約 9,962 件
https://w.atwiki.jp/hachinai_nanj/pages/2336.html
【大海原のスタンドへ】乾 ケイ (捕) 最終更新日時 2022/10/22 17 31 /このページを編集 属性 レア 守備適性 ◎ 〇 △ - - - - - 総評 パコラボ2021 のマリーンズおケイさん。 強力なチームバフの向日葵スキルに加え、投手バフと可愛いおへそも完備した優秀なSSR捕手や。 試合前のエキシビジョンで得意のデータ野球を駆使して見事ヒット性の当たりを放つシーンやが「うまくいってよかった」とポロっと本音を漏らすとこがチャームポイントやな。 なお、2019年は仙さん、2020年は千代ちゃんとこれで3年連続でマリーンズは捕手のシーンとなった。 ここまで来たら来年はたぬたぬか風祭ちゃんで4年連続狙ってほしいとこやな。 パラメータ * ミート パワー 走 力 守 備 備考 素パラメータ 3590 3490 3223 3590 - 恒常スキル後パラメータ 5590 5190 3423 4490 肩+5/ホームラン率+3 捕手時/5回まで +1000 - - - 味方ミート+1000 最大バフスキル後パラメータ 6590 5190 3423 4490 肩+5/ホームラン率+3味方ミート+1000 最大バフスキル後パラメータ(向日葵スキル) 7090 5190 3423 4490 肩+5/ホームラン率+3味方ミート+1500 ※ピンクスキル、強肩の極意、海鳥の喊声 * 球速 コントロール スタミナ 変化球発動率 変化球効果 リード 肩 その他 投手バフ +7km/h +500 +0 ±0 ±0 ±0 +5 - デレスト メニュー ランク カード名 属性 力 速 技 効果 練習メニュー ★★★ 総合練習 月 24 24 24 - 追加メニュー ★★ ノック 月 11 11 11 - 追加メニュー ★★★ 総合練習 月 24 24 24 - 323 スキル ランク スキル名 条件 効果 備考 ★★★★ 勝利を掴み取る計算(条件あり) キャッチャーのとき/5回まで 味方全体のミートが究極に上昇する 絆の結晶(極)3個 ほか限界突破3回以上「流れを掴む計算」習得済み ★★★ 流れを掴む計算 キャッチャーのとき/5回まで 味方全体のミートが超絶に上昇する - ★★★ 柔軟の奥義+(条件あり) なし 自身の守備が超バツグンに上昇し、ミートが大幅に上昇する 絆の結晶(極)1個「柔軟の奥義」習得済み ★★ 安打製造の秘奥義 なし 自身のミート・パワーが大幅に上昇する - ★ 柔軟の奥義 なし 自身の守備が超大幅に上昇し、ミートが上昇する - ★ FB革命の奥義 なし 自身のホームラン率が上昇し、ミートが少し上昇し、パワーが大きく上昇する - ★★★ 海鳥の喊声 なし 自身のパワーが上昇し、走力が少し上昇し、コントロールが大幅に上昇する - ★★★ 強肩の極意 なし 自身の肩が大幅に上昇し、パワーが大きく上昇する - ★★★ アスリートの極意 なし 自身の走力が上昇し、パワーが少し上昇する - ★★ 長打の心得 なし 自身のパワー・走力がわずかに上昇する - ★★ 安打製造の心得 なし 自身のミート・パワーがわずかに上昇する - ★ 守備の基礎 なし 自身の走力・守備がごくわずかに上昇する - 向日葵スキル『勝利を掴み取る計算』は条件付きながら強力なチームバフを発揮する。 FB革命もあるので打撃面では下手なURより期待できるかも。 才能 才能名 Lv 条件 効果 大舞台でも揺るがぬ精神 7 なし 自身のパワー・ミートが大きく上昇する 夢のカケラ 5 なし 自身のミート・守備が上昇し、球速が少し上昇する 継ぐ想い 7 守備時/キャッチャーのとき 味方投手の球速が超大幅に上昇し、コントロールが少し上昇する 理論派捕手 5 守備時/キャッチャーのとき 味方投手のコントロールが上昇し、球速が大幅に上昇する + ネタバレ注意! 固有悩み文 後輩の焦り(→継ぐ想い) 条件: 効果: 『』 画像 投手バフは才能の2つだが効果はやや控えめ。 セリフ集 + 押すと開きます 状況 セリフ ホーム 風と角度の計算も問題ない。あとは芯で捉えるだけだ。 凄い歓声だな…画面越しからは何度も観て知っている景色… まさかここで打つことができるとはな。チャンスは一度切り…一球で決める! 不安は無い。対策は十分してきた。先発投手のリリースポイントも球筋も。 データはすべて頭に入れてある。加えてこの球場は良く風が吹く。 今の風向きはファーストからレフト側。使えるものはすべて使う。来たっ…ここだ! よし!ヒット性の打球。すべて計算通り。うまくいってよかった。 私の役目はこれで終わり。ふぅ…この後はじっくり見る側で研究させてもらうとしよう。 試合 試合前 準備は万全だ、いくぞ! 開始 データ通りにやれば必ず勝てる カットイン通常 私の出番だ! カットインターニングポイント 風を、読む! 弱点は研究済みだ! 勝利 風を味方につけた我々の勝利だな 勝利に大事な事は、事前準備を怠らない事だ 敗北 対策が足りなかったか… デレスト 特訓 データを有効的に使うために、日々腕も磨いていかなければな 何事も想定して練習する事が大事だ。予測が出来れば、対策を練る事も出来るからな 乾 ケイのシーンをチェック! アイコンタップ or クリックで各シーンのページへ UR SSR シーン名でチェックしたい方はこちら コメント ログを開く 次のランクマでは人権級やろな - 名無しさん (2021-10-04 13 33 32) 強いけどURと比べると…感じかな - 名無しさん (2021-10-08 16 00 33) 言うて+2000×9の効果量と考えたら全員にミート究極はヤバい。ランクマは打ってなんぼでコールド上等だから余計噛み合ってるし条件 - 名無しさん (2021-10-08 16 14 10) 現状の他校はここまでしないと採用出来るか怪しいレベル - 名無しさん (2021-10-08 17 58 34) 名前
https://w.atwiki.jp/foresanc/pages/55.html
VSネレイデス100姉妹 大海原の賭け事 「我らも神札が一枚。あなた達に一度だけ、我らを封印できるチャンスを設けることに致しました。・・・一週間後、我らの封印候補者『全員』をつれてこの洞窟の海上まできなさい。」 ネレイデス100姉妹のこの申し出から一週間後、大海原にはドレイクを始めとする傭兵達とマリヴィン一派が対峙していた。 そしていよいよ海面にネレイデス100姉妹が現れる。 「私達100人の中に神札本体を宿した者がいます。」 「その寄り代を倒した者を我らの封印者とします。」 「一時間以内にそれが出来なかったら自分達は誰にも封印を委ねません。」 そして彼女達は更なる条件をつけてきた。それは「自分達はいわば自由を賭けている。だからそちらはヘレネス・ブックの存亡を賭けてもらう。」というものだった。 つまり制限時間内にネレイデス100姉妹を封印できなかったら、神札たちを封印する肝心要の媒体『ヘレネス・ブック』が無きものへとなってしまうのだ。 そうして、ムーサとヘレネス・ブックを人質(?)にとられた状態でネレイデス100姉妹を狩る賭け事(トゾヨス)が始まった。 しかし傭兵側と一派側、どちらもおとなしく仲良くネレイデスだけを狙うわけがなく、すぐに互いを妨害しつつの激しいぶつかり合いが海上と上空で展開されていく。 そうして互いが力を消耗しきり、残り五分。ネレイデスの数も残り少なくなっていく。 30、20、10、5・・・・ラスト1。つまりその残り一人のネレイデスが神札本体だ。それに気付いた一行の猛攻がまっすぐに飛んでいく。 最後のネレイデスが倒された場所に現れたのは桃色の貝。それがネレイデス100姉妹の寄り代。これを破壊した者がネレイデスの所有者となるのだ。 ――パキィィィンッ・・・・!!!!! 貝が砕ける音が驚くほど高らかに響いた。 静かに、光とともにネレイデスの神札が火牙のもとへ舞い降りてくる。 寄り代を破壊し、見事ネレイデスの封印者となったのは彼だった。 ネレイデスをモノにできなかったマリヴィン一派はすぐに逃走開始。 傭兵達はそれを追いかける気力は既になかったが、ひとまず敵陣にネレイデスの神札が渡らずに済んだことに安堵した。 ただ一人、自分の所属する組織再興の為に神札を一枚でも多く手に入れたい者を除いて。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/1653.html
谷村部長「富井君!ノックもせず無礼ではないかね!!」 小泉「谷村君!君は、山岡といい…富井君といい…」 谷村「ハッ…私の指導が至らぬものでして…」 京極「まあまあ…富井はんもまあ、ついでやからそこに座って…」 大原「富井君!!」 富井「ハッ…はい!!」 京極「で、どこまで話したか… その桜ヶ丘高校の女性徒のために山岡はんの力をな…」 富井「!」 山岡「ふぁーあ…」 栗田「あなた!…じゃない…山岡さん!!」 大原「山岡貴様…」 京極「お父上の海原さんと仲直りした今なら、それもたやすいやろ?」 富井「!」 山岡「…ふぅ」 小泉「や、やややっやや山岡ぁぁぁぁ!!!」 山岡「やーですよ。親父は親父、俺は俺。」 栗田(クスッ…「親父」ですって…) 大原「き、きさま…」 山岡「大体今は、全県味めぐりという課題で、時間も…『金銭的余裕』もないのにねえ…」 小泉「ぐぬぬぬぬ…」 山岡「共働きとはいえ食べ盛りの双子を抱える我が家の家計は…」 小泉「やはり、こいつはリストラして栗田君を…」 富井「山岡ァ!!」 山岡「はい?」 富井「そんなに金がほしいか!?よしくれてやる!!」 山岡「はい!?」 谷村「富井くん!?」 富井「社主、局長、部長! どうか山岡および栗田君のボーナス評定を 加味していただけませんでしょうか!?」 「「「!!!」」」 富井「彼ら夫婦は、日本全権味めぐりの名のもとに、 まだ、幼い子供達を置いて…日本全国…」 富井「その際かかる保育料、交際費etcはどれ程か…」 栗田「副部長…」 山岡(まあ、ウチの子達はおチヨに預けるんだけど…) 谷村「富井君…」 大原「わかった!山岡君および栗田君の ボーナス評定を来期まで二期、Sとする!」 山岡「本当ですか!?」 栗田「あらまあ…」 大原「そのかわり、わかってるな…」 山岡「はい!もう存分に!親父の最高傑作すら命あれば盗ってくる所存で!!」 大原「富井君!私は君のね、業務と部下を思う心に打たれたよ…」 副部長「社主…」 京極「あ、え、ええかいな?では山岡はんが協力してくれるということで?」 山岡「そりゃー…もぉ!」 京極「で、どうやって海原はんを説得するんか?」 山岡「親父は、ロック嫌いとはいえ、いわゆる生粋の芸術家です。」 山岡「良いものにはなんであれ心を動かされる、 『癖』のようなものがあります。」 山岡「なので今回は…」 数日後 美食倶楽部 中川「先生!」 雄山「どうした、中川?」 中川「若から小包が…」 雄山「なにぃいいい!?」 雄山「これは…シーデーか!?」 中川「DVDではないかと…」 雄山「でーぶでー?なんだそれは!?シーデーではないのか!?」 中川「私も詳しくは存じないのですが、 ビデオの内容がCDに入ったもののようで…」 雄山「ビデオだと!?」 雄山「よし!シーデープレーヤーをすぐここにもってこい!」 中川「あ、先生…」 雄山「なんだ中川っ!!??」 中川「ヒッ…DVDを見るにはCDと別の機会が必要になるらしいんです…」 雄山「なにぃ!!??」 中川「良三がもってい…」 雄山「すぐここにもってこい!!」 中川「は、はい…!」 そして… 雄山(楊士、遊美、遊璃…) 雄山(気を張ってはいても、所詮はお祖父ちゃんも人なのだ…) 雄山(お前達を愛してやまぬ孫煩悩な爺なのだ…) 雄山(母さんにも見せてやりたかったな…孫達の姿を…) 雄山(士郎、ゆう子ちゃん…ありがとう…) 雄山(再生は…良三の話だと…このすいっちか…) ぽちっ… 雄山(陽士たちの無邪気に遊ぶ姿が……!!!) ぎゅいーーーんぎゅいいいいんぎぃいいんぎぃいん!!!!! 雄山「!!!!?????」 雄山「なんだこれはぁぁぁぁ!!!!!」 雄山「なぜ我が孫達でなく、弦楽器を弾く 外国人男性どもが映っているのだぁぁぁぁ!?」 雄山「楊士たちの成長記録ではなかったのか!?」 雄山「れっどてっぺりん!?」 雄山「なんだこれは!!??」 雄山「なん…」 雄山「な…」 雄山「…」 雄山「!!!!!!!!!!」 ゆう子「あなた、大丈夫だったの? ああいったものをお義父さんに送って…」 山岡「なあに、親父の性格をよくわかった上でさ。」 山岡「親父は、哀しいぐらいに芸術家だからな。」 ゆう子「…」 山岡「もう七月末か…。今度の対決は 例の女子高生達にも手伝ってもらうかなぁ。」 ゆう子(まさか、そのお膳立てのために…) ゆう子(クスッ…馬鹿な親子…) 団社長「ということで、主催側としては、今回、 帝都新聞側び東西新聞の要求を折半して…」 団社長「『ロックと美食』という題のもとに、 競って頂きたいと考えています。」 大原「ロックと美食…」 嶺山社長(帝都新聞)「おや、大原さん、今回は干戈を交えもせずに 引き揚げられるのですかな!?」 大原「なんですと!?」 嶺山「東西新聞は確かに、伝統文化に関する 報道に関しては一日の長があるが…」 嶺山「現代文化を取り上げるとなると…はて、と、もっぱらの…まあ…フフッツ」 大原「何をおっしゃられるか!わが社に異存など…あるはずもない!」 嶺山「その威勢がいつまで続けばいいか…」 ゆう子(京極さんが内密に団社長にも働きかけてくれたのよね…) ゆう子(ちょっとズルかもしれないけれど…) 団「すいません、まだ今回の説明が…」 嶺山「これは失礼を…」 大原「…」 団「今回は先述のような題材です。加えて、両新聞社とも、 文化・芸術面にかけては広い支持層を持っておられる。」 団「ということで、美食対決と重ねて演奏という面での 対決も試みたいのですがどうでしょう?」 大原「なんですと!?」 嶺山「依存ありません。なにより、海原先生がロックに目覚められ、 ロックバンドをお始めになりましたからな。」 山岡「!!!!!」 栗田「えっ…」 3
https://w.atwiki.jp/oounabara/
「#大海原プロジェクト」VTuber魂オーディション!(第二弾)とは 電子の海からやってきた5人のメンバーで構成されるVTuberのグループに参加しませんか? アナタは「くらげさん(仮)」です! ・プロフィール 16歳 162㎝ 髪は黄色の無造作なロング 丸みを帯びたスカートと傘が かわいらしい、スポーツ好きのくらげ。 海を漂っていたところ、鯨野アイカに釣り上げられた。 ふりふりな衣装は嫌々着せられている。 豪華特典 🌟Live2Dデータ貸与🌟 あなたの人柄に合わせて、Live2Dデータは現在のラフ画よりパワーアップします。 🌟配信用本体PC貸与🌟 ※デスクトップPCの送料はこちらで負担いたします ※インターネット環境はご自身で整えていただく必要がございます 大海原プロジェクト加入 あなたは、大海原プロジェクト広報担当として、サポートや企画運営を行います。 もちろん、大海原プロジェクトメンバーも、力を貸してくれます。 現在、広報担当(ラッコ・シャチ)は、隔週でyoutubeにてラジオ配信を行っております。 オーディションスケジュール 【書類審査】2020/10/02(金) ~2020/10/8(木) 【予選応募】2020/10/02(金) 00 00~2020/10/11(日) 23 59 【予選期間】2020/10/17(土) 18 00~2020/10/25(日) 21 59 【本選応募】2020/10/25(日) 00 00~2020/11/08(日) 21 59 【本選期間】2020/10/31(土) 18 00~2020/11/08(日) 21 59 編集ルール 嘘や推測、誰かが不快になる内容は書かない URLや画像などの掲載は、権利者から許諾を得て、その旨を記載する 既存の内容をむやみに消さない/変えない(編集合戦を起こさない) 荒らしは対処せず、管理者に報告する。 管理について このwikiの管理は、Acchi∞Kocchi代表兼Vtuberである鯨野アイカが行っています。 ご意見・ご要望、その他の連絡に関しては、以下にの掲示板か、 鯨野アイカのTwitterアカウント(@KuziranoAika)まで、よろしくお願い致します。 連絡用掲示板 🐟節度を守り、ご自由に楽しく使ってください🐟 お名前
https://w.atwiki.jp/kyokotan/pages/131.html
『――――!!?』 怒気の篭ったその声の方を振り向くと、森からすぐ先。開けた草原の上に立つ一人の男性がそこにいた。 まるで、いきなり現れたかのように。 俺達にとって、このサプライズゲストは寝耳に水だった。この島にいる海賊や作業員を眠らし、且つ活動中だった海賊も殆ど藤原と 九曜の手によって片付けられていた。加えて海岸近くの森に身を潜めるから、こちらから様子を窺い知ることはできてもこちらを見つ け出すのはかなり困難なはず。しかも今の今まで人がいる気配などなかった。 その状態で、いきなり声を掛けられたら誰だって驚くに違いない。 ……いや、それよりも。 突然沸いて出たかのようなこの殺気は一体なんなんだ。いくら負の感情が高まっているとは言え、人の感情がここまでマイナスに傾 くものなのかと疑いたくなるような気の質。話し合いなどまるで通じそうにない。 その証拠に、藤原は額に汗をしたまま刀に手をかけ、いつでも斬りかけられるようにスタンバイしている。先程まで座り込んでいた 九曜もいつの間にか立ちあがり、虚無の瞳に写すのは彼の姿のみ。 かく言う俺を握り締め、森の向こうに立つ奴に対して剣を突きつけていた。 「奴を倒そう」 そんな優等生ぶりを発揮した感情ではない。 「怖い」 ただそれだけだった。 剣でも構えてないと、自分の心が恐怖で折れてしまう。 奴の放つ圧倒的な負の感情は、それほどまでに強かったのだ。 「盗人の真似事だけではなく、この施設を内部から破壊して形骸化しようとは……」 男は、一歩、また一歩と歩みを進め、こちらに近づいてきた。 それに伴い、彼の表情も少しずつ明らかになっていた。 「……ふっ。怒りを通り越して賞賛にも値する」 その容姿は、歴代のジェームス・ボンドの良い所どりをしたような、どのジャンルの女性からも好かれるオールマイティかつミステ リアスな容姿の持ち主だった。 中年を称するほど老けてはいないが、青年を称するほど青臭さがない。見た目に反し、貫禄やら威厳と言ったものが富に感じられる すらりと伸びた銀色の長髪を腰上で縛り、額には赤色のバンダナ。 白いジャケットとパンツに身を包んだその風体は、およそ海賊絡みの人間とは思えないほどフォーマルに着こなしていた。 いや、だからこそ。奴の滲み出る威圧感に飲み込まれそうになるのももっともなことである。 そして、それが剣に込める力をより強いものにさせた。 極度の緊張感によるものなのか、武者震いの親戚みたいなものなのか……そこまではわからない。 「申し遅れたな。俺はこの建設現場の総指揮を任されているものだ。名前は……」 「名前など聞く必要もあるまい」 木陰で、何かに耐えているかのように身構えていた藤原が言葉を放った。 「あんたは海賊の親分。識別信号などその程度で十分だ」 「……ふ」 男は髪をフッと揺らし、 「どうやら色々知っているようだな。ただの泥棒とは訳が違う、ということか。なるほどな……くくくく…………」 男――海賊の親玉と思わしき彼は、額に手を当て場違いな笑い声を聞かせた。 「となると、お前達の狙いが何なのかも理解した。……なるほど、アレが欲しいと言うわけか」 一体何を言ってるのか、俺にはさっぱりわからなかった。 「アレ……って、何のことだ?」 「分からないフリをするのならそれでも構わん。何れにせよ――」 冗談ではなく本当に背筋が凍りそうな口調で、奴は言い放った。 「お前達を倒すと言う事に変わりはないのだからなっ!」 「来るぞ!」 藤原の一声で、呆然と立ち尽くしていた俺の体がふと軽くなった。 音も立てずこちらの間合いに入った奴の手刀が、俺の脇腹を襲う! 「っ!」 寸でのところで受け止めた。 間をおかず今度は顔面目掛けて正拳が迫るが、これは手にした盾で何とか防ぎきった―― 「うっ……!?」 ――だが、甘かった。奴の連続攻撃第三段、膝蹴りが俺のみぞおちに決まった。くそ痛え。 しかし間合いが甘かったのか、倒れこむほどの痛みではないようだ。たたらを踏みながら何とか踏みとどまり、お返しとばかりに膝 蹴りを仕掛けた足を掴みかかった。 「……!」 まさかそうくるとは思っていなかったのか、残った片足で思いっきりバックステップを放ち、俺の間合いから遠く離れる。 その着地を狙って藤原と九曜が同時に動く。相手を挟むように間を詰めた二人は同時に攻撃を仕掛けた。 藤原は刀を横薙ぎの一閃、九曜は杖を叩きつけるような一撃。しかも避けにくくするために、わざとタイミングをずらしている。 これはいくらなんでも避けきれまい! 「舐めるなぁっ!!」 しかし、奴は冷静に藤原の一閃を交わすと、九曜が振り下ろした杖を掴みやがった! 「おおりぁぁぁぁあ!」 「――――――!!」 そのまま力任せに九曜を投げ飛ばした! 何という馬鹿力だこいつは!? 黒髪を舞い散らせながら上空高くまで舞い上がる――が、ここでスキが生じた。 「せいっ!!」 藤原が更に間合いを詰め、がら空きになった胴に一閃! 「ぐっ!」 惜しい! 奴のジャケットを薙いだのみ。 「貴様ぁ!」 お返しとばかりに藤原に掴みかかった。藤原も負けじと裾を掴み、肉弾戦に発展する――かと思いきや。 「――今だっ!」 互いに相手の利き腕を牽制しながら組み手をしていた片方が、突然声を上げた。叫んだ先は――上空!? 「――――スカイ…………ダイビング――――アタック……――――」 なんとぉ! 投げ飛ばされたはずの九曜が空中で受身を取ってその場に待機していたのだ! この辺はさすが体術と魔術に長けている九曜の面目躍如といったところか。 藤原の掛け声に間をおかず、そのまま落下。重力を利用して突き刺さるような蹴りを叩き込む! 「……ぐはっ!!」 たまらず親分はその場にしゃがみこんだ――いや。 「うぉぉおおぉぉ!!」 唐突にダッシュを仕掛け、全くのノーマークだった俺に再び攻撃をしかけてきやがった!? 突然の事にどう対処すべきか悩み…… ……いや、慌てるな。冷静に対処すれば何とかなるはずだ。内心の動揺を余所に、剣を構え、攻撃に備えて攻撃に備える。 ――さあ、いつでもかかってこい。相手になってやる―― 心の中でそう暗示をかけながら。 しかし。ここで予想外の出来事が起きた。 俺が剣を構えるや否や、奴はおもむろに踵を返し、先ほどまでいた場所へと戻り始めた! 狙いは……まさか藤原!? 「……!?」 藤原の方もこの方向転換は予想外だったらしく、奴を追って走っていたその歩みを止めること叶わず自分の間合いを完全に外されて しまう。 この間合いでは武器を持ってない奴の方が有利! 「喰らえっ!」 「……! ぐはあっ……」 奴の放った回し蹴りがカウンター気味に入り、きりもみしながら藤原は後方……つまり俺の方まで吹っ飛んできた。 「藤原!? 大丈夫か藤原!?」 声をかけても返答がない。 「起きろ藤原!!」 「…………ぐっ……」 必死の叫びで何とか身を起こそうとするが……だが、遅かった。 「死ねぇ!」 何時の間に移動したのか、奴の手刀が藤原の胸元に―― ドォン! ――決まらなかった。 気を利かせた九曜の魔法の一撃が、奴と藤原の距離を遠のかせたのだ。 「……ちっ、魔法使いとは……やっかいだな」 しぶしぶ獲物を諦め、俺達との間合いを空けた。お手柄ではあるが、見るからに辛そうな表情を浮かべる九曜にどのような言葉をか けるべきだろうか。やはり魔法攻撃は厳しいか…… 「この空間で魔法を使えるとは大したもんだ。それだけは誉めてやる。だが」 肩で息をつく九曜を見ながら、ネチリを笑いながら嘯いた。 「それの代償も計算に入れたほうがいいぞ」 どうやらこいつは魔力が弱まるこの空間の特殊性を知っているらしい。九曜は魔力障壁と言ってたが―― 「何なんだ、この空間は?」 念のために聞いて見た俺に対し、 「特殊な魔力障壁だ」 奴は九曜と同じ解答を返した。 「ここら辺一体に、魔法効率が極端に悪くなる結界を張り巡らせた。普通の人間では魔法すら発動しないだろう」 魔法効率とは、どれだけの魔力を消耗して物理的エネルギーを作り出すかという秤のことだ。どれだけ魔力が強大だろうとも、それ を物理的に上手く変換できなければはっきり言って役に立たない。 魔法効率は個々の魔法によっても差は有るようだが、その人の先天性的能力や調子などによっても大きく左右されると言う。 九曜がこの空間内で不完全ながらも魔法を使用できたのは、彼女自身の能力が優れているためである。 ――以上、ここまで海賊の親分が懇切丁寧に説明してくれた。 「しかし、だ」 俺達と対峙したまま、しかし全く動こうとはせずそのまま話を続けた。 「魔力を具現化させるためには、そいつ自身の体力が必要になる。魔法効率の悪いこの空間では、魔力の他に体力の消耗も激しい。そ れだけの魔法を使えば反撃する力も残っていまい」 「――――…………」 先ほどよりも激しく肩を動かしながら、九曜は奴の戯言に耳を傾けていた。 ……九曜、あいつの言ってる事は本当なのか? 「――――――概ね………………正解に――……――該当する……――――」 ちっ、何と言うことだ。頼みの綱だった九曜もこれでは…… 「わかった。もういい。お前は休んでろ。魔法はいざと言う時のためにとって置け」 「――――――――」 暫くダッシュ連発した九曜は、「――わかった……――」と言って俺と奴の前から身を引いた。 奴はしたり顔で、 「ふ……馬鹿な奴だ。魔法があれば、或いは俺に勝てたかもしれないのに……何故その女を戦線から離脱させたのだ?」 うるさい。その手には乗らん。 「どうせわざと体力を消耗させて、ヘタったところを攻撃するつもりだったんだろう? それは問屋が卸さないぜ」 「ほう。ならどうするつもりだ?」 決まっている。 「あとは……俺がケリをつける」 「うおぉぉぉぉぉおおぉおおぉぉっ!!!」 がむしゃらに雄たけびを上げ、奴を目指して一直線。思いっきり振りかぶってバッサリと斬りつける! ……が、簡単に交わされる 「そんな大ぶりが当たるか」 小馬鹿にした口調で言い放った奴の表情が思いっきり俺の逆鱗に触れた。 「どりゃあ!!」 再び斬りかかる――が、これも虚しく空を斬るのみ。 その後も何度が斬りかかるものの、まるで園児相手に相撲を取る横綱のように軽くあしらわれた。 「くくくっ、よくもまあそんな陳腐な攻撃で俺を倒そうと思ったもんだ」 完全に馬鹿にした口調で俺の一撃をまた軽く交わした。 逆に奴からの攻撃は一切無い。格下だと思って舐めきっているのだろう。先ほどのオカマ野郎と同じように。 「どりゃぁぁああぁぁ!!」 更なる大振りで袈裟斬りを仕掛けるも、あっけないほど簡単に交わされた俺はぜえぜえと肩で息をついた。 「くそ……くそっ……!! 何で当たらないんだ!」 「もう一度剣の基本を習うことだな。最小の力で最大の効果を狙うのが、武術の極意。お前のような攻撃では効率が悪すぎる」 斯くも偉そうにいいやがった。 「くそ……くそ……くそ……お前なんか……お前なんか…………」 俺は負けた悔しさから、呪文のように戯言を口走っていた。 「いくらでもほざくがいい。それが俺とお前との実力の違いなんだ。分かったか」 「……ちくしょう……ちくしょう…………」 「分かったのなら大人しくここで朽ち果てるんだな。命乞いの時間は与えてやる」 「……れ……いよ………………な……えよ………………」 「せいぜい気の済むまで懺悔するがいい」 「……なを…………なす……ものに……」 「この世界に生まれてことに。俺に歯向かったことに」 「――――――」 「ふ、どうやら終わったらしいな。ならば死ぬがいいっ!」 勝利に酔いしれた奴は、手刀を高らかに掲げた。 彼が散々ダメ出しをした、大ぶりの手刀。 それこそ、俺が狙った瞬間でもある! 「喰らえっ! 制裁の業火をっ!!」 「――なっ!!?」 ドォォォォオォオォォオォォォン…………… ――轟音は、俺の耳元で響き渡った。 強大な魔力の炎が奴の体を包み込んだ。奴の体は紅く燃え盛っていた。 あれだけ間近で放った魔法だが、幸運にも俺の方は殆ど被害が無かった。 恐らく反動で双方が吹っ飛ばされたため、燃え移ることなく大事に至らなかったのだろう。 せいぜい、吹っ飛ばされた時に転がって色々と打ったくらいだ。 「大丈夫か!?」 よろよろとしながらも、何とか歩いてくる藤原。そして九曜。どちらも体力の消耗はあるものの、それなりに無事の様子だった。 「――――――」 九曜の瞳が俺に何かを語りかけているようでならなかった。恐らく、 「あんた、魔法が使えたのか……」 今まさに藤原が質問したことを聞きたかったのではないだろうか。 そう。もう既に忘れているかもしれないが、俺も何故か魔法が使えるのだ。今までに一回しか使った事はないが、発動する事は発動 した。 そして、これこそが最後の切り札になると思ったのだ。 先の戦いで、俺が素人戦士並のレベルしか持ってないと悟った親分は、俺に攻撃するのを止め、どちらかと言うと藤原や九曜に攻撃 を絞っていった。 そりゃそうだろう。自分の脅威にならない奴を倒したところで高が知れてる。それよりはやっかいなのをさっさと片付けたいものだ そして自分の狙いどおり藤原を倒し、九曜も魔法を使わせることで体力を消耗させ、ほぼ自分の勝ちを確信した奴は俺との対戦を完 全に舐めていた。 俺の切り札――魔法があるとは知らずに。 ただ、九曜でさえ魔法の行使が困難なこの空間において、俺の魔法も上手く発動できるかどうかは疑わしかったし、発動しても威力 が弱かったり、かわされたりしたのでは意味が無い。 だから、奴が油断して近づいてくる時を狙っていたのだ。 使う魔法は、最初の一回で使用した炎の魔法。他の魔法も使えるのかもしれないが、万一発動しなかったらどうしようもないので、 ここは一つ実績のある魔法を使用することにした訳だ。 そして、俺の読みどおり魔法は発動し――奴を火達磨に仕上げた。 「なるほどな……だが、あれだけの攻撃魔法ともなればあんたの体力もかなり消耗したんじゃないのか?」 ああ、そう思って構えていたんだが、思ったよりそんなこと無かったぜ。疲れたって感覚はまるで見当たらない。 それに魔法の力が弱まるって聞いてたのだが、以前俺が放った時と全く変わらない威力だったように見えるが…… 「――――それは――あなたが…………――――選ばれしもの……――――だから――――」 突然、九曜が話に割って入ってきた。 「選ばれしもの!?」 そう言えば、初めて九曜に遭った時、ドームの家からそんな声が聞こえてきたような…… 「あなた――――には……――――特別な…………力が――――――宿っている――――――…………――――魔力障壁の――――干 渉を――――――受けないのも…………――――その一つ――――――」 そ、そうなのか? 「そう……」 まるで長門のように即答しやがった。 「そうか、そう言うことか」 藤原は何かを悟った様子で、俺が先ほど炎の魔法で親玉を吹き飛ばした辺りを見つめていた。 「あんたの魔法は、この世界で一般的に使用される魔法とは具現の方法が違うようだ」 どう言う意味だ? と俺が訪ねると、藤原は嬉々とした表情で語りだした。 曰く、その場で物理的エネルギーに変換される一般魔法に対し、俺の魔法は魔力自身が放たれるそうだ。炎のように見えるアレも、 実際のところ炎のように見えるギミックであり、触ったところで熱くないだろうし、火傷をする事もないそうだ。 つまり、親玉が言ってた『魔法効率を低下させる障壁』は、魔力自身を打ち放つ俺の魔法の前では何の役割もないってことになる。 そうか……だから触手をこの魔法でやっつけた際も、周りに燃え移る事もなく対象物のみを焼き尽くしたと言うわけか。 知識も何も無い俺が魔法を放てたのも、単に魔力の塊を放出したと考えれば納得のいく話だ。 「正確に言うならば、『燃えたように見えた』だけだろう。焦げたように見えるのは、魔法が術者の意思に沿って作用した結果に過ぎ ない。魔法は元々概念的作用を示さない力だからな。やろうと思えば凍りつく炎だとか、燃える吹雪だとか、相反する組み合わせも可 能だ。ただ……」 ここまで息継ぎせず喋った後、再び燃え盛る炎の塊に目をやった藤原は、 「本質は、あんたの魔法……いや、魔力自身が直接敵を倒したと言うわけだ。……やったな」 ……ああ。 正直人間に対して魔法を使ってしまったと言う嫌悪感はあるが、相手はカタギの人間ではなかったし、それにあの負の感情を前にし てはそうも言ってられない。そう自分に言い聞かせることにした。 ともあれ、これで漁師達は強制労働から解放されたし、海賊も殆どを駆逐した。これで港町にも活気が戻ってくるはずだ。親父さん の頼まれごとを無事果たした、って感じだ。 ――しかし、代償も決して小さいものではない。 橘、あの時聞こえた声は本当にお前なのか? 本当にまだ生きてるのか? お前は? それとも意識を失った俺が見た、単なる厳格なのか? 生きているのなら、早く俺達の目の前に姿を見せてくれ。 いや、俺から迎えに行く。 きっとあの洞窟で、無事でいるはずだ。 待ってろよ、橘―― しかし。 俺のこの願いは、またもや中止せざるを得なくなった。 何故なら―― ドンッ! 『…………!?』 爆ぜるような轟音は、未だ燃え盛る炎の塊から聞こえた。 「なっ……何が起きた?」 「――――――――」 藤原も九曜も、一体何が起きたのか分からないと言った表情で、爆発した炎の塊をただひたすら眺め。 そして現れたのは、俺たちの想像を遥かに超える…… ――やってくれたな、貴様達―― ……くぐもった声は、俺の魔法で火達磨になった海賊の親分に相違なかった。 ――まさか、お前が選ばれしものだったとは―― しかし、炎の塊はまるで意思があるように蠢いていた。 ――一刻の猶予もままならぬ―― 最初は塊だった炎は徐々に大きくなり、そして…… ――ならば、全力を以ってうぬらを―― 木々よりも巨大な龍の形を形成した。 『滅する!』 ――カッ! 紅色に燃えさかる龍の口が大きく開いた。瞬間、奴の口から荒れ狂う轟焔が俺達を襲う! ゴゴゴゴゴゴゴ…… 間一髪。俺達は何とかその場を離れ、事なきを得た。 しかし、凄まじいまでの轟音と振動を携えながら、俺達が今までいた場所は炎の海へと変化している。 なんつう威力だ。こんなのまともに喰らったら一瞬ににてお陀仏だぜ! 攻撃しようにも炎の塊相手にどうすればいいかさっぱりわからん。 「一体何が起きたんだ!?」 やや離れた位置で待機する九曜に向かって叫んだ。 「――――――」 たっぷりの沈黙を放った九曜だったが、俺の方を向いて口を動かした。 「――賢者の石で…………憎悪が増幅された――――」 『賢者の石!?』 俺と藤原の声がハモった。 ってことはつまり、この島にある『賢者の石』は、アイツが持っていたということか!? 「――半分は……正解――――しかし、半分は間違っている――――――」 な、どういうことだ? 無知で教養のない俺にでも分かるように説明してくれ! 「――――この島の…………――賢者の石は――――」 ここで九曜の会話がストップ。何故ならば、奴の攻撃の第二段が襲い掛かったからだ。 再び襲い掛かる炎のブレスは九曜に向かって一直線! 「逃げろ!!」 俺の声とほぼ同時に、九曜がいた場所を閃光が薙いでいた。炎は再び燃えさかり、十字の壁を形成する。九曜の姿はその壁が邪魔に なって確認できない。 無事か、九曜!? 「――問題……ない――――」 抑揚の無い言葉にむしろ安堵感を得た俺はホッと胸をなでおろした。 しかし、このまま奴の攻撃が続けばここは火の海にと化してしまう。その前に何とかしなければ、俺達の勝機は無くなる。なんとか して活路を見出さなければ…… ……そうか! これなら! 俺は剣を鞘に納め、再び呪文の詠唱を試みた。 「魔法か? だが奴に炎の魔法など効くとは思えんぞ!?」 その光景を見た藤原は野次を飛ばした。そんなことは百も承知だ。俺が唱えているのは炎の魔法じゃない! イチかバチか、やってみる! ――清き麗しき水の眷族よ! 我が元へ集え! そして邪なる焔を清めたまえ!!!―― 再び唱えたでまかせ呪文は、前回よりサマになっていると信じたいものだが――いや、それはどうでもいいことだ。 人生をかけた大博打に等しい俺の呪文詠唱は、俺の思いに呼応して水の矢を形成した。 「いっけええぇぇえ!!」 弓など一度も引いたことの無い俺だったが、気合をかけると共に水の矢は炎の龍を目掛けて一直線に駆け抜けた。 狙いは完璧。炎の龍は微動だにできず、俺の放った水の矢をまともに受ける! 『ウギャァァァァアアァァァァァ!!!!!!』 よし、効いている! ――と思ったのも束の間だった。 『グルォアオォォオォァァァァ!!!』 ――パシッ―― 「なんとぉ!?」 あの野郎! 力任せに水の矢を掻き消しやがった! 「ダメだ! あんたの魔法が効かないわけじゃないが、絶対的にパワーが不足している!」 「――――賢者の石の…………力で――――増幅している――――正面からの……攻撃は――――効かない……――――」 それじゃあどうすればいいんだ!? 「何とか隙を作って、至近距離から魔法をぶっ放すしかない!」 だが隙をついての攻撃はさっきしたばっかりだ! 同じ技が二度通用するとは思えんぞ! 「九曜! こちらの魔法を増幅する術とかかけてくれないか!?」 「そんな――都合の……いい――――魔法は………ない――――」 ならどうすればいいんだよっ!? 「――――――――」 頼むからこんな時に沈黙しないでくれぇ!!! 『ウルガァァァァッ!!!!!』 奴が三度炎を吐く。十字に隔たられた少し先に閃光が迸り、 「――しまった、囲まれたか!」 三角形上に仕切られた炎の壁は、俺達を確実に包囲した。 「九曜、空飛べるか!? あるいは瞬間移動でもいい!!」 「――――体力の――…………消耗が――――――激しい――――――三人は…………無理――――――――」 くっ……万事窮すか!? 今度こそ窮地に迫った俺は思わず目を瞑り―― ――その時。突然、大地が揺れ始めた。 「うおっ!」 立っていられない位の激しい揺れに、思わず尻餅をつく。 「この揺れは一体……?」 藤原もその場に屈みこんで事の成り行きをただ呆然と見守り、 「――――」 激しい揺れの中、ただ一人何事も無く佇む九曜は、漆黒の瞳を天蓋の方向――違う、例の三角屋根の方に向けていた。 まるでヒーローが現れるのを楽しみにしている無邪気な子供のような瞳で。 「どうした!? 何があった!?」 俺の声にワンテンポ遅れながらも反応した彼女は、 「――――来たっ!」 来た……って、何が? そう聞き返そうとしたその瞬間。 ドンッ!! 勢いよく屋根を突き破って飛び出したのは、大量の水――いや、これは温泉か!? 噴水の如く飛び出た温泉は遥か上空まで舞い上がり、暫く経って大量のしぶきをあたりに撒き散らす! 「炎の壁が……消えていく……!?」 先ほどから呆然と屈みこんでいた藤原は、賞賛とも驚嘆とも取れるかすれ声を搾り出した。いやまあ俺も呆然としているわけだが。 これで当面の危機は去ったが――それより、 「一体、何が起きたと言うんだ?」 俺の最もな質問に、答えを返したのは解説役の九曜ではなかった。 『皆さん! 大丈夫ですか!?』 「……なっ……あ……あいつ…………」 「……無事だったか……」 ――先ほど吹っ飛ばした三角屋根の上空。水柱の先端。 そこにいたのは、奈落の底へと落ちたはずの橘京子だった。 『すみません皆さん、遅くなっちゃって!』 温泉が湧き出す轟音にもかかわらず、遠く離れた橘の声は何故かはっきりと聞くことが出来た。 「生きてたのか!」 喜びの余り、俺が上げる声もついつい大きくなってしまう。 『はいっ! こんなことじゃくたばらないのです!』 夢の中で聞こえた声と同じく、やんちゃで元気一杯の声があたりに木霊した。 しかし、水柱の上に立つ橘京子の姿をみて、ある疑問が脳裏に浮かび上がった。それは、 「どうしたんだその体!?」 水柱の上に立つ橘の体は、何故か蒼く輝いていたのだ。幻想的な光景だが、決して普通ではない。怪訝に思うのも当然だろう。 『心配いりません! 大丈夫なのです!』 純白のローブをはためかせながら、橘京子は自身たっぷりに言い切った。 言葉どおりに受け取っていいのか、それとも何も考えてないだけなのか。そこまではわからないが。 『それより、今からあたしも戦います!』 戦う……って、どうする気だ!? 俺達だってあいつに効果的なダメージが与えられないんだぞ! 『大丈夫! そこで見ててください!! それじゃあいきますよっ!!!』 一方的に話を終えると、橘は呪文のような何かを口にし――そして、変化が訪れた。 橘の周りを覆っていた蒼い光は見る見る大きくなり、やがて龍を形成し始めた。 大きさ、形とも炎の龍と全く同じ。対照的なのはお互いの構成要素のみ。 あいつ……あんな隠し技を持っていたのか……? というか、そんな技を持っていたのなら最初から使えよ! 『とりあえずツッコミはなしの方向で!』 コミカルなツッコミを飛ばす水龍は、俺の知っている橘京子に間違いなかった。 『ガルルルルル……』 『……………………』 炎を纏った炎龍と蒼いオーラを纏った水龍は、相手の出方を伺っているのかお互い牽制し合っていたのだが、 『……行くわよっ!!』 先に動いたのは、橘扮する水龍の方だった。 『ゴアァアァァ!!』 それを待っていたのだろうか。突っ込んだ瞬間、水龍目掛けてファイヤーブレスを解き放つ炎龍。危ないっ! 『ふっ、甘いっ!』 しかし橘は身じろぎするどころか、片手でブレスを叩きやがった。マジかよっ!! 『これでも喰らいなさいっ!』 お返しとばかりに橘が解き放ったのは――水の衝撃波か!? 俺の魔法なんぞよりもよっぽど強そうな衝撃波が炎龍の体に降りかか る! 『ルグオォォオォォォォッ!!!!』 炎の龍は堪らずよろめいた。おおっ! 効いているぞ! しかしこのまま黙ってやられる相手ではない。俺の時と同様、力任せに攻撃を打ち破り、橘目掛けて炎の玉を連発する。 『くっ!』 この攻撃にさしもの橘も足止めをせざるを得なかった。しかし、それはまさしく足止めに過ぎない。奴の本命の攻撃はここからだ。 『ギャオァアァァ!』 なんと炎の龍は橘目掛けて体当たりをかましたのだ。 『きゃあぁ!……ぐっ……』 強引な攻撃にたたらを踏む橘。勢いはあったものの、ダメージ自体はそれほどでもなさそうだ。 『やりましたね……お返しなのです!』 目には目を。歯には歯を。体当たりには体当たりを。そう考えたかは知らないが、やられたらやり返す精神だけは立派だ。炎龍が仕 掛けた攻撃を、そっくりそのまま体当たりで返しやがった。 『ゴァァァアアァァ!』 そして同じく踏ん反り返り――そして。 『ふふふふ……やりますね……』 『………………』 両者は再び対峙し、 『いくわよっ!』 『ガウゥゥァァア!!』 再び激突する―― 実力は五部と五部。全くの互角。 それはつまり、この勝負の決着は何時まで経ってもつかないことを示唆している。 或いは油断した方が命を落とすか――どちらにせよ、緊張感の高い戦いであることは間違いない。 何とかしてこちら側を有利に持ち込みたいが――どうすればいい? いい方法は無いのか、九曜、藤原!? 俺に振られて暫し沈黙した二人だったが、内片方がやおら喋りだした。 「――矢を…………放つ――――」 矢……? 何のことだ? 「そうか! その手があったか!」 連られて藤原も叫びだした。 「あんたの技とあいつの技を組み合わせるんだ!」 どうやって!? 「――大丈夫……あなたは……――指示通りに――動いて――――――」 ……わかった、頼むぞ! 『ガウゥゥアアァァアァァ!!!!』 『うをりゃああぁぁあぁぁー!!!』 何度目の衝突になるだろうか。頭目扮する炎龍と橘扮する水龍とのぶつかり合いは、未だに続いていた。 衝突のたびに巻き起こる轟音と水蒸気、熱風。そして靄。 その靄は徐々に視野を遮り、今やこの空間の視界はゼロ近くまで低下していた。 もちろん全く見えないと言うほどではなく、数メートル位であれば認識可能だ。躓いて転ぶとか、踏み外して崖に落ちてしまうとか そんなことはまずないだろう。逆に言うと、それ以上離れると全く認識できないのだが。 そんな中、藤原はある行動に出ていた。 「うおおおおおおっ!!」 気合と共に駆け抜け、目の前に立ちはだかる炎龍に脇差を投げつける! もちろん炎の化身である炎龍に物理的な剣の攻撃が効くはずもない。炎で出来た体を虚しく突き抜け、勢いを失った脇差はそのまま 放物線を描いて地面へと落ちていった。 しかし、 『ウォォオォォォッ!!』 炎龍は水龍から視線を外し、眼下にいるソイツに対し咆哮を上げた。対決の邪魔をした怒りによるものなのか。それとも単に敵と判 断したのか。そこまではわからないが。 「かかってこいっ!」 負け時と挑発するのはもちろん藤原。妖刀天叢雲を抜き、威嚇する炎龍に向かって大声を張り上げる。 『グァアアアア!!!』 それに呼応するかのように、炎のブレスが解き放たれる! 「はっ!」 或いは避け、或いは剣を振るって炎のブレスを交わした。なかなかやるっ! しかし、いくら名刀とは言え、炎を……それもいくらでも再生する炎を断つのは到底無理な話である。 そして恐らく炎龍もその事に気付いている。 事実、炎龍の攻撃には余裕の色が見えている。自分を脅かすほどの脅威ではなし、軽く遊んでやろう。その程度の認識でしかない。 だが、そんなことは彼も承知だ。彼が剣を抜いたのは、相手を倒すためではない。 彼の役割は別のところにあるのだ。 ――清き麗しき水の眷族よ! 我が元へ集え! そして邪なる焔を清めたまえ!!!―― 『…………!?』 間近で聞こえた俺の声に、面白いほど驚きの反応を見せた。 まさか非力な人間がおとりを買って出たとは思わなかったのだろう。完全に油断していた炎龍は、俺の動き――九曜に魔法で飛んで もらい、彼らと同じ目線の高さに来たことをまるで気付いていなかった。 俺が放った水の矢は、炎龍の真後ろを突き進んでいる。いくらこいつでも不意を突けば手痛いダメージを与えられるはずだ! 『ウォォォオオォオォォ!!』 だがしかし、炎龍は水の矢が当たる直前で身を捻り、俺の攻撃を交わしやがった! 何と言う反応だ!? 水の矢は炎龍の脇を虚しく過ぎ去る――――が、まだ終わりじゃない! 「受け取れ! 橘っ!!」 『はいっ!』 遥か彼方に消え去ろうとした水の矢は、橘扮する水龍が受け止める! 受け止めた水の矢を持ち替え、弓を引くように水の矢を構え、そのまま炎龍に向かって一直線! 『これでも――喰らえぇぇぇぇぇぇ!!!』 『――グウオオォォォォォォ――!!!』 ――凄まじいまでの爆発音が島全体に……いや。港町まで聞こえるくらい響き渡った―― 「……みんな、無事か……?」 ビッグバンを連想させるような激しい閃光の後、その圧倒的な光と音で視覚と聴覚を一時的に失った俺は暫くその場に蹲り、事の成 り行きにヤキモキしながら感覚の回復に専念していた。 やがてボンヤリと辺りが見え始め、そして耳鳴りから来る頭痛も納まりかけた頃、何とか立ち上がって言葉に出したセリフが上記の ものである。 驚くべきことに、だだっ広い草原とそれを取り囲むように存在していた木々は全くの無傷だった。あれだけの戦闘があったとは思え ないほど静かに梢を静かに梢を揺らしていた。 まさか、夢だったってことは……はは、あるわけないか。 その証拠に、俺の直ぐ近くには九曜の姿が、そして数歩先にはおとり役を買って出た藤原の姿がそれぞれあった。俺と同じく気を失 っていたのかその場に寝転んでいたが、幾分も経たないうちに身動きをし始めた。 「くっ……」 「――――」 どうやら二人とも大したケガは無いらしい。不幸中の幸いとは正にこのことかもしれない。 残るはただ一人。 「……あいつは、どこだ?」 辺りを見渡しても、他に人間らしい人影は見えない。そう言えば炎龍の化身だった海賊の親分の姿も見えないが……まさか、あの攻 撃に耐え切れず消滅してしまったのか? 『縁起でもないことを言わないで下さい! あたしならここにいますよっ!』 「へっ!?」 キンキンと劈く声は、上空から聞こえた。 『やっほー! 皆さん大丈夫でしたかー!?』 そこに佇むのは、やたらのん気な声を振舞うツインテール。 「お前こそ大丈夫なのか!?」 『当たり前なのです!』 上空にいるせいだろうか。不自然な大きさに見えることと、その周りを取り囲む蒼いオーラに若干の違和感があるが、場違いに明る い声は俺の知る橘京子のものに相違なかった。 「とりあえず降りて来い! 色々聞きたいことがある!」 『ええ、今から行きます! あたしも話したい事がありますので!』 そう言うと彼女はゆっくりと降下し始め、蒼いオーラを纏う橘の姿が徐々に大きくなり――ん? 「あいつ……何かを抱えてやがるな……」 違和感の正体はまさにそれだった。まだ少し遠いから分からないが、白い色をした何かを抱えていたのだ。 橘のローブと同色だったから、気付くのに遅れたが…… やがて地上に降り立つと、彼女が纏った蒼いオーラが消え、逆立っていたツインテールも重力に沿って下方向に垂れ下がる。 「うんしょ、と!」 彼女は抱えていたものをその場に下ろした……って。 「こいつ、海賊の親分じゃねーか!」 「ええ、そうですよ」 そうです、じゃねえだろ。起きて暴れだしたらどうするんだ! 「いいえ、もう大丈夫です」 自身満々に答えた。「何故だ?」 「諸悪の根源は倒しておきましたから」 諸悪の根源? 俺は海賊の親分を指差して「それはこいつのことだろうが」 「いいえ」橘は少し悲しげな顔をして否定した。「全ては、この力のせいなんです。これをみてくだささい」 橘はローブの内側に手を入れ、自分の胸の真ん中辺を弄り、あるものを取り出した。 それは卵台の大きさをした、蒼く澄んだ宝石のような代物で…… 「まさか、賢者の石か!?」 藤原が思い出したかのように叫んだ。 そうだった。すっかり忘れていたが俺達はこの賢者の石を探すためにここに潜入したんだったっけ。 「ええ、そうなのです」 しかし、いつ手に入れたんだ。橘。 「実は――」 橘の話は、以下のようなものだった。 あの三角屋根の下で、オカマ野郎に足場を崩され、彼女は間違いなく奈落の底へと落ちていった。 ポジティブシンキングな橘京子も、その時ばかりは死を覚悟し、色んなものが走馬灯の如く思い出されては消え、消えては思い出し を繰り返していたそうだ。 そして最深部にある温泉の湧出部に落ち、息も出来ず気が遠くなり――そこで不思議な声を聞いたのだと言う。 ――お願いします…………彼を救ってください―― ――彼は……悪の力によって魂を奪われてしまいました―― ――わたしたちは一心同体……このままでは……わたしも―― ――そうなる前に…………取り戻してください―― ――わたしの力をお貸しします……どうか、彼を救ってください―― 意識が遠のく中、橘は不思議な力が自分の体に入ってくる感覚を受けた。 どんな力なのか、どういった作用があるのか。そんなことはわからない。 ただ、あれだけ苦しかった水の中が、全く苦にならないことに気付いた。 それどころか、水が自分の意思で好きなように動かせるような気がしたのだ。 手を振るうと水柱が立ち、足を動かせば渦巻きが発生する。 そして、念じれば水が意のままに動かせる。 これなら――抜け出せるかも! そう考えた橘はここから脱出しようと念じ…… 「……最初はよく分からなくて。ちょっと暴れさせすぎました。まさか水柱がみんなを攻撃してたなんて……」 悪びれた様子で、おずおずとその場の状況を口にした。 俺達がオカマ野郎と戦っていた時に発生した地震は、なんと橘が起こしたものだったのだ。 全く、迷惑と言うか何と言うか……だが、そのおかげでオカマ野郎を倒すことができたんだけどな。 「そう言っていただければありがたいです。それでその後なんですが、暫く制御しようと色々頑張ってたんですが、どうも上手くいか ず……そしてさっき聞こえた不思議な声にもうちょっと協力してくださいって頼んだんです」 頼んだのか、おい。 「そしたら『……人選間違えたかも』って言いながらあたしの懐に入り込んできたんです。この賢者の石……いいえ、水の精霊さん が」 ……苦労、したんだな…… 「ええ。本当に」 お前じゃない。水の精霊の方だ。そう突っ込みたかったがとりあえず黙っておく。 「そんなこんなで余計な時間を使っちゃいましたから急いで上に登って……あとは知ってのとおりです」 つまり……お前のあの力は賢者の石のおかげなのか? 「はい、そうなります。彼女……女性かどうか分かりませんが、暖かい声がそれっぽいんで彼女ってことにしておきますが、ともかく 相棒を助けるためにあたしの身に乗り移ったんです」 相棒と言うのは、もしかして海賊の親分のことか? 「いいえ、彼ではありません。彼女の相棒は……」 未だ気を失っている海賊の親分のジャケットを弄り、そして何かを掴み取った。 「これです」 橘が取り出したのは、紅い輝きを持つ宝石。「もしかしてそれも賢者の石か!?」 「はい。あたしに力を貸してくれたのが水の賢者の石。そして彼に力を与えたのが炎の賢者の石です」 なんと、この島には賢者の石が二個あったのか…… 「――――近接……し過ぎて――…………――観測――――――出来なかった……――――」 何故かガクッと落ち込む九曜。気にするな、お前のせいじゃなかろう。 「それにこの時には炎の賢者の石は邪悪に染められていたんですから。正常な反応を示さなかったのかもしれませんね」 フォローする形が俺と橘が九曜を励ました。 「ところで、何故炎の賢者の石は――炎の精霊は悪に染まったんだ?」 腕組みをしながら藤原がふとした疑問を口にした。 「それは――詳しくはわかりませんが、恐らく魔王の仕業だと思います」 どうして、そうわかる? 「以前にも仰いましたが、魔王の力は即ち陰と陽の暴走にあります。世界を二分する力ですから普通の人間ではとても太刀打ちできな いでしょう。対抗するには、源を同じくする五行の力を借りるのみなのです。それも全て。逆に言えば、その中で一つでも力が欠けて いれば魔王の力には及ばないってことになります」 「そうか、魔王は先手を打って力を封じ込めたってわけか」 「そうです。この島にあった二つの賢者の石のうち、一方を悪に染めたのです」 しかし、何故一方だけなんだ? 二つ有るなら二つとも悪の力で染めればいいじゃないか。 「そこまでは分かりませんが……魔王のパワーが足りなかったのか、それとも途中で邪魔が入ったのか。恐らくそんなところじゃない かと」 なるほどな……だが今回、賢者の石のパワーの凄さを始めて知ったぜ。一つでもアレだけのパワーがあるなら、五つ合わせれば確か に世界を揺るがすほどの力になるってのは本当らしいな。しかも橘がその力を使えるとなればこれからの旅がかなり楽になる。 「あ、言い忘れましたけど」きょとんとした表情で橘は、「あの時は水の精霊さんがパワーを与えてくれたから使えただけなのです。 炎の精霊さんが元に戻った今、水の精霊さんの声はもう聞こえません」 え? ってことはつまり…… 「多分、今までどおりって事で……」 ……はあ。そうでしたか……とても残念だが、仕方あるまい。 「ともかく、俺達の目的は達成できたし、この島ともお別れだな」 俺がそう言うと、しかし不満げな表情で、 「何言ってんですか! 親分を懲らしめるという目的がまだ残っています!」 いや、さっき十分懲らしめたじゃないか。 「アレは親分じゃなくて操られた炎の精霊さんを正気に戻らせるためにしたこと! だから手加減してあげたのよ! 親分は親分でき っちり懲らしめないと! こら、起きなさい!!」 未だ目を覚まさない親分に向かって往復ビンタをぶちかました。 「……っ!! な、何だ!?」 「起きましたかこの腐れ下郎!? あたしが懲らしめてやりますからそこで大人しくなさい!!」 「なっ……なんで私がそんなことを!?」 「お黙りなさい! 漁師を使っての強制労働の数々! 港町で悪態過多のチンピラ! お役人と吊るんでの贅沢三昧! そして何より 海賊と言うあなたのステータス! どれをとっても許しがたいわ! 天に代わってあたしが罰を与えてあげます!」 「ま、待ってくれ!」 せびるように拝み始める親分。正直、先ほどまでのクールさは微塵も感じられなった。 「私は悪いことしとらん! 何故罰を受けなければいけないんだ!」 「今更シラをきっても遅いわ! 今までの悪行の数々を忘れたとは言わせないわよっ!」 「た、確かに少し前までは海賊として貨物船を襲っていたりしてたが……だが、ここで仕事を始めてからは真っ当な仕事をしているつ もりだ。ここの建設だって富豪や役人の要望があって建設を始めただけで、決して悪事を働くためにしているわけではない!」 「……へ?」 「漁師にだってちゃんとそれなりの報酬で働かせいるし、強制労働もしておらん。第一働き手は任意で募集してたんだぞ」 「……ええっと……」 「町のチンピラに関しては、教育が行き届いてないと言うことで詫びよう。だが、それも私が直接騒動を起こしたのではないぞ」 「…………ええええっと……」 「事実、私の部下に声が高くて行動がオカマっぽいのがいるんだが、よき監督者として現場の作業員に人気だったんだぞ」 「………………ええええええっと…………」 「……おや、そう言えば彼はどこにいるのだ? さっきから姿を見せないが……」 「……………………えええええええええっと…………」 親分の猛追にグウの音も出ず変な呻き声を出し固まる橘。 そんな彼女に、俺はやれやれと溜息を洩らしながら心の中でこう呟いた。 ――だから言ったじゃねーか。これはこの街の問題であって、俺達がしゃしゃり出る必要は無いって―― この後、この親分に散々こってりと絞られた。 作業員を眠らせたこと。温泉の出る洞窟を崩壊させたこと。部下にケガをさせたこと。 先の戦いで行方不明になった幹部ことオカマ野郎(生きてた)も説教に加わり、俺達がしでかしたこと全てに説教を喰らい、気がつ けば頂上に上った太陽が水平線に近づくまでになっていた。 最後は自分達も悪かった部分があるということで納めてくれた海賊団一味は、本当はいい奴等なのかもしれない。 こうして、賢者の石探しの第一陣を何とか終えた俺達は再び船に乗り込み、港町目指して船に揺られていた。 「……にしても、不可解な部分もある」 船頭に立ち、舵をとりながら藤原は呟いた。 「どうしてあの場所に魔力障壁が発生してたんだ?」 「恐らく、悪の力に取り込まれた賢者の石がやったのではないでしょうか?」 「水の魔法ならともかく、全ての魔法を遮る力があるというのか? あの石に」 ……確かに。賢者の石全ての力を使えば可能かもしれないが、たった一つでアレだけの力を発揮できてたとは思えない。 「帰路の途中だから確認する由もないが、あの障壁は賢者の石の力ではなく、陰と陽の力ではないのか?」 その可能性も有るな。だが、 「だとしても、俺達がここに来ることはもう無いだろう。だから確認する必要も無い」 「……ふっ、道理だな」 くくくっ、っと小さく喉を鳴らした。納得したわけではないだろうが、疑問に思う事は無いだろう。 斯く言う俺も、一つの疑問があった。 それは、あのオカマ野郎と対決した際に言い放った、『あの方』の存在である。 オカマ野郎自身が言ってたが、奴のメインの武器だった魔力銃は、『あの方』から頂いたことになっている。 普通に考えるならば、オカマ野郎が言う『あの方』とは、海賊の親分だと考えられるんだが……しかし、どう考えてもおかしい。 オカマ野郎は確かに親分を尊敬していただろうが、しかしあの親分はそんな武器を持っているようには見えなかった。 それどころか、魔法の『ま』の時も知らないくらいである。 ならば、魔法を理解して且つそれを武器に応用できる人物が他にもいるはずだが……それは一体誰なのか。 もっと言うと、俺達の味方なのか、それとも敵なのか。それすらわからない。 オカマ野郎に聞いておくべきだったな。上手くいけば俺達の旅がより楽になるはずなのに。 まあ……今更戻る気にならないのは、先に言ったとおりなんだが。 「はあ……残念ですぅ……」 そんな中、島から離れるのを一番名残惜しんでいたのは例のツインテールだった。どうした。まだ説教して欲しかったのか? 「いいえ。あれだけ大口叩きながら海賊のお金を踏んだくれなかったことです」 そう言えばこいつ、酒場の親父さんと約束してたっけ。 「海賊と言う名前から悪人だろうから、そんな奴らからお金をかっぱってもオッケーだと思ってました。でも……」 まあ、確かに今は真面目に働いているようだし、にもかかわらず盗みをしたらこっちが罪に問われかねない。 「そうなんです。はあ……どうしよう」 「――――大丈夫…………――――」 意外な奴が喋ったと思ったら、更に意外なことを口にした。 「――お金は…………たくさん――――ある――――ほら……これ――」 ドサッ。 なっ……この大袋に詰った金銀財宝は一体……!? 「宝物……殿――――から――――くすねて……――――きた――」 『!?』 「――この世界は、モンスターを倒したからと言って宝石や金貨を落とすわけではないからな。資金は別の方法で調達せねばならん」 九曜に続けて藤原も喋りだした。 「これで暫くは飯の心配も無かろう。たくさん取ってきたからそのうち少しを親父さんにやればよかろう」 ばっ…… 「馬鹿かお前らぁぁ!! これじゃあ俺達が犯罪者じゃねーか!」 「ふっ、どうせかりそめの世界だ。何やっても別段困ることは無かろう」 「あるわぁぁぁ! これから盗人容疑で指名手配されたらどうするんだあ!」 「―――情報……操作は――得意…………――――」 「そう言う意味じゃないだろぉがぁぁぁ!!!」 「まあまあ、海賊ですしいいじゃないですか。これで親父さんとの約束果たせるわ。ありがとう」 「…………ふんっ」 夕日に照り返されているせいか、はたまた橘に感謝され照れているのか。微妙に頬を赤らめる藤原を見て思った。 俺はこれが夢であって欲しい、妄想で終わらせて欲しい、と。 第一部 完! … …… ……… 佐々木「と言うドリームを見たんだが、どうだいキョン?」 キョン「どう、って言われても……」 終わりたい。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/9934.html
DQⅦ(3DS版) 3DS版Ⅶの追加要素である【すれちがい石版】の一つ。 移民の町の発展レベルを1にすることで酒場が完成し、酒場でダウンロードすることが出来る第4回メンバーズクエスト。 プレイヤーが協力してクエストに挑む、ゲームと連動したイベント。 第4回メンバーズクエストの条件は「カジノコイン総所持数合計130億枚突破を目指せ!」というものだった。 総所持数というところが実はポイント。 1度登録した後、カジノでコインを使ってからもう1度登録すると、なんと総合計が減ってしまう。 とは言え、結果は130億枚を遥かに凌駕する20,403,399,771枚であった。 石版はクエストに参加したプレイヤーにのみ2013年4月25日から5月8日まで配信された。 その後、参加していないプレイヤーにも、10月31日から12月30日まで配信された。 石版の情報によると発見者はエビーヌで、飼い主はSQEX。出身地は現代世界。肩書はアーティスト。性格はきれもの。 『第4回メンバーズクエスト達成!』というメッセージが付いている。 登場するモンスターは【ピラニアン】、【エビルタートル】、【ダゴン】。ボスは【グレイトマーマン】。 なんとトクベツなモンスターが1体も含まれていない。 他に配信石版でトクベツなモンスターが含まれていないのは、【騎士たちの布陣】と【浅瀬のビーチ】のみ。 初めてグレイトマーマンを倒すと【デーモンスピア】が手に入る。
https://w.atwiki.jp/artclub/pages/13.html
団長でもって絵の才能は神
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/1656.html
テレビの前 山岡「ポカーン」 ゆう子「ポカーン」 澪「い、いや…これは…」 唯「あっ!U斬は 〈ユウザン〉じゃなくて ユウキル って読むんだって♪」 憂「へぇ~!さっすがお姉ちゃん!!物知りなんだぁぁ!!」 唯「えへへへ…////」 律「えっと…これ…一応録画放送…だよな?」 ゆう子「あなた、いったい何を送って差し上げたの…?」 山岡「いや…Led Zeppelinを…の…はず…なんだが…」 ゆう子「私は故忌野氏やGAKHT氏の音楽性も理解したいわ…」 ゆう子「けれど…」 ゆう子「同じことお義父さんがやったら、 どうにかなっちゃった老年オヤジじゃないの!?」 梓「え、えっと、ゆう子さん…それはちょっと違うと思います…」 ゆう子「なんですって!?」 梓「ひっ!?(泣)」 紬「あ、あの ゆう子さん、ここは穏便に…」 ゆう子「はっ!?私ったら…」 ゆう子「梓ちゃん、ごめんなさい…私、ちょっと頭に血が上って… お話を続けて頂戴…」 律(そりゃ舅がとち狂っちゃなあ…) 梓「は、はい…」 梓「ね、年齢のお話をされているのなら、 海原さんはメタルバンドのKISSのメンバーと、か、変わらないわけですし…」 梓「ローリング・ストーンズのキースは還暦を過ぎても…」 梓「いわゆる、その不良哲学に誇りをもっています…」 梓「海原さんぐらいの方なら、 そのお年で音楽の路を追及するようになって…」 梓「一気にロックやメタルの真髄を理解されたのでは…ないかと…」 澪(梓…わかったようなこといって…ぜんぜんわかってないよな…) 澪「!」 澪「海原氏のバンド…明日のMステに出演するぞ!!」 律「えッ…」 山岡「なんだって!!!」 ゆう子「きょ…共演者の方は…」 澪「えっと…坂本教授、ダ○ンタウンの浜○さん、エ○ファントカシマシ、 倖○來未、m○sono…」 律「やばいな…それは…」 紬「朝日は今度の衆院選、現野党の圧勝だと確信して 調子に乗ってるのかしら…」 山岡(やべ…いつもどおりみたいに、伝説的なロッカーにまつわる食い物探して ついでに良い話みつけてうまくまとめようと思ったんだが…) ゆう子「あなた…」 山岡「とりあえず、今日はいったん帰ることにするよ…」 律「…」 澪「ふぅ…どうなっちゃうんだろうな…」 律「まあ、ここまで漕ぎつけただけでもさあ~ 音楽ってことなら、わたしらも山岡さんに協力できるわけだし…」 唯「…」そぉ~っ… 澪「って唯!?こんな時間にどこ行く気だよ!?」 唯「え…えと…よっすぃーのパパの慎ちゃんに…会いに…」 澪「会えるわけないだろ!?」 紬「会いたいの?ちょっと待っててね…」 澪「会えるのかよぉっ…!」 こうして副都心の夜は更けていく… 翌日 律「ぐーぐー…」 唯「すいーーっ…くぅおっ…すぅう…」 澪「ZZZ…」 紬「うふう…みんなの寝顔かわいいわぁ…」●REC 梓「ふにゅ…う…」 憂「オ…ネエ…チャン…」 紬「こっちの二人なんて…もはや犯罪の域…」●REC さわ子「ムギちゃん、何やってるのかなあ?」 紬「ヒッ…」 荒井「あらあら~これはいわゆる百合かしらねぇ!」 三谷「高校時代が懐かしいわぁ…」 荒井「そうそう!私もそういう思い出がさぁ…」 山岡「オエエ…」 荒井「聞こえてんのよ!ボンクラがっ!!」ドゴッ! 山岡「ギャッ!!!」 紬「皆さんこんな朝早くから…」 山岡「ぐえええ…」 ゆう子「みんなを案内してあげたいところがあるのよ。」 山岡「と、とにかく、この子達を起こして…」 -築地- 唯「すっごーーい!!」 澪「でもなんか、もうお終いみたいだな…」 山岡「競りを見たけりゃ、もっと早く起きないとね。」 山岡「今日用があるのは…あそこさ。」 梓「食堂ですか?」 唯「ごはんーーーーーー!!」 主人「いらっしゃい!あっこりゃ、山岡さん!」 山岡「お邪魔しますよ!」 唯「マグロにアナゴに…いっぱいあるなぁ…」 山岡「ここはマグロの山掛け丼が旨くてね」 律「しかも安っす!」 紬「え?安いの?」 律「ムギ…」 紬「ごめんなさい…私、一般的な金銭感覚がよくわからなくて…」 山岡「金持ちはこれだから…」 ゆう子「あなたっ!!」 富井「はぐはぐはぐはぐはぐはぐはぐはぐ」 さわ子「がつがつがつがつがつがつがつがつがつ」 梓(うわぁ…この二人血は繋がってないのに…やっぱり…) 唯「おっおっおおぃすぃーー!!」 澪「京都ではこういうのは食べれないよな、舞鶴や大阪出れば別だけど…」 三谷「難波に安くておいしいマグロ料理を出すお店があったわねえ」 主人「お嬢さん!これもかけてみてよ!あっほんのちょっとだけだよ!」 つ小さいすり鉢 唯「へ?…つーんとする…けどさわやか~」 憂「山椒だね!」 律「ウナギにかけるのだろ?くんくん…」 律「ウチで食べたときは…ただツンとしたやつだったけど…」 山岡「辛味調味料はすべからく… 採りたてをすぐ仕立てないと風味がおちる。」 山岡「その最もが山椒なんだ。」 律「へ~」 憂「それに結構、すり具合をうまく調節するのが大変で…」 山岡「…」 憂「えっ私なんか変なこと言いましたっ!?」 山岡「いやいやなんでもない、なんでもない… (憂ちゃん、これはひょっとすると…)」 唯「ぱらばら~」 唯「ばくっ…」 唯「これはっ!?」 澪「複雑で深みがあって…しっかりした…けれど優しい辛さ…」 山岡「おっ澪ちゃん謳うねぇ…」 律「こいつの詩作ノート読んでみます? 下手なお笑い番組よりも面白いですよ!ニヤニヤ」 澪「こ…こら!!////」 憂「あっ…その瓶に活けてあるのが…」 主人「今日使う分を今朝一番でとってね、活けておくんだ」 憂「すごーい!いいなぁ…」 主人「お嬢さん欲しいのかい?」 憂「えっ…いいんですか!?」 このあと、出社する富井や荒川と分かれた唯たち一行は、 取材という山岡の口実のもと、都内を案内してもらった。 しかし… 唯「平日だけど…この辺は弾き語りの人がおおいねぇ~」 律「あたしらも今度やってみようぜ!」 澪(イヤだ人の視線怖い人ごみ怖い…) 梓「…」 ゆう子「どうしたの梓ちゃん」 梓「あの人の…ギターなんですけど…」 澪「あのアコースティック?」 梓「はい、多分マーティン社のそれも年代モノです。」 律「いくらぐらいすんの~?」 梓「多分なん百万円も…」 山岡「そりゃすごい…あの人、金もってるように…」 山岡「!!」 山岡「おっおいあれ…あれは…」 ゆう子「どうしたの?」 ゆう子「あっ…!」 「「金上!!(さん!!)」」 さわ子「金上というのはコミックス50巻代に登場したいわゆる悪役よ。 極亜テレビという会社の社長で、まあ、やりたい限りの非道を行って 結局は失脚→退場になったのよね。」 律「さわちゃん、誰に話してんの?」 金上「♪~ ♪~」 山岡「…」 ゆう子「あ、あなた…」 金上「?」 金上「お前達はっ!?」 金上「いや、もうどうでもいいことか…」 金上「一曲聴くか?」 山岡「ああ。ついでに、あんたがなぜここでこうしてるのかも…」 金上「…」 金上「わかった…」 金上「極亜を追われたあと、個人的にやっていた事業を潰し、 俺も自己破産。くだらない転落者の末路だ。」 ゆう子(あの悪魔みたいだった人がすっかり毒気を抜かれて…) 金上「でも、このギターだけは手放せなくてな。」 金上「お前は思ってるんだろう?悪逆の限りを尽くした俺が音楽だなんて… しかしな、すべてを失った今こそ、やりたいことをしたくなったんだ。」 さわ子(ふふぁーあ…何この三文昼どら…) 金上「♪~♪~」 山岡「…」 ゆう子「…」 金上「家が近くなんだが、よかったら寄っていかないか? これも何かの縁だろう、罪滅ぼしにもならないが、茶でも出す。」 ゆう子「あなた…」 山岡「ああ、お言葉に甘えるよ。」 さわ子(なんか美味しんぼによくあるパターンね…) 6
https://w.atwiki.jp/dddlion/pages/50.html
1F バブル 2F プチスラ 3F スライム 4F デンデン 5F 海賊 6F デンデンキングorクラーケン 7F ブルフロッグ 8F カニサレス 9F ヒトデマン 10F 水使い 11F クロウディア 12F オクトパス 13F トリトン 14F ヤンカス 15F 僧侶 16F リザードマン 17F マーメイド 18F ニクシー 19F クック 20F 夜叉 初級 セイレーン 中級 ゲッソー 上級 フォボス 人職レア 船長
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/7581.html
1とったどー -- 2015-02-18 17 48 08 いつもの呂布ソニでクリア +狙いでついでにピイならこちら ピイ狙いなら他のダンジョンへ行った方が良いかと -- 2015-02-18 18 08 18 仮面が一番強いw -- 2015-02-19 12 13 51 ネプやわすぎw -- 2015-02-19 22 39 46 仮面強すぎわろたww他カスすぎww -- 2015-02-22 10 33 06 ネプチューン強いんじゃないかってビビってたけど実際弱すぎ。対して仮面強すぎw -- 2015-02-25 22 58 40 なんでこここんなにコメント少ないんだ? -- 2015-03-01 00 31 01 水で使うキャラなんて・・・という実態のせいでは? -- 2015-05-16 07 20 10 ネプチューンの防御たった3万って -- 2015-05-27 01 49 13 プラスめっちゃ落ちるな・・・ピィ集めのついでにプラスもゲットできる優秀なダンジョンじゃ(^O^)/ -- 2015-05-30 17 52 25