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365 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 16 40 49 ID ??? いいことじゃないか 俺、理詰めで淡々と迫って来るような困ったちゃんなんかが卓にいたら、 SANチェックが必要なくらい追い込まれそうだわ 374 名前:仔山羊 ◆CoCBRP2pbE [sage] 投稿日:2008/05/10(土) 16 51 36 ID ??? 365 すみませんー、おいらそれやったことありますー。 382 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 16 57 43 ID ??? 374 kwsk っていうか、困行為として? 388 名前:仔山羊 ◆CoCBRP2pbE [sage] 投稿日:2008/05/10(土) 17 12 33 ID ??? 382 んっとねー、シナリオが膠着状態でセッション進行が止まってるのに GMが進めようとする意志を見せなかったことにキレちゃってねー、 NPCの行動やシナリオの矛盾、設定していないような重箱の隅を キャラ口調で理路整然と突付きまくって、GMの逃げ道を無くして 本来そこで出るはずじゃなかった情報を出さざるを得ない状況にしたのー。 明らかに空気重くなってたし、GMも困ってたから困ったちゃん行為だよねー。 393 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 17 20 19 ID ??? 388 あー、やったことあるなァ、ソレ シナリオ先読みしてルート潰してくの GMの布石をムキになって無力化したり 当時は若かった 「負けプレイ」の楽しさを知ってからは分かっててノるようにしてる 403 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 17 32 52 ID ??? 導入のほぼ強制イベントが4時間続いてキレて 似たようなことやったことならあるな 中途すっ飛ばして無理やりクライマックスに持っていった スレ175
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627 名前: NPCさん 2006/07/08(土) 16 24 17 ID ??? それでは、スレ趣旨に戻すために昔見た軽い困ったちゃんどもを… 某コンベにて卓分け終了、キャラメイク時にずっとMTGの話してる奴ら…プレイ始まってるのに話をやめないのだがGMは止めさせるどころか話に参加したがってる始末… 結局、開始二時間程度でシナリオ流してMTGプレイする始末!他の皆さん置いてきぼり!どうですか皆様!? 628 名前: NPCさん 2006/07/08(土) 16 26 53 ID ??? 俺のサークルだってMTGが原因で潰れたし、 別に珍しい事じゃない。 630 名前: NPCさん 2006/07/08(土) 16 32 27 ID ??? 627 うむ。困ったちゃんではあるが、そんな事では首席(MKP)は狙えんなあ。 まずMTGの話ではなく実際にプレイしなければならん!しかもそればGMならば言う事なしだ!PLは完全放置で! そしてプレイ開始を最低でも1時間以上遅らせた挙句にムギャオーしたPLに向かって 「たかが遊びじゃん。何ムキになってんの?」 「だいたいTRPGなんてつまんないんだよ」 「そんなにやりたきゃお前がGMしろよ。だいたい俺やりたくねぇし」 と言ってのけるくらいでなければならん! 当然プレイ中もMTGやりたい発言ばかりでグダグダ。 その後は 「やっぱTRPGってつまんねーよな。こんなことしてる奴らはレベル低いよ」 と言い放っておもむろにデュエル体制に入るのだ!勿論プレイ中と違ってイキイキとした目で! そして実際にデュエルした後はイカサマがばれて追い出され、負け惜しみに 「たかが遊びじゃん。何ムキになってんの?」 「だいたいTRPGなんてやってるからつまんない奴らばっかりなんだよ」 「そんなにやりたきゃお前らでMTGしろよ。俺はもっと面白い奴らとだけMTGするからさ」 と反省の態度を見せない事も重要だ! ちなみに実在人物なのは秘密だぜ! スレ106
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「おねえちゃんさ、誕生日何が欲しい?」 「えぇ?」 オフの日曜日、私は舞とお買い物デートを楽しんでいた。舞のお気に入りの安くて可愛いアクセサリーショップで、おそろいのネックレスを買おうかなんて話しているときに、唐突にそう切り出された。 「事前に聞いちゃうの?それ。」 「だってぇ。」 舞は目の前でプラプラ揺れてる、ものすごい色使いのドレスを着たどでかいクマちゃんのストラップを指差した。 「例えばさ、舞が誕生日にこれあげたらどう思う?」 うーん。 ケータイのストラップとしてはかなり大きすぎる気もするけれど、もしかしたら私のキラキラデコ電にはしっくりくるかもしれない。 せっかくもらうんだったら、そのストラップに合わせてケータイをカスタムしなおしてもいい。 「嬉しいよ。」 少し考えて私が答えると、なぜか舞は難しい顔になってしまった。 「じゃあ、これだったら?」 次に舞が手に取ったのは、き●んしゃトーマスのトートバッグ。全面プリントされたトーマスが、笑ってない目で微笑しながら私を見つめる。 「えー!びっくりするけど、やっぱり嬉しいと思うよ。エコバッグに使わせてもらうかも。」 「うんこ型ボールペン。」 「もらったら使うよ。友達にウケそうだし!」 「赤ちゃん向けのおもちゃ。ガラガラとか」 「部屋で1人で遊ぶかも。」 「・・・そう、そうなんだよねお姉ちゃんは。」 「な、何?」 舞は大きな目をくるっと私のほうへ向けた。多分これは、ちょっと真面目な話をしたいってサイン。 「お姉ちゃんて、何あげても喜んでくれるでしょ。気を使ってとかじゃなくて、本当に嬉しく思ってくれる。」 「そうかな?うーん・・・そうかも。確かに、プレゼントをもらうってこと自体がもう嬉しいって思うかな。」 「それってさ、逆に選びづらいんだよね。だって、舞はお姉ちゃんのものすっっっごく喜んだ顔が見たいのに、せっかくの誕生日もリアクションが一緒じゃ味気ないよ。」 うっ。 そういえば、何日か前にも同じようなことを千奈美に言われた気がする。「舞美はさ、喜びの沸点低すぎだよ!」って。 私はあんまり物事に対して不満を持ったり激怒したり、逆にテンション上がりすぎておかしくなっちゃうみたいなことがない。 ちっさー・なっきぃとメイドさんで遊んだときはかなり盛り上がったけれど、そういう時だって、例えば前のちっさーみたく「うひゃひゃひゃひゃひゃ!」ってMAX状態にはならない。 「私が欲しいものかぁ・・・何だろうな・・・」 「あ、待って。やっぱりいいや。」 真剣に考え出したところで、舞がストップ!のジェスチャーで私を止めた。 「そうだよね、考えてみたらこういうの本人に聞いたって仕方ないよね。ごめん。舞、お姉ちゃんにめっちゃ喜んでもらえるように頑張るから!」 「そ、そう?私も舞へのプレゼント考えておくね」 そんな感じで一旦会話は終わったのだけれど、私は舞からの指摘に、内心動揺していた。 私って、何が嬉しいんだろう・・・?こんなにいろんなことを簡単に嬉しがるのは、変なのかな?心から喜んでないってことになるのかな? 普段あんまり物事を深く考えない分、一度気になるとそのことばっかり考えてしまう。 そんなわけで、私は少々自分の喜怒哀楽の“喜”と“楽”が、よくわからなくなってしまったのだった。 次の日、雑誌の取材の休憩中に楽屋でくつろいでいると、なっきぃとちっさーがニコニコしながらやってきた。 「はい、みぃたん!このお菓子ね、今コンビニで売ってたんだ!みぃたん好きそうだったから、2人で買ってきたケロ♪」 「あんまり甘くないみたいなので、舞美さんのお口にも合うと思うわ。よかったら、召し上がってください」 「わ・・・わぁ~!!!おいしそー!!ありがとうー!!!」 うわうわ、何このリアクション!自分でもどうかと思うぐらい、私はわざとらしい大声で、2人にお礼を行っていた。 「あ・・・嬉しくない?ごめん、無理させちゃった?」 みるみるうちに、なっきぃの顔がしょんぼりしてしまった。 「舞美さん?」 「あっ違う違うの!ごめんねなっきぃ!本当に、これおいしそう。ありがとう!」 慌ててフォローしようとしたけれど、うまい言葉が見つからない上に余計わざとらしい感じになってしまった。肩を落としたなっきぃは、そのままちっさーと歩いていってしまった。 「はぁ~・・・」 浮かない気持ちのまま、私は仕事を終えて電車に乗り込んだ。 いつも一緒に帰る舞は、今日は家族で出かけるらしい。ちょっと寂しい気持ちのまま、ドア付近の手すりにもたれて景色を眺める。 「舞美さん。」 「うわっ!」 しばらくボーッとしていると、突然背後から名前を呼ばれた。 「びっくりしたあ、ちっさーかぁ!一緒の電車乗ってたんだ。最初から一緒に帰ればよかったね。」 「あ・・・えと、お元気がないようだったので、千聖が話しかけてもいいものかわからなくて。あの、でも、もし私でお力になれれば、何でもお手伝いします。」 「ちっさー・・・」 ちっさーは、お姉さんモードで笑いかけてくれた。無性に甘えたくなった私は、ぎゅっとちっさーを抱きしめてみた。 「グチってもいい?」 「ええ。もちろん」 ちっさーのちっちゃい体は、あったかくて柔らかくて、ふわふわいい匂いがした。優しい声のトーンに促されるように、私は今の自分の気持ちをちっさーに打ち明けた。 「・・・そうだったんですか。それで、本当にご自分が喜んでいるのかわからなくなってしまったのですね」 「さっきはごめんね、私本当に、なっきぃとちっさーがお菓子くれて嬉しかったの。でも、変な感じになっちゃった。」 「あぁ、それはもうお気になさらないで。早貴さんも、落ち込んでいるというより、舞美さんが元気ないことを心配していらっしゃったわ。」 背の低いちっさーの声は、抱きしめているとちょうど私の胸の辺りにダイレクトに響いてくる。 声と一緒に、ちっさーの優しさもしみこんでくるようで、ちょっとだけウルッときた。 「舞美さん。私、舞美さんには今までどおり、嬉しいと思った時には思いっきり喜んでいただきたいです。 舞美さんの笑顔を見ていると、とても元気になるわ。舞さんは、きっとそんな舞美さんのもっともっと素敵な笑顔を引き出したいって思ったのではないかしら。」 「いいのかな・・・これからも単純で何でも喜ぶ私のままで」 「私は、これからも舞美さんがたくさん笑顔でいてくださったら嬉しいわ。」 ちっさーは目を三日月にして、私の顔を見上げて笑ってくれた。 「よーし、ちっさー!励ましてくれたお礼に、今からご飯行こう!」 「えっ・・・あら?でも、私、家族と・・・」 「ラーメン、おごってあげる。」 耳元で囁くと、ちっさーはお嬢様らしからぬニヤリ笑いで「・・ご馳走になります。」と返してきた。 「さ、ちっさーの最寄り駅で降りよう!前においしいって言ってたところ、連れてって!」 「ええ。ギョーザもおいしいんですよ。」 「ほんとー!?私今ギョーザ気分なの!嬉しいっ!」 ギョーザ一つで元気になれちゃう私は、悩んだところで、結局嬉しがりな性格は変えられないみたいだ。 「お誕生日、楽しみにしてくださいね。千聖も舞美さんにうーんと喜んでいただきたいわ。」 クフフと笑いながらホームへ降り立つちっさーの背中を、私は晴れやかな気持ちで追いかけた。 ―後日談― 「なっきぃ!あれ見て!山!おっきくない?」 「みぃたんはしゃぎすぎ~キュフフ」 今日は私の17回目の誕生日。 予定入れないで、絶対に開けておいて!とみんなに言われて、朝早くに呼び出された私はそのままわけもわからず電車に乗せられた。 「お誕生日、おめでとーう!」 オフの日だというのに、メンバー全員がそろっている。私の誕生日を祝うために、みんなで集まってくれたんだ。 電車の中だから声は小さめだけれど、ハッピーバースデーの歌を歌ってくれた。 「舞美には、キュート全員からこちらを差し上げます。」 かしこまったえりから、封筒が手渡される。 「・・・旅行券?」 「みんなでお金出し合って買ったんだよ。舞美、ずっとメンバーで旅行したいって言ってたでしょ?まぁ、一泊だけなんだけど、今から温泉に行くんだよ。」 「覚えててくれたんだ・・・・!」 「舞美さんのお荷物は、こちらで用意してますから。おくつろぎくださいね。」 胸の奥から熱い感情がじわじわとこみあげてくる。私は顔中くしゃくしゃにしながら笑って、「ありがとう!」と一人一人にハグしながお礼を言った。 「ねえ、舞。」 「なぁに?」 私の隣で、ちっさーのかばんから取ったお菓子をポリポリ食べてる舞に話しかける。 「舞さ、私が本当に喜ぶポイントがわからないって言ってたでしょ」 「あぁ、あれは・・ごめん、なかったことにして。そんな風に言ったらだめだって、千聖に怒られちゃった。」 チロッと舌を出して、舞は肩をすくめた。 「そうなんだ・・・。でもね、私思ったんだけど、私が一番嬉しいことって、私だけじゃなくみんなも一緒に嬉しく思ってくれることなんだと思う。家族や友達にも誕生日プレゼントもらったけど、正直、このプレゼントが一番嬉しいもん。」 舞は目をパチクリさせて「・・何かおねえちゃんらしいね。」と笑った。 「もうすぐ着くよー!準備できてる?ほらほら、みぃたんと舞ちゃんお菓子しまって!」 なっきぃの呼びかけで、私たちはいっせいに立ち上がった。 「あらあら、舞美お嬢様。お荷物をお持ちしますわよ。とかいってw」 「お足元にお気をつけて。とかいってw」 「ちょっとー、私の口癖まねすんなよー!とかいってw」 こんな素敵なメンバーに囲まれているんだから、私がいつでも嬉しそうな顔になってるのは、当たり前のことなんだよね。 「舞美ちゃん?早くおいでよー」 「はーい」 楽しい旅行になるといいな。そう思いながら、私はみんなの元へ走っていった。 TOP コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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【作品名】しぃちゃんの小冒険 【作者】緑腐汁(千口) 【配布先】配布終了 【使用ツール】RPGツクール2000 作品解説 2002~2003年当時、モナーRPGスレで話題になった荒らしである、チロ(チェス)という人物を叩くことを目的として作られた短編RPG。 チロのみならず、モナー板自体の惨状に対する風刺も含まれており、更にシリアス且つブラックな作風もあって、「2chゲー史上最も毒が強いゲーム」とさえ言われた曰く付きの作品である。 しかし、ダンジョン各階に設けられた謎解きや戦闘バランス(敵もアイテムも全てが限られており、考え無しに突っ込むと確実に詰まるが、少し考えれば解法が見つかる)は秀逸であり、ラウンジやPCゲーム板では中々評判が良かったようである。 以下、ネタバレ注意 ストーリー マターリの勇者である主人公は、しぃ綱紀粛清委員会の委員長(?)に、荒廃したスレに粘着しているチロら暗黒の三兄弟を倒すことを依頼される。 以下、オープニングより抜粋。 「マターリの勇者よ、よくぞ来てくれました」 「今、この地は暗黒の三兄弟たる、チロ、チェス、癌によって滅亡の危機に瀕しています」 「あなたの使命はチロ、チェス、癌を見つけ出し、速やかに抹殺することです。 無論、でぃや虐殺厨などのマターリへの造反者もなるべく殺してください」 「前金として10ハニャンを渡します。これで支度を整えなさい。 あなたにマターリの加護がありますように!」 主要キャラクター しぃちゃん この作品の主人公。マターリの勇者。 虐殺棍棒と魔法を駆使してでぃやモララー、その他荒らしを次々と粛清してゆく。 暗黒の三兄弟 チロ・チェス・癌の3人の総称。 このゲームの舞台であるスレッドに粘着し、荒らし行為を続けている。 噂では、彼等を統べる者が存在するというが… しぃ綱紀粛清委員会委員長 主人公に三兄弟の抹殺を依頼した、狂信者達のリーダー格のしぃ。 じぇの しぃ対策委員会の支部長。 虐殺による2chの制覇を企んでいるらしい。 CQ マターリ城改め狂帝城の城主である狂った王。 F.K・hebo・しぃ豆 暗黒の三兄弟のコピペと思しき連中。 yamaoku 究極の破壊の力を司る存在。 備考 ゲーム自体の難易度は(解法を見つけるまでは)かなり高く、クリアするのは難しい。 だが、最初の難易度選択でEASYモードを選ぶと死んでも強くなって復活できるようになるので、まずはこれでクリアしてコツを掴んでみるのが良いだろう。 NORMAL以上でクリアするとEXダンジョンがプレイできるが、こちらは改造しない限りクリアできないので注意されたし。 作品解説の部分でも少し触れたが、この作品には虐殺やスカトロ、拷問、交尾などといった残虐な描写や性的な描写が割と多く含まれているので、そのようなものに嫌悪感を覚える方はプレイしない方が良いだろう。 ちなみにこの作品のエンディングは色々な意味で必見である。 (あまりに衝撃的な為、トゥルーエンドが別にあるのでは、という噂も出た) コメント 同じく緑腐汁氏の作品であるクルーアリークエストは小冒険よりも後に作られた作品であり、謎解きも毒の強さもバランスも進歩している。(AARPGではないが、一応AAも1箇所にだけ登場する) -- 名無しさん (2007-02-08 23 14 07) 配布終了したスレッドで探すね。 -- サラちゃん (2007-05-10 09 32 22) アブネタ好きな人 また時々DOOMの音楽が出るので そういう人にお勧め -- 名無しさん (2011-01-12 21 10 21) 最近知ったんだけど、隠しダンジョンの熔岩のマップの(0,0)に、 能力アップアイテム売ってくれる人がいるのな… -- 名無しさん (2011-10-10 16 22 35) やりたぃょぅ(;ω;) -- ぃょぅもどき (2014-08-04 20 05 14) ttp //www1.axfc.net/u/3292855 どこにも無いみたいだからうpしておいたよ。2週間で消える。 -- 名無しさん (2014-08-09 00 46 07) 感謝感激でありますっ ょぅ -- (=゚ω゚)ノぃょぅ (2014-08-09 06 54 05) 改造しない限りクリアできないっていうのはどゆこと? -- 名無しさん (2014-08-12 16 18 17) ↑1 確か裏ボスが最高レベルでも歯が立たないくらい強かったはず -- 名無しさん (2014-08-14 10 46 39) おおっ うらあるんですかあ? ぼくは便所のところでとまっちゃっいますた -- 名無しさん (2014-08-14 18 10 05) あり? 飛ばされる前の部屋で -- 名無しさん (2014-08-15 22 03 08) 今はどこにもうpされてないんでしょうか? -- 名無しさん (2023-04-01 07 28 12) 名前 コメント
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「余罪・・・余罪ありますね・・・」 Eちゃん Eちゃんとは、大物youtuberカツドンが、 カツドンチャンネルを開設する以前に運営していたブログ「カツドンの絵日記」に登場する人物である。 目次 Eちゃん 概要 ブログについて『やってはいけない事』? カツドンによる事件の説明後日談 ブログ内容抜粋ブログの内容について要約 概要 「Eちゃん」とは カツドンが運営していたブログ「カツドンの絵日記」の2013年のコラムの一つ「小学一年生の女の子に超癒やされた・・・ 昔のトラウマが癒えていく・・・」(7/29/13) に登場する、2000年当時小学校1年生だった女の子の仮称である。 ブログについて 2000年、当時中学3年生だったカツドンが近所の児童センターにて「Eちゃん」に対し、 『やってはいけない事』を行い『深く傷つけ』『恐怖を植え付ける様なこと』をしたと供述している。 ブログのURL: http //web.archive.org/web/20130918190239/http //blog.goo.ne.jp/palpal_2007/e/fae139151975b96ecb4aefe51ae7d179 当ページ下部に記事の抜粋有り 『やってはいけない事』? では、Eちゃんはカツドンに何をされたのか。 このブログが発掘された2016年末、このことについて説明するとしてツイートキャスティングを行った。 その際、凸者との通話でカツドンとの質疑応答があった。 凸者からの質問とカツドンの回答(一部抜粋) Q.(「やってはいけない事」に関し)犯罪なのか A.調べてみないと分からない Q.(Eちゃんに対し)性的な何かをしたのか A.それは答えかねる Q.償う気はあるのか A.Eちゃんを余計に傷つけるかもしれないので謝罪のタイミングが来るまで待つ。 Q.謝罪のタイミングが来ない限り謝る気はないのか? A.心のなかで謝ればEちゃんの心に届くと思う ツイキャスのURL https //nico.ms/sm30302573?ref=androidapp_other_cap_off camp202103tw=9cgdFDdKYX_1633096848134 また、別の凸者との通話にて、余罪がある事も判明している。以下に動画のURL https //nico.ms/sm30297312?camp202103tw=ZYIavk2ZTi_1633097264920 カツドンによる事件の説明 ツイキャスの後日、事件について説明する動画を上げている。動画では以下のことが述べられた。 「やってはいけない事」をしたのは事実 小さい女の子を見るとデレ〜っとしてしまう。 Eちゃんに行為を行ったのは「H君」で、彼が主犯であり、自身は誘われて流れで参加しただけ。 過去の事を掘り返して突きつけられているだけなので、自分には説明責任はない。あなたたちアンチは僕の足を引っ張って潰したいだけ。 尚、カツドンが主犯だとして挙げた「H君」はブログには一切登場しない人物である(他の同級生はサッカーをしていたとブログには記されている。) ※動画は現在、浅野 琢郎さんによる肖像権侵害申し立てにより削除されています。御理解願います。 追記 この動画の書き起こし記事がありましたので貼付します https //w.atwiki.jp/katudonchannel/sp/?cmd=word word=E%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93 type= pageid=33 また、2023年2月には「Eちゃんの件に関して話させていただきます」2024年2月には「過去の憶測に関して」として説明する動画を投稿。 その際には 友人と2人で小学1年生の子供を傷つけた 「バカ」「アホ」「背小さいね」などと言葉で傷つけた 過去のブログを発掘した人、アーカイブシステム(Wayback Machine)に強い憤りを感じていた と語った。 カツドンが針小棒大に話す癖が出てしまったため、このような騒ぎになったのでは?と推測した視聴者も一定数存在したが、「何か隠してる、嘘をついてる」と考えた視聴者も多くいる模様。 後日談 一連の騒動の後、ニコニコ動画におけるカツドンチャンネルの転載動画のタグには、 幼女強姦魔 ロリコン のタグがしばしば見られるようになった ブログ内容抜粋 ※ウェブアーカイブの記事内のEちゃんに関連する部分抜粋、記事内の画像はアーカイブにも無し。 (http //web.archive.org/web/20130918190239/http //blog.goo.ne.jp/palpal_2007/e/fae139151975b96ecb4aefe51ae7d179) ※イニシャルのみの人物が複数登場するため、名前を色分けして読みやすくしました。 Tちゃん:カツドン宅の近隣に住む子供。ご近所という点以外カツドンとの接点は特にない。 TKくん:Tちゃんの兄。 Eちゃん:カツドンに「やってはいけないこと」をされた被害者。 ↓↓↓本文ここから↓↓↓ 小学1年生の女の子に超癒された… 昔のトラウマが癒えていく… 2013年07月29日 21時09分08秒 | (2013)心の快復・日々(2) さっき夕方5時頃、いつもおなじみの近所の小学1年の女の子のTちゃんと遊んだ。 MYプランター農園で野菜を色々収穫しながら。Tちゃんは野菜栽培に興味津々だ。 トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、ニンジン、小カブ、、、 土から引っこ抜いたりハサミでチョキン!って切る収穫作業をTちゃんに自分でやらせてあげて、 ビニール袋に入れてオミヤゲとして持たせてあげた。(子供ってのは自分でやるのが好きなんだよね(^_^) ) ↓↓↓ ※画像は消えていた為ありません ↑ TちゃんにプレゼントしたMYプランター農園の収穫野菜! ※画像は消えていた為ありません ↑ Tちゃんのお手手。Tちゃんにあげたピーマン。 このピーマンを、Tちゃんは我慢できなくてその場で解体してかじり始めた(笑) 「中どうなってるのかなぁ?(→開けていい?)」 って言いながらね。なんとも愛らしい子だなぁと思う。 今日はTちゃんのお兄ちゃんの小学4年の TKくん とも結構仲良く話すことが出来て嬉しかった。 TKくんにもシシトウとかをプレゼントした ♪ 私はTKくんが苦手だったんだけど、最近はTちゃんを媒介にして少しずつ仲良くなれてきた感じ。よかった。 今日 Tちゃんと遊んでお話しして、なんかすごい癒された…。とても嬉しかった。 あとで自室に戻ってからフトンにうつ伏してワーン!って泣いてしまいたい気持ちになった。 「こんなダメなオレでも好きになってくれるなんて…(泣)」 っていう想いが私の心の奥にあるんだと思う。 この自己否定感の正体は一体…。 そういえば私は中学3年生の頃(今から13年前)に、放課後 近くの児童センターに男友達でゾロゾロと寄り道してて遊んでて、、、 私はそこで小学1年の女の子を深く傷つけてしまったことがあった…。(詳しい内容については伏せることにします…) ( 児童センター = 放課後の小学生たちが遊んでいる施設 ) 私が傷つけてしまったその小1の女の子 "Eちゃん" は、中学3年の私のことをとても慕ってくれていた。 (Eちゃんだけではなく、他の小1の子供たちもみんな私に懐いてくれた。私は子供たちと一緒に楽しく遊んでいた。みんな私のことを名前呼び捨てで呼んで慕ってくれた。 …私以外の中3男子たちは子供と遊ばずにサッカーをしていた。 私は元々 子供が大好きなんだと思う。) ある日 私は「やってはいけない事」をEちゃんに対してしてしまい、Eちゃんを深く傷つけ、、、 私は自分のしたことがとても怖くなって、それ以後 センターに行かなくなってしまった…。 私のことを大好きでいてくれたチビッコのみんなと会うことは もう無かった…。 このことで私は自分のことを激しく責める様になったのかもしれない。その後10年間以上もずっと。 「オレはなんて最悪なんだ…。あんなにオレのことを好きでいてくれたEちゃんのことを傷つけて、恐怖心を植え付ける様なことをしてしまった…。 オレは最悪だ…。」 って、深層心理でずっと自分を責め続けてきたんだと思う。 それによって、その後の様々な人間関係において慢性的に「オレは相手から嫌われている」という思い込みを私は抱く様になったのかも。 (この出来事だけが原因ではないと思うけど) という経緯があって、私はここ最近までずっと子供と接するのが怖かった。 「オレは最悪な人間だから絶対嫌われてる…」っていう自己否定感があるので、ビクビクして上手く話しかけられないんだ。傷つくのが怖くて。 でも1年前くらいから少しずつ近所のTちゃんととても仲良くなることが出来てきた私は今現在とても嬉しくて感動で、 「こんなオレでも好きになってもらえるんだ…。そうか…もう自分を責め続けなくていいんだ…。」 と自分を激しく否定する事をやめるようになってこれたと思う。 これは『インナーチャイルドの癒し』そのものだよね。ありのままの自分を許すこと…。 確かに13年前私がしてしまった事はいけない事であり、二度としない様に心掛ける必要があると思う。 しかし一方で、もういいんだ、自分を責めなくて。自分を許していいんだ。 今までずっと自分を責めて苦しんできたから、もういいんだよ、苦しまなくて。 13年前に私が深く傷つけてしまった小学1年の女の子のEちゃんは今ごろ19歳だ。 もう立派な大人になってるだろう。 もしかしたらあの時の心の傷を今現在も深層心理で引きずっているかもしれない…。 人と接することに恐怖心を抱いているかもしれない…。 申し訳ない…と私は感じる。 いつか私はEちゃんに謝りたいと思ってる。 この人生の中で再会する事はたぶん無いと思うけど、こう、何と言うか死んだあとで天国とかで再会して謝りたいなぁと思う。 和解したい。 まあでも、地球上にいる今この瞬間においても心の中で「本当にすまなかった…」と念じれば相手の深層心理にキチンと届くらしいから、謝ろう。何度も何度も心の中で。 既に私はEちゃんに対して心の中で何度も謝っている。今現在のEちゃんの深層心理に届いてくれてれば嬉しい。 ……そしてこの謝罪は私にとっても有意義なもので、「ごめんなさい…ごめんなさい…」 とフトンの中で言いながら私は泣いている。 『涙を流している時 = インナーチャイルドが癒されている瞬間』であると私は思う。 とても気持ちいいんだ。 Eちゃんに対して「ごめんなさい…」という言葉を発しながら同時に自分のことも許しているんだと思う。 自分を許して、相手を許して、全てを許して…。 人間ってたぶん例外なく誰でも、意識的にしろ無意識的にしろ自分のことを責めているんだと思うから、 こうやって過去の過ちに対して「ごめんなさい…ごめんなさい…」って一人でフトンの中で泣きながら謝って、 それによって自分のことを許していくのがすごく大切なんだと思う。 それはインナーチャイルドの癒しだ。 許していこう。自分のことも、相手のことも。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 今現在、ニートである私の生活の中に『近所の小学1年生の女の子のTちゃんがオレのことを好きで懐いてくれている』という出来事があることは何だか意味深なメッセージの様な気もする。 神さまが 「もういいんだぞ。『自分なんか最悪な人間だから人から好かれる資格なんて無いんだ』なんて思わなくて良いんだ。もう充分苦しんだじゃないか。これからは自分を許して愛していきなさい。」 っていうメッセージとして私とTちゃんを出逢わせてくれたのかなぁ(^_^) 私のことを好きでいてくれるTちゃんの存在に対して「ありがとう…ありがとう…」ってつぶやいて私は泣いている。 私とTちゃんは相性が合うんだと思う。過去世で親友とかだったのかもなぁ。 まあ一緒にいるとちょっとだけムカッとしたりもするけど(野菜に対して乱暴に触ってきたり…(汗) )、、、 でもやっぱりすごく大好きだ。なんて愛しいんだろうって思う。 これからも、まあ基本姿勢として”つかず離れず”を保ちながら、出来るだけもっと仲良くなっていきたい。 ※ Tちゃんに対する私の態度は、自分で言うのも何だけどよく出来てると思う。大人としての態度。 子供って言うのは「聞いて聞いて!」っていう承認欲求が強いから、私はTちゃんの話すことに丁寧に反応して頷いている。 「へぇ~そうなんだ!すごいねぇ!」 という感じに。いっぱい話を聴いてあげて、解ってあげる。 過度に子供扱いしないで友達の様な感じで、でも優しくTちゃんの気持ちを理解してあげて、、、 けっこう「ステキなお兄さん」を演じれてるんじゃないかな。(まあ実際は、私もワーンワーン!って泣いてる様な寂しい人間なんだけどね(^_^;;) ) でもTちゃんと接する時には私は頑張って”おとな”になってる。苦ではないんだ。 これも”修行”のような気がする。『相手の想いをキチンと受け止めてあげる』という修行ね。とても大切なこと。 Tちゃんのお兄ちゃんの小4のTKくんと私は相性が悪いと思う。向こうもそう感じているだろう。 でもだからと言ってTKくんとは話さないというつもりは無い。 TKくんとの関係も私にとっては大事だ。Tちゃんも、TKくんも、同等に私にとっては大切な存在なんだと思う。 Tちゃんは私のことをすっごく癒してくれる。ホントに大好きな存在。(傷つけられたりもするけど) TKくんは私に試練を与えてくれる。彼と話すのは緊張する。彼と上手くやっていくことは私にとって修行そのものだ。 2人とも、同等に大切なんだと思う。 この出会いはとても貴重なものなんだなぁと感じる様になってきた。 今現在の私が抱えている心の問題を、2人はまざまざと突きつけてくれる。 その度その度 私はキチンと自分と向き合って、とても大きくて辛い問題だけれど少しずつ乗り越えていきたいと思っている。 ありがとうございました。 ブログの内容について要約 中学3年生の頃、小学1年生のEちゃんを傷つけたことで「自分は最悪な人間、好かれる資格はない」という自己否定感に悩まされる。 近所に住む小学生女児のTちゃんと関わっていく内にその傷(自己否定感)が癒やされていく。 Tちゃんは大好きな存在。相性が良い、とても愛おしく感じる。 Tちゃんの兄であるTKくんは自分と相性が悪く、自分にとって彼は"試練"である。 Eちゃんに心の中で泣きながら謝ると、インナーチャイルドが癒やされているようでとても気持ちがいい。謝ることで自分が許されている気がする。 今生でEちゃんに再会することはないと思う。あの世で再会して和解したい。 自分のことも相手のことも許していこうと思う。
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このSSは『梓「ゆいにゃん」 唯「あずにゃん」』というスレに投下されたものです http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1253522521/ 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 42 01.18 ID ESiGxtBZ0 あれは悪夢か、白昼夢か。 見てはいけなかったムギ先輩と憂の暗黒面を垣間見てしまった上に、 私の心とお尻に多大なる傷跡を残して瞬く間に過ぎ去った、 斬新でいながら陳腐と言われたステキな『あの企画』から早くも一ヶ月が経ちました。 こんにちわ、中野梓です。 あれから今日まで、『あの日』のことが話題に上ることは一度としてありませんでした。 誰もが、『あの日』のことを無かったことにしたいと思っているのかもしれません。 もちろん、それで少しでも空気が悪くなるなんてことはなくて、 それこそが、誰もが知っている、いつもの軽音部の空気なのです。 これから先も、ずっとそんな平和な時が続いていく―― 少なくとも私は、そう思っていました。 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 42 57.35 ID ESiGxtBZ0 その日、いつものように部室に入ると、そこに唯先輩、律先輩、澪先輩の姿はなくて。 紬「あら。こんにちわ、梓ちゃん」 梓「こんにちわ、ムギ先輩。……お一人ですか?」 紬「ええ。唯ちゃんとりっちゃんは、職員室に行ってるわ」 職員室? ……期末の成績悪かったのかな? まぁ、勉強会がアレじゃあムリもないと思うけれど。 梓「澪先輩は?」 紬「まだHRが終わってないんじゃないかしら。私たちのクラスの方が早かったみたいだし」 梓「そうですか」 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 44 34.43 ID ESiGxtBZ0 紬「……梓ちゃん、ちょっと手伝ってもらっても良いかしら?」 ムギ先輩は、少しだけ言いにくそうに上目遣いで私にそう言った。 この人も大人しくしてたら普通に可愛いのになぁ。 梓「いいですけど……なにやるんですか?」 紬「これを貼ろうと思ってね」 そう言って、ムギ先輩は少し大きめの筒から、一枚の紙を取り出した。 丸まっているため中身は確認できないが、広げればかなりの大きさになるだろう。 梓「はぁ」 紬「私が押さえてるから、貼ってもらえるかしら?」 梓「わかりました」 音楽室の壁にその紙を運び、ムギ先輩が両手で固定する。 私は言われるがままにテープで両端を貼り付けた。 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 47 26.29 ID ESiGxtBZ0 そしてその全容が露になった。 ,r;;;;ミミミミミミヽ,,_ ,i r" + `ミ;;, __,、 ≡ 彡 ミ;;;i 〃ニ;; `lヽ,,_ ≡ 彡 ,,,,,、 ,,,,、、 ミ;;;! 〈 (lll!! テ-;;;;゙fn __,,--、_ .. ,ゞi" ̄ フ‐! ̄~~|-ゞ, ≡ /ヽ-〃;;;;;;;llllll7,,__/" \三=ー"."ヾi `ー‐ 、 ,ゝ--、 〉;r ≡ 、/ /<;;;lllメ \ヾ、 ヽTf=ヽ `,| / "ii" ヽ |ノ j,, ヾて)r=- | ヾ ヽ;; | l | l t ←―→ )/イ^ ≡ ,イ ヽ二)l(_,>" l| \; | | | ヽ,,-‐、i / V i、ヽ--イll"/ ,, ,//,, ;; l // l く / l" i lll1-=  ̄\ ヾ== " ^ ;; /;;;;;;;;; ゞ ノ/ L/〈 t_イ /ll|─-== ヾ \__ / _;;;;;;;;;;;;;;;;;ノノ ヘ (゙ )l l-┴ヾ、ヽ )  ̄~~ ̄ ̄/ |T==-- // / ト=-| |-─ ( l / / l l / / / (ヽ--─ / | / ヽ_=--"⌒ ゙゙̄ヾ / / / ` ==-- ノ / / アナ・タットワ・チガウンデス[Anna Tattwa Chigaundes] (1936~2008 日系ボリビア人) 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 48 09.85 ID ESiGxtBZ0 梓「……」 紬「……」 梓「あの、ムギ先輩」 紬「なにかしら?」 梓「いや、やっぱいいです」 突っ込みたいことは沢山浮かんだ。 まず、『何故貼る前に照れたのか』 次に、『ポーション高杉じゃなかったのかよこの人』 続いて、『堂々と音楽室に貼るな』 さらに、『いつ作ったこんなもん』 もうひとつおまけで、『サイズがでけえよ』 そして、私の脳内に一ヶ月前の悪夢が過ぎる。 ……うん、よし。 見なかったことにした。 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 49 42.02 ID ESiGxtBZ0 紬「聞いてくれないの?」 梓「あー、ええと、じゃあ聞くことにします」 紬「うふふ、どうぞ」 梓「剥がしてもいいですか?」 紬「梓ちゃん、目が怖いわ」 だって。 あれは、黒歴史として記憶の片隅に封印しようとしていたのに。 梓「あーもう!なんでまたファニーな名前の偉人引っ張りだしてきたんですか!?」 紬「うふふ、よく聞いてくれたわね!」 梓「聞きましたけど、もうあれはやりませんからね」 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 52 32.07 ID ESiGxtBZ0 紬「実はね……」 ムギ先輩は、低めのトーンで淡々と語りはじめた。 その表情は暗く、何か深刻な悩みがあるかのようにも感じられる。 この人のことだ、さっきの私の台詞に傷付いたなどということはありえまいが、 それでも、聞き手を強く引き込むだけの空気が、確かにそこには存在する。 背後で偉人がほくそ笑んでいるので、台無しだが。 紬「唯ちゃんと憂ちゃん、罰ゲームやってないみたいなの」 梓「そうですね」 紬「梓ちゃん、私に冷たくない?」 梓「いえ、そんなことはないですけど」 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 54 53.30 ID ESiGxtBZ0 ていうか、そんなことで深刻に悩んでたんですか。 やらなくていいでしょう、憂の意思なんだから。 そう、『あの日』勝利を収めた憂は、敗者である唯先輩を一日だけ好きにできるという権利を得た。 にも関わらず、「お姉ちゃんが嫌がることはしたくない」と、真摯な態度で、その権利を放棄したのだ。 姉のスカートの中に顔を突っ込んでいた人物の台詞とは思えなかったが、憂は真剣だった。 唯先輩は少し驚いた後、嬉しそうに憂を抱きしめた。 そんな光景に、私は少なからず嫉妬という感情を抱いたのだが……、それはともかく。 あんなにカオスだった勉強会を、信じられないくらい綺麗なカタチで終わらせたというのに、 何蒸し返そうとしてやがりますかこの沢庵様は。 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 56 33.01 ID ESiGxtBZ0 紬「……梓ちゃん」 梓「はい?」 紬「スウェーデンで今年の五月から同性同士の結婚ができるようになったらしいわ」 梓「そうですか」 へえ。 いや、今その話関係ないだr 梓「なんですと!?」 紬「落ち着いて、梓ちゃん。 反応が露骨よ」 梓「……すいません。で、それがなにか?」 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 57 36.52 ID ESiGxtBZ0 紬「梓ちゃん、唯ちゃんのこと好きよね?」 梓「な、なななな!!なにを言ってやがりますかこの……この、えーと、バカ!!」 紬「梓ちゃん、先輩にバカはないと思うわ」 梓「あ、すいません。動揺しました」 紬「動揺したってことは、やっぱり好きなのね?」 梓「……」 ちくしょう。 梓「で、それがなんなんですか?」 やけくそ気味にそう問うと、ムギ先輩はしたり顔で、 自分のカバンをごそごそと弄り、ビデオカメラを取り出した。 紬「唯ちゃんと憂ちゃんに、罰ゲームとご褒美をやってもらいましょう」 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 17 59 18.53 ID ESiGxtBZ0 梓「えーと、話が全く繋がってこないんですけど」 紬「梓ちゃんには、罰ゲーム執行日に平沢家に進入し、カメラで撮影してくる役を命じます」 梓「丁重にお断りします」 紬「……」 梓「……」 紬「梓ちゃん、唯ちゃんと結婚したいでしょ?」 梓「話が飛躍しすぎてると思います」 もっと、こう段階ってものがあるでしょうに。 発想力に乏しい私には凡そ理解の及ばぬ二文字に、しかしどういうわけか意外と冷静だった。 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 03 02.64 ID ESiGxtBZ0 紬「女性の卵子に女性の遺伝子を組み込んで、子供を作る方法を研究している機関があるの」 梓「……はぁ」 紬「琴吹グループに」 梓「すげえ!!」 琴吹グループすげえ!! 将来的に、私と唯先輩が結婚して、さらに子供まで作れるかもしれないってことですよ。 私と唯先輩が結婚して、さらに子供まで作れるかもしれないってことですよ? 紬「モノローグ使ってまで、大事なことなので二回言いましたを体現しなくてもいいと思うわ」 梓「人の思考トレースしないでください」 琴吹紬すげえ!! 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 08 36.18 ID ESiGxtBZ0 紬「梓ちゃん、私はいつでもあなたの味方。必ず力になれると思うから」 梓「いや、ありがたい話ではありますけど……、私まだそんなこと考えてないですし」 紬「今はそうでしょうね。だから、将来的な話よ」 なんとなく、ムギ先輩がどういう取引を持ちかけてきているのかが見えてきた。 紬「だ・か・ら♪」 梓「平沢家に行って、罰ゲームを取材してこい、と?」 紬「Yes!」 ムギ先輩は、最高の笑顔でそう答える。 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 12 35.97 ID ESiGxtBZ0 梓「……まぁ、いいですけど。二人が罰ゲームやろうとしなかったら、私は何もできないですよ?」 紬「そのためのポスターじゃない」 梓「……」 紬「……」 梓「……いや」 十中八九、効果ねえよ。 紬「なあに?」 梓「なんでもないです」 紬「等身大よ?」 梓「……」 でけえ。 バストアップしか映ってないけど、 推測するに、確実に二メートル弱あるじゃん、高杉さん。 あ、いや、高杉さんじゃないらしいけど。 でも効果ねえよ。 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 17 41.41 ID ESiGxtBZ0 まぁ、何もできなくても、唯先輩の家に行く理由にはなるし。 カメラは何も撮らずに翌日ムギ先輩に返せばいいだろう。 梓「そういえば、なんで私なんですか?」 審判やってたんだから、ムギ先輩が行けばいいのに。 紬「梓ちゃん以外だと、二人のお邪魔になっちゃうから」 梓「へ?」 律先輩や澪先輩でも、なんら問題はないように思う。 なんで私だけが平気だと思うんだろう? 紬「そういうことだから、お願いね」 梓「……わかりました」 一応、承諾することにした。 私はそう言って椅子から立ち上がり、壁に向けて歩き出す。 そして、あの日私たちを笑いの地獄へと追いやった一人の偉人に敬意を表し、 その角に手をかけ「梓ちゃん剥がしちゃだめええええっ!!!」 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 24 28.35 ID ESiGxtBZ0 唯「ムギちゃんただいま~。あずにゃんおいっすー」 律「おーっす梓ー。ムギ、お茶にしようぜー……って、澪はまだ来てないのか」 しばらくして、軽やかな挨拶と共に二人が入ってきた。 梓「こんにちわ、唯先輩、律先輩」 紬「おかえりなさい二人とも。今お茶いれるわね」 ムギ先輩はそう言って席を立つ。 律「しかし、よかったなー唯。追試受けなくて済んで」 唯「うん、全教化ぎりぎり合格ラインなんて、自分でもびっくりだよ」 会話から察するに、二人ともセーフだったらしい。 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 30 19.41 ID ESiGxtBZ0 梓「あれ、律先輩はどうして職員室に行ってたんですか?」 律「私は、さわちゃんに用があったからな。唯の付き添いも兼ねて立ち寄ったんだよ」 梓「なるほど。そして唯先輩は、試験結果が全部ぎりぎりで注意された、と」 唯「いやぁ、すいやせんねー、えへへへへ」 律「なぁ、梓」 梓「なんですか?」 律「おもっきりお茶しようとしてるけど、注意しないのか?」 梓「……」 あまりに自然な流れすぎて失念していた。 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 35 15.66 ID ESiGxtBZ0 梓「い、いや、あれですよ。澪先輩がまだ来てないから、ほら。練習は皆揃ってからじゃないと!」 律「そういうことにしといてあげよう」 ふふん、と胸を張る律先輩。 むぅ。私としたことが。 なんか、最近律先輩に優位に立たれることが増えてきた気がする。 むくれていると、唯先輩がそっと頭を撫でてくれた。 唯「よしよし、あずにゃんいい子いい子」 思わず顔が綻ぶ。 梓「にゃあ」 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 40 21.65 ID ESiGxtBZ0 律「なぁ、梓」 梓「にゃ?」 律「私も唯もムギも、どっちかっていうとボケ属性だから、お前がボケると突っ込むやついなくなると思うんだ」 梓「……」 ちがうもん。 ボケとかじゃないもん。 わからない人のために説明しよう! 私は唯先輩に撫でられると猫語になってしまうことがあるのだ。 苦しいとか言うな。言わないでください。 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 44 51.55 ID ESiGxtBZ0 ムギ先輩が人数分の紅茶を淹れて戻り、四人で会話に花を咲かせる。 しばらくすると、澪先輩が音楽室に顔を覘かせた。 澪「ごめん、遅れて。HRが長引いちゃtt」 台詞を最後まで言わずに硬直する澪先輩。 解説しておくと、件の等身大ポスターは、入り口から見て右側の壁に貼られている。 扉を開けてそのまま無警戒で席へと着いた唯先輩と律先輩は、まるで気付いていないのだが、 普段から警戒心の強い澪先輩は、すぐにその淀みの無い熱視線に気が付いたようだ。 唯「やっほー澪ちゃん」 紬「こんにちわ澪ちゃん。ごめんなさい、今澪ちゃんの分も淹れるわね」 律「どうした澪ー、早く座れよ?」 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 49 08.13 ID ESiGxtBZ0 梓「……」 澪「あ、ああ。そうだな……」 ちらちらと、様子を窺いながら、椅子に座る澪先輩。 その視線の先には、圧倒的な存在感を持って壁に鎮座する推定二メートルの偉人。 談笑を続ける三人を尻目に、澪先輩は隣から小声で私に囁きかける。 澪「(な、なぁ、梓。気付いてる?)」 梓「(まぁ、一応は……)」 貼ったの私です。とは口が裂けても言えない。 澪「(これってやっぱり、アレだよな?)」 梓「(あー、えーと……。非常に説明し難い所なんですが)」 一応、そこはフォローしておくべきだろう。 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 52 47.70 ID ESiGxtBZ0 梓「(笑っても大丈夫ですよ、今回はそういうんじゃないらしいので)」 澪「(そ、そうか。よかった……)」 澪先輩は、心底ホッとしたような素振りを見せた直後、 澪「いや、良くないだろ!!」 そう言って、机をバン!と叩いた。 律「うわー、澪が怒ったっ!」 唯「ご、ごめんね澪ちゃん! ムギちゃんのクッキー、一枚多く食べちゃってごめんね!」 ああ。 そんなことで澪先輩が怒るわけないのに。 本当に、かわゆいお方だ。 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 55 49.01 ID ESiGxtBZ0 澪「そうじゃなくて、アレのことだよっ!!」 言って澪先輩は、指先をポスターへと向ける。 その指の先を、まるでテニスの試合を食い入るように見つめる観客のように シンクロした首の動きで追う唯先輩と律先輩。 私はここがチャンスとばかりに唯先輩だけを見ていたが、 ムギ先輩もまた、じっと私を見ていた。しまった、謀られた。 律「!!」 唯「!!」 律「なん……」 唯「だと……」 澪「全く、なんでこんなものがここに貼ってあるんだよ」 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 57 26.42 ID ESiGxtBZ0 つかつかと歩き出し、偉人の前で立ち止まると、 澪先輩は私がしたのと同じように、ポスターを剥がしにかかる。 律「ま、待て澪! 安易に剥がすのは危険だ!!死体とか埋まってるかもしれない!!」 澪「ひぃぃっ!?」 サササ、と綺麗な早歩きで音楽室の反対側の壁へと移動し、 その場に蹲る澪先輩。 律「ありゃ、効果ありすぎたかな……」 唯「りっちゃん、さすがにそれは怖いと思うよ」 梓「澪先輩、大丈夫ですよ。死体なんてありませんから」 澪「見えない聞こえない見えない聞こえない見えない聞こえない」 梓「あー……。しばらくダメですね、これは」 お決まりの念仏を唱えてしまっている。 こうなってしまえば、この人はしばらく動けないのだ。 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 18 59 44.26 ID ESiGxtBZ0 律「……ごめんな澪ー、悪ふざけが過ぎたよ」 私と律先輩がフォローに回ったため、 ポスターの前には、必然、唯先輩とムギ先輩が残る。 ……もしかしてこの流れ、ムギ先輩の計画通りなのか? だとすると少しだけ不安になる。 私は、澪先輩を律先輩に任せて、唯先輩の所へと戻った。 唯「ムギちゃんこれ、ふく―、ポーション高杉さんだよね?」 今、「ふく」って言いかけましたよね? 紬「日系ボリビア人よ」 もはや話聞いてねえなこの人。 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 04 24.56 ID ESiGxtBZ0 唯「やっぱり、先月のアレだよね……?」 紬「そうかもしれないわね」 唯「ほえ、ムギちゃんが貼ったんじゃないの、これ?」 紬「貼ったのは私じゃないわよ?」 唯「そっかぁ、そうなんだ。誰が貼ったんだろう……」 梓「……」 貼ったのは、と来たか。 確かにムギ先輩は貼ってはいないからなぁ。 律先輩や澪先輩なら、持ってきたのはムギ先輩だと気付いてくれるのだろうけど、 唯先輩はバ……、いや、純粋だから、簡単に信じてしまう。 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 10 02.46 ID ESiGxtBZ0 うむ、貼ったのは私だ。 と名乗ればいいのだろうか。 そして持ってきたのはムギ先輩だと訴えれば、解決できるのではなかろうか。 しかし、そんな考えとは裏腹に、私は傍観に徹した。 ムギ先輩のポスター計画がどこまでうまく運ぶのか、 それに唯先輩の罰ゲームも見てみたい気は確かにある。 憂があまり酷い要求をするようなら、現場にいける私が止めればいいのだ。 唯「罰ゲーム……」 紬「唯ちゃん?」 唯「私が、憂のご褒美の罰ゲームを受けてないから、こんなのが貼られたのかな」 紬「憂ちゃんが権利放棄して、無かったことになったのよね」 唯「うん。憂は本当にできた子だよぅ」 梓「……」 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 15 13.44 ID ESiGxtBZ0 紬「やったほうがいいんじゃないかしら? 罰ゲーム」 唯「ほえ?」 紬「だってこれは、そういうことだと思うわ」 唯「そうだよね。私が負けたんだし、罰受けないなんてずるいもんね……」 ああ、やはりそういう展開か。 神はそういう展開を御所望か。 唯「わかったよムギちゃん!今日帰ったら、憂にお願いしてみるねっ!」 紬「えらいわ、唯ちゃん」 わしゃわしゃと唯先輩の頭を撫でるムギ先輩。 私はその光景に、北の動物王国の主を重ねる。 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 21 51.23 ID ESiGxtBZ0 ちくしょう。せめてその役目は私に譲ってほしかtt――じゃなくて、 二メートルの等身大ポーション高杉おそるべし。 さしもの私も、このご都合主義的展開は読めなかった。 ムギ先輩は、「それじゃあ、剥がすわね」といって、 役目を終えたポーション高杉を元の筒へと戻した。 いや、筒。 筒持ってるのムギ先輩ですから! 気付いてくださいよ唯先輩!! 唯「りっちゃん、紅茶冷めちゃうよー!」 律「おう、分かってるー!」 梓「……」 紬「……ね?」 梓「脱帽です」 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 28 41.08 ID ESiGxtBZ0 翌日の放課後。 音楽室の扉を開けば、そこにはほら、昨日と同じくムギ先輩が一人だけ。 なんてことは無く。 先輩方は既に全員揃っていた。 梓「こんにちわー」 唯「やっほー、あずにゃん」 律「おーっす」 紬「ちょうど良かったわ。梓ちゃん、今週の土曜日空いてるかしら?」 なんか、デジャヴ。 また勉強会とか言い出すんじゃあるまいな。 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 34 02.15 ID ESiGxtBZ0 梓「えーと、はい。大丈夫だと思いますけど」 律「遊園地いこうぜ!」 梓「……はぁ、いいですけど。なんでまた唐突に?」 律「部員同士の親睦を深めるためだ!」 澪「遊びたいからに決まってるだろ」 律「なんだよー、澪だってノリノリだったじゃんか」 澪「それは……、皆行くって言うから……」 段々と、声のトーンが下がっていく澪先輩。 なんとも可愛らしい。 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 39 07.17 ID ESiGxtBZ0 ニヤニヤと頬を緩めていると、唯先輩が口を開く。 唯「実はね、憂が提案してくれたんだよ」 憂が? 遊園地? 結びつかない。 どうしてまた? 唯先輩は、あまりテキパキとは言えない口調でゆっくりと、 でも分かりやすく説明してくれた。 昨日家に帰ってから、唯先輩は、憂に罰ゲームの話をした。 すると憂は、『梓ちゃんがずっとカメラをまわすのは大変だから』、という理由で ”日中から夜まで”の間は、皆の前で罰をすればいい。 皆で一緒に遊びながら罰をすればいい、と提案してくれたそうだ。 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 45 46.15 ID ESiGxtBZ0 確かに、ムギ先輩の前であれば、カメラで撮影しなくとも満足してくれるだろう。 私も失念していたことだが、ムギ先輩が出したのご褒美&罰ゲームの内容は 『勝者が”一日の間”、敗者を好きにしてかまわない』 というものだった。 一日というのは、つまるところ二十四時間。大目に見ても、夜寝るまでの間だ。 確かに、私が一人で平沢家に行き、一日中カメラをまわし続けるというのは、なかなかに酷なもの。 ともすれば、この憂の申し出は非常にありがたい。 私としては、これを反対する理由は何一つ無い。 梓「なるほど。そういうことなら是非行かせてください」 ていうか、今更だけどどうしてカメラ係とか引き受けたんだろう……。 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 48 43.00 ID ESiGxtBZ0 律「やったな、唯!」 唯「やったね、りっちゃん!」 律先輩と唯先輩が、両手を出し合って勝利のポーズ。 最初は唯先輩の出した手のひらを、律先輩が上からパシン! 続いて律先輩が出した手のひらを、唯先輩が上からパシン! 最後に、二人とも右手でガシッ!と握り合う……かと思いきや、 律先輩が、反対の手の人差し指で、唯先輩の頬っぺたをぷに。 空を切る唯先輩の右手。 唯「あぁん、りっちゃんひどいっ!」 律「あはは、悪かった悪かった」 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 52 04.07 ID ESiGxtBZ0 紬「相変わらず、二人は息が合うわね」 澪「あれをもう少し演奏に生かしてくれればいいんだけどな……」 梓「全くです。……ところで澪先輩」 澪「なんだ?」 梓「お化け屋敷とか、絶叫マシンとかありますけど、大丈夫なんですか?」 澪「……」 梓「……」 澪「……うん、だ、大丈夫」 梓「絶対嘘だ」 紬「梓ちゃん、口に出てるわよ」 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 19 57 23.28 ID ESiGxtBZ0 唯「良い天気っ!」 律「見渡す限りの人、人、人っ!」 憂「そして今日もかわいいお姉ちゃんっ!」 梓「わー、遊園地だー……」 澪「梓、ムリに乗らなくてもいいんだぞ」 上空には、雲一つ無い青い空が広がり、 地上には、恐ろしい程の人が群がる。 上空に輝く太陽は、止め処なく紫外線を照射し、 地上に輝く太陽は、何処までも淀みの無い笑顔を振りまいている。 私たちは電車に一時間ほど揺られ、某巨大遊園地へやってきていた。 ちなみに、解散後は私のみ唯先輩の家に泊まりに行く予定となっている。 もちろん、ムギ先輩に頼まれた罰ゲーム撮影のためである。 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 00 33.48 ID ESiGxtBZ0 紬「……」 唯「あれ、ムギちゃんどうしたの?」 紬「いえ。ただ、友達同士で遊園地って初めてだったから……嬉しくて」 唯「そっかぁ。それじゃあ今日は一緒に楽しもうね!」 紬「そうねっ。ありがとう、唯ちゃん♪」 唯「えへへ」 ムギ先輩はそう言って唯先輩の手を握った後、私の方へと振り向いてニコりと笑った。 わざとやってやがんなこんちくしょう。 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 05 01.05 ID ESiGxtBZ0 憂「それじゃあお姉ちゃん、最初のお願い」 唯「ほいほい、なんでもごじゃれ!」 憂「今日一日、皆で楽しく過ごすこと!」 唯「いえっさー!」 ビシっと。 なぜか敬礼する唯先輩だった。 紬「良いわねぇ。心洗われるようだわ……」 澪「ムギ?」 紬「うふふ、素敵な一日になりそうね、澪ちゃん」 澪「え、うん……」 澪先輩は改めて、楽しそうに笑う律先輩や唯先輩を見つめて そうだな、と呟いた。 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 10 42.45 ID ESiGxtBZ0 唯「……というわけでりっちゃん、まずは何から乗る!?」 律「そうだなー、やっぱり遊園地と言えば、まずは……アレだぁっ!!」 律先輩の指差した先には、絶叫マシンの代名詞『ジェットコースター』 その乗り込み口からは、長蛇の列が続いている。 澪「でも、凄い並んでるぞ?」 律「こういうところにきたら、並ぶのも醍醐味ってな。待ち時間を有効に使えばいいのさ」 そう言って、律先輩が取り出したのは、黒いカラーリングの携帯ゲーム機と、付属のタッチペン。 それに呼応するように、ムギ先輩も白いカラーリングのそれをカバンから取り出していた。 紬「なるほど。それで持ってくるようにいってたのね」 唯先輩はピンク、憂と澪先輩はライトブルー。 私は律先輩と同じくブラック。 律先輩が親となり、他の五人がソフトをダウンロードする。 これで、六人でも同時に対戦できるのだ。 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 15 29.41 ID ESiGxtBZ0 ――。 梓「ちょ、誰ですかアイテムエリアに偽物置いた人!!」 律「ふはは、私だ!」 憂「梓ちゃんいた」 梓「あーっ、律先輩のせいで憂に抜かれたし!」 律「踏むのが悪い!」 澪「律、覚悟!」 唯「あ、なんか飛んでった」 紬「あら本当。りっちゃん気をつけてー」 律「いやいやいや、澪お前周回遅れなんだからそういうことを――うおおッ!?」 え、勝敗? 会話から想像してみてください。 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 19 59.42 ID ESiGxtBZ0 ――。 梓「せっかくなんだからパート変えましょうよ」 律「えー、じゃあ私ドラム~」 澪「変わってないだろ」 律「ぷえー。じゃあベースやるー」 紬「なら私がドラムやろうかしら」 唯「澪ちゃんは?」 澪「そうだな……、それじゃあギターにしよう」 憂「私もギターかな。お姉ちゃんの」 澪「憂ちゃんリードやってみる?」 憂「は、はい。頑張ります」 唯「それじゃ私たちはピアノだね、あずにゃん」 梓「はい、唯先輩」 曲目は『ふわふわ時間』 スコアはあらかじめ澪先輩が入力してきてくれたらしい。 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 24 28.95 ID ESiGxtBZ0 ――。 律「ふ、あははは、澪、なんて動きしてんだよ」 澪「し、仕方ないだろ。こういうの苦手なんだから!」 律「そんな動きしてると撃っちゃうぞー」 ピュン 律「おわっ!?誰だよデトネーター撃ったの、顔に張り付いてんじゃん!!」 憂「……」 律「く、こうなったら澪も道連れだっ!」 澪「ば、馬鹿!それ点灯させたままこっちくんなっ!」 カチリ。 澪・律「うおおおっ!?」 どかーん! 憂「……ふふ」 律「うわ、憂ちゃんだったか……。やられたよ」 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 29 17.58 ID ESiGxtBZ0 唯「一対一だね、あずにゃん!」 梓「負けませんよ!」 唯先輩の武器はショットガン。対する私はサブマシンガンの二丁。 至近距離で撃たれるとヘッドショットでなくても即死コースだが、一発撃つ毎に隙が生じる。 先輩のニブさなら、多分掻い潜れる。……多分。 バンッ! 梓「っ!!」 ズガガガガガ 唯「――!!」 バンッ! 梓「なっ!?」 唯「ふっ、甘くみたね、あずにゃ―」どかああああん!! 唯「……」 梓「……」 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 34 28.46 ID ESiGxtBZ0 唯「……なんか、爆発した」 梓「……爆発しましたね」 唯先輩と死闘を繰り広げていた矢先、 なんらかの爆発物が飛んできた。 憂は澪先輩と律先輩の方にいた筈だから、こんなことができるのは――。 紬「ふふっ」 唯「ムギちゃん後ろにいたのー!?」 紬「ダメよ、二人だけでイチャイチャしてちゃ!」 梓「し、してませんそんなこと!」 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 39 36.05 ID ESiGxtBZ0 ――。 などとやってるうち、あっという間に私たちの番がやってきた。 白熱しすぎて、危うく本来の目的を忘れるところだった。 私達は係員に案内され、コースターの前に通された。 二人席がずらっと一列に並んでいるので、必然、二人ずつのペアに別れる必要がある。 梓「席、どうするんですか?」 律「じゃあ私澪の隣ー!」 澪「……そういうことを平気で叫ぶなよ」 律「なに、嫌なの?」 澪「べ、別に嫌とは言ってないだろ!」 ニヤニヤと嬉しそうな律先輩。 律先輩は、唯先輩と気が合うくせに、こういう時は澪先輩を選ぶよなぁ。 そしていつもの流れだと、ここで唯先輩が 「あずにゃ~ん、一緒に乗ろう!」って言いながら私に抱きついて―― 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 46 44.02 ID ESiGxtBZ0 憂「あ、お姉ちゃん」 む。 唯「どうしたの、うい?」 憂「一緒に乗ってもいいかな?」 唯「……」 少し間を置く唯先輩。 ……もしかして、考えてますか? 唯「ダメだよ」 憂「……え?」 梓「!」 その発言に、思わずはっとする。 まさか、私のため――? 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 50 44.94 ID ESiGxtBZ0 唯「ふふ、そうじゃないでしょ、ういー。今日の私は憂の言いなりなんだから」 憂「……あ、そっか」 唯「ほら、ちゃんと言い直さなきゃ」 憂「命令します。お姉ちゃんは私の隣に座ること!」 唯「かしこまりましたっ!」 憂「えへへ~」 梓「……」 むぅ。 紬「梓ちゃん?」 ちょっと期待したのに。 唯先輩のばか。 ばかー。 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 54 22.08 ID ESiGxtBZ0 梓「……」 紬「あーずーさーちゃーん?」 梓「ふぇっ!? な、なんですか?」 紬「妬いてる?」 梓「なっ!! そ、そんな事、あるわけないです!!大体ムギ先輩はいつもいつも私達をそういう風に」 紬「妬いてたのね」 梓「妬いてません」 紬「……ふ」 梓「……」 鼻で笑われた。ちくしょう。 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 20 56 09.18 ID ESiGxtBZ0 紬「そう、それじゃあ一緒に座りましょ♪」 梓「……ムギ先輩」 紬「なあに?」 梓「私、右側でいいですか?」 紬「ふふふ、もちろんよ」 梓「……どうもです」 紬「そこの位置なら、コースターがスピードに乗れば、唯ちゃんの匂いが嗅げるものね」 梓「そういう変態っぽい言い方しないでもらえますかね」 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 21 59 42.41 ID ESiGxtBZ0 唯「澪ちゃん、大丈夫?」 澪「なにが?」 唯「うぇ、いや、こういうの苦手かなーって思ったんだけど」 澪「ああ、痛いのとかお化けとかはダメだけど、これは別に……」 唯「へぇー、そうなんだー。ちょっと意外かも」 澪「そうかな……。ていうかアニメ版の私はやりすぎだろ。あそこまで臆病だとマトモに生活できないじゃないか」 梓「……」 律「……」 唯「……」 紬「……」 憂「……」 澪「ん?」 律「いや、はっちゃけたなーと思って」 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 00 52.86 ID ESiGxtBZ0 シートベルトが下り、私達を乗せたコースターはレールの上を上昇していく。 やがて、遊園地が一望できる高さまで……って、思ったより高いなコレ。 ……いや、高すぎるでしょ。 こっから一気に下りるの? まじで? 紬「まじです♪」 梓「わあ、声に出てましたっ!!」 ―――。 梓「い、やぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 律「いやっほおおおい!!」 唯「おほぉぉぉっ!!」 憂「お姉ちゃんかわいいよお姉ちゃん」 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 04 54.85 ID ESiGxtBZ0 ―――。 澪「ひ、い、いいいいっ!!」 律「うおおおおおおっ!!」 憂「お姉ちゃん愛してる」 ―――。 唯「おわぁぁぁぁぁっ!」 紬「わぁ、いい眺めよ梓ちゃん♪」 梓「う、ぐ……」 憂「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん」 ―――。 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 07 16.40 ID ESiGxtBZ0 梓「……」 紬「気持ちよかったわね、梓ちゃん」 梓「……ええ、まぁ。 余裕でした」 三回くらい意識飛びそうになった。 匂いがどうとか言ってる余裕ねーですよ。 律「なんだよ澪、結局怖がってたじゃん」 澪「いや、なんていうか……。あそこまで急だとは思ってなかった」 律「あはは、まぁ、私もちょっと怖かったしね。澪にしては頑張ったと思うぞ」 そう言って、澪先輩の頭を撫でる律先輩。 澪「な、撫でるな!」 身長的に、普通は逆だろうと思う。 ほら、私と唯先輩みたいに―― 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 13 47.00 ID ESiGxtBZ0 唯「楽しかったねー、ういー」 憂「うん! 次も一緒に乗ろうね、お姉ちゃん」 梓「……」 あー。 あー。 なんだろう、この気持ち。 どす黒い何かが、私の心の中に――。 そういえば今日って、まだ一回も唯先輩に抱きつかれてないよね。 紬「……」 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 19 29.77 ID ESiGxtBZ0 律「さて、お次は……アレとかどうだ?」 律先輩が指差したのは、回転する巨大なトレイの上でくるくる回るコーヒーカップ。 ハンドルを回すとその分、カップの回転速度が上昇するというファンキーな乗り物だ。 唯「おぉ、いいねー」 澪「そうだな、アレならあんまり人も並んでないし」 律「そんじゃ決定ー!いくぞぉ、みんなー」 唯・憂「おーう!」 よし、次こそは唯先輩と――、言いたいところではあるのだけれど。 唯先輩の腕は、憂ががっしりと掴んでいる。 これじゃあ、私の入る隙が無いじゃないか……。 ううん。 ……皆楽しんでいるんだから。 考えるな、考えなくていいんだ、私。 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 24 23.38 ID ESiGxtBZ0 梓「……」 頭ではそう思っているつもりなのに、 言い聞かせても言い聞かせても、心のもやもやは消えてはくれなかった。 いつから、こうなったのかな、私――。 澪「これも二人ずつだけど、どう分かれるんだ?」 律「うーん、そうだなぁ」 紬「憂ちゃん」 憂「なんですか?」 紬「今回は、私と一緒に乗ってくれるかしら?」 ムギ先輩……? 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 31 06.89 ID ESiGxtBZ0 憂「え、でも」 紬「お願いっ」 憂「……まぁ、紬さんがそう仰るなら、私は構いませんよ」 紬「ありがとう!」 ムギ先輩は、憂の腕を掴んで歩き出す。 そして、私の方へと振り返り、ウインクをぱちり。 ――頑張ってね。 そんな声が聞こえた気がしたから、 ――ありがとうございます。 心の中で、そう呟いた。 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 38 14.73 ID ESiGxtBZ0 ムギ先輩の心意気を、無駄にするわけにはいかない。 だから、私も勇気を出して。 梓「あの、唯せんぱ――」 律「んじゃ、唯。私と組むかー」 唯「え、うん。いいよ、りっちゃん!」 うおぉぉぉぉい!! 律先輩うおぉぉぉぉい!! 澪「じゃあ、梓は私とだな……って」 梓「……」 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 42 38.38 ID ESiGxtBZ0 澪「ご、ごめん梓。私とじゃそんなに不満だったか……?」 ぷぅー、っと頬を膨らませる私と、それが自分のせいだと思い込んであたふたする澪先輩。 困った。 私は唯先輩のことが好きだが、澪先輩のことも好きなのだ。 なんというか、付き合うなら唯先輩、姉にするなら澪先輩、みたいな。 だから、あらぬ誤解を招いて好感度を落とすわけにはいかない。 二股とかじゃねーです。 そこのけそこのけです。 梓「あ、ち、違います。ごめんなさい澪先輩!誤解です!」 澪「そ、そう? それならいいんだけど……」 梓「……はぁ」 前途は多難らしかった。 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 22 51 01.06 ID ESiGxtBZ0 物凄い勢いで超速回転する律先輩と唯先輩のカップ。 律「ひゃっほおおおおっ!」 唯「り、りっちゃん、目が!目がまわる!!」 律「うおお、そういえば私も目がまわってきた気がする!」 唯「ほわあああああ!!」 律「だが、まだだ。まだ終わらんよ!」 唯「り、りっちゃん隊員、これ以上は……!」 律「大丈夫だ、唯! 私が守ってやるっ!」 唯「り、りっちゃんっ!!」 律「唯っ!」 律・唯「イエス」 律・唯「フォーリン・ラヴ」 梓「……」 澪「あいつら、何やってるんだ……」 梓「ゆいにゃん」 唯「あずにゃん」 ID ESiGxtBZ0 その2
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信ちゃんのキャンパスライフ 1989年4月製作(「協和」) テニス セーター © MANDARAKE INC. ラグビー © MANDARAKE INC. ローラースケート © MANDARAKE INC.
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ぁーい 琉霞です## 会ったことある人いるかな?W 琉霞=暇神です
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新ジャンル「意地悪な幼女」 新ジャンル「後ろ向き」 新ジャンル「おばあちゃん」 新ジャンル「おばあちゃん大好き」 新ジャンル「クールむっつり」 新ジャンル「人生って難しくってやだよぅやだやだ!やだー!」 使い古しジャンル「祖母と孫」 新ジャンル「にこにこぷん」 新ジャンル「パートスレ」
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50. 名無し募集中。。。 2009/12/17(木) 16 44 44.22 O 亀井先輩とベンチに並んで座って練習を見守る その間に少し話して先輩がバスケ部の元マネージャーだって聞いた そんな亀井先輩はずっとニコニコしてみんなに声援を送ったりメガホンで叫んだりしていた きっとみんなかは愛されてたんだろうな なんとなくそう思いながら先輩の横顔をこっそり見る すると嬉しそうに口を開く亀井先輩 「みんな頼もしくなったなー」 「え?」 「絵里がいたときからすっごく成長してる みやびちゃんも上手くなったなぁ」 ドキッ――― 亀井先輩が夏焼先輩の名前を出しただけで高鳴る鼓動 あぁ、ホントあたし先輩のこと好きすぎだよね でも昔の夏焼先輩ってどんな感じだったんだろ 「あ、もー!小春はまたスタンドプレーしてる!!ったくー」 51. 名無し募集中。。。 2009/12/17(木) 17 31 38.78 0 「あの、亀井先輩・・・」 「ん?なぁにー?」 「その・・・夏焼先輩が入部した頃とかって、知ってます?」 「みやびちゃん?うん、知ってるよ。なになに?興味あるの〜?」 ニタニタしながら突いてくる亀井先輩 えっ!好きなのバレた!?いや、まさかそれはないよね・・・ 「っ・・・いや、興味あるっていうか、その、えっと」 「ははは。ゴメンね、うそうそ。んーとね、中一の時は確か黒髪のロングでぇ・・・」 黒髪ロング!?何それ想像つかない!超見たいんですけど! ママに今度写真見せてもらおっと 「入部した時はみんな大騒ぎだったよ。綺麗な子が入ってきたーって」 「そう、なんですか・・・」 「でもみやびちゃん人見知りでさ!絵里とかが話しかけても『はい』しか言わないし、 普通に話せるようになるまで大変だったよ〜」 「あはは。夏焼先輩らしいですね」 確かにちょっと人見知りっぽい感じかも、夏焼先輩 ま、あたしもだけどね でも不思議と夏焼先輩とは最初から普通に話せたんだよなぁ かなりあたし生意気だったと思うけど・・・ 52. 名無し募集中。。。 2009/12/17(木) 17 55 12.31 O 「そういえば初めからみやびちゃんモテてたなぁ」 「そうなんですか?」 「うん、今も相当みたいだけどね みやびちゃん目当てでファンの子がいっぱい来てたよ」 うん、やっぱりそうだよね・・・ あんなに綺麗でカッコいいんだもん 「あとはねぇ、超歌が上手いんだよ?知ってる?」 「え、知らないです」 「今度聞かせてもらいな?めっちゃ感動するから! 惚れちゃうかもよー 小春はヘタだけど」 いや、もう、既に惚れてますから・・・ なんて言える訳ないけど 先輩、歌上手いんだ・・・