞳、そして女の子のような顔立ちが特徴。 次期当主にふさわしい人物となるべく、日々勉学に精を入れていた彼であったが、ある日、村が夜盗によって焼き討ちに遭う。 家族とともに散り散りになりながらも必死に逃げる中、彼を夜盗から庇った父親が目の前で殺害されたことや、 火に包まれてもだえ苦しみながら息絶える人々を見たことがトラウマとなり、精神を病んでしまった。 翌朝、ほぼ廃人状態で呆然と立ち尽くしていたところを運悪く昨夜の夜盗に見つかり、金になると思った彼らに捕らわることとなる。 その後は、夜盗によって生き残った村人や家族ともども奴隷として売り払われ、 買い取り先でふしぎなおくすりを飲まされたり、あんなことやこんなことをされ……、 …………………、………。 ※お察しください 気が向いたら追記。