約 10,085 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37957.html
登録日:2017/09/24 (日) 10 26 47 更新日:2023/07/06 Thu 18 35 52NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 三菱 兵器 堀越二郎 大日本帝国 大日本帝国海軍 局地戦闘機 幻の戦闘機 戦闘機 日本 日本海軍 海軍 烈風 航空機 艦上戦闘機 軍事 零戦って知ってるかい? 昔、太平洋で粋に暴れまわってたっていうぜ…… 今も世ン中荒れ放題、ボヤボヤしてると川西からバッサリだ! どっちもどっちも…どっちもどっちも!! A7M2 烈風 烈風とは、かつて大日本帝国海軍が待望して叶わなかった、幻の戦闘機である。 連合国でのコードネームは「Sam」。 本項では主に一一型について解説する。 基本性能諸元(一一型 試作機) 開発経緯 設計と特徴攻撃力 防御力 飛行性能 発動機 艦載機として 総合 烈風のもしも… 戦後の烈風 バリエーションA7M1 十七試艦上戦闘機 / 試製烈風 A7M2 烈風一一型 / 烈風改 A7M3 烈風性能向上型 / 仮称烈風三速 / 烈風改 A7M3-J 烈風改 次期戦闘機 / 二十試甲戦闘機 キ118 創作における“幻の戦闘機”烈風 基本性能諸元(一一型 試作機) 分類:艦上戦闘機 製造:三菱航空機 全長:11.04m 全幅:14.00m 全高: 4.23m 主翼面積:30.86㎡ 自重: 3,267kg 全備重量:4,719kg 発動機:MK9A ハ四三 一一型(離昇2,200hp/2,900rpm) 最高速度:627.8km/h(高度5,660m) 巡航速度:415.0km/h(高度--m) 上昇限度:10,900m 上昇力:高度6,000m/5分58秒 航続距離:1,960km/全力30分・増槽あり --km/巡航2.6時間・増槽あり 離陸距離:--m(無風) --m(風速--m/s) 燃料:翼内 285L×2 胴体内固定槽 145L 外翼部増槽 50L×2 落下増槽 600L 武装:翼内九九式20mm二号機銃四型 2挺(携行弾数各200発) 三式13.2mm固定機銃 2挺(携行弾数各300発) 爆装:30kg~60kg爆弾 2発 総生産数:試作機7機 量産機1機(未成) 開発経緯 時は1940年(昭和15年)末。零戦が大陸戦線で戦果を残していた頃、海軍は早くも零戦の後継機として“十六試艦上戦闘機”の開発を三菱航空機に打診していた。 しかし三菱としては十四試局地戦闘機(後の雷電)の開発と零戦の改修で手一杯。新型開発に割くリソースが無かった為に、十六試艦上戦闘機の開発は翌年1月に中止された。 それから更に1年後の1942年(昭和17年)4月。零戦三二型と雷電の初飛行が終わって一段落のついた三菱に、海軍は“十七試艦上戦闘機”として再度開発を要求。協議の結果、十七試の開発担当は堀越二郎技師に決定した。 使用する発動機に関して揉めつつも7月には要求仕様書が提示されたのだが、その要求というのが 最高速度は高度6000mで345ノット(638.9km/h)以上 上昇力は6000mまで6分以内 航続距離は全力30分かつ巡航(250ノット=463km/h)5時間 滑走距離は80m以内(合成風速12m/s) 降着速度67ノット(124km/h) 武装は九九式20mm二号機銃2挺と三式13mm機銃2挺 空戦性能は零戦三二型と同程度かそれ以上 という無茶にも等しい厳しい要求であった。 当然ながら開発は難航。零戦の改修、雷電の不具合への対処も抱えていた設計陣の労力は半端ではなく、主任の堀越氏はとうとう過労で倒れてしまった程。 更に発動機ではトラブルが頻発。 大出力エンジンの技術とモータリゼーションの遅れがもろに響く形になってしまい、試作機が完成したのは開発開始から2年後。 既にアメリカでは次世代機が飛んでいた頃だった。 そして1944年(昭和19年)4月。苦難の末に完成した烈風試作1号機の初飛行の日が訪れた。 だが…… 設計と特徴 当初の主任技師は堀越二郎。 堀越氏が倒れた後は、彼の右腕にして副主任だった曽根嘉年技師が中心となって設計・開発が行われた。 烈風最大の特徴は、やはりその巨大かつ緩やかな角度の逆ガル翼だろう。 こうなったのは、海軍の要求が高速・重火力に零戦並の運動性能と航続距離で小型空母からでも発艦可能という「ぼくのかんがえたさいきょうのかんじょうせんとうき」だった為。特に翼面積が約31㎡というのは艦上攻撃機に近い巨大さ。ライバルになる筈だったグラマンF6F ヘルキャットとほぼ同面積となる。 翼面積は広い程揚力が増して重い負荷を持ち上げられる。つまり低速で離着陸かつ短距離で離陸が可能となるのだ。 ただし、その代償としてサイズ、自重共に九六式艦攻や天山などの艦上攻撃機を越える機体となった。流石に全備重量は天山に及ばないものの、零戦きっての重武装と防弾装備を持つ五二型丙よりも1.6倍も重い。 一応こんな大きさでもF6F-5やF4U-4より多少大きい程度で、重量は約1,000~900kg程軽い。 とは言っても主翼が根元から畳めて、且つ重量級でもカタパルトで発艦させられる米軍艦載機と主翼が翼端しか折れず、空母用カタパルトの開発に失敗した日本軍艦載機では全く事情が異なる。 攻撃力 主な武装として主翼内に九九式20mm二号機銃四型2挺と三式13.2mm固定機銃2挺の搭載されている。 零戦よりは重武装と言えるが、雷電や紫電一一乙型の20mm機銃4挺、同じ十七試の試製閃電(J4M1)の30mm機銃1挺+20mm機銃2挺には見劣りするものだった。 この火力不足への懸念からA7M2の量産型では武装を九九式20mm二号機銃四型4挺に強化することとなったが、この量産型第1号機は終戦により完成しなかった。 爆装に関しては零戦五二型までと同じく両主翼下に30~60kg爆弾を搭載出来る程度だが、こちらもA7M2量産型では胴体下の落下式増槽の懸吊架を爆弾架兼用の物に取り換えられた。 零戦の例を見るに、250~500kg爆弾くらいまでなら搭載出来たのではなかろうか。 まぁ、爆戦の五〇番はほぼ特攻用だけども。 防御力 当初は「特ニ考慮セズ」としていたが、途中で戦訓を取り入れて防弾装備が取り付けられるように設計変更された。 開発当初から発動機周りに消火装置が付いていたが、試作七号機以降には操縦席前方の防弾ガラス(遮風板10㎜+風防内55㎜)、翼内燃料タンクは発泡ゴム式の自動防漏式防弾タンクに変更、自動消火装置も設置された。 また、防弾タンクへの変更で容量が減ってしまう為、胴体後部に背面の防弾板を兼ねた固定増槽が増設された。 更に試作九号機以降では翼内燃料タンクも防弾タンクにすることになっていたが、これは実現する前に終戦を迎えている。 飛行性能 最高速度は一一型の時点で627.8km/hと、どう頑張っても565km/hが限度だった零戦を大きく上回る。(*1) これは海軍期待の新星・紫電改二一型(595km/h)を上回り、陸軍の誇る日本最優秀戦闘機・四式戦闘機 疾風(624km/h)(*2)と比べても劣るものではなく、重量が四式戦よりも500kg程重いものの、エンジンの馬力も上昇しているので推力重量比に大差はない。特に空気抵抗係数はWWⅡ中の戦闘機としては最低レベルで、水平加速力は非常に高かったであろう。 また、急降下制限速度はF6F-35に匹敵する約770.kkm/hをである。 さて海軍にとって肝心の翼面荷重であるが、どうにか142.90kg/㎡まで抑えて初期の要求は達成した。 流石に零戦の107.89km/㎡に比べれば見劣りはするが、紫電改の161.7kg/㎡よりも優れていて、高い格闘性能は確保していたであろうことは疑いない。 例として一一型試作機が零戦との空戦実験で勝利していること、四式戦(翼面荷重185.24kg/㎡)がF6F-5(翼面荷重184kg/㎡)に対して格闘戦で優位に立てていたことを考えると少なくともそれら以下ということはないだろう。 高揚力装置としてスロット式親フラップとスプリット式の子フラップを組み合わせた親子式フラップを搭載。ゆくゆくは強風・紫電・紫電改で実用化された自動空戦フラップの搭載も予定されていたようだ。 堀越氏はフラップの作用によって荷重150kg/㎡の機体を約100kg/㎡まで下げられると試算していたという。 実際に小福田少佐と柴山操縦士が零戦と烈風を交互に操縦して自動空戦フラップを用いた確認飛行を行った結果、自動空戦フラップ未使用状態では零戦に分があったものの使用状態では烈風が断然優秀だという結果が出ている。 確認飛行で使用されたもものは紫電改などと同じ川西航空機製だが、後の研究会で空技廠製の「空盒式自動空戦フラップ」に変更することが決まっていた。 が、これは実際に積まれることはなく終戦を迎えた。 発動機 A7M1の初期試作機に搭載された発動機はNK9K誉二二型(離昇2,000hp)。 紫電改二一型や彩雲に搭載された誉二一型の性能向上型だが、これは開発陣の意に反して海軍の指示で搭載された物であった。 実際、試作1号機での飛行試験では零戦二一型に劣る最高速524.1km/h、上昇力に至っては高度6,000m/9分54秒という散々な結果しか出せなかった。 普通ならここで見切りを付けられる(実際一度は開発中止とされた)が、試験の結果に納得がいかなかった設計チームの検証によって使用された「誉」は定格出力の約7割しか出せない欠陥品であることが突き止められ、三菱のエンジンの自己負担を条件に開発続行の許可を得た。 そんな烈風に救世主として設計チーム待望の発動機が降臨した。 それこそ、三菱が開発しているMK9Aこと「ハ四三 一一型」。開発陣待望の、烈風が真の力を発揮する為のファクターだった。 この発動機はライバルの中島飛行機が開発していた誉への対抗馬として九六陸攻や九九艦爆などに使用された「金星」を18気筒化した物。 三菱の技術をこれでもかとばかりに突っ込んだ代物で、 世界一軽いパワーウェイトレシオ(*3) 馬力当たりの前面面積は世界最小 信頼性世界一 離昇2,200馬力 高々度性能世界一 を目指して開発されている。 念願の2,000馬力クラスの発動機であり、「世界最小で最高の性能」を目指した野心作でもあった。 さて、そんなハ四三だが… [部分編集] そんな美味い話などある訳がなかった。 そもそもこいつは烈風の開発中には完成していない。烈風の開発打ち切りが決まろうかという時にやっと完成した。 海軍としては、何時完成するかもわからないハ四三よりも既に実用の目途が立っている誉を選択したのはある種当然のことであったのである。 そして肝心のハ四三もまた、誉と同じく下がり続ける工業力による品質低下によって不調に悩まされることは規定路線だった。 烈風に相当入れ込んでいた小福田元少佐をして 「特に冷却器周りのトラブルが多かった」 「誉の後に来るものとして約束されあるも未だその信頼性は実戦に対して不十分なり」 と述懐しているくらいなのだから、量産型なんて…ねぇ? 事実、九州飛行機の震電や陸軍のキ83もハ四三を採用していたが発動機の不調に悩まされ、遂に改善されることはなかった。 さて、ハ四三は別に烈風専用に造られた訳ではない。 ということで、実際にハ四三を積んだ試製紫電改五(試製紫電二五型)が作られた訳だが、こいつは飛行試験を目前にして空襲で破壊されてしまった。 無事に飛ばれてしまってはほぼ確実に烈風の命運にトドメを刺していただろうからセーフということで… ちなみに堀越氏の長男雅郎氏によれば、戦後烈風について振り返った堀越氏は「最初からMK9を使っていれば実戦に出れたのになぁ」とこぼしていたそうな。 余程無念だったのだろう。 それが不可能だったのは上記の通りだが。 艦載機として 烈風の型番は「A7M」。「A」は艦上戦闘機を表している。 ただし、既に艦載機を運用出来る空母機動部隊も着艦出来る技量のパイロットも無く、戦局の悪化で機種を問わずに爆撃機の迎撃に駆り出されるような状況だったのでA7M2の量産型以降は局地戦闘機として採用する旨が通達されていたらしい。 一応艦載機だったので降着装置として着艦フック、主翼は翼端から1.8mで折り畳める仕組みになっていた。 ただ、上記のようにもはや局戦としてしか運用出来なくなっていたのでA7M2量産型以降は必要ない着艦フックと主翼折り畳み機構は撤去された。 そして艦載機として最大の欠点はデカい、重いということ。無改造で烈風を運用出来るのは大型のエレベーターと三式制動装置を持った大鳳、雲龍型、信濃、伊吹などに限られた。 発着艦については実験が行われていないので理論値になるが、ほぼ同じ翼面積でより重いF6F-5が合成風力12m/s(母艦が25ノットくらい)時の発艦距離が約74mである点を考えれば改装空母などでも十分可能だろうと考えられる。 ただ、アメリカ軍と違ってカタパルトで飛ばせられないので、一度に発艦出来る数はそう多くないだろう。 ちなみに… [部分編集] 仮に空母機動部隊が健在であったとしても、烈風が艦上機として採用されるかどうかは割と怪しい。 というのも、三菱が烈風開発に試行錯誤している間に試製紫電改二(試製紫電三一型の艦上戦闘機仕様)が空母信濃で着艦試験に成功していたからである。 しかもテストパイロットを務めた山本重久少佐曰く「視界良好で左右の修正も簡単。零戦よりもやり易く、経験不足のパイロットでも着艦出来る。」とのこと。 こんなところでも紫電改にお株を取られかけるあたり、紫電改は烈風を殺す為に生まれたのではとも勘繰りたくなる。 烈風と同時期に開発されていた艦上攻撃機「流星」(*4)と艦上偵察機「彩雲」(*5)もこの時に着艦テストしていた。 そして、紫電改の艦載機化を最初に提案したのは、なんと烈風開発の海軍側の責任者だった小福田租少佐であった。 もはや烈風が間に合わないことは当事者から見ても明らかだったのだろう。 総合 試作機であるA7M1こそ散々な結果に終わったが、A7M2は陸軍の四式戦に匹敵する優れた戦闘機と言える(三菱並みの感想)。 結論から言えば、防弾装備と高火力を持ち、一撃離脱戦法も可能で格闘戦も得意な夢の高性能万能戦闘機であった。 零戦相手に猛威を振るったF6FやノースアメリカンP51マスタングにも対抗は出来たことだろう。 しかし、それはやはり夢でしかなかった。 解決しないエンジンの不調、下がり続ける搭乗員の練度、空襲・災害で灰塵に帰する工場、尽き果てた資源etc... そして烈風最大の壁は、突如現れた紫電改が既に次期主力に収まっていたことである。 開発の懇願と努力が認められてなんとか採用された後も、海軍がかかりっきりだったのは紫電改の改良だった。 何せ紫電改は品質低下に悩みながらもそれなりの戦果を出し、艦上機としての試験もパスしている。 海軍からしてみれば、何時まで経っても完成しない烈風はもはや終わった戦闘機でしかなかった。 元はと言えば要求の無茶振りがここまで開発を難航させていたのだ。あまりに酷い海軍の態度は、戦後に小福田元少佐からも強く批判された。 身内からすら非難された程だったのだから、三菱からすれば海軍への恨みは相当なものだっただろうが……。 結局は大戦末期の航空機として帝国海軍の有終の美を飾るか、あるいは紫電改の存在に飲まれて消えていく影でしかなかったであろうことは想像に難くないだろう。 烈風のもしも… 未完成のまま終戦を迎えたので戦暦なんてものはない。例え間に合ったとしても、零戦のような活躍が出来たかは非常に怪しい。 何せ烈風を褒めちぎっていた小福田租少佐でさえハ四三の不調に苦言を呈していたくらいである。 仮に何の不具合もなく1945年に完成かつ実戦への投入が間に合ったとして、B-29や護衛機の迎撃以外だと恐らく出番は本土決戦。 そしてこの頃のアメリカ軍は既に“最強のレシプロ戦闘機”ことF8Fベアキャットやイギリスのシーフューリーが実戦投入を目前に控えていたし、下手に戦いが長引くとジェット戦闘機ミーティア、P-80シューティングスターと、F6FとかF4UとかP-51どころか更に次世代の機体がやって来る。 そもそも既に空襲や地震でメタメタにされていた日本の工業力でどこまであのチート物量に対抗出来るというのか。 結局のところ、完成までが遅すぎてどう頑張っても 烈風……ここにありィィィッ!! と、某銀河烈風ばりに烈風散華していたであろうことは想像に難くないだろう。 何もかもが遅すぎたのだ… ハ四三を搭載したA7M2はパワーウェイトレシオや翼面荷重がF8Fやシーフューリーよりも優れていたので、「対等の条件なら互角以上の勝負が出来たのでは」という話も存在する。 もっともそれ以外の要素、速度や上昇力、旋回率、機体内装備などすべてが劣っている。 勝っている部分だけを見て「勝てる」などというのは、保有艦数だけを見て開戦に突き進んだ日本帝国海軍と同じ思考と言えよう。 戦後の烈風 証言が錯綜している為に詳細は不明だが連合軍に接収されるのを防ぐ為、終戦までに生き延びた7機は海没されるか分解された。 三菱の関係者の一人はA7M1の内1機が終戦直後に松本飛行場から横須賀に運ばれてアメリカ軍に引き渡されたと証言しているが、その後の行方は解っていない。 戦後かなり時間が経ってからの調査でも発見されなかったらしいので、恐らくスクラップにされてしまったのだろう。 ちなみに投棄された場所が判明しているものに名古屋港沖の量産1号機があるが、この場所には現在防波堤が築かれているので確認することは出来ない。 バリエーション A7M1 十七試艦上戦闘機 / 試製烈風 誉二二型を装備した試作型。試作機故に計7機のみの生産。 開発陣が想定していた発動機ではない誉二二型では十分な出力が出せず、試作一号機は運動性こそ勝っていたものの速力は零戦二一型に劣る最高速524.1km/h(改良後でも五二型より多少まし程度の574.1km/h)、上昇力に至っては高度6,000mまで9分54秒と計画値からは程遠い性能しか発揮出来なかった。 本機のテストパイロットを務めた日中戦争以来のベテラン・志賀淑雄少佐(*6)は戦後紫電改を高く評価した一方で、烈風に対して「格闘戦重視で速度と高高度性能がイマイチ」、「被弾面積が大きいのに防弾装備が不十分」として、「実用化されなくてよかった」と散々な評価を下している。 こんな性能では真っ当な評価だが、志賀少佐が搭乗したのはこの試製烈風のみであって烈風全体を評した訳ではない点も留意するべし。 防弾装備の追加や仕様変更などで前期型と後期型では構造が異なり、後期試作機の5~7号機は下記のA7M2へと改造されている。 A7M2 烈風一一型 / 烈風改 後期試作機の内3機の発動機をハ四三 一一型に換装したタイプで、A7M1の後期試作機3機と烈風の量産型が該当する。 まだまだ未完成ながら空戦実験で零戦を圧倒。海軍の要求通りの優れた性能を見せて審査担当官の小福田租少佐からは“零戦の再来”とか“烈風が2000機あれば戦局の挽回も可能”と賞賛している。 これには一度烈風を見放した海軍も手の平返しで制式採用を通達、早速三菱に量産を命じている。 紫電改の片手間で、だが。(*7) 量産型は発動機をより高高度性能の高いハ四三 一二型(離昇2,150hp/2,900rpm)へ換装し、武装も翼内九九式20mm二号機銃四型4挺(携行弾数各200発)に強化され、課題だった火力面での不安も払拭している。 だが、量産第1号が完成する直前に終戦を迎えてしまった。 なお、A7M2、A7M3、A7M3-Jの3機は“烈風改”と称されるがいずれも俗称であって正式な名ではない。 A7M3 烈風性能向上型 / 仮称烈風三速 / 烈風改 A7M2の性能強化型。 次期甲戦闘機の候補として発動機を一段三速過給器付きのMK9C ハ四三 五一型(離昇2,130hp/2,900rpm)に、武装を新型の九九式20mm二号機銃五型6挺(携行弾数最大各200発)に強化している。 また、対爆撃機用に六番二十七号奮進爆弾(ロケット弾)2発の搭載も予定されていた。 開発は比較的順調に進んでいたが、製作準備中に終戦を迎えたので実機は製作されていない。 A7M3-J 烈風改 こちらは最初から高高度局地戦闘機として設計し直したタイプ。 艦上機としての機能を完全に捨て去り、それぞれ発動機を排気タービン過給器付きのハ四三 一一型ル(離昇2,200hp/2,900rpm)、しかる後にMk9Bハ四三 二一型(離昇2,200hp/2,900rpm)に、武装を翼内五式30mm固定機銃4挺(携行弾数各60発、過荷重時各73発)、胴体30mm斜銃2挺(携行弾数各100発)、爆装を六番二十七号奮進爆弾4発または250kg爆弾2発が搭載出来るようにあらゆる装備が換装・強化されている。 この強化改造の為、操縦席周辺と尾翼以外の殆どが設計し直され、ほぼ新規設計と呼ばれて然る機体に仕上がった。 こちらも製作準備中に終戦を迎えて敗戦の混乱で多くの資料が破棄された為に長らく設計図の存在が絶望視されていたが、2013年になって堀越氏の親族が群馬県藤岡市に寄贈した当時の資料の中に同機の設計図が含まれていることが発見された。 次期戦闘機 / 二十試甲戦闘機 計画のみ。 名乗りを上げた三菱、川西、中島の中でも三菱案がA7M2またはA7M3-Jの設計をベースとした高高度戦闘機となる。 開発中の二段三速過給器付きMk11-21ハ四四 二一型(離昇2,400hp/2,800rpm)またはハ四四 一三型(離昇2,350hp/2,800rpm)を搭載する予定だったが、性能を推算する段階で終戦を迎えた為に詳しい性能はわかっていない。 「二十試甲戦闘機」という名前は公文書で使われていた物ではなく、堀越二郎氏と奥山正武氏の共著が初出。 キ118 陸軍が三菱に対して昭和20年に発注する予定だったという機体。 判明しているのは「ハ二一一(ハ四三の陸軍名)を装備」、「近距離戦闘機」ということだけで本当に烈風と関係があるかは不明だが、当時の三菱に新しく設計を行う余裕がなかったことからA7M3-Jの陸軍型ではないか、とする説があるとのこと。 創作における“幻の戦闘機”烈風 実戦参加に至らなかった幻の高性能戦闘機ということで、架空戦記やゲーム等で人気がある。 『ラバウル烈風空戦録』や『レッドサンブラッククロス』がその際たる例。 特に後者では「A7M3-N 烈風三三型 烈風改」とか「A7M4 烈風四二型 烈風改II」なる改良型まで登場している。 近年ではブラウザゲームの『艦隊これくしょん -艦これ-』での活躍が顕著か。 本作の烈風は今でこそスペックの上では制空値以外目立たないものの、開発可能な戦闘機としては最強という価値がある。憎いあんちくしょうである紫電改二よりも+1だけ対空が上で量産もできる! 他詳細 また、上位機として烈風改(*8)や烈風(六〇一空)(*9)なども実装されている。 だが近年、装備改修の実装以降は熟練零戦系統(フル改修済)に立場を取られつつある。(*10) ネームドパイロットを悉く零戦に持っていかれているのも辛い。烈風にネームドが乗るなんてifのそのまたifなんだから仕方ないが あと、海外艦載機に対するバロメータとなっている面もあり、海外艦載機の上位機種は烈風+αな性能か、烈風より性能が上とか割とよくある。 挙句の果てに、後に紫電改二は装備すると回避+3されるテコ入れが入った。 つまり、紫電改二でどうにでもなる状況なら、対空以外のパラメータが上がらない烈風よりも紫電改二の方が有利。 そして遂には、基地航空隊にしか配備できないが行動半径以外の全てにおいて烈風改を上回る上に撃墜ボーナスまである局地戦闘機「紫電二一型 紫電改」、 その上位互換であるネームド機の「紫電改(三四三空)」シリーズ、 量産出来ないという点を除けば烈風の完全上位互換となる艦上戦闘機「紫電改四」までが実装された。 こんなところでも哀しみを背負うのか… ただし、六〇一空は条件さえ整えば改修補正が入るため最強クラスの艦戦の一角として君臨し得るが、古参提督にはそれが現状不可能という罠。(*11) あと烈風改も対空だけなら早々並べる艦載機はいないのでいらない子ではない。 素の烈風は……たまに改修時に消費する装備として要求されるので上位互換機が揃っても取っておくのが吉なのだが、 この改修時に消費する装備としても紫電改二の方が恐ろしく数が必要になる(*12)為、紫電改二を入手しようと開発を回したら烈風が出てきて舌打ちされるなんてことも… 烈風の明日はどっちだ! ……と長らく不遇な立ち位置が続いていたが、2019年から赤城が何やら烈風と関わりを持つ事を予告されたり、 2019/3/8のオンラインアップデートにより、突如今まで「烈風」とされていたのが「試製烈風 後期型」であったことになり、「烈風改」とされていた機体こそが「烈風 一一型」…つまり通常の「烈風」であったという事になった。 一方、烈風(六〇一空)は特に名称等が変わらなかったため、ネームド機のくせに改修した状態になっていないと一般機にすら対空が劣るという哀しみを背負う事になった。 「試製烈風 前期型」の実装も予告されており、遂に烈風の時代が始まる…のかもしれない。 とか言ってたら、なんと2019/4/20から八景島シーパラダイスにて開催されている瑞雲祭りの後段作戦が「春の"烈風"祭り」にて、烈風改の1/1模型が展示される事が発表。 さらに一度はゲーム上から消えた烈風改も本来の局地戦闘機Verと艦載機として調整したVerの両方が実装される事が発表されている。一一型「えっ」 方向性が完全に瑞雲と同じだが気にしたら負け このリアルイベントと並行して開催された、ゲーム内の19年春イベントでは、報酬としてさらに新たな烈風のバリエーション機が多数新規実装。 通常の試製烈風後期型に補助ステータスのついた「烈風改(試製艦載型)」と、 艦上戦闘機としてはトップクラスの制空値を誇る「烈風改ニ」、 陸上機として防空時に無類の強さを発揮する「烈風改」「烈風改(三五ニ空/熟練)」、 貴重な夜間戦闘機でありながら制空値も高い「烈風改二戊型」「烈風改二戊型(一航戦/熟練)」。 全て甲作戦で挑めば、5海域ある全ての海域で報酬としてこれらを入手できる、ゲーム内でも烈風祭りの様相。 ただし、その難易度も相当に難しいものであり、並みの戦力ではなかなか突破できるものではなく、難易度を下げればいくつかは諦めざるを得ない。 ちなみに上記の艦載機版の烈風改関連は全て一航戦所属機というif設定になっており(*13)、赤城・加賀が装備すると装備ボーナスが貰える。 TVアニメ版では通常の烈風が最終回で大鳳の艦載機として、劇場版では赤城・加賀の艦載機として登場。これが後の一航戦所属の烈風改の伏線……という事はないはず。 両者とも深海棲艦の艦載機と航空戦を繰り広げた。 ところで、艦これの烈風と烈風改には「352-20」のナンバーと稲光マークがペイントされている。この塗装は本来なら第三五二海軍航空隊乙戦隊第三分隊長・青木義博中尉の雷電のもの。「量産された烈風が三五二空に配備された」というif設定だろう。 今となっては雷電も実装されているのだが、こちらは通常塗装。 人気空戦SLG『War Thunder』ではランクⅢのプレミアム機体として『A7M1(NK9H) 試製烈風』が、同じくランクⅢの艦上戦闘機として『A7M2 烈風』が実装されている。 全体的に高い水準の性能を持っているが、やはりデカいし重いのが欠点。使い勝手はそこそこ格闘戦が出来る一撃離脱機といった感じだろうか。 試製烈風、烈風共にその真価はアーケードバトルよりもリアリスティックバトルで発揮される。 「烈風の真髄が見たい!」という方は是非。 当時の日本で2,000馬力級エンジンを開発出来る方は追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 知名度向上には「ラバウル烈風空戦録」が間違いなく作用してるな。ぶっちゃけ双戦のほうが目立ってるけど -- 名無しさん (2017-09-24 12 14 37) 結局エンジンはいつの時代も最先端の工業技術の粋だからなあ -- 名無しさん (2017-09-24 13 46 29) 何でバクシンガーなんですかねぇ…って思ったらタイトルに烈風入ってたの忘れてた -- 名無しさん (2017-09-24 19 45 09) ↑2関税自主権回復から30年程度の国の工業力なんてこれが残当 -- 名無しさん (2017-09-24 23 12 05) 発動機のことは置いとくとして、戦闘機開発のプロ集団が心血注いで作った一品が、畑違いのメーカーが在庫処理で作った改造品に並ばれてしまうのが皮肉 -- 名無しさん (2017-09-25 08 45 44) 提督の決断3だと何故か速力が672kmと要求以上の高速になってる。恐らく普通にプレイしていると完成しない日本最後の艦載機なので浪漫枠として下駄はかせているのだろうけど…… -- 名無しさん (2017-09-26 01 20 33) 様々な悪条件のとどめを刺したのが地震による工場壊滅という自然災害だったのがなにより悲惨。完全に天運に見放されてたんだなあ -- 名無しさん (2018-12-09 21 27 39) 艦これにおいて19年春イベ第二海域甲報酬で三五二空熟練仕様の烈風改実装、現状最強の局地戦闘機に成り上がったね 恐らく青木氏が雷電からA7M3‐J烈風改に乗り換えたIFだと思われる -- 名無しさん (2019-05-21 19 26 11) 仮にマリアナ沖に間に合っていたとしても搭載できる空母が大鳳だけというのがな。ぶっちゃけ焼け石に水 -- 名無しさん (2020-05-05 00 13 36) ストライクウィッチーズの烈風丸や烈風斬はこいつ由来だろうか。 -- 名無しさん (2020-05-05 00 24 54) ↑↑着艦装置周りを改修できる余裕もないだろうしなぁ -- 名無しさん (2020-06-14 11 06 56) 烈風を活躍させるのなら、開戦時くらいからifを始めないと間に合わないな -- 名無しさん (2020-06-15 14 29 14) タッパのデカさと翼面荷重の低さを生かしてヤーボ運用とかできれば紫電改と差別化出来たかもだが…… -- 名無しさん (2022-01-03 02 17 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/1852.html
烈風のレクイエム 題名:烈風のレクイエム 作者:熊谷達也 発行:新潮社 2013.02.20 初版 価格:\1,800 函館には並々ならぬ思い入れがある。宮城生まれ・宮城在住の作家・熊谷達也が、函館の小説を敢えて書く動機とは何だろう。ぼくはそんなことばかり考える。この小説は函館の街と函館の海を描いた大作である。函館を見舞った三つの大惨事、昭和9年の大火、昭和20年の大空襲、昭和29年の洞爺丸沈没のすべてに遭遇してしまった男・泊啓介の人生の物語でありながら、海と惨事を通して家族の絆を確かめ合うヒューマンなビルディングス・ロマンでもある。 何よりもこれら惨事を繋ぐ永い時代、これら惨事の臨場感、そして家族の悲劇や葛藤などを、骨惜しみすることなく辿ったこの作家のペン先の耐久力に拍手したい気持ちでいっぱいである。これらが史実であるからには、それなりの考証が必要であったろう。史実を臨場感というかたちで惨事の内側から描くには、空間的実感を検証せねばならなかっただろう。朝夕に、地図と睨み合っただろう。迫る焔、銃弾に貫かれる痛み、水底の水圧などなど、本書では体感に近い描写が多い。それらの想像力を丹念に羽ばたかせたことだろう。 函館が主人公であるとともに、三つの惨事こそが本書の主役である。泊啓介の人生は、三つのエポックによって成り立っている。惨事そのものの、微に入り細に至る描写こそ、この本の密度を生み出す活性燃料である。読者は泊啓介と一緒に、その時代、その場所に立ちどまり、全力疾走し、苦しさに喘ぐことになる。愛する者の呼ぶ声を、煙や、嵐の吠え声の向こうに聴くことになる。失われた人命の多さに比例するだけの、それぞれの悲劇に立ち会うことになる。 そして、味わうことになる。その中で、残された命と命との絆の強さを。ぐいぐいと引き合う感触までも。握り合う掌の互いの温もりの大切さを。包容の強さを。叫び声の熱さを。 熊谷達也という作家は甘い作家ではない。甘ったるい作風は全く似合わない作家だと言ってよい。函館、というより渡島半島の山中を舞台にした現代の羆狩り小説『ウエンカムイの爪』でデビューしたこの作家は、徹底して大自然と向き合ってきた作家である。大自然の一部のように人間を、その強靭さを描いてきた作家である。都会育ちでは考え得ないような、大地、森、海からの声に耳を傾けてきたその作家の心は、やはりこの書でも海の風をよくよく聴いたのだ。 ちなみに、ラストシーンに登場する三陸沿岸の種市の海は、ぼくの父の生まれ育ったところだ。父はその後、函館に移り住み、そこで兵役に取られる直前までの青春時代を送った。その子であるぼくは、ある時期の数年間、その函館に通い、広大な渡島・桧山地域を走り回る仕事に従事した。いやでも父との縁を感じた。だからこそ、たまたま偶然とは言い切れない縁(えにし)のようなものを、ぼくはこの作品にも感じてやまないのだ。 (2013.05.04)
https://w.atwiki.jp/toho/pages/1941.html
東方大烈風 サークル クラゲノボーン Number Track Name Arranger Words Vocal Original Works Original Tune Length 01 再開 カトウリン 東方風神録 プレイヤーズスコア [01 27] 02 復活~rebirth~ カトウリン 東方風神録 ネイティブフェイス [03 01] 03 決戦~a fight to the finish~ カトウリン 東方風神録 運命のダークサイド [03 43] 04 故郷~childhood~ カトウリン 東方風神録 稲田姫様に叱られるから [02 45] 05 瞑想 カトウリン 東方風神録 封印されし神々 [03 09] 06 現人神ノ唄 カトウリン 燻司銀 あやな 東方風神録 信仰は儚き人間の為に [04 08] 07 睡眠~nemuri~ カトウリン 東方風神録 神は恵みの雨を降らす [02 40] 08 東方超紳士 カトウリン 雨宮のの カトウリン 東方風神録 信仰は儚き人間の為に [04 14] 詳細 全曲風神録アレンジのアレンジCD第2弾 コミックマーケット73(2007/12/)にて初頒布 イベント価格/通販価格:700円 レビュー 超紳士は…まぁ…いける人はいける…と思うよ -- ぷーい (2009-03-01 19 08 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/c-atelier/pages/2310.html
登場 Recipe 118 Sweets nightmare 備考 |] レシピNo.860 烈風の結晶 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[属性:風]┏──────────┓ 《材料》∥ ∥ ・ そよ風の欠片 x 3.0∥ ∥ ・ 中和剤(緑) x 3.0∥ ミ∧彡 ∥ ・∥ <≡> ∥ ・∥ 彡∨ミ ∥ 《器具》∥ ∥ ・ 乳鉢∥ ∥ ・ ビーカー┗──────────┛【効果】 使うと風属性の範囲ダメージ(中) + 直撃した対象を吹き飛ばす【価値】 2000マニー───────────────────────────────── 風力を凝縮した結晶です。─────────────────────────────────正確には【そよ風の欠片】を粉砕して中和剤(緑)中で再結晶化した物で、─────────────────────────────────中和剤中にマターリ成分を吸着 除去した分、純粋な風力が爆発的に増幅され─────────────────────────────────る事でフラム並の威力を発揮可能になったみたいです。ただし、フラムより有効─────────────────────────────────範囲が広いので、使う時は仲間の皆さんを吹き飛ばさない様に気をつけて─────────────────────────────────くださいね(by タマモ)───────────────────────────────── → 使用参考書: 『中等基礎錬金術講座』
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/10528.html
道化の烈風クリストファー 火/自然文明 R コスト 6 6000 ストーム・コマンド ■このクリーチャーが攻撃するとき、各プレイヤーは自身の手札の数を数えてすべて山札に戻してシャッフルする。その後、戻したカードの枚数と同じ数のカードを引く。 ■W・ブレイカー (F)「ふざけているように見えるかい?これが僕の戦い方さ!」----道化の烈風クリストファー 作者:セレナーデ 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/1548908-card/pages/1570.html
烈風の結界像(れっぷうのけっかいぞう):Barrier Statue of the Stormwinds 効果モンスター 星4/風属性/鳥獣族/攻1000/守1000 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 風属性モンスター以外の特殊召喚はできない。 解説 関連カード 深淵の結界像 豪雨の結界像 業火の結界像 烈風の結界像 干ばつの結界像 閃光の結界像 ゲーム別収録パック No.73356503 DS2009パック:パック:-(P)09:-(P)09 未チェック DS2008パック:パック:-(P)08:全カードランダムパック(P)08 未チェック PSPTF3パック:パック:風、ときどき嵐(P)TF3:タッグフォース・フォーエヴァー(P)TF3 未チェック DS2007パック:パック:-(P)07:-(P)07:全カードランダム(P)07 未チェック DS SSパック:パック:-(P)SS 未チェック DS NTパック:パック:-(P)NT 未チェック PSPTF2パック:パック:-(P)TF2:チャッカーフラッグ(P) 未チェック PSPTF1パック:パック:-(P)TF1:チャッカー・フラッグ(P) 未チェック PS2TFEパック:パック:-(P)TFE:チャッカー・フラッグ(P) 未チェック
https://w.atwiki.jp/donguriman/pages/295.html
【烈風鉄拳天使グリフィエル】 イラスト:ラーメン仙人 烈風鉄拳天使グリフィエル (6) モンスター:天属性・天使族 自分の他のモンスターが攻撃される時、その攻撃を無効にし、攻撃している相手モンスターを手札に戻してもよい。そうした場合、このモンスターを手札に戻す。 相手の攻撃を防ぎ、自分と共にバウンスするモンスター。 自分も手札に戻る為、実質的に毎ターン攻撃を防ぐことができる他、状態の限定が無いので遠慮なく攻撃し続けられる。 相手の出せるモンスターを限定させることができればロックも可能になる強力なモンスターである。 ■フレーバーテキスト 「吹っ飛べぇぇぇぇぇええ!!」 ー烈風鉄拳天使グリフィエル ■関連項目 モンスターカード バウンス 無効
https://w.atwiki.jp/1548908/pages/415.html
烈風の結界像 73356503 星4/風属性/ATK/ 1000 DEF/ 1000 [鳥獣族・効果] このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、風属性モンスター以外の特殊召喚はできない。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/11101.html
銀河烈風バクシンガー Blu-ray Vol.1 発売日:4月27日 J9シリーズ三部作の第2作目として、 今もなお多くのファンから支持される大人気ロボットアニメーションが、 放送から35年の時を経て、 現存する唯一のマスター素材から遂に初Blu-ray化! ここを編集 1982年7月放送開始。銀河旋風ブライガーに続くJ9シリーズ。2018年4月27日、初のBlu-rayが発売。 チーフディレクター 新田義方 原案・構成 山本優 キャラクターデザイン 小松原一男 メカニックデザイン 大西博 チーフデザイナー 高島平 撮影 星山秀雨 編集 井上編集室 オーディオディレクター 本田保則(~18話)、四辻たかお(19話~) 録音 斉藤恒夫 音響効果 佐藤一俊 音楽 山本正之 アニメーション制作 国際映画社 脚本 山本優 大橋志吉 合戸陽 演出 渡部英雄 松浦錠平 池田裕之 新田義方 明石正二 高垣幸蔵 中野健治 又野弘道 箕ノ口克己 作画監督 大木雪享 塩沢洪大 菊池城二 ■関連タイトル 銀河烈風バクシンガー Blu-ray Vol.1 放送35周年記念企画 銀河烈風バクシンガー DVD完全BOX アニメ・ミュージック・カプセル 銀河旋風ブライガー/銀河烈風バクシンガー/銀河疾風サスライガー 銀河烈風バクシンガー 音楽集 アニメ文庫 銀河烈風バクシンガー―J9‐II 群雄【動】#006銀河烈風バクシンガー フィギュア・ホビー:銀河旋風ブライガー MP3ダウンロード アニメ・ミュージック・カプセル 銀河旋風ブライガー/銀河烈風バクシンガー/銀河疾風サスライガー テーマソング・挿入歌収録 ロボットアニメ大鑑 下巻 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/54485.html
登録日:2023/07/05 (水曜日) 22 45 00 更新日:2024/06/24 Mon 11 03 22NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 KADOKAWA ラバウル烈風空戦録 中央公論社 太平洋戦争 川又千秋 架空戦記 角川文庫 角川書店 ラバウル烈風空戦録は、川又千秋氏による架空戦記シリーズの名前である。通称は『ラバ空』。 架空戦記ブームの黎明期からのリアル志向派の一作で、現在でも名作として名をあげる人は多い。 史実よりもう少し遅い1947年終戦を目指し、1944年末頃までを描いた15巻で刊行が中断、 長いインターバルを経て最終的に「主人公が遺した日記を息子が取り纏めた」という体で「翼に日の丸」と名を変えて再出発、全3巻にて完結した。 残念ながらストーリーを端折り過ぎたため一転して凡作の評価が下され、ファンを残念がらせている。 【ストーリー】 日米の緊張が深まる1942年。 海軍三飛曹風間健児は大陸で九七艦戦を駆って初陣を飾って以来、開戦後は台湾、本土防空、アリューシャン、ラバウルへと転戦を続ける。 それは、零戦、双戦、雷電、そして烈風と目まぐるしく移り変わる名機たちと、多くの戦友たちとの出会いと別れを繰り返す熱い時代の物語であった。 【概要】 物語は、主人公の風間一飛の戦後の回想という形で送られる。 そのため大部分が一人称の文体で進むが、この方式は架空戦記では極めて珍しく、他にはほとんど類例を見ない。 歴史は開戦までは史実どおりだが、真珠湾でエンタープライズを撃沈し、ガダルカナルに大和を投入したりと日本に有利なように少しずつ変わってゆく。 ただし、日本の技術力というどうしようもない壁にぶつかる新型戦闘機開発に関しては「国立飛行機」という架空の航空会社によって新技術が開発されたという体になっている。 また、架空戦記初期の作品の特徴として、史実の人物は名前をもじって登場させている(例、山本五十六→山木八十八)。 空戦の描写の秀逸さもさることながら、風間健児の回想から、一パイロットの視線から見た太平洋戦争という形で作品の評価はとても高い。 中盤までがコミカライズ化もされている。 【登場人物】 風間健児 主人公。 航空兵として配属されたばかりの新人ながら、よき先輩たちに恵まれたことによりめきめき腕を上げていく、後の撃墜王。 本作は日記を書くことが習慣の彼の記録を用いての回想という形で進行する。 性格は、上に礼儀正しく下に優しい熱血漢。当初は調子に乗りやすい欠点もあったが、先輩の厳しい指導で改善していった。 情に厚く、戦友が戦死したさいの慟哭は同じ立場のパイロットならではの生々しさに満ちている。 嫌いなものは卑怯なこと。それゆえに戦争に勝つためには非道を辞さない欧米の実利最優先の価値観に嫌悪感を示す一面もある。 三田六郎 通称ミロクの中尉と呼ばれる天才的な撃墜王。 風間がもっとも慕い尊敬する先輩であり、風間を心身ともに一人前の戦闘機乗りに育て上げた恩人でもある。 上からは信頼され、下への配慮も怠らないと、人格面でも作中きっての完璧超人。 容姿は原作では女性的な美男子だったが、コミカライズ版ではなぜかキツネ目のコミカルなキャラになった(ちゃんとシリアスな場面では締める)。 山木八十八 史実の山本五十六。 史実では失敗した選択肢を切り替えることで日本を敗戦から救っていく。 だが護衛駆逐艦が急行しているというのに潜水艦に大和の主砲を撃ち込まさせるような無茶な命令をすることも。 【本作オリジナル、または史実から改変された兵器】 双発単座戦闘機 通称双戦。 海軍の「長距離侵攻用双発多座戦闘機」の失敗を元に、零戦のパーツをできるだけ流用して作られた双発戦闘機。 零戦の弱点であった機体の脆弱さや突っ込みの弱さを双発の大馬力で解消しており、ドゥーリットル隊の迎撃からアリューシャンを経てガダルカナルへと連戦活躍した。 しかし双発ゆえの装備の贅沢さがたたり、量産は少数で止まり、大戦中盤にはほぼ姿を消してしまった薄幸の名機である。 雷電 史実の雷電と違い、国立飛行機の改設計で淚滴風防になるなどの改良が施され、戦闘機としての完成度を高めている。しかし史実の雷電でも問題になった振動については本機でも解決しきれていない。 烈風 史実ではついに完成しなかった零戦の後継機であるが、本作では史実の日本軍機の泣き所であった誉発動機を改良した勲発動機が完成したことで大戦中盤の1943年に量産開始、本作中盤、メモリアルの10巻で描かれる大決戦「北太平洋海戦」で零戦に匹敵する鮮烈なデビューを飾った。 同時期に登場したアメリカのF6FヘルキャットやF4Uコルセアに優る空戦性能で、史実で失った制空権を保持することに成功。 しかしかつての零戦対F4FやP40程の圧倒的な優位は望めず、物量を投入してくる米軍相手にパイロットの練度低下もあって徐々に苦戦を強いられ、 F8Fベアキャットがデビューすると完全に遅れを取るようになるが、後述のジェット戦闘機「閃風」までの間を繋ぐ貴重な時間を稼ぎ、その後も数の少ない閃風を補い、終戦まで戦い続けた。 なお実用的な自動空戦フラップが早期に国立飛行機の貢献で実用化できたために史実より一回り小型化に成功したが、大飯ぐらいの勲エンジンを賄う燃料を機内に収めきれず、零戦よりはるかに巨大なドロップタンクを搭載することで対応したが、それでも航続距離は零戦の7割程に留まった(そしてこの巨大な増槽が簡単に補充できないということで烈風の泣き所となり、失うことを嫌って増槽をつけたまま空戦に突入して苦杯を舐めたパイロットも多かった)。 閃風 ドイツの名機メッサーシュミットMe262をベースとするジェット艦戦。 ご存じの通りMe262は双発戦闘機だが、閃風は単発なため、外形はMe262をさらに発展させた幻の戦闘機P.1101に似通っている。 原作は主人公がこの機体のテスト飛行を目撃したところで中断したが、大戦終盤、苦戦する烈風の後を継いで回天の大活躍を見せる・・・はずだった。 連山 日本が開発していた四発の大型爆撃機。元々一式陸攻や銀河と同様の対艦攻撃を考えていた出自もあり、ドイツからの誘導技術と日本の酸素魚雷を融合させた起死回生の秘密兵器「誘導魚雷『回天』」を搭載し、大戦終盤に恐るべき空母キラーとして活躍する・・・はずだった。 外伝においてその一端を垣間見ることができる。 呂式震電 主人公が最後に搭乗することになる戦闘機。名前でわかる通り、飛行機ファンには有名な幻のエンテ式戦闘機「震電」のエンジンを呂式=ジェットエンジンに換装した迎撃戦闘機で、大戦終盤に本土を襲うB-29を相手に獅子奮迅の活躍を見せる・・・はずだった。 零戦42乙型 外伝で登場。未熟練搭乗員が多くなったことを鑑みて、命中させるには肉薄が必要な20ミリ機銃を撤去して、機銃全てを7.7ミリに統一している。 余談だが、この回で架空戦記ファンには有名な「零戦100型という機体は存在し得ない」という文句が出た。 空母「剛龍」 元、英空母「インドミタブル」。インドミタブル=剛毅な、を意味する英語をそのまま和名にぶっ込んでいる。 マレー沖海戦で史実と異なりプリンス・オブ・ウェールズに同行し、激戦の末損傷、シンガポールで鹵獲され日本空母として生まれ変わる。 烈風と共に北太平洋海戦でデビューし、以後も日本機動部隊の中核として活躍する。 空母「伊吹」 史実で中断した、建造中の重巡を改造した軽空母。ただし史実にはないギミック、起倒式発艦用スキー・ジャンプ甲板を装備し、大型戦闘機の発着を円滑に行える工夫が施されている。 外伝にて伊吹、閃風、連山がそれぞれの見せ場を作りながら米空母相手に奮戦し、その戦いが後に再建なった米機動部隊にとって屈辱の大敗北となる フィリピン沖海戦に繋がっていく・・・はずだった。 戦艦「紀伊」 史実でも構想された超大和型戦艦。50サンチ砲を搭載する史上最強艦として建造され、予定通り「紀伊」「尾張」の2艦が完成したことになっている。 しかし「尾張」は、米潜が気まぐれに放った雷撃を受け、あっけなく沈没してしまった。 駆逐艦「雪風」 史実通りの強運艦として数々の海戦に参加し、無傷で終戦を迎えた。その後様々な曲折を経て記念艦として残り、呉で静かに戦後日本の行く末を見守っている(*1)。 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 懐かしい!途中でエタったけど、「翼に日の丸」でダイジェストだけど完結してくれてうれしかった。そのことも追記してくれると嬉しいな。 -- 名無しさん (2023-07-08 14 59 19) ちなみに、双戦は「二式」双発単座戦闘機ですぞ。 -- 名無しさん (2023-07-08 15 05 44) 名前 コメント