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ニンテンドッグス 機種:NDS 作曲者:若井淑 発売元:任天堂 発売年:2005年 概要 Touch! Generationsシリーズの1つ。ワンちゃんの世話などができる育成シュミレーションゲーム。 日本では「ダックス」・「柴」・「チワワ」の3種類のバージョンが発売されている。 欧米を中心に大ヒットした作品であり、全世界で約2400万本というDSソフトで最大の売り上げを記録。 BGMは若井淑氏が作曲。ゲーム中でもらえるレコードをかけるとBGMを聴くことができる。 収録曲(仮タイトル) 曲名 作・編曲者 補足 順位 ニンテンドッグスのテーマ 若井淑 メインテーマ 散歩 NDS272位 シャワー ショッピング コンテストルール説明 大会(ビギナー/オープン) 大会(エキスパート/マスター) 大会(チャンピオン) マリオカート 「nintendogs ダックス フレンズ」限定 ピーチカート 「nintendogs 柴 フレンズ」限定 クッパカート 「nintendogs チワワ フレンズ」限定 レコード曲 犬のテーマ マリオのテーマ 地上BGMのアレンジ 仔犬のワルツ あなたの辞書 マーキングSTREET マウンティングBOY スマイルドッグ おしりに恋して 朝ごはん びっくりシンフォニー おひるね ボギー大佐 闘牛士 花のワルツ 波間 ささやかな贈り物 ぬけがら 大臣のくつした サウンドトラック Touch! Generations サウンドトラック 「ニンテンドッグスのテーマ 生演奏Ver.」が収録。
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明治維新の際、わが国の急務は、まず、世界の先進国に追いつくことであった。欧米諸国列強の思想、文化、体制の導入が急ぐあまり、欧化万能の風潮が日本全土を覆い、日本古来の思想・文物が顧みられない状態となった。 しかし一方、わが国が独立を全うし、国家の発展を将来に期するためには、思想も文化も体制も、単に欧風の模倣でなく、わが国の歴史・民族性に基づくものでなければならないという気運が興り、國學院大學の母体である皇典講究所は、このような反省の気運を背景として、明治15(1882)年に創立された。 11月4日の開黌(かいこう)式当日、有栖川宮幟仁(たかひと)親王は、初代総裁として教職員・生徒に対して、次のような告諭を述べられた。 「凡學問ノ道ハ本ヲ立ツルヨリ大ナルハ莫シ故ニ國體ヲ講明シテ以テ立國ノ基礎ヲ鞏クシ徳性ヲ涵養シテ以テ人生ノ本分ヲ盡スハ百世易フベカラザル典則ナリ而シテ世或ハ此ニ暗シ是レ本黌ノ設立ヲ要スル所以ナリ」 國學院大學建学の精神はこの告諭の「本ヲ立ツル」ことを基底としている。 元学長芳賀矢一博士作詞の校歌は、この精神を正しくうたい、この建学の精神こそ、本学の学問研究・人間教育を特色づけるものである。
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ヴェルトの世界はそれぞれ、地域や国家によって大きく違う文化を展開形成している。 概ね、形態的には実際の世界の国家レベルの違いの文化があるが言語だけは共通。 ある程度の訛りはあるが、言葉そのものが通じないという事は未開の地の非文明人でもない限りはない。 また、国柄の職業や道具、武器防具なども大きく違いがありその国の特色をふんだんに現している。 【アイオーン王国の文化】 西洋風、特徴的にはヨーロッパ方面の中でも西欧系の特色が強い。 【ウルヴァーン帝国の文化】 欧米風、アメリカ西部開拓時代のような特色が強く出た文化が多い。 【和道国の文化】 和風、江戸時代中期から後期のような特色が強く出た文化が多い。 【華爛帝国の文化】 中華風、明王朝から新王朝に近い特色が強く出た文化が多い。 【タルパラ諸島の文化】 アジア風、ジャワ系の漁村民族風の特色が強い文化が多い。 【セラフィータ王国の文化】 ロシア風、ロシアでも近世代の文化特色が多い。 【リベラットの文化】 北欧風、ヴァイキング時代の後期などの特色が強く出た文化が多い。 【イグニス大陸の文化】 内陸のアジア風、アンコール朝やマラッカ王国などの特色がでた文化が多い。 【クノスペン大陸の文化】 先進的文化は存在していないが、原始的な集落などは存在している。
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96 名無しさんの主張 2012/05/23(水) 13 39 14.92 ID ??? 日本はものづくり大国、技術大国の嘘 戦前の日本の工業製品は今の中国製品のような扱いだった。安かろう悪かろうの粗悪品だった。 缶詰の中に石ころが入っていたこともあったらしい。だとすると今の中国製以下だね。 戦後にリバースエンジニアリングといって、欧米から輸入した機械を分解して技術をパクっていった。 それから品質管理QCの考え方がアメリカから導入されたこともある。 いくら技術が高くても、製品の性能にバラつきがあったんじゃあしょうがないからね。 アメリカが日本が共産化しないように自国の市場を日本に開いてくれたことも大きいね。 どんなに良い製品を作っても、買ってくれる相手がいないんじゃあどうしようもないからね。 いま中国や韓国に同様なことをされているね。自業自得だね。 自分のときだけ「プロジェクトX」とか「電子立国」とか言って美化するのはやめようね。
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2012年1月22日 1月19日夜、東野圭吾『容疑者Xの献身』(2005年8月)の英訳版 The Devotion of Suspect X (2011年2月)がエドガー賞の最優秀長編賞の候補に選ばれたとのニュースがもたらされた[参照:エドガー賞公式サイト Edgar Nominees]。 (私は英訳版を刊行した @MinotaurBooks のツイートで知りました) 受賞作が決定するのは2012年4月26日。今から非常に楽しみである。 ※日本時間の2012年4月27日午前11時ごろ、モー・ヘイダー(Mo Hayder)『Gone』(日本語訳『喪失』2012年12月、早川書房)の受賞が決定。東野圭吾『容疑者Xの献身』は受賞を逃した。 このページでは『容疑者Xの献身』のエドガー賞ノミネートに関連して、そもそも東野圭吾の作品はどれぐらい英訳されているのか、『容疑者Xの献身』は英語のほかにどんな言語に翻訳されているのか、東野圭吾はアジアや欧米でどのように受容されているか、今までに海外のミステリ賞を受賞した日本のミステリ小説はあるのか、といったことについて書いている。 Index まずは今回のニュースに関するちょっとした説明エドガー賞とは? エドガー賞最優秀長編賞にノミネートされた翻訳作品はどれぐらいあるのか 『容疑者Xの献身』の英訳者について エドガー賞と日本の関わり 『容疑者Xの献身』は英語のほかにどんな言語に翻訳されているか 東アジアで圧倒的な人気を誇る東野圭吾作品 数えるほどしかない欧米諸言語への翻訳 今までに海外のミステリ賞を受賞した日本のミステリ小説はあるのか 『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は? 補足:日本ミステリの英語圏での受容について まずは今回のニュースに関するちょっとした説明 エドガー賞とは? The Devotion of Suspect XMinotaur Books 2011年2月ハードカバー版、2012年2月ペーパーバック版 (アメリカ) Little, Brown 2011年7月ペーパーバック版 (イギリス) Abacus 2012年2月ペーパーバック版 (イギリス?) - AbacusはLittle, Brownの関連会社 Thorndike Press 2011年5月ハードカバー版 (大活字版) エドガー賞はアメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America、略称MWA)が主催する賞で、最優秀長編賞や最優秀新人賞、ペーパーバック賞などの様々な部門賞に分かれている。数あるアメリカのミステリ賞の中でも最も権威がある賞がこのエドガー賞だといっていいだろう。そして『容疑者Xの献身』はこのエドガー賞のいくつかの部門のうち最も注目を集める最優秀長編賞の候補5作のうちの1作に選ばれたのである。エドガー賞最優秀長編賞の受賞作には、最近では2010年受賞作のジョン・ハート『ラスト・チャイルド』(邦訳2010年、早川書房)、2011年受賞作のスティーヴ・ハミルトン『解錠師』(邦訳2011年、早川書房)などがある。なお、今回の最優秀長編賞で東野圭吾のほかに候補になっているのは、作家名だけ挙げると、アメリカのエース・アトキンズ(1970年生、男性)、イギリスのフィリップ・カー(1956年生、男性)、同じくイギリスのモー・ヘイダー(女性、東京に住んでいたことがあるらしい)、そしてノルウェーのアンネ・ホルト(1958年生、女性)。東野圭吾(1958年生)とアンネ・ホルトの作品は翻訳作品ということになる。東野圭吾は日本推理作家協会の現理事長であり、アンネ・ホルトはリバートンクラブ(=ノルウェー推理作家協会)の会長経験者である。 日本の作品の英訳がエドガー賞の候補になるのは2004年の桐野夏生『OUT』以来で、今回が2度目である。『OUT』も『容疑者Xの献身』と同じく、エドガー賞の最優秀長編賞の候補になった。この時に受賞したのはイアン・ランキン『甦る男』(邦訳2003年、ハヤカワ・ポケット・ミステリ)で、残念ながら『OUT』は受賞を逃したが、候補になったことが影響したのか『OUT』の英訳版は約13万部の売り上げを記録している(『ミステリマガジン』2007年6月号参照)。ヨーロッパやアジアの多くの言語にも翻訳されており、現在では『OUT』は世界的に知られるミステリ小説となっている。 エドガー賞最優秀長編賞にノミネートされた翻訳作品はどれぐらいあるのか ところで、そもそもエドガー賞最優秀長編賞ではどのぐらいの頻度で翻訳作品がノミネートされるのだろうか。実は翻訳作品がノミネートされるのは非常にまれで、1954年の開始以来、約60年間で以下の9作品しかない(※エドガー賞公式サイトの受賞作一覧を見ながら私が調べたものです。もしかしたら見逃したものがあるかもしれません)。そのうち受賞にまでいたったのはマイ・シューヴァル ペール・ヴァールー(スウェーデン)の『笑う警官』のみである。仮に今回、東野圭吾かアンネ・ホルトが受賞となれば、翻訳小説が41年ぶりに最優秀長編賞の栄誉に輝くことになる。 ノミネート年 原著刊行 国 言語 作者 邦題 原題 英題 1965年 1962年 ドイツ ドイツ語 ハンス・ヘルムート・キルスト 『将軍たちの夜』 Die Nacht der Generale The Night of the Generals 1971年 1968年 スウェーデン スウェーデン語 シューヴァル ヴァールー 『笑う警官』 Den skrattande polisen The Laughing Policeman 受賞 1984年 1980年 イタリア イタリア語 ウンベルト・エーコ 『薔薇の名前』 Il nome della rosa The Name of the Rose 1994年 1992年 デンマーク デンマーク語 ペーター・ホゥ 『スミラの雪の感覚』 Frøken Smillas fornemmelse for sne Smilla s Sense Of Snow 2004年 1997年 日本 日本語 桐野夏生 『OUT』 - Out 2009年 2000年 スウェーデン スウェーデン語 カーリン・アルヴテーゲン 『喪失』 Saknad Missing 2010年 2002年 ノルウェー ノルウェー語 ジョー・ネスボ - Sorgenfri Nemesis 2012年 2005年 日本 日本語 東野圭吾 『容疑者Xの献身』 - The Devotion of Suspect X 2007年 ノルウェー ノルウェー語 アンネ・ホルト - 1222 1222 『容疑者Xの献身』の英訳者について 日本の小説がアメリカの文学賞にノミネートされたと聞くと、伊藤計劃『ハーモニー』のことを思い出す人もいるかもしれない。『ハーモニー』の英訳版『Harmony』(2010年7月刊)は2011年1月にアメリカのSF賞、フィリップ・K・ディック賞の候補となり、2011年4月、見事に特別賞(Special Citation)の栄誉に輝いた。ちなみに、『ハーモニー』と『容疑者Xの献身』はどちらも日本語英訳者のアレクサンダー・O・スミス(Alexander O. Smith, @aokajiya)氏が英訳を担当している。『容疑者Xの献身』もぜひ『ハーモニー』に続いて受賞となってもらいたいものである(『ハーモニー』の特別賞受賞時にも同じようなことを書いたが)。アレクサンダー・O・スミス氏が英訳を担当した作品はほかに京極夏彦『姑獲鳥の夏』(英訳版)や光瀬龍『百億の昼と千億の夜』(英訳版)、宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー』、栗本薫《グイン・サーガ》、小野不由美《十二国記》などがある。このうち、宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー』の英訳版『Brave Story』は2008年にアメリカの児童文学賞のバチェルダー賞を受賞している。これは英訳された児童文学を対象とする賞である。1968年から続く賞で、日本の作品ではほかに、1983年に丸木俊『ひろしまのピカ』、1997年に湯本香樹実『夏の庭 The Friends』、2009年に上橋菜穂子『精霊の守り人』が同賞を受賞している。 2010年5月に日本で開催された「SFセミナー2010」の「日本SF翻訳の楽しみ」と題するプログラムにはアレクサンダー・O・スミス氏が出演しており、その模様は『SFマガジン』2010年8月号に掲載されている。それによれば、スミス氏は音声認識ソフトを使って訳文を音声入力で作成していくのだという。 エドガー賞と日本の関わり 前述したとおり、8年前にエドガー賞最優秀長編賞にノミネートされた桐野夏生『OUT』は受賞を逃しており、日本のミステリ小説がエドガー賞を受賞したことはない。ただ、日本の出版物がアメリカ探偵作家クラブの賞を受賞したことはある。1958年、勝呂忠(すぐろ ただし)氏が表紙を手掛けていた早川書房『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』がアメリカ探偵作家クラブ賞の美術賞特別賞を受賞している(『日本探偵作家クラブ会報』1958年6・7月号[第131号]参照)。ただし、エドガー賞公式サイト(英語)のデータベースには早川書房が美術賞特別賞を受賞したことについては書かれていないようだ。美術賞(ブックジャケット賞[Book Jacket Award])は1955年から1975年まで存続した賞である。 アメリカ探偵作家クラブが主催する賞にはほかに、ミステリ界に貢献のあった編集者等に贈られるエラリー・クイーン賞という賞もある。1998年、このエラリー・クイーン賞を早川書房の代表取締役社長(2012年現在)の早川浩氏が受賞している(詳細は『ミステリマガジン』1998年4月号の受賞報告記事および同年8月号の授賞式レポート記事参照)。 補足:エドガー賞の日系人作家の受賞 日系人によるエドガー賞の小説での初受賞は、ナオミ・ヒラハラ『スネークスキン三味線 庭師マス・アライ事件簿』(邦訳2008年、小学館文庫)であるらしい(※邦訳本の宣伝文句にそう書いてある)。この作品は2007年にエドガー賞のペーパーバック賞を受賞している。 その3年前の2004年には、日本人の母を持つ日本生まれのミステリ作家ニーナ・ルヴォワルの『ある日系人の肖像』(邦訳2005年、扶桑社ミステリー)がエドガー賞のペーパーバック賞にノミネートされている。この回のペーパーバック賞を受賞したのはシルヴィア・マウルターシュ・ウォルシュ『死、ふたたび』(邦訳2004年、ハヤカワ・ミステリ文庫)。 アジア系作家にまで視野を広げてみると、中国出身・アメリカ在住の中国人作家ジョー・シャーロンが英語で執筆した『上海の紅い死』(邦訳2001年、ハヤカワ・ミステリ文庫)が2001年のエドガー賞最優秀新人賞の候補になっている(受賞はデイヴィッド・リスの『紙の迷宮』[邦訳2001年、ハヤカワ・ミステリ文庫] )。『上海の紅い死』は2001年のアンソニー賞最優秀新人賞を受賞している。 さらに付け加えれば、アジア系の作家がアメリカの大きなミステリ賞を受賞したのは、デイル・フルタニ『ミステリー・クラブ事件簿』(邦訳1998年、集英社文庫)(原題: Death in Little Tokyo )が最初であるらしい(邦訳本のあとがき参照)。この作品は1997年のマカヴィティ賞最優秀新人賞とアンソニー賞最優秀新人賞を受賞している。 『容疑者Xの献身』は英語のほかにどんな言語に翻訳されているか エドガー賞の候補云々以前に、まず『容疑者Xの献身』の英訳が出ているということに驚かれた方もいるかもしれない。『容疑者Xの献身』は英語だけでなく、複数の言語にすでに翻訳されている。欧米で最初に刊行されたのは2011年2月の英訳版(アメリカ)だが、それ以前に韓国語版、中国語版(台湾および中国)、タイ語版、ベトナム語版が刊行されている。【2012年1月25日追記:英訳より4年も早くロシア語訳が刊行されていました】 『容疑者Xの献身』の翻訳本(+各地のネット書店の該当ページへのリンク)アジア 韓国・韓国語 『용의자 X의 헌신』(2006年) 台湾・繁体字中国語 『嫌疑犯X的獻身』 (2006年)※リンク先は2010年版 タイ ・タイ語 รัก ลวง ตาย (2006年) 中国・簡体字中国語 『嫌疑人X的献身』(2008年版、2010年版) ベトナム・ベトナム語 Phía Sau Nghi Can X (2009年) 欧米 ロシア語訳 Жертва подозреваемого X (2007年) 英訳(アメリカ) The Devotion of Suspect X (2011年2月) 英訳(イギリス) The Devotion of Suspect X (2011年7月) カタルーニャ語訳 La devoció del sospitós X (2011年9月)(スペイン東部で話されている言語) スペイン語訳 La devoción del sospechoso X (2011年10月) フランス語訳 Le Dévouement du suspect X (2011年11月) オランダ語訳 De fatale toewijding van verdachte X (2012年5月) イタリア語訳 Il Sospettato X (2012年9月) ハンガリー語訳 X - A gyilkos ismeretlen (2012年10月) ドイツ語訳 Verdächtige Geliebte (2012年11月) チェコ語訳 Oddanost podezřelého X (2012年) ギリシャ語訳 Η αφοσίωση του υπόπτου Χ (2012年) 東アジアで圧倒的な人気を誇る東野圭吾作品 韓国や台湾、中国で日本のミステリ小説が大量に翻訳されて読まれているということはある程度知られていると思う。韓国では日本のミステリ小説が1年間に100タイトルほどのペースで翻訳されている(もっとも、韓国では欧米ミステリも大量に翻訳されており、翻訳ミステリにおける日本ミステリの割合は40%ほどである)。日本のミステリ作家の中でも特に東野圭吾は人気で、1999年に翻訳出版された『秘密』を皮切りに、やや古いデータだが、2008年末までの10年間で28タイトルが翻訳刊行されている。このうち18タイトルは、2007年・2008年の2年間で翻訳されたものである(韓国のミステリ雑誌『季刊ミステリ』2008年冬号参照)。年間10冊ほどのペースで翻訳されたことになる。以降も東野圭吾作品は次々と韓国語に翻訳されている。東野圭吾の代表作の1つである『白夜行』が2009年に韓国で映画化されているということを知っている人もいるかもしれない。 台湾や中国でも、2年ほど前のデータだが、日本のミステリ小説は1年間に80タイトルほどのペースで翻訳されている(『本格ミステリー・ワールド2010』参照)。翻訳ミステリにおける日本ミステリの割合は、台湾では50%弱、中国では25%ほどである。台湾では2006年に日本ミステリが120タイトルほど訳されたのをピークに、版権料の高騰などが原因で翻訳点数が減少している。一方、データは持っていないが、中国での日本ミステリの出版点数は増加傾向にあるように思われる。中国語圏では東野圭吾と島田荘司の人気が高い(参考:2人の人気と版権料の高騰に関する中国語記事 2011年7月7日、第一財経週刊)。もちろん正式に契約されて出版されているものが多いが、中国語圏では小説の電子版が著作権を無視してネットなどを通じて大量に出回っており、半年ほど前には東野圭吾が中国語圏での作品の出版を取りやめるという事件もあった。もっともその後事態は進展し、中国語圏での作品の刊行は再開される見通しである。 東野圭吾の中国市場撤退問題を考える=海賊版を当然と考える中国の消費者―北京文芸日記 (阿井幸作執筆、KINBRICKS NOW、2011年8月28日) 東野圭吾氏のベストセラー小説 「真夏の方程式」 中国での翻訳出版エージェンシー契約が決定! (YOMIURI ONLINE(読売新聞)、2012年1月11日) 日本のミステリ小説の受容国として次に挙げるべきはタイである。細かなデータはないが、横溝正史が大量に翻訳されているほか、島田荘司の『占星術殺人事件』(タイ語版)、『異邦の騎士』(タイ語版)、さらには歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』(タイ語版)や、赤川次郎、高野和明、綾辻行人、石持浅海、道尾秀介、乙一などの作品が翻訳されている。ちなみにタイのネット書店でローマ字書きの「Higashino」で検索してみるとこういう結果になる→タイのネット書店での「Higashino」検索結果。これだと検索に引っかからない本もあるようだが、東野圭吾作品は少なくとも8作品以上がタイ語に翻訳されているということになる。なお、タイでは欧米ミステリの翻訳もやはり盛んのようで、たとえば日本で来月(2012年2月)刊行予定のヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』はタイではすでに刊行されている(タイ語版『冬の灯台が語るとき』)。もちろんヨハン・テオリンの1作目、『黄昏に眠る秋』のタイ語版も刊行されている。 ベトナムでは日本ミステリの翻訳出版は盛んではない、と思われる。ベトナムのネット書店でいろいろと検索してみたが、見つけられたのは東野圭吾の『容疑者Xの献身』と『秘密』(ベトナム語版)だけで、それ以外の日本のミステリ作家の本は見つけられなかった。 インドネシアでも日本ミステリの翻訳出版は盛んではない、と思われる。ネット書店の検索で調べた限りでは、東野圭吾作品の翻訳は見つからなかった。ただし、2004年にエドガー賞最優秀長編賞の候補になった桐野夏生『OUT』(インドネシア語版)や『グロテスク』はインドネシア語版が出ており、今後東野圭吾作品もインドネシア語に翻訳されることになるかもしれない。 その他のアジアの国々については分からない。 数えるほどしかない欧米諸言語への翻訳 東野圭吾の欧米での受容状況はどうだろうか。そもそも、日本のミステリ小説の欧米諸言語への翻訳は非常に少ない。 欧米諸言語に翻訳された日本ミステリ一覧(ミステリを中心とする広義のエンターテインメント作品)英訳された日本の推理小説/ミステリ フランス語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ ドイツ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ イタリア語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ スペイン語・ポルトガル語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ 北欧・バルト三国で刊行された日本の推理小説/ミステリ 東野圭吾作品について改めて以下にまとめる(東欧やバルカン諸国などについては未確認)。 欧米の言語への翻訳(2012年1月現在)英語Naoko (2004年)/ 『秘密』 The Devotion of Suspect X (2011年)/ 『容疑者Xの献身』 フランス語La Maison où je suis mort autrefois (2010年版、2011年版) / 『むかし僕が死んだ家』 Le Dévouement du suspect X (2011年) / 『容疑者Xの献身』 ドイツ語Mord am See (2003年)/『レイクサイド』 イタリア語Filastrocca per l assassino (2000年)/ 『白馬山荘殺人事件』 La seconda vita di Naoko (2006年) / 『秘密』 Il segreto del lago (2007年) / 『レイクサイド』 スペイン語La devoción del sospechoso X (2011年) / 『容疑者Xの献身』 カタルーニャ語La devoció del sospitós X (2011年) / 『容疑者Xの献身』 ロシア語Жертва подозреваемого X (2007年) / 『容疑者Xの献身』 Сыщик Галилей (2008年) / 『探偵ガリレオ』 英訳されているのは『秘密』(訳:Kerim Yasar)と『容疑者Xの献身』(訳:Alexander O. Smith)の2作品だけである。『秘密』は日本推理作家協会賞受賞作、『容疑者Xの献身』は本格ミステリ大賞受賞作なので、納得のラインナップといっていいかもしれない。なお『秘密』は直木賞の候補になっており、『容疑者Xの献身』は直木賞受賞作である。 ちなみに、日本推理作家協会賞を受賞した長編で英訳が刊行されているのは東野圭吾『秘密』、小松左京『日本沈没』、逢坂剛『カディスの赤い星』、大沢在昌『新宿鮫』、桐野夏生『OUT』、宮部みゆき『龍は眠る』の6作品のみ。本格ミステリ大賞受賞作は、『容疑者Xの献身』以外には乙一『GOTH リストカット事件』が英訳されている。 『容疑者Xの献身』英訳版はアメリカ・ミノトール(Minotaur)から2011年2月に出版された。初版部数が実際にどれぐらいだったかは分からないが、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の2010年7月5日付け記事「米ミステリー界へ海外から新たな旋風」には「前述のミノトールは、東野の「容疑者Xの献身」をアメリカで来年2月に初版7万5000部で刊行するという大きな賭けに出る。」という記述があった(注:日本語記事から引用、ただし現在は有料会員にならないと読めない/元の英語の記事はこちらで読める)。また、2011年2月11日にはウォール・ストリート・ジャーナルに「東野圭吾は第2のスティーグ・ラーソンになるか?」(Is this Guy the Next Stieg Larsson?)(同記事の日本語訳)という記事が載っている(スティーグ・ラーソンはスウェーデンの作家で、世界的ベストセラーになったミステリ小説『ミレニアム』三部作の作者)。出版社がかなり力を入れており、発売時から注目度も高かったらしいことが伺える。 欧米諸国で最初に出た東野圭吾作品はおそらく2000年のイタリア語版『白馬山荘殺人事件』である。2003年にはドイツで『レイクサイド』が刊行されている。その後、2004年に英語版『秘密』が出ている。東野圭吾作品は英語より先にイタリア語やドイツ語になっていたのである。 『容疑者Xの献身』は、英訳が出てから、スペイン語訳、カタルーニャ語(スペイン東部で話されている言語)訳、そしてフランス語訳が出ている。もしかしたらこれらは英語からの重訳かもしれない。重訳ではないにしても、翻訳出版の企画を立てる際に英訳があるということはプラスに働くだろう。いくつもある外国語の中で「英語」訳が出ているかどうかをことさらにとりあげるような態度には違和感があるが、英訳版が出るとそれを介してより多くの読者に届くようになるというのは事実である(たとえば、スウェーデン語作家のヨハン・テオリンの作品は、日本では英語からの重訳で出版されており、英語圏で賞を受賞しているということが宣伝文句として使われている)。そして仮に英語からの重訳であっても、スペイン語に翻訳されれば中南米にまで読者が広がるし、フランス語に翻訳されればアフリカのフランス語圏にまで読者が広がることになる。 2004年にエドガー賞の候補になった桐野夏生『OUT』は現在ではヨーロッパの言語ではフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語のほか、オランダ語、ポーランド語、スロヴェニア語、ロシア語、アイスランド語、ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語、ハンガリー語、ポルトガル語(ブラジルで出版)などにも翻訳されている。『容疑者Xの献身』も今後英語からの重訳等でヨーロッパ諸言語への翻訳が進むかもしれない。 今までに海外のミステリ賞を受賞した日本のミステリ小説はあるのか 海外にはアメリカのエドガー賞以外にも多くのミステリ賞がある。『容疑者Xの献身』がほかにどのようなミステリ賞にノミネートされる可能性があるか、ということを考える前に、まず日本の推理小説が今までに受賞したことがある海外のミステリ賞について言及しておく。 日本の推理小説で最初に海外のミステリ賞を受賞したのは、夏樹静子『第三の女』だと思われる。1989年にフランス語版『第三の女』がフランス冒険小説大賞(またはフランス犯罪小説大賞)を受賞している(過去の受賞作についてはWikipedia記事「フランス犯罪小説大賞」等を参照のこと)。これはフランスで最も歴史の長いミステリ賞であるが、「受賞が「マスク叢書」から出ている作品(あるいは出る予定の作品)に限られて」おり、「どうしても内輪の賞という感があ」る賞だとのこと(平岡敦「フランスのミステリ賞総まくり」『ミステリマガジン』1998年4月号より)。年に一作の受賞作に選ばれたことは光栄なことだといっていいと思うが、あくまでも特定の出版社と結びついた賞であり、自社の刊行物の宣伝のための賞だという点は否めない。フランスで刊行されたすべてのミステリ作品を選考対象とする賞には後述するフランス推理小説大賞やミステリ批評家賞がある。 北京偵探(ていたん)推理文芸協会賞――といってもほとんどの人は聞いたことがないと思うが、中国には北京偵探(ていたん)推理文芸協会という団体があり、その団体(前身含む)が1998年から3年に一度ほどのペースで優秀作品に北京偵探推理文芸協会賞を授与している。中国語で書かれたオリジナル作品を対象とする賞と翻訳作品を対象とする賞があり、翻訳作品賞は通常は毎回1作品が選ばれるが、1998年の第1回は1950年以降の約50年間に中国で出版された翻訳ミステリが対象になり、ドイルやクイーン、クリスティの作品とともに、松本清張『点と線』(群衆出版社、1979年)、森村誠一『人間の証明』(中国電影出版社、1979年)、夏樹静子『蒸発』(群衆出版社、1996年)が受賞している。 第1回(1998年)北京偵探推理文芸協会賞 翻訳作品賞 受賞作一覧 中国語タイトル 作者中国語表記 出版社、出版年 国 作者 邦題 《在前线附近的车站》 [苏]尼古拉·托曼 中国青年出版社、1955 ソ連 ニコライ・トーマン 『戦線付近の駅で』 (邦訳なし) 《福尔摩斯探案选》 [英]柯南道尔 群众出版社、1957 英 コナン・ドイル 〈ホームズ・シリーズ〉 《形形色色的案件》 [苏]阿达莫夫 群众出版社、1957 ソ連 アルカージー・アダモフ 『雑色事件』 (邦訳なし) 《月亮宝石》 [英]柯林斯 上海新文艺出版社、1957 英 ウィルキー・コリンズ 『月長石』 《希腊棺材之谜》 [美]奎恩 群众出版社、1979 米 エラリー・クイーン 『ギリシャ棺の謎』 《点与线》 [日]松本清张 群众出版社、1979 日本 松本清張 『点と線』 《东方快车谋杀案》 [英]阿加莎·克里斯蒂 中国电影出版社、1979 英 アガサ・クリスティ 『オリエント急行の殺人』 《人性的证明》 [日]森村诚一 中国电影出版社、1979 日本 森村誠一 『人間の証明』 《诺言》 [瑞士]迪伦马特 中国社会科学出版社、1980 スイス フリードリッヒ・デュレンマット 『約束』 《梅格雷探案》 [比利时]西默农 上海译文出版社、1987 ベルギー ジョルジュ・シムノン 〈メグレ・シリーズ〉 《亚森·罗平探案》 [法]勒白朗 华夏出版社、1987 フランス モーリス・ルブラン 〈ルパン・シリーズ〉 《罪恶之角》 [美]罗斯·托马斯 群众出版社、1991 米 ロス・トーマス 『女刑事の死』 《红与魔》 [美]爱伦·坡 群众出版社、1994 米 エドガー・アラン・ポー 『赤死病の仮面』か?? 《蒸发》 [日]夏树静子 群众出版社、1996 日本 夏樹静子 『蒸発』 《梅森探案集》 [美]厄·斯·加德纳 文化艺术出版社、1997 米 E・S・ガードナー 〈メイスン・シリーズ〉 《他不在现场》 [美]格拉夫顿 作家出版社、1997 米 スー・グラフトン 『アリバイのA』 (ホームズ物やルパン物、クイーンの作品、クリスティの作品は1950年以前にも中国語に翻訳されていたが、選考の対象外である) 『戦線付近の駅で』 - 原題: На прифронтовой станции 『雑色事件』 - 原題: Дело пёстрых - ソ連の推理作家ロマン・キムが江戸川乱歩に送った手紙にこの作品への言及がある。『宝石』に掲載されたロマン・キムの手紙の翻訳ではこの作品のタイトルは『複雑な事件』(第一信)、『さまざまな人の事件』(第二信)、『ぐれん隊事件』(第三信)となっている。 第2回以降、翻訳作品賞は毎回1作品ずつ選ばれており、第2回(2001年)は夏樹静子『Wの悲劇』(中国国際広播出版社、2000年6月)、第3回(2004年)は『ジョセフィン・テイ推理全集』、第4回(2007年)は米国の推理作家ケヴィン・ギルフォイルの『我らが影歩みし所』が受賞している。2011年の第5回は該当作なしだった。 『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は? この節は2012年3月19日にページを独立させました。 東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は? 補足:日本ミステリの英語圏での受容について ここでは詳述しないが、日本ミステリの英語圏での受容については以下の文献が参考になる。 「自動車輸出がだめなら日本製ミステリがある」(『ミステリマガジン』1981年4月号、p.157) 井沢元彦「「バウチャーコン」報告記」(『日本推理作家協会会報』1997年12月号、第588号、pp.1-2)(アメリカのミステリ大会・バウチャーコン参加顚末。日本から井沢元彦氏と山前譲氏が参加した) 「日本ミステリ・パネル誌上再現」(『ミステリマガジン』1998年2月号、pp.16-18, 142-146) (バウチャーコンで行われた日本ミステリに関するパネル・ディスカッション) 「アジア・ミステリ・パネル誌上再現」(『ミステリマガジン』1999年2月号、pp.140-143) (バウチャーコンで行われたアジアミステリに関するパネル・ディスカッション) 仁賀克雄「海外が見た日本ミステリ」(『ミステリマガジン』2000年3月号、pp.76-77) 『ミステリマガジン』2007年6月号 【特集:面白さは国境を越える――ニッポン小説の実力】マーク・シュライバー(高山真由美訳)「日本ミステリ英訳史――受容から創造へ」(pp.20-23)など 日本ミステリの海外での出版(主に英訳)についての特集号 関連リンク 日本ミステリーの飛躍に…「容疑者Xの献身」エドガー賞候補 (2012年1月26日) - 読売新聞オンライン版の記事。権田萬治氏のコメントあり。 2012年MWA賞長篇部門の行方は?!(執筆者・穂井田直美) (2012年1月31日) - Webサイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の記事 更新履歴 2012年1月25日:ばななさん( @booksbanana )より『容疑者Xの献身』のロシア語版、『OUT』のポルトガル語版(ブラジルで出版)が出ているとの情報を頂き、加筆しました。 2012年1月28日:エドガー賞最優秀長編賞にノミネートされた翻訳小説が過去にどれぐらいあるのかを調べ、一覧表を作成。 関連記事 東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は? (2012年1月22日・3月19日) 【エドガー賞の前に】東野圭吾『容疑者Xの献身』のフランスでの評価やいかに (2012年4月14日)
https://w.atwiki.jp/may3dcustom/pages/107.html
関連 mcus2332.mht(相関図),tim1592(嫁ヘビセ) ハイグレと一時期激闘を繰り広げていた変態に定評のあるマエストロ 最近はピンクビッチを襲ったり襲われたりしているのをよく見る・・・気がする ふたなりやアヘ顔を作るのがやたら上手い気がするのはやはりマエストロだからだろうか スレの秩序を守るためハイグレと激闘を繰り広げていたのが秩序仮面の秩序の由来らしい 最近アメリカンな嫁を作った 2009年夏頃、妹がいた事が発覚 ふたなり好きで、嫁はかなりの確率でふたなりである。具体的には、秩序仮面一家と本妻の一家はだいたいふたなりらしい。 相関図では、本妻とオーダーベリーはお互い相手の母親が筆おろしの相手になっている。小学生時代らしい。 この年齢に関して、 とりあえずランドセルな年齢 体格のギャップ 熟しかけのまだ若さが少し残ってるおかん このぐらいが近親相姦の黄金比 とのコメントを残している。 連作SSが多く、いくつかの連作が平行して進行中である。 設定考えるのは苦手だそうだ。 名前 コメント お約束画像集 オーダーベリー ザラタン ディー バルバロッサ ピンク髪メイド(仮) 主なスレ住人 千穂のクラスメイト(ガングロ) 千穂のクラスメイト(茶髪) 欧米チックな変身ヒロイン(仮) 真夜 秩序本妻(仮)
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2011年2月21日 ※未完成 このページでは、欧米ミステリが伝来する以前の東アジアミステリの源流について紹介している。これらは現在の意味での「ミステリ」と必ずしも同じものではなく、やはり現在のミステリは欧米ミステリ(及びその伝来)に始まると言って差し支えないが、中国や日本、そして韓国などが欧米からミステリを受け入れる時の基層になったものなので、東アジアのミステリ史を語る際にまったく触れないわけにはいかないだろう。 以下はもともと、「中国ミステリ史」を完成させた後に「韓国ミステリ史 前編」の一部として書いたものだが、予想以上に書くことが多くなってしまったためページを独立させた。「中国ミステリ史」と「韓国ミステリ史」両方の第零章にあたる。 目次 第一節 中国の裁判物語とその日本への影響/中国の裁判エピソード集『棠陰比事』(とういんひじ)と日本の「三比事」 第二節 韓国への影響 第三節 読書案内中国 日本 韓国 参考文献 第零章 東アジアミステリの源流 第一節 中国の裁判物語とその日本への影響/中国の裁判エピソード集『棠陰比事』(とういんひじ)と日本の「三比事」 「中国ミステリ史」は、中国ミステリの歴史を欧米探偵小説の受容の時点から紹介したものなのでほとんど触れていないが、韓国を含む東アジアの漢字文化圏のミステリの歴史を語るには、中国の裁判物語(裁判小説、法廷ミステリ)にやはり触れる必要がある。 まず、中国の裁判物語と日本文学との関わりを見ていく。江戸川乱歩によれば、中国の裁判物語のうち、最初に日本で翻訳出版されたのは1649年の『棠陰比事物語』(とういん ひじ ものがたり)である。これは中国の宋の時代(960 - 1279)に成立した裁判エピソード集『棠陰比事』(とういん ひじ)(桂万栄(けい ばんえい)編、1207年)を翻訳したもので、「棠陰」は「裁判所」という意味、「比事」は「事件・案件を比べる」という意味なので、タイトルを分かりやすく和訳すれば『名裁判くらべ』となる。似通った2つの事件を一対として、七十二対、計144のエピソードが収録されていることからこのタイトルがつけられている。収録されているエピソードはすべて実話とされている。 この邦訳は圧倒的な人気を博し、その後日本では、井原西鶴が1689年に『本朝桜陰比事』(ほんちょう おういん ひじ)を刊行。日本初の創作探偵小説とされる黒岩涙香「無惨」の発表のちょうど200年前、有栖川有栖や北村薫のデビューのちょうど300年前のことである。さらにその後、月尋堂(げつじんどう)の『鎌倉比事』(けんそう ひじ)(1708年)、作者不明の『本朝藤陰比事』(ほんちょう とういん ひじ)(1709年)などが出ている。推理小説家・研究家の小酒井不木が推理小説の日本における源流を探求した『犯罪文学研究』では、この「桜陰」、「鎌倉」、「藤陰」(桃陰)を合わせて「三比事」と呼んでいる。 (「棠」(とう)は"梨の木"であり、「棠陰」(とういん)は"梨の木のこかげ"転じて「裁判所」という意味。井原西鶴の『本朝桜陰比事』は、「梨」を日本風の「桜」にしたタイトル) 宋の時代の『棠陰比事』ののち、中国の明の時代(1368 - 1644)には、その流れをくむ「包公案(ほう こうあん)/バオ公案」(別名:龍図公案(りゅうと こうあん))などの裁判物語があり、公案もの、公案小説などと呼ばれる。「公案」は「裁判で扱う事件、案件」という意味である。その後、清の時代(1636 - 1912)の18世紀末には、中国初の長編探偵小説「施公案(し こうあん)/シー公案」が書かれている。また、正確な年代は不明だが、推理作家のロバート・ファン・ヒューリックが自身のミステリ小説の原型として利用したことで知られる「狄公案(てきこうあん)/ディー公案」もこのころに成立している。 バオ公案の包拯(ほうじょう/バオ ジョン、999 - 1062、Wikipedia)や、ディー公案の狄仁傑(てき じんけつ/ディー レンチエ、通称「ディー判事」、630 - 700、Wikipedia)は実在の人物である。シー公案の裁判官役の施仕綸(し しりん/シー シールン)がどういった人物なのかはよく分からない。 中国探偵小説史の時代区分(中国文学者の辛島驍(からしま たけし)氏の座談会での発言をまとめた)第一期 唐末(9世紀) 犯罪を主題にした小説や暗号が出てくる小説などが初めて登場。 第二期 宋の時代 裁判エピソード集『棠陰比事』成立。密室物もある。探偵として奉行所の同心・冉貴(ぜんき)が活躍するものは本格的な探偵小説として通用するという。 第三期 元の時代 劇文学でたくさんの裁判物。包拯(ほう じょう)、王修然(おう しゅうぜん)、張鼎(ちょう てい)のそれぞれを主人公とする三系統がある。包拯は人情に重きを置き、張鼎は知的な捜査を行うという。 第四期 明の時代 『棠陰比事』の流れをくむ公案小説が大量に出てくる。裁判の参考書でもあり、読みものでもある。 第五期 明末(17世紀) 短編の通俗小説が多く書かれ、その中に犯罪小説も見出される。この時期まではすべて短編。 第六期 清朝の中ごろ(18世紀末) 最初の長編探偵小説『施公案』(折り畳み式長編、螺旋階段式長編)や『于公案』(長編)など。1つの事件が解決しないうちに次の事件が起き、エピソードが200回、300回と重ねられていくタイプの長編。 第七期 中華民国になる前後 西洋探偵小説の輸入時代。 (これ以降を付け加えるのならば、第八期=上海探偵小説の時代(中国ミステリ史 第一章)、第九期=反特小説の時代(第二章)、第十期=公安法制小説の時代(第三章)、第十一期=オンライン創作に端を発する多様化の時代(第四章・第五章)とまとめられるだろう) 乱歩によれば、公案小説は本になった時代が新しいため日本への影響は少なく、「日本の裁判物語はほとんどことごとく宋時代の「棠陰比事」の模倣から出発しているといってよい」という。「棠陰比事」の影響下に生まれた「三比事」についてはすでに触れたが、中国の公案小説の影響を受けたものとしては、乱歩は、鎌倉時代の武士・青砥藤綱(あおと ふじつな)を裁判官役とする滝沢馬琴の『青砥藤綱摸稜案』(あおと ふじつな もりょうあん)(1811 - 1812)を挙げている。また、推理作家の北村薫が日本初の本格ミステリだとしている都賀庭鐘(つが ていしょう、1718 - 1794?、Wikipedia)の「白水翁(はくすいおう)が売卜(まいぼく)直言(ちょくげん)奇(き)を示(しめ)す話(こと)」(『古今奇談 英草子』、1749年)は、バオ公案の翻案である。 日本の町奉行・大岡忠相(おおおか ただすけ、通称「大岡越前」、1677 - 1752、Wikipedia)を名裁判官役とする大岡政談や、現在ではあまり有名ではないが大岡政談以前に成立していた板倉政要(板倉勝重と、その子である板倉重宗を裁判官役とする)などは、『棠陰比事』や公案小説の影響下に生まれたものである。 また乱歩は、日本の捕物帳は、「中国の裁判ものと西洋のシャーロック・ホームズをまぜ合わしたものに日本独特の江戸の雰囲気を加味したもの」だとしている。 第二節 韓国への影響 韓国もやはり、中国の裁判物語、特に公案小説の影響を受けている。その影響下に成立した物語は韓国では同じように「公案小説」(공안소설)と呼ばれるか、または「訟事小説」(しょうじ しょうせつ、송사소설)と呼ばれる。 中国のバオ判事やディー判事、日本の大岡忠相に相当する韓国の人物は、パク・ムンス(朴文秀/박문수、1691 - 1756)である。パク・ムンスは暗行御史(あんぎょうおんし/アメンオサ/암행어사)という役職に就いていた実在の人物で、パク・ムンスを主人公にしたファンタジー漫画『新暗行御史』(しん あんぎょうおんし、全17巻)が小学館の漫画雑誌に2001年から2007年まで連載されていたので、名前を聞いたことがある人もいるだろう。彼を主人公とする物語は文献として伝わるものだけでなく、口承伝承としても全国に分布している。実話に基づく場合もフィクションの場合もある。19世紀末ごろには、パク・ムンスが活躍するエピソードを集めた編者未詳の『パク・ムンス伝』(朴文秀伝、박문수전)がまとめられている。韓国ではパク・ムンスの知名度は現在でも非常に高く、21世紀に入ってからもパク・ムンスを主人公にしたテレビドラマが制作されている。 また、1906年に「ファソン新聞(화성신문)」に連載された『神断公案(신단공안)』は裁判の判例集のようなものだが、推理小説の要素をたくさん持っているという。 江戸川乱歩『子不語随筆』(講談社 江戸川乱歩推理文庫63、1988年)に収録の「欧亜二題」(朝鮮の探偵小説)より引用(初出:「読切小説集」1952年11月号(未確認)) 中国の「棠陰比事」の類の影響で書かれたものは丁茶山の「欽々新書」三十巻だと云う。著者の丁茶山若鋪は憲宗丙申年七十五歳で歿した人だが、博学好古の士で、官に登っては兵曹参議の職にもついた大の天主教徒であったために、康津の配所に流されその十九年間を著述に専念し、二百数十巻の書を残した。その一つである「欽々新書」は犯罪とその捜査に関する機知に富んだ多くの判例を集めたものだと云う。 朝鮮の数百種にのぼる野史の類の集大成と見るべきものに「大東野乗」「燃藜記述」「三国遺事」などがあるが、そのうちの「大東野乗」の中に犯罪と捜査に関する実話物語が幾つか含まれている。例えば、「謏聞鎖録」【正しくは「謏聞瑣録」】「青坡劇談」「海東野言」「東閣雑記」「荷潭破寂録」などがそれで、いずれも今から二百乃至四五百年前の事実或いは伝説に属するものである。 探偵小説ではないが、李朝世祖時代に、金時習が著した「金鰲新話」は、中国の「剪灯新話」を模倣した怪奇小説乃至怪談の書で、これが朝鮮の説話文学の嚆矢とされている。 金君は朝鮮文学の専門家の意見も聞いて見たが、右のほかにはこの種の作品はないようだと云う。次に現代の朝鮮探偵小説については、金君は左のように書いている。 「結局一般読者が探偵小説を認識しはじめたのは、欧米からではなく、日本から輸入されたものにあったと思います。それには欧米のものの翻訳と創作とを含みますが、ポー、ルブラン、ドイル、ガボリオなどをはじめ、江戸川乱歩、森下雨村、水谷準、大下宇陀児、横溝正史、小酒井不木等の諸氏の作品が入って来ました。中にもルパン(ルブランではないのです)と、江戸川乱歩(明智小五郎ではないのです)と、ホームズ(ドイルではないのです)が大いに受けました。昔の黒岩涙香を知っていたのは私一人であったかも知れません」。 そのあとに、金君は自分の諸作品について、詳しい報告をしているが、それは別の機会に、探偵雑誌に紹介したいと思っている。 第三節 読書案内 中国 『棠陰比事』桂万栄(けい ばんえい)編、駒田信二訳(岩波文庫、1985年) 『中国ミステリー探訪 ― 千年の事件簿から』井波律子(日本放送出版協会、2003年) 『沙蘭の迷路』ロバート・ファン・ヒューリック、和爾桃子訳(ハヤカワ・ポケット・ミステリ、2009年) 日本の裁判物語の原点とされる中国の裁判"実話"エピソード集『棠陰比事』(1207年)は、最初に日本語訳が出たのは1649年のことだったが、2011年現在も新たな日本語訳が岩波文庫で新刊で手に入る。法廷ショートショート(というと聞こえはいいが、そんなに大層なものではない)七十二対、計144編を収録。 井波律子『中国ミステリー探訪』は、4世紀から20世紀初頭までの中国ミステリを紹介する本。「研究書」のような堅苦しいものではなく、欧米探偵小説伝来以前の中国ミステリ作品のあらすじを軽妙な語り口でたくさん紹介していて読み応えがある。2004年の第4回本格ミステリ大賞で評論・研究部門の候補にもなっている。(2011年現在、品切れ) 『沙蘭の迷路』は、中国文学に造詣が深く日本語も堪能なオランダ人外交官ロバート・ファン・ヒューリックが、中国の『棠陰比事』や公案小説に題材を取って英語で執筆した小説の日本語訳。中国の公案小説「狄公案(てきこうあん)/ディー公案」の主人公である実在の人物・ディー判事を探偵役とするディー判事シリーズの1作目。なおこの作品にはヒューリック自身による中国語訳があるそうで、その語学力には驚かされる。 ほかに、有坂正三氏が以下の3冊を刊行している(未見)。 有坂正三『『半七捕物帳』と中国ミステリー』(文芸社、2005年) 有坂正三『包青天奇案―中国版・大岡越前の物語』(文芸社、2006年) 有坂正三訳『狄仁傑の不思議な事件簿 簡約版・『狄公案』』(文芸社、2007年) 『『半七捕物帳』と中国ミステリー』は、岡本綺堂の半七捕物帳シリーズ(1917年~1937年)への中国ミステリの影響を論じたもの。上で述べたように、半七捕物帳などの日本の捕物帳は、「中国の裁判ものと西洋のシャーロック・ホームズをまぜ合わしたものに日本独特の江戸の雰囲気を加味したもの」(乱歩)と言えるが、この本はその内、中国の裁判ものとの関連を論じたものである。 『包青天奇案』(ほうせいてん きあん)は、中国の公案小説「包公案(ほうこうあん)/バオ公案」のエピソードを紹介する本。『狄仁傑(てきじんけつ)の不思議な事件簿』は、中国の公案小説『狄公案(てきこうあん)/ディー公案』を三分の一程度に縮めて翻訳したもの。『ディー公案』はヒューリックによる英訳は刊行されているが、日本語の完訳は今のところ存在しない。 なおこの3冊については、有坂氏がご自身のブログで内容紹介を書いているので、そちらも見ていただきたい(有坂正三の壺中天内、お知らせ)。有坂氏のブログには、ほかにもミステリに関する興味深い情報が多く掲載されている。 ほかに以下のようなものもある。 浪野徹訳『中国犯科帳』(平河出版社、1989年)、浪野徹訳『中国悪僧物語』(平河出版社、1990年)明代の『廉明公案』、『皇明諸司公案』、『律条公案』、『明鏡公安』から50余話を選び忠実に翻訳したもの。 尾上八郎(尾上柴舟)訳『中国名裁判物語』(修文館、1952年)諸書から39話を選び紹介したもの。 荘司格一『中国の名裁判』(高文堂出版社、1987年)30話あまりを紹介している。 中国ミステリについては、ほかに大阪府立中央図書館が作成した特集ページ「中国ミステリーの世界」も参考になる。 日本 『決定版 対訳西鶴全集 第11巻 本朝櫻陰比事』(明治書院、1993年) (未見) 『日本推理小説の源流『本朝桜陰比事』』(上下巻)杉本好伸(清文堂出版、2009年6月) (未見) 黒岩涙香の「無惨」のちょうど200年前、有栖川有栖や北村薫のデビューのちょうど300年前に刊行された井原西鶴の『本朝桜陰比事』(ほんちょう おういん ひじ)(1689年)は、『決定版 対訳西鶴全集 第11巻 本朝櫻陰比事』で読むことができる。この本には原文と口語訳が収録されている。中国の『棠陰比事』の影響下に生まれた裁判エピソード集(全44編)である。 『日本推理小説の源流『本朝桜陰比事』』は、「西鶴を楽しむ」というシリーズの5巻と6巻。「日本推理小説の源流」という気になるタイトルが付けられているが、このページを作成するまでこのような本が出ていることに気づいていなかった。早急に読みたい。 ほかに、以下のものも参考になる。 小酒井不木『犯罪文学研究』 日本のそれ以外のミステリ 昼夜用心記と世間用心記 世界探偵小説全集のポー以前のもの。 韓国 『朝鮮民譚集(復刻)』孫晋泰(勉誠出版、2009年) (未見) 『朝鮮民譚集』は、朝鮮の口承文芸を集めたもので、1930年に刊行された。勉誠出版から2009年に復刻版が出ている。パク・ムンスに関する説話が2編(この本で5ページ分)収録されている。 参考文献 江戸川乱歩「」『探偵小説の「謎」』 小酒井不木『犯罪文学研究』+インターネット上の資料 中国の探偵小説(座談会) 北村薫「中国公案小説と日本最初の本格ミステリ」(『謎のギャラリー 名作博本館』新潮文庫、2002年)pp.51-76 韓国の公案小説についての資料(ウェブサイト パク・クァンギュ) 江戸川乱歩『子不語随筆』(講談社 江戸川乱歩推理文庫63、1988年)に収録の「欧亜二題」(朝鮮の探偵小説)より引用(初出:「読切小説集」1952年11月号(未確認))
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Zip 読み方 : ジップ 別名 : ZIP圧縮 分野 : 情報の表現 データ圧縮 ファイル圧縮形式のひとつ。世界的にもっとも広く使われている。WinZipなどのソフトが対応している。 通常は拡張子に「.ZIP」が使われるが、実行ファイル形式(自己解凍形式)で解凍ソフトが必要ないものもある。 欧米ではMS-DOSの頃からよく使われていた形式で、日本ではWindowsの普及とともに広まった。 Zip 読み方 : ジップ 別名 : Iomega Zip 分野 : ストレージ リムーバブル Iomega社が開発した、磁気ディスクを媒体とする記憶装置。1995年3月(日本では5月)に発売された。 1枚当たりの容量は100MBと大きいが、フロッピーディスクなど他の記憶媒体との互換性はない。 ドライブの平均シークタイムは29ms、データ転送速度は1.25MB/sである。ドライブが低価格なこともあり、アメリカを中心に普及している。 パソコンとの接続にはSCSIやIDE(EIDE)のほか、パラレルポートが使えるドライブもあるのが特徴的。 Compaq Computer社やHewlett Packard社、日本IBM、Apple社などがZipドライブを内蔵したパソコンを販売している。 1998年には容量250MBの上位互換製品も発売されている。
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あ-なるほど 2005/ 2/16 20 54 [ No.31133 / 39216 ] 投稿者 ja2047 先日放送されたドイツ制作のドキュメント番組によれば、 極寒のなか、飢えと病で瀕死の状態だったドイツ兵が、 降伏後バタバタと死亡したのはやむをえなかった、 ソ連軍は、今まで想像されていた以上に人道的だった、 自身も飢えていたのに食料を分け与え、わけ隔てなく治療にあたった この攻防戦でのソ連側の犠牲は、ドイツ側よりも、はるかに多かった などといってましたね。 マーそういう視点に立つと、 「当時シベリアに送られたソ連人と、シベリアに送られた日本兵と、どっちがましな扱いを受けていたか」 という、比較もしなくちゃあならないでしょね。 流刑になったソ連人の死亡率だって半端なもんじゃあなかったでしょうから。 日本軍の捕虜の待遇が最悪だったというのは欧米で一般的に流布してるイメージですが、自軍の兵隊の管理は殴るのが常識だったのだし、食い物がなくて日本の兵隊さんも餓死してる状況ですから、「捕虜を虐待した」と言われても、別に悪意でやったわけじゃあないという見方もできるわけです。 返信 これは メッセージ 31131 j874562387n さんに対する返信です 戻る
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アロマの魔女の希少オイルでセクシーなもちもち肌に 花屋草、木などから抽出した精油を使うアロマテラピーはヨーロッパで誕生した自然療法。 今や日本のみならず世界各国で美容やリラクゼーションに利用され、欧米では医療の現場でも使われているらしい。 当然、エステサロンやスパでも欠かせない存在となっていて、もちろん私もたくさんのサロンで数え切れないほど受けてきた。 まあ、どのサロンも良い香りで満たしてくれたし、それなりに癒されはしたけれど、正直、体にはっきりと手応えを覚えたことは少なくて。 結局はリラックス効果しかないのかなあ、なんて考えていた。 ところがそんな私の考えを180度覆すサロンが登場! プライベートサロン「ルーエプラッツ」である。 大手や都内の隠れ家サロンで修行したあと、自身のサロンを開業。 これまでに磨いたマッサージテクニックと豊富な知識で、多忙なビジネスウーマンのケアからブライダルエステまで、様々な顧客に対応する日々を送っている。 このアロマセラピーは違うとサロンにハマるきっかけとなったのがリズミカルボディ、トリートメント。 日本で誕生したものだが、普通にリラックスを感じるだけでは終わらない。 ひたすらうっとりしている間にゆがみの調整、ボディメイク、ストレス解消、スキンケアとあらゆるケアが行われるのだ。 二重アゴ 治る