約 9,961 件
https://w.atwiki.jp/hitorikakurenbo/pages/1120.html
一人美味しんぼ ひとりかくれんぼの改訂版 美味しんぼバージョン 2007年6月7日2chオカルト板でスレ立て 情報提供者:名無し 1 :本当にあった怖い名無し:2007/06/07(木) 21 24 37 ID 9i2laAvV0 【用意する物】 ・腹を空かせた海原雄山(必ず空腹時で) ・米(魚沼産だろうがなんだろうが、自動精米機使用禁止) ・箸(雄山を殺気だたせるために赤で) ・包丁(雄山がうなった鍛冶虎が好ましい) ・コップ一杯に塩水(塩は天然塩) 【実行手順】 1、米を炊く 2、炊いた米を雄山に出す 3、自分の爪を切り、ひとかけら入れた後、また出す 4、雄山が怒り狂うまでに隠れる 【終わらせ方】 1 塩水を半分口にふくみ、隠れてる場所から出て、海原雄山を探す 2 海原雄山を見つけたら、残りの塩水を海原雄山にかけて、口の中の塩水も吹き掛ける 3 『山岡の勝ち』と3回言う 【参考URL】 一人美味しんぼ http //hitorikakurenbo.web.fc2.com/log/3occult/1181219077.html
https://w.atwiki.jp/unknownens/pages/62.html
⚠戒瑛県議会/大海原家 ⚠大海原家 大海原 大漁 (おおうなばら たいりょう) 戒瑛県議長。 ⚠御愛想島水族館 御愛想島(おあいそじま)水族館の関係者。 リマイン (Remine) / 金魚ちゃん ミカエラ (Mikaela) / 赤鯉さん 詳しくは中華人民共和国を参照。
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/467.html
これまでのまとめ 竜神当麻 →原石にまつわる情報を集めるように旅掛へ依頼し、オッレルスに接触しようと試みる。 上条さんによるインデックス寝とられを防ぐため、外堀を埋めようと必死。 海原光貴 →妹達と共に学園都市を脱出した。 ステファニー=ゴージャスバレス →砂原緻密の治療と引き換えに、かえる顔の医師の病院の掃除係になる。 削板軍覇 →ステファニーと共にアルバイトを始める。 インデックスサイド ―学園都市 第三学区― 第三学区に存在する、とあるホテルのスイートルームのソファーに、上条夫妻と月詠小萌の三人が腰掛けていた。 息子が行方不明になったという報を受けた刀夜は、仕事を放り出して、妻と共に学園都市に駆けつけたのだ。 学園都市に到着するなり、上条当麻捜索の責任者だという男からこの部屋をあてがわれた。 事情を説明する為に、担任である月詠小萌がこの部屋を訪れたのがつい先ほどの事である。 刀夜「では、当麻が何故行方不明になったのか、先生もご存知ないんですか?」 小萌「はい。あの、か、上条ちゃんとはここ二週間ほど、連絡が取れない状態でして……。 今までも、授業を無断欠席したり、遅刻する事はいっぱいあったのです。 上条ちゃんは優しい子ですから、困ってる人がいると、すぐに首をつっ込んじゃって……」 刀夜「ええ、あの子の性分というか、体質については私達もよく理解しています」 小萌「ほ、本当に申し訳のしようがないのです……」 小萌はうなだれてしまった。この先生の事だ、心から責任を感じてくれているのだろう。 詩菜「当麻さん……」 刀夜「大丈夫だよ詩菜さん。当麻は強い子だ。 それに学園都市の人達が捜索に協力してくれている。きっとすぐに見つかるさ」 詩菜「ええ、そうですね」 刀夜は詩菜の手を取り、ぎゅっと握り締める。 その時、ドアの方からノックをする音が聞こえた。 部屋はオートロックである為、外からは開けられない。 刀夜が席を立ち応対すると、ドアの向こうに純白のシスターと赤髪の神父、そして黒い修道服に身を包んだ背の低いシスターが立っていた。 黒い方のシスターは何故か顔を赤らめ、不安定にフラフラとしながら、赤髪の神父に掴まり立ちしている。 具合でも悪いのだろうか?そう刀夜が考えていると。 そのシスターがたどたどしい日本語で挨拶し始めた。 アニェーゼ「し、失礼します。 私はイギリス清教より上条当麻探索の命を受けて派遣された、アニェーゼ=サンクティスと、も、申します。 特別捜索本部の設置にあたり、親族の方のご挨拶したく思い、参上しました」 刀夜「はぁ」 ステイル「シスターアニェーゼ、日本語が苦手なら、僕が代わりに説明しようか?」 アニェーゼ「い、いえ。ここは私に任せちまってください」 刀夜「よく分かりませんが。まあ、立ち話もなんですし、どうぞお入り下さい」 小萌「シスターちゃん!」 来客の中にインデックスの姿を認め、小萌が驚きの声を上げる。 インデックス「こもえ……」 小萌はトテトテとインデックスに駆け寄ると、その小さな腕で、彼女をぎゅっと抱きしめた。 小萌「心配したんですよ。上条ちゃんと一緒にシスターちゃんまでいなくなっちゃうんですから」 インデックス「ごめん、こもえ」 インデックスの顔に笑顔が無い。 例えお腹が空いているときでも、こんなに元気の無い姿は見せたことが無かったというのに……。 刀夜に案内され、三人はソファーに腰掛けた。 安定した掴まりどころを得た為か、アニェーゼが安堵の息を漏らす。 アニェーゼ「自己紹介しちまいますね。 私は特別捜索本部イギリス清教側の責任者でアニェーゼ=サンクティスです」 ステイル「僕はステイル=マグヌスだ」 ステイルの預かり知らぬ事だが、実はステイルと上条夫妻は面識がある。 ただ、エンゼルフォールの発動期間中であった為、中身は神裂火織で、外側だけがステイルの姿という歪んだ形での面識なのだが。 刀夜と詩菜の中では、ステイルはシナをつくる女の子っぽい恥ずかしがり屋な外人さん、といったイメージが定着している。 以前、海の家で会った時は、神裂と名乗っていたはずなんだが、偽名だったのだろうか? 刀夜はそう思いつつも。そこを言及しても、話が進まないと考えたので、一先ず保留しておく事にした。 刀夜「お三方ともイギリス清教の所属の方なんですか?」 インデックス「そうなんだよ」 詩菜「インデックスちゃんはイギリス清教のシスターさんだったのね」 インデックス「うん」 刀夜「インデックスちゃんは学園都市の生徒じゃなかったのかい?」 ステイル「この子は諸事情あって、世界中の様々な組織から命を狙われているんだ。 三ヶ月前、彼女が学園都市に逃げ込んだ時、上条当麻と出会った」 インデックス「その時から、当麻は私をずっと自分の家に匿って、守ってくれていたんだよ」 刀夜「そうか。どうりで……いくらご近所さんだといっても、親しすぎる気はしてたんだ。 でもどうしてうちの息子が……警察には相談したのかい? それにイギリス清教の所属ならイギリスは守ってくれないのかい?」 ステイル「複雑な政治的理由とか、込み入った事情があってね。 僕としても、あんな素人にこの子の護衛を任せるなんて反対だったんだけど。 仕方なかったんだよ」 刀夜「そうですか。じゃあ、もしかして、当麻はイギリス清教の問題に巻き込まれてしまったんですか? 行方不明になったのもその為に?」 インデックス「ごめんなさい……とうまは、私を」 インデックスの言葉を遮るように、ステイルが口を挟んだ。 ステイル「すまないが、上条当麻が行方不明になった経緯について、僕達は話す事が出来ない。 そういった権限は与えられていないんだ。 でも、貴方が想像した通り、この件にイギリス清教が深く絡んでいる事は否定しない」 詩菜「当麻さんは無事なんですか?」 アニェーゼ「現在調査中です。 上の報告ではその……テロリストに拉致された可能性が高いという話ですんで、 今はイギリス、学園都市の各組織が総力を挙げて危険因子の洗い直しを始めているってとこです」 刀夜「テロリスト!?……身代金の要求とかは?」 アニェーゼ「いえ、今んところは何も。 それに、やっこさんは恐らく身代金の要求なんかはしてこねえでしょうね……」 刀夜「どうゆう事ですか?」 ステイル「上条当麻の価値っていうのは、金銭で代えが利くようなものじゃないんだよ。 あの男の右腕は、戦略核ミサイルを遥かに超える価値を持っている」 刀夜「右腕!?……またか、またあの右腕がっ!!」 刀夜は切れそうな程に、唇をかみ締める。 まだだ、またあの右腕が息子に不幸を運んできた。 何より、その不幸を取り除いてあげられない自分の無力さが腹立たしかった。 確かに、あの日、海の家で、上条当麻は幸せだと言った。 このすばらしい不幸を取り上げるな、と言った。 それが息子の生き方なら、受け入れるのも親の役割なのだろうと。そう思った。 ならば、この状況はどうなのだろう。これすら受け入れなければならないのか。 そんな事は無い筈だ。あってはならない。 ステイル「しかし、逆に幸運だとも言える。 仮に敵の目的が上条当麻の右腕だとしたら、あの男の命だけは保障されている。 あの右腕をどうするつもりかは知らないが、何をするにも、時間がかかる。 上条当麻を拉致した連中は、今、逃げ隠れするので精一杯のはずだ」 刀夜「当麻に危害が加えられる前に助け出すと?」 ステイル「そうだ。その為に僕達がいる」 アニェーゼ「これをお受け取りください」 アニェーゼと名乗ったシスターが、懐から手のひら大のケースを取り出した。 中に貴金属で作られた勲章が入っている。 詩菜「これは?」 アニェーゼ「イギリス王室は、上条当麻にナイトの称号を与える事に決定しました。 正式な授与は、女王の誕生日に行われる予定ですが、 先立ってこの星章をご両親に手渡すようにとの、エリザード女王からのお達しです。 ”私自身、子を持つ親として、ご両親の心中お察しする。 イギリスは、国の威信に賭けて上条当麻を必ず救出してみせる。 この星章はその確約の証として納めて欲しい”との事です」 刀夜「イギリスの女王陛下が?」 ステイル「女王としてはブルーリボンを与えたくて仕方なかったみたいだけどね。 功績が公に出来ない上に一国の君主でもない男には、 ブルーリボンは与えられないって騎士団長に止められて、 しぶしぶその星章になったみたいだよ」 今回に限り、騎士派がやけに協力的なのは気味が悪いけどね。 ステイルはそう言葉を締めくくった。 実際、非公式とはいえ、功績の明かせない人物にナイトの称号を与え。 さらに、女王しか執り行う事が出来ない。その星章の授与を、清教派の人間に託したのだ。 前代未聞の事態だ。 本来なら、騎士派の反発は避けられない。 裏で、騎士派と清教派を橋渡しした人間がいる筈だと、ステイルは睨んでいた。 そう、例えば土御門元春あたりの人間だ。 詩菜「当麻さんは一体、何をしたんですか?ナイトの称号なんて、ただの学生が戴けるものではないでしょうに……」 アニェーゼ「いろいろあり過ぎて、どの功績に対するものなのかよく分かりませんけど、 素直に受け取っていいと思いますよ。 あの少年は肩書きとかを気にするような性格じゃねえですし。 もし、不要だというのなら、売却すればかなりの金になりますし」 ステイル「馬鹿を言うな!国際問題になるぞ!」 アニェーゼ「冗談ですって」 咥えタバコを噛み千切ってしまいそうな勢いのステイルを、アニェーゼがなだめる。 ステイル「用件はこれだけだ。僕達は、仕事があるのでこれで失礼させてもらうよ」 刀夜「どうか、息子をよろしくお願いします」 上条夫妻と小萌は深々と頭を下げた。 アニェーゼ「安心して待っていてください。必ず取り戻しますんで」 アニェーゼが三人に向けて力強い笑顔を返してから、退室しようとする。 インデックスもそろそろと立ち上がり、二人の後ろを追った。 小萌「シスターちゃんも行っちゃうんですか?」 インデックス「うん。これが私の本来の仕事だし。 それに当麻が困ってるなら、私が助けてあげなきゃ」 詩菜「無理はしないでね」 インデックス「うん」 御坂サイド ―アメリカ西部沿岸― 御坂達はアメリカ西部の沿岸部にある港にいた。 御坂、白井、五和を除いた面々は、情報収集の為に、アメリカ全土にあるそれぞれの持ち場に散らばっていった。 御坂「駄目、やっぱり繋がらない」 御坂美琴は父、御坂旅掛の携帯電話に電話をかけながら、渋い顔をする。 旅掛の携帯電話の電源は入っているのだが、竜神の張った結界。 アエギディウスの加護により通信が阻害されている。 白井「困りましたわね」 五和「お父様がどちらに宿泊されているかわかりますか?」 御坂「さっき、調べてみたんだけど。チェックインしてるホテルは分かったわ」 五和「では、まずはそちらを当たってみましょう。何か分かるかもしれません」 御坂「ごめんね、アイツの探索だけでも大変なのに」 五和「いえ、いいんです。 情報収集は天草式総出で行っていますので、私一人抜けただけでは、あまり影響はありませし」 御坂「でも、五和さんはアイツの探索を優先したいでしょ?」 五和「確かに、それはそうなんですけど。でも、私はこれでいいんです。 上条さんに会った時、胸を張って会えるように。 あの人が命を張って助けた女として、上条さんが誇れるくらいいい女になるって決めましたから。 自分の都合ばかりで、他人の幸福を考えられない。そんなつまらない女にはなりたくないんです」 白井「はぁー。まったく、あの類人猿ときたら。本当に罪深い男ですこと」 五和「それにしても、魔術師が側にいるかもしれないというのは本当なんですか?」 御坂「うーん。あんまり自信ないんだけど。 もし私が聞いた声があの男のものなら、たぶんそういう事だと思う。 アイツがあの男を、アステカの魔術師って呼んでるのを聞いた事あるもの」 五和「アステカの魔術師ですか……。 確かに、アステカには人に皮を被る事で、他人に成りすます事が出来る魔術が存在すると聞きますし。 ありえない話ではないですね」 白井「うっ!ひ、人の皮を被るんですの!?」 五和「ええ。詳しくはないんですけど。 おそらく、他人の皮の一部を霊装に組み込む事でそういった効果を得ているんだと思います」 御坂「そうよ!海原光貴もそいつに皮を剥されたって言ってた!」 五和「……急ぎましょう。 状況がよく分かりませんが、魔術師が絡んでいる以上楽観視はできません。 それと、その海原光貴さんの人相は分かりますか?」 御坂「財界人の御曹司だから、ネットを漁れば写真くらいは見つかると思うけど」 五和「必要悪の教会に連絡をとって、その男性を指名手配してもらいましょう。 今朝学園都市にいて、今夜アメリカにいたとなると、それなりの移動手段を持っているとみていいでしょうし。 今もアメリカにいるとも限りません、世界規模で捜索する必要があります」 御坂「そんなに大事にしても大丈夫なの?」 五和「別に捕り物をしようって訳ではありません。 運よく見つけられたら、任意の事情聴取をしてもらおうってだけですから、問題はありませんよ」 御坂「うーん、じゃあお願いするわ。画像は私が今から探すから」 五和「はい」 こうして、海原光貴の顔写真が必要悪の教会に出回ることになった。 これが、竜神とエツァリの旅路にどのような影響を与えるのか、彼女達は知らない。 上条サイド ―アメリカ ラスベガス― 深夜二時半、ホテルの部屋で、旅掛は竜神にくだをまいていた。 内容は、嫁である美鈴の愚痴だか惚気だかよく分からない話と娘と上条の関係についての話だった。 酒臭い息を竜神に吐きかけながら、怒鳴りつける。 口は勇ましいものの眠気が襲ってきているのか、体がフラフラと揺れ、目の焦点があってない。 旅掛「いいか!?ぜーったい美琴ちゃんに手ぇーだすんじゃねえぞ!」 竜神「はいはい。分かってますよ」 上条『これでこの話題何回目だよ……』 竜神『さあな。5回過ぎたあたりから数えてない』 上条『完全にできあがっちまってるな』 旅掛「むにゃ……すぅー」 旅掛はソファーに倒れこみ眠ってしまった。 上条『ついに寝ちまったか』 竜神『とりあえずベットに運んどくか。風邪ひかれても困るし』 上条『頑張れー!』 竜神『完全に他人事だな……』 竜神は旅掛の腕を肩に回し。ベッドルームまで移動させる。 竜神『っつか重っ!その上酒くせー』 なんとか、ベッドの上に運び、布団をかける。 旅掛はむにゃむにゃ寝言を言いながら、布団を掴み、頭まで包まってしまった。 竜神「とりあえずこれで大丈夫か……」 これから自分のモーテルに帰るのも面倒だったので、竜神はリビングに戻りソファーに寝転がる。 このままここで朝まで過ごそうと考えたのだ。 上条『明日からどうするんだ?』 竜神『情報を提供してくれる組織を捜すのが第一目標のつもりだったんだけど、いきなり引き当てちまったからな。 原石の情報が手に入っただけでも、かなりの進展だよな』 上条『アックアの幸運って半端ねえな』 竜神『上条さんの悪運だと思うんだけどな……まあ、どうでもいいか。 後は、旅掛さんのボディーガード代わりを探す必要があるな』 上条『ボディーガード?』 竜神『旅掛さん自身は、それなりに自分の身を守る手段は持ってるんだと思う。 刺客から身を守る護身術じゃなくて、目をつけられないように、狙われないようにする技術だな。 じゃなきゃ、あれだけ詳しい情報は集められない。 でも、これ以上踏み込めば、学園都市から暗殺されかねない。 超能力者や魔術師相手に逃げおおせるだけの、備えは必要だろ』 上条『具体的には、どんなヤツをあたるんだ?それに雇うなら金が必要だろ?」 竜神『利害が一致してる武闘派の組織をあたれば何とかなるんじゃないかと思うんだけど。 心当たりが無いわけではないし』 上条『心当たり?それって竜神さんの記憶にある組織か?』 竜神『いや。お前もよく知ってるヤツだよ。 もう手は打ってるんだけど……はっ!? 嘘だろ?もう来やがった!!』 上条『?』 竜神は危険を察知して、ドアからできるだけ距離をとる。 ソファーの影に飛び込んだとき、轟っという風が唸る音と共に、入りぐちのドアが木っ端微塵に吹き飛んだ。 竜神が張っていた結界を、物ともしない一撃だった。 暴風が部屋の中に吹き荒れる。 結界による加護を失った今、素顔をさらすのは不味いと考えた竜神は、咄嗟に海原光貴の姿に戻る。 「こそこそしてないで出て来な!!この化物が!!」 その声の主。黄色の古めかしいドレスを身に纏った女は、重そうなハンマーを軽く振り回しながら、堂々と廊下を歩いて来る。 ありったけの憎しみを込めたような声で、竜神を罵倒し始めた。 「気色悪いんだよ。 術式を使った痕跡は残すくせに。 使おうとした痕跡がない。 魔術の結果だけ残しやがって!」 部屋に踏み込むと同時に、入り口の壁に向かって怒りをぶつける。 見えないハンマーによって、壁が粉々に砕け散り、壁面から広がった無数の亀裂が建物全体に広がっていく。 建築素材の鉄骨がむき出しになり。 衝撃だけで備え付けの家具家電が散乱し、まるでこの部屋だけ内戦地帯のど真ん中にいるような有様だった。 「仕舞いにゃ“私の天罰”まで使いやがる。 ふざけんじゃねぇぞぉぉぉ!!」 上条『何でヴェントがここにいるんだよ!?ってか何でキレてんの!?』 竜神『カジノで天罰術式使ったろ?あれを感知して来たんだろ。 あの術式は体をいじった特殊な人間しか使えない術式だからな。 その使い手が、感知できても不思議じゃない。 電撃使いが電撃の攻撃を察知できるようなもんでな。 ってかそれを狙ってたんだけどな』 上条『はぁ?あの時天罰使ったのはヴェントに俺達の存在を教える為だったのか? じゃあお前が言ってた組織って』 竜神『そう、神の右席。 あの時は、黒人のチンピラを倒せるし、ヴェントとも会えるかもしれない、これって一石二鳥じゃね、 とか思ってたんだけどな……』 上条『どうすんだよ!部屋めちゃくちゃじゃねえか!?』 竜神『こんなに早く来るとは思ってなかったんだよ! 精々アメリカ大陸におびき寄せられれば上等、くらいにしか考えてなかったからな。 あの様子だとどうやら随分前から追跡されてたみたいだ』 上条『ってか、旅掛さんが起きてこねえ。どんだけ図太いんだあの人』 竜神『起きて来られても面倒だけどな』 ヴェント「そこか!」 ソファーの影に隠れていた竜神にヴェントが気が付いた。 竜神は両手を挙げ、降参の意を示しながら、恐る恐る立ち上がる。 竜神「待てヴェント!話合おう」 ヴェント「てめぇをブッ殺してからな!!」 ヴェントがハンマーを大きく振りかぶり、竜神の脳天目掛けて振り下ろす。 明確な殺意をもった、一撃必殺の鉄槌。 竜神「クソッ!」 竜神は右手にベクトル操作を集中させ、ヴェントのハンマーをなぎ払おうとする。 一方通行のベクトル操作だ。 全身に適応させる事も出来るのだが、 それをしてしまうと、反射した攻撃によって、ベットルームで寝ている旅掛や、ヴェント自身を傷つけてしまう恐れがあった。 細心の注意を払い、反射するベクトルの向きを演算する。 ヴェントのハンマーの軌道は、舌のピアスと連動した特殊なものだが、一度戦った上条ならばその軌道を予測する事が出来る。 その様子を上条の中から見ていた竜神にしても同じ事だ。 縦に振るわれたハンマーの動きとは裏腹に、衝撃は竜神の右から横なぎにやってきた。 眼に見えない一撃に、竜神は右手を合わせる。 ヴェントのハンマーは、虹色の物体に変換され。竜神の右手をぬめりっと滑るように通りすぎていく。 しかし、攻撃に使われている力の総量が桁違いなのか、反射がうまく機能しない。 ギチギチッっと右腕の骨が嫌な音を立てる。 竜神「クッ!!」 反射の膜をすり抜けた攻撃が、竜神の右手を切り刻んでゆく。 膨大な力の塊をやっとの事でやり過ごした時、竜神の上着の右袖はズタボロになり、皮膚には無数の切り傷が刻まれていた。 竜神「痛ってぇー!!クソッやっぱり俺じゃアイツみたいにはいかないか……」 ヴェント「へー。この一撃を防ぐか……。ますます忌々しい野郎だね」 ヴェントは目を細め、竜神の顔を睨みつける。 親の敵でも見るような鋭い視線に、竜神は思わず竦みそうになるが、今はそんな場合ではない。 決して少なくない血がしたたる右手を、ぎゅっと握り締めて、正面からヴェントと向き合う。 竜神「とにかく、俺の話を聞いてくれ!俺はお前と話がしたいだけなんだ!!」 ヴェント「ざけんじゃないよ!この悪竜が!! アンタが何者か知らないけど、アンタみたいな存在を、この神の右席。 前方のヴェントが許すとでも思ってんのかい!?」 竜神「俺が竜だって事までバレてんのかよ」 ヴェント「まさかとは思ってたけど、直接この眼で見て確信した。 聖書にすら記載されてない異形の堕天使がっ!!」 竜神「確かに俺は聖書に載ってるような天使じゃない。 別の層に属してる存在だからな。 でも、それだけで殺そうなんて、ちょっと横暴すぎんだろ?」 ヴェント「黙れぇ怪物っ!!」 ヴェントはハンマーを振り上げ、力を溜める。 幾つもの空気の塊が捩れ、重なり、一つの大きな塊になっていくのが、素人の上条にも理解できた。 あれはやばい、へたをすれば一撃でこのホテルが倒壊するのではないか、 そう思わせる程のエネルギーがヴェントの頭上に集積していく。 竜神「いいから、ちょっと武器を置いてくれ! このままじゃ、このホテルの客にも迷惑がかかる。 どうしても俺をぶちのめしたいなら、場所を変えよう!」 ヴェント「はっ!この私に命令形はないのよ!!」 ヴェントの腕に力がこもる。 竜神「チッ!わらず屋がっ!!」 ヴェントの腕が振り下ろされる寸前、竜神はヴェントを座標移動でテレポートさせる。 目標座標はホテルの前に広がる人工湖の中心。 ヴェント「なっ!!」 突然、外に飛ばされたヴェントは、そのまま水面に力を打ち付けた。 ゴォバァッっという激しい音と共に、人工湖の水面が割れる。 ヴェントの攻撃は湖の水と堆積していた泥を吹き飛ばすだけでは収まらず、湖の底の硬い地盤に大きな亀裂をつくり出した。 遅れて、凄まじい衝撃波と湖の水の津波、爆発的に拡散する水蒸気が湖の周辺を襲う。 周辺の道路を走行していた車は押し流され、湖に面したホテルの窓ガラスは軒並み粉々に割れてしまった。 竜神「……ハッ、ハッハッハッハッ。 テレズマのテレポートなんて初めてやったけど、 案外うまくいくもんだな……ってかあれ食らってたら確実に死んでたぞ」 上条『暢気な事言ってる場合かよ!』 竜神「そうだな。とりあえず、逃げるか……」 竜神は自身をテレポートで移動させ、ホテルの外に出た。 正面玄関の前にある噴水の上から、湖の底にいるヴェントを見下ろす。 渾身の一撃をかわされたヴェントは、怒り心頭といった面持ちで竜神を見上げ、睨みつけている。 自身が吹き飛ばした水が雨の様に降りそそぎ、ヴェントの体を濡らしていた。 9月30日。降りしきる雨の中戦った、あの時と同じように。 竜神「場所を移す!俺を殺したかったらついてきやがれ!」 ヴェント「クッソォ野郎ぉがっっ!! 善人ぶりやがってぇ。なめてんじゃねぇぞぉぉぉぉぉ!!」 テレポートで逃げる竜神。追うヴェント。 二人の命を賭けた追いかけっこが始まった。 エツァリサイド ―関東 某駅構内― 海原達三人は学園都市の南に位置する。とある駅にいた。 時刻は夕の六時。駅は帰宅する客で溢れている。 ショチトルとトチトリは仲良く手を繋ぎ。その二人を守るように海原が斜め前を歩く。 一見、普通に歩いているように見えるが、 海原の目は自然に辺りを警戒し、あらゆる危険を察知できるように緊張を保っていた。 ショチトル「とりあえず国外に出るつもりなのか?」 海原「ええ、教会の勢力範囲は危険ですので、東南アジア、 あるいは中国あたりに逃げられれば、と思っています」 ショチトル「ならば、飛行機か……。 何処かで適当な人間の皮を剥いで成りすますか」 海原「いえ。成りすますのはやめておきましょう。 必要悪の教会に目をつけられそうな行動は避けるべきです。 できうる限り、魔術は使用しないのが賢明でしょう」 ショチトル「じゃあどうするんだ?私達はパスポートなんか持ってないぞ」 海原「魔術を使用しなくても、密行する手段はありますよ。 一般の難民や密入国者と同じ方法を使えばいいんです」 ショチトル「パスポートを偽造するのか?」 海原「ええ。そういったブローカーはどの国にも存在するものですから。 最悪、そこらの漁船を奪取してしまえば、近隣のアジア諸国には行き来できるはずです」 ショチトル「では、目的地は海か」 海原「そうですね」 突然、ぐうぅっという音が鳴った。ショチトルの方からだ。 ショチトルは恥ずかしそうに頬を赤らめながら、つぶやく。 ショチトル「……エツァリ。お腹がすいた」 海原「そういえば、学園都市を出てから何も食べていませんでしたね……。 コンビニで何か買ってきましょうか。 ショチトル達はここで待っていて下さい。自分が適当に買ってきます」 ショチトル「私はあのおにぎりとかいうヤツが良い。魚の入ったヤツだ」 海原「シャケおにぎりですね」 駅構内に有るコンビ二は、人で溢れかえっていた。 あまりの混雑具合にうんざりしながらも、 ショチトルのリクエストであるおにぎりと自分とトチトリの食事と飲み物を購入し、 足早にショチトルの元へ向かう。 急がなければ、また彼女の機嫌を損ねてしまうと考えたからだ。 実際海原は、彼女と再開してから、彼女との距離の取り方を掴みかねている。 自分が裏切り者であるという負い目もあって、以前のように接する事が難しい。 ショチトルはショチトルで、事ある毎に海原に突っかかるようになった。 昔はあんなに、突っ張った性格ではなかったのですが、などと考え事をしていると、いきなり目の前を人影が横切った。 ぶつかりそうになった、金髪の女性が、大げさなリアクションをとりながら謝罪してくる。 見事にセットされた長い髪と、露出の多い服、といより水着のような格好が特徴的な女性だった。 「おっと、御免なさいね」 海原「いえ、こちらこそ済みません」 「あら、坊や……」 女性は海原の顔を見て怪訝な表情を作る。 海原「何か?」 「ううん。何でもないの。ちょっと知り合いに似てたものだから」 海原「そうですか……。連れを待たせているもので、自分は失礼します」 ひょっとすると本物の海原光貴の知り合いかもしれない。 そう予想しながら海原はその場を立ち去る。 これ以上会話を長引かせるのは不味いかもしれない。 「…………」 そんな海原の背中を、金髪の女性は、無言でじーっと見つめていた。 海原が、ショチトル達の元へ向かう途中。 海原の携帯電話が着信した。ディスプレイには登録3の文字。土御門からのコールだ。 海原「なんですか?」 土御門「海原。マズい事になった」 海原「?」 土御門「どういう訳か知らないが、海原光貴の顔写真が、必要悪の教会で出回っている」 海原「はあ?」 土御門「天草式経由でもたらせされた情報なんだが、 海原光貴に成り代わったアステカの魔術師が、アメリカで発生したトラブルに関わっている可能性がある。 って名目で、指名手配されている」 海原「なんですって?一体なんでそんな事に……」 土御門「俺にもさっぱり分からん。 ただ、今のところ関係者としての事情聴取が目的で、お前の身柄を拘束するような命令は出されていない。 もし、必要悪の教会の人間に見つかっても、手出しはするな。 適当にやり過ごせ」 海原「無茶言わないで下さいよ」 土御門「それが嫌なら、顔を変えろ。 すでにその顔は必要悪の教会全てに知られてると見ていい」 海原「……分かりました。何とかしてみます」 ショチトルとトチトリは、寄り添うように、駅構内のベンチに腰掛けていた。 ショチトル「遅いぞエツァリ」 海原「すみません。少し移動しましょう」 ショチトル「ここで、食べないのか?」 海原「ちょっと面倒な事になりまして。自分は急いで姿を変える必要が出てきました。 早急にこの場を離れて、人気の無い場所に移動しなければなりません」 ショチトル「なにがあったんだ?」 海原「後で説明します」 ショチトル「……分かった」 海原「さあトチトリも行きますよ」 海原達は急ぎ駅の敷地から遠ざかる。 駅周辺は人気が多く、魔術を使用するのに向いていない。 一分程歩いた時、ショチトルが海原に声を掛けた。 海原の方を見ずに、緊張の色が混じった小声で。 ショチトル「おい、エツァリ」 海原「ええ、つけられてますね」 トチトリと結んだショチトルの手がぎゅっと強く握り締められる。 トチトリが不安そうな顔で、ショチトルの横顔を見つめていた。 ショチトル「迎え打つか?今はまだ相手は一人みたいだ。二対一なら」 海原「いえ。相手の狙いは自分一人です。一端二手に分かれましょう」 海原は、携帯電話を取り出し地図アプリを起動させる。 海原「ここから一キロほど北に行ったところに公園があります。 二時間後、そこで落ち合いましょう」 ショチトル「エツァリ。無理はするなよ」 海原「ショチトルこそ。トチトリのことを頼みましたよ」 ショチトル「任せろ」 海原(このタイミングで自分達を尾行してくるという事は、相手は十中八九必要悪の教会の関係者でしょうね。 ショチトル達と一緒にいる所を見られた以上、 彼女達と他人の振りをするのは得策ではない……余計に怪しまれてしまう。 魔術師は自分一人だけ。 そう相手に思わせる事ができれば上出来です。 後は、相手を人気の無い所までおびき寄せてから、口八丁手八丁で誤魔化すしか手はないですね。 下手に自分が追っ手を振り切ってしまうと、相手の矛先がショチトル達に向いてしまう可能性がある。 それに、例え誤解からでも、必要悪の教会の人間を傷つけたとなると、 組織全体の敵としてリストアップされかねないですから、追っ手を始末するのもアウト。 相手がアステカの魔術に疎い魔術師なら良いのですが……) 海原は通りに向かって手を挙げて、タクシーを捕まえる。 ポケットから現金を取り出し、追っ手にも聞こえるくらいの声でショチトルに話しかけた。 海原「お先にどうぞ。それとこれはタクシー代です」 海原の意図を理解したショチトルは、それにあわせることにした。 ショチトル「すまない」 海原「いえいえ。それでは、妹さんもお体をお大事に」 トチトリ「…………」 そう言って、トチトリの頭を軽く撫でると、二人をタクシーの中に誘導する。 手を振りながら発進する車を見送ると、合流地点である公園とは反対の方向へと足を向けた。 追っ手が自分について来ている事を確認しながら、できるだけ人気の無い方へと突き進む。 しばらく、歩くと、横目に建設途中のビルが見えた。 現在、工事は行なわれていないらしく、重機の動く音はおろか、人の気配も無い。 土御門の情報が確かならば、問答無用で戦闘になることは避けられそうだが、相手がどのような人間か分からない。 元々必要悪の教会は、拷問に特化したセクションが存在する。 そういった部署に勤める人間ならば、単なる事情聴取に留まらず、拷問の類によって情報を聞き出そうとするかもしれない。 そうなれば、戦闘はさけられない。 迎え打つには好都合だ。 そう考え、海原は建設現場へと足を踏み入れた。 海原「そろそろいいでしょう。出てきてはどうですか?」 海原が振り返ると、建築資材の影から、若い女性が現れる。 駅でぶつかりかけた、あの女性だった。 「あら、こんな人気の無い所に連れ込まれて。お姉さん何されちゃうのかしら?」 海原「勝手について来たのは、そちらでしょう?」 「そっちから誘っておいて、女のせいにするなんて、関心しないわね」 海原「自分に何の用ですか?」 オリアナ「ちょこっと、坊やとお話がしたいだけよ。 お姉さんの名前はオリアナ=トムソン。 今は必要悪の教会に雇われてる協力員ってとこね。 あっ、坊やは失礼だったかしら? 貴方、皮被ってるから大人かどうかも分からないのよね」 オリアナは、手持ち無沙汰に右手で単語帳を玩びながら、不敵な笑みを漏らした。
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/966.html
~その頃 第7学区 インテリアショップ~ 番外個体 「あ、このテーブルいいかも」ペチペチ 結標 「なに、そんな小さいのでいいの?」 番外個体 「個室に置くやつだから。雑誌とコーヒーカップが乗れば十分だよ」 滝壺 「最後にまとめて買おう。荷物増やしちゃうとむすじめが大変だから」 番外個体 「そだね。まずは目的のものを見て周ろっか」 結標 (やっぱりそれで呼び出されたのね……この二人じゃなかったら埋めてるところよ) 滝壺 「それじゃ、寝具コーナーに行ってみようよ」 番外個体 「寝具は……4階だね」 結標 「気に入るのがあるといいんだけど」 : : : 番外個体 「ひゃー、ふかふかだ。これが学園都市クオリティか」ボフンボフン 結標 「ほら、やめなさいよ。展示品とはいえ、売り物よ」 滝壺 「」グースカピー 結標 「滝壺さんも! 寝ないで!」 番外個体 「淡希、これなんてどうよ」 結標 「……いや、大きすぎじゃない? 何サイズよ、これ」 番外個体 「クイーンサイズって書いてあるね。ダブルと違うの?」 滝壺 「クイーンは、ダブルよりもっと大きい」 番外個体 「あ、起きた」 結標 「ホテルのスイートにあるのってこういうヤツなんでしょうね」 滝壺 「普通の家に置くには大きすぎると思うよ」 番外個体 「それもそっか」 結標 「いいから貴女は自分のを見てきなさい」シッシッ 番外個体 「つれないの。じゃ、後でね」 滝壺 「私これにする」 結標 「これ? シンプルでいいけど……ダブルよね」 滝壺 「大前提」フンス 結標 「はいはい、ごちそうさまね」 滝壺 「むすじめだって、ダブルにするつもりのくせに」 結標 「……いいじゃない、別に」プイ 滝壺 「ごちそうさま」 結標 「うー……」 番外個体 「照れちゃってかわいいなー、こいつー」ツンツン 結標 「ひゃっ!? な、なに!? もう買ってきたの!?」 番外個体 「うん」 滝壺 「どんなのにしたの?」 番外個体 「バチコーンって真ん中から折れ曲がるヤツ」 結標 「え、なんでまたそんなのに」 番外個体 「部屋の掃除がしやすそうだったからさ」 滝壺 「そうだね、どかしやすいから掃除もしやすそう」 結標 「実用性重視なのね……」 番外個体 「で? 淡希はどのダブルベッドにするの?」 結標 「もういいわよ、認めるわよ。ダブルが大前提なんだからね!」 番外個体 「仲のよろしいことで」ニヤニヤ 滝壺 「じゃ、あと決まってないのはむすじめだけだから。一緒に見てあげる」 結標 (なによこの公開処刑……) : : : 滝壺 「配送無料でよかったね」 番外個体 「淡希、ゴメンね。せっかく来てもらったのに」 結標 「謝らないでよ。なんかムカツクから」 番外個体 「そういえば、浜面さんって今なにやってんの?」 滝壺 「新しい部屋にいるよ。荷物を受け取る係」 結標 「あぁ、それで今日来れなかったのね」 滝壺 「うなばらは?」 結標 「妹さんのところ。退院するにも色々準備があるんだって」 番外個体 「慌しいねぇ、色々と」 結標 「でも、ま、そろそろ準備も落ち着くでしょ」 ~その頃 第7学区 とあるマンション~ 浜面 「ごはんですよ、っと」ガサガサ 浜面 「お、そうだ。せっかくだから電子レンジの動作テストでもしてみっか」 【電子レンジ】<バタン 浜面 「……あれ?」カチカチ 浜面 「そうだ、まだ電気開通してないんだったな……」 浜面 「しかたねぇ、冷たいまま食うか」 浜面 「」モフモフ 浜面 「冷たいままのコンビニ弁当もたまには悪くねえな」 浜面 「」モフモフ 浜面 「……麻婆豆腐弁当は失敗だったな」 ~3月30日 きぬはた荘 リビング~ 絹旗 「……モノが超ないですね」 滝壺 「色々整理しちゃったしね」 白井 「泣いても笑っても、明日で最後ですの」 婚后 「あの、わたくしから提案なのですが」ノ 絹旗 「はい、婚后さん」 婚后 「最後に大掃除などいかがでしょう」 番外個体 「? もう出てくのに?」 海原 「いえ、だからこそでしょう」 結標 「どういうこと?」 婚后 「立つ鳥あとを濁さずと申しましょうか、感謝の気持ちを込めて綺麗にしてから発つのもよろしいのではなくて?」 白井 「一理ございますの」 浜面 「お嬢の言うとおりだな。どうせみんなヒマなんだし、掃除しようぜ」 絹旗 「……ですが」 婚后 「何か心配事が?」 絹旗 「……またアイツが出てきたら、私じゃ対処できないです」 番外個体 「アイツって?」 白井 「人類の敵ですの」 結標 「黒い悪魔よ」 滝壺 「恐怖の具現化だね」 婚后 「?」 番外個体 「??」 浜面 「あれだ、あれ。ごk」 絹旗 「超ちっそニードローーップ!!」グシャァ 浜面 「ホゲッ」 海原 「まあ、口に出すのも憚られるぐらい苦手ということですよ」 番外個体 「ふーん……かといって、何もしないのも」 絹旗 「超分かってます! ただ……ヤツとエンカウントしたときには超助けてください」 海原 (念のため、金星の位置を確認しておきますか) ~同日 きぬはた荘 2階廊下~ 白井 「(ツー)まー、こんなにホコリを溜めて!」 婚后 「だからこうやって掃除しているのでしょう。白井さんは窓拭きをお願い致しますわね」 白井 「婚后さんは?」 婚后 「わたくしは床を拭きますので」 白井 「……なんだか、妙にその格好似合いますわね」 婚后 「?」←三角巾+モップ : : : 白井 「思えば、不思議なものですの」ゴシゴシ 婚后 「と申されますと?」 白井 「ある日、寮を壊されたかと思えば、路頭に迷って」 婚后 「そういえば、ここにご厄介になったのも偶然のようなものでしたわね。懐かしいですわ」 白井 「加えて、同居人の方々と離れるのが辛いと感じるまで仲良くなるなんて、想像もできませんでしたの」 婚后 「出会いも別れも繰り返す物、それはいつだって偶然ですわ」 白井 「ならばわたくしはこの偶然に感謝したいものです」 婚后 「こう言ってはなんですが、寮を壊した殿方にも感謝しても良いかもしれませんわね」クスクス 白井 「まぁ、そこまでは……ちょっとだけ思ってますが」 婚后 「犯罪を助長しかねない発言……風紀委員失格ですわ」キリッ 白井 「い、今のは誘導尋問ですのぉぉ!!」 婚后 「しっかりなさってくださいな、支部長候補殿?」 白井 「ぐぬぬ……」 婚后 「ささ、掃除を済ませてしまいましょう。夕飯に間に合わせませんと」 白井 「分かっておりますの」 婚后 「広いのですから、手早くtきゃっ」ツルッ 白井 「あ」 ドテッ 婚后 「いたたた……わたくしとしたことが……」 白井 「しっかりなさってくださいまし、次期当主殿?」クスクス ~きぬはた荘 バスルーム~ 番外個体 「考えてみたら天井近くの壁は掃除したことなかったね」ガッシュガッシュ 結標 「こういうとき、水圧洗浄機とかあれば楽なのにね」ジャバババ 番外個体 「水流操作能力でもいいや。知り合いにいないの?」 結標 「残念ながらね」 番外個体 「結局ホースで水かけながらデッキブラシでこするしかないワケか」ガッシュガッシュ 結標 「思えばこの家、何やるにしてもどこかアナログだったわね」 番外個体 「にしてもなぁ。おフロ掃除となると私たちの能力なんの役にも立たないね」 結標 「相性ってのは何にでも存在するものよ」 番外個体 「相性かぁ……私たちの相性ってよかったのかな」 結標 「なんだかんだで一年生活してきたんだし、悪くはないんじゃない?」 番外個体 「そんなもんなのかねぇ」 結標 「貴女だって、こっちに来る前は誰かと生活してたことあるでしょ? 似たようなものよ」 番外個体 「……いや、こういう風に大人数で生活するのって初めてだったんだよね」 結標 「え? そうだったの?」 番外個体 「言う必要もないし、聞かれなかったら言わなかったけどさ」ガシュガシュ 結標 「……で、どうだったの? この一年」 番外個体 「戸惑うことも多かったけど、すっごい楽しかったよ」 結標 「ならよかったじゃない」 番外個体 「淡希とも知り合えたしね」 結標 「……ねえ」 番外個体 「んー?」ガシュガシュ 結標 「今までと違って離れて生活することになるけど、それでも親友でいてくれる?」 番外個体 「……やだなー、言われなきゃ分かんないの?」ニヤニヤ 結標 「そうね。愚問だったわ」クスクス 番外個体 「よしよし、友情の証にこいつで背中を流してあげよう」スチャ 結標 「やめてよ」 番外個体 「さあ、脱げ脱げ」ツンツン 結標 「やめてって言ってるでしょ」バシャァァァ 番外個体 「うひゃっ、冷たっ!!」 ~きぬはた荘 リビング~ 海原 「まず、このソファをどかしましょうか」 浜面 「そうだな。ソファの下ってのも全然掃除してねえし」 海原 「ではそちら側をお願いしますね」 浜面 「おし。海原、そっちはいいかー」 海原 「はい、いつでも大丈夫ですよ」 浜面 「じゃ、せーのでいくぞ。せーのっ」 海原 「よっ」 浜面 「そのままそのまま、壁際まで」 海原 「いいですか? 離しますよ」 浜面 「ちょっとだけ待て(ドズン)アッーーー!!」 海原 「? 浜面さん?」 浜面 「ソファの脚が俺の足に乗ってるんだよぉぉ!!」 海原 「あららら」 浜面 「おー、いてて……」 海原 「大丈夫ですか」 浜面 「クソッ、この女所帯でお前だけは味方だと思ってたのに……」 海原 「僕はいつだって浜面さんの味方ですよ」ニコニコ 浜面 「ホントだな? 信じるからな?」 海原 「やだなぁ、これまでも励まし合ってきたじゃないですか」ニコニコ 浜面 「そうだよな! 心の友よ!」 海原 「さてさて、そうと決まれば早く掃除を済ませましょう」 浜面 「そうだな! よーし、張り切って……なんだこりゃ?」 海原 「?」 浜面 「ソファーがあったところに、いろいろと……」 海原 「キーホルダーに、リボンに……これは女性用下着ですか」 浜面 「……たしかよ、このソファーの下ってユリコがよく潜り込んでたよな」 海原 「ユリコさんコレクションという訳ですか。ソファもどかして正解でしたね」 浜面 「持ち主に返さねえとな」 ~第7学区 某所~ 絹旗 「で、私たちは掃除を超免除されたワケですが」 滝壺 「家主だからいいって言われちゃったね」 絹旗 「間借りしてる人間の仕事だとも。というか、家主だなんて言われるまで意識してませんでした」 滝壺 「私も」 絹旗 「ただ家でボーッとしてても超邪魔ですし。外に出てきたはいいですが、何しましょうか?」 滝壺 「」ウーン 絹旗 「とりあえず映画でも」 滝壺 「きぬはた印の映画はちょっと……」 絹旗 「ちょっ、いくら滝壺さんでも超ヒドイです!」 滝壺 「なにかすることないかな」 絹旗 「夕飯の買い物でもします?」 滝壺 「あっ」 絹旗 「?」 滝壺 「色々整理しちゃったから、家に食べるものがほとんどない」 絹旗 「なんですと」 滝壺 「」ピコーン 絹旗 「滝壺さん?」 滝壺 「考えてみたら、今日の夜ご飯はあの家で食べる最後の夜ご飯だよね」 絹旗 「言われてみれば……」 滝壺 「だからさ」 絹旗 「だから?」 滝壺 「色々揃えて豪華にしようよ」 絹旗 「いいですね。超パーッとやりましょうか」 滝壺 「何がいいかな」 絹旗 「とりあえずスーパーに行って、超手当たり次第に買ってみてはどうでしょう」 滝壺 「そうだね、まずスーパーから行こうか」 絹旗 「そうと決まれば、早速向かいましょう」 ~第7学区 とあるスーパー~ 滝壺 「」ポイポイポイポイ 絹旗 「これは焼肉用の肉ですか」 滝壺 「うん、考えてみたら焼肉って随分食べてないなって思って」 絹旗 「あー、いつでしたっけね。温泉施設に行って以来ですか」 滝壺 「多分それぐらい」 絹旗 「あとは何にしましょうかね」 滝壺 「なるべく完成品にしたほうがいいかな。作ろうとするとキッチン汚しちゃうし」 絹旗 「ではお惣菜コーナーにでも」 : : : 絹旗 「お、ポテトです。超ポテトがおいしそうです」 滝壺 「ポテトだったらこっちの皮付きのがいいな」 絹旗 「滝壺さんはそっち派でしたね」 滝壺 「マックのポテトよりケンタッキーのポテトのほうが好き」 絹旗 「私は超マック派です。とりあえず、どっちも買っちゃいましょう」ドサドサ 滝壺 「あと何か甘いのがあるといいかな」 絹旗 「焼肉やらなんやらの後だと、冷たくて甘いモノが欲しくなりますよね」 滝壺 「アイスかな?」 絹旗 「あっ、アイスならアレ超食べたいです。あのー……」 滝壺 「?」 絹旗 「ベヨネッタ?」 滝壺 「ビエネッタ?」 絹旗 「あー、それです!」 滝壺 「あれなら大きいから丁度いいかもね」 絹旗 「前に一人で一箱食べちゃいましたよ」 滝壺 「食べ過ぎ」 絹旗 「甘いモノは超別腹です」フンス ~30分後~ 滝壺 「こんなもんかな」 絹旗 「明日に持ち越せませんしね。これぐらいにしておきましょうか」 滝壺 「じゃ、お会計に」 店員 (うっわ、なんだこの量……ベテランレジ戦士、腕の見せ所だぜ……)グッ ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ 絹旗 「これだけあると、精算も超終わりませんね」 滝壺 「仕方ないよ」 店員 (なぁめぇるぅなぁぁぁぁぁぁ!!)ピッピッピッピッピッピッ 店員 「はい! 全部で65536円になります!」 滝壺 「」つ【GOLD】 店員 「はい、カードですね」 絹旗 「あ、袋にも入れてくれると超嬉しいんですが」 店員 「」 ~同日夕方 きぬはた荘 リビング~ 絹旗 「ただいま戻りましたー」 滝壺 「ただいま」 ユリコ 「(・ω・ )三三三三」ポテテテ 結標 「あら、お帰り」 番外個体 「どうしたの、その大荷物は」 絹旗 「全部今日のディナーです」フンス 白井 「え? これ全部がですの?」 婚后 「今日中に食べきらないといけないのですよ?」 滝壺 「これだけ人数がいれば大丈夫」 浜面 「いざとなれば、俺が片付けてやるぜ!」 海原 「さすが育ち盛りは違いますね」 浜面 「いや、育ち盛りって歳は終わってんけどな」 絹旗 「というワケで、超早速夕食の準備に取り掛かりましょう!」 : : : 浜面 「我が家のホットプレートもこれが最後の出番か」 海原 「なんだか感慨深いですね」 浜面 「思い出すな。俺と海原しかいないときはこいつで焼きそばやら お好み焼き作ってメシ済ませてたよな」 絹旗 「え、なんですかそれ。私も超食べたかったです」 浜面 「残念だったな。ぐうたらな男の料理ってヤツだ」エヘン 婚后 「あの、お肉やらはお皿等に移さなくてよろしいのですか?」 白井 「洗い物が増えてしまいますし……今日に関しては、後片付けは極力減らしたほうがよろしいですの」 番外個体 「そだね。このままでも大丈夫でしょ」 結標 「あれ? 菜箸はないの?」 滝壺 「あ、しまっちゃったかも」 絹旗 「いいですよ、割り箸で」 浜面 「さあ、じゃんじゃん食おうぜ。ハラ減っちまったよ」 結標 「あっ、このバカ!」ペシッ 番外個体 「いたっ」 結標 「なんでタレから先に焼いてるのよ! 順番ってものがあるでしょ!」 番外個体 「いっ、いーじゃん別に! これぐらい好きに食べさせてよ!」 <ワーワー <ギャース 浜面 「……なんつうか、この二人のじゃれあいもこれで見納めなのか」モフモフ 絹旗 「ケンカではないんですよね」 滝壺 「多分、この二人が本気でケンカしたらお互いに口きかなくなる」 浜面 「そういや前にもそんなことあったな。後にも先にもあの1回だけか」 番外個体 「もー、いっつも細かいんだから!」 結標 「貴女がアバウトすぎなのよ!」 番外個体 「淡希はアレか!」 結標 「どれよ!」 海原 「はいはい、結標さん。それぐらいにしておきましょう」ナデナデ 白井 「大きいお姉様も。ここは大人の対応を見せて淑女アピールですの」 浜面 「お嬢、この辺もう食べれるぞ?」 婚后 「お気持ちだけ……わたくし、臓物は苦手でして」 浜面 「なんだよ、ウマイのに」グニグニ 絹旗 「私も内蔵は超苦手ですね。どこかの浜面と違って繊細ですので」 浜面 「俺だって繊細だぜ!?」 滝壺 「食べたいのを食べてればいいの。たくさんあるから」 絹旗 「滝壺さーん、ハラミ焼いていいですか? これおいしいんですよ」 白井 「そちらだって臓物みたいなものでしょうに」 絹旗 「えっ」 浜面 「えっ」 滝壺 「えっ」 白井 「えっ?」 絹旗 「そ、そうなんですか!?」 白井 「え、ええ、まあ」 婚后 (今のうちに豚カルビを鉄板に)ポイポイ ~1時間半後~ 番外個体 「」ケプッ 結標 「こら、はしたない」 番外個体 「こりゃ失礼」 白井 「まだまだ食材は残ってますの……」 婚后 「お肉以外にも色々ございますわね。お惣菜に、アイスに……」ガサガサ 絹旗 「」クピクピクピ 滝壺 「きぬはた、何飲んでるの?」 絹旗 「さあ? ノドが乾いたので、てき、とうに……」プシュー 白井 「これは、ワイン……」 婚后 「調理用にと買っておいたものですわね」 絹旗 「」 浜面 「おい、大丈夫か? お前飲み慣れてないだろ?」 絹旗 「ヒー(゚∀゚)ハー」 滝壺 「」 結標 「どうするのよこれ……」 番外個体 「」ポケー 結標 (呑んだわね……) 番外個体 「海原さん借りるね?」 結標 「はぁ!?」 番外個体 「海原さーん!」ダキッ 海原 「ミ、ミサワさん!? うれし……あ、いや、ダメですよ!」 番外個体 「ホントはあーくンの腕枕がいいんだけど、ここにいないからさー!」 海原 「お、落ち着きましょう、ね?」チラッ 結標 「」ゴゴゴゴゴ 海原 (ひい!) 番外個体 「あれー? これって浮気? もしかしてダブル浮気? きゃははははは☆」 結標 (……この状況に立ち向かうには、これしか) 結標 「」クピクピクピ 海原 「む、結標さん! 身体に障ります! 僕には構わずに!」 結標 「」ポイッ カランカラン 結標 「ちょっとアンタ……」 番外個体 「んー? 邪魔しないでもらえる?」 結標 「アンタには性悪白エノキがいるでしょぉ! 海原に手ださないでよ!」 番外個体 「あァ!? 性悪白エノキ!? あーくンのことバカにしたなァ!?」 結標 「なによ! 海原の方がずっと逞しいし優しいしかっこいいし紳士じゃない!」 番外個体 「あっ、あーくンだって! あァ見えて優しいし目赤いし頭いいし肌キレイだもン!」 海原 「お二人とも! お願いですから正気に戻ってください!」 白井 「……どうしますの、コレ。もう収拾がつきませんの」 婚后 「正気を保った人間で押しとどめるしかないですわね……」 滝壺 「」スピー 白井 「滝壺さんは一瞬で酔いつぶれてしまいましたの」 婚后 「滝壺さん、一升瓶は抱き枕にするには固すぎますわよ」グイ 絹旗 「は~まづら~、何やってるですか! ちょー起きやがれですゥ~!」ブンブン 浜面 「ぐっおえ……頼む、揺らすな……!」 絹旗 「にゃははは☆ はまづら顔ちょー真っ青ですよー☆ ちょーおもしれー☆」 ~数時間後~ 絹旗 「」スピー 浜面 「」 滝壺 「」スピー 結標 「」プスプス 番外個体 「」プスプス 白井 「ボロ雑巾が5枚ですの……」 婚后 「まあ……今日ばかりは大目に見ましょう」 海原 「羽目も外したくなりますよ、最後の夕食なんですから」ジュワジュワ 白井 「焼肉続行ですの?」 海原 「ええ、少し余ってますし。先程の騒動でお腹も空きましたしね」 婚后 「ご一緒してよろしいですか?」 海原 「どうぞどうぞ」 白井 「はあ、どっと疲れました……あ、おいしいですの」モギュモギュ ユリコ 「(・ω・)」モシャモシャ ~3月31日 きぬはた荘 リビング~ 絹旗 「んぅ?」ムク 絹旗 「あれ? なんで私はリビングで寝てるんですか?」 浜面 「」 滝壺 「」スピー 結標 「」プスプス 番外個体 「」プスプス 絹旗 「……な、なんですか。この有様は」 <ゴミはこれで全部ですわね? <はいですの。 <では、外に出してきますよ。 絹旗 「……こりゃあ、なんかやらかしちゃいましたか」 絹旗 「とりあえず、ノドが超乾きました」トテトテ 白井 「あら? 絹旗さんは?」 婚后 「起きて着替えなりにいったのでは」 白井 「では、他の皆さんも。そろそろ起こしませんと」 婚后 「荷物も纏めないといけませんしね」 白井 「さあさ、皆さん。起きてくださいまし」ユサユサ 滝壺 「?」 婚后 「お二方も。もう朝でございます」ポンポン 番外個体 「あぁ……?」 結標 「あ、あれ……なんで朝……?」 婚后 「昨夜は大盛り上がりでしたし」クスクス 番外個体 「いつの間にか寝ちゃってたんだ」 結標 「ねえ、なんで私あちこちコゲてるの? 貴女、何かした?」 番外個体 「いやぁ……途中から記憶がないんだよねぇ」ガシガシ 白井 「あ、あの……」 婚后 「どうかされましたか?」 白井 「浜面さんが起きない……というか、動かないのですが」 浜面 「」 滝壺 「はまづら、朝だよ」ユサユサ 浜面 「……ふが」 結標 「こりゃ相当深く寝ちゃってるわね」 白井 「どうしましょう。放っておく訳にも」 結標 「真琴、出番よ」 番外個体 「せいや」ビリッ 浜面 「おぉぉぉ!?」ガバッ 滝壺 「はまづら、おはよ」 浜面 「お、おお。おはよう。え? おはよう? もう朝なのか?」 番外個体 「」ファーァ 結標 「欠伸するなら口隠しなさいよ」ペシッ 番外個体 「いてっ……あぁ、とりあえず顔洗いたい」 結標 「あ、私も行く」 <うぇー、口の中ネバネバなんだけど。 <昨日いつから寝てたのかしら……。 滝壺 「いつの間にか寝ちゃってたね」 浜面 「くそ、昨日は最後の夜だから熱く語り尽すつもりだったのによ……」 白井 「それは残念でしたわね」 婚后 「お水をお持ちしましょうか?」 滝壺 「お願いしていい?」 婚后 「少々お待ちくださいな」 絹旗 「持ってきましたよ、ペットボトルのままですけど」 白井 「あら、絹旗さん。大丈夫ですの?」 絹旗 「? 何がですか?」 浜面 「あ! そうだ! お前昨日は大暴れだったじゃねぇか!」 絹旗 「大暴れ!? 私が!?」 白井 「まあ、大層な乱れっぷりでしたの」 絹旗 「マジですか……途中から記憶が超ないんですけど」 <ギィィィ バタン 海原 「ゴミ出し終わりました。おや、皆さん起きておいででしたか」 婚后 「海原さん、わざわざありがとうございます」 白井 「お手数おかけしてしまいまして」 結標 「あっ、海原どこいってたのよ」 海原 「ちょっとそこまでゴミ捨てに」 結標 「ねえ。昨日私、いつ頃から寝てた?」 海原 「……覚えておられないので?」 結標 「う、うん……」 海原 「……結標さんとミサワさんの名誉のためにも、お話する訳には参りません」 結標 「えっ、ちょ、どういう意味!?」 海原 「で、では、僕は残りの荷物をまとめてきます」 結標 「あっ、待ってよ……もう!」 浜面 「ま、知らないほうが幸せなこともあるってこったな。俺も知らねえけど」 滝壺 「何があったの?」 絹旗 「さあ……私も記憶フッ飛んでますので」 番外個体 「あれ? みんなしてなにしてんの?」 結標 「」ジー 番外個体 「?」 結標 「貴女、一方通行のこと好きなのよね?」 番外個体 「なっ、あ、え、それ今言うことなの!?」 結標 「……いいわ。私も荷物まとめてくる」 番外個体 「??」 白井 「さて、落ち着いたところでわたくしたちも準備致しませんと」 婚后 「そうですわね。後で慌ただしくならないように」 絹旗 「はあ……いよいよなんですね」 滝壺 「いよいよだね」 ~同日 きぬはた荘 リビング~ 絹旗 「よいしょ……あれ? 私が超最後でしたか」ゴトン 結標 「そのスーツケース、沖縄に行く時に買ったヤツよね」 絹旗 「そうです。確か、白井さんが入れるかどうかが基準に」 白井 「入れたとしても入りませんの!」 番外個体 「なんか、こうやって大荷物持って集まってると、これから旅行に行くみたいだね」 婚后 「考えてみれば、あの時も大荷物を抱えてこの部屋に集まりましたわね」 海原 「なんだかつい最近のことのようですね」 浜面 「……ちくしょぉ」 滝壺 「今年ははまづらも行こうよ」ナデナデ 婚后 「そうですわね。どうにか手配はしたいものですわ」 白井 「婚后さんの手腕に期待ですの」 ユリコ 「ノシ・ω・)ノシ」 絹旗 「おお、ユリコも超楽しみですか」 番外個体 「……ところで。いつ頃出るの?」 絹旗 「それなんですが……」 白井 「何かございますの?」 絹旗 「私はギリギリまで残ります」 浜面 「おい、みんなにも予定ってもんがあるだろ」 滝壺 「はまづら。きぬはたはみんなを見送りたいんだよ」 浜面 「見送る……?」 絹旗 「ええ、みなさんが超後腐れなく出発したのを見届けてから、私も出発したいんです」 滝壺 「私もきぬはたと同じ。だから残るよ」 海原 「なるほど、そういうことでしたか」 婚后 「家主としての責任感でしょうか」 浜面 「……しょうがねぇ、俺も付き合わせてもらうか」 絹旗 「あ、いいですよ、浜面は。超さっさとどっか行ってください」 浜面 「おぃぃぃ!? 今いい場面になりかけてたのに台無し!」 結標 「いつも通りのやりとりね。なんか安心したわ」クスクス 絹旗 「そうだ。私から超提案があります」 海原 「と申されますと?」 絹旗 「今ここで、この家での最後の記念撮影といきましょう」フンス 婚后 「まあ、名案ですわね」 結標 「文字通り、最後になるのよね」 番外個体 「なんかそう言われると……実感が湧いてきちゃうじゃん」 白井 「ちゃんと後で焼き増ししてくださいな」 絹旗 「超勿論ですとも。では、カメラセットです」シャキン 浜面 「おおい、もうちょいそっち寄ってくれ」 滝壺 「じゃ、はまづらはこっちきて」 番外個体 「えい」ダキッ 結標 「ちょ、ちょっと……まあ、最後ぐらいはいいか」 婚后 「ほらほら、絹旗さんは真ん中に入りませんと」 ユリコ 「( ・ω・)ノシ」 絹旗 「ま、待ってくださいよ! 超ギリギリですよ!」トテテ ピッ カシャッ : : : 海原 「結標さん、そろそろ……」 結標 「そうね……それじゃ、私たち迎えに行かなきゃいけない人がいるから」 婚后 「あら、そういうことであれば遅れないようにいたしませんと」 浜面 「二人とも気を付けてな!」 絹旗 「超お元気で」 滝壺 「またどっか行けたらいいね」 結標 「貴女ともいろいろあったわね」 白井 「……本当に、不思議な縁ですの」 浜面 「あの二人ってなんかあったのか?」 海原 「まあ、色々とあるんですよ」 結標 「ねえ、真琴」 番外個体 「ん」 結標 「落ち着いたら連絡するわね」 番外個体 「……うん、待ってる」 結標 「じゃ、またね」スッ 番外個体 「またね」パシンッ 浜面 「すれ違いざまにハイタッチか、姐さんたちがやると絵になるな」 海原 「僕らもやっておきましょうか」 浜面 「よし、どんとこい!」スッ 海原 「では失礼して」バチコーン 浜面 「っ……!」 海原 「またその内に。それでは、一旦失礼します」ペコリ <バタン 浜面 「……いってぇぇぇ! 手加減しろよ、あの野郎!」 番外個体 「フルスイングだったねー」ケラケラ 婚后 「殿方同士の友情というのは素敵ですわね」 白井 「何か違うような……」 ~しばらく後~ 番外個体 「……よしっ。私もそろそろ行くよ。待たせてるヤツもいるし」 白井 「ああ、大きいお姉様まで行ってしまわれるのですか……」ウルウル 滝壺 「しらい、泣いちゃだめ」 婚后 「念のための確認なのですが、ロシアに帰る訳ではありませんよね?」 番外個体 「うん、第7学区にいるよ。お店もあるしね」 絹旗 「その内遊びにいきますよ」 浜面 「なんとか売上に貢献できるようにしますんで……」 番外個体 「次は皿洗いじゃなくて、現金で払ってよね」ニヤニヤ 絹旗 「浜面……」 白井 「それはどうかと……」 浜面 「返す言葉もございません」orz 滝壺 「大丈夫だよ、なんというか情けない浜面も応援してる」 婚后 (ここまで来ると、少々気の毒ですわね……) 番外個体 「ユリコも。ありがとね、私みたいなのに懐いてくれて」ナデナデ ユリコ 「ノシ・ω・)ノシ」 番外個体 「……それじゃ」 番外個体 「今まですっごい楽しかったよ」 滝壺 「それはお互い様」 浜面 「思えば、ミサワの姐さんは俺にも優しくしてくれたよな」グスッ 絹旗 「なんですか。私たちだっていつも超優しいじゃないですか」 白井 「大きいお姉様、何卒お達者で」ウルウル 婚后 「今生の別れでもございませんでしょうに」 番外個体 「ホント、白井さんはいつも大袈裟なんだから」 白井 「性分ですので」 番外個体 「……ま、白井らしいっちゃらしいけどね」 番外個体 「喋りすぎたかな……もう行くよ」 番外個体 「んじゃ、またね」 <バタン ~同日夕方~ 婚后 「名残惜しいですが、わたくしもそろそろ参りますわね」 白井 「婚后さんは、次の新居はここからでは少々遠いのでは?」 婚后 「ええ。ですからそろそろリミットですわ」 滝壺 「ぎりぎりまで居てくれたんだね」 白井 「……では、途中まで一緒に参りますの」 婚后 「ええ、そういたしましょう」 浜面 「二人とも気をつけてな」 絹旗 「白井さん、私も後から行きますので」 白井 「はい。先に行ってお待ちしておりますの」 婚后 「……嫌ですわ。この期に及んで、色々と思い出してしまいました」 浜面 「そういうのなんて言うんだっけ。走馬灯だっけか」 滝壺 「はまづら、全然違う」 婚后 「絹旗さんとも他の皆さんとも知り合えたこと、感謝しておりますので」 白井 「大覇星祭や学校見学、いろいろございましたの」 絹旗 「今だから白状しますが……」 白井 「?」 絹旗 「私が超復学しようと思ったきっかけは、白井さんと婚后さんなんです」 婚后 「まあ、光栄ですわね」 白井 「あと1年ですが、一緒に頑張りますの」 絹旗 「はい、超よろしくお願いします!」 婚后 「……では、色々とお世話になりました」 白井 「また落ち着いたらご連絡します」 浜面 「おう、待ってるぜ!」 滝壺 「二人とも、気をつけてね」 婚后 「またその内に」ペコリ 白井 「お先に失礼致しますの」 <バタン : : : 滝壺 「私たちで最後だね」 絹旗 「……なんていうか」 浜面 「?」 絹旗 「この部屋って、こんなに広かったんですね」 滝壺 「……そうだね」 浜面 「ほんの数時間前まで騒がしかったんだけどなぁ……」 絹旗 「超色々ありましたよね」 滝壺 「うん。もう語り尽くせないぐらい」 絹旗 「超楽しかったです。部屋貸しだしてよかったですね」 滝壺 「私のおかげ」フンス 浜面 「みんな言ってるけど、不思議なもんだよな」 絹旗 「いいじゃないですか、不思議でも」 浜面 「ま、結果良ければ全て良しってな」 滝壺 「日が沈み始めたね」 絹旗 「……ここいらが超限界っぽいですね」 浜面 「それじゃ、名残惜しいが行くとしますか」 絹旗 「そうですね。ユリコ、行きますよ」 ユリコ 「(・ω・)オアーン」 浜面 「さて、家。世話になったな」 滝壺 「お世話になりました」ペコリ 絹旗 「超お世話になりました」 <よいしょ。 <絹旗?スーツケースに乗ってどうすんだ? <浜面、押してください。 <あぁ、そういうことかい。はいはい、分かりましたよ。 <便利だよね、それ。 <ギィィィ バタン =====
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/29.html
死者たちのたまり場PART4 レス番号1~200 タイトル 登場人物 備考 新天地! 龍門渕透華、キャスター、田井中律、加治木ゆみ竹井久、福路美穂子、池田華菜、海原光貴片倉小十郎、アーニャ・アールストレイム 運動会レギュレーション会議 龍門渕透華、琴吹紬、月詠小萌、八九寺真宵伊達政宗 複雑な人々 海原光貴、龍門渕透華、福路美穂子、月詠小萌 意気込む人々 平沢唯、中野梓、田井中律、張五飛デュオ・マックスウェル、ゼクス・マーキス上条当麻、海原光貴、衛宮士郎、アーチャーバーサーカー、ライダー、キャスター、玄霧皐月ヴァン、レイ・ラングレン、プリシラカギ爪の男、ファサリナ、利根川幸雄、兵藤和尊安藤守、C.C.、アーニャ・アールストレイムマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、千石撫子 バランスなどわたくしには不要! 龍門渕透華、リリーナ・ドーリアン、月詠小萌 戦国武将の割り当て 片倉小十郎、真田幸村、龍門渕透華、伊達政宗刹那・F・セイエイ、本多忠勝、明智光秀琴吹紬、八九寺真宵 デュオ、つっこむ 刹那・F・セイエイ、ヒイロ・ユイデュオ・マックスウェル、月詠小萌リリーナ・ドーリアン、張五飛 裏ボス登場か? 妹1、妹2、R妹 第三回:ようこそ先輩!~学校組の巻~ アーチャー、御坂美琴、加治木ゆみ、千石撫子月詠小萌、安藤守 ちなみにこの回、ふじのん死亡話本投下直後にラジオ書き手代理が必死こいて書いたものである ふじのん到着~再会~ 浅上藤乃、黒桐幹也、ライダー、琴吹紬真田幸村、ヴァン ワラ人形にごっすんご(ry 八九寺真宵、千石撫子、??? 三人の妹が到着したようです 妹?、妹?、御坂美琴 ふじのん到着~贖罪と洗礼~ 千石撫子、琴吹紬、加治木ゆみ、月詠小萌浅上藤乃、伊藤開司、アーチャー、龍門渕透華八九寺真宵、利根川幸雄、平沢唯、中野梓上条当麻、ヴァン、真田幸村、黒桐幹也ディートハルト・リート、言峰綺礼 御坂当てクイズ! 御坂美琴、R妹、妹E、妹F竹井久、福路美穂子、池田華菜、上条当麻マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、C.C.ヴァン、真田幸村、黒桐幹也イリヤスフィール・フォン・アインツベルン ついにひたぎさんがあのシーンを見てしまったようです 戦場ヶ原ひたぎ、八九寺真宵 上条さん、正解 上条当麻、御坂美琴、C.C.、ヴァンマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、真田幸村 禁書勢の恋愛模様 海原光貴、妹F、R妹、C.C.竹井久、上条当麻、御坂美琴、福路美穂子マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、妹Eヴァン、真田幸村、インデックスリボンス・アルマークイリヤスフィール・フォン・アインツベルン 和が壊れているようです 原村和 海原の恋愛相談~ユフィ編~ 海原光貴、ユーフェミア・リ・ブリタニア 運動会への人選:その1 福路美穂子、龍門渕透華、伊達政宗、池田華菜田井中律、中野梓、平沢唯、琴吹紬浅上藤乃、黒桐幹也 海原の恋愛相談~小萌せんせー編~ 海原光貴、月詠小萌、リリーナ・ドーリアン 運動会への人選:その2 ライダー、キャスター、バーサーカー、本多忠勝アーチャー、レイ・ラングレン、ヴァンプリシラ、竹井久、福路美穂子、加治木ゆみ池田華菜、八九寺真宵、リリーナ・ドーリアン衛宮士郎、御坂美琴、上条当麻、月詠小萌マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア 妹がストーカー被害にあっているようです 妹E、御坂美琴、妹F、海原光貴 運動会への人選:その3 ゼクス・マーキス、ヒイロ・ユイ張五飛、デュオ・マックスウェル平沢唯、中野梓、千石撫子、セイバー衛宮士郎、カギ爪の男、ファサリナプリシラ、ヴァン、アーニャ・アールストレイム玄霧皐月、ユーフェミア・リ・ブリタニア安藤守 海原と美琴の恋模様 海原光貴、御坂美琴、C.C.、平沢唯 ミサカたちの「個」 妹E、妹F、R妹 もうこっくりさんで… マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、R妹ユーフェミア・リ・ブリタニア 海原のデート 海原光貴、妹F、平沢唯、田井中律琴吹紬、プリシラ、池田華菜、八九寺真宵神原駿河、御坂美琴、アーチャー エスポワール、漂着 ヴァン、カギ爪の男、初代黒服、二代目黒服平沢唯、田井中律、琴吹紬、中野梓 資料室の刹那とデュオ デュオ・マックスウェル、刹那・F・セイエイ チーム、ついに出揃う R妹、ユーフェミア・リ・ブリタニアC.C.、マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア龍門渕透華、月詠小萌、八九寺真宵、片倉小十郎 いい加減… 上条当麻、月詠小萌、妹E、御坂美琴 騎馬…レース? 龍門渕透華、リリーナ・ドーリアン、月詠小萌利根川幸雄、ライダー、セイバー、アーチャー 綱引きにバサカやホンダムが出たらという話題から それぞれの準備風景 琴吹紬、戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河刹那・F・セイエイ、本多忠勝、平沢唯千石撫子、中野梓、ゼクス・マーキスレイ・ラングレン、船井譲次、妹F海原光貴、R妹、明智光秀、アーチャーキャスター、田井中律、池田華菜、片倉小十郎玄霧皐月、カギ爪の男、利根川幸雄、兵藤和尊マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア 競技と日程はこれだ! 伊藤開司、龍門渕透華、竹井久片倉小十郎、月詠小萌、八九寺真宵 部長とリボンス 竹井久、玄霧皐月、リボンス・アルマークイリヤスフィール・フォン・アインツベルン まとめとタマ取り 片倉小十郎、千石撫子、池田華菜 発案者曰く実は116の内容で当たりだったというから恐ろしい… 障害物競走とは? 刹那・F・セイエイ、ヒイロ・ユイデュオ・マックスウェル、リリーナ・ドーリアン千石撫子、田井中律マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア ランニング風景 琴吹紬、中野梓、八九寺真宵、千石撫子平沢唯、戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河、キャスター池田華菜、プリシラ、福路美穂子、田井中律 凶っがーれ☆スペクタクル 浅上藤乃、??? ハロウィン 八九寺真宵、伊藤開司、利根川幸雄、船井譲次平沢唯、琴吹紬、キャスター、田井中律中野梓、神原駿河、戦場ヶ原ひたぎ刹那・F・セイエイ、福路美穂子、池田華菜 黒子到着と赤面 白井黒子、荒耶宗蓮、御坂美琴、衛宮士郎 唯のヒントコーナー 平沢唯、月詠小萌、衛宮士郎 馬イクの扱いはどうするの? 龍門渕透華、琴吹紬、真田幸村、片倉小十郎ユーフェミア・リ・ブリタニア、池田華菜伊達政宗、竹井久、福路美穂子、伊達軍の馬武田軍の馬、本多忠勝 黒子到着によるセイバー暴走 アーチャー、ライダー、浅上藤乃、セイバー上条当麻、衛宮士郎、ゼクス・マーキス 黒子の伊達軍入り 玄霧皐月、衛宮士郎、白井黒子、セイバーアーチャー 和の選択~第五回放送~ 竹井久、龍門渕透華、加治木ゆみ、福路美穂子池田華菜、原村和 人気投票ネタ C.C.、上条当麻、デュオ・マックスウェル真田幸村、衛宮士郎、張五飛、伊藤開司千石撫子、トレーズ・クシュリナーダ 死者スレ大運動会!開会式~第二競技 ALL死者スレメンバー
https://w.atwiki.jp/h21fjhs/pages/44.html
男の子C 「おねーちゃーん、ゆりこさん見つけたのー」 女の子D 「のー」 ユリコ 「∩(・ω・)∩」ヨジヨジ 絹旗 「あ、ユリコー。超ダメじゃないですか、勝手にどっかいったら」 女の子D 「すごーい、じぶんでおねーちゃんのうえにいってる」 男の子C 「あたまいいんだねー」 絹旗 「たまに人間なんじゃないかと思っちゃいますよ、ユリコは」 白井 「もう大丈夫そうですの」 結標 「すごい剣幕で飛び出していったから何かと思ってたんだけど」 男の子A 「はーなーせー!」ジタバタ 婚后 「あら、もう大丈夫そうですわね」 結標 「婚后さん? どうしたの?」 婚后 「はい、ケーキができましたので皆さんをお呼びに」 白井 「ようやく完成しましたのね」 結標 「お味はいかほどなのかしら」 婚后 「……大丈夫、かと」 白井 「そういえば大きいお姉さまは何処に?」 婚后 「珈琲を飲んでおられますわ」 結標 「飽きないわね、ホント……」 ~あすなろ園 キッチン~ 番外個体 「うまい」ズズ... 番外個体 「さー、ケーキも出来たし、あとは……うん?」 番外個体 「メール……滝壺さんから?」 差出人:滝壺さん hamadu_love@comodo.ne.jp 件名:Re 日付:20yy/m/d 15 12 ─────────────── けーきってもうできたのかな 番外個体 「できてるけど……そういや」 番外個体 「滝壺さんと浜面さんをさっぱり見かけないな」 番外個体 「二人でお楽しみ中なのかな」カチカチ 差出人:みさわ m-worst@comodo.ne.jp 件名:Re 日付:20yy/m/d 15 16 ─────────────── できてるよ。食堂においてある。 差出人:滝壺さん hamadu_love@comodo.ne.jp 件名:Re 日付:20yy/m/d 15 21 ─────────────── みんなをあつめておいてくれる? わたしたちもいくから。 番外個体 「了解……つっても、もう婚后さんが行ってるんだけどね」 <ミサワさん、そちらの準備は大丈夫ですか? 番外個体 「うん、大丈夫だよ。入れちゃって」 婚后 「さあ、みなさんどうぞ」 絹旗 「みんな、超おkだそうですよ! 入って入って!」 男の子C 「わーすごい! おおきい!」 女の子A 「おいしそー!」 女の子B 「じゃっじめんとですの!」 番外個体 「反応は上々だね」 結標 「おつかれさま」 番外個体 「そっちもね。子どもの相手は疲れるでしょ?」 結標 「全然。楽しませてもらったわよ♪」 男の子A 「はなせー! けーきー!」ジタバタ 番外個体 「その子は?」 結標 「悪ガキ」 白井 「それぐらいにしてくださいまし……」ハァ 海原 「婚后さん、ミサワさん、お疲れ様でした。あとは僕が引き継ぎますよ」 婚后 「と申されますと?」 海原 「切り分けたり飲み物を用意したりとあるでしょう」 婚后 「では、お願い致しますわ。わたくしは園長先生にお声がけしてまいりますので」 番外個体 「飲み物か。ケーキの相方といえばブラック一択だよね。よーし」 絹旗 「あの子たちにはブラックは超早いですよ」 : : : 園長 「まあ、これは売り物にしても恥ずかしくない出来ですね」 婚后 「ご光栄ですわ」 白井 「さあ、みなさん着席なさって。順番に配りますわよ」パンパン 結標 「うるさい子にはあげないわよー」 ガタッガタッガタッガタッガタッガタッガタッ 海原 「おお、よく統制がとれていますね」 絹旗 「ケーキがあるからでしょう。超わかりやすいです」 番外個体 (あれ、また滝壺さんからメール……ははぁ、そういうことか) 結標 「なにニヤついてるのよ。男の子狙ってるんじゃないでしょうね」 番外個体 「まさか、どっかのテレポ屋じゃあるまいし。それより……」 番外個体 「ちゅーもーーく!」 白井 「?」 結標 「どうしたのよ、いきなり」 番外個体 「聞いて驚け。なんと今日はサンタさんが来てるぞー」 女の子C 「あら、さんたさんはとしでんせつよ?」 女の子D 「えー、さんたさんはいるんだよー」 女の子E 「よー」 男の子B 「ほんとに来てるの?」ワクテカ 番外個体 「んー、疑うような子には見えないかもしれないね」 婚后 「意地悪しないであげてくださいな」 海原 「大丈夫ですよ、きっと来てくれますよ」ナデナデ 女の子C 「」コクリ 番外個体 「じゃ、呼んでみよっか。はい、せーの」 子どもら 「サンタさーーーん」 <バーン 浜面 「サンタさんの、おなぁぁりぃぃ」←トナカイコス 滝壺 「こんにちは」←サンタコス 浜面 「ええと……悪い子はいねがー!」 滝壺 「はまづら、色々と違う」 男の子B 「本物? 本物?」 浜面 「ネバダから来た本物だぞ!」 男の子C 「?」 結標 「トナカイさん、貴方もう黙ってたほうがいいわ」 白井 「トナカイは喋りませんし」 絹旗 「これだから超トナカイは」 浜面 「」 海原 「まあまあ、トナカイさんも緊張しておられるのでしょう」 滝壺 「みんないい子にしてるよね? だからプレゼント持ってきたよ」ドサッ 浜面 「一人一つな! さあ、持ってけ持ってけ!」 <ワーワー <サンタサーン <ウェーーイ 園長 「これはこれは……なんと申し上げれば良いのか」 白井 「喜んで頂けたようで何よりですの」 男の子A 「そぉい!」バサァァァ 滝壺 「え?」 浜面 「あ、テメェ! たきt……サンタのスカートめくるな!」 結標 「やっぱりキミにはお仕置きが必要みたいだねー」ガシッ 番外個体 「なに、さっきからずっとこんな調子なの?」 結標 「この子だけはホントフリーダムよ」 男の子A 「はーなーせー! たーすーけーてー!」 白井 「ジャッジメントですの」キリッ 結標 「それはもういいわよ!」 婚后 「ささ、みなさんもケーキを頂いてくださいな」 番外個体 「保存がきかないから、全部食べきっちゃってよねー」 絹旗 「よし、超頑張りますよ!」フンス 男の子C 「おー!」 女の子D 「おー!」 ユリコ 「ノシ・ω・)ノシ」 滝壺 「あ、私の分は残しておいてね」 浜面 「できれば俺のも」 ~数時間後~ 園長 「本日はありがとうございました。本当になんとお礼を申し上げれば……」 白井 「いえいえ、なんやかんやでこちらも楽しんでおりましたし」 男の子B 「かえっちゃうのー?」 婚后 「またいずれ会えますわよ」 女の子C 「いかないでーーーー!」ビエーン 海原 「これは困りましたね……」 結標 「すっかり懐かれちゃってるわね」 男の子C 「ねー、さんたさんはー?」 絹旗 「超ネバダに帰りましたよー」 番外個体 「まだ言うか」 女の子D 「ゆりこ、またあそびにきてね」ナデナデ ユリコ 「(・ω・)オアーン」 <バタン 滝壺 「みんな、お帰り」 婚后 「滝壺さん、ご活躍でしたわ」 結標 「全員乗ったわね?」 海原 「ええ、忘れ物もなさそうです」 絹旗 「では超名残惜しいですが行きましょうか」 ユリコ 「( -ω-)スピー」 番外個体 「トナカイさーん、車出してー」 <おうさ! 結標 「あれ? 白井さんは?」 絹旗 「助手席ですよ。ナビですし」 番外個体 「覚えてそうなモンだけどな」 ~同日夜 きぬはた荘 リビング~ 浜面 「いやー、つかれたなー」 滝壺 「はまづら、お疲れ様」 結標 「なんだかあっという間だったわね」 番外個体 「悪くないね、ああいうのも」 白井 「みなさん、今日はありがとうございましたの」 絹旗 「超気にすることないですよ」 婚后 「白井さんも仰ってたではございませんか。結局、わたくしたちも楽しんでましたわ」 海原 「得難い経験ができましたね」 番外個体 「ねえ、今日はまだやり残したことがあるんじゃない?」 結標 「そうね、これも前から計画しておいたんだし」 絹旗 「では、超解散です。30分後に再びこの部屋に集合で!」 ~30分後~ 絹旗 「あ、あれ? 私が最後ですか?」 滝壺 「うん」 浜面 「滝壺、いつまでそれ着てんだ?」 滝壺 「変かな」 浜面 「似合うぜ」キリッ 結標 「ねえ、なんか簡単なもの用意しようか?」 番外個体 「用意って……食事?」 結標 「うん」 婚后 「あ、わ、わたくしが用意いたしますわ!」 白井 「わたくしも手伝いますの!」 結標 「……どこまで恐れられてるのよ、私の料理は」 海原 「美味しいと思いますけどね」 結標 「……バカ」 : : : 番外個体 「じゃ、始めますかねー」 浜面 「よっ、待ってました!」 白井 「クリスマス企画、プレゼント交換大会開始ですの」 滝壺 「私のは誰が引くのかな」 絹旗 「ここに絹旗サマ超特製アミダクジがありますので、これで決めます!」つ□ 結標 「折角だから線足しましょ」カキカキ 海原 「では僕も」カキカキ 婚后 「せっかくですので」カキカキ 滝壺 「じゃ私も」カキカキ 番外個体 「なんだこの前衛アート」 絹旗 「超書き足しすぎですよ……」 白井 「まあまあ。では、始めますの」 絹旗 「まずルールを超確認しましょう」 結標 「お互いイヤな気分にならないためにもね」 ・鉄の掟 - プレゼントの値段は超詮索しない - もらったものはちゃんと受け取る、その場で捨てるとか超ちっそぱんち - でも感想は超ストレートに言いましょう 白井 「感想はストレートでよろしいんですの?」 海原 「忌憚ない意見が言えてこそ、ですよ」 浜面 「下手に遠慮しあっても面白くねえもんな」 番外個体 「じゃ、プレゼントに番号ふって」ペタペタ 婚后 「アミダクジの下側の番号がプレゼント番号ですわね」 滝壺 「下半分は折って隠してあるよね」 番外個体 「で、上半分に名前書けばいいんだよね。はい、早い者勝ちー」カキカキ 絹旗 「あ、超ずるいですよ!」 : : : 結標 「全員書いたわね」 絹旗 「では、左端の人から順番に超辿っていくとしましょう」 滝壺 「私からだね」ツー 白井 「すごい緊張感ですの」 婚后 「やたらと複雑なアミダですから、どうなるか分かりませんわね」 絹旗 「誰のせいですか……」 滝壺 「4番」テッテレー 結標 「はい、4番ね」 番外個体 「4番はこちらでーす」つ【4番】 滝壺 「なんだろう、これ。すごい重量感」ズッシリ 結標 「あ、それ私のだ」 滝壺 「開けてみるね」ガチャ バコン 白井 「なんですの?」 結標 「なりきり魔法少女ステッキセット」 滝壺 「すごい……」スチャ 海原 「滝壺さんの攻撃力が大幅アップしましたね」 番外個体 「……淡希の故郷では、魔法少女は軍用懐中電灯と電気警棒がスタンダードなの?」 結標 「そんなところね。浜面くんが何かやらかしたら、それで再教育するといいわよ」 浜面 「」ビクゥ 滝壺 「むすじめ、これどうやってつかうの?」 結標 「懐中電灯は振るだけ。電気警棒は……そこのスイッチ押してみて」 滝壺 「これ?」バチュン 絹旗 「おお、これは汎用性が超高いです」 滝壺 「むすじめ」 結標 「うん?」 滝壺 「ありがとう」ニコニコ 浜面 「ミサワの姐さん、雷属性耐性ってどうやってつけんだ?」 番外個体 「ネブラ装備でも着ればいいんじゃないかな」 白井 「さ、次はどなたですの?」 婚后 「わたくしですわね」ツツー 絹旗 「これ、考えてみたら後の人って楽しみ少なくないですか?」 海原 「ある程度はしょうがないでしょう。それに、クジなんですからどれなのかはもう決まってますし」 婚后 「7番ですわ」 番外個体 「7番はこれ。ちなみに私のだね」つ【7番】 婚后 「まあ……大きいですわね」 番外個体 「開けてみて」 婚后 「……これは」 白井 「何が入って……うわ」 絹旗 「形が超歪められるほどに詰め込まれたぬいぐるみ達ですか」 婚后 「これ、どうされたんですか?」 番外個体 「ぜーんぶUFOキャッチャーの景品。欲しいのがとれるまで粘ってたら集まっちゃって」 婚后 「せっかくですし、部屋に飾らせていただきますわね」 結標 「……貴女だったのね。私の部屋にこっそりぬいぐるみ置き続けてたのは」 番外個体 「うん」 結標 「なんかどんどん増えてるから、呪いかなにかかと思ったじゃない!」 海原 「学園都市にも呪いの概念ってあるんですね」 浜面 「ぬいぐるみだろ? そこまで恐ビビらなくてもいいんじゃねえか」 結標 「クローゼットに押しこんで見えないようにしておいたの。 ある日帰ってきたら、全部ベッドに整列してたのよ」 滝壺 「きっと眠かったんだね」 絹旗 「並べたのもミサワさんですか?」 番外個体 「うん」 結標 「」グリグリ 番外個体 「痛い痛い!!」 白井 「つ、次はどなたですの?」 海原 「僕ですね。いきます」ツツー 結標 「ホントに怖かったんだから!」 番外個体 「痛いやめてゴメンなさい!」 海原 「1番です」 番外個体 「いたたた……はい、1番ね」つ【1番】 海原 「これはなんでしょうね」ガサガサ 滝壺 「それ、私の手作り」 白井 「あら、手作りだなんて愛がこもってますの」 海原 「……これはこれは」 浜面 「」 婚后 「浜面さん?」 滝壺 「フェルト製はまづら人形」 結標 「よく出来てるじゃない」 絹旗 「イライラしてるときに超殴るとかよさそうですね」 海原 「いやいや、大切にしますよ」 浜面 「なんで俺なんだ……?」 滝壺 「はまづらだし、お守りになってくれるかと思って」 浜面 「まあ、お前を守るのは俺だけどな」キリッ 滝壺 「……ばか」 結標 「はいはい、次次」 白井 「どんどん行きますの」 番外個体 「じゃ、私いくね」ツツー 絹旗 「こうやって見ると、大きいの小さいのもバラバラですね」 婚后 「バリエーションがあって結構ではございませんか」 番外個体 「8番!」つ【8番】 結標 「ずいぶん可愛らしいパッケージね」 白井 「! わたくしのですの!」 番外個体 「白井さんの? なんか、重さも感じないんだけど」カサカサ 白井 「ぜひ開けて、この場で着けてみてくださいまし!」ワクテカ 番外個体 「……なんだこりゃ」 滝壺 「下着だね」 絹旗 「超下着ですね」 婚后 「また過激なデザインですわね……海原さんや浜面さんが受け取ったらどうなってたのでしょうか」 番外個体 「いや、これ向こう透けて見えてるけど!? これ着るの!?」ピラーン 白井 「是!非!」 結標 「良かったじゃない。アイツのところに泊まるときはそれ着ていきなさい」 番外個体 「」プシュー 海原 「さ、オチたところで次にいきましょう」 白井 「誰がうまいこと言えと」 滝壺 「はまづら? どうして鼻抑えてるの?」 浜面 「ばんでもございばぜん」 結標 「次は私ね」 婚后 「ここまでで半分ですわね」 絹旗 「なかなか盛り上がってきました」 結標 「2番」 番外個体 「」つ【2番】 結標 「え、何これ。大きさの割に重いわね」ズシッ 婚后 「それ、わたくしですわ。喜んで頂けると良いのですが……」 結標 「なんであれ喜んで貰っておくわよ。……これ、扇子?」 滝壺 「こんごうがいつも持ってるやつだよね」 婚后 「ええ、わたくしのと色違いのお揃いですわね」 結標 「これ、重いと思ったら鉄扇じゃない。いつも持ってるのもそうなの?」 婚后 「はい。わたくしのは、護身用にとお母様から贈られたものですわ」 海原 「なるほど。いいお母様をお持ちですね」 番外個体 「そうなの?」 浜面 「まあ、懐中電灯とか電気警棒よりは優しいやな」 結標 「これいいわね。次から座標計算のときはこれにしようかしら」パチン 絹旗 「なんか、変に似合いますね」 滝壺 「開いた状態で振れば、踊ってるようにみえるかも」 白井 「では、次はわたくしですの」ツツー 番外個体 「先に言っておくけど、それで私を叩かないでよ」 結標 「貴女次第ね」 白井 「6番ですの」 番外個体 「はい、6番ね」つ【6番】 海原 「お、僕のですか」 白井 「な、なんですの? これは?」 結標 (あれって……) 浜面 「なんだこりゃ? 石のナイフか?」 海原 「インテリアディスプレイの一種ですよ」ニコニコ 婚后 「うっかり触ると手を切ってしまいそうですわね」 結標 (ちょっとアレ大丈夫なの!?)ヒソヒソ 海原 (大丈夫ですよ、レプリカのレプリカなので術式は発動しません)ヒソヒソ 白井 「これは、机にでも飾らせていただきますの」 滝壺 「これってなにで出来てるの?」 海原 「黒曜石ですよ」 絹旗 「なんだか超貴重品っぽいです。綺麗ですし」 番外個体 「さ、次は誰かな」 浜面 「よし、やっと俺だ! いくぜ!」ツツー 番外個体 「これ、考えてみたら自分のを引いちゃったときの対策考えてないよね」 滝壺 「そういう風には出来てないから大丈夫」 浜面 「3番だ!」 番外個体 「はい、3番」つ【3番】 絹旗 「お、私のじゃないですか。超ありがたく思ってください」 浜面 「絹旗かよ。さて、何が出てくるやら」 番外個体 「ていうか、これ。パッケージングしてないよね」 結標 「もう見たまんまよね」 浜面 「で? こりゃなんだ?」 絹旗 「超C級映画のポスターコレクションです!」フンス 浜面 「どうしろっつうんだよ」 白井 「あら、これはこれで綺麗ではございませんの」 婚后 「芸術性すら感じますわね」 浜面 「そうなの?」 絹旗 「おバカには分からないんですよ、この素晴らしさは」 海原 「これ、モノによっては高値で取引されたりしてますよね」 浜面 「ありがとな、絹旗」キリッ 滝壺 「はまづら、ちょっとカッコ悪いかも」 白井 「さて、あとは……」 絹旗 「私ですね」シュタッ 番外個体 「もうアミダクジやるまでもないよね」つ【5番】 絹旗 「うー。なんか超味気ないです」ガサガサ 浜面 「それ、俺のだな」 絹旗 「なんですか、これ」 浜面 「いや、何買っていいか分からなかったからよ。無難な路線でな」 海原 「図書カードですか?」 滝壺 「はまづら、これ……」 浜面 「いやいや、それはないぞ! 真っ当な金で買った真っ当な品だぞ!」 白井 「?」 絹旗 「まあ、これで漫画でも買います」 結標 「そこは参考書とかじゃないの?」 絹旗 「超漫画です」フンス 浜面 「受け取った人間が好きに使うのが一番だ」 結標 「さて、交換会も無事済んだことだし」 海原 「日付が変わるまで僅かな時間ですが、ささやかにパーティでもしましょうか」 絹旗 「超お腹すきましたー」 婚后 「準備はできておりますわよ」 白井 「後は運ぶだけなので、手伝ってくださいまし」 滝壺 「なんだかこうやってると家族みたいだよね」 浜面 「何を今更言ってんだ」 結標 「ここで生活初めてもう何ヶ月になる?」 海原 「9ヶ月といったところでしょうか」 浜面 「俺は途中参加だけどな」 絹旗 (家族、ですか) 番外個体 (あぁ、そっか……マスターが言ってたことって) 回想ここから *** 番外個体 「ねー、マスター。クリスマスってなにする日なんですか?」 マスター 「私の故郷では、クリスマスは家族と過ごす日と相場が決まっているのである」 番外個体 「家族……」 マスター 「その日は恋人も捨て置くし、店も閉める。家族と静かに過ごすのである」 番外個体 「へー……あ、じゃここも休みなんですか?」 マスター 「うむ」 回想ここまで *** 番外個体 (こういうことだったのかな。静かとは言えないけど) 結標 「なにボーッとしてんのよ。手伝いなさい」チョンチョン 番外個体 「あ、ゴメンゴメン」 ~日付も変わる頃~ 番外個体 「うらやまうらめしいな、このやろー」スリスリグリグリ 結標 「もー、誰よ! この子にアルコール与えたのは!」 絹旗 「私も、私も混ぜやがれですぅ」ピョーン 結標 「オワタ」 海原 「はいはい、お二人とも。落ち着きましょうね」 絹旗個体 「「うあー」」ズルズル 海原 「ご無事ですか」 結標 「……お陰様で」 滝壺 「」スピー ユリコ 「」スピー 浜面 「んでな、俺も若い頃はヤンチャやった訳よ!」 婚后 「まあ、たくましい殿方はステキですわ」 浜面 「おお!? 社交辞令でもそういう事言われると嬉しいねぇ!」 白井 (酔っ払いとホステスの会話になってますの)チビチビ
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1658.html
死者たちのたまり場PART4 レス番号1~150 タイトル 登場人物 備考 新天地! 龍門渕透華、キャスター、田井中律、加治木ゆみ竹井久、福路美穂子、池田華菜、海原光貴片倉小十郎、アーニャ・アールストレイム 運動会レギュレーション会議 龍門渕透華、琴吹紬、月詠小萌、八九寺真宵伊達政宗 複雑な人々 海原光貴、龍門渕透華、福路美穂子、月詠小萌 意気込む人々 平沢唯、中野梓、田井中律、張五飛デュオ・マックスウェル、ゼクス・マーキス上条当麻、海原光貴、衛宮士郎、アーチャーバーサーカー、ライダー、キャスター、玄霧皐月ヴァン、レイ・ラングレン、プリシラカギ爪の男、ファサリナ、利根川幸雄、兵藤和尊安藤守、C.C.、アーニャ・アールストレイムマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、千石撫子 バランスなどわたくしには不要! 龍門渕透華、リリーナ・ドーリアン、月詠小萌 戦国武将の割り当て 片倉小十郎、真田幸村、龍門渕透華、伊達政宗刹那・F・セイエイ、本多忠勝、明智光秀琴吹紬、八九寺真宵 デュオ、つっこむ 刹那・F・セイエイ、ヒイロ・ユイデュオ・マックスウェル、月詠小萌リリーナ・ドーリアン、張五飛 裏ボス登場か? 妹1、妹2、R妹 第三回:ようこそ先輩!~学校組の巻~ アーチャー、御坂美琴、加治木ゆみ、千石撫子月詠小萌、安藤守 ちなみにこの回、ふじのん死亡話本投下直後にラジオ書き手代理が必死こいて書いたものである ふじのん到着~再会~ 浅上藤乃、黒桐幹也、ライダー、琴吹紬真田幸村、ヴァン ワラ人形にごっすんご(ry 八九寺真宵、千石撫子、??? 三人の妹が到着したようです 妹?、妹?、御坂美琴 ふじのん到着~贖罪と洗礼~ 千石撫子、琴吹紬、加治木ゆみ、月詠小萌浅上藤乃、伊藤開司、アーチャー、龍門渕透華八九寺真宵、利根川幸雄、平沢唯、中野梓上条当麻、ヴァン、真田幸村、黒桐幹也ディートハルト・リート、言峰綺礼 御坂当てクイズ! 御坂美琴、R妹、妹E、妹F竹井久、福路美穂子、池田華菜、上条当麻マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、C.C.ヴァン、真田幸村、黒桐幹也イリヤスフィール・フォン・アインツベルン ついにひたぎさんがあのシーンを見てしまったようです 戦場ヶ原ひたぎ、八九寺真宵 上条さん、正解 上条当麻、御坂美琴、C.C.、ヴァンマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、真田幸村 禁書勢の恋愛模様 海原光貴、妹F、R妹、C.C.竹井久、上条当麻、御坂美琴、福路美穂子マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、妹Eヴァン、真田幸村、インデックスリボンス・アルマークイリヤスフィール・フォン・アインツベルン 和が壊れているようです 原村和 海原の恋愛相談~ユフィ編~ 海原光貴、ユーフェミア・リ・ブリタニア 運動会への人選:その1 福路美穂子、龍門渕透華、伊達政宗、池田華菜田井中律、中野梓、平沢唯、琴吹紬浅上藤乃、黒桐幹也 海原の恋愛相談~小萌せんせー編~ 海原光貴、月詠小萌、リリーナ・ドーリアン 運動会への人選:その2 ライダー、キャスター、バーサーカー、本多忠勝アーチャー、レイ・ラングレン、ヴァンプリシラ、竹井久、福路美穂子、加治木ゆみ池田華菜、八九寺真宵、リリーナ・ドーリアン衛宮士郎、御坂美琴、上条当麻、月詠小萌マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア 妹がストーカー被害にあっているようです 妹E、御坂美琴、妹F、海原光貴 運動会への人選:その3 ゼクス・マーキス、ヒイロ・ユイ張五飛、デュオ・マックスウェル平沢唯、中野梓、千石撫子、セイバー衛宮士郎、カギ爪の男、ファサリナプリシラ、ヴァン、アーニャ・アールストレイム玄霧皐月、ユーフェミア・リ・ブリタニア安藤守 海原と美琴の恋模様 海原光貴、御坂美琴、C.C.、平沢唯 ミサカたちの「個」 妹E、妹F、R妹 もうこっくりさんで… マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、R妹ユーフェミア・リ・ブリタニア 海原のデート 海原光貴、妹F、平沢唯、田井中律琴吹紬、プリシラ、池田華菜、八九寺真宵神原駿河、御坂美琴、アーチャー エスポワール、漂着 ヴァン、カギ爪の男、初代黒服、二代目黒服平沢唯、田井中律、琴吹紬、中野梓 資料室の刹那とデュオ デュオ・マックスウェル、刹那・F・セイエイ チーム、ついに出揃う R妹、ユーフェミア・リ・ブリタニアC.C.、マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア龍門渕透華、月詠小萌、八九寺真宵、片倉小十郎 いい加減… 上条当麻、月詠小萌、妹E、御坂美琴 騎馬…レース? 龍門渕透華、リリーナ・ドーリアン、月詠小萌利根川幸雄、ライダー、セイバー、アーチャー 綱引きにバサカやホンダムが出たらという話題から それぞれの準備風景 琴吹紬、戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河刹那・F・セイエイ、本多忠勝、平沢唯千石撫子、中野梓、ゼクス・マーキスレイ・ラングレン、船井譲次、妹F海原光貴、R妹、明智光秀、アーチャーキャスター、田井中律、池田華菜、片倉小十郎玄霧皐月、カギ爪の男、利根川幸雄、兵藤和尊マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア 競技と日程はこれだ! 伊藤開司、龍門渕透華、竹井久片倉小十郎、月詠小萌、八九寺真宵 部長とリボンス 竹井久、玄霧皐月、リボンス・アルマークイリヤスフィール・フォン・アインツベルン まとめとタマ取り 片倉小十郎、千石撫子、池田華菜 発案者曰く実は116の内容で当たりだったというから恐ろしい… 障害物競走とは? 刹那・F・セイエイ、ヒイロ・ユイデュオ・マックスウェル、リリーナ・ドーリアン千石撫子、田井中律マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア ランニング風景 琴吹紬、中野梓、八九寺真宵、千石撫子平沢唯、戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河、キャスター池田華菜、プリシラ、福路美穂子、田井中律 凶っがーれ☆スペクタクル 浅上藤乃、??? ハロウィン 八九寺真宵、伊藤開司、利根川幸雄、船井譲次平沢唯、琴吹紬、キャスター、田井中律中野梓、神原駿河、戦場ヶ原ひたぎ刹那・F・セイエイ、福路美穂子、池田華菜 黒子到着と赤面 白井黒子、荒耶宗蓮、御坂美琴、衛宮士郎 唯のヒントコーナー 平沢唯、月詠小萌、衛宮士郎 馬イクの扱いはどうするの? 龍門渕透華、琴吹紬、真田幸村、片倉小十郎ユーフェミア・リ・ブリタニア、池田華菜伊達政宗、竹井久、福路美穂子、伊達軍の馬武田軍の馬、本多忠勝
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1205.html
294 :大変長らくお待たせ致しました:2010/05/12(水) 19 30 32 ID z.nxO4UQ 安藤『はい、本番行きます。 3、2、1、』 <♪I FEEL YOUR LOVE REFLECTION 見つめ返す 瞳に 描いて 遥かな “NEVER ENDING STORY”……> 律「田井中律と!」 キャス子「キャスターの!」 二人「「『新人さんいらっしゃ~い!』The・3rd!!!」 律「いやー、またまた時間空きましたね」 キャス子「本当、やり始めたからには責任感を持って欲しいわね。 せっかくの律ちゃんとの時間を……一つシメとく必要があるかしら……」 律「あはは……キャスターさん目がマジです、怖いですから……そ、それでは本日のゲストに……」 キャス子「ああ、因みに本日もお相手はキャスターのサーヴァントと」 律「へ? あ、そうか! えっと、田井中律の二人でお送りします!」 キャス子「じゃあ、早速本日のゲストを呼びましょうか。 入っていらっしゃい」 律「あ、それ私の役……」 かじゅ?「海原光輝と申します。 生前は学園都市に在籍していました」 律「あれ? ゆみさん?」 キャス子「あら、随分と可愛らしい格好ね」 アステかじゅ「いや、これには色々と事情がありまして……田井中さん? どうかなさいましたか?」 律「い、いや何でも……ぷっ、くく……」 アステかじゅ「そんなに可笑しいでしょうか、加治木さんのゴスロリ姿は。 僕は普通に似合ってると思いますが」 キャス子「まあ、本人とのギャップを考えると……あら、外が騒がしいわね」 ――なんて事をしてくれたんだ久!! ――いいじゃないゆみ、田井中さんにもうけてるみたいよ? ――笑われてるんじゃないか!! 大体、何でエツァリを脅して私に変身させたりなんかしたんだ! ――だってゆみにゴスロリ着せたかったんだもーん♪ ――「だもーん♪」じゃない!! アステかじゅ「……状況はお分かり戴けましたか?」 キャス子「痛い程良く分かったわ」 律「で、でも何で変身解かずに来たんですか? ……ぷぷ」 アステかじゅ「着せ替えの最中にお呼びが掛かったもので、着替える暇が無かったんです。 まさか、海原光輝や本来の姿でゴスロリ衣装のままという訳にもいかないでしょう」 キャス子「なるほど。 じゃあ、一刻も早く着替える為にも、さっさと始めましょうか」 律「り、了解です。 それでは、海原さんのロワ動向を振り返ります。 どうぞ!」 「我が身の全ては想い人の為に」にて初登場。 主催者の一人にインデックスが居る事に疑問を感じながらも、御坂美琴を守る為動き出す。 物資を求めショッピングセンターに向かう途中、本多忠勝とバーサーカーの戦闘を目撃し逃走、近場のアパートで物資を調達後、魔術の行使に必要な黒曜石を求め学校へ向かう。 だが、バーサーカーにより破壊された住宅地や線路を抜け学校に向かう道中、その耳に届いたのは、美琴の死を告げる第一回定時放送だった。 主催者への不信感から殺し合いに乗る事も出来ず、職員室にて発見した加治木ゆみの惨殺死体から皮膚を入手する際、ゆみの死体に殺し合いに乗った者達の殺害を誓う。 だが、学校を出た所を織田信長の襲撃に見舞われ、職員室で入手していた「パワーストーンの黒曜石」で発動させた魔術により信長の鎧を砕き逃走するも、襲撃の際に胸の護符を切り裂かれた為、海原光貴の姿を失ってしまう。 アステかじゅ「僕が海原光輝の姿を失うまでですね」 律「そっか、海原さんも大切な人を……分かりますよ、その気持ち」 アステかじゅ「あの場で殺し合いに乗れる程短絡的な性格だったなら、少しは楽だったかも知れませんね……でも、御坂さんはそんな事を望んではいないでしょうし、何よりあの遠藤という男と帝愛は、信じるには余りにも胡散臭い存在でしたしね」 律「あー、確かに」 キャス子「そして、マーダーキラーの道を歩み出した途端、最強マーダー・信長と鉢合わせ、と。 運が無いわね」 アステかじゅ「多分、加治木さんの皮膚を剥いだ罰が当たったんですよ。 あの場で殺されなかっただけまだ幸運でした」 律「はー、人間が出来てますね」 アステかじゅ「そうでもないですよ。 帝愛を皆殺しにする為なら何でも利用する覚悟も決めてましたから」 キャス子「そして、あの男と出会うという訳ね。 じゃあ、続きはCMの後にしましょうか」 アステかじゅ「あ、じゃあ着替えてきてもいいですか? やっぱり落ち着かなくて……」 部長「あら、駄目よゆみ。 勿体ないじゃない」 かじゅ「私はこっちだ! エツァリ、早く逃げろ!」 アステかじゅ「は、はい! って、速い!?」 律「ちょっ、ラジオブースに乱入しないで……あ、アッー!!!」 ――ブツン! 295 :大変長らくお待たせ致しました:2010/05/12(水) 20 40 08 ID z.nxO4UQ 律「うう……さ、さて、ここからは本来の姿に戻った海原さんの動向を振り返ろうと思います……いたた……」 海原「あの、大丈夫ですか田井中さん? 瞬獄殺の流れ弾が一発お腹に命中していたみたいですが……」 律「ま、まあ慣れてますから……海原さんこそ大丈夫ですか?」 海原「ええ、『トラウィスカルパンテクウトリの槍』で相殺しましたから」 律「はあ……それにしても、トラウィスカルパンテ(ryの槍が人間に当たるとああなるんですね」 キャス子「まさか、服が全部バラバラになっちゃうなんてね」 海原「いや、本来なら人体ごと「解体」される筈なんですが……瞬獄殺の勢いで減殺されたみたいですね」 律「あの人、本気で人間止めてますよね……と、とにかく続き行きましょう!」 本来のエツァリの姿を隠す為ゆみの皮膚から制作した護符を使用するか思案に暮れていた所を、今度は道に迷ったヴァンに道を尋ねられ、お互いの情報を交換。 「上条当麻を殴って欲しい」と伝えた後、ヴァンから得た「変な女が居る」との情報を元に「蒼崎橙子の人形」を発見、首輪を外した参加者と判断しディパック内に保護。 だが、ロワ開始からたった六時間しか経っていないにも関わらず首輪をしていない事に疑問を感じ、万が一の為ショッピングモールにてロープを物色中、突如目覚めた人形に襲撃される。 その後、主催者の一人・蒼崎橙子と名乗るその人形(中身は意識のみ転移した荒耶宋蓮)と加治木ゆみの姿で行動を共にする事になる。 だが、道中「憩いの館」にて休息を取った後、「敵のアジト」にて身体の調整中の橙子を待つ最中、突如建物が崩壊。 避ける間もなく崩落する建物の中、攻撃魔術しか持たない身では対処のしようが無く、成す術無く瓦礫の下に消えていったのだった。 キャス子「こうして見ると、終始運が無かったわね」 律「せめて、ヴァンさんと行動を共に出来ていれば、伊達さんと合流できたかも知れないんですけどね」 海原「それを言うなら、殺し合いの参加者に選ばれた時点で不運だったんですよ。 御坂さんを生き返らせる術を得る事が敵わなかった点で悔いが残りますが、こうなった以上せめて彼の無事を祈る事にしましょう」 キャス子「じゃあ、最後にその彼に一言お願いしようかしら」 海原「そうですね……上条当麻。 僕との約束を果たせなかった以上、これ以上御坂さんを悲しませる訳にはいきません。 故に、死ぬ事だけは決して許しません。 御坂さんの為にも」 律「ありがとうございました! それでは、本日の放送はここまで! お相手は田井中律と!」 キャス子「キャスターのサーヴァントと」 海原「海原光輝がお送りしました。 それでは、次回の放送をお楽しみに」 律「……はぁあ~、疲れた~。 久しぶりの放送だったからなあ」 キャス子「お疲れ様。 じゃあ、あっちでゆっくり休みましょうか」 律「え、いやそれ余計に疲れ……待って待って待って、今日は本当に疲れてるんで……あ、あああぁぁ……」 海原「……引きずられて行っちゃいましたね。 さて、僕も控室に戻り……」 部長「(がしっ)逃がさないわよ?」 アステかじゅ「た、竹井さん!? って、いつの間に護符を入れ替えたんですか!? は、離して下さ……あああぁぁ……」 【ラジオ放送 久々にグダグダ終了】
https://w.atwiki.jp/byouniji_mirror/pages/13.html
祭りにうpされたものを報告してください 記載の説明番号(0000)/作者/タイトル/画像(最大1M)/投稿者/備考 第36回(2007/10/13) 1406/東雲太郎/femme//アサソ/単行本 1405/東雲太郎/半熟短髪娘//アサソ/単行本 1404/梅玉奈部/新・オペレーション大作戦 TNG//アサソ/単行本 1403/藤原俊一/アフタースクール//アサソ/単行本 1402/猫守麻理鈴/仔猫元気//アサソ/単行本 1401/北河トウタ/怪盗ブルマー//アサソ/単行本 1400/風船クラブ/風船ファウスト//アサソ/単行本 1399/万利休/えろりんぱんちゅ//アサソ/単行本 1398/摩訶不思議/アイ・ドール//アサソ/単行本 1397/摩訶不思議/たまごっこ//アサソ/単行本 1396/八重田なぐも/じどうはんばいき//アサソ/単行本 1395/猫玄/パパなんか大嫌い//アサソ/単行本 1394/犬/初犬2//アサソ/単行本 1393/犬/初犬//アサソ/単行本 第35回(2007/5/12) 1392/月野定規/♭38℃//こて/単行本 1391/月野定規/♭37℃//こて/単行本 1390/友原道哉/甘いつぼみ//こて/単行本 1389/マイノリティ/コスプレっ娘異常性戯//こて/単行本 1388/師走の翁/のせわすれ//こて/単行本 1387/新貝田鉄也郎/新貝田鉄也郎大百科 下巻 赤の巻//こて/単行本 1386/新貝田鉄也郎/新貝田鉄也郎大百科 上巻 青の巻//こて/単行本 1385/虎向ひゅうら/爆発寸前!!//こて/単行本 1384/虎向ひゅうら/SWEET SAVAGE//こて/単行本 1383/ちば・ぢろう/アレ好き//こて/単行本 1382/ちば・ぢろう/変身!となりの公魅子さん//こて/単行本 1381/フクダーダー/恋におちよう//こて/単行本 1380/きゃらめる堂/ドレスレス//G L/単行本 1379/ちゃたろー/ナオちゃんと夏休み//G L/単行本 1378/Cuvie/Emotion//G L/単行本 1377/すどうかおる/好きして愛玩人形//G L/単行本 第34回(2007/3/10) 1376/夕凪薫/LIBERTE//シャレ/単行本 1375/夕凪薫/BROTHER AND SISTER//シャレ/単行本 1374/堀骨砕三/おにくやさん//シャレ/単行本 1373/板場広し/いいコトにしよ//シャレ/単行本 1372/八月薫/羞恥の蜜月//シャレ/単行本 1371/拝狼/COMICプペポ//シャレ/単行本 1370/南里孝一郎/二発目!!//シャレ/単行本 1369/智沢渚優/魅少女ダークリポート//シャレ/単行本 1368/水ようかん/藍色フェティシズム//シャレ/単行本 1367/水ようかん/紺色メイドさん//シャレ/単行本 1366/水ようかん/ハッピにんぐSTAR//シャレ/単行本 1365/水ようかん/こすまにっ!//シャレ/単行本 1364/真田鈴/だいきらい×だいすき//シャレ/単行本 1363/上乃龍也/放課後少女//シャレ/単行本 1362/笑花偽/いっしょにね//シャレ/単行本 1361/狩野蒼穹/シスブラ//シャレ/単行本 1360/掘骨砕三/はえてる女の子//シャレ/単行本 1359/環望/メイドでいきまっしょい//シャレ/単行本 1358/完顔阿骨打/最強のお嬢様//シャレ/単行本 1357/どざむら/どぐう ~どざむら寓話~ 黒//シャレ/単行本 1356/どざむら/どぐう ~どざむら寓話~ 白//シャレ/単行本 1355/どざむら/どぐう ~どざむら寓話~ 緑//シャレ/単行本 1354/スパークうたまろ/汁を吸う縄//シャレ/単行本 1353/いとうえい/絶対零度の天国//シャレ/単行本 1352/あんみつ草/シュガータイム//シャレ/単行本 1351/あいざわひろし/Sweet Mellow//シャレ/単行本 1350/YASKA/こどもの玩具//シャレ/単行本 1349/FEENA/禁じられたお遊び//シャレ/単行本 1348/にいるまけんじ/感じてすと//シャレ/単行本 第33回(2007/2/24) 1347/八月薫/匂い狂い//シャレ/単行本 1346/田沼雄一郎/LOVE ME//シャレ/単行本 1345/中嶋大佐衛門/ツルマンジャロ//シャレ/単行本 1344/第25歩兵師団/おパンツPARADISE//シャレ/単行本 1343/大槻ミチロヲ/姉弟の絆//シャレ/単行本 1342/上連雀三平/となりの精液さん//シャレ/単行本 1341/上鉄巌/天使のおつとめ//シャレ/単行本 1340/鬼魔あづさ/あのこ//シャレ/単行本 1339/鬼ノ仁/肉体関係//シャレ/単行本 1338/鬼ノ仁/活線挿抜//シャレ/単行本 1337/浦乃まみ/義母という名の女//シャレ/単行本 1336/綾瀬さとみ/なかよし共和国//シャレ/単行本 1335/ミルフィーユ/ここちよい重さ//シャレ/単行本 1334/ポン貴花田/おねーさんひとりじめ//シャレ/単行本 1333/ほんだありま/オトメ御開帳//シャレ/単行本 1332/パニックアタック/大人になる呪文 2//シャレ/単行本 1331/パニックアタック/大人になる呪文 1.5 なつやすみ//シャレ/単行本 1330/パニックアタック/大人になる呪文 1//シャレ/単行本 1329/どざむら/やさしい性愛学//シャレ/単行本 1328/DISTANCE/ペパーミント・カフェ//シャレ/単行本 1327/Cuvie/Emotion//シャレ/単行本 1326/お嬢様とボク/マイノリティ//そ、”曹洪”さん・・・!?/単行本 1325/ぴぃち12ふぃず/MAC-V//そ、”曹洪”さん・・・!?/単行本 1324/おねちゅ/しらんたかし//そ、”曹洪”さん・・・!?/単行本 1323/家庭の事情/まぐろ帝國//まぐろ/単行本 第32回(2007/2/10) 1322/おとなになるまえに/関谷あさみ//通りすがり/単行本 1321/ぷにぷに/しぐにゃん//通りすがり/単行本 1320/ICE LOLLY/あらきかなお//通りすがり/単行本 1319/しあわせ1500/天雲の切れ間に見える国。//アンダーソン/単行本 1318/田中エキス/つたない女王様//アンダーソン/単行本 1317/伊佐美ノゾミ/挿れていいよ//アンダーソン/単行本 1316/妻籠いずも/肉便器注意報!//アンダーソン/単行本 1315/深田拓士/淫妻図鑑//アンダーソン/単行本 1314/夕凪薫/eye -spring-//シャレ/単行本 1313/夕凪薫/eye -NO MAKE-//シャレ/単行本 1312/目高健一/乳欲児姦//シャレ/単行本 1311/木谷さい/放課後、教室で。//シャレ/単行本 1310/猫玄/もうすぐ死ぬ人//シャレ/単行本 1309/道満晴明/続・性本能と水爆戦//シャレ/単行本 1308/道満晴明/くぢら//シャレ/単行本 1307/道満晴明/VIDE//シャレ/単行本 1306/道満晴明/VAVA//シャレ/単行本 1305/道満晴明/BoBo//シャレ/単行本 1304/奴隷ジャッキー/巴//シャレ/単行本 1303/智沢渚優/蜜色の季節//シャレ/単行本 1302/奏亜希子/ぷにぷに//シャレ/単行本 1301/城爪草/子猫あげます//シャレ/単行本 1300/小店街光景/ラバーズマニュアル//シャレ/単行本 1299/糸杉柾宏/お姉ちゃんのお願い//シャレ/単行本 1298/四万十曜太/ぱいまにあ//シャレ/単行本 1297/山崎あつし/制服と処女//シャレ/単行本 1296/後藤羽矢子/恋するイトコ!//シャレ/単行本 1295/琴の若子/モトメルオトメ//シャレ/単行本 1294/モリス/魔女っ娘ママ//シャレ/単行本 1293/マイノリティ/美少女改造論//シャレ/単行本 1292/ほしのふうた/なかよしちゃん//シャレ/単行本 1291/ほしのふうた/いたずら注意報!//シャレ/単行本 1290/あわじひめじ/アンチリアル//シャレ/単行本 1289/5thルナ/ぴりぴり//シャレ/単行本 第31回(2007/1/27) 1288/秋月ひろずみ/アネアネみっくす//アンダーソン/単行本 1287/ジャム王子/地獄学園性徒会//アンダーソン/単行本 1286/真海/机上の空論//アンダーソン/単行本 1285/さいこ/穴犯し//アンダーソン/単行本 1284/深田拓士/肉奴隷請負人//アンダーソン/単行本 1283/有賀冬/マンキツ//アンダーソン/単行本 1282/松本ドリル研究所/濃爆 下品なおにいちゃん//アンダーソン/同人誌 1281/櫻見弘樹/LUST//シャレ/単行本 1280/國津武士/幼術師//シャレ/単行本 1279/納都花丸/魅惑の三次曲線//シャレ/単行本 1278/田中浩人/おそらの迷子//シャレ/単行本 1277/町田ひらく/11.1//シャレ/単行本 1276/森高たかし/ダイタン・ステキ//シャレ/単行本 1275/松本ドリル研究所/安眠妨害//シャレ/ 1274/松本ドリル研究所/おしりだってあらってほしい//シャレ/ 1273/諸井愛/ヒミツの蕾//シャレ/単行本 1272/蛇光院三郎/愛母 1~3話//シャレ/ 1271/御堂つかさ/牛神博士//シャレ/単行本 1270/琴の若子/完全服従メイド//シャレ/単行本 1269/遠山光/いかせてティーチャー//シャレ/単行本 1268/伊集院808/美少女レストラン//シャレ/単行本 1267/伊駒一平/母娘喰玩//シャレ/単行本 1266/わたんかずなり/君にパラソル//シャレ/単行本 1265/ふじかつぴこ/お姉さま×√1/2//シャレ/単行本 1264/けんたろう/蝶美//シャレ/単行本 1263/おがわ甘藍/妖かしの館//シャレ/単行本 1262/いのうえとみい/すずらん茶房物語//シャレ/単行本 1261/いずみきょうた/W-BODY//シャレ/単行本 1260/ISUTOSHI/高校星プラウラ 1//シャレ/単行本 1259/ISUTOSHI/高校星プラウラ 2//シャレ/単行本 1258/DENJIRO/ラブペット1×1//シャレ/単行本 第30回(2007/1/13) 1257/SHIZUKA/ここにいるから//アンダーソン/単行本 1256/ななみ静/えろえろスイッチ//アンダーソン/単行本 1255/たいらはじめ/W.W.L//アンダーソン/単行本 1254/駕籠眞太郞/万事快調//アンダーソン/単行本 1253/悠理愛/モエル//アンダーソン/単行本 1252/森谷誠/乳桃//アンダーソン/単行本 1251/サイコロ・ステーキ/女捜査官 冴子//アンダーソン/単行本 1250/岡崎那緒/ヘンタイドットコム//アンダーソン/単行本 1249/目黒三吉/さんま//シャレ/単行本 1248/平木直利/オーバーラブ//シャレ/単行本 1247/百済内創/QuoVadis-覚醒-//シャレ/単行本 1246/姫枝夕人/GIRLY SHOWCASE//シャレ/単行本 1245/忠臣蔵之介/らいく あ きでぃんぐ//シャレ/単行本 1244/草津てるにょ/ムーちゃんが来たよ//シャレ/単行本 1243/真海/性恋//シャレ/単行本 1242/小林拓己/柔らかな肌//シャレ/単行本 1241/やまのべきった/僕のアリスたち//シャレ/単行本 1240/むつきつとむ/オンラインな彼女//シャレ/単行本 1239/ポン貴花田/ぴんくいろ・あそーと//シャレ/単行本 1238/ほしのふうた/みちくさ//シャレ/単行本 1237/ベンジャミン/放課後は淫魔//シャレ/単行本 1236/えのあきら/愛し合うふたり?//シャレ/単行本 1235/う~とむ/あそばれたいの//シャレ/単行本 1234/あさの亜依/ありがとうございマスっ//シャレ/単行本 1233/SOFTCHARM/LIFE FORMS//シャレ/単行本 1232/LAZY CLUB/女の子になろう//シャレ/単行本 1231/Lapis Lazuli/DUAL GIRLS//シャレ/単行本 第29回(2006/12/23) 1230/四万十曜太/Chris Claus//アンダーソン/単行本 1229/つつみあかり/姉の媚乳//アンダーソン/単行本 1228/KASHIみちのく/パイズリーナ//アンダーソン/単行本 1227/片桐火華/暗がりの中の少女//アンダーソン/単行本 1226/KURO/ミルクメイド//アンダーソン/単行本 1225/たまちゆき/森の中の少女//アンダーソン/単行本 1224/須藤くろす/女の子だけの時間割//アンダーソン/単行本 1223/堀骨砕三/下水街//アンダーソン/単行本 1222/掘骨砕三/夜に虚就く//アンダーソン/単行本 1221森崎くるみ/spring//アンダーソン/単行本 1220/GRIFON/淫乱病原体//アンダーソン/単行本 1219/翔丸/おねがいユリ先生//シャレ/単行本 1218/狼太郎/ときめき処女白書//シャレ/単行本 1217/陽気婢/彼女の自由//シャレ/単行本 1216/堀博昭/悦淫奇譚//シャレ/単行本 1215/平木直利/魔法王女//シャレ/単行本 1214/二階堂みつき/なぎパラ//シャレ/単行本 1213/藤宮博士/しこたま//シャレ/単行本 1212/島本晴海/気持ちいい場所//シャレ/単行本 1211/奴隷ジャッキー/僕の天使がいる日常//シャレ/単行本 1210/杜拓哉/ダメって言ったのに//シャレ/単行本 1209/西安/玩具姫//シャレ/単行本 1208/四島由紀夫/煽情//シャレ/単行本 1207/桜川ラアマ/少女ハンター//シャレ/単行本 1206/葛城ゆう/ホンキ汁//シャレ/単行本 1205/加賀美ふみを/だいすき//シャレ/単行本 1204/みずきえいむ/MIX UP//シャレ/単行本 1203/ほしのふうた/ほおずり//シャレ/単行本 1202/てるき熊/歪な恋歌//シャレ/単行本 1201/チャーリーにしなか/ちゃありぃずえんぢぇる//シャレ/単行本 1200/グレイス石川/エロティーン//シャレ/単行本 1199/うらまっく/穴があいてる//シャレ/単行本 1198/Maruto!/封印少女//シャレ/単行本 1197/G.B小野寺/ロリータ番長RX//シャレ/単行本 1196/DISTANCE/元気を出して!!//シャレ/単行本 1195/LINDA/コスプレックス//ER-M党/単行本 1194/琴の若子/お願い 神主さま//ER-M党/単行本 1193/陸乃家鴨/桃華幻戯 下//ER-M党/単行本 1192/上藤政樹/転身巫女 椎菜//ER-M党/単行本 1191/しぐにゃん/ぷにぷに//ER-M党/単行本 1190/きいろ猫/性癖 -このみ-//ER-M党/単行本 1189/きいろ猫/嗜虐 -よごれ-//ER-M党/単行本 1188/きあい猫/自慰 -MASTURBATION-//ER-M党/単行本 1187/きあい猫/嗜虐 -よごれ-//ER-M党/単行本 1186/きあい猫/公然 -おそと-//ER-M党/単行本 1185/きあい猫/御供 -おごく-//ER-M党/単行本 1184/きあい猫/甘露 -かんろ-//ER-M党/単行本 1183/林原ひかり/小好女 3//ER-M党/単行本 1182/林原ひかり/小好女 2//ER-M党/単行本 1181/林原ひかり/小好女 1//ER-M党/単行本 1180/尾崎晶/幕末学園伝リョーコ参る ! 参//ER-M党/単行本 1179/尾崎晶/幕末学園伝リョーコ参る ! 弐//ER-M党/単行本 1178/尾崎晶/幕末学園伝リョーコ参る!壱//ER-M党/単行本 1177/ペイントロボ/未成熟//ER-M党/単行本 1176/黒河澪/幼女飼育//ER-M党/単行本 1175/涼樹天晴/快楽の吐息//ER-M党/単行本 1174/みにおん/少女悶絶地獄//ER-M党/単行本 1173/みこと/しあわせになってください…ね//ER-M党/単行本 1172/にしむらはるか/プクプク乱妹//ER-M党/単行本 1171/大輪田泊/ぽよぽよみるく委員長//ER-M党/単行本 1170/星野竜一/Dark in the Sky//ER-M党/単行本 1169/陸乃家鴨/桃華幻戯 上//ER-M党/単行本 第28回(2006/12/09) 1168/掘骨砕三/閉暗所愛好会//アンダーソン/単行本 1167/OKAWARI/パニックプラスα//アンダーソン/単行本 1166/吉田蛇作/欲情姫//アンダーソン/単行本 1165/北河トウタ/虹色探偵 小春チェンジ//アンダーソン/単行本 1164/九部玖凛/このてのひら//アンダーソン/単行本 1163/末下まつげ/桃色ダイオード//アンダーソン/単行本 1162/東御堂ひさぎ/母蜜//アンダーソン/単行本 1161/ドリルムラタ/ドピュドピュ保健室//アンダーソン/単行本 1160/きのした黎/ボクの妹ちゃん//アンダーソン/単行本 1159/ゆかりがわ弓夜/愛玩遊戯//アンダーソン/単行本 1158/夏川冬/密着母子//アンダーソン/単行本 1157/馬波平/ぷにっ娘いんびてーしょん//アンダーソン/単行本 1156/しまたか/まぐわい//アンダーソン/単行本 1155/チャーリーにしなか/こ・う・そ・く//アンダーソン/単行本 1154/藤坂リリック/エロっ娘最前線!//アンダーソン/単行本 第27回(2006/11/25) 1153/ほしのふうた/水の戯れ//アンダーソン/単行本 1152/らっこ/ムリクリ//アンダーソン/単行本 1151/一峰千夏/俺の股間もレッサーパンダ//アンダーソン/単行本 1150/断華ナオキ/ハチミツとざくろ//アンダーソン/単行本 1149/F・S/捕虜の掟//アンダーソン/単行本 1148/ななみ静/ももたまっ!//アンダーソン/単行本 1147/やまのべきった/悪戯の果て…//アンダーソン/単行本 1146/水月林太郎/お尻におぼれて//アンダーソン/単行本 1145/東雲舞樹/CLOOP//アンダーソン/単行本 1144/雨蘭/幼女の誘惑//アンダーソン/単行本 1143/B.たろう/ZODIAC☆LOVERS//アンダーソン/単行本 1142/麻生我等/センリツ//アンダーソン/単行本 1141/REY’S./中で出せ。//アンダーソン/単行本 1140/AYUMU.M/DNA//アンダーソン/単行本 1139/mizu/尻魂-シリコン-//アンダーソン/単行本 1138/野田ゆうじ/ぼくとすずなのいた夏//シャレ/単行本 1137/北方国明/もののけH//シャレ/単行本 1136/萩尾ノブト/ADパラダイス//シャレ/単行本 1135/島本晴海/チョコレート・メランコリー3巻//シャレ/単行本 1134/島本晴海/チョコレート・メランコリー2巻//シャレ/単行本 1133/島本晴海/チョコレート・メランコリー1巻//シャレ/単行本 1132/中村卯月/カナリヤは籠の中//シャレ/単行本 1131/甚六/ブルマママ//シャレ/単行本 1130/秋緒たかみ(=田沼雄一郎)/ぼっきーず//シャレ/単行本 1129/獅童ありす/エピキュリアン シンドローム//シャレ/単行本 1128/山本賢治/毒電波ブギ//シャレ/単行本 1127/榊原薫奈緒子/ちちばすと//シャレ/単行本 1126/幸田朋弘/やめて!お姉ちゃん//シャレ/単行本 1125/玄鉄絢/DANDY:LION//シャレ/単行本 1124/宮内たけし(=猫玄)/NEWS/CASTER//シャレ/単行本 1123/火野聡司/プリーズプリーズミー//シャレ/単行本 1122/むつきつとむ/ぽちとお嬢様//シャレ/単行本 1121/RaTe/底なし汁だくクリニック//シャレ/単行本 1120/ほしのふうた/もぉいいかい?カラー作品集(イラスト集)//ER-M党/単行本 1119/ほしのふうた/ポケットに好奇心//ER-M党/単行本 1118/ほしのふうた/いたずらスイッチ//ER-M党/単行本 1117/きのした黎/平成にんふらばぁ弐//ER-M党/単行本 1116/きのした黎/平成にんふらばぁ//ER-M党/単行本 1115/水原賢治/あふたーすくーる//ER-M党/単行本 1114/五割引中/とりあえづ生中//ER-M党/単行本 1113/興津惣介/ちいさな器//ER-M党/単行本 1112/メラメラジェラシー/インモラル//ER-M党/単行本 1111/あらきあきら/気まぐれラブハート 2//ER-M党/単行本 1110/あらきあきら/気まぐれラブハート 1//ER-M党/単行本 1109/あざみ野圭二/ハチミツ入りのひみつ//ER-M党/単行本 1108/小島紗/ラブイロ//ER-M党/単行本 1107/龍牙翔/愛を感じて//ER-M党/単行本 1106/望月奈々/ラブのま!//ER-M党/単行本 1105/結城みつる/WORLDS//ER-M党/単行本 1104/なまもななせ/生娘//ER-M党/単行本 1103/elf.k/みこみこ!//ER-M党/単行本 1102/猫島礼/診察中はお静かに!! 2//ER-M党/単行本 1101/猫島礼/診察中はお静かに!! 1//ER-M党/単行本 1100/BENNY S/真夜中の女神//ER-M党/単行本 1099/英丸/モーレツ!ボイン先生 2//ER-M党/単行本 1098/英丸/モーレツ!ボイン先生 1//ER-M党/単行本 第26回(2006/11/11) 1097/LEE/みにみみ//アンダーソン/単行本 1096/RAVEN/Pinky Heaven//アンダーソン/単行本 1095/ほりほねさいぞう/愛犬擁護週間//アンダーソン/単行本 1094/栗田勇午/ずーふぃりあ・しんどろーむ//アンダーソン/単行本 1093/ぐら乳頭/低俗//アンダーソン/単行本 1092/都夢たみお/脳天直撃!淫女革命//アンダーソン/単行本 1091/木静謙二/アカン!!もうムチャクチャにしてっ//アンダーソン/単行本 1090/ゴージャス宝田/妹ゴコロ//アンダーソン/単行本 1089/ひめはち/名門学園初等課調教室//アンダーソン/単行本 1088/八的暁/シミュラークルのアリス//アンダーソン/単行本 1087/しのざき嶺/あなどりがたきボクら//アンダーソン/単行本 1086/海明寺裕/コレクション//アンダーソン/単行本 1085/大槻保彦/ロネの日記 ひまろだ//アンダーソン/単行本 1084/天鷹/アニメに幸あり//アンダーソン/単行本 1083/彩画堂/ひの丸クンの変っ!//シャレ/単行本 1082/山咲梅太郎/蒸気王神話伝説Ladyワトソン//シャレ/単行本 1081/森永みるく/メア//シャレ/単行本 1080/真海/脳内測定//シャレ/単行本 1079/星逢ひろ/終わる世界の空の下//シャレ/単行本 1078/智沢渚優/みるきぃず//シャレ/単行本 1077/如月群真/Love Selection//シャレ/単行本 1076/猫玄/妹しった~//シャレ/単行本 1075/嶺本八美/無防備年齢宣言//シャレ/単行本 1074/佐々原憂樹/遠い日の欠片//シャレ/単行本 1073/黒崎まいり/おんなのこ向上委員会//シャレ/単行本 1072/高岡基文/坩堝-ルツボ-//シャレ/単行本 1071/後藤晶/Sweet Sweet Sweet//シャレ/単行本 1070/玄鉄絢/少女セクト2//シャレ/単行本 1069/玄鉄絢/少女セクト//シャレ/単行本 1068/雨部ヨシキ/恋蜜あそーと//シャレ/単行本 1067/ムサシマル/倒錯小説家//シャレ/単行本 1066/みた森たつや/小池田さんと遊ぼう!//シャレ/単行本 1065/ほしのふうた/ひそひそ遊び//シャレ/単行本 1064/ぱりーみき/ぱりーにゅ//シャレ/単行本 1063/てるき熊/夜は二人のもの//シャレ/単行本 1062/ちとせ凛/未熟な果実2//シャレ/単行本 1061/しらんたかし/興味アリ。//シャレ/ 1060/さきうらら/痴女が恋しちゃダメですか//シャレ/単行本 1059/かるま龍狼/業//シャレ/単行本 1058/かかし朝浩/全裸の王女//シャレ/単行本 1057/あじす・あべば/快既人蝕//シャレ/単行本 1056/YASKA/HAPPENING!//シャレ/単行本 1055/NeWMeN/SECRET PLOT DEEP//シャレ/単行本 1054/ITOYOKO/めすねこ//シャレ/単行本 1053/G.B小野寺/嗚呼!熱血ロリータ番長//シャレ/単行本 1052/すけきよ/生ハメ制服系//ミント/単行本 1051/猫玄/夢を見ようよ。上巻//ER-M党/単行本 1050/猫玄/夢を見ようよ。下巻//ER-M党/単行本 1049/まるキ堂/肉便器でいいです…//ER-M党/単行本 1048/らーかいらむ/迷宮学園//ER-M党/単行本 1047/LapisLazuli/favorite H//ER-M党/単行本 1046/LINDA/恋妻//ER-M党/単行本 1045/RIKI/オナペッチュ//ER-M党/単行本 1044/あずき紅/なんとなくいい感じ 1//ER-M党/単行本 1043/あずき紅/なんとなくいい感じ 2//ER-M党/単行本 1042/あずき紅/なんとなくいい感じ 3//ER-M党/単行本 1041/万利休/ぱんちゅ・くらぶ//ER-M党/単行本 1040/町田ひらく/町田ホテル//ER-M党/単行本 1039/ゆずぽん/HONEY//ER-M党/単行本 1038/伊駒一平/キャスター亜矢子 1//ER-M党/単行本 1037/伊駒一平/キャスター亜矢子 2//ER-M党/単行本 1036/伊駒一平/キャスター亜矢子 3//ER-M党/単行本 1035/万利休/ぱんちゅ・くらぶ//ER-M党/単行本 1034/米倉けんご/淫笑う看護婦 初回限定版//ER-M党/単行本 1033/宮下未紀/キスきゅー//ER-M党/単行本 第25回(2006/10/28) 1032/やながわ理央/GOGO!Girls//アンダーソン/単行本 1031/ゴージャス宝田/おもらし姫//アンダーソン/単行本 1030/あわじひめじ/極!幼女//アンダーソン/単行本 1029/EB110SS/乱暴しなさい//アンダーソン/単行本 1028/冴樹高雄/少女姦蔑所//アンダーソン/単行本 1027/月見大福/受精無用!//アンダーソン/単行本 1026/みにおん/カウパーQ//アンダーソン/単行本 1025/にくきうー/お肉ちゃん3号//アンダーソン/単行本 1024/しのざき嶺/彼氏彼女//アンダーソン/単行本 1023/ふうたまろ/愛・家族//アンダーソン/単行本 1022/まあたん/隷嬢白書//アンダーソン/単行本 1021/水月林太郎/痴尻嬲り//アンダーソン/単行本 1020/NEO GENTLE/SEE-THROUGH ANGEL//アンダーソン/単行本 1019/笑花偽/まる齧り//アンダーソン/単行本 1018/てるき熊/天使のてざわり//MoonMaker/単行本 1017/いトう/暴淫 BOWIN//MoonMaker/単行本 1016/しらたき春/思春期少女//MoonMaker/単行本 1015/天太郎/クレエ・デジール//シャレ/単行本 1014/天櫻みとの/少年少女恋愛学//シャレ/単行本 1013/憧明良/Love Seasons//シャレ/単行本 1012/舞登志郎/いっしょうけんめいお兄さん//シャレ/単行本 1011/北河トウタ/北河Remix//シャレ/単行本 1010/鈴木美蘭/白濁乳頭温泉 カレカノ篇//シャレ/単行本 1009/櫻見弘樹/はじめてのサスペンス//シャレ/単行本 1008/大槻サチ/かけちゃえ!//シャレ/単行本 1007/松任知基/秘密の部屋へようこそ//シャレ/単行本 1006/氏家もく/ろりあな//シャレ/単行本 1005/師走の翁/大丈夫//シャレ/単行本 1004/士土大介/恋するニーソ//シャレ/単行本 1003/佐藤茶菓子/微熱ユートピア//シャレ/単行本 1002/鯉王/愛欲倶楽部//シャレ/単行本 1001/虎向ひゅうら/フラワーピロウ//シャレ/単行本 1000/近里みちる/ひとりあそび//シャレ/単行本 0999/鬼束直/Something in the air//シャレ/ 0998/岸里さとし/ふぇちっしゅ!(><)//シャレ/単行本 0997/瓦敬助/菜々子さん的な日常2//シャレ/単行本 0996/瓦敬助/菜々子さん的な日常//シャレ/単行本 0995/稲沢市太郎/えっちング//シャレ/単行本 0994/ポン貴花田/みるきぃぱいらんど//シャレ/単行本 0993/きみおたまこ/眠りつづけるお姫様//シャレ/単行本 0992/あさの亜依/Pure ~純粋~//シャレ/単行本 0991/あおいにゃおこ/快感フルコース!//シャレ/単行本 0990/TYPE90/ああ、七瀬さま//シャレ/単行本 0989/FEENA/媚乳マニア//シャレ/単行本 0988/AYUMI/だいすきッ//シャレ/単行本 0987/錦ヶ浦鯉三郎/超天然果汁//ER-M党/単行本 0986/りゅうき夕海/ふわふわホイップ//ER-M党/単行本 0985/ゆむら博雪/恋乳少女//ER-M党/単行本 0984/RIKI/コケティッチュ//ER-M党/単行本 0983/尾山秦永/女教師調教//ER-M党/単行本 0982/上高野御池/おしゃれ○秘先生Vol.2//ER-M党/単行本 0981/上高野御池/おしゃれ○秘先生Vol.1//ER-M党/単行本 0980/山本よし文/家庭教師爆乳狩り//ER-M党/単行本 0979/完顔阿骨打/おまけの娘//ER-M党/単行本 0978/わんぱく/彼女がつながれた日//ER-M党/単行本 0977/チャーリーにしなか/天使の休息//ER-M党/単行本 0976/桜木HAL/小さな吐息//ER-M党/単行本 0975/刹奈/ラブ・ポーション//ER-M党/単行本 0974/憧明良/Love Assort らぶあそーと//ER-M党/単行本 0973/つつみあかり/抱いて囁いて//ER-M党/単行本 0972/あろうれい/自慰・すぽっと//ER-M党/単行本 0971/奴隷ジャッキー/A wish -たった一つの…を込めて-//ER-M党/単行本 0970/断華ナオキ/陵辱祭//ER-M党/単行本 0969/水月林太郎/肛姦劣情//ER-M党/単行本 0968/海野やよい/豚姉//ER-M党/単行本 0967/きゃらめる堂/ドレスレス~人妻・琴絵の物語~//ER-M党/単行本 0966/肉弾丸/奥様はM!?//ER-M党/単行本 0965/みきかず/親密~艶母たちの秘愛相姦~//ER-M党/単行本 0964/MANA-KO/哀母//ER-M党/単行本 第24回(2006/10/14) 0963/友原道哉/小さな果実//アンダーソン/単行本 0962/たまちゆき/WHITE LOLITA//アンダーソン/単行本 0961/中村卯月/推定社淫//アンダーソン/単行本 0960/藤咲真/HEAT ―運命の輪―//アンダーソン/単行本 0959/NEO GENTLE/性獸少女戰ヴァギュナス//アンダーソン/単行本 0958/あとりK/妹DVD//アンダーソン/単行本 0957/ぢたま某/Super Love Potion//アンダーソン/単行本 0956/玉置勉強/夜伽ばなし//アンダーソン/単行本 0955/しのざき嶺/Camp Heaven//アンダーソン/単行本 0954/しのざき嶺/Camp Misson//アンダーソン/単行本 0953/マイノリティ/お兄ちゃん、もっとHな事してもいいよ//アンダーソン/単行本 0952/ミルフィーユ/生まれてはじめて//アンダーソン/単行本 0951/井ノ本リカ子/LOVE STORE ぱにぽにだっしゅ!//アンダーソン/単行本 0950/笑花偽/Peak 絶頂のカルテ//アンダーソン/単行本 0949/國津武士/天然少女児童会//シャレ/単行本 0948/矢凪まさし/おな☆チャン//シャレ/単行本 0947/霧風/刹那色の願い//シャレ/単行本 0946/麻生純/WXY//シャレ/単行本 0945/堀博昭/メイド無敵味//シャレ/単行本 0944/猫玄/僕らの相関関係//シャレ/単行本 0943/憧明良/ふぇちふぇち//シャレ/単行本 0942/大橋薫/シスタートラップ//シャレ/単行本 0941/成田香車/禁断//シャレ/単行本 0940/上連雀三平/飲尿女神1//シャレ/単行本 0939/蛇光院三郎/エロあね//シャレ/単行本 0938/栗田勇午/ノー・ドッグ ノー・ライフ//シャレ/単行本 0937/久藤清雅/みんな愛のせいね//シャレ/単行本 0936/海野留珈/夏囃子//シャレ/単行本 0935/むつきつとむ/モノノケ達の宴//シャレ/単行本 0934/すどおかおる/好きにして愛玩人形//シャレ/単行本 0933/ジェームスほたて/ラブ・ハニ//シャレ/単行本 0932/こうのゆきよ/25時の天使//シャレ/単行本 0931/かかし朝浩/女偏//シャレ/単行本 0930/あるまじろう/猫のゆりかご//シャレ/単行本 0929/G.B小野寺/外道ハンターX//シャレ/単行本 0928/ゼロの者/Gimmix ゼロの者 2//ER-M党/単行本 0927/ゼロの者/Gimmix ゼロの者 1//ER-M党/単行本 0926/ゼロの者/わすれな ハイグレード版//ER-M党/単行本 0925/水島空彦/さくらんぼぱんつ//ER-M党/単行本 0924/なぎさわゆう/花の実の熟するとき・・・//ER-M党/単行本 0923/みずきえいむ/ヒメゴト//ER-M党/単行本 0922/八的暁/少女フィクション//ER-M党/単行本 0921/SONO/甘え汁//ER-M党/単行本 0920/草津てるにょ/よがり妻 だらしない媚肉//ER-M党/単行本 0919/甲斐正村/爆そこまでイッちゃう!?//ER-M党/単行本 0918/みやびつづる/艶美//ER-M党/単行本 0917/艶々/鷹月助教授の淫靡な日々 浸潤の媚貌//ER-M党/単行本 0916/艶々/鷹月助教授の淫靡な日々 6//ER-M党/単行本 0915/艶々/鷹月助教授の淫靡な日々 5//ER-M党/単行本 0914/艶々/鷹月助教授の淫靡な日々 4//ER-M党/単行本 0913/艶々/鷹月助教授の淫靡な日々 3//ER-M党/単行本 0912/艶々/鷹月助教授の淫靡な日々 2//ER-M党/単行本 0911/艶々/鷹月助教授の淫靡な日々 1//ER-M党/単行本 第23回(2006/9/23) 0910/大暮維人/BURN-UP EXCESS W//MoonMaker/単行本 0909/おりもとみまな/ときめき水滸伝//MoonMaker/単行本 0908/ゆうきともか/艶の情景//MoonMaker/単行本 0907/紫色雁行/初体験。//MoonMaker/単行本 0906/水月林太郎/淫尻通信//MoonMaker/単行本 0905/宮崎摩耶/PTA//MoonMaker/単行本 0904/ドリルムラタ/アニ嫁いじり//アンダーソン/単行本 0903/ゆきやなぎ/ミルクママ//アンダーソン/単行本 0902/天野英美/人妻達の午後//アンダーソン/単行本 0901/海原港/絶頂ママ//アンダーソン/単行本 0900/海明寺裕/早熟児//アンダーソン/単行本 0899/しのざき嶺/はたらく奥さんっ//アンダーソン/単行本 0898/荒井海鑑/エロノート//アンダーソン/単行本 0897/八月薫/本当にあったHな体験教えます 2//アンダーソン/単行本 0896/八月薫/本当にあったHな体験教えます//アンダーソン/単行本 0895/巫代凪遠/へっぽこ戦隊ウーレンジャー爆乳娘拷問地獄//シャレ/単行本 0894/刹奈/恋愛キネマ//シャレ/単行本 0893/魔訶不思議/たまごっこ//シャレ/単行本 0892/美夜川はじめ/右脳少女・左脳美女//シャレ/単行本 0891/八的暁/少女幻想//シャレ/単行本 0890/猫玄/フキゲン×ゴキゲン//シャレ/単行本 0889/憧明良/toy story//シャレ/単行本 0888/藤瀬あきら/ぷちふぃーゆ//シャレ/単行本 0887/町野変丸/ト・キ・メ・キゆみこちゃんメモリアル//シャレ/単行本 0886/竹下堅次朗/命//シャレ/単行本 0885/大塚子虎/カノジョのホンネ//シャレ/単行本 0884/粗雑那絵/夢幻回想//シャレ/単行本 0883/浅草寺きのと/熱愛//シャレ/単行本 0882/犬威赤彦/FIESTA!!//シャレ/単行本 0881/甘夏真琴/ひねもす//シャレ/単行本 0880/横山葱/Something Sweet//シャレ/単行本 0879/唄飛鳥/変査恥0からの性的教育//シャレ/単行本 0878/井上よしひさ/Escape Artist//シャレ/単行本 0877/ジェームスほたて/モモ色クリニック 第2巻//シャレ/単行本 0876/ジェームスほたて/モモ色クリニック 第1巻//シャレ/単行本 0875/あんみつ草/HAPPY VALLEY//シャレ/単行本 0874/あかひらきりん/ぬぷオ・レ//シャレ/単行本 0873/Maruto!/L・I・L・Y//シャレ/単行本 0872/Lapis Lazuli/Loving !//シャレ/単行本 第22回(2006/9/09) 0871/船堀斉晃/学艶七不思議//シャレ/単行本 0870/榊原薫奈緒子/アストロメイド//シャレ/単行本 0869/結城稜/ディーバ//シャレ/単行本 0868/狂一郎/少女縛戯//シャレ/単行本 0867/鎌やん/小さな玩具//シャレ/単行本 0866/まりぴょん/僕らのやり方//シャレ/単行本 0865/マーシーラビット/Mercys File//シャレ/単行本 0864/はっとり忍/一緒にしようよ//シャレ/単行本 0863/ねんど。/ろりえろ//シャレ/単行本 0862/となみむか/天使も濡れちゃう//シャレ/単行本 0861/きみおたまこ/千夜伝説//シャレ/単行本 0860/RAYMON/橙果と桃華//シャレ/単行本 0859/大暮維人/エンジンルーム//MoonMaker/単行本 0858/らーかいむ/ちっちゃな約束//MoonMaker/単行本 0857/Cuvie/えっちな恋の味//MoonMaker/単行本 0856/冴樹高雄/CRIMZON LAST//MoonMaker/単行本 0855/近石まさし/ 母と息子の情事//MoonMaker/単行本 0854/西崎えいむ/アイツを虜にする方法//MoonMaker/単行本 0853/みさくらなんこつ/ヒキコモリ健康法//MoonMaker/単行本 0852/THE SEIJI/お父さんごめんなさい。//MoonMaker/単行本 0851/琴義弓介/淫insult!!//アンダーソン/単行本 0850/安藤裕行/今夜こそ全て奪う//アンダーソン/単行本 0849/LINDA/マゾママ//アンダーソン/単行本 0848/都夢たみお/淫乱女教師少年狩り//アンダーソン/単行本 0847/天誅丸/マーベラスHカップ//アンダーソン/単行本 0846/早川守/あによめ もへもへ//アンダーソン/単行本 0845/夜天月/奥まで愛して。//アンダーソン/単行本 0844/弐駆緒/おねぇちゃんの汁//アンダーソン/単行本 0843/ドリルムラタ/エゴイスト//アンダーソン/単行本 0842/海明寺裕/奴隷立国//アンダーソン/単行本 0841/山本よし文/淫猥玩具営業部//アンダーソン/単行本 0840/しのざき嶺/D-SHOCK//アンダーソン/単行本 0839/ひろせみほ/恋するおねえさん//アンダーソン/単行本 0838/ひろせみほ/あの子が衣装を着がえたら//アンダーソン/単行本 0837/天誅丸/バスト・EROS//アンダーソン/単行本 0836/BENNY S/みるくぱい//アンダーソン/単行本 0835/井ノ本リカ子/ちぇりーぱい//アンダーソン/単行本 第21回(2006/8/26) 0834/あわじひめじ/泡姫殿//アンダーソン/単行本 0833/阿宮美亜/エロエロ大帝國//アンダーソン/単行本 0832/豊島ゆーさく/BREEDER//アンダーソン/単行本 0831/姫はじめ/妹の桃色パンツ//アンダーソン/単行本 0830/高松誠人/妹汁//アンダーソン/単行本 0829/田中エキス/妹でいいの?//アンダーソン/単行本 0828/どざむら/はれんち学級//アンダーソン/単行本 0827/月見大福/まどかのナマコ味//アンダーソン/単行本 0826/中ノ尾恵/おぢさん誘惑講座//アンダーソン/単行本 0825/志乃武丹英/哀しき玩具//アンダーソン/単行本 0824/雨蘭/感じる年頃//アンダーソン/単行本 0823/海星海月/ 危険日//アンダーソン/単行本 0822/犬星/いもうとぱんつ//アンダーソン/単行本 0821/ぐれいす/東京ヌード学園 第2巻//アンダーソン/単行本 0820/ぐれいす/東京ヌード学園 第1巻//アンダーソン/単行本 0819/むらさき朱/公然ワイセツ//シャレ/単行本 0818/片桐火華/L-MATRIX//シャレ/単行本 0817/楓牙/姉と弟と//シャレ/単行本 0816/東雲舞樹/Amrita//シャレ/単行本 0815/琴義弓介/GLAMOROUS ROSES//シャレ/単行本 0814/鬼窪浩久/恋するトライアングル1//シャレ/単行本 0813/巫代凪遠/収穫祭 第2章//シャレ/単行本 0812/巫代凪遠/収穫祭 第1章//シャレ/単行本 0811/林家志弦/ULTRA SWORD//シャレ/単行本 0810/毛野楊太郎/いっぱい出したネ//シャレ/単行本 0809/北原亜希/アクル//シャレ/単行本 0808/飛龍乱/べびー・ふぇいすっ!//シャレ/単行本 0807/猫玄/恋する少女は負けない!//シャレ/単行本 0806/島本晴海/ちゅ~ぺっと 苺DAYS//シャレ/単行本 0805/島本晴海/ちゅ~ぺっと//シャレ/単行本 0804/西山りょうじ/潮のかほり//シャレ/単行本 0803/水無月十三/どきどき☆コネクション//シャレ/単行本 0802/松阪剛志/魔女ッ子エリちゃん//シャレ/単行本 0800/佐藤茶菓子/ほ~むめいどしすた~ず//シャレ/単行本 0801/りゅうとひさし/CHOCOLATE BANANA//シャレ/単行本 0800/ししまるけんや/えろりぼん//シャレ/単行本 0799/ジェームスほたて/君に逢えたら//シャレ/単行本 0798/う~とむ/せっくすふれんど//シャレ/単行本 0797/小林拓己/ヴァージンな関係第6巻//ER-M党/単行本 0796/小林拓己/ヴァージンな関係第5巻//ER-M党/単行本 0795/小林拓己/ヴァージンな関係第4巻//ER-M党/単行本 0794/小林拓己/ヴァージンな関係第3巻//ER-M党/単行本 0793/小林拓己/ヴァージンな関係第2巻//ER-M党/単行本 0792/小林拓己/ヴァージンな関係第1巻//ER-M党/単行本 0791/紫色雁行/淫乳遊戯//ER-M党/単行本 0790/竹内冷於奈/近親相姦姉妹//ER-M党/単行本 0789/EB110SS/ESP エッチな少女パンツ//ER-M党/単行本 0788/若月/巨乳α//ER-M党/単行本 0787/蟹空解太/獣のように愛して//ER-M党/単行本 0786/馬波平/ここでしたいの//ER-M党/単行本
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3344.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/こぼれ話 罰ゲームこぼれ話 上条「さて、今回は原作12巻。罰ゲームの話か」 美琴(あ~あ……やっぱ、コイツの意識の中だと『罰ゲーム』扱いなんだ……) 上条「ん? どうした御坂。なんか表情が暗いんだが?」 美琴「……そう?」 上条「おいおい。ちょっとは明るく振る舞えよ。罰ゲームつったって超電磁砲永遠キャッチボール(しかも俺受け専門)じゃなかったし、今思えば、案外楽しめたと思うぜ俺は」 美琴「はへ? そ、そうなの?」 上条「おう。あん時は『罰ゲーム』って括りだったからちょっとビクビクしてたんだけど、振り返ってみると『罰ゲーム』というよりは『二人で遊びに行ってる』って感じだったしな」 美琴「へ、へぇ~? ア、アンタにしては意外な反応ね。んじゃあそろそろ今回のゲストに入ってもらいましょうか!」 上条(あれ? 何で御坂は急に元気になったんだ?) ??「あの……御坂さん? 本当にわたくしでよろしいので……? 原作には出ておりませんし、外伝でも名前がまだないのですが……」 美琴「うん、おけおけ。大丈夫よ。名前はなくても作中だと縦ロールが魅力の娘ってあなただけだから。あと私と趣味が合う同世代の子ってのもそうそう居ないし、私も嬉しいのよ。でも、ちょっとごめんだけど名前の表記は今回はこれでお願いね」」 縦ロ「それは構わないのですが、一応この度のことを女王には報告してから来ましたわ」 美琴「え゛? そうなの? アイツ何て言ってた?」 縦ロ「とっても不機嫌になられて『呼ばれなくて良かったぁ』と仰られました。正直意味はよく分からなかったのですが」 美琴「まあ、アイツが来ないのは別に構わないけど『不機嫌に「呼ばれなくて良かった」』って意味は確かに分からないわね」 ??「どうもお久しぶりです。御坂さんと上条さん」 美琴「うげ! 常盤台中学理事長の息子・海原光貴!」 海原「いきなり第一声が『うげ!』というのははしたないですよ御坂さん」 上条「お。久しぶりだな。(で? お前は本物じゃなくて魔術師の方だよな?)」 海原「(でなければ『お久しぶり』ではなく『初めまして』と挨拶しています。それと魔術師の方の名前を出さなかった理由は分かりますよね?)」 上条「(もちろんだ。それとなるほどな)にしても妙な面子だな今回は。何でこの二人なんだ? 本編でまったく登場してないのに」 美琴「あ、うん。佐天さんと初春さんはゲスト担当のスタッフと誠心誠意話し合って除外してもらったんだけど、今回はゲスト選定が難航してるらしくって、代わりに誰か一人でいいから紹介してほしい、って言われちゃったから、この子に来てもらったの。海原さんはよく分かんないけど」 上条(…………スタッフミーティングにいきなり乱入して、ゲスト担当の鼻先をかすめるように一発超電磁砲を撃ってから、もう一発コインを突き付けて殺気漲る眼差しとドスの利いた声で「今回は、佐天さんと初春さんを呼んだらこの世に骨すら残らないわよ」の第一声から始まったアレは、はたして『誠心誠意話し合った』と言っていいものなのだろうか……) 海原「自分はつち……こほん、知人から行ってくるように言われました。彼曰く、友人全員に断固拒否されたらしく、それで自分に話が回ってきたのですが一体どういうことなんでしょう? 彼自身も『行くたくない』と言ってましたが」 縦ロ「断固拒否とはまた凄い話ですね。女王といい、海原様の周りの人といいどうされたのでしょうか」 美琴「なんか問題でもあったっけ? 実は黒子にも断られちゃってるのよね。いつもは頼まなくても付いてきたがるのに」 上条「さあ? そういやインデックスも嫌だって言ってたな。御坂が一緒に居るって分かってるのに行かないなんて珍しいことがあるもんだと思ったよ。あとオティヌスも」 全員「「「「う~ん?」」」」 『そうそう。最近病院に来ている見舞い客の可愛らしい女の子がね、僕が君に連絡を入れると言ったら是非伝えて欲しい事があるとお願いされてしまってね?』 「はあ???」 可愛いって誰のことだろう、と上条は思う。今病院にいるのは、白井黒子か姫神秋沙か。姫神の知り合いだとすると、吹寄整理か小萌先生か、白井の辺りに目をやると御坂美琴辺りが――――。 「――――待て。御坂美琴?」 うん、とカエル顔の医者は適当に頷いて、 『良く分かったね。何でも「帰ってきたら大覇星祭の罰ゲームは覚悟しなさい」だってさ?」 上条「あ、ここか。今回は原作12巻エピソードだけど、もしかしたら11巻を少し挟むかもしれない、って言ってたのは」 美琴(こ、コイツの『可愛らしい女の子』って範疇に私入ってたんだ……///) 縦ロ「? どうされました御坂さん。顔が赤いですわよ?」 美琴「へ? あ、ああいや何でもない何でもない!!///」 海原「それにしても上条さんって『可愛らしい女の子』の知り合いが多いんですか? 御坂さんも含めて即座に五人浮かぶとは」(澄ました顔で棒読み) 美琴「…………………………そう言えば……そうね……」 上条「うううううううう海原!? 何か俺に恨みでもあんの!? 御坂の機嫌が急転直下で悪くなったじゃねえか!!」 海原(ええ多少は) 上条当麻と御坂美琴は大覇星祭でちょっとした賭けをしていて、それに敗北した彼は美琴の言う事を聞く、という罰ゲームを強いられるはずだったのだ。それをすっぽかした挙げ句、呑気にイタリアへ旅行へ出かけた事が知れたとなれば……。 「待っているのは地獄のみ! より一層帰りたくない! うわ、ちょ、放して放して! そのプロの道具で俺を固定するのはやめてーっ!!」 海原「自分でしたら迷わず、何を差し置いても真っ先に帰りたいと思います」 上条「お前ひょっとしてM? Mなの? こん時の俺はどんな酷い目に遭わされるんだろうとしか思わんかったんだけど?」 美琴「う゛~~~~~~~ん……」 海原「御坂さん? 何を難しい顔をしているのですか?」 美琴「……いや、一度コイツの脳内の私と会ってみたいかな、って。いったいどんなキャラ付けなのよ私、って感じだし」 縦ロ「ですわね。わたくしからしましても上条さんの脳内御坂さんは相当おどろおどろしいようですから」 海原「上条さんはいったい御坂さんの何が不満なのでしょうか」 上条「おいおいみんなして何だよ。それじゃ俺だけ御坂の印象が違うみたいじゃないか」 縦ロ「そうは申されましても、御坂さんは女王と双肩を誇るほど常盤台中学では見本となる存在で尊敬の念と羨望の眼差しを一身に賜っておりますし、御坂さんを慕う在学生も大勢いらっしゃいますよ」 海原「あと、とっつきやすい性格で分け隔てなく誰とでも気さくに接している姿をよく目にしますし、常盤台の誰に聞いても同じ答えが返ってきますね」 美琴「ん~~~。私はそんなつもりないんだけど、そう見えるのかな? てことでアンタの脳内私だけがとっても変なんだけど?」 上条「えー? お前、常盤台に居る時、猫かぶってないかー?」 美琴「えー? 私は私のままよ。ここに居る時も常盤台に居る時もそんなに変えてるつもりないんだけどなぁ」 縦ロ「わたくしと常盤台で接する御坂さんの雰囲気と、今この場での御坂さんの雰囲気に相違はございませんわ」 上条「う、う~ん……そう、なのかなぁ……?」 海原(ひょっとして御坂さんは、あなただけにしか見せない表情があるのでは…? と、口には出しませんがね……) 「……んふふ……。罰ゲームなんだから、何でも言う事聞かなくちゃいけないんだからねー……」 何だかとんでもなく幸せそうな笑顔と共に、可愛らしい唇からそんな寝言が飛び出した。 海原「ぬおー! 御坂さんの可愛らしい寝姿を拝見させていただけたのは至上の眼福ですが、この御坂さんって何なんですかー!? 一体夢の中ではどちら様に向かって宣言してるんですかーっ!!!」 縦ロ「ど、どうされたんです? 海原さん。いきなりご自分の髪をグシャグシャグシャーッ!! と掻き毟りながらブリッジされるほど思いっきりのけぞられるとは……」 上条「……いや、『罰ゲーム』って単語が出たんだから明らかに夢の中の俺だろ……?」 美琴「う、うわ恥ずっ!/// 寝言って自分じゃ分からないけど私、こんなこと口走ってたんだ……///」 ――御坂美琴は、本来ならば自分の頭を乗せるべき大きめの枕を両手でギュッと抱き寄せると、 「……まずは何をしてもらおうかなぁー……むにゃ」 海原「うおのれえええええええッ!! み、みさ、御坂さん!! 何故そこで枕に向かって頬ずりなんですかーっ!! このふかふか枕は何の代用ですか!!」 縦ロ「ど、どうされたんです? 海原さん。頭を抱えられたままゴロンゴロンと床の上で左右に何度も転げ回られて? というかキャラ崩壊してますよ?」 上条「……いや、夢の続きなんだから明らかに夢の中の俺だろ? って、御坂さん!? この様子だと夢の中の俺に抱きついてません!?」 美琴「し、知らないわよ!! 夢のことなんて覚えてるわけないじゃない!!///」 縦ロ「いえ、この映像を見る限りですと間違いなく夢の中の上条さんを抱擁していると思われますわ。しかも胸元辺りに頬ずりしているのではないかと」 美琴「し、ししし、してないですからっ!!! 夢の中でこの馬鹿を抱き締めて胸元辺りで頬ずりしてそしたらこの馬鹿も私を抱き締め返してきて私の耳元で『美琴の望む事なら何でもしてあげるよさぁ言ってごらん』とか優しく囁きかけてそのままあんな事やそんな事までしちゃったりなんかしたりなんて、ぜぜぜ全然ないですからっ!!!///」 上条「やけに具体的だね!? 覚えてないんじゃねーのかよ!」 海原「のおおおおおおおおおおッ!!」 上条当麻は窓枠に肘を突き、残暑の厳しさも引いた秋の初めの緩やかな風を浴びつつ、ポツリと呟いた。 「はぁー……出会いが欲しい」 グシャア!! 縦ロ「あ、あの……? 上条さんを挟むように、右に御坂さん、左に海原さんが立たれて、上条さんのこめかみに正拳突きされたのは何故ですか……? 上条さんの顔が万力っぽく押し潰されたようになっておられるのですが……」 美琴「いえ、どう考えてもこのセリフ、普段のコイツからするとツッコミ待ちのセリフですから適切な行動をとらないと」 海原「まったく……御坂さんとの出会いで充分でしょうに何を贅沢言っているんですか……」 上条「ばっ、にゃにすんれすかーっ!?」 「一生のお願いだから揉ませて吹寄!!」 美琴「…ほ~う?」 上条「いやいやいや! ここだけ切り取られると何か『そういう意味』にしか聞こえないけど、もっと前から読めばちゃんとした意味があるから落ち着いて話を聞いてって言うかすみません謝りますからコインしまってください」 美琴「うっさい馬鹿! そんなに大きい方がいいんかアンタは、うわあぁ~ん!」 上条「泣きたいのはこっち~! 違うから! 揉ませてって、肩をって意味だから!」 縦ロ「??? あの…お肩を揉むかどうかで、何故お二人が争われますの?」 海原「さ、さぁ…自分に聞かれましても…(性知識の無い方は扱いが難しいですね…)」 「いたいたいたクソいやがったわねアンタ!!」 縦ロ「一つ分からない事があるのですが、『クソ』とは如何なる意味なのでしょうか?」 美琴「……え゛?」 縦ロ「いえ、確かお通じのスラングでそのような言葉があったと記憶しておりますが、御坂さんがそのような品性に欠ける事を仰るとは思えませんし……もしかしたら同音異義で別の意味があるのではと思いまして」 美琴「えっ!? あー、うん……そ、そうねー…」 上条「ほ~ら、やっぱり猫かぶってんじゃねーか」 美琴「そ、そんなんじゃないわよ!」 海原(…やはり彼にしか見せない表情があるようですね……口には出しませんが…) 「これは、まあ、あれだな――――不幸だー」 「人の顔見るなりその反応は何なのよ!!」 縦ロ「上条さん……つかぬことをお聞きしますが……」 上条「ん? 何だ? おずおずして聞いてくるって」 縦ロ「ひょっとして上条さんは御坂さんの事をあまりお気に召されていない、とかなのでしょうか?」 美琴「!!!!!!!!!?!」 上条「んにゃ。そんなことはねーよ。それだったらつるんだりしたいとも思わんからな。 ただ、エンカウント時にはいつも電撃の槍を頂戴するから、これから己が身に降りかかるであろうことを先に言っておこう、ってだけだ」 美琴(ほっ……) 海原(チッ……) 上条「それに、こんなセリフは御坂じゃないと言えんぜ。普通、女の子じゃなくても、他の誰にだってこんなこと言ったら逆に俺の方が嫌われるだろ? けど御坂なら悪ふざけとか単なる憎まれ口の挨拶とかでしか受け取らないからさ。まあ、そんだけ接しやすい相手ってことだな」 美琴「はへ!?」 海原「くっ……」 縦ロ「上条さん? 今の貴方のセリフは先ほど仰られました『御坂さんは常盤台に居る時と上条さんと居る時とで態度が違う』というのを否定しているのでは?」 上条「あ゛」 「で、なんか用事でもあんのかお前? 手短にな。できれば歩きながらな。いっそもう帰っていいか?」 「ただでさえムカつく対応により拍車がかかってるわね……つっか、今のアンタにそんな大それたクチを聞くだけの権利があるとでも思ってんのかしらー?」 「あん?」 「罰ゲームよん♪」 罰ゲーム、というのは九月十九日から七日間にわたって、繰り広げられた、学園都市総出の大規模体育祭『大覇星祭』で上条と美琴の間で取り決めを行った『賭け』にまつわるものだ。簡単に言って、順位の低かった方が相手の言う事を聞く、という内容である。 美琴「いったいアンタこの日何があったの? いくらなんでもこの対応は酷過ぎるわよ」 縦ロ「ですわね。別段、御坂さんには何の落ち度もないはずなのですが。ましてや、この日は、これが初顔合わせなんですよね?」 上条「まあそうだけどさ。つってもこん時の御坂は全然気にしてねーじゃん。むしろお前が俺を気使え」 美琴「はぁ? 何で私がアンタに気を使わなきゃいけないのよ。そもそもいつもアンタの方が私にまったく気を使ったことないじゃない」 上条「おいおい、お前が気を使わなきゃならんほどのタマか? 年上を年上とも思わんその態度。お前こそ、人生の先輩である俺に気を使え」 美琴「言ってくれるじゃない。そっくりそのまま返すわよ。年上なら年上らしく、人生の後輩を暖かく包み込んであげなさいよ」 縦ロ「つまり、お二人はお互いに気を使う必要がないほど親密な関係ってことですね?」 美琴「はぅっ!!!///」 上条「う゛……否定できん……って、どうした海原? 何で俺たちに背を向けてうずくまってるんだ?」 海原「……いえ……何も……」(……危うく、仮面が剥がれるところでした……) ――――御坂美琴の『罰ゲーム』発言は正統なる手順に従って放たれたものだったのだが、 「あれ? それってまだ有効だったっけ?」 「一人で勝手に水に流してんじゃないわよアンタ!! とにかく本当に何でも聞いてもらうんだから! はん、今の今まで利子とかつけずに待ってた美琴さんに感謝しなさいってのよ!!」 上条「うん。なんだろ? こう見ると妙に御坂が微笑ましいなあ。こん時は昼間のことがあってちょっとうんざりしてたから少し鬱陶しい感じがしてたんだけど、今見ると可愛い妹がキャイキャイ言ってるみたい」 美琴「……なんかむかつく褒められ方ね……」 海原「それにしても上条さん、よく常盤台相手に『学校対抗の勝負』の賭けをできましたね。五本指以外の学校の生徒でしたら勇気を通り越して明らかに『無謀』でしかないと思いますよ」 上条「う゛……ま、まあそうなんだけどさ……俺も後から何て無謀な賭けを持ちかけたんだと思ったよ」 縦ロ「え? 『上条さんから』持ちかけたんですか?」 上条「まあな」 縦ロ「あの……それでしたらここまでの一連の上条さんの態度は酷くありません? 言い出された上条さんが率先して逃げようとしているように感じるのですが……」 上条「……やっぱ俺の方が悪いのかね? 最近、どうも避けようとしていた俺を非難されっ放しなんだよな」 美琴「言い出しっぺが逃げようとするのは詐欺だしね。潔くないように映っても仕方ないじゃない?」 上条「でもさー…御坂の事だからきっと無理難題を言ってくるんじゃないかって思うと、多少は逃げ腰にもならないか? 『何でも』って約束だしな。もし仮に『私とキスしなさい!』とか言われたら、上条さんどうしたらいいのよ」 美琴「んなっ!!? そっそそ、そんな事言う訳ないでしょ馬鹿じゃないのっ!!?///」 上条「……いや、勿論冗談ですよ…?」 海原「……とてつもない勢いで帰りたくなってきました」 「そーよねー。アンタみたいな凡人じゃできる事なんて、た・か・が、知れてるもんねぇ? あら大丈夫よ、アンタと違ってとっても素晴らしい美琴さんはその辺もしっかり考慮してるから。馬鹿にできない事を頼むつもりはないし、凡人は凡人らしくヒーヒー頑張ったらー?」 上条「ほらもう、嫌な予感がビンビンするじゃないですかー」 美琴「な、何よ! 実際はそんな大それた事は要求しなかったでしょ!?」 縦ロ「では御坂さんと口付けはなされませんでしたの?」 美琴「ひゃえっ!!?///」 上条「あの、だからさっきのは冗談でしてね…?」 海原「自分、帰ってもよろしいですか? 割と本気で」 「よろしい!! ならばこの愛玩奴隷上条当麻に何なりと申し付けるがよい!!」 美琴「今考えると凄いこと言ってるわねアンタ」 上条「うん。ここ往来の場だもんな。これを目撃した周りには『女王様に媚び諂う執事』という風に映っただろうね」 縦ロ「いえ。残念ですけど上条さんを『執事』と思われた方は皆無かと思われます」 上条「へ?」 海原「まあ確かに『執事』とは上流階級に勤める人に仕える方のみに許される高貴な職業ですからね。この場合もある意味間違いではないかもしれませんが、『愛玩奴隷』と言った時点で『執事』じゃなくてドMで『下僕』か『家来』を連想される人が大多数だったのではないでしょうか」 上条「あれ? 執事ってそんなに高尚なお仕事だったの? 俺はてっきりコスプレで女性受けする役としか思ってなかったんだけど? 知り合いにメイドさんをコスプレとしか見てない奴がいるから、執事もそうかと」 美琴「……この辺りは常盤台と普通校の常識の違いなのかしら……」 上条「うわ! なんだかとっても馬鹿にされた気分!?」 縦ロ「はい? 御坂さんは素で仰っておられますけど?」 「ちょ、馬鹿!! アンタ色々とノリが良すぎるしスカートの下から思い切り扇ぐな!!」 縦ロ「まぁ。そんなにお暑かったのですか?」 上条「いや…そういう訳じゃないんだけど…」 美琴「てか改めて見ると、これ思いっきりセクハラよね!?」 上条「どうせ下に短パン穿いてんだろ」 美琴「気分の問題よ気分の! 公衆の面前でスカートがめくれたらどうしてくれた訳!?」 上条「『おっ、ラッキー! …って何だよ、短パン穿いてんのかよ。損した』…って感じかな」 美琴「周りの反応じゃなくて私に対してどうしてくれたのかって言うか『損した』って何じゃいゴルァアアア!!!」 海原「………自分の場合は『得した』と思うでしょうけども(ぼそっ)」 「な、なんという潔い直球従属姿勢……。しかしその役目は本来わたくしだけのものだッ!!」 美琴「それはそれでどうなのよ…」 縦ロ「わたくしは白井さんのお気持ち、とても良く分かりますわ」 美琴「えっ!!?」 縦ロ「わたくしも女王に身も心も捧げておりますから」 美琴「ああ、なるほど…」 上条「えっ? ちょっと待ってくれよ。その女王って人が誰かは知らないけど、同じ常盤台生なら当然女子だよな? しかも白井の気持ちが分かるって事は…縦ロールのお嬢様も百合というヤツなので?」 海原「いえ。その方の場合は恋愛感情ではなく、どちらかと言えば忠誠心のような物でしょう」 美琴「ううぅ…黒子が私をどう見てるのか改めて言われると、背筋がゾッとするわね……悪い子じゃないんだけど…」 縦ロ「白井さんではご不満なのですか?」 美琴「不満とかそれ以前に、私にそっちの趣味はありませんよ」 縦ロ「ああ。そう言われれば、御坂さんには気になる殿方がおられるのでしたわね」 海原「っ!!!」 美琴「ぶっ!!!///」 上条「あー…度々出てくる、御坂の好きな人か。けど、この手の話題になると毎回誰かに話をはぐらかされるんだよな~」 美琴「そそそそんな事ないけどっ!!?」 海原「そうですとも! そんな事はありません! それよりも昨日の夜、何を食べたか覚えていますか!?」 上条「…今まさに話を逸らされた気がするんだけど……」 「何の儀式だこれ私はどこぞのカルト教団の教祖様かーっ!!」 上条「御坂教か」 美琴「止めてよ! 何かシャレにならなそうだから!」 海原「入信いたします!」 ??「わたくしもですの!」 美琴「ほらー! いきなりシャレになってないじゃないの!」 上条「ちなみに十字教が十字架を首にぶら下げるのと同じように、御坂教はゲコ太の首飾りをするのが決まりです」 美琴「えっ!!? そ、それはちょっと…いいかも…」 縦ロ「あぁ……わたくしはどうすれば良いのでしょう…ゲコ太の首飾りは大変魅力的ですが、しかし女王を裏切る訳には参りませんし……」 上条「新しい宗教法人を立ち上げて5秒で入信者が3人(内一人は予定)か。すげーな御坂教」 待ち合わせの時間は午後一時だった。 「すでに一時三〇分ってどういう事なのよーっ!!」 ―――― 「やーすみませんでしたーっ!!」 縦ロ「上条さん。約束は守らなければなりませんよ?」 上条「いやー…俺にも色々と事情がありましてですね……」 美琴「何よ事情って。この時はそんな事言わなかったじゃない」 上条「だって下手に言い訳すると余計に怒るじゃん」 美琴「怒んないわよっ!」 上条「…こんな風に」 美琴「怒ってないっつってんでsy―――……こほん。怒りませんから、理由を仰ってみなさいな」 上条「え、何その口調。変なモンでも食った?」 美琴「ア~ン~タ~ねぇっ!!! 人がせっかく―――」 海原「自分達はいつまでこの漫才を見なければならないのでしょうか」 縦ロ「これが世に言う…お漫才という物ですか! わたくし生まれて初めて拝見いたしましたわ!」 海原「……それは何よりです…」 「かれこれ一時間もボケーッと突っ立たされたさらし者の気持ちがアンタに分かる? 待ってる途中で変な男どもに声かけられるし、いちいち雷撃の槍で丁寧に追い払うのもとっても面倒臭かったのよー?」 縦ロ「まぁ! 世に言うおナンパですの!? わたくし一度見てみたいですわ!」 美琴「そんなにいいモンじゃないですよ…? というか、多分、貴女でしたら一人で街を歩くだけで思う存分気が済むまでおナンパを拝見できると思います」 縦ロ「そうですの? でしたら今度、女王にお願いしてみようかしら」 美琴「いやいやいやいやアイツにお願いしてまでなら止めた方がいいから! あなたのためにも、そのナンパしてきた奴らのためにも!!」 上条「にしても、『丁寧』に追う払う…ねぇ…?」 美琴「何か文句ある?」 上条「いいえ。メッソウモゴザイマセン」 海原「…御坂さんは、よく街中で変な男に声を掛けられるのですか?」 美琴「う、うん。まぁ、ナンパはよくされるわね…(その中の一人にアンタが入ってるってのは…言わない方がいいかしら)」 海原「まぁ、自分としてはとてつもなく不本意と言いますか、むしろ腸が煮えくり返るような思いではありますが…しかし御坂さんの魅力ならば、ナンパされるのも仕方ないのかも知れませんね」 縦ロ「ふふっ、そうですわね。わたくしがもしも男性でしたら、思わずおナンパをしてしまうかも知れません」 上条「ま、確かに御坂は可愛いもんな」 美琴「ちょ、ちょっと止めてよ! 何か恥ずかしいから―――…………って!!! 何アンタまでサラッと『可愛い』とか言ってのよおおおおおおっ!!!///」 「って、あれ? 待ち合わせの時間って一時だったよな」 「……アンタ、まさかそれすらスルーしてたとかっていう話じゃないでしょうね」 「そうじゃなくて。 一時間前から待ってたって事は、お前って待ち合わせの三〇分も前からここにいたの?」 縦ロ「あら? そう言われればそうですわね…」 美琴「い、いいいいや違いますよっ!!? べべべ、別にコイツとの約束が楽しみすぎて早めに来ちゃったとか、そういう訳じゃないですからっ!!!///」 縦ロ「え…? では何故―――」 海原「御坂さんは几帳面なのです。待ち合わせ場所に遅刻すると相手に失礼だと考えたのでしょう。少々早めに到着して、相手を待つ事にしたのです。ええ、それ以外の理由はありませんとも!」 上条「…何で海原が解説するんだ? しかもそんなに必死に」 「違っ……ば、馬鹿ね。大雑把に言ってるだけで、別にきっちり六〇分前からここにいた訳じゃないわよ。な、何で勝負に勝った私がアンタを待つ側に回らなくちゃならないの? 勝手に変な想像膨らましてニヤニヤしないでほしいわね」 上条「ちなみに変な想像って、俺がどんな想像してると思ってたん?」 美琴「は、はぁっ!!? そ、そそ、そんなの…も…もう忘れちゃったわよ!///」 上条「いや、でも―――」 海原「上条さん。御坂さんはお忘れになったと仰っているのですから、追求するのは如何なものでしょうか」 上条(…何かさっきから、妙に海原が邪魔してくるなぁ……何でだ?) 縦ロ(先程から御坂さんが妙に赤面していらっしゃいますが……何故なのでしょう?) 「……そんなに罰ゲームで俺が苦しむ姿を見るのが楽しみだったのか」 海原「……貴方が貴方であって、非常にホッとしました」 上条「何その、安心したけど哀れむような複雑な目つきは。つーか今の言葉、インデックスにもよく言われるんだけど。『とうまはとうまだから仕方ない』って」 美琴「うん。私もアンタはアンタだって心から思うわよ」 上条「どういう意味なんだよ…」 縦ロ「上条さん! それはそうと、御坂さんは人が苦しむ姿を見て喜ぶような方ではありませんわよ!」 上条「あー…常盤台のお嬢様には分からないかも知れないけど、世の中には色々な趣味の人がいるのですよ」 美琴「特殊な性癖を持ってるみたいに言うな! そもそも、そんな趣味も持ってないし!」 ??「わたくしでしたら! お姉様に罵られて足蹴にされても一向に構いませんの~っ!!!」 上条「……な? 色々な趣味の人がいるだろ?」 縦ロ「は、はぁ…」 美琴「いや…あの変態を例に出されても…ていうかアンタも早く帰りなさい!」ゲシゲシ! ??「あぁ! お姉様! いいですわ! ああああああああああ!!」 海原(御坂さんに罵られたり足蹴にされたり…ですか………ゴクリ) 「……お前、まさか何にも考えてなかったんじゃ」 上条「ノープランで呼び出すなよな。罰ゲームのご利用は計画的にって聞くだろ?」 美琴「知らないわよ! そんな消費者金融のキャッチコピーみたいなの! そもそもアンタは私に口答えできる立場じゃないんだから、黙って私の言う事を聞けばいいの!」 上条「だったらその『言う事』とやらを決めとけっての!」 美琴「じゃあ何よ! 『私とキスしなさい』とか言ったらアンタはした訳!?」 海原「ちょちょちょお待ちください御坂さん! 売り言葉に買い言葉で、とんでもない事を仰ってますよ!? と言うかその言葉、御坂さんご自身が否定したじゃないですか!」 美琴「………へ?」 縦ロ「いえですから、今しがた御坂さんが口付けについての発言を…」 美琴「っっっ!!!!!///」 海原(…今、気付いたようですね……ご自分で言った言葉の意味に……) 「黙ってついて来なさいっつってんのよ! それが最初の罰ゲーム!!」 「最初!? 罰ゲームって一つじゃねーの!?」 上条「つまり何度もキスしろ、と。そういう訳でせうか?」 美琴「………………ぷしゅー…///」 縦ロ「大変ですわ! 御坂さんから謎の煙が!」 海原「はああああぁぁぁぁぁぁ……」 縦ロ「そして海原さんは深い溜息を!」 上条「あの~…だから冗談ですよ?」 上条「あん? 今回ここまでなの? 意外に進まなかったな」 美琴(う、うわー……じ、次回が本番ってこと!?/// ひ、引っ張るんだ!?///) 上条「この続きで俺と御坂が出る所って事は…アレか。あのペアk」 美琴「わーっ、わーっ、わーっ!!! い、い、言わなくていいから! ネタバレになるし!///」 上条「…ネタバレも何も、アニメでもやった所だぞ?」 美琴「そ、それにホラ! まだ次回の台本も手元に無いし―――」 縦ロ「あっそうでした。わたくし、次回予告の台本預かってるんでした」 美琴「あるんかいっ!!!///」 縦ロ「では読みあげますわね」 海原「はいどうぞ」 縦ロ「こほん。――――ここは上条当麻と御坂美琴の二人ともに関わった人たちが誰も居ない世界。そこに存在していたのは、二人ともに関わっていながら何も知らない海原光貴のみ。これは、海原光貴の心を挫く物語――――って、何ですのこれ?」 上条「うわ。どこかで聞いたような予告でちょっと鬱」 海原「え? え? 罰ゲームですよね? 上条さんが受ける罰ゲームですよね? この予告ですと何だか自分が罰ゲームを受けるような気分なんですけど? 」 上条「その予告だと、海原さん何万回も殺されちゃいますぜ」 海原「そんなゴールド・エクスペリエンス・レクイエムじゃあるまいし!」 美琴「確かに罰ゲームを受けるのはコイツであって海原さんじゃないわよね。何でこんな予告なの?」 上条「言い回しはさておき、確かに妙だよな? はて?」 全員「「「「うう~~~~~~~~ん?」」」」 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/こぼれ話