約 27,656 件
https://w.atwiki.jp/wiki2_okumura/pages/95.html
#blognavi なんか...流れて読んでなかった所に...ipod touch にメールと株とMapと...とか、要はiPhone との差別化のためだけに外した奴らを20ドルで足す、みたいな事が書いてあります 。。。 ...正気か? 読み違いだと思いたい...多分気のせいやんね。 ...気のせいじゃなかったらしい。iphoneの値下げの時みたいに過ちに気付いて訂正してくれる事を祈ろう。 でも正直MacBookAirを見た後やと、2,400円くらいどうでも良いかも... カテゴリ [アップル] - trackback- 2008年01月16日 03 13 03 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/fateservant/pages/95.html
身長:168cm 体重:47kg スリーサイズ:B88/W59/H84 属性:混沌・善 性別:女性 CV:本田貴子 レア度:SR 初期HP/最大HP:2078/12967 初期ATK/最大ATK:1409/8221 「騎兵」のサーヴァント。死者を乗せた馬車に乗る、半ば正気を失った女性。 真名はフアナ。「狂女フアナ」の名で知られる、カスティーリャ王国の女王。 宝具は「愛する貴男と乗る死馬車(キャリッジ・オブ・フアナ)」。 パラメータ:筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:D 幸運:E 宝具:B 保有スキル:対魔力:C 騎乗:A 精神異常:A 王者の誇り:C 光の麗人:B+
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/1231.html
【前回までのあらすじ】 邪神ゾークが復活するまでの間、バクラは俺たちを分断する作戦に出た。 そして、遂にカリムが犠牲に。 これ以上仲間を失うわけにはいかない! 闇の大神官に連れ去られたセトを救い出し、ゾークの復活を阻止しなければ。 相棒、俺の名前を早く見つけ出してくれ! ハァッ! っ……あれは! そこにいるのか、セト! っ……っ……。(馬に乗ってる) セト!無事か! 何を言っているんだ?セト。 っ…。 その女は…。ブルーアイズの石版。 何があった?アクナディンはどうした! セトの目は明らかに正気を失っている。 まさか、アクナディンが!?
https://w.atwiki.jp/zerowyrd_coc/pages/12.html
1 はじめに このシナリオは「クトゥルフ神話TRPG」及び「クトゥルフ2010」に対応しています。 現代日本の架空の都市を舞台にしたシティシナリオです。 推奨人数:3~5人 プレイ時間:オフラインセッションで3~5時間くらい? 推奨技能:目星、図書館、ナイフor投擲 難易度:普通?(こまめに正気度減少イベント有、戦闘複数回有、ロストの可能性もごくわずかながら有) ハンドアウト:PL1は青木耕一、葉月杏奈と知り合いで警察・探偵・記者など人から依頼を受ける立場であることが望ましいです。 参加する探索者は全員知り合いの状態でスタートします。 2 あらすじ クリスマスを目前に控えたある日、探索者たちの住む街では不可思議な連続凍死事件が起こっていた。 凍死事件を調べている最中、行方不明になった恋人を探してほしいという依頼が新たに舞い込んで来る。 その恋人の行動は凍死者に共通するものがあり、やがて2つの事件が1つの大きな事件へと収束していく。 記録的な寒波、連続凍死事件、幽霊の目撃情報に混乱する街の中で探索者たちは無事に目的の人物を見つけだすことができるのか。 3 登場人物 NPC1 葉月 杏奈(ハヅキ アンナ) STR8 CON11 SIZ9 DEX10 APP12 INT16 POW12 EDU18 SAN60 耐久力9 DB±0 PL1の学生時代の同級生、天文台の研究員。能海翔とは幼馴染で恋人関係。 突然姿を消した翔を探してほしいとPL1に依頼にやってくる。 NPC2 能海 翔(ノウミ カケル) STR10 CON16 SIZ16 DEX13 APP14 INT17 POW13 EDU18 SAN65 耐久力13 DB+1d4 杏奈の恋人で、博物館の学芸員。専攻は西アジア・中東史。 2週間前から杏奈に冷たい態度をとるようになり、突然姿を消してしまった。 NPC3 久野 那月(ヒサノ ナツキ) STR10 CON9 SIZ11 DEX14 APP11 INT14 POW11 EDU16 SAN55 耐久力10 DB±0 27歳、女、雑誌の記者。PL1とは仕事柄情報交換などをする間柄。 市内で起きている連続凍死事件を追っており、PL1に何か知っていることがないか連絡してくる。 NPC4 若林 理瀬(ワカバヤシ リセ) STR6 CON7 SIZ9 DEX9 APP13 INT12 POW12 EDU14 SAN60 耐久力9 DB±0 連続凍死事件の被害者。 25歳、女、イラストレーター、一人暮らし。 理瀬の遺体が発見されたのは19日夜。 友人と約束をしていたがいつまで経っても待ち合わせ場所に現れなかった為、訝しがった友人が自宅を訪ねたところ理瀬が倒れているのを発見。 救急車で病院に搬送されたものの、すでに死亡していた。 検視の結果、死亡したのは18日の夜中。内臓内の温度が極端に下がっており、凍死と判断された。 NPC5 羽村 央美(ハムラ オミ) STR11 CON9 SIZ10 DEX11 APP11 INT10 POW9 EDU13 SAN45 耐久力10 DB±0 連続凍死事件の被害者。 27歳、女、派遣社員、実家暮らし。 央美の遺体が発見されたのは20日朝。家族が起こしに行ったときにはすでに死亡していた。 死亡したのは19日夜中。死因は内臓内の温度が極端に下がったことによる凍死。 NPC6 青木 耕一(アオキ コウイチ) STR14 CON12 SIZ13 DEX11 APP9 INT13 POW14 EDU15 SAN70 耐久力13 DB+1d4 HO PL1の友人。 連続凍死事件の被害者。 21歳、男、大学生、一人暮らし。 23日に死亡。詳しいことはまだわかっていない。 4 物語の裏側 この一連の事件はルリム=シャイコースが目覚めたことによって引き起こされたものでした。 ルリム=シャイコースは自らの目的のためにイイーキルスの結晶をばら撒きました。 その結晶には2つの目的がありました。 1つは所有者のMPを吸い取り手下である冷たきものを増殖させること。 もう1つは餌となる魔術師(=自力でイイーキルスに辿り着く知性と魔力をもった人間)を探し出すこと。 連続凍死事件の被害者たちはこの結晶にMPを吸い尽くされたなれの果てであり、幽霊の正体は増殖した冷たきものでした。 翔は偶然にもイイーキルスに辿り着くための鍵を手に入れ、ルリム=シャイコースの信奉者となってしまったのでした。 5 導入 12月24日夜。探索者たちはクリスマスパーティをするためにPL1の自宅(あるいは事務所)に集まっています。 そろそろパーティーを始める時間になりますが、参加者の1人である青木 耕一がまだやってきていません。携帯に電話してみても返答はありません。 パーティーを始める頃に雪が降り始め、すぐに交通機関を麻痺させるほどの猛吹雪になり、探索者たちはPL1の家に足止めされることになります。 探索者たちの住む街では2週間ほど前から記録的な寒波に見舞われ、大雪や流氷が確認されています。 翌朝、PL1の元に新聞記者の久野那月から電話が掛かってきます。 久野は青木が昨晩死亡したこと、その調査の中で昨日探索者たちに会う予定があったことを突き止め何か情報を知らないかというものでした。話の中で久野は「最近似たような事件が多い」ことなどを話してください。 久野から聞く、あるいは<アイデア>ロールに成功することで以下の情報を知ることができます。 ○死亡者は若林理瀬・羽村央美・青木耕一。 ○それぞれ自宅で発見された3人には直接的な関連はないが、いくつか共通点がある。 守崎区浜津に住んでいること、徐々に体調が悪くなっていたこと、急に人が変わったように冷たい態度をとるようになったこと。 浜津では最近幽霊の目撃情報も多いことから、危険なドラッグでも出回っているのでは? と久野は疑っています。 また、死亡者の発見時の状況については登場人物の紹介欄に記載した通りです。 6 事件の調査(1日目) 若林理瀬の自宅 理瀬の部屋は事件当時のまま、まだ片付けられていません。 部屋の状態に関しては特に変わったところは見られません。 部屋<目星>:小指の爪の先ほどの小さな水晶の欠片のようなもの。氷のようにも見える。 <地質学・博物学>:地球上にあるどの鉱物とも異なる。 <知識/2>見たことのない物質である。 机の上には絵本の原稿が散らばっています。 机<目星>:アンデルセン童話「雪の女王」、スケッチ ※スケッチ:氷の精霊のような美しい女性の絵。 何枚か続けて見ていくと、結晶が成長して女性の姿をかたちどる様子を妙にリアルにイメージできる(0/1の正気度減少) 羽村央美の自宅 自宅に向かうと母親が応対してくれます。 KPは必要に応じて交渉系ロールなどをさせてください(初心者PLの場合には省略しても可)。 央美の部屋もまた片付けられていません。 部屋<目星>:小指の爪の先ほどの小さな水晶の欠片のようなもの。氷のようにも見える。※理瀬の部屋で発見されるものと同じ <地質学・博物学>:地球上にあるどの鉱物とも異なる。 <知識/2>見たことのない物質である。 机の上に博物館のパンフレットが置いてあるのが見つかります。 また、母親からもいくつかの情報を得ることができます。 交渉系技能に成功した探索者に1d6を振ってもらい、出た目を参考に情報公開を行ってください。 1,4:急に博物館に行くようになった 2:部屋に入ったときに異様に寒く感じた 3:部屋に水晶の置物があったような……?(今はない) 5:先週くらいから女性のすすり泣きのような声が聞こえていた 6:最近繰り返し夢を見るといっていた。 青木耕一の自宅 部屋に入ると室内はとても冷え切っています。 <アイデア>に成功した探索者は、この寒さは室内にしては異常だと感じることができます。 部屋の中には氷の精霊のような美しい女性の像が飾られています。それは理瀬の部屋で見つけたスケッチと同じ形をしています。 また、理瀬・央美の部屋で欠片を発見している場合、同じ材質であることに気づくことができます。 <目星>:誰かに見られているような気配を感じる クリティカルなら氷の像が意思を持ってこちらを見ているとはっきりわかる→(0/1の正気度減少)→8.襲撃へ 部屋の探索を続けると、机の上に何かメモがあることに気がつきます。 メモには「一面の銀世界」「白い芋虫」「赤い涙」と走り書きがされています。 7 その他調査で得られる情報 図書館 以下の情報は図書館、またはそれに準じた場所・ロールに成功することで入手することができます。 図書館は市内の中央付近に1箇所(市立図書館8:30~19:00)と、 博物館近くに大学図書館(8:30~21:00)があることにします。 単語を指定して〈図書館〉技能に成功すれば目的の本を見つけることができます。(1冊あたり3時間/人数) 〔泣き女〕:バンシーについて アイルランドおよびスコットランドに伝わる女の妖精で、死を予見して涙を流すとされている。 長い黒髪に緑のマントを羽織っているとされているが、泣き声が聞こえているときは姿が見えないという。 またバンシーの目はこれから死ぬもののために泣くので燃えるような真っ赤な目をしているとされる。 〔雪〕:「雪の女王」(アンデルセン童話) ある所にカイという少年とゲルダという少女がいた。二人はとても仲良しだった。しかしある日、悪魔の作った鏡の欠片がカイの眼と心臓に刺さり、彼の性格は一変してしまう。ある雪の日、カイがひとりでソリ遊びをしていたところ、どこからか雪の女王が現れた。そして、魅入るようにして彼をその場から連れ去ってしまった。春になるとゲルダはカイを探して旅に出た。太陽や花、動物の声に耳を傾け、少女は旅を続ける。途中、王子と王女の助けによって馬車を得るものの、それが元で山賊に襲われる。あわや殺されようとするところを山賊の娘に救われたゲルダは、娘が可愛がっていた鳩に、カイは北の方に行ったと教えられる。山賊の娘が用立ててくれたトナカイの背に乗って、ゲルダはとうとう雪の女王の宮殿にたどり着く。カイを見つけたゲルダは涙を流して喜び、その涙はカイの心に突き刺さった鏡の欠片を溶かす。少年カイは元の優しさを取り戻し、二人は手を取り合って故郷に帰った。 〔氷〕:「白蛆の襲来」(クトゥルフ神話) 昔あるところに、人を死に至らしめる寒気と光を放つ氷山が襲来した。氷山には、邪神が住んでいた。邪神は様々な世界を渡り、氷山から放たれる凄まじい寒気と全てを灼き尽くす白い光で、各地を滅ぼして回り生き残った者を僕として氷山に迎えていた。こうして集めた下僕を邪神は喰らい、その魔力を高めていったのである。 ファンブルが出た場合:「風に乗りて歩むもの」(クトゥルフ神話)←ハズレです。 本を落としてしまう。偶然開いたページにはこう書いてあった。 「星々は隠れて見えなくなった……空にかかる巨大な雲がまるで巨人のような奇妙な形に見えた。そして……『雲』のてっぺんがあるべきはずの位置に、影があるにもかかわらず星が2つ光っているのが見えた。2つの星は燃えるように輝いていた。まるで目のように!」 その一文の後に、雪山とそれをはるかに超える赤い目をした巨人の挿絵が描かれている。 挿絵は奇妙なリアルさを孕んでいた。いるはずはない、そう思っているはずなのにその存在を否定できない。探索者は0/1D3のSAN値減少。 〔さむさむゾウアザラシ〕:「白蛆の襲来」(クトゥルフ神話) 杏奈がいる場合2時間/人数 魔道士エヴァグの暮らす地に、人を死に至らしめる寒気と光を放つ氷山イイーキルスが襲来した。イイーキルスには、巨大な白蛆のような姿をした神ルリム=シャイコースという神が住んでいた。ルリム=シャイコースは様々な世界を渡り、イイーキルスから放たれる凄まじい寒気と全てを灼き尽くす白い光で、各地を滅ぼして回り生き残った者は白い光に耐性を持たせて僕としてイイーキルスへと迎えた。なぜなら、生き残った者はルリム=シャイコースの食糧となりうる身体に変化する可能性を持っているからである。白い光に耐性を持たされたものはその代償として冷気と薄いエーテルの中でしか暮らすことができなくなる。こうして集めた下僕をルリム=シャイコースは喰らい、犠牲者は永遠にその体内に囚われる事になる。エヴァグは一旦は信徒となったが、犠牲者の呼びかけから邪神の本性を知ってルリム=シャイコースを退治した。エヴァグが邪神の脇腹を切り裂くと黒い体液が吹き出しイイーキルスとルリム=シャイコースを溶かしつくしたという。 〈クトゥルフ神話〉+5% ○凍傷について 低温が原因で生じる皮膚や皮下組織の傷害。 極度の低温、もしくは長時間の寒冷化に曝されることで血管の収縮、血行不全を起こし凍ってしまう現象。 凍傷に侵された部位は組織の虚血により紫に変色し、その後低酸素状態による神経障害を生じ知覚を失う。 しもやけとは区別される。しもやけは寒さのために血行が悪くなった結果生じる炎症である。 一度凍傷になると表在性、深部性を問わず、再び寒冷にさらしたときに凍傷になりやすくなる。 重度の凍傷では切断が必要となることがある。 ○寒波について 記録的な大寒波であり、世界各地でも猛吹雪や流氷が確認されている。 太平洋沿岸の沖合でも流氷は確認されている。 アメリカのマサチューセッツでは波が凍ったまま押し寄せる「フローズンウェーブ」が見られた。 アラスカでは川をすごい勢いで逆流した流氷がそのまま岸に押し上げられる現象が起きたという。 インターネット掲示板からの情報 インターネット上でこの件を検索した場合、幽霊を見たという目撃情報があったことに気がつきます。 セカンドチャンネル(笑)などでそういう類のスレッドが乱立していて中には面白がっている風の書き込みも見られるが、すすり泣く女の泣き声が聞こえる、白い影を見た、など統一性のある情報も散見されます。 8 襲撃 1日目の探索終了、又は耕一の部屋の<目星>でクリティカルが出たら発生。 ふと、高く風が鳴った。雪がひときわ強く吹き付け、まるで霧でも出たかのように視界が悪くなる。 〈聞き耳〉:波の音に混ざってすすり泣く女の泣き声のようなものが聞こえてくる。 悲痛なその泣き声は聞く者の心をかき乱して落ち着かない気持ちにさせる。0/1D3のSAN値減少。 〈目星〉-20:半透明のぼんやりとした人影が目の前に現れるのを目にする。0/1D6のSAN値減少。 冷たきものとの戦闘。探索者が〈聞き耳〉も〈目星〉も失敗した場合、冷たきものの攻撃は自動成功します。 探索者たちが気づかないようならば2ラウンド目の攻撃後に〈アイデア〉ロールを行い成功したら火が有効であることを教えても良いでしょう。 1D6ラウンド経過したら冷たきものは退散します。 冷たきもの STR:なし CON:なし SIZ:13 INT:13 POW:16 DEX:21 耐久力:16 移動:50(飛行) ダメージボーナス:なし 武器:冷気の接触 30%、ダメージ:CONと耐久力にそれぞれ1D2 ※CONと耐久力の喪失合計5ポイントごとにAPPとSTR1減少。 〈応急手当〉:CON・STR・耐久力を1ずつ回復できる 〈医学〉:CON・APP・STR・耐久力を1D3ずつ回復できる この技能による回復は一度だけ許される。それ以上の回復は専門の医療機関で1ポイントにつき1週間の治療を必要とする。 技能:回避 42%、雪に隠れる90% 装甲:なし。しかし、冷たきものはすべての物理攻撃を無効化する。火でのみダメージを与えることが可能。 たいまつや火の出る武器の攻撃が成功するごとに2D6のダメージを受ける。 9 もうひとつの依頼(2日目) 翌日の昼頃、PL1の元を一人の女性が訪ねてきます。 女性の名前は葉月杏奈。PL1の学生時代の同級生であり、天文台で研究員をしています。 彼女は、突然行方不明になった恋人を探してほしいと相談に来ました。 失踪して日が浅いのであまり大事にすべきではないのか悩み、PL1に相談に来ました。 恋人の名前は能海翔。彼女の幼馴染であり、博物館の学芸員をしています。 翔がいなくなったのは一昨日の夜。杏奈が翔の家を訪ねたところ、家の鍵は開いていたが姿がなかったとのこと。 杏奈は他に以下の情報を持っています。 翔の自宅は守崎区浜津。海沿いのアパート、シーパレス浜津の302号室に住んでいる。 杏奈は翔の部屋の合鍵を持っている。 杏奈が翔の家に行ったとき、部屋の鍵は開いていた。 翔は2週間前から急に冷たい態度をとるようになっていた その日は月と地球が最接近するときに満月を迎えるという天文イベント(スーパームーン)があった日なので杏奈ははっきりと覚えている 〈知識〉:この間の満月が「エクストリーム・スーパームーン」と呼ばれる18年に一度の割合で観測できる現象であることをニュースで見たことを思い出す。 ※エクストリーム・スーパームーン:月と地球が最接近してから1時間以内に満月を迎えること。 翔は失踪後、職場にも行っていない 1ヶ月ほど前に自分の専攻の展示を任されたと張り切っていた様子だった 杏奈は探索者に断られない限り、翔の自宅の捜索に同行します。 翔の自宅までは、探索者の事務所(家)から1時間ほど掛かります。 (通常時は15分ほどですが、大雪の影響で道路状態が良くないためこれくらいかかります) 10 翔の自宅 翔の自宅は一人暮らし用の1Kマンションです。 主に以下の箇所を調べることができます。 机 本や資料が乱雑に置かれています。<目星>に成功することで、いくつかの資料を発見することができます。 ○アラベスク模様の鍵のイラストが描かれた資料と付箋 → 歴史 or オカルト :アラベスクは同じ図柄装飾の様々な配置により異なる意味を持たせることで世界と生命を現す。カリグラフィーを伴って文字が織り込まれていることもある。 →〈アイデア〉:カリグラフィーをアラベスク風に並べた紋様であることに気付く。 →〈アラビア語〉:カリグラフィーにて書かれた文字を読むことができる。 「全てにして」「一つの」「六角の」「座して」「鍵の門の」「窮極」「開けて」「迎えられし」「銀の鍵にて」 ○資料に貼られた付箋 鍵に描かれたカリグラフィーを抜き出したもの。アラビア語とその訳語が書いてある。 "و إلى جميع""واحد" "سداسية" "الجلوس" "المفتاح ل بوابة" "سيد" "فتح" "اختيار هو" "في الفضة المفتاح" 「銀の鍵にて」「迎えられし」「開けて」「窮極」「銀の鍵の」「座して」「六角の」「一つの」「全てにして」 〈知識〉:アラビア語は右から読む ○資料に貼られた付箋・2 「門を開くための鍵、あるいは門に辿り着くための鍵 タウィル・アト=ウムル、門の導き手にして守護者 知識を与える者、夢の旅を案内する者」 ○羊皮紙 〈門の創造〉について書かれています。探索者は羊皮紙に書かれている内容を全て読むことで〈門の創造〉についての知識を得ます。 〈門の創造〉:使用者を別の場所、別の時元、別の世界へ移動させることができる。魔術を行使するには月の光で磨いた石を六方向に並べその中に入ることで使用することができる。創造した門を使用する場合、距離に応じてPOWを喪失する。銀の鍵を触媒として用いた場合、その喪失は最小に抑えられる。 また、〈銀の鍵〉単体にも〈門の創造〉を行なう力がある。使用に特別な儀式や呪文は必要なく、“使う”という意思を示せば鍵は門への道を開くだろう。銀の鍵を使用して〈門の創造〉を行なった場合、銀の門の守護者タウィル・アト=ウムルに会うことができる。タウィル・アト=ウムルは知識の守護者であり、使用者のほしい知識を与える力を持つ。 ※銀の鍵の〈門の創造〉を行なった場合 次の瞬間、キミの意識は形容しがたい喪失感に襲われ遠のいていく。五感の全てが、あらゆる感覚が闇――否【無】の只中にあった。そして、キミの視覚は聴覚は1つの偉大な存在を知覚する――― 「我は門を守護するもの、汝の求める知識を与えるもの」 どこからともなく声が聞こえた、それと同時にキミの目の前にはフードを被った人型が現れた。 〈知識〉ロールに成功すると、タウィル・アト=ウムルはキミを智慧あるものと認めて望む知識を与えてくれるだろう。再びの喪失感の後、気がつけばキミは元の体に戻っていた。しかし、空間を超越した体験に1D6/1D20の正気度喪失。 〈知識〉ロールに失敗した場合、フードが剥がれ落ちていくのを目撃する。フードの全てが剥がれ落ちようとしたそのとき、キミは意識を取り戻した。しかし、フードの下から覗いていたおぞましい姿が焼きついて離れなかった。→1D20/1D100の正気度喪失。 袖机 一番上の段には鍵が掛かっています。 鍵開け で開錠可能。 中には、箱に入った銀製の短剣型ペーパーナイフが入っています。 オカルト :銀の短剣は魔女が儀式を行うときにつかう道具で風の属性を持つ。また銀は魔を払う力があるとされる。この短剣には新月を意味する黒い丸が刻印されている。 (KPへ:これは杏奈がプレゼントしたものであり特にクトゥルフ的要素は含んでいません。 銀製なので身を守ったり、対魔効果のある「道具」としてプレイヤーに与えてください) 本棚 考古学に関する本がたくさん並べられています。 〈目星〉:全体的に綺麗に並べられた本の中に、一冊だけ無造作に入れられた本を見つける。 →翔の日記兼研究(雑記)ノート。読むなら1時間かかる。 《翔のノート》 海辺で不思議な石を拾った。 氷のような輝きを持った石。 これは一体なんだろう。 不思議な夢を見た。 大きな白い影が銀色の鍵を携えている。 白い影が何かを繰り返しつぶやいている。 あそこにたどりつかなければ。辿りつければきっと。 白い影だと思っていたものは大きな白い芋虫のような怪物だった。 昔、本で見た怪物に似ているような…… 石が大きくなっている気がする。 成長しているのだろうか。 あの銀色の鍵はもしかして。 何かの参考になるかもしれない。 明日職場で確認してみよう。 やはりそうだった。 仮説に間違いはなかった。 銀の鍵、鍵に刻まれた言葉、開かれる門、窮極の門。 配置は完璧だ。 館長は俺のやりたいようにやってみろといってくれている。 これで、きっとうまくいく。 あと少しでつかめる気がする。 でも、もう1つピースが足りない。 彼は言った。 「偉大なるわが名を讃えよ。さすれば門は開かれん」 あと少しで思い出せそうなのに。 あの本を見つけられさえすれば。 昔、杏奈と読んだあの黒い装丁の本。 ※赤ペンで「さむさむゾウアザラシ」と書かれている。 ピースはそろい、門は開いた。 あとは、“偉大なる名”を唱えるだけだ ※ノートはここで途切れている 窓際 (上記全ての調査が終わった後に処理する) 窓際を見ると何かが光っていることに気がつきます。そこは何かがおいてあったかのように不自然な空間ができています。 杏奈に尋ねれば、そこには翔が拾ってきたという石が置いてあったと思うと答えます。 周囲によく目を凝らしてみると、小指の爪ほどの大きさの小さな欠片を発見できます。 氷の粒のような『それ』を目にした瞬間、探索者はくらりと意識が引き込まれるような感覚に陥いります。 0/1の正気度減少。 〔POW×5〕→失敗:その結晶を手にしたい衝動を抑えられず、手にとってしまう。 ※同時に数人が失敗した場合は、DEXの一番早い人が入手する。 ※杏奈が同行しておらず全員成功した場合、最初に手に取った人(以下PL2)に以下のイベントを適用 手に取った結晶はまるで氷のような冷気を纏っていた。氷水を浴びせられたような寒気が全身を駆け巡り、次の瞬間左手の甲にぴしりと痛みが走った。痛みに目をやると、そこには雪の結晶を模した模様がいつのまにか刻まれていた。※杏奈がその印を目にすると「そのマーク、翔の手にも付いてた」と教えてくれます。 そして、何かに『呼ばれた』気がしてPL2はそのままふらふらと翔の部屋を後にしようとします。 ※全員成功した場合or全員〈目星〉に失敗したor窓際を見ない場合で杏奈が同行している場合: 杏奈は何かに取り憑かれたように、ふらりと窓際に近づくとそこにあった結晶を取り上げます。 その瞬間、ぴしりと氷に亀裂が走るような音と共に杏奈の手の甲に雪の結晶を模した模様が刻まれました。 杏奈はその結晶を大事そうにしまい込むと、ぶつぶつと何かを呟きながら部屋の外へと出て行こうとします。 引き止めるか、〈聞き耳〉に成功すると「行かなくちゃ……待ってる……」と聞き取れます。 11 行く手を遮るもの PL2または杏奈を追いかけようとすると、突然部屋の中に吹雪が吹き荒れます。 〈聞き耳〉:波の音に混ざってすすり泣く女の泣き声のようなものが聞こえてくる。 悲痛なその泣き声は聞く者の心をかき乱して落ち着かない気持ちにさせる。0/1D3のSAN値減少。 〈目星〉-20:半透明のぼんやりとした人影が目の前に現れるのを目にする。0/1D6のSAN値減少。 ※1日目夜の襲撃イベントを経験した探索者は正気度減少なし。 冷たきものとの戦闘。探索者が〈聞き耳〉も〈目星〉も失敗した場合、冷たきものの攻撃は自動成功します。 探索者たちが気づかないようならば2ラウンド目の攻撃後に〈アイデア〉ロールを行い成功したら火が有効であることを教えても良いでしょう。 冷たきもの STR:なし CON:なし SIZ:13 INT:13 POW:16 DEX:21 耐久力:16 移動:50(飛行) ダメージボーナス:なし 武器:冷気の接触 30%、ダメージ:CONと耐久力にそれぞれ1D2 ※CONと耐久力の喪失合計5ポイントごとにAPPとSTR1減少。 〈応急手当〉:CON・STR・耐久力を1ずつ回復できる 〈医学〉:CON・APP・STR・耐久力を1D3ずつ回復できる この技能による回復は一度だけ許される。それ以上の回復は専門の医療機関で1ポイントにつき1週間の治療を必要とする。 技能:回避 42%、雪に隠れる90% 装甲:なし。しかし、冷たきものはすべての物理攻撃を無効化する。火でのみダメージを与えることが可能。 たいまつや火の出る武器の攻撃が成功するごとに2D6のダメージを受ける。 12 窮極の門 冷たきものの撃退にかかったラウンド数の半分を上乗せしてDEX対抗ロールを行い、成功すればPL2or杏奈に追いつきます。失敗した場合は、見失ってしまいます。 (探索者が「博物館に行く」と言った場合はすぐに追いつけたことにしても良いです) ○探索者たちが追い付けた場合 博物館のアラビア展の前でPL2or杏奈に追いつきます。(ここが翔が開いた窮極の門です) 操られているのが杏奈の場合、止めない限り彼女は何事かをつぶやいたあと一瞬の間に消えてしまいます。(イイーキルスへの転移) 結晶を持つ探索者が展示室に立ち入ると頭の中に突然「“偉大なる我が名”を唱えよ」と聞こえてくる →1/1D3の正気度減少 部屋の中央には複雑なカリグラフィーの施された銀色の鍵が飾られたショーケースがあり、その周りには展示物の入ったショーケースがいくつか並んでいます。 〈アイデア〉に成功すれば銀の鍵の周りのショーケースが六角形に並べられていることに気がつきます。さらにそれがPL2or杏奈の手に刻まれた紋章と同じ形をしていることに気がつきます。 ○探索者たちが追い付けなかった場合 追いかけていたのが杏奈だった場合は、博物館に行ったときにはすでに誰もいません。 ※杏奈はルリム=シャイコースの名前を知っているので、門による転移が可能。 追いかけていたのがPL2だった場合は、PL2に〈POW〉×5を振らせて成功したら正気に戻る。 「気が付けば君は博物館の前に一人で立っていた」 →0/1正気度喪失。 13 イイーキルスへ至る門 アラビア展の展示室に入るとどこからともなく「“偉大なる我が名”を唱えよ」と言う声が聞こえてきます。 その中で「ルリム=シャイコース」の名を唱えると門が起動します。 門を超えていくなら、POW1を消費します。 「一瞬の浮遊感の後、君たちが目を開けるとそこは先ほどまでの場所とは違っていた。雪と氷に閉ざされた一面の銀世界。まるで南極にでも飛ばされてしまったかのような感覚に陥り正気度を1減少する。」 ☆26日中にたどり着いた場合 少し先に洞窟のようなものが見えます。 →14.イイーキルスに眠る神へ ☆27日以降にたどり着いた場合 一面の猛吹雪で視界は最悪です。 〈目星〉-20:成功で少し先に洞窟があることに気が付く。→15.極地からの光 ※失敗した場合、〈幸運〉に成功又は少し前へ歩くならペナルティを減らす。 ※2回失敗するごとに、CONを1喪失する。 14 イイーキルスに眠る神 探索者が洞窟に入ると、大きな白い塊が寝そべっています。 「よく見ればそれは大きくて白い蛆のような生物だった。前端は肉厚な円盤状になっていて顔の造詣が見て取れる。顔の中央には醜い曲線で描かれた口裂があり、絶えず開閉を繰り返している。その上には眼窩のようなものが見て取れるがそこに眼球はなく血のように真っ赤な小球体が次々と零れ落ち、地面に赤紫の染みを作っている」 →1D4/2D8の正気度減少。 その傍らに翔(と杏奈)がいます。翔はぼんやりとした表情で、何かに耳を澄ましているように見えます。 〈精神分析〉に成功するか、強いショックを与えると正気に戻ります。 〈目星〉:ルリム=シャイコースの体表がボコボコと蠢き人の顔を成す瞬間を目にしてしまいます。 →0/1D3の正気度減少。 彼らはルリム=シャイコースに取り込まれた魔術師たちです。彼らは口々にこの邪神についての情報を探索者たちに伝えます。 此処はルリム=シャイコースのすむ、イイーキルスである ルリム=シャイコースは力のある魔術師だけを生かしそれ以外は手下の冷たきものを使って凍死させてしまう。 力のある魔術師だけがルリム=シャイコースの餌となりえる。自分たちは遥か昔にこの邪神に喰われ、意識だけを生かされた存在である ルリム=シャイコースは新月の間だけ眠りにつく。その間だけは自分たちも意識を取り戻すことができる 普段はルリム=シャイコースに意識を同化させられているため、この邪神の弱点を知っている (新月の時に正気を保った状態でイイーキルスに来る者がいなかったため伝えることができなかった) ルリム=シャイコースは脇腹が急所であり、そこを突かれると自らの体液で火傷を負う。 どうかこの邪神にとどめを刺して、我々を永劫の苦しみから解き放ってほしい。 ルリム=シャイコース STR:25 CON:65 SIZ:25 INT:18 POW:20 DEX:12 耐久力:45 移動:10 ダメージボーナス:+2D6 武器:尾による払いのけ 20% 1D3 装甲:10ポイントのぶよぶよした肉。突き刺す、切り裂く攻撃による傷は毎ラウンド1D10ポイントの火傷によるダメージを与える血を噴出させる。傷口が増えるごとに1D10ポイントのダメージを与えられる。ただし、近接にて攻撃した場合、返り血を浴びるため攻撃者も毎ラウンド1D10ポイントのダメージを受ける。この血は水で洗い流すことが出来る。 ※通常の貫通・切り裂き攻撃がヒットすると、ルリム=シャイコースは目覚める。しかし、翔のペーパーナイフを使用することで再び眠りにつかせることが出来る。 ルリム=シャイコースに勝利→Aエンディング ルリム=シャイコースに敗北又は逃走→Cエンディング 15 極地からの光 探索者たちが洞窟に入っていくと、翔(と杏奈)に出迎えられます。彼らはすでにルリム=シャイコースの崇拝者になっています。 「新たなる同志よ、君たちの来訪を歓迎するよ。我が主の元へ案内しよう」 そういって、探索者たちを洞窟の奥へと案内します。 洞窟の奥には大きな白い蛆が寝そべっています。 「よく見ればそれは大きくて白い蛆のような生物だった。前端は肉厚な円盤状になっていて顔の造詣が見て取れる。顔の中央には醜い曲線で描かれた口裂があり、絶えず開閉を繰り返している。その上には眼窩のようなものが見て取れるがそこに眼球はなく血のように真っ赤な小球体が次々と零れ落ち、地面に赤紫の染みを作っている」 →1D4/2D8の正気度減少。 ルリム=シャイコースは探索者たちの来訪を喜ぶ素振りを見せる。彼にとって、イイーキルスに自力で辿りつけるほどの知識を持つものは自らの食糧に成り得る素質を持っているからである。 「我を崇めよ。そうすればお前たちの命は助けてやろう」 ルリム=シャイコースの崇拝者になる→Cエンディング ルリム=シャイコースと戦闘し勝利→Bエンディング ルリム=シャイコースと戦闘し敗北→Cエンディング 16 エンディング Aエンド ルリム=シャイコースの体液はイイーキルスをも溶かし始めます。氷山は崩れ、イイーキルスは海へと沈み始めます。 〈DEX〉×5→失敗:崩落した洞窟の欠片により耐久度1減少。 再び門を通り(POW1、正気度1減少)戻ってきた探索者。 探索者たちの無事を祝うかのように、立ち込めていた暗雲が晴れて太陽の光が差してきます。 それをきっかけに、世界各地を襲っていた異常な寒波は徐々にその勢いを弱め例年通りの冬が戻ってきました。 Bエンド ルリム=シャイコースの体液はイイーキルスをも溶かし始めます。氷山は崩れ、イイーキルスは海へと沈み始めます。 〈DEX〉×5→失敗:崩落した洞窟の欠片により耐久度1減少。 再び門を通り(POW1、正気度1減少)戻ってきた探索者。 その背後で、ものすごい絶叫が響き渡ります。耐えがたい苦痛と絶望に満ちた断末魔を耳にします。 振り向いた探索者が見たのは、苦悶の表情を浮かべその場にくずおれる翔(と杏奈)の姿。 その瞬間脳裏に蘇ったのは、白蛆の襲来の一節だった。 「白い光に耐性を持たされたものはその代償として冷気と薄いエーテルの中でしか暮らすことができなくなる」 呆然とする探索者の前で、翔(と杏奈)はその身を焦がし、そして跡形もなく燃え尽きていく…… Cエンド 無知が、無能がこの結果を引き起こした。ただの人の身には重すぎた。 身体あるいは精神は神の圧倒的な力の前に、人間はただひれ伏すことしかできなかった。 この異変に気付いた勇敢な、あるいは無謀なものはもういない。 そして、世界の終焉が訪れる。まずは、日本の都市が1つ氷に閉ざされる。 正気度回復ボーナス ルリム=シャイコースの退散:+1D10 翔・杏奈を助けた:+1D6 PL2(結晶の刻印を受けた探索者):〈クトゥルフ神話〉+1%
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/2004.html
――まさに悪。Justevil +紙切れ 表 殺すと書かれ真っ黒 裏 “キカン”(機関?)というクズ共がいるらしい しばらくは、情報集めに徹する事にする。ついでに俺の名前も売っておこう カミヤ レナ 巫女姿の少女 サツキ 汚れたローブに身を包む顔中包帯で巻いていた女性 アカイ ミハル 120cmぐらいで、赤色ショートの髪赤色の瞳にピンクのワンピースを着た背中にピンクのリュックサックを背負った少女。キョウヘイの嫁 この世界には、変わった技術があるようだ・・・現に死体が動き、攻撃してきた 俺が相手にしようとしているクズは・・・とんでもない奴らなのかもしれない いいだろう。それなら共に地獄へ落ちるまでだ Human 白皙の肌をする者。自身を人で無しと語る クレナイ 真紅のツンツンヘアーの学ランを着用した人物。おそらく学生だろう 流石に暑いのかボタンは外されていて、メガネを掛け、両手には包帯が巻かれている バック・ストロークという奴と手を組む事になった。いや、厳密には馴れ合いと言えるべき物か キョウヘイ等とリンゴ屋を経営しているらしい。だが、巻き込むつもりは更々無い 奴は奴なりに生きていくだろう。俺には悔いなどは無い エキシビジョンマッチというイベントに参加した気がする 魚の怪人との決闘にて、両肩を負傷はしたが、奴の血液を飲んだ気がする 織守 櫻を象った華美な着物を身に纏う、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性 色々迷惑をかけた気がする エルヴィア 淡い真珠色をした髪をポニーテルに纏め、瞳は色は緋色に染まり、端正な顔立ちの女性 その身を銀の刺繍が入ったフード付きの紺色ローブに隠し、そのローブの上からでも胸は起伏を描き袖口からは銀色の手甲が顔を覗かせ輝きを放っていた この頃から少し正気が戻った気がする キョウヘイに暫く俺の能力を貸した気がする。上手く使ってるだろうか…そう云えば何だこの灰? 完全に正気は戻ったが、後から来る後悔によって修行に行って来た 後は良く覚えていない 狂ったのは哲学者の卵という物が有力だろう。チンピラ共は本当に役に立ってくれた 兎に角、今の所は普通だ。そもそも、今ではあの程度で俺が何かなるとも思ってない。あの頃も甘かったのだろう 精神修行の帰りに戦艦が在り、興味があったので探検する事にした すると、少女と鴉少女の戦闘を発見。後に鴉じゃない少女の方へ味方に付き、奴は満身創痍であったが 俺は掠り傷程度で何とかなった。流石Justiceと云った所だな。鴉の鳴き声は少々、聴きたくない 師が、戻って来た。やはり……生きていたんだな
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/3196.html
獣人×獣人 「グルゥ…グルルルルル」 よだれを垂らし唸る友人の姿に俺はまた頭を抱えていた。 また暴れ出すのか、最近多くないか。面倒見る俺の気持ちにもなれつてんだよ… ボヤく間もなく喉に噛みついて来た奴に何とか抵抗する。全力ではなさそうだがそれでも痛いものは痛い。殴り飛ばそうと出した腕を掴まれ、引っかかれ、負けじとこちらも蹴り飛ばす。あっ今金的蹴っちゃったすまん。 ふぎゃん!とまぬけな声を出して蹲る友人をすかさず押さえ込んだ。 こちらを睨みながら股間を抑える友人を見て、ようやく俺は一息ついたのだった。 俺の友人はヘタレだ。 好みの雌を見つけたと思ってもいつの間にか別の雄に取られてるんだ、とは本人の談である。 発情期に雌と会えばお互いムラムラしてんだし交尾するチャンスも増えるってもんだが、運の悪い事に俺らは決まった発情期を持たないライオンであった。 そうして性欲は行き場もなく溜まっていき、時折前後不覚になるほどに友人を暴れさせる。 俺はこいつを止められる唯一のストッパー役だ。こいつの知り合いに、同じ位のガタイで暴れ出すこいつにちゃんと太刀打ち出来そうなやつは俺だけしかいなかった。 「フーッ、フーッ…はぁ、あ、い、ぃいってええええええええ!!!!」 「うおっびっくりしたあ!いきなり正気に戻ってんじゃねえよ!」 「へ、あ、正気?俺またぶっ飛んでたの?ってか、それにしたって金的はやめてよぉ…」 先程までとは別人のような哀れっぽい声に思わず笑ってしまう。 「すまん。ちょっと事故った」 「笑い事じゃないよ!あぁぁ、こいつ使い物にならなくなったらどーすんの。お前、」 責任取ってよ。 ぴくりと、口の端が震えた。 「っは、どうせ使う機会無いんだから不能でも問題ないだろ」 「ひどいよ!あー畜生、俺だっていつか…」 ぶつぶつと愚痴る友人にこっそり溜息をつく。ばれていないようだという安堵と、ほんの少しの落胆。 全く人の事言えないね、俺も。 「…責任位いくらでも取ってやるよ」 「あ?なんて言った?」 「や、何でもない」 「ふーん。…なあ」 「ん?」 全身に残る傷。噛み傷、引っ掻き傷、痣、その他諸々。 こいつが俺の事好きな証。俺がこいつの事好きな証。そして、お互い未だ踏み出せていない証。 俺が吹っ切れれば俺はもう暴れなくて済むしその度にお前を勢いでぶち犯さないか恐怖しなくていい。 けど、どんどん好きの証が増えるお前の体に悦楽を覚えるのも、事実なんだ。 お願い。お前から踏み出して。 そしたら俺、今度はちゃんとお前の事大事にするから。 「ごめんな」 朝にはいなくなる人
https://w.atwiki.jp/haison0335/pages/188.html
入速出やる夫エンディング マヨナカセンソウステータス 入速出やる夫 エンディング 未定▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『 入速出 やる夫 』 ???▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ エンディング 「???」 マヨナカセンソウステータス ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:入速出やる夫 【レベル】:10 【アライメント】:秩序・善┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:20 【耐】:20 【速】:20 【魔】:00 【運】:00 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫ 【令呪】 □ □ □ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【正気】 平静 恐慌 狂気 暴走 □ →□ →□ →□ →□ →□┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ -‐ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヘ /´ ヘ /´ `ヽ、 / \ / / ヽ / /..、 ヾ 〃 i / ノ{ ; ; ; } ii 〃 i i ゙´ { ゞ'" ツ / i /` ゝ ´ / / /i ヽ / / i i } 三 ,../ i \____ノ "____ イへ__ \ _,ィ" ヽ \ i´ __,, ∧ ‐- ____ iヽ! _ 〈 ∧ i ヽ ! .', !∧ ∧ ! ヽ .! ', __〉 __, -―'" ̄ ̄ ̄⌒ヽ├───────────────────────────────────────┤ 【スキル】 ●ユメミルチカラLv2 種別:一般 タイミング:クリンナップ/常動 夢の世界に作られた異界に適応し、世界を『俯瞰』する適正。 いかなる判定においても、+5%の有利な補正を得る(最低成功保証) また、ランダムイベント表を振り直すことができる。1シナリオ1回。 ●格闘適正 種別:一般 タイミング:メイン 使用回数:2回 本人は気づいていないが格闘家としての適性を持つ。 戦闘において自陣の任意のステータスに+5する ◎不撓不屈 種別:一般 タイミング:クリンナップ 正気度消費:1 狂気スキル。不幸に負けない不屈の闘志。 戦闘におけるランダムステータスの除外振り直しを行う(1戦闘1回)├───────────────────────────────────────┤ 【概念武装】 ◇虚ろな忠誠 種別:暗殺 タイミング:セットアップ ユメミルチカラによって紡がれた仮初の主従関係を絶ち、ランサーの本質である裏切りの 逸話を顕現させる。ランサーを戦闘から排除する(1ターンに1度限り) ランサーとやる夫が敵対した場合、この武装を所持していれば、その発動により無条件に 勝利することができる┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/battleroyale/pages/265.html
195.肉入り 風に揺られる草が、寝転んだ♂BSの頬をなでていた。 彼は、なんとなくそれが、飾り気の無かった♀BSの手に似ている、そんな事を考えていた。 空だけが、彼と違って相変わらず人工的に青いままだ。 打倒秋菜を目指すに当たって間違いを彼はひとつ犯していた。 それは地図を見返して気づいた簡単な、見落としだった。 つまりは、プロンテラ城が禁止エリアでない筈は無い、という事実。 これまで、正気を失っていたが故だが、このまま進めば空しく爆死する所だった。 しかし、自分は一体どうすべきか。 一気に突き落とされたかのような気分がした。 そんなどん底から見上げてみると、冴えた方法は初めからたった一つしかなかった。 「殺そうか」 彼はつぶやいた。 そうだ。殺そう。 再び秋菜に会い、殺すためにはそうするしか。 復讐を遂げる。その為だけに十人近くもの人間を殺す。 ♂BSは、その事実に笑った。それは、乾いていた。 結局、やることは変わらない訳だ。 本当は、正気に戻ったふりをしているだけなのやも。 だが他に選択肢は無い。 自らの命を絶って、全てを終わらせる程彼は潔くもなかった。 そして、それを選択しうる力が彼にはあった。 それにBSは人を殺しすぎたから。 生き残り達は、決して彼を受け入れないだろう。 他の参加者の善意(それがあったとして)は、最早期待できない。 殺す為だけに殺す。そうで無くなっただけマシなのだろうか。 だが。 ずきり、と酷く頭が痛むのを彼は感じた。 皆殺しを考える一方で、善意の生き残りとの共闘を期待する自分がいたからだ。 「今更どうやって?」 そんな事は無理な相談だ。 ──殺そうか。例え、それがどんな結末になろうと。 結局、それだけが彼の知りえて、理解しうる唯一の選択であり、真実だった。 それを肯定する様に、頭痛は波が引くようにいつの間にか消えていた。 「往く、か」 例え、何もかもが失われ、あるいは既に無くなっていたとしても。 持ち上げた彼の顔には、迷いが無い。 そうする事でしか、このゲームを自分が生き残った上で終わらせられないなら。 こんな馬鹿馬鹿しいゲームは、この手でもう終わりにしてしまおう。 レクイエムを歌いながら。既に死んだ人達と、これから殺す、あるいは死ぬ人達の為に。 心を定めると、立ち上がり彼は更に南に下り始めた。 さっき、自分を避けて、南へと逃げていった♀ローグの事を覚えていたから。 まずは、彼女から殺そうか。 彼は、そう考えていた。 ♂BS BOTマーダー= 肉入りマーダーに 持ち物は変わらず。体力復帰 ローグを求めて南下 戻る 目次 進む 194 目次 196
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/557.html
【元ネタ】クトゥルフ神話体系+ニトロ要素 【CLASS】キャスター 【マスター】 【真名】アブドゥル・アルハズラット 【性別】男性 【身長・体重】166cm・59kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具A++ 【クラス別スキル】 陣地作成:B 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”の形成が可能。 道具作成:A+ 魔力を帯びた器具を作成できる。最高位の魔術書(グリモワール)や、 宝具レベルの護符、呪物の作成さえ可能にする技術力。 【固有スキル】 魔術:A+ アラビアの魔術体系に、外道の知識を織り交ぜて編み出した魔術。 呪詛・精神干渉、特に汚染に秀でる。 高速神言:A 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。 人間には本来発音できない外宇宙の言語を、邪神の神託により授かっている。 精霊の加護:A 名称し難い存在との契約により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。 外道の知識:A+ 魔術師ですら正気を保てないほどの冒涜的な知識の数々。 毎ターン正気セービングスローを行う。判定に失敗した場合、 このスキルと同ランクの精神汚染(一時的狂気)に陥る。 一時的狂気に陥っている時間は知識のランクに比例する。 【宝具】 『魔獣の咆哮の書(キタブ・アル=アジフ)』 ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 魔術書の頂点に君臨するネクロノミコンの原典。 装備者に護符としてのAランク相当の対魔力を加護として与え、 さらに一個人での使用は不可能とされる『世界に訴えかける呪文』すら可能にする。 魔力炉である“アルハザードのランプ”を内蔵するため、行使に負担がかからない。 真名開放により、魔導書自体が少女の形を持って自立行動・魔術行使を行うことができる。 この際、加護はなくなるが、著作者との魔術的共鳴により、神霊クラスの魔術行使を可能にする。 なお少女形態時のステータスは著作者と同等である。 【解説】 ウマイヤ朝の時代にイエメンのサナアで活躍したとされる魔術師。 ムスリムであったがイスラームやクルアーンの教えには関心を持っておらず、 ヨグ=ソトースやクトゥルフ等の旧支配者を信奉していた。 一時期サハラ砂漠を放浪し、伝説の円柱都市イレムを見た、 アラビア南部の砂漠にある無名都市の廃墟の地下で人類より古い種族の秘密の年代記を発見したなどと 信じ難い言動が多かったため、狂えるアラブ人、アラビアの狂える詩人と呼ばれることもある。 その最期については諸説あるが、一般的には738年、 ダマスクスの路上で白昼、衆人環視の中、見えない怪物に貪り食われたと伝えられている。
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3171.html
第十三章-第一幕- 反逆が目を覚ます 第十二章-第三幕- 第十三章-第二幕- エナが駆け込み、エリックが苦悩していた頃、 魔神王教団に仮入信し、幹部候補生となった ロバート=ストレンジャーは、幹部である 教皇親衛隊長イノ=ヘレティックの案内を受けていた。 「……宗教集団だって言うから、俺はてっきり 定期的に祈りを捧げたりとか、教本を読んだりすんのかと思ったが」 ロバートはひとしきり施設の中身を見て回ったが、 特に目についたのは教室らしき部屋ぐらいであった。 あとは居住区や電算室が大半で、 およそ宗教結社という印象からは程遠い。 「魔神王教団唯一の教義は魔神王復活の積極的促進と、 復活後の被支配を受ける事。そのためだけの組織よ。 それとも、銅像や焚き火をする場所でもあると思ったの?」 「おう、思ってた」 景気良く笑うロバート。 「そんな事したら目立つでしょ? いくら地下に施設を作っても そういう事したら、外部にバレてしまうわ……」 「バレるのが怖いって事はやましい事してる自覚はあんだな?」 「!」 ズバリと指摘するロバートに、イノはびっくりする。 まるで初めてその事実に気付いたかのように。 「な、何言ってるの? わ、私は教皇に育てられて…… そ、その恩返しをしないといけなくて、だから……!」 「嘘だな。貴様の心がそれを望んでいない。 自らの心の向くモノを吐き出せ。 それが貴様のためになるだろう」 「……! そうやってからかって……嫌いよ!」 顔を真赤にして否定する。それしか知らないからだ。 「そうかい。まあこれからしばらく世話になるんだ。 ま、仲良くやろうや……ククク……」 含み笑いをしてイノの頭を撫でる。 これではどちらが先輩か分かったものではない。 そして二人で歩いていると、一枚のドアが見えた。 「お、ここは案内してもらってねぇ……な?」 違和感にすぐロバートは黙る。 鼻を動かし、匂いを嗅ぐ。 ロバートは、ドアを開けようとするが、イノが制止する。 「開けない方がいい。私は慣れてるけど、 今のあなたが見たら正気を失いかねない。 幹部候補生になるあなたは、そんな目に遭わせられない」 「開けなくたって分かるに決まってるだろうが……! これは血の匂い……何の血かも大体分かる……!!」 ロバートはイノの胸ぐらを掴み上げ、 血走った目でイノを睨み据える。 「言え……ここには何人分の死体がある? これは貴様がやったのか!」 「数えられない。多すぎるもの。 知っているのは定期的に増えたり減ったりするという事だけ。 それに詳しく知らない方がいい。そうなれば私は、 あなたを全力で押さえ込まなければならなくなる。 お願いだから、私にそれをさせないで。 あと、この仕事は私の管轄外なの……」 「……そうかよ」 それだけ言うと、ロバートはイノを降ろした。 ロバートは降って早々、ここに至って早くも決心した。 イノはまだ正気だ。彼女をこの教団から引き剥がして 保護する必要性が、何としてでも、ある。 この狂気の場所で、かろうじて正気を保っている彼女を そのままにしておいていい理由は何一つ無かった。 ロバートは隙を見て脱走するだけのつもりだったが、 彼女を巻き込んで、となると難易度が大幅に跳ね上がる。 しばらく様子を見なくてはならないだろう。 彼女を説得するにも時間がかかりそうだ。 色々と熟考し、ロバートは押し黙ってしまった。 (イノ=ヘレティック。こいつはここにいちゃいけねぇ。 外の世界を知り、ここから離れなきゃいけねぇ存在だ。 そのためには反逆だ、反逆しかねぇんだ……!!) 反逆の息吹を吐く男が覚醒しつつあった。 絶対反逆の精神が目を覚ましつつあったのだ。 だが、さりげなくも、他者から見たらあからさまに イノを糾弾するロバートに対し、殺意が向けられている事に、 迂闊にもロバート本人は気が付いていなかった。 物陰では、息を荒げつつ武器を構えている少女が一人。 魔神王教団の内部粛清の渦が、ロバートを巻き込もうとしていた。 「反逆容疑者…………死ね!」 物陰より躍り出るサキ=ボラッシュ。 「危ない!」 「うおッ!?」 どんッ! 鎌による一撃が叩き込まれる前に、イノはロバートを突き飛ばし、 何とか両者とも難を逃れた。 「ってぇ……何すんだオラぁッ!」 ロバートはイノを押しのけ、銃を抜き応戦の構えを取った。 サキもまた、鎌を構えて、いつでも飛びかかれる態勢に入った。 一触即発の雰囲気が、イノにプレッシャーを与えつつあった…… <第十三章-第二幕-へ続く>