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■トロン・アヴィドス作成オリジナル武器 イーガ爪(モンク系) ヴェルンド斧(ブラックスミス系) 鈍器・剣(アルケミスト系) ニナ楽器・鞭(バード、ダンサー系) ルーファス弓(ハンター、ローグ系) ラオンカタール(アサシン系) シュタイン槍(ソードマン系) ライナ杖(ウィザード系) マリア杖(プリースト系) レザード本(セージ系) サルバトーレ風魔手裏剣(ニンジャ) 銃(ガンスリンガー) 杖(ソウルリンカー) ???(拳聖) ノラス両手剣(パラ) 両手剣(LK) 短剣(ローグ系) ※2016/2/5材料緩和されました。一応新しい材料数に修正済みです ※NPCノラスのみアヴィドスです イーガ 爪(モンク系) 魔狼の爪 ギルヴィング3個 フェンリルの牙1個 天竜の爪10個 爪の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000枚 ハティーの牙50個 執行人の手袋600個 家畜の血500個 縛られた鎖500個 女人のひげ7個 魚の魂7個 チャンピオンカード10枚 雷帝の金剛 未実装 ヴェルンド 斧(ブラックスミス系) 重力斧 オリンポス4個 ヨルムンガルド10個 斧の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 鋼鉄1000個 壊れた金属の欠片150個 錆びた包丁250個 古い鉄板500個 石の根7個 トールのグローブ7個 ホワイトスミスカード10個 魔王の刃 未実装 鈍器・剣(アルケミスト系) 大地神の鈍器 ライフストリーム2個 ケリューケイオン2個 審判のメイス4個 カイゼル3個 バルムン3個 メイスの魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 朝の露が宿っている苔750個 エンペリウム50個 木の根500個 とてもかたい桃500個 ユミルの心臓の集積体7個 英雄の遺灰7個 クリエイターカード10枚 時の神剣 未実装 ニナ 楽器・鞭(バード、ダンサー系) フレズベルク アレグロ・フォーコ4個 ア・パッショナート10個 楽器の魂30個 ネオメダル5000枚 オリデオコン2500個 インプロヴィゼーションカード10枚 装飾ナイフ250個 ニーズヘッグ ア・メッツァ・ボーチェ4個 アド・リビドゥム10個 鞭の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン2500個 インプロヴィゼーションカード10枚 装飾ナイフ250個 ルーファス 弓(ハンター、ローグ系) 雷上動 フォールスレイヤー4個 エルヴンボウ10個 弓の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 弾力がある縄250個 慧眼250個 黄金250個 透明な布600個 神聖な糸巻き7個 熊の筋7個 スナイパーカード10枚 神弓 未実装 ラオン カタール(アサシン系) ダーインスレイヴ アンチマジックジュル4個 デスストーカー10個 カタールの魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 血に染まった刃150個 真っ赤なルーン1000個 燃えている心臓500個 デュラハンの兜250個 フレイヤの宝石7個 女神の涙7個 アサシンクロスカード10枚 神殺しの魔剣 未実装 シュタイン 槍(ソードマン系) 神槍グングニル エターナルフォルツ4個 オンディーヌの槍10個 槍の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000枚 古代のルーン原石150個 神秘のルーン原石250個 輝く槍の穂先15個 星の粉1000個 ヴァルキリーの怒り7個 黄昏の輝き7個 ロードナイトカード10枚 奇跡の槍 未実装 ライナ 杖(ウィザード系) 聖杖 ケリューケイオン4個 アイムールの杖10個 杖の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000枚 追憶のしおり500個 光ってる石250個 死者の遺品1500個 聖痕300個 銀の装飾15個 未知の歯車15個 ハイウィザードカード10枚 神杖 未実装 マリア 杖(プリースト系) 退魔の光 ライフストリーム4個 審判のメイス5個 アイムールの杖5個 鈍器の魂18個 杖の魂12個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 オパール500個 輝石15個 星のかけら1000個 輝く鱗500個 天使の羽毛7個 退魔のお守り7個 ハイプリーストカード10枚 神の光 未実装 レザード 本(セージ系) |ナグルファル|エイボンの書4個 グリモワール10個 本の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000枚 破れた魔法書1000個 ドクロ2222 個 呪われたルビー500個 悪魔の角600個 ヴァルキリーの彫刻7個 賢者な石7個 プロフェッサーカード10枚| 禁書 未実装 サルバトーレ 風魔手裏剣(ニンジャ) 血の手裏剣 風魔烈風4個 噛風10個 スリケンの魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 さびた手裏剣500個 壊れた手裏剣1000個 純粋の小太刀500個 非情な心75個 装飾ナイフ50個 ニンジャカード10枚 銃(ガンスリンガー) 双銃 セブンシューター4個 カーネイジ10個 銃の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 硬い鉄の欠片1000個 フレイムハート1000個 サードオニキス500個 盲人の愚かさ150個 装飾ナイフ50個 ガンスリンガーカード10枚 消去銃 セブンシューター4個 カーネイジ10個 銃の魂30個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 硬い鉄の欠片1000個 フレイムハート1000個 サードオニキス500個 盲人の愚かさ150個 装飾ナイフ50個 ガンスリンガーカード10枚 杖(ソウルリンカー) ソウルリンク 杖の魂25個 本の魂25個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 魂のかけら5個 浄化した霊魂の骨5個 魂の息吹5個 装飾ナイフ50個 ソウルリンカーカード10枚 ???(拳聖) 星の意思 スレイプニール35個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 太陽神の象徴5個 冷たい月明かり5個 仄暗い星明り5個 装飾ナイフ50個 拳聖カード10枚 ■アヴィドス作成オリジナル武器 ノラス 両手剣(パラ) 鋼の聖王アイアン・ロード ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 セイクリー4個 バルムン5個 カイゼル5個 片手剣の魂30個 ドラゴンの鱗500個 壊れた剣250個 ロゼッタストーンの欠片50個 ヴァルハラの花50個 嵐の微兆5個 静かな波5個 押し寄せる波5個 パラディンc10枚 両手剣(LK) 怨嗟の魔剣 メダルケース5000個 ネオメダル15000枚 オリデオコン5000個 ツェアライセン8個 バルムン12個 両手剣の魂20個 忠節の証1000個 エクトプラズム1500個 母さんの悪夢250個 死者の遺品1500個 アイアンメイデン15個 魔剣士タナトスの思念体c10枚 短剣(ローグ系) ロキの囁き フェンリルの牙4個 ヨルムンガルド2個 ウェイル7個 短剣の魂25個 ネオメダル10000枚 オリデオコン5000個 闇に沈んだ刃150個 ロキのささやき1000個 暗黒の意思500個 有毒ガス350個 闇の契約書667個 悪魔召還書166個 装飾ナイフ50個 チェイサーc10枚
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神器作成はプロ噴水左にいる神器取扱者から作成する。 新神器は神器作成NPCで作成可能な神器のうち、グレイプニル以外全てを 所持した状態で同NPCに話しかけることにより作成できます。 (NPCの会話の能力表記は誤表記が多いみたいです。装備に書かれている能力が正しいかも?) 神器 材料 ミョルニール トールのグローブx2 アイアンメイデンx4ヴァルキリーの怒りx5 嵐の兆候x5 押し寄せる波x5オリデオコンx20 エルニウムx5 黄金x40 スタナーx2 Dex+40% str+40% 無限攻撃ヘイストASファイア、アイス、サンダー、アシッドダークネスブレス 剣士系・商人系のみ装備可 スレイプニール 未知の歯車x3 天使の羽毛x5 魚の魂x3太陽神の象徴x3 魂の息吹x3 オリデオコンx1 エルニウムx10 黄金x20sブーツx2 MHP/MSP+20% SP回復力+15% MDEF+10無限移動ヘイスト 破壊不可 ブリーシンガメン フレイアの宝石x4 銀の装飾x4 雪の結晶x3 静かな波x3流れる空気x3 サファイヤx2 真珠x3 オパールx10ルビーx5 黄金x20 sネックレスx1 Str,Agi,Int,Vit,Luk+15% MDEF+15% MATK+15% MDEF+5 メギンギョルド グレイプニール サファイヤx10 黄金x10 オリデオコンx5 ベルトx1 Atk+50% STR+40% MDEF+20 グレイプニール 猫の足音x4 女人のひげx5 石の根x4 鳥の唾x3熊の筋x3 神器材料 新神器 材料(各1個) ブリュンヒルデ 女神の涙 ヴァルキリーの彫刻 ブリュンヒルデの鎧の欠片英雄の遺灰 アンドヴァリの指輪 BaseLvの200倍MaxHP増加(実測240倍)BaseLvの50倍maxSP増加(実測60倍)物理攻撃与ダメ+10% Matk+10% Mdef+10ノックバックしない 破壊・精錬不可 アスプリカ 夕暮れの夕焼け 黎明の日光 冷たい月光 暗い星光 全ての物理攻撃に対する耐性+30%Flee+30% テレポLv1使用可 破壊不可 ※アスプリカは 黄昏の輝き 黎明の精髄 冷たい月明かり 仄暗い星明かり がアイテム名 神器材料のドロップ情報(よいち9) 材料 ドロップmob トールのグローブ オシリス アイアンメイデン オシリス ヴァルキリーの怒り バフォメット 嵐の徴兆 バフォメット 押し寄せる波 ドッペルゲンガー 未知の歯車 ドッペルゲンガー 天使の羽毛 ミストレス 魚の魂 ミストレス 太陽神の象徴 黄金蟲 魂の息吹 黄金蟲 フレイヤの宝石 オークヒーロー 銀の装飾 オークヒーロー 雪の結晶 ドレイク 静かな波 ドレイク 流れる空気 エドガ 猫の足音 エドガ 女人のひげ マヤー 石の根 マヤー、タオグンカ 鳥の唾 ファラオ 熊の筋 ファラオ ヴァルキリーの彫刻 怨霊武士、オークロード、クトルラナックス 黎明の精髄 ゴピニク、データルザウルス、MVPセイレン=ウィンザー 冷たい月明かり キエル-D-01、MVPエルメス=ガイル、ロードオブデス 女神の涙 黒蛇王、グルームアンダーナイト、フリオニ、MVPマーガレッタ=ソリン 黄昏の輝き タートルジェネラル、RSX-0806、ヴェルゼブブ、魔剣士タナトスの思念体 英雄の遺灰 ハティ、イフリート、MVPイグニゼム=セニア、ペクソジン ブリュンヒルデの鎧の欠片 アモンラー、ストームナイト、アトロス、MVPカトリーヌ=ケイロン 仄暗い星明かり ドラキュラ、ランドグリス、MVPハワード=アルトアイゼン アンドヴァリの指輪 タオグンカ、ダークロード、堕ちた大神官ヒバム、レディータニー
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白い悪魔2 1 いまだ降り積もる清楚な雪、空は曇り、大きな雪を大地へと降り注いだ。 その空の下、二人の若者が走っているのが見える。一人は金髪で白いローブを羽織っている女性、一人は茶色い髪の毛で、黒いローブを羽織っている男性。 女性の片手には遠投用の槍が握られている、男性のほうには左手に杖を握り締め、そして少量の荷物を持って女性の少し後ろを走る。 夜は、更け始めていた。 今から二時間前の事、あの惨殺があった詰め所での事。 完全に話が出来るまで回復した男は、ゆっくりと事件の事を話し始める。 「私も、一体何があったのかは分らない。覚えているのは盗賊団たちが突如襲撃してきた事だけは覚えている。」 「…盗賊団?」 「さよう、ここから東へ行くと”鉄の道”というのがある、そのすぐ手前に盗賊団の根城がある。俺たちはそこのことを”盗賊団アジト”と呼んでいる。」 男が地図を広げる、そして確かに鉄の道という場所は存在した、その手前のところに赤いペンでマークされた場所、つまりそこがアジトだと言う。 「奴らは何かを探していた、何を探していたのかまでは分らないが…考えられるとすればこの詰め所で預かっている旅人達の荷物ぐらいだろう。」 男が内ポケットから一つの鍵を取り出し、ソレを私の方へと放り投げてきた。銀色の鉄の鍵だった。 「12番倉庫の鍵だ、その中にはあんた達の役に立ちそうなものが入っているはずだ。他の倉庫は皆盗賊団にやられちまったがな…。」 男はゆっくりと立ち上がり、そしてダンボールの中から一枚の写真を探し出した。その写真をしばし見つめ…そして私たちのほうへと振り向かずに俯いたまま喋りだす。 「…頼む、俺はこんな仕事でも誇りをもって今まで仕事をしてきたんだ。もちろん…仲間達もその誇りを糧に今までこうして勤めてきた…だから…。」 男は両手の拳を握り締め、そして震えた声で…大声で泣き出した。 「だから!俺たちの”誇り”を奪ったあいつらを…どうか仲間の仇をとってきてくれ…。」 多分、今外は氷点下を下回っているところだろう。白い雪が目の前の視界を遮り、三メートル先が全く見えない状況にまで陥っている。 その中で私たちは走る足を止めようとはしなかった。大の大人が、男がアレだけの悔しさと怒りをもつものだ、私たちに課せられた”使命”なるものは予想以上に重いものがある。そう私は感じた。 「鏡に映るソレは、形あらざる方面にて使徒となるべきそうろう…。」 「…ミル、何ですかそれ。」 「昔の人の言葉よ、”鏡に映ったソレは、本当にカタチあるべき心なのか、否か。”。」 走りながら私は語る、昔の古い言葉の中から適切なものを選び出し、現代の言葉に翻訳する。本来の意味はまた違ったもののようで、またあっているようなものだった。 「私利私欲の為に他人を犠牲にし、更なる犠牲を増やし強大なる力を得る、その心は人の心あらず…って事ですか。」 「そう捕らえても構わない、むしろそっちのほうが言葉的にはあたっているのかもね。…目印を通り過ぎた、アレン君、近いわよ。」 「了解です、ミル。」 2 何処からとも無く話し声が聞こえる、ソレもまだそう遠くない場所での声だった。声は二つ、すこし高い声と、普通より低い声。 雪のカーテンで周りが見えない状況でもその声の主ははっきりと分る。近くに誰かが居る。 「今日の獲物はずいぶんと儲けさせられたな、詰め所事態にあれほどの金があるとは思ってなかったぜ。」 「あぁ、全くだ。親分もこれからドンドンと詰め所を襲撃するって話しらしいからな。今後が楽しみでしょうがねぇや。」 「全くだ。」 下品な声が私の耳に届いた、そして声の主であろうと思われる二人の背中が見えた。声を潜め息を殺し…素早くその二人の背中に近づくと右手に持つ槍で一人の心臓を貫いた。声も発せぬまま一人がその場に崩れ、異変に気付いたもう一人が振り返る。男が振り返ると同時に私の左手に握られている短剣が彼の喉元を掻っ切り、そして背中を相手に向けて脇からすり抜けるように槍を通す。その槍は彼の心臓を意図も簡単に貫き、そして彼自身も息絶えた。 「…お見事です。」 「…全く嬉しくないわね、カタチはどうあれこれも立派な人殺し。相手が人である以上私は罪を犯したのと同然。」 「なるほど、時にその短剣は?」 アレンが私の左手に握られている逆手に持ち替えられた短剣を指差し疑問の顔で私を見つめた。私はその握り締めた短剣を顔の前まで持ってきた。そして短剣をクルクルと回しながら地面に突き立てた。 「そこで倒れている元人の持ち物よ、腰についてた短剣を私が背中から一突きにした直後に引き抜いて彼の喉を切っただけ。」 「そうですか…。」 私は足元に転がる肉体を詰めたい目で見下ろした後、目の前にある小屋の中へと入っていくために入り口へと足を進める。 (なんて人だ…これが本当に新人の力なのか?…どう考えても鮮鋭された立派な戦士の動きじゃないか…。) 地面に突き立てられた短剣をと、死体が付けている短剣の鞘を懐にしまいこみ。ミルの後を追った。 扉の前に来ると、再びミルはいかにも戦闘馴れしているような雰囲気を漂わせる。目線はドアノブの一転に集中しているものの、周囲の気配りもまるでプロのようだった。 いつでも踏み込める体制をとり、槍を右手に構えて大きく深呼吸をした後ドアを蹴り破る。 ドアが小屋の中で大きく飛ばされた、そのドアに巻き込まれる盗賊が二人、ドアを盾に私たちは小屋の中へと踏み込んだ。 中には盗賊団の人間が十数名、突然の事に不意をつかれ何も武器を所持していない。そこへ彼女の槍が襲い掛かる。 一人、又一人と床に元人だった生命の抜け殻が転がる、彼女はその死体に目もくれずに次の目標を定めては姿勢を低くして急接近する。アレンも負けじと少量ながらの殺傷能力がある”魔法” を放つ、アレンの頭上に火炎弾が数個できたと思った刹那、その火炎弾は四方向へと拡散し盗賊団の人間を焼き払う。 他の人から見れば、これはただの惨殺に過ぎない光景だった。半分以上の盗賊は武器も持たずにその命の炎を消され、そして抜け殻となった肉体が床に無常にも倒れこむ。その繰り返しだった。 「このアマァ!」 一人の体格がいい男が大きな斧を振りかざしミルへと力いっぱいに振り下ろしてきた。ミルはそれに気がつく様子が全く無い。 「ミル!」 3 アレンが叫ぶ、だがミルはその振り下ろされた斧を軽々と交わし、そして男の横へと跳躍し低い姿勢で槍を構えた。そのミルの顔は…笑っていた。 すべるように大男の脇から槍は入り、進入角度を維持したまま心臓を捕らえた。大男は大声を上げた刹那、その命を絶った。 「………。」 ミルは槍を大男から引き抜き、こびり付いた血を払うように槍を横いっぱいに振った。その数滴の血液がミルの白いローブを少し汚した。 「剣は力となり、盾は守護となる。汝、いかなる誇りを捨て我の前にひざまずく。…おやすみなさい。」 彼女は再び昔の言葉を口にして、そして槍を背中の鞘に収めた。小屋に突入をかけてからものの数十秒、一分は経っていない。十数名居た盗賊団の一味は、半分以上が彼女の手によって掛けられた。 (…強い、この人は強すぎる。) ミルは小屋の中に散らばった荷物の中から、数個の指輪を取り出した。 「…これね。」 それは、詰め所で言われていた指輪の数々だった。詰め所で働いている人間が身に付けているというブルンの紋章が刻まれた”警備兵”の証だった。 「…アレン君、もうここには用は無いわ。この指輪をもって詰め所へと戻りましょう。」 「…そう…ですね。」 ミルは髪の毛を掻き揚げ、ゆっくりと雪振る外へと足を運んだ。アレンはしばらく小屋の中を見渡す、そこには元人だった形をなすべきものたちが横たわっていた。 「”鏡に映るソレは、形あらざる方面にて使徒となるべきそうろう。”…か。」 ミルが最初に発した言葉を思い出し、横たわる人たちに向けてそう発した。懐にしまっていた短剣を鞘ごと床に置き、そしてアレンも外へと出る。雪は吹雪きだし、小屋の中にまで雪が入り込んで床に広がる血に重なり、溶けて消えた。 白い悪魔-2 END 1スレ目>> トップへ>>
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オリジナル武器 異界の印、10回転生をしていないとNPCとの会話が進まないかも? ※注意、作成の際、自分の装備品と被るものが材料だった場合、その装備品は必ず倉庫に預けてから作成することをオススメします。 ex.勇剣バルムンクを作る際、英雄メギンギョルドを装備していた場合、それが材料にされます。 短剣 武器名 交換NPC所在地 材料 四宝剣 バイラン島 12時方向(108,126) ネモメダル3000枚 フェンリルの牙30個 オリデオコン5000個 エルニウム5000個 オーク勇者の証500個 狐の尻尾5000個 マスターソード アヴィドス2F(181,78) 勇者バルムンク2個 四宝剣1個 ラクマ33個 ネモメダル15000枚 オリデオコン原石15000個 エルニウム原石15000個 スナイパーカード3枚 チェイサーカード3枚 片手剣 武器名 交換NPC所在地 材料 勇者バルムンク バイラン島 12時方向(108,126) ネモメダル5000枚 英雄のメギンギョルド10個 バルムン50個 天使の羽耳20個 壊れた剣500個 黄金300個 オリデオコン5000個 金雲母50個 聖剣ロスト・セラフィ 同上 ネモメダル5000枚 奇跡のブリーシンガメン10個 バルムン15個 天使の羽耳30個 聖痕1000個 くたびれた天使の意思20個 オリデオコン5000個 神秘のルーン原石500個 両手剣 武器名 交換NPC所在地 材料 神剣アイアン・ロード バイラン島 12時方向(108,126) ネモメダル10000枚 聖剣2本 勇剣1本 フリストの剣60個 壊れた盾の欠片 500個 ロゼッタストーンの欠片 300個 魔力の角 5000個 ダイヤモンド3カラット 5000個 壊れた金属の欠片 5000個 輝石 100個 パラディンカード 2枚 槍 武器名 交換NPC所在地 材料 魔槍エターナル・フォルツ プロンテラ大聖堂 王様横 オンディーヌの槍30個 ネモメダル3000枚 オリデオコン5000個 エルニウム5000個 黒水晶のかけら5000個 暗闇の意志500個 神槍グングニル 同上 魔槍エターナル・フォルツ5個 グングニール[2]50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 黄昏の輝き100個 魂のかけら100個 ロードナイトカード10枚 破壊神の槍[仮] 同上 魔槍エターナル・フォルツ30個 神槍[仮]30個 ネモメダル30000枚 メダル箱30000個 濃縮オリデオコン30000個 濃縮エルニウム30000個 女神の涙10000個 魔女の水薬10000個 魔王の嘆き10000個 九つの世界の象徴10000個 ロードナイトカード100枚 ルーンナイトカード1枚 弓 武器名 交換NPC所在地 材料 閃弓フォール・スレイヤー フェイヨン中央 (170,178) エルブンボウ30個 ネモメダル3000枚 オリデオコン5000個 エルニウム5000個 弾力がある縄5000個 ヴァルハラの花500個 雷上動 同上 閃弓フォール・スレイヤー5個 ルドラの弓R50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 熊の筋100個 神聖な糸巻き100個 スナイパーカード10枚 魔弓[仮] 同上 閃弓フォール・スレイヤー30個 雷上[仮]30個 ネモメダル30000枚 メダル箱30000枚 濃縮オリデオコン30000個 濃縮エルニウム30000個 天使の羽毛 10000個 幸運の睡蓮10000個 丈夫に見える木の枝10000個 強力な接着剤10000個 スナイパーカード100枚 レンジャーカード1枚 轟弓グラム 同上 四宝剣5個 盗賊の弓50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 女人のひげ100個 嵐の徴兆100個 チェイサーカード10枚 杖 武器名 交換NPC所在地 材料 ケリューケイオン ゲフェンタワー入り口(123,108) アイムールの杖30個 ネモメダル3000枚 オリデオコン5000個 エルニウム5000個 追憶のしおり5000個 小さい枝500個 聖杖アドヴェンティア 同上 ケリューケイオン5個 メンタルスティック50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 ユミルの心臓の集積体100個 未知の歯車100個 ハイウィザートカード2枚 神杖(仮) 同上 神界の伝令杖[仮]30個 聖杖[仮]30個 ネモメダル30000枚 メダル箱30000個 濃縮オリデオコン30000個 濃縮エルニウム30000個 怪しい魔力の石10000個 魔法のひさ 10000個 丈夫に見える木の枝 10000個 銀の装飾10000個 ハイウィザードカード10枚 ウォーロックカード1枚 ソウルリンク(魂) アヴィドス2F(181,78) アイムールの杖30個 ネモメダル20000枚 オリデオコン20000個 エルニウム20000個 壊れた錫杖2000個 ロードナイトカード2枚 プロフェッサーカード2枚 チャンピオンカード2枚 スナイパーカード2枚 チェイサーカード2枚 忍者カード2枚 ガンスリンガーカード2枚 鈍器 武器名 交換NPC所在地 材料 ライフストリーム プロンテラ大聖堂 王様横 審判のメイス30個 ネモメダル3000枚 オリデオコン5000個 エルニウム5000個 偽天使の羽5000個 聖痕500個 ブルドガング 同上 ライフストリーム5個 審判のメイスⅡ50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 浄化した霊魂の骨100個 退魔のお守り100個 ハイプリーストカード2枚 神の光[仮] 同上 生命の源[仮]30個 退魔の光[仮]30個 ネモメダル30000枚 メダル箱30000個 濃縮オリデオコン30000個 濃縮エルニウム30000個 銀の十字架10000個 安らぎの花束10000個 塩袋10個 アールブヘイムの花10000個 ハイプリーストカード7枚 アークビショップカード1枚 斧 武器名 交換NPC所在地 材料 オリンポス アルベルタ商人ギルド横(32,24) ヨルムンガンド30個 ネモメダル3000枚 オリデオコン5000個 エルニウム5000個 豹の皮5000個 ハティーの牙500個 フェルギナーク 同上] オリンポス5個 イグニスステイル50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 赤い宝石100個 青い宝石100個 ホワイトスミスカード10枚 魔人の斧[仮] 同上 オリンポス30個 白金の斧[仮]30個 ネモメダル30000枚 メダル箱30000個 濃縮オリデオコン30000個 濃縮エルニウム30000個 アイアンメイデン10000個 魚の魂10000個 英雄の遺灰10000個 冷たい月明かり10000個 ホワイトスミスカード100 メカニックカード1枚 クロノディオス 同上 オリンポス5個 パイルバンカー50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 失踪者の所持品 100個 ミッドガル大陸の鉱石100個 クリエイターカード2枚 トールの武器[仮] 同上 オリンポス30個 時の斧[30個] ネモメダル30000枚 メダル箱30000個 濃縮オリデオコン30000個 濃縮エルニウム30000個 トールのグローブ10000個 アンドヴァリの指輪10000個 流れる空気10000個 鳥の唾10000個 クリエイターカード50個 ジェネティック1枚 カタール 武器名 交換NPC所在地 材料 アンチマジックジュル ソグラト砂漠16 11時方向(フリオニMAP→↑(86,372) ネモメダル3000枚 英雄のメギンギョルド 10個 コワード[2]30個 ジュル[3]20個 オリデオコン4000個 古い魔法陣1000個 闇のルーン1000個 ダーインスレイヴ 同上 ネモメダル30000枚 デスストーカー40個 アンチマジックジュル10個 暗闇の意志5000個 真っ赤なルーン10000個 錆びた包丁10000個 血に染まった刃1500個 レッドブラッド30000個 アサシンクロスカード2枚 神殺しの霊剣[仮] 同上 爪 武器名 交換NPC所在地 材料 ギルヴィング 聖カピトーリナ寺院(モンク転職試験場(226,105) ヘルの爪30個 ネモメダル3000枚 オリデオコン5000個 エルニウム5000個 呪われた印5000個 割れた甲羅500個 魔爪フェンリル 同上 ギルヴィング5個 天竜の爪50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 灰色のネックレス100個 血染めの結晶体100個 チャンピオンカード10枚 虐げられし者の拳[仮] 同上 ギルヴィング30個 魔狼の牙[仮]30個 ネモメダル30000枚 メダル箱30000個 濃縮オリデオコン30000個 濃縮エルニウム30000個 王の証10000個 冷え固まった血の塊10000個 石の根10000個 チャンピオンカード100枚 修羅カード1枚 本 武器名 交換NPC所在地 材料 エイボンの書 ジュノー中央カプラ付近(169,194) レクスカリバー30個 ネモメダル3000枚 オリデオコン5000個 エルニウム5000個 やぶれた魔法書5000個 懐中時計500個 ナグルファル 同上 エイボンの書 5個 蜥蜴大全集50個 ネモメダル30000枚 オリデオコン30000個 エルニウム30000個 賢者な石100個 ヴァルキリーの彫刻100個 プロフェッサーカード10枚 禁書[仮] 同上 大魔道士の書[仮]30個 知識の船30個 ネモメダル30000枚 メダル箱30000個 濃縮オリデオコン30000個 濃縮エルニウム30000個 封印された魔法書10000個 禁断の神秘術書 10000個 フレイヤの宝石10000個 プロフェッサーカード100枚 ソーサラーカード1枚 楽器・鞭 武器名 交換NPC所在地 材料 ニーズヘッグ トロン城内東部屋 1時方向 エルブンボウ30個 ネモメダル3000枚 女王の鞭5個 蛇模様の髪3000個 フレズベルク 同上 エルブンボウ30個 ネモメダル3000枚 ギター[1]5個 グリフォンの爪3000個 手裏剣 武器名 交換NPC所在地 材料 血風大車輪(手裏剣) アヴィドス2F(181,78) 火影手裏剣30個 ネモメダル20000枚 オリデオコン20000個 エルニウム20000個 壊れた手裏剣5000個 怨霊武士カード100枚 忍者カード15枚 銃 武器名 交換NPC所在地 材料 DG-X(銃) アヴィドス2F(181,78) セブンシューター30個 ネモメダル20000枚 オリデオコン20000個 エルニウム20000個 硬い鉄の欠片3000個 フレイムハート3000個 サードオニキス3000個 ガンスリンガーカード15枚
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兵器作成(直接) 兵器覧にある兵器を資金を投じることで自作できる。 GMへ申し出てシナリオの開始時までにSL個作成しておいたことにしておいてもよい。 ただし、その値段分の資金は払うこと。 市場で手に入れるより、2割安い値段で購入できる。お得。 戻る
https://w.atwiki.jp/dimensionzero/pages/1704.html
消えない涙トゥペケンヌペ 消えない涙トゥペケンヌペ ユニット-コロボックル 使用コスト:赤2無2 移動コスト:赤1黒1 パワー:4000 スマッシュ:1 タイミング クイック このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、あなたは相手の墓地にある対象のカードを1枚選び、ゲームから取り除く。 相手の墓地にあるカードが3枚以下の場合、このカードのパワーを+2000しスマッシュを+1する。 泣いてなんかないもの。 化粧を直して還ってきたトゥペケンヌペ。 能力はマキリとホリプパの中間で、加速を持たないかわりに1枚だけ自力で焼却が可能。 同じく爆散波動からの詰めに使える。 収録セット フォース・センチュリー 禁じられし邂逅?(005/105 シルバー) イラストレーター S.of.L 関連リンク 焼却 火事場泥棒 計算された損失? 爆散波動 ブロンズキッド・ドラゴン 他 種族 コロボックル 子分 降魔拳士シュナイダー 冥府の餓狼スカーフェイス
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[PT]消えない悲しみ 遂行地域 インギスオン - オベリスクの設置基地 適正レベル 取得 54 / 遂行 54 報酬 経験値 3,333,500魔石:HP +95(2)魔石:MP +95(2)魔石:攻撃力 +5(2)魔石:物理クリティカル +17(2)魔石:魔法増幅力 +27(2)魔石:回避 +17(2)魔石:魔法命中 +14(2)魔石:魔法抵抗 +14(2) -の中から1つ選択 関連クエスト --- 進行順序 1.NPCトゥパンと会ってクエスト獲得2.村長 フリキンのヘルムを手に入れてトゥパンに届けよ3.NPCトゥパンと会ってクエスト完了 戻る
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《優しい悪魔》 効果モンスター 星5/闇属性/悪魔族/攻2000/守2300 このカードが戦闘で守備表示モンスターを破壊したとき、 そのモンスターの攻撃力を半分にして相手フィールド上に特殊召喚する。 part21-445 作者(2007/10/20 ID sC48gHom0)の他の投稿 part21-436 コメント 名前 コメント
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その日も雲ひとつない晴天だった。 昨日や一昨日や一週間前や一ヶ月前と同じ様に。 そしておそらく、明日や明後日や来週や来月と同じ様に。 焼け付くような太陽の下、砂塵の舞う砂と岩石で覆われたこの町はとても静かで寂びしげだった。 『パーフェクション』 町の入り口にあるボロい朽ちかけた看板を見ながら、その土地とは不釣合いな都会的ファッションに身を包んだ若い娘は自嘲的に笑った。 その看板には住人の人口も書かれているのだが、その人数は14人から6人へ、そして今は3人へと雑に書き直されていた。 「まだわたしは、住人の数に入っているのね」 その3人のうちの一人であるミンディは数ヶ月ぶりに自分の故郷で、ママのナンシーの元を訪れていた。 三方を山と断崖絶壁に囲まれた、言わば陸の孤島に現在残っているのは陶芸を生業としているナンシーと、 今ではモンスターハンターとして全米中に名を上げた自家製要塞の主であるバツイチの男だけ。 そのまもなく初老を迎えようとするハンターはいまだに血気盛んに自らの天職を全うしていた。 依頼をうけるたびに世界中を飛び回り、喜々として多少過剰ともいえる量の弾丸をバラ撒き、火薬を爆破させ、異形の生物達の臓物を撒き散らす。 噂によると今回はテムズ河に泳ぐ巨大人食いミミズが出現したとか。 つまり今現在実際にこの土地に住んでいるのは、ママのナンシー一人だけになっていた。 こんな極端に寂れた土地でもかつて、全米中の注目を浴びたことがあった。 それは看板の人口が14人と書かれていた十年以上も前のこと。 何の前触れになく4匹の巨大な古代生物がこの街を狩場とし、住人を捕食し始めたのだ。 当初は何に襲われているのかも理解できなかった住人達は、その当時に居ついていた便利屋の男二人組を中心に結束し、 犠牲を出しながらもその人食い生物らを見事撃退したのだった。 田舎町でのこの攻防は当然大きなニュースとなり、それ以来その当時の住人達と古代生物"グラボイズ"との関係は切っても切れないものとなった。 その事件をきっかけに成り上がった人間もいれば、別の土地で再び怪物騒動に巻き込まれた人間もいる。 そして二年前にはこの街自身も二度目の怪物の襲撃を受けた。 一回目の地中からの襲撃とは違い、今度は空からの襲撃だったのだが。 確かその時の新種の生物にも名前がつけられたはずだが、下品だとか言う理由でナンシーは決してミンディにその名を教えようとはしなかった。 ミンディはその二度目の襲撃の後、早くに都会にでていた兄のつてを頼り、建設会社に勤めていた。 学歴はなかったが本来の頭の回転のはやさと、思春期には一時期 つっぱてもいたが、 本来の田舎者独特の素朴な人柄をいかして仕事はそれなりに順調だった。 そして今日はママのナンシーにこの僻地を出て一緒に暮らすことを提案しにきたのだった。 多少天然のはいったのんびり者のナンシーだが、頑固なところもあり陶芸に適した土の産地であるこの地を離れようともしなかった。 車を四時間独りで運転し、こわばった全身を伸ばしながらどうママを説得しようか考えながら歩く。 自宅まであと徒歩五分の距離で頑丈なフェンスに作られたゲートを開ける。 「よくいつまでもこんなところに住もうと思うわね」 もとから寂れていたが、今では完全にゴーストタウンとなった街を砂埃にむせながら独りつぶやく。 「ママー、いないのー?」 かつての怪物襲来以来頑丈に改装された家をのぞく。 どうやら土を取りに出かけているようだ。 「まったく、大丈夫かしら‥‥‥」 普段は離れて暮らしているくせに、いざ居るべき場所にいないと、もう若くもないママを心配になっていた。 と言うのもこの土地にはかつてはミンディも襲われた怪物"グラボイズ"が一匹だけ退治されずに生き残っていたからだ。 その怪物は他のグラボイズと差別化され"白い悪魔"と呼ばれていた。 通常のグラボイズは全長約9メートルの手足のない芋虫状の地中生物なのだが、 環境により大地を二本脚で疾走する小型な怪物"シュリーカー"、そして卵を産み、 体内の化学物質の燃焼によって空を飛ぶ"下品でママの教えてくれない名前の怪物"へと進化する。 名前の通り体色が他の物よりも白いそれは長い間進化することもなくいまだにこの大地の下で巨躯を自由に泳がせていた。 と言っても生粋も武装主義者であるハンターによってこの街の防備は完璧だった。過剰なまでに完璧で、そして過激に。 怪物の地中の移動を察知するレーダー代わりの地震計、それぞれの土地の周りのぐるりと囲む地中に埋められたコンクリートの防壁、 そして電流をながしてある鋼鉄のフェンス。さすがに地雷の設置はあきらめたようだが。 実はその一匹の残った怪物のおかげでパーフェクションの街はいつまでも開発されることもなく、実質人口一人のまま現在に至っていたのだ。 ある意味で街と"白い悪魔"は共存していた。 それ故ミンディはママを心配しつつも自身は警戒もせず家の周りを散歩していた。 都会では極力避けていた紫外線もここでは気にならない。 ひょっとして自分はまだこの砂だらけの故郷が好きなのかもしれない。 ミンディは知らなかった。"白い悪魔"はその身体を進化させる代わりに知能を進化させていたことを。 そして住人が外出する時はフェンスの電流を切り、地上だけだが街へ入る入口が出来ることを。 例えレーダーに掛かったとしてもその場に2,3日じっとしていれば獲物たちが警戒を解くことを怪物が理解していることを。 待つことはその生物にとってなによりも得意なことを。 そして最後の住人ともいえるナンシーはグラボイズとあまりにも身近すぎて油断していたことを。 同時刻、ジープに乗り街の外れにある三つのゲートのうちのひとつに近づいたナンシーはリモコンを使い 電流を切り、ゲートを開ける。ここ三日間怪物接近を告げるアラームは鳴っていないのでレーダーは見ていない。 入り口であり出口であるゲートが完全に開き、またナンシーが車に戻ろうとしたその瞬間、大地が揺れた。 埋められた防壁のすぐ外の土が盛り上がり、外骨格の巨大な嘴が飛び出した。 その頭部に土に塗れた巨大な白い胴体が続く。 三日間そこで動かず待っていた怪物は全長9メートルの巨体を躍らせ、 激流に逆らう魚に如く、盛大に砂煙を撒きあげながらゲートに飛び込んだ。 大量の土を浴びパニックになりながらもナンシーは必死にジープに乗り込むと、半身を彼女の土地に乗り上げた"白い悪魔"の巨体の横をすり抜け アクセルを思いっきり踏み込み飛び出す。 「#$%& %=¥!!!!!下品で失礼!!!!」 訳のわからないことを喚きながら彼女は街から一目散に離れていった。 たった今怪物が進入したこの土地に、自分の娘が戻っていることを知ることもなく。 ゲート上でしばらく無様にのたくっていた怪物はその巨大な頭部を振り上げると轟音と供にそれを大地に突き立てた。 そして潜った、自らの支配領域へと。 人が歩くように、魚が泳ぐように、鳥が飛ぶように、それは潜る。 その怪物は肉体に刻み込まれた本能のままに、大地を掻き分け突き進む。 轟音と地震を後に従えて。 眼も耳も鼻もないそれは地中を伝わる振動にのみ反応していた。 いつもの様にようにそれだけで十分だった。 獲物を捕食するためには。 ガション、ガション、ガション、ガション‥‥‥‥ 静かな通りに鈍い金属音が響いていた。 ミンディは何の気なしに開いた自宅の庭の小屋の中で懐かしい玩具を見つけていた。ブリキとプラスチックとばねで出来たホッピング。 幼いころには飽きもせず一日中それにのり跳びまわっていたものだ。 確か最高記録600回以上はいっていた。 なぜいい年をしてそれで遊ぼうなどと思いたったのかは自分でも解らないが、いつの間にか夢中で跳んでいた。 幼い頃に戻ったかのように。 暑さと、ここに帰ってきて急に感じ始めた窮屈さに耐え切れず、都会用の服は家の中に全部脱ぎ捨ててあった。 靴もブラもパンティさえも脱ぎ捨て、身に着けているものは白いTシャツと古いデニムのパンツのみ。 ガション、ガション、ガション、ガション‥‥‥‥ 童心に帰り一心不乱に跳ねる。 首筋から足先まで下着のない素肌を一気に流れ落ちる汗が心地良かった。 多少膝を曲げブリキ製の棒を太ももで挟みこむようにし、くり返し上下に跳ねていると、ふと子供の時には感じなかった不思議な熱が 振動とともに下半身に溜まっていくのを無意識に感じていた。 疲労とは違う熱い息の乱れが生じる。 ガション、ガション、ガション、ガション‥‥‥‥ わたしなにやってるんだろ‥‥‥‥ もうやめる事は出来なかった。 "白い悪魔"はすこしだけ迷っていた。 先程から地中に伝わる振動を獲物かどうか決めかねていたからだ。 規則的に一定のリズムで大地を叩くそれは生物のものとは思えなかった。 他のグラボイズなら躊躇なく突進していただろうが。白い体色のそれは少し警戒していた。人間の罠かもしれないと。 「‥‥っ、‥‥くぅ、‥‥はぁっ‥‥‥うっ」 ガション、ガガシャン、‥‥ギョン、グション‥‥‥。 規則正しかった金属音が少しずつ乱れていた。ミンディの荒い息づかいと供に。 土の下ではまた少しだけ怪物が近づく。 「う、‥‥ん、‥‥‥ああ‥‥‥いい」 もう今ではミンディも認めていた。自分は子供用の玩具の振動によって性的快楽を得ていることを。 官能の波が暑くて熱い。 じんじんと、跳びはねるごとにふとももの付け根がこすれ、 無機質なブリキの刺激がデニムの生地を通し、下着を着けていない局部を圧迫する。 直接性器に何かが触れているわけではないのに異常に身体が昂ぶり、敏感になっていた。 そう言えばこののんびりとした故郷とは違い、何事もペースが速く忙しかった都会では ミンディは異性と触れ合う機会もまだなかった。 最近は自らを慰めることすらもほとんどしなかった。 無意識に押さえ込んでいた成熟した肉体の欲求が、思わぬ形で噴出し、 本能のままにあふれ出していた。 少しはなれた地中の生き物ももはやあふれ出る本能を抑えることができなかった。 捕食という名の本能を。 「ああ、うわ、んぁああああ」 肉体が歓喜の声をあげ、力なく跳ね続ける足にも自らの意思とは違う震えが奔る。 しかし局部への直接の刺激なしでは最後の一線を越えることはない。 直接イジりたい、乱れたい、イキたい、もっと感じたい、あそこをかき回して自分を開放させたい。 狂おしくも悩ましい、終わらない快感の疼きの中で、それでもその無機質な玩具を動かす手を止めることが出来ない。 ガシュ、ガシュ、ガシュ、ガシュ、 「う、‥‥‥が、ひゅん‥‥うあ、あひい!!」 ‥‥‥‥い、いっちゃう!!? ミンディは玩具と快感の震えのために、足元の振動には気づかない。 思考までも無残に崩れ落ちてゆくなかで、ピン、と金属の弾ける音がどこかで聞こえた気がした。 次の瞬間十年ぶりの酷使に耐え切れなくなったその玩具は空中でバラバラに分解した。 「きゃん」 地面に倒れこみ、痛みと衝撃に一瞬息が止まり、身体の感覚がなくなる。 「いや、だめ」 刹那、身体の中心を貫く様な、強烈なオーガズムへの飢餓感が痛みと入れ替わりに湧き上がる。 欲情した肉体が何を望んでいるかは自分が一番良くわかっていた。 砂で汚れた服を掃うこともなく、裸になるわけでもなく、乱暴とも言える動きでジーンズの中に手を突っ込み、 肉欲の疼きの中心であるその場所に乾いた指を挿し入れ、欲望の限りに自らを貫き、 そして犯した。 貪るように。 道の真ん中で。 「っぁぁぁぁぁ‥‥‥‥‥‥!!!!」 汗と砂に汚れたミンディは眼を見開き、身体を仰け反らせ言葉にならない絶叫を上げていた。 頭の中で白い閃光が次々と瞬く。 意外にもはじめは乾いていたその秘部は二本の指でかき回した途端ダムが決壊したかのように肉の喜びを表す生暖かい液体をあふれさせた。 同時にミンディの理性も決壊していた 「っぁぉぉぇぉぉぅぉぉぉ!!!!」 だめ。 壊れる。 痛い。 でも気持ちいい。 やめないと。 いや、もっと。 もれる。 なんかでちゃう。 視界が激しく揺れ動く。 ついに人の体が性的快感に耐えうる限界に達しようとした時、自慰にふけるその肉体を巨大な力が地面から突き上げた。 「ひぎゅぅあああああああ!!!」 感じたこともない、意識をもっていかれそうな絶頂の中ミンディの身体は宙を舞っていた。 体中から液体を滴らせ、撒き散らしながら。 「ぐひゃあ!!」 大地に転がり落ちた時、全身を覆う痛みと、それ以上の快感の波が再びミンディを襲う。 舞い落ちる土を全身に浴び、絶頂の余波で痙攣しながらもミンディは視界の中に、 天に向かって雄叫びをあげながらそそり立つ巨大な肉槐を確認した。 "グラボイズ"!! 否定しようとしつつも生粋のパーフェクションの住人であるミンディは、それがこの地に住み着いている怪物だとすぐに悟った。 そしてそれが彼女を捕食しようとしている事も。 "逃げなければ!!" 「‥‥‥‥ひゅわああああ!!」 立ち上がろうとした瞬間、電撃にでも打たれたかの様にミンディの体がビクビクとのたうつ。 まだジーンズの中ではミンディのなかに指が2本とも挿し込まれたままだった。 そして自分の意思とは関係なく両の太ももは強い力で手を挟み、ぬめった陰部は二本の指を強く挟んだまま離さなかった。 『‥‥‥だ、だめうんんんっ!!に、にげなきゅわあああああ!! たたた食べられちややぅううううう!!』 ホッピングの振動を狙ったため、狙いが外れた地中生物の上下四つに割れた顎が宙でブリキの破片を掴み、がっきりと閉じる。 命の危機にさらされながらも、一度火のついたミンディの身体は更なる快感を求めていた。 指を引き抜こうと必死に動かす度に、皮肉にもさらに強烈な快感の波が発生する。 「ふわあああ!!」 白いグラボイズはその悲鳴と喘ぎの混じった甲高い声をあげる獲物に 表情のない無機質な顔を向けると、玩具であった破片を吐き出し、うなり声と共に口から三本の触手を吐き出した。 人間の太ももほどの太さのそれらは、よだれを垂らし無様な姿のミンディに一斉に襲い掛かる。 「いやぁああああ!!」 今度の声には喘ぎよりも悲鳴の割合が多かった。 それ自体別の生き物の様に快感の余韻で震えている足に、先端に蛇に似た口を持つ触手が左右に一本ずつ巻きつく。 残りの一本は膝部分に喰らいついた。 幸い厚いデニム生地を触手の小さな牙が貫くことはなかったが、それでもその触手は十分に役目をはたし、 ミンディの身体をグロテスクな口に引きずり込もうとする。 「ひぃいい!!いやだぁ!!」 喰われるという全ての生き物にとって最も原始的な恐怖に襲われ快感が下半身からつかの間吹き飛び、 それに取って代わってパニックが猛烈な勢いで押し寄せる。ようやく引き抜いた指はてらてらとエロチックに光り濡れていたが、 そんなことを気付く余裕もない。 あわてて身体を起こし、足に巻きついた触手を剥がそうとするのだがミンディの力ではビクともしなかった。 『もうだめ‥‥‥。ママごめん‥‥』 "ズボンを脱げ!!" どこかで聞いたことのある様なセリフが頭の中で響いた。 怪物の口に引き込まれながらもあわててズボンを脱ごうと再び自らの下半身と格闘する。 窮屈さにベルトを外していたのが幸いして存外すばやく脱ぐことができた。 両足をふるって触手の巻きついたズボンを蹴りはがす。 なにもつけていない下半身が太陽の下にあらわになる。うっすらと生えた淡い色の茂みは、 染み出した愛液によってすっかり濡れそぼっており、蹴り飛ばしたズボンの内側に淫靡な糸を引いていた。 上は汗ですっかり張り付いたTシャツ一枚、下は何もない裸。 無防備を通り越して哀れな姿のミンディは走り出そうとするも、 乱暴なまでの絶頂のあとでは脚に思うように力が入らず、フラフラと苛立たしいほどにスピードが出ない。 生き物の、そしてメスの匂いの染み付いたジーンズをしばらく咀嚼 していたグラボイズは、それを不満げに吐き出すと再び地に戻った。 匂いではなく肉を欲して。 轟音と土煙と供に再び潜る。 獲物は静かに立ち尽くしていた。 力のぬけたこの脚ではもはや走ってあの怪物から逃げ切ることは不可能だった。 地に着いた足からグラボイズがミンディを求めて走り回る振動が微かに感じられる。 あとに残された手段は振動を起さず、即ち一切歩くことなくただ無心に捕食者をやり過ごすだけだった。 下半身裸のままで。 振動を起さなければグラボイズにとっては何も見えないも当然だった。 もちろんそれであきらめる生物ではない。 有り余る食欲と忍耐力のままに獲物が再び振動を起こすのを待つ。 「ううう‥‥‥‥、ゃ、やばい」 暑さだけのせいではない汗をかきながら太陽の下、ミンディは下半身に新たに発生した問題に身悶えしていた。 自然と内股になり、腰が引け、足が再び震えだす。 「‥‥‥‥も、もれちゃう」 いじくりまわし、かつてないほどに刺激を与えたことをきっかけに、ミンディの排泄器官はすさまじい程の尿意を催していた。 恐怖と快感、相反する活動と極限状態によって異常に敏感になった下半身は尿意すらもズキズキと激しく増幅させていた。 「ぅうん‥‥‥あ、ああ‥‥‥も、もう出っ!‥‥‥だだだだめぇ!!」 内股で地面に倒れんばかりに屈みこみ、両手で必死に股間をおさえる。 無駄なあがきと知りつつも。 「うぁ!!」 小さな悲鳴と供に許容量をこえた液体が少しだけ、 快感の果ての潮吹きの如く、ビュッ、と閉じた指の間から噴き出す。 愛液混じりのそれは震える両足の間の大地を叩く。 当然ミンディの立っているその位置で。 もはやその怪物に警戒心なかった。 大事なのは獲物の位置だけだった。 触手ももう必要なかった。 快楽と絶望と尿意と恐怖の狭間で目の前の地面が土煙を発し、再び割れていくのをミンディは見た。 土煙が彼女の身体を包む。 反射的に立ち上がり宙に逃れようとする。 次の瞬間、彼女の身体は真下から怪物の巨大な口に咥えられていた。 四つの顎で包み込まれるように。 「いやあああああああああああああああ」 肌の露出している両脚が、直に飲み込まれる感触を感じていた。 その乾いた表皮とは違う粘着質な唾液で濡れた肉が蠕動し、 裸の下半身を飲み込もうとする。身体全体に異臭の発する液体がべっとりと纏わりつく。 幸か不幸か、歯のついてないその顎はすぐにミンディの身体を傷つけることはせず、 意識をしっかりと保たせたまま彼女を捕食していく。 「うひいいああ、うおああああ!!」 高くもちあげられたまま、唯一自由な両手を振り回し、喚きながらミンディは暴れまわる。 感じられるのは死へと向かう苦痛のみ。 声帯を含む肉体は反射的に抵抗しながらも、その心の奥底ではもはや獲物としてあきらめかけていた。 この世で人間だけが失くしかけた、自分よりも遥かに強いモノに搾取される絶望感。 『飲み込まれちゃう‥‥‥』 うねうねと活発に活動する肉が身体中をはげしく揉みしだく。 怪物はミンディを咥えたまま潜ろうとする。 「ぐへぇ!!」 顎を閉じられ、全身を包む圧迫感が一層強くなる。 崩れ行く意識のなかで死を意識する。 押し潰されてゆく脚を触手がなで回す。 その時喰われ掛けている彼女の脳が最後の足掻きともいえる行動を起こした。 これから起こるであろう、生き物にとっての最大の苦痛を少しでも軽減するために、 脳は身体の痛みの神経をシャットダウンしていた。 そして少しでも生きる手段を探そうと体中の機能と記憶を引っ掻き回す。 痛みが消え、人の死の瞬間に流れるという走馬灯を見せられて、ミンディは半ば恍惚としていた。 『もうすぐわたしは死んじゃうんだ‥‥‥』 全てがスローモーションに見え、色彩が失われてゆく。 その視界は余りにもゆっくりと、しかし確実に沈んでゆく。 巨大な顎にだけでなく、パーフェクションの大地にも飲み込まれていく。 怪物は再び地に潜ろうとしていた。 ミンディは死をを覚悟した グラボイズはほとんど丸呑みに近い獲物を完全に飲み込もうと、体の内側で触手を再びミンディの脚に撒きつけようとした。 「ふわぁ」 意識を失いかけたミンディは微かに声をあげた。 触手の先端が彼女の両脚の付け根の勃起した肉芽にほんの一瞬だけ触れたからだ。 快感とも呼べない程の小さな、命の活動のきらめき。 そのきらめきはとても小さなものだったが、わずかな火花が一瞬で大量の火薬を爆発させるように、 一旦は死を受け入れた脳が瞬時に覚醒し、スパークする。 「ぐきゃああああああああああああああああああ!!」 死から逃れようとする彼女の脳は、微かに感じた下半身の刺激を生きている証として全神系を局部に集中した。 喰われかけている、という究極ともいえる生命の危機にアドレナリンが大量に分泌され、 全感覚神経を極限なまでに高め、敏感になる。 気を失うことも許されぬまま、ミンディの身体を、想像を絶する快感が駆け回る。 文字通り、死んでしまいそうなほどに強烈な快感が。 「おごぉぉあああああ――――――!!」 ‥‥‥‥コワレル。 致死量の電流が流れ続けているようなものだった。 ミンディの身体は秒単位でイキ続けた。 怪物も驚くほどの力でミンディの身体が跳ね回る。 「が、あ、あ、あ、あ、あ、」 そしてその電流が下半身に集中する。 激しい尿意にさらされていた下半身に。 「でででででででる――――!!!」. ぷしゅあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ すさまじい勢いで失禁、放出する。 怪物の口の中に。 それの勢いはもはや、放尿というレベルではなかった。 愛液と尿の混じった刺激臭のするそれは、ミンディの脚を押し開き、怪物の体内へと直接噴き出す。 ミンディの体液をすべて搾り出すかのように。 「あ、がぎ、ご、ら、あ、だ、や、あ」 半身を喰われかけた極限状態での放尿による禁断の快楽に、ミンディは正気を失った。 大地に潜りかけたグラボイズは生涯で始めてのパニックに陥っていた。 そして、苦しんでいた。 体内に刺激臭のする液体が大量に、それも急激に叩き込まれたのだ。 本来砂漠に生息し、水をほとんど必要としないその怪物にとって口内で暴れまわる液体は完全なる異物だった。 グラボイズは甲高い悲鳴に似た雄叫びを上げ、頭を再び大地から持ち上げ、振り回す。 そして、悲鳴と尿と愛液を流し続けるミンディを空中に勢いよく吐き出した。 「ああああ」 尿と怪物の唾液を撒き散らしながら再びミンディは宙を飛んでいた。 一種爽快な開放感に包まれながら。 キモチイイ‥‥‥‥ 再び大地に激突する寸前に気を失った。 ミンディが目を覚ましたのはもう日の暮れかけた、夕刻過ぎだった。 わたしまだ生きてる? 軋む身体を無理やり動かし、周りを見渡すとそこは自分の家だった。 どうやら宙を飛ばされ、そのまま自分の家の玄関に飛び込んでしまった様だ。 人口一人のこの村では玄関の鍵などあっても意味などなく、そのおかげで彼女は命拾いした。 かつてのグラボイズ襲撃以来、床板は必要以上に頑丈に改装されており、 家にさえ入っていればもう安全のはずだった。 「わたし、たすかったの‥‥‥?」 自分でも信じられなかったが、汗と尿と異臭を放つ怪物の唾液に汚れた裸の下半身が身に降りかかった悲劇を示していた。 同時に全身にはしる激痛が、自分がまだ生きているということを。 そして助かったという奇跡を。 ほっ、とようやく安堵のため息をついたとき、突然 「え、あ、ちょ、だめぇ‥‥‥」 ちょろろろろろろろろろろろろろろろろろ‥‥‥‥‥ この日二度目の失禁。 それに先程のような勢いはなく、ごく自然なおもらし。 命の危機から脱し、全身の力が一気に弛緩する。 ぺたんと床に座り込む。 「はあ‥‥‥‥‥‥」 とにかく、本当助かったらしい。 今はなにもする気がおこらず、自分の小便に濡れるのもかまわず床に倒れこんだ。 激しすぎる刺激にさらされズキズキと痛みを伴う股間を無意識にさすりながら。 家の外ではまだパニック状態の白い悪魔ゲートからあわてて逃げていった。 「#$%& %=¥!!!!!下品で失礼!!!!」 日が完全に暮れた頃、ようやく家に戻ったナンシーが悪臭を放つ汚れた床で自慰に没頭し、 のたうち回る自分の娘を発見、再びパニックに陥るのはまた別の話。 テムズ河にて大量の手製機雷で、無事巨大ミミズを粉砕したハンターが、 その後のナンシーの依頼で "白い悪魔"を壮絶な死闘の果てにパーフェクションの土地ごと粉々に吹っ飛ばすのも別の話。 そして、粉々になったグラボイズの肉片から新種の人喰い生物が大量に発生した。 それもまた、別の話 FIN 名前 コメント すべてのコメントを見る
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キャラクターのイラストを用意したいけど、絵は苦手。 描けるけど時間がない!面倒くさい! そんな方のために、以前運営の日夜が使ったことのあるツールをご紹介いたします。 ※PC以外では機能しないかと思われます。 セルフィ着せ替え室 アイテムカタログ 使い方 ①カタログの方のリンクを踏む。 タグ一覧に飛ぶようにリンク設定しています。 服の種類、髪型の種類など色々ありますが、お好きなパーツから。 ここでは《服の種類》へ飛んだことにします。 ②表示されているサムネイルの中から、気に入ったものを選んでクリックします。 ③アイテムのページに飛ぶと、画面左側にはそのアイテムの画像、そしてその上に《アイテムID》というものがあります。 ④アイテムIDをコピーし、着せ替え室のリンクを踏みます。 ⑤ここでは衣装を選んだので、着せ替え室の《ジャケット》部分の欄に、コピーしたアイテムIDをペーストします。 ⑥髪型や整形(目元や口元など、顔の種類)でも同様の作業を行います。 ⑦セルフィ着せ替え室で、《着せ替え実行》をクリック。 以上に流れになります。 今後はキーNPC等の容姿はこちらで用意しようと思います。