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トナナ 概略 総受けのツクラー。 2009紅白では『もしもダー惚が×3』を製作。 オマージュ作品が作られるなど、それなりに人気がある。 かにかまの保管庫運営の怠慢が問題視され始めたころ、 本スレへ出張したヲチラーに対し、いち早く苦言を呈したことで注目された。 苦言 以下、全文 (ただし、炭酸電池が保管庫引継ぎを申し出るより前のものなので注意。) 文句つけてる人はいっぱいいるのに 自分が引き継ぐよ! ってのが見当たらないのが どうしようもなさをあらわしているね やる気ある奴いないのは確定的に明らかな以上、 引き継ぎ募集なんて無駄無駄無駄ァ まあ 責任だとか、前の管理人はやってたとか、んなこと言って煽ってる人がいる限り 引き継ぎ志願者なんて現れないと思うけどね! 報酬が存在しない、下手すりゃ鯖代支払う側になるのに 一定水準以上の作業と義務ばっかり押し付けられるんだもの ボランティアってレベルじゃねーわ 拘束時間も半端ないし ドMでもLR同時押し余裕です 更新されなきゃみんな困る? 勝手に困ればいいんじゃないかな 自分で動かずに人の善意に縋ったツケが回ってきただけだもの パチンカスの生活保護が打ち切られて死ぬ死ぬ言ってても ざまぁwwww としか言いようがないのと一緒 自分が人様のために働きたいと思う分には良い心がけだと感心するけど 逆はねえ ゆとり世代のクレクレ乞食は見苦しいねえ! としか言えないや え? 自分? 自作ksgの中で保管漏れしてる奴があるけど 別に保管されなくてもいいと思うし 更新されないと不便だなあとは思うけど zipは自動保管庫があるし 素材は自分でDLしまくってフォルダ分けして保存するだけだからね ほしい素材を見失ったら自分でtktkするさー 結論:ゆとり乞食に賛同する気なんて欠片も起こらないから 本スレやパー速に保管庫批判を持ち込んだり ヲチのアドレス貼らないでほしいな^^ 職業柄、金を払うわけでもないくせに文句ばかり言うクレーマーは 保管しない保管庫の数十倍嫌いなんだー 住み分けが重要だと思うんだ! 住み分けが重要だと思うんだ! 大事なことだから二回言いました 一見すると、ヲチラーの利己的な言動を批難しているようにみえるが、 要は、「善意で"やってあげている"ことに対して外野が文句を言うな」ということである。 保管庫が正常に機能していない以上は、なんらかの形で引継ぎが行われてしかるべきであり、 保管庫の運営がボランティアかどうかは無関係である。 これは、ごくごく単純な「礼儀」の問題。 また、「引継ぎする者いない」と嘆きながら、「引継ぎは無駄」と言い切り、 一貫してかにかまを擁護するのかと思いきや、「保管しない保管庫は嫌い」ときっちり批判をするなど、 苦言というにはあまりにも感情的でお粗末な内容である。 ゆとり世代やパチンカスが保管庫の運営とどう関係するかも不明。 炭酸電池が保管庫引継ぎを申し出た後の見解はわからない。 冥王レビュー騒動 詳しくは黒糖饅頭のページを参照のこと。 ここでも、上記のかにかま批判への苦言と同様に、 当事者(かにかまもしくは冥王)の労力を無視した、第三者の批判に対して憤慨している。 ブログにて騒動の顛末についてどういうわけか画像で釈明しているので、ここに掲載しておく。 +... トナナから見た双方の主張。 言い訳。 リスペクトの意味については細かく解説しておきながら、 レビューの意味を「感想」とだけ示しているように、 ご都合主義的な解釈であることは否めない。 そもそも渦中の人間が、相手の意見をまとめるというのも妙な話である。 総受け内での仲違い? 総受けの内事情で何かあったのか、粘着されているようだ。 147 :ツクスレの名無し:2011/10/05(水) 10 19 13 48 名前:名無しさん :11/10/02 16 13 03 ID erQC1pFy ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg ksgksgkgsksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksgksg 49 名前:名無しさん :11/10/02 16 14 12 ID erQC1pFy なぜ答えを教えてくれない わけがわからないよ 50 名前:名無しさん :11/10/02 16 15 24 ID erQC1pFy だからやんないほうがいいよ、こんなksgwwwwwwwwwwww これ2008紅白のトナナ作品の掲示板だけど総受けの誰かの仕業か? なぜかヲチwikiのトナナの項目がこのまえ編集されてたし粘着してるやつでもいるのかね 3年近くも前の作品の感想掲示板を荒らすとはみみっちい奴もいたものである 名言 引き継ぎ募集なんて無駄無駄無駄ァ 住み分けが重要だと思うんだ! 住み分けが重要だと思うんだ! 大事なことだから二回言いました スルースキルも重要だと思うんだ @null 聞いてヌルさん @nullはtwitterにおいてフォロワーからつぶやきを隠すコマンド(みたいなもの) アカウントのタイムラインに直接アクセスすれば丸見えである。 一言でいえば「おまゆう」 The!ぼっち 仲良くしなさい。 ブログ 毎日がエターなる コメント このコテに関する補足やコメントはこちらにどうぞ 名前 コメント
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腐った黄色 概要 総受け組の一人。 かにかまやmotoiなど、ネジの抜けた連中の多い総受け界隈の良心。 VIPの祭りにもエントリーするksgツクラー。 一時期とはいえぽにまろをフォローする程度には寛大だったようだ。 あらたとのいざこざ あらたがオフ会で撮った写真を外部の友人に晒した事に怒り、説教をした。 特に大きな騒動にはならなかったが、あらた批判の一つとしてヲチスレで取り上げられた。 571 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 12 10 01 あらたがアルシェス蟹の女装写真を友人に晒したことで怒ったらしい すぐにあらたが謝罪したし 晒された当事者達が怒ってないのもあって収束したが 590 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 18 25 02 >アルシェス蟹の女装写真を友人に晒した あらたもヲチラー適性ありそうな感じだな… 768 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 19 55 55 763 あらた「女装写真友達に見せた」 腐った黄色「部外者だけど許さん(リムーブ)」 当事者「まあええわ」 yellow801 腐った黄色 自分が被害受けたわけでもないのに憤ったのは、感情移入などではなく、 単に私の許容範囲が狭いだけ。 12時間前 yellow801 腐った黄色 精神的に余裕のないときにツイッターを見ないほうがいいということを学んだ。 とっとと布団にもぐって寝れば良かった。 今更色々言ったってしょうがないし、元に戻るわけじゃないけどね。 感情を吐き出したいときもある。 12時間前 yellow801 腐った黄色 @auauaa 昨日の、某人の写真を友達に見せたよ発言にDMで説教送ってフォローを外したのです。 一晩寝て起きて、当事者でもない私がそこまでする必要なかったなとちょっと思ったけど、 一度外したフォローをフォローし直すのは性分に合わないのでしない。朝から愚痴ってごめんね。 12時間前 正義の熱血漢 後日、この騒動をきっかけとしてツイッターアカウントを畳んだ。 現在ではツクラーとしての活動もしていないようだ。 yellow801 腐った黄色 先日、私がしたことは、 結局正義感を振りかざして人を傷つけて談笑している場を壊しただけでした。 当事者でもない人間が説教だなんておこがましいですね。 今更謝ったところで取り返しがつくわけではありませんが、本当にすみませんでした。 9時間前 yellow801 腐った黄色 ツイッターやめる原因は自己嫌悪です。どうか誰もお気に病まない様にお願いします。 後味の悪い辞め方で本当に申し訳ありません。アカウントは近日中に削除します。 9時間前 831 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 20 22 38 そういや腐った黄色はポケモン騒動の時ぽにまろもリムってたな 836 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 20 25 20 ぽにまろ「腐った蜜柑(以下ry)」 腐った…黄色… あっ… ホームページ:とりあえhttp //chick801.g.ribbon.to/if/ コメント このコテに関する補足やコメントはこちらにどうぞ 名前 コメント
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鬼上がくる! 【投稿日 2005/12/21】 カテゴリー-荻ちゅ関連 管理人注 この話を読む上で作者からの注が必須だと思ったので記入しときます テーマは荻上さんのトラウマ克服です。 なお、次のような前提条件で話を進めます。 ①合宿で笹原が告白し、笹荻付き合い始めてます ②時期的には秋の連休(どの連休かはあえて特定しません)直前から連休までの数日間です ③以前にどなたかが書いたSSの、笹原が荻上さんで抜いたことを全員の前でカミングアウトした設定をお借りしました ④あと東北弁には自信ないので、基本言語は標準語でお送りします 大講義室の片隅。 荻上さんの耳には講義の内容は殆ど入っていなかった。 その代わりに、先程から一枚の葉書を見つめていた。 昨日届いた往復葉書。 差出人は中学の同級生で、巻田君との仲を取り持った、あの坊主君(仮名、以下本作中ではこう呼称する)だった。 葉書は中学の同窓会の案内(出欠確認の返信用葉書付き)だった。 以前なら無視して欠席するところだが、パソコンで書いたらしい無機質な文字の日時・場所・会費等の下に書かれた、坊主君の肉筆の文字が彼女の心を揺らした。 「いろいろあって出づらいのは分かるけど、いっぺん帰って来い。俺はもう気にしてないし、みんなももう忘れてるよ。あとそれから、この間巻田に会った。元気そうだった。連絡先聞いたから書いとく」 そして巻田君の住所と電話番号が記されていた。 合宿で笹原から告白され、荻上さんは彼と付き合い始めた。 中学生のように、ぎこちない不器用な、だけど初々しいデート。 (下手すれば今時の中学生の方がスレてるかもしれない) そんなデートを繰り返してきた甲斐あって、荻上さんは以前に比べ落ち着いた穏やかな顔を見せることが多くなった。 だが当然、それでトラウマが全て解消した訳ではない。 いつかは彼女自身がトラウマと向き合い、対決し、克服しなければならない。 笹原に出来るのは、それを支え見守ることだけだ。 「時が来たのかもしんねえな・・・」 講義中なことも忘れて、荻上さんは呟いた。 講義が終わり、荻上さんは部室に寄ることにした。 部室の前まで来ると、中から咲ちゃんの怒号が聞こえた。 「このド変態!!!」 それに続いて、漫画なら擬音で「ドンガラガッシャン」とでも書かれそうな騒がしい物音。 荻上「何やってんだか」 ドアを開けて室内を見ると、咲ちゃん・大野さん・恵子が肩で息をしつつ立っていた。 そしてその足元には、ボロボロになったクッチーが転がっていた。 傍らには笹原・斑目・高坂が冷や汗を流しつつ固まっていた。 荻上「何かあったんすか?」 咲ちゃんの説明は、以下の通りだった。 荻上さんの来る数分前。 久々に7人も集まったせいか会話が弾み、話題はいつしか合宿の話になった。 合宿で、笹原が全員の前で荻上さん(のコス姿)をオカズにしてしまったことをカミングアウトしたことについて、例によってクッチーが問題発言をやらかした。 朽木「失礼ですが、笹原先輩はまだまだ修練が足りませんな」 笹原「と言うと?」 朽木「笹原先輩がオカズにしたのは荻チンだけでしょ?わたくしなんぞ、げんしけんの全メンバーをオカズにして毎晩美味しくいただいておりますぞ」 部室沈黙。 だが次の瞬間には、話題は別の話に移行し始めた。 この反応に、クッチーは慌てた。 オカズ云々は事実だが、このネタで思い切りツッコミ喰らってドッカンと大受け、そういう狙いでの発言だったのに反応が静かだったからだ。 朽木「あの・・・みなさん、何でそんなに冷静なんですか?」 咲「いや、お前のこったから、それぐらいは有り得ると思って」 大野「今さら驚きませんよ」 恵子「まあ面と向かって言われると、さすがにキモイけどね」 朽木「にょにょにょ、ショボーン」 その時、斑目の脳裏にある疑問が浮かんだ。 斑目「あの朽木君、念の為に聞くけど、全メンバーって全女子会員っていう意味だよね?」 朽木「何をおっしゃる!見損なってもらっては困ります!わたくし朽木学は、そんな器の小さい男ではありませんぞ!」 部室内に「ザワッ」という音が響き渡った。 斑目と笹原は、青ざめて冷や汗をかいている。 高坂は相変わらず笑みを浮かべているが、冷や汗はかいていた。 笹原「それってひょっとして・・・」 朽木「もちろん男女不問!クッチーの前に差別無しであります!」 高坂「それじゃあ僕も?」 朽木「高坂先輩は3日前に美味しくいただきました!わたくしの中では、げんしけんメンバーは全員穴兄弟の竿兄弟の総攻めの総受け、これぞ真のジェンダーフリー、フォー!」 某お笑い芸人のように、腰を動かしつつ絶叫するクッチー。 ここで女子3人がキレて、前述の咲ちゃんの怒号と共にクッチーをタコ殴りにしたという訳である。 溜め息をつく荻上さん。 荻上「そんなこったろうと思いました」 咲「あれっ?荻上、どうしたんだ?」 荻上「何がです?」 咲「だってお前、クッチーのオカズには当然お前も入ってるんだぞ。怒んないの?」 荻上「もう慣れましたから」 それは本当だった。 以前は毛嫌いして露骨に拒絶反応を示していたが、最近ではそうでも無くなった。 人間の環境への適応力は凄いものだと思う。 1年半近くも一緒のサークルに居る内に、彼のウザさが段々気にならなくなってきた。 笹原と付き合い始めていろいろ話をする内に、クッチーもまたオタの一形態だと理解したのも大きかった。 斑目「荻上さんも丸くなったもんだ」 咲「(ニヤリと笑い)やっぱ男が出来ると女は変るねえ」 荻上「(赤面し)そっ、それは関係無いっす!」 笹原「ハハっ、(クッチーに)朽木くーん、大丈夫?」 クッチーは気絶してなかった。 倒れているのは、実はダメージのせいではなかった。 朽木「おー、集団SMで総受けー、いー、にょにょにょー・・・」 実は女子3人に殴られた快感に浸っていたのだ。 さすがに青ざめる女性陣。 恵子「うわー、さすがに引くなこりゃ」 大野「最低ですね」 咲「もうほっとこう」 朽木「おー、放置プレイ!」 咲「やめんか!」 そんな騒動を無表情に見つめている荻上さん、やがて目を閉じて動きを停止する。 荻上(ほんと慣れちゃったんだな。こんな状況でも何とも思わないな。それにしても朽木先輩、ジェンダーフリーって・・・それ意味違うでしょうが。待てよ、男女不問で総受けで総攻めか・・・) 大野「あの、荻上さん?」 笹原「あっ大丈夫だよ。多分今ワープ中だよ」 一同「わーぷ?」 笹原「彼女って何か1つの考えに捕われると、こうなっちゃうんだよ」 恵子「へー、さすがは彼氏」 笹原「うるせえ」 やがて荻上さんのワープが解除された。 荻上「帰ります」 笹原「もう帰るの?」 荻上「ちょっとやっちゃいたいことが出来たんで、失礼します」 それから3日間、荻上さんは部室に姿を見せなかった。 さすがに気になった笹原、その間何度か携帯に電話してみたが、ずっと電源が入ってない。 そこで荻上宅へやって来た。 チャイムを押してみたが、しばらく待っても出てこない。 留守かなと思い引き上げようとしたその時、ドアが開いた。 トレーナーを着て髪を下ろしてメガネをかけた、合宿の風呂上りの時と同じスタイルの荻上さんが出てきた。 荻上「あっ、笹原先輩・・・」 笹原「荻上さん・・・どっか具合悪いの?」 分厚いレンズ越しにでも分かる目の下の隈、少し痩せこけた頬、ガミラス星人のように青白い皮膚、笹原がそう訊くのも無理は無かった。 そんな荻上さんが、突然倒れた。 笹原「(慌てて抱き起こし)荻上さん!しっかりしてっ!」 意識を取り戻した時、荻上さんは自室のベッドの上に寝ていた。 そして傍らに笹原が座っていた。 笹原「気が付いた?」 荻上「先輩が運んで下さったんですか?」 笹原「急に倒れたからびっくりしたよ」 荻上「すいません・・・3日ぶりにお日様見たもんで眩暈がして・・・それにここんところくに食事してなかったし・・・」 笹原「そう言えば部屋の中、机のスタンド以外点いてなかったね。電気のスイッチ捜すのに苦労したよ」 荻上「原稿に集中したかったんで、カーテンも雨戸も閉めて、スタンドだけにしたんです」 笹原「まるで江戸川乱歩だね」 (注、江戸川乱歩は原稿を書く時、土蔵にこもってロウソクを灯りにして執筆した) 荻上「(ハッとして)原稿!」 部屋を見渡す荻上さん。 アフタヌーン1冊分にも及ぶ、膨大な枚数の原稿が机の上に積まれ、その上に重しのようにアフタヌーンが置かれていた。 荻上「(ギロリと睨み)見ましたね?」 笹原は、荻上さんの背後に「メラメラメラ」という擬音の文字が見えたような気がした。 笹原「(慌てて)だっ、大丈夫!見てないから!」 荻上「(積まれた原稿を見て)でも・・・」 笹原「いや確かに、部屋の電気点けた時に、原稿らしきものが部屋中に並べてあったのは見えたよ。でも、多分見たら荻上さん嫌がると思って、天井見ながら手探りで集めたんだ」 荻上「(ほっとして)よかったー」 笹原「随分たくさん描いたみたいだけど、どっかに投稿でもするの?それとも冬コミ用?」 荻上「・・・今はまだ訊かないで下さい。全ての決着がついたら話します」 笹原「決着って・・・まさか中学の時のあのこと?」 コクリと頷く荻上さん。 その瞳には、何かを確信した光が見えた。 笹原はそれを見て、荻上さんのやり方に口出ししないことにした。 笹原「分かった。でも、俺にも何か手伝えないかな?せめて荻上さんがやることを見守りたいんだ」 しばし考え込む荻上さん。 荻上「・・・次の連休って、空いてますか?」 そして連休初日、笹原と荻上さんは東北新幹線の車中に居た。 傍らには、田中から借りた大型のリュックサックと、荻上さんの小さな可愛らしいリュックが置かれていた。 荻上「すいません、付いて来てもらった上に荷物持ちまでさせちゃって」 笹原「いいよいいよ、これ荻上さんには重過ぎるし、荷物持ちでも役に立てるのは嬉しいから・・・」 笑顔でそう言ったものの、凄く気障なこと言った気がして赤面する笹原。 一方荻上さんも、彼の笑顔に赤面している。 2人は昼過ぎに同窓会の会場である居酒屋の最寄の駅に着いた。 取り立てて特徴の無い、ごく普通の地方都市だった。 笹原「実家には寄って行かないの?」 荻上「今回はやめときます。こっから5駅も先だし、駅から遠いから時間が無いです」 笹原「5駅ぐらいなら、そんなに遠くは無いんじゃ・・・」 荻上「山3つ越えますよ。それに駅から歩いて30分はあるし」 笹原「(冷や汗)分かった」 荻上さんの中学校の卒業生の多くは、農家を継ぐ者や都会で進学や就職する者を除いて、この町に働きに出るか、この町にある大学に進学する。 だから今ではこの町に引っ越した者も多い。 幹事の坊主君がこの町の居酒屋を会場に選んだのは、そういう理由かららしい。 とりあえず2人は荷物をコインロッカーに預け、時間まで荻上さんの案内であちこち回ることにした。 そして夜。 荻上さんと笹原は、同窓会の会場である居酒屋にやって来た。 入る前に、荻上さんは自分のリュックから小さな瓶を取り出した。 笹原「荻上さん?」 それはアルコール濃度50パーセントを超えるバーボンウイスキー、ワイルドターキーのミニボトルだった。 「バキ」の花山薫のように、荻上さんはそれを一気に飲む。 (注、瓶は普通に開けた。決して瓶の首を折ったりはしてない) 笹原「ちょっ、ちょっと荻上さん!」 真っ赤になった荻上さん。 荻上「(不敵な笑いを浮かべ)さあ、行きましょう」 座敷に入ると、同窓会はもう始まっていた。 一瞬会場が静まり返る。 「もしかして・・・荻上?」 「何か変な髪型してるな」 「隣の男って彼氏?」 「来たばっかりなのに、何で顔赤いんだ?」 そんなひそひそ話が聞こえる。 部屋の片隅に、中島たち文芸部の連中も居た。 「あれ荻上?」 「今さら何しに来たのよ」 中島を中心に、冷ややかな視線を向ける。 それらを無視して入ってくる荻上さん。 笹原も付き人のように続く。 坊主「荻上・・・だよな?」 髪型は相変わらずの坊主君が声をかける。 荻上「久しぶり」 荻上さんと笹原は空いた席に座り、黙々と料理を食べ始めた。 (出席の返事の葉書を出す時、もう1人分席と料理を頼んでおいた) それは宴会で料理を楽しむというより、単に腹ごしらえをするという感じの食べ方だった。 周囲の者たちは。彼女の発散する異様な気配に話し掛けることも出来ずに眺めていた。 やがて気まずい雰囲気に気を使ったのか、禿の面積が5年前よりも広くなった担任の先生が声を掛けた。 先生「元気そうじゃないか荻上、そっちの彼は彼氏か?」 荻上「まあ・・・そんなとこです」 笹原「ハハッ・・・荻上さんと同じサークルの笹原と言います」 先生「おおそうか、あん時はもう彼氏が出来んかと気をもんどったが、よかったよかった(田中リュックを見て)えらい荷物だな」 荻上「みんなへのお土産ですよ(ニヤリと笑う)」 たじろぐ先生。 先生「おうそうか。それは楽しみだな」 荻上さんは田中リュックを開けて、その中からA4サイズの黒い封筒の束を出す。 封筒には一枚一枚、名前の書かれた白いラベルが貼ってあった。 荻上「(ニヤリと笑い)それはもう、楽しみにしてて下さい。これ先生の分です(封筒を渡す)」 たじろぐ先生を尻目に、荻上さんは立ち上がって声を上げる。 荻上「みんな久しぶり、今日はみんなにプレゼントあるから持って帰って」 そして封筒を配り始める。 笹原もアシスタントのように手伝う。 黒い封筒に不吉なものを感じて、怪訝な顔で受け取る元クラスメートたち。 中島「ねえ、なにくれるのよ?」 荻上「(ニヤリと笑い)開けてからの、お・た・の・し・み!」 やはりたじろぐ中島。 何人かが「荻上、開けていい?」と尋ねる。 荻上「(ニヤリと笑い)家に帰ってから開けた方がいいと思うよ」 それに不吉なものを感じて凍りつく一同。 最後に坊主君にも封筒を渡した荻上さん、耳元で小声で囁く。 荻上「特にあんたは絶対家まで開けちゃダメだよ」 坊主「(ドキッとして)うっ、うん」 荻上「そんじゃ私たちは帰ります」 中島「あら、もう帰るの?」 先生「もちっとゆっくりしてったらどうだ?」 荻上「すいません、寄るとこがあるんで。みんな、くれぐれも家帰るまで開けないでね」 荻上さんと笹原は、タクシーで巻田君の家にやって来た。 タクシーを降りると、荻上さんは自分のリュックからA4サイズの白い封筒を出した。 そして呼び鈴を押す。 笹原はそれを後方で見ていた。 巻田君本人が出てきた。 巻田「はいどなた?・・・荻上・・・さん?」 荻上「お久しぶり・・・(ガバッと頭を下げ)あの時はほんと、ごめんなさい!」 巻田「あの時?・・・(笑い)ああ、あれね」 荻上「(顔を上げて)あれねって・・・怒ってないの?」 巻田「そりゃあの時はショックだったさ。好きな子にあんな絵描かれちゃね」 再び顔を伏せる荻上さん。 巻田「でもあれからいろいろ分かったんだ。あれは中島たちが仕組んだらしいってことも坊主から聞いた。あん時は頭ん中真っ白で、荻上さんが人を傷つけるためにあんな絵を描くはずないってことまで頭が回んなかったけど・・・」 巻田「それに、漫画描く女の子にとっては、あーいう絵を描くのは一種の愛情表現だってのを、彼女に教わったんだ」 荻上「(顔を上げ)彼女?」 巻田「大検取る為に通ってたフリースクールで知り合ったんだ。彼女も絵描きでね、ヤオイってもんについていろいろ講釈を聞かされ、君とのこと話したら怒られたよ」 荻上「そりゃまた、何で?」 巻田「彼女言ってたよ。それはむしろ好きだからこそ描いたんだ、言わば荻上さんからのラブレターだ、それを見て登校拒否してどうすんだ、今度会ったら謝れって」 荻上「ハハッ・・・えらく過激な人みたいだね」 巻田「そんな訳で、(頭下げて)ゴメン、あん時は分かって上げられなくて」 荻上「(慌てて)ちょっ、ちょっと頭上げてよ。それじゃ逆じゃない」 巻田「(頭上げ)そんなことより、ずっと気になってたんだ。漫画は続けてるの?」 荻上「えっ?」 巻田「もしあのことが原因で君が漫画描くのやめてたらと、それだけは気にしてたんだ。あんなに好きだったのに・・・」 荻上「優しいね・・・相変わらず」 持っていた白い封筒を差し出す荻上さん。 荻上「お詫びのしるしの積りで持って来たんだけど、それに答えが入ってるよ」 巻田「(受け取り)分かった(後方の笹原を見て)彼氏?」 荻上「うん」 巻田「(笑って)そう(笹原に頭を下げる)」 釣られて頭を下げる笹原。 荻上さんたちが帰りの新幹線に乗った頃、居酒屋の空気は凍り付いていた。 家に帰るまで開けるなという荻上さんの忠告を無視して、出席者の何人かが封筒を開けてしまったのだ。 封筒の中身は、今日の出席者1人1人の総受け本だった。 その内容は、「~総受け化計画」と題に挙げられた者が①同性にやられる②異性にやられる③男女両方からやられる、という3部構成だった。 最初に悲鳴を上げたのは中島だった。 思わず「中島総受け化計画」と題されたコピー本を放り出し、それに回りの目が集中すると今度は本に覆い被さって「いやー、見ないでー!!!」と叫んで泣き出した。 他の元文芸部女子も泣いたり青ざめたりしていた。 そして他の出席者たちも同様の反応をし、口々に怒りや恐怖を訴えた。 「あのホモ上、まるで懲りてねえじゃねえか」 「あの頭の筆みたいなの、角だったんじゃねえか?」 「顔も赤かったし、荻上が鬼上になって帰ってきたんだ」 「東京は恐ろしい所だ」 笹原「クラスメート全員の総受け本?!!!」 居酒屋がパニックになっていたちょうどその頃、帰りの最終の新幹線の車内で思わず笹原は大声を上げたが、まばらな乗客たちに一斉に睨まれて縮こまる。 笹原「そりゃまたえらい過激なものを。でもどうして?」 先生「まあみんな落ち着け」 居酒屋では、先生がみんなを鎮めた。 先生「わしが思うに、この漫画は多分わしらに対する仕置きだと思うんだ」 一同「仕置き?」 先生「お前ら散々荻上のこと、からかったりいじめたりしただろう?」 出席者の大半が下を向く。 先生「おいおい、言っとくがあいつは自分にされたことを怒ってるんじゃないぞ。あいつはいつも言ってたよ。自分は何を言われても仕方ない。ただ、巻田が物笑いの種になってることがつらいって。あいつが怒ってるとしたら、多分そのことにだよ」 一斉に先生の方を見る出席者たち。 先生「みんな1度同じことをやられてみないと、巻田の気持ちが分からんと思ったんだろうな。あいつらしいやり方だな」 同じ頃、新幹線では荻上さんが笹原に、居酒屋で先生が言ってることと同じ内容の説明をしていた。 笹原「漫画が発端で起きたことだから、漫画で決着をつけるか。なるほど確かに荻上さんらしいやり方かもしれないね」 荻上「でもそれだけじゃないんです」 笹原「と言うと?」 同じ頃、居酒屋では先生がもう1つの理由を説明していた。 先生「おそらくあいつは、あえて漫画を描き続けることで罪の十字架を背負い続ける積りなのかもしれない」 「やめることが出来れば1番楽なんだろうが、それも出来んのだろうな。あの漫画好きの漫画馬鹿は」 同じ頃、新幹線でも荻上さんが先生の言葉と同じ趣旨の説明を笹原にしていた。 そしてさらに続けた。 荻上「それにこれで漫画をやめたら、ただ巻田君を傷付けただけで終わっちゃうわけですよね。でもそれじゃあ、お互いに嫌な思い出しか残らない」 「せめて彼を傷つけてしまった分、出来れば彼も含めていろんな人に私の漫画でちょっとでも、笑ったり元気が出たり萌えたりして欲しい」 「だから私はまんが道を行く。そんな私の決意表明なんです、あの総受け本は」 (注、長台詞であることを強調する為に、あえて不自然なカギカッコで切りました) 同じ頃、居酒屋でも先生が荻上さんの意図を説明し終えていた。 シーンとなった座敷に「くっくっくっ」と低い笑い声が響いた。 中島だ。 自身の総受け本に覆い被さった体勢から、ようやく起き上がる。 中島「どうやら私は、とんでもない大馬鹿をからかってしまったみたいね。賢い奴をからかうのは知的なケームかもしれないけど、馬鹿が相手ならからかう方も馬鹿よ」 「荻上は私らとはスケールの違う本物の漫画馬鹿よ。そしてそれを分かってなかった私もまた大馬鹿だわ」っ 呆気に取られる一同。 中島「みんなごめん。(頭を下げる)あの時荻上にあれ描かせたのも、本にして巻田に渡したのも、みんな私なんだ」 周囲から彼女を庇う声がした。 「もういいよ。済んだことだ」 「俺たちだって面白半分に荻上からかったんだから同罪だ」 「謝るなら今度会った時に荻上に謝ってやれよ」 涙を流す中島。元文芸部員たちも泣き出す。 先生「よしよし。お前らほんとに荻上に謝りたいんなら、あいつの漫画を応援してやろうや」 「今日はあいつの門出だ。よーし改めて乾杯やるぞ。あれ?坊主はどこ行った?誰か呼んで来いや」 再び新幹線の車内。 笹原「そう言えば、巻田君にも何か渡してたね。あと幹事の彼も他のと微妙に違ってたみたいだけど・・・」 やや酔いの覚めかけていた荻上さんが、再び真っ赤になった。 笹原「・・・もし嫌なら言わなくていいよ」 荻上「いえ、大丈夫です。聞いて下さい」 笹原の耳元に口を寄せる荻上さん。 少しビクッと反応し、赤くなる笹原。 だが次の瞬間、荻上さんの小声の告白に再び大声を上げ、再び乗客たちに睨まれる破目になった。 同じ頃、巻田君は自室で固まっていた。 荻上さんから渡された封筒の中身、それは『荻上さん総受け化計画』と題されたエロパロコピー本だった。 中身はやはり3パートに分かれていて、中学時代の荻上さんが①巻田君にやられる②文芸部の女子たちにやられる③巻田君と坊主君に3Pでやられる、といった内容だった。 不意に巻田君は笑い出した。 「荻上さんらしいお詫びと意思表示だな」 さらに同じ頃、居酒屋のトイレの個室では坊主君が固まっていた。 彼に渡されたのは、巻田君に渡した分を一部修正したコピー本だった。 「巻田君総受け化計画」に攻め側とは言え参加させてしまったことへのお詫びだった。 巻田君にやられてたパートが坊主君にやられてる絵に変り、巻田君の分には露骨に描き込まれていたピーがボカされていた。 そのことで1番の被害者の巻田君との差別化を図ったらしい。 巻田君の場合と違い、坊主君はすぐにピーが反応してしまい、どうしていいか分からない状態になってしまった。 そこへ外から声がかかった。 出席者の1人「おーい坊主いるかー。今から乾杯もう1回やるって先生が呼んでるぞー」 慌ててコピー本を封筒に仕舞い、さらにシャツの下に入れる坊主君。 坊主「わっ、わかった!すぐ行くから!(小声で手を合わせつつ)荻上、ありがとう」 再び新幹線の車内。 笹原「しかしお詫びのしるしに自分の総受け本かー。思い切ったことやったもんだね」 笹原の表情に、かすかに嫉妬の色を見た荻上さんが弁解する。 荻上「(赤面し)で、でも顔は中学ん時のメガネ面だし、かっ、体のボリュームは・・・その・・・サービスで実物の3割増しぐらいになってるから・・・今の私自身とは・・・全然違います」 荻上さんの意図を理解して微笑む笹原。 笹原「ハハッ、でもちょっと見たかったな、その本(赤面する)」 荻上「(赤味増して)絶対ダメです!!!」 またまた周囲の乗客に睨まれて小さくなる2人。 笹原「分かってるよ、ハハッ」 荻上「(そっぽを向いて小声で)その内本物見せたげますから・・・」 笹原「えっ?」 荻上「(赤面し)何でもねっす!!」 こうして笹荻の距離は、また少し近くなった。
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池上「さて、けいおん!の人気が出るにつれて、ファンの間である紛争が起きてしまったんです。それがこの…」 (フリップをめくる) 池上「百合カップリング論争と呼ばれる紛争です」 土田「百合カップリング論争?」 池上「はい。土田さん、カップリングと聞いて、どんなものを思い浮かべますか?」 土田「ちょっと古いですけど、フィーリングカップルとか、ああいうものですよね」 池上「そうですね。元々カップリングというのは、男女が複数いる場合に、誰と誰がくっついてカップルになるか、という意味の言葉です」 ひとり(うなずく) 池上「ところが近年、その意味合いにある変化が起こったんですね」 池上「その変化というのが実は、カップルの組み合わせが男女じゃなくてもよくなった、という事なんです」 有吉「えっ、どういう事ですか」 池上「はい。こちらのフリップを見てください。複数の男女がいる中から、一組の男女をカップルにする。これが先ほど言った、カップリングという言葉の元々の意味です」 (フリップをめくる) 池上「ところが最近になって、男と男がカップルになってもいいじゃないか、むしろそっちの方がいいじゃないか、という動きが出て来たんですね」 有吉「えーっ、男同士ですか!」 池上「はい。こうした動きは実は、1970年代から存在していたのではないかと言われていますが、ここ数年急速に勢力を拡大してきました」 池上「この、男と男のカップリングを好む人というのが、主にオタクの女性でした。そのため、こういう人たちの事を腐った女子と書いて『腐女子』と呼びます」 土田「ちょっと、腐った、って酷くないですかw」 池上「そうですね。ただ、この呼び方を始めたのは他ならぬ彼女たち自身なんです。オタクの女性たちが自虐的な意味合いを込めた呼び名だという事ですね」 土田「ふーん」 池上「しかし、この腐女子という勢力も、皆が皆同じカップリングを好む訳ではないんですね」 (フリップをめくる) 池上「例えば、この国家を擬人化した作品では、ドイツの領土(菊穴)をめぐって、ロシア派とフランス派の間で激しい争いが起こりました」 土田「へえー」 池上「ちなみに上原さんはどちらを支持しますか?」 上原「私は日×独なので……」 池上「こうした紛争を、一般的にカップリング論争と呼びます」 ひとり「あっ、最初に出て来た」 池上「そう。このカップリング論争が、けいおん!ファンの間でも巻き起こったんです」 有吉(怪訝そうな顔) 池上「けいおん!はすごく人気のあるアニメなので、それだけファンも多い。そのためカップリング論争も、過去に類を見ない規模の紛争が起こってしまったんです」 ひとり「うわぁ……」 土田「あれ、でもさっきの説明だと、カップリング論争っていうのは男と男のカップルについての紛争ですよね。けいおん!には女の子しか出て来ないんじゃないですか?」 池上「土田さん、いい質問ですねぇ」 池上「けいおん!ファンの間で起こった紛争は、これまでのカップリング論争と非常によく似たものですが、たった一つ、決定的な違いがあるんです」 (フリップをめくる) 池上「それが、男と男のカップルについての紛争ではなくて、女と女のカップルについての紛争だという事なんです」 ひとり「へぇー」 池上「上原さん、女同士のカップルを何というかご存知ですか?」 上原「えーと、レズ、ですか」 池上「はい、確かにレズとも言います。しかし、もっとファンタジーを喚起させる呼び名として、百合という言葉があるんですね」 有吉「あぁ、百合はいいですよね」 池上「だから、けいおん!に出て来る女同士のカップルについて起こった紛争の事を、百合カップリング論争というんですね」 ひとり「あぁ、そういう事か!」 池上「この紛争で、何が起こったのか、詳しく見てみましょう。実はけいおん!に関して言えば、一期放送の時点では、それほど激しい紛争は起きなかったんです」 土田「えっ、そうなんですか?」 池上「はい。というのも、主要メンバーのうち律澪が鉄板と言われ、わずかに唯梓派と唯憂派の間で小競り合いがあったくらいで、あまり大きな争いにはならなかったんですね」 池上「二期の放送が始まっても、しばらくの間はこの状態が続いていました。しかし先月、ある事件が起きたんですね」 ひとり(神妙な顔) 池上「その事件をきっかけにして、けいおん!百合カップリング論争は、大きな紛争へと発展してしまったんです」 土田「その事件というのは?」 池上「はい。元々、百合カップリング論争は、ファンとファンの間の二次的な紛争です。そこになんと、公式である京都アニメーションが介入してしまったんですね」 池上「ここで、問題の場面のVTRを見てみましょう」 唯「あずにゃーん!」 有吉「あぁ、可愛いなぁ」 池上「この回は、唯と梓の二人で『ゆいあず』というユニットを組む、という話でした」 土田「えっ、公式で唯梓を認めたって事ですか?」 池上「そう思うでしょう?ところが、この回のラストで、衝撃的な映像が流れたんです。それがこちら」 唯「次は『ゆいムギ』」 律「私たちは『りつみお』」 澪「『ゆいムギ』『みおあず』だな」 池上「わかりましたか?」 ひとり「うわぁ……」 池上「このアナウンスによって、唯をめぐる争いに唯紬派という第3勢力が生まれたばかりでなく、揺らぐ事のないと思われていた律澪にまで対抗勢力が現れてしまったんですよ」 有吉「もうグチャグチャじゃないですか」 池上「そうなんです。この放送をきっかけとして紛争は激化。今では収拾がつかない情勢になっています」 土田「へぇー」 上原「あの、池上さん」 池上「はい何でしょうか」 上原「唯の総受けにすれば、みんな平和になるんじゃないですか?」 池上「上原さん、鋭いですねぇ」 土田「総受けっていうのは?」 池上「はい、ちょっと説明しましょう。男女のカップルの場合、基本的に主導権を握って攻めていくのは男性ですよね」 土田「いやー、そうとは限らないんじゃないですか?劇団ひとりなんか、メッチャ嫁さんの尻に敷かれてますよ」 ひとり「ちょっとちょっと!……まぁ、それは否定できませんけど」 池上「ハハハッ……。そういうのは、あるかもしれませんね。ただし、ここでいう主導権とは、主に性行為の場面での主導権を指すんですよ」 土田「えーっ、ちょっと待ってくださいよ!性行為ですか?」 池上「はい、そうなんです。性行為の主導権ですね」 土田「繰り返さないでいいですって、そんな!」 有吉「でも劇団ひとりさん、夜の営みも嫁さんが主導権を握ってますよね」 ひとり「こら、こらっ!ゴールデンで、なんて事を!」 有吉「だって楽屋ですげぇニヤニヤしながら言ってたじゃないですか」 ひとり「言ってない!言ってません!」 池上「ハハハッ……。さて本題に戻りますと、男女のカップルと違って、男同士、女同士のカップルの場合、その組み合わせだけでは主導権がどちらにあるのか分からないんですね」 土田「あっ、確かに」 池上「そこで見分ける方法として、主導権を持つ側を『攻め』、持たない側を『受け』と呼ぶルールがあるんです」 土田「あぁ、そうなんだ」 池上「さっき上原さんの言った『総受け』というのは、すべてのメンバーに対して唯が受けにまわる、という意味です。みんなに愛されるハーレム状態と言ってもいいでしょう」 有吉「最高ですね」 池上「はい。特定のカップルを正しいと主張して争うのではなく、このハーレム状態を受け入れれば、みんな平和で幸せな暮らしができるじゃないか、という声が実際にあります」 土田「じゃあそれで、紛争は収まりそうなんですか?」 池上「うーん。この紛争は非常に複雑で、色々な勢力が存在するので、なかなかそう簡単にいかない部分もあるんですよ」 土田「あっ、そうなんですか?」 池上「仮に唯の総受けという和平案が出されても、納得しない人たちがいるんです。例えば、唯は攻めであるべきだ、という勢力はこれを認めません」 ひとり「同じ組み合わせでも、攻めと受けが逆転したら認められないんですか」 上原「それは絶対に認められませんよ」 土田「ちょっと、いきなり割り込んできたな!」 池上「上原さんが言うように、逆転したカップルを認められない勢力がいるのは事実です。しかし、この紛争が決着するとしたら、誰かの総受けしかないだろう、とも言われています」 土田「あっ、わかった。特定のカップルを結論にしちゃうと、どうしても反対勢力の不満を抑えきれないんだ」 池上「土田さん、素晴らしい。まさにその通りなんです」 土田(ニヤニヤする) 池上「けいおん!百合カップリング論争を終息させるためには、特定の勢力を正当とするのではなく、みんなが妥協できる、納得できる仕組みを作っていかなければならないんですよ」 ひとり「でも、それって簡単じゃないですよね」 池上「そうですね。ギリギリの調整が、これからも続くと思われます。今後の情勢を見守っていきましょう」 有吉「いやー、すごくよく分かりました」 池上「はい。ありがとうございました」 パチパチパチ... 終わり 戻る
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ら行 らぐぅ ラグナ六区(らぐ姉)氏の鳴き声 裸族 時空管理局ラジオを聴く際、PCの前で全裸になって正座している人達を指す リビングデッド 生ける屍、本局メンバーは大体これにあてはまるようだ 涼香菌 通称「ドジっこ菌」これに感染されると涼香氏みたく、よくドジをする 涼香様への残暑見舞い とあるSS書きが夏になると涼香氏に送る短編SS 涼香様総受けの会 どこかのリスナーが血迷って作った会 涼香氏いわく、「私は誘い受けです!」 六区オン ラグナ六区氏がサブタイを作成する際、ラジオ放送や実況チャットから『独断と偏見により』言葉を選び出すこと。六区オンされた迷言の数々は、放送終了後の投票により、サブタイに採用される ロリギャップ萌え担当大臣 LGM卿とも こっとん氏のコト。ストッ王(鴨川たぬき氏)直々に任命された
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ひより「やばいやばいキタ━━━(゚∀゚)━━━!!! キタキタキタキタ来たっすよぉぉぉ! 夢のキタキタおやじ総受け本!! これは売れる! 絶対売れるゥゥゥ!!」 ピンポーン ( ゚Д゚)『こんにちはー、誰かいらっしゃいますかー』 ひより「あっ、先輩! ってこの部屋見せられネェェェ! 超特急で片付けないと! どっかいけ腐女子! どっかいけアナ……ベル・ガトー!!!」 ( ゚Д゚)「邪魔したみたいで悪いな、んじゃ」 ひより「さいならー」 バタン ひより「……さーて、つづきつづき」 ヨッコイショウイチ ひより「……」 カッチ コッチ ひより「くぁぁぁコネ━━━(゚A゚)━━━!!! キタキタおやじどっかいったぁぁぁぁぁ! あれか!? 腐女子は恋することも許されんのか!? うぉぉ腐った私カンバーック!!! あのひらめきをもう一度ぉぉぃぁぁぁ」 前 戻る 次
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ら行 らぐぅ ラグナ六区(らぐ姉)氏の鳴き声 裸族 時空管理局ラジオを聴く際、PCの前で全裸になって正座している人達を指す リビングデッド 生ける屍、本局メンバーは大体これにあてはまるようだ 涼香菌 通称「ドジっこ菌」これに感染されると涼香氏みたく、よくドジをする 涼香様への残暑見舞い とあるSS書きが夏になると涼香氏に送る短編SS 涼香様総受けの会 どこかのリスナーが血迷って作った会 涼香氏いわく、「私は誘い受けです!」 六区オン ラグナ六区氏がサブタイを作成する際、ラジオ放送や実況チャットから『独断と偏見により』言葉を選び出すこと。六区オンされた迷言の数々は、放送終了後の投票により、サブタイに採用される ロリギャップ萌え担当大臣 LGM卿とも こっとん氏のコト。ストッ王(鴨川たぬき氏)直々に任命された
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和「コミケ、ですか」 咲「うんっ。こういう本が沢山あって、凄い数の人が来るんだよ」 和「なるほど…マンガが多いんですね」 咲「小説とかもあるけど…あんまり多くないかな。和ちゃんはこういうのは好き?」 和「そうですね、あまりマンガの類は買う機会が無かったので興味はあります」 咲「それでね、私のお勧めはこっちの金髪男子総受けの――」 和「私としてはこのハーレム男子のドS部活日誌の方が――」 京太郎「こらこら待て待て。俺達何歳だと思ってんだ」 和「あらあら須賀君、私たちが見てるのはただの少年漫画ですよ」パラパラ 咲「ほら! こっちも一般向けだよ」パラパラ 京太郎「苦しくても言い訳するならせめて隠せよ!」
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名前 ムツキ、ムッティー、くまじゅん、宝塚 概要 BRST戦線の一員であり、ジョイの中でも最高ランクの技量の持ち主。 粗相を起こすことも多々あるが、冷静な立ち回りで相手の裏をかく頭脳プレーを得意とする。 また、人柄も穏やかで他人のピンチを捨て置けないことから、彼を愛するものも多い。 ちなみに総受けである。 使用機体 3000 OO、リボンズ、ターンA、ν 2500 バンシィ、ノワール 2000 赤枠、F91、スターゲイザー 1000 逸話 オリジナルカード事件 ムツキが赤枠の横格を真似た写真が出回り、それが悪意あるプレイヤーにより量産されたという事件 ニート疑惑 某市に出稼ぎに出ているが、頻繁に帰省しジョイに出没することからニート疑惑が出た。本人は否定している ピンサロ事件
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更新日:2012-06-27 作者名: 梓 河人 読 み: あずさ かわと 作 品: 「アナザヘヴン」(飯田譲治との共著) レ ス: 【活字】 801図書館 4 【総合】 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1140162594/ 815 :風と木の名無しさん:2007/06/11(月) 20 59 49 ID Ko5kbSkaO 「穴ザヘブン」の早シ頼マナブが総受けで困るwww 女からも二度襲われる始末 警察マニアの小僧にちゃんと見張っててほしい ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -