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澪「えっと、確か律の下着棚はここだったよな」 澪「あれ?違った、こっちか」 澪「?!」 澪「ない…」 澪「どこにもない…」 澪「なんで?なんで一枚もないんだよぉぉ…!」 澪「いや…そういえば昨日の夕方…」 …… 律「いやぁ、快適快適♪」 澪「なんで部屋に戻って一番初めにする事が下着を履き替える事なんだよ…はしたないぞ」 律「今日体育で汗かいたから気持ち悪かったんだよー」 澪「お風呂まで我慢できないのか?まったく…」 律「澪だってよくやってんじゃん、人の事言えないって」 澪「なっ…そ、そんな事ない!」 律「またまたぁ」 …… 澪「………」 澪「確かこの辺に脱ぎ捨てて…」 澪「あった…」 澪「こ、これは…」 澪「このシミは…」 澪「ものすごく抵抗あるな…このパンツ履くの」 澪「ノーパンか律の履いたパンツか…究極の二択だな…」 澪「…」 澪「履こう…それしかない」 澪「よく考えれば律だっておねしょした私に自分のパンツ履かれるんだからそうとう気持ち悪いよな…」 澪「これもちゃんと洗って返すからな、ごめんな律…」 澪「……」 聡「あれ?澪さん来てなかったっけ?」 律「まだ寝てる」 聡「なんで起きてこないの?」 律「色々あるんだよ」パクパク 聡「?」 澪「とりあえず私の方は問題なしだな」 澪「鏡…鏡…」 澪「…」キリッ 澪「うん、どうみてもおねしょした人には見えない」 澪「あとはこの布団とシーツか…」 澪「これはどうすれば…」 澪「まずは一目でそれと分かってしまうこの盛大なシミをなんとかしないと…」 澪「とりあえず乾かしてみよう」 澪「律、ドライヤー借りるぞ」 澪「……」 ゴォー… 澪「おお、乾く乾く」 澪「これならすぐに全部乾かせそうだぞ」 澪「この調子で濡れてる所を全部乾かせば…」 澪「ほら元通りに…」 澪「」 澪「うわぁぁぁ…!」 澪「黄色いシミがそのままくっきり地図になってるぅぅ!」 澪「こ、これはまずい…」 澪「やっぱりちゃんと洗濯しないとダメだ」 澪「どうしよう…早くどうにかしないと律が戻ってきちゃうぞ」 澪「……」 澪「いい事考えた」 澪「律の寝てた布団と一式すり替えちゃおう」 澪「そして律が寝てた布団は私が片付けたという事にしておけば…」 澪「時間がない…これしかない…」 ……… 澪「よ、よし…間に合った……」 澪「これだけ万全を喫せばなんとかなる筈だ」 律「澪ー、遅いぞ?もうみんなご飯食べちゃったぞ?」 澪「…あっあぁ、ごめんな律」 律「あれ?布団が変わってる」 澪「模様替えしておいたんだ、どうだ?前より良いだろ?」 律「私が寝てた布団かぶせただけじゃんか…っていうかなんで制服着てるんだよ」 澪「そ、そろそろ帰ろうと思って…」 律「えー?もう帰るの?学校休みなのに?」 澪「あぁ、ちょっとやる事があるんだ」 律「えー…どっか遊び行こうって約束したじゃん。やっぱり怒ってるのか…?」 澪「そ、そんな事ない!私こそごめんな律…それじゃあな!」イソイソ 律「……」 澪「……」 律「なぁ澪、なんで布団持ち帰るんだよ」 澪「…!」ギクゥ 律「さてはお主布団泥棒だなっ!」 澪「い、いや…私が寝た布団だからちゃんと洗って返そうと思って…当然だろ?」 律「どんだけ礼儀正しい人なんだよ…」 澪「いいからこの布団は洗って返すから!」 律「そんなに洗いたいんなら別に良いんだけど一人じゃ持てないだろ?」 澪「持てる!」 律「階段降りれないぞ?私も手伝うよ」 澪「えっ?ちょっと律…!やめっ」 律「いいからいいから♪」 澪「(うわぁぁぁ…!私がおねしょした布団を持つなぁぁぁ!!)」 律「澪の家まで一緒に運んであげるよ」 澪「いや、本当にいいから…!」 律「遠慮するなよー」 澪「玄関までで大丈夫!」 律「そっか、それなら…」 澪「それじゃあな律!」 律「あっ、ごめん澪。一つだけ聞いてもいい?」 澪「な、なんだ?」 律「別にいいんだけどさ、なんで私のパンツ履いてるんだ?」 澪「……」 律「……」 澪「(バレてる?!?!)」 澪「な、なぜそれを…!なんで履いてる事を…」 律「いやさっき階段の下から見えちゃってさ」 澪「……」 律「ちょっと疑問に思ったから…」 澪「は…は……」 律「?」 澪「履いてないよ?そんなの履いてない」 律「さっき自分で履いてるって言ってたぞ」 澪「……」 律「……」 澪「お、おじゃましましたっ!」 律「あっ、おい澪ぉ!」 澪「……」タッタッタ 律「はやっ!」 ……… 律「……」 律「澪の奴…なんか様子がおかしかったな…」 律「やっぱり私があんなDVD無理やり見せたから…」 律「はぁ…もっとちゃんと謝るべきだったなぁ…」 律「……」 律「はは、模様替えとか訳分かんない事しちゃってさ」 律「……」バフンッ 律「なんか眠くなってきたな…休みだし二度寝っていうのもいいか」 律「……」モゾモゾ 律「……」 律「……」 律「……」 律「くっさぁぁぁぁぁぁ!?!?」 直後澪に携帯電話にかけ続けた律であったが 澪が電話に出る事は一切なかったという 終わり 戻る
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1人目が曹仁のブログに書いたこと 体重が幸いして死んでしまいマジロ さっき曹仁を曹仁の親が冷凍キューリで殴りに来ました。完全に俺の勝利だった気がする! 俺かっこいい!もてる!俺大好き! 俺かっこよすぎて死んでしまう どうしよう! とりあえず、曹仁と2年学年主任と付き合うことにした 保健室に居た時の2年学年主任が大好きだった。 曹仁とまでは行かないが好きだった。 変態相手に「ロリコン?貴方ロリコンなの?ロリコンコンなの?」だとか何だとか。 大人の女にも興味ある?とかいろいろ 全部正解だよね?それよりも「好きだ!」とは言えずに黙ってたけれど。 あら!私のことそんなに見つめちゃって!好きなの!ぐらいは教師なら言ってもいいよね いや、好きになっちゃった事はしょうがないと思うんですが、俺の心は曹仁一色です 私は曹仁が好きです、大好きですっつーと 「同性愛者でも”私のことも好き”で良いんですか?ウホッ(ゴリラの顔マネ)」だとさ。 こっちが言うのもなんだけど好きです 親への説明は曹仁のことが大好き事になってるぜ!やったー 曹仁との結婚は許されたよ 1つ学んだ。もし曹仁のことを好きになったら今の学年主任に告白したほうが身の為です。 長文すみマジロ
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戻る カオス・その他系 あんまり面白くないな 百合でもないし こっちでもいいとか言ったヤツは作者か? -- (名無しさん) 2012-06-04 17 40 29 これは酷い -- (名無しさん) 2012-07-06 06 02 34 >澪「…」キリッ >澪「うん、どうみてもおねしょした人には見えない」 かわええww てかりっちゃん自分のパンツ履かれるの別にいいんだw -- (名無しさん) 2013-06-13 05 14 08 隠蔽工作が可愛いww -- (名無しさん) 2014-02-05 03 30 34
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戻る 素直に謝りましょうよ、澪さん。 -- (名無しさん) 2011-12-24 02 02 08 ひでぇ -- (名無しさん) 2011-12-24 15 20 09 澪さん、その場しのぎじゃ上手くいかんよ… -- (名無しさん) 2011-12-24 19 36 15 い、いいんだよ、誰だって恥ずかしい思い出があるんだよ… …うむ、澪さん、まずりっちゃんに謝ることをオススメする‼ -- (あずキャット) 2011-12-25 00 39 16 何これかわいい -- (名無しさん) 2011-12-26 10 41 21 なんだこれwwwww -- (名無しさん) 2011-12-28 17 25 47 これ百合の方でいいよね -- (名無しさん) 2012-02-01 21 01 24 澪、りっちゃんにあやまろう -- (みの) 2012-05-20 14 24 18
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発言者:トシロー・カシマ 対象者:ニナ・オルロック 相棒に背を押され……ホテル・カルパチアの主の下へと参上(・・)したトシロー。 そうやって、掟を、領分を犯してまで訪れた彼に対し、 少女は必死に、傷ついた素顔を“公子”という今やボロボロとなった仮面で覆い隠し、毅然と対応しようとする。 「っ……何を、告げに来たのですか? このような騒ぎまで起こして、馳せ参じたなどと。戯言を」 「去りなさい、トシロー。返答次第によっては、あなたは――」 ニナがそうして今も、公子として“強く、誇り高く在ろう”と諦めずもがく姿に、 トシローは自分のこの選択に間違いはなかったと、目の前の主への信を一層深め…… 今回の鎖輪の混乱、その中心にいる“三本指”の真実を彼女に届けようとする。 「……明かそう、この俺が何者であるのかを。 先の凶事を担った贋作ではない。我こそは、奴の求めた冥府の鴉――」 「───三本指(トライフィンガー)。それが、此処へ流れ着く前の字(あざな)であったのだ」 「……この期に及んで虚偽の発言まで吐くのかしら? あなたに―――」 「殺せる。藍血貴(ブルーブラッド)程度、物の数ではない。 力に驕るものほど、容易く討ち取ることが可能だった」 心臓に絞られた、研ぎ澄まされた殺気は、弁を弄する以上にニナへ、トシローの言葉が真実であることを信じさせ…… そして、彼は続けて、 この状況こそ、己(三本指)に執着する贋作が、この鎖輪を掌握せんとするバイロンの影で暗躍した結果であり、 自分とニナを追い詰めるために仕組まれたもの。故にバイロンこそがこの争いの中で最も警戒すべき存在なのだ、と告げる。 その“元”部下の言葉に、 「それが……それが何だというの!」 ニナは、怒りと共に堪え続けた素顔の思いを曝け出し始める。 「名探偵ね、大したものだわ! 真犯人はバイロンと組んだ偽物で、証拠はないけど注意しろですって? ……馬鹿にしないで!」 「私だって気づいていたわよ!バイロンが怪しいということも、彼こそが今の窮状における元凶だってことも……でも……でも、どうしようもないじゃないっ!」 「現場を押さえなければ意味がない。いえ、押さえられたとしても糾弾を跳ね除けられる! それだけの力と権威を持っているのよ、バイロンは!」 「先読みができない情報を与えられて、それでどうすればいいと言うの! 解決策も出せてない、なのに今更そんなことを……伝えられたって」 トシローの前に在ったのは、一人の傷だらけの少女。 鎖輪という、何世紀にも亘って積み重ねられた文明文化、その重圧に歯を食いしばって耐えている幼子の姿だった。 ――そんな彼女だからこそ、力になりたい。 ――どれだけ辛くとも、苦境にこれまでも耐えてこられたニナならば、きっと生まれ変われると信じる故に。 「ああ、だが……これで君に真実の一端を伝えることができた」 「不足していた情報は、確かに決定打足りえんだろう。 よって最期に今一度、君の手足として役割を果たさん」 「手柄は、ここにある。そう―――」 トシローは、己の首を掻っ切るジェスチャーと共に、 「三本指(トライフィンガー)の首という功績、無視できるものではあるまい」 己の全てを君に捧げると……どこまでも自然に、主へと告げた。 「なに、を………トシロー、あなた───」 「正気だ」 ───どうか伝わってくれ、ニナ。俺は君にこれだけの価値を見出している。 「真贋の別なく、遍く咎を俺が背負おう。 掃き溜めの全てを押し付けてくれ。その穢れが重い程、君に捧げる供物となる」 ───気づいてくれ、ニナ。これが俺から君へと送る、忠誠の全てだ。 「ああ、そうだニナ────俺は、君のために、死んでいい」 「君のために、死にたいのだ」 会えなかった時間が募らせた想い。 それは、甘い砂糖菓子(れんあい)ではなかったけれど…… トシロー・カシマは確かに、ニナ・オルロックという主へ真摯な想いの全てを告げる事ができたのだ。 ……最後に、記憶の中の最愛の女性へ、さよならと呟いた。 離別の果てに止まっていた時間は、今動き出した。 ここで死んだとしても、その僅かな生を、俺は誇れる。 「ふっ……ふふ」 その余りに重い、男の言葉に対し、銀の髪の少女は───優しく笑みを零しながら今の胸の内を明かした。 「本当に、どこまでも勝手な男ね。あなたって」 「勝手に決めて、勝手に明かして、 勝手に押し付けて……決めろ決めろって急かして来る」 「……迷惑だったか?」 「いいえ、そして……うん、そうね。 だって、私よりも詰め寄る本人が苦しそうなんだもの。 私はあなたの主君だもの、辛くなんてなかった」 「変な話だけど、だから私は安心できた。 過去の痛みで足掻いているあなただったから…… こんな自分でも頑張れるんじゃないかって思えた」 あなたの傷痕に救われていた───── 告げられたその想いに、トシローは拳を強く握り、その心は打ち震えた。 そうして、幼い主君にとっての決断の時は来た。 「決めたわ、トシロー。――今からあなたに付いていく」 「この場に残って出来ることはない。 ようやく踏ん切りがついたわ。父の鎖輪(いさん)を守り抜くために、私は私の道を行く」 その姿に見え隠れするのは決意と恐怖。 今まで築き上げてきた、公子の理想像から外れると知って尚…… 震えながらニナ・オルロックは自身の意志で、幼くも一歩を踏み出す事を決心したのである。 スパルタだよなぁ…… -- 名無しさん (2018-03-13 17 12 21) 痛みとは糧なのだから! の項目でも言われてるよね。自分の中ではトシローさんはすごいスパルタだけど乗り越えられれば確実に大成出来る試練用意してて、大成したのが偶々敵なように思える。ひょっとして教育者に向いているのでは……? -- 名無しさん (2018-03-13 20 40 12) ↑自分で書いてて良くわかんなくなった。なんつーか、成長させんの上手だよねってこと -- 名無しさん (2018-03-13 20 47 49) そりゃまあ、ラスボスも成長させてしまうお方ですから・・・ -- 名無しさん (2018-03-14 09 31 09) まぁだから来世であるムラサメ師匠はアッシュの敵に回ったのだろう -- 名無しさん (2018-03-14 15 35 55) ↑トシローさんヴァルゼライド見たら絶望しそう -- 名無しさん (2018-03-16 16 27 28) ↑2 さらっと師匠の前世扱いは面白いw。確かに新西暦版トシローとも言われてたけどw -- 名無しさん (2021-02-11 12 19 54) 名前 コメント
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死にたがり電車 経緯 ニョグタ(今回のプレイヤー)「なんか面白い一人用シナリオ回したい(要約)」 タンゴ(今回のキーパー、以下KP)「死にたがり電車とかどう?」 ニョグタ「初耳です」 KP「じゃあとりあえずプレイしてみるのをオススメします、KPするので」 ニョグタ「お願いします!」 準備 ニョグタ「キャラシ出来ました」 那須野 四一(なすの よいち) 職業 刑事 +詳細 STR11CON12POW9DEX11APP11SIZ16INT9EDU11 SAN(正気度)45 幸運45 アイデア45 知識55 耐久力14 マジックポイント9 職業技能ポイント220 趣味技能ポイント90 ダメージボーナス+1D4 技能 言いくるめ(50) 聞き耳(60) 目星(70) 心理学(50) 趣味技能 オカルト(65) 機械修理(50) ちょっと弛んでる刑事、やたらとオカルトに詳しく、また特撮が趣味 ニョグタ「これでお願いいたします!」 KP「じゃ始めます!」 セッション あなたは今、駅のホームで電車を待っています。 那須野「電車まだかなー?早く秋葉行きたいんだけど」 しばらくして、電車がホームへ近づいてきます。 那須野「お、きたきた」 電車に乗る準備をしてホームの前に立つあなたの後ろから、どこか楽しげな声がします。 「命は粗末にするものではございませんよ」 那須野「ん?」 「え?命を粗末に?」 その直後、あなたの身体はホームから線路の上へ投げ出されていました。 轟音と、まばゆいばかりの電車のライトがすぐ目の前に迫っています。 その光に飲み込まれるように、あなたの意識は遠のいてしまいます。 ――あなたはなんだか心地の良い、慣れ親しんだ揺れと音に、暗闇の中で意識をゆっくりと浮上させます。 どうやらそこは電車の中で、あなたは座席に座り、いつもみたいに居眠りでもしていたかのように目をつむっているようなのです。 ぼんやりとした意識のままゆるゆると目を開けると、そこはおびただしい数の「人だったはずのもの」が散らばる、この世のものとは思えぬ惨状でした。 電車内のスピーカーから、よく通る無機質な声が響きます。 「本日は当列車をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。」 「当列車は途中、終点までに、3駅を通過致します。」 「お乗り間違えのお客様がいらっしゃいましたら、至急、乗務員にその旨をお伝えくださいますよう、お願いいたします。」 アナウンスは沈黙し、あとには電車の走る音だけ。 那須野「.......は?」 周りには、 手足をちぎられていたり、 臓物をまき散らしていたり、 首だけになっていたり、 何かでメッタ刺しにされていたり、 とにかく無残極まりない死体が床にも座席にも、荷物棚に至るまで大量に散らかっています。 KP〈この光景を見た那須野はSANチェック!〉 〈那須野のSAN45 出目05/成功、減少1+1d2→2〉 〈那須野のSAN45→43〉 那須野「うぅ......大丈夫、このくらい研修で馴れてる....おぇ」 今、あなたは電車の中です。窓の外は真っ暗ですが、かろうじて電車の進行方向はわかります。 どこに向かっているのか、外は真っ暗でさっぱり分かりません。 那須野「真っ暗だ、俺の未来もお先真っ暗、なんてね」 (乗務員はいますか?) 周りはばらばら死体ばかりでまともに人型をしたものすら見つかりません。 那須野「うぅ....」 (進行方向と、その反対側にドアはありますか?) 前後に他の車両に続くと思われるドアがあります。 那須野(あ、目星振ってもいいですか?) 〈那須野の目星70 出目63/成功〉 那須野「お?何かあるのか....?」 まず、この車両のいたるところに血で「しにたくない」と書かれています。 そして、その文字の中に「やつらは死によってくる」の文字をみつけます。 那須野「うぇ....しにたくない.....そりゃ俺もさ」 次の瞬間! バァン!!ガンッッ!!! 電車の窓が割れ、槍が飛んできます! 那須野「な!?」 「うわぁぁ!?」 ドガッ!槍はあなたを掠め、壁に突き刺さります。 那須野「や、槍?どこから.....」 (槍を調べます) あなたが見ても明らかに異質な質感を伴う黒い槍です、かなり血がついて固まっています。 那須野(引き抜く事は可能ですか?) 電車の壁に食いこんだ槍を抜く為には怪物的筋力が必要でしょう。 那須野「しかしなんなんだいったい...」 (目星します) 〈那須野の目星70 出目83/失敗〉 那須野「うん、ただの槍だ」 (気にせず進行方向の扉を開けて進みます) 那須野「しかしこの列車はなんなんだ、さっさと生きて帰りたいぜ」ガララッ 次の車両では座席を埋め尽くす人数の人々が座り、全員深く俯いたまま動こうとしません。 性別、服装、年齢層も様々な乗客たちの服には血が付いていたりもします。しかし顔は見えません。 そして、一席だけ空席があります。その席は血まみれで、そこから引きずられたように次の車両の扉へ続く血の跡があります。 その席の隣に幼稚園くらいの小さな女の子が俯いて座っています。 それから、まだ先への扉があることから、先頭車両ではなさそうですが、 次の車両への窓は真っ赤に染まっており中を伺い見ることは無理そうです。 那須野(俺は子供に話しかけます) 「お嬢ちゃん、どうしたの?お父さんお母さんは?」 では、女の子に話しかけたあなたは気がつきます。 この幼女の目があるべき場所には穴しかなく、そこから血が涙のように流れていることに。 那須野「うわぁぁぁぁ!!」 〈SANチェック 那須野のSAN43 出目6/成功、減少無し〉 そして女の子はまるで寝起きのようにごしごしと目をこすり、 目をつむったまま不思議そうに見渡すようなしぐさをすると、あなたへ向けて言います。 「おにいちゃん、どうしたの?」 那須野「え?目.....見えてるの?」 女の子「起きたら真っ暗でなんにも見えなくなってたの。なんでだろう?でもお兄ちゃんがいるから平気!」 那須野「お、お嬢ちゃん、ここはどこ?君はなにしてるの?」 女の子「お兄ちゃんが連れてきてくれたのに、覚えてないの?おとうさんがこわいから、遠いとこに行こうって。変なお兄ちゃん!」 那須野「え?お、俺のこと知ってるの?人違いじゃなくて?」 女の子「お兄ちゃんはお兄ちゃんでしょ?」 那須野「俺は【那須野】っていうんだけど、そのお兄ちゃんも那須野なのかい?」 女の子「やだなぁ、そうやってわたしをからかうの好きだね、お兄ちゃん」 「そうだ、帰ったらナス食べたいね」 那須野(....あ、これあれだ、ヤンでるんだ) (とりあえず言っていることが本当か心理学) 〈那須野の心理学50 出目??〉(シークレットダイス) あなたはこの少女は本心からあなたを兄と考えているのではないかと思いました。 那須野「....お嬢ちゃん、お兄ちゃんはちょっとトイレ言ってくるから、また後でね」 (言いくるめ!) 〈那須野の言いくるめ50 出目24/成功〉 那須野(やったぜ。では真っ赤な扉に聞き耳します) 〈那須野の聞き耳60 出目76/失敗〉 那須野(えぇい!こうなれば突入だ!) ではドアを開けるあなたの耳に小さな少年の悲鳴がきこえます。 女の子「・・・・・お兄ちゃんの声?」 那須野「!」「間に合ってくれ....」 (走って駆けつけます) この車内は血まみれであり、目覚めた車両と同じくらい死体で散らかっています。 どうやらここは先頭車両のようで、奥に乗務員室らしきものが見えます。 それから、ある一つの窓に大量に血が付着しており、窓枠がひしゃげています。 そしてそのそばに血まみれの小さな腕が落ちています。 この状況下で腕の持ち主の姿も声もないことからあなたは想像してしまう。 この腕の持ち主は窓から外に放り出され、必死にしがみついていた腕を窓枠をギロチンのように使い切り離されてしまったのだと。 那須野「あ、ぁぁあ....」(膝から崩れ落ちる) 最後に、窓の傍に大きな生き物と呼ぶにはおぞましすぎるモノがいました。 鼻先に蠢くピンクの触手をもつ、灰色がかった白色の油ぎった巨体のヒキガエルのような怪物。 【それ】はちぎられた小さな腕を拾い上げると楽しげに弄んでいます。 那須野「ぎゃぁぁ!!」 〈SANチェック 那須野のSAN43 出目73/失敗、減少1d8→5〉 〈那須野のSAN43→38〉 那須野(さぁ発狂表だぁ!(白目)) 〈一時的発狂の判定 那須野のアイデア45 出目28/成功〉 〈発狂内容 緊張症(その場から動けない)〉 那須野(この相手だと最悪の出目だ) 「動け、動けよぉぉ!!」 ここであなたは少女がいつの間にかそばにいることに気がつきます。 那須野「.....お嬢ちゃん、どうしてここに?」 女の子「おいてかれるのやだもん。おにいちゃん、大丈夫?」 「ほら、おにいちゃんはしっかりするもんだっていつも言ってたよ?」 那須野「ここは危ないよ.....あの化物に殺されてしまう...いや、君、今から俺があの化物を惹き付ける、君は奥の部屋にいるであろう人に【ノリ間違えました】と言ってきてくれ」 女の子「乗り間違えた・・・・でいいの?」 那須野「そうだ、乗り間違えたので、下ろして下さいと」 女の子「わかった!」 少女は壁伝いに前へ向かいます。 那須野「よし...化物だぁぁ!!助けてくれぇぇ!」 ではヒキガエルの怪物はあなたの方を向きます! 那須野「ハハ.....」 (緊張はまだ解けない?) KP(1ターン行動不可です) 那須野(仕方ない、1ターンサンドバッグになろう) 「お助けくだせぇ!」 怪物の組み付き!自動成功! 那須野「グゥ...結構いい体してるじゃねぇか!」 怪物はそこからあなたの左腕に力をかけていきます。 那須野のターン! 那須野(戦闘技能なんて持ってないぜ!しかしこぶし!) 〈那須野のこぶし50を拘束により30で判定〉 〈那須野のこぶし30 出目52/失敗〉 KP(STR対抗でもええんやで) 怪物のターン! 怪物はそのまま力をかけ、あなたの左腕は激痛を発します。 那須野のターン! 那須野(STRで抜きます!) 〈那須野STR11 怪物STR15〉 〈那須野と怪物のSTR対抗 成功率30%→100/ファンブル〉 1 0 0 フ ァ ン ブ ル 那須野(あ.....さよなら) では、あなたが暴れると怪物はあなたの左腕をつかみ、吊り上げます。 そしておもちゃを振り回すかのようにあなたを容赦なく振り回し始めます! 那須野「いっ!?」 回る視界と左腕の激痛の中、 ぶつ ぶ つぶ つり と何かが引きちぎれるかのような音を聞きます。 那須野「_____!?」 そして、全身に伝わる凄まじい衝撃とともにあなたの視界は暗転します。 那須野「カッ....」ふらっ 7ダメージと強制気絶です。 「・・・・いちゃん、おにいちゃん!」 那須野「ん...ここは?」 あなたはあの少女が呼ぶ声で目を覚まします。 場所はどうやら先ほど怪物に襲われた車両のようです。 那須野「う....ん、俺はあの化物に....そうだ!腕は!?」 (腕は)ないです。 左腕はもがれたらしく、無惨な傷痕を晒しています。 那須野(ハハ....) 「まさか腕がちぎれるとは...そうだ、お嬢ちゃん、乗務員さんには会えた?」 女の子「会えたんだけどね、車掌さんつめたいの!」 那須野「冷たい?」 女の子「何度も間違えました、っていったのに無視するし」 「聞こえてるみたいなのにひどいよね!」 那須野「え....」 (とにかくあってみます) 那須野「それは....ここは国家権力の力でガツンと言ってやる」 二人は運転室へ向かいます。 那須野「おい!誰かいるのか?」 入口に鍵はかかっておらず、 中は薄暗く、運転のための機器類や放送機材など一般的な電車と同じ作りになっています。 そこには文字通り「人影」がいました。 車掌服を纏ってはいるものの、 本来露出しているはずの頭の部分は、 ぱっと見る限り顔のパーツらしきものは真っ黒いモヤのようなものになっており、 その上に帽子がまるで浮いているようです。 ただ、耳だけは常人のそれと同じものがついています。 人の形であるが人ならざるそれに、あなたは得も知れぬ恐怖を感じます。 〈SANチェック 那須野のSAN38 出目76/失敗、減少1d4→2〉 〈那須野のSAN38→36〉 那須野「お、おい、ここから降ろしてくれよ」 車掌の帽子と耳がこちらを向いたので、どうやらこちらを向いたようですが、すぐに運転に戻ります。 女の子「ほらね」 「耳はあるみたいなのにね」 那須野「.....死にたくないんだよ!」 ガシャーーーーン!!!! 那須野「!?」 窓ガラスを突き破り、あの怪物が再び現れます! 那須野「なるほど、死にたくないという言葉に反応するのか?だが死にたくないものは死にたくないんだ!だって今日は....仮面ライダーの劇場試写会だからな!」 そのままあなたは馬乗りで拘束されてしまいます! 文字通り手も足も出せません。 那須野「うぐぅ!?」 そして、 どんっ!だんっ! 怪物がさらにもう一体現れて女の子も拘束されてしまいます。 女の子「お、おにいちゃん・・・」 那須野「おい!その子は関係ない!話せ!」 KP(まあ言うことなんて聞きませんけどね) 那須野(そりゃね、サディストだもんな) 那須野(STR対抗!) KP(片腕補正で自動失敗になりますがよかですか?) 那須野(いや、いいです) さてあなたの右腕がもぎもぎされようとしています。 那須野(対策が思いつかない.... いや、やる価値はあるか) 「.....もう駄目だ、死にたい、天国で石ノ森先生と酒飲みたい」 怪物がさらに一体増えて、あなたを二匹がかりで引っ張り合いします。 女の子「おにいちゃん!?どうしたいの!?」 那須野(これどういうことだよぉ!) 那須野「ちくしょう!俺は...俺は生きたい!」 キィーーーーーーーー!!!!! 那須野「?!」 突如、電車が急ブレーキをかけて停車する! そしてあの運転手がこちらに歩いてきて、 那須野「え?」 あなたから怪物をひっぺ剥がし、外へブン投げます! 那須野「ちょぉぉ!?」 三体の怪物をあっさりたたき出した運転手は服のほこりを払います。 そうしていると、扉の開く音とアナウンスが流れます。 「大変申し訳ありませんでした。こちらの不手際により、本来ご乗車になられるはずのないお客様がいらっしゃったようです。」 「お客様の下車のため緊急停車させて頂きました。乗務員の案内に従って頂きどうぞお降りください。」 「どうか、生きようとするお客様の前途に、幸あらんことを」 運転士は深々とお辞儀をすると、外へ出るように促すようなしぐさをしました。 那須野「あ、ありがとうございます.....お嬢ちゃん、外に出よう」 女の子「うん!それとおにいちゃん、わたしはお嬢ちゃんじゃなくてのぞみだよ?」 那須野「あ、あぁ、帰ろう、のぞみ」 促されるまま扉を出ると、そこは真っ暗闇でした。 間もなく背後で扉が閉まり、電車はどこかへと走り去ってしまいます。 足元はおぼつきませんが、確かに道は存在しているようで、 当てもなく進んでいくと、どこからか光が見えてきます。 そして間もなく、あなたはその優しい光に包まれ再び意識を失っていく・・・ 那須野「.....さよなら、死にたがりの列車よ」 エンディング …さわがしい喧騒に目を覚ますと、駅員たちが真っ青な顔で見降ろしていた。 話を聞くと、どうやら自分はふらりと線路に飛び込んだらしい。 だが奇跡的に電車とホームの隙間へ落ちたらしく、無傷だったとのこと。 そして数日前にここよりも前の駅で行方不明になっていた兄妹のうちの一人が、何故か傍に倒れていたそうだ。 兄はまだ見つかっていないとのこと。 那須野「...そうか、あの娘も助かったのか」 そして気がつくと、あなたの左腕はいつの間にか元通りになっていた。 那須野「おお!?戻ってる!?」 しかし左腕の痺れる感覚は今もあの怪物を、あの死だけが走る列車を想起させる・・・ 那須野「.....でも、、俺は生きる、生き抜いてみせる」 那須野(その駅に、後日こっそり花を献花して終わります) 補足 このシナリオはごんずい様のシナリオ「死にたがり電車」を使用させて頂きました。 シナリオの詳細はこちらからどうぞ。 pixivの作者様シナリオページ 作者様の動画 ニコニコ動画の作者様制作のリプレイ
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以下は、http //takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1231702001/から引用 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05 14 36.84 ID tJwNT1k90 やめてえええええええええ これでもう何度踏んだか分からないんだぜorz だが引かぬ媚びぬ省みぬ 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05 21 39.45 ID tJwNT1k90 んじゃまぁ定番の黒歴史行ってみよう 厨房時代の話。 まー黒歴史で厨房というと…お察しの通り相当痛いことしてたわけで 箒振って「ナントカ衝撃波ー」みたいなことしてたんだ 生徒全員で校内掃除の最中、他生徒がいる目の前で。 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05 25 55.44 ID tJwNT1k90 思い出すと赤面どころか穴があったら槍の生えた落とし穴でも入りたいレベルだから早めに終わらせる …結構近くで落雷してるのもあるけど で、そんな痛い行動ばっかりしてたら嫌でも噂になる 当時の俺は噂=人気者とか相当アレな思考回路を有していた なのでどんどん噂になれとばかりに奇行を繰り返した訳だ 右腕押さえて教室を出て行く?日常茶飯事だったね 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05 33 53.50 ID tJwNT1k90 さすがに担任教師も「こいつヤバくね?」とか思ったんだろう 校内カウンセリング室なる怪しい部屋へ俺を連れて行った 担任は俺を部屋に入れるとさっさと逃げてしまった で、ここからが本題 カウンセリング室の部屋主らしいカウンセラーから質問責めにあった カウンセラー(以下カ)「どうして変なことするの?」 俺「貴方には関係の無いことだ」 カ「君のせいで迷惑のかかる人もいるんだよ?」 俺「……(震える右腕を左手で押さえる)」 カ「ねえ、聞いてる?」 俺「くっ…俺に近づくな、死にたいのか!」 誰か頑丈なロープを貸してください、大至急 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05 41 38.79 ID tJwNT1k90 そんなこんなでカウンセラーもお手上げ状態 教師も黙認状態で勝手に授業中教室から出て行くこともしばしば バーサクモード 厨二状態 の俺を止められる奴なんていやしないぜ! 普段変な行動取ってるのに裏では勧善懲悪をかかげてDQNをフルボッコ! まさしく正義の味方じゃないか!俺カクイイ!! フルボッコにされましたwwwwwwwwwwwwwww マジサーセンしたwwwwwwwwwwwwwww 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05 45 34.31 ID tJwNT1k90 フルボッコにされた次の日からは超真面目で大人しい生徒に大変貌 しかし人の評価というのは落ちるのは簡単だけど上げるのは相当難しいという ただ真面目なだけでは信頼回復は無理と悟った俺は部活に入る 厨二の次はスポ魂少年目指してるんだぜ?懲りないよな、コイツ 俺のことだけど 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05 50 02.07 ID tJwNT1k90 そんなこんながありつつも中学を卒業 結局名誉挽回も汚名返上も出来ずに中学生活を送りましたとさ 奇行のおかげで内申点貰えなくて高校入学に支障が出たのはまた別の話 ちゃんちゃん
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死にたがり電車 経緯 ニョグタ(今回のプレイヤー)「なんか面白い一人用シナリオ回したい(要約)」 タンゴ(今回のキーパー、以下KP)「死にたがり電車とかどう?」 ニョグタ「初耳です」 KP「じゃあとりあえずプレイしてみるのをオススメします、KPするので」 ニョグタ「お願いします!」 準備 ニョグタ「キャラシ出来ました」 那須野 四一(なすの よいち) 職業 刑事 +詳細 STR11CON12POW9DEX11APP11SIZ16INT9EDU11 SAN(正気度)45 幸運45 アイデア45 知識55 耐久力14 マジックポイント9 職業技能ポイント220 趣味技能ポイント90 ダメージボーナス+1D4 技能 言いくるめ(50) 聞き耳(60) 目星(70) 心理学(50) 趣味技能 オカルト(65) 機械修理(50) ちょっと弛んでる刑事、やたらとオカルトに詳しく、また特撮が趣味 ニョグタ「これでお願いいたします!」 KP「じゃ始めます!」 セッション あなたは今、駅のホームで電車を待っています。 那須野「電車まだかなー?早く秋葉行きたいんだけど」 しばらくして、電車がホームへ近づいてきます。 那須野「お、きたきた」 電車に乗る準備をしてホームの前に立つあなたの後ろから、どこか楽しげな声がします。 「命は粗末にするものではございませんよ」 那須野「ん?」 「え?命を粗末に?」 その直後、あなたの身体はホームから線路の上へ投げ出されていました。 轟音と、まばゆいばかりの電車のライトがすぐ目の前に迫っています。 その光に飲み込まれるように、あなたの意識は遠のいてしまいます。 ――あなたはなんだか心地の良い、慣れ親しんだ揺れと音に、暗闇の中で意識をゆっくりと浮上させます。 どうやらそこは電車の中で、あなたは座席に座り、いつもみたいに居眠りでもしていたかのように目をつむっているようなのです。 ぼんやりとした意識のままゆるゆると目を開けると、そこはおびただしい数の「人だったはずのもの」が散らばる、この世のものとは思えぬ惨状でした。 電車内のスピーカーから、よく通る無機質な声が響きます。 「本日は当列車をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。」 「当列車は途中、終点までに、3駅を通過致します。」 「お乗り間違えのお客様がいらっしゃいましたら、至急、乗務員にその旨をお伝えくださいますよう、お願いいたします。」 アナウンスは沈黙し、あとには電車の走る音だけ。 那須野「.......は?」 周りには、 手足をちぎられていたり、 臓物をまき散らしていたり、 首だけになっていたり、 何かでメッタ刺しにされていたり、 とにかく無残極まりない死体が床にも座席にも、荷物棚に至るまで大量に散らかっています。 KP〈この光景を見た那須野はSANチェック!〉 〈那須野のSAN45 出目05/成功、減少1+1d2→2〉 〈那須野のSAN45→43〉 那須野「うぅ......大丈夫、このくらい研修で馴れてる....おぇ」 今、あなたは電車の中です。窓の外は真っ暗ですが、かろうじて電車の進行方向はわかります。 どこに向かっているのか、外は真っ暗でさっぱり分かりません。 那須野「真っ暗だ、俺の未来もお先真っ暗、なんてね」 (乗務員はいますか?) 周りはばらばら死体ばかりでまともに人型をしたものすら見つかりません。 那須野「うぅ....」 (進行方向と、その反対側にドアはありますか?) 前後に他の車両に続くと思われるドアがあります。 那須野(あ、目星振ってもいいですか?) 〈那須野の目星70 出目63/成功〉 那須野「お?何かあるのか....?」 まず、この車両のいたるところに血で「しにたくない」と書かれています。 そして、その文字の中に「やつらは死によってくる」の文字をみつけます。 那須野「うぇ....しにたくない.....そりゃ俺もさ」 次の瞬間! バァン!!ガンッッ!!! 電車の窓が割れ、槍が飛んできます! 那須野「な!?」 「うわぁぁ!?」 ドガッ!槍はあなたを掠め、壁に突き刺さります。 那須野「や、槍?どこから.....」 (槍を調べます) あなたが見ても明らかに異質な質感を伴う黒い槍です、かなり血がついて固まっています。 那須野(引き抜く事は可能ですか?) 電車の壁に食いこんだ槍を抜く為には怪物的筋力が必要でしょう。 那須野「しかしなんなんだいったい...」 (目星します) 〈那須野の目星70 出目83/失敗〉 那須野「うん、ただの槍だ」 (気にせず進行方向の扉を開けて進みます) 那須野「しかしこの列車はなんなんだ、さっさと生きて帰りたいぜ」ガララッ 次の車両では座席を埋め尽くす人数の人々が座り、全員深く俯いたまま動こうとしません。 性別、服装、年齢層も様々な乗客たちの服には血が付いていたりもします。しかし顔は見えません。 そして、一席だけ空席があります。その席は血まみれで、そこから引きずられたように次の車両の扉へ続く血の跡があります。 その席の隣に幼稚園くらいの小さな女の子が俯いて座っています。 それから、まだ先への扉があることから、先頭車両ではなさそうですが、 次の車両への窓は真っ赤に染まっており中を伺い見ることは無理そうです。 那須野(俺は子供に話しかけます) 「お嬢ちゃん、どうしたの?お父さんお母さんは?」 では、女の子に話しかけたあなたは気がつきます。 この幼女の目があるべき場所には穴しかなく、そこから血が涙のように流れていることに。 那須野「うわぁぁぁぁ!!」 〈SANチェック 那須野のSAN43 出目6/成功、減少無し〉 そして女の子はまるで寝起きのようにごしごしと目をこすり、 目をつむったまま不思議そうに見渡すようなしぐさをすると、あなたへ向けて言います。 「おにいちゃん、どうしたの?」 那須野「え?目.....見えてるの?」 女の子「起きたら真っ暗でなんにも見えなくなってたの。なんでだろう?でもお兄ちゃんがいるから平気!」 那須野「お、お嬢ちゃん、ここはどこ?君はなにしてるの?」 女の子「お兄ちゃんが連れてきてくれたのに、覚えてないの?おとうさんがこわいから、遠いとこに行こうって。変なお兄ちゃん!」 那須野「え?お、俺のこと知ってるの?人違いじゃなくて?」 女の子「お兄ちゃんはお兄ちゃんでしょ?」 那須野「俺は【那須野】っていうんだけど、そのお兄ちゃんも那須野なのかい?」 女の子「やだなぁ、そうやってわたしをからかうの好きだね、お兄ちゃん」 「そうだ、帰ったらナス食べたいね」 那須野(....あ、これあれだ、ヤンでるんだ) (とりあえず言っていることが本当か心理学) 〈那須野の心理学50 出目??〉(シークレットダイス) あなたはこの少女は本心からあなたを兄と考えているのではないかと思いました。 那須野「....お嬢ちゃん、お兄ちゃんはちょっとトイレ言ってくるから、また後でね」 (言いくるめ!) 〈那須野の言いくるめ50 出目24/成功〉 那須野(やったぜ。では真っ赤な扉に聞き耳します) 〈那須野の聞き耳60 出目76/失敗〉 那須野(えぇい!こうなれば突入だ!) ではドアを開けるあなたの耳に小さな少年の悲鳴がきこえます。 女の子「・・・・・お兄ちゃんの声?」 那須野「!」「間に合ってくれ....」 (走って駆けつけます) この車内は血まみれであり、目覚めた車両と同じくらい死体で散らかっています。 どうやらここは先頭車両のようで、奥に乗務員室らしきものが見えます。 それから、ある一つの窓に大量に血が付着しており、窓枠がひしゃげています。 そしてそのそばに血まみれの小さな腕が落ちています。 この状況下で腕の持ち主の姿も声もないことからあなたは想像してしまう。 この腕の持ち主は窓から外に放り出され、必死にしがみついていた腕を窓枠をギロチンのように使い切り離されてしまったのだと。 那須野「あ、ぁぁあ....」(膝から崩れ落ちる) 最後に、窓の傍に大きな生き物と呼ぶにはおぞましすぎるモノがいました。 鼻先に蠢くピンクの触手をもつ、灰色がかった白色の油ぎった巨体のヒキガエルのような怪物。 【それ】はちぎられた小さな腕を拾い上げると楽しげに弄んでいます。 那須野「ぎゃぁぁ!!」 〈SANチェック 那須野のSAN43 出目73/失敗、減少1d8→5〉 〈那須野のSAN43→38〉 那須野(さぁ発狂表だぁ!(白目)) 〈一時的発狂の判定 那須野のアイデア45 出目28/成功〉 〈発狂内容 緊張症(その場から動けない)〉 那須野(この相手だと最悪の出目だ) 「動け、動けよぉぉ!!」 ここであなたは少女がいつの間にかそばにいることに気がつきます。 那須野「.....お嬢ちゃん、どうしてここに?」 女の子「おいてかれるのやだもん。おにいちゃん、大丈夫?」 「ほら、おにいちゃんはしっかりするもんだっていつも言ってたよ?」 那須野「ここは危ないよ.....あの化物に殺されてしまう...いや、君、今から俺があの化物を惹き付ける、君は奥の部屋にいるであろう人に【ノリ間違えました】と言ってきてくれ」 女の子「乗り間違えた・・・・でいいの?」 那須野「そうだ、乗り間違えたので、下ろして下さいと」 女の子「わかった!」 少女は壁伝いに前へ向かいます。 那須野「よし...化物だぁぁ!!助けてくれぇぇ!」 ではヒキガエルの怪物はあなたの方を向きます! 那須野「ハハ.....」 (緊張はまだ解けない?) KP(1ターン行動不可です) 那須野(仕方ない、1ターンサンドバッグになろう) 「お助けくだせぇ!」 怪物の組み付き!自動成功! 那須野「グゥ...結構いい体してるじゃねぇか!」 怪物はそこからあなたの左腕に力をかけていきます。 那須野のターン! 那須野(戦闘技能なんて持ってないぜ!しかしこぶし!) 〈那須野のこぶし50を拘束により30で判定〉 〈那須野のこぶし30 出目52/失敗〉 KP(STR対抗でもええんやで) 怪物のターン! 怪物はそのまま力をかけ、あなたの左腕は激痛を発します。 那須野のターン! 那須野(STRで抜きます!) 〈那須野STR11 怪物STR15〉 〈那須野と怪物のSTR対抗 成功率30%→100/ファンブル〉 1 0 0 フ ァ ン ブ ル 那須野(あ.....さよなら) では、あなたが暴れると怪物はあなたの左腕をつかみ、吊り上げます。 そしておもちゃを振り回すかのようにあなたを容赦なく振り回し始めます! 那須野「いっ!?」 回る視界と左腕の激痛の中、 ぶつ ぶ つぶ つり と何かが引きちぎれるかのような音を聞きます。 那須野「_____!?」 そして、全身に伝わる凄まじい衝撃とともにあなたの視界は暗転します。 那須野「カッ....」ふらっ 7ダメージと強制気絶です。 「・・・・いちゃん、おにいちゃん!」 那須野「ん...ここは?」 あなたはあの少女が呼ぶ声で目を覚まします。 場所はどうやら先ほど怪物に襲われた車両のようです。 那須野「う....ん、俺はあの化物に....そうだ!腕は!?」 (腕は)ないです。 左腕はもがれたらしく、無惨な傷痕を晒しています。 那須野(ハハ....) 「まさか腕がちぎれるとは...そうだ、お嬢ちゃん、乗務員さんには会えた?」 女の子「会えたんだけどね、車掌さんつめたいの!」 那須野「冷たい?」 女の子「何度も間違えました、っていったのに無視するし」 「聞こえてるみたいなのにひどいよね!」 那須野「え....」 (とにかくあってみます) 那須野「それは....ここは国家権力の力でガツンと言ってやる」 二人は運転室へ向かいます。 那須野「おい!誰かいるのか?」 入口に鍵はかかっておらず、 中は薄暗く、運転のための機器類や放送機材など一般的な電車と同じ作りになっています。 そこには文字通り「人影」がいました。 車掌服を纏ってはいるものの、 本来露出しているはずの頭の部分は、 ぱっと見る限り顔のパーツらしきものは真っ黒いモヤのようなものになっており、 その上に帽子がまるで浮いているようです。 ただ、耳だけは常人のそれと同じものがついています。 人の形であるが人ならざるそれに、あなたは得も知れぬ恐怖を感じます。 〈SANチェック 那須野のSAN38 出目76/失敗、減少1d4→2〉 〈那須野のSAN38→36〉 那須野「お、おい、ここから降ろしてくれよ」 車掌の帽子と耳がこちらを向いたので、どうやらこちらを向いたようですが、すぐに運転に戻ります。 女の子「ほらね」 「耳はあるみたいなのにね」 那須野「.....死にたくないんだよ!」 ガシャーーーーン!!!! 那須野「!?」 窓ガラスを突き破り、あの怪物が再び現れます! 那須野「なるほど、死にたくないという言葉に反応するのか?だが死にたくないものは死にたくないんだ!だって今日は....仮面ライダーの劇場試写会だからな!」 そのままあなたは馬乗りで拘束されてしまいます! 文字通り手も足も出せません。 那須野「うぐぅ!?」 そして、 どんっ!だんっ! 怪物がさらにもう一体現れて女の子も拘束されてしまいます。 女の子「お、おにいちゃん・・・」 那須野「おい!その子は関係ない!話せ!」 KP(まあ言うことなんて聞きませんけどね) 那須野(そりゃね、サディストだもんな) 那須野(STR対抗!) KP(片腕補正で自動失敗になりますがよかですか?) 那須野(いや、いいです) さてあなたの右腕がもぎもぎされようとしています。 那須野(対策が思いつかない.... いや、やる価値はあるか) 「.....もう駄目だ、死にたい、天国で石ノ森先生と酒飲みたい」 怪物がさらに一体増えて、あなたを二匹がかりで引っ張り合いします。 女の子「おにいちゃん!?どうしたいの!?」 那須野(これどういうことだよぉ!) 那須野「ちくしょう!俺は...俺は生きたい!」 キィーーーーーーーー!!!!! 那須野「?!」 突如、電車が急ブレーキをかけて停車する! そしてあの運転手がこちらに歩いてきて、 那須野「え?」 あなたから怪物をひっぺ剥がし、外へブン投げます! 那須野「ちょぉぉ!?」 三体の怪物をあっさりたたき出した運転手は服のほこりを払います。 そうしていると、扉の開く音とアナウンスが流れます。 「大変申し訳ありませんでした。こちらの不手際により、本来ご乗車になられるはずのないお客様がいらっしゃったようです。」 「お客様の下車のため緊急停車させて頂きました。乗務員の案内に従って頂きどうぞお降りください。」 「どうか、生きようとするお客様の前途に、幸あらんことを」 運転士は深々とお辞儀をすると、外へ出るように促すようなしぐさをしました。 那須野「あ、ありがとうございます.....お嬢ちゃん、外に出よう」 女の子「うん!それとおにいちゃん、わたしはお嬢ちゃんじゃなくてのぞみだよ?」 那須野「あ、あぁ、帰ろう、のぞみ」 促されるまま扉を出ると、そこは真っ暗闇でした。 間もなく背後で扉が閉まり、電車はどこかへと走り去ってしまいます。 足元はおぼつきませんが、確かに道は存在しているようで、 当てもなく進んでいくと、どこからか光が見えてきます。 そして間もなく、あなたはその優しい光に包まれ再び意識を失っていく・・・ 那須野「.....さよなら、死にたがりの列車よ」 エンディング …さわがしい喧騒に目を覚ますと、駅員たちが真っ青な顔で見降ろしていた。 話を聞くと、どうやら自分はふらりと線路に飛び込んだらしい。 だが奇跡的に電車とホームの隙間へ落ちたらしく、無傷だったとのこと。 そして数日前にここよりも前の駅で行方不明になっていた兄妹のうちの一人が、何故か傍に倒れていたそうだ。 兄はまだ見つかっていないとのこと。 那須野「...そうか、あの娘も助かったのか」 そして気がつくと、あなたの左腕はいつの間にか元通りになっていた。 那須野「おお!?戻ってる!?」 しかし左腕の痺れる感覚は今もあの怪物を、あの死だけが走る列車を想起させる・・・ 那須野「.....でも、、俺は生きる、生き抜いてみせる」 那須野(その駅に、後日こっそり花を献花して終わります) 補足 このシナリオはごんずい様のシナリオ「死にたがり電車」を使用させて頂きました。 シナリオの詳細はこちらからどうぞ。 pixivの作者様シナリオページ 作者様の動画 ニコニコ動画の作者様制作のリプレイ
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曲名 死にたがり level 1 ジャンル ボーカロイド 視聴URL http //www.youtube.com/watch?v=9iryMlYp0Uk 一言 リズムが最高ですね。でも全体的に少し暗めかな?梨本P最強ですね。ただ、この曲遠まわしに「死ぬな」と言っているような気がするんです。死にたくなっても「せいぜい生き延びろ」ですね。 関連URL 歌詞(ボーカロイドの歌詞置き場) この曲にコメントする 名前 コメント
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死にたがり しにたかり【登録タグ:VOCALOID 初音ミク 曲 曲し 曲しに 梨本P】 曲情報 作詞:梨本P 作曲:梨本P 編曲:梨本P 唄:初音ミク ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり オンボーカルワイプあり オフボーカルワイプあり コメント 名前 コメント