約 245,254 件
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2482.html
「ハァ…ハァ…」 「もうスタミナ切れ?」 血だらけの男と、ほぼ無傷の女。 女の持つサバイバルナイフから血が滴り落ちる。 「やるじゃねえか…。リーチは俺の方が上なのによ」 今にも倒れそうな男、近田一也。 「ナイフは使い慣れてるから。それに、素人が日本刀使っても、戦闘力なんて大したことないでしょうし」 そして、余裕の表情で言う女、緑川美紗子。 プロと素人では、結果は目に見えているが…。 「それ以上苦しめるのも酷だから、楽にしてあげるわ」 「…うおおおおおおおおお!」 日本刀を振りかざし、緑川に走り寄る。 スキだらけの構えを、見逃すはずがなかった。 「スキだらけね。それじゃ、さよなら」 ナイフが、一也の首に突き刺さった。 まるで、バターを切るように。 小さな呻き声の後、一也は崩れ落ちた。 「私に会ったのが運の尽きだったのかもね」 足元に転がる日本刀を拾おうか、と思ったが放置する事にした。 強力な武器を放置する事はあまりいい事ではない。 だが、使い慣れない武器を持っていても、役に立つかどうかわからない。 「…今の所は、ナイフだけで十分ね。銃もあれば便利だけど」 ナイフに付いた血を、一也の服で拭う。 「さて、次はどこに行こうかしら」 【一日目・深夜/B-2】 【緑川美紗子@オリジナル】 [状態]:健康、返り血 [装備]:サバイバルナイフ [所持品]:支給品一式 [思考・行動] 基本:参加者を皆殺しにする。 1:さて、どこにいこうかしら ※B-2に血の付いたデイパックと名刀桜吹雪@龍が如く2が落ちています。 【近田一也@オリジナル 死亡】 死因:刺殺 ≪キャラ紹介≫ 【緑川美紗子(みどりかわ みさこ)】 21歳/女/殺し屋 代々、殺し屋の家系に生まれたお陰で自分も殺し屋に。 得意武器はナイフ。 【近田一也(こんだ かずや)】 27歳/男/フリーター 昔は天才だった。自分の才能に自惚れ何の勉強もしなかったお陰で 今では凡人以下に。 ≪支給品紹介≫ 【名刀桜吹雪@龍が如く2】 斬ると桜吹雪のように命が散る事からこの名前が付いた。 ゲーム内での値段は100万円。
https://w.atwiki.jp/moonoffx/pages/17.html
B卓 乾神要:「運命は導く- Destiny beckoned -」 【アンダーワーク】:あり 【システム初心者】:可 【TRPG初心者】:不可 【プレイヤー人数】:3人~4人 【終了予定時刻】:18時 【PC作成について】:クイックスタート対応、持ち込み要相談 【シナリオ傾向】:サイバーパンク、難病のヒロイン お誘いを受け、末席に加えて頂いた乾神要(かんがみかなめ)と申します。宜しくお願いいたします。 今回は「緋ニッキ」さんで公開されているシナリオを回させていただこうと思っております。バラバラの出発点から始まり、ストーリーがきれいに収束していくシナリオの流れが『運命は導く』というタイトルに端的に詰まっていてとてもいいシナリオだと思います。 【アクトトレーラー・ハンドアウト・レギュレーション】 ■アクトトレーラー アカーシャ。 ニューロエイジに無限の記録容量をもたらす脅威の記録媒体は、その技術が解明される前に工作員によって持ち去られた。 アカーシャの回収を命じられるクグツとフェイト。 不治の病に罹患した少女を護衛するカブト。 ニューロエイジを跋扈する殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの暗殺依頼を引き受けた殺し屋。 オムニバス映画のように独立したそれぞれの物語は、運命に導かれるように収束し、加速していく。 トーキョーN◎VA THE AXLERATION 『運命は導く- Destiny beckoned -』 かくて運命の扉は開かれた。 ■アクトハンドアウト ①カブト用ハンドアウト コネ:小美門 佳澄 推奨スート:ダイヤ 凄腕のボディガードとして知られるキミに、依頼があった。 美門軌道開発のエグゼク、小美門資文の娘、小美門佳澄の護衛依頼だ。 彼女は緑化症という病に罹患しており、その治療のためにチャイローン・ジャンクションに向かう必要がある。 小美門資文は千早重工のセキュリティを信用できないと言い、外部のボディガードであるキミに小美門佳澄の護衛を依頼した。 ルートは大陸横断鉄道を利用する。キミは少女の軌道への旅を護ることにした。 PS:「小美門佳澄を護る」 ②殺し屋用ハンドアウト コネ:“ゴッド・マザー”ドーリス 推奨スート:ダイヤ 凄腕の殺し屋として知られるキミにドーリスから依頼があった。 最近N◎VA を騒がせている連続殺人事件の犯人、通称“ジャック・ザ・リッパー”を殺すという依頼だ。 娘を殺された哀れな被害者からの依頼らしい。キミは依頼を引き受けることにした。 PS:「ジャック・ザ・リッパーを殺す」 ③クグツ用ハンドアウト コネ:萩原 獏人 推奨スート:ダイヤ キミは千早重工後方処理課第三班に所属する工作員だ。 キミは第三班の班長である小上紫乃に呼び出された。 千早重工で研究中の記録媒体アカーシャの搬送中に同僚の萩原 獏人が失踪した。 アカーシャはトロンの記録媒体と互換性を持ちながら、事実上無限の記憶容量を実現する超技術の研究素材だ。小上紫乃はキミにアカーシャの奪還を依頼した。 PS:「アカーシャを取り戻す」 ④フェイト用ハンドアウト コネ:萩原獏人、萩原絵里 推奨スート:クラブ キミは浮気調査から迷子の猫探しまでなんでも依頼を受ける探偵だ。 ある日、キミの友人の萩原獏人とその妹である萩原絵里が失踪した。 そして、“火喰い鳥”小上紫乃からキミに萩原獏人が搬送していた記録媒体、アカーシャの回収を依頼される。萩原絵里は難病の「緑化症」に罹患しており、治療には大金が必要だ。 悪い予感を感じながらも、キミは依頼を引き受けた。 PS:「萩原獏人の願いを叶える」 ■主な登場人物 ●小美門 佳澄 ハイランダー◎ 美門軌道開発の重役、小美門資文の娘。「緑化症」の手術を受けるために、『①カブト』とともにチャイローン・ジャンクションを目指す。 ●萩原 獏人 クグツ◎ 千早重工後方処理課第三班の工作員。アカーシャの搬送任務中に失踪した。『④フェイト』とは友人だった。 ●萩原 絵里 ミストレス◎ 萩原獏人の妹。「緑化症」に罹患している。 ●小美門 資文 エグゼク◎ 美門軌道開発のエグゼク。厳しい50代の男性。 ■キャスト作成 ●クイックスタート 以下の4 つのサンプルキャストを使用する。 『①カブト』:現代の騎士(TNX p.90) 『②殺し屋』:任侠剣士(TNX p.96) 『③クグツ』:企業戦士(TNX p.86) 『④フェイト』:不屈の探偵(TNX p.82) ●コンストラクション コンストラクションの場合、以下の推奨スタイルをペルソナで取得することを推奨する。 『①カブト』:カブト/ボディガード 『②殺し屋』:カタナor カゲor カブトワリ/殺し屋 『③クグツ』:クグツ/千早重工後方処理課第三班 『④フェイト』:フェイト/探偵 ■キャスト間コネクション 『①カブト』→『②殺し屋』→『③クグツ』→『④フェイト』→『①カブト』の順番で取得すること。 ■レギュレーション ●経験点の使用 キャストの使用経験点は0 ~ 100 点程度を想定している。 ●ゲストの最高達成値 ゲストが単独で出せる最大の達成値は24 である。ただし、他ゲストの支援がある場合はこれを超えることがある。 ●防御系神業 ゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡することを防ぐため、キャスト全員で2 個以上の防御系神業が必要だ。 ●プレイヤーが 3 人の場合 『③クグツ』か『④フェイト』のいずれかを抜いてプレイする。『③クグツ』が残る場合は、「萩原絵里」のコネを追加で与える。 ■用語説明 ●アカーシャ トロンと互換性のある記録媒体。 ニューロエイジのSDカードのようなものだ。 アカーシャは既存の記録媒体と互換性を持ちながらも、桁違いの、事実上無限の記憶容量と超高速の入出力処理を実現している。 記憶容量からニューロタングで無限の空間を意味するアカーシャと名づけられた。製作者も製造方法も不明な、オーバーテクノロジーの産物だ。 ●緑化症 架空の病。 内蔵機能が徐々に弱っていき、最終的に多臓器不全で死に至る。 その際、内臓が鮮やかな緑色に染まることから、緑化症と呼ばれる。 不治の病と思われていたが、低重力下での外科手術で治療可能となった。 ただし、その手術には高い死亡リスクがあり、費用も極めて高額である。 ●大陸横断鉄道 北半球の主要都市を巡る長大な鉄道。 本シナリオではカムST☆R、トーキョーN◎VA、オーサカM◎●N、ホンコンHEAVEN、キャンベラAXYZを1泊2日で経由する富裕層向けの特急列車を扱う。 鉄道なんてCDさ、と思う方もいるかもしれないが、ニューロエイジにおいても鉄道は陸運の重要な地位を占めている。 トーキョーN◎VA での乗車駅は中央区、マリオネット本社横にある。
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1138.html
シリーズ概要 吸血鬼ショコラと暴力保健医瀬賀と二年H組のささやかな日常の話。 あるいは夜の世界に生きる殺し屋たちの話。 シリーズ作品 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ショコラとあるぱちーの.JPG) 【ミッドナイト・パニック 前編】 【ミッドナイト・パニック 中編】 【ミッドナイト・パニック 後編】 【MP2 ハイスクールデイズ:前編】 【MP2 ハイスクールデイズ:後編】 【MP3 ショット・イン・ザ・ダーク:前編】 【MP3 ショット・イン・ザ・ダーク:中編】 【MP3 ショット・イン・ザ・ダーク:後編】 【月に一度のアレ】 【ミドパニ!/『バトルランナー』】 主な登場人物 双葉学園 瀬賀 或 ショコラーデ・ロコ・ロックベルト 大神 壱子 殺し屋たち 少女地獄 フラニー・ステーシー 関連作品 ファニー・ストーリーシリーズ 作者コメント 楽しく書いていきたいです 戻る
https://w.atwiki.jp/hit0mil-sousaku/pages/17.html
【エピソード】 ここでは、いずれ漫画にする(であろう)話をメモ程度に描いていきます。 ネタバレが激しいですwそれでも読みたい方はどうぞ。 ◆フルヴォの昔話 フルヴォが生まれたカノーヴァ家は、代々腕利きの殺し屋を輩出している名家。家族経営マフィアでは最も力のある組である。フルヴォの父はカノーヴァ家22代目当主、バトス・カノーヴァ。フルヴォはそのままカノーヴァに留まれば、23代目当主だった。 カノーヴァの家には、年寄の執事が居た。当時のフルヴォに対し、沢山の才能を持っている子だと、とても可愛がってくれていた。殺しの英才教育を受けていた彼にその他の知識、物事、様々なことを教えてくれたのは彼である。(ヴァイオリンを教えてくれたのも彼である。) 殺しの英才教育はとても過酷である。自らの心を殺す訓練があり、その訓練で愛犬を殺した事もある。 フルヴォが初めて人を殺したのは15歳の頃。殺し屋として一人前になる儀式でのことである。他の知識を教えていた執事を快く思っていなかった父バトスは、執事を殺せと命じた。当然逆らえないフルヴォは、執事を命令通り殺したのであった。執事が最期『最悪のプレゼント』として残したものは、彼がフルヴォのために買ってあげていた様々なもの達だった。(現在もフルヴォはそれを持っている。) *フルヴォの今があるのは執事さんのおかげ。 その後はカノーヴァ家専属殺し屋として名を馳せていった。20歳前後まで、何の迷いもなく仕事にはげんでいたが、段々と自分の中に疑問があることに気づいていった。金の使い方が荒くなっていったのはこの頃から。大金を貰っている上に宵越しの金は持たなかった。ほとんど無理やり使っていた。(ヴァイオリンは定期的に弾いていた模様。金遣いの方はサージュと出会って現在、非常~にケチになっている。) 人生の分かれ道となったのは30歳。カタラ社に踏み込んだ際にサージュ出会う時である。そこでサージュに殺害対象に入っていたにも関わらず自分についてくるように言ってしまったのが切っ掛け。連れてきてしまった理由は、当人はまだ分かっていない。(理由=こんな歳にもなって小さい子に一目惚れ!である。)当然カノーヴァ家からは追われる身となる。 *
https://w.atwiki.jp/utsuronpa/pages/5.html
【第一回 結果】 【参加者リスト】 ・“幸運”-識織 啓 ・“アナウンサー”-羽住 結一郎(助手) ・“大食い選手”-大杭 漢太(黒幕協力者) ・“ベビーシッター”-志津 倭斗(内通者) ・“MC”-轟音時 豪 ・“殺し屋”-鮫一 結城 ・“天文学者”-喜義 壱夜 ・“花火師”-錦野 輪菊 ・“教祖”-四天王 斑 ・“菌学者”-宇多川 護 ・“フローリスト”-花咲 華 ・“バレー選手”-刈屋 ミツバ(黒幕) ・“天気予報士”-真長井 美晴 ・“コスプレイヤー”-月見里 映 ・“ストーカー”-苅沢 纏 ・“役者”-柑子 朝霧 【加害者と被害者リスト】 一章 殺し屋→花火師、天文学者 二章 ストーカー→コスプレイヤー 三章 大食い選手→自殺 四章 教祖→菌学者 五章 バレー選手→役者 【生き残り】 幸運、アナウンサー、MC、ベビーシッター、天気予報士、フローリスト
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/1089.html
雨の牙 題名:雨の牙 原題:Rain Fall (2002) 作者:バリー・アイスラー Barry Eisler 訳者:池田真紀子 発行:ヴィレッジブックス 2002.01.20 初版 価格:\760 本国アメリカのペーパーバックでは今春4月と7月にそれぞれ別の版元から出版されるが、海外に先がけて日本では一年前にお目見えしているという珍しい本。作者は、日本企業アメリカ支店の弁護士で、日本滞在3年、いまだに東京が好きで行き来しているというまあ東京好きの外人さんである。 舞台は東京。良くも悪くも海外作家が書いたというよりも、日本のハードサスペンスというイメージを受ける。翻訳家の名前がなければ、まるで日本人の書いたもののようでもある。そのくらい正しく今の東京が描かれていることにはまず驚き。しかし……。 主人公は単独で仕事を請け負っている殺し屋。ベトナムの頃の回想が無理やり出てくるのだが、というと結構年配なのかもしれない。一人称形式の割にはサービス過剰ぎみで、ベトナムの頃の上司がCIAの日本支局長をやっていたり、日本の国政を影で操る総帥に迫力がかけていて後楽園ジムで主人公がばったり出会ったりと、ちょい軽薄に重いものを次々取り出してしまうところは、まるで胡散臭い手品師のようでいただけない。 殺し屋という後ろ暗い罪いっぱいの職業のくせに、共感を求める口調がみえみえで、いかにも趣味のよさそうなバーやレストランで、美酒や料理に舌鼓を打ち、ジャズはセロニアス・モンクの「ブリリアント・コーナーズ」などを平気で聞く。ランボーみたいな話なのに、ハードボイルドの探偵口調が混じったようなアンバランスに居心地の悪さを感じる。そこまで多芸多趣味に打ち込める時間がある殺し屋というのも変な話だ。 ぼくが口に合わない主人公の見本みたいなものは、数人の相手をあっという間に音もなく殺してしまう特殊技術(?)。緻密で慎重な警戒心を顕にしている割には、あっさりと出し抜かれもする間抜けぶりだが、それでもどこかベトナムで培われた格闘術を隠匿している、あくまでスーパーマン。ぼくは特殊な能力を備えた主人公は今や好きではなく、彼が酒や日本文化やジャズに蘊蓄を傾けるのは、さらに嫌いだ。そんな余裕があるの? と思うが、主人公と作者との仕切りがなくなった新人作家らしい典型的な悪例だろう。 結果的には外人が日本を舞台にするとろくなもんじゃないと言いたいのだが、これは日本云々の方はむしろ成功例で、ここまで日本の抱える罪深い政治と経済の支配システムのあれこれをきちんと知って描写しているというのは本当に珍しいことだと思う。この作品があんまりうまくないと思うのは、その日本を興味本位で説明調に書き過ぎていることと、それを楽しみ過ぎている節があること。そして何よりも、恋に落ちてゆく主人公の殺し屋としての職業不適正ぶりに尽きるのじゃないだろうか。都合のいい出会いの偶然性も一つや二つじゃなく、ちょいといただけない。 アマゾンの感想ではけっこう評価好調なので、単にぼくの側が乗れないのだと思う。鍛えられた特殊能力、かつ、ベトナム後遺症を背負って……みたいな主人公が大好きという人にはオススメなのかな。よくわかりません。 (2003.03.07)
https://w.atwiki.jp/mahjong_comic/pages/470.html
美しき殺し屋 女豹 作画 鬼窪浩久? 掲載誌 週刊漫画サンデー?1998年12月1日号~2005年1月4日号 話数 全78話 あらすじ 女性のセクシーな描写には定評のある著者が、パワー全開で描く、究極の官能バイオレンスが、いよいよ登場! 会社ではドジなOLの藤見ひかりの裏の顔は、なんと自らの美しき肉体を武器にした殺し屋だった! 刺激度満点、面白さ保証、ファン待望の一冊!(実業之日本社1巻書籍詳細ページより) 単行本 レーベル名 出版社 判型 巻数 奥付 Amazon マンサンコミックス 実業之日本社 B6 全8巻 1巻・2000年2月29日初版、8巻・2005年7月29日初版 備考 7巻に収録された牙の二(第62話)「雀士」が麻雀回。 続編に『女豹 レボリューション編』(マンサンコミックス、全5巻)がある。 00年代 90年代 マンサンコミックス 週刊漫画サンデー 鬼窪浩久 麻雀回
https://w.atwiki.jp/yayoi7/pages/12.html
正義者一族 政府「燕」によって作られた集団。 猫井(探偵)、神喰(裁判官)、小鳥遊(執行人)の3つ。 表、裏の世界をまたにかける正義主義の一族。通称「殺し屋殺し」。 正義を主張し続け、殺人者一族、弱者を徹底的に殺し強者だけの世界を造ろうと考えて居る。 だが、その曲がった正義を支持する者は決して多くないようだ。 殺人者一族と対極。 正義者一族全体をまとめる総長は「藪海つばき」。 殺人者一族 政府の対極「鴉」によって作られた殺人集団。 椎野(殺人鬼)、灰宮(悪魔)、桜花(殺人狂)、薊(死神)の4つ。 裏の世界で活躍する抹殺者の一族。殺し屋。 一般ではあまり知られて居ない。 正義者一族と対極。 正義者一族全体をまとめる総長は「萩土あやめ」。 中立者 山伊原一族のこと。 依頼があれば正義者にも、殺人者にもなる。助っ人的一族。 また、対極側に強い依頼があれば裏切りもする。 椎野所縁によって起こった「中立者皆殺し事件」により、現在5人しか生き残っていない。
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3822.html
さて、『争奪戦』が始まってから早くも小一時間が経過した今、各地で順調に争乱が巻き起こっているらしい。 こうしてオレが静かに珈琲をたしなんでいる間にも、窓の外から断続した爆音が聞こえている。 窓から外を窺うような愚策を犯さずとも、何が起きているかくらいは経験で把握可能だ。 この世には、人の身にして人外の力を振るう怪物共が確かに存在する。 恐らくはそういった難敵同士が潰しあっている、たったそれだけの下らない話だ。 そしてこの状況は、当然オレのような普通の人間にとってはラッキーな状況であり、彼ら能力者には自分が危険な力を有していると自分から言いふらしているようなもの。 如何に善人であろうとも、戦闘の規模が派手になればなるほど彼らは不利になっていく。 『プレイヤー』を一網打尽にしてやる魂胆かもしれないが、だとしても『オレ』は不利にはならない。 他のプレイヤーが減れば減るほどオレの優位は絶対的なものとなる。 少ない人数を殺すのならそれこそオレの本領だ。撃破しなければならないプレイヤーの数が減るごとに、強くなっていく、と言っては大袈裟かもしれないが、間違ってはいないだろう。 そんなオレだからこそ、この怠惰が許されるのだ。 「……………」 無言ではない。言葉を発することが出来ない、それがオレのハンディキャップだ。 オレの名前は柏原修一という。 声を出せない障害を抱えて産まれ、文字だけで生きてきた。 ドキュメンタリーで取り上げられたことも一度ある。 生まれながらに周囲からの憐れみの目を受け続けて、心地悪い人生を送ってきた。 そんなオレがまともな職業に就くのは勿論かなり困難で、筆談しか出来ない社員を受け入れる企業はそうそうなく、仮にあったとしても書類選考で落とされた。 当たり前だ。誰が好き好んで、意志疎通が面倒な人間を貴重な枠を削ってまで雇用したいと思うか。 オレは恨んだりはしない。 妬みもしない。 そんな、言ってしまえば『何もない』オレの就いた職業は、殺し屋だった。 声を発しないから証拠が残らず、尋問されたとしても絶対に真実を明かさない面を買われた。 政治家を殺した。 一般人を殺した。 テロリストを殺した。 時には怪盗の真似事もした。 そのオレが、まさか過去に未練を持つ日が来ようとは。 大財閥のお嬢様。 オレがただ一度しくじった『仕事』の相手 ―――尤も今、彼女は人間としてのほぼ全てを失っている。 数十万人に一人の奇病を患い、完治する確率は小数点以下とさえ宣告されている。 もう昏睡に陥り、恐らくは生命を終えるときまで元の彼女に戻ることはないという。 いいだろう。 何も望まず、何一つとして欲しがらなかった人生二十年弱。それだけ我慢してきたのなら、ここで一度くらいの我儘を言ったっていい筈だ。 オレは、優勝する。 そしてあの子を、誘拐してでも早期に病院に連れていく。 オレの人生がそれで実質的な終わりを迎えても、構うものか。どうせ地獄行きのこの身だ。どう使おうが今更誰かに指図される謂れはないよ。 「……………」 そんな大層な決意をしたオレが出した結論は、『まだ早い』ということだ。 争奪戦開幕直後の言うならば激戦区にわざわざ参じて、無駄に負傷するなど愚の骨頂。 どうせ勝ち抜くのならば、より少ない殺し合いを、より確実に勝つ手段を選ぶ方が良いに決まってる。 だが漁夫の利を獲りに行くのもまた、得策とは言えまい。 どう転ぶか分からないゲームなら、その展開をしっかり把握しておくことが第一だ。 殺しを行う時も同じ。 相手の行動パターン、生活リズム、健康状態、エトセトラ。それら全てを入念に調べあげて初めて実行に移せる。 一歩を怠る者が堕ち、一歩を慎重に歩む者がのしあがる、それが殺し屋の心得なのだから。 まずは焦らずに時を待ち、頃合を見てここを出る。 そしてしばしプレイヤー達の状態把握に勤しみ、微塵の不確定要素も混じらず確実に勝てるプレイヤーを殺していく。 殺しを行う時も同じ。 相手の行動パターン、生活リズム、健康状態、エトセトラ。それら全てを入念に調べあげて初めて実行に移せる。 一歩を怠る者が堕ち、一歩を慎重に歩む者がのしあがる、それが殺し屋の心得なのだから。 まずは焦らずに時を待ち、頃合を見てここを出る。 そしてしばしプレイヤー達の状態把握に勤しみ、微塵の不確定要素も混じらず確実に勝てるプレイヤーを殺していく。 アイテムを集めて、フラグを立てて、最後にそのフラグを片っ端からへし折って、ゲームクリアだ。 要するにこれは陳腐なゲームと同じ、普段の仕事に比べればよっぽど気が軽い。 殺人が正当化されているルールがオレの味方をしてくれるから、こちらも気兼ねなく殺せる。 ――――理由があるっていうのは、本当に楽しいよ。 「…………」 おや、コーヒーがなくなった。 もう三杯目とは、オレも随分とコーヒーを飲むものだ。 こんな不味い液体なのに、飲んでいるととにかく頭が冴え渡る。 それでももう少しまともなブランド豆を用意できなかったのかと思わずにはいられない。 立派な屋敷なのに、こんな豆を使っているとは、小一時間説教してやりたい気分だーーーとか何とか思いながらオレは立ち上がり、再びコーヒーを注ぎに行く。 ドアを開ける。 「…………」 「あらあらー。突然ですが死んでいただけませんかぁ?」 立っていたのは、二十代半ばと見られる女性だった。 茶髪の髪の毛は活発そうなイメージを与えるが、目の下に刻まれた深い隈がそれを台無しにしている。 顔も美人と呼べる面なのに、やはり目の下の隈のせいで台無し。 状況が状況なだけに違和感を放ちまくっているナース服が、余計に彼女の異常性を際立たせている。 全身から漂う疲労の色が、彼女が今までどんな過酷な人生を歩んできたかを物語っていた。 しかしそれは、決して同情の心に繋がることはない。 彼女の右手に握られている銃、コルトガバメントの銃口がオレの胸元に向いていた。 「――――? あなたうろたえないんですね」 「…………」 声が出せないんだよ、と心中で突っ込みながら、身を勢いよく右に反らす。 急いで引き金を引く女だったが、素人が銃を扱って、しかも狙いもろくに定めずに撃って弾丸が当たるわけがない。 ましてオレは殺し屋、銃撃など何度も受けてきたし、今更銃など怖くも何ともない。 鋭い、ただ『障害物の除去』に特化した蹴りでガバメントを叩き落とし、一気に女を組伏せる。 首元に手を当て、指先の動き一つで頸動脈を刺し貫けるように、指を釘のように押し当てる。 はっきり言うと、オレにとってこの女の登場は誤算だ。 オレの予想では、あくまで不確定な計画では、少なくとも第一回の放送までは人を殺めずに傍観に徹したかった。 しかしこの女には少なくともオレが普通でないことはバレた。 「離してくださいよぅ。私はあの子達を助けなきゃいけないんですからー、あは」 指先一本で命を握られている状況にも関わらず、女は時折不気味な笑い声を漏らしている。 目の前のオレの事など見ていないかのように虚空を見つめて、まるでそこに何かが見えているかのように笑いかけ、しかしオレの拘束を解こうと蠢き続けている―――虚ろに。 気持ち悪いとは思わない。 これで気持ちが悪いなら、何も持たずに生きてきたオレはどうなるというのだ。 だが、その姿にはどこか見覚えがある気がしていた。 そこまで来てようやく、オレが、殺し屋として生きてきたオレ、柏原修一が、作戦も経験も関係なく、一人の人間としてこの女を殺したくないと思っていることに気が付いた。 いつの間にか、効率だとかを忘れてこの女の姿に見入っている。 ナース服。 酔っ払うとナース服に着替えて幼い頃のオレに突っ掛かってきた女。 自分勝手にオレを振り回して、その癖妙に気を遣うところがあって―――最期は部屋であっさり首を吊って死んだ女。遺書はなく、未だに何でそんなことをしたのかは分からない。 「…………」 姉さん、と言おうと思ったが、いきなり声が出てくれる筈もなかった。 ◇ ◆ 「あはは。交換条件ってやつかなぁ~。喋れないなんてお気の毒だね。でも君強いんでしょ? あは」 『職業は殺し屋だ』 オレは屋敷の部屋に置いてあった手帳を拝借して、筆談で女、八神美保との意志疎通を試みていた。 『姉さん』とは姿しか似ていないことに気付くのにさほど時間は要さなかったが、オレもまだまだ未熟者だったようだ―――とっくの昔に、情という感情は失ったと思っていた。 今の、甘さを残している不出来な状態では、この女を殺すことは出来ない。 かといって逃がす訳にもいかない。 殺し屋とは、常に自らを隠し、忍んで生きるもの。 故に、自らの正体を知った人間を生かしておく道理はなく、多少の無茶をしてでも抹殺するものだ。 本来ならば念には念を入れ、一族丸々滅ぼしてしまうさえ望まれる。 「うふふ。では修一くん、精々頑張りましょー……でも最後にはあの子たちのために死んでね、あは」 『死んでもお断りだ』 病んだ様子を隠そうともしない、明らかに狂っている八神の姿に、姉さんの最期が重なる。 オレの何も知らないところで病み、追い詰められ、誰にも相談できないまま一人で逝ってしまった。 垂れ下がったロープに首を括り、ありとあらゆる体液と糞尿を撒き散らした、無惨な姿を呆然と眺める。 思えばあの騒がしい姉さんが、オレという壊れかけの、最後の防波堤だったのかもしれない。 防波堤を失ったから、オレはマイナスになった。 あの人に全て押し付けるつもりは全くないが、どうしても思わざるを得ない。 「で、どうするんですかぁ~? まだだんまり決め込むんですかぁ」 『一度目の 放送までは 動かない』 「あらあらぁ~。慎重派なんですね殺し屋さんはぁ。あはは」 たとえ同行者が増えたところで、オレがどんな風にこの争奪戦を勝ち抜くのかは変わらない。 あくまで時を待ち、下積みを重ねて―――時が来たら一気に、積み木を崩す。 正直、八神美保の存在は足手まといだ。 弾避けくらいになってくれればまだいいが、この女はむしろオレを盾にしてくるだろう。 狂っているからこそ恐れがないのは買う。 しかし時に恐怖という感情は強さになる。 恐怖を感じなくなった人間は慢心し、予想だにしていない伏兵に斬られる。 それでも当分は、八神と行動してやろう。 最後まで、二人でプレイヤー全員を倒して勝ち残れた暁に、その時こそこの幻影を断とう。 オレの人生に甘さは要らない。 姉さんの幻影に囚われるのも、そろそろ御仕舞いだ。 コーヒーをカップに注いで、所定の椅子に腰掛ける。 あれほど騒がしく響いていた爆音は、いつの間にか止んでいた。 誰かが朽ちたか、それとも相討ちか――――最悪、痛み分けで終わったかもしれない。 オレは殺し屋だ。 オレは、標的を仕留める。 オレは、無茶をしない。 オレは、確実に殺せる瞬間に堅実な一手を打って殺す人間だ。 処刑台に固定された死刑囚の首を刈るかの如く。 そんなオレに与えられた殺し屋としての名前が『執行人』であったとしても―――間違っているとはいえない。 【A-3/屋敷/朝】 【柏原修一@執行人】 [状態]健康 [装備]なし [道具]支給品一式、不明支給品 [思考] 基本:時を待ち、プレイヤーを一掃して優勝する 【八神美保@母親】 [状態]健康、精神異常 [装備]コルトガバメント [道具]支給品一式 [思考] 基本 優勝する 【名前】 柏原修一(かしわばら・しゅういち) 【性別】 男 【年齢】 20 【職業】 殺し屋 【身体的特徴】 引き締まった体つきをしていて、眼鏡をかけている 【性格】 効率主義者 【趣味】 特になし 【特技】 隠密行動 【経歴】 生まれつき声が出せない障害を持っていたが、姉の死を受けて希望を失い殺し屋となった。 仕事を失敗したことは一度だけで、その時少女を救えなかったことを今も悔やんでいる 【好きなもの・こと】 特になし 【苦手なもの・こと】 感情表現 【特殊技能の有無】なし 【備考】 身体能力は高く、一人の人間との一騎打ちでなら最大限に殺しのスキルを発揮できる 【名前】 八神美保(はちがみ・みほ) 【性別】 女 【年齢】 25 【職業】 看護婦 【身体的特徴】 ナース服着用、目元に深い隈がある 【性格】 元は責任感の強い女性だったが子供の死から精神を病んでしまっている 【趣味】 裁縫 【特技】 傷口の処置 【経歴】 子供を誘拐事件で失った 【好きなもの・こと】 家族 【苦手なもの・こと】 機械 【特殊技能の有無】なし 【備考】 特になし
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/509.html
《アビエル()/Abieru》 アイコン ゲスト 性別 男 種族 人間 好きなもの 不明 嫌いなもの サルスケ CV:緑川光 声と姿がマルスそのものに似てるイギリス人とドイツ人のハーフであって 殺し屋のマスターで、F1のチャンピオンである。依頼でいろいろと走り屋を殺害してる。 愛車は青に縦の白い二本のストライプのダッヂバイパーGTSだ。 人前ではソード団という走り屋に所属しているマルスだと名乗っている。 マルスとアビエルの見分け方は、ほっぺにある×印の傷と絆創膏だ。 その一方ソード団側は偽者のマルスがいると 分かってるか分かってないかは不明のようだ。 そして混沌の女神の部下のサルスケに、突然車を傷つけられ、 そしてコケにされたため、アビエルはサルスケと因縁関係にしてしまった。 BGCOLOR(silver) 関連ページ サルスケ 関連画像 キャラクター紹介へ戻る|殺し屋の神の軍団へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る