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{圧倒的な健康体をつくる} ここで紹介する話は、病気を治すとか、老化を遅らせるとか、 何日で何キロ痩せるとか、そういった消極的な話で はない。 病気をよせつけず、老化をよせつけず、肥満をよせつけない圧倒的な健康体をつくるという超積極的な話だ。 胡散臭い話に聞こえるでしょう。そりゃそうですよね。西洋医学の対処 療法に慣れてしまっている人たちにとって は胡散臭く聞こえるはず。 しかし東洋医学では、昔からこういう発想はある。古くから中国で、上 医、中医、下医という話があるのをご存知 ? 病気を治せない医者が下医。 病気を治す医者が中医。 病気にさせない医者が上医。 つまり何々の病気が治ったとか治らないとか言っている次元では、まだ まだ二流。本当は病気やら老化やら肥満や らそういう忌々しいものと全 く無縁の身体を作ってあげることが医者の仕事だろ、というお話。 このコンセプトにそってこれからの話はすすめて行きたい。 ◆まずは2冊の本を紹介◆ まずは 2 冊の本を紹介したい。 ●ハイポニカの不思議―新しい「生命の可能性」を求めて/野沢 重雄著 ●人は食べなくても生きられる/山田 鷹夫著 出たー、さらに胡散臭い! まあまあ、そう言わずに聞いて欲しい。 僕はこの 2 冊の本を通して生命体に潜む計り知れない力を知った。その 力を引き出すと、僕たちの既成概念は吹っ 飛ぶ。 その計り知れない力を引き出すと、とんでもない健康体が実現する。簡 単に言ってしまうとそういうお話だ。 ここまで聞いて、中島とかいう大ぼら吹きの話に付き合ってやってもい いという奇特な方はこの先を読んで欲しい a href="http //www.genuineuggboot.com/ " エリダヌス /a
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前ページ次ページSSまとめ 23-611 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 19 57 55 ID ??? パル同人の中の人です 長編のネタの前半ができたので投下したいんですが・・18レスあります、無駄に長いです SS内容はパル同人です 下記のSSの続きになります 14-258 23-612 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 02 26 ID ??? のどか 銃と狂気とエプロンと 1/18 獲物の手入れは重要だ。小さな埃を取り、細部まで汚れを落とし妨錆油を塗る ちょっとでもサボったらすぐにこいつらはへそを曲げてしまう なかなかにじゃじゃ馬な奴らだ・・が 真名 「足りない・・」 気が付けば一丁の銃(ガスガン)が消えていた 厳重に管理しているはずなのに・・何故 そう、かつてのどかが豹変した時に持っていた銃 それが私のギターケースから消えていた・・ 図書館島の地下深く、そこにのどかはいた 薄暗く誰もいない本の牢獄で、彼女は不気味な笑い声を響かせる のどか 「ククク・・逢いたかったぜぇ・・相棒」 両手で銃を優しく撫でながら、少女はその銃身にキスをした それは優しい司書に再び狂気の炎が灯された瞬間であった 真名 「大変だ!!ネギ先生、もしかしたら宮崎のやつが・・」 だが大変だったのはのどかでも、真名でもなかった それはこの部屋の惨状が、誰に不幸が襲い掛かったかを知らせていた 部屋の中心、そこにネギは倒れていた。あたりは散らかされ、ほとんどの家具が破壊されていた 上半身はしっかりとスーツとネクタイを締めていたが、下半身は裸であった。靴下はあるが・・ 真名 「しっかりしろ!!何があったんだ!!まさか宮崎か!?」 真名は倒れているネギを抱き起こす しかし、ネギの目はうつろで、ネギはぶつぶつと何か訳のわからないことをつぶやくだけで何があったかわからない 23-613 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 03 00 ID ??? 2/18 ネギの部屋 30分前・・ コンコン ドアをノックする音に、ネギは自分の机の上で行っていたテストの採点の手を止めた ネギ 「はーい!どなたですか?ちょっと待っててくださいね」 ネギはすぐにドアを開けることはできなかった テストの山を片付けて、それからロフトの梯子を降りる ガキィィィン!! 大きな金属音が響くと、破壊されたドアノブがゴロゴロと廊下に転がってきた 何が起こったのかと思い、ネギは急いで梯子を降りるとドアの前に立った ギギィィィ 鍵という存在が消え、止め具を失ったドアはゆっくりときしむ音を立てながら内側に開いてくる やがてその外に立つ人物を隠すものは消え、訪問者の姿をはっきりとさせた ネギ 「の、のどかさん!?」 最もこういった修羅場から縁遠い人物がドアの外に立っていることにネギは驚いた のどか 「ねーぎーくん。あーそーぼー」 手を後ろに組み頭を少し傾け、おどけた様子でのどかはネギに声をかけた だが、明らかにいつもとは違う雰囲気。何かによって操られているようにネギは感じた ネギ 「な、何をしたんですか!?いや、何があったんですか!?」 驚いてネギはその場の状況を確認しようとする。しかしそれはすぐにのどかによって妨げられることとなる のどか 「せんせ。あーそーぼー」 そう言ってのどかは手にもった銃をネギに向けた 23-614 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 03 49 ID ??? 3/18 ネギ 「そ、それは・・・」 ネギの脳裏にあの悪夢が蘇ってきた 銃を持ったのどかがどうなって・・何をしたか 古、史加、真名を襲い、その姿は鬼神のようであったことを あの時は、真名との戦いの最中に持っていた銃のガスが切れ、何とかのどかが元に戻ったのではあるが・・ ネギ 「の、のどかさん・・その銃は・・まさか・・」 ネギは今までに無い危機に襲われていることを感じていた。狂ったのどかにはあの真名ですら勝つ事はできなかったのだ あのときののどかは、遊びながら真名を戦っていたのだ。つまりちょっとやる気を出せばいつでも真名を倒せたであろう つまり、今の自分の力ではおそらく足元にすら及んでいない のどか 「せんせ、私、興奮しているんです。下着はもうぐしょぐしょなんですよ!だから・・」 そう言ってのどかは恥ずかしそうにスカートをめくり上げた いつものネギなら、手で目を隠して慌てるところであるが、ネギは動けずに固唾を飲んでのどかの次の言葉を待った のどか 「ぶっ・・殺してもいいですよね?」 ネギは向けられた銃身が一回り大きくなったように見えた。額に当てられた部分がひんやりとして気持ちいいようにも感じた ネギ 「宮崎・・さん・・」 のどか 「ファックって本当にいいものですね!!」 一つのガス音と、誰かが倒れるような音がした 真名 「くそう・・こんないたいけな子供に・・なんてことを・・」 ネギのお尻からは一筋の紅い糸がたれていた 何をされたかは想像に難くない 真名 「宮崎ィィィ!!」 23-615 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 04 48 ID ??? 4/18 世界樹の根元、その小さな広場にのどかは古といた のどか 「全然成長してねえなぁ・・少しは期待したのになあ」 のどかの目の前には傷だらけの古が肩で息をしている すでに左腕は使い物にならなくっているらしく、だらんと力なく垂れ下がっていた 古 「ま・・だ・・アル・・」 古は強がってはいるが、残念ながら誰が見ても勝負はついている しかしのどかはそんな古に止めを刺すことなく、まるで猫が獲物をいたぶるように弄んでいた 古 「ハッ!!」 残った右手で古はのどかに攻撃を仕掛ける すでに今の体力では何かしらの技を仕掛けることもできなくなっていた 当然、そんな攻撃ではのどかに触れることすらできない しかし、のどかはその攻撃を自分の顔で受けてしまったのだ のどか 「こんなもんか・・失望したぜ・・なあ!!!」 渾身の一撃ですらのどかには通用しなかった。その上攻撃をあえて受けるという屈辱に古は身を振るわせる 古 「きさま・・さっさと殺すアル!!これ以上なぶり者なんてごめんアル!!」 そう叫んだ直後、のどかが消えた のどかに拳を押し付けていた古はバランスを崩し、その場にどっ、と倒れた のどか 「殺す・・価値も無いな・・でも、せっかくだから・・」 四発の銃声が響いた 古の両手足の付け根に気の込められた弾が打ち込まれる 古 「うぐぅ!」 のどか 「教えてやる。これが、人を殺すっていうことだ」 23-616 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 05 48 ID ??? 5/18 古には最悪の屈辱が与えられていた 両手足を使い物にならないようにされ、服はほとんど破られていた またネギ同様に、お尻から紅い糸を流していた そして・・敗者の証として、額に”中”の文字が刻まれていたのだ 真名は来ていたコートを古にかけ、そっと手を合わせた 真名 「仇は取ってやる。成仏してくれ」 古 「かってに・・ころさないでほしいアル・・」 コートの下で古はそうつぶやいた のどか 「おーはーよー」 左手をひらひらさせながら、のどかは亜子に声をかけた 亜子 「おはようってもう夕方やで?おかしいなあ」 少しはにかみながら、亜子は声をかけてきたクラスメートににっこりと笑顔を返す のどか 「あの・・和泉さん」 亜子 「なんや?」 いつ現れたのかわからないほど、瞬時に銃を亜子の乳首に突きつける のどか 「貧乳だから、死んでよ・・ね?」 パシュパシュ 一発ずつ、左右の乳首にのどかは弾を打ち込んだ 残念ながら亜子の薄い胸では、それはある意味致命傷であったろう しかし・・ 23-617 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 07 25 ID ??? 6/18 亜子 「た・・たゆんたあぁぁぁぁ!!!」 のどかは単純に驚いた。ここまでのポテンシャルを亜子が持っているとは思わなかったのである のどか 「へぇ!!いいな、お前・・すげえよ!」 嬉しそうな顔をしながら、のどかは銃を手に持ちながら手を叩いて亜子に拍手する 亜子 「乳を揉むまでは死ぬわけにはいかんのや!!たゆんたゆんの力を舐めたらアカンで!!」 のどか 「そんなこと言ってすぐに死ぬなよ!さっき喰い足りなかったからなぁ!!」 再び銃を構え、のどかはにやりと笑った それは激しい戦闘であった 戦闘は一方的ではあったが、亜子の執念というものをのどかは楽しんでいた 亜子の乳首に打ち込まれる弾、のどかの乳をたゆんたゆんしようと伸ばされる亜子の手 それを避け、姿が消えたかと思うと現れるのどか。のどかを追い、目と乳を真っ赤にしながら人鬼と化し襲い掛かる亜子 まさに修羅場であった しかし結果はわかりきっていた 亜子の攻撃・・たゆんたゆんは一回ものどかには加えられていないのだ 亜子 「(;´Д`)ハァハァ・・」 そんな亜子の姿を見てのどかは少しあきれ返ったようにため息をつく のどか 「その執念・・OK!OK!わかったよ。一回だけだぜ?揉んでくれよ」 そう言うとのどかは自分の制服の前をはだけさせ、少し膨らんだブラウスの胸の部分を亜子に見せた 亜子 「た・・たゆんたああぁぁぁ!!」 最後の力を振り絞り、亜子はその手をのどかの胸に伸ばした。わきわきと指を動かして亜子は前に突き進む そして後、乳まで1cmのところでのどかの胸は消えた 亜子 「!?」 亜子の背後から冷たい声が聞こえた。それは非情そのものの言葉であった のどか 「う、そ。うっそぴょ〜ん!!」 亜子の後頭部に打ち込まれた弾はその意識を消し去るのに十分なものであった 23-618 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 07 57 ID ??? 7/18 真名 「和泉!いずみぃぃぃ!!!」 駆けつけたときはすでに遅すぎた 胸を真っ赤に晴らし、亜子は草むらに倒れていた だが、真名の叫びが通じたのであろうか、亜子は意識を取り戻し震える手を真名に向けた 真名 「だ、大丈夫か!!何があった!!宮崎か!?」 亜子の振るえる手は真名の胸に添えられ、軽く動いた 亜子 「たゆん・・たゆん・・」 その言葉を言い終えた亜子は力尽き、真名の乳を揉んでいた手がぱたりと地面に落ちる 亜子もほかの者同様、お尻は剥き出しであった そして無残にもお尻から紅い糸を流している ここで真名はふと疑問に思うことがあった 何故尻を? 力無き者を襲い、いたぶるのはまだわかる しかし、尻はどういう意味だ? だが真名がそう思っている間にも犠牲者は増えつづけていた 楓 「のどか殿・・何をするでござるか!!」 膝を地面につき、左肩を右手で抑えながら苦しそうに楓は答えた のどか 「なにって・・人殺し?」 あまりの発言に楓の目はいつもの細目ではなく、大きく見開かれている 楓 「人殺し・・何の理由で!!」 ケラケラ笑いながら、のどかはまるで頭の悪い女子高生のように楓に答えた のどか 「たのしいからでーす!!人が死ぬとエクスタシーなんですってば!え・く・す・た・し・い!」 楓 「馬鹿な・・」 のどか 「人殺しはオレチャマを中心にまわッてんの!地球みたいに!」 楓 「ぐっ!狂ったか!」 その言葉のとおりであった。武術の修行を積んだ者なら相手の発する気配でどのような心理状態か読めることもあるという だが、今目の前にいる狂人から発せられる雰囲気とでも言うのであろうか?それは誰にでも心理状態がわかるものであった つまり、頭がおかしくなったこと 23-619 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 09 33 ID ??? 8/18 楓 「御免!!」 傷ついた体で影分身を3つ放ち、四つ身分身で楓はのどかを四方から攻めた のどかは肩のあたりに銃を置くようにして、正面に立つ楓を見つめている 楓 「朧十字!!」 前後左右からの同時攻撃、全力を持って楓はのどかに攻撃を仕掛けた しかしどの方位からの攻撃も、のどかにはあたらなかった 楓たちの攻撃はのどかの姿をすり抜け、虚空を切って不発に終わったのである 楓 「ぬ!幻術か?」 その答えは楓の背後から返ってきた のどか 「避けただけだぜ?」 動けなかった。手足は拘束されてはいない、それなのにわずかたりとも動かすことができなかった のどか 「お前こそコレ幻術?やっぱ忍者はすげえな!ニンニンってやつ?」 危急の事態に脳は動かない体に命令を伝え、楓は振り返りざまに手刀の攻撃をくわえた。だが、それも虚空を切る のどか 「偽者はいらない。本物はお前・・だろ?」 また、背後から声が聞こえた 楓は姿の見えぬ敵への攻撃法を必死に思い出していた そして厳しい修行で身に付けたその技術を繰り出そうとするが、間に合わなかった のどか 「神様には祈ったか?それだけの時間は与えたぜ?カエデちゃん」 カチャリと撃鉄を引く音が聞こえた 恐怖を克服する修行はしたが、死を克服する修行はしていなかった それが悔やまれるな・・楓はそう思った 23-620 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 10 22 ID ??? 9/18 楓 「あ・・あ・・」 のどかは楓の髪の毛を掴み、胸の高さぐらいまで持ち上げていた 楓のまぶたは晴れ上がり、口の端には血がにじんでいる すでに楓に動く力はなく、のどかのなすがままにされていた のどか 「楓サン!身長低くなったんじゃない!!双子ぐらいの大きさになったね!!」 だが、楓は何も答えない のどか 「もうオネンネか?だらしねえなあ、チンポついてるんだろ?チンポ」 そんな楓にあきたのか、のどかは掴んでいる手を離し楓を開放した 楓は力なく地面に倒れこむ。あたりには彼女の絶え絶えな呼吸の音だけが響いた のどか 「もう少し頑張ってくれよ!亜子ちゃんはもっと頑張ったぜ!!何もできなかったけどな!」 のどかは足でこつんと楓の頭を蹴った。やはり楓からは何の反応も無い のどか 「つまんねえなあ、体でっけぇんだから三人分ぐらい死んでくれよ!」 しばらく反応の無くなった楓を弄っていたのどかであったが、つまらなさそうにその場を後にした のどか 「次は・・だれにしちゃおうかな?パーフェクトジオングみたいな珍妙な生き物がいいな」 真名 「楓ほどの者が・・」 真名は戦慄を覚えた。自分でも楓をここまで追いこくことができるのであろうか?そんな不安が頭をよぎった 無残にも切り裂かれた楓の忍び衣装から紅い糸が見えた。やはりお尻を襲われている のどかは次の獲物を探すべく、公園通りまで歩いてきた そこで格好の獲物を見つけたのである のどか 「あのでっかいおっぱい、いっぺん打ち抜いてみたかったんだよな。要塞だよ要塞」 だが、これが更なる狂気の戦いになるとは、のどか自身も思っていなかった 23-621 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 11 22 ID ??? 0/18 獲物の姿は非常に家庭的であった。台所からそのまま出てきたような格好である エプロンに買い物篭、これでスリッパを履いていれば完璧だったろう のどか 「一発で打ち抜けるかな?跳ね返ったりしてな」 愛銃を顔の高さまであげにやりと笑うと、のどかは狂気の一歩を踏み出そうとした そのときである 千鶴から放たれる異様な雰囲気を察し、のどかは足を踏み出せなかった 千鶴 「・・あら?来ないんですか?」 こちらを見ないまま、千鶴は誰かに声をかけた のどか 「てめえ・・」 のどかはゆっくりと姿を現し、10mほど離れて二人は対峙する のどか 「オレ様に気がついていたっていうのか?なぁ?」 口元に手を当てて千鶴は優雅に笑った 千鶴 「食べ残しはいけませんねぇ・・あんなに可愛い人たちを・・」 のどか 「何のことだ?」 そのときである 真名 「見つけたぞ、宮崎!!」 逃亡者を追い詰めた捜査官のごとく、真名は銃を構え、のどかを威嚇した のどか 「お!やっと到着かい?今日は遅かったじゃねえか!?クソでもしてたのか?」 だが、のどかは千鶴のほうを向くのをやめなかった おそらくは真名よりも千鶴のほうを強敵と感じているのだろう 23-622 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 12 26 ID ??? 11/18 真名 「ここは危険だ!すぐに離れるんだ那波!!」 のどかを警戒しつつも、真名は千鶴に声をかけた しかし千鶴はその場から動くことは無く、いつもどおりのにこやかな笑みをたたえている 真名 「宮崎!!何人襲えば気が済むんだ!!」 それを聞いてのどかはあごに指を当てて考える仕草をした のどか 「んー皆殺し・・かな?とりあえず」 真名 「人の命をなんだと思っている!!」 のどか 「ハンバーグだろ?ハンバーグ。あれ好きなんだオレ、850円くらいか?」 のどかのおどけた態度に、真名の怒りは沸点を超えた バシュバシュ 二発の銃声が響いた 放たれた二発の弾丸はのどかの頭と胸を正確に捉える しかしその弾丸はするりとのどかの体を通り過ぎた 真名 「な!?」 のどかはにやりと笑うと。驚く真名にふざけてこう言った のどか 「なんだ?鳩が豆鉄砲食らったような顔して・・軽く避けただけだぜ?」 真名の目にはのどかの移動が見えなかった。残像としてしか写らなかったのだ のどか 「オレチャマを撃とうってんなら、きっちり弾に殺意を込めておけよ。でなけりゃ美味くねぇゾ?」 真名 「貴様ぁ!!」 のどか 「あと、人を撃ったら殺さなきゃな。それがロマンってもんだろ?」 真名 「クソッ!!」 苦虫を噛み潰したような顔をして真名は悔しがる のどか 「千鶴お姉さまをファックしたら次はてめえだ!!男日照りなんだろう?アソコをよく洗っときな!」 真名 「・・・狂ってるよ、お前」 のどか 「一体どこの誰に話しかけているか判ってんのか?宮崎サマだぞ?いまさら狂ってるなんて失礼ではアリマセンカ?」 真名 「貴様・・」 のどか 「後でぶっ殺してやるって言っているだろう!せめて格好良く死んでくれよ?オレチャマの為にな!」 23-623 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 13 11 ID ??? 12/18 真名 「一つ聞かせろ、皆を襲ったのはわかる。だが何故全員の尻をいたぶった?」 その言葉で初めてのどかは真名の方を見た のどか 「ケツなんか襲ってねえぞ!?ケツってアナルのことか?そういやそこはファックすんの忘れててたな!」 のどかの意外な返答に真名は戸惑う 千鶴 「うふふ・・」 笑顔に闇を含み、千鶴は無気味な笑いをしはじめた のどか 「まさか・・手前ぇ・・最初っから」 千鶴 「言ったでしょう?食べ残しはいけないって・・」 手にもった買い物篭から千鶴は長ネギを取り出した 千鶴 「これでプスッと・・いただきましたわ」 それを聞いたのどかは大笑いし始めた のどか 「あははははは!!ケツはこのオバサンが襲ったんだとよ!!聞こえたかマヌケ!!」 ゆらりとその場の空間が揺らいだ 千鶴から発せられる気の質が変わったのだ 千鶴 「のどかさん、銃を持つと性格が変わるのね。私がネギを持つと変わるのと同じように・・」 のどかの笑いが止まった そして今までに無い真剣な表情で千鶴を見つめる のどか 「奇遇だな・・やっぱり殺してえのか?」 千鶴 「お尻があれば十分ですわ」 のどか 「アナルが趣味か・・結構な趣味だ、オバサン」 さらに千鶴から発せられる気が大きくなった 千鶴 「ネギを持った私にその言葉を言って、ネギを刺されて死ななかった者はいないわよ・・」 のどかは銃を構えると嬉しそうに千鶴に向かって叫んだ 長ネギを二本抜くと、手にもっていた買い物篭を捨て、千鶴もネギを両手に持ち構える のどか 「ネギか銃か?撃ち殺されるか刺し殺されるか!最高ォォォ!!!」 千鶴 「もう我慢できないのね・・いいわ!いらっしゃい!!」 23-624 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 13 54 ID ??? 13/18 二人は動かなかった。そう真名には見えた しかしながらすさまじい衝撃波が真名を襲う 真名には二人がその場から動いていないようにしか見えていないのだ 真名 「ぐっ!!」 とても嫌な気分であった。真名には自信があった、戦いの自信があった。誰にも負けないという自信が しかし今、それが崩れ去った。明らかに目の前の二人は自分の遥か上の技量を持っていることを思い知らされた そう!まるで悟●とべ●ータの戦いを見ているヤムチャのような気分になっていた のどか 「やるねぇ!!屑どもとはちがうな!!」 片手で建物の壁に指を突き立てて垂直に張り付き、のどかは敵に向かって叫んだ 千鶴 「困ったさんねぇ・・」 5mはある街頭の上に立ち、言葉とは反対にまったく困ってないように千鶴は答える 二人とも力の5分の一も出していないだろう。しかし、其の力の燐片を見せただけであたりの地形は変わってしまっていた 千鶴がネギを振れば、その剣線上は衝撃波で地面が裂け地層が現れた のどかが銃を撃てばぶ厚いコンクリートの壁がこなごなに吹っ飛んだ 二人が移動するときに出る衝撃波で大気が揺れた それはもはや人外の戦いであった のどか 「やっぱすげえな!!そのでっけえ腐りかけのオッパイ!!変な汁でてんだろ?」 千鶴 「うふふ、おっぱいの無い人がおっぱいのある人にそんなこといっちゃダメ。それだけで罪よ?」 のどか 「じゃあ、罰を与えてみな!最高にハッピーでクソなやつを頼むぜ!?」 千鶴 「狂気って不治の病なのね・・死なないと治らないから。その上排泄物だなんて・・」 のどか 「そのとおり!!世の中はクソだ!!オレチャマもクソだ!!つまり・・100点満点だ!!」 千鶴 「早くあなたをお仕置きして、お夕飯作らなきゃならないの。あなた鍋にならない?」 のどか 「ツミレ用のひき肉はオレが用意してやる。脂肪分が多そうだけどな!」 千鶴 「・・頭、いい具合に腐っているのね」 のどか 「へへ!地獄を見せろよこのオレに!!」 23-625 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 14 39 ID ??? 14/18 言葉だけが聞こえてきた。もう二人の姿は見えない。起こるのは破壊と衝撃だけだ その光景を見た真名は思った ここに居ても自分にできることは無いと 一人ではこの二人を止めることはできないと だから・・ 真名はその場を後にした。小さな希望を求めてある人物の元へと向かった 超 「事情はわかってるネ・・正直なところ解決策がないというというのが本音ネ」 ここは超の秘密研究所。その一室である 超 「実は・・身内にも被害者が出ているネ」 背もたれのある椅子に深々と腰掛け、超は少し疲れたように言った 真名 「古のことか?」 超 「古だけでは無いネ・・・サツキも襲われたネ」 真名 「さっちゃんが!!」 目を伏せた超の言葉には少しばかり怒りが含まれていた 超 「ぼろぼろになるまでいたぶられた後、額に”肉”って書かれていて打ち捨てられていたネ。尻も襲われていたヨ・・」 真名 「あいつら・・」 真名の拳は硬く握られ、そこからは強い怒りがにじみ出ていた 真名 「何とかならんのか!!いつもの発明品は!?邪悪な姦計はどうした!?」 超 「なんだか失礼ネ・・まぁ、まずは戦力分析ネ」 真名 「・・・」 23-626 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 15 29 ID ??? 15/18 空中に現れたビジョンには現在の戦いの様子が映しだされていた あたりの建物は破壊され、数秒ごとにカメラが大きく揺れるのがわかる 異様な光景であった。誰も居ないのにコンクリートでできた建物が崩れ、吹き飛ぶのである 超 「これほどとは・・」 超はこめかみに指を当てて顔を横に振った 真名 「どうする?」 超 「ここに割ってはいるのは死を意味するネ。隔離して、どちらかが倒れて残ったほうに総攻撃が有効だと思うネ」 真名 「そうだが・・このままでは」 このときビジョンに新たな変化が現れた。破壊が止まったのである 廃墟のようになったその場所に一人の少女が映し出されていた 何も無い空間に向かって少女は啖呵を切ろうとした 高音 「あなたたち!!この高音・D・グ・・」 少女は最後まで台詞を言うことはできなかった 空中高く吹き飛ばされた高音は、そのときにもう服はすべて脱げていた 吹き飛ばされた力が重力に逆らえなくなり、落下に転じる頃にはお尻に七本のネギが突き刺さっていた そして誰も居ない空間から声が響いた のどか 「とりあえず脱いでろよ、お前は・・」 千鶴 「意外と一杯入りますわね?経験者かしら?」 超 「脱ぎ役もここまで行けば芸術ネ・・」 やがて高音の体はドサリと地面に落ちそのまま動かなくなった 真名 「死んだか?」 超 「確認に行っても犠牲者が増えるだけネ」 23-627 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 16 07 ID ??? 16/18 真名 「現在の戦力は・・私、刹那、明日菜、茶々丸、エヴァか」 だが超は首を振る 超 「残念ネ、茶々丸はメンテ中で使えないネ」 超が手元のボタンを押すとビジョンの映像が変わり、どこかの研究室のような画像に変わる 超 「ハカセどうネ、茶々丸は行けそうカ?」 電子の音を含み、葉加瀬の声がスピーカーから響く 葉加瀬 「まだ無理です。たとえ行けたとしても、もって数秒でしょう・・」 メンテナンスのため四肢をばらされた茶々丸と、白衣を来た葉加瀬がそこには写っていた 茶々丸 「正確には1.76秒です。それ以上は足止めできません」 無意味であった 普通の相手ならばその時間で致命傷を与えることはできる だが相手はあのふたりだ。1.76秒が過ぎれば倒れるのは私たちであろう 研究室には沈黙が流れた 結局、真名は超の策を取り入れた あたりの人間を避難させ、できるだけ強力な結界でその場を封印した 魔法先生、魔法生徒のすべてを使い物理的に封印する ただ高音を救うことはできなかったので一緒に封印した。合掌・・ 23-628 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 17 14 ID ??? 17/18 それから半日が過ぎた 結界の中から来る衝撃は、強烈に内側から結界を揺さぶる そしてだんだんと結界を張る者が、疲労と消耗で倒れていった やがて結界は弱まっていき、後少しもすれば崩壊するのがわかる タカミチ 「この衝撃はこの結界を破ろうとして放たれているものではないな。単に攻撃と攻撃がぶつかり合って出ているものなのだろう」 皆に戦慄が走る 真名 「結界は後、どのくらい持つ!!」 重苦しい雰囲気の中、刹那は答えた。結界に集中するあまり額を流れ落ちる汗を拭くこともできない 刹那 「2時間・・だ」 真名 「超!そっちの戦力は!?」 超は電子の要塞からできるだけの戦力を引っ張ってきていた 超 「田中サンが250体、BUCHIANA−03(中ボス)が40体ネ」 真名 「素敵な王子様たちだな・・」 その言葉とは裏腹に真名の顔は明るくはならなかった 戦えるかもしれない。そんな希望が真名を苦しめている 絶望できたら、どんなにか楽だろうにな そう考えることもあった。だがそれができないときはどうするべきか 答えは一つ 覚悟を決める、だ 23-629 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20 17 55 ID ??? 18/18 そのときは近づいてきていた。結界の外では誰もがその緊張に耐えている 後少しで悪夢が目の前に現れるのだ だが・・衝撃が収まった 結界の内側からの衝撃がなくなったのだ これは何を意味するのか? 皆、希望的観測を持った つまり、どちらかが倒れたと 光が見えた瞬間であった そしてもしかすれば・・相打ちになったのではと しかし現実をつかさどる神、あるいは運命は残酷であった ハルナ 「見つかってたまるか・・」 ここは放課後の3−Aの教室、実はここで堂々と創作系同人誌のネタを作っていた ハルナ 「これは完成させる・・いかなる邪魔が入ろうと私を止めることなどできない!!」 放課後の教室に無気味な笑い声が響いた 続く 24-95 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 13 47 ID ??? のどか 銃と狂気とエプロンと 後半 1/11 ココネ 「ウソ・・」 無愛想なはずの少女が驚きの表情で震え始めた 真名 「何があった!!」 非常に感受性の強い少女、念話をキャッチするのが特技のこの少女は酷く怯えている 私はココネの両肩を掴み、激しく揺さぶった 真名 「どうした!」 だがココネは答えない。そしてうつろな表情になったまま動かなくなってしまった ざわ・・ ざわ・・ 私が気がつけばあたりが騒がしくなった 結界内の様子がはっきりしてきたからである 先ほどまでの衝撃は無くなり、次第に中の土煙が消えはじめた そして土煙の中から、ふたりの人影が現れたのだ 真名 「どちらも・・生きていたか・・」 そんなとき不意に少女が言葉を漏らした ココネ 「・・おともだち」 真名 「なんだと?今、なんと言った!?」 だが、少女は答えなかった。そしてそのまま眠るように気を失ったのだ 土煙が晴れてきて二人が結界の外に向かって歩いてくるのが見える そのまま土煙と共に風に消えてしまってくれ、と私は思った 24-96 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 15 45 ID ??? 2/11 突然、すさまじい衝撃があたりを襲った 結界に力を注いでいた魔法使いたちはいっせいにその衝撃で吹き飛ばされる 真名 「刹那!!」 吹き飛ばされ、地面に叩きつけられた魔法使いたちは、誰も起き上がることはできなかった 皆、力を使い果たし、その場で気を失ってしまったのだ やがて力の供給を失った結界は、その姿を消こととなる 千鶴 「皆さんおそろいで・・何かあったのかしら?」 何事も無かったように千鶴はつぶやいた。服装に乱れは無く、埃すらついていない のどか 「何かのパーティか?オレチャマも混ぜてくれよ!」 前髪に隠れている瞳からは、ぎらぎらとした光が漏れていた。まだ狂気は消えていないようだ ⊂●⊃ ⊂●⊃ 「か、かそくそーち!!」 懐から仮契約カードを取り出し、そのシスターは靴のアーティファクトを出現させた シャークティ 「コラ!!待ちなさい!!」 だがそんな言葉など、そのシスターには届かない 相棒であるココネを連れて行くことさえなく、その少女は一気にその場から消える・・はずであった むにゅう そういう表現が一番良いであろう 千鶴 「どこに行くのかしら?あれは何のアニメだったかしら?”逃げちゃダメだ”って言ってたわよ?」 そのシスターが離脱して10mも進まないうちに、何かとっても柔らかいものにぶつかって止まってしまった ⊂●⊃ ⊂●⊃ 「??」 柔らかいものをまさぐりながらゆっくりと顔を上げると、優しそうなクラスメートの微笑がそこにはあった 千鶴 「逃げたから、おしおきね・・のどかさん、しばらくよろしくお願いしますね」 ⊂●⊃ ⊂●⊃ 「ドラえ●ん見なきゃ・・後、5分で始まるよ?」 千鶴 「じゃあ、お部屋でおしおきね。大丈夫、ドラえ●んは逃げはしないわ・・」 そしてシスターはそのまま抱きしめられると、千鶴と一緒に消えた 24-97 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 16 49 ID ??? 3/11 のどか 「相当好きモンだな。ありゃ」 あきれたようにのどかが言った 真名 「生きていたか・・」 震えが止まらなかった。のどかの服装にも乱れは無い。あれだけの戦闘でも彼女たちは傷一つ負っていない 真名 「殺し合いは止めたのか?」 それを聞いたのどかは口の端を吊り上げ、いやらしく笑った のどか 「お前、じゃんぷ読んでねえのか?じゃんぷ。強敵と書いて”とも”と呼ぶってやつだよ」 真名 「?」 のどか 「鈍いやつだな。友情ってやつ?まあ、殺せない相手と戦うのに飽きたってのもあるんだけどな・・」 戦慄が走る。のどかと千鶴が手を組んだのだ。考えられる上での最悪のシナリオである のどか 「飢えちまっててよ、とりあえず殺せる奴だ。お前らのよう弱い奴らな!」 超 「隊列を組むネ!!標的は宮崎のどか、那波千鶴。対象の死を持って作戦を終了とするネ!!」 田中サンが方陣を組み、その背後に中ボスが陣取る 遊撃隊として中ボスが10機ずつ左右に編成された のどか 「おいおい、いくら男日照りだからってあんなに男型ダッチワイフもってたのかよ、お前」 真名 「うるさい!!超、今なら宮崎一人だ!集中攻撃で倒せ!!」 のどか 「あんなふにゃチンじゃイケねえだろ、オレチャマが愛撫してやっからよ!!」 威勢のいい言葉とは対照的に、のどかはゆっくりと私たちのほうに歩いてきた 超 「行け!!」 隊伍を組んだ田中サンの第一波が前進し、のどかを飲み込もうとしていた 24-98 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 18 05 ID ??? 4/11 最前列の田中さんたちが飛び上がった。そして田中さんたちはその口を開く 口の中の無気味に光るレンズが赤く光ったかと思うと、一筋の赤い光が放たれた その光はいくつも集まり、赤い雨となってのどかに降り注いだ 光が降り注いだ場所の地面はからは蒸気が上がり、微妙に光の進路を変える それがおよそ10秒続いた 赤い光の雨はだんだんと止み、あたりは静寂に包まれる 真名 「殺ったか?」 風がだんだんとその蒸気を晴らしてゆく。そして蒸気が消えると共に人影が現れてくるのが見えた 高音 「なんで・・」 こんがりと全身を焼かれ、全身から煙を出して高音は倒れた。尻のネギが焼け、いい匂いを放っている 真名 「生きていたのか・・、というか、あの攻撃を受けて生きているなんて・・」 超 「レーザーの出力は人を殺せるほどでは無いネ・・」 のどか 「かわいそうになあ!オレチャマと間違えられるなんてよ!!そんなトコうろうろしてると危険だぜ?」 その声がどこから聞こえるのかはわからない。だが、しっかりとその存在を主張していた 私から見て右側、そこにいた一番端の田中さんが突然吹き飛んだ 重力を無視して左側に一直線、当然その方向にいた別の田中さんたちも巻き込まれ砕け散る 真名 「そこか!?」 暴力の発生源を見るがそこには誰もいない。ただ土煙が舞っているだけであった のどか 「こっちだぜ?」 その声はまったく別の方向から聞こえた 先ほどの私の視界から見れば反対方向、左側になる。振り向くがやはり誰もいない ただ田中さんが、空中高く吹き飛ばされるのが見えた 24-99 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 21 30 ID ??? 5/11 すべて破壊されるのに数分とかからなかった 数百体はいた戦闘用兵器はあっという間にガラクタとなる 超 「ここまでとは・・しかなたいネ・・アレを・・出すネ」 嫌な予感がした あの超が出し渋るほどのものである。当然に問題を抱えているのだろう そしてそれを出したところで現状が良くなるとも思えなかった とはいってもこれ以上悪くなるとも思えない 複雑な気持ちになりながらも、超のアレにすがって見たくなった 真名 「アレ!?何かあるなら出せ!!お前の兵士はすべて粉砕された!!出し渋ることもないだろう!!」 そう叫んだときには超はあごと耳につけたインカムで誰かと通信していた 超 「ハカセ!!アレを出撃させるネ!!もうアレしかないネ!!!」 インカムから聞こえてくる声は、悲痛な叫びであった あまりに大きな声のため、それは私にも聞こえてくる 葉加瀬 「アレって・・アレですか!?まだ未完成ですよ!!それに危険すぎます」 出し渋る葉加瀬に対して、珍しく超は声を荒げて叫んだ 超 「何を言ってるネ!!!これ以上の危険なんてありえないネ!!」 葉加瀬 「わかりました・・今そっちに転送します。座標は・・」 何か・・とても嫌な予感がした 24-100 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 22 24 ID ??? 6/11 ヴゥゥゥゥゥゥン 超 「来るネ!!下がって!!」 言われるままに、私はその場から少し退いた 何もない空間。目の前の、本当に何もない空間に光の玉、いや、スパークする紫色の巨大な玉が現れた やがてその玉は白い光に変化していくと、直視できないほどに光り始める 5秒ほどだろうか・・それが続いた後、その光は収まってゆく そして、光の収まった後には・・誰かがいた 全身から白い煙を上げ、その男はそこにたたずんでいた 地面に片膝を付き、よく見れば、クラウチングスタートの体勢に似ている やがて、男はゆっくりと立ち上がった 男は何故か全裸だった 真名 「な、何だアレは!!変態か!?」 その姿を見た私は顔を赤らめた・・しかしあの姿、どこかで・・ 超 「アレは私たちの技術のすべてを組み込んだロボットね・・」 ロボット、言われれば関節とかがそんな感じだ。しかしあんなところまでリアルにするとは・ 超 「名づけて、”Naked Inmoral Teach Tactical Aems(直訳→裸の わいせつな 教育 戦術 兵器)”」 異常事態に私の頭では、その意味を理解することができなかった 真名 「・・意味は?」 暫くの沈黙の後、超は苦々しくこう答えた 超 「つまりは・・最低兵器NITTAネ」 あの容姿、オールバックにふちの太いメガネ、威厳のありそうでいやらしさを含んだ顔、そして全裸 まさに新田だ・・ 24-101 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 23 51 ID ??? 7/11 気が遠くなりそうだった この期に及んで事態がさらに悪化するとは・・ 真名 「超!!なんであんなものを呼ぶ!!明らかに場をさらに混乱させるだけのものだろう!!」 超 「呼べと言ったのは真名ネ!!それに戦闘能力が高いのはホントネ!!」 見ればNITTAはすでに敵のほうを直視していた のどかのほうはNITTAに興味があるらしく、その姿をまじまじと眺めている のどか 「ずいぶんとご機嫌な格好で・・金、ねえのか?それともそれが武器ってか?」 のどかの挑発に、NITTAは何の反応も示さなかった 立ち上がって、のどかを見つめた後、故障して停止したかのように動かなくなった そして暫くにらみ合いが続く・・ タカミチ 「殺ったあ!!!」 それは突然のことであった。のどかの背後より高畑先生が奇襲をかけたのだ だが、のどかは振り向きもせず口の端を吊り上げ、にやりと笑っっている 真名 「ダメだ!!読まれている!!」 私の叫びは届かなかった 高畑先生の一撃はその拳を捕まれて簡単に止められてしまったのだ NITTAによって 真名、超 「な!!なんで!?」 高畑先生の拳を掴んだNITTAは、そのまま高畑先生を自分のほうに引き寄せて大声で叫び始めた NITTA 「目標補足。指導プログラムを実行します。指導場所、指導室にて・・」 タカミチ 「な、なにを・・」 NITTA 「愛を語り合おうではないか!!青春も!!汗も!!ほとばしる汁も!!すべて私たちのものだよ!!!」 そう言ってNITTAは高畑先生を抱きしめながら、どこかへ飛んでいった 呆然とする私と超を残して・・ 24-102 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 25 05 ID ??? 8/11 のどか 「振られちまったなぁ・・・まあ、残されたモン同士、仲良くやろうぜ?」 あたりを見れば刹那やシャークティは結界に力をつぎ込んで倒れていた。もはや戦力として望めない そして今、最強の戦力が失われ、そして手足となる兵隊もいなくなった 私たちには、希望はもう無くなったのだ 真名 「超!!やるぞ!!こうなったら玉砕だ!!」 そう叫んだ私の背後で誰かが倒れる音がする 真名 「何!」 超が倒れていた。その傍にはのどかがしゃがみこみ、わざとらしく超を起こそうとしていた のどか 「起きてください、超さん!こんなところで寝ていると・・襲われちゃうぞ」 真名 「貴様!!」 私はすばやく銃を構えるとのどかのこめかみに銃口を突きつけた のどか 「人に銃を突きつけたらすぐに引き金を引けよ。出ないと死ぬぜ?」 私は何も言わなかった。そして黙って引き金を引いく 一発の銃声が響き、そして地面の一部を吹き飛ばして小さな穴をあけた 真名 「当たらないのか・・」 私には予感があった。今までのことを考えればこの距離でも当たらないのではという予感があった のどか 「これじゃあいじめだな。二対一だしな」 24-103 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 26 14 ID ??? 9/11 真名 「まさか・・」 振り向いた私の視線の咲には那波がいた 倒れている魔法使いたちに、一本一本尻にネギを刺している すでに刹那もシャークティもその洗礼を受けていた 真名 「好きにしろ・・もう私たちには何もできない」 あきらめた私はその場に座り込む 千鶴 「では・・」 一瞬の出来事であった 30mは離れていたはずの千鶴が現れる そして・・私の目の前で超に尻ネギをしたのだ 超のチャイナドレスをめくり上げることなく、正確に尻の穴にネギを当てた 通常ならネギでは服を貫くことなんてできないはずであるが、気で強化されたネギは合金の棒と化している 超 「う・・あ・・」 まだ意識がはっきりしていないながらも、苦しいことから超がうめき声を上げた 千鶴 「うふふ・・」 菩薩の笑顔でも、やっていることは鬼畜だ 強く刺し込まれ始めたネギは、周囲の服を巻き込みながら奥へと進もうとする そして尻の穴に吸い込まれるようにネギと服が埋まっていった。やがて那波は最後の一撃を加えるためにネギをひねる 24-104 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 27 38 ID ??? 10/11 超 「ひあッ!!」 頭をそらして超は逃れようとした 意識が回復して、今の自分の状況がつかめたのであろう。必死に逃れようとする 超 「やめ・・真名、助け・・うぎぃ!!」 一気につきこまれた。長さで言えば20cmぐらいは入っていったであろう 千鶴 「ぐ〜り、ぐ〜り」 差し込んだネギをゆっくりと回して楽しそうに那波は超を凌辱する 超 「うぐ・・あはあっ!」 のどか 「えぐいな。あんな事されたら痔になっちまうだろうに・・」 その光景を見ながら、のどかも楽しそうに笑った 超 「ひあああああ!!」 超は大きく声を上げると、そのまま動かなくなってしまった 次は私か・・餡蜜、食べたかったな・・ のどか 「次どうするよ?」 動かなくなった超を見下ろしてのどかは言った 千鶴 「ごめんなさい、私そろそろ朝ご飯の時間なの、小太郎くんお腹すかせてないかしら?」 千鶴は掴んでいたネギを放し、すっと立ち上がる のどか 「そういえば腹減ったな。朝メシ食わせてくれよ」 千鶴 「いいわ。勝負はそれからってことで・・」 二人の世界から、いや、この混沌の世界から私ははじき出された。二人は私という存在を無視したのである 真名 「き、貴様ら!!私には殺す価値も無いと言うのか!!嬲るなら嬲れ!!殺すなら殺せ!!」 もはや自棄だった なんでこいつらは私を弄ばない。こんな世界に一人残されても・・どうすればいい!! 24-105 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05 29 15 ID ??? 11/11 のどか 「言ったろう?”千鶴お姉さまをファックしたら次はてめえだ”って。つまりお前は最後のおやつって訳だ」 何もできない自分が悔しかった のどか 「わかったら、アソコ洗って待ってな。そのうちに殺ってやるからよ・・」 私は瓦礫の向こう、何事も無かったかのように寮に帰っていく二人を私は見送ることしかできなかった すべてに絶望した私は、銃口を自分のこめかみに当て引き金を引いた。せめて私を殺せなかったということでのどかへの復讐になればと・・ だが、私は死ねなかった。エアガンでは・・・死ねないのだ ハルナ 「か、かんせ〜い・・」 床に原稿を撒き散らし、コタツの机の上には飲み干したドリンクの瓶、資料としたエロ同人が山積みとなり、今にもハルナを頭上から襲おうとしている まさしくここは修羅場であり、ハルナはその修羅場から生還したのだ ハルナ 「時間かかったぁ・・こんなになるなんて・・思ってなかった・・」 震える手で原稿をかき集め、ハルナはそれを封筒に入れた ハルナ 「あとは・・これを・・いんさつじょ・・に・・」 そこでハルナは力尽きた 今、どのような夢を見ているのか、それとも疲れきってその夢すら見ることができないのか それは彼女にしかわからない・・ 意識の奥深くに潜り込んでしまったハルナは、二人の侵入者に気が付かなかった 二人は闇から染み出てくるようにハルナの寝ている横に立った のどか 「持って来たぜ、新田の全裸写真のコピー。前後半合わせて29枚だ」 真名 「どういうわけかこの原稿のページ数とあうな。せっかくだから入れ替えといてやろう」 のどか 「で、この原稿どうするよ?」 真名 「ガンターゲットでいいだろう。粉々になるまで撃ち尽くしてやる」 完 前ページ次ページSSまとめ
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1F 勇気と無謀は違うもの 記念すべき第一話! ということでパーティメンバー紹介でもしましょ~。 いや、正直まだキャラが掴めてないのに、っていうかまだ樹海探索もしてないのにメンバー紹介って早いんじゃ……。 いいのよ、こういうのは早い方がいいわ。ルナリア、お願い。 ……こんな感じかな。 マリィ: ギルド[E.チェイサー]のリーダー。職業はガンナー。 みつや: ギルド[E.チェイサー]の最大火力予定にして、多分ツッコミとボケ両方出来る凄い人。職業はブシドー。マリィとみつやはエトリアの迷宮経験者とかいう設定、多分。エトリアでもパーティを組んでいて、それでハイ・ラガードにも一緒に来たって設定、多分。 アイオラ: ギルド[E.チェイサー]の回復役、つまりヒーラーお姉さん。職業はドクトルマグス。設定はまだ、ない。 ルナリア: ギルド[E.チェイサー]のデバフラー。職業はカースメーカー。設定はまだ、ない。 なるほど、エトリアの迷宮経験者とかギルド名とかをプロローグに盛り込むのが面倒だったからここで紹介を……。 ……ノリと勢いは大事。 凄い人……えへへ。 ということで、ネタが特に無いので本編へどうぞ。 じゃあなんでメンバー紹介なんてしたの……。 ……なんとなく。 さてさて困った。 ……いきなり見知らぬ場所に飛ばされた。 なんという罠。ま、まあ装備はしっかり整えておいたし、問題無いわ。 つ、つまりどういうことなんです? ……樹海に行ったらまずは公宮行って来いって言われた→地図作りして来いって言われた→樹海に行ったら衛兵に見知らぬ場所に飛ばされてメディカ渡されて放置←イマココ つまり樹海を探索するにしても、誰にでも許可出せるわけじゃないのよね。その為の試験として地図作り、がミッションという事らしいわ。それで見知らぬ場所連れて行かれて、ここから樹海入り口までの地図を作れたら許可する、という事ね。 なるほどなるほど。それで、スキル振り分けはどうします? あー、そうねぇ。よくわかんないし、みっちゃんはSTRブーストにレベル1。他はとりあえず様子見でいいや。 あと、私はキュアを取った方が良いんじゃないかしら。 あーそうそう、回復が無いと話にならないか。よし、これで探索してみましょう。 き、きつい、ダメージが半端ないし、前衛が2人じゃきついかも。でも私もルナリアも前衛には出れないし、仕方ない。 あわわ、集中攻撃されると死んじゃいます~。あとイモムシみたいな敵だと一撃で落ちちゃいますです。 ……途中、花畑があったけどなにもなかった。 前作、もといエトリアの迷宮だと休んだら蝶が出た気がするんだけど、まあ運が良かったのかな。 そういえば、途中にあった変な注意書きの書いた立て札はなんなのかしら。 ああ、それね。多分F.O.E.よ。 ……F.O.E.? F.O.E.というのは、フィールド上を徘徊してる強敵の事でして。基本的にスルーでいいと思いますよ~。 それに、前もって注意とかされてるのは大抵強いわ。まあ先に進みましょう。 さて、採取ポイントを発見したんだけど、採取スキル持ちは私とルナリア。私は私でSPを無駄に出来ないし、ルナリアも結構SPいりそうだし……。 ……ん、とりあえず私が取るね。 そうね、ごめんなさい。お願いするわ。 結構全滅したことの除けば、問題はなかったわね。 ……それ、問題だと思う。 でも、現状ではどうしようもありませんし、レベル上げするしかないですね。 あと、抜け道も見つけたわ。階段も見つけたしそろそろ上がりましょうか。 そうね、上がってから考えれば良いのよ。ということでルナリア、現在のスキル状況をお願い。 ……わかった。これが現在のパーティのスキル表。 マリィ(ガンナー)Lv4 銃マスタリLv1 フレイムショットLv1 残りSP4 みつや(ブシドー)Lv4 STRブーストLv4 残りSP5 ルナリア(カースメーカー)Lv4 呪言マスタリLv3 睡眠の呪言Lv2 採取Lv1 残りSP0 アイオラ(ドクトルマグス)Lv3 巫術マスタリLv2 キュアLv1 残りSP3 なーんか色々間違えた気しかしないわ、私とルナリアが。 ……睡眠の呪言がまともに効かない。 Lvが低いから駄目なのだと信じたいです~。 正直マスターまでのLvが低いから選んだ全体異常技なんだけど安易過ぎたかなぁ。 マリィのは間違えてはないと思うのだけれどね。属性攻撃はなにかしら必要の筈よ。 だといいんだけど……。まあドロップ関連もあるし、とりあえず全属性取ろうかな? ……とりあえず様子見。 ということで次回、遂に2Fに突入! 死にすぎによる金欠がきついのと、1Fでもそこそこ全滅してるから正直進める気がしない。けれど、とりあえず進みましょう。なにかあるかもしんないしね。 ~記録の狭間~ ……そういえばHPブーストってどうなの? 少しはマシになるかも。 それがね、前作だと1振っただけで10%ぐらい上がったの。ということで振ってみたんだけど、HP50→HP51という結果に。つまり、なにも見なかった。 ……見なかった。
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登録日:2010/01/16(土) 01 05 38 更新日:2023/08/22 Tue 08 55 17NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 4部 Red_Hot_Chili_Peppers ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンド スタンド能力 スピットファイヤー フリーザ様 ポッポ・ポッポ・ハトポッポ レッチリ レッド・ホット・チリペッパー 元ネタはレッド・ホット・チリペッパーズ 最強スペック 電気 音石明 「ブチのめす?」 ンなカワイソーなことはしないなあ~ 楽に「殺してやり」に来たのさ! レッド・ホット・チリ・ペッパーは「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する音石明のスタンドである。 長ったらしい名前だからか、劇中では『チリ・ペッパー』と略される事も多い。 【ステータス】 破壊力:A スピード:A 射程距離:A 持続力:A 精密動作性:C 成長性:A 【概要】 ◆外見 容姿は黄色いボディにパキケファロサウルスを思わせる丸い頭と長い尻尾を持つ恐竜を擬人化したようなもの。 音石の台詞によると発現当初は大して力の無いスタンドだったようだが、その後成長して変化したものと思われる。 ◆能力 電気そのもののように自分や他の物質を変化させる能力を持つ。 電線やバッテリーや電化製品に入り込んで様々な場所に移動したり、逆に電気にして引きこむことで移動させる。この能力で窃盗を繰り返していた。 電気を動力にしているので供給量が多ければ多いほど強くなる。 バイクのバッテリー程度の電力でも、『ザ・ハンド』ではとてもとらえきれない速度になり、町中の電力を使えば『クレイジー・ダイヤモンド』でも一蹴できる実力となる。 (ただし町中の電力吸収は当然ながらやったら町全体がしばらく停電に陥るため、連続使用のできない切り札である) おまけに精密動作性を除けばオールAというシリーズでも指折りの高いステータスを誇り(*1)、電気を媒介に変幻自在な戦法を使うなど戦闘能力はかなり高い。 最大限に充電した時は、同じスピードAのスタンドも軽く圧倒し、「(基礎スペックはスタンド最高峰の)『スタープラチナ』くらいしかついて行けない」とすら評される程。 本来、スタンドは「遠隔操作ができるスタンドは力が弱い」、「本体から離れたまま強い力を発揮するには、何だかの方法でパワーを補う(*2)か自動操縦しかない」ものだが、 このスタンドは電気を媒介することで、「強い力を持ちながら遠隔操作が可能」という反則じみた能力を獲得した。 能力『だけ』なら、軽くチートの領域である。 ◆弱点 だが、絶対無敵のスタンドなど存在し得ないのが『ジョジョ』のスタンド。 弱点もチラホラある。 このスタンドの最大の弱点は、「現実の電気と同質の性質を持っている」こと。 このスタンドが発する電撃はアヴドゥルの『マジシャンズレッド』の炎と違って実際の電気であるため、絶縁体で防がれてしまう。 またスタンド本体自体も実際の電気と同じ性質を持ち、吸収した電気もスタンドパワーに変換するのではなくそのまま現実の電気の状態で蓄積される。 なので絶縁体でくるまれるとそれを破壊しない限りはどこにも移動できなくなるし、 逆に海水の真っただ中のような伝導率の極めて高い物体に放りこまれると、 蓄積した電力がスタンド本体ごと拡散しスタンド自体が消失、本体が死亡してしまう。 また、電源からあまり離れられないため、都市部では無類の強さを発揮するが、人里離れた場所(砂漠など)ではすぐにガス欠になってしまう。 そのまま電気を全く得られなければ錆びた鉄クズのような色になり、そのまま消滅してしまう。 本体の音石はギタリスト志望ではあるものの「受験だの就職だのといったまずらわしい人生はまっぴら」と言っており、逆に言えば両親からガチガチに束縛されてる内面が見て取れる。 スタンド発現のきっかけはそういった両親からのコンプレックスによる「両親から自由になりたい」「楽して稼ぎたい」などと言った願望から産まれたのかもしれない。 【主な活躍(本体の行った行動は別項参照)】 ◆暗躍 初登場では虹村兄弟と和解した仗助と康一の前にコンセントを介し現れ、 油断した隙をつき、形兆を襲って形兆ごと「弓と矢」を電気に変えて奪い電線を通じ逃亡した。 この後形兆は電線の上で感電死している。 後日、TVゲームをしている仗助の元へTVに電気として入り込みブラウン管を通じて宣戦布告した。 また承太郎に対しても、電話で警告及び受話器の破壊を行っている。 ◆VS億泰 自分の正体を探るスタンド使い(ジョセフ)を暗殺しようと、情報収集のために郊外の広場にいる仗助達の前に姿を現した。 バイクで逃走しようとしたところ、億泰の『ザ・ハンド』との戦闘にてエネルギー切れ寸前まで追い込まれたが、億泰の復讐心を利用して逃げ延びる。 ◆VS仗助 杜王港にて、初めて本体である音石明としての姿を見せた。 仗助との戦闘では、地下の隙間や配線を利用したり、街中の電気を使い『クレイジー・ダイヤモンド』以上のパワーとスピードを発揮するなど圧倒していたが、 タイヤに閉じこめられ、更にタイヤが破裂した空気圧で海に落下しバラバラになってしまった。 その後、音石は辛くも一命を取り留め、海からジョセフの乗る船に潜入したが、SPW財団職員に変装したにも関わらず億泰にぶん殴られ(*3)、承太郎に警告…というか脅され? 再起不能になった。 この際、スタンドのビジョンはスクラップを繋ぎ合わせたガラクタロボのようなボロボロの外見となり、本体の音石もパワーを使いすぎた影響からか、髪が白髪になってしまっていた。 【余談】 元ネタはアメリカのロックバンド、レッド・ホット・チリペッパーズである。アニヲタ的には実写映画版『デスノート』前後編の主題歌アーティストと聞けばピンとくる方もいるのではないだろうか。 スタンドの方と混同しよく「バンド名の最後に複数形の『ズ』は付かない」と勘違いしている人がいるが、バンド名の方は「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリペッパーズ)」だから間違えないように。 逆も然りで、スタンド名の方は「ズ」は付かないのに付けてしまっているミスも散見される。 「おれは…追記・修正すると強いぜ…」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] SNOW? DEATH NOTE? さすが荒木先生。 -- ハトポッポ (2013-10-18 22 16 55) 外観や戦いかたにドラゴンボールのフリーザの影響が感じられる -- 名無しさん (2013-10-18 23 47 26) 負けた後、承太郎はともかく億泰にまで脅されて再起不能にされるばかりかSPW財団の人間に自白剤投与されるわと散々だわな。背が縮んだ間田や玉美よっかましだが。本体の項目がないんで。 -- 名無しさん (2013-12-15 16 40 59) ないなら、立てようかな -- 名無しさん (2014-02-08 17 39 10) ↑立てたよ -- 名無しさん (2014-04-24 12 36 40) レッド・ホット・チリ・ペッパーな。仗助らが「チリ・ペッパー」って縮めて言いまくってたから間違えたのかもしんないけど -- 名無しさん (2014-06-25 14 33 26) と言うかバンドのレッチリと紛らわしいから(スタンド)ってつけて欲しい -- 名無しさん (2014-06-25 16 51 59) ↑「ズ」が入ってないから区分しなくて大丈夫 -- 名無しさん (2014-06-25 17 04 57) ネットが隅々まで張り巡らされてる現代においては最強じゃね?時と場所を選ばないってのは相当有利。 -- 名無しさん (2014-07-02 02 09 05) 4部のスタンドの中ではエニグマと並んで欲しいスタンド。よい意味でも悪い意味でも色々と便利すぎる。 -- 名無しさん (2014-07-19 13 58 14) 隠者の紫の上位互換って感じだね。 -- 名無しさん (2014-07-19 14 59 13) 念写能力やらスタンドを千切られてもダメージがフィードバックしないのがハミパのいいところ. -- 名無しさん (2014-07-19 15 06 00) 精密動作性以外オールAってとんでもないスタンドだよな…!! 確か他には射程距離以外オールAのD4Cと、オール測定不能のゴールドエクスペリエンスレクイエムぐらいしかフルスペックのってないんだよね? -- 名無しさん (2015-01-22 19 13 02) ↑無敵のスタプラ(三部序盤)を忘れるなよ -- 名無しさん (2015-02-06 20 48 13) キッスもたしか精密動作性以外オールA -- 名無しさん (2015-03-17 05 23 18) こいつでヤシマ作戦したら無敵じゃね? -- 名無しさん (2015-07-17 11 25 55) ↑吸収は出来ても供給はできない、というか結局日本中の電力集めるのは他の人がやるんだから手間は変わらんわ -- 名無しさん (2016-04-17 13 45 48) 森久保さん続投オメ -- 名無しさん (2016-04-30 00 59 30) ↑声優総入れ替えの中で、高木渉ともども続投できたのは凄い -- 名無しさん (2016-04-30 01 03 57) ハマり役が多い4部キャラの中でも億泰と並んでどハマりだったから嬉しい -- 名無しさん (2016-04-30 02 03 22) けど、声優がけっこう入れ替わってる中で替わって無いと、逆に違和感ってのを感じちゃうのも事実なんだよな……声優のスケジュールの都合、か? -- 名無しさん (2016-05-03 16 27 00) やっぱりかっこいいスタンド。アニメの声も続投してよかった -- 名無しさん (2016-05-03 17 01 48) こいつって自由に出し入れができないタイプのスタンド? -- 名無しさん (2016-05-03 19 24 35) 無茶苦茶強力かつ危険なスタンドだけど、電気の特性を持っていることが利点でもあり、弱点でもある。仗助がバカじゃないことが伺える戦い方だったな。 -- 名無しさん (2016-05-03 19 38 52) 舞台が杜王町という地方都市だったから比較的早く対処出来た。東京のような大都市で戦ったら被害も甚大なものになっていたろう。今の時代なら尚更。 -- 名無しさん (2016-06-07 13 19 20) 鏡面を利用するハングドマンもそうだったけど、街でありふれてるものを能力の媒介に使ってるのがとにかく強い -- 名無しさん (2016-06-11 00 50 46) てっきり放電攻撃とかしてくると思ってたんだが、殴りがメインでそういうことはしなかった -- 名無しさん (2016-06-21 04 34 45) 放電は自殺行為だからな。電力さえあれば余程のスタンドでもない限り真正面から潰せる -- 名無しさん (2016-07-18 10 53 48) そもそも、レッド・ホット・チリ・ペッパーって香辛料あるのかな?どれくらい辛いんだろうか。 -- 名無しさん (2016-10-06 08 12 35) 格闘戦ならスタプラと互角のクレイジーDを(電力溜めてる状態とはいえ)ほぼ一方的にぶちのめしてるし、ぶっちゃけ単純な戦闘力なら4部最強に見える -- 名無しさん (2016-11-22 00 20 31) キングダムハーツ的に言うならこの名前なら炎能力、電気能力ならスタンド名はイエローマスタードになる -- 名無しさん (2016-11-22 07 02 25) 最初名前だけ見た時は炎か熱を操るスタンドかと思ったけどアニメ見て驚いたわ -- 名無しさん (2017-01-06 02 11 25) レッチリのWarpedの邦題が「レッチリの電撃ワープ」だから電気のスタンドなんだろうか? -- 名無しさん (2017-01-21 13 08 44) ↑Warpedの意味は「歪み」らしいけどなんでこの邦題なんだろう? -- 名無しさん (2018-03-23 15 28 27) 洋楽に意味の分からない邦題がつけられることはよくあること -- 名無しさん (2019-06-12 14 09 21) ステータスが精密動作性以外Cってやべーなこれ -- 名無しさん (2020-04-07 23 40 19) おっと、Aの間違いだ -- 名無しさん (2020-04-07 23 41 18) 持続力Aだけど、電気がない場所ならすぐガス欠するから、持続力はEじゃね? -- 名無しさん (2020-05-15 20 38 53) ↑電気が無いとそもそも出現させられないから、多分充電MAXかつ即充電可能なフルスペック時の能力評価だと思う -- 名無しさん (2020-05-15 21 04 44) 現代社会においては使いようによっては最強にもなれそうなスタンド。 -- 名無しさん (2021-02-25 01 04 10) え? poppo -- 名前は無い (2021-02-25 06 33 13) ↑間違えた。 え? ポッポ・ポッポ・ハト・ポッポ? -- 名前は無い (2021-02-25 06 34 14) 今の時代だと小型で強力なバッテリーがあるから利便性かなり上がるだろな -- 名無しさん (2021-02-25 06 59 27) GS美神では美神母が原子力空母の電力を力にして敵と戦っていたな -- 名無しさん (2021-03-11 05 58 49) 偽テニールなら得意の水中戦に引きずり込めば完殺出来るがスタンドそのものを引きずりこむと感電死しそう。やっぱスタンドは得手不得手だな -- 名無しさん (2021-06-27 11 41 00) 作中は1999年だったけど、皆がスマホ持ってるのが当たり前な今 -- 名無しさん (2022-07-02 10 51 50) 途中送信失礼 作中は1999年だったけど、皆がスマホ持ってるのが当たり前な今だったら手がつけられなくなってたかも。 -- 名無しさん (2022-07-02 10 53 17) 名前 コメント
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ヒートロトム 一応ブルルも見れませんかな?wwwwww 鉢巻ウドハンでも確定で耐えますなwwww S振られていると返り討ちにされますがなwwwww -- (名無しさん) 2017-01-27 00 04 27 半減でも致命傷を負いますので役割対象とは言えませんなwww エッジの可能性もありますしなwww 対面で比較的有利であることは覚えておく以外ありえないwww -- (名無しさん) 2017-01-27 00 42 05 ロトム系統もZ登場で超強化ですぞwwwww帯やプレートより有効ですなwwww -- (名無しさん) 2017-01-28 18 47 32 カグヤのヘビボ1/4ですなwwwwかなり有利っぽいですなwww -- (名無しさん) 2017-01-29 02 30 20 我はヤトムはボルチェンを多用するのでZクリスタルよりも眼鏡や珠を持たせたいですなwww しかし遂行技でCダウンを引かないのは素晴らしいですなwww奇襲用めざパの威力が上がらないのがイヤですがなwww -- (名無しさん) 2017-01-29 09 20 21 ジャラランガと組ませるのはどうですかなwwwwwエスパードラゴン一貫するので鋼も組ませますかなwwww -- (名無しさん) 2017-01-30 11 04 23 ヒトムはヤバヒ撃った後でもボルチェンで逃げられるのでボミッキュに無償で積ませないのが良いですなwww -- (名無しさん) 2017-02-10 08 28 32 初手リザードン対面で眼鏡ボルチェンの安定度がヤバコイルwww -- (名無しさん) 2017-02-26 20 20 05 役割破壊にめざ地はどうかと一瞬思いましたが、読めるならボルチェンで逃げればいいだけでしたなwww -- (名無しさん) 2017-02-28 04 21 42 ドランから裏のドリュに一貫しますが限定的すぎますなwww 昔はめざ水なんかもあった気がするんですがなwww -- (名無しさん) 2017-03-01 08 20 32 木炭オバヒでちょうとコケコが落ちるようですなwwwwzも渡せにくい状況なら候補になりそうですなwww -- (名無しさん) 2017-03-11 19 40 57 無振りコケコなら木炭どころか物知り眼鏡で確一とれるようですなwww 眼鏡も渡せず電気技をメインにするけどコケコに役割を持ちたいなら一考ですなwww -- (名無しさん) 2017-03-11 20 32 25 初心者過ぎて申し訳ないのですがこいつ含めロトム系統はなんでこんなにも評価されているんですかなwww全体的に数値が低すぎるきがしますぞwww -- (名無しさん) 2017-03-14 15 54 18 ヤトムの便利さは使い易さは使ってみて初めてわかるんですなwwwwまあ今世代は以前ほどの活躍はなさそうですがなwww -- (名無しさん) 2017-03-14 16 06 13 ロトム系が評価されるのは数値よりもタイプと特性によるものが大きいですなwww 独自の組み合わせというのもそうですが、電気というタイプ自体が攻撃性能が高く評価対象なんですなwww しかし電気タイプは採用率が非常に高い地面技が弱点という欠点を持っていますなwwwそこを浮遊で無効化できるので 水と草に関しては型破り持ち以外の地面に対して電気タイプでありながら有利なんですなwww 鋼や炎が積極的に採用されるYTにおいて地面が軽くなるのは非常に大きな評価点ですなwww -- (名無しさん) 2017-03-14 16 13 33
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東名首都圏電気鉄道大井埠頭連絡線 大井埠頭連絡線(おおいふとうれんらくせん)は、神奈川県川崎市の武蔵小杉駅から東京都品川区の東京港駅までを結ぶ東名首都圏電気鉄道の鉄道路線である。武蔵野鉄道との直通特急の運転に当たって建設された。開業は2005年。 ラインカラーは■コンテナブルー。 路線データ 概要 使用車両普通列車 特急列車 駅一覧 関連項目 路線データ 区間:武蔵小杉~東京港 駅数:6駅(起点・終点含む) 起点駅:武蔵小杉 終点駅:東京港 軌間:1,067mm 複線区間:全線 電化区間:全線(直流1,500V) 閉塞方式:車内信号式 保安装置:ATC-IM 最高速度:130km/h 概要 2006年から開始された東名首都圏電気鉄道と武蔵野鉄道の直通特急の運転に際し、新橋駅での乗り入れは構造的に困難(東名首都圏電気鉄道の新橋駅に対して武蔵野鉄道の新橋駅は直角)であり、仮に新橋駅に連絡線を設けた場合、西宮北口駅に存在する阪急電鉄神戸本線と今津線を結ぶ連絡線のように、非常に半径の小さなカーブとなることは明白であった。そこで、既に存在している武蔵野鉄道東京港線の東京港駅と東名首都圏電気鉄道東名本線の武蔵小杉駅を結ぶ路線を東名首都圏電気鉄道側が建設し、そこを介して武蔵野鉄道との直通運転を実施することとした。 途中駅が設けられており、ラッシュ時は4本/時、日中・夜間は1本/時普通列車が運転され、それに加えて武蔵野鉄道との直通特急が1本/時運転されるダイヤとなっている。なお、通過利用者こそそれなりに存在するものの、路線本体の利用者は多くなく、大半の駅が2~3桁レベルの利用者しかいない。加えて「需要があるかが甚だ疑問」として特急を除いて東名本線とは直通しておらず、利用者の少なさに拍車を掛けている状況となっている。 路線名の由来は東京港駅の裏手に存在する「大井ふ頭中央海浜公園」から、ラインカラーの由来は東京港駅の裏手に存在する東京貨物ターミナルの所有者、JR貨物のコーポレートカラーからである。 使用車両 普通列車 3300系 特急列車 300系 25000系 25050系 駅一覧 普通列車は表中の全駅に停車する。特急列車は武蔵小杉~東京港間ノンストップである。 駅名 接続路線 武蔵小杉 東名首都圏電気鉄道:東名本線東日本旅客鉄道:南武線・横須賀線・湘南新宿ライン東京急行電鉄:東横線・目黒線 久が原 東京急行電鉄:多摩川線 池上本門寺 - 平和島 京浜急行電鉄:本線 流通センター 東京モノレール:東京モノレール羽田線 東京港 武蔵野鉄道:東京港線 関連項目 東名首都圏電気鉄道東名本線 武蔵野鉄道東京港線
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阪堺電気軌道 モ130号 (阪堺電気軌道121形電車) 大阪府高石市羽衣公園丁 浜寺交通遊園 (MAP) 写真提供 進行豹:2016/02/21撮影 最新の情報提供 進行豹:2017/06/27 現在の状況 静態保存。車内は開放されていて自由に立ち入り見学できる。浜寺交通遊園の敷地内のため、見学は営業時間内のみ。入場無料。 管理者 不明 協力募集 不明 備考: 昭和4年製 製造は藤永田造船所か梅鉢鉄工場のいずれか
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認知症ってどんな病気? 最近うっかりすることが多くなった、ごはんを食べたことを覚えていない、自分のいる場所がどこなのかわからない。ふつうの人なら当たり前にわかっていることが、わからなくなる状態を認知症といいます。認識したり、記憶したり、判断したりする力が障害を受け、普段の生活に支障をきたす状態のことです。 認知症を引き起こす病気は、細かく分類すればじつはたくさんあります。ただし、圧倒的に多いのは、アルツハイマー病と脳血管障害の二つで、この両者が混合している場合もあります。ほかに、レビー小体病(脳の神経細胞に異常なたんぱく質が蓄積する病気)、ピック病(脳の前頭葉と側頭葉に強い萎縮がみられる病気)なども、認知症の原因となります。 日本では近年、アルツハイマー病が増える傾向にあり、老年期の認知症では約80%がアルツハイマー病ではないか、との指摘もあります。 認知症は心の病気? 心の病気ではありません。脳が病的に変化することによって、何かを記憶したり、場所や人などを認識したり、物事を判断、推測するといった知的機能が低下する、体の病気です。 これらの症状は認知症の「中核症状」と呼ばれています。徘徊や妄想、幻覚などの「周辺症状」と呼ばれる精神症状は、この中核症状が原因で起こります。このような症状は、知的機能の病的な障害によって起こるのですから、認知症の人がこういった行動を起こしても、決して心が病んでいるわけではないのです。 記憶したり、認知したりする能力はたしかに低下しますが、喜怒哀楽などの感情が失われるわけではありません。「ぼけてしまえば本人は楽だ」ということはないのです。 認知症の人は、周りに迷惑をかけていることや、自分がどう見られているかをしっかり感じとっています。まず家族などの周りの人が、認知症に対する正しい知識を持って接することが大切です。 認知症の人の人数について 認知症は高齢になればなるほど、発症の危険が高くなります。 認知症は特別な人に起こる特別な出来事ではなく、歳をとれば誰にでも起こりうる、身近な病気と考えたほうがいいでしょう。 現在、国内の認知症人口は約200万人に上るといわれており、2015年には300万人を超えるといわれています。65歳以上の男性の55%、女性の66%がいずれ認知症になるのではないかと推測されています。 一方、65歳未満で認知症を発症する場合もあります。なかでも気をつけたいのは「若年性アルツハイマー病」。65歳未満で発症したアルツハイマー病のことを指す言葉で、現在全国に約10万人いるといわれています。40代、50代の働き盛りで起こることもあり、老年性のものより進行が早く、症状も重くなる傾向があります。 認知症は予防できるのか? アルツハイマー病は、突然発症するわけではありません。 脳に小さな変化が起こって少しずつ進行し、かなり進んだところで、疑いようもない症状が出るようになります。 最近注目されているのは、このはっきりした症状が出る一歩手前の段階。 これを「軽度認知障害(MCI)」と呼びます。この「認知症の予備軍」の時期に早めに対策をとることで、発症を予防したり、遅らせたりすることができます。 おかしいと思ったら、早めに医師の診察を受けることが大切です。 また、アルツハイマー病の原因については様々なものが知られており、なかには対策を講じることができるものもあります。適度の運動や休養、禁煙などのライフスタイルの改善は効果があります。 脳を活性化し、認知機能を改善するといわれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含む魚を食べることもおすすめです。サンマ、サバ、イワシなどの青魚には、とくにEPAやDHAがたくさん含まれています。 老化と認知症の違い。 誰でも、歳をとると体力が落ちていきます。同じように、人間の知的能力は、40歳から50歳あたりをピークに徐々に下降線をたどるようになります。歳をとることによって新しいことが覚えにくくなったり、うっかり物忘れをしたりするようになるのは、多かれ少なかれ誰にでも起こることです。しかし、認知症は脳の機能の病的な障害によって起こる体の病気。自然な老化現象とは、はっきりと違うものです。 例えば、ふつう私たちは、朝食に何を食べたかを忘れてしまっても、朝食を食べたこと自体を忘れることはありません。しかし、認知症の場合は「食べた」という体験自体がまるごと記憶から抜け落ちてしまいます。初期のうちはそうした物忘れを自覚して不安になる人もいますが、症状が進むにつれて、忘れたことに対する自覚がなくなり、「まだ食べていない」「食べさせてくれない」などと言い張るようになるのも特徴です。 認知症とアルツハイマーの違い 「認知症」とは病名ではなく、認識したり、記憶したり、判断したりする力が障害を受け、社会生活に支障をきたす状態のことを言います。 この状態を引き起こす原因には様々なものがありますが、アルツハイマー病は、現在日本で認知症を引き起こす原因のうち、もっとも割合の多い疾患です。 原因はまだはっきりとわかっていませんが、アルツハイマー病になると、脳が萎縮します。そして、脳でβ(ベータ)アミロイドという異常なタンパクが作られて、「老人斑」というしみが広がります。また、神経細胞に糸くず状の「神経原線維変化」が見つかります。 通常、はじめの数年間は記憶障害の症状が見られ、進行すると場所や時間、人物などの認識ができなくなったり、身体的機能も低下して動きが不自由になったりします。進行の度合いには個人差があり、わずか数年で寝たきりになってしまう人もいますが、10年経っても自立して穏やかに暮らしている人もいます。 アルツハイマー型と脳血管型の違い。 脳血管障害による認知症は、脳梗塞や脳出血などの発作によって脳の血管が詰まったり、破れたりすることによって起こります。自覚症状のない小さな梗塞が起こる「無症候性脳梗塞」によって、本人の知らないうちに発症することもあります。 症状がなだらかに進行するアルツハイマー病とは異なり、脳梗塞や脳出血などの発作を繰り返すことによって段階的に進行します。 発症するとまず、知的機能の障害のほかに、しびれやマヒ、歩行障害などの身体的な機能の低下が現れます。 また、記憶障害はあっても、判断力は保たれているというように、脳の損傷を受けている場所によって症状にムラがあることも特徴です。 脳血管障害による認知症は、原因となる病気への対策を立てることで悪化を防ぐことができます。高血圧や糖尿病などの生活習慣病があると脳梗塞を引き起こしやすくなるので注意が必要です。 また、高脂血症、心臓病、肥満などを改善することも大切です。 認知症は治癒するのか 認知症を引き起こす原因によっては、手術や薬物療法によって症状を完全に解消したり、改善できたりするものがあります。例えば、慢性硬膜下血腫は、血腫を手術で取り除くと認知症の症状がなくなります。ただし、発見が遅れると、血腫によって脳が長期間圧迫されて脳細胞の損傷が進むため、手術をしても完全に症状が解消されない場合もあります。正常圧水頭症や脳腫瘍、甲状腺機能低下症による認知症の場合も同じようなことがいえるので、急にもの忘れが激しくなるなどの症状が現れたら、早めに医師の診察を受けることが大切です。 認知症になる人 一般的に65歳以上の高齢者に多く見られる病気ですが、それよりも若い年齢でも発症することがあります。これを「若年性アルツハイマー病」と呼びます。 初期症状は頭痛、めまい、不安感や不眠など。うつ病に似た症状のため、本人も周りの人も気づきにくいのが特徴です。しかし、老年性のものに比べて病気の進行が早く、症状も重くなる傾向があります。仕事のミスが続く、当たり前の家事ができなくなる、といった兆候に周囲の人が早く気づくことが大切です。 若年性アルツハイマー病の患者は、現在日本に10万人程度いるといわれています。40代から50代という働き盛りの世代で発症することもあり、経済的な問題や介護など、さまざまな問題を抱えることになるので、周りの人の理解と協力が不可欠です。通常は65歳以上が対象の介護保険ですが、いくつかの条件に該当すれば、若年性アルツハイマー病に悩む人にも適用されます。 同じように、脳血管障害が原因で起こる認知症も、65歳未満で発症するケースがあるので注意が必要です。 うつ病と認知症の違い 原因となる病気はたくさんあります。症状もさまざまなので、ほかの病気と間違われる可能性があります。なかでも50代、60代のうつ病は、認知症と間違われやすいために注意が必要です。 うつ病になると、気分が落ち込み、ものごとへの興味や意欲を失うといった症状が続きます。記憶力が低下したり、判断力が失われたりするために、認知症と間違われやすい病気です。ただし、うつ病では自分の状態に不安を感じており、悲しさや寂しさ、空虚感などの感情的な障害が起こる点も認知症と大きく違います。急に症状が出ることがあったり、午前中に症状が強く出たりすることも、うつ病の大きな特徴です。 認知症は原因や症状の度合いによっては完治が難しいのですが、うつ病は治療法が確立されており、十分な休養と薬物療法、周囲の理解とサポートなどによって完全に治すことができます。
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東名首都圏電気鉄道空港線 空港線(くうこうせん)は、千葉県の成田駅から成田空港駅までを結ぶ、東名首都圏電気鉄道の鉄道路線である。 ラインカラーは■ブルー。 路線データ 概要 使用車両普通・快速列車 特急列車 駅一覧 関連項目 路線データ 区間:成田 - 成田空港 駅数:3(起点・終点含む) 起点駅:成田 終点駅:成田空港 軌間:1,067mm 複線区間:全線 電化区間:全線(直流1,500V) 閉塞方式:車内信号式 保安装置:ATC-IM 最高速度スフィア・特急:160km/h 空港快速・直通快速・シャトル:145km/h 概要 使用車両 普通・快速列車 3000系0・2500番代 5000系5000番代? 特急列車 20000系 22000系 駅一覧 スフィア以外の全列車が各駅に停車する。 駅名 接続路線 成田駅 東名首都圏電気鉄道:京葉縦断線東日本旅客鉄道:成田線京成電鉄:本線・東成田線 空港第2ビル駅 東日本旅客鉄道:成田線京成電鉄:本線 成田空港駅 東日本旅客鉄道:成田線京成電鉄:本線 関連項目 東名首都圏電気鉄道京葉縦断線
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(で、さあ……今日ね………) 放課後の5の2でリョータとチカが何かナイショ話をしている。 クラスメートのコウジ達も気がついてはいたが、5の2随一の『夫婦』の内輪話に首を突っ込むのは野暮なのであえてそっとしておいた。 が――。 「電気アンマ!? ……モゴモゴ!!」 「……バッカ! 誰かに聞かれたらどうするの!?」 タイミングが悪く、その時クラスは静まっていてリョータ達の声は仲間達にはっきりと聞こえた。 ボールを持って校庭に出ようとしたコウジとツバサとナツミ、お喋りをしていたユウキとメグミ、学級日誌をつけていたカズミが二人の方を振り返る。 「あ……」 チカとリョータはお互いの顔を見合わせた。 「……で? 白状する気になったか?」 8人での帰り道、コウジがリョータを問い詰める。二人は長年の悪友同士。 可愛いタイプの男の子のツバサも巻き込んで色々腕白なことをしてきた。 「その俺に隠し事とは穏やかじゃないねぇ」 「何の事だ?」 「とぼけんなよ、お前」 男二人が後ろで口の引っ張り合いや髪の掴み合いをしているのを馬鹿にしたように見ながら、女の子達もチカを取り囲んで歩いている。 「チカ、何か夫婦間の危機になってるなら相談に乗るよ?」 「そうだよ。大人の人に相談が必要なら私たちも一緒に……」 「い、いや……あの、その……アハハ……」 ユウキとメグミが両サイドから心配そうに問いかけるのを、チカは困ったように苦笑する。 リョータと二人で帰ろうとすると、この6人は間を置くように付いて来た。 たまりかねたリョータが文句を言うと、逆にこうしてみんなに問い詰められてしまったのだ。 やがてチカの家の前に着いたが、6人は帰ろうとする気配が無い。 「……どうぞ上がって、みんな」 チカが仕方なく言うと、「おじゃましまーす!」と言いながら家に入っていった。 チカとリョータは顔を見合わせて溜め息をつく。 「『でんきあんま』勝負……? あの~『でんきあんま』って、なぁに?」 ナツミがキョトンとしてみんなに問いかける。問いかけられた面々は視線を逸らせたり、咳払いをしたりした。 ナツミとツバサだけが何の事かわからない様に顔を見合わせる。 平川ナツミは元気でボーイッシュな女の子。自分の事を「ボク」と言う。 体は小さいのに運動神経は抜群で、スポーツ勝負ならリョータ達男子にも負けない。 河合ツバサはリョータ達とつるんでいるとはいえ、普段は宇宙の神秘にトキメキを感じる文系? の可愛らしい顔立ちの男の子。 二人とも男女の事や性的な事にはちょっと疎い。 「リョータ、教えてよ?」 二人はぐったりと床に転がっているリョータに問いかける。 リョータはついさっきまでコウジ達の『くすぐり拷問』で取調べを受けていたのだ。最初は懸命に抵抗していたが、6人がかりの大拷問で体力の限界まで責められ、ついに口を割ってしまった。 その取調べで判明した事は――。 ひょんな事からチカと鉄棒電気アンマ勝負になった事。 鉄棒電気アンマ勝負にチカが負けてリベンジを挑む事。 リベンジは本物の電気アンマで勝負する事。 電気アンマは女の子だけがされる事。 と、言う内容だった。 それを聞き、男子二人は顔を見合わせて目をパチクリさせ、女子4人は所在無げに体をモジモジさせる。 電気アンマは女の子だけがされる――その約束事を聞いた時に自分も女の子だと言う事を思い出し、他人事の様に思えなかったのだ。 電気アンマが何かを知らないナツミでさえ、他の3人の様子から、それが女子にとってとても困惑させられる事態である事は察した。 鉄棒でチカがリョータにされた事を語った時に、やや潔癖なメガネっ子の日高メグミは思わず体を引き気味にした。 しかし、チカの話に興味を失ったわけでなく、大きな瞳を煌かせて更に深くまで聞き入っていた。 刺激的な話になり、思わず口元に両手を当てるたびに綺麗な黒髪ロングの髪が揺れる。 ショートカットで活発な女の子の浅野ユウキも同様で、くすぐり拷問で笑っているリョータ (拷問はチカが全部白状するまで、リョータがくすぐりを受けると言う形式で行われた) にうるさいとばかり時折蹴りを入れる以外は、息を呑んでチカの告白に耳を傾けていた。 外跳ね髪の女の子の相原カズミはいつも通り、感情を表さない様子でチカの告白を聞き入っていた。 彼女がどう思っていたかは誰にもわからない。ただ、頬が上気していたようにチカには思えた。 リョータの悪友の今井コウジも普段の饒舌とは違い、真顔で聞き入っていた。 奥手(と言うかバカ)のリョータがそんな事をするなんて、と思いながらくすぐり続けてやる。 女の事でちょっと先を越されて?悔しかったからかもしれない。 電気アンマの言葉の意味がわからなかったナツミとツバサもチカの告白の情景は目に浮かんでいる。 それがどういう事かも良く分かっていた。特に女の子のナツミの方は太股をキュッと締めてモジモジさせていた。 「な、なぁ……」 チカとユウキが恥かしそうにナツミとツバサに電気アンマの事を教えている時(チカがユウキに実演した時、知らなかった二人は真っ赤になった)、コウジがおずおずとみんなに話しかける。 それぞれ物思いに耽っていた5の2のメンバーはドキッとして彼を振り返った。 いつもはハキハキしているコウジがこんな切り口で話しかけるなんて――それだけでも結構な事件である。 逆にコウジはみんなの反応を見てドキッとする。何となく、自分が言おうとしている事を見抜かれたように感じたからだ。 だが、それでも言った。 「どうせなら、男子対女子でやってみないか――」 あたりはそのまま、シン……と静まり返った 「……でも、でも! どうして女の子だけがされるルールなの? そんなの変だよ。理不尽すぎるじゃない……」 と声を上げるのは黒髪ロングのメガネっ子、メグミ。彼女はHなことに対する拒否反応がこの中で一番強い。 この場合、コウジの発言はある意味、神の啓示に近い効果があった。 誰もが言い出せなかったが、誰もが考えていた事――チカとリョータだけの話でなく、女子と男子でやってみたらどうなるのか――それを実現するのに、コウジの言葉は絶妙のタイミングで発せられたのだ。 それを止める子は、男子女子共にいない。ただ、メグミが納得できない、と言う表情でルールに異論を唱えた。 確かにこれはチカとリョータの間だけで決めたルールなので、女子勢が強く反対すれば変更する事は可能だろう。 今ここにいるのは男子3人女子5人。単純に多数決でも女子が勝つ。しかし――。 「それ、ちょっといいかも……」 と、クール系のカズミがぼそっと呟いたので、女子たちは一斉に彼女を振り返った。 「どこがいいのッ!? 女の子だけがそんな事されるなんて、変だよ!」 メグミが悲鳴に近い声を上げそうになるが、辛うじて自分を押さえながら反論する。 しかし、カズミは自分の胸に手をあて、目を閉じながら静かに言った。 「それがいいの。他の女の子がされているのを見て、自分も女の子だからされちゃう……そう想像するのが。 ――男の子だったらされないで済んだのに……って、切なくて、ちょっと悔しい気持ち――でも、これって女の子に生まれたからこそ味わえるんだ――って」 「そ……そんな……」 メグミは尚も反論しようとするが、何故か俯いてしまう。カズミの半ば陶酔した表情は他の女の子達に息を飲ませる。 「ボク……なんだかもじもじしてきちゃった……」 ボーイッシュなナツミもショートスパッツの下半身を内股にしている。 「…………。私も……」 カズミ達に釣られたのか、ユウキまでもが頬を紅潮させている。 「ふ、二人とも……ヘン……だよ」 メグミがその二人を見て言うが、もはや言葉に力がなくなっている。 (本当に……女の子だけがされちゃうんだ――) 提案者であるチカ以外の4人の女の子の心臓がドキドキと高鳴っていく――。 もしかしたら、通常の5の2でこんな話題になったら、結局それは冗談で 「そんな事を言うエッチな男子にお仕置き~~!」 とか言って、チカやユウキ達が要領の悪いリョータあたりを捕まえて電気アンマの刑にしていたかもしれない。 女の子にするのと違って、男の子にする電気アンマは、所詮ただのお遊びに過ぎない。 そうやってヘンな雰囲気をごまかす事も出来たのだ。 だけど、今、このチカの部屋で――8人いるにはちょっと狭く、お互いの息遣いが聞こえるぐらい密着してしまってるチカの部屋で、そんな話をすると、何か受け入れざるを得ない雰囲気にもなってくる。 5の2であれば働く抑止力――例えば先生の登場や他のクラスメートの目などもここにはない。 誰かが始めたら止め処もなくエスカレートしてしまわないとも限らない妖しい雰囲気。 禁断の技とも言える『女の子への電気アンマ』でも簡単にされてしまう――それが今のチカの部屋と言う空間であった。 居合わせた女子達がそれに気づき、身に迫る危機を感じている静寂がチカの部屋を支配する。 その静寂を破ったのはこの部屋の主、チカであった。 「どうする? 男女対決……する?」 リョータに電気アンマ対決を挑んだチカでさえ、言葉が震えがちになる。 男子を含めたみんなが一瞬反応したのを見て言葉を切った後、思い切ったように続ける。 「私はいいよ……しても」 チカらしくない、ボソリとした話し方だったが、それは全員の耳にしっかり聞こえていた。 「私も……」 カズミもチカと同様、ボソリと言う。こちらは普段と同じだが。 女子二人が同意したので、内心では反対しようと考えていたユウキとメグミは思わず顔を見合わせる。 「ナツミは?」 チカは残る三人を見渡し、端から声を掛けていく。 「ボクもいいよ」 快活な声でボーイッシュなナツミが返事した。 「いつもリョータ達には勝ってばかりだから、今日ぐらい負けてあげても……アハハ」 無邪気に笑うナツミだが、これには男子の――特にリョータとコウジのこめかみがピクッと震えた。 ナツミは全然気がついていない様子だが。 「ユウキたちはどうする?」 「う……」 チカに訊かれてユウキは一瞬コウジの方を見る。コウジはさっきのナツミの言葉でリョータと謀議中? だ。そして思い切ったように言った。 「……してもいいかな」 「う……ユウキちゃん――」 呟くように同意するユウキを見て最後に残ったメグミが返事に詰まる。 メグミとしては同じく積極的でなかったユウキと一度相談したかった。しかし、彼女はその前に賛同してしまった。残るは自分ひとり……。 (ど、どうしよう……) 残る一人、メグミに注目が集まる。その視線には気づいていたが、すぐに決断はしかねる。 だが、困っているメグミに救いの手を差し伸べたのは言いだしっぺのチカだった。 「メグミ、無理だったらいいからね?」 チカはメグミに優しく言う。彼女がこういう事が極端に苦手なのは知っていたからだ。 「え? う……うん……」 メグミは流れ上、自分も同意を求められると思っていたので逆に戸惑ったが、チカの言葉を嬉しく感じて少し気持ちを落ち着かせた。 そして、ちょっと考えていたが――。 (やっぱり、断ろう――) 自分には無理だ、と思って断って立ち上がろうとした。チカの気持ちに甘えさせてもらおう、そう思ったのだ。 しかし――。 「日高もやろうよ」 え――? と誰もが振り返った意外な声を発したのはツバサだった。 メグミが見ると彼はにっこりと屈託のない笑顔を返した。 もともと可愛い顔立ちの彼の笑顔が向けられ、メグミはドキッと胸が高鳴る。 「あ、うん……」 すとん、と立ち上がりかけていたメグミは元の場所に腰を下ろす。自分でも驚くほど自然に――。 意外な説得者? と、その組み合わせに、メグミとツバサ以外のメンバーがお互いの顔を思わず見合わせる。 かくして――。 ここに、男子対女子・3対5の変則電気アンママッチの開催が決定した。 その後――。 一旦やる事が決まると、ルールがテキパキと決められていった。 電気アンマは2回行う。一回の時間は5分。 勝敗はギブアップで女の子の負け。規定時間(5分)をクリアすれば女の子の勝ち。 ギブアップしても5分は続けられる。理由は自分の意志でやめてもらえないのが電気アンマの醍醐味だからである。 「五分は……長くない?」 ユウキが不安そうに言うとメグミも頷く。二人とも頬を赤らめている。 早くも自分がされている事を想像してしまったのだろうか……? 「でも、あんまり短いと男子側に不利だしね」 カズミが相変わらずボソッとつぶやく。今度は男子が頷いた。 結局、勝負バランスと言うことでこの時間になった。 (ギブアップしてもやめてもらえないんだ……) このルールはチカの提案だった。 女子たちはそれに反対したが、何故か主催者の? チカがこれだけは譲らなかったので、結局押し切られる形になった。 「やってみれば、みんなにもわかるよ……きっと」 チカがウィンクするが、勿論他の子達には何の事かわからない。ただ、リョータだけがわかったように顔を赤らめる。 痛くするのは無効。キックは急所攻撃とみなし、反則者への報復行為が罰として認められる。 女の子→女の子の場合は0.5ポイント。 女の子→女の子の場合は電気アンマ返しあり。 「男子達、わかった? 優しくしないとどんな報復をされるか、理解してるでしょうね?」 チカがニヤリと笑いながら男子たちを見る。その視線は心なしかいつもより下、半ズボンのあたりに向いていた。男だけがわかる恐怖に晒され、思わず股間を守ってしまう3人―― 女の子達はその情けなそうな格好を見てクスクスと忍び笑いした。 実際にそこを責められるのは私達の方なのに、男子って度胸無いんだ――と。 「ねぇ、『電気アンマ返し』って、なに?」 これはユウキあたりでも流石にわからなかった。おそらくチカだけしか知らないだろう。 カズミは何となくわかっているようだが。 「電気アンマ返しってのは……こうやって……今度はユウキがやってみて」 「う、うん……こう?」 チカはナツミとツバサに教えた時の様にユウキを相手に電気アンマの実演をする。 実演と言っても寸止めなのだが、相手をするユウキにとっては相当に緊張する事態であった。 なぜならチカが気まぐれを起こせばそのまま電気アンマされてしまうからだ。 だが、今回はユウキが掛ける方だという事で、緊張感はかなり減っていた。 ユウキはチカの両足を掴むと自分の右足を足の間に割り入れ、ショートパンツの股間に当たる直前で止めた。 「それで……どうするの?」 ナツミがワクワクした瞳で聞く。 『電気アンマ返し』と言ういかにも秘密めいた技の様なネーミングに期待するものがあったらしい。ユウキとチカの絡みを瞳をキラキラさせて見ている。 「こうやってね……こうするの!」 「え? ……あっ!?」 いきなりチカがむっくりと起きると自分の股間近くにあったユウキの右足を掴んで体を引き寄せ、左足もつかんでしまう。 そしてつかまれてた自分の右足を振りほどき、ユウキのミニスカートの中に割って入った。 一瞬にして電気アンマの攻防が逆転したのだ。 「わっ! すごぉ~い! チカちゃん、早業だね!」 「フフン♪ どんなものです?」 「チ……チカ……」 (当たってるよぉ~~……) とはユウキは口には出せなかった。 チカはナツミの賛辞に上機嫌だが、勢いが良すぎて、実際にユウキのミニスカートの中のブルマで覆われた部分にしっかりと足先が食い込んでいたのだ。 デモンストレーションのはずなのに……。 「ち、チカ……あ、足を……」 「あ? ご、ゴメン。スカートの中に入れたままだったね」 いかにも忘れていたかのように言うと、チカはユウキの股間から足を抜いたが――。 「ひゃあん!?」 今度はみんなに聞こえる声でユウキが悲鳴を上げた。 「ユウキ、どうかしたの?」 カズミが無表情で聞く。 「え……あ……、な、なんでもないの! 全然……」 ユウキは慌てて立ち上がる。チカを見ると足を伸ばしたまま座っていて、自分の方を見ていた。 うっすらと悪戯っぽく笑いながら。 (やっぱり、ワザとやったんだね――) チカが足を抜く時、素直に引くのでなく、一旦自分の股間をグリグリ……と刺激してから抜いたのだ。 チカの悪戯(と言うより意地悪に近いが)に対してちょっと拗ねた表情を見せるユウキだが、今から自分達がされる事はこんなものではない事を改めて思い出した。 (男子達、優しくしてくれるよね――?) ユウキは目が合ったコウジに訴えかけるような視線を向けた。 見つめられたコウジは困ったように何度か視線を逸らす。ユウキはその視線の先が自分のスカートである事に気づき、慌ててスカートを押さえた。ちょっと怒ったように頬を染めて。 気づかれた事を悟ったコウジは、照れくさそうに反対側を向いた。 (あの二人、いい感じになると思わない?) ユウキとコウジの様子を見てチカがリョータに囁く。 いつも自分達が『夫婦』とからかわれているので、他に同様のネタが見つけられて嬉しい様子だ。 リョータも曖昧に頷いたが、ユウキとコウジがなかなかいい感じなのはうっすらと感じていた。 「じゃあ、始めよっか。まずは一回戦からね」 すっかり仕切り屋状態のチカが立ち上がって開会宣言をした。 一回戦の組み合わせは以下の通りになった。話し合いでなく、チカの独断で決められたが ある意味、それが公平なのかもしれない。 【一回戦】 リョータ VS ナツミ(スパッツ) コウジ VS チカ(半パン) ツバサ VS ユウキ(ミニスカート&ブルマ) (メグミ) VS カズミ(メグミ ロングスカート、カズミ ジーンズ) (良かった……ブルマを穿いてて) ユウキがホッと一息つく。いくらお遊びとは言え、パンツ一枚の状態で男子の足に大事な所を踏まれるのは勇気が要る。 カズミのジーンズやチカのショートパンツほどは効果は無いだろうが、それでもパンツ一枚より全然ましだ。 男女比が3対5なので、恥かしがり屋のメグミがする側に回るように配慮された。 「一番手はボクだね~! ねぇ、チカちゃん。男子には電気アンマ返ししちゃだめなの?」 ナツミが元気に中央に出てチカに問いかける。リョータは一瞬青くなった。 「フフン……今回はダメ。だって、許可するとナツミがあっさり勝っちゃうでしょ?」 「あ……それもそうだね、アハハ!」 屈辱的な会話を聞かされ、ワナワナと震えるリョータだが、隣にいたコウジにポン、と肩を叩かれる。 悔しいが、あいつらの言う通りなのだ。だから――。 (だからこそ、このチャンスを生かしてナツミに制裁を加える!) スポーツや運動系の遊びで負け続けの屈辱を晴らすのだ――ちょっと情けない方法だが成り行き上仕方が無い。 「じゃあ、ナツミは寝転んで。リョータは立っても座ってもいいよ。それとも、ナツミをうつ伏せにする?」 一応、レフェリー役のチカが指示をする。 電気アンマには、立った状態で仕掛ける立位式、相手と同様座った状態で仕掛ける座位式、相手をうつ伏せにして仕掛ける逆式の基本三種がある。 どれも初心者から熟練者に渡って使える技だ。 電気アンマは形態のバリエーションだけでなく、技一つ一つについても奥が深いのだ。 上級者にはさらに相手を立たせて下から仕掛ける逆立位式やうつ伏せにして立位式で仕掛ける逆海老式などもあるが、流石に初心者では使いこなせないだろう。 「こ、このままでいいよ……」 リョータはそう言いながら、立ったままの状態でナツミの両足を掴んでVの字に開ける。 「やらし~! 見ないでよ、リョータ。アハハ……」 ナツミはまだ冗談の延長の様に笑っているが、リョータはもう笑えなかった。 勿論、リョータは女の子に電気アンマをするのは始めてである。男相手でする時は基本はただの遊びだ。 感じさせるとか、そんな意識は全く無く、やった後もゲラゲラと笑っているだけ――。 だが、目の前に寝転んでリョータを待つ平川ナツミは女の子なのだ。 それが証拠に、彼女のスパッツを穿いた股間はなだらかなカーブを描き、平らである。 しかし、何も無いという事は無い。 ストレッチ素材のショートスパッツはピッチリと張り付いて体のラインを細かく浮き立たせる。 ナツミの股間を見ると、しっかりと女の子の象徴である割れ目の筋の形に食い込んでいるのだ。 (あそこを、責めるのか――?) 思わずリョータはゴクリと唾を飲む。 ナツミのその割れ目は彼女が無邪気に動くたびに形を変え、それ自体が別の生き物の様に動いていた。 リョータの幼い性中枢がナツミの股間や太股の動きに刺激される。 「リョータ?」 リョータが何も言わなくなったのでナツミがちょっと不審そうに声を掛ける。 それにリョータの視線の先が自分の女の子の大事な所に向いていたのでちょっと恥かしくなる。 だが、その声掛けが切欠となった。 「いくぞ――」 リョータはさっきまでじっくりと見ていたナツミの股間に右足をセットする。 「あっ……」 ナツミが思わず呻いた。 普段の彼女では聞けない、吐息にも似た喘ぎ声――それを聞いたとき、リョータの性衝動に火がついた。 「で・ん・き・あ・ん・ま……開始!」 リョータはあてがった土踏まずをだだだだ……と震わせた。 「ひゃあん!?」 ナツミの体が一瞬ビクンと反り返り、ギャラリーたちも息を思わず呑んだ。 ついに男子と女子の意地を掛けた?電気アンマバトルが始まったのだ。 次へ→ 名前 コメント Anmania氏 保管庫 特設